hkakktakka
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hkakktakka · 5 hours ago
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以前知り合ったJR乗務員から聞いた話を思い出しました。一度書いたかもしれない。 信越本線の直江津→長野方面を、タンク車を連ねた貨物列車の機関士として乗務。冬のがいかに過酷かを話してくれた。
午後、出発時間が迫るころに日本海の向こうで雷光が見えるとまず「覚悟」を決める。
というのも、それは強い雪雲が近づいている現れだから。この先長野へ向かって登っていく途中、日本最大級の豪雪地帯を通る。列車が差し掛かるころには大雪になるのがわかるから、その覚悟だ。 蒸気機関車時代と違って電気機関車は一人乗務。一人ぼっちで立ち向かう。
タンク車には石油が満載。それをたくさんつなげているが、この「積み荷が液体」というのはそれだけで相当難儀なものらしい。というのも、タンクの中で前後方向に激しく揺れるため、引いている貨車すべての動揺が機関車を直撃するからだ。 前進しようとするとがん!と後ろに引かれ、
減速するとドカン!と押し出される。この状態で峠越えをするのは並みの運転ではない。 降り出した雪は山が近づくにつれ激しくなる。せわしなく動くワイパーもじきに役に立たなくなる。寒冷地の人なら知っている通り、溶けた水分がワイパーゴムについて凍り、雪を拭わなくなるからだ。
そうなると身を乗り出して素手で氷を掻き落とす。これを繰り替えす。気が付けば日はとうに沈んで、視界に入るのは前からごうごうと吹き付ける雪だけの世界になっている。 そんな中を、海岸近くの直江津から700mも登っていくのだ。 新井を過ぎたあたりから坂がだんだんきつくなってくる。
線路は雪に覆われていて、窓から顔を出して下を見ると、機関車の跳ね飛ばす雪がまるで波しぶきのように見える。「船みたいだ」とか思っていると空転!急な減速でタンク車からドカン!砂を撒いたり、微妙なハンドル操作で加減速をしつつ進行するが、雪はどんどん深くなり抵抗が増す。
こうなってくると指定された速度などまったく届かず、ただただ止まらないよう祈りながら、限られた視界で前方を覗きつつ進む。 関山から先はもう雪壁しか見えない。前方からは吹雪。見えるものが限られてくると空間識が怪しくなってくる。運転室の後方ではモーターが轟音を上げている。
不安になって振り返ると、機器室がほんのり赤い。発熱がひどい。関山・妙高高原間は日本最大の豪雪地帯だ。日本最強のロータリー除雪車もここに配備されたくらい。 そこを、孤独な機関士が十数両の石油満載のタンク車を牽いて登っていく。 「ほんとにね、ああいうときは泣きたくなります。」
ここで加減速操作を誤ると、一気に空転して停止してしまう。そうなると終わり。再起動できる可能性は低い。 ここで行き倒れたら信越本線は当面運転できなくなる。それだけは絶対に避けなければならない。 だから全身の神経を機関車の動輪とタンク車からの動揺に集中させてハンドルを操作する。
こんな過酷な条件の中、孤独な機関士は格闘する。 一般人には想像もできない仕事の現場だ。 そしてどうにか妙高高原駅までたどり着けば、やっと一息つくことができる。過熱した機器を冷まし、ほとんど雪で覆われた機関車の前面窓やワイパーをどうにかし、そしてやっと持参したお茶を口にする。
この先は、雪は減るし基本的には下りなので今までほどの緊張感はない。 しかし下りでのタンク車からの動揺は危険だ。各タンク内の揺れはまちまちだから、両数が同じでも衝撃は毎回違う。下手をすると減速直前に波長の揃った衝撃を食らうかも知れない。 だから長野駅までは本当に気が抜けない。
ぼくら鉄道ファンはただただ線路際で喜んでいるだけだけど、状況によっては乗ってるほうはそれどころじゃないよってことですね。 ちなみに彼はその後飯山線を経て新幹線運転士になりました。
X / 電電臨電 @erikichijo
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hkakktakka · 7 days ago
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“日本軍、ドイツ軍、イタリア軍、それぞれの将軍が どの国の兵が一番勇気があるか競うことにした。 日本軍の将軍が部下に言った。 「戦闘機で相手の戦艦に体当たりしろ」 部下は言われたとおりに飛行機に飛び乗り戦艦に向かって体当たりして死んでしまった。 ドイツ軍の将軍が部下に言った。 「潜水艦で相手の戦艦に体当たりしろ」 部下は言われたとおりに潜水艦に飛び乗り戦艦に体当たりして死んでしまった。 イタリアの将軍が部下に言った。 「爆弾を抱えて相手の戦車に体当たりしろ」 部下は言った。 「出来るか。この豚野郎」 イタリアの将軍が言った。 「どうだ、私の部下が一番勇気があるだろう。」”
