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#ハリーポッターの机
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滝乃川学園ガーデンプロジェクトの久しぶりの活動日。 先月伐採した園内のヒマラヤ杉の幹をガーデンで憩えるテーブルを作成しました。緑に囲まれた広い敷地にハリーポッターに出てきそうな長テーブルを作りたかったんです。 簡易製材機で天板を挽き、端材で長椅子を作り、みんなで高さや位置などあーだこーだやりながら作りました。 コミュニティガーデンの醍醐味を凝縮した1日でした。 まだ余ってる幹がたくさんありますので、次の作品はもっと沢山の人と作りたいです。 #滝乃川学園ガーデンプロジェクト #ハリーポッターの机 (社会福祉法人 滝乃川学園) https://www.instagram.com/p/CBdMd1ehQSt/?igshid=hclfankzg75m
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moai084 · 2 years
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私が自分で選んだ児童文学 2022.9.7
7月下旬ごろだったと思う。ツイッターで、「#私を作った児童文学」というタグが流れてきた。「私が好きな」ではなくて、「私を作った」という部分がいいなと思った。でも、私を「作った」児童文学って、なんだろう。
情緒や人格に影響を与えた作品と捉えるなら、まずエンデやハリーポッターが真っ先に思い浮かぶ。あとは、あまり読んでいる人に出会ったことがないが、ジズー・コーダーの『ライオンボーイ』(猫と話せる少年がサーカス団のライオンを救う話)とか。冒険小説は、自分の世界を広げてくれるというか、行ったことのない世界に連れて行ってくれる。ただ、これらの本は父が選んでくれたもので、私が選んだわけじゃない。物語とどんな出会い方をしたのかも、結構だいじだと思うのだ。
10代の私が、「挿絵が気に入ったから」とか、「手に取った瞬間ワクワクしたから」とか、「ただなんとなくタイトルを知っているから」とか、そういう理由で手に取った本って、どんな本だっただろう。それは、私を「作った」というよりも、私がもともと持っていた引き出しの鍵を開けるような、私を「知った」本に近い気がする。父が選んでくれた冒険小説も、母の本棚にあったエッセイも、私の人格形成に大いに影響を与えたといえるけれど、私が自分で開けた引き出しには、何が入っているんだろう。大人になってしまった今の私はもう、無邪気な理由で本を選ぶことができなくなってしまった。だから、子供の頃に戻った気持ちで、もう一度その引き出しを開けてみようと思う。
#私が自分で選んだ児童文学
「リューンノールの庭」 松本祐子
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装丁とタイトルに惹かれたんだと思う。物語の外枠部分は、このあとに述べる『西の魔女が死んだ』のような、主人公の女の子が夏休みのあいだ叔母の家に住み込む話である。叔母の正体は主人公が憧れていた有名な児童文学作家であり、庭で魔法の植物を育てる魔女だという噂もあった。主人公が叔母の家に行くのは、「修行」をするという名目なのだけど、魔法とは名ばかりで家事や植物の世話ばかりやらされて、肝心なことはあまり教えてもらえない。でも、そういった暮らしの所作こそが魔法なのだと思う。読みやすくてやさしい文章でありながら、ストーリー展開はわくわくできて、読みごたえがある。シリーズ3部作になっていて、どれも装丁が美しいんだけど、やっぱり1部の『リューンノールの庭』がいちばん印象深い。
「西の魔女が死んだ」梨木果歩
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はじめて手に取った文庫本だったと思う。一応、単行本の表紙もネットで調べてみたけど、しっくりこなかった。中学生の私はとにかく本を読んでいる実感にこだわっていたので、分厚くて重いほうを好んでいた。だから文庫本を手に取った記憶がほぼないんだけど、たしかにこの本は、この本の主人公と同じ中学生の時に読んでいる。
魔法とは、習慣であり、暮らしの所作であり、愛情は、分かるように、目に見えるように伝えるものであることを教えてくれた本だった。にわとりが産んだばかりの、羽や糞が付いたままの卵でも、おばあちゃんが割ると絶対に殻がボウルに入ったりしない。��を病む主人公まいは、おばあちゃんの仕草のひとつひとつをしずかに観察して、その仕草の美しさに、癒されていく。「大好き」と伝えたら「アイノウ(I know)」と答えてくれる人がいる、それだけでしあわせだと思えるお話。
「長靴下のピッピ」リンドグレーン
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画像は岩波文庫だけど、初めて読んだときはおそらく装丁された単行本で読んでいる。聞いたことのあるタイトルだからというのと、冒頭の文章ですでに面白かったから手に取ったんじゃなかったかな。
