nanuuku

[nanuuku]

窓から 13年前の自分たちが歩いていくのを見る

時間は流れていくものだと あのときは感じていなかった

こんなにも変わりやすく 移ろいやすい日々を 確信も持てないまま 疑いながら 進んでいく

[nanuuku]

展示します

[nanuuku]

いますぐにでもその場所に帰れる気がした。

手を引いて笑顔で歩ける気がした

与えないとかえってこないのはあたりまえなのだろう

それでも私は そうでない何かを 諦めながらもずっと待っていた

ふさがってしまった両手で もう今のように写真を撮れないと覚悟することを 何となく思った

できるかもしれない

でもそれは全く違った人生で

いま掴みかけたものが 砂のように手のすきまからぬけ落ちて

とても遠くに行って2度とは帰らないだろう

近いようでたぶんとても遠いのだ

[nanuuku]

植物のそばにいるのが好きだ 温室の中にいると ここが自分の居場所ではないかと思うほど うまく呼吸できる 最近 花を一輪部屋に飾る 切り花だから1週間で枯れてしまう 私はその花をゴミ箱に捨てる とてもそれが悲しい あんなに慰めて楽しませてくれたのに ゴミ箱に捨てる そしてまた 新しい花を買う 昔は花を庭に植えていた そのときは花が枯れても死んだとは思わなかった でもいまはゴミ箱に捨てるとき 死んだような 自分が殺したような気分になる 昔飼っていたカマキリを死ぬ直前に怖くて庭に放したときのように 花が長持ちする薬のようなものをいれている それもなんだか自分には延命装置のようにおもえて 気が進まないけれどいれている 観葉植物も部屋にある 花は咲かない葉っぱだけのものだ たまに小さい芽がでて、新しい葉っぱになる 最近久しぶりに新しい芽がでて とてもそれを楽しみにしていた それはある日どこかにぶつかって折れていた 新芽は潰れてしまった 黒くなって もう出てこないようだった たぶん 他の人には気にも留めないことなんだろう 自分にとっては大切なことでも 今日みると 黒いところからまた新しい芽が出ていた 少し救われた

[nanuuku]

「ちいさくさけぶ」 atカフェロフェル 7/22〜8/10 月曜休み ひとりでいること だれかといること うまく いかない 伝わらない そんなときでも だれかが声をきいていてくれた

[nanuuku]

「ちいさくさけぶ」はじまるまえに

今回7/22-8/10の会期で カフェ　ロフェルで 「ちいさくさけぶ」の展示名で 僕とアシスタントの坂本と２人展をすることになりました 昨年も同じロフェルで「塵とあめ」を２人でやりましたが 今回は少し重さが違います 坂本がRAINROOTSに来て ちょうど２年になるのかもしれません その後 RAINROOTSのアシスタントになってくれました 僕はこの人しかないって思いがありお願いしました 2016年は公私ともにどん底でした そんな中RAINROOTSのアシスタントとして 支え続けてくれたのが坂本でした 本当にいろんな迷惑をかけました 間違いなく坂本のおかげで今のRAINROOTSはあります そんな坂本がこの展示の最中に名古屋から東京に移ります 正直に書くと辛いです 途方にもくれています そのくらいのことをずっとしてくれていて 支えてくれていました 坂本にはアシスタントとして残ってもらいます 東京名古屋間の距離はあるのですが そう決めています しかし 今までのようには 店頭に立ってもらえないし 会うことはできません そんな中 僕と坂本は 今回展示名を 「ちいさくさけぶ」にしました 坂本が少しまえにタンブラーに書いた言葉でした なぜか気に入ってiPhoneの壁紙になっていました 急遽オファーがあり 展示名を考えたときこれがいいっていったら 坂本も賛成してくれてきまりまいた 「ちいさくさけぶ」って 相反する���葉のように感じる並びで でも すごく合ってるなって思ったんです そんときはあまり深く考えていなかったのですが 今考えると 僕や坂本そしてRAINROOTSで思ってる写真だなって 大きな声や大きな言葉 武装された言葉や写真だけではなく 小さな衝動や小さな言葉 いっけん小さくみえる事 それは小さい事なんだろうかって 埋もれるものなんだろうか 叫びとして届かないわけないって、、、 まだ 坂本と話していたときはもっと言葉にできていたし あと坂本にもこの言葉のとらえかたはありました ７月２５日　火曜日　19:00から カフェ　ロフェルにて 「はなす、みる時間」 を持ちたいと思います むずかしい話はしたくないです もっと衝動で もっと素直に話したいと思っています はじめに「ちいさくさけぶ」そのことを みんなで話して そのあとはみなさんが持ってきた写真を 見ながら 「この写真が自分は好き」 その部分からはじめたいと思います ただ好きな写真を持って参加してください はじめての人にも今回は会いたいと思っています 参加したいかたは是非店頭もしくはrainroots@ie.main.jpまで

