#怖い話をしよう
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chaukachawan · 2 years ago
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こんにちは。ミル鍋です。ゆにです。今日は役者紹介をかきたいとおもいます。いまは小福の家に転がり込んでいます。怖い話の稽古場は体力と腹筋が鍛えられます。
A 海泥波波美
アサギです。動の変な人です。だいたいこの人がきっかけでなにかが始まります。とても好戦的です。少しのきっかけで敵意が��仰に豹変する可能性を秘めています。彼は今せせくらせさんを信奉しています。わたしとこふくは彼のヘドバンをSSST(すんごくスーパーしんどいタイム)とよんでいます。ギャルピが得意です。
B 近未来ミイラ
みーらです。静の変な人です。なにをやってもノッてくれます。アドリブが天才なのでいつも楽しみです。Bのコンビニのシーンと帰るか…ちゃりんちゃりん(歩行)のシーンはとっても汎用性が高く、日常生活で使えます。よくやります。この前は突如大喜利をはじめてアサギに試練をあたえていました。
C 大福小餅
こふくです。誰かの生み出すウェーブに乗ることに1ミリもためらいがありません。最高です。めちゃくちゃ姿勢がいいです。どうしたらあんなに背筋がのびるのだろうとおもいます。真っ暗闇からこふくに近づいて顔を覆うシーンは彼女と息を合わせて頑張りたいです。ロウソクを落とすのが天才的にうまいです。
霊A 君安飛那太
こるくさんです。我々のおふざけに全力で参加してくれます。楽しいです。なにかあったら全員にわかりやすく指示を出してくれるので頼りになります。わたしは基本一緒に暴れてるので、暴れ負けしないよう魂をささげたいです。ヘドバンこるくさんの奥にヘドバンアサギが見えると腹筋がつらいです。
霊C ミル鍋
ゆにです。わたしです。
店員 舞原まひろ
まほろさんです。いつも見守ってくれています。lim n→∞ (いらっしゃいませありがとうございました)^n のひとです。いつもみーらの不意打ちに真正面から相対することになるため、過酷な現場を経験されています。おつりを投げるタイミングと勢いがかんぺきで、おもてなしの精神を感じます。
不審者 肆桜逸
スチルさんです。怖い話の35期はスチルさんの真似をするのがだいすきです。隙さえあれば困ってるお前さんのもとへ師匠としておもむきます。隙さえあれば崇められるし崇めます。しかしスチルさんの師匠がいちばんしっくりきます。本番でも全力でいきますんで、崇められる心持ちをご用意してもろてください。
例1 Aru=R
ホバさんです。成功するひとです。きっとたくさんの努力を持ってあのコンビニで会計ができるようになったとおもいます。楽屋でよく音ゲーをしていますが、手元の動きが常軌を逸していて人類のバグかと思いました。稽古場でわたしたちが暴走していても優しく見守ってくれました。
例2 たぴおか太郎
なすかさんです。骨を折る人です。日によって骨折部位がちがいます。骨折スタンプラリーができるひとです。なすかさんとは帰り道がよく一緒になるので、話す機会が多いです。よくお菓子をくれます。最高です。ついていきます。1人何役もできてそれ全部おもしろいのがまじですごいです。
例3 黍
きびさんです。演出さんです。常に大騒ぎしているわたしたち35期の手綱を握ってくれているすごい人です。しかもノリノリで悪ふざけに参加してくれることもあります。話の軌道修正が信じられないくらい上手くて、フロアが湧いたまま本題へ戻ることが出来ます。きびさんの入ってくるシーンが怖い話でいっちゃん大好きです。
明日もとても楽しみです。でもオムニが終わってしまうのが寂しいです。もう怖い話で集まることはないし、楽屋に居座ることもないし、練習もないし、小福の家から帰らないといけないし、月曜日は授業があるからです。
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rsktum · 14 days ago
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年を重ねることの一番つらいことって、何だと思う?
— なんだろう?
— 見えなくなることよ。
若いうちは、何かしらの「存在」として見られるの。
「あの感じのいい人」とか、「おしゃれなあの人」、「力強い彼」、「頭の切れるあの子」ってね。
誰かが目を留めてくれて、名前を呼んでくれる。
でもね、少しずつ変わっていくの。
やがて、「いつもひとりで歩いている白髪のおじさん」とか、「くたびれた靴を履いたおばあさん」になってしまう。
それだけ。
まるで世界の目から消えてしまったかのように。
— でも、僕は見てたよ。君が入ってきた瞬間から。すぐに気づいた。
(これは、ある有名なイギリスのドラマの台詞。でも何より、それは胸を刺す真実。)
年配の人の話になると、たいてい年齢のことしか語られない。
「もう80を超えてるらしいよ」
「そろそろ90になるらしい」
でも、こうは言われなくなる。
「昔は音楽家だった」
「何世代もの生徒に教えてきた人だよ」
「今は一人暮らしだけど、あの人にも、かつては――」
時が経つにつれ、「本当のあなた」を知っている人たちはいなくなってしまう。
友達も、少しずつ失っていく。
子どもたちは、自分たちの生活に追われている。
仕事、子育て、予定に追われて、精一杯。
たまに短い電話。ほんの少しの立ち寄り。
ご近所の顔ぶれも変わっていく。
��しい住人は、「二階のおばあさん」がどんな人だったかなんて、知らない。
お店に行っても、もう名前で呼んでくれる人はいない。
そして、気づかぬうちにぽっかりとした空白が生まれる。
静かに、けれど確実に。
見えない存在になっていく。
私たちはわからない。
なぜ母が、一日に何度も電話してきて、天気のことを聞いたり、持っていないはずの物のありかを尋ねたりするのか。
なぜ父が、同じ質問を何度も繰り返すのか。
でも、心の奥にあるのはただ一つ。
忘れられることへの恐怖。
もう誰にも見られていないのではないか、という寂しさ。
老いるというのは、ただ身体が変わっていくことではない。
透明になっていくこと。
そして、たった一人でもいいから、「自分はまだここにいる」と思わせてくれる存在を、必死に探しているのです。
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kenshfsblog · 4 months ago
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(前回の続き)
ヨーロッパ某国のゲイクラブでの話。
ビデオのある個室で2人の男にザーメンをぶち込まれてますます変態度が上がった俺は、ハーネスにケツ割れブーツ姿のまま地下へ続く重厚な階段を降りていった。ヨーロッパらしい石造りの天井が高い薄暗い空間が広がっていて、中央にはまず映画のように大きなエロビデオが投影されている広間があり、スクリーンの前には小さな舞台が。その前には平らなベンチが多く置かれていて、そこでスクリーンを見ながらデカいチンコをジッパーから引っ張り出してしこっているおっさんが数名いた。エロい風景にしばし俺も壁にもたれかかってエロビデオを見ながらおっさん達を見ていたが、奥のエリアを見てみたくなったのでそのおっさん達の視線を気にしながら右手に繋がる暗い廊下方向に。歩いて見行くと幾つかのドアが無い真っ暗な小さな個室と、その奥にはさらに上階と同じような扉付きのビデオ個室があった。そのエリアでも真っ暗な小さな個室の中でしゃぶっていると思われる野郎達や通り過ぎる俺のケツを触ったり胸を触ったりしてくる奴もいた。興味ありつつもそのエリアから中央に戻り、今度は左手方向に。左手には3方向に伸びる廊下があり、一つ目は鉄柵で囲まれた幾つかの暗い部屋があるスペースに続いており、鉄柵の部屋の中には天井から鎖が幾つかぶら下がっていたり、木製の椅子やベンチや台が真ん中に置かれていたりしたハードな作り。二つ目の通路の方に戻るとそこにも壁に鉄柵が取り付けられた部屋があり、中をのぞくと真ん中にケツ掘りブランコがあり、3人ほどの野獣がデカいケツの野郎のケツを交代に舐めながらデカいチンコで掘っていた。俺はケツ割れの股間をパンパンにしながら、その通路の奥に進むと、そこはうす暗いエリアに四つん這いに体を固定する木製の大きなベンチが置かれた広いエリアや壁に等身大のX字のパネルが取り付けられた鉄柵の部屋があり、X字の先端にはそれぞれ鎖が取り付けられていた。興味はあったがそのエリアから一端戻り3つめの暗い通路へ。そこは一番奥が深いようで、中には鉄格子の大きな部屋の中央に大きな木製のベッドが置かれ、開いた足を固定出来る鎖が天井からいくつもぶら下がっていた。その奥には幾つかの広い扉付きの部屋やオープンな暗い部屋があり、迷路のようになっている廊下を進むと股をを開いて寝る手術台のようなベンチがある部屋や、真っ暗で中がよく見えないダークルームが幾つかあった。
