#翻訳教室
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『アカデミアを離れてみたら』 岩波書店編集部 編 (岩波書店)
幸運なことに、というフレーズ多し。
ポスドク街道11年の果てで進退窮ま……らなかった話 / 牧野崇司著
数学からデータ分析、純粋数学、そしてまたデータ分析へ / 原田慧著
外資系バイオテクノロジー企業の一風景 / 花岡秀樹著
准教授からエンジニアへの転身 / 今出完著
ライフサイエンスを社会に活かす / 大隈貞嗣著
まさかの報道記者になる / 田辺幹夫著
産と学、行ったり来たり : 丸山宏さんに聞く / 丸山宏述
翻訳、教育、時に研究 : アカデミアを(半歩)離れてみたら / 坪子理美著
そこには壁もないし境界もない / 山根承子著
子どものころからの夢、教師への転職 / 増田(渡邉)皓子著
迷いの森のその先に / 雀部正毅著
研究者から、研究を支援する高度専門職(URA)へ / 森本行人著
政策で科学を加速し、科学で政策を加速する / 高山正行著
実験室で、ふと自分を見つめて知財の道へ / 福家浩之著
丸腰博士(理学)の島おこし : ジョブチェンジで人生逆転!? / 須澤佳子著
脳科学者、AI起業家になる / 金井良太著
ベンチャーキャピタリストという道 / 宇佐美篤著
環境社会学者、政界へ : 嘉田由紀子さんに聞く / 嘉田由紀子述
南極と被災地を通って農業へ / 岩野祥子著
博士(工学)を持つ指揮者の話 / 中島章博著
広告業界からアカデミアに戻ってきた話 / 岸茂樹著
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RPA(Robotic Process Automation)が出てきた際には、ホワイトカラーの生産性が劇的に向上しました。生成AIによって、さらに生産性が向上すると考えられますが、いかがでしょうか。 根来氏: 間違いなく生産性は向上します。特に知的な作業でありながら実は繰り返しがある業務、調査、シミュレーション、既存資料の修正などは、大幅に時間が短縮されるでしょう。場合によっては従来の1/10程度の時間で済むようになるかもしれません。日本企業にとって、長年の課題であったホワイトカラーの生産性向上に取り組むチャンスだと思います。 室住氏: 金融機関などは特に生成AIによる生産性向上の恩恵を受けそうですね。規制報告書や政省令への対応、企業買収時の分析など、さまざまな分野で生産性だけでなく質も高まる業務が多いと思います。アカデミアの世界では、AI活用はどの程度進んでいますか? 根来氏: 大学教育のAI活用は遅れていると思いますが、研究の方法は大幅に変わってきています。最も変化したのは先行研究調査です。生成AIで先行研究を調査し、要約してもらうことで、重要な論文へのアクセスの量と範囲が向上しました。日本人を含め英語圏以外の人が英語論文を読み書きする際のハードルが大幅に下がってきています。 名古屋商科大学ビジネススクール(東京校)教授 兼 大学院大学至善館特命教授、早稲田大学名誉教授 根来 龍之氏 求められるのは、「善意の人」と「悪意の人」を見分ける能力 室住氏: ここからは、ビジネスモデルの変革という観点で伺います。日本企業にとって英語の壁が低くなれば、グローバル進出のチャンスとなり、ビジネス機会を大幅に増やすことができる可能性もあるのではないでしょうか? KPMGコンサルティング株式会社 執行役員 パートナー DXA Data&AIチームリーダー 室住 淳一氏 根来氏: 確かにチャンスは増えていますが、グローバル展開のためのAI活用には注意が必要です。どんなイノベーションにも揺り戻しがあります。 特に注目すべきは「善意の人」と「悪意の人」の違いです。研究者同士の会話では、基本的に相手が「善意の人」だという前提が成り立ちます。学会や共同研究では、相手が誠実に学問的な議論をしようとしていることを前提に交流できます。だからこそ、生成AIによる翻訳が言語の壁を取り除く効果は、アカデミアの世界では大きいのです。 しかし、契約交渉や国際取引などのビジネスの世界では「悪意の人」が存在することを無視できません。言語の壁を���えてビジネスモデルを変革していくには、この「善意の人」と「悪意の人」を見分ける能力がますます重要になります。生成AIによって契約書が簡単に作れるようになったり、異なる言語でのミーティングやマニュアル作成が容易になったりするからといって、それだけで国際化が実現できると考えるのは時期尚早でしょう。 破壊的イノベーションのカギを握る、スタートアップ企業 室住氏: 確かに最近は「悪意の人」による生成AIを使ったフェイクニュースも増えていますね。イノベーションに飛びつきたい企業心理と、リスク管理のバランスはどのように取るべきでしょうか。 根来氏: 難しい問題ですが、これまでにはない新しい価値観や市場を創造する「破壊的イノベーション」にこそ、スタートアップのような"身軽"な会社の存在意義があります。身軽な会社ほど、スピード感をもってトライアンドエラーを繰り返せるため、失敗を恐れず積極的に新しい挑戦をすることができます。大企業ももちろん新技術を学ぶ必要がありますが、まずはスタートアップの動向を見て、その半歩くらい遅れてついていくのが現実的でしょう。といっても、ゆっくりでいいという意味ではないです。
生成AI時代、日本企業に勝ち筋はあるか? 根来龍之教授と探る"競争戦略" | TECH+(テックプラス)
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美樹本錫香の最高難易度な課題に挫折を味わうか味わえないかどうかは分からないけど…とりあえず無理!
第一章:その男、甘えん坊につき
MIKIMOTO GARŌ本社ビルの最上階。 社長室は朝から、異常なまでに静かだった。
「……で? なんで“あの人”が私の家にいるの?」
眉間に皺を寄せて尋ねるのは、美樹本錫香(みきもと すずか)、32歳。大手デザイン会社の二代目社長にして、“世界でいちばん世話が嫌いな女”の異名を持つ。
リモート画面の向こうで、阿古屋珠代(あこや たまよ)は微動だにせず応える。
「ショーメさんには、しばらくそちらで“情緒的安定”を得ていただく必要があるそうです」
「情緒的……誰が?」
「精神科の診断です。“極度の寂しがりによる生活困難”。家にひとりでいると、壁に向かって泣き崩れるらしく……」
「……知りたくなかった。」
錫香は天井を仰いだ。デザインには命を懸けられる。でも、世話なんて——冗談じゃない。
するとその瞬間、背後で“ドスン”という音。振り返ると、背丈190cm超、筋骨隆々の男が、部屋の隅で体育座りしていた。
「すずかさぁん……おはようございますぅ……おはようのハグ、まだ……?」
「今してやろうか、プロレス技で」
ショーメは犬のように尻尾を振る(実際はない)。そして語彙力ゼロの甘えっぷりで、錫香の“平穏”を奪っていく。
第二章:在宅秘書と二人の怪獣
「今日の昼は、出前ですか? それともショーメさんが“作りたい”とごねていたパンケーキでしょうか」
リモート画面越しの阿古屋珠代は、相変わらずの無表情で問いかけてきた。
「どっちでもいいけど、キッチンを燃やされるのは御免よ」
美樹本錫香はスマホでスケジュールを確認しつつ、ソファで体育座りする筋肉の塊を睨む。
「ショーメ、昨夜の“ハチミツ事件”を説明してもらえる?」
「……すずかさんが寂しそうだったから……甘い気持ちになってほしくて……全部ぶちまけたら、床がツルッツルに……」
「君のその発想、どうやって生き延びてきたの……?」
冷蔵庫にはハチミツの空き瓶、玄関マットは甘さでカピカピ。 彼の“愛情表現”は一貫して物理的に害がある。
一方、画面の中の阿古屋もまた、奇妙な戦いの真っ只中にいた。
「では、ショーメさんのお世話スケジュール案をまとめたのですが、ご確認を——」
カメラの後ろで何かが落ちた音。「おかあちゃーん! 水こぼしたぁー!」という子どもの声が響く。
「……少々、お待ちください」
珠代はミュートにして画面から消えた。 ほんの2分後に戻ってくると、全ての表情を削ぎ落した“完璧な秘書”に戻っていた。
「失礼しました。世話とは、時間を管理すること、で合っていますか?」
「うーん、むしろ“この世で最も制御できないカオス”の対処法、かな」
「理解不能です。ですが……挑戦は嫌いではありません」
この日、“在宅秘書の教育的好奇心”という新たな混沌が、また一つ加わった。
第三章:ハグという名の武装行動
「……���れはもう、武力でしか解決できない」
朝8時、美樹本錫香は寝ぐせすら直さず、キッチンの隅でつぶやいた。
ショーメによる「おはようのハグ」攻撃は本日も健在。朝から10カウント、うち3回は壁を破壊されそうになるレベルの熱量だ。
「すずかさぁん〜ハグ……ハグ……あれ、どうして透明のバリヤー……?」
「はい、これが最新兵器。“ハグセンサーMk-IV”。近づくとバイブで警告音が鳴るのよ。どう、震える?」
「わぁ……すずかさん、未来人みたい……震える……心がっ!」
涙ぐむショーメを後にして、錫香は阿古屋珠代へビデオ通話を接続した。
「ねえ、何か……もっと“物理じゃない拒絶”ってないかしら。もう腕力が限界で」
「精神的距離の確保、という観点から、契約書をご提案します」
阿古屋は画面共有で見せた。
《ハグ代理契約書(仮)》
契約者:ショーメ氏 代理:ぬいぐるみ“たまよん” 内容:錫香氏への物理的ハグは、代替手段としてぬいぐるみを通して行うこととする。
「……あんた、何を作ってるの?」
「育児と仕事の合間に知恵が湧きました。世話とは“衝突の代替案”です」
その日の夜、ショーメは“たまよん”をぎゅうぎゅう抱きしめながら言った。
「すずかさん、この子を通してだけど……ちゃんと届いてるからね、ぬくもり……」
なぜか胸が、ほんの少しだけ、温かくなった気がした。 だから錫香は、つい手元の“ハグ券”を1枚だけ——そっと、机に置いた。
「……1日1回だけって条件でね」
「えっっっ!!!! うそ!?!? 本物!?!」
その瞬間、部屋中に“歓喜のショーメ”が爆発する。飛び跳ね、踊り、頭の上でハグ券を回し続ける大男。
「……だから武力行使って言ったのよ……」
—
この日、世界はほんの少しだけ平和に近づいた(かもしれない)。
最終章:ぬくもりの在処(ありか)
ショーメが突然、静かだった。
「……ハグ、今日いらないの?」
錫香が問いかけても、彼はただ、ぬいぐるみ“たまよん”を抱いたまま、小さく首を振る。
「なんか……最近、すずかさんが頑張ってくれてるの分かるから……遠慮してみたの」
その声が妙にさみしくて、錫香は、自分の“空白の一日”に気づく。 今日はハグ券も出さず、声もかけなかった。
「ふうん……じゃあ、その遠慮、今ここで却下」
そう言って、錫香はショーメのそばに座った。 「ほら」と一言、肩を叩いてやる。重たい大きな頭が、そっと彼女の肩にのしかかる。
「……泣くな。重いし、暑いし、うるさいし、もう……最悪」
「へへ……でも、あったかいよね……」
—
その頃、阿古屋珠代は、夜のリビングで息子の寝顔を見つめていた。
“世話とは何か”。 それはたぶん、「相手を理解しようとする意思」。 たとえ不器用でも、正解なんてなくても。
翌朝、彼女から送られてきた一通のメッセージ。
「“世話”とは“感情の翻訳”です。そう定義して、提出します」
錫香はそれを読んで、苦笑しながらも返信を打った。
「賛成。あと、“通訳代”は誰が払うのかも議題に」
画面の向こうで、阿古屋が珍しく少しだけ、口角を上げたように見えた。
—
そして今日も、ショーメは元気に叫ぶ。
「すずかさ〜ん! ハグ券使います! 全力でっ!!」
「毎回宣言しなくていい! 来るな! やめろ! 重いっ!」
けれど、なぜか錫香の眉間の皺は、前よりほんの少し、浅くなっていた。
——これは、世界でいちばん世話が嫌いな社長の話
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周りわりと体調崩しがち。母親、自分、それくらいか。偶然この文章読んだ人も自らや周囲の健康を労ってもらいたいもの���す
自室ではサイケな眩暈がするので意識的にしっかり風呂に入って体をお湯で温め、実家の一階に降りてきて、とても小さな音量でニック・ドレイク(Nick Drake)を聞く
イギリスの1970年代頃のシンガーソングライターで北九州時代に知り合った人たち含めファンが多い。Mステや歌番組には登場しないけどCD屋では一応有名、みたいな枠とか括りってなんていう呼び方をするんだろう
カルト名盤。それはそれで虚しい。
流行の音楽以外も聴いて欲しい、流行ってんのは駄目、あまりにマスで受容されてるから、的なことをバンドサークル時代の人たちは言う
でも実際はどうなんすかね
不毛な対立構造だったりして。マス対知られざる音楽
スティービー・ワンダーに教えを乞うか
ハードコアとは一体何なのですかと問うか
HMVに行ってみるか
自分を見つめ直すか
Nick Drakeの音楽が小さい音量で流れる実家の一階にて
インスタント・コーヒ���粉を溶かす方をお湯で溶かして飲もうとする
2階から梶井基次郎と幽☆遊☆白書を
持って降りてくる。カジュアルな長袖のスウェット(Blurっぽいやつ)を着る。冷えるといけないから、今はまさに冬の真っ只中からもう少しで4月になろうというタイミングである。
梶井と幽白を持って降りてきたものの、集中して読むことは出来ないだろう
梶井の短編集をパラっとめくって
漢字ってそもそも不思議な形の文字だなと一瞬思う。翻訳は利くけど文字の在り方が英語と異なる
面白い本ありませんか。知りませんか。誰かこれを見つけた方。但し読書に向いた環境に僕はおらず、であるにも関わらず
読むのが難しい/易しいに関わらず本が読みたい気がする。未読で、読み応えのあるやつがいい。
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1/25-2/12 老屋顔写真展+関連イベントのお知らせ

