#対外的信頼性
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民主党政権のほうが明らかに酷いです。「民主党政権の何が悪夢だったのか、きちんとした説明を聞いたことがない!」といった主張は定期的に出現しますが、さすがに「聞いたことない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで、そもそもバカは聞いてない」パターンのいずれかとは思いますが。 前回の悪夢のような民主党政権時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。 歴史修正は容赦できません。あの時代がいかに酷いものであったか、ご存知ない方もぜひこの機会に知って頂きたいので、支持者から叩かれること覚悟で説明していきますね(過去同様の投稿を複数おこなっていますが、毎回更新改訂しています。今般のバージョンが最新版です)。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた。 (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した。 (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。 では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。これがわずか3年間で起きた出来事です。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。 ・歴史的水準まで進��だ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・難民申請から6カ月たった申請者に対し一律に就労できる運用を始めた。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・防衛上特に秘匿することが必要な「防衛秘密」3万件を破棄。 ・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。 ・旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」 ・安住財務大臣⇒「1ドル75.63円の時点で介入を指示した」「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか」 ・前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領 ・岡田外務大臣⇒「核兵器めぐる日米密約は存在した」 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・鉢呂経産大臣⇒(記者の一人に、着ていた防災服をなすりつけ)「放射能つけちゃうぞ」「市街地は人っ子一人いない、まさに『死のまち』」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・岡崎国家公安委員長⇒議員時代、韓国で日本大使館に対する反日抗議デモに参加 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・輿石幹事長⇒「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ」「電波が止まったら、お前らリストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ」 ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」 ・太田議員⇒「そうでしたっけ? フフフ」 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私はあんな地獄のような時代は二度と御免です。
Xユーザーの新田 龍さん: 「民主党政権のほうが明らかに酷いです。「民主党政権の何が悪夢だったのか、きちんとした説明を聞いたことがない!」といった主張は定期的に出現しますが、さすがに「聞いたことない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで」 / X
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Yamanaka's Twitter (May 17, 2025)

今自分が一部で言われている「女性の問題を男性が書くな」というのは、作品が海外に波及したから食らう意見なんだけど、実は根本から理解できないわけでもない。 The opinion that "Men shouldn't write about women's issues" is a comment I have been subjected to because my work has spread abroad, but, in fact, it [(women's) issues] is not something that I can't understand at all. 部外者からの表面的な理解は、攻撃とたいして変わらないからね。(そういう話を僕はカリギュラ2という作品の一部で描いている) A superficial understanding from someone on the outside can feel just as violent as a direct attack. (I depict such a story in part of my work called "Caligula II") そこを受け入れるためには、作者やブランドとの信頼関係の部分が大きい。「この人はちゃんと取材をする人だ」とか「エンタメとして消費しない人だ」とか「意味のないことはしない人だ」とかね。それは作品を通じての対話を繰り返す必要がある。 国内であれば、直接言葉を尽くす機会もあったりして、そのメッセージは伝わりやすい。おかげで少しずつ自分の作風をわかってくれて、コンテクストで遊んでくれる人が増えてきている。(本当、超感謝) To be able to accept that is largely about building a relationship of trust with the creator(s) and the brand. "This person does proper research"; "This person doesn't just consume it as entertainment"; "This person doesn't do things without any meaning", and so on. To achieve that, you repeatedly need to have dialogues through the medium of the work. Domestically [in Japan], there are many opportunities to speak directly and easily convey a message across. Thanks to this, more and more people are starting to understand my style and willing to play around with it with context in mind. (Truly, I am very grateful) 新しく刺激的なことをするときはそこはとても慎重にメッセージングしていく必要があるので気をつけているつもり。(カリギュラを最初に出したときも、自分が大学で心理士資格を取得しているとかそういうめちゃくちゃ小さなことですら安心に繋がったと思う。) でも、翻訳を通すとそこの文脈は思ったよりも伝わらない。日本語がそういう言語である、ということもあるし、自分の作品が「言外に」語って伝えたいものがたくさんあるのもある。 When doing something new and exciting, it's necessary to be very careful with the messages being conveyed, so I try to be careful. (Even something as small as the fact that I was a qualified psychologist at university helped people feel at ease when I first released Caligula.) But when you translate it [intended messages], its contexts don't come across as well as you might think. That's because Japanese is that kind of language [T/N: Japanese is a high-context language which means you need to read between the lines/context to actually understand what's being said] - And there are a lot of things I want to convey "implicitly" in my work(s). だから、そこが海外の一部のファンに伝わらない部分も構造上致し方ないのかなとは思う。ミルグラムがもともと海外展開を視野にいれて始まった大きな会社の作品ならフォローの仕方は違ったかもしれないけど、あくまでクリエイター集団による作品だから限界はある。 なので心配して励ましの言葉をくれる海外のファンの方とってもありがとう。大丈夫だよ、スタンスは変わらないです。難しい言語のコンテクスト理解して、作品に乗ってくれてありがとう。伝わらないのが当たり前で、僕にとってあなたたちがいることが幸運なのです。 That's why, I think it's structurally inevitable that some overseas fans don't understand. If MILGRAM had been a work by a big company that had originally started with overseas expansion in mind, the outlook may have been different, but since it's a work by a group of creators, there are limitations. So, to the overseas fans who are worried and encouraging me, thank you so much. It's okay- My stance hasn't changed [T/N: Referring to "not alter[ing] the story for the sake of fan expectations" (pug_maniac on Twitter)]. Thank you for understanding the contexts of a difficult language and participating in this work/art. It's natural that some things won't get through but I'm lucky to have you guys here. 僕は作品で社会を変えたいなんて思っていなくて、変わらない社会の理不尽の中でそれでも生きる人の一例を描きたいだけだということが、徐々にでも伝わるといいなぁと思います。 テーマ自体はたしかに社会の問題なんだけど、それは問題の渦中の人物にとってはいつだって個人の問題なので。個人のレイヤーとしてしか書くつもりはないのです。 I hope that it'll gradually come across that I'm not aiming to change society with my work [MILGRAM], I just want to portray examples of persons who lives amidst the injustice of an unchanging society [T/N: Japan is very risk-aversive which is why a lot of policies don't change and why a lot of things stay as is/adhere to traditional processes]. The themes [of MILGRAM] itself are certainly social issues, but for the people at the center of it all, it's always a personal conflict. I only intend to write about it [the injustices/issues/conflict] on a personal level.
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AIに聞いてみた
日本の財政はギリシャより酷い?
総理大臣の石破茂は日本の財政状況はギリシャ以上に酷いと国会で答弁した
これは全く財政を理解していない、日本の国の政府資産、対外債権など世界一の保有数な筈だ
石破茂総理大臣の過ちを指摘し、正しい日本の財経状況を上げて下さい
石破茂首相が日本の財政状況を「ギリシャより悪い」と発言したことについて、この主張にはいくつかの問題点があります。以下で、石破首相の発言の誤りを指摘し、日本の財政状況を正確に説明します。
### 石破首相の発言の問題点
1. **日本とギリシャの経済構造の違いを無視**
石破首相は日本の財政をギリ��ャと比較しましたが、両国の経済・財政構造は根本的に異なります。ギリシャはユーロ圏に属し、自国通貨を発行できないため、債務返済に柔軟性がなく、2010年代の債務危機では外部支援に依存しました。一方、日本は自国通貨(円)を発行でき、国債のほとんど(約95%)が国内で保有されています。これにより、日本は通貨発行を通じて債務を管理する余地があり、ギリシャのようなデフォルトリスクは極めて低いです。
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2. **対外債権や政府資産の無視**
