Tumgik
concent-wid · 4 years
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更新休止のお知らせ
「Weekly Inclusive Design」は、2020年12月28日をもって更新をお休みさせていただきます。
またこちらのブログで更新を再開するか、形を変えて発信していくかもしれません。
続報はブログでお知らせいたします!
2020年1月から約1年間、ありがとうございました。
みなさま、良いお年をお過ごしください!
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concent-wid · 4 years
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空想インクルーシブデザイン 002
空想ID-002: W4C
こんにちは。ヤマナカです。
今日は久しぶりに妄想空想インクルーシブデザインの話を書きます。
前の記事でも書きましたが、自分は持病による視野障害があるので、それを解消するグッズを日々妄想空想してます。
ということで、今回の空想アイテムはその名も「W4C」です。
え、W3Cじゃないのか? って。ちがいます。なんですかそれは。
W4Cは 「World Colour Contrast Control Contact lens※」の略称ですよ!
WそれならWC4じゃないの?、というツッコミは無視します。W4Cです。
さて、この素晴らしいアイテムは、一言でいうとリアルワールドの明暗やコントラストを自在に調整してくれるのです。
自分は持病の影響か、暗すぎる場所や明るすぎる場所にいきなり行くと視界が真っ黒 or 真っ白になります。
例えば暗い室内からピーカンの屋外に出るとか、自転車に乗ってて照明の光量が足りないトンネルに入る、そのトンネルから出たりする場合とかですね。
いきなり目の前が真っ白or真っ黒になるので、数秒間、視界を失います。 この数秒の間に階段でつまずいたり、人にぶつかったり、壁にぶつかったりするわけです。
もしくはドアを出た瞬間、視界が回復するまで動けないので、凍りついたように固まったりして、奇人扱いされたりするわけです。
これを防ぐために外出時は偏光レンズのサングラスをなるべくしているのですが、サングラスだと真っ白くなる世界は避けれても、真っ黒になる世界がさけれなかったりします。(逆に暗くなるので)
加えて、自分の場合は、白いモノの上に白や透明のモノがあるなど低コントラストが認識しづらい症状もあります。
例えば、白いテーブルの上に、使用して丸めたティッシュペーパーが放置されていても、コントラスト比率が低すぎて認識できなかったりするので、ティッシュペーパーを放置して奥さんに怒られたりします。(自分で使ったティッシュペーパーを忘れて放置しているのが悪いだろう、と指摘はスルーです)
この白いモノの上に白っぽい何かが置かれたり、黒いものの上に黒っぽいモノが重なる等、低コントラストのシチュエーションというのは、日常にはかなりあって、そのたびに「メガネメガネ」みたいな感じでテーブルの上を手探りしたり、キョロキョロと周りを見たりしないとモノが見つからないことがあります。
モノが見つからないだけならまだいいのですが、認識しづらい壁や柱、ガラスに普通に激突したりする場合もあるので、「ママー、あのおじさん、なんでいきなり壁にぶつかったの?」と、子供に指をさされたりするわけです。
これは不便ですし、危ないし、無意味? に怒られたり、奇人扱いされたりして不快ですよね。
そこで「World Colour Contrast Control Contact lens※」、略してW4Cの出番です。
これは目に装着するいわゆるコンタクトレンズなのですが、コンタクトレンズとして視力矯正の他に素晴らしい機能がついてます。
なんと空間の明るさと、その空間の明るさを装着している人がどう感じてるかを把握して、自動でその人に最適な明るさとコントラストで視界が確保されるように調整してくれるのです。
明るすぎる場合でも暗すぎる場合でもこれで安心!
しかも夜は夜、昼は昼の最適な明るさに調整してくれるので、ずっと昼間みたいで落ち着かない! とか
暗視カメラのようで気持ち悪い! のようなことにもなりません。
いきなり真っ暗な闇に入っても、真っ暗でない人や物が認識できる闇程度に自然に補正してくれる優れものです。(暗闇に目がなれて見えるようになるぐらいの闇にする感じですね)
加えて、コントラスト比率も装着している人にあわせて自動で調整してくれます。
これで、同系色が重なったり、コントラスト比率が低い組み合わせがあって見にくいものもはっきり認識できるわけです。マーベラス!!
自分のような目に障害がある人だけでなく、日差しが眩しい道を運転するときや、暗い夜道を歩く時など、普通の方にもこのW4Cは重宝されることでしょう。ぜひ、クリスマスプレゼントに欲しい一品ですね。
さて、今回ご紹介した空想ID製品、いかかでしたでしょうか。
「World Colour Contrast Control Contact lens※」の素晴らしさが伝わっていれば何よりです。
※本文中にでてくるWorld Colour Contrast Control Contact lensはフィクションです。実在する製品ではありませんので、ご注意ください。
——— 山中 健一
コンセント取締役/インフォメーションアーキテクト。
十数年前に網膜色素変性症と診断される。
お酒が大好きでほぼ毎日飲んでる為、ア●コール●●と言われても否定できないかもしれません。自宅の総酒蔵量は約100L。
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concent-wid · 4 years
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イベント開催のお知らせ
フォントとアクセシビリティ【AccessiブルGoGo! Meetup #2】
2021年1月23日(土)に、株式会社コンセントと株式会社インフォアクシアの共催によるオンラインイベント「フォントとアクセシビリティ【AccessiブルGoGo! Meetup #2】」を開催いたします。
「AccessiブルGoGo! Meetup」とは?
