西村知巳 Tomomi Nishimura
東京と高知に拠点を持って活動している。
写真に文章を添える作風が特徴的。
集団制作「キクプロジェクト」などで、映像制作にも取り組んでいる。
1978年 山口県生まれ
2002年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業
2004年 映画美学校ドキュメンタリー初等科修了
主な個展
2020年 「コミュニティアート」
久通地域総合コミュニティセンター、すさきまちかどギャラリー
(高知)
2019年 「AWARE」switchpoint(東京)
2018年 「写真占い」ArtCenterOngoing(東京)
2012年 「アニマ」3331Gallery(東京)
主なグループ展
2021年 「10年目の今、考える」藁工ミュージアム(高知)
2020年 「超たまたま」シャトー2f(東京)
2019年 「イノビエンナーレ」いの町(高知)
2019年 「CSP6」東京造形大学付属美術館(東京)
2019年 「Nnrikabe」てつおのガレージ(栃木)
2016年 「ネオシチュアシオニストの前日」URANO(東京)
2015年 「ヤマガタ・ラフカット!」
山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形)
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2021, International Open Call AIR program_Joshua Sofaer
<Photo by Hugo Glendinning>
◇ Profile プロフィール
ジョシュア・ソファー、イギリス
ジョシュア・ソファー(1972年 イギリス、ケンブリッジ生まれ)は、主にパフォーマンスやインスタレーションを手がけるアーティストです。公衆へと参加を促し、そうした招きに対する彼らの反応が作品の美的機能として取り入れられてゆく状況をよくつくり出します。
ギャラリー、オペラハウス、美術館、公共スペース、個人宅など、さまざまな場所で作品を制作していますが、ソファーの多様な活動を貫くのは、観客が世界とどのように関わっているかということへの関心です。人々の体験は重要です。それは人々が自ら選んでそのただなかに身を置く即物的な文化と同じように、重要なのです。
彼の作品には、「コレクション」(私たちがあえて手元に置くもの)、「ゴミ」(私たちがあえて棄てるもの)、「名前」(私たちはどうやって、自分が名指されたものになってゆくのか)、「鼻」(私たちの顔の真ん中にあって見落とされているかの器官)といったテーマが繰り返し登場します。
‘For Scavengers’(テート・モダン、ロンドン、2005年/サンフランシスコ近代美術館、サンフランシスコ、2006年/エディンバラ・フェスティバル、2008年)では、公衆の一員たちが、街じゅうを競走しながら手がかりとなる問題を解くことでギャラリーでの新たな展示をつくりました。
’Name in Lights’(2007年、バーミンガム)は、全国的に催されたコンペでありインスタレーションで、センテナリー広場に一つだけ設置された巨大な名前のイルミネーションという極地に達しました。’Object Retrieval’(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、2009年)は、2010年のMuseum & Heritage Awardの優秀賞にノミネートされました。’Viver a Rua’(NEC/FITEI、ポルト、2010・2011年)は、ポルト在住の人々にとって、誰か一人を指名し市内のとある街路をその人にちなんで恒久命名する機会となりました。結果、すべての地図が変更を要することになりました。また、バッハの『マタイ受難曲』の新演出版(Folkoperan、ストックホルム、2014年)で演出を担当し、高い評価を得ました。’The Rubbish Collection’(サイエンス・ミュージアム・ロンドン、2014年)では、スタッフや美術館従業員、281,647人の来場者がゴミとして捨てたものすべてが30日間にわたり記録され、そのまま展覧会となりました。’Border Force’(ダッキー、ロンドンおよびブライトン、2015年)は、移動の自由をテーマにした没入型ナイトクラブでした。’Your Name Here’(ハート・オブ・グラス、セイント・ヘレンズ、2015年)では町を占拠しました。その集大成として、’River Crossing’(サクラメント市およびウェスト・サクラメント市, カリフォルニア, 2019・2020年)では、海事信号の国際語で2つのドックの新しい名前をそれぞれ綴った大規模なライトボックス・インスタレーションが、サクラメント川の上で向かい合って設置されました。
Joshua Sofaer (b. 1972 Cambridge, England) is an artist who works mainly with performance and installation. He often sets up situations in which the response to an invitation for public participation is then incorporated as an aesthetic function of the piece.