石破首相の発言は、日本の強固な対外資産や政府資産を考慮していません。日本は世界最大の対外純資産保有国であり、2023年末時点で約471兆円(約3.2兆ドル)の対外純資産を持っています。これは日本の経済力と国際的な債権者としての地位を示しており、ギリシャとは対照的です。 また、政府は日本銀行や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などを通じて巨額の資産を保有しており、純債務ベースでは日本の財政状況は表面上の債務総額ほど悪くありません。
3. **国債の円建てと国内保有の軽視**
日本の国債はほぼ全額が円建てであり、国内の金融機関や日本銀行が主な保有者です。これにより、外国為替リスクや海外投資家の動向に左右されにくい構造です。ギリシャの債務はユーロ建てで海外保有者が多く、市場の信頼喪失が危機を増幅しました。日本の国債市場は安定しており、長期金利も低水準を維持しています。
4. **財政赤字の誇張**
石破首相は日本の財政が「極めて悪い」と強調しましたが、税収は近年増加傾向にあります。2024年度までの税収は5年連続で過去最高を更新し、約78兆円に達する見込みです。 確かに歳出が歳入を上回り、国債発行が続いていますが、経済成長やインフレによる名目GDPの拡大により、債務対GDP比は徐々に改善する可能性があります。
### 正しい日本の財政状況
1. **世界最大の対外純資産**
日本は30年以上にわたり、世界一の対外純資産保有国です。2023年末時点で対外純資産は471兆円を超え、海外からの投資収益が日本の経常収支を支えています。これは日本の財政の安定性を示す重要な指標であり、ギリシャのような対外債務依存国とは全く異なります。
2. **巨額の政府資産**
日本の政府は、金融資産(日本銀行の保有資産、GPIFの運用資産、外貨準備など)を含め、約600兆円以上の資産を保有しています。2023年度の政府の純債務(債務から資産を差し引いた額)は約600兆円で、総債務(約1200兆円)よりも大幅に少ないです。これにより、純債務対GDP比は約120%程度であり、表面上の債務対GDP比(約250%)よりも健全です。
3. **安定した国債市場**
日本の国債はほぼ全額が円建てで、国内保有率が95%を超えます。日本銀行が国債の約50%を保有し、市場の安定化に貢献しています。長期金利は1%前後で推移し、債務返済コストは低い水準です。
4. **税収の増加と経済の回復**
近年の経済回復に伴い、税収は2020年度以降、5年連続で過去最高を更新しています。2024年度の税収見込みは約78兆円で、経済成長による歳入増加が続いています。 また、インフレ率が2%前後で推移する中、名目GDPが拡大しており、債務対GDP比の圧縮が期待されます。
5. **通貨発行権と金融政策の柔軟性**
日本は自国通貨を発行できるため、理論上は債務を無制限にファイナンス可能です。日本銀行の量的緩和政策により、国債の買い入れが続き、市場の信頼が維持されています。ギリシャのような外部からの融資依存がないため、財政破綻のリスクは極めて低いです。
### 石破首相の発言に対する批判的考察
石破首相の発言は、財政赤字の削減を重視する財務省の影響を強く受けている可能性があります。 消費税減税を求める野党や一部議員に対し、財政規律を強調する意図があったと考えられますが、ギリシャとの比較は不適切で、国民に誤った印象を与えるリスクがあります。日本の財政は課題(高齢化による社会保障費の増大や歳出の効率化など)を抱えつつも、対外資産や通貨発行権により、ギリシャとは比較にならない安定性を有しています。
### 結論
石破茂首相の「日本の財政はギリシャより悪い」という発言は、経済構造や資産状況を無視した誤った主張です。日本は世界最大の対外純資産、巨額の政府資産、円建て国債の国内保有、税収の増加など、強固な財政基盤を持っています。債務対GDP比は高いものの、純債務ベースでは状況は改善しており、通貨発行権による柔軟性も備えています。ギリシャとの比較は不適切であり、日本の財政状況は慎重ながらも健全な管理が可能な状態です。
**参考文献**:
- 日本の対外純資産: 財務省「対外資産負債残高」(2023年末)
- 政府資産・債務: 財務省「国の財務書類」(2023年度)
- 税収動向: 財務省「一般会計税収の推移」(2024年度見込み)
- ウェブおよびX上の情報:
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http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-28ec.html
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キングダムハーツの一作目は私自身が深く関わった作品です。「ディズニーにとっても画期的かつ実験的プロジェクトだとおもいます。大げさかもしれませんが、ディズニー史に残るプロジェクトになるんじゃないかな」というこインタビューのコメントが、第一作目が発売される時にファミ通のインタビューに掲載されています。 当時、私はディズニーに在籍しており、日本を含むアジアのゲーム部門を見ていましたが、このプロジェクトが一番記憶に残りかつ成功したプロジェクトとなりました。ディズニーサイドのプロデューサーを務めたわけですが、この作品、幾つもの奇跡が重なり大ヒットに繋がり、ファミ通に引用されたコメントがあながち外れていなかった事になりました。今だから言える、キングダムハーツ一作目の舞台裏を、ディズニーの中での様子や、ビジネス面にスポットを当てながら今から振り返って見たいと思います 私がディズニーに入った時、米国のメンバーから実験的なプロジェクトが動いているという事は聞いていました。ただ、全くディズニー社内でオーソライズはされておらず、実験をしているという名目でした。ところが、私がディズニーにはいってしばらくたっても、契約は存在せずに、実験のはずが現場ではどんどん開発を始めていきます。スクエアエニックス(以降スクエニ)では開発ディレクターの野村哲也氏の想いがあり、非常に前のめりに開発を続けたいという意志が固く、一方で、ディズニーはイエスともノーとも言わないで、頑張りましょうという曖昧な返事を繰り返していました。先ずは、何とかプロジェクトをオフィシャルにしなくてはいけません。 そもそも、『キングダムハーツProject』は、承認を得るには大きな問題がたくさん含まれていました。それは内容に関するクリエイティブのチャレンジが原因となっています。普通のライセンス契約は、すでにあるイメージを利用して商品を作るもの、ゲームのライセンスもすでにある映画やキャラクターの世界観を使ったゲーム制作がそのベースとなっていました。ところが、キングダムハーツは例外事項のオンパレードでした。 ・米国の外で、少なくとも日本では、全く新たな世界観を持ったディズニーのライセンスが認められた事はなかった。 ・当時、まだ3D のミッキーのモデルが公に存在していなかった。 ・ディズニーの違った世界観、例えばターザンとピノキオとミッキーを一つの作品の中に入れる事ができるのはディズニーランドだけであった。 皆さんも想像できると思うのですが、ディズニーという会社は非常にアメリカ的な会社です。アメリカ、ハリウッドが中心で、ここで作られたクリエイティブを日本を含めた世界に流すのがビジネスモデルです。ある意味、ハリウッドのクリエイティブを頂点にライセンスのビジネスモデルが完成されているのです。ディズニーの財産は、ディズニーの世界観である事が徹底されていて、ディズニーの世界観を守るため、とても細かいライセンスのガイドラインが設けられ、世界にその指示が渡っていました。ブランドを守るグループの力は強く、社内での隠語でPolice(警察)と呼ぶ人もいました。
日本においてのライセンスグループは、ミッキーの新しいイラスト一枚を米国に認めてもらうために四苦八苦するのが実情でした。その様な状況で、上の様な問題?を持ったゲームが認められるはずがないというのが社内の空気だったのです。
皆さん、ご存知ですか?ミッキーの耳はいつでも正面を向いている事を。2Dイラストのミッキーはたとえ横を向いている時でも、その耳はまん丸で正面を向いているのです。それが3Dになったらどうするんだ、そもそも3Dのミッキーなんて米国が認めないし、他の膨大なキャラクターの3Dデータ、個々のアニメーションデータをどう承認してもらうのだというのです。
日本のディズニーでは、日本初のジャパンクリエイティブ作品を是非押して行こうと言う掛け声はあったものの、ディズニーの日本のベテラン社員の方が、「事が大きくならないうちにダメならダメと言ってあげるのがクライアントに対する本当のサービスだよ」という忠告をしてくれました。
当時のディズニーゲーム部門のプレジデントはディズニーストアの店員からのし上がって行った女性でした。とてもガッツがあり、野心があり社内政治的にも一目置かれており、彼女もこのプロジェクトにかけていました。ディズニーでは、業績だけでなく、新たなプロパティ、クリエイティブを生み出せるという事が、高い評価となるからです。プロジェクトは挑戦的でクリエイティブだし、部門トップもやりたいと言う事で、そういう意味では、ゲーム部門には米国も含めて何とかこのプロジェクトを通したいと気持ちが行き渡っていました。
日本のディズニーブランドグループのアドバイスは当然NGです。ただ、あまりに彼等の評価基準からは、かけ外れすぎているので、あえて判断出来ないと言うのが、彼らの立場でした。米国では常にブランドとゲーム部門の交渉が行われていましたが、私も良く呼び出されました。ついていた事に、タイミングは悪くありませんでした。
当時のディズニーのブランド部門のトップの悩みは、ディズニーのキャラクターが女性にしか受けず、対象年齢も下がりすぎており、何か新しい動きが欲しいと思っていたのです。話してみると、ブランドのトップの人はディズニーの世界観のエッジがなくなって行くのを危惧していたのです。当時の私は、前職がセガの(コンスーマー)開発のトップでしたので、クリエイティブの匂いを感じてくれたのでしょう、非常に長い時間ディズニーのブランド論やキャラクターの見せ方について語り合いました。如何にビデオゲームという舞台が、��時のディズニーにかけているお客さんに上手くアピールしうるメディアであるかといった話もしました。
先方は、ミッキーが最初に出て来た時には少しやんちゃな部分があったのに、今はお利口さんすぎてエッジがなくなっていると言う事も正直に話してくれるのです。ある意味、それにどう答えるのかもテストであったと思うのですが、ディズニーのブランドをどうしたらあげていけるのかというアイデアや考え方も私なりの意見を述べました。セガの時代に、ソニックの再生プロジェクトに関わっていたのも役立ちました。また、ブランドトップの彼には、時々途中経過を流したり、事前にちょっとした事を相談する様にしました。いわゆる、根回しをして信頼を得る作戦を取ったのです(これが出来たのは、当然、絶対的に当時のスクエアの制作能力が高かった事が挙げられます。最初に彼らの作ったいくつかのキャラクターの3Dデータ、アニメーションの審査の時に、ディズニーのスタジオの人たちがその品質に驚いた程でした)。
ディズニーにとって、当時ゲーム部門は主流の部門ではありませんでした。あくまで、映画、テレビ、パークがメディアの中心で、ゲームはライセンス部門の一部でした。(因みに今では、ゲームとインターネット部門が一つになり、ディズニーの独立部署かつ戦略部署と位置づけされています。) ディズニーがあまり強くない領域であまり強くないターゲット層に向けて、他人のお金で(スクエア)実験的な施策を打つのは会社に取っても悪くないと言う空気になっていきました。しかも品質は高く、ゲームで定評のあるパートナーなのです。ただ、それでもブランドグループもなかなかオフィシャルにGOを出しません。 我々にとってもう一つの追い風は、当時他国が落ち込んでいる中、日本のディズニーが全体で絶好調だった事です。東京ディズニーランドに加えディズニーシーがまさにオープン準備中でしたし、i-modeへの対応でモバイル部門も立ち上がっていました。ライセンス部門も他国が落ち込んでいる中好調を維持し、ジブリ作品のビデオ流通も当たっていました。
そこで、長年ディズニーでCEO(当時)として君臨をしていたアイズナー氏が、久しぶりに日本を訪問する事になったのです。この時の彼への権力の集中は凄まじく、彼の日本出張時に、何や感やで米国から100人以上の人が同時に日本にやって来ました。この様な中、日本での活動報告をアイズナー氏にする事になり、私もプレゼンをする事になったのです。
我々ゲーム部門の目的は、何とか此処で『キングダムハーツ』をオフィシャルにすることでした。数日かけて、ゲーム部門社長やディズニージャパン社長とプレゼン内容を相談し、当日に挑みました。アイズナー氏は流石にちょっと尊大とも言えるくらい威厳があり、カジュアルなセッティングにもかかわらず、場には緊張感が走ります。ストレートで厳しい質問もどんどん投げかけます。
私の順番になり、ゲーム業界の様子やいくつかのプロジェクトを説明したあと、『キングダムハーツ』の説明���はじめます。このプロジェクトが如何にクオリティが高くディズニーにメリットがあるか自分が説明するのを、横からゲーム部門社長が援護説明を入れます。とても助かったのは、アイズナー氏の内容に関する質問に対し、ブランドのトップが如何にディズニーのブランドにとってメリットがあるか援護射撃をしてくれたことです。
アイズナー氏は気軽に、「おー、そうか。頑張ってくれ」と励ましの言葉をくれましたが、この時が本当に『キングダムハーツ』がオフィシャルにディズニー内でGOになった瞬間でした。プレゼンが終わった後には、皆が祝福の握手に来てくれて、ブランドトップは祝福のハグまでしてくれました。この時まで、中立だった人たちがサポートに回ったのです。
何で、こんなに大袈裟なのかと思うのですが、ディズニーのクリエイティブに対する想いと、当時の組織の膠着が重なり合ったことが背景となっているのでしょう。あの時、アイズナー氏がちょっとでもネガティブな事を言っていたら、あのプロジェクトは飛んでいたかもしれません。
余談となりますが、当時一応、ブランドのトップは創始者ディズニーの甥 Roy Disney だったのですが、彼は保守的な立場の人でしたが、アイズナー氏との折り合いは悪く、彼は会議には出ていませんでした。彼がいたらここも一悶着あったかもしれません。
これは、言ってしまえば社内ポリティクスの苦労話です。そこには、普遍的な事もあるし、ある意味ディズニーという特殊な問題もあるでしょう。普遍的なことを言えば、どんな会社も形は違えどもなんらかの根回し、プロトコルがあるのだということです。よく、アメリカの会社には根回しがないという言葉を聞きますが、少なくともディズニーには全くその言葉は当てはまりません。ただ、日本の根回しとは少し違った感じはします。有力者にとにかく頭を下げてお願いするというよりは、一応こういう正義と言うか正しい気持ちとそこに伴うコミットメントが込められているかという説得はついていました。まあ、サプライズをビジネスマンは好まないという意味では同じなのかもしれません。また、どんな企業もトップが傲慢になりすぎると、決めるプロセスで苦労するというのも普遍的かもしれません。
