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GREAT COSSY MOUNTAIN
ありがたいことに、ハイキングを始めてからたくさんの友人ができた。ハイキングから少し距離を置いてしまった時にも、相変わらずくだらない話でニヤニヤできる友人にはいつも助けてもらっている。その中の一人、“GREAT COSSY MOUNTAIN”を主宰する大越 智哉さん(以下コッシー)からDMをもらったのは7月だった。
「鈴鹿の山に行きたいんだけど、一緒に行かない?」
もちろん二つ返事で了承した。ちょうどそろそろハイキングを再開したいと思っていたし、それを実行に移したりもしていた。コッシーといえば、ちょうど新作のザックとタープが完成したところだという。なら��ついでに、鈴鹿の山でExhibitionをしてはどうかと打診。そういう訳で、8月の暑い時期に鈴鹿へハイキングへ出かけたのだった。
メンバーは、名古屋から、大須でPOTを営むイノッチ、すっかりスケボーの顔カミさん、東京赤羽からカブさん、兵庫からはボマちゃんという、懐かしくて嬉しい顔ぶれが揃った。方々から駐車場に集まって顔を合わせると、スッポリと抜けていたハイキングのブランクが一気に縮まったような気がした。

何度か休憩しながらテン場に着いた頃には汗だくだった。ボマちゃんが早速パンツ一丁で川に飛び込むのを見て、みんながそれに続いた。コッシーと僕は、会場設営のために新作のタープを張らなければならなかった。なんとInstagramをみて遠方(びっくりするほど遠く)から駆けつけてくれた方がいたからだ。ひとしきり説明を終えて腰を下ろしてぬるいビールを楽しんだ。
もうあとは、ゆっくりすぎる時間を、おしゃべりに費やして寝るだけである。心配なのは夜雨が降る��いうことだ。一応大きいタープも持参して木に括り付けた。この時、Hiker's Depotで購入した「小屋掛くん」といわれるガイラインが重宝した。日が落ちるのと交代に空がゴロゴロ言い出した。しばらくすると雨も本降りになって、さらに勢いを増してきた。大きなタープで顔を寄せ合うも、時間も時間なので解散。
僕はGREAT COSSY MOUNTAINの試作タープに潜り込むも、雨の跳ね返りが酷くてシュラフをすっかり濡らしてしまった。でも狭いタープで体を「く」の字にして目を瞑っていると、雨音アンビエントに包まれて心地よくなっていた。
「ピカっ! ドッカアァァーーーン!」
すぐ近くに雷が落ちた。なかなかサバイバルな夜になりそうだと覚悟を決めたが、気がつくと朝だった。カブさんは、どうにもならなくて雨の中、自前のシェルターを張り直したとか。全然気が付かなかった。「モトくん、よくあの状況でイビキかいて寝れるよね」だって。コッシーは落雷にも気づかなかったようだ。Zzzz,,,

翌朝に雨はあがり、うっすらと雲が広がっていた。久しぶりにアルコールストーブでお湯を沸かし、コーヒーとパンで朝食とした。タープに残った水滴を払い落としザックに捩じ込んで撤収完了。1時間ちょうどで駐車場に着いた。今まで鈴鹿でもあんまり気にしなっかったのだけれど、今回は足首を4箇所ほどヒルにやられていた。とはいえ、山で過ごす時間は、楽しくて夢のようで、スッキリする感覚があり、「これだよ、これ���と心が言っていた。

今回、僕が背負わせてもらったザックは、Primitive Gene 2といわれるモデルで容量は20リットル+αほど。ショルダーパッドやメッシュポケットのフックなどにコッシーの哲学をしっかり反映させたプリミティブなUL(ウルトラライト)ザックである。この時期の一泊ならうってつけの容量で、しっかり荷物を詰めることでザックの剛性も上がり、体との一体感が得られ、実際の重量よりも軽く感じることができた。
素材、ギミックに凝ったメーカーが多い中で、パーツの数も少なくシンプルで、一見時代遅れかのように思えるザックが、実際のところ、いちばんハイキングにおける根源的な喜びに寄り添ってくれるのではないだろうか。
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夏の北アルプスって。
数えてみたら8年ぶりだった。しかも夏真っ盛りの北アルプスへ。
8月9日金曜日の深夜、僕とカミさんは富山行きのバスに乗り込んだ。本当は折立までのバスに乗りたかったのだが予約はいっぱいで、この乗り込んだバスも滑り込みセーフだ。明け方の富山駅はスーツ姿のサラリーマンの代わりに大きなザックを背負ったハイカーが幅を利かせていた。生ぬるい空気に肩を押されベンチにヘタリ込むと、RIDGE MOUNTAIN GEARの96ちゃんが登場。ホテルのベッドと寿司を堪能した彼の表情は元気そうだった。

