最近はロードバイクの話題多い。 たまに自作真空管アンプ。 ANCHORクロモリロード(2015年12月~) TIMEカーボンロード(2016年12月~)
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自転車ログは分離した
自転車に関する話題は、g.o.a.t で書くことにした。
https://sssss.goat.me/
g.o.a.t がサービス終了したのでさらに移転先。
https://mrdnb.com/
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チューブレスタイヤに挑戦
先日、チューブレスレディのリムでディスクブレーキのホイールを組んだが、このホイールにチューブレスタイヤをはめてみた。
まず、どんなタイヤがあるか分からないのでショップで相談してみた。希望としては 32C~35C のオンロードも走れるタンサイド(アメサイド)のチューブレスレディタイヤ。
各社のラインナップをみても、タンサイドのチューブレスレディタイヤというのは載ってない。Ritchey のALPINE JB という新商品がチューブレスレディと書かれているが、海外のフォーラムなどを見ると、700x35C はブラックサイドでチューブレスレディ、700x30C はタンサイドでクリンチャー、ではないか、と書かれていたりする。(Ritcheyの公式サイトの記述がこうなってる。ただし、出荷は遅れているので情報は曖昧らしい)
代理店の東京サンエスにも聞いてもらったが、代理店にも現物がまだ届いておらず、カタログの表記はメーカからの情報をそのまま載せてるだけなので 30Cタンサイドがチューブレスレディになるかは現時点では不明、とのこと。

タンサイドは諦めて、他の製品を探す。IRC Tire の SERAC CX SAND(シラク)というタイヤが、サンド用でオンロードも走れて、チューブレスタイヤなのでこれを 1本注文した。6,200円(税別)、カタログでは 380g。
この製品、梱包がラップに包まれているだけで、刃物を使わなくても開けられるようになってる。刃物を使うと、誤ってビードを傷つけてしまう恐れがあり、ビードに傷が付くとチューブレスタイヤとして使えなくなるので、パッケイジでここまで配慮しているという点がすばらしい。

リムには STAN’S NO TUBES のチューブレスレディ用リムフラップを貼る。ロード用は 2周巻くようにする。表面がデコボコしてるが、これは空気圧を掛けるとキレイに貼り付くので気にしなくてよい。

タイヤはクリンチャータイヤのようにビードを入れていけばよい。バルブのところを最後にはめるようにする。
タイヤが硬くてはめづらい、という意見をよく聞くので心配してたが、なにも苦労することなくあっけなくはまった。むしろふつうのクリンチャータイヤよりはめやすい。モミモミなども要らず、ビードをグイグイ押していくだけで入った。

これだけカンタンに入ってしまうと、嫌な予感がする。とりあえず、バルブを付けてエアを入れてみる。このとき、シーラントは入れてない。

ダメ元でポンピングしてみるが、やっぱりダメだった。タイヤがはまりやすかったことからわかる通り、リムの径に対してタイヤの径が大きく、リムとビードの間が空いてしまうので、そこからエアが漏れてしまう。

セオリーに従って石鹸水をつける。食器用のスポンジ(いつも自転車を洗うのに使ってる)と食器用の中性洗剤。

シーラントも入れる。STAN’S NO TUBES のタイヤシーラント。
59ml入りで 500円。59ml でロードなら前後のタイヤ1本ずつ分入ってる。ふだんチューブラータイヤのパンク防止剤として使ってるものの余り。

再度、ポンピング。
それなりに頑張ってみたが、ビードが上がる気配がない。
一旦、休憩。続く。
#チューブレス#チューブレスレディ#チューブレスタイヤ#チューブレスレディタイヤ#チューブレスホイール#チューブレスレディホイール#tubeless#tubeless ready#tubeless tire#tubeless ready tire#tubeless wheels#tubeless ready wheels
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空想自転車店[8]。NAHBS的なやつ、TESTACH
今日、相談に来た H さんはアメリカン・ハンドクラフト・バイクをオーダー中。しかし、工房が人気のため、納期は数年先になりそうとのこと。
NAHBSバイクが来るまでに乗るためのセカンドバイクを作りたいということで店主のところに相談に来た。
Hさん「NAHBSバイクが来てからも乗りたいから、ちょっと系統が違うものがいいんだよね」

店主「商社東京サンエスのプライベートブランド、TESTACH のカーボンフレーム、Tencoo はどうかな。製造は TOYO Frame」
Hさん「TESTACH ってクロモリとアルミだけじゃなくてカーボンフレームも作ってるんだ」
店主「これは大手メーカの作るモノコックフレームと違って、ラグでカーボンチューブを繋ぐ方式で作ってるんだ」
Hさん「へぇ、オーダーメイドじゃないけどビルダーが1台ずつ組み上げてる感じがしていいね」

店主「NAHBSバイクだと、フォークとステムは ENVE一択になってくるけど、TESTACH の兄弟ブランド、OnebyESU からフォークやステムも出てるからそれを同色塗装して使うのはどうだろ」
Hさん「カーボンフォークで 36,000円は破格だね。フルカーボンでしょ?」
店主「もちろん。ただ、残念ながらフレームの規格の関係で、CHRIS KING のヘッドパーツは使えないんだ」
Hさん「OnebyESU はカーボンハンドルもあるんだ。この J-Carbon スーパーアグリーとかいいカタチしてるね」
店主「エアロなやつがよければ、グランモンローってハンドルバーもあるよ」
Hさん「セカンドバイクだし、コンポーネントは SRAM の RIVAL22 で十分かな」

店主「OnebyESU はクランクも出してるよ。新作のジェイ・クランクは、チェンリングがダイレクトマウント規格になってて、さらには SRAM DM互換」
Hさん「ホイールは組んでもらおうかな。H PLUS SON のリムと DURA-ACEハブ、前後とも32Hタンジェント組で」
店主「分かってるね」
Hさんの通好みラグド・カーボンフレームは約53万円で組めそうだ。

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空想自転車店[7]。自転車部、GUSTO
空想自転車店に相談に来た Gくんは高校の自転車競技部の1年生。いまは部の GIANT を借りて乗っているが、2年生に進学するにあたり、自身のロードを買う必要がある。予算は 35万円。
店主「どんな自転車にしようか」
Gくん「勝てるやつが良いです。いま使ってる GIANT のロードも乗りやすいけど先輩や部員たちも GIANT、FELT、MERIDAばかりなので違うブランドがいい」
店主「自転車部だと ANCHOR とかも人気だね」
Gくん「ANCHOR は多いです。うちの部員も小柄なやつは ANCHOR に乗ってます」

店主「珍しいブランドだけど、GUSTO とかどうだろう?アタッキチームグストが使ってるレーシングフレームをベースに、SHIMANO 105完成車で 189,000円」
Gくん「予算に余裕があるのでもっと上位モデルでもいいです」
店主「確かに予算を目の前にすると、予算ギリギリの完成車が欲しくなるんだ���ど、完成車ってのはいろいろな部分でコストダウンしてるんだ。だから買ったままの状態で乗るより、ちょっとパーツとかを換えてやったほうが良い」
Gくん「確かに完成車だとホイールが鉄下駄ですね。そのままではレースで勝てません」

店主「金額の割に効果が大きいのは圧倒的にタイヤ。そして価格は高くなっちゃうけどホイール。そしてペダル。SHIMANOのペダルなんかは年単位で持つから卒業後も使うことを考えたら DURA-ACE がいいよ。毎年、メンテは出してね」
Gくん「先輩で、DURA-ACE組のロードで、105のペダルに、ホイールがカンパ・カムシンって人が居るんですけどやっぱり速くないですね」
店主「ホイールの予算が5万円くらいだとカンパ・ゾンダかフルクラム・レーシング3 の 2択になっちゃう。予算を 10万円まで上げられると他にも選択肢が出てくる。超定番のフルクラム・レーシングゼロもあるし、MAVIC とかも選べる」
Gくん「どれも部員が持ってるので借りたことあります。その中だとゾンダが好きでした」

店主「隠れた名ホイールもあるよ。例えば EASTON の EA90 SL。上位に SLX っていうホイールもあるんだけど、リムが少し違うだけでほとんど同じモノ。EASTON は ECHOハブっていう独自技術のハブを使ってるんだけどこれがすごくいい」
Gくん「シックなデザインも気に入りました」

