#SF生活ギャグ漫画
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「漂流教室」や「まことちゃん」などホラーからSF、ギャグ漫画まで幅広く手がけた漫画家の楳図かずお(うめず・かずお)さんが先月28日、亡くなりました。88歳でした。
楳図かずおさんは和歌山県に生まれ、小学生のころから漫画を描き始め、高校3年生のときに童話「ヘンゼルとグレーテル」を題材にした「森の兄妹」などでデビューしました。
その後、「へび少女」や「おろち」など人間の奥底にある闇を不気味なタッチで描いた作品がヒットし、“ホラー漫画の神様”と呼ばれるようになりました。
1972年から連載が始まった「漂流教室」では、荒廃した未来に小学校ごとワープしてしまった子どもたちが生き抜く様子をリアルに描き、映画化もされました。
また、ギャグ漫画「まことちゃん」は、幼稚園児の主人公が手の中指と小指を折り曲げる“グワシ”のポーズが大ブレイクし、社会現象にもなりました。
トレードマークの赤と白のボーダー柄のシャツや明るいキャラクターが人気を集め、テレビ番組への出演や音楽活動など、幅広く活躍しました。
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2019.07.01まで
「クリスチャン・ボルタンスキー展」
国立新美術館にて。生と死にまっとうから向き合った男の作品たち。同行した友人に聞かせてもらった生死感もふくめて、本当にいろいろと考えさせられた。ボルタンスキーの生きる時間を刻む鼓動の数、監視カメラ、「死の概念」を問う番人たち、服の山、消えていく電球。空間の使い方などはやはりさすが長年創作に打ち込んできただけあるなと思ったり。いや芸術家ってすごいな、ものを考えるだけでなくかたちにするんだから。やったもん勝ちなとこはあるけれどね! わたしならどんな作品を作るだろう、銀のお皿にプラスチックのフォークおいて「スーサイド」とかいうタイトルつけたらもうそれじゃね?かっけえ〜
どうでもいいけど「塩とたばこの博物館」同時にマッチデザイン展も行ってきて、塩のナチュラリティヒーリングオーラ(適当)にめっちゃ咳き込んだのと(除霊????)、たばこないしマッチなど生活必需品なのにいつの時代もおしゃれで、くーっ、となった。
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「家畜人ヤプー」
石ノ森章太郎。原作はかの三島由紀夫も絶賛したというマゾヒストの聖典。大学生時代に読んだときは「差別!偏見!日本国民の史実および人体への冒涜!わーん!キモいよー!」てひたすら胸糞だったのだけど漫画読むと「あれ…?これもしかしてギャグだったの…?」ってなる。主に史実の強引なねじ曲げと、どう考えてもむしろコスパの悪い人体家具やセッチン(※調べなくていいよ)、読ませる気ないだろってぐらい念密に練り上げられた無駄なSF設定…声出して笑えるとこもある。ただ前述の人体改造系は絵にするとさらに怖いし気持ちがわるいね。肌の色によっての差別はもはや過去の産物となりつつあるけど、エログロが平気な人はギャグマンガだと思って読むとおもしろいかも。いやキツイとこいっぱいあるけど!!!!
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「南極料理人」
邦画。何回見たっけ?本当に好き。かわいい。堺雅人とおじさんたちが愉快に南極で暮らす平和な映画。ごはん食べるシーンが多いのだけど、おにぎりのためにダッシュで帰ったり無粋なおしゃべりもなく無言で食らいつくそれだけで「しあわせ…」てなる大人たち、夜中のラーメンとか、、、「作る」と「食べる」はひとをしあわせにする。確実に。家族以外でもそれはあったかいよ。
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「ナイトクローラー」
洋画。主演のジェイク・ギレンホールは「ベルベット・バズソー」ぶりだけど���っぱり怪演。なにせ主人公が初っ端からあたまおかしいもんだから真っ当なことを言う相棒の方が見ててすこし鬱陶しくも感じてくるといういやらしい魅せ方。予告に出てたパパラッチってことばは劇中に一度も出てこなかったなあ。で、あれ?と思ったらギルロイ監督、ベルベット・バズソーも監督してた!いいコンビだなあ。いい意味での気持ち悪さわかってやがるよ〜。爬虫類系のぎょろ目にナチュラルバッドな精神はギレンホールの良さ。調べてみたらギレンホールの正��な呼び方って「イエレンフーレヘイ」らしくてなんか笑った。口の中にパンぎゅうぎゅうに入れて喋ってるやつやん。
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「ANIMA」
トム・ヨークとポール・アンダーソン氏のコラボ作品。同名のアルバム発売中。映像はNetflixで見れるのでみんなみてほしい、いや聴いてほしい。RADIOHEADのトム・ヨークはわたしのなかでひとつの概念というかコンテンツとして確立してる人間なのだけどもファッションや外見と存在感を含め彼の作る音楽に浸る時間は最高。冒頭はなぜだか運命を感じたのだけどボルタンスキーの描く生死感に似たようなものを感じた。黒い服とコンテンポラリーダンス。行くあてもなくふらふら踊るトムの美しさよ。徐々に人間らしい表情を取り戻していく。女性とのやりとりが優しくて、夜明けはきれい。もちろん音楽の移り変わりもすごくて、ベーストーンの効いたエレクトロ感はほんとうに気持ちいい。踊りたくなるんだよ!ふらふらと!これがトムよ!て思ってたら、人と触れ合っているときの感触のように優しい曲調に変わってくの。なみだでる。映画のなんかそれっぽいシーンで流されても困る気がするんだ、もうほんとジャンル:トム・ヨーク。
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「ムーンライト」
洋画。言わずと知れたアカデミー賞作品。映像と雰囲気で多くを語らず観客の感情を揺さぶってくるという点で凄く良くできてる映画だとおもった。ただほんとうに重くて、私はどちらかというどずっと痛くて、あまりにも痛くて最後までなんか顔がしかめっ面だった気がする。いや痛い。人生って痛い、こういうふうに。なにも上手くいってないのは自分だけのように思えて、そしてそれが自分である意味がわからないまま大人になってしまうものだよ。でもなんか無理矢理感じて!感じて!ここで!このシーン!ていうなんかこう不躾だけども押し付けがましさみたいなのがあって、そうなんだよ映画にはこういう押し付けがましさも大事なんだけど、いかんせん痛いもんだから、あんまり痛いと辛いから、みんなちょぴっと��け救いのシーンを残したりするのよ。最後みたいにね。でもなんか納得いかねえんだよ〜つまりこうだよ!て言葉で説明してほしいときもあるというか…という文句を垂れながらもその映像美とマイノリティへのリアルはすばらしかったとおもう。同性を一度でも好きにならなかった人ってむしろ少数じゃないかしら? アカデミーではLALALANDと並んでたけど私はLALALANDの痛みのほうがまだふわっと受け取れるな。ゴズリングかわいいしな。
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「シング・ストリート」
洋画。アイルランドの田舎の少年がロックを知って少しずつ成長していく青春もの。さわやかだ。全編を通して曲がいいので耳も気持ちいい。1980年代だから彼らは「未来の音楽」として歌うのだけど私達にはむしろレトロで、それがまたさわやか。80年代のロックが嫌いな人いない。ロックなんてダセェんだよ、という兄貴につられてだんだん目覚める少年、が、もうあまりにも恥ずかしいんだけど(デヴィッド・ボウイ風のメイクをしたりいじめっ子に対して「your not created」とかいうかっこよさげなセリフを吐いたり歌詞なんか片想いのまんま歌っちゃったりして)それがまた青い。さわやか。いやわかるんだよ、ロックとかバンドとかアーティスティックなことやってると「おめーらとは違う、あたしは未来を生きてる」みたいな気持ちになったことあるよ!!だから恥ずかしいんだおばちゃんは!!!主人公と兄貴が恥じる親のようになってしまった大人には染みるだろうな。個人的には、かっこ悪い大人にもなれず、かといって弟のように眩しく今を生きることもできずに、中途半端で終わっていく人生に足がすくんで怖がりながらもなんとか前を向こうとする兄貴の存在感が堪らなかった。どの世代にもカツーンとハメてくるような映画。ずる〜い!こんなの良いって言うしかないよ〜!さてじゃあこのお話はハッピーエンドかと聞かれると青春映画にありがちな「物語はおわるけど現実は続くよ〜」みたいな終わり方なのでそれなり。見る前から知ってたエンドですねこれはね。でもいいんだ。青春だから…(意味ありげな表情)(劇的にカッコイイ自分のアングル)(かわいい女の子と逃亡)
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失踪日記 / 吾妻ひでお
江口寿史という漫画家がいまして、彼は世間的にはマンガを放棄したひととして有名(マンガをやめてイラストレーターに転身した)なようなのですが、じっさいのところ、彼は自身が漫画家であることに、いまだ深い誇りと拘りとを持ち続けてやまないようなのです。そして、ここにもひとり、吾妻ひでおという一度はマンガを放棄して戻ってきたひとがおります。
手塚治虫文化賞、日本漫画家協会賞、文化庁メディア芸術祭、星雲賞など、権威ある賞を総ナメにした吾妻ひでおの『失踪日記』ですが、ここに辿り着くまでには"失踪"の一言では片付けられない前途多難なエピソードがあるのです。タイトルそのまんま、自らの失踪からのホームレス、アル中などの体験を描いた『失踪日記』の内容ついては、たくさんの賞のお墨付きがあるので面白くないわけがない、ということで割愛させて頂き、このたびは、吾妻ひでおはどうして失踪しなけれ��ならなかったのか、というところについて触れていきたいと思います。
失踪日記の冒頭にもある通り、原稿を途中で投げ出して行方を眩ましたのち、そのまま失踪してしまった吾妻ひでおですが、同じように原稿を放棄した江口寿史とは似て非なるところがあります。それは一言でいうと、やりきったかやりきってないか、の違いだと思います。江口寿史は良い作品にしようと拘るあまり完成に間に合わず、どうせできないなら止めてしまえ、という立場をとりました。いってしまえば只の不真面目です。対して、吾妻ひでおは大真面目。失踪後の今でこそ、アウトローの代表格のようになっていますが、失踪前のキャリアはむしろ真逆で連載を掛け持ちしまくり月に100頁以上を描き上げる仕事ぶりでした。こういう書き方をすると、あまりの仕事量に音を上げて失踪したと思われそうですが、それもまた少し違います。さきほど、江口寿史に不真面目のレッテルを貼りましたが、彼にしても元々は漫画に対する真面目すぎる気持ちが仇となって、どうせ完成させられないならやらない、という不真面目に振り切る経緯があったわけですが、吾妻ひでおの場合は真面目に真面目を貫いた、つまり、締切や作風等の出版社や編集者の意向には従いつつも自らの誇りと拘りを発揮し続けたのです。対して、江口寿史のばあいは自らの誇りと拘りを守るために放棄したといえるかもしれません、そこにはもちろん週刊少年ジャンプというメジャー誌の王道で連載していた江口と、マイナー誌やエロ本等の辺境で活躍していた吾妻との土壌的な違いがあるのですが。
では、具体的には何に拘ったのか? 従来のギャグに(小説家の筒井康隆らから影響で)SFやナンセンスの要素を盛り込んだスタイルで人気を博した吾妻ひでお。当時その試みは新鮮で、大友克洋、いしかわじゅんと合わせてSFマンガのニューウェーブ御三家と呼ばれたりしていました。しかし、新しいものが古くなるのは自明の理、吾妻ひでおはブームが頂点に向かう最中、新たな試みをはじめます。彼はブームに乗っかって同じネタを繰り返すことはしなかったのです。彼が見据えたのはナンセンスのさらにその上、「表現の解体」というテーマでした。そもそも「ナンセンス」とは約束事や理論性をあえて無視することで生まれるユーモアの総称で、そこから吾妻ひでおが得意とするスラップスティック(ドタバタ)や不条理な笑いが引き出されてきたわけですが、彼はそれだけでは飽きたらず、自らが考え出したギャグの体系や方法論、さらには先人たちが創り上げてきた漫画表現そのものを��していったのです。つまり、先人たち、そして自らが積み重ねてきた漫画表現という名の「建物」を文字通りひとつずつ解体していったのです。
実に様々な方法で「解体」を試みた吾妻ですが、その代表的な例に「ナハハ」というキャラクターの存在があります。この時期(奇想天外社から『不条理日記』等を発表)の吾妻漫画に頻繁に登場する「ナハハ」という名のキャラクターは喜怒哀楽の表情を持っていません。もっというと大人なのか子供なのか、男なのか女なのかも判別できない、つまり登場人物としての情報を全く持っていないのです。「ナハハ」の他にも、無口、無表情、無感情を徹底したキャラクターが当時の吾妻漫画にはいくつも登場します。表現豊かな漫画が描けるようになった時代に、あえて、その逆を突き進み「空虚」を描こうとしたのかもしれません。
そして、あらゆる漫画表現を解体し壊しきった先に吾妻が見たのは正に「空虚」そのものでした。当然のことながら、何もかも壊してしまった後には何も残りません。吾妻の周囲には先人たちや自らがかつて創った漫画表現の残骸が散らばっているだけで、目の前には只々広がる真っ白な闇、空虚があるだけだったでしょう。これを目の当たりにした吾妻は遂に何も描けなくなり、逃げ出し、酒に溺れることになります。ここらへんまでが『失踪日記』には描かれなかった前日譚になるかと思います。
表舞台から姿を消してから十数年……、心と体の健康を取り戻しつつあった吾妻は、かつて自らが壊した漫画表現のスクラップを広い集めて再構築をしはじめます。それが『失踪日記』であり、あるいは、そう、『失踪日記2~アル中病棟~』で吾妻が作っていた、ガラクタのネジや何か、どうでもいい金属片でできた、あのオブジェ作品のように。『失踪日記』の魅力は、正にあのオブジェと同じようなものなのでは、という気がします。つまりそれは、不完全の美学であり歪な面白さなのではと。思えば、ナンセンスにしても解体にしても、吾妻ひでおはいつだって歪さを追い求めて漫画を描いていたような気がします。これこそが吾妻の自己表現の形であり、誇りと拘りの種だったのではないでしょうか。
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【共感シアターナビ】たくさんの投稿頂きました!「おすすめしたい日本のアニメ映画」投稿全部ご紹介!

