BLACK POST JUNK / 2024.01.01 Part 1
こんばんは。
大晦日です。
今年の年末はアレやコレやでバタバタしっぱなし。
12月は買い付けに行くべきではないと心底思いました。
さて、そんなこんなで今年も何とか皆様のお陰でPOST JUNKを続けることができました。
来年も頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
それでは明日の新着入荷商品のご紹介。
2年振りのBLACK POST JUNKという事で、気に入っている黒い古着達をリリースします。
2024年1月1日 21:00から、POST JUNKオンラインストアにて販売開始です。
※商品の発送は1月3日から順次開始となります。
断腸の思いで販売する物もあるので、是非楽しんでいただければ幸いです。
ではどうぞ。
(画像が載り切らないので2部制です)
00’s INTERMEZZO FUTURO My Best Jacket Made In Italy [L]
少し変化球だけど、どう考えても2023年のベストはこれだな、という事で。
単純に格好良いと思った古着を選んだ結果です。
しかし、服って楽しいですね。
と実感すると同時に、自分は逆立ちしてもデザイナーにはなれないな。
そんな事を思いながら数日間、夜な夜なこの服を観察していました。
簡単に言えば、フードのテッペンから後ろ裾まで左右グルっとジップが走り、二枚のジャケットがドッキングされているデザイン。
それ自体はちょっと面白いデザインでしかないんですが、そこに付随する全ての ”こなし” が本当に優れています。
生地に関してもAB両面にウレタンコーティングが施され、和紙のようなシャリ感と微かなヌメりが共存する怪しい手触り。
ジップは全てriri、製造はイタリア。
古着と言うよりも作品として、海外勢のアーカイブにも全く引けを取らないと感じる素晴らしい服です。
90’s MASSIVE ATTACK x LEVI’S Mezzanine Tour Crew Jacket [XL]
再登場のスペシャルピース。
グレートなサイズとコンディション。
ガッカリさせるのが申し訳ないので先にお伝えしますが、値段は高いです。
すまん、マッシブアタッカーの皆。
UNKNOWN Punk Leather Jacket [44]
買い付けてから現在まで、お店のディスプレイとして活躍中のこちら。
残念ながら安く買えていないので、これからも当店の看板として鎮座し続けるでしょう。
たまに着たりして楽しみます。
でも一応は販売していますという事で今回アップします。
ちなみにコレを一番最初に試着したのは私の親父でした。
流石ロッカー。
UNKNOWN Punk Leather Shirt [About M]
パンクカスタムレザーシャツ。
これシャツってのがさ、最高じゃないですか。
着心地は軽いけど重いアイコン背負っててな。
横向きだけど。笑
そこ含めパンクって事で受け止めましょう。
フロントもステンシル、ワッペン、ピンズやらでセンス良くカスタムされています。
素晴らしいので是非明日ご確認下さい。
50’s BEL-MAR SPORTSWEAR “13 REBELS M.C.” Embroidered Black Satin Jacket [About M]
スペシャルが続きます。
13 REBELS M.C.のクラブジャケット。
これこそアメリカへ買い付けに行く意味です。
ボディもデザインもカラーも全て申し分無し。
しかし、よく出てきたなぁと思います。
80’s L.L.BEAN “BLACK” Pocket Cable Knit Sweater [L]
コレのブラック。
ほんと出ないです。
あとグッドコンディション。
スペシャルです。
00’s MOUNTAIN HARDWEAR Black Nylon Conduit Lined Over Pants [M]
個人的なツボ押しまくりのMOUNTAIN HARDWEAR。
オーバーパンツなのに細身のテーパード。
まずそこにクラクラきて、お尻にはポケット付き。
私の様なズボラなオーバーパンツ好きは、このポケットのポイントの高さを分かっていただけるはずです。
ウエストはドローコード、裾はベルクロ留め。
伸縮性のあるニットライニング。
オールブラック。
今年買い付けたマイベストパンツ、総合的に考えるとコレです。
00’s~ MOCEAN DuPont Active Layer Nylon Patrol Jacket Special Edition Made In U.S.A. [NOS] [L]
スペシャルモーシャン。
ベースはメトロジャケットですが、両胸・両腕にベルクロパッチとフードが付属する実務的なエディション。
この仕様の出回りは極めて少ないはずです。
加えてリフレクターの付かないオールブラック、札付きのNOS。
胸中の言葉をそのまま書くと、手放したくねぇ~
00’s~ NTWRK / CHAMPION “mid90s” Embroidered Hoodie [XL]
先のMASSIVE ATTACKジャケットといいコレといい、だいぶ温めました。
どうしても手放せなくて、同じXLを見つけるまで��死こいて探しました。
で、やっと両方見つけたのでこの機会に放出。
これも安くないです。
90’s LEVI’S SILVER TAB Thunder & Lightning Painted Black Denim Pants Made In U.S.A. [W33]
え凄くないこのペインティング。
これ発見時の感想。
しかしまぁセンスが良いですね。
ボディはSILVER TABだし裾カットオフだし。
でもウエストがガッツリ細くカスタムされてたんですよ。
28インチくらいに。
だから私が愛を持って元のウエスト寸にお直ししました。
上手いこと仕上がってますので、そこも味としてお楽しみ下さい。
70’s MONTGOMERY WARD Black Nylon Insulated Jump Suit [About XL]
古着のジャンプスーツで初めて着たいと思ったのがこちら。
正確に言うとスキースーツかな?
とにかく、コレならば着たいぞとグサッと来た訳です。
オールブラックナイロンだし、ブランドも良いし。
これをお洒落に着こなす人、私は滅茶苦茶好きになると思います。
90’s DKNY M69 Body Armor Style Black Nylon Padded Vest [L]
M69のサンプリング。
やっぱ素晴らしいよDKNY。
ヘルムートラングにも負けてないよ!
00’s NIKE Good Stitched Down Jacket [XL]
NIKEのスペシャルダウン。
独自のステッチワークと、そのステッチラインを利用したチェスト&ハンドポケット。
微起毛感のあるしっとりとしたシェル。
豊富なダウン量で保温性も非常に高いです。
まさに冬の一張羅ですな。
ちなみに21AWのSUPREMEパフィーJKTの元ネタはコレでしょう。
まぁそらパクるわ、超格好良いもん。
00’s~ NIKE ACG “TRIPLE BLACK” Responder Backpack
名作バックパックのトリプルブラック、見つけてきました。
このバックパックを初めて見た時はまぁシビれた。
エロルソンヒューってやっぱしゅごいんだなぁって。
モダンなバックパックとしてはトップレベルで好きなデザインです。
全開放した時のビジュアルはエイリアンの卵でしかないもん。
こちら状態も良いので、探してた方はお見逃しなく。
00’s GAP Curved Panel Thermolite Insulated Nylon Jacket [XXL]
パッと見だと魅力が伝わらないかもしれない、GAPの黒いジャケット。
襟下から脇腹にかけてカーブする特徴的なパネルライン。
そこにコンシールファスナーのスラッシュポケット。
背中の腰にも同様にコンシールポケットが配置されています。
中綿はデュポンのサーモライトでちょっとパフィー感がある。
これ、実物は写真より100倍格好良いです。
すんごいおすすめ。
70’s QUALITY SPORTSWEAR Black Nylon Padded Jacket [XL]
70sのブラックナイロンパデッドジャケット。
芋っぽくないこの年代のこういう服。
地味に無いよなって思いましたよ私は。
サイドやポケットのジップ使いも今っぽいですし、着丈長めのボックスシルエットもまた最高にお洒落。
非常に気に入っている一枚です。
80’s~ UNKNOWN My Favorite Sweatshirt Made In Turkey [L]
今年一番グッときたスウェットシャツはこれ。
ボクシーで開放的なシルエット、腕ポケのデザイン、差し赤の配色、もちっとした生地感。
もう全てがツボ。
過去に何度か、別商品の着用写真撮影の為にこのスウェットを使ったんですけど、着る度に良さを実感していました。
有象無象の古着の中で、めっちゃ光る魅力を感じる一枚です。
90’s LEVI’S SILVER TAB Black Fleece Skirt [S]
これは大変珍しい。
ボディはオールブラックのフリース。
腹にイエローメッシュ袋布のジップポケット。
ウエストはスポーティーなドローコード。
このデザイン自体が非常にユニークなのはご覧の通りでも、ブランドがSILVER TABときた。
刺さるよそれは。
80’s~ UNKNOWN Baggy Knit Pants Made In U.S.A. [8]
写真の引き、激よわのニットパンツ。
私の中では非常に強いけども。
一年くらい前でしょうか、高円寺の古着屋さんで大変お洒落なニットパンツを見つけたんです。
でもそれは少しフレアが掛かっていて、ちょっとキザだなと。
バギーかストレートなら良かったなと、迷った挙句スルーして。
でそのあと買い付けで見つけた、この理想の一本。
遠目から見るとスラックス的だし、ニットでも厚手だからフェミニンな生地の揺れ方はしない。
で、穿くの超ラクで真っ黒。
大丈夫、強いよ君。
UNKNOWN My Favorite Beanie Made In U.S.A.
