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半導体の“レゴ革命”がクルマの未来を変える!? ASRA主導のチップレット標準化で日本メーカーはどうなる?小市民キョウが“勝手に考察”してみた! → https://yp-kyo.com #yp_kyo #やっぱりキョウは小市民
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)1月6日(月曜日)弐
通巻第8583号
トランプ政権は「さようならDEI」である。
『オバマの家来』エマニュエル駐日米大使が日本から去る。
*************************
トランプの大勝の意味は極左政権だったバイデン時代の終わりではない。米国をはんぶん破壊した「オバマ時代」(バイデン時代とはオバマ院政だから合計12年)の終焉なのである。
「民主党の高層部に陣取った極左集団はくさっている。���体主義と変わらない」と言って、RKJもトゥルシー・ギャバードも飛びだした。前者はトランプ政権で厚生長官、後者は国家情報長官となる。
オバマ・バイデンの十二年間つづいた「悪政」とは、公務員や追随する広告代理店や弁護士やコンサルタントを動員して欺瞞の政治目的を拡販してきたこと、「人道主義」をいう美名で隠蔽した中身とはアメリカを社会主義的全体主義国家と塗り替えることだった。
第一に「人口構成が運命だ」という妄想があった。白人の出生率が激減している一方で、黒人、ヒスパニック、アジア系の移民が急増し、人口構成を逆転する趨勢を加速させる。
そうすれば極左政党が半永久的に政権の座を維持できるという妄想に基づいた計画だった。
反対の選挙結果だった。ヒスパニックと黒人の民主党支持が顕著に激減し、そのうえ労組が民主党支持から離れた。
これらの基層部分は依然として民主党へ入れたが、曾ての固定票ではなくなっていた。民主党の牙城といわれたNYCやロスでトランプは大幅に得票を増やした。
第二にオバマ院政下にあったバイデンは就任後、90の連邦機関に人種優遇とDEI規則を義務付けた。「左派のネオ・レイシズム」である。
全米でアンチDEI運動が燎原の火のように燃え広がった。
第三に国境開放を解放し、1600万人とも言われる不法移民を受けいれたことは逆にヒスパニック系の票を失った。『聖域』といわれた都市は治安悪化に悲鳴を上げた。
第四に石油・ガス産業に対するグリーン・ニューディール戦争は、環境問題に関心のある若い有権者を引き寄せるはずだった。石油ガス業界を「オバマ院政』(バイデンの四年)で完全に敵に回した。皮肉にも環境規制強化が中国のEV産業を飛躍させアメリカの三大巨人の経営をふらふらにした。自動車労組も幹部を別として、バイデン支持を離れた。
第五に反イスラエルキャンペーンである。ハマス支持の過激派の言動をバイデン、ハリス政権は正当化したが、反イスラエル、そして反ユダヤ主義の左派の票を獲得できなかった。そればかりか民主党の基盤だったユダヤ人の相当数が共和党へ鞍替えした。
▼『オバマ時代』とは『ポストモダン宗教』だった
こうしたオバマ・バイデンの十二年間に猖獗した「ポストモダン宗教」はオバマ時代に急速に勢力を拡大した。妖しげなNGO、コンサルタントと称して企業の幹部に落下傘降下し、顧問弁護士とか社外取締役として当該企業のWOKEを見張った。
消費者の反乱がおきて、バドワイザーなど、販売を四割も落とした。BLMなど過激な活動家グループ、インスタントな財団、公務員組合などが納税者の資金で支えられた。
この急拵えの亜官僚システムは連邦および州の機関、公立学校、そしてアメリカ企業に強制した『研修』と称する仕組みにあった。つまり「DEI産業複合体」だった。
トランプ政権は「さようならDEI」である。
学生ローンの減免など、「平等保護」ではない。多くの異議申し立てがあり、各地で訴訟に発展した。トランプ政権のDOGE設立と、その大鉈で崩壊しそうだ。
オバマ政権は系列の左派知識人を動員し、例えば欠陥だらけのイラン核合意について、主流メディアや政治エリートに虚偽や誤解を招くような話を売りつけ、その後、反対意見を封殺した。
この仕組みは、 ロシアゲート、ハンター・バイデンのラップトップ、その他多くの多くの論点において、有権者の70%が主流のニュースメディアを 信用しなくなり、FOXニュースとカールソンの番組とネットの記事とトランプのXへの投稿、SNSに拡がった保守の主張への支持となった。
バラク・オバマは巧みな演説で時に人々を感動させた(というより誤解させた)が、このようなホワイトハウスの陰湿で陰謀的な政治が民主党を全体主義的ムードへと導いた。惨敗後、民主党執行部は空中分解、自ら首を絞めたのだ。
米国の財界、ウォール街は雪崩のようにトランプ政権にアプローチを進めている。
メディアもすっかり様変わりだ。ワシントン・ポスト政治風刺漫画家が、同紙オーナーがトランプを思わせる銅像前に土下座する様子を描いた漫画の執筆し、それが没になった直後、辞任した。
漫画家のアン・テルナエスは「私がペンを向けた対象や人物のせいで漫画が削除されたのは初めて」と投稿した。その風刺漫画には、アマゾンの創設者でワシントン・ポストの所有者であるジェフ・ベゾスや、フェイスブックとメタの創設者マーク・ザッカーバーグ、その他のメディアやテクノロジー界の大物��ちが、巨大なトランプ銅像(金日成親子を思わせる)の前でひざまずいてお金の入った袋を掲げている様子が描かれていた。ABCニュースを所有するディズニー社のシンボルである���ッキーマウスがひれ伏している姿も描かれた。
ABCニュースは、ニューヨークでの性的虐待裁判の報道をめぐってトランプが名誉毀損で訴えた事件で、1500万ドルの和解に同意した。
テルナエスは風刺漫画の不掲載は今回が初めてだとし、「これは状況を変えるものであり、『報道の自由』にとって危険だ。民主主義は暗闇の中で死ぬ」と逆の捨て台詞を残した。
『オバマの家来』エマニュエル駐日米大使はやっと日本から去る。
最悪の評判を取りながらもウクライナ支持、LGBTQ法の強要など、忠実にオバマの社会破壊活動を実践してきたが、つぎには民主党全国委員会の委員長への立候補を検討している。
エマニュエルは2009~10年にオバマ大統領の首席補佐官を務め、シカゴ市長に当選し、バイデン大統領から駐日大使に指名された。この背後にオバマがいたことは明白、そもそもバイデン政権の閣僚は殆どがオバマの指名だった。
日本にとってじつに迷惑千万の外交を展開した。
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SUZUKI JIMNY XL JB64-3(2023)
貰い物ムーブ、中古アルトときて、3台目のマイカーは新車となりました。前の2台と違って「欲しくて選んだ車」です。 平成30年に走行5,000km弱で購入したアルトに乗って約4年。2回目の車検を終えた2022年3月、走行距離は7万kmまで伸びていました。 まだまだ乗れそうではありましたが、ちょっとしたトラブルが発生し、次の車検(2024年3月)にはそこそこ費用が掛かりそうな気配。

そもそも2018年の3月にアルトを買って、その数ヶ月後に登場したのがこの車です。当時の投稿にもありますが、僕がその時の車に求めていた条件が『MTで自転車が積める軽四駆』でしたので、この数年間で増えていくJB64を指をくわえて眺めていました。

今は少し落ち着いたようですが、当時JB64/74は納期がかなり長く、乗り換えを決意し、注文したのが2022年の6月で、納車されたのは15ヶ月後の2023年9月でした。その間にマイチェンで2型から3型になり、余計な機能がスズキセーフティサポートやアイドリングストップが標準装備となり値上がりしました。 注文時に宣告された納期ぴったりでしたので、そこまで"長かった"という印象はありませんでした。

JB64には3つのグレードがありますが、今回選んだのは”XL”、松竹梅でいうところの竹です。 ドアバイザー、フロアマット、ETC車載機と最低限の物に加え、奮発してグリルをオプションとして付けました。

その他のパーツは別途購入し、ちまちまと自分で取り付けました。
ペダルはAPIO製に

カーナビは不要なのでディスプレイオーディオを導入しました


ドラレコは気合を入れて配線


ターボ車に乗る機会があれば付けたかったブースト計。OBD2で水温とかも取れるやつ

3型からMTでも標準になったアイドリングストップのキャンセラー

JAOSのマッドフラップやYAKIMAのサイクルラックを取り付けています。

その他にも細々としたものがついていますが割愛。人気車種だけあってアフターパーツが豊富でついつい買ってしまいます。
純正の鉄チンホイールとタイヤは早々に脱ぎ捨て、夏はメーカー不明のメッキびかびかホイールに定番のオープンカントリーR/T、冬はJB23のホイールにTOYOオブザーブW/T-R、どちらも純正の175/85からワンサイズアップの185/85となり、引き締まった見た目です。冬タイヤ以外は中古ですが。


車が必須な地域で暮らしているので、車を趣味にするのは遥か昔に諦めたつもりでいましたが、すでに結構お金かけちゃってますね。
納車から半年ちょっとで10,000km走りましたが、いい車です。 自転車を積んで車中泊も余裕でこなせます。



リジットアクスルなので決して乗り心地が良いとは言えないのでしょうが、今まで乗ってきた車たちに比べればマシです。 他にも不満がないわけではありませんが、そのすべてを打ち消すくらいに見た目が良い。写真映りが抜群に良い。

