hatonome
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はとのめの巣(n個目)
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主に合成音声関連でログを残しておきたいことを書く場所
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hatonome · 11 months ago
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「機械仕掛けのあなたに」製作後記
出ましたね。製作後記が書きたいのをモチベになんとか完成させたような気もしてくるけどさすがにそんなことはないと思います。製作後記はずっと書きたかったけど。
作品で言いたいことは作品で語れという意見はわかるけど、全部を伝えられるほど有能ならこんなに苦労しないので勝手に語ります。語りたい、語らせてください先生。
展開そのものについては、技能的につたないことこの上ないと思うのですがやろうと思ったとおりにやったのでそこは別になんか言うことはないのですが、作り方に関しては何度も作り始めたことを後悔するくらいには大変だったので大変でした~と言いたい。
BGMについて
何も分からなかったです。雰囲気に合うのか合わないのかをグダグダ考えながら聞いては入れてはああでもないこうでもないと入れ直して、妥協点を見つけたらフェードかけて音量下げまくって何とか展開を邪魔してはいないんじゃないかって程度のBGMになった...なってましたか?という感じ。
やっぱり人を頼るべきだったような気はするけど、これは一人でやりたかったしやるべきだったからこれでいいんですと思うことにする。
音源配布者の方々、素敵な音楽をありがとうございます。
効果音
全然入れてない、そういう音がしそうなところにそういう音を入れた...だけ...
音源配布者の方々には頭が上がりません。ありがとうございます…
編集
編集ってなんですかね...なんか半年たってたけど...
何もわからないまま始まり、何もわからないまま気づいたら終わっていました。
AviUtlの各種プラグインの製作者様方、また動画制作テクニックを共有してくださったニコニコの投稿者様方のお陰でこの動画は完成しました。クレジットにどう入れるか悩んで結局入れられませんでしたが、ニコニコ復活時にツリー登録の形で感謝を伝えられれば幸いです。
キャラについて
ゆかりさんと「上司」と剣崎先生の立ち絵は自作しました。TTちゃんは松尾粥さん(公式)の物です。かわいすぎるため...
「上司」は立ち絵づくりの練習もかねて、一番最初に表情2種の差分のみで製作したものです。
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はとのめの製作の方針として、たとえモブでも顔無しやシルエットにするのは嫌だ、というのがありました。その理由は省きますが、とにかくそういう意図のもと「上司」は辛気臭い顔の30後半~40前半(?)の緑髪の男性になりました。髪色はほかの人物のバリエーションと被らないようにしたためこういう色になっています。
彼が辛気臭い顔をしているのは別に生まれつきではなく、状況のせいです。本来は結月ゆかりと付き合えるくらいには魅力ある人だという想定で描いています。多分仕事もかなりできるのだと思います。いやまあ二股はしてたけど...
声はCOEIROINKでカナタくんの声としてよく採用されているおふとんPさんの声を使わせていただいています。スタイルが物凄く多く、結構ドンピシャの声を出してくれたので採用を決めました。すみませんでした。おふとんPさん、ありがとうございます。そしてこんな役柄ですみません...
結月ゆかりさんの立ち絵を自作した理由は動画を見ればわかると思います。端的に言って滅茶苦茶大変でした。
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下半身は描いたはいいものの全く使う機会がありませんでしたね。
私服の変な柄などはゆかりさんっぽくて好きですが、反転すると文字が逆になるという最悪な仕様があり、後半平気で反転させまくりながら途中で気づき、そして無視しました。
複数の差分を動画制作中に追加したほか、横顔とか病室のベッド上とかの絵も別で製作しました(実はベッドの構図が最初に描い���絵です)が、全然差分足りね~~と思いながらやってました。顔の差分とか目と口があんまり印象合わなかったりみたいなので制限されたり、レイヤーの上下関係とかにも泣かされたり...立ち絵道は深く暗く厳しく、立ち絵製作者様方への尊敬が増しました。
ゆかりさんと言えばのバスタオルみたいな服はないですが、もしかしたらTTちゃんと会う前は(つまり轢かれる前は)部屋とかでは着ていたかもしれないな...と思います。私服の袖は手首にある機械関節(充電用ケーブルがそこから露出します)を隠すために長めのインナーを使っているという感じです。
正直一般的なゆかりさんらしさがかなり薄い絵になったなとは思いますが、雫からの連続性は少し感じられる造形になっている気がします。公式絵を見ながら描いたつもりでも顔のつくりに割とかれい式の影響がちらちら見えちゃいますね。あまりにも偉大である故...