店主「タイヤは消耗品なので安いものに手を出しがちだけど、絶対的な値段はそれほど高くないし、練習からいいタイヤを履いちゃったほうが良い。オススメはこれ、SOYO の TRUEANCE PLUS。23C で 205g と重量も軽い。他にも Panaracer の Race A Evo3(5,410円)や EXTENZA の R1X(5,800円)なんてのも試して欲しい」
Gくん「勝てそうな気がしてきました」
店主「機材が理由で負けることはあっても、機材を揃えて勝てることはないよ。練習あるのみ」

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手組みホイール、ディスクブレーキ、チューブレス
試行錯誤の中で、けっこうな数のホイールを手組みした。はじめはアルミのチューブラーリム、MAVIC OpenPro TU(= MAVIC Reflex) 32H と CHRIS KING R45 Roadハブで組んだ。その後、台湾製のアルミチューブラーリム(Kinlin TD-25)を箱買い。ハブも BITEX製を中心にいくつか入手し、作成と解体を繰り返し、部材の差、組み方の差が完成にどう影響するかを研究している。
カーボンチューブラーリム、いわゆる中華カーボンリムというやつも組んでみた。チューブラーとは言え、フロント 35mm 20H、リア 45mm 24H で前後計 1.1kg を割る軽量ホイールが組めることもわかった。

また新しいジャンル、ディスクブレーキ対応ホイール、かつチューブレス(チューブレスレディ)という分野に手を出すことにした。

リムは、MAVIC の新型アルミリム、OpenPro UST が手に入ればそれを使いたかったが発売されているもののまだ流通しておらず、入手難。
次点の候補だった、H PLUS SON の THE HYDRA というローハイト&ワイドのアルミリムを使うことにした。
ブレーキトラックが加工されていないので、ディスクブレーキしか使えない。チューブレスキットを使うことで、チューブレスレディ対応。

ハブは BITEX製のセンターロック式ハブ、フロントは BX106F、公称125g、実測142g。100x12mm、スルーアクスル。

リアは BX106R、公称230g、実測243g。142x12mm、スルーアクスル。
前後とも 28H、全6本取り(3cross)逆イタリアン組みとすることにした。
スポークは DT Swiss の Competition。2.0-1.8-2.0バテッドのごくふつうのスポーク。ニップルは付属のものを使わず、DT Swiss の真鍮製ロングニップル、16mm のものを使うことにする。
スポーク長を計算すると、偶然だがフロントDSとリアNDS、フロントNDSとリアDS の長さが同じになった。

少しスポークのネックが通りづらく組むのに難儀したが、前後とも大きなトラブルは無く、スムースに組めた。
ディスクブレーキになってる分、リアの NDS のオチョコ量が減っていて、テンション差は小さくなってるのでリムブレーキのホイールより、ある意味組みやすいかもしれない。
フロント821g、リア922g、計 1,743g という完全な鉄下駄だが、これでヒルクライムするわけではないので問題ない。
チューブレス化(チューブレスレディ)とタイヤについてはこちらで紹介。
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空想自転車店[6]。4キロ台なやつ、FUJI
Fさんの予算は 100万円。これで 4キロ台の超軽量バイクが作れないか、というご相談。
店主「手に入りやすいメーカモノの軽量フレームというと、TREK EMONDA SLR、MERIDA Sclutura、Wilier Zero.7、YONEX Carbonex あたりになります。お買い得なのは FUJI SL 1.1 でしょうか。WIA-WIS の CUL6 なんてのもありますね」

Fさん「やっぱりその辺になってくるんだ。FUJI SL 1.1 はフレーム重量 695g ってのがすごいね」
店主「カタログ値の 695g は塗装を含まない重量で、塗装がそれなりにあるので実測は 755g くらいになるようです」
Fさん「純正フォークの 300g も軽いね」

店主「一般的にはフォークは 400g前後、軽量モデルでも 350g前後あるのでこれは軽いです。しかし、THM-Carbones の SCAPULA CT ROAD だと 260g になります」
Fさん「それ使えるの?」

店主「フレーム側が 1-1/8、1-1/2(1.5)のテーパードフォーク、SCAPULA CT ROAD が 1-1/8、1-1/4テーパードなので、ヘッドパーツを差し替えてやれば使えますよ。アッパーが CANECREEK の超軽量ヘッドパーツ、AER.IS41 TOP、ボトムが CANECREEK の 110.IS52 CONVERSION BOTTOM で、上下合わせて 57g になります。純正の FSAヘッドパーツが 92g くらいあるので少し軽量になります」

Fさん「サドルはいま使ってる sanmarco の ASPIDE SUPERLEGGERA を使いたい」

店主「シートポストに Schmolke はどうでしょうか。ドイツの超軽量パーツメーカでオフセットありながら 92g になってます」
Fさん「超軽量シートポストはオフセットゼロが多いんだけど、こんなのあるんだね」

店主「ステムはイタリアの軽量パーツメーカ、EXTRALITE が作るアルミ製HyperStem O-6、これはアルミ製ながら 84g とカーボン製ステムを上回る(下回る?)軽さです」
Fさん「ステムはカーボン製にしても重量増になることが多いからアルミが良いと思う」
店主「ハンドルバーは FSA の EXTRA LIGHT COMPACT。37,200円とお買い得なカーボン製ハンドルバーなのに重量たったの 167g」
Fさん「メカ系は定番の SRAM RED22紐コンポで」
店主「ホイールはうちにあるこの軽いカーボンリムで組みましょうか。25mmハイトですが 210g と ENVE並の軽さです。予算に余裕があればもちろん ENVE SES 2.2(281g、1本111,000円)でもいいです」
Fさん「ハブはアメクラ?」

店主「フロントは americal classics の MICRO 58 FRONT 20H にしましょうか。手組み用ハブで 58g の重量はなかなかありません」
Fさん「となると、リアは RD 205」

店主「純正の組み合わせとなるとそうなりますが、TUNE の MAG170 24H というハブがあって、これだと 178g と RD205(205g)より 27g軽量になります」
Fさん「スポークはもちろん SAPIM CX-Ray」
店主「そうなりますね。すべて CX-Ray でもいいのですが、リムハイトが低い上に 24H しか張らないのでリアの DS側だけ DT Competition(2.0-1.8-2.0バテット)だと掛かりが良くなります。これでフロント367g、リア526g、前後合わせて 893g で組めます。全部CX-Ray だとリアが 511g、前後計878g です」
Fさん「軽量マシンになるとタイヤが TUFO Elite Jet のほぼ一択になってくるんだけど、使い慣れた SOYO TYRE の SEAMLESS ROAD CR-II を使いたいんだよね」

店主「そこは好きな方を使われたほうが良いと思います。TUFO に比べて前後で 90g 重くなりますが、タイヤはいつでも換えられるので、品評会(?)の日だけ同社の SEAMLESS ROAD CR h160(160g)とかを貼り付けるのもアリです」

Fさん「カセットは定番の SRAM XG-1190(11-28T)。これで 180g は飛び道具だ��」
店主「クランクも飛び道具を出そうと思います。軽量マシンのクランクとなると、THM-Carbones の Claviculaクランクが良く使われるんですが、幸いなことに FUJI SL1.1 はボトムシェル規格が PF30 なんです。PF30/BB30のフレームに限って、とある軽量クランクが使えます」
Fさん「とある軽量クランク?」

店主「Cannondale の完成車で使われている、Hollowgram SiSL2 というアルミ製クランクです。PF30/BB30 のフレームにしか使えないのですが、単体483g、BB と合わせても 500g台前半という飛び道具です」
Fさん「なるほどね。Cannondale完成車の軽さは、このクランクと BB30 の組み合わせだからこそ、ってとこもあるんだろうね」
店主「4キロ台バイクになってくると、ヘッドパーツとか、BB とか、ふだん気にしないような細かいパーツの規格が効いてきます。特にベアリング系はカンタンに 100g台になってくるので、フレーム単体で軽いものを選んでもベアリング系の規格次第で軽く仕上げられなくなります」
Fさん「THM-Carbones の FIBULAブレーキは eeBrake より軽いけど値段が2倍以上するんだよね」
店主「CORIMAのカーボンシューですがこの商品は人気があって品薄気味なので入手難の時は、BONTRAGERのカーボンシューで代用可能です」
予算を少しオーバーするが、約110万円で 4.6kg台(4,675g)の超軽量バイクは組めそうだ。カセットをアルミ製のワンピースのものに、クランクとブレーキキャリパーを THM-Carbones のカーボン製に変えれば、4.5kg程度になるだろう。