さっきから何人もの野郎達と目が合ったりケツを触られたりしていたので、ムラムラ度が半端ない俺は何を思ったのか興味があったその股を開いて寝るベンチに横たわり、両足を固定台に乗せて股を開く形のエロい体制になってみた。その格好になっている自分の変態度にも興奮したが、間もなく一人の体のデカい髭の似合う男が入ってきて俺に近づき、俺の姿を見ながらジーンズからデカいいちもつを引っ張り出してしこり出した。そのでかいチンコをガン見して俺もガマン汁でびちょびちょのケツ割れの上からチンコを揉んでいたら、その男が俺に近づきそのデカマラを俺の口に突っ込んできた。デカくて太くて男臭いチンコをしゃぶっていると途中で甘いガマン汁が口に広がりまたも興奮。するとその男にベロチューされてさらに興奮、ガマン汁はダラダラ。するとその男は俺の開いた足の方に移動して俺のケツを舐め始めた。おそらくさっきのザーメンも一緒に舐め取られているようで、あまりの気持ち良さに声が出たが、気付くと周囲には他に数名の男達が。ケツを舐められていると同時にもう一人のダディがデカマラを俺の口に突っ込んできたのでもちろんしゃぶりついた。すると別の男が反対側に立ち俺のガマン汁でべっとりしたケツ割れから俺の���ンコを引っ張り出しでシャブリ出した。同時に他の男が俺の乳首を触り出してきて、周りに他にも数名の野郎がいる中で、チンコもケツも乳首も攻められながら、デカマラをしゃぶらされているという超恥ずかしい姿を見られて興奮はピークに。するとケツを舐めていた男がデカいチンコを俺のケツの穴に押し込んできた。すでにさっきデカマラで広げられていたおかげでそのデカマラは抵抗なくズボッと俺のケツにヌメり込んできた。思わず声が出て体が大きビクンと動いたが、その4名くらいの野郎に体を押さえられ、デカマラで口も塞がれていたので抵抗などできず、グチョグチョと人前でケツを掘られまくった。間もなくケツの中でデカマラがビクンと止まったかと思うと、ケツの中に温かいザーメンが大量に噴出されたのが分かった。すると、俺にしゃぶらせていたダディがすぐさま俺のケツに回り、ケツの穴から垂れるザーメンを自分のチンコに塗りつけたかと思うと、すぐさま俺を掘り始めた。これまたデカい。さっき掘った野郎がザーメンのついたチンコを俺の口にもってきたので、綺麗になめ回してやったらベロチューして去って行った。また別の若イケメンが俺の口にチンコを突っ込んできたので、チンコを咥えながら掘られっぱなし。二人目のダディも間もなく中出し。するとすぐに俺のチンコをしゃぶっていた男が俺のケツを掘り始め、すぐに中に種付け。俺のケツは既にここで3人のザーメンがぶち込まれてケツの穴から垂れていたが、別のヒゲのおっさんがすぐに俺のケツをなめ回してザーメンをすすりだした。またそのおっさんもチンコをぶち込んできたが、それが半端なくデカかった。デカマラでおなかはパンパンだが、ケツの穴とザーメンがグチュグチュとエロい音を響かせてピストンされた。誰かが俺のチンコをしゃぶりまくっているし、乳首も舐められているし、若いイケメンのデカマラをしゃぶりながらもう何が何だか分からなくなって恍惚状態。若いイケメンが俺にしゃぶらせながら横に来た他のごつい野郎とベロチューを始めたのもエロかったが、間もなく若いイケメンのデカマラから大量のザーメンが俺の口の中に噴射。俺は口の中に溜まったイケメンのザーメンをゴクゴクと飲んだが、それをみたごつい野郎が俺とベロチュー。口の中のザーメンをなめ合っていると、もう俺も限界。ベローチューされて掘られながら腹の上にドピュっと噴射。すると、そのザーメンをすくい取りなめながら掘っていたおっさんも一緒に中出し。また腹の中に大量のザーメンがぶち込まれた。
気付くと、そのおっさんやごつい野郎が俺の腹の上のザーメンを舐め合っているし、ケツからザーメン垂れ流しの恥ずかしい姿をまだ数名のチンコをしこりながら囲んでいた男達に見られているのが分かり、一気に恥ずかしさが湧き上がった。俺は笑いながら男達の手を振りほどいてそのままその場を離れ、上階の洗面所に駆け込んで体を拭き小便をして顔を洗った。その後1時間半ほど個室で休憩。
あっという間のあまりに激しく恥ずかしいエロいプレーで興奮はなかなか収まらず、休んだあと再度個室で↗追加して、アゲアゲ状態でもう1回戦臨みに地下へ降りて行ったことは言うまでもないが、その後の更なる変態プレーは想像にお任せします。
今回の旅行で、ヨーロッパについても見直したが、その某国の男達がかっこよくてエロくて感じがよかったので、���の国のファンになってしまった。またいつか訪問してみたい。兎に角、自分の知らなかった変態度を改めて知って恥ずかしいと思うと同時に、またやられてみたいという気持ちもあり、癖になりそうな自分が怖い⋯w
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jaguarmen99 · 9 months ago
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524 Mr.anonymous sage 2024/09/24(火) 12:17:58.16 ??? ちょっと怖い話します。 脳科学の「悪口を言ってはいけない理由」
悪口を言う  ↓ しゃべっている時に脳内で快楽ホルモンがでる  ↓ これには中毒性があって悪口がクセになると、だんだんやめられなくなる  ↓ 似たような仲間が周りに増えていく  ↓ 人の脳には誰かへの悪口が自分自身の悪口だと無意識にとらえてしまう機能があって、  ↓ これが知らぬ間に自信や幸せな気持ちをむ��ばんでいく。  ↓ 自分に自信がなくなっていくと、心は自尊心を守るためにまた誰かの悪口を言いたくなる  ↓ 人の悪口を言っている時、自分の欠点を忘れることができるとさえ思えてしまって、  ↓ 負のスパイラルにハマると泥沼から抜け出せなくなる。
スポーツの試合でも、どうしても勝ちたくて「相手がミスればいいのに」「相手のシュートが入るな!」などと思うことが 知らぬ間に自分で自分の脳に悪影響を与えていて、プレーにも支障がでる可能性があると言われています。
ゴルフのタイガーウッズは、ココ一番の大勝負の瞬間、「対戦相手が上手くいきますように」と祈るそうです。 " 相手という自分 "に余計な負荷をかけないから、自分をさまたげる思いが少なくなる。 その結果あれだけの成果を出せた要因のひとつなのではと言われています。
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chikuri · 4 months ago
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アサヒシンブン「風評加害者って誰?」 私「お前だよ」 なるほど、「フクシマ」「放射能がくる」「汚染水」の次は「ジョセンド」ですか。朝日新聞はわざわざ震災の日に合わせて、科学的根拠のないデマを拡散し、除染土をわざわざカタカナ書きして福島への偏見やスティグマを助長し、いつまでも福島が穢れた地であるかのような風評加害を続ける気満々なんですね。クソが。 人間って、どういう育ち方をしたらここまで邪悪で卑劣になれるんですかね。この記事を書いた記者も、公開へと通したデスクも、存在価値ってあるんですか。Xアカウントを持ってるはずの朝日新聞関係者で、この記事を批判してる人ってどれだけいるんでしょう。 これまでの報道を振り返れば、 ・「放射能がくる」は「恐怖心を煽りすぎ」と批判を受け、AERA編集部は謝罪を余儀なくされたうえ、同時期に刊行された週刊ポストのタイトル「日本を信じよう」とも対比され、 ・「汚染水」についてはそもそも「処理水」だし、隣の韓国でも科学的に安全性が検証され、扇動者が公に批判されたというのに、処理水放出から1年が経過した時点でもなお、相変わらず不安と政府不信を煽るような記事しか出せず、国が風評対策費として800億円も支出することになり、 ・汚染水が相手にされなくなったら、今度は「ジョセンド」などという表現をひねり出し、政府と福島の人たちが長年かけて払拭してきた風評に対してさらに加害して追い打ちをかける。 こんなのがメディアを名乗る資格なんてないですよ。少なくとも軽減税率は返上してください。 本来のメディアの存在意義って、 ・放射線や放射能はうつりません。私たちの日常生活でも、土や宇宙などから少しずつ被曝をしています。私たちの身体はその��度の放射線量では健康被害が出ないようにできています。不確かな情報や、人の噂、風評に惑わされず、正しい知識と情報を得て、被災された方に温かく接しましょう。 ・ALPS処理水は、放射性物質を多核種除去設備(ALPS)で浄化し、海水で大幅に薄めてから海洋放出されます。薄めた後のトリチウム濃度は、国の定めた安全基準の40分の1(WHO飲料水基準の約7分の1)未満になります。安全基準を満たし、放出総量も管理して処分するので、環境や人体への影響は考えられません。 ・私たちは毎年平均約2.3mSvの放射線を浴びています。除染土を管理したうえで再利用しても、再利用による追加被曝は、2.3mSvよりも十分に小さくなります。もちろん危ない除染土は再利用しません。 みたいな科学的根拠を分かりやすく説明し、風評被害を防止するところにあるんじゃないですか。なのに、誤解と偏見を基にした反対運動をおこなう人物を採り上げ、福島への差別を助長し、復興を阻害するような風評加害記事を出すなんて、正気の沙汰じゃないんですよ。恥を知れ。 私事ですが、私は14年前の3月11日、岩手県内で出講中に被災し、避難所にお世話になりました。その際の恩返しとして、何かしら被災地の復興に貢献したいとの思いを抱き続け、現在は福島県内の全町避難を経験した町で、復興の一助となるべく、町役場と地元企業の労働環境改善のご支援をおこなっています。 だからこそ尚更、いつまでも福島を貶め、風評加害を続けようとする朝日新聞に強く抗議します。
Xユーザーの新田 龍さん: 「アサヒシンブン「風評加害者って誰?」 私「お前だよ」 https://t.co/iaOtOQtP0P」 / X
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pomodorosa · 6 months ago
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ストリーミング詐欺の被害者になった話:A story about being a victim of streaming fraud
昨日の朝、音楽配信を任せているディストリビューターから「あるプラットフォームであなたの曲が異常再生されている。ストリーミング詐欺の疑いがあるので、あなたのアルバムの配信を停止する」と連絡があった。
2020年にリリースされた私の1stアルバム「pomodorosa」だ。
もちろん私には身に覚えのない訴えであり、偶発的なエラーもしくは誰かが恣意的に私を貶めようとしているのだと思った。
即時、ディストリビューターには自分が潔白であること、ストリーミング詐欺を疑われるようなプロモーション活動はいっさい行なっていないことを主張した。 しかし現時点でまだディストリビューターから回答は得られていない。
先方の回答を待つ間、どうにかこの問題の解決策を探して国内外問わずネット上を調べまわったが、分かったのはこういった"ストリーミング詐欺の嫌疑"に対する独立系アーティストの立場は極めて脆弱だということだ。
SpotifyやApple Musicなどの配信プラットフォームは、本当のストリーミング詐欺であろうとそうでなかろうと、ストリーミング再生数の異常を検知すれば自動的にディストリビューターに報告をし、報告を受けたディストリビューターはアーティストへの事実確認を��ることなく配信を停止する取り決めになっているというのだ。
