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卯
フォロワーさん主催の身内企画(?)というかシェアワールドというか、に参加させていただきました。
上は仮イラストなので下記資料が正式な衣装資料になります。細かい変更はありますが、ほぼ上の通りです。
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窓辺に滑る星より
この頃は夜になると決まって彼が枕元に訪れるのでした。
「まだおきているの?ねむれないのかしら」
「いいや、君が来たのならきっともう眠っているさ」
けれども彼はもうこの世にはいないので、きっとこれは夢に違いありません。あるいは、世界のどこかにいるかもしれない別の彼なのでしょうか。だって彼はどこか、男の知る彼よりも大人びているようでした。
「それはそうさ、だってぼくはきみがみた“ぼく”とはちがうもの。だけれど、ぼくはきみがみたぼくよりもずっとまえからきみがしっていた“ぼく”さ」
彼はまるで男の考えることがなんでもわかるかのようにくすくすと笑って言いました。少し意地悪なようで、しかし彼はきっとほんの少しいたずらが好きなだけの優しい子なのでしょう。優しく柔らかい声はどこか男を安心させるのでした。
「ずっと前から私が知っていたという君は、どうして今頃になって突然姿を現したんだい?ついこの前までは影も形もなかったというのに」
ずっと知っていながらも初めて出会った彼のことを不思議に思い、男は問いました。
「ひつようなときがきたからさ」
その答えは、男には全く理解ができませんでしたが、しかし当たり前のことであるように彼はそれ以上を語りません。
「きみがずっとにげてきたせんたくを、するべきときがきたのさ。なによりきみじしんがそうおもったから、ぼくがよばれたんじゃないかしら」
「私自身が?」
「そう」
全く身に覚えがなかったけれど、しかし彼はそれを確信しているのか、譲る気はないようでした。
「きみのめのまえには“おうごんのほし”がある。そして、もうひとつ。“はなのほし”があるよ。きみはどちらをえらぶかな?」
そのまま彼は男に“選択”をするようにせまってきます。
「それを選ぶとどうなるんだい?」
「どうなるということもないさ」
「選ばなかった星は?」
「ただきのうやあすとおなじようにきどうをめぐるだけさ。なにもかわらない」
男は選択に意味を求め彼に問いかけますが、価値のある言葉が返ってくる気配がありません。
どちらを選んでも変わらず星は巡り、今日も明日も変わらずときを刻みます。ならばなぜ選ぶ必要があるというのでしょう。男は戸惑いました。
「そんなことはどうだっていいんだ。ひつようなのは、きみにとってなにがただしいかってことさ」
彼はそんな男の戸惑いを当たり前のように理解して、声なき問いに答えます。
「私にとって?」
「そう。きみのせんたくがひつようなんだ」
彼は真剣です。男だって真剣でした。それでも、男にはその問いを理解することはできません。
「君の言うことは、時折よくわからないな」
よくわからない問いかけは、彼が良くするものでした。男はそれをよく知っています。
「ふふふ、そうだね。だけれど、わかるときがくる。いつだってそうでしょう?」
昔から知っている初めて会った少年の、よく知る振る舞いでした。
ーーーーー
リンギアちゃんが来て少し経った頃の晩の話。
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ローグ
rogue
【関係】
作者
【設定】
個体名:ローグ
性别: ♂
年齢:ながいときをいきているよ。
身長:130cm
一人称/二人称:ぼく/きみ、あなた
出身作品:「たったひとつ、とおいほし」
特殊能力(エガキナ): 「久遠より来る光(あかりをひとつ)」
「ちいきな、だけどあたたかいあかりをわけてあげる。もうきっとさびしくないよ」
優しい癒しの光を一つ分け与える。思意のあるものが受け取ると拒否反応が出てしまう。
自由浮遊惑星の少年。自分の居場所になってくれる恒星を
探して宇宙を旅している。道中いろんな困っている屋を助ける
けれど、皆お礼は言っても、ここは君の居場所ではないという。
