#籐張り家具
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banks-house · 6 months ago
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菜根の家
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郡山市菜根の新築物件。
須賀川市を拠点に活躍するシロヤマ写真館さんに撮影していただきました。
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BANKSの住宅は、家具やカーテン、照明などトータルで設計された住宅です。
家づくりの時に見落としがちな家具類も、過不足なくご提案しています。
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造作のオーダーキッチンはお施主様のご要望に寄り添います。
天板はステンレスや、無垢の木製カウンターから選んでいただくことが可能です。
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敷地に建物や駐車場をどのように配置するか、植栽をどのように植えるかなど、外構工事のデザインもさせていただきました。
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オリジナルのダイニングテーブルは、空間に合わせてサイズオーダーが可能です。
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希少な自然素材のオーダーカーテンも、窓のサイズぴったりのものであつらえました。
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窓の外にウッドデッキが広がることで、実際の広さ以上に部屋に広がりが生まれます。
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植栽工事は、下草まで植えてあげることで、雑草の生えにくい、手入れのしやすいお庭に。
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家の顔となる玄関ドア。
北海道使用の高断熱ドアなので、住宅性能の向上にも寄与します。
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板塀も無垢の木材で製作しています。
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床材は、傷に強く味わいのある広葉樹の無垢フローリング。
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ガレージを作ることで大切なお車を守ります。
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テレビ台などの造作家具は、福島県産の桧材を使って作っています。
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籐張りの建具は、目隠しと通気性の両立ができます。
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玄関ドアは左官職人による、天然石を用いた洗い出し仕上げです。
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明るく開放的な玄関を心がけました。
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myk603 · 1 year ago
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口噛ウイスキー第五回公演『バカをみろ!』 2024年2月22日(木)~25日(日) 無事終演いたしました。
私は演出という立ち位置だけど 演技指導はできないし、必要性も感じない。 脚本家でもあったから 言葉のニュアンスやアクセントの希望を出し、 不可能であれば代案を考え、 「成り立たせる」事を一番に考えている。
これまでは 「自分の希望」と 「役者から生まれるもの」以外の白紙を 埋めるのがとにかく大変で、 結構頭を抱えることが多かった。 その点、 今回の役者陣は後者がとにかく豊富でかなり救われた。 シンプルに全員がある程度時間と経験を 積んできた役者さんだったからだと思う。 皆がのびのび自由にやってくれていた。 今でも、うちに応募してくれたことが信じられないでいます。 演技はほとんど任せた。 それでよかったと思う。
その分、個性を隠すのはとても苦労した。 私の脚本は二人以上が同時に話す同じ(あるいは一部違う)セリフが結構あるけど、本当に合わなかった。 どうしても個性が邪魔してずれてしまう。 でも合ったらマジで恰好良い……。シビれる…。 やんや言うてたけど、それでも毎度稽古に取り組んでくれた役者陣には感謝しかありません。
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父親の火籐 真教授はドンピシャあのまんま。 常にへらへら、ふらふらしている様子が、本当に私の中にいた教授が普通に飛び出してきた感じ。体格やヘアスタイルもだけど、とにかく言葉のアクセントがモロお父さん。「お父さんです~ヘラヘラ」良。 息子を思って怒るのではなく、ただ喜んだり落ち込んだりするだけの姿は本当に自分勝手で、息子を心から自分の彫刻作品であると信じて疑わない様子がセクシーで最高。タバコ普段吸わないのにすっごく自然に吸ってた。もしかして練習してくれたんかな? 父親を気に入ったお客さん多かったような気がする。 ひらひらの着物の衣装は自由奔放な彼を彷彿とさせ、より変態芸術家感が増したので大正解すぎました◎ 担任の木塚 栞先生。 撮影や衣装決めのときからずっと「性格悪い奴って目がいいイメージだから眼鏡ナシで」「嫌な奴って、変に気崩さずにシルバーアクセとか付けてんすよ」って私に偏見を言われまくってた彼。 光がない目、少し平たくて鋭い話し方、ずるがしこそうなしぐさ、隅々まで全力で嫌な奴になってくれた役者さん本当に凄い。 役者さん結構華奢やと思うんだけど、あの圧倒的な重圧感はどこから生まれるんだろうな。 自分のターン以外の時の動きが世界中の人に見せたいくらいおもろい。 稽古中に伝えた指示を、次の瞬間の演技でバチっと答えてくれる。 何があってもこの人ならこの役を貫いてくれるだろうという絶対的安心感。