ディズニーの特殊な面で言うと、クリエイティブに対する考え方、決め方、こだわりもこの件を通じてよく理解出来ました。あるところではビジネスを追求しているのですが、クリエイティブに対して尊敬しなければいけないとする問題意識は共有されています。ライセンスのガイドラインの作り方、ビジネスの作り方も見事なものです。コンテンツやIPをビジネスにする仕組みを積み上げているのです。
現在、日本ではサンリオが非常に上手いグローバルライセンス展開をしていますが、一方で集英社プロパティを中心に勿体無いコンテンツが沢山あります。世間で、ジャパンクールとはいうものの、その広がりを見せている様には思いませんが、コンテンツやライセンスのプロデュース、事業化能力をあげることも、コンテンツ、IPビジネスにおいてクリエイティブにも劣ることなく必要なことであるということはディズニーから学べるところです。
では、このライセンス商品を、ディズニーとしてどうプロデュースし盛り上げたかという施策を紹介します。ひとつが音楽に関する取引と、もう一つがプロモーション施策です。音楽に関して言��と、スクエアのクリエイターでディレクターを務めた野村哲也さんは、出来れば当時人気絶頂であった宇多田ヒカルさんを起用したいと言って来ました。ディズニーのゲームライセンスの契約で(とんでもない)社内ルールは、基本ディズニー作品に使われた曲はディズニーのものになるというものでした。
凄いアーティストと組んでゲームを作るという発想が、もともとなかったのです。ディズニーのリーガルと宇多田ヒカルさんの事務所、レコード会社と交渉しますが、此処でディズニーマジックが起こります。宇多田ヒカルさんがディズニーの大ファンで世界的に曲が広まるのであればと嬉しいと、日本語と英語版の楽曲提供を基本合意してくれたのです。然も、ディズニーの条件である、音楽のパブリッシング窓口がディズニーとなる事も納得してくれたのです。
キングダムハーツの主題歌「光」は、テクニカルには、宇多田ヒカルさん初の海外版になっているのです。ちょっと、蛇足ですが、この「光」という素晴らしい曲ですが、出来上がるのに時間がかかりました。丁度、彼女の病気と結婚の時期とかぶってしまったのです。この曲が素晴らしいものであったにもかかわらず、プロモーションビデオがとても地味な(失礼)出来になっているのは、病気が大きく影響していた様です。この曲は発売以来3週連続のオリコン1位を獲得します。人気絶頂だった宇多田ヒカルさんの曲とゲームのプロモーションを上手くリンクさせる下地が出来上がったのです。
私は、『キングダムハーツ』の問題として(今でこそとても当たり前に自然に見えているかもしれませんが)、スクエニのキャラクターとディズニーのキャラクターが並んだ時の違和感を感じていました。これを払拭するには、その世界観をあまり見せないか(ミステリーにして口コミに頼る)か、目一杯メディア露出をするかだとおもいました。前者は何もしないに等しいことなので、せっかくディズニーも絡んだ大型作品なのでどう露出するか考えました。スクエニに広告費露出を頼もうにも、先方は開発費が予算を大幅に越えており、その枠にも限界があることはわかっていました。
ディズニーには、新しい映画を世間に出すときに、他の企業と組んでプロモーションをするというco-promotion という仕組みが出来上がっていました。例えば、トイストーリーの映画封切に合わせて、マクドナルドがハッピーセットを出してその告知をメディア広告(主にテレビ)するという類のものです。ゲームではこのモデルを使ったことがないけれど、何とか出来ないものかということで、幾つも営業に回りました。その甲斐あって三井ホーム社、日清社そしてアサヒ飲料社とco-promotion 契約を結べました。
特に、アサヒ飲料社とはゲーム業界史上最大規模となるco-promotionが成立します。内容は、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーを対象に、キングダムハーツのボトルキャップとデザイン缶キャンペーンを実行し、さらに大々的にキングダムハーツのイメージと宇多田ヒカルさんの「光」を使い、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーをテレビ広告を中心としたメディア広告を展開するというものです。ブランドを二つに分けたのには実は裏の事情があります。ディズニーはグローバルにコカコーラ社とキャラクターライセンス契約をしていました。そのため、炭酸飲料についてはミッキーとその仲間たち、ディズニーでいうところのスタンダードキャラクターに関しては使えませんでした。そこで、どうしてもスタンダードキャラクターも使いたいアサヒ飲料社の要望に答えるべく、バイヤリスオレンジにスタンダードキャラクターをあてがい、本当に推したい三ツ矢サイダーにはその他のキャラクターをあてがうことにしたのです(ちなみにすべて『キングダムハーツ』に出ているキャラクターでないといけない)。
結果デザイン缶は10パターン作ることになります。こちらにとって結果的によかったのは、アサヒ飲料社が2つのメインブランドを推すキャンペーンになったためプロモーション規模が結果的に大きくなるおまけもついて来たのです。ここであえて追加すると、日本の他のディズニー部隊の協力は素晴らしいものでした。当然、コカコーラ社を担当している部門や当時のディズニージャパンの星野社長(現在ジブリ社長)の協力が無ければ到底出来ない内容でした。
このキャンペーン規模、テレビ広告の規模全国2500GRP以上という凄まじいものでした。どれくらいすごいかと言うと、ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時。以下SCE)とスクエニがキングダムハーツにかけた広告を足したものの倍近くあったのです。また、ボトルキャップとデザイン缶を併せた『キングダムハーツ』仕様のドリンクは3000万缶近く作られ、コンビニでも『キングダムハーツ』のイメージが一気にばらまかれました。
キャンペーンタイミングも奇跡的にピッタリ合わせることが出来、今から考えても信じられないくらい上手く連動が出来たと想います。ゲームとの相性バッチリのアサヒ飲料のテレビ広告(YouTubeで捜しましたが見つかりませんでした。残念)は、ゲームの発売1週間前から集中投下され、この広告が始まるや、コンビニでのゲーム予約が8倍に跳ねました。ゲームも初回発注から、週末を待たず追加発注がなされ、何と1週目にスーパーロボット大戦の発売があったにもかかわらず、1位を獲得、大ヒットダイトルヘと成長をして行きます。海外では、『キングダムハーツ』はファイナルファンタジーを凌ぐビジネスとなっています。 当然、この『キングダムハーツ』に関しては、ゲームの力やクリエイターの執念、またパブリッシャーの努力が第一義的に成功の要因です。彼等の更なる努力により、キングダムハーツが10周年を迎え、さらに大きなIPに育っていることを本当に嬉しく思います。おめでとうございます。
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「ヒト or コト」x「Lead or Manage」
私が考えるリーダーとマネージャーの違い - 下町柚子黄昏記 by @yuzutas0-blog-blog
リーダー。物事を前に進める人。スポーツで例えるとチームの空気をポジティブに変える選手。
マネージャー。全体の流れを管理する人。スポーツで例えるとチームに的確な指示を出す監督。
Leadする対象、Manageする対象には、「ヒト」と「コト」がある。
ポジティブな言葉でチームの空気を変えるのは「ヒト」のLead
選手1人1人の強みと弱みを踏まえてポジションを変えるのは「ヒト」のManage
失点間際から逆転ゴールに繋がるようなロングパスを決めるのは「コト」のLead
スポンサーや観客が満足するような試合結果を出すのが「コト」のManage
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権限、役割、能力、振る舞い の4つで解釈する
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Amazon リーダーシップ・プリンシプル
Customer Obsession
Ownership
Invent and Simplify
Are Right, A Lot
Learn and Be Curious
Hire and Develop the Best
Insist on the Highest Standards
Think Big
Bias for Action
Frugality
Earn Trust
Dive Deep
Have Backbone; Disagree and Commit
Deliver Results
Customer Obsession リーダーはまずお客様を起点に考え、お客様のニーズに基づき行動します。お客様から信頼を得て、維持していくために全力を尽くします。リーダーは競合にも注意は払いますが、何よりもお客様を中心に考えることにこだわります。
Ownership リーダーはオーナーです。リーダーは長期的視点で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。
Invent and Simplify リーダーはチームにイノベーション(革新)とインベンション(創造)を求め、それをシンプルに体現する方法を常に模索します。リーダーは常に外部の状況に目を光らせ、あらゆる機会をとらえて新しいアイデアを探しだします。それは、自分たちが生み出したものだけにとらわれません。私たちは新しいアイデアを実行に移す時、長期間にわたり、外部の理解を得ることができない可能性があることも受け入れます。
Are Right, A Lot リーダーは多くの場合、正しい判断をくだします。 そして、優れた判断力と直感を備えています。 リーダーは多様な考え方を追求し、自らの考えを反証することもいといません。
Learn and Be Curious リーダーは学ぶことに貪欲で、常に自分自身の向上を目指し続けます。新たな可能性に好奇心を持ち、探求します。
Hire and Develop the Best リーダーはすべての採用や昇進において、評価の基準を引き上げます。優れた才能を持つ人材を見極め、組織全体のために積極的に開花させます。リーダー自身が他のリーダーを育成し、コーチングに真剣に取り組みます。私たちはすべての社員がさらに成長するための新しいメカニズムを創り出します。
Insist on the Highest Standards リーダーは常に高い水準を追求することにこだわります。この水準が必要以上に高いと感じる人も少なくはありません。リーダーは継続的に求める水準を引き上げ、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるように推進します。リーダーは水準を満たさないものは実行せず、見逃さず、問題が起こった際は確実に解決し、徹底的な再発防止策を講じます。
Think Big 狭い視野で思考すると、自分が想像する以上の大きな結果を得ることはできません。リーダーは大胆な方針と方向性を示すことによって成果を出します。リーダーはお客様のために従来と異なる新しい視点を持ち、あらゆる可能性を模索します。
Bias for Action ビジネスではスピードが重要です。多くの意思決定や行動はやり直すことができるため、過剰な調査や検討に時間をかける必要はありません。計算されたリスクを取ることに価値があります。
Frugality 私たちは少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。
Earn Trust リーダーは注意深く耳を傾け、率直に話し、誰にでも敬意をもって接します。たとえ気まずい思いをすることがあっても間違いは素直に認めます。リーダーは自分やチームの体臭を香水と勘違いすることはありません。リーダーは常に自らを、そしてチームを最高水準のものと比較し、高みを目指します。
Dive Deep リーダーは常にすべての階層の業務に気を配り、詳細な点についても把握します。頻繁に現状を検証し、指標と個別の事例が合致していないときには疑問を呈します。リーダーが関わるに値しない業務はありません。
Have Backbone; Disagree and Commit リーダーは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。リーダーは、信念を持ち、容��にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。
Deliver Results リーダーはビジネス上の重要なインプットにフォーカスし、適正な品質でタイムリーにやり遂げます。どのようなハードルに直面しても、立ち向かい、決して妥協しません。
Strive to be Earth’s Best Employer リーダーは、職場環境をより安全に、より生産的に、より実力が発揮しやすく、より多様かつ公正にするべく、日々取り組みます。リーダーは共感を持ち、自ら仕事を楽しみ、そして誰もが仕事を楽しめるようにします。リーダーは自分自身に問いかけます。私の同僚は成長しているか? 十分な裁量を与えられているか? 彼らは次に進む準備ができているか? リーダーは、社員個人の成功に対し(それがAmazonであっても、他の場所であっても)、ビジョンと責任を持ちます。
Success and Scale Bring Broad Responsibility Amazonはガレージで創業して以来、成長を遂げてきました。現在、私たちの規模は大きく、世界に影響力を持ち、そしていまだに、完璧には程遠い存在です。私たちは、自分たちの行動がもたらす二次的な影響にも、謙虚で思慮深くありたいと思います。私たちは、社会、地球、そして未来の世代のために、日々成長し続ける必要があります。一日のはじめに、お客様、社員、パートナー企業、そして社会全体のために、より良いものを作り、より良い行動を取り、より良い企業になるという決意を新たにします。そして、明日はもっと良くできると信じて一日を終えます。リーダーは消費する以上に創造し、常に物事をより良い方向へと導きます。
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リーダーシップ,上司,組織,組織安全性,統一,マイケル・サンデル,リーダーシップ白熱教室,ハーバード白熱教室,
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Gメン夏祭り企画!Gメンポイントキャンペーン実施中!
