#日曜美術館
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2024.06・05
家人が今話題になっている本屋大賞の「成瀬は天下を取りにいく」を読んでいたので、借りて読んでみた。主人公の「成瀬あかり」というちょっと風変わりな女の子と幼馴染みの「島崎みゆき」を中心に、中学3年から高校までの彼女たちの生き様が面白い小説だった。
舞台は滋賀県大津市。お隣の県ということもあるし、話に出てくる西武大津店や平和堂は、福井にも西武福井店(現在も営業中)や平和堂もあるので、すごく身近に感じる。また主人公の地元愛に考えさせられることもあった。
そういえばこういう女子って似たような人がいたような⋯。
大賞を取っただけあって、面白くて一気に読み終えた。
『成瀬が言うには、大きなことを百個言って、ひとつでも叶えたら「あの人はすごい」になるという。』
島崎がそれはほら吹きとどう違うのかと尋ねると、
『成瀬はしばらく考えた後「同じだな」と認めた。』
本を読むといろんな言葉に会えるのが嬉しい。
しかしここ数年、小説はあまり読まなくなっちまったね。

話は変わるが、つい先日NHKの「日曜美術館」で宇野亞喜良氏が取り上げられていた。
氏が描く少女が笑っていないことを女性のアナウンサーが尋ねて、
「いつも笑っている人はいないし、不自然でしょう? みんな社会に何パーセントか不満を持っている・・・。」
その言葉を受けて坂本美雨さんが「それが凛とした表情に見えるのですね」
というようなことを話していて(正確じゃないかもしれないが)、印象に残った。
番組の最後に宇野亞喜良氏と横尾忠則氏が麻布十番にある「浪花家総本店」でおいしそうに鯛焼きを食べている姿がよかった。
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和内 璃乃(わうち りの、2003年(平成15年)2月21日 - )は、日本の女優。神奈川県出身。
わうち りの 和内 璃乃
生年月日 2003年2月21日(21歳)
出身地 神奈川県
身長 162cm
血液型 A型
職業 女優、ファッションモデル
ジャンル テレビドラマ、CM
事務所 Rhythmedia
趣味=読書、古書店巡り、美術館巡り、油絵、詩を書くこと、ショッピング
〇テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』、TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』など話題作に出演。湖池屋ポテトチップスのCM「姉妹仲直り」篇に出演中。
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ホワイトデーだった。彼が高価なチョコレートを買ってきてくれた。わくわくしながら箱を開けたら、12粒入りだったけれど、半分くらいしか食べられるものがなかった。同じブランドのトリュフアソートだったら全部食べられたのに、と勝手に落胆しては、そもそも人の好意を無碍にする自分って最悪だなと思ってさらに落ち込んでいる。
さて、今日もスーパー自己開示タイムをしようと思う。今回は食生活編。先に言っておくが後半で理解のある彼くん(笑)(言ってみたかった)の惚気が入るよ。ここはとても静かで良い場所だから、別に嫌がる人はいなさそうだけど。
他人からの好意を無碍にしてしまった経験を、幾度となくしてきた。そしてそれのうち、ほとんどが食べ物に関するものだ。以下に思いつく限りの具体例を挙げていく。
高校生のとき、とある男子運動部のマネージャーをしていた。高1の春、学校外での外練の後、学校に戻る途中にあるシュークリーム屋に寄る流れになった。わたしはべつにいらないな、と思ったので、同じく買わないメンバーと一緒に、お店の外で待っていた。主に3年生の先輩がこぞって買っていたはずだ。先輩たちがお店から出てくると、その中の一人の先輩がわたしにシュークリームをくれた。わたしの分を買ってくれたらしい。ありがたく受け取りはしたが、先輩との間に恋は芽生えなかった。わたしは生クリームが苦手なのだ。
