#心の交流の場として~その129
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心の交流の場として~その130
はい、今日も続くよ「桜餅」!
なかなか「桜餅」にありつけないでいる友人が送ってくれたメールと写真のご紹介。
『職場の入り口に置かれた初めて見る雑誌『iro』を手に取ってみたら、やった~、桜餅~!

この雑誌、過去二号のテーマ『染める』『響く』を通じて視覚と聴覚についての理解を深めたとのことですが、今号は『味わう』で、味覚に関するテーマのようです。
春の味として、前菜、スープ、サラダ、メインコースと続いたあと、デザートに出て来るのが『桜餅』。
そこには『桜は言うまでもなく、春の象徴。桜色を模したピンクの餅に甘いあんこを詰め、塩漬けにした桜の葉で包みます。この塩漬けの葉っぱがいい仕事���して、独特の味を生んでいます。春の夕食を締めくくるのにこれ以上の適任はないでしょう』と書いてありました。
この雑誌を作っているのは、東北大学マテリアル・イノベーションセンターのiro編集部の皆さんです。』
とのことでした。
ちなみに、送ってくれた友人は「桜餅」手に入れようとしたけれど売り切れで、また実際には味わえていないとのこと。
でも、その分味わえた時はたまらなくおいしいことでしょう!
素敵な雑誌の紹介ありがとうございます。こんなにも「桜餅」の話題が続くとは思わなかったけれど、たった一つの話題で盛り上がれるって幸せです。
みなさんの口もきっと「桜餅」を欲しているのではないでしょうか?私もまた買いに行きたいと思っています!
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自民党総裁選(27日投開票)は、派閥の政治資金パーティー裏金事件で明るみに出た「政治とカネ」の問題にどう向き合うかが問われている。大半の派閥が解散を決め、各候補は口々に政治改革を訴えるが、そもそもなぜ政治にカネがかかるのか。「足りない時は自腹を切っていました。でも、今となっては何のために必死にカネを集めたのか、疑問も感じます」。事件で人生が一変した、ある政治家を訪ねた。 ポスターなく、看板も真っ白 9月上旬。激しい雨が路面を打ちつける中、4月に議員辞職した宮沢博行前副防衛相(49)が、選挙区内の静岡県森町を車で回っていた。 宮沢氏は支援者の一人である飲食店経営の女性宅を訪れ、深々と頭を下げた。「すみません。しっかりやりますので、お客さんにもよろしくお伝えください」 裏金事件がクローズアップされていた2023年12月。宮沢氏は「『しゃべるな、しゃべるな』、これですよ」と記者団に話し、安倍派(清和政策研究会)から裏金について口止めされたことを暴露して大きな話題を呼んだ。 議員辞職を受け、白紙が貼られた宮沢博行前副防衛相の事務所前にある立て看板=静岡県磐田市で2024年9月3日、畠山嵩撮影 一方で、自らの女性問題が週刊誌で報じられ、不祥事が重なったとして24年4月25日に議員辞職。自民党も離党した。 「4月28日に地元に帰ってきて、その翌日からおわび行脚を始めました」。同県磐田市の事務所で取材に応じた宮沢氏は、落ち着いた様子で語った。 事務所内に自らのポスターはなく、外にある立て看板は真っ白だ。 「支援者からは『がっかりした』『何をやっているんだ』とおしかりの言葉をいただきます。ただ、『頑張れよ』といった励ましの言葉も多いですね」 辞職後、事務所に秘書は置かず、事務員が1人いるだけだ。支援者の名簿を見て住所をカーナビに入れ、自らマニュアル車のハンドルを握る。 国会議員時代とは異なり、何でも一人でこなさなければならないが、「自分のペースで回れるので、これもいいものです」と意に介さない。 「安倍1強」で4選、事件で暗転 宮沢氏は、いわゆる「安倍チルドレン」の一人だ。磐田市議を3期務めた後、12年12月の衆院選で静岡3区から出馬し、初当選した。この選挙で自民は政権復帰し、安倍晋三元首相は「安倍1強」と呼ばれる長期政権を築いた。 宮沢氏は21年に小選挙区で敗れたものの、比例復活して4選を果たした。23年9月には岸田文雄内閣で副防衛相に就任したが、その3カ月後、裏金事件を受けて辞任。事実上の更迭だった。 安倍派では当選回数や役職に応じてパーティー券の販売ノルマを決め、ノルマを超えた分を議員側にキックバック(還流)していた。 関係者によると、宮沢氏に課された販売ノルマは多い年で60枚(1枚2万円)だったが、新型コロナウイルス禍の20~22年は各30枚(同)に下がった。 党の調査によると、その20~22年に計132万円の還流を受け、政治資金収支報告書に記載しない裏金になった。 裏金を何に使ったのか。そう問うと、宮沢氏は即答した。「飲食関係です。収支報告書に載せない努力をしていました」 専用口座で飲食費を管理、裏金も 政治資金規正法では、国会議員が関係する政治団体は1万円を超える全ての支出を収支報告書に記載し、開示請求を受ければ領収書を提出しなければならない。 しかし、宮沢氏は他の議員や支持者との会合、秘書の情報収集などで使った飲食費が全てオープンになることに抵抗を感じていた。 「飲食費には公開してほしくないものもあるんで、なるべくポケットマネーでやるようにしていました。『政治資金でこれも落とすのか』との批判もあるし、収支報告書に載っているのは見栄えがよくないんで」と説明する。 政治活動にかかる費用や国会議員の収入について説明する宮沢博行前副防衛相=静岡県磐田市で2024年9月3日、畠山嵩撮影 宮沢氏は飲食費を別会計とするため、専用の銀行口座を開設。自らの歳費(議員報酬)を入れてプールし、自分や秘書が使った場合は領収書を取って入出金を管理していた。ただし、その使途を公開することはなかった。派閥の裏金についても「キックバックはここにぶち込んでいました」と明かした。一方で、辞職の引き金となった女性との交際費には裏金を「全く使っていない」と強調した。 秘書1人に500万円、ボーナスは年2回 国会議員は月129万4000円の歳費に加え、月100万円の調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)も支給される。さらに、党を通じた政党交付金もある。それでも、やりくりは大変だという。 「一番は秘書の人件費です」と宮沢氏は言う。現職当時、宮沢氏は公設秘書3人、私設秘書3人の計6人を雇っていた。東京と地元の事務所の管理に加え、支援者の陳情への対応、選挙区内の市会議員との付き合い、支援者回りの際の運転など、秘書の仕事は多岐にわたるからだ。 公設秘書の給与は国費で賄われるが、私設秘書の���与は個人負担。「1人雇えば年2回のボーナスを含めて年間500万円以上かかる。痛い出費です」 宮沢氏が支部長だった「自民党静岡県第3選挙区支部」の収支報告書(21年分)を見ると、確かに人件費として1850万円が計上されていた。 そのほかにも細かな出費が多い。備品・消耗品費(計542万円)には車のガソリン代やコピー代のほか、自撮り棒(1万7930円)やポロシャツ(12万3000円)といった記述もある。 事務所費(計444万円)には家賃や電話代のほか、労務管理事務所への顧問報酬や求人広告代も含まれていた。 人件費捻出のために寄付金集め? こうした出費を賄うため、宮沢氏が力を入れたのが寄付金集めとパーティー券の販売だ。 収支報告書には地元の建設会社や物流会社のほか、静岡県医師連盟、静岡県石油政治連盟など業界団体の寄付がずらりと並ぶ。 宮沢氏が代表を務める別の政治団体「宮柱会」の収支報告書(21年分)には、政治資金パーティーの収入として計820万円が記載されていた。 「派閥のパーティーはノルマだけ達成すればいいや、というつもりだったんで、政治資金を稼ぐのは自分のパーティーだと思っていました」と宮沢氏は明かす。ただ、パーティー券の販売には苦労し、足りない分を自腹で埋めることもあった���いう。 議員バッジを失った今、収入は激減した。「生活は厳しい。蓄えを崩して、年内持つかどうかです」と力なく笑った。 「カネのかかる政治」に苦しんできたのは宮沢氏だけではない。自民党の桜田義孝元五輪担当相は23年12月、パーティー券の販売ノルマを理由に二階派を退会したと記者団に明かし、「私の場合は300枚だった。徒手空拳でここまで来たが、売るのが厳しかった」と語った。別の議員は「資産家じゃなければ政治家になれないような世の中でいいのか」とぼやいた。 派閥が残したものは 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件の経緯 派閥ぐるみのカネ集めの果てに起きた裏金事件。宮沢氏は今、「カネのかからない政治をやりたい」との思いが芽生えているという。 政治活動をするために秘書を雇っていたはずなのに、その秘書の人件費を捻出するために寄付金集めやパーティー券販売から離れられなくなっていた。「本末転倒です」と宮沢氏は言う。 自民党は安倍派を中心に議員ら39人を処分し、このうち安倍派座長だった塩谷立元文部科学相と安倍派参院トップだった世耕弘成前参院幹事長は勧告を受けて離党した。安倍派は解散を決め、総裁選でも候補者を出していない。 かつての最大派閥に、宮沢氏は何を思うのか。「幹部がどこかで『(還流を)やめよう』と言っておけばこうはなりませんでした。安倍派は保守政治の柱だったと自負しているので、それが消えてしまったのは損失です」と振り返る。 宮沢氏はこれからも政治活動を続けるつもりだが、こう言い切った。「もう自民党には帰りません。政治不信を払拭(ふっしょく)するには、自民党政治自体を変えないといけないんです」【畠山嵩】 取材を終えて 2023年4月から1年間、政治部で自民党安倍派を担当した。派閥の政治資金パーティー裏金事件のさなか、永田町の議員会館を歩いていると、国会議員からよく聞いたのが「政治活動にはどうしてもカネがかかる」という言葉だった。議員の言い訳のようにも思えたが、実情を知りたいと宮沢氏への取材を決めた。秘書給与を自腹で支払い、飲食費口座を作り裏金を入れていた――。宮沢氏の口からは、決して楽とは言えない政治活動の現実が垣間見えた。 「カネのかからない政治をやりたい」。宮沢氏はこう力強く語った。だが、その前に政治家がすべきことは、国民に対して「政治にカネが必要な理由」を明確に示すことだろう。宮沢氏だけでなく、全ての政治家が自身の政治活動にかかる費用をつまびらかにすることこそ、政治への信頼を取り戻す第一歩だと取材を通して思った。 ※この記事は、毎日新聞とYahoo!ニュースによる共同連携企画です。
裏金は「飲食関係」に使った カネのかかる政治「今となっては何のため」、元国会議員が明かす実態(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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2024年3月1日

能登地震の倒壊家屋、元日のまま 「一歩一歩進むしかない」(共同通信 3月1日)
石川県輪島市の「輪島朝市」周辺に残る焼け焦げた車両=1日午前
発生から2カ月となる1日になっても、多くの家は倒壊したままで元日と変わらぬ光景が広がる。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県ではいまだに1万人以上が避難所にいて、自宅に戻った人も断水などで不自由な生活を強いられている。「大変だけど一歩一歩進むしかない」。輪島朝市の焼け跡に早朝から手を合わせる人の姿も見られた。
朝市近くに住む主婦(77)は倒れかけた家屋を指さし「早くつぶしてくれないと危なくて」とつぶやく。道路には屋根瓦やくぎが散乱したままで「ちょっと歩くだけでも危険を感じる」。
珠洲市飯田町の浜田博司さん(80)は応急危険度判定で「危険」とされた自宅の再建をあきらめ、金沢市の賃貸住宅に家族4人で移る。「未練もあるが2カ月の避難所生活の大変さは体験しないと分からない」と話した。
津波の被害が大きかった珠洲市三崎町では地面が隆起した波打ち際に船や家電、布団などが残されたまま。川端国夫さん(73)は「崩れた建物も撤去してもらわないといけないが、いつになったら業者が来るのか」と力なく話した。

石川6市町から1400人超転出 地震2カ月、人口流出に拍車の懸念(朝日新聞 3月1日)
6市町の転出者数
能登半島地震で特に大きな被害を受けた石川県内の6市町で、発災から2カ月で1400人超が別の自治体に転出していたことがわかった。転出には至っていないものの他の自治体に避難している被災者も多く、今��の地震をきっかけに人口流出に拍車がかかることが懸念されている。
1日時点で6市町に出された転出届の集計(速報値含む)によると、1月と2月の転出者数は計1449人。昨年同期の計602人に比べて2・4倍となった。地震が起きた元日時点の6市町の人口(11万9650人)の約1・2%にあたる。
1~2月の転出者は多い順に輪島市417人(前年同期196人)、七尾市405人(同200人)、珠洲市240人(同45人)、能登町163人(同57人)、志賀町129人(同82人)、穴水町95人(同22人)だった。
また、石川県は1日、2月1日時点の県内の人口は110万6278人で、地震発生の元日時点から1570人減になったと発表。内訳は死亡が出生を上回る自然減が1030人、転出が転入を上回る社会減が540人で、1971年4月の調査開始以来、自然減は過去最大、社会減は1月の数値としては過去最大だったという。
大森凡世(かずよ)能登町長は朝日新聞の取材に「ショックだ。生活の場を少しでも早く提供しない限りはこの状況は変わらない」と危機感をあらわにする。

衆院予算委に臨む岸田文雄首相=2024年3月1日午後5時36分、岩下毅撮影
予算成立にこだわる岸田首相、弱体化を懸念か(朝日新聞 テーマ特集:岸田政権)2024年3月1日
新年度政府予算案をめぐる1日の審議は深夜に及んだ。年度内成立が確定する2日までに衆院を通過させようと自民が強行し、野党が抵抗したためだ。誰よりも2日の通過にこだわったのは岸田文雄首相本人だった。
1日の衆院本会議は、拍手とヤジ、双方が飛び交う騒然とした雰囲気となった。
「予算審議は円満にやってきたのに、強行するなんてありえない」
立憲民主党の山井和則氏の衆院本会議での「演説」は、記録が残る1972年以降最長の2時間54分間にわたった。小野寺五典・予算委員長(自民)の解任決議案を説明する場だが、国会混乱の発端は裏金問題にあるとして、裏金作りに関わった自民議員を一人ずつ読み上げて指弾した。
自民の強行に対し、野党はそろって批判した。日本維新の会の馬場伸幸代表は「原因は与党にある」と指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表も「上半身は謝っているけれど、下半身は蹴飛ばしているような対応だ」と首相の姿勢を批判した。
ただ、この日深夜、立憲は態度を軟化させ、2日の採決に応じた。
強行は首相の強い意向とされる。年度内の自然成立のめどが立たないまま衆院を通過すれば、その後の参院審議でも野党の攻勢にさらされる可能性がある。自民幹部は「何か一つでも問題が起きて審議が止まれば、とたんに見通せなくなる」。野党側は、二階俊博元幹事長や萩生田光一前政調会長らの参考人招致を求めており、こうした要求にも応じざるをえない可能性が出る。
首相自ら衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席したり、政倫審と同時並行で予算委を開催したりするなど異例の対応が続いたことも、予算案の年度内成立を確定させたいとの強い思いの表れだ。
そこまでして自然成立にこだわるのはなぜか。首相周辺は「年度内成立ができなければ、政権の統治能力が問われ、内閣支持率がさらに下がりかねない」と危機感を漏らす。参院中堅が「ここまで自然成立にこだわるのは、政権の弱り具合を首相自らが認識しているからだ」と指摘するように、自然成立が確定できなければ政権の弱体化に拍車がかかる。
とはいえ、こうした事態を招いたのも首相自身だ。強行姿勢を続ける首相に対し、自民重鎮はこう指摘した。「判断が遅すぎる。派閥解散にしてもそう。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)もそう。対応がすべて後手に回っている」(三輪さち子)

