#犬写真好きな人と繋がりたい
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ぷらっとタイ旅行へ♪
クラビのライレイという、ちとマニアックで自然たっぷりな場所へ行ってきました。半島ですが、小さな船じゃないと行けない場所で、ボートの乗り降りは時間帯によっては腰まで水に浸かるというデンジャラスな場所。
写真10枚じゃ伝えきれないので、小出しにアップしようかと思います。
初日は、ホテル周辺を散歩。初日から沢山の動物達にも出会うことができました♪現地は、欧米��がほぼ9割りほど。ここはどこの国?っていう感じの場所です。
とりあえず、無事にたどり着けてよかった。笑
ビールを飲んでゆっくり。旅の初めのワクワクドキドキ感がたまらんですね。綺麗な夕陽も見れました♪
#写真好きな人と繋がりたい#カメラ好きな人と繋がりたい#絶景#earth#風景#photography#landscapes#canon#海#動物#犬と猫#いぬ#ねこ好き#猫好きな人と繋がりたい#猫#sunset#猿#サル#krabi#krabithailand#thailand
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「犬」
#dog#kennel#playground#danger#caution#nikoncreators#nikond300#photograph#photography#犬#イヌ#ドッグ#犬小屋#遊具#危険#注意#写真#いつかの写真#写真好き#写真で伝えたい私の世界#写真好きな人と繋がりたい#歩楽里写真部
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🐣DLC来る前にまとめとこ編🐣

コニチハ!SVとポケモンHOMEの連携が始まってからパルデアの自然を破壊してるようにしか見えない卵料理だよ!✌️🐣✌️3枚目は水に濡れて機嫌が悪いファイヤー🔥かわいいね
気づいたら前回の更新から4ヶ月近くサボって経ってたウッソォ……(ここウソッキー🌳)
13日からはキタカミの里解放だし絶対載せたいもの増えるから今のうちに取り急ぎすっきりスクショまとめちゃおうスペシャルです🥳

と言っても主にやってたことと言えば色違い探しなのでこんな感じのスクショがしばらく続きます この2匹は違和感に気づけて自然遭遇した子たち

この子は大量発生で粘った色シャワーズちゃん💜(♂)出てきた瞬間が癖ありまくりだったので記事末尾の動画に載せます🙌

誕生日限定「うんめいのあかし」を狙って2匹捕まえた色ワシボンをWウォーグルに🦅🦅ちなみに実際付いてた証は「おねむのあかし」でした(何故?)(まあかわいいからええか…)ヒスイの黒ウォーグル超〜〜〜カッコイイ!

🌺この辺からアローラ遠征編🌺
こんがり色違いライチュウちゃん×3は数日かけて探し当てた子たち🐭🐭🐭
アローラの色違い探しは通称「仲間呼び連鎖」(戦闘中相手ポケモンに仲間を呼んでもらうのをひたすら繰り返すと色違い確率が上がる)なので時間が掛かる上にピチューの色違いがやや色濃いだけだから見逃しそうでかなり大変だった……!

もちろん相手のピチューが同種族を呼んでくれるとは限らないから色ピンプクが来ることもあります違うキミじゃない

かんわいいいいい❣️😍😍😍🐭⚡️💕
進化したパルデアのグラフィックで見れたの連れてきた甲斐がある🥹ふわふわのいのち……

これは色アローラニャース&ペルシアン���🐱
USUMには手持ちのポケモンなでなでしたり手からご飯あげれるなんでSVにないのかわからない神機能があるんですがペルシアンの挙動がネコチャンすぎてか〜わいい!💕顎の下が好きなのかそうなのか🥰👋🐈ゴロゴロゴロゴロ ニャースもこの時からすでにお辞儀モーションあったんだ👀

濃い紺色と紫が高級感あってオシャレ〜

パルデアだと他のポケモンに化けてて捕獲が難しい色ゾロア&ゾロアークもアローラで捕まえてみた🦊


ゾロアのビビットなターコイズブルーとゾロアークの紫の髪を結う黄色い石がうっとりする綺麗さ✨丸まって眠る子はKAWAII
5枚目は狛犬みたいなポジションで可愛かった写真🦊🦊

狐繋がりで色アローラロコン&キュウコンも🦊ほんのり紫がかったふわふわの毛がキュート💜この子達は一旦ガラルにいるけどパルデアに連れてくる日が楽しみ🥳🥳🥳


そしてこの子たちはアローラのウルトラホールで出会って無事パルデアに連れて来れた色ヌオーとガラル・ヒスイ・パルデアのどこにも連れて行けずHOMEに監禁されてる色オオスバメくん🪽出してあげれる日は来るのだろうか

DLCで新し���子たちに出会うにあたっての捕獲用員色キノガッサくん🍄紅葉(?)してる色違いはオシャレ
💜ここからミュウツーレイドのスクショちょっとだけ💜

これは今となっては幻になったゴーストテラスのキミだけのミュウ




ソロ不可と聞いてから戦慄してたけどとても心強いメンバーのおかげでミュウツーを貧血&睡眠妨害して危なげなく撃破できてホッとした💕🙌大感謝🙌💕3枚目はポケモンとフュージョンすることに定評のあるオムライス🐣
(ちなみにピクニック中ミュウツーが5匹いたのはミュウツーレイドの子×4体+私が他の地方から連れてきたミュウツー1体で増えてるドッキリ仕掛けてたんだけど普通にバグだと思われてしまった😂)

これはサンドイッチタワーバトルの惨劇🥪
対戦も楽しかった〜!🥳🥳🥳3人と違って普段から育成と対戦してないから緊張しまくりだった……!2枚目は真横で少年漫画さながらのアツいバトルが繰り広げられている中スヤッスヤのめれんげ(オドリドリ)味方のけなみさんが超心強くて戦闘中頼りっぱなしでした🙏ミーくんてゃちゃ対戦ありがとうございました!✨(ちなみに私の手持ちであと1匹出番がなかった子はハピナスちゃんでした🥚)
詳しくはミーくんが纏めてくれてるので読もうね🐈⬛(ダイマ)
最後に短いけど動画だけ載せてひとまず今回はサヨナラ🙌皆様良きキタカミライフを〜👋🐣⛩️
(2023/9/13 16:00)
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2024/3/5
いま、思えばなぜ紹介してくれた女の子は話してくれたのだろうと思う。人によってはアレルギーのある話だ。その友人の女の子が凄い霊能者と会ったと興奮気味に語ったときも最初はやや眉唾であった。占いは信じない質なのだが、本当に見える人が世にいるのは知っていた。友人の中でも2人いてよく面白半分で体験談を聞いていたし、常識や科学では説明がつかないようなことも自身でも経験したことがある。まぁ、時としてこういうのって全能感に繋がったり、自分は選ばれた人間だ。なんて勘違いした輩を生む��、金持ちがお金を吸い取られる様も見てきた。1時間20分で10000円が高いのかわからない。占いにしては高いし、本当に見えるのならば安い気もする。
紹介者の女の子からは10000円以上の見返りを求められたという話はなく、客を選んでる感じもない。誰でも紹介してくれて大丈夫だと言われてるそうだ。
ならば、早速と紹介を頼むとあっさりとLINEの友達紹介が送られてきた。ここでは仮に“四季さん”としよう。◯◯から紹介されました。お会いしたいのですが可能でしょうか?と送ると数時間後に時間と金額と場所、そして日時の提案があった。
一度、四季さんの仕事の都合でリスケはあったもののすんなり会うことができた。別で仕事をしてるんだと頭に浮かんだが。まぁ、そういう人もいるかとすぐに疑問は打ち消された。
会うまで2週間程度。何を相談しようかと考えていた。当面の課題いくつもあれど、大体は方向性が決まっている。相続問題には弁護士が入った。家を建てる話には土地が決まり地盤調査が無事に終わりそうだ。奥さんの家族とそりが合わない問題も心のなかで決着を見ている。奥さんにも素直に話せているので距離感が遠くなり楽になると思う。新しい仕事を1つ考えていてこれは確かに相談したいかもしれない。あとは何と言っても拠り所のない自分のこと、知りようも無い飼っていた犬の気持ち。そして四季さんへの好奇心もある。ただ、最後のこれはどこまで聞いて良いのかわからなかった。
−−−−−−−−−
当日はひとつMTGをこなし、都心の街に出た。待ち合わせに遅れるのは苦手なので30分前に着いてしまった。まぁ、いいか。と久々に訪れた街をブラブラ歩いた。もし、すべて見れる人ならばこんな光景も見られているのかもしれない。雨がぽつりぽつりと降ってきた。終わる頃にはお昼だなとどこで食べようか検索したりしていると時間になった。
待ち合わせの喫茶店で席番号を伝えると少し年配の優しい感じの女性はすべて心得てるようで「はい、承っております」と答えた。ひとつ階をあがり、上着を脱いで席につく。「着きました、お待ちしております」とLINEでメッセージを送ると今向かっておりますとすぐに返信が来た。
浮ついた気持ちを抱えながら待っていたものの、不思議と猜疑心はなかった。友人からさんざん凄さについては語られていたのもある。
現れた四季さんは普通に少し遅れたことを謝り、特別な服装や髪型で��なく、少しおせっかいそうな雰囲気あれど、神秘性なんて何も無い話し方で、慌ただしくアイスレモンティーを頼んだ。おしぼり使ってくださいね、席は奥側でいいですよ。と気遣いできる人で身構えたこちらとしてはホッと何かひとつ肩の力が抜けた気がした。
事前に聞いた通り録音しても構わないと言われ、スマホの録音ボタンを押して、子供がお絵かきに使うような消せる小さな黒板に聞きたいことの周辺者を書いてくださいと差し出された。
差し出される際は「相続ってのが出てるんだよなぁ」や「複雑な家庭ですよね?」とすでに見透かされているような発言をされていて胸の鼓動が早まる思いだった。自分の名前、奥さんの名前、母の名前、義父の名前、義父の息子の名前、父の名前、兄の名前と書く。そして、そこに年齢を足していく。
まだ、完全に信用していたわけではないのでこちらから情報を出すことはしない。
まずはお母さんからと話す出す。お母さん相手を間違えてしまったね。ただ、そこをいまさら責めておかしいし。この人は責められるの苦手だし溜め込んでしまうんですよね。
母の写真に手をかざす。すると、母がたまに話す愚痴と同じ語り口調でつらつらと母の心境が出てくる。まるで、そこに母がいて自分には見えなくて、その通訳をしてくれてるかのよう。それくらい母が話す言葉と語尾までほぼ同じだった。
「お母さん、良く喋る人ですね?」と笑う。そして、「実の父親」という言葉が出てくるんですけどと言われた時にドキリとした。母は養子縁組を祖父としていて、祖父に育てられた。その情報は四季さんにもちろん伝えていない。
自分は違うんですけど母方は宗教にどっぷりなんです。と伝えるとずばり宗教法人の名前が出てきた。これも伝えていない。
潜在意識と会話をしているんです。と四季さんは言う。その後に話される言葉も核心をつくようなことばかりだった。
奥さんが出会えてよかったと言っている。運命の人だからここは大丈夫ですよ。���言われた時にはすっと胸の澱がいくぶん落ちた気がした。
四季さんが言うには
人は家庭でもらった愛情しか自分の子供に伝えることができない。例えば1%の愛情しか貰ってない人は2%の愛情を子供に渡すことは出来ないと言う。
なので、あなたの場合はお母さんが愛情をもらってない。そして祖母も愛情をもらってないと伝わってきてるものなんです。
少しここで胸が傷んだ。では、自分は?自分も子供が出来たとしてやはり愛情を渡せないのではないか?
疑問をぶつける間もなく話は進んでいく。
「お仕事などんなことをされてますか?」という質問から「事業拡大というのが出ているんですが」
未来を見ることができる仕組みはわからないし確かめようがないがこれから取り組もうとしている仕事について話した。
人は、誰もが使命を持ってこの世を生きていると言う。それは大きい人もいれば、小さい人もいる。その使命に気づいてほしくて自分はこの仕事をしている。と前置きをされて言われたことは自分の周りに散らばったものを集めたようなもので、とにかく困難で緻密でとても到達できないんじゃないかと思えるようなものだった。
その後は前世の話をされ、それもなぜかすっと納得いくようなもので。そして、ずっと見守ってくれる人がいることを伝えてくれた。それは父性というものを経験したことがない自分にとっては嬉しく、自分はずっと一人ではなかったのだと思った。
その見守ってくれる人の風貌を教えてもらい、母に確認すると母方の高祖父ではないかと。母には四季さんに見てもらったことを伝えていないので「なんで急にそんなこと聞くの?」となっていたがややこしいので話さない。四季さんは見守ってくれてる人は背が高く母のようにお喋りでしっかりしていて頼りがいのある感じだとのこと。高祖父は昔の人にしては珍しく身長が高かった(180センチ以上だった)と訊く。
高祖父が昔飼っていた犬と一緒にいる。ボールで遊んだり、散歩をしたりしている。と聞いて少し泣きそうになってしまった。それを知れただけでも来てよかったなと思えた。思春期の頃に飼っていた犬で可愛がっていたけど、充分にしてあげれたとは思えなかったし、ツラく当たってしまうこともあった。
気にしてない。大丈夫。もっと遊んでほしかったけどね。とそう言っていると伝えてくれた。
帰り際に「次に来るとしたら◯◯の件だと思いますよ」と予言めいたことを言われた。その前世があるからあなたは戦ってしまうところがあるのだと。
また来るのかな。まぁ、人生は悩みが尽きないしそうかもしれない。
−−−−−−−−−
当然ながら1時間20分の内容をここにすべて書けるわけもない。終わったあとは驚きと納得と情報処理で頭がグルングルンしていた。
帰り道、Recorderとして使っていたせいで充電が少なくなったスマホを眺めながら、紹介者にお礼を打ち送信した。
四季さんからは誰でも紹介してもらって大丈夫です。LINEを教えてあげてください。と言われていた。悩んでる友人やこういった話にアレルギーがない人の顔が浮かんでくる。とはいえ、実際に行く人は一握りだろう。未来視を受けたくない人だっているはず。そこには凄惨な未来も少なからずあったから。奥さんもそのひとりで、未来を知るのは怖い。人の気持ちを知るのは怖いと言っていた。
なんとなくだけど、四季さんはその人が変えられることだけにフォーカスしてくれてるような気がした。2年先のことが見えない人もいるとぽつりとこぼしたし、何かに固執して柔軟に生きていけないのもそれは仕方ないことだとも言った。
自分には知らなくても良いことは伝えずに、良くなる可能性があることをたくさん話してくれた。基本的には内容はポジティブで誰にとってもこう胸が温かくなったり、何か支えや指針ができたりする話だった。
−−−−−−−−−
さて、不思議な体験談は以上としよう。
あなたもきっと見てもらったらびっくりするはず。恐ろしい程に自分だけが知る自分や、自分の周りにいる人のことを当てられる。疑う余地がない。
ただ、四季さんが話した未来のことや前世のことや守護霊みたいな人のことはわからない。だって確かめようがないから。答え合わせはずっと先。いつだって人生はそうだし不満を言っても仕方ない。
この投稿を見て、これ書いた人はスピに被れたイカれた人だなと思われるのも仕方ない。人の感性はそれぞれだし。もし、あなたが何かに悩んでいたり好奇心旺盛で体験をしたい、四季さんに会いたいという人がいれば連絡をくれると良い。東京近郊、または東京に来る予定があるならば会えるはず。
知るということに臆さない、勇気のようなものがあればたぶんそれを人生の糧にできるだろう。
もちろん、自分に何も見返りはない。でも、前世でもそういうお節介な人だったようだ。そして、なにより好奇心が大きい。あなたが何を四季さんと話したのか教えてくれればそれで嬉しい。
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ある画家の手記if.39 告白
三人で家族旅行をして、香澄の睡眠も落ち着きだしてからしばらく経ったある日に、情香ちゃんは唐突にこの家を出て行った。 もともとこのままずっとここにいる気じゃないのは僕も香澄も分かってたし、出ていくことに変な他意はなくて、そろそろいつもの体を動かす忙しい仕事に戻りたくなったんだろうなと思った。
荷物もないし玄関まででいいというから、香澄と二人で玄関で見送る。 一人靴を履いた情香ちゃんは玄関で香澄の頭を髪が爆発したみたいになるまでわしわし撫でたあとで、満足したみたいに笑った。 「ん。もうそんな痩せこけてないな」 「…うん。ありがとう。情香さんの料理おいしかった」 情香ちゃんが香澄をまっすぐ見つめる。 「困ったらいつでも呼びなよ」 「うん」 「…香澄の目は綺麗だな」 そう言って情香ちゃんが香澄の頭を両手で挟んで持って引き寄せ て 「?!」 「ちょっ…」 香澄の目元に軽くキスしていった。香澄はフリーズして目をぱちくりさせてる。 僕は後ろから香澄を抱きしめて牽制する。 「…情香ちゃん、や、やめて…。香澄口説かないで」絶対僕が負けるから。 「そう思うならもう少しお前も大人になるんだな」 情香ちゃんは笑いながら颯爽と扉の向こうに消えていった。 「……。」 「………。」 室内に残された二人でしばらく同じ体勢のまま固まる。 「……香澄…情香ちゃんに心変わり「してないよ?!」 つっこまれるみたいに否定されてほっと息をつく。…へんな感じだ。前だったらそんな、香澄が誰を好きだって、こんなに焦ったりしなかったのに…今僕に気持ちの余裕がないのかな、家族になろうって言ったときだって僕は、香澄にほかに彼女とかがいるならそれで…って思ったり…してたのに。 ……もしかしてこれが独占欲ってやつかな。 もやもやを新鮮に感じながら、香澄に提案する。 「…ねえ香澄。僕はこれからどうしてもやりたいことがあるんだけど、香澄も手伝ってくれる?」 香澄は後ろから抱きしめてくる僕の腕の上に手を乗せて、僕の足の上に足を乗せて、僕もそれに合わせて足をぶらぶらさせたり体をゆらゆらさせて二人で玄関先で一緒に揺れる。 「いいよ。やりたいこと?」 僕はそのまま足の甲に香澄を乗せて二人羽織みたいな二足歩行を戯れにしながらリビングまで戻った。 香澄をソファに待機させると、家族旅行で買ったばかりの防寒具一式をすばやく取ってくる。 ソファに座った香澄にぐるぐるマフラーを巻いて頭に大きめのニット帽をしっかりかぶせて耳まで覆った。体にコートをかける。 僕は寒さに強いから適当なコート一枚でいいや。 「よし、出発」 二人で家を出て、すぐ隣のひらけた公園まできた。 まだ雪が積もったままで、隅のほうに少しだけ子供が雪で遊んだあとが残ってる。 一番綺麗に高く積もったあたりを二人で探して見つけた。 「…よし。香澄、雪だるま作るよ」 僕の真剣な声にとなりの香澄がふっと息を噴き出すみたいに笑った。 「…え。なにに笑ったの」 香澄は手袋をした手で口をおさえて笑いを堪えるみたいにしてる。 「な、なんでもないよ…作ろっか」 …また僕へんなことやらかしたのかな…でも香澄は嫌な気になってるわけじゃないみたいだ 「香澄…」 じと…と香澄を半目で見たら、香澄が笑って両手を掲げて降参しながら白状する。 「直人かわいいなと思ってつい、だってすごく気合い入ってて、ほんとに真剣にやりたいことみたいだったから、なにかと思ったら…」 まだ笑ってる。雪だるまは子供の遊びじゃないんだぞ。 二人で小さな雪玉を転がしながら、僕が胴体、香澄が頭を担当することになった。 香澄が凍った空気に白い息を吐く。 「はー…… 今日からもう情香さんいないんだね…」 「香澄が呼べばきっといつでもまた来てくれるよ。僕が呼んでもあんまり来てくれないけど…」 「そういえば直人は情香さんと一緒に暮らしたことないって言ってたけど、二人が一緒にいるのすごく自然だったよ。幸せそうだった。どうして別々に暮らしてたの?」 「………」 僕の返事がそこで途切れたから香澄は慌ててつけくわえた。 「ごめん、口出しなんて…「いや、なんでも聞いていいよ。香澄も家族なんだから」 笑って香澄が謝るのを遮ったものの、質問には答えられずに、話は自然と別のことにうつっていった。 かなり大きくなった雪玉を、バラ��スをとりながらふたつ重ねて、二人で支えてしっかり立たせる。 長身の男二人で丸め続けた雪だるまの身長はなかなかのものになった。少なくとも子供が集まって作れるサイズ感じゃない。 「僕は目を探してくるから、香澄は鼻か口を見つけてきてくれる?」 「なんでもいいの?」 「いいよ」 二人で手分けして公園内の木や石を見て回って、手頃なものを探す。僕は黒々としたつぶらな石の瞳と元気に広がった枝の腕二本を見つけた。香澄も尖った石を持ってきて、顔の真ん中に鼻にして刺した。 目も腕もついて、ちょっとだけ天を仰ぐ顔の角度で、かわいくできた。完成だ。 「香澄、ケータイ持ってきた?」 「持っ���るよ。写真撮ろうか」 「うん、……誰か…撮ってくれる人がいたら…」公園内は平日だからか閑散としてる。香澄と僕と雪だるまを撮ってくれそうな人が通りがからないか待ってみる。 すると一匹の大きなシェパードが遠くから僕らのほうに向かって猛スピードで走り寄ってくるのが見えた。 人なつこいのか、雪だるまに興味があるのかな。 「首輪つけてるね、飼い主に写真が頼めないかな」 二人で飼い主の影がどこかにないか見回す。 すぐに体に触れられるほど近くにきた犬の頭を撫でる。吠えたり噛んだりもしない、よく躾けられたいい子だ。 「直人、犬には嫌われないんだ」 「ね、猫だけだよ…あんなに嫌われるのは」 「犬も好き?」 聞かれて一瞬ぼうっとする …似てるってよく言われるな 犬は好き 特に大きい犬は僕がぎゅって抱きしめても骨を折ったりしなくて安心だし 犬は好きだったよ 飼い主が …いや、飼い主のことだって別に嫌ってたわけじゃ その時、雪上に大きな指笛の音がまっすぐ空間を貫通するように響き渡った 「…あ、この子の飼い主さんかな」 香澄が音のしたほうに振り返って、丘の上の散策路に人影を見つけた。 笛の音で犬は全身をぴしっと引き締めてまた一直線に音のしたほうへ駆け出した。 犬の…首輪に下がってたあれは名札? BU…STER…? 「come,バスター」 散策路の人影が一言発した 介助犬とかの訓練用に共通で決められてる命令語だ 犬と一緒にすぐ木立の陰に消えていって僕にはほとんど見えなかった 襟を立てたロングコートだけちらりと見えた 「………人違い…」 …だと思う。あの人はこの時期に日本に滞在してることは滅多にないし ここに居るほうが変だ 「直人」 横から怪我してないほうの腕を香澄にひっぱられた。顔を覗き込まれる。 「変な顔してるよ。大丈夫?」 「…うん。なんでもない」 いつも通り笑ったつもりだったけど香澄に手袋をはめた手で顔を挟まれる。…心配かけちゃってる。 「…さっきの人、知り合いだった?」 「…ううん、人違いだよ」 今度こそうまくちゃんと笑って、香澄をぎゅっと抱きしめる。 「雪だるま…大きく作ったからきっと明日もまだちゃんと残ってる。今日は写真は諦めて帰ろうか」 「…うん」 二人で雪だるまを公園に残して家のほうへ歩き出す。 まだちょっと心配そうにする香澄の頭をわしゃわしゃ撫でて頭を胸に引き寄せてこめかみにキスした。 香澄の右手から手袋をすぽっと取ると、素手になった香澄の指に自分の指を絡めて、しっかり繋いだ手を僕のコートの左ポケットに突っ込んだ。 夜。久しぶりに二人だけで夕飯を作って食べる。 ひとり分の賑やかさが消えて、ほんの少しだけ寂しいような、不安なような。 それをかき消すように二人でいつもより手間をかけて凝った料理をいくつも作った。 食事が終わって片付けも済んで、僕がソファに座ったら香澄が横からするりと僕の膝の上に座った。…かわいいな。 香澄の体を包むように抱きしめる。 「…こういうの久しぶりだね」 って、自分で口に出しておいてだんだん恥ずかしくなる。 情香ちゃんもいたときはそういうことを意識して避けてたわけではなくて、自然とそういう気分にはならなかった。 「…香澄、こっち向いて」 僕の腕の中でゆったりリラックスしてた香澄が顔をあげて僕を見る、手で顎をとって軽く開かせると舌をさし入れて深くキスした。香澄も目を閉じて舌が口内でゆっくり絡み合う。一度少し唇を離してもう一度、角度を変えてもう一度、そうやって何度も深いキスを繰り返してるうちに、身体の芯からじんわり溶けそうになる。…気持ちよくて目が潤む。 一旦休憩。口を離すと少しだけあがった息が至近距離で混ざり合う。 「…香澄… …したい」 正直にこう言っても大丈夫。香澄はもう嫌なときはちゃんと嫌って言える。迫られても襲われても、意に沿わないときは自分の身を守れる。…帰ってきてくれた。それがすべてだった。 香澄の両腕が僕の背中に回って、ぎゅっと僕の体に絡められた。 「……うん…」 首元にあてられた香澄の顔は見えないけど、ちゃんと聞こえた、返事。 そのまま香澄の脚の下に腕を通してもう片腕で背中を支えて、横抱きにしてソファから抱え上げる。 左腕に少しだけ痛みがあった。負担がそっちにいかないように香澄の体の重心を少しずらす。 ドアを開けっぱなしだった僕の部屋に入ってベッドの上に香澄をおろすと、少し赤らんだ頰にキスを落とした。
続き
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恋人との過ごし方
・手を繋いでゆっくり散歩する
・犬(もふ)を探す
・犬を発見したら、近づいて挨拶して、大丈夫そうだったら触らせてもらう
・犬の散歩をする(させていただく)
・季節の植物を観察する
・花を嗅ぐ
・葉に触る
・かわいいおうちを観察する
・たまに走ったり、デューク更家歩きをしたり、ブラジル��操をしたりする
・疲れたらそのへんに腰掛けて休む
・公園の池のボートに乗る
・近所のおまつりに行って食べ歩きをする
・盆踊りに参加する
・コーヒー豆を買う
・紅茶を買う
・その日の気分でコーヒーや紅茶を淹れる
・すみっコぐらしを探す
・古着屋さんや古道具屋さんを見る(多くの場合買いはしない)
・ジェラート屋さんを目当てに街を訪れる
・Instagramでおいしそうな季節のジェラートを見つけたらシェアする
・かわいい動物の動画もシェアする
・行きたい動物園や水族館や植物園について話す
・動物園や水族館は動物をある種搾取していると考えられるので、行く場合のエクスキューズや、代わりにできることについて一緒に考える
・つらいツイートを見かけたら、一緒にその人のツイートをたどって、社会的な背景のほうに思い馳せる
・昼寝する
・ジグソーパズルをする
・いちゃいちゃする
・耳かきや毛抜きやスキンケアやお灸やマッサージをしあう
・料理をする
・ピクニックをする(昼でも夜でも)
・今度つくりたい料理について話す
・ちょっとしたお菓子をつくる(塩キャラメルくるみとか)
・一緒にお風呂に入る
・ポッドキャストを聴く
・音楽を聴く
・映画を観る
・それぞれ本や漫画を読む
・(展示は一緒に見に行ったことないけどぜひしたい)
・それらについての感想を交換する
・あらゆる社会問題について話し、気になっていることを言語化する
・よりよい(と思う)社会や環境のためにできることについて情報交換をする
・大きなイオンの食品売り場を散策する
・ワークショップに参加して小物をつくる
・キウイを収穫する
・洗濯や掃除や洗い物をする
・ふたりにしかわからない記号で「好き」という
・人目を忍んで(ときに忍ばず)キスをする
・湧き上がる愛おしさをどうにか言葉にして伝えあう
・一緒に仕事をする
・職場恋愛ごっこをする
・屋上に忍び込む
・手を繋いでドライブをする
・人間関係について相談する
・たがいのこれまでのさまざまな経験について聞き合う
・本屋さんをうろうろする
・写真を撮る、撮られる
・ウインクをしあう
・電話をつなぎながらそれぞれの生活を送る
2024.10.27
Pixar lamp
(via)
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毎日暑い日が続きますね。来週、東京は連日雨模様の予報です。あまりの暑さにバラは咲いたままドライフラワーになっていますが、メダカは相変わらず元気いっぱいにグリーンウォーターの中を泳いでいます。熱中症には十分に気をつけてお過ごしください。
6月15日は父の日でしたね。ちょうどこの日、松山ミディアムと2人でサンデーサービスを開催しました。松山ミディアムも私も、光の世界にいらっしゃるお父様を含めたお身内霊からのメッセージをお届けいたしました。今回も参加していただいた方が持ち寄ってくださった明るい光によって、楽しいひとときとなりました。お忙しい中お集まりいただきました方々に、心より御礼申し上げます。もし、他の方へのメッセージがご自身にも当てはまっていたならば、と��も嬉しいです。
また、私共の活動をご寄付にてご支援くださいました方々に、心より感謝いたします。今回私のショップへお寄せいただきましたサンデーサービスへの寄付金は、今学期開催の3回分を一括して慈善団体に寄付いたします。7月中旬頃のブログにてご報告する予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ。
・・・・・・・・・・
当日行った霊界通信のデモンストレーションを読みやすく編集してお届けいたします。
森:男性がいらっしゃっています。病気で亡くなっていて、ちょっとアカデミックな感じがします。研究者とか、先生とか…論文を書いたりとか、そういう肉体労働でない感じが伝わってくるんですけれども、余暇は…激しい運動ではないんですけれども割とアウトドアが好きだった感じの方。自然の中にいるところを見せてくださっていて、釣りなのかゴルフなのか、何か道具を使ったような…多分お父様だと思うんですけど。今日、父の日なのでね、お父様がいらっしゃていると思うんですよね。ご病気で、2、3年くらい入退院を繰り返していた感じですね。で、犬を飼っていた感じがちょっとしますね、で、お寿司が見えるんですけど…ここまでで、思い当たる方はいらっしゃいますか?
(女性が手を挙げる)
森:お父様でいらっしゃいます?
女性:父親が入退院を繰り返していたんで、そうかな、と。思い当たることがたくさんありました。釣りもしてました。
森:で、最後は緩和治療になりました?痛み止めとか…積極的な治療はされていなかった感じですかね。
女性:あ、そうですね、色々ありましたけど。
森:お父様、犬を可愛がっていました?
女性:とても可愛がっていました。
森:今日は父の日なので、もしかしたらお父さんに会えるかな、と思っていらっしゃいました?ていうか、お父様が待ち構えていたのかな、逆に。(笑)
女性:(笑)
森:じゃあ、メッセージをいただきますね。ちょっと人と人との信頼関係のことを言っていらっしゃいます。割とご自身は…いいことなんですけどね、人のことを信じやすいというか、いい人だな、とうご自身のご性質のことをお父様がおっしゃっています。疑い深いとかではなく、でも決して騙されやすいわけでもないんですけど…人の良いところを見ようとしている。
女性:そういうところはあります。ちょっと近くに入りすぎることがあって。
森:それは決して悪いことではないですよ、大丈夫、大丈夫。(お父様は)もっとご自身のことを大事にして欲しいみたいです。献身的な部分がかなりあって、本来の自分の時間を失いがちだったりとか、自分のことは後回しにしちゃって、他の人のことに時間を使いがちってところはありますかね?
女性:それは、大いにあります。
森:それもいいことなんですけどね、お父様的にはせっかく肉体を持ってチャンスをもらっているので、そろそろ、もうちょっと自分勝手に生きていいのかなっていう…ちなみに、お父様ってアカデミックな感じの方でした?
女性:はい、ある専門的な分野について書いたり、教えたりっていうことをよくやっていたんです。
森:多分、ご自身にもそれをやって欲しいみたい。例えば本を書くとかね、自分が今まで���めていた考えとかアイデアとかいうものを、もうそろそろちゃんと引き出して、引き出しに貯めておかないで外に出して、まとめることをお父様がお勧めしているような感じがします。ぜひ、やってみてください。
女性:はい、ありがとうございました。
森:次の方も男性なんですけど、若い男性で…お婆さんと一緒に出てきている感じなんですけど…もう、成人しています。この方も病気で亡くなっている感じがするんですけれども、で、スポーツマンだった感じがして…息子さんが亡くなった方はいらっしゃいますか。
(女性が手を挙げる)
森:二十歳過ぎで病気で亡くなっています?
女性:はい、そうです。
森:(息子さんには)友達がいっぱいいる感じ。
女性:はい、とても…
森:入院先にも友達がいっぱい来てましたね。
女性:はい。
森:最後、ちょっと食べ物とかを飲み込むのが難しかったのか…でも、精一杯生きましたよ。そしてね、光の世界で自由にならなかった肉体を脱ぎ捨てて、向こうでは元気いっぱいに走り回っています。そのことを伝えたいために来ていらっしゃいますね。で、点滴みたいなものが繋がっている感じがするんですけれど。
女性:それはないです。
森:じゃあ、お身内で入院している人はいます?
女性:最近まで隣にいる母が入院していました。
森:で、点滴とかしていました?
女性のお母様:はい。
森:多分、その側に息子さんがいたんだと思う。応援していたんだと思います。今度は看病される方から、する方に回ったんだと思います。してもらったことを返す、というか。
女性のお母様:あぁ、そうだったんだね…。
森:じゃあ、メッセージもらいますね。お子さんを亡くすことは辛いことですけど…自分の感情をコントロールするのをちょっと手放してください、と言っています。感情を抑えたり、こうすべきだという思考を取り除いて欲しい、とおっしゃっています。感情のままに、といったら変ですけれど…思い切り感情を味わってください、ご自身の感情を魂に焼き付けてください、と(息子さんが)言っています。
女性:ありがとうございました。
森:続きまして、サイキックアートをしたいと思います。今度はお祖母様がいらっしゃっていて、まだ当たっていない方で…母方のお祖母様は亡くなっていらっしゃいます?紫陽花はお庭にありました?
女性:庭はあるけど、紫陽花はないです。
森:割と、シュッとした細身の感じの顔の方でした?
女性:割とぽっちゃり…。
森:じゃあ、父方のお祖母様かな?顎が割とシャープな感じなんですよね。
女性:遺影でしか見たことがないですけど、母方の祖母よりはスッとした感じです。
森:じゃあ、父方かもしれないですね、お父様はご健在ですか?
女性:亡くなっています。
森:お祖母様、縫い物をしていましたか?なんかお菓子の缶に断ちバサミとか縫い糸とか入れたのを見せてくださっていますが。
女性:縫い物をしていたのは、母方の祖母です。
森:じゃあ、一緒にいらしているのかな?
女性:(笑)
森:今、描いているのは細い感じの方なんですよね。鳥を見せてくださっているんですけど、鳥は飼っていました?
女性:以前、私たちが飼っていました。
森:そのことかな。じゃあ、メッセージもらいますね。今、家を改装するとか…分割するとか…契約とか、家について考えなきゃいけない、とかあります?
女性:(思い当たらない様子)
森:ピンと来ない?家のことをおっしゃっているんですけど、トラブルとかも特にないですね?
女性:(思い当たらない様子)
森:(父方のお祖母様に向けて)もうちょっとメッセージください。お庭に関しても、ない?塀をつけたりとか…ないですか?
女性:(思い当たらない様子)
森:なんで家のことを(お祖母様が)ずっと言っているのかな…立て付けとか?
女性:築年数が経っているので、まあ、どうにかしなくちゃいけないのかな、という漠然とした思いはあります。
森:お家のことについて話し合う必要があるかもしれないです。塀とか庭とかが見えるので、納得するまで考え方を擦り合わせる必要があるのかもしれないです。
女性:近隣問題だと思います。ちょっと色々あるんで。父方の土地自体の境界のことを伝えてきていると思います。
森:あぁ、そのことかもしれません。お判りいただいてよかったです。じゃあ、絵を見せますね。(写真の絵を見せる)
女性:遺影の、父方のお祖母さんっぽいです。
森:あ、よかった。どうもありがとうございました。
女性:ありがとうございます。
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アイイス恒例のサマーフェスティバルの開催が決定いたしました!日時は8月3日(日)13:00〜16:00です。アイイスのミディアムやヒーラーたちによる、3時間のスペシャルイベント!テーマは「癒し」です。会員以外の方でもご参加いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
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8月10日(日)・11日(月)に開催するワークショップ、8月27日(水)・30日(土)に開催するイベント、9月開講の秋学期クラスへのお申込を受け付けております。詳細は以下をご覧ください。

