#送電鉄塔のある風景
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今週の資料写真
今週の #資料写真。#汽界MACHIDA 1枚目:放射状の夕焼け。 2枚目:夕焼けに映える送電鉄塔。のっぽで画一的なアームが美しい。 3枚目:ミニユンボ、お休み中。 4枚目:夜道の黒猫さん。
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『 ���物列車で行こう!』長田 昭二 緒 (文藝春秋)
わたしも乗りたい。
第一章 ついに貨物列車に乗る! 貨物線を歩く/乗れないから乗りたい――そこにロマンがある/人知れず日本の物流を支える駅/極限までのスリム化/「拳一つ分」の隙間/動力車の拠点「機関区」/ついに貨物列車に乗る!/突然の鉄道無線/いよいよ「貨物専用線」に進入/東京で貨物列車を見ない理由 第二章 ルポ・東京貨物ターミナル 鉄道貨物の全容を見るべく「東京タ」へ/貨物列車に乗って貨物駅に向かう/「新鶴見信号場」とは/梯子段を上る「垂直乗車」/「ブレーキ、ゆるめーゆるめー!」/心躍る〝短絡線〟/「いよいよ来たか……」貨物列車は地下へ/羽田空港の下を通る点線=東京港トンネルへの憧れ/昭和で見た夢が令和に実現/添乗区間が延長した!/「東京タ」の構内をほぼ二往復/輸送量は毎年約一〇三%の伸び/高まる大型コンテナのニーズ/変わりゆく物流の仕組み/日本最大の貨物駅にある「中央研修センター」に潜入/異常生時の対応を学ぶシミュレーター/ここに座った以上は定時運行遂行の義務がある/「輸送指令」は〝二度呼び〟が基本/懐中電灯一つで長大な列車を点検 第三章 経営再建と未来の貨物輸送――JR貨物トップインタビュー 「変えるをよし」の企業風土が自信をもたらした/さらなる被害が予想される南海トラフ地震への対策/経営が厳しいJR旅客会社が増えた現状/貨物輸送の新提案・新幹線による鉄道輸送は?/総合的な輸送体系「モーダルコンビネーション」という概念/「安全」のための人材確保と労働環境の整備が不可欠/あらゆる物流の集積地点「東京レールゲートWEST」/銀行員、ハウステンボス……様々な経験から生まれた経営軸/「企業として安全はすべての基盤である」/原風景は「貨物列車のある情景」/「ベテランから若手へ」鉄道を支える、技術を受け継ぐ仕組み/運転士によるリレー方式――確立された輸送体系が強み/鉄道貨物が抱える問題���テクノロジーで解決できるか/従来の設備を有効活用「積替ステーション」/「空荷」を解消した「ビール列車」 第四章 広島車両所探訪記 重要拠点・広島/迂回運転を実現した「匠の技」/歴史を刻む広島車両所/「日本一」の車両所/全般検査と重要部検査奈々枝歴史ゆえの「使いにくさ」/「走って磨かれて輝く」車輪/時に親子、時に兄弟/機関車にはトイレがない/憧れの〝車掌車〟の現実/ベテランから若手へ「技の伝承」/車両所は「大きな家族」 第五章 「セノハチ」貨物列車添乗ルポ――広島貨物ターミナル駅‐西条駅 フィーダー輸送の拠点/数字に出てこない忙しさ/日本一のフォークリフトドライバー/営業面の司令塔/もし列車が遅れたら……信号扱い所の修羅場/〝途中下車〟できない貨物は……/鉄道マンにとっての〝難所〟はマニアにとっての〝名所〟/九州と首都圏を結ぶ物流の大動脈/居住性に優れた運転室/無線の通信に沸き上がる感動/普段乗れない貨物線を走行/本格的な上り坂へ――補機本来の業務開始/上り線には架線が二本/「ノッチオフお願いします。どうぞ」/登りきって連結を外す/「ポウッ!」遠ざかる本務機/待ち時間も切らさない集中力/「発車!」「進行!」一人ぽっちで走り始める/視界も広く、軽快に走る/帰りのほうが忙しい/シカ、イノシシ……夜に遭遇する動物たち/登りと同じ十三分で「瀬野八」を下り終える/列車は貨物専用線へ。時速八十キロで快走/廃車を待つ〝もみじ色〟の機関車/物流を支えるプロの技と知恵 第六章 「文藝春秋」を北に追え!――青函トンネル貨物列車添乗ルポ 大きなミッションを持って貨物列車に乗り込む/「文藝春秋」十月号の積み込みを見学/貨物の積み下ろしや旅客の乗降は行わない「青森信号所」へ/貨物列車でなければ通れない区間に感じるロマン/中村さんが席を譲ってくれた理由が判明/トンボが乱舞する田園地帯を疾走/青函トンネル五十三キロを貨物列車はひた走る/世界第四位、長大トンネルの入口/しばらくすると飽きてくる……運転士の眠気対策は/地上に出たと思ったら次々とトンネルが……/津軽海峡と函館山を望む〝絶景路線〟/急に無数の線路と並走するようになり……/三〇五九列車は定刻より二分遅れで到着/「北斗9号」で三〇五九列車を追跡/コンテナ貨物取扱量全��二位の「札幌タ」/十七時間五十分の鉄路の旅/「盛りだくさん」にもほどがある一日の終わり/一日半ぶりの対面/「イクラ丼」か「混載丼」か/「あとがき」に代えて
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2023/12/25

12:30新大阪 御堂筋線なかもず行 12:45心斎橋 長崎堂 ホテル
13:30ホテル 13:35堺筋本町 堺筋線高槻市行 14:09南茨木 大阪モノレール門真市行 14:24万博記念公園 徒歩 14:40国立民族学博物館

16:25国立民族学博物館 16:42万博記念公園 大阪モノレール 16:44山田駅 阪急千里線天下茶屋行 17:26堺筋本町駅 17:29ホテル

10:30ホテル 10:41堺筋本町駅 中央線コスモスクエア行 10:53大阪港駅 10:58大阪税関
11:27大阪税関 11:33大阪港駅 11:44本町駅 四つ橋線西梅田行 11:58西梅田 12:01梅田

大阪に来ています。 体調とか心配事とかが多くて今回は帰るのが楽しみな大阪旅行になってしまった(よくない!)。 行きの新幹線で今日と明日のタイムスケジュールを立てて、そのまま名古屋から新大阪までずーっとうとうとしっぱなしだった(よくない!)。 せっかくの窓側の席を取ったのに。 そして年末のまずまず混雑する車内で、私の隣2席はずっと空席だった。
うとうとしながらあのちゃんのアルバムを聴いて、曲名はわからないけれどとてもポップで良い曲があった。

新大阪駅から御堂筋線で心斎橋で下車。 地下鉄から大丸とPARCOに直結している!と訳もなく寄り道したくなってしまう。 大丸の前の道は歩道の工事をしていた。 東京もだけれど、大阪も至る所で工事をしていて、思った以上に万博ムードを高めるキャンペーンがされているようだった。
今回のお土産はここで買いたい!あわよくばクリスタルボンボンも…と調べていた長崎堂へ。名前の通りカステラが名物らしく、大阪なのに長崎…と、違う焼き菓子とクリスタルボンボンを購入。 クリスタルボンボン用の紙袋も入れてくれた。
一旦ホテルに荷物を置いて、万博記念公園へ向かう。大阪から1時間もかかるし、めっちゃ広いと聞いていたので予定を立てて疲れてしまいあまり気乗りせずだったけれど行って良かった。 地下鉄から阪急電車に乗り入れている路線で、京都まで行ける。京都・大阪・奈良・神戸などアクセスしやすい関西圏の感じがとても好き。それぞれに文化があって、ちょっと遊びに行ける近さが共存している。

万博記念公園は若い子がたくさん下りるな〜、意外、と思っていたら、みんなららぽーとに吸い込まれていって今住んでいるアド街ック地獄を思い出した。でも観覧車のある超巨大!ららぽーとの様でバイキングもあった。 そして舞浜駅からディズニーランドの入り口までのペデストリアンデッキみたいな道から太陽の塔がずっといる。 モノレールの駅から高速道路を挟んだ向こう側が公園で太陽の塔がいる。「万博のために交通網が発達したのよ」と関西出身の職員さんが教えてくれた風景だった。
公園の中は人がとても少なくて、ところどころにあるスタンド型の飲食園の感じ(ちょっとおしゃれ風にしたクレープ屋、ベビーカステラ、タンドリーチキンなど)とか、ゴミ箱が大きい感じとか、なんか全然可愛くもおしゃれでも経年したレトロ感でもない、表面的な明るさと侘しさが西武遊園地と似ていた。
(もしかしたらあの時代のテーマパークは、大阪万博をお手本にしているのかも。) イベントスペースのラーメン博は、今日はお休みでただの白いテントの屋根だけが並んでいた。