繰り返す「在日特権」論は100年前のドイツと同じ 社会保障の行き詰まりを「あいつらのせい」に転嫁(東京新聞)2024年3月1日
根強く繰り返される「在日特権」という言説。だが、税制面での特権について国税庁は2月28日、国会で「ない」と明言した。昨年11月には自民党の杉田水脈衆院議員が「実際には存在します」とX(旧ツイッター)に投稿するなど、保守系国会議員やネット右翼らの「ある」という主張はやまないが、政府が公式に否定した格好だ。杉田氏を含む裏金議員の問題が問われた政治倫理審査会開催の日に、本当の特権は誰にあるか考えてみた。(岸本拓也、西田直晃)
◆国税庁が国会できっぱり否定
「国税当局が、対象者の国籍や特定の団体に所属していることをもって特別な扱いをすることはない」
「在日特権」について「ない」と答弁した国税庁の田原課税部長=衆議院インターネット審議中継の動画から
在日コリアンらへの憎悪をあおる悪質なデマとして知られる「在日特権」について議論された28日の衆院予算委員会分科会。高橋英明氏(日本維新の会)が、税制面の優遇などがあるのかとただすと、国税庁の田原芳幸・課税部長はきっぱりと否定した。
高橋氏が「朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)とか、それに関わる法人個人にも一切の優遇措置はないのか」と重ねて問うと、田原氏は「繰り返すが、特定の団体なり、その会員に対して、特別な取り扱いをすることはない」と明言した。
在日特権は、在日コリアンが、日本社会で優越的な「隠れた特権」を持っているとする言説で、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)などが主張してきた。内容はデマにあふれ、ネットの検索動向を示すグーグルトレンドによると、14年をピークに世間の関心は薄れていった。
◆杉田水脈氏の「存在する」発言で再燃
しかし、特定民族などへの数々の差別発言で知られる自民党の杉田水脈衆院議員が昨年11月、X(旧ツイッター)で在日特権は「実際には存在します」などと投稿して批判を受けると、その言葉がにわかに注目された。
ただ、これまでも特権の存在は、ことごとく否定されてきた。在特会がやり玉に挙げてきた在日コリアンらに認められている「特別永住資格」もその一つ。1991年の出入国管理特例法で定められ、一般の永住者と違い、入国審査時の顔写真の撮影や指紋採取などが免除される。
韓流ショップや韓国料理店が並ぶ新大久保で、旭日旗などを掲げてデモ行進する在日特権を許さない市民の会(在特会)=2013年3月17日、新宿区で
これらは特権なのか。特別永住者について議論された2014年10月の参院内閣委員会で、山谷えり子・国家公安委員長(当時)は「特別永住資格は特権ではなく、法律や通達に基づくもの」と答弁。当時、在特会関係者と一緒に写真撮影したことが問題視された山谷氏でさえ、特権とは言わなかった。
◆特別永住資格には「歴史的な背景がある」
改めて出入国在留管理庁に聞くと、担当者は「歴史的な背景がある話で、優遇や特権と呼ばれるものとは性質が異なる」と話した。
日本は1910年に日���併合で朝鮮人を「日本国民」にして、労働力として日本で炭鉱労働などに従事させた。しかし、終戦後の52年にサンフランシスコ平和条約が発効されると、在日コリアンらの日本国籍は剝奪された。
すでに日本に生活基盤のある在日コリアンらが引き続き暮らせるよう韓国政府と議論。その子孫を含め、安定的な生活が送れるように整備されたのが特別永住資格だった。先の担当者は「日本への定住性が強いことや、日本国籍を失わせてしまったことへの配慮は必要で、結果的に一般の永住者と違いが生じた」と説明した。
生活保護を巡っても在日コリアンが「優遇」されているとの主張もあった。改めて、厚生労働省保護課に尋ねると、担当者は「特別永住者だからゲタを履かせることはない。日本人と同じように、支給要件に合致すれば出すし、しなければ出さない」と否定した。
◆「荒唐無稽���デマ、口にする国会議員がいることに驚き」
在日特権は存在しない。政府があらためて示す見解に対し、ジャーナリストの安田浩一氏は「そもそも、この文言をまだ持ち出す人がいることに驚き。荒唐無稽なデマに過ぎないのに。ましてや国会議員が口にするのは異常としか言いようがない」と絶句する。
その上で、在日コリアンの置かれた現状について、「現実には多くの在日コリアンが日本国籍を取得している。優遇措置が存在するなら、わざわざ日本国籍を取得する必要はない。むしろ、日本人と同様に税金を払いながらも、外国人参政権がなく、政治参画の機会すら持てない。そちらのほうが問題だ」と指摘。「マイノリティーがこうした差別を訴えると、『不当な利益を求めるな』という主張が横行しがち。現代における差別扇動の典型的な表現だ」
◆差別のために妄想とデマを寄せ集める、レイシストの作法
ネット右翼の中には、過去に一部の自治体が行っていた在日コリアンへの税の減免措置を「特権だ」と決め付ける言説もある。安田氏は「植民地時代に国籍を一斉に剝奪され、終戦直後には社会保障から排除された無権利状態だった。行政による必要な措置であり、それは特権でも何でもない。在日コリアンを差別したいがために、あらゆる妄想の産物やネット上のデマを寄せ集め、形式的な理由をつくり、武装して差別の正当化を図る。それがレイシストの作法だ」。
今回も、国税庁が在日特権を公式に否定したにもかかわらず、いぜんネット上には、「実質的に特権まみれ」「通名悪用すればいくらでも悪さできる」「ナマポ(生活保護)在日に優先してんじゃん」といった書き込みがあふれる。こうした排外主義的な動きの源泉に何があるのか。
「ヘイトは愛国心の発露ではなく、『政府は私を大事にしてくれるのか』という不安感の裏返しでは」と語るのは、駒沢大の山崎望教授(政治理論)。「社会保障や安全保障の行き詰まりを考えたとき、国に見捨てられる恐れが潜在意識の中にある。その点が日本人と関係のない人々の排除に向かっていく」
東京造形大の前田朗名誉教授(人権論)は「『日本人が損している』『本来得られるはずの利益が得られていない』といった思い込みが背景にある。下に見ている旧植民地出身者に目を付け、そのいびつな感情を『あいつらのせいだ』と転嫁している。100年前のドイツでも、ユダヤ人に対して同じ見方をしていた。世界中どこでも起きうる現象形態だ」と話す。
◆「特権があって当然」という思いがあるからでは
本来なら、政治家はこうしたヘイトやレイシズムに歯止めをかける立場だ。だが、岸田文雄首相が22年に杉田氏を総務政務官に起用するなど、自民党内には、歯止めをかけるどころかヘイトを容認したり、拍車をかけるよう動きや発言が後を絶たない。
前田氏は「一部の地方議員にも排外的な言説をあおる動きがあるが、『差別するつもりはない』という言い訳がまかり通っている。歴史認識の違いで済まされてしまい、議論が成立しないまま、差別と迫害につながっていく」と危ぶむ。
2月29日から岸田首相らが出席して始まった政倫審では、「政治資金は非課税」といった政治家への税制上の優遇措置も問われている。安倍派から寄付された計1564万円が政治資金収支報告書に不記載だった杉田氏、同氏を重用した安倍晋三元首相の名を冠した安倍派の幹部らは裏金疑惑にまみれている。存在しない特権を唱えたり黙認したりしてきた側が、「政治家特権」を享受してきた。
山崎氏は言う。「政治家には『特権があって当然』という思いが多かれ少なかれあるのでは。特権を持っていい人、よくない人という線引き、奇妙なおごりや選民意識が見え隠れする。非常にゆがんだ意識だ」
◆デスクメモ 「在日特権」などのヘイト言説は、旧ツイッターなどで根強く使われる。根拠を示さず短く攻撃的に言い切ってしまう危うさ。旧ツイッターより8字少ない132字制限のこのメモを5年9カ月書いてきて、痛感している。自分はきょうで最後。今まで本当にありがとうございました。(歩)
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2023年3月31日
【新入荷・新本】
『広告 Vol.417 特集:文化』(博報堂、2023年)
価格:1,000円(税込)
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2019年のリニューアル以降、「価値」「著作」「流通」「虚実」というテーマを特集してきた雑誌『広告』最新号は「文化」特集。文庫サイズでありながら、全35記事、1100ページの重厚感のある本に仕上がっています。表紙は、1冊1冊色味が異なる「赤」のグラデーションがシルクスクリーンで刷られています。現体制での刊行は今号で一旦終了するようです。
<目次>
108 文化とculture 社会学者 吉見俊哉 × 『広告』編集長 小野直紀 文:山本 ぽてと
109 ドイツにおける「文化(Kultur)」概念の成立とその変質 文:小野 清美
110 文化と文明のあいだ 文:緒方 壽人
111 まじめな遊び、ふざけた遊び 文:松永 伸司
112 建築畑を耕す 文:大野 友資
113 断片化の時代の文学 構成・文:勝田 悠紀
114 現代における「教養」の危機と行方 哲学者 千葉雅也 × 『ファスト教養』著者 レジー 文:レジー
115 ポップミュージックにおける「交配と捕食のサイクル」 文:照沼 健太
116 カルチャー誌の過去と現在 文:ばるぼら
117 「文化のインフラ」としてのミニシアターが向かう先 構成・文:黒柳 勝喜
118 激動する社会とマンガ表現 文:嘉島 唯/編集協力:村山 佳奈女
119 中国コンテ��ツをとりまく規制と創造の現場 文:峰岸 宏行
120 SNS以降のサブカルチャーと政治 文:TVOD
121 開かれた時代の「閉じた文化の意義」 哲学者 東浩紀 インタビュー 聞き手・文:須賀原 みち
122 文化を育む「よい観客」とは 文:猪谷 誠一
123 同人女の生態と特質 漫画家 真田つづる インタビュー 聞き手・文:山本 友理
124 ジャニーズは、いかに大衆文化たりうるのか 社会学者 田島悠来 × 批評家 矢野利裕 構成・文:鈴木 絵美里
125 ディズニーの歴史から考える「ビジネス」と「クリエイティビティ」 文:西田 宗千佳
126 ラグジュアリーブランドの「文化戦略」のいま 文:中野 香織
127 成金と文化支援 日本文化を支えてきた「清貧の思想」 文:山内 宏泰
128 経済立国シンガポールの文化事情 文:うにうに
129 流行の歴史とその功罪 文:高島 知子
130 広告業界はなぜカタカナが好きなのか 「いいもの」は未知との遭遇から生まれる 文:河尻 亨一
131 クリエイティブマインドを惹きつけるアップル文化の核心 文:林 信行
132 未知なる知を生み出す「反集中」 文:西村 勇哉
133 「ことば」が「文化」になるとき 言語学者 金田一秀穂 × 『広辞苑』編集者 平木靖成 聞き手・文:小笠原 健
134 風景から感じる色と文化 文:三木 学
135 「共時間(コンテンポラリー)」とコモンズ ミュージアムの脱植民地化運動とユニバーサリズムの暴力 文:小森 真樹
136 京都の文化的権威は、いかに創られたか 構成・文:杉本 恭子
137 生きた地域文化の継承とは 3つの現場から見えたもの 構成・文:甲斐 かおり
138 ふつうの暮らしと、確かにそこにある私の違和感 文:塩谷 舞
139 過渡期にあるプラスチックと生活 なぜ、紙ストローは嫌われるのか? 構成・文:神吉 弘邦
140 文化的な道具としての法の可能性 文:水野 祐
141 「日本の文化度は低いのか?」に答えるために 構成・文:清水 康介
142 イメージは考える 文化の自己目的性について 文:中島 智
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<トランプvsバイデンの選挙に先立つ世論操作は氷山の一角。「中国人はSNSが下手で文章も説得力に欠ける」が、既に600団体がアメリカ社会に浸透していることが分かった。4年前のロシアとの違い、中国共産党の真の狙いは――。本誌「アメリカ大統領選 中国工作秘録」特集より>
熱波にもコロナ禍にも負けず、民主・共和両党の選挙マシンが秋の米大統領選に向けてギアを上げていたこの夏、ロー���・ダニエルズとジェシー・ヤング、エリン・ブランの女性3人組も休むことなくフェイスブックやツイッターに書き込みを続け、アメリカ社会の現状を熱く論じていた。政府のコロナ対応のまずさや人種差別を批判し、大統領のスキャンダル報道には「よくないね」を付けてせっせと転送する。 しかし彼女たちの投稿には不自然な点があった。別な人の投稿とそっくりな文章があったし、具体的な出来事には触れず、頭からアメリカとその民主的な仕組みをこき下ろす書き込みも目立った。
英語の使い方にも不自然なところがあった。決まり切った表現や単語を変な具合にミックスした文章も、少なからず見受けられた。例えばジェシーのツイートには「黒人が奴隷だったことは一度もないぞ! 頭を高く立ち上げろ!」という意味不明なものもあった。
もっと奇妙なこともあった。彼女たちの書き込みには、ときどき漢字が交じっていたのだ。不可解だが、別の無数のアカウントからの書き込みにも見られる現象だった。
賢明な読者なら、もうお気付きだろう。この女性3人組、実は大量の迷惑メール送信やネット荒らしに使われる悪質なソフトウエアだった。操っていたのは、中国共産党に連なる複数の組織。そして目的は、大統領選を前にアメリカ社会の亀裂を深めることだった。
アメリカの諜報機関と密接に連携するオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)の国際サイバー政策センターは今夏、ツイッターやフェイスブックへの同様の投稿を分析し、「アメリカの立場を弱くするという中国の政治的目標に沿って、中国語圏の個人や組織が行った多面的な不正活動」の一環と結論付けた。
こうした活動は11月3日の大統領選投票日が迫るなか活発に続けられている。直近の6週間にドナルド・トランプ、ジョー・バイデン両陣営の関係者に対するサイバー攻撃の試みで中国系組織の関与が疑われるものが複数あったと、グーグルもマイクロソフトも発表している。
だが前回2016年の大統領選でトランプ陣営に加担したロシアと異なり、中国発の選挙介入工作は特定の陣営に肩入れしているようには見えない。
アメリカの国家防諜安全保障センター(NCSC)を率いるウィリアム・エバニナに言わせれば、むしろ中国側の目的は「アメリカ国内の政策形成に影響力を及ぼし、中国の利益に反する政治家に圧力をかけ、中国批判をそらす」ことにあるようだ。
つまり、今回のような選挙介入は中国の情報当局による広範かつ多彩な工作活動の一部にすぎないということだ。
本誌は4カ月に及ぶ調査の一環として、政府当局者を含む20人以上の専門家やアナリストに取材��た。そこから浮かび上がってきたのは、中国共産党とその他の政府関連組織が長年にわたり、自国の政治・経済的利益と野望を実現するための環境づくりや人脈形成に力を入れ、アメリカで連邦政府レベルから州政府や地域社会レベルにまで多層的なパイプを築いてきた事実だ。
オーストラリアの政治アナリストで中国共産党による情報工作活動に詳しいジョン・ガーノーによれば、こうした「パイプ」には民間企業や大学、シンクタンクや社会・文化団体、華僑組織や中国語メディア、中国系メッセージアプリのWeChatなどが含まれる。本誌の調査でも、中国共産党と連携し、その指導に従う組織が米国内に600ほどあることが判明した。
その活動は多岐にわたり、文化事業や商談を装ったイベントから宣伝工作、いざというときに頼れる人脈の確保まであるようだ。「バイデンの息子ハンターは中国のエネルギー企業と関係がある」とか「トランプが中国に秘密の銀行口座を保有している」といった報道にも、中国系情報源の関与が疑われている。
もちろん、大掛かりな産業スパイ活動も平然と行われているようだ。FBIのクリス・レイ長官は7月にハドソン研究所で行った講演で、FBIは10時間に1件のペースで中国絡みの新たな事案の捜査に着手しており、現時点で抱えている5000件近いスパイ事件の半数近くに中国が関与していると述べた。
そうだとしても、自称ジェシー・ヤングらのツイートがアメリカ大統領選に向けた世論操作に有効とは考えにくい。なにしろ英語が変だし、妙に素人くさかった。
狙いは分断の種をまくこと
ツイッターやフェイスブックの偽アカウントのプロフィールにも、真実味を持たせようという努力のかけらすら見えなかった。それに、今年2月から7月にかけて彼らが投稿した文章の多くはどう見ても外国語からの下手な翻訳で、(4年前にロシアが拡散した偽情報と違って)一般的なアメリカ人の言葉のリズムではなかった。
ジョンズ・ホプキンズ大学の社会学者で『チャイナ・ブーム──中国による世界支配が実現しない理由』の著者ホーフォン・ホンによれば、「中国人はソーシャルメディアで他人を装うのが下手で、文章も説得力に欠ける」。
そのせいか、ASPIが調べたツイート2240件のうち、「いいね」などの好意的な反応が2件以上あったのは1%未満だった。
今回の選挙でこの工作がどこまで効いたかは詳細な検討を待たねばならないが、中国のやり方は過去にはおおむね一定の成果を上げてきた。そしてその手口は、ロシアのやり方とは大きく異なっている。
中国によるソーシャルメディアへの投稿は、特定の陣営に露骨に加担するものではなかった。警官による黒人殺しの問題では、人権派の主張も保守派の主張も等しく拡散させていた。狙いは特定の主張を支持することではなく、アメリカ社会の亀裂を深めることにあったからだ。
「4年前のロシアと同じだと思ったら大間違いだ」とガーノーは指摘する。「中国は攪乱はするが、破壊はしない」。つまり正面切ってアメリカと敵対するのではなく、アメリカ社会に入り込んで、自分たちの味方を増やそうとしている。
一方、米情報当局者によれば、中国がどちらの候補を当選者として好ましいと思っているかは明らかだ。「予測困難なトランプの落選を望んでいる」と、NCSCのエバニナは今年8月に語っている。
中国が民主党を好む別の理由もある。自国が世界の中で躍進し、摩擦の少なかったバラク・オバマ前政権時代のスタッフが多いバイデン陣営はくみしやすい、と映るからだ。
中国から見て、トランプ政権で最も邪魔なのは国務長官のマイク・ポンペオとその政策顧問のマイルズ・ユーだ。どちらも政権中枢にあって反中国の急先鋒となっている。ポンペオは最近も、アメリカ社会のあちこちで繰り広げられている中国側の工作とその意図について、鋭い警鐘を鳴らしている。
最強の敵アメリカには慎重 今年2月にワシントンで開かれた全国州知事会の会合では、ポンペオは中国共産党が州や地方都市のレベルでも親中派を見つけ出し、手なずけようとしていると語った。
このとき彼は、中国の某機関が州知事の「親中度」を採点した報告書を作成していると明かした。本誌はその報告書のコピーを入手したが、そこでは全米50州の知事のうち17人が「親中派」、14人が「中立」、6人が「強硬派」に分類されていた。
そうした評価の妥当性は別として「中国があなた方とその周辺に触手を伸ばしていることを忘れるな」。ポンペオはそう警告している。ちなみに、その半年後には中国共産党を率いる習近平(シー・チンピン)が、有力な経済学者らを集めた会合の席上、今後はアメリカの政治家や財界人の「協力」を取り付ける活動を一段と強化すると語っていた。
州知事会の会合で、ポンペオは州レベルで見られる工作の具体例を挙げていた。例えば、テキサス州ヒューストンの中国総領事館に駐在する外交官は昨年、ミシシッピ州のフィル・ブライアント知事(当時)に手紙を書き、知事が台湾を訪問すれば同州に対する中国企業の投資案件の一部を取り消すと脅していた。
それでもブライアントは台湾を訪れたが、そこに経済的な利害が絡んでくると話は別だ。ある米政府当局者によれば、「中国に進出している企業を抱えている、あるいは中国に大豆などを売って稼いでいる州の知事」に中国側が接近し、政財界の有力者を通じて米政府の政策に影響力を行使するよう���めてくる可能性は十分にある。
それ自体は国内のロビイストがやっていることと大差ないが、「問題はそれを外国の政府がしているという点だ」と、その当局者は強調した。
それでも他の諸国に比べると、アメリカは少なくとも最近まで、中国によるこうした工作の標的となることが少なかった。その背景には、最大の「敵」は慎重に攻めろという毛沢東流の戦術があると、前出のホン教授は言う。
「最強の部隊を結集して敵を個別撃破せよ。毛沢東はそう言っている。まずは周辺の小さくて弱い部分から攻めろということだ」
今の世界で言えば、まずはオーストラリアやカナダ、ニュージーランド、そしてイギリスを落とすということ。「彼らは現にそうしてきた。アメリカは最も手ごわい」からだ。
しかし、ついに中国はアメリカに照準を合わせてきたらしい。今年7月下旬には米国務省が、テキサス州ヒューストンの中国総領事館を閉鎖した。長年にわたり、アメリカ南西部一帯で産業スパイや政治的な干渉を行ってきた証拠があるという。
「ヒューストンが拠点になったのは偶然ではない」と、司法省のジョン・デマーズ次官補は言う。テキサス州やその周辺にはエネルギー産業や先端技術の研究所が集積している。本誌の取材に応じた複数の情報源によれば、だからこそヒューストンが影響力行使と産業スパイの拠点に選ばれた。
FBIも中国人技術者などの捜査に乗り出しており、既に全米各地の「30都市で50人に尋問を行っている」という。しかも、これはまだ「氷山の一角」にすぎない。
米国内で影響力を行使するに当たり、中国は習の言う「魔法の武器」を駆使している。中国共産党中央委員会直属の機関「統一戦線工作部(統戦部)」だ。
海外工作費に6億ドルを使う
ASPIで中国政治を研究するアレックス・ジョスキによると、統戦部の下に「党外の集団に影響を及ぼすことを責務とする党・国家機関のネットワーク」が国内外で構築されている。
伝統的には海外在住の中国人社会で民族的な忠誠心に訴え、母国に恩返しをするように説得を重ねるシステムだ。誠意ある協力と引き換えに、当局側が経済的な恩恵を約束する例が多い。
たいていの関連団体は「中国海外交流協会」といった当たり障りのない名称を持つ。この統戦部のシステムと並んで、外務省にも「友好協会」と名の付く組織のネットワークがある。それらとつながるアメリカ側の団体は、もちろん中国共産党との接点には気付いていない。
例えば、ポンペオの指摘によると、アメリカの全国州知事会が米中共催の「協調サミット」を開いた際の中国側団体は、間接的に統戦部とつながる中国人民対外友好協会という組織だった。ポンペオは州知事たちに問い掛けた。
「皆さんのうち何人が、その団体と中国共産党をつなげて考えただろうか」
中国政府は統戦部が海外での情報工作に果たす役割を何度も否定してきた。それでも統戦部に多額の予算が割り当てられているのは事実だ。統戦部の関与する国内外での活動資金は昨年実績で26億ドルを超えると、ジョージタウン大学の安全保障・新興技術���ンター(CSET)のライアン・フェダシュクは言う。
そのうち6億ドル近くが海外在住の中国人社会と外国人に向けた活動に充てられたとフェダシュクは推定する。その総額は中国外務省の予算を上回る。
ニューヨーク市の非営利団体チャイナ・インスティテュートで10月半ばに開催された3日間の会議は典型的な統戦部のイベントだった。「危機の時代に成功を見いだす」と題され、「緊張した不安定な世界で米中関係が成功する」方策を参加者に指南するという触れ込みだった。
パネリストには米財界や学界、報道、外交、政界のそうそうたる顔触れが並んだ。前ミシガン州知事のリック・スナイダーや、ウッドロー・ウィルソン国際研究センター米中研究所の創立者ステープルトン・ロイもいた。
だが参加者たちの大半は、このイベントの共催4団体のうち3つが直接または間接的に統戦部とつながっている事実を知らなかった。
北京のシンクタンク「中国&グローバル化研究センター(CCG)」もその1つ。ジョスキによるとCCG共同創設者の王輝耀(ワン・ホイヤオ)は統戦部傘下の欧美同学会(欧米留学経験者の団体)の副会長でもある。
「統一戦線工作部」の働きぶり
本誌は在米中国総合商工会議所と在米シカゴ中国総合商工会議所をはじめ、約600の在米機関が中国共産党に結び付いていることを確認した。所属する面々の多くは中国系の血を引く人たちだが、自分たちの活動と統戦部のつながりには気付いていないかもしれない。
水面下の技術移転に一役買っている団体もある。米企業が開発した技術をひそかに入手し、中国企業に利用させるのだ。統戦部は米国内の中国語メディアにも浸透している。
本誌は全米各地で統戦部の関連組織を種類別に確認した。中国移民の同郷団体のうち少なくとも83、中国人支援センターの10、商工会議所の32、中国語メディアの13、米国内に70 ある中国人専門職団体の約半数、中国と台湾の「平和的再統合」を推進する組織の38、各種「友好団体」の5、そして教育・文化など諸方面の活動団体129が該当した。
アメリカ留学中の中国人学生(約30万人)のための学生・研究者団体は全部で265ある。こちらも領事館の教育担当書記官などを通じて共産党につながっている。
これらの団体を特定するには会員登録の重複、定期的な共同活動、思想的な傾向、共産党のお墨付きなしでは呼べない要人との会合といったものを調べればいい。
本誌は人名と肩書を照合し、中国語の公文書や国営メディアで伝えられた協力事業、諸団体独自の報告書なども調べた。そして中国の好感度を増すための単純な努力から露骨な諜報活動まで、さまざ��な行為を確認した。
そんなスパイ活動の一端が、去る9月下旬に発覚した。逮捕されたのはニューヨーク市警に属する警官で、チベット出身の移民だった。アメリカに帰化して市民権を持ち、陸軍の予備役でもあるが、実は中国政府の手先だったという。
この警官を操っていたのはニューヨークにある中国総領事館の職員で、統戦部に連なる中国チベット文化保護発展協会の仕事をしていた。警官はニューヨークにいる中国系住民に探りを入れる一方、市警本部の行事に中国の政府当局者を招待してもいた。
調べ始めるときりがない。統戦部とつながりのある団体はアメリカにも無数にありそうだ。中国語メディアや統戦部系団体の報告によると、30年ほど前に元国務長官ヘンリー・キッシンジャーの肝煎りで設立された中国系アメリカ人の権利団体「百人会」もその1つだ。南京統戦部のウェブサイトによれば、百人会の議長である著名な実業家ロジャー・ワン(王恒)は南京海外友好協会の名誉会長でもある。そして「海外友好協会」なる組織は、統戦部の地域支部と位置付けられている。
中国との付き合い方は難しい、と言うのはニューヨーク大学米亜法律研究所のアルビン・Y・H・チャン。「大事なのは、越えてはならない一線を越えないことだ」
<2020年11月10日号「アメリカ大統領選 中国工作秘録」特集より>
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幻想の一年、夢のやうな将来。
おっぱい!!!!
今日は志望校の模試を受けると云うので、色々尽くしてきた訳なのであるが、まさかこうも簡単に心がかき乱されるとは思っても見ていなかった。それもこれも全部、隣で黙々と試験を受けている制服姿の、――恐らくは母校からもう少し北に行ったところにある進学校に通っている女生徒の、その胸元、――つまり「おっぱい」が原因であつた。――
明らかに異常としか言いようがない。白い夏用のセーラー服を弾けさせんばかりの膨らみは、大きさにしてバスケットボールぐらいであろうか、横にも縦にも30センチは彼女の胸元から飛び出している。それに引っ張られて制服にはシワが出来ていたり、脇のあたりなどに変に折り目がついていたりしているのであるが、彼女の本来の体格には合っていないのか、お腹の辺りはダボダボと生地が余っている。彼女が消しゴムをかけると、それに合わせて揺れる揺れる。机の縁に当たれば、その形に合わせて柔らかく変形する。下に何枚も着ていないのか、パンパンに張った制服には薄っすらとブラジャーと思しき四角い模様が浮かび上がっている。時として彼女が肩を揉む仕草をするのは、やはり途方もなく重いからであろうか。
しかし、俺にはそんな光景が信じられなかった。
――女性の乳房がここまで大きくなるのか?
俺は彼女が席についた時から、純粋にそんな気持ちを抱いていた。どう考えてもありえない。彼女の顔よりも、俺の顔よりも、まだまだずっと大きい胸の膨らみは白昼夢のレベルである。現実に存在していい大きさではない。もし、ほんとうに存在するのなら、確実にネットだとか、テレビだとかで話題になっているはずである。受験のプレッシャーに負けて頭のおかしくなった女生徒が、詰め物をしている、――そうに違いない。このおっぱいは偽物である。もしくは俺は今、幻想���見ている。――
そう思わなくてはこちらの頭がおかしくなりそうだった。そもそも一体何カップなのかも検討がつかない。P カップ? U カップ? Xカップ? いやいや、Z カップオーバーと云われても何も不思議ではない。
しかしもしそうだとして、ならば一体どうやったらそんな大きさになるのだろう。小学生の頃から大きくなったとしても、一年に5カップ弱は大きくならなければ、こんな暑い時期にZ カップを超えることは出来ない。すると、中学を卒業する時点で少なくともP カップは無くてはならない。……いやいや、今の大きさもそうだが、中学生でP カップだなんて、そんなばかなことはありはしないであろう。しかし、現実にこの大きさになるにはそのくらいの成長速度が必要である。やはり偽物としか思えない。……
いや、そうでなかったとしても、こんな可愛らしい女子高校生に、こんな大きなおっぱいを与えるなぞ、神はあまりにも不平等である。彼女を初めて見た時、その巨大すぎる胸の膨らみに脳が麻痺したのか、まず俺が眺めたのは彼女の顔だった。黒い艷やかなセミロングの髪の毛を軽く後ろで束ね、ふんわりとした目元に、指で摘んだような鼻に、すうと真横に伸びた唇、白い肌、長いまつげ、……まさに完璧な瓜実顔と云ってもよかろう。おっぱいがまるでなかったとしても、他の女性とは一線を画している。――
もうこれ以上問題を解くなんて出来ないと判断した俺は、まだ開いてすらいない化学の問題用紙を一瞬間眺めた���、取り敢えず物理の回答を見直すことにした。チラリと目を向けると、彼女は胸に邪魔をされながらも一生懸命に問題を解いている。普段なら焦る心地ではあるけれども、もう今日は何もかもを諦めてしまった。俺は机に突っ伏すと、隣で繰り広げられているであろう蠱惑的な光景に、残り時間いっぱい思いを馳せることにした。
例の模試からまる二ヶ月、俺は予備校へ通いながら何の進展のない日々を過ごしていた。結局彼女はあの後、俺が放心しているうちに試験会場を後にしてしまっていたから、連絡先も交換できていないし、そもそも声すら聞いていないのである。それでも制服から高校が判明したから、友達からは校門で待ち構えろと云われたのだが、そんなストーカーまがいのこと、冗談でも俺にはできない。ただただ悶々とした日々を過ごしている一方であった。
で、いま何をしているかと云えば、この時期から、――ちゃんと云うと8月のとある週から、この予備校では夏期講習が行われるから、浪人生である俺は必ず出席しなければならない、――と、ここまで云えば分かるだろうか。そう云えば去年も行ったような気がするので、恐らくは現役生も交えた講習である。高校生からすると、中々新鮮味があるだろうが、毎日をここで過ごしている俺からすれば、全くもって面白くない。――
と、思いつつ、昨日から解きかけで残しておいた数学の問題を解こうとノートを取り出したのだが、ふと隣の席に座ってくる人影が視界の隅に見えた。授業開始にはまだ時間はあるので、空いている席はたくさんある。前にも後ろにもある。そんな中でわざわざ俺の隣に座ってくるのは、一体誰だ……? と思って見てみると、――
――彼女だった。
見間違えようがない。相変わらず、風船でも入れているのではないかと思うほどセーラー服をパンパンにさせ、髪の毛を後ろで束ね、あの可愛らしい顔を若干こわばらせている。同じようにテキストとノートを取り出した彼女は、下敷きで顔を軽く扇ぎながら、何をするわけでもなく黒板をぼんやりと眺めていた。
――それにしても大きい膨らみだ。真横に居るものだから以前よりもその膨らみは大きく感じられる。今日はブラジャーの跡こそ見えないけれども、セーラー服が破れてしまわないかこちらがハラハラするほどに、胸の頭だとか、脇のあたりだとか、背中のあたりだとかが張っている。彼女が顔を扇ぐ度に、机に当たってふにふにと形を変えるおっぱいは、見ていても心地よく感じられる。それに、何とも重そうに揺れるのである。もはやここまでされては、決して詰め物だとは云えない。確かに俺の真横には、途方もない重量を持つ塊がある。
「おはよう」
もうどうしようもなくなった俺は、意を決して彼女に話しかけた。
「お、おはようございます」
とおどおどした声が返ってきたので、出来るだけ朗らかに、彼女と再開した時に備えて練習した言葉を云う。
「何ヶ月か前の模試に居なかった? ほら、O大学の、……」
「はい。たしかあなたは、……私の隣に居ました、……よね?」
と、首をかしげる、その顔には笑みが。
「そうそう。あまりに一生懸命解いてたから、なんか面影があるなーって思ったけど、やっぱりそうだったんだ」
「ふふふ、私も隣で一生懸命解いてる姿は良く憶えてますよ」
「隣に座ったのは偶然?」
「いえ、実は誰も知ってる人が居なくて心細かったんです。……」
と彼女は恥ずかしそうに笑った。
話はそれから自己紹介の流れになったのであるが、とにかく胸元の存在感がすごくて、何度も何度も目をやりそうになった。聞くと彼女の名前は沓名 楓(くつな かえで)と云う。苗字は珍しいから名前で呼んで欲しいとのことだけども、初対面の女子高生を下の名で呼ぶ、その気恥ずかしさと云ったらない。が、彼女はほんとうに気にならないのか、むしろ言葉に詰まる俺を見てくすくすとこそばゆく笑っていた。
物理選択と生物選択で俺たちは分かれることになったのであるが、離れ離れになるのはそれくらいで夏期講習のコースは凡そ一致していたから、その後も一緒に受けることになった。その外見に似合わず、意外にも楓はお茶目で、授業中にもしばしば筆談で会話をした。中でも面白かったのは彼女は絵が上手く、教壇に立つ先生の似顔絵を描いては笑わせてくる事で、それが唐突に見せてくるものだから、授業中に何度も何度も吹き出すハメになってしまった。
純粋に楽しかった。もちろんおっぱいは気になり続けてはいたけれども、再び数学の問題に向かう余裕ができるほどに、彼女と授業を受けるのは楽しいと感じられた。だから俺はつい楓に、
「大丈夫?」
と云っていた。もう何度も彼女が肩に手をやるから気になったのである。
「へ? 何がです?」
「いや、肩が痛いのかなって」
と云うと、楓の顔は一気に真っ赤になる。
「あ、えとですね。……その、重くて、……」
「え?」
「お、おっぱいが重くてズレちゃうんです。……」
と二つの膨らみを抱えながら小さな声で云う。分かってはいたが、デリカシーのなさすぎる問いに、後悔が募る。
「ごめん。今のは無神経すぎた。許してくれ」
「いえ、云ってくれた方が、お互い気が楽になりますから。……」
しばらく無言が続いた。俺は居心地の悪さにまたノートに向かってまだ解けきっていない問題に向かうことにした。楓はぼうっと黒板を眺めていたのだが、いつしか同じようにノートに向かって、何やら一生懸命に書いていた。
もう残すところ授業は後一つである。いつのまにか予備校でも屈指の変わり者と評判の高い数学のS 先生が教壇に立っており、気がつけば受講カードが配られてきた。
その時間、彼女と目を合わせたのは結局、受講カードを手渡した時だけであった。
「柴谷さん」
と、テキストを片している俺に、楓が声をかけてくる。
「今日はありがとうございました。あのまま声をかけられなかったら、心細さで死んでしまったかもしれません」
「ははは、生きててよかったよ。俺も今日は楽しかった」
「それで、これを、……」
とノートの切れ端を折り曲げたのを俺に手渡して、………こなかった。途中であの豊かな胸に丸め込まれる。チラリと見て唸る。
「………やっぱり、これは明日にします! さようなら!」
と云って、楓はぱぱっと教室から出て行ってしまった。残された俺は彼女が何を渡そうとしたのか気になったけれども、それよりも彼女とお近づきになれた嬉しさと、中々上手く事が運んだ安堵にほっと息をついて、体から力を抜いた。自習室に行くのはそれから30分もしてからであった。
結局、楓があの時何を渡そうとしていたのか分からずじまいであった。明日にしますと云っていたのが、また明日にしますになって、そして明くる日も、また明日にしますになり、それが続いてとうとう夏期講習も最後の日となってしまった。とは云っても、俺たちはそのあいだ、朝来てから帰るまで、時には自習室で夜遅くまで籠もる時もほとんど一緒に居たからあまり気にはなっていない。気になる気にならないと云う話なら、楓のおっぱいの方がよっぽど気になっている。
彼女は胸の大きな人にありがちな、太って見えることを非常に気にしているようで、歩く時には必ずと云っていいほど制服のお腹のあたりを抑えていた。それが却って扇情的になっていて、俺はいつも目のやり場に困ってい���のであるが、確かに抑えていないと二回りは横に広がっているように見えてしまう。それがなぜかと云えば、恐らく巨大な胸を入れるために自分の体格に合わない制服を着ているからであろう。バストはもとよりお腹周りに余裕があるせいで、いわゆる乳袋が出来てしまっている。それに袖もブカブカで、しかもその余った袖が胸に引っ張られるせいで、横から見ると一回りも二回りも腕が太く見えてしまう。要はおっぱいのせいでせっかくのセーラー服を上手く着こなせていないのである。着る物一つにしても、楓は苦心しているようであった。
彼女のおっぱいについて気になったと云えば、もう一つある。それは一緒に自習室に行った時のお話で、楓は至って真面目に勉強を進めるのであるが、その日は疲れていたのかよくあくびをしていた。眠い? と聞くと、めっちゃ眠いっす、……と云うので、寝てもバチは当たらないから一眠りしな。起こしてあげるからと云うと、うぅ、……いつもは逆なのに。……と云いながら机に突っ伏してしまった。
……おっぱいを枕にして。気持ち良さそうな顔を、少しだけこちらに向けて。
俺もあのおっぱいを枕にしたらさぞかし気持ちがよいだろうと云う想像はしていたが、まさか本人がするとは思ってもいなかった。テキストやらノートやら全てを押しつぶしてなお余りあるおっぱい枕は、彼女の顔を柔らかく受け止めていた。しかもうつ伏せなものだから、絶対にいい匂いがする。あのおっぱいで出来る谷間に俺も顔を突っ込んでみたい。――俺はそんなことを思いながら、写真を撮ろうとする手を止めて参考書に向かったが、今度は机に重々しくのるおっぱいに手が伸びようとする。なんせ彼女はすっかり寝息を立てて寝ているし、今は周りに誰も居ないし、ちょっと突いてもバレることは無い。あのブラジャーの模様をちょっと触るだけ、なぞるだけ、……
もちろん、思うだけで終わった。何度かトイレに行くフリをして気を紛らわせていたら、楓が起こしてと云った時間になっていたので、その日はそのまま背中をトントンと叩いてやった。体を起こす時にストン、ストンと地に向かって落ちるおっぱいを見られただけでも俺には充分であった。
「とうとう今日が最後なんですね」
と、帰り際に楓が云った。
「だなぁ。あっという間だったなぁ。……」
「あの時話しかけてくれて、ほんとうにありがとうございます、柴谷さん。夏期講習がこんなに楽しくなるなんて思ってませんでした」
「俺もだよ。この調子で一緒に大学に行こうな」
とんでもないことを云ったような気がするのであるが、楓はにっこりと笑って、
「行けますよ、私たちなら。きっと」
「俺は一度失敗してるからなぁ、……ま、頑張ろう」
「ふふ、柴谷さんなら大丈夫ですよ。……あ、そうだ。渡したいものが」
楓は例のノートの切れ端、……ではなくルーズリーフを数枚手渡してくる。今度はちゃんと俺の手に渡った。
「えっと、あ、今は見ないでくださると嬉しいです。……色々書いちゃったので。………」
「分かった。家に帰ってからゆっくり読むよ」
「お願いします」
俺たちはそれから一緒に駅まで歩いて行って���楓の乗る電車が来るまで待って、これほどにない寂しい別れに涙を飲んだ。
楓から渡されたルーズリーフを読んだのはそれから一週間後の深夜であった。何度も何度も渋って渡してくれなかった上に、いざ渡してくれたときの真剣な眼差しを思うと、どうしてもそのくらいの日数は経たないといけないような気がしたのである。しかも書き出しがこうなのである。――
柴谷仁士様へ
ここに書いてゐる事柄は母にも、姉にも、友人にも明かしたことの無い、私の胸に関することです。本当は直接口で云へると良かつたのですが、恥ずかしさに負けてしまひました。回りくどい方法をご容赦ください。なにぶん初めて人に打ち明けるので、ひどく恥ずかしいのです。ですが、柴谷さんならきつと許していただけると信じてゐます。
さて、夏の日差しが強い中、―――
それからしばらくは恋文とも取れるような文章が並んでいるのであるが、二枚目からようやく本題に入ったらしく、彼女の生い立ちから順にいわゆる「成長記録」が記されている。原文のまま写すとこうである。
初めて私の姿を見た時、どう思ひましたか? 柴谷さんも驚いたことでせう。ええ、もう初対面の人にも、同じクラスの人にも、昔から気心の知れる幼馴染にも驚かれてゐるのですから、きつとさうに違ひありません。初めてお会ひしたのはO 大学のオープン模試でしたよね。私の姿を一目見て、目の色が変はつたのはよく憶えてゐます。その後すぐに視線を前に向けて、机の上にあつ���ポレポレを取つてゐましたね。ああ、怒つてゐるのではありません。安心してください。
それでもう一度問ひますが、二週間一緒に過ごしてみて、私の体についてどう思つてゐますか? これを読む頃には忘れかけてゐるかもしれませんから、スリーサイズを記しておきませう。上から148-54-72 です。どうです? すごいでせう? ウエストも、ヒップも、倍にしたところでバストには敵はない。……これが私の体なんです。胸だけが異常に発達した決して美しいとは云へない体、……それが沓名楓なんです。
ちなみに、アンダーバストはぴつたり60センチとなつてをります。カップ数は日本だと2.5センチ刻みで、A カップ、B カップ、C カップ、……と云ふ風に変はります。さて、バスト148センチ、アンダーバスト60センチの私は一体何カップでせうか? 5分以内に答へよ。
せうもありませんでしたね。すみません。正解は7Z カップです。聞き慣れないかもしれませんから、一応云つておきますが、7Z カップとはZ カップからさらに6つ上のカップ数で、アルファベットで云ふと二週目のF カップとなつてをります。どうです? すごいでせう? 私にとつて、Z カップは小さいのです。先程試したところ、そこらぢうからお胸のお肉がはみ出してしまひました。一応Z カップのブラジャーでも、顔はすつぽりと包めるくらゐは大きいのですけどね。……
さて、こんな異常な胸を持つてゐるせいで、私はこれまで何度もいぢめに会ひました。小学生の時、中学生の時、――高校生の今ではみんな黙���てゐますが、陰口はたまに聞きます。あ、何度もと云つた割には多くて三回でしたね。すみません。
最初のいぢめは小学生の時でした。私の胸の成長は早いもので確か小学5年生か6年生かそのくらゐの時に始まりました。私もその時は普通の女の子でしたから、当然嬉しかつたです。同じやうに大きくなり始めた友達もゐましたし、それに成長したと云つても、可愛らしい大きさですから、少し羨ましがられるだけでした。
けれど私の胸は異常だつたのです。確か小学校を卒業する頃にはK カップか、L カップと云ふ大きさにまで成長してゐました。もちろん、今からすればしごく可愛らしい大きさには違ひありません。ですが、AAA カップにも満たない子がほとんどの小学生の中に、L カップの小学生が紛れてゐる場面を想像してみてください。……どうでせう? いくら恥ずかしがつて隠さうとしても、目立つて仕方ありませんよね。今でも集合写真やら何やらを眺めると、すぐに私の姿が目についてしまひます。あ、機会があれば見せませうか。すごいですよ? ほんたうに一人だけ胸が飛び出てゐますから。
で、本題に戻ると、そんな目立つ子がいぢめのターゲットにされるのは当たり前のことで、しかも私の場合胸の大きさと云ふ、女の子からも、男の子からも標的にされやすい話題でしたから、一度ハブられると、もう止まりませんでした。身体的な特徴が原因のいぢめは止めやうがありません。具体的な内容は、女の子からはハブられ陰口、男の子からは胸の大きさを揶揄するやうな行動や仕草、――例へばボールを胸に入れてどつちが大きいか比べたり、……さう云ふ感じです。
両親には云つてません。――いえ、ちやんと云ふと、恥ずかしさから何も云ひ出せませんでした。先生もまた、私を妬んでゐたのでせう、こちらは勇気を出していぢめを訴へたのですが、特に行動を起こしてくれませんでした。ただ、中学までの辛抱だから、とは云はれましたね。問題を投げたのでせう。けれども、昔の私はその言葉を信じてひつそりと絵を書いて日々を過ごしてゐました。だから絵はそこそこ上達してゐるのですよ、褒めてくれるのは柴谷さんが初めてでしたが。……
それで中学に上がつて何か変はつたかと云へば、何も変はりませんでした。あ、いや、お胸だけはすくすくと成長してゐましたから、「何も」と云ふのは違ひますね。大きくなる波がありますからはつきりとは云へませんが、だいたい2、3ヶ月に1カップ程度は成長してゐました。ですから、中学1年の夏にはバスト98センチのM カップ、秋にはバスト103センチのO カップ、冬の記録はありませんから飛ばして、中学二年に上がつた時の身体測定では、バスト107センチのQ カップ、……とそんな感じです。どうです? すごいでせう? 柴谷さんは男性ですからピンと来ないかもしれませんが、O カップだとか、P カップだとか、そんな大きさになってもこの速度で成長して行くのは、はつきり云つて異常です。でも止まらないのです。日々食べるものを我慢しても、どんなに運動をしても、何をしても、この胸はほとんど変はらない速度で大きくなり続けて行くのです。周りの子たちがC カップとか、D カップになつたと沸き起こる中、私だけM からN へ、N からO へ、O からP へ、P からQ へ、どんどんどんどん大きくなつて行くのです。優越感も何もありません。ただひたすら恐怖を感じてゐました。このまま胸の成長が止まらなかつたらどうしよう、もう嫌だ、嫌だ、普通の大きさになりたい、普通になりたい、……さう思つて毎晩ひとしきり泣いてから床についてゐました。
ブラジャーに関しては、姉が(世間一般で云ふところの)立派な乳房を持つてゐますから、この頃はまだお下がりでなんとかなつてゐました。尤も、私の方が華車な体つきをしてゐますから、カップ数的には小さめのブラジャーでしたが、兎に角、アンダーバストの合わないブラジャーに、無理やりお胸のお肉を詰め込んで学校に通つてゐました。しかしそれも中学二年の夏前には終はりましたが。
何せ6月になる頃には私のバストは113センチにもなつてゐましたからね。カップ数はT。姉はP カップでしたから5カップも差があると階段を降りるだけでも溢れてしまひます、仕方ないんです。私は初めて母親に連れられてランジェリーショップでオーダーメイドのブラジャーを注文しました。別にT カップのブラジャーは海外では市販されてゐるやうでしたから、それを購入しても良かつたのですが、グラマーな方向けしかないらしく、私の体には絶対に合はないだらうと、それに胸にも悪いからと、さう店員さんに云はれて渋々購入した、とそんな感じです。なんと云つても高かつた。母は決して値段を教へてくれませんでしたが、一度に三つ四つは買はないと日々の生活に間に合ひませんから、父に早く昇進して給料を上げてくれと云つてゐる様子を何度も見ました。
ですが、オーダーメイドのブラジャーを着けた時の心地よさは、何事にも例へがたい快感がありました。……あ、それよりも、夏だから水泳の授業がどうなつたか気になりますか? ふふふ、これについては上手く行つたのですよ。何せ見学が許可されましたからね! 私の居た中学では7月の第二週と第三週が水泳の授業だつたのですけど、もうそのころには私のバストは129センチのV カップになつてましたから、合ふ水着なんて、――況してやそんなV カップが入るやうなスクール水着なんて、全国どこを探しても無いのですから仕方ありません。一人プールサイドでこの忌々しいお胸を抱きながら、体育座りをして楽しさうな光景を眺めてゐました。ま、さうやつて見学してると、後からサボつてるだの何だのと嫌味をたくさん吐きかけられたのですけどね。
結局、私は中学生の時は一人ぼつちでした。これで胸が少しでも普通なら、――せめて姉のやうにP カップ程度で成長が止まつてくれてゐたなら、そんなに目立つこともなく、後々、あゝさう云ふ人も居たよね、で済んだでせう。しかし、中学を卒業する頃には、先のV カップが可愛く見えるほどに私のお胸は大きく成長してしまひました。記録を乗せませう。中学二年の秋になるとバスト122センチのW カップ、冬はそれほど変はりませんが、三月になる頃にはバスト126センチのX カップ。恥ずかしながらこの時やけ食いをしてゐまして、少々アンダーバストが大きくなつてゐます。ですが、お医者様から健康になつたねと云はれたので、今でもその時の体重を維持してゐます。もちろん、体重と云ふのはこの醜いお胸以外ですけどね。あるのと無いのとでは10キロ15キロは違ふのですよ。で、中学三年の身体測定ではバスト129センチのY カップ。夏にはたうとうバスト134センチとなり、晴れてZ カップになつてしまひました。さう云へばこの時から成長が鈍化したやうな気がします。冬にはバスト137センチの2Z カップ、卒業する頃には138センチの3Z カップ。どうです? すごいでせう? Zカップオーバーの女子中学生なんて、私以外に居ますか? 居てもK カップ程度でせう。そんな小さなバストなんて小学生の時にすでに超えてゐます。いやはや、かうして書いてみると自分でもすごいですね。3Z カップの中学生なんて、今懐かしくなつてアルバムにある写真を見てゐるのですが、もう物凄いです。妊娠してゐるみたいです。隣の子の腕が私の胸で隠れて、この写真をみたあの人達に、……ああ、泣きさう。……嫌だ。もう思ひ出したくもない。……
ああ、さうだ、昔ほんたうに辛かつた時、カッターで胸を切り落とさうとしたことがありました。ですが、もちろんそんな度胸はもちろんなく、見ての通り未遂で終はつてゐます。安心してください。一応胸の付け根のあたりに2センチくらいの跡はありますが、それくらゐです。私は大丈夫です。ふふふ、見たいですか? 私は見せたい方ですから、いつでもおつしやつて下さい。もちろん人気のない場所でお願いします。柴谷さんだけにお見せしてあげますから。
一人ぼつちが辛かつたことは云ふまでもありません。しかし良かつたこともあります。絵は描けましたし、勉強は出来ましたし、そのおかげで県内で一番の進学校へ通うことが出来ました。高校の入学式の日のみんなの視線は痛かつたですが、次第に慣れたのか、誰も何も云ひはしなくなりました。みんなどこか引いたやうな目で私を見てくる。胸の話はタブーとして扱われてゐる。……中学の時のやうに強烈に無視されたりする方がまだ居心地は良かつたのかもしれません。私はここでもまた一人ぼつちです。誰も何も話題にしない。自分が幽霊になつたやうな感覚を感じながら過ごしてゐます。ほんたうはみんなと喋りたい、別に胸のことを話題にしてもいいから楽しい雰囲気に混ざりたい、……さう思ひながら過ごしてゐたら、いつの間にかあと半年で卒業となつてゐました。もう無理なのでせうか。……
あ、湿つぽくなつてしまひましたね。いけないいけない。それで最後に聞きますが、私の姿をご想像して、どう思つてゐますか? 柴谷さんは、こんな醜い体の私を受け入れてくれますか? 私はあなたが思つてゐるよりも小心者です。心も醜いです。ですけど、これからも仲良くしてくれると大変嬉しく思ひます。
いえ、此処まで読んで頂いたのなら、もうそれだけで嬉しいです。ありがたうございました。
あんなにけろりとして話すものだから、夏期講習に来たのに知り合いが居ない、と云うのは変だと思っていた。その原因があの大きなおっぱいにあると云うのは、うっかり楓が寝ているときにおっぱいに触って気が付かれでもしたら、恐ろしいことになっていたかもしれない。俺はこの文を読み終わった時、自然に携帯へと手が伸びていた。もちろん、彼女に読んだことを伝えるためである。
――が、その時やっと気がついたのだが、俺達は連絡先を交換してなかった。いつも早めに席に着く俺を見つけた彼女が隣に座って、そして電車に乗るまでずっと一緒に居るものだから、傍には楓が居るのが当然のようになっていたのだった。俺は今すぐにでも駆け出したかった。今すぐあの��れな少女のもとに行って、抱きしめてやりたい衝動に駆られた。だけど名前と特徴しか分からないからどうしようもなかった。俺は手紙を読み直すことしか出来なかった。もう一度携帯に手が伸びたが、出来るのはそれだけだった。
思えば楓はもう少し上の大学、――と云っても、日本にはあと二つほどしか無いが、話を聞いていると、それを目指しても良いくらいには勉強は出来ているようであった。ならば俺が出来ることは彼女が同じ学校を志望していることを信じて、自分も合格できるように勉強にはげむことである。それに気がついてからは、これまでのだらけた生活から一転して、勉強をした。と、云うよりしてゐる。模試の結果は相変はらずであったけれども、楓を思うと全く気持ちはめげなかった。
だがそうやって頑張っていると、月日は思いの外早く巡って寒さに震える季節になっていた。するとまず訪れるのは忌々しいセンター試験である。俺は今、そのための冬期講習へと向かっている。センター試験など四分の一程度に圧縮されるから出来は気にしなくてもいいのだが、あそこでコケると自分の士気に関係するので、決して侮ってはいけない。
いつもの教室に入った俺は、一年ぶりのカリカリした空気に身を漂わせていた。焦る者、余裕のある者、黙々と自分の道を突き進む者、まだ現実味の無い者、……色々居るが、俺は��ちらかと云へば不安で押しつぶされそうになっている者である。あの手紙は肌身離さず持ち歩いているけれども、自分の実力不足を感じてしまうとやはり挫けそうになる。……
と、そこで、隣の席に座ってくる者が居た。席は他にも空いているのだから他のところへ行けばいいのに、と思った。一目見て知り合いじゃなければ席を移動しようと思った。それとは別にそんなやつの顔を見てみたくなった。俺は顔を上げようと決した。と、その時、
「お久しぶりです、柴谷さん」
と云う声が降りかかった。
――楓だった。相変わらず黒い冬用のセーラー服をパツンパツンに押し広げ、可愛らしい顔をこちらに向け、軽く手を振りながら微笑んでいた。夏に会った時と違うのは、髪が少し伸びたのと、胸元の膨らみが一回りか二回りほど大きくなったことであろうか。もうこちらの席にまで届こうとしている。……
「久しぶり、楓。元気だった?」
「まずまずですね。柴谷さんは?」
「ダメダメだな。ダメダメ。もうあれから全然偏差値は上がってないし、泣きそう。助けてくれ。楓になら頼める」
と、本音を吐き出した。それは例の文に対する返事でもあったが、楓にはそれが何となく分かったようであった。脱いだコートを自分の体にかけて、体ごと俺の方へ向くと、
「ちょっと失礼します、――」
と隣に居るのに、さらに距離を詰めてくる。
「か、楓?」
「下からならたぶん分かりませんよ?」
とお腹のあたりで手をもぞもぞと動かす。見ると制服の裾を軽くめくっていた。
「い、いや、それは、……それはダメだ。歯止めがかからなくなってしまう。ほらほら、あっち行った」
俺は彼女を向こうへ押しやろう��したのだが、力を入れれば入れるほど、グイグイとこちらへ密着してくる。
「ふふふ、やーい、へたれー」
「うるさい。……ほら、早く、――」
と、その時、肘のあたりを中心に、腕がギュッと、途方もなく柔らかい何かに押し付けられる。
「まって楓さん、マジで、マジであかんから、……うおお、やばいやばいやばい」
だがそんな必死な俺を他所に楓は、
「柴谷さん、柴谷さん、私のおっぱいなんですけど、あの日からまた大きくなっちゃって、今大変なことになってるんですよ」
と明るい声をかけてくる。
「このあいだも制服が破れちゃったし、大きすぎるのも大変ですよね。しかも今朝測ったらまた大台に乗ってまして、……」
「楓、それまた後で、後でお願い。今聞いたら、……まって、落ち着いて、楓、ちょっと楓!」
「もう、柴谷さんのせいなのに。また成長するの早くなったんですからね、ちゃんと分かってます? 責任取って下さいね? 云いますよ?」
と口を俺の耳の近くへ。
「160.2センチの12Z カップ、つまりアルファベット二週目のK カップ、……になっちゃってました! どうです? すごいでしょう? 身長よりも大きくなったおっぱい、味わいたくないんですか? ほれほれ、何とか云ってみなさい」
と、楓はぐにぐにと俺の腕をその12Z カップのおっぱいに押し付けてくる。しかし一体何なんだそのバストサイズは。160センチだって? 冗談としか思えない。いくらなんでもありえなさすぎる。嘘だ。そんな大きなおっぱい現実にあるはずがない。そうだ、幻想だ。いま腕に感じている感触も、今目の前に見えている少女とバルーンのような塊も、全て幻想だ。ほら、頭がクラクラしてきた。ようやく目が醒める。それにしてもいい夢だった。――と、あまりにも気持ちの良い感触に、俺の頭はすっかり焼け焦げてしまい、彼女の支えを失うと同時に机に突っ伏してしまった。
そうやって俺たちは久しぶりに再開したのであるが、やることは数ヶ月前と何も変わってなかった。唯一離れ離れになる物理生物の授業以外は常に一緒に行動をともにした。さすがにセンター試験前だと云うので、冬期講習は夏期講習よりも人が多く、並んで座れないときが時としてあったが、そういう時はさっさと予備校の外へ出てサボった。近くには何も無いが、楓となら一緒に街を歩くだけでも楽しいものであった。
冬期講習はそうやって過ごした。お互い大きな試験前だと云うのに、のんびりしているように感じられるが、気持ちの面で落ち着けるなら無駄ではない。不安は失敗の種である。
「あの手紙についてなんだけどな、……いや、内容については何も云わないことにして、一つ聞きたいことがあるんだが」
そんなある日、俺はどうしても聞きたかったことを、電車を待っている時に聞くことにした。
「なんです? ――うわ、寒い!」
服を着こなせないというのは昔語った通りであるが、冬でも例外ではなく、ひどい冷え込みだと云うのに彼女はコートをただ軽く肩にかけているだけだったので、風が吹く度に寒がっていた。
「何で歴史的仮名遣ひで書いたの?」
「へ? ああ、それはですね、最初の導入を書く時に恥ずかしすぎて、……で、仮名遣ひを変えて書いてみたら筆が乗っちゃって、……とにかくあんまり深い意��はないです。あ、柴谷さんの電車来ましたよ」
楓の向く方を見てみると、確かに黄色いストライプの刻まれた電車がホームに入ってきていた。
「なるほどね。じゃあ、またね楓」
「ええ、また明日も、よろしくおねがいします」
