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#キク美容室
a2cg · 2 years
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#キク美容室 は、もう営業をしていないようです。急な坂道の私道を入ってすぐのところにあります。ここら辺一体は空き家が目立ちますね。 #神奈川県 #足柄下郡 #湯河原町 #宮上 #木造 #木造建築 #建築 #建物 #建物探訪 #レトロ #レトロ建築 #ノスタルジー #昭和 #kanagawa #ashigarashimo #yugawara #miyakami #wooden #woodenbuilding #architecture #retro #oldarchitecture #showa (at 湯河原町) https://www.instagram.com/p/Ch0XXZ5vBcQ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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satellite-hair · 2 years
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素敵なお客様から差し入れflowerもいただいたので今週はとっても華やかでした🤩 花の名前が全く覚えられません #花 #花のある暮らし #ガーデニング #ガーデニング好きな人と繋がりたい #ガーベラ #ヒペリカム #キク #切花 #生花 #おしゃれ好きな人と繋がりたい #花のある美容室 #今週のみどりちゃん #ガーデニング (Hair saloon satellite(サテライト)) https://www.instagram.com/p/CiXh3LaPnXj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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seikoh-yada · 3 years
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aikider · 2 years
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[漫画書評][ネタバレ注意]よふかしのうた コトヤマ[祝アニメ化]
オススメ度10/10
※作品の核心に触れるネタバレを含むためご注意ください
よふかしのうたがアニメ化を迎えたので第1話直前に祝いエントリ。
作者コトヤマの前作は、やはりアニメ化された「だがしかし」である。主人公・鹿田ココノツは駄菓子屋の倅。店主である父・鹿田ヨウから駄菓子屋を継ぐよう頼まれるが、漫画家になりたいココノツは父と口論が絶えない。そこに大手製菓メーカーの令嬢・枝垂ほたるが現れ、ヨウに協力を要請する。ヨウはココノツが駄菓子屋を継いでくれれば枝垂カンパニーに協力してもよいと約束したため、ほたるはココノツを再三説得する。ココノツはあくまで漫画家の夢を追う一方、変人だが美人なほたるの魅力に翻弄される…という筋立てであった。とはいえ、「だがしかし」の大半は駄菓子にかかわる歴史と蘊蓄で占められている。コトヤマは非常に丁寧に駄菓子の取材をしており、ベビースターラーメン等とのコラボも複数あった。一方でココノツ、ヨウ、ほたる、そして友人のトウくんやサヤちゃん、バイトのハジメさんなど魅力的なキャラクターたちは出てきて、ココノツが漫画家を目指す過程で成長していくシーンもあるのだが、ココノツの成長物語は駄菓子トークを展開するための背景に過ぎなかった。
このためコトヤマが新作を描いていると聞いて「この人ちゃんとしたストーリーものを描けるんだろうか…」と失礼な心配をしてしまったのだが、「よふかしのうた」を見て吹き飛んだ。「よふかし」はストーリーだけでなく、コマ割りや構成など漫画づくりの全体にわたって、漫画の教科書に参照されていいほど完成度が高い。
