#小顔矯正
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小顔矯正の効果と期間、おすすめポイントを徹底解説!
こんにちは、美容と健康に興味のあるあなたに向けたブログ記事です! 今回は、小顔になりたいと思っている方におすすめの小顔矯正について、その効果や期間、おすすめポイントなどを徹底解説していきます。 小顔矯正とは? 小顔矯正とは、顔の骨格や筋肉を調整することで、顔のサイズや形を整える施術のことです。顔が大きく見える原因は、骨格の歪みや筋肉のコリ、血液やリンパの流れの悪さなどがあ��ますが、小顔矯正ではこれらを改善していきます。 小顔矯正はエステサロンや整体院などで受けることができますが、施術方法や内容は施設によって異なります。一般的には、物理的に筋肉や脂肪へ圧力をかけて働きかけたり、マッサージや鍼灸などを行ったりすることで、顔のバランスを整えていきます。 小顔矯正の効果は? 小顔矯正を受けることで得られる効果はさまざまですが、主なものは以下のようなものです。 -…

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こんにちは🌸
うちごう整体院は様々なSNSを更新しております♪
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うちごう整体院は国家資格を持つ整体師がお身体の症状に合わせてオーダーメイドの施術を行います!
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一緒に健康なお身体を目指していきましょう♪
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🏠住所:いわき市内郷御厩町一丁目20 🚉最寄駅:いわき駅から車で10分、内郷駅から車で5分 📞電話:取得中なります。
ℹ️営業日:平日 10:00~21:00(最終受付20:30まで) 土日祝 10:00~19:00(最終受付18:30まで) ❎定休日:不定休
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4年くらいかけておよそ500万円で自分が満足できる顔を手にいれた。 ダウンタイムはほぼ有給使ってなくて、土日祝とマスクで誤魔化し切った。 サラリーマンの給与でやってたのでかなり予算抑えたとは思うけど、それでも100万近くは無駄金使ってしまったと思う。 なので、これから金で顔をなんとかしたい男向けの整形RTAとか、注意点とか、身をもって感じたことなんかを書いておく。 500万の大まかな内訳は、歯列矯正、巨大鼻の工事と修正、眉下切開、クマ取り、ボトックス、ヒアルロン酸、あとは脱毛とかほくろ除去とか、ニキビ跡のクレーター治療なんかの皮膚関連。 一度に500万支払ったわけではなく、気づいたらそれくらいになっていた。 男がビ��ュアル面の底上げをする上で大事なのが 1.顔と身体のサイズのバランスを整える 2.歯列矯正 3.輪郭を整える 4.肌のムラをなくす 5.顔のパーツを整える あたりで、それぞれ並行しながら改善してくイメージになる。 この中の何か1つをすれば劇的に変身するということもなく、何百万規模の整形でイケメンになってモテモテ!みたいなことは多分起きない。自分は今の完成した顔には満足してるし、明らかにモテるようになって鏡を見るのも美容院に行くのも楽しくなったけど、同じ顔の系統の村でギリ一軍に入れたかな、みたいな変化だ。ちなみにこの村には竹野内豊とか斎藤工はいない。 いずれ鼻とか目を弄るにしても、最初に始めるべきは歯列矯正とBMIを平均にすることだと思う。 歯列矯正は歯並びが悪くないなら当然する必要はないけど、口周りの印象が一番変わるし、時間も年単位でかかるので、歯並びや噛み合わせが悪い人は1番に手をつけた方がいい。男の不細工の大概は顔の下半身に難がある。 そして、体重が重すぎるならダイエットをして、ガリガリならある程度の肉をつけて顔と体のベースを作ってほしい。自分はただ痩せて筋肉が浮いてる状態を細マッチョと勘違いしてるタイプのガリガリだったので、脂肪なさすぎ+鼻の手術失敗で一時期ヴォルデモートになった。あと不健康だと当然手術の傷の治りも遅くなるので、ちゃんと寝て食って元気でいることも大切になる。ダウンタイムが長引くので酒とタバコは可能なら減らす。 体脂肪率もジムで鍛えて可能な限り下げた方がいいとは思うが、これは後々訪れるダウンタイム地獄でも出来るので、すぐに取り掛からなくてもいい。 よく男は「筋肉さえ鍛えれば解決!」みたいに言われるが、マッチョの不細工もいる。そもそもパーソナルジム代と半年の期間があれば肉体改造はできるのに、すぐに実行に移せない時点で今は向いてないと考えた方がいい。ダラダラやっても金と時間がもったいないので、やりたくなったときにやろう。 顔のどこを変えればいいのか検討もつかない人は、BMIが正常値になったら、加工機能のあるカメラアプリを使って肌だけ綺麗にする設定にして、前髪を上げた状態で正面と横から顔を撮影するといい。これで鼻とか目が気になったら、情報を集めて美容外科のカウンセリングに行こう。 「��パーツはあんまり問題ないやん」ってやつは肌治療と輪郭の改善から始めて、ハゲてたら早めにAGA治療に入る。 医者選びとかの情報収集はSNSでやるのが主流だけど、評判の名医だから自分と相性がいいとは限らない。男の整形の経験が薄い医者も多いので、予算と地域である程度絞って、そのパーツの「なりたい姿」と「なりたくない姿」の参考写真を持ってカウンセリングに行くしかない。 正直なところ、仕上がりには運の要素が強いと思う。多少理想と違っても気にしないくらいの性格の方が整形に向いてるし、完璧主義なやつはメンタル終わるから顔にメスは入れない方がいい。 そして、整形関連は基本韓国のが安い。ものによっては国内の半額くらいで出来たりする。病院に通訳もついてて日本語だけで予約から手術までいけるところもあるので、予算によってはそちらを選ぶのも手だと思う。 自分はとにかく1番気になっていたのがドワーフみたいな鼻筋も小鼻もパンパンの巨鼻だった。学生の頃から悩み続けてたし、全面工事と修正1回の末に普通のサイズ感の鼻を手に入れて、やって良かったとは思う。 ただ修正も合わせると1年以上ダウンタイムだったし、200万近く払った最初の手術で鼻筋曲がった時は本当に落ち込んだので、よっぽどコンプレックスじゃない限りは鼻の手術には手を出さない方がいい。 あと鼻をいじりたい人は、大体のイケメンは鼻が高いんじゃなくて、中顔面(顔の中心)が前に発達してて鼻の生えてる位置が高い、ってことは覚えておいた方がいい。韓国は男の鼻をとにかく高くしたがる傾向にある気がして、自分には合わなかったので国産を選んだ。 高すぎる鼻は悪目立ちするし、横顔だけ盛れても正面は「鼻!!!」って感じの顔になる。 目は元の形にもよるけど男なら切開せずに埋没で十分だと思う。自分は瞼の重さが気になったので医者の勧めで眉の下を切る手術で目の開きを大きくしたけど、傷跡が気になるし、将来目元から老けそうな気がして後悔してる。 あと変に名前が長い謎の埋没じゃなくて、一番安くてベーシックな10万以下のやつでOK。1年保証とか瞼の脂肪除去とかのオプションも無理につけなくていい。数ヶ月でとれる場合も10年以上もつ場合もあるが、これも運なので、「とれたらやり直せばいいや」くらいの気持ちでいると楽。 あと欲張って埋没で幅を取るとモロに整形顔になるので、二重にすごい執着あるとかじゃなければ、二重に近い奥二重くらいで留めておいた方が自然でいいと思う。 そして、とにかく目にしろ鼻にしろ輪郭にしろ、男の整形で1番意識した方がいいのは【女を目指さないこと】だ。何を言ってるかわからんと思うが、整形に���を踏み入れて症例とか理想の顔とか見てるうちに、目が大きくて顎が細くて小顔の女を目指せば綺麗になるんじゃね?みたいな発想になる瞬間がある。綺麗な症例は明らかに女が多いし。 その発想のまま暴走するとメイク必須の所謂メン地下顔になっていくんだけど、 骨格とすっぴんの男感は消せないので、丸みを求めてヒアルロン酸を入れ続けるモンスターが爆誕する。ナンパ界隈とかで、絶対モテる!とか言ってあの顔を流行らせた罪でかいなと思う。 どんな顔を目指すにせよ、加齢も加味した男のかっこいい、はとにかく意識した方がいいと思う。みんないつかおっさんになるから。 あと、個人的には輪郭3点とかの名前になってる骨切り系もおすすめしない。これは表情が明らかに不自然になるし、あんまり言われてないけど、骨切った後の弛みのケアで切開繰り返すうちに皮膚の感じがかなり変わるので、化粧を普段しない男だと誤魔化しがきかない。顔がデカいのが悩みなら、骨切りするよりダイエットしてハイフとエラボトやって、肩と胸を鍛えて身体とのバランスとった方がいい。 肌関連は、ニキビと赤みの場合は皮膚科の薬で治せる範囲は治して、残ったらVビームとかのレーザー治療に移行する。ニキビ痕とシミは最初から美容クリニックに行っていい。 小さいほくろは1個1000円くらいで取れるところもあるけど、一気に取ると顔中テープまみれで1週間過ごす羽目になる。 ヒゲ脱毛は都度払いでもいいから、予算と場所で通いやすい場所を探そう。 乾燥は日々の積み重ねだから、スキンケアには継続できる範囲で惜しみなく金��出して、その上で毛穴が気になる場合は肌ボトックスとかポテンツァとかのワードで調べるといい。男は皮脂多いので、皮脂抑制系の治療をすると良い結果に繋がりやすい。 肌治療は種類も多いし、合う合わないが人によってかなり違うので、俺の最高お前の金ドブとかもザラにある。 金銭感覚に合う美容クリニックのカウンセリングを受けて、「1ヶ月2万円で赤みと毛穴に効果のある施術を受けたい」とか予算を伝えて、言われるまま一通りやってもいいと思う。そこから自分に合うものを継続していく感じで。 肌ムラがなくなるとかなり垢抜けるから、こういう肌管理系は整形に抵抗ある人にもおすすめできる。 ちなみに自分は、何も考えずに脱毛→鼻→目→鼻修正→歯科矯正→輪郭系→体づくり→クマ取り→肌、みたいなめちゃくちゃな順番でやってたので時間も金も結構無駄にしてる。 時を戻せるなら、まず歯科矯正と髭��含む脱毛、体づくりを並行しながら情報を集める→ハイフとかで輪郭整える→ほくろとシミ除去→鼻→目(埋没)→クマ取り→肌管理って順番にすると思う。これなら多分コスパもいいし、先に輪郭整えることで今よりも顔のバランスが良くできる気がする。 500万かけたところで自分は斎藤工になれないんだけど、顔を言い訳にしないで行動できるようになったのが1番でかい収穫だったと思う。服屋とか美容院での羞恥心がなくなって、何となく休みの日の行動なんかも変わった。金もかかるしリスクもあるが、リターンもそれなりに感じてる。 顔を変えるってことに興味がある人は、この失敗と経験を参考にしてみてほしい。
