Tumgik
#キモノ同好会
tomoyakumagai · 2 years
Photo
Tumblr media Tumblr media
ミチ・ヒロタ・インタヴュー(2003)
Interview: 熊谷朋哉(SLOGAN)
Photos: ミチ・ヒロタ (Michi Hirota) + 廣田丈自 (Joji Hirota)
https://jp.audionetwork.com/browse/m/composer/joji-hirota_588
●はじめまして、熊谷と申します。
「あっはじめまして。ヒロタです」
●ミチ・ヒロタさんは日本でも全く謎のヴェールに包まれている方でして、実は私、非常に緊張しております。
「いえいえ大丈夫ですよ〜(とても明るい)」
●ありがとうございます。えーと、『スケアリー・モンスターズ』のリリース以来23年、日本にもミチさんの情報はほとんど入ってきていないんですが、日本のジャーナリスムの取材を受けられたことはあるのでしょうか。
「一度だけ、橋本さんというジャーナリストの方にインタヴューを受けたことがありますね(註1)。雑誌名は忘れてしまいましたが、ボウイのことだったかスパークスのことだったか。スパークスの『キモノ・マイ・ハウス』のジャケットに私が出ているんですけれどもね」
●え、そうなんですか!? すごいですね〜。じゃ、私、ミチ・ヒロタさんの顔を見たことあったんですね。すごいですね〜。びっくりしました。あのジャケットには2人の日本人女性が写っていますが、どちらなんでしょう?
「右側なんですよ。髪の毛を上にあげてるほうですね。左側は私のお友達なんですけれどもね。スパークスの連中とカメラマンにああいう顔にしてくれって言われてね。ああいうほうにしたほうがインパクトが強いからと。多分、そのときに一度記事が出ていると思うんですよ」
●あ、そうなんですか。いや、びっくりしました。えーと、今はロンドンにお住まいですが、どういった経緯だったのでしょうか。
「生まれは茨城の水戸でして、地元の音楽高校を出て、駒沢大の英文科でなんやかやしてるうちにフランス語を勉強したくなってヨーロッパに飛んだんです。だから海外は、ロンドンじゃなくてパリが最初だったんですね。パリ滞在中に、ツトム・ヤマシタの「レッド・ブッダ・シアター」というのがやって来て、知り合いになって、じゃ一緒にやってみないかと。で、それが大成功致しまして、ヨーロッパとアメリカと廻って、それからイギリス公演を行って」
●そこで廣田丈自さんとはお知り合いになられたんですね。
「そうですね。彼はまだ大学の4年生で長髪でしたけれど(笑)、ツトム・ヤマシタのところで音楽監督と打楽器をやっていてね。まじめで、毎日練習も一番最初に来ますしね。まじめで熱心な方だなあと思いまして(笑)」
●あのころのロンドンのアヴァンギャルドなアートシーンというのはどういう感じだったのでしょう?
「やっぱりね、ほんとにね、全盛期でしたよね。これまでにない形だったんじゃないでしょうか」
●ロンドンに拠点を置かれたきっかけというのは?
「ツトム・ヤマシタのロンドン公演が大盛況で長くなりましたから、必然的にロンドンに拠点を置くことになりまして。で、廣田丈自の周りにも仲間が出来てきまして。ヤマシタさんたちは帰ってしまったんですが、彼はこちらで音楽活動をやりたいということでこちらに残ったんですね。その後結婚致しました。仲間の皆さんに祝って頂いてね」
●なるほど。ミチさんご自身は、どういう音楽がお好きだったんでしょうか?元々スパークスやボウイといった、少しモダンなポップ・ミュージックがお好きだったんでしょうか?
「私はポップ・ミュージックじゃなくてですね、ジャズとかクラシックが好きだったんですよ。ジャズだとアル・ジャロウとか、今も大好きですね。いわゆるプログレッシヴ・ロックだとウェザー・リポートとか、ああいう系統が大好きなんですね。クラシックだとオーストラリア人の、あの顔長いおばさんの、そう、ジョーン・サザーランドですね。  デヴィッドに関しては、常にメッセージを出されていて、あの姿勢には感服していました。もちろんヤマシタさんもスパークスも好きな人たちでしたよ」
●スパークスやボウイとはどういう経緯で共演をすることになったのでしょう? ボウイも、廣田丈自さんやミチさんと同じくリンゼイ・ケンプ・カンパニーとの関係がありますけれど。
「うーん、リンゼイというわけではないんですけれどもね。デヴィッドとリンゼイの関係はずっと昔のことで、私や廣田がリンゼイと関係していたときとは時代が違うんですよ。  本当に、いろんな出会いがあるんですよ。偶然にどっかのパーティで会って友達になって、で、その関係で紹介されたりとか。えーと、デヴィッドの場合はどうでしたでしょう、私はそのとき役者をやっていたんですね。ユル・ブリンナー、伝説の大俳優ですけれども、彼がブロードウェイから『王様と私』のロンドン公演を行うことになって。それで私がオーディションを受けて合格しまして、その関係だったかもしれません。自宅に電話が来まして」  
●「デヴィッドです」って感じですか。
「いや、トニー・ヴィスコンティさんがお電話をかけてきまして。会いに行ってみたらそこにボウイが居て、日本語を教えてくれませんかと」
●なるほど。ボウイの第一印象は如何でした?
「そうですね、綺麗で清潔感のある、やっぱり綺麗な方ですよね」
●それで日本語の先生を始められたわけですね。それは、先に歌詞があってそれを教えていたということなんでしょうか?
「いえいえ、普通の会話を教えていたんですよ。「私は旅館が好きです」とか「私はお寿司が好きです」とか(笑)。彼が日本語で(音楽を)やりたかったのかもしれませんけれども。でもとても難しいというのがわかったんでしょうね。で、私の声を聞かせているうちに、この声が自分の音楽に乗ったら面白いんじゃないかということでああいったアイデアが出てきたんですね。日本語の響きが良いし、ミッチの声は合うんじゃないかと」
●ボウイは日本語で歌おうとしていたんでしょうか?
「ちょっとね、そのへんがあやふやなんですけれども、もしかしたらそうかもしれませんねえ。あんなに急に日本語を習いたいというのはね。でもまあ複雑なセリフは難しいということで、やっぱり「私は旅館が好きです」というところから(笑)」
●なるほど(笑)。どういう生徒さんでした?
「いや、まじめな人でしてね。あのですね、彼はほんっとにまじめなんですよ。どっちかというとおとなしい感じの、とっても好感度の高い方でしたね。大スター独特の横柄な態度もありませんしね」
●それで共演されることになったわけですね。「It's No Game (Part 1)」の録音はニューヨークで?
「いえ、録音はロンドンの、トニー・ヴィスコンティのアース・スタジオだったかな、そういうところでしたね」
●アルバム自体はニューヨーク録音でしたよね?
「そうなんです、ですから、私のあの歌は、デヴィッドとトニーと私との3人だけで作ったものなんですね。元々録音されていたものを私が何度も何度も聴いて、それに語りを、どちらかというとインプロヴァイズで乗せていったという感じですね」
��となると、ああいう演劇調の語り口調を考えられたのはどなたなんでしょう?
「ここの部分はもっと怒ったようにしてくれとか、もうちょっと押さえてくれというのはトニーとデヴィッドからディレクションを頂いて、その他の部分は私のインプロヴァイズですね」
●レコーディングはどういう雰囲気だったんでしょうか?張りつめた空気が感じられるのですが。
「もうほんとにね、最高に幸せな、もう、何と言うんでしょう、レコーディングしてますという緊張感はまったくありませんでしたね(笑)。聴く人にはわからないだろうと(笑)。3人で肩を組みながら、こういうふうにやろうぜとかそういう感じで。自由にやらせていただきました。ほとんど私のイニシアティヴで」
●あ、そうなんですか。何度も録り直し等はされたんですか?
「どういうふうに詞を乗せるかを考えるために、曲はかなり聴きましたけれども、テイク自体は3回か4回しかしていませんね。結構短時間で録りました」
●あの歌詞に関してはどう思われました?
「うーん、難しいですね。日本の大学教授が書かれたということで、ちょっと難しい内容ですけれども、でも、宜しいんではないでしょうか。デヴィッドの体制に対する反逆精神みたいなものが充分に出されていて」
●出来上がったアルバムを聴かれたときにはどう思われました?
「やっぱりそれも難しいですよね。音としては面白かったですけれど、あとは、音を聞いて頂いた方がどう思われたかということですよね。私としては全てを尽くしたというか楽しくやらさせて頂きましたし」
●なるほど。ミチさんは、その頃からずっと俳優をやられていたんでしょうか?
「いや、総合芸術みたいなものですね。だから普通の役者と言うより、セリフをしゃべるというよりは、歌を歌ったり踊ったりというか、そういうことをずっとやってきていました」
●役者といえば、ボウイの『エレファントマン』は見られました?
「あ、見ましたねえ。宜しいんじゃないでしょうか。『エレファントマン』は、私、リハーサルにも行っていたんですよ。そういえばその後で、デヴィッドから、私にライヴ・エイドのコーラスをやってみないかという話があったんですよ。でも、あいにく、私、ポップスが歌えないんですね(笑)。一応デモテープを送ったんですけれどもね、でもやっぱりミッチにポップは合わないねということで黒人の女の子を採用することにしたと。最初から全然期待はしていませんでしたけれどもね(笑)」
●「It's No Game (Part 1)」がライヴ・エイドで生で流れたかもしれなかったわけですね。惜しい(笑)。ボウイとの記念写真はお持ちですか?
「ないんですよぅー(笑)。ほんとに無頓着でして」
●惜しい(笑)。廣田丈自さんもそうですが、ロンドンで、世界の最前衛の活動をしていくというのはどういう感じでしょう?
「そうですね、どこで活動するというのは人それぞれだと思うんですね。日本で活動するのが向いているという方もいれば、海外のほうが自分を発揮できるという人もいるでしょうね。ただ、こちらで活動するにはやはり個性が強くないと埋もれちゃうということがありますね。外見云々じゃなくて強い信念が必要ですね。で、良いものであればこちらの人は受け入れてくれますよね」
●ミチさん個人の今後のご予定は?
「バレエを続けております。健康のためにね。それと発声練習もしてまして、主人の仕事のほうにももっと携わっていきたいなと思っています。これからデビューというのもなんなんですけれども、改めて歌もやっていければと思っています」
●日本には時折戻られていらっしゃるんでしょうか?
「ええ、毎年里帰りしております」
●あ、そうなんですか! お正月とかお盆とか日本にいらっしゃっているんですか?
「前回はいつ行ったんだったかな。2ヶ月ほど前に、娘の画材を買いに行きましたね。彼女はロンドンの美術学校でグラフィックデザインを学んでおりまして、彼女が使う和筆なんですけどね、こちらだと輸入品ということで5倍くらいのお値段になっちゃうんですよ。まあ別に旅費を掛けて行くほどのことではないんですけれども、里帰りのついでにね、重たいものを買って参りました!」
●なるほど。今度日本に来られるご予定は?