各種イベント登壇の他、YouTubeチャンネルでスクリーンリーダーによるデモ動画・解説動画を笑いとともに毎週お届けしている、コンセントの社外フェローでインフォアクシア代表の植木真氏とアクセシビリティエンジニアでスクリーンリーダーユーザーでもある辻勝利による「辻ちゃん・ウエちゃんのAccessiブルGoGo!」コンビによるミートアップイベントです。
今回は「フォントおじさん」こと関口浩之氏(SBテクノロジー株式会社)をゲストにお迎えし、コンセントのインクルーシブデザイナーの佐野実生もスピーカーとして参加。辻ちゃん・ウエちゃんコンビがモデレーターとなり、アクセシビリティの観点でフォントについて掘り下げます。
予定トピック
明朝体とゴシック体の違い
UDフォントの特徴
多言語対応とコンデンス書体
発達障害・ディスレクシア(読字障害)
Jリーグユニフォームの書体統一
イギリスBBCのコーポレートフォントリニューアル
※予告なく変更されることがあります。予めご了承ください。
より伝わるフォントを選びたいと考えていらっしゃる方、アクセシビリティとフォントの関連性に興味のある方、是非ご参加ください!
ミートアップ終了後には希望者によるオンライン懇親会も予定しています。
詳細はフォントとアクセシビリティ【AccessiブルGoGo! Meetup #2】のイベント申し込みページでご確認ください。
開催概要
イベント名:フォントとアクセシビリティ【AccessiブルGoGo! Meetup #2】
開催日:2021年1月23日(土)
会場:オンライン(Zoomを予定)
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concent-wid · 4 years
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映像コンテンツとアクセシビリティ
この記事はアクセシビリティ Advent Calendar 2020の12月14日の記事です。
私は映画・アニメ・漫画・ゲームなどのコンテンツが好きで、エンタメとアクセシビリティについてすごく興味があります。
今回はコンテンツ好きとしての実体験から、映画・ドラマ・アニメなどの映像コンテンツとアクセシビリティについて書きたいと思います。
コンテンツ制作者のみなさん、自国語の字幕をつけてください
悲しかった例
日本未上陸の海外ドラマが見たくて、現地のドイツ語版DVDを買った時のことです。
「きっとドイツ語の字幕が付いているだろう」と思っていたので、話の内容を知りたい部分だけ手打ちで翻訳にかけるか、字幕ごとスクリーンショットを撮って画像翻訳にかければいいやと思っていました。
届いてみたら、そのDVDに ドイツ語字幕は収録されていませんでした。
仕方ないのでドイツ語で視聴しながら、映像でなんとなく話の展開を想像するしかなく……。いくら映像があっても、台詞がわからないと理解しきれない部分がたくさんあり、すごく歯がゆい気持ちになりました。(複数の人間が早口で喋るので、UDトークなどの音声認識&翻訳ツールでも上手く聞き取れませんでした)
最高だなと思った例
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【Official】Pokémon Special Music Video 「GOTCHA!」 | BUMP OF CHICKEN - Acacia
ポケモンとBUMP OF CHICKENがコラボしたスペシャルミュージックビデオなのですが、なんと9言語の歌詞字幕がついています。(日本語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・英語・韓国語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字))
自分が海外のポケモンファンだったらどんなに嬉しいだろうと思ってテンションが上がりました。
私も先ほどの海外ドラマのように、海外コンテンツの言語を頑張って翻訳しようとした経験がたくさんあります。ただ機械翻訳には限界があるので、歌詞のような詩的な言い回しは上手くニュアンスを拾えず謎翻訳になってしまうことが多々あります。
このミュージックビデオは最初から翻訳版字幕が提供されているので、謎翻訳になることなく9言語それぞれで楽しめるんだな……と思うと、もう最高です。
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さらに、映像内への埋め込みではなくYoutube側で字幕が提供されているので、「文字起こし」ウィンドウからコピペすることも可能です。
コピペできれば翻訳ツールにかけるのも簡単です。これなら、元々提供されている9言語以外の言語圏に住んでいる人でも自国語に翻訳して楽しめる可能性が広がります。ほんと最高ですね。
情報を「体感」できる4D映画
4D映画とは、座席が揺れたり水が出る特殊効果つきの体感型映画です。通常料金より1000円ほど割高になります。
実際どんなものなのかというと、座席が4席ずつ連結していて、その塊ごとに前後左右に揺れます。
首の後ろ・背中・足首の後ろが盛り上がる仕掛けがあって、劇中の動きに合わせてボコボコと衝撃が来ます。
目の前の席の背もたれにも仕掛けがあって、自分の顔めがけて水滴が飛んできます。手元の肘置きに水ON/OFFのスイッチがあるので、嫌な人はOFFにすることも可能。(結構がっつり水が出ます)
あとは前方のスクリーンの周りに霧のようなものが出たり、シャボン玉が飛んだりする時もあります。
残念なのは、身長制限など一部の人は制約があり、鑑賞することができない点です。(妊娠中の人・年配の人・車椅子の人・車酔いしやすい人など)
作品によっては、稲妻や閃光を表すためにフラッシュが点滅したりします。座席も結構揺れるので、苦手な人もいると思います。
アクション映画を何回か4Dで見に行ったことがありますが、アトラクション気分で楽しめるので個人的には好きなシステムです。
例えば格闘シーンではボコボコと衝撃を感じたり、車が走っているシーンで座席が振動したり、海に飛び込むシーンでは水滴が飛んできたり……映像がなくても何が起こっているかを説明することもできるかも? と思いました。
制限によって鑑賞できない人もいるので「アクセシブル」「インクルーシブ」とは言い切れないかもしれませんが、触覚を取り入れることで情報を補完したり、より面白く感じられる可能性があると思います。
———
佐野 実生
デザイナー/ディレクター。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、コンセント入社。Webサイトや紙媒体のデザイン・ディレクション・編集・進行管理などを幅広く担当。現在はインクルーシブデザインチームに所属し、ビジュアルデザイン・アクセシブルドキュメント・代替テキスト設計に携わっている。
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concent-wid · 4 years
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今週の更新はお休みです
今週のブログ更新はお休みさせていただきます。
次回の更新は12月14日(月)を予定しています。お楽しみに!