僕たちは富山電鉄、バスを乗り継ぎ折立の登山口に降りたった。ここから2泊で北アルプスを歩き3日後には新穂高温泉でお風呂に入っている算段だ。初日は薬師峠のテン場まで。樹林帯の急登は暑い、とにかく暑い。言葉数少なく黙々と登る。唯一の希望は歩みを進めることしかないのだ。

稜線に出ると、「出ました! 北アルプスの稜線!」ってな感じで気分だけは晴れ晴れとしている。あ、実際天気はむちゃくちゃ良くて雨に降られることはなかった。ただし足の調子は下り坂である。太郎平小屋でビールを飲みながら腰を下ろす。テン場の混み具合が心配だったのでテン場に向かうも、心配通りの光景が目に入ってきた。「どこに張るねん…」僕らは茂みの中にスペースを見つけてシェルターをタープ代わりに川の字になってゴロ寝を決め込んだ。

ぐっすり寝た僕たちは、三俣山荘に向けて4時に歩き出した。槍ヶ岳が存在感を発揮しすぎる稜線のコントラストが最高潮に達した時、音もなく日が昇る。ここを歩いている者だけが味わえる感情を噛みしめながら歩く。とはいえシンドイのは変わらないのだけれど。そんな時、タケミチさんが三俣山荘にいるという情報が入ってきた。僕たちは「タケミチさんに会いに行くぞ!エイエイオー」と黒部五郎の雄大なカールを駆け下りた。


三俣山荘には時間通りに到着し、タケミチさん夫妻と無事合流できた。シェルターも張り終え喫茶室に入り浸る。カレーライスとコーヒーで満足だったが、カミさんが注文したラーメンライスが羨ましかった。いっそ“カレーライスライス”でもよかったかもしれない。とにかくこの小屋の居心地は良く、多くの人でごった返していた。どこからともなく「カントク!」と声がしたので振り向くとCirclesのキョンちゃんであった。誰かとバッタリも夏の北アルプスあるあるなのだろう。テン場に戻ってあんな話やこんな話に興じている間に雲が厚くなってきたので4時出発を約束して解散。この日の夜はとにかく暑くて眠れなかった。誰だ!夜中にフラッシュ焚いて写真撮ってるやつは!!

いよいよ最終日、新穂高温泉に降りるだけである。ただし長い。素晴らしい景色の中を歩けるのは幸せなことである。双六小屋が近づくにつれてすれ違う人も多くなる。双六小屋であの記念写真を撮ってさらに下る。This is 無心。鏡平小屋ではかき氷。This is also 無心。わさび平小屋でビールとそうめん。このおいしさといったら… そんなこんなで無事に下山完了。そこで入ったお風呂もヤバかった訳で、いろんな意味で。ここからタケミチさん夫妻は富山へ、僕たちは松本へ。またご一緒しましょう!
松本のホテルへチェックイン&居酒屋へ。一軒目でもうフラフラ! 命からがらで部屋に戻ると撃沈! 翌日はレンタサイクルで松本をぐるぐる。お盆でお目当のお店は閉まっているところが多かったけれど松本好きです、また来ます。
こうやって僕たちの夏休みは終わっていくけれど、記憶に残る良い夏だった。
じゃ、また来年。
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SELF-DISCOVERY ADVENTURE
セルフディスカバリーアドベンチャー in 王滝 100km、自転車乗りの間では「王滝」と呼ばれるレースに参加した。一昨年もエントリーしてえらく盛り上がったのだが、悪天候のためレース自体がキャンセルされ、その熱もいつの間にか冷めていた。昨年からシクロクロスを走るようになり、自転車を競技として見る場面も増えたため、「いっちょやったろか」とエントリーをポチっ。しかもシングルスピードクラスで…
レースまではいつもの悪い癖でトレーニングは一切なし、ポジション確認のために当日使うバイクを通勤に使ったくらい。おまけに年甲斐もなくスケートボードを始めたのは良いとして、練習中に膝を強打して爆弾を抱えることに。もちろん腰にもすでに抱えているわけで。あっという間にレース当日。��陰矢の如し。
というわけで、シングルスピードで王滝を走るとこんな感じですよ〜っ��のを僕の主観で記しておこうと思う。