大学生の頃、美容院の予約日がちょうどバレンタインデーだったので、担当の美容師(メンズ)に既製品のチョコレートをあげてみた。翌月の施術の時、ホワイトデーのお返しをもらった。「甘いの苦手って前に言ってたから、控えめのやつにしてみたよ」と言われ、会話覚えててくれたんだ〜と嬉しくなった。中は謎の焼き菓子だった。家に帰ってひとくち食べた。普通に甘すぎて食べられなかった。家族にあげてしまった。
ある年の冬、友人と待ち合わせをしていたとき、相手がすこし時間に遅れて、寒空の下で待ったことがあった。遅れてきた友人はコンビニで買ったであろう暖かい紅茶をくれた。午後の紅茶のストレート。飲んでみたら、甘かった。ストレートのくせに甘かった。調べてみると、午後の紅茶はミルクとレモンが入っていない状態の紅茶をストレートと定義しており、ストレートと表記されているものは飲みやすさを重視して、若干量の砂糖が含まれているのだそう。わたしは完全に無糖の紅茶しか飲めない。一口でオエってなって、それ以降飲めなかった。
恋人と高価格帯のおしゃれなバーで飲んでいたとき、座っていたテーブル席に虫が出た。店員さんに対処してもらった。その後、不快な思いをさせてすみません的なお詫びで、お店からシャインマスカットの盛り合わせをサー��スとして出された。ありがたくいただくことにした。一口食べた。あまくてそれ以降食べられなかった。
数年前に研究関連の用事で台湾に行ったとき、出先でお弁当などをよく出してもらった。だが、どうしても匂いが受け付けなくて、一口も手をつけられなかったということが何度もあった。去年フィリピンに行ったときも、帰りの飛行機の時間が早朝だったのでホテルが朝食としてお弁当を準備してくれたのだが、食べずに空港のゴミ箱に捨ててしまった。
食べ物を粗末にしたら地獄に落ちる系の言葉はきっとわたしのためにある。誰かが準備してくれたり、労力をかけてくれたり、お金をかけてくれた好意を、わたしはこんなにも簡単な形で切り捨ててしまう。わたしは本当に地獄に落ちた方がいい。
食に関する悩みが人生においてずっとつきまとっている。決まった時間に食事をとるのが苦痛だ。毎日決まった時間にご飯を食べている人間、あまりにも文化的存在すぎて尊敬する。あとわたし、単純に好き嫌いが激しすぎる。嫌いなもの・気分じゃないものを食べるくらいだったら一食抜いてもいいや、という、どう考えてもおかしい判断がまるで正当かのようの思われてしまう。
一般的に太りやすいと思われている食べ物が軒並み食べられない。ポテチはのり塩以外たべられない(のり塩でも別にいらない)。甘いもの、大半はむり。ミルク・ビターのシンプルなチョコレートは大丈夫だけど、ケーキ全般、生クリーム、和菓子、パフェ、ドーナツ、シュークリーム、大抵は無理で、ミスドのチョコファッションのチョコレートの部分が小さくなったという話題についていけなかった。バスキンロビンスことサーティワンアイスクリーム、わたしはオレンジソルベしか食べられない。唐揚げやカツなどの揚げ物も好きじゃない。ステーキも別にいらない。焼き鳥もべつになくても生きていける。天ぷらもいらない。ていうかうどんの天かすマジでいらない。ハンバーガーも食べない。牛丼もいらない。焼肉屋ではホルモンしか食べない(付き合いで他の肉を食べることはもちろんある)。菓子パンも苦手。ついでにフルーツも、柑橘系とりんごしかたべない。
じゃあ何食うの?? って感じだと思うけど、おさかなと野菜、あと各種麺類です。カップ麺は食べられるので助かっている。わたしあと3年は学生なのでまだいいけど、社会人になったら飲み会とかですごく苦労しそうだからもうすでに怯えている。
偏食だという事実をふわっと誰かに話すと、ほぼ確実に「羨ましい」と言われる。甘い物と脂っこいものを食べないから細いんですね、いいなあ、と。でも、違うんだよ。生きづらいよ。アフターヌーンティーとか行ってみたいんだけど、無理なんだよ。ほぼ全部食べられないから。パスタ屋に入ってもオイルベース系かジェノベーゼしか選べないし、ピザ屋のピザもトマト系はまず無理だから選択肢がないし、ジェラート屋さんに行って食べられるものが一つもないとかザラだし、カフェのフードメニューから食べられそうなものを探す作業も苦痛だ。行ったことのない店に行くと、これは食べられるものか、という認知判断が食事に先立つからいちいち疲れるんですよ。だるい。
