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数学系企業のカオスマップを作成したい

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数学の研究開発している企業はどれだけいるのだろうか。そう思って、調べ始めると、結構な数があった。この結果をカオスマップにしてみると面白いのかもしれない。AI系ベンチャーの勃興状況がよく分かるだろう。しかし、それ以外のテーマにおいても若干の広がりがあった。

まずは企業リストアップをしていく。

昨今ではAIや機械学習などの産業界ニーズが高まっているため、統計学ベースの研究の社会実装が進み、ベンチャーが多く生まれている。

株式会社Archaic（アルカイック） #人工知能 #データサイエンス #機械学習 #システム開発 #コンサルティング

株式会社Arithmer #人工知能 #機械学習 #数理モデル #コンサルティング #システム開発

株式会社理研数理 #数理モデル #システム開発 #コンサルティング

TRUST SMITH株式会社 #数理モデル #システム開発

京都機械アルゴリズム研究所 #TRUST_SMITHグループ #画像認識 #異常検知 #3次元点群認識

SMITH & FACTORY 株式会社 #TRUST_SMITHグループ

SMITH & LOGISTICS 株式会社 #TRUST_SMITHグループ

SMITH & MOTORS 株式会社 #TRUST_SMITHグループ

公益研究基盤機構 一般社団法人 #TRUST_SMITHグループ

次世代ロボティクス・バイオニクス研究所 #TRUST_SMITHグループ

deep consulting 株式会社 #TRUST_SMITHグループ

株式会社Rist #人工知能

株式会社 pluszero(プラスゼロ) #人工知能 #自然言語処理 #システム開発 #コンサルティング

株式会社エクサウィザーズ #人工知能 #システム開発 #コンサルティング

株式会社LIGHTz（ライツ） #人工知能 #メディア開発 #数理モデル

株式会社Proxima Technology #人工知能 #システム開発 #アルゴリズム開発

イメージしやすい応用先としては、やはりセキュリティの分野であろう。その暗号方式も様々で、代数的なもの以外にも、原子核の崩壊を利用したものなのど、興味深いものがある。

株式会社ToposWare #セキュリティ #暗号 #ブロックチェーン

EAGLYS株式会社 #暗号 #データサイエンス #人工知能

株式会社クァンタリオン #暗号 #原子崩壊

ダークトレース・​ジャパン株式会社 #人工知能 #教師なし学習 #システム開発

暗号や統計学以外のテーマで研究をしている企業もちらほら現れてきて面白い。

株式会社シグマアイ #量子コンピューター #量子アニーリング #システム開発 #コンサルティング

株式会社APSAM Imaging #画像解析 #ホモロジー法

株式会社エリジオン #CAD変換ソフトウェア

株式会社 Integral Geometry Science #多重経路産卵場理論 #計測システム開発・製造

株式会社レゾニック・ジャパン #モデル解析 #振動工学 #ハードウェア製造

また、教育事業を中心にしているところも増えてきている。こんなにもあるのかと驚いている。社会人向けの教育事業も増えてきている。統計学など、事業で求められる数学を教えるものから、面白さを教えるもの、プロジェクト学習型教育を展開するところなど、様々である。

株式会社すうがくぶんか #教育 #プログラミング教育

和から株式会社 #数学教育 #統計教育

株式会社COMPASS #AI型教材

株式会社キカガク #プログラミング教育

株式会社プレイシップ #幼児教育 #知育 #知育教育評価

株式会社steAm #STEAM教育

株式会社math channel #数学教育

主に国内を中心にリサーチしてみたが、想像よりも多くのプレーヤーがいた。世の中の企業は、事業領域が様々だが、そのコア技術に数学が用いられているケースも少なくないため、それらも考慮してリサーチできると良いのだが、まだ限られた時間内で調べるには、難しかった。

引き続きリサーチ��進めたい。

そして、ある程度リサーチできたら、カオスマップ作成に進んでいこう。

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数学系企業のカオスマップを作成したい

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Get Lucky to Life

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とある団体からお声がけいただいた学校でのキャリア教育の授業用の動画撮影依頼。

事前にアンケートに回答するように依頼があった。その項目設計の元になっている理論も合わせて紹介されていた。それは、スタンフォード大学のJohn D. Krumboltz氏が提唱した“Planned Happenstance”というキャリア教育理論だ。

“Planned Happenstance”とは、「計画された偶発性理論」と訳されるが、要するに私たちのキャリアの８割は偶発的な出来事によって決まっている、というものらしい。

原著と思われる論文は1999年に出版されている。

https://medium.com/media/9c1361896078de4698d8590bba0e38ce/href

これによると、従来のキャリアカウンセラーは、偶然性のない、必然的な出来事を中心に洗い出し、アドバイスをしていたようだ。しかし、この理論によると、偶然の出来事がキャリアに大きな役割を果たしているらしい。

たしかに、1��後が予測できない世界で、2秒後は予測できないだろうし、3秒後も予測できないだろう。そうすると、n秒後も予測ができないため、n+1秒後も予測ができない。

つまり、未来は予測できないのである。

そうした中で、キャリア形成において偶発性は重要な役割を担うことは直感的には理解できる。

論文中にも『人間は、ある時、ある場所で、自分で選んだわけではない親のもとに、それぞれ異なる特性や素質を持って生まれてきます。そして、予測できない無数の出来事が起こる環境の中で成長し、それが良い意味でも悪い意味でも学習の機会となる。』と記載があった。

