#被リンク獲得代行
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SEO効果を最大限に!エイトの戦略的被リンク獲得サービス
SEO対策における「被リンク獲得代行」というテーマは、多くの企業にとって重要性が高まっています。特に、高品質な被リンクを確実に提供する株式会社エイトのサービスは、Googleなどの検索エンジンでの評価を向上させるための鍵となります。本記事では、同社が提供する被リンク獲得代行サービスの特徴や強みに焦点を当て、どのようにしてSEO対策を強化できるかを掘り下げていきます。被リンク獲得代行を検討している企業やマーケターにとって、この情報は極めて有益なものとなるでしょう。
高品質被リンクの提供 株式会社エイトでは、被リンクの「質」にこだわり、SEO効果を最大限に引き出すことに注力しています。彼らの戦略は、闇雲にリンク数を増やすのではなく、検索エンジンからの評価を高める質の高い被リンクを網羅的に抽出し提供することにあります。このアプローチにより、クライアントのウェブサイトはGoogleでの信頼性を確実に向上させることが可能です���
被リンク獲得プロセスの完全サポート エイトのサービスは、リスト作成から被リンク獲得までのプロセスを完全にサポートします。この全面的な支援は、特に被リンク獲得のためのリソースや専門知識が不足している企業にとって大きなメリットとなります。エイトの経験豊富なチームは、クライアントのニーズに応じた高品質なコンテンツ作成と戦略的な営業活動を提供し、SEO対策を積極的に支援します。
成果に基づいた料金体系 株式会社エイトは、成果に基づいた料金体系を採用しており、クライアントが実際にSEO効果を実感できるサービスを提供しています。この透明かつ公正な料金設定は、被リンク獲得代行業者としての信頼性をさらに強化しています。また、彼らは成果にコミットすることで、クライアント企業が投資に見合った価値を得られるよう努めています。
株式会社エイト 東京都新宿区下宮比町2番28号
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TEDにて
ステイシー・ボズリー : ネズミ講の見分け方
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
前提として、犯罪者扱いするのではなく、重要なポイントとして・・・
マクロ経済学からも経済成長があるかないかが分岐点です。
いまだに誰も言わないので指摘しておきます・・・経済を理解してないから仕方ないけど・・・
経済がわかっていない人ほどネズミ講、ポンジスキームなどを犯罪扱いします。
このようなことを声高にいう人たちは「あぁ経済がわからない人たちだ」と思って心の中でバカにしておけばいいだけ。
経済成長してれば・・・
ネズミ講、ポンジスキームではなくなります。
損害賠償、風評被害、優越的地位の乱用など
国は経済がわからなくマスメディアで声高に言う人へ対する法的手続きをしやすくすべきです。
2004年にある栄養剤の会社が、わずかな手間で会社の給与並の収入を得られるという絶好の機会を人々に提供し始めました!
そのために、必要なことは2つ、6万円のセットを買い、新会員を2人勧誘することだけです。2013年には、この会社は年商200億円になっていましたが、ただ1つ問題がありました。
会員のほとんどは支払ったよりも少ない収入しか得ていなかったのです。
ネズミ講とは何であり、どうやって見分ければよいのかを、ステイシー・ボズリーが解説します。
講師:ステイシー・ボズリー 監督:Wooden Plane Productions このビデオの教材 https://ed.ted.com/lessons/how-to-spot-a-pyramid-scheme-stacie-bosley
ヴィーマ社は、結局、ネズミ講ということで訴えられました。
これは、よくある形態の詐欺で会員が、さらに多くの会員を引き入れることで 儲けようとします。通常は、設立者が初期メンバーを勧誘し、その方式を売り込みます
会員は、新たな会員を勧誘するように言われ、新会員の投資分を十分に、受け取れると約束されます。設立者自身もその何割かを取ります。この形のやり取りが、新たな加入者ごとに繰り返され、新会員からのお金が、上位の会員に集まっていきます。
これはポンジ・スキームとは、異なります!
ポンジ・スキームの場合、設立者が、会員を勧誘して、そこからの収入を既存会員にまわし、それがまっとうな投資による利益だと思わせます。
ポンジ・スキームという名前は、1920年ごろにこの手口を使って詐欺を働いた「チャールズ・ポンジ」というアメリカ人の名前から来ています。
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと約束しておきながら、約束していることとは異なって実際には資金運用を行ないません。
後から参加させる別の出資者から新たに集めたお金を(やはり運用せず)以前からの出資者に「配当金」などと偽って渡し信頼関係を傷つけること。
あたかも資金運用が行われ利益が生まれてそれが配当されているかのように装うもののこと。と定義されている。証券会社などの黎明期に横行していました。金融工学の誕生にも関係しているかもしれません。
改善すれば、金融工学的にもイノベーションの余地は大き��かもしれません。この頃にはないテクノロジーであるインターネット、コンピューター、ブロックチェーンが革新のポイントです。
個人的なアイデアだが、ブロックチェーンでポンジ・スキームを透明化し、ポンジ・スキーム���付け会社がAAA、AA、Aなどとポンジ・スキームにランク付けをして、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)でポンジ・スキームを保証。その配当金を還元すればどうだろうか?でも、自己責任でどうぞ。
ネズミ講の話に戻ります。
ネズミ講は、大きくなるにつれ、新たな会員を得ることが難しくなっていきます。加入者の数が、指数関数的に増加していくからです。
利益を得るために、会員は、新会員を6人だけ獲得する必要があるとしましょう。設立者が、6人。引き入れるところから始まり、そのそれぞれが、6人ずつ引き入れます。2世代目の会員は 36人になります。
そのぞれぞれが、また6人ずつ。合計216人の新会員を引き入れます。12世代目となる頃には、会員は。21億人になり。その人たちは、新たに130億人を引き入れる必要がありますが、これは世界の人口を越えています。
つまり、こちらは限界があり、不可能ということです。
このケースでは、一番、新しい世代の会員で全体の8割にあたる人が、支払ったお金をすべて失うことになります。現実には、もっと以前の加入者の多くも損をすることになります。
ネズミ講は、多くの国で違法とされていますが、見付けるのが難しい面があります。
ネズミ講は様々な形態を装います。合法的なギフトサークル。合法的な投資クラブ。合法的なマルチ商法。とくに、ネズミ講と合法的なマルチ商法は区別が付きにくいものです。
理屈の上での両者の違いは、合法的なマルチ商法では、会員の収入は主として具体的な商品やサービスを顧客に販売した見返りとして得られる一方、ネズミ講では、新たな売り手の勧誘による報酬が主という点です。
しかし、実際には、合法的なマルチ商法の多くでは、会員が商品販売だけで高額な利益を出すのは不可能です(ここが誤解されやすい点)
また、多くのネズミ講は、ヴィーマ社のように合法的なマルチ商法を装っていて商品やサービスを使い「支払って勧誘」の構造を隠しています。
ネズミ講の多くは、また、人々の既存の信頼関係を活用(信頼関係自体は合法)し、教会や移民コミュニティ。その他、結び付きの強いグループに入り込みます。
初期の会員は、実際に収入を得る前にそれが良かったとみんなに伝えるよう勧められます。グループの他の人たちは、その例に倣い、ネズミ講が広まっていきますが、ほとんどの人が利益を得ていないと明らかになるのは後になってからです。
被害者が、恥じて口を閉じてしまう。というのもよくあることです。
ネズミ講は、チャンスや力が、与えられると言って人々を誘います。そのため、結局、儲けられなかった人は、システムではなく、自分自身を責めがちで約束の収入が得られなかったのは、頑張りが足りなかったせいだと思うのです。
被害者の中には、いくつもの複数��ネズミ講に繰り返しはまり、毎回損をする人もいます。
このように難しい要因はあるにせよ。ネズミ講を見分ける方法はあります。
極端に高額でしかも短い期限付なのは、赤信号です!
「千載一遇のチャンスを逃すな。今すぐ始めよう」といった謳い文句には、気をつけましょう。
人生が、変わるような極端な高額の収入を約束している場合も疑わしいです。
また、合法的なマルチ商法であれば、商品やサービスを販売する機会を得るために、会員が極端に高額な支払いを相手から求められるべきではないでしょう。
ネズミ講は、とても有害なものです!
個人にとってもコミュニティにとっても、国家にとってさえも!でも、同じ戦術で対抗することができます。このビデオを知っている3人に送り、その人たちにも同じようにするよう勧めましょう!!
詐欺師という点では、テレビ、ラジオも似ています。独占禁止法の優越的地位の乱用も含めて知名度を悪用します。
詐欺師という点では、テレビ、ラジオも似ています。独占禁止法の優越的地位の乱用も含めて知名度を悪用します。
詐欺師という点では、テレビ、ラジオも似ています。独占禁止法の優越的地位の乱用も含めて知名度を悪用します。
特に、日本のマスメディア、テレビ局など、顕著な傾向で、構造的な問題もあるかもしれません。
国民にマスメディアを使用して巧妙に情報操作している可能性が色濃くあります。再編して改善かな?
テレビなどは、アーカイブで追跡調査できるから倫理委員会に依頼するのも東京地検が抜き打ち調査しても良いかも知れません。
今ではテレビ局も権力者!日本のテレビ局は再編すべき!
一度、国に返上して、車と同様に放送免許停止や放送免許取消を導入すべきです。
もう一度言います!
テレビ局も今では権力者!再び、過ちを繰り返すかもしれません!
影響力の巨大な政治家、役所、警察、テレビ局や大中企業などの権力者以外なら規模も小さいので
表現の自由も良いでしょう。弱者にこそ自由!
世の中の影響力や権力が大きくなるほど言論の自由は制限されるのがこの世の真理。
今や、テレビやこれに出演している人間は、言論や表現の自由ではなく情報操作の自由。
テレビ局は解体、再編を!日本のテレビ局は再編すべき!一度、国に返上して、車と同様に放送
免許停止や放送免許取消を導入すべきです。
東日本大震災の際に放送無用でも、庶民生活に支障はなかったことですでに証明されています。
そして、裁判所の令状なしに監視カメラに人工知能を使用するのはプライバシー侵害です。
もしかして、日本国憲法の通信の秘匿にも?弱者である庶民への圧力?自動車のナンバーも無許可で読み取っています。
まず、影響力の巨大な政治家、役所、警察、テレビ局や大中企業の内部通報用として搭載して
手本を示してはいかがでしょうか?
「スタンフォード実験(1970年代)?ミルグラム実験(1960年代)?マスメディアを悪用した戦前の日本の空気(1940年代)?似ている?同じことを繰り返さないようにみんなで見守っていくことだ。」
日本では、適用されていないから令状申請を法律で義務化すればいいかもしれない。
特別に、日本の場合は、テレビに関係する放送内容、広告については、巧妙に情報操作している可能性が色濃く、出演料も高額な出演者、放送関係者も含めて全員、巨大な権力者は疑って観ることが重要です。
なお、日本の全テレビ局は超裕福層に入ります。
自らが権力者であることを発信せず視聴者を混乱させ、それに便乗して権力乱用する日本の民法テレビ局。同じことを繰り返さないようにみんなで見守っていくことだ。
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
(個人的なアイデア)
複雑性の研究からも、個人の才覚に関係なく貧富の差は生じる。
超裕福層に集中するとマネーに渋滞が生じるため、税金をかけることと現象が似ている。
こうすると平等性が増すと結果も出ている。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
課税は、ネットワークに何本かのリンクを人工的に加えることと同義ということも、複雑性の研究からデータで明らかになっています。
日本は、消費税の運用など。課税は、強制的な交換の一形態。この知見は、MMT(現代貨幣理論)にも導入されてる。
複雑性の研究から産まれた従来とは異なる新しいマクロ経済学です。テーラワーダ仏教概念にもある欲を中和するツールとも言えます。
幸田露伴?分福?
人工的な課税をしないと、この歪みがエネルギーとして形態が相転移するので、超裕福層一族たちの幸福感が変質して心の歪みに転換していく。
人間が、一日に扱える時空間は、限定的に対して、お金はマルチバースでエネルギーが交換されるので、人間の一日で扱える許容量を超えてしまう。
ナポレオンヒル?エンスージアズム?そこには引き返せない一線というか?境界線があって、耐えられれば良いが、知らない方が幸せな場合も多々あります。
日本には古来から同様の概念があり、成金や悪徳商人とも言われる場合もある。
600万円以下に貨幣の再分配、事前分配することで社会システムの安定が強化される。
ダニエルカーネマン。詳しくは、論文を見ていただいて、日本の実情を深く考えた年収として記載しています。
直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
メリトクラシー至上主義、競争主義社会システム新自由主義を古代中国から、たとえて簡単に言うと乱世。
意図して均衡させて、奸雄は排除していくことが鉄則。カントの永遠平和を実現が重要に。
つまり、IT産業長者は、乱世の奸雄。テロ抑止にもなる現代では、競争時代の奸雄を排除することと同様の概念になります。
そして
2024年の日本では、金融庁の登録をしないと違法ですが・・・
「OpenAI(オープンAI)創業者サム・アルトマン氏が関与する虹彩認証を用いた一大プロジェクト」
のWorldcoin(ワールドコイン)というアプリがあります。
「このアプリを入れて、虹彩情報による認証を済ませておくだけ」で、定期的に配当金(暗号資産トークン)を貰えるようになるかもしれない。
今までの暗号資産とは違い配当金が付いてる初めての暗号資産です。
「虹彩」認証は海外のサーバーに登録されるので個人情報漏洩の危険性は高い。
法的根拠も整備もされていませんので暗号資産トークンから日本円に変えることはハードルが高すぎるため
これからの展開が気になります。
他に以下のアイデアを組み合わせると・・・
イリヤ・サツキバーの数式をMMT(現代貨幣理論)とマクロ経済学からの視点で解釈してみると・・・
ある仮説に辿り着いた!
数式は「y=a/(2040-x)」でyはGNP。xは西暦の年数。ジェレーティブ人工知能が登場した2020年代から次第に急勾配になり
この先も数式どおりにGNPが成長すれば、2040年には無限大に到達する。
これまで人工知能時代に関したうっすらイメージ位のインスピレーションだったが、この数式が「様々な国家のGNPの推移」に当てはまる
という情報から確信に変わった!
この数式を根拠にすれば、基本的人権を貨幣数で表現できるかもしれない。ダニエル・カーネマンによると幸せを感じる年収は600万円あたり。
時給にすると時給3000円あたりと計算できるからこのあたりになるまで行政府は毎月の給付金をプラスして下支えをしていく基準にする。
資本主義なので競争はしてもらうけど、景気が冷えて時給が低くなりがちな時期は毎月の給付金を手厚く。
景気が加熱したら(中央銀行が金利を上げる前に)時給が上がりがちになるため毎月の給付金は年収に応じて減らしていく。
付加価値は、人と人にしか発生しないので対価としての貨幣は低収入者になればなるほど、多くの貨幣を国家が与える根拠にもなる。
サミュエルソンも「事前分配、再分配の給付金の支給」のアイデア以外は似たような事を言ってるけど最新の金融工学のテクノロジーは織り込まれていない。
このますます加速する人工知能時代とバランス、折り合いをとって同時に達成させていくことで・・・
このまま巡航速度で経済を成長させつつ、最新��金融工学のテクノロジーとインターネットをもってすれば・・・
働きながらも給付金を与える基本的人権的なベーシックインカム型も導入できるし、軽犯罪を急激に減少させる効果も確認されている。
参考までに
GDP(Gross Domestic Product)=「国内」総生産。GNP(Gross National Product)=「国民」総生産。1993SNAの導入に伴い、GNPの概念はなくなり、同様の概念として「GNI(Gross National Income)=国民総所得」が新たに導入された。
GDPは国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額。 「国内」のため、日本企業が海外支店等で生産したモノやサービスの付加価値は含まない。
一方GNPは「国民」のため、国内に限らず、日本企業の海外支店等の所得も含んでいる。
以前は日本の景気を測る指標として、主としてGNPが用いられていたが、現在は国内の景気をより正確に反映する指標としてGDPが重視されている。
以上の・・・
サムアルトマンとイリヤサツキバーのアイデアの組み合わせから・・・
2040年には、無限大に到達する利益を原資にしてベーシックインカムでワールドコインの形式で世界中に与えれば?
株式市場経路以外で暗号資産に投資すれば配当金がもらえる。
問題は、法定通貨との変換レートの仕組みもないこと。
Facebookの2022年1月には、「Libra」事業は終了したが、中央銀行のデジタル通貨開発の呼び水になったし・・・
Facebookとも協力すれば・・・マークザッカーバーグとのドリームチームが完成する?
Appleも加わって革新もシナジーさせて加速すれば・・・
可能性はありそうですが・・・
実現はまだまだ遠そうです。
それから
スタグフレーションも予防レベルではなく根絶できるかもしれません!
「今は起こらないけどスタグフレーションって前に起こってたよね?実は、上記の人たちがお金を与えて支えてくれる仕組みを創ったおかげで解決したんだよ!」
と専門家も将来、言っているかもしれません。
これは、1970年以降、先進国で生産が停滞し、失業率が増大する停滞期にもかかわらず、物価は好況期に引続き高騰してしまう現象。
スタグフレーションの原因は、景気停滞期において軍事費を主として、消費的な財政支出が拡大していること。
次に、労働組合の圧力によって名目賃金が、マイルドではなく、急上昇を続けていること。
三つ目は、企業の管理価格が強化され、賃金コストの上昇が、価格上昇に比較的容易に転嫁されていること。
などにあるとされている。
さらに・・・
勝手に警察が拡大解釈してしまうと・・・
こんな恐ろしいことが・・・
日本の警察は、2020年3月から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なく照合していた!
憲法に完全違反!即刻停止措置をみんなで要求せよ。
日本の警察の悪用が酷いので、EUに合わせてストーカーアルゴリズムを規制しろ!
2021年に、EU、警察への初のAI規制案!公共空間の顔認証「原則禁止」
EUのAI規制は、リスクを四段階に分類制限!