と俺は折良く開いた扉の中へ入った。中まで進んで窓から楓を見ると、彼女も俺を見ていたらしく手を振られる。それを見て、俺も手を振り返す。そうやっているうちに電車が出発して、彼女が見えなくなってしまったが、まだ手を振っているような気がして、ホームが消えてしまうまで俺は、他の乗客に見えないよう小さく手を振り続けていた。
あっという間である。このあいだ楓と一緒に冬期講習を受けていたかと思ったら、センター試験がいつの間にか終わって、心の準備が出来ていないと云うのに今日は二次試験である。しかももうあと10分もしないうちに終わってしまう。一年と云う長い期間をかけても手応えが去年と全く一緒であった。今年もダメだと云う悲愴感が俺の頭に渦巻いていた。
そう云えば楓はどうなんだろうか。冬期講習の時に志望校が同じO 大学だと判明したから、行きがけによくよく周りを見ながら試験会場の棟まで来たのだが、あの異常な膨らみを結局見つけることができなかった。尤も、俺は坂道の方の門から入ったから、もし彼女がモノレールの駅からやって来たと云うなら、十中八九会えないであろう。とすれば、後期試験なぞ無いから本当に一生会えずじまいで終わってしまうかもしれない。また連絡先を交換せずに最後の別れをしたのだから、俺が滑ればもう二度と会うことはなかろう。
まったく、この一年間は幻想を見ていたような気分であった。沓名 楓と云う頭はいいし、可愛いし、おっぱいはこの世の誰よりも大きな女子高校生と会って、仲良くなって、ついにはその膨らみに触れて、これが幻想でなくては何なのだろう。願わくば、答案用紙が回収されていくこの光景も幻想であってほしいが、今までいい思いばかりであったからたぶん現実である。
俺はトボトボと試験会場を後にした。外はすっかり暗くなっているけれども、地元と比べてかなり明るい空が広がっている。地図上ではこの大学は府の中でもかなり北の方に位置していて、一方は山、一方は世界でも有数の大都市が広がっているそうだが、なるほど確かにそちらの方向はかなり明るい。月すらも白い霞となって見えづらくなっている。
変わらずトボトボと歩いていると、三人の親子連れが目についた。父母は平凡そのものであるが、恐らく今ここで試験を受けた人の姉であろうか、楓と同じ艷やかな黒い髪の毛に、楓と同じような目鼻立ちをして、それに、――これだけは楓には全く及ばないが、それでも普通の女性にしては物凄く胸が大きい。自然に涙が出てくる。恐らく今この場で偶然彼女と再開しなければ、もう声すらも聞けないと思うと、この楓にそっくりな女性にすがりつきたくなってきた。もうさっさとホテルへ帰ってしまおう。そしてぐっすりと眠って、今日のことはひとまず忘れて、明日近くに住んでいる友達と目一杯遊んで、気分を一新しよう。――
「仁士さん?」
と、歩き始めた俺に声がかかった。それは今年一年間で、合わせて一ヶ月ほどのあいだ聞いた、そして今俺が待ちわびている、意外とお茶目な声であった。
涙を拭って振り向くと、彼女は居た。後ろから光が差しているから、はっきりとは見えづらいけれど、胸のあたりの丸いシルエットと、こじんまりした背は確かに楓である。
「もしかして、泣いてたんですか? ――ああ! ほら、やっぱり! これ使ってください」
とハンカチを手渡してくる。
「ありがとう、楓。でも、ごめんな。今年もやっぱり俺はダメだったよ。ごめん、ほんとうにごめん。……」
「いいえ、そんなことありません! まだはっきりと分かった訳ではないんですから、諦めないでください!」
意外と大きな声に、俺も周囲も驚いた。楓は本気で怒っているようで、キッと睨みつけている。
「ああ、そうだな。そうだよな、楓」
「そうです。仁士さんは肝心なところでへたれるんですから。……ほら、邪魔になってますから行きましょう」
と楓に手を取られて歩き始めたのであるが、残念なことにすぐ手を離されてしまった。けれどもすぐに手をつなぎ直されて、小声で、
「仁士さん、私たちは恋人同士ですからね? 分かってますよね?」
と云う。何が何だか分からないうちに、楓はまた歩き始めて、先程まで俺の目に写っていた三人の親子連れへ向かって行く。……
「どうしよう楓、今が今日の中で一番緊張する。助けてくれ」
「くすくす、……大丈夫ですよ。お母さんたちにはよく話をしてますから、いつも通りの仁士さんでいてください。――」
そう云って楓は俺の手を強く握ってくれたのであるが、何の心の準備が出来ていない俺は、やっぱり緊張してコチコチに固まってしまった。それを見て、彼女はくすりと笑う。俺もおかしくなってきて笑う。――幻想はまだ、続いているようであった。
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2007/1/27 再生核研究所 代表 齋藤 尚徳
2007/1/27
再生核研究所 代表
齋藤 尚徳
再生核研究所声明について:
再生核研究所声明1: 良い社会を作るには
再生核研究所声明2: 中国古代の教育
再生核研究所声明3: 最低生活の保障を求める
再生核研究所声明4: 競争社会から個性を活かす社会に
再生核研究所声明5: 靖国神社問題に対する提案
再生核研究所声明6: 憲法問題に対する提案
再生核研究所声明7: 参議院選挙に当たって
再生核研究所声明8: 日本国の防衛の在り方について
再生核研究所声明9: 天才教育の必要性を訴える
再生核研究所声明10: 絶対的な世界の平和の為に
再生核研究所声明11: 国の構成について
再生核研究所声明12: 人生、世界の存在していることの意味について
再生核研究所声明13: 第1原理 ― 最も大事なこと
再生核研究所声明14: 日本の政局についての提言
再生核研究所声明15: 空虚な日本の社会
再生核研究所声明16: 裁判員制度の修正を求める
再生核研究所声明17: 教育界の改革を求める
再生核研究所声明18: 拉致問題の解決に向けての提案
再生核研究所声明19: 超越への道、悟りへの道
再生核研究所声明20: 大学入試センター試験の見直しを提案する
再生核研究所声明21: 人口問題についての考察
再生核研究所声明22: 小沢氏の続投による政権交代を求める
再生核研究所声明23: 秘書の逮捕、起訴事件における検察庁の対応と公正の原則
再生核研究所声明24: 政権交代によって閉塞感を打破し、日本国を再生させよう
再生核研究所声明25: 日本の対米、対中国姿勢の在りようについて
再生核研究所声明26: 衆議院の解散に当たって
再生核研究所声明27: 政権交代を祝す、配慮と期待
再生核研究所声明28: 鳩山首相と鳩山首相の実母に、情状酌量を求める
再生核研究所声明29: 普天間基地問題 ― いまだ 夜明け前
再生核研究所声明30: 検察庁の暴走と民主主義の危機 - 広い視点
再生核研究所声明31: 法の精神と - 罪と罰
再生核研究所声明32: 夜明け ― ノアの方舟
再生核研究所声明33: 民主主義と衆愚政治
再生核研究所声明34: 日本のビジネス―日本料理店の海外展開
再生核研究所声明35: 社会と個人の在りよう―細胞の役割
再生核研究所声明36: 恋の原理と心得
再生核研究所声明37:金正日を世界史の英雄に朝鮮問題に関心を寄せる世界の人々に
再生核研究所声明38:ロッキード事件のもみ消しについて
再生核研究所声明39:普天間基地問題の総括 ― 戦略なき対応と文化力
再生核研究所声明40:政権交代とその後の政局
再生核研究所声明41:世界史、大義、評価、神、最後の審判
再生核研究所声明42:大失業時代
再生核研究所声明43:政権交代は半ば、完全なる交代を求める―中途半端は良くない
再生核研究所声明44:梅の木学問と檜学問-日本の研究者育成についての危惧
再生核研究所声明45:第2次世界大戦と第3次世界混乱
再生核研究所声明46:日本国の1つの国家像、あるべき姿について
再生核研究所声明47:肯定死
再生核研究所声明48:与謝野氏の大臣就任を是とし、高く評価する
再生核研究所声明49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性
再生核研究所声明50:日本における 民主主義の脆さ、危うさ
再生核研究所声明51:ツイッターにおける 意義と心得
再生核研究所声明52:選挙における心得、留意事項
再生核研究所声明53:世界の軍隊を地球防衛軍に
再生核研究所声明54:リビア軍事介入について
再生核研究所声明55:皇族方の東京避難を求める
再生核研究所声明56:アースデイの理念
再生核研究所声明57:人生とは何か、人生如何に生きるべきか
再生核研究所声明58:日本の政局、民主党最後の決断、自民党の低落
再生核研究所声明59:鳩山政権の総括と反省
再生核研究所声明60:非凡な才能を持つ少年・少女育成研究会
再生核研究所声明61:ビンラディン氏殺害
― アメリカの名誉と大義を傷つけたオバマ大統領
再生核研究所声明62:福島原子力発電所事故とその対応、対策、取り組みについて
再生核研究所声明63:解���;神、自由、不死への道 - 安らかに終末を迎える心得
再生核研究所声明64:期待される日本軍の在り様 情報分析力の向上と災害救助の重視を
再生核研究所声明65:公務員の給与の段階的な引き下げと管理手当てなどの大幅引き下げを
再生核研究所声明66:言論の自由を篤く保障し、実りある議論のできる社会に
再生核研究所声明67:脱原発デモ ― 非現実的な貧しい二律背反の発想と飛躍した議論
再生核研究所声明68:生物の本質 ― 生きること、死ぬること
再生核研究所声明69: 単細胞人間 ― 単細胞的思考
再生核研究所声明70: 本末転倒、あべこべ ― 初心忘れるべからず
再生核研究所声明71: 菅 暗黒政権 を総括する
再生核研究所声明72:慣性の法則 ― 脈動、乱流は 人世、社会の普遍的な法則
再生核研究所声明73:日本国首相の役割
再生核研究所声明74:人生・生命の肯定について
再生核研究所声明75:政治・経済の在りようについて
再生核研究所声明76:教育における心得 ― 教育原理
再生核研究所声明77:人生における心得
再生核研究所声明78:無責任な 原発反対と増税反対 ― 実状が分からないで意見を表明していないか?
再生核研究所声明79:福島原発事故 とは 何か
再生核研究所声明80:挑戦とは何か
再生核研究所声明81:最高裁判所裁判官全員の罷免を提案する
再生核研究所声明82:皇室の在りようについての 一考察
再生核研究所声明83:再生核研究所声明とは 何か
再生核研究所声明84:国会審議における心得 - 討論、議論、批判における心得
再生核研究所声明85:食欲から人間を考える ― 飽きること
再生核研究所声明86:未だ おめでたい人類 - 先史時代
再生核研究所声明87:小沢氏の裁判問題 ― 司法界とマスコミ界に断罪を
再生核研究所声明88:大学教員の退職後の在り様についての一考察
再生核研究所声明89:失業問題の根本的な解決法と 心の豊かさを求める原理
再生核研究所声明90:日本の大学受験体制についての一考察
再生核研究所声明91:創造性についての一考察
再生核研究所声明92:日本の政局を憂える ― 国論の分裂を避けよ
再生核研究所声明93:国家とは何か,首相について -統治機構としての国家について
再生核研究所声明94:日本国よ こんなことで良いのか ― あまりにもおかしな 日本国 ― 中国に大義あり、日本国の侵略は歴然
再生核研究所声明95:究極離散化法 (ADMmath: Aveiro Discretization Method mathematics)について
再生核研究所声明96:小沢氏に期待する、日本の針路と戦略、行動
再生核研究所声明97:虚妄、空想、日中戦争の分析と顛末
再生核研究所声明98:矛盾、日中は戦争状態にある ―
日本はそんことをしていて良いのか、 原因を取り除け
再生核研究所声明99:死の肯定、在りよう、儀式、将来への提案
再生核研究所声明100:2つの多変数複素解析学について
再生核研究所声明101:慰安婦問題 ― おかしな韓国の認識、日本の認識
再生核研究所声明102:成果主義の弊害について
再生核研究所声明103:日・中戦争の経過と状況の分析 ― 賢明な終戦と和平
再生核研究所声明104:人事採用、昇任について
再生核研究所声明105:人間の愚かさ、弱点について
再生核研究所声明106:無限精度 解析センター の設立を求める
再生核研究所声明107:悲しい政権交代の挫折と まともな国家を目指して; 総選挙を控えて、政局を評価する。― 小沢氏の復権、偏狭的な愛国主義と軍国主義の処断、司法界の断罪、憲法の精神への回帰を
再生核研究所声明108:敗戦国日本よ、 情けないぞ ― 自主独立を求め、米・中との友好関係を 日本国憲法の精神で進めよ。 アメリカは、日本の自治を尊重して、政治介入を控えよ。
再生核研究所声明109:中国の出軍は、道理であり、日本の出軍は憲法違反である - 公正と法とは何か、おかしな日本のNHKと世相
再生核研究所声明110:東京オリンピック開催どころではない、日本の国情 ― 大震災、放射能、原発事故対策、生活・教育・研究基盤などの内実に力を注げ
再生核研究所声明111:日本国憲法によって、日本国および日本軍を守れ、― 世界に誇る 憲法の改悪を許すな
再生核研究所声明112:公理系からの脱却、論理的思考、���思考によって、視野を高め、広めよ ― 平成暗黒時代を このまま終わらせて 良いものか
再生核研究所声明113:美しい人たちの活かされない努力、無駄な努力
― ソーシャルメディア利用、デモ; 戦略が無ければ、夢中で訴えても 空しい努力に
再生核研究所声明114:ああ 人類最後のとき — 世界史を回想、評価する
再生核研究所声明115:枯れ木も山の賑わい ― 現状と存在に理由あり
再生核研究所声明116:宇宙空間、星間交流から人間を考える
再生核研究所声明117:時,状況が問題; タイミングの重要性 、死の問題、恋の問題
再生核研究所声明118: 馬鹿馬鹿しい人生、命失う者は 幸いである、 と言える面もある
再生核研究所声明119: 冷酷な神々、自然 ― 見捨てられた 人類
再生核研究所声明120:終末の在りようについての 総合的な検討を、遅れている面での 文化を進めよう ― 個人の自由意志の尊重に基づく 肯定死の保証 と 方法の確立を
再生核研究所声明121:2013年、参議院選挙にあたって ― 闇に向う、日本の愚かさ、民主主義の挫折、衆愚への道、情けない日本国。
再生核研究所声明122:神の存在と究極の信仰 - 人間よ 想い煩うことはない。 神は存在して、一切の存在と非存在を しっかりと支えられておられる、 人は必要なときに必要なだけ、 念じるだけで良い。
再生核研究所声明123:日本国の自立を求めて ー なぜ自立を求めるか -それは、 日本の固有の美しい文化を維持、発展させるためである
再生核研究所声明124:恋の機微 - 恋の極意
再生核研究所声明125:お金の問題 ― 貨幣について ― 本質論
再生核研究所声明126:お金の問題 ― 貨幣について ― 如何に使うか、支出について
再生核研究所声明127:お金の問題 ― 貨幣について ― 収入について
再生核研究所声明128:数学の危機、 末期数学について
再生核研究所声明129:美しい社会はどうしたら出来るか ― 世の中なぜ上手く行かないか
再生核研究所声明130:復讐心も、競争心も、嫉妬心も空しい: 忠臣蔵の断罪を求める。― 世界中のテロリストをなだめる方法(宗教間と民族間)
再生核研究所声明131:シリア軍事介入についてー日本の対応姿勢
再生核研究所声明132:神を如何に感じるか - 神を如何に観るか
再生核研究所声明133:2020年 東京オリンピックとパラリンピックの開催について - オリンピックを成功させ、平和憲法の精神の下で、日本は進化を
再生核研究所声明134:私の命よりも 大事な 私 ― 人間の崇高さ、素晴らしきかな 人間
再生核研究所声明135:線形作用素方程式における第一基本定理
再生核研究所声明136:線形作用素方程式における第二基本定理
再生核研究所声明137:世界の危機と 権力者の選出
再生核研究所声明138:大中国、中国の印象 ― 母なる大国、中国に
再生核研究所声明139:正義とは 戦争における; 短期的には 勝者が決めるが、世界史が評価の大勢を定める
再生核研究所声明140:数学の神秘性: 一考察 (誰かこの考察、議論を進めて欲しい。)
再生核研究所声明141:結局、人間とは、人生とは 何だろうか、どの様なものか
再生核研究所声明142:An Aveiro Dream in Mathematics
再生核研究所声明143:グローバリゼーションの危険性
再生核研究所声明144:人類滅亡の概念 - 進化とは 滅亡への過程である
再生核研究所声明145:生きること、人間として在ることの 究極の意義 についての考察
再生核研究所声明146:愛の本質、愛の原理
再生核研究所声明147:創造性についての 第二考察
再生核研究所声明148:100/0=0, 0/0=0 - 割り算の考えを自然に拡張すると ― 神の意志
再生核研究所声明149:生きること、生命の本質、活動して止まないもの
再生核研究所声明150:大宇宙論、宇宙など小さい、小さい、the universe について
再生核研究所声明151:再生核研究所の志向と協力、参加へのお願い
再生核研究所声明152:研究活動に現れた注目すべき現象、研究の現場
再生核研究所声明153:日本国の危機 と 祖国救済の戦略
再生核研究所声明154:新しい世界、ゼロで割る、奇妙な世界、考え方
再生核研究所声明155:生きる意味は 文学者にも分からない??
再生核研究所声明156:尖閣諸島、簡単な算数と 愚かで卑劣な日本国
再生核研究所声明157:知りたい 神の意志、ゼロで割る、どうして 無限遠点と原点が一致しているのか?
再生核研究所声明158:生命と人生
再生核研究所声明159:恋する男女は強い - 何故か?―幸せの基礎
再生核研究所声明160:人生の晩年における楽しみ - 終末、もっと爽やかに考えたい
再生核研究所声明161:ゼロ除算から学ぶ、数学の精神 と 真理の追究
再生核研究所声明162:アヴェイロ ― エデンの花園
再生核研究所声明163:ゼロで割る(零除算)- 堪らなく楽しい数学、探そう零除算 ― 愛好サークルの提案
再生核研究所声明164:男と女の関係の捉え方 ― 新しい視点
再生核研究所声明165:世論について
再生核研究所声明166:ゼロで割る(ゼロ除算)から学ぶ 世界観
再生核研究所声明167:大学などで アカデミックなポストを得る心得
再生核研究所声明168:霧の中 ― 環境の中の人間、盲目、偏見
再生核研究所声明169:サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略
再生核研究所声明170:NHK連続テレビ小説「花子とアン」― 蓮子様の気持ち
再生核研究所声明171:掛け算の意味と割り算の意味 ― ゼロ除算100/0=0は自明である?
再生核研究所声明172:人間の愚かさについて
再生核研究所声明173:愛が無ければ観えない
再生核研究所声明174:狼の輸入によって、生態系の維持を図れ
再生核研究所声明175:人間の擁く 大きな虚像
再生核研究所声明176:ゼロ除算について、数学教育の変更を提案する
再生核研究所声明177:国際紛争を少なくするための 単純明快な原則 を提案する
再生核研究所声明178:アラブとイスラエルの紛争、対立の終焉を願って
再生核研究所声明179: Division by zero is clear as z/0=0 and it is fundamental in mathematics
再生核研究所声明180:人類の愚かさ ― 7つの視点
再生核研究所声明181:人類の素晴らしさ ― 7つの視点
再生核研究所声明182:世界、縄張り、単細胞、宇宙
再生核研究所声明183:野生動物と人間
再生核研究所声明184:ライブということ
再生核研究所声明185:The importance of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明186:ニュースの価値について
再生核研究所声明187:工科系における数学教育について
再生核研究所声明188:ゼロで割る(ゼロ除算)から観えてきた世界
再生核研究所声明189:ゼロ除算の研究の勧め
再生核研究所声明190:再生核研究所からの贈り物 ― ゼロ除算100/0=0, 0/0=0
再生核研究所声明191:公理系、基本と人間
再生核研究所声明192:無限遠点から観る、人生、世界
再生核研究所声明193:夜明け、新世界、再生核研究所 年頭声明
再生核研究所声明194:大きなイプシロン(無限小)、創造性の不思議
再生核研究所声明195:ゼロ除算に於ける高橋の一意性定理について
再生核研究所声明196:ゼロ除算に於ける山根の解釈100= 0x0について
再生核研究所声明197:真智への愛とは何か
再生核研究所声明198:計算機と人間の違い、そしてそれらの愚かさについて
再生核研究所声明199:世界の数学界のおかしな間違い、世界の初等教育から学術書まで間違っていると言える ― ゼロ除算100/0=0,0/0=0
再生核研究所声明200:ゼロ除算と複素解析の現状 ―佐藤超関数論との関係が鍵か?
再生核研究所声明201:ドラマ、言論、文芸、世相、関心を 近未来志向にしよう
再生核研究所声明202:ゼロ除算100/0=0,0/0=0誕生1周年記念声明 ― ゼロ除算の現状と期待
再生核研究所声明203:人間とは何か、人生とは何か
再生核研究所声明204:世界史を進化させる 世界に誇れる、平和憲法の擁護を 提案する
再生核研究所声明205:宿命論
再生核研究所声明206:女性の生態、主婦の生態
再生核研究所声明207:男性の生態、亭主の生態
再生核研究所声明208:NHK 朝ドラ マッサン ― 許されない約束違反、公共放送としての問題
再生核研究所声明209:政治的な配慮 ― 悪の素 ―社会の進歩とは
再生核研究所声明210:大学入試ミスにおける対応について
再生核研究所声明211:ドラマとは何か ― 人の心を弄ぶドラマ
再生核研究所声明212:What are reproducing kernels?
再生核研究所声明213: An interpretation of the identity 0.999999...... =1
再生核研究所声明214: Surprising mathematical feelings of a 7 years old girl
再生核研究所声明215:ゼロ除算の教え
再生核研究所声明216:死について、死からの解放について
再生核研究所声明217:ご自愛を ― 健康第一
再生核研究所声明218:興味、関心、感動;人間とは
再生核研究所声明219:報道における理系関係の充実を
再生核研究所声明220:戦争に関する心理について
― 絶えず平和のための努力を
再生核研究所声明221:ある数学者の仏教解説
再生核研究所声明222:日本の代表的な数学として ゼロ除算の研究の推進を求める
再生核研究所声明223:人生の目的は、自然を愛でて楽しみ、ともに喜び合うこと ― 二十一世紀の壮大なロマン
再生核研究所声明224:郵便ポストの適正配置を求める提案 ― ゴミの無責任な投棄を止めよう
再生核研究所声明225:偉大な数ゼロ ―ゼロの教え
再生核研究所声明226:真実のともし火を消してはならない ― 中丸薫著 を読んで
再生核研究所声明227:日本の仏教の在り様についての疑問、キリスト教との奇妙な違い
再生核研究所声明228:選挙制度の在り様についての具体的で簡単な提案 ― 選挙期間の延長を
再生核研究所声明229:吉田松陰から学ぶ ― 志の重要性と松陰の最期、モミの実の喩え
再生核研究所声明230:終戦70周年を迎えての反省
― 逆に戦勝国の責任も問う
再生核研究所声明231:本を書く人の気持ち、読む人の気持ち ― 本とは何か
再生核研究所声明232:無限大とは何か、無限遠点とは何か。― 驚嘆すべきゼロ除算の結果
再生核研究所声明233:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで
再生核研究所声明234:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 雅について
再生核研究所声明235:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 出家について
再生核研究所声明236:ゼロ除算の自明さ、実現と無限遠点の空虚さ
再生核研究所声明237: A reality of the division by zero z/0=0 by geometrical optics
再生核研究所声明238:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 西行の恋と愛
再生核研究所声明239:自由な立場の人の意見、発想の尊重を
再生核研究所声明240:燕の神秘性 ― 燕の巣立ちを祝して
再生核研究所声明241:不幸な日本の政治状況 ―文化力の弱体さを露呈
再生核研究所声明242:参議院の良識と自立性によって���保法案をほうむれ
再生核研究所声明243:日本国の在るべき姿について –現在の世相についての心情
再生核研究所声明244:不完全な人類、恥ずかしい世界史 ― 心得
再生核研究所声明245:天才動物から学ぶ ― 新しい政治体制、指導者たち
再生核研究所声明246:An interpretation of the division by zero 1/0=0 by the gradients of lines
再生核研究所声明247:The gradient of y-axis is zero and tan (pi/2) =0 by the division by zero 1/0=0
再生核研究所声明248:日本の政治状況を変革するための提案
再生核研究所声明249:数とは何か ― ゼロ除算z/0=0を含む
再生核研究所声明250:What are numbers? - the Yamada field containing the division by zero z/0=0
再生核研究所声明251: 円と曲率 ―ゼロ除算z/0=0から導かれる道脇裕氏の解釈
再生核研究所声明252:Circles and curvature - an interpretation by Mr. Hiroshi Michiwaki of the division by zero $r/0=0$
再生核研究所声明253:私も探そう ―ゼロ除算z/0=0 の現象
再生核研究所声明254:愛が無ければ観えない ― について、 更に
再生核研究所声明255:神は、平均値として関数値を認識する
再生核研究所声明256:武器を収め、環境の保全、民生の向上、文化の発展に力を注げ
再生核研究所声明257:無限大とは何か、 無限遠点とは何か ー 新しい視点
再生核研究所声明258:A new viewpoint of the division by zero z/0=0from area and the point at infinity
再生核研究所声明259:数学の生態、旬の数学 ―ゼロ除算の勧め
再生核研究所声明260:受験勉強、嫌な予感がした ― 受験勉強が過熱化した場合の弊害
再生核研究所声明261:全面的な批判は慎もう ー 批判は具体的に、建設的に
再生核研究所声明262:宇宙回帰説 ― ゼロ除算の拓いた世界観
再生核研究所声明263:テロや武闘の終焉を願って
再生核研究所声明264:永遠とは何か ― 永遠から
再生核研究所声明265:全ての願いが叶えられたとき ー 自由な境地 ― その時人間は
再生核研究所声明266:地球上に繁茂する 愚かな人類
再生核研究所声明267:未知の世界に遭遇したとき、分からないとき ― そのときどうするか
再生核研究所声明268:新しい天気地図、行政地図の作成を提案する
再生核研究所声明269:テレビ、新聞の報道内容について
再生核研究所声明270:アジアの進化を願って
再生核研究所声明271:永遠は、無限は確かに見えるが、不思議な現象
再生核研究所声明272:ゼロ除算の研究の推進を
再生核研究所声明273:つくられた人間 ― 人間とは何だろうか; 人生とは何か
再生核研究所声明274:間をとることの重要性、余裕を持とう
再生核研究所声明275:The division by zero z/0=0 and special relative theory of Einstein
再生核研究所声明276:捏造、事実の歪曲の禁止、悪化する情報の是正を
再生核研究所声明277:アインシュタインの数学不信 ― 数学の欠陥
再生核研究所声明278:面白いゼロ除算の混乱と話題
再生核研究所声明279:ゼロ除算の意義
再生核研究所声明280:ゼロ除算の公認、認知を求める
再生核研究所声明281: The importance of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明282:The Division by Zero z/0=0 on the Second Birthday
再生核研究所声明283:受験勉強が過熱化した場合の危惧について
再生核研究所声明284:世は矛盾の中に存在する、 混沌と言える
再生核研究所声明285: 数学者の性格、素性について
再生核研究所声明286:細分化、専門家、単細胞、孤立化から総合化、統一へ
再生核研究所声明287:神秘的なゼロ除算の歴史―数学界で見捨てられていたゼロ除算
再生核研究所声明288:戦友達 ― 共生、共感、共鳴
再生核研究所声明289:終末の心得
再生核研究所声明290:神の隠し事、神の意地悪、人類の知能の程
再生核研究所声明291:心の微妙さ
再生核研究所声明292:ユークリッド幾何学、非ユークリッド幾何学、平行線公理、そしてゼロ除算
再生核研究所声明293:Parallel lines on the Euclidean plane from the viewpoint of division by zero 1/0=0
再生核研究所声明294:素数分布についての前出裕亮君の予想について
再生核研究所声明295:無限の先にあるもの、永遠の先にあるもの ―盲点
再生核研究所声明296:ゼロ除算の混乱
再生核研究所声明297:豊かなゼロ、空の世界、隠れた未知の世界
再生核研究所声明298:根無し草
再生核研究所声明299:いろいろ ちぐはぐな社会
再生核研究所声明300:New challenges on the division by zero z/0
再生核研究所声明301:人間の愚かさ―人間の賢さ
再生核研究所声明302:燕の神秘性 ― 動植物の営みの神秘性
再生核研究所声明303:参議院選挙を控えての政治状況について
再生核研究所声明304:いじらしい人間
再生核研究所声明305:出産の報に接して
再生核研究所声明306:平行線公理、非ユークリッド幾何学、そしてゼロ除算
再生核研究所声明307:見かけ、表装と内実、実質
再生核研究所声明308:ゼロ除算とは何か、始めてのゼロ除算、ゼロで割ること
再生核研究所声明309:真無限と破壊 ― ゼロ除算
再生核研究所声明310:ゼロ除算の自明さについて
再生核研究所声明311:ゼロ0とは何だろうか
再生核研究所声明312:ゼロ除算による 平成の数学改革を提案する
再生核研究所声明313: 良い数学教育の推進を
再生核研究所声明314: 世界観を大きく変えた、ニュートンとダーウィンについて
再生核研究所声明315: 世界観を大きく変えた、ユークリッドと幾何学
再生核研究所声明316:ゼロ除算における誤解
再生核研究所声明317:尖閣、竹島、北朝鮮のロケット問題についての提言
再生核研究所声明318: 映像の危険性 ― テレビの弊害
再生核研究所声明319:NHK朝ドラ、小橋常子さん、花山伊佐次さんに続け
再生核研究所声明320:NHK朝ドラ とと姉ちゃん、赤羽根社長の筋違い対応
再生核研究所声明321: 北朝鮮問題への対応
再生核研究所声明322: 北朝鮮問題への対応 ― 追加
再生核研究所声明323: 蓮舫氏の国籍問題と政局、世相について
再生核研究所声明324: 日本国民の初歩的な誤解―真相を知らされていない
再生核研究所声明325: ゼロ除算の状況について ー 研究・教育活動への参加を求めて
再生核研究所声明326:The division by zero z/0=0 - its impact to human beings through education and research
再生核研究所声明327: 数学教育についての提案
再生核研究所声明328: NHK大河ドラマ、真田幸村の大阪城入場から考える人間 ― 自由について
再生核研究所声明329:大学入試の在り様について ― 現実と負担の視点から
再生核研究所声明330:原始人間から人間を考える
再生核研究所声明331:提案 ― ゼロ除算の研究は、学部卒論や修士論文の題材に適切
再生核研究所声明332:再生核の著書: Theory of Reproducing Kernels and Applications, Developments in Mathematics 44 © Springer 2016 について ー 内容
再生核研究所声明333:男と女の関係について
再生核研究所声明334:数理科学に興味を懷く方、発見に興味を持つ方 ― お願い
再生核研究所声明335: ゼロ除算における状況
再生核研究所声明336:オスプレイ事故についての反響について
再生核研究所声明337:人間、人生について
再生核研究所声明338:ロシアとの付き合いについて
再生核研究所声明339:インドの偉大な文化遺産、ゼロ及び算術の発見と仏教
再生核研究所声明340:絶対絶命、必死 ― 悟りへの道
再生核研究所声明341:日本史の誇り
再生核研究所声明342: 日本の外交についての考察
再生核研究所声明343: オイラーとアインシュタイン
再生核研究所声明344:理解できない韓国の慰安婦像建立の意思
再生核研究所声明345:弱い日本の国家戦略
再生核研究所声明346:愛について、愛の深まり
再生核研究所声明347:真実を語って処刑された者
再生核研究所声明348:個々の人間を離れて ―広い視野で―トランプ政権の出現に際して
再生核研究所声明349:衰退する日本の大学 ― 国を憂えて
再生核研究所声明350:日本国の在りようについての考察 ― トランプ大統領就任の機会に
再生核研究所声明351: トランプ壁についての提言 ― トランプ大統領の公約
再生核研究所声明352: On the third birthday of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明353: ゼロ除算 記念日
再生核研究所声明354: What are $n = 2,1,0$ regular polygons inscribed in a disc? - relations of $0$ and $\infty$ \\
再生核研究所声明355:おかしな日本の外交戦略 ―賢明な外交戦略
再生核研究所声明356:アメリカの偉大さ ― トランプ大統領と司法
再生核研究所声明357:Brahmagupta の名誉回復と賞賛を求める。
再生核研究所声明358:政治の話しを、対話を勧める
再生核研究所声明359:ゼロ除算とは何か ― 本質、意義
再生核研究所声明360:NHK 大河ドラマと朝ドラの驚嘆
再生核研究所声明361:馬鹿は死ななきゃ治らない ― 馬鹿の意味を考える
再生核研究所声明362:Discovery of the division by zero as
0/0=1/0=z/0=0
再生核研究所声明363: アジアの敗北と衰退 - 回避を
再生核研究所声明364: 憲法改正についての考察
再生核研究所声明365:目も眩むほど素晴らしい研究課題 ― ゼロ除算
再生核研究所声明366:微分方程式論の不備 ― 不完全性
再生核研究所声明367:数学の真実を求める方、数学の研究と教育に責任を感じる方へ
再生核研究所声明368:ゼロ除算の意義、本質
再生核研究所声明369:笑点 ― 素晴らしい落語
再生核研究所声明370:細胞のような存在、個人 ― 生態系、環境
再生核研究所声明371:ゼロ除算の講演― 国際会議
再生核研究所声明372:Facebook に現れた人間模様 再生核研究所声明373:高木貞治 「解析概論」の改変構想
再生核研究所声明373:高木貞治 「解析概論」の改変構想
再生核研究所声明374:微分方程式論における不完全性と問題
再生核研究所声明375:ブラックホール、ゼロ除算、宇宙論
再生核研究所声明376:現代初等数学における間違いと欠落 ― ゼロ除算の観点から
再生核研究所声明377:ゼロの意味について
再生核研究所声明378:マインドコントロール下にあるゼロ除算 ― 強い思い込み
再生核研究所声明379:北朝鮮問題、北朝鮮のロケット
再生核研究所声明380:What is the zero?
再生核研究所声明381:NHK大河ドラマ 政次の最後と大義、本懐
再生核研究所声明382: ニュートンを越える天才たちに-育成する立場の人に
再生核研究所声明383:人間の精神の高まりについての視点
再生核研究所声明384:2017年 総選挙について
再生核研究所声明385:地の果て、無限の彼方、平面の究極の果てを観るー 永遠とは何か、無限の先の不思議さ
再生核研究所声明386: ゼロ除算の反響と存念、想い出、物語
再生核研究所声明387:ゼロ除算についての全体的な印象
再生核研究所声明388:Information and ideas on zero and division by zero
再生核研究所声明389:2017年 総選挙後 - 小池氏、前原氏は間違いであるとは言えない。
再生核研究所声明390: 人間は 何をしているのだろう。
再生核研究所声明391:いろいろな数学者、数学者の心
再生核研究所声明392:数学者の世界外からみた数学 ― 数学界の在り様について
再生核研究所声明393: ゼロ除算の認知と真相の解明、究明を求める
再生核研究所声明394:ゼロで割れるか ― ゼロで割ったらユークリッド以来の新世界が現れた
再生核研究所声明395:ゼロ除算物語 - 記録、回想
再生核研究所声明396:人間の終末の心 - 人生も人間も大した存在ではない
再生核研究所声明397:未来に生きる - 生物の本能
再生核研究所声明398:数学の本質論と社会への影響の観点から - ゼロ除算算法の出現の視点から
再生核研究所声明399:数学芸術 分野の創造の提案 - 数学の社会性と楽しみの観点から
再生核研究所声明400:数学の研究における喜びと嫌な思い
再生核研究所声明401: 数学の全体、姿、生命力
再生核研究所声明402:研究進めるべきか否か - 数学の発展
再生核研究所声明403: 私より私らしい私の出現 - アンドロイド
再生核研究所声明404:ゼロ除算の現状 ― 総合的な印象
再生核研究所声明405: ゼロ除算が拓いた幾何学の現象 ― 堪らなく楽しい新奇な現象 - デカルトの円定理から
再生核研究所声明406: アジア不戦条約の提案を ― 批准を ― 丸丸お得な考え、方法
再生核研究所声明407: 大阪大学の入試ミス対応についての
一考察
再生核研究所声明408: 数学を越えて ― 価値あるものとは
Announcement 409: Various Publication Projects on the Division by Zer
Announcement410 : What is mathematics? -- beyond logic; for great challengers on the division by zero
再生核研究所声明 411:ゼロ除算発見4周年を迎えて
Announcement 412: The 4th birthday of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明413: 考え方によっては、どちらでも有り得る
再生核研究所声明414: 第1回ゼロ除算研究集会基調講演要旨
再生核研究所声明415: 数学の進化は単調か、進化と衰退
再生核研究所声明416: ゼロ除算をやってどういう意味が有りますか。何か意味が有りますか。何になるのですか - 回答
再生核研究所声明417: ゼロ除算って何ですか - 中学生、高校生向き 回答
再生核研究所声明 418: 割り算とは何ですか? ゼロ除算って何ですか - 小学生、中学生向き 回答
再生核研究所声明 419:『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~』 - 読売テレビ・日本テレビ系 読売テレビ開局60年記念ドラマ(2018年2月23日(金)) から
再生核研究所声明 420: ゼロ除算は正しいですか,合っていますか、信用できますか - 回答
再生核研究所声明 421: 東京大学の在りようについての危惧
再生核研究所声明 422: 数学界の歴史的な恥と恥の上塗り ー ゼロ除算の見落とし と 固定観念
再生核研究所声明 423: 余裕を持つことの重要性
再生核研究所声明 424: レオナルド・ダ・ヴィンチとゼロ除算
再生核研究所声明 425: 生命のリズム、生きること
再生核研究所声明 426: 政治状況についての印象
再生核研究所声明 427: 神の数式、神の意志 そしてゼロ除算
再生核研究所声明 428: 心の存在するところ ― 人間とは何か?
再生核研究所声明 429: 日本のサッカー試合における鳥かご作戦について ― 西野監督の精神は 世に高く評価されるべきである。
再生核研究所声明 430: 古典的なリーマン球面に代わるHorn Torusの出現について
再生核研究所声明 431: y軸の勾配はゼロである - おかしな数学、おかしな数学界、おかしな雑誌界、おかしなマスコミ界?
再生核研究所声明432:無限に広がった平面を捉える4つの考え方
Announcement 433:\\ Puha's Horn Torus Model for the Riemann Sphere From the Viewpoint of Division by Zero}
再生核研究所声明 434 : ゼロ除算の誤解と注意点
再生核研究所声明 435 : 国際スポーツ大会における問題点 - 国際化と文化、グローバリゼーションの問題
再生核研究所声明 436 : 数学教育の原理 ― 省察と改善
再生核研究所声明 437 : ゼロ除算とは何か - 全く新しい数学、新世界である
再生核研究所声明 438: ゼロ除算1/0=0/0=z/0=\tan(\pi/2)=0 の誤解について
再生核研究所声明 439: 人間として生きることとは - ある一面から
再生核研究所声明 440: 東京医大入試問題についての印象について
特に女性の扱いについて
再生核研究所声明 441: 小・中・高校の数学教育の視点からのゼロ除算について
再生核研究所声明 442: ゼロ除算研究の大義と研究協力へのお願い
再生核研究所声明 443: アリストテレス以来、二千年を越える封印、タブーの解消 - ゼロ除算
再生核研究所声明 444: 小・中・高校生に影響を与える初歩数学の出現 - ゼロ除算
再生核研究所声明 445: 平和を希求して ― How to
再生核研究所声明 446: 生物・動物の本性についての考察 ― 食すること
再生核研究所声明 447: 人工知能の進化と人間について
Announcement 448:Division by Zero Funny History and New World
再生核研究所声明 449:この世とあの世 - 人工知能の進化によって
再生核研究所声明 450: 水前寺清子様に呼応して - 雄たけび
再生核研究所声明 451: みんなの数学、大衆の数学 ― 和算の風土を取り戻そう
再生核研究所声明 452: 世界を変えた書物展 - 上野の森美術館
再生核研究所声明 453: The International Conference on Applied Physics and Mathematics, Tokyo, Japan, October 22-23
Announcement 454: The International Conference on Applied Physics and Mathematics, Tokyo, Japan, October 22-23
再生核研究所声明 455:ゼロ除算は幾らの価値がありますか、人間をどう救うのですか 回答
再生核研究所声明 456:ゼロ除算算法発見の瞬間
再生核研究所声明 457: 人類は何をなせしか - 広い視点
再生核研究所声明 458: 神の存在と信仰- 悟りへの心得
再生核研究所声明 459: 数学者の反省、数学教育の反省
Announcement 460: Change the Poor Idea to the Definite Results For the Division by Zero -- For the Leading Mathematicians
Announcement 461: An essence of division by zero and a new axiom
再生核研究所声明 462:ゼロで割れるか、ゼロで割る 任意の解析関数や数は ゼロで割ることが できる。
再生核研究所声明 463: ゼロ除算を理解すると 世の中に対して どのようなメリットがあるでしょうか。 ― 回答
再生核研究所声明 464: 多数決で決定する、投票で決定する危うさ
再生核研究所声明 465: 年頭にあたって - 1年の計
再生核研究所声明 466: 不完全な 現代初等数学、数学の基礎
再生核研究所声明 467: 数学の素晴らしさ ー 数学は絶対的な世界である
再生核研究所声明 468:ゼロと無限の意味と関係
再生核研究所声明 469:なぜ二つの負数を掛け算すると正数になるのですか?(回答)
再生核研究所声明 470:ゼロ除算 1/0=0/0=z/0=\tan(\pi/2)=0 発見5周年を迎えて
Announcement 471: The 5th birthday of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明 472:万物流転、世の無常、心
再生核研究所声明 473:峠、峠を越えて
再生核研究所声明 474:人類の進化
再生核研究所声明 475:数学を志した理由 - 関係問題を省察する
再生核研究所声明 476:能力が足りない、無いは欠点にあらず、性格、特徴で活かせる。もちろん、恥ではない。
再生核研究所声明 477:ケンブリッジ大学とミュンヘン工科大学のIsabelle 計算機システムはゼロ除算x/0=0 を導いた
Announcement 478: Who did derive first the division by zero 1/0 and the division by
zero calculus tan(pi/2)=0, log 0=0 as the outputs of a computer?
再生核研究所声明 479:遅れをとったゼロ除算 - 活かされない敗戦経験とイギリスの畏れるべき戦略
再生核研究所声明 480:日本の数学の後進性
再生核研究所声明481:改元に当たって、日本からの贈り物、ゼロ除算算法 ― 新数学
再生核研究所声明482:研究について ー 国を豊かにし、文化を高め、世界を拡大させるために
再生核研究所声明483:ゼロ除算を発見した精神から見えた不思議な世界
再生核研究所声明484:ゼロ除算を発見した精神から見えた不思議な世界 - ゼロ除算の教え
再生核研究所声明 485:算数、数学の教育は 大丈夫でしょうか
再生核研究所声明 486:学校の授業を受けながら,「数学なんて勉強して,いったい何の役に立つのだろう」と思った人もいるのではないでしょうか。
再生核研究所声明 487:キャパシティ、 容量、器、限界
再生核研究所声明 488:恋から学ぶ、人間、人生、世界
再生核研究所声明 489:勉強から、考える、そして心の教育に
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ざこば・鶴瓶らくごのご お題一覧 1992年 1 過労死・つくし・小錦の脂肪 2 一年生・時短・ニューハーフ 3 レントゲン・混浴・アニマル 4 ゴールデンウイーク・JFK・セクハラ 5 暴走族・かさぶた・バーコード 6 タイガース・母の日・入れ墨 7 目借り時・風呂桶・よだれ 8 しびれ・歯抜け・未婚の娘 9 ヘルニア・目ばちこ・フォークボール 10 造幣局・社員割引・オリンピック 11 父の日・���褻・丁髷 12 ピエロ・ナメクジ・深爪 13 ミスユニバース・特許・虫さされ 14 魔法使いサリー・祇園祭・円形脱毛症 15 サザエさん・ジャンケン・バーゲンセール 16 ト音記号・北方領土・干瓢 17 妊婦体操・蚊帳・ビヤガーデン 18 身代わり・車だん吉・プラネタリウム 19 床づれ・追っかけ・男の涙 20 海月・肩パット・鶏冠 21 放送禁止用語・お年寄り・ピンポンパン 22 おかま・芋掘り・大人げない 23 復活・憧れ・食い逃げ 24 蒲鉾・風は旅人・半尻 25 泉ピン子・ヘルメット・クリーニング 26 美人姉妹・河童・合格 27 スカート捲り・ケツカッチン・秋の虫 28 チンパンジー・フォークダンス・いなりずし 29 稲刈り・小麦粉・フランス人 30 日本シリーズ・鶴瓶・落葉 31 クロスカウンター・学園祭・タクシー 32 付け睫毛・褌ペアー誕生・ツアーコンダクター 33 泣きみそ・ボーナス一括払い・ぎゅうぎゅう詰め 34 静電気・孝行娘・ホノルルマラソン 35 暴れん坊将軍・モスラ・久留米餅 1993年 36 栗きんとん・鶴・朝丸 37 成人式・ヤクルトミルミル・まんまんちゃんあん 38 夫婦善哉・歯磨き粉・夜更かし 39 金の鯱・オーディション・チャリティーオークション 40 ひ孫・いかりや長介・掃除機 41 北京原人・お味噌汁・雪祭り 42 視力検査・フレアースカート・美術館めぐり 43 矢鴨・植毛・うまいもんはうまい 44 卒業式・美人・転た寝 45 らくごのご・浅蜊の酒蒸し・ハットリ君 46 コレラ・さぶいぼ・お花見 47 パンツ泥棒・オキシドール・上岡龍太郎 48 番台・ボランティア・健忘症 49 長嶋監督・割引債・厄年 50 指パッチン・葉桜・ポールマッカートニー 51 同級生・竹輪・ホモ 52 破れた靴下・海上コンテナ・日本庭園 53 シルバーシート・十二単衣・筍 54 ぶんぷく茶釜・結納・横山ノック 55 睡眠不足・紫陽花・厄介者 56 平成教育委員会・有給休暇・馬耳東風 57 生欠伸・枕・短気は損気 58 雨蛙・脱税・右肩脱臼 59 鮪・教育実習・嘘つき 60 天の川・女子短期大学・冷やし中華 61 東京特許許可局・落雷・蚊とり線香 62 真夜中の屁・プロポーズ・水戸黄門諸国漫遊 63 五条坂陶器祭・空中庭園・雷 64 目玉親父・恐竜・熱帯夜 65 深夜徘徊・パンツ・宮参り 66 美少女戦士セーラームーン・盆踊り・素麺つゆ 67 水浴び・丸坊主・早口言葉 68 桃栗三年柿八年・中耳炎・網タイツ 69 釣瓶落とし・サゲ・一卵性双生児 70 台風の目・幸・ラグビー 71 年下の男の子・宝くじ・松茸狩り 72 関西弁・肉まんあんまん・盗塁王 73 新婚初夜・サボテン・高みの見物 74 パナコランで肩こらん・秋鯖・知恵 75 禁煙・お茶どすがな・銀幕 76 ラクロス・姥捨山・就職浪人 77 掛軸・瀬戸大橋・二回目 78 海外留学・逆児・マスターズトーナメント 79 バットマン・戴帽式・フライングスポーツシューター 80 法螺貝・コロッケ・ウルグアイラウンド 81 明治大正昭和平成・武士道・チゲ鍋 1994年 82 アイルトンセナ・正月特番・蟹鋤 83 豚キムチ・過疎対策・安物買いの銭失い 84 合格祈願・パーソナルコンピューター・年女 85 一途・血便・太鼓橋 86 告白・ラーメン定食・鬼は外、福は内 87 カラー軍手・放火・卸売市場 88 パピヨン・所得税減税・幕間 89 二十四・Jリーグ・大雪 90 動物苛め・下市温泉秋津荘・ボンタンアメ 91 雪見酒・アメダス・六十歳 92 座蒲団・蛸焼・引越し 93 米寿の祝・外人さん・コチョコチョ 94 談合・太極拳・花便り 95 猫の盛り・二日酔・タイ米 96 赤切符・キューピー・入社式 97 リストラ・龍神伝説・空巣 98 人間喞筒・版画・単身赴任 99 コッペン・定年退職・ハンドボール 100 百回記念・扇子・唐辛子 101 ビクターの手拭い・カーネーション・鉄腕アトム 102 自転車泥棒・見猿言わ猿聞か猿・トマト 103 紫陽花寺・豚骨スープ・阪神優勝 104 三角定規・黒帯・泥棒根性 105 横浜銀蝿・他人のふり・安産祈願 106 月下美人・フィラデルフィア・大山椒魚 107 鯨・親知らず・ピンクの蝿叩き 108 蛍狩・玉子丼・ウィンブルドン 109 西部劇・トップレス・レバー 110 流し素麺・目高の交尾・向日葵 111 河童の皿・コロンビア・内定通知 112 防災頭巾・電気按摩・双子 113 河内音頭・跡取り息子・蛸焼パーティ 114 骨髄バンク・銀杏並木・芋名月 115 秋桜・ぁ結婚式・電動の車椅子 116 運動会・松茸御飯・石焼芋 117 サンデーズサンのカキフライ・休日出勤・ウーパールーパー 118 浮石・カクテル・彼氏募集中 119 涙の解剖実習・就職難・釣瓶落し 120 ノーベル賞・めちゃ旨・台風1号 121 大草原・食い込みパンツ・歯科技工士 122 助けてドラえもん・米沢牛・寿貧乏 123 祭・借金・パンチ佐藤引退 124 山乃芋・泥鰌掬い・吊し柿 125 不合格通知・九州場所・ピラミッドパワー 126 紅葉渋滞・再チャレンジ・日本の伝統 127 臨時収入・邪魔者・大掃除 128 アラファト議長・正月映画封切り・ピンクのモーツァルト 1995年 129 御節・達磨ストーブ・再就職 130 晴着・新春シャンソンショー・瞼の母 131 家政婦・卒業論文・酔っ払い 132 姦し娘・如月・使い捨て懐炉 133 立春・インドネシア・大正琴全国大会 134 卒業旅行・招待状・引っ手繰り 135 モンブラン・和製英語・和風吸血鬼 136 確定申告・侘助・青春時代 137 点字ブロック・新入社員・玉筋魚の新子 138 祭と女で三十年・櫻咲く・御神酒徳利 139 茶髪・緊張と緩和・来なかったお父さん 140 痔・恋女房・月の法善寺横丁 141 ひばり館・阿亀鸚哥・染み 142 初めてのチュー・豆御飯・鶴瓶の女たらし 143 アデランス・いてまえだへん(いてまえ打線)・クラス替え 144 長男の嫁・足痺れ・銅鑼焼 145 新知事・つるや食堂・南無阿弥陀仏 146 もぐりん・五月病・石楠花の花 147 音痴・赤いちゃんちゃんこ・野崎詣り 148 酒は百薬の長・お地蔵さん・可愛いベイビー 149 山菜取り・絶好調・ポラロイドカメラ 150 お父さんありがとう・舟歌・一日一善 151 出発進行・夢をかたちに・ピンセット 152 ホタテマン・深夜放送・FMラジオ 153 アトピッ子・結婚披露宴の二次会・おさげ 154 初産・紫陽花の花・川藤出さんかい 155 ビーチバレー・轆轤首・上方芸能 156 ワイキキデート・鹿煎餅・一家団欒 157 但空・高所恐怖症・合唱コンクール 158 中村監督・水着の跡・進め落語少年 159 通信教育・遠距離恋愛・ダイエット 160 華麗なる変身・遠赤ブレスレット・夏の火遊び 161 親子二代・垢擦り・筏下り 162 鮪漁船・新築祝・入れ歯 163 泣き虫、笑い虫・甚兵衛鮫・新妻参上 164 オペラ座の怪人・トルネード・ハイオクガソリン 165 小手面胴・裏のお婆ちゃん・ガングリオン 166 栗拾い・天国と地獄・芋雑炊 167 夜汽車・鳩饅頭・スシ食いねぇ! 168 長便所・大ファン・腓返り 169 美人勢揃い・雨戸・大江健三郎 170 親守・巻き舌・結婚おめでとう 171 乳首・ポン酢・ファッションショー 172 仮装パーティー・ぎっくり腰・夜更し 173 ギブス・当選発表・ちゃった祭 174 超氷河期・平等院・猪鹿蝶 175 コーラス・靴泥棒・胃拡張 176 誕生日・闘病生活・心機一転 177 毒蜘蛛・国際結婚・世間体 1996年 178 シナ婆ちゃん・有給休暇・免停 179 三姉妹・バリ・総辞職 180 家庭菜園・ピンクレディーメドレー・国家試験 181 ほっけ・欠陥商品・黒タイツ 182 内股・シャッターチャンス・金剛登山 183 嘘つき娘・再出発・神学部 184 金柑・恋の奴隷・ミッキーマウス 185 露天風呂・部員募集・ぞろ目 186 でんでん太鼓・ちゃんこ鍋・脳腫瘍 187 夢心地・旅の母・ペアウオッチ 188 (不明につき空欄) 189 福寿草・和気藹々・社交ダンス 190 奢り・貧乏・男便所 191 八十四歳・奥さんパワー・初心忘るべからず 192 お花見・無駄毛・プラチナ 193 粒揃い・高野山・十分の一 194 おぃ鬼太郎・シュークリーム・小室哲哉 195 くさい足・オリーブ・いやいや 196 ダイエットテープ・北京故宮展・細雪 197 若い季節・自動両替機・糞ころがし 198 おやじのパソコン・なみはや国体・紙婚式 199 降灰袋・ハンブルグ・乳首マッサージ 200 雪見酒・臭い足・貧乏・タイ米・コチョコチョ・雷・明治大正昭和平成・上岡龍太郎・お茶どすがな・トップレス(総集編、10題リレー落語) 201 夫婦喧嘩・川下り・取越し苦労 202 横綱・占い研究部・日本のへそ 203 マオカラー・海の日・息継ぎ 204 カモメール・モアイ・子供の事情 205 ありがとさん・文武両道・梅雨明け 206 団扇・ボーナス定期・芸の道 207 宅配・入道雲・草叢 208 回転木馬・大文字・献血 209 寝茣蓙・メロンパン・初孫 210 方向音痴・家鴨・非売品 211 年金生活・女子高生・ロングブーツ 212 エキストラ・デカンショ祭・トイレトレーニング 213 行けず後家・オーロラ・瓜二つ 214 金婚式・月光仮面・ロックンローラー 215 孫・有頂天・狸 216 雪女・携帯電話・交代制勤務 217 赤いバスローブ・スイミング・おでこ 218 参勤交代・ケーブルカー・七人兄弟 219 秋雨前線・腹八分・シルバーシート 220 関東煮・年賀葉書・学童保育 221 バンコク・七五三・鼻血 222 ホルモン焼き・男襦袢・学園祭
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%93%E3%81%B0%E3%83%BB%E9%B6%B4%E7%93%B6%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%94%E3%81%AE%E3%81%94
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2022年5月19日

