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桜の時期は終わっても、春は始まったばかり。 車の窓を全開にして新緑や土の香りをいっぱい嗅ぎながら走るこの季節が大好き。 私はたくさんの芽吹きの中生まれたんだな、と思った今年の誕生日。情緒がなくてもいい。この季節が大好き。切なくなってる暇なんてない。

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for birthday

楽しく有り難い日々に隠れて、自分の中では葛藤の多い一年だったなと思う。いろんな出会いと挑戦に恵まれたからこそ、反省も多い。

今年も小さく前進していけますように。

笑い飛ばせる強さとおおらかさを。

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情熱を注ぐほどに頭が混乱してしまうから、 いつからか全力で打ち込むことができなくなってた。 いい加減やめにしたい。消化試合のような日々。 嬉しいも楽しいも悔しいも悲しいも切ないも感動も、一本道で繋がっている。そう実感できる人生を、自分で作っていく。

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初めて特定の人を思いながら作った。 まあるくて優しい、明るくて穏やかな、
旦那さんと二人三脚でお店を切り盛りする、
素敵な女性。 持ちつ持たれつ。

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まだ、全然ぜんぜん世の中に出ていない。 だから自分のペースでやっていこう。 おらがペースで。 水面下なこの感じ、わくわくする。

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この数日を振り返ると、楽しかったなぁ、ということしか出てこない。あれやこれやを語り合える友の存在。共有してる部分をわざわざ確認し合わなくていいからとても気持ち良い。だけど毎回いろんな気づきを与えてくれる。

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毎日がどんどんどんどん更新されていて、忘れられないと思っていたこともどんどん忘れていってる。どんどん新しい私になって、可能性が広がっている。春に花が咲いていた木はいつの間にか新緑が繁っているし、日射しはどんどん服を脱がせる。 毎日たのしい。あっという間に終わる毎日。 見落としてるものもたくさんあるんだろうな。 だけど、今がものすごく好き。 悩んだりうまくいかなかったりするけど、 それらも含めてすべてが新鮮。

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いま、どこにも属してない感じでたのしい。 これからが勝負だと分かっていても、いまはいまの新鮮さを手放しで愉しんでる。誰かの生活を眺める習慣の中にいたら、きっと忘れたままになっていた感覚。壁に立往生して天を仰ぐような日があっても、自分を生きている感覚があればそれは素晴らしい経験だなと思う。 人生を語ることなんてできない。自分を総括するのもまだまだ早い。 いまはいまを味わい尽くすのみ。そして、味わい尽くせない時期があってもいい。と思える日々。

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文章は余白が多い方が好きだ。 だから私は詩が好きなんだと思う。 言葉と言葉の間にある空間に たくさんの匂いと色と音とが含まれている。

かく言う私の言葉は、 羊羹のようにぎっちりなのだけれど。

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書く私 読むあなた 間にいるのは いくつかの文字 その文字が運んでくる 目に見えない詩というもの 文字がいつの間にかささやく 遠くからあなたの耳に 風と星々と夢の声で 人声にまじって 軽やかに 優しく

http://www.tanikawashuntaro.com

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造形美

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相手に本心をぶつけられないのは、相手を傷つけたくないからではなく、自分が傷つきたくないからだと自覚してる。口にした瞬間に、私が爆発してしまいそうでこわい。詰め込みすぎた瓶の蓋を開けたら、何が溢れてくるか分からない。 姉の影も、父の仕事も関係なく、何も通さずに私を認めてくれる人がいること。その存在に心から救われている。そういう人は大抵みんな、古傷をチラリと見せてくれる。 私の中にある、家族という存在の寂しさ。そういうものが最近露わになってる。家族といるほど寂しいのだから、どこにいても寂しいのは、当然といえば当然。 いつも心の中の同じ場所にいて、いつもこっちを見てる。見えてないふりされてしまう、あなたも寂しいね。

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帰り道の電照菊の灯りに見入る。 今年もこの季節がきた。

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『牯嶺街少年殺人事件』 清澄な景色、 光、 少年たちの視線、 スタジオの屋根裏、 壊れたラジオ、 日本様式の家、 腕時計、 ハイカットのコンバース、 日常的に通る戦車、 闇、 懐中電灯、 プレスリー。 61年の台湾。