「よふかし」の主人公は、中2の夜守コウ。空気が読めるイマドキの中学生であり、学校では優等生を演じていたが、あるとき学校が嫌になって不登校になる。眠れなくなったコウは、街を徘徊する。昼間とは違い、静かで人が少ない夜の街の自由さに魅せられたコウは、七草ナズナと名乗る女吸血鬼に声をかけられ、血を吸われる。しかしコウは吸血鬼になるわけではない。ナズナによれば、人間が吸血鬼に恋をした状態で血を吸われると吸血鬼になれるのだという。コウは吸血鬼になることを願い、そのためにナズナに恋をしようとする…というところから物語が始まる。
本作は当初、「コウの自分探し」あるいは「コウの成長」をテーマにしているかのように見せかけて始まるのだが、話が進むにつれ、物語の主軸は「ナズナの自分探し」「ナズナの成長」になっていく。さらにその中で浮かび上がるのが「人間と吸血鬼の共存の危うさ」であり、「人間による吸血鬼への復讐」である。そのすべてが「共存を脅かす存在との対決」に収束し、テーマは「コウの成長」に回帰する。
本作の設定では、吸血鬼にとって、人間は血を吸ってエネルギー源とするか、眷属にするかのいずれかでしかない。人間社会に吸血鬼の存在を知られてはならないから、吸血鬼たちは、吸血鬼の存在を知る人間を抹殺することも辞さない。そのためナズナ以外の吸血鬼は、当初はコウに対して威圧的である。しかし吸血鬼の掟は明確なものではない。たとえば「最初に吸血されて1年以内に吸血鬼化できない人間はその後も吸血鬼になれない」という事実がわかっているが、逆に言えば「1年間は吸血鬼になる可能性がある」ので、彼女たちは吸血鬼になりたいコウを静かに見守ることになる。その中でコウとナズナは、吸血鬼の一人ひとりと関わり、ときに吸血鬼の悩みを解決していき、コウと吸血鬼たちは信頼を深めていく。
よふかしを続けるコウを、コウの幼い頃からの友達であるアキラ、マヒルは心配し、久しぶりに3人が集まる。3人は思い出作りと称して夜の学校に忍び込むが、そこで血を吸わずに10年が経過した吸血鬼に遭遇。アキラが襲われるも、探偵・鶯杏子が登場して吸血鬼を消滅させてしまう。
ここでマヒルが恋をしている大人の女性・星見キクが登場する。キクは特殊な吸血鬼で、50人以上の眷属を作っていながら、己の眷属と連絡を絶って合わなかったり、それほどの人間を眷属にしても「こんなつもりじゃなかった」とこぼしたり、行動に謎が多い。キクはマヒルに己の正体を明かし、マヒルも吸血鬼になることを決意する。
ハツカ、秋山から助言をもらおうとするコウ、マヒルだが、4人の前に吸血鬼を殺した探偵が現れ、秋山はあわや殺されかける。探偵は退くものの、吸血鬼は人間だったときの私物が弱点になることが明らかとなる。吸血鬼たちは人間時代の私物を処分する。
しかしナズナはそもそも、人間だったときの記憶がない。ナズナの弱点を処分するため、コウとナズナはナズナの過去を調べ始める。
ナズナの持っていた診察券を頼りに忍び込んだ病院で働いていたのが、本田カブラ。カブラは人間時代、難病を患い長期入院していた(鼻血が出ている描写からすると血液疾患のように見える)。カブラは一時退院しても迷惑がる両親、陰口を叩く友人たち、その他すべてが嫌になっていたが、自分の担当看護師だった七草ハルに恋をしていた。カブラが自分の感情を吐露すると、吸血鬼であったハルはカブラの血を吸い、カブラも吸血鬼になる。吸血鬼となった結果病を克服したカブラは、失っていた青春を取り戻すかのように、ハルとともに夜の街を堪能する。
カブラの現在と過去の描き分けは見事である。髪型も顔貌も全く同じなのに、人間時代はやわらかく優しげだったカブラの表情が、現在では冷徹な表情に変わっていて、同じ人物が様々な経験を経て変化したことを表情だけで完全に表現できている。吸血鬼となった直後、夜の空を自由に跳びまわるカブラの笑い声は、人間時代の嫌いなものから解放された喜びに満ち満ちてはいるが、このカットは凄絶ですらある。それはカブラが単に「自由を得た」わけではなく、「人間であることを捨てた結���自由になった」という陰の部分を表現しているためであろう。
しかしカブラは、あるときハルが人間の男性の子を妊娠しており、結婚するつもりであることを明かされる。衝撃を受けるカブラ。ハルはカブラの前から姿を消し、手紙でカブラに子供の面倒を見てくれるように頼む。吸血鬼と人間の間の子供、それこそがナズナであった。
