いまさらムービーベストのメガトロン開封しました
変形難度も程よく、プロポーションも抜群です。見かけたら購入おすすめします。
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アンソロサンプル
官ナギR18アンソロジーに参加する作品のサンプルです。辻バレ後のイメージプレイです。タンブラー掲載分は性描写無し部分になります
冒頭
癖になる味
辻バレ後、双方の関係者を巻き込んでてんやわんやの大騒ぎを経て、辻田こと辻斬りナギリはシンヨコとVRCに奉仕活動を行う事を条件に釈放された。
そして釈放の夜、迎えに来たカンタロウを見てナギリは胸の高鳴りを感じ、もう何も不安がない故の謎の自信が彼を素直にさせたのだ。
「カンタロウ、好きだ。俺のものになれ」
ムードも何も無い衆人環視の中、駆け引きを知らないナギリはドレッドノートも裸足で逃げ出すフォード空母級の真っ直ぐな告白をした。その堂々とした男らしさに見送りに出ていた職員、それと何故か一緒に出てきた野球拳大好きとY談おじさんが固唾を呑んで見守っている。その眩しさは頭上に輝くシンヨコ名物クソデカムーンよりも神々しかった。
肝心の告白相手はといえば、夜の灯りでもわかるくらいに表に出ている皮膚全てが真っ赤で、瞳は潤み言葉はしどろもどろである。
「あ、あのつじたさん、あいやナギリさんそのあの」
「なんだ、そんな可愛い顔をしてどうした」
「か、可愛っ??ヒェッナギリさんが男前過ぎて過剰摂取!!!」
ますます顔を赤くしててっぺんから湯気が出そうな勢いのカンタロウに一歩近づく。
「返事」
以前から表情は豊かだったが、最近は更にナギリを見て恋する漢の顔まで獲得していたカンタロウは覚悟を決めた男の猛攻にたじろいだ。そしてナギリは己が原因で焦るカンタロウを心底可愛いと感じた。
「は、はい喜んでおつきあいさせていただきます!!!」
「つきあう?そうじゃないだろう」
もう少しで手が触れる、そんな距離まで近づいた二人はじっと見つめ合う。悪意と悪戯の化身であるY談おじさんまで大人しく見守る、奇跡的な状況でカンタロウはおずおずとナギリが望む言葉を導き出した。
「………… 本官はナギリさんのものでありますぅ」
「ん」
それに満足した吸血鬼が、想い人の顎を掬って唇を重ねるのは当然であった。途端に周りがヒューヒューなど沸き立つが二人の世界には届かない。だが固有結界『ふたりのせかい』が切り裂かれたのは内部からであった。
「ではナギリさん本官のうちで一緒に暮らすって事で……?」
「いや今日からVRCの職員寮に住むが」
「何ででありますかー!!!!!!」
至近距離で聞いたナギリと発生元のカンタロウ以外全員耳を塞いだ大声はかなり遠くの道まで響いた。デシベルで表すなら140くらいある。そんなジェットエンジン並の声も自分のものになった男が発していると思うと何だか愛しく感じるものらしい。しかしこれは己とカンタロウが幸せになる為である。ナギリは顎をくすぐっていた指を頬に移動させて、横に走る傷跡を撫でながら穏やかに話し始めた。
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