マイフェイバリットなビーニー。
マスク部分を内側に仕舞うと完全に普通のビーニーになる。
目から鱗が落ちました。
なんで今まで見た事も考えた事も無かったんだろうって位、自然で素晴らしいデザイン。
似たような物は数あれど。
バラクラバを横目にインナーパンクの精神でこちら。
最高です。
90’s INTERNATIONAL MALE Slant Zip Pullover Shirt [XL]
あ~これは素晴らしい…。
どの時代でも良質なデザインとして認められるんじゃないか。
襟元斜めジップのツートン切替で、このジップを開くとライダース的なダブルの打合せに。
50s頃のスカシャツのようなニュアンスだけど、この物自体は古くない。
生地はコットンツイルで、開放的なサイズとシルエット。
感動ですな。
90’s~ UNKNOWN Black Satin Pajama Shirt [About L]
これは、恐らくですがホームメイド。
裏面の生地の始末を見ると既製品ではなさそうだなと。
ただし、着地がスバラシイ!
今年見たスリーピングシャツの中では、これが断トツで好き。
カートの馬パジャマなんて三段下ですよ。
いや言い過ぎた。
あれも良い。
00’s~ MUNI Patched Soft Shell Jacket [About XL]
背中に大パッチ、右胸に小パッチ。
ボディはFLYING CROSS社の4ポケソフトシェル。
やられたねこりゃ。
2024年も良いMUNI探すぞ~。
UNKNOWN Marilyn Monroe Allover Printed Pants [About L]
なにこの気持ちの悪いズボン。
いや待て、よく見たらこれマリリンモンローじゃない?
そう問うたら売主も気付いてなかったというオトボケ具合。
Oh YEAH!って言ってたもん。
現地人でも20歳そこらの子はマリリンモンロー知らんのかな…?
そんな訳は無いと思うので、細かい事は気にもしないアメリカンなエピソードでした。
もっと面白いのは、その子の部屋の壁にウォーホルのマリリンモンローのポスターが貼ってあった事。
ちなみに誰がいつどんな背景で作ったとか全く分かりませんので、問うてこないで下さい。笑
良し悪しは物を見て判断願います。
50’s ALLEN-A “BLACK” Open Collar Print Flannel Shirt [16 ½]
ヴィンテージのブラックプリネル。
16ハーフ。
スペシャルだけど、当店にこの辺は求められてないんだよな…。
まぁそれは承知の上で。
実際うちでは当分出せないと思う品です。
70’s NEW YORK MAGAZINE Logo Printed T-Shirt Made In U.S.A. [M]
過去の初売りでもラインナップ入りさせたNEW YORK MAGAZINEロゴTEE。
70sボディの当時物を再度発見。
これはやっぱり今でもスペシャル扱いしてしまいます。
エレガントでクールでお洒落。
最高の一枚。
90’s PERRY ELLIS Celtic Knot Patterned Open Collar Shirt [L]
さて、皆さんの大好きなケルティックパターン。
だって好きでしょ、アースビートが。
PERRY ELLISでこんなの見つけたらそら燃えますよ。
テンション爆上がりしたオープンカラーシャツです。
90’s ALIEN “IN SPACE NO ONE CAN HEAR YOU SCREAM” T-Shirt Made In U.S.A. [L]
最高にカッコいいエイリアンTEE見つけた。
初見だしコピーライトも無いしで、発見した時はちょっと挙動不審になりました。
シュバババってやつ。
あまり売り手に見られたくない、あの動き。
まぁとにかく、素晴らしいデザインですよこれは。
久しぶりに良いムービーTEE見つけた感があります。
ではPart 2に続きます。
POST JUNK Online Store
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山梨県甲府市相生2-4-24 モナークアイオイ1F
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本日2023年ラストニクニクルー❗️&残り2日
思い月29日開催、ニクニクルー
肉で購入した服(肉服)着用で来店頂くと店頭古着ALL29%OFF、肉服でない方は10%OFF
月に一度あるかないかのお得DAY
商品も追加しておりますので、ざっと紹介☆
OCEAN PACIFIC リバーシブルダウン
GAP ダウン
GAP キルティング
イタリア製マルボロ
ピーチスキンシャツ
ナイトガウン
PART2 BY JUNKO SHIMADA
上左からニットセーター×3、ベレー帽、レイビームスハンチング、ニットキャップ、フランス製ニットベスト、HEADジップアップベスト
左上からハラコエスキモーブーツ、ラスタなジャージ、ジップアップスウェットパーカー×2、コーデュロイパンツ×3
などなど、諸々追加してます☆
2023年ラスト開催❗️
お時間ご都合合わせて、皆様是非♪♪
年末年始の営業予定
本日29日(金)13時〜20時 ニクニクルー
30日(土)13時〜18時 肉納め
31日(日)お休み
2024年1月1日(月)お休み
2日(火)13時〜20時 肉初め *早仕舞するかも
3日(水)13時〜20時 *
4日(木)13時〜20時 定休日返上で営業 *
5日(金)〜通常営業
それでは本日も元気に営業致します
2023年の営業も残り2日
本日ラストニクニクルー❗️
よろにくです^ ^
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ワシはバカ正直な面があるので、世間一般の方々のように、話を盛って話す事ができない。平気で自慢できる人々は、たまに羨ましい。特にウンコを金塊のように語れる感性が、ワシには皆無なので、金塊の話を聞かされて実物見に行って、なんだ、ウンコじゃん。。騙された。。。と思うことしばし。だが、生まれつきのアホなので、すぐにまた騙されてしまう。
今週は、自称金塊の御立派な方々が東大から徒党を組んでいらした。ワシ、彼ら御滞在中の一週間朝から晩までお付き合いして、完全に毒気にやられ、鼻血は出るわ、食事が喉を通らないわ、頭痛するわで、週末は完全にダウン。渡米前に色々とやる事もあるのだが、土曜日は一日中、湯たんぽを抱いてソファでぶっ倒れ、食事も作らず、食欲も無いのでミルク飲み人形のように、ひたすらお茶だけ飲む。身体が勝手にデトックスしているのかもしれない。
ワシが仕上げた、いちごチョコアポロのコンセプトの肩掛け兼スリーブが、大好評。肩掛けだが、クロッシェで花を作ってカフスボタン代わりにして、袖にしてしまうというアイデア商品。作って欲しいという注文に答えて、土曜日は、トロトロとソファで眠りながら、起きたら、倒れたまま、クロッシェで編む、寝る、編むの繰り返し。モヘアとシルクの混紡のイタリア製の糸は、繊細なのに温かい。注文されたのは、大柄なアメリカ人女性なので、彼女のがたいに合わせて、太めの針で編む。猫好きな彼女。猫のボタンにできないか、考え中。でも、今度、今編んだ所までで、彼女の寸法を見させてもらいたい。
御立派な東大からの方々は、台風のようにやってきて、去って行った。東大には戻りたくないなぁと、また確信する。指導教官だった先生に京大と東北大から蹴られた話を報告すると、えっじゃ代わりに誰を取ったんだ。。。不思議な人事ですねぇ。。と先生の方が戸惑いを隠せない。ワシ、萎える。もう出家ですな、先生の後輩の宮川和尚の所で。。。と言うと、全ては御縁ですから、早まらずに、焦らずに。と仰る。これって、ワシが三十代の頃に耳タコだった結婚お見合いコンサルと同じ言葉じゃん。じゃ、無理って事だねと確信。日本では、ワシのような天才を受け入れる場所は無いということだと解釈。ハイジッグ先生が名古屋で待ってくれている間に、名古屋みゃーとか言いながら悩もうっと。ぶはは。
アタクシ、今週の火曜から二週間のアメリカとデンマーク旅行へ参りますことよ。
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. _______________________ コムアーチからダウンベストが登場。 ダウンは本格的な東欧のダウン(ダウン90%・フェザー10%)を使用。伝統的な手作業で採取された、高品質なホワイトグースダウンです。 生地は世界最高峰の合繊を供給するイタリアのファブリックメーカー・リモンタ社のもの。ミラノを拠点とする某ブランドがバッグに使用したことで、一躍有名になりました。そのリモンタ社が、ダウンジャケット用に企画した生地になります。ナイロン生地ですが、特別な加工を施すことで、洗いこんだ面生地のような風合いを表現しています。 さらにファスナーは、YKKのエクセラ。 すべてのパーツの品質にこだわり作られた、ハイクオリティなダウンベストです。 . _______________________ . 詳細はプロフィールのリンクにある、オンラインストア、BLOGにてご覧いただけます。 @diaries_official 商品に関しての質問は、DMかメールにてお気軽にご質問ください。 . _______________________ . #commarch #madeinJAPAN #Vest #DawnVest #LIMONTA #コムアーチ #日本製 #ダウン #ダウンベスト #ベスト #リモンタ #リモンタ社 . _______________________ . . DIARIES 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻3-8-17 TEL:029-875-7754 12:00-20:00 ※ただいま自粛中につき、短縮営業しています。18:30閉店です。(19時までは割といます。) (木曜定休・その他) https://diaries-shop.com #diaries #tsukuba #ibaraki #japan #ダイアリーズ #つくば #茨城 #日本 #セレクトショップ (Diaries / ダイアリーズ) https://www.instagram.com/p/CHXZbYCjFv0/?igshid=1gic2oj09gsj8
