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今日が最後になるなんて、終わったあとに気づくのでしょう。
ライブが終わった帰り道、電車に乗りながらそんなことを思いました。
初めて下北沢に降り立ったのも、それでも世界が続くならのライブでした。今日は、篠塚さんのワンマンライブ。
これからも篠さんは音楽を続ける、そう言ってくれたから、きっとまた来ることはあるんだと思います。けれど、もしかしたらもう下北沢という町に行くこともないのかもしれません。
わたしの好きな本に、薬屋探偵妖綺談シリーズがあります。登場人物の深山木秋は、リベザルにこのようなことを言いました。
「歩いてる道が違うのだから、僕に追いつくわけがない」
わたしの道はきっと蛇行してぐるぐるしたり、くねくねしたりしてるから。だからこそ巡り会えたことも、離れることもあって。だから、もう行かない町も、景色も、きっとあるのだろう、と。
それがいいとか、悪いとか、そういうことではないのかな、とは思うんです。それでも、あの時水色の反撃を聴いたとき、変わらない、救われない世界の中で、少しでも進むことを、7/1、シーソーと消えない歌を聴いたとき、すべて失ったような、何もなくなった世界の中で、時が過ぎゆく中でわたしの心の支えになって。
わたしの道はまっすぐではないから、隣にいてくれる人は、きっと現れないでしょう。けれど、ひとりでも新しく歩きはじめた道は、見渡してみればひとりなんかじゃなくて、ステージを見てただけでも、時間を共有した人、時々話したり遊んだりする友達、ゆるっとTLを眺めて言葉を交わす人、そんな、たくさんの人がいて。
それは、交差点でハイタッチするような、行く先は違ったとしても言葉を心を交わした瞬間。今朝は何故かとても寂しかったのに、篠さんのライブを聴いたあと、そう思えて。この先わたしが何処へ行くのか、進むのか、今のわたしにはわからないけれど、最後まで生きるよ。
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今回の旅行のこと
パスポートのスタンプ載せようかななんて思いましたが、公開していいものでもないかもと今回は載せてないです。
旅程①(計画段階):ロンドン(3泊)→パリ(3泊) 旅程②(飛行機確保段階):ロンドン(3泊)→パリ(3泊)→ミュンヘン(0泊)
この時点ですごく迷走してるのがわかると思いますが、実際のところはこれからお話ししていこうと思います。
まず出発は羽��空港。日本の航空会社を使いました。10月7日に飛び立ち、10月7日にロンドン・ヒースロー空港に。海外なので混雑してるのか、上空を2回くらい旋回して着陸しました。初めての、長期間の一人旅の始まりです。
到着は午後4時。12時間ほどのフライトだったので、とにかく身体を洗いたい、そう思い、携帯でホテルへのルートを調べ、ヒースローエクスプレスより、普通に地下鉄に乗った方がいいらしいということで、地下鉄で向かいました。
ホテルにチェックインでまず、英語が聞き取れませんでした。何度か繰り返してもらって、無事チェックイン。言語より、身振り手振りとかでどうにかなった感じがすごかったです。
時間も時間なので、街で夕ご飯を食べることにしました。と言っても、いきなりレストランはハードルが高く、あと、日の入りの時間考えるとあまり夜外に出るのは危険なので、コンビニやスーパーで軽く買って帰ることにしました。ここで、すでに難しかったです。まず、コンビニには飲み物やお菓子などしか売ってません。日本のように、お弁当なんかはありませんでした。ロンドンも、都心の方なのでスーパーも大きいものはなかったのですが、小さなスーパー(東京でいう、まいばすけっと、みたいなものでしょうか)を見つけたので、そこへ。が、わたしはもともと偏食気味なところがあって、食べられるものがあまり多くありません。……好き嫌いなのかなと思ってましたが、どうやら知覚過敏の影響のようで、本当は食べれたらいいのはわかってるんですけど、どうしてもダメなものはダメでした。と、そんなわたしの目に飛び込んできたのは、おそらく食べれないであろう食品の数々。悩んだ末、パンと、竜田揚げ(?)らしきもの(南のチキンスティック、というような単語が書いてあったように記憶しています)、ヨーグルトを買いました。外に出るともう暗くなり始めてたので、急いでホテルへ。
そして用意した夕ご飯。写真は撮り忘れました。電子レンジの場所もわからず、冷たくてもいいかなと食べることにしました。
……かなりの苦行になりました。イギリスのご飯はおいしくないと聞いていましたが、体感するとは夢にも思いませんでした。多分、「そのままでも食べれるよ」と書いてあるチルド食品に関しては、皆さんは温めた方がいいと思います。それでもおいしくなるかはわかりませんが。パンは固めで、こういうものかなと思いながら食べました。そしてヨーグルト。Irishと書いてあったことから、多分アイルランド風なのかな、と食べたら。いえ、おいしくないわけではないのですが、水分が持っていかれる感じ。きっと、食べてみたらわかります。わたしの偏食と知覚過敏のせいもあるとは思いますが……。
1日目はこんな感じで終了。午後11時には眠ったみたいです。
2日目。朝起きると寒かったです。携帯を見ると、最低気温は12℃でしたが、現在の気温は8℃。最低気温とは。朝食サービスがあるようでしたが、よくわからず街中へ。温かいスープのようなもの(ハッシュポテトと、野菜なんかが入っていたと思います)を朝ごはんに食べました。温かいものはおいしい、ようです。
そして、地下鉄に乗り、ベーカー街221Bへ。この表示を見てピンときた方もいらっしゃると思います。そう、シャーロック・ホームズ博物館です。蝋人形とかあってびっくりしたのですが、ホームズの時代の道具とかも展示されていたみたいで、英語は読めない(観光で困らない程度の語学力しかないので)ながらも興味深く楽しむことができました。

