#薄墨の桜
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kachoushi · 29 days ago
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各地句会報
花鳥誌 令和7年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和7年3月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
貝寄風や龍馬の夢は明治へと 睦子 菜の花忌雲を目指した明治人 修二 春の小川そは大正を恋ふしらべ 美穂 竹馬の上手はヒーロー昭和の子 睦子 春炬燵昭和歌謡の流れ来る 光子 甘党のウィスキーボンボン春微醺 睦子 春雨に昭和の唄を口遊む 光子 田楽や女将昭和の割烹着 修二 罅に添ふ金継ぎ細し光悦忌 睦子 暖かや昭和演歌の七五調 久美子 春泥や流離のごとく就活す 朝子 翠眉濃く昭和の春を踊り来し かおり 逆上がり出来ず砂場の春寒し 成子 野火走る地下に鍾乳洞深く 光子 雛段に祖母の鼈甲化粧箱 美穂 しやぼん玉飛んで昭和の家並まで かおり ふらここや漕げば昭和の雲浮けり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
梅の香に惑ふ純情男坂 きみよ アメ横にもの喰ふ人や鳥雲に 要 通り抜け出来ぬアメ横春の闇 同 囀を上野大仏瞑りて 順子 累々と上野の山の落椿 要 混雑猥雑アメヤ横丁うかれ猫 風頭 卒業や銅像の頰撫でて去る 佑天 整然と立つ春愁のチョコバナナ 緋路
岡田順子選 特選句
鳥帰る露店あらゆる色を持ち 緋路 霾や上野の店の読めぬ文字 軽象 春の人スワンボートの胎へ還る 緋路 アネモネを咲かせ丸永商店に 和子 アメ横に日本一の目刺売る 俊樹 夢をみるらむ囀の劇場に きみよ アメ横を出て薄墨のかひやぐら 要 服を脱ぐやうに傾げて春日傘 和子 こんなにも人ゐて蝶のただひとつ 千種 春光に位牌並べる仏具店 佑天 不忍の水の濃厚蓮芽吹く 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
露座仏も眠気に在す春の宵 かづを 一穢なき姿のままに落椿 同 老梅やこゝに学舎の有りし村 匠 そここゝの汚れし雪や二月尽 同 幼な子の雛とかたこと話しをり 希子 春泥に躊躇の一歩踏み出せり 千加江 如何な人此の樏を履きたるは 雪 幾年を経し雪沓ぞ懐かしき 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月6日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
四姉妹雛の思ひでそれぞれに 喜代子 笑ふとも泣くとも見える雛の顔 同 雛祭四人姉妹を守りこし 同 ひな飾る時のかなたの幼な顔 さとみ 晴れてまた吹きすさびたる春の雪 都 かの山に未練残して鳥帰る 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
鳥の景佇む友と卒業す 多美女 卒業やスポーツ刈りの髪伸びて 三無 卒業生弾む声なり胸の花 文英 幼子も律々しくなりて卒業す 亜栄子 二ケ領鯉と親しき残り鴨 文英 恥ぢらひのコサージュピンク卒業す 和代
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
仄かなる潮の香させて目刺し焼く 三無 海の色焦がし目刺の焼き上がる 秋尚 建て替への常宿偲ぶ木の芽時 のりこ 新幹線窓一面に山笑ふ ことこ 目刺盛る器は旧き伊万里焼 貴薫 宿り木の浮かぶ大樹や木の芽風 のりこ 山椒の芽とげとげしくも初々し 怜
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
供養雛四十体のピラミッド みえこ 通学路思ひ出連れて忘れ雪 裕子 雪解水溢れ雨樋外れをり 実加 河津桜供養帰りに家族して みえこ 山笑ふあの人の家目指し行く 裕子 古民家を曲がつた先の母子草 実加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月11日 萩花鳥会
春の陽の沈むを惜しむ軒の下 俊文 古雛美し老いは人の世苔の一つ 健雄 雛飾り還らぬ人を懐しむ 綾子 椿見て素敵ですねと友は言ふ 健児 細面どこか母似の古雛 美恵子
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令和7年3月14日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
いつよりか鳴らぬカリヨン街朧 美智子 音もなく雪の吸取る吾の時間 佐代子 蛇出づる根の国を見た面をして 都 引ききらぬ浅瀬で始む潮干狩 宇太郎 貼紙に差し上げますとさくら草 都 鶯や漢詩の先生の庭に 悦子 船音は蛍烏賊なる賑はひに すみ子 生きめやも水栽培のヒヤシンス 佐代子 涅槃西風煽り塒へ群鴉 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
