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AI KOKO GALLERY
30 posts
アイココギャラリーは、下町のちいさな現代美術画廊です。国内外を問わず、ユニークな感性の光るアーティスト・クリエイターと共に現代を現わす「何か」を感じ取っていただける空間として機能してゆきます。
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aikokogallery · 3 months ago
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サイトを移転しました
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aikokogallery · 1 year ago
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WEEKENDERS tiny little art fairに参加します
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アートフェア「WEEKENDERS tiny little art fair」に参加します。
AIKOKO GALLERYからは加藤明洋、HUMAN AWESOME ERRORのグループ展示をします。ぜひご高覧ください。
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加藤明洋/Akihiro Kato
《Nyan#1》2021, W3.5xH4.4xD6.2 cm, レジンにインク
1992 年愛知県生まれ。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修士課程修了。ウェブ・エンジニアリングを専門とし、ブロックチェーン/NFT ベースの作品、ボードゲーム、彫刻、映像作品など、幅広いインスタレーション作品を制作。デジタル/フィジカルメディアの組み合わせを通して、テクノロジーと社会の関係を描く作品を制作している。Prix Ars Electronica 2024 Honorary Mention、Creative Hack Award 特別賞など多数受賞。
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HUMAN AWESOME ERROR
《Super Cell 不良息子の肖像》2021, H73.5 x W55.5 x D4.5 cm*額装を含む, 土佐典具帖紙に印��
蔡海、福原志保を中心に、エンジニア、工芸家、研究者たちがプロジェクトごとに集まって活動するアートコレクティブ。人間社会における様々なエラーに着目し、伱間に生まれた亀裂から覗いて見える風景から、私たちの住む社会を再認識するための有機的な活動体。主な作品群に、通常知られることのなかったヤンキーのアンダーグランドカルチャーと忘れ去られた工芸技法のコラボレーシ���ンを実現させ、日本文化の無知の知を問うプロジェクト「工藝族車」、福原の罹患した乳がんを切っ掛けに、知られざる細胞の活動を絵画、立体ほか、あらゆるメディアでメタ認知を行う連作 Super Cell シリーズなど。
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WEEKENDERS tiny little art fair
WEEKENDERSは各地域において現代アーティストのリプレゼンテーションを精力的かつ横断的に行うギャラリーを紹介するアートフェアとして企画されました。初めての開催となる今回は、東京、京都、香港、ベルリンを拠点とした気鋭の9つのギャラリー が参加します。フェアの会期中には、2024年に十和田市現代美術館で初個展を行う谷中佑輔(Yuske Taninaka)のパフォーマン ス映像作品や、Art Basel HK期間中にHKwallsに参加したラウジー(Lousy)、中之条ビエンナーレに参加したサブリナ・ホーラ ク(Sabrina Horak)の作品展示も開催されます。
【概要】
イベント名|WEEKENDERS tiny little art fair 会期|2024 年 7 月 12 日(金)13 日(土)14 日(日) 会場|Sansiao Gallery (東京都中央区日本橋 3-2-9 B1F) 料金|無料 主催|WEEKENDERS 出展ギャラリー|AI KOKO GALLERY (TOKYO)、BOOGIE WOOGIE PHOTOGRAPHY (HONG KONG)、CHUN POON (HONG KONG)、FINCH ARTS (KYOTO)、KOKI ARTS (TOKYO)、MUG (TOKYO/BERLIN)、SOUYA HANDA PROJECTS (TOKYO)、YU HARADA (TOKYO)、SANSIAO GALLERY (TOKYO/HONG KONG) 招待作家|谷中佑輔(Yuske Taninaka)、サブリナ・ホーラク(Sabrina Horak)、ラウジー(Lousy)
ウェブサイト|sansiao-gallery.com | https://www.instagram.com/weekenders_tinylittleartfair/
開催日時|2024 年 7 月 12 日-14 日 7 月 12 日:Friday, July 12 1-7 pm: Fair Hours 5-7 pm: Opening Reception at Sansiao Gallery with DJ Lilyco
7 月 13 日:Saturday, July 13 12-7 pm: Fair Hours 7-11 pm: Mid-Fair Celebration Party at WPU Shinjuku with DJ HIYOCO & DJ Lilyco
7 月 14 日:Sunday, July 14 12-5 pm: Fair Hours 6 pm: Related Music Event "Don't Bring Me Flowers 9" at Ochiai SOUP
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aikokogallery · 2 years ago
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(c) Koji Kato 2023                                                          English below;
加藤 康司
自主回顧展:もう一度思い出す
2023年3月9日〜3月25日 17:00 ~ 20:00 
木・金・土・祝 オープン
AI KOKO GALLERY(台東区竜泉1-19-12第二轟ビル601)※移転しました ※エレベーターはございません
要事前予約(各回30分・最大5名様まで)
入場無料・ご予約は前日までに以下URLから申し込みください。https://forms.gle/CnBGE2FfFJ4VJR99A
直前でのお問い合わせはメール [email protected] か電話 050-5806-5596 までご連絡お願いします。
トークイベント
3月11日(土)17:00 ~  ���スト:木村絵理子(横浜美術館主任学芸員)
3月18日(土)17:00 ~  ゲスト:星野太(美学、表象文化論) 各回1時間程度・最大8名様まで
概要
AI KOKO GALLERYはこの度新スペースに移転しました。柿落としの展覧会として加藤康司の2度目の個展を開催いたします。
加藤は近年、特定の土地や物が持つ歴史的背景に焦点を当て、独自の視点から過去と現在、大きな物語と小さな物語、社会的な問題と個人的な物語を接続し、等身大のフィルターを通して新たに”物語る”映像作品を中心に制作してきました。
本展では「自主回顧展」と題した、アーティスト自身がこれまで作品を通じてリサーチしてきた「米軍基地」、「インドネシアと出島」、「父親」、「広島の慰霊碑」、「モンタヌスの『日本誌』」など、異なる様々なテーマを再度取り上げ、その関係性を紐解き直す自主企画の個展を開催します。
ま��来場者特典NFTとして、昨年2月にAI KOKO GALLERYで初公開された「空想紀行」を社会学者・毛利嘉孝が書きおろしたレビューのオリジナルデザインデータを無料配布します。
アーティストステイトメント
最近すごく忘れっぽい人間になってしまった。
目の前の制作や仕事に集中して、それらを積み重ねていくごとに、何か大事なことを少しずつ忘れていってしまっているような、慢性的な不安にかられてしまう。
制作はいつも、その時その瞬間の、目の前にある大切なこと、重要なことに目を向け、そこに形を与えていく作業のようなもの。映像であれ、彫刻であれ、絵画であれ、そのメディウムに記憶や意志を込める。
そしてその、大切だと思った何かを描いた痕跡が、自分の中の一部になったような感覚と共に、自身の活動の一部と称したりする。だからこそ、いつもそこには自分らしさが重要だったりする。
人は忘れる生き物だから、といえばそれまでの話だが、忘れるべきではない(忘れたくない!)という抗う気持ちも、当然ある。
この展覧会は、かつて触れていたこと、考えていたこと、大切だった何かを描き直し、当時の感覚を「展覧会」を通じてもう一度語り直すための自伝的”回顧録”としたい。
作家略歴
加藤 康司 https://www.kojikato.info/
1994年生まれ。2016年弘益大学校(韓国)交換留学。2021年東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス(GAP)専攻修了。 行き止まりスタジオ主宰。PARADISE AIRコーディネーター。
映像、立体、絵画など多様なメディアを用いて、協働性や政治性に焦点を当てた作品を制作。近年ではコラボレーションの手法を多く取り入れ、歴史化された権力構造からの逸脱、再解釈を試みる。
主な個展
2022 「空想紀行 / Real Imaginary Travelogue」AI KOKO GALLERY(東京)
2021    「For Whom We Fight ”A面”」gallery G(広島)
「For Whom We Fight ”B面”」THE POOL(広島)
2019   「爆発の輪郭線」Toride Genkan Gallery(茨城)
   「父を語ることは、世界を語ることかもしれない」blanClass(神奈川)
受賞歴
2021 アートアワードトーキョー丸の内2021、審査員 木村絵理子賞
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Koji Kato “Auto-Retrospective” 
March 9 - March 25, 2023, 17:00 - 20:00, open on Thursdays, Fridays, Saturdays, and Public holidays
AI KOKO GALLERY (Room#601 Dai-ni-todoroki Bldg., 1-19-12 Ryusen, Taito-ku, Tokyo) *Gallery has relocated. *There is no elevator.