優しくて、ちょっと寂しがりやなふわふわした少年。
ニジゲンとしては130cmの姿だけれど、星なので本当はもっと
大きい。
常に髪がふわふわと浮いており、身体もふわふわと浮くことが
できる。
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「でも、ほんとうはとってもお��きいんだ。ほんとうだよ?」
「ひろいひろいうちゅうを、たったひとりでさまよう。ながいながいたび」
◆◆◆
縺ソ縺、縺代◆縲?縺ソ縺、縺代◆縲 縺シ縺上?縺薙≧縺帙> 縲?縺阪∩縺ッ縺シ縺上→縺?▲縺励g縺ォ縺?※縺上l繧具シ
(資料として設定をまとめるためにCSを作成しましたが、没化キャラのためtwitterへの投稿は下の物のみとなります)
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緒千田 咲
おちだ さく
【交流】
クソデカ感情を抱える幼馴染と常に行動を共にするニジゲンちゃんの事前関係がありますが、その他は自由に遊んでやってください。
【設定】
性别:男
年齢: 28
身長:187cm
職業:私塾の先生
一人称/二人称: 私/君
たまに子供たちにオリジナルの童話を話してあげるなどしている。
特殊武器(マキナ)鏡の欠片
鏡の破片で切りつけたり、投げたり突き刺したりします。
子供の頃から幼馴染の描く漫画のファンで、彼に憧れ免許を取得し嘗ては認可の童話作家だったけれど、自分の作品から生まれ行動を共にしていたニジゲンを没化させてしまったことを機に
免許を返納した。
幼馴染を天才だと思っており、自分の作品にはあまり自信がない。
自分は話を描く彼に憧れているだけで、書きたい物語があるわけではないと思い込んでいたため、もうこれ以上書く話もないだろうと思い免許を返納したが、意外と作らずにはいられない性分であったため、今も少しずつ物語を作っては子供に聞かせている。
元公務員なので、たぶん創務省なのですが、型にはまった優等生として何となく公務員になったみたいなところがあるので、人の作品を検閲する仕事とか向いてなくてやめました。今は同人地下帝国で私塾をひらいて子供に勉強教えたり一緒に遊んだりしてます。 当時は自分の作品から生まれたキャラクターと行動を共にしていましたが、現在は没化しています。
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「戦えるのだから逃げてはいけないよね。戦わなくてはね」
「私だって自分の作品を好きになりたい。信じたいさ、だけど......」 「あの子を信じてあげられなかった。だからあの子は......」
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神立 葵莉
かんだち きり
「向いてるとは思うけど、別に楽しいとかはないかな~」 「ああ、うん。そうだったね。ついうっかりね」
【交流】
固定バディ組んでいただきました!
恋愛関係は開いています。 その他はご自由に
【設定】
所属: 鯉朽隊 段位:弐段
身長 170 性別 女 年齢 25
一族の中でお告げが当たると信じられている高祖母の予言により 生まれて間もなく「二十歳で死ぬ」と言われていた。 科学的根拠は一切ないそれを周りが真剣に信じていたので、 彼女自身もそういうものだと信じていた。 実際二十歳の時に任務で死にかけたが、結局生きてる。 どうせ死ぬし危険な仕事でもいいやと思いこの仕事に就いた。 生に対する執着は未だに薄い。 今まですぐ死ぬから〜と思って人との関りや生活をおざなりに していたせいで人間的な情緒がちょっと足りてない気も 一人称は僕だったり私だったりする。僕の方が多い
二十歳で死ぬつもりで生きてきたのにうっかり生き残った。
幼いころから死が見えており、それが当たり前だったので死に対する恐怖心が薄く、生への執着心も薄い。 己の命がそう長くもないことを理解していながら、それを簡単に受け入れてへらへらとしているものだから、あんまり家族によく思われず、結局一族とはほぼ縁も切れかけたような調律師の偏屈な爺さん(パパ)に引き取られた。そのパパも他界してしまった。
