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エンジニアの生き様をウォッチするメディア
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forkwell · 7 years ago
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【AI / 機械学習 / IoT】2018年4月のイベントスポンサーまとめ
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「エンジニアの成長を応援する」というサービス・スローガンを持つ Forkwell (株式会社grooves が運営)は、エンジニア同士が学び交流する場を活性化させることを目的として、エンジニア主催の勉強会・セミナー内で実施される懇親会にかかる費用の一部を支援しています。
2017年11月から始まった本企画も6ヶ月目となり、スポンサーさせていただけるイベントが増えてまいりました。 今回は2018年4月のスポンサードイベントを取り上げ、お礼の気持ちを込めて振り返りたいと思います。
《関東編》
Python入門。IBMQ/Rigetti/D-waveなど量子コンピュータ計算で役立つライブラリ
会場:MDR株式会社
主催:量子コンピュータアプリ(ゲートモデル&アニーリングモデル)
AI / 機械学習 / データサイエンスなどの分野で、高度で複雑な計算を可能にする量子コンピューティングを学べる日本最大規模の勉強会です。量子コンピュータ計算に役立つライブラリ紹介に加え、そもそもの基礎となる Python を学び直す機会が設けられました。
Riot.js 勉強会 @Tokyo #3
会場:サポーターズColab
主催:Riot.js JP
ハッシュタグ:#riotjs_jp
日本でも流行りつつある、シンプルかつ軽量なコンポーネント指向の UIライブラリである Riot.js の勉強会です。寿司とピザを食べつつ、各々が直面した困難を共有し、解決策を考え合う素敵な会でした。
IoT ALGYAN3周年「IoT祭り2018」大講演会
会場:日本マイクロソフト株式会社
主催:IoT ALGYAN(あるじゃん)
ハッシュタグ:#ALGYAN
日本から世界へ、明るく楽しく IoYT(The Internet of "Your" Things)を広めようという、熱く真面目なコミュニティの3周年イベント。多角的視点からみた IoT についてのお話が飛び交うだけでなく、参加者を全力で楽しませる企画にあふれた熱く楽しい会でした。
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Build Actions for GDG Tokyo
会場:Google Tokyoオフィス
主催:GDG Tokyo
ハッシュタグ:#gdgtokyo
Googleアシスタントのプラットフォームである Actions on Google の開発者イベント。Actions on Google開発者にとっての「こんなイベントが欲しい!」を実現したかのようなプログラムが展開されました。Actions on Google の概要説明から、開発する上での Q&A、フィードバック付きのもくもく会まで、盛りだくさんの内容でした!
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JAWS-UG横浜 #12 AWS Serverless
会場:JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
主催:JAWS-UG横浜支部
ハッシュタグ:#jawsug
AWS をより活用するために知見を共有し合う JAWSコミュニティの横浜支部。エンタープライズな要件に合うように/今まで聞いたことない規模で/極端なくらい振り切った実装…といったキーワードで勉強会の開催をしています。今回のテーマは「サーバーレス」ということで、最近発刊された2冊のサーバーレス本の著者および監修者の方も登壇され、メンバー間の交流も活発な会となりました。
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API Meetup Tokyo #25 AIの民主化を推進する日本のAPI提供者 ~ クラウドベンダーだけじゃない~
会場:株式会社FiNC オフィス
主催:API Meetup
ハッシュタグ:#apijp / #apimeetup
Web API に携わる開発・企画担当者が、様々な要素技術や適用事例を一緒に学ぶオープンなミートアップ。今回は「AIとAPI」というテーマで、日本での AI 分野の API 提供を通じて「AIの民主化」を推進する企業・団体の方々が登壇される豪華な会となりました!
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第45回 コンピュータビジョン勉強会@関東
会場:株式会社サイバーエージェント クリエイティブラウンジ
主催:コンピュータビジョン勉強会@関東
ハッシュタグ: #cvsaisentan
大学や企業を横断して、コンピュータ・ビジョンに興味のある技術者/研究者が一緒に勉強をしたり、ハッカソンを開いたりする集まり。 今回は「コンピュータビジョンでこんなプログラム作りました大LT大会」第3弾。仕事・趣味に関わらず、コンピュータビジョン技術を用いた事例が紹介された他、懇親会でも様々なご縁が繋がる活発な会となりました!
We Are JavaScripters! @18th【初心者歓迎LT大会】
会場:株式会社リクルート アカデミーホール
主催:We Are JavaScripters!
ハッシュタグ:#wejs
「全員登壇!」を目指した、初心者でも登壇できる JavaScript 勉強会。「常連枠」と「ビギナー登壇枠」が設けられており、幅広い技術者の方がJavaScriptに関するテーマで LT しています。同日に大規模JSイベントが重なったにも関わらず、盛会となりました!
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第一回 AI Code Review
会場:株式会社テモナ
主催:AI Code Hackers
ハッシュタグ: #aich
人工知能関連(パターン認識・機械学習関連)のコードレビューを楽しむイベント。GitHub にコードを公開している「サンドバッグ枠」のレビュイーと、「ハッカー枠」のレビュアーとの間で、コードレビューバトルが繰り広げられました。 飛び交う会話の内容は「コメンテーター枠」の有識者が解説。コードレビューを通して、人工知能関連プログラムの実装方法/開発のノウハウを共有するという新しい形式のイベントは、非常に盛り上がっていました。
【4/25】水曜ワトソンカフェvol.8 「DSXからWatson Studioへ最新動向」
会場:株式会社Splunk Service Japan
主催:Bluemix Users Group
ハッシュタグ:#w2cafe / #bmxug
IBM Watson についてまだ深く知らない人から、これから事業に活用していきたい人まで、誰もが製品の使い方や事例、新しいアイデアのヒントを得ることができるサロンのようなイベント。今回、初めて参加される方が8割を越えたとのことで、多くの方に門戸の開かれた素晴らしいイベントでした!
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【緊急来日】クラウドはもっとコスト効率良く使い倒せる!MasterCloud
会場:株式会社ABEJA
主催:MasterCloud
ハッシュタグ:#mastercloud
日本のクラウドコンピューティングにおける最先端技術や知見を共有するコミュニティ。イベントを通じた参加者ネットワークによる、クラウド業界の健全なエコシステム構築を目指しています。 今回はイスラエル発のスタートアップ企業・Spotinst社 CEO である Amiram Shachar 氏を招いた豪華な会となりました!
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アジャイル失敗あるあるとその突破方法!
会場:ピクスタ株式会社
主催:アジャイルひよこクラブ
ハッシュタグ:#agile_hiyoko
アジャイルに限らず開発現場の改善を志す人(ひよこ)が集い、有識者(にわとり)に悩みを相談しつつ、いつの日か「にわとり」になることを目指すコミュニティ。今回は「アジャイルのあるある」をテーマに、うまくいかなかった経験をもとに実際に改善するにはどうすれば良いかを議論し、現場で具体的に役立つことを共有し合う、素晴らしい会でした!
《関西編》
【大阪】DeepLearning初心者による初心者のための読書会II【第8章】
【大阪】DeepLearning初心者による初心者のための読書会II【第8章4節】
会場:Kiiiya Hommachi
主催:オオサカプログラミングスクール
AI業界界隈で話題の『ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』を読み進めながら内容について話し合うことで、DeepLearning の理解を深めることを目的とした読書会。初心者歓迎、興味を持った人が気軽に参加できるイベントです。
【LAMP】 Magento Meetup Kansai 【E-Commerce】
会場:ベリテワークス大阪営業所 (会議室)
主催:Magento Meetup Kansai
Magento を軸にした eコマースの話題を取り扱い、自社だけではカバーしきれない知識や経験を共有することを目的とし、Magento や LAMP に興味を持つ方がもくもくと開発したり勉強する会です。
KANSAI AI PUB(関西×人工知能×場)2018/04/11
会場:Kiiiya Hommachi
主催:Deep Learning Osaka
「AI」「機械学習」「深層学習」に関心のある人が、自由な雰囲気で集まる激ゆる交流イベント。バーカウンターのあるおしゃれなスペースでお酒を飲みながら、名刺交換したり楽しく LT を聞いたり…と交流を楽しむ素敵な会です。
【大阪】Microsoft HoloLens体験会 2018/04/18【MR/複合現実】
【大阪】XRミーティング 2018/04/18【AR/CR/MR/SR/VR】
会場:Kiiiya Hommachi
主催:大阪駆動開発
Microsoft HoloLens を装着して、 MR (Mixed Reality: 複合現実) コンテンツを実体験するイベント。オフィス・病院・工場・教育現場での導入事例も増えている HoloLens に関して、実際にコンテンツを操作できる他、開発秘話をエンジニア・クリエーターから聞くことができる会です。 XRミーティングは、体験会に続き XR(AR/CR/MR/SR/VRといった近未来技術の総称)に関する情報共有や自作アプリのお披露目がイベントとして開催されております。
オオサカプログラミングカフェ#17
会場:スタートアップカフェ大阪
主催:オオサカプログラミングカフェ
参加者同士のコミュニケーションと課題解決を目的とする、開発もくもく会+相談会。境遇や開発場所の異なるエンジニアやクリエーターが一堂に会し、サンドイッチをおともにそれぞれの開発をします。様々な境遇の方がお互いに助け合える、良いコミュニケーションが構築されています。
【初心者向け】Ruby勉強会 〜「Ruby on Rails」入門編その2〜
会場:Kiiiya Hommachi
主催:関西Ruby開発
Ruby を初めて触る方向けに、「Rubyと��なにか?」というところから実際にコードを書いて動かすところまで扱う勉強会。今回は第3部、Ruby on Rails の入門編でした。
第二十五回岡山モバイルアプリ開発もくもく会
会場:ギークハウス岡山 甘酒処ギー岡カフェ
主催:岡山モバイルアプリ開発勉強会
ハッシュタグ:#okamoba
初心者からプロまで様々な方が集まって交流する iOS/ Android Windows Phone アプリ開発のもくもく会。「Git初心者がつまづいたあるある話」や「PWA素人のPWA素人の為のLT」といった LT が発表され、初心者にも優しい会となりました。
《東北編》
第1回 はじめてのRuby勉強会 in 仙台
会場:メンバーズエッジ
主催:Ruby勉強会@仙台 / はじめてのIT勉強会
初心者から経験者まで、Ruby を使ったプログラミング楽しめることを目指した勉強会。Ruby / Ruby on Rails ではじめる Web開発といったテーマで誰でも参加しやすく、大盛況のイベントでした!
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#1 はじめてのIT勉強会 in 仙台(2018)
会場:enspace
主催:はじめてのIT勉強会
ハッシュタグ:#hajimete_it
敷居を低く、誰でも気軽に参加できることを目指した勉強会。名著を取り上げた勉強会や、参加者が議論して主催者に無茶振り(!)する座談会といったコンテンツが企画されています。今回はエンジニア入門の名著「リーダブルコード」を参加者みんなで勉強・確認する、参加者のITはじめの一歩として大事な会となりました。
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《中部編》
機械学習 名古屋 第15回勉強会 【ゲームの強化学習ハンズオン -- OpenAI Gym】
会場:伏見駅 オフィスパーク伏見・りそな名古屋ビル 8D
主催:機械学習 名古屋
「使える」機械学習を「基本から」勉強していくことを目標につくられた勉強会。OpenAI Gym を使ったゲームの強化学習ハンズオンに始まり、機械学習/ディープラーニングに関する LT で情報共有したのち、懇親会で交流できるというバランス良く知識を会得できる素敵な会です。
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forkwell · 7 years ago
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Geeks Who Drink -みんな苦労している!? エンジニア自身が語る、採用の"イマココ"- に参加しました
2018年4月27日、株式会社ヌーラボ様 の主催イベント 「Geeks Who Drink -みんな苦労している!? エンジニア自身が語る、採用の"イマココ"-」があったのはご存知ですか?
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エンジニア自身が採用について語るという貴重な場だったということもそうですが、登壇企業3社が、Forkwell でご支援させていただいている企業様だとうかがいまして、運営事務局が突撃参加してきました!
簡単ではありますが、イベントレポートをシェアさせていただきます。
株式会社ヌーラボ テックリード 馬場 保幸 氏
▶ スライドはこちら
2017年に発足した、採用プロジェクトチームでの活動内容についてご紹介がありました。
創業期からの「良い人が居れば採用する」というスタンスをただ続けるのではなく、会社文化を維持したまま採用を加速させるべく、人事1名・エンジニア3名の計4名でプロジェクトチームを組成。週次ミーティングを通じて、各プロダクト毎の採用計画の立案やターゲットのすり合わせ、選考方法のチューニングなどを実施されているそうです。 Backlog を用いた情報共有、はヌーラボさんらしい��すね。
同社の場合、書類チェック、技術チェック、面接...と選考過程で多くの現場エンジニアが参加しています。 特に印象的だったのは、面接の前後30分は必ずブロックし、候補者の方向けの事前準備ならびに全員の振り返りの場として運用されている点。 時間も労力もかかるものの、自社のエンジニアが候補者一人ひとりと誠心誠意向き合っているからこそ、妥協することなく良いエンジニアとの出会いにつながっているとのことでした。
選考回数や期間を要することは、ともすれば採用活動においてデメリットになりうるのですが、内定承諾率91%。驚異的な数字ですね...!
登壇の最後に、「10年採用活動をしているが、ずっと改善活動である」、「良い社員が集まれば、良い会社になる。良い会社であれば、良い社員が集まる。そんな良い循環を作りたい」というお言葉があり、胸にぐっとくるものがありました。
▶ 株式会社ヌーラボの会社概要・求人一覧はこちら
株式会社スタディスト 開発部 SREチーム リーダー 北野 勝久 氏
▶ スライドはこちら
「なぜエンジニアがエンジニア採用に関与するべきなのか?」という問題提起からスタート。
求人倍率5.99倍といわばエンジニアモテ期であり、振り向いてもらうための日々の活動が重要にもかかわらず、人事の採用業務は膨張しがち。急成長を目指すスタートアップで人事組織の人手が足りていることはそうそうない...つまり人事だけでエンジニア採用が成功するほど甘くはないから、というのが北野様の回答でした。
北野様も、自社の SRE 採用に関わることになったそうですが、採用業務は未経験であり、 何から手を付けてよいのかわからず、他社の取り組みや転職プロセスを知るために、転職活動を実践することにしたそうです。まさかの展開...!
実際、転職する気はないという前提で各社へ訪問された中で、スーパーエンジニアや役員の方が初回から登場され、自社のことを熱く語ってくれたり、転職意思がないことを前提に長期で関係構築することを見据えた面談を実施してくれたりする姿勢に好感を抱き、面談後にその会社を好きになれたそうです。各社のエンジニア採用にかける本気度が伺えます。
現在同社では、自社について知ってもらう機会を増やすために勉強会・カンファレンスへの参加、技術ブログ投稿、OSS 貢献などを実施中。リファーラル促進制度も設けているとのことで、開発チームの30%がリファーラル採用とのことでした。
面接では、自社のことを正しく伝えて、ミスマッチを防ぐことに全力を注がれており、会社・サービス・開発部・チームを紹介する資料を独自でご用意されています。転職者の成功を第一優先するため、時には自社以外の他社情報も提供されることも。 今後は、体験入社や技術テストなども視野に入れつつ、開発チーム全体をさらに巻き込んだ採用活動を実践していきたい、と力強くお話しされていました。
▶ 株式会社スタディストの会社概要・求人一覧はこちら
eureka,Inc. CTO室責任者 梶原 成親 氏
▶ スライドはこちら
エウレカでは、全社的な採用戦略・方向性は採用人事と CEO が決定するものの、エンジニア採用の戦術・戦略部分は2017年11月に発足したエンジニア採用チームが実施されています。「エンジニアの気持ちを知っているのはエンジニア」とのことで、CTO が意思決定者、CTO室が採用プロセスの効率化・業務設計、各エンジニアリーダーが募集要項やスカウトの責任者を担っているそうです。
エンジニアはコードを書きたいのでは、という疑問もありましたが、コードを書くことだけが目的ではなく、会社やサービスの正しい価値を提供・発信し、収益につなげていくためにも、開発チームが採用にコミットすることが大事である、との共通認識を持ち取り組んでいるとのことでした。 そのため、カジュアル面談やスカウト文面作成・送付、募集要項作成、文言やワーディング等、すべてエンジニアが担当しているそうです。
また、エンジニア採用にもアジャイルの原則を導入されており、各種カイゼンは、Trello を使ったカンバンで管理。エンジニア採用への全員の参加感が醸成され、リアルタイムでの課題発見やレビュー、タスクの滞留撲滅、優先順位設計...等に役立っているそうです。
その他、盛り沢山だったので書ききれないのですが(ぜひスライドをご覧いただきたい)、面接官全員が正しく会社の価値を伝えられているか振り返る場を設けていたり、人材パートナー企業へ何がミスマッチかフィードバックすることを重視されたり、スカウトの時間は強制的に抑えたり...とエンジニアが主体的に採用活動に関与しながら様々な施策を実施し、応募数やリファーラル件数、オファー数がカイゼンされているとのことでした!
さいごに
3社に共通して言えるのは、
「チームにどういう人物が必要か」を最も理解している開発チームが採用に関わること
エンジニア文化・環境を正しく伝えること
定期的に振り返りを実施すること
という点。
過去、Forkwell でも「エンジニア採用が成功している企業は、自社のエンジニアが採用活動に積極的に参加している企業だ」とするイベントを主催したことがあります。
▶ 参考リンク:人事任せにしないエンジニア採用 ー自分でチームメンバーを採用したいエンジニア向け勉強会
エンジニアが採用に関わることで、
非エンジニアに任せるのに��べて圧倒的に生産性が高い
採用されたメンバーに対して、責任を持てる
人事との住み分けが明確になり、互いの長所を活かせるようになる
(実は、世の中のエンジニアのスキルと年収レンジが知れるため)自身のキャリア設計にも役に立つ
などのメリットもありますし、エンジニアの言葉で自社の魅力が語られることで熱量が増し、候補者の方への動機形成につながります。
エンジニアを本気で採用したければ、エンジニアに採用活動へ関与してもらうことが必要なのだと改めて感じました。
文責:Forkwell 運営事務局
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forkwell · 7 years ago
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【Ruby エンジニア必見】Ruby エンジニアが次に学ぶべき Elixir 技術の最新トレンドを解説!
この記事では、 Ruby(Rails)に文法が近く注目を集めている Elixir に関する情報を分析、ご紹介していきます。 Ruby に近い文法を持ち、近年では徐々に注目を集めている関数型プログラミング言語の Elixir について解説を行います。
Elixir を勉強するメリットについて、また Elixir のスキル・技術を利用した転職事情についてまで説明しますので、ぜひ参考にしてください。
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Elixir 最新技術トレンド
それでは、まず最初にElixir 言語に関する基本的な解説と最新の 技術トレンドを解説していきます。
Elixir(エリクサー)とは?