(Up to 5 people per 30 minutes)
Entrance Free. Please make a reservation at least one day in advance at the following URL. https://forms.gle/CnBGE2FfFJ4VJR99A
(For more inquiries, please contact [email protected] or 050-5806-5596 )
Talk Event
March 11, Sat, 17:00~  Guest: Eriko Kimura (Chief Curator, Yokohama Museum of Art)
March 18, Sat, 17:00~  Guest: Futoshi Hoshino (Aesthetics, representational culture theory) Up to 8 people per 1 hour.
Overview
AI KOKO GALLERY has moved to a new space. As the first exhibition after the relocation, we are pleased to announce Kato Koji's second solo exhibition.
In recent years, Kato has focused on the historical background of specific places and objects, connecting the past with the present, big stories with small stories, social issues with personal stories from his unique perspective, and creating new "narrative" vieo works through a life-size filter. The exhibition will feature a "Retrospective" of the works.
This exhibition is an independent retrospective exhibition in which the artist will reexamine various themes that he has researched through his works, such as "U.S. military bases," "Indonesia and Dejima," "Fathers," "Cenotaphs in Hiroshima," and "Montanus's Japan Magazine," and redefine the relationship between these themes. The exhibition will be held as a special benefit for visitors.
As a special NFT for visitors, we will distribute free of charge the original design data of the review "Real Imaginary Travelogue" written by sociologist Yoshitaka Mohri, which was first shown at AI KOKO GALLERY in February last year.
Artist Statement
I have become a very forgetful person recently.
I am chronically anxious, as if I am forgetting something important little by little as I concentrate on the production and work in front of me, and as I accumulate more and more of them.
Creation is always like a process of focusing on what is important and significant in front of me at that moment in time, and giving form to it. Whether it is a video, sculpture, or painting, I put my memory and will into the medium.
And with the feeling that the traces of something I painted that I thought was important have become a part of me, I sometimes call it a part of my own activities. That is why it is always important to be oneself.
It would be a stretch to say that humans are forgetful creatures, but there is also a sense of resistance that says, "I shouldn't forget (I don't want to forget!)," which is natural.
This exhibition is intended to be an autobiographical "retrospective" to re-draw what was once touched, what was once thought, and what was once important, and to recount the sensations of that time through an "exhibition”.
Biography
Koji Kato (https://www.kojikato.info/)
Born 1994, Koji received his BFA from Tama Art University in 2014, MFA from the Global Art Practice at Tokyo University of Arts in 2021. Also, he studied at Hongik Art University in Korea through an exchange program in 2016.
His work is mostly video of his interests in exploring relations between political or social issues and himself for finding out power structure.
He has exhibited his work in group shows such as “Warmth of Stone (and) Trace of Breath” (Youkobo Art Space, Tokyo), “Strange Neighbor” (ART PARK, Seoul), “Re: mind the GAP” (HART Haus, HongKong), “Barrak: survibes Bangkok Biennial 2018” (White Line, Bangkok), “Openness?: The method of acquiring freedom” (Tokkaten|tochka, Tokyo), “Maebashi Media Festival 2017” (Old Yasuda Bank Security Warehouse, Gunma)
Selected Solo Exhibitions
2022
“Real Imaginary Travelogue”, AI KOKO GALLERY, Tokyo, Japan
2021    
“For Whom We Fight ”A面”, gallery G, Hiroshima, Japan
“For Whom We Fight ”B面”, THE POOL, Hiroshima, Japan
2019
"Outline of Explosion", Toride Genkan Gallery, Ibaraki, Japan
"When I talk about my father, which may mean talk about a world", blanClass, Kanagawa, Japan
Awards
2021
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aikokogallery · 3 years ago
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加藤 康司「空想紀行」 |  Koji Kato “Real Imaginary Travelogue”
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(English follows)
加藤 康司「空想紀行」  |  Koji Kato “Real Imaginary Travelogue”
日程:
2022年2月23日〜3月19日 17:00 ~ 20:00 
木・金・土・祝 開廊
会場:
AI KOKO GALLERY(墨田区千歳2-10-4千歳マンション303)
要事前予約(各回30分・最大4名様まで)
ご予約は前日までに、以下URLから申し込みください
https://forms.gle/quwP9pu3vUvgLRAX6
(直前での問い合わせはメール [email protected] か電話 050-5806-5596 までご連絡ください)
概要:
AI KOKO GALLERYは1994年生まれの若手アーティスト、加藤康司の個展を開催します。加藤は近年、アジア各国での活動を中心に綿密なリサーチや協働性を活かした映像、立体、絵画など多様なメディアを用いた作品を制作しています。