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concent-wid · 4 years
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イベント登壇のお知らせ
CSS Nite 「Shift14:Webデザイン行く年来る年」(有料)
12月19日(土)に開催されるオンライン・オフラインのハイブリッドセミナー 「CSS Nite Shift 14」に、コンセントのBrand Vision group インクルーシブデザインチームの辻が登壇します。
辻は昨年登壇した「CSS Nite Shift 13」に引き続き、社外フェローで株式会社インフォアクシアの植木さんとともに、今年1年のアクセシビリティの動向についてご紹介する予定です。
詳細はCSS Nite Shift14「ウェブデザイン、行く年来る年」のページでご確認ください。
開催概要
イベント名:CSS Nite Shift14「ウェブデザイン、行く年来る年」
開催日:2020年12月19日(土)
会場:リアルとオンラインのハイブリッド(会場参加を希望される方はお申し込み時のアンケートでお知らせください)
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concent-wid · 4 years
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スライドのアクセシビリティを高める方法
こんにちは、佐野です。
この記事を書いている2020年11月28日(土)は、登壇させていただいたWebアクセシビリティの学校 オンライン特別授業の開催日でした。
登壇記念で、以前書いた記事「インクルーシブなプレゼン」を目指しての続編として、登壇スライドそのもののアクセシビリティについて書きたいと思います。
スライドもアクセシブルにできる!
私は、自分の登壇スライドはなるべくアクセシブルな状態で公開するように心がけています。
登壇スライド自体はPowerPointで作っているのですが、少し工夫すればスライドのアクセシビリティをグッと高められるってご存知でしょうか?
登壇スライド公開時は、スクリーンリーダーでアクセスしやすいPowerPoint版と、見た目が崩れないPDF版の2種類を用意するようにしています。
ちなみにPowerPointだけでなく、PDFやWord、Excelなどのドキュメントも工夫次第でアクセシブルにできます。 この話は長くなりますので、また別の機会にご紹介します!
「インクルーシブなプレゼン」を目指しての記事では、文字サイズや色による強調など「見た目」をインクルーシブにするポイントについて書きました。私はこれを、アクセシブルなドキュメント作成における「オモテの設定」と呼んでいます。
今回は、スクリーンリーダーユーザーにも読みやすくなる「ウラの設定」についてご紹介します。
ウラの設定でやることは大きく3つ。
情報構造をきちんとする
コンテンツの読み上げ順序を設定する
画像に代替テキストをつける
ここからは、PowerPointを使った時のウラの設定ポイントについて説明していきます。
1. 情報構造をきちんとする
各スライドにスライドタイトルをつける
箇条書きは「・」などの文字ではなく、箇条書きスタイルを使う
URLにはハイパーリンクを設定して、リンク文言をわかりやすくする
「アウトライン」表示にすると、各スライドにちゃんとスライドタイトルがあるか確認できます。
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私のスライドは1スライド1メッセージの紙芝居表現が多いので、あえて各章の区切りとなる扉を中心にスライドタイトルをつける、という方法にしてみています。
やっぱり全スライドにスライドタイトルがあった方がわかりやすいのでしょうか? 実際にスクリーンリーダーでスライドを読まれている方、ぜひご意見ください。
2. のコンテンツ読み上げ順序を設定する
簡単に言うと、オブジェクトのレイヤー構造と、意味の順番を揃えるイメージです。
「ホーム」の「整列」の中にある「選択ウィンドウ」で、テキストや画像の順番を設定することができます。
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選択ウィンドウの下から上のオブジェクト順序で読み上げられるので、レイヤー構造と意味の順番が一致するように調整しましょう。
3. 画像に代替テキストをつける
せっかくなら、スクリーンリーダーユーザーにも画像の内容をちゃんと伝えたいですよね。
画像を右クリックすると出てくるメニューの「代替テキストの編集」から、代替テキストを設定しましょう。
例えばこちらの写真の代替テキストは「写真:行き交う人々がほぼ全員マスクをしている様子」。
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多様性を表すキャラクターの代替テキストは「イラスト:ふわふわでオレンジのキャラクター」にしてみました。
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全面イラストのスライドの代替テキストは「イラスト:色々なキャラクターがいるが、ゴールに到達する道がひとつしかない。」に。
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イラストのパターン違いの代替テキストは「イラスト:色々なキャラクターがいて、ゴールに到達する道も色々ある。」としています。
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代替テキストとは「その画像で何を表現したいのか?」を伝える言葉だと思っています。
自分で作ったスライドだからこそ、最適な代替テキストを付けられるはず!
