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THE BOOGIE JACKの新曲「Maroon Red」。
11/13に地元鈴鹿のVoice FMで、そして今日11/14名古屋のZIP- FMでオンエアされました。
そして、早ければ明日通販でグッズ購入してくれた人には届けられると思います。
ライブハウスでは11/18NAGOYA ROCK METEO2018から無料配布します。
(要ブギーインスタフォロー)
「Maroon Red」
マルーンレッドと読みます。
36歳の俺が、今、このタイミングで歌うべきだと思いました。
「青春」を。
三重県鈴鹿市育ちの俺が、戦いに挑みに地元を離れた時も、負けて肩を落として帰った時も、走った近鉄電車の色、それがマルーンレッド。
実はブギージャックが活動を止めて地元に帰ってから、しばらく近鉄電車に嫌悪感を抱いてました。
何かこう、ほんと自分勝手な想いなんだけど、
あの電車に乗ると敗北感に包まれるというか。
この曲を書くきっかけになったのは、2歳になる息子です。
電車が好きでその影響で俺も電車を好きになりました。
家から5分ほど歩いた場所に近鉄の線路があり、
2人で散歩しながらよく見てました。
俺が子供の頃から変わらない赤茶色。
堂々と目的地だけを目指して走る姿に、息子は目をキラキラさせてました。
そして不覚にも俺の心に電撃が。
ちきしょう、かっこいいじゃねーか。
ダセーのは俺じゃねーか。
危なく、「煌めき」を置き去りにして生きるところでした。
「あの頃は良かった」なんて思って生きるのなんて、まぢでイヤだ。
そう思うくらいなら今すぐTHE BOOGIE JACKなんてやめてる。
それでも、ブギーを続けてるのは「煌めき」は常に目の前にあってほしいから。
そうか、今なんだな「青春」って。
過去でも遥か先でもなく、ここになきゃダメなんだよ。
目の前を走る近鉄電車の走る音が俺の胸に響きました。
どんな場所でも、どんな生活も、「煌めき」を放つことをやめた時点で青春は終わるんです。
周りを見てみよう。
この街から放つ歌を作ってみよう。
そう思ったんです。
何歳になってもきっかけはあるし、それを「きっかけ」と思えたことが、バンドマンとして幸せなことでした。
今年はMUSIC INTO EVOLUTIONという、鈴鹿初のフェスに出演できたことも大きかった。
チカラを貸してくれるバンドマンもたくさんいた。
名古屋から拠点を鈴鹿に移すってことではなく、
「住んでる街」を「歌っていく街」に、世界を広げたんです。
とにかく、この新曲をTHE BOOGIE JACKの代表作と言えるくらいの作品にしたい。
メンバーにそう話をして、���レンジにものすごく時間を費やしてきました。
歌い始めが、
「青春は目の前だけ」
なんですが、仮歌の時からこのフレーズだけは固まっていて。
セッションをするたびに少し顔が赤くなり、
「メンバーどう思ってんのかな」なんて
思いながら特に聞きもせず、歌詞を仕上げていきました。
いや、むしろここで、「シュンタ、ちょっと青春は小っ恥ずかしくない?」って言われたらこの曲は
成立しないことを悟ってくれていたんだと思います。
いつもね、新曲できると周りの人に「最高の曲できました!」って言うんだけど、今回ほとんど言ってないんです。
そういう次元の曲じゃないんです。
THE BOOGIE JACKがこの先もバンドをやるうえで、生まれてきてほしかった曲。
それが「Maroon Red」。
名古屋発THE BOOGIE JACKのボーカル、ヒライシュンタが、地元鈴鹿から放った魂のロックです。
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【ワンマン開催企画③ヒライシュンタ(THE BOOGIE JACK) ×川口カズヒロ(DATSUN320)スペシャルLINE対談】 ◼︎シュンタ いやー!!やっとゆっくり対バンできるねー!! こんなに仲良しなのに、DATSUN320再始動してからサーキットフェスくらいでしか一緒になってないもんねぇ。 ブギーのツアーファイナルは、DATSUN320しか考えてなかったよ! ◆カズヒロ いやホントそれにつきる! ダットサンが活動休止〜復活後までの間ほぼプライベートでしか会ってないもんね笑。 しかも普段からマメに連絡とったりしてるから全然久しぶり感ないよね笑。 でもやっぱずっと対バンはしたかったから今回ワンマンのゲストって大役で指名してもらえて本当嬉しかったなぁ。 ◼︎シュンタ ブギージャックが活動休止から再始動する時の名古屋のイベントにもダットサン出てもらったからね。 ちなみに、ブギーが活動休止してる間にやってたSUPER-SUPERSの解散ライブもダットサン出てるよね? まさに節目のバンドだわ! ◆カズヒロ うんうん、良く覚えてる! シュンタのバンド歴史の節目に毎度出てきて客席ではオイオイ泣いてるよ笑。 何か子供の式展に参列するご両親みたいな感じだね笑。 勿論そんな目線は全くないけど! シュンタは普段のライブはハッピーな表情でライブしてるイメージなんだけど、節目のライブは鬼みたいな顔してる時あるから本当グっとくるんだよね! SUPER-SUPERSの解散ライブなんかメガネぶん投げてたもんね笑。 ◼︎シュンタ メガネ投げた投げた!(笑) あれ、「もうぶっ壊れてもいいやー!!」って気持ちでぶん投げたのに、全然壊れてなくて今もライブでしてるわ(笑) なんかこう、俺らもキャリアは長くなってるじゃん? キレイにまとまりたくない瞬間があるんだよね。 理屈じゃなくて、そのステージに立つまでのストーリーとか、お客さんの熱とか、そういうのが重なり合って、ぶっ飛ぶ瞬間を逃がしたくないっつーかさ。 求めててもなかなかやってこない、あの感覚… ◆カズヒロ 今思えば昔はさ、がむしゃらにライブやりまくって一本一本全力なんだけど慣れてる分どこかで冷静でいながらやってたのかもだけど、今ぶっちゃけ俺らはライブ少ないから一本に凄く重きを置いてて、その日にライブ出来る喜びやストーリー、特別感とかをテーマにしてセットリストとか決めるんだけど、会場の雰囲気とその曲が合致した時急に憑依したような感覚になる事が多々あるんだよね。 マニアックな話だけど、カラオケで人の歌を歌うのって責任感問われないじゃん? だからスッキリしたりするのかも知れないんだけど、自分の曲って自分が最高責任者であるから嘘や偽った風に歌うと聴いてる人に申し訳ないって思って妙に肩に力が入ってたんだけど、活動休止して一旦自分の曲と距離を置いてみたら少し客観的に歌が歌えるようになってさ、肩の荷が降りてサティスファクション上昇しちゃったんだよね笑。 シュンタは例えば普段のライブでどうしても気持ちが入り難い時ってどうしてるの? ◼︎シュンタ かなりぶっちゃけた話になるけど、俺も活動休止前の曲は、どこか距離感があってね。 そりゃやっぱり新曲の方がリアリティの面でエモーショナルになれるし、どうしようもないよね。 例えば「左手の恋人」を歌っても、俺結婚してるし、「もうモノクロなんだね」なんて歌ってもなぁって(笑) でも、ライブ中にそんなこと考えてなくて、気持ちが入らないというよりは、むしろ"場"を楽しむ方に重きを置いてるかなぁ。 どちらかというと、エモーショナルな部分は曲を通してというより、"一瞬"だと思ってて。 歌い慣れた「クレーターストーリー」も、「あれ?今日はやけに盛り上がらないなぁ…っしゃ!気合い入れたるぞー!! 」みたいな瞬間にスイッチ入ったり。 逆にサーキットフェスとかで、「あんまり来てくれないかもなー」とドキドキしてたら、たくさんお客さんいて、盛り上がったらその日の「オーイェイ」で客席降りたり(笑) 場を楽しむ=歌えて幸せ!が基本で、感情的な部分は色んな要素でスイッチ!って感じかな! ◆カズヒロ うんうん、凄く良く分かる! 自分が考えてたより更に上の反応で返ってきたりすると熱が入るよね。 何気ない曲のフレーズ歌ってる時に客席見渡したら前のめりになって全身で曲を浴びようとしてるお客さんとか、顔くしゃくしゃにして泣いてる人とか見付けるともう究極「この人の為に歌ってしまおう!」って思う時があるよ。 逆に無関心に見える人見付けてもそう思う時あるけどさ笑。 これ突っ込んだ質問だけど、シュンタはブギーが全国どこ行ってもお客さんが会場パンパンの時期を経験してるじゃない? あの頃ってのは毎回どんな事思いながらステージ立ってたの? ◼︎シュンタ いやいや!どこもパンパンではなかったけど(笑) ねぇ、何考えてたのかなぁ(笑) それこそ、カズも言ってたけど、年間150本くらいライブやってたからさ、今とは1本1本のライブの捉え方は違うよね。 軽く見てるわけでは絶対ないけど、150本もライブやると、オンとオフの境があいまいで。 関わる人も、多くて体調管理もシビアだったからね。 表現難しいけど、ずっと"一生懸命"だったと思う。 それを"ギラギラしてる!"って表現する人もいるし、"尖ってる"って表現する人もいるのかな。 「とにかく集中してるから、話かけんな」 って感じ(笑)? だからか、若いバンドから「シュンタさん怖い人だと思ってた!」ってよく言われる(笑) けど、そうしなきゃ150本はこなせない環境でもあって… ◆カズヒロ 俺がブギーと出会った時は既に人気に火が着きかけてたイメージだったからなぁ笑。 名古屋大合唱のTシャツなんてあの時期どこのライブハウスに行っても一人は着てる奴いた気するよ? あれぶっちゃけ「だせぇ!」って思ってたけど笑笑。 多��悔しいのもあったけど笑。 そうね、確かに年150本くらいになるとライブ終わった瞬間から次のライブの事考えなきゃなんないし、休みの日もライブに備えて色々自粛したりしてね。 ライブする為には身の周りの事あれこれ犠��にしないといけないって勝手に思ってたよね。 あの頃はさ、言ったらバンド戦国時代で「〇〇ってバンドが130本やってんだから俺らは150本だ!」みたいな暗黙の数とり合戦みたいなのあったよね。 俺は当時ドラマーだったからムチウチだろうがアバラ折れてようが何とかやれてたけど、ボーカリストはバンドの顔だし何倍も大変だったと思う。 ◼︎シュンタ ア、アバラ折れたら休んだ方がいいと思うよ(笑) あったね、「今日で3連チャン!」、「俺ら4連チャン!」みたいなね(笑) 実はあの時はこんなに仲良くなかったもんね。 