先日13日火曜日の21時より放送された共感シアターナビの中で、視聴者の皆さんの声を紹介するコーナー「俺たち共感族!」のお題は「おすすめしたい日本のアニメ映画」でした。 募集をかけたところ、多くの視聴者から熱いコメントをたくさん頂きました!ただ、番組内では放送時間の都合上、全部を紹介することは出来ませんでした。 そこでこの度、放送内ではご紹介できなかった投稿を含めて、視聴者の皆様から頂いた全投稿をこちらに掲載させて頂きます! 視聴者の皆様から寄せられた熱い投稿、ぜひご覧ください!!
番組アーカイブはこちら!
きょたさん
■作品:劇場版シティーハンター<新宿プライベートアイズ> ■おすすめ理由 2019年に公開されたシティーハンター最新作。前作から20年ぶりに作られた新作(パラレルワールドのエンジェル・ハートは除く)シティーハンターは好きだが昔のコンテンツというイメージだったので、正直期待しないで観に行ったが面白すぎて度肝を抜かれた。感想としてはとにかく完璧にシティーハンターをしてるシティーハンターだった。無駄な要素を一切入れていない。 作品のノリや雰囲気、キャラの性格が当時と変わってないから安心して観れる。何より監督や声優が当時のままなのが一番嬉しい!平成最後に神谷明主役のアニメをぶちこんでくれたのは最高でした。山寺宏一、山崎たくみ、茶風林など当時エキストラで出演してた声優が今回メインキャラになったのは感慨深いものがある。 ギャグシーンも多めで、獠は5分に一回くらいはもっこり言ってたイメージ。もちろん戦闘もバッチリ決める!ゲスト芸能人声優が邪魔してないのもGOOD。話題性ばかりで演技がド下手な「大物ゲスト俳優(笑)」を使う作品が多いが、今回のゲストヒロイン役の飯豊まりえが上手くて物語に集中できた。 そしてシティーハンターはあくまで獠と香が主役だからシナリオ的にもでしゃばってない他にも往年のファンのテンションが上がる要素が多くて飽きさせない。特に音楽。シティーハンターシリーズの歴代主題歌が随所で流れるが、タイミングも曲のチョイスもバッチリ過ぎて聴いた瞬間目頭が熱くなった。 原作を知ってるならあっとなる小ネタも多くて探すのが楽しい。劇場公開時よく言われてた感想で「昔馴染みのラーメン屋に入ってラーメンを頼んだらラーメンが出てきた」というのが秀逸。確かに最近はラーメンを頼んだら冷し中華が出てくる作品が多い。そんななかこの作品が完成したのはまさに奇跡としか言いようがない。 一見するとファン向けな作品のイメージだが内容は「いつものシティーハンター」なので入門書としてもオススメ。映像面もシナリオも完璧で、まさにシティーハンターの最高傑作と呼��にふさわしい作品だった。 ■作品:デジモンアドベンチャー ぼくらのウォー・ゲーム! ■おすすめ理由 デジモンアニメの中で一番好きな作品。40分という短い尺の中に恋愛、戦争、生活、友情、勝利など様々な要素が詰まってる映画。最初はいたずらメールを送るくらいのコンピューターウィルスがどんどん進化していき、レジの代金をバグらせてとんでもない代金にしたり、交通機関を乗っ取って電車を暴走させたり少しずつ世界を混乱させていく…… それを阻止するため主人公達が立ち向かうというストーリー最終的には核ミサイルまで発射されてしまい、日本を壊滅させようとするスケールのデカさにビックリしたこの映画に「島根にパソコンあるわけないじゃん」という台詞があるが島根県出身の身として言わせてもらうと、一応パソコンは当時から島根にもあったぞ~~!!
鶴岡亮さん
■作品:クラッシャー・ジョウ ■おすすめ理由 僕がオススメしたいアニメ映画は「クラッシャー・ジョー」です。本作の舞台は2160年の宇宙で、主人公ジョウ率いる宇宙の何でも屋の「クラッシャー」がある依頼を受け、壮大な戦いと陰謀の渦に巻き込まれていくというスペースオペラものです。 このアニメの見所は何と言っても監督のみならず、作画監督も務めた安彦良和さんを始めとするアニメーター陣による圧倒的な作画力です。河森正治(かわもりしょうじ)さんデザインのスターファイターが宇宙空間で繰り広げる激しいドッグファイトシーンや、カーチェイスやクリーチャーを相手にした豊富なアクションシーン、人間の身体の動きを滑らかに描いたガンファイトシーン等が、80年代アニメブーム時代の高クオリティな作画で楽しめます。ストーリーも若干フィルムノワールを思わせる敗者の哀愁を漂わせる面があり、一見スタンダードなスペースオペラという体制をとりつつも、そういう所を取り入れてくるのが学生運動経験者の安彦良和監督らしく面白い所です。 後、一部の人にしか判らないでしょうが、安彦良和さん作画の「ダーティペア」が一瞬見れる所も今作の見所です! 高クオリティな作画を楽しみたい方には楽しめる作品だと思いますので、未見の方が居たら是非ともご覧下さい! ■作品: 機動警察パトレイバー2 the Movie ■おすすめ理由 この作品は言わずと知れた押井守監督作品のアニメ映画。 本作は90年代に作られた作品で、当時日本で問題になっていた自衛隊の海外派兵問題や、それを是とする日本国の情勢に対して、押井監督の鋭い指摘が冴えまくった作品です。 横���ベイブリッジにミサイル発射テロが行われるシーケンスに代表される印象深いカットワークてんこ盛りの本作ですが、中でもテロに対して東京に非常事態宣言が発行され、新宿、渋谷、池袋に自衛隊が駐留し、「日常から非日常」へと転換していくシーケンスは非常にインパクトがあり一見の価値があります。 奇しくも、この映画が公開された1993年の2年後の1995年にオウム真理教による「地下鉄サリン事件」が発生し、「このアニメに影響されたテロでは無いか?」と物議を醸し出しだす事になりました。 社会、こと日本について描いた作品というと、庵野秀明監督の2016年の「シンゴジラ」が挙げられますが、本作「機動警察パトレイバー2 the Movie」は押井守監督が90年代の日本の状況を克明に描き出し、予言とも言える快作を作り上げました。 ポリティカルサスペンスとして非常に完成度が高く、90年代という日本の時代性を語る上で外せない作品だと思うので、未見の方は是非ともご覧下さい。
バッファロー・ビルさん
■作品:今敏監督作品「パーフェクトブルー」 ■おすすめ理由 アイドルを卒業し、女優への転身を決意した主人公。彼女は事務所の要望となりたい自分との狭間で思い悩むようになります。現実と虚構が曖昧になっていく中、彼女にストーカの影が・・・最近では実写でもあまり見かけなくなったサイコホラーという題材。 90年代はセブンとか羊たちの沈黙とかやたら多かったですが、人間というものの気持ち悪さをここまで、それもアニメで本格的に描いた作品はあまりないでしょう。 98年の作品ですが、インターネット、芸能界の思惑、ストーカー等、現代でも十分通じる物語です。この作品がダーレン・アロノフスキー監督の「レクイエム・フォー・ドリーム」「ブラックスワン」に影響を与えたことは有名です。2010年にお亡くなりになった今敏監督。訃報を聞いた時はとてもショックでした。本当に残念でなりません。
肴はサラダチキンでいいさん
■作品: OVA版ブラックジャック カルテX しずむ女 ■おすすめ理由 皆さんに見てもらいたいアニメで考えた結果これしか思いつきませんでした。また変化球気味で映画ではなくVシネマアニメですが、ギリOKという事で。 今作は手塚治虫先生の原作話で週刊チャンピオンで連載される訳でしたが、当時の公害描写などの理由でお蔵入りとなった話がOVAでアニメ化された物です。 ブラックジャックは医療アニメである前にヒューマンドラマだという事が分かる素晴らしい作品です。共感族の皆さんにも機会があれば是非見てもらいたいです��!^_^
nksさん
■作品:デジモンアドベンチャー ぼくらのウォー・ゲーム! ■おすすめ理由 本作は知る人ぞ知る細田守監督の出世作で、東映アニメ祭りで上映された、40分の短編映画です。 アニメーションの革新性、主要登場人物8人の手際良い配置、適度なギャグ、魅力的なアクション、どれを取っても20年前とは思えない出来の良さです。 スピルバーグが〈映画うま男〉なら、細田守は〈アニメうま男〉といったところだと思います。 細田監督がメジャー化してからの作品である「サマーウォーズ」は、実質本作のリメイクですが、個人的にはラスト10分でミサイルが着弾するスリルが現実の上映時間10分とぴったりリンクする所など、完成度において「ぼくらのウォーゲーム」の方が優れていたと思います。
■作品: 海獣の子ども ■おすすめ理由 本作は、主人公の少女(cv.芦田愛菜)が魚と会話できる不思議な力を持った少年と出会い、ひと夏の冒険を通じて海/地球/宇宙の神秘と生命の起源を知るという、ジュブナイルものかと思ったら「2001年宇宙の旅」だった、という映画です(なに言ってるか分からなかったらスミマセン。)。 ストーリーが難解でつまらないといった評価が多いですが、2001年やプロメテウス、エヴァが好きな私にとっては、大好物の作品でした。 しかしなんといっても本作最大の特徴は、一枚一枚が水彩画であるかのような、圧倒的な画力です。日本で同時期に公開された「スパイダーバース」と比較しても、勝るとも劣らない画の密度で、ハリウッドからの挑戦状に日本から回答を示すなら本作「海獣の子ども」だと思います。 2019年10月、制作会社のスタジオ4℃でアニメーターの残業代未払い問題が報道されました。そもそも本作は企画から完成まで6年を要した労作であり、そりゃ作り手が何人か倒れててもおかしくないよなと思いました。が、一観客として、「その成果はちゃんと届いてるよ!!」と、改めてアニメーターさん達に拍手を送りたいと思います。
甘えん坊将軍ユウスケさん
■作品:クレヨンしんちゃん~嵐を呼ぶジャングル~ ■おすすめ理由
しんちゃん映画だときっとオトナ帝国と戦国が挙げられるでしょうが、あの二作はアニメ映画としては最高ですが、しんちゃん映画としては言いたいことがあるので敢えてあの二作の直前の本作をピックしました。 擬似的な親離れ家族離れ体験としていつもの五人でジャングル探検してギャグシーンを満載にした前半(原恵一監督は結構このシチュエーションやってる気がするのですが、このテーマ好きなんですかね?)。一人の兄としてひまわりちゃんを守って頑張る中盤。徹底的にまたギャグに振ったみさえ&ひろしの救出シーン。で、本作最大の見処であるしんちゃんの憧れのヒーローであるアクション仮面のくだりです。 単純な強さで言えば、悪役のパラダイスキングに劣ってしまうアクション仮面ですが、皆の応援、特にどんな時でも憧れのヒーローとして慕ってくれるしんちゃんの声援と、悪役にはない優しさがあるからこそ勝つと言うちゃんと「正義は勝つ!!」のロジックを下手なアメコミ映画よりちゃんとやっている点。 また、ハリボテの城に住み、「力」は手に入れたが、また本当の意味で声援を送ってくれる者の居ない文字通り「猿山の大将」である、ある意味でヒーロー俳優としてあり得たかもしれない別視点の自分が最大の悪役として立ちはだかる点。 これら昨今のアメコミ映画に有りそうな題材をアメコミブームの10年近く前に既に、ちゃんとやっていると言う点ではヒーロー映画としての完成度は抜群に高いとと言いたいです。また、最後はバッチリお下劣ギャグやナンセンスギャグで締めてくれるのも最高ですね。 オトナ帝国や戦国、ロボとーちゃんばかりが、もてはやされがちですが、ギャグとアツい展開のバランスが取れてるクレしん映画としておすすめしたい一本です(特に特撮ヒーロー好きなら大西さんにもおすすめです。既にご覧になられてるかもしれませんが…笑)。
nikiさん
■作品: 時空の旅人 ■おすすめ理由 『火の鳥・鳳凰編』と同時上映の80年代角川アニメです。子供のころ、戦国時代が好きだったこともあり、劇場で見ました。こういったガキの時に見て面白かった作品が今見ても面白いのか?という疑問は昔の作品にはつきまとうと思うのですが、『時空の旅人』は大人になってから見ても面白かったです。 萩尾望都のキャラクターデザインの作画、竹内まりやの曲もいい感じです。ただ、ストーリーが原作ほど緻密ではない点、唐突に挟まれる角川春樹の俳句には目をつぶってください。
きゃわぐちさん
■作品:第5位 「帰ってきたドラえもん」と「サマーウォーズ」をセットで挙げます! ■おすすめ理由 13年前、まだ映画で涙した経験のない、鉄仮面だった高校生の私を大号泣させたのが、アメトークのドラえもん芸人で見た「帰ってきたドラえもん」でした。以来、涙腺がブッ壊れ、ついに映画館でも初めて泣いてしまったのが「サマーウォーズ」の花札のシーンです。 当時はセカチューや「1リットルの涙」から続いていた闘病モノブームもあって、そういう“お涙頂戴”がことさら多かった気がするのですが、“悲しさ”ではない感動で泣く、という経験ができるのもこの2本のいいところですね。
■作品: 第4位 「この世界の片隅に」 ■おすすめ理由 第4位は一転して底無しの“悲しさ”に泣けてしまう「この世界の片隅に」です。戦争モノのアニメ映画といえば、「はだしのゲン」や「火垂るの墓」や、いわゆるグロくて強烈な作品は数あれど、こんなにも穏やかな、それでいて辛い作品があったでしょうか!? 全編にわたりほぼほぼ戦闘シーンがなく、主人公・すずさんのおっとりした性格も相まって、日常系のアニメを観ているかのような気分になりそうな本作。しかし確実に戦時中である、というギャップが、どうしようもなく悲しい。去年の終戦記念日に初めて観たのですが、すずさんの穏やかな暮らし、健気な性格を見ていると「戦争さえなければ、平和に幸せに暮らせていたはずなのに」という思いが込み上げてきて、クライマックスでも何でもないシーンで涙が止まらなくなりました。 そして、当時の日本には何万人、何十万人という“すずさん”がいたのだという事実が現実味を帯びて感じられます。紛れもなく、映画史に残る名作です。 ■作品:第3位 「 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」 ■おすすめ理由 これは「クレヨンしんちゃん」という子供向けコンテンツを、大人の視聴にも耐えられる、むしろ大人こそ感動できる作品へと昇華させた金字塔的作品です。クレヨンしんちゃんの映画として必須な“お下品な笑い”はふんだんに盛り込んでおきながら、成長して見返すと泣かずにはいられない感動もある。 見る年齢によって、泣き所が変わってくるのもポイント。いつ観ても笑って泣ける、最高に楽しい映画です!こっちは何回も観るからブルーレイ化してくれ! ■作品:第2位 「 ルパン三世 カリオストロの城」 ■おすすめ理由 挙げるまでもない名作ですが「ルパン三世 カリオストロの城」! ・言わずもがな抜群の完成度。 ・テレビで流れていればつい観てしまう ・何度も観ているから安心感があるのに、何度観ても飽きのこない面白さまさにアニメ映画界の「ターミネーター2」! 今さら観てない人はいないと思いますが、「クラリスって誰?」という人がいないとも限らないので、念のため第2位にランクインです。 ■作品:第1位 「 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」 ■おすすめ理由 そして第1位は、完全に私の趣味「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」で決まりです!もちろん世代ではなく、小学生のころケーブルテレビで父に見せられたのがきっかけ。テレビ版も見たことがなく、最初に触れたヤマトが劇場版2作目の“さらば”。 まだアニメといえばドラえもんやクレヨンしんちゃんやコナン、あるいは少年漫画の単純な勧善懲悪しか知らなかった私に、いきなりの“さらば”はまさに世界がひっくり返るような衝撃でした。見終わったあとテレビの前で呆然としていたことは、20年以上経った今でも覚えています。ボロボロになっても戦い続ける、ヤマトの不屈のカッコよさ、白色彗星帝国の圧倒的な強さと絶望感、クライマックスの激闘、そしてきゃわぐち少年を衝撃の渦に呑み込んだラスト。最高と言うほかありません! ただ、ヤマトに限りませんが、大人になってから初めて触れると、どうしても奥にいる製作者や、話の辻褄ばかりに目がいってしまっ��、純粋に作品の世界に没頭することが難しくなるもの。でも子供の頃に観たものなら、大人になってもずっと“あの頃”のまま楽しむことができます。 共感シアターをご覧の皆さんで小さなお子さんを持つ方がいたら、早いうちに「さらば宇宙戦艦ヤマト」を見せることをオススメします。あと「あしたのジョー」。 余談ですが、共感シアターではだ〜れも観てない「鬼滅の刃」、僕は初日に行ったしブルーレイも予約したし、結構感動しました(笑)
アレスさん
■作品:「 マジンガーZ対暗黒大将軍」 ■おすすめ理由 無敵のスーパーロボットと思ってたマジンガーZが新たに現れたミケーネ帝国の戦闘獣軍団にボロボロにされるのは幼心にそれはもうショッキングでしたが、そのピンチを救うべく飛んできたグレートマジンガーの無双ぶりはそれを上回るインパクトでした。 「マジンガーZの兄弟さ」とだけ言い残し飛び去って行くラストシーンの格好良さはアニメ映画の括りだけじゃなく、映画のマイオールタイム・ベストシーンです。
ぜんぞう
■作品:「 餓狼伝説/劇場版」 ■おすすめ理由 さて、おすすめしたい日本のアニメ映画ですが、僕のおすすめ日本アニメ映画は、「餓狼伝説/劇場版」です。「AKIRA」や「オネアミスの翼」等、大好きなアニメ映画は沢山ありますが、他の皆様のおすすめにあがりそうなので、あまり語られることのないであろう、「餓狼伝説/劇場版」をおすすめしたいと思います。 制作当時、隆盛を極めたSNK製のビデオゲーム「餓狼伝説」シリーズを基にした、劇場版ならではのスケールの大きいオリジナルストーリーがとにかく魅力的。ゲームでお馴染みのキャラクター達が、伝説の闘神の鎧を巡ってインディ・ジョーンズよろしく遺跡を巡り、謎を解き、鎧を狙う敵対勢力と超人バトルを繰り広げる展開は圧巻の一言。 ダイナミックなアクションとミステリアスなストーリーは、これぞ日本アニメ!「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」にも影響を与えた(と勝手に推測している)クライマックスも含め、見所満載のスペクタクルアニメ映画です。ぜひぜひ、ご鑑賞ください。
ヱキストラさん
■作品:クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ(2004年) ■おすすめ理由 クレヨンしんちゃん界隈の映画秘宝こと「クレヨンしんちゃん研究所」で絶賛された本作品。往年のマカロニ・ウェスタン/アウトロー作品への愛を異常なほど感じさせる本作は、これまでの明るい雰囲気を出さないためか、オカマキャラを一切登場させない徹底ぶり。 「荒野の七人」「夕陽のガンマン」「マッドマックス」「ローン・レンジャー」など自分がわかるだけでも数作品のオマージュ/パロディが随所に散りばめられていて、その上、元ネタを知らなくても楽しめるクオリティの高さでした。加えて最後のオ��は、"映画"というギミックを笑っちゃうぐらい見事に活用! 上映時間は95分で、Netflixにも公開されているので、映画好きな共感族の皆さんにも、是非一度ご覧いただきたい作品です( ´-`)
リノス屋さん
■作品: バンパイアハンターD (英題:Vampire Hunter D: Bloodlust) ■おすすめ理由 古典的なモンスターホラー要素に、SFファンタジーや西部劇の要素も併せ持つ作品です。 舞台設定は、遥か未来。“貴族”と呼ばれる吸血鬼に支配された世界で、人類は家畜同然な存在に。貴族達に怯えながらも、なんとか生活を保っている人類に味方をするのが、人間と吸血鬼の混血で、吸血鬼ハンターを生業にしている、主人公“D”。全身黒ずくめで、大きな旅行帽を被り、背中に長い刀を背負い、左手には人面瘡(じんめんそう)を宿し、顔立ちは美形という、一見地味に見えてカリスマ性のあるこのキャラクターがまず魅力的です。 映画の内容は、名門と云われるエルバーン家の少女が、貴族に誘拐される所から物語が始まり、それを知ったエルバーン家の者が、主人公Dや人間の吸血鬼ハンターいち味を雇い、少女救出へと向かわせます。後に、『マトリックス』のオムニバスアニメ『アニマトリックス』の一作品を手掛ける事になる、監督の川尻善昭(かわじりよしあき)さんが描く、道中でのアクション等見所が随所にあり、混血な故に貴族からも人間からも毛嫌いされ、しかしながらも奮闘する主人公Dの孤独な戦いもドラマに絡んできて、終盤には思わず涙を誘われます。 又、この作品の公開時は、英語版での上映のみでしたが、ソフト化の際には、日本語版も発売され、声優ファンには堪らない錚々たるメンバーがキャスティングされております。特に、主人公の左手に宿る人面瘡(じんめんそう)の声を、永井一郎(ながいいちろう)さんがアテられていて、無口な主人公とは対照的に、ユーモアや皮肉に溢れるキャラクターを演じられていたのが印象的でした。『バンパイアハンターD』は、映画以前にもOVAやオーディオドラマ、プレステ用ゲーム等のメディア展開も多くあります。 何より、菊地秀行(きくちひでゆき)さん原作の小説には、キャラクターデザイン兼挿絵をファイナルファンタジーシリーズのイラストでも有名な、天野喜孝(あまのよしたか)さんが手掛けられていて、天野さん自身の個展でも度々、同作品のイラストも出展している為、おそらく共感シアターの皆様も、どこかで一度は“D”を目にしたことがあるかもしれません。
孔明(MOVIE TOUCH)さん