つまり、事実はどうあれ「ストリーミング詐欺」なるレッテルがいちど貼られれば、ディストリビューターや配信プラットフォームからその原因や根拠が提示されることもなく配信は停止され、アーティストには弁明の機会すら許されないのである。
仮に自分の無実が証明されて配信が再開されることになっても、楽曲が停止されていた期間のロイヤリティは発生しない。 アーティストが本来得られるべき収益を不当に阻害されても、それを補償する制度はない。
つまり、やろうと思えば誰か知らない第三者が、恨みか妬みか単なる悪戯か、あるいはそのアーティストを押し上げたい気持ちでやったとしても、ストリーミング詐欺の嫌疑はアーティストの命脈を恣意的に断つことができるわけだ。
この状況に私は恐怖を覚える。 ストリーミング詐欺は当然許されざる行為だが、それを取り締まるディストリビューターや配信プラットフォームの現在の姿勢も、真っ当な活動をしているアーティストには到底看過できるものではない。
今回は当事者として私の身に起こったこの理不尽な被害をリスナーに報告するとともに、周囲のアーティストにも注意を喚起しています。 そして音楽配信の問題点や未来を真剣に考える機会にできればと思っています。
読んでくれて有難う。
pomodorosa
Yesterday morning, I received a message from the distributor I use for music distribution, saying, "Your songs are being played abnormally on a certain platform. We suspect streaming fraud, so we will stop distributing your album."
It was my first album, "pomodorosa," released in 2020.
Of course, I had no recollection of this accusation, and thought it was an accidental error or someone was trying to arbitrarily slander me.
I immediately told the distributor that I was innocent and that I had not engaged in any promotional activities that could be suspected of streaming fraud.
However, I have not yet received a response from the distributor.
While waiting for their response, I searched the Internet, both domestically and internationally, in search of a solution to this problem, and what I learned is that independent artists are in an extremely vulnerable position when it comes to these "suspicions of streaming fraud."
Distribution platforms such as Spotify and Apple Music automatically report any anomalies in streaming play counts to distributors, regardless of whether they are genuine streaming fraud or not, and the distributor who receives the report suspends distribution without confirming the facts with the artist.
In other words, regardless of the facts, once the label of "streaming fraud" is slapped on an artist, the distribution is stopped without the distributor or distribution platform providing any reason or justification, and the artist is not even given a chance to defend themselves.
Even if an artist's innocence is proven and distribution is resumed, royalties will not be paid for the period the song was suspended.
There is no system to compensate artists for their unfairly hindered earnings that they should have received.
In other words, if an unknown third party wanted to do it, they could arbitrarily cut off an artist's lifeline on suspicion of streaming fraud, whether it was done out of resentment, jealousy, or simple mischief, or because they wanted to promote the artist.
I find this situation frightening. Streaming fraud is of course unacceptable, but the current attitude of distributors and streaming platforms that crack down on it is also something that artists who are engaged in legitimate activities cannot overlook.
As a victim myself, I am reporting this unreasonable damage that happened to me to our listeners, and also calling attention to the issue among other artists. I hope this will be an opportunity to seriously consider the problems and future of music streaming.
Thank you for reading.
pomodorosa
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ataru-mix · 2 years ago
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最近数年、ヒップホップミュージシャンがよく私の外来に訪れます。大麻取締法で逮捕されたのを機に、弁護士さんから「治療プログラムに参加しなさい」と指示されてやってくるわけです。 ほぼ全員が20年あまりの長きにわたって毎日タバコ感覚で大麻を吸ってきた人たちです。いずれもこれといった健康被害もなく、よきミュージシャン、よき家庭人でした――大麻愛好家であることを除いては。 しかし、逮捕を機に生活を改め、それこそ20年ぶりに大麻なしの生活を始めます。大麻の場合、覚醒剤のような強烈な渇望感を自覚することもないので、みなさん、拍子抜けするほどあっさり断薬します。 ただ、周囲はかなり迷惑します。実際、家族から、「大麻をやめたのはよかったが、最近キレやすく、物忘れやなくし物が増えた。大麻の後遺症ではないか?」と相談されます。 しかし、よくよく話を聞いてみると、大麻使用以前からの問題であることが判明するわけです。たとえば、小学校時代は授業中に私語が多いとか、突然、教室内を歩き回ったり、教室から出て行ったりして、始終教師から注意されたり、親の呼び出しを受けたり、自分だけ教壇に横に机を置かれて授業を受けさせられたり、といったエピソードです。 つまり、大麻愛好家ラッパーの多くがADHDであり、どうやら大麻――それも特に「サティバ種」――にもまた、ADHD治療薬としての効能があるようなのです。 そこで、治療のなかで大麻の代わりにADHD治療薬を投与することがあります。もちろん、効果はあります。態度は穏やかになり、物事を落ち着いて判断できるようになります。 しかし、問題もあります。「治療しすぎてしまう」のです。ADHD治療薬を服用すると、多動を解消するついでに、ラッパー独特の手振り身振りが目立たなくなり、その人からラッパーっぽさが消えてしまいます。 それから、治療薬はADHD独特の「過集中」を改善してしまいます。大麻の場合には「過集中」を改善しないので、それを生かしてラップのリリック書きに没頭できます。ところが、治療薬の場合には変にまったりとしてしまい、あの、一気呵成にリリックを書き上げる勢いが失せてしまうようです。 誤解を怖れずにいうと、ヒップホップミュージシャンにとっての大麻とは、ADHDを治療しすぎずに「その人らしさ」を残す、という魔法の治療薬なのかもしれません。
「困った人」は「困っている人」――自己治療と重複障害(松本俊彦) – OHTABOOKSTAND
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amarough · 1 year ago
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こ ん げ つ も … ひっそり更新
いつもは2.3話で終わりだったところですが今回はあとちょっとだけあります。
描かなくちゃいけない事がまだあるんだ…! 