博物館を出て、実際に行ってみた方はご存知かと思いますが、すぐそばにビートルズのお店がありました。軽くのぞいて、はっと気が付きました。アビーロードって、イギリスでは?検索したところ、ベーカー街からはすぐ近くみたいです。せっかくなら、と、アビーロードへ。

特に何かがあるか、と言われると、ないのかもしれません。でも、ここで観光客の方らしき人たちがあのジャケット風のポーズをとっている姿を何度も見かけたので、ここがそのアビーロードで、ずーっと昔にビートルズがジャケット撮った場所なんだな、そう思うと感慨深いというか。ちなみにこの写真は知らない人をあまり写すのも気がひけるので、できるだけ人のいないタイミングで撮りました。それでも写っちゃってますけど。
この後どうしようかなと考えて、すぐに思いつきました。 「グリニッジ天文台に行こう」 理科は好きな方なので。あと、子午線は見てみたいです。というわけで、グリニッジへ。

たくさんいました。
天文台って、子午線見るために入場料がかかるんですね。拙い英語でなんとか入場券を購入。天文台は今は博物館になっているみたいで、時や天文学に関する展示なんかがありました。印象的だったのは、地下への螺旋階段の絵。望遠鏡を地下深くに埋めて、観察していた、ということのようです。30m、と書いてあったような気がします。
そして子午線。皆さん、線の上に立って、ジャンプして、東と西を横断したよ!というような写真を撮られてました。わたしは一人旅だったので、一緒に連れてきたぬいぐるみと写真を撮りました。
ちょうどお昼ごはんの時間だったので、カフェに入りました。これはTwitterにも載せましたね。天文学カップケーキです。

甘くて、おいしい。どうやらお惣菜(チルド?)とヨーグルトはわたしの天敵みたいです。
北から天文台に行ったので、そのまま南へ。グリニッジ天文台は、それ自体が公園になっているのですが、南に抜けた先には、こんな光景が広がっていました。

日本では見ない光景なので思わず。もう少し近づいてみても良かったかもです。
その後、バスに乗って中心部、ビッグ・ベンを見に行きました。こちらです。

改装中でした。
今まで行った場所はそれほど人は多くなかったのですが、ここまで来ると、やっぱり人が多いです。(日本では体育の日ですが)平日なのに。
そのまま歩いて、ロンドン・アイなどを見て、小説によく出てくる、本屋さんの街、チャリング・クロスロードへ。観光ということで、気楽に入って。poetというコーナーはしっかり見ました。確か棚幾つ分かが全部poetでした。シェークスピアの出身だけあります。
そのあと、アフタヌーンティーっぽいことしよう、とカフェに入りました。テイクアウトOKの。イートインで食べようと思ったのですが注文方法がわからず、そして店員さんの早口も聞き取れなくて、なんとか、なんとか頑張ってスコーンとイングリッシュ・ブレックファーストを注文できました。

この日はここまで。ホテルに戻ってから、ふと使っているクレジットカードの利用可能額を確認してみました。
わたしは念の為2枚クレジットカードを持って行ってました(イギリスではほぼどこのお店でもカード支払いやApple Payができるみたいです)。VISAカード1枚と、JCBカード1枚です。このうち、JCBカードはどこに行っても使えません。VISAカードは大丈夫だったのですが、なんと、利用可能額がほとんどありませんでした。……使いすぎだと思われそうですが違います。定期券更新したばっかりだったんです。そして、Apple Payも準備してたのですが、理由はよくわからないのですが、使えず。つまり、あと4泊以上あるのに、使えるお金がないことに気が付きました。一応、現金は持って行ってます。念の為。ですが、ほとんどカードで払えるので、使いません。後、交通機関はネット予約が基本なので、カード必須です(JCBはやっぱり非対応)。
その日は、日本時間の日中にカード会社に電話して、一時的に枠を上げてもらおう、と決めてて、休むことにしました。
3日目。イギリスの美術館・博物館は基本無料です。というわけで、美術館・博物館巡りをしようと決めました。朝食食べる場所がわかったので、ホテルの朝食(パンと、シリアルでした)を食べました。で、まずはロンドン橋と、タワーブリッジを見に行きました。