雨含む三椏の花闌ける寺 亜栄子 諍ひをちと春の嵐の中へ 慶月 女坂血の色に染む落椿 三無 喬木に百囀りの古刹かな 幸風 観音の飲んでゐさうな春の水 三無 堂の灯の漏れくる扉寺彼岸 亜栄子 春雨や道祖神なほ睦まじく 慶月 佐保姫に向けて墓標や波の音 幸風 奥津城をそつとなでよと木の芽風 同 猫柳蒼き雨だれ含みたる 久 春雨や煤け火のなき自在鉤 久子 観音の嘆きの紅き落椿 慶月 無縁仏修羅のごとくや落椿 亜栄子
栗林圭魚選 特選句
春禽や幼子パ行の語を並べ 久 晩鐘の磧にとよむ雉のこゑ 幸風 快晴や北窓開く藍染館 経彦 曇天に沸き立つ色の花ミモザ 文英 SLに駆け込む児らや春の雷 経彦 天象儀出でて見上ぐる春の星 同 春の雨やさしく撫でて陽子墓碑 文英
飯川三無選 特選句
雨含む三椏の花闌ける寺 亜栄子 百条のメタセコイアや木の芽雨 久 肌を打つ重たき雨や茨の芽 亜栄子 曇天に沸き立つ色の花ミモザ 文英 春雨に電車やさしくカーブする 慶月 観音の嘆きの紅き落椿 同 山寺に涅槃の日の雨降りやまず 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月18日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
化粧して草餅食べて身繕ひ 世詩明 加賀様の世を垣間見る雛かな かづを 古雛と言へど凜しさありにけり 同 はい〳〵と小言聞く朝鳥雲に 清女 一瞬のきらめきつれて初蝶来 笑子 黒髪の女雛の裾へ灯り揺る 同 吊雛や鹿の子絞りの緋の小袖 希子 涅槃西風受けて文殊や靄の中 同 針供養姉ささやかな針収入 令子 土雛の眼差し今も穏かに 千加江 ランドセル背に跳ねてゐる雪つぶて 雪 浪の花見るに一人は淋しきと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和7年3月21日 さきたま花鳥句会
雲梯に縋る縄目や春の雪 月惑 ふる里の農事ごよみや辛夷咲く 八草 春泥に惹かれ園児の列乱れ 裕章 雨だれの音の春めく奥の院 孝江 こじんまり昔農家の花杏 としゑ 点々と摘草はばむもぐら塚 康子 黙祷の奥に囀り蒼き空 恵美子 竹林の天使の梯子より初音 みのり 花巡り母の形見の指輪して 彩香 混み合へる甲斐の隠し湯山笑ふ 良江
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令和7年3月16日・21日 柏翠館・鯖江花鳥合同句会 坊城俊樹選 特選句
瓢の笛最も聞かせたき人に 雪 母偲ぶ一日を以て針供養 同 荒磯には荒磯の情浪の花 同 打てば鳴る如大寒の青き空 同 当たつても当らなくても雪礫 同 蟷螂の続々生まれ子ら津々 みす枝 能登の地に佐保姫早く出でませり 同 災難の能登を俯瞰し鳥帰る 同 軒下をあちらこちらと初燕 嘉和 比良八講けむり荒ぶる湖白し 同 起立礼みごとに揃ひ卒業す 同 ふらここを蹴り上げてみる空の青 真嘉栄 陽炎や遠く電車の過ぐる音 同 蒼天や正座を崩す春の山 同 学ぶ��学ぶこと増え大試験 世詩明 雛飾り大戸開けば犇めける 同 冬籠父の日記を盗み読む 同 小春日や老婆二人の長話 和子 中学生進路定めて卒業す 紀代美 ひとしきり春の雪舞ふ涅槃寺 ただし 春炬燵守り長生きを疎みをり 清女
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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oyamanoyado-michituji · 1 year ago
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曇り空だったけど、春を探しに🌸
お隣さんの立派な薄墨桜がほんの少し咲いてました🥹
この菜の花と桜のコラボレーションができるのはあと10日ほど先かな?
ざーっと雨が降って、雨があがった瞬間に鳥たちの囀り。
景色は見えず真っ白な霧の中。
春の山のナチュラルミュージックに勝てるものはないと思う、最高のヒーリング効果がここにはあります🎶
この山の自然の音に、私の心はいつも救われてます😌
#お山の宿みちつじ
#高知県大豊町
#古民家暮らし #古民家宿
#山暮らし
#高知宿 #kochijapan
#春 #桜 #菜の花畑
#ヒーリング #springjapan
#薄墨桜
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karasutosagi · 1 year ago
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わたくしはそこよりうえにある