わたしは実家で暮らしていた約20年間、ことごとく母親を困らせてきた。もともと家族全員で食事をとる習慣がないうえに、わたしは上記の通り病的な偏食なので、よく何も食べずに適当に過ごしていた。ネグレクトとかじゃなくて、家族それぞれ別のものを別の時間帯に食べることが多いというかんじ? 母はふつうに料理をしていたと思う。だけどみんなバラバラの場所で適当に食べるから、なんかぬるっと夕食をパスできる家だった。母はわたしが食事を残すことも、連絡なく勝手に夕食を外で済ませてくることも、なんなら夕食があるのにそれをパスして部屋でカップラーメンを食べるのも(これはわたしが最低すぎる)、べつにとやかく言わなかった。母はたまに気まぐれで、「今日あなたが食べられそうなもの作ったけど食べる?」とか聞いてくるから、そういうふうに言われたら食べるようにしていた。わたしが自室以外で食事を摂ると、父にいつも「珍しいね」と驚かれる。当時はべつに引きこもっていたわけでもないのに。
↑は夕食の話だけど、それ以外にも母はよくスーパーでお惣菜を何種類か買ってきて、どれかを食え、と選ばせてくれた(選ばれなかったものは父や弟の昼食になる)。知らない間にウイダーやカップ麺をよく自室の学習机の上に並べられていた。わたしがとあるブランドのグミにハマると、飽きてもういらん!となるまで母は毎日そのグミを買ってきた。お願いだから何か外で食べてこい、とお金を渡されることもしばしばだった。母のために食べた。母はわたしが何かをむしゃむしゃ食べているところを見ると安心するのだそう。あまりにも親だ。迷惑かけてごめんなさい。
空腹をそこまで苦痛に感じない。お腹がすいた、よりも、動きたくないな、の方が強い。トイレに立ったときに立ちくらみがすると、そこでやっと「そういえば食べなきゃ」が勝つ。そういう生活。
実家を出て恋人と同棲しているが、ここでも彼を困らせている。放っておくと何も食べない。彼が夕方に仕事から帰ってくると、「今日は何か食べた?」と尋ねられ、「まだ〜」もしくは「さっきウーバー頼んだから今日はもういらない〜」と答える会話をほぼ毎日している。約一日何も食べずに過ごした日曜日の夕方、お願いだからすこしでも食べて、と懇願されて、ねるねるねるねと茶碗蒸しを食べたこともあった。ウェーブ体型なのが相まって、さいきん肋骨が出始めてきた。アー食べなきゃ、と思うけど、お腹いっぱい、の感覚が嫌いすぎるのでたくさん食べられない。ジュースを飲んで糖分を摂取した気になっている。わたしはそのうち病気になると思う。死にたくないな〜。
温泉旅館に泊まったりして、いつもより多い量のご飯を食べると、絶対に次の日は反動で食べられなくなる。これも人体の、否、我が身体の謎だ。
不健康自慢なんてクソダサいからしたくないんですよ。だけどどうしたって食と睡眠に関してはガタガタすぎて困ってる。せめて2日に1回ウーバーイーツを頼む生活をやめたい。
ていうか自炊できる人ってすごくないですか?? 毎日働いて、生活してる人って本当に尊敬する。わたし、生活を捨ててそのほかの欲望に忠実でいることで、気が狂いそうな毎日の中で精神性のバランスをとっている節があるから、自炊をするようになったらたぶん心が壊れる気がする。あと、それとは別で、ウーバーを愛用してしまうのは自炊をするのに必要な文化的資本がないからなんですよ。わたし、まったく料理ができない。それは、「色々と大変な状況下でわたしに家事手伝いまで強制させたらあまりにも気の毒だから」という理由で母がわたしに家事手伝いを強制しなかったという一種の愛の副作用でもあるが、それよりもわたしにやる気がなさすぎるのと、ふつうに自炊に必要な道具も食材も足りていないのが根本の原因だ。もちろん、道具と食材とレシピと動機があればやるのかもしれない。だがわたしの頭はほんとうにおかしいから、作るのが面倒だから食べなくていいや、になるの。それだと死ぬからウーバーを頼む。スーパーにいけば安いお惣菜があるけれど、家から出るのがだるいから食べない、になるの。それだと死ぬから、ウーバーしかないんですよ。家に届いたら食べるしかないから。こういう思考回路。あほじゃん。3月までは同年代の人よりも多くの額の収入があったからウーバー漬けの生活でまかり通っていたけど、4月からはそれがごっそり減るので、やはり怯えている。