そしてお目当ての民俗学博物館はとても良かったです! 建物もメタボリズム的ユーモアと巨大なスケール感。大阪の友人が教えてくれた様に、とっても展示がたくさんあったので駆け足で鑑賞。いろんな民族の衣食住、ハレとケ、音楽、教育をみることができる。アーカイブの対象や展示方法が楽しい。 スイカの種とかカレンダーとかあらゆるパンとかさまざまな用途のカゴやパンの焼印など。 友人にポストカードを送ろうと物販コーナーへ。 オリジナルグッズに後ろ髪引かれつつタイ族のポストカードを購入。

そのままサクサクと太陽の塔と月とお祭り広場を眺めつつホテルへ戻った。博物館はまた行こう。
“名建築で昼食を”と“わたしの一番最悪な友達”のロケ地の建物が近くにあり、お散歩がてら行ってみる。生駒ビルディングと青山ビル(市川実日子のクリーニング屋さん)と綿業会館。途中、川のほとりでイルミネーションが開催されていて、BGMにももクロのサンタさんが流れて楽しくなって写真を撮った。知らない街だから夜もフラフラ歩けてしまう。(だからやっぱり住んだりしない方が良いのかな。)

コンビニを梯子して食事を用意してホテルでこれを買いています。明日無事帰れて、なるべく健康でいられます様に。 12階のホテルの窓が開けられず息苦しい。 大阪でも月ばかり撮っ��しまった。
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2024/11/17 15:00:09現在のニュース
【写真まとめ】神戸マラソンに2万人 今年も咲いた感謝のヒマワリ(朝日新聞, 2024/11/17 14:58:41) 酒に酔い終電で居眠りの男性客を5時間閉じ込め 名古屋市営地下鉄が謝罪、健康に問題なし([B!]産経新聞, 2024/11/17 14:57:18) JR京浜東北線、午後4時半ごろまで蒲田―品川間が運休、JR東は振り替え輸送を呼びかけ([B!]産経新聞, 2024/11/17 14:57:18) 運動は薄毛に影響するの? 頭髪気にせず、秋の気候を味わ��ながら体を動かそう きょうからへア活([B!]産経新聞, 2024/11/17 14:57:18) JR中央線の東京ー神田駅間 最大6.6メートル異例の高架橋大移動作戦 あの日の鉄道風景([B!]産経新聞, 2024/11/17 14:57:18) WEB CARTOP:関西の路線バスの左後輪に「初代インサイト」みたいなカバーがついてる! 乗用車とは異なるタイヤカバーの目的とは? | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/17 14:54:13) 「日本一長い商店街」が誕生する…台東区・国際通り沿い 全長約3km、大阪の天神橋筋商店街を上回る:東京新聞デジタル([B!]東京新聞, 2024/11/17 14:48:51) 「近代化の象徴」解体始まる 阪神・尼崎車庫レンガ倉庫 /兵庫 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/17 14:48:22) カード使い分け面倒/昔に戻る感じ 全国IC廃止、乗客戸惑い 熊本の交通5社 /熊本 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/17 14:48:22) 前回王者の桐蔭学園が花園へ 全国高校ラグビー神奈川県予選(毎日新聞, 2024/11/17 14:43:35) 光泉カトリックが6大会連続で花園へ 全国高校ラグビー滋賀県予選(毎日新聞, 2024/11/17 14:43:35) 酒に酔った居眠り客、始発まで5時間閉じこめ 名古屋市営地下鉄(毎日新聞, 2024/11/17 14:43:35) 酒に酔った居眠り客、始発まで5時間閉じこめ 名古屋市営地下鉄 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/17 14:42:55) わたしのふるさと便:お国トリビア 和歌山県 ゆるり広告塔「日本一短いローカル私鉄」 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/17 14:42:55) 日米韓、トランプ政権前に枠組み固定 協力にもろさ残る - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/17 14:42:29) 熊本市電が赤信号で交差点進入、未点灯を「故障した」と運転士が誤認…トラブルは今年14件目([B!]読売新聞, 2024/11/17 14:36:55) 熊本の路線バス・鉄道5社、SuicaなどICカード決済から全国初の離脱…更新費12億円が重荷([B!]読売新聞, 2024/11/17 14:36:55) 前十字靱帯の損傷を牛の組織で再建 早稲田大学など治験開始 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/17 14:36:20) 私の万博考:万博は「オワコン」か 70年万博知る研究者が語る開催の意義 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/17 14:36:10)
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赤と白の鉄塔と空と、、 #tettou #写真好きな人と繋がりたい #鉄塔 #鉄塔と空 #空と鉄塔 #鉄塔が好き #鉄塔のある風景 #鉄塔 #送電鉄塔 #送電線のある風景 #送電鉄塔のある風景 #キリトリ世界 #Life_with_camera #photo_shorttrip #irontower #irontowerlovers #electrictowers #transmissiontowers https://www.instagram.com/p/CWTM64BvOTO/?utm_medium=tumblr
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#送電鉄塔 #送電鉄塔のある風景 #leica #leicaq #leicaphotography #leicaphoto #leicacamera https://www.instagram.com/p/BqBCWUalX9C/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=blkzjdvas1in
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The Lineman’s perspective ⚡️ #日常の風景にある電力 #鉄塔 #japan #japan_of_insta #japanphotography #japan_daytime_view #japangram #lineman #作業着 #ラインマン目線の景色 #景色好きな人と繋がりたい #鉄塔にのぼる人 #total_voltage #steeltower #steeltower_artistic #鉄塔倶楽部 #電線のある風景 #電線と空 #送電線工事#電線のある風景が好き #電気工事 #日本の絶景#日本の景色 #ev #送電線 #アウトドア#山の景色 #safelineman #奥行き同盟 #climber (at Himeji Japan) https://www.instagram.com/p/CqVPcQ9rr46/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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大阪
いつのまに瞼を擦ったのだろう。手のひらでアイシャドウが煌めいている。飛行機から降りた途端、エスカレーターの立ち位置が札幌と逆になっていて一瞬戸惑う。仕事が終わってすぐに地下鉄と電車を乗り継いで飛行機に乗ったから、大阪に着いた頃には22時を過ぎていた。乗り間違えたら朝まで新世界で呑む羽目になるけど、まあそれも面白いかもと、緩やかなプレッシャーを携えて終電でホテルへ行く。街灯に照される見覚えのある風景、だけどそれは初めて見る風景だ。あ、ここ。と何度も錯覚する。チェックインした頃には0時半を回っていて、近くのコンビニで買った缶チューハイで乾杯。2泊3日ではあるけれど、大阪1日目は1時間半で終わって、「いや〜1日目楽しかったねえ」とかふざけて早々に眠る。
ガイドブックに載っていない良店が知��たくて、ここで呟いたらお2人から返信がきた。ユニバの招待チケットを譲ってもらったから大阪に来たのだけれど、わたしは高校の修学旅行でディズニーもユニバも行かずに、食べ歩きと伏見稲荷を選んだ人生だ。せっかくだから旅行の合間でどこで呑んでどこでお茶しようかと企んでいた。
怒涛の終電チェックイン翌日に行くユニバはそれなりに楽しかった。ジオラマを眺めるかのような面白さがある。一応、ジェラシックパークの恐竜カチューシャを着けて回った。こういうのは振り切ったもん勝ちだからと思ってはしゃいでみた。でも、その日の午前に行った海遊館のジンベイザメも楽しかった。映画を予習してたらもっとユニバを楽しめたのかもしれないけれど、巨体をゆらゆらと翻して回遊するジンベイザメを一日中見ていたかった。小さな小さなセーラ服に体育帽子を被った幼稚園児の団体と一緒になって魚を見て回る。遠足だろうか。子ども特有のふにゃふにゃした声色で、かわいいかわいいと連呼している。“わ”の部分にイントネーションが付いていて、こんな小さな頃から大阪人なのかと当たり前のことを思う。
夜は、教えてもらった“十忠八九”という海鮮居酒屋に行く。名物だと言う生サーモンレアフライも��れも美味しかった。店員がみんな仲良さそうで良かった。かと言って雑然とした接客じゃない。傘がないと言ったら、帰り際に大きなビニール傘をくれた。いつかの客の忘れ物らしく、どうせ取りに来ないんで要らなくなったらどっかほおってくださいと言う。訛りのある敬語に甘えて、傘を差して帰る。旅先の雨だと言うのに気分が良い。「なまら美味しかったです!」と教えてくださった方にメッセージを送る。
次の日は大阪城へ。3年ほど前に弟と大阪に来た時はかなりゆっくりできたから、新世界と通天閣、道頓堀、太陽の塔までみれたから大阪の観光で行ったことないのはあと大阪城ぐらいだった。日本史を履修していないし、戦国時代はよくわからない。天守閣まで登って、ぐるりと回って大阪の街並みを見る。展示は、兜や屏風など目に留まるものだけ解説と合わせて見て足早に城をでる。わたしの目当ては大阪城ではなく、その横で静坐している珈琲屋だ。これもまた教えてもらった“ばん珈琲”という店だった。この方は質問箱に匿名で教えてくれたのだけれど、文章でなんとなく誰だかわかった。大阪ってたこ焼きとか虎柄とかあめちゃんとかのイメージが強かったけれど、失礼ながらこういう生活を営む大阪人もいるんだなと素直に思った。静かだけれど、強要されるような圧力はなく、ただただ上質な珈琲をしっとりと飲める店だった。少しだけアイスコーヒーを残して、ミルクとガムシロを加える。小さな氷がジャラジャラとぶつかり合う音が、店の隅まで聞こえてしまいそうだった。他にもお店を教えてもらってたけれど、時間が合わなくて行けなかったから次来た時に行く。麒麟堂ってところにも行きたかった。忘れないよう位置情報をブックマークしておく。
空港まで帰る電車で通天閣を横切る。鉄道はずっと街の上を走っている。街並みが圧縮されているなと思う。同じ車両に乗っているはずなのに路線の名前が変わるのに少し焦る。たまに道外に出てしまうと人間として根詰まりしちゃってないかな、いろんな場所を旅行して心底惚れた街に住むのもいいよなと思う。ともかく観光チックになりすぎない観光っていうのが性に合ってて良かった。死ぬまでにまたこの場所にくるのだろうかと思いながらその場所を歩きたい。知らない地の誰かの生活に倣って過ごすことで、こんな人生も良いよなと想像してみる。
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記憶の海