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こんにちは。いつもお世話になっております。
もう冬ですね。寒いですよね。日頃よく分からない日記を見ていただいている皆さまに感謝を込めて、冬を乗り切るための素敵アイテムをご紹介したいと思います。けして宣伝ではないです。っていうとより胡散臭いですね。お勧め順に書いていきます。
一つ目。ダメ着4g(¥12,477)。
ただのフリースではありません。まずツナギゆえの保温性。足まで完全カバーできてモコモコしてないから動きやすい。暖房要らずで電気代も節約できます。そしてお尻のところにジッパーを付けただけの「着たままトイレシステム」。天才的な発想ですよね。ツインテホールには外からヘッドホンを入れられます。寝る時に着てると冬の朝の「布団から出れない」がなくなります。布団がなくても温かいですから。ゲーマー用じゃないバージョンもアマゾンで2000円ぐらいで売ってます。昨日久しぶりに出してみたら元カノの匂いがしました。
二つ目。スモークレス灰皿(¥4,290)。
始めて日が浅いですが、Tumblrはどうも喫煙者の多いSNSのように感じております。寒い中わざわざ外に出てタバコ吸うの嫌ですよね。そんな方にこちら。部屋の中の臭いと副流煙の有害成分をだいぶ抑えてくれます。電子ライター機能も地味に便利です。ちなみに私は最近「xx君の家ってタバコ臭さがラブホっぽいよね」とありがたいお言葉を頂戴しました。
三つ目。デニスコロンのストール(¥75,391)。
急に手の出しづらい価格のものになりましたが、手織りのヒマラヤンカシミアで作ったストールです。近年カシミアのお値段上がる一方ですが、良いものは良いです。保温性、吸湿性、手触り、やっぱりカシミアです。手織りならではなのが、巻いた時のふんわりとしたボリューム。冬場はもちろん、春秋でも使えちゃいます。プロパーで買うと13万ぐらいするので通販で買いましょう。
四つ目。Ten-Cのコート(¥137,884)。取扱店増えてきてます。
イタリア陸軍で採用されている日本製のゴワゴワな化学繊維が風を全部防いでくれます。中に別売りのダウンが付けられますがこれはユニクロのダウンで大丈夫です。買ったばかりの時は自立するぐらい硬いですが、着てるうちに柔らかくなって表面がレザーのようにエイジングしていくのも楽しいです。こういうアウトドア的な見た目のものって本来趣味ではないんですが、これは暖かすぎて3年迷った挙句に買いました。真冬の「洒落たウールのコート着てる場合じゃねー」という時に是非。
以上、おすすめ商品でした。皆さまが大事な方と良い冬を過ごせますように。
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2019年6月23日(日)
三重県紀北町・奥川ファームから隔週で届く無農薬野菜、この時期葉物は冷蔵庫に入れるが、タマネギ・ジャガイモ・ニンニクは、メッシュの袋に入れて風を通す。ベランダのこの光景も、すっかり週末の定番となってきた。
数日前から充電が出来なくなったモバイルルーター、午前10時の開店と同時に au shopへ。対応してくれた女性スタッフに事情を話すと、早速目の前で充電開始。なんと、普通に充電できる・・・、と言うわけで充電器の問題と判明。持参したものは au 製なので、すぐに無料で交換して一件落着。ところが、さすがに見事なマニュアル、使用に耐える程度に充電できるまでの間にセールストーク。そのよどみのない対応に敬意を表して、au wallet クレジットカードの申込をした。考えてみれば、amazonの買物だけを切り分けるためにカードを作ったので、4人分の携帯電話の代金をこれで支払えば毎月の費用も同様に明確になる。
帰路のバスは西大路七条で下車、ライフで買い物して帰宅。
ランチは恒例2色スパゲッティ、奥川ファームのナス・サンドマメ・バジル・ニンニク使用。
ツレアイはボランティアで入院患者さんの見舞に。
私はこれも週末恒例、惣菜作り置き作業。いつものように、切り干し大根煮・ヒジキ煮、そしてナスと薄揚げの煮浸し。
4人揃って夕飯、冷凍餃子@大阪王将を焼き、たっぷりと野菜サラダ。イタリアのフルボディを開けて録画番組視聴。
アガサ・クリスティー 無実はさいなむ新番組<全3回>(1)
ミステリーの女王、アガサ・クリスティーの名作をドラマ化した話題作。資産家の女性レイチェルが殺され、養子のジャックが逮捕される。彼はアリバイを主張していたが…。
資産家の女性レイチェル・アーガイルが殺害される。容疑者として逮捕されたのはレイチェルが養子に迎えていた5人のうちの1人ジャック。ジャックは無実を訴え、殺害時刻には知らない男の車に乗せてもらっていたと主張する。結局、アリバイは立証されないまま、ジャックは裁判を待たず、こう留中に囚人とのケンカで命を落とす。それから1年半後、突然アーガイル家にジャックを車に乗せたのは自分だと主張する男が現れる…。
むむ、3回ということで登場人物が多い。
日曜恒例、散髪+入浴。
珍しくツレアイが早めにダウン、残りのワインをいただきながら iTunes で中島みゆきを楽しむ。
やはり休日、エクササイズが全くダメ。
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古いイタリアのプレイボーイと若いオランダのロックンロールの間に化学があるようです
しかし、ショーが進行したので、チウリとピシコは彼らがとてもよく練習する魔法で優れていました。動物と素晴らしい怪物で覆われたコートは18世紀の王子が絹のウエストコートを着ていたかもしれないように見えました、そして、スタッドで追跡される苔緑スエード・ジャケットは花のつま先で飾られました。新しい時代バレンチノサイン迷彩プリントさえ、それについて堂々とした空気を持ちました。自由な思考があなたが感覚的な過負荷にあなた自身を降伏させることを意味するならば、千里とPiccioliは意識の彼らの流れを決して止めてはいけません。
水曜日にパリのコレクションをリンギング、クリフファーLemaireは彼が自分のラベルに焦点を当てるためにステップとしてヘルム卿sで彼の最終的な弓を取る。それで、彼とパートナーのサラ・リン・トランが今季の同名の部署で全力を尽くしていたのは、驚くべきことではなかった。 エルメス・ピコタン 中古ショーのために、彼のショーのために、フランス国立図書館のパノラマ大ホールを取り出した。
「あなたが家にこのカーペットを持っていたならば」、プラスチック・カバーとして有名な客は巨大な滑走路のvelvety象牙のカーペットから引き離されましたあなたに少し触れて、その原始的なカイを台無しに怖がらせる無邪気な優雅さ。それが愚かに聞こえるならば、それはそうでありません。Lemaireのコレクションは、実際にここで意味を作る多くの過多の単語を使用するには、-そのクリーンカットで楽な、大騒ぎなしでグリスせずにスタイルが、その不自然なシックとパリシアンは、その自然(および製造)のスタイルは、それが滴り落ちていた。
クリストフLemaireを着ているそれらの非常にシックな女性のうちの1人は、正面の列に座りました。涼しくて、培養されて、影響を受けませんでした、彼女はラベルの非常に本当の顧客の思い出させていました、そして、なぜLemaireが彼の単独の経歴で新しい高所に昇るべきかについて非常に良い理由がある理由。
滑走路のルートに���車して��ロベルトCavalliの1970年のフェラーリDaytonaは、彼の春/夏15コレクションの個人的な性質に関して少しの疑いを残しました。それはデザイナーの2番目の季節のミランメンズショーのスケジュールに戻ると、彼はマーティバル-ディオールオム、ヴェルサーチとマルジェエラの以前に任命-以来、2番目のシーズン-彼のメンズウェアを監督する。それが何であれ、古いイタリアのプレイボーイと若いオランダのロックンロールの間に化学があるようです。 エルメススーパーコピー 73で、Cavalliはノスタルジックな感じであり、バルは彼が72で設立された家の美学の尊重の近代化に彼の驚くべき遺産をチャネリングしている。
「私が私のガレージを開けるたびに、私はそれを思い出させます私のデイトナは、よく、マイアミのないこのコレクションのためのインスピレーションです、しかし、Saint Tropez」、Cavalliはショーの前にフェラーリに対して傾いて、I - Dに話しました。デザイナーは、70年代初期に彼の最初の店をオープンし、彼は最初に彼の髪をダウンさせ、彼の古典的なプレイボーイの評判を封印したことがセントトロペにあった。マイアミ・セッティングにカヴァッリの青春期の考えを適用することは、ドン・ジョンソンがマイアミバイスで同じDaytonaを運転しただけでなく、巧妙な動きでした、しかし、マイアミの亜熱帯であるが、まだアメリカの性格がどんな可能な理由も取り出して、本質的にロベルト・カヴァッリを見たコレクションに道を譲りましたが、全く新しくて、現代的です。
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vol.11【2018aw】カシミヤのムートンをハレの日に。
ーー今日は久しぶりに、ブルーナボインのハイグレードラインでもある「THANK YOU ROBIN」のアイテムに登場していただこうかと思いまして。
辻 お、いいね~。
ーーで、その中でも、展示会でバイヤーさん達の度肝を抜いたという『グラマージャケット』についてなんですけど。
辻 『グラマージャケット』はね、最近ずっとムートンをやらしていただいててね。今年で何シーズン目やったかな?
