#氷見ぶり唐揚げ
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sai538 · 4 months ago
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遠刈田温泉へ。
なんと日帰り温泉!蔵王が一望できる露天風呂でした。気持ちよかった〜。
そのあと
蔵王チーズシェッドへ。
今日はちょっとした記念日だったから、旦那さんが奮発してくれたぞ。チーズフォンデュが悪魔的に美味しすぎて飛んだ🫕バチ当たらんかなってくらいこれまで食べたチーズの中で美味しかったぞ。
一緒に注文したマルゲリータとかカレードリアにかけて食べても美味しかった。一年分のチーズ欲を満たした気がしたけど、今また食べたくなってる。(笑)
LINEの友だち登録したら、アイス1個無料だったからそれも有り難く頂いた。いちばん人気はチーズ味。これまた店員さん、また食べたくなりますよ?自信あります!って言ってくれて、こういう何気ない接客とか会話に楽しくなってしまう。
さらにその後
氷の彫刻が見れるイベントやってたから、イベントスペースも行った。彫刻だけ見て帰ろうと思ったら、イベントスタッフの方々がめっちゃ気さくに話かけてくれて、スタンプラリー参加してきた。結局、1.5時間くらい遠刈田の商店街ぶらぶらしていた。ずっと観光してみたかったから、念願叶った。今度は公衆浴場行きたいな。スタンプラリーの景品で、カフェの唐揚げ無料で食べてきた!
さらにさらにその後
こけし館へ。渋かった〜。旦那さんは、そんなに興味無さそうだったけど、わたしは木のぬくもり感じて好き!圧倒的にこけしの量多かったな。
最後の1枚は、フィルター間違えてた事知らずに見返したらこけし達がライブ会場にいるみたいな仕上がりになってた。
楽しい休日だった。
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picnicism · 9 months ago
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(途中でやめるショップから)
途中でやめる新作UPしましたよんよん
https://tochuyame.thebase.in
2024/10/05と10月6日(日)は三茶生活工房に13時〜19時で在廊しておりますので、バイトやめる学校読みました(本当は読んでないけど)!俺もバイト辞めてぇっす相談いつでもお待ちしておりますよんよん
10月4日のことの下の方に書いておりますが10月12日から神田TETOKAでPOTTOの山本さんとSAU /健康のホリさんとヌノワールというダジャレな展覧会やります。
10月は長崎から無為の萌ちゃんが直売やりにやってくるし、11月は福岡からフミカッツが直売にやってくる、やいやい厚着だ厚着だ!
早朝から書いてみる。朝飯も食べずに
2024年10月4日のこと
おはようございますアトリエ文学
昨日は昼から編集のオーカワさんがやってくるのと、13時にバイトのリコ、アンナちゃんが来てクレカの使い方説明などをやる。
オーカワさんと昼飯。湖南料理屋で羊を食べる食べる。相変わらずのうまさと、前回ランチで定食食べただけだったからピータンをゴマすりみたいなのでパクチーと青唐辛子と一緒にすりおろすのと、きゅうり��大葉炒め揚げもオーダー。定食はレモングラス羊酸スープ豆腐麺みたいなの。とにかくうまくてうまくて、うまいうまい、うまいうまいいと言いながら食べる。
三茶の西友の向かいの7階にあります。味坊グループの店です。
展示に戻ったら、あめつうしんの田上さんが来てくれてご挨拶。
丁度来てくれるとのことだったので、立花文穂と草間京平について話す。
外山滋比古が朝起きて、飯も食わずにバチコン書けって書いてたけど、、コラー!頭冴え渡るどころか、ぼーっとして何も思い浮かばんやんけやんけ。
朝飯食べてきます。
朝ご飯食べて一眠りしてツイッターのショート動画見てたらもうこんな時間文学
これよこれよこれよ、ユニクロ万引き団じゃないっての
明日から滋賀県でガリ版展始まるのよ。いつ行こうかな。日帰りかな
秋は外の気温が気持ちいいいから、外に椅子持って行ってコーヒー入れてハンモックやりてぇな
キャンキャン、風呂から上がりましたよ文学
今日は、仕入れに行って三茶に寄って、仕入れに行ってと三茶をハブにしたらいろんなところが巡れるのではないか?と思っております
三茶、生活工房を展示ギャラリーじゃなくて事務所兼作業場兼SHOPにすることで家賃無料の開放区を作ることに成功したんですが、さらに輪をかけて、ヒカちゃんギャラリーの奥にある薄い布きれがかかけられた場所が俺の快活倶楽部個室として漫画喫茶の個室機能も兼ねていてそこで安眠してるんすよ実は。
さらに、新大久保の自宅が仕入れた荷物を置く場になってたけど、世田谷、二子玉川界隈で仕入れたら三茶にブッ込めるから大胆な仕入れも可能になる
こりゃぁ楽しくなってきましたよ
明日2024/10/05は14時からミシン修理がやってきてくれます。。修理見学料1000円にしたら修理代25000円をPAYできるか?
↑できるわけねぇだろ!しかし、そういう視点は大事ですよ賞差し上げます
ギャンギャン
佐久間宣行のオールナイトニッポン聴いてたら娘(18歳)と夜に散歩に行ったトークをしてて、その後にジュディマリの散歩道が流れて、若い頃に聴こえてきたジュディマリとは違う、娘を持つ父として聴こえてくるジュディマリ最高やんけ!
キャンキャンキャン キャンだキャンだ神田の手と花でヌノワールやりますやりますやりますよーー
手と花では2024年10月12日(土)〜10月27日(日)の会期でホリヒロカズ・山下��光・山本哲也 『ヌノワール』を開催いたします
https://tetoka.jp/archives/9842
2024年10月3日のこと
おはようございます庭文学
少し眠い
昨日も生活工房ギャラリーに行く前に少し作ったり、締切原稿を書いたりしてたんだけど、どうにもうまくいかない。書きたいことはたくさんあるし、ここにこうやって書いてるけど、いざ本番原稿となると筆が進まない
なんでなんすかねぇ
これなら死ぬほど書けるし200くらいススっと書いちゃう書いちゃう
一生本番なけりゃいいのにねぇ
庭で書くようになってから一ヶ月くらい経ったでしょうか、少し小雨が降ってきたんですが木のおかげで雨を一度も感じなかった。そして止んだ。
木よ!枝よ!葉よ!
鳩よ!って雑誌あったね。
なんだよ!ってアンサー雑誌作ろうか
鳩目線で
石野卓球が1秒に6回くらいツイートしてる時にリアルタイムで更新が見れたら嬉しいよなと思って書きました。
起きたよぴぴちゃん
↑誰がわかるんだよバカちんが
高円寺にある雀蜂ってお店のスタッフだったピピちゃんが起きた時にするツイートです
というわけで寝て起きました。20分くらい寝たら絶好調になる
昨日から引き続きの夢はタトゥー入りまくりの警察の顔はタトゥーに目が行きすぎて顔を全部忘れるので泥棒に入られやすい。という安すぎるコナンネタみたい夢です
さて、昨日は久々に生活工房に行ったら三人くらいから質問攻めされたのでみんな座ってもらって気がついたらその三人のうちの2人が仲良くなってたので、まずはおもしろ金儲けも大事ですが、友達を作る、話し相手になる、聞くってのは超大事な気がします
Mr.佐藤さんと2軒呑みに行って三茶の夜をウロウロするのは楽しいですね。2軒目に行った店で4人の団体客がうるさすぎてマスターか店員か常連か俺かMr.佐藤の誰がそいつらを殴っても合法ってくらいにうるさくて、誰も何もしなかったけど、あのうるささは殴っといてもよかったなと皆が思ってました
ギャンギャンギャン
2024年10月2日のこと
おはようございます庭文学
昨日は起きて、朝ごはん食べて、もう10月か、なんて言いながら我が家は月末からアイスコーヒーからホットコに変わったんですがアイスコだと氷とミルクで薄くなるからカフェインが優しく許してくれますがトコはぬるくなってもカフェイン強めなので靠れるので、飲みかけのトコに氷とミルクを入れてスコに変えたら味変じゃなくて温度変で快適最高
ちょっと待ってくれよ、冒頭からトコ��スコも靠れも、わからんぞい!
わかんないと思ったので、最初にアイスコーヒーって書いた後にホットコにしたら、ひょっとしてホットコーヒーかしら?と思っていただけるかなと。
相変わらず、三軒茶屋の生活工房で山下陽光のおもしろ金儲け実験室という展覧会を年末までやっておりまして、どう考えても会期が長すぎる。
9月は在廊しまくり、作りまくりで出勤してたんですが10月から展示内容と体制を変えて俺は古着を仕入れをしまくって、バイトの子らにガンガン作って売る方針
昨日は電動アシストママチャリ(前カゴ、後ろカゴにIKEAバッグ2つ入る)で江古田方面でガッツリ仕入れに。セカンドストリート、トレジャーファクトリー、バズストアでUNIQLO古着を最安500円くらいの1000円以下で仕入れてリメイクしたら5000円から10000円くらいで売れる売れる売れすぎるおもしろ金儲け実験室の手口大公開時代の学校なんです。
2014年から2024年までの10年間は人類史上で安い物のクオリティが一番高い時代だったと思います。そして、安い��のの中古品がさらに安く買えた時代で、こんな幸せな時代は二度とこないので何度も何度も、これは凄い、儲かりまくるからみんなやった方がいいとリアルではデカい声で言いまくってきましたが、ネットではあまり言ってこな買ったので、是非是非の是非この手頃な安さとそれを重要のあるデザインにリメイクして販売したらギャンギャンに売れるのでやってみてください。
さて、さて、そんでなんか知らんけど、知ってるけど、原宿、渋谷、高円寺、下北のようなオシャレ大好きっ子生息地帯のチェーン古着店にはオシャレで高いブランド古着が並ぶんですが、そんなとこにも古着屋あるんだ?というような場所にはユニクロ古着が大量に仕入れられます。
おすすめは、江古田、練馬、桜台、井荻、東伏見、東久留米、錦糸町、亀戸、日暮里、二子玉川あたりのセカスト古着屋です。
でっ、昨日は江古田〜井荻あたりをギャンギャンに仕入れまくって超大量に購入できました。
江古田で仕入れをしてる時に若者が1990年代のサントリーウーロン茶のCMの女の子3人がバックプリントされたTシャツを着ててバチくそにオシャレすぎるだろと。当時のアニメTとか芸能人Tを付加価値で着る文化はバンドTが高くなりすぎた余波でそうなってるかもしれないけど、当時のある一部分だけを切り取って今の解釈でTシャツにするって海賊版か?一体なんなんだ?と女子十二楽団みたいな人らだっけ?いやもっと前の、インシュシンカン、チャラララみたいなCMだっけ?いや、若者当時しらんでしょ?そのTシャツ良すぎじゃないかい?
���まりにも良すぎたので接近したらHITUJI  BUNGAKUとプリントされてる、あちゃー、これも文学だったんかい!
今、展示してるのは、自分の儲けを全公開しても大丈夫だし、それが淘汰されて早く自分が食べられなくなればいいのになという戒めのような、次の飯のタネを本気で探さなきゃいけなくなるくらい自分を困らせたいと思う、自分の棚卸しでもあって、なんでこんな事を書いたり言ったりするのかというと、もし今自分が2011年の3月10日に、今の脳みそのまんまで行けたとして、明日東北にめちゃくちゃデカい津波が来るから逃げてくださいと言っても誰も信じないし、誰も逃してやることができないんじゃないか、という反省があって、この感覚が2017年頃からずっとある
これだけ便利なスマホとネット環境がみんなで揃ったから通勤して疲れる仕事やってる場合じゃない、自活だ自活だ!と言いまくってるけど、そーすか、みたいなテンションで、アンタはできるけど俺には、私には無理っす。と
2011年の3月11になれば津波が来るのがわかるけど、今のこの産業革命よりもものすごいスマホによる情報革命の凄さは2030年頃に2010年代後半から20年代前半ヤバかったっすねになるのか?その時を今生きてるからあまりにも勿体なくないか?
今日から10月やんけ
2024年10月1日のこと
おはようございますアトリエ文学
昨日は編集のオーカワさんとコメダで打ち合わせ
全くやってこないやんけで1時間くらい本を読んで過ごす…どうげんぼうずという仕事が涙が出る寸前でいい。こりゃたまんないねぇ。道元坊主という中野にあるラーメン屋さんで正義感強すぎる抵抗運動の人という認識だったんだけど、その通りなんだけど、正義感が独特すぎて、ポリコレの正しさとは全然違う人間臭すぎる正しさに、いやアンタその通りすぎる、すぎるんだけど、それができなくなってしまって、、、とか言いながら大人の醍醐味ってそういうめちゃくちゃ恥ずかしくて緊張して逃げたくなるようなことを震えながらやるって事でしょ。実はめちゃくちゃやりたかったやつやん。と何度も言われてびっくりした本だった
オーカワさんとの打ち合わせはもう初稿で書いたのが2018年とかの原稿の直しとかで、こりゃもう出ないんじゃないか?とか思いながら真剣に話す
その後、模索舎に行って大量購入。金子山さんの喰っっちゃ寝買えて嬉しい
いつも行って入れない、現世の向井さんおすすめの金太郎に行ったら入れた。
ウォー!嬉しい。そんでめちゃくちゃ美味しくて、オーカワさんが涙出る寸前で喜びすぎてコメント多すぎて、店の人からカメラ付けたいとかtiktokやってくれとか言われるくらい全部に大感動、美味い、大盛りで安い。
タンシチューなんて最高すぎて涙出ますよこりゃ���
オーカワさんと別れて夜の新宿を歩いてたら猛烈な便意で伊勢丹別館に駆け込みセーフ
路上で買った本を読む極楽よ
帰宅して本読んで、残りの東浩紀ゲンロン動画を見て風呂入って寝る
起きるが、なんか眠い。昨日から我が家はアイスからホットコーヒーに切り替わって、アイスは氷と牛乳でカフェイン濃度が低いけどホットコは濃いので全部飲めず、残りをアイスコーヒーにするナイス転換
そろそろ出かけようかと思ったら雨降ってきたやんけ
今日は家で服作りかな、ミシン修理が思ったよりも高くてうーむと唸る22000円+部品代。まじか
どうすりゃいいぜ。3万円出したらそこそこ良いのが買えちゃうんだよな
ミシン修理屋さん出張来てくれる事になったー!
休みだけど、やることたくさん、しかしウキウキ
2024年9月30日のこと
おはようございますアトリエ文学
昨日も生活工房出勤で忙しいフリしながらゲンロン7時間動画をワイヤレスヘッドフォンで聴きながらサボる。東浩紀が俺はエビアンをラベル無しで飲み当てられる!と言ってから、実際に飲んでわからなあくなって彫刻のように固まる瞬間が最高に爆笑した。
7時間の動画って地面師とかと同じレベルなのに見れるって凄すぎるな。天才なのかな。
みんな俺のことバカにするけど俺はちゃんとやってんだよ!って酔っ払ってクダ巻いてるだけなのに、それが7時間ずっと面白いって奇跡だろ。まじで凄いな。
インターネットみたいな場所を作るって言ってゲンロンやってるのも凄いし、それで利益を出し続けてるのもすごい。
それを聴きながら展示替えをやっておりまして、展示してたフリマグッズを下げて、布やレースなどを貼って、いい感じの展示空間になってしまう。おしゃれ禁止にしてたのに、、、
でも、作る過程がわかっていいのかもしれない
世の中の人ってもっと忙しいんだろうか?、俺は日常業務のほとんどがネットに繋がっているので、ネットでいい人ぶってたらお金も人望も集まってきて、こんなに簡単な事でいいのか?と疑問を持ちながらお金が入ってくるからやめられず、だけど、どんどんもらうだけのは申し訳ないような気がして、リアルとネットの間を善人面して渡り歩いてるけど、
ネットでいいねを20個押してもらうのは超簡単だけど、一日に20回ありがとうと言ってもらえる事ってあるでしょうか?