納得だ。

そして、力強いメッセージも書かれてあった。

『クライアントは、他の人が始めた経験の中で、ドアをノックするのを受け身で待っているだけではいけません。チャンスを生み出し、見つけるために行動することを学ぶ必要があるのです。』

おうおう。では、どうしたら良いのか。論文中には、次の５つのスキルをカウンセラーは身につけよ、とあった。

1. 好奇心：新しい学習機会を探求する 2. 粘り強さ: 挫折しても努力すること 3. 柔軟性：態度や状況を変える 4. 楽観主義：新たな機会を可能なものとして捉え、それを達成できるようにする。 5. リスクを取る：不確実な結果に直面しても行動を起こす

そして、具体的な方法論についても記載があった。１番の好奇心については下の塩梅だ。

1. あなたの好奇心はどうですか？ 2. 偶然の出来事は、あなたの好奇心にどのように貢献しましたか？ 3. 好奇心を高めるために、どのように行動しましたか？ 4. あなたの好奇心のキャリアへの影響をどのように探ることができましたか？

論文の結論では要点を５つにまとめている。

1. 計画されていない出来事がキャリアに影響を与えることは、正常であり、必然的であり、望ましいことであると認識すること。 2. 優柔不断を改善すべき問題としてではなく、クライアントが将来の予期せぬ出来事を利用できるようにするための計画的な心の開放状態として考える。 3. 予定外の出来事を、新しい活動に挑戦したり、新しい興味を持ったり、古い信念に挑戦したり、生涯学習を続けたりする機会として活用するように指導する。 4. 将来、予定外の出来事が有益になる可能性を高めるための行動を起こすように指導する。 5. クライアントのキャリアを通じた学習を継続的にサポートするために、クライアントをフォローする。

ここから学んだことは、キャリアによらず、あらゆる未来の行先には、偶然をも味方につけられるような行動をしていこう���ということだ。

予定外の出来事を楽しむ。

それって、つまり、生きるってことだよな、と思った。

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通勤ランにトライ

貴重な一人時間

子供が生まれてから、夫婦どちらも起きている時間に一人の時間を確保することに罪悪感があり、なかなか実行に移せなかった。もともと一人でぼーっとしているのが好きなので、夜寝る間を惜しんで自分の時間を確保していたが、近頃睡眠時間が激減する事態になり、体力的に辛くなってきた。

ぼーっとしたい

一人の時間で何をしたいのかというと、物思いに耽りたい、というのが一番にくる。数学の研究をしていた頃は、散歩しながら考えているとよく天からアイデアが降りてきたものだ。どうやら、デフォルトモードネットワークという脳の働きによって意識して頭を使っているときよりも脳がフル稼働するらしい。これまでは、料理や食器洗い、アイロン掛け、風呂の時間で物思いに耽っていたが、料理は妻と分担で機会が減り、食器洗いは食洗機に、アイロン掛けは洗濯乾燥機に奪われてしまった。風呂は子どもと入るため一人の時間に���らない。さらに、もともと運動はしてこなかったこともあり、この歳になっても物理的に成長してきたため、運動習慣を身につける必要が出てきた。こうした状況から通勤ランを試してみようと思う。鉛のような体をどうスリムにしていけるのか��模索を始めようと思う。

スリム化週間計画

どこから始めようかと考えたとき、いきなりの長距離は厳しいだろう。職場の最寄り駅に向けて、その一つ手前の駅から走ることにした。距離にして片道2.5km。往復すると5km。時間にして30分。ちょうど脂肪が燃焼し始める頃だろうか。短いかもしれないが、まずはこれで良い。始めることが目的だからだ。ということで、日曜日に実践してみた。やってみると、鈍った身体には確かにきついのだが、できなくもない距離。平日は子どもの送迎があるので時間的に厳しいが、休日ならできそうだ。次の日曜日にもやるんだと自分に宣言しよう。結果はまたお知らせする。それにしても、全身が痛い。

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通勤ランにトライ

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2019年に読んだ本まとめ

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2018年に読んだ本まとめ

昨年に引き続き、まとめてみた。が、時間を取れずほとんどただのリスト。

いかに生き、いかに学ぶか 若者と語る／遠山啓 何度も読み返す本。自分の中でバイブルとなってきた。時代に流されず、周りになんて言われようと、自分で考えて選択した道であれ。

「機械式時計」という名のラグジュアリー戦略／ピエール＝イヴ・ドンゼ 時計の未来を考えるときに読んだ本。5年前なので、最新事情までは組めていないが、時計企業の反映は概ね企業買収とマーケティングということが分かった。そこに日本企業がどのように切り込んでいったのか。読み物としては味が薄いが雰囲気は分かる。

幾何学の基礎をなす仮説について／ベルンハルト・リーマン 読んで見たかった一冊。もう少し心に余裕があるときに読めばよかった。概念を提唱することの凄さ。森田真生氏が3R（読み書きそろばん）ではなく、3R（読み書きリーマン）と言ったことにも納得の内容だった。

時計の科学 人と時間の５０００年の歴史／織田一朗 時計の科学という名の通り、時計の歴史と技術の歴史がまとまっている一冊。

そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生／横石 知二

学者は語れない儲かる里山資本テクニック／横石知二 地域創生の代表格とも言われる上勝町。葉っぱを売って高額所得者になっているご老人の方にも実際に会ったことがあるけれど、とても生き生きしていた。老舗企業にSlackを導入するかの如く、ご老人に売買の仕組みをインストールする話。ただツールを渡すだけではなく、その定着に手を抜かない凄さ。

宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃／加藤文元 今年読んだ本の中で最高の一冊。望月新一先生の構築した宇宙際タイヒミューラー理論（論文にして500ページ以上）の解説本。さらっただけの読書となってしまったが、ちゃんと読みたい。IUT理論のコンセプトの壮大さに絶句する。群論から始まるため、最初は優しいが後半はもう少し時間をかけて読みたい。

純粋理性批判（上）／カント

純粋理性批判（下）／カント 読んでみたかった一冊。岩波文庫版。哲学者のものの見方について理解が進んだ気がするが、いかんせん難しい。漫画本もあるみたいなので、そちらにも手を出してみようか。

ドグラ・マグラ（上）／竹久夢二

ドグラ・マグラ（下）／竹久夢二 これまで読もう読もうと思い、少し読んでは辛くなり、しばらく間を開けて、また思い出したように読んで、とかなり期間を要した。（上）（下）あるが、合わせて4年位かかった。最初の辛い設定が後々の混沌の中に蘇ってくる構成の素晴らしさ。

英語ネイティブ脳みそのつくりかた／白川寧々 教育トピックスを漁っていると出会った一冊。実践しているが、なかなか面白い。話のテンポが良く、読んでいて気持ちがいい。英語喋れるようになることが目的なのではなく、なりたい自分になるための手段として英語が使えるということ。良く言われている論調だが、これは圧倒的なセオリティカルな手法で楽しく実践できる点が他を凌駕している感がある。

Word Power Made Easy／Norman Lewis 言語学者による英語学習帳。まだ進行中なので、レビューはまだ早いかな。

世界への扉を開く”考える人”の育て方／大前研一 国際バカロレアについてのインプットのための一冊。「学び」の目的が国際的には変わっているが、日本にはまだ現場に浸透していない印象。授業を組み立てたとして、その評価に困難が待ち構えている。IBは日本にも次第に導入されつつあるが、現場では苦労されている先生方も多いと聞く。ある先生いわく、MYPがIBの真骨頂だとのこと。PYPやDP、日本語DPは試験があるのに対し、MYPは試験がない。だからこそ、学校の特徴が出せる授業が構成できるのだという。

蜜蜂と遠雷（上）／恩田陸

蜜蜂と遠雷（下）／恩田陸 （上）を読んだだけでとても面白かった。ステージに立ったときの澄み切った感覚を思い出せる小説だった。また何か音楽を始めたときにでも改めて読みたい。映画は見てないので、また今後。

ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」／丸幸弘・尾原和啓 大企業オワコン説が随分と広がっているが、日本に閉じている場合にはそう思ってしまうのかもしれないが、日本の外に目を向けると、大切やポジションになりうる。豊かな日本をより豊かにするのではなく、異なる価値として、力強く動けるのが大企業なのだとも思った。

去年は23冊だったので、少し減った。忙しい中で何とか17冊も読んだのには、自分を褒めておこうと思う。

今年はインプット重視な傾向が強くなってしまったが、新年はアウトプットをより細かくし、自分の考えを昇華できるようになりたい。

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2019年に読んだ本まとめ

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ツールは何でも良いが、解析したいデータがある

引き続きMathworksのデータサイエンス講座を受講中。

11月25日が3週目のテスト完了期日だ。MATLABのUIにはだいぶ慣れてきたが、いかんせん機能が多く、使いこなせている感じはまだない。

3周目の目標はData Visualizationなので、今まで興味はあるが触れていないD3.jsやTableauの代わりとしてMATLABが使えるかどうかが気になるところ。

今、仕事で約20万セルデータをGoogleスプレッドシート上で扱っているのだが、処理が重くMacbook Proがひいひい言っているので、別の方法としてMATLABを使ってAnalyseやVisualizeしてみたい。

HelloTalkでMATLABでデータサイエンスを学んでいることをつぶやくとたくさん反応があった。

世界中で使われているツールなことが分かる。ただ、何が効いているか��使われているのかは未だに分からない。「シミュレーション結果の見た目がきれいだから。ライブラリが整っている」という理由を日本の大学に通うベルギー人の大学院生に聞いたことがある。

もう少し他の理由を知るか、ライブラリが整っていることがいかに重要かを理解したい。

この1週間もなんとかスキマ時間で学習を進めていきたい。

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ツールは何でも良いが、解析したいデータがある

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英語は何だかんだ必要だ

転職を1度経験している私だけど、これまでの仕事のスタイルは、「過去の知識」と「既存の知識」を組み合わせてクライアントの課題を解決する仕事をしていたが、今の活動はまるっきり異なる。「過去の知識」と「今まさに生み出された知識」を組み合わせ、これまでにまったく「なかった知識」を作り出すためのプロセスを作り出すスタイルだ。クライアントとの関係は、どちらかというと一緒に活動するパートナーの存在が近いと思う。

そして、その活動は日本のみならずグローバルに展開しようとしている。国によって文化や課題感が異なるので、そのままは持っていけないけれども。グローバルな動きについても、毎週の全社会議でグローバルチームがプレゼンするのだが、その言語は英語だ。

英語が聞き取れない。

以前は聞き取れなくても特に支障はなかった。なぜなら、そのプロジェクトに参加しなければ、英語での会話が生まれないからだ。会議では誰かの訳を読んでキャッチアップできていた。

