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#パンダ保護研究センター
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China, 2001 Panda, Wolong, Sichuan, China. 中国 四川省 臥龍パンダ保護研究センター Photography by Michitaka Kurata
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xf-2 · 4 years
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米軍の弱体化
 いざとなったら米軍が助けに来てくれる──。そんな戯言を言える時代は過ぎ去りました。いまや米軍を〝スーパーマン〟のごとく頼ることはできません。
 米軍は現在も世界最強の軍隊ですが、その力はこの20年で低下しています。また中国軍が急激に力をつけ、いまやアジア太平洋地域のパワーバランスは逆転しつつあるのです。
 現に8月、シドニー大学米国研究センターによる報告書では、米国は太平洋における軍事的優位性をすでに失っており、同盟国を中国から防衛するのは困難になる恐れがあると警告しています。
 冷戦の真っ只中だった1980年代、アフガニスタンを侵略し、北海道をも奪おうとしたソ連に対して、当時のレーガン政権は圧倒的な軍事力と経済力を背景に、日本やドイツなどの同盟国と連携して立ち向かいました。「侵略は許さない」という態度を示すだけでなく、軍事力を徹底的に強め、ソ連を心理的に屈服させようと考えたのです。その戦略は的中し、ソ連は侵略を断念。冷戦は終結しました。
 その後、米国は国内問題に専念しようとしますが、9.11同時多発テロが起こります。米軍の戦略は「テロリストたちをやっつけない限り、米国の平和は守れない」と主張するネオコン勢力に引きずられ、ソ連や中国といった「大国相手の戦い」から「テロとの戦い」へとシフトしました。米軍の役割が「正規軍との戦い」から、イスラム過激派らのテロを防ぐことに変わったのです。この戦略転換が、今日の米軍弱体化を招く一つの要因となりました。
 ところが、米軍がいくら中東の紛争に関与しても平和と安定は訪れず、紛争は拡大するばかり。兵士たちも自爆テロなどで死傷し、国民の不満も高まった2009年、「対外戦争で米国の若者を殺さない」と主張したオバマ〝民主党〟政権が誕生します。
 オバマ大統領は「米国は世界の警察官ではない」と広言し、急激な軍縮を実施。世界の平和と安定を維持するための努力も怠(おこた)りました。米軍関係者が自嘲的に〝米国封じ込め政策〟と呼んでいたのが印象的です。
 息子ブッシュ〝共和党〟政権時代の「テロとの戦い」への方針転換と、オバマ〝民主党〟政権による〝米国封じ込め戦略〟によって、米国の軍事戦略から中国やロシアの脅威は軽視され続けてきました。特に急速に国力をつけた中国に対しては、国内のパンダハガー(Panda Hugger:パンダを抱擁する人)と呼ばれる親中派によって、軍拡に対応するどころか、中国と組んでテロを防ぐ方向に誘導されていったのです。
 かくしてこの20年間、政党は関係なしに、米国は「世界各地のパワーバランスを維持しながら紛争を抑止する」というレーガン政権の外交・安全保障戦略を見失っていました。
 思い返してみれば米軍は1991年の湾岸戦争以来、正規軍と血みどろの戦争をしていません。いまの幹部も正規軍との戦争経験がない人がほとんどで、正規軍、しかも大国の正規軍との戦争をできるのか、米軍内でも多くの人が不安を持っている実情です。
同盟国を守る「能力」の低下
 危機感を抱いたトランプ大統領は政権発足後、「国家安全保障戦略」で中国とロシアを「現状変更勢力」、いわば〝敵〟として位置づけました。さらに「国防戦略2018」でも中国を念頭に、「大陸間角逐」こそ最大の脅威であると再定義し、軍事費を毎年7兆円程度増やして懸命に軍拡しています。大国との戦争を念頭に置いた軍事戦略に回帰させたのです。息子ブッシュ政権以来となる国家戦略の全面的な転換でした。
 トランプ氏が当選した直後のマスコミの論調を思い出してみてください。「トランプは安全保障の素人だ」「孤立主義を採用しアジアへの関与が失われ、日本も危うい」などと不安を煽(あお)っていたでしょう。実体は正反対で、トランプ政権はまともな対外政策に回帰させたに過ぎないのです。
 しかし一度、軍縮した影響は計り知れません。まず国防産業が衰退しています。トランプ政権は現状から80隻増となる350隻の軍艦をつくると明言しましたが、製造を急いでもつくり終えるのは2050年になると言われています。そこでアジア太平洋地域に兵力を優先的に振り分けるべく、トランプ政権はシリアからの撤兵などを断行したわけです。
 2019年10月27日、米国特殊部隊の奇襲作戦によって、ISの指導者アブ・バクル・バクダディが死亡しました。この作戦についてトランプ大統領の発言と記者会見の内容がホワイトハウスより発表されましたが、それを読むとトランプ大統領は「私は兵士たちが(シリアやトルコから)家に帰ってほしいし、何か意味のあることと戦ってほしい」とはっきりと言っています。トランプ大統領は限られた兵力を「意味ある戦い」に振り分けたいと明言しているのです。
 さらに米国のインテリジェンス能力も落ちていて、トランプ政権は必死に立て直しを行っています。オバマ政権時代、予算削減のため情報収集の担当者を次々とクビにして、情報収集体制はボロボロになりました。平壌の空爆と金正恩の「斬首作戦」が実行されなかったのも、インテリジェンス能力の低下によりミサイルや核が保管されている地下の軍事秘密基地、さらに金正恩の居場所や本人確認のDNA情報の入手ができなったことが理由の一つだと言われています。
 いまもマスコミでは「トランプは日本を守る気がない」「同盟関係を重視していない」との声が支配的ですが、このようなトランプ大統領の姿勢は「意志」ではなく、「能力」の問題なのです。トランプ大統領がいくら同盟国を守りたいと思ったところで、現実に同盟国を助ける能力を失いつつあるというのが正しい見方でしょう。