マイ・ミディアムシップ ~ 唯一無二の霊界通信 ~
8月10日(日)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
8月11日(月)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
料金:1回 8,000円(アイイス会員・税込)・10,000円(非会員・税込)
両日共に同じ内容です
ミディアムシップに関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます
最少催行人数:3名
このワークショップは、自分の個性を生かし、自分の目的を探りながら、オ��ジナルで唯一無二の、自分だけのミディアムシップを霊界の協力を得ながら築いてゆくことを目的としています。
一つとして同じものがない私たちという尊い存在。それは、神さまの完璧なクリエーションです。 私たちの肉体が皆、全て異なるように、私たちの内面も皆、違います。感情や経験、学びや気づきもさまざまです。時に、私たちは自分自身の内なる声に気づかずに、周りの価値観や常識、先入観や思い込みによって導かれた異なる自分の姿を、本当の自分自身だと認識しがちです。
内なるガイドであるハイヤーセルフは、輪廻転生を繰り返しながらあなたと共にずっと魂の旅を続けてきた、あなたの人格の一部を担う存在です。永遠のコンパニオンであると共にベストフレンドであり、指針や啓蒙を与えてくれるガイド役でもあります。あなたとハイヤーセルフという最強のチームは唯一無二であり、難攻不落であり、個性豊かな美しいチームカラーを周りに広げています。
また、霊界からあなたをずっと見守る総括者、ガーディアンエンジェルもあなたにとって特別な存在です。生まれた瞬間から死の瞬間まであなたに付き添い、あなたの人生のブループリントを携えながら、あらゆる瞬間において私たちの傍らで無条件の愛を与え続けてくれています。
このワークショップで、それぞれ異なる役割を持つスピリット・ガイドたちに導かれながら、自分の内なるブループリントに気づき、解析し、あなたの魂が持つ本当の目的を探りましょう。
アイイス講師歴10年、ミディアム歴9年、イギリスのアーサー・フィンドレイ・カレッジにて数回に渡って講師・プロの為のミディアムシップ、サイキックアート、トランス、シャーマニズム等のワークショップに参加し、海外のミディアムとも交流を持つ講師によるレクチャーと実習を通じてあなたの『唯一無二のミディアムシップ』に出会ってみませんか。
主なレクチャー内容
・魂のブループリントとは
・ハイヤーセルフとその役割
・内なる声に気づくには
・ガーディアンエンジェルとその役割
・霊界からのメッセージに気づくには
・唯一無二のミディアムシップとは
・五感と、五感を超えた感覚
・先祖/身内/知人霊、指導霊、過去世のカウンセリングの違いとその目的
・指導霊との信頼関係を結ぶ
主な実習
・シッティング・イン・ザ・パワー
・内なる声に耳を澄ませてみよう
・ハイヤーセルフの存在に気づくための各実習
・ガーディアンエンジェルの存在に気づくための各実習
・ブループリントを読み解く
・五感と、五感を超えた感覚を使った各実習
・サイキック、ミディアムシップ、トランス各実習
このワークショップは以下のような方に向いています
・自分の本当の姿を知りたい
・魂のブループリントを解析したい
・自分を信頼し、人生を豊かにしたい
・自分自身の可能性や能力を探りたい
・エネルギーワークを通したさまざまな感覚に出会いたい
・ハイヤーセルフと繋がりたい
・ガーディアンエンジェルと繋がりたい
・イギリス式ミディアムシップについて知りたい
・霊性開花を通し��人の役に立ちたい、社会に貢献したい
お申し込みはこちらからどうぞ。
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ドロップイン・ナイト
ドロップインとは「気軽に立ち寄る」という意味です。 まるでミディアムの自宅に立ち寄る気分でご参加いただき、参加者全員へサイキックアートとメッセージをお届けします。
アイイス会員だけの特別な光の空間の中で、スピリットからのメッセージに含まれる光に溢れる愛や癒し、励まし、そして導きのエネルギーを受け取ってください。
※ メッセージをお届けする順番の指定はできません ※ カウンセリングとは異なりますので、質問はご遠慮ください ※ 最大催行人数に満たない場合は、終了時間が繰り上がります
7月24日(木)19:00〜20:00 指導霊のサイキックアート
9月25日(木)19:00〜20:00 過去世のサイキックアート
11月20日(木)19:00〜20:00 指導霊のサイキックアート
アイイス会員限定・参加費1回 2,500円
お申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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Prime 90 スピリチュアリズム in LONDON
アイイスでは、主に英国で培われたスピリチュアリズムを継承し、その信条や教えを生かした独自のクラスやワークショップ、イベントを開催しています。
このイベントでは、講師が今までに経験したロンドン郊外にあるスピリチュアリズムの学び舎、アーサーフィンドレイ・スクールでの一週間ワークショップの様子や、ロンドン市内にある英国スピリチュアリスト協会(SAGB)でのシッティング(カウンセリング)、サイキック・スタディーズでの国際的なミディアムによるデモンストレーション、スピリチュアリスト・チャーチでのサンデーサービスの様子などを中心としたレクチャーをいたします。
いつかロンドンで学びたいと思っている方、ロンドンのスピリチュアリズムやミディアムについての情報が欲しい方、ロンドンの各スクールの雰囲気を感じてみたい方、ロンドンの各スクールとアイイスとの比較について知りたい方など、講師の経験の範囲でお話しいたします。
また、レクチャーの最後に質問コーナーを設けています。
米 2022年に開催した同タイトルのイベントと同じ内容となります
8月27日(木)19:30〜21:00
8月30日(土)19:30〜21:00
アイイス会員料金:2,000円 非会員料金:2,500円
両日ともに同じ内容です
お申し込みはこちらからどうぞ。
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サンデー・サービス
日曜日 12:30〜14:00 詳細はこちらから。
7月13日(日)12:30〜14:00 担当:森+恵子ミディアム
9月14日(日)12:30〜14:00 担当:森+ゲスト��ディアム
10月11日(日)12:30〜14:00 担当:森+ゲストミディアム
11月9日(日)12:30〜14:00 担当:森+ゲストミディアム
11月23日(日)12:30〜14:00 担当:森+ゲストミディアム
会員以外のどなたでもご参加いただけます。
ご参加は無料ですが一口500円からの寄付金をお願いしています。
7月13日開催分へのご参加は以下のリンクよりどうぞ。
9月〜11月開催分へのご参加は以下のリンクよりどうぞ。
秋学期クラスのご案内
クラスの詳細及びお申し込みはこちらのページからどうぞ。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス
このクラスは、2025年夏学期以前のベーシック前期クラスを受講された方のみ、ご受講いただけます。
土曜日:19:00~21:00 日程:9/20、10/4、10/18、11/1、11/15
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:9/10
※ 第1回目の通信は9/1に送信されます
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:9/23、10/7、10/21、11/4、11/18
木曜日:10:00〜12:00 日程:9/18、10/2、10/16、10/30、11/13
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アウェアネス・マスターZoom クラス
月曜日:19:00〜21:00 日程:9/15、9/29、10/13、10/27、11/10
火曜日:19:00〜21:00 日程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
金曜日:19:00〜21:00 日程:9/19、10/3、10/17、10/31、11/14
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:9/21、10/5、10/19、11/2、11/16
水曜日:16:00~18:00 日程:9/17、10/1、10/15、10/29、11/12
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス
木曜日:19:00~20:00 日程:9/18、10/2、10/16、10/30、11/13
土曜日:13:00~14:00 日程:9/20、10/4、10/18、11/1、11/15
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マントラ入門 Zoomクラス
金曜日:10:00~12:00 日程:9/26、10/10、10/24、11/7、11/21
土曜日:13:00~15:00 日程:9/27、10/11、10/25、11/8、11/22
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トランスZoomクラス
木曜日:10:00~12:00 日程:9/25、10/9、10/23、11/6、11/20
土曜日:19:00~21:00 日程:9/27、10/11、10/25、11/8、11/22
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス
水曜日:19:00~21:00 日程:9/17、10/1、10/15、10/29、11/12
金曜日:13:00~15:00 日程:9/19、10/3、10/17、10/31、11/14
土曜日:10:00~12:00 日程:9/20、10/4、10/18、11/1、11/15
#awareness#unfoldment#spiritualism#light worker#mediumship#spirit communication#psychic art#demonstration#霊性開花#スピリチュアリズム#ミディアムシップ#霊界通信のデモンストレーション#サイキックアート#ライトワーカー#サンデーサービス#sunday service
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250611 OVERLAP #3
うお...2007年時点の私、赤ずきんの絵に
「Little Red Riding Hood with Butterwolf」ってタイトルつけてたんか。今、過去駄文漁ってて判明したので反映した
バターウルフ。バター犬の進化形ってわけね、うーん...全く覚えてなかったが、最高じゃあないか
いつからこういう駄文を書いていたか
遡れば、WEBで人が読める形で公開したのは2006年からだ
当時は一部の知り合いにしか見せていなかったけど
久しぶりにローカルにある旧・裏サイトのログを観て「これは」と思ったものをいくつか載せておく
----------------------- 【ハウル】
ハウルの動く城の呪いの意味が分かった。
歳を取る、のは、 保守的で夢の無い事を考え、思う時なんだ。 つまり、生きる事を、前に進む事をやめて、ここでいいや、 って思う時、人は老人になるという事を云っているんだ。 だから、物語が終わっても、呪いなんか解けるわけない。 あれは、皆が、世界中の皆が等しくかかっている呪いなんだから。 それが、目に見えているか、いないかというだけなんだ。 ただ、彼女はそれが目に映るぶん、幸福だ。 ハウルの為に、積極的に行動すると、容姿は、美しくなる。 「ハウルの為に、美しくありたい」という思いは、 そのまま、前向きな行動に結びつき、必然、姿は美しくなるのだから。 美しくあろうとする心が、容姿と結びついた時、人は本当に美しくなれる。
表面だけ美く、内面は死んだように歳を取っていくなんて、 まさにあの魔女の姿じゃあないか。 本当に悲しいのはそういう事だ。
眠っている時に少女の姿に戻るのは、眠りとは 「夢の世界を生きている時間だから」という事の比喩ではないのか。 白髪まで黒髪に戻っているからそれとは別の理由かも知れないが、 でも、そう考えるのは邪推だろうか。
現実で、ずっと前向きでいようとなると、 もの凄い冒険をしなければいけない時が出てくる。 前向きで積極的な行動は、必然「賭け」が生まれるのだ。 そしてそこを生き延びられるかどうかは「運」も含めたなにかだ。 だけど、運を掴もうという姿勢、集中力は、ハナっから あきらめてる人間には見えない、とんでもないチャンスを 見つけるカギになる。
人は心だ、と。 心のありようが美しさを決めるのだ、と、 あの映画は云っている。 俺はそう捕えた。
2006/12
----------------------- キレジェットラム創膏レポート(グループ展):コン���プト
ハンパなく楽しそうなイメージにする。 連日連夜超満員? ではないにせよ、ああ、俺も、私も、この時間に参加したかった。 同じ時間を過ごしたかった(今度こそ行こう!!)。 行った人は、行ってよかった、そうそう、こんなだった。 ああ、あそこで感じたよりも、今こうして見ると、より、「あの時間が 価値あるものだったことが分かる」こう思わせるのが目的。
ぶっちゃけそんな価値なんかない。 でも、「そう思わせてしまう」よう演出する。 そういう説得力を持たせる。演出の力で、そう思わせる。 記憶を美化させ、そして参加しなかった人達に、興味を、 「うおぉ、凄そう!!」という興味を。 それを抱かせ、RakGadjet、及びキレジェットラム創膏に 注目、執着し、憧れてもらうのが目的。
久しぶりにキレジェットラム創膏のコミュを見たら、 誰も画像上げてない… まったくやる気ないな… 来た人間達の気持ちも、ログを見て感動するであろう人達の ことも、スルーか… 誰もログを作らないとは。 呆れる。 俺はゲストだ。俺がログを作るのは自分のためだ、 自分が使った時間のため、自分が準備にかけたお金のため、 (お金とは、時間と限りなく同義だ。 プロは時間と能力を費やし金に変換しているわけだから) なんとしても価値ある記録、人々にとって価値ある記憶に 変換しなければならない。 だが、参加者誰一人そういう気持ちが無いな… 小さなイベントだからだろうか? どんな下らないことや、どんなささいな事も、感動や、興味、 人生の成功、人々の幸せに繋がるってことが、いまだに理解できて いないのだろうか。まあ、そうなんだろう…
さて、ログを作る上での、必要素材だが。
俺がまとめるログだから、俺が準備、演出、構築したものが メインになるのは当たり前だ。これは、キレジェットラム創膏の 代表としてのログではなく、あくまでゲストJNTサイドのログだからだ。 俺は主催ではない。 トラコ君にはあとでトラコ版ログを公開してもらわないとな。 そうでないと俺が主催ぶって立場奪っているかのように見えてしまう。 なんとしても彼にはログを作ってもらわないと。
雰囲気は、キレジェットラム創膏のパンフだ。 パンフがあったとしたら、どんなだったか? 会場が白かったから、それの真逆の黒だ。 ベースは黒。 あの会場でそのパンフを見たとしたら、凄くコントラストが きいて映えるしな。 また、パンフに会場写真を載せた場合も、同じことがいえる。
曲、お祭りテイストのをトップに置き、まず、 再生してもらう。
「曲 を お 聴 き 下 さ い 。」 &、再生アイコン。 目立つように、でも、品よく、そして、曲の雰囲気 "月がとっても青いから"のテイストと組み合わせて いい感じであり、なおかつ、テクノエッセンスも入れる。 クリッカブルマップでスイッチ部分にリンクを貼る。
展示品:
入り口に設置していたDNA採取装置(ガムテープ) あれをトップに置こう。 再現するため、もう一度作る必要があるな… 髪の毛もくっつけて…(めんどい
あとは、以前考えていたレイアウトの通りに組んで、 完成。
参加者達の顔をドアップで載せる計画は、 マツケイ君が顔出しアウトって云ってたから ボツだ。
mixiに載せる時のログ紹介文章を考えろ:
まず、題。 んー… 「イベントログ」 誰がみるかそんなもん…
祭り、でもないしな。
誰がターゲットか?????
んー… ぶっちゃけ、会場に来た人達や、仲間達のことは どうでもいい。 大事なのは、「あ、実際に展示とかしてるんだーへー」 って、RakGadjetは知っていてもあまり追い掛けていない、 業界の人達に向けたものにするのが、mixiで紹介することの 意義だろう、俺の場合。
と、なると、だ。
題:こんなのやりました。
だな。 うん、こんな事もやってるよ、と。 控えめだが、興味をそそる。
大事なのは俺はゲストって事。 本文にはそこをきっちり。
題:こんなのやりました。
写真: たのしそ~な写真(小さくてもそれがわかる)、3点。
本文:
昨年末 知人トラノシュウ君のグループ展がありました。 JNTもゲスト参加しました。
たった3日の開催期間、狭い空間、そして限り無く準備期間ゼロという 状況のなか、いかに「いい時間」をつくるか。 必死に考え、テンション上げ、練り上げた結果、
「 ム リ 」
という結論が出たのです。
そこで、テーマを決めました。 テーマは「失敗」。
全力で失敗する!! これはオナニーなんだ!!!! この滑りっぷりを見ろ!!!!
その結果僕の展示スペースの床には丸まったティッシュと 食べ散らかしたどんべえが散らかることになったのです。 そういう事です。
それをあたかも楽しかった出来事のように錯覚するような レポートをつくることが、はなっから僕の目的でした。
でもそんな事は忘れて、どうかピュアな気持ちで キレジェットラム創膏 REPORT RakGadjet edt.
どうぞお楽しみ下さい。
☆ こ の あ と す ぐ !
(アドレス)
ってとこか
で、ログなんだが、なんか、見終わったあとの付加価値。 なんか欲しいよね。
2007/02
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絵を描く人間は、 絵の残酷さを知っている。絵の地獄を見ている。 それは、表装の残酷さ、エグさなどでは無い。 そしてそれを経て分かるのだ。 心が真摯で無ければ、あるいは心の歪みに対しても 真剣でなければ、本当にいい絵、本当に厭な絵は 描けないということを。 中途半端はやめてくれ。心の言葉を、 心を研ぎすまして俺にぶつけてくれ。
2007/01
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嫉妬は走る原動力に昇華。 やがてライバルの見た地獄を知り、尊敬を知る。 想像を超えた地獄に、昔描いた理想のビジョンは歪みかける。 幾度となく他人の中に見る過去の自分(あるいは未来の自分)。 その度自分が、かつて嫌悪していた存在そのものへと 変化している事に気付き、築いた技術と理論を捨て去り心を 修復する。
ボロボロになった心のハードディスクに残ったいくつかのプログラムは、「好き」「気持ちいい」「嬉しい」
この要素が守れない世界なんて、いらない。 消去法&俯瞰&客観視&立場逆転の計算を幾度となく繰り返し 残ったものは、それだった。
2007/01
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心の回収作業: あるイラストや、設定を誰かが見て、 イイ、と云ってくれたり、 そのイラストのキャラクター等を摸倣して描いて くれたら、それは、ファンコール。則ち、 好き、という気持ち。
今度はその人のイラストや、コメントの特徴を回収して 絵を描いたり、コメントを返す。 つまり相手の「好き」を受け止め、自分の中にその「好き」を 取り込んだことを体現する。
これが心の回収基本スタンス。
「心の回収」と俺の中では呼んでいるが、 一般的には、「人の心を汲む」となるのであろう。
本当に好きになってもらうためには、とにかく相手の「好き」を 受け止め、自分の中の要素と混ぜ、相手に返す。
これの積み重ねが、好きを作っていく。 嬉しい、を作っていく。 信頼、尊敬、を作っていく。
2007/01
----------------------- 【所感】
うん。まあ基本は変わってないんじゃないすかね
同一人物ですからね、そりゃ。テセウスシップ循環したとしても
【✓】
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悲しい夢を見て号泣しながら起きた。
悲しくて眠れない、眠るとまた悲しい夢の続きを見そうでそれが怖くて眠れない。
でも決して悪い夢ではない、もしかしたら少し時間が経てば嬉しい気持ちにだってなれるかもしれない夢だし、なんとなく覚えていたい気持ちもあるのでここに残す。
____________________
夢の中の私は、真夜中家族が誰も起きていない真っ暗の家で眠くて眠くて仕方ないと思いながらシャワーを浴びて、眠すぎて気絶しそうになりながら湯船に浸かってお風呂に入った(というか気絶してたと思う)。
お風呂を済ませた頃には結構時間が経っている感覚だった。
洗濯機のすぐ横で末っ子が寝てたので、こんなところで寝てるなと思いながらも、日は登っていたので特に起こしちゃうかもという心配もなく迷いなく��濯機を回す。
洗濯機のスイッチを押した。洗濯機の向こう側が窓になっているので外の景色が見える。
ふと窓の外を見ると、目の前に私が大学生の頃に亡くなった愛犬がおすわりして真っ直ぐこっちを見ていた。
窓の外には犬が数匹走ったり遊んだりしていた。
綺麗な白黒の毛、左右対称の模様、ちょっと顔が大きくて骨太な身体、間違いなく愛犬だと思った。
愛犬と見つめ合ったまますぐ隣で寝ている末っ子の手を握って「あれって〇〇だよね」と私が言うと、起きた末っ子がすごく悲しそうな顔をして「ちがうよ、〇〇に会いたいよね」と言った。
絶対そうだよ、と思った。
なぜか私たち家族が住んでいる家は大きな車みたい��動いていて(この時私は家の中にいたので外観は見えないが、なぜか家の外観も想像出来て、白くて角が丸い、すべすべした質感の家で、なんとなく武蔵野プレイスのような雰囲気だった)、
窓枠を越えると、愛犬だと確信を持っていた犬は、全く知らない黒色の大きな犬(おそらくプードル)になった。
その瞬間ブワッと涙が止まらなくなった。
でもその犬が私たちがいる家(車?)を追いかけて来た瞬間、やっぱり愛犬に見えた。
あの子は走るのが大好きだったしすごく足が速かったから私たちの家にも追いつくはずだ。
お父さんの車のエンジン音やお母さんの車のエンジン音だって覚えていたし、あの子が散歩中に私の登下校の時間が重なるとあんなに大好きな散歩も中断して交差点で待っていてくれてたし、どれだけ遠くにいても私が気付く前に私に気付いて嬉しそうに尻尾を振ってくれていたから、窓の外にいたとしても気付いてくれるに違いないんだから。
繋いでいた手をギュッと握って横を見ると、末っ子も泣いていた。
もう一度外の犬を見ると、大きい黒い犬に戻っていた。
しゃくりあげて泣いた。
そりゃそうだよな、だってもう会えないんだもん。
____________________
夢から覚めると現実世界の私も号泣していて、仰向けに寝ていたのでほっぺも枕も濡れていた。
起きても涙が止まらなくて、ティッシュを探して暗い部屋を歩いた。
散々泣いて少し落ち着いたけど、また眠りにつくとまた悲しい思いをしそうだったので、朝起きないといけない時間まですぐならこのまま起きてようと思って時間を確認したのに、Monday, May 12, 1:53、とロック画面に表示されていた。眠りについてから1時間しか経っていなかった。
時々愛犬に会いたくてたまらない時がある。
小学生の頃、たまたま見たペットショップで一目惚れしてから毎日毎日その犬に会うために足繁くペットショップに通い、いつ次会えなくなるかも分からないまま離れ離れになるのが悲しくて毎回帰り際に号泣していた。
そんな私を見兼ねた両親が、家族会議の末その子を家族として迎え入れることを決意して、家に来てくれた愛犬。
(元々父は実家で猫を飼っていたし、母も実家でインコを飼ったことはあったものの、2人とも犬を飼ったこともないし、ペットを迎えるということは責任が伴う決断で、私もきょうだいも小さかったので散歩や病院に連れて行ったり大変なお世話は両親がやらなければならないことも分かっていただろうから、相当な覚悟と勇気が必要だっただろうなと思う。)
亡くなってから何年経った今でもいつでも見返せるように写真や動画をお気に入りして、会いたくてたまらなくなった時にはその写真たちを見返しては、こんなことも一緒にしたな、あんなこともあったなと思い出して、会いたくなって、でも会えなくて号泣したり、あったかい気持ちになったりする。
あの子は他のわんちゃんとなかなか仲良くなれなかったし、唯一仲良しのわんちゃんはあの子よりも何年も先に亡くなってしまったし、私/私たちがあの子のことを覚えていてあげないとと思っているから、忘れたくないと思っているから、何度も思い出しては泣いちゃうのかも。
愛犬が夢に出てきたことは何度かあったけど、こんなに悲しい夢を見たのは久しぶりだ。
元々あまり夢を見る体質ではない(眠りが深いタイプのよう)ので、悲しい夢を見て起きることは10年前にもあったかなかったかくらいの記憶かもしれない。
今回どうしてこんな夢を見たんだろう。
韓国ドラマ『君は天国でも美しい』が配信中だからかな、全く見てないのに。(生まれ変わった猫や犬と天国で会えるというエピソードがあるとSNSで見かけた。)
泣きながら文章を書いて、文章を書きながらまた泣いてしまったけど、文章を書いていくうちに、悲しい気持ちはあっても、怖い*という気持ちはなくなったかも。
*ここでの"怖い"は、たぶん、また眠ると悲しい思いをするんじゃないか、悲しい夢の続きを見るんじゃないかという怖さと、私がいつかあの子のことを思い出せなくなって完全に忘れてしまう時が来るんじゃないかという怖さだと思う。
今となっては夢だとしても会えて嬉しい、私って一瞬で愛犬のことに気付けるんだという安心感や自信まである。
やっぱりあのまま寝なくて良かった。
これ書いて良かった。
かと言ってこのまま横になって目を閉じる気分にもなれないので、YouTubeと Netflix、それかアマプラを見て、寝たくなったらその時に寝よう。
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EOY trip : 21st Dec
Hi there. 今は1月29日のお昼。1時間以上散歩をして来た素敵なカフェで残り25%の電池のパソコンに向かっている。昨夜はミントチキンカレーにした。例の使われなかったミントで。久しぶりに作ったミントチキンカレーはパプリカパウダーの持ち合わせがなかったので、赤いからという理由でサフランを使ってみたのですが、かなり美味しくできましたとさ。さて、急がないと。電池が切れちゃう前に、マインドを旅に引き戻して書けるところまで書きたい。
・・・
マインドを戻そうと写真を見返していたらパソコンの電池は残りあと15%。ひーん。
崇が運転をして、ヌヌ(おデブな柴、6歳くらい)を抱えたカレン(台湾名はヌヌ。妹の台湾名はニニ。だからわんこがヌヌ)が助手席に。私が左でラーメン(シャイな柴)を抱えたビアンカが右、という車旅。私とビアンカの間は荷物で埋まっている。日本だったら普通の乗用車だけど、アメリカではコンパクトとされるサイズのSUV、MAZDA。カレンがひと月ほど前に買った車で、車のない生活は半日だって持たないようなサンホゼで仕方なく買った車だという。カレンが買う車悩みをしている頃まだ私は崇とNYのカレンの家にいて、崇が “頼むからベンツとかボルボとか言うな”、と価値観の違いに悩んでいた。金持ちの中国人代表みたいになるからやめてくれと嘆いていた。でもカレンの趣向としては洋車(と言う言葉はあるのか?)が良いみたいだった。結局マツダに落ち着いたけれど、彼女としては致し方なく、だったらしい。マツダは台湾ではヤンキーが乗る車だから、とその説明を一通りし終わった時にビアンカが、「うちの家族マツダに乗ってるんだけど」と笑っていた。(ビアンカの家族は台湾にいて、カレンの家族はLAにいて妹はUCLA)
初めましてのラーメンはめちゃくちゃ可愛くて愛でたいんだけどめちゃくちゃシャイで全然振り向いてくれないので悶絶した。
崇とカレンとビアンカが一通りキャッチアップしているのを(知らない名前がたくさん出てくるので)聞くともなく聞きながら、ワクワクとうまくやっていけるのかと言う漠然とした思いの両方を実感しながらドライブが始まっていった。簡単に仕事の話になって、あ、違う、ESTA取れなくなった話しになってイラク出張が、みたいな話しになって、結局渡米の日程もズラして、みたいな話しをしたらビアンカが「That’s so cool」と言って、え、クールなんか?と思ったのにカレンも「その話し聞いた時私もなんてcoolなんだと思ったの~」と振り向いてきて、なんかこう世界の違いが際立った。で、ビアンカがアフリカには行ったのかとか中東ではどんなことをしているのかとか、聞いた後に「国連で働きたくはないの?」と言ってきて、「う~ん」みたいなフニャッとした反応を私がしていて、私は国連なんてそう簡単に私がたどり着ける先ではない、と言う趣旨をどう言うかと頭の中で英語を考えていたんだけど、その間に待ったなしのビアンカが、「NYに国連で働いている友達が二人いるから良かったら紹介する」と言って、私はあちゃ~すげ~う~ん、と言う感情で、崇が「チャンスじゃん~!」と盛り上がっていた。私は彼らのように上手には生きていけそうにない。自分のペースで頑張りましょう。と言う感じに、まぁNYで頑張っている裕福な家庭で育ったアジア人たちとの旅が始まった。だいたいみんな米国在住歴は10年前後。
崇のコロンビア院時代の(金銭の)話を聞いているタイミングに、自分は自分で(未来の)子育てについて考え込んでいたタイミングだったので、その後にこうも裕福な家庭で育って来た人たちばかりを前にすると結構絶望する。
ところで私はNYで携帯電話の電波を繋いでいない。そこまでケチらなくて良いとも思いつつ、無いならないで結構清々しいし、誰かとの待ち合わせ以外で困ることも特にない。と言うことで車では携帯でできることも特にない。ビアンカが携帯をいじっていてそう気がついた。
あ、別のどこかで書いたけれど、出発後はまずはサンフランシスコの日本食スーパーに行って食材を買い込んだ。アサヒビール12缶ケースも。年確が厳しくてアメリカって感じだった。
Rio Nidoの家に着いたのは16時過ぎ。最高の家だったー。ここまで広くなくてもよ���ったのでは、、、と思わずにはいられない広さの家。この家を探して決めたのは私がNY着いて一番最初にやったこと。10月31日だったっけ、そこら辺。カレンの家から歩いて5分の、トワイライトのサントラがかかっているとても良いカフェ(Dear Mama)で崇は仕事してて私とカレンでAirbnb探しをした。大人6人と犬2匹、と言う条件で探すのでまぁ豪邸になる。カレンは金額気にせず超がつくほどファンシーな家ばかりリストに追加するので、やんわりと否定する家ばかりを私が追加した。懐かしー!6人で割ればすごい安いよね、と言うことで私からすると大層な豪邸に決まった。そこに、着いた12月21日。時間の流れをとてもしっかりと味わう感覚が好きだった。車でメインの車道から逸れて林道に入り、ナビが間もなく、と指している中ソワソワと一軒一軒注意して、ようやく目的地を見つけた時、あの日予約した家にワープした感覚が新鮮で、面白くて、楽しみになった。