やっとガッツリポルノのターンです。 待たせてすまなかった
正直またキャラがキモいとか怖いとか言われそうだけどわたしはこういう 想いが強すぎて正常でいられなくなってるような人が好きなのだ…… そもそも正常て何 て話だけんど
特にソノみたいな色々恵まれてるからこそなかなか深いところで信頼して貰えなさそうな、頑張っても頑張っても理解して貰えなさそうな不憫な子が好きです AO!!で言うと大原野とかとタイプ違うが持ってる悩みが近い
ちなみに第一話を描いてた頃から、いや彼らの姿を知った遠いあの頃からずっっと描きたかった飛行服の、カポックの、下腹部ヒモほどきシーンをやっっっと描けたので成仏しました。
わたしがずっと絶対描きたかったのこのシーンです でも作画大変すぎて涙がすごく出た
いつもだけど、深夜にさっそく読んでくれて拍手送ってくれてありがとうございます
そうです 原少尉です 美人な男に絡まれる星の下に生まれた男
なんとなく全国基地からかごんまに結集してるイメージ シデン改とかは史実ではもしかしたら来てなかったかもしれないけど、最新次世代感の子たちを描きたかった
あとあのこ 打たれてはいないです、綺麗なままです
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megane-yarou · 1 year ago
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長く使わせてもらっていた公的施設で、管理者が変わったら、色々難癖つけられて対応が厳しくなった事があった。どうしたものかと悩んでいたら、とある方が「まずはそこの上位組織に手紙ですね」という。「クレームを送るのですか?」と聞いたら「いや逆です、まずは感謝を送ります。どれだけお世話になっているか、どれだけ多くの人に役立っているかについて大袈裟に感謝を伝えるのです。 そうすることで上位組織やその管理者に自分が関わっている仕事に価値があると思わせる事ができ、管理者にとって価値が上がれば、相手に失うと困るものができあがります。 この手のゲームは、相手の賭け金が上がれば上がる程に守りに入る��で、攻め手のこちらにとって有利になるんですよ。守る物がある方が、こういう勝負は弱い。 賭け金あげて、それでも変わらなければ、この時こそクレームも重点的に、しかも感謝してた人とは別の人たちからと思わせるように出していけばいい。 高いとこに登らせてから落とすとダメージでかいでしょ?」とニコニコしながら話をしてて、素人のクレーマーとちがって、交渉慣れしてる人は怖いなぁと思いました(笑)
XユーザーのMT(TRUE COLORS Japan運営、C&F協会の人)さん
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pumpkinhimiko · 1 year ago
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"Mistranslations" that are not mistranslations
Now with an additional part 2.
NISA has made plenty of mistakes while translating the Danganronpa series (and I've complained about them before), and so they have a reputation of being untrustworthy. But because of this reputation, I feel like fans are too quick to trust whatever anyone that isn't NISA states as absolute fact. So, I want to examine some instances of fan translators claiming NISA has mistranslated something, when, no, actually, they didn't.
Kokichi's last words
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人にやらされるゲームなんて…楽しい訳あるかよ… A game you're forced to play... how could that be fun...
This is probably the most widespread myth in terms of "mistranslations that aren't", with the original post that makes this claim having over 2k notes: that Kokichi in the original Japanese actually says, "How could a game where you're forced to kill people be fun...?" Unfortunately, it's just not true. Fortunately for me, there's a reddit post here that breaks the line down in detail, so I don't have to do any work.
Anyway, I really wanted to make this post because of this thread, which makes several false claims.
 Kokichi says he's afraid of friends in general
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オレは、そういう『仲間』が他人よりも怖いけどねー。I'm more afraid of those kinds of [friends] than strangers.
So... souiu, meaning that type of/that kind of is right there, directly before nakama (which can mean friend, especially if it's in a shounen anime, but can also just mean companion/member of a group). I don't understand how you can miss this. Not only is it right there, this claim on its face doesn't make sense. Why, in this context, would Kokichi suddenly blurt out that he's afraid of having friends? It has nothing to do with the conversation they're having.
Shuichi's words to Kokichi after the 4th trial
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王馬くん、もういいだろ ? Ouma-kun, isn't this enough? その話を聞かせてくれよ。Tell us about that.
Okay, you've probably heard the phrase mou ii a lot if you watch anime, and it's almost always accompanied by a frustrated huff. Because it is, in fact, something you say when impatient, fed up, what have you. It literally means "good already", carrying pretty much the identical meaning of the English phrase, "that's enough" or "I've had enough". Shuichi does not say it's okay as in it's daijoubu, which is the word you use when trying to comfort someone. He is very much frustrated here and telling Kokichi to fess up.
Citation needed
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I couldn't find a line like this in Kokichi's FTEs, but maaaaaaaybe I missed it? Shuichi's narration comments quite a few times on Kokichi acting childishly throughout the game, but I couldn't find anything like this in specific.
EDIT: Correction, I did find it, and it's covered in part two. Suffice to say, the OP got this line completely wrong.
That Kaito thing
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Yeah this is patently false. It's also already been touched on in this thread with comments backing it up, so there’s another thing I don't have to get into. I'll put the text here though.
オレはテメーみて一に胸クソ悪い真似までして、If I have to mimic your sickening behavior, 生き残りて一とは思わねーんだよ。I don't think I want to survive.
Shuichi's words to Kokichi after the 4th trial part deaux
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I've seen varying claims on how these lines were translated, from them being slightly tweaked, to the claim they were completely butchered to make Saihara too aggressive. I'm just going to leave it here and let you come to your own conclusions.
ダサいのはキミの方だよ…王馬くん。The lame one is you... Ouma-kun.
百田くんの周りにはいつも人が集まってくる… Momota-kun always has people around him... でも、キミの周りには誰もいないじゃないか。But, there's no one around you.
キミは…その程度のヤツって事だよ。That's... what kind of person you are.
This is snappy in its own way, though, if you consider that 程度 is closer to meaning grade/level/degree rather than simply "type of". "That's the level of person you are," basically.
And if you doubt me on any of this, I encourage you to do your own research, get second opinions if you can. I know not everyone knows Japanese, in which case you can't really help but rely on someone else and hope their translation is accurate. That said, at the bare minimum, I think people should provide screenshots and the original Japanese text if they're going to claim something is a mistranslation. Like, I don't think you should be able to say "actually in Japanese Kokichi says he volunteers at animal shelters in his free time but NISA cut it!" and have half the fandom believe you with no proof.
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servant222 · 3 months ago
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2025/03/21 久しぶりの海
月初めからとにかく忙しかった。何事も要領よく、ができない性質なのでばたばたしている割には前に進んでいないのだろう。
やっと何もない休みが明日来る。そう思ったら嬉しくなった。夜勤明けで帰宅して洗濯機を回した後、呼ばれていた実家に向かう。母にお隣さんからお彼岸のおはぎを頂いたから食べにおいで、と言われていた。実家の隣の奥さんはお彼岸のたびに手作りのおはぎを作って、隣に住む母にもお裾分けしてくれる。あんこときなこ。写真にも撮らずおもむろに頬張ってしまった。熱いお湯をお供に2つ一気に食べた。
母と世間話をしながら貰い物だと出してくれた高級なえびせんをつまむ。そうこうしている間にお腹も膨れ、夜勤明けということもあって眠くなってしまったので家に帰る。洗濯物を干しついでに庭の木々を眺める。鉢植えの紫陽花たちはにょきにょきと新芽を出し、随分と長い間蕾のままだったバラも開きつつある。今日は風も穏やかで春らしい。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものだ。
布団に潜り込み少しの時間眠る。目が覚めると夕刻前だった。洗濯物を取り込みながら、明日は何をしようかと考える。まだ日没前だから今日は海に夕暮れを見に行こう!と急に思いついた。海辺の散歩も随分久しぶりな気がした。
日没時間の30分ほど前に海に着くと、もう空はうっすら焼けてきていた。小さな男の子2人を連れた家族がいたが薄暗くなりかける前にはいなくなって、海辺で夕暮れを楽しむのは私一人になった。
少しずつ暮れていく空と染まる海を見ながら歩く。太陽が見える角度では無いので沈む夕陽は見えないのだけれど海に映る色はピンク色の空そのものでとても美しかった。
波が引いた砂浜がオーロラのように見える。どこを切り取っても美しいので、何枚も写真を撮った。
そんなことをしている間に東の空には���が来ていてすっかり暗くなっていた。まだ見ていたかったけれど少し怖かったので帰ることにした。今日の海は夕陽に染められてずっとピンクでとても可愛かった。
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twstassets · 3 months ago
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New Room Trouble Lines: [Leona]:
[Disclaimer]: may not be in the right order
Leona: 真面目にしてても損するだけだぜ? Riddle: 正しいのはボクです!