食べられればなんでもいいので、料理が下手。 醤油がなけりゃソースでもいいかとか思うし、砂糖と塩間違えても別に食べて死ぬようなものじゃないから修正をしない。 生命活動のために食事してるけど味は何でもいいせいで成長していない。ただしクレームには対応するので、今後の成長に期待。 パンケーキだけはなぜか天才的においしく作れる。
【戦闘時などの行動】
どうせ死ぬ精神でずっとやってきたせいで命の存在忘れがちだが、 突進するタイプでもないので、めちゃくちゃに無謀な捨て身アタックをするというわけでもない。しかし、肉を切らせれば骨が断てるのならそれで全然オッケーという考えの人間。 必要とあらば命一つぐらい良くない?という。
死を覚悟せずに迎えることはできるが、 割りと強いので死を覚悟する場面はそんなにない。 そもそも別に好き好んで格上と戦いたいというタイプでもないので。もちろん必要であれば相手が各上だろうとなんだろうと戦いを恐れたりはしないけれど。そちらの対応が間に合っているのなら、無理には加わらない。自分に確実にできることがあるならそれをやる。
【その他補足など】
天照に所属してすぐの頃にできた友人が一人いたらしいが、葵莉が死にかけたあの任務中に命を落としたらしい。
子供に優しい。というか大切���する。自分を育てた偏屈な調律師の爺さんが自分を大切にしてくれた(偏屈で分かりにくいので、はたから見るとそうは見えないけど)ので、同じようにしている。 他の扱い方を知らないとも言う。
隣人を悲しませてはならないってことも知識の一つのような形ではあるけど、頭にある。単純に「そんなことしたらダメだよ」って言われても「そうなんだ」って思うだけだけど、「そんなことしちゃ私が悲しいよ」って言われたら「それはダメだね」ってなる。本質的に何がダメかを理解しないのは同じだけど
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小閒宵
さまよひ
「迷いの森へようこそ~帰ってこれるといいですね。現実に」
「神隠し~なんてね。あ、でもとち狂ってる様はどちらかといえば神憑りっぽいかな?」
「永遠に目覚められなくなるほどの幸福と、永遠に眠れなくなるほどの恐ろしい悪夢。どっちがいい?」
「後悔はなくもないけど、それはそれとして今も楽しくやってるよ。こんなんだけど、まぁちゃんと持ち主のことは守るさ。命に代えてもね」
【交流】
今のところ固定の関係(固定バディや恋愛など)は特にないです。 その他はご自由に
【設定】
幻術の異能を持つ刀神
守りたかった、守れなかった嘗ての持ち主の魂を探し彷徨っている。
本当の名は小閒宵(さまよひ)だが、本人は小閒(こま)と名乗る。そもそも小閒宵が”本当の名”であることに違和感がある。 人に呼ばれるがままに様々に名を変えており、ここしばらくは小閒宵と呼ばれてはいるが、嘗ては「......コマ………」というもうすこし刀らしく長い名前だった。本人は一番長い間呼ばれていたその名前をもうすっかり忘れてるが、それでもコマという音がやはりしっくりくるらしい。
タピオカが好きだし、甘いものが好き。
【戦闘時などの行動】
緊張感の欠片もない男なので、戦闘中とかも割とのんき。 戦場でも空気を読まずよく歌っている。曰く歌っていると幻術がよく効くらしい。特に歌が特別な力を持つわけではないが、単純に何かに集中していたり、気を取られている者のほうが幻術が効きやすいというだけ。
戦闘中もそれ以外のときも刀遣いの近くをふらふらしてる。
【平時の行動】
固定バディができた場合、 たぶん刀遣いさんのそばにずっといる。(特に今日はお留守番しててとか、別行動を言い渡されない限り) あとご飯を作ってそう。
刀を切る道具傷つける道具の前に主を守る道具だと思ってるから、傍に基本的につくと思われます。 基本的に半分の力で何とかなるから半分ぐらいの力でいつも飄々としてるし、八割力出すと疲れるな~って思うけど、働きたくないとか、積極的にサボりたいってわけでもないので危機があればいつでも動けるようにはしておくかと。 全然尽くせます。(でもポーズで「やれやれ。つかれるね」っていうけどね)