移動すること自体も目的になる、頼もしい子です。
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社会保険労務士としてデビューして十年目である。 開業当初は不安で仕方なかったが、今思えば大したことはない。もっと早く飛び出していればよかった。 自分の裁量で大変な仕事をやって、自分で責任を取るというのは「生きている」という感じがする。 いや、一人親方ではあっても、周囲の力なくしては仕事は成り立たないのだが。 はてな利用者の中では高齢である。黄金頭の人の数個上になる。若い頃��勤め人だった。 人材派遣会社で数年働いた後、労働基準監督官として関東地方で任官した。その頃の思い出を語ってみようと思う。 守秘義務には最大限配慮する。元国家公務員でいうと、高橋洋一や山口真由など、あれくらい力のある人だったら、守秘義務まで含めて好きに本などを書いて主張できるが、私にそんな実力はない。 はてなブックマークで取り上げられた公務員日記を読んだ限り、一線を超えない限りは表現の自由の範疇となるようである。偉大な先達の方々と、はてな運営の寛大な措置に感謝したい。日記タイトルも先人に肖っている。 どんなことを話そうか、実はこれから考えるところである。ひとつだけエピソードを選んで掘り下げる格好を取りたい。字数が余れば、ほかの記憶も脳裏から取り出してみる。 あれは、30代手前の頃だった。採用五年目で、一年目はずっと労働大学校での研修のため、現場歴は四年目だった。主担当として違法賃金労働(サビ残)の現場を押さえた唯一の経験だ。 それまでは先輩や上司と一緒に臨検(臨検監督。会社に立ち入って調査)に出向いていたが、一人立ちできつつあった時期である。 なお、労基の採用パンフレットでは現場二年目から一人立ち~といった記述を見ることがあるが、そんなことはない。ほかの官公庁や民間企業と同じである。登記官と同じく独任制ではあるものの、20代だと普通に若手扱いである。 上記の「臨検」では何をするのか……管轄区域内に数多くある企業の中から、いくつかの基準・目安に則って抽出した事業所に出向いて、労基法違反がないか確認を行い、必要に応じて注意・指導や是正勧告を行う。近年では違法賃金(サービス残業)対策に重点を置いている。 私が勤めていた頃は、土木建設現場での事故防止や、下請けいじめの是正が叫ばれていた。 その現場では、経営者かその委任を受けた者に対して質問をして、必要事項を聞き取っていく。 最初は正式な社名や、所在地など基本的な事項から始まり、就業規則の確認に、従業員の名簿や、その雇用別の区分であるとか、元請下請関係、労働行政関係の補助金申請、賃金台帳や労働時間��録、終わりの方になると実務上の文書ファイルまで開いて法令との適合を確認する。 次第に深いところに踏み込んでいく。採用面接と似ているかもしれない。最初の質問は「今日の朝ごはんはなんでしたか?」から始まったりするだろう。 上記の結果による勧告は、いずれも行政指導(法令に適うように啓発・行動を促すこと)であり、処分性はない。 法的拘束力はないが、従わない場合は刑事処分に移行することがある。若手監督官の月の半分は臨検を含んだ監督業務に費やすことになる。 ※よほどのことをしない限り刑事処分に移ることはない。「指導を行いました」の報告書は保存年限まで残る。そこまで長い期間でもないのだが。 具体的なエピソードに入る。 あの時は定期の臨検で、とある縫製会社(衣料品メーカー)を訪問した。総従業員は千人未満で、売上高は数百億円。社歴からすると伝統企業といったところ。東京から遠く離れたところに本社があり、この都内には支店とはいえ立派なビルが建っていた。 いつものように「事前にこの資料を準備してください」と依頼してあった。支店代表者と、本社経営陣の家族役員が私たちの対応をしてくれた。 最初は違和感がなかった。就業規則は法令に則ったテンプレートであり、賃金も書類上は適正に支払われていた。 事業所内をくまなく見て回ったが、原反(衣服の原料のロール。とても重い)の受入場も安全基準に問題なし、倉庫内も大量の衣料製品をカートハンガーで吊ってあったが、やはり問題ない。製品出荷場も糸くずひとつ落ちていない。トイレの数は、労働衛生法令の当落線上にあった。すべて和式。 ところ変わって、原反を長大な作業台の上に広げてCAD操作で裁断する現場でも、従業員は電動工具類を適切に取り扱っていた。職場に危険はないし、廊下もきれいに磨いてあった。 しいて言えば、ビール会社のキャンペーンガールのカレンダーが飾ってあったのだが、2025年現在では環境型セクハラに該当する。当時はギリギリセーフといったところか。 違和感があったのは……臨検というのは大体半日程度で終わるのだが、最後にもう少し時間を使ってみた。 「抜き打ちのようですいませんが、最後に一度、一人で周らせてもらいます。必要があれば呼びます」と言って、事業所内を再度歩いてみた。 すると、何点かの違和感があった。つい立ち止まることもあった。 ・すれ違う従業員に元気がない。多くの年代がいたが、特に外国人労働者 ・終業が近いのに、ほぼ全員が忙しなく動いている ・出荷場には本日付け伝票で、尋常でない数の段ボール箱 ・女性役員が管理職と厳しいやりとり。「あの若い子はいつも定時に帰る。辞めてもらえば?」など ※家族経営の会社にはありがち。そこまで気に留めない ・タイムカードの退勤時刻があまりに連続的。定時以後にまとめて全員分を押している? 「怪しい」と思ったが、定期監督の域を出ないよう、支店代表者さん方に挨拶をして帰った。 帰庁後は、上司に感じたことをそのまま述べた。「必要なら追加調査すべし」というのが指示だった。 その日の退勤後、私は自家用車でその縫製会社の前を通ってみた。やはり気になったのだ。 手ごろな駐車スペースがなかったため、路肩に停めた。パトカーが来ないことを祈りつつ、会社敷地に入ってみると……。 「やっぱり」 という感想だった。午後八時を過ぎて��たが、出荷場のある棟の1階部分にバッチリ明かりが点いていた。言い逃れできない次元だった。ご丁寧に、カーテンをかけて明かりを漏れにくくしている。 そして、私は裏手に回って確認した。出荷場の板目を踏む音からして、何十人も仕事に従事しているのがわかった。現場を見なくても、建物内に多くの従業員が残っているのは明白だった。 従業員の平均的な退勤時刻と全く合っていない。違法賃金労働(以下「サービス残業」という。)である。計算するまでもなく、賃金台帳と合っていない。 それから私は、毎日夜にその会社の前を通って、サービス残業の状況を確認していった。 するとどうやら、毎日に渡って行われていた。あれから10日分、毎日夜にあの縫製会社の前を通って、出荷場の裏手に回って聞き耳を立てた。 常套的なサービス残業だった。当時は若く、使命感に燃えていた。どうにかして、あの従業員たちを救ってあげたいと願っていた。私自身がサービス残業をしているのは突っ込まないでほしい。 後日手に入れた縫製業界の情報によれば……どうやら4月~6月の業界繁忙期に毎日サービス残業を行わせ、冬季の暇な時期にはそこまでさせていないだろう、という推測が立った。 そこまで情報を整理したうえで、再度あの支店代表者に架電してみた。「御社が違法賃金労働をしているという申告があったのですが~」という優しい嘘からやんわりと入って、早めに事実を認めていただきたい旨を暗に伝えたが……やはり想定どおりの回答だった。 「タイムカードの記録と、実際の退勤時効は一致している」 というのが向こうの言い分だった。 だとしたら、��ちらも準備を整えたうえでやってやろうと思った。 五月の下旬だった。夜七時半を回った頃である。その縫製会社の前に、私と、当時所属していた監督署の若手約10人と、管理職2名(責任を取る人)と、他所の応援職員5人がいた。サービス残業の現場を抑えるために人を集めたのだ。 実際に現場を押さえても、授業員が蜘蛛の子を散らしたようになることが多く、相手方の管理職も証拠隠滅に走るおそれがある。最低でもこれくらいの人数が必要である。 この日の夜、以下の図のように、監督官全員で出荷場を取り囲んだ。 概略図(スマホの人すいません) ○○○○ |――――| ○ | | ○ | 出 | ○ | 荷 トラック ○ | 場 搬入口 ○ | | ○ ∥ | ○ 扉∥ | ● | | ○○○○ |――――| ↑会社敷地内↑ ___________________________ 正面道路(都道) ___________________________ ●……監督官 約17人 〇……私 概ね、以上のような位置関係である。 「労働基準監督署です!」 私は大きい声とともに、出荷場の扉を開けた。中には……30人はいただろうか。 その出荷場では、出荷する商品の検品と、箱詰された荷物をトラック運転手に受け渡す作業を行っていた。 従業員は全員、疲れた表情をしていた。覚えているのは、還暦ほどの人がヨロヨロと段ボール箱をカートに載せていたのと、製品の検査をしていた外国人労働者達である。彼らが一番ぐったりしていた。 「これから指示に従ってください。全員動かないように!」 「労働基準監督官」の文字入りの証票を提示した直後、私達とその後ろに続いていたほかの監督官も出荷場に突入した。管理職は別の入口から事務所を抑えにいった。 抜き打ちの臨検監督はおごそかな雰囲気で進んだ。従業員を早く帰したかったのもあるが、当日のタイムカードをその場で押収し、誰かが全員分のタイムカードをまとめて切っていたことを速やかに確認した。 サービス残業をしていた一人ひとりに簡易な聞き取りを行い、対象者のタイムカードのみ抜き出すと、従業員を帰宅させた。 縫製会社の管理職数人と、あの家族役員が社内に残っていた。深夜まで社内で取り調べを行った。 すべてが終わると監督署に帰庁し、参加者全員に(主に私の上司が)感謝の意を述べて、その日の記録をまとめて……臨検及びサービス残業の捜査は終わった。深夜2時を回っていた。 それからも長年、監督官としての業務に従事した。事務も企画も監督業務も、一通りやらせてもらった。 字数が余った残りだが……読み手の心に残りそうなものが2つある。2つとも、2025年から数えると20年以上は昔のことである。現行の労基対応とは異なる可能性があるので留意願いたい。 1件目は、スーパーマーケットでのことだ。高島屋か伊勢丹かは覚えていないが、百貨店の中にある食品スーパーだった。 ある日、私の職場にいきなり通報があったのだ。警察か消防(※救急)の人かはわからなかったが。精肉コーナーの中で、食肉をパック詰めにするために加工していた現場でのこと。 食肉加工機械(ミートスライサー)を使って作業をしていたアルバイト従業員の若い子が、指を切断したという内容だった。労基案件の可能性があるので現地に来てほしいとの電話だった。 現場は悲惨だった。私たちは遅れて参じたものの、警察官ができるだけ証拠保全をしていた。グロテスクであるため、どれだけ血が飛び散っていたとか、どういう体勢で事故に巻き込まれたのかなど、通報直後の様子までは描写しない。 ただ、指切断という次元ではなかった。一本の指を残して、後4本が手のひらごとミートスライサーに巻き込まれてミンチになっていた。 当時の私は20代半ばである。手や足元が震えて止まらなかったのを覚えている。現場には肉片が残っていた。証拠保全を終えるまで、掃除したくてもできないのである。 原因は、ミートスライサーの安全装置だった。会社にあるような業務用シュレッダーであれば、わざとケガをしようとしてさえも、ケガをしないような――安全装置等が付いている。 その精肉コーナーでは、安全装置が取り外されていた。そのうえで、作業用の特厚ゴム手袋を従業員に着用させていなかった。完全に自由に作業させていた。社員も指導しない。それらが原因だった。 結果として、食品スーパーの経営者が労働安全衛生法違反として書類送検された。使用者は、従業員に対して業務上の危険回避や、健康障害を避けるための措置を講じる義務がある。 ほぼ上限の罰金刑となったが、義務違反が強ければ懲役刑もありうる。この事例は、従業員側にも若干の非があると認められた。安全装置のくだりだが、経営側ではなく現場判断で取り外していたことが起訴前の段階で立証された。 もう1件だが、飲食店で働いている人からの申告案件である。 飲食店というのは、夜に接待を行う店舗だった(夜職分類だとガールズバーが最も近い)。いわゆる、有給不行使(結果としての賃金不払い)案件だった。 通常の申告・相談の場合、労働者側からの聞き取りに加えて、可能な限り証拠物を集めてもらう。そのうえでクロが濃厚となったら、使用者側に連絡を取る。 その際は、厳しい言い方ではなくて、「こういう申告があったのですが、もし本当にそうなら、(~法令の説明~)未払い賃金を支払ってください」などと電話をする。 あくまで行政指導である。従わなかったからと言って罰則はない。使用者が無視することもありうる。その場合は……残念ながら、機会的な対応(オポチュニズム)をならざるを得ない。やむを得ない時の裁量的判断であり、本来はよろしくない。