#真夏の死 ー自選短編集ー
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misasmemorandum · 2 years ago
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『真夏の死 ー自選短編集ー』 三島由紀夫
ネイスンの本を読んで、「真夏の死」と「春子」を読み直したくなって借りた。初めて読んだのは高校生の時だったはず。はるか昔の物語。
「煙草」昭和21年 とても繊細な少年の物語。
そして一番先にある強烈な、なまめかしいともいえる複雑な匂いが鼻を打った。柔道部の匂いともちがった、もっとメランコリックな匂い、遣瀬ないともいえる匂い、非常に烈しくしかもどこか儚い匂い、ーー煙草をのんだあといつまでも私が悩まされた、煙草の本来のそれではなくむしろ仮想のあの匂いにそっくりであった。(pp21−22)
少年は火のついた煙草を吸うことで、図らずも火をつけてくれた先輩と間接キスし、それに特別な思いを持ったのだろうな。三島らしい。
「春子」昭和22年 レズビアン小説なのだそうですが、主人公男性の妄想について行けなかった。若い三島の短編は今の私にはちょっとしんどいかも。
「翼」昭和26年 戦中、従兄妹の恋人同士の瑞々しい恋、そして性欲芽生え。寓話的。so cute. 
二人の無垢な誓いの言葉で埋めてしまえば、煉瓦を一つ一つ漆喰で固めるように、いつか住むにたのしい堅固な家が築かれるような気がしたのである。(p115)
翼は二人の純粋な恋のシンボルなんだろうな。少女は死に、忘れられないでいる男。三島は自分の妹のことを書いているのかもしれないと思ったり。
「離宮の松」昭和26年 一才の赤ん坊をおぶって守りをする16歳の少女。少女は叔母である赤ん坊の母親に子守りとして引き取られてる。少女��赤ん坊の1日冒険譚かと思いきや、やはり三島、突飛な展開だけど少女らしいといえばらしい。クライマックスまで持って行くのがとても上手かった。
「クロスワードパズル」昭和27年 美男のボオイが何故醜女と結婚したのかを語る内容。男前のボオイと有閑マダムのアフェア。小気味のいいお話でした。
「真夏の死」昭和27年 三島が一回目の世界旅行から帰って来て書いた作品。避暑地で子ども二人と夫の妹である子守りを失った夫婦のお話。東京で仕事していた夫が事故先に向かう道中で思うこと。
 われわれはこういうとき、ふだん疎遠にしていた不幸の、仕返しを受けるのである。幸福とは日頃あれほど身を入れた附合をしているのに、こんな時には何の役にも立たない。われわれは久々に会う不幸の顔をいつも御見外れする。(p190)
次の苦しみの表現、凄すぎ。読んでて泣けた。
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苦しみからどうにかこうにか脱却出来たに見えた事故後2年、事故先に行ってみる。そしてクライマックスで、夫は妻が苦しみに耐えていた時と同じ表情をして海を見ているのに気づく。それは何かを待っている表情で、夫は妻が何を待っているのか分からなかったが、尋ねようとしたその瞬間にわかったような気がする。そして「勝は悄然として、つないでいた克雄の手を強く握った(p242)」。
三島曰く、この物語の主題は「癒切ったのちのおそるべき空虚から、いかにしてふたたび宿命の到来を要請するか(p190)」だそうで、そしてクライマックスは、「或る過酷な恐ろしい宿命を、長い時間をかけて、ようやく日常生活のこまかい網目の中へ融解し去ることに成功したとき、人間は再び宿命に植え始める(p190)」ことを書いたものなのだそうだ。なるほどね。壊れてしまった人間の話なんだろうな。もしくは、代理ミュンヒハイゼン症候群(まさか!!)。
「貴顕」昭和32年 私にはいまいちでした。
「葡萄パン」昭和38年 ツイスト・バーなどに来る若者(互いをメリカ名で呼び合ってる)たちの隠語/流行語/会話を使って書いたもの。三島が内部の人ではないから、何処か寓話的に感じられる。
「雨のなかの噴水」昭和38年 別れの言葉を言いたいために女の子と付き合った男。思いの外に可愛い話だった。
この本の最後に、三島自身の解説がある。三島は己の過敏なくらいな繊細さは、肉体改造で失われたと言っている。けど、これって、自己否定というか、自己催眠って言うか、自分で自分に思い込ませてるように感じた。繊細さを希釈するために、肉体の鎧を着たんだろうからさ。
三島の他の短編も読んでみる。再読の再読くらいのもあるだろうな。
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chaukachawan · 7 months ago
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終わらないストーリーなんて
まあ詰まらない、よね。
お久しぶりです。あるいははじめまして。水琴冬雪です。
と書いてみたはいいものの、もうこの文章を書くこともないのかもしれないと思うと少し込み上げてくるものがあります。皆と過ごした時間を思うともっと込み上げてくるものがあります。
さて、これを書き上げたら本当に終わりのようで先延ばしにしてきましたが。そろそろ皆さんとの日々に区切りをつけましょう。少しの手紙と、思い出と、言いたいことと。栞の役者にはおまけに追伸とおすすめの小説付きで。
素敵な終わりをありがとう。では、始めましょう。
園堂香莉
華幻の月で照明オペをやってくれた時から話すようになった気が。今公演で一番振り回してしまった人。脚本は変えるわ照明は変えるわ動きは変えるわ…本当に申し訳ないと思ってます。悪かった理由5つどこ��じゃないです。ほんとにもう、とりあえずふぇーいとか言わせる精神状態にしてごめん。ただ、それでも君を四季に当てて良かったと思ってしまっているよ。楽ステちゃんと泣かされました���自分勝手でごめんね、僕は楽しかったよ。少しでも君に楽しかった記憶が残ってくれていれば嬉しいです。ご無事で。もし、これが永遠の別れなら、永遠に、ご無事で。
(P.S.)
普通のあんこのことを"黒あん"っていうの普通だと思ってたんだけど違うの?じゃあ白あんとどう区別するの?まあ僕はカスタード派なんだけれども。
東野圭吾『素敵な日本人』
太宰好き(だよね?)の君にはこんなタイトルの小説を。短編集なので読みやすくておすすめ。毎夜寝る前に一編ずつどうぞ。
近未来ミイラ
色々な偶然が重なって仲良くなれたんだろうなっていうのを、君との縁で一番感じてる。iPad回しを伝授できなくて残念だなあ。なんとなくだけど、君と交した何でもない会話を僕は一生覚えているんだと思うよ。色々思い出を振り返ってみても君と会えて良かったなあって漠然なことしか浮かばないけど。会話する度、演劇する度にずっと君が羨ましく感じてました。これからはそれを特等席で見ることが叶わないことを少し寂しく思います。宝物をありがとう。
(P.S.)
他者を巻き込むアドリブは控えようね、やるなら伝えようねって話はどこいった?最後の最後にやりやがってまじで。暗転中にどれだけ���をこらえたか知らないんだろ。
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』
本に関する謎を解いていく日常のお話。実在の本がたくさん登場するから気になるのがあればそこから広げてもらえると。
たぴおか太郎
僕の脚本全てにおいて役者参加してくれてる唯一の存在。そして実はちゃうかにおける僕の初の共演相手。ずっと役に真摯に向き合ってくれてる姿を見て嬉しく思うと共に、すごく勇気づけられていました。その思いに応えようと僕も必死になれました。たくさん相談した。その度にたくさん支えてくれた。本当にありがとう。また今度ご飯行こうな。今度はコメダ俺が奢るからさ。ああそれと、「最後が栞で良かった」って言ってくれてたけど。僕の方こそ、君で良かった。
(P.S.)
ビブラスラップの予算降りたらしいよ、おめでとう。ところで黒字になったのはビブラスラップの貢献が大きいと思うんだけどどう思う?
東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
色んなものを受け止めてくれる君だから、しんどくなっちゃうんじゃないかと心配だけれど。この本はお守りになってくれるんじゃないかなと思うよ。
錫蘭リーフ
いやはや奇跡の再会。まあ別に阪大受けるって知ってたから驚きはしなかったけども。僕が高二の時の大会ではじめましてなはずだから出会って…4年?長いねえ。の割に2回しか舞台を通して絡めてないのか、意外だね。ところでどうだった?僕もあの頃から成長できていたら良いのだけれど。もう舞台で絡むことはないのかなあと思いつつ、この2つの記憶を大切に生きていくんだろうなと思いつつ。
(P.S.)
実は君がちゃうかに入って暫くはなんか恥ずかしくて目をあまり合わせられてなかったの気付いてた?こんなんでもすっごい嬉しかったんだよ。
吉野泉『手のひらアストラル』
福岡が舞台の小説。見知った景色が沢山あるよ。僕はこれを福岡にいる時に読んだけど、きっと今の君なら懐かしみながら読めるんじゃないかな。
帝京魂
華幻の月のPV撮影で俺が勝手にテンション上がってたような記憶。一緒に当日制作やった時にがっつり会話したような。演技に対する着眼点がなんとなく俺と似てるような気がして演出補佐を頼んだけど、本当に助けられたね。色んな人の練習に付き合ってくれてるの、ちゃんと見てたよ。実は今回の指針のひとつに君が楽しめるかっていうのがあったんだけど。楽しい記憶として残ってくれてたらいいなと思うよ。
(P.S.)
「がくがいこうえん」なんだから普通「がいこう」って略すと思うよねえ?今からでも呼び方変えようぜ。
東野圭吾『流星の絆』
容疑者Xの献身から東野圭吾繋がりということで。後はまあ、時々でいいから天野のことを思い出してほしいなとも思いながらの選出。
森々仙入
36期の中で体験稽古を除いて初めて話したのは君なんだよ。宣伝美術講習会の時に「ちゃうかですか?」って話しかけてくれたね。実は僕も「こいつちゃうかかなあ」って思ってたけど話しかける勇気出ませんでした。すごく助かったよ。名刺渡すシーンで俺が適当に呼びかけても上手く合わせてくれるのを見てこいつはできるぞと思ったのを覚えてる。そしたら案の定よ、白い粉とかまじで見せちゃいけないやつ。君がちゃうかにいるうちはどの公演も千秋楽を見に行こうかな。でも普段の演技も素敵だと思うよ。本当に。
(P.S.)
とある理由によりうちにワイン余ってるんだけど飲みに来ない?直接誘う勇気が出なかったからここで聞いてみるよ。
池澤夏樹『スティル・ライフ』
「ラムダってカタカナで書くと物理っぽくて嫌」とかほざく君にはこれを。なんでだよ、物理楽しいだろうが。
体験稽古で席が���かったから割と初期から勝手に覚えてた人。"ベ"を奪われるとは何事かと思ったけどまあ君がもらってくれるんならいいか。ガンガで「誰かトマト食べたい人いませんか」って会話をした時に仲良くなれそうって思ったような。実際共通点多そうで嬉しい嬉しい。ずっといいなあと思っていた役者だから、舞台の上で会話することなく終わってしまったのがほんの少し心残り。あとボケさせられなかったことも。人を沢山頼って人に沢山頼られる、素敵な人になっていくんだと思います。君との縁、手放さないように頑張りますね。
(P.S.)
2回カラオケ行ったくせに君の歌をほぼ聞くことなく終わった気が。そういえば人科祭の動画も見てない。推しに対する態度ではないですね、すみません。
知念実希人『祈りのカルテ』
5話からなる短編集。帯に「5回泣きました」って書いてあってさ、まさかって思いながら読み進めたら僕はちゃんと5回泣かされた。読む時はハンカチを用意して、翌日予定がない夜にどうぞ。
苔丸
初めてのオムニだというのに「それじゃ喧嘩止まんないよ」みたいなダメを出しまくってたね。なんてひどい先輩か。なのに今では立派になっちゃって。皆が見てないところでたくさん努力してるんだろうなって伝わってくるその姿に、密かに憧れを抱いていました。君が最上級生のうちはこの劇団は安泰だね。あと実は君の脚本、結構好みだったんだよね。それにちゃうかに合ってると思う。いつか見られたらいいなあって、少し思ってたり。
(P.S.)
写真部を動かしていきたいんだけどさ、いい感じのスポットあったら紹介してよ。あと連れ出してください、インドア派なんです僕は。
辻村深月『凍りのくじら』
ドラえもんのひみつ道具がたくさん登場する小説。読み終わったあとなんかぼーっとしちゃったから忙しい時には読まないようにね。
響夜
謎に本名で自己紹介する羽目になったね。ちゃうかネームより先に苗字覚えちゃったよ。多分お客さんを意識するのが上手な役者なんだと思う。だって君のゲネ写真カメラ目線多いんだもん。写真選定が捗る捗る。その力もあってか、舞台上で目を引く、元気で感情豊かな良い役者だと思います。これから演じるであろう色々な性格の君を見るのが楽しみ。個人的には超絶シリアスな役とか見てみたいんだけどどうだろう?
(P.S.)
散々偉そうにしてたけど、実は化学大の苦手なんだよね。今後はあんまり力になれなさそう。有機化学ならギリ。
久住四季『星読島に星は流れた』
夜を響かせてきた君にはこの本を。終わり方がすごく好みなんだけど、共感してくれたら嬉しいな。
ミル鍋
宣伝美術チーフを引き受けてくれてありがとう。なんかこう、君のチーフはおおらかでいいよね。うまいこと皆を気遣えてて、見習わないとなあって思ってた。あと君は役幅も広くてすごいな。コメディからシリアスまでしっかりこなせるの尊敬してる。そしてどんな役でも心から楽しそうに見えてた。君が稽古場にいるだけで笑顔になる人、きっとたくさんいると思う。僕もその一人。これからどれくらい忙しいのかわかんないけど、君の役者を次も楽しみにしています。
(P.S.)
君が好き勝手してるの、大好きだったよ。それを眺めてるのも好きだったんだけど、君が好き勝手した結果生まれたものが、何よりも。
砥上裕將『線は、僕を描く』
いつも苦しめられてて心配になるけど。ほんのちょっぴりでいいから、線を描くのが今より楽しくなってくれたらいいなと思うよ。
あろハム権左衛門
最初のオムニであんなに振り回されてた君が今ではこんなに周りを振り回すアドリブをするようになるなんて…権左衛門の血は争えないのかな…まあそれはおいといて。ちゃうかで初めて演出をやった時の新入生だから個人的には思い出が多く、勝手に誇りに思っている役者です。いつか僕が理想的な声をもっている、だなんて言ってもらえたような気がしますが、僕に言わせればどの口が、と。僕の方こそ君が羨ましかった。せっかくならもっと君と舞台の上で絡みたかったなと、僕はちょっぴり思うのです。
(P.S.)
カテコにサングラスで来るのはずるいって、色んな意味で。何となく君は平然としてると思ってたから、泣いてるの見てびっくりした。ちょっと嬉しかったのは内緒ね。
小坂流加『余命10年』
最初と最後が君で良かったなあと思いながら。別に死ぬ間際からの思いつきとかじゃないよ、まっさかあ。
西峰ケイ
オレンジのロゴを担当してもらったのは本当に偶然なんだよね。「新入生を自分が出る脚本と違うところの担当にしたら面白いんじゃね?」という悪魔のような発想の被害者の一人。なんてひどい宣伝美術チーフか。でもそれから僕の脚本全部を彩ってくれて、本当に感謝しています。宣伝美術にも普段の会話にもセンスが光っていて、羨ましく思うと同時に楽しく、頼もしく思っていました。偶然から繋がった縁、もう少し大切に思わせてください。
(P.S.)
もう演出やらないの?あの時結構楽しくやれてたんだけれど。シリアス系も見てみたい反面、やっぱり君が輝くのはコメディなのかな。
住野よる『この気持ちもいつか忘れる』
こういうタイプの本読んだこと無さそう(偏見)っていうのと、君がこういうタイプの本を読んだらどう感じるんだろうっていうのが気になるから。読後感マシマシだよ。
アリリ・オルタネイト
学部も一緒だし、個人的には話しやすく思ってた。最初のオムニの時に日本語の発音めっちゃ練習してたのが懐かしいね。今ではもうそんなことはほとんどなくなった日本語マスター。なんなら僕の公演では英語も使う二刀流。去年も今年も結構君の良さを活かせたんじゃないかと思うんだけど、どうかな。君の笑顔に甘えることも多かった。その度に笑顔を返してくれて本当にありがとう。また今度ご飯でも行こうよ。ガンガとか。ああいや、ガンガンじゃなくて。
(P.S.)
モノレールで偶然会ったときびっくりしたあ。でも、話しかけてくれてありがとう。少し救われたんだよ。
アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
日本語版でも英語版でも。もしかしたらNetflixとかで見たことあるかもだけど、小説の方も色々細かくて面白いよ。
〆切三日前
最初のオムニのときから自然に演技できててすごいなあって思ってた。去年の文化祭で練習を見たのが懐かしいね。会話シーンと激昂シーンの切り替えもすごくて引き込まれてた。今回もそう。実は本番、君のシーンで胸のあたりがキュってなってたんだよ。舞台の上でも外でも、いろんな要望に元気な声で「大丈夫です」って返してくれたね。すごく助けられてたよ。来年もすごく頼りになる先輩として慕われるんだと思う。これからもちゃうかを頼みます。
(P.S.)
PV会議をしてる時「〆切三日前の文字列がシリアスブレイカー」っていう話で盛り上がったんだけど。次はどんな芸名になるのか楽しみで朝も起きれません。
恩田陸「夜のピクニック」
なんとなく好きそう。でもなんとなくで選んだ『博士の愛した数式』がハマってくれたから多分合ってる。
黒井白子
確かオムニ稽古期間の昼休み、香夜以外は先にご飯行ってる時。「出身どこ?」「じゃあ今一人暮らしだよね、家を出る時どう思った?」「その感じ出してみたらどうかな」こ���な感じの会話をしたはず。これが僕の君に関する最初の記憶なんだけど、違ったらごめん。たくさん演劇について語ったような気もするし、全然語り足りないような気もする。実は演技面で結構君を参考にしてたんだよ。真似しようとしてもできないなあって、ずっと尊敬してた。またいろんな君を見せてね。次は絶対見に行くから。
(P.S.)
僕の描くキャラに何度も向き合ってくれてありがとう。あの時間、本当に楽しかったよ。
西尾維新『傾物語』
セカンドシーズンに含まれてるのでアニメを見た事があると信じて。アニメでは一部カットされてた手紙をぜひフルで読んでほしい。
中森ダリア
うっすら話すだけの期間が1年くらいあって、今年のメイク講習会でちょっと話せるようになって…という変遷を経て今に至るね。その結果舐められるという不本意な状況になったけれども仲良くなれたんだったらいっかなとも思ったり。メイク会議の時に頼もしいなあって思ってたらよく聞いたら「ヴェガさん」って言ってるのまじ面白い。これまでがっつり役者やってるのそんなに見たことないから、これからもっとやってくれたら嬉しいなと、密かに思っているのです。
(P.S.)
ちゃんとうちのニャンズの名前覚えた?次会ったとき抜き打ちテストするから、しっかり復習しといてよね。
小野不由美『残穢』
「この本を読んでから家の物音が増えた」とか言われてるホラー小説。恐怖に震え上がって大騒ぎする君を見てみたい。別に虫で怖がらされた仕返しとかじゃないよ、決して。
きなこ
仕込みの時に「君がきなこ?」みたいな話しかけ方をしたのがはじめましてかなあ。人見知りをごまかすために勢いで聞いちゃった記憶。すごく悩んだと思うけど、役者希望出してくれてありがとう。君の初役者の手助けができていたら嬉しいのだけれど。初舞台一発目でのアドリブが忘れられないんだけどさ、いつの間にそんな技身につけたの?逆こんな子に育てた覚えはありません、だよまったく。また舞台の上の君を見ることを楽しみにしています。
(P.S.)
あんまり多くを話せてないけど意外と趣味合うのではと勝手に感じてます。いつか色々お話できたらいいなと思ったり。その時はきなこくるみでも食べながらね。
住野よる『麦本三歩の好きなもの』
主人公の好きなものに関するストーリーが綴られる日常系短編集。ほっこりしたりしっとりしたり、穏やかな君にぴったりなんじゃないかと思って。
暁レミエル
趣味が合うというところから盛り上がって、気付けば演出補佐に。場当たりのときとかすごく助けられたね、ありがとう。いつも自主練をしてくれてる姿を見て、きっとこの子はこれから化けていくんだろうなって思ってた。稽古で苦しんでたところも本番めっちゃうまくいってたね、本番見てて感動してたよ。押し付けるつもりはないけれど、せっかくだから今後君の演出を見てみたいなって思ってます。役者としても演出家としても、これからが本当に楽しみです。
(P.S.)
とりあえずできるだけアクティビティの欄が赤くならないように頑張りなね。あれ見たときびっくりしちゃった。
住野よる『君の膵臓をたべたい』
恋愛ゾンビからの連想。作者曰くこれは恋愛長編じゃないらしいから、一回読んでそのへんの是非を確認してみてよ。
肆桜逸
今年になって怒涛の共演だったね。新歓では隣に立って、オムニでは向かい合って、そして最後は客席から眺めてた。色んな角度から君を見て、みんなから慕われてる理由にどんどん気がつくことができた。やっぱかっけえよ、ほんとに。自分の演技にも向き合ってくれるし周りの演技にもアドバイスしてくれるし、めっちゃ頼りにしてたんだよ。最後に一緒に舞台を作れて本当に良かった。もし機会があるのなら、またくだらない話で笑い合ったりしような。
(P.S.)
吹田まの冒頭がカットされてるの地味に寂しいんだけど。あの大暴れしてるシーン好きだったんだよね。
森博嗣『すべてがFになる』
理系なら絶対にハマる。もし読んだことあったらぜひ続編を読んでほしい。もしそれもあるなら他のシリーズを…とにかくおすすめ。ぜひ読んで。
埖麦
体験稽古のときに「理学部!?」ってテンション上がったの覚えてる。そしたら宣伝美術講習会でも会うことができてすごく嬉しかった。用なしでの会話感がすごい好きだったから今回もそういう役に当てたんだけど、よく毎ステージ会話を成立させることができるもんだと感心してたんだよ。なんかこう、君は僕と同じ香りがするな。そうそう、朝起きれない属。お互いこれからも世界に立ち向かっていこうぜ。
(P.S.)
いつかご飯行こうなって言おうとしたけど君めっちゃ好き嫌い激しいやん?何なら食べられるの?霞とか?
東野圭吾『眠りの��』
君には長編ミステリーを躊躇なくおすすめできそうだ。え?まさか。他意なんてないよ、もちろん。
紫苑
オムニでは練習してるのを軽く見たくらい、外公ではピアノ弾いてるの見たくらい、ということでこの公演で初めてしっかり話したね。君に鍵盤ハーモニカなりトライアングルなりを弾かせてあげられなかったのが一番の心残りかも。指示を出したら一発で応えてくれてるしオペもこなすし、本当に器用で頼りになる役者だなって思ってた。これからも周囲に気を配れる人であり続けてほしいなと思う反面、舞台上で暴走する君も見てみたかったり。
(P.S.)
疲れを溜め込むタイプなんじゃないかなって思うのが気のせいだといいんだけれど。これからも元気な君を見せてね。
夏目漱石『こころ』
なんかずるいような気もするけど、意外と全部通して読んだことないんじゃない?先生ということで繋がってるなってところも個人的には推しポイント。
水琴冬雪
僕宛てに手紙を書くと言うのも変な話だけれども。何回も悩んだね、演劇を続けてくれてありがとう。おかげで素敵な仲間に出会えたよ。この名前をこれからどれだけなぞることができるのかな。君と過ごした日々、本当に幸せだった。最後に君に、心から、精一杯の感謝を。
(P.S.)
おすすめの小説、ミステリー率高くない?もっと色んなジャンル読みなね。出会いは大切にするんだよ。
山口幸三郎『探偵・日暮旅人の探し物』
中学生の時からずっと大切にしてる本。君が自分で思いついたと思ってるあの台詞、原点はここにあったらしいよ。
東愛莉
「LIP×LIP好きが入ってきたよ」と聞いてお話したいなって思ってた。稽古場で「君か!」ってなってテンションめっちゃ上がったの覚えてる。そしたらカメラにReoNaにと共通の趣味が後から発覚しだして、もっと早くから話せてたらとちょっとだけの後悔。涙こぼれて…はい黙ります。目にする度に上達していく演技を見て、密かに感動していました。またカラオケなりカメラなりを通じてお話できたらいいな。
大良ルナ
覚えてる覚えてる。確か食堂の角を曲がる前くらいに出身の話とかしたよね。忘れるわけないだろう。多分僕が思ってる以上に面白い子なんだろうなあ、知ることができないまま終わってしまって残念。表情管理なんかもとても上手で、君の演技を見る度に憧れてました。早々に外部に挑戦してるのを見て凄いなあと思いつつ、もしかしたらどこかで共演するチャンスがあるかもってちょっとだけ期待してみたり。
何度も言ってるけど、ちゃうかで最初に出会ったのは君。舞台裏見学で偶然一緒になったね。あの時は君がここまでぶっとんでるとは思ってなかったけれども。君がいなかったら僕の人生だいぶ違ったものになってたんじゃないかなあ。実は君が外部に行ってるのを見て僕も外部参加を決めたんだよ。その行動力が羨ましく感じてさ。君のこと、相棒みたいに思ってる。またどこかで君と演劇できるようにと祈ってみるよ。
うみつき
激ヤバエチュード忘れられないねえ、本気で一生覚えてると思うよ。あと密かに僕が演出つけたバージョンの用なしも気に入ってるんだけど、どう?もっと話したかったと言いつつ、それなりにお話できたのかなと思いつつ。数は少ないけれど、帰りながら話せてよかった。どんな役でもこっちが息を止めてしまう程に引き込まれる演技ができていて末恐ろしいね。まあ、もし演出やっててしんどくなったら教えてよ。力になれる…かは分かんないけど。でもまあ、話を聞くことくらいならできるよ。
統括のフォーニャー
最初のオムニから勝手に演技眺めさせてもらってました。普段の目一杯の明るさと頼りがいが、そのまま演技に反映されてる人。君が出てるシーン、あったかくなるんだよね。役者としての魅力もさることながら、メイクチーフや演出補佐としてもたくさん助けてもらった。もう君から元気をもらえないのかと思うと少し寂しくなります。またどこかですれ違ったら、その時はまた声をかけますね。
緒田舞里
色々あったとかいうレベルじゃないくらい色々あった。でもその数以上に君に助けられた。もちろん直接助けられたことも多かったけど、それ以上に君の努力する姿を見て自分も頑張ろうって思えて、支えになってた。外部にも積極的に参加してて、これからも全力で楽しんでいくんだろうなって勝手に思ってる。イフもそうだけど、実は今でもStaRtのキャスパ見返すくらいには好きだよ。彩ってくれてありがとう。
オムニの仕込みの時にも演技のこと考えてて、こいつはすごいぞと思ったの覚えてる。役者としてめっちゃ努力して成長してるその一方で、多分脚本家としても才能があるんだろうなってなんとなく感じてる。僕が自分の脚本に全然自信が持てなかった時に面白いですよって言ってもらえて、すっごく勇気づけられたんだよ。これまであんまり話せなかった分、いつか心ゆくまで語り明かそうじゃないか。
岡崎仁美
最初のオムニでのスタオン仲間。同期だからもちろん演劇の思い出は多いんだけど、意外と雑談のほうが覚えてるかもしれない。もう何気ないことで笑い合うこともないのかなと思うと少し寂しくなるね。これから外部どれくらい参加するの?スタッフでも役者でも頑張ってくれたら嬉しいな、身体壊さない程度にさ。またいつか外で会えた時はよろしく。あ、キルフェボン忘れてないからね。
雨々単元気
オムニでがっつり共演できたほぼ唯一の36期だから思い入れは一入です。最初はなにかあったらカバーできるように頑張ろうって思ってたけど、気付けば声は大きくなり立ち姿はかっこよくなり…これはもう心配ないな。あと宣伝美術に入ってくれたのも嬉しかったんだよ。デザイン難しいよねえ分かる…宣伝美術のことは嫌いになっても僕のことは嫌いにならないでください。
舞原の絞り滓
なんだかんだ言ってかなり信用してる。色々わめいてたけどサイゼリア楽しかったよ、伝わってくれてたみたいで良かった。千秋楽の直前泣きそうになってる時にコント始まった時は正気か?って思ったけど。ところで最初期にやったエチュード、どんぐらい内容覚えてる?生魚とか無人島とか、全部面白かったね。あとはまあ勉強な��なんなり、学部一緒なわけだし、またお互い困ったら相談し合えたら嬉しい。
じゃがりーた三世
なんか君の演技はこう、面白いんだよな。そしてそれがちゃんと魅力に繋がってるんだよな。多分日常から考えてることが斜め上で、それがそのまま演技や脚本の良さとして表れてるんだと思う。あと映像チーフとして後輩から慕われてるのを見て、そういえば去年のPV会議でもしっかり後輩のこと考えてたなって少し懐かしく思ってた。34期PV楽しみにしてるよ。とりあえず日程調整しような。
オーム
脚本選考会のときにそこそこ話せた記憶。今回から役者をやってくれるということでテンション上がってました。最初は発声とかで苦しんだかもしれないけれど、大集会室で何回もセリフを読んでアドバイスを吸収している姿を見て、これなら大丈夫だなと謎の自信を持ってました。来年からまた忙しくなると思うけど、どんな形であれ演劇を続けてくれたら嬉しいです。できれば役者であってほしいなと思いつつ。
テキストを入力
去年のオムニからこいつの映像やべえぞと思ってたから、華幻も栞も映像で関わってくれてすっげえ嬉しかった。けどそれと同じくらい、役者をやるようになってくれたのが本当に嬉しい。実は一回だとしても共演できたことを嬉しく思ってるんだよ。帽子を直す振りをして表情を隠したリベンジができなかったなあ、残念。君の映像にたくさん助けられて、舞台上でも楽しませてくれて。一言で感謝を伝えるなら、やっぱり君に会えて良かったってことになるのかな。
縦縞コリー
新歓の解散時に突然増えててびっくりしたあ。ちょうど死角になる角度にいたんだよね。解散した後に「いやあ高校の頃の大会は惜しかったな!」みたいなカスエチュードで絡んだのがはじめましてのはず。覚えてないかな、覚えてなくていいよあんなの。それから1年後にやっと初共演。君の名前を呼ぶことができて嬉しかったよ。アドリブだけどね。ちゃうかの中でも外でも頑張れよ。また見に行くから。ああそれと、ご家族によろしく。
大福小餅
舞台の上で会話することはなかったけれども、仕込み期間は顔を合わせることが多くてそれなりにお話できたのかなと。去年の文化祭で居残り練習したの、覚えてる?一緒に無声化の授業受けたやつ。その後褒められてたの見て、僕も一緒に嬉しくなってた。舞台で輝くために、そして皆を支えるためにたくさん努力ができる人。大変だとは思いますが、これからも楽しみながら頑張ってもらえたら幸いです。
叶イブ
実は最初、ミュージカルとかやってたのかなって割と本気で思ってた。周りの空気を震わせる感じの素敵な声の持ち主だなって。身体の使い方も柔らかくて上手だし。そしてどんどん声量も大きくなっていって、今じゃもう怖いものなしだね。本編ではないけれど、共演できてめっちゃ楽しかったよ。君との掛け合いのテンポ感好きだった。でもお願いだから害虫を見るような目で僕を見ないでほしいな。
はぜちかきつ
オムニで同じ脚本だったけどシーンとしては会話してなくて、次会ったと思ったら演出として肩を並べることに。どうだい、演出は。辛かっただろ。苦しかっただろ。でもめちゃくちゃ楽しかっただろ。これからいろんなものを吸収してもっと成長していくんだと思う。少なくともセンスはあると思うから、後は君の努力次第だね。演出家としての今後に期待しつつ、また役者としてエネルギーを爆発させてほしいなとも。
月銀蓮
舞台監督の話をするために稽古場に呼び出したときがはじめましてのはず。第二回通し��いきなり窓から覗くという大役に応えてくれて本当にありがとう。皆へのドッキリ大成功だね。ところでこれからは役者やってくれるんだって?表情豊かな君を舞台上で見ることができるとは。本当に楽しみです。盛大なアドリブをかますタイプだと僕は勝手に思ってるんだけど、その辺はまあ、自分の目で確かめることにするよ。
熊吉
体験稽古で演出できたことを実はすごく嬉しく思ってるんだよ。俺はめっちゃ楽しかった。あの後楽しんでもらえたかちょっと不安に思ってたから、入部してくれてすごく嬉しかったんだよ。あのときだけでも周りに合わせて動けてるのが分かるくらいに上手な役者。あとまーじで魅力的な声。お客さんの目をかっさらう役者になるんだろうなと。千秋楽の日の夜、ちょっとだけでも話せて良かった。これからも楽しみにしてるよ。
小佐々優大
オムニの場当たりではじめましてかな。緊張してるんじゃないかと思ったけどオペを落ち着いてこなしてて、初めてなのにすごいなあって思ってた。最近見れてないけど、元気してる?元気ならそれでいいのだけれど。ま、たまには稽古場に顔出してみたらなんかいいことあるかもよ。ここはそういう場所だから。
張潤玲
発声するとき、すごく姿勢が良かったのを覚えてる。それを舞台上でも再現できててえらいなあと。基礎ができてる役者は伸びますからね。そして長いセリフもスラスラと言えてて、母国語とは違うはずなのになんでこんなに上手なんだと感心していました。新人でまた君の勇姿を見ることができると聞いて、今から楽しみにしています。
しょこら
やっぱり華幻で送ってくれたキャスト希望の印象が強く残ってるかな。最初はあの役に苦しんでたと思うけど、迎えた本番ではしっかり迫力が出てて震えながら見ていました。一度伝えたような気もするけど、その恵まれた体格は声を出すうえで強力な武器になります。もし機会があれば、また明るく照らされる君を見てみたいものです。
紫仏瑠唯
君がオレンジに出てくれたことを僕はこの先もずっと自慢し続けるよ。今年のオムニは脚本出せなかったけど、文化祭頑張ったからこの先も後輩に自慢してくれたら嬉しい。稽古日数が確保しにくい中でもどんどん上達していってて、「家で自主練しました」って聞いたとき正直感動した。この先もすごく忙しいんだろうけど、いつかもう一度君の役者姿を見れたらいいな。演劇の話もそうじゃない雑談もすごく楽しかった。最後にもう一度だけ。オレンジに出てくれて、本当にありがとう。
海泥波波美
役者としても演出としてもセンスの塊。なんだこいつ、ムカつくほどにハイスペかよ。煌々と照ってる時のセリフの読み方めっちゃ好きで未だに思い出せるんだよね。そして今回、めちゃくちゃ助けられた。僕が結構しんどくなってる時に「任せてください」って言ってもらえて、冗談抜きで泣きそうになってた。ふざけてるようでやるときはちゃんとやるスタイル、俺めっちゃ好きだったよ。せっかくだしいつか一緒にお茶でもできたら嬉しいな。あんまり詳しくないからその時は色々教えてね。
衿君
今回PV担当ということでめちゃくちゃ話したね。PV会議で僕の声に暖かみがあるって言ってくれたの、すっごい嬉しかった。でも僕は思うんだよ、君の方こそ暖かみがあるのでは?と。声自体もそうだし、君が選ぶ言葉の節々に気遣いや優しさを感じてた。君に彩ってもらえて本当に良かった、ありがとう。で、だよ。いつかただの筋トレ会本当にやる?最近なにもできてないから付いていけるか分かんないけど。ぴょんぴょん跳ねるだけならまだ可能性あるかな。
まろん
一回当日制作かなにかで遠目に見たっきりな気がする。あのとき少しでも話せてたら良かったなあ。ところで金の皿の中華料理ってどういう意味?ずっと聞きたかったんだよね。
吉崎太志
ついぞしっかりお話することなく。僕も一時期全然演劇やれてない時期あったんだけど、全然気に病みすぎる必要ないからね。もし今後参加できるときがあったら、ぜひその機会を楽しんでもらえたらと思います。
VIVI
もしかして去年の文化祭で話したのが最後…?時の流れって恐ろしいね。そのとき当日制作の準備しながら「痩せた?」って言われちゃったからさ、今年はできるだけご飯食べるように気をつけたんだよ。そのおかげあってか、仕込み期間でも体調を崩すことなく走り抜けられた。そうだ、最近九州出身の人増えたからさ、皆で地元トークでもしたら面白いんじゃないかな。いつか美味しいもの自慢し合おうぜ、おすすめのスポットも紹介しながら。
らっしー
やっぱり仕込み期間の記憶が多く残ってるかな。初めての明かり作りでは大変お世話になりました。一番高く、一番全体を見渡せるところに君がいるとすごく安心できるんだよね。僕達がなんの心配もなく本番を迎えられていたのは間違いなく君のおかげ。オペ卓で後輩をサポートしてたのを何度も見て、きっと僕が知らないところでもたくさん皆を支えてくれてたんだろうなって思ってた。大変なこともあったと思う。一年間お疲れ様。僕の、僕達の大切な場所を守ってくれて本当にありがとう。
まっつー
最近お会いできてなかったので、カーテンコールに来てくださって嬉しかったです。風の便りで元気になさっているのは知っていたので、そこは心配していませんでしたが。正直、これから先自分がどう演劇と関われるのか分からない状態なので、うまくやり続けられている貴方を参考にできたらな、なんて。もしなにか秘訣があるのならぜひ教えて下さい。そういえば、一度貴方が書いた脚本の演出を依頼してくださいましたよね。あれ、嬉しかったんですよ。また脚本のお話もできたら嬉しいです。
宮濵一颯
脚本や演出のスタイルは多少違えど、お互いの芯を否定することなくたくさんお話できたんじゃないかな。僕にない視点をたくさんもってて、同期ながらすごく尊敬してる。ところでさ、最後にもう一度だけ演出をやりたくなったのは君の影響が大きいんだよ。人とのつながりへの感謝、本当にその通りだと思う。演出をやることで皆とつながりたくなったんだよね。機会をくれてありがとう。帰ってきた時は教えてよ。聞きたいこといっぱいあるから。君の中で変わったもの、変わらなかったものの話とか。
それじゃあ、またね。
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sunakaburimovie · 6 months ago
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【My Favorite Movies of 2024】
*「3年ルールで2022年以降公開を新作とカウント」します。
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1. アイアンクロー The Iron Claw
ケヴィンが持ち上げるバーベルが、呪いと抑圧と責任の重さを物語る。家族の誰より愚直にプロレス道を行きながら、悉く報われず一人取り残されてしまうケヴィンは、選ばれない者として選ばれし者。バーベルを持ち上げた太い腕は、やがてチャンピオンベルトでなく弟の身体を抱え上げることになる。銃と十字架とトロフィーはアメリカの呪い。それを信じることから始まる悲劇。でもあまりに痛ましすぎる悲劇のその先に、まさかあんな大きなカタルシスがあるとは…むしろ、そこへ辿り着くまでの受難劇とすら。ショーン・ダーキンはどれも家と空間が不穏すぎて怖いんだけど、喪失感と同時に、いつまでも残る不在の温もりがあった。
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2. 異人たち All of Us Strangers
80年代に流行った深いリバーブが映画全体にずっとかかってる感じがすごい。音響の面だけでなく親密で濃密な生暖かい湿度と温度に包まれるような、何重ものエコーが密室にボワーッと篭ってるみたいな…しかも若干ファズくて甘い、映像のウォール・オブ・サウンド。全編ピロートークみたいで超超ロマンティックだった…。
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3. コット、はじまりの夏 An Cailín Ciúin/The Quiet Girl
抑圧と抵抗の物語。小2まで自分も教室で喋れない子どもだったのを思い出す。思えば、何に抑圧されてたんだろう。物語背景にも抑圧と抵抗の構図があって、尚更あのラストに震える…すげえ。
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4. リンダはチキンがたべたい! Linda veut du poulet!/Chicken for Linda!