動画の解釈に大きく影響すると思うので人物像について詳述することは避けますが、年齢は20代中葉から後半程度だという想定で描きました。
調声はどうすればいいんだ...となりながらやっていましたがゆかりさんの千両役者っぷりに助けられてこの動画は成立している側面があり感謝せずにはおれません。ありがとうございます。次出すときはもっと明るい話で...
ナースロボ_タイプTさんは、本作における重要な登場「人物」であり、僕がこの話を考えた起点でした。
ほかの作品においても倉成町私立病院やボイボ寮の設定をほとんど引き継がずにライン生産されたロボットとして描いてばかりなのは、自分のロボット観がどうしても動かせないため、だと思います。ごめんなさい...
絵柄を揃える意味で自作しようかとも一瞬思ったのですが、結局松尾粥さんの劣化コピーにしかならないのは分かり切っていたので公式から立ち絵をお借りしました。
旧立ち絵を使った理由は単純にこの衣装デザインが物凄く好きなため、また展開上そうである必要があったためです。
少なくとも彼女無しではこの動画は存在しえなかったです。ありがとう。次こそはもっと素直にいい話に出したい......
「医者」こと剣崎雌雄先生も本作においては世界観を伝えてくれる重要な人物でした。本来の剣崎先生はこんな滅茶苦茶な医療をやっている世界の人間ではないので作中で人物の名前を明確に出すのは控えました。
採用した理由は「いい立ち絵があるから」でしたが、DLし忘れてたら公開が停止してしまったのでやむなく自作しました。立ち絵を製作したのは色々あって液タブが使えない時期だったので家族のipadにprocreateを入れて製作したのですが、慣れない環境のためかなり粗くなってしまったのは残念なことです。
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あと身長設定を生かそうとしたら常に頭頂部が見きれることになりました。すみません...
作中においては20代後半から30代前半程度の年齢だと思います。人工器外科という特殊な部門は設立からあまり時間が経っていないという設定なので、若い医者が多いようです。
淡々と語る演技で作中のテンションを制御してくれました。ありがとうございます。
背景、作中の世界観について
多分一緒に語るのが楽なのでここはまとめてざっと流します。
作中世界はおおよそ50~60年以上先...いやもっと先かな...くらいの近未来という設定です。冒頭の救急ロボットはハッタリというか、これくらいの(考証が)ゆるい世界観だぜ!!!というのを提示する役割を帯びて登場してもらいました。
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↑アスクレピオスの杖のマークの入った救急車チックなロボットというコンセプトは自分でも好きです。災害現場の救助にも運用される(というかそのために設計された)ため、かなり大型でパワーがある機体となっています。
もしかしたら地方のインフラや建築は老朽化していて崩落事故なども割と起きており、今回のようなオーバースペックの出しどころがない現場ばかりではない...のかもしれません。
正直パトレイバーのブロッケンみたいなデザインだな...と思いますが水星の魔女とパトレイバーと鉄腕アトムくらいしかロボ作品の経歴がないので許してください...すみません...