ここで画像を使って何が言いたかったんだっけ? という思考の再整理にもなるのでオススメです。
ちょっとでもアクセシブルにできたら嬉しい
スライドはじめ資料をアクセシブルにすることは、より���くの人がアクセスできる可能性を広げることです。
頑張って作った登壇スライドが、たくさんの人に読んでもらえたら単純に嬉しいし、「読みたいのに読めない」人が減ったらもっと嬉しい。
何もしないより、できる範囲から工夫することで、少しでもアクセシブルな資料にできたらいいですよね。
サイボウズの小林さんが公開しているアクセシビリティを高めてみんなに伝わる発表資料のつくりかた / Cybozu Presentation Accessibilityでも詳しく説明されているので、アクセシブルな資料を作りたい方は必見です!
———
佐野 実生
デザイナー/ディレクター。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、コンセント入社。Webサイトや紙媒体のデザイン・ディレクション・編集・進行管理などを幅広く担当。現在はインクルーシブデザインチームに所属し、ビジュアルデザイン・アクセシブルドキュメント・代替テキスト設計に携わっている。
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concent-wid · 4 years
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点字の装飾表現について
こんにちは。アクセシビリティ・エンジニアの辻です。
皆さんは点字をご存じでしょうか? 主に私たち視覚障害者が使用する文字で、6点や8点で表されます。
私は、コンピューターを使用するときにスクリーンリーダーの音声と点字を併用しています。
聞いてある程度理解できる内容であれば音声を、電話番号やメールアドレスのようにしっかり読んで確認したいときには点字を使っています。
ところで、この点字にも装飾表現があること、ご存じでしょうか?
今回は、その中からいくつかをご紹介します。
表題や見出しなどに使われるもの
最近、20年ぶりくらいに購読を再開した点字毎日で、最初に懐かしいと感じたのが、記事の表題などに付いている点字の装飾表現でした。
例えばこんなものがあります。
⠤⠤
⠶⠶
⠸⠭⠇
⠪⠭⠕
⠺⠿⠿⠗
これらは、記事の見出しや小見出しなどを表すときに使われていて、60ページあまりの紙面から特定の記事を探し出すときにとても役立ちます。
ページをパラパラとめくりながら、先程あげたような装飾表現をみつけることで、記事の先頭から読み始めることができます。
スクリーンリーダーで使用されている点字の装飾表現
私がよく使用しているスクリーンリーダーのNVDAが出力する点字にも装飾表現があります。
一例として、フォームコントロールの一部は文字ではなく記号で表されています。
「チェックボックス」と文字で書くよりも、チェックボックスを表す記号で表現した方が、スペースの節約にもなりますし、指先で状態を把握しやすいからだと思います。
⠯⠤⠼
⠯⠿⠽
リストの上の項目は、点字でチェックボックスのチェックが付いていない状態、ラジオボタンの選択がされていない状態を表します。
また、下の項目はチェックが付いている状態を表しています。
他にも、こんな例があります。
⢎⣀⡱
⢎⣿⡱
上記二つは、WindowsのWI-FI設定などに使われている、オンとオフを表すトグルボタンの点字表現です。
上の項目がオフ、したの項目がオンを表しています。
いかがでしょうか。アスキーアートで記号を装飾として使用するのと同じように、点字にも装飾表現があることがおわかりいただけたでしょうか?
この記事では点字ユニコード一覧表にあるようなUnicodeの点字を直接書いてみました。 もしかしたら、画面上で点字の部分が見づらいかもしれません。どうぞご了承ください。
——— 辻 勝利
アクセシビリティエンジニア。仕事や日常生活のあらゆる場面でスクリーン・リーダーを介してコンピューターを利用しているエンジニア。自身の経験を元にアクセシビリティを高めるためのコンサルティングや啓発活動を行っている。
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concent-wid · 4 years
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イベント登壇のお知らせ
Webアクセシビリティの学校 オンライン特別授業
2020年11月28日(土)に開催されるセミナー「Webアクセシビリティの学校 オンライン特別授業」に、コンセントのBrand Vision group インクルーシブデザインチームの佐野が登壇します。
佐野は、デザイナーとしての実務経験が豊富な特別講師のうちの1人として、「インクルーシブデザインで“未来の当たり前”をつくる」と題し、今や当たり前となってきたインクルーシブデザインの例やコンセントでの取り組みについてご紹介する予定です。
詳細はWebアクセシビリティの学校 オンライン特別授業からご確認ください!