500万でイケメンの顔になった
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今山ほど溜まってる仕事が片付いたら、SNSでイラスト描きが盤石な居場所得て遊ぶためのお手本、見せたいんだけどな
お金にはならんさ。けど、これが信頼される、求められる、愛されると言う事なんだって知ってほしい
否、信じてほしい
他人を変えることも矯正することもできんからな、アドラーのルール上
そう、私は自殺しようとする人を止めることはできない
他者の課題には介入できない
ただ、似た装備アセット持ってたら自分ならこう使うって見本と、私の装備の中でもこれなら誰でも使いこなせるってものをおすそわけするだけだ
私は面白い景色をたくさん見た
そりゃこんだけ苦労してんだから観てなきゃ嘘だろ? って思う
あれを観れたからもう満足ってもの、各自見つけてもらいたい
私が最初に「この為に自分の人生はあったのか」と思ったのはららぽーとかどこかの子供広場的なところで娘(当時5歳か6歳かなー)を遊ばせてたら、そこに居合わせた小さな女の子と娘の目が合って、少しずつおっかなびっくり近づいていって二人でじーっと見つめ合って、娘が「んっ」手を差し伸べたら向こうの子も手を繋いで、二人して笑いながら走り始めた時
何を観させられてるんだ? って思いました
胸の中にわーーーってすごい勢いの何かが入ってきた
当然泣いた
これまで積み上げてきた人間不信や社会不信がぜんぶ、涙と共に流れ落ちていく感覚があった
妻の態度はオールウェイズ酷いけど、絵が上手いし、何より今目の前で展開されているこの奇跡を、この希望をくれたのは妻なんだ、と
その時ハッキリ実感した
私の子供時代にはさすがにここまでの純粋さはなかった
この子のこの無垢さを育んでくれたのは妻なんだ、これは世界と妻からの私への贈り物だ、って思いました
自分そっくりな顔をした子供がそんな光に満ちた存在として輝いているのを観れたなら、それこそ親冥利に尽きるというものでしょう
その景色を観た記憶には掛け値なしに1500万円くらいの価値がありました
自分の中の「自分という人間に定められた運命のイメージ」がごっそり書き変わりましたもん
臨死体験に近い「リセット」っすよ
触れる、繋がる、遊ぶ、信じる、また逢いたいと願う
それが正しい他者との向き合い方なんだって、その時娘に身をもって教えてもらったんです
だから、私にとって「手を繋ぐ」というのはいつだって超特別な事なんだ
妻と会う前の私は手を切る、手を払いのける事ばかり考えていた
意味もなくポケットに手を突っ込み腕組みばかりしてた
心理学的には心に触れられたくない人がとるポーズっすそれ。前髪長くして目線を悟られないようにしてたしね
心を開かなければエヴァは動かないっつの
では、ネットで絵描きが他者に手を差し伸べ手を繋ぐとはどういうことなのか
それは皆が「食べてみようかな?」と思える料理を笑顔で出せるメンタリティを獲得すること
素材仕込んで料理を作る時はたーりぃ! めんどくせぇ! でいい。中華鍋で強火でごわーっ! と雑に作る
けどそれを皿に盛り付ける際は「美味しく召し上がれ、そうだ最後に少しだけ隠し味の塩コショウを…」という気持ちでおまじないをかけておく。祈りを込める
客を待たせちゃ悪いからとにかく早くお出しすることを優先
もちろん悪食のお客さんだっているさ
けれど場慣れするに連れて、優しい観客の数の方が増えていく
最初は5ちゃんねらーや増田住人みてーな厄介なラーメンマニアめいたやつらしかレスくれないけど、そのうちなんのルサンチマンも抱えていない穏やかなお客さんが増えてゆく。あるいはカップルや子供連れだって
そん時思うさ
ああ、自分、誰かを癒すインフラの一部になれたんだ、って
自分が大きくて信頼できる何かの一部として認識されているというのがわかる
今までは小さくて偏屈で不審な何かだと思われてたんだって、そこでようやく気付く
溶けて個を失うのも悪くない。フードコートの没個性な一店舗として丸く収まるのも悪くない
求められない個性の正体は押し並べて痛み由来の傷なのさ
傷を見てもらいたくて仕方ない。自分の傷物語(もしくは素朴で愛しい自分史)を知って欲しくてたまらない
けど、最初にお出しする料理としては重いっす
最初はもっと食べやすいやつ(技術9感���1でレシピ通りに作ったやつ)から始めてください
応援しづらいことをするのを、少しだけ我慢してみてください
手繋ぎヘタクソマンを4年で卒業してください
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### 『瑠奈お姉ちゃんと僕だけの避難所』
#### 【第一章:傷ついた帰宅】
雨が窓を叩く夕暮れ時。玄関のドアがゆっくりと開き、僕はずぶ濡れになって帰宅した。制服の袖は破れ、膝には擦り傷が。リビングで編み物をしていた瑠奈お姉ちゃんが、紫色の瞳��大きく見開いた。
「弟くん!どうしたの!?」
センター分けの黒髪を揺らしながら、165cmの身体で駆け寄ってくる。Cカップの胸が制服の上で揺れ、ラベンダーの香りが鼻をくすぐった。
「...転んだだけ」
「嘘!これって...いじめられたんでしょ!?」
お姉ちゃんの指が、僕の頬にできた青あざに触れる。その手が震えているのが分かる。
#### 【第二章:過剰な手当て】
「じっとしててね!お姉ちゃんが全部治してあげる!」
浴室でお姉ちゃんが興奮しながら僕の傷を消毒する。155cmの僕を膝の上に座らせ、Cカップの柔らかさが背中に伝わる。
「痛っ...!」
「我慢我慢!ほら、魔法のキスで痛いの飛んでけ~!」
唇が傷口に触れ、あまりの恥ずかしさに耳が熱くなる。ミディアムボブの黒髪が顔にかかり、視界が遮られる。
「...お姉ちゃん、そこまでしなくても」
「だめ!弟くんの傷は全部お姉ちゃんが治すんだから!」
#### 【第三章:籠城宣言】
「決めた!明日から弟くんは学校に行かなくていい!」
突然お姉ちゃんが立ち上がり、紫色の瞳を輝かせる。
「え...でも...」
「いいの!お姉ちゃんが全部教えてあげる!ほら、これ見て!」
押し入れから大量の教材を引っ張り出す。どうやら前々から準備していたらしい。
「数学も国語も英語も!お姉ちゃんと一緒なら楽しく勉強できるよ!」
Cカップの胸を誇示するように腕を組み、ニッコリ笑う。その笑顔にはもう決定事項というオーラが漂っていた。
#### 【第四章:歪んだ教育】
「じゃあ今日は英語から!ほら、お姉ちゃんに続いて~」
「I...love...you...?」
「もー!照れずにはっきり言ってよ!LOVE!YOU!」
お姉ちゃんが僕の手を握り、熱心に発音を矯正する。165cmの身体が覆いかぶさり、ラベンダーの香りで思考が麻痺する。
「...なんでこんな例文なの」
「だって一番大事なフレーズだもん!ね、もう一回!」
#### 【第五章:夜の癒やし】
「弟くん、今日はお姉ちゃんと一緒にお風呂に入ろっ!」
「え!?だめだよ!」
「何言ってるの!傷が化膿しちゃうでしょ!」
結局抵抗むなしく、お姉ちゃんに引きずり込まれる。Cカップの膨らみが湯船に浮かび、僕は必死に目を逸らす。
「ほら、背中流してあげる...弟くん、小さいね...可愛い...」
その声はどこか艶やかで、いつものテンションとは違う響きがあった。
#### 【第六章:終わらない籠城】
「ねえ、弟くん」
布団の中でお姉ちゃんが囁く。センター分けの黒髪が枕に広がり、紫色の瞳が暗闇で光る。
「外の世界なんてつまらないでしょ?お姉ちゃんだけがいれば、それで幸せだよね?」
その言葉に、僕は小さく頷くしかなかった。お姉ちゃんの腕がぐっと締まり、Cカップの柔らかさが背中に押し付けられる。
「よし!じゃあ明日もお姉ちゃんと一日中一緒だよ!約束だよ?」
窓の外には月が輝いていた。僕たちだけの小さな世界が、今日も静かに回り続ける。
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せかいにひとり
10年くらい前にはじめてちゃんと書いた小説です。
高校生のころ、すごく好きだった女の子をモデルにしています。
四本の指が人さし指をぎゅっと握りしめる。手をうごかしてもけして離さない。こんなに、こんなにちいさいのに、ぜんぶの指先に爪がきちんとついていて、神経がかよっていて、なまあたたかい。すこし、こわい。赤子の母をまえにしていても、かわいいね、などと言う気にはなれなかった。このぐんにゃりとしたかたまりは、ふたりの男女が出会って恋をしてからだをかさねること抜きにはこの世に存在しえない生きものだ。まるでつくりものみたいなのに毎秒きちんと呼吸をしている。二つの目をきょろきょろさせてわたしを見つめている。母親にそっくりな奥二重と、たまご型の顔。ほんのすこし力を込めれば潰れてしまいそうだ。愛され、守られる。おまえはいいね。そうつぶやくやいなや、とつぜん赤ん坊が泣き叫んだ。
絵美がダイニングテーブルを離れてこちらに小走りでちかより、二枚がさねの座布団の上に寝かせてあったわが子を軽い動作で抱き上げた。母にあやされると息子は泣き止んだ。この部屋にはきちんとベビーベッドも置いてあるのに近所の衣料品店で安売りされていた大判の座布団を愛用しているのは、ひとえに「たいちゃん」のこだわりによるらしい。太一、というのが生後間もない彼の正式な名前だが、ふだんはたいちゃん、と呼ばれているのだそうだ。タイちゃん。わたしがぎこちなくそう口にすると、絵美はひとりごとのように言った。
そういえば、タイコさんっているじゃん。ノリスケさんの奥さんの。イクラちゃんのおかあさんね。あたしずっと、明太子のタイコかと思ってたんだけどさ、あれってエビで鯛を釣るほうの鯛だったんたね。ダンナに言われてはじめて気付いた。