台湾で古い建物の探索と記録をテーマに活動する老屋顔(ラオ ウー イェン)の写真展&フェアを開催します。
昨年12月にKIITOで開催された日台レトロ・モダン建築シンポジウムでお披露目された、縦2m×横1mの巨大なスクリーンに印刷した写真の展示と、マスキングテープやタイルコースターなど台湾直輸入の老屋顔グッズ、既刊の翻訳書3冊および未邦訳の新刊『老屋時態』の販売を行います。
また、会期中には関連企画として、台湾をテーマにしたトークイベントと読書会を開催。詳細は下記をご確認ください。
【老屋顔写真展&フェア】
会期 2024年1月25日(木)~2月12日(月)
12:00-19:00 ※火曜・水曜定休
場所 1003 (〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル504号室)
入場無料
※1月27日(土)はトークイベントのため、18:00閉店
《作家プロフィール》
老屋顏(ラオ ウー イェン)
古い建物の探索と記録をテーマに台湾各地を旅し、鉄格子やテラゾー(人造大理石)など、台湾の歴史と文化に富む「建築装飾」を撮影・記録する二人組ユニット。台湾での古い建物の再生・再利用の事例にも注目、FacebookやInstagramなどSNSでの発信のほか、現在4冊の書籍を出版、ラジオ番組やWebメディアへの出演、オリジナルブランドによる多くの商品を発売するなど、多方面に活動中。

【1/27 実録台湾出張トーク!二本立ての夜】
「日台レトロ・モダン建築シンポジウム」準備のために渡台した脈脈子(ライター/編集者)・前畑温子(産業遺産写真家)による、台湾出張旅行二本立て。台湾で老屋顔に会うために出張した二人に、様々なトラブルに巻き込まれた旅について語っていただきます。観光旅行では知り得ない台湾の最新情報をお楽しみ下さい。
◇脈脈子「「はねられて国軍病院。台湾入院114時間」
◇前畑温子「台湾子連れ出張9泊10日」
聞き手◇鉄窓花書房・tamazo
日時 2024年1月27日(土) 開演 19:00(開場18:30)
場所 1003 (〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル504号室)
参加費 1,500円(当日払い)
申込先 http://ptix.at/RPm5p5

【2/4 持ち寄り 小さな読書お茶会「台湾のここが好き!を語り合う会」】
あなたは台湾のどんなところが好きですか?はまったきっかけは?
「台湾好き」といっても好きの理由は十人十色。台湾茶を飲みながら、語り合いましょう。
お気に入りの台湾にまつわる本があれば、お持ちください。(なくても参加OK)
私はコロナ禍中に出会い、読書会活動のきっかけとなった『オードリー・タンの思考 IQより大切なこと』(近藤弥生子著)を持参します。目から鱗がポロリと落ちた、日常や社会に希望をもたらす考え方のヒントなどを紹介する予定です。
(主催:勢力友子より)
日時 2024年2月4日(日)10:00-11:30
場所 1003 (〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル504号室)
参加費 1,500円(台湾茶 お菓子付き)※当日払い
申込先 http://ptix.at/C9TFFi
勢力友子(せいりきともこ)
出版社、広告会社を経て、京都郊外の生活雑貨店・料理教室に約17年勤務後、フリー。台湾で出会った「希望」のヒントを日常に、をテーマに2021年より「小さな読書お茶会」をカフェなどで開催。
台湾好き仲間3人ではじめたイベント「台湾小箱」のメンバーとしても活動。
Instagram @tomoko444
【お問い合わせ先】
※Peatixでのお申し込みが難しい方は下記までお問い合わせください
1003(センサン) 担当:奥村
TEL 050-3692-1329
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翻訳家・柴田元幸の『天国ではなく、どこかよそで』刊行記念朗読ツアー in 沖縄