ハルがナズナをカブラに託したのには理由があった。ナズナを生んだハルは衰弱した体に血を取り込まなかった。夫の血を吸えば、ハルを愛する夫は吸血鬼となるだろう。だが吸血鬼は徐々に人間だった頃の記憶を忘れてしまうので、夫はハルを愛していたことさえ徐々に忘れていってしまうはずだ。ハルも夫もそれを望まなかったから、ハルは夫の血を飲まなかった。そしてハルは夫を愛していたから、他の人間の血も飲まなかった。そのままでは死ぬとわかっていても覚悟の上で、飲まなかったのである。
死に瀕したハルだったが、子供であるナズナは目覚めず、眠り続けていた。死を覚悟したハルは夫とともに遠方へ引っ越す。このとき夫はハルの世話をするのに手一杯で、ナズナにまで手が回らなかっただろう。そこでナズナをカブラに託した。
これはカブラにとっては残酷な話である。自分の愛した女が、他の男との間に作った子供を託されるのだ。ハルとしても、自分の子をカブラに託すことが、カブラにとって残酷なことだというのは容易に想像できたはずだが、ハルが手紙に書いたように、他に頼れる人がいなかった。だから残酷だとわかっていてもカブラに託すほかなかった。
託されたカブラは、ナズナを殺すつもりであった。しかし、はじめて出会ったナズナの顔は、ハルの生き写しであった。カブラがはじめてナズナを見たときの絶望したような表情は、カメラを引いて省略気味に書かれているものの、カブラの心情を絵だけで雄弁に語っている。惚れた女が男と結婚し、子供を作り、その子供が惚れた女にそっくりだったのだ。ナズナを憎もうにも憎めない、殺そうにも殺せない。わずかな逡巡ののち、カブラは己のあらゆる葛藤を押し殺して、ハルのかわりに母親代わりとしてナズナを育てることを決意する。
そしてハルは死に、夫はハルの死をカブラに伝える。その後、夫も間もなく死んだという。カブラの「ちゃんと愛していたのね 羨ましい…」という一言には、ハルが幸福であったことに対する安堵とともに、ハルが愛したのが自分ではなかったことに対するカブラの哀しみが凝縮されていて見事である。
いつも冷酷な表情のカブラだが、ナズナに対してかすかに向ける母親のような優しい表情。それをコウに指摘されたカブラの寂しげな独白も秀逸である。
ハルさん私、上手くできたかな?
ハルさんの代わりに
なれたのかな…
それまではあくまでもハルの頼みでナズナの母親代わりを演じてきたカブラだったが、その後のコウにかけた言葉には、哀しみと同時に母性のような優しさがにじみ出ている。
夜守くん、君は
私みたいにならないで。
夜守くん
ナズナと仲良くね
コウとナズナは、さらにナズナの過去を調べるべく、ナズナがかつて通った高校の夜間部に忍び込む。夜間部で数学を教える平田ニコの協力を得て、コウはナズナが入り浸っていた文芸部の部室を調べることにする。10年前、ニコに言われて授業を受けたナズナは、昼間部の学生だった目白キョウコという女子生徒と親しくなった。文芸部だった目白は部誌にナズナとの思い出を書き残していた。コウは目白の書いた文章を読み、ナズナは目白との思い出を語りはじめる。
目白の父は浮気をしており、父母は不仲で、目白は家にいるのが嫌になり、いつも遅くまで文芸部で本を読んでいた。なんとなく文芸部に入り浸るようになったナズナは目白と親しくなり、目白とともに目白の父の浮気調査を始める。朝帰りした目白は母親に何も言われず、自分が両親から愛されていないと感じて涙を流す。それまで人間とも、吸血鬼とさえも深く関わろうとしなかったナズナが、生まれて初めて他人を救いたいと感じ、目白を自分の眷属にしようとする。このシーンの感情の描き方は圧巻である。目白はナズナの提案を受け入れ、二人は待ち合わせる。
しかし自宅へ戻った目白は、両親から突然の謝罪を受ける。父親が浮気を認めて母に謝り、母もそれを受け入れ、家族でやりなおそうとしていたのだ。その日は目白の誕生日で、父親が慌てて買ってきた誕生日ケーキで祝う。家族からほとんど離れていた目白の心は再び家族に引き戻される。だが、かつて目白がプレゼントしたジッポライターに触れた父に異変が生じる。実は父親は吸血鬼化しており、母親の血を吸って殺してしまう。つぎに目白を狙った父親だが、ライターが弱点であると直感した目白はかろうじて父を抑え込み、朝を迎えると父は灰になって消えてしまう。待ち合わせの時間に来なかった目白を心配したナズナが目白の自宅を訪れるが、目白は「私はもう吸血鬼にはなれないよ」と残して家を出ていく。ナズナにほとんど恋をしかけていた目白だったが、父の浮気相手が吸血鬼であったことを悟り、ナズナへの恋心は消えてしまったのだ。