となりの空き家に、ある日とつぜん女の子が一人で引っ越してくる。その女の子はそれぞれ違う色の長い靴下を履いていて、サルのニルソンさんを連れている。ピッピは、破天荒で明るくて、大男よりも力持ちで、次は何をしてくれるんだろうとわくわくさせてくれる。そんな子がとなりに引っ越してきたら、友達にならずにはいられない。読者も、ピッピのとなりに住んでいる兄妹と同じように、ピッピと友達になりたくなる。
ピッピは「机でやるより広いから」という理由で、床でピザの生地をこねたりするわけだけど、そういうのいいなと思いつつ自分は絶対やらないし思いつかないわけで、ピッピのそんなぶっとんだ発想にものすごく憧れた。「木の上に秘密基地を作ってみたい」みたいな夢がつまっている本。
「トロルとばらの城の寓話」トールモーハウゲン
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高校生の頃、この絵とタイトルに惹かれて手に取った。この絵を描いた人、調べども調べども出てこない。でも、別の本の挿絵を描いているのを見つけたり、一度電車の広告でも見かけて(それも本の広告だったと思う)そのたびに、一体あなたは誰なの…と思いを馳せている。
「白い城」と呼ばれる、塀で囲まれた庭と大きな塔の中に住む家族のお話。王さま、お妃さま、息子のエルム、それぞれの心象にともなって「白い城」は変化していく。はじめて読んだときは、正直あまりよく分からないと思った。それなのに、引き込まれて、夢中で読んだ。登場人物たちは冒険小説のように勇敢だったり賢かったりするわけじゃなく、むしろ全員たくさん間違いを起こすんだけど、それがむしろ、ぞくぞくするような怖さと面白さがある。
「トラベリングパンツ」アン・ブラッシェアーンズ
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なぜこれを手に取ったのかまったく思い出せない。忘れた。でも、この本の内容はかなり印象に残っていて、映画化されていないか調べたこともある。
幼馴染の女の子4人が、ひとつのジーンズをシェアする話。ルックスに関するコンプレックスもチャームポイントもまったく違っているのに、なぜか全員、似合うどころか「ぴったり」のジーンズを見つける。ジーンズがまわってくる番になったら、女の子たちはジーンズと共に各々の特別な日々を過ごす。仲の良かった友達から、大人になってそれぞれの道をいくときの、絶妙な時期が描かれている。
ぶっちゃけ、大切なことはすべてトラベリングパンツが教えてくれた。イケメンはドリンクを頼んでも絶対最後までストローでずるずる吸い込まないとか、でもそういう男ってちょっとつまんないとか。好きな男の子がくれたラブレターの「君に会いたい」という部分にたくさん修正された跡があって、太陽に透かして見ると「君を抱きたい」と書いて消したのが見えたとか。そういう大切なことをもろもろ教えてもらった。なんで手に取ったかはまったく思い出せないが、10代の私に出会ってしかるべき本だった。
***
本はいいよね。つまんなかったり自分に合わないと思ったものは結局読めないで終わっちゃうんだから、最終的に自分に合ったものだけが残っていく。(つまんない本を読むことももちろんだいじなんだけど。)私が自分で選んだ児童文学は、今思い出せないものも含めて、ずっと私の中に住み続けている。自分を外側に広げてくれたというよりも、内側を広げてくれた本のことを考えることができて、とてもよいきっかけになった。
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hoge-page · 4 years
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擬音祭後夜祭 -存在しないオノマトペに的確なシチュエーションを差し出せ-
皆さんこんにちは。hogeです。
前回の記事で擬音祭なる地味極まりない奇祭を行った我々ですが…
今回はその逆転版、つまりは『無いオノマトペに対して、それがぴったり合うシチュエーションを探す』というお祭りを後夜祭として行いたいとおもいます。
意味わかんないと思いますが、そもそもの意味が無いようなものなので気にせずに読んでください。
〜今回の参加メンバー〜
・コニシムツキ(以下コニシ)   好きなシチュエーションは『知らない人に「お疲れ様です」と声をかけたら「お疲れ様です〜」と返してもらえた時』
・けいてぃー(以下けいてぃ)   好きなシチュエーションは『自分はラッパーだと信じて、手を「yo-yo」しながら帰り道を歩いてる時』
・さっちゃん(以下さっ)   好きなシチュエーションは『素人』
・福岡想(以下想)   好きなオシチュエーションは『山犬に育てられた娘に口で咀嚼した干し肉を口移しで食べさせられる時』
・ミワチヒロ(以下ミワ)   好きなシチュエーションは『開封前の飲むヨーグルトを振る時』
以上のメンバーです。
それではどうかお楽しみください。
コニシ:今回は後夜祭です。
けいてぃ:ヨッ!
コニシ:前回から地続きの���画なので勝手はわかっていると思いますし早速いきましょうか。
けいてぃ:僕からいかせていただきます。
-けいてぃーからの提案-
けいてぃ:僕が持ってきたのは『ぴふぴふ』です。
コニシ:『ぴふぴふ』…
想:鼻詰まっているときの呼吸音?