本展では加藤がギャラリーの近隣にある江戸東京博物館を訪れて、アルノルデゥス・モンタヌス著『日本誌』(1669年)を知った事を発端とする、一連の作品群を発表いたします。
17世紀のヨーロッパでは、未知の国の文化や風俗が記された出版物は人気があり、当時鎖国下であった日本の風景を100点近い挿絵によって視覚的に記した『日本誌』はとりわけ多くの人々を魅了しました。
作者であるモンタヌスはオランダ人の牧師であり、学校の先生であり、職業作家という複数の肩書きを持つ人物でした。彼はこの著書を執筆するにあたり、日本に派遣された使節等の報告書や記録など断片的な資料を参考にし、なんと一度も来日する事なく、空想を交えて日本の歴史書を書き上げました。
フィクションによってふんだんに加工されたこの物語は、まるでフェイクニュースのようにヨーロッパ各国で広く普及していったのです。
現代社会ではVRやARといった架空と現実が混在するようなツールが普及し始め、それらを分断して考えるのではなく、むしろ共存を前提とした想像や鑑賞をする感性が育まれています。情報メディアの領域においても、資本主義のダイナミズムも相まって、事実であるかどうかより面白いかどうかを重視するという、現実に依拠しない受容のあり方に拍車がかかっていると言えるでしょう。
加藤はかつて偽りの物語が流行した17世紀のヨーロッパと、空想に溢れる現代社会を重ねて捉えつつ、他者を表現することで発生する表現者の倫理的課題に焦点を当てていきます。
空想が現実を覆い尽くす社会において、世界を想像する責任とは何か。本展では、モンタヌスが頭の中で描いたであろう風景に作者が飛び込み、妄想と欲望によって作られたキャラクターと対話し、マッピングされゆく世界観を新作の3Dアニメーション映像で再現します。
ぜひご高覧賜りますよう何卒お願い申し上げます。
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《空想紀行》の時代:眼差しの権力と忘却の暴力
毛利嘉孝
 この《空想紀行》の旅先案内をしているのは誰か。もちろん、それは一義的には作家である加藤康司なのだが、この旅の構造はそれほど単純ではない。
そもそも、このヴァーチャルな空間に作られた17世紀の江戸に加藤を誘ったのは、牧師であり、教師であり、そして職業作家として知られるアルノルドゥス・モンタヌス(1625-1683)である。自らは日本に行くことなく、伝聞や資料によりモンタヌスが書き上げた『東インド会社遣日使節紀行』(邦題『日本誌』)は、当時の日本の状況を記した数少ないヨーロッパの資料だが、同時に多くの誤解や誇張、偏見に溢れていることで知られている。
 けれども、私たちは結局モンタヌスに出会うことはない。対話の相手は、モンタヌスが描いた江戸の「侍」である。その「侍」は私たち日本人が知っている侍とはずいぶんと異なっている。ダイロと呼ばれる江戸の「王様」に仕える侍はその存在自体が心もとない。「空想旅行」は現代から17世紀へと向かう時間の旅だが、時間を遡る際に別の次元にあるパラレルワールドに迷い込んだかのようだ。
 実のところ「空想旅行」は、同時に「空間」の旅でもある。私たちは単に現在から過去へと遡るだけではない。この時間の旅には、オランダからアフリカを迂回し、南アジア、東南アジア、東アジアへの旅が書き込まれている。「極東」の江戸は、実際にはこうしたアジアの旅の混淆物だ。それは、17世紀の西洋から見た「極東」の眼差しにほかならない。
映像の最後には奇妙にもリアルな/ヴァーチャルな象が登場する。象は室町時代から鎖国された江戸時代へと至る南蛮貿易の象徴である。東南アジアから届けられた象は、象を乗せる船が国内にはなかったので長崎から江戸まで歩いて移動し、異国の動物を一目見ようと沿道には見物客が溢れたという。この国内の象の移動は、また西から東への西洋の視線の旅の最終行程なのだ。
モンタヌスの『東インド会社遣日使節紀行』は、この時代広く読まれた書物であり、ステレオタイプ的な多くの誤解を含めて日本のイメージを形成した。こうした視点は、西洋の日本に対する近代的な眼差しを編成したのだった。
しかし、こうした眼差しを単なる他者に対する西洋中心主義的・植民地主義的・���国主義的眼差しとして批判するだけでは不十分である。より深刻な問題は、こうした眼差しを、その対象である多くの日本人がいまでは十分に内面化してしまっていることだ。モンタヌスが見た「不思議な国ニッポン」は、日本人にとっても「不思議な国ニッポン」である。
その意味では、唐突だが、戦後日本に対する文化的枠組みを与えたルース・ベネディクトの『菊と刀』へと至る外からみた日本論の系譜の一つとして位置付けることができることができるかもしれない。『菊と刀』を太平洋戦争中に記したベネディクトも、モンタヌスと同様に文献調査と在米日本人に対する聞き取りのみで本を書き上げ、欧米の「罪の文化」と対比して日本文化を「恥の文化」として描いた。この議論はアメリカの戦後統治に利用されたが、今ではその視点を多くの日本人は共有している。
 もちろん、『菊と刀』は『東インド会社遣日使節紀行』に比べて量的にも質的もはるかに大量の資料と調査によって描かれており、そのイメージの歪み、偏向の度合いはずいぶんと異なっている。けれども、その他者に対する眼差しと、他者化された人々によるその視線の内面化という構造の本質は基本的に同じものである。そして、西洋化された日本の視線は、土着的なものへの抑圧だけでなく、日本における混淆的なアジア的文化、そしてその後の植民地主義の忘却を強化するだけでなく、むしろ忘却によって完成されるのである。
 実のところ、人は西から東へのみ移動したのではない。近代以降、人は東から西にも移動した。日本もまた例外ではない。その暴力的帰結が第二次世界大戦に至る日本の植民地主義の拡大であり、搾取的帰結が戦後アジアにおける帝国主義的経済進出だった。
こうした拡大と忘却/隠蔽は過去の話ではない。たとえば、近代化を通じて生きた象が九州から東京まで歩く姿は見られなくなったが、その代わりに日本は世界でも最大の象牙の市場になった。よく知られるとおり象はワシントン条約で絶滅危惧種に指定されその捕獲が禁止されているが、2021年時点でワシントン条約事務局に報告されている象牙在庫のうち、日本はアジア地域の89%、全世界でも31%を占め、違法な取引の温床となっていることが世界的に批判されている*。西から東への象の移動は、東から西への人の移動によって不可視化される。そして、それは今でも続いているのである。
モンタヌスは日本に来ることなく日本を描いた。このために誤解した日本のイメージを生み出したことを批判したり、逆におもしろおかしく楽しんだりすることはたやすい。けれども、これ自体は近代を通じた他者表象においてその程度の差こそあれ、一貫して継続されてきた知識=権力の操作である。
むしろ問題は、現代において「空想紀行」の経験が、ますます私たちの日常生活の一部になりつつあることである。たとえば、これほど毎日メディアやSNSを賑せているウク��イナの現地にいったい何人の日本人が行っているのだろうか。そんなに遠くの場所をわざわざ上げる必要なないかもしれない。日常的に目にする日本の出来事ですら実際に私たちはどの程度「経験している」のだろうか。その多くはフェイクと区別がつかなくなった断片的な情報を通じて知っているつもりになっているだけではないか。
加藤康司の《空想紀行》は、こうした他者に対する眼差しの不均衡性、虚構性、そして権力のあり方を問題にしている。しかし、それは同時にその眼差しをごく当然のように受け入れている私たち自身の知覚もまた問い直している。この作品を見るときの奇妙な浮遊感はどこから来るのだろうか。この問いが浮かんだ時に、すでに私たちは《空想紀行》に巻き込まれている。
*認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金(JTFF)プレスリリース:国内象牙市場の規制でいかに日本が立ち遅れているか 翌週のワシントン条約常設委員会で明らかに 2022年2月28日  https://www.jtef.jp/press-release-tirelessmarket_j/
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作家略歴:
加藤 康司 https://kojikato.wixsite.com/kato1209
1994年生まれ。2016年弘益大学校(韓国)交換留学。2021年東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス(GAP)専攻修了。 行き止まりスタジオ主宰。PARADISE AIRコーディネーター。
映像、立体、絵画など多様なメディアを用いて、協働性や政治性に焦点を当てた作品を制作。近年ではコラボレーションの手法を多く取り入れ、歴史化された権力構造からの逸脱、再解釈を試みる。
主な個展
2021   「For Whom We Fight ”A面”」gallery G(広島)
   「For Whom We Fight ”B面”」THE POOL(広島)
2019   「爆発の輪郭線」Toride Genkan Gallery(茨城)
   「父を語ることは、世界を語ることかもしれない」blanClass(神奈川)
受賞歴
2021 アートアワードトーキョー丸の内2021、審査員 木村絵理子賞
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Exhibition Title: 
Koji Kato “Real Imaginary Travelogue” 
Schedule:
February 23 - March 19, 2022
17:00 - 20:00, open on Thursdays, Fridays, Saturdays, and Public holidays
Venue: 
AI KOKO GALLERY (Room#303 Chitose Mansion, 2-10-4 Chitose, Sumida-ku, Tokyo)
(Up to 4 people per 30 minutes)
Please make a reservation at least one day in advance at the following URL.