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目撃者の金道 章くんは私の思っていた子と全然違った。 これは誤解されがちだけど私にとっては全く悪いことではなくて、役者さんが彼を完全に自分のものにしてしまったということ。えーずるいな。私の子なのに。でもいいんです。君はそんなふうに話すこともあるんだね。 初対面時、ナリ的にこの子を任せて果たして良いのだろうか…と若干葛藤があった。でも結局我慢できなくてお願いしちゃった。この人のメイメイちゃん見てえなぁ~って感じ。 本当に可愛いけど、可愛いだけでは絶対にできないこの役。したたかで、かなり根に持つタイプ。だから桃色は嫌い。 そして何よりも、あまりにもリアルな「ナンバー2」感。脱帽です。
店員の土元 実さんは本当は高校生設定だったんだけど、そもそも応募してきた役者さんで高校生に見えるの2人しかいなくて…。 急遽年齢上げ。でも大正解。 彼から滲み出る「本人」に向けた憎悪と嫉妬と僅かな恐怖。私は主に役者さんの“背後”と“佇まい”から感じました。背後すら操るのわけわかんなくてヤバすぎないですか? この役者さん、実はシーン1も最高なんですよね。「チグリス・ユーフラテス文明」がめちゃくちゃ実在しそうに聞こえる。 エプロン、実はSHEINで適当にポチったやつに架空のシンボルマークを付けただけなのにあまりにも違和感なさすぎて笑った。似合いすぎ。
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友人の水原 悠くん。 トンデモサイコパス野郎。 役者さんのあまり表情を変えず���というか、別に普通ですけど?これが通常運転ですけど?みたいなノリで淡々と役をこなすさまがより水原のヤバさを際立たせていた。 というか普通に怖かった。 彼は作中の人物の中で唯一?随一?「信じるとは」という問いに対して明白な自分なりの答えをもっていて、それはつまり私の答えでもありました。 そしてそれが作品を作るきっかけになったわけです。 なのに怖かった。私の答えでもあったはずなのに。彼は少しいきすぎただけの私のはずなのに。 ヤバいってこいつら。
本人、天王寺 鏡。 唯一二回目参加の役者さんに。 一回目のときからずっとそうなんだけど、私が言語化するのが難しい細かなニュアンスやアクセント、間(ま)の取り具合を私の好みドンピシャでくれる役者さんです。そのかわり言葉はあんま通じない。 この脚本を読むのは苦しい、と言っていた。よく感情を溢れさせてしまっている姿がみられた。 でも案外それはそれでありだったな。鏡もどこかで友人である水原と同じ答えをもっていたんだと思う。だから馬が合ってつるんでいるんだろうし。でもそこまでちゃんと自分の中で具現化できてなかったんだね。役者さんの感情の零れは鏡くんの中の曖昧さや不安定さに繋がった。よく表現してくれたと思う。
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音響、照明、制作、衣装 毎度私が「信じてる」人にしか頼まない。 もちろん受付も。 どれが批判されても彼らは全て私の指示に従っているだけなので、彼らの批判は私の批判です。彼らは何にも悪くありません。 彼らは私に意見をきちんと伝えた上で、最終的な私の決断に従っているだけです。 だから頼むんだけどね。 これまでは「断られてもきっと誰か別の人に頼んでなんとかしようとするんだろうな」とか思ってたけど、 今回「やっぱ無理かも」と思った。 「こ��子たちじゃないとどうしても無理なのかも」って。 つまりどれかに断られたらやらないかもしれない。 演劇をやめれる兆しが見えてきた?かも?です。 演出助手 どう考えても一番大変。 稽古中私の零した言葉を全て拾い、整頓し、私の言葉に耳を傾け、私のぼやきを否定も肯定もせずただ少し笑って聞き、私に対して時になぐさめ、時にたしなめ、ほとんど意見はしないでいてくれる。 私の稽古期間の精神安定剤。 稽古時間以外も私の投げた仕事をこなす。 私たちを見守り続ける立ち位置。仏かよ。 殆ど好き勝手できません。 他のところで演出助手がどんなふうに動いているのか、一般的にこの役割の人がどんなふうに動くのが正解か。そのへんは分からないけど、少なくともうちではかなり大変な役割やと思う。
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終わることが本当にしんどくて土曜の夜から既に鬱だった。 はじめたなら終わらせないといけない。私が自分で。 息苦しくてしんどくて、ずっとめまいがしていた。 迎えた千秋楽は、ウイスキーの空瓶をわざと倒した。 分かってはいるけど重すぎるんよな、 重んじすぎてるんよな。 でも、例えば次の舞台が直後に控えているとしたら、そんなことはきっと言ってられないんだと思う。 演劇人って狂ってるよねえ。
これまでもずっとそういう感覚はあったけど、あまりよく分かってなかった。 緊張がとけただけやって思ってた。 ずっと私は自分の子供を自分で殺すような感覚でいたんだね。
演劇きつ~
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isana-9 · 2 years ago
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【 RATTAN SOFA TABLE / Japanese wild cherry 】 ⁡ [ラタンソファテーブル・アーチ脚・山桜材] ⁡ ラタン(籐)で一本一本手編みした棚板のあるソファテーブル。 ⁡ ラタン編みの幅は、狭いところと広いところと強弱をつけて、タータンチェックのシャツみたいにリズムをつけています。 ⁡ 大きなアーチの脚でさらっとした感じに構成しました。 ⁡ ↓ ⁡ #毎日更新してます #552日目 ⁡ #タータンチェック #ソファテーブル #ソファテーブル探し #ラタン #ラタン家具 #籐張り #籐張り家具 #真鍮金具 #woodworking #woodturning #furnituremaking #furnituredesign #家具工房 #木工作家 #沼垂テラス商店街 #イサナ喫茶室 (ISANA) https://www.instagram.com/p/CqVoEfjpUb0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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crazystrangetraveler · 2 years ago