コニシ:わかるけど、あの時の感じって『ピスピス』もしくは『スピスピ』で表現されてしまってる気はしますね。
さっ:はい!"子供用の音が鳴るサンダルを大人が体重かけて踏みつけている時"ですね。
ミワ:お父さんが?
けいてぃ:お母さんかもしれないだろ。
コニシ:どっちでも良いだろ。
けいてぃ:おじいちゃんかもしれないし。おばあちゃんはしないかな?
想:おばあちゃんはしないな。
けいてぃ:でもこの場合は『ぴ』がポイントな気がしますね。
コニシ:確かに。『ぴ』っていう音は色んなオノマトペに使われてるよね。笛の音とか電子音とか。高い音は大体『ぴ』じゃないかな。
けいてぃ:張り詰めてるイメージ湧くもんね。
コニシ:パピプペポの中だったら一番『ピ』が高い音っぽいし。
ミワ:確かにそうですね。
けいてぃ:あ、水風船とかに空気入れるちゃっちいポンプあるじゃないですか。あれ『ぴふぴふ』かな。
ミワ:うんうん、空気系のジャンルになりますね『ふ』があることで。
けいてぃ:『ぴ』の張り詰めた感じと『ふ』の抜け感?      やっぱ今シーズンのトレンドは抜け感なんで〜
コニシ:あれ?アパレル店員?
けいてぃ:夏場に向けて露出も増えてくるんで〜、この辺りでピフ感出してもらうと良いかな〜って感じですかね〜
コニシ:ピフ感…?
けいてぃ:これ全部で合わせて3400円ですし〜
コニシ:じゃあ安いか…セットアップで?
けいてぃ:そうなんです〜!お試着なさいますか?
コニシ:ん〜〜〜〜…じゃあ、一応…はい!
ミワ:結局買わされるやつだ。
想:ピフピフは男の服装ではなさそうじゃない?
さっ:あ!はい!思いつきました!
けいてぃ:お、さっちゃんどうぞ。
さっ:この前ツイッターで知った情報なんですけど、
けいてぃ:ツイッターでみた情報なら確かやね。
コニシ:危うい人だ。
さっ:沖縄県民直伝の指笛の吹き方がありまして…    ①指を輪っかにして咥える    ②唇は内側に巻き込み、指と唇との隙間をなくす    ③舌は指を押し返すように突き出す    ④ほっぺたは凹ませながら強く吹く    …というものらしいんです。    全部しっかりおさえて実践した結果でた音、『ぴふぴふ』でした。
コニシ:…ス…フー!!!!…スピ…ジュフーーツ!!ジュル…シュフーーー!!!     だめだ。これ酸欠になるだけだ。
けいてぃ:『ぴふぴふ』って繰り返すとこで頑張ってる感出てるかもしれないですね。
さっ:むっちゃ良い意見ですねこれ。誰が出したんですか?
ミワ:………高瀬舟…?
さっ:たかせぶね?
ミワ:アレの剃刀で喉を切るシーンをちょっと思い出しましたね。
コニシ:森鴎外か。僕は読めてないですね…
ミワ:調べてみると作中だと『ひゅうひゅう』って表現していたみたいですね。ちょっと違うかな。
けいてぃ:えーー俺もそういう賢そうなの出してみたいーーー
コニシ:教養の差……
ミワ:でも僕は今のところ"鳴らせてない指笛"に1票って感じですね。
コニシ:まあ確かに抜けてる感はあるか…
想:一旦指笛にしておきましょ、一旦ね。
コニシ:なんか前回も初手こんな感じだったな…
『ぴふぴふ』  指笛を鳴らそうとしてるけど全然鳴らせてない様子
ミワ:では次は僕です。
-ミワチヒロからの提案-
ミワ:僕が持ってきたのは『カチョカチョ』です。
けいてぃ:いいな〜俺もそういう教養を感じられるやつ提案したかった〜
コニシ:『カチョカチョ』は一番教養から程遠いオノマトペだろ。
けいてぃ:インテリジェンスじゃないんか…
コニシ:チープさしか感じないだろ。
さっちゃん:はい!"右回転のベイブレードを左回転用のベイシューターに取り付けようとして必死になっている様"じゃないですか?
ミワ:むちゃくちゃわかりますねコレ。
けいてぃ:非常にいいですね。でもね、一つ厳しくいくなら、ちょっと『カチャカチャ』に引っ張られすぎじゃないかな?      でも心意気はすごく良かったぞさっちゃん!
さっちゃん:ありがとうございます!
コニシ:オノマトペ部のコーチ?
想:ベイブレードが違うならクラッシュギアはどうです?
