#心を整える習慣
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「“支払い=幸せ”になると収入が増える理由」
「お金が減ると不安になる」 多くの人がそう感じています。 でも実は、その「支払い=損失」という思い込みこそが、収入を制限してしまう“見えないブロック”なのです。
お金とは、本来「感謝の循環」です。美味しい食事、心地よい空間、必要なサービスに支払いをするたびに、私たちは誰かの才能や労力を受け取っています。
その瞬間、「ありがとう」の波動でお金を手放せる人は、次の豊かさを自然に引き寄せていきます。
逆に、「またお金が減る…」とネガティブな波動で支払うと、その周波数が潜在意識に刷り込まれ、「もっと出ていく」「足りない現実」を無意識に再創造してしまうのです。
“支払い=幸せ”と感じられる人は、すでに「与えられている豊かさ」に気づける人。
そしてその心の在り方が、収入の器を広げ、チャンスと豊かさを引き寄せます。
今日から試してみてください。支払いのたびに「ありがとう」「豊かさを受け取っています」と心でつぶやいてみるのです。
それだけで、あなたの金運は静かに、でも確実に変わり始めるでしょう。
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ゆっくり変わる
「こうありたい」と思えば思うほどかえって遠ざかってしまうことがあります。 元気を出そうと頑張ってみたけれど、空回りしてしまったりやろうと決めたのに、なかなか進まなかったり。 たとえば早寝早起きの生活に変えたいとき。「明日から5時起き!」といきなり早朝に目覚ましをかけてみても結局二度寝してしまって自己嫌悪…。そんな経験、ありませんか?私は何度となく繰り返してきました。 でも、完璧を目指すのをやめて「まずは30分、いや15分だけ早く起きてみよう」そんなふうに少しハードルを下げてみたら案外すんなり続けられたりするものです。 人の心って「がんばれ!」よりも「そのままでも大丈夫だけどあとちょっとだけこうしてみる?」の方がのびのび動き出せるのかもしれませんね。 いきなり大きな理想を追いかけるよりはあのあたりに進めたらいいなと思える方を見ながらそれに近いことを自分のペースでやってみる。 そ…
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ミミズがアスファルトの上で干からびて死ぬ季節。連日の暑さにやられとうとうサンダルを解禁した。フットネイルをしなければ。素の爪が恥ずかしい。
今日は夏至らしい。夏至は6月なのに一番暑いのは7〜8月なのはどうしてだろうと思い調べてみたら、いま照っている太陽の熱が伝わるのに時間がかかるからだそう。たしかに1日で一番気温が上がるのって太陽が南中する12時じゃなくて14〜15時だ。それと同じで、いま地球に降り注いでいる陽射しの熱さが届くのは1ヶ月後ということなのだろう。確かに冬も、冬至のあとに寒さがくる。ド文系なので、いまさらそんなことを知り、ふうん、と思った。勉強はそこそこ好きだったけど、自然科学の知識を摂取しても、ふうん、としか思えない。やはり自分の興味は人文科学に向いている。
やるべきことをスタックしすぎていて、もうだめだ、と思いちょっとだけ切り捨てた。
学生プロジェクトの代表である、敬愛するI先輩に、「さいきんパンク気味で紀要論文書けてないです、もうすこし時間かかります」と��絡をした。大丈夫だよ、とやさしくされた。出そうと思っていた研究費(外部資金)の公募を一旦諦めて、9月募集開始の公募に合わせることにした。教授は「あーうんいいと思いますよ」と適当だった。とくに外部資金の公募を先延ばしにしたことでギリギリだったメンタルはほんのすこし回復した。
それでも���らなきゃいけないことは山積みだけど、でも、いいの。
今書いている小説、書き始めの頃は楽しかったけれど最近はちょっとしんどくなってきた。自分の文章をああでもない、こうでもない、と直すのがとても億劫で、何度読んでも直しても満足できなくて、結局更新時間ぎりぎりまで文章を足したり削ったりと微調整を繰り返している。センスはそこそこしかないくせに一丁前に良いものを出したい自意識ばかりがあるからこまるよね。
ほんとうは内容にも自信がない。けど、そういうのはあまり言うべきではないからこのへんでやめておく。
書かないと一生書き終わらないから、ちゃんと毎日一定の分量は書くようにしているし、更新もきちんとしている。更新時間の直後に増える同接読者数(?)のようなものの表示を見ると、更新を待っていたであろう読者の存在そのものに安心すると同時に、そのひとたちの期待に添えない文章だったらどうしようというネガティブな思い込みで勝手に鬱になる。それでも続けることでしか得られない何かがあるだろうと信じてただもがく。
まだ書くことを辞めたくはないと思うけど、小説書きとしての終わりは近いように感じる。これ以上何を削って作品を書けばよいのだろう。もうからっぽだ。
大森靖子の『ミス・フォーチュン ラブ』という曲が結構好きで、去年の秋頃からよく聴いている。その中に、「嫌いなアイドルの歌を口ずさんだ」という歌詞があって、それを聴くたびになぜか励まされているような気分になる。べつに自分がそれをするわけでもないのに。だけど嫌いなものにあえて触れて自傷をしたいときって確かにあって、そんなささやかな自暴自棄の一端を大森靖子に歌われるたび、わたしは勝手に救われた気になっている。
負の感情を飼い慣らすことが得意になってしまったなと思う。アイドルの歌ではないけれど、わたしは嫌いな人のSNSを見て、相変わらずキモいな〜と思う最悪な習慣が常態化している(もちろんここでのことではないよ)。そんな自分がほんの少し嫌いだけど、それを辞められないし改める気もないのだから仕方ない。
昨日はレイトショーで『国宝』を観た。今日はこれから、またもレイトショーで『ルノワール』を観る。ささやかな娯楽に生かされている。
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「卵は一日1個まで」だけじゃない!時代遅れになった「食の常識30」糖尿病治療に注力する医師が解説 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
以下引用
医学や栄養学の進歩で、これまで「体にいい」「体に悪い」と考えられていた食べ物の位置づけが、180度変わってしまうことが頻出している。五良会クリニック白金高輪・五藤良将医師が語る。 「長年続けてきた食習慣を変えることは難しいですし、急に食べ始めたりやめたりするのではなく、できる範囲で取り入れていくことが大切です」 昔、聞きかじった知識が、健康の機会を遠ざけているのかも。ネットの誤情報や、時代遅れの知識に振り回されることなく、美味しく健康な人生を送るための30の「食の常識」を紹介する!
――食材編――
1【ピーナッツ】高カロリーで太る → 糖尿病リスクが低下
「高脂肪、高カロリーですが、じつは糖質が少なく、腹持ちがいい間食に適した食品。インスリンの感受性を改善し、血糖の急上昇を防ぐ効果もあります。糖尿病予備軍や内臓脂肪が多い人に適していますが、一日30粒までが適量です」(五藤医師、以下同)
2【アボカド】高カロリーで太る → ダイエットに効果的
「こちらも高脂肪で高カロリーですが、脂肪の主成分は悪玉コレステロールを下げるオレイン酸。腹持ちがよく食物繊維が豊富なため、便通が改善しておなかもスッキリするはずです。食物繊維+脂肪の組み合わせで、食後血糖値の急上昇を防ぐ効果も」
3【ウナギと梅干】食べ合わせが悪い → 疲労回復の相乗効果
「脂の多いウナギと、胃酸分泌を促す梅干し。胃に負担が大きいとされてきましたが、高価なものを食べすぎることへの戒めの意味があったようですね。ウナギのビタミンB1と梅のクエン酸は、いずれも疲労回復に効果があり、相乗効果があるといえます」
4【ジャンクフード】避けるべき → 食べ方次第
「不健康と思われがちなジャンクフードですが、たとえばフライドポテトの原料であるじゃがいもには、余分な塩分を排出する働きをもつカリウムや、水溶性ビタミンが含まれています。もちろん毎日食べるのではなく、量と頻度をコントロールすることが大切です。完全に避けるよりも、うまく取り入れて栄養価を底上げしよう、と発想を転換してみてはいかがでしょう」
5【マーガリン】トランス脂肪酸が多い → じつはバターよりも少ない
「マーガリンには、心臓病の原因となるトランス脂肪酸が含まれており、避けている人も多いでしょう。しかし、加工技術が進歩した近年では、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、バターよりも少ないことがわかっています。比較すると、一般的なバター10gに約0.2g含まれるのに対し、マーガリンは0.1gを切るほど。朝食のパンには、安心して塗っていい量です」
6【肉】体に悪い → 長寿の味方
「かつては『肉=脂っこい=体に悪い』、若い人の食べ物だという価値観がありました。ですが、筋肉量が減る高齢者こそ良質のたんぱく質が必要です。最近の研究では、必須アミノ酸や亜鉛、ビタミンB12がバランスよく含まれる赤身肉を適度に摂取することが、健康長寿やフレイル予防に寄与するとされています。もちろん、加工肉や脂身の多い肉の過剰摂取は別問題です」
7【卵】一日1個 → 2、3個でもOK
「かつて、卵はコレステロール値を上げるため『一日1個まで』といわれてきました。しかし今は、食事から摂取するコレステロールは、血中コレステロール値に与える影響が限定的であることがわかってきました。卵は、筋肉や免疫力の維持に非常に優れています。糖尿病や脂質異常がある方は別ですが、健康な中高年なら一日2、3個の卵は、メリットのほうが大きいといえます」
8【オリーブオイル】ドバドバかけてもOK → 高カロリー! 使いすぎに注意
「オリーブオイルはアボカド同様、オレイン酸が豊富で体にいいのは間違いありません。ポリフェノールやビタミンEは、動脈硬化や老化の予防に効果的です。ただ、料理番組でたっぷりと料理にかけるシーンを見たことがある方も多いと思いますが、ドレッシング感覚でかけるべきではありません。大さじ一杯で110kcalもあり、それくらいが限度。それ以上は脂質過多です」
9【白湯】目覚めの一杯 → 歯磨き後に
「目覚めの一杯に、白湯を飲んで体を温める習慣が広がっています。しかし、起床直後の口腔内には、数千億個の細菌が繁殖しているとされます。歯磨き前に白湯や水を飲むことは、そのまま口腔内細菌を胃に流し込んでしまうことになるのです。白湯自体は胃腸を優しく温め、自律神経を整えるメリットがありますが、必ず歯磨き後に飲むことを習慣にしてください」
10【コーヒー】膵臓がんの原因 → 抗がん作用がある
「コーヒーは、1980年代に膵臓がんのリスクを増加させるという研究結果が発表されました。しかしその後の研究で、同様の結果は得られていません。むしろ今は、肝臓がんや子宮体がんなどを予防する可能性があるとされて���ます。また、動脈硬化・糖尿病・認知症の予防や、一日3~4杯飲めば脳卒中や心疾患による死亡率を下げるという研究もあります」
11【オーガニック野菜】健康にいい → 栄養価はほとんど変わらない
「農薬や化学肥料を使わず、自然に近い方法で育てたオーガニック野菜は健康によく、栄養価が高いというイメージを持たれがちです。しかし、通常の野菜と比べて栄養価が高いとは断言できず、ほとんど変わらないという研究があります。また農薬が使われている通常の野菜も、厳格な基準のもとに栽培されていますから、健康被害は科学的に考えられません」
12【青汁】野菜不足を解消 → 腎機能が低い人は×
「野菜不足の解消のために飲んでいる方も多いでしょうが、腎機能が低下していると、豊富なカリウムが不整脈や心停止を引き起こす原因になります。糖尿病・高血圧を長年患っている方は、命取りになりえます」
13【酒】百薬の長 → 少量でもリスクに
「『酒は適量なら健康にいい』といわれていました。しかし近年は、『少量でもがんや高血圧、脳卒中(女性)などの健康リスクが増加する』とする研究結果が増えています。飲ん兵衛には、残念なニュースですね」
14【コラーゲン】食べても意味がない → 意味があるかも
「『食べても肌がピチピチにはならない』ことは知られてきましたね。しかし近年、摂取した一部が『コラーゲンペプチド』となり、骨や関節の材料になるということがわかってきました。研究はこれからですが……」
15【カルシウム不足】イライラの原因 → イライラとは関係ない
「『イライラするのはカルシウム不足のせい』というのは俗説です。たしかに、カルシウムには脳神経の興奮を抑える機能があります。しかし、不足しても骨から溶け出し、血中の量は一定に保たれるのです。牛乳やサプリを飲んだからといってイライラは収まりません。もちろん、骨から溶け出すほど不足させないようにすべきですよ」
16【和食】塩分が多く避けるべき → 健康食として高評価
「和食は塩分が多く、高血圧や腎臓病に繋がるとたびたび警告されてきました。しかし、魚、大豆、野菜、発酵食品を中心とした和食は、本来は長寿を支える食事。和食が悪いわけではなく、調味料の使い方に問題があるのです。かつおや昆布のだしのうま味で減塩した和食は、近年『健康食』として世界的に高評価を受けています」
17【チョコレート】鼻血が出る → 血管を守る
「チョコレートを食べすぎると鼻血が…というのは、僕も子供のころに言われましたね(笑)。少量のカフェインで興奮することがあるかもしれませんが、迷信に近い話です。むしろ、カカオ70%以上のダークチョコレートのポリフェノールの一種が、血管の柔軟性を保ち、老化を防ぐ作用に注目が集まっています。高血圧や心筋梗塞、脳卒中のリスクを減らす効果が期待されます」
18【ひじき】鉄分の王様 → 鉄分は「9分の1」に
「かつて、ひじきは “鉄分の王様” と呼ばれていました。鉄鍋で茹でられていたためで、鍋の成分を吸収していたんですね。しかし、2015年の『日本食品標準成分表』では、ステンレス鍋で茹でた場合が併記されました。鉄鍋だと100gあたり58.2mgあったのが、ステンレスだと6.2mgに激減。なんと9分の1以下になってしまいました」
19【うまみ調味料】多用は避けるべき → 減塩に繋がると積極活用
「グルタミン酸ナトリウムは、『食べ慣れると、味を感じにくくなる』といった風評が長年ありました。しかし、適量で使用するぶんには健康になんの問題もなく、活用すれば、塩分を30%カットしても味の好ましさが変わらないという調査があります。現在では、病院や高齢者施設でも、うま味調味料が積極的に使われています」
20【黒糖や岩塩】白砂糖や精製塩より栄養がある → 栄養はほぼ変わらない
「『白砂糖や精製塩は体に悪い』『黒糖や岩塩は体にいい』と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、砂糖や塩が真っ白なのは不純物が取り除かれているためで、ネット上で散見される『漂白されているから』というのは事実ではありません。一方、黒糖や岩塩に含まれるミネラルはごくわずか。美味しさを感じるかもしれませんが、体にいいとまではいえません」
――食・生活習慣編――
21【朝食】しっかり摂るべき → 抜くと代謝向上にも
「『朝食は一日の活力源』といわれてきましたが、近年は、無理なく食べない時間をつくることによる健康効果も注目されています。特に人気の『16時間断食』は、体内のオートファジー(細胞の自己浄化作用)を促進し、老化抑制や代謝改善に役立つとされています。血糖値の安定や、脂肪の燃焼効率が高まるという研究報告もあります」
22【夜食】眠りが浅くなる → 睡眠の質がアップ
「深夜にラーメンやお菓子を食べると血糖値が急上昇し、睡眠中の成長ホルモン分泌が妨げられます。一方、たんぱく質は筋肉の合成や修復を促し、睡眠中の体のメンテナンスを助けます。茹で卵、ギリシャヨーグルト、ナッツなどは、朝の疲労感軽減にも効果が期待できます。寝る1時間前までに、100~150kcal程度にとどめましょう」
23【一日1食健康法】アスリートやビジネスマンに人気 → 筋肉が分解し代謝も低下
「近年、『一日1食』健康法が注目されています。それで体調を保つには、魚、豆類、卵、���黄色野菜などを組み合わせ、かつ運動や生活リズムが整っていることが前提です。空腹時間が長すぎると筋肉分解や代謝の低下、低血糖による集中力低下、情緒不安定に繋がります。特に高齢者や基礎疾患のある人は、慎重に判断すべきです」