よどみない流れのなかで、ダンナ、ということばが妙にひっかかる。ダンナ。ダンナ。あんたには似合わない―。すこし憧れていた上司が奥さんのことをうちのヨメ、と呼んだときにもがっかりした。絵美は、たいちゃんをかかえたままソファに腰掛けた。モスグリーンの格子柄が描かれたリネン地のカバーに、皺が寄る。ちょっとしつれい、とわたしに断りをいれてからセーターの裾を捲る。席外そうか?と一応言ったら、いいよいまさら、お風呂とか一緒に入ったことある��ゃん、と気安い返事が返ってくる。飾り気のない下着を引き下ろすと乳房があらわになった。授乳中なだけあっておおきくはりつめている。
「すごいでしょ。妊娠中からね、どんどん大きくなってきて。痛いくらいだよ」
絵美は、右がわの乳房をゆさゆさと揺らしてみせる。さわってみたいな、とわたしが思うと、さわってみる、と絵美がきく。いちど立ち上がって、絵美の足元にひざまずく。手を伸ばしてふるえる指先でそっとふれる。むかしからとろけそうに白い肌は、わずかにしめっている。ふくらみを撫ぜたあとほんのすこし力をこめて揉むようにすると、先端から、じわり、と液体がにじみ出す。たいちゃんがまたぐずりだす。はいはーい、交代ね。わたしもソファに座って懸命におっぱいに吸い付く彼をながめる。すごい勢いだ。むしゃぶりつく、というかんじだ。へんな気分になったりしないの、とたずねると絵美は呆れたような顔をする。
「わが子に吸われるたびにどうにかなってたら世話ないでしょ、ばかじゃないの。」
ばかじゃないの。絵美の口癖。やさしい、するどい、いろんなばかじゃないの、があるのだ。馬鹿ついでに、もうひとつきいた。誠司さんにさわられても、なんにもないの。絵美を見ると、言葉もないようだった。
「大谷ってほんっとにそんなことしか言わないんだね。」
質問の答えははぐらかされてしまった。まあいい。知りたくもない。会ったことのない男とのことなど。
絵美の結婚式の日にわたしは熱を出した、ことになっている。高校時代の仲間うちでは、大谷はよりにもよってたいせつな友人の晴れの日を頭痛と吐き気に悩まされながらベッドの上ですごした間のわるい女だ、という不名誉な噂が広まってしまっている。六月十五日、わたしはたしかに日がな一日ベッドの上にいたけれど、高熱と戦っていたわけではない。できない、と思ったからだ。花嫁をさらって逃げることも、くたばっちまえアーメン、とせいいっぱいのうらみごとを言うことも。最高のかたちで彼女を祝福するためにはには涙に濡れそぼって布団にくるまっているのがいちばんよかった。花婿の顔なんか見たくなかった。五年経ったいまでも、わたしはほんとうに賢い選択をしたと思う。「誠司さん」など永遠に知らなくていいのだ。年賀状の写真のなかで絵美と笑っている男というだけでいいのだ。それ以上を知ったとしてなんの慰めにもならぬ。たとえば彼がものすごくいいひとだったとしたら自己嫌悪におちいるに決まっている。妄想のなかでなんど彼を殺したかわからない。
やわらかいドレープをつくるレースのカーテン越しに陽をさんさんと浴びながら、たいちゃんはすやすやと眠っている。寝息にあわせてうぶ毛がきらきらゆれる。子どもは動物だ。腹がくちくなるとこんど��睡眠欲をみたす。絵美は��日の入るキッチンでバナナケーキを切りわけている。白を基調に、やさしい色合いでまとめられた調度類。あと三年もすれば、うすグレーの小花がちりばめれた壁紙にはクレヨンのカラフルな線が縦横無尽にはしる。木目調のサイドボードの上に並べられた二人の写真は家族の旅行写真になる。真っ白でふわふわのラグはオレンジジュースで汚される。絵美はこの家で愛する家族に見守られながらどんどん年をとる。どんどん、年をとる。十年まえと比べればすこしみずみずしさを失ったうなじを人差し指でつ、となぞる。絵美はへんな声を出して、後ろに立たないで、お客さまなんだから座っててよ、と怒る。紺地のスカートから健康的な二本のあしをのぞかせていたころの絵美は真っ黒でかたい髪を耳の高さでみじかく切り揃えていた。無頓着というわけではなくて、くせの強い髪は伸ばすとうねりを増すからだった。うつむくと前髪がまぶたのあたりにきれいな影をつくった。高校を卒業して、縮毛矯正をかけて、色を明るくして、パーマをあてて、ひととおり髪を傷つけたあと、いまは肩にかからないくらいの地毛をうしろでひとつにしばっている。動くたびに、ゆれる。ゆれる。わたしをさそう。
「はい、大谷のぶん」
絵美が振り返ってわたしにお皿を渡す。ティーカップとおそろいの、金色の細い縁どりがしてあるお皿には分厚くカットされたバナナケーキ。ゆるく泡立てた生クリームがたっぷり添えられている。テーブルをはさんで向かい合う。どっしりとした生地にはくるみがごろごろ入っていて、なかなかに食べごたえがある。おいしいね、お店出せるよ。そう褒めると絵美は得意げな顔をした。
「それね、すっごい簡単なの、ホットケーキミックスだからね、粉ふるわなくていいの」
すっかり一人前の主婦だ。毎朝スーパーのチラシを見て献立を考えたり、一円でも安い豚バラ肉を求めてはしごしたりするんだろう。あのころみたいに、帰り道にあった輸入食料品店で高くて甘いチョコレートとか食べると指がべたべたになるプレッツェルとかを買ったりはしないんだろう。生活の知恵がつまったケーキを小さく切りながら口に運ぶ。絵美の口がひらかれる。
大谷は、付き合ってるひととか、いないの。
一週間前のことだ。めずらしく早く帰ってきた眞はそわそわしていた。いつもなら脱ぎっぱなしで放ってあるスーツのジャケットの皺をのばしてハンガーにかけて、埃まで取りのぞいていた。部屋着になってからもクマみたいに居間をうろうろしていた。そんなにお腹すいてるの、とわたしが笑うと彼はむずかしい顔をしながら���ッチンのほうへやってきた。話があるんだ。なに。眞は、おおげさに深呼吸してから、結婚しよう、と言った。結婚しよう。結婚しよう。おれに永遠をちかってくれ、つまりそういうことだろう。眞だけを、一生。眞だけと、一生。出汁がふきこぼれた。絵美に会いたいと思った。
わたしが答えないでいると絵美は目を伏せて、言いたくないなら、いいよ、とつぶやいて紅茶をすすった。
ここに来る電車のなかで、楡山くんのことを思い出した。車窓からみえる景色が高校のころの帰り道とそっくりだった。武蔵野線は中途半端な田舎をはしっている。みんなが降りる比較的大きな駅のまわりには四階建てくらいのビルがひしめいていたりもするが、県の南にゆくにつれ住宅地と緑が多くなる。つぎの駅につくまでのあいだが長いので話の弾まない相手と帰るのはものすごく気が滅入った。楡山くんは村上春樹がすきだった。わたしも彼のファンだったこともありはじめのうちは楽しく文学談義をしていた。でも、彼が部誌に書いた小説を読ませてもらったら、春樹そっくりの文体で登場人物のなまえだけ変えたような代物だったので、すこし嫌いになってしまった。春樹のことも楡山くんのことも。わたしたちは文学部だった。いけすかない相手でも、おなじ部活の仲間で最寄り駅もとなりだったので火曜日と金曜日はふたりで電車にのらなければならなかった。どうしても話をみつけられないとき、わたしはだいたい窓の向こうの団地の数をかぞえていた。あのあたりは集合住宅が多いのだ。冬のある日、わたしたちはいつものようにいちばん後ろの車両のドアによりかかって並んでいた。楡山くんがぼそりと、おれ新田さんがすきなんだ、と言った。耳をうたがった。絵美を可愛いと思うのはわたしだけでよかったはずだ。彼は頼んでもいないのにべらべら喋った。このあいだ偶然図書館で会ったとか、さいきんはよくメールをするんだ、とか、わたしにとってみればさして特別でもないようなことをべらべらべらべら喋った。楡山くんの声はがさがさしているのに高くてひどく不気味な感じがした。うわん、うわん、と頭の中で反響した。まるで協力してくれないかと言わんばかりにこっちをちらちら気にしながら、骨ばった浅黒い手で鼻を拭っていた。猛烈に腹が立った。そうなんだ、とだけ相槌をうった。それからはずっと窓の外をみていた。ほんとうは脇目もふらず思いきり怒鳴りつけたかった。あんたなんか釣り合わない、と斬りすててなにかとんでもなくひどい文句を浴びせたかった。はらわたが煮えくり返ってローファーの足元がふらついた。つぎの日、わたしはいつもより一時間だけはやく起きてサラリーマンで混むまえの電車にのって学校に向かった。とちゅう、コンビニで買い物をした。準備は万端だ。吐く息は白く太ももに刺さるつめたい朝の空気がここちよい。女子バレ��部がかけ声とともに校舎のまわりを走っていた。イーチ、ニーイ、イチニ、ソーレ。クラスメイトの斉藤さんがちらとこっちを見たので微笑みかけておいた。正面玄関にはまだ鍵がかかったままで、そのかわりにテニスコートのそばの非常用出入口が開け放たれてた。ローファーを手に持ってひんやりと硬い廊下をふみしめた。とちゅう学年主任の先生とすれちがった。これは試練だと思った。上履きにはきかえて、五組の下駄箱をめざした。楡山くんの上履きに用があったからだ。どきどきしながら彼の靴箱を開けて、ちょっとしたプレゼントをしてあげた。一週間おなじことをつづけた。楡山くんは学校に来なくなった。
どこかで夕焼け小焼けが鳴っている。子どもたちに帰宅を促す合図だ。夕飯は食べてゆくのかたずねられたので、ありがとう、でもいらない、家で恋人が待ってるから、とこたえた。絵美は奥二重の目をおおきくみひらいた。
「え、いるんじゃんやっぱり。なんでさっき言わなかったの」
辛い恋でもしてるのかと思った、と彼女は笑った。辛い恋とはどんなだろうか。道徳や法によって禁じられた、それとも、思いあまって誰かを傷つけてしまうような、あるいは、こころのはげしいところを全部持っていかれてしまっているのに結ばれることはおろか伝えることすらままならない恋、だろうか。いずれにせよ、わたしには縁のないものであるにちがいない。そうでなくてはならない。
そろそろおいとましようかな。席を立とうとすると絵美はキッチンにいそぎ小さな紙袋を手にして戻ってきた。うす茶色のざらざらした紙袋。よく見ると、英字のプリントが施されている。
「さっき出したのといっしょだけど、彼氏と食べてよ」
甘党の眞はきっとよろこぶだろう。お礼を言って受け取り、椅子の背に掛けてあったニットのカーディガンを羽織る。ちょうど太一も目覚めた。絵美はわが子を抱え、上がり框に腰を下ろすわたしに靴べらを渡してくれた。駅まで送る、というありがたい申し出は丁重にお断りした。この寒いのに外に出て赤ん坊に風邪をひかせてはかわいそうだし、きっと道にも迷わない。
さいごに、たいちゃん、抱っこさせて。
