#銀河爆砕
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eatgecom · 3 months ago
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A double-sided cool design features Golden Saint Gemini Saga who is considered to be the most powerful Gold Saint of its generation.
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practiceposts2 · 8 months ago
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最初、宇宙には水素しかなかった。この水素が爆発し、窒素や炭素や珪素が生じた。そして鉄も。これらの元素が結合しあって宇宙を漂う巨大な岩石の塊、すなわち星となり、この星たちが砕け散っては結合しをくり返すうちに、原子が多様化し、銀河系が生まれ太陽系が生まれ惑星が生まれ、地球が形づくられて、われわれ生命が誕生した。どんな理科の教科書にも記述されている、だれでも知っているはずの事実だ。
だが、想像して頂きたい。われわれの肉体は今からおよそ五十億年前に砕け散った星のかけらで構成されているということを。そしてその星はもう存在しておらず、したがって観測することもできないが、たしかに今ここにあるということを。
どんな神話や物語よりも、さしあたりこの事実の途方もなさにわれわれはもっと驚いてもよいのではないだろうか。
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takahashicleaning · 1 year ago
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TEDにて
デビッド・クリスチャン:ビッグ・ヒストリー
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
素晴しいイラストを使って、ビッグバンから、インターネットまでの完全なユニバースの歴史をデビッド・クリスチャンが18分間で見事に解説します。
これが「ビッグ・ヒストリー」です。複雑性や生命。そして、人間性について広い視野からの啓発的な見解であり、ユニバースの時間軸からすれば、我々の存在は一瞬に過ぎないことに気付かされます。
ここでのカンブリア期のような閾値(しきいち)は、物理学で言うところの「対称性の破れ」「相転移」「ヒッグス場」のこと?かもしれません。
熱力学の第二法則エントロピーの簡単な説明からスタートして、このエネルギーという概念により、カオス理論、複雑性の発生条件などDNAの生成の歴史から生物の多様性も含めて説明しています。
熱力学第二法則に支配されたユニバースでは、どうすれば複雑性を生み出せるのでしょう・・・あなたや私、そして、この会場とかに 代表されるような複雑さです。
答えはこんな感じでしょう。
ユニバースは、複雑性を作ることができる。だが、それはとても難しい。
ポケットには、私の同僚フレッド・スピアーが「ゴルディロックス条件」と呼ぶものがあるようです。暑すぎず寒すぎず、複雑性の創造にちょうど良い条件・・・そこでもう少し複雑なものが現れます。
もう少し複雑なものが現れた場所では、もう少しだけ複雑なものが得られます。このようにして、複雑性が段階的に作られていくのです。
各段階は、マジックのようです。ユニバースの何もないところから全く新たなものが生み出されるように見えるからです。
ビッグヒストリーでは、これらの瞬間を「閾値(しきいち)の瞬間」と呼んでいます。それぞれの閾値において、行く手は更に厳しくなります。
複雑なものはより壊れやすく、より脆くなり、ゴルディロックス条件はより厳しくなり、複雑性が生み出されるのはより困難になります。
我々は、極端に複雑な生物としてユニバースがいかにして第二法則に反して、複雑性を生み出すかの物語を是が非でも知っておくべきです。
また、なぜ?複雑性が脆弱性や虚弱性を意味するかも・・・それこそがビッグヒストリーで語られる物語です。
しかし、その為には一見全く不可能と思えるようなことをしなければなりません。ユニバースの全体の歴史を調べることです。
まず、始めに、時間軸をさかのぼって137億年前の時の始まりに行きましょう。
ビックバンが起こ��、最初の1秒間���エネルギー自体が明確な力に砕け散ります。
電磁気力や重力などの力です。エネルギーはとても不思議なこともします。凝固して物質を形成します。光の粒子を作るクォークや電子を含むレプトンも発生します。
重力は、物質がより多くあれば、より強力になります。少しだけ密度の濃い部分では、重力が水素とヘリウム原子の雲を圧縮し始めるのです。そうして、初期のユニバースは数億の雲に分割されていくのです。
それぞれの雲は圧縮され、密度が高まると共に重力も増し雲の中心では温度が上昇し始めます。そして、雲の中心部では、温度が閾値を超えます。
1000万度を超えると陽子は溶解し始めます。そこで、大量のエネルギーが放出されます。
そして バン! 最初の星の誕生です。ビッグバンの約2億年後から恒星がユニバースの至る所に現れ始めます。数十億にもなります。こうして、各段階の複雑性の閾値を超えていきます。
このビッグバン後の初めての超新星爆発によって、初めてゴールド(元素記号Au)が生成、拡散されてることが知られています。こうして周期表に沿って物質も創造されていきます。
初めてゴールド(元素記号Au)が生成、拡散されてることが知られています。
行く手は、更に厳しくなります。次の段階では、遥かに壊れやすく、遥かに脆弱であるものの一方でもっと創造的であり、更なる複雑性を生み出すことができる「もの」が導入されます。
それは、勿論、生物のことです。生物は化学によって作られました。我々は、巨大な化学物質のパッケージとも表現できます。
そして、化学が電磁気力を支配しました。それは、重力よりも小さなスケールで働きます。それで、我々は、恒星や惑星よりも小さいのです。
では、化学にとって理想的な条件とは何でしょう?ゴルディロックス条件とは何でしょう?
まず、エネルギーが必要ですが、多すぎてもいけません。恒星の中心には大量のエネルギーがあり、結合された原子は、全て再度分裂するだけです。
少なすぎてもいけません。銀河系間の空間では、エネルギーが少なすぎて原子は結合できません。ちょうどよい量が必要なのです。
結果として、惑星がちょうど良かったのです。恒星から近くて、近すぎもしなかったので・・・
生命も誕生し、分子はDNAという形式でじょじょに安定していくようになります。生命は単なる変わった化学反応ではありません。
どうすれば、この生存可能と思える巨大な分子を安定させられるでしょうか?ここで生命は、全く新たな現象を創造します。
個別に安定化させるのではなく、情報を運ぶための格納構造を安定させるのです。
そして、格納構造自体をコピーさせます。情報を格納する美しい分子構造。それが、DNAの二重らせん構造です。
コピーをして、海を越えてテンプレートを拡散するのです。そうやって、情報が広がります。情報が、我々の物語の一部となります。
しかし、DNAの本当の素晴しさは、その不完全さにあります。
コピーをする過程で、数十億に一つの「はしご」でエラーが生じるのです。それが意味するのは、DNAが学習して���るのです。
生命を生み出す新たな方法を開発し蓄積しています。
エラーの幾つかは上手く機能するのです。DNAが学習して、更に多様性と複雑性を作り出しているのです。過去40億年にわたりそれが起こっています。
地球上の生命は、その大半の時間において比較的簡単な構造でした。単細胞です。しかし、それは、多様性を持ち、また内部は複雑でした。そして、6、8億年前に登場したのが多細胞生物です。
菌類が誕生し、魚類が誕生し、植物や両生類や爬虫類。そして、勿論、恐竜が誕生します。そして、時には、大災害が起こります。
6500年前に小惑星が、地球のユカタン半島近くにぶつかり、核戦争に相当する条件を作り出し恐竜は絶滅します。恐竜にとっては悪夢です。
しかし、恐竜が残した隙間で繁栄してきた我々哺乳類の先祖にとって、それは吉報でした。そして、我々人間は、その小惑星衝突によって6500年前に始まったその創造的な革命的衝撃の一部だったのです。
人類は、20万年前に誕生しました。
それは、この偉大な物語の一つの閾値と言えます。その理由を説明します。DNAが学習することを知りました。情報を蓄積するのですが、とても時間が掛かります。
DNAが情報を蓄積するのは、不規則なエラーによってで、たまたま幾つかが機能したものです。しかし、DNAはより速く学習する方法を生み出しました。
脳を持った生物を作り出したのです。
それらは、リアルタイムで目の前の現象を学習できます。情報を蓄積し、学習するのです。悲しいことは、死んだ時には情報も一緒に死ぬことです。
そこで、人間を特別にしたのは言葉です。
我々は、空気の振動を活用して伝達のシステムである言語を授かりました。とても強力。かつ正確で、学んだことを正確に他人と共有できるので集合記憶としての蓄積も可能になりました。
それは、即ち、情報を得た個人よりも長く生き、世代を越えて蓄積されていくのです。
それ故に、種としてとても創造的で 強力なのです。
また、それ故に歴史があるのです。40億年の歴史の中で、唯一、我々がその才能を持っています。
私はその能力を集団学習と呼んでいます。それが我々を特別にしています。
そして、1万年前に地球環境の急速な変化、即ち、最後の氷河期の終わりを活用し農業を学んだのです。農業は、脳にとってエネルギーの大鉱脈でした。
そのエネルギーを活用して人口は何倍にもなりました。
人間社会はより大きく、より密により繋がったものとなります。そして、500年前にグローバルに繋がり始めました。船や電車を通じて、また、電信やインターネットを通じて。
そして、今では、インターネットにより、世界中の70億人もの脳が一つに繋がったようです。
その脳は、ワームホールを通過するワープのような速さで学んでいます。そして、200年前にまた別のことが起きます。他のエネルギー鉱脈を見つけたのです。石油です。
石油と集団学習によって、現在の我々の周囲にある驚くべき複雑性がもたらされました。
そして、今ここに会議場に戻ってきました。
我々は過去137億年を戻ってくる旅をしました。ビッグヒストリーにできることは、我々の複雑性と脆弱性。そして、我々が直面する危険の本質を示すだけでなく
我々の集団学習の力も示してくれます。
1781年。英国の作曲家であり、科学技術者であり、天文学者であるウィリアム・ハーシェルは、空に他の星とは、動きが異なる天体があることに気づきました。
何かが異なり、何かがおかしいというハーシェルの認識は惑星の発見になったのです。その惑星は天王星です。
天王星という名前は何世代にもわたって、子どもたちを楽しませました。その夜に発見された惑星によってそれまでに知られていた太陽系の大きさが2倍になりました。
ハーシェルは、世界で初めて遠い宇宙の観測に成功した人間です。夜空が「ゴースト」で満たされていることを発見した人間でもあります。はるか遠い星々の光が届いた頃には、その星はもう死んでいるのです。
私たちが見ているのは、そう言う「ゴースト」ということです。特殊相対性理論と光速度不変の原理により、現代ではデータで精密に計算できるようになっています。
光は見えるが星々はもう死んでいる。ずっとずっと前に。夜空を見ることは、誰も見たことのない遠い過去を見ていることになります。何百万年も時をさかのぼって・・・
天体望遠鏡は、バック・トゥー・ザ・フューチャーのように、時を超えるタイムマシンということもハーシェルは、知っていました!!
宇宙を見ることは、過去を見ることです。
そして、このビッグバン後の初めての超新星爆発によって・・・
初めてゴールド(元素記号Au)が生成、拡散されてることが知られています。
2018年では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
(個人的なアイデア)
電気を作る熱力学のサイクルで熱効率は、ほぼ50%、45%~50%の効率まで高めることは可能ですが・・・
高温の物体から熱を受け取り、電気という「使えるエネルギー」に変換できる機械を一般的に「熱エンジン」と呼んでいる。
高温の物体から受け取った熱エネルギーのうち、どれだけ活用できたかという比率を「効率」と物理学では定義している。
この効率は、原理的に超えられない「カルノー効率」という上限があることが知られている。
カルノー効率が達成されると、効率は上がるが、同時に仕事率がゼロになる現象。
つまり、熱エンジンの効率を最大限に上��ると出力がほぼゼロになることを意味しています。そして、効率100%は物理的に不可能ということです。
中世で試行錯誤が行われたことに終止符が示され、機械での永久機関は作れないことが、この現象から理解できます。エネルギー保存の法則からも理解できます。
他には、燃料の持つエネルギーをどれだけ動力として取り出すことができるか?これをエンジンの熱効率と定義しています。
2020年の段階で、ガソリンエンジンの熱効率は最高で40%前後あり、10年くらい前までは30%程度。低燃費の技術競争もあるけどカルノー効率から限界も見え始めています。
だから、ガソリン自動車から電気自動車へ世界中の法人が開発を加速して切り替えている潮流があります。
そして
古代ケルトとゲルマン人は、紀元前6000年。シュメール人と同時期で高度な文明を築いたのに対して低文明から進展してる。
その他には、考古学の積み重ねから、中国の先史時代が本当なら中国5000年の歴史じゃなく、中国16000年の歴史?ここまで古いと、もしかしてトルコのギョベクリテペと貿易していた可能性もあります。
不思議なシュメール文明について・・・
西洋占星術と四柱推命は、根っこがバビロニア?四柱推命は中国じゃなくシュメール文明から?
