コナに出るためのアドバイス 〜 2016 アイアンマン・アリゾナ編
1ヶ月ほど前のアイアンマン・アリゾナで、コナの出場権を得た人に、そのコツをインタビューした記事があります。
出場権を得た人だけのインタビューなので、生存バイアスがかかっているでしょう。たとえば「継続的に練習をすること」を挙げている人が多いですが、予選通過しなかった人でもそんな人はたくさんいるはずです。
おそらく継続的なトレーニングは、十分条件ではなくて必要条件でしょう。とはいえ、いや、だからこそ、重要なアドバイスです。
継続的にトレーニングをするためには、環境が必要です。仕事が急に忙しくなっただけで、崩れてしまいます。もっともコントロールすべきは健康でしょう。故障しないこと、病気にならないこと。年末年始は飲み会も増えるし、帰省で人が多い密閉した空間にいる時間も長くなるし、生活のリズムも狂います。
かくいう私も風邪を引いてしまい、今週は運動をしていません。こうやって一気にフィットネスレベルが落ちてしまうわけです。でも風邪を引いてしまったものは、仕方ありません。回復に専念したので、明日からはトレーニングできます。
ところで75-79歳男子で出場権を得たダグ・ウェルズ氏のアドバイス「年を取れ」も衝撃的です。これこそ生存バイアスがすごそうですが、70代で継続してトライアスロンを続けられると楽しそうですね。
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2016年にやってよかったもの
今年はトライアスロン関連で、これまでとは違うところにお金を使いました。
Training Peaks のプレミアムプラン
Training Peaks はフィットネス・トレーニングのトラッキングサービスです。RunKeeper とか Strava とかと似ている。毎月なら$20、1年まとめると$120でプレミアム機能が使える。
特に使っているのは、
− 結果だけではなく計画を書いておける
- クラウド上の ical で参照できる
- AT を検出して、自動的に更新される
- フィットネスレベルや疲労のグラフが見られる
トレーニングプランの販売もあるんだけど、数が多すぎるのと、それぞれのプランの特徴がよくわからなかったので、見送り。でも買いたいなとも思っている。
アヤトトライアスロンスクール
アクセスが便利なプールというのが、非常にトライアスロンの練習に不向きである。便利な時間に使えない、1レーンあたり片道通行で、端っこに着いたら隣のレーンに移動して戻ってくるシステム。ターンは禁止とか。すごく遅い人がずーっとレーンにいて、壁際で譲ってくれるわけでもない。
いくつか体験をした結果、アヤトトライアスロンスクールに通うことにしたのが、昨年の10月のこと。いつも参加している不動前のセッションでは、5レーンを借り切っている。どこかしら、自分の泳力とあったコースがある。
メニューについては必ずしも自分に合っているとは限らない。けれど、片側通行、となりのレーンで戻ってくる、とかいうシステムに比べたら、遥かによい。
最初はレベル2だったけど、今ではレベル4で泳いでる。だいたい 50m を 55秒サークルで泳ぐくらいの泳力になった。
ハチ公スイマーズ
知人の知人に紹介してもらって、渋谷区トライアスロン連合がやっているハチ公スイマーズという練習会に参加するようになった。といっても、最近は体調崩したり、東京を離れる日とかぶったりして、参加できていない。来年からいこう。
代々木の50mプールを2コース使う。私は長い距離を少し高めの負荷で泳ぎ続けるのが、心理的に怖い。ハチ公スイマーズは、長水路で長い距離を泳ぐことが多いので、そういう心理的な練習に向いている。
Garmin ForeAthlete 735XT
Garmin のトライアスロン用 GPS ウォッチ。トライアスロンみたいな、複数種目をひとつのイベントとして計測できる。50m 防水。というわけでトライアスロン向き。水泳のストロークなんかも計測してくれる。
インターバル、ペースそう、ビルドアップのときもトレーニングメニューを作っておくと、ペースや負荷がターゲットからはずれたときにアラームを出してくれる。
小さいので普段からつけている。万歩計的にも使えるし、スマホの通知も受け取れる。
光学心拍センサーを使うと、大幅にずれることがある。どう考えても 170 bpm で走っているときに、130 bpm とか出る。ストラップを使っている。もしかしたら、今はファームウェア更新で直ってるかも知れない。
4レースに出場
横浜、NISSAN CUP、木更津、九十九里の 4 レース。51.5km 設定だけど、ちょっと距離が短いのもあった。昨年までは3時間半とかかかっていたけど、2時間半ちょいでフィニッシュできるようになった。スクールに通っているスイムが一番伸びがよくて、だいたい上位20%くらいで水から上がれる。