スーパーサンダースはもちろんかっこよかったし、一緒にライブもしたけど、俺は断然ボーカリストとしてのカズヒロが好きなんだよね。 スーパースーパーズで甲府で再開したとき、「これまぢかよ!」って衝撃だったからね(笑) 歌がいい!とにかく歌がめちゃいい!! なんならスタッフやってでもこのバンド売りてぇ!って思ったくらい(笑) なんかブギーが止まってる時に、距離が縮まったことも嬉しくてね。 気づいたらプライベートでも仲良くなり… だから、ダットサンはちょっと俺は特別なんだよな。 そうそう、拠点を静岡にしてさ、歌う景色もだいぶ変わってきたと思うんだけど、東京拠点と地元拠点って音楽やるうえでどんな風に違う? 俺は名古屋近辺から出たことねーからさ。 ◆カズヒロ え、スタッフ? もったいなさ過ぎて別の緊張感あるわ笑。 いやでもほんとそんな事言ってくれる人少ないから嬉しいよシュン丸君。 ん〜東京拠点と地元拠点の違いか〜。難しいな〜。 東京拠点だと音楽やる場所がスタジオかライブハウスしかないからある種アンダーグラウンドで狭い世界や価値観に偏ってしまうかもしれないよねぇ。 知らず知らずに何か視野が狭くなっていたみたいな? 無意味に「人と違わなきゃ」って思うかも。 それはそれでとても大事なんだけどさ。 逆に地元拠点だとライブハウス以外にも祭とかライブ出来る場所あるから、そういう場所でライブしてる姿を想像してると何かやたら開放的に曲作れるかもね。 そう考えると、歌詞を難しい言葉や表現で描く事にカッコ良さをあまり感じなくなったのが良い例かも知れないな〜。 歌なんざ聞かれなければ無いのと一緒だから、独りよがり自己満足の音楽やるのはもうやめだって思ってるよ〜。 ◼︎シュンタ 東京は価値観と評価の坩堝だからな。 なんか田舎にいると、オリジナリティを見つめなおせるよね。 飾らないというかね。 いや、飾れないのかな。 飲みに行っても歩いて帰れないし、夜は遊びに行けないし、 名古屋が恋しい…って思うことも多々ありながら、酔って終電逃して、すごい距離歩いて帰ってる途中に、「SONG IS LIFE」のメロディが生まれたり。 鈴鹿に越してきて、書く詩が"作品"から"記録"みたいな感じになってるかもしれない。 ブギーも今年は地元で開催されるお祭りに出演するとかしないとか! ダットサンの「岳南電車」みたいな、なんかこう本当の意味でのオリジナルソングを作りたいなぁ。 ちょっと名古屋に未練があるのかなぁ、まだ書けないってことは。 なので、今年は地元のイベントに出るのよ! ◆カズヒロ シュンタの作る私生活をロマンチックに切り取った様な表現の曲、とても好きだよ。 何と言うか、独特の甘さとホロ苦さと儚さがあってだね。 まろやかで良か塩梅なのだよ。 そうだね、ライブハウスへの拘りが無ければ地元の祭りは最高のステージだよ。 だってお客さん音楽聴きに来てない人がほとんどだから、つまんないライブしてるとステージ前から人いなくなるのだよ笑。 だから独りよがりの曲なんて誰も聞かない。 そう言う意味では自分達の音楽がどれだけ一般の感覚の人に通じるかって計りになるかも知れないし、自ずと表現も変わってくるかも。 「人に愛されたいのならまず自分から愛しなさい」って誰が言ったセリフか知らないけど笑、地元で音楽やるってそう言う事かも知れないなーと。 てかブギーは既に通用すると思うよ? シュンタが地元の小学生に囲まれてメガネずれてる姿が目に浮かぶもの笑。 ◼︎シュンタ おい(笑) そう考えるとさ、頭スパイキーにして鋲のついた革ジャン着て、社会に牙をむく!みたいな考え方って日本では遠いよね。 ブルーハーツって神格化されてるけど、やっぱり普段の生活に落とし込みやすい"歌"だったんだよね。 少なくとも俺はそう思ってて。 難しいよね。 そうでありながら、「ロックバンドたるや、ヒーローなんや!」みたいな考え方もあるじゃん? 例えばKISSはやっぱあのメイクじゃなきゃダメなわけじゃん? その"みんなが感じること"と、"現実分離のヒーロー感"このバランスをね、俺は常に気をつけてるんだ。 だから、何気ない生活の中にロマンチックなことをいつも考えてるわ(笑)気持ち悪いけど(笑) じゃないと、感性が育たないからね。 休日のイオンモールにずっといるとほんと溶けてしまうなくらい、甘い時間が流れてるから(笑) モールに行き交う人の流れに、人間の闇が紛れてないか観察したり(笑) そこは、永遠の課題というかミッションだなぁ。 まぁそういうこと考えてるのも楽しいし、バンドマンでいるための…みたいな感覚かな。 ◆カズヒロ 芸人さんもネタ作るときはまず人間観察から入ったりするみたいだし、周り見渡せば色んな価値観があって、こんな人物のこんな気持ちを描いてみようみたいなテーマも面白いよね! シュンタはそれこそ年齢と共に歌詞にする内容も歳を重ねてってるよね。 家族愛だとかも歌にしてて「オープリンセス」なんかもそうだけど、聞いてて幸せになれるし、ちゃんと時間が動いてる。 ずっと現在進行形で歌っていけるバンドなんだと思う。 今ブギーに集まるお客さんは勿論昔から聴いて来た人も多いだろうけど、これからブギ���と一緒に歳を重ねたいって思ってる人も多いんじゃないかな? ◼︎シュンタ 最近は若手のバンドとの対バンも増えてきてるから、より広い世界観で歌詞も書きたいし、そんなこと考えてると、結成18年でもまだまだやることあるよなー!それが嬉しいんだよなー! 俺たちの大好きなUSJも、あの手この手でドキドキさせてくれるもんね(笑) ◆カズヒロ USJのホラーナイトはエンターテイメントの極みだよなー! あれ体験したら他がもうちょっとショボく感じちゃうかも笑。 まー俺らはロックバンドなんで、日常と非日常の境目を良い具合に混ぜ混ぜしてお客さんに楽しんでもらえたら良いなー! 明日のワンマン、オープニングだけど色んな喜怒哀楽色んな感情をお客さんに感じてもらえるよう時間にしたいと思ってる。 せっかくブギーの前にやるんだからブギーに届けたい曲もやる。 ◼︎シュンタ 楽しみにしてるよ! 俺らも、東京でのワンマンはすごく久しぶりだし、お客さんもきっと楽しみにしてくれてるはず!! 楽しい夜になりますように!! ほんとにありがとうね!! また明日、下北沢で会おう!!
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【ワンマン開催企画②ヒライシュンタ(THE BOOGIE JACK) ×ハシモト マナブ(ハルカミライ)スペシャルLINE対談】 ◾️シュンタ まずは!ブギージャックのワンマンゲスト出演本当にありがとう!! 世代を無視して、好きなバンドだったからとても嬉しいよ! ◆マナブ シュンタさん、読んでる皆さんこんにちは。ハルカミライvo.マナブです。 有難いのはこちらこそです!まさかブギージャックとやれる日が来るなんて、、本当に嬉しいですよ! ◾️シュンタ ありがたいことに、色んな人がそんな風に言ってくれるんだけど…過大評価でプルプル震えちゃうんだよ、俺(笑) 全然先輩になれないし、ベテランにもなれないバンドだからさ(笑) すぐ仲良くなれると思うよ!(笑) 仲良くしてね! ◆マナブ ボーカルってそういう人多いと思います(笑)俺も後輩とか年下で挨拶しに来てくれるバンドマンに対してそんな思っちゃってる気がしますし(笑) まあ、態度デカくなってしまう人よりよっぽど良いと思います!! はい!是非仲良くしてください!まだ文章のやりとりだけで一度も会って話してないですけどね(笑) ◾️シュンタ 本当だね(笑) お互い聴き合ってるだろうから変な感じ! ぶっちゃけさ、ブギーのワンマンとか言いながらきっとハルカミライのお客さんたくさん来てくれると思うのね。 悔しくもあり、嬉しくもあり、とにかくドキドキしてるよ。 そして、ブギージャックは今年で結成18年。 活動休止したり、去年初めてメンバーチェンジがあったりしたけど、ハルカミライに辿り着けて良かったよ。 来てくれるみなさんは、そんな2バンドの"出会い"を目撃してほしいなぁ。 出会ってすぐバチバチに音を鳴らし合う。これがバンドやめられない理由なんだよなー。 ◆マナブ 名古屋は特にバンド初めて遠征するようになってからずーーーっと月1くらいのペースで行ってますからね!俺達も思い入れありますし嬉しいことに昔からのお客さんも毎回来てくれるし最近来てくれる様になった人も多いです!行きまくって行きまくってお客さんが付いたって実感出来ちゃう土地ナンバーワンです(笑) 18年って、、凄いですね。俺達みたいなのに目を向けてくれてるのが本当に嬉しいです!俺も10年とか経ってバンドやってたら凝り固まらず上も下も見れる柔軟な男でいたいなあって思います。 そうですね、ブギージャックと俺達だったら絶対化学反応起きると思います!俺ん中では既に起こってます!! ◾️シュンタ 別に何年までやるかなんて決まってないし、長くやれることがカッコいいと俺は思ってなくて。 でも、続けてて良かった!って思うことは最近ほんと多くて。 20代は"放つ"ばっかりだったのが、30代になって、"もらう"と"放つ"のバランスがとれてきたというかね。 だから、俺はハルカミライのファンです(笑)先輩ではなく。 バンド名すごい好き。 曲ももちろん良いけど、曲名も好き。サウンドに歌がドスンと胸張って乗ってる感じも。 ◆マナブ "もらう"と"放つ"じゃないですけど最近似たようなこと考えてました。去年は刺して刺して攻撃する事ばっかり考えて尖ったライブばっかりしてたんですけど、守備力のあるバンドになるにはって。攻めないわけではないですけどドシっと構えられるのも相当な武器だなあとか考えてます。 バンドマン同士の会話って独特なパーソナルなとこまで話進みますね(笑)あんまりお客さんに見られたくないのでこの辺にしておきます(笑) 俺は楽器の事は他3人に任せてるのでサウンドはみんなのおかげです。 曲に関しては作ってはボツにしまくってますね、、(笑) メンバー4人全員が少しでも納得出来ないとボツって言う風習がうちにはあって、だから本当に良いものが残ってると思いますね。 あとブギージャックのあの曲みたいなやつ作ろ!とか結構何回もなってますよ(笑) ◾️シュンタ あーそれ、うちもだわ! それって「ボツね!」って言葉にしなくても「あ、これは違うんだな」ってなるんだよね。 あーそうかそうか、ハルカミライの曲って、粒が大きい…というかどこから聴いても好きな部分があるのはそういうことなのか! ちなみに俺のカッコいい基準はバンドマンならではなんだけど、「なんだこのいい曲は!