翻訳された現実の粘土板の記述には、興味深いことが記されています。
45万年前から30万年前くらいは真偽不明。しかし、30万年前から偶然の一致か、不思議と考古学と一致してくる。
鉱山で働くアナンナキ。アヌンナキの手作業を引き継ぐ原始労働者によって、猿の遺伝子操作?を創り出しています(これは、日本神話のイザナギ、イザナミに似ている)
エンリルは鉱山を沈め、メソポタミアの原始的な労働者をエディナに連れて行きます。
彼らが繁栄することが許すとき、ホモサピエンスは繁栄し始めていきます。

20万年前。
その間、地球上の氷によって生命は停滞します。
10万年前。
再び暖かくなっていきます。アンニナキ(聖書のネフィリム)は、増え続ける懸念を持ち、人間の女性と結婚しています。
7万5000年前。
「地球の呪い」が始まります。新しい氷河期。さまざまな種、回帰型の人間が広がっており、そのうちクロマニオンが生き残っています。
4万9000年前。
エンキは、アヌンナキと共に人々のメッセンジャーを政府に呼び寄せる。
エンリルは怒っており、人類を破壊する予定です。
1万3000年前。

彼女は地球にニビルの差し迫ったアプローチは、巨大な津波を引き起��し、人類への差し迫った災難が明らかにすることを誓うためにアヌンナキを引き起こすことを実現。
1万1000年前。
エンキは宣誓に違反し、潜水艦?を建設するよう命じる。洪水が起こる。アヌンナキ��、軌道上の宇宙船?からの災害に従います。
エンリルは、道具や種子を残りの人類に分け与えられることに同意します。 人類は高地を耕作し始める。エンキは動物を家畜化する。
1万500年前。ここらへんから人類の歴史と一致し始める。
ノアの子孫には、3つの領域が割り当てられています。アップル生まれの息子、ニヌルタは、谷を転覆し、川を乾燥させてメソポタミアを居住させる。
エンキは、ナイル川の谷を占めています。シナイ半島は、ポスト・ディルドゥー宇宙港?としてアヌンナキを保有しています。
モリア山(エルサレムが立つところ)にはコントロールセンター?があります。
現実の粘土板の記述らしいけど、何を言っているのか、意味がわかりません。
<おすすめサイト>
中国の歴史 - 先史時代 - wikipedia
ヒッグス粒子は数種類存在?2019
フェルミバブルと素粒子の偶然の一致について2022
重力波のデータ観測に成功。世界初
重力子は原子核内部から生成されている?2018
ジム・ホルト:宇宙はどうして存在するのか?
現時点2015年での時間の概念の解釈について
エネルギーと量子化について
対称性と陰陽五行理論について
ダークマターとダークエネルギーは、ブラックホールのことかもしれないというアイデア2022
ハリー・クリフ:物理学は終焉に達したのか?
ジャン・ジュディチェ:ヒッグス粒子が語りかけるユニバースの運命
リチャード・ドーキンス:「奇妙な」ユニバースを語る!
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
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nejiresoukakusuigun · 5 years ago
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『心射方位図の赤道で待ってる』読書会レジュメ
この記事について
この記事は、文芸同人・ねじれ双角錐群が、2019年の第二十九回文学フリマ東京にて発表した第四小説誌『心射方位図の赤道で待ってる』について、文学フリマでの発表を前に同人メンバーにて実施した読書会のレジュメを公開するものである。メンバーは、事前に共有編集状態のレジュメに自由に感想や意見を書き込み合った上で読書会を実施した。読書会当日の熱気は残念ながらお伝えできないものの、レジュメには各作品を楽しむための観点がちりばめられているように思われる。『心射方位図の赤道で待ってる』読者の方に少しでもお楽しみいただけたならば幸いである。
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『心射方位図の赤道で待ってる』についてはこちら
神の裁きと訣別するため
一言感想
実質まちカドまぞく
岸部露伴とジャンケン小僧的な
サウダージを感じる
むらしっと文体はミクロとマクロをシームレスに語るのに向いている、というか何を書いても神話っぽい感じがする。神待ちという地獄に誘う詩人ウェルギリウス的なポジとして冒頭に置かれているのがとてもいい。読者は思わず一切の望みを捨ててしまうだろう
いつもよりむずかしくなくて(?)そのぶんむらしっと文体の魅力に意識を割いて読めた
一読した印象として、古川日出男っぽいなというのがあった
完全なグー まったき真球〜チョキまでのくだり、かっこよさの最大瞬間風速
細部
箇条書きって進むポイントというか切れ目が明確? みたいな感じはあって、ノベルゲー(いや別にノベルゲーでなくても良い。ゲームで)で次のテキストに進むために決定ボタンを押すじゃないですか。なんかそういう感覚がある。箇条書きが一つ一つ切れていることが。
連打していく感じになる
それが後半で長いのがでてきたときに効いてくる
あとなんか連打のだるさみたいなのがあるじゃないですか? 別に箇条書きじゃなくてつながってるのと負荷変わってないはずなのに。ゲームもつながった文章を読むのと変わらんはずだが決定ボタンを押すリズムがこう負荷を作ってるよな。
上記は箇条書きがあげている効果について書いたんだけれども、そもそもどうしてこの作品は箇条書きなんだろうか? その意図というか、狙ったことがあるんだろうか? そこまでないにしてもなぜ箇条書きにしようと思ったんだろうか?
●のシーン。ナツキ(本田圭佑)が導入されてじゃんけんの話をしてこの時点でギミックと言うか、じゃんけん強いというのが、すでに引き込む力がある。じゃんけんからの視点の飛躍、特に蝉が木から落ちる下りで「次の年」っていきなりなるのは良いなと思った。
池袋西口、昔のおとぎ話、宇宙、キムチチャーハン、みたいな、遠近が入り乱れている世界観に特色がある気がする
★の家族のところが印象強くて、いたりいなかったりする兄とか、石を食べて予言をする姉っていうのが、マジックリアリズムな感じもありつつ、グラース家的なイメージも感じたりした。
▲のところで、つまり地の文のまなざしは父性だったということになるんだけど(実質)、それが変質していくというか、悪��が変形する感じがちょっと��って。おとぎ話はグイグイ来て良い。
じゃんけんに関する要素が入れ子みたいになっている
完全なグー、外界を寄せ付けない孤独の象徴
P16「完全なグーについて」「ナツキの孤独について」で、ナツキがじゃんけんに絶対に勝ってしまい疎まれることが語られる。孤独。
●の部分がグーということなんだろうけど、ここでナンパの男にじゃんけんで勝ち続けて気味悪がられるナツキの孤独が語られている
完全なパー、記録すなわち過去の象徴
P18「完全なパーについて」「ナツキの記憶について」で、ナツキ(というより、「ぼく」)のナツキのはじめてのじゃんけんの記憶が語られる。
★の部分が(この完全なグーチョキパーを語っているところを含めて)ナツキの過去を語っており全体が記録、過去になっている
完全なチョキ、繋がりを切断する、他者との関係の象徴
P21「完全なチョキについて」ここはグーとパーと異なり「ナツキの●●について」という言葉は続かないんだけど、他者との関係、そしてそのつながりの切断についてということになるんだろう。家族のことが語られる
▲の部分が、逆に★の部分で語られなかった相手である「ぼく」、父親との関係とその断絶になっている
P21ではじめてのじゃんけんでナツキに無意識に出された手が、完全なチョキであったことの意味を噛みしめてる感
我が子に関係を「切断」されたということを否定したくて(その完全性を壊したくて)、躍起になったのかな
ところどころナツキが負けたがっていることを知っている描写があり、自分がナツキの完全性を否定することが彼女の救いになることもわかっているはずだ
でもなんか挑発的だし、やっぱり負けたのがすごく悔しかったのかもしれない
官吏(仮)も天体望遠鏡の順番決めでじゃんけんをしていた。むしろじゃんけんのほうをたのしみにしているようにも読める(P14)。
父もナツキに負けたことで、宇宙をいくつかまわって再び勝負をしかけるくらい入れ込んでいた。
父も実はじゃんけん自信ニキだった?
本田圭佑vs本田圭佑
全然関係ないが、じゃんけんする人の国民的ポジションを一瞬で本田圭佑がサザエさんから奪い去ったのすごいな
自信ニキにしてはパー(過去)を出すのにも「失敗したキムチチャーハン」で負けるあたり、舐めていたのか、地力が低かったのか、ナツキが強すぎたのか。
父は抱きしめてやるべきだったんだよこれ。
おとぎ話、これなんなんだ?
最強の手「グーチョキパー」と、官吏が囚人とのじゃんけんで出した手が官吏にしか分からない(グーとチョキとパーいずれかを事後報告できる)ということは、似ている
並行宇宙の話をしてたから、つまり重ね合わせの状態の手を出しているということか(???)
どの宇宙でも勝つように収束する
やけに星がよく見える池袋でナツキたちのちょうど反対側にいた男の故郷(この国でいっとう星がよく見える土地)と、官吏の故郷(星がいっとうよく見える土地というのがこの世界にはある。おれの故郷はそんな場所の一つだ)の類似
わからん。もう少し考えたい
それはちょっと意識��てるのかなーとおもったけど、おもったけど、その先がわからなかったな
よく側を通り過ぎている女二人は官吏の妻と、彼女と密会していた女っぽい(P33)?
あの二人はなんか意味はありそうなんだけど、そうなんですかね? なんか手がかりある?
そもそも官吏の妻が密会していた女っていうのがよくわからん。p33「隣の独り身の女と、三日にいっぺんは会っていた」も最初は読み方がわからないというか、男の誤記か、会っていたの主語は官吏の方かとか考えてしまったから、でもここでその目立つ書き方をしているってことは、通り過ぎている女二人なのかもしれないな、必然性があるはずだと考えるならば。
「~しあわせな結末が待っている/そのまえにすこしだけの試練~(P12)」「おれの女房が、じつはおれのことを好いていない~(P33)」
同性愛で、片方には少なくとも家庭があり云々っていう話で素朴に読んでました。おとぎ話と「現実」が地続きなことを示唆する描写っぽいけど、地続きだとしてどういうことになるのかはまだよくわかりません。
反対側に官吏(仮)がいるので、当然彼女たちのことも見かけているはずだけど、そういうところには踏み込んでいない。
「塔のまわりをぐるぐる回るわたしにまとわりついて、しゃべりはじめた(P30, L9)」
ナツキの父の一人称は「わたし」じゃなくて「ぼく」
ここの「わたし」が「ぼく」の誤りだったら、「実は父の回想でした」筋が通る気がするんだけど
だとしたら反対側にいる男がおとぎ話の官吏で、囚人がナツキの父親なら、ふたりともここにいる/そこにいないのはどういうことかってなるし
おとぎ話パートに一人称が出てきてもなんらおかしくないという当たり前の結論に達した
これがただのおとぎ話だとしたらやっぱり、上記の類似はなに?ってなるな
「官吏のいかさま/それを覆す方法」のどちらかが、ナツキに「勝てる方法(P30, L2)」と対応する?
「つまらない方法」でも「教訓がない」と強調されている
P16で完全なグーチョキパーと「昨日見た夢」が並列に扱われている
おとぎ話との関係ありそうか?
最後のじゃんけんのところ
「親指をひろげて」「人差し指をひろげて」「中指をひろげて」「薬指をとじて」「小指をとじて」なんかじゃんけんの最強の裏の手みたいなやつか?
『ラッキーマン』で勝利マンがじゃんけんで出す最強の手「グーチョキパー」の印象が強かったので読みながらウフフとなった
指を家族にたとえる歌「おはなしゆびさん」
「中指をひろげて おにいさんゆび」って言ってるけどこの宇宙には、もうおにいさんは「すでにいない(P22)」はず
ナツキはおにいさんが「すでにいない」ことを知らないのか
「だからおおむね、いるのだといっていいのだろう(P22)」で解決か
小指=あかちゃんゆび=ナツキ自身
「わたしはもういなくなるから」の意味とは?
めっちゃかっこいいんだが、なんで勝つと神の不在を証明できるんだ?
自分を負かす存在を待っている���やってきた男に勝つ、という構図で、テーマが神待ちだから?
(1)完全性の自覚を打ち砕いてくれるくらい完全なもの(神)に出会いたい→満を持して史上最も期待できそうなやつ(父)が現れるが、勝ってしまう→神の不在に感じ入る
(2)「勝てる方法」を使用してくる父に勝つには「最強の手」を使うしかない→勝つために「最強の手」を使った自分は完全ではなくなった→「じゃんけんの神」であるナツキはいなくなった。(※「最強の手」には完全性が宿らないという前提)
後者だと「わたしはもういなくなるから」に若干繋がりそうな気配があるが……。
「気に入らない男だけれど、負けるのはほんとうらしい(P30)」
実は勝ってないけど負けることによって勝利しているとかそういう話の可能性は、ないか。
なにもわからなくなってきた。
最後のビュレットがないことの意図
ここまでの文が全部、ナツキが最後に出した「最強の手」の動線ってことなのか。
山の神さん
一言感想
広瀬の(声 - 小野大輔)感
笹さんは本当にエッチな男だなあ
広瀬の絶妙なすけべ感がすごいいいんだよな
舞台が大正時代なのもあって、なんとなく森見登美彦風味も感じた
実質ヤマノススメ
過去と未来、機械と人が「重なって」ゆき止揚される様がいい。
私は毎回打倒笹さんを目指してカワイイ女の子を描こうと四苦八苦しているのだが、そんな私の苦闘を尻目に笹さんは毎回さらりと可憐な少女を書いてしまう。私がシャミ子なら笹さんはさながらちよももといえるのではないか? この観点からね群とまちカドまぞくの類似点について指摘したい。
ね群とまちカドまぞくの類似点について指摘するのはやめろ
おもしろい小説を書くのってむずかしい(今回なぜかとくに思った)んだけど(隙自語)笹さんはすごいよ
時代は姉SF
対比的な文体芸が楽しい
ちゃんとそれぞれの文体の思考法でおのおのの結論に至るという意味での必然性もあり
短文が素打ちされていき、隙間にとぼけた感じが挟まれるこの手の文章が自分は好きなんだよなと思った。というか、思えるくらいに自然でうまいというのがある
p58で一瞬ネタにして明示してくれるの親切というか、やっぱりそうなんだ!っていううれしさがあり、かといってそれ以上しつこくネタにしない慎み深さがある
「機械の身体」にたいする各々の対照的な考えが、登山という身体性をともなう行為によって止揚される云々!テーマの消化のしかたがきれい
おれは登山をしたことはほとんどないが……
とまれ、こういう短いキャッチフレーズにまとめられるくらいの主題があるのは大事だよなあといつも思うんですよね……
会話が四コマ漫画を連想��せてまんがタイムきららだろ、これ。
意識して読んだらマジでまんがタイムきららが脳内展開された。
ドキドキビジュアルコミックス
SF的な設定について
ものすごく複雑なことをしてるわけでもないと思うんだけど、人間と機械のきょうだいってのはちょっといろいろ考えがいがありそうなんだよな
血縁がないにもかかわらず姉妹を擬制するというのはひとつの伝統なので……
義姉妹の約を結んだのか……
単純にスペア的な存在のような気が(名前が神��だし)
医王山登りたいな
プロットで動機や結末などを「重すぎず、軽すぎず」っていう思案してたっぽいけど、それがちゃんと活かされててよいな。
細部
大正15年、大正デモクラシーの流れで前年に男子普通選挙法、昭和が目前、世界恐慌前だしそんな世情はギスギスしてない感じだろうか。張作霖爆殺が昭和3年とかなので徐々に種が撒かれてた感もあるか
舞台は金沢らしい。旧制高校のエリートである
転移時の文章のくずれのかっこよさ、これなにか書くコツとかあるのかな……
実質パプリカ(映画)なんだよな
今敏監督で映画化だ
p52で先を歩かせてるときにスカートがちらちらするのぜったい気にしとるやろがそれを明らかにせず別の理由をつけるあたりのむっつり感
「まったく許しがたいことだ」じゃあないんだよ
p.72「広瀬は次に登る山のことを考え始めた」の爽快感がすごくよかった。
でもじつは神籬のことをめっちゃ考えてたんだけど、私小説的な照れ隠しでこの書きっぷりだった可能性もあるな
エピローグ(p.72の※以降)で広瀬たちと神籬の後日談があることが最高の読後感を提供してくるんだよな
囚獄啓き
一言感想
夜ごと街を走って体力を高めるの草
え、なんで妻は罪を犯したの?