「日にちは決まっていないんですけれどもね、また来年行こうと思っています」
●あのー、関係あるのかないのか、廣田丈自さんもボウイ顔でいらっしゃいますよね。
「昔はね(笑)。昔ロンドンのレインボー・シアターでツトム・ヤマシタでやったときにね、武満徹さんが彼にね、「君はデヴィッド・ボウイのようだな」なんて仰ったことがありましたね。もうちょっとうちの主人のほうが骨っぽいんですけれどもね」
(註1)周囲に聞いてみたところ、近田春夫氏はこのことをご存じだった。
2 notes · View notes
manul-manul · 2 years
Text
今日の出来事。起床。9時くらい。11時から映画だったのに、10時くらいに起きる。映画に遅刻した。今日も遠くの映画館まできた。つらい。映画は面白かった。トイレを借りようと思った喫茶店のコーヒーが1000円くらいでかなり焦ってしまった、しかもお腹が空いていたからパフェまで頼んでしまった。ぱふぇ、被歌詞ぶりに食べるとテンションが上がる。1000円位で確実にエられる幸せなのでこーピンフリストに載せたい!自分のケアする前に、勉強とダイエットを頑張った方が心にきくがな。最近自分は趣味らしい趣味がなくて悲しい。趣味を通してエられる共有みたいのがない。キモノをやっていたときは知識は少し得られた。技能もえられて、人に言える特技ができて嬉しかった。でも着物自体はそんなに好きじゃなかった。もしかしたら、料理とかアロマとか着物より、映画鑑賞がいいのかも。なにか作る系の趣味がほしいけど着物はそれに最適なんだよね。簿記が心配。怖くなってる。心が虚しい。というか不安でしかたがない。うからないと道がひらけないでも怖い。こわい。自分でかってに進めた仕事、会社でなんて言われるかわからない。こわい。ヒステリックな事務さんの声も、事務さんと同じ仕事している自分のバカっぷりも全部怖い。毎日まぬるは死パイばかり、何をしても指摘を受ける。小さいところで周りにあれ?と思われる。そして指摘されると否定された!と思う。期限が悪くなりミスする。機嫌悪くするとみんなの思うつぼだから、だめだね、まぬる、小学生の頃の「キモい」「死んでくれ「こっちこないで」「うざい」「男子のがマシ」「なんで死んでね〜んだよ」みたいな記憶がフラバしててつらい。まだ10歳にもなっていない子どもたちからズタズタにされるまぬる。いい大学に行った。留学もした。成人式で頑張った自分を見せつけてやろうとおもっていたら、やっぱり力関係は変わってなくて、私が東京在住ということで「アキバにすんでんの?」と言われたり「リスカの跡があるよね」「東京に行ったのに垢抜けていない」みたいなかげ口を私が入るところでされた。こどもだけじゃない。親も。親も親でグループの中でまぬるが垢抜けていないこときれいじゃないことをバカにするような話をしていた。そもそも本人に直接つたえないくせに聞こえるところで噂するっておかしいよな。いないものとして扱いたいみたいな心理?くそくそ。一番いい着物きてたの私やぞ。マイルドヤンキーのクズみたいな着物。なんなのあれ、どこに売ってんの。原色に動物とか鼻がプリンドされてるダサくて安っぽいやつ。逆にどこで買うん?まぬるは母のお下がりだったけど、ものは良かった。誰が見てもわかるレベルで。朱色の総絞りに鶴だよ。それなのに、それなのに、バカにされた。マヌルがいじめられっこだから、ださいから、東京っぽくないから、みじめだ、みじめだ。今日も勉強してたら、「きもいあっちいけ」と言われたことを思い出す。
0 notes
ananquality · 4 years
Photo
Tumblr media
かっこよくコーディネートしていただいた👘 まだまだ力もモノも足りず、頼りっきりのキモノ同好会ですが、着慣れてきたよ🙆‍♀️というお言葉をありがたく思います💗 キモノ着るの全然苦しく無くなってきてて、普通に過ごせるだけ成長したのかな…と。 次はどこに行くのかなー🎶 #キモノ同好会 #着物 #着物コーディネート #チェック着物 #護国神社 #梅 #笑顔いっぱい #参加者募集中 (大分県護国神社) https://www.instagram.com/p/B7sCfizA_c-/?igshid=6chi04k5bcv4
0 notes
sushiyokokimono · 3 years
Photo
Tumblr media
11月15日の「きものの日」に開催した 着物オンラインお茶会無事終了しました! 今回初めて 前半の自己紹介部分だけ YouTube配信いたしました。 自分で後でみてビックリ。 配信始まってから30秒間、 ほぼ「イエーイ」しか言うてへん。(;^_^A 恥ずかしすぎるのでその部分はカットしました。 しかし改めてテクノロジーの進歩は凄いですね。 今回、日本各地、スイス、スペイン、カナダ、オーストラリアから着物姿で ご参加頂き、それを世界に発信することができたなんて なんだか信じられないような気がします。 「これホンマにネットに生放送できてんのかな?」と 途中で参加者の皆さんに聞いているのは 自分でも笑える(爆) 全員集合した乾杯部分をご覧ください。 https://youtu.be/ILXmjh2Vw9g?t=2073 YouTube配信が終わって、クローズドの交流会に 20代から30代の男子3人が加わってくださったのですが、 滅茶苦茶盛り上がりました。 中でも22歳の若者が普段着に家の中で狩衣を着ていて 外に出かけるときは毎日羽織袴だそうで、 一同ビックリでした。 本当に楽しくてあっというのひと時でしたが、 これを機に皆さんが繋がって 色々な活動に進展すれば嬉しいです! お忙しい中、わざわざ平日に着物着替えてくださった 参加者の皆様、本当にありがとうございました!! また次回お会いできるのを楽しみにしております! ・・・・・・・・・・・・・・・・ この着物ランチ会は、もともと2015年よりチューリッヒにて 月1の開催をしておりましたところ (現在も継続中で11月20日15時からチューリッヒで開催予定)、 コロナを期に2021年1月から世界各地からご参加頂いております。 DMを頂くか 無料のFBグループ「着物でランチ会 (Kimono meetup)」https://www.facebook.com/groups/856955097733854 に参加頂けると次回の詳細をお知らせいたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「きものの日」について 〜街をきもの姿でいっぱいに〜をコンセプトに日本の伝統衣裳としての着物が、大勢の人々に親しまれ普及発展することを願っての取り組みです。 詳しくはこちらから。 instagram @kimonoday https://www.fashion-kyoto.or.jp/ #きものの日 #着物の日 #着物 (協力雑誌 #プレジデント社「#七緒」「PRESIDENT×七緒」、世界文化社「#きものサロン」、ハースト婦人画報社「#美しいキモノ」、祥伝社「#KIMONO姫」) #stgallen #thun #winterthur #zoom #zug #zurich #スイス #着物 #clubhouse #着物好きな人と繋がりたい #チューリッヒ #スイス情報 #ドイツ語 #ヨーロッパ #スイス生活 #海外生活 https://www.instagram.com/p/CWXubqZN8qc/?utm_medium=tumblr
0 notes
Photo
Tumblr media Tumblr media
kimonokotohajime show window item no.151018t オノサト・トシノブのコーディネート 大学で織物を先攻して学んでいた時に、オノサト・トシノブを知った筆者は、縞や格子を多用したオノサト・トシノブの作品に大変魅かれました。ちょうど大きな回顧展もあって、このカタログは、1989年の練馬美術館のカタログです。お茶の仕覆の間道のような意匠に、唐突に赤い正円がドカンと真ん中に鎮座している、この表紙の作品は、One Circle1958年の作品です。 絣で、細かい模様を織り出した紬に、このOne Circleとぴったり同じ赤い帯。帯締めも帯留めも、こうして出会うべくして出会ったようなセットです。 オノサト・トシノブ 1912年長野県生まれ。その後群馬県桐生に移り住む。本名・小野里利信。津田青楓洋画塾に学ぶ。35年黒色洋画展を結成。38年自由美術家協会会員となる(~56年、以後無所属)。41年に一兵卒として出征、戦後のシベリア抑留を経て48年に帰国後は桐生のアトリエでひたすら円を描き続けた。64年・66年にはベニス・ビエンナーレに日本代表として出品。戦前、戦後と親友の瑛九とともに前衛美術の道を歩み続けた。86年永逝。瑛九、山口長男、菅井汲らとともに日本を代表する抽象画家。 set item 着物:正絹袷キモノ  おそらく、洗い張り仕立て直しを繰り返しています。  胴裏、八掛ともに薄手。  経年の感じはありますが、大きなシミなどはありません。
帯:名古屋帯(正絹)   (不詳 おそらく1960~80年代)   普段使いに便利な、コンディションも良好 小物:帯締め(三分紐 正絹)・帯留め(ブローチ) その他:半襟(木綿のプリント地)     1989年の練馬美術館のオノサト・トシノブ展のカタログ(3000円) 帯揚げは非売品 コンディション ★★★☆☆ カジュアル→フォーマル ★★☆☆☆ price ¥18,000  お問い合わせは→キモノコトハジメのメールへ
Tumblr media
2 notes · View notes
Photo
Tumblr media
kimonokotohajime laboratory 23 小股が切れ上がるラボ プロジェクト小股ラボをめぐる対談  その1 整体師 八重森氏編 はい!いよいよ小股ラボその1 整体師 八重森氏編 最終章です。 クライマックスですので、そのままどどーんと目次の20,21,22,23とお送りします。 この小股ラボ、次は書道家の先生の対談へ・・・と続きます。 そして将来的に対談を予定(希望)しているのは、呉服屋さん、和裁師さん、畳屋職人さんと夢を膨らましております。キモノを通して知る身体のこと。これからもどんどん掘り下げて研究していきます〜。 それでは最終章!スタート!! 20.使いやすい動きのをロックして違う動きの回路を開発する 八重森 :指って本当に大事で、骨ストレッチっていう講習を受けた時の事ですが。
親指と小指をつけますね。それから骨と骨の関節を掴んでいくんですね。
Tumblr media
↑ 金スマでも特集されたのですね。(画像はネットから拾いました)骨ストレッチ。八重森氏がおっしゃっているのは、正にこの形。このまま手首を軽く前後左右に動かします。
親指の動きっていうのは、車でいうところのブレーキなんです。腕の動きとかに対して、親指は止める働きがあります。 小指はアクセル。包丁でも、剣道の竹刀でも、小指から握っていきますよね。��から、車が動き出すのと同じで、身体が動き出すためのアクセルなんです。足にもありますよ。足も同じく、小指がアクセルで、親指がブレーキです。 では、手の指で親指と小指をくっつけると、どうなるか?ニュートラルになるんです。車のエンジンのニュートラルありますね。エンジンは効かなくなります。手も同じで、親指と小指をくっつけると、効かなくなる。器用さがなくなってしまうんです。その状態で、使ってやると、普段一番身体が慣れていて小器用に使っているところが使えなくります。普段の動きがロックされちゃうので、普段使っていなかった、体幹の部分とか、普段使わないでよかった部分を動かすようになって、身体は別の回路を見つけるんです。 例えば、何か、このコップでもいいです。持ってくださいって言ったら、我々は普段通り、腕の力で持ち上げるじゃないですか。こんな軽いコップならスッと上がりますけれど、これが30kg以上もあるようなすごく重いものだったら、腕の力なんてあてになりません。一番力があるのは、当然体幹の部分なんですね。本当は体幹の部分がエンジンなんですね。体幹のエンジンの力を伝えるだけの指先、手先、足先を我々は慣れからそこだけ使いがちなんです。実は先だけでさばいてしまっているんです。だから、いつも使いすぎている本来は出力先である先の部分、指先・手先・足先をロックして休ませておいて動いてみることによって、本当のエンジン、体幹が動いて来るっていう理屈なんですね。 それを一つの公式のように考えれば古武術の関係の中でも、一番得意なところをロックして使わないで動いてみることによって、一番自分の身体が変わると言われています。
21.丁寧に美しく動くための鉄則:道具の邪魔をしない! 八重森:今の我々の動きの世界観というのは、西洋的というのかな?何かを掴む時、掴む手を社長と考えがちです。掴む対象物の方を平社員と考える。でも、それが逆になったとしたらですよ。掴む対象物が社長。掴む我々の手の方が平社員と考えれば、フワッと丁寧に掴むでしょう。動かすのも社長を大事に動かしますよね。その時、実は我々は体幹を使っているんです。別の例で言うと、壁を押す時、グッと押しますね。それは壁が平社員。そうじゃなくて、壁が社長としたら、我々は体幹を使って、壁に身体ごと近づいていって押し出すような動きをするはずなんです。壁を大事に、自ら動いて行く事によって、グッと。単純に押すときとは身体の中の動きが違った動きになっているんです。
ルリコ・友 :ほおぉ~
八重森 :最初に言った、身体の違うOSを使うって言う事ですね。
Tumblr media
↑ お茶の修行でも、道具を持つ手や足の運びについては驚く程厳しく教わります。身体が覚えで出来るようになるまで本当に時間がかかります。お茶のお稽古をすることは、日常生活でも、いつでもどんな時も自分を更新していくという事かもしれません。
友 :それと同じ様な事が茶道でもありますね。お茶の道具は、いいモノになれば、私の身体なんかより高価ですから。笑 一本の茶杓が2000万とか3000万とかそういう名物もあります。そうなると、茶杓一本拭く(清める)のでも丁寧に、身体の腕の流れに添って、持ちます。「手なり」というんですけれど。茶杓は貝先が、抹茶を掬うために曲がっています。そこに重きを持たせて手なりに持って拭く、いえ、清める。手首に力を入れて茶杓を立たせて持つのではなく、手と茶杓が一体化するように持って大事に扱います。値段を考えれば、当然社長はあちらですから笑 この話、この間、八重森さんと話しませんでしたか?道具が行きやすいように・・っていうの。
八重森 :うんうん、そうですね。道具の行き先を邪魔しないっていうのね。「道具の邪魔をしない」 友 :(ルリコに向かって)八重森さんは整体業なので、不特定多数のお客様の身体に触れるでしょう。不用意に触れてお客様が緊張してこわばってしまっては仕事にならない。
ルリコ :施術される側の人がっていうことね。
友 :そう。お得意様ばかりじゃない。初めてのお客様だっている。だからすごくコミュニケーション能力が必要な仕事だなあと思って、どうしているか疑問に思って聴いてみたの。その時に、お客様が社長。道具の邪魔をしないの鉄則に乗っ取って、お客様をエスコートする時に、自分の手の平を社長に向けるのでなくて、手の甲側で誘導するとか、その人と一体化するように考えていますって教えてくれたのね。
八重森 :そうですね。別にもう考えて特別意識もしていないけれど笑 お客様を誘導する時は、手の甲でお客様の仙骨のところに少し圧をかけます。例えば、手先、手力を過信してしまっていると、お客様を押せるようでいて、こう押したら押されたお客様は瞬間的に、その力に対し反発するでしょう。
ルリコ :うん。そうですね。間違いなくブロックしますね。 八重森 :だから、この相手の方を向いている手の平をひっくり返すだけでいいんです。そうすると、自分の手先の動きをブロックすることになるので、初めて今度は私自身の体幹のエンジンが動き出して、実は一番力が出る私の軸の動きが、手の甲を通してお客様にそれが伝わるんです。 友 :なんか、物事って、人同士のコミュニケーションでも、道具の扱いでも、そういう事がとても大切な気がします。
八重森 :そうですね。抵抗を生まないというか。その対象物と一体化しやすい、こちら側の身体の使い方だと思います。
友 :そのところの事ってすごく大事だと思うんです。意識というのもそうだし。キモノを着るのも、その段階まで行くと、楽に着れるようになる��れど。そのキモノとの一体感が掴めるまでは大変なのよね。 ルリコ :そうね。身体の方が、まず日常と違うから、先にあるのは身体の抵抗よね。苦しいとかね
Tumblr media
↑ tomoのご先祖様  昭和の初期ですね。今よりずっと楽そうに着ています。 22.キモノは苦しいのか?