バイクはSurlyの1x1、タイヤはSimworksのSUPER YUMMY27.5のチューブレス、ギア比は1.5、シングルスピードなので特にやりようがないのだけれど、ギア比1.5は僕の脚力ではうまくハマった感があった。

補給食はマグオン8個、アスリチューン2個、羊羹2個、練り梅。1時間ごとの補給を意識してマグオン5個、アスリチューン1個、羊羹1個を消費した。イノッチから借りたoutershellのハンドルバッグはしっかり固定できて使いやすかったが、先を急ぐレースとなると目線を落とすのが億劫になり、抽選ボックスみたいに手探りでジェルを取り出すことになる。僕の場合は、1時間ごとの抽選ターイム!と心の中で唱え楽しみにしていた。100kmの長い道のり、こういったことをポジティブに考えないとツライしパフォーマンスも落ちると思う。

工具類は、携帯工具、チェーンカッター、チューブ2本、ミッシングリンク、パッチ、タイヤブート、CO2ボンベ2本、手動ポンプをRALのサドルバッグにねじ込んだ。一度派手にリムをヒットさせてしまい冷や汗をかいたがパンクはせずに一安心。後半の登りに備えて、転がりを軽くするため空気を入れたくらいでノートラブルだった。これはラッキーというしかない。
ボトルは2本だったが、天候がちょうどよかったため余裕のある水分補給ができた。3か所のエイドで水を汲めるが、1か所で記念にちょろっと汲んだだけだった。行ける人はエイドは全てスルーでも問題はない。足を止める方が問題だ。
ウェアに関しては非常に悩まされた。予報は午後から雨。長袖か半袖?、レインウェアは? 結局、ファイントラックのベースにパタゴニアの7分袖、アームカバー(もらいもの、イノッチありがとう!)、ビブタイツ(もらいもの、ヤナックありがとう!)、レインウェアはフレームに括り付けた。10kmも走らないうちに暑くなりアームカバーは外したが、それ以外は常に快適だった。特にビブタイツの快適性はピカイチだった。

レース自体を振り返ると、朝4時頃にスタート位置に待機、いわゆる場所取り。時間がくると一斉にコース内に自転車を並べる。いろんなブログで見た王滝の様式美である。かなり前の方に位置取ってしまったのでビビるw きっかり6時にスタート、始めの4kmくらいは先導車が入り落ち着いたペースで流れる。しかし、この時に良い位置にいないと渋滞に巻き込まれるのでほどほどの位置をキープ。シングルスピードには結構ツライ。
CP1までが一番キツかった。登りが長く、周りに人が多いので自分のペースをつかみにくい。30kmで制限時間が4時間というのも結構なプレッシャーだ。まだレースを自分のものにできてない感があって長く感じた。CP1はスルーしたけれど、どうしても羊羹が食べたかったので歩きながら食べた。マジうまい!
50kmくらいでやっと余裕のあるペダリングができるようになってきた。しかし余裕が油断を招き、下りのコーナーでフロントタイヤがすっこ抜けて何度か転けそうになる。手元のSUUNTOでは70km地点なのに、60km地点と看板があって一瞬萎えるが、「これぞOSJクオリティ!!」と、ここもポジティブに乗り切る。その70km地点でカフェイン入りのマグオンを注入。普段コーヒーをガバガバ飲んでいるので完全にプラシーボなのだが、おかしなスイッチが入るのがわかった。登りでもグイグイ足が回るし、下りもとんでもないスピードが出る。踏んだらヤバい尖った石もそこだけピンポイントに浮かび上がって見える。残り15kmはハイな気分でニヤニヤ躁状態。

そんな感じで結構あっけなくゴール。タイムは6時間45分。気候、機材、体調がうまくフィットした気持ちの良い100kmだった。ただ、また走るかと聞か��たら、どうかなぁ…w ゴール後はピンピンしていたけれど、今は腰が鋼鉄のようにガチガチで動きませんw ドロドロの自転車を洗うのがめんどくさーーー!!!