距離が長くなると膝が痛くなるので、そこが最大の弱点。
筋トレ
握力王とその仲間たちに感化されて、少しずつ筋トレをしている。トレーニングの本を読んでも、年齢が上になると、筋肉が落ちていくから、筋トレや高負荷トレーニングがより必要になると書かれている。
今は、ジムにいかずに、水を使ったダンベルで、デッドリフト、スクワット、プッシュアップをしている。
ジャンパー膝が痛いので、ブルガリアンスクワットで大腿四頭筋の強化、ストレッチでその柔軟性を確保しようとしている。
Tacx のトレーナー
これまではミノウラの3本ローラーだけを使っていたんだけど、手軽に負荷をかけられる固定式のトレーナーを使い始めた。これは親戚に借りているので、そのうち返さねばならない。
負荷をかけると、そんなに自転車の車輪を回転させずに、負荷をかけられるので、静かでよい。シーズン後半では、そんなに速くはならなってないけど、腰の痛みがなくなった。大殿筋まわりの筋肉の出力が大きくなったんだろうなと思う。
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Zwift が、トレッドミルを使ってランニングのトレーニングもできるような機能を開発中らしい。
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トライアスリートが答えるべき、いちばん大事な質問
2016年の Ironman World Championship で16位のプロトライアスリート、兼、Picky Bar の CEO である、Jesse Thomas が「Triathlife With Jesse Thomas: Tri Speak」という記事を書いています。
感謝祭やクリスマスの時期にアメリカ人は帰省します。全身入れ墨のにーちゃんも、この日はかーちゃんが焼いた七面鳥を食べる。そして、トライアスロンをよく知らない親戚から、いろいろ聞かれることになります。
Jesse Thomas は、記事の中で想定質問と模範解答を並べています。
「なんとかアスロンっていうやつ、やってんの?」→ バイアスロンとデュアスロンの違いとかいちいち訂正しなくていい。どうせ忘れる。
「何するんだっけ?」「スイム、バイク、ラン」「どの順番で?」「スイム、バイク、ラン」「距r」「レースによる。ハーフアイアンマンを専門にしていて、水泳1.2マイル、自転車56マイル、ラン13.1マイル」
「トイレはどうするの?」「実は、そのままやる」
などなど。
そして、いろいろ聞かれるだろうけど、必ず聞かれる質問が「なんで、そんなことやるの?」であると。何百時間もトレーニングに費やし、百万円以上出費し、自分のおしっこ浴び、ウェットスーツの中で放屁してでもトライアスロンをしたいって、どういうモチベーションなのか疑問に思うのは当然です。
Jesse Thomas は、この質問の模範解答をつけていません。彼自身、トライアスロンをする理由は、キャリアを重ねる内に変わっているそうです。オフシーズンの間に、なぜやるのかを自問することは有効でしょう。それによって来年のゴール設定や、取り組み方が明確になるのです。だからだるくても、トライアスリートではない親戚と話すのはよい機会だと締めくくっています。
日本でいうと、年末年始がそれにあたるでしょう。あと1ヶ月ほどあります。
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汗が目に入らないバイザー Halo headband Sport Visor
汗が目に入らない工夫がされたサンバイザーというのがあります。
長時間走っていると、額の汗が目に入ります。拭けよって話なのですが、日焼け止めを塗っているので、あんまり拭き取りたくないのです。10km くらいなら気になりませんが、長くなるとストレスになるものです。
Halo Headband はサイクリスト向けのヘッドバンドのメーカーです。バンドの額に当たる部分にシリコン���脂がついていて、汗が垂れるのを防ぎます。
ですが、走るときにヘッドバンドとかしないんですよね。頭に何かつけるなら、雨が顔に当たらなくてストレスが少なくなるように、ツバがついてるほうがいい。
Halo にはキャップもあるのでかぶってみたのですが、浅くてかぶりにくい。風が吹いても飛ばされないように、深めにかぶりたい。
というわけでバイザーにしました。これなら頭から水をかぶることもできます。
30km のランニングレースで使ってみたところ、汗もたれないし、風にも飛ばされなくて快適です。バイザーの上部と、後退した生え際の間に隙間があって、日焼けする、というのが唯一の欠点です。