玄関コードが最初は開かなくてわちゃわちゃしたけれど、なんとか開いて入ると、余裕を感じる階段が迎え入れてくる構造。玄関を入ると階段があって、それを登り切るとリビング、と言う半分吹き抜けの構図。モロッコのマリヤム(提携団体のCEO)の豪邸を思い出した。階段の全段に置き物がある。ぜっっっったいに傷つけたり落としたりしたくない類の置き物がずらり。階段の踊り場を靴脱ぎ場にした。
ラーメンはシャイだけど脱走癖のあるヤンチャボーイでもあるのでビアンカは一目散にラーメンを連れて部屋に閉じ込めに行った。私と崇で大量の荷物を車から家に運び込んだ。私は子供の頃から車で移動が多く、毎週末、週末分の荷物を持って車で移動して荷物の出し入れをしていたので、こう言う事をするたびにふとノスタルジーが込み上げる。こんなにも想像していなかったような状況でもその感情はやはり現れた。
車から荷物を下ろし終わってリビングに行くとビアンカがテキパキテキパキと食材を冷蔵庫にしまっていた。トイレバスも2カ所にあった。戸棚にカクテルの教科書みたいな本と一通りのカクテルグッズがあって、あちゃー!リキュール欲しいー!となった。BOSEのスピーカーもあった。なんかキッチン?も2カ所にあって、裏のキッチンにはコーヒーメーカーとトースター(パンが飛び出してくるやつ)があった。お手伝いさんのスペースなのかな?とか言い合った。電気や空調のスイッチが未来感あった、テクノロジー!って感じのスイッチで崇と二人でガチャガチャ回しまくってお子様になった。
でも。食器が微妙にピカピカじゃ無いのはなんかアメリカンだった。ウェーっと拒否反応を示した崇とビアンカが一通り食洗機をかける。食洗機用の洗剤がなくて皿洗いのソープをダラダラと入れて回した。すっかり記憶のザルから落ちていたこのシーンを、最近ビアンカ邸で食洗機を崇と回している時に思い出した。
とりあえずみんな荷物の整理とかをし終わって、ぼちぼち夕食の下拵えとか始めようかという感じになって、ビアンカはラーメンの散歩に出かけた。
話し飛ぶんだけどこの前の日曜日(1/26)の夜にタクオミを家(ビアンカ邸)に呼んでラザニアナイトをして話していた中で、「こんだけ一緒にいて嫌だと思うところないの?」って言う話しになって、「この人、水回りが酷いの」と私が崇を告発した。崇は料理好きでキッチンに立つことは本当にしょっちゅうあるんだけど、そこいら中に水が、、、。水の出し方も激しいんだが、手拭きの文化がないアメリカでは濡れた手で歩いてキッチンペーパーを取りに行ったり、拭かない食器を移動させたり起きっぱなしにするのでもう床がびっしゃびしゃで、、、。崇はゴムのサンダルを履いているので平気なんだが私は布のスリッパなので踏んだらもう最悪で。勘弁して、とはよく言うけど、治るものでもない。そしてこの間柄のすごいところは、それでも嫌いにならないところ。あぁもう、洗い物は私にさせて、とか思ったり、あぁもう勘弁して、と思いながら床を拭く。
で、カレンの家の床も、キッチンの使い方(食器は基本しまわないで洗った後のラックに放置しておくもの。私は収納したい派なのですぐ拭いて片付けてしまう。ある時カレンが「フォークは全部どこに行っちゃったの?」と言っていてびっくり。しまうという概念がないと言うことを知った。フォークというか全ての在処はラックの上なのだ。)も、全く自分のスタイルではないけれどお世話になっている身なので極限まで合わせて生活していた。
でもRio Nidoの生活が4人で始って自分の中で芽生えた感情で面白かったのが、“ここでは平等”というもの。カレンの家ではキッチンの水浸しは頑張って放っておくか耐えられなければ自分で拭いていた。でもこのAirbnbでは「拭いて」と言った。まぁ言ってもそんなに変わらないので結局こっちが拭くんだけど、ここから大きく違ったのがビアンカが完全に私派だったこと。
関係値の違いなのかわたしとビアンカの性格の違いなのかもう少し分析が必要だけれど、ビアンカは「拭いて」とか、「ゴミはちゃんと捨てて」とか私みたいにうるさいのではなくて、何も言わずに全部自分で片付けていた。その姿を目の当たりにした私は、まだまだだな自分、という大きな大きな気付きに見舞われた。彼女を見ていて、自分の器の小ささに気づく。そして初日からずっと思っているのが、この人とても素敵な母になるんだろうなぁ、という感情だった。一度も誰にも言わなかったけど。
うるさい、とは書いたけど、多分言ったのは1回ずつでその他は100回ずつくらい胸の内で言っていた。胸の内で言って、最初の方は自分で手を動かさなかった。崇とカレンが自分たちのタイミングで片付けたくなるのに任せよう、と頑張って放っておいた。でも結局ビアンカが全部片付ける。そう気づいて結局私も彼らに任せるのではなくて自分でやる事にした。
おもろ。こんなに掘れるエピソードだったんだこのこと。関係性を穏便に進める事に私はおそらく自分で思っている以上に神経使っているんだろうなあ。
かと言ってそれがストレスになるタイプではない。他の部分でその人の事が尊敬できる場合は、ちっともこうした習慣の違いでその人を嫌いになるような事はない。夫婦目指しているわけではないのでね。
ぼちぼちみんなが部屋に引き上げる時に、「私物は共有スペースに放置しません。」と崇に言う私。苦笑いしながら自分とカレンの散乱しているジャケットや置きっぱなしの飲みかけのスタバカップなどを片付ける崇。
とも��く。ビアンカの性分にすごく救われる時間が多かった。共有スペースに私とビアンカのものは寝る前には皆無で、他2人のパソコンとかがいつも広がっていた。面白かったなあ。飲みかけのカップとか空のビールの缶とかは耐えられなくて片付けてしまうわたしたち。
救われるというか好み合う~の場面も多かった。最初に起きたのはバター。
ビアンカがおフランスのたっかいバターを旅に持ってきてくれた。LAでひと月に一回だけ輸入されるバターがあって(この期に及んで名前忘れた)それをはるばる運んできてくれた。
幸福論になると『女2人暮らしてます』の美味しいパンと美味しいバターがあれば幸せに生きていける、というくだりを必ず引き合いに出す私は、バターを語るビアンカとは仲良くなれそうだと早々に思った。
出来れば美味しいパンを買いたかったけれどカリフォルニアの田舎にそれはどだい求められずトレジョでましそうなバゲットを買って行ったわたしたち。
エアビーの冷蔵庫にもバターがあったので、ブラインドバターをした。朝食はブラインドバター大会。
あ、朝食の前に私はみんなが寝ているうち(と言っても7時頃とか)にバナナとみかんを持って散歩に出かけ、帰りがけにビアンカとラーメンに会った。ヌヌは散歩に行ってなかったけどまあなんとかなるのでしょう。
フレンチプレスでトレジョのコーヒーを淹れ、ベリーを皿に盛り、ブラインドバター大会。かわいいクリスマス柄のナプキンを持ってきてくれていたビアンカが、「これはこの旅(エアビー)の間に使い切らなきゃだからみんなたくさん使ってね」と何度も言っていた。可愛すぎてあんまりどかどか使えなかった笑
EOY trip : 22nd Dec
さて、本当に容易に想像できていた事なのですが、出発予定時刻はやはり過ぎた。笑
カレンさんはすごく気が散るタイプで、いろんなことを同時多発的にやっているので、予定時間はあってない。崇によるとカレンとカレンの友達の待ち合わせなどは1時間遅れが平常運転らしい。
それを知っている私と崇は前日の晩御飯で明日の予定の話になった時、既に余裕をみた出発時間を設定していた。
みんなで車移動をする時は決まって私とビアンカが車で待ちぼうけをして崇とカレンが来るのを待っていた。何度も言うけどそれがストレスになるとかそう言う感じはなかった。仕事じゃなくてホリデーだったからかもなあ。まあ好きにして~と言う感覚だった。
本日は、ワイナリー巡りです!!!
まずはJoseph Phelpsに11時am。なんだけど。その前に。電動歯ブラシを家に忘れてきたカレンが歯ブラシを買いたいのでスーパーに寄る。歯ブラシとホッカイロ(RV用にホッカイロ、と言っている台湾人2人)を買いにカレンとビアンカがスーパーに行って、私と崇は車で待つ。待てど暮らせど帰ってこない。たかちゃん(クラスメイトの内ではその昔崇はたかちゃんと呼ばれていた。今でもたまに使う。)はイライラし出す。「なんで歯ブラシ買うだけでこんなに時間かかるんだよお~」「オンタイム(早く出るはずが出れなくて結局オンタイムになった)だったのにもう遅刻だよお~」「も~~」と言っていた。私は心のうちで “全然いつものことじゃーん” と思っていた。
天気は曇り。「トワイライトは観た?」と私。「似てるよね~」とビアンカ。すぐ伝わった。「昨日来た時から感じてたんだけど、ベラの家のあたりの雰囲気に物凄く似てるよね。あとこのエアビーを崇とカレンと探していた時にいたモーニングハイツのカフェではあの日ずっとトワイライトのサントラが流れてたんだよ」と私。
その後はカレンがトワイライトを観ていた時代の話しをしてくれて、いかに彼女がお嬢様学校に通っていたのかが分かってきた。寄宿学校でとても校則が厳しくて色んな禁じられていたエンタメをいかに友達たちと掻い潜っていたのか話してくれた。
私と崇の学校も変わってたね、と言う話に繋がって、崇がいかに親に隠れてPSPにハマっていたかと幼少期について話しているのをぼんやり聞いていた。私はその話しの情景の全てを知っていて映像的にも思い出せて、カレンやビアンカからするとそれは崇の昔話なのであって。
ものすごいたくさんの時間を一緒にいたから、いつどこでの会話だったかはもうあやふやだけれど、ビアンカの過去もすごかった。フィルムカメラの話になった時に(フィルムカメラといえば先日LAで戸田さんがフィルムカメラの概念を知らなかったシーンもあったな)、昔自分で現像していた頃があって、と言う話をはじめて、お~~アート系なライフの時代があった人なんだ~と思って聞いていたのにおったまげ、会話の最後にそれは何歳くらいの頃のことなのと聞いたらまさかの15歳くらいだった。なんなん、中学生でフィルムの現像をする子供時代って。そう思った数日後にまたこの話しが繋がって、「フィルムの現像もそうなんだけど、中学生の時サマーキャンプに毎年行ってて、ある時はフィルムの現像をしたけど、違う年に(事件の)現場検証の体験があって」と繋がった。その話しは、なんでアメリカに出る事にしたのかと言う話しから始まって、子供の頃FBIになりたいと思っていたから、との事だった。それはなぜかといえばそのサマーキャンプでやった現場検証の体験がものすごく楽しかったから、とのこと。ちなみにその時代にフランス語を習っていた。お家柄が伺えちゃう感じよね、節々から。
JPには5分遅れくらいに着いた。どっひゃー!と言う感じのラグジュアリーな施設だった。
もう受付がカッコ良いのなんのってね。
まずは建物の外の受付で名前を言って、建物に入るとウェルカムシャンパンが待ち受けている。なぜか急に思い出したのだけれど、この日は犬たちは家に置き去りで、出る時にビアンカがラーメンに「byeeeee Mummy’s gonna drink today sorryyy but I love you!」って言ってておかしかった。そういえばこの日犬がいなかったなと思い出して、そのシーンも思い出した。
ウェルカムシャンパン飲みながらどっひゃーな館内を案内人について進んでいく。えらいことになってしまったわという気持ちで。
ついたテーブルのかっこよさがこれまたね~
ハイチェアの丸テーブルで、ぎっっっしりとグラスが溢れかえっていた。6グラス×4人、24グラス!?
テーブルには重厚な革のバインダーに挟まれた上質な紙に、4人の名前が印字されていて、「だから予約の時に全員の名前聞かれたのかー!」と崇。お品書きがずらりっ。
さてさて、私たちのテーブルを担当してくれたおばちゃんが最高だった。あーあ、もう名前忘れちゃった。スーザンとかだったっけ。
短髪で元気はつらつのおばちゃん。セーターの前面にクリスマスツリーの刺繍があって、そのツリーをコルクが飾っているの。10数個くらいのコルクが賑わっているセーター。コルクとあと電飾。ピカピカと光っているライトがコルクと共に縫いつけられているセーター。それを完全に着こなせちゃう感じのハッピー系なおばちゃん。一際愛するワインのコルクたちだそう。
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ところで今はパソコンの電池が切れたのでしばらくiPhoneでちこちこ書いているのだけれど、崇からLINEが来てアパートがついに決まったそうです。おめでとう。2ヶ月くらいに渡るアパート探しついに決着。ビアンカの家がどうひっくりかえってもありえないような豪邸だったから、結構苦しんでいた。こんなに良い家に住みながら現実問題住めるアパートを探すのは大変そうだった。ちなみに月50万くらい。NYってそう言う場所なのよね。
ビアンカは金持ち台湾人が経営するタウンハウスの一室にありえないほど安く(月35万)他の2人と住んでいる。そこにさらに友達価格で25万ほどで住ませてもらうわたしたち。普通にこのクラスの部屋に住もうとしたら相場は100万くらいのところ。結局世の中は人の繋がりですねっていう事になった。その話しはまたいつか。ちなみにJimさんが今タウンハウスに居るって聞いておったまげてた。ゼイタクネェ~!って。
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Hello hello, 今日(1/30)も今日とてカフェに来ました。今日は近所のカフェ。イタリア訛りのお姉さんが素敵なカフェ。崇くんは新生活が始まるワクワクでいっぱいです。仕事してるのかと思ったら家具探してる。パソコンのバッテリーは90%あるので今日は落ち着いて続きを書けるかしら。
Joseph Phelps ではカレンは飲まなくて、他の3人がテイスティング。スナックが信じられないほどの美味しさだった。そりゃもちろん買いたいワインにたくさん出会ったんだけど、そもそもCA→NYの移動も大変な上に、どうやって日本に持ち帰るんだという苦労が目に見えすぎたこと、そして価格が恐ろしかった事、によりなんとかその場の空気に飲まれないように踏ん張った。さらにはこの日、まだ後2件行くので、1件目で買ってしまうのもな、という判断だった。崇とビアンカは余裕のあるニューヨーカーズなのでバチバチに買っていた。「この為に仕事しているんだもの」by Bianca.
でも結局結論から言うと、Joseph Phelpsがこの旅で一番レベルの高い世界だった。いつかまた絶対に行きたい。崇もビアンカも既に何度もナパバレーに来ていていろんなワイナリーを経験しているのだけれど、ここはすごい、やっぱりお金かけると世界が違う、と言っていた。
一番びっくりしたのはデビッドホックニーの原画が私たちのテーブルのそばにかかっていたことね。カッコ良い絵があるな~とずっと気に入っていたのだけれど、ふとよく見たらデビッドホックニーと書いてあってびっくり。デビッドホックニーってあのデビッドホックニーかな!?!?と言い合って、スーザンに聞いたら。Joseph Phelpsの親戚がデビッドホックニーの知り合いだったので、Joseph Phelpsを描いてもらった、と言う話だった。おったまげ~。
大満喫をしてバーガーに向かった話しを続けようとしてふと思い出したのだけれど、この日Joseph Phelpsまで運転したの私だったわ。時の風化ってすごい。ナパバレー運転し��いる~と喜んでいたことを、こんな風に忘れていられるくらい、今日までにいろんな事があったわね。だから、どれだけ適当でも良いから、その場その場で書く日記が好きなんだよな~。まぁ良いや、ふと思い出したけれどJoseph Phelpsまでは私が運転したんだった。山道というよりは丘を上がって下がってと進んで、雲が丘をところどころ覆っていて、あたり一面葡萄畑だった、冬の、枯れた葡萄畑。
てことで、Joseph Phelpsに感服しきった私たちは、ウォークインを予定していた一件はスキップすることに決めた。もう一件の予約が16時とかだったので、昼間にもう一件挟むのはやめよう、と。St. Helenaと言うナパバレーにある小さな町がとても可愛らしいので、そこの散策でもしようよ、食事どうする?と言うやりとりの中で、ビアンカがバーガー屋を勧めてくれていざ。めちゃくちゃ良いバーガーエクスペリエンスだったなぁ。ナパ名物の汽車が走っていく景色を見ながら、賑わうテラス席で食べた美味しいバーガー。普段ハンバーガーって全然食べなのでアメリカで食べた一番美味しいバーガーだったわ。アメリカでハンバーガー食べてるわ自分~と言う感情だった。そう、NYにいるとアメリカにいるという感情にほとんどならない。カリフォルニアではいつもアメリカを体感していた。私はこの頃はまだ日頃の節約モードが辛うじて残っていた頃なので小さなバーガーのみでポテトとかつけなかった。みんなはでかい飲み物にポテトにでかいバーガーに、と頼んでいたのに、みんな残して持って帰っていた。いやいやいや、みんな経済回しすぎとちゃうか?
腹ごしらえが済んでからSt Helena 散策!ここら辺から本格的に崇・カレン&ビアンカ・葉月、のリズムが克明になり出した。寄り道するお店、物色のスピード、などなど。気づくと周りに崇・カレンがいなくて、ビアンカとふらふらしてた。特に何を話すわけでもないけど、なんかリズムが合ってた。
車に集合して今度はClos du Valへ向かう~。正直一件目で結構ちゃんとアルコール摂取した感あって、昼間からふわふわしていた。からの2件目。エントランスとか受付の感じとか、全然違って違いが楽しい。ブロンドで高い声の若いお姉さんが席まで案内してくた。担当は40くらいに見える男性だった。ものすんごい喋る男性。ものすんごい。4人全員沈黙してしまった。私はもともとほとんど喋りませんが。いわゆるオタク感というか、もうワイン愛、Clos du Valを崇め奉る感が凄まじくて圧倒された。彼が去るとみんなでちょっとすごいね、みたいなこと言い合った。
でも結局、1時間半くらいだったろうか、彼の捲し立てる情報を浴びながら一杯また一杯と体験していくうちに、みんな彼の事を気に入った。ちょっと最初は引くほどの熱量だったけど、結局彼は純粋に熱い男で、崇なんか終わる頃にはノリノリで彼と話してた。20年ものなどが眠っているセラーの中を見せてもらったり、樽の倉庫を見学したり、今年の樽から直接スポイトで汲んだものを飲ませてもらったり、サービス精神が溢れかえっているナイスガイだった。
カレンはあまり強くないので最後は寝てた。カレンの分も飲んだり、ナイスガイがサービスたくさんしてくれたりで、外が暗くなる頃に、身体はもうほっかほかだった。あ、ここのスナックも最高だった。クリームチーズをちょっとホイップしたものとザクロの実のディップ。
さて、ここではヴィンテージワインのなんたるかを教わった。2014年と2024年を飲んでおったまげた。そして30年がベストとされるボトルが今年詰められたと言う。崇とビアンカが30年寝かせる、と言って買っていた。30年後にも会わなきゃねって話してた。面白い~~~
ビアンカはLA以外で運転できない免許で、カレンは絶対に運転はできない泥酔状態で、私と崇どっちにするってなりながら崇が運転した。まりさんが絶対行きなとおすすめしてくれていた老舗ブリュアリーに寄ってビールを買って帰ることに。お店の感じすごい良かったので食べるチャンスなくて残念。でも持ち帰り可能なビールの形態が最高だった。1/2ガロン(1.89271 liter)の大瓶。growlerというようですね、wiki情報。その瓶しか持ち帰りで売ってくれるビールがなかったのでそれを買って帰宅。真っ暗だった。
タイワニーズ二人が犬の散歩に出て、ジャパニーズ二人はご飯の支度でもしたのかしら。この日は何を食べたんだろうと携帯電話の写真を見ないといけないくらい、朧げだ。同じ鍋食べてた。具材余ってる的な流れだったんだったかな。あー!違うー!思い出した!鍋じゃなくて、おでんだ。
もうよくない、一食くらい抜いても?と言いたくなるくらい、ご飯どうする?って話しずっとしてる人たちだったわ。サンフランシスコの日本食スーパーで冷凍のおでんセットを買っていた。こんだけ飲んで帰っておでんとか最高だねってなって帰ったんだった。写真を見たら前夜と同じ鍋使ってて色味も似てて鍋かと思った。おでんだったわ。あースッキリ。
前日の夜はスターウォーズを見た事がない崇が強制的にスターウォーズ鑑賞をさせられていて、私はスターウォーズの音を聞きながらビール飲んだ後の脳みそで仕事していた。酷い。。。今夜はいくらなんでも仕事にならないわと最低限の打ち返しだけして翌朝に回すつもりが、何してたんだか忘れたけどなかなかパソコンから離れられなくて、ご飯の後片付けとかも全部任せて、ビアンカのポーカーデビューをみんなで遊ぼうって言ってたのにまだ終わらなくて、崇がちょいちょい「まだ~」とちょっかいを出してきてカレンが怒こってた。「仕事してる人を邪魔しないで!」とプンスカしてて可愛かった。「誰もあなたが仕事している時に邪魔する人いないのに、なんでそんなこと言うの!」って怒ってた。懐かしい。カレンに怒られてからちょっかい出さなくなってこっちは逆に寂しかった笑 みんなの遊んでる音声を聞きながらそばで何かに取り組んでいた。全然思い出せない、何がそんなに急ぎの仕事だったんだろう。
後半少しだけポーカーに混ざって、カレンも見かけによらず強かで、ビアンカは見かけ通り感覚を掴むのが早かった。ポーカーは本当に面白い、人の心理を駆け引きしあうゲーム。崇はとってもevilなタイプなので腹立たしい。負けず嫌いともまた違う損をしない動きをするタイプかなぁ。NYで崇の友達二人と、合わせて4人でポーカーをした日が私のポーカーデビューだったのですが、25ドル勝った。ひと月後とかそれくらいに自転車のパンク修理に25ドルかかった。まぁ許容範囲の金額での遊び。現金が絡むか否かで、本当にゲームへの向き合い方が変わる。崇はevilなので、じゃあ、そろそろ慣れてきたから本当にお金かけてやる?ってニタニタと引き込みに入った。ビアンカがピシャリと、お金は絶対かけない、と言ってぐうの音も出ない空気感に一瞬にして包まれた。お金をかけなくても私は十二分に楽しいのだけれど、男子という生き物はちょっと物足りないらしい。あ、かけても楽しいのが私だけど!
EOY trip : 23rd Dec
この日の朝ごはんが思い出せない。致し方ないわね。
海辺に遊びにでも行こうか、みたいな余白の1日だったのだけれど、天気とかの兼ね合いでなんとなく海辺案は無くなったのが前夜。今からでも予約のできるワイナリーに行こうっていう運びになったのも前夜。RIDGEというワイナリーへ。気さくな雰囲気がすごく居心地の良いテイスティングだった。面白かったのは昨日の味の感想は基本的に大体崇とビアンカと合致していたのに、今日は合わない事が多かった。多分、彼らは切り捨てる事が潔い。あ、これは違うわ、と思ったら容赦ない。社会的強者という感じだわ。私は、彼らの評価もわからなくはないけれど、その中での良さ、その中での面白さに、まだまだ遊びに行く。二人は、あぁ、違うね、と言って終わりだったけど、私は昨日までとはもちろん違うのだけれど、もうちょい続けてみなよ、繰り返しているうちに発見があるやらないやら面白いけど?という感じだった。面白かったな、そういう違いもまた。さらに、結局みんな買いたいと思ったワインは一緒で、全員で同じ白を6本、箱で買った。
その後はタコスへ。フードトラックのタコス屋さんに。めちゃくちゃ美味しかったし、路駐した車のトランクを開けて、ワインの箱を台にしてつまんだタコスの思い出良き良き。そして崇がクレジットカードを無くしたという騒動。おそらく昨夜のビール屋さんだ、ということになり、30分くらいかけてまたビール屋さんに戻る。崇は一人で行ってくる、と言って、みんなが別に良いよみんなで行こうよ、となってドライブドライブ。ところでこの日は犬連れ。
帰りにまたしてもアジアンスーパーへ行く。どうしてそんなにもアジア食が好きなのやら分からぬ。田舎にもアジアンスーパーって必ずあるものなのねぇ。アメリカってそういうところなんだなと学ぶ日々。ちょっと寂れてて怖い感じの駐車場に停めて、��れ、そういえばこの日私運転してるわ、アジアンスーパーに駐車した記憶がある。アジアンスーパーではルーロウ飯に必要なスパイスを買う、ということだった。いつどこからどうやってルーロウ飯案が出てきたのやらだけどなんでも良きです~という感じでついて行った。言語のベースが、英語でありなら2対2で台湾語と日本語のシーンも多々あって、ピンからキリまで通じ合っているのでもなかった。
アジアンスーパーでは日本人対台湾人の構図で、あんなに食糧で溢れている家があるのにこれ以上何を買うというのでしょうね、という雰囲気をヒソヒソと話していた。立派な梨の箱を買って帰って、喉に良いという梨の氷砂糖煮をビアンカが作っていた、夜に。梨高かった~。ここまできてから思い出している異文化体験の話が、どこかでは書いた冬至の中国の決まりで団子を食べた夜。梨の氷砂糖煮もすごく新しかった。これが台湾のものなのかビアンカの家庭のものなのか細かい話にはならなかったけど、崇とビアンカが少し(喉の)調子が悪くて、調子悪い時にはうちでは必ずこれを食べるんだと言っていた。梨が煮込まれていく景色が新鮮で、違う文化を持っている人と旅をする楽しさでいっぱいだった。ルーロウ飯の下拵えと梨を煮ることを同時進行していたビアンカが、キリの良いところでラーメンの散歩に出ることになって、「Hazuki, 梨の火加減を注意しといてくれる?」と言い残して散歩に出かけたんだけど、しばらくしてから、梨の火加減私ワカラナイ!となった。とりあえず言われた通り、吹きそうになったら弱火にして放置した。
この日は白米を炊くというイベントがあった。みんな炊飯器でしか炊いた事がなくてどうやって炊くのか分からない、とすごい一大事みたいに言っていて、なんやねんとなった。私も鍋で炊くことはほぼないけど、山で炊いた事があるのでなんとかなるっしょという感じでトライした。なんとかなった。そしてルーロウ飯、すごく美味しかった。ビアンカは肉がルーロウ飯用の部位をゲットできなかった、と言っていたけれど、ルーロウ飯を日頃から食べるタイプではないので、味だけで十分美味しかった。あ、もう文脈もへったくれもないモードでひたすら思い出しながら買いているのだけれど、崇のクレジットカードは無事見つかった。本当にビール屋さんにあった。
さて、この晩はモノポリーナイト。このAirbnbにはゲームがたくさん詰まっている戸棚があって、モノポリーは二種もあった。あ、そういえばこの日か前日の午後くらいから、音楽がかかるようになっていて、Spotifyの素晴らしい機能に出会った。崇の携帯をApple Car Shareに繋いでいるので音楽も必然的に崇のSpotifyでかける。そしてビアンカが気づく、なぜか勝手にビアンカのSpotifyも起動していたということに。Spotifyのドライブシェアモードすごい!となった。一生サブスクから逃げている私だけど、この機能には大変感動してSpotify入るかーとなった。(入っていない)。ということで、崇のiPhoneが車につながっているのに、ビアンカが自分のSpotifyから崇のSpotifyに繋ぐ事ができて、DJをするに至った。ビアンカの選曲は素晴らしくてシャザムの出来ない自分のネット制限がこの時ばかりは残念だった。あ、でも大概1日の半分くらいはクリスマスソングをメドレーさせてもいた。それがまたなんとも楽しかった。クリスマスソングのドライブと、ナパバレーの風景が、いつか思い出すことになるんだろうなぁ、と思いながら過ぎていった。
はい、モノポリーに戻ると、結構なボリュームで音楽をかけながらやったモノポリー、楽しかった。みんな10年以上ぶりのモノポリー。カレンがどかどかと買いまくって大笑い。買えるだけ全部買うと言って破産寸前までむやみやたらと買いまくる。私とビアンカは運がない始まりであんまり買えない。崇はevilなので最初から上手に攻めていった。崇の運の良さは怖いくらいだった。運の良さに頭の良さというかevil精神が重なってもう怖い。交渉の持ちかけ方も超怖い。こんな真剣に生き残りをかけたモノポリーやったことない。モノポリーってもっとわちゃわちゃ楽しむゲームじゃなかったの、という感じの真剣な交渉というか破産しないための遊びは、新感覚であった。最終的に刑務所に入れると天国、という恐ろしいゲームになって、カレンが破産して終わった。楽しかったですねぇ、10数年ぶりのモノポリー。ビアンカは刑務所で悠々と歌って、ドラッグディーラーをやっていた。
EOY trip : 24th Dec
本日は移動日。荷造りをしていて、とんでもない量の食糧だねとなった。来る時に既に荷物で溢れかえっていたのに、12本のワインがすごい幅を占めていた。
今日までずっと曇りかしとしとと雨が降っていたのだけれど、この最終日だけは晴れたのがとてもとても印象深かった。針葉樹の濡れた森に光が刺す朝の時間がとても好きだった。もっとずっとこの家にいたいと思える家に来れたことと、でも確か次の家の様子もすごかったんだよねというのと、未知すぎるこの後待ち受けているRV tripへの感情と、なんか思い出すなぁ、この移動日の朝のこと。
移動は3時間くらい、なかなかの距離だったのだけれど、とても記憶に濃いのはコストコに寄った時間。ランチどうする話をしていて、どんな流れだったのか忘れたけどコストコのジャンクフードランチにしようよ~!と台湾人2人が盛り上がっていて、アメリカンやなぁと思った。食へのこだわりを持ちつつも、ジャンクフードも好き~と言っているあたり、アメリカに染まっているんだなという感想を覚えた。正しいものの見方なのかどうかは知らぬ。
コストコは素通りして何も買わず、トイレだけ使って、食事コーナーへ。衝撃的なピザ製作マシンをみんなで動画撮った。巨大なピザ生地がくるくる回っていて、トマトソースが注入されていた。大笑いだった。
ありえないほどに安いホットドックと0ドルの飲み物を持って車へ。アメリカンロードトリップって感じですねと楽しんでいた、食べるまでは。食べてからは、乗りきれなかった。vivesだけではついていけない味の無さに直面した時間だった。食べ物というよりは、空腹満たしのために物質を腹に詰め込んでいる、という感じだった。でもカリフォルニアの光とペプシのロゴとコストコの巨大な空間とは、本の中で知っていた西海岸な感じで、そういう感覚的な体感はすごく楽しかった。その昔アメリカ現代写真を学問としてかじっていた頃のことを幾度となく思い出していた。あの頃見ていた本の中に写っていた映像の質感が、今自分の現実としてある、という体感があった。
コストコでガスを入れて再出発。空がとても印象的な駐車場だった。
途中、湖や湿地帯を抜けるような道が良かった。
渋滞もあった。
わんこ達が同じ方向を向いて外を見ていて可愛かった。
この日も多分クリスマスソングはかけていた。
この車中の会話だったか定かではないけれど、車中の会話で、カレンもビアンカも、祖父が日本占領時代の家系で、そのふた家庭の日本の見方などの話が印象深かった。最終的に日本が好きになった家系と、一生死ぬまで日本を憎んだままの祖父を支えた祖母の胸の内や、日本の文化がどう台湾に、台湾の家系に染み込んでいるのか、新鮮だった。カレンが歴史が好きなのもあって、中国、台湾、日本、の近代史の話にはちょくちょくなった。その度出てくる祖父母時代の話し。かと思いきやそれぞれボルドーのワイナリー巡りをした話しになるやらヨーロッパ旅行に明け暮れている両親の話しにもなる。近現代史をまざまざと目撃する気分だった。時はトランプ2度目の就任目前なり。ちなみに3人が通っていたコロンビアはパレスチナデモが激し過ぎてしばらく休講だったというタイミングに学生だった人たち。