9月29日のことはnoteで始まった新メディア MARGINAL NOTESに掲載されます!やったー!前回の8月31日のこと 抵抗の快楽というタイトルで開高健ワールド炸裂で書かせていただきましたのはこちらで読めます
https://note.com/marginalnotes/n/n2deb08ae3fc6
体調不良は治ったのか?
2024年9月28日のこと
おはようございますリビング文学
昨日は体調不良でお休みして家の片付けやらなんやらを
お昼は久しぶりにネパール料理 二ムトでダルバートを蘭ちゃんと食べに行く。
新大久保で一番美味いダルバートでおすすめです。値上がりして950円になってたけど、それでもラッシーもついてくるし、もう一種類少ないのは650円くらいで食べられて最高です。日本人はほとんどいないってか見たことない。
↑すんちゃんの同級生のお父さんのお店です。新大久保駅から徒歩1分です
帰ってきて、薬飲んでバチコン眠ったらいい感じになったので、自転車で中野へ。充電できてなかったみたいで30%しかない。電力を計算しながら弱モードで
勝田商店でマグロ、イクラ、シャケ、海ぶどうを購入
中野ロープウェイでイトウ君と話す。あれ?体調不良で休むツイート読んだばっかだよ。大丈夫?と心配してもらいながら、インスタストーリーにUPしないよ。と気遣いしてくれて優しい
タコシェでデウエクスマキな食堂24年夏号 魂のラーメンを購入
沼袋バズストア、豊玉セカストで大量仕入れして帰宅
手巻き寿司大会やってすぐに寝て19時に起きて、また寝るってのをなん度も繰り返して、たくさん寝てどうにか体調大復活でございます
本日は大井競馬場フリマで買ったものを買った値段で転売する嬉しい転売屋さんです
発見の喜びには安さの喜びもあるはずで、そのあたりがシカトされやすいのは、ずっと消費者でいたいからなのか。仕入れを暴露してもやる側にメリットはないし御法度とされてきてるから公開しないんだけど、なんでもオープンソースな時代にアメリカで問屋で、倉庫で仕入れてますと一般人が立ち入れないようなことを行ってプロぶってるけど、みんな大井競馬場で死ぬほど仕入れしてますよ。
100円で買ったのを6000円とかで売ったりしてるのよ。いや、いいんだけど、でも、もう見せられるところ、付加価値をつけられる所が残ってないんですよ。ネットが一番面白いもの。それでも物を買ったりするなら、買う行為を評価して値段は極限まで下げるべきかなと。いや、あげてもいい。どっちでもいい場合はユーザーが喜ぶ方で。
LINEって毎月2000円の使用料がかかるって言われても払うと思うんですよ。一番使ってるし不可欠だから。でも無料なのはユーザーがそっちの方が嬉しいからでしょう。そういう事に抵抗してみたいんですよ。リアルの場で。リアル対インターネットってよく言われるけど勝てるわけがないんですよ。家賃とか人件費が無い世界なんすよ。
なんでも無料の0円ショップやりますと言われても、物が���りまくってるこの時代に、おおっと!テンションが上がるとは思えなくて、でも、0円で売り買いする事でお金を挟まないからコミニケーションが生まれるってのと、もらった物の中で売れそうなものはこっちでいただいて販売することで場所代や人件費に当てられるんじゃないか?と思って実験してみたいと思ってます
全部無料で人もボランティアでもいいんだけど、そうなると金儲け実験室じゃなくなるし、一ヶ月間この場をやってきて馴染んできた実感があるので10月の2週目くらいまで0円ショップをやりますので、家にある不要な、本、服、食器、食品をお持ちください。食品は常温保存の物で。
よろしくお願いします
7/887u68八百八十八万八千八百八十八28の9なんなん8に777777の8のんだよ寝のn
2024年9月27日のこと
おはようございます庭文学
昨日はいや一昨日から頭が痛くて本調子じゃなかったんだけど無理して店を開けに行った。
いや、店じゃねぇから。生活工房ギャラリーだから。いや、そうなんだけど、もう店なのよ俺の中でも客もそう思ってるよ。
リコちゃん出勤日だったのでいざとなれば任せて帰れるなと思ってたので開けてみたら誰も来ない。前日は平日なのに出勤しただけでめちゃくちゃ人がいてバンバン売れまくって24着で9万100円の売り上げだった。それなのに、今日は誰も来ない。これだから商売は面白い
面白くねぇよ!売れろよ、買えよ!コラー!行儀悪いよ。
サーセン、サーセン。
↑反省の色なし。
色と言ったら今季は薄ピンクいいですねぇ。
展示会場の裏にヒカちゃんギャラリーってのがあって、そこに今回の展示の設計、デザイン、設営全てをやってくれた萩ちゃんという手作り陰謀論のゴッドが展示をしてくれていてその奥に洞窟と快活倶楽部と個室ビデオ宝島が一体化したような鴨長明ライクな寝て半畳スペースがあるんですが、そこの壁に布を垂らして目隠しして、仮眠させて頂いたらあら快適。バッチリ一時間寝たら復活しました。
これよこれよ。どこでも寝れる場所があれば最強で、だからハンモックが好きなんすよ
寝るって性とかセックスに結びつくと考えられてるからなのか、寝させない環境を作られることが多いんだけど、マジでどこでも寝させてくれよ。コ���ヒーに牛乳入れるのに+100円で個室は+1000円くらいか?でも寝れない個室な気がする。
個室ビデオ、漫喫くらいしか寝れる場所がないのも残念。
でっ、前回、本を30冊くらい取り置きして3万円分も買ってくれた女性の松原さんが来てくれて、服を選んでたら、見た目ヤンキーの様なオバちゃまが来て、言ってることがほとんど寅さんなんだけど全部声がデカくて面白くて松原さんにも絡み始めて、2人の見た目が似てるからバンドやってくださいよとか言ったら、ヤンキーおばちゃまこと高橋さんはアタシ、ピア��弾けるよ。松原さんは洗面器叩くくらいしかやったことない。
それ最高!シャグスだよ、スリッツだよとか思ってたら、高橋さんマジで寅さんだから人が集まって来て、なんか楽しそう!と連絡先交換しあったりしてて、こういうのがやりたかったんだよと。
いつも新大久保から自転車で三茶まで行ってて、幡ヶ谷のファミマの角を曲がって行くんですが、昨日は曲がらずにそのまま進んだちょい先にある弁当屋でルーローハン買って暗渠の上で食べた。弁当屋の前、つまりファミマの2階にコメダがあるなんて毎日通ってるのに知らなかった。
と、思ったら、芸人のタイムマシーン1号がチェーン店のオープン初日に行って最初の客になるシリーズのYouTubeで行ってたコメダやんけ!と今書きながら思い出した
だからなんだよ!って話なんですが、それだけです
フラフラになりながら昨日は店じまいして売り上げもまともに計算せず。
本日金曜日はお休みさせていただきます
サーセン、サーセン。明日は13時から壁にあるぶつも一同に販売いたします。そして夕方から四階で大宴会やりますのでいらしてくださーい。
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tachibana-futsu · 11 months ago
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7月のたちばなこども園
7月、夏本番!毎日暑い日が続きますね。 有家たちばなこども園の子どもたち、夏の暑さに負けず元気一杯で過ごしています。 7月の様子、少しですがこちらでご紹介します^^
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7月初旬、たちばなこども園の園庭に、保護者の方の協力もあり大きなプールを設置しました。
2歳児以下の子どもたちは、小さなプールで、3歳児以上の子どもたちは、大きなプールで水遊びを楽しんでいます。
まずは、水への恐怖心をなくすこと、最終的には水の中でも目を開けられるようになることを目標に取り組んでいます☺️ 夏季保育に入ってからは毎日のようにプールを楽しんでいますよ。
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保育参観と、父母の会主催の「バーベキュー会」を開きました。
保育参観では、子どもたち張り切って活動に取り組んでいましたね。
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バーベキュー会では、バーベキューの他に、カレーやスウィーツ、フライドポテトなども並びました。
ヨーヨー釣り、アイスクリーム屋さん、かき氷屋さんもあり、親子の触れ合い、他の家族の皆さんとの時間を楽しんでいただきました。
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続いては「リトミック」の様子です。 リトミックは、音楽的な感覚を育むとともに、子どもたちの社会性も育む素敵な活動です。 子どもたちも大好きな時間です^^ 写真は、0・1歳児、2歳児、3歳児、4歳児クラスの活動風景です。
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※ 当園では0〜5歳児(年長)さんまで、リトミックの活動を行っています。リトミックは、音楽とふれ合いながら、身体的、感覚的、知的にも子どもたちが 個々に持っている「潜在的な基礎能力」の発達を促す教育です。豊かな感性を育むことや可能性あふれる人格形成を目的としています^^
年長さんたちの「お泊まり保育」も行いました。今年は、有家たちばなこども園の年長さんが、布津のたちばなこども園に来て合同で行いましたよ^^ まずは園長先生のお話を聞いて、はじまりの会をした後、バスでスーパーに買い出しへ!
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お昼は、南島原市らしく「そうめん流し」を楽しみました。 給食室から唐揚げ、そしてミニトマトのメニューでしたが、みんな食欲旺盛!あっというまに完食でしたよ!
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スイカ割りでは、無事にスイカを割って、みんなで美味しくいただきました。 続いて、カレーの具材を切って、みんなでお料理🎵
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晩御飯は、カレー、サラダ、そして子どもたちが丸めた白玉のフルーツポンチです。 雨のためプールで泳げなかったので、スライムづくりも楽しみました。
夜は「お楽しみ会」。お話を聞いたり、ゲームをしたりしました。
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楽しみにしていた花火の時間。あいにくの雨天でしたが、なんとか打ち上げ花火だけは決行できました。みんなで「たまや〜!」と叫びました^^
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キャンプファイヤーは、室内に灯りを灯して、とても幻想的で美しい時間でしたね。
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朝はラジオ体操!朝ごはんにおにぎりを握り食べました。 年長さんたち、ひとまわりもふたまわりも大きく成長したように見えました^^
こちらは、子育て支援の「夏のコンサート」の様子です。 職員によるピアノ・エレクトーン・ユーフォニアムの演奏のほか、3匹のこぶたの人形劇、リトミックの要素を取り入れた活動もありました。この日は、0歳~3歳児クラスの子どもたちもノリノリで参加しましたよ^^
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さらに曲目を少し変えて、7月のお誕生日会にもスペシャル演奏会を。 こちらは全園児と夏休み中の学童さん、みんなで楽しみました^^
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給食やおやつも少しだけご紹介します。 七夕のキラキラゼリーのお星様の豆乳ゼリーに、子どもたち喜んでいました^^美味しくいただきました!
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夏休み中の学童さんと一緒に、近くの神社に虫取りに行きました。 神社付近は、ずいぶん涼しく風も吹いて、真夏でも過ごしやすいのですよ^^ たくさんのセミとセミの抜け殻を発見して、みんな大興奮でした!
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7月も今日で終わりです。 毎日暑い日が続きますが、体調管理に気をつけながら8月も健やかで素敵な日々を過ごしていきたいものですね☺️
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bakinginstruction · 1 year ago
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a2cg · 5 years ago
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愛称と私 ・ 新橋はサラリーマンのメッカです。SL広場前でほろ酔い加減でインタビューに受け答えするスーツ姿の男性の画をテレビで見たことがある人は多いと思います。当然駅前にあるSL広場側の「ニューしんばしビル」や反対側の「新橋駅前ビル」はそう言ったリーマンのイメージから「おやじビル」という愛称が付いていますね。 ・ 同じような愛称でも自然発生的についたものでないと定着しないまま、空回りして立ち消えしている気がします。渋谷の「センター街」は「バスケットボールストリート」という愛称がつけられましたが言っている人を見かけないまま消えましたし、幻覚作用や精神に影響を及ぼすような「ドラッグ」を指す「危険ドラッグ」も定着していないと思います。 ・ 都内で唯一走る路面電車の「都電荒川線」も最近では「東京さくらトラム」なんて言うようになって、自分の中で消えそうな愛称ランキングで上位に食い込んでおりますが、わかりやすく消えて無くなった代表格と言ったら「BIG EGG」で間違いありませんね。 ・ という訳で本日のランチは #東京ドーム で2020年1月10日(金)〜1月19日(日)に開催されている #ふるさと祭り東京 です。日本全国から集まった、お祭りのデモンストレーションが見れたり #ご当地グルメ を楽しむことが出来るイベントです。 ・ 同僚たちと色々なブースで少しずつ買って一箇所に集めます。全体的に茶色い感じなのはご愛嬌。大分の #中津からあげ 専門店の #吉吾 の #柚子塩からあげ はサッパリとしていて軽い口当たり #塩からあげはとってもジューシーです。 ・ 同じ茶色でも富山 #氷見松本魚問屋 の #氷見ぶり唐揚げ もさっくりした口当たりで鶏とはちがう美味しさがあります。長崎 #三井楽水産 の #五島鬼鯖棒鮨 も脂が乗ったサバの旨味がたっぷりです。他にも淡路島玉ねぎを使った #ステーキと淡路玉葱の味噌炒め なども頂きました。 ・ 散々色々といただきましたが締めが欲しいねとなり、福島の #めん屋河京 の #喜多方らーめん を頂きます。上品で澄んだ���ープともちもちっとした麺が印象的。そしてもう一つの締めが秋田 #由利屋 の #秋田由利牛汁なし坦々麺 はいわゆる東京で食べる #汁なし坦々麺 とは全くの別物。 ・ 少し甘さを感じるタレと牛肉そぼろの相性が抜群であんかけ焼きそばのような感じでした。 そして女子は宮崎 #ハートピアなんごう の #みやざきスペシャルマンゴーソフトクリーム をデザートで食べていました。一口頂いたら濃厚で甘味たっぷり。 ・ 多いに食べて飲んで、とっても大満足。もう少しゆっくりと全体を見つつ、お金の続くかぎり全てを味わい尽くしたかったなと思いました。調べてみたら2009年から始まったイベントでもう12年目のようです。東京ドームをBIG EGGと言うのは定着しませんでしたが、「ふるさと祭り東京」は定着したのではないでしょうかね。 ・ #後楽園ランチ #後楽園ディナー #麺スタグラム #らーめん #ラーメン #とa2cg (ふるさと祭り東京) https://www.instagram.com/p/B7KfjYTgory/?igshid=1parzzyjr571c
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ganimaly · 3 years ago