Halo Headband Sport Visor
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ウェットスーツのベルクロで首が擦れないように加工
ウェットスーツで首が擦れました。ウェットスーツの首自体はフィットしていて、問題ないのです。私の首の肉だか革だかが、ウェットスーツの外側に乗るのですね。ウェットスーツ背面の重なる部分の上側は、完全に下側を覆いません。そのため、ベルクロのザラザラした面が、首に当たるのです。0.5km くらいだでは気になりませんが、1.5km 泳ぐと擦れて痛いときがあります。
首にキネシオテープを貼ったりしましたが、めくれることもあるし、落ちることもある。海を汚してどうする。
というわけで、ウエットスーツ側を加工しました。ウェットスーツからベルクロをほどき、短く切り、再び縫い直します。これでばっちり、首の擦れがなくなりました。
ウェットスーツの裏側まで糸を通しています。ちょっと汚いですし、生地を痛めている感はありますが気にしないことにしました。
ウェットスーツの寿命が3年ほどで、年間数回しかレースに出ないことを考えると、こんなところの痛みは誤差でしょう。5年使ったとしても状況としては同じです。生地自体の経年劣化が支配的なはず。
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コンディショニング道具としてのフォームローラー
マッサージやストレッチは気持ちいいし、なんとなく体が楽になる気がします。ですが科学的根拠がはっきりしません。マッサージやストレッチは、プラシーボ効果を排除した実験ができないので、よけいに難しいようです。
筋膜リリースはさらによく分かりません。科学的な研究結果もあるのでしょうが、素人がネットで調べても、水素水並みにうさんくさい情報のほうが多いのが実情です。
とはいえ、プラシーボ効果も含めた現時点の経験則としては、ストレッチとマッサージをすると腰痛が楽になります。とくにマッサージを続けていると、徐々によくなってきました。
体の後ろ側は自分でマッサージしにくいのですよね。なので、フォームローラーを使っています。床において、腰や背中を乗せて動かすと、マッサージされているのと似たような効果があります。
グリッドフォームローラー
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邪魔にならない水筒 Vapur Anti-Bottle
エンデュランススポーツでは夏はもちろん、冬でも長時間運動する場合には、適切な給水なしでは脱水症状になります。
トライアスロンならレース会場に水を持っていきます。会場ではゴミを出したくありませんし、参加賞やなんやらで荷物が増えます。ペットボトルを潰しても、意外とかさばるものです。しかも一旦潰すともう使えない。そんなこんなでペットボトルが邪魔にな���わけです。
Vapur の Anti-Bottle はアウトドアやスポーツに使える水筒です。薄くて軽い合成樹脂製でできていています。丈夫なので普通の水筒として使えますし、ある程度入ってる状態なら自立します。
中身がなくなったら、折りたためるというか、くるくると小さく丸められます。
ペットボトルは再利用を想定していないので、洗っても汚れが残りがちです。Vapor はボトル用のブラシで洗っても大丈夫。食洗機にも対応しています。またキャップなどは交換パーツも売っています。
色んなサイズがあるので、用途に合ったのを選びたい。とはいえ、小さくたためるので、大は小を兼ねる式でいいのかも知れません。
Vapur Anti-Bottle
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MY ASICS が実績に基いて計画を調整する
12月のマラソンに向けて、MY ASICS で作成した練習メニューを使っています。MY ASICS に最近のレース結果、目標レースの日付と距離、目標タイムを入力すると、12週ほどの計画を作ってくれるのです。最初はビルドアップがメインのスピード養成、そこから距離を伸ばしていき、テーパリングになります。
どんなに目標を高く設定しても、現時点の走力と年齢から、現実的な目標タイムに調整されます。トライアスロンの 10km のタイム 48分 に指定したら、4時間2分になってしまいました。ゆっくりすぎないか。
さて、指定されたペースよりも、一貫して速く走っていました。走行距離と時間の実績も MY ASICS に記録します。すると、ある日 MY ASICS からメールが届いて「予想より速いペースで走ってるじゃん。調整しちゃいなよ」みたいなリンクが。クリックすると、練習メニューのペースが再計算され、目標タイムもサブ4に更新されました。