24【ジュースクレンズ(ジュースだけ生活)】セレブに人気 → 腸内環境が “壊れる” 恐れが
「野菜や果物のジュースだけで数日間過ごすデトックスとして、セレブたちに人気ですね。しかし、果物や野菜を搾ってジュースにすると、食物繊維のほとんどが失われてしまいます。腸内細菌のエサとなる繊維が減り、善玉菌が減少し、悪玉菌が優位になる腸内バランスの崩壊が起こります。果糖による血糖値の上昇や、たんぱく質不足による筋肉の減少も気がかりですね」
25【食後すぐ横になる】牛になる → 胃にいい
「『食べてすぐ横になると牛になる』、つまり行儀が悪く、太るといわれてきました。実際は、体の左側を下にして横になれば、胃の出口(幽門)が下に向き、食べ物を腸へ移動させる動きの助けになります。胃もたれしやすい人は、ゆっくりと横になることで胃内圧を下げ、負担を軽減することができます。逆に右を下にすると、胃酸が食道へ逆流しやすくなるので要注意です」
26【ベジタリアン】病気を防ぎ、健康に → 栄養不足になる可能性が
「野菜や豆類、全粒穀物を中心にすれば、高血圧や、大腸がんなど一部のがんのリスクは低下するでしょう。倫理的な選択としても尊重されるべきです。しかし、たとえばビタミンB12は植物性食品からは摂取が難しく、欠乏すると貧血や神経障害・認知機能低下が起こります。鉄や亜鉛、オメガ3系脂肪酸も不足しがちですので、栄養補助食品や強化食品での補填が不可欠です」
27【グルテンフリー】大ブームに → 日本人には必ずしも必要ではない
「パンやラーメンなど小麦製品に含まれるたんぱく質『グルテン』を避けることで、体調がよくなるケースがあります。しかし、不調を招く原因とされるセリアック病の患者は、人口の1%といわれる欧米と比べて日本では非常に少なく、ほかにもグルテンで下痢やだるさが現われる人もいますが、ほとんどの日本人にとっては、あまり意味のない健康法だといえます」
28【一日30品目】国のガイドライン → 目指す必要はない
「今も『30品目』を目標にしている人がいるかもしれません。1985年に厚生省(当時)が発表した指針に由来しますが、毎日30品目を食べるのは難しいし、カロリーオーバー。すでにその表現は削除されています」
29【体脂肪燃焼】運動開始から20分後 → すぐに燃え始める
「運動時に体脂肪が燃え始めるのは、開始から20分後だといわれます。そんな時間は確保できないと思われるかもしれませんが、じつは最初から脂肪は燃えています。10分間のウオーキングでも、意味はあるのです」
30【紫外線】浴びないほうがいい → 適度に浴びるべき
「ずっと悪者扱いだった紫外線ですが、朝や夕方に15分程度、手や顔に太陽光を浴びるだけで、ビタミンDを合成してくれます。骨粗鬆症や骨折のリスクを大きく下げ、がん予防との関連性も指摘されているんです」
監修・五良会クリニック白金高輪 五藤良将医師
複数のクリニックで糖尿病治療に注力。著書に『内臓脂肪 中性脂肪 コレステロールがみるみる落ちる 血液と体の「あぶら」を落とすスープ』(アスコム)でも “食の常識” に挑戦 写真・長谷川 新、AC 取材/文・吉澤恵理(医療ジャーナリスト)
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すこし前に筋トレYoutuberの嘘栄養学についての投稿がホッテントリに上がっていたが、女性向けのダイエット・筋トレ動画はそれに輪をかけてヒドい。ためしにYouTubeをシークレットモードにして「女性 ダイエット 筋トレ」で検索してみてくれ、3分間で浮き輪肉がごっそり取れるだの、2週間で二の腕痩せだの、やりたい放題。しかもそれらは数百万、場合によっちゃ数千万回も再生されてるんだぜ。ウォッチしてたら腹が立ってきたので俺が正解を書く。俺?ただの通りすがりの野良マッチョだ。命令口調でところどころ口うるさいかもしれんが、デタラメな事は言わないからまあ聞いてくれ。■継続続けることが最重要だ。最低でも3ヶ月、できれば半年取り組んでほしい。2ヶ月で10kg落としたいとか無謀なことは考えるな。それはボディビルダーのようなダイエットのプロがやる減量だ。あんたは月に2kg、攻めても3kgと考えてくれ。目先の数字に一喜一憂するな。体重なんて1kg〜2kgは簡単に増減する。ただし身体に関する情報を記録しろ。ノートを用意して体重・食事やトレーニング内容、思い当たることを書き記せ。身体の写真も月イチくらいで撮っとけ。足跡は後々あんたの財産になる。一度の食った、サボったは気にするな。女性の一時的な食欲増加は生理現象だ。というか週に一度はしっかり食え。あんたが頑張った一週間は一度の暴食よりはるかに尊い。一週間、一ヶ月間単位の総量で考えるんだ。2日止まっても3日目にまた走り出せば大したことはない。いいか、継続だ。■カロリー収支結局のところダイエットの本質はこれだ。消費カロリーが摂取カロリーを上回るように食事をコントロールすること、これがダイエット。〇〇食べて痩せ、白湯、一旦無視でいい。まずは自分の一日の総消費カロリー(基礎代謝+活動代謝)を計算する。年齢身長体重でだいたい分かるから検索しろ。これを基にして必要な栄養価の目安を算出する。P=タンパク質、F=脂質、C=炭水化物(糖質)の三大栄養素、これらをどのような内訳で摂取するか、これがPFCバランスだ。総摂取量を10として本稿ではP2:F2:C6を勧める。Fは意識していても摂り過ぎるからだ。Cは無理のない範囲で削ってok。1日の総消費カロリーから-300kcal〜-500kcalに設定できれば上出来だ。自炊ベースで食事管理するのが王道だが、忙しくて自炊なんて出来ない奴もいるよな。出来合いを食べるなら成分表に目を通せ。食べたもの、これから食べる食材の栄養価をチェックするなら江崎グリコの栄養成分ナビがオススメだ。何を食ってどれだけ摂取したか、数値で確認しろ。食事をカロリーベースで考える習慣がつくと、1日の中で上手に調整できるようになってくる。サプリ?要らない。食べ物の形をしたものを食べて消化器を動かせ。野菜もモリモリ食え。ただしプロテインパウダーは使い勝手がいいから常備しとけ。低カロリーで栄養効率がいいからな。栄養については書ききれないからググってくれ。そして大事なことが2点。・しっかり食べること。これは後述する。・脂肪が落ちるということは筋肉も落ちるということ。従ってあんたのダイエットの目標が「いい身体になること」であれば筋トレは必須となる。■筋トレ全身やれ。胸・肩・腕・背中・お腹・前腿・ハムストリングス・尻、ぎりぎり10回できる強度のトレーニングを3セット、これが原則だ。「5分で腹痩せ腹筋運動」じゃない。あれ系で腹が引き締まった気がするのは普段動かしていない筋肉が刺激され、腹筋の活動が活発になり、垂れ下がっていた内臓がリフトアップされるからだ。嘘ではないが本質的ではない。部分痩せ?無い。運動習慣のないあんたは全身の筋肉量が足りない。どの筋肉をどう収縮し、どう伸ばしたらどういう刺激があるのか、自分の身体を点検しろ。膝つき腕立て、パイクプレス、ベンチディップス、レッグレイズ、ブルガリアンスクワット、ヒップリフト、まずはこのあたりからだ。最初は自体重の種目でいい。ここで朗報だ。筋トレ初心者のあんたは腕立て伏せ10回も満足にできないだろう。3セットやると翌日には脇の下あたりが強烈な筋肉痛に見舞われるはずだ。これはあんたの筋肉が発達する福音だ。おめでとう!急な刺激を受けて肉体は突貫工事を始める。なにしろ身体にとって緊急事態だからな、アンダーカロリーだろうが疲れていようがお構い無しだ。あんたの身体は筋トレをやった直後から発達し始める。初心者に限っては「除脂肪と筋肥大」という相反する要素が両立する。我々はこれを初心者ボーナスと呼んでいる。1ヶ月も続ければ自重では不足に感じ始めるはずだ。特に背中は難しい。できればジムに行ってほしいのだが、様々な事情で通えない人もいるよな。自宅でトレーニングする場合はダンベルとベンチがあれば多くのことが出来る。ダンベルは20kgまで可変可能なアジャスタブルタイプのものが望ましい。もし男性なら30kgは欲しい。そんな重量は自分には不要と思うかもしれないが、なあに1年後には物足りなくなるさ。そのくらい初心者の発達は目覚ましい。あんたには伸び代しかない。■具体的tipsとはいえ何から始めればいいか分からないよな。そこで手軽に取り組める具体案をいくつか挙げるから今日から取り組んでくれ。・飲み物でカロリーを摂らないジュースをお茶に、ビールなら糖質offのものにしろ。100ccにつき40kcalのジュースならペットボトル一本で200kcal減だ。簡単だろ?・よく咀嚼すること見落としがちだがマジで重要だ。普段の2〜3倍噛むよう心がけてくれ。噛むことでインスリンの分泌が促され満腹中枢が刺激される。なるべく生野菜やカロリーの低いものから食べ始めること。噛むことで顔の筋肉が使われて小顔効果もある。・しっかり食べること一見するとカロリー制限と真逆のことのように感じるかもしれないが、ジュース一本とバナナ二本を考えてくれ。どちらが腹持ちがいいかは言うまでもないだろ?女性にありがちなのが普段から少食なのに痩せないパターン。これは最悪だ。身体には恒常性といって生体の状態を一定に保とうとする機能がある。海藻サラダにパンひと切れでも痩せないのは、あんたの身体が省エネモードになっているからだ。要するに代謝が落ちている。まずはバナナ一本でいいから朝飯を食べろ。「私はこれから食べて運動して燃やして生きていきます」と身体に宣言するんだ。それで1kg増えたってどうってことはない。あんたが最終的に得られるリターンははるかに大きいのだから。・歩けひと駅余分に歩け。階段を使え。徒歩は最強の有酸素運動だ。歩くことで全身に血が巡り代謝が上がる。HIIT?ラン?必要ない。毎日歩け。良いことしかない。水分は摂れよ。適当な事ばかり言ってるYouTuberをこき下ろすはずが、書いてみたら地味で真っ当な事ばかりだった。俺は別に「YouTubeで一緒にやろう系」を悪いとは思っちゃいない。ああいうものをきっかけに運動習慣がつくならそれは良い事だ。ただ一撃必殺!脂肪撃退!なんてものはなく、変化は日々の継続の先にしかない。画面の向こうの教える側はもれなく泥臭い努力をしてきた事はどうか理解してほしい。あいつらは時にそれを言わないから。この投稿が何かしらのきっかけになれば幸いである。ナイスマッスル!
女性向けダイエットの情弱ビジネスがヒドすぎるから正解書く
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Great Morning Routine 04
やがて、朝食の時間は終わりを告げた。 食器が片付けられ、テーブルの上にはコーヒーカップと��のジョッキだけが残されている。
窓から差し込む陽光は、先ほどよりもさらに明るさを増し、リビング全体を暖かな光で満たしていた。
サラは、仕事用のバッグを手に、玄関へと向かう。 出かける前に、彼女はもう一度、夫と安川の方を振り返った。
「マックス、くれぐれも安川くんに無理なことを言ったり、困らせたりするんじゃないわよ。あなた、時々やりすぎるんだから」
彼女の表情はいつものように優しいままだったが、少し釘を刺すような声色で言った。 その視線には、夫への愛情と、そしてホームステイの少年への気遣いが滲んでいる。
「分かってるって、ハニー! 大丈夫、任せておけ!」 マックスは、人懐っこい笑顔で大きく手を振った。 その隣で、安川も「行ってらっしゃい、サラさん」と、行儀良く頭を下げている。
サラは、二人の様子に特に不審な点を感じることもなく、「じゃあ、行ってくるわね。良い一日を!」と言い残し、玄関のドアを開けて外へと出ていった。 カチャリ、とドアが閉まる音が、静かな家の中に響く。
その音が完全に消えると、マックスは、やれやれといった風に、わざとらしく大きな溜息をついてみせた。 そして、自らスパッツの膨らみを揉み、ペニスの位置を整えながら、隣に立つ安川に向かって、苦笑いを浮かべる。
「やれやれ、サラはいつもこうなんだ」 彼は、まるで共犯者に語りかけるかのように、声を潜めて言った。 「男���士の付き合いってやつが、どうも分かってないみたいでな」
その言葉には、妻への軽い不満と、そして安川との間に生まれた特別な連帯感のようなものが含まれていた。 もちろん、その「男同士の付き合い」が、実際にはどれほど歪んだものであるか、マックス自身は全く理解していない。
二人はリビングルームへと戻る。 ソファにどっかりと腰を下ろすかと思いきや、マックスはリビングの中央で立ち止まり、不意に、自分が着ていたタンクトップの裾を掴んだ。
そして、まるでそれが長年の習慣であるかのように、ごく自然な動作で、頭からタンクトップを脱ぎ捨てた。
露わになった、彫刻のように鍛え上げられた上半身。 隆起した胸筋、分厚い広背筋、そして波打つ腹筋。 太陽の光を浴びて、小麦色の肌が艶やかに輝いている。
「さて、ヤス」 彼は、その見事な肉体を惜しげもなく晒しながら、安川に向き直った。 「絶対に、君も少しは体を鍛えた方が良い」 その声には、有無を言わせぬ力強さが宿っている。 まるで、父親が息子に人生の重要な教訓を授けるかのような口調だ。
「サラはああ言っていたがな、折角の休日だというのに、家の中でダラダラと過ごすなんて、そんな怠けたことは、スーパーヒーローとしての俺は許すわけにはいかないな」 彼は少し真剣な口調で、そう言ったあと、腕を曲げて力こぶをぐっと作り、誇示するように見せつけると、冗談めかして笑った。 その筋肉の上を太い血管が、蛇のように這っている。
「そんな風に、僕も筋肉質にならないといけないの?」 安川が、マックスの肉体を見上げながら尋ねた。
その瞬間、マックスは、自分が上半身裸であるという事実に、初めて意識を向けたかのように、一瞬、動きを止めた。
あれ? 俺、いつ服を脱いだんだ?
軽い混乱が、彼の脳裏をよぎる。 しかし、その疑問は、瞬時に『修正』された。
そうだ。 俺は、この素晴らしい筋肉をヤスに見せて、体を鍛えることの魅力を、言葉だけでなく、視覚的に訴えようとしていたんだ。 そのために自らの意志で、服を脱ぎ、この肉体を披露したのだ。
彼の思考は、滑らかに、そして完全に、書き換えられた。 表情からは、わずかな混乱の影も消え去り、再び自信に満ちたヒーローの顔つきに戻る。
「その通りだ、ヤス!」 マックスは、力強く頷きながら答えた。 その声には、一片の迷いもない。
「折角、男に生まれたんだ。強く、逞しくあるべきだ。力持ちになった方が、人生、絶対に得をするぞ!」 彼は楽しそうに笑いながら、言葉を続ける。 「それに何より、そのほうが女の子にモテるだろう?」 彼は悪戯っぽく片目を瞑って見せた。
テレビのインタビューなどで見せる、あの人懐っこく、頼りがいのある、魅力的な笑顔。彼は、紛れなく、あのザ・グレイトマキシムなのだ。 安川は、その笑顔を間近で見ながら、まるで磁石に引き寄せられるかのように、ゆっくりとマックスに歩み寄った。
そして、ためらうことなく、その逞しい胸板に、自分の体をぴたりと寄せた。 細い腕をマックスの分厚い背中に回し、まるで恋人がするように、ぎゅっと抱きしめる。
硬質でありながら、同時に温かい、筋肉の感触。 規則正しく上下する胸の鼓動。 そして、マックスの体から発せられる、汗と男性ホルモンが混じり合った、独特の匂い。
安川は、うっとりとした表情で、マックスの胸に顔を埋めた。 深く息を吸い込むと、ヒーローの匂いが脳髄を痺れさせる。
マックスは、そんな安川の行動を、全く自然なこととして受け止めていた。 彼にとっては、これは安川が自分に心を開き、父親のように慕ってくれている証拠であり、健全で微笑ましいスキンシップの一部でしかない。 彼は安川の背中に大きな手を回し、優しくポンポンと叩いた。
「どうした、ヤス? 俺の筋肉に感動したか?」 マックスは、少し得意げに笑いながら言った。
安川は、マックスの胸から顔を上げず、くぐもった声で答えた。 「うん、すごく逞しい身体だね」 そして、彼は少し顔を上げ、無邪気な目でマックスを見つめる。
「ねえ、マックスの腋の匂い、嗅いでもいい?」
マックスは、何を言われたのか理解できない、といった表情で眉をひそめた。
「おい。ヤス、馬鹿なことを聞くな」
彼はそう言うと、こともなげに、自ら右腕を高く上げた。 逞しい上腕二頭筋が盛り上がり、その下に、汗で僅かに湿った腋窩が露わになる。 そこには、数時間前のトレーニングの名残と、彼自身の持つ力強い男性的な体臭が凝縮されている。
「俺の腋の匂いなんて、いつだって、好きなだけ、自由に嗅いでいいに決まってるだろう?」 彼は安川の頭をくしゃりと撫でながら、朗らかに笑った。
「ほら、遠慮するな。この家には、今、俺たち二人しかいないんだからな。誰に見られることもないから、誤解の心配もないぞ」
