Tumgik
gugugumemo · 2 years
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幻覚映画の二次創作のあとがき
『ムーンライトディスコ』を聴いて見えた幻覚の映画の二次創作の本(何?)のあとがきです。全てが幻覚なので、ネタバレはありません。
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曲を聴いて見えた幻覚の映画の二次創作漫画を描くことになった経緯などは、さがんさんが無配のペーパーで書いてくれています。非常にわかりやすくまとめてくれました。あのペーパー、大好きです。
ムーンライトディスコのフルが解禁された日、リアルタイムでは聴けなかったので後日追いかけて聴いたんですが、2番のメロディと歌詞がすごくって……(それは皆さんご存じだと思うんですけど)曲の世界観とストーリー、キャラ描写に当てられ、久しぶりに嗚咽まじりに泣きました。大人になってからこんな泣き方をしたのは久しぶりでした。数年前になんかの映画を観て同じように泣いた気はしますが、今すぐに思い出せません。(ムーンライトディスコほどではないですが、最近だと去年のシン・エヴァンゲリオン劇場版・サマーフィルムにのって、とかで泣きました)
作品の良さを「泣けた」を基準にどうこう言いたくないので、だから何だという話ですが。それでも、ムーンライトディスコのフルを初めて聴いた日の事を思い出すと、どうしてもめちゃくちゃに泣いた事が印象に残っているので、この話はこれからもすると思います。 嘘やろ?って思うかもしれませんが、数時間泣きっぱなしでした。
因みに今はもう泣かないです。どこでも聴けます。
幻覚の映画についてですが、芽衣ちゃんが月に帰っちゃう予定の女の子で、千夏ちゃんがクラスメイト。タイプの違う女の子。千夏ちゃんは陸上に青春をかけていたんだけど、膝を故障してしまって走れなくなる。高校も部活で選んだのにな~とか、色んな葛藤があったりなかったりするのかな。
多分この映画は一種の救済の物語で、今を楽しく生きたくなるような映画なんですけど(何?)なんか突然SF要素がぶっこまれたりするからこっち(視聴者)の感情も忙しいんですよね……知らんけど。
千夏ちゃんは、自分だけ勝手に救われたのに、「ほんとは帰りたくない」って思っているであろう芽衣ちゃんをどうにもできない無力感を抱いている。どっか遠くに行く芽衣ちゃんを、走って追いかけられる足が、今の自分にはないことが悔しい。……って思ってるかな?と、幻覚の映画を観たときに思ったのでその一部分を切り取って、漫画に起こしてみました。
描いてみると、「もっとサビが描きたい!!!」ってなっちゃいました。我慢できなくてサビの一部をあとがきに書いてしまいました。
装丁を色々考えてくれたさがんさんのおかげで、めっちゃかわいい本になりました。感謝です!私は何もしていません。
自分の近くに同じように幻覚見た友達がいてくれてよかったです。 自分一人だったら絶対に本になっていませんでした。
途中描いてるのがほんっとに苦しかったんですが(女の子も創作も描けないので)なんとかなってよかったです。なんとかなったよな?
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gugugumemo · 3 years
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みなもの・劇的な、のあとがき
前編・後編と言うほどではないけどセットとして出した春夏秋の新刊でした。 以下、2冊のネタバレが含まれますので2冊とも読まれた方・片方はもう読む予定ないよって方のみ読まれることをおすすめします。
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特に原作の流れや設定を組んでいないものを好きに描きたくて、自分の好きな世界観に自分の好きな2人を当て嵌めました。 今まで出したどの本も、別に原作の解釈を補完するというほどのものを描いていたわけではないので、そのあたりは今まで描いてたものと変わらずではありますが。なので、寮?フィレンツェ?何それ……みたいな事になっています。(ご容赦ください) この2冊は、りついずの「非日常パート」と「日常パート」という対になる話を描きたいな~と思って作りました。
・だって呪いに似ている 恋とか愛って言葉は、「幸せ」とか「楽しい」とか、どちらかと言えばポジティブ寄りの色を含んでいるように思えて、実のところ呪いみたいな一面もあるよなって話でした。自分以外の存在を一度懐に入れたらそれが自分の一部になってしまって、その存在が失われたとき、もう以前の自分のかたちには戻れずに自分の一部が欠如した状態がずっと続くのかなと思っています。きっとその先のかたちはあるんだろうけど、そこについてはあえて触れません。 一言で言ってしまえば「死ネタ」になるんだろうけど、注意書きは絶対にしたくなかったので触れませんでした。書いたら描く意味ないし……。(これから何を描くにも、できるだけ注意書きみたいものは書かないつもりです)