ご飯を食べなきゃって思いながら過ごす生活、だるいです。どのタイミングで食べるかを考えるのがしんどい。ログインボーナスをもらうために一日一回ソシャゲにログインしてる感覚に近い。今日もやらなきゃ、みたいなね。午後に出かける用事があればそれが終わるまでは大抵何も食べないから、用事が終わったあとに、やば今日何も食べてないじゃん、と思ってあわてて外食するみたいな。だるい。味のないゼリーとか飲んだら1日分の栄養が摂取できるとか、そういうのってないんですか?? 味も食感もいつか飽きるからしんどい。
なんか今日の記事いつにも増してキモすぎるからみんなに引かれそうでこわいな〜。お���がい、嫌いにならないで…。
冒頭の話に戻る。結局その後彼は、同ブランドのトリュフアソートをまた買ってくるねって、にこにこしながら言ってくれた。罪悪感とほんのりとした嬉しさがぐちゃぐちゃに交わってなきそうです。面倒くさくてごめんねっていうわたしの中のメンヘラの部分が顔を出していると同時に、こんなわたしにも怒らないでいてくれるんだっていう安心感にやさしく包み込まれている。ありがとね。たぶん、彼のそういうところが好きだ。
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こんばんワイン。
(懐かしい!おぼっちゃまくんか)
来週の火曜まで地元金沢に滞在しておりますので、時間潰しがてら、石川県立美術館へ行ってあまり興味がない展覧会「加賀藩前田家の名刀」を鑑賞してまいりました。
(興味がない。笑)
実家からそれ程遠くはないのですが、中に入ったのはたぶん生まれて初めてです。
(まじか)
天下五剣の名宝のうち、「大典太光世(国宝)」、「無銘義弘・名物富田江(国宝)」、「短刀 銘 吉光・前田藤四郎(重文)」の3振が一堂に展示されるのは、57年振りとのことで「刀剣乱舞」オタク連中に交じって、しっかり鑑賞させていただきました。
国宝の二振りは、足利尊氏から足利義昭と、代々室町将軍家に相伝され、その後、豊臣秀吉から前田利家に渡ったそうです。
本日は偶然にも「国際博物館の日」で、なんとこれらコレクション展は無料でございました。
国宝とはいえ刀三振りと、あとはいろんな刀の解説みたいなのだけなので、僕的には無料が妥当です。
(厳しい沙汰)
近江町市場で人が映らないように写真を撮るのは大変です。
5分くらい待って、人が滅茶苦茶少なくなったところで何とか撮影成功。
市場の二階にランチを食べに行ったのですが、魚屋さんで見たこともない巨大な「ほっけ」が売られており、お値段を見たら2800円~3400円くらいでございました。
(尋常じゃないくらい大きかった)
知らない観光客のイケオジが、高そうなガラス張りの冷蔵ケースの中に鎮座している能登牛の写真を撮りまくりながら、僕に「な、な、なっ、見てみ!すげーなこの能登牛!」といろいろ解説入りでランゲージされました。
(いつも誰かに声かけられる人)
毎度のことなので、観光客のふりをして最後まで聞いておりました。
(結構疲れる)
兼六園横の戦国武将ショップ「武将庵天翔」には一度も入ったことがございませんのでいつかは入って武将グッズを購入したいと思います。
帰り際、京都でもおなじみ「茶和々」でいつものように何か買おうと思ったけどやめました。
最後に、ドイツ人観光客と一緒に金銀のソフトクリームの置物を撮りまくりました。
(欧米人に大人気だった)
Tschüss!(チュース)
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重要文化財 華厳経 巻第四十六(二月堂焼経)(部分)日本・奈良時代 8世紀 根津美術館蔵 企画展 はじめての古美術鑑賞―写経と墨蹟― 会 期 2025年5月31日(土)~7月6日(日) 会 場 根津美術館(東京都港区南青山6‐5‐1) 開館時間 10:00~17:00(最終入館 16:30) 休館日 毎週月曜日 入場料 オンライン日時指定予約 一般 1300円(1100円)、学生 1000円(800円) ※()内は障害者手帳提示者及び同伴者1名の料金です。中学生以下は無料です。 ※当日券(一般1400円、学生1100円)も販売していますが、ご予約の方を優先してご案内いたします。混雑状...
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箱根ラリック美術館