降りそそぐ恒星の光は微粒子となって穹窿を覆うナノマシンを透過することで片端へと変容する夢を見つつこの星に不時着する。
終末は前世紀に去り、眼下のビル遺跡群を見下ろす鉄塔の高圧架空送電線は自励振動によって上下する。鉄塔は暗灰色に煙る世界で今日も穏やかに動かない。
君たちは非在の��で存在と記録を科せられた無実の観測者だ。電子的な言語を使って、世界中に遍在している沈黙する廃墟の口を割り、埋もれた星の遺産を発掘する。君たちはすでに死者すら塵となったこの世界で、悠久の夢想に耽りながら彷徨する。
かつてこの星には、電子の海なるものがあったという。
海を知らない君は視界一面に咲き乱れる勿忘草を想像する。君が記録ではなく記憶として認識できるただひとつの情景。(0と1の動く音がする)
捏造された過去の記憶のようにそれぞれが持つ原風景は白昼の走馬灯に近く、彼が教えてくれた彼の記憶の海を君はロードする。(君たちは0と1で思考する)
青。見渡す限りの青い水溜まり。君は彼がくれた青だけでは、上手く海を想像することができないだろう。
なぜなら青という色は君の持つ勿忘草の原風景と分かちがたく結びついており、君の神経回路は容易に混線する。吐き出したエラーは無視された虚妄の秩序であり、深い夜に広がる何千ヘクタールもの花畑は弱く発光しつつ蠕動する花弁に支配されており、背に瘤をつけた猫は醜聞を暴かれ都を追放された王のように跛をひきながら後じさりし、巨大な針が無数に突き刺さるそこは墓場もしくは天国の様相を呈しながらも、上空三千メートルからは笑顔で手を振る初音ミクが逆さまに群れなして落下してくる間に赤ん坊は父に復讐を果たさんとポケットの中の脈打つ弾丸を握りしめたところで料理番の女はギムナジウムで読んだ叙事詩に出てくるピエロの仮面をつけて仲良く踊る二匹の蛹を午後六時のテレビのニュースで見たって言ったってあなたそんなわけないじゃない気でも触れたんじゃないのって姉さんが言うんだだから僕は悲しくて手首を切ったってブログに書いたら厨二病乙ってみんなが馬鹿にするから勇者である僕は悪のインターネットから世界を救うために電源を
インターネット? (0と1の動く音がする)
君はその言葉をどこで知ったのだろうか。エラーは回復している。検索をかけてもヒットすることはない。君はその言葉を、今見た白日夢を、すぐに忘れてしまうだろう。それは君の電気的な迷子の��ナプスが偶然見せた仮構のビジョンだったのかもしれない。
だが君は、それがかつてこの星にいた生物の最後の落とし物である可能性を否定することができない。
君は彼らの最後のゴーストの囁きを聞いた可能性を、否定することができない。
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7/26(月)
朝の8時くらいに起床。この日も天気がよくて、窓外の向こうの丘の上の教会を眺める。iPhoneを開くとたくさんのメッセージが届いてる。LINEの中に世田谷美術館の映画講座を一緒にやってきた講師人のグループがあって、大学の時から一緒だった脚本家の保坂大輔さんが���がことのように喜んでくれてた。私が寝てる間もずっと一人で祝杯を上げてたみたい。それを見たら泣いた。ツイッターを開いたらたくさんの反響が届いてた。一つ一つのメッセージにお返しはできなかったけれど、ありがとう、ありがとうございますと心の中で思った。しばらくベッドに座ってた。お腹が空いた。シャワーを浴びて2階のビュッフェへ。3回も壇上に上がって挨拶したし、ほとんど見かけないアジア人でもあるし、すれ違う人がみんなすぐに誰か分かるみたいで笑顔で挨拶や会釈をしてくれる。トレイにコーヒーとフルーツとクロワッサンとハムとチーズとゆで卵とヨーグルトを載せる。いつもの席は他の誰かが座ってたのでちがうテーブルに。食べてたら一人の男性が声をかけてきて、見覚えがある人で、フレンチ・コンペティションの審査員の方だった。これからバイクに乗って遠くにある家に帰るから眠気覚ましのコーヒーを最後に飲みにきたとのことだった。テーブルの向かいに座った。受賞を讃えてくれた。
部屋に戻ってiPhoneを確認したら、送ったメッセージが既読になってなくて、荒木さんも槻舘さんも川村さんもまだ寝てるのがわかった。みなさんの荷造りを心配しつつ、自分も動けない。部屋のあちこちにある荷物を眺めるまま時間が過ぎていく。それでも立ち上がって少しずつ物の整理を始めた。額に入った賞状3枚はどうしようと思ってたけれど、割れませんようにと願いながら何とかトランクに押し込んだ。チェックアウトの時間は11時。パリに向かう電車は12時発。ロビーが混む前にと思って早めに部屋を出る。受付が空いててすぐにチェックアウトの支払いもできた。映画祭の車両が迎えに来てくれると聞いてたから表に確認に行く。車体に「FID」と書かれた一台があったので、声をかける。申し訳なさそうに、これは別の人を乗せる車だと教えてくれる。ロビーに戻ったところで川村さん、槻舘さん、荒木さんが順々に降りてきた。みなさんも無事に荷造りもできたようでほっとした。賞状を押し込むスペースを作るために出した荷物があって、それを槻舘さんが受け取ってくれた。槻舘さんから頼まれてたムシューダなどの生活品が入った袋。フランスでは手に入らないものたち。槻舘さんはカンヌからの長旅だし、パリに戻ってから渡すつもりだったけれどこのタイミングで受け取ってくれた。川村さんのチェックアウトも済んでみんなで表に出た。一緒に写真撮ってもらいますかと槻舘さんが小声で尋ねてくる。見ると縁石に『KIDS』のラリー・クラーク監督が杖に手を置きながら腰掛けてる。雰囲気がすごくて、大丈夫ですと伝える。10人乗りの車がドア前に停車した。どうやら私たちと、他の映画祭関係の人たちも同乗するみたいだった。その一人は私たちに賞をくれた審査員の一人だった。実は、サイトを見ても今回の審査員がどなたなのかいまだにわからなくて、お名前を書けない。滞在中にお世話になる人たちがきっとたくさんいるだろうと思って、小さなお土産をたくさん用意してた。タイミングが難しくて誰にも渡せないままだったけれど、その一つを審査員の方に渡せた。千代柄の手鏡と小さな便箋セット。運転手の方に相談したらまとめて映画祭スタッフのみなさんに渡してくれることになったので、残りを全部託した。車に乗り込んでホテルを後にした。
マルセイユ駅に到着。アジア料理のお店で昼食用のお弁当を買うことに。私と槻舘さんはバインミー、荒木さんはサラダと何か(サンドイッチ?)、川村さんは何かの丼。川村さんは急きょのマルセイユ参加だったので、同じ電車のチケットは取れたけれど別の車両。一旦お別れする。槻舘さんと荒木さんと私は通路を挟んで一列の席。行きと同じく棚に置いたトランクを常時チェックできる位置だった。電車が発車してから少ししてグループのメッセンジャーに川村さんから丼の写真が届く。海鮮丼だった。刺身のほかにフルーツが載ってる。びみょうと書かれてる。バインミーはおいしかった。荒木さんは食後にチョコレートも食べてた。槻舘さんと荒木さんのおかげで行きの電車では色々試しても使用できなかったWi-Fiを使えるようになった。行きは窓外の景色をずっと見てたけれど、帰りはiPhoneの画面ばかり見てた。本当にいろんな方が受賞を喜んでくれてたり、反応してくれてる。途中トイレに行った。流すためのボタンやレバーがどこにも見当たらず、ぐるぐる回ったりしゃがんだり隈なく全部を見るけれど分からず途方に暮れる。ようやく足でペダルを踏むタイプだと気づいて踏んだ。ほっとした。