德田 3シーズン目かな。
辻 で、毎年 出張に行くわけですよ、原料屋さんに。ボクらがムートンをお願いしてる原料屋さんは面白いところで、革の原料も仕入れてるし、染めも縫製も自分の所でできる。
德田 そんなとこ日本には もうないもんね、そこ以外は。
辻 ないね。それで先シーズンは德田さんが出張に行ってくれて、帰って来たらものすごいテンションでいうわけですよ「ものすごいムートンがあった!」と。で、「一体何や、それは?」って聞いたら…。
德田 カシミヤのムートンがあったの。
ーーカシミヤってセーターのイメージしかないんですけど、革もあるんですか?
辻 そらあるやろ。山羊やもん。ない方がおかしいわ(笑)。
ーー確かにそうですね。でもカシミヤのムートンって、あんまり聞かないですよね。
辻 カシミヤの山羊は基本的に食用じゃないからでしょ。食べるより毛だけ刈り続けた方が儲かるもん。だから、世の中にはあんまり出回ってないと思うわ。
德田 前に使ったのはオランダのムーさんだったのね。
ーー出ましたね ムーさん。初めて聞いたって人のために軽く説明しておくと、ブルーナボインでは素晴らしいムートンには敬意を払って「ムーさん」って呼ぶんですよね。
德田 そうそう(笑)。で、そのオランダのムーさんも初めて見たときに面白いなって思ったの。
辻 ムートンって産地によって毛並みが全然違うからね。
德田 ロン毛もいたよな。
辻 いたいた。まあ極端にいうと秋田犬とヨークシャテリアぐらい違うのよ。
德田 一番最初に見たのがイタリアので、それがロン毛で可愛くて。でも、メンズで使うにはロン毛すぎるし、刈り込んだら勿体ないと思って、オランダのムーさんにしたのね。
ーー「ふたつの扉」がテーマのシーズン(2015秋冬)ですよね?
德田 そうそう。裾が切りっぱなしになった。あれからずっと、いいムートンないかな? って話をしてたら「実は德田さん、面白いのがあるんですよ」って、見せてくれはったのがカシミヤのムーさん。セーターとかでカシミヤの素晴らしさは知ってたけど、それの原皮というか毛皮だからね。なんて柔らかいんだろうって、感動すら覚えたもん。
ーーそんなにですか?
辻 そらもう気持ちよかったよ。
德田 これが自然にあるかってぐらいね。毛の質でここまで変わるかって。で、カシミヤのムーさんを使うんだったら、これはもうTHANK YOU ROBINしかないな、と。
ーー「一生の宝物」をお届けするラインでもありますしね。
德田 そうそう。だからクリエーションしたい気持ちをめちゃくちゃ そそられたのと、やっぱりこれだけのいい素材だから、いろんな人に見てもらいたかったっていうのもあるかな。
ーー表と裏で色が違うんですね。
德田 それもなかなか難しくてね。表と裏を染め分けると、どうしてもお互いに影響を受けるから。しかも落ち着いたチャコールグレーとライトなネービーっていう、どっちも難しいカラーで。
ーーネービーに透明感ありますもんね。
德田 でしょ。ほんとに絶妙なツートーンに職人さんが仕上げてくれはった。
ーーデザイン的には初登場のカタチですか?
辻 そうです。特にこのカシミヤのムートンはモノがモノなのでね。まずは飽きの来ないデザインっていうのを考えた上で、カジュアルにも着ていただけるジャケットに仕上げました。カシミヤってもともとの原皮が小さいから、なかなか普通のデザインができないのよ。大きくドンとしたような。
德田 考えないで作っちゃうと、変なところに革の継ぎ目が出てきたりするからね。
ーー『グラマージャケット』は変なところに継ぎ目ってないですよね?
德田 そこはちゃんと考えてデザインしているから。袖の後ろ側とか、革の継ぎ目はできるだけ目立たないところに持ってくるか、どうしても目立つ場所にできてしまうときは、ちゃんとその継ぎ目がデザインになるように考えてる。この継ぎ目の美しさっていうのもブルーナボインならではだと思うよ。腰の部分のポケットもね、ちょっと手を入れてみて。
ーーうわ、中もムートンになってるんですね!
德田 そうなの。だからずっと手を入れて歩いてしまうという悪いクセが付くかも(笑)。
ーー暖かいのもそうなんですけど、カシミヤって手触りがめちゃくちゃ軽いですね。
德田 軽いですよ~。やっぱりオランダのムーさんとかはズッシリとしてて、それはそれで雰囲気あるんだけど、カシミヤのムーさんは見た目以上にライト。
辻 そして見た目以上に暖かい。
ーーやっぱりそうなんですか?
德田 中は半袖でもいけるぐらい。
ーーさすがにそれは寒いでしょ。
德田 ちがうのよ。ダウンとかでもホントはごっついセーターを中に着るより、できるだけ薄着で自分の熱を中に貯めた方が暖かいからね。
辻 中に空気の層ができるからね。
德田 極寒の地ではそうもいかないだろうけど、このムーさんも軽量なシャツ1枚にベスト着るぐらいの感じで着てもらえば!でもTシャツの上に着たら、ホントにやめられなくなるよ。
ーーポケットに手を入れただけであれですもんね。わかります。
德田 特にカシミヤは優しいし、守られてるって感じの密集感はムートンならでは。私、着たまま寝れると思ったもん(笑)。
辻 ただ、ちょっとお手入れには気を遣ってもらう必要があるけどね。
德田 そうそう。風通しのいい場所に置いてもらったりね。あとは表面をスエード仕上げっていう、カシミヤムートンでは難しいテクニックで仕上げたから、どうしても特に襟元とか汗かいたりする部分は気を遣わないと汚れちゃうのよ。
ーーどうしたらいいんですか?
德田 マフラーしてもらったり、シャツ着たりするだけでもだいぶ違う。
辻 でも、手入れの手間を補って余りあるぐらい値打ちはあると思いますよ。柔らかいし滑らかで。
德田 いまって手間のかからないモノばっかりになってきてるけど、そういうちょっと気を使うぐらいのモノっていうのを時には手に入れてみると、自分自身がすごく高揚すると思うけどね。
ーーよそ行きの服みたいな感じで。
德田 そうそうそう! 昔あったよね。百貨店に行くときは絶対に着せられる特別な服的な。
ーークリスマスとかお正月も、これからありますしね。
德田 そういうハレの日とか、何もないけど「今日はキメていこう!」みたいなオリジナルのハレの日を作ってもらってもいいし、そんな日にはこれ以上ないアイテムだと思うよ。まあ気軽に買っていただける値段じゃないけど、1年間、一生懸命頑張った自分へのご褒美っていうのは、こういうときに使うのがいいんじゃないかな。
ーー45万円でしたっけ。
辻 そうです。お高いとは思いますけど、どんどん作れるもんじゃないからさ。
ーー素材的にですか?