https://forms.gle/quwP9pu3vUvgLRAX6
(For more inquiries, please contact [email protected] or 050-5806-5596 )
Overview: 
AI KOKO GALLERY is pleased to present a solo exhibition by Koji Kato, an emerging artist born in 1994. In recent years, Kato has been working in various Asian countries, producing works using various media such as video, sculpture and painting by using in-depth research and collaboration. In this exhibition, Kato will present a series of works that were inspired by a visit to the Edo-Tokyo Museum near the gallery, where he learned about Arnoldus Montanus's "The Journal of Japan" (1669).
In the 17th century, publications describing the culture and customs of unknown countries were popular in Europe, and "Japan Magazine," with its nearly 100 illustrations visually describing the scenery of Japan, which was under national seclusion at the time, was especially attractive to many people. The author, Montanus, was a Dutch pastor, schoolteacher, and professional writer with multiple titles. In writing this book, he referred to fragmentary materials such as reports and records of envoys sent to Japan, and wrote a history of Japan with his imagination, without ever visiting Japan. This story, heavily processed by fiction, spread widely in European countries as if it were fake news.
In today's society, tools such as VR and AR that mix the imaginary and the real are becoming more and more popular, and we are developing a sensibility to imagine and appreciate them based on the premise of coexistence, rather than dividing them. In the realm of information media as well, the dynamism of capitalism has spurred a way of reception that does not depend on reality, emphasizing whether something is interesting rather than whether it is true.
Kato will focus on the ethical issues that arise in the representation of others, overlapping 17th century Europe, where false stories were once popular, with today's fantasy-filled society.
In a society where fantasy overshadows reality, what is the responsibility of imagining the world? In this exhibition, the artist dives into the landscape that Montanus would have drawn in his mind, interacts with characters created by his delusion and desire, and recreates the mapped worldview in a new 3D animated film. We look forward to seeing you at the exhibition.
Biography
Koji Kato (https://kojikato.wixsite.com/kato1209/cv-1 )
Born 1994, Koji received his BFA from Tama Art University in 2014, MFA from the Global Art Practice at Tokyo University of Arts in 2021. Also, he studied at Hongik Art University in Korea through an exchange program in 2016.
His work is mostly video of his interests in exploring relations between political or social issues and himself for finding out power structure.
He has exhibited his work in group shows such as “Warmth of Stone (and) Trace of Breath” (Youkobo Art Space, Tokyo), “Strange Neighbor” (ART PARK, Seoul), “Re: mind the GAP” (HART Haus, HongKong), “Barrak: survibes Bangkok Biennial 2018” (White Line, Bangkok), “Openness?: The method of acquiring freedom” (Tokkaten|tochka, Tokyo), “Maebashi Media Festival 2017” (Old Yasuda Bank Security Warehouse, Gunma)
Selected Solo Exhibition
2021    
“For Whom We Fight ”A面”, gallery G, Hiroshima, Japan
“For Whom We Fight ”B面”, THE POOL, Hiroshima, Japan
2019
"Outline of Explosion", Toride Genkan Gallery, Ibaraki, Japan
"When I talk about my father, which may mean talk about a world", blanClass, Kanagawa, Japan
Awards
2021 
Judge’s Prize, Art Award Tokyo Marunouchi 2021
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(C)Koji Kato 2022  Design: Mone Kaneko  Trailer Edit: Naoya Bito
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aikokogallery · 4 years ago
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加藤明洋 / BAIS体験会 AI KOKO GALLERY会場開催のお知らせ
2月6日(土)のBAIS体験会をAIKOKO GALLERY内において、先着4名様限定で開催する時間を設けました。コロナウィルス感染症対策の取り組みにより、直前のお知らせとなり恐縮ですが、ゲームのご体験希望の方はメール [email protected] かSNSで6日午前中までにお申し込みください。
【開催概要】 加藤明洋 / BAIS体験会
会場: AI KOKO GALLERY(東京都墨田区千歳2-10-4千歳マンション303)
12:30- 開場
13:00-14:00 YouTube Live配信中は入退出不可(ご見学のみ)
14:00-15:00 配信終了後、体験会
事前予約制:先着4名様限定、2月6日午前中締め切り
予約方法:メール [email protected] か、twitter https://twitter.com/aikokogallery、Facebook https://www.facebook.com/aikokogallery の個別メッセージでお申し込みください。
・37.5℃以上の発熱や咳・咽頭痛などの症状がある場合、その他体調が思わしくない場合は来場ご遠慮ください。マスクを着用のうえ、手洗い・手指の消毒をお願いいたします。
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aikokogallery · 4 years ago
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加藤明洋 / BAISオンライン体験会