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2023年1月26日(木) 出張旅行記その75 【1月17日】 The 2nd Mission 市場で買い付け サワナケーットのステキなCafeで見た,籐で編んだザル(のようなもの)。(出張報告その23 ) 弊店でもぜひ使ってみようと思い,市場を覗きます。 その前に軍資金を下ろしに銀行へ。 ソファーに腰掛け為替相場を調べていると,あ!朝のおじさんたち! Hey, guys! It’s a small world, small town. あっているのかどうかも分からない英語で挨拶します。雰囲気が伝わればOKです。おじさんたちも,おお!と小さな驚きと,喜びで迎えてくれました。 と,そこに店主のLINEに姉から連絡が入りました。留守中様子を見てもらっている魚のことでどうやらトラブルがあったみたいです。自動給餌器が落ちてぷかぷか浮かんでいると。おいおい。何のための自動給餌器なんだよ。新しく貼り直した両面テープの強度が足りなかったようです。 電話のやりとりが終わってふと気づけば,シャッターが閉められていきます。え!14:30に閉まっちゃうの? 慌てて,受付のお兄さんに両替を申し込みます。断られるか?と思いましたが,お兄さん,にっこり受け付けてくれました。よかったー! お腹の調子も万全とはいえないので,急いで市場へ向かいます。 3年前,ラオスの調理器具を購入しに,師匠に連れて来てもらった店を探します。ありました!それらしいものをいくつか購入。ちょっと大きいかな。もしかすると店では使えないかもしれません。 Mission competed! The Final Mission ラオ人の友達に会いに行く 3年前,協力隊員の紹介で知り合った,ルアンナムター教員養成短期大学の先生です。日本の美容クリームが欲しいと言っていたので,お土産として持参しました。これは,ああ,会えなかったね,残念だけどまた次回に!というパターンは通用しません。美容クリームを店主が日本に持ち帰っても仕方がないからです。店主にしては珍しく,やり遂げなければならないMissionとなっています。そのための強行軍も敷きました。 ところがこの先生,マジで多忙で,ポンサリーの出張から帰ってくるのが今日,そして明日にはビエンチャン出張へ出発するとのことでした。さらに,今現在はウドムサイからルアンナムターへ向かうバスの中だと言います。 残念ですが,会うことは叶いそうにありません。店主も明朝バスで出発する予定ですし。 せめてお土産だけでも届けようと,家を訪ねることにしました。だいたいの場所は覚えています。 先生からも,旦那さんに連絡を入れておくとの返事をもらいました。 It‘s show time. 写真は,ルアンナムターの夕市。 【お知らせ】 ベトナム,ラオスへの買い付け旅行のため,しばらくの間休業いたします。ご迷惑おかけしまして申し訳ありません。 2023年1月28日(土) 19時からの営業再開を予定しています。 ご来店,お待ちしております。 【身体のセルフケア】 2023年2月4日(土),3月11日(土)の開催を予定しております。 16:30~18:30 上福島コミュニティーセンターにて 詳細、お申込みはメッセージにてご連絡ください。 #カフェ #バー #東南アジア料理 Cafe & Bar ສະບາຍດີ(#サバイディー ) 大阪府大阪市福島区鷺洲2-10-26 📞06-6136-7474 #osaka #fukushimaku #cafe #bar #福島区グルメ #福島区ランチ #福島区バー #ラオス #ベトナム #チキンライス #ラオスの旅 #ルアンナムター #変わろう日本 https://www.instagram.com/p/Cn3HBXUyzlV/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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re-kagu · 7 years ago
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今朝は籐張り #hansjwegner #w2 #hanswegner #wegner #vintagefurniture #北欧家具 #北欧ビンテージ #北欧ヴィンテージ
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captainhukuhuku · 5 years ago
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【根付買取】
骨董品買取の福岡玄燈舎です。先日は骨董品買取で福岡県福岡市城南区にてアンティークな根付を買取しました。こちらのお宅は代々骨董品収集をされているお家で今回は和骨董の小物、根付や茶道具、書道具、掛軸や印材など買取りさせて頂きました。ありがとうございました。写真の根付はしっかり在銘のある鶴型の根付です。
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根付の材質で最も一般的なものは象牙、木材(黄楊、黒檀、紫檀、黒柿、桜、ゆすら梅、いちい 他)と鹿角です。その他にも、漆、金属、貝、珊瑚、鯨歯、鯨骨、セイウチ牙、猪牙、焼物、江戸ガラス、籐、竹、木の実(胡桃、タグアナッツ他)など枚挙にいとまがありません。珍しいところでは、サイチョウのくちばし、珊瑚、一角(イッカククジラの歯)、琥珀、うもれぎなどもあります。
骨董品買取の福岡玄燈舎ではご自宅にある骨董品、美術品や茶道具,着物、油絵やおもちゃ、書道具や掛軸など 福岡県内外で無料出張&買取致します。 ℡050-3569-2100 8:00~20:00 受付年中無休
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roccashop · 6 years ago