愛だ。小林さんは愛の輪郭線をたどることで愛を浮かびあがらせるのが巧い。直江兼続の兜を想起させる。そして銀河犬が気になる。
いつもよりギュッとしてる
ぼくも同じ印象を持って、最初は漢字のとじひらきがかなり過剰に閉じ寄りになってるからかなと思ったんだけど、むしろいつもより地の文が多く、強めの短文を連打してるからなのかな
どこかに魚が出てくるかなと思ったけど、なかった
ところどころに小林さんの昏い性癖が出てる気がします
冒頭にある「地獄とは心の在り方ではないか」がポイントなんすかね
平等な地獄を作ったはずの主人公が、また別の、その人固有でしかありえない、妻の不在という地獄に……という、やっぱ愛か……
刑罰ってのがそもそも歴史��ありその意義などいろいろな話があり現代に照らし返せるものの多い、したがって近未来の世界の「当たり前」がどうなっているかを描くまっとうなSFに向くテーマで、そのへんを上記の愛の話のもう片手として簡潔にまとめてるので、SF!って感じがするのだよな
理屈づけのおもしろさで魅せてく鴻上さんのとか、未来ならではの思索で魅せてく笹さんやばななさんのとあわせて、SFらしさのバリエーションがでてると思う
初読時には時系列というかエピソード間の間隔のことあんま意識して読んでなかったんだけど、妻が事件を起こしてから刑を執行されるまでにけっこう時間が経ってるのがわかって、なかなか大変やなというきもちになった
と言いつつ実はちょっとわかってないんですが、二人称で語られる断章は(多少その前な箇所もあるとして、おおむね)妻が捕まって以降の話ということでいいのかな?p85の妻への言及とかも相まって自信がないんですが
そもそもそのへんの語り全体が妻の見ている地獄という解釈もあるんだろうけど……(でないとなんで語り手がこんな詳らかに知ってるのかが説明できないというのもあり)
「牛乳を含んだ雑巾」みたいな独特の比喩から小林節を感じる。
SFってガジェット自体の新規性や利便性から話の筋を作るというのもあるんだけど、そういう未来を描くことで(かえってその迂回が)現在に通用する倫理とか問題意識を切実にさせる側面もあるんじゃないか、みたいなこと考えることがあり、これはすごくそれよりな感じがします(感の想)。時代によらず共感しうるものだったり、いま揺れている倫理に地続きの問いだったりが中心に据えられている。んじゃなかろうか。
「あなた」の作る地獄(への道)を「無関心」で舗装していたのは、むしろ妻のほうか(P79の後ろからL5、あるいは全体に漂うフラットな語り口から)? 舗装、とは言い得て妙かもしれない。その下に押しつぶされているもののほうをこそ俺はなんとなく想像してしまう。
妻の犯した過ちには子供の死と、ひょっとしたら、球獄とそれを取り巻く感情が関係している。いる?
平等であるというのは、ある意味残酷なことだ。だからこそふさわしいのだろう。意思が介入せず、全くぶれない罰を与える球獄だからこそ、罪の清算(救済)が可能である。それがどんなに償い難い罪だろうと、いやむしろ償い難いものであるほどそう感じられるのかもしれない。「あなた」による偏執的な研究の日々の傍で失われていったものがあるならば、それらの重さは球獄という完全性への期待に加担する。その信仰は、妻の中にも「あなた」の中にも、いつからかあるはずだ。
「神待ち」に関して
これから堕ちる地獄(世界)の創造主(=神)に「そこで待っている」という発���をしたことが、テーマに沿っている気がしたんだけど、どうなんだろう。
こういう発言にも妻の「あなた」への共犯意識が垣間見れるし、なんかやっぱり妻の罪の動機と球獄の製作って関わってるよね。そこをあえてすっぽり省いてる気がして。
脳波の逆位相を……という発想がよく考えたみたらどういうことだってところではあるんだけど、とくに瑕疵にらなないのはいいなというのがある
性的快感の逆位相=性的快感以外のすべてがある
妻がいない世界に生きる「あなた」=妻以外のすべてがある世界に生きる「あなた」
ということで、妻の地獄と、それ以降の「あなた」の生活は相似しており、このことがp.90「僕たちは二人並んで閻魔様に裁かれて、それから長い長い地獄に落ちるんだ」に繋がるところがうまいと思った。
細部
終盤で語り手が妻だとわかるみたいな仕掛けはやっぱりグッときちゃうんだよな
p80 パパ活やってて喫茶店のスティックシュガーパクる?と思って笑ってしまった
p81 京文線、なぜか印象に残る。急に架空の(だよな?)固有名詞が差し込まれるのが異質っぽいのかな?(ワイン、とか、省、とか、固有名詞が割と排除されている空気の中で)
「顔が見えていても私はいいんだけどね」「また来ても良い?」普通は、三倍払うと言われてそれに釣られてやってきた女は、こんな好意的な反応を返さないだろうから、そこに都合の良さというか、あるいは記録者による逆のバイアスがあるのかなとか思ったりする
p82「再び端末のキーを押下」エンジニアしぐさ
p84「君の身勝手な自棄で何人の未来を奪ったんだ」なにやらかしたの?
p.86「銀河犬」「(おばあちゃん)その辺で見ませんでしたか?」の台詞がすごく好き。小林さんは一作目からこの手のシュールさを志向している印象がある
記録の語り手が妻っていうのはなるほどねと思った
p.85「それから数年にわたって女はあなたの研究室に通い続けた」以降は、妻が罪を犯した後?
p.88「語りが過ぎた。ここで記録は結ばれ、以降は記録ではなく〜」記録3の後の最後の断章は、妻が地獄執行される場面であり、妻はその場面の記録を執筆できないということを意味している
p.89「私の心は現在どのレイヤーにあるのだろうか。」レイヤー?わからなかった
杞憂
一言感想
中盤からの加速感
これ絶対あれだろと思って読んでたのにやられた
デジタルタトゥーとかそういう意味じゃないけどわかる単語がずるいよな
インディアンのネーミングについて調べてしまった(おもしろい)
この手の一般名詞(?)をそのまま訳して名前として表すやつがなんか知らんが妙に好きなんだよな
ナツメもライチも中国原産っぽい?
原産というか縁がありそう
両方とも滋養強壮できるらしい
��ゃんと資料にあたり、ネイティブアメリカンの習俗とかJKリフレの店内の様子とかそういう細かいところをしっかりさせてて、小説の足腰ができている、見習いたいんだ……おれは……神は細部に……
SF的な理屈をいかに飽きさせずに読ませるかってところで、JKリフレとの強引な対応関係をつくる手つきがすげえ上手いんだよな
馴染みのある語彙に変な言葉を紛れさせて地の文で展開する、みたいな
オーバーロードが中年男性に……(さらにはそれがエルクに……)っていう絵面的なおもしろさと設定的な必然性を両立してるのとか、漫才っぽいプレイの流れのなかでちゃんと話進めるところとか
文化盗用とかアーミッシュへの皮肉っぽい視線みたいなのは前回の感動ポルノに通じるところあるよな
バトルシーンの手の込みようとおっぱいで窒息するくだらなさの融合だけで“勝ち”なんだよな……
もしかしてこれをやりたいがためにここまでの全部を作り込んできてないか!?!?!?
古事成語オチをつけてなんかやっぱネイティブアメリカンの伝承の話だった?みたいにするふざけかたも好き
あ、ここから怒涛のあれが来るんだって予感でわくわくしてやはり来て、凄かった。
SF的な設定、未来の世界での娯楽・趣味的的な観点がけっこうよくて
意図されたであろう魅力が初読で存分に伝わるつくりで、かつ細部に注目する部分がたくさん残されているのがめちゃくちゃつよい。
人物やガジェットのネーミング、その他取り扱われている文化へのリスペクトなど。
細部
p97「俺たちの世界の理にして〜」、読み返してみると、焼き脛は序盤からちゃんとわかって言ってんだな……
侍ミーて
「ひょっとするとお忍びで欲望を満たしにきた元老院議員の可能性さえある。」ここクソ笑うんだよな。千と千尋のあれかよ。
「あれこれ無駄な心配をする痴れ者をさして杞憂と呼ぶ習慣」これ文脈的に杞憂じゃなくてマウンティングベアって呼ばれるんじゃないの??
なんか笑った
略されて使用されていくうちに逸れていく、みたいな、なんかそういう言葉いくつかある気がする。いまは思いつかないけど
用語について調べて/考えてみる
赫の終端(レッドコ��ダ):ハンドラ族の長
赫は赤いこと、勢いが盛んであること。コーダは音楽で終わるあれ。なので日本語とルビは直訳的に対応しているっぽい。レッドコーダーだと、競技プログラミングのあれになる。プログラミング力が高いから長なのか?
ポアソンの分霊獣
ポアソン:名前。有名どころだと数学者? ポアソン分布の。
分霊獣:分霊は分け御霊。獣?
分霊という言葉のもともとの意味は、分け御霊ということで、コピーして���えるという意味の分けるなんだけど、作中でこの獣の動きとしては、流れを分ける、分配するという意味の様子。
っていうかロードバランサだよな? だからポアソン分布なのか! 待ち行列だから神待ちなんだ!(今更気づいたの俺だけか?)
待ち行列SFらしいということは垣間みえていたんですけど、まさかこんなん出てくると思わんやろ
杞憂(キユー)
杞憂は空が落ちてくることを心配した故事成語。カタカナでキユウではなくキユーなのはなにか意味あるのかな。待ち行列のキュー?
あー!なんで杞憂なのかと思ってたら、そうか、queueか!気づかなかった……
キューとかレッドコーダーみたいな二重の意味、他のやつにもそういうのあるんじゃないかと思ったけどわからんな
キノコジュース
一言感想
光――
初手「ふざけるなよ」と感想を書こうとしていたんですが、本人がふざけているつもりないとしたらめちゃくちゃ失礼になってしまうな、と口をつぐんでいました。やはりふざけるなよでよさそうです。
そういう意味では、我々としてはかなり楽しく読めるんですが、どこまで本気でやってるのか測れない距離の読者からすれば、読んでいて不安になる可能性もあるのかもですね
購入者の感想がたのしみです(なんなら自分の作品よりも)
ふざけどころの緩急がすき
ナンセンス漫画ってやっぱ絵があるからこそギリギリ成り立つもんなのかなあと思っていたところ、それを小説で成り立たせてる腕力がすごい
理路のつながらなさをゲーム的な世界観と苦しむ顔がかわいい女を好きな思い込みの激しい男とでギリギリもたせている感じというか、一般のナンセンス文学の退屈さを補う怒涛のクリシェというか
ほかの人のはそれぞれに「自分もこういうのできるようになりたい」という部分があり、その一方で「だけど本当にそれが書けるようになることを自分は求めてるのか?」という立ち止まりもあるなかで、国戸さんのは心情的に共感みがすごいんだよな。「これをやりたいし、これをやればおれのやりたいことができるのか!」みたいな
好き。酒呑みながらブコウスキー読んだときとおんなじ仕合わせな気持ちになる作品。
実際完敗した感じはあるんだよな。旋風こよりを前にした上矢あがりみたいな。
国戸さんの料理好きな部分が出てるのか。登場する食べ物飲み物が気になる。苔とか。
笑えすぎて本当にずるい
細部
すべてが細部なので読みながら挙げていきます(正直一文一文挙げてきたいところはあるんだが……)
そもそも冒頭の大剣のくだりからしていきなりバカにしてて、そこから「エロい体」の「悪魔系の魔物」が出てきて(系ってなんだよ)、ハートがパチン、そして光——の畳み掛けで完全に引き込まれちゃうんだよな
本当に最初の3行ですごいじわじわきたところに「セクシーで人間と同じ形状をしたエロい体の悪魔系の魔物」でトドメ刺されるんだよな。笑えすぎる。
くっそお、俺はこい��が好きだ
「大型魔物」、「の」を入れないのが良い
最強の二人のもう片方、だれだっけて
双剣を捨てる言い訳から店主を攻撃して半殺しってところまで一文一文笑いどころしかない
全体的にそうだという気もするんだけど、とくに「ルシエは用心棒で〜」からのくだり、なんか妙にサガフロ2を思い出したんだよな
キノコジュースのくだり正直まったく不要で、リアリティを増すための習俗の描写を馬鹿にしまくってる感がある
そういう意味ではその前の鴻上さんの緻密さと対比的でおもしろいな
「戦闘で、全力でしゃべってるんだと感じた」突然詩的になるな+ペンダントのくだりの思い込みの激しさ
いきなり世界が壊れだしてから第三世界の長井みがこれまでにも増して、ちゃんとゲームの世界なんですよという無用の目配せに笑ってしまうんだよな
素直に強く反省する主人公
p136の唐突な暴力描写の投げやりっぷり
「まさか点滅して消えるだなんて」ほんと好き
「その勢いは凄まじく、まるで矢のような勢いで飛び込んで来たのだ。」ここも好き
ひかりごけをいきなり食って、しかも飢えた人間へと連想をつなげるのをやめろ
もうこのあたり完全にゾーン入ってるんだよな、一文一文が常に笑える
「強い恐怖は、それまで持っていた弱い恐怖を克服する」の決め台詞感に至るまでの思考回路がくだらなすぎる
玉ねぎの連想から無理やり涙につなげて、象徴にもなってない象徴を引っ張り出したうえで「確かに」と結論づけさせるのすごすぎる
「過去の出来事が現在の状況を暗示している」みたいなありがちなアレをばかにしてる
いきなり寝ている、いきなり寝るな
「すると〜」からの段落の描写の雑さが主人公の現実認識の雑さを象徴しててめちゃくちゃいいんだよな
ダグラスの登場あたりからやにわに話が盛り上がるのだが(そもそもこれで盛り上がってる感がちゃんと出てるのがまずすごい)、インベントリがいっぱいなことを心配したり速い虫の話をしたりさらには親の回想がはじまったりしてこいつ集中力がなさすぎないか?
