#絶対大型自動二輪取る
Explore tagged Tumblr posts
Text
2025-5月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「対語」です◆
今月は参加者の皆様に「対語」のお題でアンビグラムを制作していただいております。メジャーな対義語は掘りつくされているのではと思われる中、作家の皆さんがどのような作品を作り上げてきたのか、楽しみにご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「損失/収���」 回転共存型:すざく氏
利益を失うこと/利益を得ること。 「損」の左の点のハネと「益」の左払いの重なり処理の切り替わりがうまいです。よい書体とデザインですね。

「アオムケ/ウツブセ」回転共存型:ヨウヘイ氏
顔や物の表面が上を向いていること/下を向いていること。 ドット表現が生きていますね。線が途切れたりという、1ドットの増減があっても割とこの解像度でも読めてしまいます。

「質素/華美」 図地反転共存型: いとうさとし氏
飾り気がなくシンプルの様子/華やかで美しく派手な様子。 「質」の上部にはみ出しがありますがそれを補ってあまりある全体的な完成度の高さです。文字のバランスも良く、すばらしいですね。

「闘(⿵门𭔰)争/逃走」 回転共存型:繋氏
「トウソウ」の同音異義語。 ステキな書体のデザインです。セリフやヒゲ部分もうまく生かされていますね。

「支配/服従」 回転共存型:KSK ONE 氏
相手を束縛すること/されること。 中央の「彳」相当部分のリガチャが気持ちよいです。筆致がかっこいいですね。

「過激/穏健」 回転共存型:douse氏
度を越して激しいこと/おだやかで行き過ぎていないこと。 太めの書体にすることで字画の衝突を自然に見せつつ、方向を切り替えるのに生かしています。「過」は大陸式のグリフですが気にならないものです。

「空虚/充実」 振動型:.38氏
なかみが何もないこと/満ち満ちて豊かなこと。 字画の絶妙な波うちと太さの変化で振動を実現させています。先割れ字画の具合もよいですね。中央の字画はハネとハライが切り替わります。
「陸/海」 敷き詰め図地反転型:アンビグラム研究室
「陸」と「海」��敷き詰め図地反転アンビグラム。陸海の図地反転の作例は複数存在します(一番早い作例はこちら→2010-05-06)。 本作はoyadge01氏と意瞑字査印氏が対応解釈、作字をkawahar氏がそれぞれ担当して制作されました。

「愚痴/感謝」 図地反転共存型: いとうさとし氏
言ってもしかたのないことを言って嘆くこと/ありがたく思って礼をいうこと。 非常に読みやすく驚くばかりです。「心/心」の図地対応は応用が利きそうですね。
「昨日/明日」 振動型:lszk氏
今日の一つ前の日/一つ後の日。 重ね合わせ処理をうまく利用した傑作です。矢印による示唆があるため、すぐに読めますね。

「脆弱/強靭」 敷詰回転共存型:douse氏
もろくて弱いこと/しなやかで強いこと。 黒パーツと灰色パーツを入れ替えていると見ることができます。角度の調整や線の出し入れの具合が絶品です。

「文明破滅/創世記譚」 鏡像共存型:ちくわああ氏
世界の終わりとはじまり。 文字単位での対応付けではないのですがバランスよく仕上がっています。かなり難しい対応付けをしている力作です。文字内の✨を自然にする中央の星デザインもよい工夫ですね。

「福良Pです/凶悪Qです」 図地反転共存型:つーさま!氏
QuizKnockのとある企画で発生した対義語。 「です/です」が図地対応できることに驚きです。「P/Q」がよいデザインですね。塗りつぶしが効果的に使われています。
「彼誰時のバス停/黄昏時の駅前」 回転共存型:松茸氏
明け方←→夕暮れ、バス停←→駅前。 適度なデフォルメが気持ちよく、全体的に素直に読める良作です。「亭」部分が袋文字のようになっている部分が上から下まで渡っているので気持ちよいですね。

「竜頭蛇尾/有終完美」 鏡像共存型:とりけとん氏
尻す��みになること/最後までやり遂げること。 全体の流れで読むデザインではあると思いますが、一文字ずつ見てもかなりうまく調整されています。そのまま掛け軸にもできそうなよい作品です。

「おまえらの二次創作」 重畳型:Jinanbou氏
「オイラーの公式」に対する偽対義語(こちら)。 2ブロック分ずらしながら並べるとうまく配置できます。配置の発見と文字の切り取り方がすごいですね。

「貧乏舌/鼻セレブ」 回転共存型:てるだよ氏
こちらの偽対義語が初出でしょうか。 ポストに対するのコメントでは対応部分の前後関係が逆という指摘も多くありましたが、このデザインによればうまい配置になっています。細かい���画にも工夫がありますね。


「SYNTAX/SEMANTICS」 回転共存型:兼吉共心堂氏
構文 (syntax) と意味論 (semantics) は、プログラミング言語において、コードの構造と意味を区別する概念。 珍しくラテン文字での作品。文字数の違いをクリアするための圧縮手法が見所です。

「攻守」 旋回型:うら紙氏
主に競技における攻撃と守備。 全体的に三角のペン形状とし、「攻」の最初の部分と「守」の点を自然に見せています。ポイントを押さえたよい作品ですね。

「誕生/死滅」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
生まれること/死に絶えること。 「誕/滅」の自然さに驚きます。「生/死」はシンプルな文字同士の対応付けの分、細かい凹凸の調整が見所ですね。
「是/非」 敷詰振動型(180度回転同一型):kawahar氏
道理にかなうこと/誤っていること。 縦に読めば首を縦に振る肯定の「是」、横に読めば首を横に振る否定の「非」です。ちょっとしたウロコの調整でうまく読めるように仕上げられています。

「光/影」 振動型:ラティエ氏
物事の明るい部分/暗い部分。 主観的輪郭を利用した知覚シフト。作例が非常に少ない手法ですがうまく扱っており、言葉にマッチしていてとても良い作品です。
「平面/立体」 回転共存型:lszk氏
2次元/3次元。 平行四辺形のような部分を平面的に見たり立体的に見たり切り替わるところがぴったりですばらしいです。「面」の窓も斜めに切られているので「立」の時に柱状に見えてきます。

「鷹/鳩」 回転共存型:douse氏
政治的な立場として、強硬派/平和派。 文字の特徴を的確にとらえたすばらしい図案化です。バランスが絶妙なので、まだれが小さくてもしっかり「鷹」ですね。

「祝/呪」 回転共存型: oyadge01氏 × 意瞑字査印氏
「祝」を180°回転させると「呪」と読める王道のアンビグラム。意瞑字査印氏が対応解釈、oyadge01氏が作字を それぞれ担当する合作の制作スタイルです。

「分裂/統合」 敷詰回転共存型×2:オルドビス紀氏
別れること/まとまること。 「分/合」「裂/統」それぞれが敷詰共存の関係です。字画本体と装飾が切り替わる効果が実感できる作品ですね。レタリングとアンビグラムが絶妙に融合しています。
「平坦/起伏」 回転共存型:Σ氏
表面が平らなこと/表面に動きがあること。 「坦/起」は無変換共存の関係ですが、もう一文字と合わせて角度を調整することで一文字目と二文字目の関係を入れ替えています。裏になった「犬」も愛らしいです。
「浪費/節約」 鏡像共存型:螺旋氏
無駄な出費を増やす/減らす。 「浪/約」がとても自然で驚きです。「費/節」の省略の仕方がすばらしいです。最大公約数をとるというだけでもなく、書体の力によるものも大きいですね。
最後に私の作品を。
「眼鏡(めがね)」 回転型:igatoxin
熟字訓にルビをふると��は、対語ルビ(グループルビ)で均等に。逆に、文字ごとにルビをふるのは「対字ルビ(モノルビ)」です。
お題「対語」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「能力」です。スキル、技術、技量、熟練、パワー、資質、知能、独創性、スタミナ、異能、資格、器量 など 参加者が自由に能力というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は5/31、発行は6/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー} 2月{記憶} 3月{春} 4月{キッチン} 5月{対語} 6月{能力}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
9 notes
·
View notes
Photo