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2022年地中の旅!今年の2月には北海道に流氷を見に出かけました。2回も遊覧船に乗って海に出て、大迫力の流氷を体験。もうしばらくすると流氷もやってこなくなるかもしれないということで。温暖化のせいでね。流氷はアムール川からやってくるんだって。 紋別では「ふくらぎ」の天丼を食べました。ふくらぎはぶりの幼魚。ふっくらおいしかったなぁ。 野付湾のとどわらは、細井半島に立ち枯れしたトドマツが並ぶ不思議な土地なんだけど、こちらも地盤が沈下してて、昔見たときよりなくなっちゃってました。 その道すがら食べたのが、「流氷カレー」。ルーが青く、唐揚げが白いという、味は普通のカレーでした。 冬の北海道���楽しいね。 #foodtravel #foodie #foodblogger #instafood #travelfood #foodtraveller #foodpics #foodtour #foodblog #travelforfood #travelblogger #streetfood #foodtrip #tokyocameraclub #yourshotphotographer #フーディーテーブル #旅 #旅行 #海外旅行 #旅グルメ #ローカル飯 #行き先は北海道 #hokkaido #北海道 #流氷 https://www.instagram.com/p/ClvQ0LirnSU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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genkidesuka2022 · 2 years ago
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こんにゃくで健康に美しくおいしくヘルシーにダイエット糖質制限
こんにゃくは、サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品です。
こんにゃくは、低カロリーで高食物繊維であることから、健康食品として注目されています。
また、こんにゃくは、クセが少なく、食べやすいので幅広い料理に使用することも可能です。
こんにゃくの原料となるコンニャクイモは、東南アジア原産の植物です。
コンニャクイモは、土の中に球茎状の塊茎を形成します。
この塊茎をすりおろして、水に浸すと粘り気のある液体がで、この液体を型に流し込んで固めるとで、こんにゃくになります。
こんにゃくは低カロリーで高食物繊維
こんにゃくは、低カロリーで高食物繊維であることから、健康食品として注目されています。
こんにゃく100gあたりのカロリーは、約10kcalと低カロリーなうえ食物繊維は、約3gもあります。
また、こんにゃくには、食物繊維の一種であるグルコマンナンが豊富に含まれています。
グルコマンナンは、腸内環境を整える効果が期待されています。
しかもこんにゃくは、クセが少なく食べやすい食材なので、幅広い料理に使用することができます。
こんにゃくは、煮物や炒め物、揚げ物などのおかずによく使われます。
また、コンニャクは、こんにゃく麺やこんにゃくハンバーグなどの代替食品にも使用可能です。
こんにゃくは、ダイエット中に使いやすい食材として人気があり、こんにゃく麺など、ダイエットをサポートする低糖質食品にも使われ販売されています。
今回は、こんにゃくの栄養成分と効果、おいしい食べ方を簡単にまとめてみました。
こんにゃくの栄養成分と効果
食物繊維
こんにゃくに含まれる食物繊維は水溶性の「グルコマンナン」。「グルコマンナン」は、乳酸菌などの善玉菌のエサとなって、善玉菌を増やす働きもあります。
また、「グルコマンナン」は、水分を吸収し胃の中でふくらむ性質に加え、消化されにくいため、満腹感が長続きします。
さらに小腸でのコレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の急激な上昇を抑えたりするうれしい健康効果もプラスされます。
こんにゃくは、ダイエットに最強な食材といえます。
カルシウム
こんにゃく1枚(250g)あたり、約107mgものカルシウムが含まれています。
こんにゃくに含まれるカルシウムは吸収率が比較的低いという特徴がありますが、カルシウムの吸収を助けるビタミンD豊富な食べ物と一緒にとり入れるようにしてみましょう。
例えば、干ししいたけや乾��きくらげなどと合わせるのがおすすめです。
こんにゃくセラミド
こんにゃくセラミドは、生芋で作ったこんにゃくに多く含まれるとされています。肌のバリア機能を高めたり、肌の乾燥を防ぐ作用があるとしてさまざまな研究が進められ期待されています。
スーパーなどでよく見かけるのは、白いこんにゃくと黒っぽいこんにゃくです。
こんにゃく芋を細かい粉にした「精粉」だけで作るのが白こんにゃくで、精粉にひじきなどの海藻の粉を混ぜ込んで作ると、黒っぽい色のこんにゃくになります。
こんにゃくとしらたきは、原料に違いはなく、栄養価はほぼ変わりません。
こんにゃく・しらたきのおいしい食べ方
■おでん おでんは、寒い季節にぴったりです。水分が多いこんにゃくは、1個(1/6カット)あたり約10kcalと低カロリー。ダイエッターは積極的に選びたい具材です。 ■氷こんにゃく 一度凍らせてから解凍したこんにゃくは、お肉のような食感になります。薄切りやぶつ切りにし、生姜焼き・から揚げなどにアレンジするのがおすすめ。このとき、しっかり下味をつけることで、こんにゃくの独特の風味を抑えることができます。 ■味噌田楽 茹でたこんにゃくに、味噌:砂糖:みりんを2:2:1で合わせた「田楽味噌」をトッピングするだけのお手軽メニューです。お好みで柚子胡椒や唐辛子を足すと風味豊かになります。
おすすめレシピ
■こんにゃくと大豆入りハンバーグ 大豆とこんにゃくによって、イソフラボンや食物繊維などが補えます。
また、赤身肉を選ぶことで、カロリーオーバーと脂質の摂り過ぎを防ぐことができます。
■厚揚げと糸こんにゃくのきんぴら こんにゃくをきんぴらに加えると、食事のボリュームアップにつながり、満腹感が得やすくなります。
最後に
ダイエット中の食事に役立てやすいこんにゃく。
こんにゃくは、低カロリーで高食物繊維、そしてクセがなく、食べやすいことから、健康的な食品です。
コンニャクを上手に食事に取り入れることで、健康的な食生活を送ることが期待できます。
料理のかさ増し食材としても活用してみてはいかがでしょうか。
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hokuto-yuasa-journal · 3 years ago
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20220525
雑記(シュレディンガーの鳥)
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一昨日のことである。
たまに山で拾うカケスの羽根を使ったアイデアを思いついたんだがめったに拾えるもんでもないので若干のケチくさ根性が顔を見せていた。
そんでも「まいっか!」と我執を手放すにはいい機会だなと思った訳だ。
たまにヤフオクやフリマサイトに釣りの毛針や��クセサリー用として出品されているんだがそれを買うのはなんか違う。よくわからないが「偶然拾う」ということが自分の中では重要なことのようである。
とかなんとか言いつつメルカリを覗いたら前に目星をつけていたカケスの羽根のセットはとっくに売り切れていた。
そんでその日の夕方。
山を越えた隣町の石和の銀行に用事があり御坂峠のトンネルを抜けた少し先の宝石加工工場の前に差し掛かった。夕方だからか両車線ともまあまあの混み具合。
前方にゴミが落ちているのか前の車が何か避けたので私も意識もせずそれに続く。
300m程過ぎてからなんとなく戻った方がいい気がしてくる。迷った挙句車をUターンさせた。
路肩の空き地に車を停めて通る車がいなくなるのを待ち、先程何かを避けた辺りの道の真ん中に近寄ってみる。
カケスが落ちていた。
羽根が、とかではなく丸ごと一羽。
咄嗟に「嘘くさ!」と呟いてしまった。
何か出来すぎている。
おそらく脇の山から道路を横切って飛んだ際に車にぶつかり後から別の車に一、二回踏まれたのだろうが正直結構なビジュアルである。
これは鶏肉なのだと思うと不思議とスプラッタ感が若干やわらぐ。死体と食肉を隔ててる境界が気になった。
車内にあったビニール袋を手にはめて、このままここにいてもまた踏まれるだけですよね?うちの庭の木の根元に丁重に埋めますからその青い羽根ください。と勝手な理屈で祈りながら持ち帰った。今際の際に「悪いようにはしないから!」と権利関係の書類に判子を押させる詐欺師のようだ。
その後石和からの帰り道でのこと。
並走する左車線の車が急にぐいぐいと幅寄せして強引に車線を変えようとするためにイラっとしたのだが、前方を見るとカケスを拾った場所の少し手前の道路が真っ黒い煙に包まれて先が見えなくなっていた。数台の車列で徐行して進むと路肩でパジェロかランクルが派手に燃えている。ゴダールかなんかの映画みたいだなと思った。
なんというかシュールすぎる。
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若干閲覧注意な感じですが大丈夫なんすかねコレ。
胴体がめちゃめちゃで手で支えられず一枚ずつ抜くのが大変そうなのでナイフで翼ごと切り取る。羅生門で死人の身包みを剥ぐババアみたいだ。右の羽根は地面との摩擦で若干痛んでいた。
胴体は野鳥たちがよく来るジューンベリーの木の根元に植えた。
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午前の午後でカケスの羽根が一気に増えてしまった。
思ってたより雨覆の羽根が少ない。青い部分は雨覆の羽根だけじゃなくて風切羽根の一部が大きな面積を構成している。だから普段山で拾う形のいい雨覆の羽根は結構ラッキーなことなんだなと思った。
実際全ての羽根を抜いてみて青い部分の構造が理解できてちょっとスッキリした。
しかしまあそれにしたってなんなのだ、この偶然は。
倒置法だぜ、動揺からの。
誤入金の4千万バックレた奴が子供の頃の文集でお金に対する並々ならぬ執着や持ち金使い果たす!みたいなのを書き込んでいるのを見て思ったが、ある種の思考や想念が現実化することは案外あるのではないか。
何で知ったか誰が言ったか忘れたがラテン語の”fortis imaginatio generat casum“(強い想像はイベントを引き起こす)というやつ。
なぜ彼だったのだろうかと思う。神の如き���在に対して違うオーダーの仕方をしていたら別の幸福な結末もあったのではないだろうか。何を思考あるいは想像するか精度が要求される。そこには何かが叶ってしまう怖さが存在する。自分が何を望んでいるか正確に知らなくちゃいけない。
少し前に読んだ角幡唯介の『狩りの思考法』という本で、北極圏の氷河の茫漠たる空間にあって「あそこにジャコウウシの群れがいる」という直感に導かれ期待を持ってそこへ行くと想像通りに獲物に出会うことの不思議を二重スリット実験の「観測」あるいは「介入」という観点で量子力学的に説明しようと試みていた。
シュレディンガーの猫のように、「そこにいるが、同時にいない」という「重ね合わせの状態」を現実は孕んでおり狩猟者としての著者が介入(観測)することでジャコウウシの群れが「いる」方へ物理的収束を起こし姿を現したのではないか、と。
南方熊楠が南方曼荼羅とか萃点だとか言ってたのってこの辺のことじゃないか。
カケスの死体が落ちている、落ちていない。でも落ちていると思って運転してたわけじゃないんだよなあ。ただ羽根を欲しいとは思っていた。
ふと午前中にカケスの羽根についてのインスピレーションが降りてきたのは、未来でカケスを拾ったからじゃないのか?とか考える。
川の上流から何かが流れて来るみたいに、時間が未来から過去に流れていく。未来で何かが起こったから現在にフィードバックがかかる。未来から過去への干渉のようなもの。
そのことで言えば映画のインターステラーの冒頭でもインド空軍の野良ドローンが主人公の家族の前に現れなかったら娘のマーフは重力の異常に気がつかなかった訳で、この出来事はマーフの「ユリイカ!」に至る全ての起点となっている。あれも重力という形を取った未来からの過去への干渉ということだったという理解だがあってんのだろか?
起点であり同時に終点であるのかも。
マーフ=「マーフィーの法則」とは起こりうることは起こる、という主人公の言葉が(うろ覚えだが)今日の私には妙な質を持って迫ってくる。
そういや先日N先生的にインターステラーが至高という話を聞いたばかりだった。
私としてはこの日の出来事に対しては非常に不思議な感慨を持ったのだが人様からすればなんのこっちゃという感じだろうか。今朝方見た夢を嬉々として聞かされるような。
わしゃアニミストじゃ!とか書いた次の日記で科学の子に徹しようとしているのは一体どういう訳なんだろう。この矛盾こそが近代の呪いだ。
しかし結局は科学も魔術じみた量子論的世界が展開しているのだからなんだかよくわからない���
とっちらかって収拾つかない日記のオチとしてはその日の夕飯が手羽の唐揚げだったこと。
ちょっと当分鳥肉駄目になったかもしらん。
カケスが自身のトーテム(守り神)だと思ってたら勝手に鳥肉が食の禁忌になるのもなんだか不思議な話だ。
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kitaorio · 3 years ago
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たまご
 始発までまだ時間がある。  箱の中は外の静けさを無視し四打ちの音に満たされ、いつになく盛り上がっていた。  今日のメインであるDJがCDをリリー��し、そのリリースパーティーとしてのイベントなのだが、今いる客の中でそのCDを聞いてきているのはほぼ皆無である。ほとんどは週末の夜になにか踊れるイベントはないかとフライヤーやネットでイベントを集めた中で一番盛り上がりそうなここを選んだ奴らだ。俺もその一人で、特に誰と待ち合わせるまでもなく、週末の夜にスパイスをふるような気分でここに来ていた。  地下にあるそのクラブはフロアが吹き抜けになっており、フロアから見て二階になるバーカウンターからDJブースを見下ろせるようになっている。俺は氷がと���だらしなく伸びてしまった酒を片手にフロアの喧噪をながめ、たまに下で踊ったりしていた。  そんなに広くはないフロアの正面にブロックを白いペンキを塗りたくって作られているDJブースがあり、フロアはここ以外にはほとんど照明がなく、その両サイドに天井まで届くようなスピーカーがある。天井を見上げるとミラーボールがあり、曲の盛り上がりに合わせ放射されるレーザーの明かりが乱反射しフロアに不規則な流星群を描いていた。背丈以上の高さのスピーカーの前で音の波間をただようクラゲのように揺れていると、音圧で服と腹に同じリズムが刻まれる。170bpm以上のテンポで刻まれているビニルの振動は時として早すぎてついていけないぐらい。音は止まる事がなく次から次へと疾走し、体は音圧の津波に流され、いつまでも留まる事のない浮遊感、焦燥感に似たそれでいていらだちのない多幸感に包まれる。時間の概念は融けだし目前で起きている事は終わりのないリズムの濁流こそがすべてで、溶け込んでしまった肉体を低音で揺さぶれる事で感じるだけなのである。思考は肉体と一緒に形をなくし、ウイスキーに落としたインクの一滴になる。盛り上がりの中にある混沌とした調和、フロアに響く新譜とスタンダード、未知の旋律、既知のリズム、シンセベースの連符、サイン波の歪み、潮溜まりに追い込まれるようなタメ、スモークの香り、泡立つリバーブ、湖底に揺らぐ絢爛、浮上の嬌声、踊、跳、音、乱、美、響、光、煙、幸、輝、悦、快、!。  音の中でおぼれている間はなにも考えず、ただただ体が動くままに動いている。ふと、今までの炭酸が何もしないのにパチパチと弾けるような高揚感が静まり、いつもの面々の一人にもまだ遭遇できないでいる漠然とした孤立感に、なんとなくの身の置き所のなさを感じていた。営業終了までしぶとく踊りつつけているつもりだったのだが、何となく腹も減ったので、どうする当てもなく夜明け前の街に出て漂よう事にした。  夜道は街頭で明るく、闇夜という言葉がこの世から消滅してしまうのではないかといらぬ心配をしながら、シャッターの閉じた駅まで歩き、適当な店が見つからず、駅周辺を足の向くままさまよっていた。  この時間に営業している店は、飲むか食べるか、もしくは色気のある店ぐらいだ。  今は腹が減っているだけであり、パーティーで手持ちぶささをごまかすのにいつも以上にタバコに火をつけていたせいか舌に苦い皮膜が張っているような感じがしている。こういう味のわからない時はできるだけ安くジャンクな食べ物で腹をごまかそうと思った。この時間に安くジャンクでというと、ラーメンとドンブリものに落ち着く。ただ何となくの食欲に選択するのも馬鹿馬鹿しい話なので、安い方を選び駅から少し離れた所にあった牛丼屋に入る。  街頭の明かりに慣らされた目には、牛丼屋の中の刺々しいほどに純白の蛍光灯の明かりは、なにやら消毒液を思わせるような体に障る清潔感を感じ、せっかくクラブでまとってきた夜の不健康が流されてしまうような気がした。  牛丼と生卵を頼み、渋皮のように舌にまとわりつくニコチンを水で流していると頼んだものが出される。  俺が食べようとした直前ぐらいからか耳障りな音が聞こえてくる。  入口から見てコの字型のカウンターの出入り口すぐに座ったのだが、奥の方から泥を混ぜてるような、高い所から粥を落としているような、ベチャベチャとした音を立てて食っている爺がいる。