2025.3.2 箱根旅行②
箱根旅行二日目の土曜は、まず「箱根ラリック美術館」へ。ここも初来館です。
こじんまりとした美術館かなと思っていたら、敷地も広く、作品数もそこそこあって非常によかったです! 下記門をくぐってから、結構奥に美術館がありました。


上の写真の左の建物は、美術館の手前にあるレストランです。奥の木に宿り木がたくさんあって目立っていました。
もっと暖かくなって芝生が青々としたらまた素敵でしょうね。

こちらの美術館は撮影はNGで、チケット売り場の前のこのコーナーだけOKでした。

小さい香水の瓶、こんな風に飾ると可愛いですね。展示品にたくさん香水の瓶があったので、こんな飾りを思いついたんだと鑑賞後、分かりました。
とても見応えがあり、素敵な美術館だったのでまた機会があれば来ようと思いました。
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2024/12/7

12月7日 高松に来ています。 ホテルのお部屋は地方の昔ながらのビジネスホテルという感じ。大阪では同じ系列ホテルに泊まったばかりだったので、こうも違うのか、と、寒々しい照明となぜか広い部屋と遠くの小さいテレビに少し寂しくなっている。 お部屋の窓からは瓦町の駅と商店街のアーケードが見える。

朝起きて、昨日の夜全ての生活をしたことを忘れたように、また全ての生活をしてバタバタと出かけた。空港に着くといつも、それまでいろんなウイルスが怖過ぎて気を張り詰めていたのがもう無駄!みたいな気持ちになる。日本全国、異国の空気が混ざり合っている感じ。
飛行機では離陸前の滑走路を走り始めた頃から眠ってしまって、途中のドリンクサービスもかろうじてお断りの態度を示した感じで、着陸までずっと眠っていた。 なので、高松空港についてからもしばらくは東京と地続きの感覚でバスに乗って、町を歩いていた。

今回はライブの遠征のために高松に行くことにしたので、あまり観光はしないぞ!(欲張り過ぎてへとへとになったりパニックになったりしがち)と思いつつ、栗林公園のバス停で下車して公園を散歩した。 お土産物屋さんで、栗のお菓子が売られていて、その包み紙にとても見覚えがある!と思った。祖母の家にあったはず。たぶん包み紙を何かに再利用してお部屋のどこか、目につくところでずっと使っていた気がする。

摂津本山でお茶をした友人が高松出身なので、前以て瓦町のおすすめスポットを教えてもらっていた。 古本屋さんや喫茶店を教えてもらっていたのだけれど、実際町を歩いているとおしゃれな本屋さんや、レコード屋さん、カフェがたくさんあった。 どれもアーケードのある商店街にくっつく様にあって、商店街には昔ながらなお店やファッションブランドやありとあらゆるチェーン店が並んでいた。
街角ピアノもあって“人形の夢と目覚め”を引いている方がいた。昨日ちょうどドキュメント72時間で、神戸の街角ピアノの回を見たところだったので、あ!と気になってしまう。

アーケードの先には三越にもつながっていた。
祖父の親戚が営業していた古書店は、やっぱり閉業してしまっていて、空きテナントになっていた。 祖母が結婚前に勤めていた銀行がたくさんあった。
御菓印を扱っている三友堂というお菓子屋さんにも行って、年始に実家に行く時用にお菓子を購入。日持ちがしないお菓子が多くて、和三盆と羊羹にした。 少し商店街を歩くと、昔祖母からよくもらっていた瓦せんべいのお店を発見。