最近、そうもいかない出来事が起きた。日本での活動に興味を持ったグローバルチームが話を聞かせてほしいと会議が組まれたのだ。当然英語で会話する。

我々は日本にいるグローバルチームなのだ。相手は東南アジアにいるグローバルチーム。ここは日本だから日本語で！なんて言っていられない。だってグローバル社会の一員なのだから。

英語文書を書いたり読んだりすることはできても、瞬発力の必要な会話ではまったく太刀打ちできなかった。バイリンガルメンバーに通訳してもらうしかなかった。

なんだか悔しくて英語を話せるようになろう。そう思って探っているときに出会ったのが白川寧々の著書「英語ネイティブ脳みそのつくりかた」である。

白川寧々さんの著書を読んで自由を手に入れたくなった話

この本で紹介されているHello Talkという言語学習者SNSも継続して利用している（結構面白い）ので、アウトプットはできているのだが、それと同時に何かインプットとアウトプットの両方ができることはないかなと探しているところに、次のニュースが目に入ってきた。

Coursera と MathWorks、データサイエンスの新たな学習コースを発表

自分の関心事であるデータサイエンス*が学べ、英語でコースが開設されているということで、早速取り組んでいる。

*産業的に必要というより、探究学習において、重要なスキルであると考えているが、学校によって授業のムラが大きい現状がある

講座名は「Exploratory Data Analysis with MATLAB」で、授業はMATLABと実データ（気象情報）を使いながら、データサイエンスを学ぶことができるようになっている。MOOCなので動画なのだが、有料講座なだけあって、授業と連動した英語スクリプトもあり、英語の学習にも授業の振返りにも便利だ。テストにパスすればMathworks社からの修了証も得られるようだ。

11月2日から学習を開始し、12月16日までの5週間をかけて学ぶことになっているが、最初はスパートを掛けて11月3日の時点で2週間目に突入している（最初はガイダンスだから1週間もかからない）。

Exploratory Data Analysis with MATLAB

1週の終わりには必ずテストがあり、8割以上得点しないと合格できない。これは最後の修了証が得られるかの結果にも影響してくるので、油断できない。

ということで、「自分が興味を持っているデータサイエンスを学ぶために英語を使って修了を目指す」という構図。ただでさえ普段の活動がハードなのだが、うまく時間を作って修了証を手に入れる。

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英語は何だかんだ必要だ

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白川寧々さんの著書を読んで自由を手に入れたくなった話

白川寧々さんの著書を読んで自由を手に入れたくなった話

"英語ネイティブ脳みそのつくりかた"（白川寧々 著）

手段を目的化するなよ！本当に手に入れたいのは英語を自由に使えるスキルじゃねぇ！地理的、経済的な制約から開放されて、真にやりたいこと、自分を活かせることをやりたいってことだろう？

そんなことを語りかけてくる本だ。

海外に飛び出して様々な価値観の人とはなしてみたいし、何より見たことのない景色をこの目に収めてみたい。

感化されたので、久々の英語学習欲を、学習の先の世界を見据えてぶつけていきたい。

著書の中で紹介されていたのがこの２つのアプリ

Hello talk

世界中の言語学習者が自分の得意な言語で修正し合い、コミュニケーションを取ることができるアプリだ。

早速投稿してみると海外のユーザーからイイネがついた。

他のユーザーの投稿に修正を加えるときも楽チンで、UXがすばらしい。

しばらく使ってみたいと思う。

Orai

これはまだ使っていないので後日。

なんだか興奮剤のような著書。

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白川寧々さんの著書を読んで自由を手に入れたくなった話

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2018年に読んだ本まとめ

2018年に読んだ本まとめ

下の記事を真似て、読んだ本をまとめてみようと思う。

2018年に読んだ本まとめ

ビジョナリー・カンパニー① 時代を超える生存の原則 / ジム・コリンズ 最初はビジョナリー・カンパニーはただの経営本だと思って嫌煙していたけれど、自分のプロジェクトが何を目指すべきなのか、考えどころがつかめたような気もするが、まだまだピンと来ないことが多い。

ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則 / ジム・コリンズ まったくもって消化不良で、進捗50％でストップしてしまった。

世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。/ 丸 幸弘 ちょうど1年前くらいにじっくり読んだ。まずは個から始まるところが新鮮だった。50％ルールなどの業務のあり方なんかは今までの1年間でやっと分かった部分もあった。

「勘違いする力」が世界��変える。/ 丸 幸弘 それぞれの企業のストーリーは分かるが、このナレッジを横展するには経験値が足らなさ過ぎて、あまり身になった感じがしなかった。

ミライを変えるモノづくりベンチャーのはじめ方 / 丸 幸弘 具体的な話が書かれてあるので、手元に置いて困ったときに読み返したい。今はまだ需要なし。

完全独習 統計学入門 / 小島 寛之 研究メンタリングする中で課題感として覚えたのは、統計を使いこなす力が身についていないということ。本書は、ナレッジ中心ではなく、本質理解を目指していて、おすすめ。

数学文章作法 基礎編 / 結城 浩 書く人の心構え。めちゃめちゃ参考にした。

数学文章作法 推敲編 / 結城 浩 推敲は読みかじりでほとんど読めていないので、なんとも言えないが、基礎編が素晴らしかっただけに、期待している。

数学する身体 / 森田 真生 何度も読み返しているが、迸る筆者の熱量が感じられてとても好き。数学の内容というより、歴史やある数学者を焦点に当てて、考え方の変遷や特異な一例を読むことができる。おすすめというか愛読書。