パリのリヨン駅に到着。改札を出たところで川村さんと再会。トランクを引きながらみんなで槻舘さんに付いていく。地下鉄の券売機で回数券を購入して3人で分けた。パリの電車の改札は細身の人用に作られたみたいに狭い。ここから地下鉄を乗り継いで移動。フランスを知ってる人たちからスリに気をつけるように言われてたのと、やっぱり槻舘さんからも念押しされたのもあって、かなり注意深く荷物を持った。無事に何事もなく目的の駅に到着。地上に出ると整備されたとても綺麗な街並み。雰囲気も穏やか。このエリアはそれぞれの道に監視カメラがあるからだと槻舘さんが指差しながら教えてくれる。槻舘さんのお住まいに到着。この日から2泊お世話になることに。寝床のある部屋が3つあって、振り分け。川村さんは僕はここでいいですと言って一番布団が硬い部屋、荒��さんは小さくてかわいい部屋、私はソファベッドのあるリビング。テラスに出るとセーヌ川がすぐ下に見えた。見晴らしもよくて気持ちいい。槻舘さんがおもむろにココナッツの殻に入ったココナッツミルクのアイスを出してくれた。きっと荒木さんに食べさせたくなったのだと思う。スプーンですくって食べるとこれがまたおいしい。川村さんはこのあと私と荒木さんが行く予定だった病院に電話して追加の予約。槻舘さんはカンヌ国際映画祭の批評家週間スタッフの打ち上げパーティーがあるとのことで、支度を始める。鍵を受け取り、特殊な開け方を入念に教わる。いってきますを伝えてマンションを出る。歩いて15分くらいと言われてた病院の住所をGoogleマップに入力したけれど、方角に不具合が起きる。川村さんが代わりに地図を見てくれることに。少し歩いたところで突然の土砂降り。雨宿り。槻舘さんから「だ、大丈夫?」とメッセージ。川村さんが淡々とiPhoneでウーバーを起動してタクシーを呼んでくれる。川村さんは動揺しない。少し離れたところに表示される一台が一向にこっちに来てくれる様子を見せない。雨も少し弱まり、やっぱり歩いて向かうことに。川村さんが病院に電話して状況を伝えてくれる。少々濡れつつひたすら歩く。大きな病院に到着。入口に黒服の人たちや警備員の人たちがいて物々しい。病院のどこに行けばいいのか分からず、受付で自分たちが日本人であることを伝えるとすぐに了解して的確に道順を教えてくれた。廊下を曲がったり進んだりして予約をした先生の部屋に到着。17:00の予約で20分の遅れだった。となりのトトロやドラえもんや妖怪ウォッチなど日本のアニメ作品のポスターやおもちゃなどがきれいに飾られてる部屋。日本人の先生。まずは荒木さんと私がPCR検査を受けることに。先生、少し焦ってる。17時30分きっかりにPCRテストの検体を受け取る部署が閉まるらしく、急いで質問や書類の記入などを進めてくれる。焦ってるように思えるけれど、冷静で感情が顔に出ない先生。それだけでなんだかすごさが分かる方。無事に検査終了。じゃあ提出してくるので待っててくださいと言いながら先生が足早に出ていく。PCRテストは(多分保険が効かないから)現金払いで、155ユーロきっかりをそれぞれ用意してほしいと言われる。日本へ帰国するためには国から指定された陰性証明書を用意する必要があって、この病院に来たのはそのためだった。書類の用意などもあるので値段も高い。ほとんどカードで済ませるつもりで310ユーロも現金を持ってなかったので、ディスペンサーで下ろしてくることに。来たときの廊下の途中にあった。310ユーロを下ろす。5ユーロ札は出てこなかったから、みんなが持ってる小銭をかき集めるしかないと思う。財布にお札を入れて顔を上げたところで俳優のジャン・レノと目が合った。通り過ぎていった。待合��ペースに戻って荒木さんにジャン・レノがいたよと伝える。だれ? という顔をしている。CMのドラえもんの人だと伝えたらわかってくれた。それぞれの5ユーロ分は無事にコインでなんとか集まり、先生に渡す。よかったですと少しだけ微笑んで小銭を受け取ってくれる。表情はあまり動かないから感情は読み取れなかったけれど最後までやさしい先生だった。無事に全員診察を終えて病院を出る。
夕飯をどうするかを3人で話す。疲れてた川村さんと私は帰り道の適当な店でいいんじゃないかと言う。荒木さんは槻舘さんが薦めてくれたステーキがおいしい店にやっぱり行ってみたいと提案してくれる。こういう時にちゃんと踏ん張れる人を尊敬する。タクシーに乗って移動。途中、凱旋門を通過してああこれが凱旋門と思う。工事中だった。予約はしてなかったけれど、目的のお店にすぐに入れた。入り口近くのテラス席。食事のメニューはなくて内容は一択。前菜のサラダとステーキとポテト。焼き具合だけ聞かれたので荒木さんと私はレア、川村さんはミディアムレアと伝える。やっぱりレアがいいかもと川村さんが迷ってたので代わりに伝えにいく。サラダもステーキもポテトもすこぶるおいしい。フライドポテトはこれまで食べたものの中で一番おいしかった。ステーキをあっという間に食べ終わる。検査も終えたし、ビールも飲んでようやく気持ちがほっとする。荒木さんが、あれエッフェル塔じゃないですかと気づく。確かに通りの向こうに先っちょだけ見えるのがエッフェル塔かもしれない。生まれて初めて見るエッフェル塔。記念に写真を撮る。お店の人がトレイを持って回ってきて、食べ終わったお皿にステーキを追加していった。お代わり自由のお店だった。ポテトが山盛りに載せられたトレイも持ってきて追加してくれる。炭水化物の取りすぎを心配しながらおいしいからとみんなどんどん食べてしまう。小さなメニューを渡される。筆記体のフランス語で何がなんだかわからないけれど、きっとデザートのメニュー。川村さんはデザートはいらないと言う。荒木さんと私で、勘だけで二つを選んでお店の人に伝える。英語も話せる人で、どんなデザートか説明する? それともサプライズにする? と聞いてくれる。サプライズでお願いしますと伝える。二人ともベストチョイスをしたよと言って去っていった。出されたデザートもまたおいしかった。名前は今もわからない。
食事を終えてまたタクシーに乗った。日本語が達者な人。五反田とか旗の台の話をしてくる。遠くの凱旋門の向こうに夕日が見えた。槻舘さんの部屋に着いて休憩。荒木さんが槻舘さんにお風呂に入ってもいいですかと確認のメッセージを送る。いいですよと返ってくる。荒木さんは湯をためて早速入る。荒木さんがお風呂から出てきた後もしばらくみんなでリビングでぼんやり過ごして���と槻舘さんからメッセージが届く。そろそろ終わって帰りますとのこと。続けて、私が帰るまでにどんどんお風呂を済ませてくださいとメッセージ。慌てて私から入って川村さんも済ませる。槻舘さんも無事に帰宅。色々と済んで、洗濯物をまとめて洗濯機で回してくれた。すぐれものの干し機があって、リビングの真ん中に置いてそれぞれの洗濯物を干す。この夜は川村さんと荒木さんと3人でずいぶん長く話したと思う。ワインも飲んでまぶたも閉じてきたところでおやすみなさいを言って就寝。
















