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c1upp · 2 years ago
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「群翔」
作品の概要/ストーリー 同じ空にあるとしても見た目は違い、種族も違い、生きた長さも、考えも、翔け方も違う。 それでも彼方を目指す瞳に映る光は、とてもよく似て見えた 「群翔」 テーマ 断片 モチーフ 龍と天使 コンセプト 「堅さ」のコントラストの為の習作 挑戦課題 ラフ時の硬い線を活かす 発見/制作後記 感覚的な話ですが、描き込みを続けていると、ラフの時に良いと感じた雰囲気がずれる��間があります。 振り返ってみると、ラフで使っていた線の硬さが無くなった時に感じている様に思えました。 これはある部分では成功なのですが、描き過ぎているのではないかとも思えます。 試しに今作では光の当たる部分の描き込みを意識しながら、全体の描き込みも抑えてみました。 完成の方向としては悪くないと思います。 見直してみると、今作は硬さの差が見やすいように思いました。これまで描いて…
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c1upp · 2 years ago
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【お知らせ】「幻想藝術考22」【2023年10月03日(火)~京都・東山】
お誘いいただき、Gallery Sorathさんの企画展に参加します。 展示内容は現在検討中です。随時決まったものから情報を共有していきますね。 ご予定が合いましたら、ぜひお立ち寄りください。 会場情報 初日 2023/10/03(火)13:00~ 期間中 11:00 ~ 17:00 最終日 ~2023/10/ 08(日)~17:00 会場 ギャラリーソラト〒600-8475京都市下京区風早町569-39ウインドファーストビル3階西側 展示作品
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c1upp · 2 years ago
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「宿命」
作品の概要/ストーリー 吹雪の中を少年が歩いていた。 軽装の革鎧に青のコート。ここが都市の近くの平原であれば、念入りな市民か、近隣に出かける冒険者に見えただろう。 しかし、少年が歩くのは世界屈指の厳寒で知られる霊峰への道上だ。吹き荒れる風も、叩きつけられる雪も。まるで白以外の色を纏う少年を否定するように、容赦なく襲いかかっている。 それでも少年はその白い世界こそを否定するかのように、強く足を踏みしめて歩を進める。身体の力を奪おうとする雪の冷たさも、命の炎をかき消そうとする風の強さも。まるで意に介していないように見える。 実際少年には、雪山の寒さなどどうでも良かった。 ― 数日前に失敗した最後の結界破りで、自分の未来は確定した。 これで、粛々とこの地を守り、次の時代へその役目を引き継ぐだけの人生が待っている。これで、自分の夢は叶うことはなくなった。 話に聞いた世界、文字に…
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c1upp · 2 years ago
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【お知らせ】「幻想藝術考21」【2023年05月30日(火)~京都・東山】
お誘いいただき、Gallery Sorathさんの企画展に参加します。 今回は新作1点を展示しています。 ご予定が合いましたら、ぜひお立ち寄りください。 会場情報 初日 2023/05/30(火)13:00~ 期間中 11:00 ~ 17:00 最終日 ~2023/06/ 04(日)~16:00 会場 ギャラリーソラト〒600-8475京都市下京区風早町569-39ウインドファーストビル3階西側 展示作品
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c1upp · 2 years ago
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「Daemon-eater v2」
薄暗い遺跡の中に、ペンを走らせる音が静かに響いていた。
薄暗い遺跡の中に、ペンを走らせる音が静かに響いていた。 ―まめになったものだと、自分でも思う。 ギルドの依頼を受けるために、文字は覚えているが、書くのは自分の名前くらいで、あとは読めれば生活が回る。実際、近隣随一と呼ばれる前も、その後も、それで問題はなかった。 それが今の依頼人と組むようになってからは、これまでの人生で書いた文字数と同じ…。いや、おそらく数倍から十数倍は文字を書く様になった、と思う。数えるのは阿保らしい。 始めこそ、面倒くせぇなと思って適当に済まそうとしていたが、そのたびに反論ができないように順序だて、正確な情報の価値と、必要性を説かれれば、最後にはわかったと言わざるを得なかった。学はないが、そこまで馬鹿ではないつもりだ。 もともと感覚で動く分、探索という視点は重視していない。行って戻ってくる程度の道順くらいしか覚える気がなかった。何かあったらその場で臨機応変に…
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c1upp · 2 years ago
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「古き神の信徒」
「それ」が、いつからそこにいるのか、覚えている者はいない。
「それ」が、いつからそこにいるのか、覚えている者はいない。 遠い過去に意思の疎通を図ろうとした者がいたそうだ。しかし、それは静かにほほ笑むだけだった。こちらの言葉が届かないのか、あるいは届いていても答える気がないのか。 遠い過去に暴力での排除を謀ろうと者がいたそうだ。しかし、それは静かにほほ笑むだけだった。そして、突撃を示す鬨の声を最後に、一団の姿は風の中に消えてしまったらしい。 人の口伝が尽きてしまうほどの時間をこえて、それが、いったい何なのか、知っている者はいない。 それでも時折遠くを見るように上げた横顔を見れば、それが何かを待っていることだけは、察することができた。 「古き神の信徒」 テーマ 断片 モチーフ 古い彫像とその信者 コンセプト 断絶し��信仰とその力 挑戦課題 ドライメディアブラシを使った制作