 もちろん、圧倒的な核戦力によって中国軍が米軍に手出しできないのは事実で、日米同盟は「抑止力」として機能しています。しかし、いまや米軍が「通常兵器」で中国に対抗できなくなりつつあるという現実を踏まえ、同盟国である日本は防衛体制を全面的に見直さなければなりません。
「在韓米軍不要論」の深意
 もう1点、日本が直視すべきなのは米韓関係です。
 米国側は韓国に対する嫌悪感がこれまでにないほど高まっています。日米間で北朝鮮をめぐる協議をしているときも、「慰安婦問題で日本は謝罪をしていない」「日本大使を韓国に戻さないのはおかしい」と難クセをつけてくるのですから当然です。
 米国は七十年前、韓国の赤化を防ぐために朝鮮戦争を戦いました。その記憶がある米軍の幹部たちは、「我々は北朝鮮から韓国を守ろうとしているが、もし韓国で被害が出たら〝米軍のせいで犠牲になった〟と言ってくるに違いない。こんな��中を助ける必要があるのだろうか」と思い始めているのです。
 米国も当面は韓国への影響力確保の観点から米韓同盟を維持していくでしょうが、米軍を韓国に駐留させておくリスクが高まってきていることも無視できません。
 戦闘機などの整備の一部は現地、つまり韓国企業が担いますが、文在寅政権は発足直後、北朝鮮のスパイを取り締まる国情院(国家情報院)の長官に極左の徐薫氏を起用しました。その結果、北朝鮮のスパイを取り締まる機能は麻痺し、韓国企業には労働組合を通じて北朝鮮のスパイが入り込んでいると思われます。そうなると、もはや韓国企業に在韓米軍の艦艇や戦闘機などの整備を任せることはできません。
 軍事戦略面からも、米軍が韓国に駐留する必要性は低下してきています。米国にとって最大の脅威は、中国海軍のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)です。いまのように軍事バランスが不均衡なままでは、SLBMを搭載した中国の原子力潜水艦が太平洋へ進出し、米国本土を核攻撃できるような状況が生まれかねません。すでにそうなっているという分析さえあります。このままでは、核戦力の優位すら危ぶまれることになります。
 そこで日本・ベトナム・フィリピンに地対艦ミサイルを配備し、中国海軍を抑え込む「ミサイル・バリア構想」を在韓米軍が担う方向で議論が進んでいます。在韓米軍の一部がベトナム、フィリピンなどに展開していく、という話です。台湾海峡危機に対応するためにも、限られた部隊を韓国に置いておくよりは日本に戻し、日本・台湾ラインで中国海軍を抑え込んだほうが効果的と考えられています。
圧倒的な物量不足
 冒頭でも指摘しましたが、とにかく米軍はいま、中国軍と比べて物量で劣勢に追い込まれているのです。
 北朝鮮漁船による瀬取り、台湾海峡や尖閣諸島など東シナ海の問題、南シナ海における「航行の自由作戦」を主として担当するのは、駆逐艦です。現在、これらを担う米海軍の第7艦隊の駆逐艦はわずか8隻、潜水艦を含めても艦艇は70隻しかありません。日本の海上自衛隊の兵力は135隻で、日米両国の兵力を合計すると約205隻となります。
 一方、中国海軍の駆逐艦は公表しているだけで33隻、潜水艦を含めれば750隻あるといわれ、艦艇の数だけを見ても中国の兵力は日米両国の約4倍もあるのです。
 しかも中国は「ロケット軍」というミサイル専門部隊をつくっていて、いわゆる〝空母キラー〟といわれる対艦弾道ミサイルなどを次々に開発しており、その膨大な、かつ高性能のミサイル攻撃を仕掛けられたら、現在の日米両国のMD(Missile Defense:ミサイル防衛)体制ではとても対応できません。
 昨年来、英国・フランス・オーストラリア・ニュージーランドなどが南シナ海と東シナ海に軍艦や飛行機を派遣しているのも、米国一国では中国海軍を抑止できないからだと見るべきでしょう。
「ハイブリッド戦争」に備えよ
 中国の軍拡の源は、潤沢な資金です。資金が枯渇(こかつ)すれば軍の整備ができなくなり、動かない戦闘機や艦船が増える。物量で劣っているのなら、まずは貿易戦争で経済力を徹底的に奪うしかない──米中貿易戦争は、物量で劣る米国の〝時間稼ぎ〟という側面もあります。
 またトランプ政権が最も警戒しているのは、中国の「ハイブリッド戦争」です。ハイブリッド戦争とは、電磁波、プロパガンダ、サイバーなど、ネットワークや通信を破壊する手法で2014年、ロシアがクリミア半島を占領したときに用いられました。ウクライナの国会議員の携帯電話を使えなくさせたり、フェイクニュースを流したりして抵抗能力を徹底的に排除したのです。
 実際に習近平政権は台湾などを念頭に、ハイブリッド戦争を実行するため、準備を進めています。2015年12月、人民解放軍の大改革を行い、陸海空とロケット軍の4軍に「戦略支援部隊」を加え、5軍体制としました。戦略支援部隊は通信機能を麻痺させるために通信の基幹部分を抑えたり、プロパガンダを行う専門部隊で、ハイブリッド戦争遂行のために創設されたのではないかといわれています。
 ハイブリッド戦争に対抗するには、敵国の通信技術が自国に流入することを防ぐ必要があります。だからこそトランプ政権は徹底してファーウェイを締め出しているのです。さすがに防衛省は『防衛白書』などで中国のハイブリット戦争について注意を喚起していますが、日本の経済界の反応は鈍いと言わざるを得ません。
 今年はトランプ政権が宇宙軍を創設する法案を提出したことも話題になりました。これも中国の軍拡に対抗するものです。中国はミサイル戦や通信戦を念頭に、宇宙軍を強化しています。中国の宇宙空間での覇権を許してしまえば、いざというとき米軍の通信機能は麻痺させられ、中国の攻撃に全く対応できなくなってしまうのです。
日本海の争奪戦
 マスコミが大々的に取り上げることはありませんが、日本海の争奪戦はすでに始まっています。
 東シナ海では中国の軍艦や公船による尖閣諸島周辺への領海空侵犯が常態化、中国軍機を対象とした航空自衛隊のスクランブル(緊急発進)回数は過去最多を更新しようとしています。