みなさんありがとう!!!
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Tokai Cyclocross
シクロクロスという自転車競技は知ってた。ただここまでシンドイ競技というのは知らなかった。早く教えてよ!
始めてのシクロクロスに東海地方ではビッグレースといわれている、東海シクロクロス第5戦、第6戦@愛知牧場に参加してきた。
ことのはじめは、あれよあれよという間にシングルスピード(変速機なし)のシクロクロス車を、まさにシクロクロスで活躍する赤松綾ちゃんにつくってもらったからである。“つくってもらった”というのは身体のサイズを測り、パイプを選び、そして綾ちゃんが溶接するオーダーバイクなのである。綾ちゃんの名を背負ったフレーム、ヘタなレースをしては顔に泥を塗ってしまうことになる。そんな変な緊張感に包まれた2日間。大勢の歓声も、水の���から聴こえているような現実感の薄まった怒濤の30分のレースだった。そして今となっては、あの緊張感が恋しいとさえ思ってしまう自分がいることに気づく。これはハマってしまったのか…?

スタートの合図は笛

自転車を担ぎ自問自答する

なぜだ… なぜだ…

なぜなんだ…

このツラさの先に何があるっていうんだ…

ちょっとだけわかった気がしました
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Mt.Fujiwara 2019
ここ数年恒例となっている正月の登山、今年は鈴鹿山脈の藤原岳へ。しかし、今年はハイキングに積極的なtumbleweedコータローの初雪山。年末に訪れた寒波のおかげで雪もしっかりありそうで期待は高まるがコータローの心中はいかに。何はともあれ、こうやってブログを書けているので無事下山した訳だけれど、様子は以下の写真でどうぞ。

週2でマクドナルドを利用するコータロー、しかし直前に食べたマクドナルのせいで吐きそうと言う。サポート役のゴーくん。

イノッチ宅に僕の雪板を置きっ放しだったので背負うハメになった、イノッチ。ありがとう。

いつも滝汗。温かく見守るカミさん。

一番若いが一番おっさん、リューセイ。藤原岳は登り一辺倒で確かにつらい。

冬の藤原岳は8合目から冬道を直登する。スノーシューでガンガン登る。雪質のせいか例年よりも非常に登りやすかった。そんなこんなで夕食はもつ鍋。うまい!

翌朝6時。このグラデーション。毎日繰り返されるこの美しさになかなか気づけないのは寂しいものだ。

ヘッデンをつけて藤原岳山頂へ向かう。太陽が顔を見せるのが先か、僕らが山頂に立つのが先か。

待たせるより待つ方がいい性分なもんで。山頂で待たせてもらいますよ、太陽さん。

ピカー! good morning.