バナナケーキの入った紙袋を絵美に持ってもらい、ぴったりと密着するようにたいちゃんを抱きしめた。ずっしりとしめっている。やわらかい。ふくふくとしあわせそうな輪郭に鼻を寄せると、ミルクのにおいがした。絵美のお乳のなごり。絵美の子ども。絵美がお腹を痛めてうんでいのちを分けあたえて育てている子どものぬくみを、いまわたしは感じているのだ。彼女がほほえんでいる。毎朝、この場所で靴を履いて、一段うえで穏やかに笑う妻と子にやさしく見送られる幸運な男がいる。妻は、そのうち息子のことも見送るようになる。もしかしたら、娘や、���うひとりの息子も。わたしはあなたたちが心底うらやましい。あなたたちがひとを殺めても、絵美はかならずいちばんに愛してくれる。何をしても、しなくても、あつい胸で甘えさせてくれるでしょう。ふえ。たいちゃんが泣きそうな顔をした。わたしは彼のおでこにくちづけて正しい持ち主のもとに返した。
わたしはひとりで門を出て、二十歩くらい歩いたところで振り返って絵美の家のベランダを仰ぎ見た。うっすら暗くなった空に洗濯物がはためく。朱い日はじきに沈みきる。こうして日々をやりすごすうちに人生は終わる。きっと天国がまっている。あんたが先か、わたしが先か。その日がくるまで、せめて同じように年をとろう。やさしいひとに身をゆだねて、しあわせにこの世を終わらせよう。それでいい。それがいい。数メートルさきにバスが停まった。わたしは急ぎ足でまた歩き出した。はやく帰って、眞にうんと言おう。
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『牛泥棒』あとがき

5/11文学フリマ東京で出した新刊『牛泥棒』のあと���きです。
あとがきペーパーを挟んでいたんだけど途中で足りなくなってしまったのでここにアップしておきます。
そして5/17野郎フェスではそもそもペーパーを挟むのを忘れていたな…。
大したことは書いていないのですが(文フリの朝にバーッと書いた、とてもまとまりのない話で)、まあでもなんかこう本の雰囲気が伝わるんじゃないかなあと思います。
本は通販を始めました。よかったらのぞいてみてください。
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塾講師のアルバイトをしていたとき、菊池寛(きくちひろし)くんという生徒がいた。わたし含め講師たちは菊池寛(きくちかん)じゃんと喜んでいたが、菊池寛くんは菊池寛のことは知らない様子で、いつもぽかんとしていた。それでもわたしたちはしばしば「父帰る」とか「真珠夫人」の名前を挙げてふざけていて、大学生とはいえなんて失礼だったのだろう。自分はずっとろくでもないし、これからもしょうもないことをたくさんやらかすだろうと思う。そして、自分はだめな人間ですとあらかじめ宣言しておくのはやはり予防線だろうとも思う。
「父帰る」は、高校のころ、演劇部の友人が「父帰る」をもじった「父蛙」という脚本を書いたことがあって、わたしはそれで菊池寛を知った。高校演劇の地区大会の作品。別の学校の友人で、わたしは自分の作品のスタンバイがあったから「父蛙」の上演は見ていないんだけど、父親が蛙になって帰ってくる(本当は帰ってこない)みたいな話だったときいて面白そうだな……と思った。わたしが女子校で彼が男子校で、なんとなくライバルのような親友のような悪友のような関係だった。30歳くらいまでずっとたがいの書いたものとか読んだものとかをシェアして仲良くしていたけど、すごくくだらないけんかで絶交したので、いまどうしているのか知らない。「真珠夫人」の終盤、主人公・瑠璃子の義娘・美奈子は、瑠璃子が牡牛に突進されて角に刺されてしまう……という夢を見る。
「ふろいで」という名前の温浴施設は埼玉県の鶴ヶ島にあった。ゴミ処理場の排熱を利用した施設で、一回400円とかで安かった。男湯と女湯のまんなかにプールがあり……というのは作中と同じ。近くに住んでいたころはよく行ったけど、当時はスーパー銭湯もかなり安かったから、値段というよりは独特の「ふろいで」感を面白がって出かけていた気がする。ロビーや休憩スペースに漂う公共の施設感。スーパー銭湯や健康ランドとはちがう、あるいは市民プールのじゃりん子っぽい陽気さでもない、どちらかというと病院とか介護施設が近いような雰囲気。少し前にゴミ処理場の移転と統合があり、「ふろいで」はもうなくなったようだけど、焼却炉と煙突はまだ残っているようだった。
「ティアラ」は歯並びの悪い女の子が主人公。歯並びの悪い子を書くのはちょっと勇気がいった。わたし自身がかなりぼこぼこの歯並びをしているので、なんかこう自分のコンプレックスを書いているように見えてしまいそうで。本作は不幸な少女アンソロジーにおじゃましたもの。アンソロの寄稿ならふだんとちがうことをしてもいいかなと思ったのと、当時はコロナ禍の初期でみんないまよりマスクを手放さなかったし、イベントもどんどん中止になっていて人と顔を合わせる機会が減ってい��ので、この話題を書いちゃっても平気そうだなと思った。小説と自分の顔面がイコールで結ばれない安心感? また本作は太宰治賞に応募して一次通過した。応募したのは6,7万字くらいに膨らませたもので、もうちょっと恋愛の話っぽくなった。
わたし自身は、自分の歯並びが悪いのは知っていたけどそれが本当に悪くて、人から見てもけっこうひどい状態だということになかなか気づかないでいた。前述の演劇の友人が、なんかのイベントの場で仲間内のいろんな人のモノマネを披露したことがあり、わたしの真似をするときに出っ歯を強調したそうで、わたしってそんなに目立つ歯なんだと驚いた。すごく鈍感だったのだと思う。そしてわたしはその場にいなくて、あとから後輩に教えてもらってそれを知った。いやなモノマネををされたのに友人に対してはなんとも思わなくて、いちいち報告してきた後輩のことをなんていやなやつなんだろうと思った。
父の兄が商売に失敗して失踪し……というのもうちの話だけど、実際は本作のような感じではない。住んでいるのが福岡と埼玉で、距離感もあるかもしれないが、もうちょっと微妙な感じ。フィクションに書くとフィクションになるなあと思う。30何年かずっと行方不明だった伯父は、結局亡くなって発見された。つい2年前の話で、江戸川区の区役所から連絡がきて知った。伯父は生活保護を受けていたようで、名前を変えるとか素性を隠すとかはしていなかったことがわかった。それでもいなくなろうと思えばいなくなれるんだなあと思った。福岡の祖母は遺骨の引き取りには来られなかった。誰も行かなかったようだった。
祖母は七人きょうだいの長女で、夫を早くに亡くし、長男に家を破産させられ、なかなか波乱万丈だったがいつもどこでもビシッと仕切った。父曰く「殿様のような人だった」。先月九十四歳で亡くなった。近くに住んでいる従姉がみとったそうで(失踪した伯父の子だ)、亡くなる直前の言葉は「全員そこに並びんしゃい」「みんなに布団ば着せんと」だったそうだ。
幼稚園の園長と理事長の息子が、園バスの運転手をしていた。めがねをかけているからあらいぐま先生と呼ばれていた。妹の通っていた幼稚園で、子どものころは引っ越しが多かったので、わたしは通っていない幼稚園。園でポニーを飼っていてあらいぐま先生がポニーの世話をしていて…というのは妹からきいた話。8歳から始めるクトゥルフ神話というテーマのアンソロジーにおじゃまし、どうしてこの話を書こうと思っただろう。
ちょっと前に妹は歯の矯正をはじめ、それをちょっと申し訳なさそうにわたしに話した。わたしの歯並びを気にしてくれたようで、びっくりした。
2025.05.11 オカワダアキナ / 牛泥棒 あとがきのようなもの
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今日は整体の日。足つぼマッサージがめっちゃ気持ち良くて、整体の間中爆睡しまった。
私が通っている名古屋市中区栄の整体は【整体からだ工房】さん。日本人を揉ませたら世界一!と、言っている院長先生にいつも元気にしてもらっているの。

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転生しないし、したくありません! 6
こんなに幸せでいいんでしょうか
一通《ひととお》りの家具を揃《そろ》えて、やっと生活感の萌芽《ほうが》が予感《よかん》出来《でき》る様子《ようす》を醸《かも》し出《だ》せた。
と複雑な言い方をするのには理由がある。まだ家具を設置しただけで、実際に俺たちはここでの生活をしていない。それはまるで、ま��種《たね》を蒔《ま》いてすぐといった段階にある状況と言えるのではないだろうか。つまりはまだ、『生活感は芽吹《めぶ》いてすらいない』、ということが言いたかったのであろうと帰結《きけつ》する。今まだって何回言った?
「3回ですね」
俺の数歩横《すうほよこ》で、『お部屋』をしげしげと見つめているセレィシェがお答えあそばせになられた。今日も読心《どくしん》は絶好調でしょうか? 因みにセレィシェから『心だけでもいいですよ』と言う提案があったので、俺はウケ狙いで、お口にチャックならぬお口にテープ状態である。ただいま絶賛スベリ倒し中 ‼︎
「なんですか。お答えあそばせになられたって」
俺の心の言葉遣いの《《あそび》》についてクレームを入れてくる読心家《テレパシト》。
「テレパシト? …ああ、テレパシーだから? 馬鹿なんですか?」
セレィシェに夢中という意味での『セレィシェ馬鹿』ということであれば、その答え、イエスだね。
「それ私のことを馬鹿って言ってるみたいに聞こえますね」
オウノォウ! そんなつもりはないのにぃ! じゃあ君に夢中な『君馬鹿』で。 …君馬鹿ってなんか、『平成の大ヒット少女漫画のタイトルの略称』感があるな。気に入った、使っていこう。『キミバカ!』
「あの、それもこっちのことをバカって言ってるように聞こえるのですが」
あ、ほんまや。なんてこった。俺としたことが。下手こいた。あたふた。
「やっぱりバカなんですね」
バカじゃ無いもん! セレィシェが好きなだけだもん! それでちょっと浮かれてるだけだもん! 浮かれポンチレベルに。レベチに。
「うるさ」
そういう彼女はどこか楽しげである。ははあん、ツンデレ?
「ハイハイ。そういうことにしておいてあげますよ。ふふ」
……だいぶデレ性分が大きくなってきたな……俺は果たして受け止められるのだろうか……この可愛さを!!!!