山下良美主審が女性史上初の男子W杯担当へ!! 日本から唯一のカタール大会選出(ゲキサカ)
国際サッカー連盟(FIFA)は19日、カタールW杯を担当する審判員129人を発表し、日本からは女性主審の山下良美氏が選ばれた。女性主審が男子のW杯を担当するのは史上初めて。フランスのステファニー・フラッパール氏、ルワンダのサリマ・ムカンサンガ氏とともに日本人女性主審がサッカーの歴史を切り拓いた。
山下氏は2019年の女子ワールドカップや21年の東京五輪で笛を吹いた日本人の女性トップレフェリー。19年5月にはACLの下位大会にあたるAFCカップの主審に割り当てられ、AFC主催の国際大会史上初めて男子の試合を担当する偉業を成し遂げた。また同年12月にはJリーグを担当できる1級審判員に登録され、昨年5月に女性初のJリーグ主審デビュー。今年4月には女性主審史上初めてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)も担当していた。
FIFAのピエルルイジ・コッリーナ審判委員長は審判リストの発表にあたり、「W杯史上初めて女性の審判員を招集できたことを非常に嬉しく思う。数年前に男子のジュニア、シニア大会に女性審判員を割り当てることから始まった長いプロセスの集大成だ」とコメント。「われわれにとって重要なのはクオリティであり、性別ではないことを強調したい。将来的には男子の主要大会にエリートレベルの女性審判員が選ばれることがセンセーショナルなことではなく、普通のことだと認識されるよう願う」と述べている。
カタールW杯の審判員に選ばれたのは主審36人、副審69人、ビデオ・アシスタント・レフェリー24人。副審でも女性のネウザ・バック氏(ブラジル)、カレン・ディアス・メディナ副審(メキシコ)、キャサリン・ネスビット副審(アメリカ)が選ばれた。日本からは山下氏1人のみで、男性審判員の選出はなかった。