 夢から夢に架けて羽ばたくときに、ちょっとの壁と扉をなくした出口は褪黄色タイコウショクの海が、いや世界が、フチだけ 描いてある光景で、今いるものがみちで届かない場所とすれば、水域はすこし背丈が高く、ここから下ってくところもないのに、もう半分 浸っています。  わたくしはそこより上にある光に気づきました  透き通った素肌は饐えたヌメりをでっぷりとふくませ、急に重くなった躰とふっと立ち消えた灯りが、あの夜へ返してみせます。サンダル片手に砂浜で彷徨うときのことです。光はすぐ底まで来ていて 飲み込もうとしている。これら遠く灯台が蜃気楼を上映しはじめては、また、  また暁光が揺らめこうとしておりました  わたくしのあかい心臓が「熟れた果実だったかもしれないわ!」 静かに息をとめたとき、(なくなったあとだとしても。)この嫋やかな手。ひとつのよく冷えたグラスを買ってきて、よく晴れた日の、透明な光がたっぷりあたる窓際に置かれて、羽のような風を絡ませたカーテンといっぱいあそんだあとで、やっぱりお腹が空いたとおもったときに、  きんいろの揚羽蝶が散り散りにありました   ただ月光を食い殺した、この躯のせいでした  もう足も消え失せてきたし腕も拐われてしまったな。この口ももうすぐに磔だろうさ。添えて置いた献花は錆侘び吐き尽くして、これではこれで見事に拵えたものになりつつある、妥当な路銀を重ねる運試しを。すべて投げ出したのだろうよ、そうであったらよいのにな、なんだってかわらない道端に鋳る、  野花の夢だ  無人駅から見える明後日は一夏の光景の模造品一欠片の雫は。そのうちただ石ころを産み 敷き詰めていったレールと轍。翼など元からなく腹部も潰れてしまったけど。あかい風船をひと���持ってきたから、  2階から雨音がひろがり今はもう、深海に近いところかもしれない。糸と針を持って納戸に入るけれども。  くらいくらいだけのところで、なんだって見えやしない、覆い尽くされている、あたりを/知っているから、怖くはないのだろうな。今宵は月もない、天までもすぐそこ、深淵まで盲直ぐといったところだ。すがたもかたちは崩れて、吹き曝しの詩が、草笛に熨せて、影だけは素っ気なく、いろどられる、紛れもなく。  抱きしめていたのかな。そのとき本降りの雪のなか傘もささずにいたんだって、知っていたよ。一面が廃墟だった、小花が舞っていた、散り際だった。その場で待っていたんだ。去り際の。忘れたようでいて失くしただけさ、けせらせらと拾い上げたものがなんであれ、すくなくとも生きていたのだと思えたから、それで充分なんだ。  ガラクタが敷き詰められた、間に。わたくしが収まり。ぴったりの棺の穴に悪戯に、うつ伏せで引っ掻ける、奈落には行けずにひったりとはまり込んでしまったらしい 爪はいつからだろう、泥だらけだ。裸になれずに骨を露わに、またみしりと今日のわたくしを治めている口 だから、ここはきっと終の城、礎の工房で、  まって、黒い子猫だったのかな  いや 棄てられていたのは満面の花束だったよ  その柘榴みたいにしなびたものを(、喉が乾いちゃったね)。透明になったうつわに(。とても滑りやすいから気をつけて、)返してあげるといい。するとわたくしがその腐った水に解けて、あしもとにひざまずく薄墨色だけ残して、姿をうつしていくいれものが、わたくしが、ばらいろの頬に含みながら眠くなるまで絵本を読もうと思うの。  これは海水浴地を俯瞰している、ヒトがパステルの 蟻みたいに戯れているのを 瞼の裏に置いた、ブランチを通り過ぎたベットサイドだから、ぼっーとお船が通り過ぎていきます、空虚な青空が水面に充ちて、寝転がっていたようにおもえます。この、黒い腕が桜色の小花を揺らし、ただ花を透かして、いつしか、殺したのだと。  幽霊の足をみた、いや持っている  そうだとおもう 花の芯に妖精をみた  いや多分そう描いただけだ  なんでもいいじゃないか  さあもうこんな時間です  時報があり、電池の切れた携帯電話に 終電も通り過ぎ  ネオンも消えた繁華街から程遠い、袋小路の記憶がある 以下にして、省略  それは静止しているからといってじっと見てはいけないものと違和感に気づいているのだろう。「バレてしまうのだよ」と、ぼそぼそとしたささめきが漏れていた。案外わからないものだよと、思い直し、本当はなどとクセづけてみた。  名付けてしまっても良かったのかもしれないけど、  未だ黒でも白でもなかった。  ゆうぐれどき、  こぼれんばかりの薔薇が、漆喰の壁にコントラストを描きはじめていたという  アカと橙と深い翠が天までの螺旋階段を、ときともに昇っては、その無声映画を、誰しも封じ込んでいる。口ずさんだメロディーはトモシラヌモノを、透明の日傘のもとで横顔だけを拝ませ、簡単にふぶいていきます。  また光が輝こうとしていました  そして、いきていました 2023-06-29
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dining2 · 2 years ago
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2023/12/11 朝御飯
プレート:バサの塩胡椒焼き、「赤鶏さつま肉そぼろとだしご飯」(セブンイレブン)、目玉焼き、ラディッシュ、チルドミートボール(西友 "みなさまのお墨付き")、茹でブロッコリー、アイコトマト2色 / レモン、ブルーベリージャム、ケイジャンスパイス
スープ:鶏もも細切れ肉、とうもろこし、白菜、桜えび / 黒ごま
フルーツ:ゴールドキウイ
 
鶏のそぼろご飯はセブンイレブンの「一膳ごはん」シリーズのひとつ。少量パックながら、うちの使い方だとふたりでわけてちょうどいいです。味はわりとしっかりめですが、おいしかった〜!単品でいただくならこのくらい濃い味でちょうどいいですよね。それでもたぶんコンビニごはんとしては抑えめなんだと思う。
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350円でいいから隠元もっとのせてくれたらパーフェクト!