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
禁止項目は、行動や人格的特性に基づき警察や政府が弱者個人の信頼性をスコア化や法執行を目的とする公共空間での顔認識を含む生体認証。
人間の行動、意思決定、または意見を有害な方向へ操るために設計されたAIシステム(ダークパターン設計のUIなど)も禁止対象にしている。
禁止対象の根拠は「人工知能が、特別に有害な新たな操作的、中毒的、社会統制的、および、無差別な監視プラクティスを生みかねないことは、一般に認知されるべきことである」
「これらのプラクティスは、人間の尊厳、自由、民主主義、法の支配、そして、基本的人権の尊重を重視する基準と矛盾しており、禁止されるべきである」
具体的には、人とやり取りをする目的で使用されるAIシステム(ボイスAI、チャットボットなど)
さらには、画像、オーディオ、または動画コンテンツを生成または操作する目的で使用されるAIシステム(ディープフェイク)について「透明性確保のための調和的な規定」を提案している。
高リスク項目は、法人の採用活動での利用など違反は刑事罰の罰金を売上高にかける。
など。他、多数で警察の規制を強化しています。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手��50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
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ここ数年間、まるでSF小説やSF映画を観ているような感覚になることが何度もあった。エプスタイン事件に関する話題のような、なんだかよくわからない話を聞いてる時などが典型的な例だが、ミステリーやサスペンスとかホラーというより、なぜかSFっぽく感じる。主観的だし個人的で感覚的なことで、いきなりそんなこと話し出されてもって感じなことだってのはかろうじてわかるぐらいで、自分でも何言ってんのかあまりわかっていないが、例えば、去年のちょうど今くらいの時期に、『テトリス』というゲームが開発されて世界に広まるまでの出来事についての動画を観た。動画を観始めて、へーそうなんだすげーとか思っているうちに、アホなことにそもそもなぜその動画を観ようと思ったのかをすっかり忘れてしまったが、色々発見があったというか、知らなかったことを知れたみたいな満足感があった。動画を観終わって、よく見るネット掲示板を眺めていたら、「こないだテトリスについての動画を観たんだけど」という書き込みがあり、そこに今さっき観終わった動画のリンクが貼られていた。それで、もちろん、なんかぞわっとした。その書き込みがシェアしたかった情報というのも、その動画を観て初めて知ってなんかすげーとか思ってたところだった。その書き込みに対して、ちょうど今まさになぜかその動画観たんだけどってレスをつけたかったが、何て言えばいいのかとか考えてるうちに、ってか一番聞きたくなったのはそもそもなんで自分はその動画を観ようと思ったのかということだけど、そんなこといきなり言い出すのもさすがにイカレすぎてるか、とか考えてるうちにその板(スレッド)は流れていった。 強引に理屈づけると、ある程度興味や関心と情報を共有すると、似たようなタイミングで似たような発想をすることがあるというのはあり得る話だし、それをテレビアニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』に出てくる、「孤立した個人(スタンドアローン)でありながら、全体として集団的な行動(コンプレックス)を取ること」を意味する「スタンドアローンコンプレックス」という用語で呼ぶのも、無理にSFっぽい方に寄せててちょっと大袈裟かなとも思う。同じライブ動画を観ながらコメントをやり合っているときには、同じタイミングで同じ言葉を書き込むこと、つまりはコメントが被るってことはよくあるし、そういうのを「ハイブマインド(集合精神)だ」とか言って面白がったりもするが、ちょい恥ずくもある。 それ以降、偶然って何なんだろうって考えるというか、考えたところでわかるわけはないということはわかってるというか、何なのかわかったらそれは偶然とは言えないっしょみたいなことが、どこかに引っ掛かっているような感じで、SFを観ているよう��感じる感覚の一部になっていった。要するに、自分でも何言ってんのかあまりわかっていないため何が要するになのかもわからないが、「偶然」は、ランダム性や未知の領域と、整理された情報による既知の領域が、折り重なるように同時に存在するときに発生するのだと考えると、ランダムに落ちてくるブロックを並べていくテトリスに似ていると言えないだろうか。SFを観てるような感覚というのの一つも、色んなことがどういうわけか何らかの形で繋がっているように思えてくるというような感じでもあるが、いやそれも、思い浮かんだものを無理に一つに結びつけようとするあまり、何言ってんのかますますわからなくなっているだけかもしれない。 去年観たテトリスの動画というのは、ソ連のコンピュータ科学者アレクセイ パジトノフにより1984年に考案されたコンピュータゲーム『テトリス』が、1987年には西側諸国でもブームになるが、1989年にライセンスが問題になり、アタリゲームズの子会社であるテンゲンと任天堂との間で裁判になるという、「テトリス事件」とも呼ばれる一連の出来事を解説したもので、その動画を観て初めて知ってなんかすげーとか思ったところというは、テトリスを西側諸国に広めたキーパーソンが、ロバート マクスウェルという人物だったということだ。 ロバート マクスウェルは巨大メディアコングロマリットを築き上げたメディア王であり、ジェフリー エプスタインの共犯者で現在服役中のギレーヌ マクスウェルの父親である。
1980年代当時のソ連は「鉄のカーテン」で閉ざされた状態であり、ハンガリーが西側諸国とソ連との交流地点となっていた。ハンガリーのソフトウェア企業であるアンドロメダソフトウェアのオーナーが、ソ連の研究所などコンピュータが使えるあらゆる場所で、見たことのないゲーム、すなわち『テトリス』が大流行していることを知り、自身でもプレイしてみた。彼はゲーマーではなかったが、一度プレイし始めるとやめられなくなるほど面白く、中毒性に驚き、売れると確信した。アンドロメダはテトリスを、マクスウェルのメディア帝国の中のゲームソフト会社であるミラーソフトに、ソ連との明確な契約がないまま売り込んだ。これが後にライセンス問題として浮上することになる。ミラーソフトがアタリにサブライセンスを認可し、アタリがその子会社であるテンゲンにサブライセンスを認可する形となる。 1988年1月、アンドロメダはソ連外国貿易協会(ELORG)という機関から「テトリスは現状違法なので再交渉したい」と連絡を受ける。最終的に、すでに市場に大量に出回っている点を考慮し、アンドロメダに著作権を売り渡す形で決着するが、その権利はコンピュータ版に事実上留まっていた。 テンゲンから認可を受け、1988年12月にファミコン版テトリスを発売したバレットプルーフソフトウェア(BPS)の社長ヘンク ロジャースは、任天堂から、翌年の1989年4月に発売予定のゲームボーイの試作機とゲームボーイ版テトリスを見せてもらい、BPSが持っているファミコン版のライセンスでゲームボーイ版も販売できるのか尋ねられる。そこでロジャースは再度���イセンスについて調べてみた。ファミコン版テトリスのパッケージにはテンゲンとELORGの名が🄫表記されていたが、ELORGと直接契約を行っているのはアンドロメダだけだと知り、アンドロメダにELORGとの交渉を依頼し、仮契約金を振り込んだ。しかし、アンドロメダは一向に動く様子を見せなかった。1989年2月、ロジャースは直接ELORGとの交渉が必要だと判断しソ連へと渡る。ロジャースがソ連に渡ったことを察知したように、同じ週にアンドロメダのオーナーであるロバート シュタインと、ロバート マクスウェルの息子のケビン マクスウェルがモスクワに入りELORGと交渉を始める。 最終的に任天堂の仲介人として交渉にあたったロジャースが、ゲームボーイ版の販売権利と家庭用ゲーム機に関するライセンスも獲得する。 1989年4月、ELORGは任天堂に家庭用ゲーム機向けライセンスおよび独占使用権を許諾し、正式に契約を結ぶ。これに対して、テンゲンは著作権侵害だとしてニンテンドーオブアメリカおよび任天堂を相手に訴訟を起こし、5月、逆に任天堂はテンゲンが任天堂の著作権を侵害しているとして反訴。6月、サンフランシスコの連邦地裁は任天堂の訴えを認め、テンゲンに仮処分を下し、11月、同連邦地裁は任天堂の独占的製造および販売権に関して、任天堂側に権利がある略式判決を下した。これによりテンゲンからライセンスを受けていたセガもライセンスが無効となり、すでに生産を終えていたメガドライブ版テトリスの販売を断念し、生産した商品の破棄を余儀なくされた。というのが「テトリス事件」と呼ばれる出来事である。 そもそもアンドロメダがソ連との明確な契約もないままミラーソフトにテトリスを売り込んだのは、当時のソ連ではゲームのライセンス契約を交わした人物など存在せず、開発されたソフトウェアの権利も漠然と「ソ連のもの」という認識で、契約できる人物が見つからなかったというのもあるが、ロバート マクスウェルがソ連政府との強いコネクションを持っており、ゴルバチョフとも直接の知り合いだと豪語していたからで、1989年2月の交渉でもケビン マクスウェルは強気で臨んでいた。ELORGが任天堂と契約したことを通知されたマクスウェルは、ELORGのライセンス責任者ニコライ ベリコフに、ソ連政府を通じて圧力をかけた。しかしその時はソ連自体がそれどころではなかった。ベリコフはインタビューで「それが1988年のことだったら私は消えていただろうが、ラッキーなことに1989年だった」と語っている。
2022年末に、エプスタインとの関係を巡りJPモルガンが訴えられたことなどから、2023年は、経済やビジネス関係の話題を取り扱うポッドキャストなどがエプスタイン事件関連の話題を取り上げることが多くなり、そこでエプスタイン事件を詳しく調査している調査ジャーナリストであるホイットニー ウェッブの書籍などが紹介され、また彼女自身が出演して対談する形で解説を行っていた。 エプスタイン事件を調べていくと、1980年代のイランコントラ事件にまで繋がり、さらに根が深い可能性も見えてくる。この時点でかなりわけわからなくなって頭ぶっ飛び始めるが、例えばイランコントラ事件などで暗躍していたとも言われる武器商人のアドナン カショギという人物について、日本語版のウィキペディア程度の情報を見ただけでも相当ぶっ飛んで、自分だけがとんでもなくバカなんじゃないかとも思えてくるが、大体似たような箇所やタイミングで「ワーオ」って言って驚いている人がいることだったり、「トランプさんて、ビジネスには詳しいかもしれないけど、国際関係や文化とか歴史に関しては何も知らなそう」みたいなことを言ったことある人の何かの解説などを真に受ける必要はないということとかが改めてはっきりすることだったり、そういうことに、積み上げられたブロックが一気に消える快感みたいなものも感じる。 2023年2月に、ノルドストリーム爆破に米政府が関与した疑惑があることを記事にして話題になった調査ジャーナリストのシーモア ハーシュは1991年、ロバート マクスウェルはイスラエルの情報機関モサドのエージェントだった疑惑があり、イスラエルの核武装に関与した疑惑があることを、『サムソン オプション』という著書に書いた。これは、イスラエルには、敵国の破壊兵器によって甚大な被害を受けた場合、核兵器を大量投入して報復する「サムソン オプション」という最終戦略があるとする説のことで、イスラエル政府は核保有を正式には認めていない。 2023年11月、イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスとの戦闘を巡り、核兵器使用が選択肢の一つだと発言したエリヤフ遺産相を職務停止処分にした。アラブ連盟は声明でエリヤフの���言が「核兵器保有を認めた」ものだとし、イスラエルを非難した。 1991年、ハーシュの『サムソン オプション』が出版された2週間後の11月、ロバート マクスウェルは休暇先の大西洋カナリア諸島沖合で自らが所有する豪華大型ヨット「レディ ギレーヌ」から転落し、その数日後、海上で水死体で発見された。遺体はエルサレムのオリーブ山に葬られた。 1991年12月26日、ソ連崩壊。 マクスウェルの死は、彼の経営上の問題などに対する暴露の引き金を引き、1992年にはマクスウェルが所有していた各企業は破産法の適用を申請した。マクスウェルの巨大メディア帝国は崩壊した。
1988年のアメリカ大統領選で当選したブッシュ大統領が1989年12月3日のマルタ会談でゴルバチョフ書記長と会談し冷戦の終結を宣言するちょっと前の1989年2月にテトリスのライセンス交渉をしていた、ELORG、アンドロメダ、ミラーソフト、そして任天堂の仲介人として交渉にあたったBPSのロジャースのうち、ロジャースだけがビジネス交渉としてこれに臨んでいた。ミラーソフトとアンドロメダはマクスウェルの政治的影響力を頼り、ELORGにとっては西側との「もうひとつの冷戦」でもあったが、ペレストロイカによる社会の変化とその先を見極めるための挑戦にもなっていった。テトリスというゲームにはそれだけの市場価値があるという、ソ連にとっては謎の理由だけで、リスクをとって鉄のカーテンの向こうから交渉の場にやってきたロジャースに感化された面も少しはあるようだ。 ミーティングの場で初めて出会ったロジャースとテトリスの考案者アレクセイ パジトノフはすぐに友人になり、好きなゲームについて語り明かし、当然のように「テトリス2作ろうぜ」と盛り上がった。 任天堂とテンゲンとの裁判では、ロジャースとELORGのニコライ ベリコフは証人として出廷し、任天堂の勝利を共に喜んだ。そしてロジャースは「ニコライ、サンフランシスコ観光しようぜ」と、彼を連れ出した。
2024年2月 フォーキャスト ア ソウ
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夢見るままに待ちいたり。クトゥルフ4コマが熱いーーぽんとごたんだ『ギャルとクトゥルフ』 ぱんだにあ『ねこのクトゥルフ』
『クトゥルフ』
果たして本当にこの発音でいいのかわからない。私はこの名を何度口にしたか、この名を口にするたびに私の中で何かが崩れていく。今この文章を書いている私は昨日の私と同じなのだろうか?だが書かねばならない。あの異形のものとの日々を。私が見た全てのものをこの手記に残す事にした。
なんちゃってコズミック・ホラー風で初めてみました。今回は『クトゥルフ』をモチーフにした2作品を紹介します。
ぽんとごたんださんの『ギャルとクトゥルフ』とぱんだにあさんの『ねこのクトゥルフ』です。

ギャルとクトゥルフ(1) (星海社コミックス)
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ぽんとごたんだ(著) 講談社 (2021-10-08)
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ねこのクトゥルフ (ビームコミックス)
posted with AmaQuick at 2022.07.23
ぱんだにあ(著) KADOKAWA (2022-07-12)
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今ではかなり知名度を得ているクトゥルフですが一応説明しておきます。クトゥルフはアメリカの幻想作家ハワード・フィリップス・ラブクラフトにより創造されたキャラクターです。海底都市ルルイエで眠りについていて時折覚醒するのですが、この時クトゥルフと同調した人間は精神がぶっ壊れます。完全に目覚めると人間は滅びるという邪神です。ラブクラフトの死後、弟子であるダーレスを中心にクトゥルフを含めたキャラクターと世界は広がりを見せ「クトゥルフ神話」として確立していきます。日本には1950年代に江戸川乱歩が連載していたコラムで紹介されたのが本格的な上陸のようです。その後の日本での広がりはクトゥルフ神話について多数の著作を持つ森瀬繚さんのインタビューが参考になります。
クトゥルー神話って日本でどう広まったの?『デモンベイン』が安心感を与え、現代怪奇としての『クトゥルフ神話TRPG』がニコニコ動画にマッチし、『ニャル子さん』がブーストさせた【インタビュー:森瀬繚】
日本ではホラー、伝奇ジャンルのクトゥルフ神話に加え、もう一つ萌えとコメディ路線をいくクトゥルフ神話が生まれました。大きな影響力を持ったのが、逢空万太さんのライトノベル「這いよれ!ニャル子さん」とアニメですね。詳しくはこちらを参考にしてください ラヴクラフト最大の誤算。 今回紹介する2作品もニャル子さんが広く一般に認知させたジャンルに連なる作品だと思います。ラブクラフトが提唱したコズミック・ホラー(宇宙的恐怖)において、クトゥルフ神話の神々に対し人間は理解も対話もできないし接触すれば精神が崩壊する存在でした。ニャル子さんではコミュニケーションがとれます。クトゥルフ神話の神々に人格を与えているのです。人格を与えることで異質だけど人の理解の範疇にある存在にできる。俄然キャラクターとして動かしやすくなったのです。
軽くですがクトゥルフとクトゥルフ神話について説明しました。では作品の紹介にいきます。
『ギャルとクトゥルフ』現在2巻まで発売されています。
新人アイドル稲葉ふたばがペットタレント戦略を取ろうとペットショップに行きますが、予算が足りずに萎えていたところに一人の男が差し出したイカともタコとも見える緑色の生き物をもらいます。これこそクトゥルフです。ふたばが背を向けているとクトゥルフは世にもおぞましい姿に変化して彼女に襲いかかるのですが…。
なんか受け入れちゃいました。この変化を成長期と捉える残念な思考にくーぴんと名付けられたクトゥルフも毒気を抜かれ、��たばとの生活を受け入れます。クトゥルフの影響を受けないふたばとクトゥルフがトラブルメーカーになり、ドタバタを起こしていくコメディ作品であるのが、最初のエピソードを読むことでわかります。
クトゥルフ神話をネタにしているので読者に知識があればあるほど、笑いの深淵を覗くことができます。
くーぴんが「ボェ〜」と鳴き声を出しています。これはクトゥルフは人の神経を逆なでるオーボエのような声を発するという設定から来ています。鳴き声を聞いた人が苦しんでいるのはネットスラングでいうSAN値チェックに失敗した状態です。(余談ですがSAN値チェックは公式TRPGクトゥルフの呼び声にはないのです。4コマめの人たちはルール的には正気度ロールに失敗したというのが正解です。詳しくはこちらでSAN値 )
ふたばがペットアイドルとしてデビューするためにTwitterにくーぴんとの写真をあげた時の人々の反応。3コマめは3分割されて様々な反応を見せています。一番左のコマの人たちだけ歓喜の雄叫びをあげていますが、この姿を見て思い浮かべるのは「ダゴン秘密教団」と「深きものども」たち。ラブクラフトの短編小説「ダゴン」と「インスマスの影」のネタです。ちなみにクトゥルフの姿を直視した人間は発狂してしまいます。
ふたばはこのフードを被った人からオフ会に誘われます。彼のTwitterアカウントが「DEEP@」です。深きものの英語名であるディープワンから。
オフ会終わりに大量の魚をお土産に持たせてくれるのは、深きものどもと契約すると魚や金を得ることができるというネタ。
このようにクトゥルフ神話の元ネタを知っていると作中に散りばめられたネタの数々にニヤリとでき笑いの深淵を覗くことができるのです。
先にクトゥルフ神話の「這いよれ!ニャル子さん」で説明したクトゥルフの神々に人格を付与することで、キャラクターとして動かしやすくなる。これを『ギャルとクトゥルフ』でも用いています。一見すると何を考えているかわからないくーぴんですが、怒り、嫉妬、喜びなど感情が見て取れます。
このシーンではダイレクトに「寂しい」とふたばに訴えかけ、クトゥルフに可愛さを感じることができるのです。
さらにクトゥルフ以上に人間くさいキャラクターが登場します。
ハスターです。風の神々のトップに立つ存在で元ネタでもクトゥルフとは敵対関係にあります。『ギャルとクトゥルフ』でもふたばの元にいるクトゥルフを監視するために姿を変えて人間界に潜伏します。
その姿がハムスター。ハスターがハムスター。いくら凄んでもハムスター。可愛いです。結局ハスターも人間に飼われる立場を満更でもない気持ちになっていきます。元々クトゥルフと敵対しているため人間に協力的である神なので、人に近い人格がハスターには付与されているのでしょうか。
『ギャルとクトゥルフ』はコメディ作品だから成立するクトゥルフたちのマスコットキャラクター化に成功しています。そして人格を付与することで異種族交流作品に仕上げているのです。とはいえ作品全体に謎はあります。ふたばにクトゥルフを譲った存在と何故ふたばは邪神たちの影響を受けないのか。その謎を知っていそうなキャラが登場します。
彼は「I am CUPIN」という言葉を残します。果たしてクトゥルフによるパニックの真相を知っているのか。これからの展開が楽しみです。
『ねこのクトゥルフ』
猫キャラクターの4コマといえばぱんだにあさん。今回はクトゥルフ神話の神々を猫にしました。
作品はクトゥルフ神話をモチーフにした不条理4コマと言えましょうか。ただこの不条理もクトゥルフ神話をネタにしているのが大きいです。コズミック・ホラーにユーモアを加えたのが『ねことクトゥルフ』と言えます。
元々ウルというねこを飼っていた少年がクトゥルフを新たに飼いはじめてから次々とクトゥルフ神話の神々ねこと邂逅していき、奇妙で冒涜的な世界に足を踏み入れていきます。
ぱんだにあさんがクトゥルフの神々をどうねこ化しているか見てみましょう。実際の神々の解説とのリンクを貼っておくので比べてみてください。
クトゥルフ
名状しがたき声で鳴くがしいて言えばにゃあとも聞こえる。頭足類に顎鬚のような触腕と蝙蝠の羽をつけている緑色のねこ。寝起きの悪さは恐怖そのもの。肉球の代わりに吸盤が付いていて匂いを嗅ぐと三日間人事不省になるエグさ。ちゅる〜というねこ用おやつが大好きであげると機嫌が良くなる。
ハスター
黄色い長毛種に見えるが実は触手。死体安置所を這い回る芋虫の音のような鳴き声をするけどしいていえばにゃあと聞こえる。少年に非常に懐くが、クトゥルフとの仲は最悪。出会ってそのまま大喧嘩をして危うく地球が滅びそうになるが、ねこ用おやつのちゅる〜で仲直り。ちゅる〜最強。
ヨグ=ソトース
虹色の毛玉を持つねこで狭いところが大好き。あらゆる可愛さが同時に存在する最強ねこ。虹色の毛玉は数多のねこを浮かび上がらせる。あとで出てくるシュブ=二グラスとも仲良し。
ニャルラトホテプ
漆黒のねこ。喋る時だけ浮かぶ白い口が印象的。少年に色々アドバイスをしてくれる。ていうかしゃべるんだ。飼い主は星の智慧教会の神父ナイ。この男も漆黒でしゃべるときだけ浮かぶ白い口はニャルラトホテプとそっくり。どこか人をバカにしたようなところもある。なんか面倒くさい人。
シュブ=二グラス
グレーの体に可愛い顔をしたねこ。地属性を持ち地母神として崇められていた色々な神の妻であり母なねこ。ゆえにクトゥルフとハスターから絶大な好意を向けられるモテモテねこ。あらゆるものと子供を作ることができるので、あっという間に子猫だらけに。
ティンダロスの猟犬
「角」を好み不浄を好む犬…だと思う存在。4本足で歩行するし息遣いも犬っぽいから多分犬。狙った獲物は逃さないが、球体に覆われているところには行くことができない。
アザトース
町を覆うほどの巨大なねこ。周りには従者ねこがいてアザトースの無聊を慰められ眠り続ける。世界はアザトースの見ている夢なのでアザトースが目覚めれば世界は消える困ったちゃん。
クトゥルフ神話の神々の特徴とエピソードを絶妙な具合でねこにして描いています。『ねこのクトゥルフ』はクトゥルフ神話とラブクラフトが提唱したコズミック・ホラーの知識があればあるほど作品世界を楽しめることができます。自分が最初にクトゥルフ神話に触れた30年前のブームの時には成立しなかった作品だと思います。クトゥルフ神話というものが娯楽の中に浸透している今だからこそこの『ねこののクトゥルフ』は世に生まれたのではないでしょうか。
ネタバレになるので書けませんが、ストーリーの締め方が非常に秀逸です。なぜクトゥルフたちがねこなのか、なぜ少年の元に集まったのか。真実を知った時は声を上げてしまいました。各4コマエピソードが重なり合い、全体のストーリーを仕上げる。読み終わった後のカタルシスは格別です。
ぱんだにあ作品ではすいーとポテトさんが紹介した記事もありますのでこちらも読んでみてください。
モンスターのイメージとネコあるあるネタの巧みな接続――ぱんだにあ『ねこもんすたー』
今回はクトゥルフ神話とそれをモチーフにした4コマを取り上げました。30年以上前にクトゥルフ神話を知った時にここまでメジャーな存在になるとは思いませんでした。メジャーになったからこそ、説明なくクトゥルフを扱った作品が次々と生まれるのでしょうね。これからも色々なクトゥルフが生まれてくることを期待しています。
(量産型砂ネズミ)
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画像出典 星海社 『ギャルとクトゥルフ』電子版 1巻P7,P8,P11,P13,P37,P40 2巻P10 1巻P112
KADOKAWA『ねこのクトゥルフ』電子版 P7,P6,P17,P32,P43,P63,P97,P107
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第198回国会に当たり、所信を申し述べます。今回が私の二度目の外交演説となりますが、昨年の外交演説の中で申し上げた六本の柱を引き続き、外交政策の中心に据えてまいります。
第一に、日本の平和と安全を確保していく上で、日米関係を一層強化し、日米同盟の抑止力と対処力を一層向上させます。同時に、普天間飛行場の一日も早い辺野古移設を含め、地元の負担軽減に全力で取り組むとともに、沖縄の一層の成長につながる国際化支援を進めます。さらに、米国の協力を得て英語教育を推進します。 加えて、自由、民主主義、基本的人権、法の支配、国際法の尊重など共通の価値観を持つ国々との連携を強めていきます。インド、豪州、EUや欧州主要国等の戦略的利益を共有する各国との枠組みや、ASEANを含めたアジア太平洋の地域協力等、同盟国・友好国のネットワーク化を推進します。
第二に、我が国周辺の安全���障環境を踏まえつつ、近隣諸国等との関係の強化を進めます。ロシアとは、「1956年共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させる」との首脳間の合意を踏まえ、領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、交渉責任者として粘り強く交渉に取り組みます。 大局的観点からの中国との安定的な関係構築は極めて重要です。首脳間を含めたハイレベルの往来を通じ、経済関係のみならず、国民レベルの交流を深め、信頼関係の強化を図ります。他方、東シナ海における一方的な現状変更の試みは、断じて認められません。引き続き、冷静に、かつ、毅然と対応してまいります。 国際社会は核武装した北朝鮮を決して受け入れません。核・ミサイル問題を解決し、正しい道を歩めば明るい未来を描くことができるということを、北朝鮮の現体制に示し、北朝鮮による全ての大量破壊兵器及び弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な廃棄まで国際社会の団結を維持するとともに、拉致問題の早期解決に向けた努力を続けます。 韓国に対しては、日韓請求権・経済協力協定、慰安婦問題に関する日韓合意など、国際的な約束事をしっかりと守ることを強く求めていきます。また、日本固有の領土である竹島については、日本の主張をしっかりと伝え、粘り強く対応します。
第三に、WTOを中心とする、ルールに基づく多角的貿易体制をしっかりと守り、改革する努力の旗振り役を務めます。また、官民連携の推進による日本企業の海外展開支援、再生可能エネルギーの利活用を含めた資源外交、インバウンド観光の促進、日本産商品への風評被害対策、海外で日本企業が直面する知的財産侵害対策、鯨類を含む生物資源の持続可能な利活用等の取組等、積極的な経済外交を進めていきます。本年、日本で開催されるG20の議長国として、世界経済の成長を牽引するためにリーダーシップを発揮していきます。
第四に、地球規模課題の解決への一層積極的な貢献をしていきます。 国連の安保理は、もはや21世紀の現実を反映していません。安保理を改革していくことは日本だけでなく、国際社会の喫緊の課題です。まず、改革のための正式な交渉を始めることを目標にします。 唯一の戦争被爆国である日本にとって、核軍縮・不拡散は重要な問題です。核兵器のない世界の実現に向け、核兵器不拡散条約の維持・強化や「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」の開催等を通じ、核兵器国と非核兵器国といった立場の異なる国々の橋渡しに努め、核軍縮・不拡散の現実的かつ実践的な取組を主導します。 地球規模課題への対応が急務となる中、SDGsの達成に向けて、日本が主導してきた「人間の���全保障」の考え方に基づき、「誰一人取り残さない」社会を実現するための取組を進めていきます。 気候変動問題は最も重要な課題の一つです。気候変動は、北極にまで影響を及ぼしており、環境変化のメカニズムの解明、その影響を理解することが重要です。また、我が国の知見や技術を活かし、パリ協定の着実な実施を始め、気候変動の影響にしっかり立ち向かいます。 このほか、海洋プラスチックごみ対策やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進にも取り組みます。G20大阪サミットを見据え、これら諸課題に対しリーダーシップを発揮します。 イラク、シリアにおけるイスラム国の支配地域が大幅に縮小したものの、外国人テロ戦闘員が出身国や第三国へ帰還・移転したことにより、テロ及び暴力的過激主義の脅威もアジアも含めて世界中に拡散しています。関係各国とテロ対策に関する協力を強化し、穏健化の促進等に取り組みます。また、在外邦人の安全確保に万全を期してまいります。