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c1upp · 2 years ago
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「崇徳院」
山の様だった。血の様だった。天の使いの様だった。
山の様だった。押し上げられ、突き破られる雲海は、悲鳴に代わり豪風をまき散らしていた。 血の様だった。近づく全てを薙ぎ払おうとする巨躯は、その色で空さえ染め変えていた。 天の使いの様だった。そこに救いはなかった。祝福など気配さえなかった。それでもその翼は光に見えた。 「崇徳院」 テーマ 断片 モチーフ 崇徳院 コンセプト 以前に日本の物語を調べている際に崇徳院とその人生について読みました。そこから着想を得て描いています。和風ガーゴイル。物理ではなく、呪術系かな。 挑戦課題 大きさの表現 発見/制作後記 主題の崇徳院は納得できる様に描けたのですが、副題となる手前の天使たちをもう少し描き飛ばしてもよかったかなと思います。 翼は好きなモチーフなので、ついつい力が入ってしまうんですよね。もっとラフな印象で、ぼやかしの効果が使えるようになりた��です。
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c1upp · 2 years ago
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「夕谷」
その場所は、脆く鋭い場所だ。
その場所は、脆く鋭い場所だ。吹き込む風雨で崩れ落ちる岩肌は、大きな顎門の如く牙を剥き、落ちて突き刺さった片鱗は、鋭い剣の列を成している。 そんな風景が山を貫く穴道として続く場所だ。 どれ程気をつけていても、体に無数の傷がつく。服や装備を変えれば良い人と違い、獣は嫌がって近づかない。それは抜け道としては好条件だからだ。 ゆえに常用はしない。が、まぁ報酬次第では通ることを考慮する。その程度には通り慣れてはいる。 後少しで出口が見えると言う時、思わず脱力し足を止めた。崩れた壁の隙間から差し込む西陽の向こう、黒い塊が道を塞いでいることに気づいたのだ。 ―岩が大きく崩れたか。まったくついてない。 嘆息交じりの悪態をつく。幸い、ここの岩は脆い。手持ちの道具でとりあえずの抜け穴は作れるだろう。骨が折れるし、装備の新調は必至か。 それでも、依頼の時間に間に合えばの話。戻るよりは速い。 止…
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c1upp · 3 years ago
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「茨」
作品の概要/ストーリー 傷ついた体は、頽れた兵士を支えとしなければ、立ち上がることはできなかった。 逃げるすべはない。ただ、勝利だけを信じている。 テーマ 勝敗 モチーフ 茨 コンセプト 勝利への執念こそが、我々をこの地へつなぎとめている 挑戦課題 調整レイヤーでの下地作りブラシ中心の着色への復帰 発見/制作後記 「教示」までの反省を元に、描き方を過去のものに戻ししてみました。単純に楽しかったのが最大の収穫ですが、その他気づいた点を下記にまとめます。 光の側だけ立体を強調するのは面白そう 絵画関係の書籍を読む中で「描き飛ばす」という考え方に触れました。主題を強調するために周辺の情報量を減らすという考え方です。 今作では光が当たる部分を強調するようにしてみました。 この描き方では、影の部分はラフ時のシルエットを引き継ぎます。そのため、1種類のブラシで描いてい…
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c1upp · 3 years ago
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「教示」
「教示」 作品の概要/ストーリー 求める元を指し示そう。ただし、力をふるうための意思は自身で示すこと。 テーマ 反撃の一手 モチーフ 求めるものを指し示す精霊。あるいは神様。 コンセプト めだま様 後記 グレースケールで立体を描き、調整レイヤーで着色する方法を試してきましたが、描き方を戻そうと思います。 理由としては下記の2点 進捗がわかりづらく製作が長くなりがち グレースケールとカラーでは画面の印象が違います。特に境界や粒度といった部分が変わってしまうことが問題でした。 グレースケールではよさそうだった境界が色を乗せるとぼやけてしまったり、逆に粒度が荒く感じられ目立ってしまったりと、調整に時間がかかるようです。 アナログに近い描き方は時間がかかると、以前は思っていましたが、進捗の把握という点ではわかりやすいようです。 イラストだけではありませんが、終わり…
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c1upp · 3 years ago
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「白蛇神社」
「白蛇神社」 テーマ 変わらぬ一日の始まり モチーフ 蛇と古い砦跡 コンセプト 祖先の戦いの名残と封印された御神体を守る神社 挑戦課題 陰影の強調と描き込みの省略 発見/制作後記 最近は特に明暗の配置に気を付けるように心がけています。加えて、以前から全部を描き込み過ぎるきらいがあったので、今回は暗部の描き込みを意図的に減らすことに挑戦しています。 立体と質感は別に考える いつもであれば、明暗をともに描き込みながら質感を探っていきます。今回は、この手段が取れなかったので最終的にはブラシに頼りました。今回の手順をざっくりと下記にまとめます。 明暗ラフ パースに合わせて基礎の立体を描く ブラシで質感を乗せる…