八重森 :どうなんですかね?女の人のキモノっていうのは、帯の感じとか?圧迫感あるんですか
友 :もちろん。それはあるでしょうね。でも圧迫感というか、現在の私の段階ではストローの中にハマっている感じです。ルリコがよくヨガで教えてくれる、「魚のポーズ」というのがあるんですけれど、あの感じです。
ルリコ :ああ、魚のポーズね。
八重森 :どんな感じなんですか?
ルリコ :仰向けになって、細長い、鰻のような細長い魚になったつもりで、肘で床を押しながら、みぞおちを開いて行くんです。次に頭のてっぺんと肘で床を突く感じ。 八重森 :ああ~。 友 :ルリコは、いつも、筒の中にいるような気持ちで~って言って教えてくれるんです。 ルリコ :そう、長い筒の中にいるような感じ。 友 :私にとって、キモノを着ている時はそういう感じなんです。 八重森 :ああ。なるほど。 友 :もちろん、裸でいるわけじゃないですから、キモノや帯の布の抵抗はありますよ。でも楽なんですよね。帯に身体を預けたり、預けて休んでまたちょっと姿勢を正すみたいな。筒の中で自由なんです。洋服にはない不思議な感じです。 八重森 :自分でフェルデンクライスメソッドを本を読んで実践しているんですけれど、時々、身体の中がぐちゃぐちゃだなあと思う時があるんですよ。  以下中座により、一旦終了
Tumblr media
↑ heaveninawildflower:‘Hundred Flower Garden’ (in Autumn) 1926. Woodblock print by Yoshida Hiroshi ( 1876–1950).Image and text courtesy MFA Boston. 小股ってどこなんでしょう??笑
23.最後になりましたが、小股が切れ上がるラボについて・・・ (ここからは、ルリコ退席、八重森さんとキモノコトハジメ・友のみの対談です) 友 :さて、さて、そろそろ、小股ラボ「小股が切れ上がったいい女ラボラトリー」についてまとめに入りたいと思いますが・・・
実際にはこの女が「小股が切れ上がったいい女」であるという記述は実際にはないんですよね。
八重森 :自分も、その小股が切れ上がったいい女っていう概念が実際のところが一番解らなくて困っていました。解らなくていろいろ調べました。今思う、小股が切れ上がったいい女っていうのは、今で言うモデルチックな身体つきのことじゃないと思うんですね。
友 :ええ、そうですね。
八重森 ;昔の写真を見ていると、キモノの時代なんかは、いい女に限らず、膝を落として曲げがちにするんですね。みぞおちを落として膝が曲げがちになるっていう体勢になりやすいんです。それを見ていると、それは一つの身体の使い方の可能性じゃないかなって思っています。昔は重い物でも人力で運ぶでしょ。籠かきとか人力車の職業の人とか、何か重い物を持って不可をかけたとき、写真を見ると驚く程足がピンとしていて存在感があって力強くまっすぐなんですね。 普段は膝を曲げて丸くなりがちだけど、何か重さや不可をかけた時にめちゃめちゃ身体を上手く使っているんです。だから身体のバネがある。何か重力をかけた時に、膝がまっすぐ伸びる、上に伸びて格好良く、力を発揮する可能性があるんじゃないかと思い始めたんです。 結局、身体を下げると身体が上に伸びて行く。つまり小股が切れ上がるっていうのも、自分は状態の事を言っているのかなと考えています。
Tumblr media
↑ 昔の娘さんの写真。帯の締め方がとても緩そうで、楽そう・・・ 友 :小股が切れ上がると言うと、おしりの部分にどうしてもフォーカスしやすいかと思うんですけれど、そうではないのかもなと。路行く女を差して、「小股が切れ上がったいい女だね~」と褒めるための褒め言葉。でも、キモノ着ていれば、おしりの部分はシルエットはともかく、見えている訳ではないので、全体なんじゃないかと思いますね。 八重森 :状態ですよね。 自分もネットで検索していたら、雑誌の座談会で坂口安吾、太宰治、織田作之助ら文壇の人達がこの「小股が切れ上がったいい女」について討論していた記録(※6)
をみつけました。昭和21年です。でも、その時点で、もうその3人が小股がどこを指すのかわからなくなってしまっているんです。感覚としていい女だねっって言う事を小股が切れ上がってると表現していたんじゃないかと思うんですよね。身体のプロポーションがとか、顔が美人とかそういう事よりも、その人の状態が美しいということなんじゃないかと思います。 友 :私はね、こう思うんですよ。メが入っている「気」という漢字がありますけれど、これ、昔はもう一種類あって、「氣」とも書いた。もう一人キモノコトハジメで対談している書道の先生に教わったんですが、「気」の方は閉めるほうの「気」。高断熱高気密的な笑。現代的な気といったらいいのでしょうか?一方、「氣」の方は八方に広がって行く気です。エネルギーの構造としてはトーラス構造で、循環的。物事はみんなこのトーラス構造(※7)だととても良いエネルギー体になります。地球もそうですね。人間もそのエネルギー体だといいんですけれど、現代は閉めがちだったり過度のストレスでその循環がうまくいっていなかったり。「氣」の方は気質としてはオープンマインドな感じでしょうか? 私は、そういう「氣」の状態が見て取れるような女が「小股が切れ上がったいい女」なんじゃないかと想像するんです。例えば初対面でも「あの人はいい人」だなって思う人がいた時、その人に不意に会えたりすると嬉しかったりしますよね。また、なんとなく会いたいとか。話してみたいなっとか。とても漠然としていますが、利害関係がなくても「いい人」と認識する時、その「いい人」は実は「相当いい人」なんだと思うんですよね。まだあまり良く知らなくても善行を積んでるレベルの。ちょっとくらいの「いい人」では、なかなか自分の意識の中には入ってきませんもの。だから、小股が切れ上がったいい女っていうのは、そういうものが滲み出ているような美しさを持っている人なんだと思うんです。プロポーションだけではなくて、気持ち的な事もあると思います。 だから、若ければ綺麗で「小股が切れ上がったいい女」っていうことではないんだと思います。80歳でも品格があって女性として自立した精神性を持っていて、美しければそれは小股が切れ上がったいい女なのではないかと思います。
Tumblr media
八重森 :もう一つ思うのは、ロシアのバレエダンサーでマイヤ・プリセツカヤ(※8)という人が居まして、その人が1986年に日本で「瀕死の白鳥」という演目を踊った映像があるんですね。61歳。すごく綺麗なんですよね。日本で受けたインタビューが残っていて、インタビュアーが「なぜ、そんなに綺麗なのですか?」と聴いたら、プリンセツカが「私は骨で立っているからです」って答えるですよ。その当時の日本のインタビュアーにしてみれば何の事かわからない。冗談で言っているくらいにしか感じなかったでしょう。だけれど、結局、骨格で無理無く立っていて、それで動作をしていれば、ある程度まで年齢に関係なく綺麗に動けて、そういう美しい姿勢になっていられるんではないかと思うんです。僕は、これも一つの小股が切れ上がった状態だと思うんですよ。ということは西洋・和を分けなくても、骨格を正しく綺麗に保って動けるということがもう一つの小股が切れ上がった状態だと思います。 友 :どうして私がこの「小股が切れ上がったいい女ラボ」をしようと思ったかというと、キモノコトハジメは後姿を写真に納めて、公開することが多いんですね。一つは個人情報的な事。もう一つは、やっぱりキモノって後ろ姿だなって確信に近い想いもあります。キモノには後ろ姿でも十分に語れる世界観がある。キモノが日常着だった昔は、後姿への美意識があったんじゃないかと思うんですね。今はどちらかっていうと前。顔ですよね。今はちょっと2次元的というかね。でもキモノにはもっと3次元的・4次元的な世界があると思っています。
あと、もともと、このラボをしようと思ったきっかけは、ルリコの後姿の写真を見て綺麗だな~って笑 なにしろ週3回以上ヨガのインストラクターして鍛えてますからね。身体が出来ているんです。相方ではありますが、あれが小股が切れ上がったいい女です。それで、これは研究しがいがあると思って笑 もう一つ、私思うんですけれど、「小股が切れ上がったいい女」って前から見て言っている気がしないんです。通りすぎた後ろ姿を見て言っているような気がします。
Tumblr media
八重森 :そうですね~。自分も何の予備知識もない段階でそう、後ろ姿を思い浮かべていました。
友 :後姿を見ての褒め言葉だと思いますね。だから、「小股が切れ上がったいい女ラボ」の大きなミッションの一つは、後ろ姿の強化だと思いますね。 八重森 :それはすごくいいと思いますね。整体とかしていても、その人の事は背中に全部でてしまっています。背中を触ればその人の生活習慣とか、癖が解る程です。現代人は背中を使えている人が少なすぎる。自分を含めてですけれど。まあ、そういう人が整体に来るんですけれどねw まあ、褌にしてみて、そこにもいい効果を感じています。さっき中座してしまったので、話題を深めれないままにしてしまったのですけれど、フェルデンクライスメソッド(※9)をしていて思う身体の中がぐちゃぐちゃの話。身体って、手とか足とか腰とかパーツで呼びますけれど、本当はそれぞれのパーツで生まれて来た訳ではない。みんな一つの身体として生まれてきたわけなので、便宜的に呼んでいる手とか足だけの問題じゃないんですね。全部が繋がっている。腰を動かすと、本当は頭の頭蓋骨までその振動は伝わっているし、動いているんです。そういう繋がり、全体、心も・・・かもしれません。そういう肉体の、身体の中の動きを一つ一つ味わう事は身体も心も、つまり全体を整えていくと思いますね。
友 :あと、もう一つは、着物の時代のいい女の人達は、現代のいい女達みたいに特にフィットネスとかジョギングとかしていなかったはずなのに、たぶんスタイルもいいはず。それは何故だったのだろう?というのがあります。今の女優さん達はトレーナーつけて身体作るでしょう。でも昔は普通の生活、普通の習慣の中で、いい女に必須のスタイルを維持出来ていたとしたら、それって、特別なダイエットとかしなくてもいいって言う事で、すごくいいと思いませんか?笑
まあ、食べ物も今とだいぶ違いますからね。たぶん玄米食べていたと思うんです。ウチ今、酵素玄米食べていますけれど、あれって決して美味しくはない笑 子供は白米だと飲める飲める!といってたくさん食べますが玄米だと本当にちょっとしか食べない。でも、その少食でもエネルギーとか栄養が十分に取れていたら、美味しくないが故に必要以上食べないので丁度いい体型により近づけるはずです。この玄米・粗食っていうブレーキは、紐トレの緩い拘束とか、動きを抑制させるキモノの作用と良く似ていると思います。
まあ、全体ですよね。
キモノコトハジメは今日の対談で、 和的な背面的身体
奥行きある精神鍛錬
心の美意識の強化
について大変有意義な発見がありました。 これら3つを新たなミッションと定めてこれからも小股ラボを進めて参ります。 今日は、長い時間、本当に興味深い内容をありがとうございました。
※6 坂口安吾、太宰治、織田作之助ら文壇の人達の対談について参考にしたリンク http://d.hatena.ne.jp/kaibundo/20130826 ※7 トーラス構造について参考にしたリンク http://ameblo.jp/inthetic/entry-12099507124.html
※8 マイヤ・プリセツカヤ Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%A4
※9 フェルデンクライスメソッド 対談:八重森整体院 院長 八重森雅彦    キモノコトハジメ ルリコ・友
撮影協力:奥山智子 対談場所:韮崎 鰻の八嶋
1 note · View note
folkfolkwedding · 5 years
Text
Heart in basket ~ひとり ひとりに~
▷挙式レポート
T&E
Tumblr media Tumblr media
あの人は どんな顔をするだろう
笑顔にしたくて
喜ばせたくて
それだけでなんでも出来る
青空の下
木陰に敷いた大きなシート
広げたバスケットの中は 色とりどり
大切な人たちに届けたい
��とつまみの幸せ
Tumblr media
おふたりから結婚式のイメージをお伺いした時、
ひとりひとりへのおもてなしの心を大切にされていることを知りました。
お互いにサプライズを考えることが大好きなおふたりは
ゲストの皆様にも喜んでいただけることをたくさん考えました。
そしてピクニックデートが好きなおふたり。
ピクニックのどんなところが楽しいですか?と伺うと
『お弁当を開ける瞬間のワクワク感!』と答えてくださいました。
そんな想いから生み出された、たくさんのアイテム!
