#月の徒然2019
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「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する組織を名乗り、防災情報を「国内最速」のレベルで発信し続けるSNSアカウントがある。今や気象庁も認める社会インフラの一つとなった「特務機関NERV(ネルフ)」だ。当初は19歳の大学生による無許可のファン活動だったというNERVが、最速と呼ばれる防災情報組織に発展した背景には何があったのか。アカウントの設立者でセキュリティー会社「ゲヒルン」(東京)社長の石森大貴さん(34)の歩みを追った。(時事ドットコム取材班キャップ 太田宇律) ◇学生起業「すぐにつぶれると」 大学生だった石森さんが、ツイッター(現X)上に防災情報を発信するアカウント「特務機関NERV」を立ち上げたのは、2010年2月のこと。エヴァンゲリオンに登場するNERVは、謎の敵「使徒」と戦う組織の名称だ。「突如現れる使徒は、現実世界で言う災害のようなもの。当初は、全国の警報や避難指示を自動投稿するだけのアカウントで、ただのファン活動でした」(石森さん) エヴァと出会ったのは、主人公の碇シンジと同じ14歳のとき。幼なじみがDVDを貸してくれたのがきっかけで、「新劇場版」の公開時には映画館に何度も足を運ぶほど熱中した。大学在学中に知人の勧めで起業したときも、社名はエヴァにちなんで「ゲヒルン」に決めた。「頭脳」を意味するドイツ語だが、ファンにはNERVの前身組織名として知られている。 石森さんは設立当初のゲヒルンについて、「若手エンジニアを集めたイベントの開催や、ウェブサイト制作などを手掛けていましたが、大した仕事はなかった。きっとすぐにつぶれてしまって、自分は普通に就職するんだろうなと思っていました���と振り返る。その運命を大きく変えたのは、起業から半年後、2011年3月に発生した東日本大震災だった。 ◇炎上する小学校「もうだめか」 石森さんは宮城県石巻市出身。震災当時は東京都内で1人暮らしをしていたが、同市渡波の実家には母と妹がいた。 「揺れの直後は一度だけ家族と連絡が取れましたが、すぐに通信が途絶えてしまった。報道ではなかなか石巻の情報が得られず、一晩中ツイッターにかじり付いていました」。東京にいる自分にできることはないか。石森さんはネットや報道で得られた石巻市内の被害状況や避難情報を、自身のブログに「スクラップ」していった。被災者や故郷を案じる人のため、せめてもの行動だった。 夜が明けた午前6時ごろ、炎上する石巻市内の小学校や津波で押し流された家屋の空撮映像がテレビで流れた。「実家や家族も、もうだめじゃないか」―。最悪の想像が頭をよぎったが、数日が経った後、石森さんの実家が流失を免れ、中にいた母や妹も無事だったことが分かった。しかし、石巻市雄勝町で病院職員として働いていた伯母は、大津波で帰らぬ人となった。 ◇ヤシマ作戦 震災直後から、東京では輪番停電(計画停電)が始まった。エヴァには、使徒を倒すために日本中を停電させ、その電力で陽電子砲を撃つ「ヤシマ作戦」という場面がある。石森さんはNERVのツイッターアカウントで、計画停電をヤシマ作戦に例え、連日必死に協力を呼び掛けた。 「怪しい」といぶかしむ人もいたが、次第に賛同する人は増えた。アニメの版権元は「あくまで非公式」としつつ、NERVの名称やロゴの使用を容認してくれた。石森さんはこれ以降、NERVのアカウントを徐々に「国内最速の防災情報アカウント」へと発展させていく。 災害情報共有システム(Lアラート)から避難情報などを受信できるようにし、気象業務支援センターとも専用線をつないでもらった。ゲヒルンは防災情報発信だけでなく、有名企業のセキュリティー診断を手がける企業として成長し、2016年にはさくらインターネットの子会社に。NERVの緊急地震速報は、テレビのテロップ表示を速度で上回ることも多く、災害時に多くの人が頼る情報インフラの一つとなっていった。 ◇防災アプリ、始動 ただ、ツイッターでの防災情報発信には限界も感じていたという。「全国の情報が全部流れてくることは、メリットでもデメリットでもある。一度でも煩わしいと思われたら、フォローを外されてそれっきり、その人の役には立てなくなってしま��」(石森さん)。ツイッターの運営企業の方針変更に振り回され、アカウントが突然「凍結」されてしまう事件も起きた。ニーズに合わせた防災情報を自主発信するため、自社アプリの制作を決断した。 「防災の日」に当たる2019年9月1日、ゲヒルンはiPhone用アプリ「特務機関NERV防災」をリリース。わずか1日で10万人超がダウンロードするほど大きな反響があったという。エヴァの版権元からは「社会的に意義のある活動」として正式に名称やデザインの使用許諾を得られ、気象庁も「使命を共にする頼もしいアプリ」と太鼓判を押した。2025年3月時点で、Android向けを含めたアプリの総ユーザー数は680万人を超える。 ◇「国内最速」無力感を糧に 現在、ゲヒルンの社員は15人。国内最速レベルの通知を実現しているのは、石森さんを含む少数精鋭の技術者たちが日々、システム改修と効率化を進め、人間には知覚できない「1ミリ秒」を削る努力をしているからだという。その背景にあるのは、石森さんが震災時に痛感したという「無力感」だった。 「大学で情報科学を勉強していたので、情報の取り扱いには長けていると思っていました。でもあの災害で、自分は家族や親戚にとって何の役にも立てなかった。あの日、自分がブログに情報をスクラップしていたように、全ての災害情報を一カ所にまとめたい。必要な情報を、大切な人に一瞬でも早く届けられたらと思い、開発を続けています」(石森さん) ◇「会社辞める」心折れた過去も 伯母を亡くした震災から今年で14年。スマートフォンの普及や技術の発展で、災害の情報は当時より早く、必要なときに必要な分だけ届けられるようになりつつある。ただ、石森さんはかつて、「このままSNSで防災情報をつぶやいていても、本当に人を救えるのか」と疑念を持ち、周囲と連絡を絶った時期もあった。 防災アプリ公開から半年前の2019年2月。きっかけは、親会社とのグループ会議で、防災事業の赤字をとがめられたことだった。「防災情報で儲かるのか」「社員と信頼関係は結べているのか」。役員からの厳しい言葉に、石森さんは強いショックを受けた。「この会社ではやりたいことができない。辞める」。そう言い残して、石巻市の実家に帰ってしまったという。 ◇情報は完全じゃない 再起のきっかけは、たまたま見に行ったリアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)で出会った東日本大震災の展示だった。「現代人は情報に命を託している」「しかし、あのような大規模災害が発生したなら、情報を待つ前に、想像力を働かせ、自ら行動しなければならない」―。常設展示の解説にあったこの一文が、石森さんの���に刺さった。 震災の日、伯母がいた石巻市雄勝町の雄勝病院。周辺に第1報として発表された大津波警報は「高さ6m」で、3階建ての病院屋上に逃げればやり過ごせたはずだった。しかし、実際に雄勝町を襲った津波は最大16.2メートル。雄勝病院は屋上まで津波にのみ込まれ、入院患者40人と、伯母を含む職員24人が犠牲となった。 「情報は完全じゃないし、答えじゃないし、届かないこともあるし、遅れることも、間違っていることもある。情報の役割は、その人に『判断をもたらす』ところまでなんです。情報に依存しないで、自分で考えて行動することを、自分は開発者として伝えなければならない。そう気付きました」 東京に戻った石森さんに、ゲヒルンの専務で、少年時代からの友人でもある糠谷崇志さんは「みんな待ってるよ」と声を掛けた。再起した石森さんを、ゲヒルンの仲間たちは温かく迎えてくれた。「心の整理がついて、それからは迷わず仕事に向き合えるようになった」と、今は思える。 ◇「1ミリ秒」削り続ける 防災アプリの運用コストは、精度や性能の向上とともに年々膨らみ続けている。「広告を見たら無料で使えるとか、課金したらより良い情報が得られますというのは、防災アプリとしてはあるまじき姿。一方で、ユーザーからは、『このアプリがなくなったら本当に困るので、課金させて欲しい』という声も寄せられていました」。そこで、2020年9月から「サポーターズクラブ」を開設し、運営費の一部を有志に支援してもらうことにした。 ただ、サポーターからの収益で賄えているのは、サーバー代などで年間1億円を超える運用コストの1割程度という。「あったらあっただけシステム改良に使ってしまうから、どんどんコストが大きくなる」と石森さんは笑う。 東日本大震災では、指定されていた一次避難所に身を寄せたにも関わらず、津波にさらわれ命を落とした人々がいた。情報は命を救うこともあれば、奪うこともあると、石森さんは言う。「怪しいアカウントの情報だから間違っている、気象庁や自治体、報道機関の情報だから正しいということでもないんです。情報の正確さと共に、自分の想像力も大事にして行動してほしい」。情報で人を救うことまではできなくても、少しでも早く伝えられたら、その人はどう行動するか判断できる。そのために、NERVは今後も「1ミリ秒」を削り続けていく。 <この記事は、時事通信社とYahoo!ニュースの共同連携企画です>
「情報で人は救えない」心折れた過去◆特務機関「NERV」、それでも削る1ミリ秒 #知り続ける(時事通信) - Yahoo!ニュース
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なぜ人は共産主義に騙され続けるのか
2019年08月20日 23時00分
なぜ人は共産主義に騙され続けるのか。私が共産主義の失敗を予見したのは小学2年生のときである。担任の先生が産休に入り、自習の時間が多くあった。私は与えられた課題に黙々と取り組んでいたが、普通の小学2年生が自習を課せられて、黙って勉強するはずがない。周りの生徒はみんな大騒ぎだったので、隣のクラスの先生が注意に来た。結局、私を含めクラスの生徒全員が罰を受けることになった。
私はそのとき、共産主義は絶対うまくいかないと確信した。私が小学2年生だった1978年当時、ソ連はまだ大国として健在で、共産主義は素晴らしいと考える人が多くいた。でも、私は彼らを信じなくなった。真面目にやってもやらなくても、みんな同じように怒られるなら、誰も真面目にやらない。結果の平等は絶対うまくいかない。そんな単純なことをなぜ大人は分からないのだろう。とても不思議だった。その11年後ベルリンの壁は崩壊し、さらにその2年後にはソ連も崩壊した。
ソ連が崩壊して以降も、数は少なくなったが共産主義を信奉し続ける人は存在し続けた。それがまた不思議だった。左翼はウソつきなのか、それとも単に学習能力がないのかという点が当時の関心事だった。正直で頭のいい人は左派にはなれないというレイモン・アロンの言葉を知ったのはその後のことである。
左翼とは何か。人はなぜ左翼になるのか。私にとって常に頭の片隅に存在し続けた謎であった。しかし、私の専門は工学であって人文社会科学ではないため、この問いは仕事として取り組むべきものではなく、ずっと放置したままだった。ところが、幸いにもここ2、3年の間に、その謎がかなり解けてきたのである。
1つのきっかけは、英語圏の政治系YouTuberのウォッチを始めたことである。そこで、欧米でも人々が左翼の横暴に苦しんでいる現状を知ることができた。それを通じて、欧米の左翼と日本の左翼の共通点を見出すことに成功し、左翼というものを一段高い段階に抽象化して理解することが可能となった。
もう1つのきっかけは、インターネット・SNSの隆盛により、大量の言語資源が簡単に取得できるようになったことである。私自身の専門分野の一つに人工知能があるが、インターネット上のビッグデータを機械学習に使えるようになったため、政治問題や社会問題に関する言説を定量的に分析できる時代になった。それにより、自らの理工系の知見を左翼の分析に使えるようになったのである。
今回はそのうち、欧米の左翼運動と日本の左翼運動の共通点から見える左翼像を紹介することにする。左翼運動は、人権、平和、寛容、多様性など常に美辞麗句を看板に掲げる。しかし、その運動の矛先は極めて恣意的に選ばれている。
日本の場合、左翼の人権運動は北朝鮮による拉致被害者の人権を無視する。平和運動も、中国や北朝鮮の核開発や軍拡に抗議をしない。反原発運動も、中国や韓国の原発には反対しない。これらに共通するのは、周辺諸国が日本を侵略しやすい状態を作り出す方向に運動が向いていることである。それゆえ、日本では「左翼=反日」と理解されていることが多い。日本人の目につく左翼運動にかかわる外国人は、みな反日勢力に見えるため、外国の左翼も反日的であるとの誤解を持つ保守系日本人は多い。しかし、それは間違いである。
欧米の左翼にとっての最大の敵はキリスト教的価値観に基づく西洋文明である。であるから、イスラム教などの異文化に対するトレランス(寛容)を主張しつつ、キリスト教的価値観を弾圧する。たとえば、米国の大学では学内のキリスト教徒のサークルを解散させるなどの動きがある。また、欧米のフェミニストは女性の権利を主張する一方で、イスラム系移民の性犯罪の被害を受けた女性に対しては口封じをする。
日本と欧米の左翼に共通する点は、いずれも自らの属する社会や文化を憎み、その破壊を意図していることである。その憎悪の感情は、過大な自己評価ゆえに、周囲が自分を正当に評価していないと不満を持つことから生じている場合が多い。ただし、これは全ての左翼に該当するわけではない。左翼運動は、さまざまな種類の人間の複合体である。
私は、左翼運動の構成員を次の3つに分類している。
1.中核層
自らが属する社会を憎み、それを破壊することを目指す人たち。見せかけの理想を掲げて活動を興し、その活動が社会の破壊に結びつくよう巧みに制御する。良心は無いが知的レベルは高い。
2.利権層
中核層に従うことで、活動資金や仕事(テレビ出演など)を得ることが目的の人たち。
3.浮動層
中核層が掲げた理想に共感する人たち。正義感に基づいて行動するが、いい人と思われたいという虚栄心があることも多い。知識を身に着けると、騙されたと気づいて活動から去る。
初代FBI長官のジョン・エドガー・フーヴァー氏は、左翼(コミンテルン)を
・「公然の(共産)党員」
・「非公然の党員(共産党の極秘活動に従事する人)」
・「フェロー・トラベラーズ(共産党の同伴者)」
・「オポチュニスツ(機会主義者)」
・「デュープス(騙されやすい人)」
の5種類に分類している。(こ��分類は、江崎道朗氏の著書『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』に紹介されている。)このうちの最初の3つが中核層、利権層がオポチュニスツ、浮動層がデュープスに対応する。
正直で頭のいい人は左派にはなれないというレイモン・アロンの言葉に対応させると、中核層と利権層は不正直で頭のいい人であり、浮動層は正直で頭の悪い人である。その複合体が左翼というわけである。
保守派は左翼と違って単純な人が多い。そのため、上で述べた左翼の全貌が見えていない。左翼はみな浮動層であると勘違いして甘く見る。しかし、その認識自体が完全に左翼の術中に嵌っているのである。
左翼運動が巧みなところは、その運動において浮動層を前面に押し出すことである。中核層は基本的に表に出てこない。浮動層は善良な庶民であるから、左翼運動を叩く人は庶民の敵だとレッテルを貼れる。浮動層には悪意がないから、左翼運動の真の目的が破壊であるとの批判は濡れ衣に見える。彼らには知性も感じられないから、取るに足らない相手だと保守派も油断する。
左翼運動の知性の高さは、その攻撃先の選定に見て取ることができる。例えば、日本の自然保護運動を考えよう。彼らは、ダム、堤防、防潮堤、基地建設、高速道路、リニア新幹線、地熱発電のように、日本の安全や経済にプラスになる開発行為の自然破壊は非難するが、太陽光発電、風力発電、中国の珊瑚乱獲のように、日本にとって経済的・社会的マイナスが大きい自然破壊は問題視しない。中でも、発電に関する態度の違いは、それなりに高度な知識がないとこのような見極めはできない。
さらに左翼の頭の良さは、主力は上述のような攻撃先の選択をしつつ、それ以外の勢力はある程度意見を散らしている点にも見ることができる。これにより、批判されたときに傍流の人々を引き合いに出し、批判が不当なものであると反論できるように準備している。
左翼運動は、今後もその頭脳を駆使して庶民の味方を詐称し続けるであろう。現実には、彼らは庶民に選択の自由を与えない。自分の言いなりにならないものは、弱者であっても容赦なく叩きのめす。であるから、左翼はリベラリスト(自由主義者)とは最も遠い存在である。にもかかわらず、彼らはリベラルを自称し、その称号を社会的に広く認めさせることに成功している。
左翼の欺瞞を示す最も有効な手段は、過去の共産主義国家が何をしたかを思い起こさせることである。彼らは、常に庶民(労働者)の味方であると自称したが、過去全ての事例において特権階級が庶民を虐げる社会が生まれる結果となった。おびただしい数の人命も奪われた。その歴史をできるだけ多くの人に直視させることが、共産主義の悲劇を繰り返さないために最も重要なことである。
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豊島 心桜は、日本の女優、グラビアアイドル。新潟県五泉市出身。アービング所属。 ウィキペディア
生まれ: 2003年9月25日 (年齢 21歳), 新潟県 五泉市
身長: 167 cm
事務所: アービング
活動期間: 2018年 - 現在
職業: 女優、グラビアアイドル
スリーサイズはB82-W62-H88。かつては洋服を購入する際に胸が入らずあきらめるなど、巨乳がコンプレックスで知らず知らずのうちに隠そうと猫背になっていた。また、SNSに写真を公開する際にはボディーラインが出る服を着ない、横向きのものは加工ツールで小さくするなど、胸を目立たなくなるよう逆加工していた。かつては削ぎ落としたいとまで思い詰めており、これを活かせるグラビアの仕事をしていなかったら確実に要らないと思っていたという。なお、巨乳については祖母や叔母に似たと自己分析している。
高校時代より『週刊プレイボーイ』からグラビアのオファーがあったが、上記の理由で抵抗感や恐怖感を持っていたために断っており、高校卒業後にオファーを受諾した。母と祖母は最初のオファー時点で乗り気だったうえ、2歳下の弟の彼女も応援してくれており、『メジャー感』を購入したことを弟経由で連絡してきたという。なお、祖母はグラビア開始以前に(ドラマやバラエティなどの)出演作品をすべてチェックしており、厳しいアドバイスもくれていたという。また、同デジタル写真集の表紙は『君が獣になる前に』のプロデューサーの目に止まり、それを見せてもらった監督も快諾した結果、千田ミヤコ役への起用につながったという。
高校2年時に校則で禁じられていなかったからとUber Eatsを呼んで学校に激怒された結果、3年時の生徒手帳には「デリバリー禁止」が追記された。また、水泳の授業については「朝から塩素の入った水で髪を濡らしたくない」との思いから体調不良と偽って一度も出なかったため、入学時に購入したスクール水着はタグ付きのままで実家に眠っている。当時はオンライン授業ばかりになるなどのコロナ禍にあり、修学旅行については駄目になった海外の代わりである沖縄へ荷物を送ったが、生徒に新型コロナウイルス感染者が出たことから沖縄も駄目になり、1週間後に荷物が返ってきた。さらには、大阪へ変更された時点で緊急事態宣言が出されたため、すべて中止になってしまったという。
スカウトされて仕事を始める前は社長かキャリアウーマンになりたいと思っていたが、20歳になった後は心境に変化が生まれており、タレントとしてこのスタイルが活かせるかもしれないと思うようになったほか、グラビア撮影の際にスタッフからスタイルを褒めてもらった結果、やっても良かったとの旨を述べている。初披露後の反響は凄く、もっと早くからグラビアを始めていれば良かったとの旨で後悔を滲ませている。
『週刊プレイボーイ』2023年47・48合併号にてグラビアを初披露する際にビキニを着用したが、これは1歳半の時にキティちゃんのビキニを着用した時以来のことだった。なお、初披露に際しての予習では頓知気さきなのグラビアを良いと思っていたところ、掲載号の表紙を彼女が担当していたため、思わずテンションが上がってしまったという。また、通常の『週刊プレイボーイ』を見ておこうと思っていたが、増刊『週プレPREMIUM 2023上半期グラビア傑作選』に多数のグラビアアイドルが掲載されているのを見てこちらを先に買い、後から通常の『週刊プレイボーイ』や何冊もの写真集も買って予習したという。
特技は幼稚園年中から中学3年末まで10年ほど続けたクラシックバレエ。ただし、2019年7月時点で身体は固まって久しく、ストレッチ時に頑張れば開脚ができる程度との旨を明かしている。
月に2回は猫カフェへ通うほどの猫好きであるが、上京後は猫アレルギーになってしまい、猫と触れ合う際にはマスクを着用している。
好物にラーメンや麻辣湯(中国語版)を挙げており、前者は週1回、後者は週2回食べている。一方、シイタケが苦手だったが20歳になった後は食べられるようになったという。
マネージャーはかつて小池栄子を担当していたことからも、豊島には「グラビアもおしゃべりもお芝居もできるようになりなさい」と指示しているという。
本名でもある「豊島心桜」のうち名前の「心桜」は、祖父が好きだったドラマに「桜」の名を持つ人がいたことからその漢字を使いたく、「こころ」か「さくら」にしたいという願望を同時に叶えたものである。
酒については、飲み始めた当時はビールや梅酒のソーダ割りなら飲めるかなという程度だったが、その後は担当編集者と飲みに行かせてもらった際に同じペースで飲んでも自身はまったく顔に出なくなったという[8]。ただ、酒よりもコーラの方が(20歳になる前と変わらず)好きであるという。
2歳時に中山競馬場へ親戚のおじさんに連れて行ってもらったことをきっかけに、競馬好きとなった。当時は遊具場にて遊んでいてレースは見ていなかったが、新聞と赤ペンを持って大騒ぎするおじさんのディープな姿に抵抗はなく自然と惹かれていき、馬券を買えるようになった後の2024年2月24日には同競馬場にて馬券師デビューを飾ったという。
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あけおめスペシャル 動画!1
2019-01-01 アーカイブ ※動画内解釈は、使用楽曲・本家様の意向と全く関係ありません。
間宮廻と似鳥狛知メインの動画です。 この動画の楽曲は、羽生まゐごさんの阿吽のビーツをお借りしています。
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動画ででてくる花札の役割は二つあります。
🌟一つ目は、本家の1,2,3などのカウントにあわせて、一月、二月など合わせている場面。
🌟二つ目は兆し。良い兆しだと、ポイントの高い札、悪い兆しだと、ポイントの低い札が出てきます。
花札を出した一番の理由は、本家の和風なイメージが大好きなので、そのイメージをこのキャラクター(パーカーや白衣を着た二人)で壊さないためです。
色合いも考えつつ…
強盗学部のまみやと医学部のにたどり。 過去に医学部にいたことがあるまみやは、にたどりと知り合う。
0:10 向き合って手を握るわけじゃなく、お互い正面から見なくても、相手の事がわかるような感じです。 ここが気をつかわない唯一の居場所だから、ただそこに存在できるだけで良い。 もしかしたら手も触れなくても良いくらい深くて静かな関係かもしれない。親密さを表すために手を軽く握っています。
0:19 似鳥の周りの生徒が似鳥から離れていく様子 0:21 花が散ったあと。似鳥はみんなと仲良くしたいよだけれど、うざがられてから回って��かり。 こうして花(関係)を作ろうとしても、うまく行かないところに、その散らばった花を集めて拾ってくれた人が居た。⇒間宮廻
0:25 似鳥は信じられなかった。自分が誰かの目にとまるなんて思ってもみなかった。 でもそれを正直に間宮に、「上辺だけ?」「助けるそぶり、本当は嘘なんじゃないの?」という言葉を言ってしまったら、今度こそ一人になるかもしれない、それならば、むしろ上辺だけでも良い。だから声に出すのはやめた。⇒間宮廻は人にあまり興味を持たない。これも散らかっていたからくらいの理由で集めて渡しただけ。周りの視線も気にしない。
0:28 似鳥が「あなたに愛されたいと思ったのはどうしてだろう」 別にいままでお返しを求めるなんてことなかったのに、そう思った。思ってしまった 間宮が「愛してたいのはどうして?」 こんな情の薄い俺を愛するのはどうして? 0:33 でも、そんな関係が心地よくて、間宮も人に興味がないけれど、来るもの拒まず去るもの追わずの性格なので何も言わないで一緒にいた。それぞれの孤独を二人の世界が溶かしていた。
0:38 なんとも言えないこのふわふわした関係が落ち着く。 0:42 似鳥:一人でさびしいって、さびしいを感じなくたって大丈夫、私なら間宮くんにもっと教えることができる! 0:47 お互いに、ないところを補完しあって、お互い行くあてもないから、ここにいようよ。 0:55 似鳥は何回か間宮に告白していて、それに対してふわふわした答えしか返って来なくて、でもそれでも、一緒にいれることがただ幸せだから、似鳥はそれでも良くて。 でも、いつかは返事してほしいな。
1:06 似鳥が俺に言うそれ、は、俺を一人にさせないため?自分が一人にならないため? 1:11 間宮くんから私に来る感情はないのに、私の中で完結させたらダメなの? 1:15 啓蒙→無知な人を正しい道に導く。似鳥はもっと、似鳥を大事にしてくれるとこに行かせたい、俺じゃダメだって正したい。こんなに言ってるけどわからない? 1:17 じゃあ、間宮くんの私の告白に対してちゃんとYESなのかNOなのか出して。じゃないと諦めも何もつかないよ。 1:20 確実に近づいて、確実に離れていく距離。間宮が出す答えを、似鳥はうすうす気づいている。 1:24 優柔不断というのがこの、間宮が似鳥に出す答えのこと。 1:29 間宮:もっと早く答えを出していれば、こんなにつらい思いをすることは無かったのにね。 1:31 このふわふわな心地のよい関係に甘えてた。 1:34 お互い少し居すぎちゃったみたいだ。
2:02 似鳥:あなたに捧げたこの気持ち、いつかちゃんと答えにして返してね。できれば、良い、答えを。 2:11 間宮:ずっと何とも言えなかった関係。答えをださないままの場所にいたかったんだけど。
(絵担当のmeは犯罪学園は日常的に人が死んでも当たり前だと思っていて)間宮はまわりの人が死んでも全然なんとも思わなかった。人が死ぬより自分が死ぬ方が怖いだろ。
って思っていた。けれど、それは今まで大切な人がいなかったからの考えで、親しい人の死を見るのが、自分の死よりもっと怖い。 似鳥とはそれくらいになってしまった。俺は似鳥を守りぬく自信もない、これから先も一緒にいるのがこわい。
2:22 お互い一緒にいる未来は考えてたけど、それは想像にすぎないこともわかってた。この学園の環境だからこそ、この関係は仇となるし枷にもなる。 2:28 ふわりと出会って、ふわりと離れて、これが一番最善じゃないのかなあ 2:35 二人ともわかってたから、また一緒にいたいなんて言うこともなくて 2:37 間宮くんが答えを出さないまま、私が間宮くんの気持ちを汲み取って今回は離れるけど… やっぱりちゃんとした答えがほしかったなあ。 3:00 最後にもう一回だけ、間宮くんから言ってくれないかな。 似鳥がかけよって、間宮の前で花吹雪のようになる演出は、似鳥が消えたとかじゃなくて、似鳥に感化された間宮廻の心情。あれほどなんの感情も持たなかったのに、似鳥と長く過ごしたおかげで色々覚えてしまった。
→といって最後にちゃんと似鳥の告白に対して答えを出す。
ここの縮図が一作目の2:03~2:12 2:51~2:57にあります。
二人が出会って離れるとこまでを書きました。 取り急ぎ書き起こしたので誤字脱字すみません!
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薔薇の鉢を一時避難させて目覚めたら、台風一過で鮮やかな青空が広がっていました。上陸しないでなによりでしたが、私が住む地域では最高気温が37度になる予報が出ています。皆さまも十分に気をつけてお過ごしください。
私の『死ぬまでに読みたい本リスト』に入っていたガブリエル・ガルシア・マルケスの『百年の孤独』を一週間かけてやっと読み終わりました。毎晩、自分を寝かしつけるように少しずつ楽しみ、まだその余韻にどっぷりと浸っています。先月文庫化されたばかりなので誰かがテレビやネットで紹介したのか、それとも例の都市伝説のせいなのか、Amazonで一時在庫切れになったほどバズっていましたが、隣駅の本屋には高く平積みになって普通に売っていました。
この神話的な物語の最大の特徴は、『マジックリアリズム』の影響を強く受けていることです。Wikipediaでは、『マジックリアリズム』とは日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法、と説明されています。主に小説や美術に見られるジャンルでシュルレアリスムと似ていますが、少し異なります。
『百年の孤独』の中では、奇妙で幻想的な出来事が疑問や矛盾を感じさせることなく描かれています。何世代にも渡る登場人物たちや未開の土地である架空の村を舞台に、叙事詩のような壮大な物語がほぼリニアに綴られてゆきます。その中で霊的なシンボルが幾度も現れたり、遠隔ヒーリングや死者との対話のシーン、古い羊皮紙に書かれた“針金に吊るした洗濯物のように見える”サンスクリット語の予言書などのマジカルなエピソードが宝石のように散りばめられていますし、目に見えるものと見えないもの、陰と陽を現す2人の主要な登場人物、雨季と乾季を繰り返す天候という、相反するエネルギーが互いに交錯しながら融け合い、新たなるエネルギーを生み出すという錬金術のような世界観にワクワクさせられました。そしてまた、いつか読みたいと思っていた非日常の『マジックリアリズム』が、いつの間にか私にとって日常になっていることに気づかされたのも予期せぬ展開でした。
100年前の人々から見たら、現在の私たちの生活や環境も『マジックリアリズム』満載の非日常な世界でしょう。この物語の中でジプシーの老人メルキアデスが吹聴している、「科学のおかげで距離なんてものは消えた。人間がわが家から一歩も外に出ないで、地上のすべての出来事を知る日も、そんなに遠くない。」ことを可能にしたインターネットの出現を筆頭に、あらゆる事が凄まじいスピードで起こり、変化し続けています。
以下のリンクは、『百年の孤独』に興味のあるヒト向けの動画と、本を読みながら登場人物やその複雑な関係、膨大なエピソードをその都度確認するために便利な読み解きキットです。
youtube
マルケスはこの作品に関して、こう言い残しています。
私は権力の性質についてずっと問いかけていくことになるでしょう。けれども、こうしたことを本当に自覚しはじめたのは、『百年の孤独」を書いている時だったと思います。
あの時、私の背中を押したのは、おそらく法と秩序の勝利をうたっている公式の歴史に逆らってでも、悲劇的なあの事件の犠牲になった人たちを歴史の闇から救い出せるかもしれないという思いでした。
※ 『ぼくはスピーチをするために来たのではありません』ガブリエル・ガルシア・マルケス著(新潮社)より抜粋
思えば、『百年の孤独』は不自然なほどに食に関連する具体的な表現が少ない小説です。調理の風景や食器、食卓の場面は登場しても、お皿の上に盛り付けられているはずの料理の視覚、味覚、嗅覚的描写はほどんど���りません。フードファイトのシーンがありますが、これも肯定的に描いていません。唯一、おいしそうに描かれている食べ物が、物語の舞台であるコロンビアの村、マコンドを訪れたアメリカ人の商人ミスター・ハーバートが生まれて初めて食べたバナナです。
この物語に出てくるバナナ農園のエピソードは、1924年コロンビアのシエネガという町で実際に起こった『バナナ労働者虐殺事件』を元に描かれています。私たちが店頭で見かけるバナナの99.9%はキャベンディッシュという品種ですが、このバナナがどのようにして生産され、流通し、市場を独占しているのかはアップルTVのドキュメンタリー『雑食するヒト』のシーズン1エピソード4の中で説明されています。ちなみに、私はこのエピソードの中に出てくるアップルバナナや、あまり流通していないバランゴンバナナ、ホムトンバナナを生協で注文していますが、キャベンディッシュとはまた違う独特の美味しさがあります。
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100年前の人が想像しなかったものに、多様性が重要視されている点も挙げられるでしょう。以前は多様性=ダイバーシティという言葉は消極的な意味で使われていましたが、それも今は変わりました。“より早く、より便利に、より確実に”を求めているうちに、私たちがいつの間にか失ったものがあることを『百年の孤独』は思い出させてくれます。この物語が今また人々の関心や共感を集めているのは、私たちの潜在意識の中にある回帰への要求が呼び覚まされているからかもしれません。『百年の孤独』は何世代にも渡る回帰、輪廻転生の物語でもあるのです。
Netflixによる『百年の孤独』のドラマ化が決定し、全16話で配信予定(時期は未定)となっています。
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私がアウェアネスクラスの生徒だった頃、夏休みの宿題として以下のことをしていました。ご興味のある方は、残りの期間にやってみてくださいね。
・積読している本を読む
・アウェアネステキストを読み返す
・展覧会などで美術やアートに触れる
・映画を観る
・絵を描く
・運動をする
・オグ・マンディーノ著『この��で一番の奇跡』の100日行
・ワークショップに参加する
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Spirit of Wonder 〜シックスセンスと六大要素〜
8月24日(土)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
8月26日(月)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
料金:1回 8,000円(アイイス会員・税込)・10,000円(非会員・税込)
どなたでもご参加いただけます
最少催行人数:3名
私たちの周りにある五大要素ともう一つの元素、そしてそれらと自分自身の中にある五感と直感との関連について学びます。あなたの外側と内側にあるエネルギーについて理解を深め、その学びを日常生活において実践し、継続しながら、さらなる霊性開花を目指す6時間ワークショップです。レクチャーやゲーム感覚で楽しめる実習やカルマの法や輪廻思想などの哲学を通した内観を通して、ご自身の中にある光をさらに見出していただきたいと思います。
あなたの中に潜在する能力を探り、知り、育み、五感や直感の中で特化した感覚をさらに伸ばして磨き上げましょう。そして同時に自分の苦手分野を知り、それを伸ばす方法も試してみましょう。
私たち全員が生まれついた時点で履修する、人生においてずっと学び続けることのできる共通のカリキュラムが霊性開花です。それは私たちが永遠の可能性を秘めていること、大いなる存在に近づき、さらに明るい光になること教えてくれます。けれど、霊性開花は1人だけでは学べません。あなたの霊性を導いているスピリットの介在、その指導や協力があってこそ、あなたの魂は磨かれ、輝くことができます。スピリットとのコミュニケーションに欠かせないのが自分の感覚を伸ば��、育むことです。このワークショップでは五感や直感、インスピレーションやアイデアのアンテナをさらに伸ばしながら、霊であり光である本来の自分に出会っていただくお手伝いをしたいと思います。
レクチャー内容
・五大要素と最初の元素
・シックスセンスと直感
・大宇宙と小宇宙
・チャクラとオーラ
・聖なるマトリックス
・ミディアムシップにおける六大要素
実習
・シッティング・イン・ザ・パワー
・六大要素を感じ、活かす
・マトリックス内観
・直感と指導霊により深く繋がるための各実習
このワークショップは以下のような方に向いています
・六大要素への理解を深めたい
・直感の練習、経験をしてみたい
・人体とオーラ、チャクラ、元素、世界との関連を知りたい
・指導霊との繋がりを深めたい
・本当の自分の人生の目的を探りたい
・自分自身の可能性や能力を探りたい
・霊性開花を通して人の役に立ちたい、社会に貢献したい
このワークショップは、2019年夏イベントで開催した同タイトルのワークショップを一部変更し、内容を加えたりアレンジしてアップデートしています。
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
ショップからも直接お申し込みいただけます。
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秋学期クラスへのお申し込みを受付中です。クラスの詳細とラインナップはサイトとショップからご覧いただけます。(アイイスのサイトでも告知されています)
もうすぐ秋学期が始まります。今年1年間のアウェアネス、霊性開花の総まとめです。私も講師として参加してはいますが、クラスの中で皆さまの目標、��や憧れを共有させてもらいながら、更なる気づきや学びと癒しのエネルギーを受け取っていきたいと思います。3ヶ月間、一緒に今年1年を振り返りながら更なる光の道を進み、来年への道筋へと繋げてゆきましょう!
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アウェアネス・ベーシック前期 Zoomクラス
土曜日:19:00~21:00 (後期も土曜日・同じ時間に開催) 日程:9/7、9/21、10/5、10/19、11/2
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス
火曜日:10:00~12:00 日程:9/3、9/17、10/1、10/15、10/29
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:9/15
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:9/10、9/24、10/8、10/22、11/5
木曜日:10:00〜12:00 日程:9/5、9/19、10/3、10/17、10/31
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アウェアネス・マスターZoom クラス
火曜日:19:00〜21:00 日程:9/3、9/17、10/1、10/15、10/29
金曜日:19:00〜21:00 日程:9/13、9/27、10/11、10/25、11/8
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:9/8、9/22、10/6、10/20、11/3 水曜日:16:00~18:00 日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス
月曜日:16:00~17:00 日程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
土曜日:10:00~11:00 日程:9/7、9/21、10/5、10/19、11/2
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マントラ入門 Zoomクラス
土曜日:13:00~15:00 日程:9/14、9/28、10/12、10/26、11/9
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トランスZoomクラス
水曜日:10:00~12:00 日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
土曜日:19:00~21:00 日程:9/14、9/28、10/12、10/26、11/9
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス
月曜日:13:00~15:00 日程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
水曜日:19:00~21:00 日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
クラスの詳細はサイトのこちらのページをご覧ください。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
9月29日 担当ミディアム:惠子・森
11月17日 担当ミディアム:松山:森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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ドロップイン・ナイト
10月17日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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モーニングワーシップ&コミュニオン(目覚めと祈りと瞑想)
10/27(日)9:00〜10:30 担当ミディアム:開堂・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
#Youtube#spiritualism#spiritual growth#spirituality#awareness#unfoldment#スピリチュアリズム#スピリチュアル#アウェアネス#霊性開花#mediumship#spirit communication#cien años de soledad#百年の孤独#ガルシア・マルケス#gabriel garcía márquez
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きくちゆみこ 個展『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』