レベッカ・ブラウン/柴田元幸訳『天国ではなく、どこかよそで』(twililight)の刊行を記念して、2月10日と11日に沖縄ツアーを開催します!
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『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。
「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。
訳者の柴田元幸さんが「この人の文章は言葉というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」と評するレベッカ・ブラウン独自の文体を、柴田さんの朗読でぜひご体感ください。
また、「この本を書くために一生待ち続けていたような気がする」というポール・オースターの超大作『4321』と、『MONKEY』vol.35「ポール・オースター 君に物語を語りたい」というオースターW刊行記念朗読会、
柴田元幸さんの著書『翻訳教室』(朝日文庫)と同じように、参加者があらかじめ提出した翻訳に基づいて行なうワークショップ『翻訳教室』も開催します。
2月の沖縄、ぜひ足をお運びください。
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DAY 1 《くじらブックス》
◯レベッカ・ブラウン『天国ではなく、どこかよそで』刊行記念朗読会 日時:2月10日(月)開場:18時30分 開演:19時〜(1時間半程度) 料金:2,000円+1ドリンクオーダー *当日精算 定員:先着15名さま
*参加特典として、「レベッカ・ブラウン作品の柴田元幸手書き翻訳原稿」を1枚プレゼントいたします。
会場&申し込み:くじらブックス(沖縄県島尻郡八重瀬町屋宜原135-2-1F)
☎電話 098-998-7011(渡慶次)
📧Mail [email protected]
「お名前、人数、参加を希望するイベント名」をお知らせください。
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DAY 2 《本と商い ある日、》
◯柴田元幸の翻訳教室 日時:2月11日(祝・火)開場:11時 開演:11時30分〜(2時間程度) 料金:2,500円+1ドリンクオーダー *当日精算 定員:先着8名さま
課題として英文テクストを出すので、締め切り(2月4日)���でに翻訳して提出してください。提出者全員の訳文を柴田さんが添削して返します。
当日は提出された訳文を元に、原文に流れるボイス、ニュアンスや文体を考えながら、単語一つ一つを取りあげてどう訳すべきか、参加者全員でディスカッションしていきます。
課題の提出は必須ではなく、ディスカッションのみの参加も可能です。
◯ポール・オースター『4321』&『MONKEY』vol.35「ポール・オースター 君に物語を語りたい」W刊行記念朗読会 日時:2月11日(祝・火)開場:14時30分 開演:15時〜(1時間半程度) 料金:2,000円+1ドリンクオーダー *当日精算 定員:先着15名さま
*参加特典として、「『4321』柴田元幸手書き翻訳原稿」を1枚プレゼントいたします。
昨年亡くなったオースターにとって最後から二番目の小説。800ページの大著ですが、集大成ではない野心作。息が長くなった文章に、何から何まで語らなくちゃならないという気迫を感じます。柴田さんの朗読でぜひご体感ください。
会場&申し込み:本と商い ある日、(沖縄県うるま市勝連比嘉20-1 )
「[email protected] (高橋)」
「お名前、人数、参加を希望するイベント名」をお知らせください。
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*沖縄ツアー全3イベントご参加の方は、最終イベント『4321』朗読会の参加料金を500円オフいたします!
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《プロフィール》
柴田元幸 (しばた・もとゆき)

©️島袋里美
1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナ��シス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。 文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。
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教員にアドバイスしてもらえ。なにをすればよいか、誰と話をしたらいいか、なにを読めばアドバイスを求めましょう。
翻訳ゲリラ:セックス自己啓発本の見わけ方 | 江口某の不如意研究室
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RICOH GR10を修理の為発送しました。
尚品精修相機工作室
台湾のカメラ修理業者でググってみた感じ
精修→修理
相機→カメラ
ということらしい。
尚品は名詞なのかな?適当な翻訳が見つからない。
カメラのことを相機って言うんですね。なんか素敵やん。
この尚品精修相機工作室はかなり評判がいいらしく
世界中からカメラが送られてくるから、
修理の順番待ちが発生しているとのこと。
気長に待ちましょう。
.
因みにここに修理を依頼する為だけに
Facebookに登録しましたw
日本郵便のEMS(国際スピード郵便)は、
通関や支局に荷物が着くたびに教えてくれるらしい。
便利な世の中やね。
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2024/1/15〜

1月15日 昨日までを乗り切った嬉しさで忘れていたけれど、今日は通常の出勤日で、何だか今日が一番へとへとになった気がする。体の感覚がないまま1日を過ごした。 朝通院の予定があり、午後から出勤した。
とても、とても強い風の中、この数日間天気予報を見る余裕もなかったため、今日の寒さや強風を事前に知ることができなかった。
へとへと過ぎてあまり仕事にならず、でも眠かったり昨日から続くくらくらをごまかすために、いつになく雑談をいろんな人としてしまった気がする。 京都土産のヴァッフェルをくださった職員さんに、「ヴァッフェルで命拾いしました」とお礼をした。 職場の方々でバンドを組んでフジファブリックの虹を練習するらしい話を聞いた。
一期下の方は朝から出勤していて、とっても眠くて今日は休むべきだった!と言っていた。
ここ数年のお誕生日の写真を振り返りながら、今年はどうしたいか、インターネットでお礼まわりをできる様な写真を撮りたい気持ち。
2日間の戦場にいる間、年賀状を送った地元の友人からメッセージが入っており、まだ内容を確認していないけれど、結婚して住所が変わったお知らせの様だった。 新しい住所を教えてくれるということは!これからも頑張って年賀状��ないといけない!と勝手に追い込まれて、おめでとうとか言えない気がしてきて、いつまでも既読にできずにいます。

1月16日 自分の誕生日を忘れたい、と思いながらカウントダウンをしてしまって、インターネットで息をしないと!とまた何かをしたくなってしまう。
それもあってか、連勤の疲れを通り越して変に冴え渡りモードになってしまったせいか、昨晩はこの冬一番の寒さを予報するニュースを確認できたのに、修理から帰ってきたらNikonF100を持って出かけてしまった。 シャッターを押したら撮れる喜び! お昼休みの小雪の舞う中も貴族の遊びをして散歩した。

ちょっとだけ生活よりも写真モードになりつつある頭で、このまま少し掃除をし過ぎる日々を制限したい。 実は昨日届いたマキタのスティッククリーナーは梱包を解いて組み立て���きずに玄関に置いてある。 今使っている無印のスティッククリーナー(全く吸い込まない)の充電が切れたら処分して、そしたら使う準備をしたい。
給湯室で会った方とNHKの番組の話になり、山Pがでているドラマの話の流れから、愛、テキサスの動画から昨年ビジネスホテルでたまたま見たドラマに出ていた彼の姿に、すごいなんかずっと山Pやってんだ!と感動した話をしてしまった。
もう買いたくない。 なるべく枯れないでお誕生日を迎えたい。
地元の友人からのメッセージを確認したら、やっぱり結婚していて、苗字が変わって、つまらない名前になってしまった、と買いてあった。
久しぶりに“おしまいかなしみ”を聴きたくなった日だった。

1月17日 明日の振替休日を前に、なにも、なにもかも考えられないくらいへとへとになってしまって、外の寒さよりも、お部屋の掃除よりも、日記の更新や写真のことよりも、もうとにかくお休みをしたい。
今日は玄関にパーツがバラバラでおきっぱなしのマキタのコードレスクリーナーの組み立てだけ頑張る。
某コンペの入選がプレスリリースされており、確認したところ応募氏名フルネームで表記されていて事務局に作家名へ変更してもらう様お願いをした。 名前なんて記号だけれど、でも生まれて初めて与えられる自分の裁量で決められなかった記号で、ただの記号にしては私の場合は少し特殊(あまりいない苗字)のため「あ、これはだめだ」と思って変更のお願いをした。 フルネームを秘密にしたいというより、自分の撮る写真作品にならべる名前としては、どこまでも彩乃を使っていきたいというところです。
明日のお休みは一期下の方と科博の“和食展”へ行く予定だったけれど、急遽変更になってしまったため、できるだけお掃除をして、ポートフォリオレビューの準備を進められたらいいな。

1月18日 疲れ過ぎてちゃんと思考が回らずに、さらに疲労を生む行動をとってしまう悪循環で過ごしている気がする。
予定がなくなった時、研究室の先生にあいさつをしたい!と思いメッセージを送ったところ、すぐお返事をくださり“10時前から15分くらいなら大丈夫”とのこと。 思いがけず振替休日の今日も早起きをしてしまったけれど、久しぶりにお会いしてお話できて、今の職場の採用に興味ある学生さんはいないか、など話したり、なんとなく学生の時とは違う、卒業生として先生とお話をした。
学内は卒業制作の大詰めの時期で、大きい模型がたくさん並んでいた。研究生の方々へ、と近江屋洋菓子店で22個のお菓子の詰め合わせを置いてきたけれど、数は足りたかしら。

もうすぐ閉業する山の上ホテルへ寄り、ニコライ堂を���めてまだ昼前なのに人気店に並ぶ人を横目に神保町から秋葉原を歩いて帰った。 山の上ホテルは、オープンまで1時間以上あるのに地下のレストランは階段からエンドランスまで人が並んでいた。
チューリップたちと写真を撮りたいと思って、お花屋さんであるだけの色とりどりのチューリップを買った。写真は、撮れると思った時に撮りに行けるといいと思う。
応募した作品の英語タイトルを、翻訳ツール程度でも良いので教えて下さい、とメールが来ていた。翻訳ツールで英語と日本語を入れ替えたりしながら、自分なりに、誤解がない様な英訳を作ったつもり。
へとへとだけれど今日はぶんぶんチョッパーをしたい。あと昨日組み立てたマキタのスティッククリーナーで掃除もしたい。

1月19日 昨日お休みをとっていた間に、産休中の上司が無事出産をしていた。予定より1週間以上遅れての出産で、もうへろへろです、とメールにあって、そして早速今日からお仕事のメールを返していた。
ただそんなことよりも私の身体がどうなってしまっているのかもうへとへとで思考力が落ちて、新たな疲労を生み出す悪循環を繰り返している!ほんとうに!へとへと!