第五に、引き続き対中東政策を強化していきます。中東の平和と安定は、日本を含む世界の平和や経済の繁栄に直接関わってきます。それゆえに、中東地域における政治的な関与の強化が必要です。日本は、宗教・宗派や民族的な観点から中立であり、中東地域になんら負の歴史的足跡を残したことはありません。また、中東に影響力のある米国と強固な同盟関係にあります。このような強みを持つ日本だからこそ果たせる役割があります。ようやく日本も中東におけるプレイヤーの一つと認識されるようになりました。引き続き、日本の中東への関わり方を示す「河野四箇条」、すなわち、「知的・人的貢献」、「人への投資」、「息の長い取組」、「政治的取組の強化」の「四箇条」の下、中東の平和と安定に向け一層の役割を果たしていきます。
第六に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、努力を続けます。法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序とシーレーンの安全は、国際社会の安定と繁栄の礎です。そのために、航行の自由や法の支配の普及・定着、国際スタンダードにのっとった質の高いインフラ整備による連結性の向上、海洋安全保障分野の能力構築支援の三つをASEAN諸国、米国、豪州、インド、NZ等の関係国と緊密に連携しながら、具体的に進めます。
今回は、これらに加えて、いくつかのことを申し上げたいと思います。
日本は、軍事力を背景とした外交を行うことはありません。一方、我が国外交の大きな柱であるODAはピークからほぼ半減しています。知恵と工夫による我が国の「裸の外交力」が試される時代になりました。裸の外交力を高めるためにも、外交活動を支える足腰を強固にする必要があります。そのためには、外務省に良い人材を集め、更にその人材に磨きをかけなければなりません。外務省では、全職員の約3割、来年度入省��る職員の約半数が女性であります。また、全職員の約6割、約3,500名が在外公館で勤務しています。共働きの職員、介護を抱える職員など様々な事情を抱える職員がそれぞれの持ち場で活躍しています。しかしながら、現在、外務省の業務は飛躍的に増大しているため、一部の外務省職員の残業時間は、これまで累次の機会に述べているとおり大変深刻な状況にあります。このような状況が続けば、外務省に優秀な人材が集められないという状況にも陥ります。それぞれの職員が、普通に家族と時間を過ごし、育児休業などの休業や休暇制度を活用し、子育てや介護など家庭と仕事を持続的に両立できる体制の整備により一層取り組む必要があります。立法府にも是非、このような状況を御理解いただきたいと思います。さらに、多様な人材が活躍できる組織とする上で、障害者の雇用にも全力で取り組み、障害者が活躍できる環境を整えていく所存です。
もちろん外交の責任者としての外務大臣の責任も重大です。国連安保理の非常任理事国選挙を始め、国際司法裁判所の裁判官の選挙、北朝鮮に関する安保理決議の完全履行、あるいは国連改革など、国際場裏で日本への支持を獲得するためにはトップセールスが欠かせません。また、多くの国際会議は益々各国の利害が激しくぶつかり合う場になっており、日本の立場を反映させるためには、事前の連携、事後の調整が欠かせません。外務大臣就任以来、日本の外務大臣として初となる国々9か国を含め63の国と地域、のべにして94の国・地域を訪問しましたが、No country shall be left behind、「どの国も取り残さない」という精神で身を粉にして職務に努めてまいります。そのためには外務大臣の海外出張を効率化すると同時にロジを簡素化する必要があります。
今、日本外交の大きな武器になりつつあるのが、2013年にユネスコでも無形文化遺産に登録された和食です。現実に、多くの国で、大統領や首相が、積極的に大使公邸に足を運んでくださっています。そのためには腕の良い公邸料理人を確保し続けることが大切です。 日本外交の最大の課題は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配、国際法の尊重といった基本的価値に基づいた国際秩序を様々な方面からの挑戦から守り続けることにあります。 ある国で経済が発展すれば、その国民は次に民主主義を求めるようになると私は信じています。しかし、最近の国際的な経済の発展に比べ、民主化の遅れが見受けられます。基本的価値に基づく国際秩序に対抗する秩序を創り上げようとする動きとは断固、戦わなくてはなりません。
他方、民主化を目指すならば、その道筋は一つではありません。その国なりの民主化の道筋、速度があるはずです。押し付けではなく、その国に寄り添った民主化支援を目指します。G7などの場で、基本的価値に基づいた国際秩序の中でそれぞれの速度で民主化を目指すアジアの声をしっかりと代弁していきます。 サイバー空間においても、近年、一部の国が管理・統制する潮流が出てきています。過度な管理・統制に対し、我が国は民間や学術界、市民社会から幅広い参加を促す国際的なマルチステークホルダーの取組に基づき、「自由、公正かつ安全なサイバー空間」を堅持していきます。
また、人工知能、IoT、第五世代移動通信システム等の技術の発展は新しいサービスを生み出し、社会的価値を創出する一方、サイバー攻撃に対する社会の脆弱性を増しています。こうした脅威に一国のみで対応することは容易ではなく、国際社会全体との連携が不可欠です。こうした認識の下、日本は「法の支配の推進」、「信頼醸成措置の推進」、「能力構築支援」を三本柱としてサイバー外交を推し進め、「自由、公正かつ安全なサイバー空間」を実現していきます。 自律型致死兵器システム、LAWSと呼ばれる、人工知能を搭載し、人間の関与なしに人を殺傷する兵器に関しても、国際的な議論が始まっています。かつて火薬や核兵器が戦争の在り方を変えたように、人工知能も戦争の在り方を根本から変える可能性があります。映画「ターミネーター」のように人工知能が人間の関与なしに自ら判断し人間を殺りくするリスクもあれば、人工知能の活用により低コストで兵隊を置き換えられる可能性もあります。すでに多くの国では開発競争が始まっており、我が国は有意な人間の関与が必須であるとの立場から、日本の安全保障の観点も考慮しつつ、国際的なルール作りに積極的に関わっていきます。
ODAに関しては、背伸びをせず、身の丈にあった、人間の安全保障を中心とする日本らしいODAを目指します。 ODAに対する理解を国民の間で深めていくためにも、ODAの効果を明確に示していく必要があります。保健や教育、女性または農業などの支援に関しては、国際的にも効果を数字で示せるようになりつつあります。税金を使う以上、ODAも結果にコミットすることが必要です。
今年は、横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催されます。アフリカでは、選挙、議会、法律、司法、治安、徴税、入国管理など国家の制度に対する国民の信頼が低く、国家の公式な統治機構よりも民族や文化や宗教的な結びつきが重視されてしまう国がまだあります。それが温床となって、内戦や宗教的対立、テロが頻発し、開発が遅れます。アフリカにおける平和構築、特に国家の制度構築の取組に対し、積極的に手を差し伸べていきます。その一方、成長著しいアフリカは21世紀最後のフロンティアとも言われ、大きな潜在力を持っています。TICAD7へ向けて、官民の連携を通じた日・アフリカ間の貿易投資、アフリカの経済成長のための人材育成、質の高いインフラ整備の一層の促進を図る考えです。 今や世界的に難民、避難民の数は約7,000万人に達し、第2次世界大戦後最多となっています。気候変動の影響で台風や集中豪雨などの自然災害は激甚化することが予想されています。2030年までにSDGsを達成するためには、毎年2兆5000億ドルの資金ギャップを克服しなければならないと言われていますが、我が国を始め、先進国の多くは厳しい財政��約に直面しています。そのため、革新的な資金調達メカニズムが必要です。グローバリゼーションから利益を得た者が、その利益の一部を人道支援のために国際機関に提供することが求められます。国際的な取組みの進展状況等を踏まえつつ、グローバリゼーションがもたらす利益の一部を活用し、それを地球規模課題の対策に充てる国際的な資金調達の方法は議論を深める価値のある一つのアイデアです。日本は、こうした議論の先頭に立ってまいります。
OECDのDACルールの下では、一人当たりGNIが一定水準を超えた国はODAカウントの対象から外れます。しかし、気候変動の中、島嶼国のように災害のリスクが高まっていく国もある中で、柔軟な対応が求められています。ODAにカウントされるか否かにかかわらず、支援を必要としている人をしっかり支援してまいります。 発展途上国の経済の多くは、ODAだけでなく、日本からの投資を求めています。ODA予算が限られている中で、民間の投資を動員することも今後の日本外交にとって大変重要です。大企業だけでなく中小企業も積極的に海外に出て行けるように、情報提供やODAを活用した海外展開支援をしっかりと行っていきます。
また、昨年末に発効したTPP11の拡大や発効が確定した日EU・EPA、さらにはRCEP交渉の早期妥結のように大規模な自由貿易の取組を進めるだけでなく、経済規模が小さな国・地域とのFTAや投資協定も戦略的に進めていきます。北京やソウルと比べると、東京から直行便が飛んでいる国、都市の数は限られています。民間活力を外交に生かすためにも、国交省と連携し、直行便を増やし、投資や観光の交流を増やしていく必要があります。
いまやマンガやアニメを入り口として日本語や日本の文化にも興味を持つ若者が世界中に増えています。ドラえもん、ハローキティやピカチュウは今や国際的キャラクターですし、寿司やラーメンのレストランは世界中で見ることができます。マンガやアニメだけでなく、日本のテレビ番組や映画、音楽、和食や飲み物、ゲームなどさまざまな形で日本の文化を世界に向けて発信し続けていく必要があります。残念ながら文化予算は、フランスはもとより韓国と比較しても少ないのが現状であり、日本も一層力を入れる必要があります。一方、国の予算だけでは限界があります。官民協力に取り組みつつ、文化で稼げるようにすることも大切です。
日本の自然・文化は多くの外国人観光客を魅きつけています。2019年ラグビー・ワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、更に2025年の大阪・関西万博に向け、被災地の復興ぶりも積極的に国際社会に発信し、インバウンド観光促進にも貢献していきます。
日本が様々な外交政策を推進し、基本的価値に基づく国際秩序を実現していくためにも、日本の政策・取組の戦略的な対外発信により努めます。特に、歴史認識や領土保全における日本の立場を発信していくことは、極めて重要です。 日本を理解し、支持・応援してくれる親日派・知日派を発掘し、育てていくことも極めて重要です。また、日本語教育は、外国人材の円滑な受け入れや、外国人と日本人の共生社会の実現��ためにも重要であり、その観点からも海外における日本語教育に取り組んでいきます。しかし、残念ながら英語はもとより、フランス語、スペイン語、中国語等にも学習者数において大きく後れを取っています。地道な取組が必要です。日系社会との連携も重要です。日系社会との絆を一層深められるような取組を一層強化していく必要があります。
外交は、外務省だけ、政府だけで行うものではありません。日本全体の力を使った外交が必要です。無償資金協力や技術協力にもっとNGOの力を活用しなければなりません。いや、活用できるNGOを育てていかなければなりません。そのために、ODAに関する有識者懇談会から提出された提言も踏まえて、日本NGO関連予算をまずは、3割程度積み増し、実施状況を見つつ、段階的に引き上げてまいります。その中で、NGOの一般管理費の引き上げについては、最大15%を見据えて検討していきます。
JICAのガバナンスを確立すると同時に、ODAの実施に関してもJICAと競争できる実施主体を養成していきます。健全な競争関係を確保しつつ、ODAの全体像の中でNGOや開発コンサルティング等の実施主体の特性を踏まえ、日本全体としての「顔の見える」ODAを実施してまいります。コンサルティングの分野も抜本的に改革し、国際的な競争力を強化していきます。
国連を始めとする国際機関で活躍する日本人を増やすことも急務です。国際機関に対して、日本人の職員、幹部の数の増加を日本の拠出金とリンクさせることを明言していますが、そもそも応募者の絶対数が足りません。若手でも英語力などの問題で国連の採用試験に受かる者がほとんどおらず、JPOからの採用しかほぼ道がないため、国連機関に採用される若手の人数はJPO予算に制約されます。短期的な対策として、海外に留学している日本人学生に対して国際機関に関するガイダンスを強化していきます。国家公務員をJPOとして国際機関に派遣することを復活させます。
また、国際機関の職員の幹部登用を後押しするため、上を狙う国際機関の日本人のために外務省のポストを活用していきます。 日本で高等教育を受けても英語ができるようにならないことが、国際機関だけでなく、日本人が様々な場面で活躍する際の障壁となっています。美しい日本語か英語かの選択ではありません。どちらも必要です。英語教育の抜本的な改革は急務です。文科省と連携していきます。
国際機関の中でも重要な組織のトップを取るために、各国は、首相や閣僚経験者を始め、政治家の候補者を擁立してきています。これに対抗し、国際機関のトップを取るためには、日本も政治家を候補者として擁立していく必要があります。そのためにも与野党の枠を超え、適材を適所に擁立することが必要です。我こそはと思う方は是非名乗りを上げていただきたいと思います。外務省は全力で御支援申し上げます。 私は、これからも日本の国益や平和をしっかり守りながら、世界の平和と安定に貢献していく考えです。 議員各位そして国民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。
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2経歴 経歴サブセクションを切り替えます 2.1プロ入り前 2.2近鉄時代 2.2.1近鉄退団の経緯 2.2.1.1球団との確執 2.2.1.2監督との確執 2.3ドジャースに入団 ドジャース在籍第1期の活躍 2.4メッツ時代 低迷期 2.5カブス傘下時代 2.6ブルワーズ時代 低迷期からの復活 2.7タイガース時代 2.8レッドソックス時代 2.9ドジャースに復帰 ドジャース在籍第2期の活躍 2.10ドジャース退団�� 2.11現役引退後 3人物・選手としての特徴 4社会現象 5野茂とキューバ 6NOMO ベースボールクラブ 7詳細情報 詳細情報サブセクションを切り替えます 7.1年度別投手成績 7.2タイトル 7.3表彰 7.4記録 7.5背番号 8関連情報 関連情報サブセクションを切り替えます 8.1出演 8.1.1CM 9脚注 脚注サブセクションを切り替えます 9.1注釈 9.2出典 10関連項目 11外部リンク 目次の表示・非表示を切り替え 野茂英雄 13の言語版 مصرىDeutschEnglishEsperantoEspañolفارسیSuomiFrançais한국어MalagasyРусский中文Bân-lâm-gú他 4 言語 ページノート 日本語 閲覧編集履歴表示 その他 閲覧編集履歴表示 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。出典検索?: "野茂英雄" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2015年3月) 野茂 英雄 2011年2月16日 日南市天福球場基本情報国籍 日本出身地 大阪府大阪市港区生年月日 (1968-08-31) 1968年8月31日(54歳)身長体重 6' 2" =約188 cm220 lb =約99.8 kg選手情報投球・打席 右投右打ポジション 投手プロ入り 1989年 ドラフト1位初出場 NPB / 1990年4月10日 MLB / 1995年5月2日最終出場 NPB / 1994年8月24日 MLB / 2008年4月18日経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) 大阪府立成城工業高等学校 新日本製鐵堺 近鉄バファローズ (1990 - 1994) ロサンゼルス・ドジャース (1995 - 1998) ニューヨーク・メッツ (1998) ミルウォーキー・ブルワーズ (1999) デトロイト・タイガース (2000) ボストン・レッドソックス (2001) ロサンゼルス・ドジャース (2002 - 2004) タンパベイ・デビルレイズ (2005) カンザスシティ・ロイヤルズ (2008)国際大会代表チーム 日本五輪 1988年野球殿堂(日本) 殿堂表彰者 選出年 2014年得票率 82.4%(324票中243票)選出方法 競技者表彰 この表について[表示] この表はテンプレートを用いて表示しています。編集方法はTemplate:Infobox baseball playerを参照してください。 ■プロジェクト:野球選手 ■テンプレート オリンピック 男子 野球 銀 1988 野球 野茂 英雄(のも ひでお、1968年〈昭和43年〉8月31日 - )は、大阪府大阪市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのサンディエゴ・パドレスでアドバイザーを務める。 概要[編集] 「トルネード投法」と呼ばれる独特なフォームから繰り出されるフォークなどで三振を量産し、日本プロ野球(以下:NPB)とメジャーリーグベースボール(以下:MLB)で活躍した。 NPB時代はパリーグ初の沢村栄治賞を受賞(大阪近鉄バファローズが存在した時代に受賞した唯一の近鉄出身投手でもある)、平成初の投手三冠王を達成、パ・リーグ最多タイ記録となる最多勝利を4回獲得している。 MLB時代にはノーヒットノーランを2回達成、最多奪三振を2回獲得、新人王受賞といういずれもアジア人史上初の偉業を成し遂げている[1][2]。 NPB/MLB通算最多奪三振(3122)記録保持者。 2016年2月からサンディエゴ・パドレスのアドバイザーに就任[3][4][5]。 長男は2015年から2018年まで北海道日本ハムファイターズの球団通訳を務めた野茂貴裕[6][7][8][9]。また、シンレンサイのメンバー、三戸キャップは遠戚にあたる。 経歴[編集] プロ入り前[編集] 小・中学校時代は全くの無名選手であったが、「体を捻って投げると直球の威力が増す」と理解し、後のトルネード投法の原型となるフォームで投げていた。高校は近大附など名門野球部のセレクションをいくつか受けるも不合格となり、大阪府立成城工業高等学校(現・大阪府立成城高等学校)に進学する。高校では2年生からエースとなり、1985年7月19日に全国高等学校野球選手権大阪大会2回戦の大阪府立生野高等学校戦で完全試合を達成。3年時はベスト16(5回戦)進出などの成績を残す。高校時代の監督は後年その投法を振り返り、トルネードほど捻らないがその片鱗を感じたという意味で「つむじ風投法」と名付けた。 高校卒業時に既にプロから誘いがあったが、新日本製鐵堺へ入社(勤務先は子会社の新日鐵化学の総��部)。新日鐵化学での当時の給料は額面で11万9000円、手取りでは9万円ほど。新日鐵堺での1年目にはスライダーを習得できなかったため、最大の武器となるフォークボールを習得。2年目の1988年には都市対抗に出場。1回戦でNTT東京に完投勝ち、2回戦でも延長17回を投げ抜き大昭和製紙にサヨナラ勝ちを飾る。準々決勝は東芝の菊池総と投げ合うが早々に打込まれ敗退[10]。同年のワールドカップ日本代表に選出され、ソウルオリンピックでは銀メダル獲得に貢献している。1989年の都市対抗も準決勝に進出するが、大昭和製紙北海道に敗れる[10]。同年のインターコンチネンタルカップ日本代表となる。 名実共にアマチュアNo.1投手となった進路が注目される中で行われた1989年のNPBドラフトでは史上最多の8球団(阪神タイガース、ロッテオリオンズ、ヤクルトスワローズ、横浜大洋ホエールズ、福岡ダイエーホークス、日本ハムファイターズ、オリックス・ブレーブス、近鉄バファローズ)から1位指名を受け、抽選の結果、近鉄が交渉権を獲得した。推定契約金は史上初の1億円台となる1億2000万円、推定年俸は1200万円で、契約時に投球フォームを変更しないという条項が付け加えられた。 近鉄時代[編集] 1990年4月10日の西武ライオンズ戦でプロ初登板。その後勝利の付かない試合が続くが、4月29日のオリックス戦で日本タイ記録(当時)の1試合17奪三振を記録し、完投でプロ初勝利を挙げた。同年は新人ながら最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率と投手四冠を独占したほか、ベストナイン・新人王・沢村栄治賞・MVPにも輝き、パ・リーグの投手が沢村賞の選考対象となったのは1989年からで、野茂はパ・リーグからの受賞第1号となった(2010年までに新人王と沢村賞を権藤博・堀内恒夫・上原浩治が、木田勇が新人王とMVPのダブル受賞を果たしているが、新人王・沢村賞・MVPをトリプル受賞したのは野茂だけである。ただし木田は、当時の沢村賞の選定がセ・リーグのみだったため受賞対象者ではなかった)。奪三振に関してはシーズン2桁奪三振試合21回、5試合連続2桁奪三振(当時)、三振奪取率10.99(パ・リーグ最高記録)など従来の記録を次々に更新し、「ドクターK」の異名に違わぬ活躍を見せる。 1991年には自身の記録を塗り替える6試合連続2桁奪三振を記録した。オールスターゲームでは第1戦(東京ドーム)に全パの先発投手として登板し、先頭打者の立浪和義をはじめ6奪三振を記録(1990年代の球宴では最多)する。第2戦(広島市民球場)では秋山幸二が自打球で負傷退場し、他に野手がいなかったため、代打で出場。結果は見逃し三振だったが、秋山が既に2ストライクだったため、記録上は秋山の三振。この時オリックスの中嶋聡のヘルメットを被って打席に立った。 1992年も18勝を挙げ、2年連続で最多勝や最多奪三振などのタイトルを獲得した。 1993年にも5試合連続2桁奪三振を記録。同時に1990年から1993年にかけ、史上初の新人年からの4年連続最多勝と最多奪三振のタイトル同時獲得を達成(新人からの4年連続最多奪三振は他に江夏豊がいるが、当時はタイトルではなかった)。 1994年は開幕戦の西武戦で4回までに11奪三振、8回まで無安打に抑えたが、9回に先頭の清原にヒットを打たれてノーヒットは途切れた。その後2四球で満塁となったとこで赤堀元之に交代したしたが、この試合前監督の鈴木啓示は「今日は野茂と心中や」とマスコミに発言しておりその言葉を聞いてた赤堀もそれを鵜呑みにしていたこともあり準備不足の中登板し伊東勤に逆転サヨナラ満塁本塁打を浴びて敗戦した[11](野茂も鈴木の言葉を信じていただけにこの降板でモチベーションは下がった[12])。7月1日の西武戦では1試合16与四球の日本記録を作ったが、191球を投げて3失点完投勝利を挙げた。8月に右肩痛のためシーズン途中で戦線を離脱したため8勝、126奪三振に留まり、最多勝と最多奪三振の連続記録も途切れた。 近鉄退団の経緯[編集] この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。出典検索?: "野茂英雄" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2016年11月) 球団との確執[編集] 1994年の契約更改では複数年契約と、団野村を代理人とした代理人交渉制度を希望したが、球団は肩を故障してシーズン後半を棒に振ったことを理由に拒否。この際球団は「君はもう近鉄の顔ではない」と告げたとされている。球団社長はマスコミに「年俸をもっとよこせ、ということでしょう」と述べ、要求はあくまで「年俸吊り上げのための口実」であり、「次の更改ではサインするでしょう」と楽観視していた。これに対し野茂は「お金の問題じゃないんです」と反論したが、この一連の動きに対してはマスコミも近鉄の意見に同調し、次第に孤立していった。更に球団フロントに対しては後に確執が表面化することになる球団OBの投手出身鈴木啓示に対して鈴木が監督になる以前の仰木彬監督の時代から不満をいだいていたと語っている。
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竜駒アダルトリオの小ネタSS
■前置き■
・公式の設定を元に、話はすべて管理人(らどみ)が作りました。
・当時���女性ユーザーから人気が高いキャラクターで、竜駒で最初に出た男性キャラ3体ということで、ファン向けに考えてみた結果出来た話です。
・公式ではありません。基本は公式の設定を守っていますが、管理人の創作が入っており、ファンが見て楽しむだけのものです。
・当時、ういさんという方が、私の拙いネタを見て「悪友トリオ」を命名してくれてこういうネタを書く励みになりました。本当に感謝しています。
【1】すべてはここから始まった
(※レグスは傭兵としてデネヴに雇われているという設定です。)
(※ニクスも軍の財政係としてデネヴに雇われているという設定です。)
デネヴ「ブレイクショット。じゃ、先行はレグス君ねー?」
レグス「見てな‥俺の究極ショット!」
ガゴン!
レグス「ナインボール‥ゲットだ!」
デネヴ「レグスくん順番に入れないとダメだって。はいレグス君の負けねー、賭け金は俺が貰うから♪」
レグス「チッ...」
ニクス「あんたら軍資金使って何をしてるんですか。」
デネヴ「え? 何って、見ての通りビリヤードだけど」
ニクス「‥しかもマナ水晶に番号落書きして! 貴重なアイテムを遊び道具にするとか自重して下さい」
デネヴ「さすがに俺も考えなしでこんなことしないよ。俺は、レグスくんのギャンブル依存がまぎれたらいいかなーって思ってさ」
レグス「別に金は使ってねぇからいいだろ」
ニクス「軍の共有財産をアホなことに使わないで下さい」
デネヴ「軍資金はリーダーの俺の管理下ってね♪」
ニクス「ほう‥?」
ニクス「いいでしょう‥‥ゲームに勝ったら賭け金をいただけるんでしたね? いただいた資金は私が管理します。」
デネヴ「おっ ニクス君もやる? いいねぇ俺も簡単には負けないぜ。」
レグス「おい待て‥! あいつ確か‥..巷で有名なカジノ荒らs....」
デネヴ「え?」
ガゴン!ガゴン!
ーーーこのあと技巧派の貴公子ニクスおにいさんにめちゃくちゃナインボールされた。
【2】財政管理
←夏限定・特大フルーツパフェ・カップル無料!
デネヴ「......旨そうだな。でも財布の中が寂しいし」
〜竜軍の本拠地〜
デネヴ「‥という訳で、ニクス君。」
ニクス「断る」
デネヴ「何も言ってないんだけどwwwww
軍のお嬢さんを誘うと後々面倒なことになるからさ(モテる男は罪だからね)、ここは問題回避と財政のためにも、違和感が絶対にないニクスくんに女装して欲しいな♪」
ニクス「絶対に嫌です」
デネヴ「ケチィィィ! そう言って俺にお小遣いくれないくせにぃぃ!」
ニクス「先週3万ゴールドやっただろうが‥...何に使ったんです」
デネヴ「ああ、この前に綺麗なお嬢さんたちと店でお酒飲んだら一瞬で」
バリーン!
デネヴ「ぎゃーっ! 部屋で雷打つのやめてぇぇーーー!」
ガチャ(扉が開く音)
レグス「また派手にスっちまった....‥」
バリーン!
レグス「うぉっ?!なんだ!!」
ニクス「あんたらは来月まで小遣いなしです....給料だけで過ごせ...異論は却下..‥」(ゴゴゴゴゴゴ...※地響き)
【3】レグスがリーダーの場合
レグス「めんどくせぇが、俺がリーダーになれば1ターン目から貫通が打てるうえにデッキ属性をほぼ選ばないアドバンテージがある。本気で行くぜ!お前らついて来い!」
デネヴ「手駒が全員友だち(竜駒)じゃなきゃヤダ!俺働かない!!(スキル条件:手駒4枚竜駒)」
レグス「うるせーワガママ言うな!!」
ニクス「近くに誰か強そうな竜がいないと怖くて力が出ません!(スキル条件:周囲に竜駒リンク)」
レグス「うるせーお前はどこの姫だ! ほんとしょうがねぇ奴らだな!」
【4】竜駒アダルトリオと魔怪盗
(※レグスは傭兵としてデネヴに雇われているという設定です。)
(※ニクスも軍の財政係としてデネヴに雇われているという設定です。)
レグス「今月の小遣いも貰ったし、一発くらい賭けてもいいだろ‥....あれ? 俺の財布がない」
ラドラ「無駄使いする子はお仕置きよ♪ このお金はいただいていくわね♪」
レグス「あーーーー!!またてめぇかコソ泥怪盗!待ちやがれーーー!」
‥‥(小一時間後)
〜in宿屋〜
レグス「また派手に擦られちまった‥orz」
ニクス「‥‥」
レグス「先月もやられちまって、俺は何を糧に生きりゃいいんだ....」
ニクス「レグスさん、お気の毒に。給料はやりくりして捻出してみますから‥」
レグス「ウッ、お前いい奴だな。(感涙) お前にだけ頼るのも悪いから俺も稼ぎに行ってくる‥‥」
トボトボ‥‥‥(宿屋を後にして項垂れながら歩いていく)
ニクス「行きましたよ」
ラドラ「今回も作戦成功ね。はい、あの傭兵さんから回収したお金よ」
ニクス「これぞギャンブル封じ」
ラドラ「効果があるといいわね」
ニクス「...貴女もこんな茶番によく協力してくれますね。盗んで逃げるのかと思ってましたよ」
ラドラ「悪党だけを狙うのが私のポリシーなの。獲物は大物の方が燃えるじゃない、善良な人から盗んだりしないわ。」
ニクス「今回の謝礼ですが‥」
ラドラ「そうね、デネヴのブロマイド(レア)10枚でどう?」
ニクス「100枚あげるので売上の半分を報酬で下さい」
ラドラ「ふーん商売上手ね。いいわよ。報酬はATMに振り込んでおいてあげる!それじゃあね!」
ニクス「‥..これで毎回きっちり約束を守ってくれるんだから、律儀ですよねぇ……あの怪盗。」
〜一方、その頃〜
デネヴ「気のせいかな。最近、背後から視線を感じるんだ…‥」
レグス「俺は財布スられてばっかりだぞ」
デネヴ「そのわりに最近うちの軍の財政良いんだけど…」
レグス「なぜだ‥」
〜数日後〜
デネヴ「今月も財政担当のニクスくんから小遣いも貰ったし、おねーちゃん達と‥ムフフ」
ラドラ「お兄さん、それは没取よ♪ このお金はいただいていくわねっ♪」
デネヴ「あーーーー!! ‥...おかしい、小遣いを貰った直後にあの怪盗ポニーテールちゃんがピンポイントで俺達を狙いにくるなんて。軍に情報提供しているスパイがいるとしか......」
‥‥
バーン!(宿屋の扉が開く音)
デネヴ「ニクスくん!(怒)」
ニクス「ちっ、賢い奴は気づきますね」
デネヴ「どう推理してもお前しかいないっての!