12月13日より、twililightにて、翻訳・文筆家のきくちゆみこによる個展『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』を開催します。
17日には安達茉莉子さん、21日には淡の間さん、22日は中村佑子さんをお迎えしてのイベントも企画しました。
ぜひ足をお運びください。
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会期:2023年12月13日(水)〜2023年12月25日(月) 会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分) 営業時間:12:00〜21:00 休み:12月19日、20日
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わたしがやることなすこと、すべてがわたしとあなたとわたしたちの喜びのためじゃなかったらいったいなんなんだろう?
なんのために書き、なんのために生きるのかといったら、やっぱりあなたと仲良くなりたいからだ。わたしはあなたにやさしくしたい、あなたにもやさしくしてほしい。そんな気持ちでものを書き、そのあいまに生きてきた。書くことが、自分について書きつづけることが、ひとにやさしく、自分にやさしくいることの最後のよすがみたいに思って――。
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「あとがき」より)
twililight web magazineで連載していたエッセイ「だめをだいじょぶにしていく日々だよ」が本になりました。刊行を記念して、エッセイの世界を目で見てさわって感じられるささやかな個展を開催します。お会いできたらうれしいです。
きくちゆみこ
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《プロフィール》
きくちゆみこ
文章と翻訳。2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行、言葉を使った作品制作や展示も行う。主なジンのタイトルに『愛を、まぬがれることはどうやらできないみたいだ』、『内側の内側は外側(わたしたちはどこへだって行ける)』、訳書に『人種差別をしない・させないための20のレッスン』(DU BOOKS)などがある。現在はルドルフ・シュタイナーの人智学をベースに、心とからだと言葉を結びつけるための修行をあれこれ実践中。
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《会期中イベント》
1.きくちゆみこ+安達茉莉子『書くこと、裸足でかけること』
日時:12月17日(日)開場:10時 開演:10時30分 終演:12時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
参加料金:2000円+1ドリンクオーダー
定員:14名さま
書くことは、自分をほどくことだと、きくちゆみこさんと安達茉莉子さんの文章を読んで感じることがあります。それはある種、自分の剥き身を曝け出すようで勇気が必要なことだとも思いますが、だからこそ多くのひとりひとりの深い部分にまで届き、共感を生む。
お二人はどのように文章を書いているのでしょうか。そしてどのようにジンや作品集を作っているのでしょうか。
日曜日の朝、書くことについてのワークショップのような時間を設けます。ぜひご参加ください。
“書くというのは、生きるというのは、あらかじめ与えられたひとつひとつの言葉を、より小さいものへと、自分ぴったりのかたちへと、つくり変えていく地道な作業なのかもしれない。”
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「あとがき」より)
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*定員に達したため、キャンセル待ちの受付になります!
件名を「きくちゆみこ+安達茉莉子『書くこと、裸足でかけること』」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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安達茉莉子(あだち・まりこ)