黒い闇から白い闇の中へ、みんながみんなで探しものする旅。なんたってまず、絵の魅力に釘付け。猫のヒゲは描かずに尻の穴は描く!すばらしい…。王の首をはねろ、欲しいものをみんなで手に入れるぞ、子どもも大人も元気にデモ行進だ、わーわーわー!なストライキ映画であることもすごく好き。
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5. 山逢いのホテルで Laissez-moi/Let Me Go
ダム映画で乗り物映画。男は旅人だが、女はどこへも行けない。だから行かせてほしい、でも行けない。溜め込んだダムが決壊したあの声は、色んな意味での「ちきしょう!」だと受け取った。ダム底でのロマンティクなシルエットが閉所恐怖症的でもあって心に残る。
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6. 喪う His Three Daughters
家を離れて長い娘、父の娘、そして姉がいる気がしない娘。別れを前にして何か変化したとかでなくて、His Three Daughtersになったから別れが来る。同フレームに入れず律儀に1人ずつカットを割った会話はモノローグのようで、順にスポットライトを当てるみたいで、とても舞台劇っぽい。しかもチェーホフっぽい。
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7. レベル・リッジ Rebel Ridge
ランボーに始まりセルピコで終わる、でも戦争映画。いつも一貫して暴力を語ってきたジェレミー・ソルニエだが、これは構造的暴力に対抗する「死なないための暴力論」みたいな。白昼の砦を囲んで、味方と思えば敵、敵と思えば味方。それでも残すべきか破壊すべきかは律儀に線引きするのだった。
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8. イヌとイタリア人、お断り! Interdit aux chiens et aux italiens/No Dogs or Italians Allowed
働き手や稼ぎ手として酷使される手。権力の大きな手。語り手の祖母、記憶を紡いで伝える映画の作り手、小さな人形と段ボールや野菜で様々に見立てたセットをこしらえて動かす手。手は憶えている。イタリアからフランスへ亡命した一家とツール・ド・フランス、アルプスの峠を何度も越える長く過酷な旅路が交差する一瞬が忘れられない。
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9. ザ・バイクライダーズ The Bikeriders
マチズモな力よりも幻想の(既に失われた)力が彼らに忠誠を誓わせる。眼差される者、見せるもの見てないもの、見届ける者、見せつけられる現実…そもそもが写真集だし、一貫してwitnessの映画だった。
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10. マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~ My Old Ass 
ティーンの身の丈に合わせた脚本が可笑しくて切なくて、ぜんぶを大袈裟にしないところが逆に沁みて、すごく良かった。
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11. 戦いとは終わりである (短編) La Lutte est une fin/The Struggle Is the End
労働者組合会館は誰にでも開かれたジムであり、リングであり、居場所。喧嘩の仕方を教わり、闘う相手を見て、パンチが言葉を与え、ファイターはいざ社会というリングに立つ。やったれ!キレキレにタイトな編集、ヒップホップ、パンチ、パーカッションが刻む小気味好いリズム。壁のポスターとグラフィティのフォントが同調して、外へと繋がるショットが最高。
*****
【他にも良かった新作】
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
地球は優しいウソでまわってる
スペアキー
オナー・ソサエティ ~優等生のひそかな野望~
ウィル&ハーパー
ノベンバー
雄獅少年/ライオン少年
ロボット・ドリームズ
チキン・ラン ナゲット大作戦
午前4時にパリの夜は明ける
JOY: 奇跡が生まれたとき
Shirley シャーリイ
パスト ライブス/再会
枯葉
*****
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【旧作マイベスト】
遠い声、静かな暮し(1988)
WANDA/ワンダ(1970)
さらば、わが愛 覇王別姫(1993)
キング・オブ・コメディ(1983)
なまいきシャルロット(1985)*再見
100人の子供たちが列車を待っている(1988)
イマジン(2012)
フローレス(1999)
Zolaゾラ(2021)
放浪記(1962)
ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021)
甘い生活(1959)
女だけの都(1935)
ブレイキング・ニュース(2004)
冬の旅(1985)
われら女性(1953)
ツイスター(1996)
新学期・操行ゼロ(1933)
真夏の夜の夢(1935)
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kuribayashisachi · 4 years ago
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金壎我『在日朝鮮人女性文学論』作品社からメモ
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編集工房けいこう舎マガジン(note)で、文藝評論家の林浩治さんにお頼みしてはじまった「在日朝鮮人文学者列伝」。 https://note.com/torabuta/n/n40f4533bec2b?magazine_key=med1124e7f5a4
はじめに林さんに、とりあげるべき在日作家を9人(+番外編2 )あげていただいた。 9人目の李良枝以外、みんな男性。 (柳美里さんは番外編に入っています!)
柳美里さん、李良枝さんが出るまで、在日朝鮮人の女性作家はいなかったのかしら???
と、とっても大事なことにふと気づき、図書館のリストをあさって、こんな本を手にしました。
金壎我(キム・フナ)『在日朝鮮人女性文学論』 作品社、2004年。
この本で紹介されていた女性文学者たちを ざっとメモしておきます。
《 》は引用
●在日朝鮮人女性は、まず、二世の息子たちから、ひたすら「耐える」「支える」母親の姿として、小説に描かれた。 (一世作家は、家族、個人、女性たちに眼を向けることが、あまりなかった)
だが彼女たちは、「主人公」ではなくて、主人公である青年たちの苦難(外で差別を受けて、怒りを家族に向ける横暴な父親との葛藤)の背景として描かれる。
二世作家、金鶴永・李恢成の作中の母親の姿から見ても、彼女たちが自らの苦しみの人生を「書く」機会には遠かったことが予想される。
●在日朝鮮人女性の作品でいちばん早いのは、 安本末子『にあんちゃん』。映画化もされ長い人気を保っている。 しかし、小学生の日記なので、女性作家の作品と分類するのは無理がある。
●在日の女性作家が注目を浴びるようになったのは、1982年に『ナビ・タリョン』を発表した李良枝から。
●《現在確認できる初期の女性作家の作品としては》p17
・朴寿南(パク・スナム) 『罪と死と愛と──獄窓に真実の瞳をみつめて』 三一書房、1963年 (小松川高校女子生徒殺害事件の犯人として処刑された李珍宇(イ・チヌ)との往復書簡)
・宗秋月(チョン・チュウォル) 『宗秋月詩集』 編集工房ノア、1971年
・成律子(ソン・ユルジャ) 『異国の青春』 蟠竜社、1976年 『異国への旅』 創樹社、1979年 『朝鮮史の女たち』 筑摩書房、1986年 『オモニの海峡』 彩流社、1992年 その後は、 政治性の高い 『白いあんずの花のように』(金日成の生母、金貞淑の伝記)彩流社などをてがける。 《在日朝鮮人文学が圧倒的に「男性社会」であった時代に数えるほどの女性作家の一人であった。》p254
・李明淑(イ・ミョンスク) 詩集『オモニ』 銀河書房、1979年
 →だいたい1970年代。「在日朝鮮人文学」が、日本の文壇の中でひとつのジャンルとして語られるようになった時期。
● 1970年代、高度成長とウーマンリブを背景に、 《自分の苦悩を文章で表現しようとする意志を持ち、またそれを可能にする教育を受けた在日二世の女性たちの出現》p29
《民族的なアイデンティティーを獲得するための苦悩や、在日として、また女性としての生き方の模索とその過程の苦しみ、もしくは苦難を抱えながらも「在日を生き」ようとする意思を綴ったエッセーの類いがほとんどであった。》p30
●宗秋月 『宗秋月詩集』編集工房ノア 『猪飼野・女・愛・うた』ブレーンセンター、1984年 (『宗秋月詩集』の収録詩は、すべて『猪飼野・女・愛・うた』に入っている) →エッセイ+短篇小説  『猪飼野タリョン』 思想の科学社、1986年  『サランヘ・愛しています』 影書房、1987年 →短篇小説  「猪飼野のんき眼鏡」(『民濤』影書房、1987年11月)  「華火」(『民濤』影書房、1990年3月)
●李正子(イ・チョンジャ)歌人(短歌で朝鮮人であることを歌う)  『鳳仙花のうた』 雁書館、1984年  『ナグネタリョン──永遠の旅人』 河出書房新社、1991年  『葉桜』 河出書房新社、1997年
●(参考)猪飼野の成立・発展史  ・金賛汀『異邦人は君が代丸に乗って──朝鮮人街猪飼野の形成史』   岩波新書、1985年  ・杉原達『越境の民──近代大阪の朝鮮人史研究』新幹社、1998年
●在日文学第三世代のはじまり  ・李良枝(イ・ヤンジ)1955年生まれ。   1982年、デビュー作『ナビ・タリョン』で芥川賞受賞   韓国に渡り、日本と祖国を描く
 ・深沢夏衣(ふかざわ・かい)1943年生まれ。   同人誌で小説を書き続ける。   1992年、「夜の子供」で新日本文学賞受賞。     在日朝鮮人の帰化問題をテーマにしている。  「在日の問題を越え、人間普遍の問題を描き出した」と評価される。
●李良枝の文学 《これまでの在日作家の作品では、「《かくあろう》とする自分の願望」、つまり祖国朝鮮を選び取ることを目指したり、その過程の苦しみが描かれた。彼らが描いた「ぶれ」は、大体が帰着点に届くまでの通過儀礼であり、李良枝のような「ぶれ」そのものの中に生きる姿を書くことはなかったのである。》 《この危うさこそが、新しい在日文学の幅と深さを広げる可能性だったのである。》 p135
●「第三世代」登場以降の女性作家  ・金真須美   1961年生まれ   1995年、「贋ダイヤを弔う」で大阪女性文芸賞受賞   同年、 「メソッド」で文藝新人賞受賞
 ・柳美里   1968年生まれ   「東京キッドブラザーズ」を経て、19歳で劇団「青春五月党」を結成   1993年「魚の祭」で岸田国士戯曲賞受賞、以後、小説へ
●女性文学の新しさ
 ・《彼女たちが自己の在日性を個別的かつ私的な場の中で見据えたこと》 p241  ・《彼女たちが男性作家に比べ、イデオロギー的な民族性や政治性から離れた場所に立っていたこと》   《これは彼女たち自身の選択というより、家父長的な在日社会の保守性が、女性を排除したことよるものであろう。》   この排除が、《観念的な思想に囚われ、身動きの取りにくい男性に比べ、女性により自由かつ融通の利く思考の可能性を与え》た。    p242  ・在日としていかに日本で生きるか、ということについて、意識の多様化がみられる(世代的なもの?)
●成美子(ソン・ミジャ)……《在日朝鮮人文学者の唯一の女性評論家》p244(2004年当時)  『同胞(ドンホ)たちの風景』亜紀書房、1986年
●金蓮花(きんれんか) コバルトノベル大賞でデビュー 朝鮮を題材にした「銀葉亭」シリーズ
【巻末「在日女性文学者紹介」より】
●香山末子(1922年、韓国生まれ)  22歳の時、ハンセン病のため、二児と別れ、草津粟生楽泉園に入所。肢体障害、失明ののち、49歳で日本語詩を書き始める。 『草津アリラン』梨花書房、1983年
『鶯の啼く地獄谷』皓星社、1991年
『青いめがね』皓星社、1995年 『エプロンのうた』皓星社、2002年 《大岡信は 「異国語(日本語)で口述する彼女の詩が、どれほど豊かな情感に支えられているか、読者は驚きをもって確かめうるだろう」と評した。》 p254
うーん。また読みたい作家が沢山できてしまった。
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2ttf · 13 years ago
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slight-fever-forever · 7 years ago
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20181001
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最近、個人でやっているラジオ的な配信を聞くからか、めちゃめちゃにラジオパーソナリティごっこがしたい。いくつかのトピックスについてくだけた調子で話してさ。合間合間に音楽なんか流しちゃったりして。思い立ったが吉日。外はごうごうと荒れているので、明日の朝はぐっすり眠れると信じ書きます。
気軽に読んでいってね。でも結構長いから、ゆっくりできるところで、できればブラウザで見てね。それでは、はじまりはじまり~。
オープニングナンバーを飾るのは日食なつこ「ヒューマン」です。
https://youtu.be/_blNMvcTIOY
三角の頂点で虫の息のヒューマン、という詞に皮肉がきいてていいですねえ。知恵がついちゃったばっかりに悩むのが人ですけれど、めちゃめちゃに可愛いですよね。だめな人、大好きです。
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今日一つ目の話。
インターネットのおばけについて、ときどき思うことがある。
画面の向こうの世界では、時間の観念がこちらよりもうす��見える。たとえばTumblrにはタイムラインがあるけれど、リブログというシステムが「あたらしい」と「ふるい」をないまぜにすることに成功している。そうした有象無象の間からひょっこり顔を出す、帰る家をもたない文章に出会うのが好きだ。
本などの著作物、TwitterをはじめとするSNSからの引用。どこで生まれたかということが辿れないものもしばしばで、憑き物のようにぼくの記憶にだけ残っていく。
「創作は少し恥ずかしいくらいがいい、人の目を惹くものにこそ表現する価値がある」
「分かつことは祝いであり、呪いである」
ぱっと思い出せたのはこれくらいだけれど、ぼくの中にはおばけがたくさん棲んでいる。固有の人格を離れた、放られたまま自由落下に従わずに漂い続けることばたち。どこをどうしてやってきたのか、目の前にふわりと現れて、小さな画面のなかでにぶく輝く。
「いつ」や「誰が」、「どんな文脈で」なんて情報はみんな削ぎ落とされてしまって、それがかえって純粋な体験に感じられるから不思議。
今日はここへ来てくれてありがとう。ここへぼくの言葉としてくちゃくちゃ書き付けているけれど、いつかquoteされてぼくのもとを離れてくれるような文章がかけるように精進するよ。
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言葉の力とは不思議なもので、人を作ることも壊すこともできてしまう気がするのです。タテタカコさんの言葉はなんとなく、おばけのそれに近い中庸さを備えていると感じられたので、タテタカコ「宝石」です。
https://youtu.be/UGiSB7n1tiQ
異臭を放った宝石、という表現にどこかぐっとくるものがあるのです。あと、この曲が主題歌になっている「誰も知らない」という映画はとてもおすすめなので、ぜひ秋の夜長に鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
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二つ目の話。
うちから一番近い自動販売機の近くに、一年くらい前まで家が建っていた。どこにでもある二階建ての家だった。きっと気立ての良いおじいさんが暮らしているのだろうな、という佇まいだった。庭にはアオイなんかが見事に咲いていて、のんびりした印象だった。
さいきん雨戸が閉められたっきりになったなと思っていたある日、その家の周りに規制線が張られ、敷地を黄色いテープでぐるぐると巻かれていた。塀の向こうに部屋の中の様子がちらりと見えた。お行儀のよいことではないけれど、すこしだけ背伸びしてみた。
家の中はあまり日当たりが良くなかったのか、家具も壁にかけられた絵も止まった時計も全部が灰色にくすんでいた。時間の流れのよどみのような、そんな雰囲気が感じられた。なんにせよ家の主がもういないことだけが確かだった。かつてその屋根に、壁に包まれていたであろう生活はとっくに死んでいたのかもしれない。それからしばらくして、家は取り壊された。春になり、夏になり、更地だった土地には草木が繁茂していった。
今、その土地に新しく家が建てられようとしている。下草はていねいに刈られ、新品の木材の香りをぷんぷんさせて。そこにあった生活のなごりを踏みつぶすように、新たな生活が生まれ出ようとしている。一介の傍観者にすぎない自分は黙ってずっと見ていた。
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自分にとってなんでもない景色でも、喉の奥に刺さった魚の小骨のように思えることってありますよね。関係がないからこその寂しさ、とでも言いますか。どこへも連れて行ってはくれない感情に戸惑うことがあります。そんなさみしさと美しさを兼ね備えた一曲、World’s end girlfriend「Singing under the rainbow」です。
https://youtu.be/BhspWKgBo14
曲が進むにしたがって、崩れていくような変化を遂げるところに注目です。
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最後の話。
すこし前に「むずかしい愛」という本を読み終わった。カルヴィーノという作家のことは知らなかったのだけれど、絶対の信頼を寄せる岩波文庫から出た本なら間違いないだろうと思ったから買ってみた。結果、予想を遥かに超える満足度だった。
ある○○の冒険、というタイトルの作品を集めた短編集で、ひとつひとつはそんなに長くない。全然違う身分、立場から描かれる物語ならば語りも変幻自在。情景描写から心理描写、独白が執拗とも思える密度で押し寄せる。
とまあ、そんなことは読めばわかるので気になった方はどうぞ。個人的に気に入っているのは「ある写真家の冒険」「ある旅行者の冒険」「ある夫婦の冒険」かな。
「ある写真家の冒険」は写真を撮るということ、とりわけ人物写真に対しての暴力性、狂気じみた情熱が描かれているお話。おそらくカルヴィーノはそうして撮ったことがあるのかもしれない。ぼくはないな、たぶん。ただ、レンズを向けて記録するという行為の愛と呼んで差し支えない執着には気づいている。写真撮りなら一度読んでみて損はないはず。
「ある旅行者の冒険」は愛する人に会うために、夜行列車に乗り込んだ男の道中についてのお話。男は旅に対する心得を持っていて、列車の中での一夜をよりよいものにしようと注意を払う。その姿はややコミカルなのだけれど、色々なトラブルに見舞われてしまう。思うように眠れもしなければ、せっかく着てきたよそいきの服もくちゃくちゃに。それでも目的の駅に着いたとき男の顔は幸せで満ちていて、一番に飛び降りていく。コートのポケットの中に握りしめたコインで、愛する人に到着を伝えるために。はああ、大好き。
「ある夫婦の冒険」は冒険らしいところが見当たらない、生活サイクルのまるでちがう夫婦の日常のお話。共に過ごす時間は少なく、ともすればすれ違うこともありそうな日々の中。お互いの不在と残り香のようなものを感じながらかえってお互いを感じ、さも愛おしそうに暮らす姿は美しい。ぶっちぎりで短い(6ページ!)ことも、夫婦の安定感を醸し出すのに一役買っている。
「むずかしい愛」がそうである所以は、ここで描かれる愛はお互いの間で交わされるものではないからだ。それは愛そのものではないのかもしれなくて、まるで愛のつくる影を見ているかのようだった。訳者の解説ではこれを「陰画としての愛」と表現していたので、そう的外れでない読み方ができたのだろうと思う。
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そんな、時に不毛な可愛らしい人間のいとなみは、さながらラブレターのようで。というわけでカネコアヤノ「恋文 Outdoor Ver.」です。
https://youtu.be/gp1EkEVOL3Q
これもまた、陰画としての愛なんじゃないかと思います。ストレートな言葉で表現されているので、それほどむずかしさは感じないかもしれませんが。
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反省会:分量としては1時間分くらいを想定したのだけれど、すこし長すぎたかなあ。2時間くらいかかってる。普段から見たもの全部がいっぺん文章に変わるから、書くこと自体には困らないんだけど。今日はそんな試験的な投稿でした。おかしいなあ、小粒めの話をストックの中から選んだつもりなのに。
今日からもう10月です。今年も残すところ…なんて言葉がそろそろ聞こえ始める頃ではないでしょうか。皆様方に置かれましては云々。難しく考えずに楽しく過ごしていきまっしょー。いけね、もう4時だ。エンディングは「夢で逢いましょう」です。
https://youtu.be/rQIdmpGwPdU
それではさようならー!
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kuragenanami · 4 years ago
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Hello,Stay My Colony. IV
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・取り止めもないので箇条書きでお送りいたします。
・なんだかんだこの日記がシリーズ化している。前回が4月だったので、月日が流れるのは早いな〜。
・前回の日記にも書いたけど、本当に記憶がない。健忘症?忙しかったんだと思う。4月も忙しいようだったけど、今はもっと忙しい。朝起きたらもう夜ってぐらい。昼の薬を飲んでから夜の薬を飲むまでが本当に一瞬のよう。さっき薬飲んでなかったっけ?と痕跡を確認してしまった。呆けかな?
・絵の仕事が、今が人生のピークなんじゃないかってぐらいすごいことになっている。ちょっと、いやかなりびっくりするような案件をいただいた。魂込めて描いたので、情報解禁が待ち遠しい。
・こういう「案件を解禁日まで黙っていられる能力」ってかなり重要なんだと思う。大人になってから知ったこと。「何でもうまく話す・説明する・上手な言葉選びができる」が社会人のスキルだと思っていた。その通りだと思うけど。「必要な時に黙る」スキルが要るケースもなかなかあると思う。雄弁は銀沈黙は金ってやつかな?コミュニケーションって発信だけじゃないな〜っておもいました。まる。
・最近は「キャラクターの頭身」について考えている。結構な年月絵を描いているはずなのに、あまり意識したことがなかった。キャラ同士の身長差とかは考えてるけど、キャラ単体の頭身はいつもなんとなく描いてしまっている。これからは気を付けたい。そもそも平均的な大人って何頭身なのか?と思い、夫と顔の大きさを定規で測り合うなどしていた。謎夫婦。身長に差があっても、顔のサイズによって頭身が変わってくるんだな。身長が低くても顔が小さければ頭身は上がるのだ。アイドルやモデル、男性キャラクターイラストの頭身が高く見えるのは、顔が小さいからなんだなと思った。勉強になるぅ。ちなみに僕は7.1頭身でした。今後はキャラ同士の身長差だけでなく、顔の大きさも意識して描いていきたいわん。
・外に出ていない。在宅ワークってこんな感じなのだろう。外が暑すぎてやばいし、コロナも蔓延してるし。ワクチンの接種は9月だし(これでも最短予約だった)ステゴロで人のいるところに行くのも避けているし、外出したとしても近所のスーパーぐらいである。それも週に1.2回ぐらいしか行かない。
・外行きた〜い。外でしか得られない情報を得たい。刺激を受けたい。おっきいショッピングモールとか行きたいよ〜。美術館とか博物館とか。旅行に行きたいなんてワガママは言わないからさ。こうしてステイホームしてることによって、旅行に行けるようになる情勢が近付いている…と考えて耐え凌いでいる。
・外出てなさすぎて大家さんに心配されてるらしい(夫からの情報)生きてますよ〜大家さ〜ん!
・外出できないストレス&忙しさのせいか、Twitterの副垢で度々奇声を発していることに気が付いた。他に呟くこともないから、ほぼ奇声botである。怖。(一番上のは筋肉少女帯「日本印度化計画」の歌詞です)
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・あと、腰くらいまであった自分の髪を三つ編みにして「漫画やアニメである切羽詰まった状況で自分の長い三つ編みを切り落とすキャラ」のように髪を切った。自分でハサミで。気は狂っていない。死ぬ前に一度はやってみたかったことで、今やるか…と急に思い立った。三つ編みがバッサリ切り落とされてセミロングくらいの長さになった。落ちた髪はそのまま三つ編みになっていて、なんか儀式っぽいな〜と思いました。夏休みの自由研究です。
・自分へのご褒美が欲しい。好きでやってるとはいえ、頑張った分だけ自分を甘やかしたい。そうすることによって鬱になりにくくなる気がする。僕に今まで足りなかったのは自愛や。
・ただ、欲しいものがない。本当にない。元々物欲はそんなに無いほうだと思う。欲しいものというより、自分に必要だと思ったら「生活必需品」として無意識的に買う性質である。「欲しいものを買うぞ〜」と思っても、意図的に欲しいものを見出せない。必要なものは大体買い揃えてしまった。欲しいものを探しにショッピングすることも今は出来ない。Amazonなど通販サイトを物色してみるも膨大な商品量を見るのに疲れてしまい、買い物の楽しさを損なってしまいそうだったので一旦やめた。買い物をしたい欲だけがむくむくと膨れ上がっている。
・友達と話せる機会があったのでそれを相談してみたら「普段使っているもののグレードの高いものを買ってみる」「物ではなくイベント事に投資してみる」「夫にお金を渡し、自分が喜びそうなものをランダムに選んで買い物してもらう」というアイデアが出た。ありがたい!最後のやつはバラエティ番組感あって面白そう。まぁ、いつかもっと大きな買い物や投資をするために今は貯金する…という選択もあるのだが。経済回したいんだ!
・一番欲しいのは時間と体力かも。お金で買えないものばかりが欲しくなるネ。物欲が本質的すぎる。自分の製作にあてる時間と体力がもっとあったらいいのにな。描きたいものいっぱいある。たくさん創作したいな。もういっそお金渡すの��、誰か僕の二次創作絵描いてくれないかな〜なんて考えた。こういうのって募集していいの?傲慢すぎない?大丈夫?言うだけ言ってみます。描いてくれる人真剣に募集中!ついでにアシスタントさんも募集!一人でやれる作業量に限界があることを知った。マネージャーさんも欲しい。絵を描く以外の業務を、お金を払って短縮できるなら、是非そうしたい。こういうのどうやって募集するんだろう。教えてえらい人。マジでよろしくお願いいたします。
・あ、もちろん体調は崩していません!「無理してでも頑張る人」よりも「上手に手を抜き、休む時に休める人」のほうが魅力的だと思って、自分もそうでありたいなって。そもそも体調良くないと頑張れないし。僕は今のようにバリバリ製作するのを、一時的ではなくずっと続けていたいので…好きな仕事だから…資本となる身体を壊してはいけない、ゼッタイ。
・「全力を出せる才能」と「それを続ける才能」って別だと思うんです、何事も。上手い絵が描けるようになるのはもちろん、それをずっとずっと続けていきたいですね。僕って欲張りだ。ゴールのない目標です。
・今やってる案件も、僕だけじゃなく、色んな人がたくさん時間を割いてくれていて、ものを作るのにこんなにも人との関わりや頑張り、時間がかかっているのだとしみじみ実感しています。この世にそうやって出来たものがたくさんある。無駄な物事なんて存在しないんだと思う。
・僕って話が長いですよね。申し訳ありません。こういうのを書いてる時は超楽しいんだけど、読むのに疲れさせてしまうんじゃないかなと…当たり前のようですけど、無理して読まなくていいですよ。僕は校長先生なので話がいちいち長い。人も話してないから喋りたいんだと思う。スミマセン。
・冒頭の悪夢のようなサムネイル、何?と思った方いるかもしれないので説明しておきます。最近見た夢に出てきた先生です。文字通りの悪夢。一体全体どんな状況?って感じなので、以下に夢の話を書いておきます。
・「男性アイドルグループ”Fantastic∞Beast”
21歳のせなっち先生がそこに加入することになった。アイドル名は我夢 礼(がのん れい)。ウェイ計画のプロデューサーが3秒で考えたキラキラ源氏名だった。他のメンバーもヤバい名前をつけられていた。
ファンタビ(略称)はメインアイドルが5人、サブアイドルが4人という構成。我夢先生はそのサブアイドルで、一番右端のポジション。クール系メガネ担当。アイドルグループには絶対一人いる枠。担当カラーはエメラルドグリーン。派手な色はメインアイドルたちに使われているから、サブの自分は微妙な色だ。
全員音楽もまともにやってないような素人なので、歌も下手だしダンスも下手。自分も例外ではない。なんとなく音程合わせた歌を歌って、うろ覚えのダンスをなんとなく合わせる。プロデューサーは適当な人なのでそれでも良いと言う。
高校の文化祭かなんかでファンタビのライブをやることになった。正直こんなアイドルとは呼べないクオリティ、人に見られるのは恥だったが、プロデューサーがやれと言うのだから仕方ない。客席を立って、ステージの舞台裏に向かうが、今回ファンタビのステージに出るのはメインアイドル5人だけだった。つまり自分は出ない。ほっとしたけど、なんか、自分はいらないんじゃないか、と思った。舞台裏からステージを眺める。相変わらず酷い歌とダンスだし、楽器を持っているが弾けないので全部エアである。客席に戻るのが恥ずかしい。パーカーを深く被り、見つからないように隠れていた」
・という夢。Fantastic∞Beastって何?我夢礼、誰?ビーストとか獣気取りか。∞の記号なんなん。我夢礼って、自分の夢にありがとうみたいな意味か?そこは先生っぽいけど。でもなんかすべてが恥ずかしっ!!
・さすがに「ドク健」に書き起こすには無理がありそうなので、イラストにしました。キラキラ系アイドル男子の絵描いたことなかったので面白かった。先生が21歳の時に一体何があったんだ。
・そもそも我夢(がのん)とは読まない。
・話も夢も長いですね。スミマセン。終わります!みんなー!今日は来てくれてありがとうッ!これからもFantastic∞Beastの我夢礼をよろしく★
2021.8.19
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takahashicleaning · 4 years ago
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TEDにて
セス・バークレー: HIVとインフルエンザ ー 治療薬。ワクチンの戦略
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
様々な治療薬。ワクチンの設計や製造、流通についての知見が革新的に進歩して、現在進行形で、世界の脅威であるとも言えるHIVやマラリアとインフルエンザの根絶に、じょじょに近づいていることをセス・バークレーが語ります。
遺伝子工学の進歩により、感染症の予防や治療についても少しアニメーションで説明されてもいます。
ワクチンとは、人間に接種させることで感染症の免疫予防に用いる秘密兵器みたいな医薬品。
毒性を無くしたか、あるいは弱めた病原体から作られ、弱い病原体を注入することで体内の中で数週間の時間をかけて抗体という秘密兵器を作り、感染症にかかりにくくする。
ワクチンを発見したのはイギリスの医学者、エドワード・ジェンナー。牛��にかかった人間は天然痘にかからなくなる(またはかかっても症状が軽い)事を発見し、これにより天然痘ワクチンを作った。
その後、ルイ・パスツールが病原体の培養を通じてこれを弱毒化すれば、その接種によって免疫が作られると理論的裏付けを与え、応用の道を開いた。
その後、分子レベルでの研究が進歩して遺伝子の細胞レベルでウイルスやインフルエンザの構造が電子顕微鏡で見られるようになりました。
さらに、HIVの予防研究を発展させると、レトロ=ウイルス学と言われる分野がツールとして活用できるようになりました。
自分がどう死ぬか心配ですか?心臓病やガン、交通事故でしょうか?多くの人はコントロールできないことを心配します。戦争やテロやハイチの悲惨な地震なども心配です。
では、人類にとって真の脅威は何でしょうか?数年前、バーツラフ・スミル教授は、歴史を変えるほどの大きな災害が突然起こる確率の計算を試みました。
彼が名付けた大規模な致命的断絶とは、今後50年に起こり得る最高1億人の命を奪う災害のことです。世界大戦が発生する確率や大規模な火山の噴火や小惑星が地球に衝突する確率を求めました。
しかし、その他の何よりも発生の確率が高く、ほぼ100%の確率で起こり得るとされたのがインフルエンザの大流行です。
インフルエンザは、カゼがひどくなったものと思われがちですが、致命的になることもあります。アメリカでは、毎年、季節性インフルエンザで3万6千人が命を落とします。
発展途上国のデータは、不完全ですが、死者の人数はもっと多いことでしょう。さらに、厄介なことにウイルスはしばしば、著しい変異を遂げると実質的に新種ウイルスのようになり、こうして大流行が生じるのです。
1918年には、新種のウイルスが出現して5000万人から1億人が亡くなりました。燎原の火の如しです。発症してから、数時間で亡くなった患者もいました。
今日、我々は大丈夫なのでしょうか?誰もが心配していた今年のひどい流行は、なんとか回避できたようです。しかし、この脅威はいつ出現してもおかしくありません
幸いなことに、今の時代は、科学と技術とグローバル化が結びついて、かつてない可能性を拓きつつあります。
いまだに地球上の全死者の5分の1と多くの苦しみの原因である感染症を撲滅して歴史を刻む可能性です。それは、実行可能なのです。すでに現在のワクチンによって何百万人もの命を救っています。
ワクチンをより広く行き渡らせれば、より多くの命を救えます。さらに、新種や改良型のワクチンであれば、マラリアや結核やHIV、肺炎や下痢やインフルエンザなどのこれまでずっと続いてきた苦しみに終わりを告げることができるはずです。
今日は、ワクチンの成果についてお話します。最初に、なぜワクチンが重要か説明しましょう。ワクチンの力は、たとえるなら ささやき声のようです。
ワクチンの成果があると歴史に残りますが、その後しばらくするとほとんど耳にすることもなくなります。ある年齢以上の人なら腕に小さな丸い痕が付いているでしょう。
子どものときの予防接種の痕です。でも、最近は天然痘の心配はしなくなりました。20世紀に5億人の命を奪った病気が、撲滅されたのです。
ポリオもです。鉄の肺を覚えている方などいますか?こういう物を目にすることは無くなりました。ワクチンのおかげです。
ワクチンは、特定の侵入者を認識し中和するように人体を訓練しておくものです。エボラは、人体の粘膜関門を突破して侵入すると免疫細胞に感染して増殖します。
免疫系の最前線部隊は侵入者を発見します。樹状細胞やマクロファージがウイルスを捕らえてその断片を「提示」します。前線からエボラの侵入を知らされるとエボラワクチンで作られた記憶細胞が活性化します。
この記憶細胞は、直ちに必要とされる兵器を配備します。メモリB細胞は、プラズマ細胞となって、次から次へとエボラにピタリと適合した特定の抗体を産出して、エボラが細胞を感染させるのを防ぎます。
同時に、キラーT細胞大隊がエボラに感染してしまった細胞を探して破壊します。
ウイルスは打ち負かされます。ワクチンが無かったらこれらの兵器を準備するまでに1週間以上もかかり、その間にエボラとの戦いには敗北してしまっているでしょう。
そして、HIVから始まった研究は、他の病気に対するイノベーションを促します。例えば、バイオ技術の会社は、インフルエンザに対する新しい抗体のターゲットと共に、広範な中和抗体を見つけています。
現在、極めて激しいインフルエンザに対応できる抗体の組み合わせを検討し調合しようとしています。
将来的には、これらの「レトロ=ワクチン学」のツールを用いて、予防的なインフルエンザワクチンを作れるでしょう。また、合理的ワクチンデザインの観点からは「レトロ=ワクチン法」は一つの手法にすぎません。
別の例を挙げましょう。インフルエンザウイルスの表面に出ているH型とM型の突起の話をしましたが、別の小さな突起に注目してください。免疫系からは、ほとんど隠れているのです。
これらの部位もウイルスの変異の際に、あまり変化しないことがわかってきました。そこで、特別な抗体でこの部位を攻撃すれば、どの種類のインフルエンザも機能を失います。
もちろん、どんなに素晴らしいワクチンでも必要な人全員に行き渡らなくては意味がありません。
そうするためには、優れたワクチンの設計と優れた生産手段。そして、優れた流通手段を組み合わせなくてはなりません。
インフルエンザワクチンの作り方。
つまり、製造技術は、1940年代初期に開発されました。時間のかかる面倒な工程です。
鶏卵を用いる方法で生きた鶏卵を何百万個も使います。ウイルスは、生き物の中でしか増殖せず、インフルエンザに対しては、鶏卵が大変適していたのでした。
ほとんどの型のインフルエンザでは、一つの卵からワクチンが1、2本できます。幸運にも、現代の生物医学は、著しい進展を遂げています。
そんな時代ですから、インフルエンザワクチンは鶏卵から作ります。数百万個の卵からです。ほとんど何も変わっていません。信頼できるシステムです。
そんな、新しいワクチン技術の比較表です。
劇的に改善した製造技術と大幅なコスト低減に加えて、説明した大腸菌の手法では、期間も短縮出来ます。
つまり、命が救えるということです。
発展途上国は、現在のインフルエンザ対応から取り残されがちなため、これらの新技術には期待しており西側諸国より進んでいます。
インドやメキシコその他の国で、すでに、インフルエンザワクチンの試作が始まり、これらのワクチンが初めて実用されるのも これらの国かもしれません。
この新しい技術は大変効率的で比較的費用もかからないので、流通手段を開発できれば、何十億もの人に命を救うワクチンを届けられます。
これは実現できることなのです。
<おすすめサイト>
ダン・クワトラー:ワクチンはどのくらい速く作れるのか?