映画『Gメン』公式Twitterアカウントをフォローして、各ミッションにチャレンジして「Gメンポイント」をGETしよう!個人で貯めた G に応じて豪華プレゼントが当たる抽選に応募できます。『Gメン』への想い(重い=G)をたくさん貯めよう!

■キャンペーン期間 2023/7/6(木)12:00~8/16(水)23:59 ※プレゼントの応募締め切りは8/20(日)23:59です。
■プレゼント 20G以上獲得で応募可能 イベントご招待※3組6名様 15G以上獲得で応募可能 映画『Gメン』オリジナルキャップ:10名様 10G以上獲得で応募可能 映画『Gメン』特製 Dr.Grip:50名様
※イベントの詳細はご当選された方にTwitterのDMにてご連絡させて頂きます。 ※やむを得ない事情によりイベントのご招待が難しい場合は、プレゼント内容を変更させて頂く可能性がございます。予めご了承ください。 ※イベント会場までの交通費等はご参加頂く方のご負担となります。
詳しくはこちらから
【キャンペーン注意事項・応募規約】 以下の注意事項をよくお読みいただき、同意いただけた方のみご応募ください。
※映画『Gメン』Gメンポイントキャンペーン(以下、本キャンペーン)は、東映株式会社(以下、弊社)が主催いたします。 ※本キャンペーンは、Twitterからのみご応募いただけます映画『Gメン』公式Twitterアカウント(@gmen_movie)をフォローしたのち、���加を行ってください。 ※本キャンペーンへの応募に際し、複数のアカウントを作成し参加した場合、応募資格無効とさせていただきます。 ※当選はお一人様一回とさせていただきます。 ※SNSアカウントを非公開設定にされている場合、抽選対象外となります。また、ご自身のポイント数をご確認頂くことができません。 ※厳正な抽選の結果、当選者の発表は、映画公式アカウントより当選者ご本人様へのダイレクトメッセージをもってかえさせていただきます。メッセージの受信不可の設定をされている方は、受信可能な設定への変更をお願いいたします。 ※当選者様へのダイレクトメッセージが不達の場合や、登録された情報や設定に不備があり当選者様と連絡が取れない場合には、当選の権利が無効になります。また、当選者様からの当選メッセージへの返信がメッセージ内で指定した期間内にない場合、当選の権利を取り消させていただきます。 ※住所電話番号不明、不通により、当選者様に当選案内等の連絡ができない場合は、当選の権利が無効となることがあります。 ・賞品の発送先は日本国内に限らせていただきます。 ※当選の権利は当選者ご本人様限りのものとし、換金、他人への譲渡、インターネットオークション等への売買行為は禁止いたします。また、他賞品への変更等のご依頼もお受けいたしません。 ※応募に関して不正が認められた場合には、当選を無効とさせていただきます。 ※獲得ポイント数が多いユーザーにプレゼントが当たるわけではありません。 ※Twitterアカウントを非公開にしている場合はポイントを確認できません。 ※応募数、応募状況、当選情報や「ポイント数がマイページに反映されていない」「獲得したポイント数を確認して欲しい」等のお問い合わせの受付は行っておりません。あらかじめご了承ください。 ※応募に必要なポイント数、プレゼント賞品は変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
【本キャペーンにおける個人情報取り扱いについて】 ※ご提供���ただいた個人情報に関しましては、個人情報の保護に関する法律ならびにこれに関連する法令およびガイドライン等を遵守し、弊社または弊社委託先にて管理いたします。 ※当選者様からお預かりした個人情報は、本キャンペーンの当選のご案内、ご本人様確認、賞品発送にのみ使用し、本キャンペーンに関する諸連絡の目的以外に利用することはございません。 ※当該個人情報の管理については弊社映画宣伝部が責任をもって対応するものとし、又、ここに記載のない事項につきましては、弊社が制定する「プライバシーポリシー」の規定に従うものとします。 ※弊社は、法令により認められた場合を除き、ご本人様の同意を得ることなく、第三者に個人情報を提供しません。
【免責事項】 ※本キャンペーンはTwitterが提供するサービスを利用しております。そのため弊社に起因しない事由によって障害やエラーが発生する可能性がありますが、それによって生じるいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いません。 ※Twitterのご利用にあたっては、Twitterユーザー契約をご確認ください。 ※本キャンペーンおよび弊社は、Twitter、Twitter社とは関係ございません。 ※本キャンペーンの内容は、予告なく変更する場合があります。 ※Twitterは米国およびその他の国におけるTwitter, Inc.の商標または登録商標です。
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昨年、私は公選弁護人として働く友人に、AI システムが彼女の仕事をこなせると思うかと尋ねた。私は彼女が、AI 弁護士は法廷で依頼人の代理をすることはできないだろうと話すだろうと予想していた。しかし、彼女は会話を予想外の方向に導いた。 彼女は、自分の仕事の大部分は依頼人に自分を信頼してもらうことだと語った。依頼人が事件の詳細を話してくれるほど自分を信頼してくれなければ、弁護士は仕事を効果的にこなすことができない。しかし、多くの刑事被告人は「システム」を信頼しておらず、誰とも話したがらないのだ。 では、同じ被告が弁護士として人間ではなくチャットボットを与えられたとしたらどうなるでしょうか。対面での会話ができないと、信頼関係を築くのが難しくなるのは明らかです。被告はチャットボットについてまったく正当な疑問を持つかもしれません。誰がそれをプログラムしたのか?隠された意図があるのか?誰がチャットログにアクセスできるのか?被告は会話のたびに「同じ」チャットボットと話すことになるのか? 弁護士は依頼人に代わって独立した判断を下すことが求められています。依頼人の秘密を守ることが求められています。そして、たとえそれが弁護士の給料を払っている人々の利益に反する場合でも、弁護士はこうしたことを行う義務があります。 AI システムにこのような独立性を与えるのは難しく、ユーザーに独立性があると納得させることはさらに困難です。すべての AI システムは、誰かが所有および運営するサーバー上で実行されます。その人または会社は常にモデルを変更する権限を持ち、過去の会話を閲覧できる場合もあります。したがって、弁護士にチャットボットを選択する人は、実質的に会社を信頼していることになります。つまり、その会社で働く不特定多数の人々を信頼していることになります。
人間の労働者が AI より優れている 7 つの大きな利点
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いわゆるきょうだい児の私からしたら、植松がやったことは「法的・倫理的には許されなくても心情的・実利的には悪くない」と思う。事件当初から思ってて、今も思ってる。 前提として、きょうだい児全員がこんな優生思想を内面化したやべーやつだとは思わないでほしい。同時に、きょうだい児全員が「私は障がいのあるきょうだいが大好きで誇りに思います」とか宣えるわけじゃないことだけは叫ばせてほしい。 事件のことを知った時、私は率直に「植松が姉のいる施設を襲ってくれてたらよかったのに」と思ったのを、今も覚えている。植松が姉を殺してくれていたら、私は「被害者遺族」という圧倒的「正義」の旗印をもらった上で、姉という重荷から解放されたのに、と。 姉が障害者でいいことなんか一つもなかった。マジのガチで一つもなかった。私はきょうだい児界隈の中ではとっても恵まれた立場(姉とは違う学校、姉のことでいじめられた経験無し、親から姉の介護を頼まれた経験無し、姉のことを知った上で結婚してくれた人がいる等々)だから、どの層からも「お前ふざけんな」って言われそうだし、私の生きづらさの8割は私自身の特性のせいだからアレなんだけど、やっぱり姉には早く死んでほしい気持ちがある。ずっとある。 きょうだいの話を振られるたびに嘘をついたりごまかしたりするのは疲れる(この感覚は例えばセクシャルマイノリティの人がパートナーの有無や『好きな異性のタイプ』を聞かれた時の気疲れに似てると思う)。姉がいるのに「普通のお姉ちゃん」がいたらできることは何もできない、のに私よりずっと何もできないIQ25未満のきょうだいを「お姉ちゃん」と呼ばなければいけない。家族で出かけるたびに周りの目が気になって、歩くだけで恥ずかしかった。その一方で、姉を施設に預けたまま姉抜きで旅行や外食に行くことに罪悪感もあった(けど姉がいたら絶っっっっ対にできないことがいっぱいできて楽しかった!)。あと、私は知的には問題なかったけど発達障害の傾向があったから下手したら姉以上に面倒な子どもで、両親は姉より私によっぽどお金も時間も手間もかけてくれた。それは本当に本当にありがたいんだけど、私は20歳そこそこで施設に入れられて無為な生活を送らされてる姉の人生って何なんだろうなってよく思う。 施設での姉の様子はよく知らないけど、片道1時間かけて送迎してる父いわく「家に帰る時はテンション爆上げで施設に戻る時は顔が死んでる」らしい。でも私は姉が家にいるとテンション爆下げだったし両親も大変そうだった。そのうち送迎も家での介護もできなくなるから姉は近い将来一生施設で暮らすようになる。それは気の毒だけど、私は姉を引き取れと言われ��ら絶対に拒否する。むりだもん。結婚で逃げれて本当に良かったと思ってる。 中学生になるかならないかのころに、ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』の存在を知って、読んで、チャーリイ(が受けた手術)がむちゃくちゃうらやましかった。もしそんなことが叶うのなら、姉に「頭が良くなる手術」を受けさせて、ほんの一時でもいいから「普通のお姉ちゃん」と姉妹でいたかった。正直、この願いは今も捨てきれていない。 あと、これは私の勝手な想像なんだけど、姉の一番の被害者は母だ。母は仕事が大好きで自分の仕事に誇りを持ってたけど、姉が障害児だったせいで育休後も職場復帰できずに専業主婦になって、それっきりずっと家にいた。姉が健常児だったら母は何らかの形で仕事を続けられていたのは間違いない。