Equally as comfortable working in a gallery, opera house, museum, public space, or private homes, what draws Sofaer’s diverse practices together is a concern with how audiences engage with the world. People’s experience is key, as are the material cultures they choose to surround themselves with.
Recurring themes of his work include ‘collections’ (what we choose to keep), ‘rubbish’ (what we choose to throw away), ‘names’ (how we become what we are called), and ‘noses’ (the overlooked organ in the middle of our faces).
For Scavengers (Tate Modern, London, 2005; SFMOMA, San Francisco, 2006; Edinburgh Festival, 2008) members of the public raced around the city answering clues and forming a new gallery exhibition. Name in Lights (Birmingham, 2007) was a national competition and installation that culminated in a giant illuminated name in Centenary Square. Object Retrieval (University College London, 2009) was nominated for a 2010 Museum & Heritage Award for Excellence. Viver a Rua (NEC/FITEI, Porto, 2010/11) was the opportunity for citizens of Porto to nominate someone to become the permanent name of a street in the city; all the maps have had to change. He directed a new staged version of Bach’s St Matthew Passion (Folkoperan, Stockholm, 2014) to critical acclaim. The Rubbish Collection (Science Museum London, 2014) saw every single thing thrown out by staff, contractors and 281,647 visitors documented for 30 days before becoming an exhibition. Border Force (Duckie, London & Brighton, 2015) was an immersive nightclub about freedom of movement. Your Name Here (Heart of Glass, St Helens, 2015) took over the town. As the culmination River Crossing (City of Sacramento & City of West Sacramento, California, 2019/20) two large-scale light box installations spelling out the new names of the docks in the international language of maritime signals have been installed facing each other on the Sacramento River.
Sofaer’s interest in ‘the nose’ led to a body of work that plays with absurdity and disguise. A Run of Noses (Wellcome Collection, London, 2013) was a series of 452 self-portraits wearing his collection of false noses. The Horniman Noses (Horniman Museum and Gardens, London, 2019) were a series of false noses inspired by the museum collections. The Gold Nose of Green Ginger (Hull UK City of Culture, 2017) was a magical realist installation for the people of Bransholme.
After a BA in Drama & English at Bristol University, Sofaer went on to complete an MA in Fine Art at Central Saint Martin’s College of Art & Design and was subsequently awarded a PhD from Dartington College of Arts.
Sofaer was a winner of the 2009 Bank of America CREATE Art Award, and the first Artist Fellow on the 2010/11 Clore Leadership Programme. He is an accredited Relational Dynamics Coach.
<River Crossing by Joshua Sofaer, 2020. Cities of Sacramento and West Sacramento, California. Photo by Garry Everett.>
joshuasofaer.com
◇ Outline of project プロジェクト概要
IN RESIDENCE
天神山のための、ロンドン-札幌間のリモート・レジデンシーの提案
1972年うまれですか?
あなたのお話をききたいんです!