何を考えているのか知らないが、そいつは周りを見回しながら、そして見回した先の奴と目が合うとそいつに向かい見せつけるように大口を開けてわざとらしく口を動かしている。しつけのなってない犬だってもう少し静かに食べるのにもかかわらず、どういう環境で生きていたらそのような食べ方ができるのか不思議なぐらいだ。  内心ムカムカしながら箸を付けようとした時、その爺がこっちに口の中のものを見せるように大口を開けながら、その店で一番安い食べ物である牛丼を掻き込んでいた。  まばらに黒いのが混じるぼさぼさ頭、毛玉だらけのセーターに歯はほとんどが抜けていて、目元は野卑という言葉の似合う人にケンカを売るような好戦的で濁った視線。骸骨に皮を張っただけに見える肉のない顔についた口は、必要以上に大きく開かれているせいもあって上の前歯が3本、下の前歯が4本ぐらいだろうか、タバコやけをしているのか茶色い濁った色素が染みつき杭みたいになっているのが目に入った。  火傷跡みたいにヒリヒリとした嫌な感情が立ち上がり、運ばれてきた膳の中にあった生卵を反射的にぶつけてやろうかと思ったが、握った所で辞めた。  そのかわりに俺はほぼ呪詛に近い感覚で、死ねばいいと思いつつにらみつけていた。  卵じゃ煮え立つ感情には弱いので、湯飲みをぶつけてやろうか、それともしょう油瓶をぶつけてやろうかと思いながら、自分も箸を動かしていた。  だいたい、あの年にもなってまともに飯を食えない奴に生きている理由があるのだろうか、少なくとも人の目に触れる所に出してはいけない、どこか洞穴にでも押し込んで、一日に一回握り飯でも放り込んでおくぐらいで充分じゃないか、といらだちを増幅させ、ガンをつけ続ける自分を正当化し続けた。向こうもこっちをにらんでいる。ここは目がそらした方が負けなのである。  ほとんど獣のケンカみたいな状態で、何か動きがあったら投げつけてやろうと七味唐辛子の瓶を視界に入れながら、爺にガンをつけつつ丼を掻き込んでいた。  俺の丼の中はあと二口ぐらいだろうか、爺の方が目をそらした。腹の中に沸いていたヘドロみたいなむかつきは少しは引いたのだが、残ったのは情けない野良犬のいがみ合いのようなケンカの勝利だけであった。丼の底に小島のように固まっている牛肉のかけらとご飯の固まりを一気に掻き込んだ所で玉子の存在に気付いた。爺にむかついていたばかりに追加した玉子を丼に落とすのを忘れていた。食べて丼を置いたら勢いよく出て行こうかと考えていた所に気がつき、そこ置いていっても良かったのだが、卵を忘れていた自分に気が抜けそのままもって出る事にした。  店員に気付かれないよう、そしてできるだけさりげなく、上着のポケットに玉子を移す。  始発にはまだ時間があり、駅も開く気配がない。駅周辺をただようチリの気分になりながらのろのろと歩いていた。  上着のポケットにつっこんだ右手には卵がにぎられている。  店で出された時よりも手のぬくもりで暖められ、カルシウムのざらつきに包まれた、ずしりとした下ぶくれの珠が手の中にある。  クラブの中でふらふらしていた時とは違い、牛丼屋の中でざらついてしまった気持ちのやりどころのない嗜虐心を、手中の卵にぶつけた。手の内で転がるそれは、紛れもなく卵なのだが、そっと力を込めると指先の肉を受け止め、中身を守ろうとする殻の抵抗に遭う。割れてしまうと上着が台無しになるなと思いつつも、右手はポケットの中に閉じこもり、卵にじんわりと圧を与えては離すという蹂躙を繰り返していた。指先の乱暴は駅前の一区画をさまよい、気を取り直して飲もうと探しているスツールに座して少しの酒をすすれる店がことごとく営業を終わらせているのをみてまわるまで続いた。次の区画にうつる頃には指先の暴行は肉による緩やかな締め付けから爪での直接的な加害に変わっていた。爪も殻も肉の中で作られ、その中を守るためのものだ。爪がざらついた表面をなぞる。手のひらで転がしていた時には工芸品を思わせるようななめらかな表面に感じたのだが、爪の先でつぶさに観察してみると、コンクリートを思わせる引っかかりを見つける事ができる。下ぶくれ部分の緩やかな面を人差し指の先で一通りひっか��、その曲面すべてを爪がなぞると、ポケットの中でごそごそひっくり返し反対側のとがった部分を爪でなぞる。指を頂点目指してはわせている時のグイッというラインの持ち上がり方と、頂から下りる時の直滑降のスピード感が気持ちよく、何度となく人差し指が登り降りを繰り返した。そのうち頂点に加害をはじめた。ガリガリと引っ掻く音がするのではないかと思えるほど、しかし殻が割れないほどに加減をしながら、目では判らなくとも顕微鏡でつぶさに観察したら見えるのではないかと思うるような傷は付いているだろうと、微細な世界へ思いをはせながら爪を押し当て動かし続ける。孵化する可能性のない白色レグホンの卵への継続的な暴力は終わる事はなく、酒とスツールを求め駅周辺をただよう間に、ついには打撃を加えるようになった。親指と薬指とでしっかりと押さえ、人差し指の先でノックするようにたたく。指先に伝わる殻のガードは、割れないでいて服が汚れないで済む事の安心と、なかなか割れない殻に対して冷淡に見つめるような気持ちとが入り交じり、飲み屋を求めてさまよっているだけにもかかわらず、ジャケットのポケットの中で行っている事に対し、熱湯と氷の両方が混じる事がなくよどみ続けるような壊したい衝動とそうしたくない迷いがぐるぐると入り交じっていた。  結局入れる店が見つからず、ポケットの中に入れた卵を指先でつつきつつコンビニで買った酒をあおり、ざらついた感情を溶かしながら始発までの時間を過ごしていた。駅前に戻ると地下鉄の入口の近くで丸まって寝ているサラリーマンらしきスーツの男がいた。地下鉄の入口は始発が出るまではその門戸を閉ざし、雨が降ろうが風が吹こうが始発待ちの客を優しく向かい入れる事はなく、やっと開いたとしてもベンチは冷たく、構内でゆっくりくつろげるような所もあるわけではなく、ただただ地上と電車の途中をつなぐ通路として、モグラやミミズが入ってこれないようにコンクリートで四方を固めているだけである。  始発にはまだ待たなければならない。  俺は卵をどうしたものかと思いながら、冷たい夜風が避けられる所はないかと探していた。風よけになりそうなスキマを見つけては入ってみて居心地を試してみるのだが、どこも完全には風から守ってはくれない。唯一風がなさそうな所はスーツ姿の男がビジネスバッグを抱えるようにして丸まっている。  その男は器用に寝ていて、ビジネスバッグを抱え、体に新聞紙をかけているつもりでいるのだが、寝ぼけながらも新聞紙を深くかぶろうとしたのだろうか、丸まっている体の中心にバッグやら新聞やらが集まり、まるで巣を守る動物のようになっている。  寒空の下で寝ていられるのを感心する一方で、俺の頭の中では妙案が浮かんでいた。  この男を立派な親鳥にさせてやろう。  近くの公衆便所に行きトイレットペーパーをこぶし大ぐらい取り、それを細かく裂いた。そして新聞とバッグを抱えて寝ている男の中心に、鳥がそうするように卵の安住の場所を作ってやるのである。  起きないようにゆっくりと、けれども気付かれるのもつまらないので素早く、男の側に近づいた。ビルとビルのスキマである男の仮宿はちょうど街頭の明かりが直接目に入らないような所であり、俺が近づいた事でかろうじて男の体を照らしていた明かりも全く入り込まなくなってしまった。ほぼ暗闇の中、男が抱えてる新聞とカバンの上にトイレットペーパーの羽を広げるなければならない。  俺は男の前に近づいた体勢のまま、できるだけ物音を立てないよう、そしてすぐに逃げられるように前屈をするような姿で作業していた。試行錯誤する余裕はなく、一発勝負である。手のひらの上でトイレットペーパーの巣を作り、置くのではなく、ギリギリの所まで降ろしてから落とすようにして新聞とカバンの土台の上に巣を作った。少し斜めになってしまったが成功である。いよいよ卵を置き完成させる。できるだけ巣の中心に、卵が心地よいであろうポジションに安置できるよう、細心の注意を払いながら巣の中に卵を置く。トイレットペーパーで作った羽の中、人差し指と親指に運ばれゆっくりと卵は沈み込む。巣にすっかりと沈み込んだのを感じると、だめ押しでぐらつかないように人差し指でそっと押し込んだ。  そのとき、男のいびきが止まる。  俺もそれに合わせ、一瞬の硬直で男にあわせる。秒針が少し進むぐらいでしかないが、男が目を覚ましてしまうとせっかくの妙案が台無しになってしまう。俺は自分を電信柱だと思いこみ、男に気配を感じさせず目を覚ますきっかけを与えないようにした。  再び男が寝息を立て始めると、俺は体の硬直を説き卵に異変がないかを人差し指で触れる事で確認した。  無事に卵が巣の中にたたずんでいるのを確認すると、近づいた時と同じようにゆっくりと素早くそこから遠のいた。  街灯の明かりが戻り、男の体の中心には卵が鎮座している。  巣作りをし終わり、煙草をくわえながら“親鳥”を見ていると地下鉄のシャッターが開いた。地下へと続く階段は白々と色気のない照明で照らされていた。のろのろと階段を降りながらあの男、目を覚ましたらどんな顔をするのだろう。そう思うと今まで俺の気持ちの底に横たわっていた砂地に落ちた氷のような暗い感情が熔けたような気になり笑いがこみ上げ、くしゃみをするような短い咳払いみたいな笑い声がでてしまった。  長く続く地下鉄の階段に俺の笑い声の破片が少しだけ響き、あとは俺の足音だけになった。
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chaukachawan · 4 years ago
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9月10日の役者紹介
はいどうもこちら9月7日お昼下がりのクオリアです。33期です。野良の幕班員の仕事がないのでこっそり役者紹介していこうと思います。
ウチのマイメン神友ズッ友フォーエバーきびのまきび。何度バ先を聞いても人を殺すバイトと言われ、クオリアだけには家の場所を教えないよう先輩に釘をさしたらしい。それでも君は私のズッ友。
これで何度目か知らないが君のセンス全てが好きさ。でも僕の見ている君はきっと氷山の一角なんだろうね……そんな!氷山の一角だなんて!じゃあ全ての力が解放されたらどうなっちゃうの?!次回「黍、はじめてのモルカー」デュエルスタンバイ!
ふう。
やらかすと怖いから同期から先紹介しちゃお。
竹之内かの
雰囲気だけでちゃうかの汚れ��浄化し、優しいアロマの香で包み込む。その柔らかな笑顔の前では皆鼻の下が伸びきるため、真剣佑さえ3頭身になるとの噂も。可愛らしい雰囲気とは裏腹に、鼻の底に潜む狂気が沸々と泡立つ。これがパンケーキの泡なのか、マグマなのか私には分からない。しかし、天然かつ一品ものであることは確実だ。
田中かほ  
彼女の笑顔は次世代のエネルギーとして日本中が期待を寄せる。余りにもにっこりかわいいために最近ビリケンさんが自信喪失中とのこと。しかし、ゆるゆるした空気に釣られてなめてかかってはいけない。すぐ様舌先の刃でとどめを刺される。ハニトラにかかった気分だよ全く。そんなとこもす
余談だが大道具の出席率は150%。1ミリも関係ない映像編集を手伝ってくれたしめちゃくちゃ優しい子。努力家な彼女には見習うべき点がおおい。
山根拓己
アラビア山脈の奥底には険しくも厳しい砂漠がある。そこに眠るオアシスを巡り、人々は幾千もの争いを繰り返していた…。争いは熾烈を極めたが、その中でも初回裏敗退を果たし、地区予選に進めなかった一族がいる。かつあげを恐れた彼らはせめて幼き者だけでも、イカダを使って赤子を海に流した。それこそが彼、しあらである。そのため、彼は30歳になったらシカゴに帰らなくてはならないらしい。
ベジ山ハム太郎
なんか野菜がいっぱい入ってる。私はハムサンドよりもたまごサンドの方が好き。多分食べ進めると中にいちごジャムとかはいってると思う。何でいちごジャムなのー?って聞いたらエヘヘへへって笑いながら「だってさー、美味しくない?ジャムってさあ、何にでも合うねんなぁ。エヘヘへへっえ、美味しくない?美味しくない?なあハク、美味しいよなぁ?なぁ?」て言うと思う。絶対。
君安飛那太
可愛い。可愛いけど可愛いと思ってはいけない。なぜなら奴はあざといからだ。前世で橋本環奈の爪の垢とか飲んだに違いない全くもう羨ましいぜ。いいヴォイスでいいキャラが繰り広げられるため君のシーンは飽きの来ない面白さがある。キレッキレな演技には見習うべきところが多い。あと可愛い。
頬張りマスト
最近上野動物園を脱走したパンダ。笹と竹の見分けに苦戦している。
#劇団ちゃうかちゃわん
オペさん
藤丸翔さん
右手にナグリ、左手に灯台、その口うねり出すは鋭きツッコミ。「1人三種の神器」というあだ名が着いたのも納得だ、その全てが一等品なのだから。彼が1人立っているだけで会話の盛り上がりが違う。一見滑りそうなボケだって彼の手に掛かればA級ギャグに早変わりするぜ。これには平野レミもびっくり。
スダチさん
うどんに入れると美味しいが、ちゃうかのちゃわんに入れるともっと美味しい。人々を釘付け、否、インパクト付けにする映像を華麗に作り続ける須田さん、その鋭い眼差しの先には一体何が見えているのか。たまに楽屋裏でお菓子をつまむ様を見かける。有能細身イケメンがお菓子もぐもぐしてるの可愛い。映像余裕持って出したかったごめんなさい
久保勇貴さん
あいも変わらず忙しそう。オムニ期間くらいまでは会う度に印象が変遷していた。今のところはダークブルーで描かれてる3日後ピンクとかになってるかも。制作会計などまとめるお仕事が多そうだけどストレスまで抱えちゃダメよ適度に除いてね。と、言っても頑張ってしまうのがくうやさんなんだろうけど。
私の本名頬張りマストなんで苗字が「ほ行」じゃないですか。そうすると大体最後に回されるんですよ。給食で好きなおかず選べるみたいなのあったんだけど大抵唐揚げとか残ってなくてなんか鯖の塩焼きでがっかり、みたいな。なんで今回はオペさんを間に挟もうと思いました。名付けてオペサンド!すだちうどんの次に美味しそう。
先輩方
敬称は略しませんが敬語は略します。あぶり焼きとかしたら出てくるかもしれないです。あぶり焼きしないでください。
でぃあっ♡さん
でぃあさんが立ち上がると風がお辞儀し、空気が弦をはり始める。その圧倒的なプロポーションの良さに空いた口がマンホールになりそう。だけど何か教えてくれる時はとっても優しい。これは33期への自慢だが私はでぃあさんと柔軟を組ませていただいたことがある。どうだ羨ましいだろうでへへへ。
ひろせんせーさん
CVが豪華とのことでこの夏話題沸騰中。たちまちTwitterのトレンドを掻っ攫い、街にはグッズが溢れかえった。何のとは言わないが演技を始めた瞬間役が憑依して、貫禄まで滲む彼の演技力たるや。因みにアドリブもツョツョっぽい。なんてこったぱんなこった。
島﨑愛乃さん
鈴を転がしたような透明な声と花を摘んだような朗らかな笑顔のこっこさん。こっこさんの歌声を例えるなら夏に雑貨屋で売ってる、ピンク色の小瓶にちょこんと詰まった可愛らしい飴。ついつい手に取ってしまい、時々カランコロンと鳴らして楽しい、でも頬張ったらゆるゆる溶けちゃう、そんな飴。
おはようさぎさん
余りにもいい人。力作業も編集も演技もラップも全部すげぇのにその上いい人だから33期の尊敬の眼差しを掻っ攫ってる。信念に少年漫画をめちゃくちゃ感じる。ぶびさぎょうで理想の恋について(私が)語ってたらいつの間にやらガウスさんが話してた。黒の組織の話に移り変わってた。なんでやねん。髪色なんでも似合ってて凄い。
土下座したい
謝りたい気持ちが先行しすぎたまずい。舞台の上ではエモを、放課後にはハケを自在に使いこなす我らがぶびチの橋本悠樹さん。私は後輩に怒らないことで定評のあるはっしーさんを悉く困らせてしまったため顔向けが出来ない。なので二度とペンキを撒き散らさないことを50回くらい誓おうと思います。私はそうなれないことを知った上ではっしーさんにめちゃくちゃ憧れている。センスもノリの良さも色々。だからなんだって話だけど迷惑かけるかもしれないが見守っててほしい🙇‍♀️
津島ヨモツさん
演出家と役者、2デッキ使いののちぇさん。31期Tシャツもドタイプです。せんびののちぇさん入れたら3デッキかもしれない。後、先輩としても優しいのが伝わってくるしお話面白いし1、2、3…あれ?もしかしてNデッキ使い?のちぇさん最初めっちゃしっかりした人かと思ったらしっかりしてるんだけど偶にふにゃふにゃしてて可愛い。
堀文乃さん
圧倒的な演技力と唯一無二の安定感を誇るカリスマらめるさん。凄すぎる人って周りの人が遠慮して近づけなくなったりしがちだけど(後輩の身分だと悪気なくそうなっちゃう)そうならないのはらめるさんのお人柄ゆえ。私たちにも積極的に絡んでくださってしかもめっちゃ優しいから「らめるさん〜🥺」ってなる。仕事あまり抱えすぎないでお体ご自愛ください🙇‍♀️
中津川つくもさん
よく絡んでくださる優しい先輩。いっぱいお話しできるのめっちゃ嬉しい!舞監としてのしっかりしたつくもさんと、普段の明るく優しいつくもさんどっちもカッコいいんだもん憧れちゃうよねー。あ、あとダンス💃がお上手すぎてポケ〜って見惚れてまう。なんて言うか…美しい。あと立て看の作り方は大体つくもさんに教えていただいた。カフェ行きたいですカフェカフェ。  
なしもとはなさん
あまりにもハマり役。はなさんがセリフを喋る度に関係ない私にまでグッとくるものがある…グッとね…こうグッと…。ぐはっ!