開催概要
イベント名:Webアクセシビリティの学校 オンライン特別授業
開催日:2020年11月28日(金)13:30〜18:00
会場:オンライン(ZOOM)
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concent-wid · 4 years
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「インクルーシブなプレゼン」を目指して
こんにちは、佐野です。
2020年は「インクルーシブデザイン」をテーマに登壇する機会をたくさんいただきました。
登壇テーマが「インクルーシブデザイン」である以上、毎回「わかりやすいプレゼン」を目指して、私なりに試行錯誤してきました。
その甲斐もあってか、「資料が見やすかった」「話し方が聞きやすかった」というコメントをいただけることがあります。
今回は、インクルーシブなプレゼンのために私が工夫している点をご紹介したいと思います。
スライド編
文字サイズは大きく、文字数は少なく
詳しくは以前書いた記事「プレゼンの文字サイズを考える」をご覧ください。
私自身が近視&乱視なこともあり、ノートPCやスマホでオンラインセミナーに参加して「小さい文字のスライドが全然見えない!」と感じることが多いので、特に意識しています。
マイルールは見出し・メッセージは40〜80pt、本文は32ptです。
伝えたいことを簡潔に書けば文字数が減ります。そうすれば、その分文字を大きくできます。
例:インクルーシブデザインで“未来の当たり前”をつくる(PDF版)
文字が多いと参加者はそれを読むのに夢中になってしまい、肝心の話を聞いてもらえない……という理由もあります。
見た目の装飾に頼りすぎない
視覚的に目立たせるのは有効ですが、見た目の強調ありきのスライドにならないように心がけています。
特に、色覚模擬フィルタ「バリアントール」で黒と赤の見分けにくさを実感してからは、赤系の強調色の使い方に注意するようになりました。強調したい部分は色を変えるだけでなく、文字サイズも大きくするようにしています。スライドに登場するキャラクターたちも、色だけでなく形も変えました。
「色」という判別手段が失われたとしても、私が意図する内容を同じように伝えたい、という想いからです。
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プレゼンの喋り方にも密接に関係してきますが、見た目ありきのスライドにしないということは、視覚障害のある人はもちろん、何らかの理由で画面を見ずに参加している人にもわかりやすくなります。
写真や図を使うのが効果的な理由は聞き手が想像しやすくなるからと言われています。見た目のわかりやすさも重視しつつ、喋りでも「想像しやすさ」を担保できれば、もっともっとわかりやすいプレゼンにできるのではないかなと思います。
プレゼン編
言い切る
「AがBなのはCが関係していて、それはDが〜……」のようにダラダラと続けず、「AはBです。なぜなら、CがDだからです。」のように言い切りましょう。
ひとつひとつの文章は短く言い切った方が、聞き手が頭の中で整理しやすくなります。
当たり前のように思えて、なかなか難しいです。相当意識して練習しないと、ついダラダラ繋げて喋ってしまうんですよね……。これはもう練習と慣れだなと痛感しています。
無駄な接続詞や語尾を削ぎ落としていけば、プレゼンにかかる時間も節約できます。その分たくさん喋れますね!
さらに、UDトークの字幕認識率も上がります。
さらにさらに、文章が簡潔になるので外国人にも理解しやすくなります。(実際、海外カンファレンスで英語のプレゼンを聞いた時にそう感じました)
一石四鳥くらいの効果があると思います。
個人的に効果的だったこと
本を読み、実践する
プレゼンテクニック系の本を読むのもオススメです。なんとなくやっていた工夫が「なぜ効果的なのか」を納得すると、より自分のプレゼンに取り入れやすくなります。
私のオススメは『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』と『一番伝わる説明の順番』です��
以下のポイントは本を読んで「なるほど、確かに」と思ったので、自分のプレゼンでも心がけるようにしています。
聞き手の知りたいことから喋る。自分の考えた順や物事の時系列で喋らない
聞き手の思考を整理するための工夫を取り入れる(例:理由は3つあります)
結論・根拠・事実のピラミッド構造を意識する
中学生にも理解できる言葉で話せば、誰が聞いても迷子にならない
プレゼンのキモになる部分こそ、極限までシンプルにする
自分のプレゼンを見返す
本当はめちゃくちゃやりたくないですが、自分のプレゼンを見返してみましょう。これが一番大事かもしれません。
緊張した時に出がちな口癖などを改めて把握できるので、次に活かすことができます。
私の場合「というふうに考えています」と言いまくっていたので、「と考えています」に直すように気をつけました。(5文字節約できるので、積み重なれば相当の時間短縮になるはず……)
まとめ:人のプレゼン見て我がプレゼン直せ
人のプレゼンを見聞きして「説明わかりづらいな」「スライド見づらいな」と思ったことを自分の中にストックしておきましょう。重要なのは、自分が登壇するときに、それらを反面教師にすることです。
もちろん「これはいい工夫だな!」と思ったことは、積極的に取り入れましょう。
そしてこのような観点の気付きは、登壇を経験したからこそ得られる場合も多いです。私はそうでした。
登壇する→色々な気付きを得る→イベント・セミナーに参加する→参加者観点で良い点・悪い点をストックする→自分の登壇に取り入れてみる
というサイクルが大事なんだと思います。
これからもインクルーシブなプレゼンを目指して、精進します!
