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2020年
2020年
1月19日 NPWプロレス@港区民センター
1月25日 NOAH@エディオンアリーナ第二
1月26日 全日本プロレス@KBSホール
1月31日 チームでらマットプロレス@ ports酒場 Match Make
12月29日 杉浦軍興行@PPV(後楽園ホール)
(ほか ネット配信やテレビでの観戦などすこし。。。)
すごく個人的なことを書く。
プロレス見るようになってからたいてい年30試合くらい(もっとかな?)は観戦しにいっていたけれど、2020年を振り返ってみるとたったこれだけしかプロレス観戦に行っていなくって、本当にびっくりしてしまう。
いろんなものがすっぽり抜け落ちてしまったような1年だった。
1月31日に見に行ったマットプロレスが最後のプロレス観戦だったんやけども、もちろんその当時はまさかまさかこんなことになるとは露も思わず。
正直今年仕事しかしてない!!!!!今となっては仕事があることも大変ありがたいことなんやけども。。
ただ、行かないという選択をとったのは私自身であるわけで。
やっぱり関西で大会があったとしても、それがどうしても行きたい大会であったとしても、どうしてもためらってしまう。仕事できなくなったら困るし、家族の健康も守りたい。自分自身も死にたくない。。案外守りたいものが多いなって気づいた。行きたい気持ちはめちゃくちゃあったんやけども。。プロレス界もしんどかったやろうなあ。
本当は毒人興行行きたかった。N-1決勝戦も行きたかった。12月6日のNOAH代々木も行きたかったし、杉浦軍興行だって行きたかった。(仕事休みやったのに)行きたい大会いっぱいあった。
NOAHの20周年で、大好きな選手の20周年で、とても意味のある年だと思っていたからくやしいなと思う。
やっぱり観戦に行くことで、プロレスに対する熱っていうのがばーっと高まっていくっていうのもあるので、観戦に行けないとどんどんプロレスに対する情熱が失われていくっていうのがあって。
個人的に自分自身が去年の半ばに転職し、仕事もまあまあ忙しくて、生活に余裕がなくなっていたのもあり、あまりプロレスに触れる時間がなくなってしまった。
こんな中でも、こんな中だからこそ、すごい名試合がたくさん生まれていたのに、なかなかそこに触れられなかったのはもったいなかったなと思う。
週プロの選手名鑑見ても、知らん人いっぱいいてびっくりしたよ。。浦島太郎みたいな気持ち。
そんな中でもやっぱり絶対に見たい試合というものはあって、そういうときにAbemaやらYoutubeやらは本当にありがたい環境だったなと思う。
そして腰を据えてプロレスを見るとやっぱり面白い。こんなに面白いものはないと思う。興奮したり、がんばれ!って応援したくなったり、泣いたり、腹抱えて笑ったり。。語れる相手がまわりにいるのもありがたかった。
もうこのままフェードアウトするんかなあと思ったりもしたけど、やっぱり私はプロレス大好きやなと思う。
一体来年はどんな年になるんやろう。
安定した社会になっているかもわからん。自分の仕事はもっと忙しくなると思う。。。正直生きてるか死んでるかすらもわからんけども。
でもプロレスを見ると自分もがんばらねばなと思う。
大好きなプロレスラーたちのように強くありたいと思う。
来年はまじでもっとプロレス見るぞ。。。決意。。。
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全日本プロレス 2019.7.27, 28@エディオンアリーナ第二競技場
知ってた。知ってたけど。
会場に入ってすぐ、不意に写真が目に入ってきて、なんとも言えない気持ちになる。
いるのが当たり前だったのにな。なんでいないんだろうな、と思う。
ふっといなくなってしまった。
だけどなにもかもが跡形もなく消えてしまった訳ではなかった。
例えば、選手の人たちが身に付けていた青色。


例えば、全日本ジュニア選手たちの、強さを求める気持ち。


例えば、目を見張るほどの成長した若手の姿。

例えば、そのときそのときを全盛期だと思って、大切に生きようとする選手の闘い。


間違いなく、そこにいた。
本当に、不思議だなと思う。不思議だけど、本当なんだなと思う。
みんなの試合、見てたかな。トロフィー、青木選手に見せてたよ。見えていたらいいなあ。いや、絶対に見てたよなあ。

佐藤, 岡田の優勝は本当に嬉しかった。本当に本当におめでとう。よかった。

あの日自分の目が釘付けになった全日本ジュニアが、ちゃんとそこにはあった。 全日本ジュニアは止まってないんだなってそうわかった。
全日本プロレスのプロレスラーはみな強いな。みなさんありがとう。
泣いたり笑ったり色んな気持ちになった2日だった。

行ってよかったなと思う。
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強き人
もう1週間が経とうとしている。それでもまだ、うそみたいな気がしている。
電車の中でスマホをみていると、信じられないニュースがとびこんでくる。頭をガツンと殴られたようなそんなかんじで、パニックで目の前が真っ白になった。どうか、飛ばしのニュースであってくれと願う。泣かないように、泣かないようにと必死でこらえたけれど、それでもどうしても涙がにじんだ。
その日は1日うわのそらだった。ネットニュースかなにかでそのニュースを知ったのであろう隣の席の人から、「プロレスすきだったよね?青木篤志さんって知ってる?」と話しかけられる。知ってるもなにも。こんなところでその名前をきくことになるとは。
はい、とても好きでした、と答えると、
そのネットニュースに載っていたのであろう写真を見ながら、
そっか、たしかにかっこいいねと言ってくれた。
本当に。青木選手はかっこいいんだよ。まだまだ、まだまだこれからだったのに……。
あまりにも。あまりにも。
帰り道、電車を降りて駅から家まで、泣きながら歩いた。
本当に。本当なんだなあ。夢じゃないんだな。
でもやっぱりうそみたいで、信じられなくて。ついこのあいだも試合を見たばかりだったのに……。
なんでみんな青木選手に感謝してるんだろう?なんでみんな青木選手のことを語ってるんだろう?ご冥福?誰の?って一瞬わからなくなったり。でもそんな私も青木選手のことばかり考えていて、青木選手の話ばかりしている。なんで?
いまだに感情の波が押し寄せては返し、押し寄せては返し、の繰り返しで。
いろんなことを考える。
ちょっと笑ってしまうけれど、実はプロレスを見はじめたとき、私は青木選手のことがあまりすきではなかった。
初めてNOAHをみたとき、青木選手は私にとって敵だったからかなあ。
2011年。丸藤青木組vs桃の青春タッグのGHCjr.タッグ選手権。桃の青春タッグ側から試合を見ていた私は、くそう。。と思った。なんとなく、いやなやつーと思っていた(桃の青春とさほどキャリアはかわらないのにつよかったから)。
その大会をきっかけにして、私はプロレスにどっぷりとはまり、NOAHを見るようになった。
とにかく口が達者な印象だった。だけど、丸藤選手や鼓太郎選手と組んでいたこともあり、私の中ではどうしても若手選手という印象が強くて、なんとなく生意気というか、偏屈な人やなと思っていた(そんなふうに思う私の方がよっぽど生意気で未熟なプロレスファンだった)。
でも今になって思い返してみると、青木選手の言っていたことはやっぱりみな正論だったとおもうのだ。とても賢いひとだったんだなあ。
そして、私の中ではNOAHの青木選手はいつも安定している印象で。だからこそ、すごさにあまり気づけなかったのかもしれない。。
あのとき、私自身がもっと深くプロレスを見られる目を持っていれば、きっと青木選手の良さにもたくさん気づけたんだろうと思う。とてももったいなかったと悔やむ。
自分の中でいろいろなプロレスの見方ができるようになってきて、NOAHのことがもっともっと大好きになって、気づけばそんなネガティブなイメージもなくなっていった。だけど、2012年に青木選手はNOAHを去った。思えば、私がNOAHの青木選手を見られたのは2年弱くらいだった。
なんとなく、青木選手は辞めないだろうと勝手に思っていたから、ショックだった。
どうしても、NOAHが大好きだからか、全日本を見に行こうとはなかなか思えなくて、会場で試合を見る機会はなくなってしまった。
だけど全日本でチャンピオンになったことは知っていた。その姿をテレビでたまにみていた。
青木選手がシングルのチャンピオン!全日本ジュニアを引っ張っているんや~!!!とうれしくあり、そしてちょっと不思議な気持ちでもあった。あの青木がねえ~ふふふ。みたいな。
ふたたび見る機会を得るようになったのは2016年から��。
大阪で行われたジュニアのリーグ戦「Jr.BATTLE OF GLORY」の最終戦を観に行くことになった。
決勝戦は選手の怪我があり、優勝進出者決定戦が急遽行われ(そもそもそのカードが私の目当てだった)、決勝戦のカードは青木篤志vs佐藤光留になった。決して派手な試合ではなかったとおもう。けれど、タッグパートナー同士の試合であるのに、とてもぴりっとしたすごい試合だった。
そのときはちょうど、プロレスに対してモヤっとするばかりの日々をすごしていて。
だけど、あの試合をみたうれしさで、私はしばらく生きていけると思った。全日本ジュニアに、自分がずっと見たいと思っていたものを見た。私が見たいものはここにあったんだと勝手に思った。全日本ジュニア最高やんと思った。
そこから私は、全日本の会場に足を運ぶようになった。
その年のチャンピオンカーニバルに、青木選手は、悪性脳腫瘍で欠場したジョー・ドーリング選手に代わって出場した。
私はその姿を、最終戦の大阪でみた。対ゼウス戦。ジュニアの立場でありながら、ヘビーの選手から真っ向に勝ちを取りに行く青木選手。その姿に、青木選手が背負う、誇りとか想いとか覚悟とかいろんなものを見た気がして、私は泣いた。
私は全日本ジュニア最高やんと思っていた。でも青木選手はものすごい危機感を発していた。不思議だなと思った。青木選手がいる限り全日本ジュニアはめっちゃおもろいやんと思っていたから。でも、青木選手は自分がトップに立つことよりも、もっともっと先のことを見ていた。
全日本での青木選手はまさしく王者だった。NOAHで見ていたあのときから、何段も上のところに青木選手はいた。ずっと、ずっと、いっぱいいろんなものを背負ってきたんだな。
とても強く、かっこよかった。
それでいて、とてもおちゃめ人でもあって。初めてニコプロの毒演会をみたときは、こんなに気さくなひとだったんだと衝撃を受けた。どうしても、偏屈な印象を抱いていたから(それはまあまちがっていないとおもうけれど。。。)
たのしいことがすきで、あんなに強くあるのに、人のスタイルを否定しない。でも相手の未熟なところだったり、筋が通らないと思うところに対しては容赦なくて。あんなに辛辣でクリティカルなことばを吐く人はなかなかいない。プロレスはショースポーツであるから、口撃という形の表��もある。だけどそういうのとは全然違う。なにがそんな厳しいことばを口にさせるのか、考えてみるとやっぱりそれは強い信念ゆえのものなんだろう。(私の好きな選手にそういう人がもうひとりいることに気づく)
いつだって冷静で強くて頭がよくて、全然ぶれなくて、いっぱいいろんなものを背負っていた。そしてロマンを感じさせるプロレスをする選手。
私のなかで、去年2018年のジュニアリーグ戦でみた高尾戦がとても印象的で。
あの試合はたしか、その後の決勝戦進出がかかった試合だった。試合序盤、青木選手は明らかに決勝戦を見据えて、短期決着を狙っていた。それが、試合の途中、あるとき急にじわじわと積んでいくレスリングにシフトチェンジした。それが見ていてもわかった。
ああ、青木選手は気づいたんだ。短期決着を狙っていては高尾選手には勝てないと。高尾選手はそんな簡単に勝てる相手ではないと。衝撃的だった。