とても速いなにかしらの虫ってなんなんだよ、ほんとに。何回読んでも笑ってしまう
でもなんかちょっとかっこいいんだよな
p140からのなんかいいこと言ってる感の空虚さがすごいし、そもそもなんでダグラス現出してんだよだし、それらすべてが学校の机でガタンの恥ずかしさとなんかしらんが妙にリンクしてる感じがして凄みがすごい
「あれ、これだいぶ前にもやらなかったか?」で突然我に返って、読んでる方も一瞬我に返り、ページをめくると最終ページの登場である
「苦しそうな顔が〜」で最後までふざけて、ロケットが開くのもなんか勢いで、それから光——ではないんだよ
まさしく腕力
リュシー (Lucie)は、フランス語の女性名。 ラテン語の男性名ルキウス(Lucius)に対応した女性名ルキア(Lucia)に由来し、『光』を意味する。
蟹と待ち合わせ
一言感想
マァンドリン
わりと文章が硬質なんだけど擬音語擬態語とか、こういう音声的な話を印象的に使ってくる印象がばななさんにあったけど今回それが強まっている気がする
いつもより書いてて楽しそうな印象をうけた
どこかでも書いたがばななさんの導入いつもよいと思う(導入以外が、という話ではなく)
今作はわりとエキゾチックなんだよな。キャノンビーチの鳥居を蟹がくぐる光景がエモい。
全体的にアルカイックなのは意識の誕生以前の世界への回帰だからか。
おなじ文献に着想を得てるのに杞憂との落差よ。
御神体フェチ
毎回SFギミックがハードコアではあるのだけど今回もそうで、そのうえ↓の書き手の感想にあるとおり、実際書き方がより挑戦的になってる
んだけど、それなのに!夏の島のバカンスの雰囲気に包まれててめちゃくちゃさわやかなんだよな、なんなんだよ
そう、すごくさわやかなんだよな……本当に
ずっと空と海を描いていて、そのうつくしさは質感としては憧憬に近いんだけど、ラストで急にその突き抜ける青さが手元に戻ってきて調和するのがすきなんだ
人類補完でなにが起こるかのところにこの回答持ってきたのは(↓で書いた情報の出し方のおかげもきっとあるんだけど、個人的な考えとしても)個人的にはめちゃくちゃ納得感がある
収録作のなかでもアジテーション的で、わりと全体通してゆっくりアジってくるので「たしかにそうだよな……」みたいな納得感がある。あるよな?
「鯨」で強めの主張をしてからの「石球」での転調、そこからラストの「蟹」で落とす流れがきれい
というか、全体的に情報の出し方のコントロールという基本ががうまいんだよな。我慢できなくて設定語りしちゃわない?おれは我慢汁出ちゃう!
細部
ちょっと入り組んでいるので整理を試みます(みなさん適宜修正してくれ):
人類
全体と言語野を共有している
読む限り電脳である以外、形としては「普通の人間」でよさそう?
現代から100年後が舞台であること(そう遠くなく、まだ最後の電脳化が終わって間もない)、人間の肉体として考えて不自然な描写が出てこないこと
もし「異形」であるなら、相応の描写があっていいはず
自然な人間の形であるからこそ「四本足」や「七つの目」という描写が活きているんじゃないかと思って
しかし、なんでもいいというのも、この話の主題のひとつだ
「アラスカやシベリアの軍事拠点と並び、地球上で全住民の接続を完了した最後の地のうちの一つだった(P152)」
語り手たちはまだ完全に統合しておらず「人間��しい」雑念に溢れている(ように語っている、が)
笠木
御神体「ヘイスタック・ロック」
「キャノンビーチ」
笠木グループ:腕が各2本、脚が各2本の3体か
彼らの姿を想像することにあまり意味はなさそうだがいちおう
肉体(?)の数と一人称複数形のバリエーションの数は一致しない
p146で「三つの肉体」とあるから上記の解釈をしたんだと思うけど、最初読んだときそう読み取っていなかったのでなるほどと思った。何故かはよくわからないが、6本腕(兼ねる、脚)がある物理的には1つの塊を最初イメージした。p145で「七つの瞳」(3では割り切れない)とか、「三つの声、四つの声」とか書いてあるのを読んで、あまり整合的にわかりやすい体の形をしたものが何体かいるみたいな状況じゃないんだろうなと思ってしまったので。
でも油圧ショベルを操縦してるから、人間みたいな形をしているのだろうか(人間向けの油圧ショベルなのかどうかは定かではないが)
瞳のひとつは「対流圏から熱圏にいたる範囲を巡航する種々の飛行撮影機と衛星によって構成された視線(P163)」とのこと
なるほど!!
どうも彼らは記録をしているらしいことがわかる
マンドリングループ(たぶん)とは異なる一人称複数的な主体を維持しており、(一方的であれ)独立性を保てるらしいことがわかる
性交は非対称的な行為であること
「私たちは背中が三つある獣(P147)」すごいな
マンドリン
御神体「鯨→海自体へのイメージ」(仮)
マンドリングループ:腕が計6本、脚は計4本
……とあるけれど、海岸を歩んでいない2本があったりするかもしれないか
人類全体の意識(というべきではないかもしれないが)が共有されており、各々の肉体は物理的な入出力器官として位置付けられている、入れ替わることもあるていど自由っぽいことがわかる
「四本の足(P150)」という表現、ひとりはかならず共用スペースで開発をこなしているという描写(ここすき)
「肉体と精神の求めに応じて」とあるので海岸を散策する肉体も実際に交代してそうな雰囲気がある
「巨大な一つの意思たる海、それを身に纏う美しい惑星(P154)」(『ソラリス』だ)に自分たちの集合知としての存在を重ねる
パレイドリアがそれなり大事そうな概念として導入される
大戦があったこと、舞台が太平洋の群島であることなど、若干の歴史や場所の情報
環礁・核実験・地形などの情報からビキニ環礁だと思われる
鯨グループ:7つの眼
あとの「蟹」を読むかぎりでは笠木グループと同一であると思われるが……
パレイドリアの話の続きとして:自他の境界がない(このへんが神々の沈黙っぽい)→パターンを形作ることができず、生の感覚(?)としてしか受容できないみたいな話��なってくる(現代的に見れば統合の失調ではある)
人間の意識(?)が完全に同一化するまでの過渡期らしいことがわかる
石球
御神体「石球」
「2121年9月のアラスカ」と明確に述べられている
時系列的にはちょっと前のように見えるが、正直よくわかってない
夢:イリアスっぽい描写
このへんも神々の沈黙で、ゆうたら「自他の境界がない、昔バージョン」の話
「開いた」球
視覚的な描写ができない、よね?
笠木グループっぽい
7つのうちのひとつの瞳が別の夢を見たらしい
俯瞰することの話ふただび
ここまでときどき出てくる語りのアップロードなどなどの話から徐々に彼らの生態の全体像が見えてくる形になってる
小さなボートのなかに女
「人類すべての言語野がつながったのが、いまからちょうど半年前(P152)」で七つ目の瞳は「一年以上にわたって(P160)」漂流していた女を見ていた(という夢を見ていた?)
P158で大地が揺れたことと関係がありそうなんだけど
鳥居をくぐる。今まで、あえて鳥居をくぐることはしなかった(P161)
純粋な観測者であるはずの7つ目の瞳が女をとらえて震える
「間近で見た御神体の岩肌は、海鳥の糞にまみれて白く汚れていた(P164)」は単純に美醜の描写を行ったり来たりすることで対象の存在感が強まるという効果もあるんだけど、もしかしたら「岩→女」への神性の移行ともとれる
女は一人称単数でしゃべる
濃い日焼け、脇毛ぼうぼう、乳に蟹
その前の段落の「あたしはようやく目を覚ます」の主体がちょっとあいまいで、おそらくこの女なのだけど、どうもここまでの一人称複数であった人間たちのうちの一個体のようにも読める……読めない?
むずかしい……最後の台詞の読解にかかっている気がする
ここで個としての人間が復活しているらしく、たしかにしているっぽいのだが
システムの「手足」に回収されつつある在りかたを、独立した「動物」のほうに引き戻してくれたらということなんだろうけど、この言いかただとそういう流れは止まらないと展望している
しかし七つ目の瞳のほうは、純粋な観測者としてあるまじき挙動をしていて……
もはや個を剥奪された端末になりつつある人間から全体への、人間性の逆流? といえばいいのか?
鳥居(文脈から切り離された木一般の意味が異邦で再構築される)というのが、いや鳥居に限らず漂着物の再構築などが(マンドリンもそうだ)、女の登場と構造的に対応しているように思う
単純な近似ではなく、その異質さを強調するための
イリアスパートの「怒り」は、システムに回収されつつある生の叫び(全体的な語りから読み取れる)に沿っている気がする(捕らわれたクリューセーイスの奪還と、漂着した「女」の物語的な関係やいかに。未読なので詳しくはわかりません)
��も同様、またソラリスの話も寓意に富む
女、オフラインなのかな(最後の台詞からははっきりと推測できない)
書こうか迷ったが、もしかしたら「正体」があるんじゃないか
P150の環礁・核実験・軍艦というワード(七つ目の瞳では観測できない海底)
ビキニ環礁のクロスロード作戦
鳥居への祈りから、日本の軍艦を連想
クロスロード作戦で沈没した日本艦は長門・酒匂
軍艦の擬人化と言えば艦これ・アズレン
双方のキャラクターの特性に照らす
「あたし」という一人称と「ささやかな乳房」という情報
「酒匂」ちゃん??
艦これの話か?
なんかこうもっとロジカルに導きたいんだけど、まだひらめきに近い
でもこう読むとすっと入ってくる描写とかある気がするんだよ
海への柔らかい執着とか、肉体の話とか
深海棲艦説としか思えなくなってきた
あー、なんかそっちっぽい!
最後の台詞がわかった気がする
元の肉体(艦)が(七つ目の瞳以外に)憧憬?をもって観測されつづけたことによって顕現できた、みたいなことか?
どうなんや
元あたし(傍点)じゃん?
いくつもあった「すれ違う」描写、しかし最後に「越境」して交わり、岐路に立つ!
つまり女の漂着は人類にとっての“クロスロード”だったんだよ!!!(キバヤシ)
ブロックバスター
一言感想
コインを振る。裏。←かっこいい
まったくわからないんだけど、いつもよりわかるよな
Cの盛り上がりがBとDのクライマックスと呼応していく感じが好き
読後感すごくいいからやっぱりこれ最後配置で正解なんだよな
津浦さんの作品一番難解なんだけど、なんか童話的な柔らかさがあるんだよな
ポリフォニック(ね群メンバーの作品は全体的にそうかもだけど)
こーしーもう一杯
王の祈る姿が比例して増えた←感謝の正拳突きしそう
細かな表現のかっこよさはもはや言うに及ばずなんだよな
Aの語りに出てくるモチーフの並置の伸縮自在さとか
あと「その大きさはもはや比喩の範疇を超えて唯一だった」がめっちゃ好き
挙げてくとキリがないのでやめます
細部
こっちもまずは整理してみる(修正求む)構成:4幕。
(1) p.168「「世界」という言葉がきらいだった」
(2) p.171「「世界」という言葉は、ずっと昔のあいまいな約束だった」
(3) p.174「「世界」という言葉は、その実なにも説明できていない」
(4) p.177「「世界」という言葉が薄い殻から芽吹くとき、その平熱の期待を逃してはならない」
語りの種類:5種類。
A:ほかと同じ明朝体のやつ
各挿話の最初に置かれ、「「世界」という言葉���からはじまる
p.168は病院に行く(お見舞い?)シーン?
p173「恋人の手」と「犬のクソ」は素晴らしいものと価値のないものを表しておりそれらを混同しないとみんな言いはるんだけど実際には紙一重だ、みたいなことを言っているように読み取れる、一方でp174では「生きている私たち」の強調によって、両者はいずれも生命を示しているというふうにも止揚されてくる
p.177「意味のある対象が〜
B:丸ゴシックのやつ
母を知らず、物語を作るハルと、魚から這い出したところを見つかった、八つ目の毛玉のキャット
八つ目!魚から!Cの「ものども」あるいは王だ!
