#五大虚空蔵曼荼羅
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crazyfox-archives · 2 years ago
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A copy of the Godai Kokuzō Mandara (五大虚空蔵曼荼羅), a mandala focused in the center on the five emanations of Kokuzō Bodhisattva (虚空蔵菩薩), dating to the Kamakura period (1185-1333) at Seinanin Temple (西南院) on Mount Kōya (高野山) in Wakayama Prefecture
Image from "天部の諸尊 / Divine Figures in the Realm of Deva" published by the Kōyasan Reihōkan Museum (高野山霊宝館) on Mount Kōya in 1994, page 32
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valiantlydarktiger · 6 years ago
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「国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅」に行ってきました
2019/04/04
国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅に行ってきました。東京国立博物館
京都で東寺は2回参拝、桜ライトアップの時にお背中も見たぜ余裕だぜ東京にいらっしゃいませー、とトーハク行ったのですが余裕じゃありませんでした。
東寺に初めて行った記事はこちら。
「アイドルのサイン色紙(出どころ不明)を崇めて記念館を作り、サイン色紙自体は劣化崩落してもう読めないがもはやその建物を愛する人の気持ちが尊い」と一周半してわけわからない尊さを大事にしていたら、突然「全員アイドル水泳大会、ファンのみんなと今日はいっぱいふれあいたい!」イベントに紛れ込んでしまって気絶するような場所だったのです、東寺。
外国留学した空海が、帰ってきたら政府主導のお寺の全面リニューアル任され、誰も見たことも体験したこともない、説得力ある空間をプロデュースしちゃったのが東寺です。
考えるまでもなく大金と技術者と人手と時間が必要なのに、まだ実現してない例のない計画を語ってスポンサーを納得させる空海の企画力政治力。
何より実現させて現代まで生きた寺として維持し続ける努力、人気。
いろんな圧でふらふらになったの思い出しました。
その圧がない。
トーハクで明るい場所に並んだ仏像の数々は、何も東寺と変わらないのだけど集団の圧迫感がなくて落ち着いて見られるのです。
舞台でパフォーマンス中のアイドルには見ているだけでとても近寄れないけど、握手タイムは対面で会話できる等身大の存在になるような(なぜ例えがアイドルばかり)(偶像(idol)だから)
一番等身大アイドルだったのは、この展示で完全にセンター扱いの帝釈天騎象像でした。
撮影可なのでみんなぱしゃぱしゃ…
言い方変えると、写的として囮として他の仏の盾になってくれてました。さすが武神。頼りになります。
第一部は仏画や空海の書、再現。
「墨強い」
絵が退色してなんとなくしか見えず、当時の彩色を想像するしかないのに、墨の字はくっきり。恐れ入りました。
十二天図と五大明王図並べた後七日御修法の道場再現。人払いしてもらって、この中に一人座ってみたくなります。
画軸、現役で利用しているものでもあるので期間限定で入れ替え制なのですが、いま上野にない軸は写真パネルで代用です。
この写真再現もまた素晴らしかったです。
…出張はみんな写真に任せてもいいんじゃないかと思うくらい。生の迫力感じたいけど劣化が進むなら無理に動かしたくない時に。
個人的にたぎるポイントは、説明の札。
日本語以外にも色々書いてありますが、「Indra」「Agni」とか書いてあってな…
さらっと通り過ぎてしまったのですが、もし数分静かに一人で過ごせるイベントがあるなら有償で参加したいです。そしてプレッシャーでぷちっと潰れるのだ。
第二部行きまして。
虚空蔵菩薩五体並んでお出ましでした。
菩薩自体はほぼ同じ顔同じお姿で正直見分けがつかないのですが、それぞれの乗騎が素晴らしいのです。ぶっちゃけ可愛い!
宝光虚空蔵菩薩が象。
業用虚空象菩薩が孔雀。
法界虚空蔵菩薩が馬。
金剛虚空蔵菩薩が獅子。
蓮華虚空蔵菩薩が金翅鳥。
…馬は普通にリアル。獅子はもう架空の生物でなかなかかっこいい。
スレンダーな孔雀と炎のように逆立ち渦巻く金翅鳥は対にしたい。
そして私は「象見たことない昔の日本人頑張った」像が大好きなのですが、こちらの象さんがまさにそれで、なんかもうほんとに頑張った!!!!