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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)12月25日(月曜日)
通巻第8066号
台湾独立を唱えた物書きは、中国を旅行すると捕まるのです
そればかりか外国にいても拉致される。言論弾圧のすさまじさ
*************************
台湾生まれだが、根っからの親中派として著名な武侠小説家、羅森(本名=リョウ孟彦。47歳)は作品内容に問題があるとされ、逮捕・拘束後、12年の禁固刑判決がでたらしい。
羅森と言えば同名異人で、ペルー艦隊が渡来したときに漢文と英文通訳で活躍した文人の名前と同じ、だから筆名の由来としたのか? 台湾ではコンビニの「ローソン」の漢字名が「羅森」だ。
中国の台湾事務弁公室は、羅の逮捕は認めたが、懲役12年の判決が下されたかどうかは確認できないとした(台北タイムズ、12月24日)。
羅森は台湾独立に反対し,ついには居住地を台湾から中国広東省の珠海に移動し、ネットで武侠小説を書き続けた。羅森は「人民解放軍が来たら降伏する」などと親中路線の発言を繰り返してきたため台湾では彼の逮捕に同情する世論はない。
中国に限らず、香港、台湾での通俗小説の世界では武侠小説に人気があり、映画にもなる。代表的な作家は日本でも多くが翻訳された金庸のほか、古龍(この二人は故人)。フランツカフカ賞受賞の閻連科、また人民解放軍幹部で武侠小説家がいる。
日本の剣豪小説は柴田錬三郎、五味康介、津本陽、隆慶一郎らがいたが、中国の武侠小説は、筋立てに空想的幻影、人間業とは思えない秘術や、ときに妖怪などが踊り出し、やはり日本人作家と発想が異なる。
羅森は武侠小説に夢幻を輻輳させるユニークな作風で知られ、風水、神秘現象などに加えて道教や風水占い、四柱推命などが入り交じっている。中国の古典『水滸伝』の伝統を引くと言われる。
中国文学のジャンルでは「玄幻小説」(日本でいう幻想小説)分野で、羅森はオンライン配信してきた。代表作に『風姿物語』、『東方雲夢譚』がある。逮捕理由は政治的要因ではなく、作中の性描写が露骨で扇情的だとか。
なにしろオンラインゲームにまで中国は規制を架け、「オンラインゲーム管理規則」案が公表された。それによればオンラインゲームの内容に「含んではならないコンテンツ」として、「国家の統一や主権、領土の保全を脅かす」や、「国家秘密の漏洩、国家安全に危害を加えたり国家の栄誉や���益を損なう」といった堅苦しい内容である。
未成年者の利用ではお金をかける「ガチャ」等に加え、オークションも制限する。
習近平政権はすでに予備校、家庭教師を制限し、21年にも、オンラインゲームの運営企業に対し、18歳未満の未成年者の利用を週末と祝日などの各1時間のみとするように命令した。理由は、「オンラインゲームなんぞ『子供の精神をむしばむアヘン』だから」とした。
この規制案公表直後から、ゲーム大手テンセントの株価が下落を始め、週末(12月22日)の株価は12%の下落となった。
▼出版社経営、中国批判の物書きもつぎつぎと御難に遭遇している
かくして台湾独立を唱えた物書きが中国を旅行すると捕まるばかりか外国へいても拉致されるのだ。言論弾圧のすさまじさ!
2015年の銅鐸湾書店事件をご記憶だろうか。
中国共産党、とりわけ幹部等の醜聞と批判本を洪水のように出版し続けた同店経営者はスウェーデン国籍も取得していた。滞在先のタイで拉致され、従業員らも深センで拘束された。銅鑼湾書店は閉鎖された。
2022年1月に中国を批判し台湾独立を主張していた楊智淵が行方不明となった。
2023年3月31日、台湾独立を主唱し数冊の著作もある評論家の李延賀が「扇動分裂国家」なる容疑で中国国内で拘束された。李は遼寧省生まれで、夫人が台湾国籍のため2009年に台湾に移住していた。
2023年6月4日、ラオスに滞在して居た楊沢溥と喬金金が拉致された。天安門事件の再調査などを唱えていたからとされる。ラオスにとっては主権侵害だが、抗議した形跡がない。
ここの挙げたのは氷山の一角でしかなくネットで、共産党を批判したりすると、すぐに拘束される。習近平のポスターに赤インキをかけた女性は、執拗な捜査によって逮捕された上、『精神病院』に送られた。
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Persona 3 FES Official Fanbook pages 148-149 transcription.