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A.Dugast

#2台目号 こと、TIME Fluidity の最近の構成。
ホイールは OpenPro TU 32H + CHRIS KING R45手組みのものに。

先週まで、Kinlin TB-25 20H + PAULハブの手組みホイールを使ってたんだけど、乗車前に点検してたらリムに凹みを発見。

これが凹みの出来たホイール。パット見には分からないが、3時~4時のあたり。

ゴクッとへこんでる。チューブラーリムなので挫屈ではない。
前後にキズがあったので、夜中に走ってるときにどこかで気づかずに段差を越えたのかもしれない。

ここ1年ほどは、VELOFLEX Carbon 23C を使ってたんだけど、そのタイヤは他のホイールに貼っちゃたので、かわりに A.DUGAST(ドゥギャス)の STRADA Cotton 23C を使用中。
イタリア製の最高峰の一つが VELOFLEX だとしたら(他は Challenge か)、フランス製の最高峰の一つはこの A.DUGAST(と、双璧は FMB)。
サイクロクロスでは同じくフランス製の FMB と並び愛用者の多い定番ブランドだが、ロード乗りの間ではポピュラーとは言えない。しかしこれ、しなやかでクルクルまわってとても調子が良い。

サイドウォールには予め防水処理がされているのでリムに貼るだけで使える。

基本的にはスリックタイヤなんだけどチューブラータイヤでよくある杉目のトレッド仕上げ。

少し前にクランクを ROTOR のものに換えたのと、冬なのでペダルを XC用のモノに置換。

ペダルは TIME ATAC XC6。置いてる店が見つからなくて、近所のショップで取り寄せてもらった。
シューズは MTB用の 2つ穴(SPD互換)。冬の間はロード用シューズだと風通しが良すぎて足が冷たいので、MTB用シューズ + シューカバーで乗り切る。

細かいところだけどシフトワイヤーを JAGWIRE に変更。アルミ製のピースを組み合わせてアウターを作るやつ。

ダメだったら Campagnolo の純正アウターに戻そうと思ったけどいまのところ違和感はないのでしばらく使用してみる。あとサイクロコンピュータも bryton の Rider 530 を試用中。

スペアタイヤをタイラップで束ねてトゥストラップでサドル下に吊り下げてたんだけど、WorldCycle の PB商品R250に、工具ボトルをサドル下に吊り下げるためのアタッチメントがあったので、それをスペアタイア用に流用。
要らなくなったボトルに挿して、ボトルなり挿しちゃったほうが使いやすいかもしれない。
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空想自転車店[5]、ディスクなやつ、Cervélo
トライアスリートのEさん。トライアスロンの大会は Cervélo P5x で出場してるが、普段乗りもできてトレーニングにも使えるロードバイクが欲しい。
ということで空想自転車店の店主に相談に来た。
Eさん「予算はホイール込みで 60万円くらい。できればディスクブレーキで」

店主「Cervélo はロードバイクでもディスクブレーキにチカラを入れているメーカの一つでラインナップはいくつかあります。その中でもエントリーモデルの R3 Disc がいいと思います」
Eさん「このクラスだとやっぱり 105組みで?」
店主「そうですね。上位の R5 Disc だと DURA-ACE や ULTEGRA で組まれる方も居ると思いますが予算も考えると SHIMANO 105組になります。105のグループセットには油圧コンポーネントがラインナップされてないのですが、グレード外扱いという形でエントリーモデル向けの 11速対応油圧コンポーネントがあります。だいたい、xx-RS5xx という型式になります」
Eさん「それでレースに出るわけじゃないし、105 で十分だよ」

店主「油圧ブレーキ対応STIレバーが ST-RS505、FメカとRメカは機械式なので FD-5801-F、RD-5800-SS になります。キャリパーも BR-RS505 という同じグレードのキャリパーが用意されてます」
Eさん「P5x で使ってる ENVE のディスクホイールをトレーニングで使うのもアレなのでホイールも欲しい」

店主「ロード用のディスクブレーキのホイールの完組みは選択肢が少なくて、SHIMANO だと上位の DURA-ACEグレード、WH-R9100-C40-TL とかになってきます。こちらもグレード外扱いですが、WH-RS770-C30 というディスクブレーキのホイールが、前100x12、後ろ142x12、チューブレス対応、センターロックというロード用油圧ディスクのツボを抑えた仕様になってます」
Eさん「DURA-ACE未満用の汎用ホイールって感じだね」

店主「SHIMANO以外から選ぶとなると、DT SWISS ER 1400 SPLINE 21(前後1,474g)か、ZIPP の 30 Course Disc-brake Clincher(前後107,900円、1,650g)でしょう」
Eさん「ここは ZIPP をとりたいところだけど予算を抑えたいので SHIMANO でお願いします」
店主「タイヤはもちろんチューブレス。安定の IRC TIRE FOMULA PRO TUBELESS Light です」

店主「フロント周りは FSA のエントリーグレード、GOSSAMER で揃えましょう」
Eさん「質実剛健。FSA の製品はグレードが下でも良い製品があってプロ選手も上位グレードより、あえて下位グレードの製品を使ってたりするもんね。K-FORCEハンドルバーより ENERGYハンドルバーのほうが見かける気がする」

店主「サドルは BBB の Echelon なんかどうでしょうか」
Eさん「初めて見るけどシュッとしてかっこいい」
店主「Cervélo はボトムシェル規格が独自規格の BBRight なので SHIMANO純正BB が使えません。ここは TOKEN が出してる TK-PF30BR を入れておきます」

店主「ボトルケージは Tacx の定番、Deva。別売りのアタッチメントを使ってサドルの後ろへ付けても ok です」

店主「バーテープは cinelli の MACRO SPLASH RIBBON なんかシャレてて合うと思います。予算があれば Cervélo を使うプロチーム、DIMENSION DATA の採用する LIZARD SKINS DSP 1.8(4,300円) もいいと思います。」
約60万円で普段乗りできるトレーニング用のディスクブレーキ車ができそうだ。ディスクブレーキ関連、チューブレス関連のパーツがリーズナブルに手に入るようになってきたので実現するとも言える。

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空想自転車店[4]、お気軽なやつ。DE ROSA
常連Dさんは長年 DE ROSA を愛用。休日は特注した NeoPRIMATO でサイクリングに出かける。
しかし自慢の一台ではあるものの、工芸品のようなフレームを傷つけるのが怖くて大人数で走るイベントなどは参加できなかった。
今回の店主へ「イベントに参加でき、普段使いできる、傷つけるのが怖くないマシン」という相談に来た。
店主「もちろん DE ROSA で組みますね」

常連Dさん「AVANT とか Nick とか考えてるんだけど、SHIMANO 105 なんだよね」
店主「このクラスはほとんど完成車で出るんですけどフレームセットも入るんですよ」
Dさん「それならカンパ(Campagnolo)で組めるね」
店主「Nick というモデル名の由来は、ウーゴの孫、ニコラスなんですが日本以外ではVEGAという名前で出てます」
Dさん「DE ROSAらしからぬ斬新なカラーもかっこいい」

店主「グループセットは Campagnolo の新11速セット、CENTAUR 11(ケンタウル・ウンディーチィ)で行きましょうか」
Dさん「昔もあったよね、CENTAUR」
店主「前作の POTENZA 11(ポテンツァ・ウンディーチィ)が商標絡みとかでモメててコストダウンとともにモデルチェンジした感じです。初期の POTENZA 11 ではパワーシフト、パワートルクという前前作ATHENA の欠点とされた規格がそのまま引き継がれていたのですが、CENTAUR 11 になってウルトラトルクに改善されました」
Dさん「それにしてもブレーキキャリパーは不細工だよなぁ、VELOCE みたい」

店主「キャリパーだけは POTENZA 11 の Skeletonブレーキで行きましょうか」
Dさん「チューブレスタイヤってどうなの」
店主「空気圧下げて使えるので街乗りにもいいと思います。ただ、いまカンパのリムブレーキ用完組みホイールだと、EURUS しか無くなっちゃいました」
Dさん「EURUS って ZONDA以上、SHAMAL ULTRA未満ってイメージだけど」

店主「EURUS は SHAMAL ULTARA のハブを鉄ベアリングに換えたものです。隠れた名作ホイールなんですよ。タイヤは定番の IRC TIRE、FORMULA PRO TUBELESS Light でしょうか」
Dさん「ペダルは使い慣れた LOOK KEO2MAX を使おう」

店主「フロントまわりは Dさんがお好きな 3T にしますか。ステムは定番の ARX 2 PRO、ハンドルもド定番の ROTUNDO PRO がありますからね。3T で揃えるならシートピラーはSTYLUS 25 PRO で」
Dさん「サドル、バーテープ、ボトルケージは DE ROSA印のやつを持ってるのでそれを使おう」