そもそも Elixir とはどのような言語なのかを解説します。 Elixirは 仮想環境上で実行処理される関数型のプログラミング言語となっています。Elixir 言語の開発者である Jose Valim 氏は元々 Ruby エンジニアであり、Ruby のコミュニティ内でも有名な人物であったことから、Elixir の開発においても「Ruby」「Ruby on Rails」の影響を強く受けています。 そのため、Ruby エンジニアであればキャッチアップが比較的容易な言語と言えるでしょう。
■【 Elixir の特徴】関数型言語・並列処理計算 プログラミング言語として、文法が Ruby に近いという特徴の他に Elixir は関数型言語としての特徴もあります。 また、合わせて Elixir の特徴として、「並行処理」の計算が出来る事が挙げられます。 従来のようなシングルタスクスレッドのプログラミング言語だと実行速度が遅く、プログラムが重くなってしまう事がありますが、並行処理ができる Elixir であれば、効率的にプログラムを実行することができるようになりました。 特に現在では多数のコアを入れている CPU が非常に多くあることから、��の恩恵を得るためには Elixir のような並行処理の計算ができるプログラミング言語が有利となります。 ここまでをまとめると Elixir のメリットは、大規模なトラフィックを安定的に実行処理することができる、という点になります。
Elixirならゲーム業界がアツイ!
大規模なトラフィックを安定的に実行処理することができるという Elixir の最大の特徴 から、現在ゲーム業界で大きな注目を集めています。 ゲーム業界の場合、時間帯によって非常に大規模な同時アクセスが日々発生することから、他のサービスと比べて膨大な量のトラフィックを捌かなければなりません。 そういった事から Elixir の特徴である大規模なトラフィックを安定的に実行できる点が非常に相性が良くなっています。
※参考:日本で Erlang/OTP や Elixir を利用している会社一覧
本記事執筆時点(2018年4月)では、まだまだ求人として顕在化していませんが、今後爆発的に Elixir のニーズが高くなる可能性があります。
徐々に高まりつつある求人ニーズ
ここでは、これからニーズが徐々に高まってくると予想される Elixir が、なぜ人気が出るのか、その理由となる3つの根拠を解説します!
Elixirがアツイ理由1:とにかく大量のトラフィックに向いている
現時点でゲーム系や Web 系の企業で重宝されている言語として、Rubyや PHP、Objective-C などがありますが、これらの言語と比べても Elixir は大量のトラフィックを安定的に捌くことに向いている言語となっています。 特にソーシャルゲームなどの場合には、ユーザーが遊ぶ時間帯が朝夜の通勤時間や昼休み、就寝前など時間が決まっているため、その時間帯に大量のトラフィックが発生します。
Elixirがアツイ理由2:扱うエンジニア数の多い Ruby に近い文法
2つ目の理由としては「扱うエンジニア数の多い Ruby に近い文法」という理由が挙げられます。 Elixir は、Ruby 経験者であれば早期に学習して技術習得が可能となっています。
Elixirがアツイ理由3:まだ扱えるエンジニアが少ない&今後、大きな注目を集める
最後の理由としては現時点でまだ Elixir を扱えるエンジニアの数が少ないため、今の時点で勉強を行ったり、 Elixir の経験を身につけておくことで Elixir に関しての第一人者としてキャリアアップできるかもしれません。 技術が注目され、多くの企業で実際に使われ出してくると、その言語を扱えるエンジニアの数も増えるため希少価値がそこまで高くなくなってくるでしょう。 ですが、現時点(本記事執筆時点:2018年4月)ですとまだ Elixir を扱えるエンジニアが少ないのでチャンスと言えます。
最後に
この記事では、Elixir の特徴に触れ、どのような企業で利用されているのかについて解説してきました。今後求人ニーズの高まりにも注目です。 この記事を読んでいただき、「実際の求人情報が見てみたい」と感じましたら、「Forkwell Jobs」に Elixir 求人が掲載されていますので、ぜひご確認ください。
また、現状のあなたの エンジニアとしての市場評価を把握するのに役立つツール「Forkwell Scout」もご紹介します。 転職を考えていなくても、実際の企業からスカウトを受けることで、市場からの評価をしっかりと把握することができます。社内評価���けでなく、あなた自身のエンジニアとしての立ち位置を再確認してみてはいかがでしょうか。 今後 Elixir での開発経験を積みたいとお考えの方は、プロフィールに記載いただくと、新たなキャリア発見のきっかけになるかもしれません。
あなたにとって最も最適なキャリアアップ先を選定する際に、Forkwell のサービスが少しでもお役に立つのであれば幸いです。
<サービス・リンク>
Forkwell Jobs サービスはこちら
Forkwell Scout サービスはこちら
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forkwell · 7 years ago
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クックパッドの料理好きなエンジニアが個人でもヒットツールを作り続ける理由とは?- クックパッド 丸山亮 氏
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この連載では、「Forkwell Jobs」の開発にも関わるフリーランスエンジニアの後藤大輔 (@idesaku) が、さまざまな企業で働くエンジニアとリレー形式で対談を行っていきます。
今回のゲストは、クックパッド株式会社の丸山亮 (@h13i32maru) 氏 です。現在、クックパッドの投稿開発部部長を務める丸山氏は、GitHub の issueリーダーである「Jasper」や、JavaScript のドキュメントジェネレーターである「ESDoc」の開発者としても知られる敏腕エンジニアです。 会社ではマネジメントに注力しつつ、個人でも精力的にソフト開発や料理(?)にいそしむ丸山さんに、これまでのキャリアや、個人での活動に対する考え方、今後のビジョンについてお話をうかがいました。
「シンクライアント開発」から「Web系」への転職が大きな転機に
idesaku: 前回のたけいひでゆき氏からのご紹介で、今回はクックパッドの丸山亮さんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。丸山さんとたけいさんとは、KLab 時代の同僚とうかがっていますが。
h13i32maru: はい、そうです。ただ、僕は現場側、たけいさんは研究開発や事業企画的なお仕事をされていたので、直接一緒に仕事をしたことはなかったと思います。
idesaku: ブログを拝見させて頂いたのですが、丸山さんは三重県から東京に出てこられて、KLab で働かれるようになってから、初めて Web系の開発をやるようになったのですよね。それまでは、どういった技術に関わってこられたのでしょう。
h13i32maru: 学生時代は高専の電子情報工学科にいました。僕はあまりハードウェアや物理のほうには興味がなくて、ソフトウェア開発を中心にやっていました。研究室では、オセロなどのゲームを通じてプレイヤーのデータを集め、そのデータを通じてアルゴリズムを強化するようなことをやっていましたね。僕は高専で初めてプログラミングに触れたのですが、あまり研究の意義など考えずに、ただ面白くて、ひたすらソフトを作っていました。
idesaku: その延長線上で、三重県のソフト開発をしている会社に就職されたのですね。
h13i32maru: はい。高専を卒業してから、三重にあるベンチャー企業に4年ほどいました。
idesaku: そちらでは、どんなお仕事をされていたのでしょう。
h13i32maru: シンクライアントシステム向けのソフト開発ですね。そのシステムはサーバ側が Windows で、クライアント側の Linux からリモートデスクトップサービスにアクセスするような仕組みだったのですが、主にそのクライアント部分を作っていました。
当時、1CD Linux が流行っていたのですが、仕事では KNOPPIX を USBブートしてシンクライアントを立ち上げられるようにしたり、マシンによってはネットワークにつなぐのに無線LAN を使いたいケースもあるので Wi-Fiドライバを組み込んで動かせるようにしたり…って、これ、かなり大変でツラかった思い出なのですが(笑)、そんなことをやっていました。
idesaku: なるほど。かなり低レイヤを扱う仕事をされていたのですね。
h13i32maru: Kernel に手を入れるようなことまではしませんでしたが、今と比べれば低いレイヤを扱っていましたね。
idesaku: そこから、東京に出てこられて KLab へ就職されたのですね。そもそもの動機はなんだったのでしょう。
h13i32maru: 以前から Web系の開発をやりたいという思いは強かったんですよ。そうすると三重では会社もなかなか見つからなくて、であれば東京に拠点を移して…という感じですね。
idesaku: 今も昔も IT系の仕事は東京に集中していますからね…ところで、KLab では中途採用になると思うんですが、そうした会社に、これまで関連するキャリアを積んでこなかった人が入るのは大変だったのではないですか。何か、コツのようなものはあったのでしょうか。
h13i32maru: 転職する少し前から、自分で Webサービスを作って公開したり、Greasemonkey でジョークツール的なものを作ったりといったことはやっていました。
idesaku: どんなものを作られたのですか?
h13i32maru: Greasemonkey では「Twitter の見た目を Google の検索結果と同じデザインで表示するツール」とか作っていましたね。「会��で Twitter やっててもバレない!」という触れ込みで。
idesaku: (笑)たしかに、そういう作品を複数作って公開していれば、下手な履歴書よりもアピールできますよね。
h13i32maru: とはいえ、それまで低レイヤを扱っていたこともあって、KLab ではインフラ担当でどうかという話もあったんですよね。自分としては、あまりそちらのほうに興味が持てなかったので、どうしてもサービスに関わる部分をやりたいと希望を出して入れてもらいました。当時の KLab はゲームの会社というよりも、まだ受託の割合が大きかった時期で、ちょうど僕が入ったころが転換期でしたね。
idesaku: その後、現在いらっしゃるクックパッドに移られるわけですが、直接の動機は何だったのでしょう。
h13i32maru: 自分の中では、自分自身もユーザーとして利用するようなサービスの開発にかかわりたいという思いが強くなったんです。僕はゲームはあまりやらないのですが、料理は以前から好きで、特に東京に出てきてからは本格的にやるようになりました。もちろん、クックパッドも以前からユーザーとして使っていましたので、そこで働いてみたいという気持ちはありましたね。
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東京暮らしで高まった料理への情熱 - 冷蔵庫は「調味料保存庫」に
idesaku: 丸山さんの料理好きについてはたけいさんから伺っていました。2017年には70を越える数のレシピもクックパッドで公開されていますね。
h13i32maru: 以前から、レシピを作るのは好きだったのですが、クックパッドに入ってから、あちこちバラバラに書いていたものをまとめてアップしてみたんですよ。
idesaku: 実は先週末に、これを作ってみたんですよ…(と、写真を見せる)。
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h13i32maru: おお。これは「豚肉と野菜の味噌炒め」! わりと最近に上げたレシピですね。お味、いかがでした?
idesaku: 美味しかったです。…美味しかったんですけど、レシピにすごく難しい漢字の調味料が入ってて、どこで買えるのだろう? と混乱したり。あと、作り方の「ポイント」として「調味料は味見をしながら加えていく」という、わりと高度にも関わらずザックリとした指示があって「丸山式、厳しいなぁ」と思いながら作っていました(笑)。
h13i32maru: 調味料は「豆板醤(トウバンジャン)」「豆鼓醤(トーチジャン)」「甜麺醤(テンメンジャン)」ですね(笑)。手順については、まぁ、自分のためのメモとして作っているところもあるんで雑ですみません。
idesaku: そういう、普段は使わないような調味料もキッチンにそろえてあるんですか?
h13i32maru: 中華は好きで、よく作るのでそろっていますね。あと、洋食用なら「オリーブ」「ケッパー」「アンチョビ」くらいのものなら常備しています。独身時代は一人暮らし用の小さい冷蔵庫を使っていたんですが、ほぼ調味料の保存のために使われていました(笑)。
idesaku: 冷蔵庫が空っぽ、というのはよく聞きますが、調味料ばかりというのは斬新です(笑)たけいさん情報によれば、同僚を自宅に呼んで、料理を振る舞われることもあるとか。
h13i32maru: それは以前からよくやっています。僕が1人でひたすら料理を作り続けて、みんなに食べてもらうという会ですが。
idesaku: 材料を持ち寄って、みんなで一緒に作りながら食べる…みたいな感じではないんですね。
h13i32maru: 一人暮らしをしていた頃は、食べる人が自分しかいなかったわけですから、多くの種類を作れなかったんですよ。だれかが来てくれると、遠慮なくいろんなものを作れるのが楽しかったんです。自信のあるメニューを出して、美味しいと言ってもらえると嬉しいですし。
idesaku: 数年前には、お知り合いがやられているカフェで定食を出すようなこともされていましたよね(参考リンク:丸山食堂)。やはり、人並み以上に料理の腕がないと、こういうことってやりたくてもできないと思うんですよ。将来的には料理を商売にすることも考えておられるとか?(笑)
h13i32maru: よく調べてこられましたね(笑)。あれは、たまたまご縁があってやらせていただいたのですが、初めてのことで大変でした。メニュー決めだの、仕込みだのに、かなり頭と時間を使いましたね。商売で料理を作り、提供していくというのは、本当に大変なのだということを痛感しました。
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「Jasper」のリリースで得られたのは「お金」よりも「経験」
idesaku: 丸山さんは料理だけでなく(笑)、開発者向けのツールも多く作って公開しておられますよね。中でも GitHub の issueリーダーである「Jasper」は、非常に便利で私も購入して使わせてもらっています。
h13i32maru: ありがとうございます。
idesaku: Jasper を使うようになるまで、一般と Enterprise版の GitHub をまたいだマルチアカウントで、issue をまとめて追おうとすると、メールくらいしか方法がなかったんですよね。検索クエリを工夫して、最近自分が手がけた仕事に関係ありそうな issue をキャッチアップする、なんてことも簡単にできて、非常に役立ってくれています。
h13i32maru: 良かったです。Jasper を作ろうと思ったきっかけは、GitHub を採用している企業での「Issue が追いきれない」という問題を解決したかったというのがあります。
GitHub を使っていると、仕事の大部分が issue で動く感じになりますよね。規模が大きくなったり、複数のプロジェクトに関わっていたりすると、溢れかえる issue が追い切れなくなり、常に「見落とし」の不安にもつきまとわれます。それがかえって仕事の効率を落としている気がしたんです。それを何とか効率化したいと思って作りはじめました。
idesaku: ちなみに「売りきりで12米ドル」というライセンス価格は、どのようにして決めたのでしょう。
h13i32maru: そもそも有料にしたのは、会社での仕事とは別に、自分の力だけで「お金を稼ぐ」という経験をしてみたかったというのが大きいです。価格については、社内で何人��にアンケートをとったのですが、それで1,000円前後のところにボーダーがあることが分かって、そのあたりで決めました。
idesaku: 最近だと、こうした有償ツールはサブスクリプションが主流のようなイメージもあるのですが、あえて「売り切り」にされたのには理由があるんでしょうか。
h13i32maru: 継続的にお金を払い続けてもらうのはハードルが高いと思ったのが大きいですね。ユーザーに有料継続するモチベーションを与えるための機能強化なども必要でしょうし、それに見合うサポートもしなければいけない。個人でのソフト開発を副業にするつもりもありませんでしたし、そもそも、自分が作ったソフトをお金をいただいて使ってもらうということ自体が初めてでしたので、ハードルの低そうなほうを選んだという感じです。
idesaku: なるほど。丸山さん作のソフトと言えば、JavaScript 向けドキュメントジェネレーターの「ESDoc」も有名ですが、こちらのほうは OSS として公開しておられるのですよね。
h13i32maru: はいそうです。
idesaku: ソフト自体を開発されたこともスゴいと思うのですが、ESDoc では独自にホスティングサービスも提供されていますよね。そのあたりまで気を回して展開されているあたりに感心しました。
h13i32maru: ありがとうございます。ESDocは、僕がこれまでに作ったツールの中でも一番使われているんじゃないでしょうか。
最初はコードにドキュメントを書くところからスタートしているんですが、だんだんと、Markdown などで書かれた説明もドキュメントとして内包できたり、プラグインで機能拡張できたり、ドキュメントのカバレッジを測定できたりするようにして、ドキュメント作成まわりを包括的にサポートできるようにしていますね。
idesaku: ドキュメントのカバレッジを算出して表示する機能というのはユニークですよね。あれは丸山さんのアイデアなのですか?