— どの国の兵が一番勇気があるか - 2chコピペ保存道場 (via darylfranz)
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hkakktakka · 7 days ago
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日本とは、日本人とは何だろうと考え続けハタと思い付いたので記しておこう。
おそらく日本とは概念だ。日本的な文化、思考とはなにか。共生志向、故の抑圧傾向的社会。環境も思考も清潔を好み向上せずにいられぬ性質を持つ者達。
まだまだ書き足りない事を承知で、この様な性質を持ち日本に根付こうとする者、日本という概念を理解し実践しようとする者は生まれや育ち国内外を問わず(法律の話はここではしない)日本人ではなかろうか(勿論日本国に住みながら概念的日本人ではない者もあろう)
この概念はおそらく義務教育を始めとする日本的な教育環境によって基礎をなし、数多の歴史的文化的コンテンツに触れる事により無意識的に了解されるのだろう。
この概念無くして外国から日本国といういち地域に移住したとしてもその者は日本人とはならないだろう。今後日本人が減り外国からの移住者が大勢となった時、その多くがこの概念を理解し継承しない限り日本国でありながら日本は終了するこ想像できる。それら移住者がたとえ日本の清潔さや穏やかさ、整った都市や医療を始めとする良質なインフラを好んでの移住であったとしても、日本という概念無くして社会の維持は到底不可能だろう。簡易に例えると、サービス提供者が居らず皆客であるさまを想像すると良い。
私はこの日本という国と人と文化を大変好ましく思っている。できるなら永遠にあって欲しいとさえ思う。であるから今ここに、日本は概念である、とその内容を定義し明文化する事で、日本に暮らす皆の意識に上る様務めたいと考えた次第なのだ。
以上、概念の概念とするメモ書き
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hkakktakka · 7 days ago
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“6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 10:21:02.88 ID:G1tApJIe0【名作のタイトルに一文字足すとよく分からなくなる】 キャプテン右翼。 天空の茨城ラピュタ。 鳥人間失格。 吾輩は猫耳である。 マッチョ売りの少女。 面白い巨塔。 海辺のフカフカ。 一休許さん。 老人と海苔。 ローマの定休日。 ああ無表情。 はしょれメロス。 紅の豚汁。 男はつらいわよ。 リア充王。”
— 秀逸なコピペ集めようぜ:哲学ニュースnwk (via etau0422)
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hkakktakka · 7 days ago
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“LGBTなんて禿げたおっさんと同じ扱いでいいんだよ。禿げてることに表立って悪口を言ったり、制度的に差別するのは許されないけど、個人が心の中で『あの人禿げてるな』って思うぐらいは仕方ないだろ。それを赤の他人が『僕は禿げてるあなたを全力で肯定します』とか言い出すのは頭がおかしいって話。”
— 説教おじさん / Twitter (via y-kasa)
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hkakktakka · 8 days ago
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天才的❗️中抜き無し、事務経費なし❗️
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hkakktakka · 9 days ago
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“「『日本人は革命や権力への反抗の歴史を持っていない』と左翼の人が言っている」などと言うのはまさに噴飯ものの話で、神風連や西郷さん一党などいくらでもあるんだけど、左翼として彼らを持ち上げると都合が悪いから、見ないふりして適当なことを言っているだけです。みっともない話であります。”
— XユーザーのOGAWA Kandaiさん