さてさて、お次の家はPollock PinesというEldorado National Forestの側の小さな山の中の街。エアビー探しをしていた頃は、まっっっっったくどんな雰囲気かわからないままに、とにかく山の中の家探そうみたいた事しか当てがなかった。実際に来てみたら思ったよりも山の中ではなくて、というかやっぱりアメリカは道路が広いから、道がある限りはそれなりに人の気配がある。そんなに隔絶された環境では、全然なかった。ガススタもスーパーも、普通にアクセスのあるPollock Pinesのエアビー。近所のスーパーに寄ってビール買い足して、あー!コストコになんで寄ったのか思い出したー!クリスマスの肉が良いのあれば買おうって話しだったんだそもそも。でも結局良さそうな肉はなくて、ただただ素通りしてランチしたんだった。思い出したわ。で、目的地に近いトレジョに寄って、ホットワイン(モルドワイン)用のワインや試食していたチーズが美味しくてチーズとクラッカーなどを買って、さらにPollock Pinesの近所のスーパーでクリスマス用のリブを購入してから家へ。すっかり日が暮れた。大移動日だった。綺麗な虹を2回見た。
ハイウェイの後半が結構雰囲気が変わって、明らかに森の様相になってくるのがとてもワクワクした。家は、傾斜の大地に建っている家だった。玄関を入ると今度は階段が下に向かってある。今回もバスシャワーは二つ。階下を崇・カレン・ヌヌ、グランドフロアの2部屋が私とビアンカ・ラーメン。大量のワインも一回車から降ろした。
この日は餃子パーチー。私はちょいとばかし仕事に明け暮れ、崇は暖炉の火をつけることに集中。ビアンカはフランス語のクラスがあると言ってリビングでクラスに入っていった。なんだか好きな時間だった。みんな悠々自適に好きなことしているけど、リビングが大き過ぎて過ごしやすい。暖炉の火がつくと崇は日課であるアパート探し、カレンはNYの仕事探し、私は仕事、みんなビアンカのフランス語クラスを邪魔しないようにヒソヒソ話ししてるのがなんとも面白かった。
ちなみにビアンカはそのフランス語のクラスは取り始めてまだ数回目らしい。前のクラスの先生がトランプ支持者と分かった時に大喧嘩になって最低な別れ方をしたと言っていた���それで探していた新しい先生に出会えてまだ数回しか受けていないクラスを、旅先から受けていた。宿題が間に合わない~と言って家に到着するなりごめんと言い残してフランス語の宿題をしていた。
餃子の餡が出来上がった頃にパソコンを離れてみんなで餃子を包んだ。ご飯と一緒に餃子を食べるという習慣がどうしても受け入れられない台湾人達とひたすら言い合いを続けた。日本の食卓では餃子パーティーでは白米を炊くもの、どうして餃子とご飯を一緒にしてしまうのか、餃子はメインであって、ご飯は邪魔。ご飯は汁物と一緒に食べるものであって餃子では筋が通らない。どうしてって言われても餃子と白米はセットなんだってば!という両者絶対に譲らない平行線の会話は、年を越すまでずっと続いた。まぁ良いわ、合わせてみるわ、と言って白米を炊くのは好きにさせてもらったけれど、食卓についてもずっとずっと笑ってた、どうしても餃子を食べるのにご飯があるテーブルが理解できない、と言って。写真見て思い出したのだけれど、サンフランシスの日本食屋で明太子を見つけたビアンカが嬉々として買った明太子をようやくこの日に食べた。
この日の夜はまだもう一つイベントがあるので、一旦切り上げよう。
今夜(1/30)わたくしはカーネギーホールのコンサートに参ります。楽しみだぁ。
Hi hi, 今は1月31日の午後13時57分。たまらなく満足度の高いランチを食べながら悶絶しているところです。と書いて食べに戻り、食べ終わったので食器を片付けてきます。(いつの誰になんの報告をしているんだ。。。)
餃子パーティーのイブのその先を書き終えたいのだけれど、その前に今のランチの話しをメモらずにはおられぬ。その前に昨夜の超適当パスタが絶品だった話もしようかなぁ。昨夜は明太子を食べたところまで書いて、こんなにどっぷり書き進めたのにまだ旅の序盤すら書き終わっていないという事の膨大さを味わいながら帰宅して、コンサート前に食事を済ませたかったので冷蔵庫にあるものでパスタにした。レモンとミントが使いたくてものすごく適当にゴロゴロ野菜のスパゲッティにしたらすごく絶品になった。適当に進め過ぎて再現できそうになくて残念。でもようやくミントのパックが使い終わった。ミントって思っていたよりも全然どんな形でも寄り添えるということを学んだ。なんかもっと主張の激しい、使い方に悩む存在だと勘違いしていたけれど、この度ブルックリンライフを機に印象を改めました。
はて、今朝は(結局食事だけじゃなくて今日の日記も書くんかい)調子の良いジョギングをした。ようやく、ようやく、身体が動くようになってきた。家を出て地面を蹴り出した時に、すごく軽くて心地よかった。雨が降った後の色素を落とした冬のブルックリンの風景が愛���しかった。
昼に、一昨日契約完了した崇のアパートの鍵の受け取りについていった。次にNYに遊びにくる時にはこのアパートに来るのかね、とか言いながら、初めて自分の家に入る崇を撮影した。素敵な家だった。というかそもそもそこは11月に一緒に散歩をしていた日にまさに歩いていた通りで、この辺とか住めたら良いな、などと言ってた場所なのだった。すごいなー。ビアンカ邸で生活していなかったらこんな風にブルックリンで家探しはできていなかったのだから、運命は面白いねってなった。で、その界隈にある行列のできる有名なクロワッサン屋さんに寄ってクロワッサンを買って帰った。最寄駅Grand Army Plazaを降りると、帰ってきたなという感情が腹に来る。Unionに寄って立派なソーセージとアボカドを買って帰って一目散にソーセージをフライパンに放り、コーヒーの準備をする。アボカドは伊丹式(伊丹十三『退屈日記』参照)で。崇はmtgに入り、手をつけられないままランチプレートがそばにある。私は一人悶絶しながら食べ終えたことを書き終えるくらい時間が過ぎた。クロワッサンはとってもビッグ!大きい!ものすんごくおいしかった。けど多分私はあと少しバターを減らしたい。勝手なこと言ってみる。クロワッサンのリッチな感じと、バターの多過ぎない感じの黄金比は少なくとも今回のクロワッサンではなかった。あれ?否定から入っている?いや途方もなく美味しかったのですよ。そしてアボカド。たまらぬ、なんだこの完成品は。最初に掴んだアボカドがものすごくぶよぶよだったので掴み直したアボカドさん、完璧すぎた、ようこそ私の2025/1/31の腹の中へ。そしてソーセージ。こちらも最高。今夜は外食なので昼間にガッツリ調理したご飯とか食べなくて良いや、というのがこのランチ案の発端だったのだけれど、気軽に用意したつもりが途方もなく満足度の高いランチだった。これは日本でも実現できるな~と思いながら、昔、谷口さんが駐在生活を終えて日本に住みたいと思うようになった根っこの部分は、今こうして飲んでいるみたいに一杯のコーヒーのクオリティに満足できる都市に住みたいと思ったからです、と事務所最寄りのコーヒースタンドでランチ後にコーヒー飲みながら言っていたのを思い出した。
幸せの絶対条件っていつまでたっても決めるの難しい。こうしてつらつらしたくなるくらい、食べることも飲むことも(毎日最低ボトル一本空けている日々)大好きだけれど、なくても幸せに生きていくことは結構できる。一生そこで暮らしますか、というと悩むけど、多分そもそも一生同じ場所で、という覚悟の仕方がおかしい。?やめやめ、こんな話し出したらイブの星空の話しにいつまで経っても辿り着かない!!!あ、たかちゃんのmtg終わった。私も無駄話終えよう。
「今日も書いてる~?(EOY tripの日記)」と温め直したソーセージを切りながら聞く崇。
「書いてるけどランチの話ししてエアビーの話しが全然進んでない」私。
Mtgが終わった崇と巡り巡ってなぜかNISAの話しをして時間が過ぎた。ライフハッカー崇は今日も今日とて銀行に行ったので私はいい加減書き進めましょう。
2024年のクリスマスイブ at Pollock Pines。荷解きをしていたらカレンが持ってきたサンタハットが出てきて、被った。被り物とかと無縁な人生を送ってきた私だけど、楽しい。被り続けているとちょっと蒸してくる。サンタハット被りながらみんなで餃子包んで、せっせと焼いた私。合うフライパンが無くてとっても難しかったのを思い出した。崇とギネスを買ったんだけど、ビアンカがギネスは嫌いだと家についてから言って、ごめーん!となった晩。残りのアサヒで凌いでもらった。
23時頃に防寒対策をして出かける。星を見に。車で20分ほどの山の奥に、天体観測のできる駐車場があるという情報を昨夜見つけていて、行ってみよう、という事に。真っ暗で、車のライト以外何も見えなくて、すごかった。
ねぇもしかして雪? と進んでいくうちに何やら雪っぽいものに気が付く4人。進めば進むだけ木につく雪が増えていって、しまいには路面が白くなった。アメリカにスタッドレスタイヤの文化がないのかはよくわからないけれど、ともかくノーマルタイヤの車だということが私はこの上なく怖かった。ちなみに今更の情報なのだけれど、崇とカレンはものすごく運転が荒い。なんと言っても崇は教習所に行ったことがない。アメリカって教習所行かなくても免許取れるらしい。君たちはなんだ、ドバイで運転でもしていたのか、というほど急発進急ブレーキの運転スタイル。ちなみにちなむと私はものすごいスピード狂。でも急発進急ブレーキはしない。アクセルを3以上に踏むことはまずない。1~2で温めて、2の後半でスピードを上げていくのが楽しい。崇とカレンは青信号になったら秒で3~5みたいな感じの人たち。日本でもなんて荒い運転なんだと思ったけど、レンタカーだったから何にも言わなかった。今回もカレンの車なので何も言わなかった。
雪の上では急に身の危険を感じたのでめちゃくちゃうるさくなった。絶対急ブレーキしないで!とうるさい私。わかってるわかってるって。という例のやりとり。ちなみにあたりは既に山道で、スリップでもした日にゃ崖からゴロリです。
そうこうしてついた目的地。駐車場は雪で埋もれていて侵入できなかったので路肩に。車を降りると靴が半分埋もれるくらいの雪だった。
凄まじい星空だった。
感動的な星空を体験すると、言葉に詰まるなぁ。写真で撮れないのと同じように、言葉でも追いつかない気持ちに書く前からなるから、やや諦めの体勢なのかもしれない。
30分くらい車のライトも消してその場を散策していたと思う。5分もすればどんどん瞳孔が開いていって、驚くほど見えてくる。最初は当たりが何も見えなかったのに、すっかり森の様子が見えてきた。当然、見える星の量も格段に増える。流れ星も心なしかゆっくりと流れていく気がした。
カレンは靴がどうにも雪の耐性がなくて早々に車に引き上げる。
ビアンカが星座のアプリをかざして星座講義。
シリウスに心惹かれて仕方なかった崇。
山の麓の街の明かりが、ほんのりと疼いていて、素敵な景色だった。
いつまででも居れる本当に素敵な星空だった。ここでこんなにすごかったら、キャンピングカーで行った先はどれほどだろうねと話したりもした。
日付を超えて、メリークリスマス。
帰り道は驚くほど道が見える。瞳孔が覚醒しまくっていた。そしてびっくりするほど雪道だった。見えてなかったからこれたようなものの、ここノーマルタイヤで登ってきていたって怖過ぎる。
帰宅して、ビアンカは早々に寝て、私と崇は少しウィスキーを舐める。カレンはパソコンをいじっていた。カレンはNYでの職探しを頑張っていて、年明けにアプライしたいところがある���だけど、キャンピングカーに書類系を持ち込みたくない、ということで色々頑張っているところだった。
さてさて、一回アップしよう。Pollock Pinesで2泊、サンフランシスコに戻ってRV(キャンピングカー)旅。まだまだ続きは長い。
仕事中の崇さんがニコニコしながらこっちを見てきて(ビアンカ邸のひろーいひろーーーーいダイニングのおおきーーーーなテーブルで差し向かいに座っている)
「ビールとかあったら気持ちよくレストラン行けたね」と若干意味不明なことを言ってきたので、すぐさま買いに飛び出してきた私なのでした。瓶ビールを2本買って帰ってきて、「It’s fridayyyy」と2025/1/31(金)16:00に盛り上がっているお調子者たちの冬休みはまだまだ続くとさ。
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SEL85F18を購入したのであ試し撮影!めちゃくちゃ良い!買って良かった〜#カメラ好きな人と繋がりたい #α7iii #写真好きな人と繋がりたい#カメラのキタムラ写真投稿 #カメラマンさんと繋がりたい #写真部#beautiful#happy#picoftheday#follow#me#art#instadaily#friends#repost#nature#japantrip#日本スピッツ#日本犬#スピッツ#犬バカ#犬好きさんと繋がりたい #犬なしでは生きていけません会 #犬と暮らす #犬好きと繋がりたい
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人の暮らし方
ブログが好きだった私はログインしてないと見られないとかスマホでないと使いづらいとかいったSNSはどうしてもチェックするのが億劫なので、結局なんだかんだ言って最近はYouTubeを見るようになってしまいました。しかしアルゴリズムはうざいし広告ブロック入れるとスムーズに動かない時があるしなかなか好みのYouTuberがいません。
サブカル育ちでコンサバなものが嫌いな私は、洋の東西を問わず小綺麗でほっこりしたのとついでにあったかそうな国の動画は見る気しません。どうもライフスタイル系のVlogはほっこり・読書・ゆっくりおうち時間・ていねいにコーヒーをドリップみたいなのが根強いのですが、そんなもん見てもちっとも面白くないのです。かといって欧米の女の子のVlogのカワイイ系はおたくが多くてこれもあんまり面白くない。(ほほえましいけど。でも海外のおたく系の人って平気で自分で描いたトトロやセーラームーンのグッズ作って売ってたりするので気が散る)
田舎の古い家をリフォームしてるみたいなのも嫌いではないのですが、そりゃこんな静かで人のいないところだったら家も飾りがいがあるし絵になる暮らし方も好きなことに集中もできるわさと思ってしまいます。やっぱり都会の狭いアパートで案件はあるけどそんなにお金ないみたいな、あとできれば猫とか犬とか飼ってないほっこり系ではない女の子というのがこっちは見たいのです。
私は前にも書いたけどシェイナ・クリーというアーティストのチャンネルをよく見ています。彼女のようなガーリーで風変わりな人はあんまりいないので好きでしたが、そしてシェイナはわりと自分を取り繕わない正直さが魅力でしたが、ぶっちゃけ最近はアートではなく音楽の方に力を入れていてつまらなくな���ました。初期の人妻アートスクール生だったころは良かったけど、離婚して前からやりたかったという音楽を始めて自身の作品もスピリチュアルなものになってきて、アーティスト同士の繋がりが大事!みたいなことばかり言うのであんまり面白くなくなってきました。ずっとやりたかったという音楽活動ですが、それはそれでもちろん不満や納得できないことが出てくるわけです。しかし彼女は昔ほどあけっぴろげに語るのをやめてしまったのもあって(ストーカーみたいな人とかいたらしい)、いったい何について不満を述べているのかわからないという動画も増えてきました。「個人的なことだから詳しくは言わないけど失望するようなことがあって…ごにょごにょ…なんやかんや…でもこのインターネットのコミュニティは素晴らしい可能性があります💖エンジェルのみんないつもありがとう💖」みたいなのは、自動翻訳で見てるこちらとしては「ハァ?」となってしまいます。
それでもアート作品は好きなので見るのやめたわけではないのですが、途中でやめちゃうことが増えました。ていうかVlogにくらべてMVの再生回数少ないんだけど…みんな同じこと思ってるのかな…。アパートを買ってからローンがあるのでスタジオを別に借りないと言っていましたが、前の元は修道院だったアーティストヴィレッジみたいなところで撮ってるVlogが好きでした。あと私みたいなひねくれた人間からすると、ポジティヴでスピリチュアルなことを言ったってどうにもならないことはどうしてもあるんだよなーと思ってしまいます。パリ市民権を得て終の住処も見つけたのはすごいけど、引き寄せで家買ったとか言ってるとおぅ…となってしまいます。しかしシェイナは自由奔放に見えて、ショートカットにすると女性はあまり良く見られないけどやってみた、とかブラしたくない、とか改めて宣言しないといけないことなのかというような発言をしていてちょっとびっくりします。割とスピかつフェミニストっぽい活動が多いように見えるけど、こういうことは欧米ではわざわざ主張しないといけないんだなというのを実感しました。シェイナが意外と保守的でこだわってるだけかもしれないけど。あとシェイナはあんまり食に力を入れてないところと、棚の中がすぐ乱雑になるところも好きです。
そんな私が最近好きなYouTuberがフィオナという女の子です。パリに住んでるけど多分アメリカ人で、なにをしてるのかいまいちハッキリとはわからないのですが時々エージェントと言ってたり、ファッションウィークのイベントの招待状が来たり服や靴が送られてきたり、インスタにはVlogより随分ちゃんと撮影した写真が載ってたり腹筋が割れてたりもするのでモデルかなーと思っているのですが、自分で髪の毛いじってるしリサイクルショップで古着を見つけて売ってもいるようだし本人もホームレスと言ったりよくわかりません。
リサイクルショップやスリフトショップでめぼしい古着を見つけてきて売ってる女の子というのはブログ時代にもけっこういましたが、これがそれほど儲かるのかといつも思います。私はめんどくさがりなので、多少上乗せされててもある程度セレクトされた古着屋に行くことはあるけど、有象無象のなかからキラリと光るものを見つけるなんて割にあうのかなーと思ってしまいます。お店でもやってるならまだしも。でもやってる人がいるということは手間を引いてもやる意味があるんだろうなぁ。シェイナは自分で手を加えたりするため数が出せなくてこのビジネスは自分に向いてなかったと言っていましたが、フィオナは独自のカジュアルの好みがあって目ぼしいものを見つけたらとりあえず買って、気に入らなければ通販サイトに出すという感じで雑なのですがそのぐらいの方がいいのかも。というか海外の人は不用品は基本的に売る、だめなら寄付、よっぽどのゴミになったら捨てる、という感じなので、見ている私もそういう姿勢になってしまいます。日本でもフリマアプリが定番になった一方で、売れるまで保管しておくのが嫌だから全捨てという人も多くいます。個人的には、日本でも売ると捨てるの間がもう少し気安いポジションになってくれるといいのになーと思います。欧米の人の動画を見てると、使い古しの文具や画材も児童館などに持って行けば受け取ってくれるらしくてうらやましい。
それはさておき、パリに住んでいるYouTuberはフィオナもシェイナもそうだし他にもたくさんいるので、やはりパリという場所にはまだまだ伸び代があるというか味がするというか、人を惹きつけるものがあるんだなーと思います。パリに住んでるくせに普通の服とインテリアの人もたくさんいますが、それでYouTuberでーすて舐めてんのかと思います。パリのYouTuber同士どこかですれちがったりしているのでしょうか。
それから、フィオナの好きなところはほとんど一人でいるところです。最近の動画では友達を作ろうとしたりしてるし妹とはとても仲が良いみたいだけど、友達が少ないと言っていたり、人と一緒にいたいと思わないのが私の問題だと言っていたり、なんかわかる〜。別に寂しくないのです。私の周りも人とつながらないと、たわいないおしゃべりが大事みたいなこと言う人ばっかりだけど、まぁなくても平気なの。それがどうしてもわかってもらえない。アーティストでもそうじゃなくても、女の子でもそうじゃなくても、人はひとりにならなくちゃいけないと思うのです。しかし姉妹で仲の良い人はうらやましい。あとフィオナはあんまりお金がないらしくて、でもブラックコーヒーが飲めないのでミルクをカフェに持ち込むとか、ただでコーヒーが飲めるとなったらわざわざもらいに行ったりカップを再利用したり、私こういうケチり方を見るの大好きなので楽しいです。
もう一人好きなYouTuberはモデルのミーガンです。彼女はアジア系の人らしく日本の雑誌やアパレルでも活躍していて、自撮りを始めるとカメラ目線でしばらくあれこれやっているのはいまどきの子というか職業病なのかなーと思います。フィオナもよく何度もポーズをとっているけど、あんまりここまであからさまに自撮りの顔をあれこれ写しているYouTuberって見たことない。ミーガンはかわいいのですが高橋一生に似てると思います。高橋一生はべつにかわいいと思わないのですが。ミーガンの動画はとても素敵だしよく日本にも来ているようですが、どこへ行っても電車とか街中で平気で他人のことを写しているのがイヤです。しかしシェイナはシットとかビッチとかよく使うけどフィオナとミーガンは使わないのもちょっと面白い。アーティストとモデルの違いなのでしょうか。ミーガンはYouTuberの中ではまっとうにモデル活動している方だと思いますが、先日はファッションウィークに行ったけど仕事が得られなかったというようなことを言っていて、YouTubeで見てる分にはあちこち飛び回って絵やzineを描いたりしてお気楽に見えるけど、実際のモデルというのはなかなか厳しい道なんだなーと思いました。
little tiny eggというアーティストの方も好きです。彼女(クリステン)はユタ州に住んでいるのですが、ユタ州というかソルトレイクシティにはパリやニューヨークやLAとは異なるアーティストコミュニティやアートシーンがあり興味深いです。都会や芸術の街ではアーティストなんてのはいくらでも湧いてくるもので、どんどん篩にかけられていくものという感じですが、クリステンの動画を見る限りソルトレイクシティではアートを公共のものとして育てているという印象があります。クリステンはとても真面目でローカル性のあるアーティストなので、これが全てというわけではないとは思いますが。クリステンは癌の闘病歴やその後の持病などがあり体の弱い私は共感してしまいます。あとパートナーがいい人そうで、身体はともかくメンタルは安定してるところも安心して見られます。そんなクリステンもネットのアルゴリズムには4文字言葉を吐いていて、それもわかる。アルゴリズムってクソだよね。それと彼女の動画を見ていると、ユタ州って白人ばっかりだなーと改めて思います。
男性のYouTuberは基本的に持ち物が面白くないので見ないのですが、death by thriftingという人は面白いです。センスもめちゃくちゃ好き。男性の動画と女性の動画ってなんかやっぱりテンポが違うなーと思います。パッパッパッて場面が変わることが多い。
しかし基本的に男性のライフスタイル系YouTubeの面白くなさは、多分ファッションを極めた男性がオーダーメイドに行き着くのと同じ理由のような気がします。かといってさらば青春の光の森田のように物欲のかたまりみたいな人もそれほど面白くない。ていうかさらばはお笑いとしても面白くないし、森田も面白くないしなんか悪いけど背伸びしてるというかセンスが好きじゃない。男性にありがちな、物の中にある歴史や物語を好む傾向がこっちからすると真顔になってしまうところがあります。私個人としても機能性とデザイン性の混じり合ったアイテムは好きだし愛用してるけど、情報食ってんじゃねぇと思います。
そういう自分の気持ちにぴったり来るVlogを見るのとはまったく別に、国内のアラサーからアラカンぐらいの人のしみったれたVlogを見たくなる時もあります。顔を出さずにひたすら自炊しながら不幸を語ってるような動画は業者が作ってるという噂も聞いたことがあるし面白くないけど、リアルな生活感があふれているVlogが時々見たい。くすんだ色合いのワー��ローブ、あるいはピンクや薔薇やリボンなどのある種の傾向が伺える持ち物、食べかけのフルグラや調味料が百均のカゴで整理されているキッチン、クレーンゲームのポケモンやカービィのぬいぐるみがぽつんとあるソファー、そして身内なら面白いと思えるのかもしれないけどあんまり連発されるときついセルフツッコミなど、正直言って私の周りにはあまりいないタイプの人たちの生活に興味があります。私の周りにいる人たちはどちらかというと、特別にオシャレでもお金持ちばかりなわけでももちろんないのですが、オタク系から意���高い系まで趣味が多くてこだわりの強いマキシマリストタイプが多いので、ほそぼそとした暮らしを送っている人たちを見るとこういう生活を送る人の方が圧倒的に多くて少し私の周りの人たちは享楽的すぎるのではないかと思ってしまいます。
少し前からマキシマリストとはまた違うクラッターコアというインテリアのトレンドがあるらしいですが、元cutie読者の私としては懐かしいものを感じます。この流行について言えば、これは若い(主に)女の子たちがやるものであるなら、そういう時期に自分の部屋をこういう風にするのは健全なことだと思います。少なくともYouTubeで見る限りはただのゴミ屋敷でもないし、好きなものに囲まれた自分の城、自分のテリトリーを作りたくなるのは結構なことです。これを賃貸の床が抜けるほどやったりするのは良くないですが、ミニマリストの人たちが批判するのはちょっと違うという気がします。若者というのは、一生のうち一度くらいは壁に雑誌の切り抜きやレコードジャケットなどをびっしり張り巡らせてみてなんぼのものなのです。それをやってみて初めて自分というものを理解する。私は基本的に若い人の方が優れているなどとはまったく思っていませんが。たまにやたら若者にまかせましょうよ、我々は感性が衰えているのですから、みたいなことを言う「わかってます感」を出す人がいますがそんなわけあるかい。若者なんか基本的にイキってるだけで物も知らないクソのバカでしょ。もちろん誰にだってクソのバカの時期はあります。困るのはクソのバカのままの人が多いということです。それはそれとして私がcutieを読んでいた頃と違うのは、今は値段の安い服や雑貨の背景に強制労働や環境破壊といった問題が潜んでいたり、ヴィンテージ、スリフトショップ界がエグいビジネスになっていたりすることであって、これはなかなか世知辛いなぁと思います。風の噂では70年代ぐらいから古着の世界はエグいと聞いていますが、それでも私は、投資目的でブランド品を買う人たちにくらべたら好きという価値で判断してる人たちの方がまともで可愛げがあると思います。
その逆のパターンでもう少し年齢の行った人たちがやる動画でno spendとかno buy challengeとかいったのがあって、必需品以外の服やコスメ、コーヒーなどを買うのをやめようという運動なのですが、これはとても興味深いテーマなのに実践中を撮ったものがほとんどなくてどの動画もやってみてどうだったか、としゃべっているのばかりなのでいまいち面白くない。
もう少しつっこんで消費社会に物申すみたいなのも場合によっては見ることがあります。物欲を抑えたい時とか。先日家電が壊れたので買いに行った時ショッピングモールを見たのですが、セールの時期だったのもありますがちょっとあまりにも安い新品の服がたくさんあって驚いて買いそうになってしまいました。こらえたけど。しかし私はほとんどの日にはあまりパーッとお金を使って山のように物を持ちたいとは思っていないので、外出すると欲望渦巻くショッピングモールやデパートに疲れてしまうことが増えました。
老いも若きもちょっといいお菓子のお店とかデパートの銘菓コーナーとかに行列してるのを見ると虚しくなってきて、仙人のような暮らしがしたいと思います。時々どこかへ持っていくのにデパ地下でお菓子を買う必要に迫られますが、銘菓コーナーの欲の渦巻き方はえげつないと思います。買う方は血眼になって食い切れるのかと言う量を買い、売る方は「マツコの知らない世界で紹介されましたー」とか「本日特別に入荷しましたー」とかマイクでしゃべっている。そしてどうせsnsに載せるんでしょ誰も見てないのに。そのへんのつまらない人間の考えるちょっとした贅沢、同じような店ばかり入った駅ビル、同じような見た目の都市開発(水と緑と木目を取り入れたやつ)、スタバの新メニュー、それを持って歩いてるイキってるだけの若者、態度のでかい外国人観光客。全部うんざりしてくる。でも少数の人間が仙人のような暮らしを極めたとて別に世の中は良くならないと思うと生活ってなんなんだろうという気になってきます。
ギャルやおたく自称ズボラなどを除くと日本の動画はどうしても真っ白い部屋に「捨ててよかったモノ30」とか「手放したら見えてきたこと」とかいうポエムの皮を被った説教くさいサムネが多くて見る気も起きない。もっとこう物欲はあるけどちょっとヤバいから頑張ろうみたいなのが見たいのに、すでに真っ白になった部屋から「他人と比べない」とか、白っぽいグレーや薄青緑色の茶碗でお茶飲みながら達観したようなこと言われてもなにも響かないそして日本人の持ち物は面白くない。あのライフスタイル系YouTuberやsnsの説教くささはなんなんだろう。あれこそが現代人の病ではないかと思います。説教したい、なんかいいこと言いたいみたいなの。パリ在住やミニマリスト系の日本人はやたらと「人と比べない」という言葉を使いますが、お前がいちばん比べてるだろという気持ちにしかなりません。それとパリに住んでるくせにもうタイトルとサムネの時点でほっこり蚤の市と手しごと、みたいな面白くないのがわかる奴とかなんなんだよと思います。また、海外の動画は翻訳で見るからポエム説教が気にならないのはありますが、なんか申し訳ないけどなんにも理由はないのに無性に腹の立つ顔をしてる人は見ません。
しかしコーヒーを買うとかネイルの限定色を買うとかいうのはえげつない誘惑なので、私も今年は地味に買わないチャレンジに挑戦中です。まだ私は仕事に使う物を買っているので買い物欲が抑えられてる部分はあるのですが、時々ちいかわグッズを全キャラ分とか使い切れるわけのないコスメなどを買いたくなることがあり、持っている物を出してきて見えるところに並べて「こんだけあるんだぞ」と自分に言い聞かせてみたりしています。こんだけあるけど、あれは無いんだな…となってしまうこともありますが。
(こんなふうな下書きを保存していましたが、結局新しいコスメを買う必要が出て来てしまいました。コロナ前に買ってマスク生活で使わなくなったアイテムを買い替えないとならない時期が来たからです。それで、今はアイラインやマスカラより眉毛用のアイテムが売り場の大きなスペースを占めているということを、自前の眉毛を整えてなんとかなってる私は知りませんでした。90年代には私も細眉でしたが、どういうわけか私の眉毛は抜いても剃っても生えて来てくれるのでラッキーでした。そしてコスメを買うのはやはりちょっと楽しかったのですが、かわいいパッケージだなと思うとほとんど韓国製なんですね。日本の可愛い系パケは乙女チックや魔法少女、サンリオとアニメコラボみたいな私がときめかない系統が多くてつまらない。いつもやっている昔は良かった話になりますが、urban decayとかstilaとかああいうのはどうして日本で定着しないんだろう。そしてデパートには買いに行かないです。私の年頃の女性たちは二言目にはデパコスデパコスと言いますが、高いし匂いがきついしデカくて使いきれないし、つきっきりで接客される割にピッタリなのを見つけてくれないから嫌い。でも必要に駆られてひととおり買ったんだからこれでしばらく買わなくてもいいはず。)
どっちにしろ私がお手本にしたい生活というのは基本的には質素だけど色味があるチープシックな暮らしです。あーほっこり手しごとじゃまくせぇし「モノ」を捨てたら見えてきたことなんかなんもねぇし。片仮名で書くのきもいし。
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2024.08 モンゴル(ウンドゥルシレット)