わたしたちは2022年に50歳を迎える方で、地球の裏側にいるだれかと出会い、話をして、人生の何かを共有したいと思っている方を探しています。
2022年に50歳を迎えるイギリスのアーティスト、ジョシュア・ソファー。さっぽろ天神山アートスタジオと協力しリモートで行うオンライン滞在制作の一環として、ジョシュアは、彼自身と同じように50歳という重要な節目に直面している人と共同で「オンライン・フィルム」を作り、さまざまなストーリーを語り合いたいと考えています。
ジョシュアにお気に入りの音楽を教えてみたり、家族の写真をみせたり、好物のつくり方を教えたり、あるいは彼の希望や夢について訊ねてみたり、自分でも夢を語ったりするのはどうでしょう。数週間かけて、ビデオ会議システム上でお互いのことを知り合っていきます。一緒に腰を落ち着けて食事をとり、話をしたりします。2人そろってのビデオ通話を記録、編集して映画にします。あなたにとってこれは、人生の50年間を振り返り、今まさに同じ年齢体験をしている人と国境を越えた繋がりをつくる機会ともいえます。
(ジョシュアが日本語を話せないため)あなたが英語を話せるととてもうれしかったりしますが、そうでない場合は、通訳を用意しますので大丈夫。また、このプロジェクトのために発生した経費はすべてこちらで負担します。
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このプロジェクト案は、世界的パンデミックによる渡航制限でとらざるをえなくなった距離を思いがけない個人的な交流の機会と考え、アーティストと参加者を(お互いの)住環境に文字通りとじこめてしまいます。私たちは未だかつてないほど長い時間を家で過ごすようになりました。このことによって、文化的交流が樹立され、人々の繋がりが生み出されるかもしれません。
“50歳”は一つの立派な節目であると同時に、人生という線のまんなかあたりにある一点にすぎず、そしてそれはまた、おとなとして迎える一点に違いありません。1972年に英国で生まれた人の平均寿命は男性が85歳、女性が88歳で、全体では86.5歳(国家統計局による統計的予想)。つまり2022年に50歳になる人に残された時間は、平均36.5年。人が思春期に、たとえば13.5歳で自己意識を形成すると考えると、50歳は自己意識の確立と死の、ちょうど中間点です。50歳になる、それはすなわち分岐点であり、またreflection(リフレクション=反省/反射)の生じる一点でもあります。後ろと前を、ここでは同時に向くのです。
さっぽろ天神山アートスタジオは、独自の人脈に加え、状況がゆるせば地元メディアも通じて、1972年生まれの皆さんを募ります。該当者は、応募の時点で48歳か49歳のはずです。来年50歳になることを意識している人もしていない人もいるでしょう。この映画プロジェクトが求めているのは、たった1人の共同制作者です。ただもしかすると、最初は面白そうだと思ってくれた参加者があとから参加を辞退するかもしれませんから、ひとまず2~3人と詳しい話をして、彼らに参加者の任務をよく理解しておいてもらう必要はあるとみています。
ご協力いただく時間は、予定では6時間のコンタクトタイム(=顔をあわせて話す時間)と2時間のコレスポンデンスタイム(=顔あわせをせずメール等でやりとりする時間)となります。また参加者には、映画のラフカットに目を通してもらい、ご自分の描かれ方に問題がないかどうかを確認してもらう機会も設けます。
2ヶ月間の滞在の最後には、さっぽろ天神山アートスタジオでの展覧会にて何かしらをお見せできることになっていますが、それはあくまで制作途中のものを見せる機会なので、もしかすると、制作プロセスについてのパブリックトークに落ち着くかもしれません。その後12ヶ月かけて編集作業を行い、2022年には上映会を開催する予定です。もしかしたら、2022年にジョシュアが札幌に来て、このプロジェクトに参加した人と50歳の合同誕生日パーティーを開くこともありえるかもしれません。
◇参加者の選定にあたって考慮するのは、次のような点です。
- 1972年生まれであること。
- ジョシュアが8月1日生まれなので、同じ日に生まれた人を札幌で探すのもあり。
- いろいろなことを話そうという意欲(オープンさ)があり、このプロジェクトを面白そうだと思っていること。
- 地理的な位置(たとえば、候補者の居住地や職場が天神山アートスタジオから近いかどうか)
- 候補者の英会話レベル(※すべての会話で翻訳者を介さねばならないとしたら、とても大変なことではあるが、その場合は「困難」を映画の主題にするのもまたよいだろう)
IN RESIDENCE
A remote residency proposal between London and Sapporo for Tenjinyama
Born in 1972?
We want to hear from you!
We are looking for people who will turn 50 years old in 2022, who would like to cook and share a meal with someone on the other side of the world.
British artist Joshua Sofaer will turn 50 in 2022. He wants to meet with people who are also facing this key milestone, to share stories.