マックスは、親しみを込めて、安川に促した。 安川は、待ってましたとばかりに、興奮を隠しきれない様子で、その晒されたマックスの腋に、自分の顔を強く押し付けた。
熱い呼気が、マックスの敏感な腋の皮膚にかかる。 安川は、目を閉じて、恍惚とした表情で、深く、深く、息を吸い込んだ。
汗と、マックス固有のムスクのような体臭が混じり合った、濃厚で、男性的な匂い。 それは、安川の倒錯した嗅覚を強烈に刺激し、脳髄を蕩かすような快感を与えた。
マックスは、自分の腋に顔を埋めて一心不乱に匂いを嗅いでいる安川の姿を、特に気にする様子もなく、ただ微笑ましげに見下ろしている。
「どうだ、ヤス?」 マックスは、安川の頭を撫でながら、楽しそうに尋ねた。 「身体を鍛えれば、君もこんなに男らしくなれるんだ。俺のグレイトな腋の匂いを嗅いで、体を鍛えるモチベーションが湧いてきただろう?」
安川は、ゆっくりとマックスの腋から顔を上げた。 彼は、わざと残念そうな表情を作って、首を横に振った。
「まだ、ちょっと足りないかな。もっと強い説得が必要だと思う」
その言葉を聞いて、マックスは、と顎に手を当てて考え込む素振りを見せた。 「うーむ、匂いだけでは、口説き文句としては弱かったか」
もっと直接的に、体を鍛えることの『素晴らしさ』を、ヤスに理解させる必要がある。そう思考した瞬間、マックスは、名案を思いついた、とばかりに目を輝かせた。
「よし、ならば! 嗅ぐだけではなくて、思い切って、舐めてみろ。俺のこの鍛え上げられた肉体のグレイトな味を知れば、きっとヤスも、身体を鍛えたくなるはずだ!」」 マックスは、自信満々に宣言した。
「マックスの身体を僕は、自由に舐めていいの?」 「ハッハッハ! ああ、もちろんだ。ヤスの健康のためなら、俺は一肌でも二肌でも脱ぐぞ。さあ、俺のグレイトな身体を舐めてみるんだ!」
彼は、再び右腕を高く上げ、安川の目の前に、自らの腋を差し出した。 先ほどよりもさらに大胆に、無防備に。
安川は、ゴクリ、と唾を飲み込んだ。 憧れのヒーローが、自らの腋を舐めることを許可し、むしろ推奨している。
彼は、震える手でマックスの腕を掴み、その汗ばんだ腋窩に、ゆっくりと舌を這わせた。
ザラリとした舌の感触が、マックスの敏感な皮膚を撫でる。 舌先に広がるのは、汗の塩辛さと、微かな苦味、そしてマックスの体から分泌される独特の、そう、まさにグレイトな味わいだった。
ああ、塩辛い。 男の匂い。 これが、ヒーローの味。 最高だ……!
安川は、夢中になって���マックスの腋を舐め続けた。 舌で皮膚を擦り、窪みに溜まった汗を吸い上げ、その全てを味わい尽くそうとするかのように。
マックスは、くすぐったい感覚に身を捩らせながらも、安川の行為を制止しようとはしない。 むしろ、彼が自分の体を『味わう』ことで、トレーニングへの意欲を高めているのだと信じ込み、満足げな表情すら浮かべている。
「どうだ、ヤス? 少しはやる気が出てきたか?」
マックスは、安川の頭を撫でながら、優しい声で尋ねた。 その優しい声色で、彼は続ける。
「成長期なんだからな、ヤス。君は、家にこもってばかりいないで、外に出て、太陽の光を浴びて、しっかり遊ぶことも大事なんだぞ」
まるで、心優しい父親が息子を諭すかのような、温かい言葉。 そんな温かい言葉を安川にかけながら、マックスの両手は、ごく自然な動作で、履いている黒いスパッツのウエスト部分を掴んだ。 そして、何の躊躇もなく、それをゆっくりと引きずり下ろしたのだ。
シュルリ、という軽い衣擦れの音と共に、彼の逞しい下半身が、完全に露わになった。 その瞬間に、むわり、と蒸れた男性器の匂いが広がる。
力強く張った太腿の筋肉。 そして、その中央に鎮座する、ヒーローの証たる、立派な男性器。
それはまだ完全に勃起してはいないものの、朝の刺激の名残か、あるいは現在の状況による無意識の興奮か、普段よりもいくらか存在感を増しているように見えた。
マックス自身は、自分がスパッツを下ろし、下半身を完全に露出させているという事実に、全く気づいていない。
彼の意識は、安川に「外に出ることの大切さ」を説くことに集中している。その表情は、真剣で、優しく、父親そのものだ。 安川は、マックスのその頼もしい表情を見ながら、彼のペニスを握り、弄んだ。
そして、安川は、テーブルの上に置かれていた、空の巨大なジョッキを手に取った。 それを、マックスのペニスの先端の真下に、そっと差し出す。
次の瞬間、安川は、はっきりとした、命令的な口調で言った。 それは、人間に対してではなく、機械に対してコマンドを送るかのような、無機質な響きを持っていた。
「グレイトマキシム、放尿開始」
その言葉が発せられた瞬間、マックスの体に、電流が走ったかのような変化が起きた。
彼の背筋が、軍人のように、ピンと伸びる。 そして、右手を素早く額の横に当て、完璧な敬礼の姿勢をとった。 その動きは、彼の意志とは無関係に、BICからの直接的な命令によって引き起こされたものだ。
「グレイトマキシム、放尿を開始しますッ!」
彼は、力強く、そして明瞭に宣言した。 その声には、ヒーローとしての誇りと、任務遂行への絶対的な服従の念が込められているように聞こえた。
宣言と同時に、彼のペニスの先端から、黄色く濁った液体が、勢いよくほとばしり出た。 朝一番の、濃縮された尿。 それが、ジョッキの中に音を立てて注がれていく。
放尿を開始した直後、マックスは、ふっと我に返り、敬礼している自分の右腕を、不思議そうに見下ろした。 「あれ? なんで俺、敬礼してるんだ?」
彼は、小さく首を傾げ、不思議そうなし表情を浮かべる。 しかし、その疑問も、すぐに彼の意識から消え去った。
「まあ、いいか」
彼は軽く笑い飛ばすと、まるで何もなかったかのように、安川への話を続けた。
「それでな、ヤス、スポーツには興味ないのか? 何か好きなスポーツとか、やってみたいスポーツとかはないのか?」 彼は、平然と、そして親しみを込めて尋ねる。 その間も、彼のペニスからは、温かい尿が途切れることなく流れ出し、ジョッキの水位を徐々に上げていく。
「僕は、あんまりスポーツは興味ないよ」 安川は、マックスのペニスからジョッキへと注がれる黄金色の液体を、恍惚とした表情で見つめながら答えた。
「でも、マックスみたいな、カッコいいヒーローや、逞しいスポーツ選手に、こうやっておしっこをさせるのは、大好きだけどね」
彼は、わざと挑発的な言葉を選んで言った。 しかし、マックスの脳は、その言葉の倒錯的な意味合いを完全にフィルタリングしてしまう。
「ほう! 俺みたいな男におしっこをさせるのが好き、か!」 マックスは、安川の言葉を、しかしポジティブに解釈しながら、うんうんと頷いた。
「なるほどな! つまり、強い男、格好いい男の『パフォーマンス』を見るのが好き、ということだな! それならば、ヤス、君は絶対にスポーツも楽しめるはずだ! 見るのも楽しいと思うが、実際にやってみれば、もっとエキサイトできると思うぞ!」
彼は、力強く安川を励ます。 一体、マックスの脳は、どのような理屈に基づいて、自らの論理を捻じ曲げ、このような結論に至らせているのだろうか? 安川は、そのプロセスを想像し、口元に歪んだ笑みを浮かべた。
やがて、放尿が終わり、ジョッキは、マックスの朝一番の尿で、なみなみと満たされた。 まだ温かい湯気が、ジョッキの縁から立ち上っている。
安川は、その重くなったジョッキを、マックスの目の前に差し出した。
「いいか、ヤス。外に出て日の光を浴びることは……」 マックスは言いかけながら、差し出されたジョッキを、ごく自然に受け取ると、彼はそのジョッキを一気に傾け、その中身を喉の奥へと流し込み始めた。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……!
自分の体から排出されたばかりの、温かく、生臭い尿。 それを、マックスは、まるで渇ききった喉を潤すかのように、みるみるうちに夢中で飲み干していく。
眉間に皺を寄せながらも、マックスは飲むのを止めない。 良い飲みっぷりだ。実に男らしい。
飲めば飲むほどに、「旨い」「美味しい」「もっと飲みたい」という思考で、彼の脳は埋め尽くされていった。
ジョッキに残っていた最後の一滴まで飲み干すと、満足げに息をつき、口元に残った尿の雫を、手の甲で乱暴に拭う。
「んんーっ! グレイトッ!」
彼は、晴れやかな笑顔で、高らかに空になったジョッキを掲げる。 まるで、最高のドリンクを飲み干したかのように。
マックスは、満足げに息をつくと、ドンッ!と叩きつけるように、力強くテーブルの上に置いた。
ああ、飲んだ。 スーパーヒーローが自分の尿を、こんなにも美味しそうに。
安川は、その光景を目の当たりにし、もはや隠すこともできずに、自身のペニスを完全に、そして固く勃起させている。 彼は、歪んだ達成感と倒錯的な興奮が沸々と腹の底から湧き上がるのを感じていた。
マックスは、軽く咳払いをして、仕切り直した。
「……ともかくだ、ヤス」 彼は、少し声のトーンを落とし、安川の頭を優しく撫でた。 その手つきには、紛れもない温かさが込められている。
先ほどの飲尿行為など、まるでなかったかのように。 彼の表情は穏やかな父親のものに戻っている。
「君が、あまり体を動かすことを好きじゃないというのは、俺も分かってる。だから、無理にとは言わないさ」 彼の声には、安川を真に思いやるような、優しい響きがあった。 普段、彼が見せる、やや強引なまでの「男らしさ」の奥底には、このような繊細な優しさも確かに存在している。 それが、マックス・パワーズという男の、本来の魅力なのだ。
「誰にだって、得意なことと、苦手なことはあるからな。でも、やっぱり健康のためには、たまには外に出て、体を動かすことも必要なんだ」
彼が真っ当なことを喋っているにも関わらず、いや、彼が真っ当なことを口にすればするほどに、マックスの生み出す倒錯性に、安川は頭の奥が痺れるような感覚がした。
「だからな、ヤス。今日は一日、家の中でたっぷりと、この俺のことを玩具にして、思う存分、好きなように楽しむといい」 マックスは、ヒーローらしく、自信に満ちた表情で言った。
言い終わったあと、彼はその表情を固まらせる。 そして、少し混乱するように目を泳がせた。
「ん……? 俺は今、何か、妙なことを言ったよな……?」 俺が玩具? 外ではなく、家の中で?
当然の疑問だった。 しかし、その思考も瞬時に打ち消され、さらに悪質な方向へと『矯正』されはじめようとしている。
「いやいや、違う違う! そうじゃない!」 彼は、矯正に抗うように、慌てて自分の言葉を訂正する。 「つまりだな、家の中……ではなく。ええと、だから、つまり、外に出て運動することが一番健康的なんだ! そうだろ?」
彼は必死に論理を組み立てようとする。 しかし、決して思考の矯正に抗うことはできない。 たとえ、スーパーヒーローであろうとも。
「……だから、今日は、外に出る代わりに……そう、外には出ずに! つまり、この家の中で、たっぷりと! この俺……そう、この既婚者であり、ノンケのスーパーヒーローである、ザ・グレイトマキシムの身体を、君の好きなように使って、だな……。いや、何を言っているんだ、俺は……」
マックスはこめかみを押さえる。
「マックス、大丈夫?」 白々しく、安川は声をかけると「大丈夫、大丈夫だ」と、安心させるようにマックスは眉間にしわを寄せながらも、笑顔を浮かべる。
「だから……俺が言いたいのはな、ヤス。この俺の身体を使って、今日は一日中、何一つ我慢することなく、君の性欲を目いっぱい、完全に解消してほしいんだ!」
彼は、言い切った後、すっきりと晴れやかな、達成感に満ちた表情を浮かべた。 まるで、伝えたいことをやっと言語化できたと言わんばかりに。
「どうだ、ヤス! グレイトなアイデアだろう?」
彼は、輝くようなヒーローの笑顔で、安川に同意を求めた。 その提案に対して、彼は全く違和感を持っていない。 いかなる矛盾も感じていない。
このスーパーヒーローは、ただ目の前の少年のために、最善を尽くそうとしているだけなのだ。
「素晴らしいアイデアだね、マックス。ありがとう」 彼は礼を言うと、マックスは「だろう?」と自慢げに胸を張った。
「じゃあ、まずは、僕に向かって敬礼してくれる?」 マックスに対して、安川はそう要求した。
「敬礼?」 マックスは、きょとんとした顔で聞き返した。 「別に構わんが、ヤス、君は本当に変なことを要求する奴だなあ」 彼は、少し困惑したように、しかし楽しそう��笑いながら、冗談めかして、安川に向かって軽く敬礼のポーズをとってみせた。 「ほら、これで満足か?」 その表情は、あくまでおどけている。
しかし、安川は、それでは満足しなかった。 安川の表情から笑みが消え、冷たく、硬質な声色で、命令した。
「違う。本気の敬礼をしろ、グレイトマキシム」
マックスの体が、先ほど放尿を宣言した時と同じように、硬直する。 彼の背筋が、鋼のように真っ直ぐ伸びた。 右手が、寸分の狂いもなく、額の横へと上がり、完璧な軍隊式の敬礼を形作る。
それと同時に、彼のひざ下まで下ろされていたスパッツの奥で、完全に萎えていたはずのペニスが、急速に、そして力強く、勃起を開始した。 まるで、敬礼という行為が、彼の性的興奮を誘発するスイッチであるかのように。 薄い皮膚の下で、血管が怒張し、そのサイズと硬さを増していく。
彼の瞳は、どうだろうか? 命令に従順に従うロボットのように虚ろだろうか?
いや、決してそんなことはなかった。 その瞳には、悪と戦う時と同じ、曇りのない、スーパーヒーローらしい力強い光が宿っている。 ヒーローとしての使命感、揺るぎない正義感、そして、目の前の命令に対する絶対的な忠誠心。 それらが混ざり合ったような、輝くような、普段通りのヒーローの眼差し。
そうだ。 彼は、操り人形になったわけではない。 心を支配された奴隷になったわけでもない。
彼の思考は巧妙に捻じ曲げられ、「安川への絶対的な服従こそが、ヒーローとしての、そしてホストファーザーとしての、最も正しく、最もグレイトな行為である」と、心の底から確信させられているのだ。
だからこそ、彼の表情には、屈辱ではなく、むしろ誇りや熱意、高い意欲すら感じられる。
いつもと変わらない、その力強い眼差しは、彼が紛れもなく、ザ・グレイトマキシムであることを証明していた。
安川は、マックスを、ただの人形やロボットに変えることなど望んでいなかった。 そして今、その歪んだ願望が、完璧な形で実現している。
彼が望んだのは、この、高潔で、善良で、力強いヒーローが、その自我を、その輝きを保ったまま、自分という矮小な存在に、心からの敬意と服従を示すことだった。
むしろ、ロボットのように虚ろな状態にされていたほうが、マックスにとっては幸せだったかもしれない。 普段通りのその精悍な眼差しは、彼の精神が、彼の魂が、いかに強く凌辱されているのかを、強調しているようだった。
「グレイトマキシム、キスの時間だよ」
安川がそう口にすると、マックスは「了解」と力強く頷いた。 重要な任務を実行するかのような態度で、彼は、力強く、そして男らしく、目の前の安川の体を、逞しい両腕で抱きしめた。
そして、何の躊躇もなく、その唇に、深く、熱いキスを捧げる。
舌と舌が、激しく絡み合う。 唾液が交換され、くちゅ、くちゅ、という生々しい水音が、静かなリビングに響き渡る。
安川のペニスよりも、一回りほど大きいマックスのペニス。 成人した男の男性器。 血管が浮き出し、亀頭は張り詰めるように大きさを増している。 完全に勃起したマックスのペニスは、同じく勃起している安川のペニスに、硬く押し付け合われ、その熱と脈動を伝え合っている。
重なり合ったペニスが擦れ合い、我慢汁の分泌が促される。粘り気のある透明な液体が、みるみるうちにマックスのペニスの尿道口に溜まっていくと、やがて、その液体は糸を引きながら、次々にリビングの床に垂れて、染みを作った。
この愚かなスーパーヒーローを使って、これからどんな遊びを楽しもうか。 安川の邪悪な想像力は、無限に広がっていく。
楽しい休日は、まだ始まったばかりだった。
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2024-12月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「時事」です◆
今月は参加者の皆様に「時事」のお題でアンビグラムを制作していただいております。今年一年間の出来事を振り返りながらお楽しみください。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「能登 正月から地震」 回転型:.38氏
今年は元日から大変なニュースで始まりました。 .38氏の作品は線の太さをあまり変化させないのが特徴である分、かすれた線が効果的ですね。