なんていったらいいのか、試合の途中で、一瞬にしてスタイルをぱきんと切り替えた。そういう試合を私はあんまりみたことがなくって。それって冷静でいて、頭がよくないとできない。青木選手って慌てることとか、焦ることとかないのかなって、そんなふうに思ってしまうほどに冷静だった。
とても冷静でいながら、でも、絶対に勝たなければならないというものすごい強い思いを感じた。
そういう見方をさせてくれるプロレスをするひと。ほんとうに、形だけでなく、意味のある試合をするひとで。
急にマスクかぶったり。直接的すぎるTシャツを着てきたり。何を考えているのか、どういう意味があるのか、考えるたのしみをいっぱいもらった。

どこでだったか、俺だってもっと強くなりたいと思っているしね、って話すのを聞いたときは、そのストイックさに驚いた。あんなにも冷静で強いのに。まだ上を目指すのか、と。これ以上どう強くなるんだ。
同時にとても納得した。どこまでいっても強さを求め、先を見続ける人なんだなと思った。だからこそ、青木選手は強くてかっこいいんだと気づいた。
そして、
強くてかっこいいままいってしまった。
かっこよすぎる。ずるいな。
かっこわるくても構わないから、生きていてほしいよ。
あまりにも早すぎる。あまりにもかなしく。あまりにもさみしい。
思えば私は、青木選手のシングルのタイトルマッチはあんまり会場でみられなかったことに気がつく。考えてみると、私が追えた青木選手の試合というのはとても少なかったのかもしれない。
またいつか見られると思っていた。
もっといっぱい青木選手の試合を見たかった。もっともっと青木選手のことばを聞きたかった。面白いことをいっぱいしてほしかった。いろんな選手との試合を見たかったし、同じ選手との試合だって何度でも見たかった。
KBSホールで歌手の方といっしょに歌っていた姿、ヘビー級の選手の中にひとり何の違和感もなく混じって試合をする姿、最後に歌をいじられて照れながらマイクする姿、あれがさいごになってしまった。



本当についこのあいだのことで。
あまりにも、ふつうで。そんなこと思いもしなかった。当たり前のようにまた次も、いつまでも、見られると思っていた。
青木選手はいつだってそこにいたから。ジュニアとかヘビーとかそんなのすら関係なく、いろんな試合の中で本当に当たり前にそこにいて。
そして、青木選手はあまりにも安定していた。いつだって先を、上を見ていた。
私が好きなプロレスラーには刹那的な試合をする人がけっこう多くて。
なんていうんだろう。
誤解を恐れずにいうと。
いつまでこの人の試合を見ていることができるんだろう。この試合が最後の試合になってしまうんじゃないか、なんてそんなふうに思ってしまうことがある。選手本人ですらそう思っているんじゃないかなって思ってしまうような、そんな試合。それはとても尊くあって、そういう試合に心打たれるのは確かで。
どちらがいいとかわるいとかそんなわけでは決してないけれど。
でも、青木選手の試合は、私から見ていた限りは、そうではなかった。そして、そうやって強さを保つことって、ものすごいことだ。ものすごいかっこ���いことだ。
常に先を見据えている。あまりにも、そんな気がしていた。だからずっと、ずっと見られると思っていた。
でも、ちょっとも当たり前ではなかったんだな。
こんなふうになってから気づく。もっと大事にしておけばよかった。
本当に命は儚くて、一瞬にして遠くへいってしまう。だからこそ、尊いのだと思う。
大事なことなのに、どうしても忘れてしまうな。
でも、青木選手の試合をまた見られてよかった。青木選手の強さ、かっこよさを知れて本当によかった。あのとき、全日本プロレスを観に行って本当に良かった。そう思う。
いまはあまりにもかなしく。あまりにも。あまりにも。つらいけれど。
ほんとうに、うそみたいで。やっぱり今でもなんか、しんじられなくて。ほんまに何を書いているんだろうって思ったりして。
いままでありがとうとか、ご冥福をお祈りするとか、まだなんか言うのもむつかしい。
これからきっと、突きつけられる。いろんなところにその穴を感じさせられる。
それでも、私はまた全日本プロレスの試合を観に行きたいと思う。いっぱい観に行きたい。
でも...…なんか、なんだろうな。遠いところで、きっと楽しく自由に過ごしているんじゃないかってそんな気がする。
長い間、厳しい闘いの世界に身をおいて、ストイックに上を目指してきた人だから、ゆっくりやすんでほしいと、そればかりを願う。
たくさんの人がいっていたけれど、思い浮かぶのはニッとした笑顔ばかりで。どこかで笑っているといいなあ。
忘れたくない。忘れません。
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NOAH 2019.1.26@エディオンアリーナ第二
原田大輔 vs YO-HEY GHCjr.ヘビー級選手権試合
YO-HEY選手の行動を「裏切り」という表現することに対して、私はなんだかしっくりこなかった。もちろん裏切りであることに間違いはないけれど、ラーテルズのメンバーが憎くてああした行動をとったわけではなくて、一歩前に進むためというか、一段上にあがるために選んだ道だったというか。とくにYO-HEY選手は原田選手のことをボスと呼んでいたし、ラーテルズにいるうちは原田選手の下、という印象は否めない。
調印式でYO-HEY選手が、ここで勝たなければ行動した意味がないといったときに、私は原田選手の陥落を覚悟した。それくらいつよい気持ちをYO-HEY選手から感じたから。
今日のYO-HEY選手はいままでになく気合いが入っていたとおもう。
スピードが早くてトリッキーな動きを見せるYO-HEY選手に対して原田選手は思うように技を出せない印象を受けた。原田選手の苦手なタイプなのかもしれんと思った。
ただ、やっぱり原田選手の技の決まったときの一発の重みはものすごかった。
YO-HEY選手は勝負を急いだように見えた。じっくり的確にいかねばならない。原田選手はめちゃくちゃタフなんだよー。。。

YO-HEY選手に対してえげつない攻撃を放つ原田選手からにじみ出るものは怒りなのかなあと思っていたけれど、もしかしたらそうではないのかもしれない。責任とか、、もちろん想像の域はでないけれど。でもいろいろと想像することはできる。勝負に勝たなければ「戻ってきてくれ」と口にすることもできない。勝つことで原田選手はYO-HEY選手の気持ちを引き戻そうとおもったのかもしれない。

試合後に、原田選手が戻ってきてくれと頼んだ。戻ってこいではなく、戻ってきてくれ。なかなかいえることではないとおもう。だけどYO-HEY選手はそんな原田選手をボスと呼び、そして、戻れへんとこたえた。戻らない、じゃなくて戻れない。それが、YO-HEY選手の覚悟が重たいものであるということを裏打ちしている。
そうやって、並々ならぬ思いをかけて挑んだYO-HEY選手でも勝てない。勝てないんだ。切ない。
そしてなんだかノアジュニアの中で突き抜けていて、もはや別���次元で闘っているように感じさせる原田選手もまた、切ない。
原田選手は三年連続で1月の大阪大会でタイトルマッチをしている。一昨年、大原戦の前哨戦後に口にした、「勝つだけなら誰だってできる。でもそれではノアジュニアは終わってしまうから。」ということばを思い出す。そして、府立第一でやりたいと宣言したことも思い出す。
今日もまた、原田選手の背負うものの重さを感じた日だった。