h13i32maru: 作った後でいろいろ調べてみたら、Ruby の YARD というドキュメンテーションツールでは、機能拡張で同じような機能が使えるようですが、ほかにはあまり聞きませんね。
idesaku: Jasper にしろ、ESDoc にしろ、個人の趣味でやっているような開発は、週末に作業をされるのですか。
h13i32maru: 僕の開発スタイルは、「こういうものが作りたい」と思ったら、まずは頭の中で作り方を考えるんです。で、頭の中で十分に練り上げて「これ以上はコードを書かないと進まない」状態になったら、週末に一気に作るという感じですね。平日は、よほど気分が乗っているときじゃないと趣味のコードは書きません。
idesaku: たしか「Jasper」も最初のリリースは2~3日で作れたそうですが。
h13i32maru: ほかのものも、だいたい同じです。ESDoc は、最初 JSDoc という別のツールのプラグインとして構想したのですが、いろいろ調べる中で内部的な構造も分かってきたので、単独のツールにしてしまおうと決め、2~3日程度で一気にコアの部分を作りました。
idesaku: そうやって作ったツールを公開したり、販売したりすると、ユーザーからの反応があるわけですよね。ソフト作者の中には、その反応がしんどくて、趣味で作ったものを公開するのをやめてしまう人もいるのですが、丸山さんの場合はどうですか。
h13i32maru: 反応は気になるので、エゴサとかはしてしまいますね。その中で「金取ってこんなもんかよ」みたい��厳しい反応はありましたけれど(苦笑)、幸いなことに、それほど無理な要求をしてくるユーザーさんはいないですね。
ESDoc については OSS なので、機能に関するリクエストというよりも「他のドキュメントツールと統合したほうがいいんじゃないか」とか、全部1人で作っているので「メンテナーを入れた方がいいんじゃないか」とか、熱心に提案してくれる人はいますね。
idesaku: たしかに使っているユーザーの立場だと、ツールの開発が継続的に行われるかどうかというのは重要なところなので、そういう要望は出てきますよね。
h13i32maru: ええ。僕も使う側であれば、そこを心配すると思うので、気持ちはよく分かります。
idesaku: でも、開発に関わる人を増やしたり、会社組織として運営したりということは考えておられないのですよね。
h13i32maru: うーん。そうすると、そもそもの目的からぶれてしまうのですよね。これらのソフト開発は、作るところから、使ってもらうまでの過程をひととおり自分で体験して理解したいという動機で始めています。例えば ESDoc であれば、オープンソースでソフトウェアを公開して、プロジェクトを回していくという過程、Jasper であればソフトウェアを作って売り、お金を稼ぐという過程を体験して、自分なりに理解するというのが本来の動機なんです。なので、ほかの人に手伝ってもらったり、会社組織にしてしまったりすると本末転倒になってしまうというか。
idesaku: なるほど。では、そうしたことを「自分でひととおり体験して理解したい」という思いはなぜ出てきたのでしょう。
h13i32maru: クックパッドでサービスを作るようになったことが大きいと思います。KLab では、事業部にはいたんですが、どちらかというと基盤に近い部分をやっていました。なので、何を作るかというのにはあまり関わっていなかったんですよ。
クックパッドで、そうした部分に「何を作るか」を考えるところから関わるようになって「サービスを作り、使ってもらうとはどういうことか」というのを、そのプロセスを含めて自分の中に持ちたいと思うようになった気がします。もっとも、そうした動機を自分なりに消化して公言できるようになったのは、ここ1~2年のことなんですけれども。
idesaku: クックパッドでの仕事を通じて、そうしたことを個人でもやっておきたくなったということなのですね。あと、特に Jasper に関する活動についてなのですが、自分でやるにあたって参考にした人やプロジェクトのようなものはあるのですか。というのも、このツールについては、非常にしっかりと広告宣伝的な活動をされている印象があるんですよ。Electron のブログにプロジェクトの進捗をアップしたりもされていますよね(参考リンク:Project of the Week: Jasper)。
h13i32maru: そうですね。
idesaku: 普通、個人が趣味でやるプロジェクトに関しては、やったほうがいいにしても、あまりそういう宣伝のようなところまで気が回らないような気もするんです。もしかしたら、何かお手本のようなものがあったのではないかと思ったのですが。
h13i32maru: 特に「これを参考にしました」というのはないですね。いろんなものの見よう見まねというか…。
idesaku: テキスト的なものを読んで勉強したというわけでもない。
h13i32maru: ええ。でも、実際にやってみて痛感したのですが「売り方」については、自己流だけだと難しいですね。
idesaku: それはどういう点でですか。
h13i32maru: 自分なりにいろいろ考えて、宣伝の一環としてエンジニアが集まるイベントでクーポンを配布するようなこと��やってはみたのですが、最終的に多くの人に「お金を払ってソフトを使ってもらう」ところまでもっていくのは非常に難しいと感じました。この部分については、一度、体系的に勉強してみたいですね。
本などを読んで勉強するにしても、一度、自分に経験があった方が理解が深くなると思うので、Jasper でのいろんな試みは有意義だったと思います。
idesaku: それは私にも経験があります。一度痛い目にあった経験があるのとないのとでは、理解度に大きな差がある気がしました(笑)。
ちなみに、Jasper ではどのくらい収益がありました? まさか、それだけで食べていける、なんてことは?
h13i32maru: いや、全然です。よく会社でも「Jasper御殿はいつ建つんですか?」とか煽られますけど、そんなに儲かるものではないですよ(笑)。
idesaku: まぁ、売りきりだと継続的にお金が入ってくるわけでもないですしね。あくまでもご自身の経験として「売ってみた」ということなのですね。
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「マネジメント」はより自分の価値が出せる仕事
idesaku: 本業のクックパッドでは、最近マネジメント方面に注力されていますよね。理由としては「ひとりでできることには限界がある」と感じられたからということなのですが、それもクックパッドでサービス作りに携わるようになった中で生まれてきた思いなのですか。
h13i32maru: クックパッドでも、KLab でもそうですが、一緒に働くエンジニアの中には、僕よりも優秀な人がいっぱいいます。そういう人たちに協力してもらえれば、何かを作りたいとき、自分がコードを書くよりも、良いものが早くできるというのは事実です。
それならば、自分はコードを書くよりも、より価値を出せるところで仕事をしたい。一般的にエンジニアにはマネジメントをやりたがらない人が多いのですが、自分はマネジメントをやることにそれほど抵抗がないんです。以前も小さなチームのリーダー的な立場にいたことがあるので、会社からそうしたことを「任された」ということは「向いていると思われている」ということなのかなと思っています。
idesaku: そういえば、最近、「同僚にマネージャーとしての自分の評価をしてもらった」というのをブログで公開されていましたね。(参考リンク:一緒に働いているチームメンバーに評価してもらう)
面白いと思ったのは、自作したアンケートの項目を Creative Commons で公開していたことです。「読んで終わりじゃなくて、みんなもやろう」と、うまく焚き付けているというか。
h13i32maru: あれをやろうと思ったのは、以前に読んだ『ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える』という本の影響が大きいですね。Google の人事戦略についての本なのですが、その中で Google では、ああした方法でのマネージャー評価を定期的に行っているみたいなことが書かれていたんです。
自分も、いいやり方だと思ったし、あのような形でエントリとして公開しておけば、それに興味を持った人が自分にコンタクトしてくれて採用につながったり、自分のようにマネージャーをやっている多くの人にとっても、何か良い影響があったりするんじゃないか���思ったんですね。
idesaku: お話しを聞いていると、丸山さんは、わりと自然に「人を巻き込む」ことができるタイプの方に感じられます。
h13i32maru: そうなんですかね。実は、自己イメージとしてはすごく「シャイ」だと思っているんですよ。人を食事に誘ったり、人が多い飲み会に出たりするのはものすごく苦手で…。
idesaku: これまでお話しを伺っている限り、そうは見えないです(笑)。
h13i32maru: よくそう言われるのですが、僕、しゃべるのにものすごくエネルギーを使うので、コンテクストがない場でしゃべるのが本当に苦手なんですよ。仕事では面接もやりますし、チームや1対1のミーティングもやりますが、それって何らかの最終的な目的があって、そこに向かう過程としての会話なので特に苦ではないんです。でも、大勢での飲み会には、そういうのがないじゃないですか。
idesaku: たしかに「コンテクストとゴールのある飲み会での会話」ってあまり聞いたことないですね(笑)。そういえば、「CodeLunch.fm」というポッドキャストもやっておられますよね。あれは、きちんと毎回、台本を用意してしゃべっているという感じなのでしょうか。
h13i32maru: そうですね。台本と呼べるほどかっちりしたものはありませんが、ゲストの方と事前にトピックを決めておいて、それに沿って話しています。
idesaku: エンジニア向けのポッドキャストとしては、かなり早い時期に始めておられますよね。
h13i32maru: あれは宮川達彦さんの「Rebuild」が始まって10回目くらいのときに「面白そうだから僕らもやってみよう」とエンジニア仲間とはじめたのが最初ですね。今ではエンジニアの Podcast っていっぱいありますけれど、Rebuild のフォロワーとしては早いタイミングだったと思います。
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技術選びに対する自己評価は「得意なものを多用する保守派」
idesaku: Podcast にしても、Jasper のような「ソフトを開発して売る」という試みにしても、「やってみよう」と思ってからの行動力がすごいと思います。丸山さんは、わりと新しいことに挑戦するのが苦ではないほうなのですかね。
h13i32maru: また意外に思われるかもしれないのですが、どちらかというと「未知」のことに手を出すのは苦手なほうで「保守派」なほうだと自覚しているんですね。
例えばモノを作るときも、自分が良く知っているものでできるのであれば、ちょっと面倒くさくても泥臭くやってしまうほうです。僕は JavaScript を一番多く書いているのですが、gulp や Webpack みたいな周辺ツールは、どれもほぼ使ったことがないですね。
idesaku: そうなんですか。特に使わなくても困らないものなんですかね。
h13i32maru: 自分はどちらかというと、それらのツールを使う必要があるライン上にいないことが多いんですよ。フロントエンドよりもサーバ側を扱うことが多くて、Node.js や Electron では、あまりそのあたりのツールのお世話になる必要性がなかったというか。別に意図的に避けてきたというわけでもないんですけれどね。
idesaku: では、Electron 慣れしている丸山さんが、最近になって同ジャンルの React Native に興味をもたれたのは珍しいことなのですね?
h13i32maru: 同僚が React Native でプロトタイプを作っているのを見て、「良さそうだな」と思って自分でも試してみたら、実際すごく良かったんです。で、しばらく趣味の範囲でいじって評価してみて、仕事のほうにもバックポートした感じですね。現状、プロトタイプを素早く作成できるようなものを React Native で動かしています。
idesaku: 仕事でも使っているのですね。クックパッドでは、そういう決定に関するエンジニアの裁量というのは大きいのですか。
h13i32maru: 個人の裁量は大きいと思います。僕は今マネージャーをやっていますが、マネージャーが自分のチームの戦略やコンセプト、方針などを決めていって、それを実現するための技術選定や配信方法などについては、メンバーが各自考えてやってくれている感じです。
idesaku: 会社や部門の戦略に合っていれば、使う技術や方法については自主的に決めやすい環境なのですね。
h13i32maru: 会社の思想としても、社員に「自分で判断して、自分で走る」ことを求めていますね。で、それぞれの判断や行動を、事業戦略に合わせたり、ユーザーに提供する価値を高めたりできるように調整するというのが、マネージャーの仕事になります。
idesaku: クックパッドって、私から見ると非常に精鋭ぞろいの会社で、プロジェクト運営にしてもある程度いい形ができあがっているイメージがあります。丸山さんはそこに中途で入られて、マネージャーをされているわけですけれど、その立場で、今後ここを変えていきたいというようなビジョンはあるのでしょうか。
h13i32maru: 何かを変えるというのは、ちょっとおこがましいのですが、自分がクックパッドでマネージャーをやるにあたっては「プロダクト」と「プロジェクト」と「ピープル(人)」という3つを、きちんと見られる、つまり「マネジメント」できるようになりたいという思いがあります。ですので、常にその視点から自分の仕事を設計することを意識するようにはしています。
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「作りたい思い」が自分の「価値」を支えている
idesaku: 仕事にも、自主開発にも本当に精力的に取り組んでおられるのですが、将来的な目標のようなものはありますか。例えば、いわゆる「勉強」や「経験」の域を超えて自分で作ってみたいものの構想などはお持ちなのでしょうか。
h13i32maru: 個人として「作りたいもの」のイメージは常に持っていますね。僕の場合、Webサービスを作れるようになったのも、JavaScript を書けるようになったのも、すべて「こういったものを作りたい」という思いが始まりです。それがなくなってしまうと、僕の価値は下がってしまうので、その源泉が枯れてしまうのが一番恐いです。
idesaku: そういう「作りたいもの」のアイデアは、日々浮かんできているのでしょうか。すでに形になっているもの以外にも、丸山さんの中には実装を待っているアイデアが山積みされている状況ですか。
h13i32maru: 僕は「アイデアマン」ではないので、そんなにたくさんは浮かばないです。1〜2年に1個、時間をかけて育ててもいいと思えるものが浮かんでくる程度です。そのひとつひとつを大事に形にしていく感じですね。
idesaku: 先ほど仕事については、「プロダクト」「プロジェクト」「ピープル」のマネジメント���意識しているということでしたが、自主開発については「プロダクトマネジメント」の部分に意識が集中するという感じですかね。
h13i32maru: そうですね。仕事でも、どちらかというと「プロジェクト」については、優秀な人が多く、方法論もある程度確立されているので、それほど厳しく管理しなくてもうまくまわります。仕事については「プロダクト」と「ピープル」のマネジメントに集中できる環境です。
idesaku: 仕事でものを作るときのアイデアについても、ご自分で発想されることが多いのですか。
h13i32maru: いろいろですね。自分で出すこともあるし、チームのメンバーから出てくるものも多いです。
idesaku: その意味でも「ピープル」のマネジメントは重要ということですね。自主開発に関しても、他のエンジニアとの接点が増えることで、作りたいもののイメージが増やせたり、膨らませることができたり、という可能性はありませんかね。
h13i32maru: 個人でやる開発については「やりたいようにやれる」ようにしておきたいので、誰かと一緒にアイデアを出したり、作りはじめたりというのは考えていませんね。もちろん、実際に使ってくれた人からのアイデアやフィードバックを反映するというケースはあるのですが。
仕事でも、自分のアイデアからプロトタイプをガッと作ってしまって、それを見てもらった上でチームのメンバーに発想してもらったり、改善してもらったりということが結構あるんですよ。何もないところからスタートするのは難しいので。
idesaku: アイデアを形にして見せられるというのは、開発者としての強みのひとつですよね。別にマネジメントをやっているからといって、エンジニアリング力を発揮してはダメなわけではありませんからね。
ちなみに個人で新しく作り始められている「Trickle」(参考リンク)は、今後育てていかれるのでしょうか。
h13i32maru: Trickle については、自分ではもう使っていて満足しているのですが、できればちょっと挑戦して、ある程度手を入れてストアに出すところまでやってみたいと思っています。
idesaku: 今回も有料にされるのですか。
h13i32maru: 今回については無料でやろうかなと。ただ、サーバに Google Cloud Platform を使っているのですが、利用料が Trickleだけで月に1万円くらいかかっているので、そのあたりを補えるくらいの収入はほしいなぁと思っていて…。
idesaku: あぁ、それは悩みどころですね。追加機能を有料で…というスタイルですかねぇ。
h13i32maru: それもありますし、「広告モデル」については、まだ試したことがないので、今回はそれに挑戦してみることも考えています。
idesaku: 今後も、そんなかんじで自主開発は続けられるのですね。
h13i32maru: 自分で作りたいもののアイデアが出なくなったら終わりだと思っていますし、それは続けたいですね。ただ、現時点で「ESDoc」と「Jasper」があって、今作ろうとしているアプリなどもリリースすると、かなり大変にはなってくるんですよね。
idesaku: ですよね。その意味でも、他の人に開発に入ってもらったり、売却したりという道はないのかなと思ったんですが。
h13i32maru: あぁ、その意味では「完全に売り払う」というのは、考えたことがあります。Jasper なんかは、GitHub のエンジニアでも使ってくれている人がいるようですし、GitHub で買ってくれるといいんですけれどね(笑)。
idesaku: ちなみに、このインタビューではみなさんにお伺いしているのですが、将来的に独立して起業されたり、会社そのものを経営されたりといった方向に進むことは考えておられませんか。
h13i32maru: 今はまったく考えていないです。クック���ッドの料理に関する事業が好きですし、今のところ、それ以上に情熱を注げることというのはちょっと思いつかないですね。それに、周りのメンバーも優秀な人が多くて、一緒に働いていて楽しいですし。
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次回のリレーインタビューは…
idesaku: 個人開発のこと、仕事のこと、料理のことなど、幅広い質問に丁寧にお答えいただきありがとうございました。では、リレーインタビューということで、次にお話しを聞かせていただけそうな方をご紹介いただきたいのですが。
h13i32maru: 会社の同僚の菊田遥平さんを紹介します。R&D に所属していて、主に機械学習周りを担当しています。
idesaku: 機械学習をつかって、具体的にどのようなことをしている方なのでしょう?
h13i32maru: そうですね、例えば、クックパッドのアプリには「料理きろく」という、毎日の料理の写真を記録していける機能があるのですが、これの面白いところは、自分で投稿しなくていいという点なんですよ。普通にスマホのカメラで撮影すれば、撮った写真の中から料理の写真だけを見つけ出して、勝手に記録してくれます。この料理写真の判別に機械学習が用いられていて、彼を含めた R&D のチームで作っています。
idesaku: これはすごい、ちょっと魔法めいた機能ですね。
h13i32maru: そんな感じで、いわゆるソフトウェアエンジニアというよりは、料理画像の判別モデルの初期設計をするとか、論文を書いて学会で発表するといった、研究寄りの仕事をしている人です。
idesaku: アカデミックな方面の方とお話しできる機会はあまりないので、楽しみです。今日はお時間をいただきありがとうございました!
もしあなたが丸山さんのように「自身の強みを理解し、自然に人を巻き込み良い影響を与えていくことに長けている」「開発のみならず、料理など趣味にも没頭して取り組む」タイプの方なら、そのスキルと情熱を求めている企業から高いオファーが来るかもしれません。
興味のある方はサービスに登録して、スカウトを受け取ってみてくださいね。
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過去のリレーインタビュー
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forkwell · 7 years ago
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スマホ黎明期から続く「新しいもの」「面白いもの」への飽くなき挑戦。ヒットアプリ量産の裏側に迫る!