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英国アンティーク、ウイングバックアームチェアです。⠀⠀ ・⠀⠀ ブリティッシュオークの無垢材を使用した木製フレームとファブリッククッションを組み合わせた珍しい仕様のチェア。サイドはカゴメ編みの籐張り、フレームにはバーリーシュガーツイストの手のこんだ挽物装飾が施されています。英国田園���タイルのおおらかな雰囲気と目を引く存在感を備えたクオリティの高い一脚です。⠀⠀ ・⠀⠀ 店頭に展示していない商品ですので、プロフィールに記載のURLからチェックしてみてください。商品番号31752で検索できます。⠀⠀ ・⠀⠀ ・⠀⠀ ・⠀⠀ #目黒通り #イギリスアンティーク #インテリア #rocca #1人掛け #izuya #interior #furniture #vintagefuniture #antiqfurniture #ウイングバックチェア #バーリーシュガーツイスト #ヴィンテージ家具 #アンティーク家具 #クラシック家具 #英国アンティーク #アームチェア #英国家具 #シングルソファ #オーク #無垢材 #カゴメ編み #籐張り #イギリス家具 #輸入家具 #中古家具 #イージーチェア #英国製 #イギリス製 #アンティークチェア — view on Instagram http://bit.ly/2X6L4T8
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naice-jp · 8 years ago
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#karimoku の三人掛けソファの張替 猫の爪の研ぎに良い感じの布で張ってあったので、そこらじゅう引っ掻いて糸がほつれていました。お選びいただいた布はスウェード調の肌触りの気持ちの良い物でした。偶然に前回の籐張りダイニングチェアの布と同じ物です。 無事納めさせてもらいましたので、後は猫チャンが爪を研がないよう祈るばかりです。 #upholstery #reupholstered #sofa #chair #naice #nakata #shintaro #中田真太郎 #nara #奈良 #椅子 #椅子張替 #ソファ #ねこのいる暮らし #家具 (Naice)
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whileiamdying · 14 years ago
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明るい海浜
 陽子が見つけて貰った貸間は、ふき子の家から大通りへ出て、三町ばかり離れていた。どこの海浜にでも、そこが少し有名な場所なら必ずつきものの、船頭の古手が別荘番の傍部屋貸をする、その一つであった。
 従妹のふき子がその年は身体を損ね、冬じゅう鎌倉住居であった。二月の或る日、陽子は弟と見舞旁遊びに行った。停車場を出たばかりで、もうこの辺の空気が東京と違うのが感じられた。大きな石の一の鳥居、松並木、俥のゴム輪が砂まじりの路を心持よく行った。いかにも鎌倉らしい町や海辺の情景が、冬で人が少いため、一種独特の明るい闊達さで陽子の心に映った。
「冬の鎌倉、いいわね」
「いいでしょ? いるとすきになるところよ、何だか落つくの」
 庭に小松の繁茂した小高い砂丘をとり入れた、いかにも別荘らしい、家具の少ない棲居も陽子には快適そうに思われた。いくら拭いても、砂が入って来て艶の出ないという白っぽい、かさっとした縁側の日向で透きとおる日光を浴びているうちに陽子は、暫らくでもいい、自分もこのような自然の裡で暮したいと思うようになった。オゾーンに充ちた、松樹脂の匂う冬の日向は、東京での生活を暗く思い浮ばせた。陽子は結婚生活がうまく行かず、別れ話が出ている状態であった。
「あああ、私も当分ここででも暮そうかしら」
「いいことよ、のびのびするわそりゃ」
「——部屋貸しをするところあるかしらこの近所に」
 ふき子は、びっくりしたように、
「あら本気なの、陽ちゃん」
といった。
「本気になりそうだわ——ある? そんな家……もし本当にさがせば」
「そりゃあってよ、どこだって貸すわ、でも——もし来るんならそんなことしないだって、家へいらっしゃいよ」
「二三日ならいいけど」
「永くたっていいわ、私永いほど結構! ね? 本当に家へいらっしゃいよ、淋しくってまいるんだから」
「いやあね、まだ決りゃしないことよ何ぼ何でも——」
 笑い話で、その時は帰ったが、陽子は思い切れず、到頭ふき子に手紙を出した。出入りの俥夫が知り合いで、その家を選定してくれたのであった。
 陽子、弟の忠一、ふき子、三日ばかりして、どやどや下見に行った。大通りから一寸入った左側で、硝子が四枚入口に立っている仕舞屋であった。土間からいきなり四畳、唐紙で区切られた六畳が、陽子の借りようという座敷であった。
「まだ新しいな」
「へえ、昨年新築致しましたんで、一夏お貸ししただけでございます。手前どもでは、よそのようにどんな方にでもお貸ししたくないもんですから……どうも御病人は、ねえあなた」
 筒袖絆纏を着た六十ばかりの神さんが、四畳の方の敷居の外からそのような挨拶をした。陽子は南向きの出窓に腰かけて室内を眺めているふき子に小さい声で、
「プロフェッショナル・バアチャン」
と囁いた。ふき子は笑いを湛えつつ、若々しい眼尻で陽子を睨むようにした。その、自分の家でありながら六畳の方へは踏み込まず、口数多い神さんが気に入らなかったが、座敷は最初からその目的で拵えられているだけ、借りるに都合よかった。戸棚もたっぷりあったし、東は相当広い縁側で、裏へ廻れるように成ってもいる。
 陽子は最後に、
「賄はしてくれるんでしょうか」
と念を押した。
「へえ、どうせ美味しいものは出来ませんですが、致して見ましょう」
「賄ともで幾何です?」
 神さんは
「さあ」
と躊躇した。
「生憎ただ今爺が御邸へまいっていてはっきり分りませんが——賄は一々指図していただくことにしませんと……」
 忠一が、
「それはそうだろう」
といった。
「賄は別の方がいいさ、留守の時だってあるんだから」
「さよです」
「座敷代は、それじゃ源さんがいっていた通りですね」
 一畳二円という事なのであった。
「へえ、夏場ですととてもそれでは何でございますが、只今のこってすから……」
 彼等はそこを出てから、ぶらぶら歩いて紅葉屋へ紅茶をのみに行った。
「陽ちゃんも、いよいよここの御厄介になるようになっちゃったわね」
 ふき子は、どこか亢奮した調子であった。
「——本当にね」
 楽しいような、悲しいような心持が、先刻座敷を見ていた時から陽子の胸にあった。
「あの家案外よさそうでよかった。でも、御飯きっとひどいわ、家へいらっしゃいよ、ね」
 大理石の卓子の上に肱をついて、献立を書いた茶色の紙を挾んである金具を独楽のように廻していた忠一が、
「何平気さ、うんと仕込んどきゃ、あと水一杯ですむよ」
 廻すのを止め、一ヵ所を指さした。
「なあに」
 覗いて見て、陽子は笑い出した。
「——貴君じゃあるまいし」
「なに? なに?」