 日本海では2017年、対馬海峡を中国軍機が初めて通過し、昨年度は7回通過、過去最多を更新しています。2019年に入ってからは中国軍機とロシア軍機が竹島上空を合同飛行し、ロシア軍機は領空侵犯しました。そして空自機と韓国軍機がスクランブルしています。
 そんななか、韓国の国防費が日本の防衛費を上回ったというデータが公表されました。経済不況に苦しんでいるにもかかわらず文政権は国防費を増やし、昨年は日本が約5兆3999億円、韓国が約5兆5310億円と初めて追い抜かれました。
 さらに「緊張緩和」と称して38度線に配備していた韓国軍を減らし、『国防白書』からも「北朝鮮は主敵」という文言を削除、来年度の国防予算には「周辺国に対抗する戦力を確保する」という項目を新設しています。「周辺国」には当然、日本も含まれます。文政権は「李承晩ライン」の復活を狙っているでしょう。
 1952年、当時の李承晩大統領は国際法に反し、竹島も含む漁業管轄権を一方的に主張しました。韓国はその後、日本と国交を回復する1965年までに約4000人の日本人漁師を拘束し、8人を死亡させています。先日、鹿児島に出張した際に李承晩ラインで拿捕された枕崎の漁師の親族の方とお会いしましたが、拿捕された漁師たちはヒドい虐待を受けたと聞きました。
 今後、文政権は日本の漁船や輸送船への嫌がらせを行い、尖閣と同じように「サラミ戦略」で対馬海峡を含む日本海を〝韓国の海〟とすべく、動き始めるでしょう。
 一方、日本海の豊かな漁場である大和堆では北朝鮮漁船が違法操業を続けています。そしてその北朝鮮漁船をロシアが拿捕した──すでに韓国、北朝鮮、ロシア、そして中国による〝日本海の争奪戦〟が始まっているのです。
 一体、どれほどの人が、日本海が尖閣諸島海域のような「紛争海域」になると想定しているのでしょう。「北朝鮮の違法操業はけしからん」程度の認識のままでは、ますます危機に追い込まれていくことになります。
継戦能力低き自衛隊
「日本の自衛隊は優秀だから、韓国軍相手ならば大丈夫」という声も聞かれますが、もし一触即発の事態になったとき、憲法9条に縛られた自衛隊法の解釈では初動の遅れでやられてしまうでしょう。
 実際に2016年には元空自航空支援集団司令官の織田邦男氏が、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自機に対し「攻撃動作を仕掛け、空自機がミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」とする記事を発表しました。攻撃動作を仕掛けられたことは、冷戦時ですらありませんでした。
 事実関係は防衛省幹部も大筋で認めたようですが、萩生田光一官房副長官、河野克俊統合幕僚長(ともに当時)はこれを否定しました。あくまで推測ですが、空自機が攻撃動作を仕掛けられながら戦域から離脱したことが判明すれば、同盟国である米国から「何という弱腰」と批判されることになるからだと思われます。
 しかし中国の戦闘機と日々向かい合っている空自としては、攻撃動作を仕掛けられた場合に「戦域を離脱し領空侵犯を容認する」のか、「阻止するために反撃する」のか、政府に方針を決めてもらわなければ困ります。だからこそ、あえて情報を漏らしたのかもしれません。
 領空侵犯を容認したら、「領空侵犯しても反応してこなかった」と中国に制空権主張の根拠を与えることになります。「撃墜もやむなし」と指示するには国際的な世論戦で負けないための宣伝能力の強化、日米連携の深化、敵基地攻撃能力の保持が不可欠です。
 中国は「世論戦」を重視し、米国をはじめ主要先進国に中国が有利になるようなニュースを流す体制をつくり上げています。予算は1兆円とも言われ、米国のケーブルテレビで中国政府が作成したニュースを流したり、ニューヨーク・タイムズには中国共産党の機関紙『人民日報』の英語版が織り込まれているほどです。
 一方、慰安婦問題という例を挙げるまでもなく、日本の対外宣伝力の弱さは知られています。韓国に対する「ホワイト国除外」でも、広報不足により国際社会では「日本が経済力で劣る韓国をいじめている」と報じられていたほどです。いまの状態で中国や韓国との間で紛争が起これば、日本は「悪者扱い」される可能性が高いと言わざるを得ません。
 それだけでなく、中国は「日本政府から戦闘を仕掛けられた」と宣伝し、ミサイル攻撃を仕掛けてくる可能性すらあります。事実、米国務省の「中国に関する年次報告書2014」では、中国は短期激烈戦争(ショート・シャープ・ウォー)として「大量のミサイルを短期間に日本列島に発射し、米国の助けが来る前に日本を降伏させる」というシナリオが検討されているほどです。
 日本はMDシステムを導入していますが、これだけで日本全土を守れるわけではありません。MDシステムは2段階に分かれていて、第1段階ではミサイルが大気圏にいる間に海上自衛隊のイージス駆逐艦が察知し、迎撃します。第2段階では、イージス駆逐艦が撃ち漏らしたミサイルを大気圏突入段階で空自の迎撃ミサイル、ペトリオットPAC-3で対応する仕組みになっています。
 問題は第1段階では日本列島全体をカバーしていても、第2段階になるとPAC-3を配備している半径数十キロしか守れないことです。つまりPAC-3が配備されていない札幌を除く北海道、青森を除く東北、新潟などの日本海側、中国、四国、南九州はミサイル攻撃にまったく無防備なのです。
 そしてそもそも防衛費の関係で在庫を抱えておらず、対応する迎撃ミサイルの数も足りていません。ミサイルだけでなく弾薬や燃料も不足していて、元自衛隊の幹部が言うには「おそらく海上自衛隊の護衛艦などが戦闘状態に入ったとして、戦い続けることができるのはせいぜい十数分だろう。自衛隊の基地が相手から攻撃を受けずに戦い続けることができたとしても1カ月持つかどうか」とのことでした。
トランプを救った安倍外交
 米軍の弱体化と中国の軍事的台頭、米韓同盟の変質──日本を取り巻く安全保障環境の変化に、安倍政権はどう対応しようとしているのでしょうか。まずは外交戦略です。