E. O. Wilson’s Life on Earth 分子生物学Unit 1 (iBooks)
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ラリー・ブリリアント:パンデミック阻止に挑む!
インフルエンザの公衆衛生的措置について
インフルエンザ公衆衛生的感染予防
インフルエンザへの免疫機能、感染予防
ミリアム・シディベ: 手洗いの持つシンプルなパワー
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ジェニファー・ダウドナ:精密な遺伝子編集が可能な時代、使い方は細心に慎重に
マーク・ケンドル:より安全で低コストな注射針を使わないワクチン・パッチ
(個人的なアイデア)
アメリカのノーベル賞受賞経済学者ミルトン・フリードマン、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」も言うように、金融危機2008、コロナショック2020などの急落に直面する対策として、ゼロ金利、マイナス金利、金融政策が出尽くした後に、よく登場する最速実行再分配政策が、個人への緊急的な現金給付!!!
各国によってスピードは異なるが、政策閣議決定後、人間の限界を遥かに超えるスピード。1秒以内で現金到着が理想。各国競争してみれば、今後の恒久対策として中央銀行のデジタル通貨なども考慮しつつ、新産業が産まれプラスサムになるかもしれません。
MMT(Modern Monetary Theory)によると、現状の貨幣での現実的なアイデアとして、社会保障に還元される日本の消費税は現状維持しつつ、現金給付額にも消費税がかかるので現金給付額を上げて、毎月給付にすると消費税率と社会保障費下支えとが均衡状態になる?と同時に、実体経済の経済成長率「g」の下支えにも寄与する?
これらの総量が、急激な不況時の資本収益率「r」以上なら、もしかして?回復して正常な経済環境に戻る期間も短縮できるかもしれません。
スペイン風邪から国民皆保険を構築した岸総理(他には、国民皆年金、最低賃金法もあります)現政権の安倍総理、母方の祖父を見習いコロナウイルスから、毎月の国民皆給付を構築すれば歴史に残る業績になるし、継承する権利もある!
現政権の安倍総理、麻生副総理。この二人でしかできない天命を果たせ!アベノミクスの最終地点がコレだ!この絶妙のタイミング!
天命と言わずにはいられない!
感染症との戦いは、人類の宿敵とも言っていい未知のウイルスとの戦争です!
今までは、パンデミック時の対策としてデータのないスペイン風邪の書物や言葉を参考にしていたが、インターネットの発展やCPU、GPUがムーアの法則によりスーパーコンピューターの領域に現代は突入している。
情報技術が発展し、スマートフォンとして手のひらサイズに収まり、ウイルスを感染予防するための距離を広げながらも、データとして全世界と光速で共有できるため、そのスピードとウイルス伝播のスピードと伍している?
局面ごとに対策を適性に行えば伝播速度を上回りコントロールできる感じもある!ラリーブリリアントが構築したシステムの功績もあります。
量子コンピューターも量子超越性を達成してることもプラスです。
ジョンズ・ホプキンス大学のシステム科学工学センター(The Center for Systems Science and Engineering:CSSE)感染者ダッシュボード
新型コロナウイルスの場合、新規感染者数が、2倍になる日数が10日以上になれば、R0(アールナート)が1以下に減衰してピークアウト状態になると理解できる。
日本の場合、PCR検査の結果が判明する14日後より短いから、検査結果日数を10日以下にできれば、ヤキモキせずスピード感ある判断が可能になりそうだ。
つまり、未知のウイルス。アウトブレイク発生確認後の緊急事態宣言発動は、クラスターが発生しやすいチェーン店などの大規模な場所から早期閉鎖が原則とデータから判明した!
日本の場合、アウトブレイク発生確認後から緊急事態宣言発動までの余裕日数は、新規感染者数が、2倍になる日数です。例えば、5日で2倍なら、5日以内で初動初速最大化発動しないと危険ということ!
R0が2.5付近では、発動日から10日でピークアウトが最速値。7、8割の人の外出制限要請StayHome(元々、人がいない地域での7、8割削減は意味ないし不可能だから政令指定都市だけにすること)ソーシャルディスタンス。などの初動初速最大化すれば、収束までさらに10日で計算上は20日で解除可能領域に近づける目安となります。
生産管理手法のクリテカルチェーンもリアルタイムの感じた感覚で考慮すると余裕バッファーをもう10日で、ひと月。えっ。ここまで自分で書いてよく見ると現実の数値にかなり符号する。
休業要請解除を10段階くらいに分けて地域ごとに段階的に基準を決めて行う。
日本の場合。緊急事態宣言、休業要請は現金給付や保証とセットで最速実行が原則。
日本の場合、透明性を持たせて休業要請解除の基準を決め、きめ細かく設定しないと現在の都知事とか権力者の気分で権力濫用されたり選挙に悪用される危険性がある。
今後の医療崩壊回避のため、医者を含めた疾病や保健所などの医療従事者を単純に現在の倍に育てて増員したら余裕バッファーが半分くらいになりそうな直観が出た。
今後は、休業要請解除!スペイン風邪同様第二波三波、第四第五の小波に備え、国からの現金給付支給をもう数度実行してもいい。Rtが1以下になり次第、休業要請解除!の後に、緊急事態宣言を機動的に解除。
この局面でもっとも効果的なソーシャルディスタンス領域をかんたんに実行。かんたんに実現できる小規模な所から。
時間軸のあるR0をRtとした都道府県別。新型コロナウイルスリアルタイムデータ
クラスター発生地点の見守りを継続する。再びアウトブレイクになり次第。最速で緊急事態宣言を再び発動して、1年かけて5、6回繰り返し、新規感染者数をピークアウトさせて分散、減少させていく!
何度も言うが、スペイン風邪同様第二波三波、第四第五の小波に備えるため!
小池百合子都知事という悪徳政治家は即刻辞職して、後世の女性への権力に固執しない手本を示し、的確に新型コロナウイルス対策できる人間に変われ!以下の指摘3つを真摯に受け止めて瞬時に改善しろ!(全世界に拡散希望)
1)休業要請緩和の各ステップの目安日数(1週間の平均感染者数:20人未満、感染経路の追えない感染者の割合:1週間平均が50%未満、1週間単位の感染者の増加比:1以下)をごまかして各段階を具体的数値で表現しない。クソロードマップだ!!今回の都知事選挙のために政治悪用してるのは明白!!的確に新型コロナウイルスに対策できる人間に変われ!
2)再要請の目安(1日の感染者数:50人、感染経路の追えない感染者の割合:1週間平均が50%以上、1週間単位の感染者の増加比:2以上)も隠すように表示してるクソロードマップだ!今回の都知事選挙のため政治悪用してるの明白!!的確に新型コロナウイルスに対策できる人間に変われ!
3)2週間単位じゃなく1日単位にしないと一つずつ緩和のステップを進めていく意味がないクソロードマップだ!!今回の都知事選挙のために日数伸ばすために政治悪用してるのは明白!!的確に新型コロナウイルスに対策できる人間に変われ!
具体的には、2020年5月中旬に、緊急事態宣言を1日単位でスピード解除(現都知事は、説明責任をせず気分で言葉を変えて言葉で惑わし政治悪用するので、数値を基準にした休業要請を1日単位でスピード解除)を早期に行う。
こうすることで、マクロ経済的にもバランスを維持していく。
前提として、直近1週間10万人あたり新規感染者0.5人位?(わかりやすく言うと、1400万人いる東京都は7 日間で、70 人位。一日7人位)で緊急事態宣言解除。
他には、神奈川県は46人位一日6人位。埼玉県は37人位一日5人位。千葉県は31人位一日4人位。とざっくりとした目安になります。
以降は、30日間経過観察し2回目に備える。オーバーシュートし始めたら2回目の緊急事態宣言を再び発動(現金給付とセット:一回目の延長の分も含めて一律20万円)し、1回目と同じように繰り返し、50日でスピード解除。つまり、最速80日周期で1年かけて4、5回繰り返し、新規感染者数をピークアウトさせて分散、減少させていく!
データから判明した6割程度の人の接触制限(元々、人がいない地域での削減は意味ないし不可能)で増加しないフラットな均衡状態を維持できる。
しかし、わかりやすく言えば、10人を4人にし続けたら商売にならないのは明らか。これでは、マクロ経済活動を維持できないため、その減少分を法人は、巨額な内部留保があれば、それを金融工学で資金繰りを下支えしつつ
国民皆給付で一律毎月10万円の庶民生活を下支えし続ける!(ボーナスも危ういので多少なりとも毎月気持ち分補助してもらう)これがベスト。
新規感染者を数人位の緊急事態宣言解除直後の低水準で均衡させつづければ、6割程度の人の接触制限してマクロ経済を維持できそうな感じは現時点ではする。
7月になり、小池百合子は公約も実現してないのに再選した稀代の悪女!自ら辞めて責任もとらない。昨年は、モンテスキューの「法の精神」も言う権力分立の原則を無視して国政と都知事を兼務しようとする悪い女性の見本と判明(全世界に拡散希望)
新規感染者も四月の水準に数の上では迫っている!
しかし、検査数と新規感染者の割合を見ると七月の水準では四月ほどではなく、さらに、退院者数を引いて見る。医療提供キャパシティ数が不明で数値を出して欲しいが、これらを考慮すると•••
再びの緊急事態宣言は、新規感染者が現状4桁到達。人口規模が大きい東京都が1000人以上なら実行する価値はある!現金給付とセットで!(検査数、医療提供キャパシティ数が増えれば2000、3000でも耐えられるかも?これはまだ未知の領域)
7月の重傷者数も4月の水準ではないので、4月の水準に近づき次第。再びの緊急事態宣言で良いのではないか?そんな感じもします。
海外の結果は、アメリカ、ヨーロッパは速めにロックダウンした(日本は緩いロックダウン)
スウェーデンは独自の社会実験でパンデミック中に行政府がほとんど行動制限を加えず、通常の生活を続けるとどんなことになるか?結果は変わらない。
自ら感染を広げただけで、経済的に何の得にもなっていないらしい。人口100万人当たりの死者数が世界的にも高い水準になってしまった。重症者増加悪化する。ロックダウンが経済悪化の原因ではないこと。すべての原因はウイルスそのものの伝播力と判明。
日本は湿気の多い夏の時期でも、この伝播力の怖さが明らかになる。実効再生産数1.5から2くらい。
歴史の経験が実証されデータが得��れワクチンや治療薬が重要という昔のパンデミック時の教訓が正しいことが世界中で再認識された。
PCR検査などを抽出から全数に変えても統計上はあまり変わらない。前提として、数値の量や正確さにこだわらず測れるのが統計。量子力学に多用されてる。統計には、全数と抽出がある。
むやみに、感染者を排除しても基本的人権を侵害するだけで感染者差別を産む可能性もある(マスクの有無で既に差別的になってる)
ハンセン病患者の強制隔離政策。第二次大戦の教訓が無視され弱者に対して権力濫用に繋がり、日本では、権力者を縛る憲法により結論を示し、ついに決着した。非常に重い最高裁判所の判例や現実が大きくあり、パンデミックの最中には、混乱するだけで導入は難しい。
現に、検査数が日々変動してるため、新規感染者数が過去の数値と単純比較できずに陽性率で比較するプロセスも必要となるから、この時間差や感染者集計の時間差を権力者に言葉巧みに悪用されてる。
つまり、この元凶の権力者とは現在2020年の再選した政界風見鶏と言われる都知事小池百合子!過去には、行政府、警察に拡大解釈され強欲マスメディアがあおり第二次大戦に至りました。
未知のウイルスは、医療従事者や専門家も素人同然に成り下がるのは、東日本大震災2011の地震学者(こちらは理論破綻)で証明されてる。
にもかかわらず、今回、新型コロナウイルス2020でも、プライド、特権意識が邪魔をして、アマチュアの意見も引用して受け入れないため、未知のウイルスの伝播力で後手に回る。
現場で経験したアマチュアを含めて知見が集まるまでの人の手でデータにするまでの時間は、 CPU、GPU、量子コンピューター、インターネットで情報を光速で共有できるメリットを最大化できなくなると判明もした!
理論も大事だが現場経験が先!まぁ、カントも言ってることだから専門家、教授レベルなら熟知してると思うけど、知らないのかな?
日本の場合、ウイルス感染力低減対策のひとつ。緊急事態宣言後、最速で、高速道路、鉄道の法人であるJR、私鉄が協力体制をとって、都道府県内で折り返し運転をして他県に移動しづらくする方法。
それか、違う効果的なアイデアがあればいい?たしか、東日本大震災の時も実行してたような?
サブスクシェア経済は、具体的に言うとウイルスをベタベタな手で撒き散らすような強欲不潔感なイメージ。
食品扱うなら公衆衛生は最高レベルで!
公衆衛生の義務を厳格徹底し、感染症に欲のスキを突かれるため、強欲不潔な法人を規制して、事業停止を保健所は機動的に強制執行できるように法律を改正。
デフレス��イラルも危険なので、最低賃金以上を義務化、公衆衛生の義務を厳格徹底することで、抑止力をサブスクシェア経済に与えること!
さらに、人間を追跡する人工知能のストーカーアルゴリズムのみを今後禁止にして、ベンチャー企業がサブスクを開発したら高額罰金を与えるのはどうだろうか?
すでにある企業にも、悪用予防で高額罰金をかけていく。個人情報保護法に追加。GAFAは、指摘を受け止めて改善するが、それ以外の中小規模がより危険。
Uberなどは、その一つです。ドン・タプスコットが「ブロックチェーンレボリューション」の中で、UberやAirbnbやTaskRabbitやLyftといった。共有経済について話題にしています。対等な個人がいっしょに富を生み出し、共有するというのは。とても強力なアイデアです。
でも、私に言わせるとそういった企業は本当に共有をしてはいません!!実際、これらの企業が成功しているのは、まさに共有しないことによってなのです。さらに、高インフレの国でないとデフレスパイラルが起きてしまい、次第に賃金が上昇しなくなります。
現在の唯一の解決法は富の再分配でデファクトスタンダードをとっているプラットフォーマー企業に課税して広く配分するということです。ここが重要!!と言っています。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持つアルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
未知のウイルス。新型コロナウイルスでは、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
しかし、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
さらに、2020年5月21日。ついにリリースしました。AppleとGoogleが、協調してプライバシーに配慮し高いセキュリティの、APIを提供してます(中国のアプリは危険なため)
以下は、iOS、Androidアプリの作成に当たってライセンス上、守るべきガイドラインです。
第一に、アプリは公衆衛生当局が自ら作るか、外部機関に依頼して作らせたものでなければならず、しかも「COVID-19対応」以外の目的では利用することができないライセンスになっている。できるだけ多くの人が、同じアプリを使用し分断が起きないようにAPIの利用は1カ国1アプリのみ。
第二に、Exposure Notification API(濃厚接触通知API)の利用の前に、ユーザーの同意を得る必要がある。
第三に、利用者のCOVID-19感染が確認された場合、結果を共有する前に、必ず利用者の同意を得る必要がある。(同意を得ると当局が利用者のデバイスにひも付いた「Diagnosys Key : 診断鍵」に対して「陽性」の情報を登録する。二段階でキー生成がなされます。)
第四に、アプリは、利用者のスマートフォンから可能な限り最小限の情報しか獲得してはならず、 その利用はCOVID-19対策に限られる。ターゲティング広告を含め、それ以外のあらゆる個人情報の利用は禁じる。
第五に、アプリは、スマートフォンの位置情報獲得を求めてはならない。
などの個人を特定しにくくする工夫が加えられている新型コロナウイルス「濃厚接触通知」のプライバシー強化がほどこされています。
具体的に、AirDropやApplePayの仕組みを応用し、通信方法はBluetooth経由で、暗号化された毎日ランダムに15分単位で生成されるお互いのキー情報のみを相互接続します。
ApplePayの仕組みについて(当店サイトからも曲購入にて対応しております)
GPS情報、ユーザーの氏名や性別、年齢も原則取得しない
ユーザー同意のもと感染報告者の「キー(その1)」は、政府か保健機関が提供するアプリを通じてサーバーへ送られる。
続いて、API対応アプリは、定期的に全国から報告される「キー(その1)」をダウンロードする。そして、端末上で、誰かと会ったときの「キー(その2)」とマッチするかどうか判定し濃厚接触の可能性を判定する仕組み。
日本では、行政府の厚生労働省チームが進めるアプリ開発で同APIを利用します。このAPIは、常にAppleとGoogleが改善して全世界同時アップグレードされます。
1、2ヶ月程度で、1000万ダウンロード達成は、他のアプリと比べても平均くらいの普及率です。いや、でも、速い方かな?
メルカリなども1年くらいは必要としていたし、Lineもこのくらいだったかな?1000万ダウンロードでモンスターアプリと言われる世界。
その他のSNS、Twitter、FaceBookなどは、2000万前後のダウンロード数を誇っているアプリはほんの数%。cocoaも数ヶ月で達成しています。
一般的に言うQRコード決済になるd払い、Paypay、auPay、メルペイ、LinePayやクレジットカードの経験から、国内決済は、情報が独占禁止法の優越的地位の乱用に抵触。
QRコード決済は情報漏洩。セキュリティが高くない傾向がある。
さらに、マスメディアに横流しされ、広告に悪用される危険性を考慮ください!
安売りのかこつけ表現はデフレスパイラルになり、貨幣への融資以外は危険です。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
2020年の4月と7月の違いは、新型コロナウイルスの場合、空気感染ではなく、飛沫感染という性質を考慮すると•••原則は、常にマスク着用、ソーシャルディスタンス。
検査数の量と陽性率でも見ると、東京都は、陽性率2、3%、200人前後で重症者数もバランスよく維持すれば、新型コロナウイルスを最小限に抑えつつ経済を持続できそうだ。
最新の研究によると、不織布のサージカルマスクなどは、感染予防にならないが、他人への拡散を抑える効果、ウイルス摂取量を抑える効果があるから、周囲の人たちが7、8割以上が行えば、実効再生産数を低下させ集団免疫に近い低減効果が得られるかもしれない。
ワクチンと同じくらいの防御効果がありそうだ。安全性の高いワクチンができるまでの実行再生産数を、1 より少なくする時間稼ぎに有効ということだけしかない。油断は禁物です!
吐く息の場合。不織布マスクは80%カット。布製マスクは70%カット。フェイスシールドは20%カット。マウスシールドは10%カット。
吸う息の場合。不織布マスクは70%カット。布製マスクは40%カット。フェイスシールドは効果なし。マウスシールドは効果なし。
続いて、日本国憲法尊守を前提で!
新型コロナウイルス2020に対応したFRBの金融政策と財政政策に異次元な変化が生じてる?
マネーストックとは「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」のこと。
具体的には、金融機関・中央政府を除いた法人、個人などが保有する通貨(現金通貨や預金など)の残高を集計したもの。
日本銀行のベースマネーをコントロールするゼロ金利、量的緩和とは別枠で、ベースマネーからマネーストックへの橋渡しをする機関が弱いのでボトルネックになっていた。
ここで新型コロナウイルス2020が起きた!
将来の設備投資である個人デジタル貨幣型ベーシックインカム活用も含めて•••
アメリカのノーベル賞受賞経済学者ミルトン・フリードマン、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」も言うように、金融危機2008、コロナショック2020などの急落に直面する対策として、ゼロ金利、マイナス金利、金融政策が出尽くした後に、よく登場する最速実行再分配政策が、個人への緊急的な現金給付!!!
各国によってスピードは異なるが、政策閣議決定後、人間の限界を遥かに超えるスピード。1秒以内で現金到着が理想。各国競争してみれば、今後の恒久対策として中央銀行のデジタル通貨なども考慮しつつ、新産業が産まれプラスサムになるかもしれません。
MMT(Modern Monetary Theory)によると、現状の貨幣での現実的なアイデアとして、社会保障に還元される日本の消費税は現状維持しつつ、現金給付額にも消費税がかかるので現金給付額を上げて、毎月給付にすると消費税率と社会保障費下支えとが均衡状態になる?と同時に、実体経済の経済成長率「g」の下支えにも寄与する?
これらの総量が、急激な不況時の資本収益率「r」以上なら、もしかして?回復して正常な経済環境に戻る期間も短縮できるかもしれません。
世界的な流れから各国政府経由で手厚い給付金を全国民に支給することになる。
日本も世界同時で協調し、国民皆給付を行うがスピードが世界に比べて同水準になってないことが判明した!そのうち改善するでしょう。
スペイン風邪から国民皆保険を構築した岸総理(他には、国民皆年金、最低賃金法もあります)安倍政権時代の安倍さんは、母方の祖父を見習いコロナウイルスから、毎月の国民皆給付を構築すれば歴史に残る業績になるし、継承する権利もある!
安倍政権時代の安倍さん、麻生さん。この二人でしかできない天命を見事果たした!アベノミクスの最終地点がコレだ!
この絶妙のタイミングで緊急的に構築した!天命と言わずにはいられない!
国民皆給付は達成したが、世界的な流れである毎月の国民皆給付には到達していない!
次善のアイデアとしては、三ヶ月に一回給付金。つまり、春夏秋冬に一回ずつ給付金も検討する価値はあります。
誰が発展させて引き継ぐのか?本人自身が行うのか?今後の継承を期待します。引き継いだ人間は、確実に人類の転換点に成し遂げた歴史に残る業績として記録されることでしょう。
将来は、官庁から量子暗号運用へ移行するための期間の長いデジタル化を始めてするも良し、庶民が行政手続きする際の申請だけにするなら資するかも?
金融機関への紐付け解除プロセスは現状維持として、まだアナログで十分!
前提条件として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
金融機関への紐付け?義務化は憲法違反。許可選択制にしろ!紐付け解除もできるようにしないと基本的人権侵害。
歴史の浅いコンピューターは、人間ではないし基本的人権は適用外だが、人類は違う!何千年もの構築した概念や法体系、歴史があり憎しみの連鎖も生じる。
中央値で一人年収600万円以上は給付金分年末に減税して、それ以下の年収は給付金支給にすればいい。日本国憲法尊守を前提で、こんなアイデアはどうだろうか?幸福がポイント。
ベーシックインカムは、現在の社会保障���プラスしていくことを前提条件として考慮しています!
もう一度。ベーシックインカムは、現在の社会保障にプラスしていくことを前提条件として考慮しています!
そして、テレワークの普及は諸刃の剣!
少ないから価値あるが誰もができると価値がなくなり、逆に一極集中加速する危険!アメリカ2020が、今そうだ!
GAFAなど。特にIT産業などは独占化しやすいから別枠で高税率にしてベーシックインカム用に再分配システム構築できないなら独占禁止法強化する世界的な流れになっている。
アメリカとは国土の大きさが違う!ので、マクロ経済学でいう小国開放経済の日本に、そのまま適用しても、新型コロナウイルスもあるし、現在の日本の普及率くらいが最善。これ以上は逆効果。
基本的人権という歯止めがないと薬が毒になる。
税の公平性はよく言われるが、時代が変わり、一極集中しやすく不公平が生じてるなら、産業別に税率を上昇させてバランスよくすればいい?
自由という概念を悪用するので簡単に言うと、自由権とは、18世紀のヨーロッパ市民革命、マグナカルタによってプロトコルを源にし言葉の定義を決めてから基本的人権の一つとして提唱されました。
憲法として日本にも導入されます!何でも自由に行うことではありません
これもその一つ。
「兵は詭道なり」戦いは、所詮騙し合いで、いろいろな謀りごとを凝らして、敵の目を欺き、状況いかんでは当初の作戦を変えることによって勝利を収めることができるものだ。
ということだが、誤解があって、憲法ある現代では、戦いの後に公開厳守が、法人も含めた権力者の原則です。
日本では、医療関係は、法律で個人情報の秘匿を義務化されてますが•••
国内法人大手NTTドコモは、本人の許可なく無断でスマートフォンの通信データを警察機関に横流しをしてる!
GAFAのように対策しない違法な法人?まさか、他にも?独占禁止法や法律を強化する?デフレスパイラル予防。このような国内大企業、中堅法人も危険。傲慢。
日本国憲法に違反しているので、アメリカのカリフォルニアやヨーロッパのGDPRのようにデータ削除の権利行使。
他に、再分配するデータ配当金を構築してからでないと基本的人権侵害になるため集団訴訟を国民は起こすべきだ。
税の公平性は、よく言われるが、時代が変わり一極集中しやすく不公平が生じてるなら産業別に税率を上昇させてバランスよくすればいい?
特に、IT産業などは、独占化しやすいから別枠で高税率にして、ベーシックインカム用に再分配システム構築できないなら独占禁止法強化。
自動的にディープフェイクをリアルタイムの別レイヤーで、防犯カメラの人物に重ね録画していくことで、写る本人の許諾が無いと外せないようなアルゴリズムを強力に防犯カメラの機能を追加していく。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
サミット警備時、死者数が微小なのにテロ対策と称し厳戒態勢!
経済活動を制限した時に、警視庁職権濫用してたが、死者数が甚大な新型コロナに予算増やした?
警察権力悪用!庶民弱者に圧力やめさせないの?オリンピック前にも圧力あったから予算削除しろ傲慢警察!
警察機関に個人データを保存するなら、至急データ配当金を創設して、毎月警察予算から配当金を庶民に給付する仕組みにしろ!
嫌なら、個人情報を削除する権利が庶民には、あるから行政府は行使できるようにしろ!予算削減がいいか!データ削除がいいか!
仕組みを創設しないなら、基本的人権の侵害で日本国憲法違反だ!
みんなで国と集団訴訟だ!誰かが起訴すれば歴史に残る偉業になる。
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
金融ビックバン日本版と言う社会実験から20年位!規制緩和でどれだけの死者が出たのか?
世界中でも一定数あるが、自殺者の比率が日本に突出してるのは、金融ビックバン日本版の生贄となってる可能性大。民放テレビ局で煽ってたから当時の局関係者も共犯者。
例えば、戦国時代の能力主義は、相手を殺傷することが多ければ能力が最高クラス。現代は?法律で禁止されていて能力は最低クラスになります。陳腐ですね。
第二次世界大戦みたいに命は落とさないが、現代の金融IT世界大戦は、脳や心を人工知能も登場したことで善性の方向にデザインしないと、さらに無限に焼きつくされる!!危険性があります。これが本質です。だから、個人の最低収入保障強化、基本的人権の強化がより重大になっていく。
金融ビックバン日本版の生贄となった自殺者(精神障害、トラウマ、うつなど)に対しての国家の責任として、欧米の無名戦士の墓、日本の靖国神社みたいに自殺者を供養する神社を創設するアイデアはどうだろうか?
この後、デフレスパイラルが同時多発!そして、歴史が証明してる人権侵害も同時多発!憲法違反!
行政府は、既存産業となったIT産業を慎重に、裏付けのあるデータに基づいて公正に規制する方向が善性に沿う!逆は、愚かと判明!
人間の限界を超えた新産業に法のスピードが追いつかないから、極端な自由権や規制緩和と同じ効果なだけ!
過剰なデフレスパイラル競争になり、多様な賃金上昇環境が悪性になる。個人の最低収入保障強化、IT産業に特化した独占禁止法強化が必要と新型コロナウイルスで判明もした!
海外や国内IT企業などストーカーアルゴリズムを規制する現実的な法律案は、ストーカー規制法に付帯事項としてアルゴリズムやプログラムを追加する。
公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
そうすれば、現行法を維持して法の網にかけられるぞ!死者も出てるし、今からやれ!
新型コロナウイルスの死者は、2020年11月。2000人超えた!テロの死者数は何人?
国家予算が警察やテロ対策よ���新型コロナ対策の方が少ないんだけど。警察やテロ対策予算削減して、新型コロナ対策に今すぐ回せ!
自転車専用道路は無駄だから予算廃止して、パンデミック対策、新型コロナ対策に今すぐ回せ!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
続いて
2020年後半くらいから様々な占いで出てきてた時代の変わり目。それが、西洋占星術で具体的に「風」の時代という形で出てきました。
私が、感じとってたインスピレーションは、たぶんこれかな?
兆しは、世界的な金融ビックバンの1970年代、IT革命のミレニアムの前から出ていたけど。
これは、これまでの約200年間。物質やリアリティの影響力優位「土」の属性の時代から、量子コンピューター、ビットやインターネットなどといった物質ではないものに影響力が増していく「風」の属性の時代に。
そして、本格的に軌道にのっていく属性は、今後200年程続くことになるのです(2020年12月22日から、2100年当たりをピークに少しずつ衰退していく2220年まで)
直前に!
Appleも何かを感じてたのか?Appleシリコン搭載Macの方は、「Mシリーズ」チップに移行してるし、符号してる。
Googleは、量子超越性を達成してきてるし、Facebookも脳波を読み取る機械の開発を発表してますし、符号してる。
イーロンマスクもブレイン・マシン・インターフェース(Brain-machine Interface : BMI)を具体的に発表。これも、符号してる。
以下から話がそれるが、読み飛ばし、読み進めるかして下さい。
ここから予想できることは、バリーシュワルツが言うように、労働の概念が変わり、地球に居ながら映画アバターのように!その惑星にある資源を使い。
月や火星、土星や衛星などに無人ロボット部品を送り、ゲームのように自宅にいながら共同作業しつつ仕事をすることで高額な賃金が手に入る可能性も高い。
火星や土星や衛星に関しては、有人宇宙船内を無重力工場にして惑星移動期間に3Dプリンター製造、組立を効率的に行うことが実現すれば良いが無人ならベスト。
光速で惑星間通信できるようになったとしても、火星や土星や衛星への通信は、地球からでもリアルタイムで遅延が起きるため、月面のみ、この可能性が開けます!
無重力でもあるため、洞窟に工場を建築して人間の暮らせる環境を作り出すこともできそうです。可能性は無限!この領域に限界はありません!国家や行政府の範囲外なので極端な自由もあります。命の保障はないけど!
このアイデアは、今後数十年、人間の限界を遥かに超える新産業なのでプラスサムになり、地球環境は汚染されず資源エネルギー問題も起こりません。
以上です。
通信料金をある程度下げることには賛成。さらに、中央銀行のデジタル通貨で光熱費料金もある程度、補助金という形で個人単位を補助し、実質的に料金を下げて欲しい。
電気やガス事業は、国防と密接で独占せざるを得ないから競争して、むやみにインフラ崩壊させるよりもデジタル通貨でベーシックインカム形式の光熱費補助にも特化して欲しい(合成の誤謬を最小限に抑えること前提)
毎月国民一律皆給付ベーシックインカムは最優先だが、財源がない場合に備えて、特化オプションをそろえて柔軟に機動的に実行できる環境も重要です(合成の誤謬を最小限に抑えること前提)
光熱費は毎月の消費なので貯金に回りづらいから庶民の生活下支えになる。しかし、競争しすぎてもデフレスパイラル競争になるから、光熱費領域は慎重に設計することが肝要。
内閣府の「マイナンバー制度の定義」は「マイナンバーは社会保障、税、災害対策の3分野で複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます」
基本的人権侵害にあたるため、他分野へむやみに拡大するのは危険です。
よく思い違いをするのが、新しい時代には、経験もない新しい人が!と言うが、なおさら、経験や実力がないと新しい時代に対応できず、大事な何がが抜け落ちて混乱する矛盾!
消費税増税は、国民に現金の一律皆給付の施策しないからシステムが困窮する!
安定財源として消費税増税は否定しないが、データから明らかで、法人税は35%まで上げればいい。
所得税の上級に裕福税を新設して法人個人の超金持ち達から分配して穴埋めすればいい。
財政バランス度外視で、ニュージーランドは、2週間に一回10万円の国民一律給付金。カナダは、月40万円。日本もやれ!
根拠は、なぜ?ポンドからドルに基軸通貨が入れ替わったのか?
の問いの中に真実が隠されている!(当時は、固定相場制。現在は変動相場制なので前提条件として、変動相場制で人工知能時代の金融工学を駆使するも十数年もの長いデフレ状態で、ゼロ金利政策、量的緩和も出尽くし、マイナス金利も導入してからです)
その答えがそうだ!バランスも大事だが、歴史の転換期には、非線形になりやすいので万能とは限らない!
何度も言うが、会社法では法人は自力で有限責任ダメならたたむ。行政府は強制的に強欲な法人を鎮圧して厳しいけどあきらめて再出発してもらう資本主義そのための会社法。
だから、最後の砦の個人保障を手厚く最優先!
嫌なら日本領土以外で土地を確保。防衛して衣食住を自ら創造して!そこから自由にどうぞ。と言う話になるけど選択は自由だからお好きにどうぞ。これが国家システムの原則。
新型コロナウイルスの死者は、2021年1月。3000人超えた!テロの死者数は何人?
2021年4月に邪悪な悪意の兆しを感じとったので一応書いておきます。
日本のベーシックサービス定義を明確化してからだが、現行法の社会保障とした場合と定義します。
人工知能時代におけるベーシックサービスと労働市場の間を橋渡しする概念が、一律皆給付やベーシックインカムとプラスサムに現時点ではイメージしてます。決して、ゼロサムではない!
パンデミック時には、一度でも緊急事態宣言を発動したらスタビライザー的な低収入者への給付を倍額以上に増額して自動的に実施とする法律改正がベスト。
一律皆給付やベーシックインカムは、経済急落時の機動的な下支えにして、GDPギャップ解消速度をコントロールできる社会実験も必要
その副次的効果に相対的に消費税率をゼロorマイナスに持っていければベスト(法律改正は光速で急落する速度に対応できません)
スタグフレーションも予防できます!