辻 それもあるね。例えば綿とか合繊の服だったら、「あんな服を作りたい」とか「こんな服を作ろう」とかって、初めに思って作るんですね。でも、毛皮とかムートンとかエキゾチックレザーの場合は、「いまある材料はこれだけです。さあ、どう料理しはりますか?」みたいなところが始まりなのよ。
ーー作りたいモノがあっても、そのタイミングで材料があるとは限らないんですね。
辻 そうそう。
德田 自然のモノだからね。特に副産物となると余計に。そういう素材であるからこそ、一着一着ゆっくりと丁寧に作ったけどね。
辻 まあ、パッと買えるもんじゃないけど、買った人は絶対に毎日が楽しくて嬉しくて仕方なくなるから。
德田 そういえば こないだ店のスタッフから聞いたんだけど、『グラマージャケット』を買ってくれたお客さんがいらっしゃってね。「色も素材もサイズ感も最高でした」っていうのを、後日わざわざ連絡いただいたみたいで、それ聞いたときめちゃくちゃ嬉しくて。
ーーあまりにも嬉しくて、伝えずには いられなかったんでしょうね。
德田 作って良かった(笑)。でも、間違いなく自分のクローゼットに入れた瞬間、すべてのアイテムの価値観が上がると思うよ。究極のオシャレ着だと思います、『グラマージャケット』は。
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【クロモリロードバイク完全ガイド!フレーム素材や特徴からオーダーメイドまで徹底解説】 - BiCYCLE CLUB : https://funq.jp/bicycle-club/article/495767/ : https://archive.ph/lpvWn
トモヒロ
BiCYCLE CLUB / DIY系自転車ビルダー
2019年07月13日
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■《スチールパイプ(チューブ)の種類と性能》
{{ 図版 1 }}
クロモリバイクの骨格ともいえるパイプ(チューブともいう)は、その径(太さ)や厚み、または組成によってさまざまな性能をもつ。また、熱処理をすることでさらに性能が向上をすることもあれば、ロウ付けすることで物性が変化してしまうものもある。いいフレームを作るには、適材適所でパイプを選び、それらを正しく組み上げていかなければならない。ここではスチールパイプに関する基本的な違いと特徴を解説する。
◆《パイプの径》
自転車におけるスチールパイプには規格があり、たとえばノーマルサイズのヘッドチューブ径は31.7mmというように、ほぼ決まっている。具体的にはイタリアンとJIS(BSC)が同じで、ノーマルサイズならヘッド31.7mm、トップ25.4mm、ダウン&シート28.6mm、シートステー(シート側)14mm以上、チェーンステー(ハンガー側)22.2mm以上……というイメージ。フレンチはそれぞれ若干径が異なるが、ヴィンテージフレームで出合わない限り現実的にはほぼ関わらない。また、オーバーサイズやスーパーオーバーサイズといった大径チューブなどもある。
◆《パイプの厚み》
クロモリは強度が高いので、一般的なスチールよりも薄くできるのが特徴。よく使われるパイプでいうと、肉厚のところで0.9mm、肉薄のところで0.3mmといったものもある。
●《バテッド》
パイプをより軽くするため、比較的応力がかからないパイプ中央部の肉厚を薄くする段付き加工のこと。バテッドにはシングルバテッド、ダブルバテッド(もっともポピュラー)、トリプルバテッド、無段階バテッドなどがあり、バテッドしていないパイプをストレート(プレーン)という。また、バテッドとは異なるが、強度向上のためにスパイラルリブを入れたパイプなども存在する。
◆《スチール(鋼)に含まれる元素》
スチールは添加物の含有率によって性質(物性値)が変わる。おもに含まれる元素は炭素(C)、ケイ素(Si)、マンガン(Mn)、リン(P)、硫黄(S)の5つで、そのほかにもモリブデン(Mo)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、バナジウム(V)などがある。
●《C【 炭素 】》
鋼にとって重要な元素で、硬さや強度に影響する。炭素量が多いほど硬くなるが、そのぶんもろく(折れやすく)なる。焼き入れ性にも影響する。
●《Si【 ケイ素 】》
最大降伏点や引っ張り強さを向上する元素で、耐熱性にも影響する。効果は炭素の約1/10程度だが、添加しすぎるともろくなる面もある。
●《Mn【 マンガン 】》
ねばり強さ(靱性)に影響する元素。マンガンが多いほど引っ張り強さや耐衝撃性が向上し、また焼き戻し時の軟化を抑制する働きももつ。
●《P / S【 リン / 硫黄 】》
加工性を向上するために添加されるが、リンは低温(氷点下)でもろくなり、硫黄は溶接性が悪化する面もあり、極力少ないほうがいいとされる。
●《Mo【 モリブデン 】》
焼き入れによる硬化層を深くし、ねばり強さや引っ張り強さ、耐摩耗性を向上する元素。レアメタルのひとつで、非常に高価なのがデメリット。
●《Cr【 クロム 】》
炭化物を生成し、鋼の焼き入れ性を向上する元素。また、焼き戻し時の軟化を抑制し、耐摩耗性や耐食性、引っ張り強さも向上する。
●《Ni【 ニッケル 】》
ねばり強くなり、耐衝撃性を向上する元素。また、熱処理をしやすくし、耐食性や耐熱性もよくする。貴重な元素でもあり、価格が高いのが難点。
●《V【 バナジウム 】》
鋼の組織を微細化して、強い靱性を発揮する元素。金属としてはやわらかいが、組織内では硬い炭化物を生成し、耐摩耗性を向上する。
◆《熱処理》
パイプの引っ張り強さや疲労強度などを向上させるため、高温に熱したあとで冷やし、組成を変化させる技術。ヒートトリーテッドともよばれる。何度まで熱するか、何度まで冷やすか、どうやって冷やすかによって効果が異なり、また材質によっても異なる。焼き入れだけすることはなく、焼き入れ後に焼き戻しまたは焼きなましをするのが一般的だ。
●《焼き入れ》
金属をある一定の温度(変態点)まで加熱し、その後急冷する熱処理のこと。パイプの組織をマルテンサイト化することで、硬く、耐摩耗性や引っ張り強さ、疲労強度を向上することができる。
●《焼きなまし》
金属をある一定の温度(変態点)まで加熱し、その後ゆっくりと冷やす熱処理のこと。組織をオーステナイト化させ、焼き入れで生じた残留応力を取り除く。焼きなましは金属をやわらかくする。
●《焼き戻し》
金属をある一定の温度(変態点以下)まで加熱し、その後急冷する熱処理のこと。マルテンサイトは硬いがもろいので、焼き戻しをして靱性や硬度を取り戻す。温度によって異なった効果を得られる。
■《知っておきたいクロモリパイプブランド》
{{ 図版 2 }}
◆《TANGE(タンゲ)》
パイプやラグ、フォークなども手がけるタンゲは、1920年に大阪・堺で創業したという長い歴史をもつ。現在は生産拠点を台湾に移したものの、積極的なラインナップを展開し続けている老舗ブランドだ。代表的モデルのプレステージをはじめ、チャンピオンシリーズのNo.1やNo.2といった定番モデルも人気。2014年からはエンマバイシクルワークスが代理店となり、日本国内での安定供給を開始。プロビルダーだけでなく一般人も購入できるブランドとして知られる。
◆《KAISEI(カイセイ)》
タンゲと双璧をなす日本ブランドにして、いまも福島県で生産しているパイプメーカー。もとは1944年に創業したフレーム素材の総合メーカー、石渡(いしわた)製作所。かつてあった海野(うんの)に次いで2番めにシームレスパイプの生産に成功した。90年代に倒産したが、当時の企画部長が事業と設備を引き継ぎ、福島県に移ってカイセイを興したという経緯をもつ。019や022といった石渡時代から続くモデルを基本として、ニッケルクロムモリブデン鋼の軽量パイプ8630なども展開。
◆《REYNOLDS(レイノルズ)》
稀代の名作531や、近年はステンレスパイプなども注目されているイギリスの老舗、レイノルズ。バーミンガムに本拠を置くパイプメーカーで、1890年に世界初のバテッドパイプを量産し、その7年後に特許を取得したことでも知られる。スチールパイプのなかでももっとも有名なパイプ531は、1930年代に開発されたマンガンモリブデン鋼。その他のラインナップも豊富で、クルマなど自転車業界以外の分野にも幅広く展開されており、名実ともに信頼されたクオリティをもつ。
◆《COLUMBUS(コロンブス)》
ハトのマークでおなじみのコロンブスは、1919年にイタリアで創業したパイプメーカー。1931年にシームレスパイプの生産に成功し、その後バイクやクルマ、航空機の世界でも大きく活躍。モトグッチや初期フェラーリのフレームにもコロンブスのパイプが使われた。自転車部門として独立したのは1977年。エアーやSLXといった名パイプを世に放つだけでなく、アルミパイプでも世界を席巻した。最近はステンレスパイプやカーボンパイプ、フォークなども展開している。
パイプブランドの記事はコチラからも。
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{{ ロードバイク|現行スチールパイプカタログ -TANGE & KAISEI- : https://funq.jp/bicycle-club/article/10469/ : https://archive.ph/99FtO }}
2019年02月21日
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============
{{ ロードバイク|現行スチールパイプカタログ -REYNOLDS & COLUMBUS- : https://funq.jp/bicycle-club/article/10468/ : https://archive.ph/5Y1q2 }}
2019年07月02日
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LIMONTA PER KOMATSU® LIMONTA小松 撥水ナイロンシームダウンジャケット / Audience http://www.aud-inc.com/product/2809 昨年も好評を頂きました、イタリアLIMONTA社と小松精練とのコラボレート企画の生地。 最高級の上質なナイロンで、古くから欧州の一流メゾンなどを手がけてきたリモンタ社と 日本が世界に誇る先端ファブリックメーカーの小松精練がタッグを組んだ生地を今年も余す所なく使用しております。 シルクのように上品な光沢と美しい発色、強撥水加工も施され、高級感があり、機能性にも大変優れたダウンジャケットになっております。 ダウン分量は十分でもシルエットがスリムに見えるダウンのシーム(縫い目)が内側にくる仕様になっております。 多少の雨や雪を弾いてくれ、外気の寒さからも暖かさを確保してくれる、お薦めのダウンジャケットです。 #audienceshop #audience #upscapeaudience #オーディエンス #japan #tokyo #東京 #kouenji #高円寺 #新高円寺 #LIMONTA #小松精練 #撥水ナイロン #防寒 #ダウン #秋冬 #日本製 #madeinjapan #メンズカジュアル #mensfashion #メンズコーデ #秋コーデ #メンズファッション #fashion #coordinate #ootd #outfit