 トランプ政権は当初、中国に対抗するためにロシアと組もうと考えました。ところが関係改善は進まず、アジア諸国と関係を強化する方針に転換します。しかしフィリピンのドゥテルテ大統領は反米、ベト���ム戦争の記憶があるベトナム、さらに核武装に踏み切ったインドなどとも関係は良好とはいえません。さらに「一帯一路」による買収工作で、中国批判を口にできない国も多くなっていました。
 途方に暮れていたトランプ政権に救いの手を差し伸べたのが安倍首相だったのです。安倍首相は第二次政権が発足した2012年12月、英文で「アジアの民主的セキュリティ・ダイヤモンド構想」という英文の論文で、日米同盟を広げて東南アジアやオーストラリア、インドにいたるまでの連携網を構築する構想を発表しました。
 この構想に基づき「地球儀を俯瞰する外交」で当該国との関係を深化させていったのです。特にインドとは同盟関係と言えるほど良好な関係を保っています。
 一昨年、アメリカで会った米軍の元幹部は「セキュリティ・ダイヤモンド構想がなければ、南シナ海や東シナ海での中国の横暴はさらにひどく、紛争が勃発していたかもしれない」という認識を持っていました。
 安倍首相がトランプ大統領とゴルフをラウンドしたり、トランプ大統領が安倍首相の誕生日を祝う姿に「アメリカの言いなり」「対米従属」と批判する向きもありますが、安倍外交が米国の大統領から頼りにされていることの証明です。
 トランプ政権と日本との関係が良好でなければ今頃どうなっていたことか、想像するだけでゾッとします。
 こうした戦略的な外交ができたのは安倍首相個人の資質だけでなく、政治の仕組みを抜本的に変えたことも一因です。第二次安倍政権は、発足と同時に日本版NSC(国家安全保障会議)を創設し、軍事・外交・インテリジェンスを連動させた安全保障戦略をつくる体制を構築しました。
内閣人事局は「官僚いじめ」か
 これまで日本の安全保障戦略は、防衛省が策定してきました。しかし霞が関で防衛省は3流官庁といわれていて、防衛庁時代は他省庁から相手にされず、防衛費の折衝すら直接財務省とできなかったほどです。
 しかしNSCは内閣総理大臣直轄なので、安全保障戦略の主導権は官邸に移動し、ほかの省庁を巻き込んで安全保障政策を策定できるようになりました。そのような意味で、この改革は画期的といえます。
 防衛、安全保障は防衛省の管轄と思われるかもしれませんが、住民保護や通信なら総務省、軍需産業による武器・弾薬の補給なら経済産業省、自衛隊の移動や戦闘機の離着陸なら国土交通省、戦闘によるけが人の対応なら厚生労働省……基本的にすべての省庁に関わっています。
 NSCの話になると出てくるのが「内閣人事局」です。マスコミは内閣人事局を安倍政権批判の道具にして「官邸が好き勝手やるためにつくられた」「役人いじめ」というのですが、それは霞が関の現実を知らない人の謬論です。
 内閣人事局は総合的な国家戦略を策定するための〝道具(ツール)〟にすぎません。さらにいえば、国益を考える有能な官僚を守るための道具です。
 官僚たちにとって、守るべき最大の原則は「前例踏襲」──先輩たちが行ってきたことを守り、否定しないこと。これこそ出世の必須条件です。しかし「前例踏襲」では肝心の「国益」が守れないことも多い。
 そんななか、安倍政権が内閣人事局をつくったことで幹部官僚人事を左右できるようになり、おかげで「国益のため前例を変えたい」と考える幹部官僚たちは上司に対し、「内閣人事局のせいで官邸からの指示には逆らえないので、やむを得ず先輩たちのやってきたことを改革します」と〝言い訳〟ができるようになりました。官邸が〝悪者〟になることで、各省庁の「前例踏襲政治」を改革しようとする国益重視の官僚たちを守ることができるのです。
「省庁縦割りの前例踏襲政治」から「内外情勢に機敏に対応できる国益重視の政治」へと官僚機構を変えるための道具が、NSCと内閣人事局というわけです。
令和の「富国強兵」を
 NSCといえば9月、2つの大きな動きがありました。
 まずNSCの実務部隊であるNSS(国家安全保障局)局長が外務省出身の谷内正太郎氏から、警察庁出身で首相側近の北村滋氏に変わりました。北村氏はインテリジェンスのプロで、拉致被害者奪還のためにウラで動き回ってきた人物です。
 この人事はトランプ政権の方針と関係しているでしょう。トランプ政権はインテリジェンスに軍とCIAを使っていて、国務省をあまり関与させていません。というのも、国務省はパンダハガーだらけで情報がすぐ中国に漏れてしまう恐れがあるからです。国務長官にCIA出身のポンペオ氏を起用していることからも、トランプ大統領が国務省の官僚たちを信頼していないことはわかります。
 一方、日本で国務省のカウンターパートは外務省なので、トランプ政権は外務省や外務省出身の谷内氏にできるだけ情報をわたさずに、内閣情報官だった北村氏にわたしていたという噂(うわさ)を米軍関係者から何度なく聞かされました。
 外務省は谷内氏の後任にも同省出身者が就くことを期待し、谷内氏もそれを希望したようですが、外務省は外されることになりました。
 この人事について朝日新聞は「官邸主導が強まる」「官邸にノーを言う人が少なくなる」という論調の記事を掲載していましたが、外務省は自分たちがNSCの主導権を握りたい、朝日もパンダハガーが多い外務省に担わせたいという意志が伝わってきます。
 安倍政権としては北村氏をNSS局長に据えることでインテリジェンス重視を明確にし、トランプ政権との連携をさらに深めようとしているのでしょう。とはいえ、外務省などの抵抗が予想され、予断を許しません。
 もう1つは、NSSに技術流出や産業スパイに対応する専門担当部局として「経済安全保障部門」を設置するという報道が出たことです。これまで技術流出や産業スパイに関しては経済産業省が外為法(外国為替及び外国貿易法)や不正競争防止法などを通じて対応してきましたが、中国企業による知的財産窃盗問題などには十分に対応できずにいました。
 安倍政権としてはNSSに経済安全保障部門を新設することで、米中貿易戦争に対して的確、かつ迅速に対応しようとしているのでしょう。これらの動きにも大いに注目しておきたいものです。