海外旅行がしたいと思っていた頃、欧米は円安&物価高で高いためアジアにしぼり、せっかくならあまり人が選択しないであろうモンゴルへ。
ツアー会社
大手旅行会社でもモンゴルツアーは扱っておらず、またネット上でも情報はかなり���ない。いろいろ探したところ「ファイブスタークラブ」というツアー会社がモンゴルツアーを取り扱っていたので今回はそこにお世話になることに。
ちなみに現地では英語がほぼ通じない。また現地空港ではCIMカードやPocket WiFiの貸出が見当たらずネットも通じない。したがってガイド同伴のツアー旅行を強くオススメする。
4泊5日のツアーを申し込み、全てコミコミで一人当たり19万円-24万円(時期による)。今回の旅の目的のひとつでもある、遮るものがなにもない大草原の星空を満喫するためには満月は絶対NG。日程調整で最優先したのは、月齢や月の出が星空観賞に影響を与えないこと。
移動(飛行機)

成田や大阪からウランバートル空港へ毎日直行便が出ている。成田からだと搭乗時間は5-6時間。韓国でトランジットした方が安い場合がある(モンゴル旅行は特に韓国人に人気だとか、実際ウランバートルでは韓国人をよく見かけた)。ツアーで用意された航空会社はMIAT Mongolian Airlines。エコノミーではコンセントやUSB充電なし、モニターなし。飛行機のWi-Fiに接続すれば現在位置などは確認できるが、自分の携帯はなぜか繋がらなかった。まずおやつに何かの種(美味しい)が配られ、その後機内食でビーフorチキンが1回、ビールやワインの提供も可能。ビールはモンゴルのもので、サッポロ黒ラベルみたいな味で美味しかった。
飛行ルートは韓国→北朝鮮を避けるように国境すれすれを通過→中国→内モンゴル自治区→モンゴルという順。上空から北朝鮮の領土が見えたが、韓国・中国では当たり前のようにある建物が、全く何も無いさら地で興味深い。また内モンゴル自治区からモンゴルにかけても同様に何も無い草原が広がっていた。延々と同じ平らな大地が広がるのみ。
入国審査は顔写真と指紋登録(両親指・左手指)と宿泊場所確認くらいで、笑顔で「サンバエノー(こんにちは)」て言えば温かく対応してくれる。日本への入国よりかなりザルで、入国カードも書かなかったし荷物検査もされなかった。モンゴルは犯罪の温床になりにくいのか?
移動(車)
まず空港で出迎えてくれたのが、英語が話せる通訳(日本語は☓)と運転手の2名。本来なら日本語話せるスタッフが来る予定だったのだが、あとからきいていろいろトラブルがあったらしく、この日だけの代打。空港からウランバートル市内まで車で1時間(空いていれば40分だが渋滞のため)。空港の周囲は大草原。