競争原理を超えて：ひとりひとりを生かす教育 / 遠山 啓 敬愛してやまない著者の1本。評価の本質とは何かについて、意見が書いてある。対話する気持ちで読んだ。これも何度か読み返したい。

Newton 水素社会の到来 / 科学雑誌Newton 水素の勉強のために読んだ。教科書は網羅していて良いのだけど、説明方法に気を使った雑誌を読むのも勉強になる。

生物から見た世界 / ユクスキュル 環世界という概念が新鮮で面白かった。

ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 Vol.3「教育×地元」号 / ミシマ社 いわゆる森田真生号。高知に来たときの話が興味深く、購入して読んだ。地元にも面白い人がいるもんだと知った。

系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに / 三中 信宏 系統樹の勉強のために読んだ。面白いので、おすすめ。分かることは分けることではないけれど、系統樹のように分けることである程度分かるし、このフレームワークが色んな所で使える。

The Database Times vol.2 / yuyarin、 早水 桃子 化学同人誌。こちらも系統樹の勉強のために読んだ。というと変だが、機械学習を表現豊かに概観し述べている。とてもおもしろかったので、おすすめ。

忘れてしまった高校の生物を復習する本 / 大森 徹 生物を履修していない人がまず手を出してみた本。流石にCELLに手を出すには、分厚すぎたが、この本を読んでからCELLに移れば興味あるところを深掘りして読めるのでは。案外、こういった本は場合により有効だ。

ガタガール（１） / 小原 ヨシツグ

ガタガール（２） / 小原 ヨシツグ 漫画。干潟ガールの略だが、実際のフィールドワークに有用な知識が手に入る。ベタな展開が面白い、、、のか？

結び目理論の圏論「結び目」のほどき方 / 伊藤 昇 圏論の勉強のために読んだ。結び目という入り口から入り、圏論というものが特別なものというより、代数的な対象として見る、ある種の見方を提供してくれるんだということがなんとなく分かった。が、これは何度か読まないと理解できなさそう。

大廃業時代の町工場生き残り戦略 〜浜野製作所奮闘記〜 / 浜野 慶一 天皇陛下も見学に来た、墨田区の町工場の歴史をたどる。タイトルからは想像できないと思うが、涙が出るくらい感情を揺さぶられる。おすすめ。

マスペディア1000 読む数学辞典 / リチャード・オクラ・エルウェス 同僚に頂いた幸せ枕。寝る前に好きなページをめくって、項目を1つ選んで読む。幸せ。QOL上がる。まくらとしての高さも丁度よい。

時計王―セイコー王国を築いた男 / 若山 三郎 時計メーカーの歴史を勉強するために読んだ。経営本や啓発本の類いではなく、物語として面白い。案外読まれていないようだが、おすすめ。

���まし絵のトリック―不可能立体を可能にする / 杉原 厚吉 錯視・だまし絵について勉強するために読んだ。まだまだ読み込めていないが、実験のための具体的なノウハウや学術的な裏付けも読め、大変面白い。

本をたどることで、このとき、こんな知識や考えを欲し、課題感を抱いていたなぁと、良い振り返りになった。インプットは社会に出てからも必要だと日々実感している。2019年は30くらい行けるかな？

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パラレルキャリアという選択肢

パラレルキャリアという言葉を聞いたことがあるだろうか。ある著書���よると、『パラレルキャリアとは、会社勤めなどの本業をしっかりと持ちながら、本業以外に社会活動を行なう新しい生き方であり、仕組み』のことであるという。生き方が多様化する今の時代では「生きるために仕方なくする」仕事から「本気で取り組みたいことを実践するための」仕事へと考え方が変わってきている。本記事では私がいかにしてパラレルキャリアにたどり着いたのか、その軌跡を紹介する。

この選択肢は正しかったのか

就職を期に田舎から上京してきた。大学院で研究に没頭するという経験を活かして、学術界と産業界の橋渡しができるような仕事を探した。そこで設定したキーワードは”研究者支援”である。基礎学問を専攻していたこともあり、専門分野を活かすことは考えずに仕事を探したが、思うような事業に取り組む会社は見つからなかった。近い会社が見つかったとしても、専門性を活かしてサービス・製品をつくる事業しか展開されていなかった。

そこで、視野を広げるため、多くの業界を見渡すことができ、かつ技術力を身につけられるという淡い期待を込めてIT業界に身を投じることにした。

一所懸命に目の前の仕事をこなし、それなりに仕事を回せるようになったある時、業績評価の目標値を300％以上で達成したことがあった。そこそこのやりがいを感じていたし、この先も学びながら成長できると確信できたのだが、このとき急に、もやもやに支配された。この先ずっとこの業界で生きていくのかと考えると、浮かぶ答えは常に「NO」だった。

すべては出会いがきっかけだった

もやもやを解消するべく社外のセミナーに赴き、情報収集を始めた。そこで出会ったのがマーケティング会社で働く傍ら、平日の夜や土日を使ってNPO活動に取り組む1人の男性だった。衝撃だった。特異な人を除いては仕事は1つしか持てないという先入観が破壊された。パラレルキャリアという概念を初めて知った。良く調べてみると「NPO法人Living in Peace」「NPO法人 二枚目の名刺」の活動やプロボノという概念など、本業とは別に社会活動に取り組む存在が多くあることが分かった。