公務員は常に法令をベースに動くべきだ。 一例として、違反レベルが小さい場合、労働者には自ら解決するよう監督官が助言・アドバイスを行うのが一般的である。もし、労基に強い対応を求めたい場合は、複数人で相談するか、よほど強い根拠書類を用意するなどしてほしい。 さて、この申告案件の詳しい内容だが……。 ・相談者は夜に接待する店舗の女性従業員。学生 ・約一年働いたところで退職したい ・職場の後輩と一緒に辞める際、二人で有給休暇を取得しようとした ・運営会社が有給取得(有給分の賃金支払)を拒否 という流れだった。 半年以上勤務していれば、非正規雇用者であっても有給休暇を取得できるし、彼女らは給与明細その他の根拠書類を揃えていた。タイムカードのコピーも。 私は、そういう夜のお店に行った経験はほぼゼロだった。業界知識もない。先輩方に相談したところ、「あいつらは難しいよ」と言う人が複数いた。 証拠付きで相談を受けている以上は、相手方に連絡すべき場面である。そして実際に、相手方にとって都合がいいであろう夕方頃に電話をし、事実確認及び有給取得の制度を説明したのだが、いい答えは返ってこなかった。 以下;相手方の主張の要約。 (主張①) うちの会社に有給休暇制度はないし、この業界にそんな会社はない (主張②) あの二人は就業態度がそこまでいい方じゃなかった。お客からの評判もいまいち。もっと会社に対して貢献とか、貢献できなくても努力した姿勢を見せてくれれば可能性はあった (主張③) どの業界にもルールがある。あの二人は大学生で、若いから知らないかもしれないが、その業界に入ったなら、そこでの常識に合わせられないとダメ。そんなのだと今後社会で通用しない ということだった。先輩方に相談したとおりの結果になった。相手は風俗業界の慣習を盾にしている。 だが、私もそんなに折れなかった。当時は若く、企業側を守る社労士となった今(※実は自著を上梓しています)よりも正義感に溢れていた。社会正義を実行する立場であるという自惚れに近い感情もあった。 引き続き、粘り強くその会社と交渉(※非弁行為には当たりません)を繰り返した結果、有給は本来10日のところを、月末までの5日であれば取らせてくれるということで妥結した。一応は全員納得の結果だった。 これで一応終わりである。
労働基準監督官だった頃の思い出
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自民党の谷垣禎一元総裁(78)の自宅を訪ね、岸田文雄内閣の支持率がなぜ上がらないのか、一杯やりながら率直に質問をぶつけてみた。岸田首相の外交面の成果は、知らぬ間に立ち消えになってはいませんか。
「確かにね。今回のウクライナ戦争で存在感が高まっているグローバルサウス(新興国・途上国)の取り込みなどは、日本の強みを生かしてよくやっている。彼らの一部には、西側の先進国に『あいつらは今も上から目線だ』と腹を立てている国が多い。事実上の『一強』となった米国や植民地支配の過去を抱える英仏に対し、『西側リベラリズムのおごり』と批判する国さえある。その中で、日本は独自のODA(政府開発援助)を駆使して努力を重ね、『欧州はうんざりするが、日本は違う』と評価も集めた。首相はここをうまくすくい、西側とつなぐ役割を果たしている」
ただ、今後はこの外交でも、首相にとって厳しい難局面が待つと説く。
「この戦争が終わったとき、どう新しい国際秩序を作っていくのかが焦点となる。そこでは、日本がすごく損な立場になるわけにはいかない。日本は必ず、それなりの地位を占めなければならない。国内では国民生活に目配りしながら、対外的にはこの難題に挑まなければならない。岸田さんに限らず、自分が首相になりたいと狙っている人にとっても、答えを出すのは簡単ではないはずだ」
テーブルには『野菜の揚げびたし』が登場した。パプリカとカボチャ、なすを素揚げして、甘辛いマリネ液にしっかりしみこませている。香ばしい夏野菜の香りと甘さが、冷えた久保田によく会う。
谷垣さんが「水内さんは産経新聞だからこっちが好きかな」といいながら、テーブルには白い陶器に「中華民国立法院」と書かれた蒸留酒「白酒(バイジュウ)がやってきた。テーブルには、「中華人民共和国」と書かれた「貴州芽台酒」も登場。「酒に国境はありませんよ」と酒巻俊介カメラマンが笑ったが、私はなんとなく中華民国を注ぐ。
食卓には、台湾からいただいたという白酒も登場した=東京都世田谷区の自宅(酒巻俊介撮影) 食卓には、台湾からいただいたという白酒も登場した=東京都世田谷区の自宅(酒巻俊介撮影) 谷垣さんに「一気に飲み干すんですよ」と言われたが、アルコール度数は50度! しかし、独特の香ばしい匂いがさわやかだ。昨年、谷垣さんのインタビュー連載を担当し、今回同席した豊田真由美記者は「食道の位置が分かる」とむせながら飲んでいる。
「この前、フランスのマクロン大統領がNATO(北大西洋条約機構)の東京事務所開設に反対したでしょ。私は心理がよくわかるんですよ」
谷垣さんが語りだした。 「海洋国家の道を選ぶか、大陸のつながりを大切にするか。各国が個別の事情を抱えていますよね。英国は海洋国家の道を選び、EU(欧州連合)から抜けた。残った独仏を中心とするEUはどうするか。陸続きの中国に経済などの利益を全部取られては大変だ。中国とうまく付き合いつつ、必然的に、カザフスタンなど中国の周辺国とも協力する。フランスがNATO日本事務所に反応した背景は、ここまで見なければならないと思うんです」
谷垣さんも白酒をなめる。
「日本もずっと、2つの選択を迫られていたでしょう。海洋国家としてアングロサクソンと組むか、大陸につながるところと組むか。日本では明治以降、右翼を中心に、中国や韓国と組んで欧州に踏みにじられない大義の旗を立てろという議論があった。しかし、当時は日英同盟を選び、今は日米同盟。アングロサクソンと組む流れを継いでいる」
「韓国も、似たような選択を迫られてきましたよね。北朝鮮との関係強化を図った文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は、日本でいえば、沖縄県の米軍普天間飛行場の辺野古移設にブレーキをかけた鳩山由紀夫元首相の言動に近いと思っているんですよ。韓国では『北と南の連携を強くしていこう』という訴えが国民の喝采を浴びる面もあるでしょう。ただ、今の時代に文政権みたいな道をとるとあまりに支離滅裂になる。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が誕生したのは、日本にとっても本当によかった‥、ああ、すっかりいい気になってペラペラしゃべっているなあ」
谷垣さんが車いすを少し動かしながら話題を変えた。
「最近は新聞を読みながら、私と同世代の方の回顧録をよく読むんですよ。私たちの世代は一体何を残したか-と考えながらね」
谷垣さんは昭和20年生まれだ。
「例えば歌手の加藤登紀子さん。読売新聞で連載していたが、彼女は私の1歳年上で、東大の五月蔡でシャンソンの『赤い風船』を歌っているのを聞いたことがあります。彼女と政治的立場は大きく異なりますが、同じ時代の空気を吸ってきた。もう1人挙げれば、ピアニスト���山下洋輔さん。彼は麻布高校の先輩で、文化祭でピアノを弾いていたのを覚えている。ジャズという日本でまだ珍しかったやり方に挑んでいた」
「もう1人、倉本聰さん。彼は喫茶店でアベックのすぐ横に座り、会話をじっくりと聞きながらシナリオを練ってきた。テレビをどう活用するのか、一生懸命考えてきたんですね。戦後日本の可能性を開くためさまざま頑張ってきた」
「逆にいえば、そうそうたる大会社に行き、少し前まで『半導体は日本だ』と頑張った友人がいた。しかし、今は見る影もない-。俺たちの世代は何をやってきたんだろう。私とすべてジャンルは異なるが、この年になって、じっくり考えるんですよ」
日本酒のグラスを手に語る自民党の谷垣禎一元総裁=東京都世田谷区の自宅(酒巻俊介撮影) 日本酒のグラスを手に語る自民党の谷垣禎一元総裁=東京都世田谷区の自宅(酒巻俊介撮影) 少し遠い目をする谷垣さん。自らも、政治の中枢で時代を動かしてきたじゃないですか。
「自分のやってきたことはこんな副作用を生んでいたのかと考えるものばかりですよ。自分の思った通りになったことは絶対ない。ほとんど、予期しないことが起きている。例えば難民の問題。私は議員になりたての頃、自民党法務部会の副部会長としてこの問題に取り組みました。当時は無制限に外国人を入れるととんでもないという議論があり、入国には『職業訓練』という形を取り入れたが、今から思えば、物の見方が足りなかったと自省することが多い。『こんなこと考えもしなかった』という問題が次々と起きてね」
もう一例として挙げたのが、女性の社会進出の遅れだ。
「私は昭和20年生まれだから、現行憲法の『男女同権』は素晴らしいと教わった。しかしその私が何をやってきたかといえば、政治家の傍らで、家事は全部女房に押しつけた。家事はやってみると結構大変ですよ。こんなこと言ったら、あの世の女房に怒られるかもしれないが、専業主婦じゃない人が家事に取り組むのは大変だ。今は働く女性が圧倒的に増えたでしょ。亭主と女房がどっちも働いているのに、家事は女房だというんじゃね。子育てしながら政治に携わる上川陽子外相や加藤鮎子こども担当相は相当優秀ですよ」
子供2人を育てる豊田記者が「家事をしない人と結婚できませんよ」と合いの手を入れる。
「でも、少子化対策って、政府の政策でこなせるものなんですかね」
シャッターを切っていた酒巻俊介カメラマンが尋ねた。(聞き手 水内茂幸)
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遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発���、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、���立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運��挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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JR東日本は6月25日、17日に山形新幹線の新型車両「E8系」の4編成が相次いで故障した問題の原因をめぐり、補助電源装置計内部の半導体素子が損傷していたと発表した。 [snip] 4編成に搭載された補助電源装置について、JR東とメーカーで外観調査と分解調査を進めたところ、計6台の半導体素子が損傷していた。その原因は特定できていない。 JR東は「気温などの環境的要素を含め、あらゆる観点から鋭意原因究明を行い、必要な対策を講じる」としている。 補助電源装置は、車両の各機器に必要な電力を供給する装置。故障すると、冷却装置が作動せず、モーターも駆動できなくなり走行が不能になる。
山形新幹線「E8系」故障、補助電源装置の半導体が損傷していた 損傷原因は未解明 - ITmedia NEWS
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2025/6/24 11:00:15現在のニュース