くやしー!!俺もこんなの歌いてー!!」なんだよね(笑) ハルカミライ聴いてちゃんと悔しくなりました(笑) ◆マナブ なんとなーく感じ取ってそーっと消えていったりしますよね(笑) 確かに最高だ歌いてー!ってなる曲は俺が先に作りたかった!!って心から思いますよね(笑) 悔しくなってもらえて光栄です! 俺のカッコいいは男としてというところに重きを置いてますね。ステージの上だけじゃない話にもなってくるんですけど、ああこの人は人間がカッコいいな、器のデカい人だなって思うと音楽も好きになりますね。逆に言うとこの人ダサいなって思ってしまうとどんなに音楽が良くても聞かなくなっちゃうんですよね。 ◾️シュンタ 対バンして、好きになるバンドもたくさんいるからね。 世の中にはたくさんバンドがいて、聴く人もたくさんの価値観がある中で、ブギージャックやハルカミライを好きになってくれるお客さんには大感謝だね。 そんな中、さっき駆け出しの頃から名古屋によく来たって話してたけど、なんで名古屋だったの? 名古屋好きでいてくれるのは嬉しいなぁ! ◆マナブ 本当に有難いですことですよね。今僕らアルバムのツアー中でヒシヒシと感じてます。 何でかって聞かれれば特にこうだから!ってのは無いんですけどね(笑) 初めては八王子のバンドを集めたオムニバスCDのツアーがあってそれで行ったんだと思います。ライブハウスの人たちと凄く気が合ったり、先輩のツアーで名古屋編誘ってもらったりとかですかね。気付いたら3年間くらいは毎月のように来てて、名古屋朝到着から竜泉寺の湯で風呂入ってからのライブハウスっていう流れが鉄板ですね(笑)最近竜泉寺の湯行けてないので少し恋しいです、、、岩盤浴で汗かくの最高に気持ちいいです。 竜泉寺の湯、行ったことあります?(笑) ◾️シュンタ 竜泉寺の湯!(笑) ここは三河の別天地!だね! 少し郊外だよね?行ったことないわー! 俺はね、名古屋ならキャナルリゾートっていうとこ行くよ! 入口がディズニーみたいで(笑) 夜走りして朝の風呂最高だよね! うわぁ久しぶりにスーパー銭湯の館内着でダラダラしてぇ(笑) ライブ終わり打ち上げお風呂でもいいな(笑) ◆マナブ あのメロディは一回聴いたら離れないですよね(笑) なんだこの曲は!!中毒性やばい!!って感じです(笑) 竜泉寺の湯は郊外ですね!キャナルリゾート行ったことないですー!ディズニー好きなんで行ってみたいですね、、(笑) 風呂打ち上げ最高じゃないですか!!お酒飲んでする打ち上げもいいですけどね、裸の付き合いも男らしく���いいですね! テンション上がってしまいました(笑) ◼️シュンタ そもそも打ち上がってるのはライブであって、その後の宴会がライブ以上になることはないんだけどね(笑) そんな元気ないくらい出し切りたいから、お風呂で「お疲れしたー」ってのは理にかなってるよね! ハルカミライは今回、この名古屋のために5連チャンっていうすげー気合い入ったスケジュール組んでくれて。 ボーカリストって喉のこととか、体調とかすごく敏感なのに、まぢ勢いあるんだなって感じたし、理由じゃなくて衝動!ってのがブギージャックの新譜のテーマだったから、本当に嬉しいです! ◆マナブ 元々がライブ本数多いので5連チャンする事にあんまり抵抗は無かったですね。ブギージャックに呼んでもらったんで尚更で無理くりスケジュールに入れました(笑) 良いですね!2/11衝動的なライブになると思います! 喉はもう出来ることは全部やってるんじゃないかってくらい気を付けて投資してますね。でも結局声出ないと誰にも ちゃんとケアしてるんだねって分かってもらえないですけどね。(笑) シュンタさん喉のケアどんな事やってますか?完全に個人的に聞きたいことで対談でする話じゃないかもですけど(笑) ◼️シュンタ ライブ本数が多いときは、俺もマスク、加湿器、龍角散…色々やってたけど、今思うと「出るときは出るし、出ないときは出ない」んだよね、結局。 ただ、ケアしてて出ないのと、ケアしてなくて出ないのではやっぱり違う。 だから、1番気をつけてるのは「その日の100%を出す」ってことでやってるよ。 ケアという意味では水分補給かなぁ。ライブ中も水分は気をつけてる。 そうかぁ、そうだね、お客さんからすると、「声出て当たり前」だもんね(笑) でも、例えば俺がクロマニヨンズのライブとかで、ヒロトさんが声辛そうだったりするとグッとくるんだけどなー(笑)職業病かな(笑) ◆マナブ やっぱりそうですよねー! 俺も毎日2リットルのペットボトルの水買ってそれ一日で飲みきるようにしてます。 そうですそうです、出て当たり前なんです。自分達でライブ数決めててそれを声出ないとか疲れてるとか言い訳にするのは絶対違うんですよね。 あと年始に俺インフルになったんですけど「マナブさんも人間だったんだ、、」ってお客さんに言われました笑 完全に職業病の一種ですね笑 伝説的なアーティスト見ると俺もそう思うかもですけど、初めて俺達のこと見た聴いた人にとってはそうじゃないですからね。でもシュンタさんの言う通り毎回100%でやる事に変わりはないですね! ◼️シュンタ ライブは生き物だし、予定調和じゃないから感動が生まれるんだもんね! 2/11もお互い100%で楽しもう!! 最後に! ブギージャックと、ライブに来てくれるみなさんに一言お願いします!! ◆マナブ はい! 2/11にロックロールにいる人全員へ!世代どうこう飛び越えて一人残らず巻き込んでいきますので覚悟しておいて下さい! あともし僕に差し入れあればクロワッサンかチュロスが最近のマイブームです!!! では2/11に会いましょう! シュンタさん対談ありがとうございました! ◼️シュンタ こちらこそありがとう! ハルカミライを見に来た人も、ブギージャック見に来た人も、 音が鳴り止むまでみんなが楽しめる夜にしましょう!! ヒライ シュンタ写真: オイケ カオリ ハシモト マナブ写真: 小杉 歩
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【ワンマン開催企画①ヒライシュンタ×花男 スペシャル対談】 --- 1/6(土)神戸太陽と虎で開催するTHE BOOGIE JACKワンマンライブに先駆け、スペシャルゲストの花男とスペシャルな対談しました!!--- ◾️シュンタ 麦ちゃんおやすみ!!(笑) 花ちゃん!まずは「暮らしツアー」お疲れ様! 歌と暮らし、まさに今やるべきツアーだったよね! ◆花男 麦を今、寝かせつけてきたよ!笑 ずっとおれからはなれてゴロゴロしてたのに、 寝る直前にくっついてきて、、かわいかったなあ。 そして下におりてきたら、樹が号泣しています。笑 暮らしツアー、何より無事終わってよかった、、 感動がたくさんだったよ、ありがとう! ◾️シュンタ 樹も参加だね(笑) 俺も今年は半分くらい一人で歌ったけど、(THE BOOGIE JACK)が付いてるのと、付いてないのとでは全然違うんだろうなと。 少しチカラが入り過ぎたこともあったけど、その反面「あぁ歌が好きだなー!!」って実感できたよ。 そのきっかけが、2月の札幌ライブに花ちゃん誘ってくれて。 本当に感謝してるよ! ◆花男 樹、宮田モータースに新入りの、 にぎやかな男子入ったので、 よろしくお願いします!笑 シュンタもアルバム発売、ROCK METEO開催、 メンバー交代、数々のレコード店巡り、 若手バンドともライブしたり、 年明けのワンマン準備、、そして家族。 ミッキーマウスに負けない多忙っぷりだったよね笑 そりゃ力も入るよね。 でも、お客さん喜ばせてあげたいもんね。やっぱり。 2月の札幌、きっかけだなんて、、うれしい。 シュンタの歌が、歌への想いが、 単純に好きだからってのもあるけれど、 会いたかったんだよね。シュンタにさ。 ◾️シュンタ いやーほんと今年会えなかったよねー! でもさ、"良い会えなさ"だった気がするよ。 お互いの場所で、すげー戦ったというかね。 それこそジャパハリのリリース日が同じだったり、マスミサイルよっくんも弾き語りガンガンやったり。 1年、頑張った!(笑) だから、俺らのアルバムのツアーは何も気にせず、花ちゃん呼びたかったのさ。 しかも、札幌でも名古屋でも東京でもない、神戸でね。 出てくれてありがとう!! ◆花男 おれの性格なのか、 いつも同じメンツで、仲良しこよしみたいなのって、 よくないと思うんだよね、 攻め、じゃなくて守りになっちゃう時があると思う。 だから、お互い色んな景色見て、 胸いっぱいにして、時がきたらライブ! みたいなペースがいいな、と、 勝手に思ってて、、 でも、正直いうと、 シュンタと家が近かったら、 めちゃくちゃ飲みにいってると思う笑 同じ価値観で音楽の話できたり、 同じ時代を近くで戦ってきた友達って、 そんなにいないよ、やっぱり。 色んな想いから、アルバムツアー、 参加できてうれしい。 ブギージャックのアルバムレコ発ツアーに、 参加!って文字見るだけでも、 なんかグッとくるもんね。 そしてきてくれる人たち、思い切り抱きしめたい。 なんなら、飲みにいきたい笑 ほんと、ありがたいよ。 ◾️シュンタ だめだめ、俺ら家が近かったらマヂですぐ飲みに行って弱音しか吐かなさそうだもん(笑) 今年は俺も弾き語りとかで繋がったバンドや、ライブ行って声かけたバンド、名古屋の後輩と飲みに行ったり、「バンドってやっぱ人間で出来てるんだ」ってすげー感じた。 そして、俺らは俺らで進みながら、花ちゃんの暮らしツアーを気にかけながら、「おー今日はまた雰囲気ステキなところで歌うんだなー」とか(笑) そんなお互い見てきた2017年の違う景色があって、2018年の始まりに一緒の景色を見られて嬉しいなぁって思う。 全員と乾杯したいよなぁー(笑) ◆花男 全員で新年会も兼ねて、乾杯したいね!笑 家が近かったら、、 ブギーの練習スタジオに遊びにいって、 リクエストする。 邪魔だな、、笑 いや、やっぱり歌えー!歌ってくれー!って。 「SONG IS LIFE」 最高だったよ! 何かひとつ、壁をぶち壊した音がした。 過去も未来も今も全部鳴ってる感じがする。 おれの暮らしツアーでも、 様々な暮らしをそれこそ見てきてさ、 その人たちの顔も浮かんだし、、 名曲ありがとう! ◾️シュンタ ブギーや太陽族聴いてきた人ってもう社会人でそれなりに役職もついて、あるいは親になって、海外にいて…とか色んな人生を進んでるんだよね。 