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#ドロシー・ギルマン
misasmemorandum · 2 years
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『クローゼットの中の修道女』 ドロシー・ギルマン う柳沢由実子 訳
『おばちゃまな〜〜スパイ』シリーズを書いている人のノンシリーズ。本国アメリカでは1975年に、日本では1993年に出版されたもの。1960年代のアメリカが舞台。世俗世界から完璧に遮断されていた修道女たちが修道院から出て車を運転して、目的地で銃撃された人に出会ったり、ヒッピーに会ったり、社会運動家に会ったり、グルに会ったり、コーサ・ノストラと会ったり、悪徳警官に会ったり、社会運動の集会に行ったり、豚箱に入ったり。ドタバタコメディでした。気楽に楽しく読みました。以上。
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biblioapartment204a · 5 years
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なんでこんなにこのシリーズが好きなんだろうと考えていたら、おばあちゃんが主人公だからだ!と気づきました。アガサ・クリスティーのミス・マープルや、ドロシー・ギルマンのミセス・ポリファックス(おばちゃまはスパイ)も好きだったなと。その日本版と考えると自分の嗜好に納得です。
小蔵屋という和食器と珈琲の店を営むお草さんが、ご近所の問題や知り合いの悩みをそっと解決していくシリーズの1巻目。
年を重ねていくと体はすぐ疲れるし、外を散歩すれば痴呆老人扱いとぼやくところがリアルすぎて大好き。お節介も焼くけれど、嫌な人にはしっかりと境界線を引くところも格好いい。いくつになっても自分の行動に後悔したり、若い人を見て微笑ましくなったり、感情のゆらめきに共感する。そして、日々の小さな幸せを喜ぶお草さんがとっても愛おしい!私もこんなおばあちゃんになりたいなぁと思わずにはいられないのです。
 「萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ」吉永南央
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