Tumblr media
まず皆様をお迎えするのは  “手作りウェルカムフード”
ひとつまみでパクッと食べられるミニハンバーガーはパンまで手作り!!
可愛い見た目と、料理上手なおふたりのおもてなしにゲストもにっこり♡
Tumblr media
そして皆様をお席へと導くのは“手作りエスコートカード”
カードのポケットに刺さったプリザーブドフラワーを取るとテーブル記号が表れ、
さらにカードを開けるとひとりひとりへのメッセージが♡
プリザーブドフラワーの大きさを測って、一からデザインを考えた新婦様!
アイデア満載のおもてなしアイテムにスタッフ一同感動でした!
Tumblr media
挙式を心待ちにしている皆様に、
そっと声を掛けながら気持ちをほぐしてくださったのは
イラストレーターの平山広一(@koukou_9)さん。
Tumblr media
“スナップスケッチ”でリアルタイムに描き進んでいく人々の似顔絵に
ゲストの皆様も興味津々でした。
Tumblr media
皆様に見守られる中で迎えた人前式。
お母様にしっかりと背中を押してもらい、
お父様に手を引いていただきながら未来への道を一歩一歩進んでいきます。
Tumblr media
皆様にご参加いただいたリングリレー
ひとりひとりとの距離が近い FOLK FOLKの挙式会場だからこそ
指輪を見守るご友人の姿に嬉しくなります!
Tumblr media
結婚の証明となるのは、料理好きのおふたりが使い込んできた “木のまな板”
切って、繋げて、塗って… 全て手作り!
まな板ならではの細かな傷が、いい味を出してくれています。
まさに世界に一つの結婚証明書!
お楽しみの時間〈ブーケプルズ〉では
普通じゃ面白くないー!!と男女混ぜてのイベントに。
13本のリボンの内、1本はブーケに。
残りの12本はこの中の誰かと繋がっている…(笑)
ペアが誕生したところで『お家ペアご招待券』をプレゼント!
美味しいご飯でおもてなししますよー♡
Tumblr media
披露宴に向けて、牛乳を飲み干す新郎様! 気合十分(笑)
Tumblr media
こだわりの高砂は “ピクニック”
大きな木の下、芝生の上でゴロンと出来るような空間にしました。
Tumblr media Tumblr media
くすみカラーが好きな新婦様に合わせて
フローリストとしっかり相談を重ね、春らしいくすみカラーのお花を選びました。
ウェディングケーキは見たことない形にしてみたい!
そんなおふたりの好奇心から“三角チーズケーキ”に♡
Tumblr media Tumblr media
もちろん食後のデザートも@folkfolk_coffee 人気のチーズケーキ♡
Tumblr media
おふたりの結婚式のコンセプト『Heart in basket』
“思いやり”を、今日という1日に詰め込んで……
おふたりがこだわった演出の一つ。
エスコートカードに添えた、いろんな種類のプリザーブドフラワーを
好きなようにボックスに詰め込んでいただき、
全員で完成させるフラワーボックス。
最後にふたりでフタを閉じて、皆様にお披露目いただきました!
Tumblr media
またフタを開ける時、
楽しかったことや嬉しかったことがたくさん詰まっていますように。
そしてもう一つお披露目いただいたのは、スナップスケッチ。
Tumblr media
パーティーの間に描き連なっていく、ひとりひとりの姿。
ご結婚式を側で見守ってほしいと願っていた、大好きなおじいさまとおばあさま。
当日、同じ時間を共に過ごすことはできなかったけれど、
この絵の中で優しく見守ってくださいました。
絵の中にいるおじいさまの姿を見つけた瞬間、
新郎様の目からは大きな涙がこぼれ、
皆様の心がじんわりと温かくなるのが伝わりました。
Tumblr media
イラストレーターの平山さんが仰る“絵の可能性”を感じた瞬間でした。
思い出の食事、思い出のお花…
あの日ふたりで見た景色や、もう会うことのできない大切な人。
写真や動画では叶わない、ペンと紙で表現できること。
素敵なお仕事だなと感じました。
Tumblr media Tumblr media
その時感じていることや、やってみたいと思ったこと。
しっかり言葉にして、行動して伝えることができるおふたりは
行動力の中に、必ず“思いやり”を忘れない、天性のエンターテイナーでした。
親御様へ向けたお手紙も、手をいっぱいに広げてハグする姿も、
おふたりが持つ愛情の深さを感じる瞬間でした。
Tumblr media Tumblr media
打ち合わせは常に笑っていて、掛け合いは漫才みたいで、
年齢も近くて友達みたいに接してくれたおふたり。
こんなに笑った撮影は初めて!!と前撮りチームが口を揃えて言うほど
スタッフみんなと仲良くしてくれました!
Tumblr media Tumblr media
こんなふざけた撮影にもノリノリで参加してくれる花嫁さん(笑)
式を終えた今でも、FOLK FOLKを支えてくれる気持ちがとっても嬉しいです♡
またFOLK FOLK GARDEN で大規模なピクニックしましょうね!
本当に本当にありがとうございました!
PLANNER:今岡 優 (@yu_imaoka)
HAIR:FUJIMU (@mizue_fujimura)
MAKE:YUUKA (@yuu17ka )
PHOTO:山中 優 (@cloverphotograph_mie)
FLOWER:entto&grim (@yuccoiwaida)
CHEF:mirepoix
dress:qazari (@qazaridressandjewelry) & Wedesign (@wedesign_mie)
TUXEDO:DRESS BENEDETTA (@dress_benedetta)
前撮りキモノ:の乃フジ (@nonofuji_ise)
笑いが止まらなかった前撮りの様子をご紹介♪
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
0 notes
mihou-28 · 7 years
Text
ーーteabreak
少し昔の、アルフレッドが配属されて間もない頃。
何でもない日常の話。(毎度だらだら)
「はぁー���思ったより時間かかっちゃったんだぞ…�� 資料室のドアを閉めながら、アルフレッドはファイルを脇に抱え直す。 過去事件の調書を探して来いと言われたのが2時間ほど前。すぐ見つかるだろうとたかをくくって取り組んだことを正直後悔する。 「大体、このご時世になんでデータ化してないんだい」 古い事件のものだったせいか資料は紙、しかも奥の奥に紛れ込んでいたようであれを出しこれを出し、お目当てを見つけた後はあれを戻しこれを戻し、時間の半分以上は資料室の整理で終わったようなものだ。 「…さむっ」 資料室に空調設備はなく指先は随分と冷たくなっていて、動き回っている間に滲んだ汗が(お陰で最中は寒いと感じなかったのだが)急速に冷え始めて身震いする。 資料室のある区画は普段人の出入りが無いせいか廊下も暖房が入っていない。早く暖かい部屋に入ろうと思ったものの、アルフレッドはふとどちらに体を向けようか迷った。 右に行けば刑事部。アルフレッドの所属部署であり、本来ならまっすぐここへ戻るべきなのだが― 暖房も恋しい。冷えた体に熱い飲み物も欲しい。しかしオフィスのコーヒーサーバーが淹れる薄くて渋いコーヒーの味を思い出して顔をしかめたアルフレッドは、くるりと左を向いた。 「Hey、菊いるかい?」 小走りにオフィスに駆け込むと、待ち望んでいた暖かい空気がふっとアルフレッドを包み込んだ。 室内は人気がなくがらんとしていたが、声に応えるようにひょっこりと黒髪の青年が部屋の一角から顔を出す。 「おや、アルフレッドさんじゃないですか」 「君一人なの?」 「ええ、皆さんもうお帰りに。アーサーさんは検視で外していますが、もうすぐ戻られる時間なのでお茶の準備をしていたんです。良かったらご一緒に如何ですか?」 アメリカに住んで長いとは聞いたが、菊の操る英語はまるで学校の教科書のように形式的。日常会話としては遠まわしで馬鹿丁寧でしかないそれも、話すのが菊であるからこそ彼の故郷の人間が持つ奥ゆかしさとか、菊自身のらしさと思えて好ましく聞こえるから面白い。 「ワオ、それは嬉しいお誘いだね!資料室寒くってさ、もー体が冷えて冷えて」 半ば期待していた言葉を聞けて笑みを深くし、そそくさとアルフレッドは室内へ進む。お盆にあれこれ載せて戻ってきた菊は、オフィスの隅にパーテーションで区切られた休憩スペースへと彼を手招いた。 「資料室に居られたのですか?」 「イヴァンに言われてね、昔の資料を探してたんだ。だからすぐあっち<刑事部>に戻るけど、オフィスのコーヒー不味いからさ」 「それは良いタイミングでしたね。 …ああ、なるほど…」 小さな電気ケトルのコンセントを繋ぎながら菊は首を傾げた。 検視に立ち会うためオフィスを訪れたイヴァンが言い残していったことを思い出したのだ。 『類似の事件が昔にもあったと思うから、後でそれについて意見を聞かせて欲しいな』 『アルフレッドくんが来ると思うから』 「思ったより時間かかったからさ、先に一杯貰っちゃってもいいかな?イヴァン待たせると何か怖そうだし」 「それは、大丈夫だと思いますよ」 後輩に自分の居場所を教えなかったくせをして、ここへ来ることは予見していたわけか。 菊はひっそりと苦笑し、時計を確かめた。 「え?」 「いえ、なんでも。では、そろそろ準備をしましょうかね」 「ところで気になってたんだけど、これ何なんだい?」 アルフレッドはとりあえず指導先輩の無言の…お説教?ではないが笑顔の威圧を思考から追いやり、菊がローテーブルに並べていく品々を興味津々に眺めた。 「コーヒーじゃないの?」 「ああ、ええと…そうですね、馴染みのないものですよね」 茶葉の入った小さな缶の蓋を開けると、ぽんと軽い音と共に独特の香りが広がる。 相棒と、部署が違うくせに入り浸る先輩がすっかりと慣れ切っていたものだから忘れていた。 (でもそういえば、お二人も最初はこんな感じでしたっけね) 「これは私の故郷の緑茶ですよ」 「Green tea? あー、テレビで見たことあるぞ。キモノ着て飲むにがーいやつだよね!」 顔をしかめ、解りやすく抵抗感を表現するアルフレッドに菊は笑った。 手は止めず、小さな急須に茶葉を量り移し、沸騰したあと少し冷ましておいたケトルのお湯を並んだカップに入れてから、急須に注ぐ。 「まあ、そう仰らず、騙されたと思って」 しばらく待ってから慣れた手付きで急須を傾けると、済んだ緑色の液体が柔らかな湯気と香りを伴ってカップの中へ落ちていく。 少しずつ注ぎ、一通り淹れてから折り返して足していく。 興味が勝ったのかアルフレッドはその手元に釘付けになっていた。 「あれ、随分色が薄いんだね?」 「アルフレッドさんが思っていたのは抹茶ですよね。これは煎茶といって…また違うお茶なので色も違うのですよ。苦味もそんなにありませんし」 「ふーん…?アーサーと、菊と…あれ、後誰だい?」 盆の上に並んだ、形も大きさも様々な個性たっぷりのカップたちを何気なく数えてアルフレッドは首を傾げた。合計4つある。 菊は少し悪戯っぽく片目を閉じて見せ、ひとつ取り上げてアルフレッドに差し出した。 「すぐいらっしゃいます。さあどうぞ、熱いですから気をつけて」 「あ、thanks。うわ、持ちにくいなあこれ!」 「済みません。紙コップでは流石に芸が無いと思ったのですけど」 ひとつだけ雰囲気の浮いていたそれは―馴染みのないアルフレッドとしてはカップとしか分類の形容しようがなかったが―所謂湯呑みというやつで、持ち手のないそれをおっかなびっくり両手で受け取り、冷えた手に沁みる熱に目を細めながら立ち上る湯気をふーふー吹いてから、これまた恐る恐る口に運んだ。
Tumblr media