MY ASICS の紹介ページには調整するよ、と書かれていますが、本当に調整が入ったのはこれが初めてです。いつも全然調整されないなーと思っていたのでした。
さすが私はできる子だ、ときつくなったメニューで走っています。距離が伸びると、膝に痛くなる直前の違和感があります。これ以上ペースを上げると痛くなりそうだけど、ペースを守るとなんとか痛くならずに走りきれる。おお、これは絶妙な負荷ですよ、アシックス先輩。
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ブレーキの掃除
ロードバイクのブレーキを掃除しています。2年前にお店でオーバーホールしたあと、気合の入ったメンテナンス作業をしてきませんでした。今年は、4回、海辺でレースがありましたし、整備をしようと思ったのです。
そして気の迷いで、自分でオーバーホールすることにしました。分解、洗浄、組立くらいの意味でオーバーホールと言っています。けれど、慣れていないのにいきなり全部分解すると、もとに戻せなくなりそうなので、ひとつずつ。まずはブレーキからです。
フレームから外し、ディグリーザーを吹き付け、ウエスで拭く。フレームも拭く。終わったら、ねじ山にグリースを塗って、バイクに固定する。ワイヤーはあとで交換するので、今はつなげません。
ブレーキ本体のねじをいくつか外していったのですが、「このねじを外すと、強力なバネが外れて、二度と戻せなくなりそう」なねじがありました。そんなねじは見なかったことにして、組み立てました。
これまでは右のブレーキレバーで、フロントのブレーキを制御していました。ところが、輪行のときにハンドルバーを外したりするからか、ワイヤーのカバーが傷んで割れていることに気づきました。
そもそもロードバイクのコンポーネントは、左ブレーキレバーで、フロントブレーキを制御するように作ってあるので、左右逆につけると、どうしてもワイヤーまわりが窮屈になります。
この後、ワイヤーの交換をするので、左レバーとフロントをつなげようかなと思いはじめました。練習ではローラー台ばかりで、公道を走る機会は少ないですし。
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ボランティアをするとレースが楽しくなる
(Photo by TimothyJ / CC BY 2.0)
トライアスロンというのはお金がかかる遊びです。それはレース開催も同じで、ショートの 51.5km のコースを封鎖し、ブイを浮かべ、ライフガード雇い、バイクコースとランコースにガードマン配置し、給水の用意をし、メディカルテントとスタッフを用意とかしてたら、1000万円くらい軽くふっとびそうです。
そうすると人件費を抑えるために、ボランティアを投入することになるわけです。交通費と弁当代、あとはTシャツ、水、くらい。日当が出るかも知れませんが、ガードマンのバイトより安いでしょう。自治体のボランティア組織に登録してるかも知れないし、トライアスロン連合やクラブから依頼されているかも知れないし、学校の内申書のために参加しているかも知れない。事前にトレーニングを受けず、当日「受付お願いします」とか言われるわけです。タダ同然で。
ボランティアを実際にやってみると、いつもと反対側の景色が見えるようになります。
というわけで、大田区アクアスロンで、ボランティアをしてきました。指定された時間に集合場所に行き、受付とスイムのスタートが担当だと伝えられます。手際はよろしくないです。やりながら、手順変えようとか、配置を変えようとかが精一杯。
色めき立っている中学生が、スタートラインより前に出てきました。下がるように言っても、なかなか下がらない。いやいやw下がろうよwww、とか思いながら、四半世紀以上も昔、中学の駅伝大会のスタートで「お前ら、押すな言うてるやろ。失格にすんぞ」と言われたことを思い出すわけですよ。大人の言うことを聞くと死ぬ病だったので、すぐに下がらなかったことも。
ボランティアのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいですとかいうのは、大げさすぎるし、ちょっとスピリチュアルな感じがしますそこまで思われなくても、と。でも「あざーっす」くらい思ってもらえると嬉しいですね。
次のレースでは「あざーっす」と思うくらいの余裕はできると思います。そんなレースは、選手としても楽しいに違いない。
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九十九里トライアスロン 2016