———
佐野 実生
デザイナー/ディレクター。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、コンセント入社。Webサイトや紙媒体のデザイン・ディレクション・編集・進行管理などを幅広く担当。現在はインクルーシブデザインチームに所属し、ビジュアルデザイン・アクセシブルドキュメント・代替テキスト設計に携わっている。
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concent-wid · 4 years
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スクリーンリーダーが突然しゃべり出さないようにする方法
こんにちは。アクセシビリティ・エンジニアの辻です。
私は普段からスクリーンリーダーを仕事や日常生活の中で使用しているユーザーですが、中には、作成中のコンテンツやアプリケーションの画面の内容がスクリーンリーダーでどのように読み上げられるのかをピンポイントでチェックしている方もいらっしゃるかと思います。
普段はスクリーンリーダーを起動していないはずなのに、サインイン画面やアプリケーションのインストール時に急に画面が読み上げられてびっくりした経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
もしかしたら、読んでほしくないパスワードの文字列がいきなり読み上げられて、慌ててイヤホンを指したという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、なぜそんなことが起こるのか、どうすれば使いたいときだけスクリーンリーダーを利用できるのかを、Windows用のスクリーンリーダーを例としてご紹介します。
なぜいきなり読み上げられるの?
おそらく、必要に応じてスクリーンリーダーをピンポイントで使用していらっしゃる方は、スクリーンリーダーが自動的に起動しないような設定をしていらっしゃると思います。
そのような設定にもかかわらず、なぜサインイン画面やアプリケーションのインストール時などにいきなり読み上げが開始されてしまうのでしょうか?
実は、Windowsにスクリーンリーダーをインストールすると、実際にサインインしているユーザーが使用するスクリーンリーダーとは別に、サインイン画面やアプリケーションのインストール時などに利用するためのスクリーンリーダーが使えるようになります。
設定によっては、サインインしているユーザーがスクリーンリーダーを起動していなかったとしても、サインイン画面等の情報を読み上げるスクリーンリーダーが起動していることがあるのです。
これが、スクリーンリーダーを使用していないはずなのに、サインイン画面などの情報が読み上げられる原因です。
回避するためには、サインイン画面などを読み上げるためのスクリーンリーダーが自動的に起動しないように設定する必要があります。
どんな設定をすればいいの?(NVDAの場合)
NVDAを使っていて、サインイン画面やアプリケーションのインストール時などにNVDAが読み上げを開始して困っている方は、以下の設定を確認してみてください。
Windowsの通知領域にあるNVDAアイコンを右クリックするか、NVDAキーを押しながらNを押して表示されるメニューから「設定」を開きます
「一般」カテゴリにある「サインイン画面で NVDA を起動(管理者権限が必要)」というチェックを外します
「OK」ボタンを押して設定を閉じます
もう一度NVDAアイコンを右クリックするかNVDAキーを押しながらNを押してメニューを表示させ、「設定の保存」を実行します
※NVDAキーはInsertや無変換などに割り当てられているNVDAを制御するキーです
どんな設定をすればいいの?(PC-Talkerの場合)
PC-Talkerを使っていて、サインイン画面やアプリケーションのインストール時などにPC-Talkerが読み上げを開始して困っている方は、以下の設定を確認してみてください。
「スタート画面」の検索フィールドから「MySupport」を起動します
「ツール」の中の「PC-Talkerの初期設定」メニューを開きます
「ログオン画面読み上げサービスを起動する」のチェックを外します
「シャットダウン画面読み上げサービスを起動する」のチェックを外します
「AOKMenu を自動起動する」のチェックを外します
「マイスタートメニュー を自動起動する」のチェックを外します
「設定」を押して設定を終了します
CTRLキー+Altキー+F12を押して「PC-Talkerの設定」を開きます
「音声ガイドの設定」を開き「パスワードを読み上げる」のチェックを外します
同じメニュー内の「パスワードのカーソル移動時 識別読みする」のチェックを外して「設定」を押します
いかがでしょうか?