■作品: トランスフォーマー ザ・ムービー 1986年公開作品 ■おすすめ理由 1984年にアメリカでトランスフォーマーの玩具が発売され、テレビアニメ放送もあって大ヒット。それを受けて製作されました。テレビアニメ同様に日米合作で、作画は主に日本の東映動画(現:東映アニメーション)が担当。最初のテレビアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(通称:初代)」の続編ですが、本作は当時の子供達に深い傷痕を残しました。 開始30分以内に玩具の在庫処分のために初代に登場したトランスフォーマーの殆どが無惨にも殺されていき、同時に新商品の宣伝のために新しいトランスフォーマー達が主役の物語が容赦なく始まるという衝撃的な内容。総製作費40億円(尚、半分しか使い切れなかった)をかけた本作はCGと見間違える程の神作画が終始続き、日本のアニメーター達の底力を見られます。特に星帝ユニクロンの変形シーンはロボットアニメ史に残る神シーンです。ジャド・ネルソン、レナード・ニモイ、エリック・アイドル、オーソン・ウェルズらが声優として出演。 また本作はオーソン・ウェルズの遺作でもあります。勢いある80年代を象徴するような本作のアルバムは映画アルバムでもベストに入れたいほどの名盤で、特に主題歌「The Transformers Theme」と挿入歌「The Touch」は海外アニソン屈指の名曲。因みに劇伴は「ロッキー4/炎の友情」のヴィンス・ディコーラ。日本は玩具発売元であるタカラ(現:タカラトミー)の大人の事情で劇場公開に至らなかったものの、後にチャリティ上映やソフト販売が一応行われました。 現在国内で合法的に見る方法は北米版ブルーレイ(勿論日本語音声も字幕も無し)を海外から取り寄せる以外ほぼ皆無で、他はネットに違法アップされた物を見るしか方法がありません。しかしタカラトミーもブルーレイ発売や配信をする気が無いのにも関わらず本作の玩具を出しまくっているので事実上黙認状態(因みに今月も発売予定あり)。実写映画版シリーズで本作から引用されているシーンや台詞、設定がかなり多いので是非見てください。 ■作品: ガールズアンドパンツァー 劇場版 ■おすすめ理由 ある意味戦車アニメ版ワイルドスピード。その熱さは実際に鑑賞した多くの映画ファンから同年公開の「マッドマックス 怒りのデスロード」に匹敵すると言われた程。 砲撃戦のみならず戦車で戦車を投げ飛ばして攻撃、戦車同士で格闘戦、ジェットコースターのレール上で戦車チェイス、窮地を救う観覧車先輩などなど、「戦車でそんな使い方アリ?!」のオンパレード!仲間はファミリー同然に面倒を見る!一度戦った相手はマブダチ!応援大使は蝶野正洋!一見あり得ない戦車戦の裏には膨大なリサーチに裏付けられ��世界トップクラスの再現度を誇る戦車描写があり、リアリティとファンタジーが見事に融合した戦車映画になっているのです。 特攻野郎Aチーム的な「どんな奇策でその場を乗り切るか」という展開も見どころです。オーケストラで収録された劇伴も作品を盛り上げる良い仕事ぶりを発揮し、オリジナル楽曲以外にもリパブリック賛歌やフニクリ・フニクラなど様々な国の曲が使われるので大変勉強になります。共感族なら一度は聞いた事があるであろう、あの映画にも出てきたあの楽曲も使われます。また劇中歌「おいらボコだぜ!」は人生何度ボコボコにされても立ち上がる力をくれる素晴らしい歌です。 現在劇場用OVA最新作「ガールズアンドパンツァー最終章 第3話」が公開中。それに合わせてNetflix、dアニメストア、Huluなどの各配信サービスにて本作ほかシリーズ作品が見放題配信中、更にシネマサンシャイン系列劇場などでリバイバル上映中です。以前アニメ業界にいたのですが、業界人として見ても手描きアニメと3DCGを組み合わせる現代のアニメの中でもトップクラスの作品と言える程クオリティは高いと思います。また、私が業界にいた頃にお世話になった方々が関わっていますので、是非ご覧いただければと思います。 因みにガルパンのムック本「不肖・秋山優花里の戦車映画講座」は監修/執筆が青井邦夫さん、執筆協力の1人が高橋ターヤンさん!ガルパンは実質共感シアター案件では?! 以上になります! 今回は「日本のアニメ映画」というように限定しましたが、アニメ映画はまだまだたくさんありますので、また皆様からのお声を募集したいと思います! お楽しみに!!
番組アーカイブはこちら! 共感シアター公式HP 共感シアター公式Twitter 共感シアター公式YouTube
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【天王町全星感謝祭電子瓦版】
Comic of the Year
2018年から始まった特別プロジェクト、【天王町全星感謝祭電子瓦版】。
今回はオールスター感謝祭にゆかりのある人とシーンの深淵を探る『focus on ALL STAR』の第一段企画です。
今回は主催者であるelephant in the roomの3人、北川航太(atrium、HALFMUST)、OTB(atrium)、さっぴー(atrium、dear student 、HILLMYNAH)よりから2020年の振り返り。
今回はコミックオブザイヤーをさっぴーから。
それでは早速ランキングにまいりましょう。
10位「地獄楽」賀来ゆうじ
9位「裸一貫!つづ井さん」つづ井
8位「blanc」中村明日美子
7位「スーパーベイビー」丸顔めめ
7位以下はWEB発の漫画が多めでした。「スーパーベイビー」は今年読んだWEB発漫画の中で一番よかった。ギャル玉緒が純粋で可愛すぎるんだなあ。あと舞台が町田という半端感が全てを物語っててとても良い。「裸一貫!つづ井さん」はオタクのはしくれとして共感できるところもありつつレベルが高すぎて最高、文句なしに元気でます。���地獄楽」は久々にこんな面白い王道ファンタジーもの少年漫画を読んだなという印象。なぜか家庭教師ヒットマンREBORNヴァリアー編〜あたりを思い出してしまって、世が世なら腐女子が沸いてたんじゃないかなと思いました。「blanc」も同級生シリーズ待望の新作、もうほんと2人の一生を追い続けて欲しい。。ほんと毎回メインの2人の周りの人たちがいい仕事をしますね。10位以内ではないけど「マイ・ブロークン・マリコ」平庫ワカ もよかった。
6位以下は長くなりますが言いたいこと多すぎて個別に。
6位「チェンソーマン」藤本タツキ
最近最終話まで読み終えたばかりですが、最後まで読んだ感想は「ほんとにジャンプで連載して大丈夫??」エラいもんを読んでしまった。前作「ファイアパンチ」も後追いで読んで思ったけど、宗教信仰カニバリズム等々少年誌でお目にかかれないものぶちこみ狂ってて藤本先生相当な変態で間違いない。読み終わった瞬間に各種考察サイトを読み漁りました。とんでもない母親だよマキマさん。
5位「ドリフターズ」平野耕太
今年初めて読んだことをめちゃくちゃ後悔しつつ、ひょっとしたらまとめて読めたことが逆に良かったのかもしれないと思えてます。。歴史上のキャラ戦国無双設定がすでに最高ですが、各キャラの背景もちゃんと描かれるところが本当に良い。普通に史実が気になって調べて世界史の勉強した気分になりました。ギャグとシリアスのペース配分も最高。アニメもクオリティがめちゃくちゃ高くて超おすすめ。ここのところ2年に1回ペースで新刊出てたので今年こそ!と思っていたけど見事に裏切られました。気長に待とう。
4位「BLUE GIANT SUPREME」石塚真一
ヨーロッパ編完結。日本編のラスト、不測の事態でバンドが終わらざるを得ないところもめちゃくちゃ感動的だったけど、日本からヨーロッパに渡り、紆余曲折ありつつバンドとしても認められてきたダイの選択は果たして・・・といった感じで、今だにバンドを続けているからこそ響いた結末だったかもしれない。一貫してダイが凄い奴(語集力)ってことが描かれつつ、日本編・ヨーロッパ編とバンドとしてのストーリーがメインだったので、アメリカ編でどうなるのかとても楽しみです。
3位「もしも東京」浅野いにお
コロナで開催延期になった「もしも東京展」出品のための読み切り作品。やわらかスピリッツに読み切りが載ったんですが、これが、もう、完全にドンピシャ待ってましたいにおワールドで号泣。初期の短編集が大好きな人たちは待ってましたじゃないんでしょうかね。個人的にプンプン以降の作品のSFちっくな設定がぶっっとびすぎてて着いていけなかったり、過剰なグロ要素にうーんとなっていたので(零落は大好き)、すごく久々の普通の日常の話で、うわーーこれ!!待ってたのこれ!!!状態。何年経っても新しい世界が一番好きです。
2位「ミステリと言う勿れ」田村由美
「7SEEDS」田村先生の新作ってだけでも期待値ガン上がりですが、伏線の回収の見事さと主人公・整くんウンチクが素晴らしいです。謎を解いてる整くんが一番謎なので、今後その辺どう踏み込まれていくのかがとっても楽しみ。実写化しやすそうなのですぐ4か6チャンあたりでドラマ化されそうな気がして怖いです。中途半端に売り出し中俳優のミステリーものみたいにされたら私は絶対に許さない。
1位「ボールルームヘようこそ」竹内友
3年ぶり待っっっ望の10巻。多々良千夏ペアの成長ももちろんめちゃくちゃぐっと来るけど、ハイライトは初めて描かれた釘宮の過去編〜復��に至るストーリーではないでしょうか。何回読み返してもぐっちゃぐちゃに泣ける。幼いころから注目されてきたからこその葛藤、ゆえに拗れてしまった性格、選手生命の危機からの大復活・・・3月のライオンの島田さんのストーリーに通づるものがある。泣く・・・
ゆっくりでいいので本当に新刊を待ってます竹内先生。
今年はあんまり数を読めなかった気がするので、来年はもう少し読み漁りたいです。あとWEBで読む機会が圧倒的に増えて思ったけど漫画のサブスクって書籍買ったほうがよくない?みたいな金額払ってる時ありますよね。音楽みたいなプラットフォーム出て来るとといいな。
さっぴー
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短い評
2020/06/21 転々載ですが、多少書き直しました。この稿については新たな作家さんの追加はしなかったので、140字以内のほうにのみ載っているかたもいらっしゃいます。 //////////
2018/07/31 ブログからの転載です。末尾に追記があります。
わたしの好きな漫画家のかたがた(2017-08-15時点)。 推薦文(感想)は、同年代の方に語りかけるつもりで書きました。
【順不同・敬称略】 長谷川町子、水木しげる、藤子・F・不二夫、 萩尾望都、諸星大二郎、高橋留美子、 五十嵐大介、冨樫義博、佐々木倫子、 今市子、杉浦日向子、尼子騒兵衛、 水沢めぐみ、谷川史子、安倍夜郎、 真造圭伍、高尾滋、羅川真里茂、 望月花梨、津山ちなみ、九井諒子、などなど。
◇長谷川町子 代表作は、言わずと知れた『サザエさん』。 小さい頃、家に姉妹社(長谷川先生ご姉妹が作られた会社)の原作がたくさん揃っていて、よく読んでいました。総じて表情や動き、そして勿論オチも実に秀逸です。人をよく見ているんだなぁ、と感じる。初期、中期、後期で、画も作風も変遷していくのがまた面白い。新聞漫画だけに、時代・世相を映した話題も興味深いです。
◇水木しげる 『ゲゲゲの鬼太郎』が一番有名かな。 絵がうまい!!! 本当に。妖怪漫画を描かせたら、やはり、この方の右に出る人物はなかなか出ないのではないかなぁ。鬼太郎シリーズも、シリーズによって鬼太郎の性質が違ったりしておもしろい。自由な時代だなぁ。いいなぁ。先生のものの見方、人生観とでもいうのか、強いメッセージを全作品���通して感じます。戦争の悲惨を描いたものも出版されています。
◇藤子・F・不二夫 『ドラえもん』! 原作は、ときに、登場人物のものの言い方が辛ラツだと見る向きもあるようですが、わたしはとくにそうは感じません。漫画ならではの、親しみ深くジョークを交えた物言いだと思って読んでいます。時代もあるかもね。ともかく面白い。涙が出ることも。大長編ドラえもんは、途中まで藤子先生ご本人が描かれています。その後は、たぶん没後にアシスタントさんたちが描かれたものかな。子ども向け漫画だけを描いていらしたわけではないようですが、わたしはやっぱりドラえもんが一番好き。
◇萩尾望都 代表作はたくさん。 出会いは『ポーの一族』でした。美しい世界に陶酔したね……。『トーマの心臓』、『11人いる!』、『スター・レッド』などなど、文庫になっているものは殆ど持っている、筈。SF、日常、ファンタジックなものまで、心揺さぶる世界を楽しませてくれます。いつも全力で、真摯に打ち込んでいらっしゃるのだろうと感じます。最近、『ポーの一族』の続編がそりゃもう何と40年ぶりに刊行されて、大歓喜。この続きも出そうだから、楽しみにしています。
◇諸星大二郎 代表作、たくさん。 本当、ほぼ何を読んでも面白い。出会いは小学館の『諸星大二郎特選集』シリーズです。4集まで出ているかな。『西遊妖猿伝』も面白いし、『妖怪ハンター』シリーズも面白いし。他にも。今は、『BOX』という箱にまつわるお話を描かれていて、新刊が待ち遠しい。専ら、不可思議なものを描かれる方です。考えさせられ、ものの見方が変わりました。
◇高橋留美子 代表作、たくさん。 『らんま1/2』が、新装版で出ていて集めています。可愛い、面白い、そしてメリハリがあるというか……、落とすところは落とすし、〆るところは〆るという感じが気持ちいい。テンポも軽快で、笑わせてくれるし、泣かせてくれる。他にもほしい作品あるんだよな~~。『境界のRINNE』も集めています。愛情深いかたなのだろうかと想像しています。
◇五十嵐大介 『海獣の子供』は完結している。 絵にまず引き込まれます。そして、作者の方の世界観の水深と奥ゆきの広さ。それに尽きる。熱を出したときに、ねどこで一気読みしました。光は光って見えるし、水は濡れて見える。音が聞こえる。紙面に描かれていないものを感じる。それは筆致の為もあるのだけれど、何かがこう……、入っていて。インクだけじゃなくて。今は『ディザインズ』が連載されているようです。わたしはコミックス派。これも面白い……!!
◇冨樫義博 『幽☆遊☆白書』、『HUNTER×HUNTER』 幽☆遊☆~ のほうは、原作を読んだことがなく、登場人物を一部知っているだけだけれど、読んだらとても面白いだろうな~~~、すっげーーー面白いだろうな!!! で、HUNTER~ は、集めていて、いやー、うんうん、面白い。この先生、知性派なのは言を俟たないとして、凝り性なのだろうなぁ……。ところで、わたしは何年も、何かしらについて明確な恐怖を感じた記憶がありませんでした。が、HUNTER~ の作中に、とあるキャラクターが登場した時、その底知れなさにゾッとなり、恐ろしくて先を読み進める手を止めてしまいました(続きが気になる気持ちとやじろべえでしたが、暫くしておぞ気が収まってからドキドキしながらもバッチリ読みました。とりあえず意外と可愛いキャラでした)。ナで始まるキャラクターなので、ぜひ探してみてください。こわいぞ!
◇佐々木倫子 『動物のお医者さん』など。 何作か持っていますが、楽しく明るく読めるのは『動物のお医者さん』! 登場人物が個性的で、動物もオモシロイ、可愛い。いつの間にかでてくる皆んなのことが大好きになっています。テンポがくせになる。ほのぼのする。
◇今市子 『百鬼夜行抄』など。 『百鬼夜行抄』は、夜に読むのがオツ。人間のおそろしさ、そしておそろしさ、アンドおそろしさ、それから未熟ないとけなさ、それゆえのかわいらしさ、愛おしさなどに思いを馳せるきっかけになります。妖魔が出てきますが、それも含めて人間の心を描いた群像劇という感じです。カラー絵の美しさは必見。ほかにも、ファンタジーものや、愛鳥との日々、BL等も描いていらっしゃいます。どれも面白い。それらのすべて詰まった短編集『懐かしい花の思い出』もおすすめ。
◇杉浦日向子 『百物語』など。 若くして亡くなられたのが、何とも、惜しい。江戸風俗の研究家としても知られているそうです。NHK「お江戸でござる」という番組で、ご本人をご覧になった方もいらっしゃるのでは。『百物語』は文字の通り、怪談や奇談を、ひとつひとつと描いてゆく形式の漫画です。絵は美しいし、内容も驚くほど面白いから、現代のわれわれには、ノスタルジックとも、いっそエキゾチック(!)とも思えるくらいの濃厚な江戸をご堪能あれ。きっと、一気に最後まで読んでしまうよ。海外のかたにもおすすめしたい逸品。
◇尼子騒兵衛 『落第忍者乱太郎』 アニメ「忍たま乱太郎」から入って、ごぞんじの方もいらっしゃろう。時代考証をシッカリとしつつ、ギャグ、冗談を織り交ぜて、小さいお友達にも、大きいお友達にも人気の漫画です。要するに笑って泣いて、お勉強にもなる。昔からある「漫画調」の絵だけれど、登場人物が大層かっこよく見えること必至。小さい頃は、朝日小学生新聞で連載されているのを読んでいました。
◇水沢めぐみ 代表作は色々。 『チャイム』だとか、きょうだいと読んでいた世代なんです~~。姉の買ってくる「りぼん」を読んでいました。でも、やはりここは『姫ちゃんのリボン』ですね。絵が可愛い~~、そして話も可愛い! 元気いっぱいの登場人物たちに元気を分けて貰えます。
◇谷川史子 代表作はたくさん。 今は、初期作品は文庫版のほうが手に入りやすいので、『きみのことすきなんだ(傑作選)』、『きもち満月/くじら日和(長編集)』、『君と僕の街で(オムニバス集)』あたりから���非。絵がとても可愛い。そして、お話も切なかったり可愛かったり、これぞ王道少女漫画! という感じです。今は登場人物の世代が大人にシフトしてきている模様。絵が少し華やかになって、相変わらずかわいい。あ、あと、『告白物語おおむね全部』もおすすめです! 単行本のあとがき(告白物語)を集めたものです。
◇安倍夜郎 『深夜食堂』など。 食堂だけに、食べ物にまつわる人間模様を描いたお話です。えがかれている食べ物がおいしそう! 登場人物の面々(常連のお客さんなど)と次第に、自分も顔見知りになっているような気持ちになります。人情話とでもいうのかな。絵もカドがないというか、にくめない表情がうまい。『生まれたときから下手くそ』という、作者さんの幼少からの身の回りのこまごまを描かれた作品もおすすめ。
◇真造圭伍 『ぼくらのフンカ祭』など。 こんな友達ほしかった!
◇高尾滋 代表作はいろいろ。 初期作品『人形芝居』の頃からのファンです。読み易いおすすめは『ディアマイン』という作品。絵が可愛いのなんのって。主人公の少女に好感が持てます。ところで作者さんのカラー絵は、日を増すごとに見事になっていくなぁ……。
◇羅川真里茂 初期の代表作は『赤ちゃんと僕』。 笑いと感動とほのぼのと、ぎゅっと詰まったお買い得品。登場人物のひとりひとりが頑張って生きていて、時にきれいごとだけでは終わらないけど、でも最後はにこっと笑える。ほっとする。そんな仕上がりの作品群です。シリアスな場面もあるけれど、全体的に笑えるところが多い……、人間、泣いてばかりじゃ暮らせないなと思えてきます。作者さんはきっと、観察の得意な方なんだろうなぁ。
◇望月花梨 どれも同じくらい代表作。 『コナコナチョウチョウ』、『チョコレートダイアリイ』を読んだ時の衝撃。何だか変な、絵の具を洗った濁りミズのような、何とも言えぬ――。でも、ぐいぐいと惹き込まれて、最後まで読んでしまうのです。当時は腑に落ちず、ざりっとしたようなどろっとしたような触感を持て余していましたが、後で読むと、過敏なほどの思春期の活写だなと思った。作品は次第にまろやかになってゆきます。全作品を集めたいなぁ。『鍵』もよかった。
◇津山ちなみ 『HIGH SCORE』 ギャグ漫画家さんです。内容がブットビで、不謹慎! とお怒りになる方もあるのではと思いますが、しっかり読むと、筋が通っていて、作者さんはとても平衡感覚(比喩です)の優れた方なのだなとつくづく伝わってきます。オチで、はぁ~~~、なぁる、してやられたぜっ! と思��こと多々。中学生の頃から20年以上も『HIGH SCORE』を描いていらっしゃるという、天才でもあられる。そして、その試行錯誤の年月こそが今の面白さに繋がっています。作中漫画の『HIGE SCORE』もスンゲェ面白い。
◇九井諒子 『ダンジョン飯』 今まさに人気を博し��いる漫画。絵はしっかりと骨肉を感じさせます。苛烈に過ぎる筆致でなく、淡々とした絵なのですが、お話は中々に凄い。違う人がおなじ筋で描いたら、また全くことなるものになりそうです。今まで(~H29/08/15。コミックス派)のところ、シリアスになりすぎず、いつも理性を欠かず、笑いを交えてお話が進行します。こういう世界で、こういう人間のふるまいって、こうかもしれない……、と、思わせてくれます。ファンタジーのそれらしさの演出や話の組み方、そして豆知識に至るまで、知的なかたなんだなと察せられます。「ダンジョン飯」の前に、3作、短編集も出版されています(『竜の学校は山の上』、『竜のかわいい七つの子』、『ひきだしにテラリウム』)。わたしはひきだし~ から入ったファンです。こちら3作もとても面白いのでお勧め。
現在好きな漫画家さんは、大まかにこのくらいです。 作中の内容には敢えてできるだけ触れていません。 気になる方がいらしたら、検索してお買い上げになってみてくださいね!
////////// 当時、書店に勤めており、新刊や色々な本の情報が入ってきていました。今では本屋が周りにないため、疎くなってしまいました。
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さて今年もこの時期がやってまいりました。「Cinema Note」恒例、その年に劇場で鑑賞した映画の感想まとめ〜!(ドンドンパフパフ)
ありがたいことに、年末のまとめ記事も、今回でなんと5回目を迎えることができました!自分でもびっくり! こんなに長期間にわたって、ひとつのブログを運営し続けているのは人生初かもしれません。いつも閲覧いただきありがとうございます。
では、今年は何作品の映画を劇場で鑑賞したのか。その数は・・・44作品・・・ なんと今年にきてついに前年の鑑賞本数を下回ってしまいました。
今年は前作の鑑賞数である57作品を超えよう!と年明けはかなりのペースで映画館へ通っていたのですが、夏頃から徐々にペースダウンしてしまい、秋から冬にかけてはすっかり映画を観る回数が減ってしまいました。 映画に飽きたということは決してないのですが、まあいろいろなタイミングが重なったこともあり。そんな年もありますね。
リサ
来年は盛り返していきたい・・・!
ということで、今年は鑑賞作品数が減ってしまいましたが、過去の記事を読みながらさくっと感想をまとめていきたいと思います。 公開順ではなく、私が鑑賞した順に紹介していきますよ。それでは、いざ、スタート!
喜望峰の風に乗せて