「可愛いって言えばいいと思ってるんでしょう」
へ? 可愛いと思うから可愛いと言ってるだけなんだが。心が読めるんだからそれくらいわかるだろうに。
「ハイハイ。そうですね」
そう言うとセレィシェは、俺の相手をするのをやめて、再び『お部屋』の方へ顔を向けた。
『お部屋』というのは、この空間を醸成するにあたって、二人でアレコレと相談している時に、セレィシェの口からポロっと出た言葉である。それがなんだか可愛すぎて、そのまま正式名称として採用してしまった。セレィシェにはポカポカ叩かれたが、俺の心はポカポカになったので、寧ろプラスであったと言わざるを得ない。最早心は小学生。とても良かったと思いました、まる。やかましいわ!
「何一人で盛り上がってるんですか?」
セレィシェが『かまちょかまちょ』という調子で俺を現実に引き戻す。その現実が理想的過ぎて最高なんだが。最高過ぎて……ここで気の利《き》いた若者言葉を小気味好《こきみよく》く連荘《れんちゃん》して、感情の昂《たかぶ》りを表明したかったのだけれども、若者じゃないので無理だった。
そこで、心に謎のヒップホッパーを召喚して代弁してもらう。彼は褐色の筋肉が目立つ上裸にオーバーサイズのブラックベストをひっかけて、ブラックキャップを後ろ被り。首元にはゴールドチェーンがジャラジャラリ。腕にはリング、やはり金。ボトムスなんかはミリタリー。なんならラジカセ担《かつ》いでる。テンポ良く喋る。
『オレ・マジ・セレィシェ・ダイスキィ。オレ・マジ・セレィシェ・ダイスキィ』
「呆れてものも言えませんね」
そうなん? そうはいうが、そういう物言いが、なんだか早くも俺の影響なのではないかと思えてさ。それがなんかさ、嬉しいんだよね。躁になっちゃうよね。爽快にね。
「だる」
そういう彼女のポーズは、腕組みから右手を顎の方に持ち上げて、軽く握った手はその人差し指あたりをちょうど口元に添える様な、そんなポーズだ。その所作を彼女は良くするのだけれど、俺はそれも大好きで、『かわいっ』って思ってしまう。レペゼンキュート。
こう思ってる間も彼女は動じずに、じっとお部屋を見つめている。
相当、このお部屋に関心があると見える。
然《さ》もありなん。
彼女は俺が具現化した家具や小物を、その度に矯《た》めつ眇《すが》めつ眺めていた。その様子から、彼女がそれらの家財《かざい》に興味津々である事は窺《うあかが》えていた。だから、出来上がったこのお部屋を、彼女がずっと見��めているのは、やっぱりそうなるよなぁ、という所である。ところでそんな彼女は非常にとても尋常じゃないくらい凄まじく愛らしく、正直今すぐ抱きしめたいのだが!! …いきなりそんな事をして嫌な思いをさせたくはないので、当たり前にぐっと我慢した。俺ってばエライ。当たり前だけど。当たり前だけど大層《たいそう》なこと。当たり前大層。
「ふっ」
ウケた。やったやった婚活だ! 今夜は婚活だ! ……などと供述しており……。しかし現世ネタ、伝わるんだな。つまりはアレかな? 知識としてはしってる的な、そういうサムシングなのかな? ぬあ〜んか、そんなフレグランスがするよね。そういうエッセンスが散りばめられて、いるよね。んね。
「婚活って、結婚でもするんですか? お幸せに」
君と!! やろがぁい!!! 一緒に!!! 幸せになりたぁい!!!!
「ところでなんでノルディックなんですか? 同意はしましたけれど、理由を聞いてなかったです」
変わらずにお部屋を見据《みす》えながら、セレィシェが俺に問《と》い掛《か》ける。華麗にスルーされた。ぴえん。。。あ、あきまへん! ��えんは心内でも彼女に禁止──正しくは使用非推薦《しようひすいせん》──されとるんやったわ! アカーン! へたこいた〜! いてこまされる〜〜〜!
ぴえん、二度と使うな、俺。
いいね?
そんなことよりそれよそれ。お部屋の調はノルディック。調というか、様式か。落ち着いた空間に仕上がった。
しかしあれぇ? おっかしいぞー?
『心を読めるんだったら何《なん》でノルディックにしたかなんて手に取る様に分かるんじゃないのかなぁー?』
という、体は大人で、頭脳は子供な、そういう疑問が湧いたが、
『どうも彼女の読心《どくしん》は完全では無さそうだ』
という、これまでの経験則《けいけんそく》が物を言って、これを諌《いさ》める。
恐らくそういうことなのだろう。
どういう理屈《りくつ》かとか、どの程度わかるのかとか。或いはスイッチのオンオフが定期的に来るみたいなのだとしたら、その頻度や間隔《スパン》はどれくらいなのかとか。その中身は全《まった》く以《もっ》て、皆目検討《かいもくけんとう》も付かないけれど、兎《と》に角《かく》そういう事なのらしかった。
だからそれは一先《ひとま》ず置い|てお《と》いて。
彼女の質問に答えねばなるまいて。
「ふっふっふ、それはね?」
俺はおちゃらけた調子で少し勿体《もったい》ぶってみた。その甲斐《かい》あってか、セレィシェが再び此方《こちら》に顔を向けてくれた。やったぁ!
「なんですか? 勿体ぶってないで早く教えてくださいよ」
セレィシェが焦《じ》れる。なんかちょっとレアな気がする。そうでもない気もする。それは兎《と》も角《かく》。
「安直《あんちょく》だって言わない?」 「安直な理由んですか?」 「そうだけど」 「そうなんですか……ふうん…」 「おん。ええっとぉ……」 「もしやあなたの名前が氷河だからとか?」 「惜しい!」 「惜しいんですね……てっ……もう……」
そういうと、彼女は何かを察したような、諦めた様な、呆れた様な。そんな複雑で微妙な雰囲気を纏《まと》いながら、苦笑しつつ右手で眉間《みけん》を抑《おさ》えるジェスチャーをする。いやまぁ普通に、呆れてるんだろうか。わからん。
「……このひと馬鹿だなぁと思って」
引き続き苦笑しながら俺のモノローグに静かに答えるブルベ天使。
失敬な。俺は『キミバカ!』であって、『セレィシェバカ』の『イカレポンチ』 の『ピエロ』ではあるかもしれないけれども、それ以外の何者でもないのですが!
しっかし、このポーズをしているセレィシェを見るのは初めてだ。正直めちゃくちゃ可愛い。眼福すぎてしにっそ。ああもう死んでたわ。ガハハ!
真面目な話、そのどんな仕草にも目を奪われてしまうのだ。その一挙手一投足《いっきょしゅいっとうそく》に心を奪われるのだ。その素直だったり素直じゃなかったりする性格に��とても惹かれる。そう言えば、彼女好きなところをこれまでに108個伝えてきたけれど、これで109個に増えたんだね。でもまだぜんぜん表し足りないや。
でもそんな『言葉』なんてどうでもいいのかもしれない。全部本当だけど、所詮は『言葉』。そして言葉程度で表現出来る範疇の話でしかない。まるで彼女の口癖を拝借しているみたいだけど、実際そうなので仕方ない。
こんなことを、生前『言葉』に拘《こだわ》ってきた俺が言うのもなんだけど、『言葉に出来ない不可思議《埒外の》』だってあるんだって、今はわかる。それは恋にしたって同じ。恋にも不可思議の好意はある。不可思議の恋慕はある。それだけのことなんじゃないかな。
……いや! 訂正しよう! 今まで表《あらわ》す事に並々《なみなみ》ならぬものを持っていた俺だからこそ! その俺が『表せない』という程の事だという事なのだ!! 手前味噌《てまえみそ》ながらそれ程までに特別で!! 意味深長《いみしんちょう》なのだと!!!! 恥ずかしながら思うワケ!!!!!!
とまぁ色々と独白《どくはく》を白日《はくじつ》の下《もと》に晒《さら》してきたけれど、すごく平易に俗っぽく、つまり有《あ》り体《てい》に言えば、セレィシェには言葉に出来ない、不思議な魅力があるんだってことさね。そうさね。
「自画自賛《じがじさん》ですか? ナルシストな方はちょっと……」
オーマイガッ! なんちゅーこっちゃ! あっちゃっちゃ!
しかし自分のことを愛せない人間がどうして人を愛せようか。そう思わんかね、ワトソンくん?
「否定しないんですね…」
否定するの、きらいだからね!
てア°ッ! 否定してしまった! 否定するのを否定してしまった! ア°ー!
「全てを受け入れると? 神様仏様にでもなったつもりですか?」
君のためなら悟りも開ける。
これ自体煩悩だけど。
「私はそんなこと求めていませんよ?」
あ、そうっスよね、ハイ。ほんま、スミマセンした。ほんと。ハイ。
「ただ一緒に居てくれればいいんで」
はん?
はんはんはん????
「それにさっきの『不思議な魅力がある』って言葉ですけど」
はん?
「こっちのセリフなんですよ」
ほん?
「不思議な魅力を、感じますよね」
んえ?
「嫌いだったら、一緒に居るわけないじゃないですか。《《ここ》》がどれだけ狭いと思ってるんすかね。まったく」
んん?????
んあん??????
ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?
「さっきあなたの心が読めたんですよ」
んんんんんんんんんんんんんん??????????????????
「” 君に似合うから ” って」
!????!!??!??!??!!?
「 ” 君が好きそうだから ” って。” 君の笑顔が見たいからって ” 」
はぁ?! えぇっ、ちょすっ、、、えぇえ?!
「 他にも色々と」
ギャース!!!!!!!!!!!!!!!!
「恥ずかしくないんですか?」
恥ずかしいわ!!!!!!!!
「こっちが恥ずかしかったですよ……」
じゃあなんで見た!!!!!!!!!!!!!!!
「それに小賢《こざか》しいです。あんな細工」
二重思考《ダブルシンク��はそりゃバレたら小賢しくうつるだろうさ!!!!