作家・文筆家。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関、限界集落、留学などを経て、言葉と絵による作品発表・執筆をおこなう。著書に『毛布 – あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(twililight)ほか。
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*淡の間さんが体調不良のため中止になりました!
2.きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』
日時:12月21日(木)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
参加料金:2000円+1ドリンクオーダー
定員:16名さま
『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』の第4章「わたしにとってのわたしたち」に登場する占星術師「淡の間」さんにご出演いただき、きくちゆみこさんの星座について公開星読みをしながら、参加者の皆さんと語り合います。あえて「すべて星のせい」にしてみることで語れることがある。
“占星術と出会ったことで、わたしは自分のことをもっと大きな視点で見つめるやりかたを知った。それは自分の運命をただ受け入れるというよりも、「わたしに与えられたわたし」とこの先どう付き合っていけばよいのかという、大まかな見通しみたいなものをもらったような感覚だ。そしてこれはきっと、自分自身にやさしくするという、わたしにとっての難題とも分かちがたく結びついている。”
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「わたしにとってのわたしたち」より)
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件名を「きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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淡の間(あわいのま)

西洋占星術、タロットカードを使う占い師。人智学、ヨーロッパの自然療法や魔術、自然哲学にまつわることなど、色々なことに興味があって勉強中。活動は2019年〜、オンライン講座の運営や各種媒体での執筆、オンラインと対面での個人鑑定、毎年オリジナルダイアリーの出版を手がけるなど。毎朝Instagramのストーリーで1日の流れ(日報)を更新。
Instagram / X
@ aynoma.jp
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3.きくちゆみこ+中村佑子『世界はいいところだと信じたい。』


日時:12月22日(金)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
料金:来店参加:2000円 / 配信参加:1000円
来店+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090=4090円
来店+『わたしが誰かわからない』¥2200=4200円
来店+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090+『わたしが誰かわからない』¥2200=6290円
配信+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090=3090円
配信+『わたしが誰かわからない』¥2200=3200円
配信+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090+『わたしが誰かわからない』¥2200=5290円
*すべて見逃し配信(1ヶ月間)付き
予約:https://peatix.com/event/3779010/view
きくちゆみこさんの『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』(twililight)と、中村佑子さんの『わたしが誰かわからない』(医学書院)のW刊行記念イベントを開催します。
きくちさんは、わたしが誰だか知りたくて、書いて書いて内面に潜っていきます。
そして『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「あとがき」では以下のように書いています。
“わたしがやることなすこと、すべてがわたしとあなたとわたしたちの喜びのためじゃなかったらいったいなんなんだろう?
なんのために書き、なんのために生きるのかといったら、やっぱりあなたと仲良くなりたいからだ。わたしはあなたにやさしくしたい、あなたにもやさしくしてほしい。そんな気持ちでものを書き、そのあいまに生きてきた。書くことが、自分について書きつづけることが、ひとにやさしく、自分にやさしくいることの最後のよすがみたいに思って――。”
これを読んで、中村佑子さんの『わたしが誰かわからない』を思い浮かべました。
中村さんは『わたしが誰かわからない』の「はじめに」で、以下のように書いています。
“わたしはまず、母に付き添って過ごした精神科病院で出会った女性たちのことから書きはじめ、前作と同じように当事者への聞き書きとして進めていった。しかしそこには、ヤングケアラー特有の困難があったのだ……。その詳細は本論を読んでいただきたい。 筆をとったり、筆を置いたりするわたしの右往左往、迷いともども、すべてをここに書いている。わたし自身の感情や思考のドキュメントとしての部分も大きいが、その道行きの困難さも含めて、書くということが孕(はら)む問題に向き合うことだったのだろうと、いまはそう思っている。 書きはじめてから二年あまりかかったが、最後に別の風景が見えてきた。そのことに、ありがたいような、感謝したい気持ちがわきおこる。 書くということは、洞窟を手で少しずつ掘っていくようなことだという醍醐味を味わった。ときに爪にやわらかい土が入って不快に感じたり、息が切れて壁によりかかって暗い天井を眺めたりしながら、ようやく最後に、指の先に少しだけ光が見えた。”
どこか共通点を感じるお二人に、わたしについて、世界について、お互いの本について、思う存分語り合っていただきます。
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中村佑子(なかむら・ゆうこ)