これは、1970年以降、先進国で生産が停滞し、失業率が増大する停滞期にもかかわらず、物価は好況期に引続き高騰してしまう現象。
スタグフレーションの原因は、景気停滞期において軍事費を主として、消費的な財政支出が拡大していること。
次に、労働組合の圧力によって名目賃金が、マイルドではなく、急上昇を続けていること。
三つ目は、企業の管理価格が強化され、賃金コストの上昇が、価格上昇に比較的容易に転嫁されていること。
などにあるとされている。
本質的に法律で暴力装置をがんじがらめにしたテロリスト集団が警察機構!
この定義以外は、戦前の治安維持法の権力濫用やディストピアという過ちを繰り返す可能性大。
その証拠に、優先ワクチンを口実にして優越的地位をふりまき権力濫用してる警察関係者。
米国では2020から2021年。個人給付を実施して結果が出た!
日本では、現状は、数回の一律皆給付を行い足りないGDPギャップを解消が最善。
バイデン大統領は2021年、財務長官にイエレン就任した際の経済対策の一環
「世界が相互に結びついたことのもう一つの結果が30年に及ぶ法人税率の引き下げ競争だった」
というマクロ経済学の結果を明示した前提で各国の多年の法人税引き下げ競争を終わらせ、20カ国・地域(G20)で協力して共通の最低税率を設ける国際的な取り組み
法人税に世界的な「最低税率」を設定することで合意するよう調整していると言います。
実現が遠い世界的なデジタル課税よりも現行法の範囲での現実的な提案をしたかもしれない!
2018年くらいから、GAFAMなどに対して、再分配に関するベーシックインカムや国民皆給付金。中央銀行のデジタル貨幣。
新型コロナウイルスのパンデミックで日本ではクリーニング師を含めたエッセンシャルサービスの重要性が再認識される。
GAFAMなどが基盤にしているストーカーアルゴリズムが問題になる。
規制を強化する方向に進んでます。
これはひどい人権侵害の法律!法律改正して再修正かな。
緊急事態宣言の途中に「まん延防止等重点措置」が2021年2月に新設されました(都道府県単位の緊急事態宣言。知事が市町村単位で指定できる「まん延防止」)
建前の主旨は「緊急事態宣言に至る前や解除後の感染拡大を緩やかに抑える」ため。
「ワクチン開発後、提供までのウイルス変異抑制」の文章が抜けてる!から法律に追加しろ!
前提として、今回のみ。新型コロナウイルスの場合です。特徴的な「近距離接触感染」が飲酒店に最も多く生じたデータを根拠にして(他のウイルス性感染症は違います)
緊急事態宣言のように飲食店に対し、休業の命令や要請はできないが、営業時間短縮の命令や要請はできます(協力金給付と同時に要請→命令→過料の流れ)
緊急事態宣言の前段階で、弱者の異議申し立ての無い私権制限を伴う措置を講じることには批判があるが、命令に違反した事業者には20万円以下の過料(前科がつく刑事罰ではなく、前科がつかない行政罰)を科すことができる。
「ワクチン開発後、提供までのウイルス変異抑制」「悪質でない事業者の場合。数回程度の過料を解除後に減免返還する」の法律文章が抜けてる!から追加しろ!
現都知事小池百合子、行政府の悪用が目立つ2021年4月
私権制限を伴う措置なので財産権侵害、人権侵害の憲法違反だから、都道府県知事に集団訴訟すれば?
選挙とは別だが、コロナ禍に乗じる権力濫用防止のチェック機能を兼ねた民意を示せていいかもしれない。
緊急事態宣言は「ステージ4」相当が発動条件。
「まん延防止」は「ステージ3」相当で!実効再生産数2以上の急速な拡大期なら「ステージ2」でも発動。「実効再生産数2以上の急速な拡大」条件も書いてないから法律に追加しろ!
緊急事態宣言も「ワクチン開発後、提供までのウイルス変異抑制」「悪質でない事業者の場合。数回程度の過料を解除後に減免返還する」の法律文章を追加しろ!
弱者を警察と見廻り隊で権力悪用するくせに、現都知事小池百合子の「まん延防止」に乗じた権力濫用を通報する見廻り隊はないのかな?第四波は、大阪の後追いで悪用事例はでてるのに!
解除後に返還できないなら、過料相当を弱者も権力者に請求できるように法改正しろ!
なぜ?この権力濫用チェックの仕組みをワザと抜かしてる?
2021年4月。選挙前で再び悪用してるな!この局面女は!
新型コロナウイルスの死者は、2021年5月辺りで累計10000人超えた!まだ、自殺者よりは少ないが•••予算をこっちに回せ!
こっちの方が遥かに甚大なんだけど。ワクチン接種完了人数に応じて新規感染者数は減少するデータもある。
テロの死者数は何人?テロ対策は優先順位を極端に低く見直さないと。今でしょ!
参考までに、同じ期間中に癌の死者は約40万人います。心疾患の死者は約20万人です。
スペイン風邪の時には、第二波で変異した凶暴なウイルスにより荒れ狂い大量の死者をだした。ワクチンも��い。
数字上で比較すると現在の第四波五波に相当。
商いする環境ですらなかったスペイン風邪の時代に比べれば、公衆衛生的には超優秀で、ワクチンもあるし、まだ軽い方!昔の商人が見てたらなんて言うかな?
現状維持でかろうじて商いできてるし、100年前に比べて、この程度で済んでいて幸せな方向に進んでいるなぁと見ています。
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ronpe0524 · 4 years ago
Text
アカデミー賞のない3月(2021年3月の日記)
■2021/3/1 月曜日。金曜に仕事を休んだので急ぎの対応をしているだけで大変。ぜんぜん時間が足りない。TIFFとフィルメックスの開催期間が発表されたけど去年に続き同時期開催。むむむ。しかし去年と違う点はTIFF側もオンライン上映をやりそうですな。僕は良いと思います。1ヵ月以上ゲームを禁止されていたうちの娘ですが本日より解禁。1日1時間のマインクラフトの楽しそうにやっている。また禁止にされないと良いね。夜、WOWOWオンデマンドで『108 海馬五郎の復讐と冒険』を観る。
■2021/3/2 火曜日。ミーティングの準備で疲れ、ミーティングの発表で疲れ。夜は映画を見ながら寝落ち。たぶん30分ぐらいのところで寝た。
■2021/3/3 水曜日。もうぜんぜん映画観れないので午前半休を取って吉祥寺へ。UPLINK吉祥寺で『春江水暖~しゅんこうすいだん』を観る。観て良かった。せっかくの吉祥寺だがコロッケを買う時間もなくすぐ帰宅。午後からは在宅仕事。どうやら東京の緊急事態宣言はさらに2週間延長になりそう。はー。試合は見れなかったけどヤング東京で挑んだルヴァン杯の初戦は勝ったようだ。夜、Netflixで『星の王子ニューヨークへ行く』を見る。
■2021/3/4 木曜日。かなり集中して仕事した感。シネマシティの『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のスケジュールがやっと出た。初回は7時!早い。しかしこれを観れればなんと午前半休を使わずに映画を観に行ける。娘の朝の支度が最後までできなくなりそうだが、まぁそれはチケットを取ってから考えよう。とゆうわけで今日だけは寝落ちするわけにはいかない。Netflixで『ユ・ヨルの音楽アルバム』を見る。「京浜ネバーランド」を聴いたり、光岡先生がゲストのラジオを聴いたりしながら24時を待つ。日付変更と同時に『エヴァ』のチケ取り。本当は最後列を狙いたかったが取れず。それでも後方通路側が取れたので良かった良かった。映画のチケ取りでこんなに気合を入れたのは久々だ。
■2021/3/5 金曜日。Disney+の『ワンダヴィジョン』E9を見る。ついに完走。いやー毎週楽しかった。夜、鳴瀬聖人監督のClubhouseを聴いていたらいつの間にか寝てしまった。成瀬監督の新作観たい。
■2021/3/6 土曜日。早起きしてNetflix『同級生マイナス』を見る。本日は月一の土曜登校日ってことで娘は学校へ。これは映画鑑賞チャンス。MOVIX昭島で『あのこは貴族』鑑賞。午後はDAZNでFC東京×セレッソの試合を見る。逆転勝利嬉しい。夜はAKIRA君たちがゲスト出演の札幌のラジオを聴く。楽しそう札幌。あと今泉監督がインスタLIVEで『あのこは貴族』について話すというので見る。これが超面白かった。ナイスタイミング。
■2021/3/7 日曜日。娘と実家へ遊びに行く。のんびり。Amazon Prime Videoで『グッド・ストライプス』と『そこにいた男』を見る。夕飯までご馳走になってから帰宅。夜はシネマクティフ東京支部の音声配信を収録。久々にmatsuさん、まるゆさんと3人で。『あのこは貴族』についてがっつり。エヴァの配信イベントで『シン・エヴァ』の冒頭12分を見てから寝る。明日は早起きだ。
■2021/3/8 月曜日。もう4時半ぐらいに起床。いろいろ準備して、娘にもいつもより早い5時に起きてもらい朝の英会話勉強とか朝ごはんとか。ごめんよ。娘の支度も無事終わり6時には家を出て立川シネマシティへ。シネマツーの開場が遅くて焦ったけど『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』aスタ極上爆音上映で鑑賞。いやー集中して観たな。グッズなど見る余裕もなく即帰宅。10時半前には帰ってこれた。休暇を使わずすんで嬉しい。11時にはもうミーティングに出てました。夜はオンライン試写で『サンドラの小さな家』を視聴。24時に宇多田ヒカルのMVがプレミア公開だったがその前に寝てしまった。
■2021/3/9 火曜日。一年前の今の時期は手術のために休職していた。4月で復帰後1年となるので、それを前に産業医の先生とオンラインでミーティング。うちの娘の英検3級、無事に二次(面接)も合格していたとのこと。しかも結果に対しておおよその順位が出るんですけど「東京都内の受験者の上位8%」となっていた。幼稚園から英会話を真面目にやっていると小2でこんな感じでできるんですよね。しかも筆記の方とか知らない単語がたくさんあるんですようちの娘。文脈とかで意味を把握して解けているらしい。英語がんばってるもんな。お父さんは羨ましいよ。大変だろうけど。シネマクティフ東京支部の音声配信『あのこは貴族』のミニMCT回を配信。感想とかいただけて嬉しい。夜はラロッカさんとDiggin' Netflix収録。このラロッカさんと月一でNetflix作品の話をするのはペース的にちょうど良い感じ。
■2021/3/10 水曜日。札幌のAKIRA君から届いたスガラムルディなどを読む。いやー良い活動だ。夜はDAZNでFC東京×神戸戦。負けた。。Netflixで『モキシー ~私たちのムーブメント』を見る。MCTOSお題作品。
■2021/3/11 木曜日。思わず10年前の自分のツイートとかを検索してしまった。まだ高尾に住んでいたころで、電車が動かず会社の先輩に自転車を借りて帰ったのを思い出した。都心で働いていた妻は夜中に帰ってきたんだっけな。まだ子供が生まれてなかった頃だけど、不安だったな。夜はオンライン試写で『水を抱く女』を視聴。
■2021/3/12 金曜日。早起きできたのでU-NEXTで『東京原発』を見る。僕モテメルマガで伯周さんが取り上げていた作品だけど、これもっと注目されて良かったのでは?という映画。『ワンダヴィジョン』のない金曜ではあるが、見るものは山ほどある。夜中に映画パンフは宇宙だ!のClubhouseがあるとのことでいくつかアリ・アスターの短編を見直す。楽しみにClubhouseの開始を待っていたらなかなかはじまらない。まだかなぁと待っていたらいつの間にか寝てしまった。。無念。
■2021/3/13 土曜日。朝から娘を習い事に送り、僕は映画を1本観れるチャンス。UPLINK吉祥寺にて『DAU.ナターシャ』を観る。電車移動中、落雷による信号機故障ってことで中央線が長時間停車。いろいろ買い物とかしたかったんだけどな。娘を迎えに行くのには間に合って良かった。帰りに立川の伊勢丹による。娘にホワイトデーのお返しを買う。バビと『鬼滅の刃』コラボのやつ。本来娘が欲しかった時透無一郎はもうなかったんですけど、不死川実弥で許してくれた。夜、オンライン開催の「ええじゃないかとよはし映画祭2021」のコンペ作を見はじめる。これは見切れないやつだな。
■2021/3/14 日曜日。予定では映画を2本観れる予定でそれはそれは楽しみにしていて、何を観るかもかなり迷って決めていたのですがそれがゼロとなってしまった。いろいろ我慢と努力を重ねて、こういうチャンスを楽しみにしているだけにかなり落胆。本来であれば『夏時間』と『ビバリウム』を観ているはずだったんですがね。あーしんどい。風邪ぎみの娘と家で過ごす。鼻水は出てるけど熱が上がらないのがありがたい。食事ももりもり食べれるようなのしっかり食べさせる。娘と家で二人で過ごすのは楽しい。家から出れなくてかわいそうなので図書館でたくさん本を借りてくる。いっしょにDAZNでJリーグを見たりもできるようになった。引き続きとよはし映画祭のコンペ作を見れるだけ見る。夜、Amazon Prime Videoで『星の王子ニューヨークへ行く2』を見る。鈴木敏夫のClubhouseは『あのこは貴族』回。なかなか面白かったが内容は書けない。まるゆさんがツイートしてた春本雄二郎監督、藤元明緒監督のYouTube番組を見る。なかなか面白い。シネマクティフの名前も挙げていただき恐縮です。
■2021/3/15 月曜日。娘は鼻水が出てるけど発熱がないので学校へ。自分は今日も在宅仕事ですが、メインで使っているアプリケーションの不具合でまぁまぁ仕事にならない。TIFFとフィルメックスについていろいろ発表される。これはどうなるんだろうな。まったくわからない。市山さんは信頼しているけど、矢田部さんのTIFFも好きだったんだよな。そして市山さんが去ったフィルメックスはどうなるのか。そしてメインエリアが日比谷・銀座へ。かつての渋谷から六本木に移り、すっかりTIFFのイメージは六本木になっていた。カレー食べたりおでん食べたりするの楽しかったんだけどなぁ。しかもTOHO日比谷とかピカデリーは使わないのかな。いろいろ変わりますね。夜、娘とひと悶着あり疲弊する。娘を寝かしつけながら矢田部さんが去るTIFFのことを考えていたらじわじわきてしまった。矢田部さんのTIFFコンペ、楽しかったな。感謝の気持ちでいっぱい。
■2021/3/16 火曜日。3月ももう半分か。朝、時間があったのでApple TV+『チェリー』を見る。口ひげありのトム・ホランドはベグビーのときのロバート・カーライルに似ている。夜、入江監督と大川編集長の書評対談をYouTubeで見る。こっそり『ネメシス』情報も話しているから櫻井翔ファンもチェックした方が良い。限定配信されている『僕の帰る場所』を見る。移民申請か。
■2021/3/17 水曜日。朝、時間があったのでWOWOWオンデマンドで『劇場版 おいしい給食 Final Battle』を見る。AKIRA君の2020年ベストだったので気になっていた映画だが面白かった。市原隼人ベスト作品かもしれない。夕飯はピザ。うまいうまいと食べていたらFC東京戦がはじまっていたのに気づかず。18時キックオフだと忘れちゃう。後半だけ見る。逆転勝ちやったぜ。シネマクティフ東京支部のメンバーとグループDMでいろいろ話��。あまり映画を観に行けなくても、できることはいろいろありますね。夜、けんす君と東京支部の音声配信をリモート収録。新企画「Diggin' Amazon Prime Video」だ。収録終わってから近況もちょっと話す。僕も映画はあまり観れていないが、けんす君はもっと観れていないようだ。楽しく話してSkype切って、気分が上がったからこりゃすぐに寝れないかもな、と思いながら横になったら即寝た。
■2021/3/18 木曜日。朝から昨夜収録した音源を編集、配信準備。お昼にはもう配信しちゃう。夜、藤元明緒監督が参加したClubhouseを途中まで聴く。娘が寝てからMCTOS『モキシー』回に参加。僕が今回あまり作品を掘り下げられていなかった(自覚してます)ので他の方の感想を聴いていてなるほど、と。終わって横になったらそのまま寝てしまった。
■2021/3/19 金曜日。あまり仕事の問い合わせがこないので嬉しい。普段時間がなくてできないことがいろいろ進められます。Disney+にて『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』S1E1を見る。『ワンダヴィジョン』が超変化球だったのに対し今度はストレート。この幅。でも時間に余裕がある分、ヒーローのプライベートをじっくり描く。本来であればこっちがドラマの1作目になるはずだったのも納得。オンライン試写にて『騙し絵の牙』視聴。夜、vimeoで『灼熱のドッジボール』視聴。Clubhouseで知人の多い部屋があったので楽しく聴いていたけど、途中から手を挙げてしまい結局まぁまぁ喋ってしまった。Clubhouseは短時間で見たい映画やドラマが増えるから危険。
■2021/3/20 土曜日。久々に映画を観れる時間ができたので渋谷へ。ユーロスペースで『夏時間』鑑賞。観て良かった。食事する時間もなく吉祥寺へ移動。吉祥寺プラザにて『野球少女』鑑賞。吉祥寺プラザに行ったのが久々すぎる。たぶん10年以上ぶりだったはず。WOWOWオンデマンド『リズム・セクション』視聴。春本監督らのゆるっと雑談YouTubeの前半をLIVEで見る。今週も面白い。トークイベントやるのかー。行きたいなぁ。MCTGM『野球少女』回に参加。少人数回だったけど僕以外が野球に詳しい。完全に『野球狂の詩』プレゼン回と化していた。ゆるっと雑談YouTubeの後半を聴きながら寝てしまった。
■2021/3/21 日曜日。娘と実家へ遊びに行く。DAZNでFC東京×仙台戦を見る。本当に1点取られるまで本気にならない今年のFC東京。逆転勝ち。夕飯までご馳走になってから帰宅。うまいキムチをお土産にもらって嬉しい。夜、鈴木敏夫のClubhouseを今週も聴く。さらにシネマクティフ東京支部の3人で音声配信をリモート収録。僕の思いつきでの企画回だったけでmatsuさんもまるゆさんもすぐにのってくれてありがたい。ついにApple TV+にて『ディキンスン』S1E1を見る。ついに。
■2021/3/22 月曜日。ミーティングの連続で忙しい。夜、「プロフェッショナル」の庵野秀明回を録画で見る。面白かった。Apple TV+『ディキンスン』S1E2を見る。前野健太の配信ライブも見たかったけどうっかりClubhouseでしゃべってしまい。。
■2021/3/23 火曜日。朝一で僕モテの情報コーナーを仕上げ、お昼は集中して仕事。午後、娘が下校。転校しちゃう子と最後に公園で遊びから行きたいという。仕事が暇なら送ってやりたいがちょうど自分もしゃべるミーティングがあり家を出れない。キッズ携帯を持たせ行かせたがまぁまぁ不安である。しかも電話してもすぐに出ないし。ハラハラしたがミーティングの途中で帰ってきてくれてホッとする。僕のミーティングもうまくいってさらにホッとする。娘はもうすぐ春休みである。Apple TV+『ディキンスン』S1E3を見る。順調。がしかし娘を寝かしつけながら寝てしまった。映画1本は見ておきたかった。
■2021/3/24 水曜日。早寝したのにいつもの起床時間まで寝てしまった。娘はついに2年生の終業式である。『ブラック・ウィドウ』の公開日が延期。元のスケジュールだと『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』S1最終エピソードの翌週というあがる感じの公開日だったんですけどね。今度のスケジュールは配信も同時(追加料金あり)と発表されてるからもうやるんだろうな。NYなどの映画館も再開しはじめたからもう5月の映画は公開してくれるかと思っていたけどまだダメなのか。『ブラック・ウィドウ』の公開は大きな指針だと思うので、他の(ディズニー以外の)ハリウッド作品公開にも影響あるだろうな。ピクサー作品の劇場公開なし、についてはもうある程度仕方ないと思っている。これは自分が今、あまり映画館に行けない状態からなのかもしれない。最低限これだけは観たい、という映画すらも観に行けない状態だと、はっきり云って配信してもらった方が良いのです。これは環境とか住んでいる場所のよっても違うのでしょうけどね。娘の春休み突入、ということで義母がきてくれた。しばらく泊まってくれるという。昼間、娘の相手をしてくれるのでありがたいです。僕は家にいるんですが仕事なのでずっと娘を見ていられないんすよ。Apple TV+『ディキンスン』S1E4を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E2を見る。WOWOWオンデマンドにて『サイキッカー 超人大戦』を見る。オンライン試写にて『パーム・スプリングス』視聴。アーカイブにて、前野健太第三回無観客生配信ライブ【歌のぶん回し】を堪能。その配信ライブを見てる途中、ある方から嬉しい報告のメールを受信。めでたい!
■2021/3/25 木曜日。数は少ないが難題な感じの仕事ばかり。どうしよう。家庭でもどうしたらいいのかわからないことがありなかなかに困っている。Apple TV+『ディキンスン』S1E5を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E3を見る。オンライン試写で『BLUE/ブルー』を見る。TIFF Studioの冒頭だけ見る。矢田部さん、冒頭で自分の退任を発表していた。なかなかにしんどいだろうな。3月末でTIFFの仕事を離れるということで、TIFF Studioはもう1回あるとのこと。最後、どんな配信になるのだろうか。Apple TV+『ディキンスン』S1E5を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E3を見る。
■2021/3/26 金曜日。午前半休で病院へ。とりあえず9月頃までは月一の通院が続くようだ。病院終わって丸亀製麺でランチ。うまい。午後から会社へ。まともに出勤するのは今年はじめてだ。いやーオフィスで仕事すると集中できるな。なんかいろいろ家のことが心配で早めに帰宅。U24のアルゼンチン戦を見たり、映画『僕の帰る場所』のYouTube LIVEトークを見たり。オンライン試写にて『ブータン 山の教室』を見る。Apple TV+『ディキンスン』S1E6を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E4を見る。
■2021/3/27 土曜日。朝から娘を習い事へ送る。束の間の自由時間。映画観るぞ。ランチを食べる時間がないので立川の一蘭で朝9時台からラーメンを食べてしまう。シネマシティで『モンスターハンター』を極爆で鑑賞。すぐに移動。TOHO立川立飛にて『ノマドランド』鑑賞。すぐに娘を迎えに行く。Apple TV+『ディキンスン』S1E7を見る。Disney+『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』S1E2を見る。
■2021/3/28 日曜日。朝から家族で立川市役所へ。マイナンバーカードを発行してもらう手続き。めんどくさいですね。立川周辺は桜が綺麗だ。娘と実家へ。お昼はスシローへ。娘は寿司を9皿も食べた。過去最多。むらがあるけどよく食べるようになったなぁ。午後は娘を両親に見ていてもらいキンザザの収録にリモート参加。今まで誰とも話せなかった『シンエヴァ』の話をできて満足です。夜、鈴木敏夫のClubhouse『ミナリ』回、若手国際映画監督たちが21時からゆるっと雑談YouTube、che bunbunさんのClubhouse、と映画話の配信をハシゴ。Netflix『赤い光点』を見る。さらに何か見ようと思ったが眠くて寝てしまった。しまった、『ディキンスン』を見ていない。。
■2021/3/29 月曜日。朝から「キン肉マン」の最新回を読む。マンモスマンの戦う姿をもっと見たかったけど数年ぶりにあの超人が復活しそう。夜、U24のアルゼンチン戦を見たり、根矢涼香さんのラジオを聴いたり。Netflix『バーシティ・ブルース作戦:裏口入学スキャンダル』を見る。Apple TV+『ディキンスン』S1E8とE9を見る。
■2021/3/30 火曜日。午前中は集中して仕事。午後はとある理由で病院へ。いろいろしんどい。夜は久々のW杯予選を見る。WOWOWオンデマンド『国家が破産する日』を見る。『野球少女』のお母さんがここにも出てた。やはり金の心配をしていた。Apple TV+『ディキンスン』S1E10を見る。これでS1完走。すぐにS2を見るぞ。
■2021/3/31 水曜日。もう3月も終わりとは。。夕方、退職する2名の大先輩の送別会をオンラインで。送別会もオンラインとは切ないが、オンライン上でも顔を見れて、声が聞けて良かったと思うことにする。Apple TV+『ディキンスン』S2E1を見る。Amazon Prime Video『タイム』を見る。録画しているTV番組もたまっている気がするが追いつかない。そんなこんなで3月も終わり。
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theatrum-wl · 4 years ago
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【ダンス評】今を生きる真実を描くフィクション~誰かのために~
akakilike『眠るのがもったいないくらいに楽しいことをたくさん持って、夏の海がキラキラ輝くように、緑の庭に光あふれるように、永遠に続く気が狂いそうな晴天のように』 小泉 うめ
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〔撮影:前谷開〕 
これだけ長いにタイトルであるも関わらず、その作品は凡そ予めそこから想像するものとは全く異なるだろう。そして作品を観た後にも簡単にはなるほどと肚落ちしないかもしれないが、その記憶はまるで野ばらのつるの様に絡みついて付きまとい、忘れかけた頃に再びその棘を刺すかのような余韻を残す。
2020年~2021年という極めて特異な年末年始にわたって倉田翠が主宰するダンスカンパニーakakilikeと薬物依存症リハビリ施設京都ダルクのメンバーは1年前に創作したこのダンス作品を再演として埼玉と京都でツアー上演した。それは彼らの過去と現在を再構成したような舞台で、多くの人にとってはあまり馴染みのない世界の話かもしれないが、それなのに観る者の心に引っ掛かってくる棘のようなものを全編に尖らせている。そしてその刺激は観客にも自身の社会との関わりやそこからの疎外について否応なしに考えさせる。
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〔撮影:前谷開〕 
ゆったりしたダブルのスーツ、タンクトップに短パン、動物のプリントのセーター、ゴテゴテした装飾のある革ジャンとバラバラの衣装で舞台上に現れた男たちは舞台前面に用意された長机に向かって座る。総括的に言ってしまえばイカツいとかチャラいと言われそうな印象を受ける。もし街ですれ違うならぶつからないように特に注意するであろう人々のステレオタイプだと言えば分かり易いだろうか。おそらくそれはかつての彼らをイメージした服装だろう。そのようなことを想像させるのに十分な沈黙の時間を取った後で、彼らは普段施設で行っているミーティングのようにダルクの目的やその活動について書かれたリーフレットを順番に読み上げていく。
初演では最初のシーンは全員が白いシャツと黒いパンツ姿で登場した。そして当時彼らにとって大きな問題となっていた施設の移転に関する説明会で近隣の住民に必死になってその活動について話すシーンを再現して見せた。彼らがこの施設で暮らしているのはダンスの創作のためではない。そのため舞台作品の一回性というような問題ではなく、「その時の彼らの今」を描いた作品が再演不能であることは初演時から明白だったのだが、この冒頭部が差し代わっていることでいきなりそれをあらためて思い知らされる。
また同時に初演からの彼ら個人の変化についても想わされた。メンバーも9人がいなくなっており、2人が新規に入っている。これは現在ダルクに所属するメンバーによって構成される作品であって、これからも彼らはどんどん入れ替わっていくだろう。この作品において初演に出ていたメンバーがもういなかったり今回初めて舞台に立つメンバーがいることは通常の再演で役者が入れ替わることとは著しく意味が異なるのである。
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〔撮影:前谷開〕 
そもそもダルクの活動の目的は、薬物使用を止め続けたい仲間を手助けすることとされており、決して依存症の人々が仲良く集う場所ではないし、ましてや営利目的の場所でもない。それを考えてみるとこの目的意識はakakilikeにかなり近しい。akakilikeはその組織をテクニカルスタッフと倉田翠のみで構成され、主に舞台作品を作る集団であると定義している。 結果的には両団体ともメンバーは「仲間」となって一応は円滑に運営されているようだが、決してその場で仲良くなることが目的ではなく、あくまでも本来の目的を達成することを最優先に活動している。
アートカンパニーが作品作りのために集まっているのはどこの団体にとっても当然だろうと言われるかもしれないが、実際それを遂行することは口で言うほどには簡単なことではないし、それが本当に徹底してできている団体は決して多くはないだろう。また逆に仲良し集団が必ずしも良い作品を創るわけでもない。そういうことをすべて承知の上で、akakilikeは最初に自分たちのことを、スタッフと出演者が常に対等であり、それぞれが確立して作品のためにやるべきことをするために集まった組織であると取り決めている。そこへのこだわりの強さは外部からは計り知れないが、少なくともそれを最初にわざわざ明示しているだけの意識が彼らにはあるはずである。
おそらく倉田が京都ダルクに深く溶け込めた理由は、薬物依存症の人々に対する関心や共感だけではなく、このような目的達成追求型の組織に親和性があったからであろう。そのように考えればそこからだけでもこの作品は一見倉田が京都ダルクのことを知り彼らと親しくなった関係性やその過程を描いたリサーチプログラムのように見えても、決してそれだけではないことも汲み取れる。倉田も彼らに合わせるかのように大きなスリットの入ったロングスカートをはいて派手なファーのコートを羽織って現れて彼らの後ろに座る。彼らに混じってその場に溶け込むような演出は彼女が既に彼らと「仲間」であることを示すとともに、これがダンス作品としてのフィクションであることを客席に宣言している。
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〔撮影:前谷開〕 
導入のシーンが終わり彼らが舞台前面に整列すると天井に隠されていた衣装が落とされる。すると彼らは着ていた衣装を脱いで下着姿になってその身体を客席に晒すかのように立つ。その身体のあちこちには刺青も見える。少し弛んだその身体は単に中年男性のそれというだけでなく薬物から離脱した結果としても窺え、薬物を使用することやそれをやめることの経過を語っているようにも見える。またここで倉田自身も着替えをするが、それについては彼女が彼らの仲間となったからだけでなく、それをしなければならない彼女自身の理由があることも今回の上演ではより明瞭に見えてくる。本作品で分かり易く踊っているように見えるのは倉田だけかもしれないが、この最初のシーンを観るだけでも出演者は全員ダンスしていると言うべきだろう。
それに続いて彼らは現在の普段着のTシャツやフーディ―にジーンズといったラフなスタイルにその身を包む。そして和やかな音楽に合わせて転換し、舞台後方に長机を組み合わせてテーブルを拵えて料理を始める。それがダルクでの暮らしであり、今の彼らの日常なのである。彼らは料理をしながら、ミーティングさながらに順番に自分のことを語り始める。その際には必ず最初に大きな声で自分が依存症であることを宣言して自分のニックネームを名乗る。するとメンバーも大きな声でその名前を呼び返す。
彼らのミーティングは発言者の自己開示とその他のメンバーによる傾聴と認識だけであって、その善悪を他者が訴求するようなことはない。この反復によって過去と現在の自己を理解し、未来へと少しずつ繋がっていくのである。彼らの回復プログラムには一足飛びの方法などはない。ただこうして粛々と薬物に依存しない日々を2年から3年積み重ねることによってそれは達成される。ダルクの活動は、スポーツやボランティア活動なども交えた共同生活の中で、1日に3回行われるこのミーティングと呼ばれるグループセラピーを軸に、昼には全員で料理をして食事をとるといった内容になっており、作品の中でそのような生活が再現されていく。
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〔撮影:前谷開〕 
薬物使用を繰り返している間にずっと家族と疎遠になっていた男は父親の七回忌にやっと参列できたことについて大きな鍋をかき回しながらしみじみと語る。彼は現在京都ダルクのスタッフとなって活動しており、母や親戚との関係もそれを機会に少しずつ取り戻しているらしい。新しいパートナーにも恵まれているそうで、このような人物の存在に少し安堵させられる。
今回新しくメンバーに入った男は、16歳の時友達とシンナーを吸っておかしくなっていたところでひょんなことからホストクラブの面接を受けることになったその後の顛末を語る。彼は作品の中でトリックスターの役割を果たしており、現在のダルクの中でそんなことのあった少年期に戻ったような振舞いをすることで過去の時間を呼び起こしていく。後半である曲をカラオケでフルコーラス歌い上げるのだが、その時劇場は完全に彼の青春の追憶の渦に巻き込まれてしまうことになる。
再犯を繰り返し家族に迷惑をかけ続けていることを悔やんで自殺をしようとしたシーンを初演で演じた男は、今は似顔絵師になる勉強をしているらしい。この公演では途中から客席の観客を1人選んで似顔絵を描く。その似顔絵がマスクをしていることが疫病禍の今を表していると同時に彼らが受けてきた社会的な扱われ方も想像させる。また彼の新たな社会との関わりをかつて彼が困らせた姉はとても喜んでくれているそうだが、それでもまだ完全に信用されているわけではなく元通りの関係には戻れていないらしい。そんな姉の感情も今は冷静に納得できる彼はそれを苦笑いしながら受け止めている。回復は一歩ずつ着実に進んでいるが、観客が作品を通して安易に応援する思いほどには彼らの現実は容易いものではないのだろう。
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〔撮影:前谷開〕 
その後で倉田は椅子をならべて最年長の男の話に耳を傾ける。彼は前回の公演の際に母の墓参りに行った話をきっかけに薬物に手を染めるもっと昔に振り返って、子どもの頃女手一つで育ててくれた母のことや仕事に出ている母に代わって自分の面倒をみてくれた姉のことを懐かしそうに語る。彼の述べる家族への感謝の言葉は、観客がつい自分たちとは違うと思ってしまいそうな彼らが長い年月を振り返ってみれば同じように生まれた人間であることに気づかせてくれる。
もう一人の新しく入ったメンバーは先に行われた埼玉公演で絶縁状態だった埼玉に住む兄に久しぶりに勇気を出して手紙を書いたところ、思いがけず公演を観に来てもらえた話をする。このようなことはあくまでも作品の副産物であって本来の目的ではないだろうが、この作品が単なる彼らからの搾取の上に成り立っているものではないことはこういう所からも伺える。彼は特に物静かな感じの男でこの話をしながらわかりやすく顔をほころばせるようなこともないのだが、その語り口からそれが心から嬉しかったことは確りと客席にも伝わってくる。
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〔撮影:前谷開〕 
このような話が繰り広げられる中で、倉田は一人でその周りで踊り続ける。それは彼らとそして彼女自身のこれまでと現在の苦悩や重圧を表現しているようで今にも爆発しそうなストレスに満ちている。この振付は筒井潤によるもので倉田自身のものではない。倉田はバレエの素養のある振付家なので身体を美しく見せる基本的な技術については十分承知しているだろうが、自身への振付では逆にシンプルに自分を美しく見せるだけの振付をすることをしない。そのため作品によっては観ていても本当に痛々しい気持ちになることも多いのだが、筒井のこの振付はそのような倉田のダンスを活かしながらも随所にその美しさも見せようとするものになっている。自分自身も何かに苦しみもがいていながらも、このダルクの環境の中で彼らに心を開いて子どものようにはしゃいでいるように見える瞬間があって少し救われるような所がある。それはダルクのメンバーが感じている彼女のイメージにも近いのではないだろうか。
観る者によってはダルクが上演する作品の中で倉田が踊っているように見えるかもしれないし、倉田のダンスのアンサンブルとして彼らがそこで演技しているように見えるかもしれない。そしてそれは上演が進む中で前景と後景が入れ替わるようにしながら流れて行き、次第に溶け合っていくようにも見える。
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〔撮影:前谷開〕 
今回の上演では途中で諸江翔大朗が演じるUber Eatsの男がやってきて倉田に牛丼を配達する。彼は疫病禍でフリーランスの仕事をしている人々が大打撃を受けていることを報道したテレビの特別番組で実際に密着取材も受けたのだが、実生活でも俳優・ダンサーとして活動する傍らで舞台大道具の仕事やUber Eatsの配達員の仕事をしている。彼が出演するはずだったakakilikeの春の公演も中止に追いやられており、それに対する悲しみや苛立ちにも倉田のダンスは重なって見える。
配達の後で今度は大道具さながらに諸江が脚立を持ち出すと1人の男がそれに登って自由に空が飛べる鳥が好きだという話をする。公園の鳩に餌をやって手懐けたり、その鳩を捕まえて施設の中に連れてきてスタッフから怒られたという他愛ない話なのだが、その時脚立を支えながらこの男を見上げる諸江の姿は神の説法にすがる宗教画のように見える。倉田は自らの作品に宗教的な意味を持たせることはないが、構図的に宗教美術にあるような配置はしばしば好んで使っており、このシーンからはどうしても生きることの苦悩と幸せの意味について考えさせられてしまう。そういう観点では倉田がダンスの途中でこの鳥が好きな男と2度ハイタッチを交わすのが印象的で、彼女が作品の中で彼らと触れるのはそれくらいなのだが、彼女がダルクに関わる過程において彼の話を聞いた機会の尊さが推し量られる。
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〔撮影:前谷開〕 
 一方そんなやり取りを遠くに感じながら、倉田は届けられた牛丼をかきこむように食べるが、口をいっぱいにしてはそれをビニール袋に吐き出すことを繰り返す。倉田自身には薬物依存の過去はないというが、彼女の過去には彼らと繋がる楔となるような経験はあるのであろう。彼女はとても冷静に彼らの一人一人と接しているが、同時に完全には他人事として客観視できない立場で彼らと関わっていることが伝わってくる。だから彼女は彼らを舞台に上げる時、自分自身も同様の姿で舞台に並んで立つ必要性を感じるのだろう。それは公平や公正を保つためなどではなく必然なのである。
やがて倉田は包丁を手に持って客席に背を向けて料理をするダルクの面々と正対して立つ。客席を背負って立つことでこの構造は観客をも巻き込んで、かつて倉田やダルクのメンバーが社会に対して抱いた感情や逆に彼らが社会から受けてきた処遇を観客に想起させる。人間がその道を踏み外すギリギリの線のような緊張感が漂うが、次の瞬間彼らは倉田を呼んで料理の手伝いに招き入れる。何気ないことではあるがそれは人と人との打ち解ける瞬間でもあって、このように彼女が彼らの「仲間」として認められる瞬間がきっとあったのに違いない。そしてこういうことこそがダルクという団体の存在意義なのであろう。社会復帰のプログラムの最中にある彼らと関わっていくことは誰にでもできることではないかもしれないが、同時に彼らにはその歩みの中でこのようにして関わってくれる人が重要であることも事実である。この後彼らは出来上がった料理を談笑しながら和気藹々と食べる。
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〔撮影:前谷開〕 
最後に、視聴者の依頼を叶えるテレビ番組を見たことをきっかけに妻とフォークダンスが踊りたいと言う男が話す。初演の時にはこの男は舞台に立っていたが今はもうダルクを卒業していてここにはいない。そのため今回は音声のみが流される。その話を受けて倉田は1人でパートナーのいないワルツを踊る。踊るのは倉田だがそのポジションを観ればそれが男性のもので妻とダンスを踊りたいこの男が1人で踊る淋しいダンスであることが分かる。それを観て観客はこの男の望みが叶うことを願うかもしれないが、そんなことが簡単に叶うものではなないこともまたダルクのメンバーも倉田もよく承知している。このダンスは彼らへの救いのように見えて本当は残酷な現実でもあるのだが、それも踏まえて誠実で優しさに満ちたラストシーンである。
作品が終わって暗転後再び明転すると倉田は客席に向けて微笑んで拍手を受ける。昨今の一般的な演出の感覚ならカーテンコールではこの重たい内容を受けて意図的にフラットな表情をキープすることが多いだろうが、逆にこれもおそらく意図的に分かり易く彼女は笑って見せる。人はそれぞれに自分の問題を抱えており、この瞬間に観客はきっとそれぞれ自分の人生の問題と照らし合わせてこの作品を受け止めているだろう。頑張って生きているのが舞台上の彼らだけではなく、客席に座っている観客も同じであることは彼女もよく理解している。だから自分たちの苦しみを客席に押し付けるようなことはせず、その日劇場に来た観客をこれで「仲間」と認めるかのように彼女は笑って見せるのだろう。
カーテンコールで出演者の知り合いの観客が妙に大きな拍手をしたり声をあげたりするのはどうしても興が覚めるものである。しかし殊この作品に関してはそのようなことを感じない。普段は劇場には来たこともないような出演者の仲間らしき人が声を上げるとむしろ涙さえ誘われそうになる。それはその声が本当の彼らの過去や今をよく承知してのものであって、では作品に対してではないのかというとそうでもなくて、作品で語られた「彼らの今」はそんな彼らの過去と繋がっており、そしてそれが幕が下りた後もまた続いて行くことへのエールであることを観客が理解するからに違いない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・小泉うめ 観劇人。観客発信メディアWLスタッフ。舞台感染対策。
関連記事: 【ダンス評】生きにくさを受け容れて生きていくために倉田翠(akakilike)『リディア』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
akakilike 『眠るのがもったいないくらいに楽しいことをたくさん持って、夏の海がキラキラ輝くように、緑の庭に光あふれるように、永遠に続く気が狂いそうな晴天のように』
演出|倉田翠 出演| タイチ チャル ハル ぺー ヨウジ よっちゃん 倉田翠 諸江翔大朗 他
スタッフ 演出助手|平澤直幸 照 明|魚森理恵(kehaiworks) 音 響|甲田徹 宣伝美術|岡南杏奈 制 作|黒木優花 舞台監督|大田和司 振付提供|筒井潤(dracom) 【埼玉公演】 日程| 12月26日(土)15:00 12月27日(日)11:00/15:00 会場|富士見市民文化会館キラリふじみ マルチホール チケット料金|一般:2,500円 U-25:2,000円  主催|公益財団法人キラリ財団 協力|認定特定非営利活動法人京都DARC-ダルクー 【京都公演】 日程| 1月8日(金) 14:00 1月8日(金) 19:00 1月9日(土) 11:00/15:00 会場|THEATRE E9 KYOTO チケット料金| 一般:前売3,000円 当日3,500円 U-25:前売2,000円 当日2,500円 高校生以下:前売・当日1,000円 主催|akakilike 提携|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都) 助成|公益財団法人セゾン文化財団 協力|認定特定非営利法人京都DARC-ダルク-
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itokunatoe-blog · 7 years ago
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全員無様な衝撃作がついに公開!! 岡田将生・木村文乃ら 豪華キャスト陣が撮影中の裏話を暴露! 岡田「新年の抱負は毒を吐く」!?