では、私のしたいことは何だったのか。”研究者支援”を再びキーワードに掲げ、情報収集に当たった。調べていくと、世の中には学術界で生まれた技術を起業によって社会へ還元する取り組みがあり、起業を支援するベンチャーキャピタルという組織があることが分かった。早速ベンチャーキャピタルの社長が講演するセミナーに参加して、話を聞いたり、質問したりして、日本の置かれた状況を知ることができた。採用を目的としたセミナーということもあり、社長との面談の機会を得ることができた。

面談にて私の考えや興味を話した結果、キャピタリストとして働くこととは違うという結論に達したが、その際、思わぬ助言を頂��ことができた。私の考えに合う企業を紹介してもらうことができたのだ。やはり、その方がキャピタリストとして持っている情報は一流と言わざるを得ないものだった。さらに幸いなことに、紹介してもらった企業の一部の事業に個人として関わる機会が得ることができた。今では本業以外の時間はその企業の活動に取り組んでいる。

複数の視点からは物事が立体的に見える

パラレルキャリアをはじめ、忙殺されるかと思いきや、逆に仕事一つ一つの見方が変わった。確かに休日がほぼ無くなったのは事実だが、本気になれることに取り組んでいると忙しさの中にも真剣さと情熱が湧いてくる。さらにどちらの仕事にも良い相乗効果が生まれている。一方で学んだこと、失敗したことが、もう一方に活かせるのだ。本業のあるプロジェクトのマネジメントに失敗してメンバーに助けてもらったとする。この失敗から学んだことをもう一方の別のプロジェクトに当てはめて活かすことができる。本業の中だけでも同じことはできるが、まったく異なる業界のため、完全に別視点で取り組むことができ、客観的に判断できるのである。モチベーションは高まるばかりである。

今後のキャリアをどうするのかは今後考えることになると思うが、人との出会いでここまでチャン���が広がるのだ。パラレルキャリアを考えるために、人と合ってどういうことができるのか、話し合ってみてはどうだろうか。

参考文献

『パラレルキャリアを始めよう！』 石山 恒貴

『働きながら、社会を変える。』慎 泰俊

『人生が変わる２枚目の名刺』柳内 啓司

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地に足のついた生き方とは何か。

地に足のついた生き方とは何か。

夢を語ると、地に足をつけて考えないとだめだと批判されることがある。

たしかに、今からプロ野球選手を目指す！と言ったとすると、「野球なんてやったことないでしょ！」と一蹴にされるだろう。

そんなに本気だったら、一体どんな準備をしてきたのだろうか。隣の芝が青く見えるのは仕方がない。そこに引き込まれてしまったのなら、その思いを体現するだけの行動をあなたはすでに起こしているはずだ。そこで、野球チームに所属して活動しているんだと主張したとしよう。するとそれに対する反応はこうだ。

「野球チームに入っていたとしても、そこで活動している人がみんなプロになれるわけではないでしょう。もっと具体的な計画を立てて、実現可能性が高くなくては結局のところ破綻する。だから、そんな夢なんか語ってないで、野球場を整備している安定した組織で地に足をつけて働きなさい」

あなたはこの反応に対抗できるだろうか。

「プロへの登竜門となっているA大会に出場して優勝する。その大会に出場する対戦相手となりうるチームの特徴に対してはすでに手を考えているし、実際に練習試合のときに効果が発揮された。だから、優勝できるはずだ。そしたらプロを多く輩出しているBチームに入団するんだ。そこでプロを目指す」

と反論すると、次はこう返事がくる。

「あなたが野球をしたいからと心に決めて入った今のチームをそんな短期間で辞めるなんて。今のチームでプロを目指せば良いでしょう。もしBチームに入団できてもプロになれる保証はないでしょう。それに、今のチームをそんな短期間で辞めると、あなたはすぐ辞めてしまう人なんだと世間からは思われますよ。あなたは結婚もそのうちするでしょうし、プロだと年俸契約だから安定して資産を形成できないでしょう。お金は必要ですよ。老後はどうするんですか。野球場を運営している組織の方が老後も生活が保証されていますし、プロほど大変じゃないですよ。だいたい、あなたが入りたいと願った今のチームにもまだ貢献できてないでしょう。7年所属している人でもやっと貢献しているくらいじゃないですか」

ここであなたが次のような反論をしたとしよう。

「貢献なら少しは出来ていると思っています。私が撮るべき点数は取りました。それにチームに貢献できるようになってからプロを目指すようでは遅いじゃないですか。自分の目指す方向性が一致しているチームの方がより有意義な仕事ができるはずです」

すると決まってこう言われるのです。

「そんな短期間で貢献なんかできるわけがないでしょう。それに、お世話になっているチームを早々に去るなんて無責任です。感謝という気持ちがないのでしょうか」と。

結局、この議論は収拾がつくことはありません。

そこで決断しなければならないのは、熱意を伝え続けて納得させてから、自分の信じる道を行くのか、納得させることは諦めて、行動で示していくのか、そのどちらかを選ばなければならないということです。

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文系と理系のあいだ

「文系の中でも経済学部は本格的に数学を勉強しなきゃいけない」「理系は文系と違ってスキルがあるから就職に有利だ」という言葉にどれだけの人が共感するだろうか。この記事では、文系理系といった概念を掘り下げ、現代では一概にこの分類が通用しないのではないかと疑問を投げかけたい。