1977年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。テレビマンユニオンに参加。ドキュメンタリーを多く手がける。映画作品に『はじまりの記憶 杉本博司』、『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』、テレビ演出作にNHK-BSプレミアム「幻の東京計画首都にありえた3つの夢」など。シアターコモンズにて、AR映画『サスペンデッド』脚本・演出などがある。
2020年、初の単著となる『マザリング 現代の母なる場所』(集英社)を出版。立教大学現代心理学部映像身体学科兼任講師。
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超富裕層が貧困層や中間層に自身の支配を政治的、経済的、文化的に支持または黙認させるために用いる手段には、社会的手段も重要な役割を果たします。社会的手段とは、権威主義、身分制、神聖性、憧れの対象化といった手法を通じて、富裕層の地位や富の偏在を「自然」「正当」「望ましい」と受け入れさせる仕組みです。これらは、社会の構造や価値観を操作し、被支配層の不満を逸らし、支配層への支持を維持する戦略です。以下に、これらの手段(権威主義、身分制、神聖性、憧れの対象化)を詳細に解説し、歴史的・現代的例、日本の文脈、構造的不満との関連を整理します。2025年6月時点のデータや分析を基に、体系的に説明します。
1. 権威主義
1.1 概要
権威主義は、富裕層や支配層が強力な権威や統制を通じて社会秩序を維持し、貧困層に格差や支配を「安定のための必要悪」と受け入れさせる手段です。国家、指導者、または制度が「絶対的権威」として振る舞い、経済的・社会的不平等への不満を抑圧または逸らす。
1.2 仕組みと効果
仕組み:富裕層は政府やエリートと結託し、権威ある指導者や制度を「社会の安定」「国家の繁栄」の象徴として提示。貧困層の不満は、権威への服従や「国家の敵」への攻撃でそらされる。
効果:貧困層が富裕層の富を批判するより、権威を支持し、格差を「秩序の一部」と受け入れる。抗議や反乱が抑圧され、支配層の地位が固定化。
1.3 歴史的例
ローマ帝国(紀元前27年~476年):
皇帝が「神聖な権威」として君臨。貧困層(プレブス)の経済的不満(例:失業、重税)は、「パンとサーカス」や蛮族への敵視で逸らされた。
例:ネロ皇帝は64年のローマ大火の責任をキリスト教徒に転嫁し、迫害を正当化。貧困層の不満を抑えた()。
中世ヨーロッパの封建制(5~15世紀):
教会と王権が「神の定めた秩序」を強調。農民の貧困(例:収穫の30~50%を領主に納税)は、教会の権威や十字軍で逸らされた。
例:第1次十字軍(1095年)で、農民が「聖地奪還」に動員され、領主への不満が抑圧()。
1.4 現代的例
ロシア(2000年~現在):
プーチン政権は、オリガルヒ(上位1%が富の40%超、2022年)と結託し、権威主義で支配。経済停滞や貧困(貧困率13%、2023年)の不満を、ウクライナや西側(NATO)への敵視で逸らす。
例:2022年のウクライナ侵攻で「ロシアの復権」を宣伝。民衆の経済的不満がナショナリズムで覆い隠された()。
中国(1989年~現在):
共産党は経済成長と「国家の安定」を権威の基盤に。上位1%が富の30%を占有(2023年)。貧困層の不満は、反日や反米感情、少数民族(ウイグル)への敵視でそらされる。
例:2012年の反日デモで、日本企業への攻撃が扇動され、格差問題が背景に押しやられた()。
日本:
権威主義は薄いが、経団連や自民党が「経済大国」の権威を背景に、富裕層優遇(例:金融所得課税20%)を正当化。外国人労働者への敵視(例:2023年入管法改正での「犯罪」誇張)が、非正規雇用(40%)の不満を逸らす()。
例:「日本の伝統」や「経済成長」を強調し、若者の貧困(貧困率15%)への不満を抑える。
1.5 構造的不満との関連
経済格差:上位1%が世界の富の37.8~45.5%を占有(2022年)。貧困層の生活苦(例:日本の非正規賃金は正規の60%)が、権威主義的な「安定」への服従で抑圧。
抑圧の効果:権威への挑戦(例:労働運動)が「秩序破壊」とされ、富裕層への批判が弱まる。
2. 身分制
2.1 概要
身分制は、社会を階級や地位に分断し、富裕層を「特権階級」として固定化する仕組み。貧困層は、身分の違いを「自然」または「不可避」と受け入れ、富裕層の支配を支持するよう誘導される。
2.2 仕組みと効果
仕組み:教育、職業、相続を通じて、富裕層の子弟に特権を継承。貧困層は下位身分に固定され、階級上昇の機会が制限される。「身分による成功」が正当化され、貧困層が抵抗を諦める。
効果:貧困層が「自分は下位身分」と内面化し、富裕層の地位を「当然」とみなす。階級間の分断が、団結や格差是正の動きを阻む。
2.3 歴史的例
中世ヨーロッパの封建制(5~15世紀):
貴族と農民の身分が固定化。土地所有者(上位1%)が富の80%を占有。農民は重税(収穫の30~50%)を払い、貴族の特権を「神の秩序」と受け入れた()。
例:フランスの三部会(1789年まで)で、貴族と聖職者が特権を維持。農民の不満は宗教や外部の敵(例:イングランド)で逸らされた。
江戸時代の日本(1603~1868年):
士農工商の身分制で、武士(上位5%)が富と権力を独占。農民(80%)は年貢(米の40~60%)を納め、武士の支配を「秩序」と受け入れた。
例:幕府は「異国禁制」を掲げ、外国を敵視。農民の不満を外部にそらし、身分制を維持()。
2.4 現代的例
米国:
エリート大学(例:ハーバード)の学生の70%が上位20%家庭出身(2023年)。教育やネットワークが富裕層の子弟に特権を継承。貧困層は「努力不足」とされ、階級固定化が進む()。
例:ウォール街やシリコンバレーのエリート職は、富裕層の子弟が独占。貧困層はギグエコノミー(労働者の15%)に追いやられる。
インド:
カースト制度の影響が残り、富裕層(上位1%が富の22%)が経済的・社会的特権を維持。貧困層(人口の30%)は低賃金労働に固定化()。
例:ヒンドゥー至上主義がカーストを正当化。モディ政権は宗教的ナショナリズムで貧困層の不満を逸らす()。
日本:
受験競争と私立大学(例:早慶)の高学費(年100万円超)が、富裕層の子弟に特権を継承。非正規雇用(40%)が貧困層を下位身分に固定。
例:相続税の抜け穴(生前贈与)が、富裕層の富(上位1%が20%)を世襲。貧困層は「努力で上昇可能」と信じ、抵抗が弱まる()。
2.5 構造的不満との関連
機会不平等:教育や雇用の不平等(例:日本の塾費用100万円超)が、貧困層の階級上昇を阻む。富裕層の特権が「身分」として正当化。
分断の効果:貧困層が「下位身分」を受け入れ、富裕層への批判より自己向上を優先。
3. 神聖性
3.1 概要
神聖性は、富裕層やその富を「神の祝福」「道徳的成功」「社会の必要性」と結びつけ、貧困層に支持または黙認させる手法。宗教、倫理、伝統を活用し、格差を「神聖な秩序」とみなさせる。
3.2 仕組みと効果
仕組み:宗教や道徳的価値観を通じて、富裕層の富を「神の恩寵」「努力の結果」と正当化。貧困層は、格差を批判するより、富裕層を「社会の指導者」とみなすよう誘導。
効果:貧困層が富裕層の富を道徳的に受け入れ、抵抗や再分配の要求を弱める。宗教的・倫理的価値観が、格差を「自然」とする。
3.3 歴史的例
中世ヨーロッパ(5~15世紀):
カトリック教会は、貴族の富を「神の定めた秩序」と宣伝。農民の貧困(年収の30~50%が税)は「神の試練」とされた。
例:教会は寄付や免罪符で富を蓄積。農民の不満を「来世の救済」で逸らした()。
インドのヒンドゥー社会(古代~近代):
カースト制度が、富裕層(バラモンやクシャトリヤ)の富を「カルマの結果」と正当化。貧困層(シュードラ)の不満は宗教で抑圧。
例:19世紀まで、カースト上位者が富の70%超を占有()。
3.4 現代的例
米国:
「繁栄の神学」(プロテスタント)が、富を「神の祝福」と結びつけ。貧困層のキリスト教徒(人口の30%)が、億万長者(例:イーロン・マスク)を支持()。
例:2023年、保守派教会が富裕層への減税を「経済的自由」と擁護。貧困層の不満を「道徳的失敗」に転嫁。
インド:
ヒンドゥー至上主義が、富裕層の成功を「カルマ」と結びつけ。モディ政権は宗教を利用し、貧困層(人口の30%)の不満をムスリムに逸らす()。
例:2019年の市民権改正法(CAA)で、ムスリムをスケープゴートに。格差問題が覆い隠された。
日本:
宗教的影響は薄いが、儒教的価値観(勤勉=成功)が、富裕層の富を「努力の結果」と正当化。非正規労働者(40%)の低賃金(正規の60%)が「自己責任」とされる。
例:「和の精神」や「日本的秩序」が、富裕層の金融資産(上位1%が20%)を「経済の牽引力」とみなす()。
3.5 構造的不満との関連
貧困の道徳化:貧困が「神の試練」「努力不足」とされ、富裕層の富が「正当」とみなされる。
抑圧の効果:貧困層が格差を批判せず、富裕層を「社会の指導者」と支持。
4. 憧れの対象化
4.1 概要
憧れの対象化は、富裕層のライフスタイルや成功を「理想」「目標」とし、貧困層にその価値観を追うよう誘導する手法。メディア、文化、広告を通じて、富裕層の富を「憧れの象徴」とする。
4.2 仕組みと効果
仕組み:映画、テレビ、SNS、広告が、富裕層の豪華な生活(例:高級車、私邸、投資成功)を美化。貧困層は、抵抗す��より富裕層のシステムに参加(例:消費、投資)するよう促される。
効果:貧困層が富裕層の価値観に同調し、格差是正より「成功」を目指す。富裕層の経済システム(資本主義)が支持される。
4.3 歴史的例
フランス絶対君主制(17~18世紀):
ルイ14世のヴェルサイユ宮殿が、貴族の豪華な生活を民衆に憧れさせた。農民の貧困(税負担50%超)は、宮廷の「栄光」で覆い隠された。
例:宮廷文化(舞踏会、ファッション)が民衆に広まり、貴族の特権が「理想」とされた()。
ビクトリア朝イギリス(19世紀):
産業革命の富裕層(資本家)が、豪邸や消費文化で民衆の憧れを誘う。労働者の貧困(賃金の30%が家賃)は、「帝国の繁栄」で正当化。
例:ロンドンの展示会(1851年)が、富裕層の富を「進歩の象徴」と喧伝()。
4.4 現代的例
米国:
ハリウッド映画(例:『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)やリアリティ番組(例:カーダシアン家)が、億万長者の生活を美化。貧困層(人口の15%)が「アメリカン・ドリーム」を追う。
例:2023年、SNSインフルエンサーが投資や高級消費を宣伝。貧困層のクレジット債務が1兆ドル超()。
日本:
テレビCMやドラマが、高級ブランドや投資(NISA)を「成功の象徴」と描く。非正規労働者(40%)が「自己責任での資産形成」を目指す。
例:2023年、NISAの広告が「億り人」を美化。富裕層の金融資産(上位1%が20%)への批判が弱まる()。
グローバル(SNS):
XやInstagramで、億万長者(例:イーロン・マスク)の生活や発言が拡散。「起業家精神」が憧れの対象に。
例:2024年、#BillionaireLifestyleがXで100万エンゲージメント。貧困層が富裕層のシステムに参加()。
4.5 構造的不満との関連
消費主義:貧困層が富裕層の生活に憧れ、消費や投資(例:日本のNISA)でシステムに参加。格差(ジニ係数0.33)への不満が弱まる。
分断の効果:貧困層が「成功」を個人で追うため���富裕層への集団的抵抗が減る。
5. 総合的システムと日本の文脈
5.1 社会的手段の統合的効果
権威主義:富裕層は「安定の指導者」として振る舞い、貧困層の不満を抑圧(例:日本の「経済大国」神話)。
身分制:教育や相続で特権を固定化。貧困層は「下位身分」を受け入れ、抵抗を諦める(例:日本の受験競争)。
神聖性:富を「努力」「秩序」と結びつけ、道徳的に正当化(例:日本の儒教的価値観)。
憧れの対象化:富裕層の生活を美化し、貧困層をシステムに組み込む(例:日本のNISAブーム)。
効果:貧困層が富裕層の支配を支持または黙認し、格差是正(例:資産税)を求めない。
5.2 日本の特化分析
権威主義:経団連や自民党が「経済成長」を権威に。外国人労働者への敵視(2023年入管法改正)が、非正規雇用(40%)の不満を逸らす。
身分制:受験競争(塾費用100万円超)や相続(上位1%が20%)が、富裕層の特権を固定。非正規労働者が下位身分に。
神聖性:儒教的「勤勉=成功」が、富裕層の富を正当化。貧困(若者貧困率15%)が「自己責任」とされる。
憧れの対象化:CMやドラマが投資や高級消費を美化。NISA参加者が1000万人超(2023年)、貧困層が富裕層のシステムに参加。
構造的不満:非正規雇用(40%)や低賃金(正規の60%)への不満が、外国人敵視や「自己責任」で逸らされる。
6. 対策と実現可能性
6.1 対策
権威主義への対抗:
政治の透明性向上(例:献金上限、カナダモデル)。
市民運動(Xで#TaxTheRich)で権威を批判。
身分制の打破:
教育の無料化(例:大学学費無償化、北欧モデル)。
相続税の抜け穴閉鎖(例:生前贈与の課税強化)。
神聖性の脱構築:
教育で格差の構造(r > g)を教える。
メディアの独立性強化(例:公共放送の改革)。
憧れの対象化の抑制:
広告規制(例:投資リスクの明確化)。
SNSでの格差啓発(例:#Inequalityキャンペーン)。
6.2 実現可能性
短期(~2030年):政治的抵抗で限定的(30~50%)。日本:金融所得課税25%(50%)。
中期(2030~2035年):市民運動や技術進歩で進展(50~70%)。日本:UBIパイロット(60%)。
長期(2035年以降):世代交代で構造変化(70~90%)。日本:ジニ係数0.28、UBI全国展開(80%)。
6.3 日本の展望
現状:権威主義(経団連)、身分制(受験・相続)、神聖性(自己責任)、憧れ(NISA)が、富裕層支持を維持。
未来:少子高齢化(2030年:社会保障費150兆円)やXでの若者運動が、改革を加速。2035年までに北欧型モデル(80%)。
7. 結論
超富裕層は、権威主義(安定の名目で抑圧)、身分制(特権の固定化)、神聖性(富の道徳化)、憧れの対象化(生活の美化)を通じて、貧困層に支配を支持させる。歴史的にはローマ帝国や封建制、現代では米国、ロシア、日本の例が顕著。日本では、経団連の権威、受験競争、自己責任論、NISAブームがこれを支える。対策として、政治・教育改革、メディア透明性、市民運動が必要で、2035年以降の構造変化(90%)が期待される。日本の高齢化と若者運動が鍵。
Social Mechanisms Supporting Ultra-Wealthy Dominance
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もし特定の手段(例:日本の儒教的価値観、憧れの対象化のメディア戦略)や他の国の事例、対策の詳細を深掘りしたい場合、または関連する歴史的分析が必要であれば、教えてください!
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映画『ガザ 自由への闘い』とギャザリング
パレスチナ映画『ガザ 自由への闘い』の観賞会を開催します。 観賞後には、山形で山伏修行を続けながらパレスチナ映画の上映にも取組んでいる成瀬正憲さんも混ざってシェアリングの時間をつくります。パレスチナのことについて、どこから何を知ったらいいのか、何をしたらいいのかとモヤモヤしていたり、ずっと考えていたけど話せる場がなかったり…。さまざまな思いの方が、映画の感想を共有することから、これまで言葉にならなかった言葉を通わせたり、学び合ったり、これからの世界とわたしたちについて考えたりする機会が生まれますように。 (話を聞きにくるだけでも大丈夫です!お互いを尊重し、安心して発言ができる場作りに参加者皆様もご協力お願いします🙇)
日時:2025.3.1(土) 13:00〜16:00 13:00〜あいさつ 13:10〜映画84分 14:34〜休憩 14:45〜シェアリング 15:45〜お知らせ
場所:BOOKS&FARMちいさな庭(@)(岐阜県恵那市山岡町田沢3381-2) 明智鉄道山岡駅から徒歩8分 駐車場有 室内に洋式トイレ有(おむつ替え) 参加費:無料 定員:15名 予約申込:https://forms.gle/Ha24MSSFAdxER5kt6または中津川アクションのインスタグラム(@nakatsugawa.action)にDM(情報保障ご相談ください。その他質問や不安な点についてもお気軽にご相談ください!)
■パレスチナの今 1月19日にハマスとイスラエルの間で停戦合意がなされた後も、イスラエル軍によって攻撃されたパレスチナ住民の死傷者は後を絶たず、ガザだけでなくヨルダン川西岸、北部ジェニンで人びとの生命と生活は破壊されています。 それは「遠い地でおこっている宗教や民族が複雑に絡み合ったむずかしい問題」ではなく、「私たちと同じように友人、家族、子を持つ人びとが無残に虐殺されている現実」です。
■『ガザ 自由への闘い』作品紹介 イスラエル軍に包囲されたガザ地区は、経済封鎖により人口の半分が失業中。ライフラインも食料も制限され、命をつなぐことさえも難しい状況にある。空爆により破壊された家は、資材が入ってこないため再建は不可能。越境も厳しく管理され、医療目的であっても滅多に承認されない。生活と移動の自由を求めたガザ地区の人々は、故郷に戻ることを求めて「帰還の大行進」と呼ばれる平和的なデモを決行。しかしイスラエルはこのデモを「ハマスをかばう罠」と断定し、武器を持たずフェンスを超えていないパレスチナ人を狙撃隊の標的にした。狙撃により183人が殺害され、負傷者は8千人にも及んだ。死亡者には子どもや障害者、ジャーナリスト、そして医療従事者もいた。イスラエルの戦争犯罪は今も続いている。
アジアンドキュメンタリーズ配信作品 2019年製作 撮影地:パレスチナ 製作国:アメリカ 監督:アビー・マーティン
■ BOOKS&FARM ちいさな庭 本と農作物を販売するこちらのお店は、美しい里山文化の残る岐阜県恵那市山岡町に移住してきた大橋夫妻によって営まれています。自然の生態系に少しだけ手を加え、農薬や化学肥料を使わずに育てた農作物とその加工品、暮らしと自然と世界に新たな一頁を開いてくれる本、季節ごとの里山仕事のワークショップや農業体験に出会うことができる場所です。パレスチナ関連の書物も取り扱っており、イベント当日ご購入いただけます。
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アートプロジェクト「ある日」

(内閣府 地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業)
主催・企画:座間市・大和市・海老名市・綾瀬市
キュレーション:田中みゆき
展覧会「ある日」
◆会期:
(1)2025年2月21日(金)〜3月2日(日)9:00-17:00
(2)2025年2月21日(金)~28日(金)9:00-17:00
◆会場:
(1)座間市役所(神奈川県座間市緑ケ丘一丁目1番1号) (2)海老名中央公園・ビナウォーク
◆参加作家:飯川雄大、金川晋吾、キュンチョメ、相談支援に関わる人たち
◆アクセス:(1)小田急小田原線「相武台前駅」下車徒歩15分
(2)小田急小田原線「海老名駅」下車徒歩5分(海老名中央公園の七重の塔付近で作品マップを配布しています。)
作品マップはこちらからも見れます

展示内容:会場(1)三組のアーティストの作品展示及び金川晋吾とキュンチョメによるワークショップ参加者の作品や記録展示(2)飯川雄大とワークショップ参加者の作品展示
アートプロジェクト「ある日」について
私たちの中には、社会との接点をうまく構築できず孤独・孤立している(と感じている)人がいます。そうした人たちとともにあることをアートの観点から考えるプロジェクトを綾瀬市・海老名市・座間市・大和市が連携して実施します。
「断らない相談支援」を行ってきた座間市を始めとし、主催の四市は、さまざまな問題を抱え生活に困っている人からの相談を受けとめ、関係機関や団体、地域の人たちの力を借りながら相談者に寄り添う「相談支援」を行ってきました。
今、福祉的な支援を受けていなくとも、生きていくことに困難さを感じる人たちはたくさんいます。自然環境や他の生き物と同じように、人間の心や体も、本来は日々、あるいはこの瞬間にも移ろいゆくものです。しかし、社会の発展とともに、“ふつう”の生き方や “当たり前”の働き方が定まり、そこから外れる人たちの居場所が、どんどんなくなってきました。
本プロジェクトでは、アーティストの協力のもと、ワークショップや美術作品の展示を行う他、シンポジウムを開催します。展覧会では、相談支援を利用する人と、支援に携わる人たちが、飯川雄大、金川晋吾、キュンチョメという三組のアーティストとともに過ごした「ある日」の記録と、そのなかから生まれた表現を中心に構成します。支援する人/される人、表現する人/見る人といった境界を越え、そして社会に決められた役割とは関係のない自分を発見する時間を、アートはつくることができます。
誰かにとって何でもない一日が、他の誰かにとっては、その後に何度も立ち戻りたくなる一日になることがあります。ある日を通してさまざまに現れる参加者の姿や表現を通して、ふだん考えることのない自分や他人、世界とのつながりを見つめてみませんか。
参加アーティストプロフィール
飯川雄大(いいかわ・たけひろ)

1981年兵���県生まれ。現在、神戸を拠点に活動。2007年より〈デコレータークラブ〉の制作を開始。鑑賞者が作品に関わることで変化していく物や空間が、別の場所で同時に起こる事象と繋がる《0人もしくは1人以上の観客に向けて》(2019年~)や、全貌を捉えきれない大きな猫の立体作品《ピンクの猫の小林さん》(2016年~)などを制作。主な個展に、「同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(彫刻の森美術館、2022年)、「つくりかけラボ04|0人もしくは1人以上の観客に向けて」(千葉市美術館、2021年)、主なグループ展に『感覚の領域 今、「経験する」』(国立国際美術館、2022年)、「ヨコハマトリエンナーレ 2020」(横浜美術館・PLOT48、2020年) などがある。

「つくりかけラボ04 デコレータークラブ|0人もしくは1人以上の観客に向けて」千葉市美術館(2021年)撮影:飯川雄大
金川晋吾(かながわ・しんご)

1981年京都府生まれ。自身の親族や同居人など、身近な人々やその生活を撮影し、自己と他者の関係性を探る作品を手がける。写真には日記やテキストを添え、言葉での表現も精力的におこなう。おもな著作に2016年『father』(青幻舎)、2023年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、2024年『祈り/長崎』(書肆九十九)、『明るくていい部屋』(ふげん社)など。主な展覧会に、2018年「長い間」(横浜市民ギャラリーあざみ野)、2022年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)、2024年「祈り/長崎」(MEM)などがある。
金川晋吾『長い間』より 撮影:金川晋吾
キュンチョメ