今年もどうぞよろしくお願いします。と山に思う。

そうそう、2年前に作った雪板でやっとまともに遊ぶことができた。楽しいのなんの。

というわけで、今年もEDIT design&supplyともどもよろしくお願いいたします。そしてそして早々にEDIT CXRACINGとしてシクロクロスに参加します。どうかどうか温かい目でひとつ。
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3 months after the FAT ADAPTATION
巷で話題かどうかは置いておいて。つまり、自分の経験した事を記しておこうと思う。あくまでも僕の経験談なのでここに書かれていることが全てではないです。
結論からいうと、体重は-10kg、体脂肪は-5%だった。
3ヶ月前、とにかく体調が悪く���関節が痛いとかそんな感じではなく、漠然と身体の芯がグラグラしているような感覚が続いていた。40代とはこんなものなのか、と呑気を気取っている場合ではなかった。病院に行き胸部レントゲンなども撮ったが異常はみつからなかった。
こうなったらもっと根本的な変化が必要なのではと思い、実行に移した事は2つ。#7kmadayと銘打ち、できるだけ毎日7kmのランニングをする事。もう一つは、名古屋のアウトドアショップで開催されたFAT ADAPTATIONの講義を聞き生活に取り入れた事。
【FAT ADAPTATION】日本語でいうと? つまりFATが脂質で、ADAPTATIONが適応。詳しくはググってもらうとして、僕なりの解釈はヒトは糖質と脂質のハイブリッドカーであり、脂質という効率の良い燃料で動くことができればSO GOODだということ。そのためには糖質の摂取を少なくして(血糖値を上げないようにして)自分の身体に「お! こいつ糖質摂ってないから脂肪で動かしたろ」と思わせること。幸いなことに僕には(あなたにも)十分な脂肪があるのでエネルギー満タンである。あとはこれを使える身体に変えていく、つまり適応させていくのだ。
適応にかかる時間は人それぞれだが、2〜4週間だっけかな…。少しずつ身体の変化に気づくことができる。誰しもそうであるように、お腹が空く。ところがシャキッと動けるのである。仕事後のランニングも余裕である。ある時は、鈴鹿の山へトレランに行った際、おにぎりを持って行ったが結局食べずにコーヒーを飲んだだけだった。つまり脂肪をエネルギーにできているのだろう。このように食べるのを我慢しているのではなく、自然と食べるものや量が変化した。相変わらず餃子は旨い!!
もう一つ、キーワードとしてでてくるのはMCTオイルである。「痩せたね〜! 病気? どうやって痩せたの?」と聞かれた時に「MCTオイルですかね…」と答えているが、半分正解で半分間違いのような気がする。やはり肝は運動と食事だ。食事の変化により脂質代謝率が上がり、脂質を使う心拍ゾーンでのランニング。MCTオイルの役目は脂質代謝を促進させる促進剤のようなものかも、と思っている。気軽に取り入れるならやはり朝食がわりにMCTオイルゼリーをチュルっが便利だと思う。
このように3ヶ月間人体実験と思ってやっていたが、すんなり生活にフィットしている。以前よりランニングも楽になった。山行においても携行する食料も少なくて済み荷物も軽くなる。僕の場合は良いことの方が多いのでこれからも続��ていくことになりそうだ。
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スタンドコジーは袋焼きそばの夢を見るか?
焼きそば好きですか?
はい、好きです。
この頻繁に教科書に出てくるフレーズ。はっきり言って耳にタコです。
僕は山に生麺タイプ(3つ一緒になってるやつ)を持っていくことが多かったのですが、このスタンドコジーの汎用性に目をつけまして、簡単にあの袋焼きそばが食べられるのではないかと考察したのです。おいしいに決まっているので、できるか?できないか?の問題です。
とは言え、何も難しいことはありません。ただお湯を注ぐだけです。

袋焼きそば、スタンドコジー、ジップロック、お湯さえあればあとは時間の問題です。注意しなければならないのは、フライパンで水分を飛ばしながら調理することが前提の袋焼きそば。今回は飛んでいくはずの水分量をあらかじめ減らしてやらなければなりません。袋の指示では220mlですが今回は約190mlでやって見ました。普段使っているマグの水量を把握しておくことも大事なポイントです。


お湯が湧いたようです。つまり、賽は投げられた。粛々とお湯を入れていきま���。

5分ほどで“あの”麺ができあがります。ポイントは捨てるお湯を生み出さないこと。以前どこかで袋焼きそばのお湯には旨味が詰まっていると聞いたことがあるので、お湯を捨てるなんてもってのほかです。あとは添付の粉末ソースと青のりを入れます。途端に芳醇な香りが広がるのを感じるでしょう。ジップロックの良いところは、ジッパーを締め��シェイクすることによって満遍なくソースを行き渡らせることが可能なのです。

完成です。実は少しお湯が多かったようで… どうやら正解は180ml位ではないかと。さらに、天かすや香味油なんかを足せば…想像にたやすいですね。しかしながら、こうやって手軽に袋焼きそばを食べることができるなんて素敵なことじゃないですかね。
※このあとおいしくいただきました。
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ENLIGHTENED EQUIPMENT Convert APEX