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社名「ブレイブソフト」は知らずとも、「写真で一言ボケて(bokete)」の名前を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。 500万ダウンロードを突破、投稿されたボケの数は6,000万以上、同社を代表する大喜利アプリだ。
自社/受託問わず、エンタメからニュースまで多岐に渡るサービスを提供するブレイブソフトは、他にも民放テレビ局と連携した公式テレビポータルサイト「TVer」や、東京ゲームショウ公式アプリ、AppleWatch の心拍数測定機能を使った嘘発見器「LiarBeats」など、幅広いジャンルのアプリを手がけており、その実績は累計500本を超える。ヒットアプリを生み出すプロ集団だ。
聞けば、代表を筆頭に、社員の半数以上がエンジニア。全てのプロジェクトに企画から開発までワンストップで携わっており、クオリティに一切妥協をしないのがブレイブソフトの強みだ。 そんな同社のエンジニアから見た企業の魅力や、今後の展望を知るべく、toB 事業部のチーフエンジニア 藤本 達男 氏(写真左)、toC 事業部のチーフエンジニア 水谷 浩明 氏(写真右)にそれぞれ話を聞いた。
良いものは積極的に取り入れる。試してみる。
toB 事業部でチーフエンジニアを担う藤本氏は、電気整備士からプログラマーとして同社に転職し、3年後にフリーランスとして独立。その後、同社初の出戻り社員として再入社し、チーフエンジニアとしてイベント向け自社製品「Eventos(イベントス)」の開発チームを牽引...と異色の経歴を持つ。
Eventos は、イベントや展示会などの集客効率化・活性化を目的としたアプリの構築プラットフォームだ。会場図やブース検索、タイムテーブル、プッシュ通知などの基本機能の他、アンケート、チェックイン、現在地マップや ARカメラなどのオプション機能も搭載。 ���般的には3ヶ月かかるとされるイベントアプリの構築を、ノンカスタマイズであれば最短5日で実現する。
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藤本: 企画段階から携わっていたサービスなので、色々と思い入れもあるんですが、個人的には、Beacon でアプリユーザーの位置表示をさせる技術が大きな特徴だと思います。屋内、特に人が多く集まるイベント会場では、GPS がうまく入らないんですよね。Beacon を導入することで、イベント限定の予約機能やスタンプラリーなどを実施することができ、ユーザーの来場までを後押しすることができています。
Eventos を使うことで、コスト削減はもちろん、開催前の情報告知や、待ち時間短縮・特典付与などの来場者満足度アップにつながる施策をリアルタイムに実行できる。東京ゲームショウや東京モーターショーの公式アプリにも採用され、多くのメディアでも取り上げられた。金融機関や大手広告代理店からの注目も集まる。
今後は、視覚的な誘導がしやすいよう足元に矢印で道案内を表示させる AR・VR への機能拡張や、来場者データを活用した混雑状況の分析・予測など、新たな技術の取り入れにも前向きだ。
最先端の技術にいち早く挑戦し事業化していく風土は、全社的に根付いている。 そんな挑戦・成長を後押しするのが同社独自の制度「チャレンジ目標制度」だ。社員からアプリの企画を募集し、採択されれば実運用に向け会社が投資する。 藤本氏もその権利を勝ち取った一人だ。2017年11月、千葉の御宿で有志3人との1週間の開発合宿を経て、陣取りARアプリ「ケチャマヨバトル」をリリース。Bluetooth または同一Wi-Fi でマッチングする方式で、リアルタイムの対戦も行える。
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挑戦への風土が、ヒットアプリを生み出す。
toC 事業部のチーフエンジニア 水谷氏も、藤本氏と共に「ケチャマヨバトル」を開発した一人だ。大学卒業後、大手鉄道系SIer のネットワークエンジニアからキャリアをスタートするも、開発業務にアサインされる機会が少なく、個人でアプリを作り続けていた。自分のスキルを活かせていないというギャップを強く感じ、スマホアプリの開発を主体的にできる環境を求めてブレイブソフトへ入社した。
入社後はまず、受託開発チームで経験を積む。開発スキルや成果を買われtoC 事業部へ異動となった後、会社の看板アプリでもある「bokete」の開発にアサインされた。
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今は、完全匿名で本心や秘密を投稿することができるつぶやきアプリ 「HONNE」の企画・開発・運用の全工程を手がける他、自社サービスの開発サポートや広告設計まで広く手腕を発揮している。
「HONNE」はアカウント登録不要、インストールすればすぐ使える手軽さが好評で、ダウンロード数は約40万件を超える。日々の投稿は3万件、コメントは15万件と利用率も高く、10〜20代の女性の間で密かなブームとなっている。
水谷: 前職のようなエンタープライズ案件では、仕様がガチガチなこともありますが、ブレイブソフトではそういったことはありません。プランナー、ディレクター、デザイナーを完全内製化しているため、開発スピードは早いですし、エンジニア発案で企画を通すことができます。Apple Watch と連動する嘘発見アプリ「LiarBeats」もそうですが、自分が作りたいと思うアプリは作ってきました。他にもAI に興味があったので、ユーザの投稿を学習して文章を自動生成するbotを自作し「HONNE」に実装しています。
やってみたいと思ったら、簡単なモックを作って事業部長に承認を得るだけ。 こんなことをしたい、と思い立ったらすぐ実行に移せるので、ブレイブソフトは非常に働きやすいと感じています。まぁ、だからこそ、やりたいことが多すぎて人手が足りないってのもあるんですが(笑)。
「HONNE」はストレス発散や、相談や悩みを本音で投稿する場所となっており、SNS疲れしたユーザーを救済する役割も併せ持つ。ゆくゆくは、「HONNE」専用の事業部を立ち上げて収益化を目指したい、と水谷氏は力強く語る。
大切なことは、新しいものにワクワクする、「ものづくり」を楽しむこと。
固定観念や既成概念にとらわれず、新たなアプリを生み出し続ける技術者集団、ブレイブソフト。「新しいものへの果てしない挑戦」を企業理念とし、上述のような AR・AI の他、ハードウェアなど最新技術の研究も日々行っている。
現在の収益の柱は受託事業がメインではあるものの、将来的には自社開発比率を増やし、「面白いモノを作っている会社」として名を馳せることを目指す。
そのためには社内の技術力を高める必要があると考え、2018年にはリードクラスのエンジニアが集まり技術戦略本部を立ち上げた。先般はサーバーエンジニアがAWSのサービス別の特徴や用途に関する講義を実施。同様の勉強会を企画したり、社内の開発ルールを定めたりするなど、技術力向上に向けた投資も新たに行う予定だ。
そんな同社で活躍できる、あるいは共に仕事をしてみたい人物像を、両氏に挙げてもらった。
藤本: とにかく自分は、エンジニアが楽しく働けるチームにしたい。なので、「何かやってやろう」という気持ちはほしいですね。野心、とか大それたものじゃなくて良くて。「これだけは負けない」という信念に近いかもしれません。どんな立ち位置に収まろうとも、その場所にいることに対して自分なりの意思を持っている人、今は実現できなくても「こうしたい」というゴールを掲げて、辿り着くために日々過ごしている人が良いです。やる気がある人に対しては、その活躍の場を提供してくれる会社ですから。
水谷: 開発スキルがあることは前提として、チームでサービスを作りたい・盛り上げたい、というタイプの人がフィットすると思います。ブレイブソフトのアプリは、単にリリースして終わり、ではないので、面白くするための提案もできる人。自社サービスは、自分たちで育てていく部分が大きいです。枠にとらわれず、好奇心旺盛な方だとやりがいも大きいと思います。
アプリ開発の知識やスキル習得のみにとどまらず、最先端技術への挑戦や、ヒットアプリを生み出すノウハウやビジネスモデルについても経験できる点が同社の醍醐味だ。 履歴書・職務経歴書は不要。エンジニアとしての自己成長や挑戦を志す方には、ぜひその門戸を叩いてみてほしい。
文責:Forkwell 運営事務局
株式会社ブレイブソフトの求人はこちら
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forkwell · 7 years ago
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【 Python エンジニア必見】注目の言語 Python の特徴を解説。求人動向も徹底レポート !
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この記事では、IT エンジニアの言語の中でも Python に関する特徴について解説します。 また、Python 求人の最新動向と企業の選び方のポイントなど、転職を考える際に役に立つ情報をご紹介していきます。 「実際に Python を用いて開発をしている方」 「これから Python を使っていきたい、学習をしていきたいとお考えの方」 は、ぜひ参考にしてください。
Python の特徴
Python の最大の特徴はその「シンプル」さにあります。 プログラミングの前提となる文法を非常に簡略化することによって、人間の感覚に非常に近しい言語となっています。 元々、Python は見やすさを意識したプログラミング言語として開発をされました。 Python が登場したのは1991年で、その当時は既に C 言語や C++、Perl などが存在しており、徐々にソースコードが煩雑化していく頃でした。 そこで、プログラマーの作業効率を重要視して開発されたのが Python です。 このような特徴があることから、Python は初学者にも受け入れやすい言語と言われています。具体的に Python はオブジェクト指向型だけ���なく、関数型・手続き型など、さまざまな形式でのプログラミングが可能となっており、あらゆる領域で使える柔軟性があります。 また、従来のパソコンなどにインストールをして、アプリを使う「デスクトップアプリケーション」だけでなく、ブラウザから使うことができる「Web アプリケーション」や、組み込み系システムなど、さまざまな場所で使うことができます。 さらにはこの柔軟性がポイントとなり、理工学や統計学における解析や分析などにも多く使われるようになりました。 そのような背景から、現在の機械学習などでも主要な言語として Python が利用されており、あの Google でも Python が採用されるようになったのです。
Python はエンジニアに高いニーズがある
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このようにシンプルさと幅広さが評価をされ、さまざまな用途で使われるようになった Python ですが、実際にどれだけ世の中のエンジニアに使われているのか、実際の利用ニーズを調べてみました。 プログラミング言語の利用度や人気を調べる際に一般的な手法である「TIOBE Programming Community Index」のデータを元に分析した結果は以下の通りです。 引用元 上記のランキングは、2017年と2018年の各言語の利用率・言語別の人気を表しています。このデータでは2017年と2018年それぞれで Python は4位、5位となっており、ほかの Java や C 言語など、業務系のシステム開発で使われるメインストリームの言語に肉薄しています。 このようにさまざまな言語の中でも上位に位置しており、直近では機械学習など注目されているテーマに Python が使われるケースが増えていることから、今後のニーズも高くなっていく言語と言えます。
Python エンジニアの平均年収は500万円台後半が基準
次に Python エンジニアの平均年収について調べてみました。 平均年収の算出については、さまざまなデータがあり、金額もそれぞれの調査によって異なっていますが、どの調査結果でも平均すると Python エンジニアの平均年収は500万円台後半となっていました。 また、ある転職サービスのデータでは平均年収は651万円となっており、各言語のランキングの中でも1位という結果でした。 このように Python のエンジニアの平均年収が高くなっている最大の要因として、「AI などの人工知能・機械学習のニーズが高まっている」ことが挙げられます。 人工知能を活用したシステムや機械学習では、Python が使われることが多くなっているので、付随して Python を使えるエンジニアのニーズが高くなり、年収も高くなっているのです。 また、今後も人工知能・機械学習のニーズは高まりを見せていくことが想定されますので、引き続き Python のエンジニアの平均年収は高く維持されるでしょう。 次に Python エンジニアの求人には、具体的にどんな求人があるのかを確認していきましょう。
Python エンジニアの求人はどのような会社が募集しているか?
ここでは Python の求人はどのような会社が募集しているのかを解説します。 Python は、ここまで見てきたように人工知能・機械学習で活用されることが多い言語なので、人工知能・機械学習を活用した Web サービスやシステムを開発する企業からのニーズが高くなっています。 また、これらの企業では自社で保有している大量のデータを元に機械学習をしていきたいという目的で Python エンジニアを募集するケースが多くなっています。 Pythonを使ってさまざまなデータベースを操作していく必要があるため、データベースをしっかりと扱える技術も求め���れます。 Python エンジニアは非常に注目をされていますが、求人数としてはそこまで多くないのが現状です。 その理由は、Python の特性が大きく関係しています。 シンプルなコードで開発ができ、保守がしやすいことから開発効率も高い、という特性があるため、エンジニア求人の数としてはそれほど多くはならないのです。 また、従来からあるような既存システムを活用した保守案件や追加機能開発案件は、Java や C 言語が主に使用されているため(そのため Java や C 言語の求人は多い傾向)、Python はあまり使われていないのです。このことも Python の求人数が少ないことにつながっています。
Python の将来性ー機械学習・人工知能のブームはこれから!?
近年、機械学習・人工知能のニュースを聞かない日がないくらい、私たちの身近になりました。機械学習・人工知能の技術を用いたサービスやアプリは多くリリースされており、有名なサービスやアプリにも機械学習・人工知能の技術が追加されることも増え始めています。それらの技術は Python で開発されるものが多いので、徐々に Python エンジニアが活躍する市場は増えていくでしょう。
Python の求人は「未経験」「入門」では求人はあるのか?
Python 求人には、未経験や経験が浅くても可という求人はそこまで多くはありません。 それはまだ Python エンジニアが大量に必要になるケースはそこまで多くなく、高い技術力を持ったエンジニアで少数精鋭で開発したいと考えている企業が多いためです。 そのため未経験や経験が浅くても可という求人は多くないのです。 しかし現在は、Python エンジニアのニーズが徐々に増加してきており、企業側でも不足してきているので、経験が少なくても独学でしっかりと Python の学習をしているようなエンジニアであれば、転職・キャリアアップできるようになるかもしれません。
最後に
この記事では、Python エンジニアの特徴について、また求人の状況やキャリアプランなどについて解説してきました。 この記事を見て「もっと実際のところの自分の価値が知りたい!」や「色々と生のPythonエンジニアの声や開発の環境を知りたい!」と感じましたら、ぜひ本編集部が運営する「Forkwell Scout」をぜひ、試してみてください。 このサービスを使ってスカウトを受けて、pythonで開発をしている企業に実際に会いに行くことは、直接的な利益だけでなく、深い技術的な観点での確認もできるので、オススメです。 この記事を見て「実際の求人情報が見てみたい」と感じましたら、「Forkwell Jobs」に Python の求人が多数掲載されていますので、ぜひご確認ください。 また、現状のあなたの Python エンジニアとしての市場評価を把握するのに役立つツール「Forkwell Scout」もご紹介します。 転職を考えていなくても、実際に外部の企業からスカウトを受けることで、社内評価だけでなく市場からの評価をしっかりと把握することができますので、あなた自身のエンジニアとしての立ち位置を正確に理解することができます。 自身の立ち位置を把握することで、今まで考えもしなかったキャリアも見えてくるかもしれません。 あなたにとって最も最適なキャリアアップ先を選定する際に、Forkwell のサービスが少しでもお役に立つのであれば幸いです。 <サービス・リンク> Forkwell Jobs サービスはこちら Forkwell Scout サービスはこちら
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forkwell · 7 years ago
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【JavaScript を扱うエンジニア必見】JavaScriptの特徴と求人の探し方を調査!JavaScript のスキルで広がるキャリアとは?
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この記事では、コード言語の中でも JavaScript の特徴についてご説明します。 また、JavaScriptを扱うエンジニアの平均的な年収や最新の求人の探し方、最新の動向など転職を考える際に役に立つポイントをご紹介します。 「実際に JavaScript を用いて開発をしているエンジニア」 「JavaScript エンジニアの転職はどのような求人があるのか知りたい」 「これから JavaScript を使っていきたい、学習をしていきたい」 という方は、ぜひ参考にしてください。
JavaScript の特徴
JavaScript の特徴・概要を解説します。 JavaScript はスクリプト言語でプログラミング言語の一種です。 稀にプログラミング言語の「Java」と名称が似ていることから混同する人もいますが、 Java と JavaScript は全くの別物で、使われる環境にも類似性はありません。 また、JavaScript は1995年に Netscape Communications のブレンダン・アイクによって開発をされたプログラミング言語です。 当時 Netscape Communications はインターネットブラウザで人気を得ており、ブラウザ上でさまざまな表現を実現する目的の元、JavaScript は開発されました。 当初は JavaScript という名称ではありませんでしたが、同年に発表され注目を集めたプログラミング言語である Java にあやかろうということで、JavaScript という名称に変更されたという経緯があります。 JavaScript は、Web ブラウザ上で動的なサイト構築・コンテンツ制作において用いられるケースが非常に多くなっています。 さまざまな表現が可能であることから、リッチコンテンツの制作においてはとても重宝される言語となっています。 リッチコンテツの制作においては、2000年代に一世を風靡をしていた「FLASH」や「ActionScript」が使用されておりましたが、iPhone や iPod がこれらに対して非対応の戦略を取ったため、徐々に存在感をなくしていきました。 その代わりに大きく注目を集めたのが JavaScript であり HTML5 なのです。 JavaScript は HTML5 の機能を引き出すことができ、相性が良いことから注目を集めました。 そして現在では JavaScript のライブラリなども充実していき、Web 開発において必要不可欠なものとなっています。 また、JavaScript は扱いやすく書籍やWeb サイト上でも解説している記事が多いため情報量も多く、初心者がプログラミングの学習で初めに学習するケースとしても有用です。
JavaScript はエンジニアに高いニーズがある
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次に JavaScript がどれだけ世の中のエンジニアに使われているのか、実際のニーズを調べてみました。 プログラミング言語の利用度や人気を調べる際に一般的な手法である「TIOBE Programming Community Index」のデータを元に分析した結果は以下の通り。 引用元 こちらのデータは、2017年と2018年のそれぞれの各言語の利用率・言語別の人気を示しています。このデータでは2017年と2018年では JavaScript は6位・7位となっており、爆発的な人気があるわけではありませんが、底堅い人気があるようです。 一方で GitHub でのリポジトリ数は JavaScript が圧倒的に1位になっています。 引用元 これは、JavaScript と GitHub の相性が良いということもあるでしょう。 ちょっとした機能や画面側のアクションを記載したものを、GitHub に載せておくといった使い方をするケースが多くなっていると推測されます。 GitHub のリポジトリ数がとても多いということは、JavaScript を用いて開発する場合に、参考となるものが豊富にあるということになります。つまりは誰でも参考にしながら開発がしやすいという側面があるのです。そのため、システム開発やサイト制作だけでなく、Web サービス系・��ーム系の企業でのニーズも増えてきているのです。
JavaScript エンジニアの平均年収は500万円前半が基準
次に JavaScript エンジニアの平均年収について調べました。 平均年収の算出方法については、さまざまなデータや調べ方があり、調べ方によって大きく異なります。 掲載をされている求人ベースで調査を行うと、求人票には「400万円〜600万円」など、幅を持たせて記載されているケースが多いため、正しい年収帯が判明しづらいのです。 また、転職活動中の登録者の平均年収をベースにすると「転職をしたい人」だけの平均年収になってしまいます。 そのため、さまざまな調査結果を総合的に踏まえて、独自の観点でおおよその結果を計算しました。その結果「JavaScript エンジニアの平均年収は500万円前半が基準」としました。ある転職サービスのデータでは平均年収536万円となっており、言語のランキングの中で9位と比較的高い順位になっていました。 それでは、JavaScript のエンジニアの求人には具体的にどんな求人があるのかを確認していきましょう。
JavaScript の求人はどのような会社が募集しているか?
実際に JavaScript の求人はどのような会社が募集をしているのか、についてご紹介します。 前述のように、JavaScript は Web ブラウザ上で動的なサイト構築・コンテンツ制作において用いられるケースがメインですが、徐々に活用の幅が広がってきています。 実際にどのような会社で募集をされているのかを確認していきましょう。 まずは、JavaScript の求人が募集されている環境は大きく分けると以下の3つの企業となっています。 (1)サイト制作・Web 系受託会社 (2)自社サービス運営企業 (3)システムインテグレーター 具体的に上記の3つの企業がどのような企業なのかを確認していきます。 (1)サイト制作・Web系受託会社 JavaScript の特徴が最も活かされる環境は、「(1)サイト制作・Web 系受託会社」か「(2)自社サービス運営企業」のどちらかでしょう。 この2社の大きな違いは、サービスを作るプロとして受託して開発しているか、サービスを自分たちで開発しているか、の点です。 サイト制作・Web 系受託会社の場合は、サービスを作るプロとして開発に携わることになります。そのため、ずっと同じような機能・サービスに携わる事がなく、どんどんと新しい機能や新規の開発を行うことになるので、技術的な成長を得やすい環境と言えます。 一方でサービスそのものを運営するのはクライアント側なので、ひとつのサービスに長く・深く携わりたいという方には不向きと言えるでしょう。 (2)自社サービス運営企業 (1)とは異なり、サービスの運営会社側で業務を行っていくのが(2)自社サービス運営企業となります。 サービス運営会社側での業務なので、ひとつのサービスに長く・深く携わりたいという人にマッチしています。 また、サービスの中身に深く関わることができるため、自分のアイデアや意見が反映でき、その部分にやりがいがあると言えるでしょう。 一方で関わるサービスは運営しているサービスに限定されます。 そのため、もっと違う経験をしてみたい、最新の技術を色々と使ってみたい、新しいテーマで開発をしてみたいなどといった、新しいことにチャレンジしてみたいという方には、少し物足りないかもしれません。 (3)システムインテグレーター 最後にシステムインテグレーターです。 システムインテグレーターの場合、比較的大規模な業務系システムの構築などを行うため、JavaScript がメインで開発に用いられることはあまり多くはありません。 しかし、近年では業務系システムでもユーザービリティの高さが求められるようになってきているため、JavaScript を用いて使いやすいシステムを作成しようとしているシステムインテグレーターが増えてきています。 このような視点で JavaScript のスキルを使用したい方にはおすすめです。
JavaScript の求人に応募する際、「未経験」「入門」でも可能なのか?