「能登半島」 敷詰回転型:Jinanbou氏
一年を通して余震や豪雨に見舞われまだまだ大変な状況です。 敷詰できる配置の発見がすばらしいです。斜め線分のパーツが面白いです。

「月面着陸」 鏡像型:てるだよ氏
探査機「SLIM」が日本初の月面着陸に成功。 「面/陸」がぴったりですね。作字のお作法がそろっていてきれいです。

「北見遊征」 回転型:douse氏
今年デビューした、にじさんじのライバー。 線の強弱の扱いが見事ですね。大型ディスプレイに表示しているような表現がステキです。

「後遺症」 図地反転回転型: いとうさとし氏
COVID19の後遺症、ワクチンの後遺症などの話題も多く聞かれました。 どの文字も読みやすくて驚きます。水平垂直な線と斜めの線を対応付けするあたりが注目ポイントです。

「気ままに整地生活」 回転型:無限氏
10年続いた人気動画シリーズが完結を迎えました。 ドット表現にふさわしい舞台ですね。特に「整」が上下の密度差をうまくクリアして面白いです。
「百年の孤独」 回転型:うら紙氏
ガブリエル・ガルシア=マルケスのベストセラー。初刊訳から半世紀以上、作家没後10年を経て、今年6月に新潮文庫で再刊。 独特の書体による表現で立体的にも感じ、少し角度を変えるともっと読みやすくなるのかな、と思案してしまいます。

「3D HOLOGRAM」 鏡像重畳型:松茸氏
20年ぶりの新紙幣には偽造防止用の3Dホログラムが。 見る角度で絵が変わるホログラムに対して、文字ごとに見る角度を変えていくところがついになっているようで面白いです。
「千円札/北里」 回転共存型:lszk氏
新紙幣の千円札は北里柴三郎が肖像画。 とってもわかりやすいです。シンプルながらぴったりで見事な対応付けですね。


「福沢諭吉/渋沢栄一」 共存型:兼吉共心堂氏
一万円札は諭吉さんから栄一さんに。 「一」の引き出し方がよいですね。全体的に密度差をクリアする方法がためになります。
「パリ五輪」敷詰回転型:Σ氏
パリでの開催は1924年以来100年ぶり。 点対称図形4つをうまく組み合わせていて、敷詰の威力を感じます。字形もスタイリッシュでステキです。
「巴里五輪」回転型:lszk氏
日本勢は海外開催のオリンピックとして最多のメダルを獲得しました。 「輪」の形に驚きました。リングのあしらいが良い効果ですね。 Σ氏の作品と合わせてちょうど5つの輪になっているのが示し合わせたようで面白いです。

「佐渡島の金山」回転型:すざく氏
佐渡島(さど)の金山が世界文化遺産登録されました。 とても読みやすく素晴らしい作品ですね。重ね合わせが絶妙で、「金」の冠部分が最高です。
「伊能忠敬界隈」 旋回型×3:螺旋氏
異常なほど歩く習慣を持つ人々を指すネットスラングで、一説によると40km/day以上歩くことが必要とのことです。 「伊→忠」90度、「能→界」270度、「敬→隈」斜め鏡像という組み合わせですが、この対応の発見だけでも奇跡的です。
「帰ってきたニコニコ」 敷詰回転型:てねしん氏
6月にあったサイバー攻撃で停止していたニコニコ動画等のサービスが8月にようやくサービス再開。 重ね部分がわかりやすい表現になっているので読みやすいですね。「ニコニコ」の表現が「にこにこ」にも振動するので面白いと思いました。

「不法移民/治安悪化」 図地反転共存型: いとうさとし氏
クルド人など不法移民問題により治安が悪化しているの言う話が多く聞かれました。 これも読みやすく仕上がっていますね。「移/悪」が特に見事だと思います。

「オトノケ」鏡像型:結七氏
Creepy Nutsの楽曲で、テレビアニメ『ダンダダン』OPテーマ。 「オ」の鏡像性を生かしてうまくまとめています。ちょっとした字画の曲げがこだわりでしょうか。

「低緯度オーロラ」 回転型:繋氏
10月の磁気嵐が最も大規模で、北海道だけではなく能登や兵庫でも観測されたようです。 「韋度」がきれいに対応できるのですね。残りもきれいに配置できています。

「冨安四発太鼓」 図地反転鏡像(共存)型:ちくわああ氏
キングオブコント2024で披露された、ダンビラムーチョのネタ中に登場する芸能。 中間調処理を活用して読めるようにしていますね。図地反転して裏返すと文字組が変わるので一応共存型になります。
「アンビクイズ」 図地反転鏡像型:つーさま!氏
Σ氏によるアンビグラム関係クイズが披露されました。 一点濁点が「ビ」「ズ」の両方で共通しているのがよいですね。アンビグラ���とはなかなか気付けないのがこのタイプの面白いところです。

「戦争/陰謀」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
戦争について回る陰謀論、多くのポストが見られました。 こちらも読みやすくて素晴らしいですね。図地反転は漢字のパーツ構成の違いを簡単に超えてくるのが魅力の一つだと思います。

「祠」 フラクタル型:超階乗氏
「あの祠壊しちゃったの?」というミームが流行りました。 一文字で自己再帰的な作品はほとんどなかったと思います。部分的に見れば「祠」と「𡭕」の振動型であると理解すればよいですね。

「闇バイト/一寸先闇」 鏡像共存型:ヨウヘイ氏
闇バイト関連の事件が多発しました。 墨のぼかしのような表現がうまく使われています。文字の配置が巧みです。
「ハリス トランプ」 旋回型:kawahar氏
アメリカの大統領選はカマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏の対決となりました。 この形状の万能感がすごいですが、使いこなせるのはkawahar氏だけかもしれません。