原田選手が、YO-HEY選手との闘いでまた成長できたっていうのは本当にそうだと思っている。また新しい原田選手が見られた気がしてまたさらに原田選手がすきになった。
そして私は、えらそうながら、 YO-HEY選手が 原田選手に勝つために足りなかったものを、これから小川選手や鼓太郎選手と組むことで得られるのかもしれないなーと勝手に思っている。
だからこそまた次にやったときはもっとすごい試合になってるはずだとおもうし、なっていてほしいなとねがう。
たのしかったのはもちろんなのだけど、ひっかかりをのこす大会だったような気がする。NOAHのプロレスのこういうところが、好きだ。
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2019年
1月25日 NOAH@世界館
1月26日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
3月10日 NOAH@横浜文化体育館
3月20日 NOAH@豊中ローズ文化ホール
4月6日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
4月13日 HUB20周年記念興行:毒人9@阿倍野区民センター
4月14日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
5月1日 大阪プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
5月3日 BRSプロデュース興行@アクティブスクウェア・大東
5月4日 チームでら10周年記念大会@名古屋国際会議場
5月5日 VKF@茨城音楽祭
5月26日 全日本プロレス@KBSホール
6月13日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
7月20日 ZERO1@エディオンアリーナ第二競技場
7月27日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
7月27日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技
8月11日 全日本プロレス@後楽園ホール
8月25日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
9月1日 道頓堀プロレス@世界館
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全日本プロレス 2018.9.24@エディオンアリーナ第二
宮原健斗 vs 真霜拳號 王道トーナメント優勝決定戦
王道トーナメントの決勝戦で行われた宮原vs真霜は、プロレスとはなんなのかという本質みたいなものを考えさせられる試合だった。
私は序盤にしっかりグラウンドの攻防が展開される試合が好きだ。だけど試合の最後までそういう展開が続く試合というのは、あまりない。(そういう試合は面白くて好きだけども)
では、なぜプロレスという競技においてグラウンドの攻防があるのか。また、私がそういう試合が好きなのか。なんとなくいままではっきりわからずにいた。ぶっちゃけていうと、グラウンドしても最終的には立つやん、殴るやんという感じでいた。
グラウンドがうまい、強いということは、すなわち隙がない、相手の隙を逃さないということなんだ。当たり前のようなことだけど、なんだか頭のなかでかちりとピースがはまったみたいなそんな感覚を得た。
そしてそれはグラウンドでの闘いだけに留まらない。
隙をつくと攻撃の突破口がうまれる。この試合でいったら腕。(この試合でその突破口がうまれたのは場外戦だったけど)突破口ができるとそれは相手への攻撃の拠点となる。そこを広げていくと、 それは大きな穴になるし、相手からの攻撃を防ぐ糧にもなる。


あまりにも真霜選手の見事な一点集中だった。隙を見せればすぐにそこを突かれる。あの手この手で腕を攻められる。そしてすぐに試合の主導権をとられる。思うように攻撃できない。自らの攻撃が諸刃の剣になる。
私は隙のない試合がとても好きだ。張りつめるような緊張感。一瞬たりとも目を離せないような試合展開。そうでありながらも、相手の技を受け止めるプロレス。
プロレスにはいろんなスタイルがあって、そこに優劣をつけるのは野暮だけども、やっぱり私はそういうプロレスがとても好きだ。
自分にとってはこれこそがプロレスの完成形っていうのかな、理想の形な気がして、なんだか鳥肌がたって涙が出そうになった。真霜すげーーーと思った。

そして、どんなスタイルの相手と向き合ってもしっかり相手を受け止める。相手の良さを引き出してしまう宮原選手もまたやっぱりすごいんだった。
とっても面白い試合だった。
よくあんな試合して(しかも二試合目)できっちりマイクもして、トロフィーもみんなに見せびらかしてってできるもんやな(笑)

やっぱり全日本プロレスってすごい団体だなーと思った。もちろん真霜選手は全日本の所属ではないんだけれども、こういう試合をメインに据えてくるなんて味なことをするね。 こういう試合を大事にするからこそ、全日本プロレスはすごい。
なんだか、プロレスとは一体なんなのかということを問われた気がした。勝手に。本当に面白かった。いいもの見せてもらった。やっぱりプロレスは最高だ。
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毒人7~2018.5.13@大正区民ホール
曲がりなりにもプロレスが好きで、たくさんプロレスの試合を見るけれど、人生においてあれほどの試合に出会えることがいったい何度ほどあるんだろう。プロレスはレスラーの人生がにじみ出る競技であるけれど、それでもあれほどの想いのかかった試合には、なかなか出会うことはありません。
2018年5月13日、HUB選手の自主興行「毒人7」のメインイベントに行われたHUB対ディック東郷は、私にとって、そんな試合でした。
去年の11月に行われた前回の「毒人6」でも、HUBさんはずっと憧れの人だった東郷さんとシングルマッチを行いました。それもまた素晴らしい試合ではあったのです。しかし、あの試合では納得がいかないと、 HUBさんは試合後のマイクでそう言いました。そのときは「これで納得できないのか……」と思いましたが、今となってはそれも納得できます。前回の試合を単体で見ればそれは素晴らしい試合だったけれど、今回のような試合をするような人にとってみれば、納得がいかなくても当然だ、と思ったのです。そしてHUBさんは試合が終わった即座に東郷さんとの再戦を要求し、この日のために半年間ものすごい努力をし、コンディションを整えてきたのです。
どうか、HUBさんが後悔せずにいられるような試合になりますように。ひとつひとつの動き全てがご本人にとって納得のいくものでありますように。そんな風に願わずにはいられませんでした。
(スマホで撮った写真なので、見るに堪えないものばかりですが、ちょっとでも試合の素晴らしさが伝えたいので載せます。。あんまり撮れてないけど。。前に座ってらした方、めっちゃ映り込ませてしまってすみません。。)


この日は白と金色のコスチューム。美しいです。神々しいです。とてつもなく気合が入っていることがびしびしと感じられます。

そして、HUBさんのまさかのドロップキック奇襲によって始まったこの一戦。 目の前で繰り広げられる二人の攻防は、まるで神さまと神さまが闘っているようで、もはや神話を見ているようでした。人生をかけた試合ってこんなものすごいものになるんですね。


一挙手一投足にとてつもない想いが込められているように感じました。

特に序盤のレスリングは神懸ったものがあり、決して派手なことはしていないのに、技がひとつ、そしてひとつと決まるたびになんだか感情が込み上げてきてなんだか泣けてくるのです。そんな感覚は初めてでした。


前回と全然違う…!HUBさんはいったいこの試合にどれほどの想いをかけ、どれほどの努力をしてきたんだろう。

HUBさんはブログで「一見、同じくらいに見えたかもしれないけど、私はめっちゃ消耗してた。」とおっしゃっていたけれど、本当に私には互角に見えました。


しかし東郷さんはめちゃくちゃ上手く強い。東郷さんのレスリングをこんな近くで見られる有難さったらありません。

隙が全くない。というか少しでも隙を見せれば一瞬で試合が決まってしまいそうなそんな試合。

場外にも飛びます。HUBさんのセコンドについていたビリーさんとの関係もとても尊いです。。。

勝機を感じたHUBさん。

しっぽを腕に巻きつけてのラリアット。

HUBさんの必殺技「亜留魔下首領(アルマゲドン)」、そして「猛毒波布空爆」(写真がないけど…)が決まったときは、勝ったか?!と思いましたが、東郷さんは返します。東郷さんの強さ、すごさ、タフさを感じずにはいられません。

そして、東郷さんのダイビングセントーンで試合は終わりを迎えます。あれほどのHUBさんで挑んでも勝てない東郷さん。

本当に神様なんだと思いました。レジェンドっていうのはこういう人のことを言うんだ。生ける伝説なんだ。。
プロレスに限らず、人生においても、あれほどに誰かに追い求めることはなかなかないように思います。ヤスウラノ選手がツイッター(https://twitter.com/YasuUrano/status/995322145776402439)で言っていたけれど、HUBさんの東郷さんに対する執念ともいえる想いはとても眩しい。本当に眩しすぎた。
そして、東郷さんはそんな憧憬に値する人だと思います。並大抵の人間はあれほどの想いを受け止めるなんてことはなかなかできません。私だったらきっと無理だ。もし誰かにあれほどに想われることがあっても、きっとあんな真正面から受け止めることなんてできない。物凄いプレッシャーに怖くなって自ら引いてしまう。でも、東郷さんはHUBさんの気持ちをがっちりと受け止めた。そして、進化してきたHUBさんよりもさらに強くあり、自らを超えさせませんでした。
HUBさんは一見悪魔のようでいて、実は天使のような人です。自らの感情を表に出すことを決して厭わない。

本当によく泣く。毎回泣く。試合前の挨拶でももう泣く。私はそんなHUBさんがとても好きです。
そして、そんなHUBさんはとても刹那的な試合をします。きっと、そのときそのときの試合をとても大事にしているし、そのときのHUBさんの感情がダイレクトに試合に反映されるのだと思います。それ故に、HUBさんの試合はいつも心に響き、そして染み入ってきます。しかしそれは、いつも終わりを考えていることの裏返しのようにも思えます。そんな人がこれだけ全身全霊をつぎ込むような試合。この試合が終わってしまったら、一体HUBさんはどうなってしまうんだろうと心配でもありました。
でも東郷さんはそんなHUBさんの想いを感じて、きちんと受け止めて、その上で、これで終わりじゃない、と言いました。お前が俺を超えるまでやろう、と言いました。俺が逃がさない、と言いました。なんということばなのだろう。なんという重いことばなのだろう。

そんな凄すぎる東郷さんだからこそ、HUBさんはあそこまで追い求めるのだろうし、東郷さんはその気持ちを受け止めて更に強くなる。もう……相思相愛とかいうレベルじゃなくて、もはや運命共同体なのではないかとさえ感じます。なんという尊さ。