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©Akihiro Kato 2021
AI KOKO GALLERYは2021年2月6日(土)に加藤明洋の新作ボードゲーム「BAIS」の発売(2021年2月中旬予定)を記念して、体験会をオンラインで配信いたします。本作は2020年の個展「TRUSTLESS LIFE -Tokyo2040-」の参加者特典として用意してましたが、加藤は参加者からいただいた声を元に考察を重ね、改めてゲームを構築し直しました。個展時には2040年の東京にかかる災害や事故に対峙していた設定は、「BAIS」では、参加者は人とAIが手を取り合う「BAIS CITY」の市民となる設定へと更新されています。
BAIS CITYは新しいAIシステムであるBAIS(Blockchain Artificial Intelligence Systemの略)によって成り立っています。市民の提案した都市計画はブロックチェーンに記録され、ブロックチェーン上にあるAIがそれが正しい計画かどうかを判断したり、新たな条例を出したりします。条例は市民によって承認を受け新たなルールとして設定されます。ブロックチェーンによる分散性とAIによる集権性を両立した新時代を予見する世界で、直接民主主義を実現する画期的な都市計画を作り出していきましょう。
イベントではオンラインのご視聴だけでなく、LINE「BAIS」を登録いただくことで実際のゲームの流れを体験いただけます。
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開催日時
2021年2月6日(土) 開場12:30 開始13:00
Youtube Liveでの公開イベント
https://youtu.be/6R9UccEp8U8(1時間程度)
コメントでの参加を希望される場合は、以下QRコードからLINEで「BAIS」の友達登録をお願いします。
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「BAIS」 https://bais.city/
https://akihirokato.official.ec  (2月中旬発売予定)
加藤明洋
1992年生まれ、愛知県出身。大学卒業後ウェブ制作会社を経て、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に進学、メディア表現専攻修了。ブロックチェーンが新しい社会を作る一つの可能性を持っていると考え、それを伝えるための表現としてボードゲーム「TRUSTLESS LIFE」を制作。CREATIVE HACK AWARD 2018 SONY 特別賞を始め各方面からの評価を得る。https://akihirokato.com
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aikokogallery · 6 years ago
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TRUSTLESS LIFE -Tokyo 2040- 加藤明洋
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開催日時
1月11日(土)18時
1月15日(水)19時
1月18日(土)14時、16時、18���    
  完全予約制(特設サイトよりご予約ください)
  各回最大8名まで(チームでプレイしていただきます)
  1プレイ1時間半程を予定しています
参加料 1,000円(限定ミニゲーム付き) 
会場  AI KOKO GALLERY 墨田区千歳2-10-4千歳マンション303
お問い合わせ先 [email protected]
特設サイト https://2040.tokyo/ 当日13時までにご予約ください
価値保存の機能を果たす「貨幣」は、貝殻や貴金属と言った「モノ」から紙幣のような「紙などに印刷された約束」に発展し、現在流通している仮想通貨が生まれるまでになった。仮想通貨は、誰もが通貨を発行する権利を持ち、また特定の誰かによってシステムが止められ ない特徴を持つ。このデジタル上に固定される「約束」を実現可能にしたのが、2009年に 発明されたブロックチェーン技術である。この技術により、インターネットにつながってさ えいれば、いつでもどこでも取引でき、誰にも止めることのできない「約束」が可能になったのである。
この技術によって、どのような社会が実現可能になるのだろうか?
人類が築いてきた文明社会は、人間同士がただ群れを成すだけではなく、ルールや慣習を規 定し、社会を形成することによって発展してきた。歴史上で生まれたさまざまなルールは、 そのたびに世界を大きく変化させ、規定される「ルール」、人と人同士の「約束」は、石版 や紙と言ったメディアに「文章」として書き込まれてきた。それらは今後、コンピュータや ブロックチェーンといったメディアに「コード」として書き込まれていくのだろう。
TRUSTLESS LIFEシリーズは、個々人が持つ他者からの形のない「信用」が「コード」と して、合意された「約束」によって判断され、蓄積する「信用社会」での人生を描くボードゲーム作品シリーズであり、未来、ブロックチェーン技術が適用されることによって起こり 得る可能性のある世界を想像可能にする。
新作「TOKYO2040」は、2040年の東京を舞台としたボードゲーム作品である。 2040年、AIはもうすぐ人類を越える。東京では都市中の情報を学習するAIが、ありとあら ゆる「人類にとっての」危険を未来予知し始め、些細な事故ことから大規模な災害まで、 「いつどんな危機が訪れるのか」「どのように対処すべきか」を示す。 現在、2040年にはもはや手のつけられない高齢化社会と孤立化、そして急速な人口減少が 訪れると予想されている。人々は技術とどう向き合い、関係を作っていくのだろうか。
ゲームという一つのシミュレーションを通じて起こり得る世界を想像してほしい。
加藤明洋:1992年生まれ、愛知県出身。大学卒業後ウェブ制作会社を経て、情報科学芸術大学院大学( IAMAS)に進学、メディア表現専攻修了。ブロックチェーンが新しい社会を作る一つの可能性 を持っていると考え、それを伝えるための表現としてボードゲーム「TRUSTLESS LIFE」を制 作。CREATIVE HACK AWARD 2018 SONY 特別賞を始め各方面からの評価を得る。 https://akihirokato.com
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aikokogallery · 6 years ago
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フライヤーデザイン:稲石浩佳 / Hiroka INAISHI
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aikokogallery · 6 years ago
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ESPlab / The Consensus
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ステイトメント
Marcel Duchampの Fountain (1917) が代表するように、ある対象がどのようにして美術と見なされるのかという問いは、現代美術が扱う最も重要な主題の1つである。例えばHans Haackeは、1970年代前半に不動産や美術作品の来歴を所有者の社会的身分を含めて列記した作品群 Shapolsky et al. Manhattan Real Estate Holdings, A Real Time Social System, as of May 1, 1971 (1971) や Manet-Projekt '74 (1974) を通じて美術的価値の背後に存在する人間関係を詳らかにし(前者はGuggenheim美術館、後者はWallraf-Richartz美術館からそれぞれ展示を拒否された)、またより最近ではWiliam Powhidaが Art Basel Miami Beach Hooverville (2010), After ‘After the Contemporary’ (2018) などの作品群によって業界の慣習やヒエラルキーを風刺的に示している。両名は特に明示的な例だが、美術的価値がどのように決定するかという合意形成の問題は(程度の差こそあれ)全ての美術作家が向き合わねばならない共通の主題であり、現代美術そのものを構成する要素の1つとすら言えるだろう。
今日ブロックチェーンと呼ばれる技術を要素に持つ Nakamoto (2008) によるBitcoinは現在も様々な観点から議論されているが、その新規性は集権的な管理者が存在しないネットワーク上での合意形成手法にある。要約するならば、Bitcoinは (i) 取引履歴を格納するブロックの作成に計算資源の投入を必要とする(Proof of Work) (ii) 最長のチェーンを構成するブロックを正統な記録とする(Nanamoto Consensus) (iii) 正統な記録を作成した者へ報酬としてBitcoinを新規発行する(Coinbase) という3点の主要な特徴を持つインセンティブ設計を通じて、非整合的な取引の記録を防ぐ合意形成を試みた。この合意形成は当初Bitcoinの移転のみを対象としていたが、あるプログラム実行のトリガーとなる情報の移転を管理する後続のEthereumが代表例であるように、現在では集権的な管理者に依存しないという特徴を維持しつつ取扱情報を一般化するための手法が多く検討されている。
本展示では、現代美術とBitcoin双方で議論されるこのような合意形成の文脈を接合する。Bitcoinを主題とする美術作品は、例えばSimon Dennyによる Blockchain Visionaries (2016) など既にいくつか存在するが、それらは専らBitcoinがもたらす将来の社会変化を示唆するものであり(その新規性である)合意形成手法に焦点を当てたものは未だ少ない。また、美術的価値の合意形成に焦点をあてた既存の美術作品の多くは現状に対する風刺や問題提起に留まっており、新たな合意形成の可能性に言及するものは限られている。したがって、集権的な管理者に依存しない合意形成を美術的価値の議論に応用する本展示の試みは、美術史的な観点からも行う意義があるだろう。