瓦実寸台程ある大きな瓦せんべいがお店にあって、これが祖母に家にもずっと、誰も手をつけずにずっとあったのを思い出していた(一度開封したら全部食べなくてはいけないけれど、大き過ぎて手をつけられない)。 奥では瓦せんべいを作っている様子を見ることができて、小さなせんべいがひっくり返されている様子を眺めた。

ライブが終わって、まだ18時とは思えない程、町が暗くて静かだった。 商店街もまだまだお店の明かりはついているし、クリスマスツリーの周りではクリスマスマーケットみたいなイベントも開催中だったけれど、それでも、本当に土曜日の夜なの?と思ってしまうくらい落ち着いている町。 東京は人が多すぎるのかもしれない。

思ったより今日1日で瓦町をたくさん歩けたので、明日は丸亀の美術館へ行こうかな、と思っている。
たかが一日、と侮らず、ホテル選びを大切にしたい、と改めて思いながら夜を過ごそうと思います。 無事に帰宅したい。

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2月16日(日)open 12-18
春の陽気だった日曜日。 ひと段落して時計を見るともうこんな時間です。 随分と日は長くなりました。
今日まで松本市美術館で開催されていた、エクセラン高等学校美術科 第24期生卒業制作展「ZPOP」。 観に行かれた方も多いのではないでしょうか。 素晴らしい作品の数々に、私も先日胸打たれて来ましたが、なんと嬉しいことに、出展されていた作品を3点、ひと月ほどお借りできることになりました! 本・中川にも、展示を観に来てくれることも多い、松井響生さんの作品です。 (誕生日も一緒🎂) ギャラリーはお休み中ですが、廊下に3点の作品を展示させていただきました。 響生さんの作品は、光と影が印象的。 特に私は影の部分にグッと惹かれます。 仄暗い画面の中、そっと手を伸ばして光を掬いとるような、静けさと緊張感。 美術科で3年間経験したことが糧となり、これからもたくさんの作品が彼の手から生まれてくる事と思います。 どんな色、光や影に出会うのかな。 まだまだ絵の世界へ突き進む彼の、これからの作品も楽しみで仕方がありません。 ご来店の際は、松井響生さんの表現に是非触れてみてくださいね。
来週もどうぞよろしくお願いいたします!
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そっくりさん
『日曜美術館』を観ていたら、デザイナーの沖健次という人が出てきて喋った。全然知らない人だったけど、この人にそっくりの顔をした人を昔から知っている、と思った。しかし、昔から知っている人の方を思い出せない。所謂芸能人ではないのは分かっていた。学者か作家か、その辺だろうと思って頑張ってみたが、全然思い出せないので、諦めた。

ちょっと寝てから今起きて、そしたら思い出した。古武術の甲野善紀さん。沖健次という人が、日曜美術館の中で喋っている映像が、この古武術の達人にそっくり。
で、本当に似てるかどうか確認するために甲野善紀のさんの画像を探していたら、くらたま相手に、(いつもの感じの)キワキワな話をしているページを見つけた。いつもの感じで面白かった。
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誕生日ウィーク