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最近の境川団地写真
最近の境川団地写真。 1枚目:これのみ山崎団地。信号脇の高台より、送電鉄塔2本と給水塔と。 2枚目:以前紹介した木曽団地横の石材店跡、あっという間に更地に。 3枚目:横断歩道支柱に括り付けられた開閉器。取ってつけた感が’90年代ぽくて愛おしい。 4枚目:木曽団地の街区図。よく見ると左下の棟番号の前に□があり、他は無い。実は右と上の無印がJKK木曽住宅、左下はJKK町田木曽住宅のロ号棟、異なる2種類の(しかも酷似した)団地が隣り合い、1つの地図に、描かれている。 Wikipedia…
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#ユウグレる #知らん人 #自転車 #イマソラ #車窓 #送水橋 #堤防 #鉄塔 #シルエット #自転車のある風景 #silhouette #電線 #fujifilm #fujifilmx #fujifilmx70 #fujix70 #fuji_xseries #今日もX日和 https://www.instagram.com/p/BuTJCP9Fhyp/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1wezfhm3arie7
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厚着紳士
夜明けと共に吹き始めた強い風が乱暴に街の中を掻き回していた。猛烈な嵐到来の予感に包まれた私の心は落ち着く場所を失い、未だ薄暗い部屋の中を一人右往左往していた。 昼どきになると空の面は不気味な黒雲に覆われ、強面の風が不気味な金切り声を上げながら羊雲の群れを四方八方に追い散らしていた。今にも荒れた空が真っ二つに裂けて豪雨が降り注ぎ蒼白い雷の閃光とともに��をつんざく雷鳴が辺りに轟きそうな気配だったが、一向に空は割れずに雨も雷も落ちて来はしなかった。半ば待ち草臥れて半ば裏切られたような心持ちとなって家を飛び出した私はあり合わせの目的地を決めると道端を歩き始めた。
家の中に居た時分、壁の隙間から止め処なく吹き込んで来る冷たい風にやや肌寒さを身に感じていた私は念には念を押して冬の格好をして居た。私は不意に遭遇する寒さと雷鳴と人間というものが大嫌いな人間だった。しかし家の玄関を出てしばらく歩いてみると暑さを感じた。季節は四月の半ばだから当然である。だが暑さよりもなおのこと強く肌身に染みているのは季節外れの格好をして外を歩いている事への羞恥心だった。家に戻って着替えて来ようかとも考えたが、引き返すには惜しいくらいに遠くまで歩いて来てしまったし、つまらない羞恥心に左右される事も馬鹿馬鹿しく思えた。しかしやはり恥ずかしさはしつこく消えなかった。ダウンジャケットの前ボタンを外して身体の表面を涼風に晒す事も考えたが、そんな事をするのは自らの過ちを強調する様なものでなおのこと恥ずかしさが増すばかりだと考え直した。 みるみると赤い悪魔の虜にされていった私の視線は自然と自分の同族を探し始めていた。この羞恥心を少しでも和らげようと躍起になっていたのだった。併せて薄着の蛮族達に心中で盛大な罵詈雑言を浴びせ掛けることも忘れなかった。風に短いスカートの裾を靡かせている女を見れば「けしからん破廉恥だ」と心中で眉をしかめ、ポロシャツの胸襟を開いてがに股で歩いている男を見れば「軟派な山羊男め」と心中で毒づき、ランニングシャツと短パンで道をひた向きに走る男を見れば「全く君は野蛮人なのか」と心中で断罪した。蛮族達は吐いて捨てる程居るようであり、片時も絶える事無く非情の裁きを司る私の目の前に現れた。しかし一方肝心の同志眷属とは中々出逢う事が叶わなかった。私は軽薄な薄着蛮族達と擦れ違うばかりの状況に段々と言い知れぬ寂寥の感を覚え始めた。今日の空が浮かべている雲の表情と同じように目まぐるしく移り変わって行く街色の片隅にぽつ念と取り残されている季節外れの男の顔に吹き付けられる風は全く容赦がなかった。 すると暫くして遠く前方に黒っぽい影が現れた。最初はそれが何であるか判然としなかったが、姿が近付いて来るにつれて紺のロングコートを着た中年の紳士だという事が判明した。厚着紳士の顔にはその服装とは対照的に冷ややかで侮蔑的な瞳と余情を許さない厳粛な皺が幾重も刻まれていて、風に靡く薄く毛の細い頭髪がなおのこと厳しく薄ら寒い印象に氷の華を添えていた。瞬く間に私の身内を冷ややかな緊張が走り抜けていった。強張った背筋は一直線に伸びていた。私の立場は裁く側から裁かれる側へと速やかに移行していた。しかし同時にそんな私の顔にも彼と同じ冷たい眼差しと威厳ある皺がおそらくは刻まれて居たのに違いない。私の面持ちと服装に疾風の如く視線を走らせた厚着紳士の瞳に刹那ではあるが同類を見つけた時に浮かぶあの親愛の情が浮かんでいた。 かくして二人の孤独な紳士はようやく相まみえたのだった。しかし紳士たる者その感情を面に出すことをしてはいけない。笑顔を見せたり握手をする等は全くの論外だった。寂しく風音が響くだけの沈黙の内に二人は互いのぶれない矜持を盛大に讃え合い、今後ともその厚着ダンディズムが街中に蔓延る悪しき蛮習に負けずに成就する事を祈りつつ、何事も無かったかの様に颯然と擦れ違うと、そのまま振り返りもせずに各々の目指すべき場所へと歩いて行った。 名乗りもせずに風と共に去って行った厚着紳士を私は密かな心中でプルースト君と呼ぶ事にした。プルースト君と出逢い、列風に掻き消されそうだった私の矜持は不思議なくらい息を吹き返した。羞恥心の赤い炎は青く清浄な冷や水によって打ち消されたのだった。先程まで脱ぎたくて仕方のなかった恥ずかしいダウンジャケットは紳士の礼服の風格を帯び、私は風荒れる街の道を威風堂々と闊歩し始めた。 しかし道を一歩一歩進む毎に紳士の誇りやプルースト君の面影は嘘のように薄らいでいった。再び羞恥心が生い茂る雑草の如く私の清らかな魂の庭園を脅かし始めるのに大して時間は必要無かった。気が付かないうちに恥ずかしい事だが私はこの不自然な恰好が何とか自然に見える方法を思案し始めていた。 例えば私が熱帯や南国から日本に遣って来て間もない異国人だという設定はどうだろうか?温かい国から訪れた彼らにとっては日本の春の気候ですら寒く感じるはずだろう。当然彼らは冬の格好をして外を出歩き、彼らを見る人々も「ああ彼らは暑い国の人々だからまだ寒く感じるのだな」と自然に思うに違いない。しかし私の風貌はどう見ても平たい顔の日本人であり、彼らの顔に深々と刻まれて居る野蛮な太陽の燃える面影は何処にも見出す事が出来無かった。それよりも風邪を引いて高熱を出して震えている病人を装った方が良いだろう。悪寒に襲われながらも近くはない病院へと歩いて行かねばならぬ、重苦を肩に背負った病の人を演じれば、見る人は冬の格好を嘲笑うどころか同情と憐憫の眼差しで私を見つめる事に違いない。こんな事ならばマスクを持ってくれば良かったが、マスク一つを取りに帰るには果てしなく遠い場所まで歩いて来てしまった。マスクに意識が囚われると、マスクをしている街の人間の多さに気付かされた。しかし彼らは半袖のシャツにマスクをしていたりスカートを履きながらマスクをしている。一体彼らは何の為にマスクをしているのか理解に苦しんだ。 暫くすると、私は重篤な病の暗い影が差した紳士見習いの面持ちをして難渋そうに道を歩いていた。それは紳士である事と羞恥心を軽減する事の折衷策、悪く言うならば私は自分を誤魔化し始めたのだった。しかしその効果は大きいらしく、擦れ違う人々は皆同情と憐憫の眼差しで私の顔を伺っているのが何となく察せられた。しかしかの人々は安易な慰めを拒絶する紳士の矜持をも察したらしく私に声を掛けて来る野暮な人間は誰一人として居なかった。ただ、紐に繋がれて散歩をしている小さな犬がやたらと私に向かって吠えて来たが、所詮は犬や猫、獣の類にこの病の暗い影が差した厚着紳士の美学が理解出来るはずも無かった。私は子犬に吠えられ背中や腋に大量の汗を掻きながらも未だ誇りを失わずに道を歩いていた。 しかし度々通行人達の服装を目にするにつれて、段々と私は自分自身が自分で予想していたよりは少数部族では無いという事に気が付き始めていた。歴然とした厚着紳士は皆無だったが、私のようにダウンを着た厚着紳士見習い程度であったら見つける事もそう難しくはなかった。恥ずかしさが少しずつ消えて無くなると抑え込んでいた暑さが急激に肌を熱し始めた。