#海外翻訳絵本
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満月🌕とハロウィン🎃の素敵なお話でした💓
「まんげつのよるのやくそく」
エリック・ローマン作/長友恵子訳/朔北社
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外国人が描いた絵本が読みたい!家に数冊あるけど、最新のが読みたーい!ちなみに翻訳されていないやつも読みたい! (Google翻訳先生とかDeepL翻訳先生とかChatGPT先生を駆使するが)
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『大穢』 海外向けガイドライン
1.二次創作について 営利目的でなければ自由に制作・公開いただけます。 ここでの営利目的とは 原価10円の商品を1,000円で販売するような 過度な利益を目的とした行為を指します。
また、紙媒体で二次創作を行う場合には 非公式である旨を記載してください。 グッズなど注意書きが困難な立体物については その限りではありません。
2.配信について 配信可能なのは体験版のみです。 また、ゲーム内音声のみを使用した配信はご遠慮ください。 必ず実況者様自身の声を入れていただけますと幸いです。
BGMとボイスのみの再生など、 上記以外の配信は規約違反に該当します。 ユーザーの皆さまにおかれましては 視聴を控えていただきますようお願いいたします。
Qなぜ制限があるの? Aネタバレ防止の観点と、 出演声優様との契約内容により制限を設けています。 体験版および公式に公開されたサンプルボイス以外の配信は 二次利用に該当し、新たな請求権が発生いたします。
3.画像投稿について 体験版以外の画像をSNS等に投稿する行為は禁止です。 ただし、ネタバレに該当しないシーン(立ち絵のみの会話シーン、バックログなど) に限り投稿を許可します。 これ以外の画像投稿は違法行為にあたりますので、 発見された際は注意喚起にご協力いただけますと幸いです。
Qなぜ禁止なの? A本作には重大なネタバレやセンシティブな表現が含まれており、 レーティングの観点からも配慮が必要です。 未成年の目に触れないようご協力をお願いいたします。
4.翻訳について ご自身で翻訳ツールを使用し、個人的に楽しむ分には問題ありません。 しかし、翻訳ツールにかけただけのデータを 不特定多数へ配布・公開・使用する行為は固く禁止します。
日本語には多くの慣用句や婉曲表現が存在し、 機械翻訳では意味が伝わりません。 翻訳者様の理解と丁寧な解釈があり、初めて正しい意味が成立します。
こうした過程を省略した翻訳データは違法と判断いたします。 また、他者の翻訳データを無断で使用・改変する行為も同様に違法です。 現在、違法な翻訳データの配布が確認されております。 悪意ある翻訳データの利用はお控えいただき、注意喚起にご協力ください。 また、これにより発生したウイルス感染や動作不良などへのサポートは致しかねます。 ※追記 2025/05/01 翻訳パッチを配信される方は必ずご一報ください。([email protected]) ユーザー様におかれましては【公式許諾済み】の記載がある翻訳パッチをご利用ください。
5.内部データについて ゲームから抽出された内部データ(画像、音声、テキスト等)を 公開する行為は禁止します。 公開にはファイルの抜き出しのみならず「内容への言及」も含まれます。
6.グレーゾーンについて MAD作品など、制作者の創意が加わる創作物は許可しています。 ただし、使用できる素材は体験版のみとします。 また、作品の内容が極端に不適切・不快と判断される場合には、 公開停止のご連絡を差し上げること��ありますのでご了承ください。 (現時点2025/04/25以前のものは問題ありません)
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

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ねえ、あなたの絵が大好きなんです❤️💙 Anic-mjさんが初めてアラスターのイラストを投稿して以来、2Pのアラスターに目が釘付けなんです。
あなたが描くアラスター2体とも、潰したくなるくらい可愛くてたまりません!(優しく)それから、もしよろしければ2つ質問させてください
1: 過去の作品(アフターライフ -1-、TRICK STARS、エスプレッソなど)を再版する予定はありますか?
2: BOOTHでは海外発送にはtenso.comを使うように書いてありますが、最近tenso.comで嫌な思いをしました(荷物が届いていないなど)。Blackshipのような別の転送サービスや、Zenmarketのようなプロキシサービスを利用することは可能でしょうか?
新しい本、楽しみにしています!お体に気をつけてね <3
日本語が変に見えたらごめんなさい。翻訳機を使っています。
Anicさんが描かれた2PAlastor素敵ですよね、お気持ち大変わかります!そして、嬉しいお言葉もありがとうございます! ご質問いただいた内容について、お答えいたします☺ ******* A1.TRICK STARS以外、イベント後余った場合は全て通販にて���販を予定しております。 A2.BOOTHでは『tenso.com』を推奨している為、個人的にも『tenso.com』を推奨しております。他の転送サービスを指定しても良いですが、届かなかった!等のトラブルがあったとしても私の方で対応出来かねますので、ご了承いただいた場合のみ他の転送サービスをご使用ください。また、他転送サービスを使用する場合は”必ず住所間違い”がないようにお気をつけください。 ******* 新しい本についても、イベントで無事頒布されますのでチェックしてやってください!ありがとうございました🥰❤ ---------------------
The 2PAlastor painted by Anic is wonderful, I understand your feelings very much! And thank you for your kind words!
I will answer your questions ☺
*******
A1. Except for TRICK STARS, we are planning to resell all the extra items after the event through mail order.
A2. Since BOOTH recommends “tenso.com”, I personally recommend “tenso.com” as well. You can also specify other forwarding services, but they may not be able to deliver your order! Please use other forwarding services only if you agree to it. If you use another forwarding service, please make sure that there is no mistake in the address.
*******
Please check out our new book, which will be distributed successfully at the event! Thank you very much!🥰❤
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名前→海台
umitukihone
どれでも好きに呼んでください〜
🌼2025/2/28に初めてAZと永遠の花を知りました
フラエッテ(永遠の花)が心に刺さって抜けなくなった人間です💘
🌙フォローすることがありますが、このブログそのものはあなたにとって有益ではありません
🌙ROM専
🌙絵も上げる、自創作のメモ
🌙このブログは2人を追うためにつくりましたが、それ以外のことも話題に出すとおもいます
🌙それ以外→妖界ナビ・ルナ、ワールドトリガー、アラニフ(ハズビンホテル)、など
❗Japanese only
外国語のやり取りをする時は翻訳サイト、もしくはchatGPTで翻訳することがあります
❗ポケモンはアニメのみ、アドバンスジェネレーション〜ダイヤモンド・パールが自分の世代
それ以外のシリーズは、断片的なことしか知りません
❗原作ゲームはダイヤモンドのみ、少しだけやった程度です!ゲーム全般、楽しいと思うものの向いていません
❗熱心なポケモンゲームファンだと思ってうっかりフォローしないでください、本当に気をつけてください
✨素敵なファンアートをいつもありがとう皆さん
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今年もいろいろやりました、という事で、Switchで遊んだゲームの記録。Games played on Switch in 2023.
…

▲Aka
ほんわか絵本タッチが可愛いほんわかスローライフ‥と思いきや、メインストーリーが見た目より案外重い。そして気ままなスローライフ、ではなく必要に応じて行動するほぼ一本道なのは少し思ったんと違かった。RPGとかの重めゲー後の箸休めに丁度いいボリューム感。