店主「サドルは Selle Italia SLR manganese DE ROSA、バーテープは DE ROSA BARTAPE、ボトルケージは ELITE CUSTOM RACE PLUS DE ROSA ですね」
普段使いもできるイベント参加用お気軽デローサはホイール込みで約55万円、7キロ台前半に収まりそうだ。

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空想自転車店[3]、fi’zi:kなやつ。Condor
本日のカスタマーCさん。各地のレースに参戦するバリバリのレーサー。
カスタマーCさん「いま乗ってる COLNAGO C60 を新しいフレームに更新しようと思ってさ」
変わり者店主「レース用機材だけどオシャレに決めたい、と」
Cさん「レース会場行くとさ、MERIDAとかS-WORKSとかよく見かけるんだけど、オシャレではないよね。かっこいいけどさ」
店主「レース用機材と割り切ると、安いんですよ。COLNAGO だと怖くて攻めれない」
Cさん「壊れたときに代替のフレームを手に入れるのに年単位で待たなきゃいけないしね」
店主「Cさん、fi’zi:kお好きですよね」
Cさん「主張しすぎないのにちゃんとデザインされているのがいいね」
店主「日本ではまだ知名度が低いんですが、イギリスに JLT-Condor っていうコンチネンタルチームがあるんですよ」

Cさん「昔、Rapha Condor ってあったね」
店主「その Rapha Condor から Rapha がスポンサーを抜けて、JLT-Condor として活動してます」
Cさん「ほう。確かフレームが Condor っていう」
店主「Condor はイギリスのショップなんですが、プライベートブランドのフレームも作ってます。プライベートブランドって言っても中華カーボンにブランド名付けただけ、みたいな機材じゃなくて自社で開発、製造してます」
Cさん「かっこいいじゃない」
店主「いま、JLT-Condor の選手たちは LEGGERO っていう若干エアロなバイクに乗ってるんだけど、これはフレーム重量(シートポスト含む、フォーク含まず)が 1,250g とちょっと重い。もうひとつ、LEGGERO SL っていうフレームがあって、こちらはフレーム重量 850g で汎用シートポストが使えます」

Cさん「グループセットは Campagnolo?」
店主「Campagnolo は JLT-Condor のスポンサーなので、チームは RECORD EPS を使ってます。でもレース用機材なら、CHORUS でいいと思います。電動が必要なら RECORD EPS」
Cさん「ボクは電動コンポ使ってないから、CHORUS でいいかな」
店主「ブレーキキャリパーだけは、ディファレンシャルブレーキがいいと思うので、RECORD を使います。あとチェーンは、CHORUSグレードのものより、最近出たPOTENZA11用が少し軽くなってます」
Cさん「カンパの11sチェーン、ほとんど伸びなくて10,000キロくらいは持っちゃうんだよね」
店主「オススメしたいプチカスタムがあって、CHORUS のリアメカのプーリーだけ、SUPERRECORD用に交換するんです。CHORUSのプーリーはベアリング無しですが、SUPERRECORDはCULTを使ってます。補修部品として1万円弱で取り寄せ可能です」

店主「ステムは fi’zi:k の CYRANO STEM R1。ステムは R1 と R5 があって、R1 が 7075アルミで 128g、R5 は 6061アルミで 152g。RTICHEYのステムと逆でパネル側の角度が大きいんです」
Cさん「アルミで128gなら安心だね」

店主「ハンドルバーは CYRANO Handlebar R3。ハンドルバーのラインナップは多くて、上から 00、R1、R3、一番下が R5。00 はカーボン製で 170g、R1 もカーボン製で 205g、R3 は 7075アルミで 245g、R5 は 6061アルミで 310g。もちろんカーボン製もいいんだけど、レースで使うなら輸送とか考えても 7075アルミの R3 が使いやすいかな」
Cさん「形状も 3つから選べるのはいいね」

店主「シートポストは CYRANO SEATPOST R1。シートポストも上から00、R1、R3、R5 になってて 00 と R1 がカーボン製、R3 と R5 がアルミ製。R3 も R5 も 7075アルミで重さもほぼ同じ。00 と R1 では 00 の方が少し軽くできてる。JLT-Condor の選手も R1 を使ってるみたい」
Cさん「fi’zi:k尽くし」

店主「さらにシートポストに、シリコンのポストリングを付けてやる。これによってシートポストを抜いても高さが戻せるし、水などの侵入を防げるんですよ」
Cさん「サドルももちろん fi’zi:k だね」

店主「個人的には fi’zi:k の VOLTA R1 っていうサドルが好きだったんだけど残念ながら廃盤になっちゃったんです。オンラインでの注文になっちゃうんですが、サドルはカラーのカスタマイズができます。ARIONE R1 の場合だと追加料金のカスタム代を含めて3万円くらい。納品まで少し時間がかかります」
Cさん「サドルをカスタムできるのってありそうで無いんだよね。日本の KASHIMAX なんかもカスタムできるんだよね」

店主「ホイールは安定の Campagnolo BORA ONE 35 TU でしょう。この性能の製品を 233,000円で出されちゃうと、他の選択肢が思いつきません」
Cさん「流行りのワイドリム、当然タイヤは 25C で」
店主「JLT-Condor の選手たちも使ってる、Continental の Competition TU 25C。コンチコンペ、高いイメージがありますが、意外と安くて前後で3万円切るんですよ」
Cさん「これでほぼ完成かな?」
店主「予算に余裕があるのでパワーメータ内蔵クランクを提案します。レースのログを後から見れるので反省会でも役に立ちます」
Cさん「Campagnolo使ってるとパワーメータに疎遠になりがちなんだけど」

店主「Campagnolo だとこれまで SRM くらいしか選択肢が無かったんですが、同じようなスパイダー型パワーメータで、ドイツ製の Power2Max という製品が出てます。ここの新型、Power2Max NG にカンパクランクがあるんです」
Cさん「Movistar が使ってるやつだね。製品版は黒なんだ」
店主「ペダルは LOOK をお使いですよね。今度出る新型、KEO BLADE CARBON にしましょうか」
Cさん「fi’zi:k と Campagnolo だけで作られてるみたいな」

店主「極めつけはコレ。Campagnolo純正ボトルケージ。JLT-Condor も使ってるんですが、意外と知られてない Campagnolo製品なんですよ」

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空想自転車店[2]、アエロなやつ。BIANCHI
ここは空想自転車店。マニアックな店長の感性を求めて客が訪れる。
今日、相談に来たのは流行りものが大好き、ちょっとミーハーなB氏。店主に相談したのは、
「ひと目で目立つアエロ(=エアロ)なやつ」
店主「いまエアロが流行ってるからね。
・ cervélo S5
・MERIDA REACTO
・GIANT PROPEL
・TREK Madone
・SCOTT Foil
あたりはいかにもエアロな形状でプロチームでも活躍してるし人気あるね」
B氏「SCOTT Foil は乗ったことあるんだけどビュンビュンカンカン走っていいね。でも、SCOTTってウィンタースポーツやる人は知ってると思うけど MERIDA や GIANT ほど知られてないよね」
店主「それならこれはどうだろ。BIANCHI の Oltre XR4」

B氏「おお!Lotto NL Jumbo が使ってるやつ」
店主「エアロバイクでありながら、あまりの万能ぶりに Lottto NL Jumbo の選手たちは山岳コースも含めてすべてこのバイクで走ってしまうという、隠れた名作バイク」
B氏「いいね、それにしよう」
店主「レパコルの完成車が用意されていて、Campagnolo SUPER RECORD EPS組みで 1,880,000円(税抜き、以下同)。色をカスタムできる Tavolozza が 38,000円」
B氏「色もカスタムできるんだ。BIANCHI といえばマルコ・パンターニ。パンターニのあのカラー(※1)もできるのかな?」

※1:チェレステカラーにイエローのグラデーションが入ってる
店主「カスタムと言っても塗り分けを用意されたパレットから指定できるだけでパンターニカラーはできないんだよね」
B氏「そうか。フレームセットもあるんだよね?」
店主「フレームセットもあるよ。410,000円。ほぼフラッグシップ(※2)の万能フレームなのにバーゲン価格だよね」
※2:価格ではSPECIALISSIMA(500,000円)の方が高い
B氏「さて、店主はこのフレームをどう料理するか」
店主「まずはコックピットから組み立てようか。いま、エアロなコックピットといえば各社が採用する定番は、VISION の METRON 5Dハンドルバー。ステムまで一体型で、Oltre XR4 の完成車も採用してる。もちろん、Lotto NL Jumbo でもこのハンドルを採用する選手が多い」