<1分で解説>トランプ氏がイスラエルとイランの停戦合意発表 本当?(毎日新聞, 2025/6/24 10:57:37) 3連休「中日」の参院選は史上初 「投票率下がる」の予想は本当か | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/6/24 10:57:06) 大敗の自民「小池百合子氏に協力してきたのに」…東京都議選の応援ゼロでイライラ 「知事与党」にヒビ?:東京新聞デジタル([B!]東京新聞, 2025/6/24 10:52:18) フジテレビ山本賢太アナウンサー、オンラインカジノ賭博容疑で書類送検 警視庁([B!]産経新聞, 2025/6/24 10:52:03) 3連休「中日」の参院選は史上初 「投票率下がる」の予想は本当か(毎日新聞, 2025/6/24 10:50:31) NATO悩ます「スペイン問題」 防衛費5%目標で不協和音(毎日新聞, 2025/6/24 10:50:31) 千葉の踏切で電車とトラックが衝突、3人重軽傷 JR総武線(朝日新聞, 2025/6/24 10:49:28) 日経平均が大幅反発、一時600円高 中東情勢への懸念和らぐ(朝日新聞, 2025/6/24 10:49:28) 実態のない人件費を収支報告書に記載 維新が西田衆院議員を戒告処分:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/6/24 10:48:35) 中国製ドローン部品、米国向け価格3.5倍 輸出規制で「外交カード」に - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:45:13) 中国イーハン、国軒から「空飛ぶクルマ」電池調達 航続距離伸長へ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:45:13) マカオの「衛星カジノ」閉鎖へ 中国当局が統制強化 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:45:13) 新型コロナの持続化補助金詐取疑い ウェブ制作会社社長ら3人逮捕 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/6/24 10:45:11) 参院選は7月3日公示、20日投開票に決定(毎日新聞, 2025/6/24 10:43:24) 各地で大雨、25日夜にかけて大気不安定 引き続き土砂災害に注意(朝日新聞, 2025/6/24 10:42:19) 「裏金問題」「無駄遣い」を追及 共産と立憲が目指す与党過半数割れ:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/6/24 10:42:15) 元アヘン商人のジャーディン財閥 初の華人CEOで「中国の敵」返上 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:39:28) 中国・小鵬、EVに自社開発のAI半導体 運転支援の技術向上に - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:39:28) 宝飾品の周大福9%減益 3月期、中国本土が苦戦 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:39:28) <1分で解説>コメ5キロの平均価格が3000円台に 今後の見通しは?(毎日新聞, 2025/6/24 10:36:00) カブス今永、27日に復帰へ カウンセル監督が明言 米大リーグ(毎日新聞, 2025/6/24 10:36:00) カブス今永、27日に復帰へ カウンセル監督が明言 米大リーグ(毎日新聞, 2025/6/24 10:35:41) 引っ越さず通って! シャトルバスと電車で首都圏へ 静岡・御殿駅発(朝日新聞, 2025/6/24 10:35:10) ヌートバー選手、マンホールのふたに 祖父母が暮らす埼玉に設置(朝日新聞, 2025/6/24 10:35:10) コメ価格に市場介入の功罪 3000円台に下落、卸に高値在庫リスクも - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/24 10:33:36) 韓国の李大統領、NATO首脳会議に不参加 「国内懸案と中東情勢考慮」([B!]産経新聞, 2025/6/24 10:33:29) 都議選、人気者の小泉農水相投入は不発か 電話作戦も自民惨敗「シニアには刺さったが…」([B!]産経新聞, 2025/6/24 10:33:29)
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ドローンは安価で編隊の編成運用も簡単なので、たとえば1万機の編隊で敵国を奇襲するなどの攻撃も可能だと思いますが、そのような研究は行われていますか?
はい、「ドローン群(Swarm Drones)」を活用した集団攻撃や奇襲作戦に関する研究・実証実験は、軍事・防衛分野で活発に進められています。1万機規模の超大量ドローン編隊による攻撃は、現時点では技術的・運用上の課題も多いものの、近未来の戦争を変革する可能性を秘めたコンセプトとして注目されています。以下に具体例と技術動向を整理します。
1. ドローン群攻撃の研究事例
(1)米国: 「Perdix」プロジェクト(DARPA・米国防総省)
自律協調型マイクロドローンの実験で、100機以上のドローンがAIで編隊を組み、目標を攻撃・妨害するデモを成功(2016年)。
特徴:
ドローン同士が通信し、リーダー不在で意思決定(分散型AI)。
敵のジャミングや個別撃破に強く、適応的に任務を再構成可能。
(2)中国: 「電子フライ」戦術
深圳の企業が公開した動画では、1,000機以上のドローン群が自律飛行し、敵レーダーを欺瞞する電子戦や爆撃をシミュレート。
人民解放軍も、安価な自爆ドローン(例:「ハルピン Z-5」)を群運用する研究を推進。
(3)イスラエル: 「ローハム」計画
敵防空網を無力化するため、ドローン群でレーダーサイトを飽和攻撃するコンセプトを提唱。
(4)ウクライナ戦争(2022~)の実戦応用
FPVドローン+群アルゴリズム: 複数の民生用ドローンに簡易AIを搭載し、ロシア軍戦車を同時多��向から攻撃(例:「ワイルドホーネット」部隊)。
2. 1万機規模のドローン群を実現する技術的課題
(1)通信・制御システム
現在の限界: 既存の無線通信(Wi-Fi・5G)では、1万機のリアルタイム制御は不可能(帯域不足・遅延)。
解決策:
メッシュネットワーク(ドローン同士が中継し合う分散通信)。
AIによる自律協調(中央制御なしで「群知能」を発揮)。
(2)電力・航続距離
小型ドローンのバッテリー寿命(~30分)では大規模作戦は困難。
対策:
空中給電ドローン(母機から充電)。
太陽光パネル搭載(中国・「サンファン(Sunflower)」プロジェクト)。
(3)敵の対抗手段
ジャミング・レーザー防空・電磁パルス(EMP)への耐性が必要。
研究例:
低コストドローンにアナログ通信を併用(デジタル妨害への耐性)。
3. 1万機ドローン攻撃の想定シナリオ
ステップ1: 敵の防空網を安価なドローン群で飽和(レーダー・ミサイルを消耗)。
ステップ2: 第2波でAI誘導の自爆ドローンが重要施設(発電所・司令部)を精密攻撃。
ステップ3: 生存ドローンが戦果確認・電子戦を継続。
⚠️ 懸念点:
4. 未来像: 「ドローン群 vs 対ドローン兵器」の軍拡競争
ドローン側の進化:
生物模倣ドローン(ハチや鳥の群れを模したステルス性)。
3Dプリント量産(1機あたり数十ドルの超低コスト化)。
防御側の技術:
レーザー防空(米国「HELIOS」)、電磁妨害砲(日本「対ドローン電波兵器」)。
結論: 「現実的脅威」だが、実用化にはまだ時間が必要
1万機規模のドローン群攻撃は、2020年代後半~2030年代に実現可能性が高いと予測されます。ただし、コスト・法規制・技術標準化などの課題が残っており、現段階では実験レベルの域を出ません。 軍事バランスを崩す「ゲームチェンジャー」として、各国が開発競争を加速させる一方、国際的な運用ルールづくりも急務です。
参考動画:
DARPA「Perdix」ドローン群デモ
中国のドローン群演習
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TEDにて
コリー・コウムズ:電化による素晴らしい未来の空の移動?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
注意!!現在、基本的人権を侵害するストーカーアルゴリズムしか能力のない人工知能です。
注意!!現在、基本的人権を侵害するストーカーアルゴリズムしか能力のない人工知能です。
二酸化炭素は、地球温暖化が生じる温室効果ガスのひとつでしかありません。
二酸化炭素は、地球温暖化が生じる温室効果ガスのひとつでしかありません。
好奇心が刺激されますが、蓄電池の性能の低さ・・・
大規模停電により全体の社会的コストが増え電力の発電の安定が損なわれること・・・
充電設備が普及していない他など・・・実現にはイノベーションがまだだくさん必要です。
国土の広大な国家などのアメリカでは、重宝するかもしれませんが、せまい日本には必要ない機能です。
飛行機での移動が多い人は、ひどく環境汚染を引き起こしています。環境への影響を抑えた世界旅行が可能だったらどうでしょうか?
航空業界の起業家でありTEDフェローでもあるコリー・コウムズはこの短くてわくわくするようなトークにおいて電気飛行機によるクリーンで静かで安価なフライトの実現可能性を説明し
これまでにない大型のハイブリッド型電気飛行機「Electric EEL」による飛行について語ります。
飛行機での移動が多い人は、ひどく環境汚染を引き起こしています。環境への影響を抑えた世界旅行が可能だったらどうでしょうか?
航空業界の起業家でありTEDフェローでもあるコリー・コウムズは、この短くてわくわくするようなトークにおいて
電気飛行機によるクリーンで静かで安価なフライトの実現可能性を説明し、これまでにない大型のハイブリッド型電気飛行機「Electric EEL」による飛行について語ります。
私は航空業界で働いていますが、実は飛行機での移動はあまり好きではありません。
今の時代の商用フライトは不便で騒音を立てるし、高価で、しかも、昔ながらの設計のままで1950年代からほとんど変わっていません。
また、私自身が環境へ及ぼす最大の要素となっています。年に何度も飛行機に乗る人の多くも同じでしょう。コロナが収束しても厳しい逆風が、世界中で航空業界に吹き続けることでしょう。
飛行機での移動は、環境破壊的なライフスタイルの象徴になっているからです。飛行機の脱炭素化にとどまらず、飛行機での移動を止めさせる圧力さえ高まっています。
しかし、朗報があります。航空業界の未来を変えてくれる旋風が吹き始め、すでに勢いを増しているのです。
この変化、電化は航空業界における第3の革命でまさに今起きていることなんです。内燃機関やジェットエンジンによる過去の革命と同様に電化は空での移動を大きく変えていきます。
電化は、世界のより多くの人々が、より多くの空港から旅行することを可能にするだけでなく、よりクリーンで静かで安価なフライトを約束します。
全体の電力供給は不安定になりますけど。
現在主流の考え方は、カーボンオフセットする必要があって将来、奇跡的なクリーン燃料が、到来するのを待ちながら当面は一層混雑するハブ空港から多数の乗客を���内に押し込むというものです。
この見方はほぼ全ての輸送機関で起きている電気技術の急速な進歩を考慮していません。全体の電力供給は不安定になりますけど。
私が2016年に見出した答えは、Ampaireという会社を設立し、実際の航路を飛べる電気飛行機の実機を開発することでした。
ご覧の飛行機に改造を施し、「ElectricEEL」は2019年に処女飛行を行いました。2020年に第2世代のこの飛行機は、ハワイのパートナ航空会社の航路の一つを使って世界で初めて連日のデモ飛行を行いました。
一方で、EELの第3世代機体の開発に熱心に取り組んでいます。19名乗りの大型化も含まれておりNASAの支援を得ています。
今のところ完全な電化を達成しておらず、ハイブリッド・タイプです。これは本日の議論のポイントではありませんし、主流の考えが目的を見失っている理由になっています。
電化とはバッテリーだけで動作させることではありません。
バッテリーだけで旅客や貨物を運ぶのは、まだ不可能なことで訓練用の小型機体でのみ実現可能です。航空業界は、それよりも航行エコシステム全体を電化し、燃料消費とCO2排出の大規模削減を始めなければなりません。
現時点での航空業界の電化とは、空港における太陽光パネルとバッテリーの予備システムにより、機体を搭乗ゲートに設置された電源に接続し
燃料を消費することなく滑走路まで電力で移動することや電動車によるけん引や地上設備の電化を意味します。
飛行それ自体の電化とは、小型の機体から始め実用的な商用サイズ、積載量、航行距離でハイブリッド型で始めることです。
ハイブリッド型は最終目標ではありませんが、直ちに始めることが、必要不可欠です。未来のバッテリーや燃料の到来を待ってはいられません。
テスラの大型トレーラーが登場する何十年も前に小型プリウスがありましたね。Ampairesのような小さな飛行機は、電化技術の基盤を確固たるものにします。
これは、軽量化、ケーブルの高電圧対応化、モーターの小型化を進めるとか最先端のパワー半導体エレクトロニクスといったものであらゆるサイズの機体において効率向上を実現する鍵となります。
電化の普及は、あらゆるタイプの機体に浸透し、ジャンボジェットのさらなる電化から島と島を行き来するプロペラ機の充電などに及びます。
バッテリーの電気工学の進歩により、時が経つとともにますます大型の機体に電化が進みます。これは空想なんかではなく実用的でコスト効率が良く未来に向けた達成可能な道のりを進む反復作業なのです。
Ampaireには、クリーンな未来のために航空業界を改革しようとしている他の会社も協業しています。これは陸上輸送の電化から得られた技術を元にし、新たな解決法を発明し、より高い上空へと導く現在進行形の改革なのです。
有難うございました。
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む ⅩⅥ
花鳥誌2025年4月号より転載