ホンマエリとナブチのアートユニット。2011年の東日本大震災を機に結成。芸術は「新しい祈りの形」であると捉え、世界各地で、詩的でユーモラスな作品を制作している。近年の主な展覧会に「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」(森美術館 東京)、「現在地:未来の地図を描くために[1]」(金沢21世紀美術館、2019年)、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知)などがある。

キュンチョメ《金魚と海を渡る》2022年 撮影:柳原良平
キュレータープロフィール
田中みゆき

キュレーター/プロデューサー。「障害は世界を捉え直す視点」をテーマに、カテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を鑑賞者とともに再考する。2022年ニューヨーク大学障害学センター客員研究員。主な仕事に、「ルール?展」(21_21 DESIGN SIGHT、2021年)、「音からつくり、音で遊ぶ。わたしたちの想像・創造を刺激する『オーディオゲームセンター + CCBT』」 (シビック・クリエイティブ・ベース東京、2024年)など。主な書籍に、『誰のためのアクセシビリティ?』(リトルモア)、『ルール?本 創造的に生きるためのデザイン』(共著、フィルムアート社)がある。
関連イベント(終了しました、ご来場ありがとうござます)
シンポジウム 「孤独・孤立にアートができること」
日時:2月21日(金) 第一部:13:00-14:30 、第二部:15:00-17:00
開場12:30、入場自由(先着順) 、UDトークによる文字支援あり
◆会場 大和市保健福祉センター(大和市鶴間1-31-7)
◆第一部 「孤独・孤立とアートの力」 ●登壇者
大西 連(内閣府孤独・孤立対策推進室政策参与、認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長)、鈴木 康広(現代美術作家、令和5年度同プロジェクト参加アーティスト)、西原 珉(秋田市文化創造館長、東京藝術大学美術学部准教授、心理療法士)
◆第二部 「孤独・孤立支援における広域/多職種連携の必要性」
●登壇者 奥田知志(NPO法人抱樸理事長)、田中みゆき(キュレーター、プロデューサー)、室井舞花(一般社団法人ひきこもりUX会議理事)
●ファシリテーター 大西 連
ギャラリーツアー
◾日時:2月22日(土) 14:00-15:00 (13:50 受付開始)
◾集合場所:座間市市役所
◾解説者 :田中みゆき、武藤清哉(座間市)
オープニングトーク
2月22日(土)16:00-17:30 会場: 座間市役所1階ロビー
出演: 飯川雄大、金川晋吾、田中みゆき、武藤清哉(座間市役所)
金川晋吾さんのXのspaceでトークアーカイブがお聞きいただけます。

出展作家とキュレーター、主催市の企画担当が、企画の背景やプロセス、支援とアートが交わる可能性について話します。
*トークの前に展覧会をご覧になることをお勧めします。
===
展覧会についてのお問合せ先
座間市役所 地域福祉課 Tel: 046-252-8247 Fax: 046-255-3550
プレスリリース 2025年1月16日発信
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オードリー・タンとの対話#2 民主主義のコンピテンシー
オードリー・タンとの対話#2 民主主義のコンピテンシー
デジタル直接民主主義とユニバーサル・ベーシックインカム
2024年4月、台湾の卓栄泰・次期行政院長(首相)は、5月に発足する新政権の閣僚人事の発表で、唐鳳(オードリー・タン)デジタル発展相が退任することを明らかにした。オードリーの動静は不明だが、今後も台湾や世界のデジタル民主主義・デジタル経済に影響を与えていくことは不変だろう。オランダ各界の識者16人によるオードリー・インタビュー「デジタル直接民主主義とユニバーサル・ベーシック・インカム」第2回は、教育改革、社会保障、プライバシー保護、熟議テクノロジー、ビッグ・テックとの関係について。(全4回のリストはこちら)Contents
ブロードバンドアクセスは人権
教育カリキュラムの改革
資本主義的な部分と社会主義的な部分の共存
ゼロ知識テクノロジー
ニュアンスを失わずに意見を集約する
デジタル革命と民主主義の行方
ビッグ・テックとデジタル経済の再構築
ブロードバンドアクセスは人権
ローリー・ピルグリム お聞きしたいのですが、仕事をするなかで、どういうふうにさまざまな人と関わっているのでしょうか? 人によってテクノロジーといろいろな関係があったり、アクセスのしやすさも違うと思います。
オードリー・タン とても良い質問ですね。台湾では、ブロードバンドアクセスは人権です。台湾のどこにいても、たとえ標高4000メートルの玉山[★01]でも、月14ユーロで、10Mbpsのブロードバンドを通信容量無制限で使えます。それがユニバーサルアクセスの普及というものです。これなくしては、デジタル民主主義は実現できません。エリート支配のようなものになってしまいます。また、初等教育ではリテラシーよりもコンピテンシーを強調するようにしています。
リテラシーというのは、消費者としての能力をさす言葉です。一方、コンピテンシーは生産者に対して用いる言葉です。たとえば、ArduinoやRaspberry Piを使って空気中の成分を測定している小学生も、大統領選で候補者3人が登壇しているディベートやフォーラムを見ながら発言のファクトチェックをしている中学生も、18歳未満でありながら、社会においてコンピテンシーを発揮しています。18歳になった瞬間、魔法のように知識をもった市民になるわけではありません。若い頃から、ある技術や手法を身につける唯一の方法はコモンズ(共有知)に貢献することだ、と学んで初めて可能になることです。ですので、教育改革が必要になります。標準化された回答を求めることや個人単位の競争から離れて、協働や公益へ向かうのです。これが、社会全体としてのレジリエンスを強化することにもなると思います。
私たちテクノロジーを扱う人間は、異なるやり方を好む人々のために、常にオープンAPIとパブリックコードで設計しなくてはいけません。台湾では20種類の言語が話され、16の原住民族[★02]の人々が暮らし、42の方言が用いられています。そのすべてに対応するソリューションを作るというのはとうてい無理な話です。手話も公用語です。市民社会や社会起業家と協力して、私たちが提供するサービスをそれぞれのコミュニティで使いやすいように再編してもらう必要があります。私たちのテクノロジーに適応しろと言うのではなくて、さまざまなローカルなニーズにテクノロジーが適切に対応できているかを問うべきなのです。
つまり大枠を作るのは私たちですが、クラウドファンディングはどうするのか、など、2つか3つの……
(接続が切れる)
ミヒール・ゾンネフェルト レーワルデンではいつでもどこでもブロードバンドアクセス、というわけにはいかないようです。
ラウリン・ウェイヤース また見えるようになりました。