文理の芽生えは日本から

文理はどこから生まれたのだろうか。まず、文理の概念が用いられるのは学問、教育の文脈であろう。学問の分類方法の一つとして、国語、数学、英語、理科、社会がある。これらの学問をまんべんなく身につけると知識人として価値が生まれ、様々な役割を期待される。すべてを身につけられれ��理想的だが、理科はどうしても実験でコストがかかる。では数学の試験をして理科を得意とする人を振るい出そうという発想で分類した結果が、文科系、理科系である。そこでは必然的に 文科系=国語、英語、社会 理科系=数学、理科 の構図が生まれる。ある文献1によるとその発祥は日本ではないかと言われている。外国に赴いたことがあまりないので確証はないのだが、たしかに外国でそのような分類の問題が議論になっていることは聞いたことがない。

文系と理系の境界は常に動く

ある文献2によると次のような議論が行われていた： 『小説や詩などを書いたり読んだりするのが文科的で、物理や化学の実験をやったりするのが理科的だろうか』 『芸術というものが中心になるのが文科的で、自然科学が中心になるのが理科的だということかな』 『哲学なんて、どっちのほうかな』 『実験しないで頭のなかで考えるだけだから、やはり、文科的だろう』 『そうもいえないだろう。だって、数学は実験はしないが、文科的とはいえないだろう。数学は理科に入れるのがふつうだ』 『そう言われてみると、区別がだんだんあいまいになってきたな』 結局、どんな議論をしても文理の境界は掴みどころなく曖昧なのだが、結論は次の様になっている： 『好きなことをやるのだったら熱もはいるし、そうなると少しぐらい不得意なことだってやれるようになるものだ』

境界は重なり互いを深め合う

既述の通り、学問を文理で分類しようとすると現在の仕分けでは不可能だが、日本式分類に委ねるとする。 私たちの生きる社会の課題を解決するには、各分野単独ではなく、いくつかの分野にまたがる複合領域を扱う必要に迫られることが多い。

例えば、持続可能な社会の実現を目指すサステナビリティ学では、専門領域による机上論だけではまかないきれない多面的なアプローチを必要とする。人が生活するために必要な発電という観点から見ても、単純に最新技術を用いた先端発電所を建設すれば良いのではなく、その地域の地場産業と連携して雇用を生み出す視点、特有の課題を解決する視点も含まなくてはならない。こういった問題は、発電という工学、化学的アプローチだけでなく、社会学、経済学、人との繋がり、信頼の獲得も重要になっていく。

もう一つ例を挙げると、日本の伝統文化である「折り紙」に着目しよう。この文化的で文科的な産物である折り紙は「折りたたんでは開く」という特性が宇宙開発に活用されており、宇宙に運ぶまでは最小の容積で、宇宙に届いてからは最大の面積で太陽光パネルを扱える技術として実際に採用されている。今や日本国外でも研究され、オリガミクスという分野まで誕生している。折り紙では紙を折り重ねるときに、互いに紙を貫通できない制約がある。私たち人間からすると一見当たり前のように感じるこの制約は、コンピュータ・グラ��ィックの世界で実装するにはかなり難易度が高い。折り紙の制約をコンピュータ上に実装することで、複雑な形状の物体を折り紙で近似できるようになり、折り紙芸術の幅をも広げたのである。

果たして、サステナビリティ学やオリガミクスは文科的だろうか。それとも理科的だろうか。そうした分類に意味があるだろうか。これらを考えたときに、高校で文理を選択することは可能性を限定するというリスクになり得るのではないだろうか。

これからの分類とは

この記事ではここまでに一分野だけでの発展の難しさと、安直に文理を分けることのリスクについて述べてきた。では、これからの学問分類はどのように行われるべきなのか。分類することの利点は、その分野のスペシャリストとしての価値が生まれることであると考える。ただ、単独の分野のみで発展が難しい以上、スペシャリストを目指すことも意義を見出しにくいのかもしれない。これをリスクと��え、ジェネラリストを皆が目指すのならば、誰しも平凡な知識・知見にとどまり、出る杭も無くなってしまう。このことの方が大きなリスクなのではないかと思う。

スペシャリストを目指したい人はとことん目指し、そうではない人はそれらをつなぐ学問間の翻訳家、コーディネーター、コミュニケーターを目指す。どちらを目指すにしても、まずはテストの点数ではなく、自分の興味関心から選べる社会、自らの興味関心を確認できる機会が多く提供される社会を目指すべきでないだろうか。

ソリストの時代から各専門家を活かせるオーケストラの時代へ。

参考文献：

文献1：『橋爪大三郎の社会学講義2』（著：橋爪大三郎、夏目書房）

文献2：『いかに生き、いかに学ぶか 若者と語る』（著：遠山啓、太郎次郎社）

文献3：『オリガミクス I』（著：芳賀和夫、日本評論社）

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違和感の一片

キーワード

・サブカルなのにメイン ・我慢が美徳な時代の終わり ・豊かだからこその飢え

サブカルなのにメイン

サブカルとは、サブカルチャーの略称です。 メインに対してのサブなので、今の日本では主副逆転の構図になっています。 ここでいうところのメインとは日本らしさのことです。 すなわち、この逆転現象が意味するところは、日本らしさが失われているということではないでしょうか。 逆に考えると、メインあってのサブであるので、ある意味でこのサブが日本らしいものであるとも言えるでしょう。 個人的には、日本のメインカルチャーは情緒であると考えています。 サブカルチャーが台頭してくるということは、この情緒が失われるという事です。 インターネットの普及により、国境がなくなりつつある中で この日本らしさは失われて良いとあなたは考えますか？

