大人気カーアクション映画、『ワイルド・スピードシリーズ』。
先日、シリーズ最新作の『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開され、シリーズは最終章へと動き始めました。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』も面白かった!パワフルなアクションがすごかったですね〜
ファミリーの絆やブライアンへの思いが伝わってくる作品でした。
しかしやっぱり前作の『ワイルド・スピード SKY MISSION』が恋しくなってしまい、見返しちゃいました!
ワイルド・スピード SKY MISSION(Fast & Furious 7)
監督 ジェームズ・ワン 脚本 クリス・モーガン 出演者 ヴィン・ディーゼル
ポール・ウォーカー
ジョーダナ・ブリュースター
ミシェル・ロドリゲス
ドウェイン・ジョンソン
タイリース・ギブソン
クリス・"リュダクリス"・ブリッジス
ジェイソン・ステイサム
カート・ラッセル
ジャイモン・フンスー
トニー・ジャー
ナタリー・エマニュエル
ロンダ・ラウジー 公開 2015年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。
ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。
しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐(ふくしゅう)を開始し・・・(シネマトゥデイより)
大人気カーアクション映画の第7弾。
監督を務めるのは『ソウシリーズ』で有名なジェームズ・ワン。
ホラーやミステリー映画を製作することが多い方で、アクション映画を手がけるのは本作が初めての作品でした。
そして本作は彼の作品にとって最大の興行収入を記録しました。
主演のポール・ウォーカーは本作の撮影中にプライベートで事故に遭い、悲しいことにこの世を去ってしまいました。
一時は撮影を中断していましたが、キャストやスタッフの話し合いの結果撮影は続行されることになりました。
よかったと思います。
その方が、ポールだって絶対嬉しいに決まってます。
監督のインタビューで「みんながポールにさよならを言う機会を作りたかった」と発言していて、なんとも言えない気持ちになりました。
なるほどスカイミッションしてやがる!そしてラスト・・・
はあ最高。本当に最高。
まさにポールに捧げた作品です。
めちゃくちゃなカーアクションは私の中の理解を超えました。
車って空を飛ぶんだ〜
シリーズ中一番派手で激しいカーアクションが繰り広げられています。
わけがわからなくて、画面から目が離せません。
ヴィン・ディーゼル vs ジェイソン・ステイサムの筋肉ハゲ同士の肉弾戦も熱い展開です。
そしてターミネーターばりのゴリ押しガンアクションを決めるドウェイン・ジョンソン。
ストーリーは正直シリーズのファン向けですよね。
本編冒頭から前作を観ていないとわからない展開になっています。
大筋のストーリーはついていけますが、登場するキャラクターや小ネタまで拾った方が何十倍も本作を楽しめると思いますよ。
そしてラスト。
あんなの泣くなって方が無理じゃないですか!?
なんで・・・お前・・・若くなって・・・(涙)
ドムとブライアンが並走してからの、ドム(ヴィン・ディーゼル)からブライアン(ポール・ウォーカー)への思いを独白するシーン。
そして今までのシリーズの映像。
こんなに辛いラストシーンはなかなかないですよ。
「FOR PAUL」の文字が歪んでみえません・・・
エンディングの『See You Again』も涙を誘います。
ダメですね〜アクションは最高に興奮するのですが、ポールのことを思うとやっぱり泣いてしまいました。
今度の敵は、前作のラスボスの兄
ストーリーはいきなり前作の続きから始まります。
前作『ワイルド・スピード EURO MISSION』を観ておくと、話の流れが掴みやすいです。
というか、『ワイルド・スピードシリーズ』はなにかしら過去作との繋がりがあることが多いので、全シリーズ観ることをオススメします。
さて前作のラスボスであるオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を倒した、ファミリーたち。
今作では、そのオーウェン・ショウの兄、デッカード・ショウが、彼らの前に立ちはだかります。
前作のラストにちょっと顔出ししてましたね。
デッカード・ショウは弟の復讐を果たすために、ファミリーたちの命を次々狙っていきます。