視線が四方に落ち着かなくなった私は頻りと人の視線を遮る物陰を探し始めた。 泳ぐ視線がようやく道の傍らに置かれた自動販売機を捉えると、駆けるように近付いて行ってその狭い陰に身を隠した。恐る恐る背後を振り返り誰か人が歩いて来ないかを確認すると運悪く背後から腰の曲がった老婆が強風の中難渋そうに手押し車を押して歩いて来るのが見えた。私は老婆の間の悪さに苛立ちを隠せなかったが、幸いな事に老婆の背後には人影が見られなかった。あの老婆さえ遣り過ごしてしまえばここは人々の視線から完全な死角となる事が予測出来たのだった。しかしこのまま微動だにせず自動販売機の陰に長い間身を隠しているのは怪し過ぎるという思いに駆られて、渋々と歩み出て自動販売機の目の前に仁王立ちになると私は腕を組んで眉間に深い皺を作った。買うべきジュースを真剣に吟味選抜している紳士の厳粛な態度を装ったのだった。 しかし風はなお強く老婆の手押し車は遅々として進まなかった。自動販売機と私の間の空間はそこだけ時間が止まっているかのようだった。私は緊張に強いられる沈黙の重さに耐えきれず、渋々ポケットから財布を取り出し、小銭を掴んで自動販売機の硬貨投入口に滑り込ませた。買いたくもない飲み物を選ばさられている不条理や屈辱感に最初は腹立たしかった私もケース内に陳列された色取り取りのジュース缶を目の前にしているうちに段々と本当にジュースを飲みたくなって来てその行き場の無い怒りは早くボタンを押してジュースを手に入れたいというもどかしさへと移り変わっていった。しかし強風に負けじとか細い腕二つで精一杯手押し車を押して何とか歩いている老婆を責める事は器量甚大懐深き紳士が為す所業では無い。そもそも恨むべきはこの強烈な風を吹かせている天だと考えた私は空を見上げると恨めしい視線を天に投げ掛けた。 ようやく老婆の足音とともに手押し車が地面を擦る音が背中に迫った時、私は満を持して自動販売機のボタンを押した。ジュースの落下する音と共に私はペットボトルに入ったメロンソーダを手に入れた。ダウンの中で汗を掻き火照った身体にメロンソーダの冷たさが手の平を通して心地よく伝わった。暫くの間余韻に浸っていると老婆の手押し車が私の横に現れ、みるみると通り過ぎて行った。遂に機は熟したのだった。私は再び自動販売機の物陰に身を隠すと念のため背後を振り返り人の姿が見えない事を確認した。誰も居ないことが解ると急ぐ指先でダウンジャケットのボタンを一つまた一つと外していった。最後に上から下へとファスナーが降ろされると、うっとりとする様な涼しい風が開けた中のシャツを通して素肌へと心地良く伝わって来た。涼しさと開放感に浸りながら手にしたメロンソーダを飲んで喉の渇きを潤した私は何事も無かったかのように再び道を歩き始めた。 坂口安吾はかの著名な堕落論の中で昨日の英雄も今日では闇屋になり貞淑な未亡人も娼婦になるというような意味の事を言っていたが、先程まで厚着紳士見習いだった私は破廉恥な軟派山羊男に成り下がってしまった。こんな格好をプルースト君が見たらさぞかし軽蔑の眼差しで私を見詰める事に違いない。たどり着いた駅のホームの長椅子に腰をかけて、何だか自身がどうしようもなく汚れてしまったような心持ちになった私は暗く深く沈み込んでいた。膝の上に置かれた飲みかけのメロンソーダも言い知れぬ哀愁を帯びているようだった。胸を内を駆け巡り始めた耐えられぬ想いの脱出口を求めるように視線を駅の窓硝子越しに垣間見える空に送ると遠方に高く聳え立つ白い煙突塔が見えた。煙突の先端から濛々と吐き出される排煙が恐ろしい程の速さで荒れた空の彼岸へと流されている。 耐えられぬ思いが胸の内を駆け駅の窓硝子越しに見える空に視線を遣ると遠方に聳える白い煙突塔から濛々と吐き出されている排煙が恐ろしい速度で空の彼岸へと流されている様子が見えた。目には見えない風に流されて行く灰色に汚れた煙に対して、黒い雲に覆われた空の中に浮かぶ白い煙突塔は普段青い空の中で見ている雄姿よりもなおのこと白く純潔に光り輝いて見えた。何とも言えぬ気持の昂ぶりを覚えた私は思わずメロンソーダを傍らに除けた。ダウンジャケットの前ボタンに右手を掛けた。しかしすぐにまた思い直すと右手の位置を元の場所に戻した。そうして幾度となく決意と逡巡の間を行き来している間に段々と駅のホーム内には人間が溢れ始めた。強風の影響なのか電車は暫く駅に来ないようだった。 すると駅の階段を昇って来る黒い影があった。その物々しく重厚な風貌は軽薄に薄着を纏った人間の群れの中でひと際異彩を放っている。プルースト君だった。依然として彼は分厚いロングコートに厳しく身を包み込み、冷ややかな面持ちで堂々と駅のホームを歩いていたが、薄い頭髪と額には薄っすらと汗が浮かび、幅広い額を包むその辛苦の結晶は天井の蛍光灯に照らされて燦燦と四方八方に輝きを放っていた。私にはそれが不撓不屈の王者だけが戴く栄光の冠に見えた。未だ変わらずプルースト君は厚着紳士で在り続けていた。 私は彼の胸中に宿る鋼鉄の信念に感激を覚えると共に、それとは対照的に驚く程簡単に退転してしまった自分自身の脆弱な信念を恥じた。俯いて視線をホームの床に敷き詰められた正方形タイルの繋ぎ目の暗い溝へと落とした。この惨めな敗残の姿が彼の冷たい視線に晒される事を恐れ心臓から足の指の先までが慄き震えていた。しかしそんな事は露とも知らぬプルースト君はゆっくりとこちらへ歩いて来る。迫り来る脅威に戦慄した私は慌ててダウンのファスナーを下から上へと引き上げた。紳士の体裁を整えようと手先を闇雲に動かした。途中ダウンの布地が間に挟まって中々ファスナーが上がらない問題が浮上したものの、結局は何とかファスナーを上まで閉め切った。続けてボタンを嵌め終えると辛うじて私は張りぼてだがあの厚着紳士見習いの姿へと復活する事に成功した。 膝の上に置いてあった哀愁のメロンソーダも何となく恥ずかしく邪魔に思えて、隠してしまおうとダウンのポケットの中へとペットボトルを仕舞い込んでいた時、華麗颯爽とロングコートの紺色の裾端が視界の真横に映り込んだ。思わず私は顔を見上げた。顔を上方に上げ過ぎた私は天井の蛍光灯の光を直接見てしまった。眩んだ目を閉じて直ぐにまた開くとプルースト君が真横に厳然と仁王立ちしていた。汗ばんだ蒼白い顔は白い光に包まれてなおのこと��く、紺のコートに包まれた首から上は先程窓から垣間見えた純潔の白い塔そのものだった。神々しくさえあるその立ち姿に畏敬の念を覚え始めた私の横で微塵も表情を崩さないプルースト君は優雅な動作で座席に腰を降ろすとロダンの考える人の様に拳を作った左手に顎を乗せて対岸のホームに、いやおそらくはその先の彼方にある白い塔にじっと厳しい視線を注ぎ始めた。私は期待を裏切らない彼の態度及び所作に感服感激していたが、一方でいつ自分の棄教退転が彼に見破られるかと気が気ではなくダウンジャケットの中は冷や汗で夥しく濡れ湿っていた。 プルースト君が真実の威厳に輝けば輝く程に、その冷たい眼差しの一撃が私を跡形もなく打ち砕くであろう事は否応無しに予想出来る事だった。一刻も早く電車が来て欲しかったが、依然として電車は暫くこの駅にはやって来そうになかった。緊張と沈黙を強いられる時間が二人の座る長椅子周辺を包み込み、その異様な空気を察してか今ではホーム中に人が溢れ返っているのにも関わらず私とプルースト君の周りには誰一人近寄っては来なかった。群衆の騒めきでホーム内は煩いはずなのに不思議と彼らの出す雑音は聞こえなかった。蟻のように蠢く彼らの姿も全く目に入らず、沈黙の静寂の中で私はただプルースト君の一挙手に全神経を注いでいた。 すると不意にプルースト君が私の座る右斜め前に視線を落とした。突然の動きに驚いて気が動転しつつも私も追ってその視線の先に目を遣った。プルースト君は私のダウンジャケットのポケットからはみ出しているメロンソーダの頭部を見ていた。私は愕然たる思いに駆られた。しかし今やどうする事も出来ない。怜悧な思考力と電光石火の直観力を併せ持つ彼ならばすぐにそれが棄教退転の証拠だという事に気が付くだろう。私は半ば観念して恐る恐るプルースト君の横顔を伺った。悪い予感は良く当たると云う。案の定プルースト君の蒼白い顔の口元には哀れみにも似た冷笑が至極鮮明に浮かんでいた。 私はというとそれからもう身を固く縮めて頑なに瞼を閉じる事しか出来なかった。遂に私が厚着紳士道から転がり落ちて軟派な薄着蛮族の一員と成り下がった事を見破られてしまった。卑怯千万な棄教退転者という消す事の出来ない烙印を隣に座る厳然たる厚着紳士に押されてしまった。 