欧州で感染広がる「サル痘」、米国でも1人の患者を確認(ロイター)
欧州でサル痘拡大、100人超感染か WHO20日に緊急会合(ロイター 5月20日)
[ブリュッセル/ベルリン/パリ/ミラノ/ロンドン/アムステルダム 20日 ロイター] - 欧州でサル痘の感染が広がっている。20日には、ドイツやベルギー、フランス、オランダなどで初感染が報告され、欧州全域ではこれまでに100人超の感染および感染疑い例が確認されている。
サル痘は数週間前から英国、スペイン、ポルトガル、イタリア、スウェーデンのほか、米国やカナダ、オーストラリアでも感染が報告さている。
世界保健機関(WHO)は20日、緊急会合を開き、サル痘の感染状況を巡り協議する。
ベルギーでは初めて2人の感染が確認され、20日に保健専門家による会合が開かれる。
2人は別々の都市で診断されたが、地元放送局VRTNWSによると、2人は同じパーティーに出席していた。
国立公衆衛生研究所Sciensanoの専門家は、「もっと多くの患者が出ると予想している」としつつ、今のところウイルスの拡散を抑制できると確信していると述べた。
ドイツの軍医療サービスは20日、初の感染者を19日に確認したと発表した。患者にはサル痘の症状である皮膚の病変がみられるという。
ラウターバッハ保健相は、手元にある情報に基づくと、ウイルスは簡単に広がるものでなく、衛生当局が迅速に対応すれば流行は食い止められるとの認識を示した。
フランス保健当局も、パリ都市圏で初の感染者を確認したと発表。
オランダ保健当局も初の感染者を確認した。さらに多くの感染者がいる可能性があり、「週末以降、新たに判明した感染者に関する最新情報を提供する」とした。
イタリア当局は、新たに2人の感染を確認し、累計感染者は3人になったと発表した。
スペイン保健当局も24人の新規感染が確認されたと発表した。
英国では、これまでに確認された感染者が20人、ポルトガルでは23人となった。
また、イスラエルの病院では、最近西欧から入国した男性がサル痘とみられる症状を発症しているという。
サル痘 「報告増えるも 大きな広がりになる可能性低い」専門家(NHKニュース 5月21日)
欧米��中心に患者が相次いで確認されている感染症「サル痘」についてWHO=世界保健機関は11か国からおよそ80人の患者の報告があったと明らかにしました。
専門家は今後、報告は増えるという見通しを示す一方、大きな広がりになる可能性は低いとして、冷静な対応が必要だとしています。
「サル痘」は主にアフリカでみられるウイルス性の感染症で、顔や体に特徴的な発疹が出たり発熱などの症状が出たりします。
5月に入りイギリスやアメリカなど欧米を中心に患者が相次いで確認され、WHOはこれまでに11か国からおよそ80人の患者の報告があったと明らかにしました。
また20日には新たにドイツやオランダでも患者が確認され、WHOヨーロッパ地域事務局は「大勢の人が集まる催しやパーティーが開かれる夏を前に感染の拡大が懸念される」としたうえで、確認されたほとんどの患者は軽症にとどまっているものの、幼児や妊婦などは重症化することがあるとして警戒を呼びかけています。
これについて感染症に詳しいジョンズ・ホプキンス大学健康安全センターのアメシュ・アダルジャ上席研究員は「アメリカやカナダでもさらに多くの患者が報告されるだろう」として今後、報告が増えるという見通しを示しました。
一方で「新型コロナウイルスと同じように考えるのは誤りだ。感染を広げる力は弱く大きな広がりにはならないだろう」と述べ、冷静な対応が必要だと強調しました。