▲BATTLE CHASERS NIGHTWAR
アメコミスピンオフゲーム、原作を知らなくても何とかなる。日本ならではの媚がないのがとても良い。バトルはスタンダードかつ硬派でハード、遊び応えはかなりある。移動速度がもっっっさりしているのが玉に瑕。日本語ボイスがあるのは凄いがかなり下手で盛り下がる。エンディングは「続く」で終わる、続編が出るなら遊びたいかも

▲Bear and Breakfast
森のクマさんがモーテルを運営する。手書き風な絵が可愛い。素材集めや内装コーディネートが楽しい。部屋割りも決められるので、結構好きにチマチマ・こねこね出来て時間が溶ける。メインストーリーはよく分からないが話はオマケ。UIがちょっと不親切、止まりバグは勘弁して。

▲Coffee Talk 2(コーヒートーク エピソード2)
ドリンクを提供しながらなんてことない雑談を楽しむゲームの2作目。前作のその後の話で顔馴染みも続投。新キャラは少なかったが各々が濃かった。やる事は大体同じだがそれで良い。前作より的を絞ったストーリー展開だったが、他愛無い話を楽しむ良き読み物ゲームなのは変わらずでした。コンプリートまでは行かずとも結構やり込んでしまった。

▲ASTRIA ASCENDING(アストリア アセンディング)
���にサイドビューの2Dアニメーションで構成されており絵が綺麗で音楽も良いRPG。海外製だが翻訳がちゃんとしている。主人公が8人居り、細い文字で情報過多なのでとっつきにくさはある。難易度は易しくはない、というか敵が強い。ジョブとスキルツリーが奥深い。完全な勧善懲悪ではない雰囲気が個人的には面白いが、少し引っかかる所もある。強敵に立ち塞がれてお休み中。オチが気になるのでクリアはしたい。

▲【体験版】 NICHE 遺伝子サバイバルゲーム
生物の遺伝子に関与しながらより強い個体を模索しつつ、サバイバルで生き抜いていく。タイル状のフィールドで、タイルごとに移動や行動を行うボードゲームのようなシステム。予期せぬ外見の子が産まれたりして面白い。「生死の管理」が個人的にしんどそうで体験版止まり。もくもくとやるスルメゲーになりそうな気はしてる。

▲スーパーマリオRPG
個人的今年の目玉。マリオのRPGシリーズの根源がまさかのリメイク復活!画質の向上はさておき、デザインや台詞、操作感などがほぼそのままで驚いた。今となってはかなりクサい芝居もそのまま。まさかキノピオが平たいままとは。新要素もあり、懐古は懐かしくも新鮮に楽しく遊んでいる所です。あのシーンがムービーに、は感動しちゃう。たぶんエンディングは泣く。
…
今年は少し少な目ですが色々やりました。でも目をつけているゲーム全ては出来なかったなー。‥というのも今年後半、ブログでプレイ記を始めたのでより鈍足になった、というのがあります。ゲームを進めたいけど書くのが追いついてなくて進められないというセルフ悪循環。向いてないのでは?(もし見かけたらそっと見守ってください笑)
ともあれ今年もゲームは面白かった。来年は今年触れなかったものもやりたいし、また新しい出会いがあると良いですね。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)2月13日(火曜日)弐
通巻第8130号
『醜い中国人』(柏楊)から『悲しい中国人』へ
『国進民退』という状況のなか、中国国民は搾取に喘いでいる
*************************
中国経済は「ルイスの転換点」を超えた。これはアーサー・ルイス(1979年度ノーベル経済学賞)が「途上国で農民が工業化の都会へでて成長するシステムは、ある時点で余剰労働力がなくなる」とした仮説で、「ルイスの転換点」と呼ばれるようになった(ルイスは英国籍の黒人。米国でもプリンストン大学で教えた)。
不動産バブルが瓦解し、都会の建築現場から労働者が去った。地方の公務員、教員らは給与の遅配に喘ぐ。中国各地では米国への輸出が激減したばかりか外資が去って、レイオフがつづき、雇用機会がなくなった。清掃も地方政府の予算が削られて、町中がゴミに溢れ、あまりのことに臨時清掃員を募集すると若者の応募がすぐに集まる。ボランティアを呼びかけても無料奉仕はしない。想定以上に経済の退潮が深刻である。
かようにして中国においては「ルイスの転換点」が崩れ、労働市場における需給の競争価格は賃金の大幅な上昇(=利潤��の縮小)が起きたが、富の分配を誤り、軍事大国優先としたため西側の制裁に遭遇する。先進国からの設備投資や技術移転による後発発展モデルはここで限界に達した。中国は経済構造の自発的な変革が起こせない。つまりは長期のスタグフレーションに突入する。習近平独裁政権の元では改革の青写真をえがける改革派(=共青団)が悉くパージされたため、高度成長の再現は考えにくくなった。
中国人の特性は「息を吸うように嘘をつく」。嘘の上塗りが続き真実は誰も知らない。
官吏の特性とは「賄賂、賄賂、賄賂、賄賂。。。。。。。」(林語堂)
中国政治の特徴とは「革命 革革命 革革革命 革革革革命。。。。。。」(孫文)
庶民の特徴は「上に政策あれば、下に対策あり」である。
すなわち成長がとまったばかりか、中国経済は崖っぷちにあるというのに、GDP成長率が5・2%などと絵空事を唱えるのは、嘘の上に嘘で固めたが故に誰も本当のことが分からないからである。
かつて中国人人気作家の柏楊が『醜い中国人』を書いてベストセラーとなった。光文社の編集者から原本入手を頼まれ、筆者は台湾の友人に電話して速達航空便で送って貰った。1988年に日本語版(宗像隆行らが翻訳)がでて日本でも評判となった。2022年、柏楊未亡人は、『醜い中国人』を絶版とした。台湾でも中華思想組が残存しているから政治的圧力をかけたのではないかと推測される。
2024年初頭、中国の株式市場の時価総額は六割減となった。
潤沢にあった投機資金が忽然と「蒸発」していた。外国ファンドは90%が引き上げた。中国証券監督管理委員会の易会満主席は責任を取らされて解任された。
マンション建設が中断し、物件がひきわたされない。けれどローンは自動的に引き落とされる。庶民は不動産ローンの支払い中断で抗議した。不動産デベロッパーのド��建て社債はデフォルトの連続。凄まじい焦げ付き。倒産デベロッパー本社へ抗議活動をおこなうと公安が自宅にやってきて「二度と加わるな」。
個人の預金残をしらべて「不動産を買え」「株を買え」「BYDを買え」と脅迫まがい。
バブル破綻の惨状は、まだ序の口、これから凄まじい経済破綻の地獄がはじまる。
債務総額1京円。社会融資総額7200兆円(シャドーバンキングを含めて)。うちわけは銀行ローン4600兆円、ノンバンク2700兆円(中国のGDP=2886兆円)
地方自治体の累積赤字は1600兆円(融資平台の債務残高。公称でも1200兆円)。新幹線の累積赤字は114兆円。地方都市の地下鉄も想像を超える赤字。2024年内に償還(返済期限)となる社債は140兆円!
外貨準備が3兆ドルあるのなら、なぜ米国債を静かに売却し、外銀からドルを借りるの? つまり外貨準備高はゼロに近いとみてよいだろう。外国銀行から借りたドルも、外貨準備高に算入していたのだから。
既に十数年前から黄文雄が指摘していた。
若い中国人にアンケートをとると、「来世は豚でもいいから中国人には生まれたくない」と回答するのが60%以上だった。未来が暗くて夢がないのなら、結婚もしない。子供も作らないという人生観に陥る。
驚く勿れ、中国の出生率、日本より低くなった。
富裕層は資産を海外へ移し、子供たちは外国に移住させ人民元の資産を持たない。
2月10日から始まった旧正月で、日本にやってきた中国人観光客がまず何をしたか。福島産魚介の輸入を禁止しているが、その情報を信じていない庶民は寿司屋へ駆けつけた。
爆買いの対象は宝飾品、とくにゴールドか骨董(ローレックス等)。金コイン、ダイヤモンド、宝飾品となった。人民元が崩落しても、価値が保たれる資産への換物投機が、中国国民が出した回答だった。
すなわち「上に政策あれば下に対策あり」の智恵が顕現されたのだ。
このような投資行動の心理的背景には庶民が人民元を信用していないからである。政府を信頼せず、独自の行動をとって身を守るのである。
嗚呼。悲しい中国人!
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スイスで見た博物館・美術館 備忘録
栄華で罪深い過去と共に。
いろんなヨーロッパ絵画や歴史的史料を見るなかで、少しだけヨーロッパやスイスのイメージが具体的になってよかったな。
ぜんぶ素人の適当な感想なので、気軽な旅行気分で流し読みしていただければ幸いです。
ラ・ショー・ドゥ・フォン
時計博物館
Lorelei and the Laser Eyesに出てきそうな大きく複雑で謎めいた時計がたくさん見られて楽しかった。歴史的な展示もされていて、最初は日時計・砂時計から始まるのだけれど、最後正確性を求めるうちに、メカメカしい原子時計までいくのが面白かった。
時を、航路を、労働を、計り刻む合理性の象徴としての時計。
写真は複雑なアナログ時計と精密な原子時計。