「…… あ、思ったより苦くない」 「大丈夫ですか?」 「うん、不思議な味だけど美味しいよ!」 「ありがとうございます」 「あー、寒かった。ただいま菊くーん」 ゆっくりと内側から体が温まっていく実感に頬を緩めていると聞き慣れた声が後ろから飛んできて、アルフレッドは危うく口に含んだお茶を噴出しそうになった。 慌てて飲み下したものの変な場所に入ってしまい、盛大に咳き込んでいると後ろから肩を叩かれる。 「お疲れ様アルフレッドくん。資料見つかったみたいだね」 「イヴァン!なんっ…で君がここにいるんだい!」 熱さも相俟ってダメージ二倍。涙目になりながら振り返ると、イヴァンはにっこりと笑った。 「僕ずっとここにいたよ。アーサーくんの検視に立ち会ってたの」 「え、資料待ってるっていうから、俺すぐに向こう戻ろうと…」 「うん、君はこっちにくるだろうなーって思ってたから」 「????」 イヴァンの後ろでアーサーがやれやれと言いたげに肩を竦めている。菊も苦笑しながらカップをテーブルに並べ始めた。 「お二人とも、お疲れ様です」 「ありがと。僕は見てるだけだったけど検視室寒くってさ」 「当たり前だろうが」 アーサーがソファに腰を下ろし、菊からカップを受け取る。マフラーを肩に巻き直しながらイヴァンも座った。 何というか… えらく、馴染んで見える。 「君、よくここ来るのかい?」 「んー?」 持ち上げるカップは明らかに私物。刑事課のオフィスで不味そうにコーヒーをすすっていた時は、確か紙コップを使っていたはずだ。 幸せそうに煎茶を口にする様も慣れたものに見えて尋ねれば、さも当然というように首を傾げられる。 「僕は基本的にこっちにいるよ?あっちのオフィスいても特にお仕事ないし、ここにいたほうが捗るし、お茶美味しいし」 「あ、うん…お茶美味しいけどさ。え、いいのかいそれ…?」 「だから資料もここで見るね」 テーブルの隅においていた資料を、イヴァンは膝に載せて繰り始める。隣に菊が座り、一緒に覗き始めた。 向かいのアーサーも自分の横に置いていた別のファイルを開いたので、何となく菊に倣って隣から覗こうとすると押し留められた。 「茶が不味くなるから後にしとけ」 「…あ、うん」 『Postmortem Certificate』―検視報告書。ラベルを見せられてアルフレッドは素直に元の位置に戻った。 君は良いのか、と突っ込もうと思ったが野暮というものだろう。 席を移る前に菊が注ぎ足してくれていたらしいお茶のおかわりを改めて味わいつつも、一瞬にして捜査の打ち合わせに雰囲気を変えたお茶会に何となく居心地の悪さを感じて、そわそわアルフレッドが視線を彷徨わせていると、アーサーが小さく笑って視線を此方へ向けてきた。 「…連携もとりやすいからな。俺たちが配属されてから必要時以外大体イヴァンはここにいるんだよ」 「そうなのかい?」 「ああ。まあ、お前があっちで仕事したいなら、そう言えば考慮して貰えると思うが?」 言われてアルフレッドは少し考えた。騒がしい割りに覇気やらやる気が無い刑事課のオフィスの雰囲気―配属されてまだ日は浅いが、嫌でも何となく「理解」できてしまったから。 前に並ぶ三人を順繰りに眺め、手元の湯飲みに視線を落とす。雰囲気の違い、と。 …美味しいお茶、苦くて薄いコーヒー。 答えは言葉で聞くまでもない。アーサーが持ちにくそうに湯飲みを抱えているアルフレッドの手元を指差した。 「今度自分のカップ持って来い」 「そうだね、そうするよ」 どれがいいかな。実家から持ってきたいくつかの候補を思い浮かべながらアルフレッドも笑顔を返した。
*** 他の署員は「休憩するくらいならぱっぱと(適当に)仕事済ませて定時で上がって遊ぶべ」って姿勢のため、休憩スペースは大体4人の溜まり場と化してる。 因みに7年前アーサーも、4年前イヴァンも同じように日本茶初体験して全く同じようなリアクションしてます。
4 notes · View notes
basement-6 · 7 years
Text
なごやでなごんだがや(と言いたかった犬山旅行記前編)
先日、一泊二日の旅行をしてきた。と言うのも、友人のOくん夫妻が愛知県の犬山市と言うところでこだわりの珈琲を出す喫茶店を開業したと言う話を聞いたからだ。最初は実家に帰省する時に途中下車して寄ろうかと考えていたんだけど、ちょうど友人のKsくんも遊びに行きたいと考えていたらしく、タイミングが合ったので、実家の帰省は来月あたりに引き延ばして一泊二日の小旅行にすることにした。バスはお互い別々の便で行き、現地で合流することに決まり、去る八月二十八日の日曜日に行くこととなった。以下はその旅行の内容を記憶をたどって大まかに再現したものです。ではでは↓
【14:30頃】
長距離バスから降りると晴天の空が広がっていた。名古屋駅は大きい。兵庫県は三ノ宮駅より大きい。埼玉県は大宮駅より大きい。東京は新宿駅よりは大きくはないが…まあ、大きい。そしてとても都会的できれいな駅である。高層ビルや、HAL学園の特徴的な建物があるあたりになんか、大阪や東京と似ている…って当たり前か。日本の三大都市のひとつなんだから。とりあえず先に着いている友人のKsくんに電話をする。反対口のジュンク堂書店にいるとのことで、中間地点で合流することに決まる。合流してから、とりあえず情報収集ということで、ジュンク堂書店に戻る。この非・合理的なところが世間的にはツッコミどころがあるようなのだが、我々の持ち味だったりする。ジュンク堂で名古屋の雑誌を読んでいて、「東京で言うところの名古屋スポット」の特集が目に入る。これは例えば「新宿駅→名古屋駅」というように、似ている街を連想して書いてあげて、関東からの読者にわかりやすく名古屋の都市をイメージしてもらう主旨の記事だ。そこで、都内で言うところの高円寺(古本古着音楽安酒。)に近いエリアが今池と書いてあったので、行ってみることにする。
【大体15:30】
今池に到着。僕が昼メシがまだだったので、飲食店を探してみたんだけど、閉まっている店が多い。名古屋と言えばソウル・フードがたくさんあり、(味噌カツ、小倉トースト、味噌煮込みうどん、あんかけスパゲッティ…)その本場の味を食べ歩くのも、この旅行の楽しみのひとつだった。(友人のKsくんは12時くらいに犬山に着いて、先に本場の台湾ラーメンを食べていた。KsくんはOくん夫妻が営んでいる店に早めに行って注文しない?と提案したが、僕は躊躇した。開店したばかりのお店では、これからお得意様になるお客さんも多いだろうし、出している物のクオリティからたぶん、忙しいだろうと思ったからだ。友人である我々に気を使ってもらうよりか、現地の顧客に気を使って欲しかったので、それをKsくんに伝え、閉店の19時以降にお邪魔してそこでツマミ等をお金を払って作ってもらおうかということになった。今後五年先、十年先まで行かないのなら、夫妻の作るランチを食べたほうが良かったかもしれない。でも、バス代だけなら片道三千円以下で来れるのだから、そんなに生き急がなくて良いじゃないか。と思った。営業時間にお邪魔するのは開業一年以降でも全然遅くはない。と、言うかそのほうが彼らも気が楽だろうと僕は思った)街をうろうろしていて、この時間帯でもやっている中華料理屋さんに入り「ちょい飲みセット」を注文する。店内のテレビでは24時間テレビがやっている。24時テレビの「愛は地球を救う」はエラソーなヤツらが会議室で自己満足に浸りながら立場の弱い人をうまく使って視聴率のために考えた企画を「良いことをしてますよ。ね。俺たちって偉大でしょ?」と上から正義を押し付けている臭いがぷんぷんしていて、お涙ちょうだいなところなんかを含めて、昔から嫌いだった。ひねくれていますかね。(現場で目にクマとか作りながら真面目に働いている人には悪いが)「ウィー・アー・ザ・ワールド」を何倍か薄くして、日本人向きにソフィスケイトして、泣かせるように人工的に辛子をまぶしたような番組だ(言い過ぎですかね)。人数多いアイドルグループの歌なんかも聴きたかねえし、正直消して欲しかった。しかし中華料理屋のおばちゃんや店員の男の人は良いひとで、「今池は夜の街の色が強いから、大須観音に行ったほうがいいよ」と教えてくれた。酒のアテも良かった。と、言うわけで、今池を後にする。
【たぶん16:30くらい】
大須観音に到着。まず来るべきはここでした。少しうろうろして思った感想は土地のマス目的な作りは京都っぽくもあり、街の雰囲気は原宿に似ている、だった。露店でインド料理の「サモサ」を売る店を発見して、「バルサミコ酢のキーマカレーサモサ」を注文する。客は中年の男の人ひとりで、店のお姉さんと話している。そのお姉さんに土地の情報を聞く。「もう少し先にマップを置いてある場所があるから」と教えてもらう。実はこのサモサ屋さんが後の伏線になるのです。Ksくんは「ナカタくんと俺が散策するとなぜかぐだぐだになるから、気を引き締めてまわろう」と、言わんばかりにマップを念入りにチェックしている。僕は「台湾まぜそば風カレー」の店が気になり、一時的に別れて行動することにする。Ksくんは「バナナレコード」と言うレコード屋に向かう。台湾カレー屋に来たのだが、店員のニコニコした写真がデカく貼られた看板により興味を削がれてしまい、やめることにする。その後べつの台湾カレー屋も見てみたが、こっちのほうも市長の写真と共に「名古屋市長推薦!」とかでっかく書いてあって、下品なのでやめた。僕自身もけっこう下品な人間ではあるが、このタイプの下品さはごめんだ(※こんなのにいちいち文句言ってたらキリがないんだけど、著しく街の景色を損なう看板などには行政もっと仕事したらどうですかね)。
バナナレコードに行きKsくんと合流する。東京の「ディスクユニオン」、神戸の「りずむぼっくす」の名古屋版、と言ったところか。僕の所持金は「地球と同じく限りある資源」なので、なにも買わなかった。値段も別に安くないし。Ksくんはもう少し物色してみると言うことなので、先に出て街をうろつく。
(西)門前前通り→(中)新天地通り→(東)大須通りが、この大須観音の大きく分けた三大通りで、街の作りそのものはそんなに単純化出来ないけれど、西寄りには漫画やアニメやオーディオ機器屋等のマニア向けの専門店が多い印象で、逆に東は渋谷、竹下通りよろしく。カラアゲ屋、クレープなどの食べ物の店や、古着屋が多い印象だった。日曜日ということと、観光スポットということで、とにかくひとは多い。そんな中で程よくマニアックで、一見にも開かれている居酒屋はないかとマップを見ていたら、あった。おもしろそうなお店が。店名は「男キモノ&BAR蛙屋」。普段から店に飛び込みで入りまくっている僕ではあるが、ちょっと異空間過ぎたらどうしよう。と思った。でも店の前の看板を見て(大事ですよね)個性的でレベルが高そうな店だと思ったので入ってみることにした。
【17:30~18:00くらい】
階段を登り、二階にある店内に入ると、そこは感じの良いカフェチックなお店だった。愛想の良い女性が迎えてくれる。客は和服を来た中年男性ひとりだ。とりあえず(たぶん今夜は飲みまくるんだから)レモンチューハイを注文する。おしながきと、壁に貼ってあるおすすめメニューを見るに、フードにもかなり力を入れている。燻したタパスがおすすめらしいので機をうかがって注文しようと考える。お酒のほうも、キモノBARなので日本酒が中心なのだが、大葉を使ったモヒートや、きゅうりのモスコミュールなどしっかりお酒をわかっていて、しかも安い。「ああ、この店は『当たり』だ」僕はホッと胸を撫で下ろした。すると、横の男性客が「お兄さん、さっきみたよ」と、言う。(…。すれ違うくらいで覚えられるくらい特徴的な顔立ちと服装だっけかな?)と「?」をあたまの上に浮かべていると、「いや、ほら。サモサ屋。オレあの時店長としゃべってて。あそこの店の常連なんだよね」「………。あ。あー!あの時のひとですか?」
そう。たまたま。超たまたま我々は、同じ店を二軒はしごしていたのだ。これは中心街の店の多さから考えると確率的にすごいことだと思う。そこから一気に場に溶け込む。Ksくんから電話があり、俺も歩き疲れたからそっちに向かうと言われる。しばらくして合流する。Ksくんもレモンハイボールを頼み、燻したつまみ盛り合わせを注文。小魚やプロセスチーズやサラミなどの燻製で、これもとってもおいしかった。女性店長に尋ねると、この店は旦那さんと二人で切り盛りしていて、元々はデザイナー出身の方々らしい。四階は事務所で、着物の売り場も兼ねているようだ。二階(バー店内)にも着物を売っているスペースがあり、年季の入った、麦のストローハットがかっこよかったので見ていると、中年男性が「これ、みんないいって言うんだよ。たぶん君の前に四十人くらい買いたいってひとが列を作って待ってるね」そこで女性店長「もうね、それを作れるひとはいないから、非売品なのよ」と。うーん、欲しい。あと僕は「デニム着物」に非常に、(デニム大好きなので二回言います)非常に興味を惹かれた。店長いわく、元々着物屋以外で何か別の業態の店をしたかったが、男の着物の敷居の高さをもっと低くして広めたいとの思いもあり、バー形体のメンズ着物とお酒の店を作った、とのこと。「蛙屋」の名が示すように、バーカウンターに芸の細かいカエルのグッズも置かれていてこれもいい感じ。途中、坊主あたまに眼鏡の和服男性と、若い感じの眼鏡を掛けた男性も入店して来て、サモサ合流の男性も眼鏡で、Ksくんも眼鏡を掛けているので、ノー・メガネが、僕と女店長だけになる。まあ、だから何だ。ですけど。