世界の喫煙率、初めて低下 19年時点で19.6%=リポート(ロイター)
[ロンドン 18日 ロイター] - 公衆衛生推進団体と米学術チームが発表したリポート「タバコ・アトラス」によると、2019年時点の世界の喫煙率が19.6%となり、02年の統計開始以来初めて低下した。
ただ、この統計には一部地域における喫煙者増加のほか、調査対象国の約半分で10代前半の喫煙が増加している現状が反映されていないという。
リポートによると、世界の喫煙人口は11億人、他のたばこ製品使用者はさらに2000万人に上る。喫煙率は07年に22.7%だった。
一方、アフリカ・地中海および西太平洋地域で人口が増加し、多数の地域で依然喫煙者が増加していることが示された。さらに、アフリカの少なくとも10カ国では、成人と若年層の間でたばこの普及が進んでいる。
リポートを作成した米イリノイ大学のジェフリー・ドロープ公衆衛生学教授は、たばこ産業は1世代以上にわたり害が固定されるような形で新興経済を食い物にし続けている」と指摘。
多くの国で子どもが標的にされ、調査対象となった135カ国中63カ国で13─15歳の喫煙が増加しているほか、電子たばこやフレーバー製品など新製品の影響はまだ完全に把握されていないと述べた。
教授は、増税など喫煙抑制策の効果で世界的なたばこ普及ペースが鈍化した一方、より所得の低い国では充分厳しい規制が実施されていないと指摘した。