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hkakktakka · 9 days ago
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hkakktakka · 10 days ago
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hkakktakka · 10 days ago
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“昔の古い「朝生」の動画に懐かしい在日の辛スゴが出ていて、「在日は日本人が韓国人を強姦して生まれた人々」だと言い切っている! これが善意の日本人の贖罪意識を煽り、自己の名前を売り、カネを手にいれた「朝日新聞労組ご推薦」の女詐欺師の姿である。在日なら何を言ってもいい。そんな時代のカリカチュアが辛の存在だった。 ●昨今、レイシズム批判を叫ぶ人たちがいる。だが、彼らは発言の大前提として、日本軍が朝鮮の女を暴力的に拉致し、娼婦にしたという韓国サイドの言い分について自己の見解をあきらかにすべきではないのか。 ●日本社会の草の根から噴出する韓国と在日に対する批判のマグマ。その背景には、これまで「連帯」、あるいは「共生」と称しつつ、嘘であれなんであれ、辛スゴのような韓国・朝鮮人の言説に無条件に迎合してきた日本人の存在があり、そうした「言論人」たちへの怒りと不信がここに来て、一気に広がっていることも一因なのである。戦後長く封印されてきた日本人の民族的感情。だがパンドラの筺はついに開いてしまった。気づくべきはこのことであり、相手に向かって単に「レイシスト」とレッテルを張るだけで済む話ではない。 ●繰り返す。 歴史を語る際の大前提であるファクトを尊重することもなく、安易に朝鮮人の排外的ナショナリズムに拝跪しただけの「言論人」たち。彼らはいまや、事実を武器に反論を始めた日本人の広範な対抗ナショナリズムの標的にされてしまった。これは漫画である。メディアの側が市民の突きつける事実の前に沈黙し、防戦一方、ひたすら、相手へのレッテル張りに追われているという情けなさ。素人相手にファクトで反論できない「ジャーナリスト」とは一体なんなのだろうか。 寿司もまともに握れないのに寿司屋の看板を出すべきではない。 ●間われているのは「朝鮮人を殺せ!」という乱暴なスローガンに留まるものではない。日本国民のなかにある在特会への批判。これは理解できるものであり、言葉の暴力性は批判されていい。だが、同時にそこに、もうひとつ、マスコミ批判と不信が同居していることも承認すべきなのである。それでなければ、今回もまた表面的な綺麗ごとだけの話で終わり、問題の真の解決にはならないだろう。 ●今のワイドショーや報道番組を見ればいい。 スタジオでのゲストたちの予定調和なコメントと番組最後の視聴者アンケートの落差は可哀想なほどである。 彼ら「言論人」たちのコトバは浮いており、すでに賞味期限は切れている。メディアは日本人のナショナリズムを舐めていたのではないのか。11年前の北朝鮮の日本人拉致事件の発覚がターニング・ポイントだったのに。 ●「朝生」は罪深い。かつては、ゲストに中国人民解放軍のインテリジェンスまでが登場していたからだ。スパイが出演していたのである。この中国人は横田基地で米軍の情報収集をし、その後本国に逃亡した人物だったが、ナント、番組では、日本人に向かって「歴史の反省が足りない!」と非難を加えたのであった。 中国のスパイが日本のテレビで、画面の前にいる日本人視聴者をぼろくそにバッシングする光景。 そればかりではない。なさけないのは、辛スゴの時と同じように、それを贖罪派「文化人」たちがうな��きながらひたすら聞き入っていたことだ。 ●「鬼っ子」在特会は韓国・中国のナショナリズムをひたすら肯定し、他方、日本人の正当な愛国心を何か危険で、怖いものであるかのように演出してきた朝日新聞的言説、さらに、事実と言う武器を捨てて、ひたすら「贖罪」感にだけ身を任せた「言論人」たちが生み出したものなのである。報道と国民の間の信頼の乖離。だが、事ここに至ってもマスコミからは胸に手をあてて、自己の犯した過ちを真摯に反省するという姿勢はうかがえない。 在特会とは鏡に映ったメディアの姿である。”
— 「朝生」の古いビデオ - 青木直人BLOG: 2013年6月 2日 08:21 (via nandato)
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hkakktakka · 13 days ago
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年を重ねることの一番つらいことって、何だと思う?
— なんだろう?