孔雀も羽根開いた豪華な姿ではなくしゅっとした姿だったので、羽根閉じた図しか見たことなかったのかそれともど派手で目立つのはこの場にふさわしくないと思われたのか…動物見てるだけで楽しいです(ということで菩薩をほとんど見ていない)(本末転倒)
部屋を移ったら、立体曼荼羅。
とりあえず撮影可の帝釈天騎象像行きますよね。
こちらの象さんも想像の象ですが、架空の象として洗練されてます。
背中側は壁だったので象さんのお尻は写真撮れず。
どうせみんな正面からかっこいい写真撮るので、変な角度で何枚か撮ってきました。
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帝釈天は今回の展示のセンター扱い、撮影可なのでお一方だけ離れた場所にあったのですが、写真は撮れるけれど立体曼荼羅に参加できない感じでちょっとさみしいです。
さみしいと言いつつ写真取り終わって、他の立体曼荼羅見に行きます。
東寺に比べたら狭い展示室ですが、祭壇がなく仏像だけ、360度みるスペースが確保してあるのでみっちり詰まってる感がありません。
東寺行ったとき、入り口に穏やか優しげ菩薩、中央に悟りを開いて超然とした如来、そして奥で穏やかでも超然でもわからない者は力尽くでとおっかない顔してる明王、四方で睨み効かせてる四天王、というありがたいやら恐ろしいやらのプレッシャーを感じず、好奇心むき出し興味本位でよくよく拝見できます。
軍荼利明王はアクセサリーと蛇さんの重ね付け、お一方だけ虎皮ファッション。大威徳明王は腕全部臨戦態勢なんだけど、跨がってる水牛は完全リラックスお座り、何ならしっぽで蠅追っ払っていそうなリアル(そして帝釈天の象さんより座ってても大きい)。降三世明王はどれだけ大自在天夫妻がいやそうな顔してるかを見てしまい明王を見るのを忘れ、金剛夜叉明王シンプル、だけど絵画の所にはたくさんあったなーと思い出したりしながらぐるぐる回ってました。
うん、圧は少なくて落ち着いてみられるのだけど、見るものたくさんありすぎて情報量多すぎて個々の印象など覚えていられぬ。再訪しないと足りないので、展示替えした頃にもう一度挑みます。
特設ミュージアムショップのおみや。
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虚空蔵菩薩と帝釈天の乗騎フレークシー��!大小入ってて大変可愛らしいです。
十二天屏風の絵はがき。
…屏風型色紙もあったけど絵はがきでやってくれるとはありがたやありがたや。他にも曼荼羅グッズが充実してます。ジグソーパ���ルはなかった。
行きにキッチンカーでトーハクに来ていたバインミー。
パンのバリバリ具合が、口を痛めつける鋭さじゃないけどこぼれたパン屑がほぼコーンフレークの固さという奇跡のフランスパンにおいしい物をぎっちり挟んでもらいました。うまい!
トーハクの展示はとてもよかったのだけど香りが足りないので、とりあえずスパイス補充。
帰りにアメ横の摩利支天お参りしてお線香の香りを浴びてきました。ふー。
さて次はいつ行こう、というか、今出張中がらがらの東寺に行きたい気分が高まっております。展示でまだ来ていない図は写真パネルが代理を務めていましたが、仏像はどうなんだろう!