日本文学研究��
井上 泰至
30 川を見るバナナの皮は手より落ち
『ホトトギス』昭和十年一月号初出は「落つ」の形だった。『ホトトギス』同年十一月号には「落ち」の形で「十一月四日。武蔵野探勝。浜町、日本橋倶楽部。」と注記。『五百句』には「明治九年十一月四日。武蔵野探勝会。浜町、日本橋倶楽部。」と注記。 この句は、今夏の句とされているが、それは「バナナ」が夏の季語となったからで、この句そのものは最初から季感は薄い。それは日本の四季とは別枠の「熱帯季題」としての「バナナ」の句だったからである。
星野立子の句評につけば、こうある。
一人の男か女があって、ぼんやりと川の面を眺めております。その人はバナナを食べようと思って皮をむきながら手に持っております。そして失神したようにぽかんと川を見ています。バナナの皮は手から離れて下に落ちました。そのことさえも知らぬげになお川を見ております、という句であります。
この解説に従えば、虚子は「一人の男か女」を見て詠んだことになるが、『ホトトギス』の初出では「手より落つ」とあって、バナナの皮は虚子自身の手から滑り落ちた可能性を否定できない。特に「から」でなく「より」という助詞に注目すれば、「落つ」では無論のこと、「落ち」であっても、この「バナナ」は作者自身の手から落ちた含意が読み取れる。
この句の主語の所在が問題になるのも、虚子句全体の傾向として近代的主客分離の意識が薄い句が多いことに由来する。それは連句の特徴につながる。連句はそもそも一句の独立にこだわらない散文性に特徴がある。実際「雑」と称する無季の句も必ずある。そもそも海外詠とは、日本の風土に依拠する季題を核とする虚子一門にとって、例外的存在、つまり「雑」の句に近いものであった。そこで、在地特有の季題を別にこしらえ、これを連句由来の散文的文体に載せて詠めばいいというのが、バランスのいい虚子らしい、現実的な対応だったのである。
五七五に七七を付け、さらに五七五を付けていく集団制作の文芸たる連句には、以下のような内容的分類が可能である。
「場の句」=風景の句 「人情句」=人が詠み込まれている句 「自分」が詠まれている「自の句」(主観の句) 「他人」が詠まれている「他の句」(客観の句) 「自分」と「他人」が詠まれている「自他半の句」
ここで最後に太字にした「自他半の句」こそが、虚子句の主客合一句と関連するので、現代の連句作品から例を引いてみてみよう。
「もう少し歩きたいの」と由比ヶ浜 兎弦
ソネット『久米仙人』より 平成二十年三月二十三日
この句は、女性が詠んだものとも、女性からそう言われて詠んだものとも、どちらともつかない。その主客があいまいで、どちらとも解釈できうるところが、次々と場面と転換していく連句の「変化」には有力な詠み方なのである。虚子句の一大秘鍵は、近代俳句の主役でありながら、俳句の先祖の古さを使って、自然との対話を試みる文体を得たことだったという見通しがここに得られる。
「バナナ」の句に戻れば、川を見詰め、バナナの皮を流してしまった虚子自身を見つめる、「天」の視線がこの句にはあったとも言い得るのであって、この句を英訳して、主語を「I」もしくは「He」としてしまったときに、この句に漂う放心状態で主客未分の気分というものは、翻訳によって失われてしまう。ロスト・イン・トランスレーションの陥穽が口を開けて待ち構えているのである。
昭和十一年、虚子は渡欧に際して、南方にも寄港、これを機に「熱帯季題」を提唱する。「バナナ」も当然この中に入ることになる。その背景は、日本を飛び出して活躍する邦人の多さにあった。例えば、問題のバナナ句が詠まれた昭和九年の『ホトトギス』雑詠欄を通覧すれば、高野素十や池内友次郎の欧州留学組を除いても、海外および外地詠は目立つ。シンガポール・バダビア・ビルマ・アメリカ・奉天・ハルピン・青島・上海・サイパン・パラオ・ニュージーランド・アメリカ・ブラジル等々。もはや、世界各地から送られてくる俳句への対応に迫られることになっていたのである。
虚子が、晩秋に詠んだ無国籍なバナナの句は、こうした背景抜きに語れない。アメリカでは、「バナナ共和制」という言葉がある。典型的な植民的栽培植物であるバナナを主産業や産地とする、遅れてきた民主主義を指していう。後にアメリカに吞み込まれるハワイ共和国大統領の一族が、今日のドールバナナを起こした。やがて植民地となったフィリピンでの大量生産は、日本人にもおなじみだが、日本とて台湾領有時代、同様のことは行っており、バナナは戦前から日本の食卓を賑わしたのである。バナナは今日風に言えば、グローバリズムの先駆けたる食品植物だった。(『俳句』令和六年九月号「虚子の遺産⑥」)
31 汝にやる十二単衣といふ草を
『五百五十句』注記に「(昭和十四年)六月十一日黒部峡探勝。つき来りし宿の婢に。」とある。「ホトトギス」昭和十五年六月号「句日記(昭和十四年六月)」に初出。前年七月号の「消息」には、「先月の九日の夜汽車で富山に行つて、二日ばかり同地の俳人諸君に厄介になつて帰つて来たのでありました。蓬矢知事の格別なる斡旋、普羅君はじめ辛夷社の好意、又無外君の黒部嚮導に迎の労を多としなければなりません、茲に謹んで御礼を申上げます」とある。
掲句については『喜寿艶』に次のような自句自解がある。
宇奈月の延対寺といふ旅館に泊つて、翌朝一行二十人ばかりは黒部鉄道に乗つた。美しい娘が一人宿から随いて来て何かと世話をやいた。黒部に降りて鐘釣温泉のほとりに行くとそこに鷺草のやうな可憐な草花が咲いてゐた。それは十二単衣といふ草であると案内する人が云つた。私はその一本を摘んで、貴女に上げやうと云てその婢に渡した。
現存する延対寺旅館は、明治三十三年創業。黒部の絶景が売り物で、竹久夢二・与謝野晶子・川端康成など様々な作家・文化人に愛された。接待した「蓬矢知事」とは、内務・警察官僚で、当時の富山県知事だった矢野兼三である。戦前の知事は選挙でなく、内務官僚が任命・派遣された。昭和十三年四月から県知事になっている。前田普羅を筆頭とした地元の俳人も大勢参加した。「無外君」とは吉沢庄作。魚津生まれで黒部の吉沢家に養子として入り、富山県尋常師範学校卒業後、小学校教師を経て、魚津中学校で博物学教育を担当。三、四年かけて集められた植物標本は約一七〇〇点。登山家としては、新ルートを開拓し、数々の記録的登山を成し遂げ、多くの紀行文を残した。また、黒部保勝会・黒部案内人組合等を設立し、登山環境整備を行うとともに、黒部の自然保護運動を展開し、中部山岳国立公園の指定を得るためにも貢献した(黒部市HP)。
十二単衣は、二十センチほどのシソ科の多年草で、紫の花が重なって咲く姿を、平安朝の女房の礼装の十二単衣に例えて、この名がある。一句は、その名を教えられ即興で詠んだところがポイントで、『奥の細道』の那須野で、道に迷いやすいところを、馬を引いて案内した少女に、名を問うと「かさね」と答えるので、「かさねとは八重撫子の名なるべし」と曽良が詠んだ例を彷彿とさせる。
なお、「句日記」の掲句の前後には、こうある。
六月十日。昨夜、夜汽車にて上野を発す。朝六時八分三日市着、直ちに黒部鉄道にて宇奈月に行く。延対寺泊り。
田の畦におしめ干したり田草取る 箕を脇にかかへて農婦立ち涼し 供華のため畦に芍薬つくるとか 立山の夏かげの皺凡ならず 夏山の剣といふは美(く)はし山 立山と気楼ある魚津よし 腰に籠晩涼に何をする人ぞ 六月十一日。黒部峡探勝。 黒薙川 茂みより細々と���し吊橋が 雪渓を見上げてトロの進むまま つき来たりし宿の婢に 汝にやる十二単衣といふ草を 猿飛を見て戻り急夏山路 岩の上の大夏木の根八方に 夏山やトロに命を托しつつ 雪渓の下にたぎれる黒部川 鉄板の覆したるトロ涼
一覧すると、倒置法を使って末尾を助詞で終える句が多いことに気付かされる。全体に虚子には目新しい句材多く、このような抑揚の利いた文体を選ばせたものと想像される。
『虚子百句』より虚子揮毫
31 汝にやる十二単衣といふ草を 32 山川にひとり髪洗ふ神ぞ知る