『 貨物列車で行こう!』長田 昭二 緒 (文藝春秋)
わたしも乗りたい。
第一章 ついに貨物列車に乗る! 貨物線を歩く/乗れないから乗りたい――そこにロマンがある/人知れず日本の物流を支える駅/極限までのスリム化/「拳一つ分」の隙間/動力車の拠点「機関区」/ついに貨物列車に乗る!/突然の鉄道無線/いよいよ「貨物専用線」に進入/東京で貨物列車を見ない理由 第二章 ルポ・東京貨物ターミナル 鉄道貨物の全容を見るべく「東京タ」へ/貨物列車に乗って貨物駅に向かう/「���鶴見信号場」とは/梯子段を上る「垂直乗車」/「ブレーキ、ゆるめーゆるめー!」/心躍る〝短絡線〟/「いよいよ来たか……」貨物列車は地下へ/羽田空港の下を通る点線=東京港トンネルへの憧れ/昭和で見た夢が令和に実現/添乗区間が延長した!/「東京タ」の構内をほぼ二往復/輸送量は毎年約一〇三%の伸び/高まる大型コンテナのニーズ/変わりゆく物流の仕組み/日本最大の貨物駅にある「中央研修センター」に潜入/異常生時の対応を学ぶシミュレーター/ここに座った以上は定時運行遂行の義務がある/「輸送指令」は〝二度呼び〟が基本/懐中電灯一つで長大な列車を点検 第三章 経営再建と未来の貨物輸送――JR貨物トップインタビュー 「変えるをよし」の企業風土が自信をもたらした/さらなる被害が予想される南海トラフ地震への対策/経営が厳しいJR旅客会社が増えた現状/貨物輸送の新提案・新幹線による鉄道輸送は?/総合的な輸送体系「モーダルコンビネーション」という概念/「安全」のための人材確保と労働環境の整備が不可欠/あらゆる物流の集積地点「東京レールゲートWEST」/銀行員、ハウステンボス……様々な経験から生まれた経営軸/「企業として安全はすべての基盤である」/原風景は「貨物列車のある情景」/「ベテランから若手へ」鉄道を支える、技術を受け継ぐ仕組み/運転士によるリレー方式――確立された輸送体系が強み/鉄道貨物が抱える問題をテクノロジーで解決できるか/従来の設備を有効活用「積替ステーション」/「空荷」を解消した「ビール列車」 第四章 広島車両所探訪記 重要拠点・広島/迂回運転を実現した「匠の技」/歴史を刻む広島車両所/「日本一」の車両所/全般検査と重要部検査奈々枝歴史ゆえの「使いにくさ」/「走って磨かれて輝く」車輪/時に親子、時に兄弟/機関車にはトイレがない/憧れの〝車掌車��の現実/ベテランから若手へ「技の伝承」/車両所は「大きな家族」 第五章 「セノハチ」貨物列車添乗ルポ――広島貨物ターミナル駅‐西条駅 フィーダー輸送の拠点/数字に出てこない忙しさ/日本一のフォークリフトドライバー/営業面の司令塔/もし列車が遅れたら……信号扱い所の修羅場/〝途中下車〟できない貨物は……/鉄道マンにとっての〝難所〟はマニアにとっての〝名所〟/九州と首都圏を結ぶ物流の大動脈/居住性に優れた運転室/無線の通信に沸き上がる感動/普段乗れない貨物線を走行/本格的な上り坂へ――補機本来の業務開始/上り線には架線が二本/「ノッチオフお願いします。どうぞ」/登りきって連結を外す/「ポウッ!」遠ざかる本務機/待ち時間も切らさない集中力/「発車!」「進行!」一人ぽっちで走り始める/視界も広く、軽快に走る/帰りのほうが忙しい/シカ、イノシシ……夜に遭遇する動物たち/登りと同じ十三分で「瀬野八」を下り終える/列車は貨物専用線へ。時速八十キロで快走/廃車を待つ〝もみじ色〟の機関車/物流を支えるプロの技と知恵 第六章 「文藝春秋」を北に追え!――青函トンネル貨物列車添乗ルポ 大きなミッションを持って貨物列車に乗り込む/「文藝春秋」十月号の積み込みを見学/貨物の積み下ろしや旅客の乗降は行わない「青森信号所」へ/貨物列車でなければ通れない区間に感じるロマン/中村さんが席を譲ってくれた理由が判明/トンボが乱舞する田園地帯を疾走/青函トンネル五十三キロを貨物列車はひた走る/世界第四位、長大トンネルの入口/しばらくすると飽きてくる……運転士の眠気対策は/地上に出たと思ったら次々とトンネルが……/津軽海峡と函館山を望む〝絶景路線〟/急に無数の線路と並走するようになり……/三〇五九列車は定刻より二分遅れで到着/「北斗9号」で三〇五九列車を追跡/コンテナ貨物取扱量全国二位の「札幌タ」/十七時間五十分の鉄路の旅/「盛りだくさん」にもほどがある一日の終わり/一日半ぶりの対面/「イクラ丼」か「混載丼」か/「あとがき」に代えて
19 notes
·
View notes
Quote
当方、お医者さんである。国民民主党の玉木議員の医者の給与を減らせというツイートが昨今話題になっている。その理由は医療に金がかかりすぎ、成長と全体の幸福を損ねているから、らしい。ここに、手っ取り早い解決法を提案したいと思う。国民皆保険制度を廃止すれば良い。国民皆保険制度、そして高額医療制度は非効率な医療サービスの��ラマキを行っている。発熱すらしていないコロナ患者に対するラゲブリオや末期肝硬変患者の貧血に対するエリスロポエチン。どうしようもなくボケちまった爺さん婆さんはあめ玉のようにアリセプトを舐めている。大正生まれのご老人に順内と血外の連中がTAVIやらEVAR,TEVARをするせいで、ピンピンコロリへの道筋が絶たれていく。一種の老人病である心アミロイドーシスという病気にタファミジスのような冗談みたいな価格の薬が投与される。PD-1阻害薬なんて薬ができたせいで森○朗が復活してしまい、東京五輪で遺憾無く老害っぷりを発揮したのは記憶に新しい。ヤニカスは年金を受け取る前に早く死んでくれるから財政的にトントンだったのであって、延命してしまえば単なる息の臭い金食い虫だ。糖尿病で腎臓をぶっ壊せば医療費がタダになる上に週3人工透析をする権利が付与される。これは米国だと週2回である。別に週2でも死にはしないのだが、政治家にとっての票田、透析病院にとってのアクティブユーザー数を維持する為に週3となった。そして今後これにレカネマブが加わる。この話を欧米の医者にすると、イかれてんなwどこからその金が出てんの?、と言われる。納税者の財布からである。日銀が円債を引き受け、円の価値を希釈させることでそれを行うこともやっている。世間のイメージとは裏腹で、日本の医療従事者の人件費はとても安い。これは一人当たり医療費支出を見れば明らかだ(4,691ドルでOECD加盟中15位/38位)。上述のような無意味なバラマキをしており、かつ失敗国家のような人口比率であるのにもかかわらず、日本の医療支出は相対的に低い。何故か?それは医療従事者の人件費が安く押さえられているからだ。米国の医者や看護師の給与水準は日本の5〜6倍くらいはある。最近は円安でそれにブーストがかかった。米国の一人あたりGDPが日本の2倍程度であるのを考慮しても、単純計算で3倍もらっていいことになる。しかも、日本は医療サービスを必要とする高齢者の割合が高く、富は高齢者に集中している。その上、日本の人口あたりの医者数は米国の二分の一強しかいない(看護師数は知らん)。自由競争が許されれば、価格はどこまで上げて良いのだろうか?社会主���的な医療制度を採用しているカナダ、オーストラリア、イギリスと比較しても日本の医療従事者の待遇は地を這うような水準だ。この差は、これら国々は費用対効果に見合う医療のみ提供する事より生まれる。そして、費用対効果という言葉は日本で最も忌み嫌われる言葉だ。医は算術ではなく、バラマキなのである。少々話が脱線するが、日本の医療は安いだけでなく、質が良い。看護師の方々の礼節は海外と比較するとびっくりする程だ。大して金を払っていない患者に対して奴隷の如くクソ丁重にもてなす(個人的にやめたほうがいいと思っている)。消化器の先生は海外ではまず不可能であろうESDなどを華麗にこなしてみせる。外科の先生はクソ面倒くさいリンパ節郭清などを毎回丁寧にやってらっしゃる(あれエビデンスあるんすか?)。心外、脳外、婦人科の先生方はキチガイじみた24hオンコールを律儀に請け負っている。ネットに出没する出羽守の方々が海外で稼げなくなってから日本に凱旋するのはまさにこれが理由である。医療が安いだけが理由であったのなら、金が腐るほどある金持ちは海外で医療を受け、そこを終の住処とするだろう。要するに国民皆保険制度は医療従事者を抑圧する制度でもあるということだ。この手の話題では、医業の独占を医者から譲り渡すべきだという議論になりがちがだが、別にそうすればいいと思う。chatGPTの言われた通りに動けば素人でも9割方正解を出せる(残り一割はとんでもなく間違う)。ただ、麻薬とか向精神薬とか抗癌剤など人を殺せる系薬剤の処方権をお譲りするのは難しいと思うし、無免許医が患者に不利益を及ぼした場合、たとえ事前の患者の同意があったとしても殺人罪やら傷害罪が適応されるべきだと思う。じゃないと麻薬密売やら自殺幇助などがはびこるだろう。血圧とか糖尿病の薬程度であれば各々自由にやればいいんじゃないかな。ここら辺も匙加減間違うと死ぬけどね。ネット上では医者が率先して寝たきり患者を量産していることとなっているが、それは嘘だ。寝たきり患者が増えることで得をするのは病院であって、医者ではない(そして、病院にも大した得にならない)。医者が胃瘻やら中心静脈栄養やら喉頭気管分離を行うのは、家族から「できることはやってあげてください」、或いは「昇圧剤と心マは希望しないけど、他はやってください」と言われるためである。一度そう言われてしまうと、文字通りできる限りの事をしないと訴訟や医師免許お取り潰し、場合によっては殺人罪を着せられることになる。延命を行わないことのデメリットが甚大である一方で、メリットは皆無なのだ。そんな中でも過去にALS患者を安楽死させようとした医者や、透析を中断させようとさせた医者が過去に居たが、日本人はその行為の是非を議論しようとはせず、彼らは司法やらメディアの袋叩きに逢い、無事死亡した。「寝たきり患者量産」は、国是であり、日本国民の総意なのだ。医療従事者は、低所得者や生活保護者ともっとも交流する職業のうちの一つだ。実際に相手をしてみると解るが、大抵彼らは愚かで、卑しく、救い難い。そんな人々を相手にしたくないし、彼らのために真面目に労働し納税している人々の税金を注ぎ込む際には良心が痛む。だが、そうせざるを得ない。国民皆保険制度がそうさせているのだ。国民皆保険制度を廃止することのメリットは以下の通りだチューブ老人というグロテスクな存在が激減する財政が健全化するあなたが不摂生でない場合 (現状の社会保険料 - 民間保険料) は正の値になる 老人が減るので年金・介護・福祉に支払う支出が減る。 高齢化問題が緩和される介護に使う時間と金が減るので少子化解決の道筋が開けるあなたが介護・医療関係者の場合、待遇が良くなるデメリットは以下の通りであるあなたが金のない高齢者であった場合、死ぬあなたが生保であった場合、死に近づく喫煙、肥満、2型糖尿病などプリベンタブルなリスク因子を抱えている方々の民間保険料は、恐らく高額になる上記社会的弱者を糧とする方々が困る(透析病院とか、自民、立憲、共産、社民、れいわの先生方など) 超富裕層が困る(治安が悪くなるため。社会保険料は端金であり、円安は海外の資産でヘッジすればよい。道端でジョーカーみたいなのにぶっ○されることが彼らの最も恐れることなのだ。)要するにフリーライダーが死ぬということである。ただ、想像してみてほしい。ご高齢の方々は、周囲から疎まれながら、そんなに長く生きたいだろうか?役目を終え、尊敬される老人のまま、死にたくないか?デブやアル中、ヤニカスの皆様方は、太く短い生涯を送りたくて、そういったライフスタイルを営んでいるのではないだろうか?そしてなんといっても皆さん、フリーライダーは、お嫌いでしょう??「お前もいずれは高齢者になる」と言われるが、私の経験では生産可能年齢を過ぎてからの延命は本人含め、誰も幸せにしない。病院に巣くうご老人方は醜く礼節に欠きそれでいて生産性は皆無である。家族含めた周囲は陰に陽に早く死んでほしいと考えている。そんな中貴重な医療資源を浪費し、死ぬはずであった今日を先延ばしにしているご本人は少しも幸せそうでなく、それどころか不機嫌な顔をしている。飯塚○三のような、あの顔である。医療に縋らないと生きられない時点で、生物として破綻しているのである。そんな中長く生きても、なーーーーーーーーーーーんもいいことないよ。私は、基本的には人の為になりたくて医者になった。給与や労働条件が他国に比べてイけてないのはまだ我慢できる。だが、劣悪な労働条件で滅私奉公し、それが故に国賊の様に扱われるのは納得がいかない。国民皆保険制度は医療従事者の待遇を悪化させているだけではなく、医療従事者が頑張れば頑張るほど、日本国民、および患者とその家族に不利益を及ぼすような制度設計になっている。悪いのは制度であって、医療従事者でも、患者でも、老人でもないのだ。皆保険制度は捨て去られるべきだ。レッツ、レッセフェーーーーーーーール!!!!!!!!!
(追追記致しました)(追記致しました)国民皆保険制度になくなってほしい
2 notes
·
View notes
Text
【迷】2
「あー、暇だなー。」 いつもの、面倒事の始まりの合図だ。 僕は決まって間が悪く、いつも真っ先に目をつけられてしまう。 今日もすぐに声をかけられて現世へと向かわされるのだろうと身構えていた。 「たまには仲良く三人で行ってきなよ。」 しかし今日は趣が違うらしい。珍しくも僕たち全員に声がかかった。 いつも寝たふりをしているハナマキ、すぐにどこかへ隠れるトビネ、そしてワタメである僕。 それがカミサマのもとでお使いをさせられている天使、いや召使いだった。 「ほら、そこのきみ起きなさい。あときみは見えているからね。」 観念したかのように目を開けるハナマキと、どこからともなく姿を現させられたトビネ。 僕を合わせた三人は目を合わせて一緒にため息をつく。 『三人って、そんな大掛かりなことなの?誰かだけで十分なんじゃない。』 トビネはさも面倒くさいといった声音でカミサマに食って掛かる。彼女はいつもそんな態度だった。 しかしカミサマはトビネの態度に意を介せず答えるのだった。 「ん-。まあ一人でも私は良いんだけどね。それだときっとすぐ死んじゃうだろうから、神からの慈悲だと思ってもらいたいな。」 『し、死ぬ?!ぼ、僕たち、また死ぬなんてあるんですか?!』 珍しくも口を開いたのはハナマキだった。彼はい��も口答えせず、極力カミサマや僕たちにすら関わらないようにしている素振りすらあったので、 こうして自ら話し出すのはそうあることではなかった。 しかしそれも無理もない。突然死ぬかもなんて言われれば誰でも慌てるだろう。なんたって僕たちは既に死んでいる身なのだから。 「うん、死ぬよ。知らなかったの?」 『そんなこと一度も言われたことない……。』 「そうだっけ。ま、次にそんなことがあっても私は救ってあげられないから、気を付けるんだよ~。」 そう言っていつものワープホールを作り出すカミサマ。 ハナマキは顔色を一気に悪くして俯いてしまっているし、トビネもさすがに押し黙っていた。 『……あの。今回はそんな危険な仕事なんですか?』 仕方ないので僕が代表して皆が聞きそびれていることを確認することにした。 大抵は何をするのか言われることが無いので、こうして前情報を渡されることは貴重だった。 「へー、きみは仕事だと思ってるんだ。」 『は?ええ、まあ……。違うんですか?』 「違うよ。救済は私の仕事��はあるけどね、きみの仕事じゃない。」 『カミサマが自分でやらないのを僕らに押し付けてるだけじゃ……。』 「ヒト聞きが悪いなぁ。そんなことはどうでもいいから、早く行ってきなよ。」 結局僕の質問には答えてくれることもなく、カミサマは僕たち三人をワープホールへと放り投げる。 一瞬の無音と暗闇。そして次の瞬間には視界が開ける。 そこは草木生い茂る、どこかの森だった。
『私はその辺で休んでるから、二人でやってきてよ。』 到着早々、輪を乱す発言をしてくるのは相変わらずのトビネだった。 『あのな――。』 『死ぬかもしれないんだぞ?!一緒に行動しないと駄目だ!!』 たしなめようとした僕の声に重ねて大きな声を上げたのはハナマキだった。 いつもと異なる様子に僕もトビネも目を丸くする。 『あ、ごめん……。ちょっと、気が動転してたみたいで……。』 慌てて謝りながらも俯くハナマキ。僕は苦笑いをしながら肩らしいところを叩いてみせる。 『いいよ。ええと、トビネもそんなこと言うな。あの無茶苦茶なカミサマが三人でって言ったんだ。 その方がきっと早く終わらせられるし、そしたらすぐに帰れるだろ?』 『……ふん。』 ハナマキの様子が効いたのか、不服そうな顔をしながらもトビネは僕たちについてくる意思を示してくれた。 雲行きが怪しいなあと思いつつ、僕たちは森の中を進むことにした。 『それにしても今回の仕事ってなんだろ。』 どこの森かも分からない場所。人の気配は無く、リヴリーの姿も見当たらない。 カミサマの言う救済の対象は様々だが、その多くは人間であり、最近はリヴリーも増えてきたらしかった。 なので今回も彼らだと思っていたのだが……。 『しかも死ぬかもしれないって、どんな面倒事に巻き込まれるんだか。』 トビネはそう言いながらも目の端で森の様子を窺っているらしかった。 先頭を歩いているハナマキは重たげに口を開く。 『ここは、“リヴリーアイランド”のどこかのパークだよ。』 『え?ハナマキ、知ってるの?』 『うん。何度かカミサマのワープで来させられたことがある。 リヴリーアイランドはリヴリーたちのために作られた大型の公園みたいな場所で、パークと呼ばれてるいくつかのエリアに区分けされてるんだ。 ここはそのパークのどこかで、こんな鬱蒼とした森のエリアがあるんだ。けど……。』 『けど?』 『ここには普段リヴリーたちはいない。いるとしたら、それは……。』 『なんだよ、勿体ぶらずにおしえてくれよ。』 しかしそこで押し黙ってしまうハナマキ。僕は仕方なくあたりを見渡してみた。 確かにこの辺りの木々のスケールはリヴリーに合わせられたように違和感が無い。 リヴリー用の公園というだけに、全てがリヴリーサイズになっているのかもしれなかった。 しかしハナマキが言うように依然としてリヴリーの姿は無いように思えた。 それも束の間、突然前方でガサリという物音がした。 『なに?!』 トビネが声を上げる。ハナマキも立ち止まって全身で威嚇する気配を出した。 現れたのは一匹のブラックドッグだった。 『な、なんだ。リヴリーか。』 トビネは胸をなでおろす。僕も無意識にほっと息をついていた。 『どうも。迷子?飼い主……はここでは出てこないのかな。それとも――』 いつもの質問を投げかけようとした僕の言葉を遮り、ブラックドッグは声を上げてきた。 『おい、お前らもモンスター狩りに来たクチか?』 『へ?』 『だったら今回はやめとけ。荒らしが来てる。たっく、ああいうのはいつの時代も沸くもんかね……。』 そう言い残すと、ヴォン、という音と共にブラックドッグはどこかに姿をくらましてしまった。 くらます前に一瞬見えたその姿は、何故かひどくボロボロのように見えた。 『荒らし……。』 ブラックドッグが現れてもずっと警戒を解いていなかったハナマキが小さく呟いた。 『荒らしって何?てか、モンスター狩りって何よ。』 そんなハナマキにトビネは問いかける。僕も単語の一つ一つは聞いたことがあるものの、それ自体が何を示しているのかはよく分からなかった。 モンスター。それはリヴリーの餌である虫が突然変異して生まれた化け物らしい。 その巨大化した体でリヴリーを襲い、時には食らってしまうという話だ。 しかしそれはリヴリーが現代に普及したての初期の頃であり、昨今ではそんな脅威は取り除かれ対処されたと聞いていた。 『モンスター狩りっていうのは、パーク内で時々開かれるイベントなんだ。』 『イベント?』 『そう。昔みたいな危険はなくて、あくまでもゲームみたいなもの。 モンスターは監視されていて、リヴリーが襲われるのは同じだけど殺されるところまでには至らない。 だから昔よりも安全に、スリリングを味わいながらモンスターを攻撃してddを集められるってことで一部では人気のイベントだよ。』 顔をしかめながら話すハナマキ。トビネも僕もきっと同じ顔をしていたと思う。 人気のイベント?ペットを危険な場所に向かわせてまで金が欲しいってことなのか? それとも攻撃されるかされないかの瀬戸際のやり取りをゲームとして楽しんでいるのかも知れない。 『文字通り、クソゲーね。それ。』 トビネが吐き捨てるように呟く。僕も同感だった。 『じゃあ、荒らしって何?イベント荒らしってこと?』 『うん。』 『それって、モンスター狩りアンチってこと?じゃあむしろ良い奴らなんじゃないの。』 トビネの問いに、ハナマキはゆっくりと首を横に振る。 『いや、良い奴らではないかな。アンチかどうかは、分からないけれど。 荒らしは、モンスター狩りに来たリヴリーの邪魔をするんだ。 モンスターではなくリヴリーの方を攻撃してね。』 『何よそれ!』 『うん……。だから荒らしがいる狩り場はめちゃくちゃになってね。 リヴリーは必要以上に傷つくし、時間切れになってモンスターも去ってしまい報酬も得られない。』 『前言撤回、良い奴らじゃなくてクソ野郎だったわ。 ま、でもそんなイベントに参加する方が悪いのよ。同情なんかできないわね。』 益々表情を険しくするトビネと、警戒した視線を絶やさないハナマキだった。 そしてそれを聞いていた僕の嫌な予感は徐々に形になっていくのだった。 『ってことは、今回の仕事って。』 『多分、荒らしを追い出すことだと思う。』 『……。』 僕たちが乗り気になれるわけがなかった。 イベント側にとって荒らしは害悪でしかないだろう。しかしそのイベント自体が害悪なのではないか。 命の保証がされているからといって、そんなデスゲームじみたものの秩序を守ることが果たして救済になるというのだろうか。 カミサマの考えていることはやはり分からない。 『私、やっぱりパス。』 『え?』 突然、しかしきっぱりとトビネは言い放った。 『そんなもの、共倒れしちゃえばいいのよ。』 『でも、解決しないと帰れないんだよ?』 慌てて説得にかかる僕だったが、トビネはそれを制止する。 『帰れなくて何が困るの?私、別にこのままここに残されたって良い。』 あまりの発想に、僕は言葉を吞んでしまった。 帰れなくても良いと、彼女はそう言ったのだ。 『大体、あっちに戻ってもここに取り残されても大差ないわよ。 あっちでこき使われるのも、ここで一人でやっていくのも。そうでしょ?』 『そうでしょ、って言われても……。』 僕は言い淀むしかなかった。しかし考えあぐねている間に今度はハナマキが割って入る。 『しっ。ちょっと待って。音が段々大きく……なって……?』 ふと我に返ると、かすかに地響きのような音がしていた。それも次第に大きくなってきている。 『まさか、こっちに?!』 『まずい、一旦離れよう!』 ハナマキが先導して走ってくれる。僕とトビネも慌ててその後を追って走り出す。 しかし不穏な地響きの音は遠くならず、そればかりかどんどん近づいてきている気がした。 『ちょっと!モンスターって同じ場所にいるんじゃないの?!』 『そのはずだ!でも様子がおかしい、もしかして運営の手を離れて――』 ハナマキが言い終わらないうちに突然の轟音があたりに響き渡る。 『うわあ!!!』 何者かに突撃されたかのような衝撃に、僕たちは勢いよく跳ね飛ばされた。 『いった……』 地面に投げ出された全身の痛みをこらえつつ、なんとか瞼を開いて様子を窺う。 土煙が立ち上る中、その向こうには大きな影が揺らめいていた。 『モンスター……?』 細長く凶悪な八本の脚、こちらを凝視する八つの眼。 その巨体を彩る特徴的な縞模様。間違いない、モンスターのジョロウグモだ。 ギチチチチと、鳴き声のような四肢の擦れる音のような不気味な音を鳴らしながらゆっくりとそれは近付いてきた。 『/hammer!!!』 すると突然の叫びと同時に、モンスターの頭上に大きなハンマーが現れてそのまま脳天へ叩き落とした。 『う、わ……!』 『早く!こっち来てお兄ちゃん!!』 そう言って僕の背後から現れて必死に引っ張っていくのはトビネだった。 『ハ、ハナマキは?』 『あっちでモンスターの気を引いてる!お兄ちゃんも立て直したら加勢して!』 少し遠くの方で何かを切り裂くような轟音が鳴り響いている。 茂みまで僕を連れてきたトビネはすぐさまモンスターのほうへと視線を移した。 その姿はさっきまで面倒くさそうに悪態をついていたものとは異なり、打倒モンスターのために真剣な面持ちをしていた。 『……そんな感じだったっけ、お前。』 『別に。私だってやればできるってだけ。』 そう言ってトビネはモンスターの方へと駆けて行ってしまった。 僕はまだ乱れている呼吸を落ち着かせるために深呼吸を繰り返す。 こうなってはイベントがどうこうなど言ってはいられない。まずはモンスターを倒して体勢を整えなければ。 『よし。』 自分の頬を叩いて気合を入れる。そして二人が押さえているところへ僕も急いで駆けつけるのだった。
『お待たせ!!』 『遅いよ!見て、イベントの参加者がみんな……!』 僕が駆けつけると、そこにはハナマキとトビネの他にも何匹かリヴリーが加勢していた。 しかしそれよりも大勢のリヴリーたちがそこら中に倒れこんでいた。 『これ、は……。』 『やっぱり、こんなイベント、あっちゃダメなんだ。』 歯を食いしばりながら言葉を絞り出すのはハナマキだった。 『どこに行っても、人間がやることなんて結局同じだ。自分と繋がってるリヴリーですら、こんな扱いだ。』 攻撃呪文の傍ら、吐き捨てるようにハナマキは言った。 『モンスターだって、どうやって生まれたんだか。これが、これが本当はあるべき姿なんじゃないかって、俺。』 『ハナマキ……?』 『ちょっと!お喋りはいいからもっと雷よこしなさいよ!』 トビネが叫ぶように怒号を飛ばしてくる。僕たちは口を噤んで呪文を唱えるのに専念した。 ハンマーに投石。雷に竜巻。様々な攻撃がモンスターへ雨のように浴びせかけられる。 次第に動きが鈍くなっていったモンスターは、最後に気味の悪い断末魔を上げて地面へと倒れこんだ。 立ち上る土煙。それが引くとモンスターの亡骸は無く、代わりに大量のddが積みあがっていた。 「いやー!!今日はマジでやばかったわ!」 「それな。運営仕事しろよ。荒らしウザすぎ。」 「てかエリア移動とかってするんだっけ?」 「サイレントアプデかよ。そういうのこそ告知すべきだろ。」 口々に悪態をつきながらddを拾っていくのは僕たちの他に加勢していたリヴリーたち……ではなく、 その後からどこからともなくやってきた人型の姿をした者たちだった。 『ホムね。人と直接通心している方の。』 いつの間にか近くまでやってきていたトビネが小さく耳打ちする。 『ホム無しでいると不審がられるから、早く離れようよ。』 『そうだね……。そういえば、ハナマキは……?』 『カイリお兄ちゃんなら、もうあっちで待ってるよ。さっきワープホールが現れたんだって。』 そしてトビネはホム達に見つからないようにその場を後にする。 ぐったりと倒れこんでいたリヴリーたちの姿はいつのまにか消えており、それを目の端に捉えながらも僕もトビネの後を追った。
『カイリお兄ちゃん。』 『うん。じゃ、帰ろうか。』 『待って。』 僕はワープホールに入ろうとする二���と止めた。 『ハナマキ。さっきの何だよ。』 『さっき?』 『あるべき姿って、言ってだろ。あれ、何だよ。』 僕は帰る前にどうしても確かめて��きたかったのだ。 モンスターを攻撃していたとき、豹変したかのようなあの口ぶり。まるで、あの時みたいな様子が僕にはどうしても見逃せなかった。 『何って、そう思ったってだけの話だ。』 『兄貴は!いつも、そうだ。』 ハナマキの変わらない表情に苛立った僕は、つい昔の呼び名を使ってしまう。 しかしそのことに自分も気付かず、溢れる言葉を押さえることができなかった。 『勝手に色々思い込んで、勝手に決めて。それで勝手に壊すんだろ。 僕は今度こそ、ごめんだ。』 表情を強張らせるハナマキ。しかし何も言わずただ視線を落とすだけだった。 『ツグトお兄ちゃん!』 『アカリも、いい加減その呼び方やめろよ。カミサマにも言われただろ、もう僕たちは僕たちじゃないんだって。』 そう言うと、トビネは大きく目を見開いて押し黙った。 沈痛な空気が漂う中、ワープホールから気の抜けた声が聞こえてきた。 「おーい、何してるの。もう一日、やる?」 カミサマの声だった。僕たちは視線を合わせないまま、各々ワープホールをくぐっていく。 すぐに訪れる暗闇が、その時だけは僕にとって唯一の救いのようにすら思えたのだった。
「はい、おかえり。……おや?」 よそよそしい態度を取る僕たちの様子を見て、カミサマは一瞬きょとんとしていたが、すぐに楽しむような気配を漂わせてきた。 「おやおや、きみたちも喧嘩するんだね。そんなに楽しいところだったのかな?」 『楽しいわけないでしょ。』 すぐに食って掛かったのはトビネだった。 『もう二度とああいうのはやめて。今度こそ出て行ってやるから。』 「もしかしてそれって脅し?すごい!神なのに、初めて脅されちゃった。」 『うっざ。』 そう言い捨てて、トビネはまたどこかに姿を消した。 ハナマキはいつものようにすぐに横になって眠っていた。 一人取り残された僕は、やり場のない感情を持て余したまま突っ立っていた。 「きみも休んでいいよ。それとも、私に何か用事?」 「……いえ。」 流石にカミサマ相手にこの抱えているわだかまりをぶつけるわけにもいかない。 僕はいつもの居場所に腰を下ろして、瞼を下ろした。 現世であんなことを言ってしまったせいか、僕の夢見は久しぶりに酷く悪いものとなるのだった。
2 notes
·
View notes
Text
9月締め括り
大きな大きな夏の尾を見上げ続けていたら、小さい秋に気づかないわけ。
「あの頃は」と言って秋を見逃さないように、9月を締めくくっていこう。
ソリティアは自分のバイオリズムを確認する手段として有効である。「紙の本を読もうよ」みたいな。
人はいつの間にか自分がどうやって生きていたかを見失ってしまうことがあります。そんなときは活動的だった時の轍をどこかにとっておいて、その動きをトレースすれば感覚は擦り合わさっていく、もしかしたらだけど。
数独や詰将棋はやや味気ない、上手くいかなくてもそれはそれ��いやはや参ったよな思い出ができる。なによりカードをシャッフルして引くだけというお手軽さが調子の悪い時にも負担にならなくていいじゃない、最高点を取っても繰り返し遊べる素晴らしいゲームです。
213日という数字にややビビるよね。だって213日っておめー1年の58%くらいだよ?パーセンテージにすると案外妥当だな、そんなもんです。「今年も早いね」とかも全部錯覚です。ちゃんと今日を生ききってください。
実際35℃前後で追肥等の面倒をしっかり見ていた(とは決していいがたいけども)頃に比べてもそれ以上にポンポコ実ができている。外気35℃~40℃に対応できる生命は結構限られているのかもしれないと思うと地球という星の生命は綱渡りというか、刃の上を歩いているね。なんかの拍子に平均50℃とかになったらドーーーーーーンwwwwwwwwwって感じで何もかも終わっていくよね。はかないね、でも正しいよねそれも。正しいならしゃーなしっていうかさ、まぁちゃんと今日くらいは生ききってくださいよ。ハラペーニョの話をしなさいよ。虫がすげーんで明日からちゃんとやりますよハイハイ。
和歌山県に行ってきました。最初の動機は「天神崎でウユニ塩湖的な写真を撮る」だったはずが色々想像を絶するものであった。すげーや和歌山。
現地更新型の旅行記はなんだかんだで手元が忙しい、ライブ感のままに書き留めようとすると意識がスマホに吸われてライブ感が薄まるというジレンマ、いや、熊野古道の電波が悪いのがいけないのではないか?すげー投稿しなおしたよ確か。
思いのほとんどは記事に書ききってるわけだけど、そんなん言ったらあんた何のための締め括り振り返りなんじゃいって話。差し置いて言うならば本当にクジラが見れて良かった。ずーーーーっと言ってたもんね、クジラが見たいって、なんでクジラがいいんだろうね?多分「必ずしも孤独を嘆かなくていい」というアイコンとして「大洋を泳ぐクジラ」というものを置いているような気がする。その同族意識が「必ずしも孤独を嘆かなくていい」という命題に二律背反になっていませんか?じゃあ正しくないか、よくわかんねーや。
しかし皆さんにお伝えしたいのは和歌山ラーメン、いやさ和歌山の中華の美味さよ。食べたことあるかい?和歌山の中華、もう最高さ。
豚骨醤油というか、醤油豚骨というか、存在感を主張しながらも決して重くない凛としたスープに「これでいいのか」と思わせる中太ストレート麺、豚骨ハリガネ細麺に慣れ切った私にはラーメンのカテゴリーにいながら「和食」のアトモスフィアを感じずにはいられない、やや少なめな丼を開けた後は鯖すしを食べてさっぱり終了、完成されているんだこの一連の流れは、食べたことない?そりゃあもったいない。