 ふき子が、従姉の胸の前へ頭を出して、忠一の手にある献立を見たがった。「サンドウィッチ」
すると、彼女は急に厳粛な眼つきをし、
「あら、ここの美味しいのよ」
と真顔でいった。彼等は、往来を見ながらそこの小さい店で紅茶とサンドウィッチを食べた。
 陽子が、すっかり荷物を持って鎌倉へ立ったのは、雪が降った次の日であった。春らしい柔かい雪が細い別荘の裏通りを埋め、母衣に触った竹の枝からトトトト雪が俥の通った後へ落ちる。陽子はさし当り入用な机、籐椅子、電球など買った。四辺が暗くなりかけに、借部屋に帰った。上り端の四畳に、夜具包が駅から着いたままころがしてある。今日は主の爺さんがいた。
「勝手に始末しても悪かろうと思って——私が持って行って上げましょう」
 縞の着物を着、小柄で、顔など女のように肉のついた爺は、夜具包みや、本、食品などつめた木箱を、六畳の方へ運び入れてくれた。夫婦揃ったところを見ると、陽子は微に苦笑したい心持になった。薄穢く丸っこいところから、細々したことに好奇心を抱くところ、慾張りそうなところ、睦まじく互いにそっくり似合っている。
 始めての経験である間借りの生活に興味を覚えつつ、陽子は部屋を居心地よく調えた。南向の硝子窓に向って机、椅子、右手の襖際に木箱を横にした上へ布をかけこれは茶箪笥の役に立てる。電燈に使い馴れた覆いをかけると、狭い室内は他人の家の一部と思えないような落付きをもった。陽子は、新らしい机の前にかけて見た。正面に夜の硝子窓があった。その面に、電燈と机の上��プリムラの花が小さくはっきり映っている。非常に新鮮な感じであった。夜気はこまやかに森として、遠くごく遠く波の音もする。夜、波の音は何故あのように闇にこもるように響くのだろう。耳を澄ましていると、
「御免下さい」
 婆さんが襖をあけた。
「何にもありませんですがお仕度が出来ました、持って上ってようございますか」
 陽子は気をとられていたので、いきなりぼんやりした。
「え?」
「御飯に致しましょうか」
「ああ。どうぞ」
 婆さんは引かえして何か持って来た。相当空腹であったが、陽子は何だか婆さんが食事を運んで来る、それを見ておられなかった。一人ぼっちで、食事の時もその部屋を出られず、貧弱そうな食物を運んで貰う——異様に生活の縮小した感じで、陽子は落付きを失った。
「ここへ置きますから、どうぞ上って下さい」
「ええ、ありがと」
 婆さんが出てから振返って見ると、朱塗りの丸盆の上に椀と飯茶碗と香物がのせられ、箱火鉢の傍の畳に直に置いてあった。陽子は立って行って盆を木箱の上にのせた。上り端の四畳の彼方に三畳の小間がある。そこが夫婦の寝起きの場所で夕飯が始まったらしい。彼等も今晩は少しいつもと異った心持らしく低声で話し、間に箸の音が聞えた。
 陽子はコーンビーフの罐を切りかけた、罐がかたく容易に開かない、木箱の上にのせたり畳の上に下したり、力を入れ己れの食いものの為に骨を折っているうちに陽子は悲しく自分が哀れで涙が出そうになって来た、家庭を失った人間の心の寂寥があたりの夜から迫って来た、陽子は手を止め、今にもふき子のところへ出かけそうになった。が、彼女は、自分を制して到頭罐をあけた。下宿している女学生の夕飯は皆この通りではないか、意気地なし! 三畳から婆さんが、
「いかがです御汁、よろしかったらおかえいたしましょう」
と声をかけてよこした。陽子は膳の飯を辛うじて流し込んだ。
 庭へ廻ると、廊下の隅に吊るした鸚哥の籠の前にふき子が立っている。紫っぽい着物がぱっと目に映えて、硝子越し、小松の生えた丘に浮かんで花が咲いたように見えた。陽子は足音を忍ばせ、いきなり彼女の目の下へ姿を現わしてひょいとお辞儀をした。
「!」
 思わず一歩退いて、胸を拳でたたきながら、
「陽ちゃんたら」
 やっと聞える位の声であった。
「びっくりしたじゃないの。ああ、本当に誰かと思った、いやなひと!」
 椅子の上から座布団を下し、縁側に並べた。
「どんな? 工合」
「ゆうべは閉口しちゃった、御飯の時」
「ほーら! いってたの、うちでも岡本さんと。今ごろ陽ちゃんきっとまいっていてよって。少しいい気味だ、うちへ来ない罰よ」
「今晩から来てよ、あの婆さんなかなか要領がいい。いざとなったら何にもしてくれる気がないらしい」
 ふき子は、
「岡本さん」
と、大きな声で呼んだ。
「はい」
「陽ちゃんがいらしたから紅茶入れて頂戴」
「はい」
「ああでしょ? だから私時々堪まらなくなっちゃうの、一日まるっきり口を利かないで御飯をたべることがよくあるのよ」
 ふき子はお対手兼家政婦の岡本が引込んでいる裏座敷の方を悩ましそうに見ながら訴えた。
「弱いんじゃない?」
「さあ……女中と喧嘩して私帰らしていただきますなんていうの」
 岡本が、蒼白い平らな顔に髪を引束ねた姿で紅茶を運んで来た。彼女は、今日特別陰気で、唇をも動かさず口の中で、
「いらっしゃいまし」
と挨拶した。
「岡本さんも一緒に召し上れよ」
「はあ、私あちらでいただきますから」
 陽子の部屋に比べると、海岸に近いだけふき子の家は明るく、眩ゆい位日光が溢れた。ふき子は、縁側に椅子を持ち出し、背中を日に照らされながらリボン刺繍を始めた。陽子は持って来た本を読んだ。ぬくめられる砂から陽炎と潮の香が重く立ちのぼった。
 段々、陽子は自分の間借りの家でよりふき子のところで時間を潰すことが多くなった。風呂に入りに来たまま泊り、翌日夜になって、翻訳のしかけがある机の前に戻る。そんな日もあった。そこ��け椅子のあるふき子の居間で暮すのだが、彼等は何とまとまった話がある訳でもなかった。ふき子が緑色の籐椅子の中で余念なく細かい手芸をする、間に、
「この辺花なんか育たないのね、山から土を持って来たけれどやっぱり駄目だってよ」
などと話した。
「あ、一寸そこにアール・エ・デコラシオンがあるでしょう? これ、そんなかからとったのよ」
 白リネンの小布を持ち上げて、縫かけの薊の図案を見せる。——膝に開いた本をのせたまま手許に気をとられるので少し唇をあけ加減にとう見こう見刺繍など熱心にしている従妹の横顔を眺めていると、陽子はいろいろ感慨に耽る気持になることがった。夫の純夫の許から離れ、そうして表面自由に暮している陽子が、決して本当に心まで自由でない。若い従妹の傍でそれが一層明かに自覚された。ふき子の内身からは一種無碍な光輝が溢れ出て、何をしている瞬間でもその刹那刹那が若い生命の充実で無意識に過ぎて行く。丁度無心に咲いている花の、花自身は知らぬ深い美に似たものが、ふき子の身辺にあった。陽子は、自分の生活の苦しさなどについて一言もふき子に話す気になれなかった。