[nanuuku]

新鮮だったことがあたりまえになり あたりまえになったことに魅力をみつけられない そんな人には嫌気がさすけど 自分もそうではある そんな自分がきらい

[nanuuku]

7月15-16日はRAINROOTSバザーです

バザーも３年目に突入かもしれません 今度の7/15-16はバザーになります 今までと違う事を考えています 低価格のコンパクトカメラを並べます ���本現像チケット（１２本分）セットのスターターキットで置くと思います このキットは本当に一部の高騰している高級コンパクトが必要なのかなって、、、 相場がおかしい物を買って撮らなくてもいいと思うので 数台いい物並べますね 機種などわかり次第報告します 同時に一回わかりにくくなってたカメラのレンタル再開します こちらも詳細わかり次第書きます 今回はカメラも結構並べるつもりです A-CHANの展示もいよいよ後半に入ってきています 会わせて遊びにきてください 一応載せておきます↓ 2015年にはじまった理由は その時も今もですが、、、本当に底にいた事が大きい力になった RAINROOTSは気がついたら入りにくいお店とか 敷居が高いや 良い物がとれるようになったらって話も 風に乗って聞こえるようになって 僕の考えとRAINROOTSのはじまりの「もっと写真をたのしもう」から 下ろしていればいいのですが 一度も下ろしたつもりがなく そうなったことが大きな力になりました 日々の写真を焼いていきたいし 写真をはじめるきっかけに絶対になりたい じゃぁ あの何度も通り過ぎたって聞く 青い扉を押さないで RAINROOTSを体感してもらうしかない それがレインルーツバザーです RAINROOTS２部の部員が中心にバザーの商品を持ってきています それ以外にも数名カメラや雑誌を持ってきてくれています カメラは事前に預かり僕がカメラチェックして大半は何らかの整備し その後に実際に撮影しプリントを添えて販売します 絶対安心して使える状態にしておきますので 是非カメラはじめたいやカメラをかえてみたいなど 僕にどんどん相談してみてください その他にも写真雑誌や写真集に作品やその他用品に 写真に間接的に関係したものも置かれてきます 是非気軽にふらーっと来てみてください 毎月の写真をはじめるきっかけとまぁ RAINROOTSのあいさつです 本当にうまくあいさつ出来ないんです 書いている僕 2015年　RAINROOTS　湯地信愛

[nanuuku]

雨が降ると安心する気持ちになるのはどうしてだろう

[nanuuku]

日常　というにはあまりにも変わりやすい日々の途中　

[nanuuku]

なにかがぴったり組み合わさって　ただ重なって穴があいたところにちょうどはまる　丁寧にやることで　その重なりが　幾重にもなる　とても良い時間

人との関わり方もそうだな

[nanuuku]

[nanuuku]

[nanuuku]

[nanuuku]

「ずっと」

まだ人が寝静まった白い朝に　こぼれおちた約束ばかり