 米国は一枚岩ではありません。アジアの平和のために日本は弱い方がいいと考える「弱い日本派(ウィーク・ジャパン)」と、強い日本がアジアに安定をもたらす「強い日本派(ストロング・ジャパン)」が存在します。これまで日本は米国の「弱い日本派」によって、軍事的に抑え込まれてきました。
 しかし幸いなことに、トランプ政権は中国の軍事的台頭に対抗するため、「強い日本���を求めています。危機はチャンスです。「強い日本」再建に向けた絶好のチャンスを生かすためにも、憲法改正だけでなく、デフレからの早期脱却、対米依存の是正を前提とした防衛費のGDP比2%増など、令和の「富国強兵」を断行したいものです。
江崎道朗(評論家・拓殖大学大学院客員教授) 1962年生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務め、安全保障、インテリジェンス、近現代史研究に従事。『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(PHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか─コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ』(ワニブックス)、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(祥伝社新書)ほか著書多数。
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thyele · 4 years
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2020年7月20日
ライブドアニュースさん「【政府方針】プラスチックごみ、区分新設で一括回収へ 家庭プラごみは「可燃ごみ」「不燃ごみ」など、自治体ごとに区分がまちまちのため、専用の区分を新設してリサイクルを促進する狙い。」 https://twitter.com/livedoornews/status/1284623976870756352
ライブドアニュースさん「【発行20周年】7月19日は「二千円札の発行開始日」 西暦2000年と沖縄サミットをきっかけに発行された紙幣。当初は注目を集めたがなかなか浸透せず、近年の流通枚数は千円札の約42億枚に対し、約1億枚にとどまっている。沖縄ではATMの引き出しで二千円札を選べることもあり、流通が他県よりも多い。」 https://twitter.com/livedoornews/status/1284504449600368641
ライブドアニュースさん「1000RT:【一転】東京女子医大、ボーナス支給を検討へ「支給の原資が確保できる」としている。当初は新型コロナによる経営悪化で無支給としており、多数の看護師による退職の意向が報道されていた。」 https://twitter.com/livedoornews/status/1284314461075996672
産経ニュースWESTさん「京アニ事件、悲しみは1年たっても 社長「一歩ずつ、進んでいく」」 https://twitter.com/SankeiNews_WEST/status/1284324515904999424
ナントの大聖堂で大規模火災 https://twitter.com/i/events/1284404299796148224
産経ニュースさん「「警察が足を踏み入れる形で厳しくやっていく」ホストクラブなど接待を伴う飲食店へ、風営法に基づく立ち入り検査を進める意向を表明。」 https://twitter.com/Sankei_news/status/1284690963286429697
時事ドットコム(時事通信ニュース)さん「与野党の政策責任者が19日、NHKの討論番組に出演。自民党の岸田文雄政調会長は旅行需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンの東京都除外により予約取り消しが相次いでいることに関し、キャンセル料については政府が補償を検討しているとの認識を示しました。」 https://twitter.com/jijicom/status/1284700390651506689
TBS NEWSさん「#WHO=#世界保健機関 は、#新型コロナウイルス の感染拡大を防ぐため、日本で提唱されてきた「3つの密」=「#3密」の英語訳にあたる「#3つのC」を避けよう、とのメッセージをSNSに投稿しました。」 https://twitter.com/tbs_news/status/1284622486735224832
時事ドットコム(時事通信ニュース)さん「そごう・西武は17日、そごう川口店(埼玉県川口市)に勤務する従業員2人が新型コロナウイルスに感染したため、18日から当面の間、全館の臨時休業を行うと発表しました。」 https://twitter.com/jijicom/status/1284114378502156290
NHKニュースさん「新型コロナ 200万人が感染のブラジルやインドで再び外出制限も #nhk_news」 https://twitter.com/nhk_news/status/1284042881754251264
Yahoo!ニュースさん「【海外出張で感染し死亡 労災認定】厚労省は、新型コロナに感染したのは仕事が原因だったとして労災と認定された人の内訳として、死亡した人の数を初めて公表。15日時点で、亡くなった9人の遺族が労災申請しており、うち1人が労災と認められた。」 https://twitter.com/YahooNewsTopics/status/1284137598974222337
時事ドットコム(時事通信ニュース)さん「新型コロナウイルスへの感染の有無を調べるPCR検査と抗原検査について、厚生労働省は唾液を使った診断を無症���の場合でも認めると発表しました。」 https://twitter.com/jijicom/status/1283964588560613376