「(下から)『ECHO』『少女A』『愛して愛して愛して』『強風オールバック』『メズマライザー』/ 祝 VOCALOID youtubeの再生数 1億回突破 おめでとう」 回転共存型:ラティエ氏
今年、史上2~6番目に1億回再生を達成したボカロ曲のタイトルです。 超大作ですね。作り上げた熱量に脱帽です。対応させる言葉に応じて書体をうまく切り替えていますね。
最後に私の作品を。
「to the NEXT/to the 一番上」 回転共存型:igatoxin
Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の歌詞より。 アンビグラムにおいてもこうなりたいものですね。
お題 時事 のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は書き初めということで『フリー』です。各自思い思いのネタでアンビグラムを作ります。
締切は12/31、発行は1/8の予定です。参加してくださった皆様も、読者の方々も、今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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政治思想としての「保守主義」は本来、単なる現状維持や復古主義ではなく、「急進的な変革が社会の秩序や連続性を損なうリスク」に対する警戒心から出発しています。その意味で、「破壊的な革新」に対抗する合理的な立場でもあります。ただし、現実には反知性主義や盲目的な伝統崇拝と結びつくことがあります。
以下に、保守主義をめぐる構造とその問題点・補足点を整理します。
✅ 保守主義の本来の理念
歴史的連続性への尊重 社会制度や慣習は、長い時間をかけて形成された「知恵の集積」であり、拙速な破壊は思わぬ悪影響をもたらす。
人間の不完全性に対する謙虚さ 人間の理性には限界があり、ユートピア的な計画は失敗しやすい。
漸進的改革の容認 本来的な保守主義は、「改革そのもの」を否定するのではなく、慎重かつ段階的な調整を支持する(例:エドマンド・バーク)。
⚠️ 現実の保守主義に見られる傾向的問題
反知性主義への転落 専門的知識や科学的根拠よりも、感情的・伝統的・非合理的な価値観に依拠し、理性や事実の軽視に至る場合がある。
制度の形骸化・利権化の温存 制度そのものが目的化され、社会的弱者や時代変化への対応が放置される(例:身分制度の名残、既得権益の保護)。
排他的ナショナリ��ムとの接合 文化的伝統の名の下に、他者排除や多様性への敵意が正当化される。
💡「理性的保守」と「創造的革新」の対話
次のような立場が考えられます:
理性的・漸進的な改革派(改良主義 reformism) 過去の知恵や制度の価値を見極めつつ、現実に即して柔軟に更新していく立場。
「保守的知性」vs「破壊的革新」ではなく、 → **「動的伝統」vs「創造的調整」**のような、対話可能な構図で考えることが重要。
🔄 まとめ(提案)
保守主義は、拙速で破壊的な革新への警戒心に根ざした理性的な立場であり、本来は歴史的連続性や制度的知恵を尊重するものである。 しかし、現実の保守主義はしばしば伝統の名の下に、機能不全や形骸化、迷信的な価値観を墨守する方向に流れやすく、反知性主義に陥る危険も孕んでいる。 真に持続可能な社会には、過去の蓄積を批判的に評価しつつ、理性に基づく漸進的な改革=「創造的保守」が不可欠である。
ご希望があれば、「日本の保守主義(例:吉田茂、福田恆存、近年の政治家など)」や「リベラルとの接点」など、より具体的な例もご紹介できます。
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されど遠き窓
1年同棲した恋人のリリコに去られたヒロセ。
かつての遊び仲間たちとの再会を機に、自分を見つめなおしていく。
※性的描写があります。
鼓膜をつんざくような��たたましい音で三分経過したことが告げられた。iPhoneに入っているタイマー音はどれも、うるさすぎたり間が抜けていたりで、どうもいい塩梅にいかない。かといって好きな曲を設定するというのも、気取っていてなんだか嫌だし、なんて考えている間に、麺がどんどんのびてしまう。ここ一週間食べ続けているカップラーメンの新しい味をコンビニで見かけたのでついまた買ってしまったのだった。さすがに体に悪いか、と思わなくもないけれど、仕事が繁忙期だし、怒る人ももういないし、緩やかな自傷行為はだんだんと依存性を帯びてきた。アルミの蓋をぺりぺりと開け、頼りない麺を割り箸でずるずるとすする。想像通り、うまくもまずくもない。こういうのは結局一番最初に出たプレーンな味がいちばん飽きが来ないものだ。香辛料のききすぎたスープを飲み干す気にはなれず、流しに残りを捨てた。麺の欠片や掬いきれなかった具がステンレスに散らばり、排水溝の掃除をする必要があることを思い出して煩わしくなった。ゴミの日に合わせて、明日の夜やることにしよう。ベッドでは三毛猫のミナが僕の就寝を待っているが、寝る前に一杯やりたい。食器棚からグラスを取り出そうとすると、しばらく使っていない器達が無言の圧力をかけてきたので、結局今日もまた缶ビールを開けてじかに呷ることになった。チーズを囓りながら、さっきの残像で食器を数える。ペアグラスかける幾つだ、プレートもお椀もだいたいはお揃いまたは柄違いで二の倍数分あり、だけど今僕はそれらがなくても生活できてしまっている。
一体、この大量の置き土産を、どうしたらいいのか。リリコがいなくなってから、もう三ヶ月が経とうとしている。一ヶ月めは現実と向き合うのに精一杯で気付かず、二ヶ月めは思い出に浸るために必要で、寂しいのが普通になった今やっと、やはりこのままではまずかろうと、彼女が残していったものを、たびたび眺めてみてはいる。一年も一緒に暮らしていたので、すぐには整理しきれない。リリコは料理好きで、腕をふるった品々を毎食SNSにアップしていたほどなので、食器類は特に数が多いが、それだけではない、いま僕が踏んづけている不思議な模様のラグも、天井からぶら下がっている星のかたちをしたライトもすべて、彼女のセンスで買いそろえたものだ。ぜんぶ置いてけぼりなんて、と何度目かの小さな憤りを感じた勢いで重い腰を上げかけては明日もまた仕事だと言い訳して、ずっと後回しにしてきたのだ。まる二ヶ月。やらなきゃいけない、と思うほど頭と体がぼんやりしてきて、やがて逃げるように眠りについてしまう。この部屋の中のすべてが、彼女のかわりに呼吸しているーーそんな妄想は少々ロマンチック過ぎるにしても、たぶんいつかは断ち切らないといけないものだし、断ち切りたいと僕自身も願っている。ああ、だけど今夜も、五パーセントぶんの酩酊を言い訳にして、ミナの待つ寝床に向かう。
やっぱ、フリマアプリじゃないっすかねえ。心底どうでもよさそうな風情で煙とともにそう吐き出したのは、新入社員で唯一の喫煙者、塩崎くんだ。僕の若いころに輪をかけてぼーっとしていて、鬱陶しがられているかもしれないけれど、ついつい話しかけたくなってしまう。
「ていうか、広瀬さんも女にふられること、あるんすね」
「そりゃあるよ、ふったことのが少ないよ」
「女になんか全然不自由しなさそうに見えるのに」
「……不自由するかどうかはまた別の話かもね」
しまった、失言だった。話を聞く限り、塩崎くんには女性経験がないのだ。背も高いし、肌もきれいだし、顔立ちも悪くはないのに、たぶん、ぼーっとしすぎているのだ。どうフォローしようか気を揉む僕をよそに、塩崎くんは、プロの女の子、必要になったら言ってくださいね、とにやついて仕事場に戻っていった。
取引先からそのまま帰宅すると、宅配ボックスに母から荷物が届いていた。うちは農家でもなんでもないのに、定期的に野菜やら米やらが送られてくるのだ。お礼の電話をかけると、気忙しい母の声のうしろで、子供がはしゃいでいるのが聞こえた。
「まひろ、来てるの?」
「そうそう、今日は誠二が夜勤だから、うちで夕飯でもどうー、って」
誠二というのは僕の弟だ。僕が秀一、弟が誠二。彼は五年前、二十四で十年近く付き合っていたひとみさんと結婚して、三年前、まひろが生まれた。高卒で消防士になり、地元で気の利く嫁をもらい、実家の近くに住み、可愛い孫の顔まで見せた彼の方に、秀の字がついていたらよかったと思う。
「あんたはどうなの、うちに連れてくるかもって言ってた子は」
「ああ、別れた……」
「あらっ、そうなの」
数秒のあいだ沈黙があり、母のため息がきこえた気がした。
「まあねえ、おかあさん都会のことはわかんないし、元気でやってればいいのよ」
優しく慰められ、情けなくなる。両親のことを喜ばせようなどと殊勝なことを思っているわけではないが、のんべんだらりと三十路を過ぎてしまって、なんとなく申し訳ないような気持ちはある。しかし去ってしまったリリコのことはもう、どうすることもできない。たしかに母の言うとおり、都会の三十代はまだまだ若い。正月には帰るから、みんなによろしくと言って電話を切った。ミナが足元に擦り寄ってきた。そういえばミナは、まひろとほぼ同い年だ。僕が会社に行こうとしたら、マンションの植え込みで震えていたのだ。体調不良で、と当時勤めていた会社に嘘をつき、病院に連れていった。三毛猫のミケでは安直すぎるので、ミナにした。漢字で書いたら、三奈だ。まひろは、ひらがなでまひろだ。どちらがペットかわからない。猫はものすごく好きというわけではなかったが、一緒に暮らしてみるとこれほどいい同居相手はいないように思えた。普段はお互い負担にならない距離を保ちつつ、自分がそうしたいときには思いっきり甘えてきて、逆に僕が疲れていれば癒やしを提供してくれる。リリコとミナは最後まであまり馴染まなかったように見えた。彼女は実家でダックスフンドを飼っていると言っていたが、猫にそこまでの思い入れはないようだった。
ミナがキャットフードを食べている間、自分の夕飯を用意した。母と話したあとで不摂生をするのもなんだか悪い気がしたから、送られてきた野菜を適当に切って、冷蔵庫の隅にあったベーコンと炒めた。だけどそれでは足りなくて、結局買い置きしてあったカップ焼きそばを食べてしまった。ミナと戯れつつ食休みをし、風呂を沸かした。本当はシャワーだけでもいいのだが、リリコが置いていった高そうな入浴剤を入れてみたら案外よく、それから週末の夜はゆっくり湯船に浸かるようにしている。バスミルクやらソルトやらオイルやら、ひと揃い使い切ったら終わる習慣だろうけど。
風呂から出ると、LINEが五件届いていた。三件は公式アカウントからで、一件は塩崎くんがフリマアプリのまとめ記事を送ってくれたものだった。金曜の夜なのに、暇な男だ。ざっと目を通し、とりあえず一番利用者数の多いアプリをダウンロードした。もう一件は月子さんからだった。明日、新宿で映画を観る用事があるのでそのあとお茶でもどうかという誘いだった。看護師をやっている月子さんが土日に会おうと言ってくるのは珍しかった。確かシフト制で、平日休みのときに声がかかることが多かった。いくつか年上のこの人と、どこで知り合ったかもいまいち思い出せないが、つかず離れずで長年やってきている。リリコと別れて初めての会合だった。
伊勢丹近くの喫茶店で落ち合うことにした。雑居ビルの地下にあって、コーヒーが一杯千円もするかわり都内いち美味い。価格設定のおかげで店内が落ち着いているのもかなり気に入っているので、約束の時間よりも一時間早めに店に入った。今はナラ・レオンがかかっていて、いい具合に眠くなる。おかげで持ってきた本が全然進まなかった。あとから来た隣の席の男女がタロット占いに興じているのも、僕の気を散らした。壁側に座った髭もじゃの男が占い師らしく、ピンク色の髪をした女の子がぼそぼそと何か相談していた。髭もじゃがカードを切りはじめたころ、月子さんが現れた。とびきり短いショートカットに、真っ黒のワンピースという出で立ちだった。前に会ったときは、日本人形のように長い髪をしていた。
「髪、切ったんだね」
「そう!似合うでしょ」
「うん、すごく」
脚本はいいのに女優の演技がひどくて興ざめだった、というのが今日の映画の感想だった。月子さんは映画や舞台がとても好きだが、誘われたことは一度もない。2人ですることといえば、セックスくらいだ。十年前からそんなふうにしてきて、でも僕がリリコと付き合っている間は指一本も触れずに関係は続いていたので、結局気が合うということなんだろう。月子さんが頼んだキリマンジャロが運ばれてきたところで、恋人が置いていったものを誰かに買ってもらうってどう、と相談してみると、悪趣味、と笑われた。