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. _______________________ コムアーチからダウンベストが登場。 ダウンは本格的な東欧のダウン(ダウン90%・フェザー10%)を使用。伝統的な手作業で採取された、高品質なホワイトグースダウンです。 生地は世界最高峰の合繊を供給するイタリアのファブリックメーカー・リモンタ社のもの。ミラノを拠点とする某ブランドがバッグに使用したことで、一躍有名になりました。そのリモンタ社が、ダウンジャケット用に企画した生地になります。ナイロン生地ですが、特別な加工を施すことで、洗いこんだ面生地のような風合いを表現しています。 さらにファスナーは、YKKのエクセラ。 すべてのパーツの品質にこだわり作られた、ハイクオリティなダウンベストです。 . #commarch #madeinJAPAN #Vest #DawnVest #LIMONTA #コムアーチ #日本製 #ダウン #ダウンベスト #ベスト #リモンタ #リモンタ社 . _______________________ . . DIARIES 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻3-8-17 TEL:029-875-7754 12:00-20:00 ※ただいま自粛中につき、短縮営業しています。18:30閉店です。(19時までは割といます。) (木曜定休・その他) https://diaries-shop.com #diaries #tsukuba #ibaraki #japan #ダイアリーズ #つくば #茨城 #日本 #セレクトショップ (Diaries / ダイアリーズ) https://www.instagram.com/p/CG9xX-Hj3zs/?igshid=1ezeuk92q1hvl
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◆add(エーディーディー) 2019年秋冬物 SALE 30%OFF◆ Galleryは2019年秋物よりエーディーディーの難波エリアの正規販売権を取得しました。 エーディーディーは1999年、ミラノで創業されました。 ダウンウェアを中心にメンズ、レディス、キッズ、雑貨迄展開しています。 ブランド名のaddは英語の『addition、additional』の略後で「加える、付け加える」を意味します。 それは、ブランドコンセプトをダウンウェアにモード、クラシック、スポーツといった要素を「加える」としていることに由来しています。 1936年に釣りの防寒着として開発されたダウンジャケットは、ナイロン生地をキルティング状にして内側にガチョウやアヒル等の鳥の羽毛、綿毛を詰めたジャケットです。 その素材の特性として、軽量でありながら、優れた保温性と同時に汗を放出する機能を保持しています。 エーディーディーのダウンで使用される素材はヨーロッパの厳しい気候で育てられた最高品質のものです。 ピレネー山脈の水鳥、「カナール デ ピレネー(Canard des Pirenees)」として知られている、ハイクオリティな「ダック ダウン モーラード(DUCK DOWN MOULARD)」 を使用しています。 フォアグラ用に開発されこの種はダックの最大型種で、その羽毛の品質も最高と言われています。 ダウンの品質はフィルパワー(Fill Power)という単位、それは羽毛1オンス(28.4g)が膨らむ体積によって数値化されます。 重さに対して嵩が高い程、その価値が認められます。 フィルパワー700以上(FP700)は高品質と認められますが、エーディーディーは実にフィルパワー800(FP800)以上のダウンを使用しています。 つまり、羽毛1オンス(28.4g)が800立方インチ(約13,000立方センチメートル)の体積以上に膨らむ事を意味し、驚異的な軽さ、断熱効果、保湿性になりました。 そして製品の混率はダウン(胸に生えている羽毛)95%、フェザー(羽根)5%で構成されています。 羽毛は一羽につき5~10gした採れません。 それを包む繊維には最先端のハイテク素材にウォータープルーフ加工が施されています。 なかには合繊技術最高峰の日本の素材を使用した製品もあります。 ダウンジャケットはアウトドア、厳しい寒冷地で人々の命を守り、作業の為に機能性のみを突き詰めてきたアウターウェアでした。 イタリア最大の北部の寒冷地ミラノは、ファッション、デザインの産業の拠点です。 そこでエーディーディーはダウンジャケットを手掛けました。 ダウンジャケットと言えども、不定形な袋の様な実用本位な衣服であり続けることはできません。 上品で光沢のある繊維はキルティングによるモダンなシルエット、可動部の陰影をより際立たせます。 人間本来のシェイプをダウンウェアが強調することによりミニマルにもコンセプチュアルアートにも見せます。 機能性に最上の洗練性、原始から存在する水鳥の羽毛に最新のハイテクを加え続けることによりシンプルなのに美しいダウンウェアが現れました。 今日、エーディーディーのダウンジャケットは優雅さと強い個性の同義としてヨーロッパ中で認知されています。 欧米日12カ国にショールームを持ち、1000を超えるブティック、ショップで取り扱われています。 一見、その歴史の浅さから一括りのイメージを持たれているダウンウェアですが、究極の機能、美意識を追求したエーディーディーのものは一つの頂点です。 機能と美、羽毛とハイテク素材、相反する要素を全て兼ね備えたダウンウェアを是非、御手に取り、この機会にご覧下さい。
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NEW ARRIVAL / 2019.10.25
こんにちは。
本日も8点の新着アイテムをアップしました。
ご紹介致します。
90’s KATHARINE HAMNETT DENIM イタリア製 ヌバックレザージャケット [L]
気負うことなく着れるレザージャケットが欲しい。
そんな感じの無いだろうかと思ってる時に、コレだ!と感じたのがこちら。
ブランドはKATHARINE HAMNETT。
根強いファンも多い90′sオールドモデル。
きめ細やかで肉厚なヌバックレザーと、磨き上げたような無駄の無いデザインに心奪われました。
着ると結構無骨なんですよ。割とアメリカっぽいと言うか。
そこが着やすい要��なんですが、でもなんか品があるよなって思わせてくれる。
デザイナーズブランドの良さが発揮された一品です。
長く付き合えるレザージャケットをお探しの方は是非。
90’s~ ONE MESSAGE SHIRT イタリア製 アブストラクトパターン L/Sシャツ [M]
何これ気持ちわる。
そういう第一印象を抱いた洋服ほど気に入る傾向がある自分。
同じような方も多いと思いますが、これどうでしょう。
ONE MESSAGEという、恐らくはヨーロッパのブランドかな?
イタリア製という事で妙に説得されたような気持ちになり。
ミーハーだって言われても仕方がありません。
背中を押すのは生産国ですよはい。
00’s EDDIE BAUER “EBTEK” グースダウンジャケット [L]
このブログは大体深夜に書いてるんですが、寝ぼけ眼も冴え渡るクーリッシュダウン。
メタリックファブリックは病的であり、またストリートの極み。
EDDIE BAUERってこっち方面でも素敵!と思わせてくれるのがEBTEKラインです。
どうでしょうこのボリューム。
着なくても温かみは伝わると思います。
あと着脱式のフードってなんかうざったい事が多いですが、これは着用時の収まりが良く、大きさのバランスも◎。
冬場、使え過ぎてこれしか着れなくなる思考停止系ダウンです。
00’s~ LEVI’S 501 ペンキペイント デニムパンツ [W30]
ペンキの量や箇所、フロントの妙な色落ち、アウトシームの見事なアタリ。
全体のバランス感なんでしょうが、個人的に刺さって抜けなくなってる一本。
なんか、HELMUT LANGっぽいんです。
割と本気でそう思ってる。
シルエットやサイズバランスも含めて、全ての塩梅が見事にハマった。
これは流行り廃りの影響を受けずに穿けるペンキデニムじゃないかなと。
サイズの合う方には非常におすすめしたい一本です。
90’s~ BLACK MOUNTAIN USA製 ホース柄 ジャガードフリースジャケット [2X]
94年の創業以来、高品質でユニークなフリースを作り続けるBLACK MOUNTAIN。
色気のある深いレッドにウエスタンライクな超良い柄。
グランジなスタイリングにはこの上ないルックスです。
2Xのビッグサイズ。
沢山着こむも良し、薄着で気だるく引っ掛けるも良し。
女性の方にも是非おすすめしたい一品です。
80’s BIRDIE USA製 ベージュカラー バーシティジャケット [L]
こちらは色で主張するBIRDIEバーシティージャケット。
この意外性のあるカラーリングが妙に新鮮じゃないかと思って買ってきました。
企画者は結構クレイジーだと思います。
ブラウンのリブが全体を締めてくれて、甘すぎない柔らかさが魅力。
中綿入りですが着用感は軽く、この時期の朝晩には丁度良いウェイト。
これもユニセックスでおすすめしたい一品です。
00’s~ CONVERSE “CT CLEAR OX” クリアスニーカー [Women’s US 6.5]
そのうちゲットできたら良いなぁと思っていたクリアコンバース。
アメリカ在住の日本人ディーラーさんがフリマで出してて、運良く見つける事ができましたとさ。
靴下選びが楽しくなるこのモデル。
逆にある意味、何色にもなるのでそういう使い方でも便利かなと思います。
このサイズもあまり出ませんので、お探しだった方はこの機会に是非。
90’s “20TH CENTURY FOX” ウール×レザー ストラップバックキャップ [FREE]
映画好き必見の20TH CENTURY FOXキャップ。
ボディも良い感じの使ってます。
同色系の銀糸刺繍。
すばらC。
コンディションも悪くありませんので是非。
以上、今回の新着アイテムでした。
その他の詳細はONLINE STOREに記載しておりますので是非ご覧ください。
よろしくお願い致します。
POST JUNK Used & Vintage Online Store
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【COLINA】high density milicloth M1948parka
COLINAが遂に2年がかりで完成させたアウター。
COLINA:high density milicloth
M1948parka¥82000+tax
size: M,L(sold)
material
nylon40%polyester60%
今年の秋冬商品で一番人気だった今作。少し仕上げに手間取ってしまってしまうほど難解な素材であり、少量ずつの入荷ですが、