後輩と喋ってくださる時めちゃ優しい。前、稽古で2人になった時私のセリフ読みにめちゃ付き合ってくれた。あとコーナンの場所もめちゃ教えてくれた。めちゃめちゃ美しくて優しい先輩。めちゃっ。
雑賀厚成さん
演技や部署で絡まない人(私)にもお疲れ様〜とか声かけてくれたり兎に角優しいシドさん。この前音響会議のお菓子くれた。やったね!喉にカセットテープ飼ってるタイプの人間。先輩曰くKing Gnuが“よすぎる“らしいので今度リクエストしようと思う。私の目の前で歌ってくれないかな…チラッ(p_-)
杏仁アニーさん  
全部署の裏方における圧倒的ハイセンス、柔らかな微笑みと眼差し、息飲む演技力、悪人のパンダでさえ涙しそうな優しさ…どの角度から見ても完璧すぎてルービックキューブが土下座するレベル。ちなみに後輩の私は頭が半分くらい地面にのめり込んでる。めりめり。センスがハンパないし仕事のキャパもエゲツない。けど無理はしないでほしいよドラゲナイ。
トニーー板倉さん
電車で鉢合わせたため奴は隣にいる。ここらへんから9月10日世界線のクオリアですどうも。魅惑のヴォイスとアフロを武器にちゃうかの奴隷となった男、とにさん。照明しかり稽古���かり全体像を俯瞰するのに長けてる人だと思ってる。面倒見良いし、1番頼りにしてる先輩。だる絡みしてごめんねウザかったら練4から突き落としてもいいよ、怪我のない範囲で。
西田幸輝さん
ゆるゆるとした空気感を醸し出しながら舌先から放たれる言葉は切れ味抜群。ギャップ萌え選手権審査員賞を受賞した経歴は伊達じゃない。ちなみに伊達巻は美味しい。頼もしき大道具の方。なんか大道具上層部って共通する空気感ないですか?え、ないかな。なかったらごめん。ないかも。声のトーン好きです。衣装も似合ってます。ちゅるちゅる。
暁あじろさん
ニトロさん。名前が美味しそうなちゃうかランキング8位くらいを飾る強者。高身長イケメン抜群の運動神経などモテる要素のよりどりみどり風見鶏パック。でもどことなく"こっち側“の雰囲気を持ち合わせてるのがいい出汁になってる。こんな失礼な私にも優しく接してくれたことからも根っからのいい人だと伺える。頼りにしてますニトロさん🙇‍♀️
山内詫助さん
オレオの何がいいってさ、クッキーの間にクリームが挟まってるところだよね。でさ、オレオさんの良いところってさ、その優しさの間に神的なセンスとマグマのような謎が挟まってるところだよね。紹介するならそんな感じの人だと思っている。ちなみにオレオさんの深淵は覗いたことないからわからない、当たり前か。
西岡克起さん
神の経路と書いて神経と読むが、そのことを実感するのがこの方。抜群の運動神経、寸分狂いの無い書、圧巻の演技力、すぐ始まるジャン負け…凄い、あまりにも凄すぎる。彼の身体には神が駆け巡っているに違いない。会話途中で「ねぇクォーリー散歩いこー」とか「自販機行こー」とか思い立ったが即行動って感じの誘い方してくれる。んで着いてくと大体楽しい。西岡さんが楽しい人だからね、これからもいっぱい話してほすぅい
かけうどんさん
誰とも共有できなかったところでシンパシーを感じるため、先祖で交流があったのかもしれない。万屋の店員と客とか仙人と弟子とか。ひねくれてると言っていたが、そのひねくれを真っ直ぐ貫けるのがロッドさんなのだろう。世間に合わせてひねくれを捻じ曲げてしまう方が実はひねくれなんじゃないかうんぬんかんぬん…あと竹川食堂行きたすぎる料理作ってくんで招待してください🙇‍♀️
高井下高井戸店さん
センスいいとか多才とか言われ慣れてるでしょ?でもなんぼあっても困るもんじゃないですからね、何度でも言いますセンスいいし多才かよ。習ってないピアノを練習したりギリシャ神話や日本史の本借りてるところを見た。自分が思う良いものに対して向き合ってどんどん吸収していく人なんだろうな。センス良いって結局はそういうことを言うんだろうなと思ってる。あとお化粧した時のお顔が可愛くて好き。あとロビさんとお話し出来ると嬉しくて心がぴょんぴょこするのでもっと話しかけて良いですか?
 
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nyantria · 5 years ago
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2020.1.26~27にかけての深夜、急性カフェイン中毒でのワンチャンを狙ってカフェイン錠を80錠、ハイボール缶でOD(のちのち致死量の倍だと知る。)本当は200錠の予定だったが、買いだめている最中に希死念慮が強くなってしまい、確実に死ねるかはわからなかったが120~140錠飲むことにする。しかし気分が悪くなって喉が受け付けなくなり80でしか飲めなかった(錠剤もでかかったし)。
ところでまわりに高いマンションもない一軒家住みなので突発的に飛び降りはしなかったが、以前諸事情で月の半分くらいを過ごしていた単身の20階建てマンションに今もまだすんでいたら、飛び降りていたかもしれない(14階くらいに住んでいたし)。
80錠のんでぼーっとしてムカムカしてくる。わたしここで死ねないことを悟り親を起こす。服薬から1時間~1時間半経って救急車に乗る、心拍数などはわからないが若干胸がドキドキする、ここで吐き気と嘔吐(夕飯のぶん)。
服薬2時間くらいで病院に到着、嘔吐がとまらず、内容物は薬と血のみ(食べたものは全てもうでた)。インフルエンザのひどいときみたいな吐き気と嘔吐が2時間半後くらいからずっと続く、意識が朦朧としてきて、死ねなさげなのにいたらずらに苦しくて後悔してくる。2時間~2時間半後にかけて先生や看護師さんに質問されるが返せない。2~3時間後から嘔吐をする際に自分の意思で袋にはいたりできなくなりそのへんに吐き散らかす(看護師さんごめん)。
視界がぐらぐらしてブラックアウトする。意識の覚醒と消失を繰り返す(薬が抜ける数日後までこれが続く)。
筋肉の硬直が始まり自分で動けなくなる。わたしの場合は右半身が固まり眼球も右のほうしか向かなくなる。まばたきができなくなり白目を向きながら嘔吐を繰り返す。
3~4時間後から体が完全に固まり、寝たりたったりができず座ったまま硬直する(イメージは重度の脳性まひの人のかたまり方)(指摘をいただいたので訂正します)。思考はまだ動いているので予想以上の後遺症の可能性に怯える。周囲の様子や質問はほぼわからない。
ここでトイレに行きたくなり看護師さんと母に抱えられて行く。体がまっすぐ硬直しているのでズボンと下着は脱げず、脱がしてもらう。排尿の際に筋肉が動いてないのか5~10分かけて垂れ流しのような状態。わたしは女性ですが、ここでおりものが茶色くなる。(もし男性が見ていたときのための補足ですが、おりものは膣からの分泌物で、���本的にはさらさらと白かったり黄色かったりします)
ここからあまり記憶がないがそのまま6~8時間経つ。場所や時間がわからずうわ言を繰り返す。苦痛から気をそらそうと看護師さんたちがわたしの赤い髪やネイルを誉めてくれるが、なにも返せない。
カリウム?などの値が異常になり、一般的な総合病院から死にかけの人間が運ばれるデカイ救急の総合病院(病院からの紹介状がないと入れない、一般的な外来のないところ)に搬送が決まる(おそらく服用から10時間後くらい)。
看護師さんに「もうすぐ迎えがくるからね」と励まされるが、わけがもうわからないので、「死神………………?うれ……しい……」と途切れ途切れに返して「ちがうよ!」と言われてしまう。
全身の硬直、過度の痙攣、暴れがある。暴れているため体を拘束具で拘束される。わけがわからず救急車に乗せられ瞳孔確認されるが眩しいと思えない。
服用から12時間くらいでその病院に着き、尿道にカテーテルをいれられオムツをさせられたりレントゲンとられたりするが恥ずかしいという感情も体のうごきもない。自力で体が動かせないため、レントゲンをとるのも一苦労。3人かかり。
体温計で体温をとられるが、体温計が何なのか理解できず、「なんでこんなもの脇に挟むの?」と真剣に疑問に思う。また、「みんななんでか白い服で不思議だなあ。おそろいなのかな」とも思う。ダメージを得て、知能が著しく下がり始める。
太い動脈に点滴とか採血とか数種類の管をつけられるが痛みもなく、視界が白黒になる。この場所がどこかもわからないがなぜか頭の中で好きなバンドである神聖かまってちゃんが流れ始める。なぜか暗い曲ではなく『彼女は太陽のエンジェル』だった。
嘔吐、吐血、硬直、痙攣が続く。尿は白くて、なんか栄養が全くなさそう(血尿はなぜかなかった)。
とにかく苦しい殺してくれ以外の感情が消え、場所はおろか昼夜の感覚もなく、目の前の人間の性別の区別もあまりつかないし年齢もわからない。
頭の中で音楽とフィクションの映像がとまらなくなる。
胃と食道なども傷つけて血しか吐けなくなる。よくわからないので自分が吐いているという感覚すらなくなり、全身の硬直と痙攣のせいでずっと噛み続けていた口の中と顎が非常に痛くなる。支離滅裂なうわ言しかつぶやけなくなる。
ここから水分を飲むことを禁止され点滴に頼るしかないが水分禁止すら理解できず看護師さんに対して怒りをあらわに暴れだす。体をふたたび拘束具で拘束される。
涙と唾液がとまらなくなる。支離滅裂なうわごととなんだかすごい脳内妄想で無敵感を得はじめる。そこからほぼ意識ないが眠っているのではなく意識レベル低下(おそらく嘔吐、吐血、硬直、痙攣、たまの暴れが続く)。 
服用後1日経つか経たないかくらいで氷水によるうがいを許可される。その頃には暴れがおさまり、自分の水分禁止を理解できはじめるので、飲まないように懸命にうがいをする。が、吐き出すためのトレーには手が届かず、ベッドの上に吐き散らしてしまうことを繰り返す。全身の激しい痛みにより、寝返りはおろか、手を動かすこともできない。看護師さんが忙しいためなかなか口に氷水をいれてくれず泣いたりする。このとき看護師さんに対して怒りより悲しみをなぜか覚える。
意識の消失と覚醒を繰り返し、脳内妄想、えずき(血もでなくなる)、被殺害願望の抱きを得る。
えずく元気もなくなりベッドで死んだように突っ伏す。
時折体勢を変えようと看護師さんが動かしてくれるが、仰向けになるだけで痛みのあまり手が硬直して天井を向き、勝手に「ア~~~!!」と叫んでしまう。
時間、場所、自己存在すべての感覚を失い、本能がわずかに残るのみの感覚。自覚はないがまだ激しい痙攣があり(恐らく)、母音のみの大きな声をずっとあげている。「アー!アー!アー!」を繰り返していて看護師さんに「頑張って静かにしようね」と言われるが、好きでしているわけじゃないのでできない。
とにか���水が飲みたい以外の感情がない。おそらく1日半くらい経ち毒素が抜け始めたのか苦しみを明確に得る。「こんなに苦しいなら殺してくれ」と看護師さんに懇願する。硬直はとけるが激しい痙攣と大声、妄想、えずきがとまらない。
とにかく死より後遺症が恐くてたまらなかったので、自分がまだ文字を読めるかを必死に考えて、ベッドの柵に書いてある「警告 サイドレールをベッドの内側から操作しないでください。サイドレールが急に下がり、転落し、けがをするおそれがあります」という文章を(覚えちゃいました)ずっと目で追って、まだ読める、まだ読める、と必死になっていた。 
(恐らく)医師に「最近恋人と別れたとかない?」と聞かれるが、言葉にならないが「そんなわかりやすい理由なら苦労してね~~~!!」とキレそうになる。(恋人と別れて死ぬ人もいるし辛さは人それぞれだからそれは否定しませんが、そのときは「は!?」となってしまいました)
その後強制的に眠らされる(透析の可能性も浮上)。
2日後~徐々によくなる、まずは妄想が消え、つぎに痙攣の過小化、吐き気の沈静化、自分のおかれている状況の理解。ベッドが少しずつ入り口に近づいていく。
看護師さんの名前が読めるようになる(発音はまだできない)。
時々激しい痙攣のぶり返し、涙、よだれ、また力の加減がまだできず人の手を怪我させてしまう。
筋肉痛の100倍みたいな全身の痛みに気づく。「はやく退院したい」と思う。
少しずつ話せるようになってくるが語彙選びや声量の調整はうまくできず、また吃音の発生。例えば看護師さんに「母は来ましたか?」と尋ねたくても「ウーッウーッ、マ、マ、マ、ママ、ママ、かんごしさん、ママ、」としか言えない状況。
点滴の量が減り料理がだされるが、薄い味噌汁を数口とお水を数口、牛乳1口が限界ですぐに吐きそうになる。
きつい後遺症を覚悟する。
時計の読み方がわからない。それが時間を示すものなのはわかるが、読み方はわからない。なのに自分が排卵期であることは把握できていて、オムツが濡れたときに「は、は、はいらんだから、血が、かも、」と伝える。が、血尿はないが子宮から出血。膣から生理2日目くらい出血があるが生理ではなく、女性にしか伝わらないだろうが、なんか感覚がちがう。内壁が剥がれたとかではなくダイレクトに血管から出ている気がする。
ODしたときの記憶がフラッシュバックし吐き気を催す。
だんだん昼夜の感覚が戻り、人の性別、名前、おおよその年齢、部屋の構造の把握などができるようになってくる。空のえずきが続き、歯磨きをしてもらうが匂いでまたえずいてしまう。楽しみにしていたぺこぱの番組見れんかったなとか考え始める(ここらへんから妄想より現実世界の把握が主になる)。
日付が気になり始める。
後悔が半端なくなり、理性的な涙を流すようになり、心の中で看護師さんの名前を呼びながら謝罪を続けるが声にはならない。あと家族に面会時間がある当たり前のことをようやく理解できるようになる。痙攣が下半身のみになり、腕はベッドの柵を掴んで歯を食い縛る。うがい用紙コップに書いてあった、Comfortableという文字が読めるか必死に考える。意味はわからないが綴りは何となく読めて、意味を理解してないことは理解できていて少し安心する。
その頃には硬直はほぼなく、柔らかい白米を一口だけ食べられるようになる。人工的な味を嫌い、母にローソンで買ってきてもらったりんごゼリーのりんごを一齧り、みかんゼリーの小さなみかんを2つ食べる。
看護師さんにリハビリの話をされるが返事はあまりできず。
1日が24時間なら時計は24表記にすべきだと真剣に考えるようになり、その場合の針の刻み方を考案し始める。「それを看護師さんに伝えなくちゃ!時計は24にすべきです!わたしが作ります!」という頭のおかしいことを真剣に訴えようとする。
だんだん痙攣が小さくなり、時折の体の硬直を除けば、一般的なくらいの痙攣になるが、痙攣のせいで点滴が抜けたり毛布に血が飛び散ったりするがまだ気にかけることができない。またずっと続いていた痙攣のせいで足の小指の爪がとれる。
えずきが時折になる。未来を考え始める。
2日かけて吐き気と嘔吐がおさまったため、全身の激しい痛みとの戦いになる。苦しいのはわかっていたが、あんなに痛いと思ってはいなかった。激しく運動したあとの筋肉痛の100倍のやつが頭皮から爪先までを支配している。メチャクチャ痛いです。人生で一番痛い。
精神科の先生に精神病棟に入院するか聞かれるが断固拒否する。 