 妹の百代、下の悌、忠一、又従兄の篤介、陽子まで加ったのでふき子の居間は満員であった。円卓子を中心にして、奥の箪笥の前にふき子が例の緑色椅子にいる。忠一が持って来たクラシックを熱心に繰っていた。となりに、百代が萌黄立枠の和服で深く椅子の中に靠れ込み、忠一と低い声であきず何か話していた。忠一は、百代の背中に手をまわすようにして、同じ椅子の肱に横がけしているのだ。その真正面に、もう一冊の活動写真雑誌をひろげて篤介が制服でいた。午後二時の海辺の部屋の明るさ——外国雑誌の大きいページを翻す音と、弾機のジジジジほぐれる音が折々するだけであった。
 陽子の足許の畳の上へ胡坐を掻いて、小学五年生の悌が目醒し時計の壊れを先刻から弄っていた。もう外側などとっくに無くなり、弾機と歯車だけ字面の裏にくっついている、それを動かそうとしているのだ。陽子は少年らしい色白な頸窩や、根気よい指先を見下しながら、内心の思いに捕われていた。その朝彼女の実家から手紙を貰った。純夫が陽子の離籍を承諾しない事、一人の女が彼の周囲にあるらしいことなど告げられたのであった。純夫に恋着を失った陽子にそんなことはどうでもよかった。然し、事実は愛情もない、別々に生活している男女が法律の上でだけは夫婦で、しかもその法律が物をいい出せば、夫である田村純夫がいろいろ支配力を自分の上に持っているという考えは何と奇怪であろう。陽子は益々自分の中途半端な立場を感じ、謂わば、枝に引かかった凧のように憂鬱なのであった。
 ——静けさ明るさに溶けるように、
「う? う?」
 軟かく鼻にかかった百代の声がした。十六の彼女は従兄の忠一の後に大きな元禄紬の片腕を廻し背中に頻りに何か書いた。
「ね? だから」
 何々と書くのだろう。忠一はしかつめらしく結んだ口を押しひろげるようにして、うむ、うむ、合点している。篤介がひょいと活動雑誌から頭を擡げ何心なく真向いでそうやっている二人を眺めた。彼等は篤介の存在など目にも入れないらしかった。段々照れて若者らしくペロリ、舌を出し彼は元の雑誌にかじりついてしまった。——片頬笑みが陽子の口辺に漂った。途端、けたたましい叫び声をあげて廊下の鸚哥があばれた。
「餌がないのかしら」
 ふき子が妹に訊いた。
「百代さん、あなたけさやってくれた?」
 百代は聞えないのか返事しなかった。
「よし、僕が見てやる」
 篤介が横とびに廊下へ出て行った。
「猫が通ったんだよ」
 弾機をひねくりながら悌がもったいぶっていったのが、忽ち、
「何? え、今のなに」
と、機械をすて篤介のところへ立って行った。
「何するんだい、この糸」
「糸じゃないよ」
「糸だい」
「馬の尻尾だよ」
「ふーむ、本当? どこから持って来たの」
「抜いて来たのさ」
「——嘘いってら! 蹴るよ」
「馬の脚は横へは曲りませんよ。擽ったがってフッフッフッって笑うよ」
 ふき子が伸びをするように胸を反して椅子から立ちながら、
「みんな紅茶のみたくない?」
「賛成!」
 忠一が悲痛らしく眉を顰めて、
「何にしろ、蝦姑だろうね」
といった。
「全くさ」
 大きな声で、廊下から篤介が怒鳴った。
「蝦姑にするたあ洒落くせえ!」
「でも、本当に、海老なかったのかしら」
 小さい声で、思い出したようにふき子がいったので陽子は体をゆすって笑い出した。
 彼等は昨夜、二時過ぎまで起きて騒いでいた。十時過ぎ目をさますと、ふき子は、
「岡本さん、おひる、何にしましょう、海老のフライどう?」
 話し声が、彼等のいるところまで響いた。
「フライ、フライ!」
 悌が最も素直に一同の希望を代表して叫び、彼等は喜色満面で食卓についた。ところが、変な顔をして、ふき子が、
「これ——海老?」
といい出した。
「違うよ、こんな海老あるもんか」
「海老じゃないぞ」
「何だい」
 口々の不平を泰然と岡本はちょいと意地悪そうに眉根をぴりりとさせながら、
「生憎海老が切れましたから蝦姑にいたしました」
と答えた。——忠一や篤介と岡本は仲が悪く、彼等は彼女がその部屋におるのに庭を見ながら、
「おい、うらなりだね」
「西瓜糖はとれないってさ」
などといった。無遠慮な口を、岡本はまるで聞えなかったように、
「忠一さま、お茶さし上げましょうか」
と、丁寧な声と眼差しとで手をさし出す。その蒼白い頬に浮かんでいる軽蔑を、陽子は苦しいほど感じて見ることがあった。……
 紅茶を運んで来た岡本の後姿が見えなくなると男たちは声を揃えて、
「ワッハッハ」
と笑い出した。さすがに今度は、
「およしなさい」
 ふき子にきつく窘められた。不幸な嫁入り先から戻って来てそのような暮しをしている岡本から見ればふき子も陽子も仕合わせすぎて腹立たしい事もあろう。陽子は、世界が違う気楽な若者と暗闘する岡本の気持がわかるような気がした。
 彼等は皆で海岸へ出た。海浜ホテルの前あたりには大分人影があるが、川から此方はからりとしていた。陽炎で広い浜辺が短くゆれている……。川ふちを、一匹黒い犬が嗅ぎ嗅ぎやって来た。防波堤の下に並んで日向ぼっこをしながら、篤介がその犬に向って口笛を吹いた。犬は耳を立て此方を見たが、再び急がしそうに砂に鼻先をすりつけつつ波打ちぎわへ駆け去った。
「あら、一寸こんな虫!」
 陽子は、腹這いになっているふき子の目の下を覗いた。茶色の小さい蜘蛛に似た虫が、四本のこれも勿論小さい脚でぱッ、ぱッ、砂を蹴あげながら自分の体を埋めようとしていた。ぱッと蹴る、勢いがよく、いくら髪針の先でふき子が砂の表面へ持ち出しても見る見る砂をかぶる。傍から、忠一も顔を出し、暫くそれを見ていたと思うと、彼はいきなりくるりとでんぐり返りを打って、とろとろ、ころころ砂の斜面を転がり落ちた。
「ウワーイ」
 悌が手脚を一緒くたに振廻してそのあとを追っかけた。けろりとして戻って来ながら、
��とてもすてきだよ」
 忠一は篤介にいった。
「やって御覧、海が上の方に見えるよ」
「どーれ」
 篤介は徐ろに帽子を耳の上まで引下げ、腕組みをし、重々しく転がって行った。悌が、横になると思うや否や気違いのようにその後を追っかけた。
「ウワーイ」
「ワーイ」
「ウワーイ」
 波は細かい砂を打ってその歓声に合わせるようさしては退き、退いてはさし、轟いている。陽子は嬉しいような、何かに誘われるような高揚した心持になって来た。彼女は男たちから少し離れたところへ行って、確り両方の脚を着物の裾で巻きつけた。
「ワーイ」
 目を瞑り一息に砂丘の裾までころがった。気が遠くなるような気持であった。海が上の方に見えるどころか、誰だって自分の瞼の裏が太陽に透けてどんなに赤いかそれだけ見るのがやっとなのだ。が、こわいような、自分の身体がどこで止るか、止るまで分らず転がり落ちる夢中な感じは、何と痛快だろう! 転がれ! 転がれ! わがからだ!
「さあ、こんどは一列横隊だ。いい? 一、二、三!」
 砂を飛ばしてころがるとき、陽子の胸を若々しい歓ばしさと一緒に小さい鋭い悲しさが貫くのであった。転がれ、転がれ、わがからだ! 夫のいない世界まで。悲しみのない処まで!