宇宙でも米中が対立、月資源巡り主導権争い-共通ルール不在のリスク(ブルームバーグ)
「新たな世界秩序がもたらされようとしている」。ロシアのウクライナ侵略後にバイデン米大統領は、世界の地政学変化をこう表現したが、同じことが地球外でも既に起きつつある。
半世紀余り前に「スプートニク」と「アポロ」が競った時代のように、世界の超大国は再び宇宙で主導権争いを繰り広げている。しかし、大きな違いが一つある。米国と当時のソ連は国連を通じ一連の共通ルールを設けたが、今は次世代の宇宙活動を統括する基本原則さえ合意できていない。
イーロン・マスク氏やジェフ・ベゾフ氏といった超富豪だけでなく、ルワンダやフィリピンといった新興市場国が次々に衛星を打ち上げ、宇宙が混み合っている今の時代において、宇宙探査を巡って米中間に協力関係が欠如していることは、極めて危険だ。
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)で宇宙政策を研究しているマルコム・デイビス氏は、「交通ルール、特に資源へのアクセスを誰が定めるのかというのが西側諸国の強い懸念だ」と指摘。豪国防省で働いた経歴のあるシニアアナリストの同氏は「最大のリスクは相反する2つのルールの併存だ」と述べ、「中国が南シナ海全域で領有権を主張しているように、2030年代になると月で中国企業が資源のある土地の権利について言い張る可能性がある」と予想する。
かつては人類全体のためライバル同士が力を合わせたフロンティアだった宇宙の地政学は今、米国およびその同盟国とそれに対抗する中国・ロシア勢という地球上での対立構造をそのまま反映するものとなっている。中国、ロシア両政府はウクライナや台湾での緊張をあおっているとして、アジアや欧州での米国主導の軍事同盟を批判。中国の国営メディアは米国が「宇宙版NATO (北大西洋条約機構)」の設立を望んでいると警告した。
論争の中心は、米国が起草した月や火星などの活動に関する法的拘束力のない一連の原則「アルテミス合意」だ。米航空宇宙局(NASA)によれば、1967年の宇宙条約に基づくこの合意は、この2020年代に有人月面着陸を行い、月の資源採掘を始めるという米国の「アルテミス計画」の基盤となっている。
これまで19カ国がアルテミス合意を支持する一方、中国とロシアが同合意への反対を主導。中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は今年2月上旬、北京で首脳会談を行い、「制限のない」パートナーシップの一環として宇宙での協力強化を誓った。
アルテミス合意で中国が特に問題視しているのは、月面上での「安全区域」設定を認めている条項だ。米国および同合意のパートナーが設定できるこうした排他的な領域は、宇宙での「有害な干渉」回避を各国に義務付ける宇宙条約に準拠している。
だが、中国はこの区域設定を国際法違反と見なし、あらゆるルールを国連を通じを決めるよう望んでいる。米国に次ぐ世界2位の経済大国である中国との良好な関係を望む多くの国連加盟国からの支持を期待できるためだ。米国の法律はNASAが中国側と交流を進めることを禁じており、国際宇宙ステーション(ISS)への参加を拒まれた中国は独自の宇宙ステーション建設に乗り出した。
米空軍戦争大学(AWC)で中国の宇宙プログラムを調査しているリンカーン・ハインズ助教は、米国主導の「秩序から外された中国は今では独自の道を歩んでいる」と説明。宇宙の秩序を巡り「2つの異なるビジョンがあり、協力は一切ない。宇宙空間で一貫性のあるルール体系を持てるのかという問題を提起される」と話した。ロシア国営宇宙開発企業ロス��スモスのロゴジン社長は4月下旬、ISSからの撤退を決めたと示唆。ウクライナ侵攻を巡る西側諸国の対ロシア制裁が理由だ。
アルテミス合意に参加している日本と韓国は、それぞれ月探査を計画。同合意や中国・ロシア勢のどちらにもまだコミットしていないインドも月を目指している。プーチン大統領は先月、「月プログラムを復活させる」と表明した。

「刃物持った男」通報で仙台駅が一時騒然 ガラケーの見間違いだった(朝日新聞)
19日午後1時半ごろ、仙台市青葉区中央3丁目のJR仙台駅付近の路上で、「刃物ようのものを持った男を見た」と10代女性から110番通報があった。多くの警察官が現場に急行して駅周辺は一時騒然となったものの、「刃物ようのもの」は「ガラケー」との見間違いと分かった。
仙台中央署によると、通報した女性2人組の元に警察官が駆けつけたところ、通報者ではないもう1人の女性は「ガラケーだった。いじってるように見えた」と話したという。
署はその後、防犯カメラを解析するなどして周辺の捜索を続け、通報された男性を特定。持ち物検査をしたところ、実際に所持していたのはガラケーで、刃物は見つからなかったという。署は通報者の見間違いで事件性はないと判断している。けが人などの情報もない。(平川仁)

岸田ノート、メルカリに出品相次ぐ 派閥パーティーのお土産(時事通信)
自民党岸田派が18日に開いた政治資金パーティーのお土産のノートが話題だ。岸田文雄首相が「聞く力」の象徴としてアピールした「岸田ノート」と同型で、3000冊を用意して参加者に配布したところ、フリーマーケットアプリのメルカリに出品が相次ぐ事態となっている。
ノートはA6判の紺色。裏表紙には「岸田文雄」と首相のサインがプリントされている。メルカリでは1万円弱の売買事例があったほか、19日夜には2万円の値が付いたものもあった。
首相は19日、派閥幹部からノートの出品が相次いでいると報告を受け、「ありがたい」と満足げな様子だったという。思わぬ反響に同派は今後、追加作製を検討する方針。ただ、党内からは「売られて喜んでいる場合ではない」(関係者)との声も漏れる。

【本日 (5/19)の広島県内の感染状況】(広島県)
新型コロナ全国で36人死亡 3万9642人感染確認(18:00時点)(NHKニュース)
東京都 新型コロナ 5人死亡 4172人感染確認 前週比40人余減(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 7人死亡 新たに3156人感染確認(NHKニュース)

侮辱罪厳罰化法案が衆院通過 付則に3年後検証明記(時事通信)
侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げる刑法改正案が19日の衆院本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、参院に送付された。今国会で成立する見通し。施行後3年後にインターネット上の誹謗中傷対策として効果があるか検証するとした付則を明記した。
現在は拘留と科料しかない侮辱罪の法定刑に、1年以下の懲役と禁錮、30万円以下の罰金を追加する内容。ネットで中傷を受けたプロレスラー木村花さん=当時(22)=が命を絶った問題をきっかけに厳罰化の機運が高まった。
野党は委員会審議で、厳罰化が政府による言論弾圧につながると批判。与野党の調整の結果、3年後に表現の自由に対する不当な制約になっていないか、外部有識者を交えて検証する付則が追加された。
立憲民主党の階猛氏は反対討論で「政府はネット上の誹謗中傷を行おうとする者に威嚇抑止効果が働くと説明しているが、単なる希望的観測にすぎない」と指摘。「『○○は死ねばいいのに』といった個人の意見や感想は侮辱に当たらないため、いくら厳罰化しても処罰できず、メリットは疑わしい」と訴えた。
【社説】<社説>侮辱罪の厳罰化 言論封殺の危惧を持つ(東京新聞 5月14日)
侮辱罪を厳罰化する刑法改正案を巡る国会審議がヤマ場を迎えている。改正案はインターネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策として、政府が提出したが、権力批判の言論を萎縮さ���る危惧が強い。厳罰化の法改正には異を唱えたい。
侮辱罪は一八七五(明治八)年に布告された讒謗(ざんぼう)律に由来する。国民の名誉より政府の官吏らを守ることを重視して運用され、新聞紙条例とともに、当時の自由民権運動の弾圧に猛威を振るった。
そうした歴史を踏まえると「首相はうそつき」と言っただけで逮捕される可能性が残る侮辱罪の厳罰化には反対せざるを得ない。
改正案は「拘留または科料」である現行の法定刑に「一年以下の懲役・禁錮もしくは三十万円以下の罰金」を加える内容である。
侮辱罪と名誉毀損(きそん)罪は似ているが、「事実の摘示」の有無が異なる。事実を示さず、公然と人を侮辱した行為を罰するのが侮辱罪であり、侮辱とは「他人に対する軽蔑の表示」を指す。
改正案の審議では「『首相はうそつき。早く辞めれば』と言えば犯罪に当たるか」との質問に、古川禎久法相は「犯罪の成否は証拠に基づき捜査機関によってなされる」と答えるにとどめた。
「閣僚を侮辱した人は逮捕される可能性があるか」との質問に、二之湯智国家公安委員長は当初、「ありません」と答えたが、次第に「逮捕される可能性は残っている」と答弁を変えた。基準がない以上「『首相はうそつき』で逮捕も」との臆測が広がって当然だ。
為政者に対しては、国会であれ、メディアであれ、市民の集会やデモであれ、自由な言論が保障されていなくてはならない。政府の横暴に対し、素朴な言葉で批判する言論は、特に許容されねばならないはずだ。言論の自由は民主主義の根幹をなす価値だからだ。
確かに刑法三五条には「正当行為」の定めはある。正当な業務なら違法性をなくす規定だが、正当な言論か否かを判断するのは権力の側だ。強権政治が出現すれば言論封殺の道具になりかねない。
侮辱罪の検挙数は近年、六十〜百件未満にとどまる。欧米では侮辱や名誉毀損の「非刑事罰化」が進み、民事訴訟上での救済を目指している。ネット上での誹謗中傷を防ぐためには、まず現行法を周知し、民事上の救済手段を充実させることが先決ではないか。
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【ESSAY】 「大地の魔術師たち」展(1989年)に関する議論(1):ラッシード・アライーンによる批判
本当に民芸や伝統に興味があるのなら、どうしてわざわざ世界のあちこちまで探しに出かけるのですか?なぜヨーロッパの村や町で探さないのですか?パリにだってまだあるのに。そうしないのは、それが十分にエキゾチックではなく、「他者」を表象しないからですか?
私たちはあなた方に同情して差し上げます、ですがどうして、本当に一体どうして、あなた方のいわゆる霊性の問題の解決策としてだけ私たちを使いたがるのですか? (引用者訳)
Rasheed Araeen, “Magicians of the Earth: On ‘Magiciens de la Terre’(1989),” in Exhibition, ed. Lucy Steeds (Whitechapel Gallery, 2014), 129-135. 上記の言葉は、1989年にポンピドゥーセンターで開催された「大���の魔術師たち」展のイベントにて、ロンドンで活動する現代美術家、ラッシード・アライーンが本展のキュレーションに対して投げかけた問いである。
ラッシード・アライーンは1935年にパキスタンのカラチに生まれ、大学で土木工学を学び、1964年にロンドンに移住してからは美術家の活動を続けてきた。当初ペインティングにあった彼の関心は次第に彫刻へと移行し、やがてアライーンはミニマリズムと参加型アートのパイオニアとなる。しかし、当時のイギリスのアートワールドは外国人作家に対して極めて閉鎖的であった。1969年にジョン・ムーア賞を獲得した彼の作品に何人かのギャラリストは興味を持ったが、彼らはなかなか展示には踏み切らなかった。「君の作品は好きだけど、私たちはイギリス人作家とアメリカ人作家しか展示しないんだ」 ある時は、そう告げられたという。
やがてアライーンは、アートワールドに根強く存在する帝国主義に対し、テキストやキュレーションを通して反論するようになる。彼のミニマルな作品は政治性からは切り離されているように見えるものであるが、作家人生を通して直面してきた不平等についての彼のテキストは雄弁だった。
アライーンは、1989年にポンピドゥー・センターとヴィレット・グランド・ホールで開催された「大地の魔術師たち」展への招待を受け、参加することとなる。キュレーター、ジャン=ユベール・マルタンは、西洋に蔓延るヨーロッパ中心主義をの現状を覆すような展覧会を目指し、存命の西洋の作家と非西洋の作家を半数ずつ選定し、同じ大きさの展示空間を与え、「平等なやり方で」展示をした。この展覧会について解説している、artscapeのArtwordsにおける「大地の魔術師展たち」の項目を引用したい。
1989年、ポンピドゥー・センターで開催されたJ=H・マルタンによる企画。西洋と非西洋の区別なく世界中から100人の同時代作家を選定し、仮面や曼荼羅といったいわゆる民俗「資料」と「作品」とを併置して展示した。同様に民族博物館コレクションと美術館コレクションを並べて展示した大規模な展覧会として「20世紀美術におけるプリミティヴィズム」展(MoMA、1984)の先例があるが、まさにそこで紛糾した議論こそがこの企画の背景となっている。すなわち「資料」と「作品」の分類が暗に孕む、西欧に根深く残存している植民地主義的差別意識の検討である。「アート」を相対化させようとする態度はタイトルの「魔術師」という総称からして明らかで、物故作家を含めず、出展作すべてに作家名を表記し、全作家にほぼ同面積のスペースを用意するなど徹底していた。表現者を同列に扱うことの徹底は、美術概念のみならず美術館と博物館を分化させているミュージアム概念の問い直しであるともいえる。ガーナの奇抜な装飾棺桶などが話題になった一方で、なおも展示に「先進国」と「第三世界」とを分ける階層意識を見る指摘もされたものの、90年代に先駆けてマルチカルチュラリズムの議論を深めた画期性は大きい。「アフリカ・エクスプロアーズ」展(アフリカ美術センター、1991)をはじめ、90年代に入ってこの趣旨を引き継ぐ展覧会は各地で開催された。なお、日本からは河口達夫、河原温、宮���達男、勅使河原宏の4人が参加した。
Artwords, s.v. “「大地の魔術師たち」展,” by 成相肇, accessed June 17, 2018, http://artscape.jp/artword/index.php/「大地の魔術師たち」展.
ここではこの展覧会は、「20世紀美術におけるプリミティヴィズム」での問題を引き受けて企画・キュレーションが行われたものであるとし、その「90年代に先駆けてマルチカルチュラリズムの議論を深めた画期性」が評価されている。
そして、ラッシード・アライーンは、この解説文のうちの一行で語られている、「なおも展示に『先進国』と『第三世界』とを分ける階層意識を見る指摘もされたものの」という部分の仕事を行った作家だった。現代においてこの展覧会はグローバル時代のキュレーションの一つのあり方を示した例として参照されるが、そうしてこの展覧会を振り返る意義はアライーンらによって当時幾度となく行われた議論にこそあるだろう。
幸い「大地の魔術師たち」展における議論に立ち戻るための文章は、たくさんの本に収録されている。その中でもまず、ルーシー・スティーズが編集した『Exhibition』(2014)に収録されている、アライーンが「大地の魔術師たち」展に対して行った批評を拙訳ではあるが紹介したい。
以下にアーティスト、ラッシード・アライーンによる「大地の魔術師たち」展への批判(1989)の全文を引用する。
(パリにあるポンピドゥーセンターのイベントにて、)皆さんに英語でお話をしなければならなくてごめんなさい。この謝罪はつい先ほどガイ・ブルットが行った謝罪と同じものではありません。私が皆さんにフランス語でお話できないのは、私がフランスの領土下出身ではなくてフランス語を話せないからです。私はイギリス領土下の出身です。私は英語の他に、実は二つの言語を話せます。私の母語はパンジャーブ語で、国語はウルドゥー語です。今、そのどちらかの言語で皆さんに語りかけることもできたでしょう。もしかするとそれは皆さんには新鮮に聞こえて、楽しんでもらえたかもしれません。そこに私は抑揚さえつけて、より面白く聞こえるように話すこともできたでしょうが、皆さんは私が話していることを何も理解できなくなってしまうでしょう。そのため、私は皆さんと話をするにあたって植民地時代の話法に戻ってこなければなりませんでした。これは一つのパラドックスであり、それはこれから私がお話する、この展覧会全体のパラドックスでもあります。
これは、私がこれから提起したいことの前置きに過ぎません。私はここ十五年間このような問題を扱ってきて、Third Text(ジャーナル)に「プリミティビズムからエスニックアートへ」という記事も書きました。これは結構長い記事ですし、もう手に入るので、今ここでは学説的にそれらの問題について話すのは避けたいと思います。しっかりと読みたいと思う方は、ぜひこの雑誌を手に入れてください。さて、ここで私がこれから話すのは、非常に個人的なステートメントです。
本日の私の登壇は、この展覧会の参加作家である私自身によって、また、私が今回参加するにあたって抵抗感を抱いてきたという事実によって決められました。ですから、今日は私の個人的問題についてお話させていただかなければならないと思っています。そしてその中で、とりわけ本展覧会における他者の認識のあり方と、私たちの現代文化に対する彼ら(他者)の芸術的なアプローチがどのようなものであるか、ということに関連して、この展覧会が提示した幾つかの疑問点についても触れられたらと考えています。これらの問いは別に新しいものではありませんが、自己満足せずに議論を続けていくことは重要なことです。このような祝いの場でただあぐらをかき、やりたい放題するのは容易いですが。
私はこの展覧会を見た後、どうして自分が参加しているのかわからなくなりました。私の立場や視点がこの企画とあまりにもかけ離れていたので、私は一人の参加作家として使われていなかったのではないかと感じ始めました。このように感じているのは、私だけではないと思います。いわゆる「第三世界」出身の他の作家たちも、同じ立場にいます。
私たちは皆、少数集団を作ります。これはラ・ヴィレットの展覧会場に到着した最初の日にはっきりとわかりました。そこでは皆、エキゾチックな者か有名なヨーロッパの作家たちのどちらかを追いかけ回しているように見えました。
ところで、私はこの段階で、私のここでの発言は、個々の作品やそれらの芸術的な質や価値に向けたものではないことを明言しておきたいと思います。私は伝統というものが過去のものであるか今に続くものであるかということに関わらず、その重要さを重々理解しています。そして私は、特に領土支配下にあり独立の地を見つけるのが困難になっている文化のために、いつも伝統の重要さを強調してきました。しかし、ここでの問題は何らかの伝統についてではなく、とりわけ何かラディカルな変化に向かおうとする力によって伝統が使われるという、そのやり方にあります。インドでは、伝統に留まろうとする、または伝統に回帰しようとする人々と、国を近代化したい人々との間での抗争が19世紀から続いています。これは、20世紀の最も偉大な思想家の一人、ラビンドラナート・タゴールが述べた以下の文脈の中で語られています。
「恐る恐る因習的な型に従い続けることは未熟さの証である…この国の作家はインド美術として分類されえる何かを作るというその義務を拒否するべきなのだ」
これは1920年代に語られたことです。もちろん物事はあの時代から変化しました。文化的アイデンティティーを拒否することから、改めてそれを自己主張することへのシフトしてきています。しかしこれは伝統に回帰することを意味するわけではありません。そこに伝統的な勢力の再興があるならば、それは西洋の帝国主義を前にしての自己定義という駆け引きのうちの一つです。そして、この展覧会のカタログではそのように書かれていましたが、霊性の探求は必ずしもこの伝統の再興の中心にあるわけではありません。
この展覧会に参加して遺憾に思うのは、私の制作自体が、異文化出身者として私に影響を与えたものとは切り離されているからというだけではなく、「ヨーロッパ人に帰属するモダニストとアヴァンギャルド、そして非ヨーロッパ人に帰属する伝統」という二つの分かりやすいカテゴリを基盤としたこの展覧会の趣旨とは反対の立場にあるからです。私は、モダニズムの非宗教的で革新的な側面に影響を受け続け、その発展に貢献し、またそれを西洋から解放することができたら、という野心を追い求めて人生のうちの25年をヨーロッパで過ごしてきた作家として、ここである問題に直面しています。私は自分の立場と対照的なこの状況に置かれて一体どのように応答したらいいのでしょうか。私は人生をかけてのようなことから逃れてようとしてきたというのに、いったいどのようにして西洋のエキゾチックなものに対する夢中さを、そしてそれに魅了されるすべての西洋の作家たちを、共有することができるというのでしょうか。私がいわゆる第三世界の一員であるとして――私にとっての第三世界はカテゴリーでも地理的な空間でもなく、概念ですが――どのようにして、この展覧会に参加できてただ嬉しいとしか思っていない世界各国の多くの作家たちの気持ちを、私が共有できるというのでしょうか。
私は魔術師ではありません。たとえ作品に何らかの霊性が付与される時であっても、私にとって魔術というのは芸術とは全く関係ないものです。もしこの「魔術」という言葉に皮肉が込められているなら、私はそれを理解できていません。私はそれがこの展覧会の中で何を意味するのかわからないのです。私はこれまでいつも魔術は何らかのペテンや霊威――もしかするとそれらは成功と権力を獲得するためには必須のものなのかもしれません――と関係のあるものだと思っていました。ところで、それと私たちにいったい何の関係があるというのですか?もしこの展覧会が権力を祝うためのものであるならば、なぜ私たちは呼ばれたのですか?私たちの権力のなさを嘲るためでしょうか?三ヶ月後には、私たちは自分の村の野生に帰るように言われて、ヨーロッパのヒーローたちは現代美術を支配して独占し続けるのですか。
私は、霊性のために芸術をやっているためではありません。私にとっての芸術は職業であり、自己消費や自己満足に限らない、知的な追及を要する非宗教的な活動です。それは新たな思想の追求であり、私個人の領域に限らない、普遍的な思想との関係の中でそれらの新たな思想を言語化し表現することです。そして、もちろん、それは新たな思想は動的な文化や人間性の進歩に必須のものであるという考え方に基づいています。いま、私の作家としての野心を明らかにしたのは、みなさんの興味を私の作品へと向けることを目的にしたものではなく、第三世界出身の私たちがこのような野心を持った時に直面する基本的な問題について指摘したかったからです。私たちは、自らを近代の発展の前線に置くような大志や野心への承認を誰かに譲り渡さなければならず、この近代世界の一員になるべきではないとされているのです。私たちの功績について、「彼らは存在しなかった」とすべての美術史の本が語るでし���う。ですが、私は今ここにいるということを嬉しく思っていますし、私をこの議論に参加するように招待してくれた主催者に感謝しています。私はこの展覧会がすべての終わりになるのではなく、意義のある議論の出発点になることを願っています。
これはお互いのことをよりよく知るためのよい機会になるかもしれません。知識だけが無学に対抗することができるのです。しかしながら、意義のある議論や対話は真の平等の上で飲み成り立つということを理解しなければなりませんし、フランス革命の200年祭を祝福している今それを認識することはとりわけ大切なことです。世界的に言えば200年前の自由、友愛、平等の宣言は大して達成されていませんが、希望を捨てて絶望してはなりません――ただ私は、現在の問題を解決するための西洋文明の能力については懐疑的ですが。
いきなり本題から議論を始めてしまってすみません。私は不平等の政治ではなく、芸術について話さなければなりません。しかし、私たちはそれらを切り離すことができるのでしょうか?一方が莫大な権力を持っていてもう一方が何も持っていないという、世界の異文化間にはびこる不平等の存在を無視することができるでしょうか。この展覧会はそのような不平等さをいくらか実演して見せているだけでなく、祝福することによってそれをさらに強化しています。異文化をただ伝統という観点のもとで見て、その文化特有の伝統的な表現としてのみ捉えることは、近代史に参加するための現代的な闘争をその文化に与えない、ということです。例えば本展においてインドは、あまりにも歪んで提示されているだけではなく、その近代的な性質はすべて無視されています。
インドにおける近代的な性質は西洋の描くそれとはまったく相反するものであるというのは事実かもしれません――ですが、その抗争を無視すること、そしてそこにある根本的な動機は、インドを近代世界から切り離すためでしょう。インドをただ民俗や宗教的な伝統に還元して、それを無力にするのです。
このようなことから、本展覧会のコンセプチュアルな枠組み――確立された位高き西洋の作家たちによって提示されたモダニズムと、ここでは伝統文化によって提示されたいわゆるプリミティビズムとの関係のようなもの――の中では、異文化間の対話を築くことは不可能に思えます。
また、皆さんにお話をしようとするにあたっての私個人の苦労に、私が立っているべき立場がインビジブルであるということもあります。それは認識されないし、認識されえるようにも思えません。どういうことか説明させてください。私がこの展覧会に招待されたのは、私の近作のうちの何点かが私の出身文化をほのめかすものであったので、私の作品はこの展覧会の趣旨に合っていると判断されたからでした。一方で、もし過去25年間のアヴァンギャルドのムーブメントについての特別展があったとしても、私が過去25年間ヨーロッパに住んでいてミニマルアートとコンセプチュアルアートの前線にいたという事実に反して、私はそこに呼ばれなかったでしょう。
異文化が論点の時にのみイベントへの参加の誘いを受けることは、私にとって珍しいことではありません。例えば、1998年*1の10月、世界博物館というロッテルダムにある民族学博物館から、「異世界からの美術」という展覧会のためのカンファレンスに招待したいという手紙を受け取りました。同封されていたリーフレットにはこのように書かれていました。「西洋にヨーロッパでは…(すみません、これは私が書いた英語ではなく引用しています)、非西洋世界における現代文化の発展への関心が高まっています。その魅力的な例として、マルケスやショインカのノーベル賞受賞や、そしてセンベーヌ・ウスマンやスレイマン・シセ*2のようなフィルマーの躍進(おそらくフィルムメーカーという意味でしょう)が挙げられます。非ヨーロッパ人抜きのオランダ国際詩歌祭、ロッテルダム祭のプログラムなど想像できません。」
私はこのように返事をしました。「申し訳ありませんが、招待をお受けすることはできません。」私の不躾な物言いをお許しください。「私は、非ヨーロッパ人作家の作品の議論と熟考のための民族学博物館のフレームワークを、受け入れることができません。お気持ちは感謝しますが、あなた方は根本的なところで間違っています。非ヨーロッパ人の現代美術は、現代のヨーロッパの作家の作品と異なるものではありません――作品の質は個々の作家によって差があるでしょうが、その現代性は同じです。もし彼らの功績が、たとえばマルケスやショインカのようには評価されないとしても、それは異文化的である作品自体とはなんら関係がありません。問題は、異なる文化的慣習ゆえに非ヨーロッパ人作家の作品を理解することが難しいということにではなく、むしろ非ヨーロッパ人の作品の中に近代性を見出すことを阻む、西洋文化に存在する確たる仮定のほうにあります。」
ここで指摘しているのは核となることです。西洋において支配的な視点は、異文化出身の作家は見るに値しない西洋美術の低俗な模倣しか生み出してこなかったというもの、また彼らには近代の文脈の中でオリジナルな作品を作る能力がなく、それはどういうわけか彼らの文化の性質に関係しているというものです。異文化は、西洋文化に侵されておらず純粋であるときのみ本物であるというのです。この視点はこの展覧会のコンセプトの枠組みの中に組み込まれていますし、それが本展が異文化の伝統についてここまで気にすることの理由かもしれません。私は、私たちの現代美術に模倣が全くないということを言っているわけでも、モダニズムの枠組みを当てはめていることに何も問題がないと言っているわけでもありません。問題は、私たちの文化ではなく、他者が中心に入ることを許さないモダニズムのイデオロギーにあるということです。「他者」は、現代の文化から凝視されながらもその発展に参加することはできず、辺境に留まらなければならないのです。
どうしてモダニズムについての問いが私たちにとってここまで重要なのでしょうか。それを理解するためには、反植民地闘争を理解しなければなりません――それは支配者を交代するだけのものではありません。それは、単なる伝統の再興でも保存でもなく、停滞した社会の構造を壊して、近代化のダイナミズムの一員となるということです。例えばインドにおける私たちの闘争は、非宗教的かつ、近代的で民主的なものです。インドにおける近代性の探求には、必ずしも伝統を否定する必要性などなく、それは私たちの時代の一部を成すダイナミックな発展の流れを通じ、新たな歴史的文脈を伝統に付与することができるものです。そして、それはまた近代国家としてのインドへの転換において、新たな役割を担うのです。もしも伝統が変化の一部になることを拒否するのであれば、それは化石になり、変化のダイナミズムの障害になってしまいます。
一方で植民地主義は伝統的な構造を維持することを推奨し、フランツ・ファノンが思考のミイラ化と呼ぶものを生み出します。
「文化のミイラ化は、個人の思考をもミイラ化します。植民地の人々に広くみられる無関心さは、この働きの理論的な結果です。そのため私たちの目には、古典的で不活発な組織は、まるで伝統の重要性や文化の特別性、支配下の人々の個性を盛り込んでいるかのように見えるでしょう。この偽りの尊重は、実際にはもっとも入念なサディズムであり、酷い蔑みであるも同然です…定期的に見受けられる『先住民の文化を尊重すること』への関心は、…文化によって生まれた価値を熟考する、ということを意味しません…むしろ、この動作は、文化をモノとして扱い、閉じ込め、投獄するという決定を露呈しています。エキゾチシズムは単純化の一つの形です。それは文化の対立を許しません。その一方で、そこにはダイナミズムやその成長、深さが認められているような文化もあります。このことに関して私たちはその文化の性質や希少性、物自体に注目しますが、その構造に目を向けることは全くありません。」
私はこの展覧会全体のコンテクストにおける「現代」という言葉の使われ方を奇妙に感じます。文字通り読めば問題がないかのように見えますが、一方で「現代」とは同時代性からの出発という意味であり、近代という言葉と同義語までは言わずとも近代との関係をほのめかすものです。例えばインドでは、たとえ古典的、民芸的な伝統が過去に帰属するものであろうと今日に存在するものであろうと、「現代」という言葉はそれらから区別されています。また、この展覧会に参加している西洋の作家たちが皆、民芸的・伝統的な作家ではなく、現代美術のメインストリームで活動しているということを見ると、それは合点がいきます。一方で、異文化の場合には、そこの区別は作られないのです。同じ時代に作られた芸術の全てをその時代の現代美術だと判断するのなら、どうしてこの展覧会にヨーロッパの民芸的・伝統的な作家は含まれていないのですか?ヨーロッパの民芸的・伝統的な作家たちはいったいどこですか?本当に民芸や伝統に興味があるのなら、どうしてわざわざ世界のあちこちまで探しに出かけるのですか?なぜヨーロッパの村や町で探さないのですか?パリにだってまだあるのに。そうしないのは、それが十分にエキゾチックではなく、「他者」を表象しないからですか?
異文化において今日作られた芸術がいわゆる西洋の現代美術というものから異なる構造を持っているという考え方は、完全にばかげています。それは、資本主義が地球の隅々まで侵食し、世界中の社会的、経済的、文化的な生産を変えたという事実を無効にすることです。これは別に新しいことではありません。芸術はいつも支配的なシステムとの関係の中で作られてきましたし、もしその支配的なシステムが階層的であれば、芸術の生産も社会階層によって異なってきます。今日の現代美術が支配的なシステムとの関係の中で世界中で作られているという事実を否定するのは、ナイーブなゲームをするためか、問題をややこしくするための意図的な試みかであるかのどちらかです。
今日世界中にある課題は権力が近代世界に介入するということであり、そして今日作られているメインストリームの芸術はこの課題の一部です。西洋の作家は、「様々な人種的派閥を持つ歴史的な主体としてのモダンアーティスト」というヘーゲル的な理解のもとで、作品を商品へと変え、各々の複雑性が強調された価値を交換するための全ての権力や評価、そしてまた国際的なアートマーケットへのアクセスを持っている一方で、そのアクセスは異文化の作家には開かれていません。この展覧会はそのような課題の存在を否定しており、またどういうわけか、この問題によって生まれる論争や反論を認識することも拒否しています。この展覧会は重要な問題を扱うことに失敗していますし、新たな方向性を提示する機会も逃してしまっているのです。
私たちは200年の間、あなた方の自由、友愛、平等の宣言に耳を傾けてきましたし、私たちはそれらの目標を獲得するために出来る限りのことは全てやってきました。それでもあなた方は、私たちがその一員であり続けてきたということを、知りたがらないのです。あなた方がしたいことは、私たちの古い村や寺、神社に行くことだけで、歴史の分岐点の上に立っている私たちに会うことは拒絶します。私たちはあなた方が、存在論的でも心理的でもなんと呼んだっていいのですが、深刻な危機の中にいること、そしてあなた方の文化が――「私たちの文化」と呼びたいところですがこの独占下であなた方はそのように主張されていますので――あなた方の文化がばらばらに解体されてきているので気をしっかり保つのが大変になってきていることも知っています。私たちはあなた方に同情して差し上げましょう、ですがどうして、本当に一体どうして、あなた方のいわゆる霊性の問題の解決策としてだけ私たちを使いたがるのですか?
私たちはあなた方から、どのように文明化し知的な議論を行うかなど、世界に関する様々な知識���学びましたが、今私たちは同じ文脈の中で同じレベルに立って対話をすることさえできないのです。どうしてあなた方は私たちに話しかけるために異なる文脈をわざわざ探す必要があるのですか?すべての西洋文明の重荷をあなた方フランス人の肩に背負わせてしまっていたらすみません。私は文句を言うためにここに来たわけではありませんし、事実皆さんに文句を言うことは何もありません、ですが私はこの展覧会に失望したということは言わなくてはなりません。これは美術史の転機となったかもしれないのに。
オランダに手紙を送った数日後、私は「大地の魔術師たち」展の参加のためパリへの招待を受けました。私は自分の感情に奇妙な喜びが混ざっていたことに驚きました。それは35年間の中で私が初めて受け取った国際展への招待だったのです。しかもパリです!ここでお話しさせていただいたように私はこの展覧会に疑念を持っていましたが、断ることができませんでした。私があの時ノーと言っていたら、この展覧会に何の変化ももたらせなかったでしょう。自分の参加で今回何か変化を起こすことができたのかどうかも、ここでお話したことが何か状況を変えるものになるのかどうかも私にはわかりませんが、皆さんにここでお話することができてよかったと思っています。ありがとうございました。(引用者訳)
Rasheed Araeen, “Magicians of the Earth: On ‘Magiciens de la Terre’(1989),” in Exhibition, ed. Lucy Steeds (Whitechapel Gallery, 2014), 129-135.
アライーンは本批評文で、「第三世界」出身の作家として、この展覧会を考える上で重要なキーワードである「霊性(spirituality)」や「魔術(magic)」について検証し、また彼のような作家が現代美術を行う上で直面しなければならない問題点を提示してその根底にあるものを指摘している。この批評文は、不当なキュレーションを受けた異文化出身の作家が、見せかけのもてなしの内側にある搾取性に知的に応答し、どのように議論に参加していくことができるかを示しており、30年ほど前に書かれたこの文章の幾つかの部分は、現代においてもまだ悲しいほどに痛快に響くままである。
次回の更新では、以上のような批判に対してキュレーターがどのように返答したか、ジャン=ユベール・マルタンへのインタビュー記事を翻訳することに合わせて、中心地で行われる国際芸術展のキュレーター達が今日のポストコロニアリズムについてどのような態度を取っているかを考察していきたい。
*1 98年と記述されているが、この展覧会が89年に行われたものであることから、間違いである可能性がある。 *2 アライーンが受け取った手紙ではSulaiman Sisseと書かれているが、スレイマン・シセの正しいスペルはSouleymane Cisséである。手紙全体に多くの文法の誤りやミススペルが見受けられ、アライーンは補足をしながらあえてそのまま読み上げた。
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心の交流の場として~その129
昨日の『心の交流の場として~その128』に続き、また別の友人からも「桜餅」のメールが送られてきました。
私と同じく「餅よし」さんへ向かったそうなのですが、お店の直前で「火曜日で定休日!」と気が付いたらしい・・・でも気を取り直した後が素敵なので、メールと一緒に紹介いたします。
『気を取り直して「円菓」へ向かいました。店主の方から「お菓子選びのセンスが良い」と褒められ、風呂敷を出したらさらに褒められ、ついでに県図書館へ寄り道の大満足のお出かけとなりました。