見たことある!テレビだっけ忘れちゃったけど。そんな感じです。ちなみにこれはロンドン橋ではなく、タワーブリッジだそうです。ロンドン橋は、

これでした。
わたしはそれまでタワーブリッジをロンドン橋だと思ってたので、軽くカルチャーショックです。そうだったんだ、という感じで。
そのあとは、バッキンガム宮殿を見に行き、大英博物館→ヴィクトリア・アルバート博物館→自然史博物館→科学博物館→ナショナル・ギャラリーの順に回りました。地理に詳しい人ならわかると思いますが、かなりルートとしては行ったり来たりを繰り返してます。時間がたくさんあったので問題はないですが。ちなみに、わたしが気に入ったのは自然史博物館の大きなくじらです。可愛い。あと、日本では見ない光景だと思うんですけど、ナショナル・ギャラリーで絵の模写をしてる人がいました。確かに、名作の模写は勉強になりそうです。そして、一つ気になったことが。宗教画(キリスト教関係の絵)がとても多いな、と思いました。でもそうですよね、キリスト教の国ですし。それよりも、キリスト教って確か、聖書が原典ですよね。その一冊から、こんなにたくさんの絵が生まれる、それって、たくさんの人が、その人自身の想像した聖書なのかな、と、きっと、描いた人はみんな、���分の世界を持ってて、それを表現したのかな、なんて思いました。
その日の夜、流石にあちこち歩いた疲れが出たのか、周囲に気遣う余裕がなくなってることに気がつきました。ここで無理してフランス観光しても、後が大変、と思い、帰国することを決めました。ただ、タッチダウンでフランスに行くのはありだ、と考え、ユーロスターでフランスに行き、そのままシャルル・ド・ゴール空港から帰国することにしました。
4日目。ホテルをチェックアウトして、大英図書館へ。ですが、スーツケースを持ってたので入場拒否。預けるにも……ということで、すぐ隣の隣、のキングス・クロス駅へ。こちらもきっとご存知の方はご存知、9と3/4番線へ。プラットホームの名前ですが、改札の外にありました。そして隣のセント・パンクラス駅へ。ここは、ユーロスターの駅です。実はここで少しトラブルが起きたのですが、なんとか解決し、無事、パリへ。出国審査と入国審査はすごくスムーズで、日本人であることを知ると、日本語でさよならと声をかけてもらえました。すごくフレンドリー。
ハロー、ユーラシア。日本に住んではいましたが、実はユーラシア大陸に上陸するのは初めてでした。ただ、パリ北駅についてすぐ、空港行きの電車に乗ってしまったので、雰囲気はあまり味わえなかったんですけど。最初に調べた時に、パリ北駅周辺は治安が良くないということで、精神的にも身体的にも余裕がない以上、すぐに移動したほうがいい、と思い、すぐに空港へ向かいました。
シャルル・ド・ゴール空港はターミナル1でした。円形の、面白い形の建物。コンパクトなので見て回って、すぐにチェックイン。出国審査へ。ここでも、日本のパスポートを見せると(EUと非EUで列が違うのです。それでどっちに行けばいいかよくわからなかったので教えてもらおうと見せてました)、「Tokyo?」と。Oui、と言えると良かったんですけど、そこまでは気が回らず。頷いて、そのまま進みました。

10/10発の飛行機に乗り、10/11の午後3時ごろ、羽田空港に到着。入国審査、税関も何事もなく通過し(そもそも、引っかかるほどのものは何も買ってない)、時間もあるので、国際線から国内線へ乗り継ぎ、帰省することにしました。実は、飛行機には何度も乗っているのですが、乗り継ぎは初めてなのです。国際線から国内線へのバスに乗り、国内線ターミナルに到着。そのまま帰省しました。
壮大な計画を立てていたものの、知らない土地、慣れない言葉での一人旅は、意外と神経を使ったみたいで、途中で帰ることにはなってしまいました。でも、また今度、きっといつか、そう思える���たしがいて、希望も未来もないけれど、少しだけ、光が見えたような気がした、そんな旅になりました。
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無題
「あなたがいればそれでいい」
そんな言葉に溺れたくなる
いつか終わると気付いてるのに
縋ってしまう、深く、深く
間違ったこと、わかってるのに
この感情に浸って浸かり
間違いの思い、変わりたくとも
その優しさに甘えてしまう
このままじゃふたりダメなんだって
心はいつもついてこなくて
残された、心は傷を
負うことをまた、繰り返すの?
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今日のこと。
今日でわたしがtumblrを作って2年になるらしい。