「王様撮影会おつかれー」
 撮影会じゃない、と、帝釈天インドラは韋駄天スカンダをたしなめるが、永遠の武神にして子神のスカンダは気にした様子もない。
「来たなら手伝え」
「尊敬する王様もおとさんも出張ってるところでお手伝いしたいのは山々閻魔様なんだけど!親の遺言で密教勢に近づいちゃならねえのです勘弁してください」
 破壊神シヴァの子であり火天アグニの子であるスカンダである。
 どっちの方見ても元気なのに縁起でもない、と、言い掛けてインドラはため息をもらす。
 降三世明王に恨めしく踏みつけられているのは大自在天と烏摩妃、インドでの名をシヴァとパールヴァティー。
 異教の神をも力尽くで仏門に引き入れる象徴として足蹴にされて数百年。
 そしてこの展示には来ていないが、同じくシヴァ家の息子ガネーシャも軍荼利明王や大威徳明王に成敗されているのだ。
「まだ踏まれてない俺だけでも逃げ延びろと、父母に言いつけられて中国に渡った俺は孔雀と離れて名を伏せて大陸をさまよい」
関さんと親しくして布袋さんと出会い、と、話が終わらないスカンダを、インドラは適当に遮る。
「手伝いに来たんじゃなければさっさと帰れ」
「手伝わないけど京都勢にお供え持ってきた。関東の飯は醤油味しかしないって文句言ってるだろうから」
 武神なのだが庫裏の守護神、ご馳走用意させたら誰より早くて正確な韋駄天である。
「せっかく来たから王様の撮影会キメ顔撮りまくってやる」
「撮られてやるから、人間達のフラッシュいじって止めてきなさい」
「もう止めた」
 えい、と、2ショット写真を撮って、一応確認してからスカンダはインドラを見上げる。
「王様いない間京都は任された」
「京都全体で見れば、数体が留守にするくらいだ、心配していない」
 ううん、と、スカンダは首を振って、最高にいい顔でにっこり。
「京都駅前ハンサム帝王不在の今!宇治の超絶美少年韋駄天様が京都一のイケメン!今年はいだてんyearだから日本は俺の物!」
 ごつ、と、インドラの金剛杵がスカンダの頭を小突く。
「いい子にしてろ!」
「大昔から今まですげーいい子だよ俺!」
「もう帰れ」
「お父さんとお母さんとおとさんにご挨拶してからー」
 曼荼羅の中から全部探すのめんどくさいよう、と、スカンダは文句を言いながら人混みの中に消えた。
 お父さんは大自在天、伊舎那天、大黒天。お母さんは烏摩妃。おとさんは火天で、曼荼羅にも独自画軸にもあるので、チェック大変です。
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kachoushi · 3 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和4年1月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年10月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
秋蝶のひと差し舞うて女坂 順子 筆塚に鏡花名残りの桔梗とも 要 秋草や妓楼のなごり今も濃く 悠紀子 筆塚に秋思の女佇ち替はり 順子 鉄の日時計錆びて天高し 要 蓮の実へ東天紅の影をひく はるか 女坂思ひありしか秋の蝶 三郎 蓮の実を飛ばせぬままに朽ちにけり 和子 実を抱きしままの蓮が水の底 和子
岡田順子選 特選句
実の飛んで慕情の蓮となりしかな 俊樹 蓮の実や弁財天の琵琶に飛び 眞理子 水澄んで鯉肉色の口開く 和子 野分後嘘つぽくなるりんごあめ きみよ 秋高き処に棲みて水のうへ いづみ 秋晴を細く傷つけ昼の月 小鳥 野の秋へからからと鳴る旅鞄 はるか 鶏頭を咲かせて人を葬りけり 和子 竜田姫広小路まで人力車 きみよ オレンヂのカンナの横が台東区 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月6日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
近松像離れぬ秋の蝶一つ ただし 啄木鳥や祈りの道の仏たち 同 切株の匂ふ日照りに秋の蝶 同 彼岸花終りし畦に道祖神 清女 夜の森静かにきのこ生まれけり 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月7日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
祝詞声秋風に乗り天に消ゆ 喜代子 蔵の戸を引くや新酒の香り立つ 都 長き夜や身を乗り出して艶話 同 鬼ごつこ影長くして秋うらら 同 山の辺の刈田に映ゆる入日かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月7日 花鳥さヾれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜の水面芒と光り合ふ かづを 九頭竜に秋晴と云ふ寂しさよ 同 月見草サーカス小屋のたちし頃 清女 小鳥来よ玻璃を磨きて待つ我に 同 落葉舞ふ左内の像や江戸を向く 千代子 江戸を向く左内の像や身にぞしむ 同 河口より秋潮つれて虹屋まで 笑 少年の秋蝶追うて一乗谷 同 柏翠忌思ひおもひの星月夜 匠 忌の心持ちて迎ふる十月を 和子 秋潮の白波高し柏翠忌 啓子 柏翠忌墓石と知るや秋の蝶 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