サマーシーズンの化繊の寝具を新調した。その理由はハンモックにも使いたいから。“peapod hammock”でググってもらうとわかると思うが、ハンモックごと包まってしまえばマット無しで背中の冷えからオサラバできるのではないかと思ったのだ。それにはフルジップのチューブ状のこのConvertがうってつけってワケ。今まで使っていたハイカーズデポのトップキルトはフットボックスになっているので残念ながらこういう使い方はできない。Convertは10Dの生地のおかげでフルジップ、しかもワイドにもかかわらず26gしか重さが増えなかったのもうれしい。ハンモックで斜め寝にも対応できるようワイドを選んだが思ったよりワイドであぐらもかけるほど。うまくハンモックにフィットしてくれるといいけど……。生地の色も豊富で悩みに悩んだけれど良い感じの色で安心した。内側に派手な色をもってくるいわゆる「内側で遊ぶ派」である。さらに軽くしたければ7Dの生地も選べるので攻めたい人はそちらを選ぶのもおすすめだ。サマーシーズンと書いたけれど、冬季にシュラフカバーの代わりにも使えるので化繊のシュラフは一つは持っていたい。ちなみにオーダー1ヶ月後に発送されて1週間ほどで到着した。
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続Hammock

岩岳で楽しんだ日の夜はハンモックで初めて寝てみた。夜の気温は10℃くらいだろうか。MYOGったアンダーカバーはハッキリ言って寒かった。予備として準備していたエバニューのFPマットをクルマに積み忘れるというウッカリっぷりで、山と道Mini2の背面パッドを取り出すとまんま4つ折りにされたミニマリストパッドがでてきたので驚いたw てっきり座布団サイズのマットだと思っていたからだ。そのマットのおかげで再び眠りにつくことができた。アンダーカバーの無能さにムカついたのでさっさと仕舞ってザックに放り投げた。その時オソンくんの姿が見えなかったのは気になっていたが… やはり薄くても断熱ができるものがハンモックの寒さ対策には一番有効であろう。ただし、マットのクッション性に関してはハンモックの場合無視しても良さそうなので、軽さ、コンパクトさで自分の好みをみつけようと思う。

ジャキさん、オソンくん、僕の3人とも始めてのハンモック泊だったけれど、3人とも「ハンモック最高やん!」の答えを出した。ただ、オソンくんはサスペンションのないMTBのおかげで腕をやられたのと、ハンモックを張った場所が何故かずっと木から水滴が落ちてくるという謎トラップでクルマに逃げこんだとのこと。確かに朝起きるとシュラフはびっしょり濡れていた。現在HammockGearでタープをオーダーしているのでその到着も待ち遠しい。何を今さらといわれるかも知れないが、ハンモックいいね!
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MTB is 最高

前回のブログで書いたMessengerのグループチャットとは、「オソンジュンのMTB購入計画チーム」のことであった。あれよあれよという間にオソンくんはKONAのUNIT XというフルリジッドのMTBを手に入れたわけで、その後もチューブレスにしたりドロッパーポストをインストールしたり(しかも自分で)とMTBで遊ぶの待ったなし!そんなこんなで昨年オープンした白馬岩岳MTBパークに集合したのであった。
そこはOMM BIKEのまさに開催地で過去2回行っているが一人旅はそこそこシンドイ。(次回はぜひ誰か!)集合時間は10時、名古屋から4時間かからないくらいで到着した。僕たちのMTB熱とは裏腹に駐車場に停まっているクルマは20台ほど… 若干肩すかしをくらった。受付で一日券4200円を支払い、腕にバンドを巻くと、いよいよ始まるワクワクが抑えられない。察しの通りジャキさんも喋る喋る。

ゴンドラにMTBを積み込み緊張した面持ちの3人はスタート地点に放り出された。最高の天気もあいまって、まだ雪の残る北アルプスは輝いていた。オソンくんは空気圧を念入りに調整している。ジャキさんはまだ喋っている。ひとまずトイレで武者震いをし、ファーストトライは周回コースにドロップイン。周回コースなので戻りで登らされてなかなかのHPを削られた。いっその事一気に下ろうということで、初心者コースを下る。アップダウンとコーナーが続く気持ちのよいコース。景色に見とれているとあっという間にコースアウトしてしまう。スピードがガンガンでるのでMTBをいなしながら、ビビりながらブレーキに指をかける。常に中腰なので太ももが悲鳴をあげる。何度も休憩しながら1本目は1時間半もかけてしまった。ゴールに戻った3人はいずれも満面の笑みだ。とくかく楽しい! この日は結局4本乗ったのだけれど、回を増すごとに力の抜き具合や得意不得意を確認しながら、そしてゴンドラの乗り降りにもこなれた感を出しつつ僕たちなりに多いに楽しめた。正直、ズブの素人の僕たちには敷居が高いのかもと思っていたけれど、他のライダー達も穏やかで、女性の方や、フルプロテクトでお父さんの後を追う小さなキッズもみんな楽しそうだった。