ナズナがコウにそこまで語ったところで、ふたたび探偵が現れる。探偵は目白キョウコであり、目白はこの10年間、吸血鬼を殺す方法をひたすら探してきたのだという。目白は弱点以外の方法で吸血鬼を殺そうとしていたのだ。ナズナは他の吸血鬼に謝る。
はっきりわかってたわけじゃない
最初に探偵の話聞いたときにもしかしたらって思った
でも違っててほしかった
確かめたくなかった
ずっと吸血鬼を憎んで殺すためだけに10年を費やしたなんて
先輩にしてほしくなかった
どこかで幸せに生きててほしかった
こうなったのは全部あたしのせいだ
だから
あたしがなんとかする。
先輩を止める。
そして迎えたハロウィン、人混みの中で探偵が平田ニコと桔梗セリを銃撃する。ナズナは目白を探して学校に向かい、はたして目白は文芸部の部室で待っていた。ナズナと目白は殺し合いを始める。目白は力押しのナズナを巧みに捌くが、ついに追い詰められる。涙を流すナズナの表情が真に迫っている。
もういいよ先輩。
あたし先輩のこと殺したくないよ。
そこへ駆けつけるコウ。コウは目白の企みに気づいていた。吸血鬼は夜活動する。吸血鬼の存在が世に知られてしまえば、人々は吸血鬼を恐れて夜出歩かなくなるだろう。だが吸血鬼の存在を知らしめるには決定的な証拠が必要だ。だから目白は、自分を吸血鬼に殺させ、その映像を世間に広め(具体的に描かれていないが、学校にカメラをしかけ、目白が死んでサーバーへのアクセスが途切れると映像が自動的にネットに拡散される仕組みになっていたのだろう)、同時に死体を発見させることで吸血鬼の実在を世に知らしめることにしたのだ。捨て身でも命がけでもなく、文字通り自分の命と引き換えに、吸血鬼を兵糧攻めにしようとしたのである。
だがその企みはコウに見破られて破綻してしまう。目白は銃で自殺を試みるもコウが阻止し、コウが銃弾を受けて重症を負う。しかしコウは半ば吸血鬼化していたことで命をとりとめる。
虚脱した目白を見て、コウとナズナは目白の家族を壊した吸血鬼に会うことにする。その吸血鬼は、マヒルが恋をしている星見キクであった。
キクは謎の多い吸血鬼である。少なくとも400年以上吸血鬼として生きており、眷属にした人間は数知れず、しかしすべての眷属と一切連絡を断ってきた。目白の父親もその一人であり、目白はキクに家族を壊されたのである。だがキクには弱点もなく、吸血鬼を兵糧攻めにする作戦も破綻した。目標を失った目白をコウとナズナが励まし、キクとの決着をつけるーーというのが今後の展開である。
上述のように、ストーリーテリングに加え感情描写についても卓越したものがあるが、それだけではなく漫画としてのレベルが高い。たとえばコマ割りは、日常では淡々とした平坦なコマ割りが続くが、ここぞというときにはみ出しや見開きなどを随所に使ってくる。
さらにカメラワークも引きと寄り、見下ろしとアオリをさり気なく使い分けるだけでなく、人物の配置を工夫して奥行き感を演出している(e.g.7巻p154-155)。要所要所で接写したかのような歪ませた絵を多用して印象を残してくる(e.g.6巻p40)。それも背景だけでなく、キャラクターもレンズ歪みを再現した難しい作画を入れてきており、キャラクターと背景を計算して歪ませている。したがってこれはアシスタントの技量だけでなく作者本人の画力が高くなければできない芸当だ。おそらく、広角レンズで接写した写真をもとに書いているのだろう(あるいは書いた画像をレタッチで歪ませたのかもしれないが、それにしては不自然さがない)。筆者は一眼レフで写真をたくさん撮っているのではなかろうか。しかもキャラクターの顔はリアルタッチでもはなく、比較的少年漫画の王道に近い絵でやっているが、デフォルメ絵を広角で撮影したように歪ませるというのはかなり難しい芸当である。
また会話シーンが続くところでは、1コマの中で右から左に時間を流すテクニックを多用し、無理なく会話を詰め込むような工夫が凝らされている。そのようなセリフをつめこんだページに対して、極端にセリフが少ないページを配置し、話に緩急をつけているのも巧妙だ。
こうした緩急はストーリー的にも言えることで、緊張感のあるシーンが来たと思えば、次のページですかさずナズナの下ネタを入れて笑わせに来るなど、常に読者を飽きさせない工夫がなされている。