You are invited to teach Joshua to cook one of your favourite meals. You supply the recipe in advance and both you and he separately prepare the ingredients. You meet via video conferencing software and you both cook in your own kitchens. Then you sit down, eat together and share stories. The conference call will be recorded for a gallery exhibition.
It’s ideal if you can speak some English but if you can’t we will provide translation. We will also pay for all your ingredients.
*****
This project proposal literally puts the artist and participants in (each other’s) residence, taking the necessary distance enforced by global pandemic travel restrictions as an opportunity for unexpected personal interaction. We spend so much more time at home now than we ever did before. This is a possibility to build cultural exchange and make connections.
‘50 years old’ is a milestone but also just the midway point in a life, certainly in an adult life. The life expectancy of someone born in the UK in 1972 is 85 for men and 88 for women, giving an average life expectancy of 86.5 years [Office for National Statistics]. A person who turns 50 in 2022 will therefore have an average of 36.5 more years to live. If one considers that a person forms their sense of self during adolescence, say at 13.5 years old, then 50 marks exactly the halfway point between the establishment of that sense of self, and death. Becoming 50 is a turning point, a point of reflection, of looking back and looking forward, simultaneously.
Tenjinyama would put out a public call through their networks, and if appropriate also through local media, searching for people born in 1972. Those people will either be 48 or 49 at the time the call is made. They may or may not be thinking about turning 50 next year. Between 6 and 9 people will be selected as participants. The resulting films can be edited and exhibited.
Perhaps it will be possible for Joshua Sofaer to come to Sapporo in 2022 and have a joint 50th birthday party will all the people who took part in the residency project.
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「この材 “NOT” グッと来た!」
今回は番外編として・・・
「ちょっと困ったネック材についてです!」
F.C.G.R.では毎月数十本分のメイプルネック用材を仕入れています。
ギター用は仕入れず、 “ 大きく、長い ベース用のみ ” を仕入れています。
「ギターも作っているのに無駄じゃん」、と思うかもしれませんが、ちゃんと理由があるんです。
ソレは・・・
「材が大きければ選択出来る面が広いので、より良い木取りが出来ます。」
そして更に4メートル程の長~い材木も常備し、適宜に木取りをしています。
ですが、中には「う~ん、これどうしよう…」と、思わず言ってしまう物もあります。
角材の上下にうねうねしている木目やシミがあるけど・・・↓↓↓
かわせば問題無いと思い、とりあえず表面を削ってみたら…「真ん中辺りにシミが!」とか↓↓↓
表面はきれいでラフカットしてみたら…「中にまさかのシミが!」 とかもあります↓↓↓
こんな材木に当たる時は、何故か連発する事もよくあるんです。。。
でも、まだこんなの可愛いもので、加工もほぼ大詰めに近づいてきてグリップを削ってみたら「シミが・・・」↓↓↓
「節が・・・」↓↓↓
なんて時もあります。。。
ここまで来ると流石に切ない気持ちになりますが、F.C.G.R.創業当時からの基準でこれらを商品にする訳にはいかないので、残念ながらこれらはここでストップ・・・作り直しです。。。
いつも「なんだかなぁ~」って思うのですが、相手は木ですし、木に怒っても仕方がないし、誰が悪い訳でもないし。。。
そんな時は、木取りをした位置が悪かったんだとか、アンラッキーだったとか思うようにして、夕日に向かいコーヒー牛乳をがぶ飲みします!
全てではありませんが、この様な材は冶具に使ったりします。
いつか何かの形でこれらの材木を使ってあげようと思ってはいます。
ネックじゃなければ面白い木目の物とか出来そうですし、ラフカット状態でストップなら何らかの形にはできますので。
何か出来たらこのコーナーでご紹介しますね!
今回はご紹介ではなく愚痴のコーナーみたいになってしまいましたが、良い材木ばかりだとネタも無くなってきちゃいますので。(笑)
そのうちグっときた!ネック材もご紹介しようと思います!
木工長:ごう(郷右近)
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