具体的に、両文脈の接合は現代美術の定義に関する意見表明をチェーン状に投稿し合う行為を通じて行われる。本展示への来場者は所定のテンプレートに従いながら現代美術の定義に対する意見表明 (ブロックに相当) を行い、その際には既存の意見表明の中から1つを選択 (親ブロック) して継承することが求められる。分岐も想定されるこのようなプロセスを会期終了時まで繰り返した結果、最長となったチェーンを美術的価値の議論に関する正統な文脈とみなし、それに含まれるブロックの作成者達に対しては出来上がった文脈を活用した報酬を提供する。すなわち、より後続の来場者達に継承されるであろう喚起力の高い意見表明を行うほど正当な文脈として記録される可能性は高まるのである。
ESPlab / The Consensus
会場:AI KOKO GALLERY 墨田区千歳2-10-4チトセマンション303
会期:6月28日(金)〜8月10日(土) 
時間:木金18:00 - 21:00 土14:00 - 20:00(日〜水曜日休廊)
入場無料/要予約 ご来廊のお時間を予め[email protected]もしくは050-5806-5596までお知らせください。
会期中イベント:ビットコインと現代美術双方の観点から合意形成を議論するトークイベント及びワークショップの開催を予定
Gallery Web:https://aikokogallery.tumblr.com/
特設Webページ:http://the-consensus.net
協賛:Startbahn, Inc.
ESPLabとは:ESPlabは、プロダクト実装を通じてブロックチェーンエンジニアとアートマネージャーの交流を図ることを目的とした、スタートバーン株式会社の社内組織です。 今回の展覧会は、私達にとってプロダクトを美術作品として実装する初めての試みです。
クレジット: 会田 寅次郎 (企画・実装), 伊東 謙介 (コンセプトデザイン), 小鍋 藍子 (企画・設営), 堀口 祐美子 (企画・設営), 加藤 明洋 (企画・設営), 施井 泰平 (企画).
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aikokogallery · 7 years ago
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『幽霊について』遠藤薫
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作家の諸事情により展覧会を中止いたします。
ご予定くださっていた皆様におかれましては直前のお知らせになりますことを心よりお詫び申し上げます。
「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫 
2018年3月12日(月)、13日(火) 14:00 - 20:00
会場:AI KOKO GALLERY
墨田区千歳2-10-4チトセマンション303
入場無料 / 予約不要 時間制入れ替え
14:00、15:00、16:00、17:00、18:00、19:00と部を分けさせていただきます。ご来廊のお時間を予め [email protected] / もしくはお電話 050-5806-5596 までお知らせください。
2日間のみの��示となります。どうぞみなさまお誘い合わせの上お越しくださいませ。
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『DJもしもしの幽霊について』
ツィートまとめ:https://togetter.com/li/1093900
展覧会レビューサイト:https://yureinitsuite.tumblr.com/
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遠藤薫 Endo Kaori 
Born in Osaka, 1989, based in Kyoto/Hanoi
As a third generation calligrapher, she teaches Japanese calligraphy at elementary schools, museums, and special events in Asian countries.
Education
2013 Bachelor of Textile, Okinawa Prefectural University of Arts
Exhibition
-Selected solo exhibition
2017 About A Ghost, AI KOKO gallery, Tokyo
2015 P.A.N, Studio Noquudo, Beppu, Oita
2015 (No title), Momurag gallery, Kyoto
2014 (No title), Space Tropical, Okinawa
-Selected group exhibition
2018『/jama/』, Yakushima 
2017 Chronicle, Chronicle!, Creative Center Osaka, Osaka
2016 Gallery KATA/KOMBE, Tokyo
2014 The 26th Fuji Contemporary Japanese Calligraphy Exhibition, Osaka Municipal Museum of Art  (Osaka Prefectural Governor Prize Winner)
2014 Selected for the 36th Japan Textile Exhibition, Tokyo, Kyoto, Nagoya Museum
2013 Selected for the 68th New Takumi Crafts Exhibition, Tokyo, Kyoto Museum
2013 The 53rd Japan Craft Exhibition, Tokyo Midtown
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aikokogallery · 7 years ago
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BCL “Resist/Refuse"
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(日本語は下に)
BCL “Resist/Refuse”
BCL is an Artistic Research Framework, founded by Georg Tremmel on Shiho Fukuhara, working on the social, moral and ethical implications of emerging biotechnologies.Resist/Refuse is a collaboration between Georg Tremmel and Austrian-based ceramic artist Matthias Tremmel. During World War II, ceramic biological bombs were used for Biological Warfare by delivering rats, which carried flea, which in turn carried deadly bacteria. Resist/Refuse re-imagines and re-creates these ceramic biological bombs, repairs them with the japanese Kintsugi method, and symbolically undos the harm of the deadly bacteria by growing antibiotics in the restored ceramic bombs.
BCLは、2004年にゲオアグ・トレメルと福原志保によって立ち上げられた、科学・デザインの領域を超えたコラボレーションを行うアーティスティック・リサーチ・フレームワーク 。バイオテクノロジーの発展が社会へ与えるインパクトに焦点を当てて活動している。第二次世界大戦中、日本では細菌を保有したネズミが仕込まれた陶器製爆弾が陶芸工場で生産され、戦地で使用されたといわれている。そして現在、感染症研究所ではウイルスの防御として新しい抗生物質の菌株に取り組む。本展ではBCLのゲオアグ・トレメルと、オーストリア在住の陶芸家マティアス・トレメルが協働し、かつて生物兵器の入れ物としてあった、爆弾型陶器を再び制作。破壊し、それに金継ぎを施し、抗生剤を植え付けて作品化する。Resist/Refuse  耐性/拒絶、破壊と復元、災いから治癒、その移行の象徴として金継ぎされた「爆弾型陶器」と、その制作過程のビデオを展示する。
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Opening time : August 19 - October 9 (Appointment Only)
18:00 - 21:00 Fridays / 15:00 - 19:00 Saturdays, Sundays and Public holidays Venue : AI KOKO GALLERYRm#303 Chitose mansion, 2-10-4 Chitose, Sumida-ku, Tokyo 130-0025
Tel: 050-5806-5596   Email: [email protected]
Web: https://tmblr.co/ZV3ihm2Na6ZFV
Opening reception : August 19th Sat, 18:00-20:00 (No reservation required, everyone please feel free to come!)