 
ミートボールは以前も登場した、自分の苦手なあれです。
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これ3つセット売りだったのです。なんとか味変できないかな?ってブルーベリージャムを少し薄めながら加熱したのをソースとして添えてみました。はい、IKEAの真似です。こんなことで小鍋使いたくなかったが...少しは味変(主に気分転換?)になりました。もう一パック残ってるから次もこれでいこう。
 
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スープは特筆スべきことなし。なんか色の悪い写真だなぁ...
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shukiiflog · 2 years ago
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ある画家の手記if.116  行屋虚彦視点 告白
今日も雨。 降ってる間は静かでいい。 やむと下から上に登る気配に肌の上を虫が這う。 ガリガリ服の下の肌を引っかきながら口にくわえてたゼリー飲料を飲み込む。 なんか今日やけに…窓の外が青いな
最初にここに来たとき、俺はスマホの充電器と行き道で買ったスポドとゼリー飲料しか荷物持ってなかった。 光熱費払ってればなんも物がなくても近くにコンビニあるだけで暮らせないこともないだろうし、俺はあいつのいない空間があればそれで、だだっ広いフローリングだけの部屋にいるのもいいかと思ってた。 母さんが死んで、あの人のおかげで自分が人間っぽい生活できてたことを知った。 掃除洗濯とかいちいち着替えたり風呂入ったり料理作ったり。俺は一人じゃ自分になんにもしてやる気がない。自分が嫌いとかなんとかじゃなくてだるい。身支度も、俺がきちんとしてないと迷惑かける人間とかもいないし、てんでいまだに服は全身500円の古着からなんもレベルアップしてない。 俺って今中学生だっけ…高校生だっけ…てか何歳だっけ…この前違うインタビューで二連続で聞かれてテキトーにどっちにも違うこと言った気がすんな…。 フローリングだけの床の真ん中に仰向けになって毎日過ごしてた。高い空間、薄めの色…?
そうして色々疎かにしてたら、連絡きたと思ったらそのまますごい早さで香澄さんが訪ねてきて、引っ越してすぐだしなんか用事か忘れ物かなと思って上がってもらったら香澄さんは歯ブラシとかラップとかトイレットペーパーとかタオルとか生活必需品ぽいやつをどっさり携えてて、誰のだ?って思ったら全部俺んだった。 そのまま香澄さんが買ってきた食材使ってキッチンで料理はじまって、なんもしないのもあれだから俺も隣で料理すんの手伝って、その日は久々になんかうまいもの食べた。そういえば焼肉とかまた食いたい。 消耗品が揃ったのは助かったなって思ってまたフローリングの中央にいるだけの元の生活に戻ってたら香澄さんに布団買いに行こうって言われて…誘われて?一緒にホームセンターに布団一式買いに行って、リビングの真ん中にふわふわの布団だけ敷いてある状態になった。 他にもいくつも部屋はあるし風呂場は俺が何人入るんだって広さだしで、部屋をどれも活用して暮らした方がいいかもな…と思う反面、…俺は基本怠惰でだるだるしてっからな…イラついてるときはだるっとはしてないのかもだけど…布団の周りに生活に必要なもの全部揃えてそっからあんま動きたくねぇー…
極力物は少なくしたい。全部黒とか白とかで統一したってそれぞれ違う音も色も光も出す、なくていい物はなくていい。 …と、思ってたんだけど、香澄さんが来るたびどんどん家具増えてって。とりあえずリビングの隣の部屋に配置しといた。どれも実家にある家具の地獄のセンスに比べれば全然色もデザインも穏やかだから黙ってもらっといた。その中にでかい謎のクッションみたいなソファみたいなのがあって座ると凹んで面白いからしばらくそれに乗っかってた。 あとで俺も一人で出かけてって同じソファ見つけ出して買ってリビングに二つ並べた。香澄さんが来たとき用。 それで香澄さんはここに来たときにはオフホワイトのそのソファに定位置みたいに座るようになった。香澄さんが俺に買ってくれたやつは濃紺。香澄さんのをオフホワイトにしたのは、多分香澄さんの生来持つ色をよく引き立たせるから。…ほんとはちゃんと見えてないけど、それでもまあまあの確率で当たるといえば当たる。 もらってるものにはその場でレシート見せてもらってきっかり現金で返した。俺の財布ん中見て香澄さんはちょっと引いてた。 ここくる前に個展やって全部売れたしな。しばらくはなんもする気ない。 これも母さんが死んでから気づいたけど、俺は金がなくなって電気ガスが止まろうが路頭に迷おうが飢えようがその気にならないと描かないっぽい。まだそこまで金がなくなったことも描かない日が続いたこともないけど。以前はいざって時の母さんの治療費にとか思って絶え間なく描いてた。 …あとは、描く以外にどう肯定すればいいのか分からなかったから、音と、色と、触覚、痛み、…絵にしないと美しくはない世界を。それをそうとしか感じられない、そう感じる俺を疑わない、俺を。 ここに絵を描く道具はなにも持ってこなかった。荒療治みたいなもんだ。他の方法を模索するための。描くために補助的に使える緩和策とか。いつまで続くかわかんねーけど。