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↑以上二つは最初のカットの没なのですが、あんまりにも凡すぎるのでやはりハッタリはやってよかった部分だと思います。
残りの雑な未来描写シリーズひとまとめ
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...こうしてみると本当にその場のノリって感じですね。最近パオロ・バチガルピの短編集を読んでいるので手前の想像力の貧困に余計涙が出てきます。
作中世界では本物の食肉の値段は高騰していて日常生活においては代替肉が普及しているほか、プラスチック資源の使途が増えたのに増産手段もあんまりうまくいっていないためにペットボトルが無くなり、ビンが復権しているようです。
浮遊画面ホログラムと眼鏡型コンピューターデバイスの使い分けについてですが、ゆかりさんは眼鏡を仕事用に使っているようですね。正直人の好みによるんだと思います。先生は患者に見せる資料をホログラムに表示しているし。
あとはこれくらいですかね。部屋の絵を描くときに作ったゆかりさん宅の概念図です。実際に描く段ではここからさらにいくらか改変していますが。タッチが角度によって違うのは描いた時期の違いです。合わせようとも思ったのですが、絵柄を散らせばTTちゃんが浮かないかなという色気もありました。
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1990年くらいの設定かよというようなあんまりにも普通の家です。都市部でも人口は減っているでしょうから、こういう狭小住宅に住む必要はそこまでないのかもしれませんが、単身者にはこういうコンパクトな住宅はまだ人気があるのだと思います。
そういえば、窓はマジックミラーに近い構造になっているので昼間はカーテンをする必要がないっぽいです。じゃあ病院にはなんでカーテンがしてあるんだ。それは多分人工器科の施設が古くて...
作中ですっ飛ばしている部分について
展開上はどうでもいいし尺を削るためにすっ飛ばしている部分が幾つかありますが、その辺を一応言っておく部分です。そうなんだ、くらいのネタですし、別にこれと違う解釈をしてもらっても構いません。僕はそう思っています、というくらいの感じです。
・推察できるとは思いますが、ゆかりさんの怪我が重すぎるのは、轢いたほうに殺意があったからです。おそらく現代であればほぼ即死として処理されるような感じの負傷ですが、かなり発達した救急医療技術によって何とかなりました。
・ゆかりさんを轢いた女の人が出てこないのは物語開始時点以降、ゆかりさんと一切会っていないからです。殺人未遂事件が「事故」とされていることについては彼女の家がまあまあ金を積んで無理くり示談にまとめたのだと思います。作中に出すのは上司だけでいいと判断しました。
製作全体を振り返って
もともとこの動画のシナリオは、デストルドー様( https://www.youtube.com/@destrugrim )主催の「ソフトウェアトークヤンデレ投稿祭」(2023年12月~2024年1月)の動画を見て僕もやりたくなって一晩くらいでひな型を出しました。
しかし、当時の時点から言うほどヤンデレというテイストでもなく、製作ペースは遅々として当然全然間に合うわけもなくだらだらとシナリオの修正を繰り返しながら絵を用意し、重い腰を上げて編集してたらこんな時期になってしまいました。何やってんだ。
その間にニコニコがサイバー攻撃で吹っ飛びました。許せない。
今回の製作に関して反省点は自分の中にたくさんあり、またいくつかは動画を作れる程度のシナリオ案もありますが(いずれももっと穏やかな日常ものです)、ひとまずは次回以降は無駄な動きなどを省力化してスマートな動画製作を目指していきたいところです。
その前に紡乃世詞音の立ち絵を作るかもしれませんが。
では、このような乱文を最後まで読んでくださった皆様に感謝しつつ(最後まででなくてもリンクを開いてくださった皆様にも!)、締めとしたいと思います。
ありがとうございました!
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hatonome · 11 months ago
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AIとかの話
 いやTwitterで生成AIの話ってしたくないじゃないですか。本気で…絶対どっちかの派閥に入り永遠の戦い~ラグナロク~を始めよう!みたいな感じじゃん。今のその辺の話題って
 別に全然ラグナロクにも意味はちゃんとあるとは思うんですけど、申し訳ないがラグナロクに割ける元気がないので今思ってることはこっちに書いておこうと思うわけですね。
 だらだら話すみたいな書き方になるしする。伝わりづらくしたいしこれが一番書きやすいので。
 端的に言えば今の僕は生成AIってそんなに好きじゃないというか、まあ嫌い寄り...なのかな...という感じなんですけど。だってズルいじゃん...