母を知らないっていう宣言的な言い方がDとの関係というか、そういうものを感じる
p171「私は無垢を演じているのではないかと~」からも、直截的にはそういう読み方が誘発されると思った。Dの母との問題を無視した空想の世界。p171の描写は作り物感を補強している。p172「自身のスペアを要請」
世界の果てでコインを投げる
世界の果てが出てきて殻を破るって実質ウテナじゃん
p.180「あるいは誰かのその前駆が私と私の世界を作ったのだとしたら〜」エフェメラルな雰囲気がする
最後に揺れて、そのあと魚、でもって「彼」は(世界の)棘を持つ、(Cの)大亀だわな…
C:教科書体(?)のやつ←例のクレー
彷徨し、「世界の棘」を持つ大亀、王とものども
p.183より、ものども(たぶん王も)八つ目である
最後、魚がめっちゃとんできて世界の殻が壊れる
p.183Bによれば、Bにおける「物語」が世界と同一視できそうではある
D:薄めの丸ゴシックのやつ
現代劇っぽさのあるわたし(空想が好き、大学は文学部、就職に困る)と母。二人は折り合いが悪い
p178「世界に目を向けて」という母親の言葉とそれに従わずに目を閉じる私。「世界」という言葉への反発はAにつながっているように思う。
目を閉じて以降、空に魚が出現し母が消えるので、ここで世界に背を向けたように感じられる。というかp182のBにシーン的には合流しているように読める。丸ゴシック繋がりもあり。
ふと思ったがここの「わたし」が神待ち行為を行なっていた可能性があるぞ!!!!(ないです)
最後、やっぱ空に魚(バラクーダ!)が出現する。母はいなくな
E:薄めの明朝体のやつ
わたしと「彼女」(母性を感じはする)、あやとり
p.174「わたしは彼女の暇潰しの相手に過ぎない」が、その前のp.173B「気晴らし」につながらなくはなくて、そうなると物語自体ってことになるのか?
p.183「名づけたのは他でもない、わたしだ」。「世界」を?「世界の棘」を?
「ふだん浮遊している〜彼の棘はもたらす」らしいぞ!(だいじそう)
ストーリー性は希薄で、間投される語り
p.183、やっぱ魚は大亀の斥候なんだよな
あ、ここに寝室(Dの末尾の舞台)出てくんじゃん
あえて階層構造を仮定するなら、基底から順にD→B(Dのわたしの空想あるいは物語)→C(Bのハルの物語)で、大亀による崩壊がC→B→Dと還流してるように読めなくはない気はするんだけども……(BとDは……つーか、いうたら全部上下がなく並列でもいけるか)。で、それで世界がつながるのはわかる。じゃあ「その外に残された」の外って?(火じたいは王の演説にも出てくる)
レイヤーを想定しちゃうのは悪い癖だな。読み返してたらあんま上下関係ない説の方が強まってきた
自分だったらレイヤーを想定して書くのだろうが、多分作風的にはレイヤーとかじゃないんだと思う。しかし相互の関係性とかが変奏していく感じがあって良いんだよな
テーマについて
神待ち
神の裁きと訣別するため:自分を負かす誰かを待っている→勝って神の不在を証明
山の神さん:神待ちアプリ
囚獄啓き: 「地獄とは神の不在なり」なので、不在なんじゃないかな 
杞憂:中年男性(世界を維持するための計算資源→神?)待ち、待ち行列理論
キノコジュース:ルシエが宮殿で完全性を持つであろう存在を待っていたこと
蟹と待ち合わせ:蟹待ち
ブロックバスター:亀待ち
むりやりまとめると、神待ちの「神」を、原義側に寄せた、圧倒的なものとか完全なものとかでとって書いたのが多数派、という感じだろうか
とどのつまりは祈りだ。
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e-tag · 6 years ago
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youtube
【マグニチュード比較】南海トラフの巨大さを体感できる動画
Source: https://www.youtube.com/watch?v=W2lippQ26UY
夜日古  1 か月前(編集済み)
マグニチュード11(東日本大震災の約1000倍) 約6550万年前に現在のユカタン半島付近に直径10km~15kmと推定される彗星ないし小惑星が激突、直径180キロ 、深さ20キロ程度のクレーターができ、300m程の津波を引き起こしたと推定されています。この際に発生した地震がマグニチュード11以上と考えられています。  恐竜絶滅の主要因ではないかと推定されており、地球上の生命の95%が死に絶え、生物種の75%が絶滅したといわれています。
 30億年ほど前の直径30kmの隕石だとおそらくマグニチュード12クラスです。
 マグニチュード18(東日本大震災の約3兆倍) M18;3,000,000,000,000倍
 約40億年程前に火星と同様のサイズ(火星の直径は6,794km)の天体が地球に対して斜めに衝突した際におきた地震?のエネルギーがおおよそマグニチュード18と推定されています。 この衝突により直径は7,000km近い巨大な天体は粉砕、地球も大きく損壊し一部の破片は地球に再度降り注がず、地球の衛星軌道上にばら撒かれ土星の輪の様になったと考えられています。この輪は1年~100年程かけて衝突を繰り返し最終的に現在の月を形成したと考えられています。 この衝突はジャイアントインパクト、等といわれており衝突から月を形成するまでの予測はコンピューターシュミレーションにより確認されています。
 マグニチュード27~28(東日本大震災の1兆×1兆×1000倍~1兆×1兆×3万倍)  M27;1,000,000,000,000,000,000,000,000,000倍 M28;30,000,000,000,000,000,000,000,000,000倍  いわゆる超新星爆発��とこの位のエネルギーが観測されています。
 マグニチュード32(東日本大震災の1兆×1兆×30億倍)  M32:30,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
 私の知る限り観測されて、地球に影響を及ぼ���たエネルギーで最大のものがマグニチュード32です。 2004年に銀河系の反対側にある5万光年ほど離れたSGR 1806-20という中性子星で発生したフレアによって発生したガンマ線が人工衛星に叩きつけられました。  この爆発は1秒前後という短い時間に、太陽がその生涯100億年かけて放つ全エネルギーを上回るエネルギーを発散し、瞬間的とは言え、銀河系の数千億個ともいわれる全恒星の数千倍の明るさで輝いたという理解が追いつかないレベルの爆発現象です。
 距離が遠かったので地球の被害は小さかったですが、例えば太陽に一番近い恒星がある4光年強の位置でもしも上記の規模の爆発があれば太陽系など塵芥となる被害が出るでしょう。
 ・・ちなみに30億年後に地球のある天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突が予想されています。上記の様な中性子星ではなく銀河中央の超大質量ブラックホール同士が衝突し何らかの爆発現象を起こしたとしたらどのくらいの規模になるのでしょうね。。ちなみに超大質量ブラックホールの質量は大きいものでは太陽質量の約200億倍とかです。
 マグニチュード100をエネルギーに換算すると、おおよそ7.1×10^34J(710穣(穣は1兆の1京倍))くらいになります。  例えば超新星爆発は10^44J(1千正(正は1穣の1兆倍))と言われていますので、地球どころか太陽系もろとも軽く砕け散るくらいのエネルギーではないかと。(あくまで憶測ですが。)
 もう地震とかそういう話じゃないですねw
-12 02 ogto   1 か月前
お、おう
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yousakai888 · 3 years ago
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テーマ詩まとめ1
過去にtwitterで投稿したテーマ詩のまとめです。 透明ではないから好きじゃない 底になにがいるかわからない そう言って困ったように笑った君を思い出す あれから何年も経ってしまったけれど 君は透明な海を見つけられたのだろうか 僕はこの暗く濁った海から離れられないまま ぼんやりと立ち尽くしている 陽が落ちる 海は燃えるように赤く 波は金剛石のように砕けて光る ああ この海を君と見つけられていたのなら 君の足音はまだ聞こえていたのだろうに (「海」を自分で定義して作詩) 昨日ひまわりの花が散った 今日は冷たい風が吹いた 蝉はその口をつぐんだ 君のいた季節は 数千年後に発見された古代生物のように 氷の中で時を止めることは叶わず 握りこんだ掌の中で溶け 指の間からしたたり落ちる (「氷」を自分で定義して作詩) きらびやかに輝く宝石ではなくても まじないの意味を持たなくてもよかった 誰になんと言われようとも 笑われようとも たとえ不格好でも 穴だらけでも 綺麗に磨かれていなくても 特別だった とても大切だった 「珍しいの見つけた。やる」 ぶっきらぼうに言った君の横顔を思い出す 掌に収まるほどの小さな石は君の心のようで 僕の中でいつまでも愛しい光を放っていた (「石」を自分で定義して作詩) その目に突きささるほどの眩しい光線は 想像もできないほどの速度で この世の全てのそばを駆けていく 長く尾をひいて すれちがう全てを照らし出しながら それはどこに向かうのだろう 光線を投げかけた主は何を思ったのだろう 自分のそばを離れない惑星に届けたかったのか それとも 何億光年も離れたどこかに あたりを漂う思いの残滓に ただ目を細めた (「光」を自分で定義して作詩) グラスになみなみと注がれた白い液体 私の天敵 永遠に和解できない存在 チーズもヨーグルトもおいしいのに カフェオレも抹茶オレもほどよく甘いのに なぜお前だけではそんなにも生臭いのだ 苦いものを混ぜればほどよい甘さも単体では甘すぎる それなのに 妹はおいしいと言う 母は背が伸びるからと飲ませようとする (伸びないのに) 給食では毎日トレイの隅に鎮座している なぜだ なぜなんだ なるべくかかわらず平和に過ごしたいのに! (「牛乳」を定義して作詩) 犬がいっぴき 足元でころころと転がっている もふもふとした小麦色の毛並み ぴんと立った耳 たくましい四肢 種類はわからない どれほど大きく育つのだろう 今と変わらないのか それとも私のお腹のあたりまで どう育ったとしても 彼は大事な家族だ 私が愛する たったいっぴきの家族だ 名前を呼んでやると 彼はきらきらとした瞳で私を見上げる 尻尾が扇風機のように回っていたから 思わず声を上げて笑ってしまった (「犬」を自分で定義して作詩) とても大きな爆発があったという それから途方もない時間の中で 冷たく暗い世界に星ができた 銀河ができた 全てのはじまり そのはじまりは何が生んだのか 親といえるような何かがあったのか それともなにもない場所で孤独に出現したのか 未だ広がり続ける無酸素の世界で 星々の産声があがる その祝福は 永遠に等しい孤独を明るく照らすだろうか (「宇宙」を自分で定義して作詩) 思わずつかんだ冷たい手は かさかさに荒れて 爪の先は乱暴に引き裂いた紙のよう また噛んだのかと問えば 彼は無言のまま目を背ける もう戻らないとは知りながら そのざらついた爪の先を指先で撫でる これ以上すり減らないよう 目の覚めるような赤い血とともに 彼を保つ大切なものが流れ出してしまわないよう (「爪」を自分で定義して作詩) また噛んだのか 問う声に 何も言えず目を背ける 荒れてしまった手を包む彼の両手 まっしろなその手を汚してしまいそうで 傷つけてしまいそうで すぐにでも振り払わなければならない そう思うのに できなかった 凍りついた指をそっと撫でる細い指が さするてのひらが あまりにも温かくて 許されたような そんな気がして (「手」���自分で定義して作詩) まるで猫だった 真綿でくるむように 大事な宝物のように大切にしていた想い人 川が薄桃色に染まる頃 何も残さず姿を消した まるで猫だった 何巡目かの桜の季節 庭先にその少年はやってきた あの人の面影を残す幼い頬では 砕けた硝子のような雫が光る 震える唇の意味も頬を伝うものの意味も わからないまま 拭いもせず 物言わぬ彼をそっと手招いた (見た夢から作詩)
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beautyandharm0ny · 8 years ago