「ウワーイ!」
 犬ころのように、陽子は悌と並んだり、篤介とぶつかったりしながら、小さい悲しみの花火をあげつつ幾���も幾度も春の砂丘を転がり落ちた。
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playmountain-tokyo · 5 years ago
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Carl Auböck
この会社に入社して初めての海外出張は、オーストリアでした。中原さんとの海外出張は初めてだった上に大先輩方も一緒で、緊張しっぱなしでとにかくついて行くのやっとの旅でした。そんな中でも、旅の目的だった真鍮の工房 Werkstätte Carl Auböckに心躍らせたのをよく覚えています。
現在のカール・オーボックの祖父にあたる2代目カールオーボックは第一次世界大戦後バウハウスにてデザインを学び、私たちの知っているいわゆる ”Carl Auböck” のモダンなデザインを確立しました。2012年に出版された「CARL AUBÖCK  THE WORKSHOP」の中のインタビューでもウォルター・グロピウスの名前が度々登場します。アメリカに渡ったグロピウスがアレンジして、3代目カール・オーボックがイームズの家にホームステイしたことや、Leslie Williamson の 「Handcrafted Modern」にあるグロピウスのデスクにはオーボックのペーパーウェイトが並んでいるのを見ると、親交の深さが伺えます。
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私が工房を訪問したのは2013年、marimekkoのストライプシャツがよく似合う4代目カールオーボックが案内してくれました。
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アーカイヴの部屋には、Playmountainでおなじみのオブジェやブックエンド、キーリング以外にも、ドアノブやつまみ、壁に取り付けるフックなど、彼らの生み出す表情豊かな製品が並んでいました。余談ですが、系列店のtasyardとcoffee kiosk sendagatyaのドアノブはCarl Auböckのものを使っています。
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大切に保管している原型も見せてくれました。代々丁寧に受け継いできたことが伺えます。
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カールオーボックは自社の製品だけではなく、カトラリーや食器、鍋、キッチンツール、テキスタイルなど、これまでにたくさんの製品を世に送り出してきました。工房にはそういったデザイン仕事のアーカイブもたくさんありました。
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とあるお店にあった食にまつわるプロダクトのカタログからは、木、エナメル、ガラス、金属とさまざまな素材と関わっていたことをがよくわかります。色使いやシルエットなど、チャーミングな要素があり面白いです。
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Playmountainもこれまでに、オリジナルのリングやネックレス、レザーのブレスレットを制作してもらいました。画像は、サンプル作ってみたよと見せてくれたもの。特別制作の相談にも面白がって取り組んでくれるのも彼らの良いところです。今も販売しているものもありますので、Online Shopもぜひ覗いてみてください。
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Carl Auböck の存在を知ってから、ずっと欲しかったナイフを最近手に入れました。緩やかにカーブした曲線がきれいなシンプルなシルエットで、持ち手に籐が巻かれています。
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元々はフルーツナイフなのですが、私はバターナイフとして使っています。バターを塗るという単純な動きですが、好きな道具を使うことで、食事の楽しさが増していることに気がつきました。まだまだ私のAuböck 熱は冷めそうにありません。年をとってもきっとこの思いは変わらないんだろうなと思います。
木下 貴惠
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banks-house · 5 years ago
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池ノ台の家 竣工
池ノ台の家が無事、竣工し、お引き渡しをすることができました。
竣工時の様子を、画像で紹介させていただきます。
ぜひご覧ください。
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外構工事まで終わりました。
一階の大きな木の引き戸の奥は、バイクガレージになっています。
植栽工事もBANKSでやらせていただきました。
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二階リビングは、勾配天井と大きな掃出し窓で、実際よりも広々感じられます。
準防火地域ですが、設計の工夫で、掃出しサッシは網のない、トリプル樹脂サッシを使用することができました。
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壁は漆喰、床は無垢材。
それだけでなく、壁と床の境目の「幅木(はばき)」も無垢材で施工しています。
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階段踊り場の上には、明かりとりの天窓。
真上からの自然光が、漆喰の壁に柔らかく反射しています。
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夜の雰囲気。
照明計画も全て、設計時にプランしています。
真上から照らすシーリングライトはあまり使わず、壁からの反射光で全体を明るくするようなブラケット照明を好んで使用しています。
眩しい光にならず、睡眠前に身体が覚醒してしまうことを防いでくれます。
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手摺りも無垢材から削り出しています。
シンプルな造作ですが、広葉樹の滑らかな手触りが気持ちの良い手摺りとなりました。
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一階の廊下から南を眺める。
電気のスイッチプレートは、耐食アルミニウムでできた新金属プレート。
日本が誇る、ベストセラースイッチプレートです。
樹脂製のものよりも、紫外線による変色など長期間での変化が少なく、こちらも好んで使用しています。
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キッチンと無垢現しの杉柱。
キッチンの空間は、隣接するダイニングよりも低い天井にしています。
天井の高さによって、広々と解放感を感じたり、作業に集中��るための落ち着きを感じたり、と空間の印象が変わるように設計しています。
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夜のLDK。
フローリングの貼り方を、目地が揃うように整えています。
あまり他の方がやらない貼り方なので、見学会の際にはフローリングについて多くのお問い合わせが寄せられました。
施工の仕方は、難しくはないので、ご希望の方にはすぐに再現することが可能です。
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二階はLDKと隣接する和室という間取り。
ワンルームのような印象で、広々とした空間になるよう意識しました。
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朝と夜では、印象が大きく変わります。窓からは公園の大きな桜をいつも見ることができます。
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キッチンはクリナップさんのシステムキッチンを導入しました。
ヒノキの無垢カウンターは造作し、使い勝手がよくなるよう工夫しています。
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フローリングは北海道産のニレ材。
ニレは、大振りな木目の割には落ち着いた印象となる不思議な木肌で、今、注目が集まっている樹種です。
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リビングからの眺望は、市街地に建っていることを忘れさせてくれる景色です。
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キッチンの壁は、掃除のしやすいキッチンパネルで仕上げました。
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階段の段板は、厚みのある松材。