ヌーシャテル
美術・歴史博物館
地域のちょっとした歴史資料館見るのが好きなので。トラベルパスという共通観光チケットがあれば無料で見られるのも気軽でよい。(多くの博物館・美術館も同様)
小規模だけれど、全体的にまじめに作られていて好印象。精巧な自動人形が見られたのも楽しかった。緻密な絵を描いてくれる!
建物も立派。スイスは町中に豪華で立派で石造りの重い建物がずっとのこっている。


「植民地主義者の銅像をどうしますか?私たちは公共の場で何を、どのように覚えておきたいのでしょうか?」
印象的だったのは、地域の名士の銅像をどうすべきかという展示。ヌーシャテル中心部に立っている町の発展に寄与した名士は、実は奴隷貿易や三角貿易で富を得た人物であり、現代において彼を称える銅像が町にあるのは是か非か、市民はどう考えるのかという展示。地域の歴史紹介や美術家や歴史家など専門家のオピニオンビデオ、市民への公開アンケートなどを用いて多角的に議論の素材を提供する。正解はないけど、とりあえずみんなで過去を踏まえて考えて議論して、今後決めていこうというスタンス。
過去の他地域への搾取とそこから得た富・美を現在どう扱うべきかというテーマは、このちいさな地域の郷土資料館をはじめ、後述するようにほかの美術館当でも見られて、スイスやヨーロッパ全体での時流でもあるのかもしれない。
ベルン
パウル・クレー・センター
クレーの作品は今まで散発的に見たことあるだけでそんなに興味なかったのだけれど、作品をまとめて見られて、なんとなくよさがわかってよかった。作品保護の観点から、展示点数は規模のわりに少なめ。
限られた二次元の色と線という手法でいかに現実を描きうるかという自由で多様な実験みたいな作品が楽しい。絵単体というより、そのいろんな試みが自分には興味深かった。

晩年の、勢いを増すナチス・ドイツの勢力から逃れて故郷ベルンに戻ったのち、なぜか線と色に迷いが消え、寡黙で内省的で象徴性を増していくなぞめいた作品群が個人的には好みだった。
ローザンヌ
リュミエーヌ宮・自然博物館
たまたま休憩に立ち寄った立派な旧宮殿内に、無料で市民開放されている博物館があったので。
おおきなマンモスの化石があった!ほかにもたくさんの剥製(絶滅種も含む)や鉱物・化石が展示されていて、時間なくてゆっくり見て回れなかったけれど、思いがけず充実した展示があり楽しかった。ここも建物が古くて立派。

チューリッヒ
チューリッヒ美術館
中世から現代美術までいろいろなヨーロッパの美術作品がたくさん集まっている。自分の精神は近代で止まったままなので、いろいろな近代絵画が間近で見られてうれしかった。ほかの美術館等と違いトラベルパスは対象外で、別途入館料が必要なので要注意。
マグリットやキリコやフランシス・ベーコンの作品が近くで見られる!やった!!



ムンクのこの絵も、線と色合いの構成がしっかりしたふつうの風景画だけれど、見てるとつらくなってくるような感じがあってよかった。

現代美術
バングラデシュ・ダッカ出身の非営利コレクティブが作ったインスタレーションがよかった。少しだけダッカという地域と縁があったので。


急速な経済発展と社会の変化、押し寄せるたくさんの海外資本・商品・文化と市場社会、そのなかで抱える戸惑いや経済発展への期待や先進国への不信感。作品で表された、現地産業であるニットで編まれたキャンベル缶や粗末な屋台に並ぶたくさんの商品≒危険物のなかに、わずかに知っていたバングラデシュに住む彼らの思いを、芸術作品を通して改めて知れたようでよかったと思う。
デモによる政権交代後、みんなどうなるのかな。無事であるといいのだけれど。
ジャコメッティ作品
スイス出身の作家ということで、こちらも今まであまりよくわからなかった人なのだけれど、この機会にまとめて作品を見ることができてすごくよかった。人間性の衰弱と危機のなかでの抗い、というモダニズムなテーマよかったな。フランシス・ベーコンや河原温とかもそうだけど、モダニズムのなかで人体の徹底的な解体と再構成を描こうとする作品が好きなのかもしれない。


存在だけ再構成されたよろよろしてる犬。かわいいね。

企画展
チューリッヒ美術館のコレクションに多大な貢献をした武器商人「Sammlung Emil Bührle氏」の所蔵コレクションの今後の在り方について問うもの。
戦争という場を利用し、武器の販売で得た多額の富により築かれたコレクション。ここに飾られる絵画の額のすべてには「Sammlung E.G. Bührle」と刻印がされている。モネのきれいな睡蓮などもこの額に囲われ、周辺情報が気になって作品単体の鑑賞が難しい展示。




なお、ほんの一部にナチス・ドイツがユダヤ人から押収した作品も含まれており、こちらについては返還手続きを進めており、展示不可となっているとのこと。
だから作品すべての来歴を明らかにし、それはQRコードで開示されている。展示自体がこれらの周辺情報含めて、たくさんの犠牲とそこから得た利益という過去のうえに築かれたコレクションをどう維持し、どういう文脈とともに展示していくか問題提起し、議論するための場となっている。

非常に難しい問いかけであり、自分にはどういう方向性に進むのがいいのかわからないし、作品鑑賞の場としては周辺情報が多すぎるし、けれど無視できない・そうすべきでない問題なのもわかる。過去からは逃れられないけれど、いつか作品そのものをちゃんと鑑賞できる環境が整えられる日が来るんだろうか。
日本では、国立近代博物館の戦争画展示や藤井光氏の展示などが、自分が知っている中では社会的・歴史的経緯に取りまかれる芸術と展示の問題を取り扱っていて、たまに気になって見に行く。
(チューリッヒ美術館まとめ)
いろんなお金と美術と考えが集まる場所なので、ものすごく駆け足に1時間半で見たら大変でした!
ジュネーブ
ルソーの像・ルソーと文学の家
ルソーの諧謔と矛盾に満ちた「孤独な散歩者の夢想」が好きなので、ルソー詣でをしてきた。
家のほうはふつうに1Fでカフェを営業していたのが意外。テーマごとにおしゃれでコンパクトな展示となっていて、日本語ガイドのレンタルもありで見やすい。「孤独な散歩者の夢想」展示が見られたので満足!