Gallery Talk: A short history of biological Warfare in Japan 
September 17th Sun, 17:00-18:00
Reto Hofmann (Waseda University) and Georg Tremmel (BCL)
会期 8月19日(土)~10月9日(祝)
開廊時間 18:00~21:00(金)、15:00-19:00(土日祝)休廊日 月~木
会場 : AI KOKO GALLERY
〒130-0025 東京都墨田区千歳2-10-4千歳マンション303
Tel: 050-5806-5596           Email: [email protected]
Web: https://tmblr.co/ZV3ihm2Na6fxn
オープニングレセプション:8月19日(土)18:00-20:00(予約不要、どなたさまもどうぞ!)
ギャラリートーク:9月17日(日) 17:00-18:00 「日本の生物戦争の歴史」レト・ホフマン(ファシズム研究・早稲田大学博士研究員)、ゲオアグ・トレメル (BCL)
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aikokogallery · 8 years ago
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BCL “Resist/Refuse”   *日本語
AI KOKO GALLERYはアーティスティック・リサーチ・フレームワーク「BCL」の3年ぶり2度目の個展を開催します。
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BCL "Resist/Refuse"
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ギリシャ神話、「パンドラの箱」。
ゼウスがパンドラに持たせた、あらゆる災いの詰まった箱。それは本来は壺であった。彼女が地上に着いたときに好奇心から開けてしまったところ、すべての災いが地上に飛び出した。病、貧困、嫉妬、怨恨、復讐....。しかし、壺の底には希望だけが残っていた。
バイオハッキンング、DIYバイオ、生物戦争の歴史…第二次世界大戦中の日本では生物兵器の供給と拡散をテストするために、秘密裏に731部隊での実験と実地試験が行われ、陶芸工場では細菌が仕込まれた陶器製の爆弾が作られていただろうといわれています。そして今日。感染症研究所では、潜在的に攻撃的な武器であるバクテリアやウイルスからの防御として新しい抗生物質の菌株に取り組んでいます。
かつて、手榴弾や爆弾の形もしらぬ陶芸家たちと軍事産業が合体した実験的な行ない。破壊され拡散してしまった細菌とその災いの後には何が残ったのだろう?私たちは過去の悲劇から未来への教訓と希望を見出せるだろうか?とBCLは問いかけます。本展ではGeorg Tremmelと、オーストリア在住の陶芸家Matthias Tremmelがコラボレーションし、かつて生物兵器の入れ物としてあった、爆弾型陶器を再制作・破壊し、金継ぎを施します。また更に抗生剤を植え付けることで希望を残したい、そんな願いを込めて復元を試みます。
Resist/Refuse  耐性/拒絶、破壊と復元、災いから治癒、その移行の象徴として金継ぎされた「爆弾型陶器」と、その制作過程のビデオを展示予定しています。
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会期 : 2017年8月19日(土)~10月9日(祝)  *完全予約制
金曜18:00 - 21:00、土日祝15:00 - 19:00、月~木休廊
会場 : AI KOKO GALLERY
130-0025 東京都墨田区千歳2-10-4千歳マンション303
Tel: 050-5806-5596           Email: [email protected]
オープニングレセプション :  8月19日18:00-20:00  *ご予約不要、どなたさまもお気軽にどうぞ!
ギャラリートーク:9月17日(日) 17:00-18:00 「日本の生物戦争の歴史」 レト・ホフマン(日本ファシズム研究・早稲田大学博士研究員)、ゲオアグ・トレメル (BCL)
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About BCL
BCLは、サイエンス、アートの領域を超えたコラボレーションを行うアーティスティック・リサーチ・フレームワーク。 2004年にGeorg Tremmel(ゲオアグ・トレメル)と福原志保によって立ち上げられた。特にメディアアートとバイオサイエンスに深い関心があり、バイオテクノロジーの発展における「芸術的表現の可能性」ではなく、その発展が「社会へ与えるインパクト」に焦点を当てている。社会におけるアートの介入、ソーシャルハッキング、基礎研究を通してその一致や差異を探求している。BCLのリサーチは未来を思索し問いを提起する、スペキュラティブなものである。しかしその問題の前後にある文脈やシステムの探究を目的としている。
About Georg Tremmel
ゲオアグ・トレメル(1977年生まれ)オーストリアのシュトーブ出身。ウィーン応用美術大学で生物学、情報学、メディアアートをPeter Weibel博士とKarel Dudesek博士から学んだ後、ロンドンのRoyal College of Artでインタラクションデザイン修了。 2001年より生物、文化、倫理、道徳を融合し、議論を巻き起こすような物体や状況をつくり出している。 現在、東京大学医学研究所  博士研究員で、ゲノムデータの可視化を行なっている。早稲田大学理工学術院 岩崎秀雄研究室(metaPhorest)嘱託研究員。東京初の開放的なバイオラボ、BioClubの創設者。
About Matthias Tremmel
マティアス・トレメル(1989年生まれ)オーストリアのシュトーブ出身。2006年から2010年まで陶芸専門学校で学んだ後 、2011年よりリンツ(オーストリア)のUniversity of Fine Artsで工芸/陶芸研究室Frank Louis博士とKirsten Krüger博士の元で学んでいる。大規模な空間に介入するような臨場感のあるインスタレーションを得意とする。テキスト、木材、ハプニングなどを用いてサイトスペシフィックな物体や雰囲気を作り、 アーティストと作品、および鑑賞者の関係を一様に拡張していく環境を構築する。 
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aikokogallery · 8 years ago
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BCL “Resist/Refuse”  *English
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BCL “Resist/Refuse”   
BioHacking, DIYBio and Biological Warfare. History of Biological Warfare in Soviet Russia and the US. Precursors of Biological Warfare in Japan
Institute of Infectious Diseases, working on both novel antibiotics as a defensive measure, as well as on novel strains of bacteria and viruses as potential offensive weapons.
Ceramics, glass as materials for grenade and bombs..
Experiments and field test of Unit 731 in xxx to test the delivery and spread of biological weapons.
No surviving documents exists - if they exists they are still confined to secrecy.
Resist/Refuse is a symbolic re-enactment of the production of biological weapons during WWII in Japan. It is a Versuchsanordnung (an experimental setup) to explore the relations between the ceramic cottage industry and the military industrial complex.