Ace: 暴力ハンターイ! Leona: あまり調子に乗ると…わかってるな?
Deuce: まだこっからだぞオラァ! Leona: 草食動物が何か喚いてんな
Leona: お偉くなったもんだなァ Cater: うわー、大人げなーい
Leona: どこまで誤魔化すつもりか、見��のだな Trey: ちょっとした行き違いだ
Leona: お手から教えてやらないとダメらしい Jack: いつかはあんたに…追いついてみせるぜ!
Leona: デラックスメンチカツサンド Ruggie: 売り切れだったっつってんでしょ!
Azul: 失礼しました、正直なたちでして Leona: 良い度胸だな、タコ野郎
Jade: 陸の先輩にご指導願いたく Leona: 厄介ごとを持ち込みやがって
Floyd: おもしれー!もっとやろ? Leona: テメェと遊ぶほど暇じゃない
Kalim: いっぱい話せて楽しかったなー! Leona: お前はある意味大物だぜ
Jamil: いつかあっと言わせてみせますよ Leona: ふっ、まだまだ話になんねえな
Vil: アンタってホントにどうしようもないわ! Leona: おお怖い、トップモデル様がお怒りだ
Epel: 俺のこと認めさせてみせる! Leona: どうした、反抗期か?
Rook: 狩人の本能がうずいてね Leona: おい、こっちに来るな!
Leona: ブツブツブツブツうっせえんだよ Idia: この人…横暴すぎでは?
Leona: おいチビ!加減を知れ Ortho: 怒られちゃった…反省
Leona: なんだかカビ臭くてまいるなァ Malleus: どこかで獣が騒いでいるな
Silver: 手合わせか。感謝する Leona: 話が通じねえ…なんだコイツ
Sebek: 無礼者め、成敗してくれる! Leona: そう喚かなくても十分聞こえてる
Lilia: 油断大敵じゃ Leona: 人をおちょくるんじゃねえ
Grim: 腹減ったんだゾ。肉寄越せー! Leona: テメェをソテーにして食っちまうぞ
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jaguarmen99 · 10 months ago
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344: 名無し:24/08/21(水) 19:11:29 ID:pe.rf.L1 コインランドリーのおかげで死なずに済んだこと。 どういうことかというと、数年前、職場のベテランが複数名辞めて皺寄せがこちらにきたことがあった。 精神を病んで、洗濯物を洗っても洗濯物が干せなくなった。
洗濯物を洗ってもそのまま洗濯機から出さずカビだらけに。 怖くなって服を洗えなくなり、下着だけ手洗いしてなんとか干してた。
洗濯物を干さないと綺麗な服も着られないので、毎週新しい服を買う意味のわからない行動に出てた。 罪悪感で胸が潰れそうだった。 ある夜コンビニにおやつを買いに出かけたら、住んでるマンションのお隣さんが私に「こんばんは〜」と挨拶して 大量の洗濯物を抱えて出かけて行った。 不思議に思ってこっそりと後をつけた。
そしたらお隣さん、大量の洗濯物をコインランドリーに放り込んでた。 徒歩2分くらいのところにあったようなのに、私は全く気づいてなかった。 それでも 「コインランドリーに頼るのは大人として失格だ。きちんと手で干さないと、太陽の光に当てないと、洗濯したとはいえないんだ」 とその時は思っていた。 さらに惨めになって死にたくなって、練炭も用意し、いざという時はこれを使おうと決めていた。
数ヶ月が経って、過労で職場で気絶し床に倒れた時、頭の中にパッとあの夜見つけたコインランドリーが浮かび上がった。
真っ白で清潔なコインランドリー、お隣さんが洗濯物を放り込んだ洗濯機の洗剤の匂い、看板に書かれた「10分100円」の文字。 そのまま暗転した。
目を覚ました時には病院だった。丸一日眠ってた。 看護師さんが名前はわかりますかと聞いているのに、 「私、コインランドリーに行かなくちゃいけないんです。 今すぐにコインランドリーに行ったら、これから全部うまくいく気がするんです」 と開口一番伝えて看護師さんを困惑させた。
病気ではなく、睡眠不足が祟ってぶっ倒れただけだったのでなんともなかった。
しばらく私は見舞いに来た上司や同僚に「コインランドリーに行けばすべてうまく行くんです」と何度も何度も伝えた。
「なぜうまく行くと思うの?」と理由を聞かれたけれど、 「わかりません。でも今の私を満たせるものはコインランドリーしかない」 とわけのわからない回答をしていた。
上司が不気味がって、休職していろと指示があった。
退院し、すぐさま床に散らばった家中の服、下着、タオルを家の洗濯機で洗濯して、脱水まで済ませたものを せっせとコインランドリーに運んだ。ちょっと贅沢に40分400円コースにした。
ゴウンゴウンと音を立てて洗濯機が乾燥していくのを、40分呆然と立ち尽くし、ずっと乾燥機の前で見つめていた。 どんどん心がスッキリしていくのを感じた。
それから洗濯物をきれいにしまい、途端に家事をやりたくなり、家中綺麗にした。 そして「あんな苦しい職場辞めちまえ」という気になり、貰うもんだけ貰って辞めた。
今はちゃんとした会社で、たまに残業しながらものんびり過ごせている。 週末お洗濯して、洗濯物の乾燥はコインランドリーに頼ってる。 大体10分もあれば乾く量なので、月額400円であの苦しさから解放された。 前の職場の同期曰く、「明らかに普通ではなかった。何を聞いてもコインランドリーの話しかしてなくて、本当に病んでた」 と言われた。
多分、家事の中でダントツめんどくさい「洗濯物干し」が楽になって助かったというだけの話なんだけれど、 私はそれ以上に、心が助けられたと信じてる。
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milgram-en · 21 days ago
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Trial 1 - TASK Voice Drama (Side-by-Side English Translation)
Google Docs version of this translation. If using/reuploading/reposting this translation, do not remove the translator's notes and do not change the translations. Credit and link if using. Any additional Translator's Notes will be found in the replies. Check the original post before reblogging as TLs are occasionally revisited and edited.
ミルグラム監獄内尋問室 MILGRAM PRISON INTERROGATION ROOM 薄暗い尋問室。 尋問室でコトコが椅子に座っている。足を組み、堂々とした様子。 A dimly lit interrogation room. Inside, Kotoko is sitting in a chair. She crosses her legs, looking regal. コトコ 「……」 KOTOKO: … ギィっとドアが開く。 The door creaks open. コトコ 「随分遅かったね。待ちくたびれたわ」 KOTOKO: You’re awfully late. I’m tired of waiting. [T/N: Right from the start, KOTOKO establishes her femininity through her manner of speaking and the usage of the わ (wa) particle.] エス 「……囚人番号10番、コトコ。尋問を始める」 ES: …Prisoner Number 10, KOTOKO. I’m going to begin the interrogation. コトコ 「どうしたの?仏頂面をして」 KOTOKO: What’s the matter? You look so glum. エス 「……その節はどうも」 ES: …Thank you for your time. コトコ 「ふっ、お礼を言う顔じゃないわよ」 KOTOKO: Hm, that face doesn’t seem so thankful. 早足でコトコの向かいの椅子に近づき、座るエス。 ES quickly walks to the chair opposite of KOTOKO and sits down. エス 「お前には山程訊きたいことがあるからな。ひとまず名前と年齢」 ES: There’s a lot of things I want to ask you. First, your name and age.