新しき杉玉軒に新走り 益恵 秋の暮澪引く船に集魚灯 宇太郎 一人居の軒賑はひて吊し柿 すみ子 曼荼羅華とは雨跡の草紅葉 悦子 一面のすみずみ揺れて蕎麦の花 都 猪に荒れし跡ある法の庭 すみ子 人知れず烏瓜にもあをき時 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月9日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
中子逝くとしあつの待つ天の川 独舟 秋刀魚船銀波を超えて今寄港 同 大空を全て我が物鰯雲 晶子 母の字をなぞるノートや夜半の秋 のりこ 魔女の住む庭の真つ赤な唐辛子 岬月 拾ひたる木の実に森の物語 同 弾け出て校庭の子ら秋高し 慧子 一位垣途切れるところ野紺菊 同 時刻表より消えし駅秋桜 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
干されたる地下足袋に来る赤とんぼ 上嶋昭子 小鳥来て神なび鳥語弾みをり 時江 遠堤の紅は静かに曼珠沙華 三四郎 滅亡の火の色をして狐花 上嶋昭子 時空越えお伽の国へ菊人形 中山昭子 野にあれば力むがごとし男郎花 時江 したたかに生き残りたる蚊にさされ 英美子 猪垣に全校生徒十五人 清女 鶏頭の全身燃ゆる赤の庭 三四郎 松手入身を伸ばしつつ縮めつつ みす枝 街角のペンキの匂ひ秋の風 三四郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
採血の血管逃しうそ寒し 貴薫 目覚めれば仄かに香る菊枕 せつこ 木の実落つ音におびえしお留守番 和魚 木の実独楽いつとき影を正しうす 有有 うそ寒や日の傾ける山の翳 ます江 菊枕闘ふ君の息遣ひ 美貴 橡の実も薪も干されて山の宿 あき子 碧色の潜む湖あり木の実落つ 貴薫 傘寿なる姉に縫ひあぐ菊枕 三無 児童館木の実工作靴多彩 聰
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月12日 萩花鳥句会
柿紅葉狭庭はんなり染めにけり 祐子 手を繋ぎ竹灯城下夜夜の月 美恵子 稲田へと鳥たち今は庭へ来ぬ 健雄 彼岸花年ふる毎にいとほしく 陽子 初紅葉抱きしみどりご目も見えて ゆかり 今年また総代のみの在祭 克弘
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令和3年10月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋潮や櫓を漕がずとも進む舟 登美子 秋の野にちらりと見えるかくれんぼ 裕子 黙祷は東の空の秋虹へ 登美子 ベトナムの友と見上ぐる渡り鳥 同 山装ふ街に住む子に電話する あけみ 車窓より刈田黄金に流れゆく 同 鳥覗き我も覗くや水澄めり 紀子 休みつつ鍬打つ母や千代見草 登美子 朝参褒美なるかな終の蓮 みえこ 次男坊白菊かかへ祖父の墓 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
わが裳裾翻しをり萩の風 千代子 わが里と連なる大河鮭のぼる 同 柿すだれ過疎の一戸を守りけり 真喜栄 荒磯みち名残りの句碑や野菊晴れ 同 月明り金星月に相寄りて 玲子 長き夜や肩を丸めて爪を切る 富子 暗闇を一枚にして虫時雨 みす枝 すがりたき女ごころや男郎花 世詩明 隠し田の稲も刈られてゐたりけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
末枯を見すゑ子育地蔵尊 慶月 本堂に秋灯暗��濡れてをり 斉 矢印に従ひ行けば秋の声 菟生 昨夜の酔ひ残して雨の酔芙蓉 秋尚 大寺にごつごつ競ふ青花梨 幸風 武士の鬨の声かと鵙鋭声(とごえ) 眞理子 秋雨の空白色に降り続く 貴薫 姦しく森はみ出してゐる小鳥 斉 瓢簞の細きくびれを打てる雨 圭魚 かくれんぼ鬼と芒の残さるる 千種
栗林圭魚選 特選句
秋雨の音聞くばかり年尾句碑 秋尚 濡れそぼつ幼の合羽のうそ寒く 斉 大寺にごつごつ競ふ青花梨 幸風 多重塔おほふ大樹や小鳥来る 芙佐子 白つつじ暗闇坂の返り花 文英 姦しく森はみ出してゐる小鳥 斉 かくれんぼ鬼と芒の残さるる 千種 年尾句碑静寂を好む小鳥来る 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ひよんの笛吹きつゝ左内偲びをり 千代子 洒落れた街しやれた雲浮く洒落れた秋 和子 夫の忌や空いつぱいの鰯雲 令子 鉄塔の先つちよ点り星月夜 清女 金色の仏の流転秋の風 雪 菊に立ちふと薫陶と云ふ言葉 同 朝倉の世も金風のかく吹かん 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月22日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