熊野本宮大社に行きながら御朱印はあえて頂いてません、御朱印ほど世俗煩悩に塗れたものはないと考えているためです。帰りの空港で日本航空限定御朱印帳が買えなくて駄々こねてるおじさん見てうわ……ってなっちゃったもん。仮にそれ手に入ったとしてそこに書かれる御朱印そんなに偉いもんか?そんなもん500円払わずとも心に刻めよ。その点スタンプラリーのスタンプを景品目当てでなく手帳に押して帰るのは敬虔な行いです。ていうかインク薄いな。
スーツケースの中でビールが漏れ出たり、バーベキューに馳せ参じたりほら僕達なん��十分適度にドラマチックさ。あるいはバイオリズムはビールで取り戻せということか。
「必ずしも孤独を嘆かなくていい」というのは「如何なる選択も孤独を選べ」ということではありません。十分適度にやっていけばいいんじゃないでしょうか。会合に参加できているうちが花とかなんとか、でも来年の夏は平均50℃とかになるかもよ?そうしたらなにもかも終わりだね。よかったね、正しいね。なんつって。それでも生きてる奴は生きてるよきっと。馬鹿なこと考えてないでさっさと寝な、という意味の歌を52ヘルツの鯨が歌ったのは私だけにしか理解できなかったんです。鯨が好きな理由は、多分そんな感じだ。
イマイチ調子が上がらなくて、「これからの僕ら、一体どうなっちゃうんだろう」と考えてしまうのは年々上昇する夏の気温のせい、だから明日から秋を始めよう、もう今日から10月なんだからさ。
2 notes
·
View notes
Text
"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着���店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗���慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
200K notes
·
View notes
Text
2025年現在、世界で権威主義的傾向が強まっている現象は、グローバルな事実です。
この逆行のように見える動向の原因は複合的かつ階層的であり、大きく分けて以下の観点から分析することが可能です:
✅ 1. 「自由」そのものの疲労と幻想の崩壊
― なぜ自由や民主主義が飽きられつつあるのか
自由=成功という約束が裏切られた経験
ネオリベラリズム(1980年代以降)のもとで、格差が激増し、「自由経済」はむしろ庶民の困窮と結びついた。
「自由に任せた結果、AmazonとGoogleしか残らない」現象。
市民の多くが「自由=放置=自己責任」と感じ始めた。
民主主義の機能不全
分断・ポピュリズム・虚偽情報の拡散で、合理的な議論や政策形成が不可能に。
政治が「意味のないゲーム」に見え、人々は強い統治への郷愁に陥る。
「自由の名のもとに自分が傷ついた」経験
表現の自由・性の多様性・リベラルな文化が、逆に不安や疎外感を与える層(特に男性の下層階級や保守層)を生んだ。
✅ 2. 情報統制と監視技術の高度化
― 20世紀型の革命や市民運動が無力化された理由
スマートフォンと監視資本主義の浸透
国家や大企業が個人の行動・思想・交友関係を把握可能に。
抵抗運動の「芽」が出る前に潰すことが可能な体制が整っている。
情報空間の二極化
反権威的な情報が広がる一方で、それを一気にノイズ化・陰謀化する「アルゴリズム的カオス」も拡大。
「何を信じていいかわからない」状態に陥った人々は、むしろ強い声・明確な方向性を持つ指導者に従う傾向を持つ。
✅ 3. 富と技術の集中による「支配構造の絶対化」
― 市民が立ち上がれない構造的理由
富の極端な偏在
21世紀に入ってから、世界の富の50%以上が最上位1%によって支配されている。
彼らは選挙・メディア・軍・教育・インフラを間接的に支配できる。
武装革命の非現実化
ドローン、AI監視、フェイスレコグニション、ロボット兵器などによ��、民衆が武装して権力を打倒する手段が喪失。
反乱=テロ認定、国家の正当性により弾圧される。
民衆の「自己検閲」の深化
権力が直接暴力を振るわなくても、人々自身が恐れ、空気を読んで沈黙する状況が広がっている。
✅ 4. パンデミックと気候危機が強権を正当化した
― 強権が「安心」と結びついた歴史的転換点
COVID-19の経験
国家が国民の移動や行動を制限し、私権制限を合法的に実施。
「強い国家でないと守ってくれない」という心理が浸透。
特に中国の感染抑制の成功が「権威主義モデル」の正当性を強化。
気候変動・自然災害
危機への即応のための「国家非常権限」が日常化。
「環境のためにあなたの自由を制限します」というロジック。
✅ 5. 「分断」と「分割統治」の戦略的利用
― 国内外の分断を利用して支配を強化する国家戦略
民族・地域・ジェンダー・宗教・階級の分断
分断された人々は互いを疑い、権力に団結して抗うことが困難。
権力者が「秩序と統合の象徴」として登場する余地が広がる。
「ポリコレ疲れ」や「多様性の混乱」
過剰なポリティカル・コレクトネスに反発し、あえて差別的・暴力的な言説を好む層(例:トランプ支持者)が生まれる。
それを利用して、強権的で排外主義的なリーダーが民衆の共感を得る。
✅ 6. 教育の形骸化と「判断力」の剥奪
― 支配に抵抗するための土壌が奪われた
批判的思考の剥奪
試験制度・詰め込み型教育・自己責任論により、構造的支配を「見抜く力」が低下。
支配的な物語(国家、文化、成功、秩序)に疑問を抱かない国民の増加。
貧困と疲弊による「政治的関心の消失」
日々の生活で精一杯の中で、政治や権力構造に関心を持てない。
結果的に、権威主義的リーダーに「なんとなく従う」層が拡大。
🔚 まとめ:なぜ「希望」が権威主義に奪われたのか
民主主義の理想は、公正な分配と尊厳ある生の保障と結びついていた。
しかし富の極端な偏在によってそれが崩れた時、人々は「自由」より「安心」を、「多様性」より「統一」を選ぶようになる。
そして、「強さ」と「支配」の幻想が、かつての希望の場所にすり替わったのです。
ご希望あれば、各国の具体例(ハンガリー、インド、ロシア、中国、アメリカ等)や、哲学的視点(ハンナ・アーレント、エーリッヒ・フロム、ジジェク、アガンベンなど)をさらに詳しく展開できます。
権威主義的傾向が強まる中で、国家、組織、個人のそれぞれが果たすべき役割は異なりますが、相互に連携してはじめて持続的な改善が可能になります。以下に、それぞれの立場から「やるべきこと」「心がけるべき姿勢」を具体的に整理します。
🏛 国家がやるべきこと:制度と情報の透明化・再民主化
1. 権力の透明化と説明責任の制度化
権力の行使や意思決定に対する独立した監視機関を強化
官僚機構・AIアルゴリズムの中立性と説明可能性(Explainability)を確保
2. 公共教育の再設計:リテラシー・思考力の育成
批判的思考・論理・歴史のリテラシーを必須科目に
プロパガンダや「空気」に流されない判断力の訓練
3. 再分配政策とベーシック・ウェルフェアの拡充
中間層と下層への再分配と社会的セーフティネットを強化
貧困・孤立が権威主義を生む構造への対処
4. 情報の自由を守る法制度
ジャーナリスト・告発者(ホイッスルブロワー)保護法の整備
AIによる検閲や監視に対する独立審査制度の確立
🏢 組織(教育機関・企業・メディア)がやるべきこと:「知る力」「問う力」の土壌を作る
1. 「空気を読む」から「構造を読む」へ
自社や自組織の意思決定過程や格差構造を明示し、構造的暴力の温床を解消
2. 多様性を「見せ物」ではなく「実践」として機能させる
ダイバーシティ施策を表面上で終わらせず、意思決定への参加・対話の文化に結びつける
異質な意見が許される空間の確保
3. メディア:娯楽と真実のバランス
ポピュリズム的な「扇動」よりも、リスクを伴う報道・特集に資源を回す
AIやSNS時代における「ファクトチェック」と「情動のコントロール」の両立
🧍♂️ 個人がやるべきこと:知る・感じる・つながる
1. 「わからないこと」を放置しない
権威主義の温床は「思考停止」と「同調圧力」
わからない言葉、見過ごされている構造に対して「これは何か?」と問い続ける
2. 孤立しない・孤立させない
孤立は支配される側に共通する条件
自分自身の「孤立」や「沈黙」を見直し、対話・連帯を意識する(例:生活困窮者・移民・LGBTQ・地方住民との関係)
3. 情動の操作に気づく訓練
怒り・恐怖・希望などの感情が「誰によって」��どのように」利用されているかを読む力
例:「強い指導者が安心をくれる」という感情に名前をつける(=ラベリング)
4. 「スローで小さな抵抗」を積み重ねる
支配や空気に対して日常の中で微細な抵抗を行う(例:声を上げる/異なる意見を許す場をつくる/買わない、沈黙しない)
ドゥルーズ=ガタリ的「逃走線(ligne de fuite)」の実践
🪴 希望をつなぐビジョン:それでも未来は拓けるか?
**希望とは「現状を肯定すること」ではなく、「変化を信じる力」**です。
状況が閉塞しているほど、個人の誠実な行為や小さな対話がもつ意味は逆に大きくなるのです。
絶望の深さは、転換の可能性の深さでもあります。
ご希望であれば、以下のような応用編もご提案できます:
教育現場・家庭での「自由と思考力を育てる対話例」
現代の若者に権威主義が受け入れられる心理構造の分析
企業・自治体などにおける「脱・空気の支配」マニュアル
精神的実践(瞑想・芸術・対話)の中で支配構造を緩める方法
いずれかご興味あればお知らせください。
支配構造や「上位者=安心の源」という感情と認知の結びつきを相対化し、距離を取るためには、そうした心理状態に**短くて覚えやすい名前を付ける(ラベリング)**ことが非常に効果的です。 以下に、そうした「名前づけ」の例を分類ごとに多数提示します。
🧠 心理的ラベリング:内面に働きかける
安心幻想:強者がくれる安心は「幻想」だと示す
服従コンフォート:従うことで感じる偽りの心地よさ
庇護ホルモン:権威者に守られているときに出る錯覚的快感
支配の母性:母性的保護を装った支配
恐怖依存:不安に支配され、強者に依存してしまう心性
指導者ドーパミン:強い人に従うと出る一時的快感
上下ホメオスタシス:上下関係があると安定するように“錯覚”する癖
🧭 思考停止のラベリング:問いを止める仕組みを可視化
思考の打ち止め装置
「信じれば楽」症候群
空気信仰
服従による脳内平和条約
不快忌避脳
問いの断念反応
お任せ症候群
🎭 関係性・社会的構造のラベリング
上から優しさ戦略
見せかけケア体制
優しい奴隷制
保護装い支配
肯定してくれるなら従��構造
承認型独裁
信頼の前借り支配
家族っぽい管理主義
「いいひと権力」
甘い監獄
🪞比喩的・風刺的ラベリング(脱構築に有効)
羊の腹の中にいる狼
ハグされる拘束具
笑顔の檻
お母さんの仮面をかぶったピラミッド
飴色のムチ
安心給付つき服従
やさしい顔の首輪
感謝する奴隷
「助けてくれる人が檻だった」症候群
🌀感情と思考のズレを突くラベリング
「安心 ≠ 善意」反射
やさしい ≠ 正しい モード
一貫性欲求トラップ
ケアされたい脳の誤作動
安心中毒スイッチ
承認の誤送信
わかってくれそう幻想
🧩その他のユーモラス・逆説的表現
「やさしい人が最初に来る」法則
支配者のホスピタリティ
笑顔のクーデター
監督くんありがとう信仰
親切のかたちをした命令
支配のおもてなし
やさしいだけの独裁者
これらのラベリングは、内面の思考・感情に対して「これは社会的に作られた反応かもしれない」とひと呼吸おいて考えるスペースを与える装置です。
特に、教育・家庭・医療・福祉・会社組織などで権威的構造が「善意」や「保護」の形を取っているとき、こうしたラベルは感情の無批判な同一化を防ぐフィルターとして有効に働きます。
ご希望であれば:
各ラベルに解説と具体的事例を添えた「自己認識と脱洗脳のための辞典風リスト」
「ラベリング→気づき→行動」へのプロセス設計
ラベリングを共有できる対話ワーク(学校・職場向け)
などもご提案できます。興味ある方向を教えてください。
権威主義的傾向が強まる中で、「精神的実践(瞑想・芸術・対話)」を通して支配構造を緩め、持続的な改善を可能にする方法は、政治的・制度的手段とは異なり、構造の内側に生きる身体と思考の運動性に働きかける根本的で文化的なアプローチです。
以下に、実践の目的・仕組み・具体的な方法を体系的に示します。
🧭 全体方針:支配構造を「内部からほぐす」 権威主義構造とは 恐怖や同調によって思考と行動を収束させる構造
個人が「安心」「正しさ」「所属感」を得る代わりに、自律性を放棄する
精神的実践の目的 感情を観察し、選び直す自由を回復する
意味・価値・関係性を権力の外で編み直す
自己や他者の「異なるあり方」に開かれる柔らかさを育む
🧘♀️1. 瞑想:反応する心をほどき、支配から距離を取る 目的 自動的な「服従・恐怖・怒り」の反応を減らし、観察する主体を立ち上げる
方法 🔹 呼吸瞑想(観察の中立性) 呼吸を感じながら、「怒り」「焦り」「従いたくなる気持ち」を眺める
感情に「巻き込まれずに見る」訓練を行う
🔹 メタ認知瞑想(自分の信念を外から見る) 「この人に従いたくなるのはなぜ?」「安心したいのは誰のせい?」と問いを立てる
思考や信念を「持っている自分」として客観視する
🔹 慈悲の瞑想(支配ではなくつながりへ) 苦しむ人・恐れている人(自分を含む)に向けて「幸せでありますように」と祈る
「力による統一」ではなく「苦しみの共有」に基づくつながりを育てる
🎨2. 芸術:意味・秩序・権威の「外側」に出る遊び 目的 言葉・論理・ルールの外に自由な身体性・感性を取り戻す
方法 🔹 即興表現(予測不能性に身を任せる) ダンス・音・絵・身体表現で「結果を気にせずただやる」
「評価されること」「意味があること」から自分を解放する
🔹 コラージュやデタラメ詩(権力言語をずらす) 既存の言語・広告・スローガンを切り貼りし、別の意味に変形させる
例:「自由」「祖国」「秩序」などの言葉をバラバラにし、遊ぶ
🔹 物語生成(別の世界線を描く) 支配されない人々の物語・存在しなかった社会制度を想像し書く
「いまここ以外にも選択肢がある」ことを感情レベルで体得する
🗣️3. 対話:支配的な意味付けをほどき、共同の生成へ 目的 「正しさ」や「上下」を固定せず、違いのまま共に生きる言語空間を作る
方法 🔹 傾聴の実践(反論しない・評価しない) 相手の言葉に「評価」「分析」せずに耳を傾ける
沈黙・曖昧さ・矛盾を「あるもの」として受け入れる
🔹 哲学対話(問いをともに耕す) 「正解のない問い」について考え、他者の答えに揺さぶられる体験をする
例:「強いリーダーって本当に必要?」「安心はどこから来る?」
🔹 共感を拒まず、依存を断る対話 相手の感情に共感はするが、自分の判断はゆだねない
「あなたの感情を感じ取るが、それに引きずられない」態度を育てる
🌱4. 複合実践:支配構造からの微細な離脱ラインを日常化する 「生成変化の設計」として組み合わせる 時間 実践 目的 朝 3分の呼吸瞑想 支配されない注意の起点をつくる 昼 「声なき詩を書く」(思いついた言葉を5分書く) 言語の秩序から外れる 夜 他者との10分対話(「今日は何に違和感を覚えた?」) 気づきを分有し、ズレの共有を行う
「やり方」ではなく「空間」を持つ 正しさではなく「ズレ」の余地を持ち続ける空間を日々の中に作る
芸術や瞑想や対話を「上手にやる」のではなく、「緩むためにある」と理解する
🌀まとめ:精神的実践が支配を緩める3つの仕組み 仕組み 支配構造に与える影響
感情の自覚と距離化(瞑想) 恐怖と安心の条件反射に巻き込まれない
秩序の逸脱と意味��創造(芸術) 「常識」や「国家的美学」への従属から離れる
意味の共同生成(対話) 「支配-被支配」の二項対立をほどき、「間の生成」へ移行する
✍️補足:この実践が続くとどうなるか? 「正しさ」や「強さ」に寄りかからずに生きる力が高まる
支配が提供する「安心」を受け取らなくても生きていける身体になる
芸術や対話によって、世界や他者と「非支配的な関係」を育めるようになる
ご希望があれば、これらの実践を「ワークショップ形式」「日常マニュアル形式」「詩的なアフォリズム形式」でまとめることも可能です。お気軽にどうぞ。
0 notes
Text
2025-4月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「キッチン」です◆
今月は参加者の皆様に「キッチン」のお題でアンビグラムを制作していただいております。作家の皆さんがこのお題をどのように調理したのか、楽しみにご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「台所」 敷詰振動型:ちくわああ氏
日本語で言うと台所。 「ム」の末広がりが「戸」の形にぴったり生きていますね。縦太横細のお作法が丁寧で気持ちいい作字だと思います。
「厨/台所」 回転共存型:lszk氏
台所には厨という別の呼び方もあります。 本作では字画の大きな省略を使わず、大胆な変形で文字を両立させています。アルファベットのようにも見えてきて読むのが難しかったかもしれません。