JavaScript の求人は、未経験や経験が浅くても OK という募集求人も比較的数多く存在しています。もちろんそのような求人でも、実際に業務を行う際にはプログラミングを行うので、自分でプログラミングの学習をしているという、エンジニアとしての基本的な素養は求められます。 JavaScript の場合はプログラミングの基本でもありますし、参考書などの情報は非常に多く世の中に出回��ているので、「未経験」「入門」の求人であっても、自己学習・自己研磨をしっかりとしておいた方がよいでしょう。
JavaScript エンジニアにおすすめの資格とは?
JavaScript に関連する資格としては、「HTML5 プロフェッショナル認定資格」があります。これは JavaScript に特化した資格というわけでは無く、HTML5 や CSS3 など、JavaScript と関連するマークアップ言語の技術力や知識なども問われます。 また、その他の JavaScript に関連する資格としては「CIW JavaScript・スペシャリスト」もおすすめです。この資格は JavaScript を中心とした資格で、内容的には比較的基本的なものも含まれています。 JavaScript そのものの資格はそこまで数が多くないですし、国際資格でもあるので、JavaScript に関連する資格を取得したい、という場合にはおすすめです。
JavaScript エンジニアが学習すべき技術とは?
JavaScript エンジニアが学習すべき技術のは、いくつか種類があります。 まずひとつ目が、JavaScript ライブラリです。 JavaScript を学習しているエンジニアであれば、多くが JavaScript ライブラリも学習している、または興味を持っているようです。 この JavaScript ライブラリとは、JavaScript でよく使われる機能(画像のスライダーやクリックすることで動くアクションなど)をいちから自分で作るのではなく、効率的に引き出すことができる仕組みを指します。 その中でも近年注目を集めているものが Facebook が開発を主導した JavaScript ライブラリ React です。この React は UI を重視した設計ができる JavaScript ライブラリで、Netflix や Airbnb などでも使われていることから近年注目を集めています。 そのほか、学習すべき技術としては jQuery が挙げられます。 jQuery を活用することで、通常 JavaScript でコーディングすると複雑になってしまう記述がシンプル化できるため、非常に便利な技術です。 また、PHP なども学習をしておいた方が良いかもしれません。 JavaScript はフロントエンドの開発で重宝されます。その場合、同時に PHP も使うケースが多いので、一緒に学習しておくと良いでしょう。
最後に
この記事では、JavaScript の特徴に触れ、どのような企業で利用されているのかについて解説してきました。また平均年収や求人の動向など、JavaScript エンジニアが転職活動を行う際に役に立つ情報をご紹介してきました。 この記事を見て、「もうちょっと実際の求人情報が見てみたい」と感じましたら、「Forkwell Jobs」に JavaScript の求人が多数掲載されていますので、ぜひご確認ください。 また、現状のあなたの JavaScript エンジニアとしての市場評価を把握するのに役立つツール「Forkwell Scout」もご紹介します。 転職を考えていなくても、実際に外部の企業からスカウトを受けることで、社内評価だけでなく市場からの評価をしっかりと把握することができますので、あなた自身のエンジニアとしての立ち位置を正確に理解することができます。 自身の立ち位置を把握することで、今まで考えもしなかったキャリアも見えてくるかもしれません。 あなたにとって最も最適なキャリアアップ先を選定する際に、Forkwell のサービスが少しでもお役に立つのであれば幸いです。 <サービス・リンク> Forkwell Jobs サービスはこちら Forkwell Scout サービスはこちら
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forkwell · 7 years ago
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【 C 言語を扱うエンジニア必見】C 言語の将来性や求人の探し方を徹底レポート!組み込みや業務系だけじゃない転職も!
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この記事では、IT エンジニアの言語の中でも C 言語に関する特徴や将来性、転職する際にどのように求人を選べばよいのかというポイントを分析、ご紹介していきます。 「実際に C 言語を用いて開発をしている方」 「これから C 言語を使っていきたい、学習をしていきたいとお考えの方」 は、ぜひ参考にしてください。
C 言語の特徴
まずは、C 言語がどのような業界で使われているのか?について解説します。 そもそも、C 言語は1972年に開発された言語で、近年人気のある Web 系の言語よりも歴史がある言語です。 また言語としては、単なるシステムの開発だけでなく、非常に幅広い用途で使用できるのが特徴として挙げられます。 具体的には、OS の記述だけでなく、アプリケーション・ファームウェア・デバイスなど、あらゆる分野に適応しており汎用性が高い言語となっています。 そのため、業務で使うコンピュータシステムやコンピューター用のソフトウェアなどで用いられるだけでなく、自動車や家電、デバイスなどといった、組み込み用アプリケーションの開発や基幹系システムの開発など、あらゆる分野で用いられています。 このように非常に汎用性の高い言語であることから、エンジニア初心者がプログラミングの学習ではじめに学習するケースが多くなっています。 しかし、比較的古い言語となっているため、コンパイラを使ってプログラミングの学習をしないといけないこともあり、学習する難易度は比較的高い言語と言われています。 ただ、C 言語を学んでおけば他の言語への応用が利きやすく、学習がスムーズに進むことから、近年注目されている言語になっています。 また、C 言語はその汎用性の高さと扱えるエンジニアの数が多いことから、コミュニティが多数存在しており、インターネットなどでもコーディングに関連する情報は豊富にあります。 その意味では初心者にとっては勉強する際に情報を得やすい言語であると言えます。
C 言語の求人は引き続き高いニーズを維持
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次に C 言語がどれだけ世の中のエンジニアに使われているのか、実際のニーズを調べてみました。 プログラミング言語の利用度や人気を調べる際に一般的な手法である「TIOBE Programming Community Index」のデータを元に分析した結果は以下の通りです。 引用元 これは2017年と2018年のそれぞれの各言語の利用率、言語別の人気を示しています。 このデータでは2017年と2018年ともに C 言語は2位の利用となっており、高い人気があることが分かります。 また、C 言語に文法なども近い C++ や C# などの言語も人気となっています。 この背景として汎用性の高さが要因のひとつとして挙げられます。 また、C 言語は高速性の実行能力があるという特徴から、近年人気が再燃しています。 従来の組み込み系システムや OS 開発、Web サービス系企業やゲーム系の企業でのニーズが増してきているのです。 上のグラフのように、一時期ほかの言語の普及が台頭してきたこともあり、需要が低下していた C 言語ですが、近年徐々に需要が増えてきており、今後ますます注目される言語と言われています。
C 言語を扱うエンジニアの平均年収は500万円後半が基準
次に C 言語を扱うエンジニアの年収について調べてみました。 C 言語は扱う業界が幅広いため、同じ C 言語を扱えるエンジニアであっても、年収は人によって異なることから、年収レンジが広くなる傾向があります。 その上で C 言語を扱うエンジニアの平均年収を分析してみます。 平均年収の算出については、さまざまなデータがあり、金額もそれぞれの調査によって異なりますが、どの調査結果を見ても平均年収は 500 万円後半が基準となっています。 ある転職サービスのデータでは平均年収 597 万円となっており、色々な言語の中でも 4 位と高い順位になっています。 また、C 言語を扱うエンジニアの場合、今だからというわけではなく以前から比較的高めに推移していました。 その理由は、C 言語が業務系システムだけでなく、自動車や家電などの組み込み系システムの開発にも使われていることが影響しています。 このような開発を行う自動車や家電などのメーカーは日本を代表する主要産業でもあり、高い品質が求められます。そのような背景もあり、C 言語を扱うエンジニアの年収は高く推移してきたのです。 それでは、次に C 言語のエンジニア求人には、具体的にどのような求人があるのかを確認していきましょう。
C言語の求人はどのような会社が募集しているのか?
実際に C 言語の求人はどのような会社が募集をしているのかを分析します。 ここまで見てきたように、C 言語は非常に汎用性の高い言語で、さまざまな環境で用いられています。 では、どのような会社で募集されているのかを確認しましょう。 C 言語の求人が募集されている会社は、大きく分けて以下の3つとなっています。 (1)組み込み系システム・メーカー (2)システムインテグレーター(SES or 受託) (3)パッケージベンダー・Web 系企業 それでは、それぞれの企業体がどのような企業なのかを具体的に確認していきます。 (1)組み込み系システム・メーカー 最も C 言語の特徴が活かされているのが、組み込み系システムのメーカー内で行われている製品開発の業務です。 組み込み系システムとは、家電製品や機械等に組み込まれるシステムの事を指します。 また、組み込み系システムの中では、C 言語はかなり独占的な位置づけとなっており、C 言語の地位は揺るぎないほど圧倒的となっています。 その理由は、C 言語の技術面で確立されている高い安定性です。 組み込み系システムなどの製品開発の場合、モノと連携して動いていく特徴があるため、他のコンピューターシステムよりも高い安定性が求められるのです。そして今後も C 言語の需要は維持されていくと予想されます。 また、組み込み系システムの場合、C 言語の知識だけでなく、電気や回路などの知識も求められる傾向があるのも特徴のひとつです。 (2)システムインテグレーター(SES or 受託) システムインテグレーターでも C 言語は求められます。 特にC言語は、OSにも影響するコーディングが可能なため、セキュリティーなどの専門性の高いアプリケーション開発においては、C 言語は他の言語よりも高い優位性を持っています。 (3)パッケージベンダー・Web 系企業 システムインテグレーターと同じく、パッケージベンダー・Web 系企業でも、C 言語の特性である OS にも影響するコーディングといった高い汎用性や高速性は求められます。 このようなパッケージベンダー・Web 系企業で C 言語が求められる場合には、使用用途も特殊なケースが多いため、高い技術力が求められる傾向があり、その分年収などの条件面が高い傾向があります。
C 言語の将来性ーC 言語は IoT など新しい働き方の可能性も!(※宣伝あり)
C 言語は業務系や組み込み系の求人以外にも、近年では IoT などの新しい領域の求人が増えてきています。 特に IoT の場合、「モノ」と「インターネット」が繋がる世界なので、C 言語との相性が非常に良いのが特徴です。 このような IoT などの最先端の技術に関連する求人などは、Forkwell の運営する「Forkwell Jobs」にも求人が掲載されていますので、ぜひ閲覧してみてください。
C 言語の求人は「未経験」「初心者」でも求人はあるのか?
C 言語の求人については、未経験や経験が浅くても OK という募集求人が全くないわけではありませんが、やはりそこまで多くはないのが現状です。 C 言語の求人では求められるレベルも高いことが多く、未経験向けの求人はそこまで多くありません。 ただ、全く求人がないという訳でもありませんので、もし未経験でC 言語を扱うエンジニアを目指す場合には、根気よく求人を探し続けることが大切です。
C 言語を扱うエンジニアにおすすめの資格とは?
C 言語に関連する資格として、「C 言語プログラミング能力認定試験」というものがあります。 ただ、全てのC 言語を扱うエンジニアがこの資格を保有しているという訳ではありませんので、この資格が無いと自身のスキルが評価されないという訳ではありません。 ですが、自分の持っているスキルを客観的に評価するという意味で、このような資格を保有しておくは価値があると言えるでしょう。
また、登竜門的なおすすめの資格としては「基本情報技術者」があります。 難易度としても比較的簡単な資格となっており、プログラミング言語選択で C 言語が選べるので、初学者であればまずはこちらを目標にすると良いでしょう。
最後に
この記事では、C 言語の特徴や将来性、C 言語を扱うエンジニアの求人の状況やキャリアプランなどについて解説してきました。 この記事を見て「もっと実際の自分の価値が知りたい!」や「色々と生の C 言語エンジニアの声や開発の環境を知りたい!」と感じましたら、Forkwell が運営する「Forkwell Scout」のサービスを試してみてください。 実際に企業からスカウトを受けて、C 言語で開発をしている企業に実際に会いに行くことは、直接的な利益だけでなく深い技術的な観点での確認もできるのでオススメです。 あなたにとって最も最適なキャリアアップ先を選定する際に、「Forkwell Jobs」や「Forkwell Scout」のサービスが少しでもお役に立つのであれば幸いです。 <サービス・リンク> Forkwell Jobs サービスはこちら Forkwell Scout サービスはこちら
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forkwell · 7 years ago
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【 PHP エンジニア必見】こんなに種類がある!? PHP 求人の仕事内容を分析!
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PHP は Web サイトの制作や Web システムなどで広く用いられている言語です。実際に「W3Techs」の調査によると、サーバーサイドのプログラミング言語では、PHP のシェアが83.1%���なっています。 出展元 統計の算出方法や発表している団体によって、プログラミング言語のシェアに大きく差が出るため、この統計数値だけが絶対的に正しいという訳ではありません。(2位が ASP.NET になっていたり、3位の Java が2.5%と低すぎるなど) しかし、実際のところ PHP は非常に多くのサイトやシステムで使われている言語であることに間違いありません。 これだけ多くのシェアを占めている言語 PHP。 この記事では、PHP という言語がどのような言語でどのような領域に利用されているのか、についてまずは言及します。 また、PHP を扱うエンジニアの平均給与や PHP 求人の探し方のポイントなど、転職活動の際に役立つポイントについてもご説明します。
Web 系の案件や自社サービスで使われる PHP
ここまで見てきたように、PHP は多くの環境で用いられている言語で、Web システムやホームページの制作、Webサイトの開発において多く使われている言語です。 また、HTML や CSS、JavaScript などと併用して用いられていることも PHP の大きな特徴です。 近年では企業が用いる業務系システムにおいても、クラウド対応に移行していますので、業務系システムでも PHP のニーズは高くなってきています。
PHP 求人はどのような会社が募集しているか?
このように Web 系の案件で使われることが多い PHP ですが、募集している会社のパターンは大きく3つに分けることができます。 (1)自社サービス開発会社 (2)ホームページ制作会社 (3)システム会社(SES or 受託) 上記3つの内、どの企業を選んでもプログラミングやシステム開発を行うという意味で、行う業務は近しいものがありますが、仕事の進め方などは大きく異なってきます。 また、キャリア構築の観点でも大きく異なっていきますので、それぞれの違いをしっかりと理解して会社を選択をしていく必要があります。 それではまずそれぞれのポイントを解説していきます。
(1)自社サービスで PHP を用いた開発(※宣伝あり)
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自社サービスを開発する企業の場合、自社の Web サイトやサービスなどの開発を行うエンジニアとして業務を行います。 その開発環境やどこまで技術的に深いところまで携われるのかは、その会社のサービスや開発方針によって大きく異なります。 そのため、事前にしっかりとどの程度詳しく関われるのかを確認するようにしましょう。 選考が進んでいる場合には面接などでしっかりと確認する、選考が進んでいなければ開発環境などがしっかりと記載されている求人サイトを活用することをおすすめします。 特に、PHP の言語を用いた開発プロジェクトの場合には、PHP のみではなく JavaScript など他の言語と一緒に開発をすることもあります。 また、開発環境も OS やデータベースなどがどの環境になるのかはプロジェクトによってさまざまとなっています。 このように、同じ PHP の言語を使った自社サービス運営企業でも環境などが異なります。PHP の求人に応募する際にはその点を把握することで、自分の理想とする開発環境の会社が分かるだけで無く、面接などの選考においても優位に進めることができます。 そこでおすすめなのが Forkwell が運営している求人サイトである「Forkwell jobs」です。「Forkwell Jobs」に掲載している求人情報には、実際に入社した場合に利用する技術・言語だけでなく、フレームワークやデータベース OS 環境など、エンジニアが気になるさまざまな情報が掲載されています。 <引用:株式会社 grooves の「採用されたら使う技術」より> このように応募前から使われている技術などが予め掲載されているので、開発環境に拘りたい方、他社の PHP を用いた開発プロジェクトではどのような環境が使われているのか、などを知りたい方には非常に役立つサイトです。
ホームページ制作会社
PHP エンジニアの求人では、ホームページ制作会社の求人も多くなっています。 しかし近年は、HTML/CSS でのサイト作成ではなく、Wordpress などの CMS を使った案件が多くなっています。この場合、デザイン性が高いサイトを制作しているケースが多いため、カッコいいホームページを作りたい方にとっては非常に魅力的に見えますが、システム面・技術面で高い技術が求められるケースはそこまで多くないことから、他の自社サービス開発企業やシステム会社と比べると技術的なスキルアップには繋がらない場合があります。(全ての企業が当てはまる訳ではなく、技術力の高いホームページ制作会社ももちろんあります) その代わりにデザイン面などは非常に拘っている企業が多いので、デザイン性の高いサイトなどを制作したい人にはマッチしていると言えます。 近年では技術力の高いホームページ制作会社も多くなっていますので、そういった会社であれば、技術とデザインの双方を極めていくことができるのも魅力のひとつです。
システム会社(SES or 受託)
次に PHP 求人の数はそこまで多くないものの、今後増えていくことが想定されるのがシステム会社(SES or 受託)の PHP 求人です。 現在の業務系システムでは多くの企業が Java を採用していますので、システム会社(SES or 受託)としても Java 中心になっていますが、徐々に PHP の案件も増えていっています。 PHP エンジニアにとってシステム会社(SES or 受託)で働くことは、他の言語やフレームワークを利用するチャンスになるので、色々なプロジェクトに参画してみたい人にはおすすめな環境と言えるでしょう。 一方で開発の手法・スタイルが自社サービス開発会社やホームページ制作会社とは大きく異なる点には注意が必要です。
PHP の求人は微増傾向
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では、実際に PHP の求人はどのくらい増えているのでしょうか。 一般社団法人 PHP 技術者認定機構が調査したデータを元にすると PHP の求人は微増という傾向になっています。今まで圧倒的なシェアを占めた Java が大きく減った分、PHP が少し増えていっている傾向になっています。 引用元 また、上記は求人数の推移を表すデータで、サーバーサイド言語の人気ランキングを見ると、PHPは高い人気を有していることが分かります。(下記表より) 引用元 Java の求人数が減ってきていることもあり、相対的に PHP の重要度は高まっていると言えます。そしてこの傾向は今後も続いていくでしょう。 ただ、Java に関しては元々の求人数がとても多いため、システムの修正案件や追加機能の案件などのニーズもあることから、ある程度までは減ったとしても底堅さはあると考えられます。
Java とPHPの言語別の特徴
上述のように、言語別のランキングでは1位が Java、2位が PHP となっており、順位は肉薄していますが、その開発プロジェクトの中身は大きく異なっています。 Java の開発案件は、傾向として大規模である場合は多くなっています。 一方で PHP の開発案件は Web 系の案件が多くなっており、Java と比較すると案件の規模も比較的少人数規模のものが多くなっています。 このような背景から、PHP を使った開発はアジャイルでの開発も多く、少人数での開発案件などに携わりたい方には合っている言語と言えます。
PHP エンジニアには未経験でもチャンスがある(※宣伝あり)
PHP の求人では、未経験や経験が浅くても可という求人が他の言語よりも多い傾向があります。それは PHP が独学でも学びやすい言語となっているからです。 そのような背景から「未経験 OK」の求人が PHP 求人には多くなっているものの、自分で勉強するなど、色々と PHP に関する知識を持っておく方が良いでしょう。 また、経験豊富な方と経験が浅い方にも共通して言えることですが、エンジニアのスキルは可視化されにくい傾向があります。 スキル・能力の可視化には、Forkwell の運営する「Forkwell Portfolio」がおすすめです。自身のソースコードなどのアウトプットを解析したり、どの言語をどれだけコーディングしているのかなどを可視化してくれるサービスです。 自分のスキルやアウトプットを可視化するのに役立ててください。
PHP エンジニアにおすすめの資格とは?