我慢が美徳な時代の終わり

過去の日本では、我慢強く耐��抜くことが良いという価値観がありました。それは例えば、新卒で入社した会社に定年まで勤め上げるということでしょう。 果たして、今ではこの考え方が通用する社会でしょうか？ これまでは高度経済成長という社会情勢の中でコミットすれば するだけ成長する社会でした。 しかし、これからはインターネットの普及により薄まりつつある国同士の境界線を越えて世界を相手にして生きていかねばなりません。そんな中で 一つの会社に一生を任せる、そんな生き方が 果たして有効でしょうか。 この問題に対して現時点でどちらが良いといった正解はないと考えています。なぜなら、私たちは今この世界の最も変化の激しい時代を生きているからです。 なのである年代の 方からすると、これまで通りの考え方で 生きるほうが良いと考える人も少なくないでしょう。 一方で、これから社会で働こうとする人たちの立場で考えると、変化し続ける環境において生きてゆける考え方、行動の仕方を身につけるべきではないかと考えます。 あなたがどのような考えをお持ちでしょうか？

豊かだからこその飢え

私たちは今、多くのモノに囲まれて生きています。 望む人には望むだけのモノが手に入ります。わざわざ買いに行かなくても、インターネット上のお店で注文すればすぐに届けてくれます。 しかし、今そして手にしているモノがどのようにして作られているのか知っている人はそんなに多くないと思います。 あなたが毎日食べている食事、 これらはもともと生きている動物や植物を私たちが扱いやすい形にして販売されています。 では、その形に変えている人達は何をしているでしょうか。あなたがもしモノ作りをしたことがある人であれば、同じものをお店で売っていたとしてもそのモノに対するありがたみが感じられるでしょう。 これからは、ますます人が手作りすることが少なくなり、端末の画面操作だけで望むものが手に入る時代がくるでしょう。 モノへのありがたみが感じられない私たちは、それらを簡単に消費し、簡単に手放すようになります。一度手放してしまえば、その不足分を補うために新しいものが欲しくなるでしょう。 そしていつまでもモノに対する欲求が尽きることがなく、いつまでたっても満たされることのない生活をすることになります。 あなたは贅沢を知ってしまったから もう贅沢なしでは生きられないようになっていないでしょうか？

目の前にあるものは本当に必要でしょうか？ シンプルに生きることで、もっと自分を大切にできる人生を送ることができるかもしれません。

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計算は数学の本質ではない

皆さんは数学者と聞いて何をイメージしますか？ 恐らく、大多数の人は「計算する人」という���えが返ってくると思います。 答える前に、数学アレルギーを発症して、中学校や高校で味わった苦い思い出がフラッシュバックする人も少なくないでしょう。

実際のところどうかというと、計算は数学者の活動の一つとして確かに存在しますが、数学者が挑んでいる研究は、計算するその先に目的があります。

その目的とは「新しい理論の構築」です。これまで複雑のあまり計算することができないような問題に対して、新たな見方を提示して、その複雑性を「解消」してしまうことこそ、数学者の研究目的なのです。

新たな見方を提示するということは、数学者その本人の考え方を改めることと同じことなので、大変難しい仕事をしていることになります。

では、なぜ私たちは数学とは計算であるといいたくなるのでしょうか。 それは、学校で習う数学に原因があるように私は思います。 なぜなら、学校で教わる数学は１９世紀までの数学にとどまっているからです。 数学の歴史を遡ると、１９世紀以前は計算が中心の時代でした。それは、オイラーやライプニッツによる解析学に始まり、計算主体の確率論の確立に至るまで、いかにして計算するかといった研究が行われてきました。

１９世紀以降は、数学の土台となっている公理が再建される時代になり、新たな理論が多く誕生しました。 公理とは、証明する必要のない前提条件のことで、全ての定理は公理から導けるとされています。

リーマンによる幾何学の再構築、カントールによる集合論の創始、ブルバキによる主観性の排除（客観性の徹底、現代の数学スタイルの確立）、ポアンカレによるトポロジーの創始。１９世紀に入ってから現代に至るまで、新しい概念が数多く誕生することで、飛躍的に数学が発展していきました。

今や数学は新しい概念の創出、新しいものの見方を研究する学問となっているです。それにも関わらず、計算主体の時代の数学を学校で教わるため、数学は計算であるという感覚が染み付いてしまっているのだと考えます。

数学はもっと自由で良いのです。あなたの独自の考え方を、可能な限り国や時代に寄らない、誤解が限りなく少なく説明してみてください。 数式が使われていなくても、それはもはや数学なのです。

朝、学校に行くときの遅刻係数を定義してみても良いでしょう。 自分の興味度合いを表す指数を作ってみても良いでしょう。 自分だけの演算子を考えてみても良いでしょう。

これからの時代は、新しい考え方を生み出していくことが重要だと思うのです。 言われたことをそのまま正しく実行することなんて、コンピュータがやってくれるでしょう。 それよりも、新しいことを自分で考えていく力を身に着けていく必要があるのではないでしょうか。 その力を鍛える一つの道として、（現代の）数学があると私は信じています。 数学の本質は新しい概念を生むことなのです。 あなただけの数学をやってみませんか。

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今年も合宿に参加した。 初めて倍音を確信を持って聞いた。 出していないはずの高音が響いていた。

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Tsutsuji Festival at Nezu Shrine

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at Shinjuku Gyoen Park

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at Shinjuku Gyoen Park