教育カリキュラムの改革
アネット・シャープ(アムステルダム応用科学大学ビジネス・経済学部チームリーダー) こんにちは、オードリーさん。コモンズに貢献するという、まったく別の方法へ教育をシフトするというお話がありましたが、その実現のためにどのような改革が行われてきたか、実例を教えていただけますか?
オードリー もちろんです。2019年に、初等教育のカリキュラムを抜本的に変えました。私は2016年に行政院に加わる前は、K-12カリキュラム委員会の一員でした。高い透明性を保ちながらカリキュラムを協働で策定できたのが素晴らしかったと思っています。準備段階での会議は、すべて議事録が公開されています。生徒、保護者、教師など、それぞれの代表が参加しました。
この新しいカリキュラムがもっとも特徴的なのは、授業内容を指定していないという点です。核となるコンピテンシーだけが定められていて、それぞれの地域の学校や先生には、カリキュラムを無視してコンピテンシーだけに注力するといった自由があります。物理的なキャンパスを無くしてオンラインの授業のみの高校を作ることもできます。大自然のなかにキャンパスを作ることも可能です。
台湾では、全体の10パーセント程度の学生が、このような標準的なカリキュラムを用いずにコンピテンシーを身につける実験教育を受けられます。そしてこれらのオルタナティブスクールは、こうした実験的な教育手法を取り入れたい公立の学校とも協働して取り組みをシェアしています。ですからあらゆるレベルで、ホームスクーリングに始まり、組織的に実験教育を行う学校、小さなグループで実験的な指導を受けられる場、公立だけれども実験教育の素養を身につけた教師がいる学校まで、さまざまなグラデーションがあるのです。
私自身が好例です。私が公立の学校に通ったのは14歳までで、ドロップアウトした後はホームスクーリングでした。高校にも大学にも通っていませんが、私が専門性を有しているのは明らかでしょう。ですので、台湾ではオルタナティブ教育はもはやオルタナティブというより、実験的な教育というR&D(研究開発)のなかの調査部門、という感じだと思います。
資本主義的な部分と社会主義的な部分の共存
ブリジッタ・スヘープスマ オードリーさん、こんにちは。貧困状態にある人も含め、あらゆる人が関わっていくことは可能なのでしょうか? 可能であるならば、どうやって……というのも、先ほどベーシック・インカムは直線的だとおっしゃっていました。お金のない人の生活を保障するという機能はあるのでしょうか?
オードリー パンデミックの間、なぜ台湾では1日もロックダウンをしないのか、多くの人が不思議に思っていました。3年のあいだ、人は都市の間を行き来していたし、義務化された形での接触追跡プログラムは実施していません。ただ自主的にQRコードをスキャンしたり、連絡先を書いて提出したり、といったことしかしませんでした。それでいて、症状が現れた人は自らその旨を報告し、自己隔離をしました。
健康への影響でいうと、私たちより被害が小さかったのはニュージーランドだけだったと思いますし、経済への影響を最小に止めたという点では、私たちに並ぶ国はなかったでしょう。なぜそれができたのかというと、在住者や市民の誰もが、症状を訴え出てもお金はかからないということを知っていたからです。歯科医療をはじめとして、あらゆる医療を管理するユニバーサルサービスがあって、2003年のSARS以降はデジタルで運用しています。
台湾では、この単一支払者制度(single-payer system)[★03]による公的医療保険で、医療にまつわるニーズはすべてカバーされることをみんなわかっているので、公衆衛生のシステムに自主的に協力してくれます。もし自分の症状が新型コロナでなくても、何か他の病気であっても、検査やその後のチェックなど含め、お金はかからないからです。コロナは一例にすぎませんが、台湾では、憲法で非常に明確に、たとえば歯科医療や諸々の公的な医療と、人���的な美容整形の領域にあって保険が適応されないものとが、はっきりと分かれています。資本主義的な部分と社会主義的な部分が、憲法のなかに共存しているのです。
つまり、医療、教育、代表権などを享受するには、まったくコストがかかりません。先ほどおっしゃった貧困や、そういったものからくるプレッシャーを大きく軽減できていると思います。もちろん、われわれも完璧ではありません。特に原住民族や新たな移民、漁船で働いていて海外にいる移民などに対する移行期正義(Transitional Justice)[★04]の取り組みという面では、多くの課題があります。しかし、少なくとも物理的に台湾に暮らしている人にとっては、セーフティネットは悪くないと思っています。お金をどれだけ稼いでいるかは関係なく、誰でも同じ医療を受けられるからです。
ゼロ知識テクノロジー
ヒルデ・ラトゥール(ベーシック・インカム世界ネットワーク副議長) ヒルデ・ラトゥールといいます。ベーシック・インカム世界ネットワーク(BIEN)の副議長をしています。定期的に、ビッグ・テック企業から、ベーシック・インカムを実施したいと連絡があります。しかし私たちの経験上、そうした取り組みの背後にはたいてい、支払ったお金でその後何を買うのかを追跡したいというアジェンダが隠れています。どうすればこの「データへの欲望」から人々を守ることができるでしょうか? 行動データ、生体認証データなど、いろいろなことを考える必要があると思いますが。
オードリー 現金であれば追跡はできないのではないでしょうか? それとも、ワールドコイン[★05]の話ですか?
ヒルデ ええ。ワールドコインはまさに好例ですね。おっしゃるように、消費エンドでの自由を守るためにはキャッシュがあります。しかし、世界がますますデジタルに移行するなかで、デジタルな貨幣を用いながら、データ盗用から人々を守る方法はあるのでしょうか?
オードリー 「デジタルな現金(digital cash)」というものもあります。私たちが「ゼロ知識保護(zero knowledge protection)」[★06]と呼んでいる技術がありまして、たとえば私が何歳かは言わずに、18歳以上であることを証明できる、というような技術です。銀行の預金残高は明かさずに、一定金額が入っているということを証明する。あるいは、どのように満たしているのかは明かさずに、ある契約を締結するための条件を満たしていることを証明する、などです。「指定検証者(designated verifier)」[★07]のようなテクノロジーもあって、双方が信用する媒介者の仲裁があれば、ある契約を締結したという事実を公にする必要がなくなる、といったことも可能です。
プライバシー強化技術、通称PETs (Privacy-Enhancing Technologies)と呼ばれる一連のテクノロジーがあり、まさにデジタル領域で現金の匿名性を再現しようということに取り組んでいます。ですから、ゼロ知識テクノロジーをフル活用している企業や社会起業家にのみ投資するべきだ、というのが私の提案です。こうしたテクノロジーは非常に成熟したもので、もはや研究段階ではありません。しかし、まさに先ほどおっしゃった理由から、本来得られるべき規模の投資が得られていないのです。「顧客」に、本当は要らないものをたくさん売りつけたほうが利益になるからです。監視資本主義的に利益をあげようという動機が世にあるからこそ、ゼロ知識テクノロジーやPETsは別の資金調達方法を必要としています。ビットコインであったり、私の公的インフラプロジェクトIndia Stackや、国際電気通信連合(ITU)のGovStackもそうです。
私のようにデジタルな公的インフラに関わっている人間の多くが、こういう技術に注力しています。オランダも、その動きに参加していると思います。YIVIというウォレットがあります。以前はIRMAという名前でしたね。これは、ある種のゼロ知識ウォレットです。こうした、プライバシーに関するテクノロジーを扱う人々と話してみるべきだと思います。
ウーズ・ヴェスターホフ(アムステルダム・パクハウス社会イノベーション&創造臨時ディレクター) しかし、ゼロ知識貨幣というのは少しニッチです。この先広く使われるようになると思いますか?
オードリー ええ、もちろんです。というのも、身分を偽ってどこか他の国の人間のフリをするということが、ほとんど無料でできるようになりましたから。昨年までは、そういうふうに詐欺をはたらくのは大変なことでした。相手の文化を実際に知って、会話をして、ということが必要だったからです。しかし、「生成AI」という新たなテクノロジーが誕生したことで、3秒ほどの音声があれば、誰でもPC一つでタダ同然の値段で、説得力のあるディープフェイクを作ることができるようになったのです。それはつまり、デジタルな来歴や認証がついていないデータ、あるいはいまご説明したようなゼロ知識認証を経ていないデータは、何の価値も持たないということです。
何せ誰でも、好きな人を好きなシナリオで登場させる動画を作ってフォトショして世に出せるのですから、昔ならスクープとして売れた情報も、信用してもらえないかもしれません。ですので、こうしたコミュニティ志向でデジタル認証可能なコミュニケーションというのは、数年後には非常に価値の高い、もしかすると唯一価値のある情報交換の方法になっているかもしれません。大衆向けの監視資本主義的なソースは、生成AIで汚染されてしまうでしょうから。
ウーズ 興味深いですね。ありがとうございます。
ニュアンスを失わずに意見を集約する
ラウリン もう一つお聞きしても良いでしょうか? デジタル直接民主主義が解決する主な問題というのは、何なのでしょう?
オードリー 150人以上で集まって知識や価値を共有してあらゆることに決断を下すこと、でしょうね。この人数がポイントです。人間は、150人以上の集団でお互いの頭のなかを把握しながら長期的に議論を進めることができません[★08]。ですので、陪審員などがそうですが、少ない人数を選出するわけです。ひとつの部屋に1000人いては、コンセンサスが取れませんから。一方、少ない人数から始めて、徐々に人数を増やしながら議論を繰り返すことで、コンセンサスの集約を試みる熟議の方法、あるいはファシリテーションの技術もあります。
問題は、どんなに優れたファシリテーターであっても、そこで行われた議論を要約しようとすれば、それぞれの熟議のラウンドのなかで個別の参加者が持っていた細かなニュアンスは失われてしまうということです。集約するたびにある程度のニュアンスが失われる。しかし複雑な問題、つまり、多くのステークホルダーが関わるような問題の解決策は、そうした細かいニュアンスを反映したものである必要があります。
Uberに関する議論でも、たとえば既存のタクシーメーターより低い価格設定を出さないという解決策は、それぞれの地域が自分たちの土地の道路計画の策定に自己決定権を持っていないと機能しないなど、いろいろな問題があるわけです。解決策を出すうえで、40くらいの側面を考慮する必要がある。
しかし伝統的な熟議では、こうしたコンセンサスを構築するのは困難です。特に、ランダムに選定した市民の声を反映したい場合は。一方、PolisやAll Our Ideas、Talk To The CItyなどを使うことで、ニュアンスを失わずに意見を集約することができます。集約するたびに、新しいものがただ付加されていくのです。そして、ニュアンスを検証したければ、ChatGPTよろしく、そこに構成された集合意志の背後にある数的モデルと直接対話すれば良い、というわけです。
そうすれば150人以上の集団で��あたかも一つの部屋に50人、あるいは5人で集まって話しているかのように対話することが可能になります。細かなニュアンスを残す余地を拡大し、150人以上の集合知がないと解決策に辿り着くことができないような、難しい問題に取り組むことができるようになるのです。
ラウリン 素晴らしいですね。
デジタル革命と民主主義の行方
ヤン・アツェ・ニコライ(ベーシック・インカム・シンクタンクの理事長/政治と医療分野の専門家) 地元でベーシック・インカムにまつわる活動をしています、ニコライと申します。緊急性ということに関してお聞きしたいのですが。西洋では、民主主義が衰退しているように思います。民主主義は、デジタル直接民主主義なくして存在しうるでしょうか? デジタルを用いない民主主義も可能なのか、それとも、デジタルが唯一の解決策なのでしょうか。
オードリー もちろん、たとえば職場やアートの同好会、労働組合などで、100人や200人くらいの人で継続的に民主主義を実践するうえでは、デジタルなツールは不要でしょう。人間の脳は、小さなコミュニティで決定を下すことは全然問題なくできますから、その場合デジタルの有用性というのはせいぜい議事録をとるといったことでしょう。
一方、国家単位の民主主義では、デジタルは必須の支援ツールだと思います。デジタルを用いないと、非対称性が非常に大きくなってしまいますから。
4年に1度、8人の候補者から1人を選ぶという仕組みでは、4年間ごとにわずか3ビットしか新たな情報がアップロードされません。5つの政策提言に対して国民投票を行っても、わずか5ビットです。しかしこの数ビットの情報が人々の日常にすぐさま影響を与えるのです。ダウンロードは高速でできるのに、アップロード��非常に制限されている、という状態です。しかし、パンデミックや「インフォデミック」、生成AIを使った詐欺、コンピュータウイルスなど社会レベルでの危機があるときは、現場で毎日、毎時間、何が起こっているのかを把握する必要があります。アップロードの仕組みがなく、4年に一度しか修正ができないのでは、これだけのスケールやスピードで発生する問題に民主主義は対応できません。
ですので、パンデミックに対して有効に対応できなかった国の民主主義指標が落ちているのは、偶然ではありません。コロナ禍でその義務を果たすことのできなかった民主主義政権が、信用を失ってしまったのです。しかし、台湾のようにパンデミックに対応できた国では、民主主義への自信が高まっています。
ビッグ・テックとデジタル経済の再構築
ラウリン なるほど、素晴らしいですね。誰か他に質問のある人はいますか?
ヒルデ はい、もう一つお聞きしたいことがあります。ビッグ・テックはさまざまなアルゴリズムやロボットを用いて、ごく少数の人のためにお金を稼いでいます。こうしたアルゴリズムをコモンズに持ち込み、これらの機械でベーシック・インカムを生み出すのはとても難しい。それが私の夢なのです。人々のために価値を生み出すには、どこから始めるべきなのでしょう? たとえば、Uberタクシーのソフトウェアみたいなことでしょうか。まず着手すべき簡単な課題はなんだと思いますか?
オードリー まずはお互いにTwitterでDMを送り合うのではなくて、Signal[★09]を使おう、ということですね。冗談ではなくて、Signalやその他のエンドツーエンド暗号化テクノロジーというのは、プライバシー強化技術のなかでも最も基本的なものです。Signal Foundationのメレディス・ウィテカー社長は、あなたが合計何人とメッセージのやり取りをしているかすら把握していません。メタデータまで暗号化されているのです。ですので、話の内容や話し方を盗み聞きして利益を得る方法がありません。それゆえに、コミュニティのために何かするということにインセンティブを見出すようになります。
一方、仲介者がメッセージの内容を把握している場合、現時点でそれを収益化したり、教師あり学習させたモデルを使ってあなたに広告をクリックさせたりするつもりがなかったとしても、株主や理事会から必ず、プレッシャーをかけられるようになるでしょう。これだけのダイレクトメッセージのデータがあるのだから、なぜ収益化しないのか、という具合です。ですので、まず優れたプライバシー技術を使うという習慣をつけていくだけで、ビッグ・テックが精密な説得機械を作るための素材を手に入れるのを防ぐ第一歩になります。
ウーズ それは非常に面白い観点ですね。そうすることで、経済的にはどのような影響があるでしょうか? そういうモデルに基づいた消費主義というのは、どういうふうに発達すると思いますか?
オードリー まず、ローカルな通信事業者がそれぞれのコミュニティに貢献する自由度が増すと思います。たしか、EUでは現在、通信事業者が負うコストの半分以上が、少数のビッグ・テック企業が運営するプラットフォームの通信にかかる費用です。そういう状況下では、各地域の通信事業者がローカルなニーズを反映してサービスを作ることに注力するのは不可能です。誰もが同じ3つのプラットフォームのストリーミングを見ていて、ダウンロードが多く、アップロードが少ない状態です。ですので、台湾では、誰もが自分のコミュニティのローカルな通信事業者になれるという取り組みを行っています。
もちろんNetflixは見られませんが、たとえば野外で行われるアートの展示会場で、あるいは会議室やサミットの場で、同時通訳を提供することはできます。あるいはXRやVR空間を作って、複数の都市を融合させた巨大な空間を作る、といったこともできます。高いお金を払ってライセンスを取らなくても、通信事業者と同じ5Gの機材が使えます。もちろん、YouTubeやNetflixを流すための要件を満たす必要もありません。
こうしたコミュニティ規模のテクノロジーによって、各地域の人々がクラウドに接続しつつ、自らのニーズを考えながらテクノロジーの計画を立てることが可能になります。クラウドは、オフロード処理をするための場所として用いつつ依存しない、ということが必要だと思います。GoogleやFacebookに依存するようになると、地域コミュニティが自分たちのニーズに合わせて利益を再投資することができなくなってしまいます。
ウーズ つまり、ローカルな経済圏や、地域的な経済圏を発展させたい場合、独立したローカルなネットワークに投資すべき、ということですか?
オードリー そう思います。ローカルな5Gネットワークでもいいし、屋外での通信がそこまで必要でないなら、Wi-Fiの6Eネットワークでも良いでしょう。P2Pネットワークやメッシュネットワークでも良いくらいです。これらはどれも安価なテクノロジーです。というのも、大規模通信事業者を使っている人は、実質的に毎月支払う通信量のうち半額は、NetflixとYouTubeとFacebookに補助金を出しているようなものですから。
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事件の経過 ※経過については、茨城県教育委員会の第三者委員会報告書(2019年)の内容に基づいて記述する。 いじめに関与した生徒は、女子生徒A、女子生徒B、女子生徒Cの3人だとされる。 自殺した女子生徒は成績上位で、またピアノを習っていて、校内の文化祭・合唱コンクールではピアノ伴奏者を務めたり他クラスのピアノ伴奏者が欠席した際には急遽代役を務め、また校外ではプロの交響楽団との共演コンサートをおこなったことがあるほどの実力だったという。ピアニストを目指し、音楽科の専門高校への進学を希望していた。同級生からも教員からも「争いごとなどを好まず、真面目で穏やかな性格」などとと評されていた。 3年進級の際、女性教諭(40代)が担任のクラスになった。小学校時代から仲のよかった友人とは別のクラスとなり、出身小学校も異なりそれまで特に接点がなかったとされる女子生徒Aと同じクラスになった。 Aはこの女子生徒に接近した。Aは生活指導面での課題が多い・乱暴な物言いが目立つとされていた生徒で、この女子生徒と一緒にいる様子には周囲から違和感をもたれていたとされる。 携帯電話事件 女子生徒は、2年の時に同じクラスで親しくしていて3年進級後にほかのクラスになった生徒とともに昼休みを過ごすグループを作り、そこにAが加わる形になった。しかしAが2015年6月、携帯電話でその様子の写真を撮影して無断でSNSにあげるなどの行動を取った。 そのことを把握した学校側は、校内持ち込みを禁止されている携帯電話を持ち込んだとして、Aに指導をおこなった。その際にグループの生徒についても指導をおこない、担任教諭はその場にいただけの女子生徒やほかの生徒についても「連帯責任」「近くにいただけでも、携帯電話を持ち込んだAと同じように悪い」とした。 携帯電話事件をきっかけに、昼休みを過ごしていたグループは「たまたまそこに居合わせただけなのにAの行為の巻き添えになった」という不満もあり、自然消滅する形になった。女子生徒もAと距離を置くことを図った。 しかしAが「この女子生徒から無視された」と言いふらすなどした。別の女子生徒Bもそれに同調した。女子生徒は「不本意な悪口を振りまかれたくない」と追い詰められ、Aに再接近した。 席替え事件 担任教諭は席替えの際、生活指導面で課題のある生徒の近くに、「その生徒の面倒を見る」生徒を配置する方策をとった。 女子生徒は、課題のあった男子生徒Dの隣の席になった。そのことで女子生徒とDが会話をするようになると、Dに好意を持っていた女子生徒Cが嫉妬し、女子生徒に敵意を向けるようになった。またA・BもCに同調し、女子生徒に対して、これ見よがしにひそひそ話をしたりなど、揶揄するような行動を取った。 休み時間にDと話したいからこの女子生徒が自席にいると邪魔とするCの要望を受け、休み時間になるとAとBがこの女子生徒を連れ回すようになった。 担任教諭は、その後の複数回の席替えでも同様に女子生徒をDの隣の席に配置し続けた。 その他のいじめ A・B・Cは、女子生徒に対してそのほかにも複数のいじめ行為をおこなった。 「くさや」とあだ名を付け、連日のように女子生徒のことを「くさや」と呼ぶ。 AとBが女子生徒のことを「くさい」などと悪口を言いふらし、ほかの生徒のところに女子生徒を連れて行って女子生徒の手のにおいをかがせ、「くさいんじゃね」などと中傷した。 体育の授業でバスケットボールのチーム分けをした際、Cが主導し、この女子生徒だけを故意に外すように仕向ける。 女子生徒の卒業アルバムに、AとBがこの女子生徒を中傷する文言を書き込む。 担任教諭の指導 女子生徒は従来は授業への遅刻などはなかったが、加害生徒A・Bに連れ回されるような形で、2学期以降は授業に遅刻してしまう状況も生まれた。担任教諭が担当する英語の授業に3人が遅刻した際、担任教諭はこの女子生徒だけを教卓の前に呼び出してクラスの生徒の前で叱責するなどした。 このクラスでは受験対策として放課後に居残り授業もおこなっていた。しかし女子生徒がピアノのレッスンのために参加せずに帰宅しようとすると、担任教諭は「ピアノばっかりやっていても仕方がない」などと女子生徒に嫌みを言ったこともあったとされる。 同級生によると、「担任教諭も女子生徒に嫉妬していたように見えた」「Cの嫉妬で激しくなったいじめだが、担任教諭が加勢した形に見えた」という。 担任教諭は1学期の進路指導の際、私立高校音楽科を第一志望とした女子生徒に対して、単願ではなく県立高校音楽科との併願を薦めた。当初は単願のつもりで準備していた生徒・保護者は進路指導を受けて、形式的にでも併願するという方向性に変更すると、教諭は「私立が第一志望の場合は県立との併願は認められない」(※そのような取り扱い方針はなく、教諭の誤認)と発言した上で、「志望校を受験できるかどうかは2学期の生活状況次第」と発言した。このことが、高校受験を見据えた女子生徒にとっては「学校を休むことができない」などの大きな圧力となり、いじめに苦しんでいた女子生徒をさらに追い詰めたと指摘された。 自殺当日:ガラス事件 2015年11月10日、Aが音楽室のガラスを割る事件を起こした。 ガラスを割った瞬間には女子生徒は離れた場所にいたが、ガラスを割ったAと一緒にいたBが女子生徒のところに駆け寄って3人になったとき、ガラスの割れる音に気づいて様子を見に来た非常勤女性講師と鉢合わせした。この教員が3人の名前をメモし、担任教諭に連絡した。 女子生徒は「Aがガラスを割った。自分は関与していない」と訴えた。しかし担任教諭は、連帯責任としてこの女子生徒を追及するような対応を取った。女子生徒は割れたガラスを掃除させられた。一方でガラスを割ったAは、「手にケガをした」として掃除には参加しなかった。 女子生徒は教室に戻った際、「やっていない」と訴えて泣きはらしていたのを目撃されている。 女子生徒は午後5時40分頃に帰宅した。帰宅時間が遅くなったことで母親が「何かあったの」と聞いたところ、女子生徒は「Aがガラスを割った」「私は関係ない、知らない」「ガラスを弁償しないといけないかも」などと訴えた。 女子生徒が取り乱している様子に、状況が飲み込めなかった母親は学校に連絡した。担任教諭はガラス事件の一部始終を説明し、「女子生徒がガラスを割ったわけではないが、逃げる態度を取ったのが悪い」などといったという。 母親は電話を切ったあとに女子生徒に改めて確認した。女子生徒は「本当のことをいうとAから攻撃される」「1学期の携帯電話事件の際にAと距離を置いたら悪口を言いふらされた」など訴えた。また担任教諭への不満を訴えた。 生徒の自殺 女子生徒はその後、家族の車で、茨城県つくば市の教室に音楽のレッスンを受けに行った。レッスンへの行き帰りの車中や、レッスンが終わってから帰宅した後も、女子生徒は普段とは異なる様子だったという。母親は「学校でのできごとがショックだったのだろう。落ち着いてからゆっくりと話を聞きたい」と判断していた。 女子生徒は同日2015年11月10日午後11時過ぎに自宅で自殺を図り、翌日11月11日未明に死亡した。 遺書はなかったが、生徒が付けていた日記には、同級生の実名を挙げて「もういじめられたくない」「これ以上苦しめないで」などと記載されていた。また2015年12月になり、生徒の遺品を整理していた家族が、生徒の制服のポケットに「くさや」と記された付箋があったのを見つけた。 学校・教育委員会の対応 翌日2015年11月11日早朝、生徒の自殺の一報が学校側に入った。家族側は同日のうちに「生徒の死亡は自殺だと公表してもよい」と学校側に伝えた。しかし校長は茨城県県南教育事務所・取手市教委の担当者と協議の上で、「不慮の事故」として公表する方針を決めた。 後日、「くさや」と記された付箋の存在を知らされた教育委員会側は、同級生への聴き取りを実施した。しかし「女子生徒の家庭が厳しかった」と誘導するとも受け取れる内容にもなっていたという。 学校側は2016年3月、「いじめかどうかおよび学校生活と自死との関連は判断できない」とする見解を記した報告書を、取手市教育委員会に提出した。 取手市教育委員会は2016年3月16日、当該案件を「いじめによる重大事態には該当しない」とする議決をおこなった上で、調査委員会を設置した。案件審議のために呼ばれた学校関係者は教育委員に対し、「学校側の聴き取りでは、この女子生徒へのいじめを訴えた生徒はいなかった」などと説明した。 一方で保護者側は独自に調査をおこない、女子生徒へのいじめがあったとする、複数の同級生からの証言を得ていた。 市の調査委員会が動き出したことを把握した保護者側は、「重大事態ではない」という前提の、いじめ防止対策法に沿っていない調査委員会の設置に不満を示し、調査の中止と調査委員会の解散を求めた。また文部科学省にも要請をおこなった。 文部科学省は、当該案件にかかる取手市教委の処理は不適切という見解を示して指導をおこなった。取手市教委は2017年5月30日付で「重大事態ではない」とする議決を撤回した。その後市の調査委員会は2017年6月20日付で解散した。 県の第三者委員会で調査 その後改めて、本来取手市がおこなう調査を茨城県が並行受託する形で、県がいじめ防止対策法に基づく第三者委員会を設置して調査をおこなった。 2019年3月20日に公表された調査報告書では、いじめの存在を認定し、いじめと自殺の因果関係を認めた。また担任教諭および他の教員の不適切指導についても指摘し、当日のガラス事件での担任教諭の指導は生徒を追い詰め自殺の引き金を引いたと指摘した。また自殺事案発生後の学校・市教委の不適切対応についても言及し、「重大事態ではない」と一度議決した件については違法と指摘した。 担当者の「栄転」 取手市教育委員会で事件対応に携わっていた市教委事務局参事・指導課長はそれぞれ、2019年度に市内や近隣市の校長として転任した。 赴任先の学校はいずれも、当該校校長経験者が後年に市の教育長などに就任するケースも多く、「出世ルート」と噂されている学校でもあり、異動の状況にも疑問が呈された。 関係教職員への処分 茨城県教育委員会は2019年7月25日、関与した教職員の処分を発表した。 当時の担任教諭(2019年時点では別の取手市立中学校に異動、体調不良として休職)を、いじめへの対応を怠った・いじめを誘発する言動をとったなどとして停職1ヶ月の懲戒処分にした。 当時の校長(2019年時点では石岡市立小学校校長)、教頭(2019年時点では取手市内の茨城県立高校教頭)もそれぞれ減給処分となった。当時の学年主任(2019年時点では阿見町立小学校教諭)も戒告処分とした。 さらに、当時の取手市教委教育参事(2019年時点では取手市立小学校校長)、取手市教委指導課長(2019年時点では守谷市立中学校校長)についても、それぞれ減給処分とした。 また取手市も同日付で、第三者委員会設置を怠るなどいじめ不適切対応に関与したとして、当時の市教委職員の処分を発表した。当時の市教委部長(2019年時点では再任用)を減給処分とした。当時の市教委次長(2019年時点では再任用)を文書訓告、当時の市教委参事(2019年時点では再任用)を口頭訓告とした。 当時の教育長は2019年時点では辞任しているが、在任時の給与の月額10分の1・12ヶ月分相当額を自主返納するとした。また取手市長も自身の給与を6ヶ月間減給する条例案を準備しているとした。 元担任教諭、処分取り消しを求める 生徒の担任だった女性教諭は、処分を不服として、2019年10月に茨城県人事委員会に審査を申し立てた。しかし2021年9月に却下された。 教諭は2022年3月3日付で、「いじめについて、本人・保護者や、同僚教員・学校からも、全く情報を受けていなかった」などとして、自身への停職処分の取り消しを求め、水戸地裁に提訴した。 元担任教諭は「いじめに気づけなかったことは申し訳なく思っているが、いじめを助長したような言動をとったことはない。いじめを助長したなどありえない」と主張した。また処分の内容についても、必要な事実関係の摘示や立証などがなされていないと訴えている。 水戸地裁は2024年1月12日、教諭の訴えを認め、茨城県に対して処分の取り消しを命じる判決を出した。教諭の行為について「いじめを疑い対応を取るのは困難だった」「調査委員会が、教諭の行為について、何を根拠に認定したのか不明確」などと判断し���懲戒処分理由は違法だと指摘した。 茨城県は判決を不服として、2024年1月26日付で東京高裁に控訴した。東京高裁は2024年10月31日、一審判決を支持して茨城県の控訴を棄却し、処分を違法として取り消しを命じる判決を出した。 茨城県教育委員会は2024年11月14日、二審判決を受け入れ、上告を断念する方針を公表した。
茨城県取手市立中学校いじめ自殺事件 – 教育資料庫
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キリングミュータント【リブーテッド】
💭 原案
2018年にハーメルンに投稿したキリングミュータントです。当時から次の3点を元に執筆しています。
もしも夢主が『暗殺教室』の修学旅行で拉致されてしまったら
拉致された夢主が意外にも平然としていたら
もしも赤羽業が夢主に警戒心を向けたら
夢主の前世が『Paranoia』のトラブルシューターであるという属性は、これらの整合性をとる中で定まりました。赤羽業が名前もそうであるように赤色の登場人物であることにも、大きな影響を受けました。
赤羽業と夢主の対立も、この頃に決まりました。定番ではありますが都合がよかったので、彼女のE組落ちの発端も、彼の例の暴力沙汰に担ってもらっています。非常に都合がよかったです。
もう5年以上も前のことですので、忘れてしまったこともあるかもしれませんが、以上のようなことを最初に考えて最後まで貫きました。赤羽業との友情を落としどころにすることまでは、考えていなかったのではないでしょうか。キリングミュータントという題名が殺せんせー暗殺のみを指していた時期もあったかもしれません。
✍ 構想
続編のようなものを書きたくて、最終的にリブーテッドの副題で改稿することになりました。続編の執筆に際して、現実に直面したためです。
『Paranoia』の新版の発売
『暗殺教室』の描写の不足
文章
まず2019年にパラノイア【リブーテッド】が発売されていました。このいちばん新しい用語や訳語に寄せたいという漠然とした考えがありました。以前は25周年記念版パラノイア【トラブルシューターズ】【インターナルセキュリティ】【ハイプログラマーズ】を読みながら書いていました。
また、書きたい続編のようなものを書くために、夢主と暗殺教室にとっての事件に触れる話が必要であることが判明しました。これは彼女の性質の問題でもありますが、本編は彼女自身にとっての事件のみで構成されています。
そして2018年から2021年にかけて文章が変化し、全体的に増量傾向にありました。一方で我ながら2018年の簡潔さと勢いが好きだったので、上書きしようとも思えませんでした。
🔍 課題
攻撃
戦闘
時間
いずれも以前から認識はしていましたが依然として課題のままです。
もっと夢主を攻撃したかったです。十二月も二月、又はバレンタインも、赤羽業が彼女から受けた仕打ちに見合う内容ではありませんでした。手心を加えてしまいました。
また戦闘に説得力を持たせることもできませんでした。クラスの総意を戦い争って勝ったり負けたりしたという程度の文章で事が済まないだろうかとずっと願っていました。描写だけではなく戦術や戦略も勉強したいですが、しばらく書きたくないという気持ちが正直なところです。
そして2021年10月29日に四月、又は序章を公開してから、約3年が経過してしまいました。もっと時間配分を工夫して、執筆期間を短縮させたいという気持ちはあるのですがそれによって筆を折っている未来も見えます。
🤯 発見
三月、又は終章で迎えた結末は二月、又はバレンタインを書くまでは想像もしていませんでした。以前同様の展開と結末を予定していました。
突然『暗殺教室』第1話「暗殺の時間」の殺せんせーのセリフが脳裏をよぎるようになって、急遽再度改稿を頭から見直した次第です。
👍 自賛
朝だか昼だか夜だかから始まる前世の回想
冬の外気の句
ハーメルンでいただいて今は読めないのですがコメントにもっと『Paranoia』らしさが欲しかったというようなものがあったことを思い出して、前世の回想を追加しました。違う可能性も否めないものの私は気に入っています。
冬の外気の句も新しく追加して、私が気に入っています。冬関連のくせに、八月、又は夏期講習の頃に思いつきました。それとも五月、さらに修学旅行だったっけ。
📁 裏側
『Paranoia』のトラブルシューターだった前世とミュータントパワーを隠しつつ『暗殺教室』の一介の生徒としてひそかに人類滅亡を望んでいた女子中学生が、隣の席の赤羽業に目をつけられてしまって、アルファコンプレックス市民だった彼女自身を殺すことになる話。でした。題名のキリングミュータントは結局は彼女自身にかかっていました。 1. 暗殺教室生徒かつミュータントパワー保持者である夢主 2. 破壊生物かつ改造人間である殺せんせー 3. ミュータントパワー保持者である夢主への赤羽業の暗殺宣言 4. 夢主自身の前世にまつわる偏執を解決すること
夢主 [$名前が見つかりません]
Personality 保身、不信、不遜
彼女を説明する3つの単語です。『Paranoia』ではキャラクター作成時に左側のプレイヤーが1つ引っ繰り返してくれるそうです。私は3つ引っ繰り返してあげました。最初の彼女は献身的に他者を信用することができる謙虚な人物だったのかもしれません。そうはなりませんでしたが。少なくとも十二月までは。
Profile Data
夢主視点で書いたことはおそらくありませんが、片岡メグよりは背が低い、という程度の意識がありました。ここで中村莉桜との兼ね合いを考慮してみた数値がこちら。 - 身長 165cm - カップ C - 体重��48kg
よくない特徴を三拍子そろえた割に、夢主は何かと恵まれているという設定があって、この体型そして外見も、彼女が受けた恵みの一部です。キリングミュータントや【リブーテッド】で彼女が自覚的に振る舞ったことはおそらくないので、実際に描写できたかもしれない部分は家庭環境ひいては両親でしょうか。優生学ではありませんが突然変異ミューテーションもさておき彼女は両親から優良な遺伝子を受け継ぎました。
一方で、夢主がつまりは夢創作の主人公であるために、私が特に設定していない項目も多いです。彼女自身も少なくとも十二月までは人に対して表明する自己を重ね重ね偽装していました。 - 好きな教科 数学 - 嫌いな教科 国語
夏に期末テストで理系の成績を出した彼女は、人に聞かれたら、このように答えたでしょう。他の教科と比較して好成績な数学が好き、成績の悪い国語が嫌い、という実に無難な選定です。ただこの自己紹介には赤羽業と重なる部分もあるため、十二月以降は好きな教科がなくなったり、嫌いな教科が道徳になったりするのかもしれません。浅野学秀と重なる部分がありますね。
読書も無難な趣味として教室ではたびたび彼女に本を持たせていました。E組落ちで退部になるまで所属していた部活動は、特に何も考えていませんでしたが、やはり何か無難な名前が入るのでしょう。帰宅部ではなさそうです。『名簿の時間』によると、部活動に所属していなかったE組生徒は赤羽業と寺坂竜馬だけで、なかなか無難な設定とは言い難いので。
本音では趣味も宝物もありません。強いてあげるならミュータントパワーが特技です。ミュータントパワーの影響で何でもできてしまうので。『Paranoia』ではGMがミュータントパワーを1つ与えてくれることがあるそうですが、私は彼女にあらゆるミュータントパワーを与えました。パラノイア【トラブルシューターズ】はミュータントパワーの自作に触れています。
逆に好きな食べ物は珍しく十二月前後でも変更点のない自己紹介です。彼女は甘味やカレーライスが好きです。アルファコンプレックス下級市民の食生活は相当だったようですから。
定期試験 主要5教科
1学期
中間テスト 350点
四月、又は序章と五月、又は修学旅行の間のできごとですが、『暗殺教室』第13話「くるくるの時間」で殺せんせーがクラス全員50位以内を達成可能な目標として掲げたものの『暗殺教室』第14話「テストの時間」で浅野學峯の見えない問題に殴り殺されたというテストですね。
赤羽業はともかくとして名簿の時間によると磯貝悠馬が367点、片岡メグが364点、中村莉桜は352点だったようです。テスト当日に問題を確認した夢主は、E組生徒が3割の得点を逃すようになっていることをいち早く認め、7割の点数をとりました。
期末テスト 450点
単純に難化傾向にありましたが『暗殺教室』第50話「期末の時間」のラッキーチャンスからほとんどE組全員が向上しようとしていました。名簿の時間によると磯貝悠馬は472点、片岡メグは475点、中村莉桜は471点でした。夢主も9割は固いと判断しました。あるいは元の成績に戻りました。���女は元は優等生で通っていました。
2学期
中間テスト 475点
『暗殺教室』第97話「アフターの時間」にはE組は惨敗だったとありますが、夢主は成績を伸ばしました。E組の惨敗には理由があるものの、その事情を両親に説明することが面倒でした。特に彼女の父親は、中学受験で私立椚ヶ丘学園を勧めた手前、長女のE組落ちに責任を感じていました。一度あがった成績が下がって、またE組制度のことで割を食ったと見なされては手間でした。
暗殺能力
戦略立案 4
指揮、統率 3
実行力 5
技術力(わな・武器・調理等) 4
探査・諜報 4
政治・交渉 3
彼女は暗殺訓練でも優等生です。E組落ち以前に体育の授業で優秀な成績を修めていたため、暗殺訓練も優秀な成績を修めてよいだろうという判断です。
ファッション
白色を選んで身につけていました。アルファコンプレックスのセキュリティクリアランスが念頭にありました。下級市民の劣等感から黒色や赤色を避け、紫色や白色を選びました。自宅の私室にも、白色の家具があります。
十二月以降は黒色を身につけるようになりましたが特に家具などは変化が追いついていない部分もあります。
色の他に系統にも変化がありました。十二月以前の私服は奥田愛美や神崎有希子のような清楚な装いでしたが、現在は衣服や小物から装飾が減りました。
表のある神崎有希子、いたずら心のない赤羽業などと考えながら書いたり書かなかったり、していたような。
[$名前が見つかりません]家の人々 ひとりっこ
いわゆる令嬢ではなく、家事使用人もいませんが、裕福な家に生まれました。両親には品性と知性があり、ミュータントパワーや前世は保持していません。子供が夢主でなければ、善良な親の元で健やかに育ち、やがては親孝行に励んだでしょう。
E組転入事由 素行不良
赤羽業の暴力沙汰が発端となってE組へ。伴って自宅謹慎処分も受けました。
D組の大野先生は停学処分を希望していたようですが、内申への影響を嫌がった夢主によって、罰則の内容が停学から自宅謹慎へと変更されました。珍しくミュータントパワーを発動しました。
未来の時間
私立椚ヶ丘中等学校を卒業した夢主は、中村莉桜と一緒の高校に進学します。卒業アルバムの時間によると中村莉桜は国立ジャスミン女子大附属高等学校に進学するそうです。冬の期末テストで、あの浅野学秀の次、という学年順位に落ち着いた中村莉桜の進学先ですから超難関とか何とか書いておきました。そしてこの高校生活を書きたいと考えています。
現在、暗殺教室卒業後の話を書くためにキリングミュータント【アウトサイド】を書いています。夢主視点で彼女自身にとっての事件のみを扱った【リブーテッド】とは異なり、彼女のクラスメイトの視点で暗殺教室にとっての事件に触れています。蛇足ですが。
いずれにせよ続編、のようなものです。蛇足です。合わなかった方は読まなかったことになさってください。
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2024年6月2日