コニシ:また懐かしいものを…
けいてぃ:そういう問題じゃなくないですか?
コニシ:クラッシュギアはもっと重量感がある『ガチョガチョ』かなぁという気もしますね。
さっ:はい!
けいてぃ:はい、さっちゃん。どうぞ。
さっ:"寂れた商業施設とかのトイレの個室で、横にスライドするタイプのあの鍵と扉が噛み合ってなかったりして、なかなか鍵がかからない時の様子"はどうですか?
コニシ:いつも長いな君は。
けいてぃ:さっちゃん!
さっ:はい。
けいてぃ:ガッツは認める。      ただ、ベイブレードの時から「物体と物体の噛み合わなさ」っていう観点から全然伸びてないよ。
コニシ:あ、コーチだ。
けいてぃ:相手からしたら「ああ、こいつ今年もおんなじ手できたな」って思われるで。一年で相手も進化していくわけだから。
コニシ:相手って何?
さっちゃん:ありがとうございます!私、全国行きます!
コニシ:何の全国なの?
想:あのコーチ、今年で引退らしいな…
コニシ:漫画じゃん。
さっちゃん:私、子供の頃のあの日見たオノマトペを超えるまで頑張ります!
コニシ:オノマトペが見えるって何なんだよ。
けいてぃ:あ、コニシ君はまだそこまでたどりついてないんですね。
コニシ:能力モノになってきてません?
ミワ:スポーツ漫画の宿命ですね…
けいてぃ:あ、『カチョカチョ』のシチュエーション、これはどうです?
想:お、なんだなんだ。
けいてぃ:"セメダインとかの接着剤を開封した後、キャップの裏側についている突起で最初ついてるアルミ箔のフィルムに穴を開ける時"じゃないですか?
ミワ:あの瞬間か。
コニシ:セメダインの処女膜を破る時か。
さっ:"セメダインの処女膜"?????
けいてぃ:あ、でもだめだ。この場合は『カチョ』だけで『カチョカチョ』とは繰り返さないもんな…
さっ:けいてぃー君!ガッツは認めるわ!
コニシ:女コーチ?
さっ:ただ課題に沿わないのはダメなの。    強い気持ちを持つのは素晴らしいけど、それが課題から逸れてしまうと評価がされないのはとってももったいないことなの。
コニシ:さっきのコーチより理性的な指導だ。
想:時代は変わっていきますね。
さっ:でもあなたのその情熱は忘れないで。あなたにはできるわ。
コニシ:あ!さっきのコーチの熱さも引き継いだ指導だ!
ミワ:一部の主人公が二部で指導役になってるの、アツいですね。
けいてぃ:「帰って練習しよ。ただいま〜」『おまえ、こんな遅くまで部活かい?』
コニシ:続くのこれ?
けいてぃ:「ああ、オノマトペ部に入ったんだ」『おのまとぺぶぅ?』
ミワ:おじいちゃんと話してるのか。
さっ:「けいてぃ〜、ご飯よ〜!」
けいてぃ:『オノマトペ部、かぁ…フッ…懐かしいなぁ…』
コニシ:あ!こいつも元選手だ!多分このおじいちゃん元オノマトペ選手だ!
けいてぃ:…いや〜『カチョカチョ』何なんでしょうね〜
ミワ:急に戻ってきた。
コニシ:でもベイブレード的なおもちゃ感は的を得てますよね。     アレはどうです?"ビーダマンにビー玉を入れる時"
想:クラッシュギアも忘れないでください。
けいてぃ:張り合ってるけど結局そのあたり全部一緒よ?      全部『かちゃかちゃ』よ?
ミワ:じゃあ、ちょっと力技ですけど"水に浸したベイブレードをベイシューターにはめようとする様子"なら『カチョカチョ』ですかね?
コニシ:何で水に浸したんだ。
さっ:やっぱライバルに負けてドブに捨てられたんですよ。泣きながら組み立て直してる。
コニシ:じゃあ"引退を決意して自ら川に捨てたベイブレードを、復帰しようとして必死に川底から探し出して組み立て直す様子"とかも良くないですか?
ミワ:どんどんストーリーが見えてきたせいでよく聞こえてきちゃいますね。
想:感情に引っ張られてしまうな。
けいてぃ:いいですね。
コニシ:頑張ってほしいね、復帰後のベイブレード。
『カチョカチョ』 "引退を決意して自ら川に捨てたベイブレードを、復帰しようとして必死に川底から探し出して組み立て直す様子"
コニシ:では次は想さん、よろしくお願いします。
-福岡想からの提案-
想:えー、僕が持ってきたのはこれです。『ギョモギョモ』です。
けいてぃ:『ギョモギョモ』…?