浮造りという、木目を浮き立たせた加工を施し、滑り止めとなる工夫をしています。
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下駄箱の建具は、ヒノキの枠に細かい目で編まれた籐張りのものを作りました。
通気性がよく、靴を隠すことができるので、湿気がこもらず、靴をいつも正常に保ってくれます。
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玄関は東側。
東玄関は縁起が良いと言われています。
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一階の和室から、外へアプローチできるように、二段階の高低差のあるデッキも作りました。
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障子の桟も、極力細くなるよう意識しています。
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外構・植栽・外照明はセットで提案しています。
お客様の多い家なので、駐車場が極力広くなるよう提案しました。
最大で6台駐車が可能です。
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玄関ドアは、オリジナルの造作玄関。超高断熱仕様です。
表面にはナラの無垢材を使用しています。
右側の掃き出しサッシは、菓子工房への入り口です。(菓子工房併設住宅です)
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無事、お施主様にお引き渡しをすることができました。
玄関の鍵をお渡しし、開けていただくことでお引き渡しとさせていただいています。
H様、この度は弊社に家づくりをご依頼いただきまして、本当にありがとうございました。
今後もメンテナンス等で、末長くお付き合いさせていただければ、と思います。
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isana-9 · 2 years ago
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【 RATTAN SOFA TABLE /45 degree caning】 ⁡ [ラタンソファテーブル・装飾挽物脚・45度バイアス籐編み] ⁡ ⁡ ラタン(籐)で一本一本手編みした棚板のあるソファテーブル。 ⁡ ラタンの張りは45度にアレンジしていて、ラタン同士の幅も狭いところと広いところ強弱をつけて、タータンチェックのシャツみたいにリズミカルに編み込んでいます。 ⁡ ⁡ ↓ ⁡ #毎日更新してます #483日目 ⁡ #タータンチェック #ソファテーブル #ソファテーブル探し #ラタン #ラタン家具 #籐張り #籐張り家具 #真鍮金具  #woodworking #woodturning #furnituremaking #furnituredesign #家具工房 #木工作家 #沼垂テラス商店街 #イサナ喫茶室  (ISANA) https://www.instagram.com/p/Cnj6JtxJ6BP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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re-kagu · 5 years ago
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好評のオリジナル、バリスタキャビネット。今回は3段で製作。最下段は籐張で大きなものを見せずに収納できるようにしました。 本日より店頭展示品をこちらにしています。興味のある方はぜひご覧ください。 #キャビネット #籐張 #ブックケース #特注家具 #北欧家具 https://www.instagram.com/p/CAmmA7Mn4zU/?igshid=akxrpfc6x3zw
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douguya04 · 5 years ago
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· · 日喩にて / 家具修理実演と在廊の話 · 秋元珈琲さんの家で使われていた椅子が壊れているのを見つけたので、修理実演をします。詳細は後日またお知らせしますが、椅子の背の籐の張り替えです。特殊といえば特殊ですが、直せるという事を知って頂き、「あ~、こんな風に出来ているんだ」と、知って頂ければ幸いです。 · 在廊予定 10(土) 17(土)修理実演 31(土)最終日 · 在廊予定変更する場合はまたお知らせします。 · ※写真は通常の家具修理風景です。 · · · 【ドウグヤタサキ展】 〜 ぬくもりのどうぐたち 〜 日程:10/7(水)〜10/31(土) 場所:秋元珈琲焙煎所となり「日喩」 定休日:日月火 営業:水木金土 営業時間:13:00〜18:00 · · · #日喩 #秋元珈琲焙煎所 #大田原 · #ドウグヤタサキ #douguyatasaki #家具修理 #椅子修理 #repair #furniture #アカリ #照明 #lamp #light https://www.instagram.com/p/CFzQ439lyeQ/?igshid=13f8w014u5q9x
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isana-9 · 3 years ago
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⁡ 【 WITH POPCORN HI-BACK FEATHER SOFA 】 ⁡ [ウィズポップコーン・ハイバックフェザーソファ] ⁡ そのクライアントがソファを選ぶ上で、最もゆずれないことは、 ⁡ 「2時間ずっと座っていられる」ことでした。 ⁡ だいすきな映画を並んで見るのだそう。 ⁡ ⁡ ⁡ こちらはワイドサイズのスリーシーター。 ⁡ 幅が2205mmと大きいので、2:1に分割する機構でつくってあり、搬入後に連結する仕様となっています。 ⁡ ⁡ ********************* ⁡ ⁡ 【 RATTAN SOFA TABLE /45 degree caning】 ⁡ [ラタンソファテーブル・装飾挽物脚・45度バイアス籐編み] ⁡ ⁡ ラタン(籐)で一本一本手編みした棚板のあるソファテーブル。 ⁡ ラタンの張りは45度にアレンジしていて、ラタン同士の幅も狭いところと広いところ強弱をつけて、タータンチェックのシャツみたいにリズミカルに編み込んでいます。 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ↓ ⁡ #毎日更新してます #448日目 ⁡ #ソファテーブル #ローテーブル #フェザーソファ #ハイバックソファ #タータンチェック #ソファテーブル探し #ラタン #籐張り家具 #woodturning #sofa #woodworking #upholstery #furnituredesign #ソファー探し #フェザークッション #沼垂テラス商店街 #イサナ喫茶室  https://www.instagram.com/p/CmJne9wr6qQ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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isana-9 · 3 years ago
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【 OLD TRUNK ottoman & 3 LINE STITCH 3 SEATER SOFA 】 ⁡ [オールドトランクオットマン/スリーラインステッチ・スリーシーターソファ] ⁡ ⁡ レトロなクルマのシートのような、3本線のキルティングステッチ。 ⁡ オットマンとソファはともに、同じ椅子生地でつくったもの。 ⁡ ⁡ サイドの持ち手には、ラタン(籐)を巻いています。 ⁡ ⁡ *************************** ⁡ fabric: イサナスタンダード椅子張り布地(ホワイトアイボリー/ポリエステル52%、アクリル32%、綿16%) ⁡ flame: ナラ材ブラウンオイルステイン仕上げ(北海道産) ⁡ handle: ラタン(ちくわのまんなか舎) ⁡ @chikuwano.mannakasha ⁡ ⁡ ⁡ ↓ ⁡ #毎日更新してます #437日目 ⁡ #オットマン #ottoman #ソファ #ラタン家具 #ラタン #籐巻き #真鍮 #真鍮金具 #ウレタンクッション #スリーシーターソファー #ソファ探し #sofa #upholstery #woodworking #furnituredesign #イサナ喫茶室 #沼垂テラス商店街 ⁡ ⁡   https://www.instagram.com/p/Cls8ixwrRPB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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