ファミリーはミスター・ノーバディという男が所属する秘密組織と協力し合いながら、デッカード・ショウの行方を追っていきます。
敵とミッション内容がはっきりしているので、ストーリーはさほど難しくありません。
彼らはスパイじゃないですけど、潜入ミッションのような展開にワクワクしました。
ただ前作の続きだったり、シリーズ未見だとわかりづらい箇所もあったりするので、初めて見る方にはあまり優しくありませんね(笑)
ブライアン、ドム、それぞれの選択
デッカード・ショウを追いつつも、ファミリーの中心的存在であるブライアンにはある葛藤が生まれているのもこの作品の重要なポイントです。
ブライアンはミアと結婚し、子どもも生まれ、平和な日々を過ごしていました。
ファミリーカーに乗り、家族を送り迎えする毎日。
ブライアンは過去の危険な日々を恋しく思い、今の生活に物足りなさを感じていました。
ミアもそれを知っていて、2人目の子どもを身ごもったことをブライアンに打ち明けられないままでいたのです。
ミアがブライアンに第二子妊娠の話をできていないことを知ったドムは、家族を大切にしろとブライアンにそれとなく諭します。
家族を選ぶか、仕事を選ぶか、ブライアンは悩み続けていました。
そして今回の任務を終え、ブライアンは家族と共に過ごすことを選んだのでした。
ブライアンは決してファミリーを離れるということは言いません。
自分の家族を選ぶということも言いません。
ただ、砂浜でブライアンがミアと子どもと楽しそうに遊んでいる姿をみたドムや他のファミリーたちが、ブライアンの居場所はここなのだと感じるのです。
ブライアンからの言葉がないのが、無性に泣けてくるんですよね。
そしてブライアンとドムは、別の道を進んでいきます。
「さよならも言わずにいくのか」
それを、ブライアン、お前が言うのか・・・!
こんな風に考えるのは野暮ですが、やっぱりこの選択はポールのことが関係しているのかなと思わずにはいられません。
ポールありがとう・・・
もうポール・ウォーカーには感謝しかないです。
今までありがとう。
ポールが事故に遭って亡くなってしまった時、本作の撮影は半分ほどまで終わっており、残りのポールの出演シーンは、彼の弟であるカレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカーが代役として出演しています。
なんとなく、ああこの辺から弟さんがやっているのかなって気づきますよね。
泣いちゃダメだと一生懸命涙をこらえて、あとはぶっ飛びアクションに気を取られたおかげで(笑)なんとか最後までみきったのに、あのラストはずるいです。
ポールいるじゃん、笑ってるじゃん(号泣)
この文章打ってて泣けてきました。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』を観てから、本作を見返すと、やっぱりポールがいると画面に華やかさが生まれるなあと思いますね。
新生ファミリーは本当に筋肉ハゲしかいないですからね(笑)
カーアクションの限界を超えている!
やっぱり『ワイルド・スピードシリーズ』と言えば、激しいカーチェイス、カーアクションですよね!
本作もシリーズを超えるカーアクションが目白押しです。
本作は車が飛ぶ!飛ぶ!飛びまくる!
それ車じゃないんじゃないって?
いや車なんですよ!本当に飛ぶんですよ!
優秀なハッカーであるラムジーを奪還するために、ファミリーはなんと空の上から敵に近づきます。
スカイダイビングかなって思うじゃないですか。
車でスカイダイビングするんですよ。
飛行機の上から車がじゃんじゃんダイブしていくんですよ。
そして普通に着陸してしまうんですから、わけがわかりません。
その後のカーチェイスももちろん激しいんです。
アクションもドキドキで、ブライアンがラムジーを奪還し、バスからレティの車に飛び乗るシーンはアドレナリン全開になります。
ここだけでも圧倒されるのですが、それからもド派手なカーアクションは続きます。
ヨルダンの高層タワーからWモーターズ・ライカン ハイパースポーツを走らせて、隣のタワーに移るシーンも圧巻。
隣のビルに移ったと思ったら、そのまた隣のビルにまで飛び移ります。
車が空を飛ぶ時代になったんだなあ。(考えるのをやめました)
最後に飛んでくれるのは、本編クライマックス。
ドムが車を飛ばして、ヘリコプターを爆破させます。
ここのホブスとの連携プレーもめちゃくちゃかっこいいんですよ!
これは「SKY MISSION」なんて邦題つけるだけあるなあというような、迫力満点のカーアクションでした。
もちろんシリーズ恒例のストリートレースもあります。
良かった点
・ド派手なカーアクション
・ポール・ウォーカーへの思い
やっぱりカーアクションが他のアクション映画とは格が違いますね!