映画公開を記念して、W主演の岡田将生さん、木村文乃さんをはじめ、佐々木希さん、志田未来さん、池田エライザさん、夏帆さん、中村倫也さん、田中 圭さんの超豪華俳優陣、そしてメガホンを取った廣木隆一監督が一堂に集結し、公開記念舞台挨拶を行った。
今もっとも旬なゲストたちが登壇するとあって、TOHOシネマズ 新宿のスクリーン9は、休日の午前中の回ながら熱気にあふれ、観客の大歓声の中、W主演の岡田将生さん、木村文乃さんら豪華キャスト・監督が勢揃い。 【全員無様な衝撃作!!】である本作にちなみ、壇上には、スポーツ新聞のスクープ記事に模して、「全員無様」とインパクトのある見出しが躍ったセンセーショナルなデザインのパネルがお目見えし、目にも鮮やかに映画公開記念舞台挨拶がスタート。自意識過剰で無神経に周りの人々を振り回す【痛男】伊藤誠二郎役を演じた岡田さんは、「すごく朝早くから『伊藤くん A to E』を選んでいただき、ありがとうございます」と感謝のコメント。また伊藤くんと対峙する崖っぷち脚本家の【毒女】矢崎莉桜役を演じた木村さんは、大きな歓声に満面の笑顔を見せ、「上映後ということで、今日はいつもより深いところまで話せるのではないかと楽しみです」と語った。。続けて、伊藤くんに振り回されるA~Dの女を演じた女優陣も、感謝の意を述べつつコメント。佐々木希さんは、「今日は少しの時間ですがよろしくお願いします」、志田未来さんは「今日は映画の魅力をたっぷり語れればと思います」、池田エライザさんは「『伊藤くん A to E』で今年の映画初めされた方もいるんじゃないでしょうか。本日はよろしくお願いします」、夏帆さんは「今日は短い時間ですがごゆっくり楽しんでください」と挨拶した。また、莉桜を師匠と慕う売れっ子脚本家の久住健太郎(通称:クズケン)を演じた中村倫也さんは「久住健太郎役、いやクズケン役?どっちでもいっか」と笑いを誘いつつ挨拶、ドラマプロデューサー・田村伸也役の田中圭さんは「明けましておめでとうございました!」と勢いよく新年の挨拶をしていた。本作のメガホンを取った廣木隆一監督は「面白かったですか?」と観客に呼びかけると、割れんばかりの大きな拍手が巻き起こり、感慨深げな様子だった。
1月12日(金)より全国公開となった本作の感想が届いているかを聞かれると、岡田さんは「友人がカップルで初日に観に行ってくれたそうなんですけど、友人は彼女に『あんたは伊藤くんそのものだ』と言われたそうで。僕はそう思わないんですけど、女性から見るとそうなのかな?」と、身近にリアルな伊藤くんが居たという衝撃の告白をしていた。
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登場人物が「全員無様」で、もがき苦しむ姿が痛いが、なぜかそれぞれのキャラクターから目が離せなくなってしまう本作。そんなそれぞれが置かれた状況の中で、無様にもがく登場人物たちについて岡田さんは「今回、伊藤くんが『痛い男』『自意識過剰』とかいろんなことを言われているんですが、伊藤くんは伊藤くんで自分の世界を持っていて、自己中でも自分の世界を持っていることが、僕にとっては憧れ。尊敬ではないですけど、うらやましく思ってしまったので、演じがいがあってすごく楽しかったです。」と振り返っていた。木村さんは、「(みんな)とても人間らしくて逆に私は好きだなと思いました。自分らしさを持ちたいがゆえにもがいている人たちのお話なので、愛すべきところが沢山あるな。」とキャラクターたちヘの愛情を語りつつ、「自分自身が彼女たちに当てはまるところがありますし、男性たちを含め、どのキャラクターたちも前を向いているのが良いなと思いました。」とコメント。
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また、公開中の今だからこそ言える撮影中の印象的な出来事として、佐々木はさん「伊藤くんと莉桜が対決する最後のシーンを見た時、『本当に伊藤くんが最低だなと!』思いました。最低すぎて、『莉桜頑張れ!もっといけ!』と応援していました。」と感想コメント。しかし、すぐ隣で苦笑している岡田さんを見て、「すみません、岡田さんじゃないですよ、伊藤くん(笑)。岡田さんは本当に低姿勢な、礼儀正しい方で」と必死にフォロー。 木村さんが続けざまに「すみません、今日は岡田さん、喉の調子が悪いようで。なのでみなさん、優しい目で見守ってください。」と、実は岡田さんの喉の調子が悪いことを話し、重ねてフォローしていた。
志田さんは「私は伊藤くんにストーキングされる役で、公園で伊藤くんに『どうなっても知らないからな!』と言わるシーンがあるんですけど、心から気持ち悪すぎて…」と語ると、「ごめん、ちょっと待って!今日は悪口言う集まり!?」と、すかさず岡田さんが割って入り、喉の調子で変わってしまった声の面白さもあいまって、会場には大きな笑いが。志田さんも「いえいえいえいえ、“伊藤くん”が、です!」と否定しつつも、「でも岡田さんが伊藤くんにしか見えなくて、素で必死で逃げました」と本音を告白。すると岡田さんは「カットがかかっても、軽蔑した目で見られました。現場では役が残ってるんだな、と感じていました」と苦笑。撮影時はかなり役に入り込んでいた様子を伺わせた。
池田さんは「いろいろエピソードはあるんですけど、廣木監督の演出は現場に言ってみないとわからなくて。各々が気持ちとかを考えていくと思うんですけど、そこを最初からゼロにさせられることもあって。『ここでこう言うんだ!?』とか『ちょっと歌ってみよう』とか、ひらめきが多く、『“あ“って言ってみよう』とか。たぶん廣木監督の頭の中に絵が出来ているんだろうなって」と、廣木監督の演出方法を話していた。ただ、「『“あ“って言ってみよう』っていう狙いが未だに分からなくて…」と語ると、廣木監督は覚えがない様子だったが、木村さんや佐々木さんをはじめ、女性キャスト陣はみな同意していた。
夏帆さんは、演じた実希役のドラマと映画の撮影が同じタイミングだったと語り、「同じようなシチュエーションやセリフ、キャストで混乱というか、『昨日このセリフ言ったな』とか不思議な感覚に陥りました」というエピソードを披露。これまでにドラマと映画で同時期に撮影をしたことがなく、「監督が違うとこんなにシーンの見え方が違うんだなと面白かったです。撮り方が人によって全然違うので、あえてそう演出している部分もあるとは思うんですけど、シーンごとに監督の個性ってすごく出るんだなと感じました」と語り、貴重な体験をした様子だった。
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お気に入りのシーンについて聞かれると、中村さんは「腹をかかえて笑ったシーンがあります。伊藤くんと実希がホテルに行ったシーンで、(岡田)将生が古い遊園地のロボットみたいな動きになってて」とロボットダンスを真似ると、岡田さんが「童貞(役)だからね!」とつっこみ、会場には大きな笑いが。続けて、「細かいところでは、佐々木(希)がラーメン屋のデートでレンゲに小ラーメンを作っていたり、夏帆ちゃんがジャズバーでずっとグラス拭いてたり、エライザちゃんと将生が洗面所で脚を絡めてたり」と、細かなシーンを挙げ細部まで本編を楽しんでいた様子。田中さんは、「伊藤くんが全体的に気持ち悪いし腹が立つけど、岡田将��本人とのギャップがあって、ここまで役作りをするのは単純にすごいなと思いました。(岡田さんとは)本編で絡みがなくて、映画の番宣で初めてちゃんと喋ったら、当たり前なんですけど全然(伊藤くんと)違って(笑)。『大体こういう時は素が出るよな』と思ってドラマや映画を観ていたんですけど、予想を反してすごく素敵な人で。だからこそ、伊藤くんをここまで演じていてすごいです。」と岡田さんの役作りに感心した様子だった。
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廣木監督が、本作の映画化にあたって一番大切にしていたことについて「シナリオライターの世界、ドラマを作っている人の世界を作っているんですが、普通に生きている人のようにちょっとリアルにしたいなという思いがありました。ドラマの世界でファンタジーではなく、現実的なものが生まれてくれればいいなと思っていました」と語り、誰しもが共感できるストーリーを目指したことを明かした。
さらには、本作が伊藤くんに振り回されながらも彼に出会ったことで新しい1歩を踏み出していく女性たちの物語であることにちなみ、それぞれ「2018年に自分のここを成長させたい!変わりたい!」という決意表明をすることに。田中さんは「自分にものすごく甘いんですけど、そこを直したい」と回答。MCから「自分に甘いんですか?」と聞き返されると、「はい」と即答し、「『あー、どうしよう…まいっか』ってなっちゃうので、『まいっか』を減らしたい。自分に厳しく」と語った。中村さんは「いききる!年にしたい。現場の空気や人付き合いで遠慮しちゃうときがあるんですけど、そういうのをなくしていこうかと。良い意味で空気を読まない、『良い伊藤』を目指して。まずは岡田将生を目指して、15cmくらいのシークレットブーツを履くことから(笑)」と、おどけて抱負を語り、会場を盛り上げていた。廣木監督は「マイペース」と一言、佐々木さんは「この物語の女性たちが、当たって砕けて、無様な姿ではあるんですが、その先に成長したり、前に進めたり、かっこよく見えたりもしたので、2018年は失敗を恐れず、どんなことにも挑戦していく心を持ちたいです!」と作中の女性たちに刺激を受けた決意を披露。志田さんは「私は髪の毛を伸ばします。伸ばしている最中で、(胸の下くらいをジェスチャー��示して)2018年の終わりには頑張って伸ばします」と可愛らしい抱負を語った。池田さんは2017年を振り返り、「書評やコラムなど執筆する仕事が多かったので、午前中に仕事が終わっても、その日は家から出ないという生活が多くて。圧倒的にインプットが足りなくなってきたので、パスポートも更新したし、2018年はまず家から出たいです。そして日本から出ることに挑戦したい。一人旅は怖いけど、一緒にお勉強できる人たちと行きたい」と新たな年について大きな決意を語った。夏帆さんは「(志田)未来ちゃんと同じこと言おうと思ってた!いつも我慢ができなくて髪を切ってしまうので。頑張って伸ばしたいなと思います。あとはもう少しまめな人間になりたいです」と話すと、中村さんが「頑張って伸ばすとおっしゃってましたけど、生きてれば伸びるからね!(笑)」と鋭くつっこんでいた。木村さんは「2017年はありがたいことに沢山お仕事をさせて頂いて、出来ることと出来ないことが分かったとき、支えてもらうことの大切さがすごく分かって。あまり武器が多いタイプではないので、2018年は思いっきり無様になっていいのかなって。そういうことがなかったら挑戦できなかったことって沢山あったんですけど、廣木監督に私の心のバスタブも取られてしまったので、いっそ無様になって支え頂いて、やりたいことをやっていこうかなと思っています」と語り、今まで見たことがないような木村の姿を見れる2018年に期待が高まる抱負となった。岡田さんは「毒を吐く。自分の中でため込んでしまうタイプなので、毎回毒を吐き続ける年にしたいです」と、独特の抱負を語ると会場にはどよめきが起き、中村さんも「すげーやだそれ!」と即座につっこみが。木村さんが「試しに練習してみよう」と言うと、岡田さんは「なんでこんな大事な日に喉やっちゃってんだバカやろーって。あ、これ自分のことか。」と、どこまでも良い人が隠し切れないエピソードに。続けて、「少しずつ、やろうかなと思います。」と訂正していた。
最後に、木村さんは「色んな無様な登場人物たちばかりですが、決してその登場人物たち、彼女たちを見て『うわー、自分と重なるな』『こいつ痛いなー』という皆さんの気持ちを裏切る映画ではありません!観て頂く前と後で、大きく気持ちが変わっていると思います。廣木監督のお人柄が出た、希望のある内容になっていると思いますので、ぜひ皆さんで観て頂ければと思います」と本作を猛アピールし、岡田さんは「もがいている人って、見ているときれいな人を見るより心に響くというか。そんな登場人物たちの心情を感じて頂けたんじゃないかと思っています。僕自身にとって、『伊藤くん A to E』は大切で、すごく挑戦した作品なので、皆さんの心にこの映画が残ればと思います」と締めくくり、観客からの大きな歓声と拍手に包まれて公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。
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a-short-essay-about-love · 5 years ago
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当たり前に片付けられてしまうきらきらしたお守りたち
私は小さな頃、本を読むのが苦手で字を書くのも大変だった。親の教育方針的にスパルタ保育園に通っていたからだ。私はそのスパルタ保育園が大好きだ。なにがスパルタかって、自然に従うのだ。自然に従うという姿がスパルタ。パンツ一丁で春夏秋冬外で遊び時に泥水をのみ、みんなで竹馬を作って遊んだり、10何キロ先の公園へ「遊び」に行くために歩いたりする。それは遠足のような特別ではなくライフワークである。遠足のようなものに当てはまるのは、本格的な登山、川を泳ぐといったこと、年中さんになれば年に一度お泊まり会がはじまり、年長になると何泊も家をでてみんなで山に行く。川をイカダで下り、ヤマメを手で捕まえ、自分で枝を刺し、焚き木で焼いて食べる。すべて自分で行うのだ。ライフワークの中で雑草や虫、動物たち、そして大自然は友達だった。フキノトウやオオイヌノフグリを見つければ春の訪れを、ミミズが干からびているコンクリートをみて夏の暑さを、落ち葉を拾い焼き芋をして冬の支度をする木々に秋の食べ物を、大きな雪の中、肌に落ちる雪の結晶を捕まえて冬の寒さを、薄着のその肌で感じていた。年少か年中でビックイベントがひとつ、保育園の敷地内の一部を永遠に掘るというものがある。一週間ぐらいの時間をかけて終わりの日には子供が一人では這い上がれないような穴になる、はしごをかけて��順番に皆で掘る。水が湧き上がる穴で土の下に水がありそれを井戸水で飲むことができることを皮膚感覚で実感するのだ。(私は姉と2つ離れているのだが、姉がそのイベント時に無くした靴の片方を私の時に出て来たというおもしろ話がある。もちろん子供の成長ははやいので履けるサイズではなくなっていたが。)そしてまた、みんなでその穴を埋める。来年の人たちのために。ショベルカーなんてものは使わず、みんなの手に持ちやすいサイズのスコップ、ショベルで掘る。そんなある意味でスパルタな保育園のことが大好きだった。年長になったとき、サンタさんにもらうものはコマとマリ。コマはもらった時から一斉に練習がはじまり、誰が一番最初に回せるようになるか、ということを競い、変な投げ方を編み出したりしてみんなで遊ぶ。先生(と呼ばれる人)たちのことも「先生」と一度も呼んだことがない。みな同じ人間だからという理由で、同級生のことも全員呼び捨てで呼んでいた。好きな先生(的な立場の人は)はあおっちゃんという名前の青木さんだ。あおっちゃんはものすごく怒ると怖い、だけど一番慕われていた。この間、成人式で実家に帰った時もたまたま道端で会い何も変わらず「あおっちゃん!!!」と名前を呼んだ。あおっちゃんもなにも変わらず「ひかりー!!!」と���会をよろこびあった。幼稚園などで「先生」と呼ばせる理由に上下関係を強調するし対等であるとなめられるからとあると聞いたことががある。(本当かどうかわからないけれど)けれど、私たちの保育園は「あおっちゃん」等のニックネームで呼ぶのであるが、その職員たちをなめる人間なんていなかった。だって、人間は全員平等で対等だから。
毎日、朝は体操と掃除がある。体操はものすごく楽しく、掃除も苦なものではない。掃除をするためにいらないタオルを家から持参し、自ら糸と針で縫って雑巾を作る。手の皮の間に針と糸を通し、友人を驚かせることがわたしは好きで何度もやっていた。時に血が出たりしたが。その雑巾に穴があくまで、毎日雑巾掛けをする。園内は大きな四角で一周できる。それを休むことなく何周もかけていた。そんな生活が楽しく、喜びだった幼い頃の私はとっても活発で大きな声で歌を歌うことが大好きで外で木に登ること、泥団子を作るのは苦手だったけれど足ははやく、小さな雑草が大好きで、逆上がりができなければ親が迎えに来てもずっと練習を行うような活気のある人間だった。
髪の毛は坊主に近いベリーショートで、夏の暑い日は頭から水を浴び、けれど夏の日差しですぐに乾く髪の毛が大好きだった。絵を描くことや本の読み聞かせも楽しくて、保育園時代に印象深く覚えているのが2つある。ひとつめは、その保育園のいちばんおばあちゃんの園長先生が文字だけの分厚い本を何日もかけて読み聞かせてくれる。それは子供向けのような本でない。物語だ。そしてその本が読み終わった日は、その本の中で印象的だったシーンの絵を自分で描くというものだ。自分で全てを想像し、作り上げ物語を描く。ふたつめは、年少ぐらいから毎年近くの公民館に見に行く「森は生きている」という演劇だ。みんなその劇の中の歌が大好きで演劇中に大合唱する。大学1年生ぐらいのとき、地元でやるということになりタイミングがよくそのために帰省して大きくなってからちゃんと見た。その小さなホールの中には私の通っていた保育園の人たちもいて、演劇を見るということを幾度か経験した私は衝撃を受ける。子供達がちゃんとそこに座って演劇をみているという集中力にも驚いたのだが、みんな素直に笑いそして歌唱パートでは大きな声で歌うのだ。これがあるべき姿なのではないだろうかとその子たちに感銘を受けた。森はいきている、それを身体の全てで体感し、そのことが大好きで、実家は海も山も近いから、その環境の全てが偉大で愛おしく、憧れだった。
そんな大好きなことで溢れた生活の中、私は小学校になった。
市立だったのに制服がある小学校は女の子はスカート、男の子はズボンだった。スカートを全く履かなかったわけではないけれど、木を登るのに邪魔なスカートは選ばなかった、ズボンばかり履いたベリーショートの女。そんな私はスカートを履くことを強制される空気が苦しくて、悲しかった。今でも呪いのように覚えている言葉がある。入学式が終わりこれから共に同じ場所へ通うみんなと同じ場所にいて、親と合流できた、その安心感で周りの声が少し聞けていた。私はそんな活発だったけれど、初めましての人や初めましての環境がものすごく苦手でいつも親の後ろに隠れていた。一人でいるときは周りの言葉が聞こえないほどに緊張してしまっていた。親との再会、けれどこれから長い間このよくわからない学校の中でそれは続くのだということの大きな不安の中、小さく安心を感じていた時、名前も知らない、顔も覚えていない(というか見ることができなかった)男の子に「わ!、あいつ男なのにスカートはいてる!」と無邪気に喋ったのだ。それは私にいうのではなく、親に話しているような言葉で、今思えばその子だって私が感じていた小さな安心を感じ、おしゃべりになっていたのかもしれないなと思えるけれど、その言葉は呪いのようだ。私の大好きなすぐ乾く髪の毛、履きたくもないけれど頑張って履いているみんなと同じいろ、かたちのスカート、すごく自分が恥ずかしくなった。きっとその時の私の顔は真っ赤だっただろう。そしてものすごく傷ついたのだ。いや、その時は傷ついたということもわからなかった。保育園のみんなと取っ組み合いの大げんかは何度もしたけれど、ちゃんとお互いにごめんなさいができた、それは喧嘩なのに全く傷ついていなかったのだ。今になってわかるけれど、あの頃の私はものすごく傷ついていた。そして悲しかった。虚しかった。私は女だけど、女だから、近くにいる女の子たちみたいに髪の毛を可愛く結ばなければならない、水浴びをしたらすぐに乾かない長さまで伸ばし、走ったり木を登ったりするのに邪魔なスカートを履かなければならない、その女の子という役割を当てつけられるということを知った。そうでなければ「男なのに」と言われてしまう。「男の子」じゃないのに。それまで私は自分のことをただ人間だと思っていた。それはその頃の友人たちもきっとそうで人間同士で仲良くしていた。けれど、その言葉で私は「女の子」なのだと知った。それは生物学上の「おんな」ということではなく、もっと不確かな「女の子」という存在を。保育園から一緒な友人たちは片手で数えるほどしかいなかった。一番最初に、友人のことは「くん」「ちゃん」付で呼びましょう!と先生は無垢な声で行った。だからわたしはそら!と呼んでいた友人をそら「くん」と呼ばなければいけなくなり、わたしも周りの人からひかり「ちゃん」と呼ばれるようになった。女の子であるから「ちゃん」なのだ、と。それから、私は女性的なものを着れなくなった、着ている服は靴は自転車は全て「男の子」のために作られたもので、髪の毛も短く男の子たちと野球をしたりして遊ぶような人になった。「女の子」のために作られたギラギラピンクの靴、フリフリのスカート、長い髪に憧れはあった。自分もあんな服を着て、ちゃおとかリボンを毎回買って、付録を眺めていたいなんて思っていた。漫画なんて読めなかったのに。読めないコロコロコミックの付録のカードがうれしくないわけではないけれど、一度でいいから、りぼんやちゃお、プリキュア、おジャ魔女どれみに真っ白に心が踊ってみたかった。圧倒的に「恥ずかしい」という気持ちを持ったまま、私はそんなことを親に言えるわけもなく、一人で「男の子のものが好き」ということを演じた。全くの嘘ではなかったけれど、誰にも言えない憧れは持っていた。「女なのに、男の服着てる」と呪いに似た言葉をかけられても、そっちの方がマシだった。「女なのに」という言葉に肯定を感じ、この格好をしていれば「女なのに」という言葉をかけられれば、わたしは「女の子」であることを認められるような気がしていた、その言葉を受けるためにそんな格好を選んだ。「女の子」を排除した生活は学校にいけなくなる5年生まで続く。あの呪いが簡単にとけることはなかった。
小学一年生の頃に話を戻すと、保育園時代、全く文字を読むことを教えてもらわなかった。私の解釈として、文字を知らない世界を味わえる短い時間を作っていただったのだと思う。もう絶対に戻ることのできない感覚だ。その時間の中で、町の広告や絵本の文字、読めない私宛の手紙はどんなように捉えていたのかもう全くわからない。その時間がたまに羨ましくなる。全く知らない言語の文章を見ても、もう言語だと捉えてしまう。言語という概念がない貴重な時間だ。だから、小学校で初めて「文字」というものに触れた。今書いているこの文字だ。あいうえおのあから始まる。なんどもかき、覚えなければならないものだと教わる。それはそう、今になっては当たり前にわかるけれど、その頃の私はものすごく苦しかった。なぜ、あをめと書いたら間違いなのか、ぬとめ、はとほ、にとた、れとね、ちとさ、まとき、つとて。違いがわからなかった。違いがわからなかった、というより、理解ができなかったの方が近いかもしれない。閉鎖的なクラスの中で他のみんなは学校に入る前から言語というものに少し触れている人が多かったから、できないのはわたしだけなのだと思うとまた苦しくなる。保育園の環境とは違い、みんなと違うことは「悪」だという環境に押しつぶされそうだった。あんなに野草を見つけるのが上手で、名前もすぐに言えたのに。「あ」というものが「あ」であるという全く覆されることのない共通認識があり、それを当たり前のように理解するのが難しかった。なぜ「あ」は文字を扱う人々に「あ」という同じもので捉えられるのか、ということを考えてしまっては、暗記するというステップまでに沢山の時間を要し、程遠い道のりだった。覚えるためにたくさんの宿題が出た。家で泣きながら毎日あをいをうをえをおを、なんどもなんども書いた。音読も大嫌いで、みんなすらすらと読む姿にわたしは変な汗をかいていた。わたしの番になり、めとぬの違いを考えていればたくさんの時間が過ぎていて、何も言葉を発せられないその時間は苦痛そのものである。読めないものを読もうと頑張ってもみなができる、いる場所の何歩か手前でひどく挫けていた。その頃の私はまだその小学校という環境に慣れず、ちゃんと友人のような人たちと会話した記憶がない。牛乳アレルギーだったから、私が飲める特別の牛乳がみんなとは違う教室の冷蔵庫にあり、私は毎度取りに行かないと行けなかった。その教室には先生がいたりいなかったりする。いなかった場合、どうすれば、誰に聞けばいいのか、というかほとんどはじめましての人にどうやって話しかければいいのか、わからずそのことを考えていると、どきどきと体が変になる。硬直する。人がいた場合もなんと声をかければいいか、どうその教室に入ればいいか、教室前で中の先生が気づかないところに固まったまま、中の様子を伺い、けれど給食が始まってしまうという時間制限の中でまた体が変になった。学校なのに覚えられないひらがなのことばかり教えられ、そういう時はどうしたらいいか、体が変になったときは、の事は誰も教えてくれなかった。助けを求めたくても求め方がわからず���丁寧に教えてもらったとしても「男なのにスカートを履いている」と思われてしまう私が誰かに助けを求めているということが自分の中でものすごく恥ずかしいことだった。恥、とは違うはずかしさ。一年生の時、何度もストレス性のヘルペスになった、自由の時間以外にトイレに行くことができず、背の順では一番前、一番小さいサイズの制服がブカブカだった小さな体で膀胱炎になった。血の混じるおしっこを見ても親になんて言えばいいかわからず、本当に痛くなるまで黙っていた。ご飯は大好きだったけれど、緊張などで制限時間内に食べきれない給食を「食べましょう」と言われ、昼休みまでそれはいやだからと給食の中盤の時間でトイレに行って吐いていた。何を食べたか完全にわかる、ぐじゃぐじゃになった給食を便器の中に入れて毎回それを最後までちゃんと見届けるように流した。保育園の時に教えてもらった食べ物を大切にしなければならない、私たち頂いている身だという自分の中の哲学に反することをこの環境で強いられていることが悲しく、つらく、苦しかった。次第にわたしは自分の大切なことをどんどん諦めて行くようになった。この環境に順応するために、それを第一に考えて自分の大切な哲学を簡単に捨てることを選んだ。そうでなければ生きていくことが大変すぎてどうにかなってしまいそうだった。その頃は膀胱炎ということをいいことに学校内で体操ズボンを履くことが許された。その流れに甘え、私は学校に通っている間はずっと体育ズボンだった。決まった事を常に破っていることになるから何度も先生に「明日は履いてきなさい」と言われた。けれど「女の子」になるということは唯一譲れない、捨てきれないものだった。一番捨ててしまいたいことなのに、じんわりと縛られる呪いがい��も心の奥に住んでおり、その言葉は何度も何度も初めて聞いた時のように再生された。
天国のような保育園、地獄のような小学校を経て、こんな思い出したくないと感じていたことをなぜなぞるように書いているかというと、成人式の同窓会、私は1日も通ったことのない中学校の同窓会へ高校時代に出会った唯一の友人と参加した時に、保育園が一緒だった懐かしい友人に「久しぶり!」と当たり前に話しかけられ、嬉しく、その人はこの春から私たちが通っていた保育園で保育士として働くということを教えてくれてとっても嬉しくなった。その嬉しさがこの過去のことを思い出せ、時がたつという力はすごいな〜なんて雑に思った。思い出してちょっぴり泣いちゃったけれど。その子が帰り際に「ひかりの子供を保育園にいれてね!」と一声かけられたとき、やっぱりちくっとしてしまい、ここは生まれ育った地元であった、、、とまた諦めてしまった。その人がそんな気持ちで言っているとは決して断言できないけれど、地元の正義は「女は若くして結婚し家にはいり、子供をたくさん産む」ということだった。それがいやで逃げてきたのにその断片をこんな嬉しいときにも感じてしまうなんて、と私がそのことに執着しているからそういう風に捉えてしまうのかもしれないけれど、やっぱりちくっと体が変になった。しかし、私はあのかわいい小さなひかりちゃんから少し大きく成長した。私は変わったのではなく、できることが増えたのだと思う。だからその変になった体のまま、硬直することなんてもうほとんどない。「そのときはよろしくね〜」なんて軽々と返し、ざわついた心を人前から隠した。その隠すことをできるようになったのが良かったのか悪かったのかはわからないけれど、生きやすくなるのは確かである。あるが、硬直してしまっていた私が少し羨ましい。ないもやねだりだけれど。そんな素直に生きていくことができるのならば、いまよりも生きにくかったとしても、悲しいこと、虚しいこと、傷つくことをただただ受け取ることはできたのに、と思う。
あの呪いは未だにまだわたしのことをゆるく縛る。大学で上京して本格的な自由と不自由を手に入れた。自分の哲学だって取り返した。強くわたしの中に私だけの哲学は存在する。そしてファッションはジェンダーに付随しないことを皮膚感覚で感じ、それが喜びだった。だからわたしは今、自分で選んだ好きな服を着ている。買うものは男物ばかりだけれどそれはもうほとんどどうでもいいことになった。好きな服を着て好きな色に髪を染め好きなピアスをつける。もう誰も「女の子なのに」「男の子のなのに」なんて呪いの言葉をかけてこない。その街が東京だ、なんでもあるけど、何もない、お金で全てを解決できる東京の端っこで生きている。けれど、やっぱり憧れを捨てきれないでいる。心の深海で真っ赤なワンピースをきて可愛らしいサンダルを履いて、天気の良い日に外を歩きたいなんて思ってしまう。でも自分がそれをやっていることを想像すると恥ずかしすぎて吐きそうになる。苦しくなる。綺麗なワンピース、かわいい柄のスカートを見つけては「かわいい!」と思うのに買おうとは全く思えない。着れないことがわかりきっているから。
ハタチの人間が当たり前にできること、というもう大前提みたいな誰の目にも触れられないことをふと思い出して、それはすごいことなのだと気づく。文字がかけ、知らない人と話し、人前でもすらすらではないけれど話すことができる。傷ついたことを言われたら、おちゃらけて「めっちゃ傷ついたわ〜」なんてその場を意識した行動ができるし、一人でずーんと傷つき、人に迷惑をかけないことができる。時に本当に怒り、その言葉はどうなんだろう!と相手に私の思いを伝えることだってできたりする。その言葉たちを今のわたしは、あの頃よりは、持っている。
それは小さなひかりちゃんが毎日毎日頑張ってくれたから、頑張ってどう生き抜いていくか、どうすればいいか、と真面目に生きてくれたからである。本当に頭がさがるよ。小さなひかりちゃん。いや、今だって体は大きくなってしまったけれど、まだまだ小さなひかりちゃんなのかもしれない。けれど今が小さなひかりちゃんだったなと感じるのはまだまだ先の話である。
ありがとう、小さなひかりちゃん。私が今日、今まで生きてこれたのはあなたの残してくれた、こんなに小さなきらきらした生きる術のおかげだよ。でも、小さなひかりちゃんに「きらきらした」なんてことを伝えたら、あなたは咽び泣くと思う。現実はいつもきらきらしていることなんて少ないから。それは今もなおまったく変わらないことで、小さなきらきらを集めることに必死だけど、けれど、いつかそれが眩しいぐらいに輝くようなことがあれば嬉しいね。そんなことが起これば小さなひかりちゃんと共にものすごく喜ぶと思う。小さなひかりちゃんが行なっていたように、毎日の小さなきらきらしたものを今も私は集めて、感じて、喜んでいるから、大丈夫だよ。今年ももうオオイヌノフグリを見つけたよ、つくしはまだ先かな。
でも、まだあの呪いは完全には解けていないから、今のわたしも頑張るよ。あなたがくれた小さなきらきらしたお守りがあれば、少しだけ強くなれる。強くいなければならないなんてこともないかもしれないけどさ。
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hakobitsu · 8 years ago
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本当
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※縦書きリンクはこちらから https://drive.google.com/open?id=0B7K8Qm2WWAURck5UVVhhN1dDdEU
「イイダくん、今のわたしたちのバンド、全然好きじゃないでしょう」 「え」  デミオの前を、老人の集団がゆっくりと横切っていく。介護士らしき若い女が、手を振り回して老人たちを急かしていた。  すべてがスローモーションだった。  助手席のクドウさんの顔からは、何も読み取れ���い。 「好きじゃないって、どういう意味ですか」 「いや、そのままの意味だよ」  介護士が一度列を断ち切ろうとするのを無視して、髪の毛を逆立てた老人が通り過ぎていった。介護士はこちらに向かってペコペコ頭を下げる。  カーステレオからは、もう十数年前に解散してしまったバンドの古い曲が、うっすらとした音量でかかっていた。一曲の中で曲調が目まぐるしく変わる。まるで分裂病患者みたいな曲だ。
  ほんとのこと 知りたいだけなのに     夏休みは もう終わり
 曲が終わると、後ろに積んでいる機材がガタガタと音を出して揺れる音だけが聞こえた。
「顔見てたらわかるよ。ていうか最近のイイダくんの目、完全に死んでるよ。魚みたいだよ」  狭い坂道の上、対向車が次々来る住宅街なので、なかなか進まない。あからさまにこちらを睨んでくる車も少なくない。クラウンやシーマが相手ならまだしも、軽乗用車に乗った若い女も、普段すれ違うときには見せないのであろう鋭い目つきをこちらに向ける。この道を通るときはいつも気分が沈む。 「昔は死んでませんでしたか?」  うん、昔はね、とクドウさんは煙草に火を点けながら言った。 「イイダくん、これは決して君のこと非難しているわけじゃないからね」 「非難じゃなかったらなんなのでしょう」  クドウさんの口から煙が立ち上がって、デミオの天井に溶ける。 「みんなわかってるから。あんなの最悪の音楽だよ」  ふふふ、とクドウさんは笑った。 「このままどっか行っちゃおうか」  ははは、と僕は笑う。 「それ言う人って、絶対どっか行っちゃわないんですよね」 「おお、生意気だね」  クドウさんは僕に選択肢を預けているだけだ。 「はーあ」  何やってんだろうな、というクドウさんのつぶやきをかき消すように、バイパスの喧騒が窓から流れ込んできた。  鼻の頭を掻いたとき、指先からクドウさんの中身の匂いがした。口の中が粘つく。  僕もスピードを上げる。
 たくさんの客が来た。CDやステッカーも、開演前に随分捌けてしまった。 「まあ地元のライブハウスだからこんなもんでしょう」と、レコード会社から来ているスタッフが言った。「東名阪でどれくらい呼べるかだね」  ステージが暗転したのを確認して、僕はライブハウスの外に出た。短く繰り返されるギターのリフが聞こえる。終演後まで、僕は何もすることがない。  ライブハウスの裏手に停めたデミオの中で煙草を吸う。窓を開けると、ライブハウスの中の演奏がくぐもって聞こえた。  例えばこういうときに、隣国のミサイルが落ちてきたら、この箱の中にいる人々は熱狂のうちに死んでしまうのだろうか。誰もアラートに気づかず、ミサイルが近づいてくるのにも気づかず、ビッグマフと着弾の音の聞き分けもつかず、脳も骨も溶けてなくなってしまうのだろうか。  ライブハウスから漏れる音に対抗するように大きな声で叫びながら通り過ぎる若者の集団があった。その中の一人がデミオの中の僕に気づいて、「見てる人いるよ」と言って笑う。  別にこの箱の中にいなかったとしても、みんなそんなものかもしれない。  クドウさんの歌っている声が聴こえる。何て言っているのかは聞き取れない。  どこかから風呂の匂いがした。ボディソープかシャンプーの甘い匂いだ。近くの銭湯かアパートだろう。
「イイダくんはきっと、大物になるよ」とクドウさんはよく言った。  根拠はあるのか、と聞くと、うーんなんとなく、とか、まだ若いし色々できるじゃん、とか、毎回色々言うのだった。  昨日は、「言霊だよ」と言った。 「言っているうちに本当になるってやつ、あるじゃん」 「そういうのって、自分にかけるものじゃないですか」 「じゃあ呪いでもいいよ。大物になる呪い」  ははは、と笑って、クドウさんは食べ終えたデリバリー・ピザの箱の端に吸い殻を押し付けた。 「イイダくんは、どんな大物になりたいですか��」 「だから、別に大物になりたくないです」 「本当に?そんなに不満そうな顔してるのに?」  大物になって、世の中を自分の思い通りにしたいからそんな顔してるんじゃないの?こんな世の中おかしいって思ってるんじゃないの? 「わたしはイイダくんが神様か総理大臣になったら、きっと世の中はもっと丸くなると思うな。みんなが、無闇に隣人と手を繋いだりはしないで、ちゃんと良い距離感で、自分の正しさをおっかなびっくり疑いながら生きていくの」
 クドウさんはいつも、僕がいきそうになると、最後に首を絞めてほしいとせがんだ。それまでか細い声で鳴いていたクドウさんの声が遠ざかって、衣擦れの音だけが聞こえる。クドウさんだけじゃなくて、僕もどこか遠い場所に行ってしまって、そこに二人の影と音だけが残っているみたいだった。  ふと我に返って手を離すと、クドウさんはいつもしばらく目をつむったまま静かにしていて、やがて「死んだかと思った?」と言って少し笑うのだった。 「頭の中がからっぽになるのって、この瞬間だけなんだよね」  イイダくんがリセットするの。わかる? 「でも、今日はちょっと強すぎでした」
 こんこん、というノックの音で目を覚ます。 「ライブ、終わったよ」  ギターのワタライさんだった。僕は車を降りて、バンドの機材をデミオに積んでいく。 「すみません」 「いや、いいよ。ボランティアみたいな値段でやってもらってるし」  印税たんまり入ったら、焼肉おごってあげるね、と言ってワタライさんは笑った。  ワタライさんはもう大人だ。どうやって生きればワタライさんみたいな人間になるのだろう、といつも僕は思うのだった。 「あのさ、イイダくんさ、クドウとなんかあったの?」 「何かって何ですか?」  ワタライさんの長い髪の毛が、風に揺れている。瞼を伏せて、指先の煙草を見つめていた。 「別に、何でも良いんだよ。俺とクドウはただ一緒にバンドやってるだけだから」  ただ俺は、ほんとうのことが知りたいだけ。嘘つかれたり何か隠されたりするのが嫌なだけだよ。クドウとバンドやっていくにあたって。あと、イイダくんのことも大事な仲間だと思ってるよ。  ワタライさんは、他のメンバーとともにレコード会社のスタッフが運転する車に乗って去っていった。打ち上げにいくらしい。車の中に、クドウさんはいなかった。 「機材とクドウ、よろしくね」  そう言って、ワタライさんは長い髪をなびかせて去っていった。
 クドウさんは、バックステージにもフロアにもいなかった。  ライブハウスに残っていたスタッフに聞くと、フロア側の扉から出て行ったらしい。  クドウさんを探しながら、ワタライさんの言った「ほんとうのことが知りたいだけ」という言葉を反芻していた。  僕もほんとうのことが知りたいな、と思った。  ライブハウスに通ったり、自分で曲を作ってライブしてみると、答えが幾つもあって困る。結局自分だけを信じているしかない。ではほんとうのことが自分の中にあるかというとそうではないような気がした。  クドウさんの首を絞めながら、僕はどんな顔をして、何を考えているんだろう?