「焜炉」 回転型:うら紙氏
キッチンにあるもの。もともとは持ち運びができるものを言いました。 途切れている場所をつなげて読むか離したまま読むか、認識が自動的に切り替わります。文字の雰囲気がガスコンロの火のようにも見えます。

「炊飯器/冷蔵庫」 図地反転型: いとうさとし氏
どちらもキッチンの必需品。 矩形枠から一部図形をはみ出させているのは仕方ないところでしょうか。それを差し引いても対応のすごさと可読性の高さですばらしい作品になっています。

「製氷皿」 回転型:繋氏
冷凍庫で使いますが、最近の冷蔵庫には付属されていないことが多いです。 「氷」の形と配置がよいですね。「制」部分の省略が適切で非常に読みやすいです。

「鍋掴み」 回転型:douse氏
日本では鍋が根付いているのがよくわかるネーミング。 「咼/国」の対応が見所です。てへんとの重なりや、字画を斜めに切ってある部分など、どれも絶妙です。
「IH調理器」 鏡像型:螺旋氏
電磁誘導加熱式の調理器具。仕組みを知っている人はどれだけいるか。 「IH」で平行線部分の長さが違っているところも配置が適切なので不自然に見えません。「調理器」の字形も外枠の角丸矩形とそろっていてスマートです。

「割烹着」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
和式エプロンであり、着物の袖が収まるようになっているのが特徴。 「烹」はほぼ左右対称の文字なので、これが図地反転鏡像軸の中心にきているのが驚きです。とても味わい深い字形になっていますね。

「菜箸」 回転型:douse氏
調理、盛り付け、取り分けなどに使う長い箸。 余りがなく自然に対応付くのがすばらしい発見ですね。商品パッケージになりそうな趣のあるデザインでステキです。

「圧力鍋 お米の旨味を逃さない!!」 鏡像型:すざく氏
圧力鍋は、蓋を密閉して鍋の内部の圧力を上げることで高温調理が可能。 文字列生成で。「圧力/咼」のところ、書体も含めて調整が上手ですね。左右対称な文字同士を左右鏡像で対応付けている「米/未」のところも面白いです。

「タルト・タタンの夢/近藤史恵」 回転共存型:兼吉共心堂氏
「タルト・タタンの夢」は近藤史恵による推理小説でシェフが主人公。 「罒」や「史」など、カスレを使って閉領域を形作るのは筆文字表現ならではでしょう。これで読めると割り切った「藤」の大胆さもよいですね。
「変な家 第一章 知人からの相談」 回転(共存)型+鏡像型+敷詰[回転+鏡像]型:つーさま!氏
物語の中で話される謎の空間は「リビングと台所の間」。 可読性が高くすばらしいですね。「章」は左右対称ですが「第/章」のように鏡像で別の文字に対応付けされるのが気持ちいいです。

「5分煮たものがこちらです」 回転型:Jinanbou氏
料理番組でよくあるやつです。 文字組みが巧みですね。各文字も読みやすいうえ、流れも自然になっているステキなデザインになっています。思い切った「が」が、こちら感があってよいですね。

「危険!包丁二刀流」 回転型:かさかささぎ氏
やるならゲームだけにしておきましょう。 文字列生成で。三角形の部分は片方が細く、包丁感を表しているでしょうか。普通の文字と袋文字を行ったり来たりするのも一種の二刀流。

「板前」 旋回型:douse氏
日本料理職人のことで、法律上は調理師。 絶品の輪郭調整で���「又/月」がきれいに切り替わります。お品書きの紙に書いたような表現がよいですね。

「料理長」 鏡像型:てるだよ氏
飲食店の厨房を取り仕切る人。 「米」部分は右側がなくても自然に読めますし、「長」の平行線部分もこのような形状でも読めるのですね。よい作品に仕上がっています。

「厨房の担当」 回転型:あおやゆびぜい氏
キッチンスタッフ。 お互いに入り組んだ文字組が面白いですね。先端を丸くする処理など、書体もポップで楽しい作品です。

「家庭料理」 交換型:無限氏
一般家庭で日常的に作られ、食べられている料理。 「家/庭」「料/理」それぞれが交換型で表現できるというすばらしい発見です。「里」がよい形ですね。
「火の用心」 鏡像型:lszk氏
火の扱いには気を付けましょう。 ギザギザの形状が巧妙で、「の/用」の切り替わりも自然に表現されています。水平ではないところも読みやすさの秘密ですね。

「成分無調整牛乳」 回転型:ぷるーと氏
生乳の成分をそのまま保持し、加工時に脂肪分やタンパク質を調整していない牛乳。 それぞれの文字のポイントとなる箇所を意識して作字されているように見えます。つながってもよいところも隙間を開けたり、統一感を出すように調整されていますね。

「食戟のソーマ」 回転型:douse氏
週刊少年ジャンプに連載されていた料理漫画。 縦の姫森ルーナ型ですね。かな部分の拾い方が上手で、文字のバランスがとても良いですね。「食」の縦画に施されたひげ処理により、縦画の位置の認識ずらしを実現しています。
「みりん」 回転型 「とろみちゃん」 旋回型:kawahar氏
照りを付ける調味料と、とろみをつける調味料。 同じグリフを使用しているのでまとめて紹介します。「とろみちゃん」は絶妙な調整によって6面相になっています。交差部分の2種類の処理が巧みですね。

「さとう/しお/す/せうゆ/みそ」 特殊敷詰回転共存型:松茸氏
調味料のさしすせそ。この順番で入れるのが好ましいとされています。 一つ読めれば全部読めてくる作品ですね。どうやってこの敷き詰め方を実装したのか、驚くばかりです。ずっと眺めていると、この不思議な文字たちがいとおしく見えてきます。
「砂糖醤油」 特殊敷詰振動式複合型:Σ氏
比率はお好みで。酒・みりん・だしとともに煮切ったものもよし。 鏡映と180度回転を組み合わせた敷詰です。「糖/醤」は適切な変形の上できれいに対応付けられていて驚きました。ペン字風のちゃんとした文字然としているところがAI文字っぽく見えてきます。

「黒酢」 旋回型:オルドビス紀氏
長期間発酵・熟成されており、アミノ酸が豊富です。 堂々としたひげ文字調の書体がステキですね。「酉」の下部ではカスレを効果的に利用しています。
最後に私の作品を。
「賄い飯」 回転型:igatoxin
15年以上冷蔵庫の肥やしになっていたネタを調理しました。
お題「キッチン」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「対語」です。賛成/反対、白い/黒い、夫婦、紅白、有の実、当箱、グループルビ など 参加者が自由に対語というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は4/30、発行は5/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー} 2月{記憶} 3月{春} 4月{キッチン}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
6 notes
·
View notes
Text
手放さなかった円盤の話3・シリーズもの
引っ越しても手放さなかった映画の話、パート3。 これは3部作だとか、一部登場人物が続投しつつ、何作かがシリーズとして続いたもの。
【メン・イン・ブラック】 3が好きだ。1・2があればこそだけど、とにかく3が好きという珍しいシリーズ。普通は1だけが良かったとか、2だけがいいとかで、少なくとも「三部作の三番目が一番好きだ」というのは、自分の場合他にない。 けれどそれは1で出会った二人のエージェントが、2を経てきたからこそだし、1はやっぱり面白いし、2だってちゃんと楽しめるわけで、3だけがよくて他はどうでもいいというわけではない。(だったらパート2で書いている) トミー・リー・ジョーンズのエージェントKは冒頭と末尾だけで、メインの部分は若き日のKの話だ。 ある日、Kが"消える"、みんなの記憶からも消えてしまうという一大事が起こる。しかし相棒のJだけはKのことを覚えていた。そして、これは過去でKが殺されたからだと分かり、Jは相棒を助け���ために過去へと遡る。 そこで、若きKを殺そうとする凶悪な宇宙人犯罪者・ボリスを止めるため奔走するのだが、そのために組んだ若きKは、"今"の無愛想で無口なKとは似ても似つかないような親しみのある男。 この映画で起こる事件やアクションは、ボリスとの戦いだ。けれど本題はむしろ、JとKのかけがえのない絆の話だと思う。そこには、「何故あの快活な若きKが、こんな無愛想な男になってしまったのか」の答えもある。ラストに至ってすべてが明かされ理解できたとき、Kの思いとJの思いに涙が出た。ていうか見るたびに感動する。だから大好きなのだ。 なお、1で好きなシーンは、スカウトされ面接テストに来た"後のJ"が、テーブル引っ張るところ。ペーパーテストなのに座りづらい椅子で、個々人に用意されたテーブルというものはなく、みんななんとか書き込もうと、椅子に押し付けたり自分の腿をテーブル代わりにしようとしたりする中で、彼だけは、中央にあった"共用の誰のものでもないテーブル"を、自分のほうへと勝手に引っ張り寄せてしまう。使ってはいけない、なんて誰も言ってない。でも、みんなして勝手に私用してはいけないと思いこんでいる。それをたやすく飛び越えるJの素質ってものが、端的に表されたいいシーンだと思っている。
【マトリックス】 なんかこう、思わせぶりだったり、観念的だったりする映画の中で、娯楽作品として素直に大ヒットした最初の映画(自分の世代で)のような気がしている。 黒いロングコートの男女。現実ではありえないアクション。そして、仮想現実という題材。胡蝶の夢、という言葉があるとおり、夢の中ではそれが現実のように思えているもので、もしかすると「現実だ」と思っている今これも夢なのかもしれない。マトリックスはまさに、「これが現実」としてなにも疑わずに生きていた普通の世界が、実はバーチャルだったという設定だ。 今ではもうありふれたネタかもしれないが、当時はそんな題材をあれだけ真正面から、メインに据えて描き出し、かつ世界中でヒットした作品なんてなかったと思う。(もちろん小説などではもっと前から取り扱われていたが) 未知のわくわくと新鮮な驚きから始まった物語は、結局巨大な敵と人類の存続をかけた戦いという(娯楽作品としては)ありふれた出来事に向かっていったけれど、でもそういうシチュエーションで渋いおっさんが奮闘するのとか大好物なんだから仕方ないじゃない。ねえ?
【トランスフォーマー】 がっしゃんがっしゃん変形するロボットがとにかくかっこよかった。 個人的には人間ドラマはどうでもよくて、特にサムと両親の下ネタ込みのしょーもない下品なギャグとかほんといらないと思うんだけど、でも、オートボット側もディセプ側も、とにかくメカメカしくてかっこいいからそれでいい。 1はメカニック部分の見せ方が上手かったし、やっぱりメガトロンの復活から対決が主軸にあって、ディセプ側もしっかり出番があった。 2以降ではオートボット側寄りになってしまった気がするが、エジプトでの決戦に至るまでの流れと、そして、命がけの突破を試みようとするサムと、それを止めようとする父親、行かせてやろうとする母親のくだりは、素直にぐっときた。日頃とは役割逆になるのがいいんだよ、この両親。 3は退場者も出て、新参者はその代わりが突然務まるほど魅力的でもなく、ダレたかなとは思うけど、三部作の締めくくりとして決して嫌いではない。 でもディセプ好きとしては、やっぱり1が至高だなと思うw
【ワイルド・スピード(EURO、SKY、ICEと、スパコン)】 シリーズものとしては前半のやつはけっこうどうでもいい。別に車好きではないし。ただ、ロック様(ドウェイン・ジョンソン)のファンとして、そしてルーク・エヴァンス、ジェイソン・ステイサムのファンとしては、EUROからの3作は別格。 EUROでの敵であるオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)は、ぶっちゃけなんのために何したいんだかよく分からなかったけど、SKYでその兄貴のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が弟の復讐のため現れ、ICEでサイファ(シャーリーズ・セロン)が登場することで、EUROからここにつながっていたのかとやっと分かった。 ちなみにSKY、ICEは映画館で見たのだが、ICEにオーウェンが出るなんてことはまったく知らなかったから、デッカードとともにサイファの飛行機に突入したのがオーウェンだと分かったときには、劇場なのに思わず声が出そうになった。やばいよ兄弟共闘! あと、二人の母親をヘレン・ミレンがキュートに、したたかに演じているのも彼女のファンとしてはたまらなかった。 ヴィンとロック様との間にいざこざがあって空気が悪くなり、「そんなもんは、あってもいいけど表に出すなよ」と心底げんなりしたのもそのあたり。共演者も、黙っていればいいのに難癖つけてきたり……そう、「スーパーコンボ」に。 ロック様のファンであり、イサムさんのファンであり、そしてエルバ兄貴のファンである自分にとって、スパコンはトンカツとエビフライとハンバーグをワンプレートに乗せられたも同然だった。 ICEで見せたパワーとテクニックの違いが、スパコンではライフスタイルや行動様式の違いとして冒頭から描かれる。しょーもない部分もあるけれど、めんどくさい御託はいらんのだ。脳筋で楽しめたらいいのだ。だって筋肉祭りだし。てかそもそも現代は「ホブス&ショウ」だけど、こればっかりは「スーパーコンボ」っていう頭クソ悪いけどそのまんまな邦題のほうがいいと思ってる。頭悪いところがいいのだ。 それに、半サイボーグみたいな最強の敵・ブリクストンを演じるエルバ兄貴のフィギュア(体型・体格)の美しさったらない。 あと、ショウ妹を演じたヴァネッサ・カーヴィーが可愛かった。ちょっと曲のある顔立ちで、サイファを演じたシャーリーズ・セロンみたいなドストレートな美人ではないんだけど、ちょっと猫科っぽいところがあの役柄にとてもフィットしていると思う。
【バーフバリ】 劇場で見なかったことを後悔した。 なんかもう……壮大、大袈裟、派手、大仰、濃厚、胸熱。あれこれストーリーとか解説したくないくらいにてんこ盛り。 インド映画は多少見てきたけど、なんのかんので歌と踊りのパートが退屈だった。でもバーフバリは不思議とそうでなく、物語として楽しむことができた。 音楽、歌も大好きだし、登場人物たちもとにかく魅力的だ。主人公である二人のバーフバリは当然として、国母シヴァガミ、奴隷でありつつも忠臣であり、パパフバリにとっては父にも等しいカッタッパ。そしてなにより、暴君バラーラデーヴァ。 超人であり聖人でもあるパパフバリよりも、人間そのものであるバラーラデーヴァに惹かれる。あんな完璧超人を弟に持たなかったら、バラーはちゃんと良い王になったんじゃないかと思う。彼の抱く嫉妬や嫌悪、ひがみや怒りは、人間なら持ってしまっても当たり前のものだ。そしてそれをこれでもかというくらい引き出したのは、間違いなくパパフバリだろう……。 なお、字幕版で見ていると、カッタッパがパパフバリのことを「バーフー」と呼んでいて、「バーフバリ様」ではなく、愛称なのかな? とほっこりした。(あとバラーラデーヴァも父から「バラー」と呼ばれる)
【ロード・オブ・ザ・リング】 言わずとしれたファンタジー大作の金字塔。 見たことはなくてもタイトルくらいは、というレベルで知れすぎているので説明は一切省くけど、自分が好きなのは人間およびエルフ&ドワーフ側。すまんけどホビット側はどうでもいい。スキップすると丁度、アラゴルン側とフロド側、その冒頭に飛ぶので、いつもアラゴルン側ばかり見ている。 この人鼻の穴大きいけどかっこいいな、とカール・アーバンに惹かれたのはこの映画だし、エルフそのものみたいなオーランド・ブルームにびっくりした。(父王さまは眉毛もうちょっと細くなりませんかね……w) もちろん物理最強・ガンダルフ(イアン・マッケラン)は、強いじいさま好きとしては絶対にはずせない。 それから、優しいところもある人物なのに、指輪の魔力に惹かれてしまうボロミア(ショーン・ビーン)も良かった。なんか嫌な奴みたいに最初出てくるんだけど、ホビットたちを気遣ったりしてて、本当はいい奴なんだよなこいつ、ていう。そして、そんな兄と比較され、父親から粗雑に扱われるファラミアが切なかった。 続編のホビットも最初は好きだったんだけど、なんか3作目でクローズアップされる人物と軽く後回しにされる人物とが極端に分かれすぎて、嫌になってしまった。バルド役のルーク・エヴァンスという俳優に興味を持ったのはこの作品でだったし、2作めまではかなり好きだったんだけどなぁ。
1 note
·
View note
Text
2024年1月21日