PHP に関連する資格に 「PHP 技術者認定」という資格があります。 実際に PHP エンジニアの多くがこの資格を保有しているという訳ではないので、この資格が無いと自身のスキルが評価されないというわけではありません。 自分の持っているスキル・能力を客観的に評価できる指標を持つという意味では、このような資格を保有しておく価値はあると言えるでしょう。
最後に
この記事では PHP エンジニア向けに、PHP 求人の現状やキャリアプラン、どのような会社で PHP は使われているのかといった傾向について解説してきました。 また、PHP エンジニアが転職活動をする際に注意すべき点についても言及しました。 この記事を見て「もっと実際の自分の市場価値が知りたい」、「色々と生の PHP エンジニアの声や開発の環境を知りたい」と感じた場合は、ぜひ Forkwell が運営する「Forkwell Scout」をお試しください。 「スカウト」と聞くと「自分は対象じゃない」「スカウトは来ないでしょ」を感じるかもしれませんが、エンジニア歴3年以上のエンジニアであればスカウト・オファーを受け取れる可能性があるのです。 実際にスカウトを受け取ることで、社内評価ではなく市場評価を把握できますし、今まで想定もしなかったキャリアアップのチャンスが出てくるかもしれません。 企業からのスカウトに対しては返信が必須ではありませんし、「ご飯でも食べながら」「コードを見に行ってみる」「Skypeから始める」など、自分の温度感で返答できるので、実際に企業で働くエンジニアに会って話してみる、という選択肢も可能です。 あなたにとって最も最適なキャリアアップ先を選定する際に、Forkwell のサービスが少しでもお役に立つのであれば幸いです。 <サービス・リンク> Forkwell Jobs サービスはこちら Forkwell Scout サービスはこちら
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forkwell · 7 years ago
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【Java エンジニア必見】Java エンジニアが本当に満足できる求人はこうやって探す!
この記事では、IT エンジニアの言語の中でも業務系のシステム開発で大きな利用割合を占める Java に関する求人情報や、どういった求人を選べばよいのかという求人探しのポイントなどを分析、ご紹介していきます。 Java エンジニアの平均給与や Java 求人の探し方など、Java エンジニアが転職する際に役立つポイントを徹底検証します。
業務系のシステムで重宝される Java
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Java は、法人企業がビジネスで使うシステム(業務系システム)の開発で、非常に多く使われている言語です。 特に Java はオブジェクト指向型のプログラミング言語で、複雑なシステムを分割して作成することができることから、大規模なシステムになりがちな業務系システムと相性が良く、使われるケースが多くなっているのです。 また、近年では業務系システムだけでなく、Android アプリやデスクトップアプリ、ゲームなどでも使われるようになり、その間口が広がっている言語です。
Java はプログラミング言語の人気もトップ!
このように幅広く利用されている言語である Java はさまざまなプログラミング言語の中でもトップクラスの人気を誇っている言語です。 実際に、プログラミング言語の利用度や人気を調べる際に用いられる「TIOBE Programming Community Index」のランキングでは C や PHP、Ruby などを押さえて1位になるほど、人気のプログラミング言語です。
Java の求人ニーズは今後も継続してい���
このように、現在の業務系システムで多くの企業が採用している言語 Java ですが、このニーズは今後も継続していくでしょう。 というのも、システム開発の現場では従来のシステムのバージョンアップやリプレイスなどの場面の際に、以前のコードをそのまま活用した方が効率的に開発できるケースが往々にしてあるからです。 例えば「化石の言語」とも呼ばれることがある COBOL は、さすがに案件の数は少なくはなりましたが、60年近く経過した現時点においてもニーズは底堅くあります。 Java の場合には、COBOL と比べても多くの企業の業務系システムで使われ、今後もメンテナンスなどの需要は発生し続けるでしょう。 また Java 9 がリリースされてからは、かねてより課題であった Java のライブラリの複雑さやスリムダウンが解決をされており、今後ますます注目される言語となっています。 また、現時点で Android では、Java 7 の全ての言語機能と Java 8 の言語機能のサブセットをサポートしており、Android アプリの制作もできることから Java の存在感はますます大きくなってきています。 そのような意味で、Java の経験を積んでいくことはエンジニアにとって非常に重要なポイントと言えるのでは無いでしょうか。
Java エンジニアの年収は比較的高め
某大手人材会社の調査では、Java エンジニアの平均年収は約500万円となっており、全言語の平均年収が約430万円なのに比べて高い水準となっています。 その理由のひとつに、Java エンジニアが携わる案件が大規模なものになりやすいということが挙げられます。 他の Web 系言語を用いたプロジェクトの開発チームは少人数ということが一般的ですが、Java の場合は大規模なプロジェクトに携われるプログラミング言語であることから、動く金額も大きいため年収水準も高くなる傾向があります。
Java の求人は SIer の求人が多い
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上述のように、Java を用いた開発は業務系の大規模なシステムが中心になっていることから、採用する企業も大手企業になる傾向があります。 そのため、Java の求人は SIer の求人が多くなっています。 ちなみに近年では、Java を活用した受託系の案件や Android アプリ等の開発案件なども増えてきています。
未経験または経験が浅くても Java のスキル・技術は学びやすい
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Java は、企業の業務系システムで多く採用されている言語であるため、しっかりと作成された仕様書の元で開発プロジェクトが進行するケースが多くなっています。 そのため、プロジェクトの管理者は未経験または経験が浅いエンジニアでもプロジェクトに参加させやすい面があり、経験を積みやすい環境であると言えるのです。 プロジェクトメンバーには経験豊富なエンジニアもアサインされるので、未経験または経験の浅いエンジニアが学びを得られる場面が多いのも特徴です。
Java 求人のオススメの探し方!(※宣伝あり)
ここではオススメの Java エンジニアの求人の探し方をご紹介します。 一般的な探し方として挙げられるのは、大手求人サイトでキーワードに「Java」と入力して検索する方法です。しかし、この探し方では「オープン系の開発経験3年以上」や「Java もしくは .Net による開発経験3年以上」と条件が記載されている求人など、 Java だけに関われないような求人も多く見つかってしまいます。 そこでポイントとなるのが、 Java 案件に強い求人サイトであったり、IT 領域に特化した求人サイトの活用です。 例えば、Forkwell が運営している「Forkwell Jobs」では、単に「Java」などの開発言語だけでなく「Spring」などのフレームワークについても求人票に記載しています。 さらには、フレームワークだけでなく開発メンバーに与えられている裁量権や開発環境・体制なども詳しく記載しています。 Java エンジニアとしての成長を希望するのであれば、単に多数の求人の中から探すよりも、知りたい情報がしっかりと記載されている「Forkwell Jobs」が役立ちますので、ぜひご活用ください。
Java エンジニアが転職後によく感じる不満とは?(※宣伝あり)
次に Java エンジニアが転職した後に感じやすい不満点をご紹介します。 Java エンジニアの場合、SIer への転職が割合として多いため、自分の希望に合致しない案件にアサインされてしまう可能性があります。 その結果、自分の想い描くキャリアを実現しづらくなる可能性が出てきます。 そういったことを防ぐためには面接時にしっかりと確認するなど、ミスマッチが発生しないように努めることが重要です。 先述の「Forkwell Jobs」であれば、求人票にしっかりと開発環境などの情報が明記されているので、あらかじめミスマッチを少なくすることができます。
勉強会やイベントにもキャリアアップの出会いのチャンスが!?(※宣伝あり)
Java エンジニアのキャリアアップのチャンスは求人サイトだけではありません。 Java に関する勉強会やイベント、カンファレンス、あるいはその他の言語やデータベースなどの勉強会もオススメです。 色々な会社のエンジニアがこのようなイベントに参加しているので、自分自身では思いもしなかったような出会いがあるかもしれません。 また勉強会だけでなく、自分から Java で開発をしている色々な会社に行って、その会社の人と話をすることもできます。 そのような際に役立つのが、Forkwellが運営しているサービス「Forkwell Scout」です。 「Forkwell Scout」はスカウトサービスによくあるコピペスカウトが大量に送られてくるサービスではなく、Java など特定の言語で開発をしている会社の採用担当者が、しっかりと経歴まで見てスカウトを送るサービスです。 送られたスカウトに対してすぐに面談することも可能ですが、「ご飯でも食べながら話す」・「コードを見に会社に行ってみる」・「Skypeで話をしてみる」など、あなたの好きな温度感で返答方法を選ぶことができます。 「Forkwell Scout」を活用して、Java の開発をしているさまざまな会社の人と交流を深め、エンジニアとしてのキャリアの幅を広げていくことが可能です。
最後に
この記事ではJava エンジニア向けに、Java の求人の現状や年収、そしてどのような会社で Java は使われているのかといった傾向について解説してきました。 また、Java エンジニアが転職活動をする際にオススメの方法についても解説しました。 Java は従来のように大規模な業務系システムなどで重宝されるだけでなく、Android アプリなどの開発でも活用されるようになっており、今後ますます注目されていく言語です。 そのため、Java を用いて開発している会社は多種多様になってきており、Java を扱う会社に転職をする際には、事前にしっかりと開発環境を見定める必要があります。 あなたにとって最も最適なキャリアアップ先を選定する際に、「Forkwell Jobs」や「Forkwell Scout」のサービスが少しでもお役に立つのであれば幸いです。 <サービス・リンク> Forkwell Jobs サービスはこちら Forkwell Scout サービスはこちら
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forkwell · 7 years ago
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Firebase Japan User Group / meetup / 2 に行って来ました!
「エンジニアの成長を応援する」というサービス・スローガンを持つ Forkwell (株式会社grooves が運営)は、エンジニア同士が学び交流する場を活性化させることを目的として、エンジニア主催の勉強会・セミナー内で実施される懇親会にかかる費用の一部を支援しています。
今回は 2018年 2月10日(土)に、「Firebase Japan User Group / meetup / 2」が株式会社LINE にて開催されたので、スポンサーとして参加させていただきました!
会場の様子
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▼会場に入るとLINE のおなじみキャラクターが並んでいました。
▼エントランスには LINE のステッカーがずらり。
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▼会場にはレゴがあり「WELCOME FJUG」という文字が…!
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▼始まりました。
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Firebase Security and AuthenticationーEnrique López Mañas氏
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Firebase を使って Cloud Functions の深淵に迫る @uneco
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firebaseでWEBサービスを作ってみた @ShinyaYamamoto
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Cloud FirestoreをAndroidで使ってみた @itog
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自社のiOSアプリとWEBサービスをほぼほぼFirebaseのみで構築している話@kanemotos
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Remote Configを使ってイベントを作成しよう @flatfisher
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当日資料はこちら!
懇親会の様子
LT が終わった後は懇親会。お寿司とアルコールを嗜みつつ、わいわいと情報交換やおしゃべり。
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今回もイベントの中で5分間 PR のお時間をいただいて、エンジニアのキャリア支援をする Forkwell から見た、キャリアアップできるエンジニア、できないエンジニアという話をさせていただきました。
キャリアアップするためには、社外の評価を確認する必要があり、そのためにスカウトがおすすめですよ! という流れで、弊社の「スパム���届かない」スカウトサービスについて宣伝させていただきました。
弊社のこだわりとして、「エンジニアが主体性や裁量を持って働ける環境づくりを応援するために、掲載させていただく企業様は自分たちでプロダクトをつくっている会社の求人のみ」とさせていただいているのですが、こちらのポリシーに共感する声をたくさんいただき、嬉しいかぎりでした!
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そんなエンジニア特化型のスカウトサービスに興味を持った方は、こちら
本イベントに興味を持った方は、こちら!
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▼今回のイベント主催者様、登壇者様、そして通訳者様で集合写真!
そしてエンジニアイベントのスポンサーをご希望の方はこちら!
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forkwell · 7 years ago
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【Ruby エンジニア必見】本当に満足できる Ruby 求人はこうやって探す!
この記事では、エンジニア目線のスカウトサービス「Forkwell Scout」を運営している「Forkwell」が IT エンジニアの中でも注目を集めている Ruby(Ruby on Rails)に関する求人情報の動向を分析・紹介していきます。
「実際に Ruby on Rails の求人は増えているのか?」 「Ruby エンジニアの平均年収はいくらなのか?」 「Ruby の求人って一体どうやって探せばいいの?」 と疑問に思っている方、迷っている方はぜひ参考にしてください。
Ruby の求人は増加傾向
Ruby の中でも特に Ruby on Rails は Web システムやサービス系、ゲーム系の企業でのニーズが増えている言語となっています。そのため今後も Ruby の求人は増加していくことが予想されるでしょう。 特に Ruby on Rails は、多様性・柔軟性がありシンプルにコーディングを進めていくことができる言語であるため、色々なチームや組織で重宝されている言語となっています。 このように Ruby は多くの会社や組織で求められている言語ではありますが、まだまだ Ruby エンジニアの数は多くないことから、 Ruby 求人の需要は今後も非常に高い状況が続いていくでしょう。
Ruby は徐々に利用が増えている
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では、実際にどのくらい求人数が増えているのでしょうか。 そして、今後の Ruby エンジニアは安泰なのでしょうか? そんな Ruby の気になる部分を様々な点から分析してみましょう。
まずは、Ruby の言語としての人気度を調査しました。 プログラミング言語の利用度や人気を調べる際に一般的な手法である「TIOBE Programming Community Index」のデータを元に分析をしました。
このデータによると2018年1月時点でのランキングでは、 1位:Java 2位:C 3位:C++ 4位:Python 5位:C# と続いており、Ruby の順位は11位となっています。
これだけを見ると Ruby の順位が思ったほど高くないと感じるかもしれません。 ですが、Java や C,C++ などの言語は従来の業務系システムで開発されることが多くなっていることもあり、継続案件なども多くなっているためプログラミング言語として利用されていますが、Web 系の新規開発の場合は Ruby が中心のため、今後人気が上がっていると言えますので、決して Ruby の人気が低いという訳ではありません。
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その理由として、次は GitHub のデータを分析してみましょう。
「GitHub Archive」のアクティブリポジトリのデータでは、長年上位だった PHP のリポジトリ数を抜いて4位に位置しています。
GitHub のアクティブリポジトリのデータは実際にエンジニアがその言語を使って、活動している数に比例していきます。
PHP のような多くの場所で使われている言語と順位が逆転していますので、Ruby についても今後はニーズが高まっていくでしょう。
また、Forkwell の独自調査では、直近の Ruby の案件の伸張率は全言語のうち2位になるなど、近年でも積極的に伸びている言語となっています。 (ちなみに1位は機械学習・AI などでニーズの高い Python 言語となっています。)
Ruby エンジニアの平均年収は562万円?
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次に Ruby エンジニアの年収について調べてみました。 このデータについては某大手の転職サービスのデータなどを見てみると平均年収は562万円となっており、色々な言語のランキングの中でも4位と高い順位になっています。 比較されることの多い同じ Web 系の言語である PHP が10位(522万円)であるのと比べると大きく差が付いていると言えます。
Ruby の場合、Web サービスやゲーム系などの収益性の高いビジネスを行っている IT 企業がエンジニア募集しているケースも多いことから、平均年収が高くなっている傾向があります。 そして、特に「Ruby on Rails」のニーズが強くなっており、Ruby エンジニアが不足している事から希少価値が上がり、年収がさらに高くなっているのです。 例えば、優秀な Ruby エンジニアであれば日本でも年収1000万円を超えている人も多く、転職でも技術力・スキル次第ではその位の年収を目指せるようになっています。
勉強会やイベントにも転職の出会い��チャンスが!?
Ruby エンジニアのキャリアアップのチャンスは求人サイトだけではありません。勉強会やイベント、カンファレンスなどもオススメです。 色々な会社のエンジニアがこのようなイベントに参加しているので、自分自身では思いもしなかった出会いがあるかもしれません。
また、自分自身のスキルの向上にも繋がりますので、Ruby エンジニアであればこのようなイベントに定期的に参加しておきましょう。 また、その際には自分のスキルがどの程度なのか、他のエンジニアと比較して客観的に自己分析できる機会にもなりますので、ぜひ積極的に参加してみてください。
Ruby はベンチャー企業だけでなく、大手企業でも使われている
それでは、最後に Ruby がどのような企業で使われているのか、その具体例などをご紹介していきます。 Ruby を採用している企業は「エイチーム」「freee」「ランサーズ」のようなベンチャー企業が多い印象を持っている人が多いかもしれません。
しかし、実際にはこのような新進気鋭のベンチャー企業だけでなく、「ソフトバンク」や「リクルートライフスタイル」「LIFULL」などの大手企業まで多くの企業で導入されています。 つまり、Ruby エンジニアとしての経験を積むことで、ベンチャー企業から大手企業まで幅広くキャリアアップの選択肢が広がるのです。これが Ruby エンジニアとして転職を考えた際の特徴といえます。
Ruby 求人を探しているエンジニアに、Forkwell ができること
それでは、最後に Ruby 求人のオススメの探し方をご紹介します!
Ruby 求人のオススメの探し方!
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従来の求人の探し方としては、大手の求人サイトを使う方法がオーソドックスなやり方となっていますが、大手の求人サイトの場合、エンジニアが本当に知りたい情報が求人票に記載されていないことが多くあります。
そこで、ポイントとなるのが Ruby 案件に強い求人サイトやフリーランスなどで働きたい人に向けた転職サービスの活用です。
例えば、エンジニアに特化した転職サービスである Forkwell Jobs の「Rubyist による Rubyist のための転職・求人サイト」では、使っている言語やフレームワークだけでなく、Ruby 以外に使っている言語の有無や開発メンバーに与えられている裁量権がどのくらいあるのか?テストの実施有無、アジャイル開発の実践状況など、エンジニアの目線に立った仕事情報を提供しているので、実際に Ruby 求人を探している人は参考にすることができます。
自分の好きな働き方を見つけるなら「Forkwell Jobs」で探そう!