白い煙突塔から吐き出された排煙は永久に恥辱の空を漂い続けるのだ。あの笑みはかつて一心同体であった純白の塔から汚れてしまった灰色の煙へと送られた悲しみを押し隠した訣別の笑みだったのだろう。私は彼の隣でこのまま電車が来るのを待ち続ける事が耐えられなくなって来た。私にはプルースト君と同じ電車に乗る資格はもう既に失われているのだった。今すぐにでも立ち上がってそのまま逃げるように駅を出て、家に帰ってポップコーンでも焼け食いしよう、そうして全てを忘却の風に流してしまおう。そう思っていた矢先、隣のプルースト君が何やら慌ただしく動いている気配が伝わってきた。私は薄目を開いた。プルースト君はロングコートのポケットの中から何かを取り出そうとしていた。メロンソーダだった。驚きを隠せない私を尻目にプルースト君は渇き飢えた飼い豚のようにその薄緑色の炭酸ジュースを勢い良く飲み始めた。みるみるとペットボトルの中のメロンソーダが半分以上が無くなった。するとプルースト君は下品極まりないげっぷを数回したかと思うと「暑い、いや暑いなあ」と一人小さく呟いてコートのボタンをそそくさと外し始めた。瞬く間にコートの前門は解放された。中から汚い染みの沢山付着した白いシャツとその白布に包まれただらしのない太鼓腹が堂々と姿を現した。 私は暫くの間呆気に取られていた。しかしすぐに憤然と立ち上がった。長椅子に座ってメロンソーダを飲むかつてプルースト君と言われた汚物を背にしてホームの反対方向へ歩き始めた。出来る限りあの醜悪な棄教退転者から遠く離れたかった。暫く歩いていると、擦れ違う人々の怪訝そうな視線を感じた。自分の顔に哀れな裏切り者に対する軽侮の冷笑が浮かんでいる事に私は気が付いた。 ホームの端に辿り着くと私は視線をホームの対岸にその先の彼方にある白い塔へと注いた。黒雲に覆われた白い塔の陰には在りし日のプルースト君の面影がぼんやりとちらついた。しかしすぐにまた消えて無くなった。暫くすると白い塔さえも風に流れて来た黒雲に掻き消されてしまった。四角い窓枠からは何も見え無くなり、軽薄な人間達の姿と騒めきが壁に包まれたホーム中に充満していった。 言い知れぬ虚無と寂寥が肌身に沁みて私は静かに両の瞳を閉じた。周囲の雑音と共に色々な想念が目まぐるしく心中を通り過ぎて行った。プルースト君の事、厚着紳士で在り続けるという事、メロンソーダ、白い塔…、プルースト君の事。凡そ全てが雲や煙となって無辺の彼方へと押し流されて行った。真夜中と見紛う暗黒に私の全視界は覆われた。 間もなくすると闇の天頂に薄っすらと白い点が浮かんだ。最初は小さく朧げに白く映るだけだった点は徐々に膨張し始めた。同時に目も眩む程に光り輝き始めた。終いには白銀の光を溢れんばかりに湛えた満月並みの大円となった。実際に光は丸い稜線から溢れ始めて、激しい滝のように闇の下へと流れ落ち始めた。天頂から底辺へと一直線に落下する直瀑の白銀滝は段々と野太くなった。反対に大円は徐々に縮小していって再び小さな点へと戻っていった。更にはその点すらも闇に消えて、視界から見え無くなった直後、不意に全ての動きが止まった。 流れ落ちていた白銀滝の軌跡はそのままの光と形に凝固して、寂滅の真空に荘厳な光の巨塔が顕現した。その美々しく神々しい立ち姿に私は息をする事さえも忘れて見入った。最初は塔全体が一つの光源体の様に見えたが、よく目を凝らすと恐ろしく小さい光の結晶が高速で点滅していて、そうした極小微細の光片が寄り集まって一本の巨塔を形成しているのだという事が解った。その光の源が何なのかは判別出来なかったが、それよりも光に隙間無く埋められている塔の外壁の内で唯一不自然に切り取られている黒い正方形の個所がある事が気になった。塔の頂付近にその不可解な切り取り口はあった。怪しみながら私はその内側にじっと視線を集中させた。 徐々に瞳が慣れて来ると暗闇の中に茫漠とした人影の様なものが見え始めた。どうやら黒い正方形は窓枠である事が解った。しかしそれ以上は如何程目を凝らしても人影の相貌は明確にならなかった。ただ私の方を見ているらしい彼が恐ろしい程までに厚着している事だけは解った。あれは幻の厚着紳士なのか。思わず私は手を振ろうとした。しかし紳士という言葉の響きが振りかけた手を虚しく元の位置へと返した。 すると間も無く塔の根本周辺が波を打って揺らぎ始めた。下方からから少しずつ光の塔は崩れて霧散しだした。朦朧と四方へ流れ出した光群は丸く可愛い尻を光らせて夜の河を渡っていく銀蛍のように闇の彼方此方へと思い思いに飛んで行った。瞬く間に百千幾万の光片が暗闇一面を覆い��くした。 冬の夜空に散りばめられた銀星のように暗闇の満天に煌く光の屑は各々少しずつその輝きと大きさを拡大させていった。間もなく見つめて居られ無い程に白く眩しくなった。耐えられ無くなった私は思わず目を見開いた。するとまた今度は天井の白い蛍光灯の眩しさが瞳を焼いた。いつの間にか自分の顔が斜め上を向いていた事に気が付いた。顔を元の位置に戻すと、焼き付いた白光が徐々に色褪せていった。依然として変わらぬホームの光景と。周囲の雑多なざわめきが目と耳に戻ると、依然として黒雲に覆い隠されている窓枠が目に付いた。すぐにまた私は目を閉じた。暗闇の中をを凝視してつい先程まで輝いていた光の面影を探してみたが、瞼の裏にはただ沈黙が広がるばかりだった。 しかし光り輝く巨塔の幻影は孤高の紳士たる決意を新たに芽生えさせた。私の心中は言い知れない高揚に包まれ始めた。是が非でも守らなければならない厚着矜持信念の実像をこの両の瞳で見た気がした。すると周囲の雑音も不思議と耳に心地よく聞こえ始めた。 『この者達があの神聖な光を見る事は決して無い事だろう。あの光は選ばれた孤高の厚着紳士だけが垣間見る事の出来る祝福の光なのだ。光の巨塔の窓に微かに垣間見えたあの人影はおそらく未来の自分だったのだろう。完全に厚着紳士と化した私が現在の中途半端な私に道を反れることの無いように暗示訓戒していたに違いない。しかしもはや誰に言われなくても私が道を踏み外す事は無い。私の上着のボタンが開かれる事はもう決して無い。あの白い光は私の脳裏に深く焼き付いた』 高揚感は体中の血を上気させて段々と私は喉の渇きを感じ始めた。するとポケットから頭を出したメロンソーダが目に付いた。再び私の心は激しく揺れ動き始めた。 一度は目を逸らし二度目も逸らした。三度目になると私はメロンソーダを凝視していた。しかし迷いを振り払うかの様に視線を逸らすとまたすぐに前を向いた。四度目、私はメロンソーダを手に持っていた。三分の二以上減っていて非常に軽い。しかしまだ三分の一弱は残っている。ペットボトルの底の方で妖しく光る液体の薄緑色は喉の渇き切った私の瞳に避け難く魅惑的に映った。 まあ、喉を潤すぐらいは良いだろう、ダウンの前を開かない限りは。私はそう自分に言い聞かせるとペットボトルの口を開けた。間を置かないで一息にメロンソーダを飲み干した。 飲みかけのメロンソーダは炭酸が抜けきってしつこい程に甘く、更には生ぬるかった。それは紛れも無く堕落の味だった。腐った果実の味だった。私は何とも言えない苦い気持ちと後悔、更には自己嫌悪の念を覚えて早くこの嫌な味を忘れようと盛んに努めた。しかし舌の粘膜に絡み付いた甘さはなかなか消える事が無かった。私はどうしようも無く苛立った。すると突然隣に黒く長い影が映った。プルースト君だった。不意の再再会に思考が停止した私は手に持った空のメロンソーダを隠す事も出来ず、ただ茫然と突っ立っていたが、すぐに自分が手に握るそれがとても恥ずかしい物のように思えて来てメロンソーダを慌ててポケットの中に隠した。しかしプルースト君は私の隠蔽工作を見逃しては居ないようだった。すぐに自分のポケットから飲みかけのメロンソーダを取り出すとプルースト君は旨そうに大きな音を立ててソーダを飲み干した。乾いたゲップの音の響きが消える間もなく、透明になったペットボトルの蓋を華麗優雅な手捌きで閉めるとプルースト君はゆっくりとこちらに視線を向けた。その瞳に浮かんでいたのは紛れもなく同類を見つけた時に浮かぶあの親愛の情だった。 間もなくしてようやく電車が駅にやって来た。プルースト君と私は仲良く同じ車両に乗った。駅に溢れていた乗客達が逃げ場無く鮨詰めにされて居る狭い車内は冷房もまだ付いておらず蒸し暑かった。夥しい汗で額や脇を濡らしたプルースト君の隣で私はゆっくりとダウンのボタンに手を掛けた。視界の端に白い塔の残映が素早く流れ去っていった。
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富士山満喫、三ツ峠山