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しょっぱなから数年前に観たような記憶の作品が・・・(笑) コリン・ファースが出るということで、役者につられて鑑賞した作品でしたが、蓋を開けてみると濃厚で重苦しいドラマが待ち受けていて、新年1発目に鑑賞するにはなかなかヘビーな作品でした。 男のロマンとかプライドとかそういうものが感じられる瞬間が多々あり、男性にとっては胸が熱くなる作品かも。
終始コリン・ファースの独壇場なので、彼の演技を堪能するには最高の作品ですね。ドンドン狂っていく主人公を、本人が乗り移ったかの如くコリンが魂削って演じています。
リサ
久しぶりにみたレイチェル・ワイズが相変わらずうつくしかわいくて、たまらなかったですね〜
一発逆転を懸けた男の物語。虚しさ溢れるラストに思い巡らす。『喜望峰の風に乗せて』
TAXi ダイヤモンド・ミッション

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お次は打って変わってお下品バカ映画。一応シリーズ最新作ではありますが、キャストも一新されていますし、新シリーズと捉えていいような気がします。
こういうタイプの映画はなーんにも考えないで観ていられるので、気楽で楽しいですね。ただストーリーは焼き増し感ありなので、お下品おバカギャグ映画をたくさん観てきた人にとっては退屈に感じる人もいるかも。 カーアクションは最高でしたよ!アドレナリン全開になる!
ギャグとお下品なシーンのインパクト大!カーアクションだってオラつくぞ!『TAXi ダイヤモンド・ミッション』
マスカレード・ホテル

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この作品は今年観た邦画の中でも結構上位に入ります! 先が読めないミステリーとしてのおもしろさに、人間ドラマがうまい具合に盛り込まれていて、見応えがありました。 原作の力にひっぱられて、いい仕上がりになった邦画ミステリー。
ただラスト10分の演出はちょっとドラマチックすぎて微妙だったな。あれはやらなくてもよかったのでは??一気に民放ドラマ感が強まりましたよね(笑)
止めて、引く。スタッフの愛が溢れまくるアニバーサリー作品!『劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES』https://cinema.spotnote.jp/masquarade-hotel/”>人間ドラマとミステリーの融合に見入る!『マスカレード・ホテル』
ミスター・ガラス

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うっかりシリーズ前作の『スプリット』を観たことで、急遽観ることになった本作�� 本作に関してはシリーズ予習必見でした。シリーズ初見の場合、ストーリーの30%くらいしか理解できないかと。
『スプリット』だけでなく、その前の『アンブレイカブル』という作品も観ておくと、より作品を楽しめます。 シャマラン監督お得意の、どんでん返しに次ぐどんでん返しが待っているので、シリーズの予習さえしていれば、かなりおもしろいと感じられるはず。
リサ
マカヴォイの多重人格は相変わらずすごかった。
シリーズ予習は必須!現実的なアメコミ映画『ミスター・ガラス』
劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES

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きましたきました待ってました〜! 実に20年ぶりとなったシリーズ最新作は、現代を舞台に獠や香をはじめとしたおなじみのキャラクターたちが大活躍。 全体の規模感としてはアニメスペシャルっぽさがありましたが、映画館の大きな画面で獠ちゃんがみられたのは嬉しかったな〜
こちらも完全にファンサービス全開の演出なので、初見の人からしたら「???」という感じかもしれませんが、往年のファンにとってはたまらない気持ちでいっぱいになりました。 20年ぶりの「止めて、引く」もテンション上がりましたね。
止めて、引く。スタッフの愛が溢れまくるアニバーサリー作品!『劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES』
七つの会議

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予告での、香川照之の「売って!売って!売りまくる!」と、野村万斎の「まるで犬だな」という、たった2つのセリフだけで観賞を決めた記憶があります(笑)
予告のインパクト同様、本編もインパクトのある社会派ドラマでした。 原作が池井戸潤ということもあって、相変わらず働く社会人にグサグサ刺さる内容です。クライマックスでの主人公が悪事を暴く大立ち回りは、みているここちらも手に汗握る、気迫のこもった名シーンでした。 池井戸潤の作品はどれも、働くことを享受するのではなく、自分で考えながら働くことが大切だということを痛感させられますね。
働くことに葛藤を抱いている方必見。日本の企業にメスを入れる!『七つの会議』
ファースト・マン

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『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ作品。 人類初の月面着陸に成功したニール・アームストロングの半生を追った、伝記映画。彼の功績を辿るだけでなく、彼を取り巻く人間関係や、彼自身の心の内面に迫った、ドラマチックな作品です。
宇宙を舞台にした作品は大体年に1回公開されますが、どれを観ても、何度観ても、宇宙が描かれるシーンでつい息を止めてしまうんですよね・・・ 特に本作は没入感を深めるような映像の演出が素晴らしい。まるで自分が宇宙へ、月へいったかのような感覚になれます。 映画館の大きなスクリーンで観たからこそ、より没入感が高まりましたね。
まるで自分が体験しているかのようなカメラワークに引き込まれる!月を目指した男の伝記『ファースト・マン』
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2019年初、アメコミ映画でした! トップバッターはMCUになるかと思いきや、DCEUでしたね。
『ジャスティス・リーグ』に登場したアクアマンが主役。真のヒーローであるアクアマンとなるために、強大な敵(弟)に打ち勝つという、ストーリーとしてはシン��ルなヒーローものでしたが、アドベンチャー要素が加わって、ワクワクする冒険物語としても楽しめました。
海中を舞台に繰り広げられるど迫力満点の映像がすん〜ごい!パワー、パワー、アンド、パワー!!てな具合。映画館の大画面で観て、圧倒されました。
リサ
ジェイソン・モモアのむっきむきの筋肉も堪能できるぞ!
真の王になるため、大冒険を繰り広げる!迫力満点の映像は劇場のスクリーンで!『アクアマン』
メリー・ポピンズ リターンズ

メリー・ポピンズ リターンズ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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前作を子どもの頃に1回だけ観たというおぼろげな状態で、続編を観に行ってきました。その結果、前作を観ておけばよかったな〜と思わずにはいられない、ストーリー展開や演出が多々あり、100%楽しみきれませんでした。無念。 やはり続編ものは、前作を見直しておくべきですね〜
ザ・ディズニーファンタジー全開なので、ストーリーも世界観も好き嫌い分かれるかも? メリー・ポピンズのチャーミングなキャラクターには、メロメロになっちゃいました。
ディズニー映画としては大満足だが、ミュージカル映画としてはやや薄味?『メリー・ポピンズ リターンズ』
アリータ:バトル・エンジェル

アリータ:バトル・エンジェル (3枚組)[4K ULTRA HD+3D+Blu-ray]
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日本の漫画が原作のSF映画。ジェームズ・キャメロンが20年の構想を練って作り上げたという、渾身の一作です。 80〜90年代SFの世界観が大好物なので、本作の世界観だけですでに100万点。ですが、俺たちの戦いはこれからだ!的な終わり方だけがいただけませんでしたね・・・ みんなの反応と興行収入みて続編を考えるよ〜みたいな終わり方がね・・・
映像はさすがハリウッド、気合が入っていて素晴らしかった!バトルシーンだけでなく、街並みや風景のCGも細かく作り込まれていて感心。 そもそも主人公のアリータがCGなのですが、他の役者と並んでも違和感がなくて、自然。MCUに匹敵する映像美が印象的でした。
迫力のバトルシーンから町並みまで、映像クオリティ2000%!『アリータ:バトル・エンジェル』
グリーンブック

グリーンブック [DVD]
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アカデミー賞を総舐めした本作。 1960年代の黒人差別がテーマになっており、シンプルなストーリーながらもいろいろと考えさせられる作品です。 興味深いテーマではありますが、どうも実感が湧かないというのが正直な感想です。
重いテーマとは反して、登場するメインキャラクター2人の掛け合いはコミカルで楽しい。 2人の友情にほっこりさせられました。
鑑賞後はほっこり!誰が観ても楽しめるロードムービー『グリーンブック』
キャプテンマーベル

キャプテン・マーベル MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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やってまいりました。2019年はじめてのMCU! いよいよ佳境に入ってきたMCUですが、ここにきて新たな仲間の登場です。
本作は、マーベルの巨匠スタン・リーの没後はじめて公開されたMCUでもありました。そのため、オープニングでのマーベルのクレジットは、スタン・リーが登場。 私は、本編開始前に涙をポロポロこぼしてしまいました・・・
リサ
いい演出だったな〜
ストーリーは、初心に帰ったかのごとく、王道を貫いたヒーロー誕生物語。さすがにここまで作品が公開されると、専門用語の連続で、初見の人がついていくのは難しかったかもしれません。 主人公が中性的なキャラクターとして描かれていたのは、現代の作品ならではの演出でした。
誰だってヒーローになれる!MCUの初心に帰る物語。『キャプテン・マーベル』
スパイダーマン:スパイダー・バース

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『スパイダーマンシリーズ』はあまり詳しくないので、観ようかどうしようか悩んでいましたが、映像がすごいと周囲で盛り上がっていたので、物は試しにと観にいきました。 結果、大正解!『スパイダーマンシリーズ』を知らなくてもキャラクター紹介のシーンがあったりして、十分楽しめました。すとーりーもわかりやすい!
そして映像のクオリティに圧倒されました!まるでコミックとCGが融合したかのうような映像をみせられたときは、はじめての感覚でした。 シーンによっては本物の映像のようにリアルなCGが使われ、また別のシーンでは、コミックのようなポップな色使いのアニメーションが使われ・・・ ストーリーにあった映像の作り方をしていて、よくできていたな〜
リサ
続編もやるんですよね?楽しみだな〜!
スパイダーマンシリーズ初心者でも楽しめる!唯一無二の映像体験を!『スパイダーマン:スパイダーバース』
ブラック・クランズマン

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ひっそり応援しているアダム・ドライバーの出演作ということで、問答無用で観賞。 パッとしない感じの顔立ちなんだけど、そこがいい・・・
テーマは黒人差別かつコンビものではありますが、『グリーンブック』とはまた毛色の違ったクセのある作品でした。 特にラスト5分は終始衝撃を受けっぱなしでした。それまで2時間楽しんでいた物語の全てがひっくり返るような演出にやられました。
緩急とクセのある演出に引き込まれる!『ブラック・クランズマン』
運び屋

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これは、いい意味で予想を裏切られた作品だったな〜!結構お気に入りです。 ポスターや予告で散々重いよ〜暗いよ〜アピールされていたのに、いざ本編を観てみると、コミカルでほっこりするシーンが多く、笑いあり涙ありのヒューマンドラマでした。 まさに、「年の功より亀の甲」を実感した映画でしたね。
すっかり老け込んだクリント・イーストウッドもかっこいい!まだまだ現役ですね! 『ダーティー・ハリーシリーズ』を見返したくなりました。
重々しい作品かと思いきや・・・笑いあり感動ありのヒューマンドラマ『運び屋』
名探偵コナン 紺青の拳

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毎年恒例の名探偵コナン。今回はお久しぶりのキッド登場回でした。 いつもと違うのは、キッドvsコナンに、京極さんがプラスされた点。三つ巴のストーリー展開が新鮮でしたね。 普段は脇役のキャラクターたちにスポットライトが当たるのは、映画ならではのよさですね。
今回は、コナン映画の定番をギュギュっと詰めこんだ王道タイプ。ただ、相変わらずあんまりミステリーはやってない!(笑) もはやコナンはアクション映画だと思った方がいいのかもしれない・・・
リサ
さて、来年もなんだか大荒れになりそうな気が・・・
シャザム!