・good bye, good night 凛月くんってどんな状況のなかでも自分を保っていられそう~という妄想。瀬名くんもどちらかといえばそっち寄り?感受性豊かな人はしんどそうではある。 色々書こうと思ったけど、書きたいことはだいたい本文で書いているのでここに書くことはあまりないです。凛月くんと瀬名くんの、このくらいの距離感が心地よくて好きです。ここで瀬名くんがレオに会いに行ったら、世界が終わる前に2人の世界を終わらせてしまいそうだなと思う。「セナが死んじゃう前におれがセナを終わらせるの。今までいっぱいわがまま聞いてもらってきたけど、最後のわがまま」って言いながら瀬名くんの息の根を止めようとするレオと、それを受け入れる瀬名、「やっぱりそんなことできるわけない」って崩れるレオ。この場合の『セナが死んじゃう』は『セナらしさが消え失せる』です。急にレオと瀬名の話をしてしまってすいません。
・朔間凛月の冒険 『だって呪い~』の凛月視点。 「セッちゃんが呼んだんじゃないの?」って言いながら、実は瀬名の知らないところで色々頑張ってたら面白いな……と思って書きました。それにゆうくんが巻き込まれてたら面白いな、とも思いました。 奮闘部分、私の脳内ではもっと長いんだけど全然描けませんでした。夏目くんに会いに行ったりする予定でした。『調味料を配合して謎のドリンクを作る』は夏目くん経由で知る情報の予定でした。調味料を配合して幽霊に会えるわけないけど、ふんわりした話だし、あり得るな……って。夢の中で、冷静に考えたらあり得ない事を当然のように受け入れてることってあるじゃないですか。それです。 浮いてる凛月くんを描くのが楽しかったので、機会があればまた浮かせたいです。
・なんでもない日のはなし 日常パートということで去年出したコピー本の話を入れました。
そんで今読み返してて気付いてしまったんですけど、これ最後のページ、前後していますね!!!!わあ!悲し��!最後から2ページめと3ページ目、逆です。もうどうしようもないので逆で読んでください。刷り直しはしません。すいません。これ、私がノンブルを入れ忘れたとかではなく、データ作るときにすでに間違えてるな…。
『みなもの』は、漢字にすると『水面の』で、水面の向こう側の話、という意味でタイトルをつけました。 『劇的な、』は最終ページ参照
お手に取ってくださっただけでなく、ここまで読んでいただきありがとうございました。 書き下ろしページは少なかったけど、8月末と10月頭で、寄稿を挟みつつ新刊を出せてよかったです。楽しかった~!
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gugugumemo · 3 years
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そんなのきいてないのあとがき
内容が内容なので、ネタバレとかはあんまりないと思います。
「言い訳や逃げ道を用意しないと素直になれない瀬名くん、ありそうだな〜」という妄想の本でした。自由を奪われるという制約があって初めて自分の欲を曝け出せる……。
そんでそれをわかった上で瀬名くんのストレス発散に付き合ってくれる凛月くん……優しい……まあ全部妄想なんですが。
瀬名くんは多少無理してでも色んなプレイにも付き合ってくれると信じています。どんなマニアックなプレイでも付き合ってくれると思っています。これは私だけが見ている幻想では決してないと思うんですが、どうですか……。
マニアックとは別かもだけど、女装もしてくれるもんね絶対。モデルだから、どんな格好でも最終的には仕上げてきてくれるよ〜。完成度の高さに「ここまでとは思ってなかった」(でもそれをセッちゃんに言ったら怒られそうだから言わない)ってちょっと驚く凛月くん、あると思います。瀬名くんが面倒くさいタイプって事をよく理解されている……。
私がエロ漫画上手上手オタクだったらもっとマニアックなやつ描きたかったんですが、今回描いてみてほんと向いてねえなと思ったので暫く描く事はないと思います。知らんけど。
今回の本、エロくないし、結局中途半端な着地点になっちゃったな〜というのが個人的反省点です。プロット考えてる時はめちゃくちゃ楽しかったです。ただ作画に入って(1年前)あまりにもエロ描写がわからず、苦痛過ぎる上にコが流行りGWイベントの中止が決定。完全にやる気を削がれお蔵入り。
1年寝かせて漸く「描くか〜」って気持ちになれて……まあ結果的に本にできて良かったです。
サンプル読んで「思ったんとちゃうかった!」ってなった人はごめんなさい〜!サンプルのページ描いてる時がいっちばん楽しかったしあそこがメインでした。
ちなみに1年前の放り出した原稿シリーズ、実は3つあります。1つが今回のエロ本、2つ目がハッピーエンドの原型になったもの(全て描き直した)、3つ目がりついずレオの泥沼三角関係……。泥沼三角は全然着地しないし奴らの感情がややこし過ぎるので「もうお前ら3人で勝手に解決してくれ…」と思って放置しています。原作が楽しいのでなんでもいいです。