B氏「VISION は Lotto NL Jumbo のスポンサーだしね」
店主「しかし、VISION METRON 5D で組んでしまうと完成車を買ったのとほとんど変わらなくなっちゃうので、オススメは ENVE の SES Aero Road Handlebar、50,000円。合わせるステムは同じく ENVE で 34,000円。特にステムはカーボンステムの定番品とも言える」

B氏「イタ車にアメリカンなコンポーネントを組み合わせてやると」
店主「コックピットを ENVE で揃えて、ホイールも ENVE を持ってくると、派手な BIANCHI に通好みの ENVE というコントラストがいいと思うよ」
B氏「店主にしては珍しい、ど真ん中のストライクゾーンに投げ込んでくるじゃない」
店主「でも、個人的に組むならもうちょいハズすかな」
B氏「やっぱりパンターニ」
店主「そうだね。パンターニといえば BIANCHI だけど、同時に黄色のステムとサドルも印象的だよね」
B氏「パンターニのステムは ITM だったよね?」
店主「そう。3ttt や cinelli と並んで人気のあった ITM」
B氏「最近は見かけないね」
店主「アヘッドステム全盛期になって後からライバルがどんどん出てきて、最後は 3T とともに cinelli に買収された」
B氏「で、無くなっちゃったんだ」
店主「いや、cinelli が買収した後もしばらくステムを売ってたんだけど、3T とともに台湾の企業に売られちゃった。いまはその台湾の企業が ITM のブランドを使ってパーツを売ってる」
B氏「まだ現役なんだね」
店主「それもけっこう面白いパーツを作ってるよ。ハンドル周りだと、ステムとハンドルバーがほぼ専用品ながら、分離できる構成になってる X-ONE というシリーズがある」

B氏「ステム一体型ハンドルバーだとステムの長さとか、ハンドルの幅とか選べないんだよね」
店主「この X-ONE ならステムの長さとハンドルの幅を選べるのに、エアロなコックピットになるっていう。値段も ENVE に比べて安い。カーボンステムが 29,000円、ハンドルバーが 39,000円」
B氏「もちろん、ステムはイエローに塗装して(※3)」

※3:パンターニは ITM のステムをイエローに塗装してた。ロゴは黒
店主「サドルは Selle ITALIA の FLITE、イエローの革がたまに限定販売される。パンターニ刺繍モデルも探せばみつかるかも」

B氏「グループセットは?」
店主「もちろん、Campagnolo。せっかくのエアロバイクだし、ここは RECORD EPS で」
B氏「ぜんぶ RECORD EPS で?」
店主「それも悪くないけど、ハズし技でクランクだけ FSA をチョイスしたい」
B氏「ほう」
店主「FSA の K-Force Light BB386EVO。これがエアロなデザインでかっこいい」

B氏「いいね。ホイールはどうしよう」
店主「カンパ組なので定番中の定番、Campagnolo BORA ULTRA 50 TU を選べば間違いない」
B氏「本日、2球目のど真ん中ストライク」
店主「BORA ULTRA の性能にケチを付ける人は居ないと思うけど、エアロって感じは無いよね。エアロを売りにしたものからチョイスするなら VISION の METRON 55 SL T なんてのはどうだろう」

B氏「VISION、FSA は台湾企業(※4)ながらイタリアっぽさを感じさせるから BIANCHI(※5)に合いそうだね」
※4:FSAやVISIONのブランドを販売しているのは台湾の天心工業股份有限公司
※5:発祥はイタリアだが会社は身売りを繰り返し現在の会社はスウェーデンに置かれている。スウェーデンなのは節税のためで実質のオーナーはオランダの企業
店主「タイヤはイタリアの定番、VELOFLEX の Roubaix。流行りの 25C の太さでエアロ」
B氏「またまたど真ん中ストライク」
店主「ペダルもエアロで攻めるなら SPEEDPLAY の ZERO AERO Stainless がオススメ」

B氏「バーテープもイタリアブランドで?」
店主「バーテープは選択肢が多いからね。定番中の定番、cinelli もあるし、SILVA、Selle ITALIA、選ぶのが難しいほどあるんだけど、あえてここで日本ブランド、Kabutoはどうだろう」
B氏「これまた定番の」
店主「バーテープは Kabuto の BT-02、BIANCHIはチェレステのバーテープがあるのでチェレステカラーを選ぶ人が多いんだけど、あれはダサい。他のフレームを考えてみて、黒はともかく、他のカラーのフレームでフレームと同色のバーテープを選ばないでしょ」
B氏「確かに。フレームと同色は選んでいいのは黒か白に限られると思う」
店主「ボトルケージも Kabuto のやつ。RC-12 っていう片側のみ取り出せるボトルケージがあって、これがエアロっぽくていい」

アエロ(=エアロ)なやつがテーマだったのに、いつの間にかパンターニ・リスペクト・モデルになってしまったB氏のニューバイク。ミーハーだからいいのか。

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クロモリ号の変遷
しょっちゅうパーツを組み替えてるので写真を撮るたびに構成が変わってるクロモリ号。そんなクロモリ号の変遷を振り返ってみる。

2015年12月5日。納車の日。この時の構成は、
・フレーム、ANCHOR RNC3 530
・フォーク、ANCHORクロモリフォーク
・ヘッドパーツ、フレーム付属TANGESEIKI TECHNO GLIDE 1″
・ステム、DIXNA リードステム 100mm/-17度
・ハンドルバー、NITTO M106NAS 400mm/26.0mm
・ブレーキレバー、SHINAMO 600
・シフトレバー、SHIMANO DURA-ACE(SL-7700)
・ブレーキキャリパー、SHIMANO 600
・フロントメカ、SHIMANO 105(FD-5800)
・リアメカ、SHIMANO 105(RD-5800)
・シートポスト、NITTO S65 27.2mm
・サドル、Selle ITALIA turbo
・クランク、Campagnolo ATHENA 50/34T 170mm
・チェーン、SHIMANO 105(CN-HG601-11)
・リム、Tradizione ZERO 36H
・ハブ、SHIMANO 105(HB-5800、FH-5800) 36H
・スポーク、HOSHI 2.0mmプレーン
・タイヤ、Vittoria Zaffilo 25C
・バーテープ、Fizik Classicブラック
・ペダル、MKS
いま見返してもキレイにまとまった良い構成だと思う。しばらくは大人しく、組んでもらったま乗ってたんだけど、5日目に初のカスタムに走る。

バーエンドキャップを、NITTO のカラーアルマイトのものに付け替え。

翌週、クイックをレトロなものに変える。

年の暮れ、2015年12月24日に MTB用のビンディングペダル、SPEEDPLAY Frog を導入。

これ、いまでもけっこう好きなペダルなんだけどなぜか人気がない。

2016年2月3日、ホイールを手組みする。
・リム、MAVIC OpenPro TU(旧REFLEX)リム32H
・ハブ、CHRIS KING R45ハブ 32H
・スポーク、HOSHI 2.0mmプレーン
これは気に入っていて、いまでもよく乗ってる。

2016年2月7日、バーテープを換える。Selle ITALIA の白いフカフカのやつ。気に入らなくてすぐ捨てる。

2016年2月14日、ビンディングペダルを SPEEDPLAY ZERO Stainless に換える。

2016年3月16日、ブレーキがあまりに重いのでフロントのキャリパーを DURA-ACE(BR-7800)に交換。

2016年4月2日、バーテープを気味の悪い茶色のコルク風のものに変更。これもダメですぐ捨てる。

2016年4月23日、ステムを SimWoks WENDY Stem(旧モデル)に変更。

2016年5月5日、知多エンデューロに参加。

2016年5月29日、鈴鹿エンデューロに出走。
2016年6月4日、CHRIS KINGグルメセンチュリーライドに参加。

納車後の構成から、
・ステム、SimWoks WENDY Stem(旧モデル)、100mm/-6度
・バーテープ、Fizik Classic シルバー
・バーエンドキャップ、NITTO EC-01 ブルー
・ペダル、SPEEDPLAY ZERO Stainless
・スキュワー、GIANT RWSスキュワー
と少しだけ構成が変わってる。ホイールは上記の手組みのもの。タイヤは SOYO Upstream 24。
ヒルクライムのあまりの登れなさを痛感し、軽量ギアに頼ることにする。