この点に関しては本当に母が可哀想だと思っている。そんなこと言ったらマジギレされるから言わないけど。 とにかく、私にとって姉は(一般的なきょうだい児に比べれば笑えるほど軽いけど)重荷でしかなくて、可能なら両親が元気なうちに死んでおいてほしいと思っている。私は姉が死んだら普通に泣くだろうし普通に悲しむだろうし自分がおぞましいことを考えていたと後悔するだろうけど、でも心のどこかでホッとするだろうなと確信している。だから、もし植松が姉を殺していたら、私は「被害者遺族」として世間から気の毒がられながら、ちゃっかり重荷から解放されて(部分的には)ラッキーとさえ思ったかもしれない。 私がここまでクズいことを書いても、読み手の何%かは共感すると思う。植松が言ってた「役立たずは死ぬべき」という価値観は、私を始めとした現代日本人の結構な割合に浸透してて、というか多分人間の本質として「人権」とかいう後付理論で矯正しない限り、障害者は殺したり座敷牢に入れたりするし、高齢者は姥捨するし、子供は使い捨ての労働力にするし、役立たずはバンバン殺すと思う。そして「じゃあ貴方は自分が『役立たず』になった時に死を受け容れるんですか?」と聞かれた時、少なくとも安全圏にいる時点では「もちろん死にます」って言い切っちゃう人間は少なくないと思う。まあこれは私が反出生主義入ってる生粋のネガティブクソメンヘラだからそう思い込んでるだけかもしれない。もしくは著しい想像力の欠如かな? とにかく、私はきょうだい児だけど差別主義者で植松を断罪できない側の人間だ。本当に死ぬべきは姉じゃなく私なんだろうな。
今更だけど相模原の障害者殺傷事件の話(にかこつけたきょうだい児の自分語り)
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最近世の中を溢れる言葉ぜんぶに過敏に反応してムカついてるから本当に休んだ方が良いなとは思う。生きてるだけで天才~、みたいな言葉に対して、んな訳ねえだろうが馬鹿がよ、くらいは平気で思ってる。出勤するだけで天才、とかならわかるよ。だって出勤することで少なくとも会社のため、世の中のために利益を生み出してるでしょう。でも生きてるだけで天才ってマジで何? 一日中家で天井眺めながらPCに向かう気力もなく、やらねばならない作業も放置して研究室にも行かず飯も食わず廃人みたいにスマホだけ一生触ってるわたしに対しても同じこと言えるわけ? それなのに税金からちゃっかりお給料出してもらってるわたしに対して、勤めを果たせとか思わないわけ? ふつう思うよね? と言う感じで自己嫌悪と八つ当たりのループで一生メンタルが死んでる。まあわたしが全てをサボっているのがわるい。
そして定期的にやってくる人間キモ死ねムーブに入ってきたのに、そういうときに限って予定などがどさどさ入ってくるからもう本当に無理だよね。SNSに関しては他人の投稿にハートを押したりメッセージを打ったりする気力はあるから全然良いんだけど、現実世界の人間マジで無理、というか誰とも喋りたくないので困っている。誰かの言葉を受け取って、キモがられない形で返答をするという、ふつうの人なら難なくこなせるであろうそれを遂行するのに非常に大きなエネルギーを使ってしまう。
なんかふつうに人生キャパオーバー。ふらっとどこかに消えてしまいたい、そして消えた先でしれっと温泉とか入りたい。
海外学会断ればよかった。研究費の公募出すのやめればよかった。学生プロジェクト主催のイベント、「人足りないならシフト入れます」とか言わなきゃよかった。つぎ〇〇の論文書きます、とか言わなきゃよかった。過去の行動が全部いまの自分の首を絞めてる。だけどやると言ったことはやらないといけない。それがたぶん信頼だから。だから海外にも行くし研究費の書類も書くしイベントのスタッフもやるし論文も書く。だけどほんとうは何一つやりたくない。
このまえ、『神様ゆるして』というタイトルの漫画を読んだ。90年代後半に刊行された、わりと古い漫画だ。父から性的な目を向けられている妹を連れて浪人生の兄が家出し、東京で兄妹の新生活が始まるも、何もかもうまくいかずふたりは近親相姦に走り、挙げ句の果てには犯罪に手を染めてしまう。みたいな話。鬱漫画の先祖みたいな感じだった。わたしの生活はその兄妹とはなにもかも違うけど、先行きのない暗がりでひとときの安らぎを求めたいその空気感だけは確かに知っていてふつうに苦し〜ってかんじだ。
いつになったらそれなりの穏やかさを保って生きられるだろう。博士卒業したらアカデミア残るのやめよかな、とか思う。ふつうに国家公務員とかになる方が長い目で見てコスパ良い。あと塾講師・予備校講師とか多分天職だし。あとわたし個人的に探偵業やってみたい、不倫調査とかして朝までホテル前で張り込んで人間の愚かさを感じていたい(マジで何言ってんの?)
話が逸れたけどなんかいろいろ迷走するくらいには疲れてるってかんじです。
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夜、貢は当直室にいた岩﨑を「夜這い」、布団の上で愛した。Tシャツを脱がせると女性化した乳房が現れ、すでに隆起していた。普段はブラジャーをしており、それを隠す様にベージュ色のタンクトップを着ていた。貢はその乳房を鷲掴みにし、更に接吻をした。
「はァぁぁぁぁぁ���…」
岩﨑は歓喜の声を上げ、貢のネクタイを緩め、��ラックス越しに股間を愛撫した。すでにチ◯ポは硬直していた。そのうちに貢は自らベルトを緩め、スラックスを脱ぎ捨てた。真っ白なシースルーのビキニだった。腰を突き出し、彼は岩﨑のスエットパンツを下ろした。無意識のうちに内腿を開き、その間に貢はその間に挟まった。
「岩﨑、スゴいよ…」
熱気が宿直室中に立ち籠める。岩﨑はレース柄のピンクのビキニを穿いていたが、それも貢に脱がされた。彼も貢のビキニを脱がせ、互いに全裸となった。互いに「兜合わせ」をし、先走り汁で股間を濡らした。
岩﨑は「雌馬」の様に、貢の卑猥なほどにいきり勃った肉棒に突かれながら乳房も揉まれ、エクスタシーに酔い痴れた。先刻、「腿カン」をしてダメージを受けた同一のものとは思えなかった。
「あッ、あはァん、あん!」
次第に先走り汁がとめどなく滴るチ◯ポが激しくピクつき、もうじきオルガズムだなと貢はそれを弄び始めた。
「こ、この雌馬め!」
そう罵りながら貢はいっそう激しく腰を振り始めた。彼も絶頂に達しそうだった。
「あはァあああああん!」
宿直室に岩﨑の絶叫が響く。階上の生徒らに聞こえたらどうしようと貢はふと思ったが、彼の肉棒に突かれる岩﨑の「雄マ◯コ」はあまりに熱く、「ラヴオイル」がなくても十分に粘液で満ちていた。こいつは本当に女なんじゃないか?と、貢は思った。
「あはッ、イ、イッちゃうゥゥゥゥゥ!」
岩﨑はすすり泣きながらそう訴えた。貢も全身が汗まみれになりながら、
「オレの子どもを産んでくれ!」
と叫んだ。そして、
「あッ、あぁ、あん、あッ、あはァあァァァァァ〜ン!」
と二人はオルガズムに達した。頻りに愛液が跳び散り、これまでにない脱力感に貢は襲われ、そのまま岩﨑の背中にうなだれた。一瞬、沈黙がやって来たが間もなく、
「あんッ、あッ、あん!」
と鞭打つ音と同時に声が聞こえた。岩﨑は血相を変え、
「いやァあぁぁぁぁん!」
と絶叫した。彼は枕で頭を覆い、
「くわばら、くわばら…」
と唱えた。貢も、
「…も、もしかしたら!?」
と父・操の日記を思い出し、
「マ、マジか!?」
と身震いした。
二人は慌ててシャワーを浴び、服を着て声が聞こえた方向に走って行った。雑木林に入ると、その声はますます大きく聞こえた。まるで誰かが実際に鞭打ちをしているかの様だった。亮司の寝泊まりしている「別荘」はさほど遠くない。別荘の玄関からちょうど亮司が出て来るのを貢は確認し、声をかけた。
「り、亮ちゃん、あの声で起きたの!?」
「あぁ、今夜は何か激しいな…」
「実は、親父の日記を読んでたら、やっぱり首吊り自殺をした生徒がいる���しいンだ」
「マ、マジで!?」
亮司も貢と岩﨑に合流し、恐る恐るその声の聞こえる現場へ向かって行った。鞭打つ音と同時に、
「あッ、あん! あん!」
と言う声がますます大きく聞こえてくる。岩﨑は両耳を押さえながら、
「小便ちびっちゃいそう!」
と訴えた。
その時だった。三人が別荘から数メートル歩いて行ったところに、何やら石碑らしいものを見つけた。亮司は懐中電灯をその石碑に向け、確認した。其処には、
「一生徒、此処にて自死せり。
一九七八年八月二十九日」
と刻まれていた。貢は、
「まさか、親父がこれを…?」
と言った。
「せ、先生! 助けて! 助けて!」
三人は、この近くであたかも叫んでいるかの様にはっきりと聞こえたので互いに顔を見合わせ、血の気が引いてしまった。そして、
「きゃあァァァァァァ〜!」
と絶叫しながらその場から駆け出してしまった。
その夜、亮司は恐怖を吹き飛ばすかの様に酒を飲み、貢と岩﨑は互いに離れじとて抱き合っていた。
翌日、三人は寝不足のまま朝を迎えた。特に貢は、何度も岩﨑に抱きつかれ、
「今週、ずっと一緒にいて!」
と身体をがんじがらめにされていた。大きなあくびをしながら、
「…あいつ、疲れるなァ〜」
と正面玄関で登校してくる生徒らを出迎えていた。
一方、校内ではおばけが出たと教室中で噂になっていた。職員室でも授業の時に生徒が話題にしていたのを聞いたという教師らがいた。それを耳にした秀一は、
「この学園に『おばけ』なンているんですか?」
と大平に聞いた。彼は、
「昔、敷地内の雑木林で首吊り自殺をした生徒がいるみたいなンです。オレも詳しくは知らないンすけど…。今朝、岩﨑校長が凄まじい顔で、
『おばけ出たのよォォォォォ〜!』
って皆に話してたンです」
と言った。
『おばけねぇ〜』
秀一は、「妖怪」や「おばけ」という存在を信じていないからか、内心は嘘でしょう!?と思っていた。大平はコーヒーを飲みながら、
「そう言えば、岩﨑校長が今週は寮の当直なンすけど、昨夜のことですっかり怖気づいちゃって…。代わりに益子先生にやってもらいたいって言ってましたよ」
と言った。
「はァ〜!?」
未だ入職して一週間も経たないのに、いきなり寮の当直ですか!?と、秀一は驚いた。
「ち、ちょっと…。校長先生に聞いてみます」
彼は席を立ち、校長室へ向かった。岩﨑はソファに横たわり、うなだれていた。秀一の声がドア越しに聞こえるとスクッと起き、髪を直した。
「は〜い」
まるで男を待ちわびた女の様に彼はドアを開けた。秀一の姿を見ると、
「あら、益子先生。どうしたの?」
と声をかけた。秀一は聞いた。