今回が最終入荷になります。
表地には、防風性と撥水性に優れた超高密度のナイロンポリエステル混紡のmiliclothを使用し、デザインはフィッシュテイルコート、いわゆるモッズコートが出てくる少し前の米軍のパーカーをベースに、着心地や使い勝手をさらに良くアレンジを加えてデザインされています。裏地には、刺し子コートなどでも使用しているチタンコーティングした蓄熱保温効果のある機能性の裏地を使用し、中綿やダウン等はしていませんが、かなりアウターとしての機能を満たしたスペックに仕上がっています。
また、ヌバック調のhigh density miliclothは、最初は少し硬めの風合いですが着込んでいくうちに体に馴染んでくると同時に、アタリ感やテカリも出てきて経年変化していく素材ですので、
革や、その他の天然繊維のように経年変化やエイジングを楽しんで頂ける、ナイロンやポリエステルなどの合繊素材の中でもかなり特殊な素材でもあります。
元々イタリアのブランドが始めたベンタイルミリクロス。
見た目レザーヌバックであり、雨を永久に弾く
機能とデニムのようにエイジングする素材
は服好きを魅了しています。
もともとこちら
日本で開発された素材なのですが
縫製を日本では難しいとのことで
イタリアで縫製されて製品化されています。
今回COLINAの岡田氏は
縫製出来る可能性ある工場を探し出し
開発に注力。
遂に完全国内生産に成功致しました。
イタリアのブランドが薄手でパーカーが14万するところを
生地を2倍にあたるモッズコートを製作し、
チタンライナーを配置して
こちらの価格で製作することを可能に致しました。
まさに執念。
薄手なのに生産工程が複雑になることによる
価格の高騰。
この衣料の矛盾点を突き
私ならこういった形で提案出来るという
COLINAの真の力を世に見せつけた
逸品です。
プロの目線の方にも
必ず納得いって頂ける、
完璧なプロダクトです。
こんな洋服は
はっきりいって
何処にもありません。
是非お試しを。
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2019/01/12-2019/01/18 ひとり旅(Russia,Italia)⑥
ここからは少しだけ簡潔に行こうかな。行きたい。無理かもしれない。
なんやかんや旅行からあっという間に1ヶ月経ってしまったわけだけど、割とまだ記憶は薄れていない。物理的に非日常であるということはやはりインパクトが大きいんだなと思う。
~この一文を下書きに格納してから数週間経過~
そんなことを言っていたら旅行から早2か月が経とうとしている。嘘だろ。さすがに記憶も薄れ始めているので多少は簡略化できるかもしれない。さて続き。(最終的に投稿した今は6月なかばなので5か月が経過してしまった。記憶、薄れていませんように…無理か…)
プルコヴォ空港へ
午前中にプルコヴォ空港からミラノ・マルペンサ空港に飛ぶので、必然的にホテルの出発時刻は早朝となる。
さて、以前のエントリにも書いたようにサンクトペテルブルクの電車事情は観光客にとって便利だとはちょっと言い難い。バスやトラムも初見でのクリアは少々厳しいものがあるし、何より早朝から雪でドロドロになった道路を重い荷物転がして歩きたくない。空港からハイヤーで迎えに来てもらうのが現実的かとも思いつつ、結構お金がかかるし、配車されるまでの時間が若干読めないのがなぁ。(ホテルで「XX時に迎えに来てくれるようタクシーを手配してくれ」とお願いしても良かったけど、例のエリザベータちゃんとコミュニケーションを取れる自信がどうしても湧かず…下手な混乱を招くくらいならしない方がいいかという判断。弱気。)
で、散々迷った末にUberを使ってみることにした。あのUberです。実質白タクなので、万が一変なのに引っかかってしまったら本当にしょうもないことになりそうだよな~邦人女性1人が云々かんぬんみたいなニュース報じられちゃったらどうしよ~とは思いつつ、でもこれだけ世界的に広まってるアプリならまぁ言うても大丈夫では!??!?!と「皆使ってるから」論に縋ることに。詳細は省くけど「行き先と金にまつわるコミュニケーションを運転手と一切しなくていい」フローが、非常に、むちゃくちゃ便利だった。使ってよかったUber。これからも海外行ったら便利に使えそう。
移動中の画面はこんな感じ。
支払いはクレジットカードで前払いだし、運転手の氏名やIDも乗ってるしGooglemap上をリアルタイムで走ってくれるしでUIは非常になじみやすい。星の評価もつい��るし。まぁ読めないんですけど。
一路、ミラノへ
愛想よくしてくれた運転手と手を振って別れて降り立った早朝のプルコヴォ空港は、初日の夜に受けたシンプルな印象から何も変わることはなかった。至って機能的でわかりやすい。チェックインも特に迷うことなく、ルーブル消費のためにちまちまと買い物やら軽食を取るなどしていたらあっという間に時間に。
Lay'sのロシア限定フレーバー!果たしてイタリアを経由して無事に日本へお土産として持って帰れるのか。右手の直方体はミルクアイスにチョコがかかった、メイドインロシアの棒アイス。ロシアは乳製品やアイスが美味しいと聞いていたんだけど、これはガリガリ君並みに安値だったせいか、濃厚なミルク感…というよりはラクトアイスみたいにさっぱりした印象の味だった。PALMの方が濃厚。朝の9時にぼんやりアイスを食べている贅沢よ…。
週ド真ん中ド平日、朝イチというには遅い便ということもあってか、アエロフロートの機内はガラガラだった。すごい…隣2席とも空いてる。周りもほぼそんな感じで、着席するなり肘置きをあげて横になる人の多いこと。まだ発進すらしてないのに…。それなりに人がいる場ではさすがに躊躇してしまうけど、ここまで人口密度が低いと私も「まぁいいか…」という気分になり、結局機内ではかなりリラックスして過ごしてしまった。ミラノへのフライトには数時間かかるとは言え、窓の外を見ていたら空の旅なんていつだってあっという間。というか、これまで訪欧するときって直行orフィンエアーだったのでルートがそこまで代わり映えすることはなかったんだけど、今回はイレギュラーだったおかげか、結構低い高度でスイスが見えるなどしてかなり面白かった。
最後にロシア料理をしっかり味わっておこうと思った私の前に現れた機内食は、ハムとチーズとレタスのサンドイッチでした。いや…これ…パニーニだ……!!!
マルペンサ空港に到着したのは現地時間の昼過ぎだったか。5年も経たないうちの再訪だと、薄れかけていたと思い込んでいた記憶もさすがに同じ場所だと認識してくれる。とりあえずユーロの小銭をつくろうと、空港でエスプレッソ入りのチョコレートを買ったらなんか1.2ユーロくらいした。あれ…こんな高かったっけ…。でも美味しい。ちらちらと風景を目に入れながら、ESCATAの文字を頼りにサクサク空港脱出。しかしアルファベットとはなんとユーザーフレンドリーなツールなのか。文字が読めるってすごい。さて、前回は電車でミラノ中央駅まで移動したような気がするけど、今回は往復ともにシャトルバスにした。日本でもそうだけど、バスはねぇ…本当に楽なんだよね…。スーツケースを転がしながら標識を頼りにバスターミナルへ。アルファベットもそうなんだけど、ピクトグラムは本当に助かるな。外に出てみると穏やかな日差しが降り注いできて、1月とは思えない暖かさにビビるなどする。ロシアが寒すぎたせいか?と気温を確認したらなんと10℃。数字を見た瞬間に「今この状態は"暖かい"のではなく""暑い""のでは??」と脳の理解が及んでしまい、ダウン2枚重ねでまるまる着ぶくれした私の額に瞬く間に汗が噴き出てきてしまった。いや1月で2桁気温て。とても北海道と同じ緯度とは思えないレベルで、これはさすがにイタリアでも異常気象扱いなのでは…?大きめのシャトルバスの車内は送風が効いていて、いやあ…やっぱりおかしいよね。
バスに揺られて30分強、最初はスイス方面の山!!!!自然!!!!!!という牧歌的な車窓から、やがて都会的な街並みに様変わりしていく。見覚えのある駅舎、バスターミナルに降り立つと、別にイタリア通ぶってるとかではなく、前回とほとんど変わらない風景に安堵すら覚えてしまった。いやそれだけロシアで緊張してたんだって。
今回のホテルはミラノ中央駅から徒歩10分とやや不便な立地だったので、場所を把握した瞬間は旅行会社に文句たらたらだったんだけど、いざ部屋に入ってしまえば綺麗で広くて、ついでに新しくて大満足。やはり駅近と快適性はトレードオフなのだな…。それでもやっぱりかなり歩いた感じはあるので、2回目の訪問時でよかった。土地勘が0と1とであるとないとじゃ全然違う。さて、今日からここが拠点となる!部屋で荷物を整理しながら、このタイミングで始まった末満さんのニコ生を聞きつつしばしの休憩。グローバルだなぁ…現地時間の15:00を回ったあたりで、ミラノ散策へ。
イタリアでの楽しみは何と言っても食。前回訪れた時、ミラノではそれなりに興味のあるレストランは覗いてみた(いや言い切るのはさすがにだけど…)ので、そういう気取りまくったところではなく、「カフェ」に寄ってみよう!というのが今回のミラノでの裏テーマ。メインストーリートから一本ずれてみたりして散策しながら、トリップアドバイザーを調べて出てきたPave(https://www.pavemilano.com/)へ。ブランチ的に機内食のパニーニをつまんだ以外は特に何も口に入れていなかったので、ここで何か食べても背徳性はないはず…。美味しそうなケーキがディスプレイされて並んでいたけど、記事でおすすめされていたレモンタルトとエスプレッソを注文。
炙りメレンゲ~!!!!!!!!こんなん絶対おいしいじゃん。
それぞれ4€と1€で、空港の売店で購入したチョコレート(1.2€)を思うとめちゃくちゃリーズナブル。…ん?普通?いやたぶんリーズナブル。レモンタルトは爽やかに甘くてエスプレッソとよく合った。そして注文時にエスプレッソがデフォルトだと、イタリアに来たな…という実感がじわじわと実態を伴って、なんだかすごく嬉しくなる。私はイタリアが好きなんだ! このとき15:30すぎくらい。カウンターでまったりしていると、すぐ傍の席におばあちゃんと孫の二人連れがやってきた。お洒落なおばあちゃん、こちらを見てニコリとしてどこから?と話しかけてきてくれたので私もコミュニケーションの体制を取る。赤ちゃんがいると""妙な展開""に発展することはまず無さそうなので私も安心できる。本当にたわいのない話を、簡単な英語でちょいちょいと。こちらのつたない英語にも耳を傾けてくれたおばあちゃんは、日本にも行ったことがあるのと終始ニコニコと話かけてきてくれた。フィリッポくんと紹介してくれた孫が何かするたび、すかさずiPhoneでバシャバシャ写真や動画を撮ることも忘れずに。このムーブ、マジでどこの国でも一緒だな。しかしミラノど真ん中に家族と住んでいて、20日間かけて日本を旅行したことがあるって、結構セレブなのでは。「わたし、このカフェが本当に気に入ってるの!あなたもそう思わない?」おばあちゃんがそう目をキラキラさせて話してくれた通り、お店のスタッフさんの対応も、新しくて明るい内装も、吹き抜けで高い天井も、心地よいカジュアルさで過ごしやすい。こう言ってはなんだけど、なんだか日本のカフェにいるみたいだった。また来たいな。いつになるのか知らないけど!