ロイターさん「英国は、新型コロナに関する研究を標的にするロシアの情報活動は「容認できない」と非難。」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1284148353610035201
FNNプライムオンラインさん「【過去最多293人感染 Go To東京除外小池都知事会見】東京都できょう新たに293人が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。 小池都知事が15時半から定例会見を行う。関連:新型コロナウイルス 特設ページ」 https://twitter.com/FNN_News/status/1284011274028777472
NHK@首都圏さん「神奈川県は17日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者が40人以上確認され、直前1週間の感染者数が基準を超えたとして「神奈川警戒アラート」を出し、県民に対して特別措置法に基づいて感染防止対策が取られていない場所に行かないよう要請した。」 https://twitter.com/nhk_shutoken/status/1284054477654224896
FASHIONSNAP.COMさん「【話題記事】伊勢丹新宿店の従業員が新型コロナウイルスに感染。5日間で4人の感染が確認されています。」 https://twitter.com/fashionsnap/status/1283705565210787841
ライブドアニュースさん「【GoTo事業】若者・高齢者の団体旅行は割引対象外へ 赤羽国交相は「若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行は控えていただく」と述べ、割引対象にしない方針を表明した。」 https://twitter.com/livedoornews/status/1283950161027141632
NHKニュースさん「国連の中満事務次長 広島・長崎の平和式典出席へ 原爆投下75年 #nhk_news」 https://twitter.com/nhk_news/status/1284599300081631232
朝日新聞 映像報道部さん「H2Aロケット打ち上げ UAEの火星探査機を搭載 三菱重工業は20日午前6時58分、#H2Aロケット 42号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げました。 アラブ首長国連邦の火星探査機「HOPE」を高度約400キロで分離します。 (長)」 https://twitter.com/asahi_photo/status/1285004856051347456
日本経済新聞 電子版さん「Huawei(ファーウェイ)、ZTEなど中国5社の製品を使う企業との取引を禁じる「国防権限法」を、アメリカ政府が8月に施行。日本企業は800社超が調達戦略の修正を迫られます。 ▶米政府、中国5社製品使う企業の取引排除 8月から」 https://twitter.com/nikkei/status/1283873908123369472
時事ドットコム(時事通信ニュース)さん「れいわ新選組の山本太郎代表は16日の記者会見で、昨年の参院選比例代表に同党から立候補した大西恒樹氏がインターネット動画で「命の選別」を容認する発言をしたことを受け、除籍処分にしたと発表しました。」 https://twitter.com/jijicom/status/1283767537109544962
ITmedia NEWSさん「富士通、新会社「富士通Japan」設立 国内事業を再編、システムエンジニア約400人も合流」 https://twitter.com/itmedia_news/status/1284050229189242881
日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報さん「俳優の三浦春馬さんが死亡 自殺か #日テレNEWS24 #ntv」 https://twitter.com/news24ntv/status/1284369855102119936
三浦春馬さん死去に追悼の声 https://twitter.com/i/events/1284382896325685248
朝日新聞デジタル編集部さん「映画監督・森崎東さん死去 「ペコロスの母」 92歳「喜劇・女は度胸」「時代屋の女房」など庶民の反骨精神を明るく描いてきた映画監督の森崎東さんが亡くなりました。 最後の作品となった「ペコロスの母に会いに行く」はキネマ旬報ベスト・テンの1位に選ばれました。」 https://twitter.com/asahicom/status/1283962376971313152
ご冥福をお祈り致します。
毎日新聞さん「JR新宿駅の東口と西口を結ぶ「東西自由通路」が19日の始発から通れるようになります。」 https://twitter.com/mainichi/status/1284316963595079680
NHKニュースさん「JR西日本「パンダくろしお」新車両公開 #nhk_news」 https://twitter.com/nhk_news/status/1284724376621834240
時事野次馬さん「@nhk_news なお、BBCの記事がもう少し詳しい。 速攻消されて、鉄道側は「ルール通り、普通に消したったわ」と言ってる。 「知らなかっただけで、間違って消したわけではない」話。 担当記者は「切られた絵」の話にも触れ、『消されることも計画の一部かも』と記事を締めた。」 https://twitter.com/yajiuma_jiji/status/1283775401077035008
BAROQUE、2人体制以降の映像作品群を一挙公開へ おおお。凄いね。 https://www.barks.jp/news/?id=1000185892
ゴールデンボンバー、無観客ライブの詳細発表「去年の無人島より100倍マシ」 攻めるねえ(笑)。 https://www.barks.jp/news/?id=1000183965