【ここで話した小ネタ】
1.友達のKsくんが「名古屋のひとは関西人に比べて方言を話したがらない。なんでだろう」と言っていて、その疑問を店内の人にぶつけていた。確かにそうで、僕は元が関東の人間だからあまり気にはならなかったけど、イントネーション含め、大体が関東弁だ。「どえりゃー」や「おみゃー」なんて言うひとはいない。だいたいみんな標準語で「~だよね」である。ただこの問題をちゃんと論じようとしたら、たぶんそれなりに資料を読む必要があるし、コマカイ分析は専門書を読むほうがきっと手っ取り早いだろう。ぶしつけな質問を店内のひとはあまり意識していなかったようで、わりと解答に困っていた。まあ、これらの「現場の状況」をあと付けで勝手にまとめあげ、私見を述べると、大阪はいささか「東京」を仮想敵として意識し過ぎではないか。と思う。だから、厳密に言えば、いち地方都市である大阪は「東京vs大阪」の図式を作りたがる。より濃い「大阪文化を練り上げたがる(僕は全然悪いことだと思いませんが)」結果、「大阪人のアイデンティティー」まで話が膨らむ。だから、「大阪弁」は当人達にしても外部の人間からしても「意識的なもの」になる。これはたぶん笑いについてにも言える。むしろ、名古屋人の「ぼくら真ん中だしどっちにも寄ってないよーん。びよーん。…でも深いところはあるけどね」のほうがわりと(現在関西在住の目はあるが)自然な感じはする。実際に愛知に住んでいるわけではないので、別にどっちが優れているとかではないですが。たぶん名古屋の人のほうがフラットな感覚があるんじゃないのかな。まあ、要研究ですね。
2.女店長の親族が鳥山明と同じ高校で、(そうです、『Dr.スランプ』のニコチャン大王のだがや!でわかるようにここ愛知はみんな大好き鳥山明の地元です)この大須観音にある「漫画を売る」ではなく「漫画を描く」専門店が出来たばかりのころに、よく気楽に遊びに来ていたらしい。たぶん「鳥山明が来る」が広まって、めんどくさくなったんだろうか。最近は来ていないらしいですが、有名人って大変そうですね。
なごやかに談笑したあと眼鏡坊主の男性がなんと、「名鉄名古屋ホテル」の温泉チケットとドリンクチケットがあるんだけど、良かったらいる?と言ってくれる。これは僕もKsくんもテンションが上がり、Oくん夫妻の分も合わせて4枚もらい、お礼を言う。
店を出ると20 時を過ぎていた。はっきり言って、Oくん夫妻を待たせ過ぎである。Ksくんが「このチケットで許してもらおう」と言う。いやあ、僕もKsくんもマイペースさには定評があるが、ほんと申し訳ない。カレーを作る約束をしていたので大須観音のスーパーで食材を買い、電車に乗る。ここから一時間近くはかかるから、着くのは22時近くか。喫茶ボタン、待っててちょ!(つづきます)
※写真がなぜか貼れないので先に文字のみで載せました。
2017.9.8(fri )
0 notes
ananquality · 5 years
Photo
Tumblr media
いざ。キモノ同好会。 in @shigaya_gofukuten 教えてもらいながら、しっかりお着物着て、ランチと雑貨屋巡りのお散歩。 来月は14日の予定👘 同好会のお仲間、ゆるりと募集中👘👘 #着付け教室 #キモノ同好会 #臼杵散歩 #着物散歩 #レース足袋 #おそろコーデ #臼杵ランチ は#カフェさんぽみち #北欧雑貨 の#ケルシュ #おしゃれ雑貨 の#bblanket #おやつ の#kensbase (Usuki, Oita) https://www.instagram.com/p/BvG-FuOBBCN/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=5n6rbttnkwqg
1 note · View note
Photo
Tumblr media
kimonokotohajime laboratory 23 小股が切れ上がるラボ プロジェクト小股ラボをめぐる対談  その1 整体師 八重森氏編 今回はちょっと長め・・・笑 関連性の高い部分なので、一気に目次の9、10、11、12、13と掲載します。 9.繊維工業の歴史・国策はあれど、キモノは素晴らしいから残したい! 友 :でも、お金の儲かる方向に呉服業界が舵を切ったあたりから、キモノが日本の日常から消えていったという失策の歴史がありますよね。近年の呉服業界の衰退、これはもうね、本当に空前の灯火と言われています。 ルリコ :そもそも、キモノを作っている絹の生産を国内でしているところが本当に少ない。中国で生産された絹でもキモノが作られていますけど、日本の民族衣装を中国産の絹でっていうのもねえ。 友 :日本も明治維新後、戦前ですね。富国強兵の盛んな時は、生糸の生産が盛んで国が栄え、それで軍需拡大して戦争に突入していきました。呉服屋さんによれば、今中国も盛んに生糸を生産していますが、もともと繊維工業は産業の在り方として手間とお金とかかりすぎて生産性が良くない。それは日本の繊維工業の衰退を観ても明らかな歴史的事実。今後中国も繊維工業から撤退して、鉄鋼業などに進んでいくだろうと・・・ ルリコ :そうなると絹自体がもう手に入らないのです。キモノが作れなくなると・・・ 友 :でも、キモノというのが無くなってしまうのが本当に惜しくて・・・綺麗だし。 八重森 :それは���くなったらまずいでしょう。一回なくなっちゃうと、復活させるのは大変ですよね。 友・ルリコ:切実なんです!キモノコトハジメはこの状況を打開するためにキモノの未来を作っていかないと!!!
Tumblr media
↑江戸小紋の一品。万筋に雨 こんな仕事できる人はもう居ないって・・呉服屋さん談(残念ながらtomoの私物ではありません)
10.キモノ文化を支えている職人さん達の存在
友 :消費社会のままの頭でキモノを着るんじゃなくて、日常の中の非日常みたいな取り組みとして、最初はキモノを着て楽しんでもらったらいいかなあと思います。キモノは奥が深くて、着れるようになったからといって卒業できるものでなくて、衣食住の、食や住と同じで毎日のこと。そして回数毎に上達する積み重ねの階段のようなところがあって、しかも、相当高齢になっても楽しめる世界です。身体にも良さそうだし。 だから、キモノコトハジメでは、キモノの未来のため、キモノを残していくためには、呉服屋さんとよりも職人さん達の仕事を紹介していくとかそういう、キモノにに魅せられて、なんとか頑張っている人達と繋がっていきたいなあと思っています。 そこで、甲府にある染物屋さんと、繰り回しラボというのを今後やっていきたいと計画中です。甲府の西染物店さんです。四代目は京都で染めの修行をしてきたのですが、紋屋さんとしては四代目だそうです。おそらく、彼が弟子入り修行した師匠の京都の染屋さんは、多分バブルも経験しているでしょうし、呉服業界も今のキモノを取り巻く状況と違ったでしょう。いいものさえ作ればどんどん売れるそういう時代背景ではなかったかなと思います。そうなると、自分の仕事についても今の職人さんとはまったく考え方が違うはず。ただ作れば良い職人さんから、今の職人さんは、キモノへの深い理解と将来への展望を持って仕事に当たらないといけない。職人というと無口で朴訥に仕事をするというイメージですが、彼は間違いなく、これからはそれでは駄目だ!と、危機感を持ちながら仕事している人なので、私はコラボ出来る事を楽しみにしているのです。本当は、バブルの時代にいたキモノ関係者、呉服屋さんも職人さんも、キモノについて考えて仕事することが出来なかったのかなと私は少し悔しく思っています。
ルリコ :和裁師さんとか、江戸小紋の作家さんとか、少ないけど居ます。そして、仕事もたくさんはないけれど、自分のたった一度の人生を、キモノにかけている人達が少ないけど、この世には居るんです!!
そんな、キモノの底知れない魅力をキャッチして、しかも人生の生業にまで選んでしまう、そういう魅力がキモノにはあるんです。だから、ぜひまずは着てみるところから始めて欲しいと思います。
Tumblr media
↑ いただいた織機の大島のを自分のサイズに直して着る。誂えた先の持主の方の気持ちを丸ごと預かって大事にします。格子の幅、八掛の色の取り合わせ。帯を変えれば幾通りにも・・さすがの大島、ヘビロテに耐えうるキモノです。 11.まずは「綺麗!かわいい!」でいいから着てみて欲しい!キモノはやってみないとわからない被服なのです。 友 :一般的にキモノに興味を持ち始めた頃は、銘仙みたいな柄が大胆で派手目なものに目が行きます。銘仙は大正から昭和にかけて、大流行したのもので今は作られていないので、必然的にアンティークか古着となります。キモノに関心を持ち始めた頃は裄とか身丈とかサイズのこととかはよくわからないし、二の次。それよりも綺麗!かわいい!のモチベーションで進んでいける。でも今よりだいぶ小柄だった人達の古着を着るということに。でも最初はそれでいいと私たちは思うんですね。銘仙はインスタグラムで投稿するにも見栄えがしますから、特別感はあります。 ですが、次の段階として、数回銘仙を着てみると見えてくるのは、サイズがあっていないとか、毎回同じように見えちゃうとか。。。。キモノは実は少し地味目なものを選んでおくと、帯替えるだけで、何通りもの違ったキモノに見えるというそういう一面もあって。。。。でも、地味なキモノって、雑誌にも魅力的に紹介しずらいし、SNSで素人が素敵な写真に撮るの難しい・・・着てみないとわからないんです。 でも、銘仙で飽きちゃってキモノを止めちゃうという人が増えないように次の段階も提示してゆきたい。これって、昔は呉服屋さんの仕事だったんですけれどね笑 ルリコ :いくらいいものと言っても、実際に触ったり、観たりしないと地味なキモノはその良さが伝わりづらい。 八重森 :今は視覚情報優先の時代ですからね~。見た目が重要ってみんな思っていますよね。でも例えば着心地だったり、触ってみたり、身体につけないと解りづらいんですね~。キモノのいろいろある深淵な世界が少しでも見えると、いいかもしれませんね。 友 :本当にキモノには着てみて過ごしてみないとわからない世界がある。キモノの階段の一段一段にそれぞれ身体の細胞レベルの発見と覚醒があるのです。でも着ていない人にいくら言葉を尽くして語ってもなかなかわかってもらえない。だから、いいんです!最初は! キモノコトハジメの名物キーワードで「女郎が逃げて来たような格好でいいから着ておいで。こっちでなんとかするから。」というのがあるのですけど、とにかく着てみろ!頼れる者は何でも頼り、とにかく着てみる体験を!ちょっとスパルタなんですけど、それで始めるのも有りかなと思っています。着て初めてわかる事の方が、自分で気づく事の方が大きい。キモノを着る事は、ボディーワークでいう身体への自分自身の気づきと良く似ていると思います。 八重森 :ハードル下がりますよね。結局、自分で気づき始めることの方が面白さも一緒に拾えるんですよね。僕もキモノは今日2回目なんですけどね。 これは、茶道をしているお客様のご主人用のウールのキモノをいただきました。着てみると、前回廣瀬さんのところで着た大島との違いとか、身体が気づくことが多いです。長襦袢もヤフオクで、見るからに良さそうなのをみつけて、ああ、これいいなあって笑 本当は入札したかったけど、「いや、最初はまず身の丈から始めよう!」と思い直して。。。。。 友 :笑 でも、すごく良さそうな襦袢に見えますよ笑 八重森 :洗えるポリの襦袢にしました。 ルリコ :そうそう、感性レベルが高いと、ついつい上を見てしまいますが、身の丈から始める。そことっても大事ですよね。そうしないと消費地獄に落ちて、結局キモノがイヤになっちゃう。身の丈がどこなのか?って自分で判断するしかないけど・・・・感覚的な事。 でも、いつかきっと、そういう上等な襦袢なり、キモノなりの階段に上がって行くときはあって、大丈夫なんですよね。自分が今ここと思った階段から昇り始めればよくて、どこから初めても案外懐が深いのがキモノのいいところですよね。 友 :身体の事と一緒で、キモノのことは本当に階段があって、その踏み出す一歩目を限りなく!応援するのがキモノコトハジメの仕事!! ルリコ :職人さん達もリスペクトして一緒に盛り上げて行くというのもキモノコトハジメの大事なミッションです!