用語集
Glossary of PERSONA 3 & PERSONA 3 FES
甘味処 小豆あらい
【Y編/場所名】
巌戸台商店街にある甘味処。コミュニティのイベントで何人かの友人と入ることになるが、店内の様子は残念ながら不明。とりあえず男女共に人気の店らしいので、味もなかなかなのだろう。店頭に飾られた “小豆ちゃん” というマスコットキャラクターがトレードマーク。店名の “小豆洗い” とは有名な妖怪の名前が由来。“小豆とぎ” とも呼ばれ、川のほとりで小豆を洗いつつ「小豆とごうか、人とって喰おか、シャカシャカシャカ」と不気味な歌を歌うといわれる。基本的に音のみの妖怪だが、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では、目が大きな痩せた小男という姿で描かれている。新潟や福島、長野といった大きな水系がある地に伝わる例が多いが、東京でも江戸時代に某旗本家の炊事場で音を立てたという記録があり、ほぼ本州全域に分布する妖怪話である。
アルカナ
【共通/基本設定】
タロットカードの種類を表わす言葉。本来はラテン語で “神秘” という意味で、18~19世紀ごろにタロットを占い用として使用するようになり、カード1枚ごとに隠された意味を見出すようになってからこの言葉が使われるようになった。1組のタロット78枚中、寓意画を描いた絵札22枚を大アルカナ、それ以外の56枚を小アルカナと呼んで区別する。小アルカナのほうは、さらにソード、ワンド、カップ、ペンタクルの4つの組 (スート) に分けられ、さらに各スートは1から10までの数札と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの人物札4枚に分類される。一般的なタロット占いでは大アルカナのカードだけを使うものがメジャーだが、実際には56枚の小アルカナそれぞれにも隠された意味があり、本来は78枚の全カードを使用するのが正式なものとなっている。ちなみに、小アルカナのタロットが現在のトランプの原型といわれるが、実際にはトランプが先にあってタロットの原型になったという説や、そもそもトランプとタロットの発生はまったく無関係という説もあり、その正しいところは判明していない。
アルダナ
【Y編/バトル】
塔シ��ァと女教皇パールバティによるミックスレイド。技名の由来は、性的信仰 (シャクティズム) を伝える聖典『カーマ・スートラ』に記された言葉 “アルダナーリーシュバラ”。これは “半身が女性のシヴァ神” という意味で、シヴァとパールバティとの合体によって両性具有神となり、宇宙創造のシンボルとなったものである。
伊織順平アワー
【Y編/イベント・6月1日】
学校にウワサとして流れた怨霊話を寮で説明するときに、順平が始めた小芝居。おそらく、怪談で有名な某タレントの語りを意識したものであると思われる。ただ順平の語りは、発音が良すぎてやや怖さに欠ける。本家のように、もっとボソボソと囁くような声でやれば完璧。
伊織の叫び声
【Y編/会話・5月17日】
試験前になると、自室から聞こえてくる。上の階にいる女子や、さらに上の作戦室にいる美鶴にまで聞こえているようなので、相当なボリュームの叫び声なのだろう。苦情が出ないのが不思議なくらいだ。もしかして他人の勉強の邪魔をしようという順平の策略なのかも?
幾月修司
【Y編/人物】
最初は月光館学園の理事長と紹介されるが、実は桐条でシャドウとペルソナを研究していた技術者であり、特別課外活動部の顧問である。昼行灯的なのん気さを持ち、周囲が凍りつくほどの冷たいダジャレを連発するのが好き。だが、さらにその姿すらも世間をごまかすためのもので、シャドウ研究を始めた桐条鴻悦の遺志を継ぎ、ひそかに滅びを召喚する宣告者 “デス” を捜し求めていた。10年前の事故時点では、さほど高い地位にはいなかったが、率先して事故の後処理を行なうことで信頼を得て、桐条家現当主である桐条武治の右腕的存在となっている。入寮直後に主人公のペルソナ暴走を見て、10年来追い求めていたデスを発見したことに 気付き、滅びを招くための儀式を密かに進めていた。最終的に死の儀式は失敗し、幾月は天文台から墜落して死亡。ただし、その遺体は未確認である。恐ろしい計画を誰にも気付かれずに遂行したところから、終末思想という滅びの狂気に蝕まれていたように言われているが、監視カメライベントで見られる一生懸命にダジャレを考案する様子を見ると、ダジャレ好きという部分だけは演技ではない愛すべき幾月の一部分であったと思われる。
イゴール
【共通/人物】
ベルベット���ームの主で、この世界で唯一ペルソナ合体を行なえる存在。メアリー・シェリー原作の小説『フランケンシュタイン』に登場する召使い、イゴールが名前のルーツとなっている。極端に長い鼻を持ち、『ペルソナ』シリーズをとおして徐々に長くなっているのでは?との疑惑がある。ちなみに相方のエリザベスの名前の由来も、主のイゴールと同じく『フランケンシュタイン』から。ただしこちらは、小説版ではなくハリウッド映画版。シリーズ2作目として作られた『フランケンシュタインの花嫁」に登場する、女性型人造人間の名前から取られている。
「以上、ナビでした」
【Y編/イベント・4月7日】
ゲーム冒頭、登校時に主人公を案内してくれたゆかりが、別れ際に言ったセリフ。入寮直後にはやや硬かった態度が柔らかくなり、ちょっと無邪気で子供っぽく見える瞬間である。戦闘時のナビは美鶴と風花の役目となっているが、ゆかりのこの口調でナビをしてもらいたかったかも?
痛いの痛いの、飛んでけー!
【Y編/テレビ・4月9日ほか】
テレビ番組『偶然見かけたこんな人』で、レポーターのトリッシュが使う決めゼリフ。トリッシュはペルソナシリーズの『女神異聞録ペルソナ』と『ペルソナ2 罪』および『ペルソナ2 罰」で、回復施設を営む妖精として登場していたのだが、そのときの挨拶がこの「痛いの痛いの⋯⋯」だったわけだ。ちなみに『偶然見かけたこんな人』で紹介される街の人は、みな前作・前々作の登場人物となっていて、しかもその人物の誕生日に現われるようになっている。興味がある人はチェックしてみよう。
一期一会
【A編/イベント】
真田が順平との出会いをそう表現した。とくに言葉の使い方として誤りがあるというわけではないが、そもそも一期一会とは “誰かとの出会いは、それが最初で最後のつもりで誠意を尽くさねばならない” という意味の茶道で使われていた言葉。むしろ真田たちにとっては、主人公や荒垣との関係において、この言葉を使うべきかもしれない。
稲荷社
【Y編/場所名】
長鳴神社にある稲荷社。小さい社だが、近所に住むお年寄りたちはマジメに拝んでいるようで、お供え物のイナリ寿司が常に置かれている。ここで祈ると、さまざまな効果があるらしいが、何が起こるか祈ってみないとわからないのが玉に瑕だ。
犬語ホンヤク機能
【Y編/イベント・7月29日】
順平が評して言った、アイギスの特殊能力。監視カメライベントでは荒垣もそう言っている。もしかしてアイギスの製品仕様書に、“犬語翻訳機能 (オプション)”とでも書いてあるのだろうか?アイギスが言うには、高次な精神を持つ生き物は、言葉ではなくイメージを発する��とができ、それを読み取っているのだとか。人間にもあった能力だが、言葉に頼ることで失ったらしい。もちろん、メティスも同様のことが可能。
「今ならお買い得であります」
【Y編/会話・8月1日】
自分のペルソナの長所をアピールするアイギスが言った。本当に買えるものなら買いたいと思う ユーザーは少なくないだろう。ちなみにフィギュアなら、壽屋から 「ペルソナ3 アイギス 1/7スケールPVC塗装済み完成品」(6,090円/原型師:新居興介) が2007年8月に発売。また2007年10月にも、アルターから「ペルソナ3 アイギス 1/8スケールPVC塗装済み完成品」(6,090円/原型師:齊藤史樹) が発売される予定。
妹ちゃん
【A編/人物】
順平がメティスを呼ぶときの呼び方。いろいろとオリジナルなニックネームをつける順平にしては、ちょっと手抜きっぽいかも。やはり多少、壁を感じていたのだろう。
要らない苦しみ
【Y編/イベント・11月21日】
チドリが順平にもたらされたと言い、彼を遠ざけようとした。順平のことを考えると胸が苦しくなるとは、どう考えても恋愛感情なのだが、チドリがそんな経験のないまま成長してしまったが故の悲劇である。ただ、恋だとわかっていても苦しいものなので、彼女の気持ちもわからなくもない。
イレギュラー
【Y編/基本設定】
タルタロス外で出てくるシャドウ。ゲーム中の主人公たちは知らないが、そもそもシャドウは人間の中から発生するため、すべてのシャドウは発生時点においてはイレギュラーとなる。ただ、その瞬間を捕捉されることが少ないため、シャドウはタルタロス内にいる、という状態になっているだけである。ゲーム中に確認されたイレギュラーは、まずコロマルが神社で戦ったものがそうだが、それ以外では天田の母が死んだ晩に出たシャドウも同様である。
巌戸台分寮
【共通/場所名】
月光館学園の学生が入る寮。学校からやや離れた巌戸台地区にある。本来、学生寮は男女別であるのが原則だが、ここだけは特別課外活動部の拠点という関係から男女共用。またその成り立ちに関しても、妙に内装が広く豪華だったり学生寮には相応しくないとも思えるカウンターバーがある点からわかる通り、元はホテルとして使われていた建物だったという裏設定がある。なお、ゲーム中には台所や風呂が見当たらないが、じつは奥にあるドアから行ける場所にそういった施設がある ことがドラマCDでの描写から明らかになっている。
ヴァルホル
【Y編/バトル】
皇帝オーディンと剛毅ヴァルキリーによるミックスレイドで、仲間ひとりを3ターン完全無敵にする技。“ヴァルホル” とは別名で “ヴァルハラ”。古ノルド語で “戦死者の館” という意味となり、戦争で命を落とした戦士の魂がヴァルキリーによって集められ、オーディンの居城となるこの場所で不死の戦士として来たるべき終末に備えると言われる。
ウインナーコーヒー
【Y編/会話・8月1日】
天田は真剣にウインナーコーヒーが何かということを知らず、コーヒーにウインナーソーセージを入れるのだと勘違いし、からかわないで下さいと文句を言っていた。なんて可愛いんだ、コイツは。
ウエストすっきり低周波パット
【Y編/監視カメラ】
風花が時価ネットたなかで密かに買ったというダイエット用品。低周波を流して起こる筋肉の痙攣によって、強制的に腹筋を動かして脂肪を燃焼させるという仕組み⋯⋯かと思ったら、お腹がビクビクするのがメチャクチャくすぐったくて、笑いをこらえることで腹筋を鍛えるようになっているようだ。また、タイマーロックでもついているのか、一度装着するとしばらく外せないという構造的欠陥を持つ。ちなみに、これをつけて悶絶して苦しむ風花の声を、部屋の外で聞いた美鶴は、気まずそうに「気にせず続けてくれ」と言うが、いったい何をやっていると勘違いしたのだろう?
受付のオバチャン
【Y編/会話・9月28日】
順平が言うには「オレとチドリの仲を阻む、思わぬ伏兵」。ふたりの関係やその他を、根掘り葉掘り聞いてくるらしい。順平の表現を借りると、“オレとチドリの聖域に、イボつき健康サンダルで踏み込んで” くるとか。何やら戦う気満々だが、順平レベルでは返り討ちにあうのがオチだろう。
海丑
【Y編/場所名】
巌戸台の複合ビルに入っている牛丼チェーン店。真田のお気に入りの店で、彼は外で食料をテイクアウトする場合、ここの牛丼しか買ってこないとか。ただしプロテインと同時摂取するという、牛丼好きならずとも目を背けたくなる食べ方をする。それより減量が必要なボクサーとして、栄養の取りすぎが心配だが大丈夫だろうか?
裏口
【Y編/場所名】
入寮直後、大型シャドウに寮を襲撃されたイベントの際、主人公を連れたゆかりが最初に脱出しようとした扉。1階の奥に存在するが、普段は開けることができない。ただ、ゲーム中には用がないからこのドアの先には行かないだけで、実際はみんなが利用する厨房と風呂がこの先にあるらしい。プレイヤーが操作していないあいだに、主人公も食事に入浴にと利用しているに違いない。
占いゲーム
【Y編/場所名】
ゲームパニックにあるゲームで、1回2000円。ドクター・エドガーによる怪しげな占い、と説明されるが、もしやこのドクター・エドガーとは某学園の保健教諭のことかも⋯⋯?占いを行なうと装備ペルソナの魔力がアップ��る効能があり、このへんの怪しさも江戸川説の根拠となっている。
ウワサ
【Y編/イベント・4月7日】
ゲーム冒頭で流れた、主人公とゆかりが付き合ってるとのウワサ。転校初日の登校時にゆかりに付き添ってもらったのが原因である。その後ゆかりが入寮時の影時間の件について、「昨夜のこと言ってないよね」とわざわざ自分から学校で漏らしたせいで、きっとウワサに拍車がかかってしまったのだと思われる。
運命と言う名のフォーチュン
【Y編/コミュ】
鳥海先生の隠者コミュ後日談で、英語の寺内が言う。インド人の旦那と出会ったのが、運命という名のフォーチュンだったらしい。日本語がおかしいというか、英語がおかしいというか、いつもはツッコミを入れられる側の鳥海先生をして、「“頭痛が痛い” よりビックリだわ⋯」とツッコませしむ発言である。なお、珍しくセリフが多いこのイベントで、寺内先生はここぞとばかりに名言を連発する。「素晴らしい発想のチェンジ」、「私にもセイム体験あります」など必見。

