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maximopro · 4 years

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MaximoでSlack通知を行う

Maximoでユーザーに通知を行う場合、多くの場合メールが使用されます。また、Twillioを使うことによってSMSへのメッセージ送信も実現できます。最近ではコミュニケーション手段も多様化し、SlackやMicrosoft Teamsなどを使う例も増えています。今回はMaximoからSlackへ通知する方法を実現してみたいと思います。こちらを実装するにあたっての前提として、JMSキューの構成とメールサーバーの設定は完了しているものとします。

MIFを用いたメール・Slack同時送信のイメージ

Maximoでの通知には通信テンプレートを用いた方法が一般的です。こちらはTwillioかメールのみ対応しています。今回は通信ログ機能を使って、Slackへの同時送信を行うように設定します。通信テンプレートよりメール送信する際に、通信ログ・エントリーにチェックがついているとCOMMLOGテーブルに通信履歴が保存されます。こちらに保存されたデータをパブリッシュ・チャネルを用いて外部送信するようにしたいと思います。Slack APIはJSONフォーマットですが、最近のMaximoではREST APIやJSONフォーマットに対する機能が増えているので、なるべく標準の機能を使って実現してみたいと思います。

通信テンプレートからメールが送信されCOMMLOGに保存されます。保存時に自動化スクリプトをつかってSendToからPersonを取得し、Slack IDをCOMMLOGに入力します。COMMLOGからパブリッシュ・チャネルを通じてEventが発行され、JMSキューに保存されます。その時、JSONマッピング機能によってXMLフォーマットからJSONフォーマットへ変換します。エンドポイントに記載されたSlack APIよりHTTPでメッセージがポストされます。

Slack appの作成

MaximoからSlackへメッセージを送信するにあたってAPIキーを作成します。権限はchat:writeがあれば十分です。まず初めにこちら https://api.slack.com/apps?new_app=1 よりSlack appを作成します。

次にScopesより権限を割り当てます。Bot/Userにchat:writeを追加してください。

次にInstall App to WorkspaceボタンよりWorkspaceにアプリをインストールします。

ボタンをクリックするとPermissionを聞かれるので、許可してください。

最後にAPIキーを確認してください。使用するのはBot User OAuth Tokenです。こちらは後にMaximoで使用します。

担当者にSlack IDを割り当て、通信ログに入力する方法

PERSONテーブルとCOMMLOGテーブルにSlack IDを入力する属性を作成します。データベースの構成より以下のように属性を追加します。

COMMLOGにも同様に追加し、構成の適用を行ってください。

次に担当者アプリケーションにアプリケーション・デザイナーよりSlack IDを入力するフィールドを追加します。こちらは通常のテキストボックスでよいでしょう。追加したイメージはこちらです。

最後に自動化スクリプトを設定します。これはCOMMLOGのSENDTOにあるメールアドレスを抽出し、そこから担当者テーブルを検索してSlack IDをCOMMLOGへコピーします。自動化スクリプトの設定は以下のとおりです。

COMMLOG保存時をトリガーにスクリプトを発火します。

Pythonスクリプトを実行するように設定します。

以下のようにコードを入力します。

https://gist.github.com/nishi2go/da23fe21f9ae4debf6e5ce9bb83f180a

スクリプトを保存すれば完了です。

JSON Mappingとパブリッシュチャネルの構成

次にパブリッシュチャネルとJSONマッピングの構成を行います。まず、COMMLOGに対するオブジェクト構造は標準では無いので、こちらを以下のように作成します。

次にパブリッシュチャネルを作成します。先程のCOMMLOGをオブジェクト構造に割り当てます。JSONマッピングを使用する場合には処理クラスに “com.ibm.tivoli.maximo.fdmbo.JSONMapperExit”を指定します。そしてCOMMLOGにSlack IDが入力されている場合のみ発火するように処理ルールを記述します。

処理ルールの条件式は以下のように設定します。

アクションの選択メニューよりリスナーの有効化を実行します。こちらを行わないとパブリッシュチャネルよりJMSキューに保存されません。

次にJSONマッピングの設定です。SlackのAPIでは”channel”フィールドにユーザー名、’text’フィールドにメッセージを入力しHTTP Postで送信します。channelにはCOMMLOGのSlack ID, textにはCOMMLOGのMESSAGEを割り当てます。これで通信ログに書かれた内容を特定のユーザーにメンションできます。JSONマッピングには命名規則があります。パブリッシュ・チャネルで使用するには<外部システム>.<パブリッシュチャネル>.OUTと設定してください。

次にプロパティータブよりマッピングを設定します。前のパネルのJSONデータはいわゆる雛形で実際のデータをどのように割り当てるかはこちらで設定します。

HTTPエンドポイントと外部システムの作成

Slack用のHTTP エンドポイントと外部システムを作成します。エンドポイントではSlack appで作成したOAuthトークンをHTTPヘッダーに入力します。標準フィールドのUSERNAME, PASSWORDは使用できませんので注意してください。HEADERSにはカンマ区切りで複数の値が入力可能です。Content-Typeもここで入力します。

Slackのchat.postmessageの使用はこちら https://api.slack.com/methods/chat.postMessage です。

設定例は以下のとおりです。

次に外部システムを作成します。アウトバウンドの連続キューを設定し、エンドポイントとパブリッシュチャネルを割り当てます。

テスト

実際に送信してみます。作業指示書管理より作成→通信からメールを送信します。

送信が完了すると以下のようにSlackへメッセージが表示さ��ます。RICH TEXTタグを消すにはRich Text機能を無効にしてください。https://www.ibm.com/support/pages/disabling-rich-text-editor-long-description-maximo-76

終わりに

JSONマッピング機能を使ってSlackにメッセージを送信する方法を解説しました。シンプルなRESTであれば自動化スクリプト内でHTTPコールをしなくても実装可能です。その場合、非同期でのメッセージ送信やリトライなど標準のMIFの機能を享受することができます。

#maximo #mif #slack

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fre5hic-blog · 8 years

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さんがつ

昨日の文字数制限問題なんですけど、どうやら使った特定の顔文字が原因で途中で切れちゃったみたいでした(´ヮ｀;)文字数制限ではなかった。でもあの顔文字の何がいけなかったと言うんでしょうね……。謎です。という訳で、一つの記事に連結させました。お騒がせいたしました……。さて、私の使っているスケジュール帳は三月始まりなので今日から新しいスケジュール帳をおろしました！なんだか、気持ちがピリッとします。お雛様もようやく飾って、気持ち新たにという感じ。でもねー、私月初というか締め後は本当にメンタルが沈んで仕方が無いんだよ……いつも割と沈んでいるんだけどね。笑毎月毎月このままでは行けないと思いながら、ずるずるしてしまっている。どうしたら前向きになれるのでしょう？さて、今日は突発的に中高の友達と集まってご飯を食べました(´▽｀) みんな変わらないけど確実に大人になっていて、近況だったり懐かしい話をしたりして楽しい時間でした。安定のタパスタパスに集まったんだけど、大分メニュー変わった……？ビックリしました。明日からこそ、バリバリ働かなければですね。

#日常 #mar 2017 #2017年3月1日

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