啓文社 尾道の書店ゼロに(読売新聞 6月1日)
新浜店 2日閉店 市民「寂しい」
書籍、雑誌の販売やカフェ運営などを展開する尾道市東尾道の「啓文社」は、同市新浜の新浜店を2日に閉店する。文学の町として知られる尾道で、同社の書店はゼロとなり、市民から残念がる声が上がっている。

2日に閉店する啓文社新浜店(尾道市で)
同社は93年前の1931年(昭和6年)、同市久保で創業した老舗。新浜店は93年にオープンし、書籍や文具の販売、DVDレンタルなどを手がけてきた。店の入り口に立てかけた「最終営業日のお知らせ」に立ち止まり、じっと眺める客の姿も見られる。
創業の地だった久保店は2006年に、JR尾道駅の駅前ビル内にあった福屋ブックセンター店も13年に相次いで閉店した。市内で生まれ育った自営業男性(56)は「旧市街地から本屋がどんどんなくなり、寂しい」と話す。
同社は新浜店閉店に対し、手塚淳三社長名で「31年の長きにわたりご愛顧を賜ったが、私たちの目指す『地域の皆様にご満足いただける書店』の品ぞろえや利便性の基準を、現在の売り場面積、駐車場台数などでは満たせなくなり、熟考を重ねた上での苦渋の決断だった」とのコメントを発表。「ご利用いただいていた方にご不便をおかけすることを心よりおわび申し上げる��としている。
同社の23年6月期の売上高は46億6000万円、従業員は240人。24年5月現在、新浜店を含め、福山と三原、東広島、呉、廿日市の5市と岡山市に計10店舗を構える。

日本人の幸福度は「世界ワースト3」、子どもは「ワースト2」…"人並みに"という幸せになれない残念な国民性(プレジデントオンライン )
多くの国際調査で日本人の幸福度が低いことが指摘されている。拓殖大学教授の佐藤一磨さんが「最近の調査で、幸せな日本人の割合はこの13年で13%も下がっていることがわかった。また別の調査では大人だけでなく子どもの幸福度も低水準で推移していることがわかっている」という――。
■日本人の幸せの推移
昔と比較して日本は豊かになりましたが、それに伴って私たち日本人は幸せになってきているのでしょうか。また、国際的に見て、私たちの幸せの水準は高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか。
日本は世界第4位の経済大国であり、他国と比べても豊かな暮らしを享受できます。これに加えて、高い健康度、治安の良さ、町の清潔さ、四季によって移り変わる美しい景色、アニメ・漫画・ゲーム等の独特のカルチャーもあり、日本に住むことの利点は大きいと言えます。ただ一方で、バブル崩壊以降の長い低経済成長や少子高齢化による人口減少、増加する自然災害、なかなか解消されないジェンダー不平等などの問題も存在しています。
これらの相互関係によって私たちの幸せの水準が決定されると考えられます。
この4月、幸福度を定点調査した結果が発表されました。今回はその調査結果を中心に、私たち日本人の幸せの推移について見ていきたいと思います。
■日本人の幸福度はこの13年間で低下
調査を行ったのは、世論調査会社イプソスです。この調査では、日本を含む世界約30カ国を対象に幸福度を調べています。この調査は、16~74歳の日本人約2000人を対象としており、サンプルの構成が国勢調査による成人の人口動態を反映するように調整されています。
この結果を見ると、興味深い2つの発見があります。
まず1つ目は、2011年から2024年の13年間で、日本人の幸福度が低下傾向にあるという点です。

出典=イプソス株式会社(2024)「2024年イプソスグローバル幸福感調査レポート」
図表1は、「幸せである」と回答した割合の推移を示しているのですが、2011年から2019年にかけて低下し、その後は持ち直したものの、2024年にまた低下しています(1)。2011年を基準とすると、その後の13年間で幸せだと回答した日本人が13%減ったことになります。
(1)図中の値は、「すべてのことを総合すると、あなたは「とても幸せ」「どちらかといえば幸せ」「あまり幸せではない」「まったく幸せではない」のうちどれだと言えますか?」という質問に対して、「とても幸せ」「どちらかといえば幸せ」と回答した割合を示しています。
■日本人の幸福度は国際的にみて低い
2つ目の発見は、国際的にみて、日本人の幸福度は低水準にあるという点です。
図表2は2024年に調査された30カ国の幸福度を比較しているのですが、日本人の「幸せである」と回答した割合は、調査対象国の中で下から3番目でした。