ミワ:"握ると目玉が飛び出るキーホルダー"の感じありますね。
コニシ:ああ、あるある。牛とかのやつね。
けいてぃ:これも繰り返してるのがポイントですよね。
コニシ:『ギョ』ってオノマトペでどんなのに使われてましたっけ?
ミワ:目玉の『ギョロギョロ』とか。
想:GANTZの銃の『ギョーン』とか。
コニシ:不気味だったりSFっぽかったりする感じか。
想:どれもあまりこの世のものではなさそうな雰囲気だね。
コニシ:"半魚人の鳴き声"とか言われたら信じちゃいそうな気がしますね。『ギョモギョモ』!って。
けいてぃ:確かに。だいぶいい切り口ですね。
さっ:はいはいはいはいはい!
けいてぃ:はい、さっちゃん。
さっ:"ゾンビに憑依されかけているさかなクン"
けいてぃ:さかなクン…?
ミワ:絵が見えてきますね。
コニシ:どう転んでも化け物から発される音なんだな。
想:半魚人もさかなクンも水辺の雰囲気ですね。   粘り気があるような、何かをプレスで潰したような。
さっ:"劇場版AKIRAで肥大化した鉄雄に押しつぶされるカオリ"とかはですかね。
コニシ:ああ〜いいな。     "幽☆遊☆白書の戸愚呂弟が100%になる時"とかも思い出すな。
ミワ:それなら"人間を取り込むタイプの敵から、かつて取り込まれた味方の顔が出てくる様子"とかも『ギョモギョモ』感ありますね。
コニシ:ああ、わかる。これは"パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェストでフライングダッチマン号から顔だけ出てくるビルターナー"��たいな感じだ。
けいてぃ:総じてクリーチャー系だな。
コニシ:膨らんでいく感じとか飲み込んでいく感じが特に強いね。
想:『ギョモギョモギョモ』って増やすと成長してる感じもするな。
けいてぃ:あ、じゃあ"新しい腕が生えてくる様子"とかどうです?
コニシ:新しい腕…
けいてぃ:そう。飲み込まれるというよりは生えてくる感じもありかなと思って。腕が再生する敵ですよ。
コニシ:なるほど!"強い再生能力を持った敵が切り落とされた腕を再生する時"ってことか。
けいてぃ:そうそうそう!
想:確かにこれは敵ですね。ピッコロさんじゃなくてセルの方。
コニシ:首とかを切り落として「…やったか…?!」からの『ギョモギョモ』!で再生して「あいつ…死なねえのか……?」ってなるパターンですね。
けいてぃ:あの手の敵は、埋めるか宇宙へ飛ばすか、あとは離れた場所にある命の源みたいなやつを潰すかしかないからね。
コニシ:確かに。それこそパイレーツのデイビィジョーンズでいうでッドマンズチェストみたいなやつだ。
さっ:ハリーポッターでいうヴォルデモートの分霊箱ですね。
想:これは異論ないですね。
『ギョモギョモ』 "強い再生能力を持った敵が切り落とされた腕を再生する時"
コニシ:では次は僕ですね。
-コニシムツキからの提案-
コニシ:僕が持ってきたのは繰り返す系のオノマトペではありません。     『がぽんぷ』です。
けいてぃ:『がぽんぷ』…???
想:がぽんぷってコニシ君の自己紹介記事で見かけたような…
コニシ:よく覚えてますね。使い回したってバレるじゃないですか。
けいてぃ:『がぽんぷ』って…歌唱力とダンス力があって、最近ヒット曲で久しぶりにまた売れてきた…ボーカルにISSAがいる…
コニシ:それDA PUMP(だぱんぷ)ですね。
けいてぃ:あ、これはDA PUMPか。
想:何ですかこの茶番は。
コニシ:既存のでいうと『ドボン』とか連想しますね。
ミワ:最初思ったのは"トイレの詰まりをラバーカップでなおす時"ですね。
コニシ:確かにアレは『がぽんぷ』感あるかも。
けいてぃ:アレは『だぱんぷ』っぽくない?
コニシ:まだ引っ張られていますね。
ミワ:でも『だぱんぷ』ってオノマトペっぽいですよね。
けいてぃ:たしかに…
コニシ:それがDA PUMPの始まりかもね。ある日トイレの詰まりを直そうとしたISSAがラバーカップ使って『だぱんぷ!だぱんぷ!』って作業していて…     ISSA「『だぱんぷ』かぁ…」 -DA PUMP、誕生…-     ってなったのかもしれないしね。
けいてぃ:いやだなそのDA PUMP。
さっ:金スマとかで再現VTRになるやつじゃん。
コニシ:ただトイレの詰まりをなおすっていうのは"ポンプ"っていう言葉の意味に引っ張られすぎてるとも言えるかもしれないな…
さっ:じゃあ"お風呂の栓抜いた時"とかどうです?