俺たちにお小遣い渡したタイミング分かるのはニクスくんだけ!」
ニクス「仕方ないでしょう。貴方たち、放っておけば軍資金を浪費ばかりするんですから! これを機にお金の大切さを学んでいただきます。」
デネヴ「俺、たとえ男でも君がちょーっと美人さんだからって、甘やかしすぎたかな?」
ニクス「しっ、知りませんよ! ‥誰のために私が言っていると思っているんです?」
デネヴ(ドSモード降臨)「へぇ‥稼ぐ? 何で稼いだの? 最近背後から視線感じるのと関係あること? 一晩お仕置きコースで許してあげるから吐いてもらおうか」
ニクス「何をするつもりですか........や、やめ‥...!! この鬼畜、私が公式で能力不遇されて敵わないことをいいことに!! こ、この! 離しなさい!」
〜後日〜
デネヴ「レグスくん。事件は解決しておいたよ☆ もう怪盗が襲撃してくることはないから安心してね。はい、これは君が今まで盗まれた給料♪」
レグス「本当か!? 恩に着るぜデネヴ!」
ー完ー
■後日談
ニクス「......なんであの人、サキュバスさんの衣装なんて持っているんですか。コスプレさせられて一晩中撮影会させられるなんて……末代までの恥、弱みを握られて逆らえない」
ラドラ「それって弱みになるの?」
ニクス「ちょっと私の男としてのプライドと、健全な精神が耐えられないですね。」
ラドラ「そういうものなの? 悪いことでもないし、新しい扉を受け入れちゃえば平気じゃない?」
ニクス「無茶な..」
【5】竜駒アダルトリオと茶の心
茶々「やっほー茶々だよ!今日は私の伯父でもある、織田信長様と遠征中なの。戦国時代でも、茶道は戦で荒む武士たちの心を癒すものでもあったの。良い子のみんなは、ちゃんと覚えておこうね♪」
信長「茶々よ、茶の湯の準備は?」
茶々「はい、信長様。 本日は我らと同じように異世界で蘇った、日本有数の茶道の巨匠をお呼びしてますわ!」
信長「ほう楽しみじゃのう、さすが茶々じゃ。さっそく連れて参れ」
茶々「は〜いただいま!先生��たー!出番ですよー!」
ガラッ
デネヴ「千利休です」←和服
レグス「織田有楽斎だ」←和服
ニクス「小堀遠州でございます」←和服
茶々「おまえら茶道舐めとんのかコラァァァァァァァァ!」(ちゃぶ台返し)
茶々「この世界のどこに金髪の利休がおんのじゃーー!」
デネヴ「いや〜だって復活してないでしょ?利休さん」
茶々「おまえ有楽斎知っとんのかワレェ!? 信長様の実弟やぞ!かわいい実弟を間違えるヴァカがどこにおるんじゃーーー!」
レグス「チッ‥」
茶々「オーディンに手紙書いて頼んだんだぞ!本物出せ!オイこらぁ!」
デネヴ「いや〜俺としても、可愛いお嬢さんのお願いは聞いてあげたくてね。手紙でいいよって送ったの俺だから」
茶々「うう〜、なんでこんなことに…」
信長「茶々よ、どうした? 皆待っておるぞ。」
前田まつ「わたくしが様子を見てきますわ」
前田まつ「茶々、どうしたの」
茶々「うわぁぁんまっちゃ〜ん!どぉしよぉぉ、こんな偽物の素人なんか出したら信長様の逆鱗にふれて斬り殺されちゃうよぉぉ!」
前田まつ「落ち着いて茶々、可愛い姪を信長様が斬るわけないわ、大丈夫よ。それなら良い方法があるわ。」
茶々「ふぇっ?」
前田まつ「小堀さん」
ニクス「‥‥私ですか?」
前田まつ「小堀さんと信長様は唯一面識がないの。だから、貴方が出ればまずバレることはないわ。育ちも良さそうだし。」
茶々「まっちゃん頭いい!」
ニクス「フッ‥茶道は別荘(※サマーニクス参照) で仕込まれてますから任せて下さい」
ーーこうして茶々は、親友まつの機転と、茶道の心得のある小堀(ニクス)の奮闘により、茶の湯のピンチを乗り切ったのである。
しかし‥‥
ニクス「信長さんに小姓になれって言われた‥..」
デネヴ「さすがニクスくん、偉い人に気に入られる才能あるな。日本の戦国時代っていうのは、衆道の文化があったんだぜ。美人は得だな」
ニクス「良くないですよ、森蘭丸って人が凄い目で睨んできましたよ」
■Since 2017年5月28日
【6】竜駒アダルトリオとタクティクスオウガ
■Attention■
・この物語はパロディネタのためタクティクスオウガのキャラクターがゲスト出演します。以下、ゲストキャラクターの紹介。
デニム:タクティクスオウガの主人公。リメイク版の「運命の輪」では時空を越えて運命を変える能力を持ったチート。
カチュア:デニムの姉(血は繋がってない)。重度のブラコン(一説では恋愛感情ではと言われる)。苛烈でドSな性格。プリースト。
ヴァイス:デニムとカチュアの幼馴染み。Lルートで仲間になる。カチュアが好きだが彼女本人があんな性癖のため全く相手にされていない。
デネブ:美しい魔女。転生の秘術によって新しい肉体に魂を乗り移らせて生き続けている。改心したが、以前は民間人を使って魔術の実験をしていた。
ーここは異世界・ゼテギネア大陸ー
デネブ「ぷりてぃーうぃっちーデネブっちー!! はぁい皆さんこんにちは、麗しき魔女デネブよ。デニムくんの軍に参加してたんだけど、あたしを恨んでた民衆にうっかり狙撃されて、いますっごく死にそう☆」
ヴァイス「いま助けるから待っていろ! カチュア、回復魔法を..‥」
カチュア「デニムを狙う女狐が1匹減るんだから丁度いいわ」
ヴァイス「カチュアアアァァァァ」
デネブ「あのアマ絶対に後でシバいてやるわ...(怒) あたしは同じ名前の人がいる限り何度でも蘇るんだから!それ転生の秘術!」
ブォン
ーここはオセロニアの世界ー
デネヴ「!」 ピクッ
デネブ「いえーい新しい体ゲット! ‥..ってコイツ男じゃない!声野太っ!」
デネヴ(竜魔術士)「ちょっと。どこのお嬢さんか知らないけれど、俺の体を勝手に乗っ取らないでくれるかな?」
デネブ(魔女)「貴方、どうしてあたしの術で魂が飛んでないのよ」(※声は男のデネヴです)
デネヴ(竜魔術士)「俺もこう見えて高位の魔術士でね。術シールドを張ってるに決まってるだろう?」
デネブ(魔女)「ウザッ!寝てなさいよ!!」(※声は男のデネヴです)
デネヴ(竜魔術士)「手厳しいお嬢さんだな…」
レグス「どうしたデネヴ、1人で喋って何してんだ...?」
デネヴ(竜魔術士)「ああレグスくん。実は........」
デネブ(魔女)「やだぁ///// チョーいい男!あたしとデートしよっ」
レグス「‥ ‥ ‥ はぁ!?!? (ドン引き)」
デネヴ(竜魔術士)「ちょっとお嬢さん急に発言されると困るよ、誤解され...」
デネブ(魔女)「しまったぁー! この体じゃ、あたしの生来の小悪魔わがままエロボディで男を悩殺できないじゃない、魔女デネブの名が堕ちるわ」
レグス「......お前、やっぱり真性のカマ」
デネヴ(竜魔術士)「レグスくん誤解だ!!!」
ニクス「どうしましたか」
デネブ(魔女)「やだぁ///// 綺麗な若い男じゃない!‥ ‥ ここの軍ってみんなレベルが高すぎるわ☆」
ニクス「..........(疑いの目)」
デネヴ(竜魔術士)「おい魔女。このままじゃ俺があらぬ誤解を受ける。おとなしく元の世界に帰ってくれないか!」
デネブ(魔女)「女の名前をしている貴方が悪いのよ。転生の秘術は簡単に何回も使える代物じゃないの、突然帰れって言われても無理!」
ニクス「‥‥デネヴさんの中に、別の方がいらっしゃるみたいですね?」
デネブ(魔女)「分かるの?」
ニクス「もちろんですよ、美しいお嬢さん。(聞いてれば分かりますよ(笑)) 何かお困りのようですね。」
デネブ(魔女)「うん‥実は間違えてこの体に転生しちゃって。この体が瀕死にならないともう一度転生の術が使えないのぉ」
ニクス「そうですか、では私の雷とレグスさんの炎でデネヴさんを半殺しにしてみますので。紛いなりにも神だし半分灰になっても再生するでしょう」
デネヴ(竜魔術士)「やめてくれないかな!?!?」
デネブ(魔女)「お願いがあるんだけど、さよならする前に.......あなたと ...あ、あれ?魂がひっぱられ.....る.......?」
ブォン
デネヴ「‥‥。あの魔女、帰っていったみたいだ。」
ニクス「‥‥」
レグス「‥‥」
ニクス「...まぁ無事に元に戻って良かったんじゃないですか。」
レグス「いつもの悪ふざけじゃないのか?」
デネヴ「俺は被害者だ、全然ふざけてなーい! ....世の中にはいろんな術者がいるもんだ、世界は広いな。」
ー異世界・ゼテギネア大陸ー
デネブ「‥‥あれ? ここは...元の世界?」
デニム「無事かい、デネブ。僕がヒールを使えて良かったよ」
デネブ「あーん☆ デニムがあたしを助けてくれたのね、ありがとう☆」
カチュア「あの魔女ぜったい私が暗殺してやるわ‥」
ヴァイス「.......」
女の執念は怖い、ヴァイスは幼馴染の様子を遠目に胃をキリキリさせながらそう思っていた。
ー完ー
#オセロニアSS#竜駒アダルトリオ#デネヴ#レグス#ニクス#ラドラ#魔怪盗ラドラ#茶々#織田信長#信長#前田まつ#タクティクスオウガ#運命の輪#デニム#カチュア#ヴァイス#デネブ#おジャ魔女デネブ#千利休#小堀遠州#織田有楽斎#世界を超える転生RPG
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被リンク獲得代行で差をつける!ニュートラルワークスのSEO戦略とその強み
SEO対策の世界では、「被リンク獲得代行」というキーワードが非常に重要です。本記事では、株式会社ニュートラルワークスが提供するホワイトハットSEOを中心とした被リンク獲得代行サービスの詳細を解説します。この情報を通じて、SEO対策の具体的な進め方や、被リンクの質と量を如何に自然に増やすかの方法が見えてきます。リンクビルディングを検討中の企業やデジタルマーケティング担当者にとって、貴重な洞察が得られる内容です。
ホワイトハットSEOへの徹底した取り組み 株式会社ニュートラルワークスは、悪質なSEO手法であるブラックハットSEOを一切用いず、Googleが推奨するホワイトハットSEOに基づいたサービスを展開しています。これにより、クライアントのウェブサイトは持続可能で信頼性の高い方法で検索エンジンの評価を高めることができます。特に、高品質な被リンクを自然な形で獲得し、ドメインの権威を確実に向上させる戦略を採用しています。
特化した被リンク獲得運用代行サービス ニュートラルワークスは、他の大手SEOコンサルティング会社とは異なり、被リンク獲得運用代行に特化したサービスを提供しています。この専門性により、特定のニーズに応じた高度なリンクビルディング戦略を提案し、実施することができます。その結果、クライアントのウェブサイトは競合他社と差別化され、検索エンジンでの上位表示がより実現可能になります。
コンテンツ制作とテクニカルSEOの強み 同社は元々WEB制作会社から事業をスタートし、多くのエンジニアを擁することで、テクニカルSEOにも強みを持っています。加えて、300人以上の専門ライターネットワークを有し、高いコンテンツ制作能力も兼ね備えています。これにより、SEO対策におけるコンテンツの質と技術的側面の両方で、クライアントに優れた結果を提供しています。
株式会社ニュートラルワークス 神奈川県藤沢市辻堂神台2-2
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TEDにて
ヤニス・バルファキス:資本主義が民主主義を食い尽くす — 今こそ立ち上がろう?(サミュエルソン?)
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
今は、昔に比べてろくな政治家がいない!と思ったことはありませんか?なぜ、行政府は、真の問題を解決できないのでしょうか!
前ギリシャ財務大臣であり、経済学者のヤニス・バルファキスは、今や経済を支配する者たちが真の権力を握り、政治が無力な場合もあるからだと言います。
超富豪たちや企業が政治の世界を食いものにし、経済危機を起こしている、と彼は確信しています。
それでは、ヤニスの理想像 ― 資本と労働が対立し、いがみ合う時代を超えた「自由主義、マルクス主義とケインズ主義が同時に成り立つような世界」についてお聞きください。
事実、今日の自由民主主義の根源は、古代アテネではありません。むしろ、マグナ・カルタや1688年の名誉革命やアメリカ合衆国憲法から発展したものです。
アテネの民主政は、所有者のいない市民を中心に据え、貧しい労働者階級に力を与えたのに対し、我々の自由民主主義は、マグナ・カルタ。ジョンロック、永遠平和の書籍を書いたカント、ルソー
つまり、支配者のための憲章という伝統に基づいています。事実、自由民主主義が浮上したのは、政治を経済の領域から完全に切り離して民主政治のプロセスを政治の領域内に限定することができてからでした。
これにより、経済の領域。いわば、営利企業の世界が、民主主義とは無関係になりました。
さて、現代の民主主義においては、経済と政治の領分の分離。これが始まった途端に双方の間に手のつけられない壮大な争いが勃発しました。
経済界が、政界に侵食し政治を乗っ取り始めたのです。昔に比べるとろくな政治家がいないと思ったことはありませんか?DNAが劣化したからではありませんよ。
現代では、内閣の一員だからといって権力者だとは限りません。権力が政界から離れて経済界に移動してしまったせいです。 先ほど、資本主義はおかしいと思うと言いましたが、考えてみると
これは、例えるならば肉食動物が食糧である被食動物を獲りすぎて、生態系に支障をきたし、根絶やしにしてしまい最終的には飢えに苦しむようなものです。バランスが重要です。
これと同じように、経済界による政治の乗っ取りや共食いが、あまりに行きすぎて、経済そのものが蝕まれ経済危機が起きているのです。なお、日本の全テレビ局は超裕福層に入ります。そして、もう既に権力者です。
同じことを繰り返さないようにみんなで影響力の巨大な権力者を見守っていくことだ。
企業が持つ力は拡大し「政治資本財」の価値は下がります。不平等が進み、総需要が収縮し、企業経営者達は自社資金での投資を渋ると���うわけです。
つまり、資本主義が民主主義から人民(デモス)を除外すればするほど、2つの山(ツインピークス・パラドックス)は高くなり、人材の無駄や人類の富の無駄が増すばかりなのです。
これが正しいとすれば、政治と経済の領域を融合させねばなりません。できれば、庶民が中心となって行うべきでしょう。古代アテネに倣うのです。ただし、奴隷はなしで女性を除外せずに行うべきです。
これは、何も目新しい考えではなく、100年前。マルクス主義左派が既に唱えていました。でも、失敗しました。ソビエト崩壊からの学びは、新たな残虐行為や無駄を生み出さすことなく
低所得労働者が古代アテネのように再び力を得るのは、奇跡が起こらないと無理だ!ということでした(しかも、インターネットの登場前)
でも、解決策はあります。低所得労働者をなくせばいい。資本主義では、低賃金労働者を人工知能の自動化された機械、アンドロイド。ロボットなどで置き換えています。
ここでの問題は、政治と経済の領域が別々に存在する限りは、どんなに自動化を進めても2つの山はさらに高くなり、ゴミの山は積み上がり社会の葛藤は深くなるのみです。
ブロックチェーンによる世界初の共通のデジタル通貨。それに、ブロックチェーンによるヘリコプターマネー、マイナス金利、ベーシックインカム、人間の限界をはるかに超えたイノベーションによる現代版の再構築が必要です。
ジョン・メイナード・ケインズ。マルクス。ジョン・スチュアート・ミルなどの融合。
最後に、政治にはまったく興味はありません。テクノロジーに興味が有ります。
歴史が示すところによれば、警察が、ひとたび大量のデータを保有し、無実の人々の追尾するようになると暴走し、拡大解釈をし続け、脅し、威嚇、特権意識の乱用や政治的な優位を得る行為、時には、法令を無視した同意や許可申請のない単なる覗き見行為へと濫用されがちです。
幸いにも、我々にも取るべき手段があります。市議会は、地方警察を統制できるので、条例を制定することによって無実の人々の情報を破棄し、保存期間も短期間にすることで、このような技術の合法的な使用のみを認可するのです。
オウム真理教の集団テロ事象の原因は開発独裁特有の当時、自民党55年体制の特権意識による負の遺産とインターネット黎明期にまだ周波数を独占的した民放テレビ局の暴走が談合を産み出し、警察機関が職権乱用して談合に便乗。監視も悪用し権力を思うままにふるまわせたことによる出来事にすぎない。
みなさん。考えてみてください!オウム真理教の集団テロ事象の後の警察権力は拡大してます!防衛庁は防衛省になりましたよね。拡大してます!スピード早くないですか?歴史的に見ると危険です。権力を思うままにふるまわせたことによる証拠です。憎しみの連鎖の起点の一つ。
テレビ潰れろ���なくせ!警察の職権乱用。警察が悪さしないようにまず監視カメラを警察内部につけろ!防衛省を防衛庁に格下げ、警察予算を削減してベーシックインカムの原資にすること。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
(個人的なアイデア)
According to Michael J. Sandel , because to move the society in accordance with the lowest layer of the benefit from the difference principle of John Rawls is justice
マイケルサンデルによると、ジョンロールズの格差原理から最下層の便益に合わせて社会を動かすことが正義であるため、日本では物価をあげて
And in Japan raise the price . Live while , circulating the money using the latest financial engineering and macro economics until the bottom layer is close to the annual income of about 6 million yen , and then re- distributed from the ultra- wealthy ?
いきつつ、超裕福層から再分配して年収約600万円(中央値)に最下層が近づくまで最新の金融工学とマクロ経済学を駆使してマネーを循環?
This , you might get out from the deflationary spiral will Purasusamu of the place referred to in game theory if the goals and objectives of the country’s elite .
これを、その国のエリートの達成目標にすればゲーム理論で言うところのプラスサムになりデフレスパイラルから抜け出せるかもしれません。
Don tap scott is “block chain revolution”, such as Uber, Airbnb, TaskRabbit and Lyft. We are talking about shared economies. It is that equal peoples generate wealth together and share. It is a very powerful idea.
ドン・タプスコットが「ブロックチェーンレボリューション」の中で、UberやAirbnbやTaskRabbitやLyftといった。共有経済について話題にしています。対等な個人がいっしょに富を生み出し、共有するというのは。とても強力なアイデアです。
But, when you tell me that kind of company does not really share it! ! In fact, the success of these companies is due to not being shared. Furthermore, unless it is a country with high inflation, deflationary spirals will occur and gradually wages will not rise. The only solution at the moment is to tax and distribute widely to platform firms taking de facto standards with redistribution of wealth. This is important! ! I say.
でも、私に言わせるとそういった企業は本当に共有をしてはいません!!実際、これらの企業が成功しているのは、まさに共有しないことによってなのです。さらに、高インフレの国でないとデフレスパイラルが起きてしまい、次第に賃金が上昇しなくなります。現在の唯一の解決法は富の再分配でデファクトスタンダードをとっているプラットフォーマー企業に課税して広く配分するということです。ここが重要!!と言っています。
As a personal feeling, I think that around the dawn of Google until the financial crisis 2008 is the ideal form of redistribution. It might be even better if you incorporate block chains and virtual currency here.
個人的な感覚としては、金融危機2008までのGoogle黎明期の頃が再分配の理想形と思っています。ここにブロックチェーンと仮想通貨を組み込めば、さらに良いかもしれません。
As for the virtual currency, there are possibilities that three scenarios will merge into the hybrid in the future.
仮想通貨については、今後、3つのシナリオがハイブリッドに融合していく可能性があります。
First, virtual currency like bit coin substitutes investment and speculation. Second, platform firms taking the de facto standards issue and use virtual currencies. Third, we will utilize the virtual currency issued by central banks to support individuals with lower annual income (policy of the executive branch like helicopter money)
第一は、���ットコインのような仮想通貨が投資や投機を代用していく。 第二は、デファクトスタンダードをとっているプラットフォーマー企業が仮想通貨を発行、活用していく。 第三は、中央銀行が発行する仮想通貨を年収の低い個人の下支え用に活用していく(ヘリコプターマネー的な行政府の政策)
Current age of artificial intelligence. As other extended ideas such as MBS, REIT and ETF of effective monetary policy measures that began to be utilized after the financial crisis by the central bank, compensation other than options to raise taxes.
現在の人工知能時代。中央銀行による金融危機以降に活用し始めた有効な金融政策手段のMBS、REIT、ETFなどの他の拡張アイデアとして、賠償金をかける、税金アップ以外の選択肢。
In other words, central banks in each country actively purchase and forcibly buy industrial individual securities of platform companies that deflate goods other than the large public goods affecting low-income people who are currently de facto standards Support
つまり、いっそのこと現在デファクトスタンダードをとってる低所得者に影響大な公共財以外の財をデフレストリーム化させてるプラットフォーマー企業の産業個別の証券を各国の中央銀行が積極的に買取り、強制的に下支えして
Idea to stabilize price inflation by indirectly offsetting declines in prices by increasing the income of low-income earners by making profits on securities funded by basic income. Perhaps there is also the effect of increasing real GDP?
証券上の利益をベーシックインカムの原資にすることで低所得者の収入を増やし物価の下落を間接的に相殺させ物価を下支え安定化させるアイデア。もしかして、実質GDPも増加していく効果もあるかも?
In addition, central banks of neutral countries can improve redistribution function at basic income, as Plato says, it is possible to prevent the rise of populism which negatively falsifies dissatisfaction of the disparity which is the blind spot of ideal democratic politics maybe.
さらに、中立の各国の中央銀行がベーシックインカムで再分配機能を向上させることで、プラトンが言うように理想の民主政治の盲点である格差の不満を負に扇動していくポピュリズムの台頭を予防できるかもしれません。
In some ways, the information industry is also similar to credit markets.
情報産業はある意味、信用市場に似ているためもあります。
そして
特に、人材派遣業界に強制適用して事前分配や再分配を行政府は促進させること。
万が一、公人、有名人、俳優、著名人以外の個人情報が無断コピーされたら、データ配当金を回数に応じて、何倍にも増やすことで、法人への罰金として本人が請求できるようにする弱者救済、削除の仕組みも必要。
派遣業界の相場はわからないが、ダニエルカーネマンから年収600万円位で簡単に計算すると時給3000円位が幸福な生活を維持できる分岐点!
今の日経平均株価なら夢ではなく現実で業界イメージ刷新見直しにも?
時給3000円位を目標にして法人単位では異なるから行政府が最低賃金以外の経路で下支えし底上げする現在の政策を維持して
派遣業界の再分配も促進させるとブーストしていいかもしれない
次に
金融の概念で分けられてはいる名称だが、既存通貨に色は付かないので行政府が勝手に決めてる概念という前提で以下に展開します。
1、贈与。2、寄付。3、金融の貸付。
違いは、言葉の定義。 1、親族内。 2、他人同士で金利ゼロ返済不要。行政府経由なら「給付」という言葉の定義になる。サンデルの言う強者から低収入者にマネーが100%流れれば善悪ない。 3、他人同士で金利ゼロか有りの返済付きで場合によりマイナス金利もある。
この場合、既存通貨は、追跡できないことが問題点。低収入者をしつこく追跡することは法律違反で独占禁止法の優越的地位の濫用になります。通貨や人間が悪いわけではない場合が多い。
なら、政治資金規正法改正して、既存通貨の他に追跡できるデジタル通貨の形式で政治家限定で歳費支給したらどうなるだろうか?現状の歳費支給にプラスしてデジタル通貨分もプラスするから給与アップになる。追跡できるから不正もできない。
政治家への既存通貨での寄付は厳格に条件を決めた範囲内で政治資金規正法で透明化するのはいいこと。現実的に現状このルートは、デジタル通貨にせず、日本の場合は検察当局の存在理由も維持するためもあります。将来的にはデジタル通貨に完全移行が望ましいけど。
政治家からの既存通貨での低収入者個人(選挙区内)への寄付は、自らの裁量で年収の低い低収入者(選挙区内)だけに行うなら善性に沿うかもしれない。この場合のみ政治資金規正法を改正しても問題ない。こちらも将来的には、デジタル通貨なら自動で透明化、効率化できます。
なお、国内の格差縮小にも貢献できるだろうし、万が一、強欲大中法人が賃金を下げてしまっても政治家が下支えできるという政治家本能やお互いの幸福も社会システムに組み込めます。
政治家から弱者低収入個人への寄付は概念では分配だと思うが、現行法では汚職?
法律が低収入庶民を苦しめる不思議?憲法違反?