この前投稿したのがいつだったのか忘れてしまうほど、存在すら忘れるほど、ここに来ることはなかった。アプリをさっき入れ直したばかりなくらい。
この場所をどうして作ったのか、もう忘れてしまった。少なくとも2年前のわたしは、なんらかの理由で必要だったのだろうと思う。もしかしたら、理由なんてないのかもしれない。いつだって心や感情が先に気づいて、思考は後から追いついてくる。もう過去のことはよく覚えていないけれど、多分いつもそうだったんだと思う。
door into blue.とある小説に出てきた言葉。それは真実を気づかせてくれる魔法。わたしにも、そうなれたら。だけどきっと、真実を知れば知るほど、わたしは傷つくのだろう。それでも求め、焦がれてもいいでしょう?
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こんな夜の話
なんだか今日は眠りたくない気分。何があった訳でもないし、何もないのだけれど。誰宛てでもない誰かへの手紙を書きたくなる。さっき4年くらい前に書きかけだった手紙をなんとなく書き上げた。それはきっと、いや間違いなく、届くことのない手紙。ささやかな物語。そんなもので、この世界はあふれているんだって、そんな気がしてくる。わたしは物語の主役でいれてるのだろうか。もしかしたら名もない端役なのかもしれない。だとしたら、主役は誰なのだろう。まあいいや。続くともしれない明日へ、わたしは歩いていかなくてはいけない。立ち止まりたくても、立ち止まったりなんてできない。それはとても窮屈で。まるで満員電車の様。わたしたちを歩かせるのは何?立ち止ま��せないのは何? 少しだけ、休みたいな。立ち止まりたい。
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Photo

今日はthe door into Blueの1周年記念です!!
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インソムニア
睡眠薬なしでは、わたしは眠ることができない。でも、睡眠薬飲むと数時間は寝ないと起きれないので、仮眠には向かない。そして、眠れない。こんな時間までひとりでぼーっとしている。聞こえるのは友人たちの規則正しい寝息。大学時代、何度かこんなことあったな、と。こんなこと久しぶりだな、と。懐かしくなると同時に、友人たちとわたしの間にある時間的空白に気づいて切なくなる。もうこんな機会が訪れないような、そんな予感がわたしの心を曇らせる。時間的空白によって生じた齟齬を、これから新しい思い出で以って書き加えることなんてできないのだ、と。それでも、いつか訪れる最後の日まで、こんな何でもない日々で満たしたい。
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ケーキと紅茶
2016年ももう終わり。大掃除が多分済んでまあまあすっきりした気分でどうしようかと考えて紅茶を飲みたくなった。今わたしの家にはニルギリ、ウェディング、アッサム、とかが常備されてる。紅茶を飲むならケーキもいいななんて思ってケーキも買いに行った。苺のチーズケーキとタルト。選んだ紅茶はウェディング。結婚の予定もなければ相手もいないけれど。花の香りが素敵なお茶。皿も茶器もちゃんとしたものを持っていればよかったのかもしれないけれど生憎ないからてきとうなもので。すぐに食べ終わってしまったけれど、これで今年も終わるんだなって感じてしまった。あ、ケーキの写真撮り忘れた。まあいっか。今年も踏み出すことができたとはいえない一年だったけど、なんとか生き抜いた。来年もこうやって生きていくのかな。無理だったとしても、別に構わないけれど。わたしがいてもいなくても何も変わりはしないのだし。来年も、悲しいことのない一年になりますように。 うん、すごい読みづらいけどいっか。投稿。
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愛故
形が変わろうとも変わらない気持ちでいれるなら、それでいいのかもしれない。いつか終わりが来る儚いものだから、そんなものは見ない様にして。気づかないふりでわたしを騙してしまおう。昨日も明日も知らない。今日だけ、今日一日だけを見て、運命から目を背けよう。 何ゆえか愛故か。そっと手に包んだ感情を知るのはわたしだけでいい。もう誰も、わたしのことなんて知らなくていい。そうすればきっと、そのまま露と消えてしまえるから。
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恋い焦がれ
春の桜に、夏の夕焼けに、秋の優しさに、冬の海に。それゆえ、わたしという存在がそこに成り立つ。 ここである必要なんてひとつとしてなくても、わたしはここにいる。ここだから、わたしはいる。それでも、けれど、だからこそ。 ずっと夢を見ていたい。現実も真実もいらない。悲しませるだけのお話なんて耳を塞いでいたいよ。 青への扉まで、まだずっと遠いよ。
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