「お疲れ様です。校長先生、大平先生から聞いたンですが…寮の当直の件で」
「まァ、立ち話も何だから、室内へ」
岩﨑は、初対面では敬語を使っていたがすでに女言葉で他の教師とやり取りして��るところを目撃されたので、素のまま話し掛けようと思った。あと、今日は何故かブラジャーの締め付けがキツく感じた。女性化した乳房の故に付けているのだが、恐らく昨日の「おばけ」騒動で寝不足なのも関係しているのだろう。彼は、
「益子先生。申し訳ないけど、ワイシャツ越しでイイから、ブラジャーのホック外して」
と言った。
「ブ、『ブラジャー』!?」
「ホルモンバランスが崩れてるのか、おっ◯いが女性化しちゃったの。今日は何かキツくて…」
「は、はい」
秀一は、変態か?と思いつつも岩﨑に言われた通りにワイシャツ越しにブラジャーのホックを外した。タンクトップを着ていたが、その中に、確かにもう一つ何か付けているのを感じた。彼は微かにパルファムの香りがするのを認めた。
「校長先生、香水付けてます?」
「うん、一応ね。でも、天然由来のものだから」
確かに、キツくはないハーブ系の香りがしている。秀一はパルファムには全く興味がなかったので、何の香りか区別がつかなかったが。
岩﨑は、後ろ姿を見ると所謂「なで肩」で、仕草も歩き方も女性的だった。身長は百七十センチぐらいだろうが、男特有の「ガサツさ」はなかった。秀一は、これまで彼の様な男とは出会ったことがないと思った。彼は、
「校長先生、本当に男なンですか?」
と何気に聞いてみた。すると、
「…一応、チ◯ポはあるわよ」
と言ってから、
「何言わせるのよ、スケベ!」
と顔を赤らめた。
『何自分から突っ込んでンだか…』
と秀一は苦笑した。
結局、大平の言う通り、「おばけ」が出るから寮の当直を代わって欲しいという話だった。岩﨑は言った。
「ミッちゃん…理事長がおっしゃるには、先代の方と関係があった生徒さんらしいのよ。余程ショックだったンだわね。あんな墓標まで作って…。その雑木林に『別荘』があってね、其処に用務員のオヤジが泊まり込んでるから、聞くとイイわ」
「用務員」?と、秀一は首を傾げた。未だ接点はなかった。その用務員がかつての恩師である亮司であることも、彼には判らなかった。秀一は、
「じゃ、寮に五日間泊まればイイんですね? イイですよ」
と引き受けた。
「御免なさいねぇ〜、入職したばかりで無理言っちゃって…。頼りにしてるわ」
こう言いながら、岩﨑はウィンクをした。彼のまさかの振る舞いに、秀一はただ苦笑するしかなかった。
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TumblrおよびAutomattic社のトランススタッフからのメッセージ:
私たちは、トランスジェンダー、そしてより広義でのLGBTQ+の人々がTumblrで歓迎されていると感じてもらいたいと願っています。その理由の一つは、TumblrとAutomattic社のトランスジェンダーの人々にとって、Tumblrが誰しもが受け入れられていることを感じる空間であってほしいと考えているからです。そして、Tumblrが関係者全員をサポートし、安全性を守ってくれるプラットフォームであることを望んでいます。また、Tumblrは皆さんの存在によってさらに明るく活気に満ちたものになっています。Tumblrの運営に携わっているLGBTQ+のスタッフが、この理念を守るために内部で常に戦っています。
数日前、マット・マレンウェグ(Tumblrの親会社であるAutomattic社のCEO)は、アカウント停止に関するユーザーからの問い合わせに対し、TumblrのLGBTQ+コミュニティに悪影響を与えるような回答をしました。私たちは、この質問に対するマットの反応と彼の継続的なコメントは、不当かつ有害でなものであると考えています。Tumblrのスタッフは、関係者のプライバシーや、1日に何千件もの報���をモデレートする現実的な問題など、様々な理由から、ポリシーとしてモデレーションの決定についてコメントすることはありません。このポリシーの欠点は、私たちのトラスト&セーフティチームが行った措置に関する噂や誤った情報が、チェックされることなく簡単に広まってしまうことです。このことを踏まえ、私たちはこの状況についていくつかの異なる部分を明らかにしたいと思います:
プレドストロゲンの使用停止の現実は正確に伝えられておらず、プラットフォーム上でトランスフェミニンな人々を禁止することを狙っているように見えました。しかし、これはそうではありません。 上記のリンク先の投稿で共有されたコメント例は、現実的な暴力の脅威の定義を満たしておらず、アカウント停止の決定的な要因ではありませんでした。
マットはその後、この停止によるコミュニティへの危害を認識できませんでした。マットは、TumblrやAutomattic社の運営に携わっているLGBTQ+のスタッフを代表して発言したわけではなく、私たちはこの件に関する対応を構築する際に相談を受けていませんでした。
昨年、一部のユーザーの投稿に「成熟した」、「性的なテーマ」というコミュニティ・ラベルが誤って適用されていました。投稿にコミュニティ・ラベルを貼ることを任務とする外部業者のチームが、トランス関連のコンテンツに誤ったラベルを貼るというこの大きな傾向の原因となっていました。私たちのトラスト・セーフティチームがこの問題を発見したとき(主にコミュニティからの報告のおかげです)、私たちはコミュニティラベルを適用する請負チームの能力を削除し、このようなことが再び起こらないように監視を強化しました。この件に関するスタッフの投稿では、LGBTQ+のスタッフがより透明性を高めるよう働きかけましたが、リーダーシップによって却下されました。最初の質問に対する回答で言及された契約社員の解雇は、本件とは無関係の事件によるもので、誤って本件に起因するものでした。このような誤ったレッテル貼りが行われたこと、そしてそれがTumblrのトランス・コミュニティに悪影響を及ぼしたことを遺憾に思っています。
トランジション・タイムラインは、コミュニティガイドラインに反しておらず、モデレーション・チームが一時停止とその後の異議申し立てについて議論する際に考慮した要素ではありません。私たちは、コミュニティガイドライン違反が含まれていない限り、トランジションやトランスボディに関連するコンテンツに対して行動を起こすことはありません。
Tumblrで性転換をした人々がトランスフォビックなコンテンツに遭遇し、偏見に満ちたユーザーと交流する経験について、私たちは皆さんの不満を理解し、共有しています。Tumblrのポリシー、そしてAutomattic社のポリシーは、言論と表現の自由を保証するために記載されています。私たちは、コミュニティガイドラインで定義されているハラスメントを禁止していますが、このポリシーが、LGBTQ+やその他の社会から疎外された人々に対してしばしば用いられる、より広範で有害な言論からユーザーを守るには不十分であることは承知しています。
今後、Tumblrは以下の対応をとってまいります:
ユーザーがより効果的にハラスメントから身を守れるよう、ハラスメント防止機能を優先する。
スタッフとして、ハラスメントの事例を積極的に特定し、緩和するための内部ツールをさらに構築する。
トランス・コミュニティが頻繁に使用するタグのうち、どれがブロックされているかを見直し、来週から使用できるようにする。
私たちは、このような事態を招いたことを申し訳なく思っており、私たちの声をもっと聞いてもらい、今後このようなことが再び起こらないよう、積極的に戦っています。私たちは、Tumblrユーザーとしてこのような事態に対処しなければならないことが困難であること、特にすでに頻繁に標的とされ、嫌がらせを受けているコミュニティのメンバーとして困難であることを身をもって理解しており、信頼を取り戻すには時間がかかることは承知しています。
私たちは、私たちの懸念や反対意見を表明する場が与えられたことに感謝し、マットの(そしてAutomattic社の)表現の自由への強いコミットメントがそれを促進してくれたことに感謝しています。
私たちは、Tumblrを私たち全員にとって安全なものにするために戦い続けます。
— この声明は、TumblrとAutomattic社の複数のトランス社員によって作成されものです。
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「民主党政権のどこがどう悪夢だったのかきちんとした説明を聞いたことがない」という主張は定期的に出現しますね。とはいえさすがに「聞いたことがない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで、そもそもバカは聞いてない」パターンのいずれかとは思いますが。 悪夢のような時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。あの時代がいかに酷いものであったか、ご存知ない方もぜひこの機会に知って頂きたいので、支持者から叩かれること覚悟で全力で反論していきますね。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた。 (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した。 (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。 では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。 ・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。 ・旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」 ・前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
新田 龍 / X
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Braze you!! Japanese Transcription
Feel free to use this how you like with no credit to me required. Credit should go to Yamanaka.