HUBさん、また泣いてるんですよ。。。(泣)
HUBさんは東郷さんからのことばが、頑張ってきた自分への一番のご褒美だ、と言いました。私も東郷さんにありがとうと言いたいです。またHUBさんのこんな試合を見られるのだと思うと、とてもとても嬉しい。私はまだまだHUBさんの試合を見たいんです。
最後に、試合後に投稿されたHUBさんのブログと東郷さんのツイッターをご紹介して終わります。
毒人7 東郷vsHUBを自分目線で思い出す @ 帰ってきたHUBオフィシャルブログ (https://ameblo.jp/demegoadolzerohabu/entry-12376477851.html)
今日の試合は儚くもあり、切なくもあった。肉体と肉体がぶつかるだけの単純なことではない。そこには二人の思いがあり、この思いが強ければ強いほど我々のプロレスは進化していく。( https://twitter.com/boliviacuba/status/995675194931871744)
HUBは半年前とは別人のように強くなっていた。次に再戦するときは、もっと強くなっているに違いない。そして、オレは次も勝つという、HUBはオレを超えるという目標の結果、我々はさらに進化できる���思っている。( https://twitter.com/boliviacuba/status/996755601198755840)
これ以上進化するってどういうことですか…でもこのふたりなら、それも決して嘘ではないんだ。だから、そのときも絶対見なければ。いつかHUBさんが東郷さんを超える日…来てほしいし来てほしくない!でも見たい…!
私の拙い文章と写真では、この試合のすごさを伝えることなんてできません。。っていうか、区民ホールでこんな試合を見てしまっていいのかなとさえ思います。たくさんの人がこの試合を知るべきだと、そう思います。本当にみてない人みんな損しているよ!!!?
この前週に見た、三原選手の自主興行と言い、自主興行っていうのは本当にその選手の人生を反映したものになりますね。大好きな選手の方たちのすごい試合を見せてもらって、私が燃え尽きてしまいそうです。
こんな尊い試合を見せてくださって、HUBさん、東郷さん、本当にありがとうございました。私はおふたりともが大好きです。
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BEAR VERDE OLYMPIA~三原一晃デビュー10周年記念大会~2018.5.6@KBSホール
5月6日に京都KBSホールにて行われた、かずくんこと三原一晃選手の10周年記念大会。それはとてもとても、美しい大会でした。

選手が開催する自主興行って、団体が開催するような大会とはまた違って、その選手の想いがいっぱいいっぱい詰めこまれたものなんだなと、当たり前のことだけども、そんなことを強く感じる大会でした。かずくんの想いがいっぱい詰まっていた。
私はデビュー当時から見ていた、というわけではないのですが、私が初めて見たころの三原選手は大阪プロレスの若手選手で、とても心を惹き付ける試合をする選手でありながら、なかなかいい結果を出せずにいました。そんな時期が長く続き、とてももどかしい想いをしていたことを思い出します。見る側からしてもそうだったのですから、本人の気持ちは尚更だったのではないかと察します。その後大阪プロレスは常設会場を手放し、全選手が退団。実質の解散状態となってしまいました。
そんな中でフリーになった三原選手。しかしここ数年で三原選手は何か壁をぶち破ったかのようにめきめきと強くなり、道頓堀プロレスの最強男トーナメントにてビリーケンキッド選手に勝ち、VKFの大会でゴア選手(HUB選手の別の顔ですね)に勝ち、マグニチュード岸和田選手から道頓堀プロレスのベルトを奪取し、GAINA選手相手にそのベルトを防衛する、さらにその活躍は大阪に留まらず、九州プロレスの絶対王者だっためんたいキッド選手を破り王者になる、などと、大阪のプロレス界のトップに成り得るような選手へとかけ上りました。あの岸和田兄さんをも圧倒するような気迫とパワー、破壊力抜群の打撃技を伴い、恐ろしささえ感じさせる選手となりました。
そんな三原選手が10周年の節目に対戦相手として選んだのは、ビリーケンキッド選手でした。三原選手は中学生だった頃から、大阪プロレスが開催するプロレス教室に通っていて、そのとき先生だったのがビリーさんだったそうです。

ビリーさんが入場してくる姿を見て、なんというか、ああこの人は王者だなと思ったんです。ベルトの有無に関わらず、王者の貫録を持っている。


この日のビリーさんはぴりっぴりした空気を纏い、三原選手に対して、怖い先輩、そして先生として立ちはだかりました。本当にこの人はカメレオンレスラーです。試合によって纏う空気が全然違う。本当にすごい人なのです。とてもとても怖かった。

めちゃめちゃかっこいいっす。。。

三原選手は熊を模したオーバーマスクを着用して入場。 堂々とした佇まいです。もう10年選手やもんね。



コンタクトせずぴりっとした雰囲気でお互いに様子を窺う中、ビリーさんが先制のキック。これで空気がさらに引き締まります。
しかしはじめは三原選手がそのパワーを以ってして主導権を取ります。





とても憎たらしくて良い顔。その顔はもう「かずくん」の顔ではありません。三原さんと呼ばねば。。。

三原選手のエルボーの破壊力たるやそれは恐ろしいものです。どんな選手にも負けない重さを持ちます。

キックも重たい。
しかしビリーさんが一旦反撃に出ると、試合の流れは大きく変わります。




こうなると、もうビリーさんの土俵で��。こういうときのビリーさんはめちゃくちゃ怖いんです。ひたすらに三原選手の腕を攻める。

コウモリ吊り落としも出す。最近NOAHの小峠選手が使い始めたこの技は、ビリーさんの得意技です。

エスペランサも出す。

でも三原選手は耐え抜いた。




腕をつかみながらのラリアット。

まっさかさまなパイルドライバー。

厳しくても耐えて、自らの身体を武器にして、10年間かずくんがそうしてきたように、その壁をぶち破った。



最後は三原選手の必殺技、エビルベアーボムで3カウントを聞きました。

あんな怖いビリーさんから、三原選手が勝つようになったんだなあ。すごいよ。あのころの、なかなか勝ち星を掴めずにいたかずくんを思うと、本当にその歴史にぐっと来ずにはいられないのです。

「諦めない心」それはビリー先生から教わったもの。三原選手は試合後のマイクでそう言いました。本当に、その通りだと思いました。その心で三原選手は今日、ビリーさんから勝った。10年間、プロレスラーとして歩んできた。KBSホールをいっぱいにするような大会を開いた。よく諦めずにここまで来たよ三原選手は。。。
私ごとですが、私は大きい声を出すのが苦手でして、会場にて声を出して応援する選手というのはかなり限られています。(たまに気分が高まって大きい声を出すこともあるけど。。)そんな中、「三原!」という声援は私にとって随分言い慣れたものになったなあと、この日改めて感じたのでした。いても経ってもいられずに、はじめて「三原!」と叫んだときのこともハッキリと覚えています。なかなか勝てなかったころ、外の団体の試合に出たものの気圧されてなかなか本領を発揮できなかったころ、試合を見ていて色んなことを思い出しました。本当によく諦めずにきたよ。。



プロレスにおいて、とてもとても尊い時間。なんであんなに殴りあって蹴り合って、こんな笑顔ができるんだろう。でも、私はこういう結末を迎える試合がとても好きなのです。素晴らしい試合でした。ふたりとも、とても強かった。ふたりとも大好きだ!!!
また、かつての大阪プロレスを感じさせる大会にしたいという三原選手の想いから、本大会の参戦選手にはとても豪華な面々が並びました。そんなに豪華にしてしまって大丈夫なのかな…なんていうこちらの余計な心配を打ち砕くように、お客さんもぱんぱん、会場は大盛り上がりで、本当に懐かしい気持ちを感じさせてもらえるとてもいい大会となりました。
今はそれぞれに色んな場所で活躍している人たちばかり、その場は関西に限らず、NOAHだったり、全日本プロレスだったりもします。インディーよりメジャーがすごいとか言うわけでは決してないけれど、やっぱり大阪プロレスってすごい人たちがいっぱいいたんだよ…今思えばあの場所はとても貴重で、とても幸せだったんだよ…。
そんな人たちが行う試合。

ホンモノとニセモノの対面。高井さんの岸和田兄さんの物真似はまじで似ている。

完全に出オチの人かと思いきや、試合中もめっちゃオモロイ菅沼さん。

くいしんぼうさんをリングで見るのはひさしぶりかも。。この方も相変わらずお笑いマッチの天才です。

LOVだ!!!

対するはこちらもかつてのルードユニット、バッドフォース!ルード対ルードの試合とあって奇襲攻撃で始まる。

ビッグガンズのふたりもこの日は対角線上に立ちます。

丸山選手とバッファロー選手の連携技も久しぶりに見られて、私はとてもうれしかったです。

相手選手を重ねて、その上へセントーン。ひええー。

セミファイナルは三原選手とおよそ同世代の選手たちによるタッグマッチ。タダスケ選手にに出てこい!と言うも無視される原田選手(笑)





この方は大阪に帰ってくると自身の強さを思いっきり見せつけるような試合をしますね。鬼のような強さを誇る。最高だ。原田選手がノータッチルールで闘うの姿を見るのなんかも、私は随分と久しぶりだった気がします。

織部選手の蹴りは空手出身とあってとても重たくて強力です。



激しくも楽しく目まぐるしい試合。
こんなふうに全大会を通して、たくさんのマスクマン、ド迫力の肉弾戦、お笑い試合、華やかなルチャ殺法、ノータッチルールで戦況がぐるぐる変わっていく六人タッグ、ベビーフェイスとルードのユニット抗争(今回はルード対ルードだったけど)、そしてメインではガッチリとシングルマッチもあり。なんというのか、試合のテンポがやっぱり大阪プロレスでした。
わがままを言えば、三原選手と同期であり、同日デビュー選手であり、現在は九州プロレスにて桜島なおきとして活躍している瀬戸口直貴選手がこの場にいられたらなあと思ったのですが、大会の終わりに、三原選手の歴史として、デビュー戦がスクリーンに流されたんですね。当然そこには対戦相手である瀬戸口選手も映るわけです。それが、本大会に参戦したかったけれど叶わなかった瀬戸口さんの想いがここに映されているように思えて、なんだか勝手にぐっときてしまいました。