2025.5.5
・
この間誕生日を迎えて、
誕生日ウィークと勝手に名付けて
お気に入りなことを行っています。
・
さて、ヨーロッパを題材にした小説を購入し、
表紙が素敵なだけでなく、
解説にはヨーロッパの歴史にも触れていて
描かれた背景がわかるよう記載されている本。
・
不思議なのですが、
この間の神学校、日曜日の礼拝で
語られたヨーロッパのお話の内容と関連していて
私自身のうちにストンと思いに入ってきたことが
あって
・
この先どう歩んで行けばいいのか、なんていうと
少々堅苦しく聞こえるかもしれませんが、、
いつの間に自分で勝手にハードルを
上げていたことから
解放されたことがありました。
・
そんなつもりで購入した訳でないけれど
思いがけない恵みを受けた時でした。
・
さて、明日もう一冊本が届く予定📕
楽しみにしているところです。
・
(写真:初めて目黒美術館に行ってきました。)
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靑生ふゆです。
一昨日の日曜美術館に見入っていました。美と人生、苦しみと美、その果てにあるもの。
私は中高生の頃から、美だけを信じて生きてきました。18歳のとき、タイムカプセルに入れる手紙に、一生を美の為に捧げます、と書きました。その想いは今も変わっていません。
ヘルダーリンを初めて読んだとき、世界は途方もなく美しいと思いました。そのとき私は文字通り死にかけていて、病院にいました。その文庫本の言葉を目で追うだけで天国のように黄金の世界が目蓋に拡がり、涙が止まりませんでした。
それから長い時が経ちました。私は現実的な死を見据えなければならない時期に入りました。あとどれだけ描けるだろう、生きられるだろう。怖いです。
だからこそ、私は人生を賭して全うします。美なんていうものを信じ切った、愚かかもしれない小さな一生を、その幕を閉じるときまで。
今回の個展は、今までにない熱量で全力で制作に取り組んでいます。妥協は一切ありません。怒涛の如く、描き続けています。
どうしても実物をご覧いただきたいです。写真では再現できません。
2月15日、16日に高円寺のいつものギャラリーで。
冬の最中に、お会いしましょう。
靑生ふゆ
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もう、暖かい。3月も終わる。
先週、末のあたりはまだ寒く、不意打ちで大雪に見舞われるTOKYO。積雪には至らずだったが、そこは寒さのピーク。
翌日からは晴れ、暖かさ右肩上がり。
2月に狂ったように早起きをしていたが、久々に、木曜の祝日に、清澄白河へ。坂本龍一さんの、現代美術館での展示が目的ではあったが、一番乗りでカフェに入り、2時間ほど過ごし、1時間ぐらい歩いて、開館時間…20分前ぐらいか。長蛇の列。聞いてはいたが、こんなにかというぐらいには、盛況。まあ、長蛇ではあったが、館内には概ね、一群として収まることはでき、招待券持ちだったのでそこまで並ばなかった。体調が本調子ではなかったのか、カフェで、言うていろいろ、早朝から食べた影響か、お腹は下っていた。あまり、近年そういうことも少なくなっていたなか、この前の大阪出張でのことといい、老いたな、と思う。
展示は、そこまでの没入はなかった、正直。併設の展示のが、趣を感じるものがあったかも、しれない。
そこから、諸々あり、清澄白河から森下といった界隈を歩き回ることになり、朝からしたら10時間ほど、外にいたことになり…次の日は次の日で仕事がけっこうパンパン。翌日土曜は、朝から活動してやろうと着替えまでしたのに、結果引きこもった。外回りの気力なく、マルエツで弁当だけ、買いに出た日…Winnyの映画は観たが、本当にそれだけ。なんなら弁当食べてWinny観て、眠くなってしまって16時から21時まで、寝た。その上で、パスタかなんか食べて、また寝た。
翌日日曜はしっかり朝から赤坂に。超久々に独りカラオケに赴き、3時間きっちり喉をつぶし、そこから2時間ほど仕事をし、歩いて麻布台ヒルズまで行って、17時前という早めの時間にとんかつ河むらにてミックスカツ定食を食べて、帰投。疲れて、風呂にもすぐ入って21時には寝に入ったものの、寝つき悪く結局は0時を過ぎたご就寝。
時間がない。私はどう生きたら良いだろう。もう、無理かもしらん。手詰まり感が、強い今m(_ _)m
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さいきんのできごと