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初見さんでも楽しめる王道ヒーロームービー、それが、『シャザム!』 シャザムってつい口に出したくなる言葉ですね〜
DCEU初見の人でも、普段アメコミ映画を観ない人でも楽しめる、ファミリー向け映画でした。 あまりにも王道でクセがないので、私は若干の物足りなさを感じることもありましたが、アメコミ入門編としてはいい映画かも。
ザッカリー・リー��ァイのムッチムチの胸筋も最高ですよ、むふふ。
アメコミ好きからファミリーまで楽しめる、王道ヒーロームービー『シャザム!』
アベンジャーズ/エンド・ゲーム

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ついにきてしまった、この時が・・・ 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の衝撃をなんとか耐え抜いた1年。ついに、ついに、11年続いたMCUシリーズが、一端のフィナーレを迎えました。 途中からとはいえ、『アントマン』から4年追いかけてきたわけですから。万感の思いで胸がいっぱいになりましたね。
なんといいますか、もう、ありがとう、しか出てきません。熱くなる目頭を親指と人差し指で必死に抑え、点を仰いでいる姿を想像してください(笑) MCUシリーズはまだまだ続きますが、これからどうなっていくのでしょうか。まだ今後の動きがみえないため、不安とワクワクが入り混じっています。
これぞ「アベンジャーズ」!11年のフィナーレ『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』
名探偵ピカチュウ

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ずっと楽しみにしていた本作。公開前は、ベラベラしゃべるおっさんピカチュウや、ポケモンたちのリアルなキャラデザに賛否両論噴出していましたが、いざ本編を観てみると現実の世界に馴染んでいてよかったです。 ストーリーは子ども向けにわかりやすく、一方で、ポケモン世代で育った大人が大興奮するようなイースターエッグも忘れずに仕込む。さすがです。
正直アメリカで作られたらバトルバトルそしてバトル、なんてことになるんじゃないかと思っていましたが、きちんと世界観が崩壊しないように作り込まれていてよかったな。 ベラベラおしゃべりするピカチュウもかわいかったぞ〜!
リサ
あー私もピカチュウと喋りてえ〜!!!!!!
お喋りピカチュウと大冒険!ファミリーで楽しめる『名探偵ピカチュウ』
ザ・フォーリナー/復讐者

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ジャッキー・チェンとピアース・ブロスナンという名優同士が共演する、渋くてハードボイルドなアクション映画。 ニコニコ笑顔でカンフーを繰り出すジャッキーは、本作には1シーンも出てきません!終始シリアスなキャラクターを演じています。
相変わらずキレキレのアクションをみせてくれるジャッキー。森の中に逃げ込んだジャッキーがみせてくれるサバイバル術は、まるでランボーのようでした。 おじいちゃんになってもたくましい。いつものニコニコジャッキーとは違うジャッキーを堪能できますよ!
これが、ジャッキー!?復讐の鬼と化した彼の表情に注目!『ザ・フォーリナー/復讐者』
アメリカン・アニマルズ

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これもなかなか衝撃的な映画だったな〜 実話をベースにしていて、本編と本人たちへのインタビューが交互に混じる、独特な構成が印象的でした。
本当は自分は特別な人間なのだ!特別だから注目を集めたい!そーんな大二病にかかってしまった若者たちのしょうもない悪事が描かれます。彼らが行動に駆られる理由は分からなくもありませんが、これっぽちも共感できなかったため、後半から飽きてしまいました。
若者への戒めにはいい映画かもしれません。
「特別」になりたかった大学生たちの物語『アメリカン・アニマルズ』
アラジン

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元のアニメがおもしろいですから、実写になってもやっぱりおもしろいですね。 一応実写化に合わせて、オリジナルキャラクターやちょっとしたオリジナルストーリー、オリジナルシーンの追加はありましたが、まあこれはなくても特に気にならない気がします(笑)
劇中の「フレンド・ライク・ミー」や「アリ王子のお通り」など、アニメでも人気の高い歌唱シーンが、実写によってめちゃくちゃ豪華になっていたのはテンション上がりました! ウィル・スミスのジーニーも、完全に人間じゃねーか!と突っ込みたくなるシーンもあったけど(笑)、おちゃらけ具合がぴったりだったな。 山ちゃんの吹き替えも最高だった!ちゃんとアニメ用の声や演技じゃなくて、生身の人間(役者)の吹き替えに合わせた声色だったのは、さすかです。
豪華でスタイリッシュなミュージカルシーンにテンションアガる!『アラジン』
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アニメ備忘録
最終更新2020/5/26
※あとは個別で書く
2018年12月くらいにのんのんびより を見てからほぼ毎日何かしらのアニメをみてるので現段階で見たアニメとその感想の記録
下記はこれまでの実績
#全部見た
ガヴリールドロップアウト⭐︎
ご注文はうさぎですか(一期二期)
この素晴らしい世界に祝福を(一期二期)
日常⭐︎
のんのんびより (一期二期)⭐︎
Shirobako ⭐︎
NEW GAME(一期だけ)⭐︎
からかい上手の高木さん(一期二期)⭐︎
まちカドまぞく⭐︎
宇宙よりも遠い場所
プラスティックメモリーズ
ケムリクサ⭐︎
けものフレンズ(一期二期)⭐︎
ゆるキャン⭐︎
小林さんちのメイドラゴン
ヴァイオレットエヴァーガーデン
らきすた
プリンセスプリンシパル
魔法少女まどかマギカ⭐︎
東のエデン
ダーリンインザフランキス
灼熱の卓球娘
キルミーベイベー
シュタインズゲート
ディーふらぐ
宝石の国
亜人ちゃんは語りたい
結城友奈は勇者である
みなみけ
涼宮ハルヒの憂鬱
鬼滅の刃
メイドインアビス
コードギアス 反逆のルルーシュ
ゆゆ式一期
僕だけがいない街
ドロヘドロ
ゴールデンカムイ(一期二期)
みつどもえ
灰羽連盟
ハクメイとミコチ⭐︎
邪神ちゃんドロップキック
カウボーイビバップ
がっこうぐらし
刻刻
マギアレコード
ひだまりスケッチ
クラナド
だがしかし
#途中でやめた
きんいろモザイク
やがて君になる
ゆるゆり
エロマンガ先生
こみっくがーるず
少女終末旅行
私に天使が舞い降りた
干物妹うまるちゃん
NEW GAME二期
女子高生の無駄遣い
リトルウィッチアカデミア
最終兵器彼女
スケッチブック
苺ましまろ
氷菓
※⭐︎は二周以上みたもの
以下、感想等
ガヴリールドロップアウト
→天使と悪魔が人間界で生きる話。キャラがかわいい、笑いどころ丁度いい。ヘイト溜めがあまりない。二期早くやってほしい。一番好きなキャラはサターニャ。
ご注文はうさぎですか(一期二期)
→街の喫茶店で働く子たちの話。キャラがかわいい、笑いどころ丁度いい。ほろっとするシーンもありながら全体的なほんわかした温かさが良い。一番好きなキャラはシャロちゃん。
この素晴らしい世界に祝福を(一期二期)
→転生した主人公が冒険?する話。ストーリーの構成がとても良い。RPGあるあるを用いながらオリジナリティのある物語に昇華させてる。演出も素晴らしい。一番好きなキャラはめぐみん。次点、アクア。
日常
→ギャグマンガ日和をマイルドにしたようなシュールさ。原作後半のキレのある回もアニメ化して欲しい。一番好きなキャラは東雲なの。次点、長野原みお、桜井泉。
のんのんびより (一期二期)
→田舎の日常。キャラがかわいい。無心で見続けられる。こういうアニメだけを見て生きていきたい。一番好きなキャラは宮内ひかげ。次点、越谷小鞠。
Shirobako
→働く系アニメ。ヘイト溜めキャラが多いけどちゃんと回収してくれる。 仕事観を見つめ直させてくれる。一番好きなキャラは総務の興津由佳。
NEW GAME(一期だけ)
→働く系アニメ。自分より歳下の女の子が希望を持って働く姿に内省的にさせられ泣く。一番好きなキャラは涼風青葉。
からかい上手の高木さん(一期二期)
→こんな高校生活を送りたかった。西片になりたい。二期後半が特に好き。もっと言うと10話あたりからボルテージがとんでもなくアガる。一番好きなキャラは高木さん。次点、ミナ。
まちカドまぞく
→ある日突然悪魔となった子の奮闘記。全体的にテンポがいい。伏線も回収しながら最後は泣かせにくるところが最高。一番好きなキャラはシャミ子。次点、ちよもも。
宇宙よりも遠い場所
→女子高生4人がそれぞれの思いをもって南極に行く。主要キャラ4人の思いの強さに泣く。一番好きなキャラは三宅日向か小淵沢報瀬、特に誰が好きはない。
プラスティックメモリーズ
→アンドロイド版おくりびと。面白いけど、最終恋愛ものに収束してるのが微妙。一番好きなキャラはアイラ(あまり他のキャラを覚えてない)。
ケムリクサ
→舞台が曖昧な終末系な話。ストーリー構成がめちゃくちゃ良い。少しだけ謎を残しながら終わるの最高。一番好きなキャラはリン。
けものフレンズ(一期二期)
→擬人化動物の話。二期はネタでしか見てないけど、一期はirodori のストーリーが最高。最終話にかけての怒涛の展開が良い。一番好きなキャラはかばんちゃん。次点、サーバル。
ゆるキャン
→女子高生がキャンプする。キャンプの参考になるし、キャンプを通じて体験する感動とかを追体験できる。あとキャラがかわいい。一番好きなキャラはしまりん。
小林さんちのメイドラゴン
→擬人化ドラゴンがメイドになる。泣きあり笑いあり、男キャラも丁度よく出る。一番好きなキャラはエルマ。
ヴァイオレットエヴァーガーデン
→感情の無い軍人少女が代筆屋になる。毎話泣く。基本一話完結で進みながらヴァイオレットが感情を得ていく様がヤバすぎる。一番好きなキャラはヴァイオレット
らきすた
→日常系。ゼロ年代のオタクを煮詰めて出来たものでもはや化石。好きなキャラは柊かがみ。意外とキャラが多い。
プリンセスプリンシパル
→スパイ女子高生の話。意外な展開が多い気がする。ラストは本当に最高で映画が楽しみ。好きなキャラはアンジェかちせ
魔法少女まどかマギカ
→魔法少女のアニメ。グロはほぼないけど残酷な描写や表現が多い。割と精神にくるがストーリーは先が気になるもの。セカイ系に近く、伏線回収よりかはデウスエクスマキナ的なものがあるけど展開は良い。好きなキャラは���マミ。
東のエデン
→100億円で日本を変えるという設定。最初はおもしれーとなったけど結局最後よくわからんかったし謎残されすぎてうーむという感じ。と思ってたけど映画二部が続きらしく見たところ、きちんとセレソンゲームが終わるところまで描かれててた。ちょっとセカイ系な感じもあったけど、映画版含めてセレソンの目的とか伏線回収されててよかった。カタルシス的なのはあんまなかったけど。ドラマCDとか公式設定で補完されてるとこが多いらしい。好きなキャラは特に無いが板津が生きててよかった。
ダーリンインザフランキス
→設定の説明が難しい。性的なロボットもの。マジでいいので見るべき。そこに人生がある。好きなキャラはゼロツー。
灼熱の卓球娘
→卓球部スポ根萌えアニメ。opが田中秀和で最高。ストーリーもキャラ立ってて良い。けど練習試合まででキャラが濃すぎた感。続いて欲しかったけど続けるのかなり厳しそう。好きなキャラはほくと。
キルミーベイベー
→殺し屋と元気キャラのメインのドタバタギャグアニメ。脳が死んでても面白い。好きなキャラは織部。
シュタインズゲート
→時間移動系SFアニメ。すべてが綺麗に回収されていく。ストーリーの浮き沈みもキャラクターも全てが完璧。好きなキャラは助手。
ディーふらぐ
→ゲーム製作部に入った不良から始まるギャグアニメ。感動シーンもあって良い。テンションはこのすばに近い。好きなキャラは柴崎芦花、高尾部長。
宝石の国
→実在の宝石が擬人化されたキャラクターのアニメ。映像と描写がとにかく美しい。人体がバラバラになるシーンがあるのでややセンシティブな感。ストーリーが中途半端で終わったのが残念。好きなキャラはフォス。シンシャは結局なんだったのか。
亜人ちゃんは語りたい
→特異体質の女の子とそれを研究する教師の学園もの。現実でもデリケートに扱われそうな問題をコミカルで戯画的な表し方をしているのが見事だしかつ実際に特異な問題を抱える人の手向にもなると感じるストーリーとキャラクターの作り方は素晴らしい。好きなキャラは小鳥遊ひかり。
結城友奈は勇者である
→普通の中学生の女の子達が勇者になって世界の敵バーテックスと戦う話。鬱アニメでよく取り上げられるから身構えたけどそこまで鬱ではない。気になる伏線が多かったので二期に期待。まどマギのパクリ感は否めないけどまどマギより救いはある。好きなキャラは結城友奈、かりんちゃん。
みなみけ
→三姉妹とその友達のギャグアニメ。一期は温度感ちょうどいいしテンポもいい。キャラクターも無駄がなく個性的なのが良い。二期以降は見てない。好きなキャラは南千秋、藤岡(ぬいぐるみ)
涼宮ハルヒの憂鬱
→普通の日常にうんざりする女子高生が知らぬ間に自分の理想通りに世界を作り替えている話。名前しか知らなかっただけにこんなにストーリーが面白いと思っていなかった。ハルヒが胸糞キャラなところ意外は満足度高い。エンドレスエイトは見る前からどういうものか知ってたからリアタイで見てたらどうだったんだろう。好きなキャラは長門。
鬼滅の刃
→鬼にされた妹を人間に戻すために旅する物語。日本一悲しい鬼退治。テンポがよくて話も面白い。グロが結構多かったけどそんなに気にならない。一番良かったのはキャラクター全員個性立っててすごく魅力的。ワンピース的なものを感じた。ジャンプ的なノリがちょっとダルい。好きなキャラは胡蝶しのぶ。映画楽しみ。
メイドインアビス
→大穴に宝探しにいく話。アドベンチャーものなのにロリショタケモナー鬱リョナの要素詰め込みまくり。ストーリー進み方とか美術の美しさ、キャラクターの精度とか全てが完璧で瑞々しい。漫画から読み始めたから映画と二期がどうアニメになるのか楽しみでしょうがない。好きなキャラはアニメでまだでてないヴエロエルコ。アニメキャラならナナチか。人ではないけどメイニャも好き。
コードギアス 反逆のルルーシュ
→植民地化された日本を匿名テロリストとなって救うために奔走する話。ラストかなり衝撃だった、というかそこまでいくのにめっちゃ長い。50話くらいあるし登場人物も微妙に多いしわりと疲れたけどどんでん返し的な展開とか伏線を絶妙に回収しているのがとてもよかった。好きなキャラはC2。ロイド博士もあの感じのキャラクター好き。
ゆゆ式
→女子高生の日常。ちょい百合的なとこもあって最高。ギャグセンスが不思議ちゃん系なとこも最高。俺も情報処理部入りたい。好きなキャラは櫟井唯。
僕だけがいない街
→時間移動できる主人公が母親の殺される未来を変える話。演出がとてもよい。ストーリーも綿密に練られていて面白かったけどラストこうなるのか感はあった。アニメ版と漫画版で違うらしく漫画もおいおいチェックしたい。好きなキャラは雛月佳代。でも主人公とは結ばれないんだよな。
ドロヘドロ
→ワニ男カイマンが自分の元の姿を見つけるため、自分をこの姿にした魔法使いを探す話。かなり独特な世界観とグロテスクな割にコミカルに進む展開が面白かった。話の流れも良いし戦闘シーンも迫力あった、血がめっちゃ出るし内臓飛び出るけど。キャラクターも一人一人立ってるし、善人と悪人の区別が見る側から定義できない、両方からの目線で見れるとこもいい。ただ��ニメ版は尺が短いからかなり尻切れとんぼで終わってしまうから原作を早く読みたい。カイマンとニカイドウの関係性がめちゃくちゃいいし、炎さん一派も魅力的。
ゴールデンカムイ
→隠された金塊を探すために日露戦争の生き残り軍人とアイヌの少女が旅をする話。設定的なのは前情報で知ってたけど、ちょっと時代劇的要素もありつつ戦闘シーン日常シーンありでテンポが良い。アニメの演出はちょっとのっぺりしてるかも。それにしてもアイヌ文化とか野生動物とか野草の知識とか、かなり入念に取材しているのすごい。ちょっとググっても情報が出てこない。その上でこのストーリー展開を思いつくのすごいな。一期はあまり話が進まなかったので二期どこまで続くか。追記:二期はいいところまで進んだ気がするけど展開的に三期を待てという感じ、網走編面白かったなあ。原作も気になる。アシリパさんが可愛い。
みつどもえ
→三つ子姉妹が主人公のバイオレンス日常系。アンジャッシュのコントみたいなすれ違いギャグが多くて面白い。清々しいくらいエロと下ネタが出てくるのも良い。ほろっとするエピソードを持ってくるタイミングも完璧。好きなキャラは名前忘れたけど髪を下ろすと認知されなくなる子、なんだっけ。
灰羽連盟
→灰羽といわれる子たちの話。かなりレトリックというか文学的なストーリー。灰羽のことも舞台になる壁に囲まれた街も、確信的なことには触れられずに話が進む。かといってそれらは話の中で正体を暴かれるべきものではなく、灰羽のラッカとレキ達の生まれた意味を考えるための環境でしかない。お話に出てくるものはメタファーであってそれ自体に明確な意味はなく、見る人に解釈を委ねる感じ。そこ含めかなりクセのある話だけどアニメ自体はセピア基調の美術と温かみのある演出でとても見やすい。二度目に見たときはもう少し解釈の幅が生まれそう。逆にいうと一度見ただけだと本質にはたどり着けない感じ。
ハクメイとミコチ
→結論から言うと、これは自分が今まで見たアニメの中で一番良い。タイトル通りハクメイとミコチという二人の少女が主人公。2人の体長は約9センチの小人で木のうろに家を構えている。ちょっとメルヘンな世界観の日常系。基本的に2人の日常に起こる些細な出来事を一話完結形式で進んでいく。なぜか自分の生きる世界と全く違うのに、物語の温かみは自分の気持ちに近しい温度の感覚がある。日常のなかの小さな輝きを丁寧に摘み取ってこのメルヘンな小さいお話に詰め込まれているような、自分にもこの子達のような幸せを感じる瞬間ってあるよなって共感できる良さがある。小さい幸せの愛おしさに溢れている。
邪神ちゃんドロップキック
→偶然召喚された邪神ちゃんが召喚した主人公ゆりねを殺そうと画策する話。ぶっ飛び目のギャグが多い。登場キャラは少ないけど、個性的だし、何よりテーマが単純なので話の展開がいろいろあって面白い。ただミノスはちょっと空気では感がある。一番好きなのは天使のぺこらでいい感じな不遇さがなんかかわいい。あとゆりねがかなり容赦なく邪神ちゃんを殺すの、なんか新しいなと思った。血もいっぱい出る。メタ的発言が多い感がある。
カウボーイビバップ
→2070年、宇宙航海が当たり前の時代に、賞金稼ぎとして宇宙をまたにかけるカウボーイ達の話。想像してたのよりめちゃくちゃ面白かった。あと意外と主要人物がかなり少ないし準レギュみたいなポジの人もいない、それでほぼほぼ1話完結なので内容がすっと入ってきて見やすい。1話完結なのにちゃんと伏線蒔きから刈り取りまで恐ろしくクールにやっててすごい、それでいて登場人物の過去が徐々に明かされていってひとつずつのエピソードのクオリティも高い上に、物語全体の流れも美しい。あとはアクションシーンの躍動感とかハードボイルドなセリフ、声優さんのチョイスとかこのアニメにビッタリハマりまくっている。2クールあってちょっと長いけど全然見れる。ラストははかないけど。キャラみんなすきだが、フェイがエロ��っこよくて好きすぎる。
がっこうぐらし
→ゾンビパニック×日常系みたいな感じ。日常系の皮をかぶったバイオハザード。このキャラデの感じでストーリーは結構理不尽なので結構くるものがある。でもストーリーは伏線蒔きでハラハラと期待させるし、矛盾のない回収展開だから単純に話として面白い。キャラもかわいいしなにより主人公のゆきの日常系にありがちな元気元気キャラがこういうサバイバルものをちょっと同類作品とは違うものにしているところがあると思う。大枠は同じだけど原作とは結構展開とか演出が違っていて、個人的にはアニメの方がマイルド。好きなキャラはめぐねえ、、、。
刻刻
→ダークファンタジー的な?甥が誘拐されたのをきっかけに家族の秘密(世界の時間を止める能力)が明かされてその秘密を狙う集団と戦っていく話。止まった時間の世界のなかの掟とか、その世界の管理人とかいろんな設定が出てくる割にラストはなんかすごくあっさり終わってて、まあ全体的な雰囲気はいいんだけどその割に話のテーマがよくわからなかった。たぶん家族ってところ重点なんだろうけどラストも一話の謎の女が全部解決してたし、家族を重点にするわりには他の要素が支離滅裂な気がする。雰囲気とか設定はいいんだけど。あとゴールデンカムイと同じ制作会社だからかのっぺり感があった。
マギアレコード
→まどマギ外伝。とはいいつつまどマギの設定をかぶった別物に感じる。というかまどマギ自体がまどかが完全に中心になって戦ったり対立することは重要でもない話だったと思うけどマギレコはかなり魔女とも戦うし考え方の違う魔法少女と戦ったりする。割とこの時点でだいぶまどマギのイメージと違うというか。あとキャラの性格が悪かったり、登場人物が多いせいか一回出てほったらかしにされたり急に知らん奴が出てきたりそのへんもまどマギの中心人物四人に比べるとノイズに感じる(まあソシャゲ?からのアニメ化だから仕方ないかもしれない)。二期ありきの終わり方だったのでまあ見るかなあ。二期で巻き返されるかもしれない。
ひだまりスケッチ
→記録するのを忘れて見終わってから三ヶ月くらい経ってから書いている。内容は同じアパートに暮らす女子高生の日常もの。大きな事件とか大袈裟なギャグシーンとかなくてただただ優しい。時系列の割り方が面白くて、伏線回収とかそういう感じではないけど。回想シーンとかでなく一年間の出来事を意図的に季節や時期をバラバラで出していて、ある話の展開の裏話的な感覚で他の話をみせてくる演出は、あんまり少ないのでは。ゆのっちは初恋の相手。中学のころたまたま深夜にテレビをつけたらひだまりスケッチで衝撃を受けた(当時はアニメ自体にはあまり興味なかったので見てはなかった)。
クラナド
→これも記録を忘れて見てから一月後くらいに書いている。もとは恋愛シミュレーションゲームらしく、主人公岡崎の周りの女の子となんかいろいろな話。登場する女の子ごとに話のタームがざっくり分かれていて、どの話も作り込まれていてはかないけど綺麗な話で感動する。個人的にはことみの話が一番すきでめちゃくちゃ泣いた。野暮ながら最初の展開的に岡崎となぎさがくっつくのはもう火を見るより明らかンだけど、そんなのをわかってても最後の文化祭の回は最高に泣ける。クラナドは人生。続きがあるらしくまだ見てない、ここからどう広げるんだろう、、、
だがしかし
→これは見てから一年くらい経ってるのであんまり覚えてない。潰れかけの駄菓子屋の主人公が製菓会社令嬢といろいろ駄菓子屋食べる話。あんまり細かく覚えてないけど、一話完結でそれぞれの話も季節感あるし駄菓子に関する情報というか知見も増えるので面白かった。個人的に、このキャラデザの三白眼の感じが好き。二期の最後、一回蛍がどっかいってしまう回あって最後どうなったのか忘れたのでまた見たい。
以下は途中で断念したもの
きんいろモザイク
→なにも起こらなすぎてよくわからなかった。
やがて君になる
→百合でこうカチカチになると難しい。
ゆるゆり
→見ようと思えば見れるけど別にいいかなという感じ
エロマンガ先生
→主人公の兄が好きくなかった
こみっくがーるず
→冒頭しか見てない
少女終末旅行
→辛くなりそうな感じがした
私に天使が舞い降りた
→百合とロリでカロリー過多
干物妹うまるちゃん
→あまり気分でない
NEW GAME二期
→ねねっちが自作ゲームを作るところまでは最高によかったけど、途中から出てくるインターン生がウザくてやめた
女子高生の無駄遣い
→全体的に温度が低すぎて面白いと思えなかった。好きな人は好きそう。
リトルウィッチアカデミア
→1話の演出とかとてもよかったけど、なんとなく他のみたいのを優先する程度には好きでない。
最終兵器彼女
→作画崩壊してたのでやめた
スケッチブック
→全然覚えてない
苺ましまろ
→日常系でも度をすぎた悪ふざけは視聴者の気分を害する
氷菓
→ストーリーは面白いんだろうけど主人公がキモすぎる
以上。
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SHT2019春(りんしゃんかいほー!18) 咲サークルおしながき