違う日に、たまに会話に自然に紛れるみたいに出てきてたアヤって人を、香澄さんが連れてきた。 香澄さん曰くキラキラしてて王子様みたいな人。聞くからに俺が苦手なタイプだな…と思ってたら実物はなんか違った。 「こないだ話した王子様だよ」ってなぜか得意げに紹介されて、玄関先でしばらくその人をじっと見たせいで少し場の空気変になった気がする。 咄嗟に補完する色を脳内検索してみたんだけど無理だった。黒と白の墨っぽいマチエールに薄紅色に金粉みたいなのが細かく舞ってる、完成されすぎてて加える色も補完する色もない。別の色を加えようとしたら今の美しさを損なう、隣に全然違う色を置いてもほとんどの色が優雅さで負けて圧殺される…いや、香澄さんなら隣にいて遜色ないか、赤っていうか朱に白筋だし、雅な色だしお互い引き立てあうし相性いいな、香澄さんにもよく見たら金箔乗ってるし、葬式場に咲き零れた桜に朱塗りの盃をあげてる感じか とかなんとか思ってたせいですぐに反応できなかった。 その人もその人で俺のことしばらくじっと見てた。目の白濁が不気味だったかなと思って、なんとなく初めて眼帯で隠したほうがいいかとか思ったときに訊かれた。 「その目、どうしたの」 ここまでストレートに俺本人に訊いてくる人も珍しいなと思った。影で色々言われてんのは知ってるけど。 答えようか迷ってたらさらに続けられた。「直にぃから聞いて知ってるよ。行屋虚彦くん。9歳で初個展を開いて以来ずっと現役活動中の画家。でしょ」 空気の流れに沿って薄紅色がはらはら舞いながら俺の顔の横を通り抜ける …オルゴール音みたいなのが  これはたぶん実際の音じゃないな 音が��る人…だ いや、誰でもそうだけど。普段は無視してる音を俺が拾ったのか…  そこで初めて、視覚情報に意識が戻った、その人に微笑みかけられたんだってことに気づいた
香澄さんに買ってもらった爪切りで爪を切る。 少々深爪になるくらいまで切っとかないと、今日みたいな日は肌引っかきすぎてこのままだと怪我する。 床から灰色が緑に混ざって登ってきてた。足を一度床に強く叩きつけたら緑だけ少し落ちた。下の階に迷惑か。 爪をゴミ箱に捨ててパーカーをかぶる。 いつもの黒い長袖とデニム。この時期これで外出歩くのは暑いけど、室内では年中クーラーつけて過ごすからこれでいい。設定温度は十九度。 インターホンが鳴ったから出たら香澄さんだった。 鍵を開けて部屋に通して、香澄さんがお土産に買ってきてくれたコーヒーをお互いに一個ずつ持って、クローゼットからブランケットひっぱってきて香澄さんに渡す。俺はずっとここにいて気温感覚麻痺してるけどこの部屋だけたぶん極寒だから。香澄さんが買ってくれたブランケット、柄がなんか控えめにかわいい感じだけど、俺がガキだから…?それとも香澄さんがこういうの好きなのか。 いつものオフホワイトのソファに沈み込むみたいにして香澄さんが座って、濃紺のソファに俺が座る。このソファ、人を堕落させるとかなんとかいう触れ込みがあるらしい。どういうことだよ。 「こんなしょっちゅう俺のとこ来てて直人さんなんか言わないんですか」 コーヒーの蓋をとって冷ましながら隣の香澄さんに訊く。今日のは水銀みたいなの立ち上ってんな。 「直人?うつひこくんによろしくって」 よろしく、って…俺によろしくって…   なんなんだよ… 俺あんま…機嫌とられんの好きじゃねーんだけど…厚意が苦手って俺ひねくれてんのかな…なにが気にいらねーんだ… 直人さんが養子とったのも、養子ってのも、よくわかってない。何がどうなったらそうなるんだ…。 推測…というか見たままなら…なくもないけど…でもそういう素振りなかったしな… 二人してリビングで並んでいつも陽の差し込む全面強化ガラスの窓のほうを向いてぼんやりする。 ときどき話したり沈黙が続いたり。 俺はそれで居心地悪くないし、過剰なもてなしみたいのされるのが俺が好きじゃないから香澄さんにも特にしてないんだけど、俺の感覚だしな。それでいいのかはわかんねえ。 パーティで初対面だったときも俺は無理して愛想笑いとか親しみやすい喋りとか一切しなかった。いつもそうだ。無理してて続くわけねえし身の丈に合わねえことして無様になるのも嫌だ。それで生意気だの社会のマナーが身についてないのガキだのって言われても俺は実際生意気でマナーのなってないガキだしな… 香澄さんも居心地悪いなら来なきゃいいんだろうし。…それとも俺そんなに放置すると大人としての責任問題に繋がるほど危なげに見えてんのかな…   湿気で肌に虫が這うのをガリガリ引っかきながらぼんやりソファの上で窓の外を見てたら、 ーーーーーー急に きた 下から青? … やばい、 これは 空気中を埋めつくすみたいに ここ十七階だろ これもう 手遅れじゃねえのか 「香澄さん!!」 ソファから反射的に立ち上がって香澄さんの体をガラスから遠い位置に突き飛ばしてリビングに敷いてた一番分厚い布団を香澄さんの体にばさっと被せた 少々乱暴な動作になったけど死ぬよりましだろ しばらく窓の外の色を見て急激すぎる変化がないのを確認してから俺も一緒に布団の中に潜った 「うつひこく…「ちょっとすいません、スマホで情報確認します、香澄さんは布団から体出さないでください」 言葉に被せるみたいにして言って黙らせて手元のスマホの画面を弾いて確認する。 直後にきた。 一度重低音が鳴ってガラス窓や床や部屋全体が揺れた。