NIGHTMARE、復活第一弾となるニューシングル発売決定 おおお。こちらも来た。 https://www.barks.jp/news/?id=1000177199
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korehayabai · 4 years
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“劣悪な環境で数十匹の犬を飼育”55歳の男を逮捕 「虐待のつもりない」と容疑否認(MBSニュース)
HIKAKINと#命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金
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“劣悪な環境で数十匹の犬を飼育”55歳の男を逮捕 「虐待のつもりない」と容疑否認
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“劣悪な環境で数十匹の犬を飼育”55歳の男を逮捕 「虐待のつもりない」と容疑否認
配信期間:2020/6/29〜2020/7/4
(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.
映像情報
MBSニュース
兵庫県三木市で、数十匹の犬を排せつ物がたまった住宅で飼育したとして、55歳の男が逮捕・送検されました。 動物愛護法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、住所不定で自称・派遣社員の田中大作容疑者(55)です。警察によりますと、田中容疑者は6月24日、三木市の住宅で、数十匹の犬をフンや体毛などがたまった劣悪な環境で飼育し虐待をした疑いがもたれています。 住宅からは合わせて66匹の犬が保護されたということです。 「においはだんだんひどくなって。フンとか動物くさいにおい。犬がたまに逃げて5~6匹で群れて(近所を)走り回っていた。」(近所の住人)  調べに対し、田中容疑者は「可能な限り餌や水を与えているので、虐待をしているつもりはない」と容疑を否認しているということです。
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geegeegeegeek · 5 years
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「どこを見ても天国」 赤ちゃんパンダの誕生日会にネット上が騒然【7枚】
中国四川省にある『中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥竜神樹坪基地』で、18頭のパンダの合同誕生日会が行われました! 2019年7月25日、満1歳を迎えた赤ちゃんパンダたちの誕生日会の様子が公開されています。 生まれ… Source: grape
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pmato39 · 5 years
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@grapeejp
みんな可愛い! 中国・四川の『パンダ幼稚園』 ⇒https://t.co/ABAE6ffgSc 中国大熊猫保護研究センター碧峰峡基地の「パンダ幼稚園」で、2016年に出生した7頭のジャイアントパンダの子どもたちが気ままに、のんびりと遊んでいます。 pic.twitter.com/rAv78ft5oX
— grape (@grapeejp) November 17, 2018
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yotchan-blog · 6 years
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Yahoo!ニュース( October 21, 2018 at 11:16AM)
【パンダだらけ 心動いた撮影】 https://t.co/DCdc34VRoj 中国パンダ保護研究センターが運営するパンダ基地で3年にわたって撮影取材したベテラン写真家。取材を通じて「大のパンダ好きになった」という撮影の苦労と喜びを語る。
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ryohei5 · 6 years
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パンダの赤ちゃん17頭がかわいい新年のあいさつ―中国
旧暦の大晦日(今年は2月15日)、パンダの赤ちゃんが集まった。(撮影:李伝有・安源) 旧暦の大晦日(今年は2月15日)、パンダの赤ちゃんが集まった。 中国ジャイアントパンダ保護研究センターのパンダの赤ちゃん17頭がそろってお目見えし、全国の人々にかわいい新年の挨拶をした。(提供/人民網日本語版・編集/NA) Source: けもの身近
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野性化訓練中のパンダ捕獲成功、まもなく自然へ―四川省
中国ジャイアントパンダ保護研究センターの職員は四川省臥龍の天台山野生化訓練エリアで野性化訓練をしていたジャイアントパンダの「八喜(バーシー)」と「映雪(インシュエ)」の捕獲作戦を2日間にわたって実行し、20日に「八喜」と「映雪」の捕獲を無事完了した。 中国ジャイアントパンダ保護研究センターの職員は四川省臥龍の天台山野生化訓練エリアで野性化訓練をしていたジャイアントパンダの「八喜(バーシー)」と「映 Source: 国外総合のニュースまとめ
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【朗報】世界初の野生化パンダ「草草(ツァオツァオ)」が出産!!!