ゆずりはことこ Yuzuriha, Kotoko [T/N: KOTOKO is the only prisoner in the Trial 1 script book whose full name furigana (reading guide for kanji) is spelled in hiragana instead of katakana.] コトコ 「紅琴子。20歳。大学生で、自主休学中。あとは、そうね。現段階でこれ以上は自分のことについて話す気はないわ」 KOTOKO: Kotoko Yuzuriha. 20 years-old. University student currently on a voluntary leave of absence. Other than that, well- At this stage [of the conversation], I don’t feel like talking any more about myself. エス 「何?」 ES: What? コトコ 「そちらの手の内がわからない間はね」 KOTOKO: Not until I know what your intentions are. コトコのまったく怖気づかない態度に、エスは眉をひそめる。 ES frowns at KOTOKO’s fearless* attitude. [T/N: まったく怖気づかない (mattaku kowa kidzukanai) means “completely feeling without fear”. There’s a slight emphasis on the feeling of fear (or lack thereof) rather than just an adjective-descriptor.] エス 「ああ?一体どういうことだ」 ES: Huh? What the hell does that mean? コトコ 「その前に、最終確認。ミルグラム……ここにいる全員がヒトゴロシというのは確かなの?」 KOTOKO: Before we get to that, let’s confirm something; MILGRAM… Are you certain everyone here is a “murderer”? [T/N: ヒトゴロシ (hitogoroshi) was translated into “ “murderer” ” (enclosed in quotation marks) rather than “murderer” as the katakana spelling creates an emphasis, an ostranenie, especially within the context of what KOTOKO is saying.] エス 「あぁ、ミルグラムはお前たち10人をヒトゴロシだと言っている。ミルグラムの前提ルールだ。揺るがない」 ES: Yeah, MILGRAM says that all ten of you are murderers. That is MILGRAM’s ruled assumption. It is absolute. コトコ 「……ふぅん」 KOTOKO: …I see. エス 「それがどうかしたか?」 ES: What about it? コトコ 「看守であるあなたも、これをさせている存在の意思をはっきりとは知らないのね」 KOTOKO: Even you, the Warden, don’t know the intentions of the entity making you do this. エス 「何が言いたい……」 ES: What are you trying to say…? コトコ 「ミルグラムが言っている――看守さん、嘘がつけないタイプね……もしくは迷いがあるのか。ま、誠実で好ましいと思うよ」 KOTOKO: MILGRAM says that the Warden-san type cannot lie… or maybe you’re just unsure of yourself. Well, either way I think that’s rather likeable. エス 「……何様だ、貴様」 ES: …Who do you think you are? コトコ 「命の恩人様かな」 KOTOKO: Maybe the savior of your life? エス 「くっ……」 ES: Tch… 得意げなコトコ。 KOTOKO looks proud. エス 「そもそもお前、何故あのとき尋問室にいた。助けられたのは事実だが。勝手な行動を許した覚えはないぞ」 ES: Why were you even in the interrogation room in the first place? Yes, you may have saved me but I don’t recall ever giving you permission to act at your own convenience. コトコ 「そうかしら。ミルグラムはそういう風にデザインされているように見えるけど?」 KOTOKO: Is that so? Doesn’t it seem as if MILGRAM was designed in that manner? [T/N: そうかしら (soukashira) “Is that so?” is a phrasing used more often by women.] エス 「デザイン……。囚人の、勝手な行動を赦すように……」 ES: Designed… To permit prisoners to act freely… コトコ 「看守さんがしているんでしょう?鍵だってかかっていなかったわよ」 KOTOKO: Isn’t that what you’ve been doing, Warden-san? The door wasn’t even locked, you know. エス 「……僕が……?」 ES: …I…did that…? コトコ 「私がカヤノミコトの行動を疑い、注意深く動向を追うような人間であることも、許容したのはあなたでしょ」 KOTOKO: You were the one who permitted me to be suspicious of Mikoto Kayano’s activities and to monitor him carefully, weren’t you? [T/N: KOTOKO pronounces 私 as “atashi” which is a feminine way of identifying and referring to oneself, a first-person pronoun.] エス 「……人間性の観察……赦す・赦さないが確定するまで……」 ES: …Observation of human behavior…until judgement is decided to forgive or not forgive… コトコ 「そういうことでしょ?」 KOTOKO: Exactly, right?
コトコの言葉に上の空のエス。耳鳴り。いつもと雰囲気が違う。 ES is distracted by KOTOKO’s words, a ringing in their ears. The vibes feel different from usual. エス 「なぜ……そんなことを……彼らが喋っているところを見たいから.....、彼らのことをもっと、知りたいから……?」 ES: Why…are you doing this…? Because you want to see them chatter…? Because you want to understand them more…? コトコ 「看守さん?」 KOTOKO: Warden-san? エス 「看守……?僕は……、(わ)たしは……」 ES: Warden…? I’m… Am I… [T/N: Alternatively translated as: “Warden…? I’m… I’m a…” ES switches between the first-person pronoun of 僕 (boku)—typically associated with young masculinities—and the neutral pronoun わたし (watashi).] ダンと床を踏み鳴らすコトコ。 KOTOKO stomps her foot down loudly. エス 「……っ」 ES: …! コトコ 「ぼーっとしないでくれる?尋問の途中でしょ」 KOTOKO: Could you please refrain from spacing out? We’re in the middle of an interrogation, aren’t we? エス 「……あ、あぁ」 ES: …Ah, yeah. コトコ 「ま、終わりなら終わりでいいわ。私からも話があるし」 KOTOKO: Well, if you want to end the interrogation here, that’s fine. I have some things to say as well. エス 「……?」 ES: …? 意識が戻ってきたものの、まだ朧としているエス。 その顔を見たコトコがニヤリと笑う。 ES is slowly returning to their senses, though still in a haze. KOTOKO smirks upon seeing ES’ face. コトコ 「看守さん……いや、エス。私と協力しない?私達は良いパートナーになれるはずよ」 KOTOKO: Warden-san… No- Es. Why don’t we cooperate? We could make great partners. エス 「……協力……だと?」 ES: …us…cooperate? コトコ 「あなたは看守の立場から尋問によって得た情報を、私は囚人の立場から普段の監獄生活で得た情報を、互いに共有しあう。どうかしら?」 KOTOKO: You’ll share the information you gather through interrogations as a Warden and I’ll share what I learn from everyday prison life as a Prisoner. Does that sound good to you? エス 「……ふざけるな」 ES: …Don’t be ridiculous. コトコ 「どうして?悪い話じゃないはずだけど。ほら、カヤノミコトの件は、そのお試しサービスだと思って」 KOTOKO: Why not? It’s not a bad deal. Look- Think of the Mikoto Kayano case as a free trial service. エス 「うるさい、黙れ。クーリングオフだ」 ES: Shut up. That’s enough. The cooling-off period’s over.
おどけるコトコに、取り合わないエス。 ES refuses to play along with KOTOKO’s banter. エス 「僕は看守で、お前は囚人。以上だ」 ES: I’m the Warden, you’re the Prisoner. That is all. コトコ 「ふうん……見た目通り、頭が固いな」 KOTOKO: Hm… You’re just as stubborn as you look. エス 「なんだと?」 ES: What did you just say? 怒りをあらわにするエスに取り合わないコトコ。 ゆっくりと話し始める。 KOTOKO doesn’t pay any heed to ES’ visibly growing anger. She begins to speak slowly. コトコ 「……サクライハルカは、行動に積極性が増している。幼稚で偏執的だが、周囲とのコミュニケーションに興味を持ち始めたようだ」 KOTOKO: …Haruka Sakurai is becoming more proactive. He remains childish and paranoid-like, however he has begun to show an interest in communicating with others. エス 「……?」 ES: …? コトコ 「カシキユノは表面上の変化は少ないが、相手に同調するコミュニケーションが減ったように思える。本来のカシキユノが表出しはじめていると言うべきか」 KOTOKO: Yuno Kashiki hasn’t changed much on the surface, but it appears that her tendency to conform to someone else’s desires in acts of communication has declined. Should we say that Yuno Kashiki’s true self is starting to emerge? [T/N: 相手に同調する (aite ni douchou suru) means “to conform; to be in tune with someone”.] エス 「……おい、何の話だ」 ES: …Oi, what are you talking about? コトコ 「カジヤマフータは明確に変わった。他人への攻撃的な言動が減少傾向にあり、自己正当化、防衛をする言動が増えてー」 KOTOKO: Fuuta Kajiyama has clearly changed. His aggressive speech towards others is decreasing whereas his tendencies to justify and defend himself are increasing— エス 「コトコ!」 ES: KOTOKO! コトコ 「……エスとの尋問を終えた囚人の行動の傾向が、徐々に変化していることに気づいている?」 KOTOKO: …Es, have you noticed the gradual change in the behaviors of the prisoners who have completed an interrogation with you? エス 「……知らん」 ES: …I didn’t. コトコ 「監獄の中から見える景色もある。私はあなた同様、囚人を監視しているから」 KOTOKO: There’s all sorts of things you can see from within the prison. Because I observe the Prisoners just as I observe you. エス 「……お前が何故そんなことをする必要がある!」 ES: …Why would you even have the need to do that?!