 クドウさんがライブをやっている間、ハンドルの上で夢を見ていた。  ライブ中にミサイルが落ちてきて、何もかもめちゃくちゃになってしまう。  どこかから抜け出してきたクドウさんは、「不謹慎だけど」と言いながら喜んでいる。僕も喜んでいる。街がめちゃくちゃになってリセットされたことにワクワクしている。これからどんな不吉なことが待っているのか、全く予想もつかないのだけど、僕たちはとにかくそこがゼロになったことを喜んでいる。
 ライブハウスの方に戻ってみると、クドウさんはデミオに寄りかかって煙草を吸っていた。クドウさんは黙って僕に缶コーヒーを渡した。アイスなのかホットなのか曖昧な温度だった。
 車がバイパスを通り過ぎると、クドウさんが話し始めた。 「今日見てなかったでしょ、ライブ」  そういうのもちゃんと知ってるよ、とクドウさんは言った。イイダくんいないな、と思ったからいつもより一生懸命歌ったよ。頭空っぽにして。 「イイダくんがいない方がちゃんと歌えたよ」  きっとわたしの中に、イイダくんに何か後ろめたい気持ちがあるんだろうね。ほんとうのことを知りたいっていつも歌ってるのに。  そんなことを歌っているんだ、今のクドウさんは、と思いつつ、僕はクドウさんの首を絞めているときのことを考えていた。クドウさんの頭の中を真っ白にする。風景も色も戻ってこないくらい真っ白に。すると同時に、首を絞めているはずの僕もクドウさんから彼方遠く離れたところに消えてしまう。  こんなことを続けていて、いつかどこかにたどり着くことがあるのだろうか、と僕は思った。 「バンドは、騙し騙し続けていくのが一番辛いよね」と、クドウさんが独り言のように言った。  坂道の前の小さな感知式信号で、車は停まる。深夜なので、車の通りはない。  もう、こういうのやめた方がいいのかもしれませんね、と口に出しかけた瞬間に、音もなくクドウさんの青白い手が伸びてきて、きゅっと僕の首を絞めた。
 頭の中が真っ白になる。
 信号が青に変わって点滅した。  クドウさんは、泣きそうな表情でまっすぐに僕を見ていた。  やがて、ゆっくりとクドウさんが手の力が緩んでいく。  僕は黙って車を発進させる。すぐにクドウさんの家の前に着いた。 「降りないんですか?」  クドウさんはまっすぐに僕を見ていた。 「どっか行っちゃおうよ」 「どっかって、どこに?」 「高速乗ってよ。わたし、サービスエリアで肉うどん食べたいわ」 「家に冷凍のうどんありましたよ」 「冷凍のやつじゃなくて。ほんとのやつがいいの」 「サービスエリアのだって、多分冷凍ですよ」 「いいから」 「いいんだ」
 デミオは滑るように坂道を下って行く。バイパスの明かりと、その先の暗い谷を目指して、車は走って行った。
※本短編は、イラストレーターの中野友絵さんのツイートから着想を得て制作しました。中野さんのツイート内の「漫画」と本短編は関係ございません。使用許可をいただいたのみです。
https://twitter.com/harunicanaria/status/912338422722838528
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kkv-main · 6 years ago
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MAGAZINE - 2019.10.30
それぞれの全感覚祭 Photo by Katsuhide Morimoto
今年の全感覚祭は様々なドラマを作ったと思います、そこで以下のライターのみなさまに協力いただいきそれぞれの全感覚祭を綴っていただきました。
ご協力いただいたのは以下の方々です、ありがとうございました。
石井恵梨子さん、大石始さん、渡辺裕也さん、田中亮太さん、金子厚武さん
まずはマヒトゥー・ザ・ピーポーのこの文章を読んでみてください。 http://s-scrap.com/3425
 前日はひたすら台風の動きを見守っていた。国民の代表者は顔を出すことも何かを語りかけることもなく、ただ「命を守る行動を」とNHKアナの連呼だけが続いた夜。なんとなく共同体に守られている、いざとなったら国が守ってくれる、そんな幻を信じられた時代はとうに消滅していることを思い知る。濁流が溢れ出す光景。無力すぎて泣きたくなる。誰もがこうやって見捨てられ、自己責任のシュプレヒコールの中、無力に死ぬだけなんだろうか。  
 理想よりも人命を優先して中止になった全感覚祭19 TOKYO。代わりに急遽決まった13日夜の渋谷サーキット「Human Rebellion」は、大袈裟ではなく、最後の希望のように感じられた。ボンヤリした何かに守られるんじゃない。自分から守りにいかなきゃいけない。本当に自由な音楽の鳴る場所を。  
 渋谷Duoに着いたのは10:30。まだ客足も少なくIDチェックもスムーズに終了。先にやっていたライヴが撤収したばかりで、まだ何も始まっていない時間帯だ。ぼんやりしていたら目の前に一台のバンが到着し、運転席からはノーベンバーズのマネージャーが。あれ石井さん何やってんの。いや暇だから搬入手伝いますよ。かくして即席スタッフとなる私。エントランスフリーの投げ銭制とは、こんなにも気持ちの滞りをなくすものなのか。演者/スタッフ/ゲスト/一般客という線引きがないから、本当に自分が大事にしたいもの、今やるべきことがスッと見えてくる。普段ライターとしてパスを受け取っている立場に、なぜか少しの羞恥を覚えた。そんなものじゃない、私が欲しいのは音楽だったと改めて気づかされる。そうなれば迷わず財布を開く。いや、先に開いているのは心なんだろう。全感か君もそれなりにかわいく見えてきた。  
 11時、クアトロ周辺はすでに長蛇の列だ。さながら渋谷に突然現れた巨大ヘビのように、それは秒単位で尻尾を伸ばし続けていた。ラグビー観戦後の酔っぱらいが次々と声をかけてくる。「これ、なんの列?」「今から何があるんですか?」。そんなに知られてないし言ってもわかんない、たぶんあなたたちは全然興味ない世界。だけどDIYで急遽行われることになった奇跡みたいなサーキットだよ。勢い込んでぶちまけたい気持ちをぐっと押さえ、一言「音楽イベントです」と答えておく。そうそうGEZANってバンドの、みたいな補足の声は上がらない。みんな素知らぬ顔のままだ。内緒にしときましょう、という暗号のようでもある。だってこれは彼らの声明をキャッチした人たちだけの祭でしょう? くつくつ笑い出したくなるような黙秘の快感を、渋谷の繁華街の真ん中で、私たちは確かに共有していたと思う。  
 11:25にクアトロ内へ。大量の客が相変わらず無言のまま5階フロアに吸い込まれていく。そして、突然に開花するみんなの笑顔。フロアでそれぞれがビールを飲み、知り合いを見つけてはしゃぎ、ゆらゆらと身体を揺らしている。なんだよ、みんな騒ぎたくて仕方なかったのか。ずっと我慢して黙秘を続けてたのか。台風直撃のニュースを知ってからほぼ一週間。ようやく全感覚祭が始まる。長かった。いよいよだ。無言のテレパシーみたいに飛び交う気持ちが膨らんでパンパンになった瞬間、爆音のSEとともにメンバーが登場した。そのときの歓声の凄まじさ、神懸ったような爆発力を、私は一生忘れないと思う。 
  「俺はメディアとかメジャーって枠に期待してないし、それよりは個人の力のほうを信じてる」。  
 かつてマヒトが語ってくれた言葉だ。狭いオルタナの世界で大きなうねりは生まれにくい。DIYはいいけれど、広めるという点ではどうなのか。そんな問いに対する彼の見解だった。正直、普段関わっている商業誌/音楽メディアを全否定された気分だったけれど、じゃあ自分はGEZANと別の世界で生きていくのかと自問するきっかけにもなった。答えはNOだ。属性は何でもよくて、私は今日、ただの個人としてここに来た(この文章を書くことも当初はまったく予定になかった)。みんなそうだろう。自分の意思で渋谷に集まり、それぞれの判断でカネを払い、それぞれのハコに散らばっている。問われているのは「どこに属すか」ではなく、「その選択をした自分を誇れるかどうか」だ。チケット代という設定すら取り払うことで見えてくるもの。選択することで顕になってくる己の輪郭や思想。湧き上がってくるエネルギーの清々しさに自分でも驚く。やっとわかった。これが彼の信じてきたものだったのか。  
 ライブの詳細やMC内容を逐一書くつもりはない。ただ、GEZAN一発目の始まりが「DNA」だったことは、この全感覚祭「Human Rebellion」の空気を完璧なまでに象徴していた。そのことだけを記しておこう。クソな真実をかき消すファズの眩しさ。マヒトは人差し指で遠くを指すような仕草を何度も繰り返してみせる。もっと遠くへ、誰より高く、イメージひとつで飛んでいこうと誘うように。それは理想論者の夢ではない、リアルな実感を伴う光景だった。どん詰まりの資本主義の裏側、機能不全な民主主義の果て、革命ごっこも終わったロックシーンの極北で、もう、新しい価値観は動き出している。 石井恵梨子
 渋谷��路上に群衆が溢れかえる光景を見て、僕は日本各地で目の当たりにしてきた祭りのそれを連想した。祭りとは五穀豊穣の祈願などさまざまな目的を持つが、担い手の魂を活性化し、生命力をチャージするためのものという一面も持つ。その意味では、全感覚祭とは祭りそのものでもあった。入場料は投げ銭、しかもフリーフード。音楽イヴェントとしては前代未聞だろうが、祭りや神事と考えれば決して珍しいことではない。投げ銭とは祭りにおける花代であって、投げ銭ボックスにガンガン札を入れていた彼や彼女は、イヴェントの観覧者という立場を超えて祭りの担い手だったともいえる。
 僕が運良く観ることができたのは、切腹ピストルズ、Tohji、KID FRESINO、BLACKSMOKERS、やっほー、折坂悠太、そしてGEZANの2ステージ(林以樂はタッチの差で見逃した)。ただし、どのステージで何を観たかということは大きな問題ではないだろう。あの夜の渋谷にいたこと、あるいはGEZANとその仲間たちが発信し続けたメッセージを受信したこと。それこそが重要だったはずだ。会場に入ることができなかった方々も、全感覚祭という極めて特殊な「祭り」を体験した当事者である。
  ひとつのコミュニティーやネットワークが何かに飲み込まれることなく、独立してそこに存在し、なおかつその存在を主張すること――それは社会に対する異議申し立てにもなりうる。そのことをいささか混乱したかたちで証明したのがこの日の全感覚祭だったはずだ。あの夜を体験してしまったからには、もはや傍観者ではいられない。この時代を生き抜くため、僕らは何をしていけばいいのだろう?  大石始
 下水から追われたネズミがセンター街を元気に駆け回っている様子をツイッターで確認し、戦々恐々としながら夜の渋谷に着くと、そこに溢れかえっていたのは、とにかく人、人、人。台風の襲来によって室内待機や避難を余儀なくされ、誰もが不安に苛まれた1日を経て、人々はその鬱憤を晴らすように外へ飛び出してきた。そんないつも以上に騒がしい渋谷で、全感覚祭は開催された。   開催中止から、まさかの緊急開催へ。キッズの落胆は一気に歓喜へと変わり、その興奮は渋谷全感覚祭というイベントに、尋常ではない熱気とカオスを生み出していく。そしてこの状況に触発されたのが、他ならぬ演者たちだった。もしかすると、出演した全バンド/アーティストが過去最高のライヴをこの1日で更新してしまったんじゃないか。それくらいにどの演者も凄まじかった。いま自分はとんでもない瞬間に立ち会っているーーそう思えるようなライヴしかなかった。大げさに聞こえるかもしれないが、本当にそうだったのだ。イベントに対するオーディエンスの期待値の高さと、そこから放たれる熱気によって、アーティストのパフォーマンスはこんなにも変わるのだ。  フード・フリーの会場には行けなかったものの、ラママでカレーをいただくことができたのだが、あれもまた貴重な体験だった。店員さんはこちらにカレーを差し出してくるだけで、投げ銭すら求めてこないのだが、こうした催しで食事をタダで提供されたときの背徳感は想像以上に大きかった(ので支払った)。それにしても、カレー、めちゃくちゃ美味かったです。
 最後は絶対に3度目のGEZANで締め括りたかったが、WWW Xはすでに入場規制。あえなくここで俺の全感覚祭は終了…かと思いきや、おなじく入場しそびれた友人数名とたまたま遭遇。まだ遊び足らないよねってことで、そのままコンビニ前で酒盛りがスタート。「今日のミツメ、ちょっと凄くなかった?! XTCみたいだったよね!」「入場規制で結局GEZANいっかいも観れなかったわ…」「あいつ、渋谷に来たけど入れなかったらしいよ。まだそのへんで飲んでるって」「てか、台風ハンパなかったよね」「このまま『ジョーカー』観に行こうかな~」。そんな感じで宴は朝までグダグダとつづき、いよいよ雨が降り出したところでお開き。間違いなく、全感覚祭は渋谷の街すべてを飲み込んでいた。
渡辺裕也
 2019年の〈全感覚祭・東京編〉で、僕がもっとも観なければいけないと思っていたのは、THE GUAYSだった。はじめに言っておくと、僕は彼らと特に親しいわけではない(キャプテン以外からは認知もされていないはずだ)。ライヴを観た回数も片手で数えられるくらいだし、バンドについてはファンとさえ言えない程度の知識しか持っていない。
 そんな僕が、なぜ今回THE GUAYSだけは観ておくべきだと考えたかというと、どのバンドよりも彼らこそがこの〈全感覚祭〉という大きな渦の中心で、その混沌としたエネルギーと対峙している存在だと思ったからだ。もちろん、看板を掲げているのはマヒトやGEZANだろう。だが、十三月のSNSに投稿された準備風景や、THE GUAYS自身の動きを目にするかぎり、彼らがこの祭りにおいて、紛れもなく中枢でもあり、最大の貢献者であることもひとつ事実なのだと思えた。
  にも関わらず、メンバーのヒロシの健康上の理由により、大阪開催の〈全感覚祭〉でTHE GUAYSが出演できなかったことはショックだった。いるべきときにいるべき人がいない。そうした役回りをこのバンドが背負うことに、ヒロイズムを投影することは許されなかった。
  頑なに悲劇の主人公たることを拒絶する態度は、〈全感覚祭〉も同様だった。台風による中止の決定からありえないスピードでの、渋谷での深夜開催。大阪での出演キャンセルを経て、ようやく復活をはたす今回のTHE GUAYSもまた、十三月チームの〈決して倒されない〉という姿勢の、小さな象徴でもあるように思えた。
  THE GUAYS前に出演していたのはLEARNERS。予想通りLa.mamaのキャパでは収まりきらず、会場には入場制限がかかっていた。入場待ちに並ぶと、入り口を挟んだ向かい側には、マークシティのあたりまで、参加受付(=IDチェック)を待つ長い列ができている。24時半頃だっただろうか、新規の受付が終了したことがアナウンスされた。〈え〜!〉と悲鳴があがるなか、パラパラと人が散っていく。そのなかに近付いてくる人がいると思ったら、ライターの金子厚武だった。彼は残念そうな顔をして渋谷の街に消えていった。
  さて、LEARNERSが終わると、ぞろぞろと人が退場し、無事にLa.mamaに入ることができた。他会場ではすでになくなっていた、赤色の〈全感覚祭〉ソックスの在庫があったので嬉しい。家族からゲットしてこいと頼まれていたのだった。
  小さなライヴハウスのなかには、ほかの小さなライヴハウスでよく見かける顔がやけに多い。〈全感覚祭〉という常軌を逸したとさえ言えそうなハレの場で、わざわざいつもと同じよう場所で、いつもの面々で、いつも観ているバンドを観なくても……とも思ったが、自分と同様に、みんなも、の日のTHE GUAYSを目撃しておきかったのだろう。
  そうした、いわばホーム的な空間で、THE GUAYSはほぼ定刻通りに演奏をスタートした。そのライヴは……思っていたよりも普通だった。だけど、それがとても良かった。4人のパンクスがステージに立ち、懸命に楽器を鳴らし、歌を叫ぶ。そして、オーディエンスは手を振り上げたり、笑ったりする。いつものライヴハウスの風景だ。もちろんヒロシやキャプテンのMCは感動的だったが、なんのへんてつもないTHE GUAYSのライヴだったことが、なにより素晴らしかった。カリスマでもない天才でもない僕たちと、いつもの場所。エクストリームさが取り沙汰されることの多い〈全感覚祭〉において、その中心にTHE GUAYSがいることは、すごく重要なことなのかもしれない。そこは、帰れる場所でもあり、何かをはじめる場所でもあるのだ。
田中亮太
 〈RAWLIFE〉にしろ〈東京BOREDOM〉にしろ、〈未整理なオルタナティヴが一番面白い〉と思う自分にとって、今年の〈全感覚祭〉は非常に魅力的なラインナップでした。会場と日時が急きょ変更となり、OKAMOTO’SやPeople In The Boxをはじめとした一部のアーティストが出演できなくなったことは残念でしたが、それでも千葉会場の中止決定から迅速にこの日の開催に向けて動いたアーティスト、ライブハウス、スタッフへのリスペクトもあって、〈見たい〉というより〈体感したい〉という想いは余計強まっていました。
 ただ一つ問題があって、僕はこの日自分のバンドのライブがあり、IDチェック・入場受付がスタートする22:00はもちろん、トップバッターを飾る23:30のGEZANにも間に合わないであろうことが確実だったのです。ただ、GEZANはこの日複数回出演するから、どれかを���れればよいかと思い、まずは自分も〈全感覚祭〉の出演者の一人であるかのような気分でライブをし、軽く打ち上げをして、一旦家に帰って��器を置き、〈0:00からのカネコアヤノには間に合うかも?〉くらいの感じで、まずはメイン会場のO-EAST/DUOへと向かったのでした。  渋谷に到着し、そこで待っていた現実はみなさんご存知の通り、O-EAST/DUOの周りをグルッと取り巻く長蛇の列。渋谷に向かう電車の中で、〈ノベンバと原田郁子さん、折坂くんと踊ってばかりの国のどっち見るかで悩む〉なんて呑気をツイートをしてたのですが、他の人のツイートはあんまり見てなかったので、状況が全然把握できてなかったのです。それもあって、この時点ではまだ〈マズイ!〉とも思わずに、むしろ〈すごいことになってる!興奮してきたな〉というサンドウィッチマンのような気持ちになり、〈みんな音楽好きじゃーん!〉という嬉しい気持ちの方が勝っていました。
 で、今にして思えば、ここでもうちょっと焦って、〈受付会場の中で一番規模の小さいラママなら、スムーズに受付できるかも〉と機転が利けばよかったのですが、自分のライブの打ち上げですでに軽く酔っ払い、浮かれていた自分がそんな判断をできるわけもなく、なんとなく〈とりあえずクアトロ行ってみるか〉と思うも、やっぱり待っていたのは長蛇の列。〈WWWX行ってみるか〉と思うも、もちろん長蛇の列。ここで初めて〈あ、これやばいんじゃね?〉と思い、やっと〈ラママが一番列短いんじゃね?〉と気づいたのですが、それでもまだまだ鈍感力を発揮し、〈これもう2:20からのDischarming Manが見れればそれでいい!〉とか思いながらラママに向かった自分は幸せなやつでした。
 案の定、ラママも受付待ちの人が並んでいましたが、他の3会場に比べれば中蛇の列くらいで、〈よし、ここに並べばとりあえず受付はできそう〉と思ったものの、少し並んでいると周りから、〈他の会場は受付自体終了したっぽい〉との声が。ようやく事の重大さに気づき、〈えー!〉と思ったのですが、冷静に考えれば、キャパが無限なわけあるまいし、受付の時点で入場規制がかかっちゃうことも十分あり得たわけで。〈ガーン〉と思いながらも、ラママの受付枠が残っていることに一縷の望みを託し、さらに待つこと5~10分……結局願いは叶うことなく、〈受付終了です〉との声が聞こえ、ここで僕の〈全感覚祭〉は事実上の終了となりました。
  印象的だったのは、〈何だよそれ!もっと早く言えよ!〉みたいなブーイングがほぼなくて、〈だよねー〉みたいな感じだったり、〈もう終電ないからオール確定じゃん!〉と笑いながら話しているような人が多かったこと。もちろん、中にはライブが見れなくてめちゃくちゃ悔しかった人もいたと思うけど、みんな〈全感覚祭〉の心意気に共鳴して、ライブハウスに入り切れないくらい多くの人が集まったことに、むしろパワーをもらってるように感じられたし、もともとそういうパワーを持ってる人たちが引き寄せ合って、この場に集まったってことかもなと思ったりもしました。というわけで、ライブはひとつも見れなかったけど、〈見たい〉というより〈体感したい〉という当初の目標はバッチリ果たしたので、ラーメンを全感覚で味わって帰宅。次はちゃんとライブ見たいけど! 金子厚武
 数年に一度、音楽シーンがあるひとつのイベントをきっかけに大きく動くことがある。シーンが動くというよりも新しい流れが認識されるといった方がいいだろうか。その日をきっかけにあるサウンドやシーンが閾値とでもいうべきものを超え、そのジャンルやシーンが広く知られる分岐点、その日を境に一気に広がり始め明確にシーンが浸透していくようなイベントである。1979年の新宿ロフトの東京ロッカーズ、1996年のRAIBOW 2000、1998年のAIR JAM、2004年もしくは2005年のRAWLIFEなどなど、ある程度の年齢の音楽ファンであれば心当たりがあるのではないだろうか?