国際宗教改革博物館
小ぶりな建物ながら、展示はきれいで整理され、非常に充実・意欲的な内容でよかったな。特設Wi-Fiで接続できるホームページから多言語対応されていて、しっかり翻訳された日本語で見やすく展示解説が読めるのも、ちゃんと説明しようというやる気を感じた。
当然プロテスタントの視点からの展示だけれど、あまり宗派に偏らず、比較的フラットに解説されている印象(自分がキリスト教に不明のためわからないだけかもしれないけれど)
聖書がラテン語からドイツ語・フランス語・英語��翻訳されることで、書物が権力関係を変え、そして社会が変わっていったことを、当時の書物を通して少しだけ思いを馳せることができるようでよかった。
写真はラテン語から英語やドイツ語など様々な言語に翻訳された、宗教改革当時の聖書。




ジュネーブに滞在し、宗教改革で大きな役割を果たしたカルヴァンについては、偶像崇拝を厳しく禁じていたため、彼が使ったといわれてるコップしか遺物が残ってなくて、それが展示されているのがおもしろかった。
宗教改革でよりモダンな形に切り替わったキリスト教が商業主義・物質主義に取り込まれていくこと、女性や疎外された人々がプロテスタントの教義について議論する演劇をもとにした映像作品、そして今日的な「プロテスト」の在り方など、意欲的な展示構成も見ていて楽しかった。時間の都合上、駆け足でしか見られなくて残念。


ざっくりまとめ
海外でもGoogle翻訳のカメラ機能で展示解説をおおむね読むことができるので本当に助かる。ホームページやガイド端末で日本語含めた多言語対応しているところも意外とあった。
自分が行った場所はどこに行っても古く重い石造りの建物が残っていて、重く逃れられない過去のなかにずっといるようで印象的だった。
小さいけれど、伝えたいことがちゃんとあって、資料の保存や展示の意義を問い続けるような博物館・資料館は、国内外問わず見ごたえあっていいなと思う。大きな美術館や公設の資料館とかもそれぞれ姿勢に違いがあって、いろいろ見られて勉強になった。
最後にいい感じの湖の写真で終わります。湖は最高。

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Hello! I'm curious, how did you learn about and read homestuck if you don't know english? Did someone translate it for you? Apologies if my question is confusing, I wish I knew more than a few words of japanese so I could communicate with you better (I've been using a translator to read your posts)
���本語で答えることしかできず、
申し訳ありません。
私がHomestuckを知ったのは、たまたま
Youtubeで見かけた時です。
かわいい絵に惹かれ、その動画を
見たのですが、英語がわからず…
それでHomestuckについて調べたところ、
海外のWebコミックであることを知り、
本家サイトで翻訳機を使用しながら
読み始めました。
ただ、たまに翻訳機が正常に、というか…
きちんと訳してくれないことや
機能しない時があり、登場人物同士の会話や
何をしているのかが理解できていないことが
あります。それでも作画が凄かったり、
キャラクターが個性豊かで面白かったり、
世界観が壮大で、私もHomestuckの世界に
入ってみたいと思うような魅力があったり…
英語はわかりませんが、私はHomestuckが
好きです。
長文失礼しました。
そして質問、ありがとうございました。
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Esibizione Di Brutalità
June 23,2024
J.G.Ballard 『残虐行為展覧会』へ訪れた際のメモとレポートである。本展は15年程前に初めて経験、しかし本物正規の偽者の私、無知により記憶に残ったのは冷たい銃声で繋ぐ静脈の音の13章のみ。無音にして音楽で撃ち抜かれた感覚で何年経っても忘れなかった白黒の夢。
『宇宙人の画家』で吃ったセリフをそのまま監督もOKにしてしまう縹緻から、ファンになった法水金太郎氏の翻訳にも感謝。
一頁一頁たちどまって熟慮し、安易な解釈を排撃すべきである。
上記Paolo Rossiの一文が動機とアクチェラツィオーネとなる。
もう後に引けないイタリア語の病で太った黄猿の子はジャーロ映画を字幕なしで観たいという透明な夢を持つ。
December 23,2024

『残虐行為展覧会』では前例のない事が起こる、その都度一つ前の物事を飲み込み出来事は置き換えられていく。ここに残しているものは一度現れては見失った出来事を篩にかけた音までの関連の交通。以前横山茂雄氏に今読んでいる事と感謝を伝えられる機会があり、はっ?と少しの間の後に笑いながら「えらいそんな古いもん、もう50年も前ちゃいますか〜」と。緊張は続いた。
January 23,2025

『Esibizione Di Brutalità』のレポートの形になる前、『Doing Easy』のコラージュの下に『残虐行為展覧会』のメモをとり始めてから全体の半分まで進み『黙示』から振り返っている。
『残虐行為展覧会』には実在した著名人、シュルレアリストの絵画、コンクリートと自然のランドスケープ、巨大な看板広告のメディア、TVを通して抱くパブリックとプライベートのイメージの交錯、破壊的なテクノロジーの脅かし、60年代の断片化できるトピック、これら現実世界を煽情的にフィクションに焼きつけられその頂上にJFKが君臨している。J.G.Ballardが幼少期に上海で体験した戦争や暴力の前では不在に等しい無力さのトラウマや、解剖室での二年間人体を解剖した経験は、内臓や神経、筋肉を外科医の精度で散文に移し替えるポルノグラフィ、機械的な詩のように綴られ、肉屋が不穏なナイトクラブと化す。それは世界の恣意的な悪夢や陰謀を生物とみなす感覚から未知の恐怖と未来へのスリルがある。『夜と霧』のV.E.Franklは戦後の世界を「不安の時代」と呼んでいた。腹の中に疫病や原子爆弾の光景は健やかな概念を無効にし慣性化していく、夢が見えてしまい均一な商品になり即席で埋め尽くされる最大の心配事。『残虐行為展覧会』は見えていたものが認識出来ないほど拡大され、様々な不気味が複雑にもつれている、それを整理していくことによりビジュアルの意味を持つサイエンスフィクションだと信じている。
『The Atrocity Exhibition』が出版されてから55年が経ち、2025年の今現在ではスマートフォンや電子マネーが生活に組み込まれ、情報は爆発し続け何が嘘なのかわからないほどになり、無意識な蓄積からおそらくコミュニケーションも変化し、世界との関わりはさらに変形し続けている。
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いつも絵を描く時間を最優先しがちだったので今年は交流頑張ろう~と思ってたらいろんな方とのご縁があってメッセージを送る機会があってとても嬉しいです。 みなさんすごく親切で優しさがありがたい…
海外の方と交流するのもこのジャンルに来てからだったのですが LINEの翻訳アプリをグループに入れると即座に翻訳してくれて 今の技術すごいな~って感激しています。あと萌えは万国共通なんだな~というのがわかって楽しいです。
無事にネーム終わったのであとは描くだけ!
コミティアの方も諸々終わったので当日までにはここに告知に来ます。結局紙ものは作れませんでした… 一次創作と二次創作の両立って難しいです。
次の本で現ジャンル個人誌11冊目なんですが、まだまだ描きたいものが尽きなくて、 熱が下がるどころか年々上がってるからサービス続く限りはずっと描いてそうだな~って思いました。 好き嫌いって自分でコントロールするの難しいと思うし、好きなものをずっと好きでいられるのもいろんな偶然や奇跡の積み重なりだと思うので、好きなものを好きでいられるこの環境に感謝です。
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2025年4月25日に発売予定の翻訳書
4月25日(金)には31点の翻訳書が発売予定です。
東洋医学古典 全訳・鍼方六集