俺、すごく大事にしたいんだ。 時が経って、色んな人が色んな場所で生活して、その中のほんの少しでもブギーや花男の歌を飾ってくれてる人を。 だから、MVに参加してもらったりね。 ほんと、それこそ「暮らし」なんだよ。俺も。今年のテーマがさ。 ◆花男 そうだね、、 こないだ仙台駅に向けて新幹線乗ってる時、 満員電車の中、 「すみません、、花男さんですか、、」 って話しかけてきてくれて、 いい年齢のサラリーマンの方が。 「はい、そうです。」 って答えたら、 涙流しながら、、 「おれ、、太陽族やブギージャックや、、 聴いてて、、今の花男さんの歌も聴いてて、、仕事で悔しい時とか爆音で聴いてるんですよ、、」 って、 声にならない感じで話してくれて、 おれも泣けてきてさ笑 そんな人もいれば、 こないだおれと同い年の男が、 仕事辞めて、東北から札幌引っ越してきて、 仕事探しから始めてる旅人もいたりして。 そいつも、大切に音楽聴いてくれてて。 おれなんかもさ、 大切な瞬間の時なんかに、 朝、最初に着る服、ブギーのTシャツだったりするからね。 やっぱさ、 生活や暮らしに、 音楽って、深呼吸できる居場所なんだよね。 ◾️シュンタ 新しいお客さんに出会うライブもあるし、昔ながらのお客さん大事にしたいライブもあるんだよね。 ブギーの新しいアルバムのツアーをワンマンにしたのは、集客どうこうよりも、たくさん曲があるし、たっぷりブギーと遊んでほしぃなぁって。 さらにそこに、俺らが大好きなバンドがいたら最高じゃん!って。 ◆花男 ワンマンって、 いいよね、、 ブギーを大好きなお客さんが、 一番うれし���形だよね。 おれもブギーのメンバーくらいの気持ちで、 神戸の日は歌いにいくよ!笑 あと、ひとりのブギーファンだよ。 あとさ、おれ、 来年は特に、 今見にきてくれてる、 聴いてくれてる方たちを、 おもいっきり大切にしたいなって想ってて。 もっとたくさんの方に! とも想うよ。もちろん。 でも、 今、なんかそんな気持ちなんだよね。 今、そばにいてくれる人を、 いちばん大切にしたい。 そういう意味では、 ブギーの事を、おもいっきり好きな人たちに、 会えるのが楽しみだ。 そして、オープニングゲストであっても、 見にきてくれる花男ファンに、 おれ、ほんっとありがとうだ。 ◾️シュンタ ほんとだね! 花ちゃんさ、しばらく1人で活動して、バンドとの距離感って今、どんな感じなの? これ、みんな聞きにくいから俺が聞くんだけど(笑) 俺から見てさ、ほんと誤解を恐れず言うと、花男(太陽族)で活動する道もあったのに、(太陽族)を外す勇気はほんとすごいなって。 それが寂しくもあり、嬉しくもあると思うのね、ファンは。 暮らしツアー終えて、太陽族、バンドとの向き合い方って変わったのかなぁって。 ◆花男 まずは、 太陽族というバンドを見たいって、 その気持ちを持ってくれてる方に、 本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 そして暮らしツアーは、 頭を下げて、 ごめんなさいと、ありがとうを、 メールやネット上だけじゃなく、 直接会いにいって、話したかった。 だから全都道府県回ったってのもあった。 そして全都道府県を回るってのを、 今回特に別に武器にする事じゃなかったから、 47都道府県回りますとは、 あんまり書かなかったりもしたり。 いろんな想いがあった。 子供にも救われた。 活動休止の決まった前後に、 落ち込みまくって、 苦しい時に、 麦の妊娠が同時にあって、、 お腹の中の子供から「生きてよ!」っていわれてる気がして。 たくさん支えてもらった。 活動休止、 理由はいくつもあるけれど、 今の4人で、走れなくなってしまった。 太陽族はやりたいよ、 どんなペースでもいい、 1年に1度でもいい。 今も大好きなまま。 でも、正直現状では、 この4人でまた鳴らすので待っててください、 とはいえない状況で。 ごめんなさい。だけが胸からあふれるんだけれど、、 そして、(太陽族)って、 付けずに歌っているのは、 そんな状況の中で。 おれだけステージで、 太陽族です!って、 とてもいえなくて。 どんな形であれ、 名前を守っていく、という気持ちももちろんあって、 太陽族の曲も、 その日歌いたい曲を歌ってる。 いや、守りたいというか、 歌いたいから歌ってる。 新曲の気持ちくらいの、今現在の気持ちで。 全部ひっくるめると。 花男って名前だけで、 ステージに立つ事が、 今の自分として、裸で勝負してる形だと想うのと、 おれがお客さんだったら、 すこしのさみしさもあるけれど、 「わかった!なんでもいいから歌っててくれ!」 って、、おれだったら想うんだ。 ユニコーン後の奥田民生、 JUDY AND MARY後のYUKI、 ウルフルズが止まった時のトータス松本。 よくいえばだけれど、 負けたくないんだよね、 そんな先輩たちにも。 そして何より、 聴いてくれてる、見にきてくれるみんなを、、 今おれができる全部で、 大切にしたいです。 若い頃の自分が見たら、 かっこ悪いなあ、って思う部分もあるだろうけれど、 若い頃の自分、太陽族の自分も、 胸の中で、 一緒に戦ってる、今日なんだ。 ◾️シュンタ きっと今は太陽族を知らない人が"花男"を知って、そこから太陽族を知って…そういう人もいるもんね! 「暮らし」というアルバムは、花ちゃんを1人にしたんじゃなくて、そういう生活のひとつひとつがバンドのメンバーのような、そんなアルバムだなって俺は思うのね。 この対談も、1/6の神戸も、俺はただ同窓会にしたくないし、 仲良しこよしだけじゃなくて、 バンドマン同士でぶつかりたいなって。 そして、俺だったらいつまでも(THE BOOGIE JACK)外せないかもな……って、器の小さい自分に少し恥ずかしくなってしまったよ(笑) 改めて!答えにくい質問に全力回答してくれてありがとね! ◆花男 シュンタは器ちいさくないし、 (THE BOOGIE JACK)を外す、外せないなんて、 考えなくて���いんだよ。 とにかく自分は、 応援してくれたみんなに、 申し訳ない気持ちばかりなんだ。 そして理由がどうであれ、 すべての責任は俺にあると思ってる。 16歳から始めて、最初から歌ってきたのは、 自分だし、 そら坊も、まるも、りょうも、 太陽族に誘ったのは自分。 だからみんなの理想の形にできなかったのは、 おれが原因だと思ってる。 メンバーの前でも、 その気持ちもきいてもらった。 だから、、もし「なんで太陽族やらないんだよ!」 って思ってる方は、 そら坊や、まるや、りょうを、 絶対に責めないでほしい。 責めるならおれをとことん責めてほしい。 そして歌い続けているおれを許せない人がもしいたら、 その人にも謝りたい。 今はそんな気持ちなんだ。 そしてシュンタの話してくれたように、 見にきてくれる方や、 そばにいてくれる友達、 今までの時間(もちろん太陽族の全て)や家族も、 勝手にではあるけれど、 メンバーのような気持ちで、 歌ってるよ。みんなのおかげで、歌えています。 、、でも、なんだか今の気持ちを、 こうして話せる場所があってうれしい。 深呼吸できた。シュンタありがとう。 今までの時間を無駄にしたくないし、 家族も応援してくれてるし。 もしカッコ悪いといわれても、 ゆっくりひとつずつ進もうと、決めてるよ! ◾️シュンタ その申し訳なさは客観的に見ると、「そんなこと思わなくていいのに…」って思うのかもしれないけど、個人的にはすごくよくわかるなぁ。 ブギーも活動休止してるから、あの時は、自意識過剰なんだけど、「俺が終わらせてしまった」って思ってたし、だからスーパースーパーズを組んで歌い続けたりね。 太陽族はあの4人がいい!って人も現実いると思うし、それは仕方ないんだよね。 だって、人生かけたバンドだもん。ファンだって人生変わってるかもしれないからさ。 そんな事情を全て受け止めて、 "花男"として、今の全てを歌にしたのって俺は尊敬してるよ。 そして、「太陽族帰ってくるまで、今度は俺らが居場所守ってやる!」って俺は思ってるよ。 ブギーが再始動したとき、居場所守ってくれたのは太陽族だったからね。 3RD MEETINGがあるからロックメテオがあるんだし。 ◆花男 ありがとう、 自分ができる事で、 泥だらけでもなんでも、 歌っていくよ、 そして太陽族や3RDMEETINGの事も、 大切に考えてくれてありがとう。 そしてさ、、 ブギーのワンマンだから! ブギーの話しよう!笑 神戸でワンマン、 神戸ってのは理由があったの?? ◾️シュンタ 2011年に再始動して、ワンマンは名古屋しかやってなくて。 再始動し始めた頃は、ブギー見に全国から集まってくれたんだよね。 なかなか稼働できなかったし、名古屋に集まれ!みたいな。 結成から活動休止するまで7年。再始動から来年(2018年)で7年。 今のブギーのチカラを受け入れながら、進みたいなって。 名古屋、東京でだけでなく、トムジェリーゼントウルフの思い入れがある神戸でもやろう!って。 初めてなんだよね、神戸ワンマンって。 ◆花男 そうか、初めてなんだ! 攻めててカッコいいね! どうか見にきてほしいな、、 おれも2018年初ライブだし! 楽しみだね! 神戸だからこその、 神戸しかできない夜を作ろうね! ◾️シュンタ そうだ!何かセッションもやりたいなーせっかくだし! ◆花男 一緒に、、 太陽族の曲を30曲くらいと、 千年メダルと、 いい日旅立ちと、 日曜日よりの使者と、 JOYと、さすらいと、、 あとは、今から曲作るか! いや、無理か笑 でも、なんか、 お客さん含め、 楽しめる事やれたらいいね! ◾️シュンタ それ、お客さん楽しいけど、 俺ヘロヘロになるやつやん!(笑) ちょっとセッションは当日までに、コソコソ作戦会議だね! 神戸はトムジェリーゼントウルフ企画でも思い入れが強いんだ。 絶対何かやろう! ◆花男 コソコソ会議しよう! あと、真ちゃんに、 爆笑MC楽しみにしてる★ と伝えておいてね笑 おれも神戸は特別な町。 会いたい景色がたくさんだ。 松原さんにも会えたらいいね。 いつかカミング神戸でも会いたいし、 何より、支え続けてくれてる、 関西のみんなに会いたい。 楽しもう! お誘い本当にありがとう! ◾️シュンタ 真ちゃんきっと、大爆笑間違いなしのネタを仕込んでると思うなー(笑) 乾杯しようね!! ほんと、会えるのを楽しみにしてるよ!! ありがとう!