コニシ:ああ〜、いいですね!
想:"お風呂に柚子を入れる時"とかも『がぽんぷ』かな?
けいてぃ:柚子くらいだと『どぽんぷ』かもしれないですね。
想:そうか、もっと大きいものから出る音か…
ミワ:あ、じゃあクリーチャーが…
けいてぃ:またクリーチャーが出てきた。
ミワ:"水辺の大型クリーチャーが泳いでいる人間を襲い、また潜っていく様"
けいてぃ:ああ〜!かなりピンときましたよ!
コニシ:わかる!『がぽんぷ』って音で一緒にいた人は振り向くけど、そこにはもう誰もいなくて大きな水紋だけ残ってるやつですね。
想:これも敵っぽいね。
コニシ:人間たちが仲間の仇を取ろうとそのクリーチャーに巨大なモリとかを打ち込むけど『ギョモギョモ』って再生されるんでしょうね。
けいてぃ:間違いない。
コニシ:このクリーチャーってのは、やっぱ半魚人とかになるのかな。
けいてぃ:いや、もっと大きい…"���体モンスター大なまず"とか?
コニシ:黄金伝説のターゲット?
けいてぃ:きっと口が大きいタイプよね。丸呑みする感じ。
想:いや、身体全体が一気に下に引き摺り込まれる感じじゃない?   口が大きすぎると『がぽん』じゃなくて『どぽん』になってしまう。
コニシ:たしかに…つまり"幼子を襲う海のもののけ"っていうこと?
けいてぃ:なるほど。やっぱ人食い河童とかになってくるのかな。
ミワ:古い書物にありそうですね。-がぽんぷと水に沈みけり-
コニシ:昔からある気がしてきたな。
『がぽんぷ』 "水辺でたわむれる幼子を襲う人食い河童の音"
さっ:ラストは私ですね。
-さっちゃんからの提案-
さっ:今回これを持ってきていいのか、すごく悩んだんですが自分の気持ちにはやっぱり嘘をつけなかったです。    私が持ってきたのは『ふぇきき』です。
コニシ:………!リベンジか!!
けいてぃ:素晴らしい。
さっ:この『ふぇきき』は前回の擬音祭で、私たちが"片栗粉を触った時"のオノマトペとして作ったんですが、やっぱりしっくりこないんです。    今回こそは逆にこの『ふぇきき』にふさわしいシチュエーションを考えてやりましょうよ!
コニシ:第一話のサブタイトルが最終回にも使われるようなアツさを感じるな。
さっ:皆さんも本当は納得してないですよね。
コニシ:たしかに『ふぇきき』と聞いて"片栗粉触った時"の感じかなとはあまり思わないもんな。
想:早速だけど"竹串を折った時"とかは?
けいてぃ:う〜ん…やっぱ『ふぇ』の部分が邪魔するなぁ。      もっとこう、柔らかさを持った…      あ、"ぬいぐるみの目を捻り取ろうとしている時"…?
コニシ:不穏すぎるだろ。
想:でもピンとくるようで来ないような感じは片栗粉のときから変わってないよな。
さっ:あ!閃きましたよ!"ポップコーンを食べる時"じゃないですか?!
ミワ:あ〜、僕はポップコーンは『かしゅ』ってイメージでしたね。
コニシ:どっちもわかるなぁ…     しっけてるポップコーンなら『ふぇきき』かもしれない。
けいてぃ:開けっぱなしにしてた市販のポップコーンを翌日に食べる感じね。
コニシ:宅飲みとかしていて、翌日の朝すっかりしっけたポップコーンを朝ご飯じゃないけどつまむ感じだ。
ミワ:ああー、いいなぁ…!
けいてぃ:むちゃくちゃミワくんに刺さってる。
コニシ:マイクポップコーンとかだよね。あのいつ見ても基本10%増量してるやつ。
けいてぃ:あの量食べるってことは3、4人で集まって呑んでるよね。
コニシ:その中には気になってる女の子とかもいたりしててね。
ミワ:うわぁ〜!