続いて
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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RTA JAPANの配信を視聴。RTAを好きな理由は、言うまでもなくそれがスケートボーディングであるからである。ロール・プレイング・ゲームいうところのロールなんてものは無視し、バグとともに裸でラストダンジョンに到達するリンク(BoWのリンクは奇遇にも文字通りのスケボー行為もする)の動きは、そのゲームを深く知り尽くしたもののみが獲得できる。一方でその遊び方は本来意図されていない。時短のために女の子のフラグを折り続け、近所の公園にしかデートに行かないときめきメモリアルにはときめきもメモリーもないが、ようするにゴン攻めで、リスペクトの対象である。 結局自分は単純な消費でなく創作的行為を伴うものが好きなのである。なぜ創作行為を重視するかと言うと、それが資本で代替不可能だからである。 RTA的なものに対して、野暮な人が抱く疑問はほぼ決まっていて「何の意味があるんですか?」と言った類のものである。そういったときに往々として話が噛み合わない大体の理由は、そういった質問での”意味”の指すところが資本価値だからであり、その観点からはRTA側の追い求めるおもろさを捉えることはできない。 資本主義とは乱暴に言うと定量化であり、定量化の目的は比較のためである。お前の年収は?フォロワー数は?再生数は?RTAというのは時間を競っているわけであるが、”競技化”もあくまでハックの一環であり、定量化の皮を被ったプライスレスである。ときめきメモリアルをゴン攻めできるできるということはひたすらに文化的な行為である。価値を転覆させ、自分基準の価値を創出する。資本の方向に実数軸が伸びているなら複素数空間に行け!虚数は存在しないというやつに中指を立てろ!おもんないゲームなんてない、おもんないのはおまえだけ!
無題 - in the blue shirt
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DXとかDevOpsとかのなんかいい感じのやつ 富士通TechLive 1. DXとかDevOpsとかの なんかいい感じのやつ 2020/03/03 富士通 Tech Live 中山ところてん 1 2. 自己紹介 • ところてん • @tokoroten • 株式会社NextInt 代表 • 怪文章職人・インターネット芸人 • 最近のお仕事とか • 謎の講演とかワークショップ業 • 機械学習顧問(2社) • モバイルミドルウェア企業 • データ分析企業 • 新規事業コンサルティング(1社) • 業務改善コンサルティング(1社) • ゲームディレクター(1社) ↓共著 ↓寄稿↓共著 2 3. 今日の経緯 • だいたい、緑の恐竜が悪い 3 4. 注意 • このスライドは緑の恐竜がだいたい悪い • 自分が勉強したことや見聞きしたことが適当にまとまってます • ポエムであり怪文章です • 本ポエムは「闇のDevOps」というブログ記事を下敷きにして います • https://medium.com/@tokoroten/5aff8b60f589 • だいたい緑の恐竜が悪い、いいね? 4 5. 目次 • ソフトウェアが世界を食らう • DevOpsとは何か? • 日本の労働法とDX/DevOps • DevOpsとメンタル 5 6. Why Software Is Eating The World http://sora.rainbowapps.com/software https://www.wsj.com/articles/SB100014240531119034809045765122509156294606 7. ソフトウェアが全てを飲み込む • ソフトウェアによって置き換わったもの • 電話 → スマートフォン • カメラ → デジカメ → スマホ • レンタルビデオ → Youtube、NetFlix • 映画 → Pixer • 書店 → Kindle • タクシー → Uber • 地図 → Google Map • 小売店 → Amazon • 財布 → 電子決済アプリ • 全ての 8. President Obama asks America to learn computer science https://www.youtube.com/watch?v=6XvmhE1J9PY 8 9. • コンピュータ・サイエンスのスキルを身につけることは、皆さん自 身の未来のみならず、私達の国の未来にとっても、大事なことです。 • アメリカという国が最先端であり続けるためには、皆さんのような 若いアメリカ国民に、今後の世界のあり方を変えるようなツールや 技術について学んでもらわねばならないのです。 • 初めからコンピュータ・サイエンスの専門家の人なんていません。 しかし、少しの努力と数学と科学の知識で、誰でもコンピュータ・ サイエンティストになることができます。 • コンピュータは皆さんの未来の大部分を占めることになります。 President Obama asks America to learn computer science 9 10. 余談:オバマ前大統領のスピーチの背景 • 2013年12月に行われた、コンピュータ科学教育週間の応援 • コンピュータ科学教育週間の主催はCode.orgというNPO • https://hourofcode.com/jp • Hour of Codeというイベントを実施 • 1時間のプログラミングでコンピュータサイエンスに対する理解、興味 を持ってもらうのが目的 • 2013年はアメリカのみならず、170の国や地域から約1500万人が参加、 累計で5億行のプログラムが書かれた • コンピュータサイエンスを通じて「問題解決能力」「論理的思考」 「創造性」をはぐくむことで、21世紀のキャリアパスにおいて成功す る基盤を身につける 10 11. What Most Schools Don't Teach https://www.youtube.com/watch?v=nKIu9yen5nc 11 12. 全てはコンピュータに 12 13. 全ての職業にプログラマーが必要 • ポール・グレアム、Yahooに起きてしまったこと http://blog.livedoor.jp/lionfan/archives/52682119.html 13 14. 100の職業でどんな数学が使われるか • When Are We Ever Gonna Have to Use This? (1996) https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-625.html 14 15. 100の職業でどんな数学が使われるか • コンピュータの利用は82/100の職業で必要 • プログラミングは13/100の職業で必要 • ただしこれは1996年の書籍 • 現在はもっと比率が上がっている と思われる https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-625.html 15 16. 全ての産業でコンピュータが使われている • コンピュータ無しでの現代の産業は成り立たない • 1996年の書籍でも82/100の職業でコンピュータを使う • 日本の場合 • 工場の情報化は80年代から • 一般オフィスへの浸透は2000年ごろ • 1990年前後と現在を、フィクションの中で比較してみる • 1988 美味しんぼ • 1989 機動警察パトレイバー • 2015 SHIROBAKO • 2016 シン・ゴジラ • 2018 アグレッシブ烈子 16 17. 1988 美味しんぼ • 新聞社のオフィス • ワープロもなければパソコンもない 17 公開版は画像省略 18. 1989 機動警察パトレイバー ON TELEVISION • 当時はコンピュータは「電算室」にあるものだった 18 公開版は画像省略 19. 2015 SHIROBAKO • アニメの制作デスクはPC上で仕事をする 19 公開版は画像省略 20. 2016 シン・ゴジラ • 職員(国家公務員)はすべてPCを活用して仕事を行う 20 公開版は画像省略 21. 2018 アグレッシブ烈子 • 経理は全員PCを利用して仕事をしている 21 公開版は画像省略 22. 世界経済の変化(時価総額トップ10) https://finance-gfp.com/?p=2042 https://finance-gfp.com/?p=6595 石油、小売り、電気、通信、タバコ、銀行、薬品 ソフトウェア、ソフトウェア、銀行、医薬品 22 23. 日本経済の変化 https://finance-gfp.com/?p=2042 https://finance-gfp.com/?p=6595 23 24. 余談)石油王には勝てなかったよ…… • 2019年12月、サウジアラムコ(サウジ国営石油)がIPO • 時価総額200兆円超、世界一の時価総額に https://www.180.co.jp/world_etf_adr/adr/ranking.htm 24 25. 世界ではなにが起こっていたのか? • DX、DevOps、toCのソフトウェア会社が躍進 • ソフトウェアを全世界に輸出できている • 日本企業はうーん… • ソフトウェアの輸出ができていない? • じゃあ、DX、DevOpsって何よ?なんでDevOpsが必要なの? 25 26. 目次 • ソフトウェアが世界を食らう • DevOpsとは何か? • 日本の労働法とDX/DevOps • DevOpsとメンタル 26 27. DevOpsの初出 • 2009年、Velocity2009 • Flickrの事例 • 「DevとOpsが協力することで、1 日に10回のデプロイが可能にな る」 • やっていること • インフラの自動化 • バージョンコントロール • ビルドとデプロイが1ステップ • 監視の自動化、IRCにログ • etc https://www.slideshare.net/jallspaw/10-deploys-per-day-dev-and-ops-cooperation-at-flickr 27 28. 28 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Devops.svg 29. CPAである限り無限スケール • マーケットの変化速度の上昇 29 30. 収益の主体がOpsに • ビジネスがサブスクリプション化 • Netflix、YouTube Premium • Amazon Prime、Kindle Unlimited • 各種SaaSアプリケーション • コマツ、KOMTRAX • GE、航空機のエンジンのサブスクリプション • Opsがよければユーザは契約を続ける • =品質が高ければLTVは上昇する • 満足度が高い顧客は、新規顧客を連れてくる • 口コミで評判を広めてくれるので、広告が効きやすくなる • =品質が高ければCPAが大幅に下がる 30 31. CPAの世界 • 利益=LTV-CPA • これが実現できていると、広告を打てば打つだけ利益が出る状態 • クラウドのスケールアウトと組み合わせて、急激な顧客拡大が可能になる • Opsが人手で事業拡大に時間とコストがかかるとこうはいかない 31 32. CPAの戦い方 • 例)IPO直前のGunosyは調達した資金をほぼ広告に投入 32 https://jp.techcrunch.com/2014/06/23/j p20140623gunosy/ https://jp.techcrunch.com/2014/0 3/14/jp140314gunosy-kddi/ 33. マーケットの変化速度の上昇 • 5000万ユーザ獲得までの時間 33 https://steemit.com/steemit/@johnnywingston/how-long-does-it-take-steemit-to-hit- 50-000-000-users--1502430927-1670258 34. 変化に対応するには細かい軌道修正が必要 • 従来の中央研究所方式の製品リリースでは世界と戦えない • 研究所で数年 • 事業会社でさらに1年開発 • 運用移管して数年の運用 • より短い期間で軌道修正を行える者が勝つ • リーン開発、スクラム、DevOps、DX 34 35. 生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである。 チャールズ・ダーウィン35 36. わが社でも DevOpsをやってみたいので、 どのツールを使えばいいのか 教えてほしい 36 37. 違う、そうじゃない 画像省略37 38. なぜDevOpsという言葉が出てきたのか? • DevとOpsは組織が分かれており、対立していることが一般的 だった コードのせいじゃないよ マシンのせいでしょ?マシンのせーじゃねーよ コードのせいだろ!! 38 39. なぜDevとOpsは対立していたのか? • 部署が分かれている • 評価基準が違う • 採用が違っていた 39 40. 直交する評価基準 安定性 新機能 新しい機能を追加すると、 バグは必ず出る 40 41. 直交する評価基準:Dev目線 安定性 新機能 現実 新機能追加しました!! これで儲かります!! 41 42. 直交する評価基準:Ops目線 安定性 新機能 現実 新機能で儲かるわけねぇよ どうせまたバグが出るだけだろ 42 43. ベクトルで分かる、部門対立 • 評価軸が部門ごとに独立 • Devは新機能軸を評価する(評価される) • Opsは安定性軸を評価する(評価される) • どうしてこうなった? • ハードウェアの時代の歴史的経緯による分業 • 現代では、分業による効率化、餅は餅屋 43 44. ハードウェアの時代の歴史的経緯 • 研究・開発・運用サポートの分離 • 少数精鋭・高学歴の研究開発 • 基礎技術の研究開発 • 製品の開発のための図面起こし • 高等教育を受けた製造オペレータ • 工場労働、製品の品質管理 • 大量の運用人員、労働集約産業 • 設備の設置、修理サポート、販売支援 • コールセンターサポート • 製品に何かあったら運用でカバーはこの時代から • ハードウェアはなかなか直せない 44 45. ソフトウェアの時代へ • ソフトウェアはハードウェアの従属物の時代 • ハードウェア時代のウォーターフォール開発が そのままソフトウェアに適用される • ハードウェア時代の組織構造がそのままソフトウェアに適用 • 設計:コードの設計をする人 • 製造:コードを書く人 • 保守:コードの運用+マシンのメンテをする人、サポセン • ソフトウェアのリリースも一年に一回、半年に一回程度 • 運用でカバーで何とかなっていた 45 46. 企業のネットが星を被い 電子や光が駆け巡っても 国家や民族が消えてなくなるほど 情報化されていない近未来 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL(1991)46 47. 時代はインターネットへ • 毎日が機能追加、毎日がデプロイ、毎日がバグ • 開発部門は機能開発・売上が業績評価指標 • 運用部門は稼働率、SLAが業績評価指標 • 開発と運用では必要なスキルセットが異なるので、分業する • 開発部門と運用部門の業績評価指標が直交 • DevとOpsが対立する • じゃあ、これを何とかしようぜ、というのがDevOps • そして、そのキッカケはクラウドの登場(だと思ってい���) 47 48. 余談)少しずつ壊れていく分業 • 最初はうまくいく • なぜ部門が分割されたか皆が知っている • 隣の部門をカバーするように動く • 評価制度が狂いはじめる • 問題を分割したことによって、 評価が分かりやすい数字に置き換えられる • 部門の数値目標が一人歩きを始める • 個人の評価も同様の数値目標で行われるようになる • 考える人が居なくなる • 与えられた評価基準を満たすように皆が動くようになる • 隣の部門の問題は誰も知らない • 部署の間に落ちたボールは誰も拾わなくなる 48 49. クラウドの登場 • 1999年 VMWare • x86の完全仮想化 • 2000年 FreeBSD jail • 1台のPC内のユーザを仮想的にアイソレーションする • 2003年 Xen • 2005年 OpenVZ • 2006年 AWS EC2 • APIでキックしてインスタンスを立ち上げる • 2009年 FlickrがDevOpsの講演 詳しい話は緑の恐竜に聞いてください49 50. 余談:クラウドと仮想化って何が違うの? • 仮想化:基礎技術、1960年代からあった • 分散処理:基礎技術、1960年代からあった • クラウド:提供形態、2006年ごろから • クラウドは仮想化されたコンピューティング資源が、APIを経由してプログ ラマブルになったサービス • コンピュータを制御するのに、人の手を介さないでもよくなった • 人間が直接管理できるコンピュータはせいぜい10台程度 • コンピュータをコンピュータで制御することで限界突破 • より優れたプログラマは、より多くのコンピュータを扱える時代 • クラウドは人間の能力の限界を突破させた 50 詳しい話は緑の恐竜に聞いてください 51. 余談:Иττのクラウドに絶望した話 51 52. 余談:Иττのクラウドに絶望した話 • 入社式で分散処理の専門家のS先生がゲスト公演 • クラウドは人間をエンパワーする • より優れたプログラマが、 より多くのコンピュータを扱える時代が来る • クラウドとは人間の能力を100倍、1000倍に引き上げる仕組み • 社長の講演は全く覚えてなかったけど、 S先生の話は自分に深く刻まれていた • Иττのクラウドは人間をエンパワーしているか? • していない → 退職へ 52 53. クラウドの登場で何が変わったのか? • クラウドにより「計算機資源そのものが仮想化され、計算機資 源がプログラマブルになった」 • Ops業務のメインは「サーバ管理」=「計算機資源のマネジメント」 がであったが、これの大部分がプログラマブルになった • 仮想化や自動化に対して様々なツール・サービスが登場 53 54. Opsの手作業業務の大部分が自動化 • サーバラックに機材を積み込んで、 電源入れてOSインストールして、 必要なパッチを当てて、 ネットワーク回りの設定を書き換え、 サービスをデプロイして、 ログを画面に表示して目視確認して…… • 開発初期におけるOpsの手作業業務の大半がプログラマブルに • Infrastructure as a Code、 Immutable Infrastructure、に繋がる • DevがOpsの業務を取り扱えるようになった • Opsがプログラミングによって自らの仕事を減らすのもアリだが、 日本ではプログラミングのできるOpsが少ないため、 結果的にこうなることが多い 54 55. CPA時の急拡大対応 • DevとOpsの業務をプログラミングにより垂直統合 • 「手を取り合えば効率的になる」というわけではない • Opsの仕事をDevがプログラミングで奪い取る • 業績評価指標の見直し • 分業から垂直統合仕様に • 垂直統合前提で業績評価指標を見直す 55 56. DevOpsとはツールではない • 業務プロセスの垂直統合 • プログラマーの活動範囲の拡大 • オペレーションまで加味した全体最適化 • 全体最適化なので、業績評価指標を「全体最適」にする必要 • 個別最適の業績評価指標のままではDevOpsはできない 56 57. 業績評価指標をDevOps仕様にする • 一番簡単なのは生株付与やSO • 会社の評価額の上昇が、自らの利益になる • サービスの価値が上がる、会社の評価額が上がることなら何でもやる • 次に簡単なのはサービスの利益連動ボーナス • とはいえ、サービスの利益を計算するのはとても大変 • 人数が多くなると、その人の貢献を計測するのは超大変 • 配属ガチャで給与が決定されるという問題が生まれる • GoogleではSREとプロダクト開発チームはError Budgetを共 通の指標にする 57 58. Error Budget • SLO(Service Level objectives)に基づくError Budgetを設定 • DevとSREは Error Budget を共通の評価指標に • Devも稼働率を改善するのに協力する • サービスがダウンすると、その分 Error Budget が削られる • Error Budget が尽きるとデプロイできなくなる • Error Budget が尽きそうになったら、デプロイの間隔を下げる • その分、コードレビューやテストを厚くする • サービスの種類によって、設定されるBudgetの 大きさは異なる • 安定性が重要なtoBサービスは小さく • 改善速度が重要なtoCサービスは大きく • プロダクト性質に応じて柔軟に変更する 58 59. 目次 • ソフトウェアが世界を食らう • DevOpsとは何か? • 日本の労働法とDX/DevOps • DevOpsとメンタル 59 60. 日本の労働法の歴史的経緯1 • 明治時代 • 工場労働者は低賃金 • 給与を上げるには、スキル身に着けて転職 • 大正から太平洋戦争 • 熟練工の長期雇用をしたい • 社内で職工を育成、長期雇用が前提に • 年功賃金制、年功序列制の発生 • 生活給思想が広まる • 若年層に過度な高給を与えても飲食で浪費してしまう • 壮年層には、家族を扶養するために多くの給与を与えるべきだ • 賃金統制令、年功序列が法律で規定される 60 61. 日本の労働法の歴史的経緯2 • 戦後、電産型賃金体系 • 本人の年齢+扶養家族数をベースに生活給を決定 • これに職能給や勤続給を加えた年功賃金制度 • 占領軍、政府、経営はこれに反対 • 1950年代、職能給の確立 • 技術革新により新規工場が設立、大規模な配置転換が必要に なり、労働者は給与が維持されること条件にこれを労使合意 • 給与の維持=職能の維持、仕事が代わっても「職能」は変化しない • これにより、労働市場からの人材調達ではなく、 社内の配置転換による雇用調整がメインになる • 「勤続年数が長くなれば潜在能力が伸び、潜在能力があるか ら配置転換しても大丈夫」というのが建前 61 62. 日本の労働法の歴史的経緯3 • 1960~1970年代 • 配置展開が子会社、グループ会社間に拡大 • 転籍という形で企業の枠を超えた異動 • 人事権法理の確立 • 労働者の同意を得ない配置転換を正当とする • 配置転換に本人の同意が必要だとすると、同意を得られな かった場合、労働者を解雇することになる • 一方で解雇権は制限されている • 配置転換と解雇で、配置転換が優先される • ジョブ保障とメンバーシップ保障で後者が優先された 62 63. 日本の労働法の歴史的経緯4 • 1985年 男女雇用機会均等法 • 男性採用・女性採用のラベルを張替えて対応 • 男性採用→総合職 • (家族を養うので)職能給、年功序列で昇給 • コア業務、配置転換あり • 女性採用→一般職 • (結婚までの腰掛なので)昇給しない • 事務業務、配置転換なし • 日本企業は総合職の配置転換によりアジリティを 確保していた 63 64. 日本の労働法と事業会社 • 事業会社は配置転換を前提に従業員を雇用する • 配置転換できそうか?どこに配属しても大丈夫か? • そしてコミュ力採用に…… • そして産業の高度化について行けず…… • IT人材は社内での配置転換先がないので、雇いづらい • ITシステム開発には稼働の波があるが、事業会社一社ではこれを吸収できない • IT人材を配置転換したいが、配置転換先がない、なので雇えない • IT業務については社外に発注する → SIerへの依存 • 社内にITの専門家がいなくなる • 要件定義、発注、ベンダーコントロールができない • 日本的DX問題に発展、みずほ4500億円… … … 64 65. 余談:追い出し部屋は何故できるのか? • 日本の給与制度と、労働法の判例が合わさった結果の闇 • 解雇、不当な減給は禁止、でも配置転換はOK • 配置転換をして、自主的に進退を考えるように促すことはOK • 職能が上がってしまって、給与が上がり過ぎてしまった人が生まれる • 職能は「潜在能力(笑)」なので、計測が難しく、年功で上がってしまうことが多い • 職能は「潜在能力(笑)」なので、下げることが難しい • 職能は実際に仕事ができるかどうかは別 • 職能と役職はリンクすることが多いが基本的には独立 • 職能は高いが役職がない、という人が生まれる • リンクさせる必要がある場合、解雇か降格をする必要があるが、これは難しい • 「異動してきたばかりだから、出来なくても仕方ない、そのうち出来るようになるよ…」 65 66. 国内であれば乱暴に出来る 66 http://web.archive.org/web/20180223103231/http://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl /ncd/14/457163/111501934/ https://twitter.com/kumagi/status/966708024491442176 どうして記事が消えてるんですかね? 67. SI企業の配置転換の事例 67 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37008040W8A021C1TJC000/ 68. 保険事業者が介護事業を買収、配置転換 68 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062401063https://medfit-gl.jp/cw_job/column/1114.php 69. ローテーション人事とプログラミング 69 https://twitter.com/tokoroten/status/617923913964654592 70. 余談:本当にあった怖い話(n=1) • 優秀な新人はプロフィットセンターの生産部門へ • アレな新人はコストセンターのIT管理部門へ • IT管理部門が人材の吹き溜まりに…… • 現場とは話が通じるが、IT部門が30年遅れ…… • 何も考えずに安全側に倒しまくる • データは工場の外に出してはいけない、クラウドなんてもって��ほか • ある種のイノベータのジレンマ • 稼いでいる部門に優先的にモノヒトカネを投入 • IT部門に投資して全体の効率を改善するという意思決定ができない 70 71. 分社化される大企業 • 労働者は「同一職能・同一賃金」を期待する • 経営者は「同一労働・同一賃金」にしたい • これを両立させるために、事業・職種ごとに分社化される • グループ会社間で異動させることで、給与を調整できる • 大きく給与を下げるのは判例的にはNG • どこの会社で最初に雇用されたかで給与差が生まれる • 親会社から送り込まれた天下りおじさんが自分の倍の給与をもらっておりモチベダウン • 大企業、本社指向で、そこに人が集まる • あと、ポストを用意したい • 人件費圧縮として行ってきた子会社戦略がDevOps、DXの足枷に • 部署の壁よりも厚い、会社間の壁が 71 72. そして火を噴く日本的労働 • 仕事が高度化、配置転換では対応できなくなってきてる • 配置転換先のない窓際おじさん、パソナルーム、追い出し部屋 • 配置転換をすることで「自発的に退職していただく」 • 先端業務で使える専門性が磨けないローテーション人事 • DXの要請、 2025年の崖 • 仕事の高度化=コンピュータ時代、全てがコンピュータの時代 • コンピュータが使えないやつに仕事がない時代 • ルールを作って人を管理する時代から、 コードを作ってコンピュータで世界を管理する時代へ • 機能別子会社による給与抑制は、DXの足枷になる • DXは業務をデジタルによって垂直統合をする • 部署の壁だけでなく、会社の壁にぶち当たる 72 73. CPAの数式でビジネスが語れる世界 • toB、toGov • ビジネスのスケールが限定的、まだ変化速度は遅い • なので、全部が全部、DevOpsにならなくてはいけないわけ ではない 73 74. とはいえ、toB、toGovも変わっていく • 政府のソフトウェアのOSS化 • クラウドの採用、API化 • 入札からコンペ型・直接雇用の契約へ • Industory4.0やConnected Factoryによる事業のAPI化 • 少量多品種生産の増加、全自動フルカスタマイズ生産 • 変化速度が速まっていくことは間違いない • 遅かれ早かれ、WFタイプは減っていくんじゃないかなー 74 75. 