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【人生の半分、ブギージャックになる】 昨日、名古屋最大規模のサーキットフェス、「でらロックフェスティバル2018」への出演が発表されました! これで、年明け名古屋のライブは3本。 1/8(日)みそっかすpre "みそフェス2018" 2/4(日) "でらロックフェスティバル2018" そして… 2/11(日)名古屋クラブロックンロール "globe jungle ONEMAN TOUR2018" ブギーすごいすごい! 名古屋で結成した、THE BOOGIE JACKは、来年18周年なんです。 俺、36歳になるから、人生の半分をブギージャックとして生きたことになります。 続けることが大事!! そう言う人たくさんいます。 でもさ、そのセリフ、続ける前に言ってもあんまり響かないんだよ。 続けてきた人が、ふと感じる程度でいいと思う。 続けてきたからこその、悔しさや迷いもあるし、 そこを美化されたりもするけど、 俺は単純にブギージャックを信じて、かっこいいと信じて歌ってるだけなので。 と言いながら!!! ふと思ったわけですよ。 「人生の半分がブギージャックなのかぁ。(笑)」 ※活動休止期間中があることは、この際気にしない そんなこんな思いながら、11月、ニューアルバム"globe jungle"もリリースできました。 どんどん行こう。 まだまだ行こう。 そんな勢いで年明けに、神戸、名古屋、東京でワンマンライブをやろうと決めました。 超不安ですけどー(笑) でさ、名古屋ですよ。 俺たちのホーム、名古屋。 最近、名古屋はロックメテオがあるし、それに 行ければ… って人が多いです。正直。 ロックメテオはそういう趣旨でやってるから全然OKです! ほんと、年に1度、遊びに来てくれるだけでも嬉しいことです。 でも、それを踏まえて、ワンマンやることにしたんです! 今回、それぞれゲストバンドが出ますが、 名古屋のワンマンだけゲストが若手です。 ハルカミライ。 知ってる?ハルカミライ。 すごい人気のバンドです。 かっこいいよ。歌もいい。 ブギージャックのこと好きでいてくれたバンドです。 気になるでしょ? 気になれコノヤロー!!(笑) すごいツアーの過密スケジュールの中、 ハルカミライに熱烈オファーしたんだ。 そしたら、「OKしないと後悔するから」 という、かっこよすぎる理由で出てくれます。 さらに、1月にはみそフェス、ワンマン1週間前には名古屋最大のサーキットフェス、でらロックにも出演します! そう、名古屋のブギージャックは、名古屋を攻撃します。 何歳になっても、何度でも盛り上がれること、 名古屋は俺たちがやります!! やらせてください!! (ちょい緊張しながら) いちいち理由をつけて、自分から逃げるな。 俺たちは、俺は逃げないぞ。 というかブギーやめられるわけないだろ!! やるぞ、いくぞ、 付いて来い。 食らいついて来い。 すげーライブやるから! 懐かしい曲聴きに来い! 新しいのも聞いてくれ! 詳細は自分で調べてくれ! そしてチケット買ってくれ!! 以上!!
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【ナナホシのウタ】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー⑧ 「ナナホシのウタ」 いやぁ、見事にサボっちまった!! スタジオに向かう近鉄名古屋線の中、 西の街がウトウト眠る頃、アルバム”globe jungle ”全曲レビュー最終回です! アルバム最後に収録されているのは、「ナナホシのウタ」。 珍しく歌詞だけ、ずっと温めていた曲です。 誰にでもコンプレックスありますね。 あります。 そして、そういうマイナス要素を、「いやいや、素敵だよ、がんばれ!」とか「君は1人しかいな��んだよー」という応援は俺には響きません。 だって、そんなこと言われても解決しないから。そういう応援歌で前を向ける人は、立派ですよ。 でも、俺はそうじゃないんだもん。 逆に「お前が応援してるってことは、俺を見下してやがるな」ってひねくれて考えてしまう小せぇヤツなんだもんよ。 応援歌は俺の癖毛を治しちゃくれんよ。 じゃあどうすりゃいいんだよ? どうすりゃこのモヤモヤが晴れるんだよ。 自信がつくんだよ。 そう、もがくしかないのです。 もがいて、自己嫌悪して、探して探して、 自分を鳴らすしかないんです。 そして、自分で進むしかない。 応援歌は、そのきっかけをくれるだけ。 なのに、世の中は押し付けがましい応援歌だらけ。 分かりやすく、感動しやすく、汎用性がある軽い歌ばかり。 そんな気持ちを、テントウムシ君に託しました。 こう、「比喩っちゃうからシュンタはダメなんだ!」と言われたこともありますが、 こういう書き方が好きなんだから仕方ないし、これで理解してもらえないなら、ヒライシュンタの歌じゃありません!! ここから先は音源聴いてよ。 歌詞読んでみて。 こう言うシャッフルの跳ねたビートで、でもどこか悲しげなメロディーで終わるのも、ブギーらしいなと個人的に思います。 ちょっと尖った形で幕をあけ、 ポップパンクな曲もあり、 メロウなミディアムナンバーがあり、 この「ナナホシのウタ」のようにライブ最後の曲みたいなナンバーで終わる。 こうやって全曲解説書いてみると、 作った瞬間は「こりゃ今までのブギーとは一味違うやぁ!」と思ってたけど、ちゃんとブギージャックだなぁ。 ダラダラ付き合ってくれたみんな、 ほんとにありがとう! ブギージャックの新しいアルバム、 globe jungle 。 必ず聴いてね。 そして、あなたの心の中、ライブハウスで会いましょう。
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【ブービーバードはサマーウォーカー】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー⑦ 「ブービーバードはサマーウォーカー」 これは説明不要ですよね?(笑) 昨年、SNSフォロワー限定に配布したシングルでございます! 完全にアルバムでは浮いてます! この曲を作った頃はまさか新しいアルバムがこんな真剣なものになるなんて思っても見なかったな…(笑) もっと遊んで作るつもりだったのに。 フリーペーパーでも、「ドラゴンボールで言うならば、精神と時の部屋から出た悟空のような、スーパーサイヤ人なのに理性がある…という状態なんです」とか言ってたのに… あれですね、 「あーテスト勉強してねぇ!」 「俺もしてねー!やべー!! テスト開始… 「あーやっぱりわかんねー!アイツも苦戦してるかな?」 チラ… カキカキカキ…グオオオオオオオオ!!! 「ふぁ!!!??」 って感じですね。 そこに愛らしさを感じていただければ幸いです(笑) ブギーって季節ものの歌がなくて。 夏の歌を作ろう! ということで、作り始めたものの、結果「けっ!何が夏フェスだよ!」っていう歌になっちゃった… サビ始まり、印象的なイントロ、キャッチーなサビにコールアンドレスポンス… ライブで盛り上がってほしい1曲です! そしてCHUMSさん! モニターやらせてくださいー!!(笑) https://youtu.be/1Ci88RVaTN4
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【ブルーモーメント】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー⑥ 「ブルーモーメント」 去年の春に「ブービーバードはサマーウォーカー」を作って、そのあとすぐ作り始めた曲です。 もともとは朝ドラ「まれ」を見て、夢も愛もどちらも大事にしたい!という部分に感化された曲でして。 ただバンドアレンジをする前に俺に息子が生まれましてね。 感動がそこに集約されてしまったので、 息子誕生記念的な意味に変化していきました。 娘が誕生したときは、「プリンセス!オー!プリンセス!」という可愛い曲を書いたのだけど、息子だし、”今”の可愛い姿より、大人になって、やさぐれた時に思い出してほしいなーという気持ちを込めて。 「君がもし夢を持ったら、どうか僕に語ってくれ」 という部分ね。 俺があの子にしてあげられるのは、夢を恥ずかしがらずに伝えること。 「バンドが好きなんだよ、父ちゃんは。 うらやましいーだろ!」 これだけなのです。 そして、バンドアレンジに入る前に弾き語りでも演奏していて、個人的には1番思い入れあるんですよね。 90年代後期のビートロックというか、これもやっぱりブギーのルーツに乗っ取って出来上がってます。 そして、音がとにかくシンプル。 歌詞も割とズドンと分かりやすいので、そのせいもあるかもだけど、余計なものがとにかくないです。 夢を語るのにお酒のチカラなんていらなんだよ! そんな歌ができました。
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【ケヤキナリ】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー⑤ 「ケヤキナリ」 今回、アグレシッブな曲たちが並ぶ中、アルバム唯一のミディアムナンバーとなった”ケヤキナリ”。 得意、というか実は大本命なんですよね、こういう曲、ブギージャックは。 やっぱり今も青春パンクのイメージ強いけれど、実はこういうミディアムテンポのロックナンバーが個人的���はしっくりきていて、メンバーみんなも原曲聞かせた時、即採用!って感じでした。 歌詞に出てくるケヤキは東京都府中市のケヤキ並木のことです。 俺の生まれ故郷。 今年の4月、府中市に住むおじいちゃんとおばあちゃんが俺が住む三重県鈴鹿市に移住してきました。 50年以上住んだ町を離れる心境。 でも幸せなことに、どちらもまだ元気で、「2人ならどこにいたって」的な強さを感じました。 俺の車に乗り込み、恐らくもう府中には戻ってこれないないだろう切なさに、俺が泣きそうで。 でも、2人は全然笑っていて。 あぁ、これで俺の生まれ故郷がなくなる… そんなこと思いながら。 これから府中に降り立つだけで涙出そう(笑) そして、用事ないけど、府中に行っちゃいそう(笑) 俺の人生の中で大きな出来事だったので、しっかり歌にしました。
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【Way to go!! 】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー④ 「Way to go!!」 アルバム”globe jungle ”4曲目は、サビ大合唱必至のナンバー「Way to go!!」 とくに理由もないんだけど、歳と共にGO!!っていう歌詞を歌いずらい自分がいてですね。 もともと行け!とか、行こうぜ!みたいな前向きな歌詞が苦手かつ、自分がそういうメッセージに反応しないタチなので、実際ブギージャックの曲にもそういう曲って少ないんだけど。 この曲は、行こうぜ!って意味ではなく、 「お前、よくやってるよ!全然大丈夫だよ!」みたいなことなんですよね。 たまたま英語にすると、GO!!が付いてて、 「行こうぜ!」って捉えられてもいいかなって。 卑屈になるじゃない、日々頑張ってると。 いや、”頑張ってるモード”が標準じゃない?世の中ってさ。 でも、頑張ってんだったら、褒めてやる!って曲です。 評価されて、競争して、誰も褒めてくれないの悲しいからね。 ブギージャックが「よくやってるぜ!」って歌ってあげます(笑) そうそう、この曲も元々パワーポップ感を出したくて、Bowling for soupだったり、The Trampolinesだったりその辺りの流れで出来上がりました。 いつもギターアレンジについては凝りまくるのっちも、珍しくコードだけで押し切ったりそういった部分は今までのブギーにありそうでなかった感じかも。 早くライブで歌いたいっすねー!!