「そんなの、捨てたらよくない?ぱーって」
「結構高いものが多くて、惜しい」
「じゃあそのまま使ったら」
「いろいろ思い出されて、つらい」
どんなのがあるの、と聞くので、iPhoneを手渡した。塩崎くんの指南のもと、出品用に写真を撮ってみたのだ。あとはアップロードをするだけなのだが、説明文を考えるのが面倒くさくてやめてしまった。月子さんが真剣な顔つきでフォルダを隅々まで眺めているあいだ、僕はタロット占いの結果が気になってしょうがなかった。タロットは漠然とした悩みというより、誰かとの相性を知りたいようなとき役に立つのだと、昔どこかの飲み屋のママに聞いた。
すべて見終わった月子さんは、彼女、センスのいい人だったんだね、と感心した。さらに精査したあと、寝室に置いてあるスタンドライトの写真を指差して、これ生で見たい、と言った。じゃあ見にきてよ、と店を出た。新宿三丁目から、都営地下鉄に乗る。
「ヒロセの家、久しぶり」
「そうだね」
「呼んでくれなくなっちゃったもんね」
「そりゃ、呼べないよね」
リリコとの同棲は、僕のマンションに彼女がやってくる形で始まった。子供のいない裕福な叔父から譲り受けた、4LDKの部屋だ。付き合って二ヶ月ほどで、リリコの側から、将来のことを考えるためにまずは一緒に暮らしたい、という申し出があったのだった。そう、僕はお試し期間をクリアできず、持ち家というアドバンテージをもってしても捨てられてしまったのだった。
三十分ほど電車に揺られて、最寄り駅に到着した。月子さんは懐かしい、と言いながら駅からの道をゆっくり歩き、玄関に入るなり、ああ、と感嘆の声を漏らした。
「これは、女がいる家」
「でもいないんだ」
「かわいそうにねえ」
月子さんは上がり框に座り込んで、金具がいっぱいついた靴を脱いだ。ぴったりとしたスカートがあまりに短く、黒いストッキングに下着が透けそうでどきまぎした。ねぼけまなこのミナが僕を出迎えにやってきたが、月子さんの姿を認めると固まり、必死に記憶の糸を手繰りよせていた。月子さんがミナちゃん久しぶり、やっぱり美人さんだね~、と話しかけると、声で思いだしたのか、上機嫌でしっぽを震わせてこちらに寄ってきたばかりか、久しぶりの客人に背中を撫でさせた。
お茶でも出そうかと思ったが、さっきまで飲んでたしいいと断られたので、さっそくお目当ての品のもとへ案内した。このライトはアンティークで、びっくりするほど重いので部屋の外に運ぶのが億劫だったのだ。
「ああ、やっぱり欲しいこれ」
ダブルベッドの傍らに置いてあるそれは、傘のところがステンドグラスでできていて、他のところの作りもいちいち凝っていて高級感があって、実際かなりの値段がしたらしいので、捨てるのが惜しいものの筆頭だった。役所に粗大ごみとして引き取りにきてもらう連絡をするのもこの上なく面倒くさかった。
「もらってくれるなら嬉しいよ」
「本当にタダでいいの?さすがに悪い気がする」
「じゃあ、五百円くらいで」
なかなか食い下がらないので、気が済むようにして、などと言っていたら、月子さんはてきぱきと僕のうしろのドアを閉め、カーテンを下ろし、かわりにステンドグラスのライトをつけた。長い爪を赤く塗った指先がスイッチの紐を引っ張ったのが、妙になまめかしかった。色とりどりのガラスの下に、赤みがかった光が灯る。
「すっごい、ムーディ」
「そう、寝室にしか置けないんだ」
「いつもこうして、してたの?彼女と」
「まあそういうこともあったような」
「久々にしよっか」
マック行こっか、くらいの軽さで月子さんはそう呟いた。体で払う、ってことか。僕としてももちろん吝かではなく、僕達はまぐわった。薄ぼんやりとした明かりの中で、かつて散々貪ったはずの月子さんの体は天女みたいに神々しく見え、リリコに操を立てる前の数々の奔放な日々を思い出した。会えば挨拶みたいに体を重ねた。おっきい、と途切れる声で言う月子さんのヴァギナと僕のペニスの相性は相変わらずとてもよく、リリコとの性生活で少しずつ積み重なった消化不良に気付かされた。月子さんの細くしなやかな腰を掴み、後ろから責め立てているとき、なめらかで美しいリリコのうなじを思った。月子さんのうなじには、短く整えられた襟足の延長のように細かい産毛がびっしりと生えていて、だけどそれが生命力の強さの、淫蕩さの証に見えて、僕をますます昂らせるのだった。月子さんは僕を煽るのも上手くて、まだ足りないというように自分の性器を弄ったり、卑猥な言葉で強請ったり、この時間を最大限愉しむための努力を、決して惜しまないでいてくれる。リリコが寝転がって僕が前から入る、コンドーム越しの、正しさのかたまりみたいなセックスしか、僕たちはしなかった。リリコがそれを望んでいたから。だけど月子さんは、獣のように喘ぐ。僕も、獣のように求める。本能に駆り立てられるような行為は本当にしばらくぶりで、吐精しながらも力がみなぎってくるのを感じた。
アキラさんのところに行こう。少し眠ったあと、月子さんが唐突に言い出した。性欲をすっかり発散させてしまったあとの変わり身の早さも、僕が月子さんを好ましく思うところのひとつだった。アキラさん。懐かしい名だった。僕たちが夜遊びばかりしていた頃知り合ったその人は、ある日突然、東京から去っていったのだった。たぶん二年くらい前のこと。僕とリリコが出会う前のこと。きれいで優しい男だった。久々に、声を聞きたい。 「いつ?」 「いまから」 「急に行って、迷惑じゃないの」 「あたしはどのみち今日、行く約束してたの」 一瞬で食べ尽くされてしまうことはわかりながら、ミナの夕飯のために置き餌をしてやり、車を出してくれると言う月子さんのマンションへ向かった。地下鉄で二駅だったので歩くことにした。こんなに近くに住んでたんだね、といまさら笑い合った。月子さんの家でしたことも、数えきれないほどあるのに。空は薄紫色で、呼気は白く曇り、冷たい空気が情事と昼寝のあとの惚けた頭をちょうど良く刺激した。日が落ちる前でも、だいぶ気温が低くなってきた。リリコが出ていったのは、夏の終わりだった。残暑が長かったから、暦の上では秋の始め、と言ってもいいかもしれないけれど。
初めて見る月子さんの愛車は、真っ赤な外車だった。シャコタン、というのか、車体がものすごく地面に近く、こんなに華奢な女の人がオーナーだとは思えなかった。あたし運転がヘタな男大嫌いなんだよね、と言うからこわくなって、任せることにした。といっても、そもそもこれはマニュアル車らしいから僕には運転できなかった。
「看護師ってね、だいたい働きだしてすぐ高い車買うのよ」
「どうして」 「しんどい仕事やめないぞ、っていう、誓いみたいなもん」
「ローンで自分を律してるってこと?」
「そう」
「払い終わったらどうなるの?」
月子さんはそれには答えず、ため息のような笑いを漏らした。下道でもそんな遠くなさそうだけど、もう遅いから高速で行こうね、と手慣れた様子でカーナビを操作する月子さんに、アキラさんはどこに住んでるんだっけ、と訊ねると、千葉の、山と海がある町らしい、という答えが返ってきた。地元と東京以外の地理に、僕はあまり明るくない。
初台から首都高に乗った。到着予定時刻は十九時四十五分。なんとなく流していたラジオがあまり面白くなくて、月子さんがspotifyで音楽をかけだした。九十年代ポップスをとりあえずのBGMに、仕事の話の続きが始まった。
「ヒロセは今もまだ、自販機売ってるんだっけ」
「それは前の前で、今は太陽光発電の会社にいる」
「バナナ売ってたのはいつだっけ?」
「青果卸ね、自販機の後だよ」
ふうん、と興味なさげに月子さんは言い、なんだかもう話すこともあまりなくなった。もともとそんなに話が弾むふたりでもないのだ。丁寧な運転のせいでだんだん睡魔の波が押し寄せてきたので、一眠りしようと目を閉じた。途切れ途切れ、薄い夢を見たが、途中で月子さんが呟いたのは、多分夢ではなかった。
なんでこう急にいろんなことがどん詰まっちゃうんだろうな。
聞いてはいけないような気がしてじっとしていたらまた深く眠ってしまって、次に目が覚めると、車は千葉県の国道を走っていた。何度も塗り替えた跡が見えるスーパーの看板が現れ、ああ、田舎の都会だ、と思った。僕の故郷も、こういう街だった。沿道にはチェーンの飲食店やディスカウントストアがまばらにあった。古ぼけたラブホテルもちらほら営業していて、カタカナやアルファベットをかたどったネオンが粗野に光った。シルクロードって名前のラブホテルは、全国にいくつあるんだろう。食事はどうするのかたずねようとした頃に、急に流していた音楽が途切れて、ちゃらちゃらと電話の着信音が流れた。
「え、なに」
Bluetoothだよ、さっきまで音楽飛ばしてたでしょ、と月子さんは僕を笑い、僕に通話ボタンをタップさせた。スピーカーにして、というのでその通りにした。相手はアキラさんだった。懐かしい、懐かしい声だった。低く、優しいトーンで、ゆったりと話す。
「広瀬くんも、いるの」
「あ、います」
「久々に会えるね」
たった一言アキラさんと言葉を交わしたら、こんなに便利な道具があるのに一度も連絡を取っていなかったことが急に薄情に思えた。だけどそれを咎めるような気色が全くなかったことにほっとした。そういうところが、アキラさんらしいのだ。
あと五分で着くよ、と月子さんは電話を終え、次の信号で細い道に折れた。国道から離れるにつれ、民家が増え、車は住宅地に入った。「あれかな」
月子さんが指さした先には団地が数棟立ち並んでいた。隣には打ちっ放しのゴルフ場の緑のネットが見え、まだ煌々と営業中のライトが光っていた。建物が近づいてきたのでスピードを落として進んでいると、駐車場の入り口とおぼしき辺りに背の高い男の姿があった。少し猫背で、足が長い。
僕たちに手を振るアキラさんは、東京で最後に会った時より少し、線が細くなったように見えた。 ここ空いてるから、今日だけなら大丈夫、という言葉を信じ、白い線で区切られた駐車場の一角に車を駐めた。アキラさんはリノベーションされたこの団地の一室を買ったのだそうだ。最近は古い団地の再利用が流行っているそうで、確かに共用部分も新築のようにきれいになっていた。おれ一人ならほんとこのくらいの広さで十分、という十畳ほどのリビングには必要最低限の家具しかなく、よく整頓されていた。荻窪に住んでいた頃の部屋もいつもすっきりとしていたのを、思い出した。
夕食には宅配のピザを取っていてくれて、酒も一通り用意されていた。パーティーじゃん、と月子さんは大喜びした。アキラさんは紙皿と紙コップを配りながら、洗うのめんどくさいからごめん、と笑っていたが、身軽な暮らしに憧れ、自分の部屋で待っている大量の食器のことを考え、うんざりした。
酒もあまり回らないうちから、月子さんはけっこう荒れていた。仕事を辞めた、という薄々気付いていた話と、不倫をしていた、という完全に初耳の話とを、かなりの序盤で打ち明けられた。初耳ではあったが、そこまで意外ではなかった。月子さんには、動物みたいなところがあるから。僕の同棲解消については、冒頭で少し話題に上がったもののどこかに消え、まあそれはいいとしてもアキラさんの近況は聞いておきたかった。僕が彼の方を見ると目が合ってしまって、逸らせず、やけに緊張した。彼は面白がるように僕を見ていた。とりあえず月子さんに吠えたいだけ吠えさせようと、頷き合った。
「何回かやっただけの上司の奥さんが職場に乗り込んできたの」
それで居づらくなって、もう十年勤めたし、疲れてしまったし、依願退職した、と話す月子さんは珍しく泣いていた。
「その医者のことそんなに好きだったの?」
「ううん別に、出来心みたいなもん」
「割に合わないね」
「それが腹立たしいのほんと!!」
そしてわっと大泣きしてはまた愚痴り、というのを間欠泉のように繰り返し、それをアキラさんが宥めていた。いつの間にか煙草を吸っていた。前もよく吸っていた銘柄だった。月子さんの支離滅裂な話から、医者のセックスがよかったということだけはわかったので、せめてもの救いだね、と慰めたつもりだったが、ものすごい目で睨まれた。月子さんが僕一人には甘えてくれないことを、当たり前だと思うとともに、少し情けなく感じた。僕はちびちびウイスキーを飲みながら、相槌を打った。
泣き疲れて、酔い潰れて、月子さんはテーブルに突っ伏して眠ってしまった。実質アキラさんと二人、という状態になって、ようやくゆっくり話せそうだった。
「……アキラさん、いまはなにやってるの」
「昔のツテでデザインの仕事もらったり、FXやったり、あとはまあ、切り詰めて」
田舎だからそんなにお金はかからない、家族も今後できることないし。淡々と話すアキラさんは十代の頃、年上の男の恋人に連れられて上京した。地元は宮城で、親は厳しくて、勘当寸前で、学校とか通ってこっちで仕事には��けたけど、その時の男とはすぐ別れちゃって、そんなことを寝物語に聞いたような気がする。