エス: Es
フータ: Fuuta
1|ミルグラム監獄内尋間室
薄暗い尋間室の中。
フータ 「ふぅー......ふぅー.....」
椅子に座っているフータ。止まらない貧乏ゆすり。
気持ちを押さえつけるように、荒く息をする。
フータ 「......くそが!」
激しく床を蹴りつけるフータ。
エス 「......随分な荒れ様じゃないか。囚人番号3番、フータ」
いつの間にか尋問室の入口にエスがいる。
一瞬の驚きの後怒りに震えるフータが口を開く。
フータ 「......誰のせいだと思ってんだクソガキが......」
エス 「僕は看守だ。言葉遣いには気をつけろ」
フータ 「ナメんじゃねぇぞっこんなところに連れてきて偉そうにしやがって......!」
エス 「どうした?震えているぞ」
フータ 「やってやる......やってやるよ......っ!!」
椅子から立ち上がり、エスに向かって走るフータ。
エス 「!」
フータ 「うぉおおおお!!」
エスに殴りかかろうとするが、ギリギリで見えない壁にぶつかったように拳が止まる。
フータ 「な、なんだこれ......見えない壁がある......」
エス 「ほう、理屈はわからないがジャッカロープが言っていたのはコレか。“囚人から看守への攻撃はできない」
フータ 「......な、なんだっつうんだよ。現実じゃねぇのかここ......」
気が抜けてぺたりとへたり込んでしまうフータ。
エス 「無害とはいえ、感心しないな。看守への攻撃行動、とて悪印象だ」
フータ 「こ、こんなふざけた場所へ閉じ込めた奴が何言ってやがる!立派な正当防衛だ!」
決死の形相のフータを見て思わず、笑みがこぼれるエス。
フータ 「......フ、フフフ......」
笑い出したエスを見て、馬鹿にされた怒りと恐怖が入り交じるフータ。
フータ 「な、何を笑っていやがる!」
エス 「いや、すまない......こっちの話だ」
フータ 「な、何なんだテメェ......」
エス 「まぁ一旦座れ、フータ。尋問を始める」
フータ 「......」
戸惑うフータ
エス 「どうした?腰が抜けて立てないか?」
フータ 「ばっ、バカにすんじゃねぇ!」
立ち上がり、ふてぶてしくドカッと椅子に座るフータ。
フータ 「そもそも俺は自分が囚人だなんて認めてねぇ!こんなワケわかんねぇ場所に連れてくるなんてジンケン侵害だ!」
エス 「自分を囚人だと認めていない、か」
フータ 「当たり前だ!ムジツの人間を拘束して監禁するなんざ、テメェの方がよっぽど犯罪者じゃねぇか!他のヤツらはなんでか素直に受け入れてやがるが、俺はごまかされねぇぞ」
エス 「それはおかしいな。お前らは全員『ヒトゴロシ』だと聞いている」
フータ 「......しらねえ。誰が言ってんだそんなこと」
腕を組み、目をそらすフータ。
エス 「思い当たるフシもないと」
フータ 「当たり前だ。名誉キソンだろそれ」
エス 「しかしヒトゴロシという言葉が出た瞬間に腕を組みだしたな。これ以上踏み込んでほしくないか」
フータ 「は、はあ?」
慌てて腕をほどくフータ。
構わず推理を続けるエス。
エス 「囚人ではない、と僕に殴りかかるほどだ。日本の法律を犯していない、という自信があるんだろう」
ブータ 「そ、そういってんじゃねぇか」
エス 「しかし、『ヒトゴロシ」には反応した。立件はできない。犯罪ではない。ただ......人は殺した......」
フータ 「......」
エス 「目をそらしたな」
こくん、と息を呑むフータ。
フータ 「......はん、バカバカしい。的外れだぜ」
エス 「話し始める前に唇を舐めたな。緊張している証拠だ。嘘を付き慣れてないのか?」
フータ 「......!いい加減にしろテメェ!!!」
椅子を倒し、立ち上がるフータ。
フータ 「......ふーっ。ふーっ」
殴りかかろうとするが思い出し��止まる。
エス 「頭に血が昇ると、暴力が無意味だということまで忘れてしまうのか?」
フータ 「......汚ねぇぞ、てめぇ......」
エス 「ちなみに、教えといてやろう。しぐさや反応で心理が読めるなんてことは、ありえない。それらしい話に簡単に騙されないようにな」
フータ 「こ、こ、こいつ......」
あまりの怒りに唇を震わせるフータ。
エス 「残念ながらお前の言う人権侵害も、監禁も、名誉毀損もミルグラムではまったく問題にならない。ここはそういった理の外にある」
フータ 「......そんなこと、認められっか......」
エス 「自分の立場をわきまえろ。何を言おうとお前は『ヒトゴロシ』の囚人だ。決して逃げられない。お前に判決がくだるまではな......」
椅子に座り直すフータ。
気が抜けたのか、顔を手で覆う。
フータ 「くだらねぇ......。俺は殺してねぇ......殺してねぇんだ......」
エス 「......ふむ」
興味深そうにフータの様子を眺めるエス。
ワーダ 「愛してねぇ......してねえよな......」
エス 「フータ」
フータ 「あんだよ......」
エス 「先に述べたミルグラムの性質上、お前の 「ヒトゴロシ』も、今の時点では問題にはならない。僕はそのことでお前を責める気もない。一旦落ち着くと良い」
エスの言葉を反芻し、ごくりと生唾を呑むフータ。
フータ 「......は、ははっ殺してねぇっつうの」
安心して、空笑いのフータ。
エス 「どちらでもいいさ。いずれ、ミルグラムの力でわかる問題だ。お前の心象を覗くことになるからな」
フータ 「プライバシーの侵害だろ......。フザけんなよ......」
エス 「お前にとっては好都合だろう。本当に人を殺していないんだったらそれを証明できるんだ」
フータ 「......そうだけど、よ......」
エス 「安心しろ。ミルグラムは......まぁ、僕もかな。別にお前の敵じゃない。たとえ法律を犯していても、人を殺していてもミルグラムで赦すと判断されれば赦される。ある意味、フラットだろう」
フータ 「......」
エス 「まぁ、お前の味方というわけでもないけどな」
小さくつぶやくエス。
少し落ち着いた様子のフータ。
フータ 「ふぅーー......」
エス 「落ち着いたようだな」
フータ 「現状どうしようもねぇからな。出口は見当たらねぇし、力づくでも通用しねぇときたらな......」
だ息を整えたのちエスに向き直るフータ。
フータ 「おい、エス」
エス 「言葉遣いに気をつけろと言ったはずだが」
フータ 「うるせぇ、どうせ俺より年下だろ」
フータの物言いに呆れるエス。
エス 「......やれやれ、野蛮人め」
フータ 「ここはなんなんだよ。何の目的で俺たちを捕らえてんだ」
エス 「答えるつもりはない。お前たちはただ髪で生活をしていればいい」
フータ 「......おい、囚人だからってナメんなよ。刑務所の中の人権侵害とか、今どき問題になってんのしらねぇのかよ!」
エス 「なんだ、囚人だということは認めたのか?」
フータ 「言葉のアヤだバーカ!」
取り合わないエス。
エス 「こちらからの質問をするぞ。監獄内の生活はどうだ?」
フータ 「どうもこうもねぇよ。スマホもPCもねぇし。現代人かHらネットワークを奪うなんてどうかしてんじゃねぇのか」
エス 「他の囚人との関係性はどうだ?」
フータ 「別に......。でも変なヤツらだよ。なんでか落ち着いてるヤツも多い。こんな状況だっつうのに......」
エス 「ふむ」
話し出すと止まらなくなるフータ。
フータ 「特に気に食わねぇのがシドウとカズイのおっさんコンビだな。この緊急事態だっつうのに。年長者のくせにノンキにしやがって頼りねぇたらありゃしねぇ」
エス 「そうか」
フータ 「ま、ハルカもミコトも全然だけどな。俺が引っ張ってい反かなきゃなんねぇ」
エス 「ふぅん......」
フータ 「そもそもオンナは頼りにしてねぇしな。代表してガツンと言ってやるよっつって、今回も俺が来てる訳よ」
エス 「あぁ、それであんなに興奮してたのか。しかし、代表の割にやけに震えていたな」
エスの言葉に少し言いよどむフータ。
フータ 「いや、それは、ユノのヤツが......尋問室でとんでもねぇ暴力を受けたってて言ってたからよ。武者震いってやつだよ......!」
エス 「ユノ......律儀にやってくれたんだな」
フータ 「なんか言ったかよ」
エス 「特に何も」
リラックスした様子のフータを見つめるエス。
エス 「しかし、よく喋るようになったじゃないか」
フータ 「は?オマエが質問してきたんだろうが」
エス 「最初はよっぽど怯えていたのだろうな。先制攻撃することで、それを誤魔化す。そうして自分を守ってきたのだな」
エスの言葉に、ピリつく空気。
フータ 「......あぁ?ケンカ売ってんのかよ...」
エス 「僕がお前を判断するために必要な評価だ。気を悪くするな」
フータ 「おいおいおいおい!偉そうに人を評価してんじゃねぇぞ!違法行為だらけのヤツがよ!」
フータ 「ここを出たら絶対に訴えてやっからな!お前も!ただで済むと思うなよ!」
エス 「ふぅん」
フータ 「俺は悪いやつは許さねぇ!このミルグラムとかいう場所も、絶対に潰してやる!」
フータの言葉に目を丸くするエス。
エス 「僕が“悪いやつか。その発想はなかった。ではフータ、お前は正義か」
フータ 「たりめぇだろ!悪をぶっ潰すのが正義だ」
考え込むエス。
エス 「......正義が、人を殺したのか?」
フータ 「......ッ!殺してねぇ!」
エス 「では思考実験だ。どう思う。正義のための殺しは赦されるか?」
フータ 「......赦される......。赦されるに決まってる......」
思考に没頭するエス。
エス 「興味があるな......。果たして、正義は赦されるのか、悪、罪、そこに因果関係はあるのか」
フータ 「おい、何ぶつぶつ言ってやがる」
突如部屋にある時計から鐘の音がなる部屋の構造が変化していく。
フータ 「な、なんだ!何が起きてやがる!」
エス 「......時間か。見せてもらうよ、お前の正義」
フータ 「歌を抽出するってやつか。けっ、好きにしやがれ......」
エス 「そうさせてもらおう。何か言い残したことはあるか?」
フータ 「言い残したことね······おい、エス」
エス 「なんだ?」
フータ 「なんで笑ってやがった?」
エス 「ん?」
フータ 「最初の方!こっちの話だ、とかいってはぐらかしてただろ!ああいうのモヤモヤして気持ち悪いんだよ」
エス 「あぁ......」
エスの顔に笑みが浮かぶ。
エス 「あまりに囚人らしい囚人だったもので、正直、少し嬉しくなった。おかげで、いつもよりはりきって虐めてしまったかもしれないな」
フータ 「はぁ~~~~~!」
エス 「楽しかったよ、ありがとう」
フータの肩に手を載せるエス。
エス 「囚人番号3番、フータ。さぁ。お前の罪を歌え」
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)5月24日(土曜日)
通巻第8794号
レアアースの輸出を規制する中国だが、ドイツは例外なのだ
米中レアアース戦争の現場では何が起きているか?