桜餅だから樺細工の茶たく出したら、ウェブサイトに載っていた写真とリンク(※昨日の記事参照)!なんだかとっても良かったなあ。

花弁のような美しい桜餅、ふらっと甘く、良い香りでした』
なんと品の良い桜餅なのでしょう!「円菓」さんの桜餅もいいですねえ。ああ、楽しみが広がります。
こうして交流があること、喜びを分かち合いたい友人がいてくれることは、なんと人生を豊かに幸せにしてくれることでしょう・・・これからの人生も、相手の喜びを自分の喜びとできるような人たちと、素敵に暮らしたいと思わせてくれる人たちと、楽しく時間を紡いていこう!そういう気持ちになりました。
ありがとうございました!
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129 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2021/06/28(月) 12:28:03.36 ID:jG3EXcRY0 [1/2]もう10年以上前。当時ゴリゴリのオタクだった俺コミケに行って、マイナージャンルのエリアをウロウロして、ふと目に付いた同人誌を手に取ったんだよ数年前に打ち切りになったジャンプ漫画で、めずらしいなって思ってさ「少し読ませてもらっていいですか?」って見てたんだが、ブースの人がめちゃくちゃ話しかけてくるのよこんな誰からも注目されなかった漫画のファンという同志が見つかった!って思われたんだろうね俺もオタクでキモい見た目だったけど、そいつは輪をかけてキモくてさ。居心地悪くなって、「ありがとうごさいました。ちょっと約束があるんでそろそろ、、、」と逃げようとしたら「せっかく仲良くなれたから連絡先を交換しましょう」と。いやいや一方的に話しかけられてただけで全然言葉のキャッチボールできてなかったやん!?こいつヤベーなと思って、早く離れたい一心でテキトーな電話番号を伝えたらその場で電話して「あれ?繋がりませんよ?」とか言ってくるこの時点でかなり怖くなって、後で着拒すればいいや!と思い、あ、前の携帯の番号だったかも!すんません!とか言って本当の番号を教えてその場を離れたんだよねそんで一休みしてたら一時間もしないうちに電話がかかってきてバカだったんだけど交換時のやりとりで「登録しました!」ってでまかせ言ったが、当然登録なんてしてないからついうっかり友達か親かと思って電話に出ちゃったのよそしたら「次いつ会えますか?明日は?明後日は?じゃあ来週は?」とメチャクチャ聞いてきて、「中々時間の都合がつかない仕事をしてて、今はわからないんで確認しますね」って言って一旦切って、もう怖くてすぐに会場を離れたそんでゆりかもめに乗って、新橋でJRに乗り換えて、ふと横に目をやったら隣の車両にそいついるのよ目は合わなかったんだけどさこれは本格的にマズいぞ!と思って、全く縁もゆかりもない駅で降りて、初めてみたマンションのエントランスにさも自分の家かのような足取りで入り、すぐに隠れて一時間くらい身を隠してから家に帰った130 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2021/06/28(月) 12:35:08.40 ID:jG3EXcRY0 [2/2]その後、もしかして家がバレてるとか、都心圏内に住んでるらしいから、街で出くわすかもしれないと思いすぐに着拒して恨まれて突撃されたら怖すぎるから「仕事が忙しくて電話出れなかった」という言い訳をするため、着拒はせずにしばらく置いておいたんだが一ヶ月くらいはマジで毎日電話かかってきてノイローゼになりそうだったでも一度も出ないで耐えるうち二日に一回、週に一回、と減っていったんで流石にもう熱は冷めただろう。着拒されたからって逆恨みとかはないだろう。と判断して着拒したのよそんで数年後。MNPで別キャリアに変わってしばらくしたら見覚えのない番号から電話なんの気なしに出たら「あ、 や っ と つ な が っ た」もう一瞬で全身の毛穴が開いて、ヤバイヤバイヤバイ!と思い、とっさに「え?どちらさまですか?」と、返答「前コミケで~」「コミケ?なんですかそれ?」「その携帯、誰かのものですか?」「いや、僕のですけど。最近買ったんです」「おかしいですね。友達の番号なんですけど?」「あー。携帯番号って一度解約したら別の人に割り当てられたりするらしいですし、それじゃないですか?」「でも声似てません?」「いや知りませんって。友達はどこに住んでるんですか?」「東京だと思いますけど」「僕、富山に住んでるんで(大嘘)完全に違いますね。もう切りますよ」それ以降、そいつから電話はかかってきていないが怖くてすぐにMNPを使わずにキャリア変更で番号変えた結局大した事件は起きてないが、昔のオタクはマジでヤベー奴が結構な頻度で混じってたって話ちなみにそいつが怖すぎてコミケ他オタクのイベントには行けなくなったし都心のオタショップにも行けなくなってほどなくオタクはやめることになった
続・妄想的日常
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200題(カメリア)
めちゃくちゃ暇な人向け。
●キャラについて語る200題
01:身長/体重 157cm/45kg
02:字のうまさ 文字が小さくて丸っこい字。よく綴りは間違えている。
03:絵のうまさ 自称うさぎが変なクリーチャーに見えるくらいには絵心はない。
04:歌のうまさ 音痴ではなさそうだけど自分の歌声を聞かれるのは若干恥ずかしい。 昼間はお客さんがいない時には鼻歌とか歌を歌っているかも。
05:視力 視力はいい。特に夜目が効く。
06:香り 花に囲まれているし、フローラルな香り。
07:声質 ちょっと高めの可愛い声?CV当てていただいたので 三森すずこさんの役とか歌聞いた感じの私の感想なんですけど。 ラブライブの海未ちゃんくらいしかまともに聞いたことがないのですが、 どちらかというと三森すずこさんの元気な女の子役のイメージなのかも?
08:髪質 やわらかくて細かい、プラチナブロンドの髪。毛先に行くにつれてゆるくウェーブがかっている。
09:美人(美形)度 顏が良いプロバンス兄弟の一人なので整っているのかなと。 昼の方が美人には見える…。
10:プライド 結構一度決めたら貫くタイプなので高い。
11:ハマっていること 枯れてしまった花でドライフラワーを作ること、商品に出せない花を押し花にしてしおりを作ること。出来は微妙。
12:チャームポイント おくち(・ω・)
13:甘党辛党 甘党。
14:自己紹介の内容 昼「カメリア・プロバンスと申します。兄と弟と一緒に花屋をやっています。よろしければお越しください^^」 夜「グッドイーブニング!皆ご存知の怪盗ブーケ参上~!!今日もこの花と引き換えにお宝を取り戻すからよろしくね!」
15:最近の悩み クロワッサン頭のケーサツちゃんによく怪盗活動を邪魔される。当たり前だ…
16:嘘の内容と上手下手 嘘も欺くのも平気、むしろ武器かな…怪盗だしね(?) 本音はあまり見せない。
17:給料(小遣い)の額 自営業どうなんだろ?お兄ちゃんが生活費とは別に少額でもきちんと分配してそうだけど…。
18:特技 瞬間鍵開け。ろくでもねぇ…
19:寝相 よ、横向き? 夜活動した後疲れてるときはうつぶせに突っ伏してそうでもある(笑)
20:最長不眠時間 24時間が限度。お肌にもきっとよろしくない
21:平均睡眠時間 普通に疑問だけどあの世界皆寝てるの??? 怪盗やっているのは毎日ではないと思っているので何もない日は7時間くらいは寝ているのではと 思っているのだけど。警察側はそうもいかないのかなと…大変そうだ(小並感)
22:パジャマ シンプルなネグリジェ、生地は薄い。
23:鞄の中身 昼:持っていない。 夜:脱出用小道具、鍵開け用のピックとかは隠し持っている。
24:いつも身につけているもの 花の髪留め
25:休日の過ごし方 兄弟で買い出しとかちょっとしたお出かけしていたらいいなぁ。 買い出しの途中でたまにトレモロとかでお昼してたら私は幸せ。
26:毎日の習慣 花に水やり、そして毎日どこかでへまをする。
27:集めているものと所持数 リボン。花束用に使うリボンとかの余ったやつを集めている。
28:心から気を許している人 うーん…家族以外はいないかなぁ
29:会ったことがないけど気が合いそうな人 フォロワーかよ…笑
30:本気で嫌っている人 お金を持っているだけでただ威張っている人たち。権力をかざして弱者を虐げる人たち。
31:警戒する人への態度 基本的に普段通りに接するけど 隙を見せないようにしたり、その場にいたら見失わないように視界の端で追ったりはしそう。
32:尊敬する人 幼少期に読んだ絵本の主人公の怪盗
33:客観的に見た性格 昼:落ち着いてて穏やかそう 夜:子供っぽい(笑)
34:他人に持たれている印象 ローカルアイドルっぽい
35:プレゼントしそうなもの 無難にブーケか押し花のしおり…後は大穴で手料理。 36:貰うと喜ぶもの 何でも喜ぶけど、花束かな。
37:お礼を言うときの言葉と態度 昼「まぁ、ありがとうございます!」ってニコニコしながら嬉しそうに 夜「気が利くわねサンキュー!」って軽く言ったり 「あ、ありがとう…」って少し恥ずかしそうに言ったり
38:謝り方 昼「きゃっ!ごめんなさい!私ったらまたやっちゃった…」って申し訳なさそうに 夜「今日も私の勝利みたいね!ごめんね~!!」多分思ってない
39:足の速さ 夜は速い。身体が軽いのか、軽やかにちょこまかとぴょんぴょん飛び回るイメージ。
40:勘の良さ 鈍い。特に自分の事になると。
41:器用さ 怪盗関連のあれこれ以外は基本的に不器用。
42:礼儀正しさ 花屋店員やっているときはそれなりに。
43:涙もろさ/泣く頻度 幼少期とかは弟と兄弟喧嘩したときに泣いてそうだけど 両親が亡くなってからはあまり泣いてないです。
44:大人度/子供度 大人になろうとしてるけどまだ子供
45:オシャレ度 こだわりはなくあまり気にしてない。服は箪笥に入ってた母の昔の服を主に使っている。 でもひそかにコレットちゃんのお店は憧れ…
46:ロマンチスト度 奪還屋みたいな怪盗やっている時点で結構高いのでは?
47:負けず嫌い度 高い。ムキになるし負けるとめちゃくちゃ悔しがる。
48:子供好き度 子供は好き、ただ純粋すぎてあまり自分からは接しない。
49:他人の外見を気にする度 あまり気にしない。本人が好きなものを着ればいいと思う。
50:ツンデレ度 ちょっと夜はっぽい…
51:知名度 怪盗ブーケをよろしくね☆!!!
52:気持ちが顔に出る度 夜は結構表情豊か。嫌そうな顔とかすぐしちゃう(笑)
53:ボケ度ツッコミ度 昼:ボケ 夜:ツッコミ
54:ワガママ度 口には出さないけどそれなりに…?
55:友人が愚痴ってきたら 友人いない疑惑が私の中で高く…
56:旅行するなら プロバンス(フランス)のラベンダー畑
57:疲れたときは 何も考えず咲いてる花をぼーっと眺める
58:他人にされると嫌なこと 身近な人が悪く言われてるのは好きじゃない。 あと、咲いてる花を踏んでいく人たち
59:恐れていること(もの、人) 捕まること
60:言われ慣れていること 「また?」(やらかした時) 「出たな怪盗ブーケ!」(出くわした時)
61:無人島に三つ持って行くなら 瓶とペンとメモ帳 無人島に咲いているかもしれない花と植物をできるだけ記録して死ぬ。
62:秘密の数と内容 秘密♡
63:実現不可能な願い 殺人のない世の中になること 弱者が虐げられず、皆平等に生きられる世の中になること。
64:神や悪魔の存在について いないと思っている。いたら両親だって生きているはずだから。
65:幽霊の存在について 信じていないけど、未練を残して死んだら化けて出そうとかは言いそう。
66:虫嫌い度 花屋なので好きではないにしてもまぁまぁ平気。G以外は…
67:好きな時間帯 花が咲いている昼間
68:現在までの経歴 あまりにもふわっとしか考えてないためわからなくて… 学校とか行ってたのか微妙で?行けた? とりあえず名護さん設定でカメリア4歳の時に両親が何者かに殺されて 亡くなっている事だけ(事故死って兄に言われてるけど) 15前後から花屋の手伝いやってるんじゃないかな(適当)
69:幼少時代 どちらかというと今の夜姿が近く、結構元気で物怖じせずやんちゃ���
70:二年前 きっと花屋にいる
71:黙っているときの雰囲気 美人
72:トラウマやコンプレックス コンプレックスは昼間が無能なこと
73:暑がり寒がり 暑がり
74:目と髪の色 目は赤。髪色は兄弟お揃いのプラチナブロンド。
75:似合わない服 カッコイイ服…とか男らしい服?スーツは似合わなそう。 でも遊びでヴォルフラムさんの女装の対で男装とかはさせてみたいね!
76:怪我する頻度と原因 昼間に何もないところでつまずいて転ぶなどのくだらない理由で小さい怪我はしてそう。 77:スタイル/体つき 良い。細身でグラビア体型
78:服の選び方 母のおさがりなので、流行り要素などはなさそう…
79:喧嘩を売られたら 基本スルー。無用なことにはかかわらない。でも、しつこいと買っちゃう。
80:将来の子供の数 男の子2人女の子1人欲しいという…願望だけなら・・・
81:何歳まで生きそうか なんとなく両親が死んだ年齢よりは長生きしたいとは思っている。
82:機械操作 アナログ人間なもので
83:自信 ある。特にビオラくんとタッグ組んでるときは基本負ける気がしない。怪盗ブーケは最強だもんね。
84:自分の好きなところ 決めたことは貫こうとするところ
85:自分の嫌いなところ 頑固ゆえあまり柔軟な考えができないところ
86:好きな/嫌いな季節 好き:春、花がいっぱい咲いてるから 嫌い:冬、植物が枯れてしまうから
87:好きな/嫌いな色 好き:赤 嫌い:特にない
88:世界一綺麗だと思うもの プロバンスのラベンダー畑(多分、写真でしか見たことないだろうけど)
89:一度は言ってみたい台詞 縁がないからこそ『盗まれちゃった』とか言ってみたい ビオラ君は奪われちゃってて可愛いなっていう
90:一度はやってみたいこと 美術館とかにある展示を奪うとかの大型奪還イベントやりたいね! めちゃめちゃ怪盗っぽくてスリリング!そんな依頼をお待ちしてま~す!
91:動物に例えると リボンとお口がとてもうさぎ(ミニレッキスあたり)
92:色に例えると 赤
93:使えそうな魔法 逃走成功UP、回避能力UPとかの補助魔法、もしくは相手からのアイテムゲット…これは物理か
94:驚いたときに上げる声 昼「きゃっ!」 夜「えっ!!??!」「嘘でしょ!!!」
95:笑い声 昼「ふふっ」控えめ 夜「あははははっ…!!」気持ちよく笑ってそう
96:よく行く店/場所 たまに買い出しに町へ行く以外はあまり外でない引きこもり。 夜はターゲットの住居付近を偵察。
97:よくする表情 (*´ω`) (`・ω・´)
98:よく取るポーズ 在さんが描いてくれた腕を腰に手を当ててどや顔してるポーズが私の中で一番しっくり来てる!
99:漢字一文字で表すと 花
100:キャラに合う四字熟語を作るなら 狡兎三窟 ?ごめんなさい詳しくなさ過ぎてめちゃくちゃググりました…
101:好きな音楽 クリスマスの時期に協会から聞こえるキャロル
102:好きな/嫌いな言葉 好き:花言葉 嫌い:死を彷彿とさせる言葉
103:好きな/嫌いな天気 好き:快晴 嫌い:嵐
104:好きな/嫌いな食べもの 好き:お兄ちゃんの作る料理 嫌い:嫌いなものはあまりないけどフランスパンは苦手、硬すぎて中々食べるのに苦労する
105:好きな花 チューリップやガーベラ。カメリアはあんまり好きじゃない。
106:好きな/嫌いな動物 好き:雀 嫌い:カラスはちょっと怖くて苦手
107:好きな作品の傾向(小説、映画、美術etc。「シリアスな映画が好きそう」みたいな) 今はそんなに活字を読んでいる印象ないけど、 幼い頃に読んだ絵本の印象は強く残ってそう…ファンタジーやわくわくするような冒険もの。 後は花や植物の図鑑とかかな…
108:好きな/嫌いな飲みもの 好き:ローズティー 嫌い:特にない 109:悩みができたら 誰にも何も言わない
110:運命の存在について 運命は自分で切り開く(強い)
111:自分の容姿への感想 「そりゃ当然かわいいに決まってるでしょ!」
112:自分の能力への感想 「昼も夜くらいの精度をキープできれば完璧だったんだけどねぇ~まぁ仕方ないかしら 人間多少欠けてる方が魅力的なものもあるしねぇ~えっ違う?」
113:恋への興味 したことはないけど他人の恋模様とか見てるといいなぁとは思っていそう
114:恋をしたときの様子 無意識だけどきっと相手のことばかり考えているし、別れた後にちょっぴり寂しくなるし 早く会いたいなぁって思う
115:恋をしたときのアプローチ方法 よく喋ることで、引き留めようとする
116:異性への耐性 兄と弟がいるので耐性はある
117:モテ度 本人は気づいてないけど夜より昼の方がモテている。
118:性的なテクニック お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)
119:告白するときの言葉 「えへへ…好きになっちゃったみたいです」 な、なんつって…
120:フェチ(マニア) 香り?
121:愛し方 控えめ、そっと寄り添う
122:甘え方 袖を引っ張る
123:一途さ 夜はファンたちが~とうるさい奴だけど、好きになれば一途
124:体の丈夫さ 普通、健康体
125:体力 あまりない。夜活動してる時は感じないけど、昼間に疲れとか反動がくる、次の日に筋肉痛がくるみたいなもん(?)
126:記憶力 悪い、人の名前とかもあまり覚えられない
127:リーダーシップ ブーケやってるときは(二人しかいないし)お姉ちゃんだしそこそこ発揮される、はず。 でも基本は兄弟の真ん中なのもあって丸投げマン
128:社交性 花屋にいる時くらいの…最低限の社交性。 129:下着 お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう) 19世紀の一般的な下着だよきっと
130:誕生日と血液型 1月2日/A型
131:教え方 花の事なら色々優しく教えてくれますよ
132:詳しい分野 植物
133:これのためなら死んでもいい 「自分の死と引き換えにこの町が良くなるなら考えるわよ」
134:体温(平熱) 36.5度
135:世間知らず度 自分の身近ばかりしか見えてないから世間全体を本当に知っているとは思えない
136:外出頻度(ペース) 週1、2くらいは昼間も外に出てほしい…
137:声の大きさ 大きくないし、昼は強弱もあまりない。夜はよく叫んでる。笑
138:ゲームの強さ 強い、あまり頭脳戦は向いてないけど筋と運がいい
139:化粧 夜は薄く口紅を引いてる
140:ご飯を一緒に食べる人 兄弟と
141:物を買うときに重視する点 長く使えるものかどうか
142:心の中で認めている人 めげずに自分を捕まえようとしている警察のあの子
143:気の合う/好きなタイプ 自分の信念を持っている人、諦めずにチャレンジする人
144:合わない/嫌いなタイプ すぐ人の悪口を言う人、弱い者いじめする人
145:色々な相手への二人称(目上、部下、友人、敵etc) 基本的には昼間はさんづけ、夜は呼び捨てか勝手に変なあだ名をつけたり
146:寂しがり度 たまに家族連れとか見ると寂しくなる
147:ドジ度 一日一ドジ。もはや日課。
148:好みじゃない物を貰ったら ありがとうと言ってもらう。何でも貰ったらきっと喜ぶ。
149:カラオケに行ったら デンモクの使い方に苦戦して序盤で詰む
150:上機嫌なときの様子 すんなり奪還成功した後とか…得意げな顔しながら鼻歌混じりにスキップしながら帰りそう(イメージ)
151:不機嫌なときの様子 逃走邪魔されそうになった時とか…チッって普通に舌打ちとかしちゃう
152:(学生だった場合に)入りそうな部活 園芸部
153:つい他人にやっちゃうこと 人助け
154:実は嫌いじゃない人 何だそのフェイント…嫌いか、興味ないか、好きかははっきりしている
155:周囲からの人気 現在ファン急増中(本人談)
156:常識人度 普通
157:他人の目を気にする度 自分の事とかは気にしないけど、ヴォルフラムさんと並んだときはあまりにも自分が庶民すぎて気にするかも。 (そんなシーンあるかは別として)
158:可愛いもの好き度 可愛いものも好きだけど変なものとかちょっと変わったものも好き
159:考えを口に出す度 あまり出ないけど、相手に求められたらぽつぽつしゃべるかな。後はそれこそカッとなるとペラペラ喋りそう
160:冷徹度 低い…からアンチヒーローになってでも誰かを助けたくなるのだろうね
161:執着心の強さ 強い、一度決めたもの・引き受けたものは守る
162:持病 なし、健康体。
163:純情度 唯一の女の子だし…良くも悪くもピュアに育ったかと…
164:腹黒度 グレー
165:本(書類)を読むスピード 遅いし中々一冊読み終わらない
166:起きたら最初に カーテンを開ける
167:告白されたら ありがとうございますと言って流す
168:精神の強さ 強め
169:敏感な場所 首筋
170:読んでいる雑誌 新聞くらいかな?ブーケの記事ないかついつい見ちゃう
171:必殺技 ビルからビルへハイジャンプ
172:雑学の量 ほぼなし。
173:恋愛遍歴 お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)
174:S度/M度 どちらかと言えばS?
175:好きな数字 12
176:料理の腕 聞いちゃいます…?作るのは嫌いじゃないけどセンスが…
177:運動神経 夜はいい
178:部屋の様子 こざっぱりしていて必要最低限。あまり女の子らしい部屋じゃないかな? 唯一、大きな鏡が一つあるくらい。
179:癖 よく頬に手当てたり、髪をくるくるいじったりする
180:口癖 「~でしょ!」とか「当然!」とか…断定系…どこからくるのその自信は
181:あだ名 ブーケ、ブーケさん
182:メールアドレス bouquet4649あっとまーく…嘘です。
183:メールの内容と文体 業務用の短いで簡単なメール、もしくは楽なスタンプとかの一言(OKとか)
184:(学生だった場合の)得意教科/苦手教科 得意:生物 苦手:体育
185:性経験 お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)
186:腕力 ない
187:趣味 お花の雑貨づくり
188:お金の使い道 食費や花束用のリボン
189:起床・就寝時刻 7時起き、夜は早い日は22時には寝ているのでは
190:家族構成 兄、自分、弟。 弟の事はあまり心配してないけど、お兄ちゃんが地味に心配だよ…
191:怒り方 喧嘩になるくらいなら怒りは軽い、 本当は泣きながら怒るタイプ
192:酒の強さ 弱い。どちらかというと笑い上戸だし唐突に絡む
193:RPGのキャラだった場合の職業 盗賊(笑)私のイメージ、テイルズオブデスティニーのルーティ
194:頭の良さ もうここまで読んでくれていたらお察しできるかと
195:運の良さ 運はいい
196:もしも現実にいたら 私は、やじうま根性でブーケの活躍を見に行く……!! 昼間は普通に花屋のアルバイトのお姉さんしてそう
197:コーヒーの飲み方 砂糖多め、猫舌なので少し冷ましてから飲む
198:自覚してない欠点 察しがよくない
199:ここ一週間で一番幸せだったこと 窓際で育ててたサボテンに花が咲いたこと
200:キャラへのメッセージ ブーケ窃盗ライブ会場どこ・・・
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五月なのに
我が家の近くを流れる米代川は八幡平の山々から流れ出て、鹿角市、大館市、北秋田市など秋田県の北部を東から西に横断し、能代市から日本海に注いでいる。私が暮らす大館の舟場は129キロの米代川のほぼ中間点にあり、その地名にあるように川船が物流の中心だった時代は、この地方と中央からの産物の荷揚げ場であり、旅人が行き交う場所だった。現在は舟場の地名さえ失くし、面影を探しても船着き場らしき跡は見当たらず、高い堤防で仕切られた米代川から船を引き込んだ場所の手掛かりすらない。往時を想像しながら周辺を歩くと、舟場近くで米代川に流れ込む柄沢川と人工の掘割を水路にし、そこに綱引き人足たちが力を合わせて船を曳き込む様子が浮かんでくる。
春夏秋冬を通じて米代川の堤防を歩いて感じる風は、日本海から川面を吹き抜ける西風で、冬は雪を連れて吹きつけ夏は海のカモメを連れてきて驚かす。朝のウォーキングでいつも前方から吹き付ける風が、今朝は珍しく背中に吹き付ける。どんよりとした空を見上げ「東風だ、きっと雨になるだろう」と思う。子供の頃「東風になると天気が崩れて雨になる」母親が教えるともなく話すのを何度か耳にし、それがかなり高い確率であるのを実感している。その風が時折強く吹く様子に「ふしなびく」詞を思い出し『ふしなびく野路の しのはい風落ちて 袂涼しく渡る舟おさ』対岸の四羽出(しのはい)から舟場に向かう米代川の渡しを詠んだ菅江真澄の歌を思い出し口遊む。雲行きがかなり怪しい。
早朝の川沿いウォーキングは、東京生活の中で澄み切った空気を求めて始めてから習慣化したものだが、川の堤防は歩くほど家から遠くなり雨を凌ぐ何物もないのが玉に瑕である。雨が降り出しそうな時は静寂に包まれ気分爽快な堤防を諦め、ほぼ200㍍間隔で雨凌ぎの隧道がある家に近いバイパスに向かう。予定だった 6 キロを歩いても雨にならず風だけが強さを増してきたが、戻って着替えていると雨が降り始めたらしい。妻が「丁度、良かったですね」と言うのを聞き内心ほっとしつつ「日頃の心掛けが良いからだよ」平然と答える。外は強さを加えた東風が本降りの雨を伴ない嵐を思わせ、起き掛けに 7℃だった外気温がさほど上昇しないまま時が過ぎ、肌寒さで久しぶりに暖房を入れる。
だいぶ前から私は i-Padを枕元に置いてストリームラジオから流れるバッハで眠り、六時前に目覚め起床して外気温と天気とその日の最高気温を見て、朝のバッハを耳にしながらウォーキングの支度に取り掛かる。昨夜も降り続いていた雨は止み「曇り、4℃」を告げているのを見て「五月なのに4℃?」と驚き、シャツを重ね着して春先用のジャンパー引っ張り出し、玄関に置いている綿の手袋を持ち外に飛び出す。昨日と同様に厚い雨雲と強い東風ばかりでなく暦月を間違えた寒気が身体を包む。こんな時はバイパス脇に限ると早足で向かうが、冬並みの寒気で身体は中々暖まらず「もう一段、厚手のジャンパーにした方が良かった」既に仕舞い込んだ冬物に思いを寄せる。植え付けられたばかりで水面から僅かに顔を覗かせている���室育ちの早苗たちは、余りの寒さに身震いしているのか小さな波紋を水面に浮かばせている。2020.5.23
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5.1. モンゴルの侵略と支配
問い3:高麗の建国と滅亡について>5. モンゴルの朝鮮支配>5.1. モンゴルの侵略と支配
目次は こちら
5.モンゴルの朝鮮支配
5.1. モンゴルの侵略と支配
『朝鮮儒教の二千年』の「第7章 文臣の退廃と武臣政権」の「3 モンゴル(元)との30年戦争」の160ページより、要約して引用します。
[高麗がモンゴル軍とはじめて接触したのは、1218年であった。というのはモンゴルが金を攻めたとき、その支配下にあった契丹人の一部が高麗の北部に侵入し、江東城(平安道)を根城にして荒らしまわった。高麗軍は、哈真の率いるモンゴル軍と共同して、この江東城を掃蕩した。
それからモンゴルの使者たちは、高麗の国庫では賄い切れないほどの貢物を要求しつづけ、乱暴をはたらいた。
(中略)
1231年に元帥サルタイ(撒礼塔)が率いる騎馬軍団が使者の殺害を口実に、平安道・黄海道の諸城を席捲して開京(開城)を包囲し、一部の別軍は忠清道の忠州まで南下した。三十年戦争の幕開けである。
高麗政府は黄金70斤、シロガネ1300斤、儒衣1000領、馬170頭の貢物のほかに、諸将にも莫大な贈り物を差し出した。モンゴル軍は72名のダルガチ(目付役)を残して引き揚げた。
武臣政権の崔瑀はモンゴルとの断交を決意して72名のダルガチを皆殺しにし、都を漢江河口に位置する江華島に移した。
(中略)
モンゴルは問罪の兵を波状的に派遣して本土を荒し、江華島の国王に出陸して入朝するよう圧力をかけた。(中略)モンゴルは問罪の兵を波状的に派遣して本土を荒し、江華島の国王に出陸して入朝するように圧力をかけた。
(中略)
その問罪のため第六次侵入をはじめた。主将はジャラルタイ(車羅大)であった。『高麗史』には、その凄まじさを次のように書いている(高宗41年条)。
《この歳(1254年)蒙古兵に捕虜となった男女は、およそ20万6800余人、殺戮された者計るべからず、州郡を経るところ皆煨燼となり、蒙古兵の乱あってから、此の時より甚だしきはなし。》
結局国王をはじめとして文臣の柳璥らは、モンゴルとの講和のために抗戦派の除去を画策し、1258年に武臣の金仁俊と結託して崔氏政権四代目の崔竩を殺害した。そして太子倎(後の元宗)がモンゴルに入朝して講和を誓い、江華城をこわすことを約束した。]
1231年にモンゴル軍の侵略を受けて以来、1258年の講和まで27年間、高麗は江華島に都を移して服属を免れてきました。そして、その間の韓半島に於ける高麗国民は良くモンゴル軍と戦いそれなりの成果は挙げたが、逆にモンゴル軍による六度にわたる侵略の一般国民の被害は甚大でした。
執権者にとって、大国に隣接する小国の「以小事大」か「自立」かの判断の難しさが心を悩ませます。27年間耐えた後に、ついにモンゴルとの講和に踏み切り、韓半島に平和と安定が訪れました。
講和の13年後の1271年に、人質としてモンゴルの大都(北京)に滞在していた高麗の元宗の太子諶(後の第25代忠烈王)に、元の世宗フビライはその皇女を降嫁させています。その後、高麗の王子が元の公主(皇帝の娘)を娶ってモンゴルの帝室の娘婿として高麗の王位につくことは慣例に成りました。
『朝鮮史1』には『朝鮮儒教の二千年』と異なる側面が「第5章高麗後期」の「モンゴル支配層としての高麗王家」の251ページ次のように記しています。
[先にもふれたとおり、忠烈王のときに設立されて同王が長官を務めた征東行省は、もともと日本侵攻のための司令部として一時的に設置されたものだった。しかし、1287年に再設置されてからは、
高麗の地を管轄する元の最高統治機関として常設されるようになった。こうして、中国とその周辺地域におかれた他の行省とともに、高麗は形式上、元の一地方単位として位置づけられることに成った。
(中略)
しかし、その長官(丞相)は、歴代高麗王が兼務した。]
高麗が元の支配下に入ると、元と高麗の連合軍による日本遠征が始まりました。第一次日本遠征(甲戌の役、日本史上の文久の役)は1274年に、モンゴル軍(蒙・漢・女真)1万5000人を主体として、高麗軍は、戦艦900隻を始め、兵員、船乗り、水夫など5600人が補助軍として従軍しました。この遠征が失敗に終わると、元は高麗の忠烈王を朝鮮半島進発部隊の司令長官に任命して、1281年に元軍4万名と高麗軍1万名からなる東路軍と、中国���部より進発した江南軍10万名により、第二次日本侵攻(辛巳の役、日本史上の弘安の役)が実施されました。この第二次侵攻も、悪天候の影響もあって失敗に終わり、元と高麗は再び多大な人的・物的被害を出す結果に終わりました。
なお、元軍の日本侵攻に対して悪天候が影響を及ぼしたのは事実のようですが、それは元軍と高麗軍の連合軍が負けた理由を元皇帝に悪天候のために負けたと報告したためであって、本当は襲来軍の兵士の矢が尽きて戦えなくなっていたことが『世界史の中の蒙古襲来』の「神風は吹いたのか?大風雨は撤退理由ではない」に記載されています。また、当時の戦いを描いた「蒙古襲来絵詞」が前掲書に示されており、蒙古兵が日本武士から矢を射かけられて逃げている図の中に、蒙古兵の矢を入れる器が空になっている図が示されています。
蒙古兵の矢が無くなったのは、対馬の守護代の宗助国と、壱岐の守護代の平景隆が徹底して抗戦し、全滅するまで戦ったためであると、『世界史の中の蒙古襲来』に記されています。
なお、元軍の日本侵攻に対して悪天候が影響を及ぼしたのは事実のようですが、それは元軍と高麗軍の連合軍が負けた理由を元皇帝に悪天候のために負けたと報告した為であって、本当は襲来軍の兵士の矢が尽きて戦えなくなっていたことが『蒙古襲来』の「神風は吹いたのか?大風雨は撤退理由ではない」に記載されています。また、当時の戦いを描いた「蒙古襲来絵詞」が『蒙古襲来』に示されており、蒙古兵が日本武士から矢を射かけられて逃げている図の中に、蒙古兵の矢を入れる器が空になっている図が示されています。
蒙古兵の矢が無くなったのは、対馬の守護代の宗助国と、壱岐の守護代の平景隆が徹底して抗戦し、全滅するまで戦ったためであると、『世界史の中の蒙古襲来』に記されています。
元寇が終わった3年後の1284年、鎌倉幕府の執権の北条時宗は鎌倉に円覚寺を建立し、元寇による犠牲者を、敵も味方も区別なく供養しました。敵も人間であると認めて、丁寧にその冥福を祈ったのです。この中には戦いで亡くなった多くの高麗兵も含まれていました。
『朝鮮の歴史・新版』には、「第三節 モンゴルの支配と高麗の滅亡」の129ページで、元の日本遠征に関して、次のように記しています。
『研究会史』には、元の日本遠征に関して、次のように記しています。
[高麗を支配下に置いた元の世祖は、日本遠征を計画したが、それは三別抄の反乱が鎮圧されたあと、七四年と八一年に実行された。二回にわたる遠征で高麗は艦船を建造し、兵員を提供し、また、莫大な食料を負担した。日本遠征は二回とも失敗したために、高麗は提供した兵員の多くを失うことになった。これ以後も日本遠征の計画と準備が繰り返されたが、そのための負担とは別個に高麗は元に朝貢するために金・銀・布帛・穀物・人参・鷹だけでなく処女や宦官までも用意しなくてはならなかった。]
処女の提供は元軍の日本遠征軍のためだけではなく、日常的に行われていたようです。その様子が『本当に悲惨な朝鮮史』の224~225ページに『高麗史節要』からの引用として記されていますので、その例を引用します。
[【『高麗史節要 巻19(1274 24元宗)】 元から使いがやって来て、蛮子(元寇に参加する南宋の将兵)の妻として婦女子を探したいと言った。それで、高麗では結婚都監という役所を新設し、巷の女140人を探して、蛮子に提供した。蛮子は婦女子を連れて行ったが、道路には泣き声が響き渡った。
(中略)
【『高麗史節要 巻19(1275 25忠烈王)』】
僉議賛成事の兪千遇を元の宮廷に派遣し、賀正を祝うと共に、高麗の制度を変更したことを告げた。さらに処女を10人献上した。
(中略)
【『高麗史節要 巻21(1287 25忠烈王)』】
公主(高麗王に嫁したモンゴル皇帝の娘)が里帰りするので、モンゴルの官人である印侯や廉承益に良家の子女で、年は14,15の娘を集めるように命じた。巡軍の忽赤などが人家を捜索した。夜中に突然寝室に入って探したり、あるいは奴婢を縛って拷問にかけて居場所を吐かせたりした。娘がいない家でも容赦なく捜索した。怨み、嘆く声が巷に響き渡った。]
高麗の処女は貢物として元の皇室に献上されていました。また元軍のために集められた多くの婦女子は処女に限定されていないことから、元軍の中でどのような位置付だったのか気になります。上に3例を紹介しましたが、高麗政府は専門の部署を設置して巷の婦女子を拉致しており、これ以外にも多くの女性が元に連れて行かれたことが知られています。「貢女」という言葉が定着するほどでした。
モンゴルの高麗侵攻や元・高麗連合軍による日本侵略と、その後の元との関係につて韓国の教科書がどのように記しているか調べてみました。『韓国の歴史教科書』の57ページには「モンゴルの侵略に立ち向かい戦う」と題して、次の記述があります。
【モンゴルは高麗と交流しながら過度な貢物を要求し、高麗��発を買った。そんな中、モンゴルは使節が帰国の道中に殺害された事件を口実にして高麗に攻め込んできた(1231)。モンゴルの侵略に対抗して高麗では亀州城の朴犀、忠州城の官奴婢や草賊がモンゴルと戦って退却させた。高麗は江華に都を移し、長期戦を繰り広げた。
【モンゴルは高麗と交流しながら過度な貢物を要求し、高麗反発を買った。そんな中、モンゴルは使節が帰国の道中に殺害された事件を口実にして高麗に攻め込んできた(1231)。モンゴルの侵略に対抗して高麗では亀州城の朴犀、忠州城の官奴婢や草賊がモンゴルと戦って退却させた。高麗は江華に都を移し、長期戦を繰り広げた。
処仁部曲戦闘では部曲の民や金充侯らがモンゴルの将軍サリタイを殺して大勝をおさめた。高麗はモンゴルと30年あまりの間戦い、モンゴル軍をはね除けたが、この過程で高麗も莫大な被害を受けた。多くの人命が奪われたと同時に、多くの人が捕虜として連れて行かれた。】
以上が『韓国の歴史教科書』に記されたモンゴルの侵入に関する記述です。ここにはモンゴル軍を退却させたことやモンゴルの将軍を殺して大勝したことが記されています。大国の元と高麗は27年間も戦って高麗国家を維持したことは、高麗が誇るべき事項であり、立派な素晴らしいことといえます。
しかし、他の重要な事実が幾つか隠されています。その一つは、モンゴルの第六次侵入の時の凄まじさ「この年(1254年)蒙古兵に捕虜となった男女は、およそ20万6800余人、殺戮された者計るべからず、州郡を経るところ皆灰燼となり、蒙古兵の乱あってから、此の時より甚だしきはなし」と『高麗史』に記されている事実が欠落しています。
二つ目は、このような甚大な被害が出た理由が記されていません。実はモンゴル軍が来ると、王や貴族たちは江華島へ逃げ込んで安全を確保し、国民には独自に戦うように指示していたからです。
その三つ目は高麗がモンゴルに降伏して高麗の王子を元の都の大都(北京)に人質として何代も続いて派遣していたから平穏が保たれたのです。
四つ目は、高麗の王と王族はそれ以降何代にもわたって、モンゴルの皇帝や皇族の娘を妃として娶って、高麗の王は元の皇帝の娘婿となり、元皇室を支える高麗婿国王となったのです。
五つ目は、高麗を管理する元の最高統治機関として常設された「征東行省」の長官に高麗王が任命されたことです。高麗王は元皇帝の官僚として元帝国の一地方としての高麗を統治しました。
六つ目は、戦艦900隻と兵員、船乗り、水夫など5600人の高麗人が従軍して元軍と共に日本に侵攻した第一次日本侵攻と、1万人の兵を繰り出し、やはり900艘の軍船建造をし、武器や装備や穀物を含めて元軍へ提供した第二次日本侵攻の歴史的出来事が完全に隠蔽されています。
七つ目は、高麗政府が専門部署を設置して、処女や婦女子を元皇室や元軍のために巷から拉致して提供していることが『高麗史節要』にありますが、このことも教科書では記されていません。
韓国は上の一つ目から七つ目までの重要な歴史的事実を『韓国の歴史教科書』から削除して、若者の目から隠しています。韓国の若者は高麗が元軍と共に二度にわたって日本を攻撃して、双方に甚大な被害が出たことも、高麗政府が処女や婦女子を拉致して元に貢いでいたことも知らないのです。
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【ミラ トコット試乗】ダイハツの「プリティ軽」トコットは一般道から高速道路まで乗り心地しっとり
スズキがアルト ラパンに「モード」を追加設定したことでにわかに活況を呈しているのが「プリティ軽」ジャンル(そんな言葉はないので今こしらえました)。ダイハツにおいてそのラパンにガチンコ対抗するプリティ軽が今年登場したミラ トコット(以下、トコット)です。 トコットはミラ イースをベースにした、ベーシックで使い勝手のいいツールとして開発されたモデル。 ボディサイズは全長3395mm・全幅1475mm・全高1530mmとなっていて、最近の軽自動車としては低めのルーフが特徴です。搭載エンジンはNA3気筒のみとして、CVTと組み合わせます。駆動方式はFFと4WDの2タイプが設定されました。 ベーシックとはいえ安全装備は充実で、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグを全グレードに標準装備。また先進運転支援システム(ADAS)である衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」もほとんどのグレードに採用しつつ価格を抑えたことが特徴です。 ちなみに価格は107万4600円(L FF)〜142万5600円(G”SAIII” 4WD)となっていまして、今回試乗したG“SAⅢ”(FF)は129万6000円です。 そうそう、今回用意したトコットは実はカーシェアリング車。タイムズカープラスが2019年3月18日まで受け付けしている「ミラトコット 240分無料体感キャンペーン」にエントリーして得た権利を実行して乗ることができた次第です。無料、最高。 閑話休題。早速チェックしていきます。 トコットの特徴はなんといってもその無印良品的なシンプルでおしゃれな外観にあります。どこか無骨でスクエアなボディに、フロントとリヤの丸いライトなどのラウンド形状を組み合わせています。 ちなみにヘッドライトはLEDでマニュアルレベリング機能付きです。 ただしこのスクエアな外観はおしゃれのためだけでなく、立ったAピラーは前方斜め視界を向上させました。 また水平で低いウインドウラインは横や斜め後方の視界もたっぷり確保しています。 搭載エンジンはダイハツで広く採用されているKF型と言われる3気筒タイプ。最高出力は52ps/6800rpm、最大トルクは6.1kg・m/5200rpmとなっています。組み合わされるCVTはダイハツ独自の3軸タイプ(通常は4軸)。軽量かつコンパクトなのが特徴です。 ラゲッジルームは特大……とは言いませんが、4名乗車時でもビーバー1〜2匹は入りそうな空間が確保されています。一体式後席シートバックを倒すと、斜めにすれば小さめのトドが入りそうなスペースが生まれます。 室内高はミラ イースより30mm高い1270mmを確保していますので、前後席ともに広々した空間が確保されています。特にリヤシートは身長173cmの記者が座って頭上にもヒザ前にもたっぷり余裕があり、「これならハイト軽がいらないかも」と思わせるほど。 インパネはブラックをベースに、アイボリーとホワイトのパネルが組み合わされます。とりわけ助手席正面のセラミックホワイトのインパネガーニッシュは、まるでカルピス原液のように優しい白さ。樹脂素材なのに陶器のような質感です。 メーターはスピードメーターを大きく配置した見やすいもの。盤面発光タイプで夜間もスーパー視認性がいいです。 センター下部にはUSB電源ソケットを2口装備。しかも両方とも2.1A(スマホを使用しながらでも余裕を持って充電が可能な容量)サイズなのがうれしいです。また、試乗グレードではシートヒーターも装備されていました。 では乗ってみます。走り始めてすぐにわかるのは最小回転半径が4.4mで、まあ面白いくらいに小回りが利くこと。 また、意識的に軽く設定したという操舵力によって、ステアリングを回すのが楽だということもすぐわかります。とはいえ、軽すぎて不安になることもなく、切り足していく中にはしっかりした手応えがあることも特徴です。 サスペンションは前がストラットで後ろがトーションビーム。基本はイースと共通ですが、バネレートやダンパーはトコット独自設定。方向性としてはより柔らかい方向でして、乗り心地は桔梗信玄餅並みに柔らかです。 が、これ、ステアリングと同様にただソフトなだけでなく、ロールさせていく速度がコントロールされている「しっかり感」があるので不安になることはありません。もちろんタイヤがハイグリップ志向ではないこともあり、コーナリング速度の限界が高いわけでもないのですが、全体のバランスが取れているので好印象です。 今回、60km/h制限の一般道と80km/h制限の高速道路の両方を走りました。いずれも上限速度に達するまでのフル加速では、720kgと軽量な車体でもNA3気筒では「いっぱいいっぱい」な感があります。 「フル」ではなく周りの交通の流れ同等の加速や定速巡航、中間加速をしている際にはCVTがいい仕事をしてトルクの一番いいところを使って走行します。このため速度が乗ってしまえば(そして制限速度内の領域であれば)余裕をもった走行を楽しむことができます。 というわけでトコットは、実直な中におしゃれが光る内外装と、素朴だけれどきちんとした仕事をするメカニズムが印象的な1台でした。 (写真・動画・文/ウナ丼) https://www.youtube.com/watch?v=HKdslqAKdn8 あわせて読みたい * 【新車】CFRP製ハードルーフを備えたコペン・クーペが200台限定で登場。価格は2,484,000円〜 * 【東京オートサロン2019】ダイハツは市販予定車のコペン・クーペやミラ・トコットなどのコンセプトカーを出展 * 【新車】ダイハツからコペン クーペが登場。200台限定でルーフはカーボン! * ダイハツがアトレーワゴンをベースとした車両で「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」に参画 * 大人女子必見。開運の秋!? 江ノ島〜鎌倉〜葉山、パワースポットを巡る日帰りドライブ旅へ!第三弾【PeLuLu】 http://dlvr.it/QvCVq6
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