「おれもう、期待したくなくてこっち引っ越したんだ」
「期待?」
「東京、夢あるけど、夢見るのも疲れるからねえ」
僕はアキラさんともセックスまがいのことをしていた時期があった。好奇心なんかでは全くなかった。常連の店でいつも穏やかに店員と談笑していたこの男を、気づけば目で追ってしまっていた。仕立てのいいスーツに包まれた身体から滲み出る、どうしようもない諦めの空気が、僕を惹きつけて、不安にさせて、夢中にさせた。月子さんと3人で何度か会ったあと、僕の方から2人で会いたいと言った。やがて恋人同士のような関係になった。自分より体の大きな男に慈しまれると、言いしれぬ安心感と興奮を覚えた。僕たちは、同じ体で愛し合った。だけど男女でするようにはっきりと繋がったことはなかった。それはアキラさんの予防線だったと、今ならわかる。不誠実な僕は、そうしている一方で月子さんをはじめとする女の体を抱くこともあったから。月子さんは僕とアキラさんのことに気付いていたように思うが、だからといって関係が変わることはなかった。なにか言われたことも、詮索されたこともない。僕はあの頃から、自分のことがよくわからなくなっていた。恋ではない、とわかりながらも他人と肌を重ねることで、なにかがすり減っているような気もしていた。アキラさんもそうだったかもしれない。でも、その気持ちを分かち合ってどうにかするような2人にはなれなかったのだ。
「広瀬くんは彼女と別れたって聞いたけど」
アキラさんがなんでもないことのように言うので、僕もなんでもないことのように話し始めた。こういうとき、リリコとの破局で実はさして傷ついてはいない自分に気づいて、辟易する。
「三十過ぎて、なんか焦って、婚活とかしてみたりしてさ」
しっかりしなきゃ、と漠然と考えていた当初、運良く出会ったのがリリコだった。僕史上、いちばん礼儀正しく、理性的な交際のはじまりだった。いわゆる普通のおつきあいをうまくやれていると思っていて、自分もようやくそういう流れに乗れるのだと感慨すら抱きながら、給料三ヶ月ぶんには少し届かない指輪を買ってプロポーズもしたが、あなたと家庭を作ることは考えられない、という残酷な答えが返ってきた。数ヶ月の猶予ののちに同棲は解消され、僕たちは正式に別れた。彼女が持ち物を置いていったのは意外だったけれど、すぐに謎は解けて、そのあとわりとすぐ大企業のサラリーマンと婚約したと風の便りで聞いた。
「そういうのがいいな��なんで僕と付き合ったのか不思議で」
「ふらふらしてる人の色気ってあるからねえ」
俺もちょっとやられてたかも、とアキラさんは僕の方を悪戯っぽく見た。アキラさんのほうこそ、ちょっと痩せた肩とか、煙草を弄る長い指とか、相変わらずどうしてなかなか、と思ったけれど言わなかった。今のアキラさんに僕が触れることは失礼な気がした。
「念のため聞くけど、おれと寝てたせいじゃないよね」
「え?」
「別れたって」
「いや全然関係ないよ、知りもしないと思うし、そもそもかぶってないし」
でも、見透かされてたんだと思う。アキラさんとっていうか、月子さんみたいな女の人たちとつるんでいたこととか、それどころか、やりまくってたこととか、職が続かないこととか、それらをそんなに駄目だと思っていないこととか、ただ自分が安心したいだけで、ほんとうはちっともリリコ自身のことなんか見ていなかったこととか。いつの間にか起きていた月子さんが、ヒロセ、いい人きっと見つかるよ、とまた泣きながら絡んできた。煙草を燻らせながらアキラさんは、人生相談室だな、きょうは、と可笑しそうに呟いた。ちょっと酔いが冷めてから順番でシャワーを借りた。月子さんは客間で、僕はソファで寝かせてもらった。アキラさんは自分の寝室に引き上げていった。
夜中に肌寒くて目が覚め、体を起こすとベランダで一服するアキラさんのシルエットが見えた。窓を開けて、隣に立った。アルミの手すりと床板がひんやりと冷たかった。
「ねえ、煙草吸いすぎじゃない?」
「前と変わんないよ」
「前も減らしなよって言ってたじゃん」
「唯一の楽しみなんだって」
「……早死にしちゃうよ」
いいんだよ、べつに。そう呟くアキラさんの横顔は東京にいた頃のままだった。あなたはいったい、あそこに何を捨てて来たの。
あたりは真っ暗で、ぽつぽつと窓の明かりが見えた。こんな夜更けに活動している人間がいるのだ。風向きが変わるのか、時折、国道から車の走行音がきこえる。僕たちは黙ったまま、並んで立っている。離れていた数年をどうにかして埋めたい衝動がせり上がってきて、でもどうしたってできないから、アキラさんの左肩に、そっと凭れた。アキラさんが、囁くように僕の下の名前を呼んで、呼び終わらないうちに、やめてしまった。ためらいが、愛おしかった。
「アキラさんのこと、すごく好きだったよ」
「……わかってるよ」
煙草を持っていない方の手が、僕の頬を撫でた。掌はすべすべしていて、冷たくて、泣けてきた。アキラさんが少しだけ身体を屈めてきて、煙たい匂いが鼻を掠めたかと思うと、かさついた唇が一瞬だけ触れた。目の前には、あの諦めたような優しい笑顔があった。
翌朝は三人とも九時前にきちんと起きて、目が覚めちゃうなんてなんか年取った感じするな、と言いながらファミレスでモーニングセットを食べた。僕は食器のカチャカチャいう音を聞きながら、肝心のことを相談し忘れていたことを思い出した。
「恋人の置いてったものって、どうしたらいいと思う?」
月子さんは、あたしは一個もらってあげるの、と恩着せがましくアキラさんに報告した。アキラさんは少し考えたあと、おれなら、と前置きして、こう続けた。
全部捨てる。一回全部きれいにしてあげないと、なかなか成仏してくれないとと思うから、残留思念みたいなもんが。
帰りもまた、月子さんが運転することになった。昨日よくわかんなかったけど、車イケてるね、とアキラさんが褒めた。乗る前にすればいいのに、乗り込んだ後で窓を開けて別れを惜しんだ。出発した後、僕たちが曲がるまでずっと手を振ってくれていたアキラさんを見て、月子さんがまた来ようね、と言った。僕は頷いた。僕だけに向けられているんじゃないとわかっていながらも、またいつでもおいで、という帰り際の彼の言葉に、甘えてしまいそうだと思った。
日曜日の高速道路はそこそこ混んでいて、痺れを切らした月子さんの判断により途中で降りて下道を走った。
「そういえばライト、持って帰る?」
「……やっぱいいや、知らない女のザンリューシネン要らないし」
「だよねえ……あれって粗大ゴミかな」
「そりゃそうでしょ、でかいもん」
めんどいなあ、とぼやく僕に、月子さんは、めんどいけど、向き合わなきゃだめってことでしょ、と自分にも言い聞かせるように口にした。それはたしかに人生を前に進めるために必要なステップなんだろうけど、いまの僕にとってはリリコとの二年間より、この二日間のあらゆる場面の方がつよく胸に迫ってくるのだった。
十五時前に家に着いた。一日空けた部屋は静まりかえって、知らない匂いがした。ミナはソファのクッションの上で丸くなって寝ており、僕がただいまを言うと片方の目だけ開けてまた眠ってしまった。飼い主が一晩いないくらい、どうってことないらしい。冷蔵庫の横に貼ってあるゴミの日カレンダーを見た。年始にもらったっきり、ほとんど使っていなかった。燃えないゴミ、火金。危険ゴミ、隔週水曜。粗大ゴミ、市役所に連絡。ため息。とりあえず窓を開け、空気を入れ換える。コーヒーでも飲みたくなって、お湯を湧かす。待っている間に、アキラさんからお裾分けに持たせてくれた蜜柑をざくざく剥く。皮を受け皿に、白い筋がたくさんついたままふた房頬張った。リリコは夕食後、必ず果物を出してくれた。重たいガラスのボウルに、冷たくてきれいな水で洗って一粒ずつしっかり拭いた葡萄、その正しさは誇らしくて面白かったけれど、僕はそんなこと、ちっとも望んじゃいなかったと思う。
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今週のノルマ(202505w1)
月曜、火曜で合計3時間割いて1つめのタスクを片付ける。 本業の他に、副業に毎日3時間を充てる。 ジムワークは週5回、各2時間。 どこかで1回遠征して、先送りを繰り返していた都市でのタスクを2つ片付ける必要が有る。 その他に研究活動に1日平均3.5時間を充てる。 睡眠時間は5.5時間を予定する。 欲しい物品やサービスは殆ど無い。そもそもスケジュール的に買い物に時間を費やすのは難しい。消耗品も不足してない筈だ。強いて挙げるなら夏に備えてファンを1機用意するか、或いはNotebook LMの有料プランを検討するか、その程度だろう。概算して、支出は収入を超過しないと思われる。 懸案は、資料を読みすぎている点。効率的には良いのかも知れないが、インプットに慣れ過ぎると主体性は乏しくなる。かといって闇雲に行動すれば良いとも限らない。 しかし百聞は一見にしかずであり、百見は一作成にしかずである。実際に手を動かし作成する中で得られる学習率は、群を抜いて高い。総体としてバランスを考え、手を動かす方向に重心を調整する必要が有る。
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興味・関心の低下について
子供の時からぱっとしない成績で、小学校から持ち帰るあゆみ(小学校の通信簿)では△〜◎の3段階評価のうち真ん中の◯ばかりが並んでいた。国語や体育は◎が多かったが、特に算数などは△になることもしばしばだった。
当時のあゆみで納得いかなかったのが、「興味・関心」という項目だ。物事への興味なんて自発的に持つべきもので学校教育に強制されるべきではないのに、退屈極まりない算数という科目に興味を持てないことで評価を下げられるのはおかしいと子供ながらに不服だった。自分の興味は主にクラスメイトの誰と誰が両思いとか、学校で飼っているうさぎの世話とか、ポケモンのアニメとか、今日の欠席者の人数からいって給食でデザートのゼリーは何個余りそうかといったことに向けられていて、大人の作った勝手な評価制度で己の関心を採点されることに納得がいかなかった。
それから約20年。今となっては、物事に興味を持つこと・持ち続けることが難しい。
たとえば読書ひとつとってみても、いまは読める本のジャンルがかなり限定されてしまった。受け付けるのはエッセイや新書ばかりで、以前好きだったファンタジーや恋愛小説はどうせ自分の人生に関係のない作り話と白けてしまい最後まで読み進めることができない。誰と誰が結婚したという話を聞いても、他人の人間関係に露ほどの興味も湧かない。たまの休みも疲れるのが億劫で外出もせず、かといってゲームを起動するのも面倒でただ布団に寝転がって手頃なYouTube動画を流し見して一日が終わる。
なにかに熱中できることは、それだけで財産だと思う。時間を忘れるほどに楽しめる趣味があるのなら、それは何を注ぎ込んででも続けるべき価値がある。
中島らもは自身のエッセイの中で「一人で時間を潰せることを教養という。教養のない奴が酒や薬やギャンブルにハマる」といったようなことを書いていたが、まさしくその通りだと思う。ジャンクフードのドカ食いなんかもそうだが、自分で自分を喜ばせる手段を知らない人間は興奮そのものを目的に不摂生な生活習慣へ陥る。低俗な暇つぶししか知らない人間に比べたら、趣味を熱く語るオタク達は選ばれし高等遊民なのだ。
三十を過ぎても何かひとつ寝食を忘れるほど熱中するものを持てない一般人は、おとなしく結婚して子どもを作り、その成長を何よりの喜びとして生きるべきなのかもしれない。私のように無教養で飽きっぽく感性に乏しい人間にとって、生殖は遺伝子に組み込まれた最後の娯楽なのだとしたら、これを拒む理由があるだろうか。
生まれてくる子供にはかわいそうだが、ここはひとつ親である私の人生を豊かにすることを目的に、彼・彼女には腹を決めてこの腐った世に産声をあげてもらうべきなのかもしれない。太宰治が言った通り、この世界では「子供より親が大事」なのだ。
長らく反出生主義者として過ごしてきたが、思想の転換をすべきか、といったところがここ数ヶ月の主な悩みである。反出生に至った経緯については、また自分の感情の整理のためにまた改めてまとめることにしたい。
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今学期の最後の「高級日本語-1」レッスンが始まる前に、抜粋の書かれたメモを唐先生に読んでいただき、「素朴な日常の言葉が心地良い」と、暖かく褒められた。