  2019年の全感覚祭は4月の開催決定の報とともに、フードフリーのステイトメントがでた瞬間から特別なものになる予感が漂っていた。去年大阪堺にて2日間開催された全感覚祭2018の異様な熱気や、この企画の中心にいるGEZANのアルバムのリリースからドキュメンタリー映画の公開、Fuji Rock 2019のホワイト・ステージのライブの流れはすべて全感覚祭に向けて進んでいるように思えていたからだ。9月に堺で開催された全感覚祭は本当にいい雰囲気だった。このイベントはもちろん音楽が中心にあるのだけど、今年のフードフリーの効果は絶大だったと思う。ラインナップを見てもらえばわかると思うが、かなりエッジのたったアクトが一日中演奏している。去年もこのイベント独特のラインナップで時折フロアのテンションが上がり、全体にちょっとした緊張感が広がる瞬間があった。しかし今年はあちこちで振舞われる食べ物の掛け声が転換中に響き、みんなが食べ物を手にとって食べ始めると不思議に和んだ空気が流れていて、これまでに感じたことのないやわらかな雰囲気だった。
 今年の全感覚祭はひとつの分岐点だったと思う。しかしそれは冒頭に挙げたような音楽的な新しさを打ち出すという意味ではなく、今の時代に対して力強くプロテストの声をあげるのとも違い、自分たちのアイデアに素直に従った結果だったと思う。いまの政治に対して意見を言うことではなく、見に来てくれた人たちに食事を振る舞うことが、なによりも参加した人たちに現実を考えさせたのではないだろうか。フードフリーに協力してくれる生産者や調理してくれる人たちとのやりとりを細かくSNSにアップすることで、これまでアクセスすることのなかった音楽と農業がリアルに近づいて、それぞれの存在をお互いが知ってゆく。その流れを見て、現場で食事をした音楽ファンはどんなアジテーションよりも何かを考えはじめたと思う。
  そしていよいよ東京!と、僕らキリキリヴィラ・チームも芋煮のための準備をしていたところ、10月12日の東京は台風の直撃で中止となってしまった。それでもただでは転ばないのが十三月のチーム。13日の深夜、渋谷のライブ会場を複数押さえオールナイトで全感覚祭『Human Rebelion』としての開催となった。どの会場も入場規制ということもあり僕自身も4つのライブしか見れず多くは語れないのだが、これまで一緒に全感覚祭を支えてきたHave a Nice Day!や踊ってばかりの国の出演は全感覚祭のストーリーとして最高だった。なによりも、この夜の渋谷が十三月の夏の風物詩『セミファイナル・ジャンキー』の拡大版だったのはさすがと言うほかない。
与田太郎
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washijayosan · 8 years ago
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夏コミC92読書感想文
関東から離れて以来コミケはもう何年も参加できてはいないのですが、ご厚意で譲って頂いたり献本を��戴したりしたので、ぽつぽつと感想を書いてみようと思います。内容は以下の通りです。
aoiaki様『こえ部 vol.10』
ナツイロメソッド様『扉の向こう vol.1』
夏色キセキふぁんくらぶ様『夏色Attribution 3』
夏色キセキふぁんくらぶ様『夏色Attribution 2』(既刊)
夏色キセキふぁんくらぶ様『夏色のソラのさきのさき』(既刊)
さーくるゆたっと。様『こえよん④』
さーくるゆたっと。様『夏川家②』
さーくるゆたっと。様『佐倉としたい大西 雑なまとめ漫画の本①』
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aoiaki様『こえ部 vol.10』
我らが頼れる編集長、ばんばさんが代表を務めるサークル:aoiaki様による肉厚合同誌、もはやおなじみとなりました『こえ部』です。多数の寄稿者様と大ボリュームな内容のため、読むのも感想を書くのも結構骨が折れるのですが、みちみちと詰まった愛と熱量が凄くて、いつも圧倒されております。巻数も遂に2桁になりまして、しかも5周年だそうで。出会ってから衝撃を受け続けている存在。そんな素敵な御本に今回も寄稿させて頂いております。いつもお誘い下さってありがとうございます。続けて下さってありがとうございます。記念号、おめでとうございます。
表紙イラストはふわっとんさんことfouatonsさん。密かに「こえ部の表紙描いてほしいな」と思い続けていたので、個人的な念願が叶いました。文句なしに可愛いです。細かい意匠も楽しいし、彩度が抑えられた色味はファンシーに寄りすぎず甘さ控えめで、シチュエーションと相まって見ててとてもリラックスします。広い面の部分にまでムラか模様が描き込まれている…?と思ったら、これはテクスチャを乗せているのかしら。これが不思議と布部分に透明感を与えているし、さらさらした紙の質感と合わせてなんだかとてもシルクっぽい。あとたぶん枕元に置いて寝ると良い夢が見ら���そうな気がする。線が細くすらりとした華奢な体躯はとても女性らしく魅力的で、でもこんな子達も明日にはステージ上でがに股を披露したり暴れ回ったりしているんだろうなと思うと、とても胸がきゅんとします。(錯乱) 徳永純子さんによるデザインはキラキラした印象があって、天井飾りのような意匠や輝く星の煌めきを見ていると、絵の外側の景色まで見えてきそうな気になります。個人的かつ別な方のお話になってしまいますが、以前自分の絵にデザインを乗せて頂いた時に「これミスったなあ」なんてところまで含めて上手く活かして下さったことがあって。絵を引き立てつつ何かを込めるっていうのは凄いことだなあと思います。「こぼれそうな夢の果て」はNon stop roadからの歌詞の引用ではありますが、個人的に少しNEVER ENDING PARTY!!!!のイメージもあって。この瞬間というよりも、前の話か後ろの話か分からないけど、なんとなくそんなイメージ。4 colors for youっぽいとも思う。
目次を開いてまずは特集①スフィア「地図にない場所」。
LITLヨシダタツヤさんのグラフィックは全編通して良いスパイスになっていると思っていて、どこかずしんと訴えてくるものがある。ステッカーかフライヤーかCDジャケットか、みたいなイメージを持ちつつ、最初のこれは個人的にはPUNK。SPHERE IS NOT DEAD的なやつだったら実はこっそり嬉しい。りーさんのイラストはISMが元になってるのだけど、この調子に乗った彩陽さんがとても良いのですよね。もうめっちゃ好き。ぐわーっと躍動感のある構図は騒がしさすら感じるし、まだまだ遊び足りない、もっともっと先へ行こうという意志も感じる気がします。もぎさんの記事。私はこのミラクルスフィアというライブには参加できなかったというのもあって、終演後のtwitterで知った発表内容やその時の会場の様子から、あまり不安を感じなかった、それほど動じなかったんですね。(10周年に向けてという言葉があったからというのもあります) でも、実際にその場にいたらどうだったかな…と思うと、やっぱりもぎさんのように感じていたのかもしれません。もぎさんはひとつひとつの出来事や言葉や感情なんかをとても大切にされているなと感じていて、だからこそとてもリアルに響いてきたような気がします。2日目のお話や締めに至るお話は、ああ良かったな、と素直に思います。ざるそばさんのイラストは見開きでいきなりずるい。ああこういうシーン私も一度は描きたかったんだよね、と思った。表情や視線から想いが見えるような気がします。あの曲かなあ?と思ってセットリストを確認したら入っていたので、あの曲だと思うことにします。全然関係ない話なのですが、ざるそばさんはどちらかというとTrySailちゃんのファンなのかなという認識なのですが、スフィアライブで会うとしっかり青い人(○宮さんではない)になってひょっこり登場するし、今も昔もなんだかんだ沢山スフィアさんの絵を描いてくれていたりするので、好き、となったりします。さけとめさんの記事は、珍しく短いお話。(とか言うと怒られちゃう) でも私が好きないつもの、頭の中で探し物をする背中が見える、思慮と配慮を感じる文章だ。何かの最中やその前にある違和感みたいなものにいつも気付ける訳ではないけれど、それが過ぎた後に笑い話のように聞けたらな、というのは私も同じように思っていたりします。パチもんさんのイラストは、My Only Placeか何かの時に1曲だけドレスだったっていうらしいその衣装かしら。線やハイライトが丁寧で艶感があって、布の広がりや皺の流れまで含めてとても綺麗で。後ろの花も何かに由来してそうだし、調べておかなきゃ。あとなんだかとても姉妹感を感じていたりします。
『ISM』クロスレビュー。真っ先にみやっちさんのアイコンを見て笑ってしまった。尻やんけ!(私が描きました) 各々小さい枠で少ない文字数ながらも、それぞれ違った視点からいっぱいいっぱいに書かれた言葉達が読んでいて楽しい。読むとまたアルバムを聴きたくなるんですよねえ。いろんな出来事を経て、いろんなお話を聞いて、そうやって時間が経った後に聴くとまた違った感じ方をするのが好き。『My Best Song』スフィアはここでは置いといて、後でまとめて。
“We are SPHERE!!!!”からはりぽっぺさん、LITLヨシダタツヤさん、ウラロジさん、再びりぽっぺさん、ことねさん(わしじゃよ)がでででででんと。ヨシダさんのグラフィックはTシャツ企画に込めた想い(ナツイロメソッド様『扉の向こう vol.1』に詳しい)とか、10周年に向けてとか、そういうところだろうか。翻訳してみて「ああああ!」となりました。ウラロジさんはどーんと広さや大きさを感じるイラストで。以前私が描いたイラストの中で、そこに込めた想いとかその絵の先を想像したイメージがあったりするのですが、なんだかそれに近いような気がして嬉しくなると同時に、ひょっとしてそれを感じ取った上で描いてくれたのではなかろうか、私信か、と思いました。(妄想癖がある) こんなことを言うと何なのですが、豊崎さんの胸のなだらかなラインと、髪のかかり方と、まつげの長いお目々と、艶感の感じる口唇と(中略)がとても好きです。しっかり開いて眺めたい一枚。りぽっぺさんは数ページ前のも含めイラストと文章を。アメリカンなテンション感がよく似合うなと思っていて、思いっきりディフォルメされた4人がとてもキュート。明るい絵とは裏腹に、もうちょっと掘り下げて聞いてみたいお話があったりして、なんとなく、そこには”願い”みたいなものが強く在るのかな、と思いました。ところでりぽっぺさんのことを知ったのはTシャツ企画の時なのですが、こんなところにもまた凄い方が!と衝撃を受けたことを覚えています。例えるなら他のS級妖怪の存在を知った黄泉のような気分です。(怒らないでもらえると有難いです) 私のイラストについてはこちらの振り返り話と、こちらの+α記事を参照下さい。ことめぐさんことことぶきめぐみさんは漫画での参戦。文章やイラストが多く占める中、アクセントになってて良いですよね。とてもゆるくて自由なスタイルで描かれつつも、内容はシビアなところもあったりして。自分も今回のツアーは当初不安のようなものを感じていたり、始まってみれば今までとはまた違った楽しさを感じたりしていたのだけど、やっぱり多くの方に”今”のスフィアさんを観てほしいなあってとても思います。twitterなんかでそれが伝わるような活動ができれば良かったのだけど、その辺りは悔しさが残っていたり。ツアーも終盤だからもう難しいのかな��。かっきいさんといえばrinoさん、スフィアの話をしていても最終的にはrinoさんに行き着くかっきいさん、そんなかっきいさんによる『キミ想う旋律』についての記事。会話をしていても多分10秒に1回くらいはrinoさんの名前が出て来るし、文章を読んでいても多分1文に1回くらいはrinoさんの名前が出てくるかっきいさん。(怒らないで下さい。くだけてきたなって自分でも思います) それだけ真剣に、ずっとずっと長くrinoさんのことを見てきたかっきいさんだから、もうこの方がこの話を書かないでどうするの!くらいの気持ちで待ち望んでおりました。スフィアとrinoさんの関係性については、本人達の言葉も含めちらほら話に聞いてある程度把握はしているのですが、ここまで詳細に、細かい描写と説得力を持たせられるのは圧巻の一言です。解釈はあくまで人それぞれ、というスタンスでおりますが、頭の中には大切に置いておこうと思います。関係ないですが、We are SPHERE!!!!徳島公演で『風をあつめて』を歌い始めた時、イントロのド頭を聴いた瞬間「あ、これかっきいさん死ぬ」って思ったら案の定大崩壊していたのが忘れられません。ああもう良かったなあって。そんな素敵なお話の次に待つのはめだかさんによるまた素敵なイラストで。ああこの構図、これも私描きたかったと思ってたやつだ。個人的に『GO AHEAD!!』がとても好きで、その中で歌われている景色をずっと見てみたいと思ってて、その景色を『キミ想う旋律』に重ね合わせて見ようとしていたりして。だから、その景色に至る連続性の中のほんのひと欠片でも見られたような気がして、とても嬉しくなりました。その先に続く道なき道のような何かは、それってFuture Streamだなって思うし、たくさんあった変化の内の変わらないものの1つなんじゃないかなって思っております。
ようやく2分の1?3分の1くらい?特集②TrySail「果てしない”ing”」。
うじゃのさんから始まるTrySailちゃんの記事。普段うじゃのさんが綴る言葉達は、実のところ私にとっては受け止めるのが難しいものが多いなと感じていたりして。でもそこから受ける印象は、決して同じとも似てるとも近いとも言えないのだけど、どこか自分と重なる部分があるなと思ったりもしていて、その正体が何なのか、興味を惹かれ続けていたりします。ひとつひとつ、最後に添えられているかのような一言が好きです。2度目の登場ざるそばさんのイラスト。目を合わせたら最後、と言わんばかりのドヤ宮さんの存在感が凄くて、ついつい視線が吸い寄せられます。三匹子ブタが大変可愛いものの、荒波に揉まれすぎていて果たして大丈夫なのだろうかと不安になる。まあ大丈夫か。続いて見開きでれんれんさんと小羽(こはね)さん。れんれんさんのイラストは止めの絵なんだけど、なんだかとても勢いがある。れんれんさんの目を通して見たライブでの光景だとか、脳裏に焼き付いた瞬間だとか、たぶん沢山あるのだろうけど、その内の1つでもこうして見られることは嬉しいし、どうしても描きたかったであろうその表情は、とても素敵なものだなあと思うのです。1つ後の『衣・食・住・天』という記事は、本当にとても好き勝手にお話が展開されていたので、以前お会いした時の楽しそうな表情を思い出しました。この”好き”は鋭利だ。楽しみにしていたのだろうなあというのが読む前から伝わってくるどころか、放送前から既に熱く語られていたような気がするし、いっそ初めて出会った瞬間から脳内に直接ねじ込まれていたのではないかと思うレベルの何かがある。少し戻って小羽さんのイラストなのだけど、これがまた今にも動き出しそうで、わーっという声が聞こえてきそうで。これもまたれんれんさん同様、どうしても描きたかった、脳裏に焼き付いた瞬間みたいなものを描かれたのかなあなんて。もしかしたらステージ裏では心細かったりしたのに、一歩外に出てみたらこんなに世界は広くて、でも仲間達と呼べるような人達が沢山待っていてくれて、みたいなのだったりするのかなあと想像しています。
もうひとつ特集の前に、ディスクレビュー。
個人的に意外な組み合わせが多くて楽しみだったこのコーナー。まずはみやっちさんによる『adrenaline!!!』レビュー。音源を買えていない・エロマンガ先生を視聴していない・マギアレコードをプレイしていない、とないない尽くしで全く着いていけないのが悔しい。ポータルスクエアでMV視聴した程度の知識しかないので、できることなら早くなんとかしたい。かーなさんのイラストは、これも『adrenaline!!!』なのかな?こんな感じの振り付けを『Chip log』『BraveSail』辺りで見たような気がしたので、ちょっと逸れた話になっちゃうけど、TrySailのテーマ性とかモチーフって、見ててちょっと羨ましくなっちゃう。スフィアにもあったと私は思っているけども、なんだかそれより上手い使われ方をしているというか、強いというか。演劇みたいな振り付けもそうした強みの1つかなと思って、良いなあって思うのです。続いてさけとめさんによる『トクベツいちばん!!』レビュー。みやっちさんもそうだったのだけど、本当に良く知らないのか…と思うくらい、それぞれよく見て、感じて、考えて書かれているのだなと驚かされました。新鮮な気持ちで楽しく読ませて頂きました。ゆう。さんのイラストは、ちょこんとした佇まいの麻倉さんがまた可愛くて。いつも通り遊び心が散りばめられているのだけど、油断していたら青い人にぶつかって笑ってしまいました。そして3つ目はうじゃのさんによる『ハニーアンドループス』レビュー。以前うじゃのさんが書かれたスフィア(豊崎愛生さん)のお話���読んだ時に、上手くは表現できないけれどものすごく心が震えた感覚があって、それからまたそんなお話が聞ければなあと密かに楽しみにしておりました。本レビューを読み終えた時の感情はその時とはまた違っていたけれど、「そうそう、この質感はうじゃのさんのだ」と確かに思ったのでした。すっと読み流したりなんてさせてはくれない、どこかに必ず引っかかるものがあるような表現を伴う文章が、私は好きです。りぽっぺさんのイラストは以前描かれていたものとはまた違った印象の世界観で、シルエットになってるのも含めて「こうきたかー」と唸ってしまった。まだまだいろいろ引き出しがありそうで凄い。締めくくりにどどんと玄米茶おいしいさんのイラスト。TrySailの3人は描かれているのをよく見かけるけれど、スフィアメンバーはとても珍しくて、しかも豊崎愛生さん!フルカラー版が印刷されたポストカードは、見た瞬間ボルテージが急上昇しました。お菓子なんかの描き方がまたとても美味しそうでねえ。夜中にじっくり見るものではなかった。見て楽しむだけじゃなくて勉強にもなる一枚。技術盗まなきゃ。
最後の特集、アニメ作品特集「アイドルアニメは、伝えてくれた。」
はぢめさんによる『プリティーリズム』の記事。このシリーズもほとんど触れてこなかったせいで全然分からない…こともなくて、最近少しだけ知識が増えた。まず、そもそもシリーズだと知らなくて、それぞれ全然関係ない作品だと思っていた。中でも一番良く分からなかったのが『KING OF PRISM』で、twitterで見かけた映画の感想が軒並みぶっ飛びすぎてて、良くも悪くも私の中で強烈なインパクトを残してくれた。そのせいで、はぢめさんには本当に、本当に、ほんっとうに申し訳ないのですけれど、「プリズムの煌めき」等のおそらく作中で当たり前に使用されているワードが飛び出すだけで腹筋がシックスパックに分かれてしまう訳です。本当にごめんなさい。でも記事の内容はとても分かりやすくて、ようやく本筋の作品達について少し理解が深まりました。ケイスケさんによる『アイカツ!』の記事。アイカツにはずっと興味があるのですが、話数が多いせいでなかなか手を出しづらくて。なのでキャラクターや、時々Blog等でエピソードを知る程度で、いまいち踏み込めない状況。ですが、本記事でもまたものすごく興味を惹かれたので、もうちょっと踏み込んでみようかなと思いました。それにしても冒頭の辺り、改めて落ち着いて語られるとちょっと笑ってしまう。あでいるさんによる『夏色キセキ』を基準としたアイドルアニメの記事。前後関係は忘れてしまいましたが、あでいるさんのこの記事だったか、他の方が書かれた記事だったかで『夏色キセキ』と『アイカツ!』『ラブライブ!』の関係を知ったのでした。驚いたと同時にものすごく合点がいきました。紹介されている楽曲も聴いてみたくなるものばかりです。あと、よく聞く「実質、夏色キセキ」のフレーズ、私はとても好きだったりします。りーさんのイラストはまた可愛いのなんの。膝裏付近や足首の皺、ヒールの具合がとても好きです。りーさんの絵柄は肉が少なめで骨感があるスレンダーボディなので大変大好物なのです。
もうひとこえ。スペシャル枠の『My Best Song』スフィアをまとめて。
皆様選曲には相当苦労しただろうな…と思われる内容ですが、自分だったらどういう基準で選ぶかななんて少し考えてみたくなります。考えるのも書くのも絶対大変だと思うけれど。南にこさんはとても眩くて真っ直ぐな想いを感じるし、はぢめさんはこれ、個人的に「還暦ライブとか、もうすっかり歳をとった頃に歌ってほしいなあ」と思っていた���でシンパシーを感じてみたり、あでいるさんは以前のこえ部で読んだお話を思い出してオチで笑ってしまったり、もぎさんは、「好き」の一言の中にとても沢山の感情が詰め込まれているのだろうなというのが伝わってきました。
あとひといき。連載枠もまとめて。
はぢめさん、アニサマでi☆Risphereをやったのもあって、少し興味がむくむくと湧いてきました。ゆう。さん、花澤香菜さんの楽曲は興味はあれどまだ聴けてないのですが、描くという視点で聴いてみるというのは楽しそうだなあと思いました。南にこさん、なんと連載!やTrySailちゃん!ということでいろいろと驚きました。あでいるさん、メタ視点的な某かを感じつつ、舞台の魅力をもっと知りたいと思いました。かっきいさん、チケ取りに苦労されてた印象がありますが結果全通だそうで、凄いです。某氏がシンデレラライブを大変気に入ったようなので、良ければどうか宜しくお願い致します。
ラストは裏表紙、パチもんさんこと、遠藤仁先生。裏から見れば「いらっしゃいませ、ご案内します」なのだけど、読み終えてここまで辿り着くと「また来てくださいね」とお見送りしてくれているような、そんな気分になります。ひふみさんのカラーってこの前に一度?見たことがあったらしいのですが、忘れていて「こんな配色だったんだ!」と驚きました。(個人的に赤~オレンジ系がメインカラーなイメージがありました) 地図とかすっごくそれっぽい!本当にこの場所にお店があるのでは?と大変テンションが上がりました。私も常連さんに混ざりたかったなあ。
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ナツイロメソッド様『扉の向こう vol.1』
やまぶちょさんが代表となって創立されたサークル:ナツイロメソッド様、その創刊号である『扉の向こう vol.1』、そして「覗いてみよう 新しい世界」というキャッチコピーに、表紙イラスト。新しいものずくめではあるけれど、知り合いの方々が多く関わっているということもあって、ある意味で安心感や信頼感のようなものを感じていたり。でも内容の方は「ここだけの話なんだけど」みたいな一面があったりして、新鮮で刺激的で面白かったです。表紙からして(個人的にイメージする)文芸雑誌感があって良い。
表紙はイラストが遊佐千愛さん、デザインがLITLヨシダタツヤさん。千愛さんのイラストは絵柄とか空気感とか場面の切り取り方とかが独特で、見るたびにいつも唸らされます。私には無いものを多く持っている方だから刺激になることが多い。サークル名と本のタイトルが元になったと思われる夏の日常を表す風景に、風鈴を扉に見立ててその先には日常とは違う世界が広がっている、そんな一枚。なんだけど、外の景色だけど空から風鈴がぶら下がっているような構図で、風鈴が向こう側の世界を映す役割であると同時に、この景色の手前側にも別な世界が広がっているような(例えば風鈴の吊り下がった窓から外の景色を眺めてるとか)、そんな役割にもなっている構図なのが面白い。あと、水彩系の色選びや塗り方の為か、青空が広がっているのだけどなんとなく水分や湿度なんかを感じたりして、そう思うと本文のページ端の帯色が段々濃い色に変わっていくのも雨上がりの晴れ間の虹みたいに感じられて良いなあと思ったりしています。ヨシダさんのデザインも格好良くて、絵の世界の境界を強調させるように入っている題字は手書き(風?)だし、黄色が効いたコンテンツの一覧は付箋のような趣があるし、サークル名はスタンプっぽくなっていて、なんだかとてもアナログ感がある。全体的な質感は優しいのに、内側にはしっかりとした思想が哲学を秘めているような、そんな印象を感じます。
初めにやまぶちょさんによる田村ゆかりさんの記事。個人的に田村ゆかりさんには苦手意識があってあまり積極的に興味を向けたりはしないのだけど、ファンの方々はいつも楽しそう、幸せそうだなあって思っていて。やまぶちょさんの記事もそんな楽しそうな雰囲気がストレートに伝わってきました。ゆっきーさんによるfhána×小沢健二さんの記事。両アーティストさんともほぼ全く通っていないせいで、知ってる方ほど内容を楽しめないのが悔しいです。ただ、興味自体は多少なりともあったので、その興味をぐいぐいと引っ張って惹き込んでくれるような、そんな文章でした。LITLヨシダタツヤさんはスフィアのTシャツコンテストの記事。企画開催当時、「このデザインのTシャツ欲しい」と思ったのが普通にヨシダさんのだったし、並々ならぬ熱意も感じていたので個人的に応援していたのだけど、twitterでも投票制の懸念事項・問題点が呟かれている通りの結果になってしまって。以前から「(おしゃれとまでは言わずとも)ダサすぎず普段使いできるデザインのグッズが欲しい」という意見を割とよく見かけていたのでそういうデザインに票が集まるのかなと思ってたら、まあキャラクターものがランキングを占めていて、予想はできたけどちょっと意外で、実のところ残念な気持ちはありました。(※不満はありません) だから、その辺りの気持ちとか、参加に至る精神状態とか、クリエイターとしての気概とか、いろいろと共感しました。読めて良かった。萱沼真一さんによるスフィアの記事。ビジネス的なお話や裏事情に関するお話を書かかれる方は少ない印象がありますが、そういう意味で貴重で面白いお話が読めたなあと思います。音楽活動の休止については他所で読んだ意見が自分の考えに近いかなと思ってはいますが、こちらも頭の中にいつでも置いておくつもりでなるほどふんふんと興味深く読ませて頂きました。ケイスケさんの記事は、主に自分自身のスタンスや周囲へのお話。私がとても好きな文字書きさんといえば、真っ先にさけとめさん(文脈を無視した唐突なさけとめさん)の名前が挙がるのですが、ケイスケさんもその1人で。真面目な表情と声色で語られる言葉達の中にちょっとしたユーモアを織り交ぜるのが好きで(何度も言ってしまっている)、ついついペースに飲み込まれてしまいます。ケイスケさんがもし完全に閉鎖的な活動だけに留まっていたら、こうやって好きの1つになることもなければ、直接出会えることもなかったと思うので、”面倒な人間”でいてくれて本当にありがとうございます。あでいるさんは『魔法のステージ ファンシーララ』という作品についての記事。初めて聞いたタイトルではありましたがびっくりするほど興味を惹かれて、一気に読み終えたあとに速攻でGoogleで検索しました。上手い文章だなあ。今現在は作品を観る手段がありませんが、機会があれば観てみようと思います。灯華さんによる映画「虐殺器官」の記事。灯華さんの文章は読むたびに「”オタク”だ」と思うのですが(ネガティブな意図は一切なくて褒め言葉として書いているので怒らないで下さい)、私自身は声優オタクでもアニメオタクでもないので、全然知らないお話や難しいお話をたくさん書かれていて凄いなあといつも感心させられます。(「虐殺器官といえば、しるさんことredjuiceさんだあ」と思う程度の知識) 怒涛の勢いで語られる密度の高いお話は、周囲の文字書きさんの中では異質の存在で、新鮮な気持ちで楽しく読ませて頂きました。
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夏色キセキふぁんくらぶ様
夏色Attribution 3
夏色Attribution 2 (既刊)
夏色のソラのさきのさき (既刊)
「夏色キセキふぁんくらぶ様って”代表”の名を冠する方が何名かいらっしゃる…?」とずーっと疑問に思っていて、今更になってようやくその謎が解けました。(現地での活動時と同人活動時でそれぞれ分かれていらっしゃるのですね ) そんな夏色キセキふぁんくらぶ様(代表よっしーさん)の新刊と既刊2冊。
夏色Attribution 3
テーマが水着ということで、全体的に肌色成分が多めな一冊。個人的に夏色キセキと聞いて真っ先に思い浮かべるのがキャラクター達と下田の町の景色なので、そういえば水着(海)のシーンはそんなに多くはなかったなあと思ったりするのですが、そんな貴重なシーンの中で印象的なものはというと、優香が超速で衣服を脱いで海に飛び込むシーンです。(ルパンか)
そんな水着本ですが、僭越ながら表紙イラストを担当させて頂きました。裏話的なものはこちらの記事にまとめてあるので、興味がありましたらご参照下さい。ということでここでは割愛します。
まえがきからページを捲るとイラストがどどどんと。L-Sさんのイラストはアニメ調のようでどこか漫画っぽさを感じる一枚で、爽やかな空の薄青と躍動感が印象的。優香はこのまま脚から入らずに大の字で全身からばしゃーんと入水しないかなと妙な期待をかけてしまいます。沖名なおきさんのイラストは透明感がありつつもふにふにとした肉感のある肌と、きらきらした瞳や髪、水の表現が素敵です。かもしかやしゃもじさんのイラストは落ち着いた緑の中でボトルや紫陽���の青や紫がアクセントになっていて、個人的に湿度の高さを感じます。スイカ係さんのイラストは水着→足つった優香という連想が面白くて、でも涙目がかわいそうで早く治まって元気に走り出してほしい気持ちになります。ふれぁさんのイラストは対照的に笑顔でピースサインを向ける夏海で、前ページの優香との扱いの差をどうしても感じてしまうのは内緒です。髪の色と質感が好きだったりします。鐡大和さんのイラストは入り江かな?と思いつつ、海から繋がる鍾乳洞みたいなのも良いなあなんて想像が膨らみます。ライティングと紗季の優雅な佇まいが好き。表紙イラストを挟んでフラワースタンド寄贈時のお写真・レポート、寄稿イラスト。両日とも現地には赴けなかったので、こうして当日の様子を知ることができるのはとても嬉しいですね。送り主の名前に遊び心があるのは好きです。フラワースタンド寄稿イラストの裏話は以前書きましたこちらの記事にて。
モノクロページはまず河原水面さんの漫画で、張り切る割に良いところがない優香と消毒槽で沈む凛子に笑ってしまいました。黒崎まいりさんの漫画は夏海&紗季が遊びモードなのが珍しかったり、抵抗むなしく敗北する優香&凛子のむっとした表情が可愛いです。よっしーさんの雑記については後の『夏色のソラのさきのさき』の方に置いて、ベストシーンのファンコメント。自分だったらどこを選ぶかなあ。凛子ママの「いつ帰ってくるの?」かなあ。あでいるさんの小説の紗季はなんとなく鼻血が常時装備なイメージがあって(アニメ第9話のやけに艶めかしいアレみたいな)、優等生なんだけど夏海と面と向かうとtheポンコツ、みたいな、そんなイメージがあります。シュウさんの漫画+イラストは料理下手設定にちなんだやりとりが面白くて、特にラストの”間”で笑いました。あとお刺身が美味しそう。ウェットスーツと水着と浴衣で更に三粒美味しい。cobeさんのイラストはアルバムか手紙に挟んだ写真のような構図で、何年後かにそれを見ながら会話しているような、そんなシーンが思い浮かびます。マンガをうpする人!さんのイラストは足と見せかけて脚!ありがとうございます。四方木もちはさんのイラストは絵柄の可愛さはもちろん、夏海の腹部と骨盤(腸骨)に視線が惹きつけられます。さのまこさんのイラストはカワイイもセクシーもあるけど健康的な色気があるのが好きです。夏海は可愛いのも良いけど成長してからの格好良い姿も見てみたい。ものポーラーさんの漫画は、いろいろな変化があって時間も経ったけれども、いつまでも変わらない関係性とこの瞬間というのは尊いものなんだなと思わされます。
夏色Attribution 2
テーマは冬。そうそう、こういうの、こういうのが読みたかった。夏以外の季節のお話。個人的に何故だか妙に描きたい欲を刺激されたりもする。アニメ本編が冬のお話だったらどんな作品になっていたのかなあ。
表紙はchikaさん。一緒にホットドリンクを飲もうみたいなシチュエーションで、なんだかキャッチコピーを付けたくなるような一枚。なんでだろうと頭を捻って、少し経ってああそうかと気付いた。アイドルデビュー後のドリンクのCM、みたいなイメージを想像しているんだ私は。全然関係ないけど、自販機でホットドリンクを買う時は大体コーンスープかおしるこを買います。
開いてすぐに河原水面さんの漫画なのだけど、初詣のお誘いにくる3人の明るい声と雰囲気が、この漫画だけじゃなくて本全体としての物語の幕開けになっているのがとても良い。冬の夜の冷たい空気感や静けさ、一方で人々の騒がしさやそわそわ感が伝わってくるのが良いなあと思います。あでいるさんの小説はバレンタインのお話。でも決して浮かれた話に終始しないのが良い。ビターもミルクもあるんだよ、的な。ものポーラーさんの漫画は中学1年の冬のお話、かな。少しずつ大人に近づいていてもまだまだ子どもらしい若々しさが感じられる。コメントを挟んで次はスイカ係さんによる「夏色キセキっぽいお酒」コーナー。あ、こういう企画楽しい。よくファンの方が作品やキャラクター、演者さん達にちなんだお酒なんかを嗜んでいるのを見かけるけれど、こうやって紹介してもらえるととても飲んでみたいなあって気持ちになる。マンガをうpする人!さんのイラストは後ろで雪(?)を降らせている夏海の表情と格好、それと紗季の対比がツボで。さのまこさんのイラスト、「寒さに弱そう」(だけど凛子だけは平気)なイメージ、とても同意です。優香にはイヤーマフ、紗季にはファーの帽子を被ってもらいたい派です。
夏色のソラのさきのさき
アニメ第9話にちなんだタイトルの巡聖地礼ガイド本。下田に遊びに行きたいと長いこと言い続けている私ですが(未だに実現してない問題)、いざ遊びに行った暁にはこの御本を持参したいと思います。東京から見て静岡ってそれなりに遠征感を感じる距離だと思ってたのですが、最近になって割と気軽に行ける距離なんだなって気付きました。やっぱり関東圏に住んでる時にたくさん行っとけば良かった。八丈島も。
アニメ本編の細かい描写は忘れてしまっているので、写真や解説はとても有難いですね。新旧の比較なんかは、twitter等で下田の変遷についての話題をちらほら見かけていたのもあって、既に変わってしまった景色の写真を見て改めて寂しい気持ちを思い出してしまいました。
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さーくるゆたっと。様
こえよん④
夏川家②
佐倉としたい大西 雑なまとめ漫画の本①
ゆう。さんのサークル:さーくるゆたっと。様の新刊3冊。いつも御本ありがとうございます。ご挨拶を兼ねてお礼をしたいなとずっと言い続けているものの、未だに実現の目処が立たなくて申し訳ないなあと思っております。(もうずーっと言っている) 機会がありましたら何卒宜しくお願い致します…。
さてさて夏コミC92新刊。それぞれが大ボリュームなのに3冊合わせるともう超絶ボリュームで。続けることの難しさというのは日頃から痛感しておりますが、それをずっと実行し続けているというのはやっぱり凄いことだなあと改めて感じさせられます。新刊3冊ってだけでも凄いのに、こえよんに至ってはもう④で。見習いたい。
twitterでの連載は割と見逃してしまうことが多いので、こうして本としてまとめられているのはやっぱりとても有難いものです。私は普段スフィアさんとTrySailちゃんの情報くらいしか追っていないので、他の声優さんのことはあまり詳しくなくて。なので、こうして漫画を通していろんな方の面白いエピソードを見聞きできるのは新鮮で楽しいです。皆さん結構自由だなあ。気軽にぺらぺら読めるのも良いです。
こえよん④
p.64~67『1人1つ答えましょう』シリーズをはじめ、男女混合ネタがお気に入りです。p.74『そんなにですかっ!?』日笠さんの顔からリアクションから、本当にその光景が目に浮かぶこと笑。p.94『麻倉ももにおちた人たちその4』知ってるエピソードもちらほらあるおかげでシリ���ズ自体好きなのですが、その4は雨宮さんのダメっぷりがとても好きです。
夏川家②
家族のビジュアル含めBlogの話題を漫画化っていろいろ難しそうだなあと。ああこんな話題もあったなあなんて思いながら、p.18~19亀のお話でしんみりしてみたり、p.23の静電気のくだりで油断して笑ってしまったり。ナン痛そういえば全然聴けなかったっけ。
佐倉としたい大西 雑なまとめ漫画の本①
下ネタとか!そういうのが!多い人達だ!と読んでて思いました。p.43の変態さん酷い。下剤の話も酷い。あと極稀に見る他の方への風評被害的なのも酷い。
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cota-nust · 6 years ago
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●銀魂 ジャンプGIGA vol.3へ向けての記憶する記録
(2019.2.9 0:38)
 銀魂の感想は書くまいと思っていたけど、56巻の将軍暗殺篇の始まりを読んで考えが少し変わった。ジャンプGIGA3号目に向けて、今、いまこのタイミングに思うこと、そして初読に感じたことを書き残しておくべきなんじゃないかなあと。
 読み返すごとに思うところは様々に変わっていくけど、始めに読んだときに思ったことは決して無くならないし、それは何度再読したって変わらない。忘れずにそこに、自分の中にずっと残ってくれる。それこそ魂みたいに。そして再読するごとに変わる、その時々に感じることも、やっぱり同じ様に自分の中にずっと残ってくれるなら、ここに書き記してもそれは磨り減らないし、自分の中から無くならない。
 それなら、いま自分がどんな風に銀魂を好きなのか、それを少しだけ書き残しておきたい。全部じゃなくて良くて、残しておきたいところだけでいいから。
 もちろん「書かない」(書けない、かもね…こわいね)っていうことも一つの感想だと思うので、そこはそれということでひとつよろしく。  じゃ、行きますか!
◇56巻  ああ、終わりの始まりなんだなと、そう思った。  空知がこれまでの十年をフルに使う、本気のやつを描きに来たぞと。
 とは言え下ネタの勢いも激しく(カゲ汁)、ギャグ混じりで描いてはくれているのだけども。ふ○っしーそういえば丁度この頃だったね…(笑)ただ、ふっとばされた喜喜ががっつり怪我してる辺りからも、シリアス長編だぞ、分かってるな、ときつく伝わってくる。
 影武者の件に関しては、銀さん行かないでよ、万事屋の皆行かない…………訳……ないよね……と思いながら、うう……となった。だってあの三人がこの局面で手を貸さない訳が無いことを、私たちはもう知っている・・・・・・・のですよ。嫌になるほど知っているのですよ、ここまでの55巻を経た私たちは……。まして将軍はほんとのほんとに万事屋三人の命を救ってくれた過去があるからね。まあね、そうなんだよ、そうなんだけど。でも、やっぱり、と思いそうになるけど、なるんだけど!だとしてもそれでも、いやこの三人は行くんだって思うんだよ。だってさ、だってそうじゃなきゃ万事屋じゃないんだ…!私たちの知ってる万事屋は、銀さんは、新八は、神楽は、やっぱりそうするんだよ。そうだって私たちは知ってしまっているんだよ。
 空知の本気も分かっていたつもりだったけど、こういうの描ける人で、今までいい塩梅にセーブしてくれてたのも分かってて、ここからリミッター外してくるのも分かってたけど、それでもやっぱり将軍の首が飛んだ1コマで、あ、本気だ、って改めて思った。こっちもスイッチを入れられた。本気で読まなきゃだめなやつだこれは、と。いや別にいつも本気で読んでるんですけどね。
 あとは全蔵の眼がなあ…。初めて描かれるのはまず間違いなくこういうガチの場面だろうとは思ってたけど、やっぱりくるものがありましたね。
 ちなみに守護霊の話の始めの「こんな化物が499話ずっと銀さんの側にいたの!?」のくだりに何となく覚えがあるような無いような…だったので、この辺までは本誌を読んでたのかもしれない。確かに大学卒業が2015年春なので、2014年の夏~秋口とかなら読んでる可能性あるんだよな。いやめっちゃギリギリのとこまで読んでたんじゃん!っていう。ジャンプが転がってたら銀魂の掲載順は必ず確認してたからなあ。
 他にも色々あるけど、とりあえずはそんな感じ。47巻読もう。ア゛ーーーーーこわいなーーーーー!