完組ホイール、
・Rolf PRIMA Vigor
を購入。同時に edco の軽量削りだしカセット、11-29Tも入手する。サドルは、
・Fizik VOLTA R1
という実測180gのサドルに変更。

細かいところでFメカとRメカが ATHENA のものに、チェーンが Campagnoloチェーンに変わってる。

タイヤは Specialized の TURBO COTTON 24C。

2016年6月11日、宮古島のツールド宮古島に参加。大雨の中で疲労だけが溜まり、あまりの寒さに完走できずに途中リタイア。

2016年7月1日、ヘッドパーツを CHRIS KING NoThreadSet 1″ に換装。

2016年8月10日、オーバーホール。

フレーム単体(ヘッドパーツ込)で 1,997g。フォークは 885g。

ホイール除く、サイコン、ボトルケージ、ペダル含む、6.09kg。

ホイール、カセット、クイックあわせて 2.30kg。

2016年8月26日、クランクセットを WHITE Industries VPC Crank に変更。

2016年10月16日、いなべヴェロフェスタに参加。クランクセットは ATHENA に戻してある。


2016年11月、ハンドルを NITTO NEAT Mod.185 に変更。

2016年12月22日、KASHIMAX にオーダーしてたサドルができあがる。aero(AX-4A) の Suedo Brown でベースはBlue。

2016年12月25日、ヴェロフェスタモリコロに出走。

2017年2月6日、バーテープをコットンバーテープに換装。

セラックニスを染み込ませる。

バーテープとサドルがブラウン、タイヤはアメサイド、クランクセットはブラックという組み合わせになる。

2017年4月18日、イメージチェンジ。
ハンドルバーを deda ZERO100 SHALLOW(外-外420mm)、ステムを HARP 3D 110mm/-8度に変更。同時にブレーキレバーとリアの変速を SRAM Rival に換装。

シートポストを OneByESU magatamaシートポストに換装。

フロントのブレーキキャリパーを DIXNA CNCブレーキ、オレンジに換装。

リアはシングルピボットの DIXNAバンテージブレーキ。

2017年5月14日、群馬サイクルスポーツセンターで開催されたクロモリエンデューロに出走。

2017年5月20日、ハルヒルに出走。
2017年9月1日、ステムを TNi 110mm/-6度に変更。

2017年11月現在は以下の仕様。
・フレーム、ANCHOR RNC3 530
・フォーク、ANCHORクロモリフォーク
・ヘッドパーツ、CHRIS KING NoThreadSet 1″
・ステム、TNiステム 110mm/-6度
・ハンドルバー、deda ZERO100 SHALLOW(外-外420mm)
・DTレバー、SRAM Rival 1x
・フロントシフトレバー、SHIMANO DURA-ACE(SL-7700)
・フロントブレーキキャリパー、DIXNA CNCブレーキ
・リアブレーキキャリパー、DIXNA バンテージブレーキ
・フロントメカ、Campagnolo ATHENA
・リアメカ、SRAM Rival
・シートポスト、OneByESU magatamaシートポスト
・サドル、KASHIMAX aero、スウェードブラウン
・クランク、WHITE Industries VPC Crank 50/36T 170mm
・チェーン、Campagnolo 11s
・リム、KINLIN TB-25 20H/24H
・ハブ、BITEX RAF12 20H / RAR12 24H
・スポーク、Pillar PSR X-TRA1422、DT Swiss Competition
・タイヤ、VELOFLEX Carbon 25C
・バーテープ、Kabuto BT-02
・ペダル、SPEEDPLAY ZERO Stainless
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空想自転車店[1]、軽量化クロモリロードレーサー。ANCHOR
空想と言うか妄想。こんな自転車あったらいいな、という脳内シミュレーションを垂れ流してみる。
今回のお題は「軽量化クロモリロードレーサー」。クロモリ車なのに、軽量化を頑張ってみる編。なるべくゲテモノ、キワモノは避けて価格的にも「現実的な」製品で揃えるポリシー。

フレームはこれ。「日本が世界に誇れる、最高のクロモリフレーム」こと ANCHOR NEO-COT。唯一無二のクロモリフレーム。写真は完成車だがフレーム単体販売もある。フレームセット価格170,000(税抜き、以下同)、2,670g(フォーク含む)。
フレームセットにはクロモリ製のフォークが付いてくるが、これが重い。約850gくらいある。しかし規格が 1″ ITAスレッドレスなので市販品で選べる���ォークが少ない。選択肢は、
・RITCHEY COMP 1″ CARBON ROAD(540g、オフセット45mm)
・Tifosi Road Carbon Fork(658g、オフセット45mm)
・OnebyESU OBS-R100(485g、オフセット43mm)
・OnebyESU OBS-R101(383g、オフセット45mm、48mm)
現行品で手に入りそうなのはこれくらいか。OBS-R101以外はアルミコラム。OBS-R101 はミズノの名作フォーク、アルフデュエズの開発スタッフが再興したフルカーボンフォークで、これも唯一無二の存在。フレームセットの付属フォークに替わり、これをチョイス。38,000円。

先にハンドル周りを固めてしまおう。
ステムは難しい。選択肢が多く、そもそも軽くしようと思えばできなくないが、実用に耐えるかはわからない。
そんなステムは、マニアックなブランドからチョイス。
MORTOPという台湾のメーカーで CNC加工のアルミをカラーアルマイトした製品をたくさん揃えている。ロード用の 31.8mmクランプ、6度、100mmの SL3100、重量は107g。価格は 11,000円。
なお、コラムは 1″ なのでシムが必要。

ハンドルはカーボンにしてしまっていいか迷うところ。もちろん、重量を考えるとカーボンが有利なんだけど、剛性や使い勝手を考えるとアルミにも分がある。しかし今回はテーマが軽量化なので、カーボンハンドルをチョイス。
世界の超軽量ハンドルを見てみると、
・Schmolke Roadbar Oversize EVO SL (外-外42cm、165g)
・Lightweight RENNBÜGEL(C-C40cm、168g)
・RITCHEY WCS Carbon Neoclassic Road Bars(C-C40cm、213g)
なんていう飛び道具もあるがそれぞれ$380、$350、$260。
東京サンエスの定番品、
・OnebyESU J Carbon ARC (C-C400mm、187g)
が 30,000円で手に入る。

さて、次は中央部、おしりまわり。
軽量サドルというのは 100g を割ったあたりで、筆頭は dash の p.3、40g があるが UCIロードレースに出れないサイズ(長さが250mm未満)なので選外。同社の m.4(63g)も同じ理由で選外。
Bontrager の Carbon XXX Saddle が 68g、54,630円で現実的。
他、ax-lightness Leaf 78g。Berk Lupina 70g、 260ユーロ。Berk Lukna 65g、440ユーロ。gelu s.3 45g、360ユーロ。
やはりこの軽さを求めるとゲテモノになってしまうが、あの大手ブランドの製品もある。Selle ITALIA C59 61,000円、63g。

これを支えるシートポストも当然カーボン製を想定するが、実はカーボン製のシートポストはそれほど軽くない。例えば、
・SELCOF Delta HM Carbon Seatpost(27.2mm、350mm、210g)
・deda SUPERLEGGELO RS(27.2mm、350mm、21mmセットバック、176g)
・RITCHEY SUPERLOGIC LINK Flexlogic(27.2mm、350mm、15mmセットバック、145g)
・Schmolke Seatpost TLO Seatback(27.2mm、250mm、10mmセットバック、92g)
上3つが標準的なカーボン製、下は超軽量の部類。
これがアルミ製の場合でも、
・THOMSON MASTERPIECE SEATPOST(27.2mm、240mm、15mmセットバック、158g)
・USE Alien Aluminum(27.2mm、300mm、10mmセットバック、152g)
と、軽量なものはカーボン製に匹敵する重量である。さらに価格は半額以下で手に入る。
キワモノも多い中、軽量パーツの定番ブランド、台湾KCNCで面白いシートポストを見つけた。KCNC SEPRO Lite Scandium(27.2mm、350mm、25mmセットバック、187g)、100ユーロ(約14,000円)。0mmオフセットでよければ KCNC Ti Pro Lite Scandium(27.2mm、350mm、0mmオフセット、142g)もある。

続いてグループセット。軽量の定番は SRAM RED の紐コンポ。
・SRAM RED DoubleTap(280g)
・SRAM RED Fメカ(69g)
・SRAM RED Rメカ(145g)
あわせて 116,900円。
チェーンもSRAM純正なら SRAM REDチェーン 246g、5,930円。