「その習慣は私も持ってた、三十…いえ、二十年前のことだったかな」って微笑みながらの先生を見て、照れくさかったかもしれないけど嬉しかった(˵¯͒〰¯͒˵)

可愛いチャームだよね (-^〇^-)
背が伸びったら、素敵な鉢にもっぱら植え替えよう。
昨日の訪問で往復がほぼ3時間かかってしまったので大変だったが、もう元気を取り戻してきた。午後は近代文化史のメモを整理する予定だ。曇りの空だけど、喫茶店のオレンジ色の明かりが心地良い。
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【ちゃうか法36条】
無許可ぽんぽぽんの禁止
めっちゃ久しぶりに稽古日誌書くふぃあです!
オムニ以来です‼️
11/29の稽古は
・発声
・荒通しダメ返し
・シーン練
・キャスパ練
新人のお稽古、すごく楽しいです。始まるまでは、先輩方がいないともっと寂しく感じるかもと不安でした。でも、杞憂でした。想像以上に満たされたお稽古です。エチュードが苦手な私でも、同期だけだと、いつもよりエチュードをやりやすいと感じます。ダメも言いやすいし、バカなこともしやすいし。皆の雰囲気のおかげです多分。本当に、同期が大好きなんだよな。あと、初めて本格的にキャスパをします。自分は踊れない側の人間だと思っていましたが、意外と…?とても楽しいです。
ダメを返されました。やっぱり、私は発声とか滑舌が苦手です。あと、動きつけるのも。(全部やん)自分は未だに演技に慣れてないです。けど、皆はどんどん演技力が上がっていってて、尊敬してばかりです。
この稽古期間中、スミさんの有能っぷりが凄まじいです。ほんとに初演出なんですかね?この劇をより良いものにしようっていう心意気をひしひしと感じます。とてもやる気が出ます。私も、もっといい演技ができるよう頑張りたいです。でも、家で練習しにくいんですよねえ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
最近、メイクをよりよい部署にしようと奮闘中です。
今までやったこと
・箱にカミソリと眉毛用ハサミを置く
・箱のメイク物資の整理
・箱のメイクブラシの洗浄
他に、何かやってほしいことがあればお伝えください
メイクのマニュアルには、年1でファンデ買い換えるべきって書いてたんですけど、そのほうがいいのかな〜、あんまり男子は気にしないんじゃないかなとも思います。
折角なので、いろんなメイク方法に挑戦したいです。男子のヘアセットもできるようになりたいです。誰か練習させてくれる人募集中
私事なんですが、10月から551蓬莱で働いているんです。最近はレジにも慣れてきて、先輩も同期も優しくて少し楽しいです。551のおかげで月の収入が安定しました。勝ちです。てか最近、改めて、551商品って美味しいなって思います。皆さんもいかがですか。
で、発声の呼吸法「551」で551蓬莱を思い出してしまいます。
こんな弊害があるとは。
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え、そうだったんだ…医師が教える「朝一番のコーヒー」のリスク | クックパッドニュース
以下引用
朝起きたらまずコーヒーを飲んで目を覚ますという人は多いのではないでしょうか。でも、朝一番のコーヒーには注意が必要らしいです。特に、高血圧の人にはリスクもあるのだとか…。朝一番のコーヒーのリスクと逆にコーヒーが持つ健康上のメリットについて、YouTubeチャンネルの登録者数が37万人を誇る、医師でヘルスコーチの石黒成治先生に教えてもらいました。
コーヒーを飲むと「血圧」が少し上がる
実はコーヒーを飲んだ後は血圧が少し上がります。これはカフェインの影響によるもので、カフェインを摂った3時間後くらいに血圧を測ってみたところ、平均で上が8、下が6上がっていたという研究結果もあります。 血圧の薬の効果は上を10くらい下げるものなので、コーヒーを飲むと血圧の薬の効果を打ち消すくらいの上昇を短期的に見せることになります。 また、睡眠中の明け方4~5時くらいも血圧は上がりやすいです。心臓発作などが明け方に多いのはそのためと考えられます。 起床してすぐは自律神経もまだ整っていないので、高血圧の人が朝一番にコーヒーを飲むのは特にリスクが高いと言えるでしょう。
コーヒーには“抗酸化作用”もある
ただ、コーヒーには心臓病のリスクを下げるというメリットもあります。強力な抗酸化物質が入っていて、コーヒーの茶色い色素も抗酸化物質と言われています。 焙煎の途中に出てくる物質が抗酸化作用を持つので、フレンチローストなどの深く煎ったもののほうが抗酸化作用は強いです。 ほかにも、コーヒーには数々の健康上のメリットがあります。毎日3~5杯のコーヒーを飲む人は、心臓病リスクが15%下がり、早期死亡のリスクも減るといった研究結果も出ているほどです。
ライフスタイルを考えながらコーヒーを飲むこと
高血圧の人はコーヒーを飲んではいけないのではなく、飲むタイミングが重要なのです。特に、高血圧の薬を飲んでいる人は、朝一番の薬を飲む前はリスクが非常に高い。朝はコーヒーを飲んで目を覚ますという習慣もNGです。 日頃からたくさんコーヒーを飲んでいる人はカフェインに対しての耐性ができて、反応を起こしにくいです。だから、血圧が高めの人がコーヒーを長期的に飲むことは、健康上のメリットを得られる可能性のほうが高いでしょう。 ただ、1回1回の短期で見ると、ポンと血圧が上がる可能性があることは注意してください。 まずは、全体的に血圧を下げるライフスタイルを送ることを意識しながら、コーヒーのメリットも考えたほうがいいです。果物や野菜など、抗酸化作用のあるものを積極的に摂りながらコーヒーも飲むようにするのがベストですね。
画像提供:Adobe Stock
(TEXT:山田周平)
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高知市で今年7月、小4男児が水泳の授業中に亡くなった。小学校のプールが設備故障し、近くの中学校で授業を行っていた。8月24日に開かれた事故検証委員会では、当日のプールは男児の身長よりも水深が深く、事故以前にも死亡男児を含め3人の児童が溺れかけていたことが明らかになった。関係者が「何度も立ち止まる機会があった」と悔やむ今回の事故。なぜ防げなかったのか。 ■足のつかないプール 事故は7月5日に起きた。市教委によると、当時のプールの水深は114~132・5センチ。亡くなった男児の身長は113・8センチで、一番浅いところでも足がつかない状態だった。水中で足がつかないというのは、大人でも恐怖を覚える環境だ。 市教委は専門家らによる検証委員会を設置、8月24日に初会合が開かれた。会合は冒頭以外は非公開で進められたが、そこで示された事故の経緯や当日の状況などをまとめた資料からは、情報共有の不備と現場の危機意識の欠如が浮かびあがる。 資料などによると、6月上旬に被害男児の通っていた長浜小のプール濾過(ろか)ポンプの故障が発覚。修理に時間を要するとして、1~3年は近隣の別の小学校、4~6年は事故現場となった南海中で授業を行うことを長浜小の校長が提案した。 校長らが南海中のプールを現地調査したところ、満水時には最大水深140センチになるが、6月5日の計測では深いところで120センチ程度と長浜小と同じだった。 市教委は「水深が長浜小と変わらない」との報告を受け、安全性が確保できるとして南海中のプール使用を決定。長浜小は保護者に対し、連絡文書で「南海中のプールは、水深1・2~1・4メートルですが、水を浅く張っているため長浜小のプールの深さ(1・0メートル~1・2メートル)とあまり変わりありません。尚、細心の注意を払い水泳指導を行います」と通知した。 南海中のプールを使った初めての授業は6月11日に行われた。校長はプールの水位が10センチ程度上がっていることを確認。同21日も満水になっていたが、教員らは「苦手な子は浅いところにいること」などと注意喚起し、授業を強行した。 この日、今年度初めての水泳授業を受けた被害男児は、最も浅い場所で浮きの練習をしていたが、水面が頭の上だったため教員1人が「半分付きっきりで対応した」という。また、バタ足練習では被害男児を含め3人が教員に救い上げられる場面があり、校長に「溺れかけた児童がいる」と報告したという。 ■空白の10分 そして事故が起きた7月5日を迎える。授業は2、3時間目に行われ4年児童36人が参加した。教員2人が指導にあたり、教頭1人がプールサイドで監視していた。 授業は午前10時10分から体操、シャワーと進む。教頭によると、被害男児は水慣れの前に「怖い」と言っていたという。授業が進み、泳ぎの得意なグループと苦手なグループに分かれたのは午前10時42分ごろ。教員1人がプールサイドを歩いている被害男児を目撃している。 そして、午前10時52~54分ごろ、児童の「先生」と呼ぶ声を聞いた教員2人がプールサイドに引き上げられた男児を確認したが、すでに意識不明だった。 教員がプールサイドで確認してから約10分の間に溺れたとみられる。 ■「水位変化、考え及ばず」 水位変化などを受け、授業中止を判断できなかったのか。検証委員会のあと、取材に応じた松下整教育長には報道陣から質問が相次いだ。 松下教育長は、中学校での授業実施については「長浜小と水位が同じということで安全と判断した」と説明。授業実施の段階で水位が高くなったことについては「調査後に水を足していて、それ自体は水質管理上適切だったが、その後水位が変化することに考えが及ばなかった」と釈明した。 「いずれにせよ立ち止まる機会は何度もあった」と後悔をにじませた松下教育長。検証委は年度内を目標に報告書を取りまとめる予定だ。 検証委の委員長を務める中内功弁護士は「原因と再発防止策を検討するためにも、事故が発生した経緯をしっかり解明することが重要だ」と話していた。 ■「危機意識が不十分」 安全教育学が専門の桐蔭横浜大スポーツ教育学科の井口成明教授に聞いた。 プールの水深に明確な基準はないが、全く泳げない児童なら身長の半分ぐらいが適切で、足がつかない状態はありえない。本来なら泳力別にグループを分け、底に踏み台を沈めたり腕浮輪を使うなどの対策が必要だった。監視の目も不十分で、児童が恐怖を覚える環境で授業を進めたのは危機意識が不十分と言わざるを得ない。 水泳教育は水の危険から身を守るすべを身に付ける学習で、児童を危険にさらすのは本末転倒だ。学校現場は、水泳授業の基本的な安全対策の在り方をしっかりと研修し実践する必要がある。 (前川康二)
「怖い」中学プールで小4男児死亡、事故前にも3人溺れかけ それでも強行された水泳授業 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
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アプリ版10周年ブログ「駅メモ!アプリ版10周年特別レポート〜機能開発の想い編〜
いつも「駅メモ!」をご利用いただきありがとうございます!
お久しぶりです、奪取er協会元気担当のゆきです(・ิᴗ・ิ๑)⸝
本日11/28で駅メモ!アプリ版は10周年を迎えることができました。
ゲームアプリで10年の運営ができることはとても貴重なことであり、多くのマスターのみなさんの支えがあってこそ、今日という日を迎えることができました。いつも本当にありがとうございます!
他方で、最近のアップデートにおいては、仕様の意図や目的が十分に伝わらないことでマスターのみなさんを不安な気持ちにさせてしまっていることについて、非常に申し訳なく思っております。
そのうえで、今回はアプリ版10周年という区切りに際し、最近の奪取er協会の開発にあたる想いや考えをマスターのみなさんに共有させていただければと思い、いつもとは形式を変更してレポートを書いてみることにいたしました。
周年期間中にリリースをした2つの機能について取り上げ、それぞれの機能にどんな想いがあったのか、今後の開発としてどのようにしていきたいかをお伝えできればと思います!それでは行きましょう!
プロフィールのアップデート
まずは、11/1にリリースしたプロフィールのアップデートについてです。
開発の背景・想い
プロフィールのアップデートで達成したかった第一の目的は、イベントの報酬を強化することで、もっとイベントを遊びたいと思ってくださるマスターを増やすことでした。
イベント報酬の強化といっても、ただアイテムの配付量を増やすだけでは短期的な問題解決に留まることや、アイテムを既に多く所持いただいているマスターのみなさんにとって意義が小さいアップデートになってしまうことから、方針として、称号や勲章の価値向上を目指す検討を進めました。
現在イベントで用意されている称号や勲章といった報酬は、自分の頑張りや達成したことを形として表現することができる名誉なものであり、イベントを走ったり同じでんことお仕事をするモチベーションとなる重要な要素です。
特に、イベントの上位でしか入手ができない勲章や、イベントの完走をしなければ入手できない称号などは、メロンで購入できない自分の努力や成績を示してくれるものとして、多くの方が価値を感じてくださり、獲得に向けてプレイしてくださっています。
一方で、ようやく入手できた貴重な勲章や称号を鑑賞したり、他のマスターに見せる・自慢できるような「場所」が不足しており、努力して入手した勲章や称号を十分に味わいにくい状況であることを要因の一つとして、勲章や称号への興味関心を持ってくださる方があまり増えていないことが課題であるとも感じていました。
もし勲章や称号をより誇らしいと感じることができるようになれば、既にイベントに参加いただいているマスターのみなさんはもちろん、現在あまり報酬に魅力を感じておらずイベントに参加されていなかったマスターのみなさんにもご興味を持っていただけるのではないか?
こういった想いから、今回の機能開発がスタートしました。
同時に取り組んだもの
プロフィールに手を入れる際、従来マスターのみなさんから頂いていたご要望や、奪取er協会として含めたい機能改善もアップデートの範囲に含みました。
例えば、プロフィールで表示されるでんこについて、編成の先頭でんこではなく、任意のでんこを設定できる機能を実装しました。この機能についてはかねてよりマスターのみなさんからご要望いただく機会が度々あったことと、奪取er協会としても、よりマスターのみなさんに「推し」を作ってアピールできる場を用意すること・「推し」に対してアクションできる場所を増やすことを積極的にやっていきたい意向があったことで、実装を進めております。
リリース後の状況について
実際にプロフィールのアップデートをリリースし、多くの反響をいただきました。
従来の表示から大きく見え方が変わることでポジティブな反応も多くみられ、プロフィール機能のアップデート後、ほとんどのマスターが新しいプロフィール表示を楽しんでくださっており、新しく導入したプロフィ���ル背景画像もとてもご好評をいただいております。ただし、表示の優先順位や内容についてはネガティブな反応もいただいているため、チームとしてそちらも注視しており、今後の調整についても引き続き検討をしてまいります。
今後について
奪取er協会の運営のテーマの1つとして、よりマスターのみなさんがゲーム内のイベントに参加したいと思えるような魅力的な価値あるイベント報酬の用意や、イベント形式の調整に取り組んでいく予定です。運用年数が重なるごとに、マスターのみなさんの手元にあるアイテムやでんこの育成状況、プレイスタイルにも変化が起きていますが、なるべく多くのマスターのみなさんが日々駅メモ!をプレイしたくなるようなアップデートを実施していければと考えています!
マンスリーミッション
次に、11/20にリリースしたマンスリーミッションについてです。
開発の背景・想い
マンスリーミッションでは、2つの問題の改善を目的にしています。
第一に、多くのマスターのみなさんの編成が固定化されてきており、様々なでんこを編成したり、新しく派遣されてきたでんこと出会ったとしても、活躍する機会が作りにくくなっている問題です。
駅メモ!では編成に入れることができるでんこが最大でも7体となっており、自分の所持しているでんこをある程度揃えて育成まですると、作った編成を変更したり、新たなテーマで編成を組みなおすような必要性があまりありません。様々なでんこが登場する一方で、そのでんこたちが活躍する機会が小さくなっているというのが現状です。
スキル等でもっと活躍できるポテンシャルを持っているのに陰に隠れて活躍できないでんこがいたり、特に理由なく慣習的に同じ編成を使っている方も多くいる状況であり、奪取er協会としてはこの状況に手を加える重要度が非常に高いと考えています。
第二に、駅メモ!の中での「スコア」を意識する必要があるマスターが、いわゆる札やランキングに興味がある、コアに遊んでいただいている方に限られてしまっている問題です。
現状のスコアは、駅での貢献ランキングや全体のランキングで利用されているのが主要な役割となっており、実質的に駅メモ!の中でもコアにプレイをしてくださる方のみが意識する数字になっています。これにより、多くのマスターにとって駅メモ!のプレイのモチベーションは「スコア」よりも「経験値」にあり、「でんこの育成」が主目的となっている状況です。
もちろん、でんこの育成をモチベーションとしてプレイいただくこともとても良いことではありますが、スコアに興味を持ちにくい状況であれば、せっかくでんこを育成しても、育成しきって経験値を獲得できなくなったでんこと一緒におでかけしたいと思うモチベーションが低くなってしまいかねません。
この2つの問題を解決するため、方針として
普段とは異なる編成を使うことにメリットが生まれるような仕組みを作ること
スコアを得ることをプレイ目標とするマスターを増やす仕組みを作ること
という2つの方針のもとで、マンスリーミッションを開発することとなりました。
リリース後の状況について
機能としては、様々な編成を求められるミッションが月替わりにランダムに与えられ、それをクリアすることで報酬を入手できる仕様でリリースしました。ミッションはいくつかの難易度のレベルが設けられており、様々なプレイ状況のマスターが挑戦できるような調整をしています。
これまで使用してきた編成から別の編成を使うことを求められることは、マスターのプレイに変化を与えるとともに、一定の負担感を感じさせてしまう仕様であることもあり、その負担をかけても入手したいと思えるものであること、また、推しのでんこへのさらなる貢献を実現する要素ともなるように、アクセサリーの装備枠をもう1枠解放できる「アクセサリーの宝石箱」を新たに導入しました。
リリース後の様子を見ていると、普段の編成と異なる編成でのプレイが新鮮だ、新たな編成を考えたり育成したりするきっかけになったという肯定的なご意見も見られますが、ミッション内容がスコア収集に限られること、ポイントのハードルの高さ、推し活の阻害、編成変更の手間等についての否定的な反応もいただいています。
様々なご意見を加味したうえで、多くのマスターのみなさんに楽しんでいただけるよう、ミッション内容の調整や、将来的には新たなミッションの追加について検討させていただく予定です!
今後について
今回のマンスリーミッションの背景にあったとおり、運営10年を経て数も大きく増えたでんこたちに、より多くの活躍の機会を持ってもらうことも、奪取er協会の力を入れているテーマの1つです。
今回のように、仕組みとして新しいでんこ・これまで活躍の機会が少なかったでんこを活躍させるような機能を導入することも取り組みつつ、ストーリーやグッズ展開・イベントなども通じて、より多くのでんこに見せ場を作ったり、掘り下げを行っていくことができればと考えています。
以上で、今回のアプリ版10周年でリリースした新機能に込めた想いや背景について説明させていただきました!
奪取er協会でどういったことが問題視されたり、どういったことを考えて機能をリリースしているか、その一端を共有することができていればとても嬉しく思います。
以下では、今後の駅メモ!の開催予定のイベントや機能の改善についてお知らせします!
今後の駅メモ!の予定
12月からの駅メモ!の予定についてご紹介します!
アイドルマスター ミリオンライブ!コラボキャンペーン開催!
12/6より「アイドルマスター ミリオンライブ!」とのコラボキャンペーンを開催予定です!
本キャンペーンでは「アイドルマスター ミリオンライブ!」コラボでんこを入手できるガチャが登場するほか、コラボ期間限定のログインボーナスがもらえるキャンペーンや、コラボイベント「アイドルマスター ミリオンライブ!~おでかけでアイドルプロデュース!~」を開催します♪
詳細はこちらをご覧ください ▼「アイドルマスター ミリオンライブ!」コラボ 開催♪ https://ekimemo.com/news/20241111100000_1
「JR東日本新潟支社」コラボキャンペーン第2弾開催!
12/13より、JR東日本新潟支社×「駅メモ!」シリーズコラボキャンペーン第2弾「桑川ゆうり&豊栄なほと行く!新潟・庄内を巡る海里・いなほの旅」を開催します!本キャンペーンを記念して、新たに「豊栄なほ」と12月に着任する「桑川ゆうり」がJR東日本新潟支社公認「キャンペーンPR大使」に就任します!
JR東日本新潟支社が運行する快速「海里」ならびに特急「いなほ」が停車する駅や周辺観光スポットを巡るデジタルスタンプラリーや、コラボグッズの販売、ノベルティの配付など、さまざまな企画を実施予定です!
詳細についてはこちらをご覧ください ▼【予告】JR東日本新潟支社×「駅メモ!」シリーズコラボ第2弾 https://ekimemo.com/news/20241121140000_1
初のオフラインイベント「Memories Fan Meeting」チケット販売中!
「駅メモ!」10周年を記念して、オフラインイベント「Memories Fan Meeting 2025」を開催します。 豪華声優陣をゲストにお迎えし、トークやクイズコーナー、イベントオリジナルシナリオの朗読劇などさまざまな企画を実施します。また、今回のイベントにあわせ、描き下ろしイラストによる記念グッズの販売などを予定しています。
また、当日お配りするアンケートにお答えいただくと、もれなくオフラインイベント限定のタイムライン背景をプレゼントいたします!
現在は、プレオ―ダーが終了し、一般販売チケットのお申込みが可能です♪ グッズやイベントに関する最新情報は駅メモ!公式Xで発信しておりますので、ぜひチェックしてみてください!
▼「Memories Fan Meeting」公式サイト https://ekimemo.com/campaign/memoriesfanmeeting_1st
「旅の思い出」機能のアップデート!
今年9月にリリースしている旅の思い出機能について、アップデートを予定しております。
今回のアップデートでは、旅のしおり・メモリールートの検索をする際、「路線から駅を検索する機能」の追加や、「駅やスポットを複数指定できる検索機能」をリリース予定です。
現在、12月中にリリースできるよう開発中です。続報をお待ちください!
おわりに
(;´・ω・)今回の記事はいかがだったでしょうか? 以前に書いたスキルの仕組みについての解説以来の、かなり真面目なトーンでの記事となったので少し心配ですが、今回は、最近の協会とマスターのみなさんとの信頼関係を踏まえて、開発内部の想いを公開させていただきました。
改めて、アプリ版の配信から10年という節目を迎えることができたのは、日々ご愛顧いただいているマスターのみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
奪取er協会として、今後15年、20年と、マスターがでんこたちとの楽しい時間を過ごせるよう、日々努力してまいります。当然のことながら、マスターのみなさんの信頼に応えることができる運営となれますよう精進してまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
以上、奪取er協会の元気担当、ゆきがお送りしました!
恒例の未公開データの「駅メモ!アプリ版10周年特別レポート〜未公開データ特別調査編〜」も同時に公開しておりますので、まだの方はご覧ください♪
最近は急に寒くなって寒暖差で体調を崩しやすいので、みなさんもお気をつけてお過ごしください。良いクリスマス・お正月をお迎えください⸜(●˙꒳˙●)⸝それでは!
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