例)東京都 新型コロナウィルス対策サイト • Github上でOSSで運営 • https://github.com/tokyo- metropolitan-gov/covid19 • Vue+Nuxt.js+Netlify • SSR かつ SPA • 一般からのPullRequestの 受付 • SIerはこの速度感でサービ ス提供できるか? 75 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/ 76. 目次 • ソフトウェアが世界を食らう • DevOpsとは何か? • 日本の労働法とDX/DevOps • DevOpsとメンタル 76 77. 大本営発表マネジメント • 日本的な職能による昇進は、その職位に付く能力があるかない かとは関係なく行われる • マネジメント能力がない人がトップに就くと、大本営発表マネジメン トがよく行われる • 「俺たちは勝っている」というメッセージを発し続ける • 大本営発表マネジメントは、視野の狭い人には強烈に効く • 大半の人は「お気持ち」で働いており、「お気持ち」=生産性 • 視野の広い人には、強烈なマイナスに作用する 77 大本営発表マネジメントは私の造語なので、ググっても出てきません 78. めんどくさい人々 78 https://twitter.com/tokoroten/status/1235268249723359233 79. 失敗を語れるか? 79 https://twitter.com/tokoroten/status/1141273917308334080 80. How Not to Land an Orbital Rocket Booster 80 https://www.youtube.com/watch?v=bvim4rsNHkQ 81. ポストモーテム、検死 • 大本営マネジメントは、失敗から学ばない組織を作り上げる • 失敗したプロジェクトを社内でちゃんと話せるか? • 失敗のコストとは教育である 81 https://landing.google.com/sre/sre-book/chapters/postmortem-culture/ 82. Error Budgetは失敗を許容する • Error Budgetは開発者とSREの間でのインセンティブに使われる • 信頼性100%はあり得ない、誰でも、どんなシステムでも失敗する • Budgetが尽きない限り失敗してもよい • Budgetを設定することで、信頼性を上げすぎて、過剰コストになることを防止する • 失敗が起こることを前提に組織を回すことができる • 失敗をゼロイチで捉えない • SLAの場合、SLAを割ったかどうかでしか評価されない • SLAを下回ったから、謝罪、返金、社長が謝る、終わりの組織は多い • Budgetにして監視をすることで、連続値になり、 意思決定を柔軟に変えることができる 82 83. 学習姿勢と心理的安全性 • How Google Works ラーニングアニマルを採用す る • 自分の能力は変わらないと考えていると、その自己イメー ジを維持するために「到達目標」を設定する。一方、しな やかマインドセットの持ち主は「学習目標」を設定する。 • 学ぶこと自体が目標になると、くだらない質問をしたり、 答えを間違えたりしたら自分がバカに見えるのではないか などと悩んだりせず、リスクをとるようになる。 • ラーニング・アニマルが目先の失敗にこだわらないのは、 長い目でみればそのほうが多くを学び、さらなる高みに上 れることを知っているからだ。 84. プロジェクトアリストテレス • 心理���安全性はGoogleの調査からIT業界に広まった • Project Aristotle チームの生産性に何が寄与するかを調査するプロジェクト https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team- effectiveness/ https://rework.withgoogle.com/print/guides/5721312655835136/ 85. 生産性には5つの要素が必要 • 次の5つが上から順に重要 • 心理的安全性(Psychological Safety) • 相互信頼(Dependability) • 構造と明確さ(Structure & Clarity) • 仕事の意味(Meaning) • 影響(Impact) • 真に重要なのは「誰がチームのメン バーであるか」よりも「チームがどの ように協力しているか」であった※ ※「Googleに採用されている人」という観測バイアスがかかっているので注意 https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/ 86. 心理的安全性の計測指標 • チームの中でミスをすると、たいてい非難される。 • チームのメンバーは、課題や難しい問題を指摘し合える。 • チームのメンバーは、自分と異なるということを理由に他者を拒絶す ることがある。 • チームに対してリスクのある行動をしても安全である。 • チームの他のメンバーに助けを求めることは難しい。 • チームメンバーは誰も、自分の仕事を意図的におとしめるような行動 をしない。 • チームメンバーと仕事をするとき、自分のスキルと才能が尊重され、 活かされていると感じる。 https://rework.withgoogle.com/print/guides/5721312655835136/ https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/foster-psychological-safety/ 87. 心理的安全性とは何か? • 意訳: 心理的安全性とは、提案をしたり、質問をしたり、懸念してい たり、失敗したことによって、罰せられたり、恥をかかされた りすることが無いことだと信じている状態 https://www.youtube.com/watch?v=LhoLuui9gX8 88. 心理的安全性は何のために必要か? • ひとことで言うと、心理的安全があれば、厳しいフィード バックを与えたり、真実を避けずに難しい話し合いをしたり できるようになる。 • 心理的に安全な環境では、何かミスをしても、そのためにほ かの人から罰せられたり評価を下げられたりすることはない と思える。 • 手助けや情報を求めても、不快に思われたり恥をかかされた りすることはない、とも思える。 • そうした信念は、人々が互いに信頼し、尊敬し合っていると きに生まれ、それによって、このチームでははっきり意見を 言ってもばつの悪い思いをさせられたり拒否されたり罰せら れたりすることはないという確信が生まれる。 チームが機能するとはどういうことか 4章 心理的に安全な場を作る より引用 89. 心理的安全性の勘違い • 「うちの会社は心理的安全性があります!」に意味はない • セクハラだと当人が感じたらセクハラ • 心理的に安全だと当人が感じたら心理的安全 • 心理的安全性は、空間ではなく個人の体感 • 心理的に安全だと感じるラインは個々人で異なる • リーダーは「ここまでやっても安全だ」と見せる必要がある • 自社の失敗をモンティパイソンのBGMで紹介できるか? • 周りはなかなか変えられない、自分は変えられる • 心理的安全性のラインが高い人を雇用することも大事 90. 個人が心理的に安全になるには? • なぜ人は発言しなくなるのか? • 会社や組織と対立することによって、自分の仕事が危うくなると思っている • 日本的な雇用は対立を極端に恐れる • いつ配置転換で地方に飛ばされるか分からないし…… • 会社や組織に対して強くなることでも心理的安全性は改善する • 会社や組織が間違っているのであれば、いつでも出ていける • クビを切られたとしても明日からでも行ける会社がある • 対立したとしてもそれは学習だと認識する • 能力・人脈・転職活動・学習姿勢がある人は、 対立を恐れずにGive firstができる 91. DevOpsが出来る人材を雇用する • そもそもプログラミングが出来ることが必須 • 失敗を学びだと認識できる人 • 目の前の不確かな事象を理解できる言語能力の高さ • 人と対立してもそれを感情ではなく、ロジックで解釈する • 全体最適を意識した動きをするための視野の広さ • HRT、謙虚・尊敬・信頼を持った人 • コミュ力と言語能力は違う • 相手に共感することと、論理的に情報をやり取りする能力は違う • 言語能力が高い人を正しく採用する • これを間違えると、言葉狩り、ポリコレ、コンプラ地獄に陥る • 配置転換を前提とした企業は、コミュ力に寄りがち 91 92. HRT(謙虚・尊敬・信頼) • 優れた開発チームでは、HRTの価値が大切にされている • 謙虚 Humility • 世界の中心は君ではない。 君は全知全能ではないし、��対に正しいわけでもない。 常に自分を改善していこう。 • 尊敬 Respect, • 一緒に働く人のことを心から思いやろう。 相手を一人の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう。 • 信頼 Trust • 自分以外の人は有能であり、正しいことをすると信じよう。 そうすれば、仕事を任せることができる。 • HRTは学び続け、成長し続けるための姿勢 • HRTの逆を考えてみればよい、人から学ぶことが出来なくなる • HRTを持つことで同僚の行動に対して正しく振る舞える • 同僚は安心して自己を開示し、良い議論が行えるようになる 93. NETFLIXの事例 • 一時ネットフリックスはバッファリング時間(ビデオをクリックして からスタートするまでの時間)の短縮に大苦戦していた。エンジニア にしか完全には理解できない、厄介きわまりない問題だ。 • 私たちはセールスとマーケティングの担当者に要請した。「あのくそ いまいましいバッファリング問題をなんとかしてくれ!」とエンジニ アにぶちまける代わりに、「なぜバッファリングにこんなに時間がか かるのか、わかるように説明してくれ」と聞いてほしい、そしてその 質問は本心からぶつけてほしいと。 • 相手がとりくんでいる課題に心から関心をもってする質問は、理解の 架け橋になる。技術系でない従業員は、この質問への答えを通して、 エンジニアがどんなに手ごわい課題にとりくんでいたかを初めて知り、 視野を大きく広げた。 • こうした質問を投げかけるうちに、やがて社内に好奇心と敬意が育ま れ、チームや部門の内外で有益な学習が行われるようになった。いい 加減な噂や陰口のたぐいも減った。 NETFLIXの最強人事戦略4章より引用 94. 余談)IPOでレガシー化するベンチャー企業 • 売り上げを増やすために商品を増やす • 商品を増やすために人を一気に増やす • 人材レベルが低下して、大本営マネジメントが始まる • 市場に対して弱気を見せると株価が落ちる • 市場への強気のアピールは社員の自己洗脳につながる • 対外的なポストモーテムは株価に影響が出ると思い込んでしまう • 社内で失敗の分析や、ネガティブな発言は禁忌となる • 失敗から学ばなくなる • 監査対応でレガシーなシステムが必要になってしまう • 会計監査、内部統制 • 外部の会計会社が慣れ親しんだワークフローを要請される • チェックリスト地獄、監査がレガシー • それをビジネスに組み込んでしまうとシステムが複雑化、レガシー化 94 95. 余談)クソスクラム野郎問題 • 「俺たちはスクラムをしているから勝っている!」と思い込む • 大本営発表マネジメントの亜種 • プロセスを信奉して思考停止する • プロセスは改善するものであり、信奉するものではない • スクラムは「まずは型をコピーするところから始め、自らのビジネス に合わせてカスタマイズしていく」という守破離を説いているが、 そのせいで、守で満足して思考停止してしまう人が多い • 新しいことをするのは怖い、勝ってることにするのは楽 • 「俺はスクラムが嫌いだ」と言うスクラムマスターが何人も… 95 96. SIerはどうなるのか? • 企業・公共のアジリティを上げる流れ • 公共のOSS化、公共のクラウド化 • 世界は「WFよりも、DevOpsのほうがコストが下がる」ということを 知ってしまった • 柔軟な予算体制を組める組織はそちらに移行していく • 準委任契約の請負とか • ITシステム入札の闇にそろそろ気づき始めている • 結論 • 知らんがな、うちは単なる中小企業だ、俺に聞くな • 緑の恐竜がだいたい悪い 96 97. 大企業はどうしているのか? • 既存ビジネスを変更するコストは激烈にヤバイ • 新しい子会社を作るのは簡単 • 新しい人事評価制度、採用ラインで運用 • 最近できたRidgelinez社とか、傍からはそう見える • 既存ビジネスはキャッシュマシンとして現状維持、 新規子会社でチャレンジをする • 現状に危機感を覚えたら、こういうチャレンジをして いる子会社への転職・転属・出向を考えるのもアリ • 富士通クラウドテクノロジーの人にこの辺の話を聞 いてみたい • 富士通標準の業務プロセスをどうやって潰して、 DevOps体制を構築した? • どのように人材を雇用した? 評価した? • 次回の富士通 Tech Liveとかで話してもらったら面白 いんじゃない? 知らんけど 97 https://pr.fujitsu.com/jp/news/2020/01/30.html 98. 余談:DXできてない企業だと思う事例 • 激ヤバドメイン • なんで富士通が2回? 階層おかしくない? • fujitsu.com/jp/ の下にあるべきなのでは? • コンウェイの法則 • システム設計は組織構造を反映したものになる • 社内政治の壁がドメイン名から透けて見える • 公式ウェブサイトを改修する権限をもらうよりも、 サブドメインを切るほうが楽というのは異常 • 心理的安全性 • 激ヤバドメインにたいしてストップをかけられる 人がいなかったという機能不全感 https://twitter.com/tokoroten/status/1228559664163385346 98 99. 参考資料 • 闇のDevOps DevOpsと業績評価 • https://medium.com/@tokoroten/5aff8b60f589 • xOps: エンジニアがスタートアップの成長の原動力となる日 • https://www.slideshare.net/takaumada/xops • 技術の創造と設計 • https://amzn.to/2VPFaYX • 日本の雇用と労働法 • https://amzn.to/2vxJPDY • How Google Works • https://amzn.to/2TB1J0s • SRE サイトリライアビリティエンジニアリング • https://amzn.to/3cmkvkS 99
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リチャード・コシミズの差別性
※このエントリにはヘイトスピーチの引用が含まれます。ご注意ください。 リチャード・コシミズ(以下、本文中「RK」と記載)という名前を意識しはじめたのは3.11以降のことだ。 たいていは左派とかリベラルとかいうような立場の人の言説で、「ちょっとその話はおかしいんじゃないか?」と思って一次情報を探していくとRKにたどり着くことが何度もあった。なので「陰謀論の発信源」としては認識していた。
このエントリーを書こうと思った直接のきっかけは、ある人が桜井誠(在特会→日本第一党)を批判するのに「本名が高誠なのに通名を使っている」という理由を挙げていたことだ。桜井の本名は「高田誠」である。そして「桜井誠」は「ペンネーム」「活動名」なのであって、「通名」と呼ぶのは微妙だ。そもそも桜井を批判しなければならないのは差別を煽る活動をしているからであって、本名を使おうが活動名だろうがその本質には差がない。まして「通名」批判は、在特会が挙げる「在日特権」なるデマの一つとも重なるものであり、文脈次第ではヘイトスピーチにもなる。 そして、その「高誠」なる話の出典がそのRKだということだった。調べてみると、高誠を「コ・スン」などと読ませ、「済州島出身」とまで物語が膨らんでいる。そして、ブログの原文は消えているが、RKのツイッターアカウントではその記事を紹介するツイートが残っ���いる。
https://twitter.com/ric_koshimizu/status/346728466378543104 richardkoshimizu's blog: 桜井高田木村誠の本名は高誠(コ・ジョン) 念のため魚拓版→https://megalodon.jp/ref/2017-0902-2147-56/https://twitter.com:443/ric_koshimizu/status/346728466378543104
完全に「ヘイトデマ」と言っていい。そもそも日本国籍を持っていなければ都知事選に立候補はできない。まあ、こういうことを言う連中にそれを指摘しても「偽造書類で選管を騙した極悪人だ」という新たなデマで補足されるだけなので議論にならない。RKや支持者のやっていることは、蓮舫議員の国籍にケチを付けたネトウヨたちと全く同じである。
これはRKのブログに2016年11月に掲載された記事だ。 (2005年に書いたものの再録とのこと) タイトルからしてヘイト感満載である。
「半島系カルトの背後に北朝鮮勢力とユダヤ寡頭独占者がいる。」 リチャード・コシミズ https://richardkoshimizu.wordpress.com/2016/11/19/「半島系カルトの背後に北朝鮮勢力とユダヤ寡頭/
どこから手を付ければいいのか途方に暮れるほどの出来だが少し。 第一段落から、「金日成」「統一教会」「創価学会・池田大作」「在日・帰化人」を強引に結びつけ、在日朝鮮人や朝鮮にルーツを持つ人々がまるで金日成の手先であるかのような書きぶりである。これがヘイトデマであることは説明の必要もないだろう。 統一教会の創始者である文鮮明は確かに半島北部の出身ではあるが、半島が分裂して以降の足跡はむしろ「南側のスパイ」として弾圧を受け、韓国の軍事政権下で反共主義を展開することで庇護を受けている。金日成との繋がりなどありようもない。 池田大作については「実兄が徴兵されてビルマで戦死した」との情報もあり、外国ルーツ説はかなり疑わしいが、そもそも本質と関係がない。「外国ルーツかどうか」を疑うこと自体がレイシズムである。 仏教系から派生した創価学会と、キリスト教系から派生した統一教会にも直接の繋がりはない。まして「創価学会が北朝鮮に送金している」など荒唐無稽も甚だしい。ネトウヨが「パチンコが北朝鮮に送金している」と言うのと同レベルのデマである。 統一教会にせよ創価学会にせよ批判すべき点はあるし、北朝鮮の金日成から繋がる3代の指導者による犯罪的な行為はもちろん批判すべきだが、それらはすべて別個の問題である。ましてそこに「在日・帰化人」などと理屈を繋げるのは、RKが徹底したレイシストである表れと言っていい。
また、記事の途中からユダヤ陰謀論に発展していく。 そもそも「ユダヤ」とは何か?ユダヤの血を引く者と、ユダヤ教を信仰する者を総合した概念だ。2千年の離散を経て最集合した希有な民族で成功者が多いという特異性があるため、世界的に陰謀論の的にされやすい。だが、常にそうやって差別され続けてきたが故に獲得せざるを得なかった「強さ」もあるだろう。既に世間に広まっていたユダヤ陰謀論を利用したから、ナチスはホロコーストを行うことができたのだろう。そういった負の歴史をしっかり見なければならない。 そもそも、巷で見かけるユダヤ陰謀論でよく出てくる「ロックフェラー」は「ユダヤではない」との指摘があるし、よく「ユダヤ系」として名前が挙げられる大企業も実態としてユダヤとの関係は薄く、ましてイスラエル国とはまるで関係がない。 イスラエルという「国家」に対する批判とユダヤ陰謀論は明確に区別するべきだ。 参考リンクを置いておく。
ユダヤ陰謀説のウソ
次に紹介するRKの記事(元記事は消えているので転載分のみ)も、タイトルからして差別感満載である。
朝鮮高利貸しの最大手、武富士が倒産。 (リチャード・コシミズblog) http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/745.html
武富士はかつての消費者金融(サラ金)の大手であり、グレーゾーン金利を利用して暴利を得る悪質さ、返済可能性を充分に考慮しない融資と強引な取り立てが業界全体で社会問題となった。グレーゾーン分の金利を計算しなおして取り返す「過払い金返還請求」や、金利そのものの見直し・広告の規制などといった社会的包囲によって勢いを失ったわけだが、わざわざ「朝鮮」と付ける合理性はなく、ただ「社会悪であった消費者金融大手の倒産」という事実に便乗して憎悪を煽る意図が明確である。「ヘイトスピーチ」と断定してよい。
もう一つだけRKの記事を紹介しておく。
北朝鮮エセ右翼のみなさん、出番です。 http://richardkoshimizu2.hateblo.jp/entry/20160926/1474816011
これも、「朝鮮学校が北朝鮮に送金している」という妄想を前提にした記事であり、在特会が主張するのと同様のヘイトデマと断定できる。 また、ここで「エセ右翼のみなさん」と挑発的に煽るのに「朝鮮人・帰化人・極左偽装転向者、部落極左の同じ偽装右翼メンバー」としている。ネトウヨがネトウヨを非難するときに「あいつは朝鮮だ」という論法を使うのは定番だ。桜井誠に対しても、自分の要望に添う行動をしなかった時に「在日」扱いするネトウヨがいる。
何のことはない。RKは「ネトウヨの亜種」と呼んでもよい、れっきとしたレイシストである。こんな人物の言説を「左派」なり「リベラル」あるいは「人権を大切にする」と自認するような人が一言たりとも参考にしてはいけない。 そう、「一言たりとも」である。「部分的には正しいことも言っているかもしれない」というのは、レイシストに社会的承認を与える考え方である。
なお、RKを批判する記事をネットで検索すると、「本名は○○で、○○の出身で〜」と、これまた外国ルーツであることを指摘して非難する記事が多数出てくる。言うまでもなく、これもヘイトスピーチである。ヘイトスピーチと別のヘイトスピーチが衝突しあっているとき、被害を受けるのは衝突させている者たちではなく、ヘイトスピーチの対象になっているマイノリティである、ということを強調しておきたい。
おまけ RKと同様、一部の「左派」「リベラル」から重宝されているように見える論者に三宅洋平がいる。彼の主張もRKと大差ない。 三宅洋平をわかりやすく批判した文章があるので紹介しておく。
陰謀論「田布施システム」とはなにか -三宅洋平氏が信じる日本近現代史とユダヤの陰謀論(清義明) http://masterlow.net/?p=2565
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注意: 1.個人的に10th推しなので偏りがあるかも 2.やっぱりフランクな口調で書きます 3.記事装飾のセンスが無いのでとってもシンプル 4.権利とか怖いので一部を除き写真は使わないようにしてます
基礎知識編
Q:そもそも「ドクター・フー」って何 A:イギリスの公共放送局(NHKみたいなもの)、BBCで放送されているSFドラマ。 「ドクター」ってタイトルですが医療ドラマじゃないよ!! 「ドクター・ハウス」は無関係だよ!! 今まではオススメしてましたが、日本のウィキペディアとニコニコ大百科の閲覧は危険です最新話までのネタバレがありますので。 Q:主人公がフーって名前なの? A:違 い ま す 。主人公の名前は「ドクター」。 彼の本名は人類には発音できないため、便宜上ドクターと名乗っています。 理由はみんなを助けるからドクターと名乗ることにしたとか、みんなを助け続けていたら名前のドクターが医者という意味になったとか、本編中でもブレている設定のため真相は謎。 多分世界中の「ドクター・フー」好きは永遠にこの質問をされる羽目になっていると思う。 Q:ドクターって宇宙人なの? A:ドクターは地球からは遠く離れた惑星ガリフレイに住むタイムロードという種族の宇宙人です。 ただしヒューマノイドなため外見は人間にしか見えません。違いは心臓が2つあること、ちょっと放射能を浴びたぐらいなら身体ダメージは無いぐらい頑丈、頭が凄くいい、という内面に関わるものだけ。 Q:ドクター役の俳優がいっぱいいるんだけど A:タイムロードは瀕死の状態になると外見を変えて再生(リジェネレーション)することが出来ます。 それが12回まで出来る、っていう設定なので最大13人のドクター役の俳優が誕生するわけ。 ちなみにこの設定は初代役の俳優が病気で降板したため、繋ぎを付けるための苦肉の策だったのが始まり。 現在は12代目なので12人の俳優がドクターをそれぞれ演じてます…と、言いたいところですがそうも言い切れないのが現状。是非本編を見てどういうことなのかを実際に知ってください。 Q:何か凄いドラマなの? A:世界最長のSFテレビドラマ。2013年は50周年。 イギリスの文化の一部で老若男女問わず誰でも知ってる。 脚本が文学賞を獲ったりしてる。 ドクター役俳優が代替わりするとBBC始めイギリス全土(+世界のオタク向け)のメディアで取り上げられる。 何より新シリーズは大人から子供まで楽しめる。 Q:基本的にどんな内容なの? A:ドクターが地球人の相棒(コンパニオンと言います)を連れて、宇宙と時を股にかけた冒険をして、立ち寄ったところで事件に巻き込まれたりしてそれを解決! 元々は子供向け番組のため、歴史・文学・科学などを楽しく学べるように、というコンセプトのもと制作されています。なのでシェイクスピアだったりチャーチルだったりと歴史上の有名人物が出てきたりします。 Q:SFドラマならやっぱりドクターも戦う? A:最終的には悪いエイリアンと戦うことが殆どですが、そうとも言い切れないのがこの「ドクター・フー」の面白いところ。 何せドクターは非暴力主義者です。彼は殺傷可能な武器を基本的に携行していません。たとえ宇宙を消滅させようとするような大悪党にすら更生するチャンスを何度も与えるような人物です。 彼の武器はその頭脳。周囲を動かし、相手を言葉で揺さぶり秘密を探り、可能な限り犠牲を出さずに問題を解決します。それでもどうしようもならなかった時は…という感じ。 Q:相棒は女の子だけ? A:男も宇宙人もロボット犬もいます。 でも基本は現代の地球の女の子。 なぜなら視聴者目線の人間が番組に必要だから。 Q:ドクターの写真に大体写ってるあの青いボックス何 A:ターディス。TARDIS。Time And Relative Dimension In Spaceの略。次元超越時間移動装置。”It’s bigger on the inside!” 要はタイムマシンです。ドクターとコンパニオンはあれに乗って旅をします。 あの外観は1960年代のロンドンに降り立った時に、周囲に溶け込むため当時多かったポリスボックスに擬態したものの、擬態装置が壊れて直らなくなって今に至る。 結構内装は変わる。割と外装も変わる。 Q:ドクターが持ってる音が鳴って光が出るスティック何 A:ソニックスクリュードライバー。ソニック付きのねじ回しのこと。武器を持たない主義のドクターが唯一持つ武器に近いもの。 ソニックというのは簡単に言うと、ドクター・フー世界での魔法のようなもの。 とりあえず大体の事はできる優れもの。ただし木製のものには効かない弱点有り。 他にもソニック付きのものは色々とあるらしい。 ドクターによってモデルチェンジしてる。 Q:「SHERLOCK」の製作の人が関わってるって聞いたけど A:製作総指揮のスティーヴン・モファットは「ドクター・フー」の製作総指揮でもあります。 ただしこれは2010年からの11代目ドクターから。それ以前の9代目と10代目はラッセル・T・デイヴィスとジュリー・ガードナーが製作総指揮です。当時のモファットは脚本担当のみ。 どちらかと言えばデイヴィスは変わったキャラクターの創造が得意、モファットは自身の脚本の巧さが持ち味(追記:デイヴィスはドラマ畑、モファットはコメディ畑、という説明が分かりやすいかもしれません。filth.movieJPさんありがとうございます)。 モファットと同じく「SHERLOCK」の製作総指揮であるマーク・ゲイティスも脚本家と俳優として何度か参加しています。 キャスト被りも合ったりと何かと縁のあるドラマ同士。 ちなみに「SHERLOCK」は、「ドクター・フー」の撮影のためにロンドンとカーディフを行き来するモファットとゲイティスが移動中に構想を練ったドラマ。 Q:作中で出てくる「トーチウッド」って何かドラマやってたよね A:「秘密情報部トーチウッド」と「トーチウッド チルドレン・オブ・アース」と「トーチウッド 人類最後の日(ミラクルデイ)」の邦題で、スーパー!ドラマTVとWOWOWでそれぞれ放送されていました。 実は「ドクター・フー」のスピンオフドラマ。なのでキャストが一部共通しています。 ただし「トーチウッド」の方が日本放送の進みが早かったため、一部ネタバレが生じてたりもしました。 他にも「サラ・ジェーン・アドベンチャー」というスピンオフもあったりするけど日本放送なし。 もしもこれから「ドクター・フー」と「トーチウッド」を見始めよう、と思っている方はここ(マット・スミス画像さん、情報ありがとうございます)を参考に放送時系列順に見ることをお勧めします。本国では同時期放送だったためリンクする話が多いので、より分かりやすく見られます。それを知らずにバラバラに見て、後から繋がりに気付くと「先にそれ教えてくれよ!」と言いたくなります(実体験) Q:海外のオタクが集まるようなサイトを見てると「ドクター・フー」のネタ多いよね。やっぱりオタク向けなの? A:上記の通りイギリスでは国民的ドラマですが、アメリカではケーブルテレビで放送している「ドクター・フー」。 その為アメリカではオタク向けとしか扱われていません。たとえば「ビッグバン★セオリー」の主人公たちが見ている、コスプレもしている、って感じで。 またサンディエゴ・コミコンのコスプレ画像は日本でもよく流れてきますが、そこをよーく見るとドクターだったりダーレク(敵キャラ)だったりのコスプレイヤーがゴロゴロいたりとオタクの間ではかなりの人気ぶりではあります。そもそもコミコンで出演者のパネルやってるし。 アメリカ以外の国でも中々地上波放送されている国は少なく、やっぱりオタク向けなイメージは強いです。 でも知名度だけで言えば、マーベルとかのアメコミや「スター・ウォーズ」などの映画と肩を並べるぐらいの位置にあるのが「ドクター・フー」です。 Q:CGとか映像がちょっとショボい A:その辺アメリカのドラマなどと比べちゃうと格段にクオリティが低いのは確かです。 ただし反論材料は幾つかあります。 もしそれがシリーズ1頃のことを言っているのであれば、仕方がないだってもう10年近く前の作品なんですから。そもそも当時はメインであるドクターの衣装すら端切れから作るような製作環境です。エイリアンの着ぐるみも使いまわし。セットも使いまわし。それを脚本でカバーした、という状況だったことを頭に入れてから是非もう一度見てみてください。 もしシリーズ5以降のことを言っているのであれば、それはもうあなたの眼が肥えているとしか。仕方ない、あくまで公共放送のテレビドラマですから。BBCの経営が厳しい昨今、ドラマ部門なんてどれほどの予算でやっているのか。 もし「SHERLOCK」と比較しているのであれば、1シリーズの話数が違うということに気付いて欲しい。” - log24= 日本にいる人のための「ドクター・フー」ガイド ~初心者編~ (via petapeta)