国立国会図書館デジタルコレクションより
___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)11月6日(水曜日)弐
通巻第8492号
メタ(旧フェイスブック)の多言語モデルが中国軍に転用されていた
自分を吊すロープを敵に売り渡したことにならないのか
*************************
メタ(Meta=旧フェイスブック)はオープンの多言語モデルの「Llama」(ラマ)シリーズを「防衛および国家安全保障のため米国政府機関に提供した」と発表した。
ラマ 3の利用規約には、「軍事、戦争、核戦略対応、スパイ活動、米国国務省が管理する国際武器取引規則(ITAR)の対象となるもの、或いは活動」の使用を禁じている。
ラマ 2は利用規約に米国だけでなく、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの同様の政府機関 (および請負業者) に「例外」を設けている。簡単に言えば西側の安全保障に役立つ利用は可能ということである。
11月1日、ロイターは中国人民解放軍と繋がる研究機関が「Llama 2」を使って軍事目的のAIツールを開発したと報じた。
メタは「利用は許可しておらず、これは利用規約違反だ」と慌てたが、どっこい、そんなことはわかりきったことではないか。
豪シンクタンクASPI(豪戦略政策研究所)が24年8月に発表した驚き桃の木のレポートは、国際競争力ランキングで宇宙航空、量子コンピュータ、Aiなどのハイテク64分野の技術競争において、じつに57の分野のテクノロジーは中国が世界一の水準だと評価した。
問題はMETAの国家安全保障に対する曖昧模糊とした体質だろう。中国がつけいる
余地があった。いや、隙間だらけだったかも。
メタCEOのマーク・ザッカーバーグは天才的発明家だが、まるで異端児、民主党支持者でトランプ批判の急先鋒、2020年にはトランプのアカウントを永久凍結したほどの反トランプである。
だが問題はもっと深く、深刻である。
ザッカーバーグ夫人のプリシラ・チャンは中国人である。ハーバード大学で一学年下の小児科医。両親はベトナムからボートピープルで逃げだし米国へ亡命した。彼女はアメリカで生まれた。
広東語、英語、北京語に流暢なことはいうまでもないが、ザッカーバーグ自身も、夫人の影響で中国語を流暢にあやつり、清華大学での講演を中国語でやってのけるほどの親中派である。
トランプがTIKITOK規制に反対するのは、「もし禁止したら、儲かるのはMETAじゃないか」という理由だ。イーロン・マスクのXとMETAは犬猿の仲であり、マスクはザッカーバーグに決闘を申し込んだほどだった。
▼SNSが「アラブの春」をもたらしたが、その猛省からロシアはハイブリッド作戦を立案し、中国はそれ以上の監視体制を構築したのだ
由々しき事態は中国のハイテク研究者が既に、このラマ・モデルを特殊な軍事およびセキュリティ目的に最適化したことである。いまや中国のハイテクエンジニアにとっては、朝飯前の軽い作業だったかもしれない。
適応されたChatBITは、諜報、状況分析、任務支援などの軍事分野で使用する試用デモンストレーションで成功したと伝えられ、そのまま中国軍の能力を強化する目的で導入される。米国企業は敵に自分を吊すロープを売りわたしたことになり、アメリカは軍事技術での優位を脅かされることになる。
一方で中国は「戦略的な悪用を防ぐために強力な監視体制が必要」と国際社会のむかって強調しているのだから二枚舌の典型だろう。
中国軍事科学院(AMS)の元副院長、何雷中将は、国連に対し、戦争における人工知能(AI)の応用に関する制限を設けるよう求めた(24年9月13日)。噴飯物である。
自分たちは秘密裏に開発を続行するが、ほかの国は足踏みをせよと言っているようなものである。北京が軍事AIリスクを軽減する方向を装いつつ、実際は逆のコ��スを突っ走っている。
中国は既に2019年版『国防白書』において、「新時代の中国国防(新時代的中国国防)」と題した文章を掲載し、「現代の戦争はますます情報化とインテリジェント化の領域に移行しており、技術の進歩が求められている」とした。
このような中国軍の意識の変化はアラブの春がSNSによる拡散で拡大し、チュニジアの独裁政権を倒し、つぎにリビアの政変に繋がり、エジプトの押し寄せた波がウクライナのマイダン革命へと驀進した。
ロシアはSNSの政治利用を真剣に考え、それがゲラシモフ将軍のハイブリッド作戦に繋がった。SNSを活用して情報を操作し、クリミア半島を併合した。そのドミノは、今度はウクライナに逆流し、戦争の緒線では宇宙衛星と繋がる通信の成果でロシアの戦車隊を追い返した。
中国はこの経過を虎視眈々と観察し、精密に分析し、データを集め、国内の情報管理、情報操作による支配をより強固なシステムとしたうえで、同時に米国の先進的発明をさっと盗み出して軍の現代化に転用したのである。
▼軍事転用すれば指揮官の適格な現場判断を迅速化できる
第一に、大規模なAIモデルを転用することによって戦場の状況認識を強化し、指揮機能をサポートするために、迅速な対応と意思決定を可能にする。複雑な状況下で情報に基づいた意思決定を行うための指揮官の支援が含まれる。また複数のソースからの情報の融合を強化することも重要とされており、AIを使用して衛星、サイバーインテリジェンス、通信傍受からのデータを統合する。
「軍事AIは認知戦争や心理戦にも広く応用されている。軍事化学院の専門家によると、生成AIモデルは、物語に影響を与え、戦略的なキャンペーンを実施して影響力を拡大し、敵の士気を低下させるためのメディアコンテンツを作成する。迅速な拡散ができる。大規模言語モデルは、多様な情報ソースを迅速に統合して、軍事情報分析を強化できるばかりか、言語処理機能により、データ抽出を簡素化し、リアルタイムでの翻訳を可能とし、複雑なデータを実用的な洞察に変換する。したがって戦場での指揮官の意思決定を円滑に支援することが可能になる。(ジェ
イムズタウン財団『チャイナブリーフ』、2019年9月6日、9月8日、ならびに6月21日号)。
Meta は「研究と非商用利用をサポートするオープンソース モデル」だとしてLlama をリリースした。たちまちのうちに中国人民解放軍は Llama を採用して ChatBIT などのモデルを構築した。
Llama は軍事目的での使用を禁止する契約を付属させてはいるが、中国が規約を無視することは明らかだった。まさに「もってけ!泥棒」という結果となった。
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HONDA XR230 MD36(2005)
コロナの流行に伴うバイクブームに乗じ免許を取得、エストレヤに乗り始めて約3年。 ついにオートバイも複数台所有となりました。
僕の行動範囲には未舗装路が付きまといます。バイクに乗っているときも同様で、エストレヤでの走行をためらう道に遭遇し、引き返すことも常々です。