黄色と緑のタイツが三原選手、赤いタイツが瀬戸口選手です。
しかしそれもつかの間、なんと桜島選手の所属する九州プロレスの佐賀大会にて今月25日に両選手によるシングルマッチが行われることが決定しております。急きょカードの決まったその背景には、桜島選手がどうしても三原選手と試合をしたかったのだという強い想いを感じます。残念ながら私は会場でその試合を見ることが叶いません。(遠いねん…!)でもお互いの10年をぶつけ合えるような試合になることを願います。神様仏様九州プロレス様、絶対絶対絶対に映像化してください…。
話を戻しましょう。。

みんなの顔を見てください。みんな笑っている。(ビリーさんだけダメージでかくてしんどそうだけど…)
みんな本当に楽しそうだった。とても幸せな空間だった。大阪プロレスがばらばらとなってしまった今となっては、これだけの人たちが揃う機会というのはなかなかなくて。それは選手に限らず、ファンの人たちもそう。久しぶりに見る顔がいっぱいあった。あのときの大阪プロレスは、とても楽しかったんだよ。きっとかずくんも、こんな大阪プロレスがずっとずっとずっと大好きやったんやね。こういう場を作ってくれたことにも、かずくんありがとうと言いたいです。
むつかしいことを考えずに、ひさしぶりに純粋にプロレスを楽しんだ。こんな感覚は久しぶりだった。そして、かずくんの諦めない心、10年の歴史を感じさせられた。泣いてる人もいっぱいいた。私も化粧がぐちゃぐちゃになった。だけど、みんなが笑顔だった。
本当にとてもとても美しい大会でした。かずくん、10周年おめでとうございます。これからもさらなる活躍を期待します。
こんな素晴らしいレスラーの人たちを私はもっともっと、たくさんの人に知ってほしいです。
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丸藤選手のGHC挑戦を考える
丸藤選手が、前王者の拳王選手にではなく、今杉浦選手に挑戦しようとする意味を考える。
別にさほど大それた意味もないのだろうか。私はいつまでも杉浦選手にベルトを持つ姿を見ていたいけれど、もし杉浦選手がそれを落としてしまう日が来るのであれば、その相手は次の世代を担う人がいいと願う。杉浦選手が負けることはいつだって悲しいけれど、それをちょっとだけ喜ばしくも思えるような人がいい。
拳王選手は杉浦選手からベルトを防衛した先に、丸藤選手を挑戦者指名することを宣言していた。きっとあのとき拳王選手が勝てば、おのずと丸藤選手は挑戦者としてリングに立つことになっていたのだろう。そして、拳王選手が負けた。ただそれだけのことなのかもしれない。
だけどあのとき「丸藤、杉浦の時代は終わった」という拳王選手のことばに反応してリングに上がったのは、杉浦選手だけだった。
本当に欲しいのはGHCのベルトなのだ、と丸藤選手は言う。それはわかる。でも、それがなぜあのときではなくて今なのかが私にはわからない。なぜ今なんだろう。それもド平日の後楽園ホール。それは、自身の20周年を飾るためなのだろうか。それとも団体を思ってのことなのだろうか。私には三冠王座ありきのタイトル戦にしか思えないのだ。
外には興味がないという杉浦選手と、外に出ることでノアに注目を集めようとする丸藤選手。どちらが間違っていて、どちらが正しいなんてことは決してない。形は違えども両者の根っこが同じであることは、ずっとノアを見ていれば容易に想像のつくことだ。
かつてはノアの会場によく足を運んでいたけど今はさっぱり、という観戦仲間と話す機会があった。「今のノアは誰がいるかわからないし……」という。ちょっと衝撃的だった。だって今のノアには、拳王選手がいる、勝彦選手がいる、北宮選手がいる、清宮選手がいる。いっぱい魅力的な選手がいて、やっと顔が揃ってきたな…と思っていた矢先だったのに、そういった人たちから見ればそんなものなのか。。。と驚いてしまった。だけどその一方で、それが今のノアを象徴しているんだろうとも思う。そういった人たちにとって、拳王選手はみちのくの人だし、勝彦選手や北宮選手は健介オフィスの若手だし、小峠選手、ストーム選手、原田選手、タダスケ選手、HAYATA選手たちは大阪プロレスの人だし、清宮選手に至っては誰?という感じなのだということを改めて感じたのだった。
見れば見るほど面白いのが今のノアだと私は思う。色んな物語が交錯する。試合も激しく心打たれるものばかりである。だけど、それは裏を返すと、見ていない人には響かないということでもあるのだろう。そして、一度熱が覚めてしまった人間からすると、再び会場に足を運ぶハードルというのは、私が想像する以上にとてもとても高いのだ。
だからこそ、巻き込む力、求心力はとても大事なのだ。それは今年の全日本プロレスのチャンピオンカーニバルを見ていて痛感したことでもある。例えば、丸藤選手を目当てに全日本を観に行ったお客さんが、丸藤選手が出ている以外の試合も面白いと感じれば、これからは丸藤選手が参戦しなくても観に行ってみようかなと思うようになるかもしれない。そして、そういう因子が全日本にはたくさんある。私もそうやって全日本の会場に足を運ぶようになった一人だ。
まず外の人たちを巻き込む。そして、ぐっと掴む。
両方のバランスが大事なのだと思う。前に言った通り、どちらが正しいなんてことはない。かつて海賊さんたちに乗っ取られていた時期は前者が強かったのだろうし、今は後者は充分だと思うけれど、前者が足りていないんだろうと思う。
でも逆に全日本のお客さんが、あの丸藤選手を見たいと思ってノアに来ても多分それは見られない。全日本を観に行ったとき、私の隣に座った丸藤ファンと思しきお兄さんは「久しぶりにいい丸藤を見た」と言っていた。私もうんうんと頷きたくなるほどに同感だった。チャンピオンカーニバルに出た丸藤選手から感じたのは圧倒的な毒だった。エースっていうのは性格が悪くないとなれなんじゃないかとさえ思った。ねちっこくて、丁寧で、鮮やかな攻め。それを見ていて、外に出た丸藤選手は攻めの選手になるんだなと感じた。それは外の人たちに、ノアの強さ、凄さを見せつけるためだと理解している。
だけどノアのリングでの丸藤選手はやっぱり受けの選手だと思うから。何だろうな。うまくいえないけれど。
それだけでなくて、ノアでの丸藤選手はなんだかず��とがんじがらめになっているような気がしていた。丸藤選手が外に出ると輝くのは、その箍みたいなものがいい意味で外れるからなのだろうと思っていた。本来ならばもっと自由に飛び回れる選手なのに、たくさんのものを背負いすぎている、そんなふうに見えた。もしかして、今の丸藤選手は自由なのかもしれない。自分のために、GHCと三冠を取りに動いたのかもしれない。それならば、そんな丸藤選手と、杉浦選手のタイトルマッチは一体どんな試合になるんだろう。
長々と書いてみたものの、だからといってどうするべきなのかはわからないし、ああするべきだとかこうするべきだとか言うつもりもない。何が言いたいのかも自分でもよくわからない。だけど、考えれば考えるほどにモヤモヤした気持ちになる。
杉浦貴対丸藤正道はどっちが勝つのかなあ……。私には想像がつかない。確かに今丸藤選手が王者になれば、きっと話題になるんだろうとも思う。だけど…それでノアが盛り上がるのかどうかはわからない。そして、もしそうなるのであれば、正直言って杉浦選手のファンとしてこんなに悲しいこともない。ワガママなのはわかっているけれど。このままではノアはどんどん小さく小さくなってしまうってわかっているのだけど。
最後に、杉浦さんがベルトを取った翌日の会見でのコメントを載せておきます。
「世代交代、とかね、そういう…俺も今年48だけど、うん、チャンピオンってことは、団体のトップだよね、うん。48のオッサンが団体のトップでいいの?うん。世代交代が、うまく、スムーズにいかない団体は繁栄しないみたいな、論もあるけど、いいのかって話だよね。うん。だから、しょうがないよね、俺が強いんだから。うん。だからこの、俺以上に強くて、肉体も、精神も強くて、説得力ある、若いやつが、出てきたら、いつでも時代なんかくれてやるよ。うん。出てこねえからしょうがないよね。うん。」
やっぱり私は杉浦さんに勝ってほしい。
でもこれが、今後のノアを占う試合なのかもしれないと、そんなふうにも思わずにはいられない。
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試合翌日の杉浦選手の会見動画。とても素晴らしいコメントだと思ったので少し書き起こしておく。
「世代交代、とかね、そういう…俺も今年48だけど、うん、チャンピオンってことは、団体のトップだよね、うん。48のオッサンが団体のトップでいいの?うん。世代交代が、うまく、スムーズにいかない団体は繁栄しないみたいな、論もあるけど、いいのかって話だよね。うん。だから、しょうがないよね、俺が強いんだから。うん。だからこの、俺以上に強くて、肉体も、精神も強くて、説得力ある、若いやつが、出てきたら、いつでも時代なんかくれてやるよ。うん。出てこねえからしょうがないよね。うん。」
このコメントに、杉浦さんのプロレスに対する想いが集約されていると私は思ったんです。私はね、もう杉浦さんは、新しい時代に対して一歩引いちゃうんじゃないかって、正直そう思っていた。でも全然そんなことなかった。いつまでもトップを目指し続ける。私のしょうもない考えをいつも打ち砕いてくれる。 でも、それと同時に、若い選手が自分を超えてくれることも望んでもいる。 本当に杉浦さんはいつまでも最高のレスラーです。なんでこんなに最高でいられるんだろう。
ちなみにちょっと笑ってしまったコメント
過去の戴冠と比べて気持ちの違いはあるか?と聞かれて、���まあ鈴木軍のときはね…なんだろうな…あんまり、祝福されないような(笑)うん。取った瞬間も祝福されないような、感じだったから。うん。ま、今回のが、嬉しいかな。うん。」
今回の方が嬉しいんかい!って笑ってしまった。とても素直(笑)でもまあそらそうやわな。 祝福できなくてゴメンな。私も今回の方が嬉しいよ。杉浦さん、すごくしんどかったやろうな。ずっとずっと、本当に本当にありがとうね。
そして、文体に行けなかったことを悔やませてくれてありがとう。とても悔しいよ私は!はよ中継見たい!杉浦さんのベルト姿見たい!
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好きな選手が表紙になるのってとても嬉しいことじゃよ。いつぶりかなあ。
(週刊プロレスさんのツイート: "【お知らせ】「週プロ早版」3月14日(水)発売号更新~杉浦がGHCヘビー奪還、NOAH3・11横浜詳報、新日本NJCは内藤敗退、棚橋、飯伏は1回戦突破、AJvs中邑がレッスルマニアで王座決定戦 定価530円 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロ #週プロモバイル… https://t.co/EQrXTpcnHB"から)
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NOAH 2018.1.27@エディオンアリーナ第二競技場
ずいぶんと久々の観戦記となってしまいました。書きたいことは山盛りあるのに、なかなか書けないもどかしさ。思ったことや感じたことはどんどん忘れてしまうから、できるだけ形にして残しておきたいなあと思ってはいるのですが。。今年こそは短くてもいいから多く感想を残したいなあ…って、毎年同じことを言っているけど今年こそは…。うう。
REBORNということばをかかげ、またあたらしく進みだした昨年のノアは本当に面白かった。行った大会すべてにおいて、外れがありませんでした。
特に12月22日の後楽園ホール大会は本当に神懸っていたと思います。(本当はこれも感想を書きたかったのですが…。)全試合が面白く、ひとつひとつにきちんと意味がありました。特にメインイベントのGHCヘビー級選手権試合は、新しい時代を切り開こうとする拳王と、その壁として、ときに今までの偉大なレスラーの技を以てして立ちはだかる王者エディとの、とても意味のある素晴らしいタイトル戦であったと思います。エディはとても深かった。そして拳王選手は強かった。そして最後にはなんとなんと、めっちゃかっこよく、たくましくなった清宮海斗の凱旋。明るい未来しか感じないNOAHをしっかりと見せてもらったと思います。
そして、私にとって2018年一発目のノアは1月27日のエディオンアリーナ第二競技場での大会となりました。
今大会で、私にとってすごく大きかったのが、このメインイベントのGHCジュニアヘビー級王座戦の原田大輔vs大原はじめでした。原田選手も試合後に口にしていたけれど、このカードは、昨年1月に行われた大阪大会ではセミファイナルとして設定されています。(ちなみにこの大会は観戦記を書いております。こちら。)無骨な言い方をすれば、メインイベントに昇格です。今回は原田選手が王者で、大原選手が挑戦者という、昨年とは逆の立場となりますが、 ふたりの間にはあのときと変わらぬ思いがあるんじゃないかなという気がしました。なんというか、ジュニアを��えるもの同士の覚悟みたいなもの。ジュニアを高めること、そしてノアを高めること。そしてその結果が、マッチメイクにもきちんと表れているんだと思います。ジュニアヘビー級というのは普通にしていると、どうしてもヘビー級の下という位置に置かれてしまう。だけど、ジュニアへの信頼みたいなものが感じられて、それがとても嬉しかったのです。
とりあえず、ひとつひとつ簡単に感想を。
試合前には2月2日に行われるGHCヘビー級タッグ選手権試合の調印式が行われました。めっちゃ普通~~~に喋る谷口選手にちょっと衝撃を受けたけれど、それはあんまり突っ込まないでおこう…。