設定を見直していただくことで、これまで以上にスクリーンリーダーが使いやすくなると思います。
ぜひお試しください。
——— 辻 勝利
アクセシビリティエンジニア。仕事や日常生活のあらゆる場面でスクリーン・リーダーを介してコンピューターを利用しているエンジニア。自身の経験を元にアクセシビリティを高めるためのコンサルティングや啓発活動を行っている。
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concent-wid · 4 years
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スマートフォンゲーム「1000Miles」
今日はインクルーシブデザインチームで流行ってる1000Milesというスマートフォンのゲームを紹介します。
1000 Miles Copyright © 2018 Emma Whan
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オープニングタイトル画面
相手の車と1対1で競争し、先に1000マイルを走りきったほうが勝ち、というカーレースなのですが、お互いの手札を切って相手を妨害しながら自分が進んでいくというカードゲーム形式になっています。
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ゲームスタート時の画面。自分は下の青い車です。
自分のもてる手札は全部で7枚。相手と交互にカードを切っていきます。車を前に進めるためには50マイルや100マイルといったマイル数が記載されたカードを切らなければ進みません。
ゲームスタート時、まず進むためには青信号のカードを切らなければいけません。青信号カードが最初にない場合は、青信号カードが来るまでひたすら要らない手札を捨て続けます。
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青信号カードが来たので、どんどん進んでいく
また相手を妨害するための妨害カードがたくさんあり、相手をガス欠させる、パンクさせる、50キロ以下のスピードしか出せなくする、など様々な妨害をお互いにしかけます。
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妨害カードでパンクさせたり、故障させたりしている様子
妨害されたら妨害解除カード(ガス欠になったらガソリンスタンドカード、パンクしたらスペアタイヤカードなど)を切り、妨害を解除します。解除するたびに青信号にせねばならず、なかなか前に進みません。
お互いに妨害し合いながら、自分の車を前に進め最初に先に1000マイル走りきった方が勝ちというゲームです。
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僅差で負けてしまった状態。くやしい。
この1000milsはオンラインで相手を指定して対戦できることから、遠く離れていても相手と遊ぶことができます。リモートワーク中の我々にはもってこいのゲームです。(仕事はちゃんとしてます)
1ターンづつなので、1ターンカードを切ったら放置し、相手のターンアクションを待ちます。相手がターンを追えたら通知がくるので、1日かけてのんびり1ゲームすることもあります。
また、1000MilesはiOSのゲームですが、VoiceOverでしっかり読み上げてくれるので、我チームの辻さん(インクルーシブデザインチームのアクセシビリティエンジニア。全盲の視覚障害者)ともこのゲームで対戦ができます。
さらに、各カードは切った際に効果音が出るので、音によってどんなカードが切られたかもわかります。エンジン音やパンクの音など、リアルな音源を使っており、音だけでもゲームの世界観を楽しむ工夫がされています。
配られる手札によって戦略がだいぶ変わるため、運の要素が強いゲームです。ルールを覚えてしまえば素人玄人関係なく誰でも楽しむことができます。
また、カードを切るタイミングによって点数を高めることもできるため、やりこみの要素もあり、長く遊べる要素も盛り込まれています。
インクルーシブデザインチームでは辻さんがゲーム好きなことも有り、視覚情報を音に置き換えることで一緒に遊べるゲームや、振動で楽しむゲームなど、ゲームの情報交換を常にしているので、今後もこのようなゲームを紹介していければと思います。
今回は1000Milesというゲームの紹介でした。以上です。
———
堀口 真人
プロデューサー。主にコーポレートサイトのリニューアルや、グローバルプロジェクトでのプロジェクト設計、アカウントディレクションに従事。
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concent-wid · 4 years
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プレゼンスライドの文字サイズを考える
こんにちは、佐野です。
2020年4月頃から、新型コロナウイルスの影響でセミナーやイベントなどはほとんどオンラインで参加するようになりました。自宅から気軽に参加できるので、以前より参加数が増えたように感じます。
さらに、9月のUX MILK All Night、10月のDesignship 2020、11月のWebアクセシビリティの学校と、登壇させていただく機会も増えました。
今回は参加者と登壇者両方の立場から、スライドの文字サイズについて書きたいと思います。
結論。文字は大きく、言葉は短く!
理由はシンプルです。オンライン開催の普及によって、視聴環境が多様化したからです。
コロナ以前なら、大規模なセミナーは広い会場で開催され、参加者は大きなスクリーンに投影されたスライドを見ていたと思います。後方の参加者が見やすいように、複数のスクリーンがある会場もありますよね。
ですが2020年10月現在、数百人が参加する大規模セミナーでもオンラインで開催されることは珍しくありません。デスクトップPCやモニターで見ている人もいれば、画面の小さいノートPCやタブレット、スマートフォンで見ている人もいるでしょう。
実際にスマートフォンから参加したオンラインセミナーで、プレゼンスライドの文字が小さいセッションでは文字が読めずストレスを感じました。
私自身がオンラインセミナーに参加する時は、ノートPCでメモを取ったり仕事をしながら、隣に置いたiPadにスライドを表示する、というスタイルが多いです。iPadの画面もそんなに大きくないので、細かい文字でたくさん書いてあるスライドはやや見辛いな…と感じることもしばしばあります。
このような参加者側の経験を踏まえ、登壇者としては「可能な限り文字は大きく、言葉は短く」を意識しています。具体的には、見出し・メッセージは40〜80pt、本文は32ptをマイルールにしています。
例:インクルーシブデザインとUX(PDF版)
スライド自体の構成や内容にもよるので、一概にこの数値が良いとは言い切れませんが、私は「伝えたいメッセージほど大きく、短く」を心がけています。文字数を減らすには内容を簡潔にまとめる必要があり、簡潔にすればするほど文字サイズを大きくできるからです。結果として、伝えたいメッセージを簡潔に、かつ視覚的にも目立たせることができると思っています。
スライドの文字サイズについての参考サイト
ずばり、プレゼンスライドの最適なフォントサイズは60pt以上。
プレゼンでのフォントとフォントサイズの選び方
パワーポイントに最適な フォントサイズの決め方と使い方
どのサイトもコロナ以前に更新されたものですが、参加者参加者の視聴環境を考慮するというポイントは変わらないように思います。手元で閲覧する資料なのか、大画面に投影する資料なのか、それによって読みやすい文字サイズは変わるということですね。
私も次回の登壇に備えて、自分のプレゼンスライドをiPhoneから確認しながら作ろうと思います!