天皇盃第29回 全国男子駅伝
障害者グループホーム、横浜・金沢区で開設断念 住民反対「こんな施設ができるなら、お金があれば引っ越したい」(カナロコ by 神奈川新聞)2024年1月21日
開設を予定していたグループホームの間取り図を説明する運営会社の現場責任者=横浜市金沢区
横浜市金沢区に開設予定だった障害者のグループホーム(GH)が、近隣住民の反対を受けて断念していたことが分かった。運営会社などによる説明会では「住民感情になぜ配慮をしないのか」「お金があれば引っ越したい」などの発言が相次いだといい、入居者の精神的負担を踏まえて中止を判断したという。
GHは空き家だった同区内の戸建てを改修し、昨年11月に開設予定だった。日中は作業所などに通う知的障害者6人が、スタッフの支援を受けながら共同生活を送る想定をしていた。
しかし同10月、町内会からの要望で設けられた説明会では、地元住民から開設を拒絶する感情的な発言が相次いだという。説明会に参加した関係者らによると「こんな施設ができるなら、お金があれば引っ越したい」「(町内会の)全員が賛成しない限り、やらせない」などの発言があった。
運営会社代表の男性(48)は「悪者扱いされ、つるし上げのような状態だった」と振り返り、「『(入居者が)視界に入る』と言われた時、感覚が違い過ぎて理解できなかった。対話自体が困難だった」と話す。
説明会終了後、「入居者を守りきれない」という判断から当面の開設を断念。横浜市のGH新設事業に応募し、設置・運営の補助も決まっていたが、年度内に開設できなければ辞退せざるを得ないため、開設は最短でも2025年度にずれ込む見込みだという。情報提供を受けた市も町内会への聞き取りを行っており、参加者による差別的な発言があったことを確認した。


ブロッコリー「重要な野菜」に昇格…購入量増加、半世紀ぶり「指定野菜」に(読売新聞)2024年1月21日
農林水産省は、消費量が多く国民生活に重要な「指定野菜」にブロッコリーを追加する。現在はキャベツやダイコン、トマトなど14品目が指定されており、新規の追加は1974年のバレイショ以来、半世紀ぶりだ。2026年度から適用する。
ブロッコリーは、指定野菜に準じる35品目の「特定野菜」となっている。特定野菜から指定野菜への格上げは初めてだ。安定的な生産を促すため、価格が著しく下がった場合に生産者に支払われる補助金が現在よりも手厚くなる。
農水省によると、ブロッコリーの22年産の出荷量は15万7100トンで、12年産から28%増えた。総務省の家計調査でも、2人以上の1世帯あたりの購入量が22年に4850グラムとなり、12年比で29%増だった。
農水省は「出荷量が横ばいか減少傾向にある野菜が多い中、他の指定野菜と肩を並べる規模になった」としている。
ブロッコリーは北海道や愛知県、埼玉県が主要な産地となっている。大規模な生産者や出荷団体は、農水省に登録すれば補助金の対象となり、国のガイドラインを踏まえて供給計画を作成する。
「漁業は終わりや」 能登半島北側の地盤隆起、最大4m 船出せず(毎日新聞)2024年1月21日
海底が姿を見せた長橋漁港を見つめる鍛冶鉄雄さん=石川県珠洲市長橋町で2024年1月11日午後2時44分、阿部弘賢撮影
能登半島地震では半島の北側の広い範囲で、国内の観測史上、最大規模の地盤隆起が起こったことが明らかになってきた。漁港の海底は干上がり、漁業再開は極めて難しい状態に陥っている。津波の観測にも支障をきたした。研究者も衝撃を受けたという地殻変動はなぜ起こったのか。
◇海底露出で津波観測計も機能せず
日本地理学会によると、今回の地震で、能登半島の北側の海岸線が約90キロの範囲で沖方向に広がった。特に隆起が大きかった石川県輪島市門前町黒島町では、海岸線が約240メートルも沖側に前進したことが確認されている。海岸線の地盤は、最大で約4メートルも隆起して高くなった。
県の漁獲量は2021年、全国で19番目を記録した。大半は、豊富な魚礁がある能登半島で水揚げされたものだ。特に半島北側の「外浦」と呼ばれる海域ではこの時期、ズワイガニやアカガレイなどの漁が最盛期を迎える。しかし、輪島市や珠洲市、志賀町の19港で、地盤隆起による被害が出た。現地を歩くと、変わり果てた港とともに、途方に暮れた漁師たちの姿があった。
「もう船は出せん。漁業は終わりや」
珠洲市の長橋漁港は、高齢の兼業漁師が6人所属している。漁師の鍛冶鉄雄さん(67)は、港を見つめながら嘆いた。
1日の地震発生後、大津波警報が出たため鍛冶さんはすぐに高台に逃げた。そこから海を見下ろすと、波打ち際が普段よりもはるか沖の方にあった。「大津波の前の引き波だ。すごいのが来るぞ」。夜になっても月明かりを頼りにずっと海を見ていたが、大津波は来なかった。
翌日、港を確認しに行って仰天した。水深約2・5メートルあった港内は、まるで渇水で干上がったかのように海水がなくなり、海底があらわになっていたのだ。サザエ漁が中心で、海底にいる魚を取る刺し網漁もしてきたが、これでは船を出せない。鍛冶さんは「年金と漁業で生活してきた。漁がなくなったら痛い」と言う。
同じ珠洲市内の狼煙漁港の高屋地区は遊漁船も含めて15隻が係留され、専業の漁師が14人いる、市内では大規模な漁港だ。地震で約2メートル隆起した結果、港内の水深が1・5メートルほどまで浅くなり、漁船が動けなくなっていた。
さらに、サザエやアワビの主な漁場になっている近くの岩場は、隆起して海面から露出してしまった。
元の港に戻すには、広範囲にわたって海底を掘るなどの大規模な工事が必要になるとみられる。県漁協すず支所高屋出張所の吉田峰生所長(65)は「漁師は高齢者が多い。何年も漁に出られないなら、廃業する人も多いのではないか」と肩を落とした。
県によると、18年の県内の漁業就業者数は2409人で、10年前と比べて4割減った。さらに、その半数超が60歳以上だ。地域の漁業は、就業者の減少と高齢化という深刻な問題に直面していた。地震とそれに伴う大規模な地盤隆起は、既に弱っていた漁業に対して、先を見通せなくなるほどの大打撃を与えたのだ。
地盤の隆起は、防災情報の伝達にも課題を突きつけた。
14日、輪島市の輪島港に、背丈を超える高さの大型機器がクレーンで運び込まれた。「地盤隆起が、津波を観測できなくなった原因とみられる」。国土交通省港湾局の瀬水幸治係長は、集まった報道陣の取材に対してそう説明した。
この日設置されたのは、新しい津波観測計だ。地震前、能登半島の北部には、輪島港と、そこから北東に約25キロ離れた珠洲市内に、二つの津波計があった。
しかし、珠洲市の観測計は地盤が隆起して海底が露出したため、地震直後から津波を計測できなかった。輪島港の津波計も、最大震度7の地震発生から11分後に、「1・2メートル」を計測したのを最後に止まってしまった。隆起によって内部の機器が損傷した可能性が高いという。
気象庁は1日の地震発生当日、津波の最大値を「1・2メートル以上」と発表するしかなかった。しかし実際には、珠洲市などの沿岸を4メートル超の津波が襲ったと判明している。【阿部弘賢、露木陽介】
◇最大規模、陸側の地盤が海側に乗り上げる
産業技術総合研究所・地質調査総合センターの宍倉正展グループ長の研究チームは8日、地盤隆起が特にひどかった石川県輪島市門前町の鹿磯(かいそ)漁港を現地調査した。夏には、地元名産のスルメイカ漁の拠点となる漁港だ。
つい1週間前まで海水で満たされていた漁港は干上がり、海底にあったはずの岩礁が地上にあらわになっている。それは沖合の方向に100メートル以上も続き、海水がなくなって息絶えたサザエやアワビなどがごろごろと転がっていた。岩礁に降りて、防潮堤の壁面に張り付いた貝やゴカイの位置から地震前後の海面の高さを比較すると、漁港は約4メートルも隆起していたと判明した。
宍倉さんは、地質から過去の地震像を解き明かす第一人者だ。30年以上にわたって日本各地の地盤隆起を調べてきた。千葉県の房総半島には、1703年に発生したマグニチュード(M)8・2の元禄関東地震で約6メートル隆起した痕跡が残っているが、「日本列島で科学的な観測が始まった明治以降では、最大の隆起だ」と強調する。
なぜ、能登半島地震でこれほど大規模な隆起が起きたのか。
今回の地震は、能登半島のすぐ北の海底を東西に走る活断層が動いて起きた。その断層面は、陸側の地盤が海側の地盤に斜めに乗り上げるような動きでずれる。そのため、陸側の地盤上にある半島がせり上がるように隆起したのだ。
能登半島は、過去の地震による隆起の繰り返しで形成されたと考えられている。実際、2007年の能登半島地震(M6・9)後の調査でも、宍倉さんたちは約50センチの隆起があったのを確認した。
それとは別に研究チームは地震前、能登半島の北側に「海成段丘」という地形を見つけていた。階段状になった海岸線の地形で、計3段あった。直近の約6000年前以降にできたと推定されたが、どの程度の規模の地震で段丘ができるのかは分からなかった。
そんな中、今回のM7・6の地震が発生し、調査で新たに「4段目」の段丘ができているのが確認され��。宍倉さんは「数千年サイクルで今回のような規模の地震が起きて、海成段丘ができることが分かった。(国が地震の発生確率を予測する)長期評価などで、海成段丘の痕跡を利用できる可能性がある」と指摘する。
一方、日本地理学会が航空写真や衛星写真を分析したところ、今回の隆起で新たに「陸化」した総面積は4・4平方キロに及ぶことが判明した。沈降した場所は、半島東側のごく一部に限られていたという。
陸化した面積は、甲子園球場約114個分に相当する。国土地理院が公表する都道府県の面積を基に単純に足し合わせれば、全国34番目の福井県(4190・54平方キロ)と35番目の石川県(4186・2平方キロ)の順位が入れ替わるほどの規模だ。
同学会で分析を担当した広島大の後藤秀昭准教授は「断層面が半島の真下に位置したことで、大きな隆起になった。恐らく地形は元に戻らないのではないか」と指摘。国土地理院によると、隆起による地形変化を地図に反映する計画は今のところないが、担当者は「埋め立てなどを除けば、これだけ大きな変化が起きたというのは聞いたことがない」と話している。【柳楽未来、藤河匠】