想:そういうシチュエーションだとあんまガツガツ食べられへんしね。
コニシ:みんなでスマブラとかしてるからコントローラー汚したくないしね。
けいてぃ:机にはストロングとかほろよいとかの缶が転がってるんですよね。
さっ:きっと大学でまだ知り合ったばっかりくらいですよね。これから仲良くなろうとして集まるやつ。それで遅くまで盛り上がって結局みんな雑魚寝しちゃうみたいなね。
想:4回生になったらポップコーンとか買わへんからね。
コニシ:そのあたりになるとアタリメとかスモークタンを買い始めるからね。
さっ:結局気になってた人とは何もないし、よくよく聞いたらすでに彼氏彼女がいたりするんですけどね。
コニシ:悲しいあるあるだ。     きっとその気になってる人の寝顔を横目に、残った酒を感じながら惰性でポップコーンに手を伸ばすんですね。手遅れの青春だ。
想:そういう時って自分が一人だけ最初に起きちゃったりするのよね。
さっ:『ふぇきき』は"終わりの始まり"なんですよね。
コニシ:叶わぬ恋の音だったのか。
けいてぃ:『ふぇきき』は叶わぬ恋の音だったのか…
想:でもどうせ翌年くらいに違う女の子とそういう関係になってるよ。
けいてぃ:あー悲しい。
コニシ:でもきっとその時また思い出すんでしょうね。     何となく仲良くなって、何となく飲みにいくことになって、何となく家来ることなって、何となくポップコーンとお酒買って、何となくセックスして、そんで朝に寝顔を見ながらしっけたポップコーンを齧って「ああ、去年もこんなあったな」って。
けいてぃ:その時のポップコーンは、より、しょっぱいんでしょうね…
さっ:クリープハイプの歌詞なの???
想:多分タバコ吸ってるしな。
コニシ:灰皿には二種類の銘柄の吸殻があって、メンソールの方には口紅がついてるんだろうね。去年一緒にいたあの子はタバコも口紅も知らない子だったなって。
ミワ:ちょっと味付けが過ぎてポップコーンどうでも良くなってません???
想:この哀愁を全部含めての『ふぇきき』ですから。
コニシ:惰性と哀愁ですね。だらしなくなった自分を見つめならが「ポップコーンってこんなにすぐしっけちゃうんだ」って、残ったしょっぱさだけを感じながらの朝ですよ。
想:ポップコーンと自分を重ね合わせているのね。
ミワ:儚いなぁ…
けいてぃ:もう『ふぇきき』はこれですね。
『ふぇきき』 "気になる子を含めた3、4人で宅飲みをし、みんなで雑魚寝した翌日、一人しっけたポップコーンをその子の寝顔横目に齧る様子"
ミワ:いや〜『ふぇきき』決まりましたね。
さっ:ちゃんとみんな『ふぇきき』と向き合えましたね。
けいてぃ:俺たちずっと目をそらしていたからなぁ。
コニシ:今日やっと『ふぇきき』をちゃんと見れた気がするな。     あ、こういう意味か。"オノマトペが見える"っていうのは!
けいてぃ:やっと、そのレベルまで達したようだな…
コニシ:コーチ!俺、やっと意味がわかりました!
けいてぃ:お前、まだまだ強くなれるぞ。
コニシ:ワンピースでゾロが鉄を切った時みたいになってる。
さて、いかがだったでしょうか。
無事にないオノマトペにシチュエーションをあてがうことができました。
皆さんも是非オノマトペで遊んでみてください。
そして、後夜祭まで続いた擬音祭はこれでひとまず終了。
また次回の記事もお楽しみに。
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aigatarinai · 5 years
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中村先輩と僕。
中村先輩はとにかく“変な”先輩だった。
僕の所属する美術部には四人の先輩がいたが、おかしな人ばかりだった。特におかしかったのが、中村先輩。
中村先輩は変な体験談をいくつも持っていた。僕の好きな武勇伝の一つは、中村先輩がフランスに行った時の話だ。
まず中学生にしていろんな国々を飛び回ってる先輩はもう只者ではないんだが、中村先輩はその旅行先のフランスの治安がめちゃくちゃに悪いという話をしていた。中村先輩がリュックを背負って歩いていると後ろにいた男にリュックの肩紐部分をハサミで切られた、という話だ。そのあとリュックごと男にあげたそうだ。
嘘みたいな真実を語ってくるのが中村先輩なのだ。
他にも同じマンションの住人が飼っていた亀が大雨で流されてベランダにいた話や、ハイキューの菅田さんが好きすぎて菅田さんのホクロをホルマリン漬けにしようとした話、足の成長速度が凄まじすぎて脂肪のはちきれた跡が太ももにある話などがあるんだが。
僕が中村先輩と出会ったのは小学四年生の時だった(気がする)。塾のクラスが一緒でその時は不思議な人だな、くらいにしか思ってなかった。その頃の中村先輩に関する記憶といえば塾の帰り道にたこ焼きをおごってもらった記憶くらいしかない。今思えば、小学生の頃に友人と晩飯に外食したのはそれが最初だったかもしれない。
その後中村先輩が中学生になるとともに先輩と塾のクラスは変わったのだが、僕がアホみたいに市営図書館に通っていたころに二、三度中村先輩も来ていて中学校どうですか、なんかの世間話をした気がする。先輩は、「バスケ部はやめとけ、忙しくて死ぬ」と言っていた。