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【フォーカウンターズストーリー 】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー③ 「フォーカウンターズストーリー」 1、2曲目で割とさらけ出した感じがするので、3曲目はブギージャックの王道!って感じの曲を。 スタジオで連絡してたとき、誰かが間違えて曲が止まってしまって。 でもすぐ、ドラムの真ちゃんがフォーカウントでリスタートしたのを聴いて、「フォーカウントって全部なかったことにしちゃうんだな!こりゃすげー言葉だな!」って思ったんですよね。 なんかこう、色々間違えてしまっても、強引にフォーカウントでやり直せ!みたいな瞬間があっていい! そんな気持ちと、弾き語りライブをやるとき、始発の電車で移動したりするんだけど、 ふと、見送られた人は見送った人の、見送ったあとの顔を見ることはできないんだなぁ、という気持ちも歌いたくて、この全く別々のシュチュエーションから物語が生まれたのでフォーカウンターズストーリーとなったわけです。 そしてやっぱりこれくらいのBPMが1番気持ちいい。快速ビートパンクチューンです! ハイスタのLONELYだったり、ハイロウズのハスキーだったり、スピッツのルナルナだったり、この曲は俺の日本のロックのルーツみたいなものも、少し顔を赤らめながら盛り込んでます! ライブではみんなのでかいフォーカウント聞きたいなー!!
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【SONG IS LIFE 】
THE BOOGIE JACK
4年振りニューアルバム”globe jungle ”
全曲レビュー② 「SONG IS LIFE 」 アルバムの2曲目、そして今俺が、ブギージャックが歌いこと。 それがこの曲に詰め込まれてます。 歳を重ねるにつれて、選択肢がなくなっていく感じ。 間違ってると思っても愛想笑いをしてしまう自分。 それに気づいてるのに、何度も何度も、気持ちとは反対のことを口にしてしまう。 幸せなんだけど、これでいいって思ってるんだけど… ロックじゃない自分、パンクとは遠い自分、 「こんな毎日歌にできねー!」 それを、歌にしました。 この曲を書くときに、初めてメロディーに詩を乗せる難しさを感じました。 決められた文字数になかなかハマってくれない詩。 かといって語り口調にはしたくない。 メロディーは妥協できない。 そんな苦しみの中で、何度も何度も書き直して出来上がりました。 そして、この曲を作ったきっかけに、去年から始めた弾き語りライブがあります。 去年の11月、熊谷のモルタルレコードで弾き語りライブをやって、ギターを持って歌うだけで、まわりがキラキラする感じ。 「歌いたいことある!」 そう思いました。 モルタルレコードで行われてるイベント、「ソング イズ ライフ」。 そう、歌が俺の人生であってほしい。 そう思いました。 と、ここまでは前にもブログで書いたんだよなー。 ここからは、楽曲のほうを。 とにかくね、この後の曲もそうなんだけど、 このアルバムを作ってる期間中、俺はパワーポップブームだったんですよね。 まぁ色々聴いていたんだけど、まず手始めにweezerの「Ruling Me」のような曲を書きたくて。 原曲は割とリズムもそのままエイトビートで押し切る!みたいな感じで。 ギターののっちに曲渡してアレンジ付けてかえってきたら、骨太なUKロック調に、壮大に仕上がってる! という経緯です! とにかくサビに入る瞬間が、もうグッとくると思ってます。 会社の飲み会の帰り道、意味も分からず涙が出ちゃう夜に、爆音で聴いてください。
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【globe jungle 】 THE BOOGIE JACK 4年振りニューアルバム”globe jungle ” 全曲レビュー① 「globe jungle 」 みんなグローブジャングルってご存知? 多くの人が分かんないんじゃないかな。 公園にある、回る球体遊具のことです。 それすら知らない人もいるかも。 今は、危ないから公園から撤去し始めてるんだって。 でもさ、あれ見ると無性に遊びたくならない? 回したいし、回されたくならない? ブギージャックが使ってるリハーサルスタジオの近くに千早公園っていう公園があってね、そこにグローブジャングルがあって、撮影のときに、思ったんだよね。 「シーソーとかブランコとか滑り台とか…ほとんど名前の知ってる遊具ばかりなのに、間違いなく公園の主力遊具であるにも関わらず、名前も知らないまま遊んでたなー」 そして、湧き上がる”遊びたい衝動”。 そこに理由なんてなくて、あれ見ると遊びたくなるってだけで、「あー30も半ばに来てこういう気持ちって子供の頃と変わらないものなのかー」と。 それがブギーの新しいアルバム”globe jungle ”のテーマ…というかエネルギーなんです。 忘れてるわけじゃないんだよね、消したいわけでもない。 日々、積もっていく出来事の底になってしまう気持ち。 そんなアルバム。 アルバムのど頭を飾る「globe jungle 」は、 イントロのギターフレーズから、Aメロ、サビに至るまで、ほんとに時間をかけずにツルっと出来てしまいました。 俺の作った歌にしては珍しく、Bメロ抜きでサビにいく感じ。 好きです! そして、この曲でついにブギーは長年の夢を叶えることが出来たのです!ただし控えめに!(笑) それは… スカ!SKA! トレイラーでは分からないんだけど、Aメロはスカなんです、この曲! 俺、ヴードゥーグロウスカルズっていうアメリカのスカコアバンドが好きでさ、暗いコードのスカをやってみたかったんだー。 (ヴードゥーグロウスカルズみたいにテンポ速くないけど) 何故やらなかったって、結成時から苦楽を共にして来たライバルバンド、”中部TRACK”との差別化で…なんか頑なにやらなかったんだよね(笑)スカ。 まースカって呼んだらいけない気もしますね。 スカのカッティングね。 ブギーで初めてです! 口ずさめるギターフレーズ、走り抜けるイントロからの!スカ! これ!この曲はそんな感じです! ただ!イントロもノリで4つ打ちリズムになってるにも関わらず、イントロ以外で出てこない!まぢそういうところが、この曲がいかに「ノリ」で出来てるかお分かりになるかと… ただし、そんな勢い任せな曲だけど、この曲の捉え方次第で、このアルバムが大事なものになるかならないか決まる大切な任務があるのです!!
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【毎日更新します!!】 THE BOOGIE JACK4年振りニューアルバム”globe jungle ”、発売まであと1週間。 なんだろうなぁ、楽しみなんだけど寂しい気持ち(笑) ついに俺の手から離れる時。 可愛がってもらえるかな。 捨てられたりしないかな。 どんなに自信があっても、発売日前はいつもこんな気持ち。 せっかくアルバム出すんだし、ブギー好きな人とこのタイミングを楽しみたいのよね。 すんごい色々と発表されてます! ●ニューアルバム”globe jungle ”11/1発売!! ●タワレコ、ヴィレヴァン、HMV特典として、スタジオライブDVDプレゼント! ●NAGOYA ROCK METEO 2017開催迫る! ●NAGOYA ROCK METEO 2017オフィシャルTシャツ先行通販開始!! ●11/4タワレコ名古屋パルコ、11/23タワレコ八王子、それぞれライブの日の昼間にタワーレコードでインストア決定!! ●ヴィレッジヴァンガードのみ追加特典音源プレゼント!その名も「globe jungle bonus track」 ●2018年ワンマンツアー決定!! ●みそフェス2018出演決定!. ●ブギーのポスター貼ってくれるお店募集中!! アルバム出すことも人生のイベントなわけですよ、俺らにとってはね。 だから準備も楽しいし、発売日以降この準備中のドキドキが消えないか不安なほど。 そうそう!先日トレイラーが解禁されました! ツイッターでは100件以上のリツイート、500件近くのいいね!がありました。 辞めマンこと前ベーシスト徳田真也の脱退発表がまさかのリツイート過去最高記録という、なんともリアクションしずらい現実を打破することに成功しました!(笑) ありがとうございます! で、どう?気になる曲あったかな? あと1週間、毎日ブログ書きますね。 一緒に楽しみましょう!! ブギーのアルバム!!
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【みなさんにお願いがあります】 アルバム「globe jungle 」発売と俺たちブギージャックのイベント「NAGOYA ROCK METEO 2017」開催まで1ヶ月を切った。 みんなドキドキしてるかな。 しててほしいな。 そもそもみんななのかな。 みんなって言うほど待ってる人いないんじゃないか… 楽しみだったり不安だったり自己嫌悪だったり、感情も目まぐるしくて、発売までの準備に毎日追われてる。 でも、どんなに頑張っても、CDを出すバンドはこれが普通なんだよ。 頑張るのが標準、いや、最低ライン。 だから、そんなこといちいち伝える必要もないんだよね。 俺らはCDを全国発売するんだから、 聞いてもらえるためなら頑張れるよ。それだけ。 アルバム、届いてほしい。 でも、届くってなんだろうな。 100人に買ってもらえれば届いたって言えるのかな。 よく分からないままツイッターに投稿してることに気付いたよ。 届くってなんだろう。 しばらく考えてた。 そして、分かった。 単純なことだったよ。 「俺たちが作ったアルバムに反応してくれ」 これが1番しっくりきた。 100人に買ってもらってリアクションないのと、 1人が買って、その人が笑顔になって「ブギー最高!」って言ってくれるのとどちらが嬉しいかって、「ブギー最高!」って言われたいのさ。 そんなこと思ってたら、俺の今までの色んな発言に疑問が出てきた。 全部キレイゴトなのかもなって。 俺たちはバンド。 バンドは演奏する。 演奏を聴いてもらう。 曲を聴いてもらう。 CDを買って、ライブに来てもらう。 そのために宣伝をする。 お金がなければ自分たちで何でもやる。 とにかくライブにお客さんを呼ばないといけない。 それでまた新しいCDが作れるし、遠くの街に行ける。 血が巡るように。 だから、「ライブに来れなくても応援届いてるよ」は本音だけど、それだけではブギーは活動できないのが事実であり、現実なんだ。 先日、レコ発ライブの日程が発表された。 年明けには神戸、名古屋、東京の3ヶ所のみでワンマンライブをやる。 遠くの街から「ブギー来てよ!」の声に”すぐ”応えられない不甲斐なさ。情けなさを噛み殺して、まずブギー好きな人を集結させられるライブをやることなんだ。 そして、何より、俺たちは限られた時間で最高のパフォーマンスをしなきゃならない。 俺たちのライブがダメで、アルバムも気に入ってもらえず、ライブにお客さんが入らなければ、ブギージャックは終わるんだ。 周りが終わるなと言っても、バンドは解散しなくても、現実的には沈むんだよ。そういう世界なんだ。 だから、燃え尽きたいと思ってる。 沈むのは嫌だな。燃え尽きたい。 アルバムをとにかく、買ってもらえるように、ロックメテオに、ワンマンツアーに来てもらえるように、声をあげていかなきゃ。 毎日毎日ブギージャックを届けるために、メンバースタッフ、流通会社のみなさん、音源スタッフ、映像スタッフ、デザイナー、カメラマン、ブギーを応援してくれる”チームブギージャック”が、動いてくれてる。 すごく特別なことのように思える。 感謝しきれない。 けど冒頭に言ったとおり、それでも、それが標準なんだろう。 大きなレーベルは、これを一瞬で片付けるだろう。 俺たちはお尻が真っ黒になるくらい、火であぶられるように追われてるよ(笑) 今回のアルバム、”globe jungle ”はね、 ブギージャックと生きてくれたみんなで、宣伝してほしいんだ。みんなと売れたい。 だから、ドラゴンボールの元気玉のようにみんなのチカラ貸してほしいんだ。 ●お店にポスター貼りますよ! ●アルバムうちのお店で売らせてください! ●弾き語りライブしに来てください! ●友達誘ってロックメテオ行きます! などなど! どんな宣伝よりも、ブギーと生きてきてくれたみんなの行動の方が1番の宣伝なんだって思う。 元気玉まだまだ小さいんだ。 お願いします! ブギージャックのライブとアルバムを一緒に成功させたいんです。 俺のツイッターでもインスタでも何でもいい。 俺に伝えてほしい。 よろしくお願いします!!