— 見えなくなることよ。
若いうちは、何かしらの「存在」として見られるの。
「あの感じのいい人」とか、「おしゃれなあの人」、「力強い彼」、「頭の切れるあの子」ってね。
誰かが目を留めてくれて、名前を呼んでくれる。
でもね、少しずつ変わっていくの。
やがて、「いつもひとりで歩いている白髪のおじさん」とか、「くたびれた靴を履いたおばあさん」になってしまう。
それだけ。
まるで世界の目から消えてしまったかのように。
— でも、僕は見てたよ。君が入ってきた瞬間から。すぐに気づいた。
(これは、ある有名なイギリスのドラマの台詞。でも何より、それは胸を刺す真実。)
年配の人の話になると、たいてい年齢のことしか語られない。
「もう80を超えてるらしいよ」
「そろそろ90になるらしい」
でも、こうは言われなくなる。
「昔は音楽家だった」
「何世代もの生徒に教えてきた人だよ」
「今は一人暮らしだけど、あの人にも、かつては――」
時が経つにつれ、「本当のあなた」を知っている人たちはいなくなってしまう。
友達も、少しずつ失っていく。
子どもたちは、自分たちの生活に追われている。
仕事、子育て、予定に追われて、精一杯。
たまに短い電話。ほんの少しの立ち寄り。
ご近所の顔ぶれも変わっていく。
新しい住人は、「二階のおばあさん」がどんな人だったかなんて、知らない。
お店に行っても、もう名前で呼んでくれる人はいない。
そして、気づかぬうちにぽっかりとした空白が生まれる。
静かに、けれど確実に。
見えない存在になっていく。
私たちはわからない。
なぜ母が、一日に何度も電話してきて、天気のことを聞いたり、持っていないはずの物のありかを尋ねたりするのか。
なぜ父が、同じ質問を何度も繰り返すのか。
でも、心の奥にあるのはただ一つ。
忘れられることへの恐怖。
もう誰にも見られていないのではないか、という寂しさ。
老いるというのは、ただ身体が変わっていくことではない。
透明になっていくこと。
そして、たった一人でもいいから、「自分はまだここにいる」と思わせてくれる存在を、必死に探しているのです。
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hkakktakka · 13 days ago
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グレタたちの勇気とアイデアは賞賛したいが、心の奥底にある違和感をHaaretzがうまく言語化してくれた。最後の一文が核心をついている。 "活動家たちは、イスラエルの封鎖を真正面から見据え、そしてイスラエルの拘留施設で過ごしたという名誉の勲章を手にして、英雄として帰国するだろう。一方、イスラエル政府は、この一件をハスバラ上の勝利とみなす。自己顕示欲は強いが無力な敵を、血を流さずに阻止できたのだから。誰もが自分の役を演じ終え、それぞれに花束と拍手が贈られる。 そしてガザの人々は、明日もまた空腹で目を覚ますのだ " The Dance Between Israel and Greta Thunberg's Gaza Flotilla Went Exactly as Expected
https://x.com/soga_taichi/status/1932313617380114738
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hkakktakka · 17 days ago
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hkakktakka · 21 days ago
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ハーバード大学が75年に渡って研究した「人の幸せとは何か」という問いの答えは、「金・富・健康ではなく『同じ志をもつコミュニティで頼り頼られ生きること』」だった、という話は繰り返し思い出したい。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2520592
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hkakktakka · 25 days ago
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“世界的に有名なメガロポリスの中心に神聖不可侵の巨大な森がある。 その森にはその国の最高司祭が住んでいて、国民の安寧と安らぎを祈願している。 司祭は同時に世界最古の王家の末裔であり、世界で唯一の皇帝でもある。 伝説の3つの宝物は『神器』と呼ばれ、それぞれが霊的な古い聖所で固く守られ表にでることはない。 司祭の住む巨大都市そのものもその成立時において、何重にも念入りにある呪術者が守りを固めた人工魔法防御都市である。 空前の規模で、もはやこれほどの術を施された街は術の発祥の国にさえないのだ。”
— 日本KOEEEEEEEEEEEEE!!ってなる事挙げてけ BIPブログ (via mesotabi)
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hkakktakka · 26 days ago
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コロモー 「みんながアゲてくれた『小説感覚で読めるWikipediaの記事』 https://t.co/4VA6dYCpRO」 / Twitter
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hkakktakka · 26 days ago
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「我慢することは美徳である」と思い込んでいると、高齢になったら損をすると思います。高齢になってくるとあれやこれや我慢しているうちに病気になってしまったり、足腰が弱って歩けなくなってしまったり、ボケたりしてしまいます。
若いうちは、どんなことでも我慢すれば何かしらの見返りが得られたかもしれませんが、高齢者の場合、人生の残り時間を考えれば、「いま我慢すること」は割に合いません。
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