SRAM REDのブレーキキャリパーは軽量だが、前後で 240g。
OneByESUのライトオンブレーキモアにすると前後206g、35,000円。 Cane Creek eeBrake 前後162g。 KCNC CB7 前後166g。KCNC CB10で前後195g。このあたりは保安部品なのでお好みで。

ここまでの小計。フレーム1,820g、フォーク383g、ステム107g、ハンドルバー187g、サドル63g、シートポスト187g、DTレバー280g、Fメカ69g、リアメカ145g、チェーン246g、ブレーキキャリパー206g。3,693g、481,830円。
ホイールは手組み。25mmハイトで210g、31,625円というカーボンリムがあるので、これを前24H、後ろ32Hで組むとして、ハブはフロントがBITEX RAF12 86g $50(約6,000円)、リアがBITEX RAR12 210g、$100(約12,000円)。
フロント2クロス(4本取り)、スポークを SAPIM CX-Ray として 418g、8,640円。
リアはDS2クロス(4本取り) DT Competition、NDS3クロス(6本取り) CX-Ray で 602g、7,040円。アルミニップル、1,120円。
これに TUFO Elite Jet <160g を貼れば、前後で 1,340g、18,000円。カセット、クイックは別途。
カセットは SHIMANO DURA-ACE CS-R9100 が 189g(12-25T)。SRAM RED XG-1190 が 151g(11-25T)。ROTOR UNO Cassette が 135g(11-28T)。
Edco のモノブロックカセットが 176g(12-25T)。
ROTOR UNOカセットの軽さが目立つ。44,000円。

クイックは軽量クイックで前後60gくらいか。4,000円。これ���保安部品なのでご自由に。
あとはクランクとペダルとバーテープとボトルケージを選べば車体が完成する。ここまでの合計は、5,228g、582,630円。
軽いクランクセットで思い浮かぶのは SRAM の RED。BB386クランクと、BSA-BB386変換BB(FSA BB-EVO8200、84g)を使って合計641g、91,048円。これは Campagnolo SUPERRECORD、648g、112,400円とほぼ同じ。
キワモノ系の定番、THM-Carbones の Clavicula SE Road Compact を使えば、同社のBB(BSA-68/73-30、72g)を入れても 499g。しかしお値段、213,800円。
BBの規格がBB30なら、Cannondale SiSL2クランクを使うことで、530g前後に抑えられるが、残念ながら BB30クランクは BSA規格のフレームに取り付けができない。
ROTOR の 3D+ 110 BCD Compact に同社の noQチェンリングを組み合わせると、同社の変換BB(BSA30、86g)をあわせて 696g、79,200円。
若干、キワモノ枠に入る気もするが、こちらも軽量化の定番クランク、Lightning の Lightning Carbonクランクを使えば、チェンリング(94g)とBB(BSA68 Steel、54g)をあわせて重量543g、$680(約77,000円)。チェンリングが 136ユーロ(約18,000円)。

チェンリングは EXTRALITE の OctaRamp RC2 50/34T が 94g と軽量だが、KCNC の K4 Cobweb も面白い。124g、136ユーロ(約18,000円)。

ペダルはもうこれしかない。TIME XPRESSO 12、片側77g、37,000円。もう一つ上位に XPRESSO 15 66.5g があるが価格は 59,000円。

ボトルケージはキワモノだと 5g を切るものもあるが、カーボン製の実用的なもので入手可能なのは、
・TNi Just 9 (9g)
・OneByESU アークカーボン (13g)
といったところ。価格も安い TNi Just 9 をチョイス。4,800円。
これで空想自転車、「軽量化クロモリロードレーサー」が完成。コラムスペーサーやケーブル類の重さを含んでないがカタログ値の合計は 5,973g、787,480円。
クロモリフレームで6キロ台前半は余裕の構成も、80万円前後で揃うということがわかった。
バーテープを忘れてた。軽量マシンの場合はバーテープなしとか、ビニールテープのみ、という手もあるが、ここは VELOX のコットンバーテープ、34g、900円。
ヘッドセットも忘れてた。CHRIS KING NoThreadSet Titanium、88g、38,000円。
6キロをちょっと超える 6,095g。

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サイクルモード2017、番外編

WAVE ONEのブースに隠れてる、

ニャンさんこと、ウエイブニャン(ウェイブニャンではない)

WAVE ONE, Lab のデモ画面の後ろにも!

千葉のマスコット、チーバくん。千葉の形してる。
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サイクルモード2017、パーツ類編
サイクルモード2017、完成車編の続き。主に変態パーツなど。

まずはサドルたち。Selle ITALIA は展示のみ。

欲しいやつ。SLR C59。名前を裏切る 63g。

レールも一体成型。

idmatch は S3(坐骨幅が狭くて前傾の角度がきつい人)向けの方は如何でしょうか。(私は L1 なのできっと合わない)

私に合いそうなので一番軽いのはこれ。FLITE KIT CARONIO、180g。Selle Italia は 20g くらい重量詐欺するので、たぶん実測200g前後。

KIT CARBONIO(セラミック層保護のカーボンレール、つまりホイールで言うエグザリットみたいなやつ)モデルなので、大きく「K」と書かれてる。

強力なライバルになりそうなASTUTE。Vittoriaの展開するサドルの新ブランド。

こちらは新興ブランドらしく、固定ローラでの試乗も可能。お願いすれば好きなサドルを試させてもらえる。

変態度がマックスに高い dash の超軽量サドル、p.3。まさかの 37g。
ただし、長さ 172mm なので UCI規定のロードレースには使えません。TT でどうぞ。

変態度ちょっと下がるけど、ほぼマックスに高い dash の m.4。こちらは 67g と Selle Italia C59 + 4g、Bontrager XXX Carbon とほぼ同じ重量の軽量サドル。
こちらも長さ 245mm なのでロードレースには使えません。街乗りでどうぞ。

軽量パーツはトライスポーツさんの得意分野。
こちらは超有名な変態軽量クランク、THM Carbones の THM Clavicula SE クランク。ドイツTHM社は台湾3T社に買収されたので、今後の動向が気になる。とりあえず、ロゴがかっこよくなった。
プライスは 178,000円。これでパワメ付いてません。

Clavicula を搭載した実車。去年は天井から吊られてたんだけど、今年は手にとって持つことができた。もちろん、軽い。

ブレーキキャリパーは定番のアレかと思ったけど、AX-Lightness のカーボン製キャリパー。

定番のアレってコレね。THM Carbones Fibula。ちょっとマイナーチェンジされた。前後あわせて120g。SRAM RED の半分くらい。
プライスは前後あわせて 186,000円。

ハブはたぶん EXTRALITE Cyberrear。129g というトンデモナイ変態度。イタリア製。
軽量ハブで有名な american classic RD-205 が 205g、BITEX のヤバいやつ RAR9 が 192g なので、そのヤバさがわかると思う。

たぶん上記と同じホイール。AX-Lightness Ultra25T。前後750g、365,000円。もちろん、チューブラー。Tufo ELITE JET < 160g しか付けれんわな、このリムだと。

未発売の TNi、手組み用ハブ。ストレートプル用。ラチェット音がしない。バックラッシュもない。
MTB用バックラッシュレスハブだと、元CHRIS KINGの人が作ってる、True Precision Components の Stealth Hub って製品があるんだけどそれでは無さそう。
追加(2017-12-01):ただのCHO-SEN ASP7187BOA-11Sあたりかもしれない。Floating StructureとかSmart Hubとかいうやつ

バルブに付けるだけの簡易パワーメータ、ALOFLY。いままではアプリが必要だったんだけど専用のサイコンが出た模様。なお ant+ 発信機能などは無いので、ただ数字を見るだけ。(アプリ版は履歴が見れる)

この手の製品はマウントを独自規格で作ってきちゃうんだけど、独自規格だけど GARMIN にハマるよ、ってやつにしないと売れないと思う。

ハブといえば定番の台湾ブランド、BITEX。RAR8 は 185g のけっこうヤバい系ハブ。M10 QRアクスルで OLD = 120mm にも対応。

RAR9 は 192g。こちらは QR9mm専用。 OEM品が各ブランドから 190g品として出てる。

トライスポーツと並んでワクワク度が高いのが東京サンエスのブース。チェックのシャツを来た会社の人が多数居たんだけど、取引先のショップ店員と思われる人たちの接客をしていて、我々一般人には見向きもせず。

去年(2017年)のサンエスのカタログの完成車の写真に使われていて正体不明だったクランクがとうとう商品化。ラ・クランクではなく、ジェイ・クランクという新ブランド。