ウランバートルが前方に見えたときは、まるで砂漠の中のオアシスのように突然と大都市が現れる。1日目はウランバートル市内のホテルに宿泊し、移動のみで終了。
2日目以降は日本語が話せる本来のガイドさんが案内してくれた。ウンドゥルシレットへは当初の予定だとウランバートルから4時間(200km)とのことだった。実際は幹線道路を2-3時間、そこから外れて不整地の道を2-3時間。ガイドさんも初めて訪れる場所とのことで、特に不整地の道で迷い6時間以上かかったような。

幹線道路。ウランバートルからまだ近いため道路脇にポツポツと建物が建っている。離れると草原しかなくなる。ちゃんと舗装されている真っ直ぐな一本道で、80-120km/hと高速道路並みにスピードを出している。

幹線道路とはいえ周辺には当たり前のように家畜が放牧されている。もちろん道路と草原を隔てる柵のようなものは無い。ご覧の通り道を塞がれることも(対向車が)。

不整地の道は大草原のど真ん中を突っ切る。周囲には何も目印など無いのに、どうして行きたい方角がわかるのか不思議に思うが、初めて通る道でも勘でなんとなくわかるらしい・・・マジで理解不能。
ガイドは見ていなかったようだけど、こんな道でもGoogleマップにはちゃんと登録されているのがまた面白い。


不整地でもマシになるとこんな感じで平坦な箇所あり60km/hほど出せるが、基本的には凸凹が激しく20-40km/hがやっとのノロノロ運転である。このため不整地の道は幹線道路よりも距離が短かったにもかかわらず通過にかなりの時間を要した。


周辺に家畜は当たり前のように存在する、慣れて全然めずらしく亡くなった。

牛に道を塞がれた。牛は車を認識しているがびくとも動こうとしない。だけど車から人が降りて追い払うと動いてどっかへ行く。
ウンドゥルシレット
モンゴルの草原への旅先として最も有名なのがテレルジ。大体の観光客はそこへ行く。一方ウンドゥルシレットは旅行客の中でも日本人しか知らないとのこと。クボタのCMや、椎名誠監督の白い馬という映画のロケ地になったことから日本人の間でのみ知られうようになったらしい。このことからキャンプ場を管理しているのもここで10年以上暮らす日本人で(経営はモンゴルの会社)、食事も日本人の好みに合ったようなものが出てくる。ただし案内してくれたガイドはいろいろ気に食わないところあるみたいで、例えば本来ならもう少し気をかけてくれるはずだとか(日本人特有の、他人との適切な距離感によるもの?)、食事も高すぎるとか(一食あたり1500-2000円、市内の2-3倍、まあ辺境の地だし)
延々と広がる草原を車で駆け抜け、ウランバートルから6時間ほどかけて到着し、まずは遅い昼食。自分たちがシーズン最後の客とのことで貸し切りだった。自分たちの滞在中、ガイドさんも同様にゲルで過ごし、食事も一緒に。

宿泊者様のゲルは14棟。これとは別にスタッフ用のゲル、トイレ・シャワー棟、食事棟がある。トイレは水洗、シャワーの水流は極めて弱いがお湯はちゃんと出る(夕方の指定時間のみ)。

周囲は山(というより丘?)