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c1upp · 3 years ago
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「夜明け」
久しぶりに天使(翼)を描きたくなりました。光に透ける翼はカッコ良さそうと思ってはじめましたが、思った以上に難しかったです。
「夜明け」 テーマ 朝日を讃えて舞う天使 モチーフ 翼と朝日 コンセプト 朝日の力強さに透ける翼 挑戦課題 調整レイヤー「カラーバランス」を使った着色 イラストメイキング 【0.1up】「夜明け」 –…
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c1upp · 3 years ago
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Premiere Proでうまく出力できない時の対処法
出力処理で躓くと、結構時間を食うんですよね。
Adobe Premiere Pro(以下 Premiere Pro)を使った動画編集の最終ステップとして、ファイルの出力処理があります。基本は出力形式等を設定し、待つだけなのですが、ある程度量をこなしてみると、このステップでのトラブルが多く、時間的損失も大きいと感じます。 今回はPremiere Proの出力でトラブルが発生した場合に有効だった対応を共有したいと思います。 普段の出力環境 主に行っている出力設定を下記にまとめます。 H264コーディックYouTube 1080HDPremiere ProからAdobe Media Encoder(以下 Media Encoder)へキュー Premiere Proからも直接出力処理はできますが、Media Encoderの方が動作ログへのアクセスがしやすいため、現在はMedia…
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c1upp · 3 years ago
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何から始める?「Adobe Character Animator」
ルールがわかると「Adobe Character Animator」は意外と手軽そうです。
現在動画に登場してもらっている「にぎやかしミナーヴさん」はLive2Dで作っています。 出来上がったアニメーションはなめらかで満足のいくモノでしたが、動作を追加しようとすると「メッシュ」の設定が面倒に感じてしまいます。 他の方法を調べてみると、Live配信の方向では「Adobe Character Animator(以下 Character Animator)」がすごいよとの記事を見つけました。 今回はCharacter…
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c1upp · 4 years ago
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「教化」
遺跡の中としては広く、講堂か何かだったのだろう。天井から幾筋かの光が差し込んでいる。 少しとはいえ、日の光が感じられるのはありがたい。 しばらく待っていると、小石がころがる音が聞こえた。目を向けると、光の筋の向こうからやってくる彼女の姿が見えた。 めずらしく思案を巡らせていのか、少し顔を伏せて歩いている。こちらに気づいていない様だ。 声を掛けようと上げた右腕が胸の前で止まる。 光を背負い、影のかかったその彼女の顔。その目に走る光は、これまでに見せたことのない色だった。 「教化」 テーマ 淀みと言葉 モチーフ Daemon-Eater コンセプト ※「テーマ(目的)」+切り口 古き言葉には学ぶのか あるいは、よどんだ言葉に溺れるのか 挑戦課題 描き込みの差をつくることで、画面の注目ポイントを強調する 発見/制作後記 今回は以前にデザインした「Daemon-…
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c1upp · 4 years ago
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【お知らせ】「幻想藝術考16」【2021年10月05日(火)~京都・東山】
お誘いいただき、Gallery Sorathさんの企画展に参加します。 今回は新作1点を展示予定です。 ご予定が合いましたら、ぜひお立ち寄りください。 会場情報 初日 2021/10/05(火)13:00~ 期間中 11:00 ~ 17:00 最終日 ~2021/10/ 10(日)~16:00 会場 〒605-0021 京都市東山区三条通白川橋西入上ル石泉院町394戸川ビル2階「カオスの間」内ギャラリーソラトA 展示作品
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c1upp · 4 years ago
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夏は音で覚えているようで
ここ最近は雨の日が続いていて、肌寒くも感じます。散歩に出た今日も雨こそ降っていませんでしたが、曇り空でした。 そんな中、森の近くを通ていると「あぁ、夏だな」と、ふと思いました。 どうやら私は夏を音で覚えているようで、久しく耳にしていなかった森のにぎやかさに夏を感じていたようです。 入口から奥を覗いてみると、なかなか好みの曲道で、奥へと下っていきたくなりましたが、今日はこの後に予定がありました。 後ろ髪をひかれる思いで、帰路につきましたが、一つ探検の楽しみを見つけたので、次の機会にはいってみたいと思います。 地図をみれば道の先はわかりますが、やはり自分の目で見て、足で歩いてみた時の実感は地図から得られる情報とは違いますね。 生活の中では忘れがちな感覚かもしれませんが、大切にしていきたいと思います。
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