一方で、普段一緒に遊ぶ友人たちは増車したりカスタムしたりと未舗装路へのアプローチ手段を確実なものにしていました。

元来自転車、ひいてはMTBとの競合を避けて選んだのがエストレヤです。オフ車に興味が湧かないはずはなく、なんなら最初から欲しかった自分がいたのです。 少し遠回りはしましたが、オフ車導入は当然の結果です。

こちらのXR、前オーナーである知人に「もし万が一、億が一手放すことがあればお声がけください」と冗談半分で話していたのですが、バイクを卒業するとのことで2023年7月に売っていただけました。 2006年に新車で購入し、近郊の林道をツーリングする程度にとどまり、走行距離は3,500kmほどで外装は引くほど綺麗でした。


ここ数年は乗っていなかったみたいですが、リフトスタンドで屋内保管、バッテリー充電や年数回のエンジン始動など管理が行き届いた状態でした。

XR230はエンデューロやモトクロッサーに比べ控えめなスペックです。 軽くて足つきがよい車格に、空冷単気筒OHC223ccの単純かつ扱いやすいパワーユニットが載ったトレールバイクです。

が、250ccクラスでも非力なエストレヤに乗っていながら、それが速いと思っていた僕にとって、軽量な車体によく回るエンジン、オフ車特有のクロスなギア比が繰り出す加速は充分すぎました。
普段なら絶対選ばないカラーリングに最初は困惑しましたが、近ごろはすっかり自分のバイクとして見慣れてきました。 また、カスタムとしてスキッドプレートを装着。

前オーナーが少しだけ使ったオプションマフラーに換装。 純正に比べてかなり過激な音になり、加速も鋭くなった気がします。

綺麗すぎる車体や装備不足で昨年はあまり乗れませんでした。 そもそもこの増車直後にジムニーが納車され、首が全然回りませんでした。

装備も整ってきたので、ケガしないように遊んでいきます。
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次世代潜水艦などへの搭載が検討されている全樹脂電池技術の機微情報が中国企業に流出した恐れがあることが分かった。固有技術を持つAPB社(福井県越前市)が中国企業と関係が深いとみられる日本企業に経営権を握られ、中国側に機微情報が漏れたとみられる。武藤容治経済産業相は2月27日の衆院予算委員会分科会で、実態について経済安全保障の観点から「調査したい」と述べた。 衆院会派・有志の会の福島伸享(のぶゆき)衆院議員の質問に答えた。福島氏は経済安全保障の第一人者で、北村滋元国家安全保障局長が代表を務める北村エコノミックセキュリティ合同会社が作成した報告書などに基づきながら、政府に実態調査するよう迫った。 全樹脂電池は日産自動車出身の堀江英明氏が発明し、平成30年10月に量産に向けてAPB社を設立した。川崎重工業とも潜水艦の共同研究を行う。同社の研究開発には、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から75億円の補助金が支出されている。 情報漏洩の原因について、福島氏は「量産技術の開発に向けた資金調達を行う際、ある意味、企業の乗っ取りが起きた」と指摘した。APB社の筆頭株主だった大手化学メーカー・三洋化成工業が、令和4年11月に半導体設計事業を主力とするTRIPLE-1(福岡市博多区、T社)に保有する株式を売却した点にあると説明した。 T社がAPB社の筆頭株主となってから、中国企業との接点が増えた。北村氏の報告書では取締役らは「経歴や行動の中で中国との密接な関係が見受けられる」と記されている。 中国企業への漏洩疑惑を裏付ける一例として、福島氏は令和5年3月にT社から派遣された取締役が主導した中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の技術者ら計4人によるAPB社の工場見学を挙げた。 その直前には、T社取締役はメールで「全樹脂電池の素材に大変興味がある」「中国にも色んな似たような研究がなされているようだが、量産化できるステージにはない」などとファーウェイの関心事を伝えた。 工場見学当時にはファーウェイの技術者たちは、APB社の電池材料や生産設備などを視察した。それ以降もT社取締役から詳細な技術情報を問い合わせが頻繁にあり、この過程で中国側に情報が漏れたようだ。 福島氏は機微情報が中国に漏れ、潜水艦などに転用された場合、「日中間の軍事力がまるっきり逆転する」と警告した。T社の一連の言動に関して「故意に行われていた場合、スパイ行為に当たる」「経済安全保障の懸念があるのではないか」などとも指摘し、政府の問題意識をただした。 警察庁担当者は一般論と断った上で、「経済安全保障を確保する上で、先端技術の流出対策は極めて重要だ。刑事事件として取り上げるべきものがあれば、法と証拠に基づき適切に対処する」と述べた。全樹脂電池を巡る情報漏洩を巡っては、公安調査庁も強い関心を寄せている。(千田恒弥) ◇ 全樹脂電池 電極などに金属部材ではなく、樹脂を使う日本発の次世代リチウムイオン電池。樹脂を採用したことで従来型に比べて発火や爆発のリスクを大幅に低減させる一方、容量は従来型の約2倍で生産コストも半減できる。安全性や機能性が高まり、次世代潜水艦への搭載も検討されている。日産自動車出身の堀江英明氏が発明し、量産を目指し平成30年10月にAPBを設立した。
次世代電池技術、機微情報が中国に流出か 潜水艦搭載を検討中 経産相「調査したい」 - 産経ニュース
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【レビュー】宙吊りの抵抗 ——「ここではないどこか」と「今、ここ」の間で 小沼理