2日半かかり痙攣が僅かになり吐き気の消失、髪と下半身洗いたいな……などを考える余裕ができる。ベッドの周囲を見渡す余裕ができ、髪が激しく抜けていることに気づく。髪ゴムはあったが髪のくくり方が思い出せなくなる。
2日半後にゼリーと汁物を半分くらいなら食べられるようになるが、腕が二倍くらいに腫れ上がっていることに気付く。看護師さんを名前で呼んだり、看護師さんによる採血の結果の数値の説明の理解などが少しずつできるようになってくる。
ストローを使って氷水が自力で飲めるようになり、風呂に入ったりトイレいったりしたいなと思うようになる。先生と看護師さんに「生きるためにがんばれ」と言われそれに素直に応じるようになる。また看護師さんの世間話に「うん」「はい」と相づちを打てるようになる。
かなり頑張ってだが、ゼリーのみかんを8割食べられるようになる。
音を消したテレビを眺め内容をおおむね理解できるようになる。林先生と伊沢さんが出ていた。おいしい唐揚げを作る裏技をしていたので、あとで母に教えてあげようと思ってメチャクチャ真剣に見ていた。
全身の痛みは消えないが痛み以外の症状はほぼなくなる。
まだ知能はおかしく、50÷25の計算をするのに何分もかかる。その一方で、暗記した覚えのない『失恋ショコラティエ』の1巻1ページ目から頭のなかで読み返すことができた。おそらく脳の働く部位が極端におかしくなっていたのだと思う。
服薬から約3日後、昼夜を完璧に把握できるようになり、看護師さんたちに謝罪できるようになり、退院を逆に不安がるようになる。
服薬から3日後~自分で簡単なベッドの操作をしたり寝返りを打ったり声を出して看護師さんを呼んだりできるようになる。
オムツははめたままだがおしっこの管を抜き、点滴を抜き、ふやふやの野菜と豆腐と牛乳なら8割食べられるようになる。
人の手を借りて歩く練習、トイレに行き自力で排泄、時間はかかるがふくこともできるようになる。
痛みと声以外の症状はなくなり、飛び降りした向かいのベッドの別患者の心配をするようになる。
1/29、服薬から3日半くらい、きょう退院しましょうと言われる(重体重傷の人が運ばれる場所っぽいので、命の危機だけは脱したことが伺える)。退院は不安だがそれに従う。
人の手を借りて、なおかつ十メートルごとに休めば歩けるようになり、ああ血がでてるからナプキン買わないとなあとか考えられるようになる。
寝苦しさはあるので、病院では意識の混濁時以外はほぼ寝られず(カフェインだしね)。途切れ途切れだが家族に謝罪できるようになる。
自力着替えは無理だが前開きのものなら自力で着られ、疑問を先生や看護師さんに聞けるようになる。うっすいコンソメスープを濃いなと感じる。
1/29の14時頃退院、自力歩行はできないが、介助を得ればトイレでの排泄、歩行、立ったり座ったり、身の回りのことができるようになる。
生きなきゃなと思い、帰りの車でTwitterの心配をする。
15時頃、10mくらいならふらふらだが自力歩行ができ、トイレでの排泄やナプキンの交換も自力でできるようになる。処理もできるが、拭くだけで数分がかかる。
全身の激しい痛みとうめき声は相変わらずだが、15時頃~自宅ベッドで汁物を進んで摂取し、LINEやTwitterにアクセスする。思考と打つのに普段の10倍くらいかかるが、多少の誤字脱字のみとなる。
ようやく少し眠れる。
1/29(服薬から3日半すこし)、全身の痛み(少しまし)、うめき声はあるが、汁物を接種するなど食欲が少しずつ甦り、日常に戻りつつある。風呂などはまだ不可能。
以上が退院までの地獄詳細です。方法にもよるけど、これから死ぬみんなはここに引っ越すし、さらにその先に引っ越すので、わたしは「まあ……その勇気あるなら人生どうにかなるやろ」というわたし自身クソ聞きあきた陳腐なことを言いそうになりますが、とにかくやるならガッツしかない。わたしはもう二度としたくないです。
現在も子宮からの出血や全身の痛み、内臓の痛み、麻痺、うめき声、記憶の混濁などがあるので、また回復したらそちらも「地獄から生還したらそっちもまあまあ地獄だったよ編」としてアップします。
https://highb.hatenablog.com/entry/2020/02/03/155423 こちらです
これから先の人生には不安しかないけど、いまは簡単な計算をアプリでやったり文字を書く練習をしたりしています。 
ま、自殺って結局「自分を殺す」わけだからそんな簡単にはいかないですよね。当たり前。
死の否定は難しくても生命の肯定はしていきたいですね。
メンヘラがODで自殺未遂して地獄を見た(地獄編) - 現金満タン、ハイオクで。
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oka-akina · 5 years ago
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一週間くらい
行こうと思っていた展覧会とかイベントとかライブとか映画とかどんどんおじゃんになって、しょうがねえ、かわりに本とか服とかポチっている。冷静に考えれば、やるはずだった労働もちかごろのなんやかやでぽしゃっているのでまじで買い物なんかしている場合ではないのだが、いや逆に、逆に考えてさ、給料が入ってくるならもっとガンガンお金をつかっているはずだから、今後いずれ労働は発生するはずだから、ゼロってことはないから、そんなら入ってくる前の段階でいくらか使っておいてもあんまりかわりはないんじゃないのかな…とか、自分にいいきかせている。 びんぼうになるときってだんだんびんぼうになるのだと思っていた。もっといびつで、持ち物にはなかなかいいものや素敵なものがあったり、ふだんのノリで消費活動はしていたりするけれど、それがキャッシュを生むとかキャッシュに交換できるわけではない、いいものや素敵なものを保有したまま明日や来月をまわしていく金がない。なくなる。ぶつっととぎれる。ものを処分するのにだってお金や手間や時間がかかるわけでなんだかよくわからないまま首がまわらなくなる。わたし個人にかぎらず企業とか業界のスケールでもそういうことはあって、ほんとにやばいなあと思うけど、思うばかりで具体的な策はわからずにいる。 表紙がかっこよくて買ったニコ・ウォーカー「チェリー」がすごく面白い。読み終わるのがもったいなくて、もうほんとにさいごのほうなんだけど、スピードを落として読んでいる。これを買ったのでpaypayのチャージが尽きた。
2/28、29、3/1。金土がシロップ、日曜がナンバガの無観客ライブの生配信で、めちゃくちゃよかった。部屋で酒を飲んだり夕飯を作ったりしながら観た。ナンバガはノートとペンで実況しながら観た。 シロップは、五十嵐がなんかまちがえるたびコメントで「がんばれー」「がんばれー」と流れ、ってか2daysまったくカブりなしのセトリってすごくないか? 五十嵐は1日目が今年の仕事始めで、2日目が仕事納めと言っていて、まじか? なんかもうほんとにほんとにすごくよかった。ききたかった曲がたくさんきけた。「光のような」がすっげーささった。 ナンバガは、なんかもう言いたいことたくさんあるけど(とくにアヒトに)、わたしはどうしても行きたかったライブだけど、ぜんぶ森山未來がもってってくれた気がした。わたしたちの興奮とか行きたかった気持ちとかいろんなものを森山未來が爆発させてくれたと思った。踊りには巫女とかイタコの側面がある。バンド��音楽で森山未來が踊るってーとやっぱ志村が亡くなったあとの「夜明けのBEAT」なわけで、ぜってーそういう文脈込みでやってるわけじゃん、形にならないもの、もしかしたら言葉にもできないものもおろしてくるような、踊ることは祈りでもあるよなあと、しみじみした。そうして「夜明けのBEAT」より踊りが進化しているのが、ほんと、森山未來って森山未來、おれたちみんな命があって生きているんだもんな…とかみしめた。 妹とちょいちょいLINEして、こんなん10年前の自分たちに言ってもぜったい信じないよなあといいあった。syrup16gが再結成してライブやってる、まさかナンバーガールだって再結成してライブやっている、けども感染症の流行で中止になって、いろんなものが閉鎖や自粛でみんな家にこもっている、街からトイレットペーパーがなくなっている、もうすぐオリンピックだけどどうなるかわかんない、10年の間に巨きな震災がありいまだ復旧していない道路があり人が立ち入れない場所があり、無観客のフロアで森山未來が踊っている、こんなん盛りすぎ詰めすぎで浦沢直樹の漫画じゃん…20世紀少年かよ…、広げすぎた風呂敷畳めない感じ…、わたしたちはしみじみした。ぜんぜん漫画じゃない、漫画であってたまるか、けども漫画みたいだとでも言わないとやってらんないのかもしれない。
土曜日、いろんな予定がぶっつぶれたので夫はくさくさしていた。天気はとてもよかった。散歩がてら近所のスーパーやドンキに行った。多少の買い物の用事があったし、ほんとに買い占めされてるんかな?とやじうま根性でぶらついたのもあったわけだが、ほんとのほんとにティッシュもトイレットペーパーも生理用品も米もミネラルウォーターもカップ麺もなかった。いろんな棚がすっからかんだった。マスクとアルコールスプレーは長いこと見ていない。いや災害じゃないんだから水道は止まらないだろと夫はちょっと笑い、わたしもつられてにやにやした。うちにいろいろな備蓄があるわけではないので笑っている場合ではないのだがなんかもうどうしようもねえなって感じだった。ドンキのレジ前にはコンドームが積まれていて、いつもはこんなところに置いていないと思うんだけどけっこう減っている様子だった、こうなってくるとエッチくらいしかすることないってことか? わたしは感心した。 わたしたちは弁当と酒を買って帰った。油淋鶏弁当、唐揚げチャーハン弁当、ストゼロ、旅する氷結、かっぱえびせん。酔っぱらって寝ちまえば、ニュースとかインターネットとか見なくて済むからだ。いろんなニュース、いろんなインターネット、感染症と戦争と災害はぜんぶ別で、似ているようにみえる箇所はあってもいっしょにすんな。
月火水木。本を読んだり小説を書いたりしている。短編集の原稿を作っている。金曜の今日もたぶん似た感じ。店の品ぞろえは少しはましになったのか。わからん。とくになにもない。ないことはないけどあまりなにも言わないようにしようと思っている。でも感じたことは書き残そうと思った。ツイッター、ってかインターネットには流さないでおいて、あとでナンバガのコピ本にしようと思った。わたしはコピ本のことを王様はロバの耳の穴だと思っているのか。秘密を叫ぶために掘った穴。 あまっているりんごでジャムを煮る。こまかく切って(めんどくさいので皮つきのまま)、砂糖をまぶして、水が出てきたら火にかける。やわらかくなりやがてとろみがついてくる。いい香りがする。ジャムを煮るのも、穴とか祈りっぽいところがある。
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longgoodbye1992 · 6 years ago
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名古屋から富山へ
休館日と閑散期が重なり、4連休になったので、住んでる街を離れて旅をすることにした。そもそもが旅暮らしなのにも関わらず、休みに旅をするというのも二重でおかしな事なので、今回のは旅改め旅行としよう。
今回は前々から行きたかった立山黒部アルペンルートを見ようと決めていた。
昼に仕事を終えるとそれからしばらくは自由の身。まずは名古屋の友人に会うために電車に乗った。高倉健さんの映画「幸せの黄色いハンカチ」で始まってすぐ、出所した健さんが駅前食堂でカツ丼やらラーメンを貪るように食べるシーンがあったが、あのように俺は車内でビールを飲んだ。350のプレミアムモルツはものの30秒で空いて5分後には眠りについた。
名古屋では友人とかぶりチキンへ行った。
せせりと鶏トロの唐揚げを大変気に入ったが、それはハイボールよりも烏龍茶と白米が合う、塩辛く脂っこい唐揚げだった。
それは昔、仙台に住んでいたとき近所の居酒屋の前で売られていた、拳くらい大きな竜田揚げの味に似ていた。
名古屋と仙台は同じ城下町だったこともあり、街の作りがとてもよく似ている。人口や街の大きさは名古屋が圧倒的だが、繁華街の綺麗さや居酒屋の量は仙台も負けていない。
料理の味付けも割かしどちらも濃いめで、味噌を使ったものや辛い料理など様々あるのも共通。
だから唐揚げの味も似ていたのかもしれない。
2日目はいよいよ富山に向かう。
フリー切符があるので、高山本線で富山へ行き、一泊してからアルペンルートを進み、長野側からまた名古屋へ戻るルートで行く。
朝からまたもや350のプレミアムモルツ香るエールを飲む。今日の服はラベルと同じ青色のカーディガンを着ている。
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名古屋を通り抜け、灰色の工業地帯と住宅街を飛ばし、美濃太田を過ぎた岐阜の山間部に入れば、一気に緑の割合が増え飛騨川の渓谷沿いを進んでいく。以前1度行ったわたらせ渓谷線の景色を思い出した。
ただこの飛騨川は少し特徴があり、岩場は白いゴツゴツとしており、川の水は濃く淹れた緑茶に少しブルーハワイのシロップを混ぜた後、バニラアイスを加えたような色合い。夏に飲むと美味だろうと思わせる。
なんでこのような色なのか調べてみよう思った刹那、その川にかかる赤い橋が見とれていた。近くの集落にある民家や田畑の中にある農小屋は、淡い色で目立たないだけに、その赤は映えていた。
下呂を越えると少しだけ賑やかな街が所々に見える。途中の通過駅に「渚」という名前があり、何故に山の中でと思いすぐに調べた。諸説あるらしいが気に入ったの説があった。
昔、近くの飛騨川に渡し船があった時代に、その船が作った波が岸に打ち寄せるのを、遠い海へと思い���馳せたため…というもの。
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それを俺は素敵だと感じた。この辺りの水は飛騨川の奥の辺りであるため、これまで俺が見てきた川沿いを下り、木曽川と合わさって名古屋港へ向かうため、確かに遠い海というのも頷ける。
渚駅の次の駅を過ぎると長いトンネルがある。その上の山には分水嶺がある。それは異なる水系の境界線、即ちここでは名古屋へ行く水と富山に行く水が別れる境目ということ。従って川の水は今まで向かってきていたのに対して、トンネルを抜けた後は電話と同じ進行方向へと流れていく。自然が作り出した境目というのは何とも面白い。
高山からはたくさんのインバウンドが乗車してきた。
ここから先はトンネルが多く、眠りについてしまった。目を覚ますと、周りには今までと違う緑、田園の青い稲が迎えてくれた。
富山県は農地のうち、水田が占める割合が最も高く、日本一でありその数字は96%と、米所として知られる新潟県や秋田県のそれとは10%近く圧倒している。立山などの山々から、稲にとって大切な栄養が豊富な水が流れてくることがその要因であろう。
富山駅に着くと空腹だったので、富山ブラックと呼ばれるラーメンを食べる。