これは皆んなで来たらもっとおもしろいぞ。と思った。上手い人も初めての人もワイワイやりながら、ベースキャンプを作っておけば休憩も楽しいものになるだろう。という訳で早速ジャキさんは「9月にみんなでMTBや! 初期衝動や!」と鼻息も粗くなっていた。よし、9月までにコソ練すっぞ!
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Hammock

MessengerのグループチャットでジャキさんとOsonくんとで急に盛り上がり、バイクパッキングはハンモック泊や! とのことなので、eno sub6とHelios Suspension Systemを購入した。軽くてコンパクトな王道チョイスだとハミングバードが正解なのかも知れないけれど、eno通しで。
まだ一泊もしていないけれど、日中に何度か寝そべっていると背中がスースーするのが気になっていた。日中でこんだけスースーするなら夜に気温が下がったらどんだけスースーするねん! 解決方法はいろいろあるが、マットを敷くと確かに暖かかったけれどうまく背中にフィットさせることができずせっかくのハンモックリラックス、いわゆるハンモックスが半減してしまったので却下。夏を中心とした暖かい季節で使おうと思っているので、そこそこ値段の張るアンダーキルトも却下。デポのダウンバッグのようなフルオープンになるキルトも持っていないので却下。そこでみつけたのがこのサイト。このアンダーカバーで背中を抜ける風を遮ってやればかなりのハンモックスを得られるのではないかと。さらにタイベックシルバーを用いてより熱を逃がさないようにできないかと考えた。作り方は簡単で四隅にハトメを打ち、短辺にゴムを通しギャザーにして、ハトメからショックコードを延ばし、カラビナでハンモック本体に引っ掛けるだけ。早速試してみると、確かにスースー感は激減されたので効果はあると思う。さらに気温が低い場合などはハンモックとアンダーカバーの間にミニマリストパッドやジャケットなどを入れてやれば保温力を上げられるかも知れない。週末のキャンプでのオーバーナイトテストが楽しみである。
そんなこんなで既にこのような商品があることに気づいた… ちなみに僕が作ったものの方が、値段は1/3、重さも170gで勝ったと思っている。
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HOUDINI Activist Tee

軽い着心地でテクニカルなカッティングじゃないところが良いんですよ。普通に着れます。Activist TreeMerino™を使用。ワンサイズオーバーサイズでどうぞ。
ウールの普通のカーディガンをハイキングに取り入れたいな。
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リメンバー鈴鹿

いったい何がリメンバー鈴鹿なのだろう。聞くところによると昨年も皆んなで鈴鹿の山に行ったから今年も行こうぜ。と聞いて納得。
東京〜九州から友人たちが来てくれることに感謝。地元の山を楽しんでくれることに感謝。受け入れてくれる鈴鹿の山に感謝。などとJ-POPの歌詞のようなことを思っている次第。ありがたや、ありがたや。
一日目は朝明駐車場からタケ谷出合まで。二日目はイブネでテン泊の予定を変更して、オゾ谷→クラシ→イブネ→杉峠→上水晶谷→タケ谷出合のラウンドコース。新緑に囲まれ気持ちのいいハイキングをすることができたし、夜にはご想像通り、飲めや歌えやの楽しいひと時を過ごすことができた。





GW恒例のリメンバー山行になるのか。
次はアナタのお山にリメンバー!!
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XEROSHOES TerraFlex