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gugugumemo · 3 years
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『ハッピーエンドには程遠い』の話
補足・りついず解釈
以下、内容のネタバレを含みます
(瀬名くんに好意を抱く)凛月くんが、瀬名くんの(自分が知る範囲内の)過去現在未来を考えたときに、自分の好意が、彼が『幸福へ向かうためのシナリオ』にとっての邪魔な要素なのではないか……と考えてしまう話が書きたかった。
こんな悪い想像を瀬名くんに知られようものなら、「人の幸福を勝手な物差しで測るな。それを決めるのは俺自身でしょ」「おこがましい」って、怒られそうだけど、思考や妄想想像は簡単にやめることできませんし……。
あらゆる事態を想定したうえで取捨選択をすること、ごく当たり前でそういう場面は日常に溢れているし、いちいち人にお伺いを立ててはいられないよね。
凛月くんがどんな判断をするにしても、瀬名くんには踏み込めない部分もあるのかなって。
終盤の対話シーンで、瀬名くんはここでもっと凛月くんに踏み込むのかな?と考えもしたけど、今じゃなくてもいいのかな?って思いました。
彼らは今現在穏やかな世界に生きている(と思っている)(知らんけど)ので、関係や場の空気を読んで、距離を取ったり保留にしたり、”『未来がある事』を前提にした判断”ができるようになったと思っています。これってめちゃくちゃでかい事だよね。愛おしい。
(瀬名くんが凛月くんの『言わない判断』に対して踏み込まないのは、瀬名くんが凛月くんを尊重しているからだとも思っています)
Knightsの瀬名くんとレオくんを切り取った時に、自分の感情って『作者が、物語に動きを出��為にいたずらに放り込んだ設定』みたいだなっていう自虐。
あえて視野を狭くしたときにだけ見えてくるアレなので、周りから見ても実際そうでもない。自分を大事にしてください。
凛月とってレオも大切な人だから、『ずるい』って思っても素直に言えない。
自己中心的な子どもがたまに羨ましくなるアレ。
(自己中心的な子どもではないが、ユーサネイジアの司みたいな事は言えないんだろうなとも。ああ言えてしまうまっすぐな強さを持った司、めっちゃ良いな……って思った)
『夢をひとつ、諦めてくれる?』は悪い妄想で、凛月も望んではいない。とびきりきれいな景色をKnightsのみんなと見たいよね。
今回は凛月くん目線だったので、瀬名くんがどう思っているかは……。
多少の我慢を強いている事は自覚していると思います。モテる男は大変やね。
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gugugumemo · 3 years
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骨董綺譚読んだ
読んだ直後の雑な感想メモ。
考察ではなく私の感情です。箇条書きでとても雑。
色々とすぐに忘れてしまうので……
・DF絶対長生きできないじゃん~~こんなん、こんなん……。まぁそもそも臨時ユニットですが……。めっちゃ短命の臭いするなあ。
・斑をどうにかするための装置としての桜河こはくなのかな。こはくが斑に「大概にせいよ、自分」って言ってくれたのよかったです。斑の心に届いているかはわからない。この言葉がすんなり届くのであれば、斑はこんなことにはなっていない。こんな拗れていない。お前がこんなに拗らせていること、今まで知らなくてごめんなさい。
・こはくの口が悪いの、好感持てる。
・誰かこはくのことも引きずり上げてくれって思うけど、今のところ本人が特に望んでいないんだよね。(本心はどうであれ)いずれクレビ箱イベとかでこの辺りを掘り下げてくれるかな?期待してる……。
・装置としてのアイドルの話もめちゃくちゃ不穏だった。(不穏だらけなんですが…)誠矢さん周りのストとか過去の事とか整理できてないのでなんとも言えないんだけど、ズ!!って明星関連の回収もあるのかな?ありそう。(エピローグ③さぁ…)
今回のスト、これ単体では全然解決も何もしてなくて、せいぜい起承転結の起か承なんだよね。転と結が怖いわ。
・メインストでの司→こはくの感情、めっちゃよかったんですけど、今回のストを読んでると、司にこはくを変える事は絶対にできないんだな…と思った。司個人がどうとかではなくて、生まれた環境で、それだけは決定していて。近いようで遠い。生まれたときから、「絶対に手の届かない場所」に居るんだよなあ。もどかしい。
・斎宮宗はめちゃくちゃ強くてかっこいいね。斎宮宗のことま~た好きになってしまったわ。
・茨~~~~~~(ボギータイム読も……)
・チェキ
他スト読んで頭の整理したい。
普段スト読んでもメモとか取らないんだけど、ちょっと追記しながら自分用にまとめよ……。把握できていない事が多すぎる。(ナイツ周りでいっぱいいっぱいの為)
【まとめ】
こんな終わり方ってないよ!!終わるな……
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