長井さんの面構えがやっぱり最高。
第一試合:宮脇純太 vs LEONA

当然といえば当然だけども、LEONA選手がペースを持っていく試合。宮脇選手はなにもすることができませんでした。LEONA選手のこういう試合を、私ははじめて見ました。ちゃんと理にかなっていて、なめらかな流れ。思えば私が今まで見たLEONA選手の試合は、総じて対戦相手が彼よりも上の人たちだったんですね。こうやって、自分よりもキャリアの浅い選手と試合を積んでいくこともまた良い経験なんだろうなあという感じがします。
対する宮脇選手は、元気いっぱいさが感じられてまた良い。出す技なんかを見ていると力が強そうでパワフルだし、気も強い。まだまだこれからです。また成長がみられるのが楽しみ。第一試合っ��い第一試合。良い。
第二試合: 熊野準&齋藤彰俊 vs タダスケ&コーディ・ホール
タッグを組んでいるコーディとタダスケ選手がなぜか揉める。

「俺の闘い方見とけアホ!」とコーディに言い放つタダスケ選手(笑)タダスケ選手は試合を面白くするのが本当に上手い。ラーテルズの中ではパワーファイター的な存在だけども、本当は上手な選手なんだよ。。にしても、変な試合ではあったけれど…

試合後も、仲直りできず。振り回されるタダスケ選手。タダスケ選手ももっとトップ戦線にがんがん入り込めるといいなあ。。。
第三試合:小川良成 vs 松山勘十郎




やっぱり小川さんはすごいなあと思いました。ほんまにすごいよ。それに尽きる。この試合にことばは要らない。はい。
第四試合:小峠篤司 vs 田中稔
何気に気になっていたこの試合。

稔選手は安定のかっこよさ。ほんまにかっこいい。ズルすぎるかっこよさ。

小峠選手の新しい髪形かわいい。今まで見てきた中で一番普通。


試合は稔選手が腕攻め、足攻めを交えながらペースを掴んでいました。この人はやっぱり流石だ。一つ穴を開けたら、一気にそこへ攻め込んでいく。ヘビー級とかジュニアヘビー級とかそんなの関係なしに試合をばしっと決め得る強さ、怖さががある。小峠選手はとてもきつそうでした。

しかし最終的にはそんな稔選手を、小峠選手がうまく丸め込んで勝利。ここで負けるわけにはいかないもんね。思えば、全部小峠選手の手のひらの上だったのかもしれぬ。でも、これでいいのか、小峠。
第五試合:モハメド・ヨネ&クワイエット・ストーム&丸藤正道 vs マイバッハ谷口&長井満也&井上雅央
この試合面白かった…!ここでキーパーソンとなるのはやっぱり雅央さんなんだよなあ。 流石や流石、悪い人たちともナチュラルに馴染んでタッグを機能させていました。

試合前にも長井さんが雅央さんへ何かを耳打ちしていて、ちゃんと連携が取れているのがオモロイ。

試合は谷口選手と長井さんによる、チャンピオンたちへの奇襲から始まる。そして取り残される雅央さん、丸藤選手。

しかし雅央さん、本当にめっちゃ馴染んでる。渋い。そして長井さんは谷口選手を褒めて伸ばすスタイルなんだね。優しい。やっぱり試合をコントロールするのがとてもうまいです。


最終的な勝敗は、前哨戦とは関わりのない(でもある意味いちばん因縁の深いとも言えそうな)このふたりで決着。

長井さん大好き。これからもずっと出続けてほしい。
第六試合:杉浦貴 vs 清宮海斗
この二人、もはや血繋がってますよね?!!!?と問いたくなるほどの親子の試合でした。
杉浦選手は、敢えて清宮選手のことを受け止めようとしていたように見えました。清宮選手がひとりで海外に行ってどんな成長をしてきたのか。そして杉浦選手と拳王選手の頬を張り、2人のもとを離れようとする、その気持ちはどんなものなのか。それを確かめようとしているように思えた。「見せてみろ」って言っているようだった。



お前の意志はそんなもんなのか、というように厳しい攻めも見せます。

一方の清宮選手は清宮選手で、自身がどんな経験を積んできたのか、どんなことができるようになったかをお父さん・杉浦選手に見せつけようとしているように見えた。これが親子じゃなくてなんなんや… この試合、愛しかないやんまじで… と、きもいオタクは思ったわけです。

ただ、清宮選手にはやっぱりそれだけでは終わらせない何かがあります。「受け止めてやろう」という杉浦選手に対して、ときにその予想を超えるような鮮やかな動きを見せたり、なんだろう、負けはしたもののまだまだ色んなものを隠し持っているような深さを感じさせました。やっぱり只者じゃないよ清宮選手は…。
昨年の1月、そのときたった1年と少しのキャリアだった彼は、杉浦貴と組んで所謂反体制に立つことを選び、そして今度はその人と向き合おうとしている。こんなん強くならないわけがない。清宮海斗は本当に凄い選手です。

しかしやっぱり杉浦選手は強い。最後は予選スラムで3カウント。圧勝でした。でも予選スラム出したよ。。これも愛でしかない。。
試合後、清宮選手の腕を掴んで起こしてあげたと思いきや、場外へ放り投げる杉浦選手も素敵でした。 愛しかない。。。このふたりの物語も、まだまだこれからだなあ。お父さんを超えるのは大変だ。

第七試合:拳王 vs マサ北宮 vs 中嶋勝彦 vs 潮崎豪

今、ノアのトップ争いに立とうとする4選手による4WAY戦。どの選手も、ここは勝っておきたいはず。そんな試合でチャンピオンがここで土を付けられたのはびっくり。この先、北宮選手はどう動くかなあ。わくわく。
しかし、この試合を見て私はノアのGHCヘビー級戦線は面白くなる予感しかないな、と改めて感じました。拳王 vs 北宮, 勝彦, 潮﨑、誰と対しても面白い組み合わせになる。