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When Worlds Collide
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世間では兎さんで沸いているのに、いつのだよってくらい遅くなってしまいました...すみません... 改めて見て、このエピも豪華ですよ!懐かしのキャラが続々出るしラフは乙女だし、マイキー大活躍だし、ドナエイ、レオカラは背景でいちゃついてるし...てな回でした。
When Worlds Collide (世界が衝突する時)
(宇宙) サルコマンダー「実戦をしてから結構経つな、イ・ギスバ(Y'Gythgba、モナリサの本名)。俺は戦闘に飢えている!」 モナ「真の戦士はどのような状況でも高い評価を受けるものです、コマンダー・グ・スロカ(G'Throkka)」 サルコマンダー(通信を開いて)「ラ・カヴァカ将軍、どのような用件ですか?」 ラカヴァカ「コマンダー・グ・スロカ、知らせがある。賞金稼ぎで脱獄囚のカ・ヴァスラク(K'Vathrak、ニュートラライザーのこと)は生きている」 サル「6ヴォック(宇宙の単位?)年を経て、今現れたのですか?どのように分かったのですか?」 ラカヴァカ「どのように、は重要ではない。問題なのは彼が見つかったことだ。そして君を彼の捕獲作戦の指揮に選んだ」 モナ「この犯罪者は同じ―」 サル「私の目を奪い、瀕死の目に会わせた奴と同じだ。何があっ��もあいつを見つけ出す」 モナ「彼はどこにいるのですか、将軍」 ラカヴァカ「彼はディメンションXで善良なユートロムを追いかけていて、原始的泥団子のような"地球"と呼ばれる場所に行き来している」 モナ「地球?」(腕立てしているラフを思い浮かべ、ニヤつくモナ姐さん...) サル「ではその世界に向かいます。イ・ギスバ、準備はいいか?」 モナ「あ、はい、もちろんです。いつも通り準備できています」 サル「位置を確定―目的地:地球」
♪オープニング♪
"ニューヨーク" (路地裏:うたた寝をしているホームレスのおじさんに寄付をするユートロム) ユートロム「ユートロム:クラトゥ、エージェント・ビショップの最近の居場所はどこだ?」 ユートロム「この方向だ、ユートロム:ニクトゥ。彼にサラマンドリアンのならず者のことの注意をするのに時間がないぞ」 (ユートロム、ニュートラライザーに首を切られる) ユートロム「彼だ!」 (倒され、本体を出されるユートロム) ニュート「奴はどこだ?ビショップはどこだ?」
(スペースヒーローズ鑑賞) ライアン「私はここ、リーガル4に残ろう。何故ならあなたを愛しているからだ、シャハナ」 (シャハナ、触手に食べられる) ライアン「Nooooooooooo」 クランクショウ「キャプテンライアン、お気の毒です...彼女の存在がどれだけあなたに大事だったことか!私にできることがあれば...」 (クランクショウ、殴られ、触手に食べられる) ライアン「(ため息) ああ...。私を上げてくれ、スクロナス(船の名?)」 (テレポートするライアン)
ラフ「かわいそうだな...」 (ドニーとエイプリルが笑う) ラフ「お前達見てないのか?ライアンが恋人を失うのを見なかったのか?」 エイプリル「お返しよ!」(笑う二人) ラフ「何とでも。お前ら二人にはうんざりだ。行こう、チャンピー」 ドニー「何か言った?ラフ?」
(道場でトレーニングするレオとカライ) レオ「おっと、カライ、落ち着けって!トレーニングなんだから」 カライ「あなたのこと好きだからって、手加減しないわよ、レオ」 ラフ「うぇ」
ラフ「マイキー、遊ん...」 マイキー「未来のすっごいテクをありがとう、レネット。これで時と空間を超えて話せるね!...これってボク達長距離恋愛してるってことかな?」
(ドラムをたたくラフ) ラフ「何でもないさ、チャンピー。誰が愛を必要かって?オレじゃない。オレは一人狼だ。反逆者だ!独り者だ!オレは全然大丈夫―!」(マスクが光る) (ラフ、マスクをかぶる。モナが現れる) ラフ「うわっ驚いた!モナ!」 モナ「こんにちは、ラファエロ。あなたに会えてうれしいわ。あなたの助けが必要なの。私たちはいま地球に向かってる」 ラフ「地球?ここに来る?いつ?」 モナ「間もなく着陸するわ、ラファエロ。場所を送るわね」 ラフ「しっかりしろよ、すぐに助けに行くから!」(ドアにぶつかる)
(ユートロム最高議会) ユートロム(クィーン)「サラマンドリアンが地球に向かっている。そして我々の通信にも応じない」 ユートロム(ポーン)「なんてことだ。彼らの目的は何だと?」 ユートロム(ルーク)「わからない。既に一人、ユートロムを狩るサラマンドリアンが逃亡中なのに。これ以上はいらないわ。ビショップ?」 ビショップ「地球に行って地球防衛軍(EPF)の迎撃チームを構成してくる。もし彼らが敵なら私が対応する」
(モナ達の宇宙船が降りてくる) ラフ「モナ!」 モナ「どんなにあなたに会いたかったか、ラファエル」(ハグ) カライ「うわ!ラフの好みが巨大なイモリだったなんて信じられない」 レオ「そうだね、あいつ変わった趣味してるよな」(意味深な笑顔)
サル「イ・ギスバは君たちの助けを借りられるのではないかと提案してくれ、実際脅迫も受けた(ユートロムの通信かと)ので彼女が正しいと思う、」 モナ「犯罪者のサラマンドリアンが地球やディメンションXでユートロムを惨殺しているの」 マイキー「かわいそうなユートロム!どんな酷いヤツがそんなことをするんだ?」 レオ「ニュートラライザーだ」 ドニー「そうだね、でもテレポーターを壊した時に彼の存在も消したよ」 サル「いや、彼は生きている。そして既に我々のスキャナーからも消えてしまった。残念ながら彼はディメンション間を飛ぶ方法を見つけたようだ」 ラフ「心配するな、サル。どこにヤツがいようがオレ達が見つける。(モナに)約束だ」
(ディメンションX―平和に暮らすユートロムが惨殺される) ユートロム「彼だ、逃げろ、逃げろ!」 ユートロム「止まれ、傭兵。両手をあげユートロム兵に従うのだ。(攻撃するニュート)捕まえて閉じ込めろ」 (ユートロムを踏んで) ニュート「ハッ!来たぜ、ビショップ」
(ニューヨーク) レオ「ニュートラライザ―を見つけるために散らばろう。ラフ、モナ、マイキー、サルコマンダーは奴の最期の確認地点へ」 サル「このトラッカー(追跡装置)を使え。あいつの次の行動を予測できる唯一の手段だ」 レオ「ありがとう、サル。みんな、気を付けて」
(街を駆けるチームラフ) マイキー「君の子の手掛かりあった?」 サル「あいつは俺の子じゃない。だが、ここから遠くなさそうだ」 (トラッカーが鳴る) サル「お前達二人はここにいて監視していろ。あいつはこの方向にテレポートしてくるだろう。行くぞ、ミケランジェロ」 マイキー「了解、コマンダー。ブヤカシャー!」
ラフ「...それで、ええと、モナ、最後にオレ達が、えっと、会ってから何があった?」 モナ「私たちが会った氷の惑星のことを言っているの?」(chillは「遊ぶ」のスラングでもあり、「冷やす」という意味もあり、同じ言葉の意味が異なって話しているという...) モナ「あまりに多くのことが起きたのよ、ラファエロ...あなた達が去った後、ロードドレッグがサラマンドリアを侵略したの。我々の星で今までにないくらいとても大きな戦いだったわ」 ラフ「ロードドレッグ?オレ達タートルズやトライセラトン達から生き残ったのか?あの宇宙ゴキブリはなかなかしぶといな!」 モナ「私たちは彼を追い払った。でもドレッグは復讐を誓っていった―」 (爆発音。ミサイルが飛んでいる) モナ「ああ!私達監視していないといけなかったのに!コマンダー!」 ラフ「ミケランジェロ!」 (倒れているマイキーとサル) モナ「コマンダー!ニュートラライザーはどこですか?」 (軍隊が現れ、モナたちを捕まえる) ラフ「モナ!」 (ビショップが現れる) ラフ「ビショップ?一体全体何が起きているんだ?」 マイキー「そうだよ!ボク達トモダチだと思っていたのに、ヨー!」 ビショップ「私たちは友人だ、ヨー。しかしサラマンドリアンは銀河系に進入を禁じられている(銃を向ける)」
(チームレオ) (トラッカーが鳴る) レオ「わ、何だ?ああ、トラッカーがまたニュートラライザーが去ってしまったことを教えているのか」 ドニー「ほら、科学男子に見せてごらん...彼はトランスポートを続けている」 エイプリル「ディメンションXとの間を行き来しているんじゃないかな?」 カライ「ねえ、みんな?彼ここにいるわ」 (ニュートラライザー充電する) カライ「ワオ」 ドニー「どうやら電気系の力を身に付けたみたいだね」 レオ「そうか、不滅なだけじゃ物足りないみたいだな。よし、あいつが充電している間に攻撃するぞ」 (飛ばされるレオ) カライ「レオ!」 ニュート「タートルズ、久しぶりだな。この新しい力をくれたこと恩に着るぜ。ほら、感謝させてくれ」 (電撃投げる―倒れるカライ、ドニー。逃げるエイプリル) ニュート「お前は知らないけど、ほかのみんなみたいに倒してやるぜ」 (防ぐエイプリル) エイプリル「何をするのかしら、トカゲさん?」 (向かってくるニュートラライザー) エイプリル「落ち着いて、水でもどうぞ!」 (水道管の水をかける) ニュート(ショートしながら)「また戻ってくるからな!次はお前だ!」(消える)
ビショップ「クランゲとの戦いで助けてくれ��サラマンドリアンだとは気づかなかった」 ラフ「次は捕まえる前に相手をよく見ろ、ビショップ」 モナ「私達はここで皆友人よ。私達みんながク・バスラクを止めようと探している」 マイキー「そうだよ、ニュートラライザーは制御不能だよ。どうする?」 サル「もし彼が全てのユートロムを倒そうとしているのなら、エサでここにおびき寄せるんだ」
(一人歩くビショップ〈エサ〉) ビショップ「見えないところで位置に付け。私は公開電波に通信機を合わせている...聞こえるか、カ・バスラク?私を捕まえに来てみろ、臆病者」
(待機しているラフモナ) ラフ「聞いてくれ、モナ。これが終わったら、オレ達と一緒にここに残って欲しいんだ」 モナ「不可能だわ。私はサラマンドリアンの戦士なのよ。私の命は戦闘と国民の誇りに捧げるの」 ラフ「でもここにもたくさんのことがあるさ。戦いとかピザとか、"スペースヒーローズ:ネクストジェネレーション"とか...」 (街の明かりが消える)
ニュート「ビショップ!お前を倒してやる。そして次はお前の大事なユートロム議会だ!」 (戦うチームラフとビショップ) (EPFも来るが劣勢になってしまう) ニュート「グ・スロカ、旧友よ。お前のもう片方の目も取らないとな」 サル「この薄汚い―ああ!」 ニュート「マヌケめ!」 (ビショップが邪魔する) ニュート「お前の脳ミソを食ってやるぞ、ビショップ!」 ビショップ「何故そんなにユートロムを倒したいか分かっているか?クランゲがお前を洗脳したからだ」 (銃を奪われ、体から出されるビショップ本体) ニュート「さあ、お前は俺の腹の中に入るんだ」
(手裏剣が飛んでくる) レオ「彼から手を離せ、ニュートラライザー!」 マイキー「そうだよ、身体が脳ミソ以上の大きさのヤツを相手にしなよ」 ニュート「よし、いま俺の敵が一か所に集まったんだな」 マイキー「うーん、サル、巨大なロボットの味方とか連れて来てないよね?」 (元気玉のように電気を集めるニュート) ニュート「お前たちがカラっと揚がるの楽しみだぜ!」 (ビショップが投げたテレポーターで逃げるガイズ)