とうとう咲-Saki-のオンリーイベント りんしゃんかいほー!18が2日前になりましたので とりあえず情報を載せておきます
ちょっと前にもツイッターの方に情報をあげてましたが それをアップデートした形になります
念のためですがりんしゃんかいほー!18が開催されているのは 大田区産業プラザPiOの2階なのでご注意ください
一応目玉となるのは 若鶏にこみさん(咲08)とぷちどろっぷさんの合同サークル
pichim02が出される菫照合同です
参加者
若鶏にこみ
オリ
とっしーし
まさ
にゃおP
台
塩まりも
四季幽稀
えお
超々よしてる。
さこ
��るい
和美
ナガレ
ゆあん。
こーてる
河津ケント
亦野誠子bot
キリギリス
ブレジネフ
牛鬼
にーな
月みねこ鍋
しろしろ
ゆずれあ
揚げ豆腐
中略はなげ
アリカ
ぷちどろっぷ
参加者総勢29名による壮大な菫照絵巻をみなさんご覧下さいませ (これサークル参加者の人数より多くないですかというかしれっと混ざってるよ亦野誠子botさん!)
後述しますが菫照合同はPDF版を無料で公開するらしいです(太っ腹では) しかし物理的な書籍を入手したい方はこの機会を逃す手はないということで ぜひりんしゃんかいほー!18に奮ってご参加ください
あと化学屋あきさん(咲13)のシノハユ本 インフルエンサーという慕ちゃん総受け短編本を どうぞよろしくお願いします
皆様ご存じ本妻瑞原はやりさんとか鈴木兒生さんとか 野津雫先輩とか宗像芽依さんとか本藤悠彗さんとか いろんな子が慕ちゃんに好意を向ける短編がいっぱいなので ホントに楽しいです
りんしゃんかいほー!と同時開催される バンドリ!スターフェスティバルに参加される バンド20 プラクラの塩まりもさんの郁善同人誌もよろしくお願いします
咲02 近代麻雀漫画生活 いのけん
新刊 咲-Saki-同人誌所蔵リスト 2017-2018年 同人誌データ本・コピー本 200円
既刊 咲-Saki-10年史 咲データ本 500円 咲-Saki-最強考察 総集編(vol.1-3) 咲考察本 1000円
本の詳細はこちら
咲03 西瓜BABY 湯間戸あきら
新刊 Beginner しずあこ本・コピー本 200円
予約特典として直筆で好きなキャラを1人描いたラミネートカードをプレゼント (ご希望の際にこのCP好きですと匂わしていただきますとCPのイラストになるかも?) ツイッターのDMで予約する際取りに来る時の名前とキャラ名を提示ください
咲04 ちるらんど ちる
既刊 各校日和9 B5・32P・千里山・有珠山・鶴賀4コマ 400円
グッズ 照咲ポストカード 100円 淡穏ポストカード 100円 *丸い×3シール* 椿野美幸・宮永咲・本内成香の型抜きシール 100円
当日は智葉+ネリーのペーパーあり スケブあり
咲05 みるく☆まじっく 天野まお
新刊 メイド☆ア・ラ・モード 咲衣ほのぼの甘々本 300円
購入者限定で咲の登場人物のみでスケブもあり
咲06 はてななぞなぞアイランド にゃおP
新刊 今日の白糸台 照菫 春のパンケーキ祭り 白糸台ゆるふわギャグ・8P 100円
既刊 今日の白糸台 2018冬の小ネタまつり コピー本・16P・白糸台本 今日の白糸台 菫さんお大事に 20P・白糸台本
咲07 CLOSER VRI
新刊 テルは彼女につくらせたい!! 白糸台有珠山本・8P・フルカラー 300円 あわいがいっぱい! 淡落書き本・8P・A5・コピー本 100円
既刊 シライトニウム フルカラー・8P・B5・白糸台中心イラスト本 200円 Overture [IF] 32P・B5・C93淡照本 500円
咲08 pm02:00 若鶏にこみ
新刊 菫照合同 文字通りの菫照合同誌・180P 800円 (サークルpichim02からの委託)
既刊 gunumind R-18・28P・照菫レズセックス本 400円 瑞花 B5・24P・菫照本 300円
グッズ おやつトート 500円
菫照合同は今後PDF版を無料公開するとのことです スケブは今回購入者でかつ希望者のくじ引きによる抽選制となってますので注意
咲09 みおつくし ゆみおか
プロの現実 プロへの夢 コピー本・江口セーラ本
咲10 桃乃鶴 ナカノ ダイスケ
新刊 ナカノさんちの桃子さん2 東横桃子本 200円 ナカノさんちの桃子さん -がいでん- 東横桃子本 無料配布
既刊 ナカノさんちの桃子さん 東横桃子本 100円
当日言葉がけしていただいた 先着10名にモモの缶バッジがつくとのことです
咲11 Road Side Roman 白沢
既刊 牌のおねえさんファン感謝祭 R-18・瑞原はやり本 300円
先着で宇野沢栞のペーパーを無料配布
咲12 ネオ・フルスクラッチ・シンジケート ナガレ
新刊 「京ちゃん」と「私」~10年後の私たち~ R-18・京咲小説本・28P 600円
既刊 パルクールシラツキエクスプレスメッセージサービス 152P・シノハユSFパルプフィクション小説本 1500円 鶴賀学園麻雀部 無人島漂流奇譚 -Last Scattering Surface- 214P・かじゅモモサバイバル本 1000円
グッズ 直筆色紙 各500円 アクリルキーホルダー(白築慕・石飛閑無・岩館揺杏) 各500円 アクリルスタンド(松実玄・松実宥・シークレット(※3個限定)) 各1200円 タペストリー(渡辺琉音×宇野沢栞) B2・Wスエード 2500円(3枚限定) (サークル花咲荘からの委託)
咲13 アンチヘリックス 化学屋あき
新刊 インフルエンサー B5・24P・慕ちゃん総受け短編本・オフセット 300円
既刊 ハッピーエンド-the scarlet hypnosis-preview B5・40P・レジェすこ本 300円 ハッピーエンド-the second film- 52P・B5・すこレジェ本 500円 ハッピーエンド-the first film- 32P・B5・C93すこレジェ本 300円 高嶺の花子さん 52P・B5・シノハユ本 500円
咲14 R&W 氷引弾
新刊 YRラプソディ R-18・楫野結衣稲村杏果本
既刊 姫松活動記録 越谷活動記録
バンドリ!スターフェスティバル(SHT内開催)
バンド20 プラクラ
新刊 もしも赤阪郁乃が昔、笑わない子だったら 郁善本 100円
その他バンドリ本あり
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【blog】ギャグは下衆である
こないだ「ドラえもん」のゲラゲライヤホンの回について書いたわけですが、作者は言うまでもなく藤子・F・不二雄です。 この人について、どうも、何故か、SF漫画家という観点から語りたがる人は多いけど、やっぱり、アタシはギャグ漫画家だと思う。むしろギャグ漫画に趣味であるSF要素を持ち込んだ、といった方がいいんゃないかと。 こんなことを書けば、まァ大抵の藤子マニアに怒られます。 何故なら両藤子不二雄先生の出発点は「手塚治虫」だからです。両先生とも、手塚治虫の「新宝島」や「来たるべき世界」を読んで、そこから漫画にのめり込み、漫画家を目指すようになった、という過程がある。 だから出発点、ということを考えれば、最初からSF志向があったとするのが自然で、むしろ「笑わせる」ということにかんしては、漫画家になるための手段でしかなかったともいえるとは思うんです。 というか手塚治虫や藤子不二雄が漫画家になった当時は、いわゆるギャグ漫画というものは存在せず、といっても「笑わせる」漫画が皆無ってことではなくてね、ギャグというよりはユーモアの範疇で「笑わせる」漫画が描かれていたのです。 大抵は落語の与太郎をモチーフにしており、これは大正期の「ノンキナトウサン」から昭和に入ってからの「のらくろ」まで、与太郎的なことを主人公ないし主要登場人物がしでかして笑いをとる、というのが基本線でした。 これが1960年代に入って変わります。 最初に、かはわからないけど、相当意識的にユーモアではなく「ギャグ」を取り入れたのは赤塚不二夫で、赤塚不二夫以降、与太郎的ユーモアは急に色褪せていきます。 たぶん最後のユーモア漫画家が「わちさんぺい」で、以降に登場した「笑わせるための漫画を描く漫画家」はすべてギャグ漫画家になったはずです。 わちさんぺいの「火星ちゃん」や「ナガシマくん」は今の目で見ると独特のテンポが病み付きになりますし、テンポはわちさんぺい作品に近いながら、ユーモアとギャグの中間の作風で1940年代から活躍した杉浦茂という人もいましたが、それでも潮目が変わったのは赤塚不二夫登場以降だというのが私見です。 赤塚不二夫はギャグ漫画の寵児となると同時に、自身の生き方もギャグに捧げたふうになりました。 彼の破天荒な生き方は「地金」というよりはサービス精神のところも大きいとは思うのですが、少女向けの恐怖漫画を描き終わると一転「まことちゃん」でギャグ漫画家に転じ、自身の存在までギャグにしてしまった楳図かずおなんかは間違いなく赤塚不二夫の影響下にあるといっていいでしょう。 さて、アタシは最初に「藤子・F・不二雄はギャグ漫画家だった」と書きました。 しかしオフィシャルイメージの藤子F先生は、何というか赤塚不二夫あたりとはまったく違う。真面目っていってしまうとつまらない人間みたいだけど、落ち着いた知的な人、みたいな感じでした。 全身ギャグ漫画家に殉じた赤塚不二夫が「笑わせる」漫画を描く、という構図はわかりやすい。 しかし、読者を笑わせたということにおいてはまったくヒケをとらない、むしろ読者量を鑑みれば赤塚不二夫以上の人を笑わせた藤子Fの異色ぶりがわかると思います。 たしかに飄々とした人柄ではあったんだろうけど、一見笑いのことなんかまるで興味がなさそうな藤子Fが、頭の中ではとんでもない「笑わせ脳」を持っていたってのはかなり興味深い。 以前書いた通り、藤子Fの笑いの基礎となったのは落語なのは間違いない。しかし実際ドラえもんなんかを読んでみればわかるけど、とてもじゃないけど落語的発想だけでは出てこないようなギャグも散見されます。 ああいう絵柄なのでわかりづらいっちゃわかりづらいとは思うけど、アナーキーさも残虐性も、そして性的な下衆さも、藤子Fは赤塚不二夫以上のところがあります。 性的な下衆が一番わかりやすいんだけど、赤塚不二夫は意外とそっち方面のネタは少なくて、やったとしてもわりとストレートな「セックス」ネタになってしまう。(「くそババア!!」も禁欲っちゃ禁欲だけど、先にあるのはセックスだし) 一方藤子Fはというと、果てしなくフェティシズム的で、ギャグでは、ないんだけど「エスパー魔美」なんかフェティシズムとしか言いようがない。 親父が娘のヌードを描く、という時点で十分だけど、そのヌード画を同級生の男の子が見てもモデルとなった女の子は何とも思ってない、というのはあまりにもフェティシズムでありすぎます。 ギャグとして処理されているものでいっても、しつこく挿入されるしずちゃんの裸はロリータを超えて完璧にフェティシズムですよね。 これも以前書いたけど、やっぱり両藤子先生の趣向は同じだと思う。もっとも表現法が違うからまったく違って見えるけど。 A先生の場合はフェティシズムも残虐性も単純明快な表現を好む。片やF先生は当然絵柄の違いがあるにせよ、もっともらしい理屈をつけることで(「エスパー魔美」なら芸術、とか)オブラートには包む。包むんだけど、よくよく見ると下衆さは赤塚・A以上っつーね。 ユーモアはある程度綺麗事だけでも成り立つかもしれないけど、ギャグは綺麗事だけではどうしようもない。つか上品なギャグなんか、まったく無理じゃないけど種類が限られすぎる。 やっぱ、根底に下衆な部分が必要だと思うけど、表面上はフザけた感じがまったくない「落ち着いた知的な」イメージだったF先生の頭には、常に下衆なことがうごめいていた、アタシはそれこそ本当のF先生だと思うし、だからこそ本気で敬愛している。 逆にいえば、どうも、変な神格化は嫌なんですよねェ。
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■彼方のアストラ感想つづき
テクノロジーが発展し知的生命体が宇宙へと進出。やがて彼らが利用できるエネルギー量は天文学的なレベルにまで到達。ビジュアル的/概念的には「なんでもあり」みたいにはなるものの、結局は「肉体を持つ生物であるがゆえの逃れられぬ欲望」や「情念」に縛られている。
・ ・
そこからさらに進み、肉体を捨てて無限の寿命を得た事により、人間の想像(種の保存欲求に基づく様々な情念の葛藤)の枠を越えた価値基準で活動する「超知性体」というものが登場する作品もある。
超知性体には「自身が滅びる」という概念が基本的に存在しない(つまり、滅びを恐れるあらゆる生命に対し共感をしない)為、彼らの行動の影響は「気まぐれな災害」や「プログラムされた残酷なシステム」かの如く、肉体を持つ知性体に対し「痛み」として降りかかる。
しかし人類の一部の「進化と欲望の本質を理解している者達」はいずれ自分たちもそこへ到達せざるを得ないという事を理解している為、最低限自分たちの種や意志を存続できるならば、あるいは“今の世代が犠牲になるのも仕方ない”という諦念でもってその「上の存在」と向き合っている。
ここでおしまいにすれば「クールなSF」
そんな諦めた世代の人間に対し、ある意味目先の「愛と欲望と情念の力(すなわち希望)」で立ち向かい、新しい未来を切り開こうとする人間を主人公に置いたお話が「熱いSF」と定義できる(まあ、後者はかなり俗っぽいというか、バカっぽいんだけど)。
・ ・
んで、上記踏まえて「彼方のアストラ」がどの次元まで描かれたSFかというと、んー…ダメだネタバレになっちゃう。とにかく、外宇宙まで進出する程度にはテクノロジーが進歩した人類のお話。
でも、ほんと僕が思う「良SF」のポイントを一個ずつカチカチ嵌めてきたんだよなぁ~(ジャンプ漫画では珍しく)。それでいて暗くなりすぎずとにかくギャグで上げてくる。
「宇宙空間での消耗戦」ってのがどんだけハードか(装備が故障したり傷つけば即・死に繋がる)は読者もキャラクター達も十分理解してるから、その強がりみたいなものが結構泣けてくる。下手すりゃ緊張と絶望のあまり発狂して自滅してもおかしくはないのだから(←宇宙の長期滞在もののお決まりのパターンだ)。
なんにしても、篠原健太先生、連載お疲れさまでした。楽しかった!
SEARCH:彼方のアストラ
オウエンスル
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女子高生・JKがでてくる漫画でおすすめ作品を紹介する。女子高生が活躍する面白い漫画