そしてポール・ウォーカーへの思いが滲みでる粋な演出に涙すること間違いなしです。
悪かった点
・シリーズ初見だとわからない部分が多い
これはシリーズ前作に言えることですかね〜
もう制作側も諦めていそうです。
まとめ
まさにスカイミッションしています!
大迫力の激しいカーアクションに目が離せなくなること間違いなしです。
そしてポール・ウォーカーに捧げる素晴らしい作品になったと思います。
本作の続編である『ワイルド・スピード ICE BREAK』も公開されましたし、ブライアンは別の道を選びましたがシリーズはまだまだ続いていきますよ!
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映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(原題:Fast&Furious9)邦題&最新映像&公開日解禁!
全世界待望の“ワイスピ”続編の情報が遂に!解禁!!!この度、ワイルド・スピード最新作が『ワイルド・スピード/ジェット ブレイク』(原題:Fast&Furious9)の邦題にて、5月29日(金)より全国超拡大公開される事が決定!!その最新予告映像も解禁!監督は『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来のシリーズ復帰となるジャスティン・リン。主人公ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルをはじめ、オリジナルファミリーの面々がカムバックを果たし、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)でファミリーの前に立ちはだかったサイファー役のシャーリーズ・セロンらも再登場、そしてファミリーの絆を揺るがす新たな敵も参戦。さらに、衝撃のサプライズが・・・?!?!誰も予想しなかった前代未聞のサプライズとアクションを携えたワイスピが、2020年、再びスクリーンを駆け抜ける!!!!
<『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』最新映像解禁!>
現地時間1/31(金)に��イアミにて開催されたコンサートイベント「The Road to F9」。
Youtubeで43億回再生という驚異的な記録をもつ名曲「See You Again」を生み出したアーティスト ウィズ・カリファ&チャーリー・プースをはじめ、カーディ・B、オズナ、リュダクリスがライブを行い、同会場で『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の最新映像が世界初解禁となった!
<最新映像はこちら>
◆最強のファミリーが再集結!!
『ワイルド・スピード ICE BREAK』以後、家族との新たな生活を手に入れたドム(ヴィン・ディーゼル)とレティ(ミシェル・ロドリゲス)。「See You Again」のイントロが流れる中、車もマシンもマッスルカーからトラクターへ様変わりだ。息子も成長し、父になり、平穏な人生を手にしたと思われたーしかし、そこに忍び寄る影が。「どこまで行っても、過去からは逃げられない」と語るドムの消し去りたい記憶...それは、これまで明かされることのなかった実の弟、ジェイコブの存在だった。シリーズ最大の危機にワイスピファミリーが再集結!!
◆ファミリーVSブラザー...家族の絆が試される。
本作でドムの過去が初めて明かされ、その因果がドムを、そしてファミリーを窮地に追い込む。ジェイコブは「盗みのプロ」「暗殺者」「超一流の運転技術」と評され、ドムと勝るとも劣らない能力を持ち合わせている。そして、裏で糸を引いているのは前作に引き続きサイファーだ。ドムの妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)も登場し、ついに顔を揃える3兄妹の関係性からも目が離せない。
◆ロケットスタートコンパクトカー爆誕!車と戦闘機がマグネット空中合体!これまでも度肝を抜く奇抜な発想でアクションの歴史を塗り替えてきたワイスピシリーズ。今回も期待は裏切りません!「冗談キツイぜ」と二度見不可避なコンパクトカー+ロケットの力業合体車が駆け抜け、一般道に連結車両が垂直に立ち上がる。そしてまさかの車とステルス戦闘機の空中合体が実現!!ジェイコブが猛スピードで崖から飛び出すと、後ろから登場したマグネット搭載ステルス戦闘機と、息ぴったり。ドムも弟に負けじと車をターザン状態にし、振り子の要領で戦闘機を猛追!ガールズファイトも抜かりなく、今作も想像をはるかに超える体験が待っていること間違いなし!
◆まさか...?!更なるサプライズに驚愕する事、間違いなし!
映像のラストには、本映像最大の衝撃が待ち受ける・・・!驚愕のサプライズは映像にてご確認ください!!
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【作品情報】
『ワイルド・スピード/ジェット ブレイク』
■原題:Fast&Furious9
■配給:東宝東和
©2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved...