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【アルバム発売について】 まぁ、すごい暇な時にでも読んでください。 (長いです) THE BOOGIE JACKが4年振りにオリジナルアルバムをリリースします。 タイトルは、「globe jungle 」。 このアルバムの心臓として、ある曲がある。 「SONG IS LIFE」 こんなことわざわざ言うことでもないんだけど、正直、去年頃からTHE BOOGIE JACKの活動にいよいよな感じの陰りが見えてきた。 復活後の盛り上がりも完全に落ち着き、ライブ活動も多いとは言えず、新しいお客さんが付くような手応えのあるライブもやれてなかったかもしれない。 サーキットフェスに出ても、今や知名度がない俺らのライブにはお客さんは集まらず、それでも、年に1度開催する自主イベント”NAGOYA ROCK METEO”は盛り上がった。 葛藤があった。 もっと歌いたい。 色んな人の前で、色んな人たちと。 心の底にこびりつく「バンドやりたい」と、バンドの生活環境、矛盾した目標、それでもやろう!という気持ち、そもそも言い訳じゃん?色んな思いの中でもがいてた。 これじゃダメだ。 そんな俺個人のモヤモヤと、アレンジされないメロディーだけが俺のiPhoneのボイスメモに蓄積されていった。 別に他のメンバーも、ライブやりたくないわけではもちろんないし、まぁそこは俺が解説するところではないのだけど。 とにかく、俺が一歩も二歩も先を歩いてる形になっているのは間違いなかった。 ブギー活動休止の時がそうだった。 あの時に似てた。 嫌な予感がしたし、実際にドラムの真ちゃんとよく言い合いになった。 (ハイスタのゲリラリリースでテンションが上がり、俺たちを救った) もっとブギーやりたいのに、時間もお金も気持ちも付いていかないメンバーたち。 我慢できない俺。 そんな時、ある人から連絡があった。 埼玉県熊谷市にある小さなレコードショップ、”モルタルレコード”の山さんだ。 「シュンタ、1人で来れない?」 俺はすぐ断ろうと思った。 既に、弾き語りで活動しているボーカルはたくさんいたし、それを始めてる理由も様々のなか、俺はずっと、復活したらもうブギーは4人で固まってやる!ってどこかで思ってた。 「お昼に子供も連れてこれるようなイベントにできたらいいね」 そんなことを、当たり前に言われて、しばらく考えた。 やってみようかな。 ブギージャックとして、やってみようかな。 きっとやり始めると楽しいと思うし、止まらなくなるかもしれない。 活動休止したあのトラウマが蘇りつつも、ちゃんとブギージャック聴いてた世代の居場所を作る意味と、自分がもっとすごい歌唄いになるために、弾き語りをやってもいいかなと思ってきた。 俺が俺が…なんだけど、それでも、ライブがしっくりこないのも、どこか俺の力量のなさが原因のような気もしてた。 ここは修行のつもりでもあったし、ありがたいことに、メンバーは快く送り出してくれた。 11月に開催されたモルタルレコードでのイベントは、すぐにチケットも売り切れて、当日はお子さん連れたブギーファンがたくさん集まってくれた。 共演にもブギーが大好きな、りさボルトやグッバイフジヤマの中山君を誘って。 普段ギターを持って歌い慣れてる彼らに比べ、俺のライブは断トツ最下位だったと思う。 それでもなんだろ、こんな風に思った。 「歌うって気持ちいいなー!!」 救われた気がした。 ギター弾いて歌う。 たったそれだけで、歌わない時間がある毎日に比べたらキラキラしてた。 みんな会社の飲み会終わった帰り道、酔っ払って泣いたことない? 俺、あるんだよね、結構。 「何やってんだ、何やってんだ、歌いたいのに、歌いたいのに」 家帰って、先に寝てるカミさんと子供らの寝顔見て、ポロポロ泣いて。 何の涙なのかな、あれ。 幸せなのに。 歌にしよう。 もうこの誰に伝えても幸せにならない、気持ちも歌にしよう。 そして届けよう。 お客さん1人でもいい。 届けないより、届けたほうが数万倍正しい。 それから、THE BOOGIE JACKの活動として、弾き語りを始めました。 バンドアレンジより先に弾き語りで披露したことも。 蓄積されたメロディーが曲になり、だんだん「この曲はこんなことを歌おう」ってのが見えてきて、バンドでのアレンジ作業が始まった。 その時は、会場限定アルバムを作るつもりだった。 だって、もはや全国発売する知名度も活動ペースもないもの。 そんな甘いもんじゃないから。 人気があるバンドだから、流通されるんだから。 だから、今年はメテオさえも一度休もうと思ってた。 色々、パワーアップしてからもう一度。 そんなこと思ってた。 けど、弾き語りをやって、花男君に札幌に誘われて、そこで、お客さんと飲んだの。 「ブギー来るの待ってました!」 1人なのになぁ、それでも来てくれたんだなぁ。 「メテオ、やってくださいね!」 あぁ痛い…刺さる…やらないかもしれないのに… 帰りの飛行機、彼らの言葉がずっと胸に残り、 ボロボロと余計な皮が剥がれていくのがわかった。 「何怖がってんだろ。」 震え上がって前を向いたり、怖くて塞いだり、そんな日々の中、メンバーミーティングでメテオの開催が決まり、会場限定でもアルバムをリリースする目標を立てた。 「やってみよう。まだ限界じゃない。」 弾き語りで感じたことをブギーのメンバーにも伝えた。 こういう部分で付いてきてくれるメンバーに感謝した。 そんな中、この言葉が1人だけ届かなかった。 ベース徳田真也。 彼の脱退理由は、紛れもなく、こういう俺の熱さみたいなものと、真也が描くこれからの音楽との向き合い方に齟齬が出てきたことに他ならない。 ブギージャックの活動のクオリティーを守りたい俺と、 もっと気楽に音楽をやりたいあいつ。 俺には気楽に音楽をやるってことがまだ、分かんない。 ブギーのことになると熱くなっちまう。 それに、気楽にやって、お客さんが反応するとは思えない。 少なくとも、曲を作ってる時は、「誰に聞いてもらえなくてもいいや」なんて思えない。 曲を聴いてもらいたいと思うし、そのためにやらないといけないことがある。 それがズレ続けた結果。 残念ながら、そんなにいい別れ方をしなかった。(今は大丈夫) でも、ブギー脱退してから、あいつライブハウスで音楽楽しんでる。 それはそれで、結果的には良かったと思う。 しかし、困った。 作りかけのアルバム。 アレンジもいよいよ、というところ。 新しいベーシスト探しが始まった。 最初にshamrockstreetのヒロ君に連絡をしようということになった。 これ、すごい話なんだけど、 「ヒロ君誘ってみよう」 とメンバー3人で話してた翌日、ヒロ君に会ったんだよね。名古屋で。 今まで会ってなかったのに。 運命!! と思ったね(笑)その時は、 「野津(Gt)からそのうち連絡あると思うよー」 とだけ伝えた。 それから、数日後、野津から連絡があった。 「水上先輩がブギーやりたいって言ってくれてる」 水上先輩とは、後の新メンバーYoppeのことで、俺たちの大学の先輩であり、バンドとしても名古屋のインディーズシーンでも顔が知られた頼れる先輩だ。 声をかけたのは、shamrockstreetヒロ君だった。 ヒロ君は仕事もあって、今のブギーのペースでも、一緒にはやれない。水上さんなら…と思って声をかけてくれたらしい。 すぐスタジオに入った。 ブギー結成の瞬間から知っていて、人柄ももちろん、演奏もバッチリな人だけに、真也には悪いんだけど、「もうこの人しかいない」感しかなかった。 そして何よりYoppeさんから「ブギーやらせてくれ」と言ってくれたのが1番大きかった。 こんなの、って言ったら適当に聞こえるかもしれないけど、直感なんだよこういうの。 いろんなベーシストとセッションしてみたい気持ちもあるけど、演奏していくうちにだんだんとフィーリングが合うことってほとんどない。 合う人は最初から合う。 Yoppeさんはもうバッチリ。 それだけでOK。 とにかく、アルバム製作を進めた。 アレンジをする野津も、ほぼ毎日深夜まで作業を行い、俺も歌入れ前の作詞に追われてた。 今回、あらかじめ何を歌うかを決めていたから、テーマ決めは省けた。 けれど、殴り書きした俺の歌詞は今までのどれよりもブギーらしくなかった。 そもそもブギージャックらしいって何だろう。 これは自分たちじゃ実はあんまりわからない。 クレーターストーリーとか宝人とか、左手の恋人とか…ラブソングが人気なのか、早いビートの曲なのか、それとも生きてこそとか、バナナベンチとか、ロマンチープとかミドルテンポの曲なのか… どこがブギーのど真ん中かわからない。 それもまたブギージャックだったりするんだろうけど。 一度ポニーキャニオンのディレクターに言われたことを思い出した。 「ブギージャックは”君と僕”がテーマ」 あぁ、そうかもしれない。 「シュンタ、いつか君を僕が追いかける歌じゃなく、僕が僕に歌う曲や、君から僕が離れる歌を書けるといいね。」 そんなこと言われた。 君と僕。 それがブギージャックのパブリックイメージだとすると。 今回は、君と僕はほとんど出てこない。 ”僕”の歌なのかもしれない。 作詞して、野津のアレンジをバンドで試し、修正し、仮レコーディングを行い… みんな疲れ果てながら、根性でレコーディングを行った。 眠気が吐き気に変わっていくこともあった。 メンバーが揃わない日の方も多かった。 それでも、ブギーメールに届くデモ音源を聴くと1つになってる気がして安心した。 レコーディングの途中まで、会場限定で出そうとか、もし出来がイマイチだったらリリースもやめようとか、そんなこと思ってたんだけど、俺たちのレーベルONE BY ONEはそんな俺たちだからこそ、全国発信すべきだと説いてくれるレーベルだし、何よりレーベルオーナー柴山さんは 「全国にいるよ、ブギー待ってる人」 を信じてくれてる。 だから一緒にやりたいし、夢見たい。 「いいのかな、今の俺たちがこれを全国リリースして」 そんな迷いがあるなら、出すべきじゃない。 