三和書籍
アマルコルド 類推と建築

ディオゴ・セイシャス・ロペス/著 佐伯達也/訳
FORGET BOOKS
セサミストリート エルモの絵本セット

ジェリー・マーティン/訳
イマジネイション・プラス
天界の戦い

チャールズ・ウィリアムズ/著 風間賢二/翻訳
扶桑社
啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語

デヴィッド・グレーバー/著 酒井隆史/翻訳
岩波書店
秘密を抱えた再会

キャロル・マリネッリ/著 杉本ユミ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
仮面舞踏会は公爵と

ジョアンナ・メイトランド/著 江田さだえ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛を宿したよるべなき聖母

エイミー・ラッタン/著 松島なお子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛という名の足枷

アン・メイザー/著 深山咲/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
結婚代理人

イザベル・ディックス/著 三好陽子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
伯爵家の呪い

キャロル・モーティマー/著 水月 遙/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ノルウェーに咲いた恋

ベティ・ニールズ/著 片山真紀/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
雨のなかの出会い

ジェシカ・スティール/著 夏木さやか/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛が行方不明

パトリシア・ノール/著 やまのまや/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
大富豪の完璧な花嫁選び

アビー・グリーン/著 加納亜依/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
捨てられた令嬢

エッシー・サマーズ/著 堺谷ますみ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
秘書の報われぬ夢

キム・ローレンス/著 茅野久枝/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
小さな尼僧とバイキングの恋

ルーシー・モリス/著 高山恵/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
富豪と別れるまでの九カ月

ジュリア・ジェイムズ/著 久保奈緒実/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
質の高い発展を目指す中国経済
朱之鑫/著 張燕生/著 馬慶斌/著 吉田陽介/監修 李愛文/翻訳 津田量/翻訳
樹立社
こねずみくん、ききいっぱつ!
ヘルダ・デ・プレーター/著 ヘルダ・デ・プレーター/著 テー・チョンキン/イラスト 鵜木桂/翻訳
徳間書店
キンキーブーツの真実
スティーヴ・ペイトマン/著 田嶋リサ/翻訳
小鳥遊書房
フェアリー・テイル 上
スティーヴン・キング/著 白石朗/翻訳
文藝春秋
フェアリー・テイル 下
スティーヴン・キング/著 白石朗/翻訳
文藝春秋
新装解説版 沖縄 日米最後の戦闘
アメリカ合衆国陸軍省/編集 外間正四郎/翻訳
潮書房光人新社
後漢書 列伝[三]
范曄/著 李賢/著 渡邉義浩/翻訳
早稲田大学出版部
新訳 アンの青春
モンゴメリ/著 河合祥一郎/翻訳
KADOKAWA
新訳 アンの初恋
モンゴメリ/著 河合祥一郎/翻訳
KADOKAWA
アウシュヴィッツ脱出 : 命を賭けて世界に真実を伝えた男
ジョナサン・フリードランド/著 羽田詩津子/翻訳
NHK出版
スロー・ルッキング : よく見るためのレッスン
シャリー ティシュマン/著 北垣憲仁/翻訳 新藤浩伸/翻訳
東京大学出版会
第一次世界大戦から現代まで 世界の軍用機 大図鑑
Thomas Newdick/著 時実雅信/監修|翻訳
ニュートンプレス
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Play Back 息抜きオランダショートトリップ③ -デン・ハーグ 編-
オランダ2日目の今日は、アムスから電車で1時間半ほどの位置にある街、デン・ハーグへ。アムスが東京ならデン・ハーグは山梨みたいな?(テキトー)
まずはアムスの宿近くのベーカリーで朝食。半地下みたいになってる場所で、なんか味のある雰囲気。「ここは(営業)長いんですか?」って聞いたら、なんと『うちはアムステルダムで一番最初にできたベーグルショップなのよ!』とのこと。(ホンマか?)

サクッと朝食を済ませて、まずはGoogle map上で気になっていた「海辺の彫像美術館」を目指す。ここは、デン・ハーグを調べた時、真っ先に目に飛び込んできた場所(なぜなら場所名が翻訳されて日本語表記だったから)。
長距離電車に1時間ほど揺られ、路面電車に乗り継ぎ、最寄駅に到着。てゆーか久々の海!
文字通り、この美術館は海辺にあるので、向かいながら「海辺感」を噛み締める(しかし残念なことに極寒&悪天候)。ついたらジョアン・ミロ展が開催中とのこと。美術館周りはあまり人気がなかったけど、中は結構人がいて盛り上がりを感じた。
天気がいい時に来たらもっと素敵なんだろうなという建築で、1日目のステデリックミュージアムとはまた違った雰囲気。休息とか現実逃避にピッタリな感じがする。カフェのお姉さん(いや、年下か?)も優しくて、軽くランチして(ここで飲んだ何の変哲���ないジンジャーレモンティーがすごく沁みた…)、記念にトートバッグを買って中心地の方へ移動。オランダの方がドイツよりちゃんと「接客モードON」って感じで、お店の人がやさしい〜
(余談:後日、ベルリンのルームメイトがたまたまデン・ハーグに行く用事があるというので、この美術館を勧めた。実際、ここを訪れた彼女は「確かに素敵だったけど、カフェしか行かなかった。だって入場料22€は高すぎる。この金額は、まるで来る人を選んでるみたい。アートはもっと全人に開かれた状態であるべき。それに、ミロはある意味オールドスタイルだから、22€払ってまで見なくていいかなと思ってね😉」とのこと。痺れるね〜(私はちゃっかり学生料金で入った))