九十九里トライアスロン 2016 のメモと所感です。2017年以降に参加する人が参照することを想定していますが、毎年コースや会場のレイアウトが改善されているようなので、そのつもりで読んで下さい。
競技
スイム
スイムは河口
透明度はすごく低いが、臭いとかは無い
台風の後だったので、小枝とかが浮いている
1周の予定だったけれど、2周に変更
いくつブイがあるか、どのブイを折り返すか等の説明は、スタート地点で口頭でされる。
ウェーブスタート
2, 3, 4, 5 ウェーブは5分間隔
6, 7, 8, 9 ウェーブも5分間隔
1500mを30分程度の泳力で、第2ウェーブでスタートすると、自分の折り返しと第5ウェーブのスタートがちょうど重なる。自分が内側、第5ウェーブが外側になるので、前にも外側に出にくい状態になる。
T1
トランジットに入ってから、出るまでが長い。
トランジットの導線は事前に説明されない。説明会のスライドで説明されるが、文書は提供されない。
道路にラックがある選手と、駐車場にラックがある選手がいる。以下、道路にラックがある場合。
上陸して有料道路まで上がる。有料道路沿いに北に 100m くらい走ると、バイクラックが道路の両脇に並んでいる。
ラックのバイクとバイクの間隔は、ハンドルバーが当たるくらい。狭い。
ラックからバイクを取り、北の乗車ラインまでバイクを押していく。上陸してからバイクに乗るまで、およそ500m以上ある。
ただし、片面だけ使うので、後ろ側が空いている。よくあるレースだと、交互に置いてあるじゃないですか。でもここは片面だけ使うので、バイクの真下は、後輪の真下も含めて、全部自分の領域になる。
横浜でも400mくらいあるのだけれど、ここはバイクを押す距離が割と長い。押している距離が300mとかになる。
バイク
九十九里有料道路の、トランジットから白子インターチェンジの間を、3往復する40km のコース。
ゆるい坂があるけれど、基本的にフラットなコース。
少し広めの片側1車線、対面で2車線。
折り返しのUターン手前の排水溝の網の段差くらいを注意してれば問題ない。
トランジット側の折り返しのUターンはかなり急。左にすこし曲がってすぐに、右にUターン。
ドラフティング集団に抜かれるけれど、うっかりついていかないように。
のはずだけれど、GPS の計測では 35-36km くらい。タイムを見ても、そのくらい。
T2
降車してから、バイクを押してパーキングエリアをぐるっと回ってから、自分のバイクラックのあたりまで押して走る。
駐車場にラックがある選手は、T1でこれとほぼ反対のパスを移動している。なので、道路にラックがある選手は、T2 で同じ距離を走る、ということになっている。
T1で手ぶら裸足で走るのと、T2でバイクを押して走るの差とかは考えない。まあ、似たようなもんであろう。
ラン
南に走って、折り返す、1周10kmのコース。
完全フラット。
トランジットを出て、1kmくらいのところに、道が狭い箇所がある。
ほかは、広くはないけれど、狭すぎて走れないってほどでもない。
給水は3箇所。晴れて気温があがると、ちょっときついかも知れない。
のはずだったけれど、台風の影響で使えなくなった箇所があり、9.5kmほどに短縮。
最後の2kmは海浜沿いを走る
砂が上がってきていて、ビーチランっぽい。
ずぶっと足がしずんだりしないけど、少し足が沈むので、力が伝わりにくい。
豪州人とかは得意なのかも(偏見)
当日のアクセスと移動
事前に自転車を預けておくと、会場まで運んでくれる「バイポタ」を利用した。
自動車の運転が苦手
早くビールにありつきたい
当日の荷物を少なくしたい
というのが動機である。いずれにもあてはまらない人は、バイポタを使う理由はあまりない。
輪行の他に、両国駅から会場最寄りの上総一ノ宮駅まで、自転車をそのまま載せられるサイクルトレインという手もある。
主要ポイント
駅 ... 上総一ノ宮駅。ここに到着し、帰りはここで乗る。
競技説明会場 ... 当日入りするなら、必ずここで受付と説明会への参加が必要。駅、メイン会場ともに3kmくらい。
メイン会場 ... バイポタ受け取り、手荷物預かり、フィニッシュがある。
トランジットエリア ... メイン会場から1.5km
大会の3日前だか4日前に、千駄ヶ谷のアスロニアまで自走で行って、預ける
当日、競技開始まで
始発で上総一ノ宮駅へ。
駅からシャトルで競技説明会場へ移動
受付と説明会に出席
競技説明会場から、シャトルでメイン会場とトランジットの間のローソンに移動 ー 徒歩10分ほどでメイン会場へ
バイポタ受け取り
バイポタが空気入れを準備してくれるので、自分の空気入れを預けたり持っていったりしなくていい。助かる!