女子高生・JKたちが活躍する「女子高生・JK」漫画は数多くある。
漫画の中では、可愛い女の子が様々な物語を紡いでいる。
そんな、「JK・女子高生漫画」の中でおすすめの面白い作品をまとめて見た。
日常系、SF、恋愛、ミステリー・サスペンス、ギャグ・コメディ、バトル・アクションなどの様々なジャンルのものが含まれている。
少年コミック、少女コミック、青年コミックの中から、連載中・完結済みを問わずに名作・傑作・人気作を選んである。
それでは、どうぞ。
おすすめの面白い「女子高生・JK」漫画まとめ
School Rumble/全22巻
あいうら/全7巻
ふらいんぐうぃっち
日常/全10巻
ちはやふる
トモちゃんは女の子!
ラブひな/全14巻
そんな未来はウソである
彼女はろくろ首
山田くんと7人の魔女
キルミーベイベー
こえ恋
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
orange…
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●夢の『ドラえもん』『どこでもドア』
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●夢の『ドラえもん』『どこでもドア』 ●パリに『どこでもドア』が出現!? フランス国鉄の夢溢れるアンビエントプロモーション https://markezine.jp/article/detail/18783 2013/11/06 山田 健介(株式会社PR TIMES)[著] 2013/11/06 08:00 電車の旅は、陸続きのヨーロッパならではの楽しい旅を演出します。「あの都市へ行ってみたい」そんな気持ちにさせるフランス国鉄のキャンペーンを紹介します。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。 キャンペーン概要 時期:2013年 国名:フランス 企業/ブランド:SNCF 業種:鉄道 ドラえもん、大好き! 首都パリから50以上の都市への鉄道網を構築しているフランスの国鉄「SNCF」が、パリの街角に『リアルどこでもドア』を設置するというアンビエントプロモーションを実施しました。 パリの街角に突如現れたのは、赤、水色、オレンジ、黄緑、紫のカラフルな5つのドア。町行く市民の興��をそそります。 ●【体験レポ】話題のドラえもんVR『どこでもドア』で南極まで行ってみた!?[2017年] https://www.enjoytokyo.jp/date/detail/1365/ 2017/02/20 トレンドに敏感な早耳ガールの間で、話題沸騰中のデート体験VR(バーチャルリアリティ)。本日2017年2月20日(月)から、期間限定で「ドラえもんVR『どこでもドア』」が東京ソラマチで体験できると聞いたレッツ編集部が、早速レポート。驚きの体験は、デートを盛り上げてくれること間違いなしです! ドラえもんの世界を体感できる!最新アクティビティへ それでは会場のある3階へ。今回VR体験が出来るのは、のび太くんの部屋を再現した特設スペース。まず目に入ってくるのが、部屋の真ん中にある「どこでもドア」。再現性の高さに感動です! ●ドラえもんのひみつ道具で欲しいのは!? - Pouch[ポーチ] https://youpouch.com/2016/06/07/360532/ 1位「どこでもドア」2位「タイムマシン」、3位は意外なアレだったよ! シナモン 2016年6月7日 お腹の四次元ポケットから取りだした道具で、なんでも願いを叶えてくれるといえば「ドラえもん」! 「あのひみつ道具が欲しい~!」と思ったこと、みーんな絶対あるよねっ。 今回は、日本最大級のQ&Aサイト「教えて! goo」から「ドラえもんの道具でほしい物は何ですか?」についてのQ&Aをご紹介します。 【今回の質問】 ドラえもんの道具でほしい物は何ですか? 私は「どこでもドア」と「タケコプター」ですね。 (goo150さん) 【回答者さんたちからのお答え】 ■考えるだけで楽な気分に! 絶対「どこでもドア」!! 通勤も楽だし、帰省も旅行も楽チン。 (wan-chanさん) ドアを開けたらどこでも行きたいところに移動できるって、こんな素晴らしいことはないですよねぇ。朝寝坊しても大丈夫だし、実家や旅先にひとっ飛び! もし、リアル「どこでもドア」が発売されたら、少々高くても買ってしまいそう……。 ●どこでもドア - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/どこでもドア どこでもドアは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。 作中で使用頻度が高い。 片開き戸を模した道具。目的地を音声や思念などで入力した上で扉を開くと、その先が目的地になる。ドアの色はピンク。
ドアのノブに意志読み取りセンサーが組み込まれているため、場所の指定は「いつもの空き地」と言えば野比家の近所の空き地になったり、「どこでもいいから遠く」と言えば適当な場所になるなど、曖昧な指定が可能。また、のび太がしずかの家へ行こうとすれば、のび太の気持ちが読み取られて行き先が風呂場になったりもする。更に船など常時高速で位置を変えているような場所(乗り物)や、空飛ぶ絨毯など移動先の位置がはっきり分からず素早く動いているような場所、どこかの宇宙(銀河)を移動している宇宙船の中といった、会いたい相手の居所や行きたい場所の位置が分からない場合でも正確に移動することが出来る(ただし『宝島』のみ、高速で移動する対象へは移動できないという設定になっている)。
アメリカ版では「Anywhere Door(エニーウェア ドア)」という名前で登場 ●ドラえもん - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ドラえもん 『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄による日本の児童漫画・SF漫画作品。及び、作品内に登場する主人公(未来からやって来たネコ型ロボット)の名前である。 作者が最も長く描き続けた代表作であり、日本では国民的な漫画作品の一つ。テレビアニメ化、映画化、舞台化なども行われ、多くのキャラクター商品が販売されている。海外でも、東アジアを中心に高い人気を誇る。 作者: 藤子・F・不二雄 出版社: 小学館 ジャンル: 児童漫画、少年漫画、SF漫画、ギャグ漫画 話数: 全1345話
作品の概要 本作は、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんと、勉強もスポーツも苦手な小学生・野比のび太が繰り広げる少し不思議(SF)な日常生活を描いた作品である。 基本的には一話完結型の連載漫画であるが、一方でストーリー漫画形式となって日常生活を離れた冒険をするという映画版の原作でもある「大長編」シリーズもある。 一話完結の基本的なプロットは、「ドラえもんがポケットから出す多種多様なひみつ道具(現代の技術では実現不可能な機能を持つ)で、のび太(以外の場合もある)の身にふりかかった災難を一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、しっぺ返しを受ける」というものが多く、前作の「ウメ星デンカ」のストーリー構図をほぼそのまま踏襲しており実質的な後継作品ともいえる。 このプロットは、作者の藤子・F・不二雄が自身のSF作品で描いた独自定義「すこし・不思議」��Sukoshi Fushigi)という作風に由来し、当時の一般SF作品の唱える「if」(もしも) についての対象を想定した回答が反映されている。 作品の主人公はドラえもんであるが、上記のプロットのように物語の主な視点人物は副主人公であるのび太である。 ●ひみつ道具(ひみつどうぐ)https://ja.wikipedia.org/wiki/ひみつ道具 ひみつ道具(ひみつどうぐ)は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』、『大長編ドラえもん』、および他者の『ドラえもん』派生作品に登場する、未来の道具を指す総称。作中では、未来の国(22世紀のトーキョー)で生まれたロボット「ドラえもん」が四次元ポケットから取り出したりすることで登場する。 子守ロボットならではの道具が多く存在し、ほとんどは人間業を遥かに凌ぐ力を誇る。基本的には便利とされる物を中心とし、子供から大人まで射幸性を刺激する。尚、中には攻撃的な道具も存在するが、生命に関わる程の攻撃が出来る物は少ない。 物を無限に収納できる四次元ポケットには、ボタン電池ほどのロボッターから、巨大な風雲ドラえもん城まで、さまざまな大きさの物品をいろいろと収納している。そういった性格のポケットをドラえもんが装備しているため、作品全体を通して数多くのひみつ道具が登場する。 名称の読みが「あ」で始まるものから「そ」で始まるものについては「ひみつ道具一覧 (あ-そ)」を、「た」で始まるものから「わ」で始まるもの、および記号で始まるものについては「ひみつ道具一覧 (た-わ)」を参照 ●ひみつ道具一覧 (あ~そ) https://ja.wikipedia.org/wiki/ひみつ道具一覧_(あ-そ) ひみつ道具一覧 (あ-そ)(ひみつどうぐいちらん あ-そ)では、『ドラえもん』『大長編ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具のうち、名称の読みが「あ」で始まるものから「そ」で始まるものまでを列挙する。 原作者である藤子・F・不二雄が執筆した『ドラえもん』、『大長編ドラえもん』(VOL.1〜17)、および藤子・F・不二雄のその他の著作に登場するひみつ道具はもちろん、正当な著作権者である藤子・F・不二雄プロや小学館が公認したものと解される、藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具も含める。 藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品については著作権者による研究が進んでおらず、検証可能な資料も不足しているため、すべてのひみつ道具をこの一覧で網羅するものではない。 ●ひみつ道具一覧 (た-わ) https://ja.wikipedia.org/wiki/ひみつ道具一覧 (た-わ) ひみつ道具一覧 (た-わ) (ひみつどうぐいちらん た-わ)では、『ドラえもん』『大長編ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具のうち、名称の読みが「た」で始まるものから「わ」で始まるものまで、および記号で始まるものを列挙する。 原作者である藤子・F・不二雄が執筆した『ドラえもん』、『大長編ドラえもん』(VOL.1〜17)、および藤子・F・不二雄のその他の著作に登場するひみつ道具はもちろん、正当な著作権者である藤子・F・不二雄プロや小学館が公認したものと解される、藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具も含める。 藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品については著作権者による研究が進んでおらず、検証可能な資料も不足しているため、すべてのひみつ道具をこの一覧で網羅するものではない。 ●【物理エンジン】タケコプターで本当に飛べるのか?検証【ドラえもん①】 https://youtu.be/fUsJlq6bOZY ドラえもんの「タケコプター」そっくりのラジコン。漫画のように気持ちよく飛べると思いきや、オモチャの宇宙飛行士は思いっきりグルグルグルグル......。安全な「タケコプター」の実現はまだ遠い先? 物理エンジンでドラえもん。 次の動画でみなさんが考えてくれた案を検証しています。 【みんなのタケコプター案】 https://youtu.be/69hxdkl5kE0 物理エンジンでドラえもん。 第2話「みんなのタケコプター案」
前回、コメント欄に書いていただいたみなさんの案を少しだけ試させていただきました。 いろいろ考えてくださった方ありがとうございます。 (なるべく多くの案を試したく、一つ一つがかなり短くなってしまいました)
【前回の動画】 https://youtu.be/fUsJlq6bOZY のび太の関節をいれてバランスをとるという案も多くありましたが、 こちらの技術不足で一旦保留。 (遺伝的アルゴリズムを考えてくださった方もいた) 【想定している条件】 ・反重力型のタケコプターを想定。 ・回転軸の方向に一定の方向で引っ張る。 ・タケコプターは合計50kgのものを持ち上げられる能力がある。 ・関節は自由に動かす。 ・タケコプターの重さは500g ・少なくともひとつは体につけなくてはいけない。 ・複数使ってもいいが、パワーを割り振る。 ・基本的にはなんでもあり。(タケコプターを100個つけるなどもOK) ●『ドラえもん』のタケコプターがあれば、実際に空を飛ぶことができる ... http://web.kusokagaku.co.jp/articles/842 2018/01/13 ドローン、すっかり浸透してきましたなあ。カメラを搭載して自在に飛び回り、驚くような映像を撮影してくれるし、荷物の配達などにも使われ始めている。 その躍進ぶりを見聞きするたびに、どうしても思い出すのが『ドラえもん』のタケコプターである。小さなプロペラを頭につけて、気軽に空を飛ぶ。数あるドラえもんのひみつ道具のなかでも、いちばんポピュラーで便利そうなアイテムだ。 にもかかわらず、実際にタケコプターが開発されたという話は聞かない。ドローンにも勝る画期的な道具だと思うのだが、なぜ誰も作ろうとしないのだろう? タケコプターには、何か問題があるのだろうか。 ●ドラえもんの手はこれだったのか? 丸いのに掴めるロボット・グリッパ技術「Omni-Gripper」のしくみ デンソーウェーブが展示 https://robotstart.info/2019/01/18/omni-gripper-robodex.html 2019/01/18 「第3回ロボデックス」で、特に来場者がごった返していたデンソーウェーブブース。たくさんのCOBOTTAが並ぶの中、ひときわ興味深いグリッパがあった。 形状は丸っこいのにいろいろなモノがつかめるグリッパ。 つかむ部分はブヨブヨしている。それなのにデモを見ると、消しゴム、クリップ、付箋紙を掴んだりできる。バキューム式かとおもいきや、刃物のように尖ったものでもつかめるそうだ。しくみは「摩擦」を使っているというが、それを聞いてもどうして掴めちゃうのかさっぱりわからない。 ●タケコプター、タイムマシン、どこでもドアは実現できるか、3大道具を徹底検証 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00996/092000019/ 2019/10/07 子供のころに誰もが憧れたドラえもんの「ひみつ道具」は、いつの日に、どんな形で現実になるのか。日経コンピュータの創刊1000号を記念して大胆予測する特集の最終回は、最難関とも言える3大道具を取り上げる。タケコプター、タイムマシン、どこでもドアだ。シンギュラリティー後の時代は、これらが「3種の神器」になっているかもしれない。 ドラえもんのひみつ道具の中でも特に魅力的で、多くの人が実現を願うのが「タケコプター」「タイムマシン」「どこでもドア」の3つだろう。作中の至るところで登場し、誰もが知るいわば3大道具となっている。 ●ドラえもんですでに実現された「秘密の道具」35選 | | CHANGE ... https://www.change-makers.jp/technology/10978 ある有名なベンチャー企業の代表は「人間が想像できるものはいずれ必ず実現できる」と語っていました。実際に私たちの今の生活でも、数十年前に描いていた想像の多くが実現されています。 では、実際にどんなものが想像されて、すでに実現されたのか、ドラえもんの秘密の道���から実現できているものを見ていきましょう。 秘密の道具1:アンケーター 髪の毛など体の一部をセットすると、その人物に関する情報をおしえてくれるマシン。 実現されたもの1:遺伝子検査キット 自宅で唾液などを採取して送りだけで、生活週間病や肥満タイプなどの、何百種類の情報を知ることができます。 ● 「ドラえもん」の道具が実現可能か検討せよ https://note.com/nobunagashinbo/n/nb66aa8352075 新保信長 2015/11/07 藤子不二雄原作のアニメキャラクター「ドラえもん」はいろいろ道具をもっている。タイムマシンやスモールライトのように、現段階の物理学からすると、とうてい不可能であり実現できないことが証明できそうなものもあるが、いくつかは実現できそうに見える。下に何となくできそうに見える道具を上げたが、これらから一つを選んで、それが実現可能かどうか検討しなさい。不可能ならばその理由を筋道を立てて詳しく説明しなさい。可能ならばどのような原理に基づくのか、実現するにはどのような工夫が必要か論述しなさい。 1)タケコプター プロペラと心棒からできているたけとんぼの様な道具で、これを帽子につけてかぶると空に浮かび、任意の方向に飛行できる。 2)エネルギー節約熱気球 ライターの火だけで飛ぶことができる熱気球(人が乗ることができる)。 3)消光電球 スイッチを入れると、光を吸収して夜のように部屋の中が暗くなる電球。 4)望遠メガフォン スコープで相手を狙いながら話すと、遠くにいてもその人に声が届く。 ('99年・千葉大学) 日本が世界に誇る人気キャラクター「ドラえもん」が、ついに入試にまで登場! それも、ただ名前が出ただけじゃなく、ドラえもんの “ひみつ道具”が実現可能かどうかをまじめに検討させようというんだからビックリだ。 課題は「タケコプター」「エネルギー節約気球」「消光電球」「望遠メガフォン」という4つの「何となくできそうに見える道具」の中から一つを選び、「それが実現可能かどうか検討しなさい。不可能ならばその理由を筋道を立てて詳しく説明しなさい。可能ならばどのような原理に基づくのか、実現するにはどのような工夫が必要か論述しなさい」というもの。一見、ふざけているようだが、同大学によれば、「物理に関する潜在能力を引き出すのが目的で、この課題は問題発見能力がポイント」とのことで、出題した側も大まじめなのである。 ◆今作れそうなドラえもんの秘密道具 - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2150681207913673201 2017/10/01 - ドラえもんの秘密道具、未来の発明品で実現している物、しそうな物 - Yahoo!知恵袋. ◆ドラえもんの世界は近づいている?実現しているドラえもんのひみつ道具19選 https://curazy.com/archives/54004 2014/12/04 「あー、ドラえもんのひみつ道具があったらなー」誰もが口に出したこの発言。 2014年12月現在でもなお、ドラえもんは未だ未来のネコ型ロボットではありますが、道具はいくつか実在していました。 いくつかの製品は実現はしているとはいえ、まだまだドラえもんの世界に叶わないものもありますが、ドラえもんの世界を越えた製品も存在し、40年前に人々が思い描いた40年後の世界と今を考えるいい指標になるかもしれません。
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2019に観た読んだ遊んだものを少しまとめた