「大使館の美術展Ⅲ―文化交流随想―ブルガリア」展 記者発表会&カクテルレセプション
にうかがってきました。『令和ブルガリアヨーグルト』でお世話になったとき大使館スタッフの方に名刺をお渡しした関係で、自動的に招待状が届いたみたいです。普通に生活してたら大使公邸に入れるチャンスなんて二度とないなと思い、野次馬根性フルオープンで編集者と一緒に行ってきました。
大使館の美術展という、その名のとおり大使館が所有する絵画や工芸品が展示される催しが定期的に東京富士美術館@八王子で行われているそうで、今回それがブルガリア大使館です。 記者向けのプレゼン映像でいくつか紹介されていた絵画、主に20世紀以降の風景画を見て、ちょっとびっくりしました。というのも、私の中のブルガリア像って、小説書いてたときに読んだ資料や文学作品の印象の限り、もうちょっと寒くて曇ってる感じでした。残ってる史実がどこもかしこも悲惨すぎて、小説内でも同じ事書いた気がしますが、しかし実際にはどの絵も晴れ晴れと暖かで、光がキラキラしてた。もしかしたら資料映像以外の絵画は曇ってるかもしれないけど、なんか勝手に、よかったね!!! あったかいね!!! という気持ちになったよね。でも昔のイコンもわりとすっきりした顔だった。以外と昔からあったかかったのかもしれない。 併設のレストランではブルガリアンなメニューのアフタヌーンティーもいただけるそうです。このレストラン、めっちゃ凄腕のプロデューサーさんがプロデュースしてるらしいので食べに行ってみてね。私は会場で一部をいただいたよ。美味しかったよ。 会期:10月12日~12月22日 休館日:毎週月曜 開館時間:10時~17時 https://www.fujibi.or.jp/ ちなみに同時開催のメイン展示が「サムライ・アート展-刀剣、印籠、武具甲冑、武者絵、合戦絵-」という、一部界隈が好きそうな感じので、これ『ガラシャ』書いてるときに観たかったです。書いてるだけでどんどん痩せていくという過酷な連載でした。当時……もっと物質的な資料があれば……
近況
北米大陸の北のほうへひとり旅に行ってきました。無事戻ってまいりました。 レンタカー屋で 「海外で車運転するの初めてだから付けれる保険ぜんぶ付けて」 「それはラッキーだね! この町での運転はパリに比べればチョロいぜ! それでも保険いる?」 「イエス!」 「でもタイヤのパンクと窓ガラスの破損は保険の適用外だよ? それでもいる?」 「イエス!!」 「まあ君に貸す車もともと窓ガラス割れてるからちょっとくらい欠けても問題ないけどね!」 というやりとりをし、マジで「これをよく商品として貸せるな……」と思うレベルで窓ガラスが逝ってる車を渡され、肩慣らしのためにグーグルマップでお勧めされた絶景スポットのある近くの山に入っていったらぜんぜんチョロくなかったです。全面的に砂利道で(そりゃ飛び石で窓ガラス割れるわ)深さ30㎝くらいの穴ぼこがいっぱい空いてて、雪も積もってて、それを避けつつ崖から落ちないように山側に張り付いて走ってたら横転しそうになって入国二時間で死ぬところだったわ。しかも途中で心折れてグーグルマップのおすすめスポットまでたどり着けなかったうえに道幅狭くてUターンできなくてしばらくバックで下山する羽目になったわ。生きててよかったです。 一生のうちにやりたいことリストの中に「アラスカハイウェイを車で走る」「でかい橋を歩いて渡る」があり、今回そのふたつが叶いました。アラスカハイウェイについては検索すると画像いっぱい出てくるので興味のある方はぜひ。
もしかしてこれから初めて北米の北のほうでレンタカー旅をするかもしれない読者へ、主に私が大変だったことを書いておくね。 ・レンタカー屋では自分で駐車場へ行き、鍵オープンのボタンを押して応えてくれる車を探します。 ・行き先を設定すると「170キロ先を左折」とか普通に出てきて笑っちゃう。 ・ガソリンスタンドを見つけたらこまめに満タンにしておくといい。気づいたら目盛りが三つになってて、最寄りのスタンドが100キロ以上先とかだと冷や汗出ます。 ・スタンド併設の売店でトイレも借りておいたほうがいい。道端の休憩エリアのトイレは便器のような台がついた穴だしだいたいドアも閉まらない。 ・田舎に行けば行くほどガソリン代が高くなる。メーター見てると絶望的な気持ちになる。 ・ナビがついてても人の住む場所を大きく外れるとナビごと迷子になるからオフラインマップ必須。 ・「常に運転席が中央線の近く」を意識して走れば右車線走行も怖くないです。
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