———
佐野 実生
デザイナー/ディレクター。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、コンセント入社。Webサイトや紙媒体のデザイン・ディレクション・編集・進行管理などを幅広く担当。現在はインクルーシブデザインチームに所属し、ビジュアルデザイン・アクセシブルドキュメント・代替テキスト設計に携わっている。
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concent-wid · 4 years
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イベント登壇のお知らせ
Designship 2020
2020年10月24日(土)、25日(日)に開催される「Designship(デザインシップ)」にコンセントのデザイナー/ディレクターの佐野実生が登壇します。
Designshipは「業界の壁を超えた、日本最大級のデザインカンファレンス」で、今年で3回目の開催となります。
佐野はパブリックスピーカーの一人として「インクルーシブデザインで“未来の当たり前”をつくる」というタイトルで、社会と共に常に変化し続ける「当たり前」に対して、これまで実践してきているインクルーシブデザインが与える示唆について、体験に基づいてお話する予定です。
詳細は「Designship 2020」イベント公式ページよりご覧ください!
開催概要
イベント名:Designship 2020
開催日:2020年10月24日(土)、25日(日)12:30〜19:00(※タイムテーブルは現時点のもので、変更の可能性があります)
会場:オンライン(特設サイトを予定)
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concent-wid · 4 years
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5年後の国勢調査に期待すること
こんにちは。アクセシビリティエンジニアの辻です。
5年に一度実施される国勢調査。今年は新型コロナウイルスの影響を受けて、インターネットでの回答が求められているようです。
私は、前回実施された国勢調査に点字で回答しましたが、今回はインターネットで回答することにしました。
スクリーンリーダーを使ってブラウザで国勢調査オンラインのページにアクセスして回答を行いましたが、名前などの情報を記入したり選択肢を選んだりすることで、大きな問題もなく調査内容を提出することができました。
ところで、この国勢調査のオンライン回答には、全く問題がないわけではありません。
例えば、各家庭に紙で配布される「インターネット回答利用ガイド」に記入されているログインIDやアクセスキーは、私のような全盲の視覚障害者が簡単に内容を知ることはできません。
近年は紙に印刷された情報をスキャナーや��マートホンなどのカメラを使用して読み取る技術がありますが、全ての人がそれを利用できる環境にはありませんし、情報が正確に読み取れるとも限りません。
具体的にどうすればもっとインクルーシブな形で国勢調査が実施できるのか、私自身も良い答えを持っているわけではありませんが、少なくとも、紙に印刷された文字を読むことができなければ回答を始められないという現状は変えた方が良いかもしれません。
5年後、国勢調査がどのように変化するかはまだわかりませんが、多くの人が排除されない形で回答できるような仕組みが整備されると良いなと感じました。
ところで、私自身は回答を終えるまで知らなかったのですが、スクリーンリーダー利用者向けのオンライン回答のページがあるそうです。
——— 辻 勝利
アクセシビリティエンジニア。仕事や日常生活のあらゆる場面でスクリーン・リーダーを介してコンピューターを利用しているエンジニア。自身の経験を元にアクセシビリティを高めるためのコンサルティングや啓発活動を行っている。
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concent-wid · 4 years
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今週の更新はお休みです
みなさま、シルバーウィークはいかがお過ごしでしょうか? 連休に伴い、今週のブログ更新はお休みさせていただきます。
次回の更新は9月28日週を予定しています。お楽しみに!
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concent-wid · 4 years
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イベント登壇のお知らせ
障害のある人の就労 オンラインシンポジウム ~withコロナ時代の企業における就労を考える~
2020年9月25日(金)に開催される一般社団法人 日本支援技術協会主催のシンポジウム「障害のある人の就労 オンラインシンポジウム ~withコロナ時代の企業における就労を考える~」に、コンセントのBrand Vision group インクルーシブデザインチームの辻が登壇します。
辻は「実例紹介:障害のある社員の企業における就労実例」の一プログラムとして、視覚障害者の立場から、Microsoft Teamsをコミュニケーションツールとして活用して仕事を進めている事例を紹介します。
詳細は障害のある人の就労 オンラインシンポジウム~withコロナ時代の企業における就労を考える~からご確認ください。
開催概要
障害のある人の就労 オンラインシンポジウム ~withコロナ時代の企業における就労を考える~
2020年9月25日(金) 14:00~17:00
オンライン
——— 辻 勝利
アクセシビリティエンジニア。仕事や日常生活のあらゆる場面でスクリーン・リーダーを介してコンピューターを利用しているエンジニア。自身の経験を元にアクセシビリティを高めるためのコンサルティングや啓発活動を行っている。
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