空いているスペースにサンシェードを設営
メイン会場は水たまりが多いので、少し離れたところで。
トランジットと競技開始に必要なものをすべてまとめて、バイクにのってトランジットエリアに移動。
トランジットのセッティングをして、動線を確認する。
ウェットスーツなどスタートに必要な状態にして、スイムスタートに移動
時間的に試泳はぎりぎりだったので、しない。
競技終了後
メイン会場の更衣室で着替え
メイン会場から、徒歩でトランジットまで徒歩で移動し、バイクと荷物を持ってメイン会場に戻る
荷物をまとめて、バイポタにバイクと荷物を預ける。
その後、ビールを飲む飲む飲む
メイン会場付近から、シャトルで駅まで移動
特急わかしおの席を券売機で買い、駅の売店でビールを買い、乗って帰った。
わかしおは空いていた
数日後、電車でアスロニアに取りに行って、自走で帰宅。
雑感
行き
アクセス/移動の説明が分かりにくい。当日の動線やシャトルの情報の「アスリートガイド」のページが公開されるのが、9/13。11日前。細かいことは決まってなくても、「この移動手段は無理筋」とかいうのは、事前にわかりたい。急に宿泊とかできないわけだし。来年出るとしたら問い合わせると思う。
まず、説明会場からメイン会場にシャトルがある、と書かれている情報源を見つけられなかった。いま見たら書いてあった。見逃していただけだろう。もともとの予定では、説明会場からメイン会場には徒歩で30分ほどで移動する予定だった。駅から受付会場に移動中に、シャトルの運転手さんが、「受付会場からメイン会場にも行く」とアナウンスしていたので知った。
大会ではなく、バイポタのFacebookページでは「駅/駐車場から徒歩でメイン会場まで移動、メイン会場と受付会場の往復はバイクで移動が便利」とアナウンスしていた。ちょっと良くわからないんだけど、自動車で会場に行くのに、バイクを車に積まないっていう選択肢あるんですかね。大人数で乗り合って行くけど、運転手がひとりしかいないから、バイクを置くスペースはないとかですかね。
7時に上総一ノ宮駅に到着のパターンだと、駅→メイン会場→説明会に間に合わない。だから駅からは説明会場に行く必要がある。
帰り
帰りの駅で待っていると、サイクルトレインに乗り遅れた人が何人かいた。もちろん、それは乗り遅れるほうが悪いんだろうけど。最速パターンは、フィニッシュしてから、荷物を受け取り、トランジットエリアまで徒歩で移動して、荷物をまとめて、自走で駅。フィニッシュ後は食事もするだろうし、雨が降っていたから着替えの順番が狂ったりしてたら、すぐに遅れると思う。
まとめ
サイクルトレインやバイポタを使う人は、時間配分と動線を事前に確認しておくほうがいい。大雑把な地図があるので、事前の予定は組みやすい。ただ細かい地図はないので、現地についてから、どの道を行けばいいのか、分かりにくい。
とは言え、東京都内から電車で当日入りできるレースはまれなので、とても便利ではある。町長さんも来てねと挨拶していらしたので、機会を見つけて九十九里に行ってみようと思う。
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第2回 木更津トライアスロン大会
2016年08月28日(日)に、第2回 木更津トライアスロン大会 に参加しました。来年以降に開催されたときに、参加を検討する人の参考にメモしておきます。
会場は、千葉県にある陸上自衛隊木更津駐屯地です。オリンピック・ディスタンス、スプリント・ディスタンス、リレーがありました。
申込
申込受付時期が 6月22日
受付時にリストバンドを受けとる。これが入水ポイントや、トランジットエリアへのパスになる。
同時期に開催されるレースは、5月中〜下旬には受付が終了する
会場
説明会と受付が必要
前日の昼から夜にかけて4回
当日の5:30から1回
選手本人の写真入り身分証明書が必要。
受付の木更津体育館から、会場まで8kmほどある。
選手はバイクで移動
応援者用にシャトルバスがある
レース会場には駐車場はない