「矛盾したものを確《しか》と認識しながらも双方《そうほう》を信奉《しんぽう》するという|デノテーション《辞書的意味》も備えつつ。字面からの|コノテーション《連想意味》的に二重の思考がお出来になるんですねぇ、あなたは」
悟られないようにしていた方の心までも読まれていたとは。そのテレパシーめいたものは常に確実に作用している訳ではなさそうだが、だからといって侮《あなど》れる様なシロモノでもないようだ。
だって、自分すらも騙していた二重思考《ダブルシンク》の二重思考《ダブルシンク》を、彼女は突破したのだ。デノテーション的二重思考《ダブルシンク》によって俺はコノテーション的二重思考《ダブルシンク》をしながらも秘匿隠蔽《ひとくいんぺい》していたのだが、そのセキュリティをまさか突破されるとは。
尊敬。
圧倒的尊敬。
ますます好きになっちまうよ……。
っていやそれよりも……俺の心を騒《ざわ》めかせ響《どよめ》かせているのはもっと別のことだ。だから、この一連の思考自体が心の防衛機能のようなものだ。中核《カーネル》とはまた別の、|心の鎧《ペルソナ》的思考だという事は明らかなのだ。
彼女への尊敬の念も感嘆《かんたん》の思いも本心ではあるけれど、それよりもそれよりも。もっともっと俺の心を掻《か》き乱《みだ》す情報が提示されていて、おれについて俺は防衛反応的に敢えて無理くり気づかないようにしている。もしそれを明示的にしてしまったら、明らめてしまったら、俺は耐えられないかもしれないからだろうか。わからん。自分のことすらわからん。まぁ自分のことを何でも分かってるなんていう傲慢よりはマシな気がするが。知らんけど。
「何をそんなに戦慄《わなな》いているんですか? 私があなたの事を本当に不快に思っていたと?」
いやだって、、、、、、そのさ、、、、、、、、、いやさ、、、、、、、えぇ?
「ふふ。嫌いだったらとっくに手段を講《こう》じて、何としてでも転生してもらってますよ。それか、あの時あなたの名前を取り上げずに、現世に帰って貰うことも出来ました。実際そういうルートもあったのでしょう。でも『今此処《いまここ》』にいる、私とあなたはそうじゃありませんよね?」
そうですねぇ、そうじゃありませんねぇ、そうなんですよねぇ、それなんですよねぇ。
「安直な理由でも、率直《そっちょく》な好意は嬉しかったんですよ? 思《おも》いの外《ほか》|素朴《そぼく》でしたけど、それもまた。ただそれだけです」
身《み》も蓋《ふた》も無いと言われなかっただけ命拾《いのちびろ》いした思いです。だからバレたくなかったんだ! それだけじゃないけど!
「でも今は後悔してるんですよね。あの時あなたの名前を奪った事」
え? あ、それってどういう……
あ、もしや上げて落とすパターンスカ!? そッスカ!? ソナンスカ?!
「だって、仕方なかったのはいえ、非道い事をしてしまったなって、思うじゃ無いですか。だからあんまり、氷河って呼びたくないんです。私が付けた名前なんて、そんなの……あの場の思いつきと、あの場だけの流れだと思ったのに、そんなの……」
……うおわ。
予想外の方向だった。
どうしようこれ。
どうしたらいい?
どうすんの俺?
どうすんのよォ!?
「ふう。いっぱい喋って疲れました。あとそれ、いい加減バカバカしいです」
それ?
なんのことだろう?
セレィシェは、コツコツコツと軽快な音を立てながら俺の元へと歩み寄り、俺の懐《ふところ》に入り込む。もしこれが格闘技だったら、次の瞬間一本取られてそうな間合《まあ》いだが、実際に起きた事は、セレィシェが俺の顔を見上げながら、両手を伸ばすと言う、そういうハチャメチャドキドキトキメキイベントだった。ハートがぶち抜かれた。こりゃ一本とられたわ、ハハ。
「また変な事思ってる…。このバカバカしいテープをもう見てられないだけですよ」
ああ、テープ��。テープ。そんなんつけてたね。もうなんか、体の一部かってくらいに馴染んじゃってて忘れてたわ。『ソウイヤ・ソンナン・アッタナー島《とう》』ぐらいの勢いだわ。そんな島はない。
「下らないこと言ってないで自分でとってくださいよ。ったく」
そういう彼女の目元口元《めもとくちもと》は、しかしどうにも弛緩《しかん》しているように見えるから、何だかんで言って、ユーモアの相性のいいのかもしれない。うわユーモアとか言っちゃった。俺ってばユーモアなんてないのに! アウチ!
そんなことを思っていたら、セレィシェの細くて白い指先《ゆびさき》が、俺の頬───正確には頬の上のガムテープの端───に触れた。
死ぬかと思った。
死んでるけど。
いやほんと。
そうしてしかしバリっと一気に剥がされるののがオチカナーとか思っていたのだが、意外にも『めちゃくちゃ丁寧にゆっくりと』剥がしてくれるセレィシェ。やさちい。ああもうほんとこーゆーとこ好き。多分バリッって一気に剥がしてくれてもそれはそれで素っぽい感じがして好きだけど。どうせそれでどうなってもすぐ回復するし。
バチイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一気に剥がされた口テープ。
死ぬかと思った。
死んだ。
いや死んでるんだけどね?
もういいかこれ。
「ごめんなさい。『一気に剥がせ』っていうから、つい」
うん。
そうだよね。
言ったね。
そうは言ってないけどね。
そんな様な事は言ったね?
だから俺の責任だね。
うん。
「……痛ってぇ〜〜……。」
思わず屈《かが》んじゃうくらいには痛い。
それと、図《はか》らずも『脱《だつ》テープ化運動《かうんどう》』後の第一声《だいいっせい》は、そのような間《ま》の抜《ぬ》けた、|スペシャリティ《特徴》の無いものとなってしまった事が、誠《まこと》に遺憾《いかん》である。
「大丈夫?」
セレィシェが如何《いか》にも心配そうという素振《そぶ》りで顔を覗きこんでくる。
睫毛長《まつげなが》っ。
ファサァ。
目ぇデカ。
ぱっちりくりくりですやんか。
しかしその表情とは裏腹《うらはら》に、一気に剥がした方の頬を指先でツンツンと弄《いじ》ってくる。
サイコパスなん?
……まぁでも。
こういうのが、楽しいんだよな。
お互い気兼ねなく……所謂《いわゆる》、気の置けない仲で居られるっていうのは、心地いいね。かといってまったくお互いにリスペクトがない訳でもなく、完全に慣れ親しんでいるわけでもない。
すごく良い塩梅《あんばい》で、とても良い関係性だナァって、思っちゃうワケ。
出会ってからまだ全然日も浅いのに、もうこの調子なら、前途は明るげだ。
いや、明るい!
輝いている!!!! 輝かしい未来!!!!!!!! もう眩《まばゆ》いくらいだ!!!!!!!!!!!!
…真面目な話。
ほんとうに、これほど迄もの幸せが、降《ふ》って湧《わ》いてくるなんて。思いもよらなかったし未だに信じられないことなんだよね。
実感が湧かないわけじゃないけれど、夢みたいというか、奇跡的だなって思うよ。
君と一緒に居れて俺は本当に嬉しいんだよ。ありがとう。
「……ふうん」 「あ……聞こえちゃった?」 「まずかったですか?」 「まずいことはないかなぁ」 「じゃあウマい?」 「うまいうまい」 「……確かにあなたの言う様に、だんだんあなたに似てきてしまっている気がしますね…」
せやろ? そう言うとりまんがな。でんがなまんがな。
「懐かしい言葉ですね」 「ぇえ?」 「? なんですか?」 「ほらさ、懐かしい言いよるから」 「ああ、そういうこと」
セレィシェは俺のすぐ左隣《ひだりどなり》に座る。床に腰を下ろしたのではなく、厳密には、しゃがみ姿勢ダス。
「懐かしいんですよ。古い言葉は」 「あーね。それはわかるわ」 「じゃあ何がわかんないんですか」 「……『でんがなまんがな』を懐かしいって言ったんだよね?」 「ええそうですね」 「…………ほう」 「……なに」 「…独特をセンスぉをほぉ、お持ちな様でぇぇ…」 「………」
セレィシェの視線が刺さる。じーーーーーーー。
「私のことを、見た目ぐらいの年齢だと思ってます?」 「ん? あーそれ? そこに行っちゃう?」 「それ以外ないでしょう」 「んーーそうかなぁ、、、少なくとも頓着《とんちゃく》はしていないよ?」 「そうですか」 「おん」 「ほんとかなぁ?」 「気になるんダァ?」 「はぁ? うざ」
指先をちょんと突き出すようにして軽く肩を小突《こづか》かれる。ちょっぴり右に揺れてから、振り子の様に戻る俺……そんなことより、オーバーサイズパーカーの姫袖《ひめそで》がカワイイんスけど、どうすりゃエエですか!??!!?!
などと言ってる場合ではない。
「まぁさ、ちょっとビックリしただけだよ。気を悪くしたなら謝るよ」 「いいよ」
あっさりと許してくれた。というかいつの間にかタメ語なんだが。萌死尊死《もえしとうとし》仰《あお》げば天使《てんし》。言うほど仰いでないけど。
「わたしはあなたの思う様なものじゃないかもよ?」
急にぶっ��まれる一層のシリアス空気。アレ俺またなんかやっちゃいました?