中村先輩といっきに距離が近づいたのは言うまでもなく、僕が中学生になり美術部に入ってからだろう。
僕の一つ上の先輩として中村先輩がいたのだが中村先輩は元々バスケ部で途中から美術部に居候するようになったそうだ。
だから美術部一年目の僕らと同じように絵を描いたり物を作ったりして過ごしていた。
僕らは部活のある日はほぼ毎日机をくっつけて、馬鹿なくだらない話やアニメの話に花を咲かせていた。
ある日は愛鳥週間のポスターの締切日で中村先輩以外の美術部員は書いたポスターを顧問のオオワシ先生に提出してオオワシ先生はそれを18時までにどこかに持っていかないと行けなかった。
その日中村先輩は珍しくなく部活に遅刻していた。16時を超えた頃だっただろうか、
ガッシャーーン と大きな音が鳴り
パッと美術室の入り口を見ると、中村先輩と粉々の窓ガラスの破片が散らばっていた。よく見てないが、中村先輩の腕からは赤い血が垂れていた。
オオワシ先生は「何があったんや!?」 と飛んでた。中村先輩は鬼ごっこをしていて、勢いをつけすぎてドアに激突し割ってしまった、と話した。急いで先生はガラスの破片を片付け、ちょっとキレ気味に中村先輩と愛鳥週間のポスターを持って「帰る時鍵をかけてくれ」と僕らに言って先生は美術室を後にした。
後日中村先輩曰く4針ほど縫ったそうだ。
これが僕の中村先輩との一番印象深い記憶だ。
他にも、冗談で二人で遺書を書いたら先生4、5人に怒られた話や帰り道に知らんおばちゃんに褒めちぎられた話とか色々あった。
僕らは濃い二年を過ごして、中村先輩は卒業した後も二人でアベンジャーズやレヴェナントやバケモノの子なんかの映画を見に行ったりした。僕が高校生になった時スマホを買ってもらってLINEでやり取りをしていたが、気づいたら僕らは音信不通になっていた。
僕が最後に(おそらく)中村先輩を見たのは中村先輩の高校の前を自転車で通った時中村先輩らしき人が仲よさそうに友人たちとハリーポッターの話をしていた時だ。もうあれからも三年くらい立っている気がする。
中村先輩はとびきり絵がうまかったから、きっと今はどこか美術系の大学に行ってるんじゃないだろうかと思う。
僕は結局何者にもなれないまま、美術大学の学祭にこっそり行ったり、ゴッホ展を見に行くくらいしか美術には触れていない。
僕はいつまでも中村先輩のことだけが忘れられない。ふとした瞬間に先輩のことを思い出してしまう。
僕は中村先輩が美術部を引退するときに手紙を書いた。たぶん仲のいい後輩としてしか僕のことを見ていなかっただろうけど、僕は精一杯の言葉を、
大好きです。と書いておいたのだが、きっと伝わってないだろうな。
もし、久しぶりに中村先輩に会えたら僕は飛ぶほどテンションが上がるだろうと思う。僕らはきっといつだって中学生に戻れる自信がある。
中村先輩のことが大好きだったあの中学時代に。
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akari125 · 5 years
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ハリーポッターの第6巻を読み終わった。
何度読んでも号泣。ダンブルドアが死ぬシーンももちろんだけど、ダンブルドアのために身を粉にし、人々に恨まれるスネイプの報われなさにもとても心が苦しくなった。
辛い。
泣いて疲労感がすごい。
ダンブルドアは最後まで愛の人だった。JKローリングも。
昨日の夜、新宿で選挙スピーチを見かけた。
机一個ぶんの巨大プラカードが四つ。そこには「外国人生活保護に1200億っておかしくない?」の文字。
そして聴衆の中には「ヘイト・差別を選挙活動に使うな」「この人に投票してはいけません」というプラカードを持った人がいた。
硬い表情でまっすぐに立候補者を見つめている。
それを見たときに様々な疑問がもちあがった。
家に帰ってとりあえずさらっと調べた。
立候補者の他の選挙活動スピーチも見たのだが、結果差別的な表現が多かった。
「○○国との国交断絶を目指す。」
この一言で確信した。
理解し、気づけただけでもよかった。
私は外国の人々を国単位でひとまとめにしてはいけないと思う。
それに国の問題のはけ口を人になすりつけるのも違う。
そこには一人一人のひとがいるということを理解しなければいけない。
自分が嫌いだと感じているその国にも、自分と同じように音楽を愛したり、服を選んだりしている人がいるんだ。
ハリポタが暗雲立ち込める時代に突入しているのと同じように、私が住んでいるこの国も、ますます暗い空気になっている。
何が嘘で何が本当なのかわからない。かたよっていては何も掴めない。
ダンブルドアのように愛を大切にしたい。
ハリーのように私が世界に対してできることは何か。
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release-info · 6 years
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