コトコの語調がひときわ優しくなる。 懐柔しようとする雰囲気。 KOTOKO’s tone becomes particularly gentle. An air of persuasion coats her words. コトコ 「……協力しましょう、エス。私たちの利害は一致している」 KOTOKO: …Let’s work together, Es. Our interests are aligned. エス 「利害の一致だと。看守の僕と、囚人のお前が……?」 ES: “Our interests are aligned”? Yours, a prisoner, and mine, a Warden? コトコ 「そう……ここに収監されてから、私なりにミルグラムを観察し、考察した」 KOTOKO: That’s right… Ever since I was imprisoned here, I’ve been surveilling and analyzing MILGRAM in my own way. エス 「それが囚人のやることか……」 ES: Is that something a prisoner should be doing…? コトコ 「結果、私の中で出た仮説。ここはシンの善悪を定義する場所。ちなみに、ここでいうシンとは新しいという意味でもあり、まことという意味でもある」 KOTOKO: As a result of doing so, this is the hypothesis I’ve arrived at: This is a place meant to define neo-moralities- to define realities of goods and evils. By “shin”, I mean as in both the meanings of “neo-” and “reality”. [T/N: 善悪 (zenaku) means “good and evil”. シン (shin) was chosen to be translated into “reality” rather than “actuality” because “Actuality refers to the "world verified only in the ego's immediate immersion in action." Reality is the world of "phenomenal experience perceived with a minimum of idiosyncratic distortion and with a maximum of joint validation; while actuality is the world of participation, shared with a minimum of defensive maneuvers and a maximum of mutual activation" (Erikson 1962). シン (shin) was also chosen to be translated into “neo-” instead of “new” as neo- can also include the meanings of “revise; remade; modified” and, based on the context of KOTOKO’s speech, “neo-” is more appropriate to the conversation topic and her intentions.] エス 「シンの善悪……」 ES: A neo reality of moralities. コトコ 「既に世界には法律という罪の基準が存在するにも関わらず、何故ヒトゴロシを集めて有罪無罪を改めて問う必要があるのか?囚人といいながら拘束すらせずに自由に行動させ、その者の人間性を観察しているのか?人の心を覗き、判断する必要があるのか?」 KOTOKO: Although laws already exist in the world as a basis to define sin, why does MILGRAM find it necessary to gather Murderers and re-examine what their culpabilities and innocences are? You call them “prisoners” yet they are allowed to act freely and unrestrained, so is it to observe humanity? Is there any need in peering into someone’s heart to cast judgement? [T/N: ヒトゴロシ (hitogoroshi) was translated into “Murderer” rather than “murderer” as the katakana spelling creates an emphasis, an ostranenie; a value capture that simplifies and quantifies especially within the context of what KOTOKO is saying.] エス 「……」 ES: … コトコ 「こんなことをしようとするのは、今の善悪の定義が不完全だと思っている人間の仕業としか思えない」 KOTOKO: I can’t help but think that only people dissatisfied with the current definitions of “good” and “evil” would attempt something like this. エス 「……たしかにミルグラムは法律を基準としていない……僕���そうだ……、新たな基準を、探している……」 ES: …That’s true, MILGRAM certainly doesn’t use the law as its standard for judgement… nor do I… I’ve been searching for a new basis… [T/N: “basis” (a foundation; a starting point that can be built upon) vs “standard” (falling within an accepted range often recognized and affirmed by authority).]
うつろながら、こぼれたエスの言葉にコトコは微笑む。 KOTOKO smiles at the words ES mutters, lost in thought. コトコ 「気が合うね」 KOTOKO: We get along well, don’t we? エス 「……ミルグラム自体へ、ここまで理解を示そうとする人間は初めてだ」 ES: …You’re the first person to show this much willingness to understand MILGRAM’s system itself. コトコ 「たしかにじがたい非現実な場所よね。でも私にとっては悪くない。手間が省けるというもの」 KOTOKO: It’s certainly a surreal place, but I don’t mind. It saves me a lot of trouble. エス 「……コトコ、貴様は一体何を考えている」 ES: …KOTOKO, you bastard. What the hell are you thinking about? コトコ 「あなたと、同じだと思いたいけどね。……私は悪が赦せない」 KOTOKO: You and I, I’d like to think that we’re the same. …I can’t forgive evil. エス 「悪が赦せない、だと」 ES: You can’t forgive evil? コトコ 「そう。私は悪を憎んでいるーー罪なきものを傷つける暴力、略奪、殺人、悪業のすべてを憎んでいる」 KOTOKO: That’s right. I detest evil— Violence, plunder, murder, and evil deeds that hurt the innocent. [T/N: The word “detest” (to dislike intensely or loathe, with nuances of denouncing or condemning) was used instead of “despise” (to regard with contempt or scorn, with nuances of disregarding or ignoring) due to KOTOKO instrumentalizing herself and acting against- condemning evil rather than making herself to be the savior through the mental act of disregarding through scorn.] コトコの握る拳がわずかに震え、怒りを静かに押し殺している。 KOTOKO clenches her fist, trembling with suppressed fury. コトコ 「この世には法で裁けない悪が多すぎる。 法の隙間を縫い、弱者を虐げておきながら、今ものうのうと暮らしている悪人がたくさんいる。この世界を変えたいと思いながらも、私一人の力では限界がある……」 KOTOKO: There are far too many evils in this world that are not subject to justice. There are too many evil persons who exploit crevices between justices to oppress the vulnerable, still living freely. I want to be able to change this current world, but there’s a limit to what a single person can do alone… [T/N: 弱者 (jakusha) can mean “vulnerable person” but it has a nuance that that person is disadvantaged. It is sometimes translated into “the weak/weak person” but the concept of “weak” in this phrase is closer to “weaker position” or “to be in a lower, unstable position” regarding tangible hierarchies of status/resource instead of calling a person’s nature/disposition “not strong”.] エス 「……コトコ」 ES: …KOTOKO コトコ 「あなたたちの真意は知らないわ。同じ思想を持つ同志というのも、もしかしたら私の妄想に過ぎないかもしれない。だとしても、善悪を再度多角的な観点で炙り出す……ミルグラムの性質自体に私は魅力を感じているのよ」 KOTOKO: I’m not aware of what all of you Wardens’* true intentions are. Perhaps thinking of us as allies who share the same ideals is nothing more than my own delusional fantasy. Even so, I find that exposing goods and evils from multifaceted perspectives…the very nature of MILGRAM itself deeply compelling. [T/N: KOTOKO says あなたたち (you all) which was translated as “all of you Wardens’”.] エス 「……」 ES: … コトコ 「どう?私のことを理解してもらえた?」 KOTOKO: So, do you understand me now?
プレゼンを終えたあとのように、得意げなコトコ。 思案顔のエス。 KOTOKO smiles like she has just finished a presentation. ES looks deep in thought. エス 「……ひとついいか」 ES: …Can I ask one thing? コトコ 「何?」 KOTOKO: What is it? エス 「……コトコ、お前はヒトゴロシだ」 ES: …KOTOKO, you are a murderer. コトコ 「……」 KOTOKO: … エス 「お前もミルグラムの囚人だ。れっきとしたヒトゴロシだ。お前も、お前自身が憎む悪だ。裁かれる立場だということを忘れるな」 ES: You are also a prisoner of MILGRAM. A Murderer, without a doubt. You are also the very same evil you claim to detest. Don’t forget that you are the one being judged. コトコ 「……はあ」 KOTOKO: …Haa. コトコが心底、拍子抜けした表情を見せる。 KOTOKO, from the bottom of her heart, looks completely and thoroughly disappointed. コトコ 「ヒトゴロシ、ねえ。あなたもそのレベルの人間?がっかりさせないで。まぁどうでもいいけどさ」 KOTOKO: A “murderer”, huh. Are you really that type of human?* Don’t disappoint me. Well, it’s not as if it matters. [T/N: レベルの人間 (reberu no ningen) transliterates into “level of human” but it means “stratae of humanity” or “stratae of human”; strata(e) as in “a level or class to which people are assigned according to their social status, education, or income” which includes how a person thinks or derives understandings.] エス 「なんだと?」 ES: What was that? コトコ 「確かに私は人を殺した。だからこそミルグラムの力を信じることができた。でも、それは虐げられていた弱者を守るため。相手は極悪人。弱者の盾となり、牙となった結果。今のエスのように非難する人間がいたとしても、私は自分の行いに後悔はない」 KOTOKO: It’s true that I did kill someone. That’s why I was able to believe in MILGRAM’s power. However, I did it to protect someone who was suffering. The person that I killed was undeniably, utter evil. I became a shield for the vulnerable, I became their fangs. Even if there are people like you, Es, who condemn me, I have no regrets about my actions. エス 「――殺人、その行為自体に善悪が備わっているわけではないと?」 ES: Are you saying that the act of murder itself isn’t inherently good or evil? コトコ 「極端にいうとね。弱者を守るためなら致し方ないときもある。それに私が行ったのは……」 KOTOKO: To put it in extreme terms, there are times when it’s unavoidable if it’s to protect the vulnerable. Besides, what I did was… [T/N: 弱者 (jakusha) can mean “vulnerable person” but it has a nuance that that person is disadvantaged. It is sometimes translated into “the weak/weak person” but the concept of “weak” in this phrase is closer to “weaker position” or “to be in a lower, unstable position” regarding tangible hierarchies of status/resource instead of calling a person’s nature/disposition “not strong”.]