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このように醤油の黒さと、チャーシューやメンマから溢れるとても濃厚な塩味が強く、毎日食べたら腎臓と血管が崩壊するだろうと思われるくらいだが、昔肉体労働者が多かった時代にご飯のおかずになるラーメンをという事で作られたと知れば納得の味。
別注で白米を頼んで一緒に食べるのがいい。
その後荷物を預けるためにホテルへ向かう。
研修生と書かれたプレートを胸につけた女の子二人がとても丁寧に対応してくれた。この春に高校を出たばかりだろうか、ハキハキと一生懸命に説明してくれるので、いつもは適当に聞き流す俺もちゃんと聞かないとなと思いながら、渡された案内の紙を眺めながら耳を傾けた。
ホテルを出て向かったのは雨晴(あまはらし)海岸という景勝地。海の奥に立山連峰が見れるという場所で、富山駅から列車を乗り継いで一時間程の場所。
第三セクターに乗って高岡へ向かう。
高岡はドラえもんの作者藤子・F・不二雄氏の出身地であるため、駅前にはこのようにドラえもんのキャラクターが飾られた場所がある。
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氷見線に乗り換えて雨晴へ。方言が可愛らしい学生たちの会話を聞いていればあっという間に着く。
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到着するやいなや、生憎その地名とは裏腹に雨が降ってきた。
これもまた旅、ではなく旅行の醍醐味である「思った通りにいかない」
5分ほど歩いて雨晴海岸へ到着する。
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本来は上の写真の場合は奥に立山連峰が見られた事だろうが雲で見えず。
雨がかなり強まり、傘を持たない主義の俺はここまでで海岸の散策を断念した。
だけど久しぶりに嗅いだ潮の香りは体の隅々まで行き渡って、不具合を浄化してくれる気がしたので、来た価値は大いにあると言える。
高岡へ戻って駅前の散髪屋で髪を切ってもらう。夕食にはまだ早かったからだ。愛想のない店だったが、手早くそしてきれいに整えてもらえた。
そして夕食は海の幸を堪能。
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今の時期は白えびが旬という。
桜えびに似た小さなえびで、味や見た目もそれを想像していた。いざ目の前にすると桜えびのように頭や尾はなく、食べてみると口当たりがなめらかで、ぷりぷりとした食感の後にとろりと甘みが溢れてきて大変美味てあった。
それ以外にもマスや平目、鯛にズワイガニといった地元の物を味わい大満足で店を出た。
既に雨は上がっていた。
富山へ戻る列車のドアが手動なことに驚いた。
一人ビジネスホテルで夜を過ごすことはものすごく気持ちが高ぶる。
それは小学校のときに宿題が終わった後に似ている。
と言っても繁華街で遊ぶという気分ではなく、ビールを飲んでYouTubeでホリエモンの近畿大学のスピーチを聞きながら、旅行記を一気に書き上げたら時計は瞬く間に日付を変えようとしていた。
明日の朝は6時に起きて早い列車で立山に向かい富山に別れを告げる。
水田と海のどちらも水に恵まれた風景、食べ物はそれらの幸が美味で、人々は可愛らしい方言が魅力なとてもいい所だった。
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sorairono-neko · 5 years ago
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Good night my love
 ヴィクトルはタクシーの窓敷居に肘を置き、流れてゆくいくつもの灯をぼんやりと眺めていた。窓から見えるほかの車の中は、楽しげな家族のだんらんだったり、恋人同士の甘い時間だったり、友人たちのふざけあいだったりした。通りを歩いている人たちも互いに手を取りあい、笑顔を向けあっていた。 「今季の曲はもうきまったのかい?」  運転席から声が聞こえた。ヴィクトルはゆったりと脚を組み、愛想よく答えた。 「いま、候補を絞っているところだよ」 「楽しみだね。またヴィクトルのひとり舞台が見られるわけだ」 「まだわからないよ。ライバルだってたくさんいるからね」 「そう言って、結局あんたは金メダルを毎回かっさらっていくじゃないか」  ヴィクトルはほほえんで窓の外に顔を向けた。今季の曲。ライバル。ひとり舞台。金メダル……。 「着いたよ」 「ああ、ありがとう」  ヴィクトルはタクシーから降り立ち、すこし歩いて、上品で華麗な建物の最上階を見上げた。そこはヴィクトルの自宅だった。最上階にはヴィクトルひとりしか住んでいない。だからどこの窓もひっそりと暗く沈んでいた。 「…………」  ヴィクトルは何の感情も浮かんでいない目でしばらく黒い窓を眺め、それから明るいロビーへ入った。警備員が「遅くまで大変だね」と挨拶した。ヴィクトルは微笑してちょっと手を上げた。エレベータに乗りこんで最上階のボタンを押し、壁にもたれる。ポケットに突っこんだ手で鍵をもてあそんだ。到着し、扉がひらくと、長い廊下をゆっくりと歩いて、しっかりした扉の二重鍵を外した。元気な吠え声が聞こえ、ヴィクトルは口元をほころばせた。 「マッカチン、遅くなってごめんね」  さっきまでとはちがう声、ちがう笑顔でヴィクトルは言った。マッカチンはうれしそうにヴィクトルの脚にじゃれついた。 「明日からはしばらくいられるよ。のんびりしようね。リンクへも一緒に行こう」  ヴィクトルは荷物をソファに置き、コートを脱いで無造作に掛けた。手を丁寧に洗ってから手早く着替えを済ませ、冷蔵庫を開ける。中はほとんどからっぽで、水の入った瓶だけがずらっと並んでいた。ソファに座ると、マッカチンが喜んでそばに寄り添った。 「さびしかったかい?」  ヴィクトルは利口そうなつむりを撫でてやり、それからもこもこした身体を抱きしめて頬ずりした。 「……疲れた……」  そっと目を閉じる。マッカチンはヴィクトルの頬をぺろぺろと舐めた。 「大丈夫だよ。問題ない。ちょっと寝てないだけさ。マッカチンといるとすぐ元気になる」  ヴィクトルは水を飲み、茶色い包みから容器をいくつか取り出した。それは彼の今夜の食事だった。どこかで済ませてこようかと思ったのだが、店に入れば誰かに声をかけられ、ほほえみかけられる。ファンのことはいつだって大切にしたいと思っているし、応援には応えたいが、幾日も仕事をして疲れているときは、いつものような気の利いたことが言えるかどうかわからなかった。 「ヤコフのところは楽しかった?」  ヴィクトルは容器を開けながら尋ねた。 「優しくしてもらったかい? ヤコフはああ見えてすぐ甘やかすからな……」  食欲などほとんどない。しかし食べなければ身体が衰弱��る。スケートをするためには強い肉体が不可欠だ。ヴィクトルは機械的に食べた。美味いはずだが、美味いとか不味いとか、そんなことを判断する必要を感じなかった。  部屋はしんと静まり返っている。音楽でも流そうか、と考えたが、そのための行動さえ億劫だった。思った以上に疲れているのかもしれない。  このところ、スケートをしていない。それ以外の仕事ばかりだ。笑顔を振りまいて、写真を撮って、質問に答えて……。それを待っている人たちがいる。いやではない。しかしそれでも、ヴィクトルにはスケートしかなかった。身もこころも氷に捧げている。早くスケートがしたかった。金色のメダルを並べてゆく。メダルの数が増えれば増えるほど、その色は最初ほど輝いていないような気がしてきていたが、しかしやはり、ヴィクトルの頭にはスケートしかなかった�� 「だめだよマッカチン。これはマッカチンの身体にはよくないんだ。ヤコフのところでもらっただろう?」  迫ってくるマッカチンをかわし、ヴィクトルは食事を続けた。マッカチンを見ているとほっとする。マッカチンだけがヴィクトルを癒してくれる。 「マッカチン……、いつも俺を待っててくれてありがとう……」  ヴィクトルはフォークを置くと、マッカチンの毛並みに顔を埋め、深く息をついた。マッカチンはおとなしくしており、ときおり鼻を鳴らしてヴィクトルを心配した。 「……ちょっと疲れただけなんだ。それだけなんだ……」  早くスケートがしたい。氷に立てば何もかも忘れられる。俺は氷の上でしか生きられない生きものだ。早く氷に戻らなければ……。  使った容器をまとめて片づけ、瓶の水を飲み干した。瓶を流しのすみに置くと、水道の蛇口から、水がぽたりと落ちた。ひろい台所を眺め、あかりを消す。 「マッカチン、お風呂に入ってくるよ。おまえもちょっと洗ってやらなきゃだめだねえ。いつにしようかな……。おまえを洗うのは大変だ」  マッカチンが不思議そうにヴィクトルを見上げた。ヴィクトルはちょっとだけ笑った。  短い時間で入浴を済ませ、身体をぬぐうと、何も身に着けないまま歩いて寝室へ入った。マッカチンがついてくる。 「さあ寝よう。おいで」  ヴィクトルはマッカチンと並んで横たわった。 「明日は一日じゅう一緒にいよう。俺がスケートしてるところ見ててくれる?」  マッカチンが元気に答えた。ヴィクトルは目を閉じた。疲れているはずなのに眠れない。マッカチンに抱きつき、頬をすり寄せた。  ──夢を見た。ヴィクトルは暗い中、リンクにいてひとりですべっている。自分の思うように演技をしている。長い髪がやわらかくなびき、四肢は伸びやかに踊り、ヴィクトルは笑顔だった。だが、だんだんと足が重く、スケートシューズが前へ進まなくなってきた。なんでこんなに重いんだ、と苦しかった。足が上がらない。ジャンプができない。どうして? スケートとはこれほど難しいものだっただろうか。いつの間にかヴィクトルは、大人の容貌になっていた。なぜ上手くすべれない。俺はあらゆるものをつかんだはずだ。自分の道を信じ、すべきことはすべてしてきた。どんなに苦しいことでも厭わなかった。氷のためならなんでもできた。何もかもを投げ出して、氷で生きることをきめたのだ。それなのにどうしていまになって、これほど重さを感じるのだ。俺は──俺は──。  ヴィクトルは足元を見た。何かがからみついている。眉根を寄せ、目をこらした。ヴィクトルは叫び声を上げそうになった。足にからみついているのは、大量の金メダルだった。  身体が激しくふるえ、ヴィクトルは息をのむようにして飛び起きた。一瞬、自分がどこにいるかわからなかった。だが、すぐに慣れた風景が目に入った。機内だ。あちこちからちいさな話し声が聞こえる。隣の席には誰もいなかった。どうやら、あとすこしでプルコヴォ国際空港に到着するようである。ヴィクトルはふうっと息をついた。疲れているのだ、と思った。いやな夢を見た。  空港からタクシーに乗った。運転手は「やあ、ヴィクトル」と陽気に話しかけてきた。ロシア国民なら、老若男女、誰でもヴィクトルの顔を知っている。 「やあ」  ヴィクトルは笑顔で答えた。 「今季の曲はもうきまったのかい?」  そう尋ねられ、ヴィクトルはどきっとした。 「……いま、候補を絞っているところだよ」 「楽しみだね」  運転手は言った。 「今季はあの子もいるんだろう? えっと、名前はなんていったっけ? ヴィクトルが日本からさらって来た……」  ヴィクトルは笑い出した。胸に安堵がひろがった。 「勇利だよ。ユウリ・カツキ。おぼえてくれ」 「そうそう、ユーリだ。ロシアにもある名前だなって思ったんだよ。かわいい子かい?」 「そりゃあもう」  ヴィクトルは大きくうなずいた。 「文句なしにかわいいよ。どうしようもなくかわいいよ。しかも、かわいいうえにうつくしいんだ。最高だよ」 「へえ、ヴィクトルがそんなに褒めるなんてね。欠点はないのかい?」 「欠点は……」  言うことを聞かないところ。勝手になんでもとりきめてしまうところ。そう思ってヴィクトルは笑った。 「ないよ! すべてが最高さ!」 「へえ。じゃあ楽しみだね」 「今季は彼にも注目して欲しいな。すばらしいものが見られると思うよ。期待しててくれ。勇利の試合、見てくれたかい? グランプリファイナル──ワールドでもいい。ショート、最高にセクシーだっただろう? 普段もあんな感じで俺を誘惑してくるんだよ。俺はもうすぐにまいっちゃうのさ。めろめろだよ。優しそうに見えるのに、ときどき、熱のこもった目つきでじっと俺を見るんだ。そのときのぞくぞくする感じときたらたまらないよ。勇利はどちらかというと無口でね。だから何かを話すとき、全力で耳を傾けたくなる。何も話さないときは──瞳が雄弁だ。俺は夢中でみつめてるんだよ。勇利の目はいつもうつくしく輝いていて──そう、フリーで示すうつくしささ。わかるだろう? あれほどおごそかで神聖な美はないね。静寂と清廉にみちた美だ。あの洗練されたみずみずしさが──」  ヴィクトルの舌がなめらかに動いているうちにタクシーは停まった。 「着いたよ」 「どうもありがとう! 一週間ぶりに勇利に会うんだ」  ヴィクトルははずむ声で言ってタクシーから降りた。すこし歩き、うきうきしながらアパートの窓を見上げる。そこには優しい、まばゆいひかりが輝いていて、ヴィクトルを「早く早く」と手招きしているようだった。ヴィクトルは意気揚々と扉を開け、ロビーに入った。 「やあ、ヴィクトル。お帰りかい?」 「まったくまいったよ! 勇利は元気かな」 「毎日楽しそうにリンクに通って、マッカチンの散歩をしてたよ」 「俺がいないのに楽しそうだなんてどういう了見だ?」  ヴィクトルのおどけた嘆きを警備員はおもしろがり、愉快げに笑い声を上げた。ヴィクトルは踊るようにエレベータに乗りこんで、指揮棒でもふっているかのようなしぐさでボタンを押した。最上階に着くのが待ち遠しかった。  扉の前に立ち、咳払いをして、呼び鈴を鳴らした。すぐにぱたぱたと足音が近づいてきて、勢いよく戸が開いた。 「おかえり、ヴィクトル!」 「わうわう!」  黒いかたまりと茶色のかたまりがそれぞれ飛びついてき、ヴィクトルは両手で抱き止めた。 「ただいま!」  ヴィクトルは笑顔で挨拶すると、マッカチンのつむりを撫で、それから勇利を抱きしめて頬にキスした。勇利が「くすぐったい」と顔を上げる。それでヴィクトルはくちびるにも接吻した。 「んー」 「…………」 「んー」 「…………」 「んー」 「……ちょっとヴィクトル!」  勇利がヴィクトルの胸を押しやり、抗議した。 「長いよ!」 「なんで? 足りないくらいだ」 「まったくもう……」  勇利がヴィクトルのコートを脱がせた。ヴィクトルが勇利をじっとみつめると、それに気がついた勇利が困ったように笑い、ヴィクトルに両腕を投げかけた。 「おかえり……会いたかったよ」  ふたりのくちびるがふれあった。勇利はヴィクトルのおとがいにもキスをしてささやいた。 「手を洗って着替えてきて。ごはんの用意をするよ」 「ありがとう」  ヴィクトルが部屋で着替えていると、台所のほうから声が聞こえた。 「マッカチン、これはあげないよ! そんな目をしてもだめ! なんでそう食いしん坊なんだろう。飼い主に似たんじゃないの。……言っとくけどぼくのことじゃないからね。ヴィクトルだよ。