Ruby エンジニアが転職する際に希望するポイントとして、「新しい働き方を実現したい」、「自分の好きな働き方を実現したい」ということが挙げられます。
「Forkwell Jobs」は、リモート環境で自宅やカフェなど自分の好きな場所で働くことができる求人なども数多く掲載しています。この点は Ruby エンジニアにとって大きなメリットになっています。
実際にリモートで働くことができる Ruby エンジニアの求人はこちらから確認できます。
実際にリモートで働きたい場合の注意点として、どの程度のリモートが出来るのかをしっかりと事前に確認しましょう。 会社によっては週に何日かは出社する必要があるパターンのリモート業務や、、週に一度 Web 会議をするだけであとはどこにいても自由というフルリモートまで幅広い働き方があります。
また、「Forkwell Jobs」は働き方だけではなく、システム環境なども求人の時点で詳細に公開しています。 例えば、「Forkwell Jobs」を運営している株式会社 grooves で使われている技術や開発環境を見てみましょう。
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このように「Forkwell Jobs」には、自分の好きな働き方や自分の取り組みたい開発の環境などが詳しく記載されています。
※サービスサイト「Forkwell Jobs」
自分の知らない企業と出会いたいなら、特別なスカウトサービスも活用してみては?
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また、「Forkwell」ではあなたにスキル・技術に魅力を感じた企業から真摯なアプローチが受けられるスカウトメールのサービス「Forkwell Scout」も運用しています。
「今の技術スキルがどのくらい通用するのか知りたい! 」 「自分の知らない企業を知りたい!」
という方は、エンジニアを募集している企業の真摯なアプローチが受けられるスカウトサービス「Forkwell Scout」で、自身の市場価値を確かめてみてください。
「転職に興味がない」「ひとまず情報を収集してみたい」方にも気軽に使っていただける、キャリアの可能性を広げられるスカウトサービスとなっています。
この「Forkwell Scout」は従来のスカウトサービスのように、企業があなたのスキルや経験を見ずにコピペの文章を大量に送りつけるサービスではありません。 一括送信されたスカウトは一通もなく、本当の意味で「スカウト」をしてくれるサービスです。 (もし一括送信されたように感じるスカウトがあれば、Forkwell 運営事務局にご連絡ください。)
そのため、他社のスカウトメールのサービスのように自分に興味のない内容のスカウトメールが大量に送りつけられることはなく、興味がある仕事内容の企業から、経歴などにしっかりとマッチした特別なスカウトが送られるサービスとなっています。
また、この「Forkwell Scout」では、スカウトメールを送ってきた企業に連絡をすると、いきなり求人に応募したことになって選考が始まる訳ではありません。 そのスカウトへの返信時に「ご飯でも食べながら話す」「コードを見に会社に行ってみる」「Skype で話をしてみる」などの温度感を選ぶ事ができます。
このようなサービスを使いながら、実際に Ruby を使っている会社と交流を深め、エンジニアとしてのキャリアの幅を広げていくのも良いでしょう。
Ruby の求人をお探しなら、ぜひ一度登録をして「本当のスカウトメール」を受け取ってみてください。 「Forkwell Scout」の登録はこちらから
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forkwell · 7 years ago
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【期間限定/技術書プレゼントキャンペーン】IT・Webエンジニアの成長を応援!【Forkwell】
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Forkwell(株式会社groovesが運営)は、「エンジニアの成長を応援する」というサービス・コンセプトの元、エンジニアの皆様の更なるキャリアアップをご支援しています。
2018年が始まってから1ヶ月以上が経ち、各企業では新しい期に向けてエンジニア採用ニーズが非常に高まっています。それと同時にエンジニアの方の多くが転職活動を始めています。
そこで、エンジニアの方のキャリアアップをご支援する一環として、Forkwell では期間限定の「技術書プレゼントキャンペーン」を実施いたします。
弊社の転職サービス「Forkwell Scout」をご利用いただき、実際に企業に訪問された方全員に「ご希望の技術書1冊」をプレゼントいたします。
応募方法は非常に簡単ですので、少しでもご興味をお持ちの方は、以下の「キャンペーン内容」をご確認いただき、ご応募ください。
キャンペーン内容
2018年3月31日(土) までに、弊社サービス「Forkwell Scout」経由で、企業からスカウトを受取り、実際に企業に訪問した方全員に「ご希望の技術書1冊」をプレゼントいたします。
実際の申請フロー
●既に「Forkwell Scout」の会員の方●  ①ご自身のマイページ上でプロフィールを更新します。   ※マイページはこちら  ②企業の採用担当者からスカウトメールを受け取ります。   ※登録いただいた方の“約70%”がスカウトを受け取っています。  ③企業からのスカウトメールに返信し、実際に企業訪問します。  ④応募フォームより、下記2点の入力します。   ・「Forkwell Scout」登録時と同じメールアドレス   ・ご希望の技術書
●まだ「Forkwell Scout」の会員でない方●  ①以下のページより「Forkwell Scout」へのご登録をお願いいたします。   ご登録はこちらから  ②企業の採用担当者からスカウトメールを受け取ります。   ※登録いただいた方の“約70%”がスカウトを受け取っています。  ③企業からのスカウトメールに返信し、実際に企業訪問します。  ④応募フォームより、下記2点の入力します。   ・「Forkwell Scout」登録時に設定しているメールアドレス   ・ご希望の技術書
キャンペーン対象の条件
●IT・Web エンジニアの方であること。 ●2018年2月19日〜2018年3月31日(土)までに、「Forkwell Scout」経由で企業訪問した方
本キャンペーンの注意事項
●応募はお一人様につき1回限りとさせていただきます。 ●2018年2月19日〜2018年3月末までの企業様訪問に限り、本キャンペーンの対象とさせていただきます。 ●在庫有無の保証は致しかねますので、あらかじめご了承ください。 ●「Amazon ほしいものリスト」内の技術書(本)から選定いたします。  本の具体的なご指定はできかねます。 ●一人当たりのプレゼント予算の上限は“5000円まで”とさせていただきます。  「Amazon ほしいものリスト」内に予算内の技術書(本)が見当たらない場合は、  本キャンペーン対象外となります。 ●ご希望いただいた技術書の発送には、1ヶ月程度お時間を頂戴する場合がありますので、  あらかじめご了承ください。
本キャンペーンに関するお問い合わせ
Forkwell 運営事務局:[email protected] ※本キャンペーンに関するお問い合わせは、Forkwell 運営事務局へご連絡ください。 
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forkwell · 7 years ago
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技術者向け英語ワークショップ in 名古屋に行って来ました!
「エンジニアの成長を応援する」というサービス・スローガンを持つ Forkwell (株式会社grooves が運営)は、エンジニア同士が学び交流する場を活性化させることを目的として、エンジニア主催の勉強会・セミナー内で実施される懇親会にかかる費用の一部を支援しています。
今回は、2018年1月21日に「技術者向け英語ワークショップ」が株式会社misoca(名古屋本社)にて開催されたので、スポンサーとして参加してきました!
会場の様子
▼会場は名古屋駅から徒歩数分の、とても綺麗なオフィス!
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登壇の様子
今回のイベントはエンジニア対象ではあるものの、英語に慣れるのを優先してているので発表のテーマは自由。様々な年齢層の参加者が様々なテーマで話されていました。英語ワークショップということで以下発表者、発表テーマ共に英語表記となっています。
Hara Hiroyuki氏
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「My Town: Iwakura」
Okada Masanobu氏
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「My Hobby: Road Bike」
Tatsuoka Fuminori氏
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「My Research: Numerical Analysis」
Okumura Yasushi氏
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「Barrier」
Fujita Masatoshi氏
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「My Job」
Matsubara Mamoru氏
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「Gari-Gari Dragonfly」
Gotoh Shunsuke氏
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「My Town: Toyoake」
Inaba Kazuhiro氏
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「The Talk Show in USA」
Seki Hisako氏
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「Feel filling my life with Cats living」
Tonosaki Tokuaki氏
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「A Competition of AI Development I took into」
今回のイベントでは、身近な出来事から技術的なことまで幅広い発表があり、普段話さないようなプライベートな話を通して参加者同士が仲を深める姿も見受けられました。エンジニアにも必要となってくる「英語力」を磨きながら、エンジニア同士のつながりを増やしていけるのはとても良い機会ですね!
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このイベントの中で今回も5分間 PR のお時間をいただいて、エンジニアのキャリア支援をする Forkwell から見た、「キャリアアップできるエンジニア、できないエンジニア」という話をさせていただきました。
英語ワークショップということで英語で登壇ができればよかったのですがそれはかなわず…。Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏も、「エンジニアにとって英語力は最強のレア・カード!」とお話しされていますし、Forkwell 一同も頑張りたいところです!
懇親会の様子
LT が終わった後は、近くの居酒屋にて懇親会。和気あいあいと幅広い情報の交換ができました。
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エンジニアイベントのスポンサーご希望の方はこちら
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Forkwell Scout に興味を持った方は、こちら
Wings of Engineers の「【一日完結型】技術者向け英語ワークショップ」では,英語に慣れるために,技術者が集まって月1でワークショップをやっています。
ワークショップの進め方は、Akiko Tajiri Onishi氏の考案した1日完結型の手法。「メモ書き」と「多読」を組み合せることで、忙しいエンジニアでも効率よく参加できるワークショップになっていて、下記のような本を使われているそうです。面白そうですね。
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※メモ書き:元マッキンゼーの赤羽雄二氏によるゼロ秒思考の情報整理法 ※多読:元電気通信大の酒井邦秀先生(現NPO多言語多読理事長)による英語上達法
今回は、普段のワークショップの「お披露目」である【発表祭り】に参加させていただき、皆さんの成果を見せていただきました。
次回は 3月4日(日) 13:00 〜 17:00 に開催されます。
本イベントに興味を持った方は、こちら
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forkwell · 7 years ago
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「AI FASHION | AI、ディープラーニングとファッションを考えるその2」 に行って来ました!
「エンジニアの成長を応援する」というサービス・スローガンを持つ Forkwell (株式会社grooves が運営)は、エンジニア同士が学び交流する場を活性化させることを目的として、エンジニア主催の勉強会・セミナー内で実施される懇親会にかかる費用の一部を支援しています。
今回は2018年2月8日に、「AI FASHION | AI、ディープラーニングとファッションを考えるその2」が 「Lab Cafe」にて開催されたので、スポンサーとして参加させていただきました!
▼会場では、ペッパーくんがお出迎えしてくれました。
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▼横一面を覆っている黒板には計算式がずらり・・・
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▼キッチン、ソファーなどもあって居心地が良いカフェです。
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今回のイベントは直前に登壇者と登壇テーマが変更となりましたので、「ファッション」関係でない登壇もあり、テーマが盛りだくさんでした。
安田翔也氏
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「AI とはなんなのか」あらゆる角度からの認識を明確にした後、安田氏が現在構築中のシステムについて発表がありました。
複数料理の手順最適化サービス
遠隔によるオーダーメイド靴の作製
Web広告自動生成と進化的最適化システム
これらの発表に対し、会場から「完成する料理の順番を指定できるような機能を作って欲しい」「ヒールの交換が簡単にできる靴の製造を期待したい」などの意見がありました。
主催者の湊氏
「量子コンピュータによる最適化アルゴリズム」
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湊氏が描く「量子コンピュータの台頭によって訪れるであろう未来」というお話が特に印象的でした。
「近いうちに量子コンピュータの性能がスパコンを超えるようになるのではという発表があり、将来的にはより少ない消費電力でより多くの計算能力が手に入るようになる。それによって、クレジットカードの暗号がとけてしまったり、ECサイトの安全性や仮想通貨の仕組みも見直しが必要になるだろう。今までのプログラミングシステムとは異なる量子コンピュータ専用のプログラミングの仕組みが作られることになり、2017年に Microsoft Corporation によって実装された Q# や、Python などの新しいフレームワークや言語への対応が必要となるのではと思っています」
このお話によって、今話題となっている技術やシステムが今後私たちの未来にどんな影響を及ぼすのかを考え、知るいい機会となりました。
最後に「AI とファッション」という話題に関して自然言語処理分野の辻氏から発表がありました。ホログラムでファッションショーされている海外の例や、身体障害者でも着用可能な洋服のデザイン構想のお話をした後、会場全体で「AI とファッション」を今後どのように掛け合わせていくのかを考える時間を持ちました。
上記登壇以外にも
自動作曲のアプリを開発している方
形・変形、弾力をデジタルに設計製造している方
「量子コンピュータ」について研究しチップの開発をしている方
など、全体的に、ハード系の知見もある ITエンジニアの皆様が集まりました。 量子コンピューターに関してさらに知りたい方は、来週以下のイベントも開催されるようなので、ぜひご覧ください!
【関東】量子コンピュータと量子誤り訂正
懇親会の様子
LT が終わった後は懇親会。今回はお寿司や軽食をつまみつつ、わいわいと情報交換やおしゃべりをし、弊社サービスについて5分間 PR させていただきました!「最近 Forkwell よく聞きますよ!」という声が少しずつではありますが、増えてきて嬉しい限りです!
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スパムが届かないエンジニア特化型スカウトに興味がある方は、こちら
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そして、AI FASHIONに興味を持った方は、こちら!
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forkwell · 7 years ago
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hyperapp コードリーディング会に行って来ました!
「エンジニアの成長を応援する」というサービス・スローガンを持つ Forkwell (株式会社 grooves が運営)は、エンジニア同士が学び交流する場を活性化させることを目的として、エンジニア主催の勉強会・セミナー内で実施される懇親会にかかる費用の一部を支援しています。
今回は2018年2月7日に、エンジニア・デザイナーなどの職種関係なく Web系技術でもくもくする会を開催する「もくもく寺」さん主催の「hyperapp コードリーディング会」が、株式会社チームスピリットにて開催されたので、スポンサーとして参加させていただきました!
▼案内に沿って進んでいくと…
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▼会場のチームスピリットさんに到着しました。
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▼参加者が集まると、「お酒飲みながらコードリーディングしましょう!」というイベント紹介の通り、乾杯から始まりました。
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▼その流れで立ったまま、それぞれ自己紹介。
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▼会場提供してくださったチームスピリットのメンバーさんも、楽しそうにされていました。
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▼自己紹介の後は、主催者の大木さんが hyperapp について解説
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そしてもくもくタイムです。
今回のイベントの趣旨は、GitHub に公開されているコードを読んで VDOM やビューライブラリの仕組みについて理解を深めるというもの。
▼会場が一気に静まり、真剣モードに入りました。
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▼お寿司を食べながらの勉強会って初めて見ました。
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もくもくタイムのあとは、5分間 PR のお時間をいただいて、エンジニアのキャリア支援をする Forkwell から見た、「キャリアアップできるエンジニア、できないエンジニア」という話と、弊社サービス Forkwell Scout についてもお話をしました。
登壇後、「Forkwell Scout 使ってますよ〜」と参加者の方が声をかけてくれて、とても嬉しかったです。
毎週水曜日にイベントを開催している「もくもく寺」に興味を持った方は、こちら!
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Forkwell Scoutに興味を持った方は、こちら
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forkwell · 7 years ago
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スタートアップにとって何より重要なのは「三振でも打席に立ち続けること」- Beatrobo 竹井英行 氏
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この連載では、「Forkwell Jobs」の開発にも関わるフリーランスエンジニアの後藤大輔 (@idesaku) が、さまざまな企業で働くエンジニアとリレー形式で対談を行っていきます。
今回のゲストは、Beatrobo, Inc. の CTO である竹井英行(@HideyukiTakei)氏です。前回の松村礼央氏とは「からくり同好会」で先輩後輩の間柄だったという竹井氏。卒業後に起業した「Beatrobo」では、これまでにさまざまなサービスを事業として立ち上げてこられ、また、クローズしてきた経験もお持ちです。 起業家としての「事業」に対する思い。そして、現在も「趣味」として活発に続けておられる「ものづくり」について、いずれも熱量たっぷりのお話しを聞かせていただきました。
ロケットエンジニアの叔父さんが教えてくれた「ものづくり」の楽しさ
idesaku: 松村礼央さんからのご紹介で、今回は Beatrobo, Inc. の共同創業者兼 CTO である竹井英行さんにお話しを伺います。よろしくお願いします。
HideyukiTakei: よろしくお願いします。
idesaku: 松村さんと竹井さんは奈良高専の「からくり同好会」でご一緒だったと伺っています。
HideyukiTakei: はい。礼央さんは、高専の先輩になります。既に10年以上のお付き合いになりますね。その後、礼央さんが会社として「karakuri products」を興す以前に、趣味としてロボットを作るようなことも一緒にやっていました。
idesaku: 松村さんがユカイ工学時代に手がけられた「konashi」についても、竹井さんは開発に関われていたのですよね。
HideyukiTakei: はい。それ以前に務めていた KLab という会社を辞めてから、自分の会社である Beatrobo が本格的に始動するまでの数ヶ月だけ、ユカイ工学で礼央さんと konashi や BLE機器開発の仕事をしました。
idesaku: そもそもの部分からお伺いしたいのですが、進路として高専を選ばれて「からくり同好会」に入られたのは、それ以前から機械工学のような分野に興味があったからなのでしょうか。
HideyukiTakei: 興味を持った最初のきっかけは、もうよく覚えていないんですよ。ただ、私の叔父がロケットのエンジニアとして種子島にもよく行っていた人で、その人と夏休みの工作を一緒に作ったりしながら、子どものころから、ものを作る楽しさを少しずつ覚えたような気がします。
idesaku: 当初は、電気工学というより「ものづくり」全般に対して漠然と興味があったのですね。
HideyukiTakei: 電気系を扱うようになったのは「からくり同好会」以降ですね。「AVR」という、Arduino にも使われているマイコンチップを、仕様書の書き写しみたいな解説書を読み返しながら、何とかして動かすというところから始めました。この時が、プログラミングの初体験でした。
idesaku: 分かりやすい入門書などは無かったのですね。大変そうです。
HideyukiTakei: たしかに難しくて大変ではありましたけれど、物理的に動かせるものが最初から作れたというのは楽しかったし、役にも立ったと思います。その後、ものづくりの選択肢も広がりましたしね。
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「何か面白いものを作れ」と言われて Android で操作するミニ四駆を開発
idesaku: たしか以前、Androidデバイスを使ってミニ四駆を動かすような試みもされていましたよね(参考:Android時代のミニ四駆考 - SlideShare)。
HideyukiTakei: あれは、KLab にいたときですね。ドコモが日本で Android端末を出すという話が出てきたときに「買いましょう!」と部長にお願いしたら「買う代わりに、それで何か面白いものを作れ」と言われたのがきっかけです。ちょうどその頃、社内でミニ四駆が流行っていて、あれを Android から操作できたらいいなと思ったんですね。Android って、USB を挿せばすぐにシリアル通信ができるので、iOS などと比べてハードウェアと連携させやすかったんです。
idesaku: KLab というと、ソフトウェア企業のイメージなのですが、当時は会社としてハードを扱うような文化があったのですか。
HideyukiTakei: いや、なかったです。恐らく部長も「何か面白い Androidアプリを作れ」という意味で言ったのだと思います(笑)。ただ、できあがったものはラッキーなことにいろんな方面から注目していただき、WBS の「トレたま」で紹介されたり、私自身もタミヤが開催した「次世代ミニ四駆シンポジウム」に呼んでいただいて、ディスカッションをさせていただいたりしました。
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スタートアップが「ハード」と「ソフト」の連携サービスを一から作る難しさ
idesaku: その後、独立して興された「Beatrobo」で展開されていた「PlugAir(2017年末にサービス終了しています)」や「DDDisc」といったサービスは、何らかのハードウェア的な要素と、Web上のコンテンツ管理の仕組みが連携しているという意味で、竹井さんが卒業後に習得されたノウハウや技術をベースとして成立している感じですよね。
HideyukiTakei: そうですね。KLab では Web系の開発を中心にやっていましたし、ユカイ工学では業者に頼んでハードウェアを量産するようなプロジェクトも見ていました。そこでの経験が「PlugAir」の時に役立ったんですよ。PlugAir は、イヤホンジャックを通じてデータ通信ができるガジェットなのですが、その開発に当たっては、サーバやアプリのプログラミングだけでなく、自分でハードを発注し、量産するところまで、実際に中国の工場に出向いたりしながら、1人でやっていました。
idesaku: 全部を1人でというのは大変ですよね。ソフト開発を専門にしていると「ハードの量産」などは、まったく違う世界のように感じるのですが、そのあたりの基礎はユカイ工学時代に身につけられたのですね。
HideyukiTakei: 製造は台湾にある会社の中国の工場でやってもらったのですが、最初は日本の事業所にいる社員の方に中継してもらいながら主にメールでやり取りし、生産段階になったら、実際に深センの近くにある現地工場に入って、直接指示を出しながら作ってもらっていました。
idesaku: 簡単に行ける場所ではないですよね?