▲ミロ以外の作品も色々。
次の目的地は、マウリッツハイス美術館という、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』とか17世紀のオランダ絵画を中心に所蔵している美術館。めちゃ興味ある系の展示ではないけど、寒いし雨だし、美術館くらいしか行くとこないし〜、みたいなノリで来場。
クロークに荷物預けに行ったら、ミロ展で買って早速使っていたトートバッグを見た担当のお兄さんが「いいバッグだね!どこの展示?」というので「デン・ハーグだよ。今日、さっき行ってきたんだ。」「え、ここじゃん」「そう。ミロ展。きっとあなたも好きだとと思うよ!(知らんけど)」「へー。君もアーティスト?ここに住んでるの?たぶん日本人、だよね?」と会話が進むので『はよ入場させてや〜』と思いつつも「うん、日本人で、グラフィックデザイナーで、今は大学に行きたくてドイツのベルリンに住んでるよ!今日は観光でオランダに来てる。」「へー、でもアートやデザインならオランダもいいところでしょ。僕はベルリン行ったことないけど、比べてみてどう?」「うん、デン・ハーグもオランダも初めて来たけど、いいところだね。でも私はベルリンのカオスでshabbyな感じが好きなんだ」「shabbyさか…確かにここにはそれはないね。アムスもそんなにだもんね。じゃあ残りの滞在楽しんでね!」とかなんとか。
ゆっくりぼーっとしたい一人旅でも、こういうちょっとした会話が生じると嬉しい。
ここは、作品というよりも、「絵画のための御殿」みたいな荘厳な内装がすごかった!(元々は、貴族の館だったそう)





歩き疲れた&甘いものが食べたくなったので、カフェ兼本屋へ向かう。
このお店、Googleレビューが1500件くらいあるだけあって、賑わいつつも落ち着ける雰囲気で、すごくよかった。奥に進んでいくと、温室のような空間があって、そこで本を読んだりお茶したりできるようになっていたので、しばらくそこでゆっくりした。そしてまた電車に乗ってアムスに戻る。
21時ごろにアムス到着。ヨーロッパで、この時間からでも夕ご飯を食べられるのは、移民がやってるエスニック系のお店と相場が決まっている。昨日から目をつけていたスリナム料理のお店へ。
スリナム料理とはなんぞやって感じですが、スリナムとは南米にある国の一つで、元オランダの植民地だったとのこと。それゆえオランダにはスリナム料理店がたくさんあった。


ずらりと並んだスパイス系のお惣菜から、主食とおかずを選ぶスタイル。インド系の味付けとはまたちょっと違ったスパイス感で、確かにカリブとかの南米っぽさある。(テキトー)
お腹も満たされ、移動に疲れたので早々に就寝。
ちなみに、ホステルのルームメイトはドイツ人おばちゃんに加え、イタリア人のティーン女子2人が追加。
ティーンの帰宅が遅く、おばちゃんが「夜中にガタガタうるさい」と文句を言っていたが、本当にうるさかったのは、夜中じゅう鳴り響いたおばちゃんのイビキである。
Day3、ライデン編へ続く。
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岸本佐知子+角銅真実「クリーチャー」


日程:2025年5月2日(金)
開場:19時 開演:19時30分
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F /三軒茶屋駅徒歩5分)
定員:28名さま
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不思議なキャラクターや独特の世界を描き世界的に人気の絵本作家、ショーン・タン。
2024年12月には初の画集『クリーチャー 絵、スケッチ、そしてエッセイ』(求龍堂)が岸本佐知子さんの訳で刊行されました。
本国オーストラリアでは記念切手にもなるほど大人気の作家ショーン・タンも、フリーランスのイラストレーターになりたての頃は、自分には表現する価値があるんだろうかという気持ちを抱えながら、クリーチャーを描き続けた。
クリーチャー。名前のない、どこにも居場所のない生き物。
ショーン・タン作品を訳している翻訳家・岸本佐知子さんが訳す他の作品も、どこにも居場所のない登場人物たちがユーモアを持って描かれていることが多いように思います。
そして音楽家・角銅真実さんも、見えないもの、クリーチャーの存在を体感させてくれるような自由な音楽を奏でている。
ショーン・タン、岸本佐知子さん、角銅真実さんに共通する明るい嘆き。いじけない、底知れないエネルギー。
岸本さんの朗読、角銅さんの音楽、ショーン・タンの「クリーチャー」によって、わたしの中にもいるクリーチャーが目覚めたら、きっと生きていく力になる。
ぜひご体験ください。
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《料金》
2800円+1ドリンクオーダー
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《予約》
*定員に達したため、キャンセル待ちの受付になります。
件名を「岸本佐知子+角銅真実「クリーチャー」」として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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《プロフィール》
岸本佐知子(きしもと・さちこ)

翻訳家。訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』『楽園の夕べ』、リディア・デイヴィス『話の終わり』『ほとんど記憶のない女』、ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』『最初の悪い男』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』『十二月の十日』、ショーン・タン『内なる町から来た話』『セミ』など多数。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』ほか、著書に『わからない』『死ぬまでに行きたい海』『ひみつのしつもん』ほか。2007年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞。
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角銅真実(かくどう・まなみ)