キャンプ場のすぐ近くにはトーラ川が流れる。離れてみるとキレイだが、近くまで寄ると薄茶色に濁った濁流。流れは意外と早く、日本の大きな河川と同じくらいだった。数日前に大雨が降って増水しているらしい。この川は遠くウランバートル市内を経由しロシアの方まで流れているらしい。
山と川に囲まれキレイだが、このような地はモンゴル内であれば他にいくらでもあるような?もっと市内に近いところとか。なぜこんな僻地がロケ地になったのか。でもこんな広大な大地で良く見つけたな。ウンドゥルシレットには2泊3日の滞在だったが、雨・晴れ・快晴と異なる気候で光景は異なる。登山時の景色のように、ずっと見ていても飽きない、とても美しい場所。
乗馬

2日目ウンドゥルシレットに到着した日と、3日目は一日中乗馬。モンゴルですることと言えば、乗馬しかない。キャンプが近くの遊牧民から馬を借りてきて、遊牧民が乗る馬に先導され後ろをついていく。ヘルメットとゲイターは貸出あり。ゲイターをはめるため底が平べったい靴は☓。
馬の後ろには絶対に立たないこと。乗馬中に草を食べようとしたら手綱を強く引っ張り阻止し、上下関係を叩き込む必要あり(馬が歩かなくなる)。
アブミは足のつま先と中央の間くらいで踏むとちょうど良い。鞍の前の方に座ることを意識。少し空気椅子みたいにすればおしりは痛くならない。
基本は常歩で、速歩を通り越して駈歩は慣れた頃にすこしだけ(人間の方が疲れるので初心者は1分くらいが限界か)。大草原を馬で自由に駆けれたらすごく気持ちいいのだが、それができるのは一瞬。
往復2時間でくらいでゲルから2-3km歩いたか。往路よりも復路の方が1.2倍ほど速度が早くなる(馬が早く帰りたくなるため、とのこと)
乗馬中、バイクに乗って馬を探している遊牧民と出会う。よくどこかへ行ってしまうらしい。人にも夜が、遊牧民は馬を100頭とか多く飼っていても、顔を見れば自分の馬か判別がつくんだとか。一応焼きごてで体に印はつけている。遊牧民でもお金持ち多いみたい、車やバイクは当たり前に持っている、むしろゲルを移動させるために今は必須アイテム?家畜の迷子以外でも草原で出会った遊牧民とは必ずと言っていいほどおしゃべりする(おそらく初対面でも)登山で挨拶するみたいなものか。
最初はゲルも家畜も珍しかったが、ここで1日過ごせばそれが当たりまえの生活だと気がつく。

どこからか犬が湧いて現れた(牧羊犬?)。だいぶ人懐こく遊んでほしそうにちょっかい出されるのだが、病気など持っている可能性もあるので残念ながら触れ合ってはいけないとのこと。自分たちと遊んでもらえない代わりに、馬の行く先に先回りして自分たちが来るのを待っている。
1kmくらい離れたところのゲルに遊牧民訪問、ミルクティーとお菓子、酸っぱい何か(現地の食べ物、ホエイを固めたもの?)でおもてなし。水はどこでも掘れば地下水が湧くらしい。ここのお父さんは30年前日本の仙台で2年間ジョッキーやっており、ごく僅かな日本語なら話せた。日本の写真も何枚か飾ってあった。多い人は年4回とかゲルを移動させる人もいれば、まったく移動しない人などそれぞれ。モンゴルでは役所が今どこに誰がいるか一応把握しているとのこと。これから移動をするため場所を予めとっておくこともするらしい。
ゲルを出るとき頭をぶつけた、いいことが起きるという言い伝えがあるらしい(やはり昔からみんなよくぶつけるということか)。






気球
0600集合し気球の準備。トラックからバスケットを下ろし、バルーンと接続→バルーン広げる→風を送る→燃焼でさらに広げて立ち上げる。4人乗りでも気球自体は20数mの高さ、ビル6-7階の高さと大きい。8人乗りバスケットもありその場合はバルーンの体積も3倍(高さ1.5倍)の大きさとなる。スタッフが準備している間は周囲のモルゲンロートを眺めている。



3人で乗り込み、とてつもない高度感、今年最高高度1500mまで上昇したが、言われるまで気が付かなかった。知らない間にそこまで上がっていた。


トール川の蛇行、もともと川が流れていたであろう地形跡、丘、ゲルなどを一望。ゲルは周囲より少し高い場所に建てているのがわかった(遊牧民も初めて来る場所はどこが浸水するなどわからないため)。遠くには途中で通過したウンドゥルシレットの小さな村、朝日などなど。


風に乗って移動するためどれだけ速い風でも相対速度ゼロで無風。高度差による気温変化はあるが風は感じないため、そこまで寒さを感じない。

車で気球や人間を回収するため、地上では運搬トラックが追尾している。
上昇下降も気球が反応するまで一定の時間差あり、強制ベントでも同じ。高度によって風の向きや速さ異なり、それを読みながら運転する。今回の気球のパイロットは女性、旦那さんと一緒に競技気球をやってるとのこと(決められたゴール地点にいかに早く精度良く着陸できるか競う)
着陸時が最も���ない。地面と接地する際「想像の5倍は衝撃が来るからとにかく注意」とのこと、実際ドカンと何度もバウンドして、地上スタッフ総掛かりで気球を抑え込んでようやく停止。落ち着くまではバスケット内にしゃがんで固定器具をしっかりと掴む。横転する車の中にいるかのような感じ(実際横転して止まった)。
気球をトラックに収納し、自分たちも同じトラックに乗ってゲルへ戻る。気球はオプションでひとり3万円と最初は高いと感じたが、終わってみれば十分に3万円の価値あり、係留気球とは全く異なる世界。滞空時間40分くらいだったか?ただしめちゃくちゃ怖い。バスケット内で人が移動すると高高度でグラグラ揺れる。
星空
モンゴル旅行の大きな目的のひとつ、周囲にひとつも光源なく、遮るものがない草原で真の満点の星空を見る。気象に恵まれ雲ひとつもない快晴、新月ではないものの、月はまだ出ていない時刻。360度の地平線まで星が見えるのはモンゴルならでは。流星が3-5分に1つ流れる。ゆっくり移動する人工衛星は5つほど発見した。1時間くらい眺めていた。重要なのは月光で、満月の有り無しで見える景色はだいぶ違うかも。満月でなくても月の明かりの影響は多少あるため、月齢や月の出の時刻を確認して日程調整するのが良い。ゲルより銀マットの貸出あり。草原は冷えやすく時期によってはひざ掛けなど持っていったほうがいい。
ウランバートル観光へつづく
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「朝枝の調べ 其の十七」の覚え書き
2024年10月12日(土)13時より、西荻窪・一欅庵にて
<番組> 手水廻し:枝平 宮戸川:朝枝 鈴ヶ森:朝枝 ~仲入り~ 明烏:朝枝
感想ツイート
枝平さんが、久しぶりの開口一番(前回は、おととし秋の「朝枝の調べ 其の十一」)。 ずっとご出演だった扇七(扇ぱい)さんの端正な雰囲気とは異なる、パワフルなキャラで客席を爆笑の渦に。演目は、先月開催の「ぼくらの落語道」トークコーナーで、朝枝さんが「持っているけれど、一度も高座にかけたことがない」と明かした「手水廻し」。長い頭をブンブン回す仕草(というかアクションw)がインパクト大でした。いつか朝枝バージョンも拝見できるといいですね。

「宮戸川」は前半のみ(途中「もしや後半まで?」とハラハラしました)。お花と半七の追いかけっこシーンが一切なく、瞬時に叔父さんの家に着いていたのが新鮮(小満ん師匠から、この形で習ったそうです)。 「鈴ヶ森(ネタおろし)」は親分が何だかんだ言いながら最終的に手を繋いでくれる(笑)一之輔師匠バージョン。テンポのよいセリフの応酬、とびきり格好いい口上vsグズグズで可愛い口上……などなど、すべてが完璧に聴こえましたが、ご本人は「いつ止まるか、崩壊寸前でハラハラ」だったそう。その"ハラハラ"が一切表に出ないのは、朝枝さんの"数ある強み"の一つなのかもしれません。 「明烏」は三三師匠直伝。源兵衛・太助がとてもイキイキ、魅力的! 甘納豆のくだりたっぷり!

半年ぶりの「朝枝の調べ」。終演後、「やっぱり、一欅庵はいいですねぇ」と感慨深げ。ほんとうに素晴らしい空間、素晴らしいお客様です。 そういえば、開催日が1週間ズレていたら、選挙運動の真っ最中だったかも。選挙カーの襲来にドキドキせずいられてよかったです。鈴ヶ森のマクラ(泥棒の小話)の「ネズミ?」「猫?」「犬?」……の場面、外でカラスが鳴き続けていましたが、朝枝さんにはまったく聞こえていなかったそうです(「聞こえていたら、噺に取り込めたのに……残念」←アドリブもすっかり得意になったのですね。いやぁ、たのもしい)。
今回は少し高座の写真を撮りました(下手っぴでスミマセン)