流行りのダイレクトマウント式を採用していて、チェンリングはアウター、インナー一体型。端数はなぜか 47-31T のように奇数。

ダイレクトマウントなので P.C.D に依存せず小さなインナーを取り付けられるのでこれは爆発的に売れそう。
確認したわけじゃないけど、SRAM のダイレクトマウント規格と同じ形に見える。
セットで 4万円くらい。

これも気になってる製品。幻のミズノカーボンフォークを復刻したという、フルカーボンの 1″スレッドレスフォーク。

1″だと剛性の問題もあってコラムはアルミかクロモリを使うんだけど、1″全盛期と比べてカーボンの成形技術も上がってるだろうからけっこういい商品じゃないかと期待。ちなみに重量308g。そこら辺のテーパーカーボンフォークより軽い。

1″のコラム。唯一無二の製品。

こちらも気になってる製品。
クロモリのサイクルクロス JFF #801。
ジオメトリが秀逸で価格も安い。下ワンポイントファイブのテーパーヘッドなんだけど、リアが 135mmQR、ブレーキマウントが ISマウントとちょっと規格が古いのが気になる。

リア142mmスルーアクスル、フラットマウントに改良待ち。
スージーステムのカーボン版とか、新形状のカーボンハンドルとか、見どころたくさんだったんだけど立ち話してるショップ店員が多すぎてゆっくり見れなかった。あとこのブースは空気読めないオッサンが多すぎる。他人が持ってるパーツ、横から持ってくとか社会人としてありえなくないか?幼稚園児か?

みきゃん。

ROTOR の油圧コンポ、UNO。

こいつがすごいのはブレーキ系統だけでなく、変速も油圧でやってしまうということ。ラチェット機構はメカ側に付いてる(通常の紐変速機の場合、ラチェット機構(インデックス機構)はレバー側に入ってる)

もちろん、フロントメカも油圧。操作は SRAM DoubleTap互換。

キャリパーは安定の MAGURA(マグラ、マギュラ?)

グループセットと別に超軽量カセットとして注目されている、クロモリ削りだし + チタンのカセット。SRAM のアレより軽い。

新開発のハブもカットモデルが展示。

フリーのラチェットがスターラチェットに似た仕組みながらベアリングを入れていてフリーが軽いという噂。手で触った感じだとそこまでの実感はない。

おやつはステーキ丼。1,000円。去年はハラミ丼食べた気がする。

有名な方もたくさん来てます(2)。

幕張メッセ前からバスに乗って近隣のイオン幕張新都心へ。バス代は現金なら 100円。
サイクルテラス本店をチラ見して、ヴィレヴァンダイナーで腹ごしらえ。
サイクルテラス本店、広くてすごい。完成車の展示台数が半端ない。パーツ類は少なめ。このあたりはターゲットの客層的に仕方ないか。
終わり。
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サイクルモード2017、完成車編
今年も千葉県、幕張の幕張メッセで開催されたサイクルモードへ行ってきた。

行きの新幹線で車内放送。「左手に富士山が見えています」
東海道新幹線は何百回も乗ってるけど初めて聞いた。この時期だと冠雪してるとはいえ、よくイメージされる富士山ほどの冠はまだない。あれは年末~3月くらいまで。(夏はチリが多く、晴れてても富士山が見えない日が多い)

去年はけっこう人が多くて参ったけど、今年は客はほとんど居ない様子。確かに、これだけ出展ブランドが少なく、場所が遠くては集客は難しいだろう。場所をビックサイトか国際フォーラムあたりに移して、試乗はナシでやったほうがいいと思う。試乗は名古屋のサイクルトレンドと、大阪の試乗モードで。

PINARELLOブースで目立つのがクリス・フルーム(TEAM SKY)のマイヨジョーヌカラーに塗られた F10。もちろん、実車。

サイ(フルームのトレンドマーク)は小さめ。

シートポスト付近にメモ(サイン?)

ブエルタ・ア・エスパーニャのマイヨロホカラーの実車も展示。

こちらもサイはミ��マム。

ステム長は 121mm。

ブランド名は削り取られているが、O.Symetric の非真円チェンリング。52-38Tくらい。たぶん、最終ステージ、首都マドリッドを走ったときのセッティング。

IRCタイヤのブースに飾られてた NIPPOカラーのDE ROSA PROTOS。

中根選手の実車。

プロ選手も歩いてたりする。プライベートで来てると言ってたけどサイン書いてもらえました。

CANYONのブースに飾られたた新モデルのサイクロクロス。小さなサイズは 650 を使うなど、ガチで勝つための機材を作ってきてる。

cervelo のブースにあった cervelo S5。マーク・カヴェンディッシュ(DIMENTION DATA)が使った実車。

F1で使われているという、ものすごく薄い塗料。薄すぎて裏のカーボン柄が見えてる。

ハンドル周り、ステムなどはスポンサーの ENVE。

ドライブトレインはスポンサーの ROTOR は使っておらず、SHIMANO製。カヴェンディッシュは SRM のクランクを使ってるはずだが、展示車は FC-9000 に変わってた。
チェーンは KMC のゴールド。

BBright規格のシェルなので、ボトムシェルがぶっとい。
ベアリングまわりは ceramicspeed。

ホイールは ENVE の SES 6.7。

ハブは CHRIS KING 本人がチューニングしたスペシャルバージョン。

いま、地球上でもっともかっこいい自転車、cervelo P5X。UCIの規定に沿ってないので TT含めて UCIレースには出れない。非UCIのトライアスロンか、近所へ買い物に行くなどの利用のみ。たしか電動変速機しか対応できないはずなので、基本的には SRAM RED eTap組になる。欲すぃ。

韓国ブランド WIA-WIS に展示してあったラグ組みカーボン車。

カーボンのラグ組みは、COLNAGO C60 など一部車種しか無い珍しい作り方。

シートステー集合部もラグで組まれる。

もちろん、ボトムシェル部も。

ラグ組みの非レーシー街乗り車の路線で行くのかと思ったら、エアロなディスクブレーキ車も作ってるらしい。

全体の写真を撮り忘れたんだけど、完成車5.8kgという WIA-WIS CUL6。フレーム重量600g、特殊なパーツを使わずにこの重量を実現できますよ、とのこと。

確かに THM Carbones や AX-Lightness などのドイツ製ヤバい系軽量パーツは使っていないが、シートポスト、ステム、ハンドルバーなどは自社製のカーボン製パーツ。シートポストは軽量部品で定番のオフセットゼロタイプ。

特殊なパーツは使ってないらしいけど、ハブは軽量化定番ブランドtuneを使った手組みホイール。

もちろんフロントハブも tune製。

入口近くで大々的に展示していたイタリアンブランド、DE ROSA。

社長のクリスチアーノ(ウーゴの息子)とその息子、ニコラス(ウーゴの孫)もずっとブースに詰めていてファンと交流していた。

PROTOS disk。グループセットは Campagnolo の油圧ブレーキ、H11 をアッセンブル。
サドルは Selle Italia の SLR DE ROSAカラー。ボディ同色に塗られたステム一体型エアロハンドルバーは VISION の metron 5D か?

こちらは従来からのリムブレーキ版PROTOS。Campagnolo SUPERRECORD EPS をアッセンブル。

ベルギーのスーパーブランド、RIDLEY のエアロバイク、NOAH disk。
グループセットは RIDLEYを使うプロチーム、Lotto Soudalつながりで関係が深い Campagnolo の RECORD。ホイールは代理店の取り扱う FFWD。なぜか 3T のステムで組まれてた(RIDLEY の純正パーツは自社ブランドの 4ZA、もしくは製造元の ITM、Lotto Soudal はチームスポンサーの deda を使う)
サドルは sanmarco の concor(これも違う代理店の取扱い商品。Lotto Soudal のスポンサーは Selle Italia)
けっこう謎構成なので関係者の私物バイクかもしれない。

昨年のサイクルモードで日本初お披露目となった英国の FACTOR。
昨年はプロコンチネンタルチームの ONE PRO CYCLING が使っていたが、今年はワールドツアーチームの AG2R(アージェードゥゼール)が使っていることもあって注目度が高い。

コンポーネントは SRAM RED eTap、ホイールまわりは BLACKINC。この角度だとわからないがダウンチューブは双胴になってる。フォークがヘッドチューブの前まで回り込み、エアロな仕組み。
eeブレーキ(前後ペアで7万6千円するヤバいやつ)が付いてる。
続く。
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