ぶつかったり割れるような固い家具がないからよくわかんねえな、この高さの新しい建物なら免震構造か制震構造でできてるはず。 スマホで情報見てたら警報が出た。震度5。震源地が。ここは震度3だったらしい。もっとでかくてやばいのがくる気がしたけど、違ってたならいいか… まだ少し余震が続く中で、混み合いすぎてて繋がらねーかもと思いながらも直人さんに電話をかける。繋がった。 「あ、もしもし。ここに香澄さん居るんですけど、そっち大丈夫ですか。こっちは二人とも無事です。……はい。…そうですね。俺がそう言ってもあれなんで、本人に代わります」 香澄さんに電話が繋がったままの俺のスマホを渡す。 正直こういうのよくわかってねーけど、災害時には家族で連絡とって合流したり、なんか…そういうのあるらしい。母さんは電話出られねーしあいつは日本にいたことほぼないしケータイの一つも持たねえしで結局よく分かんねえけど。 …パーティ会場で、この人のことを「息子」って言って俺に話す直人さんが…その関係を大事そうにしてるのを、見たから 俺にあの人の大事なものを守る筋合いとか別にねえんだけど…香澄さん単体となら付き合いはあるけど… 二人で布団かぶったまま、香澄さんは隣で直人さんと電話越しに安否確認とって、今日は電車とか車道も全部混み合うだろうからってことで、香澄さんはここに泊まってくことになった。 余震が来ても倒れてくるようなものはこのリビングにはないけど、ガラス窓が全壊するとかに備えて一応二人で窓から離れた位置でふかふかの布団をかぶって寝る。一人分しかないから一緒に寝ることになった。 もともと一人で使うにはデカすぎるくらいだったし、俺がペラいし小さいから二人で寝ても余裕でスペースは余った。 布に巻いた靴を二人分、布団のそばに置いとく。 布団かぶってスマホで情報流し見しながら、ここまで大袈裟に騒いだり備える必要全然なかったっぽいのを知って安心と一緒に微妙に恥ずかしくなってくる。 「あの」 背中向けてるから見えないけど香澄さんに声かける。 「大袈裟に騒いですみませんでした…」 目視で見えた感じじゃやばいように見えた、でもそれは単に俺の目がおかしかっただけだ ほとんど見えなくなった方の白濁した目は今も何かを拾い続けてる、それも以前より鮮明に鋭く拾うこともあるくらいで 俺の見てる世界は、前よりさらに俺の見てる世界以外の何でもなくなった 誰だってそうだ、…そう言えないくらい隔たってる 実害のあるレベルだ 今もこうして香澄さんを巻き込んでるし 耳の奥でガリガリ音がするのをパーカーかぶって両手で頭おさえてやり過ごす 絵を描いてれば空腹か体力の限界がくれば疲れて倒れるみたいに眠れてた 今は描いてないからなかなか眠れない 暗い空間に青い光が床を走っていくのをじっと見ていた
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shiningwizard · 3 years ago
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The Cherry Tree with Grey Blossoms (Haneda Sumiko, 1977)
I'm not sure if i have an ideal form of documentary but if i do it's this.
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folklifejapan · 8 years ago
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FAMOUS SAKURA TREES 1
In Japan we have many famous sakura trees. I’ve visited some of them and took photos. Now I’d like to show you them.
The photo above is 薄墨の桜USUZUMINO-SAKURA which is in Motosu city, Gifu Pref. More than 1500 years old. At Ogaki station you have to change the train from Tokaido line to Tarumi line. 樽見TARUMI station,the terminal of Tarumi line, is your destination.
This tree is very huge but  old aged.  It seems that the flow of time has taken away vital power from him. I rather recommend you to visit 日当HINATA station which has beautful sakura trees. Sakura makes beautiful scenery in collaborate with trains and station building there (photos below).  It is on the way to 樽見TARUMI station.