【速報】広島・福山市などで震度1を観測 瀬戸内海中部を震源とする地震(RCCニュース)2024年1月21日
気象庁によりますと、21日午後7時2分ごろ、岡山県、香川県、愛媛県で震度2を観測する地震がありました。広島県では震度1を観測しています。
震源地は瀬戸内海中部で、震源の深さは20㎞、地震の深さを示すマグニチュードは3.9と推定されます。震度1を観測した広島県の地域は以下の通りです。
三原市、尾道市、福山市、府中市、神石高原町
0 notes
Text
映画『キングダム』シーズン2
ラース・フォン・トリアー監督が撮った伝説のテレビドラマ『キングダム』のセカンドシーズンをU-Nextで見ました。
ファーストシーズンの放送が1994年。セカンドシーズンのそれは1997年。視聴者は3年も待ったのですね。でも、3年も経って細部を覚えていたのかな。
セカンドシーズンはファーストシーズンに輪をかけてナンセンス度が増しています。
ファーストシーズンの最後に生まれた赤ん坊は頭は成人男性ですが、体は乳児。でも驚くべき速さで体が大きくなり、このままでは骨が体の成長を支えきれなくなり、長くは生きられないと言われます。
しかも驚くべきことに知能は成人並みで言葉もしゃべります。
こんなことがあれば病院内は大騒ぎになりそうなものですが、そうはなりません。医者は「まれに起こることだ」、「16億人に一人の割合で起きる」と平然としています。
一方、嫌われ者のヘルマー医師は、ことあるごとに自分と対立する若い医師クロウスホイをゾンビにする(?!)ためにわざわざハイチへ行って手に入れたゾンビパウダーをコーヒーに混ぜて飲ませます。
クロウスホイは手術中に倒れ死んでしまいますが、火葬直前に生き返ります。
えーっと、そんなことがあれば病院内は大騒ぎになりそうなものですが、そうはなりません。クロウスホイは当たり前のように仕事に復帰します。
霊能力のある老婆ドルッセ夫人は無事退院となりますが、病院の入り口を出た途端、自動車事故に遭遇し再入院。夫人はファーストシーズンの終わりで病院内を彷徨っていた少女マリーの霊をあの世に送ったはずですが、病院内にはまだ多くの霊がいます。
夫人は霊と対話をしようとしますが、悪霊というか悪魔というか、まあそういうものが現れて失敗。たまたま悪霊祓いの棒(?)を持ってきた病院付きの神父が殺されてしまいます。
えーっと、そんなことがあれば病院内は大騒ぎになりそうなものですが、そうはなりません。そういう病院なんだ、そういう世界のお話なんだと思うしかないですね。
ファーストシーズンでは幽霊救急車というのかな、病院に救急車が来るのだけれど迎えに出ると救急車はどこにもないという事態が続いていましたが、それに関する種明かしもあります。
実はファルコンというコード・ネーム(?)の男が救急車に乗って指定された時間内に病院にたどり着けるかどうか病院の教職員たちが賭けをしていたのです。
ところがあるときファルコンは途中他の車にぶつかり、運転手に重傷を負わせてしまいます。翌日、ファルコンが怯えてもう運転できなくなったので、若い医学生が代わりに運転します。付き合っている女医学生に退屈な男だと思われるのが嫌で、いいところを見せようとしたわけですが、医学生は見事成功します。
個人的に好きだったのは、ヘルマーの上司である医師長の物語です。いろいろあって精神的に疲れてしまった医師長は、病院の地下階で無許可で診察している怪しげなーーどう見ても怪しげなーー精神科医にかかることにするのですが、そもそも病院内で精神科医が勝手に無許可で診察しているなんてことあり得ますか。
しかし、そのおかげで医師長は元気を取り戻し、思春期の少年のようにポルノ雑誌を読んだり、大人のおもちゃを買い込んだりします。
医師長がペニスを模したおもちゃを無意識に持ったまま、用事を思い出して女医に語りかけ、あっと気がついておもちゃを隠すために布の衝立に隠れるけれど、医師長が勃起した自分の性器を露出しているかのようなシルエットが写ってしまう場面は大笑いさせられました。
医師長は女医に気づかれていないと思って「ちょっと話があるんだ。私の部屋まで来てくれないか」と言うのですが、女医は呆れて向こうへ行ってしまいます。
医師長の息子で医学生のモッゲ(ファーストシーズンで解剖用の遺体の首を切り取った人物です)は、医師の資格試験の口頭試験の試験官が嫌われ者のヘルマーだと知り、ひたすらヘルマーに媚を売ります。
モッゲはヘルマーの医療ミスの証拠となる書類が倉庫に隠してあることをクロウスホイから聞き出し、ヘルマーに教えます。ヘルマーは書類倉庫の警報装置を解除して、中に入り書類を取りますが、ちょうどそこへクロウスホイが現れ、ヘルマーの邪魔をしようとします。慌てたモッゲは倉庫のドアを閉めてしまい、警報装置が再びかかってしまいます。
この警報装置は倉庫内で動くものがあればすぐに警報が鳴るというもののようで、閉じ込められたヘルマーとクロウスホイは睨み合ったまま動くことができません。
文章で書くとおかしさが伝わりませんが、この場面も爆笑ポイント(?)でした。
ファーストシーズン同様、ラスト近くでは様々な出来事が一斉に起こります。霊感老人ドルッセ夫人は天啓を得て、息子と一緒に息子の同僚が操縦するセスナ機に乗り病院を空から眺めます(息子の同僚は操縦免許は持っていませんが、病院内の「飛行クラブ」に入っているので操縦できるそうです)。
セスナ機は悪霊によって墜落しそうになります(尾翼が落ちて嫌われ者のヘルマーの修理仕立てのボルボを直撃するのも爆笑ポイントです)が、ドルッセ夫人の祈りに応じてやってきた霊たちの力で助かります。
頭が成人男性の赤子を産んだ女医は、赤子に依頼されて治療器具をはずし安楽死させます。
ファルコンの代わりに救急車を運転する若い医学生はフロントガラスをわざと曇らせたまま時間内に病院に着けるかどうかの賭けをします。ふと気がつくと後ろに見知らぬ老人が乗っているので「誰だ?」と尋ねると、老人は「死神だ。今夜は忙しくなるぞ」と答えます。
一方、同じく医学生のモッゲは救急車に乗っている医学生の恋人といい感じになり、一緒に車で出かけます。
彼らが乗った自動車が医学生の乗った救急車と正面衝突し、それと同時に病院内が停電するところでセカンドシーズンはおしまい。
論理も合理もへったくれもなく、ただ思いつきでメチャクチャなことをしているように思えますが、メチャクチャなことをするにも才能が要ります。
なんでもいいからメチャクチャなものを作ってくださいと言われても困ってしまう人が多いでしょうし、既成の型にはめてしまう人が多いでしょう。
おかしな言い方かもしれませんが、ここまでメチャクチャなことができるというのは、一つの才能だと思います。
この後ラース・フォン・トリアーとしては当然サードシーズンを作る予定だったはずですが、主要キャストのうち五人が亡くなってしまった(一人は私が大好きな嫌われ者の医師ヘルマーを演じたエルンスト・フーゴ・イエアゴーだそうです。残念。他の四人は誰なんだろう)ためテレビ局がサードシーズンの制作を断念したとか。
で、結局それから四半世紀が経って誰もが忘れていた頃の2022年にサードシーズン「エクソダス」が制作・放映されることになったわけですね。
なるほど……絶対サードシーズンも見なきゃ。
まあサードシーズンで物語がきちんと完結するかどうかはわかりませんが、それはまた別のお話です。
追記: 『キングダム』セカンドシーズンには名場面(迷場面?)、名セリフ(迷セリフ)が数多くあります。 精神を病みかけている医師長が息子の医学生モッゲに「お前はお前の父親が打ちひしがれ混乱していると言われても信じないだろう。でもそれが今の私だ」と言うのや、ゾンビを作るにはゾンビパウダーだけでは足りない、死体になった相手に第二の薬を飲まさねばならないと言われたヘルマーがクロウスホイの遺体を探して回り、したい安置所の係の職員に解剖済みの死体を見せられ、「デンマーク語には死の定義は一つしかない。しかし私が生まれ育ったスウェーデンでは死体は2種類ある。死んでいるのとよく死んでいるのだ。これはよく死んでいる死体だ」と言うのは名セリフだなと思いました。 医師長に「健康かどうかは排泄物でわかる。排泄物が浮いていれば健康、沈んでいれば不健康だ」と言われたヘルマーが便器を覗き込んで何やらひとりごとを言う場面が何度も繰り返されるのも、私は好きでした。
1 note
·
View note
Video
vimeo
第24回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ20230811 from KANGLO CORPORATION on Vimeo.
「小説『サルの覚醒』著者が語る己の道の啓き方~”第二章”の秘話を参加者の皆さんだけにお伝えします」第24回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:藤井啓人氏 (2023年8月11日) youtu.be/a4EgUYaXbK8 #ショックコヒーレント #パーパス #パーパストランスフォーメーション #存在意義 #カングロ チケット: scic230811.peatix.com/view facebook.com/events/1692218484624206
■日時:2023年8月11日(金)20時~22時(オンライン開催)
■講演概要: 悲しくも、不登校や引きこもりやいじめ、そして若者の自殺が増え、夢と希望を見失っている10代の彼らに対し、どうやって魂のエールを送れるか。その一つの解としてひねり出したのが、『サルの覚醒』というノンフィクション小説だった。仕事と会社経営の合間、構想2年、執筆1年を経て、2023年春に上梓し、全て手弁当ながら、地道な活動に少しずつ応援の輪が広がりつつある。しかし、ゲームやマンガ、娯楽テレビ、そしてスマホなどの極小の枠の世界にどっぷりと漬かり、窮屈な時間を費やす彼らにメッセージを届けるには、もっと周囲の知恵���協力がいることが分った。現在、『サルの覚醒“第二章”』を模索する中、奮闘する著者の苦労話や秘話などをお伝えする。藤井啓人の「道の啓き方シリーズ」第二弾!乞うご期待下さい。(講師より)
★いい感じです!イメージ動画: 『サルの覚醒/存在意義を思い出したサル 〔第一章〕 』#sarunokakusei #藤井啓人 #KANGLO #purpose #books #サルの覚醒 #サルを探せ youtu.be/HD-Ej91KPjE
■講師:藤井啓人(ふじいひろと)氏 プロフィール: カングロ株式会社 代表取締役 ●未熟者。時々、幸せを呼ぶそよ風チャリダー kanglo.co.jp/about/profile.html
■Zoomオンライン:URLは、Peatix経由によるチケット購入者に自動送信されます
■タイムスケジュール:基調講演(約90分 Q&A含)後に、講師を囲み、対話を行います。
■SCICとは: SCIC(Shock Coherent Innovation Club)は、ショック・コヒーレント基礎講座(SCBC)修了生をベースとした会員制クラブです(ご入会頂くためには、SCBCを受講し修了証明が必要となります)。 scic2023.peatix.com/view
●目的:SCBC修了生同士の交流と創発の加速。私たち自身が動き、世界に奇跡を起こす
●SCICに関する問合せ: [email protected]
■『Shock Coherent(ショック・コヒーレント)』とは: 現代社会は今、破壊的な人間活動によって、エントロピー(無秩序・乱雑さの度合い)を加速度的に増大させています。故に、地球環境の悪化による気候変動や自然災害、絶え間ない疫病の発生、人心荒廃による貧富の格差拡大、資源収奪、世界各地で紛争や戦争が頻発化し、世界の指導者たちが核兵器の使用をほのめかす事態となり、もはや地球生命全体の未曾有の危機に陥っています。これを人々は、VUCAワールドと呼び、行先不透明な生き難い時代の合言葉となってしまっています。
このような時代において、「私は、これからどう生きれば良いのか?」と、多くの人々が、自問自答を繰り返し、五里霧中の状態に陥っています。このままでは、時代に翻弄され、本来あるべき使命を全うすることなく人生を終えてしまうことになるやも知れません。そうならないために、私たちに何が出来るのか。当講座は、そうした社会の強い要請により、30年に及ぶ研究の集大成により創発的に完成した稀有なプログラムです。
当講座では、様々な立場の仲間と共に、自分自身の「存在意義(パーパス)」を見��ける5ヵ月間の不思議な旅に出て頂くこととなります。即ち、この「存在意義(パーパス)」が、自己変革への道標となるのです。そして、感性を刺激し、心を揺さぶる独自のアプローチフレームを活用し、固定観念の融解を起こし、事例や課題から自己変革へのヒントを得、仲間やファシリテイタとの多くの対話や繋がりから閃きをもらい、自身でも予期せぬ“創発”を起こしていきます。
このワークショップは、個人が真の意識変革を興すことを目的として、カングロ株式会社によって開発されたプログラムです。私たちは、この講座を多くの方々にお届けすることを使命とし、日々事業を営んでおります。そのことを通じて、真の道を啓く方が増え、社会そのものの変革を成し遂げられたら本望であります。ぜひ、講座で会いましょう。
(プログラム開発者:藤井啓人)
■ショック・コヒーレント基礎講座 第7期生開催中! 第7期『ショック・コヒーレント基礎講座』 VUCA世界を突き破り、己の道を啓け~パーパス(存在意義)によるシン変革ワークショップ 2023年7月11日~2023年11月14日全10回講座 チケット: scbc07.peatix.com/view
■第1~6期「ショック・コヒーレント基礎講座」全アーカイブ・オンデマンド映像集(有料コンテンツ) vimeo.com/ondemand/shockcoherent
★【ダイジェスト版動画特別提供映像】: 「上手くいっている経営者は実践している~九星気学を活用した組織構築と経営」第23回SCICオープン・ダイアログ/山田早苗氏 (2023年7月14日) youtu.be/hJ1bawvuXpE
「地域共創型サステナビリティ活動の育て方」第22回SCICオープンダイアログ/西田哲也氏(2023年6月9日) youtu.be/HlccCwoXLqc
「いまどきの就活と人材育成~コロナで世の中の働き方、人との接点が変わって3年。いまどきの新卒の就職活動と企業の動き、今後について妄想します」第21回SCICオープン・ダイアログ/河合洋氏 (2023年5月12日) youtu.be/pmsu1fga9eQ
「54歳の地図 青春の意味を問い直すロールモデル無き人生の彷徨い方」第20回SCICオープン・ダイアログ/山田修司氏 (2023年4月7日)【ダイジェスト版】 youtu.be/TMRbyfEUX_c
「心理的安全性を醸成するコミュニケーション~あなたのチームのパフォーマンスと定着率を高める方法」第19回SCICオープン・ダイアログ/池田かなえ氏 (2023年3月9日) youtu.be/Gsk5JF4ZCEc
「眠る資産に価値をつける!地方の現状と世代交代後の未来」第18回SCICオープン・ダイアログ/博多敏希氏 (2023年2月10日) youtu.be/hU7SvTAhgFk
「地球意識革命・未熟者の道の啓き方~人生のメタノイア(視座転換)についての基礎編」第17回SCICオープン・ダイアログ/講演者:藤井啓人氏 (2023年1月13日) youtu.be/CtaWJAboMKM
「なぜビジネスにアート思考が必要なのか?世界の見方を変えるアート思考」第16回SCICオープンダイアログ/講演者:森夕花氏(2022年12月9日) youtu.be/vFnykrdzwt4
「VUCAワールドに効く個人と組織の視点の再構築~自己や地者、そして世界への認識の見直し」第15回SCICオープン・ダイアログ/講演者:楠徳生氏 (2022年11月11日) youtu.be/-wIwXLX4ZUQ
「破壊と創造~壊れると、新しく生まれる/コロナ禍で悪者だった飲食店はどう変化していくのか」第14回SCICオープンダイアログ/講演者:福本浩幸氏(2022年10月7日) youtu.be/ygxXywmvQ1w
大企業病への挑戦 第2章~認知科学の実践における人間性と抽象度の壁/自分を変え、常識を変え、世界を変えていく/第13回SCICオープン・ダイアログ/講演者:内藤礼志氏 〔2022年9月9日) youtu.be/qBNlFTor9hw
新しい『構造』がうつ病から復活させ組織も前進させる~うつ病経験者が語る、ストレスとつき合い未来をつくる方法/第12回SCICオープンダイアログ/講演者:堀北祐司氏(2022年8月5日) youtu.be/HudMdpphjEI
The 事業承継~当社流、バトンの受け方、渡し方/第11回SCICオープン・ダイアログ/講演者:大島右京氏/2022年7月8日 youtu.be/dWnOtXQAmqw
心理的安全性のリーダーシップを身に付ける方法~組織パフォーマンス最大化の処方箋/第10回SCICオープン・ダイアログ/講演者:倉持茂通氏(2022年6月8日) youtu.be/DuUvRzcqJD0
100年企業研究から見えてきた、コロナ禍だからこそ変えなければならないこと、変えてはいけないこと/第9回SCICオープンダイアログ/講演者:小山貴子氏(2022年5月13日) youtu.be/0juftCrZ1mQ
人事制度のミライを探求する~ノーレイティングを超え給与を自己申告する人事制度への挑戦/第8回SCICオープンダイアログ/講演者:福留幸輔氏(2022年4月15日) youtu.be/XEm-OdMYwMY
「パーパスと共に生きる時代/パーパスとはいったい何なのか?宇宙の営みから壮大なタペストリーを読み解く」第7回SCICオープン・ダイアログ/講演者:森夕花氏(2022年3月11日) youtu.be/vNaK4qH94fA
「部署なし管理無し評価無し、VUCA時代に挑む選択できる組織作りへの挑戦」第6回SCICオープン・ダイアログ/金光広樹氏(2022年2月18日) youtu.be/33DyPirlM7c
「新規事業における企業の在り方」第5回SCICオープン・ダイアログ/長島壮洋氏(2022年1月13日) youtu.be/eM3sRZDo0Ng
「ティール組織の作り方“レシピ”」第4回SCICオープン・ダイアログ/嶋田崇孝氏(2021年12月10日) youtu.be/JDp0srEGxGE
「こころの病との上手な付き合い方~仕組みがわかれば予防ができる」第3回SCICオープン・ダイアログ/中田健士氏(2021年11月5日) youtu.be/_OW88883t7o
「混ざると、新しい事業価値が生まれる。」第2回SCICオープン・ダイアログ/星野良太氏(2021年10月8日) youtu.be/fZJWaFmhAD4
「大企業病への挑戦~認知科学の理論と実践」第1回SCICオープン・ダイアログ/内藤礼志氏(2021年9月3日) youtu.be/aV8ux6Ha-9M
■「SCICオープン・ダイアログ」アーカイブ・全オンデマンド映像集(有料コンテンツ) vimeo.com/ondemand/scic
■主催:カングロ株式会社 kanglo.co.jp 協力:サステナ塾/SDGs超実践者委員会/イノベーションサロンZ/システムD研究会/フィロアーツ研究会
0 notes
Photo

とりあえず 昨日 免許取れました🤗 ってかさ 一昨日 教官に無理言って 超課金1時間 乗ってからの〜 昨日の雨の卒検 なんで あたしの乗車の時に めちゃくちゃ雨が降り出すんやろ😅 本番に強くて 完走した時 身体の震えと涙が止まらなかったよ 無事 普通自動二輪免許 貰えました。 「年内に絶対‼️取る」 有言実行出来て 良かった 先週の金曜日 土曜日卒検を狙ってたのに 最後に急制動 後方確認中に 右に車体が倒れて 右脚負傷 ずっと 痛みと闘いながら 一昨日 ずっと 免許取れる様に〜って、協力して下さる整骨院の先生 卒検前に 足をテーピングしてくれて 「卒検終わったら 絶対‼️整形外科でレントゲン撮って貰って 折れても ヒビも入って無いと思うけど」 本日…整形外科へ行って来ました。 骨折もヒビも入ってませんでした。 折れない心と折れない身体 負けん気の強さ 親に感謝 そして チャレンジを「やめろ」と言わない うちの旦那さんに感謝しますよ^ ^ 本日 あたしの一言で、32年振りにバイクに乗り 大型自動二輪を二度目に自動車試験場で取って tandemであっちこっち連れ回ってくれ Kenny loadへ行った時 もうね あたし 絶対!ここに自分で運転してくるって 心に決めました。 うん あの風景 めちゃくちゃ感動しました。 内緒で普通自動二輪取ろうかな?的な考えでいたのですが コレは旦那に言うた方が 協力してくれるよね?的に 言うと「本当に取りに行くの?」 「え?いつから」「本気で言ってる」 10月1日 母親の命日に 自動車学校に手続きに行きました。 (16の時に 親にバイクの免許 めちゃくちゃ反対され あっちこっちに手を回され バイクの免許を諦めたので、敢えて 母親の命日を選んだんです。) 入校するも否や 2時間で20回以上転倒すると言う だって 小学生以来自転車乗って無いんだもんね 10回転けると 心が折れる でもね 普通に乗ってるやつ見ると 「コイツに乗れて あたしに乗れねーワケねーよな💢」 転けても 自動車学校の中じゃ 死なない 絶対!免許取れる様に出来てるのが 自動車学校 1段階で15時間 課金(課金言うなwww 教官に笑われたやんか) 二段階で1時間 課金しました🤣🤣🤣🤣 本当言えば 今日のこの 雪のチラチラの中 教習を受けて 明日の本当に極寒の中の限定でした。 あたし 本当に運が良いのかも知れない 先週 転けた時に 翌日 卒検へ行った女子 教習へ行った時 「落ちたんですよ〜一本橋で失敗して」 そして 教習も一緒です 卒検も一緒 二度目の彼女の卒検 クランクで失敗 そうしたらね 限定中止 いきなり 指令塔的場所にいる 教官が 凄い勢いで降りて来て バイクを 彼女から 持ち去るんです。 何かね その姿が 物凄く 雨の中 堪らなく 切なくて コレが 卒検の現実 ここから出たら 運転失敗して 怪我をするかも知れない もしかしたら 死ぬかも知れない 身体の震えが更に止まらなくなる瞬間でした。 とりあえず 何に乗る? 旦那の通勤用 練習用だった YAMAHA MT-03乗ります。 コイツ ABS (危ないです。www 阿部です😂)は付いてません(^◇^;)💦 コイツを 乗りこなせるようになって 大型 取りに行きます。 絶対‼️ninja1000に乗りたい🤗 そして 弥七を狙う🤣🤣🤣🤣🤣 (永遠のテーマ) MT-03なんか エイリアンみたいで😅 なんか ゴキブリ飛んでる的に見えて仕方ないんやけど(^◇^;)💦 まあ コイツを乗りこなせように がんばりゅ(*´꒳`*) #普通自動二輪#普通自動二輪免許取れました#無謀な挑戦は続く#絶対大型自動二輪取る#ninjaで弥七を狙う🤣 https://www.instagram.com/p/CXlK6SCFsEn/?utm_medium=tumblr
0 notes
Text
NieR:Automata
2B9Sの話(支部から移動※過去SS加筆修正あり)その1