ヴィクトルのこと! ぼくに似てたら、食いしん坊どころか、マッカチンはいまごろこぶただよ。……自分で言ってて傷ついた」  ヴィクトルは笑いをかみ殺した。  食堂へ行くと、夕食の支度がととのっており、美味しそうな匂いと湯気とでみちみちていた。 「ワーオ……いいね」 「何が?」 「いただきます!」  ヴィクトルは元気に言って食べ始めた。しかし、ひとくち食べた瞬間、きょとんとした。 「…………」 「どうしたの?」 「……勇利」 「…………」  勇利はしばらく黙ってサラダを食べていたが、そのうち噴き出し、両手を打ち合わせて「ごめん!」と謝った。 「砂糖を入れすぎました!」 「…………」 「あの……手がすべって……」 「…………」 「でも食べられなくはないでしょ? ぎりぎりいけると思うんだ。ちょっと甘めだけどね……」 「…………」 「次からは……気をつけるよ……」  勇利は上目遣いでヴィクトルをうかがった。ヴィクトルはしばらく神妙な顔で食べていたが、そのうち笑いをこらえきれなくなり、身体をちいさく揺らしながらうなずいた。 「いいよ……フクースナだよ」 「無理に言わなくていいから」 「いや、美味しい」  ヴィクトルは熱心に言った。 「美味しいよ……勇利が失敗しながらつくった料理」 「ばかにしてるだろ」 「本気だ」  ふたりはにらむように顔を見合わせ、それからくすくす笑った。 「途中でケーキを買ってきた。あとで食べよう」 「ぼくにこぶたの魔法をかける気だね」 「オフシーズンだからいいさ。ぷにぷにの勇利を見せて」 「オフシーズンっていうけど、毎日リンク行ってるからね。絶対太らないでいてやる……」 「勇利はこれ、食べないの?」 「砂糖が多いから」 「不味いからだろ」 「ああ! 不味いって言った!」 「おっと……」  ヴィクトルは澄まして「こっちはどうかな」と別の料理にとりかかった。��く平凡な、誰でもつくれそうな料理だが、これはヴィクトルしか食べられない、ヴィクトルが世界一美味いと思う食べ物だった。 「フクースナだよ……勇利」  食事を終え、勇利が食器を洗うのを手伝った。 「ヴィクトルはやすんでていいよ」 「いや、やりたい」 「変な趣味だね。昔から家事好きなんだ?」 「どうだったかな」  一生懸命食器を洗っている勇利がかわいくて、ヴィクトルは彼の頬にキスした。 「いきなりなんだもんなあ……」 「予告したら照れるだろ。ああ、でも、それならかえって予告したほうがいいのか」 「いきなりでいいです」 「ケーキはお風呂の前? あと?」 「あと。ヴィクトルの淹れる紅茶が飲みたいな」 「オーケィ。お風呂は一緒だからね」 「髪洗ってあげる」 「じゃあ身体洗ってあげる」 「ヴィクトルは身体洗ってくれるとき変なところさわるからな」 「変なとこってどこ?」 「まあいいや」 「変なとこってどこ?」  ヴィクトルは湯につかり、湯船のふちに首をのせた。勇利は椅子に腰掛け、鼻歌を歌いながらヴィクトルの髪を洗った。歌をよく聞いてみると、ヴィクトルがすべったアリアだった。ヴィクトルはくすっと笑った。 「ヴィクトルにシャンプーハットつけさせたいな」 「なにそれ?」 「流しまーす」 「ねえ、なにそれ?」 「目をつぶらないと」  ヴィクトルは目を閉じた。勇利は綺麗に洗い流したあと、「はい、終わり」とてきぱき言った。ヴィクトルはぱっとまぶたをひらいた。 「勇利!」 「わっ、なに?」 「目をつぶらせたらキスするものだろう!?」 「それヴィクトルじゃない。いつもいつもさ……」 「勇利はわかってない」 「ほら、交代交代」  ヴィクトルは湯から上がると、勇利に後ろを向かせ、丁寧に身体を洗ってやった。そうしながら点検してみたが、「こぶたちゃん」になる気配はまるでない。感心である。すこしくらいならいいけどな……。 「ねえ、ヴィクトル」 「なんだい?」 「次のやすみさあ、マッカチン洗おうよ。洗って欲しいって訴えてくるんだよ」 「マッカチンは水が好きだからねえ」 「ぼくがお風呂入ってると、外から毎日催促してくるんだよ。でもヴィクトルがいないと洗えないし」 「オーケィオーケィ。ひと仕事だよね。よし、次のやすみにね」  風呂上がりには、ヴィクトルが紅茶を用意し、勇利はケーキを皿に出した。 「ヴィクトル、どっち?」 「勇利の好きなほうでいいよ」 「じゃあ両方はんぶんこ」 「言うと思った」  ふたりはソファで寄り添い、それぞれひとつのケーキを担当した。片方だけを食べるのではなく、自分が食べ、相手も食べたがったら取り分けて口に入れてやる、ということをするのである。 「マッカチン、次のやすみ、洗ってあげるからね。明日じゃなくて、その次ね。ヴィクトルがいいよって」  勇利は足元に寝そべっているマッカチンに笑いかけた。マッカチンがしっぽでうれしそうに答えた。  テレビに映し出されているのは、ヴィクトルのプログラムだった。勇利の秘蔵DVDである。勇利はよくこれをヴィクトルに見せ、「見て、いまの!」「かっこいい!」「ねえこれぼくもできるかな?」「今度やって!」とひとしきり騒ぐのだ。 「ヴィクトル、なつかしい?」 「俺はあまり演技を見ていない」 「見てよ」 「勇利を見てるほうがおもしろい」 「もー」  勇利はこういうとき、ヴィクトルの手を握りしめ、きらきらした子どもみたいな目でじっと見入っている。しかし時間が経つにつれ、その輝きはなりをひそめ、真剣なまなざしに変化し、最後にはぞくぞくするほど鋭い目つきなる。甘美に誘惑している気配はまるでないのに、ヴィクトルにはそれがこのうえなく魅力的に見える。こころにきめた男を見るときの目だ。こうなると、勇利はひとこともしゃべらない。ヴィクトルは自分の姿にはいっさい注意を払わず、ただ勇利に見蕩れていた。  プログラムが終わると、勇利はふっと息をつき、力を失ったようにぐったりとなった。最後には、ヴィクトルの手は痛いくらいに握りしめられていたのだが、このときようやくそれがほどけた。 「すばらしかったね……」  勇利の視線はうっとりと宙をさまよい、瞳はしとやかに濡れ、頬はひどく上気していた。勇利はヴィクトルのほうを向いて、両手でヴィクトルの頬を包みこんだ。 「ああ……、かっこいい……」  ケーキはもうなくなっていた。ヴィクトルは勇利に真剣なキスをした。 「おいで」 「うん……」  ヴィクトルは勇利を連れて寝室にこもり、二時間ばかり、「おまえがこころにきめた男はどういう男か」ということを教えた。勇利にだけ向ける笑みとまなざしで愛し、勇利にだけ聞かせる声であまくささやいた。 「勇利、もっと俺の愛を知ってくれ。まだあるよ。まだまだあるよ」 「うん、ぼくも……」  勇利もまた、目つきやつぶやき、涙や吐息など、さまざまなものでヴィクトルへの愛情を示し、ヴィクトルのことを喜ばせた。 「はあ、暑い……」 「よかった?」 「うん……ヴィクトルは……?」 「いますぐ『離れずにそばにいて』をおまえのためにすべりたいくらいよかった」 「あはは……」  勇利はヴィクトルの胸につむりをのせ、うっとりと目を閉じた。ヴィクトルは彼の身体をかるく抱いていた。 「汗、すごいね……」 「一緒にシャワーを浴びて歯みがきをしよう」 「うん……寝ちゃいそう……早く行かないと……」 「もうすこしいいだろう?」  ヴィクトルは勇利を引き寄せて接吻した。勇利はくすくす笑っている。ふたりのあいだを、汗が流れ落ちていった。 「……夢を見た」  ヴィクトルはつぶやいた。 「飛行機の中で……」 「どんな夢?」  勇利が目を上げてヴィクトルを見た。 「昔の夢さ」 「昔の、どんな夢?」 「……忘れた」  勇利はくすくす笑った。 「忘れたのに、おぼえてるの?」 「夢を見たことだけね」  勇利がゆっくりと手を上げ、ヴィクトルの頬を撫でた。それからくちびるにふれ、その指でみずからのくちびるをさわった。 「いやな夢だったんだね……」 「…………」  勇利が伸び上がり、目を閉じて優しくくちづけした。いつくしみにみちた、いちずな、愛いっぱいの接吻だった。ヴィクトルは息をつき、きつく勇利を抱きしめた。 「勇利……、もうおまえがいないとだめなんだ……」 「…………」 「どこにも行かないでくれ」 「……うん」  勇利は目を上げ、みずみずしく笑ってうなずいた。 「行かないよ」 「…………」  ヴィクトルは勇利に頬をすり寄せた。勇利の手がヴィクトルの背中にまわる。 「ぼくのいとしいヴィクトル……」  勇利が歌うようにささやいた。 「ぼくはこれまで貴方を想って生きてきたし、これからもずっとそうだし、ぼくはぜんぶ貴方のものだよ……」  彼は額をこつんとくっつけ、ヴィクトルの青い目をのぞきこんだ。 「そして貴方もぼくのもの」  ヴィクトルは夢中で勇利にキスをした。首にくちびるをすべらせると、勇利があえぐような笑い声を上げた。 「ヴィクトル、シャワー浴びて、歯みがきしないと……」 「その前にすることがある」 「もうしたでしょ……」 「まだ……だ」 「足りてない?」 「足りてない……」 「……そう?」  勇利は髪をかき上げてほほえんだ。 「おまえが欲しい」 「貴方のものだって……」 「まだあるだろう……」  ヴィクトルはささやいた。 「もっとよこせ」  翌朝、遅めの朝食をしたためているときに、勇利が元気に言った。 「ヴィクトル、今日買い物行こ!」 「いいとも! なんでも買ってあげるよ。何が欲しい?」 「あの、期待してるとこ悪いけど、個人的なものではありませんので」 「なに?」 「洗剤とかそんなの」 「ああ……」  ヴィクトルはくすっと笑った。それもいいだろう。配達などしてもらうより、よほど楽しい。 「欲しいけど買うには重いものがいっぱいあって……。絶対ひとりじゃ持ちきれないんだよね。ヴィクトルが帰ってくるの待ち構えてたんだ」 「働くよ」  ヴィクトルは神妙な顔をしてうなずいた。 「勇利とマッカチンのために」  勇利が可笑しそうに笑っている。 「お昼は外で食べようか。なに食べたいか考えておいて」 「晩ごはんの材料も買わなくちゃ。夜はなに食べたいか考えといて」 「カツ丼」 「カツ丼かあ……。それだけでいいの?」 「いや、そっちの意味じゃなかったんだが」 「え?」 「えっちなほう」 「あのさ……いまそういう感じだった……?」 「いいだろう、べつに」 「恥ずかしいひとだねえ、マッカチン」  勇利はかたわらにいるマッカチンに話しかけた。それっきりそれで話は終わりかと思っていたら、洗い物のとき、唐突に彼が「いいよ」と言い出した。 「何が?」 「今夜食べたいもの……」 「…………」  ヴィクトルの瞳が輝いた。勇利は頬をうす赤くして言った。 「でもちゃんと、ほんとに夜、食事で食べたいものも考えといて」  ヴィクトルはマッカチンに話しかけた。 「かわいい子だねえ、マッカチン」  その日は一日デートをして、夜にはヴィクトルの希望した肉じゃがを食べて、そのあとはやはりヴィクトルが希望したカツ丼を食べた。充実した時を過ごし、マッカチンと勇利に寄り添われてうとうとしているヴィクトルに、勇利が一生懸命に話しかける。 「ヴィクトル、明日、リンク来るよね?」 「うん……? うん……」 「よかった」  勇利が子どものように笑った。さっきまでの表情とはまるでちがう。 「なんで……?」  ヴィクトルは勇利を抱き寄せながらほほえんだ。 「ヴィクトルがいないあいだに、ぼく、びっくりするようなことになってるから」 「へえ……」 「まじめに練習したんだよ」 「そうか……」 「明日見せてあげるね」 「ああ……」 「ほんとだよ」  勇利が念を押した。 「本当にヴィクトル、めちゃくちゃびっくりするから」 「うん……」 「覚悟してて」 「うんうん……」 「聞いてる?」 「ああ……」 「絶対おぼえてないよこれ」  勇利がこぼした。そんなことはない、とヴィクトルは思った。勇利、おぼえているよ。おまえのことならなんでも……。 「勇利……」 「ん?」 「俺ね……、家へ帰ってくるの、楽しみなんだよ……」  勇利がぱちりと瞬いた。ヴィクトルは勇利にキスし、「おやすみ……」とささやいた。勇利が微笑した。 「おやすみ、ヴィクトル……」  勇利のくちびるが頬にふれた。 「See you in your dreams……」  ヴィクトルはしばしいとしい現実を離れ、現実と変わらずしあわせな夢へと入っていった。
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2ttf · 13 years ago
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9 notes · View notes
4ru-ame · 6 years ago
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20190715
お久しぶりに恋人とお出かけをした 電車で最寄りから1駅で私たちは何時間でも羽を伸ばせる 時計の短い針が12を指す少し前に夏の暑さで起きて12:34の電車に乗ろうって恋人を起こす 何度も「おきた〜」とことばだけ声に出しては寝てを繰り返す恋人はいとおしくてたまらない せかせかと起きて準備をする 着いてすぐに写真屋さんでフィルムカメラを現像に出して、ふたりの行きつけのベーグル屋さんにいく なんと月曜定休日 マイッタマイッタとふたりで笑いながら、前から行きたいねと言っていた喫茶店に入る 彼はカツカレー、私はココアミルクカキ氷を頼んでわくわくと待つ むしゃむしゃきんきんと食べてそそくさと店を出る 古着屋さんに吸い込まれて時間を溶かして うーんこれかな、いやこの値段なら買いだな なんてごちゃごちゃ、話し合ってひとり1枚ずつTシャツを買った 彼に似合ってる、と言われるのは他の誰に言われることより嬉しいかもしれない 小道具屋さんに寄って園子温の本が欲しいなあと思った だらだら歩いてたら日陰がなくなって溶けてなくなってしまいそうだった ふたりでてをつないでその境界線から先に繋がっていくみたいだった 歩いて唐揚げをむしゃむしゃとたべた ひとくちひとくちに美味しい!美味しい!と感激しながら。 手を繋いで歩けば古びた街もレトロで雰囲気がある様に見えるし 笹に吊るされたたくさんの願い事も、ぜんぶ叶ってしあわせになりたいと達観して見られる 余裕が生まれて気持ちいい 現像を取りに行った先でトイレに行ってる間に彼が写真を受け取ってて愛おしそうに一枚一枚眺めていた その顔は目尻にシワがたくさんできて愛おしさが溢れていた ああ、この人は私のことが好きでたまらないんだなと思った それには充分過ぎるくらいだった ふたりでながめて、発色と構図と、モデルの良さを褒めあった 中には私が撮った彼も何枚かはいっていた そのあと通りすがったスーパーの一階のフードコートみたいなところで私はソフトクリームを、彼はコーヒーソフトを頼んだ 安くていつもは見逃してしまう様なところも彼となら楽しくて、言葉を尽くせなくて悔しいくらいだ 本当は言葉なんていらないんだろうな そこでも彼は写真をもう一度袋から出して何度も何度も眺めていた それからたった一駅分の電車の中でもだ 写真を撮ったその時の愛おしさまるごと 私のこと愛していてね ずっと、できればずっとがいいな
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