情報提供:ガイエ
5月29日(金)全国超拡大公開!!
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映画「ワイルドスピード」 感想
全てyoutubeでレンタル視聴。
MEGA MAXまでの感想は自分のTwitterからコピペ。
映画は滅多に見ないので、Twitterに呟いてそのまま忘れちゃうのはもったいない気がしたのでブログにも載せる。
MAXだけ字幕版で視聴。
無印 2019.4.21
トレットとブライアンはどんな風に和解するんだろう。
ブライアンは手錠の代わりにキーを渡したのかな?だとしたら象徴的で良いシーンだなぁ。
トレットの「レースをしている間だけ俺は自由になれる」ってセリフが凄く印象的だった。こういう刹那的な生き方に少しあこがれる。
X2 2019.4.21
こういうモラルより友情を重んじる話は嫌いじゃない。 嫌いじゃないけどめっちゃ好きって訳でもない。
トレットが一切出てこなかったのはなんでなんだろう。
こういうインモラルな世界観が新鮮で楽しい。節度は大事だけど、こんな風に開放的になれるのは素直にうらやましい。
石田彰さんが出演(ジミー役)してたのが面白かったw
ローマンはベローンから逃げることよりブライアンの身を優先して彼を助けに来たんだろうなぁ。その辺りの心理描写はなかったから想像でしかないけど。
こういうのは細かい理屈よりスカッと終わるかどうかが重要なんだろうな。
MAX 2019.4.23
今作から吹き替え版のトレット、ブライアン、ミアの声優が変わったらしい。なんで変えたんだろう。そのままでよかったのに。
字幕版を視聴。なんで今作だけ吹き替え版がようつべに無いんだ...
ブライアンとトレットが和解できてよかった。
トレットがブラガに対して「アメリカで罰を受けろ」って言ったのと、最後に逃げずにちゃんと裁判を受けたのが印象的だった。
なんかトレットが印象的過ぎてブライアンが霞むw
ブライアン達の最後の行動はトレットの見送りだったのかなぁ。(違った。彼らは素直に見送るほどお利口さんじゃなかった)
MEGA MAX 2019.4.23
・今作は総決算
無印でブライアンとトレットチームが出会い、関係を深め、別れる。
X2ではブライアンとローマンが友情を深める
MAXでブライアンとトレット・ミアが再開し和解。
そしてMEGA MAXでローマンやトレットの仲間達やヴィンスが集結し金庫盗みに力を注ぐ。
今作はまさに今までの総決算。
・雑多な感想
ブライアンとトレットの仲間たちが集結するのが凄く良かった。
最後のどんでん返しが予想外かつ爽快だった。
ホブスが笑った理由が分かる気がする。犯罪者とはいえ、自分の身を救ってくれた連中が見事目的を達成したと知ったらそりゃ笑いたくなる。
今作は特に派手なシーンが続くから、楽しかったけどちょっと疲れた。派手なシーンが続くと何故か眠たくなる。脳が動きを処理するのに疲れるからなんだろうか。
ホブスは強くて優秀で正義感があるし最後は逃がしてくれるし、とても良いキャラクターだった。
トレットとホブスが取っ組み合ってるシーンは「筋肉だるまが絡まりあってらー」と思いながら見てた。
「Danza Kuduro feat Lucenzo」が流れるタイミングが凄く気持ちよかった。 途中まで(こいつら気は良いけど犯罪者なんだよなぁ...)なんて野暮な事を思ってたけど見事に吹っ飛んだw
ヴィンスとトレットが和解するときの会話が、無印のバーベキューの会話と同じだったのが良い演出だった。前作の要素を取り入れた演出が凄く好き。「お祈り」って単語で無印のジェシーを思い出した。彼も良いキャラクターだったなぁ。
EURO MISSION 2019.4.24
・だんだん壮大になっていくスケール
最初はストリートレース界隈の中の話だったのに、麻薬組織のおとり捜査、麻薬密売組織の壊滅ときて、今作では国家を股にかける犯罪組織を相手にするようになった。
ファミリーはもちろん、トレットとブライアンはだいぶ変わったなぁ。
この後ももっとスケールが大きくなっていくんだろうか?