 僕がえっちらおっちら自分のないやる気と技術をくるくる回しながらカスみたいな絵描いてる間に何十枚も全然画面が出来てる絵が出てくるみたいなの、そりゃ...まあ...なあ...という気持ちにはなる、ならんわけなさすぎる。
 で、まあ。novelAIとか出てきたころに言われたほぼそのまんま学習元データをトレパクしてるようなもの...みたいなの、いやまあ、まあそれはそうなのかもしれないしな...とか思いながらぼーっと見てましたけど(Danbooruが話題になって見に行っても僕の絵が上がってなくてちょっと悔しかったりしたが)、なんていうか、そこにAI一枚噛んでたら別に実態がそうだったとしても抵抗が出ないみたいなの人の心理として全然あると思うし、というのが一番感じたところというか。嫌がらせは別としても。
 少なくとも、まずAIとか関係なく普通にこうして暮らしている時点で清くも正しくもなり得ないし、それがたとえ「トレパクみたいな」もんだったとしてもAI絵でいいね貰ったりエロ絵をFanzaやDLsiteで売ることがことさら極悪なものには思えないし、「僕のお気持ち的に」好ましくないという程度の話でしかない...というか...大体本質的になんで自分のお気持ち的に好ましくないのかって言ったら正直なところ最初に言った話に戻るわけで...
 この技術がどういう構造だから...いやそうではなく...そんなのは問題ではなく...みたいなのは本当に分からないしわかるつもりがあんまりないからまあもうやめますけど、僕自身の気持ちがそういう逆恨みみたいな嫌い方である限りは偉そうなことを言える余地は特にないな、嫌いではあるけど。というのが自分の中での結論なわけです。
 どっちつかずでカスすぎるし、ここまでで言ってないけどまあ全然キレてる人の気持ちも理解できるんですけど...
 なんでこんな要らんことをずっと言ってるかというと、
 例えば最近のボ劇とかはたまに背景にAIとか使ったりしてる奴があり(イラストACとかでもAI生成素材あったりするからそこから拾ってるのかもしれないですね)、しょ~~じきそうでさえなければTwitterとかで全然おすすめできたんだけどなあ...みたいなことをよく思いながら高評価ボタン押したりしていたり(高評価ボタンは押すんだ)(話が面白ければある程度の心理的瑕疵はまあ...)、
 あと始めたてなんやろかみたいな人のボカロ曲とかでよくAI絵使われてて、曲が良いと僕が描くよ~~とか思っちゃうけど、まあ僕よりAIのほうが絵ぇ上手いしな...とかなったり、
 あとTwitterで1,2回、pixivで1回、AIと気づかなくて普通にいいねしちゃったことがあり、まあそういうときは負けましたとか思ったりして解除するのもなんか違うので放置したり、
というようなことが重なってずっともにゃもにゃしていたのでさすがにまとめてなんか総括したい、僕を総括しよう僕が(セルフ山荘?)みたいな気持ちになったためですね。いや総括できてなくない?
 正直今こういうこと書いてる僕が4,5年も待たずに作画にAI使ってるとかなってても全然不思議に思わないのだけれど、風見鶏過ぎてマジで一回殴られたほうが良いような気がしてきたね。
 なんか、僕の絵をpixivでブクマしてくれてる見る専の人のアカウント見に行くとめっちゃAI絵あったり、絵の練習垢だった人がAI絵投稿してたり、というのを見てるとこの動きはたぶん不可逆だと感じるんですよね。不可逆な世界の変化に耐えられる自信は僕にはなく...
 結局何が言いたいのかわからなくなってきた。
 とりあえず現状好感を抱いてはいないけど、それはそれとしてどうしたって在るものとして付き合ってかないとなという感じです。以上。以上か?
 あと僕のTwitterのプロフに学習禁止って書いてないのは学習を禁止していないという意味です。いや僕が嫌な思いをしたら全然禁止するかもしれないが...
 何の話なんだろうこれ。まあいいや。さよなら
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hatonome · 11 months ago
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ここが存在する理由
・noteは本垢と紐づけてあって別アカウントでログインしたりするのかったるいなと思ったから
・こかむも先生がtumblrに日記書いてたのを思い出したから
・製作後記その他を置くならTwitterのリンク踏んできた人以外見なさそうなところがいいかな...と思ったから
以上!
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