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トロールに関する書籍のLondon Review of Booksによる書評の和訳:"Schadenfreude with bite"
(お願い)改善中です。あきらかな誤訳、不正確な点、アドバイス等がありましたら遠慮なくご指摘ください。よろしくお願いします。英語できる人は原文にあたるのがてっとり早いです
London Review of Books, 15 Dec.2016
Whitney Philips, Why We Can’t Have Nice Things:Mapping the Relationship between Online Trolling and Mainstream Culture Karla Mantilla, Gendertrolling:How Misogyny Went Viral Benjamin Radford, Bad Clowns John Lindow, Trolls:An Unnatural History
原文リンク http://www.lrb.co.uk/v38/n24/richard-seymour/schadenfreude-with-bite
(訳文) トロールはネットにおける「いたずらっ子」を自称し、スキのある獲物を挑発することに関しては機会を逃さない。そして奴らは引き起こされた憤激をみて歓喜するのである。ミネソタ州出身の12歳の少年ミッチャル・ヘンダーソン君が2006年に自殺した際、トロール達は、少年の友人や親類らの悼辞が並ぶMy Spaceのページに襲撃をかけた。トロールらは特に、自死の数日前に少年がiPodを紛失していた事実に着目し、彼の死を軽薄で消費者的な欲求不満と示唆するような投稿をおこなった。彼の死は「裕福な資本主義的な問題群(first-world probles)」というわけだ。ある書き込みは少年の墓石の横にiPodが配置されたコラージュを含むものだった。
トロール行為(trolling)の何がそんなに面白いのか。「すべてのジョークはそれ自体の公衆を作り出す。同じジョークに笑うということは、精神的な一体性の広がりの証左である」とフロイトは語った。あるジョークを理解することは文化を共有することである。より正確には、それは任意の敵対関係において同じサイドに属することを意味する。トロールの行動の目的は、launghing out loudを意味すLOLが転化した「lulz」に置かれている。lulz=嘲笑とは、他人の不幸から派生するような楽しみのひとつの形である。複数年に及ぶ、トロールの参与観察を経たWhitney Phillipsの研究によると、嘲笑(lulz)とは 他人の不幸を楽しむ感覚に攻撃性が加味されたもの(shadenfreud with more bite)である。ミッチェル少年の家族が憤怒すればするほど、トロールはそれを面白いと感じるのである。
2011年、そのような「RIPトロール」〔訳者注:RIPとは、「安らかに眠れ」を意味するRest in Peaceの略語〕の一人であるレディング出身のSean Duffy(25歳)は、亡くなった10代の少女らに関する複数の投稿によって刑務所送りとなった。彼は、15歳で自殺したNatash MacBrydeを「売春婦」と呼んだ。また、14歳で癲癇症で亡くなったLauren Drewの追悼サイトに「ママ助けて!地獄はとても暑いわ!」と母の日に書き込んだ。しばしば、トロール達はターゲットに群がる。著者のPhillipは、レイプ殺人の被害者であるカリフォルニアの10代女性Chelsea Kingの事例を取り上げ、彼女の親戚らがトロールの格好の獲物になったこと、また義憤を感じて介入してきた協力的な人々らもそれぞれ身元を「特定」され、「狩られた」様子を詳細に記述した。
RIPトロールは悲哀を搾取可能な状態と見なす。トロールは死んだ人を何らかの形で気にかけているわけではない。むしろ、彼らは何らかの対象を気にかけすぎること自体を、罰されるべき失敗(a fault deserving punishment)と考えているのである。この点に関する証拠は、トロール行為のサブカルチャー(trolling subculture)の全域を通して、――より他愛もないケースにおいても――見出すことができる。ある事例では、トロール行為の参加者らは複数のゲーム販売店に電話をかけ、とある時代遅れのゲームのありもしない続編の在庫の有無を問い合わせた。彼らがあまりにもしつこく電話をかけるので、店員らはそのゲームの名前を聞いただけて怒り出すようになる。トロールらはその様子を楽しむのである。トロール行為の至高の通貨は搾取可能性であり、最大の悪徳はものごとをシリアスに考え過ぎることである。悲哀にくれる親、というのはもっとも容易に搾取できる対象である。彼らの悲しみや怒りは極めて明白である。とはいえ、弱みのない人間などいない。
計算ずくの冷酷な嫌がらせ、というものは別にトロールが発明したものではない。とはいえ、インターネット以前の時代においてはそれらは少しは無邪気に見えたかもしれない。Jeremy Beadleは『Candid Camera』で不運な人々をだました。不注意な被害者の抑えきれない怒りは、ある種の人にとっては常に滑稽であり、そういった楽しみの中には、サディスティックで冷笑的な態度(sadistic detachment)がどうしても存在する。トロールが新しいのは、計算された非論理性、意図的なスペルミス、文化的な憧憬の再利用、幾重にも積み重なった隠微な参照や内輪ネタといったナンセンスでどうしようもない事柄に、歓喜の感覚delightを付け加えたことである。Phillipsによれば、トロール行為とは、ポピュラーカルチャーの「ラトリナリア」(latrinalia)すなわち便所の落書きなのである。
トロールはまた、限度を知らないように見受けられる点において、彼らの先人とは異なる。嘲笑にはある種の反社会的な力がある。馬鹿にされると人はたいてい黙り込む。なので、会話やコミュニティを継続させるためには、ジョークにもある一定の限度というものが存在する。ジョークはどこかで終了せねばならなず、そこで被害者は笑いの種を明かされる。一方で、トロールは、オフラインの人格の境界を超えた逸脱的なサディズム(transgressive sadism)のまさにその延長上にコミュニティを形成する。このことは、そうしたコミュニティがほぼ完全に匿名の個人(anons)によって構成されている事実からも部分的に了解される。あたかもトロールにとって、個々のトロールの笑いは副次的であり、もっとも重要な目的はその匿名の集団(anounumous collective)の享楽を維持することにあるかのようだ。
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大半のよく組織化されたトロールにとって、はっきりとした政治な関与や道徳的な理想を持つことは、嘲笑(the lulz)以外の対象に向けての傾倒を胡散臭いものとする彼らの基幹的な原則と矛盾する。しかしである。Karla Mantilaの造語である「ジェンダートロール」は反フェミストであることを明確に標榜している。彼らの目的は、群衆的な嫌がらせや女性差別的な侮辱(たとえば「まんこ」や「あばずれ」などの罵倒語)、晒し行為、殺人やレイプの脅迫などによって、公然と主張を行う女性を黙らせることである。Mantilaが考察するように、そうした行為に一切の独創性はない。これは「インターネット」とは無関係であり、「男が、潜在的な競合相手である女を周辺化するべく、嫌がらせや侮辱を行うという長い歴史」の延長に位置付けられるべき事象である。それは、「それまで男性優位的であった領域に女性が進出してきたことに対する、「ひとまとまりの文化的な反応」なのである。
明らかにインターネットに由来する新しい変化とは、オフラインの「リアル」な自己とネット上の匿名性との間に厳密な境界線をひくことによって、トロールらが道徳的な責任を否認することが可能となるような環境を創出したことである。ネット上であれば、私のしていることは私とは関係ない、というわけである。しかし、トロールらは、彼らが自称するように「誰でも平等に攻撃対象としている」わけではない。Phillipsが指摘するように、ほとんどの嘲笑は「とくにアフリカ系アメリカ人などの有色人種、女性、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー、クイア」に向けられており、トロール共同体は歪なほどに高い比率で英語圏や北欧の若い白人の男性によって構成されている。Phillipsは、オバマ大統領に対するレイシスト的なトロール行為や、彼らがしょっちゅう使う「おかま」といった言葉などを挙げ、トロールらが自身の白人性やある特有の男性性を行使する様子を詳しく記述している。男性優位主義はトロール文化に埋め込まれている。トロールの非-道徳性を、男性の揺るがない優位性に関する男権主義者らのお馴染みの幻想と結びつけたとしても、拡大解釈ではない。何はさておき、すべてのトロール達はジェンダートロールであるかも知れないわけである。
仮にそうであるなら、Phillipsが真剣に論じるところの「トリックスター」としてのトロールの自己像は批判的な検証に耐えることができないだろう。トリックスターとは、善と悪との境界を帳消しにしたり、価値を破壊することが唯一の価値であるような存在である。Phillipsがそのアナロジーに説得されたのは、おそらく彼女がトロールらのジョークを理解したからであろう。「私は彼らのあるタイプのトロール行為を面白いと感じる。そして場合によっては正当化可能であるとも思う」と彼女は書いている。たしかに、サイエントロジーなど、トロールの攻撃対象の中には明らかに同情できないものあり、その際のトロール行為はある種の熱意とともに実行される。しかし、Phillipsがトロールの意図を既存の道徳的秩序を「転覆させる」あるいは少なくともあれこれいじくり回すものとして描写する際、彼女は道徳的秩序を崩壊させる事と、その秩序を転覆させる事と、いじくり回す事の違いはそれほど大きくないかのように語っている。
もしトロール行為が不当な扱いに憤慨した者たちが上げる抗議の声から発生するのだとしたら、それはまったく価値の保全に依存していることになる。トロールたちは、十分に多くの人々が十分に多くの事柄について真剣に考えているという状況に依存している。そこでは、興味なさ気に肩をすぼめる仕草が失敗を意味するからだ。被害者の選択は、ほとんどの場合、多かれ少なかれ 何に対して思いやりを示すのが適切であるかについての道徳的な立ち位置を教えてくれる。(→本文:The choice of victim almost always conveys a moral position on what it is more or less appropriate to care about. )RIPトロールらは明らかに、裕福な白人層の自殺に対してもっとも強い怒りを表す。彼らはそうした死を自己陶酔的なものとし、人々による悲哀の表現をうわべだけのものとみなす。あるトロールはそうした営みを「退屈さと注目を浴びることへの病的な渇望」のため、と語った。一方で、たとえば国家安全局による大規模な盗聴が暴露された後に起きた組織的なトロール行為などは、彼らにとっての極めて重要な罪とは、情報を抑圧したり誤用することであることを示唆している。
トロールは相反する二つのことを同時に行う。トロールは、彼らが嘲笑のために侵犯するところの社会的な規範に対して見事なまでに無関心であると同時に、執念深い懲罰人でもある。その意味で、トロールはジョーカーであり、バッドマンでもある。Benjamin Redfordによるとトロールはピエロや道化師に連なる「自称文化評論家」として行動しつつ、一方では「もっともらしく、すべては楽しいジョークなので(あんまり)本気にしないように」とも主張する。John Lindowのトロールの「不自然な歴史」によると、北欧神話に出てくる本来のトロールは、不適切な行いに罰を与え、社会的規範を擁護する存在である。仮にあなたが冷笑(lulz)の行動原理を真に受けて、社会規範への一切のコミットメントを消し去ったとして、残るのはより純化した形での糾弾のロジックである。悲嘆にくれる者さえも罰しうるのだとしたら、一体誰を罰することができないというのだろう。「誰も我々ほどまでに冷酷にはなれない」、これが彼らの決めゼリフである。この原則こそがトロール共同体のアイデンティティの核となる。「われわれはアノニマスである。そして我々は決して許さない。」そして彼らが許さないのものとは、とりもなおさず「弱さ」なのである。
ネット上の逸脱性に関する社会学的分析は、そうした特徴をマキャベリズムやナルシシズム(自己愛)、病理学的な症状、サディズムなどの特性などに注目しがちである。Phillipsはこうしたすべての見解の誤りを指摘する。それらは、「逸脱」や「性格型」といったカテゴリーの意味深さを当然のことと見なすように読者に要請しつつ、特定の道徳的なアクセントでもって現象を記述しなおしたに過ぎない、とPhillipsは主張する。むしろ彼女は主流文化の影響を強調する。トロールとは「文化的な消化吸収作用の代理人」( ‘agent of cultural digestion’ )なのである。
トロール行為というサブカルチャーの分裂症的で超然としたユーモアは、おそらく9.11に関する膨大な種類のジョークやミーム(文化的遺伝子)に最もよく現れているであろう。Phillipsは、こうした事態をアメリカの極めてメディア化された文化に浸透したシニシズムの必然的な結果だと考えている。9.11とその余波に関するTV報道は、引き伸ばされた一連の「ゴミ」に挟まれた15秒間の恐怖と悲惨の断片的映像によって構成されていた。この状況はアイロニーに満ちた無関心を引き起こさずにはおれない。ブッシュ政権はこの分裂状態へと人々を誘い入れる役割を果たした。たとえば、ラムズフェルドは、占領下のイラクで起きたカオス的な混乱状態について、病的なまでの機嫌の良さで「いろんなことが起こるもんだ」と語った。ブッシュは、ゴルフ場でのインタビューでテロとの戦いの必要性に関する真面目な調子の演説を行ったのちに、スイングに戻り「では、このショットをご覧あれ」と言った。「道徳的な真剣さ」の隙間的な時間が終了するや、ブッシュ政権は肌の色によってコード化されたテロの危機を煽りつつ、人々に娯楽とショッピング��と戻ることを促した。この時期に形成された情感的な分裂はトロールらによってさらに拡張されたかも知れない。しかし、分裂を創出したのはトロールらではないのである。
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2015年4月、Tiziana Cantoneと呼ばれる31歳のナポリの女性が、自身のセックス映像を少数の友人らに送信した。そのうちの誰かが動画をネットに上げ、動画は急速に拡散した。動画からは顔が見えないセックス相手に向かって彼女が発した「あなた、撮影してるの?いいね。」というフレーズは、SNS上で大人気のパンチラインとなった。そのフレーズは、Tシャツになり、携帯カバーになり、広告のスローガンにも用いられた。誰もが自分のことを知り、政治家によっても非難されるようになったCantoneは仕事を辞め、名前も変え、トスカーナに引っ越し、ネットからの件の動画の削除を求める法廷闘争を開始した。彼女はFACEBOOKから自身の明示的な写真を消す事には成功したものの、すでに何千回もコピーされ配信されていたポルノサイトの映像を消す事はできなかった。複数のサイトに合計20000ユーロを支払うことを命じられた彼女は、9月に自ら命を絶った。
冷笑的なあざけり、すぐさまビジネス化されるミーム、道徳的な装いの悪意など、Tiziana Cantoneへの対応は、まさに集団トロール行為そのものである。Jon RonsonがSo You’ve Been Publicly Shamedにおいて教えてくれているように、こうした行動パターンというのはインターネットに特有なものではない。電話盗聴スキャンダルによって倒産するまで、News of the World紙は定期的に匿名の個人の性生活を暴露する記事を掲載しており、何人かを自殺に追い込んでいる。イギリス人シェフのBen Strangeは、仮に自身の破廉恥行為が公開されてしまったら二度と子供らに顔向けできないと考え、同紙に懇願した。しかし結局、記事にされていまい、氏は自殺した。同じような目にあったウェールズ人の教師Arnold Lewisは、NoW紙のレポーターにもし暴露されるとしたら自殺すると告げた。しばらくして彼の記事が掲載されると、氏は一酸化炭素中毒で自殺した。
SNSはこうした種類の捕食行動の可能性を大きく拡大している。Justine Saccoに対する粘着的な行為は、Ronsonが伝えるもっとも有名な事例だ。南アフリカへのフライトの直前に、Saccoはツイッターで「アフリカに行きます。エイズにならないといいな。冗談よ、私は白人だからね」と投稿した。わずか170人のフォロワーいない彼女は、まさかこのツイートが注目を集めるとは思いもしなかった。しかし、彼女が現地に到着する頃には、白人の愚かさを笑うジョークとしてではなく、文字どおりにレイシストの発言として受け取り、彼女を糾弾する意見でツイッターは炎上していた。到着と同時に、心配した友人から知らせが届き、彼女は事態を把握した。新聞やテレビが報道した。Rupert Murdochが経営するNew York Postは彼女を尾行するためにジャーナリストを派遣した。彼女の過去のツイートから意図的に悪趣味なジョークの数々もBuzzFeedによって掘り起こされた。ある下手に言葉選びをした、あるいはあまりにも言葉を選んだがゆえに逆に的確に対象を攻撃してしまったツイートによって、彼女は仕事を失うことになり、数ヶ月にわたってジャーナリストにつけ回された。
Ronsonは、彼女が破滅に向かっている様子を楽しみにしながらツイッターを眺めていた人々の中のシャーデンフロイデschandenfreudeを認めている。彼自身の当初の感想は、「他愛もないちょっとした「あぁ、誰かがやらかしたな」」というほどのものであった。彼はまた、懲罰的なほくそ笑みの背景にある超然とした感覚(detachment)についても指摘している。「集団狂気だろうが何だろうが、その時の激しい喜びは圧倒的なもので、そうした楽しみには代償が付き物であるという事実と向き合う事で、その楽しみをダメにしようとする奴なんていないんだ」ということである。ネット上のシェイマー(道徳的な叱責を繰り返す人々)を偽善者とみなすことには、抗い難い魅力がある。そうすることで、人は憤りか喜びのいずれかを感じることができる。しかし、別の視点から見るなら、個々のツイッターユーザーの憤りというものは、副次的で代理的なものであり、彼らの主要な役割とは、とりもなおさず匿名集団に燃料を投下することなのである。この場合、トロールとシェイマーとの違いは、前者が自分たちは道徳的な責任を持っていないと間違って理解しており、後者は自分たちが道徳的な責任を持っていると間違って理解している点に求められることになる。
Saccoは比較的穏健な小規模のトロールとして活動を開始した。しかし、彼女がその対象となった糾弾の合唱は、いくつくかの点で、大規模なトロール作戦のように見えた。おそらく、このトロール行為と魔女狩りの間の相互作用がダイナミックであり、その光景にわれわれが大きな喜びを感じるのは、それはすでに私たちが私たち自身に向けて行使する事柄の変形であるからだろう。フロイト的なうっかり発言や失言というのものは、私たちのうちなる魔女狩り将軍の怒りを刺激し、その怒りを楽しむという意味で、まさに自分自身をトロールするひとつの方法なのではないだろうか。あるいは、別の言い方をするなら、トロールは、われわれが日頃あまりにもシリアスに捉えている諸アイデンティティや諸価値への無意識の反感によって駆動されているのではないか、ということである。一方で、ネット上のウイッチハンターは、私たちがすでにそうした反感でもって自身を罰している方法を、過剰な形で肥大化させているのである。この視点からすると、トロールは単なるサディストではなく、人を惑わすマゾヒストである。「トロールに餌をやるな」とは広く流通したネットの知恵である。その論理的な帰結はおろらく「道徳家に餌をやるな」であろう。トロールと道徳家は同一の螺旋構造の部分なのだ。
新聞等による、個人に対する破滅的な嫌がらせの事例は数え切れないほどあるにも関わらず、インターネットは今や、これまでは抑制されてきた攻撃性を解放したことの責任をしきりに問われている。ネット上の底レベルの書き込みは悪意の代名詞となっており、メディアが提供してきたコンテンツの副産物ではなく、ネットの民主化のダークサイドと見なされている。新しいメディアはまた、ヨーロッパや米国での支配的なコンセンサスの崩壊の責を負わされてもいる。ドナルド・トランプの成功や彼のポストトゥルース政治(post-truth politics)は、他の何にも増して、旧来のイデオロギー的な独占が崩壊し、人々がそれぞれが抱く偏見に迎合した情報や意見を探すようになるにつれ、既存メディアの編集部が担保してきた基準が崩壊するといった事態の影響と見なされている。そうした状況下で、政治的な言説は事実ではなくて感情に訴えかけることによって形成される、という風に議論は進められることになる。とするなら、トロール行為は理性的な議論を邪魔するための方法がひとつ増えただけ、ということになる。仮にトロールやネットの性差別主義者か陰謀論者に共通点を探すとするとしたら、それは、彼らが「笑いのため」か「女を黙らせるため」あるいは「自身の妄想を押し付けるため」に会話を脱線させる点であろう。これは、トロールが必然的に「右翼」であるということを意味しないし、実際、多くの場合トロールは右翼ではない。しかし右翼がますますトロール的になっていることは確かである。租税回避が彼の賢さのアピールになるのか否かにせよ、抵当流れから利益を得ようとする計画が「なんっていうか、アメリカのためになる」のか否かにせよ、あるいは戦死者の母親を侮辱することにせよ、トランプ自身が嘲笑(the lulz)のために放った言葉から、いかにして切り抜けるのが良いかを探っているような印象を受けるのである。オルターライトのある著名な支持者らがガーディアン紙に語ったところによると、「われわれはトロールの軍団だ。われわれは勝利する!われわれは獰猛だ」ということである。
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極右が、真実の劣化から最も利益を得ることができる政治傾向であると考えらているのには理由がある。PhillipsはFOXニュースとトロールらとの共生関係について詳述している。FOXは道徳的混乱(moral panic)を煽ると同時に、トロールが繁栄する文化的な培養基を提供する。ラディカルは右派は常に、人々を行動に向かわせるようなコミュニケーションの積極的な部分に敏感であった。増殖を目的としたコミュニケーションの一形態であり、トロールをされる人々に対するトロールの権力としてのトロール行為は、そうした戦略にまさしくぴったりなのである。
そうした意味で、6月にTwitter社によって下された、人種差別的罵倒で有名なもっとも悪質なユーザーのひとりのアカウントを凍結するという決断は、そうした流れを食い止めるにあたって効果があるか否かは別として、最初の一歩であり、象徴的な意味を持つものであろう。そのユーザーとは若いオルターライトのコラムニストのMilo Yiannopoulosである。彼は彼の注意深い炎上マーケティングのためのニュース番組のレギュラー出演者であった。彼は映画『ゴースト・バスターズ』の女性チームの中の唯一の黒人メンバーを演じたLeslie Jonesに対して、人種差別的嫌がらせを率先したことを理由としてアカウントを凍結された。Twitter社の前CEOであるDick Costoloは、彼はツイッターのユーザーが���少していることや株価の下落の理由のひとつに、こうした弱者への攻撃をしっかりと撃退できなかったことを挙げ、「われわれは虐待やトロールの扱いに失敗した。長年に渡って失敗し続けたのだ。」と語った。