 ――ああ、終わりの始まりの、足音がする。
(2019.2.9 1:40)
◇57巻  いつもの将軍かよォォォ!!の引きからの続き。将軍ほんとに死んでるのか?と思いつつ、始めから将軍が偽者だったっていうのはさすがにこっちも騙されたわ…。でもじゃああれは一体誰だったのか?とも思ってたけどまさかこういうことだったとは。全蔵の回想シーンで思わず「う゛あ……」と声が出てしまった。人間・徳川茂茂の命を護ろうとした、という表現がまたぐっとくる。
 表紙の阿伏兎の表情も印象的。先の展開でこんな表情が似合うタイミングが来るのかな。どっちかというと銀さんにも似合いそうな表情に思えるけど…でも銀さんがこんな表情になってしまう様な場面、見たく……うーん、ないなあ、やっぱり…。…そんな風に笑わんでくれよ。
 あと、この真選組と万事屋の関係がやっぱ好きだ。気に食わないけどお互いを認めてる感じ。見ている方向はバラバラでも、帰るべき場所は同じだ、っていう銀さんの台詞がもうそっくりそのまま言い表してるよね。別の正義だけど敵同士じゃない。
 生きて帰るのが友達の務めだっていうのもね。これはずっと昔から銀魂の好きなところの一つ。生きて帰るのが友達の務めだ。務めだからね。
 個人的にはこの高杉たちとの再対が、紅桜篇の時と対になってるのかなと思った。新八が武市に(紅桜篇の時と違って)躊躇無く一刀入れてたのが印象的でした。万事屋全員が揺るがなく万事屋メンバーであることが万事屋が万事屋たる所以なところが、力強いし、心強いなと思う。(「万事屋全員~所以」なところが、の意。分かりにくいな)
 あとあと、将軍を連れて廊下から飛び降りるシーンの三人の一瞬の目配せと、そこからの銀さんが柱を掴んでぐるっと反転するところがめちゃくちゃ格好よかった…!戦闘シーンでも、銀さんに剣を渡すのはいつも新八なんだなあというのがやはり印象的。とっておきのがもう一本、なんだよな。
 五百五十五訓の1ページ目、銀さんは昔と変わらない表情で描かれているのが、狙ってやってるんだろうけど気が引き締まる様な感じ。ここで新八と神楽の名前を呼ぶのもすごい好きだ。
 それで、神楽の、この地球で生まれた神楽アル、って言い切る強さがまた…大好きなんだ…!負けんな!神威なんかに負けんなよ神楽!あんなクソ兄貴一発殴って怒ってやれ!!という気持ちのまま次巻へ。
 あと五百八訓も読んだ覚えがあったので全然余裕で突入したところまで読んでましたね。いや全然ギリギリどころじゃなかったね!普通に突入してたね!次の巻あたりまでがほんとに読んでる可能性があるラストのところなので、ちょっと気をつけつつ読もう。なんかもう一話くらい読んでそうだわ。
(2019.2.11 22:36)
◇58巻
 上手い言葉なんてない。それどころか上手くない言葉すら見つからない。1冊読み進めるのに3度は思わず本を閉じて息を吐いた。その時間が必要だった。
 十年……十年間これを、これ・・をずっとしまい続けて、よくまあ十年も……空知先生…………銀さん……。つい二巻前にも書いたけど、ここまでの巻の全てが伏線になって、はっきりと提示してくる。そこに描かれた坂田銀時という男の在り様が、私たちに、まざまざと、鮮明すぎるほどに、過去と現在の銀さんを提示してくる。
 ずっと間に合わなかったんだとばかり思ってた。あと一歩届かなかった、もっと自分達が強ければ、と、そういうことだったのかと。そういうことだったのかと思ってたんだよ。こんな……こんな、なんで、こんな。
 どうしようもなく、何もできることは無いんだなと思った。たぶん作中の誰にもできることは無くて、もちろん読者である私たちも同じ様に何もできなくて、ただもう……どうか、どうかと祈ることしかできないんだなと……。願わくば、これから銀さんを襲うであろう困難を、銀さんが乗り越えられますように。何一つ取り溢さず歩いて行けますように。銀さんの道行きが、笑顔に満ちたものでありますように。どうか、どうか、と。
 59巻も続けて読んだので、ちょっとそっちの内容も入るけど、銀さんがこの先、銀さんの思う答えを見つけることができて欲しいな、と思う。今の銀さんは万事屋の銀さん��もあるから、そこには新八と神楽がいるから、きっと見つかると思う。
 高杉と相対する時だけはきっとずっと松下村塾の、吉田松陽の弟子の坂田銀時だったんだな、と。銀さん…。
 あと、それでも、銀さんのために私は少しだけ腹を立てたい。松陽先生に。なんで斬らせたんだと。銀さんはやってくれるって、願いを汲んでくれるって分かっててやったでしょう、と。他に何か手は、無かったんだろうけど、でも、それでも、それでも…!銀さんは確かに強いけど、ああいう人だから応えてくれるしその力もあるけど、松陽先生も近藤さんも背負わせるばっかりで、いやそればかりじゃないんだろうけど、でもさ、じゃあ、じゃあ銀さんの荷物は誰が一緒に持ってくれるんだよ。皆いるのに、いないわけないのに、いらないわけないのに、持たせられない人だって分かってるのに…それでも、それしか手が無かったんだとしても、でも、やっぱりそれでもさ、と、どうしても思ってしまうのですよ。銀さんはやっぱり、最後の最��で松陽先生の方に少しだけ傾いてただろうから、余計に。でも、松陽先生も銀さんたちに、楽しくなくったって、それでも生きてて欲しいって思ってたのかなと思うと…何も言えない…言えないんだよ…。先生…。
 これを書くのにもう一時間半くらいかけている。最後にちょっと気になった点を一つ。
 松陽先生ってあの…もしかして夜兎だったりします?なんか回想シーンの怪力具合と言い、髪とか肌の色といい、そう思うとそれらしく見えてきてですね…。あのいまいちこっちの話を聞いてない感じとか、よくよく考えると神威とテンポ感が似てるよね。過去も何かありそうだし、うーん、まだやっぱり分からないところだらけだなあ。
 そんなこんなで、次巻へ。祈りつつ。
(2019.2.12 23:16)
 
◇59巻
 58巻を読んでそのまま寝るのはちょっと…しんどい…続き…となったのでそのまま読みました。真選組の話。
 真選組もやっぱり、警察じゃなくても、近藤さんがいて、土方さんがいて、沖田がいて、皆がいて、それならどこでだって真選組なんだなと、改めて。逆にそうじゃなきゃ真選組じゃない。江戸を離れ、いよいよ時代が動こうとしている様が見えてきた。それでも皆の笑顔があるなら、どこでだってそこがやっぱり皆の帰る場所なんだっていう、それも再確認できて良かった。将軍暗殺篇からこっち、空知先生自身が自分に言い聞かせてるのかってくらい(それもありそうだけど)、もうあの日には戻れないんだ、皆でバカやってたあの日には…って何度も繰り返し語られるので、これは嬉しかったな。そうだよね、どこでだって、いつだって、って思えて。
 前巻を踏まえての、銀さんの、まだどっちも護れるって言葉が響いた。夢に見てるってことも…。答えが見つかりますように、今度こそはどっちも護れますように、と、やっぱり祈る。
 中盤、身を隠した銀さんが着ていた着物はあれ辰五郎さんの着物だったのかな。お登勢さんと目を合わせるシーンがいい。
 ヅラが銀さんを指して、とっておきのを残してきた、って言うのがまたいいんだよな。そんで、銀さんのとっておきは新八と神楽なんだな。
 あと、小銭形さんの再登場が個人的に嬉しい!カミュのくだりがいっそ懐かしい…(笑)
 いよいよ新政権との対立が明確になってきて、見廻組というか佐々木の思惑も気になるところ。いざ次巻へ。
(2019.2.12 23:52)
◇60巻  表紙が知らない人だ!の60巻。ついに60巻の大台に。  ヅラの一つ結び好きなんだけど一瞬で終わった。お互いの敵を倒しあうこの戦闘シーンが格好いい!  八咫烏は不吉の象徴である、という知識を持っていたような気がしていたんだけど、調べてみたらそうでもなかった。烏が不吉とされていたこと、八咫というのは実際に八咫(咫は長さの単位)ある訳でなく巨大であるという意のこと、あたりからそう思ってただけだったのかな。  あと奈落も単に深い穴ってだけでなくて、舞台装置の意も含んでそう名付けたのかな(空知先生が)。舞台装置が動くときは決まって物語が転換する時だから。調べたら地獄とかどん底って意味も出てきて、そういえばそういう意味合いもあるよなと。  名付けについてはあと、さっき気づいたというか思い至ったけど、奈落は烏、夜兎は兎で、合わせて烏兎じゃん、と。これ確か熟語で意味があったはず…(前に調べたことがあった)と思って調べ直したら、太陽の中に烏、月の中に兎がいるっていう中国の故事から、太陽と月のことを指しているらしい。あと、そこから転じて年月のことも指すとのこと(前調べたのはこっちで、烏兎怱々=月日が経つのが早いさま、の方)。ちなみに烏が有ると書く烏有は、いずくんぞあらんやの意で何も無いことや架空のことを指すし、烏有に帰す、は全く何も無くなることを意味する熟語。ここまでくると蛇足だけど、太陽と月のモチーフは吉原篇でも出てきたし、わざと対になるように名付けたのかなと思ったり。ちょっとこじつけすぎかな?あんま関係ないかな。とりあえず思考を残しておくために一応書いておく。  もう一個、奈落は今のところ、朧、骸(信女)、虚、と出てきたけど、どんどん実態が無くなっていくほど強い順になっているのかな。朧は隠れているだけ、骸はそこに肉体はある、虚は何もない、ので。いや、朧さんすごい銀さんに状況とか教えてくれるな…?と思って。松陽先生とも交流があったみたいだし、過去に高杉の左眼を潰しつつだけど止めたのも朧だし。やっぱり他の奈落たちと少し違う感じ。その理由はまだ分からないけど、そのうちまた明かされるのかな…。  といった辺りで閑話休題。本編の話の方へ。  初めて副長と呼んだ沖田もまた、真選組になれたのか、いやもうずっと前から沖田は真選組だったのか。第47条がぐっと来る。いつかの銀さんは死ぬな、と言って、いま土方さんは生きろ、と言う。やっぱり二人は似てるんだなあと思うし、この言葉選びの違いが二人の正反対さも示しているのかなあとも思う。斬り拓くために駆け出す絵、そしてこの台詞。熱い!  佐々木は銀さんや真選組と敵対する存在なのか、それとも大きく見れば同じ側に立つ存在なのか、いまいち真意が読めないと思っていたけど、こういう過去があったとはなあ…。敏い人だった、敏いからこそそこに至り、いまも尚ここで自分自身と戦い続けているのか…そうか…。佐々木の眼に近藤さんはどんな風に映ったんだろうな。  佐々木と松平のとっつぁんの間にもちゃんと関係性があるのが嬉しい。たぶん、ある意味ではとっつぁんだけが佐々木の理解者だった。それと信女も。信女との関係もこういう風だとは思ってなかったな。みんな自分自身と戦っているんだ。  神楽は本当に……強くなったなあ。  そしてあらわれた虚。表紙の人だ!見た目も何もかも強そうだけど果たして…。元奈落で現天導衆か。刀身が黒いのは何か理由があるのかな?  ところで新八の木刀って、もしかして一兄との一戦のとき銀さんから渡されたのそのまま使ってるのかな。何だか字が入ってるみたいに見えるんだけど…。そうだとしたらこれもまた熱いな。  そしてとにかく、腹を括った近藤さんの、俺と共に…の台詞が力強い!近藤さんはやっぱりこうでなくっちゃ。いつだってそこが真選組の場所なんだ!  次くらいで「さらば真選組篇」は最後になってしまうのかな。心して読む! (2019.2.13 23:11)
◇61巻  サブタイトルが「さらば真選組」。おまけに表紙が59巻と対になっているという粋な演出!色も緑系で揃えてあるのはきっとわざとなんだろうな。  土方さんはもうね、ずるいよね。鬼の副長にあんな顔されて言われたら無視できる訳ないじゃんね。それでいて自分はぎりぎりまで佐々木を待つんだからさ…。ずるいよなあ。  そして虚。いったいどういうことなの?誰なの?  いや正直なところを言うと、本屋で銀魂買うのに探してるときに、先の方の巻が平積みされてて表紙をちらっと見ちゃったんですよね。そしたら松陽先生っぽいけど明らかに悪い顔をしてる人がいたので、これは…?とはなってたし、虚が出てきた時も喋り方とか髪とかぽいなあとも思ってたんだけど、松陽先生のことをまるで別の人のことみたいに話すじゃないですか。別人格なの?これ誰?謎が残ったままひとまず退却になってしまったけど…一体どういうことなんだ…。  さすがに銀さんも固まったけど、そうなんだよ、今の銀さんは一人じゃないんだよ。銀さん一人の剣は届かなくても、というこの場面が過去と決定的に違うところを映し出していて熱い。今なら、今の銀さんなら届くんだ…!吉原篇とは逆に、神楽が銀さんを呼び戻してるところも良いよね。  近藤さんのシーンはさすがにヒュッと息を呑んだ。間に合わなかったのかと…真選組は近藤さんと共にあることが本当にまざまざと思い知らされた。近藤さんが居ない真選組は真選組であることがどうしたってできないというか…崩れたかと思った。けど、銀さんがつなげた。近藤さんの人選は正しかった。たぶん近藤さんの預かり知らないところで、銀さんにとってもそれはきっと意味のあることだった。  朧が背後の近藤さんにちゃんと反応して、鞘で防ごうとしてるのがすごいんだよな。これ近藤さんが朧を斬るつもりだったら、たぶん鞘で防がれてたってことだと思うんですよ。けど実際は鞘はノーダメージで左腕が落とされた。つまり、近藤さんは端から朧に致命傷を与えるつもりじゃなかったってことで。自分が決めるんじゃなくて、土方さんの斬撃を通すために動いて(土方さん利き腕やられてるし)、土方さんもたぶんそれをあの一瞬で汲み取ってるのかなと。それくらい何度も一緒に戦場を、死地をくぐり抜けてるんだよこの二人はさ…。  戦闘シーンは動きがだいぶ練られてるんだろうなと常々感じる。たぶん拾いきれてないところもある。個人的には銀さんも虚も柄��斬撃を受けるシーンがあるのが好き。松陽先生から盗んだ技の一つなのかな。  土方さんと銀さんは似てるけど、やっぱ土方さんの方が素直というか、銀さんの方がひねくれてるというか…とにかくまあ、やっぱり、似た者同士だよな。近藤さんありがとね。土方さんありがとね。銀さんと土方さんが、腹抱えて笑ってるの見れて嬉しかったよ。ありがとね。  お別れは必要ない、さらばだけど、さらばじゃない。――いってらっしゃい、真選組! (2019.2.14 23:41) ◇62巻  ちょっとだけ…と言いつつ、結局ほとんど61巻から続けて読んだ62巻。  虚、そういうことだったのか…というのが率直な感想。あ、アルタナ!…アルタナ…!?……アルタナ…?…あ、龍脈っていってたあれのことなのか…!みたいな感じでした。繋がってくるなあ…。虚もまた、自分で自分を終わらせられない、終わることの出来ない存在だったのか。松陽であった時、やっぱり自分を殺してくれる誰かを探しに、あるいは作ろうとしてたのかな…。  まあでも、色々納得した。そういうことだったのか。なるほどなあ…。  ところで、本当にぶち壊しなこと言うけど、虚はその…首…生えてきたんかな…?朧もなんか腕生えてるしな…。朧が血をもらったのは松陽先生だった頃の虚なのか、どうなのか。  あと虚が500年生き続けているとして、元はただの人だったってことなのだろうか。そうだとしたらあまりにも…。  そして高杉を救うために、かつての仲間たちが集結するこの展開…!銀魂初期の頃から、たぶん誰もが一度は夢想していた場面がついに…!しかし高杉と戦いに行く、じゃなくて高杉を救いに行く、になるとは思いもよらなかったなあ。高杉ヒロインポジションじゃん!と読んでる時にちょっと面白くなってしまった…(笑)  あと、三凶星、すごい物々しく出てきたけど正直次回1Pで倒されてそう…と思っている。将軍は本当に5Pで落ちたからな。あれより短そう。  ともあれ、それぞれがそれぞれの思惑を胸に動き出した。さてどうなるか…早く次巻が読みたい。 (2019.2.15 0:13)
◇63巻  表紙誰これの63巻。銀さんまんじゅう食べて太ったんか?  銀さんが攘夷戦争の時の仲間に慕われて、すごい!って言われてるところを見れて嬉しいしなぜか鼻が高い気分になった。そーだろうそーだろう!銀さんすごいんだぞ!強いんだぞ!どうだ俺たちの銀さんは!みたいな。高杉晋助に決まってんだろ!にも、いやいや銀さんに決まってんだろ、って心の中でね、言ってしまったよね。あと坂本のこういうとこ(桂浜の龍坂本辰馬で決まっ…)好きよ。一番色々見てるとこもね。  小さい銀さんがあ~やっぱり銀さんだな~って感じで嬉し笑い。ヅラに偶には俺とやってみるかって銀さんから声をかけるってことは、ヅラも当時から相当強かったんだろうな。  ヅラの本気のこういう戦闘シーンってほんとに初めてな気がするけど、やっぱ強いんだなあ。逃げの小太郎はともかく狂乱の貴公子はいまいちピンとくるようなこないような、って感じだったけど、今回のこれで合点がいった。今回ばかりはいつもと逆で、桂じゃない、なのがまたもう…!頭突きのシーン、いつかの銀さんと被って見えた。ヅラの影響だったのかな。  そして坂本のターン。簡単に死ねると思うな、が、すっと、曲がらず、けれど確かな質量を持って届く。喜喜にもそれは届いたんだろう。喜喜も、喜喜にそれを言った辰馬ですらも、やはり自分自身と戦っている。そして、それはこれからも続くんだ。坂本はどこまでも坂本らしいな。陸奥の曳き波って表現がしっくりくる。  銀さんの方は二人に続いてシリアスに戦闘シーン…と思いきや、思ったより序盤はギャグ強めの展開で一笑い。パクヤサ…(笑)三凶星を全員抑えて表紙を飾ってるのがまた笑いを誘うぜ。でも銀さん住所分かるくらいだから何気にまだ繋がりあるんだな、というのが垣間見えて笑みがこぼれた。  しりたきゃその目玉で…のコマでもそうだけど、銀さんのあの、わざと光が描かれない眼がいつもゾクゾクくる。銀さんはそうなんだよ、怖い人の一面も持ってるんだよ…。酷薄そうなあの眼に会う度にそれを思い出��。  あと、あの…569訓の扉絵の銀さんが…めちゃくちゃ格好良い…。背景が洛陽なのと雨の情景が相まってまたしっとりと渋くて良い。  まんじゅうと朝飯。明日の朝飯のために戦う、が、すっと心に入る。うん、…そうだな。銀さんらしい。  そしてなんだかんだでオッさんがめちゃくちゃ強い銀魂が好きです。次巻へ。  (2019.2.16 22:26)
◇64巻  またも表紙が知らない人だ?と思ったけど、じっくり見てあっこれ神楽のマミーか…!?となった。二年後篇の神楽に納得。  銀さんと高杉の戦闘シーンはいつも二人が対比されて描かれるのがすごく格好良いのだけど、今回はまたとびきりの…!相手の武器を使って相手の仲間を護り、相手の背後の敵を倒してそのまま自分の武器に持ち替えるというあの一連の流れが格好良すぎる!  そして四天王が集結…!私たち読者がかつて脳裏に浮かべたこの場面が本当に…!辰馬の言葉が本当にそう、そう思ってしまったよ。それでもやっぱり、胸を張って隣に立てる自分でいよう、そうでありたいと、それだけは譲れないことだね。四人の道はここでもう一度交わった。それぞれが今の友を連れて。なればこそ、旧き友のために、旧き友の今の友のために、彼らは剣を振るうんだ。  高杉が、三人が新八に銀さんを頼むって思いを託すのがいい。新八は、戦闘力こそ銀さん神楽に引けを取るかもしれないけど、誰かを連れて帰ることに関しては万事屋随一なんだから。絶対曲げないし折れないんだよ。  神楽は本当に強くなったね。今の自分を、地球で生まれたって言ってくれてありがとう。切り捨てるとか、諦めるとか、そういうことじゃなくて、繋ぎ留めるとか、護るとか、そういうものを強さって言ってくれてありがとう。どうか取り戻してほしい。  俺と死ね、とは…なんて口説き文句だろう。なんてものすごい…ものすごい口説き文句なんだろう…。私たちはどう生まれるかは決められないし、どう死ぬかも決められない。けど、どう生きるかは自分自身で決められるんだ、って、そう思ったりした。  神楽の強さはでも、母親譲りなのかもね。神威も強さを見つけられたらいいなと、今はそう思う。次巻へ。 (2019.2.16 23:16)
◇65巻  折り返しの空知先生の言葉がじんわりくるなあ。もうここしかないなと見えてくるものか…。  神威はもう止まれなくなってしまったんだな。それしか無いっていうのか。でもそうじゃないよなあ、そうじゃないよ。本当に戦うべきはきっとそこじゃなくて…。そしてこのやり方が銀さんらしい。不器用だけど、まるごと引き受けてしまう銀さんが、それでも、空っぽだと思っていた自分に意味をくれたのは新八と神楽だって言ってくれるのが誇らしい。それが銀さんの今の名前だ、って、それが全部伝えてくれる。  この局面で、お前も負けんな、って、そういう言葉が出てくるところがね、銀魂の好きなとこの一つだよ。たぶんきっと、ずっとそうだったし、もちろんこれからも。  笑って、怒って、泣いて、苦しんで、あがいて、一緒に強くなってきた万事屋だから、もう負けないんだ。  揺るがない強さを見せてもらった今巻。いざ次巻へ。  (2019.2.17 15:36)   ◇66巻  朧も松下村塾の、吉田松陽の弟子だった。松陽先生は自分の中の虚に負けてしまったかもしれないけど、抗った。その抗いが銀さんたち弟子を生んだんだ…。松陽先生の思いを銀さんがつないで、けどその銀さんに、松陽の弟子達に松陽の思いをつないだのはまぎれもなく朧だったんだ。だから、そうか、そういうことだったのか…。  朧は誰のためにも戦えなかったって言ったけれど、けどそれでも戦うことをやめなかったことが答えなんじゃないのかなと思う。抗うことを教えてくれたのはだって、紛れも無くあの時命を救ってくれた虚だし、松陽先生なんだから…。そして、朧が松陽先生に抗う術を教えたんだよ。死なせたくないって、人らしい感情を思い起こさせたんだよ。だからきっともう、なりたかったじゃなくて、なってるんじゃないかって、とっくになってたんじゃないかって、そう思う。そう思うよ。  最終章のはじまりに、1巻1話のはじまりのモノローグを入れてくるのはほんと奮い立たせられるような気持ちになる。銀ノ魂篇か…!  そう、喧嘩に勝つんじゃなくて止めるんだ。勝たなきゃならないのは喧嘩は喧嘩でも、と不敵に笑んでみせる銀さんを、万事屋を、かぶき町のみんなが、江戸のみんなが、そして私たち読者が、信じたんだ。その信じる思いもやっぱり揺るぎないなら、勝算が無くても負けない。負けない!  ところで、ここに来てふと思ったことを一つ。洛陽篇では神楽が、その前の話では銀さんがそれぞれ過去の自分に抗い戦ってきたけど、新八の話がまだされてないような気がするんですがそれは…?一兄の一件がその位置付けなのか、いやでも…もしかしてあえて最後に持ってきたんだとしたら、それは、もう本当に感嘆のため息しか出ないな。  負けない。希望を胸に、次巻へ!  (2019.2.17 16:17)
◇67巻  総力戦!一時身を潜めていた仲間達が次々と集結していく様に胸がすく思い。戦況は悪くなる一方で、今の銀さんの剣ですら虚に届かないのかと、銀さん本人も諦めかけてしまっていたその時に、いつかの言葉をそっくりそのまま返されるのが熱い…!どうか最後まで諦めないで、抗うことをやめないで、…負けないで、と、結局のところどうしたって祈ることしかできないけど、でも、それでも祈ることはできるんだ。きっと届くと信じることも。  喜喜の交渉のくだりは久々の感じでまた声を出して笑ってしまった。もう戻れなくとも、そこに笑顔があればいつだって!  実写化のくだりも入ってきて、ほんとにすごいところで実写映画入れてきたんだな!?って感じでした。地球滅亡しかかってるところだよ!  新八の剣を取る理由、そうだね、ほんとにそうだ。追いかけてた背中が今は隣にあるのなら、護りたいと思うなら、それは間違いでも許されないことでもないと、私もそう思いたい。これは新八の、きっと万事屋の誰よりも強いところなんだろう。  何だろう、怖いのにね。うまく言えないけど…今はただ、続きが読みたい。早く、早く。それだけが間違いなく言えるきっと唯一のこと。次巻へ。  (2019.2.17 18:24)
◇68巻  最終章に入ってからこっち、ずっとサブタイトルが昔の感じに戻ってて嬉しい。薄々思ってたけど、将軍暗殺篇から以降、今までのキャラクター全部出すようにしてるんだろうな。金さんまで出てくるとは思ってなかった!でもそりゃそうか、そうだよな。ちゃんと一人ひとりの過去や思いに決着をつけて、前に進ませてくれてるんだな、って伝わってきてちょっと目が潤む。空知先生にとったらみんなそうだよな、子供みたいなものだもんね…。  機械たちも自分の信じるものにかけて、その機能を停止させて。源外さんも自分の信じるもののために、それまでの自分をそこに置いて。どうしたってやっぱり、護り護られて生きているんだなあ、と。護るだけの人も護られるだけの人もいないことを、噛み締めるように心にしまった。  しかしハタ皇子がここでこう繋がってくるとは…!あとエリザベスは今度はいつのシフトの奴だったんだろう…(笑)坂本すらツッコミに回させるヅラのボケ力が本当にすごいな。  高杉と対峙した時に銀さん自身が言ってたけど、銀さんが切り捨てなかったものが、つながってきたものがこれなんだなあって、改めて。銀さんも万事屋も一人じゃないんだって、強く強く思う。  ああそうか、だから、ここまでの68巻が、それぞれの過去も現在もひっくるめてずっと地続きであるのなら、きっとここから先の未来もずっとずっと地続きに、それは続いていくんだな。どうしようもないくらいに、ずっと続いていくんだな。そうか、そうだね。そっか。…うん、そっか、そうなんだよ。  うん。次、読もう。次巻へ。 (2019.2.17 18:54)
◇69巻  はっこの618訓も読んだ覚えが…!ある…!2017年6号っていうとまだ大阪にいた頃のはず?たぶん2月ごろだよね、6号なら。どこで読んだんだ!?病院の待合とかか?全然記憶にないなあ…でもジャンプ見かけたらやっぱしつこく読んでたんだなあ。そんな過去の自分がちょっと嬉しい。  というか、これは69巻関係ないんだけど、これを書いてる今、久しぶりに、読むのが楽しみすぎてお腹の中がふわふわする感じがしてる。ねえ、続き楽しみだよ。楽しみだよ!読めるの嬉しいよ…!嬉しいんだよ…!…良かった、良かったよ…!声をあげて泣きたい様な気持ちがするくらい!ねえ、楽しみで、嬉しいんだよ、嬉しいんだよ…!  次郎長親分!平子!頼もしい仲間が帰ってきて、戦況もがらりと変わる勢い。今までの仲間達が集まって一緒に戦ってくれる、こんなに頼もしいことはないんだなあ。次郎長親分と銀さんの共闘は、前回もだけどとにかく格好良くて痺れる!二人揃った時のあの悪ガキな感じも、粋に決める感じも本当に格好良い!辰五郎さんの思いも一緒にここにずっとつながっているんだ、と、二人がつなげているんだ、とここでも思う。恐怖塗りたくってな、のくだりの銀さんが、そうだった、この人は攘夷戦争を戦い抜いてきたんだった…と思い出させるには十分な程に、戦慣れというか、戦をよくしってることをまざまざと見せ付けてくる。そうなんだよなあ、やっぱり当時から強かったんだよなあ…としみじみ思う。  ペドロのシーンは久々に慌てふためく銀さんが見れて楽しかった。ハーフになったけど今後大丈夫なのかな!?でもほんと、平和が一番だね。  そんなこんなで一時休息。読んでるこちらもちょっと一息つきつつ、次巻へ。なんかこの感想、ずっと書き終わりが来なきゃいいのにな、ってちょっと思ってしまったよ。 (2019.2.18 21:53)   ◇70巻  表紙、ぱっと見なんで銀さんシャツなの?と思ったんだけど、よく見たらそういうことか!だいぶふざけとるな…(笑)でも嫌いじゃない、そういうの。  銀さんのめったにきけない一言、そうだね、万事屋のみんなもまだまだってことでさ、だから、もう少しだけ。もう少しだけ、一緒に走ってくださいね、きっと。  しかしなんか、前々から思ってたんだけど、圓翔さんちょっと色々出張りすぎじゃないですかね!?なにが聖戦だよ!戦うしか残ってないのくだりはもう神威がなあ!いっぱい時間をかけてなあ!苦しんで、抗って、でも負けないで乗り越えてんだよちょっと前の巻で!同じことしようとしてんじゃねえぞ!…いまそんな 、そんなことしてる場合じゃないだろう!故郷を壊滅させられたその怒りは、悲しみは、苦しみは、他にぶつけるべき相手がいるんじゃないのか、いまやるべきは、これ以上同じ悲しみを生み出さないことなんじゃないのか…!…坂本の、そんなもんあろうがなかろうが、と静かに落とす言葉が、揺るぎなく響く。額に銃をあてるその姿が、まるで祈るような、願いをかけるような、と思うのはちょっとセンチメンタルすぎるかな。でも私も祈る。祈るよ。  高杉に、神威も合流して、いよいよもって集結しつつある…!エリーの顔、ドラゴニア顔になってるのすぐ忘れては思い出し、見る度吹き出してしまった。もう高杉も、神威も、きっと誰にも負けないんだ!  勢いこんだまま次巻へ。もう71巻か、長かったような、あっという間だったような…。…うん、読む! (2019.2.18 22:28)
◇71巻  鬼兵隊表紙に背表紙似蔵さん…!この展開になるとほんと似蔵はかませ犬だった感がどんどん強くなってしまうな…と思っていたのでちょっと感動。やっぱそうだよね、空知先生忘れてなかったよね…おお…。と思ってたら本編の方でも…!似蔵さん今思うとかませ犬感がすごいなと思ってしまってごめん。鬼兵隊は、そう、何も失くしちゃいなかったんだ。全員いる。そうだ、全員いる…!  武市が理屈を捨てるというのがぐっときた。そして、武市も万斉も、死ぬためになど戦わない。最後までただ友と生きるために戦うというのなら。それを見守ろう、もうきっとそこに祈りは必要ない。ただ生きるために戦い抜く、その姿は、泥臭かろうが、みっともなかろうが、眼が離せない、そういう強い光を放つばかりなんだろう。  今巻のサブタイトルは「おもしろきこともなき世を~」で紛れも無く高杉の巻であるけれど、「絶望よりも太い奴」も好きだ。言わずとも、それは、やっぱり鈍く確かに輝いているんだろう。次巻へ。 (2019.2.20 19:59)
◇72巻  圓翔…お前も逃げ続けてきたのか…。アルタナの暴走よりもはるか昔から…そうか…。高杉の、そここそが本当の戦場だろう、という言葉が重い。そうだ。死ぬ覚悟ではなく、生きる覚悟の方が、もっとずっと強くて、重い。だからこそ生き続けなければならない。抱えたまま、背負ったまま、不様でも、苦しくても、辛くても、もがき続けることだけが唯一の。  お前は二度まで、という坂本の叫びがこだまする様だ。喜喜がそこに、自らの意味を見出すと言うのなら、ただ共にあったことを喜ぼう。覚えている。この国の最後の将軍のことを。  地球に、いらっしゃい、はじめまして、そしておかえり。振り返る銀さんの表情が優しい。でも銀さんもいないとだめなんだからね、それを忘れないでいてね、と思う。二本差しで、が温かい。���の言葉でまた強くなれるような、そんな気がする。  そしてハタ皇子、ここまで繋がってくるとは…!そしてこの状況、銀さんの過去の再映は銀さんにもう一度選択を迫るものかと思っていたけど、ここでこう来るとは。ハタ皇子も前に進むときが来たんだな…(殴り帰されたけど)。しかし、これ、ここにきて思ったのだけどもしかしてずっと逆順で…やってるのか…?ハタ皇子の前はアネモネだし、ハタ皇子の次は長谷川さんだし。やっぱり新八の話が最後に来るのだろうか。そうだとしたらもう本当に、空知先生…!  長谷川さん…!胸を熱くしながら次巻へ。 (2019.2.20 20:34)
◇73巻  こんな格好良い無職があるか…!長谷川さん…もうそれしか言えないよ…!  最後の希望なんかじゃなくて、ただの万事屋の犬として、救世主なんかじゃなくて、ただの万事屋として、銀さんも、新八も、神楽も、定春も、戦っている。だからこそ、と言う銀さんの言葉が万事屋の辿り着いた場所だということが、本当に、本当に、本当に、言葉にならないくらいに、好きだ。きっとこの感情を表すならば、好きだ、と、それが一番似合っている。そういう銀魂を愛している。好きだよ、好き、 大好きだよ。  そして新八の話…!銀ノ魂篇に入ったときも書いたけど、もう一度ここで1巻1話を持ってくるのが本当に胸をふるわせられる。そしてここまで、過去との決着だったり変わることだったりで皆がそれぞれに前へ進んでいく様をあんなにも鮮やかに描き出しておいて、その上で最後の最後、新八が、終わらないもののため、変わらないもののため、今を生きている、と剣を振るうこの圧倒的なまでの、物語の魂の強さ…!変わることも、変わらないことも、終わらないものも、変わらないものも、全てが強く、闇を跳ね返すようで、光を反射して、不恰好でも鈍く、輝くようで。眼を閉じない、は父上だけじゃなくて、いつか銀さんが言ったことの延長線でもあって欲しいな。  ただいまとおかえりを、もう一度言わせてくれよ。聞かせてよ。万事屋の三人が帰る場所はそこなんだよ。定春…!  皆の力を合わせて、ほんとにほんとの総力戦…!いよいよだ…!の次巻へ! (2019.2.20 21:19)
◇第七百二訓  ついに始まったアプリ配信。いつもの通知と同じで朝8時に配信開始かと思ってたらまさかの0時きっかりに開始…!あわあわしつつもそんなに長いこと動揺する間もなく、勢いで読みました。  一晩明けて一日反芻してからこれを書いているので、多少はまとまったようなまとまってないような…後からまた色々思うことが出てきそうだけど、ひとまずはいま思うことを書き留めておきます。  さらば真選組篇のときも、ハタ皇子のときも思ったし、ちょっと書いてはいたんだけど、ああ、ねえ、これは再映なんだね、銀さんの過去の……ねえ、やっと、銀さんが……銀さんがあのとき見つけられなかった答えを、見つけに行けるんだね……!  忘れたものを取り戻させてもらったって銀さんが言うなら。ハタ皇子に、長谷川さんが「どっちも間違いだ」って言ってくれるなら。一人の剣じゃ届かなくても、今の剣なら届くって、そう銀さんが、皆が見せてくれるなら。だから、銀さんの過去��対するそれは、一人じゃないって、「万事屋銀ちゃん」なんだって、それがきっと答えになったんだって、そう思ってたんだけど。  ねえ、銀さんが、銀さん自身が、それを見つけに行けるんだね。……ああ、良かった、良かったよ、嬉しいよ、ありがとう、ありがとう……ありがとう!今度こそ、今度こそって、でも、そう思いながら、それでも祈らずにはいられないような気持もあって。もうそこに祈りは必要ないかもしれないし、どちらでももう何の関係もないのかもしれないけど。それでも……それでもどうか、私は祈りたい、銀さんが答えを見つけられますように、笑ってくれますように、笑っていられますように、と。  松陽先生は、吉田松陽には「還れない」と言うけど、無と「帰る」だし「帰れる」唯一の場所、とも言っているんだよね。それなら松陽先生の過去は決して無ではないんだよ。無に「還る」じゃないんだから。でも「帰る」場所は他にもあるんじゃないかって思う。「帰」り方、他にもあるんじゃないかって思う。それに、どんなに苦しくても、這いつくばってでも生き続けることこそが、と言った高杉にとっての救いって、本当に高杉がいま思うそれでいいのか?それを言わせた空知先生が、死ぬことを「救い」とするとはどうしても思えない。それは高杉に対してとかじゃなくて、もっと大きな、銀魂という物語で提示される「救い」の話として。GIGA3号を読んだ時は、始めは、虚はそうか、終われることが、人として死ねることが彼の救いなのか、って思ったんだけど、読み返してるうちに、そうだろうか?って思いだした。死ぬことが本当に虚にとっての、ひいては銀魂で描き出される「救い」なのか?やっぱりどうしても、そうだとは思えないんだよ。空知先生はどんな形でどんな答えを出すんだろう…もうほんと予想は全くつかないけど、それが少し怖くもあるし、楽しみでもある。でもきっと、本当はちっとも怖くないんだよ。そうでしょ?だって……。  そして松陽先生は誰も救えなかったって思ってたという事実がね……最初読んだときはちょっと腹が立つまであったけど、でもそうか、松陽先生は虚の中からずっと見てたんだもんな……。……どれほど辛かったろうか……。銀さんもどっちも護ろうとしてどっちも護れなかった、って思ってて、銀さんばかりがそうだと思ってたけど、やっぱりこれも、逆もそうなんだよな。松陽先生も、銀さんも高杉たちもどっちも救えなかったって思ってて、たぶん高杉も、先生も銀さんも救えなかったって思ってる。  そうか、今気づいたけどこの人たち誰も謝れなかったんだな…ほんとはごめんって、ごめんなさいって言ってしまいたかっただろうに、でもそれを言うことは他の二人の思いを踏みにじることになるから言えなかったんだ…。松陽先生も、ほんとは後悔なんかしてないって言わなきゃって思ってたのかもしれないけど、でも「すまない」って言えるのは、弱い自分をさらけ出すのは、それは紛れも無く強さだから、やっぱりそれを言えたのは松陽先生が強いからだと思うんだよ。それが強さだって、そうであって欲しいと思うよ。  そして今回高杉が松陽先生を斬った(とあえて書こう)ことによって、いよいよもって銀さんと高杉は"同じ"になってしまったんだよな。そして虚と高杉という、銀さんの宿命(つまり逆から見ればお互いもお互いの宿命ともとれる訳だけど)も一つに重なってしまったので、この構図がどう影響してくるのか気になるところ。予想したってしょうがないところでもあるな~って感じではあるけどね、空知先生は毎回必ず予想の斜め上を行くからね…ほんとすごいよ空知先生…。  うん、しかし書きすぎでは?長いな。  もうちょい思うところある気はするけど、とりあえずこのへんで。また追加あれば書きます。 (2019.5.13 23:28)
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