「そうかな。そう思うの?」 「うん」 「どうしてそう思ったか、おいおい聞けたらいいなぁって」 「どうして? 別に今言ってもいいけど」 「そうなの? じゃあどうぞ」 「なんかムカつく」 「えぇ…」
今度は左頬に指が食い込む。相《あい》っっっ変わらず華奢な指っスネェ〜〜…。華奢《キャシャ》ーンってカンジ。
「ふっ」
笑いを誘ったらしい。マジカオイ。そりゃ半端ねぇな。
でもそこで、一つ気になった。
「なぁ」 「……なに」 「今までどんくらい、一人でいたん?」
それは訊《き》いてよかったのか分からなかったけれど。 聴きたかったし、訊きたかったんだ。
「……さぁね。でも、断続的に人が来てはいたから」
それは何《いず》れも孰《いず》れ転生していく者たちであろう。
そう長い時間|居座《いすわ》っていた者など、殆どいなかったというのは、聞《き》き及《およ》んでいる話である。
「ねえ」 「…ん?」
寂しかった? などと、『き』こうとしてしまったけれど。
「ごはん、食べよかった」 「……………………うん」
俺たちは彼女の手をとって、キッチンに向かう。 その手は最初、驚いたように僅かに震え。
けれども振り解かれることはなかった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「カスタマイズ?」 「え? カス?」
スンゴイ聞き間違いをしながら彼女が俺へ顔を向ける。ひえ〜かわえ〜。やっぱ目ぇデカいなぁ。そしてこの透け感よ。まさに透き通ってるわ〜相応しいわ〜〜。
「『カスタマイズしてるの?』って」 「え、ああ、、そう」
” 彼女は七味をまだかける。へ〜、激辛が好きなんだなぁ。
彼女が料理に調味料をかけるのを見咎《みとが》めているが、咎《とが》める積《つ》もりはなく、よりお好みの味を提供する為の密かなヒアリングの一歩である。
『味薄かった?』とか『もうちょっと辛い方が良かった?』などと訊く向きもあろうが、それは相手に気を遣わせる場合もあると考えるので俺は採用しない。
そこで編《あ》み出したのがこの『カスタマイズ』という楽しげな言葉の使用だ。 なんでもゲームとかユーモアっぽくした方が円滑な関係を保てるの信じている。こっちも楽しいし、あっちも楽しいなら、何も言う事はあるまい。いや、好きとかありがとうとかおやすみとかおはようとか元気?とかお疲れとか、色々言う事は枚挙《まいきょ》に暇《いとま》がないけれど。
因みに今の俺はカスタマイズ容認派である。昔は視野が狭く、愚かで、そして過激派だったが……若さゆえの過ちというヤツか。しかしてその積み重ねなくして今の俺無し。
『全部、これで良かったんだよ』
と今なら実感と確信をもって心から言える。だから俺は転生をしないという面もあるしな。まぁ原因のほぼ全てが彼女��一緒にいたいからだけど。だから彼女が一緒にいけるのであらば転生も吝《やぶさか》かではないのだ。
まぁいいや、こっちを強く考えながら隠蔽秘匿するのは疲れるゆえ、こっちは深層の海にふただび沈めよう……。 ”
ソファに並んでごはんを食べる。ダイニングテーブルもいいけれど、こういうのもいいよね。
食べ始めは『美味しいね』とか色々言い合っていたが、次第に夢中になって、黙々と食べるモードに突入している現在。それでも二人とも恐らく意図してゆっくりと食べているので、別に量を食べているという訳ではないけれど。
さっきのことを思い出す。
あのあと、何か食べたいものがあるだろうかと確認をした所、『親子丼』という予想だにしていなかった回答をいただいた。美味しいよね、俺も好き。
そこで腕《うで》に縒《よ》りを掛《か》けて、素晴らしき自信作を製造。いや、調理した。
勿論。最初から出来合いの『|インスタンス《実体》』を『生成』することも出来たが、そうしたくはなかったし、最初からそうするつもりはなかった。
結果だけが欲しい訳ではないし、過程だけが欲しい訳でもない。そもそもそういう二元論的な視野狭窄とも言い得る話に押し込めたくはない。
俺は彼女に美味しいものを食べて欲しいし、俺は彼女にごはんを作りたかった。そしてそれを一緒に食べたかっただけだ。これについて要素を抜き出したり特徴を挙げ連ねて別の言葉で再解釈する必要なんてどこにもないんだ。『つまり』なんて今ここでは不要だ。
さて。
完成した親子丼は過去最高の出来栄《できば》えとなった。生前、料理は自分の舌を唸《うな》らせるくらいには嗜《たしな》んでいたし、この場所の特質《とくしつ》を鑑《かんが》みれば、心を込めるほど自ずと美味しい料理が完成するのではないかという仮説もあった。
それは味も香りも非常に均整がとれていて、豊かな風味が香り高い逸品である。これには彼女も驚いていたし喜んでもらえた。
一口食べて、
『…美味しい!』
と言ってくれた時には、表彰台で優勝トロフィーを掲げて観客席に手を振っているような心持ちになった。
イメージがものを言うこの世界だからこそ、体験していないことについは情報を食べることになる。それは酷くぼやけて大味な食物《しょくもつ》となる。彼女がかつて食事をした時に食べたものもそんな味だったらしい。
ここでちょっと疑問だったのが、俺のイメージで作り上げたものが果たして彼女が食べた時にも同じイメージであり続けるのかということだった。俺の観測と彼女の観測が同一である保証はないので、個々のイメージによって結果は変じてしまうのではないかという懸念《けねん》だ。
具体的に言えば、俺がどんなに俺のイメージ通りのものを作っても、彼女がそれを食べる時には彼女のイメージの味や香りや見た目になるのではないか、ということだ。
結果的にはそれは杞憂《きゆう》で、どうやら俺がイメージで具現《ぐげん》したものは俺のイメージ通りの性質を物自体が持つと言うことだ。これを彼女は俺にもわかるレベルのプログラミングの話に準《なぞら》えて、
『あなたのイメージが設計図《クラス》。それを元に実体《インスタンス》を生成しているのですよ』
と説明してくれた。多少プログラミングを齧《かじ》っていた俺としては
『わっかりやすぅぅぅー!』
と唸ってしまう例えであった。
俺は彼女の舌を料理で唸らせて、彼女は俺の脳を例え話で唸らせたと、まぁそんな話である。かな。知らんけど。
「知らんのかーい」 「うおびっくりしたー」
彼女が突然突っ込んできた。ご丁寧にぱしんと『ツッコミの手』付きである。そしてまたすぐ黙々と食べ始めた。かわ。
かわいい繋がりで言えば、彼女は今や砕けた喋り方をしてくれるようになって、これがめちゃくちゃ可愛いんですよね。そしてここについて俺に何かを説明しようとする時なんか、さっきの説明もそうだけど丁寧語調に戻っちゃう感じが、また可愛くってもう、悶《もだ》えますよね。
「うるひゃい」 「なにそれかわいい」
ってか食べながら喋ったの初めて見た。それだけ気を許してくれているんだろうか、照れて咄嗟《とっさ》に喋ってしまったならそれも可愛いし。お行儀が悪いなどという者はここにはいない。
「ごめんあそばせ」 「をあ! やんごとなし!」
お行儀などと心内放送してしまったからかあそばせ言葉のご登場。俺らは勘定《かんじょう》なしの関係、感情そのままお互いに預け、ほらゆけ眩い明日へ、然《さ》しもの神も見果《みは》てぬ夢。レッツゴーレッツゴーヒアウィーゴー、暮らそう無限のここがその場所、ウィーシャルメイクハッピートゥモローオルソー、過ごそう永遠《とわ》に二人一緒〜。
なんてね。
「あとで添削《てんさく》するね」 「ヒェ。ただの即興のお戯《たわむれ》なのに……」 「いいでしょ? 時間はたっぷりあるんだから」 「ひぇ〜〜〜〜」
もう添削なんて懲《こ》り懲《ご》りだよぉ〜〜〜〜〜〜。
なんてね。
二人の夜は、まだはじまったばかりだ。
#小説#ラノベ#なろう系#ラブコメ#恋愛#異世界転生#異世界転移#転生しない#転移しない#超能力#イメージ#現代ファンタジー#哲学#フィクション#オリジナル#心夢宇宙#転生しないし、したくありません!
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終わった!終わった!子育て終わった!! 子どもとか死んでも産みたくなかったのに全部俺と両親で育てるからって夫に毎日土下座されて養子とろうって話しても駄目で、私みたいなのを引き取ってくれた優しい夫と義両親の為に仕方なく産んだ!!! なのに予定日2週間前に夫が事故で死んだ!! 義両親は夫が亡くなったショックで鬱になって頼れないし実家とは絶縁してるしどこにも頼れなかった!! 養子に出そうと思ったけど相談しに行っても母子手当っていうのが始まったから大丈夫って説得してくんの!!私は育てたくないっつってんのに!!! でもいくら言っても分かってくれないから仕方なく職場に頭下げて事情話して勤務を短くしてもらって働き出した!! 目を離したら死ぬ生き物相手に毎日毎日おかしくなりそうだった!!いや元々おかしいか!!鬱だったし!!! ままーって言いながら伸ばされる手が小さすぎて壊しそうでいっつも恐々抱っこしてた!!たかいたかいとか無理落としそう!!!抱っこしてる間ヨダレが服に染みて冷たいのに子どもは体温高くてあっついからなんかめちゃくちゃだった!!! ミルクじゃなくなって食事食べられるようになってからはもっと困った!!!子ども卵アレルギーなんだけど私が子どもの頃食べさせてもらってたのは具なしの卵チャーハンぐらいだったしそれ以外は気まぐれに寄越されるピザとか食べ残しの名前も知らない惣菜とかで、子どもには何食べさせたら良いのか分かんなくてめちゃくちゃ本で調べた!!! 箸の持ち方も夫に矯正してもらったけど自信なかったから義両親に頭下げてお手本になってもらったりした!! 箸の持ち方だけじゃなく、何かにつけて殴られて育ったし褒められた記憶とか無いからどんなふうに接して良いか全然わかんなかった!!でも私みたいに変な子だっていじめられて欲しくないから児童館みたいな集会所?にたくさん連れて行って品が良さそうな人の言葉や接し方を真似したり仲良くなってくれた人に頭下げて接し方とか怒り方とか褒め方とか色々教わった!!! 勉強もできる方じゃないから算数の教科書に載ってる基礎問題はよくてもチャレンジ問題とかは全然できなくて教えられなくて子どもと一緒に悩むばっかだった!!そのたんびにあーやっぱ施設入れとけばこの子にはもっと良い親と家庭環境が与えられたかもしれないのに、だから私みたいなのは産んじゃいけなかったし育てたくなかったのにごめんねごめんねって泣きたくなった!!!嘘泣いた!!夜中にひっそりトイレで!!!臭かった!!! 中学になって反抗期迎えて「うるせえババア」って言われた時、愛情をしっかり与えられて育った子は甘えてもいいって思ってるから暴言を吐くって本で習って知ってたから嬉しくてワンワン泣いた!!!そうか!!!私はあなたを愛せてたか!!!そう感じ取ってくれたか!!!めちゃくちゃ嬉しいよ!!!せめてそれだけはよかったよ!!!! そのあとしょんぼりして謝ってきたけど悲しくて泣いたんじゃないよ!!!本当に嬉しかったんだよ!!!また泣いちゃいそうで言えなかったけどさ!!! 高校入ってギターとか始めてラップとかもやるようになって、そういえば子供のころラップの曲たくさん聞いてたからかーちゃんあと少しでラッパーになるところだったって言ったら血だねぇってしみじみ言われて笑った!!そうだね私が産んだ子だもんね!! そんで大学に入ったらサークルとバイトばっかであんまり喋らなかったりしたけどそれでも元気そうなのは分かってたからよかったよ!!! 時々時間が合った時に経済学部入ったけど将来何すんの?って聞いたら子どもに関わる職業って言われて仰天した!! なんで教育学部とかじゃないのって聞いたら学校以外で子どもにアプローチで��る事業を模索している、学校で教える為の内容を学んでも意味がないからとかなんとか言ってた!!! というか子ども好きだったの?って聞いたら好きだよ、でも恥ずいからお母さんには内緒だったけど、って言われてなんて言えば良いか分かんなくて黙っちゃった!!! 私アンタが生まれる前までは子どもうっすら嫌いだったよ!! 見てると辛かった子ども時代の自分のこと思い出すからさ!!! 生まれたアンタ見てそんな気持ち運良く吹っ飛んだけどさ!! ラッパーの話の時に、血だねえって言われた時本当はドキッとしてたよ!! だって私あのクソ共の娘だからさ、なにか受け継いでんじゃ無いかって思ってさ!! でもアンタ子ども好きだったんだ!! よかった!!! やっぱ血とか関係ないわ!!! それから大学卒業して、私の子どもは無事子どもに関わる仕事についた!! 就職して落ち着くまでは実家にいるっていってて、この度ようやく子どもが家を出た!! 晴れやかな笑顔でブンブン手を振って歩いてった!! 夫!!! 見てるか夫!!!! お前の代わりに死に物狂いでいい子に育てたぞ!!! 私が母親で幸せだったかとかは怖くて聞けなかったけど!!! でもこれ以上無いぐらい精一杯やったぞ!!! 子育てやり遂げたぞ!!! 愛してるぞ!!!幸せになれよ!!!