キャラクター作りも巧妙である。JKの制服を着てナ���パ待ちするセリは、「人との関わり全てに"恋愛"がついてくることに疲れちゃった」と悩む。メイド喫茶で働くミドリは、「地に足をつけたまま男にちやほやされる」ためにメイドをやっている。女装して眷属をこき使うハツカは、人間時代に何かがあったようであるが、「生活に楽しみを見出している雰囲気が」ある。クールな看護師のカブラは、「自分以外全てを見下しているよう」に見えて、ナズナを母親のように見守っている。夜学の女教師のニコは、「人間社会に溶け込む手段」として教師をやっているだけではなく、真剣に生徒を指導しており、短気な一方で包容力がある。すべてのキャラクターが、具体的な日常を生きている。そこに記号的なキャラ属性はほとんど描かれない(ミドリの眷属LGが���号的オタクであるくらい)。ひとつひとつのエピソードでそれぞれのキャラクターの感情が丁寧に描かれている。これはカブラや目白のエピソードで特に顕著だ。
全体の構成としてもよく考えられている。連載作品にもかかわらずプロットに不自然なところが少なく、序盤の日常系漫画のような話の中に何気なく入れられたセリフひとつが、のちの重要な伏線になっているのは巧い。これは周回で読んでいると特に実感できる。それでいて1話あたりの情報量に全く無理がなく、自然に話が展開していくのは見事である。
作者はミステリを多数読んでいたということなので、それが漫画に生きているのだろう。ストーリーテリングの見事さから小説にしてもよいのではとも思えるのだが、この作品は画で語る部分も多く、その意味では漫画ならではの作品である。
カバーイラストも秀逸だが、特筆すべきは8巻のカバーイラストである。おそらく高校のグラウンドをバックに、高校時代の目白キョウコが描かれている。目白は明確にカメラ目線で、ポーズも相まってグラビアのようである(というか明らかにグラビアのポーズを模倣している)。表情も作中の目白と違って屈託のない自然な笑顔であり、そこだけ見れば文句なしに可愛く描かれている(撮影したのはナズナだろうか?)。ところが背景は暗い夜の風景であり、目白の周囲には濃い陰が塗られ、目白の肌やセーラー服は不自然に明るい。カメラに多少なりとも詳しい人ならわかるだろうが、これは明らかに「夜間にストロボを焚いた結果、背景とのコントラストがつきすぎて、肌が白飛びしてしまった写真」そのものである。作中の作画もカメラのレンズ歪みを利用した作画を多用していることから、このカバーイラストもカメラで撮影した写真を参考に描かれたものであろう。つまり作者は意図的にこのような作画をしている。シンプルに考えれば、屈託のない目白の笑顔と、夜景やストロボによる白飛びのギャップが不気味さを演出しており、目白を襲う不幸を暗示していると解釈するのが順当であろう。ただ自分は、目白の表情が遺影に使われる写真のようにも見えてしまい、そこに「目白の中にもかつてあったはずの健全な子供らしさ、喜び、楽しみが失われてしまうこと」を表現しているようにも見えた。
本作がアニメ化されるということで実にめでたいのだが、余計な心配をしてしまう。既刊11巻に及ぶ上に内容がなかなか濃いため、わずか12話に納めるのは不可能である。それ以前にそもそも連載途中でもあるため、1クールでどこまで描くか、逆に言えばどこで切るかの判断が非常に難しい。1クール目でそれなりに人気が出なければ2クール目は作られないだろうから、1クール目で盛り上げるにはどこまで進めるべきか。普通に考えればナズナの過去編あたりまでだろうが、そうなると盛り上がりに欠ける。そうなると一部のエピソードを思い切って省略したり組み替えたりする必要はあるだろう。たとえば清澄のエピソードあたりが考えられるが、公式によれば清澄もちゃんと出るのは確実だ。構成はどうするのだろうか。
ただ、スタッフが強豪揃いである上に、EDテーマを作品タイトルの元ネタであるCreepy Nutsの「よふかしのうた」を採用したところに制作陣の本気度を感じる。1巻発売時にコラボしていたので、その時点である程度の計画はあったのかもしれないが、3年前の曲を持ってくるのはなかなか勇気のいる決断であろう。のみならずOPテーマもCreepy Nuts、しかもシングルのジャケットは原作者の描き下ろしという気合の入れようである。1クール目でちゃんと人気が出て、2クール目で探偵との対決、キクとの対決まで描かれますように(気が早い)。
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