受付の木更津体育館から徒歩圏内の駐車場と、少し離れたところに駐車場がある。
フィニッシュ付近の芝生広場に荷物を置いたりする
事務局、表彰台、荷物預かり、出店が集まっている
真ん中には、自由に使えるテントがあった。
晴れたら必要であろう。
広場の端っこに仮設トイレが並んでいる。
トイレは十分あったように見える。列はできるけれど、すぐにはける。
トイレから十分距離をとったあたりに、レジャーシートや簡易テントを置ける
そういうことをしていいのは、この広場だけ。
他の場所はコース以外立ち入り禁止
スイム
1周750m を時計回り。途中で陸にあがらない。
波はほとんどない。水温は26度
透明度は低い。肘より先が見えるかなーくらい。
折り返しのブイはある。
ブイあまり大きくなく、人数も多く、ウェーブによってはキャップの色と似ているので見にくいことも。
コースロープはない。
右下から左下が予想以上に鋭角。右下から左上は予想以上に鈍角。
スイム上がったところに給水あり。
クラゲが多い。目の前がクラゲだらけになる区間がある。ひー。
岸の近くは足がつくけど、カキ殻があるので、あぶない
バイク
1周6.66km x 6周
陸上自衛隊木更津駐屯地の滑走路を使う
幅が広い。片側6車線くらいあるのでは。
路面は綺麗風よけになるものが何もない。
追い風、向かい風、横風すべてを受ける
完全にフラット
滑走路ではないところもあり、道が狭く、少し道も悪い。滑走路に比べては、の話。
ラン
2km x 4周 + 750m。
周回部分は滑走路
滑走路にモノを落とさないことが条件で開催しているので、落としそうなものは禁止。安全ピンも禁止。
給水は1周のうち少なくとも1箇所ある
水とスポーツドリンク
その一箇所の付近の反対車線をとおるときにも、もらえる。
コース上にも仮設トイレがある。
個人的な所感
泳ぎやすく走りやすいコースですし、運営も特に問題はないと思います。クラゲとか、風がとか、細かいことはあるにせよ。
トランジットの出入りは管理されていて、混雑も混乱もありませんでした。トランジットエリアの通路も広いので、人とぶつかることもなく、安心でした。出入口も分かりやすい。
申込期間には注意が必要です。注意が必要というか、計画を立てにくいのです。8月下旬開催のレースは5月中に受付が終了しますが、木更津は6月下旬に開始です。
実際に募集が始まらないと、本当に開催されるか分かりませんし。受付時期が何度か延びたので、更に分かりづらいものです。それは受付システムなどの段取りが遅れているのか、それとも、自衛隊からのOKが出ないのかで、えらく状況が違うわけです。そのあたりはアナウンスされないので、まあ待つか、諦めて他を申し込むかということになります。
大会の受付開始よりも前に、大会オリジナルウェアの販売が開始されて、いやまあいいんですが、もうちょいなんか見せ方というものがあるのでは、とも感じました。
木更津トライアスロン大会
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Roka のトライアスロンウェア
(Photo from http://www.roka.co/)
ウェットスーツやスイムスキンのメーカー Roka が、トライアスロンウェアの販売を始めました。
男女それぞれ、袖なしと袖あり。ともにフロントジップ。
フィットして、かつ伸縮性があるので、スイムでの動きを妨げず、バイクでアエロ効果がある。
速乾性に優れているので、ランでも快適。
背中にポケットがある。
色は黒が基本で、男性用が首と裾に黄色、女性用がピンクのライン。
ざっと説明を読んだところ、いくつか注意点があります。
フロントジップ、通気性のよい素材、ポケットがある関係で、水中での抵抗があります。スイムスキンかウェットスーツを着るのが前提。
また、おしりのパッドは最小限です。バイクのフィッティングが適切であれば、オムツみたいなパッドは不要である、という方針だそうです。
Men's Triathlon Apparel
Women's Triathlon Apparel