(ユートロム最高議会) ポーン「驚いた、タートルズだ!」 カライ「どこに来たの?」 ドニー「ここはユートロム議会―」 (苦しみだす) クィーン「速く、呼吸器を」 (落ち着くガイズ) マイキー「ふう、やったね、ビショップ。ありがとう!ハイスリーして、ルーク!」 ルーク「ハイ...スリー?」 (身体に入るビショップ) ビショップ「クィーン、非情に恐ろしい知らせがあります。あの悪者のサラマンドリアンは我々やEPFより強力です」 クィーン「10ディメンションの命が危険にさらされているというのに、私たちは敵のこともほとんど分からないと」 ドニー「全く何も分からない訳じゃないよ。僕は彼の電圧、アンペア数、固有域も測定した」 ルーク「あなたは私の大きな助けになりそうよ、ドナテロ。(ホログラムを出す)私は彼を始末するための電力削減砲を造ったの。あなたのデータをプログラムに入れる必要があるわ」 ドニー「わあ、電力削減機!僕に見させて」 エイプリル「これで武器はできた。でもまだ作戦が必要だわ」 レオ「そうだな、水をかけたのは効いたよな」 モナ「でも想定外のものが必要よ。向こうから攻撃して来たら終わりだわ」 クィーン「皆慎重にならなければ。カ・バスラクは発見されてすぐに多くのユートロムを殺し―ああ!」 (ニュート現れ、クィーンが体から離れる) ルーク「危ない!クィーン!」 (ルークの頭を持つポーン) ポーン「驚きだ...ああ!」 (身体から出され食べられそうなポーン) レオ「攻撃!」 (戦いの中、ポータルを出すビショップ) ビショップ「あいつをポータルへ通せ」 (サルコマンダーがニュートラライザーを押し出す。続くガイズ) ドニー「準備して。あいつが地上にいないとこの武器は効かない」 ニュート「お前は俺のものだ、グ・スロカ!」 モナ「お前は私が倒す!」 レオ「今だ!」 (エイプリルが水で攻撃※エイプリルの声優さんはアバターのカタラ(水の技の使い手)も演じていたのでそのオマージュだとか) (動かなくなるニュートラライザー) エイプリル「これで終わり?やっつけたの?」 ニュート「電気は止められないんだよ、バカ共が!」(充電しながら放電する) (マイキーが当たって消えてしまう) 兄たち「マイキー!」 ニュート「分かったか?俺がどんな力があるのか見たか?」 ラフ「怒りが見たいか?後ろを向け!」 (振り返るニュートに電気削減砲を撃つラフ) ラフ「効果ありだな!お前の力を吸い出せばお前は終わりだ!」 (町中の電気が消える) モナ「見て!」 エイプリル「何が起きてるの?」 (倒れるニュート) ドニー「電波障害だ。でもどこから?」 サル「(機械を調べながら)まさか、そんな!奴が来る!我々の後を付けていたに違いない」 (巨大な虫型宇宙船が接近する) モナ「ロードドレッグ」
(船内) ドレッグ「サラマンドリアンども、お前たち二人とタートルズとこの馬鹿らしい世界にに報復してやろう!」 (宇宙船から卵が次々と放出され、孵化する) ニュート「ドレッグ、古くからの同士よ」(笑う)
(巨大な虫(型の宇宙船)に驚くNYの人々) レオ「ロードドレッグがここに?」 (虫が孵化する) ラフ「マイキーが消されて、次はドレッグの侵略かよ」 ドニー「どうする?」 (レオが虫にさらわれる) カライ「レオ!」 (虫と戦うガイズ) ビショップ「引き返さないと。皆、急げ!」 サル「皆、退却だ!」 (サル、虫に捕まる) モナ「コマンダー!」 サル「退却だ!」 モナ「ダメ!」 ラフ「モナ!数が多すぎる!」
(ドレッグ船内) ドレッグ「見ろ!この美しい混乱を」 ニュート「ロード・ブリニガス・ドレッグ、久しぶりだな」 ドレッグ「こんな原始的な泥団子で会えるとは嬉しいぞ、殺し屋の旧友よ。そして新しい力を得たか。またお前の才能を使えないかね。この惨めな星を敵と共に始末しようと思うのだ」 ニュート「もしここに隠れている全てのユートロムを倒せるなら、やるぜ」 ドレッグ「凶暴で必要以上に残酷だな、カ・バスラク。そういうの好きだぞ」
(逃げるNYの人々。シェルターを作るガイズ) ビショップ「ドレッグを地球に呼ぶとはサラマンドリアンは完全に無能だな。彼の宇宙船は無数のヴリーン(ロボットの虫)を産むぞ。君達のマヌケさのおかげでな」 ラフ「お前のこと元から好きじゃないけど、ビショップ。オレの彼女にそんな口のきき方をもう一度したら―」 モナ「私のことは自分でできるわ、ラファエロ。ありがとう」 モナ(ビショップに)「今度そんな口を私にきいたら、お前のその脳みそボディを噛み砕いて吐き出してやる」 (怯むビショップ) カライ「ねえ、もっと大事なことが他にあるんだけど。一万匹の虫が街中私達を探していることとか?」 ドニー「そうだよ、もしあの船がこのまま卵を産み続けたら、1週間足らずで虫がチキュ全体を覆っちゃうよ」 (破壊される街)
ドレッグ「おお、私の大事な客人」 (睨むサルとレオ) レオ「ニュートラライザー!お前は俺が倒す!」 ドレッグ「オレもやるぞ、レオナルド」 (閉じ込められる二人) ドレッグ「カ・バスラク、女のサラマンドリアンと他のタートルズを見つけて来い。すぐにだ!」 ニュート「残りは二人だ。小さいのは粉々にしたからな」
(シェルター) エイプリル「ドレッグを止めないとならないなら、作戦が必要よ」 ラフ「よし、わかった!最初に、海軍の巨大な戦艦を調達する。そして、そのデッキにロケットを縛りつける。するとそれは世界最大のミサイルになる。次にそれを空に飛ばして、ロードドレッグの船にぶつけて爆発させる。残ったヴィリーンはゴキブリのように踏みつける。どうだ?」 皆「......」 モナ「いいと思う。でも、ええと、ちょっといっぱいいっぱいかも」 エイプリル「そう思う?マイキーレベルのヒドい案よ。...ああ、可哀想なマイキー」 ビショップ「作戦はある。戦艦もロケットもいらない」 ラフ「へえ、聞いてみようか」 ビショップ「しかしながら、この作戦は我々6人以上が必要で―(ヴリーン現れる)」 エイプリル「気を付けて!囲まれているわ!」 ビショップ「こっちだ、ついてこい!」
(外に出るガイズ) エイプリル「なんてこと―」 (チャンネル6の建物に人柱の塊が作られている) ビショップ「隠れろ」 (人柱にされる人々) ビショップ「こっちだ」
(ニュートラライザー現れる) ニュート「バカどもめ」 (ビショップが減少砲を撃つ) ニュート「お前のオモチャはもう効かないぞ、ビショップ!身体が順応したんだ」 ニュート「ユートロムのクズが!」(ビショップ飛ばされる) ドニー「まかせろ!」 エイプリル「これでも喰らえ!」 (モナとカライが倒れて、ラフが蹴る) ラフ「マイキーにしたことの仕返しをしてやる!」 (ラフ倒れる) ニュート「俺の力にかなうと思うのか?」 (ラフの視線の先のピザに近づく電波(?)が...) エイプリル「ねえ、何―何が起こっているの?」 (電波が集まってマイキーが復活)
マイキー「ニュートラライザー、ちょっとパワーアップしたやつなんだけど。ブームショックって名付けたんだ!」 (ニュートラライザーを吹っ飛ばす。ヴリーンが来る) マイキー「これはスーパーザッパーバグストライカー!」(訳すると超電撃害虫攻撃みたいな?) (マイキーニュートラライザーに投げられる) ドニー「カライ!後ろ!」 カライ「離して!」 ドニー「カライ!」 (ニュート、ドニーを捕まえる) ドニー「離せ!」 (ドニーたち消える) エイプリル「ドニー、嫌!」 マイキー「僕が捕まえる!(失敗)そうだね、できなかった...!」 エイプリル「ドニー...!」
ラフ「生きているのか、マイキー!それにすげえパワーもつけて!」 マイキー「うん、生きてるのもいいけど、この電撃パワーは最高だよ!」 ビショップ「気をつけろ、ミケランジェロ。最終的にこの力は燃え尽きる。同時に持ち主も尽きてしまうだろう」 マイキー「そうなの?燃え尽きるのが尽きるような?」 エイプリル「行くわよ。戦う準備をしないと」
(作戦会議) ビショップ「ドレッグの船(チャンピー)がここにある。私は地球防衛軍をここ(クリブラ)から攻撃させる」 ラフ「そしてオレ、モナ、エイプリルとビショップが他方向(カメ)から迎え撃つ」 マイキー「ボクは後ろからこの電撃の力を使って中に入って、レオやドニーたちを助ける。イイね!」 モナ「簡単には行かないわ」 エイプリル「今まで簡単なことなんてあった?」
(ドレッグの船内) レオ「ここから降ろせ!このクソ��虫!」 (カライとドニーが運ばれてくる) カライ「ここから出たら、殺虫剤撒いてやるから!」 (ドレッグ来る) ドレッグ「私の巣に逃げ道などない、人間!」 (二人閉じ込められる)
ドレッグ「お前達は不当な銀河間のもめ事で私に迷惑をかけてきたよな?間もなくこの原始的な泥の塊の惑星は私のものになる!」 レオ「人類全てを食い尽くすつもりか?」 ドレッグ「いや。彼らは私の可愛いヴリーン達の生きた卵嚢となるだろう!」 ニュートラライザー「この星の全人類を捕まえるのか?時間がかかり過ぎだ、ドレッグ。次に行くためにもただこの星を爆発すればいい!」 ドレッグ「お前に意見を求めてなんかいない―」 (爆音-EPFの攻撃) ドレッグ「これが人間の最大の力なのか?弱い!ヴリーン、反撃!」 (EPF逃げる) ドレッグ「脆弱な人間め。可能な限り捕まえて、残りは踏み潰せ!私の子供たちがされるように!」 (宇宙船、タートルメカに攻撃される)
ラフ「下がれ、虫ケラ!タートルメカに挨拶しろ!」 ドレッグ「素晴らしいな。自分自身をブリキ缶に入れるとは。絞り出してやる」
ビショップ「計画通りに!あの工場へ連れてけ!」 (殺虫剤の工場に船を誘導する) ビショップ「今だ!」 (工場を爆破) ドレッグ「何?毒だ!」 (弱る船。マイキーが乗り込む) マイキー「電撃マイキーの電撃滑りだよ!ブヤカシャー!」
マイキー「兄さんたちはこのどこかにいるはず...ウェこの船キモいし、ベタベタゴミゴミしてる」 (ニュートラライザー現れる) ニュート「カメ!俺と比べてお前の力は弱いな!ロッカロッカ!」 マイキー「何が弱いってお前の顔だよ!ロッカロッカ!この街にイケてる電波人間はただ一人!ボクさ」
(タートルメカ。ドレッグの船が動く) ラフ「殺虫剤が効かない!エイプリル、炎で攻撃だ!」 エイプリル「オマケもつける?」 モナ「止めないで。今よ」 (窓に向かうタートルメカ。が目前で止められ壊される)
(が、うまく船に入る4人) エイプリル「レオ!ドニー!」 レオ「危ない!」 (天井に張り付いているドレッグとヴリーン。攻撃してくるがニュートラライザーが投げ込まれる) ドレッグ「ニュートラライザー?」 マイキー「エレクトリックマイキー参上!予想不可能で驚き!」 (電波でみんなを助けるマイキー) レオ「マイキー!」 ドニー「生きてる!」 ドレッグ「この不法侵入者どもが!」 (皆で戦闘) ニュート「お前は俺のものだ、グ・スロカ!」 マイキー「ブヤカシャー」 (壁を突き破って落ちる3人)
マイキー「うわっ、昆虫のレイヴパーティ会場みたい」 サル「これは発電所だ。船内全体の電力を供給している」 マイキー「そうかもっても思ったんだ」 (ニュートラライザー飛び込んでくる)
(船の外) EPF「弱まっている!撃ち続けろ」
(船の中。戦うガイズ) モナ(ドレッグに電撃を撃ちながら)「電気が効かない!何か使えるものを見つけて」 (レオが伝導体になるものをラフに投げ、ラフがドレッグに切り込む。苦しむドレッグ) レオ「急げ、マイキーを助けないと」
(戦うマイキーとニュートラライザー) マイキー「怒りの電撃を受けてみろ!」 (倒れるマイキー) ニュート「お前をバラバラの粉々にしてやる」 サル「裏切り者のウジ虫め!」 (ニュートラライザーを発電所の忠心に落とす。弱まる船)
(ニュートラライザーが現れマイキーと電撃勝負) マイキー「ここはボクに任せて。皆、ここから出て!」 サル「ダメだ、ミケランジェロ!お前が死んでしまう!」 マイキー「急いで!」
(船から出るガイズ) レオ「皆出ろ!」 ドニー「見て、ドレッグの船が」 エイプリル「マイキーは?!」 (爆発する船、悲しむガイズ...マイキーが現れる) レオ「マイキー!」 ドニー「やった!」 ラフ「リトルブラザー!」 (ハイファイブ(スリー)するも感電するラフ) ラフ「ママママイキー...」 マイキー「あ、ゴメン」 エイプリル「ええっと...マイキーの電力はどうする?」 ビショップ「解決法はある。この砲はニュートラライザーには効かなかった。しかしミケランジェロには効くはず」 マイキー「エッ、待って!ちょっと待って!」 (電力を吸われ全裸なマイキー) マイキー「あーあ...裸になったみたい...スッゴイ力もなくなっちゃったよ...」 カライ「元気出して、ミケランジェロ。勝ったじゃない。これはお祝いしなくちゃ!」 レオ「そうだな!ピザは俺がおごるぞ!」 サル「残念だが、我々は祝う時間がない。イ・ギスバと私はサラマンドリアに戻って将軍に報告しなくてはならない」 モナ「...コマンダー、地球に残るお許しをいただきたいのですが。昆虫型エイリアンからこの星の安全を維持する許可を」 サル「許可を承諾しよう。イ・ギスバ副官。地球に残ってよい」 ビショップ「無理だ。認定されていないエイリアンの残留に関する協定27-9-B参照に反する―」 (ラフg亜物理的に黙らせる) ラフ「モナリサ、マイティ・ミュータニマルズっていう超イケてる友だちがいて、いつも新しい仲間を探しているんだ」 モナ「そうなの?あなたと同じように彼らが尊敬できる戦士なら問題ないわ、ラファエロ」 (キス?する二人) エイプリル「わあ、キュート☆」 (と思ってなさそうな三人と目を覆われるマイキー)
 ※元々この話は、兎さんやその次の子亀やモンスターの次の放送予定だったそうで、レオカラとか!ドナエイとか、マイキー/レネットとか急に親密なようです。早く先が見たいような、終わるの嫌だから見たくないような...