Yiannopoulosは自覚的にトロールであり、なおかつイデオローグであり、オルターライトの典型的な産物であり、その模範である。アカウント凍結に対する彼の反応は下手に隠された喜びを表明しつつ、「自分たちと違う意見を受け入れることのできない、感情的な左翼のガキども」に対する怒りをぶつけることであった。彼はBusiness Insiderに「私のしたことは、ちょっとジョークを言っただけだ」と語った。彼は、「女は新しいルールに同意する時に限り、男のインターネットへの入場を許される」という彼の提案に対する評判を聞くためにChannel 4ニュースのCathy Newmanを番組に招くなど、大統領選でのトランプの勝利以降、同じ決まり文句を繰り返した。表向きは「嘲笑」lulzのためにやっているという表明によってシリアスな政治的な議題をはぐらかす、という計算された両義性において、オルターライトの心理的秩序(psychic economy)にトロール行為はぴったりと適合する。ヤノプロスが定期的に見解を発表する媒体であるBreibartは、トランプ政権の効果的な前哨地となっている。Breibartニュースの代表Stephan Bannon氏は、FOXニュースの前経営者Roger Ailesがトランプのアドバイザーに就任した翌日、選挙戦をたたかうトランプ陣営と契約を結び、近々、新大統領の「主席戦略官」に就任する予定である。
Breitbartの最もよく知られている二つのスクープは、2009年のAcornというリベラルなNGOに対してのものと、2010年の農務省のアフリカ系アメリカ人従業員であるShirley Sherrodへのバッシングである。いずれの場合においても、Breibartは取材記録を不正に加工している。最初のケースに関しては、Acornの従業員らへのおとり捜査を通して、第二のケースについては、SherrodがNational Association for the Advancement of Colored Peopleでおこなった演説を操作し、あたかも黒人が白人社会の敵であるかのような印象を作り出そうとした。Acornは資金を失い、1年後に債務整理に追い込まれた。Sherrodは失職し、政府役人やNAACPから厳しく叱責されたが、実のところ彼らはダマされていた。ホワイトハウスは謝罪し、農務省は彼女に新たな職を用意した。一連のAcornの事例に責任を負う保守派の活動家は、Acornが「あらゆる手段が正当化されうるような、革命主義的で、社会主義的で、無神論的な世界にいる」とし、であるがゆえに、それに対抗するために彼ら保守派にはあらゆる手段を用いることが許されると主張した。Andrew Breitbartは、NAACPにティーパーティをレイシスト呼ばわりする権利はないと主張するためにSherrodのスピーチを「レイシスト」認定し、また、そうであるからこそ、ティーパーティに存在意義があると力説した。
この、トロールとウィチハンターの双方の役割をこなす能力――あるいは欲望――こそがトランプ主義の情感的な基盤のひとつである。そしてトランプ自身がそもそも最大のトロールである。巨大で、皮が分厚い攪拌者であり、ベルルスコーニ級に屈託がなくそして反道徳的である。多くのトロールと同様に、彼はターゲットを熟知しており、リベラルの粗悪な良心に狙いを定める。ヒラリーとの大統領候補者討論の際、トランプは――ほかの共和党候補はそうはしないであろう――オバマはこれまでのどの大統領よりも多い250万人の人を国外追放にした、と主張して自身の国外追放政策を擁護した。普段はあまり大っぴろげに言われていない事を言う、というはトランプ主義の逸脱的なスリルを形づくっている。これこそ、「ポストトゥルース政治」の批判者が見落としている点である。トランプが飛んでもない嘘をつく時でさえも、トランプはメディアの欺瞞を暴露しながら重要な真実を表明しているに違いない、とトランプの支持層は考える。その一方で、オルターライトはトランプ主義に、興隆しつつある新しい白人ナショナリズムの基盤を発見している。ここで言う白人ナショナリズム(white nationalism)とは、搾取可能な人々――つまるところ「保守的で裕福な白人男性」以外のすべての人――をニヤニヤしながら攻撃する態度を指す。彼らは権力を握ろうとしている。とはいえ、彼らこう言うだろう。「ホワイ・ソー・シリアス?」〔訳者注:"Why so serious?” は映画『ダークナイト』の悪役ジョーカーのセリフである。〕
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被リンク獲得代行サービスの効果と選び方!ウェブサイトの検索ランキングを効果的に向上させる方法

イントロダクション インターネット上での存在感を高めるには、多くの要因が重なっていますが、「被リンク獲得」は最も重要な戦略の一つです。この記事では、なぜ被リンクが検索エンジン最適化(SEO)において非常に重要なのか、そしてどのようにして効果的に被リンクを獲得できるのかについて掘り下げていきます。読者がこの記事を通じて、被リンク獲得の基本を理解し、自身のウェブサイトの検索エンジンでの評価を高めるための実践的なアドバイスを得られることでしょう。特に、被リンク獲得代行サービスを検討している事業者やマーケティング担当者にとって有益な情報を提供します。
被リンクとは何か?その基本を解説する ウェブサイト間の信頼関係の象徴とも言える被リンクは、他のウェブサイトから特定のページへの参照リンクである。良質な被リンクは、情報源としてのウェブサイトの信頼性を高める役割を担っており、検索エンジンからの評価も高まる。被リンク獲得のプロセスにおいては、リンク元のサイトの権威や関連性が、リンクの質を大きく左右する。そのため、被リンク獲得には戦略的なアプローチが必要である。
また、被リンクはウェブサイトの「人気」や「参照される価値」を示す指標として機能する。つまり、多くのサイトからの被リンクは、そのサイトが提供するコンテンツやサービスが有益で価値があることを示唆している。これにより、被リンクはSEOの重要な要素となっている。
SEOにおける被リンクの重要性 SEOの世界では、被リンクはウェブサイトの検索エンジンランキングに大きな影響を及ぼす。良質な被リンクを多く獲得しているウェブサイトは、Googleなどの検索エンジンによって高い信頼性があるとみなされ、検索結果の上位に表示される可能性が高まる。このため、検索エンジンのアルゴリズムは、被リンクの数だけでなく、その質をも厳しく評価している。
検索エンジンは、被リンク元のサイトの関連性や権威を考慮に入れ、リンクされているコンテキストを分析する。例えば、同じ業界内の権威あるサイトからの被リンクは、特定のウェブサイトが業界内で認知され、尊敬されている証拠となる。これは、被リンクが単なる数の問題ではなく、質の問題であることを強調している。
これらの点を踏まえると、被リンク獲得代行サービスの利用が、特に競争が激しい業界においては、ウェブサイトの見え方を効果的に改善する戦略となる。専門的な知識と技術を持つ代行サービスによる適切な被リンク獲得は、SEOの最適化とウェブサイトの権威性向上に直結するのだ。
被リンクの質とは?良質なリンクを見分ける方法 被リンクの質を評価する際、リンク元ウェブサイトの信頼性、権威性、および関連性が中心となる。信頼できるリンク元は、そのドメインが持つ信用度や専門性によって、被リンク先サイトの評価を高める。例えば、業界のリーダーや教育機関からのリンクは、特に価値が高い。加えて、リンク元のコンテンツが被リンク先のテーマと密接に関連している場合、そのリンクはより有益であると評価される。
良質なリンクを見分けるには、まずリンク元のページのコンテキストとリンクされているテキスト、いわゆるアンカーテキストの適切さを評価する。関連するキーワードが自然に使用されているかどうかも、リンクの質を判断する上で重要な要素である。リンクが検索エンジンによって自然な推薦と見なされるよう、無理なキーワードの積み重ねを避けるべきである。
被リンク獲得代行サービスとは? 被リンク獲得代行サービスは、SEOの専門家がクライアントのウェブサイトに対して、戦略的かつ倫理的な方法で高品質な被リンクを獲得するためのサービスである。このサービスは、特にSEOの知識が限られている企業や個人にとって、ウェブサイトの検索エンジンでの見え方を改善する強力な手段となる。サービス提供者は、被リンクのプロフィールを分析し、潜在的なリンク機会を特定するための広範なリサーチを行い、適切なリンク構築活動を実施する。
具体的なサービス内容としては、関連性の高いブログ、業界関連サイト、ニュースサイトへのゲスト投稿、インフルエンサーとの協力関係の構築、高品質なディレクトリへの登録などが含まれる。これらの活動はすべて、Googleのウェブマスターガイドラインに準拠しており、クライアントのサイトに対するGoogleのペナルティのリスクを最小限に抑える。被リンク獲得代行サービスを利用することで、ウェブサイトのSEOが効果的に強化され、その結果、検索ランキングの改善、トラフィックの増加、そして最終的にはコンバージョンの向上が期待できる。
被リンク獲得代行サービスのメリットと選び方 被リンク獲得代行サービスを利用することの最大のメリットは、専門的知識を持つプロフェッショナルによる時間と労力の節約である。これにより、企業や個人は自身のコアビジネスに集中できるようになる。良質な被リンクは、検索エンジンランキングを向上させるだけでなく、ブランドの認知度を高め、目標とするオーディエンスにリーチする能力を強化する。また、ペナルティのリスクを避けつつ、持続可能で倫理的なSEO戦略を維持するサポートも提供される。
被リンク獲得代行サービスを選ぶ際には、いくつかの要素を考慮する必要がある。まず、サービス提供者の実績と評判を確認し、過去のクライアントからの推薦や事例研究を検討する。信頼できる提供者は透明性を持ち、使用する手法や達成可能な結果について明確である。また、被リンクの質に焦点を当て、スパムリンクや不自然なリンク獲得を避ける業者を選ぶことが重要である。
まとめ この記事を通じて、被リンクがSEOにおける成功に不可欠であることが明らかになった。被リンクは、ウェブサイトの検索エンジンランキングを向上させるための最も効果的な方法の一つであり、適切な被リンク戦略はウェブサイトの可視性とアクセシビリティを大幅に改善する。
被リンク獲得代行サービスを利用する際は、その選択が事業の目標に合致していることを確認し、短期間での成果よりも長期的な価値を重視するべきである。適切なサービス提供者を選ぶことで、企業はSEOの効果を最大化し、持続的なウェブプレゼンスを保証することができる。
このように、被リンク獲得代行サービスは、その専門性と経験を活かして、企業や個人がデジタルマーケティングの目標を達成するための強力なツールとなる。正しいパートナーとの協力により、検索エンジンでの競争において一歩リードすることが可能となる。
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TEDにて
ルーシー・ホーン:レジリエンス(心の回復力)を高めるための3つの秘訣
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
誰もが喪失を経験します。しかし、その後の辛い時期をどう切り抜けたら良いのでしょう?
レジリエンス(心の回復力)研究者。ルーシー・ホーンが紹介するのは、レジリエンスを高めるための苦労の末に獲得した3つの秘訣です。
逆境に立ち向かう不屈の精神を育み、苦難を乗り越え、何が起ころうと勇気と感謝の気持ちで受け止めるための方法です。
はじめに、いくつか質問をさせてください。
この中で最愛の人をなくしたことがある方、失恋をしたことがある方、離婚で苦しんだことがある方、または、不倫の被害を被ったことがある方
どうぞお立ちください。立つことが難しい方は手をお上げください。そのままお立ちください。
または、そのまま手を上げたままで自然災害を生き延びた、いじめにあった、または、失業したことがある方、お立ちください。
流産をしたことがある、中絶をしたことがある、または、不妊で悩んだことがある方、お立ちください。
最後に、あなたか愛する人の心の病や痴呆、何らかの身体障害、自殺に対処する必要があった方、どうぞお立ちください。
見回してみてください。逆境は分けへだてしません。
私たちは、生きている限り、将来、困難な時期を迎えることもあるでしょう。あるいはすでに迎えたことがあるでしょう。皆さん、ありがとうございます。お座りください。
私は10年前に、フィラデルフィアのペンシルバニア大学でレジリエンス(心の回復力)について研究を始めました。
そこで、素晴らしい時間を過ごしました。ちょうどそのとき指導教官が、ある契約を結びました。110万人のアメリカ兵が、彼らの身体的な健康と同様に心の健康を維持できるよう訓練をするプロジェクトです。
ご想像のとおりアフガニスタンから帰還するアメリカ人の新兵訓練担当ほど最も懐疑的で洞察力がある聴衆は他にいません。
私のようにアカデミアでの科学的発見の中から最良の内容を選び、人々の実生活に役立てることを人生の大きな目標としている者にとって非常に刺激される素晴らしい場所でした。
アメリカでの研究を終え故郷であるここクライストチャーチに戻ってきました。博士課程の研究を始めるためです。
地震がクライストチャーチを襲ったときには、その研究を始めたところでした。そこで、私は研究を一旦中断して地震後の大変な時期の地域のコミュニティを支援する活動を始めました。
いろいろな団体と共に活動しました。政府機関や建築会社、また多様な地域グループなどです。
レジリエンス(心の回復力)を高めるためにどう考え、行動するべきかその方法を指導したのです。それは私の使命だと思いました。今こそ、これまでの私の研究を活かせるときだと。
けれど、残念ながら私は間違っていました。
その本当の試練が訪れたのが2014年でした。女王の誕生日の週末、私達家族は、友達の2家族と一緒にオハウ湖でトレイルのサイクリングをすることにしました。
出発の直前になって私の12歳の愛娘、アビは、親友で同じく12歳のエラと私の大親友である母親のサリーの車に乗って行くことにしました。
途中、ラカイアを過ぎてトンプソンズトラックを走っているときに一時停止のサインを無視した車が突っ込んできて衝突し、3人は即死しました。
一瞬にして、自分がこれまでと全く反対の立場に立たされてしまったのです。全く違う自分が呼び起こされました。
レジリエンス(心の回復力)の専門家ではなく、突然、一人の悲嘆にくれる母親になったのです。自分が一体誰なのか理解できず目覚め、信じられない知らせに頭を抱えこみ私の世界は粉々に打ち砕かれました。
突然、専門家の様々なアドバイスを受け取る側になったのです。けれども、実際のところアドバイスなんて一言たりとも聞きたくありませんでした(人間(じんかん)万事塞翁が馬)
アビが亡くなってからの日々、私達は家族離別の予備軍だと言われました。離婚するかもしれない心の病になる危険性が高い。こう思いました「まあ、ご親切にどうも。でも、私の人生はすでにドン底なのよ」
悲嘆の5段階についてパンフレットにこんな説明があります。
怒り、取引、否認、抑うつ、受容、遺族サポートの人がうちに来て悲しみを忘れるには、これから5年ほどかかるかもしれないと言いました。
パンフレットや支援活動が、善意に基づくものだとはわかっています。しかし、それらのアドバイスは全てかえって私達の被害者意識を強めてしまったのです。
これからの行く先が、とてつもなく大きく立ちはだかり悲しみを乗り越える力を振り絞ることもできませんでした。どんなに酷い状態なのかなんてわざわざ聞く必要はないのです。
本当です。私自身、本当に酷い状況にいることはわかっていました。私が一番望んでいたもの。それは希望でした。苦悩や痛みや切なる望みをやり過ごすために旅が必要だったのです。
とりわけ自分の悲しみの過程の中で積極的な参加者でありたかったのです。
そこで、彼らのアドバイスを聞かないことにしました。そのかわり自分が、実験台にでもなってみようかと考えました。今まで、私は研究をしてきてその手段もありました。
途方もなく大きな山を目の前にしてそれが、自分にどのくらい役に立つのか知りたくなったのです。実は、ここで告白することがあります。
実際にこの実験がうまくいくか確信がありませんでした。子どもと死別することは、最も乗り越えることが難しい喪失であると広く認知されています。
けれど、それから5年経った今、お伝えしたいのは、それは研究からもうすでにわかっていたことなのですが、逆境から立ち上がることは可能だということ!
そして、そのために有効な方法はあるということ。つまり、然るべき考え方をし、行動をとることによって辛い時期をしのぎ切ることは絶対に可能だということです。
この分野の研究は、膨大に存在します。
今日、私は皆さんにレジリエンス(心の回復力)を高めるための3つの方法をお伝えしたいと思います。
それは、効果的で私の心の拠り所となり、私をどん底から救いだした方法です。
この3つの方法は私のすべての仕事の下支えになっています。そして、誰にでもすぐに簡単にできます。
誰でも学ぶことが可能です。今日ここで学ぶことができるのです。
さて、1つ目の方法は、レジリエンス(心の回復力)の高い人たちは、悪いことが起こることを知っています。
苦難は人生の一部であることをわかっています。しかし、喜んで受け入れるわけではありません。幻想を抱いていないのです。
ただ、厳しい現実に直面したときにどうやらこの人たちは、苦悩はあらゆる人間にとって存在の一部だとわかっているようです。
こう考えていると不幸が起こったときに不公平だと考えずにすむのです。
私はただの一度もこう思ったことはありません「なぜ私が?」反対にこう思ったのです「なぜ私ではなかったのだろう?」と。
あらゆる不幸が起こります。けれど、それは自分だけではありません。自分自身の人生です。ここが溺れるか、泳ぐかの瀬戸際です。
本当の悲劇は、多くの人がこの事実をもはや知らないということです。私達は、まるで完璧な人生を送ることが、保証されインスタグラムの眩しく幸せな写真が、普通の時代に生きているかのようです。
けれどほんとうのところ、トークの初めにみなさんに見せてもらったようにまったくそうではないのが、真の実態です(仏教でも四苦八苦があります」
2つ目に、レジリエンス(心の回復力)の高い人たちは、どこに自分の意識を向けるかしっかり考えて選びます。
現実的に状況を把握し、そして、一般的に自分が変えられることに注意を絞り、変えられないことは受け入れるようにしていきます。
これはレジリエンス(心の回復力)を高めるためにとても大切なスキルで学習可能です。
私達、人間は、脅威や欠点に気づくことがとても得意です。ネガティブなことに反応するようプログラムされているのです。悪いことに気づくことが、あまりにも得意なのです。
否定的な感情は、マジックテープのように簡単に着きますが、前向きな感情や経験はテフロンのように弾かれてしまいます。
このように私達がプログラムされているのは、人類の進化という観点からすれば、実際、とても好都合で有用でした。
例えば、私が石器時代の人間だとします。朝、洞窟から出ようと左右を眺めると片側には、サーベルタイガーがいます。そして反対側には美しい虹が見えます。
食べられてしまうのでその虎に気づくことは、生き延びるためには大事なことです。問題なのは、現在、私達は、一日中、継続的に脅威に晒される時代に生きているということです。
そして、脳は残念ながらまるで全てが虎であるかのようにその脅威の一つ一つに反応するのです。危険に対する警戒とストレス反応は、高い状態に維持されています。
レジリエンス(心の回復力)が高い人は否定的なことを減らすわけではなく、なんとか良いことの方に気持ちを切り替えていきます。
ある日、私は、猜疑心に飲み込まれそうでした。そのとき、こう思ったのをはっきりと覚えています。
「だめだ、こんなことに飲み込まれてはだめだ、生きていかなければいけない。生きる目的はたくさんあるのだ。死ではなく、生きることを選ぼう。失ってしまったもののために今持っているものを失ってはいけない」と。
心理学では、これを有益性の発見といいます。自分の素晴らしい新世界の中で感謝できることをなんとか探し出そうとすることです。
少なくとも、私の小さな娘は、長期間のつらい闘病の末に亡くなったのではありません。突然、即死したので誰も長く苦しむことは、ありませんでした。
この困難を乗り切るため私達は、家族や友達から非常に多くの社会的サポートを受けました。そして、何より私達は、愛する二人の息子のために生きなければなりません。
二人は今私達を必要としているのです。できるだけ普通の生活を与えなければいけないのです。
意識の焦点を肯定的なことに変えることは、とても効果のある方法であることが科学的に証明されています。
2005年にマーティン・セリグマンたちは、ある実験を行いました。被験者にあることを指示しました。
それは、ただ一つ。毎日、その日に起こった良いことを3つ思い浮かべるというものです。
6ヶ月をかけた研究によって何がわかったかというと参加者は感謝の気持ちが高まり、さらに、幸福感が高まり気分の落ち込みはより少なくなるというのが、6ヶ月を通じた効果でした。
悲しい出来事を経験するとき、感謝の気持ちを持つことを忘れないようにする。あるいは、自分にそうすることを許すことが必要かもしれません。
うちのキッチンには、明るいネオンピンクのポスターがあります。それは、良いことを「認める」ことを思い出させてくれるのです。
アメリカ軍では、少し違った捉え方をしました。兵士たちは、良いことを探すようにと言われます。自分に合う言葉を探し、何をするにしても意識的に慎重に継続的に自分の世界の中のいい事柄に気持ちを向けて行くのです。
さて、3つ目です。レジリエンス(心の回復力)が高い人はこう自問します(仏教の内省?)
「今していることは、自分を助けているか?傷つけているか?」と。
これは良いセラピーでよく使われる質問です。そして、非常に効果的です。これは、私が頼りにした質問でした。
娘が亡くなってからの日々、私は何度も何度も自問しました「裁判に行ってあのドライバーに会うべきだろうか?それは私の役に立つのか?苦しむことになるか?どちらだろう」と。
答えははっきりしていました。私は行かないことにしました。けれども、夫のトレバーは、後になってドライバーに会うことにしました。夜遅く時々、昔のアビの写真を何枚も引っ張り出してきてますます悲しみに陥ることもあります。
自分にこう聞きます。
「良いの?��れは自分の役に立っているか?苦しんでいるか?どちら?さあ、写真を片付けてもう今晩は、休んで自分に優しくしてね」と
この質問はあらゆる状況に応用することができます。
努力に対する考え方や行動が、自分を助けているのか?苦しませているのか自問します。
昇進を目指したり試験に通るため頑張ったり心臓発作から回復を目指す努力もあります。このようにあらゆる状況が考えられます。
レジリエンス(心の回復力)についていろいろ書いた中で長い間、最も好評を得ているのが、特にこの方法です。
各地の人々から多くの手紙やメールをもらいます。それにはこう書かれています。この方法がその人達の人生に非常に大きなインパクトを与えた!と。
例えば、過去のクリスマスでの親戚の罪や諍いを許せるか?または、ただソーシャルメディアで荒らしをすることは正しいことか?本当にもう一杯のワインが必要か?自問するか。
などです。
自分のしていること。考えていること。振る舞いが自分を助けているのか?苦しめているのかを考えることで自分で進路を選べるようになります。
つまり、自分の意思決定を多少なりともコントロールできるようになるのです。
3つの方法。
とても簡単です。
私達、誰もが簡単に実践できます。いつでもどこでも込み入った理論は必要ありません。
レジリエンスというものは、常に一定の特性ではありません。捉えどころのないものでもある人とない人に分かれるものでもありません。
実際に、普通の手順に従うだけで獲得できます。必要なのは、やってみようという意欲だけです。
私達は生きていると誰でも!しかも突然、人生の岐路に立つときがあります。
うまく進んでいると思っていた人生行路が、予想もしない悪い方向へそれていってしまうことがあります。そう願わなくてもです(仏教での諸行無常です)
それが私に起こりました。
予想以上に辛い出来事でした。
もし、みなさんが「この状況から抜け出せるわけがない」そう思うときがきたらご紹介した方法をぜひ試してみて。
そして、もう一度、考え直してほしいのです。
これが簡単な方法だとはいいません。その一つだから。
そして、この方法で苦痛が、すべて消えるわけではありません。
けれど、この5年間で何か学んだことがあるとしたらこの考え方は、非常に役に立つものだということです。
そして、何より悲しみながら生きることは可能であることを明らかにしてくれました。
そして、そのことに私は、いつも感謝しています。
ありがとう。
2018年現在では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の「T型オベリスク」など発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
(個人的なアイデア)
多神教や日本での古来からある概念で、「覚悟」という便利な言葉があり、「覚悟を決める」などの表現もよく使われます。
主に、「覚悟」は、危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること!の他に、仏教から引用されていて、迷いを脱し、真理を悟ること。などでも、よく使われます。
これ以外では、きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。の意味でもよく使われます。
ここでは多神教的に見ると、「覚悟」の量。つまり、覚悟量を普段から積み重ね、経験として増加させていくことで、万が一の事態に備えると言う意味にも解釈できます。
そして、テーラワーダ仏教のヴィパッサナー瞑想法にも似ています!
現在では、2015年にAppleWatchも発売されているので、心拍計も記録できるようになっています。腕時計型ウェアラブルコンピューターでスマートウォッチとも言われる。
Apple Watchの搭載チップは、振動にもつように完全に樹脂でコーティングされてるために、コンピュータシステム全体を一つのチップに組み込んでるそうです。
または・・・
皆さんにも、「イラっ」とした感覚が生じる瞬間があるはずです。これは、「憎しみ」と誤解して、表現する書物がたくさんある。
しかし、誤りです。ブッタによると、「憎くて憎くて、あんたが憎い!だから、私の最大の敵なんだ〜」として、「イラっという感覚」と「目の前の敵」をリンクさせたがる。
これも、誤りです。ブッタは「私は、おまえの敵ではない!おまえの敵は自分自身なのだ!」と言います。自分自身ほど手強いライバルはいないとも言います。つまり、人間の特質がそうさせる自我がライバルです!
アインシュタインの相対性理論によるとある時点で光が、トポロジー的に反転して、今、自分の見ている対象が、自分自身の姿として写って脳内が認識してしまう!という現象も計算で判明しており、鏡のようになってしまうこともあり得ます。
「イラっという感覚」と「他者を敵という概念」は、リンクせず、関連もない!ただ単に、自分自身の勘違いと言うこと。これが理解できれば、憎しみの連鎖は断ち切れます。他人に教えても減らないプラスサムのブッタの知恵です。
また、ネイティブアメリカンでも、「イラっ」とする感情は、慈愛、慈しみと言うらしいです。
そして、親、兄弟姉妹は、ウザいという感情表現は、最高の慈愛、慈しみを感じてるから!らしいです。最悪、感情を自分自身で消化できないなら、物理的な距離感を大事にすればいい。ということになります。
これと似た現象に、政府の陰謀?影の政府?誰かの陰謀と具体的でない言葉で発言して自分以外の責任になすりつける人物や団体には、盲点があります。
つまり、邪悪な影の政府は具体的に発信している本人自身ということ。
なぜ?言葉の定義もなく指摘も抽象的ならその人や団体自体が最も具体的だから!
自分自身が、真の影の政府になるというパラドックス
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マーティン・セリグマン:ポジティブ心理学
<提供>
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