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Garmin 735XTJ に液晶保護フィルムをはる
Garmin ForeAthlete 735XTJ のフロントパネルは、わりと柔らかい素材です。柔らかいことで、衝撃を吸収しているのだと思います。でも、傷がついたらやだなとも思います。
バイクでハンドルバーの周辺にあたったり、スイムのときにコースロープにあたったりするので、引っ掛けて傷が付きそうなのですね。
そこで、保護フィルムをつけてみました。735XTJ はタッチパネルではないので、視認性の確保だけでよいですし。
いくつか売られているフィルムの中で、貼りやすくて、はがれにくいとレビューのあるものを選びました。2枚入りで、1枚失敗しても再チャレンジできるのも嬉しいですね。
普段の生活では、いまのところ何の問題もなく、画面もよく見えます。運動中にどうなるかは、おいおい使っていきます。
ガラス製の保護フィルムのほうが硬くて、保護力がいいかなとも考えたのですが、割れたときに怪我したらいやだなと思ったので、樹脂製のものにしました。
TRAN 液晶保護フィルム for Garmin 735XTJ
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リオの時刻を調べる Garmin デバイス用ウィジェット
リオオリンピックでは、トライアスロン男子はリオの18日(木)午前11時、女子は20(土)午前11時にスタートです。こういうとき、日本では何日の何時なのか、と思いますよね。
Garmin の ConnectIQ 対応 GPS ウォッチのウィジェットとして、RIO Clock を作りました。「リオの時刻を指定して、現在地の時刻を表示」ができます。国際映像を見ていて、リオの◯日◯時に次の試合がある、とか言われたときに、こっちでいつのなのかを確認できます。
逆に「現在地の時刻を指定して、リオの時刻を表示」ができます。これは、土曜の午後7時にスポーツバーで集合することになったけれど、その時間に競技やってんのか? リオでは何時だっけ?というのを知るときに使います。ちなみに日本で午後7時は、リオの午前7 時なので、試合のライブはないでしょう。マラソンでさえ、9時半スタートです。
トライアスロン競技は、日本時間では男子が18日(木)23時、女子が20(土)23時です。
RIO Clock
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クランクアームだけを交換できる Dixna La Crank
バイクのフィッティングサービスで、最適なポジションを割り出した結果、クランクの長さを変えたくなることがあります。
ところがクランクアームだけでなく、チェーンリング(フロントのギア)も一体で販売されていることがあります。また、古いパーツを使っていると、クランクセットの交換にひきずられて、フロントディレイラー、リアのカセットとディレイラー、変速機の交換が必要な場合もあります。
Dixna の La Crank は、クランクアームだけで購入できます。しかも、クランクアームの長さのバリエーションが 140、145、150、155、160、162.5、165、167.5、170mm とそろっています。
また BBハブ、チェーンリング付きでも購入できます。
クランクアームの交換だけで済ませる条件は、
チェーンリングが PCD 110mm 対応
ボトムブラケット (BB) が BC 1.37x24mm、 スルーアクスル、幅 68mm
です。BB は2000円しないので、Dixna のものや、シマノの SM-BBR60 BSA と交換してもよいですね。私は、クランクアームを買ってから、BBの交換が必要なことにきづいたので、シマノのを買いました。
ディズナ ラ・クランク アームセット
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