・今作ではホブスが仲間に
「MEGA MAX」ではトレットらを犯罪者としか見てなかったけど、彼らが完全な悪人じゃないと知ったからか、今作ではかなり友好的だった。
ショウの身柄を拘束する事よりミアの身を優先するシーンはとても良かった。
飛行機でのトレットとの共闘がかっこよかった。この二人が一緒に並んでいると凄く頼もしい。
あと、ホブスは警察側の人間なのにテズと意気投合してるのが面白かった。真面目なだけじゃなくてやんちゃな面もあるのがホブスのキャラをより立たせてると思う。
OPで前作のシーンが次々に写されるのが印象的だった。この映画も結構歴史が長いんだなぁ。
・雑多な感想
トレットファミリーとホブスのドリームチーム感がすごく好き。
ショウ役の人が東地さんだった。この人の声は渋くて好き。
ブライアンがローマンを助けるときのアクションが「X2」を思い出させる物だった。こういう演出すごく好き。
トレットとレティが話すシーンは、トレットのレティへの愛がよくわかるシーンだった。傷が思い出の形になってるのか。痛々しいけど一つ一つの思い出が印象的なんだろうなぁ。
ローマンとテズとホブスの自販機のやりとりだったり、テズとローマンの杭のやりとりだったりがコミカルで面白かった。基本ローマンとテズだなw
ハンは東京で何をしてたんだろう。なんか最後がすごく不穏なんだけど...
エレナはトレットとの愛より自分の信念を重んじたんだなぁ。芯がしっかり通っててかっこいい。
X3 TOKYO DRIFT 2019.5.1
・ドリフト
タイトルの通りドリフトのシーンが多く、おなじみのゼロヨンレースが(たぶん)無かったのが印象的だった。舞台に合わせたんだろうか?
でもやっぱり、ワイスピと言ったらゼロヨンレースだなぁ。
・ハンの出番の多さ
彼は日本でも結構幅を利かせていたんだなぁ。相変わらず瓢々としててかっこよかった。
ハンが結構好きだったから死んでしまったのがとても悲しい。しかも死因がかっこわるいのがもやっとする。
大事な人を守って死ぬとか激戦の末に死ぬとかじゃなくて、DKのお金を勝手に使って車で逃げてる途中で死ぬって...えええー...
ショーンという新しいレーサー(?)を育てたことが今回の彼の功績なんだろう。
今後のシリーズでショーンからハンについての言及があると嬉しいな。
ハンの死は伏線であってほしい。でないと、今作が僕の中で「ただハンが死んだだけ」の話になってしまう。
ハンが炎に包まれるシーンから彼の生死が気になってショーンの話に集中できなかった。最後の最後にひょろっとハンが登場するのを期待してたけど、そんなことは無くて残念だった。
・ジゼルについての言及
今作は話の流れ的には「EURO MISSION」の次の話だけど、映画が公開されたのは「X2」の次。
つまり、「EURO MISSION」のネタバレになるからジゼルに関しての言及が無かったんだろうか?
・ショーンについて
今作で初めて出てきた彼は今後も出てくるんだろうか?
仮に出るとしたら、ファミリー達とどう絡むんだろう。
・トレットについて
一番最後に出てきたけど、彼はなぜ日本に来たんだろう。
「EURO MISSION」のラストシーンでの電話を受けて来日したんだろうか?