子育て終わった!やったーー!!【問い合わせに関する追記】
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全てを飛ばして書きます!本当に会いにきてくれてありがとう。少しでもはやくゆっくり電話したいと思ってめずらしく座れない電車に乗ったのが仇となって、せっかくお迎えにきてくれたのに入れ違いになっちゃったのは申し訳なかった…。お迎えにきてって話したらほんとにきてくれるのスパダリ世界ランキング1位です。こんなにかっこいい恋人他にいないです。新大阪にきてくれたとき人目を気にしないでぎゅーしちゃったし、一緒に電車乗ってるときもにやにやしてた。カレイベもよかったけどほんとにはやちゃんに会いたい気持ちしかなかったから、会いたいをすぐ叶えてくれるはやちゃんかっこいいなって思ってたよ。ありがとうね。ホテルの変更厳しいかなって思ってたけど大丈夫ですって言われた瞬間まじで満面の笑みだった!お風呂入る前にずっとぎゅーしてて、お風呂だだこねてごめんね。だって離れたくなかったんだもん!一緒にいた京都にひとりでいるの、いろいろ思い出してもっとさみしくなるんだろうなって思ってたから、となりにはやちゃんがいるのがほんとにうれしかった!おれのうれしさ伝わってた?結局ひとりで大浴場行ったけど、顔が痛かったのもあるけどはやちゃんといたくてすぐ帰ってきた。何年後かは一緒に温泉旅行とか行きたいなあ。寝るとき腕枕してくれるのほんとにだいすき。寝る前に顔のパーツさわって全部すきって言ってくれるのもうれしい。顔にコンプレックスたくさんだったけど、大好きな人がすきって言ってくれるの幸せです。歯並びも矯正一歩手前まで悩んでたけどすきって言ってくれたからこのままでいいかってなった!おれは暗いところに目が慣れなくて全く何も見えてないからできないけど、はやちゃんの全部のパーツだいすきだよ!かわいい!ちゅーいっぱいしてくれるのもうれしい。顔横向きでちゅーしてるところから気づいたら上にいるの流れスムーズすぎて慣れてる😠でもいつもリードしてもらえてどきどきしてます。今回は一緒に朝ごはん食べに行けた!はやちゃんのラインナップが健康的だし大人だったから小学生って言われた☹️すきなものでできてます。うまく起きられた日は朝ごはん食べるのも楽しいなってなった!やっぱり朝の準備はスムーズにできなくて遅刻した!準備してって言われてできるわけないし、準備してって言ってくる声がえっちだからもっとなにもできなくなる。はやちゃんのせいです。鏡の前で服脱がしてくるときほんとに悪い顔してるの気づいてる?髪なんか��瞬で巻き終わるのに時間かかりすぎ!でも途中飽きたのか寝てた。ばいばいのときちゅーしてたけどさみしくなりすぎて耐えるの大変だった。またあとでねとか、今日もぜったい一緒にいるってたくさんわがまま言って困らせてごめんね。3末前に会えるって言ってたから!それまでがんばる!会いにきてくれたから会えたよ、ありがとうね。やっぱり一緒にいなきゃだめだなあって思った。はやくまた会いたい!
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2025
年が明けた。今年もよろしくお願いします。
この人がいないとこの飲み会は盛り上がりに欠ける、しかし、この人がいるとすぐ愚痴大会になる。社員Aは隣にいるわたしには触らないのに、男性社員の体には触れて、男性社員が満更にもないように笑う。男性社員とその親友は休日に12時間電話をしている。その親友は遠方に12個下の20歳の彼女がいる。お互い、社内という小さな空間の中で共有できることを話す中でそういう小さなノイズが走る。深く介入しないように意識している目配せしあう同僚は早々と帰宅。消化しきれないアルコールと似たような気持ちの悪さを大晦日に抱いて、帰り道に紅白をラジオで聴き始めると、米津玄師の「さよーなら、またいつか」が流れる。
「人が宜う地獄のさきにこそ わたしは春を見る」
その瞬間、目の前の段差に気が付かず足を捻って転んだ。大晦日特有の車通りがない静かさの中で、一人うずくまりドス黒い気持ちを抱えてしゃがみこむ滑稽な自分を誰にも発見されぬことを願った。家に着くと、そのまま年が明けた。明日も仕事だ。
「虎に翼」といえば尊属殺人事件での最高裁口頭弁論のシーンが印象的だった。父親に強姦されていた実の娘が父親を殺めたという事件。▼小学館の文芸誌『GOAT』にも父親が実の娘に性加害をする文章が掲載されていた。のっぺりと頭に記録される。ああ、気持ち悪い 地獄でなぜ悪い、聞きたかった

最終出勤日、泣くつもりは全くなかったのに、お世話になった先輩に煽られてまんまと泣いてしまった。上司も力になってあげられなくてごめんという言葉と一緒に涙が出ていて私もつられて号泣してしまった。これには自分でもだいぶ驚いた。ピンと張っていた糸がするっと緩んだ、自分でもどうにかしなきゃと翻弄し��ここ6年間だった。もうどうにかしなくてもいいんだと思うと、自然と涙が出た、よく頑張ったみたい自分は。
もう頑張る必要がないんだと思うと数日は何もやる気がでなかった。やりたいことはいくつもある、それをまず書き出そうとしたが体が動かなかった。海外に行きたいからまずパスポートを更新しなきゃ、旅行に行きたいから計画を立てないと、二重の整形したいからカウンセリングの予約をしなきゃ、歯列矯正もしたいから歯医者の予約を。全部やろうとすると、全部できない、生まれ持った怠惰のせいで。

不思議とスケジュールは埋まっていって、友達と会う日が幾つもあった。歌舞伎を初めて見に行った。見に行く前、早めに東銀座に到着してしまったのでスタバに行く、世の中は年始明けで忙しなく回っている、窓際に着席するして足早に移動する人々をただ眺めていた、ああ私はこの歯車からいったん降りたのだなと、大きな解放感とじわりと迫る罪悪感に苛まれながらモバイルオーダー、その瞬間隣に座っているおばちゃまの鞄が落下した。飲み物を取りに行く。数分後、わたしと同様に外を眺めるおばちゃまに話しかけられた。飴をくれた。ついつい最近あったことを話してしまう、貴方優秀なのね!と褒めて頂き、新生活への激励。海老蔵の睨みは邪気を払う。実は住んでるところが近くてびっくり、東京で話しかけられるなんて仕事で気持ちが落ちてる時はこんなことなかったなー、やっぱりわたしは今にこにこしてるのかなー、きらきらしてんのかなー

友達のべんけーが毎日日記を書いてブログを更新している。毎日一万歩歩くことを1日の目標に掲げている、私も真似してみることにした。なぜ歩くのか、楽しそうにするわたしの外側から見るわたしの罪悪感を取り除くためだ、人は小さな目標でも達成することでドーパミンが出るらしい。そうだ、それに倣って、小さな目標を達成するための1日を刻んでいこう。相変わらずわたしはやりたいことを書き出すのも儘ならない。病んでる間は衣食住を繰り返していた、年末友達から聞いた言葉を思い出す。できるだけ自分を責めないように暮らすことをひとまずの目標とした。初日、一回の散歩で10000歩を達成したがあまりにも疲れた。その後の読書にはありえないほど集中できたから良かった���れど、これはハードすぎる。その後べんけーに会ったので、話を聞くと一万歩を1日の中で分割するらしい。そりゃーそうか。

一万歩歩くが段々と習慣化してきて、適度にお笑いを観に行って心を満たす、一人の時間も持つし、友達と遊ぶ時間も作る。本を読む、歩く、寝る、ご飯を食べる、悩む、フジテレビの会見を見る。
一人で住む家を探さなければならない。新しい職場は遠いからできるだけ近くに、そう東京に出るのだ。そのために仕事を辞めたのだ。親から離れるのだ。
情けないことに父親にはまだ言えていない、恥ずかしき限りだ。なぜ言えないのかをずっと考えている、向き合うことから逃げている。母親は、わたしがいなくなったらとどうなるのと弱音を吐いている、しかし母親の中にも考えはあるらしい、『いつまでもわたしのそばにいて欲しいと言うのも人生を縛るようで』と母親と母親の友人と3人でマックにいるときに話していた、縛っている自覚はあるんだと思った。わたしは、いまは離れるべきだと強く思った、帰り道、一人で喫茶店で本を読んだ。
過去に出演したpodcastの集まりが渋谷であったので顔を出す。隣の席に座った初めましての女の子がこう言った「よく考えすぎだと上司から言われる、みんな考えてないのかなあ」彼女には考えがある、自分よりも長く生きている人たちの意見をしっかり聞いてそのレールを歩きながら、少し外したことがしたい、と。基礎がない人間にはなりたくないと、同席した男性が問う、つまりそれは保守ってことだよね?わたしは、へえと思う。
フジテレビが10時間も会見した。トランプがアメリカの大統領になって、この世の性別は男と女のみ、という、何故かホッとする。朝井リョウの『生欲』を読む。スーパー銭湯に置いてある新聞にはこう書いてあった、リベラルが行き過ぎるとS字曲線になってその分保守が強くなるらしい。へえ。
同僚Aに、よく仕事中に恋愛のことを聞かれていた。最近どうなの?その会話自体は楽しかったので、半ばネタ作りのためにマッチングアプリを始めて大して好きではない人と二人でご飯を食べていた。途中危ない目にもあったりしてからサッパリアプリは退会した。同僚Aには、恋人ができただろうか。お風呂に入りながらそんなことを思う。
さて、これから何しよう。毎日歩きすぎてふくらはぎが痛いことくらいしか今は悩みがない。なんだかんだで心穏やかに生きていけている、大丈夫。ああ、ただ生きているだけなのに、湧いてくる承認欲求が今日も心底気持ち悪い。今日起きてきた感情や見た景色は自分の心だけのものにしたいと、願えば願うほど社会は捻じ曲がりその悩みをchatGPTに投げるのだ。けれど夕焼けは美しい、今日も本を読む。

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