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『「呪術」の呪縛』下巻の読書ノート

江川純一・久保田浩編『「呪術」の呪縛』(下)リトン、2017年。
第一部 呪術概念の再検討
鶴岡賀雄「「呪術」の魅力:「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論」
「マギア」を人類学的��宗教学的分析概念としてではなく西欧精神史の構成要素として見て、古代ギリシアから、中世神学、ルネサンス、近世キリスト教、現代芸術に至るまで、マギアの位置づけを跡づける。 そこでは、マギアがつねに、公共宗教や哲学といった正統的な知や生き方に対して、劣位に置かれた人々による代替行為として位置づけられる。しかし、この民衆の低級知は正統知でないがゆえに、かえってそれを批判的に超える超高級知ともなりうるものであった。 近世神秘神学における神的/悪魔的/自然的という三分法が、人類学・宗教学における宗教/呪術/科学の三区分に改鋳されていったのではないか、という指摘はなるほどなあと感じ。また、世間的・民衆的な低級知たるマギアがつねに物を介するというのも、フェティッシュとの関係で興味深い。 「神秘主義」概念の検討については別稿に譲るとされているが、その「別稿」とはこれですね。→ 鶴岡賀雄「「神秘主義」概念の歴史と現状」『東京大学宗教学年報』vol. 34、東京大学文学部宗教学研究室、2017年、pp. 1–24。 https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/47687# なお、本論文の中で、サラマンカ大学の学士アマドール・デ・ベラスコが持っていたグリモワール(魔術の指南書)をめぐる事件の話が出てくるが、最近、魔術のことを考えすぎて、先日、江川さんから「grimoireとは魔術書のことなんですよ」と教えてもらう夢を見た。 山崎亮「社会学年報学派の呪術論素描」
ユベールとモースの「呪術論」は混乱に満ちた論文であり、その一因として呪術のアポリア(呪術は私的なものであるが、社会的な性格ももつ)が挙げられる。この混乱を理論的に整理したのがデュルケームの聖理論であるが、ユベールとモースは納得していなかった。 江川純一「「magia」とは何か:デ・マルティーノと、呪術の認識論」
イタリア宗教史学におけるマジーア概念を、特にエルネスト・デ・マルティーノの『呪術的世界』とその後の転回にしたがって明らかにする。宗教学において一般的に、「呪術」は「宗教」のネガとして語られがちだが、宗教史学はこの対比・対立を認めない。 デ・マルティーノは『呪術的世界』において、呪術的世界は「自分の魂の喪失の危機とそこからの解放」という実存のドラマによって根拠づけられるとして肯定的に評価したが、この世界を歴史的時代であるとしたがゆえに、進化主義的宗教��と見分けがつかなくなってしまった。 「呪術的心性と原始的心性を混同している」という師ペッタッツォーニらの批判を受け、デ・マルティーノは後年、「呪術的世界」という想定を取り下げ、神話ー儀礼の結合物としての「呪術ー宗教現象」を探究するようになる。 注にある、「今後、20世紀の宗教学思想を振り返るときには、ペッタッツォーニ、デ・マルティーノ、エリアーデのトライアングルによる、神話ー儀礼的技術としての「呪術ー宗教」の考察が軸となるであろう」という指摘が興味深い。
なお、A. C. ハッドンが報告したボルネオのトゥリク族の男の話(ある男は鉤形の石を頑なに手放そうとしなかった、その石は魂が自分の身体を去るのを引き留めているのだという)がラトゥールのファクティッシュのようで面白い。
第二部 事例研究:古代~中世
渡辺和子「メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約:「宗教」と「呪術」と「法」」
なかなか論争的ですごい論文であった。一言ではまとめづらいが、アッシリアの『エサルハドン王位継承誓約文書』(ESOD)の構成や文法を分析することで、誓約と儀礼、「言うこと」と「すること」の宗教的な結びつきを考察する。 アッシリア学者の重鎮オッペンハイムは、西洋人として祈りと儀礼が結びつくことに耐えられず、「メソポタミア宗教」は書かれるべきではない、とまで言う。また、ESODの誓約と儀礼という形式こそが、契約(誓約)宗教としての一神教の成立と後のキリスト教の成立にも影響を与えたという。
高井啓介「その声はどこから来るのか:腹話術の魔術性についての考察」
叙述がトリッキーで面白い。腹話術が古代の神学者たちによって魔術として扱われ、近代に脱魔術化していった過程が示される。旧約聖書サムエル記上の「降霊術」がギリシア語に翻訳される際にἐγγαστρίμυθος(腹話術)と訳されたために腹話術の魔術化が始まった。 降霊術が腹話術と見なされることで、腹話術師は腹の中に悪霊をもつことになり、霊媒は魔女扱いされるようになる。しかし、腹話術の魔術性を否定し、単なるトリックだとしたのが、『百科全書』で数学に関する項目を多く書いているジャンバプティスト・ドゥ・ラ・シャペルの『腹話術』であった。
山本伸一「カバラーにおける神名の技法と魔術の境界」
ユダヤ教のカバラーにおいて、正当な呪術と禁じられた魔術の境界は不分明である。このことを15世紀のカバラー文学、ルネサンスの自然魔術の影響下のカバラー、18世紀のエムデン=アイベシュッツ論争という3つ��事例に即して考える。 15世紀スペインのカバラー文学の共通点は、主人公であるカバリストが終末とメシア来臨を促すために悪魔を追放しようと立ち上がるも、悪魔に騙されて取り逃がしてしまい、逆に魔術に手を染めた悪人として非難される、という物語。中2っぽいというか、『進撃の巨人』(デビルマン)フォーマットだなと。 青木健「ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ:バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来」
マゴスには「呪術師」「神秘主義の達人」「放蕩」といったイメージが付与されるが、ゾロアスター教の神官の職能を検討してみると、実態は王朝に仕える官僚であり、吉凶暦や蛇占いといった副業の方がイメージの形成要因となったと考えられる。 青木健『古代オリエントの宗教』は、渡辺論文の注で、紀元前2世紀から13世紀までのオリエントの宗教史を扱うものなので、「書名と内容が一致していない」と批判されていた。 毛利晶「古代ローマにおける凱旋の儀式:トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に」
ローマで戦争で勝利を収めた将軍が行う凱旋の儀式トリウンプス(triumphus)。そこでユピテルの扮装をする凱旋将軍の役割は神か王か。近年の論争を踏まえて、著者は元々ユピテルの儀式であったものが後に将軍自身を讃える儀式へと変化していったと推測する。 凱旋式挙行の要件が、①命令権(imperium)、②鳥占権(auspicium)、③軍隊指揮(ductus)、④幸運(felicitas)の4つだったというのが、統治(王)・呪術(宗教)・軍事の三権が一人に集中しているようで興味深い。 野口孝之「近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」」
19世紀後半から20世紀初頭に展開されたオカルティズムにおける「魔術」の位置づけを、キーゼヴェッター、エスターライヒ、シュティルナーという3人の思想を中心に検討する。 ドイツの代表的なスピリチュアリスト、カール・ドゥ・プレルの概念das transzendentale Subjektを「超越的主体」と訳しているけど、「超越論的主観」では。このドゥ・プレルの理論を援用するキーゼヴェッターはオカルティズムをGeheimwissenschaftと呼び、先人としてスウェーデンボルグを挙げている。 ちなみに、スウェーデンボルクを批判したカントの『視霊者の夢』の第一部第二章のタイトルはgeheime Philosophie(オカルト哲学)である。
寺戸淳子「「呪術ではない」祭儀:「秘義」としての聖体拝領」
大変勉強になった。���リスト教の「聖体拝領(聖餐)」「実体変化」「神秘的肢体」といったややこしい話を基本的なところから丁寧に教えてくれるので、これらの神学的議論に関心がある人におすすめの入門的論文。 12世紀に「実体変化」の教理が確立したのと同時に、「神秘的肢体」(Corpus mysticum)論も確立していった。Corpus mysticumは元々、食べる方の「聖体」を意味していたが、秘義的ニュアンスがよろしくないため、それまで「教会」を意味していた「キリストの体」Corpus Christiと呼ばれるようになった。 12世紀に「実体変化」の教理が確立したのと同時に、「神秘的肢体」(Corpus mysticum)論も確立していった。Corpus mysticumは元々、食べる方の「聖体」を意味していたが、秘義的ニュアンスがよろしくないため、それまで「教会」を意味していた「キリストの体」Corpus Christiと呼ばれるようになった。 逆に、教会はCorpus mysticumと呼ばれるようになった。つまり、聖体と教会の呼び方が入れ替わったのである。この教会を指す「神秘的肢体」がやがて法人のような擬制的人格一般を指すようになっていった。カントーロヴィチぽいなと思ったら、カントーロヴィチが参照されていた。 佐藤清子「19世紀合衆国における回心と「呪術」:チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として」