思案顔のエスに、コトコが得意げに笑う。 KOTOKO smiles proudly at ES who is deep in thought. コトコ 「『急迫不正の侵害に対して、自己または他人の権利を防衛するため、やむをえずした行為」よ。意味がわかる?」 KOTOKO: It was “an act a person was compelled to take to protect the rights of oneself or any other person against imminent and unlawful infringement.” Do you understand what that means? エス 「……刑法36条1項、正当防衛」 ES: …Article 36, Paragraph 1 of the Penal Code: Legitimate self-defense. [T/N: You can read up on Article 36 of the Penal code here.] コトコ 「よく勉強してるわね。事実、私はその件では司法においても、正当防衛と判断されている」 KOTOKO: You’ve studied well. In reality, the subject of the matters which I have done was ruled as an act of legitimate self-defense by the court. エス 「……それは日本の司法の判断であり、僕が、ミルグラムが救す救さないは関係がない」 ES: …That was the decision of the Japanese court. Whether MILGRAM or I forgive you or not is another matter entirely. コトコ 「そうね、理解している。それにすら懐疑的なミルグラムのルールに乗っ取るし、支持する。でも私は自分が正しいと確信しているし、エスにもそれが伝わると思っているわ」 KOTOKO: I see, I understand. Even so, I choose to [follow/seize] and support MILGRAM’s rules, even if it’s skeptical. However, I’m confident that what I did was right and I believe that that will come across to you too, Es. [T/N: There is really good wordplay here. What KOTOKO is saying can mean two different things. Verbally, the “nottoru” in それにすら懐疑的なミルグラムのルールに乗っ取るし、支持する (sore ni sura kaigiteki na MILGRAM no rūru ni nottoru shi, shiji suru) sounds like 則る (nottoru) which means “to follow (a rule)” especially in the context of the sentence. So it’s likely that the Warden(s)—ES/you guys—initially heard/believed that KOTOKO was saying “Even so, I choose to follow and support MILGRAM’s rules, even if it’s skeptical.” But what KOTOKO means, a meaning privy to her in which she’s possibly using the vagueness of homophones so the listener can choose what they want to hear, is “Even so, I choose to seize and support MILGRAM’s rules, even if it’s skeptical.”] エス 「……まったく、たいした自信だ」 ES: …You’re awfully self-confident. コトコ 「だってエス。あなたは私の心に触れるんでしょ。歌と映像によって」 KOTOKO: Because, Es, you’ll touch my heart, right? Through songs and visuals. エス 「……そのとおりだ」 ES: …That’s correct. コトコ 「じゃあ大丈夫。わかる人にはわかるから」 KOTOKO: Then it’ll be fine. Those who understand will understand. エス 「そこまでいうなら、見せてもらおう。お前の心を」 ES: If you say as much, then show me. Show me your heart, show me your soul.
コトコが立ち上がり、エスに近づく。 KOTOKO stands up and approaches ES. コトコ 「私の罪に触れて、赦せないと思うなら赦さなければいい。赦すならば……そのときは……」 KOTOKO: If you come to face my sins and feel that you can’t forgive it, then it’s alright if you don’t. If you do forgive it… then… 手を差し伸べるコトコ。握手を求める。 KOTOKO extends her hand, asking for a handshake. エス 「何だ、その手は?」 ES: What’s that hand for? コトコ 「握手。私たちは仲間よ」 KOTOKO: A handshake. We’re partners. コトコ 「そのときはエス、私はあなたの牙になろう」 KOTOKO: When the time comes, Es, I will become your fangs. エス 「……何を言って……」 ES: …What are you talking about… 突如部屋にある時計から鐘の音が鳴り、尋問室の部屋の構造が変化していく。 Suddenly, a clock within the room chimes and the interrogation room begins to transform. エス 「……っ」 ES: …! コトコ 「もう時間?まぁ、いいわ。話したいことは話したし」 KOTOKO: Is it time already? Oh well. I’ve said what I wanted to say. エス 「何が仲間だ……、僕は……お前たちヒトゴロシの罪を、裁くための……っ。看守だ!お前と手を結ぶ必要などない!」 ES: The fuck do you mean “partners”…? I… I’m here to judge all of you murderers…! I’m a Warden! There’s no need for me to join hands with you! コトコ 「エス。あなたは自分のことを処刑人とでも思っているの?」 KOTOKO: Es. Do you think of yourself as an executioner? エス 「……?」 ES: … コトコ 「法で裁かれない悪人がいるといったでしょ?逆もしかり、不完全な法で裁かれようとしている善人もいる。……あなたはそれを教す立場でもある訳でしょう」 KOTOKO: I told you that there are evil people who go unpunished by the law, right? Well, the opposite is also true; there are good people who are about to be judged by an imperfect system. …You’re in a position to guide that judgement, yes? エス 「……!」 ES: …! コトコ 「あなたは悪を裁く処刑人ではない。赦されるべき殺人者を救うのもあなたなのよ」 KOTOKO: You are not an executioner who judges evil. You are also the one who saves murderers who deserve to be forgiven. エス 「あ……ああ……ああっ」 ES: Ah…aah…aah- コトコ 「さあ、エス。私の罪を聴くがいい」 KOTOKO: Come now, ES. Listen to and think upon my sins. エス 「……囚人番号10番、コトコ。お前の罪を……歌えっ……!」 ES: …Prisoner Number 10, KOTOKO. Sing… your sins-...! 薄れゆく意識の中、 As consciousness fades, コトコ 「……ハッ」 KOTOKO: …Ha- 怪しく笑うコトコ。 KOTOKO laughs mysteriously.
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leomacgivena · 11 months ago
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ファミレスのような公共の場でわざわざ別れ話をするカップルなんなんだ、と思っていたが、相手が暴力的な人間のため密室である家の中だと怖くて別れ話ができないからファミレスで別れ話をしたことがあるという人の話を聞いて、公共の場でのカップルの別れ話が自分の中でオールオッケーになった
山下素童さんはTwitterを使っています
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netabare-szmm · 3 months ago
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ライブアライブSF編感想日記
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人間の業を感じる話だった…
カトゥーさんに作られたキューブたん、仕草がむちゃくちゃ可愛すぎて最高なんですが…よちよち船員についていく感じがまた可愛くてキュンでした!(ローラースケートだけど)
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所々キャラ視点になるシーンがあり、怖さが倍増して面白かったです😭ベヒーモスがうろうろしてる所が本当に怖くてたまらないし、何度か壊されてしまい地球の大地を踏めなかったんですが…なんとかクリアしました!出会い頭出現マジで予測不可能回避不可能なのでやめて欲しい。
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私は実は追いかけられる系のゲームがすごく苦手なので鳥肌が止まらなかったです。
人間臭い船員達の人間ドラマに巻き込まれ、そんな中でも船員達とふれあい学習していくキューブたんが健気で萌えました。
はじめは死んでいる人の様子を見つめて死を理解できていない感じだったのに、後半になると生体反応がないと理解していってるのが本当に…キューブたん、いっぱい冒険したね…
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特に伍長との共闘がた���らなくかっこ良くてキューブたんが一生懸命探してる姿がたまらなく良かったです。伍長ははじめはツンケンしてたテンプレート軍人だったのにラストで敵か!?と思わせて最大の味方になるのアチすぎて最高でした!パスワードわからなかったところとかあるからまたやりたい!!
最後に、カトゥーさんとキューブたんの会話が最大の癒しでした。
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そしてついにオルステッドくんとやらの話が来ました!!やったー!一番楽しみにしてたキャラなので今から楽しみです💕オルステッドくんに会うためにこのゲームを始めたので…二年かかったな…!?
あと現代編感想日記の描くの忘れてました。気が向いたら描きます。
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