茫漠と広がる砂の山。
乾いた風が赤と白の大地に舞う。
砂漠地帯。
アンドロイドにとってはあまり好ましくない環境である。砂塵は義体の隙間に入り込んでしまうし、とくに空中を浮遊する砂の粒子は視界のセンサー不良を起こす原因にもなり得る。
加えてもう一つ。
「うわっ、また砂が靴に入った! はぁ、何度来ても慣れそうにないですよこれ」
顔を顰め、心底嫌そうな声を上げたのは少年のような外見の持ち主。ヨルハ九号S型。通称9S(ナインエス)と呼ばれる情報収集、調査が専門のスキャナーモデルのアンドロイドである。
「2Bは平気そうですね」
「なにが?」
9Sから声が掛かり、2Bは歩行速度をやや緩めた。2B (トゥビィー)とは正式にはヨルハ2号B型という。揺れ動く裾広がりのスカートから垣間見える形の良い脚、なだらかな曲線を持つ輪郭は成人女性のものだ。しかし正確には成人とも女性ともいえない。アンドロイドには生物学的な性別というのは存在しないのだ。一見、華奢にも思える身体つきとは裏腹に、機械生命体との戦いに特化したバトルモデルのアンドロイドである。
「砂ですよ」
「歩行に問題はないし――」
9Sを窘めるように2Bは口を開いた。
砂だらけの場所を移動しているのだから、靴の中に砂が入ってしまうのは致し方ないことだ。
さらに言えば、戦闘にも支障はない。
「――9Sは気にしすぎだ」
「えー、そうですか? 靴底でじゃりじゃりするのが気になるし、って言ってたら口の中まで砂が……、うぇぇ。2Bは気持ち悪くないですかこれ。例え支障はなくたって、気分は最悪というか」
「ならない。それに些細な事で振り回されないよう感情を持つことは禁止されている。とくに今は任務中……」
ヨルハ部隊員は感情を持ってはならない。
何故なら任務を遂行するために些細な感情の揺らぎも時に致命傷に成り得るからだ。2Bにとって感情は不要なものであった。
もっとも9Sにとってそうとは限らなかったが。
「はーい」
やや拗ねたような9Sの声。2Bに対する9Sのいつもの反応だ。最初の方こそ畏まっていたが、今やお決まりとも言えるやり取りを二人の間で交わすのは何度目となるのか。だからか、つい口を滑らせてしまった。
「……でもキミらしいと思う」
ぼそりと2Bは呟いた。
それを9Sが聞き逃すはずがなかった。
「えっ?!」
不覚だった。感情を持つなと9Sに注意しながら、何故それを肯定するようなことを言ってしまったのか。
2B自身も分からない。
「2B、今のは」
9Sからの問い。
2Bはゴーグル越しに見透かされたような感覚に陥った。
「………、」
答えられないまま、黙り込む。
靴底に入り込んだ砂利が、初めて不快に感じられた。
「警告:前方、アクセスポイントに敵性個体反応多数」
2Bと9Sの間に流れた奇妙な沈黙は随行支援ユニットであるポッド042の警告音によって破られた。
これほど敵との遭遇がありがたいと思ったことはあっただろうか。
敵に感謝? 否、感情は――不要だ。
不要でなければならない。
「殲滅する!」
並走する9Sを振り払うかのように2Bは軍刀を構えながら加速していく。機械生命体が群がるアクセスポイントまで一気に駆け抜けて、一刀両断。剣撃から放たれた衝撃波が機械生命体たちを真っ二つに切り裂いた。
「ポッド!」
2Bの声にポッド042は即座に反応し、ポットプログラムによる特殊兵装を解き放つ。光の槍が地面から直線上に次々といくつも突き出して、機械生命体を串刺し蹂躙する。
砂煙が立ち上り、アクセスポイント一帯は一時好戦状態となった。
「2B……!」
間が悪いと言うべきか。2Bの真意を伺う絶好の機会であったのに。
当の本人���敵陣の真っ只中だ。もう聞くことはできないだろう。
「ああもう! こうなったら早く終わらせるしかないか。援護します2B!」
がくりと肩を落とした9Sは2Bの後を追う様にアクセスポイントへ向かう。
爆風が9Sの頬をかすめる。
遅れてやってきた砂塵が視界を覆いつくした。
―――以上で報告を終わります。
人類文明の遺物、自動販売機に偽装された「重要施設」アクセスポイントの通信障害はやはり機械生命体によるものであったと伝える。
バンカーへの報告を終える際に「今日は良いことがあったようですね」とオペレーターである21О (トゥワンオー)から指摘を受けて9Sは微笑んだ。
ふとした拍子に見える2Bの感情。
本人はあれで隠しているつもりらしいが、観察を得意とするS型、9Sにとっては分り易いものだ。2Bが器用か不器用かで言えば、不器用な方だろうと思う。時折見せる優しさが何よりの証拠だ。
そんな2Bが今日に至っては、9Sの事を認めてくれているかのような気がした。いや、あれは気のせいではない。確かめようにも、僅かに見えた2Bの本音は機械生命体との戦闘による爆炎と熱風によってかき消されてしまったに違いないが。
「あ、分かります? 今日は少し嬉しいことがあったんですよね」
1 note
·
View note
Text
馬鹿げてる。
何でなったこともない、男性の体で生きたことがない経験したことがないのに自分は男だと確信をもってそう思えるのかわからない。
ジェンダーアイデンティティなんていうのは心理的な枠組みであって、心の中のものだ。それを身体という自分自身を形作る表面に放出したところで性別は変わらない。あなたの臓器や骨格や体内の水分量や臓器の脂肪分なども含めた性差は変わらない。性別は心で感じているものが全てで体を蔑ろにしたセルフIDの考え方が浸透しきっているから性別を変えられる、異性になって生きていくことはできると思い込んでしまう。そんなの間違いだ。心は体じゃない。今の社会は境界のないイメージの世界だとわたしは思う。何でもかんでも共感し合い、感受性も何もかも同じチャンネルを共有しているように思い込む。イメージの中で私たちは他者と共存していると思い込み、イメージの中の他者に怒り悲しみ絆を感じている。そのことを無視している。自分の境界も希薄であり、窮屈である。自分の感じているものの違和感や苦しみの正体を知ろうとせず、それを全て心の中に感じているぼんやりした何かやあるいは不安や疎外感から、原因を直接性別のせいだと思い込もうとする。それを形成する性役割やその生きづらさや生きにくさが
実体としての臓器や遺伝子を含めた身体があるのに、男性的女性的といった社会から要求される性役割やそれに応じた女性像男性像に従うことが苦痛である場合、逆の性別になれば解決できるだとか自分は望まない体で生まれてきてしまった異性なのだと感じ取り、そうして異性として扱われたり自認を尊重されることでその人がようやく安心感をえたり救われるという社会ってどうなのだろう?
自分の感じるジェンダーやジェンダー表現が噛み合わない、ジェンダー表現を受け入れない社会に苦悩することもあるだろうが、そもそも
しかし、そうした適合することに拒否感を覚えたり自身のジェンダー表現を受け入れようとしない社会をひもとくとそこにはミソジニーと女性差別、ホモソーシャリティの問題が基盤に存在する。男性主観で男性の感じ方のみが正しい社会の中で、女性がそうした差別の実態や構造にアクセスすることは難しい。
また、感じ方だけが全てであり、それを直接今感じている原因であるかのように
そもそもまず異性のジェンダー表現は身体性別に等しいものと見なすことは全くの間違いだ。
本当の性別人々が生きにくい枠組みがすでにこの社会に存在していて、その人たちが旧的な枠組みから外れた新しいトランス ジェンダーという枠組みを用意することも正しいと思えない。
なぜならばトランスジェンダーの人々は結局異性のジェンダー規範を再生産しているだけでジェンダー規範を強化しているからだ。
性役割をただ異性のものに交換しているだけ。その性役割というのは搾取や支配を正当化する構造であり、性役割そのものがそうした支配と隷属の関係と、それらの歴史を見えなくする蓋のようなものである。それらが差別であると認識されず、差別を受けている女性という当事者が軽んじられ、差別を受けていることや男たちは間違っていると告発するだけで「それはあなたの思い込みだ」「そんな言い方はないんじゃないか」「男性への差別だ」と言われる。トランス差別だ!を唱える人たちもこれと全く同じだ。
性の多様性だとかいっているけれど全く多様ではない。
異性の性役割やジェンダーに適合したいのに社会が云々、孤独だ孤立しているトランス差別だ云々と唱えている人たちをみていると、本当に無神経でさすが男だと言いたくなる。あの人たちはなぜセクシーな女性的な振る舞いがしたいのだろう。それが差別的な記号であると知らないからだ。そのような記号を踏襲した女性ヒロインやそれが好きな物なら尊重してあげようよと言っているのも男だ。それは女からしたら差別なのだ。それを求められ、そのような記号的な存在とみなされ、男にとって快い範囲内の振る舞いやあからさまな蔑視や使い捨ての性対象として私たち女は男に用いられてきたからだ。いまだに女性は金にがめつい、イケメンには股を開く、性犯罪加害者でもイケメンなら無罪だというような蔑視は至るところで見受けられる。女性差別を主張する女性は醜い年増で若い女に嫉妬している。男側に視野を広げて男性も辛いですよね、という配慮や優しさが無いと賢い女ではない。至るところで私たち女性は無知だという設定で上から目線の説教を食らわされたり事あるごとにマンスプレイニングを食らう。鬱病で苦しい時病院に行った時ほとんど話も聞かず、怪しい治療のセールスをされたり「その程度のことで苦しいのか」という対応をされる。女性の性犯罪被害の話や性的対象とみなされる苦痛を訴えても、怒りを直接語ると感情的だと嘲笑される。女性の痛みに対して医療は鈍感であり、医療の性差が考慮され研究されるようになったの。男が女性に対して接する時の親切の中にも、見下しや蔑視感情がある。自分の気持ちを満たしたいための感情の吐口である場合や、ただ女と話したい、気分良くなりたいという感情があることもしばしばだ。それは女性にしかわからない感覚だが、それは思い込みだ、繊細すぎる、病院に行ったほうがいいなどと言われる。常に女性の感受性はずれがあるものという前提があり、気に食わないものをただ非難したいだけだとか、イケメンなら許すんだろうなどという偏見を飛ばされる。女性はしたたかで計算高く、高飛車で、あるいは男をたぶらかし、コケティッシュな振る舞いで翻弄するファムファタール的な記号は都合よく従ってくれる、暴力によって屈服させられることが可能な男からしたら、許容する範囲でワガママに振るまう可愛い女(でも自分がいなければ生きられない弱い存在)は素晴らしい存在なのである。長くファッションではそのような被虐的な立場であることを喜ぶように見せる観念が女性ジェンダー服に染み込んでいる。それは男ウケのいい服装として堂々としている。胸元だけ穴が空いていたりオフショルダーだったり、肩だけ透けていたり、ホットパンツだったり。コルセット風ワンピースやボディハーネスだったりの類もそうだ。そうした適度に『扇情的』な要素を含んだ服が女性を縛り付ける価値観であることをかわいさで覆い隠している。女性は展示品である。自分の個性を表明するために、わざわざそのような隷属的な価値観の服装を可愛いもので個性的で自分らしく生きることを肯定してくれるものと思わされている。逆に自分の個性や癒しや自己表現が自身の才能や能力やバックボーンなどに由来するものではなく、ファッションやメイクなどの装飾でしか自信を得られない。それは全て女性が装飾、それも男目線で構築された女性を支配するための記号で作られた価値に沿っていなくては人間以下であると社会的に定められていることと同義である。私たちは差別のプールに浸かりながら、自らその水を自分たちで再生産するよう、プールから出られないように仕向けられている。
しかし、私の見たところトランスパーソンの自認女性はそうした扇情的な(男から見て)服装やロングヘアだったりとい��ったホットな女性像をまといたがる。そうした扇情的な服などを女性のみがきることを許された服だという思い込みがあるのか?そうした性的な意味も含めて男から見た男の価値観に沿った魅力に満ちた女性こそが本当の女性であるという発想があるからなのではないだろうか。つまり、かれらもまた同じように女性を固定化された家父長制に都合のいい支配の記号だけを抽出した存在として、表面だけを女性とみなしているのである。また、トランスパーソンの自認女性は完全な女性だと支持している人々にとっても女性とは着飾る生き物であり、性的魅力に溢れた姿が正しい女性の姿で、女性というのはファッションやロングヘアであるとみなしているからだ。そのような女性像はメディアや創作、映画にも氾濫している。しかしそうした表現こそが女性差別で女性憎悪だと公然と言われることがない。ドラマでは高飛車でヒステリックな金持ちの女性は面白おかしく描かれ、舌足らずで幼稚でワガママな女性が男性を振り回す。いつも考えが足りなくて幼く、考えが足りずに失敗を繰り返す。それすらも可愛さの中に収納される。ハニートラップをしかける女性や財産目当てで玉の輿を狙うしたたかな女性キャラクターや、マウントを取ることを生きがいにしている女性や、素顔を隠して女性は足りない方がいいという発想がある。逆に馬鹿な方がいい、男の前で馬鹿を演じている女性はしたたかで賢いという想像を生身の女性たちが演じている。そうしたあざとい女性を同性がいやがったり、逆にあざとさをうまく演出する女性を同性が素晴らしいと支持することもある。世の中は腐っている。それはアニメの中でも同じだ。女子学生の制服の胸や股間の線が生地から浮き上がった絵が普通に存在し、それらが表現の自由というマジックワードによって擁護される。そうした絵がどれほど女性の尊厳を害するものであるかそうした表現が表現として成立していることは正しいのか?女性が怒りを語るとそのような絵を描いている人たちの仕事をフェミニストは軽視しているだ、絵に込められた思いを馬鹿にしているだ、いやなら見るな、絵に人権はないことを理解していないだと男たちは反発する。そしてお決まりのお気持ちだお気持ちだの連呼である。女性が差別を発信するだけで嫌がらせの対象となる。個人情報をばら撒かれる。執拗に自分の納得できるデータを出せと要求され、粘着される。馬鹿フェミだキチフェミとよばれ、精神病院に行けと言われる。性犯罪と結びつけるな、被害者を自分の主張のために利用するなんておぞましい。やっぱりおんなの敵は女だと性犯罪被害に遭わない立場からものをいう。アニメの中では女性たちが胸の大きさを比べて嫉妬し合う様子が当たり前にベタなネタとして描かれる。お互いの体型で嫉妬し合い、体重で一喜一憂し、潰そうとしていて、承認欲求の塊で、知性がない存在のように描かれる。痴漢被害を告発した女性や夫のDVで苦しんでいたり、妻が家事全てをやるべきという価値観から夫の世話や片付けをしないことや全ての尻拭いを無償でさせられている妻がSNSで怒りを投稿すれば女性器呼ばわりされて『マンカスゴキブリ』『専業主婦は寄生虫』『養ってもらっている分際で文句を言うな』というコメントが相次ぐ。挙句発言者の女性アカウントの顔や他の日常の投稿なども掲示板で晒されて品評される。アイドルをプロデュースするゲームには女子小学生や中学生のアイドルまでいる。女性差別的な価値観は当たり前に蔓延し現実の女性もアニメキャラクターのように属性化された存在として分類されている。自分の「需要」を理解してあざとく振る舞う女性は喜ばれる。男性の立場になって発言する弁えられるエマワトソンのようなフェミニストが真のフェミニストとして讃えられ、そしてそれ以外の男に奪われた権利を取り戻そうとする女性は女性の敵で足りない存在で、恋人も結婚もできない負け組で嫉妬している哀れな存在だと笑っている。けれど、そうした表明をしないだけで男は皆そのような幻想の中の女の姿やステレオタイプで女は足りない存在なのだというふうにこの社会が決めた通りに女を人間以下の存在と見做しているし、自分が単に不快になった時に突然黙ってみたり突然不快な態度をとって女性に機嫌を取らせようとしたり、女性が差別を語るとその発想や発言は間違いだと自動的に決めつけて笑ったり、女性が間違っているという前提で呆れた態度を発露する。社会的にも優位な立場であることは知覚している。アニメの中にはなんでも男の主人公に頼って甘える幼馴染がいて、すぐキレるのに短絡的な発想で失敗ばかりを繰り返し、生意気な態度をとっても結局は愛情の裏返しなだけで、突飛で無理くりな理由をつけて幼稚な発想で女性キャラクターたちは男性主人公が自分に好意を持つように迫る。女性たちに生理はなく、妊娠や流産や死産や中絶、同性愛者や性犯罪被害者は存在しない。また、そのような露骨な差別に満ちたキャラクターやなんでもいうことを聞いてくれる服従が約束された二次元の女性たちはその設定だけでも差別の結晶である。また、そのようなコンテンツは女性憎悪を招く。アニメやドラマや映画のように女性とは未熟で感情をコントロールできず、男に守ってもらわなくては生きていけない寄生虫で感情的な生き物だというふうに学ぶのだ。反発しても結局主人公を愛し主人公のことを必要とする女性キャラクターの存在は男がいなければ自力では生きていけないのだ。けれど、男にとってみればそうした女性は当然のようにコントロール可能な対象である。女性の隷属や無条件的な男に対する同意や賞賛や感謝を前提とし、そうした精神的ケアも含めた男にとって都合のいい存在であるとみなした関係性の構築をより強化する。社会的に蔓延している女性をコントロール可能な対象とする価値観がまた濃縮されるのだ。ストーカーが絶えないのも好意があるのにわざと反発して主人公を女性が創作物に多く、女性がコントロール可能な存在として描かれ女性をコントロール可能な対象として物扱いする社会だからこそ憎悪犯罪が絶えないのだ。アニメやドラマ、その制作者たちも当然女性を商品として扱っている。演じる女性の尊厳ではなく、キャラクターのことも女性を生きている人間としてみなさなち。実体のある尊厳のある人間ではなく、胸や尻や脚や扇情的なキャラクターと言ったようにバラバラの属性として分断し切断している。妊孕性でさえ性的なパーツである。実際アダルト業界では膣内射精やいやがる実の娘や生意気な上司を無理やり強姦して膣内に射精したり監禁して輪姦すると言った内容のビデオがシリーズ化され、レイプや盗撮や女子高校生がジャンルとして存在されている。酔わせてレイプしたり、女性に写真をばら撒くと脅すリベンジポルノが題材になることも知っている。トランスパーソンの自認女性は性犯罪被害の危険があるから身体女性と共闘できるはずで分かち合うことができるというのは大嘘だ。実際女性は身体が女性であるから差別をされ妊孕性でさえ性欲や征服欲を満たす存在として性的な利用価値を見出され、女性の恐怖心や絶望に陥れる様を見て楽しむ映像が出回っていて、盗撮映像がインターネット上で売り買いされ、身体が女性であるがために感情ケアを当然のように男たちは自分の周囲の女性に無言で求めてくる。性犯罪被害者の人権は皆無だ。電車には乗ることができない。酒を呑んで酔って自分を誤魔化して乗り切っても駅構内でぶつかられるし街中で空いた道を歩いていても後ろから突き飛ばされたりすれ違い様にジロジロと体型や顔を見られる。その苦痛やそれらが全て差別から派生した女性憎悪が引き金になっていることなどを告発しても思い込みだ自意識過剰だお気持ちだと言われる。女性が結婚するとキャリアが絶たれることや不利な状況に追いやられることが覆い隠され、家事などを無賃でこなすことをもとめられ、体調不良だろうとなんでも家事を妻任せだ。会社の上司や友人にはしないのに、妻の話を遮ったり妻がつわりで寝込んでいても平気で食事を作るよう要求して起こしたり名もなき家事を全て妻にやらせるのだ。そうした夫の無関心には女性差別が根底に存在する。私の父が家族共用パソコンでそうした履歴やビデオを保存し、家族写真のフォルダの中にさえ女性を強姦しているビデオの画像を保存していたように、言わないだけで多くの父親が女性の家族を疎ましい存在として邪険に扱いながらも精神的なケアを求めている。妻の都合や感情に対する配慮どころかそれすらも夫の視界にはない。それ以下の存在で、都合のいい時にプレゼントをわたしたり愛を伝えたりすればいいと思っているか、勝手に些細なことで怒っているんだと自分を哀れんでいたりするのだ。妻は同意なく自分の好きなタイミングで体に触れてもいい存在で、同意を得る必要さえないと思っている。選択の権利も余地も最初からない。私が同級生から性的な加害を受けた数日後も父は女子高生逆ナンパというタイトルの動画を見ていた。