Tumblr media
↑ 忘却の蚕影山の石碑(笛吹市 tomo撮影) 過去にはお蚕さん信仰があちこちに浸透していました。 12.山梨は生糸の生産地だった!! 山梨はどこでも全国的に養蚕をしていたのに、今はキモノを着る人がほとんどいない!! 八重森 :子供の頃、学校に行く道の脇はずっと桑畑だったんですよね。韮崎も結構和裁師さん居たし、カタクラという工場があったりして、製糸の歴史もありますね。いつ頃から桑畑なくなっちゃたのかなあ?
友 :私が最初に山梨に住んだ敷島の町のお祭りは水神様をお祭りするものだったのですけれど、そのお祭りを一度だけしなかった。その年はお蚕さんが病気で全滅して大打撃を受けたんですって。今から20年くらい前で、もうどこも養蚕なんてしていなかったけれど、お祭りだけは執り行われていて、歴史を感じました。未だに蚕糸試験場跡の建物を見たりしますよね。今住んでいる甲府の住宅地も、今はみんな宅地になってしまっているけれど、越して来た当時は桑の木が引き抜かれて、ゴロゴロ転がって放置されてました。桑の根っこってすごく大きくて抜くの大変じゃないですか 八重森 :あれ、桑の木の根っこってすごいですよね。 友 :今はすっかり宅地かぶどう畑になってしまっていて、残念ですね。 でも、養蚕が盛んでも、それは繭を作る、糸にする産業であったので、生産した繭が製糸業の工場に送られて、正絹の反物にする。それは東京等の一部の豊かな人達のためものであった。つまり当時の山梨の人達が着ていたのはたぶん麻か木綿などの太物。出荷できないようなくず繭から紬に織って当時の人達が着ていたかは、記録になりにくいから良くわかりません。あったとは思うけど・・・ちりめんとか柔らかもののキモノにして着ていたわけではないですからねえ。キモノの生活が根付くという訳でもなかったのでしょうねえ。
Tumblr media
↑ ※ 百々敬子(どどけいこ)さんのブログから拝借 このシーンは正に下記に書いてある通り  
13.日本人特有の身体の使い方という知恵が断絶されてしまう 友:まあ養蚕の衰退とともに、キモノを着る人がほとんどいなくなって、回転率のいい経済を推進したい国の意向もあって。何しろ、キモノは回転率は良くないですからね。笑 どんどん洋服を買わせたいという傾向と相まって、身体の動かし方もうんと変わったと思いますね。戦前は、学校の体育教育の中に舞踊というような曖昧なジャンルがあったのが、右向け右みたいな号令で一斉に動くみたいな事になっていくでしょう。
八重森:そうですね。そういう歴史でいえば、ガクンガクンと明治維新と戦後という2段階があるでしょう。時代劇でもちょうど、そういう映画がありますよね。幕末に江戸から来た近代砲術の先生が、東北の藩の武士に行進とか、右向け右を教えるんだけど、そういうのが出来ないんですよね。幕末の武士は・・・ 友:あっ、それ、なんていう映画でしたっけ?? 八重森:「隠し剣 鬼の爪」(※3)です! 友:私、ちょうど昨日アマゾンプライムで観た!!! 八重森:あれ、面白いですよね! ルリコ:笑!でもなんで?揃っての団体行動ができないの? 八重森:そういう身体の動かし方ができないんです。 ルリコ:えっ?それは何故?だって、剣道とかみんな揃えてするじゃない? 八重森:幕末、明治維新の前はそうやって何かを揃ってする美意識の文化がないし、剣道が今の形になったのは明治以降ですから。それまでは、号令で一斉に一緒に形を揃えて何かするっていう事がなかったんですよ。 友:だから歩き方も違いますよね。 八重森:ナンバ歩きですね。右足と右手が一緒に前に出る。足をあげて、手を振って前に進むのではなくて、摺り足なんですよ。 友:私たちの歩き方は西洋式になっちゃってるでしょ?それができないのよ。当時は。
八重森:明治維新になって、西洋式な身体の動きが入って来たということ。戦後、キモノとかを着なくなったこと。生活様式自体もどんどん西洋式になって、アメリカナイズをどんどんしていったので、その歴史の2段階でガッチャンガッチャンと断絶しちゃったということが大きいですかね。 世の中の仕組み的にそうなっていったことは、日本人特有の動き方の知恵断絶に大きな転機だったかもしれません。 僕は、昔の映像を見るのもすきなんです。そんな昔の暮らしぶりを撮った映像が結構ネット上には残っているんですね。 それはね、山に入っていって、即興で家を建ててしまったり、木を削って水道、水を通してしまったり。で、そう言う事って、映像は残っていても、実際にやりなさいっていわれたら、今我々はなかなか出来ないですよね。ていうか出来ない。 友 :水がどこにあるかなんていうのは、現代人の私たちにはもう解らないですよね。 八重森 :そうでしょ。どこから水を引いて来て、どうやって持って来てっていうのもやっぱり経験がないと出来ない。テントを張るのもそうだけど、ここだったら大丈夫っていう知識・経験がないと。実際にそういうことが出来る身体がなくなってなくなってしまうというのは、日本人の身体にとってもすごく大きな後退だと思うんですね。さっき言ったように、可能性を潰してしまっているように思います。 友 :スマフォやパソコンで検索すれば全ての知識と繋がっているような錯覚を持っていますが、実際には記録に残っていないことも多いし。身体が覚えていないことは、なんでもそうですが、���識のままで、実際に身体が使える知恵にはなりませんよね。修練が必要。
※3 「隠し剣 鬼の爪」http://amzn.asia/5Hj8vUk   ※ 百々敬子(どどけいこ)さんのブログ「江戸とアート 発信ブログ」
次回に続く ※掲載内容について、シェア、リンクは大歓迎!ですが、無断転載・無断引用はご遠慮くださいませ♬
1 note · View note
folkfolkwedding · 6 years
Text
HARUKA no HI
▷挙式レポート
T&H
2018.02.12
Tumblr media
モクレンの花が 蕾を開き 陶器のような艶やかな顔を覗かせる頃…
おふたりの晴れの日。
新婦様のお腹の中にはちいさな新しい命。
パパとママに近づいていく一日、一日を見守らせていただきました。
Tumblr media
お支度を済まされた新婦様がカメラ越しに一言
『学生の頃、なんのお店だろうって思いながら前を通っていたWedesignで
結婚式を挙げるなんて感慨深い…。』
知らず知らずのうちに、Wedesignが誰かの生活の中に存在していたことが嬉しく思いました。
そんな今日を “HARUKA no HI” と名付けました。
Tumblr media
好きなものだけではなく、『似合うもの』を自分のものにしているおふたり。
ただただシンプルに 自分がいいと思うもので創り上げるwedding。
そんなふたりが選んだのは の乃フジさんのキモノ。
挙式は白を基調としたコーディネートに 冬らしくファーをあしらって…
Tumblr media Tumblr media
艶やかに 怪しげに どこかハッとさせられる 会場のお花たち。
maniera fioristaが表現する世界観は いつも息を呑むものばかり。
それぞれの花材に主張があるのに、ひとつになる不思議。
これは四季の仕業なのでしょうか…
同じ季節に一番綺麗な姿を魅せるもの同士だから 引き立て、釣り合うのかもしれません。
Tumblr media
そんな世界観に『全て任せます!!』の一言をくださったおふたり。
会場装花の打ち合わせで決まった内容は “その時感じたモノで創る”
プランナーもフローリストも 信じていただいてこそのお仕事なのです。
一任していただける理由は様々…
人柄なのか、センスなのか、言葉なのか、空気なのか、
目に見えるものであったとしても、見えないものであったとしても、
創り上げるものに対する期待を感じていただけた証です。
Tumblr media
そんなおふたりの一日。
まず皆様をお出迎えするのは 愉快なおもちゃたち。
Tumblr media Tumblr media
映画のように 今すぐ動き出しそう!!
皆様の想いを込めた結婚証明書。
受付ではサンドセレモニーのお手伝いをいただきました。
Tumblr media
おふたりの入場を心待ちにするゲストの皆様 いい笑顔ですね!
Tumblr media
おふたりの挙式は 和装人前式。
ブラウンベースの落ち着いた挙式会場は 和装との相性もバッチリ。
Tumblr media
《砂合わせの儀》
砂は一度混ぜると分け合えないことから
『ひとつの家族となり これからの道を生きていく』ことを意味します。
一人一人の層が重なり合ったサンドアートに ふたりの想いも注いでいきます。
Tumblr media
祝福の言葉と共に舞うデンファレのお花には“お似合いなふたり”という花言葉が♡
Tumblr media
パーティーのはじまり。
ガラリと華やかにお召し替え♪
Tumblr media Tumblr media
透きとおるような白い肌の新婦様に 朱赤の色打掛がとてもお似合いです!
個性的な衿元の飾りも 紋付にハットを合わせた粋なコーディネートも
なんなく着こなしてしまうおふたり!
Tumblr media
そしておふたりのウェディングケーキは
イチゴたっぷり♡ 生クリームたっぷり♡
冬はイチゴが美味しく 実も綺麗な季節!
ずらりと並んだイチゴの輝きが ケーキを引き立たせます。
Tumblr media
こちらはパーティー中の一コマ♪
新郎新婦ではなく、新婦様の親御様とご友人が一緒に写真撮影!
小さい頃からいつも可愛がってくれた。 自分の親のように安心できた。
大切な友人を 生み、育てて、出会わせてくれた。 ありがとう。
Tumblr media
お色直しはウェディングドレスとスーツで♡
挙式では和やかに過ごされていた親御様が
新婦様のお姿を目にした瞬間 ぐっと目頭を抑え 涙を流されました。
Tumblr media Tumblr media
髪の毛にさりげなく飾った ナンキンハゼ。
アッシュカラーのヘアに とてもよく合っています♡
Tumblr media
大切なお父さん、お母さん、そしていつもそばに居てくれた兄姉への気持ち。
家族ができた今だから、母親になる覚悟を持った今だから、
感じる想いが 涙とともに込み上げてきます。
Tumblr media Tumblr media
いろんなご縁からいただいた おふたりとの出会い。
代表 東山の先輩にあたる新郎様。
身長が高く バスケ部のキャプテンを務めていたほどスポーツ万能!
普段の打ち合わせは穏やかに新婦様や私の話を聞いてくれていて、
ふとした瞬間に『これはこうしたい!』『これが分からない!』と
くしゃっとはにかんでお話ししてくださいました。
結婚式当日。
挙式のリハーサルを行う際 最初の数分間、私がその場に立ち会うことができず
終盤に駆けつけた時に新郎様から思いもよらぬ一言が…
『今岡さんの姿見たら安心しました。』
自分自身が100%完璧な人間でなくてもいい。
ただおふたりの前では100%なんでも出来る人間であろう!
そう強く思わせてくれた とても大きな一言でした。
そしてご結婚が決まる前からWedesignを知ってくれていた新婦様。
いつも明るく気さくにお話ししてくださいました。
率先して準備を進める行動力、感じたとおりに選ぶことのできる決断力。
そんな中にも繊細さを持ち合わせた 素敵な女性です。
自分に似合うものを 本能的に選んでいる新婦様。
『おしゃれ』とか『個性的』という言葉では表しきれないセンスを感じました。
実は数年前、ご両親の結婚30周年のお祝いにご兄妹3人から記念写真をプレゼントしました。
その時 お手伝いさせていただいたのがWedesign!!
Tumblr media Tumblr media
親から子へ 子から親へ
その時代に合わせて 伝えたい言葉は生まれる。
お腹の中にいる新しい家族は 数十年後、この2枚の写真を見て何を思うでしょう。
Tumblr media Tumblr media
1日だけではない 繋がり続けるお手伝いを。
出逢えたおふたりの 小さな幸せや 大きな喜びに いつまでも携われますように…♡
本当におめでとうございました!