撮影:菅原康太
●近からず、遠からず
「名前は?」 「身長体重年齢は?」 「仕事は?」 「恋人は?」
スクリーンに質問が映し出される。男は宙を見ながら、静かに答えはじめる。橋本清。190センチ、74キロ、36歳。仕事は……。恋人は……。男のパーソナリティが一つずつ明かされていくのを見ながら、ゲイ向けマッチングアプリのやりとりみたいだなと思った。 その1分か2分後、橋本清が演じる「橋本清」は、マッチングアプリに言及した。正確には、まず言及したのはゲイビデオだった。ゲイビデオでは身長体重年齢や、仕事、恋人の有無といった数字と記号によって、手っ取り早くその人がどんな人かを示す。そういった説明があり、「1907436G、みたいに数字の羅列をTwitterのプロフィール欄に書くのが流行した時期があった」という話を経て、「マッチングアプリにも、ウリセンのサイトにだって、この7ケタか8ケタの数字は絶対に載ってる」と続いた。 こうして書いてみれば、「ゲイ向けマッチングアプリのやりとりみたい」という私の印象は、的中って感じではなかった。近からず、遠からずだ。 それだけなら、すぐに忘れてしまったかもしれない。しかし、この「近からず、遠からず」という印象が、『ゲイ・モノローグ』の序盤では何度も繰り返し訪れる。
彼——「橋本清」は、生まれてから現在までの半生を回想する。 5歳。車が好きで着せ替え人形もほしかったけど、女子のおもちゃだと言われて買ってもらえなかった。 11歳。修学旅行の夜に好きな女子の話で盛り上がりながら、「好き」の意味がわからなかった。 17歳。掲示板を通じてはじめて自分以外のゲイの人と出会った。 27歳。はじめて同級生の結婚式に出席した。思わず「結婚したい」と言ったら、「そういうことに興味あったんですね」と後輩に笑われた。 語られるエピソードは、シスジェンダーのゲイ男性である筆者にとって、身に覚えがあるものだった。筆者や「橋本清」と同世代のシスゲイ男性であれば、少なからずそうした印象を抱くのではないかと思う。同じ経験をしたわけではないけれど、知っている気がする。似たような分岐点に立ったことがあるけれど、違う方を選んだ。そんな近からず、遠からずの記憶があって、「自分も……」と、語り出すことができる。
それは、ここで提示されるエピソードが「わかりやすい」ことに起因するのだろう。 ゲイビデオは手っ取り早くその人がどんな人かを示すため、数字と記号を用いる。『ゲイ・モノローグ』の冒頭部では、数字と典型化されたエピソードを用いることで、2020年代の日本を生きるゲイ男性の最大公約数的な姿をまずは描き出している。 それはゲイではない——特にシスジェンダーでヘテロセクシュアルの——観客にとっては、彼がどのような違和感を抱えな��ら生きてきたのかを知る効果的な導入として機能する。ゲイをはじめクィアの観客にとっては、共通項と差違を見出しながら、自身を投影するフレームになる。

撮影:菅原康太
●I wish I were a bird
同級生の結婚式のシーンのあと、「橋本清」はつぶやく。「I wish I were a bird」。 このセリフのあと、テキストを無感情に読み上げる英語教師のように、彼は続ける。「ああ、鳥だったらよかったのに。この文章は、私が鳥ではないことを意味しています」。それは「反実仮想」、現実にはそうじゃないことを空想してみることの例文だ。 私は鳥ではない。でも、思考は翼のある生き物のように、ここではないどこかへ飛んでいく。回想は36歳の現在を貫通して、未来の空想へと向かう。5年後、10年後、20年後、50年後、さらにその先。そこで進路が屈折し、話題���主役が「橋本清」ではなくなる。「長谷さん」という、一人のゲイ男性になる。ドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』に登場する、94年間誰とも付き合うことも、セックスもしなかったおじいさん。 その人生に思いを馳せながら、彼は94歳になった自分を空想する。「94G」という数字と記号によって、2人の生が一時的に重なる。
その後も数字を取っかかりにして、語りは時空を飛んでいく。 1913年。クラフト・エヴィングの「変態性欲」論が日本で紹介された。1949年。三島由紀夫が『仮面の告白』を発表した。その2年後。『禁色』の第一部が出版された。日本におけるゲイの歴史年表を作るなら、太字で記されるような話だろうか。 一気に飛んで、2000年。新木場の夢の島緑道公園で、一人の男性が「ホモ狩り」に遭い殺害される事件が起きた。 彼はこれを、高校生の頃の記憶として語る。 あれ、2024年に36歳ということは、2000年は? 暗算しながら、これが自伝ではなく「自伝的パフォーマンス」と銘打たれていたことを思い出す。 ずれた時間軸の上で、「橋本清」は2000年に高校生だった人物として生きはじめる。さっきとはちょっと違う生。でもやっぱり、「I wish I were a bird」な生。 彼は、その新木場の公園に足を運んだ時の記憶を語りはじめる。ハッテン場として知られる、夜の公園。襲われても誰も助けてはくれない場所。でも、同じゲイの人と会えるかもしれない場所。 公園を歩きながら、「殺されるかもしれない」と「ヤれるかもしれない」がめまぐるしく交錯する。彼の身体は、「今、ここ」にある恐怖と興奮ではち切れそうになっている。気づくと、内的なざわめきのようなホワイトノイズが鳴っている。その音が徐々に大きくなる。一段階、さらにもう一段階と大きくなって、ぷつりと途切れる。 静寂が訪れて、彼はその夜に誰ともヤれなかったこと、新木場の公園が東京オリンピック2020の際にきれいに整備されたことを告げる。ハッテン場も、「ここではないどこか」になった。

撮影:菅原康太
●We’re here, We’re Queer, Get used to it
この後ろめたいハッテン場の記憶以降、語りは深度を増していく。冒頭にあったような「わかりやすさ」は影を潜め、最大公約数では捉えきれない側面が現れてくる。典型化が難しく、説明を必要とする感覚。他の人(ゲイやクィアであっても)には理解されず、この感覚を抱いた本人すら受け入れ難いと感じているかもしれない感覚。 次に語られたのは2024年、日本のレズビアンカップルがカナダに亡命し、難民認定されたニュースだった。 そのニュースを聞いた「橋本清」は、自分が難民になって日本から出ていく姿を思い浮かべる。しかし、同性愛者であることに加えて家父長制的価値観のもとで女性としても差別を受けてきたそのカップルと、クローゼットで生活し直接的な差別を免れてきた自身を同列に置くことはできないのだと、彼はすぐに続ける。 ここには、ゲイ男性がジェンダー的にはマジョリティであり、さらにカミングアウトしなければマイノリティ性を隠して生活できるという事情が反映されている。 クローゼットでいれば差別を受けないわけではないし、またその責任はカミングアウトをしない個人ではなく、カミングアウトをできなくさせている社会が負うべきものだ。しかしそうはいっても、クローゼットでいることで、人を欺いているような、ずるいことをしているような感覚に苛まれることはあり得る。そして罪悪感の中で自身の苦しみを否定してしまい、身動きが取れなくなっていくことは、一つの現実として確かにある。
「I wish I were a bird」。時空を自在に飛んで、ここではないどこかを空想する。しかしそれは仮定の話に過ぎず、最後は「今、ここ」に戻らざるを得ない。 「今、ここ」を肯定するために劇の後半で持ち出されるのが、「We’re here, We’re queer, Get used to it」というスローガンだ。LGBTQ+のアクティビストグループ、クィア・ネーションが1990年代初頭に広めたもので、『ゲイ・モノローグ』では「我らクィアはここにいる お前らそれを受け入れろ」と訳している。 「クィア」は英語で「変態」を意味し、1990年代には今よりもずっと侮蔑語としての意味合いが強かった。その「クィア」という語をあえて自ら使うことで、このスローガンは「今、ここ」にいる自分たちを肯定しようとした。 彼はその力強さに「泣きそうになった」と言う。しかしそのあと、「我らクィア」に「自分が含まれていると感じない」と続ける。この言葉では、自分の「今、ここ」を肯定できない。
「I wish I were a bird」、ここではないどこかを空想すること。「We’re here, We’re queer, Get used to it」、ここにいると叫ぶこと。抵抗をあきらめることも、主体的に引き受けながら誰かと連帯することもできず、二つの間で宙吊りになっている。 それが現在地なのかもしれない。しかし、積極的に規範を揺るがそうとしなくても/できなくても、逸脱する姿を曝すことで規範は揺らぐ。 ハッテン場の夜。難民認定の煩悶。スローガンに自分が含まれている気がしないこと……。後半で語られるのは、屈折した感覚だ。しかし屈折しているからこそ、正直にも感じた。ストレートじゃないのがストレート。その語りから、ある種のクィアネスがこぼれ落ちる。 宙吊りのまま抵抗すること。その困難と可能性を、『ゲイ・モノローグ』は静かに提示していた。

撮影:菅原康太
小沼理 文筆家。1992年富山県生まれ。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)、『共感と距離感の練習』(柏書房)、編著に『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン』(河出書房新社)。
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