トランスパーソンの自認女性と身体女性は全く違うどころか、女性であると認識し、女性になろうとして行っているメイクや服装、女性的と社会でみとめられた振る舞いをすること自体が女性への差別なのである。また、身体男性であることで意見や主張を間違っているものと咎められたり懲罰されてきたことから意見を話すことを恐れずにすんできた。直接的な感情の発露を認められてきた。また、身体男性として生きた経験は女性差別の蓄積でもある。もし単に性別違和があるならそれは脳の病気だ。しかし、性���は変えられる(実際は臓器に性差があるからそんなことは絶対に不可能だが)という幻想は徹底的に粉砕するべきだ。性別役割が徹底した社会の中にいきぐるしさがある人が自身をトランスジェンダーだと思うのならそれはこの社会が間違っているだけ、ともいえない。それは家父長制の影響とその本流から細分化した支流を含めた差別の複雑さや複合的な差別を無視したことになる。トランスパーソンの身体男たちは男だと。家父長制の中で優遇されてきたのだから、女性をコントロール可能な対象とみなす文化も当然疑問なく受け入れることができ、現在だって感情的な女性としての規範的な金型に沿わない女性を懲罰し、暴力で支配することや暴力をちらつかせることがどれだけ女性に『効き目』があるかも彼らは理解している。女性差別に染まっていない人間はいない。男は誰でも女性差別に対して無関心でいることや無関心でも生きていける立場を守られている。ケア要員として努めることを要求している時点でトランスジェンダーの人々は被差別対象ではない。好きな格好をしているだけで偏見の目で見られるなんて言う甘っちょろい苦痛なんかではない。それを人によって感じ方が違うから苦痛に客観的な視点や重さはない、どの人も守られるべきだと言う主張で、差別のもたらす弊害や女性の死を曖昧にするな。誤魔化そうとするな。お前らの感情なんかで私たちは消されてしまう存在ではない。共生という耳障りのいい言葉を使って侵襲しようとするな。お前たちにとって心地よい共生の中に私のような性犯罪被害者など存ないのだろう。反吐が出る、何が共闘だ。感じ方なんていう個人によって尺度の違うものなんかで、実在している差別の重みは消えない。お前らの感受性や視野にもその基礎や道徳観の根にあるものは家父長制を培養した憎悪が刻まれている。男としてどれほど優遇されているか?それなのに自分は弱者だと思い込むのは傲慢だ。そして優位性に基づいた感覚で女を裁量するな。女を名乗るな、女を奪うな。彼らの枠組みを保護することは自分を女性と認めない女性を懲罰的に見つめる視点や暴力性を沸騰させるだけだ。そうして守ろうとして配慮して譲ってやればやるほどヒロイズムに浸ってシス女性には私たちの苦しみなんてわからないだなんだと悲劇ぶるだけだ。女性憎悪に満ちた社会に対抗するために女性はどれほど傷ついても戦うことを強いられる。その中で死を選ばず生きることがどれほど過酷か。女性憎悪は解決されたものであるとみなし、露骨な差別以外は全てを除外し、女性の性犯罪被害そのものを例外視し、コントロール可能な対象とみなされ発言も全てを男より劣った亜流の存在とみなされ、花柄やハートや心配りや親切といった女性ならではの発想や特性をことあるごとに求められ制限されてきた私たち女性を別席に置いてきた男たちから、全てを奪い返さなくてはいけない。家父長制のその首を切り落として、私たちが生きる権利を取り戻しにいかないといけない。時計の針を逆回しにすることはいつでもできる。男たちこそ変われ!と言って何もしないでいるくせに男が少し平等だなんだとポーズをとっただけで理解してくださってありがとうございますと尻尾を振って理解してくれる男性を立派だと神聖視して救世主のように扱って応援するのはやめるべきだ。男の言葉を持ち上げるのも男こそ正統であるという思い込みによるものだ。その価値観こそ家父長制が作り出した女を支配下に置くことを許してきた足枷である。足枷をありがたがるのをやめよう。男が変わっているならとっくにこの世は変わっている。それでもこの世は変わっていなかった。そいつらは性風俗店で女を買い、スマホで女を虐待するビデオを見ることもできれば妻を無賃で搾取していながらそれを当たり前と思っている男たちだ。彼らは性風俗で溢れかえる繁華街や日々女性が殺されるニュースを見ても物騒な世の中になったとしか思わないし、それを見てもなんとも思わず素通りすることができる。そして電車の中では大股を開いて座り、大学進学は優遇され、高く設定された合格点に届かず志望校に行けなかった優秀な女性よりも劣った成績で進学し、妊孕性がないために就職や昇進も過大評価されている。男は無条件的にできて当たり前で成果を出せばそれは傘増しされる。女性の人権を奪ってあぐらをかいている男を見ながら男の認証や同意を求めようとするな。家父長制を処刑台に送り込まなければ私たちは殺され続けることを忘れてはいけない。差別を長らえさせることとは、私たちの今ある現実を無視することだ。
12 notes
·
View notes
Text
100の質問が大好きなフォロワーさんから回ってきたので仕方なくやります。やりたくないけど(ぉ
質問はhttps://www.100q.net/100/question.cgi?que_no=2 を使っています。いにしえ・インターネットのことを思い出したので寒めのノリで書いていますが、虚言癖太郎である私にしては珍しく嘘はついてないと思います。
Q.1 あなたのハンドルネームを教えてください。
御樹原文奈は本名ですが……
Q.2 生年月日を教えてください。
2001年2月24日です。さいきん二十歳になりました。プレゼントは前後6ヶ月受け付けております。
Q.3 血液型を教えてください。
A型です。振り返るとA型のものではない部屋が広がっているので、血液型占いは当てになりません。
Q.4 病弱な方ですか?
昔新型インフルエンザが流行ったときにナウなヤングのわたしは当然かかったのですが、カルテに「元気」と書かれました。生まれてこの方虫歯の一本もないです。ナウなヤングなので今流行のなんたらウイルスにも感染しました(このタイミングで公開する情報じゃなくない?)マジで辛さ以外の味覚が全部消失するので、ちゃんと予防対策しましょう。
Q.5 自分が政治家になったとして、絶対に汚職しない自信はありますか?
今の私を見てると意外かもしれませんが、友人には「なんやかんやで権力を手にしそうだが、権力を一番与えてはいけない人間」だとずっと言われていました。そういうことです。
Q.6 歌は好きですか?
歌うのは好きなのでお風呂で歌ったりしますが、カラオケにはここ1年行ってません。ナウなヤングにバカウケのなんたらウイルスが全部悪い。
Q.7 よくカラオケで歌う曲は?
逆張りなのでたいてい皆さんに全く通じない曲を歌っていますが、健常者の音楽で一番よく歌うのはそばかすだと思います。
Q.8 ペットを飼っていますか?飼っている人��、ちゃんと世話していますか?
お祖母様の家に住んでいた頃はバカでうるさい犬がいましたが、引っ越したのでいません。
Q.9 ある程度上手に演奏することができる楽器はありますか?
高校の授業のおかげでギターが原義でちょっとだけ弾けましたが、気づいたら完全に忘れていました。中学の頃は音楽の成績が4でしたが、リコーダーがギターに変わった高校では5でした。そういうことです。
Q.10 高いところは平気ですか?何メートルくらいまでなら怖がることなくいられますか?
高いところはへっちゃらなので観覧車とかで怖がる人間はまじで意味わからないですが、重力が狂うと死ぬほど怖いので、急に後ろから抱えられたら20センチでも怖いです。あとジェットコースターはマジで無理です。いいのか?俺をジェットコースターに乗せようとすると本気で泣き喚き暴れる成人女性を目にすることになるぞ?
Q.11 あなたのよく使うゴミ箱には蓋(ふた)がついていますか?(回転式なども含めて)
我が家唯一の蓋がついているゴミ箱(収集してもらうときに入れとくペールは除く)は常にものが置かれており、ここ1年で開いたことは一度もありません。
Q.12 あなたの家にはどれくらい本がありますか?
同人誌を本とカウントしなければ、文学部学生にしてはかなり少ないほうだと思います。自分所有の本は3段ボックス2つに収まります。
Q.13 何かの本がその本の大半を占めていたりしますか?(漫画ばかり、小説ばかり・・・など)
同人誌を抜きにしてもほとんどが漫画で、あとは最低限のSF研究会要素でほとんど全部です。漫画もSFも買い出したのは大学に入ってからなので、高校以前の私には本を所有するという概念は殆どなかったとわかります。
Q.14 自由に飛べる翼を手に入れたなら、どのくらいの高さまで飛んでいきますか?
無計画に高く飛んで、太陽熱で翼が溶けるタイプの人間です。
Q.15 楽譜は読めますか?
一応読めますが、手先の器用さがそれについてこないので歌唱以外に活かされたことはないし、歌唱するのであればお手本を聴いたほうが楽に音程を取れます。
Q.16 命を除いて、一番大切なものは何ですか?
何人かの好ましい人間が平穏無事に暮らしてくれることは、命の次くらいに大事です。そのためならなんだってします。
Q.17 飲めば若返ることが出来る水があったら・・・どのくらい若返るまで飲みますか?
私は何歳に若返っても美少女なので、そういったものを欲してやまない人に高額で売りつけます。
Q.18 このままではいけないと思うことを一つ挙げてください。
このままだと卒業できません。
Q.19 努力を踏みにじられることを・・・どの程度許せますか?
努力らしい努力をしてこなかったから卒業が危ぶまれているわけですが、踏みにじられてよい努力などないと思う一方で、誰もが誰かしらの努力を踏みにじり得るし、それは権利であるとも思います。
Q.20 今、あなたの隣にあるものは何ですか?
赤いゴミ箱があるのをみて、今日ゴミを出しそこねたのに気づきました。
Q.21 喜劇と悲劇・・・どちらが好きですか?
AかBか、ではなく好きになったものが好きです。ただ悲劇は喜劇に比してそこまでの動機づけを丁寧にやらないと納得してもらえないぶん、私好みになる可能性が高い気もします。
Q.22 もしあなたが世界を手に入れたなら、まず何をしたいですか?
「皇居の横にそれよりでかい家を建てて天皇に引っ越し蕎麦を持っていきたい」と前々から言っているように、ピラミッドを建てさせたり黄金のあやなちゃん像を建てさせたりと悪目立ちしたいですが、そうなるとヘイトを買うので、バックアップを取るところからはじめようと思います
Q.23 たった一匹の小さな虫でも、殺すのが嫌になったことはありますか?
情がわいて……とかはないですが、虫が本当に苦手なので殺しても後処理できないな……とおもって嫌になることはしょっちゅうあります。
Q.24 良い嘘と悪い嘘の違いは何だと思いますか?
面白いか面白くないかです。
Q.25 どうしても忘れられない曲はありますか?
ジュエルペットてぃんくる☆のED曲、「空ニラクガキ」です。20歳になって以来、「大人になるその日が来て」しまったことに気づき、爆涙(ばくるい)するだけの毎日を送っています。みんなもジュエルペットてぃんくる☆を見てくれ……
Q.26 思い出の場所はありますか?
家の近くの神社です。
Q.27 酒に飲まれて失敗したことはありますか?
二十歳になって1週間くらいしか経ってない人間に聞いても面白くないですが、父上様は顔にマンホールの跡をつけて帰ってくるタイプの人間だったので、不安ではあります。
Q.28 大好きな飲み物をいくつでも挙げてください。
コーヒーとドクターペッパーの中毒患者です。まだまだお酒は未開拓ですが、いまのところコークハイがかなり好きっぽいです。
Q.29 あなたの生きがいは?
インターネットでこの世に生きとし生けるものたちの人生をつまみ食いバイキングすることです。
Q.30 最近、自分の歳を意識したことはありますか?
ここまで二十歳二十歳言ってたの見ました?
Q.31 ここまで質問に答えて、なんとなく懺悔(ざんげ)しているような気分になっちゃいましたか?
自分語りは楽しいですね。
Q.32 楽をしてお金を稼ぐならどんな方法が一番確実でしょう?
親のスネをかじり潰そうとしています。
Q.33 晴れと雨はどちらが好きですか?
晴れのほうが好きですが、たまには雨が降ってくれないと飽きます。
Q.34 雷は平気ですか?
パソコンさえ平気なら大丈夫です。雷を怖がる人間ってアニメ以外に存在するんですか?
Q.35 風は好きですか?
風という自然現象を好き/嫌いの評価軸に置いたことが今までありませんでした。多分あまり好きではないです。
Q.36 泳ぐのは得意ですか?
鋼鉄の肉体、御樹原文奈とはこの私のことです。背泳ぎ25メートルに1分かかります。
Q.37 これだけは負けられないという、誇りが持てることはありますか?
私が設立したあとに生えてきた二番煎じのコウメ太夫研究会がどれもまともに活動もしないまま自然消滅したなか、私達はそこそこやれている点じゃないですかね。これだけで就活を乗り切る気満々なので……
Q.38 ちゃんと睡眠取れていますか?
時間で言うならパーペキです。規則性は無で、寝たくなったときに起きたくなるまで平均12時間寝続ける生活を送っています。
Q.39 喧嘩は嫌いですか?
自分が勝てないので嫌いですが、自分が腕っぷし最強だったら大好きだったと思います。
Q.40 人ごみが苦手ですか?
今日のお出かけ中、梅田の地下鉄付近でだけ異様に鼻水が出たので、人間アレルギーだと思います。
Q.41 自分には全然出来ないことを他人が軽くやっているのを見て、燃える方ですか?
負けないが????????
Q.42 人の心を読めるとして・・・どれくらいで嫌になると思いますか?
人の心の断片を得るためにインターネットやってるような人間だし人間の心が醜いのは身を以て知っていますが、ちょっとやってみないとわからないので読心術を教えて下さい。おねがいします。おねがいしましたよ。
Q.43 自分のまわりには面白い人がたくさんいると思う?
こういうことを自分で言うから最悪ですが、そこらの「いつメンキャラ濃すぎwww」ちゅてる奴らよりは濃いメンツが揃ってると思います。
Q.44 昔、誰かに借りて、いまだ返していない物ってありますか?
会誌第二号の印刷費をつけてもらったっきり返してません。このままなんとか撒けないかなと考えています。
Q.45 逆に、貸したけど帰ってこないものってありますか?
パッと思いつくのだとゲーム機が2台ほど?もう引っ越したので気にしてもいませんが。
Q.46 甘党?辛党?
甘いのと辛いのは全部好きです。味がするとおいしい。
Q.47 熱い飲み物は苦手ですか?(猫舌とか)
飲み物ではないですが、たこ焼きなんかは剥がれる口の皮まで含めての料理だと思っています。
Q.48 コーヒーは苦い方が良いと思う?
物や気分にもよりますが、基本的には酸味寄りのものが好きです。
Q.49 破壊的に不味い物を食べたことはありますか?また、それは何ですか?
貝類が基本的に大好きなのですが、初めて食べたサザエで大外れを引いて以来、それだけは苦手です。
Q.50 マイブームってありますか?
栄養ドリンクを哺乳瓶で飲みながら女児アニメを観るのが好きです。
Q.51 温かいそばと冷たいそばはどっちが好きですか?
今はまだ寒いので温かいそばが食べたいです。
Q.52 集中力に自信がありますか?
ここまで来るのに既に5回はツイッターを見ています。
Q.53 飽きっぽい性格だと自分で思いますか?
前の質問の回答から察してください
Q.54 楽器の名前を5つ挙げてください。
ギター、ギロ、ベース、マリンバ、タンバリン…………俺の中の芭蕉が勝手に!?
Q.55 面倒な事も進んで引き受けたりする。
誰から頼まれてるかによります。打算的な人間なので。
Q.56 人違いをして暴走したことがある。
ないです。限定的すぎ���い?
Q.57 自動車用信号の「黄色」についての見解を述べてください。
止まれ、止まれないなら行け
Q.58 裸足で歩くことについての見解を述べてください
冬場のお風呂上がりに裸足で歩いてるとぺたぺた言うし足跡がついてたのしい
Q.59 ○×形式の質問のほうが答えやすいと思いますか?
ややそう、部分的にそう
Q.60 「薬指」の重要性を語るとしたら、それは何?
結婚指輪の装備スロットであることくらいしかなくないですか?
Q.61 頭痛、腹痛、腰痛、関節痛、のうち、一番マシなのはどれですか?
頭痛には慣れっこです
Q.62 どの程度の温度が一番過ごしやすいですか?
今より一回り暖かくなって上着のありなしをきぶんで選べるくらいの気候が良いです。
Q.63 好きな花火は何花火ですか?(線香花火、ロケット花火など)
花火は光って燃えるのでぜんぶ大好きですが、最初にあれを思いついた人があれを花火だと言い切った情熱を買ってヘビ花火、ということにしておきます。
Q.64 一番好きなことわざは何ですか?
三十六計逃げるに如かず
Q.65 敵に囲まれたとき、どうやって逃げますか?(どうしても戦わずに逃げねばならない)
どのくらいの文脈で敵なのか、どの規模の囲まれなのかによってくるとは思いますが、実際に窮地に立たされたら何もできずに捕まると思います。
Q.66 気になる言葉を一つ書いてみてください。
最近はニャホニャホタマクローブームが来ています。
Q.67 春の良いところは?
夏じゃないとこ
Q.68 夏の良いところは?
いずれ過ぎ去ること
Q.69 秋の良いところは?
夏じゃないとこ
Q.70 冬の良いところは?
誕生日があること
Q.71 一日何通くらいメールが来ますか?
去年は毎日1通づつ365分割されたドグラ・マグラがメールで届いていたのですが、今年はそれがないので来ない日すらあります。体感を平均すると2.5通くらいだと思います。
Q.72 届くメールがウィルスの確率はどれくらいだと思いますか?
目の届くところに来たことは一度もないです。ネットリテラシーたか子なので。
Q.73 届くメールが営業・宣伝などの確率はどのくらいだと思いますか?
これも目の届くところには来ないです。インターネットが上手なので。
Q.74 今、一番買いたい物は?
ブッダマシーンを誕生日にもらったことにより変なもの買いたい欲は少し収まったので、クソかわいいネコチャンのアロマディフューザ(リンクが機能してなかったので後で直します)がほしいです
Q.75 今、一番飼いたい生き物は?
生き物を飼う事によって発生する責任を負いたくないので概念としてのねこを飼いたいですが、今ねこを飼うとなると絶対に名前を「タマクロー」にしてしまうので、もう少しニャホニャホタマクローブームが落ち着いてからにしたいです。
Q.76 これだけは譲れないというポリシーはありますか?
逆張りにあらずんばオタクにあらず、の精神でスギ以外すべての花粉症で苦しむなど、多岐にわたる活動を行っています。
Q.77 どういう絵が一番得意ですか?(風景画、人物画、漫画など・・・)
筆記はほぼ満点でしたが、美術の成績は3です。
Q.78 好きなおつまみは?(未成年でも答えてください、おつまみだから)
ベタですがさきいかが好きです。それはそうとこの前生まれてはじめて鮭とばというものを食べましたが、「めちゃくちゃ旨い革紐」という感想でした。もともと革製品って鮭みたいなにおいしません?
Q.79 持病とかありますか?
コミュニケーションと手に難を抱えています。
Q.80 ホームページは持っていますか?
流石にそこまで老人じゃないですね。
Q.81 コーヒーには砂糖やミルクをどのくらい入れますか?
普段は入れませんが、苦く淹れて砂糖もミルクも狂ったように投入してどっちが勝つか眺めるのも好きです。
Q.82 一番使ってみたい武器は?(剣、弓、銃など・・・)
斧とか鎚とか、そういう「破壊!!!!!」って感じのものを振り回したいです。
Q.83 得意な料理は?
熱湯です。
Q.84 最近頑張ったことは?
今日は雨なのにお出かけしてえらかったと思います。おかげでよく眠れそうです。
Q.85 あなたの寝る部屋の床は畳ですか?
違います。
Q.86 どんな味が好みですか?
馬鹿舌なのでいわゆるパンチが効いてる味はだいたい好きですが、馬鹿舌を認めたくないので繊細なうま味(あじ)みたいなのも好んでいます。
Q.87 おすすめダイエット法は?
痩せようと思ったことがないです。超絶怒涛の最強美少女なので。
Q.88 ファンタは何味が好き?
グレープ以外を安定的に入手する手段がない以上グレープと答えざるを得ないのでは?
Q.89 好きな四字熟語を書いてください。
敵前逃亡
Q.90 完全な現実が0%で、完全な幻想を100%とすると、あなたの理想は何%くらい?
半々くらいがいいと思います。やなことがあったときに責任転嫁しやすいので。
Q.91 掃除の道具を一つ書いてみてください。
ちりとり!……もしかしてこれ、「ドス」とか「uzi」とか答えるべきやつですか?
Q.92 友情を音で表すと、どんな音になるでしょうか?
これがぶっちぎりで難しくて笑っちゃいました。パチパチ弾ける緑色の燐光、というイメージです。
Q.93 好きな虫は?
いません。
Q.94 あなたの今使っている消しゴムはどんなものですか?
「黒いこと」だけが決め手だったよくわからんやつです。汚れが目立たないのはストレスフリーで良いです。
Q.95 願いをするなら何にしますか?(例:星、仏、神)
私は私自身を唯一絶対の神とする非常に私的な宗教、私教を信仰しているので、私自身に祈るほかないです。
Q.96 あなたの一押しTVゲームは?
タイタンフォール2をみんなでやろう、地球最高のゲームなので……
Q.97 あなたの体で一番調子が悪くなりやすいのは?
頭がしょっちゅう痛くなります。これも全部気圧ってやつのせいなんだ。
Q.98 今、外国に行くならどこに行きますか?
虹の国ですかね。友人が建国するらしいので。
Q.99 この質問が、実は質問作成者の、大いなる野望の第一歩だとしたら、どうしますか?
どうするもこうするも、2003年に作ったものなんて忘れてるか忘れたくなってるかのどっちかじゃないですか?
Q.100 お疲れ様です。この質問をした感想をお書きください。
これ最後まで読む暇人とかいないと思うんですけど(汗)
って答えるのが正しいインターネットの作法です。覚えておいてくださいね。
6 notes
·
View notes