Tumblr media
PLANNER:今岡 優
HAIR: TAMAMI NAKAMURA(HAIR LONDON CAFE)
MAKE:YUUKA
PHOTO:CLOVER PHOTOGRAPH 岡田
FLOWER:MANIERA FIORISTA
CHEF:MIREPOIX
KIMONO:の乃フジ
0 notes
kinnokuraya1 · 6 years
Photo
Tumblr media
ヤフオク1000円出品中 4/1 PM21時締め切り 誠実屋で検索下さい。 鹿児島の証紙付 さが美誂製 しつけ付 未着用 美品 正絹 本場大島紬 横絣 十八算織り 通産大臣指定伝統的工芸品 横ボーダー 縦グラデーション です。 品の良い大島紬ならではの光沢のある生地・・・ 軽やかでさらりとした手触りに裾さばきの良さが大変人気の高い本場大島紬です。 横ボーダーと縦にグラデーションが綺麗に横絣で織られており、 通好みの粋美な着姿を演出してくれることでしょう。 更にお洒落に上品な逸品です。 新しい織柄で5年以内のお品になります。 横絣ですのが、さが美オリジナルで径糸が12マルキと同じ1㎝に32本使用した きめの細かいサラサラシュルシュルした本場大島紬になります。 経済大臣指定伝統的工芸品マーク、鹿児島の証紙付きです。 大島独特のしなやかでシュルシュルとした生地感です。 八掛もエンジではなく表地に合わせた色で素敵ですね。 しつけ糸付きの未使用品ですので、 表地、裏地、シミや汚れはなく綺麗な状態のお品物でございます。 本当に昔からの何回も手染め、 コツコツした手織りの職人さんの熟練した技の大島紬になります。 年代を問わず幅広い年代の方に愛される柄になりますね~♪ 歩くとしなやかでシャリシャリと絹鳴りの音色が聞こえてくるのです。良いですね~。 お茶やお花、書などのお稽古ごとに・・・散策・・・小旅行に・・・ 展示会、食事会、女子会、観劇や観戦に・・・ お出かけするのが楽しくなりますね。 日頃も素敵な着姿でしょうが、更に素敵な着姿を演出できる本場大島紬だと存じます。 是非、素敵な着物遊びを楽しんでください。貴女のための本場大島紬になります。 磨きぬかれた匠の技が創りあげる普遍の美しさに酔いしれるお品ですので、 この機会にぜひお手にとってご堪能ください。 ■広衿 (スナップ) ■素材 表生地:正絹 胴裏:正絹 八掛:正絹 ■サイズ 着丈(肩):161.5㎝(前2㎝、後6.5㎝縫込みあり) 裄:6㎝(肩側2.5㎝、袖側1.5㎝縫込みあり) 袖幅:35㎝ 袖丈:26.5㎝(6㎝縫込みあり) 前幅:32㎝ 後幅:30.3㎝ ■適用身長:156.5㎝-166.5㎝ (身長の+-5㎝が基本で目安になります) https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r236578488 #着物 #和装 #着付け #着付け教室 #着物女子 #着物大好き #着物生活 #着物美人 #茶道 #書道 #美 #ヤフオク #着物好き #着物男子 #リサイクル着物 #芸妓 #舞妓 #キモノ #kimono #着物コーディネート #和裁 #キモノ #香道 #茶会 #お茶会 #趣着物 #和服 #サロン #帯 #紬 #大島紬 #本場大島紬
0 notes
kinnokuraya1 · 6 years
Photo
Tumblr media
ヤフオク1000円出品中 3/29 PM21時締め切り 誠実屋で検索下さい。 希少な逸品 美品 未使用 正絹 高級袋帯 西陣名門「まいづる」謹製 三眠蚕糸 金唐 リバーシブル 雲上龍紋様 豪華な帯 御召茶色 通好み です。 見事な雲上龍紋様が印象的な高級袋帯のご紹介でございます。 西陣名門「まいづる」――― 西陣まいづるのポリシーは、「感動・満足・安心」です。 〇感動 多くの優れた職人の技を駆使した商品を通して、日本の伝統文化の素晴らしさをお伝えすること。 〇満足 本物を装う喜び、周りの方から褒められる嬉しさ。 〇安心 こだわりの技術と厳選した素材に裏付けされた品質。 また、歴史に培われた安心のブランド。 三眠蚕 ――― どこまでもしなやかな風合と、透き通る輝きを持つ絹糸は、この特別な繭のたまもの。 その名は三眠蚕…。 糸の太さは一般的な絹糸の半分ほど。 正倉院に所蔵されている絹織物と同じ位の繊細さです。 その細さゆえに、製織には高い技術が要求されますが、軽く、しなやかで滑らかな光沢を持つ最高級の帯が生み出されます。 とても豪華で、存在感があり着物通の方を唸らせる逸品でございます。 上代 980,000円するお品でございます。 雲上龍紋様がなんとも豪華で、粋な和姿に是非取り入れて頂きたいお品でございます。 ワンランク上の和のお洒落を楽しめますね。 未使用品ですので、表地、裏地、シミや汚れはなく綺麗な状態のお品物でございます。 中々お目にかかることがない帯で、ワンランク上の和のお洒落を―――― 留袖、訪問着、附下、色無地などによく似合う帯でございます。 お出かけするのが楽しくなりますね。是非、着物遊びをお楽しみくださいませ。 貴女の着姿が一段と素敵になることでしょう。 磨きぬかれた匠の技が創りあげる普遍の美しさに酔いしれるお品ですので、 この機会にぜひお手にとってご堪能ください。 ■素材 表生地:正絹 裏生地:正絹 ■サイズ 長さ:448.5㎝ お太鼓幅:31㎝ 是非、貴女の手に取って頂き、着用いただきたいお品です。 末永く可愛がってくださいませ。 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/description?aID=j478568661 #着物 #和装 #着付け #着付け教室 #着物女子 #着物大好き #着物生活 #着物美人 #茶道 #書道 #美 #ヤフオク #着物好き #着物男子 #リサイクル着物 #芸妓 #舞妓 #キモノ #kimono #着物コーディネート #和裁 #キモノ #香道 #茶会 #お茶会 #趣着物 #和服 #サロン #帯 #袋帯 #西陣まいづる
0 notes
kinnokuraya1 · 6 years
Photo
Tumblr media
ヤフオク1000円出品中 3/29 PM21時締め切り 誠実屋で検索下さい。 しつけ付 未使用 美品 健勝苑誂製 正絹 丹後縮緬 付け下げ小紋 附下小紋 松葉柄 竹笹柄 清楚な逸品 清潔感漂う薄若芽色 和装美人 です。 和装美人の装いにピッタリで素敵な正絹 附下小紋のご紹介です。 女性らしく上品に松葉柄や竹笹柄などの植物柄が染められており、 至福なひと時を刻む素敵な附下小紋でございます ―――― 清潔感漂う薄若芽色で清楚な装いを★ とてもお洒落で粋な着物ですよね♪ 小紋柄に袖や裾にグラデーションで附下風に色が変えられておりますので、 小紋ではなく付け下げ小紋でございます。 縦にスッキリとした着姿を演出いたします。 尚且、大人の女性の気品と品格を最高に感じる極上の逸品でございます。 着姿の映える柄でワンランク上の和のお洒落を ―――― 和の趣きを忘れずに、それでいながら洗練されたお色味が、 和姿をきりりと演出いたします。 お色は画像1のお色です。 他で多少色が違っても画像1から全体をご判断下さい。 しなやかでポテっとした上質な丹後縮緬生地を使用しております。 柔らかものは、生地が重ければ重いほど上質とされていますが、 こちらは昔ながらのしっかりとした重みのある、本格派生地。 現代ものによく見られる、ぺらっとした薄手の生地とは生地の厚みも、 絹糸の使用量も全くちがう贅沢な贅沢な生地です。 上品な染めのお色みに、生地の光沢感が上品に華を添え、 ぱっと華やかなお着物の雰囲気を一層惹き立ててくれているようです。 その分、生地自体の持つ存在感に手仕事の染めのお色みがよく映え、 発色も美しい上に、生地の上質な光沢も際立っていますね。 しつけ糸付きの未使用品ですので、 表地、裏地、シミや汚れはなく綺麗な状態のお品物でございます。 附下小紋は、格的には小紋と同等ですので幅広く活躍してくれそうですね。 重宝すること間違いない逸品でございます。 お茶やお花、書などのお稽古ごとに・・・散策・・・小旅行に・・・ 展示会、食事会、女子会、観劇や観戦に… お着物を着てなんていうのも素敵ですね~♪ お出かけするのが楽しくなりますね。是非、着物を楽しんでくださいませ。 磨きぬかれた匠の技が創りあげる普遍の美しさに酔いしれるお品ですので、 この機会にぜひお手にとってご堪能ください。 ■広衿 (スナップ) ■素材 表生地:正絹 胴裏:正絹 八掛:正絹 ■サイズ 身丈(肩):150.5㎝(前15㎝、後12.3㎝縫込みあり) 裄:67.5㎝(肩側2.5㎝、袖側1.5㎝縫込みあり) 袖幅:34.3㎝ 袖丈:49.5㎝(7.7㎝縫込みあり) 前幅:27.7㎝ 後幅:33.3㎝ ■適用身長:145.5㎝-155.5㎝ (着丈の+-5㎝が基本で目安になります) https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/description?aID=j478296570 #着物 #和装 #着付け #着付け教室 #着物女子 #着物大好き #着物生活 #着物美人 #茶道 #書道 #美 #ヤフオク #着物好き #着物男子 #リサイクル着物 #芸妓 #舞妓 #キモノ #kimono #着物コーディネート #和裁 #キモノ #香道 #茶会 #お茶会 #趣着物 #和服 #サロン #帯 #訪問着
0 notes
kinnokuraya1 · 6 years
Photo
Tumblr media
ヤフオク1000円出品中 3/28 PM21時締め切り 誠実屋で検索下さい。 春の装い 美品 正絹 小紋 縮緬 墨流し マーブル模様 通好みの逸品 爽やかな逸品 青藍色 藍色 適用身長151.5-161.5㎝ 裄63.8㎝ です。 和装美人の装いにピッタリで素敵なさが美誂製の墨流し染め正絹小紋のご紹介です。 墨流し染めとは ―――― 墨流し染の歴史は今からおよそ1200年前の平安時代に、墨と松やにを���い、 和紙に墨流しをし、貴族が和歌をしたためていたことがわかっています。 現在の墨流し染の工程は水槽の水面に、 色彩豊かな顔料を浮かべ波紋状の紋様を作ります。 その後、振動や加筆を繰り返し、竹串で渦状に描いていきます。 このようにして、複雑で不可思議な紋様を作っていきます。 生まれる紋様は、その時々の力加減や振動の具合で異なります。 そのため同じ模様ができる事はなく、世界に1枚だけの柄ができあがります。 墨の黒。「水に墨(くろ)を流す」と「苦労(くろう)を水に流す」を かけた意味合いがあり、縁起をかついだ紋様です。 落ち着いた色合いのマーブル柄の小紋でございます。 通好みの極上のお品物でございます。 贅沢な柄付で、大人の女性の気品と品格を最高に感じる極上の逸品です。 憧れのお着物で和遊びをお楽しみ頂けます♪ こちらは、なかなか着てらっしゃる方はいらっしゃらないのではないでしょうか。 爽やかな色合いや柄行で上品な着姿を演出いたします。 着姿の映える柄でワンランク上���和のお洒落を ―――― 和の趣きを忘れずに、それでいながら洗練されたお色味が、 和姿をきりりと演出いたします。 お色は画像1のお色です。 他で多少色が違っても画像1から全体をご判断下さい。 柔らかものは、生地が重ければ重いほど上質とされていますが、 こちらは昔ながらのしっかりとした重みのある、本格派生地。 現代ものによく見られる、ぺらっとした薄手の生地とは生地の厚みも、 絹糸の使用量も全くちがう贅沢な贅沢な生地です。 上品な染めのお色みに、生地の光沢感が上品に華を添え、 ぱっと華やかなお着物の雰囲気を一層惹き立ててくれているようです。 その分、生地自体の持つ存在感に手仕事の染めのお色みがよく映え、 発色も美しい上に、生地の上質な光沢も際立っていますね。 使用感はほとんどなく、1~2回程の使用かと存じます。 表地、裏地、シミや汚れはなく綺麗な状態のお品物でございます。 小紋ですからカジュアルシーンに活躍してくれそうですね。 お茶やお花、書などのお稽古ごとに・・・散策・・・小旅行に・・・ 展示会、食事会、女子会、観劇や観戦に…パーティ、祝賀会、結婚式の2次会… お着物を着てなんていうのも素敵ですね~♪ お出かけするのが楽しくなりますね。是非、着物を楽しんでくださいませ。 磨きぬかれた匠の技が創りあげる普遍の美しさに酔いしれるお品ですので、 この機会にぜひお手にとってご堪能ください。 ■広衿 (スナップ) ■素材 表生地:正絹 胴裏:正絹 八掛:正絹 ■サイズ 身丈(肩):156.5㎝(前11㎝、後11㎝縫込みあり) 裄:63.8㎝(肩側5㎝、袖側3.3㎝縫込みあり) 袖幅:33.2㎝ 袖丈:47.5㎝(8.5㎝縫込みあり) 前幅:23.3㎝ 後幅:28.7㎝ ■適用身長:151.5㎝-161.5㎝ (着丈の+-5㎝が基本で目安になります) https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u188250232 #着物 #和装 #着付け #着付け教室 #着物女子 #着物大好き #着物生活 #着物美人 #茶道 #書道 #美 #ヤフオク #着物好き #着物男子 #リサイクル着物 #芸妓 #舞妓 #キモノ #kimono #着物コーディネート #和裁 #キモノ #香道 #茶会 #お茶会 #趣着物 #和服 #サロン #帯 #小紋
0 notes