1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2017/08/03(木) 23:08:11.47 ID:/fm3L9Mp0 世界初の野生化訓練プロジェクトの対象となっているジャイアントパンダの「草草(ツァオツァオ)」は7月31日午前2時17分、 中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥龍核桃坪野生化訓練基地で、1頭の赤ちゃんパンダを出産した。 専門家によると、誕生した赤ちゃんの性別は雄で、体重は216グラム。 通常生まれたばかりのジャイアントパンダの赤ちゃんの体重は150グラム前後で、200グラムを超えることは珍しい。 パンダ界では、文字通り巨大児ジャイアントパンダと言える。 それに加え、この赤ちゃんパンダは、世界初の野生化パンダの赤ちゃんパンダとなった。中国新聞網が伝えた。(編集TK) http://www.recordchina.co.jp/b186312-s10-c30.html
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awesomekaiji-blog · 7 years
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中国の動物園でパンダの鼻が真っ白に 騒音のストレスが原因か
ざっくり言うと
中国の動物園で、パンダの鼻が真っ白になったと地元紙が報じている
パンダ館の周辺には売店があり、騒音によるストレスが原因とみられている
中国パンダ保護研究センターは、環境改善を求める書簡を送ったという
記事を読む Source: 海外
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hirohiro0709-blog · 7 years
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かわいさ+力強さ! ジャイアントパンダのドキュメンタリー番組、NHK総合で放送
NHK総合で2月27日、ジャイアントパンダのドキュメンタリー番組「パンダ 山へ帰る〜密着記録 野生化プロジェクト〜」が放送されます。22時25分から。 着ぐるみにパンダのフンを塗り人間の臭いを消すそう(番組予告より)  絶滅の危機に瀕しているジャイアントパンダ。番組では、中国・四川省「中国パンダ保護研究センター」が取り組んでいる、人工繁殖で生まれたパンダを野生に帰して子孫を残すことを目指す「野生化 Source: グノシーテレビ
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もふもふかわいすぎ!今年生まれた赤ちゃんパンダ大集合―中国
13日、中国四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターで、今年生まれた赤ちゃんパンダ36頭が公開された。 2017年10月13日、中国四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターで、今年生まれた赤ちゃんパンダ36頭が公開された。成都商報が伝えた。 同センターの雅安碧峰峡基地で17頭、臥龍神樹坪基地で19頭がそれぞれずらりと並べられた。赤ちゃんパンダは居眠りしたり、歩き回ったり、じゃれたりと Source: 中国・韓国・アジアのニュースまとめ
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【報ステ】中国・36頭の赤ちゃんパンダ公開
動画を見る(元記事へ) 中国・四川省にある臥龍中国パンダ保護研究センターで、赤ちゃんパンダ36頭が公開された。このセンターでは、15対の双子を含め、合わせて42頭がすくすく元気に育っているという。 Source: 中国・韓国・アジアのニュースまとめ
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中国・四川省で赤ちゃんパンダ36匹公開
ずらりと並んだ赤ちゃんパンダ。中国・四川省のパンダ保護研究センターで13日、生後1か月から5か月までのパンダ36匹が公開されました。  中国国営の中央テレビによりますと、中国では今年、これまでに合計42匹のパンダが誕生しましたが、そのうち15組30匹が双子だということです。(13日20:22) Source: 中国・韓国・アジアのニュースまとめ
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赤ちゃんパンダがたくさん 一挙公開 中国・四川省
動画を見る(元記事へ) たくさんの赤ちゃんパンダが公開されました。  中国・四川省にある臥龍中国パンダ保護研究センターで、赤ちゃんパンダ36頭が公開されました。今年、成育が成功したパンダは15対の双子30頭を含む42頭で、これまでで最高の数を記録しました。中国ではパンダの繁殖技術が向上していて、生まれるパンダの数が年々増加しているということです。 Source: 中国・韓国・アジアのニュースまとめ
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