ごはんを作るのはなんて言うか、おまけというか、それは尽くしてるわけでもないんですが、 たぶん器用だから何でもやってみればできるタイプなんですよね。だから人の家来て初めて台所に立って料理してみたら結構できて「え?私ってば天才では??」ってなって楽しくなっちゃうんだろうな ...... 甘いもの好きだからお菓子とか作ってそう。いやこいつたぶん刀遣いに今日留守番してて。って言われて一人で暇だから、甘いものでも作ってみますかー!ってクッキー焼いてみたらめちゃくちゃうまくいってそのまま調子乗ってめちゃくちゃ凝ったアイシングとかし始めてしまうタイプ
【その他補足】
其駒不追葦貞 (そのこまおわずよしさだ)
もうすっかり忘れられてしまったけど、嘗ての名。これで呼ばれていた期間がおそらく最も長かった。 別れを惜しまずスパッと切りまっせみたいな意味だと思う。知らんけど 。 嘘か誠か、其駒不追に切られた者は、今際のときに最も会いたい者の幻影を見るとか見ないとか言われてた。 情け容赦ない切れ味で、相手の命を惜しむこともなく切り捨てる刀としての名前とともに、持ち主に惜別のときを迎えさせないよう守る刀でもあるよ。たぶん
前の主の下りの掘り下げだけど、小閒は本来「前の持ち主」の旦那のものであって、その男が死ぬときに小閒を託した相手が「前の持ち主」になる。 小閒はその人を愛したのであってその人がたまたま人妻(未亡人)だっただけだけど。 こいつの好きなやつ人妻だから、その人が今この世に再び生まれてたとして、その旦那と運命的にであってるかもしれんし、まぁ今生では小閒を愛してくれるかもしれないし、そもそも生まれ変わってすらいないかもしれないし、生まれていても会うことはできないかもしれない。 だから何でもいいんですよね 。 もし、固定関係を組む人がいたら好きな設定���絡んでもらって。 追ってきた思いが報われても、報われなかった思いが癒されるのでも、何らか救われるから小閒はその人を愛すのだろうし、それで幸せになるなら
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Lyrics♢ream
御伽噺モチーフのアイドルグループ
それぞれ、
月
人魚姫
赤ずきん
のモチーフです。
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内海 汐灑
うつみ しおせ
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所属グループ:Lyrics♢ream (りりくすどりーむ 通称ゆめりり) 御伽噺モチーフのアイドルグループです。 汐灑は人魚モチーフの衣装を着ています。
背が高く大人びた顔。年齢を偽り 大人の女性向けファッション誌の モデルをさせられていたが、 アイドルになって実年齢を公表 高校生(3年)だが、顔のせいで クラスでのあだ名は人妻 割と初心で臆病なので 色っぽい人妻枠で扱われると 反応に困るのが最近の悩み。 とりあえずなんとなく笑って やり過ごしている。 お姉さんだから表向き 堂々としっかり者として頑張るぞ! でも中身はアレなので、内面 ふええええってなってることもしばしば 高身長設定178ぐらい? あんま考えてない。 高いと思っといてもらえば
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フリー交流キャラなのですでにあるグループ関係以外はご自由に。 ライバルや仕事で一時的にユニットを組むなどなど
衣装
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うちよそです。 鳥籠のフレディさんとシルヴィアの絵
いずれ妹を見つけたらシルヴィアはその子のもとへ行ってしまうだろうと考えているフレディさんと、子供のような夢を追う彼の足枷になってはいけないと思うシルヴィアの二人。 相手に置いて行かれる未来を想像する二人。でも多分最後までちゃんと一緒にいるんだって信じてますけどね。
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イベントバディ組ませていただいたしーちゃんさんと。
~以前話したイメソンの歌詞を添えて~
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