きわめて明晰な論文。19世紀アメリカの第二次大覚醒の時代を代表する牧師フィニーは「新手法」と呼ばれる礼拝方式を導入して革新をもたらしたが、それは回心を意図的・合理的に促す手法であり、限りなく呪術に接近していく。 フィニーはスコットランド啓蒙思想の影響の下、自然法則の学習・応用という方法論を採用し、自らの回心の方法を「科学」あるいは「哲学」であると称した。他方で、呪術・宗教・科学の三区分で知られるフレイザーもまた、同じくスコットランド啓蒙の思潮に影響を受けていることは興味深い。 フレイザーは呪術を稚拙な科学であるとしたが、もし仮に「回心」を心理学的な技術によって達成できるようになったとしたら、それは科学なのか呪術なのか。実は科学と呪術の区別は、その知識や技術の程度の差異によるのではないのではないか。 フィニーの「祈り」についての議論も面白い。回心は聖霊の働きによるが、人間は聖霊をコントロールできないがゆえに、回心も究極的には神に委ねられている。しかし、フィニーは回心と聖霊の間に「祈り」という人間の行為を介入させる。とはいえ、人間は祈りによって神を操作できるわけではない。 フィニーによれば、祈りはそもそも聖霊の働きによって可能になるのだから、祈ることができること自体がそれが叶えられる可能性があることの証拠となる、という。ここには、祈りのアポリア(祈りは効果があるならば、祈りにはならず、効果がないならば、祈る必要がない)を解く鍵があるように思われる。 久保田浩「近代ドイツにおける「奇術=魔術」:奇術とスピリチュアリズムの関係に見る〈秘められてあるもの〉の意味論」
19世紀ドイツで機械仕掛けの奇術を行う奇術師は、トリックを説明(klaeren)可能なものとしながら、それを驚嘆すべきものとして提示する者であり、スピリチュアリストの種明かし(erklaeren)をして詐欺を暴く啓蒙(Aufklaerung)の意義も担っていた。 奇術師がスピリチュアリストを科学的に暴いたり、宮廷からお墨付きを得た「宮廷奇術師」が登場したりと、『鋼の錬金術師』が好きな人にお薦めしたい論文。スピリチュアリストが、奇術師は本人も気づいていないけれど実は霊媒であり、本人が奇術だと思っているのも霊媒現象なのだと主張する話が面白い。
井上まどか「ロシアにおける呪術概念の検討」
前半が現代ロシアの事典や概説書における「呪術」概念の分析、後半が16世紀に編纂された『百章』における「呪術」の用法について。「準備的覚え書き以上のものではなく」という著者の言葉通りの文章であった。 『金枝篇』の著者名が「D. D. フレイザー」となっていて、目を疑った(ロシアだとJもGもDなんですか)。それ以外にも本書は誤植が非常に多い印象。上巻目次のタイトルからして既に間違っている。
西村明「呪術としてのキリスト教受容:ミクロネシア・ポンペイ島を中心に」
最終章でいよいよ真打ち「マナ」登場。ミクロネシアのポンペイ島における宣教でキーワードとなった「マナマン」から、マジックワードとしての「マナ」概念の歴史的形成の議論へ。 まず、宣教師は植民地主義的視点で現地の宗教的・呪術的実践を裁断するが、しかし、その視線は一方向的なものではなく、現地民もまた、自分たちの価値体系の中にキリスト教を位置づけて理解する。ポンペイ島で、二つの異なる価値体系を通訳した概念が「マナマン」であった、という話が面白い。 さらに後半、この「マナマン」(ミクロネシア)と同族語である「マナ」(メラネシア・ポリネシア)という概念が辿った数奇な運命が論じられるが、これも面白い。 「マナ」とはそもそも、コドリントンが『メラネシア人』(1891)において初めて学術的議論に導入した語で、その後、超自然的力を指す普遍的な概念として人類学・宗教学で多用されていった。しかし、コドリントンが現地調査したモタ島とバンクス諸島は、当時、ポリネシア人と宣教師の影響を受けていた。 メラネシアの「マナ」が形容詞や動詞としての含意があったのに、ポリネシアでは名詞として用いられた。メラネシアの宣教師たちは先にポリネシア語に通じていたために、「マナ」を名詞的に理解してしまった。こうして、コドリントンがやってきた頃には、既にバイアスのかった「マナ」となっていたのだ。 このように、「マナ」とは、ポリネシアとメラネシア、現地民と宣教師、そして世界各地の多様な宗教間といった、異質な価値体系を通訳=通約する概念として強力な力をもつようになっていったのである。異質な体系の間の界面に生じる通約的概念という意味では、「フェティッシュ」にも似ているように思う。
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2023.07.08
ループする非在の猫、惣流・アスカ・ラングレーが横たわっているベッド、この世界は鳩羽つぐが保健室で見続けている夢。現実が破れる、教室の端、破れた白いカーテン、風に揺れる、揺れている、幻覚を見てもすぐに忘れる、見ているということを忘れる、生きていることを忘れる、死んでいることを忘れる、忘れていることを忘れる、私は誰? と綾波レイの声がする。綾波レイが好きなあの娘のことを好きな君がインターネット掲示板に書き込んでいた文章すべて。
すべて、すべてではないよ、だって永遠は永遠だから(「永遠」という言葉を使ったから、「永遠」はこの世界から消滅してしまう)。さようなら��さようなら、さようなら、さようなら、と口を動かす。声は出ていない。彼女は人形だった。彼は人形だった。たとえばこの人形の眼球を取り替えていま自分の眼球と入れ替えたのだして、私はきっと何も見えなくなってしまうだろうけれど、そのとき私は人形に近づけるのかな。
眠剤、眠剤がほどほどに効いている状態の方が色々なことをできる気がする。何も効いていないときは何もできずに横たわって、いま、この瞬間がここにあること、この瞬間に存在していること、何もしないでいること、何かをしなくてはならないこと、何かをしているということ、そのすべてに焦燥しながら、どこか別のところへと逃げ出そうとして立ち上がっては、低血圧で立ちくらみとめまいと、耳鳴りがしてまた布団の方へと戻る、ことを繰り返す。たぶん逃げる場所なんてなくて、自分の精神の内部から私たちは逃れられないから、甘き死よ来たれ、と唱える声。
眠剤を飲むと、精神が落ち着くし、意識の濃度がぼんやりとして、それによってむしろ、何かをやろうとか、人に返信をしようとか、何かを書こうとか、音楽をちゃんと聴こうとか、ちゃんと見ようとか思えるようになる(どうして?)
ラブホテル、一週間くらい前に札幌のラブホテルの客室の浴槽から、頭部のない男性の遺体が見つかったというニュースを見た。眠剤が効いてはいるけれど、これはたぶん現実、現実に起こったことで、昨日くらいに続報のニュースを見たら、被害者の男性が60歳くらいだったこと、退室の電話の声が女性の声だったことなどが書かれていたと思う。
自分も何軒かのラブホテルで清掃をやっていたから、いつものように浴槽の清掃をしようとしたら浴槽の中に死体がある、という状況をリアルに想像できてしまうし、実際、清掃をしている際にも、「浴槽の中に死体があったら」と考えていることはよくあったし、でも、頭部のない死体はあまり想定していないから、きっとびっくりしてしまう。口うるさいおばさんといい加減なおじさんと、発達障害の若者(もちろん自分自身もそうなのだけど)という4人の清掃員で、自分が浴槽に頭部のない死体を見つける。きっと、自分は「警察を呼んでください」と伝えて、そのあと、その日のシフトはどうなるのだろう。 頭部、頭部、頭部のない初音ミクの死骸を想像してみる。それはもう初音ミクではなくなっている(なぜなら、歌えなくなったしまったから)。歌えない初音ミクはどこにいくのだろう。電子の海? 電子の海を流れていくのは機械翻訳されたポルノ動画のタイトルたちで、はやく自分も機械翻訳されたから支離滅裂なポルノ動画のタイトルみたいに無茶苦茶になりたい。子供の名前を機械翻訳されたポルノ動画のタイトルそのものにして、そうして生まれた子供のたましいを抽出したあと変換してまた文字列にしたい。
死体? 回帰する。亡霊のように、亡霊のように、亡霊のように。あなたが見ているものは夢、亡霊。時計の針が怖い、何もしないことが怖い、何かをしていることが怖い、いまこの瞬間に耐えられない、それは退屈さに耐えられないということにも近いかもしれないけれど、少し違う。人の生には振り払うことのできない本源的な退屈さのようなものがあって、それはむしろ……というよりも単に、無気力だから、あまりに本源的に無気力だから、そんな無気力な身体を無理矢理起こして立たせてその状態を努力して維持して、そこから歩く決心をして歩く、ということをして無理矢理に身体を動かして、無理矢理に何かをする、ということをこれからも続けていける気がしない��
何も食べたくないし、どこにも行きたくないし、何も見たくない。四肢を切断され、目を花を耳を塞がれた状態の自分を想像してみる。何も見えないし何も聞こえないし感じられない。私はひとつの球体になったような気がする。球状の花が空へと舞い上がっていく、舞い上がった球状の花からツタが伸びる、スルスルと、ツタが伸びてゆく。
ねぇ、忘れちゃうね。 ねぇ、忘れちゃうね ねぇ、忘れちゃうね
やっぱりそうだ、睡眠薬を飲むと、集中力が上がっているような感じがする。眠くなって素直に眠ることもあるけれど、明らかに過集中状態になることも多い(でも普通に考えてそんなはずはないのだけど、誰か理由を知っている人 いたら 教えてください)
ここ最近はずっとLé Realというvaporwave系のラッパーの「1080p」という曲をずっと聴いている。歌詞を知りたいけれどどこにもない。舵をとれない、というよりもはじめから舵がない。あと、この文章を書いている間はずっと適度に睡眠薬を入れながらyung cortexの「skin contact」を聴いている。
外部と内部、超越と内在、そして神。外部とは内部へと織り込まれたもので、たとえば、神のために死んだ殉教者たちは「超越」しているのでしょうか?、「内在」しているのでしょうか? と先生に尋ねてみる。先生は「クリシェ」とだけ言って、私の制服を脱がした。そして、先生は私をラブホテルまで連れて行って、お風呂場で四肢を切断したあと、四肢のない死んだ私をお風呂場に放置して出ていってしまった。
おかしい、何かが反復している。 頭部のないインターネットが亡霊のように徘徊する
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2025年6月24日に発売予定の翻訳書
6月24日(火)には13点の翻訳書が発売予定です。
セカンド・チャンス : シェイクスピアとフロイトに学ぶ「やり直しの人生」