新曲「SONG IS LIFE」を何度も聴き込んで歌詞を修正した。 ”今僕の声よ全部、歌になって響け” このフレーズが全て。 俺たちの生き方が明るくても暗くても、 もう全部歌にしたい。 それが少なくとも俺の人生。 出そう。出したい。やっぱり売れたい。 発売日はロックメテオと同じ週の11月1日になった。 アルバムタイトルに決めた”globe jungle ”は、公園にある回る遊具のこと。 ある日、撮影で公園に行ったとき、それを見て無性に遊びたくなってね。 あぁ幾つになっても、遊びたい衝動ってあるんだなぁ、こういうの大人になるとどんどん忘れていく。 この遊具の名前なんて子供のころ調べようともしなかった。 それが何なのか、そんなの知らずに回って遊んでた。 俺にとって、ブギージャックはglobe jungle なんだ。 ブギーやってる時は、衝動的でありたい。 それに、危ない遊具だからどんどん撤去されてるんだって。 その物悲しい運命にも惹かれるものがあった。 マスタリングされた音源を客観的に聴く。 良い。良いアルバムだと思う。 でも、何故か、いつもみたいな「最高傑作ができたぞー」というテンションがない。 その理由は分かっていた。 いつもは俺らなりのブギージャックの型にはまるようにバランス良く曲作りをしていた。 こういうアルバムにしたいから、こういうテンポの曲と、こういう雰囲気の曲があった方がいい、とか。 でも、今回は違う。 バランスも評価も、作ってるときは何も考えてない。 歌いたいことを歌っただけだし、俺のデモ音源に合うアレンジを付けただけ。 1曲目の「globe jungle 」から2曲目の「SONG IS LIFE」の流れで多分分かると思う。 今回のブギーは一味違う。 と俺は思ってる。 それは、青春パンクからメジャーデビューし、「the BOOGIE JACK」というアルバムでサウンドを一新したときに散々言われた 「ブギー変わっちゃった」 ということではない。 なんというか、表現しずらいんだけど、 ”ブギージャックの向こう側” とでも言うか、このアルバムをリリースすることで、もっともっと正直に、真っ直ぐに活動できるような作品かな。 簡単に言うと、原点回帰なんだけど、「何回原点回帰してんだよ!」と言われそうだし(笑) とにかく、今の俺たちの活動や年齢や暮らしを反映できた作品かなと思う。 野津のアレンジにも、それが伝わる。 あいつは、いつも俺の曲を壊す。 それを良く思えなかった時期もあったけど、 今はあいつの存在がなければブギーは存在しないし、信頼してるパートナーだと思ってる。 そんな野津のアレンジが、いつになく潔い。 いつもならフレーズが入るところが、ギターコードだけで押し切っていたり、ちょっと高校生が初めてオリジナル曲作ったような、旨味しか要らないアレンジがある。 こういうアレンジになったのも、俺の歌詞やこのアルバムに対する気持ちを無言で汲み取ってくれた証明だと思う。 いいアルバムが出来た。 「SONG IS LIFE」の歌詞にこんなフレーズがある。 ”そろそろ振り向いても霞んで見えない、 そろそろその手を離していいかな” もう振り向いても、これまでのブギージャックは遠くになってしまった。 これまでも全然売れてるバンドではないのに、ずっとあの頃のブギージャックの手を離せなかった。 それは、カッコ良く言えばプライドだけど、 多分違う。 誰よりも「今」から目を逸らしてたのは俺だったんだ。 だから、もう手を離そうと思う。 せっかく全国発売できるんだ。 自分の手で、きちんと宣伝にして、届けていきたいと思ってる。 本当は4人揃った状態がブギージャックだし、ベストなんだけど、弾き語りをやる時もブギージャックで挑みたい。まだまだギター練習して、遠くまで歌いに行けたらいいな。 長々書いた���ど、まぁいつも以上に、気持ちを込めて作りました! 聴いて欲しいってことだ! ブギージャックの今と明日をめがけて。 4年振りのニューアルバム、「globe jungle 」。 ぜひ聴いてほしいです。 THE BOOGIE JACK NEW ALBUM ”globe jungle ” 2017.11.01 Release OBOCD-30 2,000yen
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【バイバイ真也】 書きます。THE BOOGIE JACKのベーシスト、徳田真也の脱退について。 あいつの脱退を惜しんでる人はきっと、ブギーとの付き合いも長いんだろうなって思います。 なので、正直に書きます。 信頼関係だと思うので。 まず、突然の発表になったこと、最後に4人でライブをやらなかったこと、本当にごめんなさい。 脱退の理由を、オフィシャルでは、「今後のブギーの活動スタンスと齟齬がある」としています。 何とも当たり障りのない表現で、これまたごめんなさい。 脱退の理由。 実は俺たち残った3人も、答えには辿り着いていません。 ただ、「脱退したい」という、彼の思いを尊重しただけなんです。 マジで普段から伝えることが苦手な彼は、こんな大事なことさえも、多くは語ってません。 だから、ここで書くことは17年、そばにいた俺が、概ね真相に近い彼の脱退理由になります。 ブギージャックは今年で結成17年目です。 ここまで続けられたのは、応援してくれる人がいること、活動にチカラを貸してくれる人がいること、そして、過去、幸運にも”それなりに”結果を残すことができたこと、だと俺は思ってます。 1日1日、俺たちも歳をとって、18歳で出会った4人は今年で36歳になります。 人生の半分をブギージャックとして、過ごしたんです。すごすぎ。 それなのに、なんで今…脱退なのか。 俺は思うんです。 徳田真也は、バンドより音楽が好き。 このニュアンス、すっごく難しい。 彼の言葉にこんなのがありました。 「肩の力を抜いて音楽やりたい」 これに俺は反論します。 「バンドって、チカラを込めてやるものだろ?」 バンドは、人に演奏を聴いてもらうことです。 人に演奏を聴いてもらう=聴いてもらう人がいて成立する。 聴いてくれる人がいる=聴いてもらう努力が必要 聴いてもらう努力が必要=頑張る 頑張る=肩の力を入れる これが目を背けてはいけないバンドの事実です。 「演奏してるだけで幸せ。」 そういう人もいます。それも正解です。 でも、それは俺の中のバンドマンじゃない。 俺はバンドマンでいたいのです。 真也は”音楽好き”でいたい…んだと思うんです。 4年前、家庭持って、30歳も半ばに突入して、それでもクアトロ埋めてやる。 ライブハウスに卒業なんてない! 「この日のために」 と思えるイベントをやろうと、立ち上げたNAGOYA ROCK METEO。 完全に入れ替わった名古屋のバンドシーン。 過大評価に苦しむ日々。 減っていく動員。 限られた時間。 ブギーの現状が、順調かと言われれば、結構必死なわけです。 続いてればいい? そんなバンドならすぐぶっ壊してます。 最高を更新し続ける曲を作り、たくさんの人の前で歌いたい。 俺はそれがやりたくてブギーをやってます。 真也、再始動のとき、言えなかったのかな。 本当は、4人で「音楽やりたい」だったのかな。 動員や、チラシ配りや、イベントや、流通や、そういうことではなく、4人で演奏して遊びたかったのかな。 ドラゴンボールごっこするはずが、こいつら本気で修行しだしたぞ! ごっこだから楽しかったのに… みたいな。 10年前なら説き伏せてまで止めてました。 けど、俺たち36歳だよ? あいつは独身だし(笑い話ね)、 結婚もしてほしいもんね。 幸せになってほしいじゃん。 あいつのこれからと、”音楽好き”を尊重すべきじゃん。 ブギージャックを「頑張って」るんなら、 今は、これからは頑張らなくてもいいっしょ。 だから、「もう辞めなよ」でした。 ほんと、 「なんで曲作りの、このタイミングで言い出すかなー」 って感じで、正直腹も立ちますがね、 こういうことを、ちゃんと話さないヤツなんすよ、あいつは(笑) 説明することがカッコ悪いって思ってんのかなー。 辞めることになって、発表まで結構時間を空けたけど、彼の気持ちは固く、5月の新曲制作から離脱することになりました。 真也は、きっと幸せに暮らしていくだろうし、 大切な音楽を、大切でい続けられるだろうと信じてます。 そして、ブギージャックは、もごいて、暴れて、それでも素敵な景色を見るため、ブギーを必要としてくれる大切なみなさんのために、曲を作って、ライブをやります。 どちらの生き方も正解だと、俺は思います。 「ブギーはこの4人でしょ」 「他の人がベース弾くなんて想像できない」 「脱退ライブやってほしい」 たくさんの声、ありがとうございます。 分かってます。分かってますよ。 みんなとの付き合い長いですから。 でも、理解してくれると嬉しいな。 真也が大好きだから、あいつらしく、引き止めず、「行ってきます」って、朝玄関を開けて出ていくように、日常のようにブギーを脱退しました。 17年間、本当に感謝しています。 たまに本当に意味が分からないことに言うやつでした。(笑) トクさん、ベンゾーさん、博士… 色んなニックネームが付いた、愛されたやつでした。 これで、あいつがガチンガチンと本気バンドを始めたら、全力でツッコミを入れましょう(笑) そんな感じです。 ブギージャックは、すでに、結成当初から信頼してるベーシストをサポートメンバーとして迎え、レコーディングをやってます。 ライブも決まってきてるし、NAGOYA ROCK METEO今年もよろしくお願いします。 最後に、ブギーのこの4人で夢を一緒に追いかけてくれたみなさん、 こんな結果になってしまい、本当にごめんなさい。 ”家族”の決断です。 ブギージャックのこれからも、徳田真也のこれからも、温かく見守ってくれたら嬉しいです。 ブギージャック。 止まらないよ。
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