続きが気になる。
SKY MISSION 2019.5.8
「MEGA MAX」と同じくらい前からとても見たかった映画だったから見るのを凄く楽しみにしてた。
そして楽しみにしてた分、見終わった後の虚無感も物凄く大きい。ああぁあああ~~~おわっちゃったよおぉぉぉおおお~~~。でも虚無感が大きいって事はそれだけ感動したって事だから、また一つ良い物を知ることが出来て幸せだなとも思う。
まだ「ICE BREAK」を見てないし新作の「スーパーコン��」も今年公開されるけど、ワイスピを見るきっかけになった「MEGA MAX」と「SKY MISSION」を既に見たから、僕の中でワイスピは終わってしまった感じがある。
見終わった直後にこれを書いてる。見ていて色々思ったけど、最後のシーンに全部持っていかれた感じがあるw 余韻が全然消えない。
・ブライアンとトレット。ポールとヴィン。
最後のビーチのシーンは最初トレットとブライアンの別れのシーンなのかな?と思ったけど、ポール・ウォーカー(ブライアン役の俳優)が今作の撮影中に亡くなった事を知って(ポールが亡くなってる事は知ってたけど時期は知らなかった)、「ブライアンとトレット」の別れでもあり、「ポールとヴィン・ディーゼル(トレット役の俳優)」の別れのシーンでもあったんだなって思った。
・See You Again
イントロが流れるタイミングがとても美しかった。
曲自体は前から知っていて、この曲が映画の中でどんな風に流れるのかずーーーっと気になってた。ここまで感動的なタイミングで曲がかかるとは予想してなかった。
今後この曲を聞くたびに最後のシーンを思い出して泣くことになりそうだw
この曲をバックにこれまでの二人が映し出される演出がとてもよかった。 歌詞がブライアンとトレットの関係を表していて、曲を聴きながら二人のこれまでを振り返る事が出来る。 こうやって過去を振り返られるのがシリーズ物の良い所だなぁ。
同じ道を走っていたブライアンとトレットがそれぞれ別の道に分かれていくのがポールの死を表している様で悲しくなった。とても象徴的なシーンだと思う。
空と山と、山を貫くように伸びている道路が凄く綺麗だった。こういう綺麗な所を車で走りたいなぁ。
・ブライアンの今後
今作でポールに代わってブライアンを演じたポールの弟であるコーディー・ウォーカーも俳優らしいけど「ICE BREAK」には出てくるんだろうか?そもそもブライアンは出てくるんだろうか?
・女性俳優陣
声を当ててる人が坂本真綾さんだった。この人の声はわかりやすい。
ミア役のジョーダナ・ブリュースターも、レティ役のミシェルロドリゲスもすごく美人だけど、ラムジー役のナタリー・エマニュエルも負けず劣らず美人だった。
ジョーダナ・ブリュースターは年を経るごとに色気が増しているのが凄い。どの作品を見ても少し違う彼女を見ることができる。これもワイスピシリーズの魅力の一つだ。
・雑多な感想
ノーバディの「胸糞悪い政治的理由によりアメリカ政府や軍がラムジー救出にかかわることはできないことになっている」とか「このガレージを新しい遊び場をしろ」が凄く洋画って感じで好き。
ローマンはいつも「俺は降りる」って言ってる気がするw彼も荒くれものなのにビビリなのがアンバランスで面白い。
今作でのローマンは「愛すべきバカ」感が一番出てて最高だw
十字架はレティ→ショウ→オーウェン→ハンの車の順で巡っていった。トレットが言っていた「これはハンのメッセージ」の意味がよくわからない。
車が空中を落下するシーンはCGなんだろうけど、映像が凄く綺麗だったから一瞬「本当に車を落としてるんじゃないか」と思った。
トレットとレティが杭を打つシーンやブライアンが無印を思い出す。
ピカピカのスポーツカーよりゴテゴテした装甲車にかっこよさを感じる。美しさより機能を優先させた無骨な外観がたまらない。
ブライアンがバスをよじ登るときのカメラワークが絶妙。タマヒュン。
ピカピカな車がグシャグシャになっていく様は爽快感がある。
美女はもちろんだけど、イケメンや筋肉隆々の大男を見るのもとても楽しい。特に外国人は見慣れないから凄く新鮮だ。
戦闘も機械も扱えるテズが超かっこいい。惚れそう。
車は空を飛ぶもの。
トレットブライアンオーウェンホブスの武器を準備するシーンが凄く好き。映画は音響も良いから物音が凄くクリアに聞こえる。音フェチにはたまらない。
ドローンがめちゃくちゃかっこよくて興奮する。銀色の流線がセクシー。
何故トレットとオーウェンは車で対峙するたびに車をぶつけるんだろうwこの二人だけ闘牛してるwでもそのバカさがこの映画の良さ。
記憶を取り戻したレティの呼びかけでトレットが息を吹き返すのって凄くご都合主義的で手垢まみれの演出だけど、ワイスピらしいっちゃらしい。こういうの嫌いじゃない。
オーウェンとホブスの会話が凄く不敵でかっこいい。ここら辺を見てると「スーパーコンボ」が楽しみになる。オーウェンみたいな悪役大好き。
ショーンの出番の少なさに笑った。ハンとショーンの存在は今作のきっかけにはなったけど、それにしても彼の出番はあっという間すぎた。スピンオフ出身のキャラとはいえ彼も一つの作品の主人公なんだから、もうちょっとショーンを出してほしかった。
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