スティーブン・グリーンブラット/著 アダム・フィリップス/著 河合祥一郎/翻訳
岩波書店
8月の本
西崎憲/編集 堀辰雄/著 北原白秋/著 山川方夫/著 須賀敦子/著 茨木のり子/著 井上靖/著 唐十郎/著 ブルーノ・シュルツ/著 工藤幸雄/翻訳
国書刊行会
三毛猫モブは猫缶を稼ぎたい ② Mobu’s Diary 2
黑山キャシー・ラム/著 陰山有加/翻訳
玄光社
FRICTION(フリクション)
ロバート・I・サットン/著 ハギー・ラオ/著 高橋佳奈子/翻訳
日本能率協会マネジメントセンター
御利益を科学する : 宗教の儀式や祈りはなぜ効くのか
デイヴィッド・デステノ/著 児島修/翻訳
白揚社
英国王室の愛した食卓 : ヴィクトリア女王からチャールズ3世まで
トム・パーカー・ボウルズ/著 白石裕子/翻訳
原書房
雨上がりの君の匂い
セドリック・サパン=ドフール/著 土居佳代子/翻訳
河出書房新社
まるごとわかる! 植物と菌類のサイエンス大図鑑
DK社/編集 清水晶子/翻訳
河出書房新社
ブックセラーズ・ダイアリー3 : スコットランドの古書店主がまたまたぼやく
ショーン・バイセル/著 阿部将大/翻訳
原書房
下着の文化史 : 古代の腰布からスポーツブラまで
ニーナ・エドワーズ/著 秋山絵里菜/翻訳
原書房
絵と写真でたどる ヴァイキングの歴史
マーティン・J・ドハティ/著 伊藤はるみ/翻訳
原書房
宇宙がわかる 新・周期表ガイド
ジャック・シャロナー/著 桜井弘/監訳 伊藤伸子/翻訳
ニュートンプレス
やせいのロボット ~むじん島のロズ~
ピーター・ブラウン/著 まえざわあきえ/翻訳
小学館
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身のまわりで生成AIが話題なので、会う人会う人に「AIに何をさせている?」と尋ねている。 わたし自身は仕事に使用している。大雑把にいって、わたしにとってのAIは、スケジュール管理ツールであり、検索エージェントであり、資料作成補助アプリであり、翻訳機(自然言語においても、コンピュータ向けの言語においても。生成AI向けプロンプトも生成AIに作成させている)である。 便利だが、便利である以上のものではない。 そう、と友人が言う。 この人はもともと犬友である。犬の散歩で知り合う相手をそう呼ぶのだ。だいたいは犬の名前しか知らない程度の距離感でたがいの犬をよきに計らうのみだが、稀に個人として仲良くなる相手がいる。 彼女はその数少ない相手だ。彼女の犬はドーベルマンをいくぶん小さくして和風に傾けたような外見の元野犬で、ふるまいに独特の思慮深さを感じさせる。わたしもわたしの犬も、彼女の犬を好きである。それでたまにその犬の部屋に遊びに行く。 犬の部屋というのは比喩ではない。人間のほうの友人は二階建ての二階を住居にしていて、一階が仕事と犬のための空間なのだ。「犬もわたしも一人の時間が必要なタイプだからね」と彼女は言う。贅沢である。 しかしお金持ちではないのだという。実際のところ、彼女は身なりにかまわないたちで、部屋のようすもどことなく荒涼としている。一階にはピアノとキーボードとPCがあって、本人は「ピアノの先生だよ。大手の教室に雇われているんだ」と言うが、そのほかに作曲やアレンジ、演奏の仕事もあるようだ。芸術家である。 仕事部屋の隅のPCを見ながら、AI使ってる、とわたしは尋ねる。 使っている、と彼女はこたえる。でもまだそれほどではない。わたしがやっているようなサービスでは、人間に教わる、人間に作ってもらう、人間に手をかけてもらうことを重視する人が、まだ多いから。今のところ、本来の仕事に付随する事務的なやりとりや社交をAIにやらせたいと思っている。つまり社会を。 社会を、とわたしはつぶやく。社会を、と彼女もくりかえす。彼女の声は低く、愛想のすべてを置き忘れてきたようなトーンなのに、ひどく明瞭に聞こえる。声楽もやっていたのか、今度聞いてみようと思う。 昔から、面倒でね。 人の気持ちがわからないということはないよ。自分が周囲と比べてどこがどれだけ変わっていて、どこがどれだけ変わっていないかも、わかっている。でもいちいちその差を慮るのは疲れる。 自分にとって重要な人間が、この世にどれほどいる? コストを投下して個人として扱いたい人間なんて、そんなにいやしないだろう? わたしには都度、三、四人しかいない。 パターン化した会話で問題ないんだよ、大半の相手の、大半のシチュエーションではね。わたしがものを考えて心を動かす必要はない。状況と文脈を押さえて自分の立場を反映した返答を生成すればいい。大半の人間はそれで満足する。だって、彼らもわたしを重要視していないからね。 人間のコミュニケーションの大半は、相手が人間じゃなくてもいいんだよ。 昔からそう思っていた。 生成AIには、今はテキストでのコミュニケーション内容を出力させている程度だけれど、そのうち音声もやれるようになるだろう。早くそうなってほしいと思っているし、仕事上のコミュニケーションと義務的な社交の大半を代替してくれたら最高だと思っている。 「社会」が嫌いなの、とわたしは尋ねる。 わたしがAIにやらせているのは文字どおり機械的な作業である。それで浮いた労力をどこに回しているのかといえば、たぶん対人に回している。わたしは顧客にも上司にも部下にも以前より細やかに対応している。そうして、早く仕事を終えて帰れるぶんの時間を家族や友人との関係に投下している。 そのように話すと、彼女は笑って、そこだけが別の生き物のように動く、不気味で美しい手でもってわたしを指し示し、社会性がある、と言う。生成AI時代に求められる人材だ。人間にしかできない仕事、ワーク・ライフ・バランス。 わたしはそのことばに反応しない。もう一度たずねる。 「社会」が嫌いなの? 彼女は言う。 好いたり嫌ったりする価値を感じない。わたしが生きるための条件を提示してくる「環境」だと思っている。カネを稼いで冷房を買って部屋を冷やすように、対象を理解して働きかければ改善できる環境。わたしにとってはね。そうして、浮いた時間は犬とごろ寝してピアノを弾いて、そのとき一緒にいたい人とそのときしたいことをして過ごすよ。つまり、動物をやる。
社会性なんてAIにやらせとけばよくない? - 傘をひらいて、空を
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12/22『ミャンマー証言詩集 いくら新芽を摘んでも春は止まらない』(港の人)刊行記念イベント

対話と朗読:四元康祐(同書の編訳者)×季村敏夫
特別ゲスト:南田みどり(大阪大学名誉教授)
2021年2月、軍事クーデターが起きた直後から、ミャンマーの詩人たちによる��証言詩」がメールによって世界に向けて発信され始めました。受取手の一人であった四元康祐は、日本の詩人たちに呼びかけて、共同で証言詩を日本語に翻訳。それらを一冊にまとめた本書の刊行を記念して、詩と現実の関わりや、〈抵抗と証言としての詩〉について、戦前・戦中の日本の言論状況(神戸詩人事件など)も視野にいれた対話を行います。
またビルマ文学研究の第一人者である南田みどり教授を特別ゲストとして招き、ミャンマー文学の歴史と現状についてお話を伺います。
日時 2024年12月22日(日)18:00〜20:00(受付17:30〜)
場所 1003(兵庫県神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル504号室)
※JR元町駅より南へ徒歩6分
参加費 1,500円
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申込方法:1003の店頭・メール・電��にて受付。メールの場合は件名を「12/22ミャンマー証言詩集トーク」として「①お名前 ②電話番号 ③人数」をお知らせください。1003からの返信をもって受付完了といたします。3日経っても返信のない場合は、メールの送受信にトラブル発生の可能性がありますので、お電話ください。
申込先:mail [email protected]
tel 050-3692-1329(担当:奥村)
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《登壇者プロフィール》
四元康裕
1959年生まれ。上智大学卒。1986年アメリカ移住。1994年ドイツ移住。2020年コロナ禍の日本に34年ぶりに戻る。最近の編著書『龍に呑まれる、龍を呑むー詩人のヨーロッパ体験』(港の人)、『月の光がクジラの背中を洗うときー48カ国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』(クオン)ほか。
南田みどり
1948年兵庫県生まれ。ビルマ文学研究者。大阪大学名誉教授。著書『ビルマ1946ー独立前夜の物語』(第54回日本翻訳特別賞受賞)など多数。
季村敏夫1948年生まれ。編著『1930年代モダニズム詩集』(みずのわ出版)、『1920年代モダニズム詩集ー稲垣足穂と竹中郁周辺』(思潮社)など。


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