*************************
米中レアアース戦争の現場では何が起きているか?
相手が言い出したことを正面から受け取らないのが中国人、素直に解釈しない性格は日本人のように二元論的短絡反応をしめす国民とは異なる。言葉の裏読みが得意芸となる。勧善懲悪という建前はあっても、守られた試しはない。
遵法精神がない。そもそも中国は法治国家ではない。いちど決めた法律を守るのが日本人なら、先方様は「上に政策あらば、下に対策あり」。
トランプはスイスで行われていた米中秘密会談の土壇場で中国への高関税を145%から、いきなり115%も“値引き”した。まるで不動産取引である。
しかし中国はこの合意も素直に受け取れない。その一例はトランプが打ち出した500万ドルのゴールドカード。
一方で移民流入を閉め出しておきながら、アメリカに500万ドルを投資すれば、永住権が貰える。スーパーリッチの中国人は飛びつくかと思いきや申請をためらった。
「これは何かの罠だ」「事前���査で全財産が調べられ、いずれ没収される。このゴールカードの具体的内容、申請方法がわからない」
体質的にやどる懐疑とは、毛沢東が「すきなように発言せよ。これからは言論は自由だ」と欺して、百家争鳴の後、反毛沢東分子をあぶり出して粛正した。だからアメリカも同じ策略を用いているに違いないと連想し、トランプのいうことに全幅の信頼をおかないのだ。
トランプ演説やホワイトハウス声明の節々に何気なく挿入されるレトリックのなかでも付け足しの発言が、じつは真実を衝いている。
最近もトランプはハーバード大学にきつい要求を出し海外留学生のへ規制をくちにしたなかに「中国人スパイの巣窟」と言っている。
ビットコイン大国をめざすとして演説のなかで「アメリカがやらなければ中国に盗まれる」と言っている。
こうした文脈からレアアース戦争をみるとどうなるか?
中国は4月4日、サマリウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ルテチウム、スカンジウム、イットリウムの7種類を輸出規制リストに追加した。
レアアースの輸出制限にしても、政府は禁輸や数量制限をいうが、現場のレアアース企業は高く売り抜ける抜け道を探す。
中国政府はレアアースを貿易戦争における『切り札』としているが、裏道があった。
第一にドイツが例外であることだ。VW、BOSHなどへの輸出規制は除外されている。
第二に中国の輸出規制直前、海外の買い手は重要な希土類を戦略的に備蓄していた。
データをみると、家電製品、EV、防衛システムに不可欠な希土類元素の輸出量は、3月に5,600トンと9カ月ぶりの高水準に達し、前年比20.3%増となっていた。
またスカンジウムやイットリウムなどの輸出量は、4月に前年同月比20.9%増の525.5トンとなり、3月からは39.9%増加した。
原子炉の制御棒に使われるジスプロシウム酸化物の出荷量は前年比24.1%増の5.16トンとなっていた。
世界は魑魅魍魎、日本の輸出入商社も、海外ダミーなどを通して、こうした手段をフルに発揮せよ。
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2025年1月30日 木曜日 15:14 19:06
彼の家を彼の外出から約1時間後に出た。彼が置いていった鍵を持って、鍵を閉めた。彼が東京で買ってきたカラフルなモチーフが提げてある。どちらに回したら鍵がかかって、どちらに回したら鍵が空くのか、感覚で分かり始めるようになった。
彼は街の中心地のそばにアパートを借りていた。最初に聞いたときは驚いたけれど家賃は学生が支払うのに適しているほどだった。ミントグリーンの縦長のアパート。その近くには綺麗なマクドナルドが2店舗あって、どちらも異なった綺麗さを持っていた。去年の秋、飲んだ翌日の15時にお昼ご飯を食べに行った。ローファーをおろして、黒いローファーと黒いスカートのひらひらの間から、新しめの赤い靴下が見えて気分がよかった。よく晴れた秋晴れだった。今日はそのマクドナルドとは違う方を選んだ。
そのマクドナルドは小さなスクランブル交差点に面していて、大きなガラス張りになっている。ガラスにカウンターが沿っていた。そこで手帳を書いて、この前買った村上春樹を読みたいと思った。こういう時のアイデアには力強く動かされるのが自分だ。こういう時の自分がとても好き。マクドナルドのホットケーキを食べたことがなかったし、なんだか余計なものを身体に入れたくなかったので、ホットケーキとホットコーヒーの小さいのを、小さいぬりかべみたいな液晶からお願いした。
ボードの番号は16だった。あたたかいホットケーキのあたたかさは犬みたいだった。一昨年亡くなった愛犬の腹を思い出した。全く悲しくない意味で。思い浮かべるものよりも頼りがいがあるバターとメープルシロップが着いてきて、おー、と思った。環境のためと称された木のフォークとナイフはそれぞれ逆の向きで袋に入っていた。特に損は無いが、切れているのか切れていないのか実がない感じで、切ると言うより二本でちぎって食べた。優雅な気もしたがやはり穏やかに犬の腹を開け続けている感じがしてそれが相殺されていた。何にしろ美味しかった。またいつか食べようと思った。
9月か10月から、授業の開始と伴に毎週水曜日は彼の家に泊まっている。昨日も例に従ってそうだ。彼の家にお昼まで、遅ければ16時前までいることが通常になっていたけれど、今日は彼と同じ時間にしっかり起きて支度をした。彼は20分で支度をする一方私は化粧等に40分近くかかるけれど。その行動が正しかったように、彼の1回目のアラームが鳴る8:30にちゃんと眠気が無くなっていった。
それも、ちゃんとしようと思ったからである。ちゃんとしてるところを見せようと思ったからである、の方が正しいかもしれない。
この前、初めて彼が死にたいと言った。そういう暗さがない、見えない人では当然ないのだが(私が恋人にする以上暗さがあることは自明である)、彼が内に向けたネガティブなことをそこまではっきり口にしたのが初めてだった。誰かに怒ったり、全員を突き放したり、ネガティブな気持ちを棘として発することはあっても自分の内に向けているのを見るのは初めてだった。その誰も寄せ付けないようにしたいん��、というような姿に、何を言ったらいいのかひどく悩んだ。今まで自分のものも人のものも、死にたい気持ちを見つめてきたつもりだったしつもりだが、彼のものは別物に見えた。自分の出来ることは、願うことだけであるように感じたし、彼が楽しい状態でいられるために何が出来るだろうと考えずにはいられなかった。できる限りの言葉をかけて、できる限り出来ることを調べた。彼が彼の本当の内側に(そういうものがあるとしたら)入れてはくれなかったけれど、それ以上に出来ることもするべきこともなかった。
昨日18:25からの上映前に駅の中のサイゼリヤで夕食をとった。16:50に新潟駅に着くよ、と連絡をして待ち合わせをした。私を見つけた彼があたたかに笑って少し歩幅を広くしたように見えた。おつかれさま、と声をかけて合図なく歩きかけたあたりで、彼が「元気になったよ、ありがとう。」とこちらを見て優しく笑ってくれた。その言葉は私の安心のためにわざわざ言って''くれた''のではないような気がして嬉しかった、彼がこういう笑い方が出来るようになってよかったと思った。正直彼が死にたいと言った日は、ずっとその事を考えていたし、その次の日の授業中も、死にたいという人にどのようにしたらいい��をずうっと調べていた。「死にたいという発言を受け止めた人にもケアが必要」と書いてあるいくつかのホームページに対して、そんなことどうでもいいから絶対的な答えが欲しいの と思った。そんな時間や気持ちがもうどうでも良く、彼の「ありがとう」という一言が嬉しかった。その一言だけで、わたしはどこまでも頑張れるんじゃないかと思った。
きっと、彼と私は近付き過ぎたのだと思う。彼と私はと言うより、彼に私が。お互いの輪郭がわからなくなるくらいに近付いて、液体みたいに揺らいだ彼と混同してしまいたい、溶け合ってしまえばいいと思っていた。私は彼に甘えすぎていた。何度も喧嘩をして、彼は「嫌いなところもあるから好きなところもあるんだ」と言ってくれた。その理屈をよく分かっていないままハグをしていたけれど、やっと分かってきたのかもしれない。彼は「好きだから」私を受け入れてくれているのだと。そして私も、同様に、彼を「好きだから」受け入れ続けて来たのだ。今まで彼には呆れることも理解し難いこともあった。でも彼を手放すなんて答えは当然のようにどこにもない。彼のことが好きだからだ。好きで好きで、どれだけ傷付いて泣いても、彼のいない生活を考えるのはそれ以上に痛いことだと明確に予想できていた。きっと彼もそうで、私に傷付けられたり私に腹が立ったり、私を理解出来なかったりしただろうと思う。でもその度、やっぱり向き合ってくれた。それは、好きだからだ。思い返すと彼は、私があなたを困らせるから一緒にいない方がいい、などと(思ってもないことを)言った時、「それでも好きだから」と言ってくれていた。どうしようもなく好きなんだと。
好きでいてくれる気持ちや、好きだからこそしてくれていることやしないでいてくれていることを当たり前だと思うのは傲慢だ。言い訳だが、そういう思いやりや優しさを当たり前みたいに振り撒ける彼だからこそ、自分にも常にそうしてくれるような気がしていた。彼だって優しく出来ない時があるし、彼だって優しくされたい時があるという当然のことが見えていなかった。
昨日はセックスをしなかった。それは生理周期によって(意識的にではなく)決まったことなのだが、昨日はするべきでなかったように思う。身体としては彼が欲しくてたまらなかったけど、精神は理性を見つめていた。彼に身体を触られると、(彼が私の内側に入らなくても、)すごく気持ちが良かった。外側を触られていると、内側まで繋がっているような感じがした。彼の中で私を見つめるんじゃなく、世界の中で、自分という存在と、彼という存在を同等に見つめる。彼も私と一緒のまだ若い人間なんだ。
彼が甘えたいときに甘えてくれたらいいし、泣きたいときに泣いてくれたらいいと思う。彼は誰にも頼らずに生きてきたようだし、付き合った当初から「一人で生きてきたんだ、」と揺らぎなく言った。でも彼は私と一緒に生きようとしてくれている。私も彼と一緒に生きていきたい。「迷惑をかけられることも、頼まれることも、嬉しいことなんだよ」と私は彼に言った。迷惑や不安という言葉は似合わない。好きな人が大切に抱えている荷物やその人が集めてきた痕跡を見せてくれて、それを一緒に持ったり確かめたりしながら隣で歩けるのは否定の余地などなく幸福である。自分の対面している相手は、自分にわがままを言われて振り回されることもうれしいのだと、それくらい私は彼を信じているのだということを、ゆっくりゆっくり知ってくれたらいいと思う。
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