いやぁ、良いシューズだなぁ。(カミさんの口調で
ハイキング用のシューズを新調しようと候補を絞ったのはコレとVASQUEのトレイルベンダーだったけれど、友人が激しくお薦めしていたのと、実際一日試し履きできる機会があったのでそれもふまえてXEROSHOESに決めた。
ゼロドロップと広いフットボックスで否が応でもあのシューズを思い出させるが、このメーカーがミニマムなサンダルを得意としているためか、“やり過ぎない感”がありよりリラックスして履けるような気がする。しかし、ホールドが甘いかというとサイド部からヒールにかけてまるでサンダルのようなストラップが回してあるのでその気になれば、その気になれるのである。
ただ一つ残念なのは、メッシュ部にスポンジーな素材があてがわれているので濡れた時の保水が気になる。この部分はもっとシンプルなメッシュでも良かったと思う。
今この何でもないシンプルなシューズをシンプルに履いてハイキングに出かけたいのである。
https://xeroshoes.com/
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about shooting the photos
写真が好きなので、写真のことカメラのことを書いておこう。
オリンパスの名開発者、米谷氏が語った「カメラは、どんなに優れた機能があっても、持っていないと撮ることができない。普段持ち歩けること」という言葉に感化されてなるべく持ち歩くようにしている。はじめは中古の安いキヤノンのフイルム一眼レフを使っていたけれど、なにぶん持ち歩くには重かったのでCONTAX T2や京セラT-Proof、OLYMPUS XA(米谷氏開発)などのコンパクトカメラを使っていた。当時は今では考えられないほど中古市場の相場が安かったので、満足いくようなデジタルカメラを買うよりよっぽど安かった。もちろんそれらはハイキングにも連れ出した。そしてRIDGEというブログに出会った。ハイキングログや自作道具の紹介などを楽しんでいたのだけれど、なにより筆者96ちゃんの撮る写真が好きだった。ある時96ちゃんがFUJIのX-E2というデジタルカメラを購入したというので、まんまと僕も真似をしたのである。

これに組み合わせたのは、XF35mmF1.4 Rというフジノンレンズだった。ただ一つのこだわりといえば単焦点だということ。あんまり写真のことはわからないけれど、とにかくよく写るので驚いた。もっと広く写したいと思いXF18mmF2 Rを追加した。そしてもっともっと広く写したいと思いSAMYANG 12mm F2を購入していよいよレンズ沼へ足を踏み入れようとしていた。そんな僕を救ってくれたのはVoigtlanderのNOKTON classic 35mm F1.4 SCというレンズだった。そのレンズの作例に魅了されXF35mmF1.4 Rを売却してマウントアダプターとともに手に入れた。このレンズはフイルムのようにしっとりとした質感と表情豊かなシャドウを撮って出しで吐き出すのだ。もちろん自分好みのカメラの設定には時間をかけたが。しかし、このレンスには決定的な弱点があるのだ。それは寄れないということ。テーブルの餃子を仰け反りながら撮るのである。そしてこの解決方法を知ったのはつい最近のことだった。“ヘリコイド付きマウントアダプター” マウントアダプター自体がニョキッと伸びてそれによって接写が可能になる、らしい。
そうして今、持ち歩けるボディ、理想の光を集めるレンズ、寄れるアダプター。僕にとってベストなカメラが完成した。そんなこんなをしているうちに型落ちになってしまったが自分のカメラが一番かわいいのである。


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Snow Hike
年明け恒例になった感のあるKamiさんとの雪を求めてのハイキング。今回は雪山初挑戦のWelldoneイノッチも一緒に鈴鹿山脈の藤原岳へ。前情報ではかなりの雪の量との事だったが、4合目からチラホラ、8合目からガッツリという雪の量。8合目からの急登は毎度骨が折れる。チェーンスパイクでは心もとなく、スノーシューを履く。時折吹き付ける強風にウインドシェルを羽織ったり、吹き出す汗にジャケットを脱いだり忙しい。たっぷり時間をかけて小屋に到着。人が少なそうなので、「ここで寝る?」「そうしよう」の返答には時間がかからなかった。始めて小屋で寝てみたけれど、なんて楽なんでしょう。これはちょっとクセになるかも。散々食べて飲んでシュラフに潜るも暑い… 寝れない…(と言いながらイビキをかいて寝ていたらしいが信じない) 快晴の翌朝は山頂から富士山が見えたとか、見えないとか… つまり僕らは山頂に行ってない、毎回こうだから仕方ないのだ。下山途中で友人にバッタリ会ったりなんかしてあっという間に終了。山場のないハイキングかも知れないけれど、僕らにはこれくらいがちょうど良い。






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HIKE2SAUNA #1 「山と一体化しよう」 #hike2sauna #tentsaunaparty #deepshiga #Profileから本編観てね
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