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tanakaeri · 5 years ago
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のんびり空を見上げてみるのも良いですね。
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kojizou · 4 years ago
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薄墨桜…ちらほらと  こじぞうは【そら】への旅人… https://ameblo.jp/kojizou62/ 箱庭師 こじぞう 【Kojizou's factory】 https://m.facebook.com/hakoniwashi.kojizou/ きのした こじぞう https://m.facebook.com/kojizou  #田舎暮らし #春 #春の花木 #薄墨桜 #桜の花 #黄色い花木 #こじぞう #箱庭師 #箱庭師こじぞう #箱庭 #箱庭職人 #Hakoniwa #ジオラマ #diorama #miniaturegarden #ミニチュアガーデン #boxgarden #KojizousFactory #CozyGarden #Gardencreator #ガーデンクリエイター #侘び寂び #和  #日本の文化  #wa #japanese #庭 #庭師 #Landscaping #gardener (Ina, Nagano) https://www.instagram.com/p/CM56v7WAeLh/?igshid=3ar54g52eg2g
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vagabondedlife · 4 years ago
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‘薄墨の桜’ Directed by Sumiko Haneda
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kyounosakura · 13 years ago
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詳細不詳の桜アイス 根尾の薄墨桜を見に行った日のツイートで、他に桜団子と桜餡どら焼きも食べたと記録されてます🌸
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balbalbalt · 3 years ago
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興亡の世界史 - 東方魔酢汚の成立
 文章でまとめておかないと忘れそうなので記録。一連の流れを全て見てきたわけではないので細部に誤りが含ま��る可能性があります。
第一章 - Masuo_mania以前のマスオMAD
 2010年代前半のYouTuberブームはそれに反発するアンチ活動も引き起こしました。そしてニコニコにおいてのそれを主導したのがホモと見るシリーズを擁する淫夢界隈でした。2014年にたれぞうやヒカキンチルドレン、syamu_gameがホモ見を通して紹介されると例のアレ界隈では空前のYouTuberブームが起き、2015年から2017年にかけて最盛期を迎えました。マスオのベタ男死亡動画が炎上したのもこの頃です。
【悲報】 ベタ男がまさかの・・・。 https://youtu.be/YZB4qX_zPPs
 大百科掲示板にマスオ炎上の理由が分からないというレスがありましたが、有名なベタ男動画が投稿されたのは2015年であり、当時はあらゆるYouTuberの炎上ネタが探されている状況だったのです。
 ベタ男動画が炎上したマスオでしたがこの後は大きな炎上も起こらず、iPhone破壊やマグマ落下などによっておもしろキャラとして認知されるようになりました。ニコニコのYouTuberブームも往時の全面的な勢いは失われ、syamu_gameなどに人気が集中していくと共に、YouTubeを中心に例のアレ要素の薄い正統派のYouTuberMADも作られるようになりました。ニコニコにもこの時期のマスオMADがいくつか残っています。
 この空白期間に投稿された重要な動画が 【エロ注意】マスオの下ネタ発言集!です。数は少ないながらもローション風呂やパンパンアンパンパンなどのエロネタが早くも拾われています。ヒカマニ下ネタ発言集の半年後に投稿されたこととチャンネル名がHikakin Fans Channelであることを加味すると本家ヒカマニをリスペクトした動画か…?また、 Masuo 発狂まとめ 最新版 ではいくつかの発狂シーンがピックアップされており、概要欄によると現在は視聴不能ながらも先発の動画があったようです。YouTubeは詳しくないのですがこの時期はYouTuberの〇〇シーン集が流行っていたのでしょうか…?
第二章 - Masuo_maniaからおてんばゲイマスオまで
 Hikakin_maniaがメジャー化したことによって、会話の一部を切り取りキャラクターに淫語を言わせる手法が定着しました。所謂〇〇_maniaシリーズです。2019年4月21日のヒカキン誕生祭’19で投稿された金玉のダンスはMasuo_maniaのパイオニアであり、下ネタ発言集が使われた音MADとしても史上初でした。こうして生まれたMasuo_maniaでしたが、2021年9月の東方紅魔スオ投稿ラッシュまではマスオMADがすぐに増えることはなく数人の作者によって細々と作られる状況がしばらく続きました。 この時期のマスオMAD界では Masuo_maniaやmasuo_mad等のタグが統一されないまま、各作者によって運用されていました。
Masuo_mania  全ての元凶的存在でありながら、ほとんど外伝専用タグのようになっているのが特徴。メタルMasuo氏は数少ないこのタグで音MADを上げていた投稿者で、 2019年7月(!)にはMasuo_mania合作を投稿している。
masuo_mad  初期に多くの動画を投稿したミ6レPV氏がこれとmasuotvタグを二つセットで用いており、ゲイマスオが一般化した今でもタグ登録されていることがある。
ゲイマスオ  マスオMAD関連のタグの中で最後に生まれたタグであり、かつ現行最もメジャーなジャンルタグとして機能している。もともとは、マスオのハードゲイ発言(切り取られたら怖いねこれ→切り取られました)をメインに使った動画に付いていたタグで、610氏によって素材が発掘され、ミ6レPV氏によってニコニコに導入された。
 ところで、2021年の2月にレイザーラモンHGを素材として用いた音MADがいくつか投稿され、これを受けてHGを素材に用いた音MADが 「音HG」として 続々と投稿されていた。また、610氏や ミ6レPV 氏によって投稿された最初期のゲイマスオにはマスオによるハードゲイネタ+HG本人の出演という演出が含まれており、音HGを受けてハードゲイネタが使われるようになったと考えると辻褄が合うが実際は不明。
東方魔酢汚  おてんばゲイマスオを輩出したことでおなじみのタグ。初期に投稿された【悲報】魔酢汚は大変なものを・・・。はネタ寄りの動画だったが、おてんばゲイマスオによって音合わせ+REAPER動画出力がデフォとなりブームにつながった。
破壊マスオレーション https://www.nicovideo.jp/watch/sm37036556
 この時期のマスオMADで最も有名だった動画。徘徊マツコレーションという音MADのリスペクト動画だが、他の動画と比べて再現度が無駄に高かった為当時のマスオMAD界隈では稀有な四桁再生を達成した。墨染の桜が一万再生を達成するまではこの動画がマスオMADの再生数トップだった。
マスオTVありますか https://www.nicovideo.jp/watch/sm37021800
 マスオTV初投稿動画のアス比が異様に横長だったことをネタにした動画。動画最後の「嘘つくな」が若干話題になった。
第3章 - おてんばゲイマスオ以後のマスオMAD
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so-litudinal · 4 years ago
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薄墨の桜 - Sumiko Haneda, 1977
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yuchun12 · 4 years ago
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個展のお知らせ 季の雲 9/4(土)-12(日) 場所:滋賀県長浜市八幡東町211-1 時間:11:00-18:00 初日在廊 ・ 今回で5度目の季の雲での個展です。 今回は卵殻、白磁、朱泥の素材で 果物の実りの形をたくさん作りました。 作り方もろくろに手捻りに様々です。 ・ 食器も白磁、青磁の器を中心に、 湖水色、薄墨色、桜色の器も揃っています。 特に青磁の新作10角、マカイ、なます皿をたくさん作りました。 ・ 是非新しい試みを見ていただきたいですがこのようなご時世ですし、ご無理なされませんように。 ・ #水果 #季の雲 #村上雄一 #茶壺 #中国茶 https://www.instagram.com/p/CS5X0z-BY4c/?utm_medium=tumblr
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yamanekolabart · 4 years ago
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なまねこラボ臨床美術セッション(2021/03/28)
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オンラインセッション報告です!