特に、三沢さんと関わりのない人間と自らを称するチャンピオンに対して、三沢さんと、また小橋さんと、深い関わりを持つ潮﨑選手がどういう立ち位置を取るのだろうかと気になります。
また、もし王座がこのうちの誰かに移ったとしても、どの2人を取っても面白い顔合わせになりそうです。それぞれにそれぞれとの関係がある。いよいよ、役者が揃ってきたなあという感じがします。ちょっとずつ、色んなことがあったからこそ、今の彼らがあるんだと思います。期待しかありません。


チャンピオンはいつだって気が抜けなくて大変だ。いっぱいいるよ。狙ってる人たちが。
第八試合:GHCジュニアタッグ選手権試合 石森太二&Hi69 vs HAYATA&YO-HEY
動きが速すぎてまともな写真がない(笑)とてもハイレベルな選手権試合でした。
やはり挑戦者のXXはすごすぎる。本当に強すぎるんですね。完璧だ。どうやったらこんなチームに勝てるんだって言いたくなる。パワーもあるし、スピードもあるし、上手さがあるし、キレもすごい。

だけどやっぱり王者組にはXXを上回るスピードがある。トリッキーさがあります。特にこの試合ではYO-HEY選手が、それを以てして、完全には挑戦者組のペースにもっていかせないようにしていたように見えました。

だけど、ここぞというときにぐっと流れを引き寄せるのがXXの強さ、上手さ。最後の両者の畳みかけは本当にハイレベルで目まぐるしかったけれども、最終的にはXXががっちり持って行ってしまった。でもこのカード、また見たいなあ。面白すぎるもん。

そしてそして試合後にはビッグサプライズ。挑戦者として名乗りを挙げた田中稔選手。そしてそのパートナーがなんとなんと小川良成選手!

とうとう小川さんが動いた。。っていうかチャンピオンのここまでの完璧さを以てして、やっと動く小川さん恐ろしや。王者組はいきなりの試練。どんな試合になるのか気��なりすぎます。
第九試合:GHCジュニアヘビー級選手権試合 原田大輔 vs 大原はじめ

この試合、とても重かった。ジュニアヘビー級の試合とは思えないほどに。なんていうのかな、セミのジュニアタッグが鮮やかないわゆるジュニアらしい試合であった故に、お互いの良さがひときわ感じられた気がします。
全然関係ない話を引っ張り出すと、私が今までプロレス観戦をして見てきた中で一番、すごいというか、やばいというか、物凄かった試合は、2013年5月12日に後楽園ホールで行われたKENTA vs 杉浦貴です。正直言って、私にとってあれを超えるものは未だありません。だけど、この原田選手と大原選手の試合を見て、なんとなく、それを思い起こさせられました。内容とかはもちろん違うんやけども、でも、何がふたりをそこまでさせるんだろうと思わせるような、そんな試合。ものすごく重みがあった。だけど間違いなくジュニアヘビー級の試合だった。これはヘビーではできない。両者からはジュニアヘビー級であることへの意地みたいなもの、闘う二人だけどもそういう共通意識みたいなものを見ていて感じました。2人の間には信頼関係みたいなものがあるのだろうな。
試合後の原田選手のコメントに「やっぱりね、去年と今年。何が一番違うか…って結果じゃないんですよ。俺と大原の試合がセミからメインになった。 」というものがありました。原田選手のコメントはいつだって刺激的だ。もちろん勝敗がどうでもいいというわけではありません。勝った原田選手が言うのだから、そのことばはことさらに重い。ただ、ジュニアの価値を高めたい、高めなければならないという強い思いは勝ち負けをも超える。それは去年から変わらない。なにひとつブレません。だから私は原田選手が大好きなんだ。

場外へのダイブも去年と同じ。


大原選手もまた一貫してえぐい腰攻め。コーナーパットに腰打ち付けたり、恐ろしい。彼もまた、ぶれません。

試合の終盤で、両者ともにぼろぼろなのに打ち合ったり。ここにきて殴り合うなんて、、、すごいよ二人とも。
めっちゃ超超きしょいことを言ってしまうと、試合を見ていてどっちか一方だけを応援することができませんでした。私、原田選手の大ファンなんですけど、もちろん、原田選手に防衛してほしかったのですが、どっちも頑張れ!ってそんな思いにさせられる、そんな試合でした。きしょくてすいません。でも、この試合には、そういうファンのひとたちが、いっぱいいた気がします。

また試合後には、HAYATA選手と熊野選手が挑戦表明。この試合を見た後に挑戦表明するのって、すごく勇気がいるよ。
そして、私はまた去年のことを思い出すわけです。昨年もまた、熊野選手が挑戦表明したことを。そして当時、王者であった大原選手は言いました。「俺を踏み台にしろ」と。うんうん。大原選手かっけーなあ~と思ったわけです。でも今年は熊野選手に対して、そんなことばは必要ないなって、私は思ったんです。大原選手を踏み台にしたかどうかはわからないけど、ちゃんと熊野選手はノアジュニアの中で、確実に階段をのぼってきている。残念ながら熊野選手は、この後の2月2日の後楽園大会で挑戦者決定戦に敗れてしまったけれども、去年と比べてもノアジュニアはどんどん動いているって、そんな風に思ったのでした。ノアジュニア、とってもおもしろい!

そして、原田選手の最後の言葉。府立第一で大会を開催をすることについて言及した原田選手。とても嬉しかったし、あの試合をしたあとの、あのことばはとても重みがあると思いました。
最後に第一競技場で大会が行われたのが、2016年の5月。その前が2015年9月。その前は2013年1月かな。それまではよく行われていたのですが、最近は随分と少なくなってしまいました。
原田選手は大阪出身であり、かつては大阪を拠点として活躍していた選手です。ノアに所属する前から府立第一競技場でGHCジュニアヘビータッグ王座に挑戦した経験もあり、府立第一競技場への思い入れも強いと思います。 私自身もノアを初観戦した場所が府立第一であることもあり、府立第一でノアの大会を見たいという思いはずっと途切れることはありません。原田選手の言った通り、地下の第二競技場ばかりではなくて、階段を上りたい。それにもう私、いつも府立行って、めっちゃ少ない第二のトイレに並ぶの嫌なんだよー!!!

…でもきっとこうやって、選手がそういう思いをぶれずに抱いていてくれれば、きっとそれは夢の話ではありません。そしてそれが決してぶれないことは昨年と、今年と、試合を見ればとてもよくわかります。ありがとう。
というわけで、この日の大会は本当に心に刺さりまくりました。響きます。これからの展開も見えたし、完璧だ。今のノアは面白いよ。間違いない。試合ひとつひとつに意味があるし、選手の思いがある。そして、ちゃんとファンの思いに沿ってくれていると、そう思います。今年も期待しかありません!
そして原田選手が、府立第一へ連れていってくれるのがとても待ち遠しいです。
追記:セミファイナルのGHCジュニ���タッグ選手権試合はなんとこちら、youtubeでダイジェスト公開されておりますそうです!ふとっぱら!!!!私のつたない文章ではうまく伝えられなかった気しかしないけど、めっちゃ面白かったのでぜひ見てください。私ももっかい見よ。
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高山善廣選手を想う
2017年の9月くらいに書いた記事なのですが、公開していなかったので今更だけどあげておく。
高山選手のことが頭から離れない。そして考えると胸がつまる思いです。
高山選手は私がプロレスを好きになったキッカケの人です。チケットが余ったからと連れられたプロレス会場で高山選手をはじめて見て、そのデカさに、強さに、打たれ強さに、おれない心に、私は心を掴まれました。そして高山選手の試合見たさから、私は自らの意思でプロレス会場に足を運ぶようになり、次第にプロレスが大好きになり、今に至っています。高山選手は私にとって、とても特別なプロレスラーなのです。
今まで沢山の試合を見て、色んな感情をもらいました。いつだって高山選手はかっこよかった。そんな高山選手が怪我をしたという報を耳にしたときは、とてもショックでした。そして今回の発表を受けて、やっぱり改めてまたショックを受けています。
でもこうやって、微力すぎるけれど、それでも高山さんを応援できる形がもらえたことがまずよかったと思います。どうなっているのかわからないまま、何もできずにいるのよりはいい。
そして今はこうやってニュースになっているけども、しばらくして落ち着いちゃわないようにしないといけないと思う。一時的ではなく、継続して応援していかなければいけないと思います。