最高気温18度の大晦日とはね
2019に観た読んだ遊んだもの
今年は前半が色々と大変だったけれど、後半はそれなりに充実していたように感じられる1年だったかなって。 特に今年は映画をよく観た気がする。 映画館でってのはそこまでだけど、Prime Videoやらなんやらでね。
映像作品
『グランド・ツアー シーズン3』
元『Top Gear』の3人がMCを務めるAmazon制作の自動車テレビショー。 シーズン3は1月から毎週計14エピソードを配信していた。 新型車両はもちろんのこと、今回はクラシックな車をフィーチャーしたエピソードも多くて、個人的には大満足のシーズンだった。 このシーズンを最後に、いつものテントスタジオでの収録が終わりになる。 テントでワイワイ騒ぎながらの画を観れるのも最後というのも感慨深く、最後のエピソードでのクラークソン氏の様子にはグッとくるものがあった。
12月から配信されたシーズン4からはスペシャル企画が続く様子。 スペシャルもいいけど、またいつかスタジオ収録のものも観たいものだね。
『PSYCHO-PASS Sinners of the System Case.2 First Guardian』
『PSYCHO-PASS』の劇場3部作である『Sinners of the System』の2作目。 内容的には1期よりも前の話で、とっつぁんこと征陸さんと須郷さんにスポットが当たったストーリー。 これに関してはほんととっつぁんがカッコよくてカッコよくて。 主に須郷さんの過去がわかるストーリーだったけれど、やはりそれ以上に征陸さんの刑事としての精神や人情、人の親としての面など色々描かれていてとても良かった。 Case 1とCase 3も悪くはないんだけれど、Case 2が一番良かったと思う。
征陸さんが予告でも言っている「ただ、伸元が幸せになりますように」っていうのがほんともうね。 公開の少し前に征陸さんの声優を務めた有本欽隆氏が亡くなられてしまったのは非常に残念なこと。 ご冥福をお祈りいたします。
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『トレインスポッティング』
1996年に公開された映画で、スコットランドに住むヘロイン中毒の男たちの人生を描いた作品。 そんなわけで少し古い映画なんだけれど、先見性のあるセリフや音楽と映像のセンスが凄い。 汚物や性描写とかが結構キツめに効いているから、ちょっと目を背けたくなる感じもしたりするけれど、あの作品作りは中々これまでに観たことがなくて衝撃的だった。 ストーリー的にはどうしようもないクソ野郎共の人生の一部って感じなんだけど、そんな奴の成長や気づきを感じられるものでもあって、そこもしっかりと楽しめた。
リアルでも映画の中でも20年経った、続編の『T2 トレインスポッティング』も観たけど、そっちも中々。 でもやっぱ1の方が面白かったね。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』
劇場版に先んじて制作された外伝である今作。 お嬢様学校である思いを抱えながら、上手く馴染めないままに過ごしているイザベラ・ヨークの下に、ヴァイオレットが教育係として訪れるというストーリー。 全体を通した内容的には結構ありがちな話である。 ただTVシリーズの10話もそうだけれど、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品は、そんなありがちな話をあまりにも上手く描いていると思う。 恐らくだけれど、映像の美しさや、キャラクターの細かな動き、声優の演技や演出、その全てが凄く物語とキャラクターを生き生きとさせているのだと思う。 そうして深く感銘を受けるわけだ。 端的に言えば今回もすごく感動しましたってことね。
制作の京都アニメーションは今年本当に凄惨な事件の被害にあったことが残念でありません。 先日『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の公開日が改めて決まり、とても嬉しく思います。 亡くなられてしまった方への冥福と、被害にあわれた方々とその関係者の皆さんのいち早い回復をお祈りいたします。
『記憶にございません!』
三谷幸喜監督の最新作。 まー面白いのなんのって。 主演である中井貴一氏のとても上手い演技や、それをサポートするようにコミカルに演じる他の俳優陣、何よりとにかく笑わせてくれる脚本が凄い。 コメディ映画はかなーり久しぶりに観たけれど、やっぱりこういうのもたまにはいいもんだね。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』
2017年に公開された、イギリスにおける社会問題に焦点を当てた映画。 主人公のダニエル・ブレイクは長年大工として働いてきたが、心臓発作を機に一時的に働かないようにと医者から言われる。 生活のためにも国からの援助金を受けることにするが、役人は融通が利かない。 そんななか出会ったシングルマザーの親子と、ダニエルの人情のお話。 というわけで、社会から消えてしまった人情とダニエルの人情がとても対照的に映る作品。 イギリスでの問題であるから、日本人がそれをどこまで感じられるかっていうのもあるけど、ある程度は普遍的な問題であるから、考えさせられる部分は多い。 とても辛いのだけれど、しかしダニエルの暖かさが沁みる作品であった。
本作を制作したケン・ローチ監督による新作の『家族を想うとき』も日本で上映中なので、近いうちに観に行くつもり。
youtube
他にも色々と観たんだけれど、上手く言葉にできない作品もあったりなので、とりあえずこんなところで。
書籍
「たったひとつの冴えたやりかた」
アメリカの作家、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアによるSF短編作品。 ハヤカワ文庫から出ている短編集、『たったひとつの冴えたやりかた』に収録。 16歳の少女コーティーはこっそり1人で憧れの銀河の旅へと出るが、あるエイリアンに寄生されてしまう…というお話。 あまり複雑なものではなく、短編ということもあってサラッと読める作品ではあるのだが、結構印象に残る作品。 宇宙SF、寄生するエイリアンという凄く非現実的な世界観なんだけれど、それでも身近に感じられる人の暖かさのようなものが描かれた内容だった。 コーティーもシロベーンもマジでいい子…。
「恩讐の彼方に」
菊池寛による短編作品。 新潮文庫の『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』に収録。 自分の主人を切るという大罪を犯しながらもそれに向き合う市九郎と、殺されたその主人の子、実乃助の復讐のお話。 まあ言ってしまえば凄い倫理的な内容だね。 罪は許されるものなのか、復讐とはなんなのか、そういうのを考えさせられるような作品。 短編なんだけれども、ちょっと古い作品なだけあって注を追っていかなければいけないからちょっと読むのは大変。 「これを読んで倫理観が変わった」なんてまでは言わないけれど、いい刺激にはなる作品かなと。
ちなみになんでこれ読んだのかっていうと、『Sinners of the System』のCase3の影響です(小声
『マクベス』
いわゆるシェイクスピア4大悲劇の1つですね。 光文社文庫の安西徹雄氏による邦訳のものや、研究社から出ているシェイクスピア双書の原文を読んだり。 ストーリーよりもとにかくマクベスとマクベス夫人の人となりに目が行ってしまう作品で、男勝りなマクベス夫人は中々シェイクスピアっぽいなあと。 かと言ってやっぱり女性らしさも出ている部分があって、結構複雑なんですよね。 シェイクスピアの男女観やジェームズ1世と魔術の関係、色々と考えたり楽しめる要素が多い作品。 流石のセリフやらの上手さもあるしね。
まあ4大悲劇じゃやっぱ『ハムレット』が一番好きだけど。
『ダンベル何キロ持てる?』
ここで唐突に漫画をぶち込む。 アニメが面白くて、放映中に一気に最新刊までまとめ買いをしてしまった。 普通にギャグ漫画としてもそれなりに面白いんだけれど、読む目的としてはやっぱ色んなトレーニングの仕方を学ぶっていう感じかなあ。 基本的にはジムで行うトレーニングの紹介が多いけれど、自宅で行えるものの紹介も色々あるし、今までやっていた筋トレの正しいやり方とかも学べて良かった。 後、MAAMさんがパロディも含めて色々と上手くキャラを描くよなあーって。 テレビアニメも面白かったし、いい作品だ。
前の記事で『ファイト・クラブ』や「メディア・コントロール」とかについてもちょっとだけ書いているんで、よければそっちも。
ゲーム
ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~
個人的なGOTY。まあシリーズファン的な贔屓もあるけど。 ガストって今年リメイクも含めてだけど、結構な数シリーズ作品を出しているんだよね。 そんな中でここまで丁寧に作られた作品が出来たのはとてもすごいと思う(なんせ発売延期常習犯だし)。 ともかく、物足りなさは感じながらも初心者にもやりやすく、ファンには凄く新鮮なアトリエだったなって。 他にもここで詳しく書いています。
MONSTER HUNTER: WORLD
夏頃からPC版をやり始めて、改めてみんなでやるモンハンの面白さを知ったり。 PS4版はイビルジョーが追加されたあたりでやめちゃったから、色々追加されていて結構新鮮だった。 後やっぱりPC版は60fpsで出来たり、MODあるからね。 重ね着変更やテクスチャ改変くらいしか入れてないけれど、PS4でやっていた時とはかなり印象が違う。 もうすぐようやくアイスボーンがPC版でも出るから楽しみだね。
Watch_Dogs® 2
オープンワールドハッキングアクションの2作目ですね。 前作よりも結構ブラッシュアップされたなーって感覚はもちろんあるんだけれど、あんまり今回はストーリーに身が入らなかったかなーって。 1の時はかなり明確なスタートとゴールが一貫して描かれていたからなのかもしれないし、やっぱり2の若干のウェイ感が妨げになっていたのかも。 シリアスな方が印象に残りやすいだろうしね。 全体的には満足っちゃ満足なんだけど、そういうストーリーの点や、ドローンが強すぎるのは残念だったかも。
RiME
アクションパズルアドベンチャーゲームかつ、アート作品にも感じられる作品だった。 決して文字を使わずに、ああやってわかりやすく物語を語って、キャラを描くのは大変なんだろうなーと。 ゲームプレイとしての面白さは凡って感じだけれど、雰囲気とかストーリーを楽しむ分にはいい作品だったなと。
まあゲームに関しては普段から色々書いているし、こんなもんにしとこうか。
結構書いた気はするけれど、他にもいろいろ書けることはあった!!! でもちょっと疲れたのでこんなもので。
グラブル12/30、12/31のガチャ
12/30(20連分)
R:15、SR:5
12/31(20連分)
R:15、SR:5
クリスマスPU計 R:82 SR:17 SSR:1 風PU計 R:37 SR:12 SSR:1 グランデフェス計 R:63 SR:24 SSR:3
計240連中 R:182 SR:53 SSR:5
やばいですね☆
結局手持ちの石をぶっこんで、グラフェスをあと60回分やったら、とりあえずSSRオーキスとティアマトが加入+ゴムーンx2という感じに。 パラゾが出ただけ喜ばしいが、結局無料ガチャは信用ならんね。
良いお年を
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日記、つれづれやつくづくのあれこれ
先々日は漫画の資料に森の写真が欲しくなり、近場の川沿いにあるちょっとした森林公園にいった。 俺が住んでる地域はいかにも地方の駅周辺の住宅地という感じ。 家やマンションしかないのだが、江戸川を一本渡れば麓に大きな一軒家がぽつぽつとある小高い山に着く。 近場といっても橋を渡るため大きく迂回せねばならず、それなりに遠い。 橋を迂回ついでに千葉県の駅なんかにも寄って本を探したりしてて、 結局トータル25キロくらい歩いた。 コンバースのスニーカーで25キロ。 オールスターのローカットで25キロ。 足が痛くて仕方なかった。 が、たまの運動にはよかった。 久々に緑を浴びてダンゴムシを見たりして、気持ちよかった。 写真もうまいこと撮れたし。 いやあ、山だけ見ればもう気分は夏だな。 細田守映画が似合う夏だ。 トトロがいそうな山で僕らのウォーゲームな夏だった。
そして今日、起き抜けにお腹が空いてすき家に牛丼を食べにきた。
昨日は久々に酒を飲んだからに頭が痛い。 でもそれ以上酔いを持ち越さなかったのは良かった。寝たら抜けた。
昨日といっても朝方に寝て夜起きる夜勤生活なので、日付の変わり目が日常の真ん中あたりに来るのだが。 この時間感覚はいつまで経ってもどこか慣れない。 昨日とか明日という言葉を日付通りに使えない感じ。 なんだか居心地わるい。この世界のどこにもいない気分になる。
すき家の牛丼はうまい。 食べながら、俺は食にこだわりのない人間なんだなーと思った。 なんなら毎日牛丼ばっか食ってれば満足してしまいそうだ。 飽きたらカツ丼。健康が不安になったら野菜食べたり。 たまにハンバーグとかチキン南蛮とか食べて。 それで世界は回る。 特別なご飯を食べたければ旅に出れば良いのだ。 死ぬほど疲れ、アテもない場所で食べる魚は世界一うまい。 喉がカラカラの状態で飲む水ほど美味いものはない。 たぶん最初の人類が世界一美味い食べ物を食べたヒトだろう。 挑戦しなけりゃ人間なんて生まれてなかったはずだ。挑戦者が食べるご飯が一番おいしい。 料理に凝ったとてこんな俺の日常が華やかになるわけでもない。 こんな日常牛丼でちょうどいい。
こんな牛丼、か。それもどうなのだろう。 その牛丼も今の世にはありふれてるから軽んじていられるけど、地球全体の資源を考えたら牛も米も調味料も割り箸までも相当の貴重品だし、企業やレシピの歴史やら店舗の存在やら諸々考えるとやっぱり奇跡的な確率で食ってることになる。 460円で買える奇跡。 ありがたみを金で薄めて軽んじるクリエイターなど死んだ方が良い。故に前言撤回する。 牛丼は素晴らしい。ありがたい。感謝しかない。美味しいし。 いつ絶えるかもわからないこの歴史の狭間で私は牛丼を食べる粒子となる。 たしか宮沢賢治もそんなことを言っていた気がするな。
牛丼はうまいのだが、食べてたらゴリゴリ変な食感がして、見たら肉の中に牛の骨片が入っていた。 別段噛み砕けないものではないし、骨を食べない方が良い道理もない。 こういうのでクレームを入れる人も世の中にはいるのだろうか、と考えつつ、そのまま食べた。 ゴリゴリ。骨くらい別段気にしない。フライドチキンなんかとんでない。チキンの体積30パーセント以上をら骨が占めているのだ。骨片など屁でもない。
思うのだが、俺はどうにも自分を卑下しないと他人と話せないタチらしい。 自己肯定感が低いとい���か、自分を少しでも褒める人が信じられない感じになる。 自信家の方がなにかと精神的にもよろしいのだろう。俺のようになにかと鬱々としてる輩は健康的じゃないし、人間的にも魅力がない。 かといって俺が自信満々の人間になったらそれはそれで嫌というか、このねちっこい嫌な性格が自分の作品を助けてくれるところもあるので手放したくない。 だいたい俺がいま自信家になったところでしょうもないのだ。なにに自信を持っても虚しいだけ。 しょうもない人生を誇りに生きるなんて惨めだ。 僕はそう思うな。鬱や自殺のリスクを背負ってでも自分を挑発し戦い続けたい。バカだな。 こう書いとけばわかっただろうが、俺は他人と相対化すると自分を卑下して話してしまうが、まあエゴやプライドが強い強い。 ものすごいエゴイストだ。 なんでしょうもない人生とかそういうことが言えるのかね。傲慢だな。 他人の人生はしょうもなくないよ。 俺が勝手にそう思ってるだけ。 それは無知故だ。無理解無頓着、先入観、そういうものだ。頭の悪い証だ。 そういうのやめましょう。
映画を観たり漫画を読んだりいろいろしていたが、報告を怠っていたためめんどくさいくらい積もり積もってしまった。
まあ映画だけでも。 ウルフ・オブ・ウォール・ストリート スティーブ・ジョブズ ソーシャルネットワーク マネーボール この辺のDVDを買った。 マネーボールだけまだ観てない。 面白かった。
そう言いつつも漫画も。 ゴールデンゴールド4巻、 約束のネバーランド9巻、 上野さんは不器用4巻、 九井諒子の短編集2冊、 ドラゴン家を買う1巻、 以上。
ゴールデンゴールドは面白い。 このクオリティの漫画を目指したい。 刑事がかき回す役回りらしく。 特殊能力持ちの将来的に味方になるっぽい人が増えた。
約束のネバーランドはダレてた新天地編に一つの終わりが見えたのと、次の目的が見えてきたのとで盛り上がってきた。面白かった。
上野さんは不器用はとにかく最高。 上野さんも山田もかわいいし、このキャラクター設定は不快感がおさえられてて美味い。 田中が一番ムカつくキャラってとこがいいですね。 ギャグもキレキレ。 たまにある新キャラ登場回はいずれもそんなに面白くないけど、話の枠組みを広げるために必要なので良い。 アニメ化するそうですがたぶん見ません。テレビアニメに触手が伸びない。 上野さんの同人企画があれば参加したい。 上野さんが性癖にドンピシャなので。
九井諒子は天才。 ウェブで短編何本か読んだことあったけどもう確信した。 九井諒子は天才。ゲームを物語にする天才。ダンジョン飯のルーツはここにある。 ぽっと出じゃないわけだ。 最近読んだ岡崎二郎の感じが少しある。 ファンタジーとSFには分析と解析、知識の応用というつなぎ目がある。 決して別ジャンルではない。サイエンスフィクションはファンタジーを近代的な工学に置き換えたものが出発点だ。 勇者と魔王の王国をめぐる物語は社会システムとそこにおける労働者に取って代わった。 フランケンシュタインがその一つの突破口だった。 科学の力で蘇ったフランケンシュタインの怪物は前時代的な村社会に圧迫され逃亡する。 そして伴侶を欲しがるが、フランケンシュタイン博士の近代的な倫理観による断念を前にしてついに存在そのものに絶望し、地の果てに向かう。 ファンタジーとSFのつなぎ目だ。 違いは、存在のジレンマの有無。 存在のジレンマを追求するのがSF。フランケンシュタインの怪物は自身を作りし神である人間に否定された。 存在同士で描かれた物語の地図がファンタジー。ファンタジーとは本来あるべき姿を現出した世界で繰り広げられる寓話だ。 九井諒子の作品にはジレンマで相関する人物によるファンタジー世界地図という一貫した通念がある。 それはまさにRPG、ロールプレイングゲームにはじまるゲーム的ファンタジー世界の根幹ではあるまいか。 九井諒子はゲーム的なのである。 発想力は岡崎二郎的な短編SF的であり、世界地図の描き方は同じくゲームに影響を受けた冨樫義博的。 そのバランスが垂涎。そそるのだ。
ドラゴン家を買うはまだ読んでない。どうなんだろ。未知。
こんな感じです。 あと、モンスターの資料が欲しい。 分厚い本を取り寄せられないかなーと。また財布が軽くなるよ。こわいわ。
そういえばこっちに来てから半年くらいで貯金半分になってんだよな。 働きはじめたのが三ヶ月前だから。 うーん、あとどれくらい保つかね。 牛丼も地球滅亡を待たずして食べられなくなるかも。 そうなる前に漫画家になれる目処を立てておきたいですね。
とりあえず明日、6月10日で僕は23歳になっちゃいます。あーあ。はえーよ。 リミットの25歳まであと二年しかねえよ。 でも頑張るしかねーんだな、これがさ。 だって頑張る以外の選択肢を捨ててきたもん。 大人しく運命に従います。
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