今回から、正式に開始!前回と同じ姉妹さんが参加してくれました!
プログラムは「桜屏風」です。
はじめに練習用の色紙で薄墨の様子を確認します。
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風や雲をイメージします。
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満開の桜ができました!桜の幹がとても立派です!
桜の花びらの向こうに雲が見えますね!
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桜並木が続いている川辺のような風景が素敵です!
映り込みにも、両サイドに咲く桜にもみえますね!
ということで参加してくださいました皆様、ありがとうございました!
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aliprojectarchive · 4 years ago
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Etoile: Shunsou
Lyrics from Lyric Wikia
Ali Project
Track 4: 春葬-> Shunsou- Spring Funeral
Romanji- English
Dorehodo adeyaka ni
saku hana yori mo
amayaka ni chiru no wa
kimi wo koiuru
watashi no mune no chi deshou
How more beautifully
It blooms than a flower
I suppose the blood of my heart
That can love you
Will be scattered indulgently
Tojita mabuta no yami made
kurenai ni someage
usuzumi kemuru kono yo wo
uzumete yuku deshou
Until the darkness of your closed eyes
Is completely dyed crimson
It may cover this world
That is hazy with thin ink
Houmutte kudasai
watashi wo
haru no kono hi ni
Please,
Bury me
On this spring day
Muku hodo zankoku na
hohoemi wa nai
yasashii kimi wo shiru
sono tabi
ai wa kaguwashiku wazurau
To the extent of being so pure,
I am without a harsh smile
I know the gentle you
From that time and our
Love is falling fragrantly ill
Douka
hajimete deatte
jikan wo e no you ni
kirei ni tojikometa mama
omoidaseru yoru ni
Please,
The first time we met by chance
Like a picture of time
Just like it's beautifully imprisoned
And I will remember in the night
Houmutte kudasai
mankai no
sakura no moto ni
Please bury me
Beneath the full-blooming
Cherry blossoms
Ushinai kaketa mono
yobi mo do shitemo
nagusami no bourei
shizuka na hone
ude no naka de kuzureru
As we are about to be parted
I call back
The ghosts of our playtime
As the quiet bones
Break in my arms
Kimi wo dakishimeta toki ni
kaette yukeru nara
kore kara ikiru subete no
hibi nado sutemashou
If I can go back
To the time when I embraced you
From this, living through everything
Let's throw away these days
Fuseta mabuta no yami made
kurenai ni someage
usuzumi kemuru watashi no
kono yo wo kiyomemashou
Until the darkness of your covered eyes
Is completely dyed crimson
Let's purify this world of mine
That is hazy with thin ink
Houmutte kudasai
kimi no te de
haru no kono hi ni
Please bury me
With your hands
On this spring day
Kanji
どれほど艶やかに
咲く花よりも
甘やかに散るのは
君を恋うる
私の胸の血でしょう
 とじた瞼の闇まで
紅ゐに染めあげ
薄墨けむるこの世を
埋めてゆくでしょう
 葬ってください
私を
春のこの日に
 無垢ほど残酷な
微笑みはない
やさしい君を知る
そのたび
愛は馨しく患う
 どうか
初めて出逢った
時間を絵のように
綺麗に閉じ込めたまま
思い出せる夜に
 葬ってください
満開の
桜の下に
 失いかけたもの
呼び戻しても
慰みの亡霊
しづかな骨
腕の中で崩れる
 君を抱きしめた刻に
帰ってゆけるなら
これから生きるすべての
日々など捨てましょう
 伏せた瞼の闇まで
紅ゐに染めあげ
薄墨けむる私の
この世を清めましょう
 葬ってください
君の手で
春のこの日に
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