(私が初めてみた高山さん 2011.1.15 大阪府立体育館第一競技場)
私は元気な高山さんの姿を見ることを絶対に諦めたくない。ずっと待ちます。高山さんはめちゃくちゃ強くてカッコイイ男なんです。
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2018年
1月7日 全日本プロレス@淀川区民センター
1月14日 九州プロレス@北九州芸術劇場大ホール
1月27日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
2月11日 NOAH@世界館
2月25日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
3月11日 九州プロレス@アクロス福岡
3月17日 ハードヒット@新木場1st ring
3月31日 花見プロレス@大阪城公園
3月31日 大日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
4月7日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
4月20日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
4月21日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第二競技場
4月25日 全日本プロレス@後楽園ホール
5月4日 野崎プロレス
5月6日 三原一晃自主興行:BEAR VERDE OLYMPIA~三原一晃デビュー10周年記念大会~@京都KBSホール
5月13日 HUB自主興行:毒人7@大正区民センター
5月15日 NOAH@世界館
6月21日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
6月26日 NOAH@後楽園ホール
7月19日 ブルアーマーリングサービス主催興行@大阪沖縄会館
7月22日 ZERO1@エディオンアリーナ第二競技場
7月29日 全日本プロレス@エディオンアリーナ第一競技場
8月3日 VKF@アゼリア大正
8月11日 商店街プロレス@尼崎中小企業センター
8月11日 チームでら@平野区民ホール
8月18日 NOAH@カルッツかわさき
9月8日 くいしんぼう仮面自己満足興行@淀川区民センター
9月9日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
9月24日 全日本@エディオンアリーナ第二競技場
10月4日 NOAH@後楽園ホール
10月14日 NOAH@サンボーホール
10月15日 NOAH@世界館
10月28日 BRS興行@大淀コミュニティホール
11月2日 毒人8@都島区民センター
11月6日 全日本@対象区民ホール
11月17日 NOAH@エディオンアリーナ第二競技場
11月18日 NOAH@KBSホール
12月9日 全日本@KBSホール
12月16日 NOAH@横浜文化体育館
12月23日 プロレスリングアンサー@川西体育館
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豊田真奈美引退大会を見る
Gaoraで放送していて録画していた豊田真奈美さんの引退大会を見てた。
なんとなんと54人掛け。びっくりびっくり。豊田さんタフすぎるよ。さすが全女で一時代築いた人は違う。規格外にタフだ。
今をときめく女子レスラーから、男子レスラーから(ここの面子がまた、同郷→オンナノコ→お年寄り→おしり丸出し→小猪木→ほぼ全裸→BASARAのチャンピオン→デスマッチドラゴンと、とても濃くて笑える)、全女のOGからと。こうやってみんなが豊田さんの引退大会に出たい!と思って集まるのも、豊田さんのひたすらにまっすぐな人柄の賜物なんやろうなあ。なんていうんかな、否定しないっていうか、どんなスタイルもまるっと受け入れちゃうやわらかさがある。
こんなん豊田さんしかできないし、やろうとも思わないよ(笑)私は恐縮ながらあんまり豊田さんのことは詳しく知らなかったけど、あの大会を見ただけでもその素敵な人柄が十分すぎるほどに伝わってきた。
しかも一試合の時間はたった一分。一分という制限のなかで何を見せるか、何をするのかっていうのはすごく難しいだろうけど、これもまたプロレスの面白さなのだと思うと新鮮。ひとつひとつが、全部違う試合。それに豊田さんがその相手にちゃんと応じて試合をしているのがわかって、また豊田さんのすごさとか素敵さが伝わる。
最後の最後までぼろぼろになっても出しきろうとする豊田さん、本当にかっこよくて美しかった。それでも情けない、納得できない、申し訳ないって言う豊田さん。でもきっと豊田さんのことをそんなふうに思う人なんて誰もいないと思うよ。
藤本選手のことを責任感が強い人と話していたけれど、それは豊田さん自身がが誰よりも責任感が強くて、女子プロレスのことを、相手選手のことを、お客さんのことを思う人だからこそ強く感じることだったんだろうと思う。
苦しかったことなんて全部忘れちゃうくらいいいプロレス人生だったっておっしゃってた。すごい。苦しかったこと、沢山あるはずなのに。本当に豊田さんは素敵なレスラーだったんだなって思った。
また改めて女子プロレス、素敵な選手が沢山いるんだなってことを感じた。総じてみなかっこよくて美しくて強い。また女子プロレスを見に行きたさが強まる。せっかく豊田さんが女子プロレスの素敵さを教えてくれたんだから、また会場に足を運ばなきゃな。
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NOAH 2017.3.20@なら100年会館
ノアの奈良大会に行ってきました。ぼけぼけしておりまして、随分と日にちが経ってしまいましたので簡単に振り返っておこうと思います。
このときはカメラを持って行かなかったのですが、スマホで写真撮るの下手すぎ問題は何とかしていかなければならない大きな問題ですね。(カメラで撮っても下手ですが)開き直ってぶれっぶれの写真も堂々とあげます(笑)
第一試合:HAYATA vs 藤原ライオン


たのしみにしていた第一試合。ライオン選手を会場で見るのは初めてでした。ライオン選手が様々な関節技を以ってして、HAYATA選手の動きを止めていく試合展開。

HAYATA選手は得意なスピーディな動きをなかなか出すことができませんでした。しかしここぞというところではしっかり技を決めていき、最後はHAYATA選手の勝利で終わりました。でもライオン選手も面白かった。受けの部分を磨けば更にすごい選手になる気がしました。これはたのしみやでえ!
第二試合:小川良成&大原はじめvsタダスケ&原田大輔
小川選手と大原選手のタッグはなかなかやっかいというか、やりにくい相手だろうなあと感じました。元大阪プロレスのファンとしてはタダスケ選手が小川選手と闘っている、それだけでなんだかうれしい。元気いっぱいでした。
ただ大原選手のコンディションがあまりよくないのかな、という印象は受けました。横浜でのタイトルマッチでのダメージの大きさを改めて感じます。

最後は綺麗に片山ジャーマンが決まって3カウント。チャンピオンからのピンフォールです。勝ってうれしそうなタダスケ選手かわいい。かわいい。
第三試合:Hi69&石森太二 vs YO-HEY&モハメド・ヨネ
YO-HEY選手とヨネ選手の陽気な雰囲気の親和性が高く、見ている側も楽しくなってしまいます。ジュニア選手の中に混じるヨネ選手の試合が私はかなり好きです。スピーディな動きの中でヨネ選手の重みが際立ちました。
一方のXXはタッグ��完成度がものすごい。衝撃を受けました。また石森選手のキレがあいかわらず素晴らしく、一緒に行った友人も思わず「まじか!」と声を上げるほどでありました。このタッグ王者はつよいな~。
第四試合:潮﨑豪 vs 熊野準
うまく言えないけれどこういう試合のマッチメイクを見ると、ノアが戻ってきた、という実感を感じます。
先ほども述べたように熊野選手から、大原選手とおなじくタイトルマッチの余波を感じました。あとで横浜大会をG+にて観戦して思ったけど、腰にあんだけ集中攻めを食らえばそりゃ引きずりますよね。そんな中で潮﨑選手と当たるなんて。。非常にしんどいことだったと察します。
やはりヘビー級の潮﨑選手と比べるとパワーは一段下がるものの、そこまで格段に差があるなとは感じませんでした。
第五試合:マイバッハ谷口&丸藤正道 vs エディ・エドワーズ&小峠篤志

エディと小峠選手は体格も似ていてなんだかよいタッグに見えました。小峠選手がなにかをしようとするとエディの滑らかなサポートが入るなど、試合巧者ぶりを感じます。エディは安定感がものすごいです。バランスも非常にいい。一方の小峠選手はヘビー級の闘いの中でどういうスタイルでいくのかを模索している感じなのかなあ。どこを変えて、またどこを変えないのか、というのは難しい問題ですね。

谷口選手は振り切ったファイトで、かつての鉄仮面マスクが見えたような気がしました。やっぱりこれでこそマイバッハだと思います。

そんな谷口選手が新技、マイバッハボム・ツヴァイで3カウント。いい!丸藤選手の柔らかさ、しなやかさと谷口選手のかたさ、力強さのバランスがすごく良かった。このタッグ、案外いいかも。これからの活躍が楽しみに思えました。
第六試合:齋藤彰俊&マサ北宮&中嶋勝彦 vs 清宮海斗&拳王&杉浦貴
迫力満点。非常にわくわくするメインイベントでした。

反体制3人組揃い踏み。

拳王選手への怒りが抑えられない北宮選手の襲撃で試合が幕開けます。しかし気持ちが先走る余りか、一気に杉浦選手と拳王選手によって形勢逆転されてしまいます。チャンピオン二人は冷静なんですよね。それがこわいところです。
齋藤選手と杉浦選手のしばき合いもありました。うれしくってどきどきが止まんなかった。久しぶりに見たなあ。


勝彦選手と杉浦選手がばっちばち闘っている様子は、見るとなんだか切ない気持ちになります。でもそれがプロレスなのだとも思います。ふたりともつよすぎるねん。

負けてしまったものの、メインイベントでチャンピオン相手に真正面から闘う清宮選手もまた頼もしくありました。この人たちと組んで、得るものは多いだろうと思います。
遺恨が残る北宮選手と拳王選手は試合が終わっても乱闘。大人な齋藤選手が北宮選手をなだめているのに対して、拳王選手とともに北宮選手を挑発していく杉浦選手は大人げなさすぎて最高でした。拳王選手と杉浦選手が組んじゃうなんてほんとに大変面倒くさいことになりましたね(笑)誰が止めるんやこれ。
しかしテーマもありつつ、迫力のある試合内容で本当に見ていて嬉しくなるメインイベントでありました。どきどきわくわくできました。
全体を通してみると、決してばちっとき��わけではありません。まだまだものたりない部分とかはいっぱいある。完璧ではなかったし、つまらないと思う人もいるかも知れない。だけど私はこういう試合が戻ってきたんだなって、そんな幸せを噛み締めることができました。このまま続けていけばきっともっとノアはよくなる。と私は信じます。今のノアには沢山の可能性があると思います。
会場からの帰り道からもう次の観戦が楽しみで仕方なくなりました。次は4月30日のグローバルタッグリーグを予定しています。どうなるのかまったく見当がつきません。たのしみです。
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念願のFire TV stick を購入したので、色々見てみた。
私がカシンを好きになったきっかけの動画。
まとめサイトかなんかで紹介されていて何気無しに見た動画だったのだけど、もう見た瞬間にわくわくが止まんなかった。
何でマスクマンなのに素顔(しかも男前)で来るのか。そしてタイトルマッチなのに瞬殺で終わる。ベルトは投げる、権利書は破る。最終的にマスクマンのカシン登場。あの試合は良い試合でしたかと聞かれ、「わからない」
試合が組まれた経緯なんかは全然わからなかったけども、とにもかくにも一瞬でカシンの虜になりました。
この試合にはカシンの魅力がつまっている。
この動画を見ると元気になれる。気がします
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