Just as individual ceramicists were asked to create ceramic containers to specific conventions,
In the ex
Resist/Refuse
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Opening time : August 19  - October 9   (Appointment Only)
18:00 - 21:00  Fridays
15:00 - 19:00  Saturdays, Sundays and Public holidays
Venue : AI KOKO GALLERY
Rm#303 Chitose mansion, 2-10-4 Chitose, Sumida-ku, Tokyo 130-0025
Tel: 050-5806-5596           Email: [email protected]
Opening reception :  August 19th Sat, 18:00-20:00 (No reservation required, everyone please feel free to come!)
Gallery Talk: September 17th Sun, 17:00-18:00 A short history of biological Warfare in Japan Reto Hofmann (Waseda University) and Georg Tremmel (BCL)
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About BCL
BCL is an Artistic Research Framework founded by Georg Tremmel and Shiho Fukuhara that explores the relations, congruences and differences of biological and cultural codecs through artistic interventions, social hacking and fundamental research.
BCL is interested in the relationship between art and science in general, and between media art and bio science in particular. The interest is not so much in the new possibilities of artistic expressions of the emerging biotechnologies, but rather in the societal implications that the widespread adoption and application of biotechnologies will afford.
The research of BCL is speculative and forward-looking, whereas the projects are firmly situated in the present social context and current political climate. The projects aim not to be simply answers to real problems, but rather aim to be explorations of the context and systems behind the artistically and socially relevant issues.
About Georg Tremmel
Georg Tremmel (born 1977) in Stoob, Austria. Studied Biology, Informatics and Media Art at the University of Applied Art in Vienna with Peter Weibel and Karel Dudesek), and Interaction Design at the Royal College of Art in London. Working since 2001 on intertwining biological, cultural, ethical and societal codes, creating objects and situations for contestable discussions. Currently Post-doc researcher at the University of Tokyo’s Institute of Medical Science, specializing in the Information Visualization of Genomic Data and Visiting Researcher at Hideo Iwasaki’s metaPhorest Art & Biomedia Research Group. Founder of BioClub, Tokyo’s first Open Bio Lab.
About Matthias Tremmel
Matthias Tremmel (born 1989) in Stoob, Austria. Attended Technical College for Applied Ceramics 2006 till 2010, since 2011 studies at the University of Fine Arts in Linz (Austria) in the Department for Plastic Conception/Ceramics with professors Frank Louis and Kirsten Krüger. Specializes in large spatial interventions and room-sized immersive installations.
Working mainly with site-specific objects and atmospheres, he constructs immersive environments, with text, wood, words and happenings. His work tries to expand and level the relation between the artist, the work and the viewer.
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aikokogallery · 8 years ago
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「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫 2017.7.17
2回目の再展示になります。
「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫 2017.7/17
7月17日(祝) 13:00 - 19:00
要予約: 定員 12名様 (鑑賞所要時間30分程となります)
メールかお電話でご予約ください。 [email protected] / 050-5806-5596
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こんにちは、アイココギャラリーです。早春の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。さて、突然のお知らせで甚だ恐縮ではありますが、来たる日曜日に展覧会を開催します。 3月5日、1日だけの展示です。
「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫
開廊時間は15時から18時。 展示の都合上、先着5名様まで限定です。 メール [email protected] か、お電話 050-5806-5596 にてご予約ください。 2015年に『DJもしもしの幽霊について』を発表した高木薫は、遠藤薫になりました。 前回展示を見逃した皆様、ご都合つけば是非ご来場下さい。 皆様にお会いできることをこころより楽しみにお待ちしております。 暑さ寒さも彼岸までと申します。 くれぐれも御身お大切に。遠藤薫 2017.3/5
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aikokogallery · 8 years ago
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「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫
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こんにちは、アイココギャラリーです。早春の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。さて、突然のお知らせで甚だ恐縮ではありますが、来たる日曜日に展覧会を開催します。 3月5日、1日だけの展示です。
「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫
開廊時間は15時から18時。 展示の都合上、先着5名様まで限定です。 メール [email protected] か、お電話 050-5806-5596 にてご予約ください。 2015年に『DJもしもしの幽霊について』を発表した高木薫は、遠藤薫になりました。 前回展示を見逃した皆様、ご都合つけば是非ご来場下さい。 皆様にお会いできることをこころより楽しみにお待ちしております。 暑さ寒さも彼岸までと申します。 くれぐれも御身お大切に。遠藤薫
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aikokogallery · 9 years ago
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『衣装展』 | 『春画の写本展』
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『衣装展』 | 同時開催 『春画の写本展』
 日時: 3月20日(日)と21日(祝) 11:00 - 17:00 
会場: AI KOKO GALLERY
住所: 〒130-0025 東京都墨田区千歳2-10-4 チトセマンション303
電話: 050-5806-5596
入場: 無料 (事前予約は必要ありません)
出品者: 順不同
福原志保さん、ヨネザワエリカさん、松元美樹さん、島村佐代子さん、ラリスズキさん、松下友さん、吉澤瑠美さん、中田陽子さん、鷲尾蓉子さん、Non.さん
***イベント*** 20日 坂井俊哉さん出張による、珈琲ドリップ☕️(なんと無料!!) 21日 春画写本の写本体験🎨(手ぶらでご参加いただけます)
高度経済成長を終えた70年代後半から80年代前半にかけて生まれた女性の衣装からみる現代の消費と生活に迫ります。本展はアンデパンダン形式で自由な出品を呼びかけます。出品希望は3月19日までに [email protected] へお問い合わせください。
衣服の購入理由は人さまざまですが、社会的役割の中で買わざるをえなかった服。日常着でありながら機能性よりも装飾、個人的趣向を重視して選んでしまった服。コレクション欲よりも購買欲、承認欲求を満たしたいファッションの不思議。気づけば持ってる無印良品、H&M、ユニクロの数数。わたしたちは一体誰からの「見た目」に影響を受け、またその装いからどう判断されて生きているのか。今回女性たちから集められる衣服から、その一片を読み解くことができるでしょう。
それはともかく、
というか、
つまり、
これはフリマです。
もうすぐ春ですもの、新しいアイテムをお得に買いたいですよね。おしゃれ女史たちの掘り出し物をディグりにいらっしゃいませんか? そして「人生がときめく」服を選び、「いつか」に備えた服を手放す勇気を持ちたい、そんな貴女のご出品もお待ちしています。
もしも来場者の全員が出品者だったら、全員が何かしらを手放して、かわりに何かしらを購入する展覧会になれたらと願っております。
また同時開催でアイココの祖母、母、そして私へと秘かに受け継がれたヘタうまな春画の写本と艶本を蔵出しいたします。写本でひっそり盛り上がりましょう。
みなさまお誘いあわせのうえお気軽に遊びにいらしてください。
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aikokogallery · 10 years ago
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