photo by Ittetsu Matsuoka
音楽家、打楽器奏者。長崎県の山と川に囲まれ育つ。マリンバをはじめとする様々な打楽器、自身の声、言葉、身の回りのものを用いて、楽曲制作やパフォーマンスなど自由な表現活動を展開している。
2024年1月にソロアルバム『Contact』をリリース。
自身のソロ以外にバンドcero、dip in the pool、滞空時間など様々なアーティストのライブサポート、レコーディングに携わるほか、映画や舞台、ダンスやインスタレーション作品への楽曲提供・音楽制作も行っている。
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書物礼賛③
岩浪れんじ/コーポ・ア・コーポ①/GOT2020
テレビとマンガは記号の王国。記号=共通の意味。視聴者・読者に意味が伝わらねばならないから、測って寄せてくる。最大公約数という言葉のとおり、王国といっても盲人の国では何とやら。私より少し後の世代からは、テレビとマンガの合体といえるビデオゲームで育った男性が多数を占め、次第に作る側にも回ってきたのでますます貧困化。
書物礼賛①で触れた、私の好きな現役のラジオ番組、兄弟漫才師・中川家のお昼の番組に女芸人・友近がゲスト出演、テレビの食レポでティラミスだかミルフィーユだかを関東ローム層にたとえたところプロデューサーに苦い顔をされたと語っていた。アルコ&ピース平子も同様の案件でアメトークの加地Pに叱責されていたな。実際アメトークの客は彼がカニクリームコロッケの熱さをマグマにたとえたことにポカンとしたのでしょう。私は好きだが。視聴者が高齢化し減少してく���し、制作側が誘導しなくても負のスパイラルが起り、今はもう「叩かれ役」として延命させられている段階。
それに対しマンガは本来深夜ラジオに近い本音のメディアであった筈が、初期から少年向け少女向けに分かれていたり雑誌単位の棲み分けも進み、出版社の官僚主義も手伝ってテレビと同レベルに貧困で、しかも狭いから意味さえ分からない、1ページ目から入っていけない結果になる。本書はウシジマくん的な経済弱者の群像劇を、よりサブカル的なモチーフと絵柄で見せていく体裁で、一応入っていける。しかし例えばウシジマくんの貧しい女たちの言葉「甘いパン甘いパン」「前に聞いた前に聞いた前に聞いた」「ポークって何?」には、私にとって今のテレビとマンガが根本的に抱える障壁=視覚と言葉で具体的に説明されると馬鹿にされているように感じてしまう=を超える生々しさがあるのに対し、本書の言葉・人物像は超えていない。良くできていると思うが、小さくまとまって食い足りない。
ニック・ハーカウェイ/タイタン・ノワール/ハヤカワ文庫2024・原著2023
タイタン化と呼ばれる遺伝子改変によって不老長寿を実現すると共に身長も2メートル半ばと巨大化した数千人の超富裕層「タイタン」の一人が殺された事件に端を発するクライムサスペンス。
ひさしぶりに手に取るハヤカワSFということでワクワク。この世に絶対とか永遠とかありえない。相互的に影響し合いながら常に流れている、それが時間であり生命であり、変化できなくなったとき命は終る。どのようなトリックによってそれをありえるよう錯覚させるのか、そこに興味があったのだが、この著者にもっともらしいトリックを考案する能力などなく、登場人物にこれこれこういう設定なんですと語らせるのみ。聞けば肉体改変などを扱うボディ・ホラーと呼ばれるサブジャンルがあるのだそうで、そうした舞台設定を借りて陳腐なパルプフィクションが展開される。もしパルプフィクションに徹しているのであればそれなりに雰囲気を堪能できる筈だが、翻訳に「元カレ」「置き配」といった今の軽薄な用語が頻出するなどで台無し。途中で投げ出した。現代イギリス人らしい幼稚で新自由主義的な作風ではあるが、挟み込まれた新刊案内などから察するにそもそも早川書房自体がジャンル細分化と経済至上主義を先導する存在で、今は細々と延命(前項でも使った言葉)しながら縮小再生産を繰り返すだけということのようだ。
マックス・ウェーバー/プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(上下)/岩波文庫1955・原著1905
タカアンドトシの古いラジオ番組の中で語られたエピソード。トシが家族でディズニーランドを訪れ、中1の次男が打ちひしがれた様子なので聞いてみると、杖を買うためにハリーポッターのアトラクションに並んだのだが抽選に外れて買えなかったのだという。母親が励まして一緒に並んだがまたも外れ、3度目でようやく買うことができた。計1時間ほど行列に。
買うと言っているのに抽選があり、行儀よく並ばされる。Lord is my shepherd…羊飼いを自称したキリスト、刑死した彼を看板に立てて復活だの最後の審判だの嘘を並べて集客したキリスト教こそ新自由主義の元祖であり、私にとってディズニーランドもパチンコ屋も同じように虚無だ。本書、いわゆるプロ倫は戦争と加工貿易の世紀、20世紀初頭にドイツで発表され、「神が与えた使命である職業の平等」「正直であり時間に正確であること」「禁欲の否定と質素の奨励」といったプロテスタントの徳目は、単なる道徳や処世術という以上に独自かつ普遍的な〝エートス〟であるとして、利潤追求や投資を正当化している。「資本主義は中国にもインドにもバビロンにも、古代にも中世にも存在した。しかしそれらの資本主義には独自のエートスが欠けていた」。
そうかな…。江戸時代前期に自作農の比率が高まり勤勉革命と呼ばれる労働生産性の向上を(産業革命に先んじて)実現したわが国なので、パチンコ屋とディズニーランドに相似が観察されるのではないか。さらに本書では既に米国の拝金と物質主義も批判されているが、現在の米英およびイスラエルは、キリスト教文明全体の閉塞を証明するかのようにナチスの災いを再来させている。プロテスタントだけ正当化することはとうてい無理だ。本書の論旨は説得力を持たない。まあ批判のために読んだのですが。私見では共産主義もキリスト教の異母弟のようなものと思います。
大森庸雄/ロック豪快伝説/立東舎文庫2017
米英ロックスターのご乱行が軽薄な文体でこれでもかと詰め込まれている。いきなり飛びますけど井ノ原とかいうのはアレでしょ、記者会見で「子どもさんも見ているから生々しい質問は控えて」的なことをほざいて隠蔽・保身を図った糞野郎でしょ。ジャニタレとしては不細工。面食いでない主婦層からの好感度高そう。逆にホストや半グレみたいのもいるし、いろいろ取り揃えておけばメディアや広告、不倫や不祥事、常に露出させることができて便利で儲かる。中居をCM起用した企業が損害賠償請求? ふざけてんのか、盗っ人猛々しい。お前らはジャニー喜多川の一味であり共同正犯だ。
マッチポンプ。イギリスがけしかけてアメリカが梯子を外す。怒っている欧米白人よ、お前らはずっとそういう争いの種をばら撒いて有色人種を食いものにしてきたんだ。わが国はそのやり方を進んで受け入れた。ジャニー喜多川はお寺の息子で朝鮮戦争に従軍。ロックンロールミュージックもまた、キリスト教帝国主義の飲む打つ買う慰安と戦後のベビーブームが合体して世界に広まった。音楽そのものは新機軸でバラエティーに富んでいるが、ミュージシャンの振る舞いは古今東西変わらない、空しい。今の私にとって音楽は一人に戻るためのもの。ライブ・カラオケ・ミュージシャンの私生活などまったく無用。
辨野義己/大便革命 腐敗から発酵へ/幻冬舎新書2018
現代人の生活状況を一言でいえば、「女はたまる。男はくだる」とでもいえるでしょう。ヒトの大便は水が80%、固形成分が20%、固形成分の3分の1が腸内細菌であり、この腸内細菌の塊は大便の6~7%に過ぎませんが、われわれの人生にとって決定的な���のなのです。(中略)戦後の日本では、食生活の欧米化にともない、悪玉菌にとって、とてつもないご馳走が供給されるようになりました。(中略)ほかの動物の場合、大便を体内にためこむと体臭がきつくなり、周囲に存在を知られやすくなります。それは自らの生命を危険にさらすことになるため、ためこむということがありません。
大便移植を試みている医療施設のなかには、現実的に効果がある大便が出てきたところもあるようです。ただし、それはAさんに与えると効果があるが、Bさんに与えても効果が出てこないという程度にとどまっています。大便移植の場合、それに含まれる腸内細菌の長期保存が困難です。凍結してもバランスが崩れてしまうのです。(中略)ヒトの腸内細菌にとって大事なことは、重要度でいうと腸腰筋を鍛える運動が50%、そして40%が食物繊維、つまり野菜です。そして残りの10%がヨーグルト・乳酸菌飲料です。