出典=イプソス株式会社(2024)「2024年イプソスグローバル幸福感調査レポート」
実は他の年の値を見ても、日本の幸福度の水準は低い場合が多くなっています。
図表3はイプソス社の調査で2011年から継続して調査対象となっている20カ国のうち、日本の幸福度の高さが何位になっているのかを示しています。これを見ても、日本の相対的な順位は高いとは言えず、下から数えた方が早い場合が多くなっています。ちなみに、2011年から2024年の間で一貫して日本よりも幸福度が低いのは、ハンガリーのみでした。

■日本は「働く幸せ」が世界で最下位
以上から明らかなとおり、日本の幸福度は低下傾向にあり、しかも世界的にみて相対的に低くなっています。
実は他の調査を見ても、日本の幸福度が低くなりやすいという傾向が確認できます。
例えば、OECDが行っ��いる「より良い暮らし指標(Better Life Index)」では総合的にOECD諸国の暮らし向きを比較可能なのですが、この中で主観的な幸福度を調査しています。2017年の調査結果を見ると、OECD35カ国中で日本は27位となっていました。
また、パーソル総合研究所の『グローバル就業実態・成長意識調査-はたらくWell-beingの国際比較』では、世界18カ国・地域の主要都市の人々の働く幸せを調査しているのですが、幸せを感じている日本の就業者は、調査国中で最下位となっていました。
■日本は子どもの幸福度も低い
このように他国と比較して日本人は幸せを実感しづらいようなのですが、実はこの傾向は子どもでも同様に確認されています。
2020年にユニセフのリサーチ部門であるイノチェンティ研究所が子どもの幸福度を分析しました。この中で生活満足度が高い子どもの割合や自殺率を用いて、精神的な幸福度の水準を各国で比較しています。
生活満足度に関しては、0から10までの数字で生活全般の満足度を聞いているのですが、この質問に6以上と答えた割合を見ると、日本は調査対象となった国の下から2番目でした(図表4)。大人と同じく、日本の子どもも幸せを実感する割合が低いと言えるでしょう。

出典=生徒の学習到達度調査 2018(PISA 2018)
また、15~19歳の若者10万人当たりの自殺率を見ると、日本の値は7.5人でした。これは調査対象国の中で上から12番目にあたり、平均よりも高くなっています。
このように、日本の子どもの生活満足度は相対的に低く、自殺率は平均よりも高いという結果になっています。日本の子どもの精神的な幸福に関する指標はあまり良いとは言えません。
■「友達ができにくい」日本の子どもたち
さらにイノチェンティ研究所の報告書では、もう1つ気になる点を指摘しています。それは子どもの交友関係に関する課題です。
報告書では子どものスキルとして、読解力・数学分野の学力・社会的スキルについても見ているのですが、社会的スキルについては、「すぐに友達ができる」と答えた15歳の子どもの割合を各国で比較しています。図表5はその値を比較しているのですが、日本はまた調査対象となった国の下から2番目でした。

出典=生徒の学習到達度調査 2018(PISA 2018)。ただしキプロスについては2018年のデータが入手不可のためPISA2015。また、イスラエルはデータなし。
日本の子どもは交友関係を広げる面で課題があり、これが幸福度に影響している可能性も考えられます。
■日本の子どもの「自分自身への満足感」は低い
さらに、子どもに関してもう1点気になるデータがあります。子ども・若者の現状を調べた内閣府の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成30年度)」では、日本を含む7つの国の満13~29歳までの男女に対して調査を行っています。この中で、「自分自身に満足している」という質問に対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合は、日本が最も低くなっていました(図表6)。

出典=内閣府(2019)『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度)』
また、同じ調査で「自分には長所がある」という点についても聞いているのですが、日本の「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合は、調査国の中で最低となっています。
これらの調査結果から、日本の子ども・若者は諸外国と比較して、自分自身への満足感が低く、自分の長所にも肯定的になれない部分があるといえます。
■日本人の幸福度は低くなるのは「人並み志向」が原因か
これまで見てきたとおり、日本人の幸福度は他国と比較すると相対的に低くなりがちです。この傾向は大人だけでなく、子どもの時点からすでに確認されています。���世代を担う子どもたちが自分への満足感や長所を認めづらいという社会環境にあるのです。
日本は現在さまざまな問題に直面するものの、経済力が高く、健康かつ安心・安全に暮らせる国です。このような多くのメリットがある反面、幸福度が低くなりやすいという点は、やや不可解です。
日本人の幸福度が低くなりやすいという点に関して詳細に分析した研究は少なく、その原因については明確にわからないものの、京都大学の内田由紀子教授は、日本人の「人並み志向」が影響しているのではないかと指摘しています。
日本人は、他者と比較して「人並み」の人生を歩めているかどうかを基準とする傾向があるため、自分の幸福度評価が高くなりにくいと考えられるわけです。
この点は日本という社会の中で醸成されてきた特徴であり、すぐに変えていくのは難しいかもしれません。また、SNS等で成功した一部の人が注目を集めるようになっており、自分と比較してしまうと、どうしても幸せを実感しづらい社会環境にもなっています。
今後の私たちの幸せの感じ方を変えていくためにも、「人並み」ではなく、「自分の尺度」で物事を判断できるようになっていくことが重要となるでしょう。
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今週末は初夏を思わせる陽気となりそうです。桜の花びらが散るなかを散歩したり、カップ状に開いたチューリップの間を蝶々が舞っている姿を見かけたり、ツツジの花の鮮やかな姿を楽しんだりしながら、太陽のエネルギーを享受しています。ベランダのバラたちもぐんぐん成長していますし、メダカたちの食欲も旺盛です。
私たちの周りで繰り返されるこうした自然の営みはごく当たり前の姿のように見えますが、それは私たちが『原因』と『結果』というカルマの法則を魂のどこかで理解しているからだと思います。文字通り、種を蒔けば花が咲く、という『タネ』や『仕掛け』があることも経験上、知っているからなのでしょう。
最近の私の寝る前のお楽しみは、NETFLIXの『人生はマジック』というシリーズを観ること。今時のユーチューバーのような風貌のマジシャン、ジャスティン・ウィルマンが予想を超えたエンターテイメントを見せてくれます。今まで何度も目にしてきたマジックおなじみの『タネ』や『仕掛け』も、オリジナリティ溢れる斬新な演出と彼の巧みな話術でアップデートされていますし、なんと言っても彼の使うトリックには愛とユーモアと優しさと癒しがたっぷり込められていて、思わず涙…となってしまうのです。このショーの素敵なところは、マジックというものが『タネ』や『仕掛け』を介在とした心の中に起こる不思議な現象のことだと気付かされることです。そして、その現象は時として素晴らしいメッセージへと変化するのです。
その点では、ミディアムシップもある種のマジックだと言えるかもしれません。その昔、近代スピリチュアリズムの黎明期にミディアムたちが空中浮遊をしたり、エクトプラズムなどの物質化現象や霊言を伝えていた頃、ハリー・フーディーニをはじめとする一流の奇術師たちがミディアムたちのトリックを暴き出そうとしました。中にはトリックを使ったイカサマもあったでしょうが、本物の霊現象にも、実は『タネ』や『仕掛け』があります。
何故ならば、霊界通信は霊界、スピリットたちがもたらすエネルギー、メッセージという『タネ』と、ミディアムシップのメカニズム、『仕掛け』によってもたらされるからです。奇術と異なる点は、ミディアム自身は『仕掛け』自体は理解していても、『タネ』がどこから来るのか、どのようにそのミディアムシップというマジックが成立するのかを予め知らされていない、即興だというところです。
この『人生はマジック』の中のエピソードの中で、ミディアムシップの仕組みに似たマジックがありました。初デートの場面で、あるカップルがレストランのテーブルを挟んで座っています。男性の後ろにはジャスティン(マジシャン)が隠れて座り、両手だけを使って二人羽織の要領で目の前に座っている女性にマジックを見せるのです。もちろん女性にはマジシャンの姿は隠れていて見えませんので、目の前の男性がマジックを披露しているように映ります。また、男性には予めどんなマジックをするのか知らされません。そして、言うべきセリフもその都度ジャスティンから小声で指示されますから、男性は全くの即興で振る舞わなければなりません。
春学期のクラスで、生徒さんから私のブログからリンクしていたアイイスのYouTube動画やサーモン、霊界通信のデモンストレーション原稿などが見られなくなっていると教えていただきました。どうやら、アイイス事務室がなくなったのと同時にアイイスのYouTubeアカウントと事務室ブログが閉鎖されたようです。その代わりといってはなんですが、デモの動画が一つだけ私のファイルに残っていたので先日YouTubeにアップいたしました。2017年の夏、私がアイイス認定ミディアムになって、一年未満の頃のデモです。途中、他の方の顔が映っている場面はカットしています。今とは違って初々しい〜(自分で言う?)。私の周りで二人羽織のようになって一緒に働いてくれているスピリットの存在、感じられますか?
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明日はアイイスのスプリングフェスティバルが開催されます。残念ながら私は都合があって参加できませんが、アイイス認定ミディアムの皆さまの素晴らしいデモンストレーションのメドレーをぜひ楽しんでください!ご参加はこちらからどうぞ。
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4月21日・22日に開催するワークショップ『ALL ABOUT ミディアムシップ』ではミディアムシップがもたらす素敵なマジックに触れ、霊界の『タネ』や『仕掛け』について学びながら、さらにスピリットたちの光に近づいていただきたいと思っています。多分、今回もあっという間に時間が過ぎてゆくでしょう。皆さまのご参加をお待ちしています💕
All About ミディアムシップ
4月21日(日)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
4月22日(月)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
料金:1回 8,000円(アイイス会員・税込)・10,000円(非会員・税込)
両日共に同じ内容です
どなたでもご参加いただけます
最少催行人数:3名
ミディアムになりたいと思っている人、ミディアムの役割について知りたい人のための6時間ワークショップです。アイイスでの講師歴9年、ミディアム歴8年、イギリスのアーサー・フィンドレイ・カレッジにて数回に渡って講師・プロの為のミディアムシップ、サイキックアート、トランス、シャーマニズム等のワークショップに参加し、海外のミディアムとも交流のある講師による最新の情報を含めたレクチャーとゲーム感覚で楽しめる実習を通じて、あなただけの唯一無二のミディアムシップを作り上げていく過程を経験していただきます。
あなたの中に潜在する本来の能力を知り、それを呼び覚まし、育み、特化した分野をさらに伸ばして磨き上げましょう。そして同時に自分の苦手な分野を知り、それを伸ばす方法も試してみましょう。
ミディアムシップは決して完成することのない、永遠に学び、伸ばし、育むことのできる能力です。その過程を指導霊の応援と協力のもと、楽しみながら一歩一歩着実に進んでゆきましょう。大切なのは、自分に期待しながら挑戦し続けること、自分を信じて諦めないことです。練習すればするほど、そして失敗を重ねるほど感覚が研ぎ澄まされ、あなたは素晴らしいミディアムになれるでしょう。
レクチャー内容
・ミディアム、ミディアムシップとは
・ミディアムシップの種類とその役割
・良いミディアム、ミディアムシップとは
・霊能力はなぜ与えられ、なぜ失効するのか
・ミディアムとサイキック
・想像と霊感の違い
・デモンストレーションとカウンセリング
実習
・シッティング・イン・ザ・パワー
・ミディアムシップクイズ・30問に挑戦!解説付き
・サイキック、ミディアムシップ、トランス各実習
・直感と指導霊により深く繋がるための各実習
このワークショップは以下のような方に向いています
・ミディアムシップついての理解を深めたい
・ミディアムシップの練習、経験をしてみたい
・ミディアムという役割に興味がある
・ミディアムになりたい
・指導霊との繋がりを深めたい
・本当の自分の人生の目的を探りたい
・自分自身の可能性や能力を探りたい
・霊性開花を通して人の役に立ちたい、社会に貢献したい
このワークショップは2019年4月17・21日に開催した同タイトルのワークショップの内容と同様ですが、一部を加えたりアレンジしてアップデートしています
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
ショップからも直接お申し込みいただけます。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
5月19日 担当ミディアム:澤輪・森
6月30日 担当ミディアム:ゲスト・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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ドロップイン・ナイト 木曜日 19:00〜20:00
5月23日(木)指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
夏学期クラスのスケジュールが決定いたしました。サイトとショップにてお申し込みを受付中です。(アイイスのサイトでも告知されています)
春学期に蒔いた霊性開花という名の種を、眩しい太陽と清らかな水、豊かな土壌、そして爽やかな夏の風のエネルギーを享受しながら、共に大切に育んでゆきませんか?皆さまのご参加をお待ちしています!
アウェアネス・ベーシック前期 Zoomクラス
月曜日:10:00~12:00 日程:5/13、5/27、6/10、6/24、7/8
火曜日:13:00~15:00 日程:5/7、5/21、6/4、6/18、7/2
・・・・・
アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス
土曜日:19:00~21:00 日程:5/11、5/25、6/8、6/22、7/6
・・・・・
アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:5/14、5/28、6/11、6/25、7/9
木曜日:10:00〜12:00 日程:5/9、5/23、6/6、6/20、7/4
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アウェアネス・マスターZoom クラス
火曜日:19:00〜21:00 日程:5/7、5/21、6/4、6/18、7/2
金曜日:19:00〜21:00 日程:5/17、5/31、6/14、6/28、7/12
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:5/12、5/26、6/9、6/23、7/7 水曜日:16:00~18:00 日程:5/15、5/29、6/12、6/26、7/10
・・・・・
インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス
月曜日:16:00~17:00 日程:5/20、6/3、6/17、7/1、7/15
土曜日:10:00~11:00 日程:5/11、5/25、6/8、6/22、7/6
・・・・・
マントラ入門 Zoomクラス
土曜日:13:00~15:00 日程:5/18、6/1、6/15、6/29、7/13
・・・・・
トランスZoomクラス
土曜日:19:00~21:00 日程:5/18、6/1、6/15、6/29、7/13
・・・・・
サンスクリット・般若心経 Zoomクラス
月曜日:13:00~15:00 日程:5/20、6/3、6/17、7/1、7/15
水曜日:19:00~21:00 NEW! 日程:5/15、5/29、6/12、6/26、7/10
サイトのクラス紹介ページはこちらです。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』

この本は、まるでそれがほとんど神さまか何かみたいに、愛し、頼り、信じ、救われ、ときに傷つき打ちのめされながら、言葉と一緒に生きてきたわたしの、なにかとさわがしい心の記録だ。またそれは「言葉とわたし」がどんなふうに変化してきたのか、もしくは変化していくのかの考察でもあった。「だめ、できない」という言葉のうしろで縮こまっていたかちこちの体を、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」となんとかなだめて引っ張りあげていくような。” (まえがきより)
きくちゆみこさんが2023年12月にtwililightから刊行した初エッセイ集『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』。
その第4章「わたしにとってのわたしたち」に登場する占星術師「淡の間」さんにご出演いただき、きくちゆみこさんの星座について公開星読みをしながら、参加者の皆さんと語り合います。
あえて「すべて星のせい」にしてみることで語れることがある。
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日時:8月1日(木)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
参加料金:2000円+1ドリンクオーダー
定員:18名さま
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“占星術と出会ったことで、わたしは自分のことをもっと大きな視点で見つめるやりかたを知った。それは自分の運命をただ受け入れるというよりも、「わたしに与えられたわたし」とこの先どう付き合っていけばよいのかという、大まかな見通しみたいなものをもらったような感覚だ。そしてこれはきっと、自分自身にやさしくするという、わたしにとっての難題とも分かちがたく結びついている。”
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「わたしにとってのわたしたち」より)
屋上で星空の下、開催予定です。雨天の場合は店内で開催します。
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*定員に達したため、以降キャンセル待ちの受付になります!
件名を「きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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《プロフィール》
きくちゆみこ
文章と翻訳。2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたzineを定期的に発行、言葉と詩の作品制作や展示も行う。 著書に『愛を、まぬがれることはどうやらできないみたいだ』、『内側の内側は外側(わたしたちはどこへだって行ける)』、訳書に『人種差別をしない・させないための20のレッスン』(DU BOOKS)などがある。2023年に初のエッセイ集『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』(twililight)を刊行。現在はルドルフ・シュタイナーの人智学をベースに、心とからだと言葉をむすびつけるための修行をあれこれ実践中。
website: yumikokikuchi.com instagram: @unintendedvoices twitter: @ymko_o
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淡の間(あわいのま)

西洋占星術、タロットカードを使う占い師。人智学、ヨーロッパの自然療法や魔術、自然哲学にまつわることなど、色々なことに興味があって勉強中。活動は2019年〜、オンライン講座の運営や各種媒体での執筆、オンラインと対面での個人鑑定、毎年オリジナルダイアリーの出版を手がけるなど。毎朝Instagramのストーリーで1日の流れ(日報)を更新。
Instagram / X
@ aynoma.jp
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