HideyukiTakei: まず香港に入って、そこから「バス」で工場に向かうという話だったのですが、現れたのが「バス」と呼ぶには、かなり小さい「ミニバン」で。それに5、6人で相乗りして、高速を信じられないスピードでふっとばしながら向かいました。途中で、跳ねた石がフロントガラスを直撃し、ピシピシッとヒビが入ったのも今となってはよい思い出です(笑)。
idesaku: スゴイ経験をされましたね。スタートアップとして、そのような形で1からものを作ろうというのは、やはりすさまじい情熱だと思います。そのモチベーションは、どこから沸いていたのでしょうか。
HideyukiTakei: Beatrobo は最初、週末に仲間とワイワイ言いながら作っていて。それがメディアに取り上げられるようになって、VC からの出資も決まってと、トントン拍子に事が進みました。その時はまさに無我夢中でしたね。
idesaku: 最初のプロダクトである Beatrobo は、ロボットを通した音楽のコミュニケーションができるサービスでしたよね(注:Beatrobo は、2015年7月にサービス終了しています)。そして Beatrobo をより楽しむために、イヤホンジャックに差し込めるロボット型のガジェットを使って、他のユーザーと 直接プレイリストを共有できるガジェット「Beatplug」も開発されました。共有の手段として、あえて「ガジェット」を使うことを選んだのはユニークなアイデアでしたね。
HideyukiTakei: Beatplug は、プレイリストの共有を QRコードのようなものではなくて「イヤホンジャックに差し込むだけで」簡単にできる、というのがコアとなるアイデアのひとつでした。ガジェット自体にバッテリを載せず、イヤホンジャックからの給電のみで動く仕組みなので、電池交換が不要という利点があり、いろんな活用法が考えられました。例えば、オンラインバンキング向けの二要素認証のためのハードウェアトークンとして使うといった構想もあったんですよ。
idesaku: ただ、残念ながら Beatplug の流れを汲んだ「PlugAir」についても、2017年末にサービスを終了されるのですよね。やはり、iPhone 7 からイヤホンジャックがなくなったのが大きかったのでしょうか。
HideyukiTakei: 終了の理由はほかにもあるのですが、iPhone の件も確かに大きかったですね。実は、正式発表のかなり前には、中国から「次の iPhone からイヤホンジャックがなくなる」という情報が入ってきていて、早い段階で次のものをやっていかなければいけないとは考えていました。
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クローズしたサービスでの経験や課題が新たな事業の基礎になる
idesaku: そして、現在も続けておられる「DDDisc」につながってくるわけですね。
HideyukiTakei: DDDisc は、あらかじめ缶バッジのデザインとしてユニークなコードを埋め込んでおき、それをスマホで撮影するだけで、バッジにひも付けられたデジタルコンテンツを入手できるというものです。
idesaku: 使い方としては、PlugAir と同じようなことができるのでしょうか。
HideyukiTakei: おおむねは。ただ、DDDisc は、これまで手がけてきた PlugAir での反省に基づいて作っています。
PlugAir では、プラグ付きのガジェットを用意する必要があったため、どうしてもハードの製造原価が掛かりました。また、ユーザーにも専用アプリをインストールしてもらう必要があり、そのハードルが高いという課題がありました。
DDDisc のハード原価は「バッジ」の本体と、コードを含む表面デザインの印刷代だけ。読み込みにはスマホ内蔵のカメラとブラウザを使う形にしているため、専用のアプリも必要ありません。発注も、「バッジ」の製作からそれにひも付くコンテンツの管理まで一括でお請けできる形にしていますので、ずっと手軽に使っていただけるサービスになっています。
idesaku: DDDisc のコードは、バッジそのもののデザインをあまり邪魔しないような形で埋め込まれているのですね。こういったコードを、ユーザーがスマホで撮った、写り具合にばらつきがある画像からでも読み取れるようにするのは、製造や品質チェックが大変そうですね。
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HideyukiTakei: そのあたりは「PlugAir」などで培ってきたノウハウが役立っていると思います。DDDisc については、当初は全数チェックしていましたが、今では製造が安定してきて、かなり効率的に作れるようになっていますよ。
案件も増えていて、音楽フェスでノベルティとして配るステッカーにコードを埋め込み、スキャンするとアーティストからのコメント動画が見られるといった使い方もしていただいてます。
idesaku: そうか。この仕組みだと、円形のものなら、缶バッジに限らず、ステッカーやコースターみたいなものにもコードを入れられるんですね。
HideyukiTakei: ただ、DDDisc を利用していただく中で、バッジごとのユニークなコードが必要無いケースも出てきました。例えば、販促グッズの配布など、多くの人に同じコンテンツを配信するようなキャンペーンです。
そんなときに、さらに手軽に使っていただける新しいサービスも始めています。「atap」というのですが、こちらでは、ロゴやイラストを、コード組み込みなどの加工無しでそのままユーザーにスマホで撮影していただくだけで、対応したコンテンツを配布できるようになっています。
idesaku: コードが無いということは、代わりに画像の特徴点抽出���頑張っているのでしょうか。
HideyukiTakei: そのとおりです。不正画像のチェックが必要な場合は、ユニークコードを入れなければならないのですが、その分印刷コストも高くなります。「atap」ではユニークコードを廃していますし、既存の画像をそのまま利用することもできるので、より手軽ですね。もちろんアプリもいりません。ブラウザオンリー!
idesaku: サーバ側での画像解析などは難しそうな印象もありますが、システムは社内で作っておられるのですか。
HideyukiTakei: 私と他の社員、アルバイトで開発しています。私は昔、ロボットを作っていたころから「OpenCV」のような画像処理ライブラリをいじっていましたので、その延長線上でできていますね。他の社員やアルバイトは DDDisc から画像処理をやり始めたのですが、今ではエキスパートレベルに成長してくれました!
idesaku: なるほど…高専でのロボット作りや、就職してからの全ての経験が着実に積み重なって、今の事業につながってきている印象を受けます。結果的に、ムダなことはやっていないというか。
ただ、ここに至るまでに本当にいくつものサービスを立ち上げて、芽が出なければ終わらせるといったことを繰り返してきていらっしゃいますよね。スタートアップらしいとも言えますが、やはりサービスを終わらせる時というのは、ツラいものなのでしょうか。
HideyukiTakei: うーん、そういう感情はあまりないですね。ビジネスとしてやっている以上、儲かっていないものを持ち続けていても仕方ありませんし。
もちろん、一番良いのは、最初に作ったものが大ヒットすることですよね。私の場合、最初は三振ばかりでしたが、幸いなことに打席には何度も立たせてもらえているので、ようやくバットに玉が当たったり、前の方に飛んだりするようになってきたという実感はあります。1回でも多く、打席に立ち続けることが大切なんじゃないでしょうかね。
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「趣味」と呼ぶにはアツすぎる「ものづくり」への情熱
idesaku: ところで、竹井さんは、Beatrobo の CTO としてのお仕事はもちろんなのですが、プライベートでの「ものづくり」を、今でも続けていらっしゃいますよね。Make: Japan の「Maker Faire」などでも、作品を拝見しました。
HideyukiTakei: ええ。最近では、太陽電池を搭載した全翼機「KATANA」を出展しました。そこに置いてあるものです。
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idesaku: ええ、お話を聞きながら、ずっと気になっていました。
HideyukiTakei: それ以前には「ロボット」も作っていたんですよ。こちらの机の上にあるのですが。
idesaku: それは、ロボットだったんですか。…一見、昆虫のような外観ですね。
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HideyukiTakei: 作者としては「カメ」をイメージしていて、「盆栽ロボ」と名付けています。上のへこんでいる部分に植物を植えておくと、太陽の光を求めて家の中を勝手に歩き回るようにしたいと思っていました。複数の盆栽ロボが自律的に動き回る生態系のようなものが作れたら面白いなと思ったんです。歩行パターンの獲得については、強化学習のアルゴリズムを使うことを考えていて、実際に Python や Go のカンファレンスなどでも、このロボを発表させてもらったんですよ。
idesaku: 強化学習ですか。本格的ですね。
HideyukiTakei: で、この「盆栽ロボ」の動力源として、柔らかい太陽電池を上面に張り付けようと思ったんですね。いろいろ探していたら「フレキシブルソーラーパネル」というものが中国で売られている。「これだ!」と思って、100枚ほど発注したのですが、いざ届いてみると、フレキシブルといっても10度くらいしか曲げられず、ロボに貼るのは難しいことが分かりました。
idesaku: それは…、やってしまいましたね。
HideyukiTakei: 大量に余ってしまったソーラーパネルを有効利用するために作り始めたのが「ソーラー飛行機」だったんですよ。
idesaku: ソーラーパネルの在庫処分が、KATANA 開発のきっかけだったとは(笑)。
HideyukiTakei: 開発にあたっては、いくつか目指しているポイントがあって、そのひとつが「重さが200グラムを切ること」なんです。
idesaku: その重さには、何か理由があるのですか。
HideyukiTakei: 2015年に、首相官邸の屋上にドローンが落下した事件がありましたよね。あれ以降、ドローンやラジコン飛行機に対する航空法の規制が強化されて、200グラム以上の機体は、飛ばすのに許可が必要となり、その際の条件も非常に厳しくなったんですよ。しかし200グラム未満はその対象外です。200グラム未満であれば比較的飛ばしやすくなるわけです。
idesaku: なるほど。この部屋には、ほかにもいろんな機体が置いてあるのですが、このあたりはすべて試作機なのですね。
HideyukiTakei: 既に10体以上のプロトタイプを作っていますね。こちらの機体は、羽根を折りたためるようにしてあるのですが、これはテスト飛行のために電車に乗って地方へ移動する際、持ち運びがラクになるよう考えたものです(笑)。
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idesaku: ステルス機みたいなシルエットですね。
HideyukiTakei: こうした全翼機は、非常にバランスがシビアで、機体として安定させるのに苦労したんですよ。最初のころは、何度試作機を作ってもうまく飛んでくれず、一度は諦めかけたんです。それで、スタンダードな尾翼付きの機体を作ってみたら、それは思った以上に簡単に飛んでくれた。そこからまた調整しながら、ようやく今の型で安定してきた感じですね。
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今のものには、GPS や姿勢制御のための9軸センサを載せており、最終的にはオートパイロットが可能な状態にまで仕上げていきたいと思っています。ちなみに、試作機を含めた機体の切り出しなどは、礼央さんのところの工房を借りてやっているんですよ。
あと、ソーラーパネルの在庫処分で作ったものがほかにもありまして…。
idesaku: まだ処分し切れていなかったんですね。
HideyukiTakei: こちらが、その「ソーラーボート」になります。
idesaku: …すでに、かなりできあがっているじゃないですか!(笑)
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HideyukiTakei: パーツを部屋の奥にある3Dプリンターで出力して、それをつなぎ合わせ、防水塗装を施して船体にしています。こちらはまだ自宅のお風呂でしか浮かべていないのですが、既に動力部分や方向制御のための仕組みは入っていて、これから Raspberry Pi を載っけて通信の部分を作ったり、ソーラーパネルを張ったりしながら仕上げていきたいなぁと思っています。
idesaku: いやー、「飛行機」と並行して「船」も作っていらっしゃるとは思いませんでした。
HideyukiTakei: 船を作りはじめた動機のひとつは、キャリアの LTE通信網を使って多くのデータをやり取りできるような仕組みを持たせたかったというのがありますね。実は、電波法上、スマートフォンに挿してあるような SIM は「陸上」での利用が前提となっていて、先ほどお見せしたような無線飛行機にキャリアの SIM を載せてデータを送受信するのは法律違反になってしまうんですよ。
ただ、海であれば沿岸から3海里(約5.5キロ)までの範囲内であれば「陸上」と判断されるので一般的な SIM を載せての通信も可能なんです。なので、日本沿岸をオートパイロットで一周しながら、カメラで撮影した各地の海中の様子を LTE回線で送ってくれるようなものが作れないかなぁと思っているんです。
…そうだ。Raspberry Pi に関しては、最近あるコンテストで賞をいただいたんです。日経BPの「ラズパイマガジン」などが主催した「みんなのラズパイコンテスト」というものなのですが、受賞作がリビングのほうにありますので、ご覧になりますか?
idesaku: ぜひぜひ(リビングへ移動)。
HideyukiTakei: …この、ベビーベッドの上で回っている「メリー」が受賞作で、作品名は「息子の成長を見守るカメラ&泣き止む音楽生成機能付き自作メリー」と言います。今年の7月に生まれた息子に泣き止んでもらうためのものを作りたいというのが製作のきっかけでした。
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メリーの本体は、先ほどの3Dプリンターで作り、制御には Raspberry Pi と Arduino を組み合わせて使っています。超小型カメラで子どもの様子を撮影できたり、保存した MP3 の音楽ファイルを連続再生できたりします。妻でも操作できるように、起動や音楽の再生、停止はボタンを使って簡単にできるようにしました。技術的に特に変わったことはしていないのですが、おかげさまでグランプリをいただきました。最近は Alexa にも対応させたので、声でメリーをコントロールできます。
idesaku: 「身近な課題を解決したい」というコンセプトの勝利かもしれないですね。…いやー、しかし、プライベートとはいえ、竹井さんが「ものづくり」に対して、すさまじい熱意をお持ちなのだということがよく分かりました。
HideyukiTakei: ハードウェアとサービスを組み合わせてビジネスとしてやっていくことの難しさは、これまでの経験で実感しましたが、やっぱり楽しい。こうした形での「ものづくり」は、趣味としてこれからも続けながら、次のチャンスを伺っているところです。
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事業と趣味の双方で「作る」ことを続けていきたい
idesaku: 竹井さんが、この先に考えていらっしゃること、「将来の目標」のようなものは、何かありますか。
HideyukiTakei: えーと、それは「Beatrobo の CTO」としてですか? それとも「個人的なものづくり」についてですか(笑)。
idesaku: できれば、両方についてお願いします。
HideyukiTakei: そうですね…。これまで登場された方々のように「世界を変える」ような大きな目標は、私にはないです。ただ、事業家としては、これからも多くの人に使ってもらえる、価値のあるサービスを作り続けていきたいと思っています。できれば、なるべく儲かるものを(笑)。
趣味の「ものづくり」の領域では、今作っているソーラー全翼機の完成を目指したいですね。私が住んでいるのは流山の「おおたかの森」というところなのですが、ここには森林が多く残されていて、絶滅危惧種のオオタカも実際に生息しているんですよ。自作の全翼機がオートパイロットで「オオタカのように」飛びつづけられるようにして、2020年の東京オリンピックまでには、空に五色の輪を描けるようなものにまで仕上げられるといいな…と思っています。
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次回のインタビューは…
idesaku: 事業と趣味の双方について、とても熱量の高いお話しを聞かせていただき、ありがとうございました。さて、リレーインタビューということで、最後に次にバトンを渡す方をご紹介いただけますでしょうか。
HideyukiTakei: 丸山亮さんを紹介します。
今は Cookpad にお勤めなんですけど、プライベートでも ESDoc や Jasper のような素敵なツールを開発されています。エンジニアの人なら、趣味の時間で関心のある技術について調べたりはよくすると思うのですけど、実際にアプリケーションやサービスを作って、しかもそれを継続的にメンテしていける人となると少ないと思うのです。彼はそれをしっかりやってますし、仕事外でもそうしたところに貪欲なところが、すごいなと思いますね。
idesaku: どのような間柄でいらっしゃるのでしょう?
HideyukiTakei: KLab時代の同僚なんです。そうそう、彼は料理も上手なので、手料理をごちそうになったこともあります。
idesaku: 技術だけでなく料理まで! 竹井さんと同じように、仕事でもその外でも多方面に精力的に活動されている方なのですね。お目にかかれる日が楽しみです。
それでは、今日は長時間にわたりお付き合いいただき、ありがとうございました。
もしあなたが竹井さんのように「ソフトウェア開発だけでなく、ハードウェアも自力で発注して製品を量産する」「芽が出なかったサービスの経験・課題も、着々と次のサービスの土台にする」タイプの方なら、そのスキルと情熱を求めている企業から高いオファーが来るかもしれません。
興味のある方はサービスに登録して、スカウトを受け取ってみてくださいね。
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