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kachoushi · 4 years ago
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星辰選集
花鳥誌 令和3年6月号
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令和3年3月号の掲載句より再選
坊城俊樹選
この星辰選集は、私が各月の掲載句の中で、雑詠選・撰集選・さいかち集の成績などに関係なく、改めて俳句としての価値が優れていると判断したものを再度選句したものです。 言わば、その号における珠玉の俳句ということになります。
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長き夜や長い廊下をナース来る 細井 昭子 部屋の気を爆発させて大嚏 西村 史子 レンガ塀に冬日と右��置きにけり 栗原 和子 無理数の桁や数兆冬銀河 能田 静枝 干蛸の腕寒風を八つに裂き 荒木 絹江 地に還るものを褥に眠る山 比嘉 幸子 ふつくらと媼座りて胡麻叩く 永野 佐和 自ら燃ゆるべく燃ゆ曼珠沙華 村上 雪
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赤馬の駆けし吉良領冬日和 沢井 真弓 番鴨すうと寄り来る乳母車 武山 文英 昃ればくれなゐ重き冬薔薇 宮崎 悠紀子 裏鬼門峙つ崖の冬紅葉 樋口 千代 銅像の寅へさくらへ冬の雨 由良 淸流 五線譜をはみ出すアリア虎落笛 池松 伸子 時雨るるや和紙に筆鋒よく走る 渡部 一馬 帯解やわづかに父を遠くして 田丸 千種
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軍馬像へと冬帝の乗りたまふ 下野 美智子 防人の征きし山てふ眠りけり 青島 麗子 柴又の風呂吹き啜りたれば情 岡田 順子 海哭きて榾火に明かき老の顔 冨永 桂 凍蝶の透き通るだけすきとほる 河野 公世 北塞ぎては鳴り止まぬ古時計 緒方 愛 雪の降る降る降る一日窓をみる 譽田 若菜 おいちやんもおばちやんも子もちやんちやんこ 藤森 荘吉
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駄菓子屋のガチャポン濡らしゐる時雨 辻 梓渕 紅深き告解の日の冬薔薇 村山 要 隙間風さへ払ひ切る南部釜 藤原 寛 時雨忌や藤十郎を偲びつつ 富田 みな子 神のみぞ知る神探し冬の旅 加納 佑天 吊されて鮟鱇何の罪なるや 大和田 博道 反射炉の空飄飄と片時雨 進士 里昇 七五三抱かれ慣れたる父の腕 野田 勝利
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幾度も撫でて凍てたる百度石 横田 美佐子 晩唐の詩をくちずさみ菊膾 水島 直光 冬薔薇永訣のクラクション長く 上嶋 昭子 こんな日があつていいねと日向ぼこ 山川 ます江 時雨るるや色褪せるもの垂るるもの 多田 みす枝 馬柵棒の丸太の疵や今年藁 小県 孝子 お洒落して娘とんがつてゐる師走 藤野 和魚 紐つけて幼小春へ放ち遣る 秋吉 斉
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木の葉髪家居の好きで遊び下手 久保 光子 ふがふがの柚子を浮かべて湯のぬるし 須川 久 冬薔薇夫より一日永らへん 山内 ミチ子 底抜けの善人ばかり大根引く 坪田 孝子 くつきりとスケートリンクの刃跡 春田 玉子 さらさらと洗ひ髪にも木の葉髪 守田 澤子 吾が膝に嬰児と冬の薔薇の束 神谷 幸子 生身魂息継ぎ足して紅葉狩 浅川 走帆
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噴水のつばさ閉ざして冬ざるる 並木 成子 雲に穴あいてゐたりし鎌鼬 蕪山 啓子 ゴッホの目我を見てをり冬日和 大村 八重子 切り岸に砕石跡や冬日濃し 有川 寛
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takahashicleaning · 6 years ago
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TEDにて
デビッド・クリスチャン:ビッグ・ヒストリー
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
素晴しいイラストを使って、ビッグバンから、インターネットまでの完全なユニバースの歴史をデビッド・クリスチャンが18分間で見事に解説します。
これが「ビッグ・ヒストリー」です。複雑性や生命。そして、人間性について広い視野からの啓発的な見解であり、ユニバースの時間軸からすれば、我々の存在は一瞬に過ぎないことに気付かされます。
ここでのカンブリア期のような閾値(しきいち)は、物理学で言うところの「対称性の破れ」「相転移」「ヒッグス場」のこと?かもしれません。
熱力学の第二法則エントロピーの簡単な説明からスタートして、このエネルギーという概念により、カオス理論、複雑性の発生条件などDNAの生成の歴史から生物の多様性も含めて説明しています。
熱力学第二法則に支配されたユニバースでは、どうすれば複雑性を生み出せるのでしょう・・・あなたや私、そして、この会場とかに 代表されるような複雑さです。答えはこんな感じでしょう。
ユニバースは、複雑性を作ることができる。だが、それはとても難しい。
ポケットには、私の同僚フレッド・スピアーが「ゴルディロックス条件」と呼ぶものがあるようです。暑すぎず寒すぎず、複雑性の創造にちょうど良い条件・・・そこでもう少し複雑なものが現れます。
もう少し複雑なものが現れた場所では、もう少しだけ複雑なものが得られます。このようにして、複雑性が段階的に作られていくのです。
各段階は、マジックのようです。ユニバースの何もないところから全く新たなものが生み出されるように見えるからです。
ビッグヒストリーでは、これらの瞬間を「閾値(しきいち)の瞬間」と呼んでいます。それぞれの閾値において、行く手は更に厳しくなります。
複雑なものはより壊れやすく、より脆くなり、ゴルディロックス条件はより厳しくなり、複雑性が生み出されるのはより困難になります。
我々は、極端に複雑な生物としてユニバースがいかにして第二法則に反して、複雑性を生み出すかの物語を是が非でも知っておくべきです。
また、なぜ?複雑性が脆弱性や虚弱性を意味するかも・・・それこそがビッグヒストリーで語られる物語です。
しかし、その為には一見全く不可能と思えるようなことをしなければなりません。ユニバースの全体の歴史を調べることです。まず、始めに、時間軸をさかのぼって137億年前の時の始まりに行きましょう。
ビックバンが起こり、最初の1秒間でエネルギー自体が明確な力に砕け散ります。
電磁気力や重力などの力です。エネルギーはとても不思議なこともします。凝固して物質を形成します。光の粒子を作るクォークや電子を含むレプトンも発生します。
重力は、物質がより多くあれば、より強力になります。少しだけ密度の濃い部分では、重力が水素とヘリウム原子の雲を圧縮し始めるのです。そうして、初期のユニバースは数億の雲に分割されていくのです。
それぞれの雲は圧縮され、密度が高まると共に重力も増し雲の中心では温度が上昇し始めます。そして、雲の中心部では、温度が閾値を超えます。
1000万度を超えると陽子は溶解し始めます。そこで、大量のエネルギーが放出されます。
そして バン! 最初の星の誕生です。ビッグバンの約2億年後から恒星がユニバースの至る所に現れ始めます。数十億にもなります。こうして、各段階の複雑性の閾値を超えていきます。
このビッグバン後の初めての超新星爆発によって、初めてゴールド(元素記号Au)が生成、拡散されてることが知られています。こうして周期表に沿って物質も創造されていきます。
行く手は、更に厳しくなります。次の段階では、遥かに壊れやすく、遥かに脆弱であるものの一方でもっと創造的であり、更なる複雑性を生み出すことができる「もの」が導入されます。
それは、勿論、生物のことです。生物は化学によって作られました。我々は、巨大な化学物質のパッケージとも表現できます。
そして、化学が電磁気力を支配しました。それは、重力よりも小さなスケールで働きます。それで、我々は、恒星や惑星よりも小さいのです。
では、化学にとって理想的な条件とは何でしょう?ゴルディロックス条件とは何でしょう?
まず、エネルギーが必要ですが、多すぎてもいけません。恒星の中心には大量のエネルギーがあり、結合された原子は、全て再度分裂するだけです。
少なすぎてもいけません。銀河系間の空間では、エネルギーが少なすぎて原子は結合できません。ちょうどよい量が必要なのです。
結果として、惑星がちょうど良かったのです。恒星から近くて、近すぎもしなかったので・・・
生命も誕生し、分子はDNAという形式でじょじょに安定していくようになります。生命は単なる変わった化学反応ではありません。
どうすれば、この生存可能と思える巨大な分子を安定させられるでしょうか?ここで生命は、全く新たな現象を創造します。
個別に安定化させるのではなく、情報を運ぶための格納構造を安定させるのです。そして、格納構造自体をコピーさせます。情報を格納する美しい分子構造。それが、DNAの二重らせん構造です。
コピーをして、海を越えてテンプレートを拡散するのです。そうやって、情報が広がります。情報が、我々の物語の一部となります。しかし、DNAの本当の素晴しさは、その不完全さにあります。
コピーをする過程で、数十億に一つの「はしご」でエラーが生じるのです。それが意味するのは、DNAが 学習しているのです。生命を生み出す新たな方法を開発し蓄積しています。
エラーの幾つかは上手く機能するのです。DNAが学習して、更に多様性と複雑性を作り出しているのです。過去40億年にわたりそれが起こっています。
地球上の生命は、その大半の時間において比較的簡単な構造でした。単細胞です。しかし、それは、多様性を持ち、また内部は複雑でした。そして、6、8億年前に登場したのが多細胞生物です。
菌類が誕生し、魚類が誕生し、植物や両生類や爬虫類。そして、勿論、恐竜が誕生します。そして、時には、大災害が起こります。
6500年前に小惑星が、地球のユカタン半島近くにぶつかり、核戦争に相当する条件を作り出し恐竜は絶滅します。恐竜にとっては悪夢です。
しかし、恐竜が残した隙間で繁栄してきた我々哺乳類の先祖にとって、それは吉報でした。そして、我々人間は、その小惑星衝突によって6500年前に始まったその創造的な革命的衝撃の一部だったのです。
人類は、20万年前に誕生しました。それは、この偉大な物語の一つの閾値と言えます。その理由を説明します。DNAが学習することを知りました。情報を蓄積するのですが、とても時間が掛かります。
DNAが情報を蓄積するのは、不規則なエラーによってで、たまたま幾つかが機能したものです。しかし、DNAはより速く学習する方法を生み出しました。脳を持った生物を作り出したのです。
それらは、リアルタイムで目の前の現象を学習できます。情報を蓄積し、学習するのです。悲しいことは、死んだ時には情報も一緒に死ぬことです。そこで、人間を特別にしたのは言葉です。
我々は、空気の振動を活用して伝達のシステムである言語を授かりました。とても強力。かつ正確で、学んだことを正確に他人と共有できるので集合記憶としての蓄積も可能になりました。
それは、即ち、情報を得た個人よりも長く生き、世代を越えて蓄積されていくのです。それ故に、種としてとても創造的で 強力なのです。また、それ故に歴史があるのです。40億年の歴史の中で、唯一、我々がその才能を持っています。
私はその能力を集団学習と呼んでいます。それが我々を特別にしています。
そして、1万年前に地球環境の急速な変化、即ち、最後の氷河期の終わりを活用し農業を学んだのです。農業は、脳にとってエネルギーの大鉱脈でした。そのエネルギーを活用して人口は何倍にもなりました。
人間社会はより大きく、より密により繋がったものとなります。そして、500年前にグローバルに繋がり始めました。船や電車を通じて、また、電信やインターネットを通じて。
そして、今では世界中の70億人もの脳が一つに繋がったようです。
その脳は、ワームホールを通過するワープのような速さで学んでいます。そして、200年前にまた別のことが起きます。他のエネルギー鉱脈を見つけたのです。石油です。
石油と集団学習によって、現在の我々の周囲にある驚くべき複雑性がもたらされました。
そして、今ここに会議場に戻ってきました。我々は過去137億年を戻ってくる旅をしました。ビッグヒストリーにできることは、我々の複雑性と脆弱性。そして、我々が直面する危険の本質を示すだけでなく我々の集団学習の力も示してくれます。
2018年では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
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ittetu-review-journal · 8 years ago
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スター・ウォーズとトイストーリーに学ぶ「オマージュとパロディ」
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ここ数日、オマージュとパロディ、そしてパクりの区別についてツイッターでいろいろと語られていましたね。しかし辞書を引いてきただけのようなただ定義を書いただけの発言が多く、具体例を示しながら説明したもはあまり見られませんでした。実際、オマージュとパロディの違いを説明することはできてもとっさに具体例を挙げることは難しいのではないでしょうか。
 そこで今回は「スター・ウォーズ」「トイストーリー」という多くの人が見たことのある作品でこの二つを説明してみようと思います。
 現在では一般にオマージュとは、
「敬意をもっている作品や芸術家を真似た作品を作ること」
→ 鑑賞者に伝わるかどうかは関係ない
→ 一見してわかりにくい傾向
パロディとは、
「既存の作品から引用したり改変すること」
→ 観客者が元の作品を知っていることが大前提
→ 知っていれば確実にそれとわかる
とされています。ここでも動揺に扱います。(原語をたどると政治とか騎士道とかが絡んできて厄介だから)
 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は1977年製作の作品で、のちにアメリカ合衆国が国家として保存すべき優れた作品(アメリカ国立フィルム登録簿)に選出されるなどアメリカの国民的映画作品と言えるでしょう。
 一方『トイ・ストーリー』は1995年製作。ジョージ・ルーカス(スターウオォーズの監督!)が立ち上げたコンピューターアニメーション部門ILMが前身のピクサー・アニメーション・スタジオが製作しています。この作品も アメリカ国立フィルム登録簿に登録されています。
 『トイ・ストーリー』の中盤、ガソリンスタンド(この「ダイナコ石油」は『カーズ』にも登場)に置き去りにされるウッディとバズ。バズはそこで自分の使命について語り始めます。
「いま銀河系のはずれで悪の帝国ザーグが惑星をまるごと一つ吹っ飛ばせるような恐るべき武器を開発している。私はその武器の弱点に関する情報をつかんだのだ。だがきみ(ウッディ)のせいでスターコマンドとのランデブーが遅れてしまった」(トイ・ストーリー日本語吹き替え版)
 ん? どこかで聞いたことのあるような話ですね。
 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の冒頭に映し出されるあらすじを確認してみましょう。  
「反乱軍のスパイは帝国の究極兵器に関する秘密の設計図を盗み出すことに成功した。それは「デス・スター」と呼ばれ惑星を丸ごと粉砕できる破壊力を兼ね備えた恐るべき武装宇宙要塞だった。」(スター・ウォーズ日本語吹き替え版)
 アッ。
 そのまんまですね。
 バズのスペースレンジャーとしての使命を語るこの何気ないシーンがスター・ウォーズと重ねられていたのですね。スター・ウォーズを知らないとまず気づくことは不可能ですが、気づければ「ははあ、バズはスター・ウォーズ的位置づけの作品なのね?」とわかりニタニタできるわけです。
 これこそ敬愛する作品を真似るオマージュ! 作品の中心的テーマにはまったく関わらず、気づかなくても全く困りませんが気づくと楽しい。
 ではパロディのほうを見てみましょう。
 『トイ・ストーリー2』の中盤、エレベーターの中で新キャラクターのバズ(1に登場したものと��別のバズで、自分がスペースレンジャーだとまだ思い込んでいる)とザーグ(のおもちゃ)が対決します。ザーグに追い詰められる新バズ。ザーグが仲間になれと迫り、バズは「断る! お前は私の父を殺した!」
 ん?
ザーグ「私がお前の父だ」
新バズ「嘘だああああああ!」
 これ『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で見たぞ。
 主人公ルークが宿敵ダースベイダーと対決するシーンと全く同じことをしています。ザーグと新バズ迫真の演技。このシーン、スターウォーズを知らないと全く面白くないです。逆にスター・ウォーズを見ている人なら爆笑必須。僕自身このシーンが大好きで何度もビデオを巻き戻して再生していました。
 これぞパロディ! 鑑賞側が知っていることを大前提に描かれ、面白おかしく演出する。
 オマージュ・パロディともに既存の作品をなぞるという意味では近しいですが、制作側が好きで描くオマージュ、鑑賞者に気づいてもらえることが大前提のパロディの違いは創作者・鑑賞者共に区別がつくようにしておきたいところですね。
 次回はピクサーとドリ-ムワークスに見るパクリと後追いの違いとか解説しようと思います。
P.S.例大祭お疲れさまでした
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