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ね群読書会:稲田一声『喪われた感情のしずく』
2024年9月15日、ねじれ双角錐群群員有志にて実施した、稲田一声『喪われた感情のしずく』(第15回創元SF短編賞受賞作。『紙魚の手帖vol.18』掲載、単話電子書籍版あり)読書会のメモを公開します。
全体的な感想
セクワ・ジュンの過去作品の伝説説明あたりから加速がかなり効いていき、ツイストが何重にも入って結末答えに至るまでピシッと決まった構成でとても良かった。
人工感情とインプラントっていうストレートな設定から、いろんな方向のアイデアが惜しみなく出てくるのがよかった。その助けもあってか各セクション(特に以下のうちの4〜9)でしっかりヒキがあって、ぐいぐい読ませられる感じ
設定がキマっていて終始読みやすい。機械と生体、感情と意識の話はもう少し理論を掘り下げた方が結末の説得力が増したのかもしれないが、やりすぎると野暮ったいだろうし、現状がいいバランスなのかもしれない。
この設定で書くとセックス&ドラッグ的な退廃的な世界観になりがちだけど、そうならないのはよかったなと。
ドラッグ小説のあたらしい形なのではないか
もしかしてこれはグルメバトルなのか?
部分ごとに
結構細かく多めにツイストを入れていて面白い構成になっていると思う、という前提で、ざっくり割ってしまうと、①~③で設定と状況を出して、④~⑨で事件を起こして細かくツイストしていき、⑩~⑫で主人公が答えを出す、という感じか。
①試作品をテストするとき、いつもすこしだけ
オーデモシオンとその調合師である主人公(コズ)、同僚のドッソさんの導入。最後に「あのセクワ・ジュン」でヒキ。
「エモーショナルディレクター」かっこよすぎる。
②セクワ・ジュンが生み出したオーデモシオン
セクワとは誰ぞやという話と、セクワの過去作品の紹介。セクワの作るオーデモシオンはいずれも罪悪感をテーマにしている。コズのプライベート(配偶者にスウ)。インプラントと〈紙吹雪〉あたりの導入。
セクワさんの過去作品の面白さと説得力。人工的に感情をまとう香水、というまあありがちっちゃありがちな設定を出してきた①に対して「ありがちで済まさないぞ」と差し込んでくる感じ。
『何かを轢いた』→『正方形を轢いた』コンボとか面白すぎる
『犬の絶滅』こわすぎる
架空の職業の「仕事柄」を描写するの、いいな
「身体的な反応が、文脈を通して感情を形作る」
紙吹雪交換OKなの、エッチじゃん
後半のこと考えると、たんに自分と分離された機械を交換してるんじゃなくて、それこそ体液みたいな……ってなってよりエッチにみえてくるんだよな
③その後も、僕の試作品はいまひとつだった
コズとセクワさんが実際に会う。セクワさんはわりと茶目っけがある人のようである。
「セクワ・ジュンの新作が出るのなら、わざわざ僕がオーデモシオンを作る必要なんてないのでは?」憧れの度合い、そこからくる好奇心と行き詰まりがよく出てるし、結末はオーデモシオンを作るということに迷いなくセットされるし、良いよね
この天才を追いかける的な構成はSF短編だと王道っぽい
あとでお母さんのファイル資料室で見つけちゃうとかもベタベタのベタでいい
④セクワさんに招待されて、
セクワの新作発表会。どんな感情なのか当て会ののち(ここの感情と身体反応の関連をみせる描写がすごい)、「差別感情だ!」でヒキ。
セクワさんガチ勢の『なにかを轢いた』語りがガチ勢すぎて好き。弛緩したゴムのような油断?(これを②のとこにまとめて書かずにこっちに持って来てるの上手い)
これ完全にワインの味の表現とかああいうのですよね
テイスティングノート感
「差別感情」がこんなふうに描写できるのかよ!ってなった。すごい
3つのフェーズで襲ってくる各々の身体反応と情動とか、その科学的説明もかっこいいし、自負とかの出方も怖い!!!(作者もこの小説でこういう盛り上げ方を企図してるだろ!!!怖い!!!!!)
自分もここは本当にすごいと思った
3層にリアリティがある。恐怖から入って……
3段階の層で作っていくのが盛り上げ的にも上手いし、「差別感情」の恐ろしさが読者にしっかり伝わってくる(それ自体の恐ろしさもそうだし、それを作ってしまうのが倫理的にまずくないか、という怖さも)
「差別感情」を導入して一発デカいヒキが作られてて、テーマは差別感情なのかな、と一瞬思うんだけど、全然そんなことなくてこの先も伸びていく感じがすごいよね。
展開が割とスピーディー。枚数のなかでシーン数は多そう
「自分が自分でなくなっていく。こんな感情、初めてだ」設計者たるセクワが、自分が自分でなくなる(=自分が素の人間であるかのようになる)ように、オーデモシオンを設計している。
⑤「……り、リセッタ!」
セクワの新作(『ほろびたもの』)に対する、「まずいのでは?」的な会場の反応。差別感情は差別感情でも、いまやなくなった、「素の人間」による機械化した人間への差別感情であるとのこと。
⑥出社して商品開発室の扉を開けると、
憤慨したドッソさん退職。『ほろびたもの』バカ売れ。スウが『ほろびたもの』を服用している。『ほろびたもの』で起こる直接の感情ではなく、そのあとにくる「ほんものの罪悪感」がキモなのではないか。ここまででおおよそ『ほろびたもの』がなんなのかがわかる。
罪悪感というキーワードは一貫している、ということへの気づきが、気づきを与えつつそれがまた謎を呼ぶ、良い案配で引っ張る。
⑦僕は、セクワさんの若い頃のインタビューや
ここからコズは、「なぜセクワは罪悪感にこだわり、『ほろびたもの』を作ったのか」という謎を追っていくことになる。セクワの母の死が鍵になるのではないか?というところでヒキ。
⑧「ごめん、よく考えたら食事中にする話題じゃ
コズがスウに話す体でセクワの母の死の状況が明かされる。死んで数日間、インプラントの誤作動によって死後も生体機能が維持され、セクワ自身はその母の亡��から乳を飲んでいたらしい、的な。スウは「誤作動ではないのでは」と意味深なことを言う。ドッソさんからのメールでヒキ。
前章からのつなぎ方が参考になる
「……ほんとに誤作動だったのかな」やや露骨だけど、『ほろびたもの』にハマっているスウくんだとちょっと違う見方ができるという……
⑨画面の中心にセクワさんが映っている
ドッソさんの連絡は『ほろびたもの』の是非をめぐる公開討論会のお知らせだった。討論会のなかでセクワは、「私たちの抱く感情や意識は、すでに大部分が脳内のインプラントや〈紙吹雪〉によって成り立っている」と大々的に発表する。現代の人間のルーツはむしろ機械知性にある(機祖)のではないか、と。
常識をひっくり返す盛り上げシーンがまた討論会というかたちで出てくるのが楽しい。
このサイズの短編で、お披露目会と討論会両方あるのすごくない? 圧縮力というか、ツイストの回数というか。
⑩あの公開討論会から、半年が経った。
機祖派的な考えが世にひろまり、すこしずつ受容されつつある状況。セクワの狙いはこれだったのかもしれない。いっぽう、コズの会社では『ほろびたもの』以外のオーデモシオンがどんどん廃番になってゆく。オーデモシオンを蔑ろにしたセクワへの怒り。
最後のシーンに繋がるコズの行動理由は直接はここなんですよね。全部廃番にして終わらせようとするセクワさんへの怒り。ドッソさんのような許せなさとかじゃないし。
⑪およそ一月後のその日は、
なにかを作ったらしいコズはセクワ宅にカチコミをかける。セクワからの「理由」のネタバラシ。
機械知性としての母親が(も?)真正であることの主張と、それを誤作動としていちどは認めてしまったことへの罪悪感。それを塗りつぶすのではなく、周りの人々を変革するための新作であった、と。
このカチコミからのレスバの流れも様式美
ここで語られるセクワさんの動機、材料的にはここまでのシーンで全部出ているので総合すれば推測可能だけど、読んでいるときに気づけていなくて、なるほどとなった
⑫「それでも僕は、オーデモシオンにはまだ
コズはみずから作ったオーデモシオンをセクワに服用させる。それは機械の身体化を狙ったオーデモシオンであり、そこから、「機械知性ならではの感情を表現できるかもしれない」というオーデモシオンの可能性の話につながる。なんと、セクワの母が子に対して最後に抱いていたであろう感情を表現したものだという。セクワはこのあとどうするのだろうか、というところで締め。
セクワさんの長広舌←言っちゃってるじゃん!
「私に何のメリットがあるんですか?」一応言いつつさらっと使ってくれるセクワさん
グルメバトルマンガなんだよな。すごい料理を食べさせて感動させて勝利みたいな
そのほか
タイトルについて
応募時タイトルが「廃番となった感情について」で、選考過程で「廃番の涙」に改題、さらに受賞後に掲載にあたって「喪われた感情のしずく」に改題されている。
個人的にはとても良い改題のように思った。
「廃番」というあまり親しみのないワードによって興味を惹かれる部分はあると思っていて、応募時タイトルが狙っていたのはそういう線だろうと思う(「廃番」という、聞き慣れないし、意味としても何かの製造をイメージさせる言葉で、それと「感情」という一見結びつきづらそうなものの繋がりという異化効果)。「廃番」をタイトルから外してしまうというのはその意味でちょっともったいないかなという風に最初は思った。
けど「廃番」は作中の後半で主人公にショックを与える出来事として出てくるんだけど、最終的に主人公が出している答えの中において「廃番となった感情」はあまり重要ではない(主人公は「廃番にしないでください」と言ってるけど、それは廃番となった感情が大切だからというよりも、オーデモシオンの役目がもう終わったような扱いにしないで下さいということに力点が置かれていると思う)。そう考えると実は最初のタイトルは主題の正鵠を射てはいないのかもしれないと思えてくる(2回の改題を見てから言っている後知恵だけど)
「涙」も微妙で、ラストシーンで「オーデモシオンの液が滴っていた」とあるのは当然涙を意識した絵面だけれど、これは涙ではないし、人間が涙を流すときのような感情をセクワさんが抱いているのかどうかもわからないことがポイントになっているし、さらにその感情は「廃番」になった感情によるものでもない(これは掲載時にラストシーンが改稿されている可能性が高いから、最終選考時での描写とは整合していたのかもしれないけれど)
その点、「喪われた感情のしずく」は、まさにラストシーンで「オーデモシオンの液が滴っていた」とピッタリくるタイトルだと思う。「廃番」になった方ではなくて、機械知性としての母親の最期の感情という意味での「喪われた」感情であることが最後まで読むとわかるようになっている。「しずく」は冒頭から出てくるスポイトで垂らすオーデモシオンのイメージで素直に入ってきた上で、一番最後のシーンで涙のイメージとも重なるようになっている(が、その感情が人間の普通の涙の時の感情だったのかどうかは読者にはわからない。喪われた感情だから)
オーデモシオン、香水関連の小ネタ
オーデモシオン:オーデコロンeau de Cologneならぬ、eau de émotionsみたいな造語?(フランス語の格変化とかがよくわかってません)
つけぼくろ(ムーシュ):16世紀中頃から18世紀末にかけてフランスの上流階級の間で流行。もともと肌の白さを際立たせたり天然痘などの肌の傷跡を隠すための用途であったものが発達して色んな形の切り絵のようになったり付ける位置によって意味づけがなされたりしていった
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/history/12.html
……というのが、ポジティブな感情に自分を持っていく、それを周囲に表出する、という元々のオーデモシオンの主要な用途から逸脱して発達していったセクワ・ジュン作品のポジショニングにぴったり合っているネーミング、ということなのだろう
前徴・中徴・後徴:香水のトップノート、ミドルノート、ラストノートに対応すると思われる概念で、人工的な感情を味わうことができるというSFガジェットに対して3段階の時間的に変化という設定を入れることで複雑化できている(単発だとそんなにレパートリー生まれないだろみたいなツッコミが生じそう)し、お披露目会シーンの緊張感の描写にも役立っていて素晴らしい
テクい!!!!!
作者の過去作品関連
なんかまとまってないんだけど、スウくんの存在ってかなり稲田一声作品っぽい一方で、今作では結構機能的な活躍もしているのが面白い。はじめはコズのパートナーで、セクワさんに憧れて職業にまでしたオーデモシオンには興味がないっていう、それが家に帰るといるっていう、コズにとって安全地帯的なポジション(実際、包容力キャラなんだよな)から始まるんだけど、それが『ほろびたもの』にはハマってしまって(若干中毒者っぽくておい大丈夫かみたいなとこあってちょっと面白いんだがそれはそれとして)機祖派の典型例になっていく、という流れで『ほろびたもの』で認識を変革しようというセクワさんの試みに一定の説得力を出すことに貢献してる。でも実際本当に中毒になってしまうとか人格が変容して二人の関係が壊れるとかそういうことはなくてあくまでそこは安全地帯で、最後も雨なのに行くのを呆れつつもセクワさんのところにいくコズを送り出してくれるんだよね。(半年間たぶん憑かれたように「泡」を開発してて、遂にできたから今すぐセクワさんのとこへ持っていく!!ってなってるわけですよ。普通はそれ送り出したらヤバいんですよ、配偶者としては。でも送り出せる。雨降ってるけど?とか言いながら。それがスウくんの器)
具体的に過去作品のどれからそう感じるんだよ、といわれたらわかんないけど。安全地帯的な機能とは違うけど関係のあたたかさみたいなのは「サブスクを食べる幽霊たち」でもそうだったかな。
「おねえちゃんのハンマースペース」のアピールコメントで「「今まで当たり前だと思わされていたものや他人から勝手に押し付けられたものにどう対峙するか」という話が好き」という話がされていて、その構造は本作も似てる意識があるよなと思った。(本作の方がかなりマイルドではあれ)人間性の前提破壊という意味で同じなので。https://school.genron.co.jp/works/sf/2019/students/17plus1/4181/
そういえば「故人である母のまじないに囚われている」というモチーフも本作にも受け継がれていると言えるかもしれない。そして本作においてはセクワの父についてはいたのかどうかすら何も語られない!ワオ!
議論してみたいところ
コズが最後につくったオーデモシオンはほんとうに「機械知性の感情(の再現)」につながるのか?
個人的にはやや否定的なところがあるのでいろいろ聞いてみたい
もちろん、素直にうけとると、できそうにはみえるんですよ。ただ……
コズが『ほろびたもの』を体験している際のみごとな描写はたしかに身体反応から感情へのつながりに説得力をもたせている(し、おそらく現代の知見からいっても妥当性がありそうな)一方で、身体反応から恐怖や嫌悪、忌避感、自負や軽蔑への回路の詳細については、空想的な理屈をつけることはなく白紙のままになっている。あるいは討論会でのセクワの発表をみても、作中現在においてもはや機械知性なしの感情というのはありえないということが示される一方で、機械的身体/知性と人間的身体/知性の有機的なつながりがどうなっているかについては(セクワにとっては部分的に機械が「主」であるということ以外に)やはり詳しい言及がない
ここまではよいのだけれど、問題はこれらに絡む「身体感覚から感情への飛躍」というのが本作の最後のピースになっている(ようにみえる)ということ。コズはあくまで「可能性を示した」というだけにすぎず、セクワがどう受け取ってどんな選択を行うかは示されないというある種オープンな結末となっているところから、あえてこの「最後のピース」を埋めきらなかった作為のようなものを感じなくはないんですよね
想像力たくましいことを言ってしまうと、セクワによる強めの母の解釈を受け取ったコズが、分の悪い賭けに(師匠を信じて)賭け金上げてベットしている状況のようにみえるというか
もちろんこの見方をしたらしたでそれはそれでかっこいい終わり方ではある
最後ちょっと棚上げ感があったな。
後半の話の展開は心身問題の領域にもろツッコんでいるんだけど、そこの掘り下げを意図的にしていないというか、さらりと深入りを回避している感じはありますよね
そういう意味では「機械知性の感情(の再現)」につながるのか、っていうと、よくわかんない、と思うけど、「オーデモシオンの可能性がまだあることをセクワさんに示す」「セクワさんの感情を動かす」ことには成功したと捉えるべきかなと感じる(明確に成功したのかどうかは書かれていないオープンなエンドだけれども、涙の代わりに「オーデモシオンの液が滴っていた」が末尾なのは、そういうことなんちゃうの、と自分は思う)
コズは「機械知性の感情(の再現)」を目的としているというよりも、罪悪感を塗りつぶすことができずにオーデモシオン作りをやめて全てを廃番にしようとするセクワさんに、戻ってきて欲しい、自分の憧れの人はそんなじゃない、というエゴをぶつけてる方が主である、と自然に読んでたことに気づいたけど、ウェットすぎるか?
改めて読んでみると、ここはもしかして「想像する」というところに力点を置いてるのかもって気もしてきました。差別感情の話というか、いわゆる「共感」とつながってくるというか(ハント『人権を創造する』の書簡体小説→共感→人権みたいなあれがイメージとして近いのかもしれない)
実際のところ、コズもセクワも、セクワ母が「ほんとうに」どんな感情を抱いていたかは想像するしかない(現状2人とも人間知性と機械知性の混合なので)
罪の装いシリーズ後期作が存在しない罪悪感をつくりだすものであったことや、『ほろびたもの』がすでに存在しない感情から「ほんもの」の罪悪感を生じさせるとか、そのへんとの関連が気になってくる(という意味で、喪われたかどうかは二次的だったりしない?)
過去作との関連として、「サブスクを食べる幽霊たち」の、故人の意識そのものではないけど、でもある種「そのもの」としてとらえようとしてもみる、みたいな姿勢と似通っているところがあるのかもしれない。強引か!?!?
受け容れ力
そもそも、オーデモシオンが感情を再現する(体験させる)というのも、(日常語彙を雑に使うと)感情というより認識のレベルのような気がする。作中で一般的なオーデモシオンの例として「喜び」系統のライン、とかの表現が出てきて、それはまあ、素朴に感情なんだろうなと思うけど、「正方形を轢いた」「犬の絶滅」とかってその人の外側で起きていることであってそれを体験したときの感情って……そもそも単一の何か感情なのか。素の人間に対する差別感情、機械知性としての母の最後の感情、も似たような面があるのでは。
これらの高度な(?)オーデモシオンって、付与されたラベルが効果にとって必要なはずであり、言ってしまえばプラシーボ的な面が多分に有るのではないか。「ほろびたもの」のお披露目会がブラインドテストで行われたとき、オーデモシオンのプロたちでも「差別感情」という正解になかなかたどり着けなかったのもそれを示しているのでは。というか厳密に「素の人間への差別感情」にノーヒントでたどり着くのは不可能では?
実際本文中にも「身体的な反応が、文脈を通して感情を形作る」とある。「泡」は、あの時点でコズがセクワに対峙しているあの文脈の中でもって初めて機械知性としての母の最後の感情(の再現)を形作ることができるものであるはずだ(極端な話、直前の問答なしに、コズがサンプルをセクワに郵送して、セクワがそれを服用しても、同じ感情が得られるようには思えない)
という、ある種の師弟関係、憧れの人に対する完全オーダメイドの一撃必殺であるという解釈をしています
……みたいな狭い見方が「泡」のラストシーンについてはできる、というか自分はしてしまうんだけど、「ほろびたもの」はそれよりも広い効果、社会的変容を一定もたらしていることになっていて、その機序もそれなりの納得感があったりして、うーん面白いな色々考えられるなと思う
ヒトにおける感情は、人の肉体でおこる生体反応の機序に結びつき、感情→生体反応、生体反応→感情、の両方の経路で相互作用的、カスケード的に形成されると考える。「泡」によって生成されるのは、感情ではなく生体反応に終止しているように思える。素のヒトが知覚する生体反応(鼓動、体温など)に対し、機械知性が知覚する生体反応を「泡」は知覚させる。おそらくミナモトたちの時代にあっても、機械知性の感情は十分に認知されておらず、機械知性の感情を指し示す◯◯感といった語彙が存在しないのだろう。だから「泡」は、この時代の言語で語られる以上、「ほろびたもの」を評した「自負」や「軽蔑」といった感情を直接示す言葉で形容できず、感情以前の語=機械知性が知覚する生体反応の描写に終止せざるをえないのだ。
「機械知性の感情」が知覚され、表現されるようになるまで、ミナモト以後しばらく時代を経なければならないと考えられる。本作はその入口に立ったところで終わっている。その先へ進むには、「機械知性の感情」を記述する理論的基盤と、言語的基盤が必要になり、これを作家一人の仕事として行うのは多大な困難を伴うように思える。
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60
ボケクエ7の練習お題の結果が出たので記録記録。
お題
謝罪相手が最前列に座っている会見で起こったこと
62位 56票
[No.79] 4点0 3点6 2点19 ミスチルさんの作品
後ろから「あいつだけ私服で来てる」と言われながらキレ続けていた
ということで、前の記事に書いたとおり爆死した。
4票0って!
今こうして見返してみると、このネタの��となる部分は前半部分なんだけど、それを後半の文章が殺してしまっている感がある。もうちょっと違う表現があるか模索するべきだった。
実は当初のネタは「後ろの席の方から「あの人だけ私服で来てる」って言われてて恥ずかしそうだった」というもので、これを会議用CGIに出していたのだけど、謝罪会見という要素が抜けてるかなと思い、上記のネタを作った次第。
ただ、会議場で意見を聞いた際に、Nagomiさんから元の方が好きという意見を、またshamanさんからもすんなり入ってこない感があるという指摘があり、もうこの時点で危ないことに気付くべきだった。会議の意見大事。
次は穴埋めお題。
名人維新の穴埋めとなると、この悪夢をどうしても思い出してしまう。今回は絶対にこんな事にならないから!
では前回大会に続いて他の候補の紹介。
【他にこんなネタ出してました】
そうじゃないかなと思いつつ「キレてます?」って聞いたら、めちゃくちゃキレられた
止めどない非難に対して謝罪するしかなかったけど、「なんで謝ってんだよ!」に対しては首傾げるしかなかった
後ろの席の方から「あの人だけ私服で来てる」って言われてて恥ずかしそうだった
一番後ろのメガネ忘れてきた人の視線が一番怖かった
暑くて空調も効いてないのに、その人の席に置かれてる伊右衛門全然結露してなくて笑いそうになった
という事で5つ出して、メンバー内でも一番多く出していたのだけど、どれも評価がイマイチだったのでなんか恥ずかしかった。というか全体的に説明調過ぎる。なんか大喜利始めたての頃もこんな感じだった気がする。
久々の投稿だったからと言い訳したいけど、もう次からはそんな事言ってられないので、本当に大喜利の勘所を養わないといけない。
さて、あとは今回のツボ上げと、勝手ながらチームスクルトのメンバー紹介をしたい(怒られたら消す)。
(ツボ上げ)
【地下鉄を初めて見たお嬢様】
・メソッドさんの作品
これ以上進んだらやばいって思った地点がかなり手前
世慣れしてない感がすごい。
・ネオさんの作品
脱いだ靴をホームに揃えたら大騒ぎになった
周りもお嬢様も「え?え?」ってなりそう。
・まさゆめさんの作品
私が2人居たとしたら2人とも乗らない
・出雲螢さんの作品
ダイヤが乱れてると聞いて首元を見た
・おだンゴさんの作品
すれ違う顔が怖くて、帰りは手を繋ぐことにした
世慣れしてない感がすごい。(2回目)
【変態を育てる専門学校の卒業生は何をしている】
・かすとろさんの作品
短編小説をハガキに書いて、自分の住所に送ってる
変態っていうか狂気を感じた。
・てこもとさんの作品
頭を撫でながら、想像の中で脳みそを撫でている
変態っていうか狂気を感じた。(2回目)
・板野さんの作品
どうなっても知らねえからなと思うくらいには大事な仕事を任されている
・ギャルさんの作品
「痴漢、アカン」のポスターを見かけるたびに、ギッと睨む
【未来の自分から来た手紙に書いてあったこと】
・guniguniさんの作品
気を付けようがないけど、蛍光灯を丸呑みする日がある
避けられないのか...
・スカーさんの作品
今日から楽しくない勉強をしろ
・ニャン志さんの作品
親指を鍛えてフランスパンの時代に備えろ
絶対にそんな時代来ないからw
・6さんの作品
氷業者よ、夏は好きか? 夏は氷がよく売れるだろう 今年の夏は特に暑くなるからな 皆涼みを求めている、忙しくなるだろうが... お前の氷が頼りだ 夏はお前の季節だ 任せたぞ
毛虫より
・日高さんの作品
お疲れ様です!ぶっ壊れスーパーの開店でお買い物上手だった俺はただの凡人へ
【日本掃除協会が腐ってると言われる理由】
・マイマイルさんの作品
おもちゃを宝物と呼ぶ子供に驚く
・じゃーさんの作品
「街をきれいに」というポスターを倒れた自販機に貼ってる
腐っているのは協会だけなのだろうか。
・キツルさんの作品
啓発ポスターの子役は飼い犬の糞を拾ったことがない
こいつは起用にあたって汚いお金絡んでます���間違いない
【服を着ると死刑になる国】
・クロレラサイダーさんの作品
顔つきで巫女だとわかる
なんか本当に分かりそう
・Hsさんの作品
痴漢ですと叫んだら、もっと痴漢みたいな人が来た
・リトラ文庫さんの作品
「服部」が「毒島」みたいな扱いを受ける
・磯野ワイニーしようぜさんの作品
野球観戦が本当に面白い
このネタ自体おもしろいけど、このHNで野球ネタぶっこんできてることで2度笑ってしまった。
・ゆう☆ポンデさんの作品
のりピーがちょっと着てた気がする
・みくもさんの作品
高架下の柱にダウンジャケット着たカービィがスプレーで描かれている
ワルの要素にカービィというファンシーな単語を使っててめっちゃおもしろい。これすごい好き。
・ファイアードラゴンさんの作品
換気扇の掃除をしていたら舞ったホコリがおヘソに入って惜しくも死んでしまった
・生命の輝きさんの作品
出してもらったご飯に対して必ず満足できる。というか不満に思っている自分をそもそも想像できない
はい、お腹いっぱいです。
・たんじぇんとさんの作品
テレビ見てたら服着てる総理大臣が一瞬中指立てた
(番外編)
・マグレ巡洋艦さんの作品
包茎は服に含まれますか?
なんでいるんだよ!?
【ミシュラン三ツ星のメガネ屋がやってるサービス】
・照れてるてるてるさんの作品
絶対に誰にでも見える大きさのCが置いてある
・風呂つんくさんの作品
らっしゃいモード
一気に入店しやすくなった
・あやまって!さんの作品
俺が大事に持って来たコップがクソ遠くに投げられたあと、クソ遠くに投げられたことが分かった
・ホテル関本さんの作品
燻製された眼鏡は臭い
・弦之介さんの作品
とびっきりの笑顔かと思ったら裸眼で頭わいてるだけだった
・布石さんの作品
お通しです あーはい、 飲食店じゃないのにミシュラン取っちゃって
以来、とりあえずお通しでマヨネーズ出してます 間違ってたら言ってください
・未々さんの作品
こちら、ご注文のメガネみしゅ。
たまたまだけど、採点するとき一番上のネタがこれで油断した。
・美化委員さんの作品
キリスト(本人)が、スッスッ(十字架) スチャ…(メガネ)
確かに十字架作ってたけど、そんな工程聖書に載ってないぞ!
【お尻が大きい人はこんなことでも悩んでいる】
・新大さんの作品
その透明なのは何を飲んでいるのか聞かれた
タネも仕掛けも��りません。
・たたかうさんの作品
工業高校の一年が初めての授業で私の椅子を作る
・きまぐれさんの作品
自分の尻を経由してゴールに入ったのに、ボール蹴った人の得点になってる
・モノカルチャーさんの作品
小さい駅で皆降りた
・クドウヒロオさんの作品
車椅子のマークを見ると泣きたくなる
・床屋みの竜レグナードさんの作品
集合写真でパノラマモードになったの見えた
・チンカス本舗さんの作品
外歩いてるとポケットに小銭入れられる
・荒瀬さんの作品
ヴィーガンなのにヴィーガンに見えない
でしょうよ。
・ひまじんのかなづちさんの作品
プリクラ撮ると加工でもっとデカくなる
【謝罪相手が最前列に座っている会見で起こったこと】
・音鳴ヨチさんの作品
全部知ってるのに一番質問してきた
・shamanさんの作品
終わろうとするたびに砂時計をひっくり返された
圧が凄い。ちなみにshamanさんのは他の候補もおもしろかった
・noodleさんの作品
本気を出せば壊せる柵が設置された
投票できてたら4点入れていた。
・泣きゾーマさんの作品
頭が真っ白になって、ハライチ岩井の結婚とかを謝ってしまった
・���浜さんの作品
相手の出すカンペを読んだ結果、予備校に通うことになった
・マドハンペさんの作品
警備がザルすぎて、ライフル向けられてる
後ろからは見えないっていうアプローチの取り方、ネタ作り中にあったけど、これがその理想形かな。(途中で考えるの諦めた)
・いさむさんの作品
俺だよ孫だよ、ともう一度だましてみる
・げらさんの作品
視線が合う度にどんどん早口になる
・さとしきさんの作品
えーこの度は世間をお騒がせしてしまい、大変申し訳ございません はい今回謝罪させていただくのは、このことについてです(謝罪相手の頭についてる赤い大きなボタンを押す)
以上。3点、4点入れたネタのご紹介でした。
多すぎ。なんだこの量は。こんなの毎回出来んぞ。
(雑なチームスクルト紹介)
せっかくチームメンバーとして一緒になったのに、後になって「どんな人たちだったっけ?」となるのは寂しいので、本当に勝手ながら紹介をさせていただく。
勝手なこと書くなって怒られたら消します。
本当はこの人のこのネタが好き!というのを幾つか紹介したいけど、ログを漁れていないので、茶屋で見かけておもしろかったものを一つだけ挙げる。
Nagomiさん
チーム結成時にいち早くtwitterに会議場をセッティングし、CGIに練習お題の準備もしてくれた。かつて初対面にもかかわらずいきなりCGIに訳の分からないお題を作ってメンバーを困惑させたバカがいたけど、そんな奴とは違ってしっかりとチームが機能するようにしてくれた。
大喜利茶屋で活動している他、どうやら生大喜利のことにも詳しいみたい。ネット大喜利と生大喜利、どっちの雰囲気も知っているというのは大きな武器になるのではないだろうか。あと短歌も嗜んでいる様子。その短歌からもおもしろさを滲ませてる。
(好きなネタ) 【第335回】夜の茶屋
このアイドル、時代に逆行しているなと思った理由
女性のADのことは女ADって呼ぶ
味しらべさん
今回の大会出場にあたりtwitterのアカウントを開設した様子。最近になってプロフィール画像の変更を覚えた模様。
主戦場は大喜利茶屋のよう。というかtwitterのプロフィールにも「やってます!」って書いてあるので間違いない。twitter始めたてだし投稿歴は浅めなのかなと最初勝手に思っていたが、茶屋で滅茶苦茶投稿してた。最近ではb!g!r!の企画に参加していたようで、もしかしたら他のサイトでも活動しているかもしれない。
会議場では「みんなどう考えてるんだろう?」と引っ込み思案な自分とは違い、ルールやネタに関して疑問に思ったことをしっかりと確認してくれる。大会規定やネタのアプローチなどの情報共有の機会にもなるので、この姿勢見習わなくちゃなと思う。
(好きなネタ)
【第425回】夜の茶屋
(画像で一言)
所々にあるナルト面白すぎる
shamanさん
大喜利茶屋の第一線で活躍中の人。過去の投稿記録など見たらすごい好成績を残している。また、ネタボケライフでも活動中。レートが上がり調子であり、多分近いうちに自分のレート1777も越されるだろう。今大会でも既に練習お題で上位に食い込む活躍を見せており、本チームのエースとなることは間違いない。
会議中もお題とネタに対する考察は鋭く、しっかりとした意見を出してくれる。また、自身のネタ出しについても締め切りギリギリまで考え抜いていた。その結果が上位なので、本当にすごいと思う。
また、投稿・投票のタイムキーパーまでしてくれた。shamanさんに言われなかったら、投稿締め切り時間を23時と勘違いしていたので、本当に危なかった。
(好きなネタ)
【2024-04-06】日めくり
お題:萎える走馬灯
最後に「YOU LOSE」と出る
ミスチル
ネット大喜利界隈の隅っこで長年コソコソしている経歴詐欺の大喜利素人。私生活でもお笑いとは縁遠く、ヨーヨーとか絵を描くのが趣味(両方とも下手)。最近ではハイパーヨーヨーを子どもに買ってあげた上司に、ヨーヨー知識マウントをしてドン引かせた。
今回もなんとなくで参加したが、「え、名人維新終わっちゃうの!?」とか「チームサマルトリアでの雪辱を果たしたい」との理由もあって、しっかりやりたい所存。
活動歴が無駄に長いこともあるので、過去に多少まあまあな成績を残したことが多分何度かあったような気がするけど、今大会で「今が全盛期」と言えるよう、過去現在全ての経験を基に思考力・想像力を養っている最中。マジでなんとかして。
こんな感じ。
初めまして同士だけど、会議場でもみなさん優しくてワイワイやれており、このチームになれて良かったなと思う。
ここからが本番だから、チームの為に一所懸命やらなくては。
4人でガッツリ勝負して、ガッツリ勝ち上がってやるのだ!
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