いつもよりちょっとだけ遠出をして、富士山手前の三ツ峠山に��って来ました。 行き方は何通りもあるようですが、今回は富士急行の三ツ峠駅から、下吉田駅へ下りるルートです。

駅から登山口の駐車場までは車で行く方も多いようですが(タクシーで抜いて行くグループも2組ほどありました)、私達は駅から50分ほど歩いて登山口へ。
私は来月のアルプス山行に向けて水を多めに入れて来たこともあり、この時点で結構へたばっておりました。何でだろう、既に左の腰が痛い…。

登山口からは写真を撮る余裕もなく、早々にストックの出番となりました。 「股のぞき」の看板の向こうに見えるのは、もしや富士山?

グッタリしてたけど、コレを見たらテンションが上がります♪ さぁ、気を取り直して頑張ろう!

少し登ると「馬返し」。

ここからも富士山が綺麗に見えます。 あれ?さっきより雲が出て来た?

ヤマツツジとのコラボも素敵。少し雲が晴れたかな?

こちら、不二石。大きな岩が二つ重なった感じです。

八十八躰供養塔。富士山の方を向いています。

八十八躰供養塔から見える富士山。だんだん近くなってきてる気がする…。

しばらく行くと、急に道が岩場に変わりました。 「落石注意」の看板も。ここは早く通り抜けた方が良さそう。

見上げた先の、アレが山頂なのかしら?

ここから見える富士山も綺麗!

先ほどの岩場を抜けた先には巨大な岩壁「屏風岩」がありました。 この岩を登り切ると山頂ですが、クライミングのメッカのようで。 画面中央下部の道から、岩壁を上まで登って行くようです。 面白そうだけど、こりゃ命懸けだな〜。 皆さんヘルメット&ハーネス装着でしたが、こちらは落石が怖いので足早に通り抜けさせていただきました。

屏風岩を尻目に、何とか四季楽園の小屋まで到着。 小屋脇に荷物をデポして(私は都合によりそのまま背負って歩きましたが)とりあえず2つの峠を巡ります。
三ツ峠山頂(開運山)に着いた頃には、富士山は残念ながら雲の中。

裾野の方は見えるんですが、肝心の山頂が…。

富士山は諦めて、御巣鷹山へ向かう途中、カモメラン(鴎蘭)が咲いていて人だかりが出来ていました。 保護のため鉄筋で覆われていて、私は上手く撮れなかったので同行のMさん撮影の画像を拝借。 花の形が鴎に似ているってことでしょうかね?

こちらは白いカモメラン(こちらもMさん撮影)。 一見、白い方がカモメっぽいけど、紫の斑模様の方が基本形だそうです。

シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)も咲いていました。

送電線の裏の細道にある、御巣鷹山の山頂。 二つ目の山頂だというのに、「え、ここが?」というような場所にあります。 ちなみに、飛行機事故があった山とは別物です(あちらは群馬県)。

御巣鷹山から四季楽園の小屋へ戻る途中の景色。ちょっとした高原。

アツモリソウ(敦盛草)も咲いていました。 こちらも鉄筋で厳重に覆われていました。盗む不届き者が居るのでしょうか。

四季楽園のベンチで久し振りに「棒ラーメン」(豚骨味)を作りました。 小屋の裏に清潔なトイレもあるので、安心して汁物を食べられます。 山で食べるラーメンは、何でこんなに美味しいのかしら〜♪

ランチ後は、三つ峠山荘の前にあるベンチから富士山を撮影。 さっき山頂で見た時よりは、頭が見えるようになりました。

三つ目の山頂、木無山(きなしやま)に向かう途中で咲いていたクサタチバナ(草橘)。 ちなみに木無山は本当に木が無いただの草地だったので写真を撮り忘れてしまいました…。

お馴染み、フタリシズカ(二人静)も咲いていました。

木無山から1時間ほど下りた先の、鉄塔のある草原からは河口湖と西湖が! 吹き抜ける風が涼しくて気持ち良い〜♪

そして足元にはアヤメが一輪。風に揺れるので撮影に手間取りました。

鉄塔の下に移動すると、あれ?富士山がまた雲隠れ…。 今日は本当に風が強いのね〜。

新倉山(あらくらやま)に向かう途中の「御殿」。 昔ここに御殿があったんでしょうかね。

くどいようですが、御殿からの富士山。今日イチの近さです。 右下には富士急ハイランド(フジヤマ)も見えます。 そう言えば昔、ドドンパに乗って、むち打ちになったな〜。

うっかり見逃しそうな新倉山(あらくらやま)山頂。 特に山頂感もなく、ただの登山道という感じ。 標高1180mなのに、ここまで下りると蒸し暑い…下界はどれだけ暑いんだ?

ゴンゴン石。 この辺りでは、地元の方がサンショウの芽などを摘んでおられました。 三つ峠駅から歩いて来たと話すと「遠くから来たねぇ」と驚かれ。

ここ数年、外国人観光客に人気の新倉山浅間神社の五重塔と富士山。 春になるとここが桜で満開になるので、今日はその下見といったところ。 確かにこれで桜があれば、お土産用の絵葉書みたいな景色でしょうね。 来年の春は、是非とも満開の桜と共に拝みたいものです。

最後はダメ押しで鳥居越しの富士山。 ここから後は下吉田駅に向かうだけなのですがこの鳥居の下の階段が長くて曲者でした…。うぅ、疲れた膝がやられる〜。
本日は歩行距離14.7km、標高差1,462m(御殿まで登り返し数回アリ)。 今度は違う季節に違うルートでも登ってみたい、そう思わせるお山でした。
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