前回は6日間(まるまる5日間?)全部ミラノにいたので、ミラノのハイライトと呼べる場所は結構しっかり見て回れたんだなと改めて感じる。あ~この辺でお昼食べたな、とか、買い物したなぁと思いながら、賑やかな商店街を歩き回ったり。フェラガモを覗いて、一応戦果も得た。
カフェ鎖国イタリアにようやく出来たスタバ(高級志向)にも遊びに行ったのである!しかしメニューがうまく読めず、出てきたのは桃のジュースだった。これはこれで美味しかったけどやっぱコーヒー飲みたかったよな…しょうがない。またいつか来よう。このあとおなかも空いたのでドゥオモ真ん前のトラットリアでペンネアラビアータも食べて満足。明日はいよいよ、まだ見ぬイタリア各地へ出発。本当はトラサルディ・カフェに行きたかったんだけど、前回訪問からの5年の間で閉店してしまっていたみたい。ざ、残念…
しかしミラノ、パスタ一皿でほぼ¥2,000。観光地価格とは言え…円安気味だったとは言え……。
その分(?)紙袋にフォカッチャが3個くらいついてきた。半チャンラーメンみたいなことすな。炭水化物×炭水化物…。いったいどうやって食べるのが正解だったのか。
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【自転車価格の勘違い】 - 英国式自転車生活 : https://blogs.yahoo.co.jp/tenzen194/19722685.html : https://archive.fo/QoESN
2009/7/18(土) 午後 10:52
ここ2~3日、自転車の価格などについて、何人かと話す機会があったのですが、まず今の日本では少々勘違いをしている人が多いようです。
いまや、世間一般では自転車はスーパーや大量販売店で買えば1万円ぐらいだと思われているようです。それが少しだせば6万円ぐらいで良いものが買える。10万円だせばかなり本格的なものが買える。そう思われているようです。20万円もだせば超高級車が買えると、、それは私からすると、すべて間違った価格体系です。
私たちがやっているハンドメイドの自転車は、まず材料が違う、私のたまに出している赤いレーサーやグリーンの自転車のフレームは、「鉄」とは言うものの普通の「鉄」ではありません。ニッケルとクローム、モリブデンを含んだ特殊合金で、「ニヴァ・クローム・モリブデン」という「はがね」で出来ています。たと��ば、金属用のノコギリで普通の一万数千円の自転車のフレームを切ると、竹を切るようにするする切れます。ところが、ニヴァ・クローム・モリブデンでは、自転車を何台か製作して金属ノコギリを使っていると、しだいに鈍って切れなくなってきます。ヤスリも同様です。これはまったく違う材質で出来ているのです。まずパイプを切って溶接の準備をするだけで、まず、1時間以上かかります。その前に各部寸法を計算して出さないといけない。これもまたたいへん面倒くさい。そうすると、3時間はかかっていると思って間違いありません。
それを仮溶接して、そこからさらに本溶接に入る。そのあとは酸洗いして、溶接時に付いたカサブタ状のものを落とし、これに漬け置きで数時間かかります。さらにヤスリで仕上げて、砥いで、狂いをとって、また数時間かかります。人によっては仕上げに半日・一日かける人もいます。それを今度は塗装に出す。塗装があがったら、今度はネジ部分に詰まった塗装をタップ・ダイスでサラってネジとの接触面の平行を出します。シートピラーの入る部分はリーマーでさらって真円を出す。丁寧な仕事をすればここまでで数日、自分の仕事を間を置いて眺め確認しながらやれば1週間以上はかかって不思議ではないでしょう。とてもハンドビルドで年間100台など作ったら体を壊します。ヨーロッパでは60~80台やったら、多いほうだと思います。
フレームだけでもざっとこれだけのプロセスがあるわけです。イタリアに伝説的な職人、ウーゴ・デローザという人がおりますが、彼は当時の世界最強のチャンピオン、エデイ・メルクスのフレームを作っていました。年間彼のために数十本のフレームを作り、場合によっては1日で1本フレームを作ることもありました。もう貸切状態です。しかし、そこは当時年収何十億円という、サッカー選手と並んで高収入だったメルクスのことですから、ウーゴには応分の謝礼を払っていたものだろうと思います。そのプロの選手としての地位のキープのためには、ウーゴの職人技がかかせなかったわけです。
はたして、自転車製作者は、この日本で応分に報われているのか?ということをよく私は考えます。自転車の工房をかまえるには家賃数十万円、ボール盤、旋盤、フライス盤、ブローチ盤も欲しいところです。電源も100Vでは話にならない。溶接ではさまざまな金属が蒸発するので、それを作業中、すぐ近くで空気を吸うのは健康にこたえます。ある程度の広さと天井の高さが必要です。溶接にかかわる職人の多くは心臓や脳溢血などの血管系の疾病になりやすい。また溶接の炎を見ているため、眼も悪くします。
現在、普通のスチールのハンドビルド・フレームは10万円ぐらいから。これは決して高くないと思います。そこに部品代を積算してゆくと、中古の部品や手持ちの部品をまぜてギリギリ20数万円。なにかユニークなことをやろうとすれば、35万円はどうしても必要になるでしょう。実際には新品部品で20数万円では何も自由がききません。
昭和30年代~40年代、普通のメーカーの自転車1台は会社員の一か月分の月給とほぼ同額でした。こうしたハンドビルトの高級車はその上。ですので、現在の通貨価値に換算すれば一台35万円というのが、私が考える、妥当なハンドビルトの車両の完成車価格だろうと思うのです。
さて、そうした自転車が何年使えるのか?私のローズは80数年もっています。スチールの車両は100年使うことは難しくないと思います。私は安い自転車というのには反対でして、いいものを買って、「愛着のあるものを1生使う」気構えが必要だろうと思うのです。これは最も高価なものをかうということにはなりません。最も高価な自転車が最も修理がきかない、寿命の読めない品物であることは、現在では珍しくありません。
私は「イヴ・サンローランの方程式」を自転車にあてはめています。彼の方程式とは「その服が安かったか、高かったかは、買った時の値段ではない。買った価格を着た回数で割って、1分の1の分数の分母にその洋服のおかげでどのくらい自分のイメージがあがったか、分母にかけたものを掛け算する」というものでした。たとえ自転車が安くても、それによるイメージ・ダウンを加味したら、逆に高い買い物になるということもあるわけです。
そうそう、意外に知られていないのは、ロードレーサーというのは、ある意味、きわめて作りやすい。自転車でもっとも難しいのは、泥除けがついて、ロッドブレーキ(蕎麦屋の自転車のようにブレーキにワイヤーが使っていないもの)の自転車です。あとはキャンピング車。ロードレーサーの場合ミニマムで溶接個所は16箇所ですが、ツーリング車両では36箇所以上溶接個所があります。ツーリングのフロントキャリアでは溶接個所が34箇所以上あります。「荷台だから簡単」と思うのは大きな間違いなのです。アップした白黒の写真は1940年代のフランスの競技用マシンです。ブルーの変型バックフォークの車両は英国の車両、一番左は有名なフランスのグユェーラン。
職人とは「職人付き合い」というのがわからないとやってゆけません。本物の職人は自分の技術に自信を持っているので、商業的な成功や宣伝になるというようなことをちらつかせても、反感を買うだけ。また職人の仕事のペースを理解しないで干渉して来る人間もいけません。ある日本のマニアが「これを付けてくれ」とフランスのあるアトリエに行き、古い変速器を差し出したところ、親爺は黙って、汚いものでも触るように2本指でつまみゴミ箱に落としたそうです(笑)。私はこういう話を聞くと妙に嬉しくなってしまうのです。
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