本書によれば香港住民は中国復帰後に男女とも5~6年平均寿命が延びたという。逆にかつて世界的長寿地域として知られた沖縄県は、フライドチキンやスパムなど脂っこい食べ物を好み野菜を食べないアメリカナイズが災いして男性全国36位、女性同7位に下がっているとのこと。便秘も日本人女性の半分近くが悩む深刻な状況で、30代以下ではお腹がすいたらパンやお菓子を食べ、炭酸飲料を飲むという生活のためウンチの元になる食物繊維が不足し、腸内環境が高齢者なみに悪化している者が少なくない。足腰を使った運動をして腸腰筋を鍛え、野菜・豆・海藻など食物繊維とヨーグルト・納豆など発酵食品を豊富に摂って腸内環境を良好に保つことが推奨されている。
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ガラルの王達の真相
一通りカンムリ雪原での撮影を終えて、ジニーエイラは電車でエンジンシティに向かい、次の撮影先へ向かっていた。
ワイルドエリアは結構天気が変わるからなぁ…。
赤い煉瓦造りの建物に、大きな歯車のある都市だが、意外にも歴史も長い。それまでこの街は古き良き都市止まりだったのだが、蒸気機関が発展した事により、近代化を大きく遂げている。
大分昔にカロスと戦争してたんだ…エネルギーが枯れるのを憂いていたとは言っても、ムゲンダイナで補う気だったのかな…。でも、彼女でエネルギーを賄った所でそれもまた誰かの犠牲の下に成り立つ幸せになっちゃうし…
犠牲は付き物と言うが、果たしていつまでもその理論が通じるのだろうか。それはさておき、ジニーエイラは大きなエンジンシティへの入り口や蒸気機関を起動させている歯車、パルデアのカラフシティのもの程では無いが大きめのリフト…など、撮影を続けた。
じゃあ…次は街を回ってみよっか。一通りぐるっと回れば、エンジンシティに戻るはずだし。
そして彼女は、再び撮影を続ける。ねがいぼしのある2つの鉱山内部、ターフタウンにある地上絵、ワイルドエリアを見渡せる大きな橋、港町バウタウンの海、そしてワイルドエリア北部にある龍門のゲートがあるナックルシティ入り口………
これなら、問題無いね。次はナックルシティの方に向かって…と。
ガラルの中心部であるナックルシティ周辺でも、撮影スポットが多い。街と言う形で数千年に渡って受け継がれた中世の城の姿、ラテラルタウンの壁画と英雄の像、ルミナスメイズの森の光る茸、アラベスクタウンの幻想的な風景、キルクスタウンの足湯、スパイクタウンの寂れたアーケード街。自然豊かな風景が、数多いガラルだが…それはカロルディアでも同じなのだろうか。
一応…此処だけは最後でいいか。気にはなるけどね。
ある場所を後回しにして、ジニーエイラは先にシュートシティの観覧車、巻き付く螺旋状のデザインが特徴的なバトルタワー、鋼鉄の鴉の生物の像、リーグ本部のスタジアム。それらを撮影して回った。
この手紙が気になるんだよね。一体何なんだろう、って。
最後に、彼女が向かうべき場所。それは………地下のエネルギープラント…ではない。あくまでこの場所は寄り道である。
これが………彼女の眠っていた卵の殻の様な………
エネルギープラント内部にはバラバラに砕け散った水晶玉の様に、無限神が眠っていたであろう装置の破片の一部があった。その後ろには、カンムリ雪原にもあったマックスダイ巣穴に置かれていた細長いエネルギー発生装置が何千個も置かれており、これらがカンムリ雪原も含めたガラル一帯の電気・熱などのエネルギーを供給していたのだろう。
おやおや〜?そこで誰を探すと言うんだい? げっ!だ、誰!?
ふと軽い声がしたので後ろを振り向くと、そこにいたのは絶縁体のゴム手袋を両手に、膨大な電気を放出する黄色い生命体。よく見ると、胸元に赤い点で「X」と書かれている。
え、Xって…まさか?あの三又が原にある黄色と赤の神殿にいる…!? あれぇー?何で君がそんなの知ってるの? 君も、まさかあの巨人に造られた生物?
子供っぽい喋り口調に、違和感を感じるジニーエイラ。Hのある岩の巨人、Tのある氷の巨人、Oのある鋼の巨人。そして目の前にいるのは…Xのある電気の巨人だった。彼女の問いに答える。
そうだよ。そして私はオートマタ…つまり『機械人形』に過ぎない! え、じゃあ………生物じゃない、って事? そう言う事だね。本物が戦争で爆散して…命を繋ぎ止める為に全身を機械にしてもらったんだよ。君も、受けてみる? いや………やだ。やめて。
首を横に振るジニーエイラ。当然だが、今の彼女にはそんな戦いをする暇なんてない。だが、その巨人は聞く耳を持たなかった。
だーめっ! きゃああっ!?何今の!!は、速過ぎない!?
彼女の視覚をすり抜けて、素早い一撃をかます。何をされたのか分からないまま、衝撃で床に叩きつけられ倒れる。
もっと楽しませてもらうよ〜。[Aile]の王様さん。 なっ…!私の役職を何故知って…! それっ!! きゃあ!ちょっと、私の話を聞いてってば!!
翻弄されるがままの状態で、あっという間に電気の檻に閉じ込められ、ジニーエイラは身動きが取れなくなっていた。
だ、だめだっ、やられる………。 あらあら、何で様かな。 っ……!このっ………!! じゃあとどめ、いっちゃうよー!
球形の電気の塊を生成し、ジニーエイラに止めを刺そうとする。だが、こんな機械仕掛けの巨人に負けたかないと言わんばかりに彼女は馬鹿力を見せつける。
もう嫌だ!もうやだっ………!もう………どうにでもなれぇぇぇーーーーー!!!
ズドドドドド!
うわああぁ!?何だよこれぇぇ!!
体勢を崩した電気の巨人。彼女は地震を起こし、相手の攻撃と電気の檻を破壊したのだ。なので馬鹿力を使った訳ではない。
はぁ…はぁ…ま、まだやる気? いや…もういいや。君に此処までダメージを受けるとは思わなかった。じゃあ、またね〜…
予想外の地震を起こした彼女に反応が遅れてしまい、逃げる暇が無かった。超速性能の代償に、耐久力は巨人の中でも指折りの低さの様だ。腕を押さえてふらふらと飛び回り、電気の巨人は立ち去った。
いや〜、痛ったぁ………何なんだろう、あのひt…人?まあいいや。取り敢えず屋上に行かなきゃ。
羽を休める為、ジニーエイラはエレベーターでタワートップへと向かう。中世の城で言えば塔の頂上に当たる。この場所で、過去に激しい戦闘が行われており、蒼剣神や紅盾神だけでなく、豊穣神もこの場所で暴走した嘗ての無限神と立ち向かったとされている。
ふあぁ…もう終わりだなぁ…。この旅が終わったら、またいつもの神界での日々が…
「それ は どうでしょう」
ふよふよ浮きながら姿を現したのは、竜の上顎と下顎を形作る両腕を持った機械の敵。胸元に青い点で「Y」と書かれていた。さっきの機械人形と違い、喋り方が読み上げ口調である。姿を見て嫌な予感がした彼女は目を瞑りながら話す。
えーと…君ももしかしてさっきの「オートマタ」なの?
「はい。その とおり です」「わたし は りゅうの きょじん」「いわ こおり はがね でんき に つづいて わたし が つくられました」「あなた が ジニーエイラさん ですね」「わたしと でんきの きょじん は カロス の ある ばしょ と つながって います」「さいしゅうへいきの のこされた ばしょ それを もとに わたしが つくられたのです」「もともと きかいの からだ ですが たびたび しゅうり されて いまも うごきます」
や、やっぱり…だけど、それじゃあ巨人の王は戦争したカロスと対抗する為に、君達を造った…って事なの?
「そうです わたしは その やくめが ありました」「ただし いまは それも ありません」「それでも わたしが きた りゆうは ひとつ」「ジニーエイラさん に わたしたい もの が ふたつ あります」
そっか…でも、2つって何?
「ひとつ は これです」
そう言うと、竜の巨人は回復の薬を渡した。先程の傷を癒すのに使えと言わんばかりの振る舞いである。何故此処までするのかと言うと…
「それを つかい わたし と たたかうならば もうひとつ の もっとも だいじな ものを わたします ほうじょう の おう から ガラルに きた おくりもの を ごくひ で あずかってました」「その おくりもの は ガラルの おう に かんする しんそう が かかれています」
そうなんだね…じゃあ、私もガラルの王達の真相と言うのを知りたいと思うから…始めていい?本当は面倒だけどね。
「わかりました てかげん は いたしません」
そして、傷が完治したジニーエイラと竜の巨人との戦いが始まった。
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