戸袋にひそんでゐたる名残りの蚊 上嶋昭子 名画座に清張ものや秋深し 同 母に付き落穂拾ひの遥けき日 一涓 小鳥来る私雨の只中を 同 巫(かんなぎ)のまたあるときは稲刈女 同 秋深む軒に干すもの吊すもの みす枝 鳴らぬまま秋風鈴となりにけり 洋子 耳たぶの大いなる子の帰省かな 世詩明 かぐや姫もしやと思ふ月夜かな 信子 風音も乾いて来たる刈田かな 同 朝は銀夕べ金波の花芒 同 雨よりも雨音淋し冬に入る 中山昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
双つ児の生声高し天高し 孝子 地図に読む夜長の旅の物語 ひとみ いぼむしり意図なく背の枯れはじむ 成子 いつしかに末枯の野に踏み入りぬ 光子 赤鬼も青鬼も棲む唐辛子 喜和 無花果の固き扉の半開き 千代 パンドラの箱の底より秋の声 ひとみ 虚空に日輪枯野には未来図 睦子 金風は檻のものらに吹いてゐる 佐和
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
朝寒や鐘の音とよむ磧径 幸風 団栗を五百羅漢に配る子等 同 母の塔真赤に熟るる烏瓜 同 その中の尾花に乱れなかりけり 百合子 ほろほろと零るも雅式部の実 三無 持ち寄りの千草の彩や中子師に 亜栄子 朝寒にペダル踏み出す重さかな 白陶 盛り沢山秋草活けて師を偲ぶ 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年9月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
銀漢の尾に街の灯を繋ぎたし 世詩明 色白が七難隠す砂日傘 同 昼寝してしばし地獄を見に行きし 同 一乗谷無縁仏や茄子の馬 ただし 生き残りかけし秋蚊の刺しつぷり 清女 曼珠沙華蘂が派手や数少な 輝一 漕ぎ出だす柳橋より花火船 誠 遠き日の桑食む夏蚕みしみしと 同 線香の煙漂ふ終戦日 信義
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kawaguchihide-blog · 8 years ago
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hasunoha・問答/出家・守護霊・霊言について
hasunoha問答ピックアップ お坊さんネットQ&Aサービス・hasunoha http://hasunoha.jp/ 問い「守護霊、霊言について」 http://hasunoha.jp/questions/16140 ご質問内容 最近話題の清水富美加さんが出家した宗教団体では「守護霊インタビュー」「霊言」という本を出しているみたいですが、お坊さんたちは「守護霊」「霊言」について、どのように考えているのでしょうか。そもそも「守護霊」「霊言」というものはあるのでしょうか。 拙回答 守護霊に頼るのではなく 川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。 「守護霊」などの「霊魂」の存在については、仏教では基本的に「無記」(議論するに益がない)という立場になりますが、もし、近い存在として、あえて述べるならば、今私たちにあるような粗い肉体や粗い意識に左右されない、微細なる意識、微細なる心が身体の影のようなカタチを示すことのある「意成身」というものが考えられます。 しかし、この「意成身」という存在は、非常に不安定であり、また、永らくそのままのカタチの状態で留まることもできないもので、業・カルマの因縁次第により、風に流される風船のように自らでコントロールできずに彷徨うものであります。それもおおよその期限があり、次の様態へと、業・カルマの因縁によって移っていくことになります。 仮に、その意成身が、守護霊として、誰かの意識や行動などに働きかけるようなことがありうるのかと申しますと・・正直、それは無いと言わざるを得ないところがございます。 また、例え守護霊として守護の働き・作用が実際に持てるものがあるとしても、我々凡夫が知覚するのも、やはり難しいものになるのではないかと考えますし、そのような存在があったとしても、迷い苦しみの中を輪廻している存在であれば、やはり、無明(根本的な無知)・煩悩によっているところが大であり、ろくでもないのは言うまでもないものとなるでしょう。 ただ、もしも守護霊が、仏陀・如来の変化身、応身や、あるいは修行の進んだ聖者による(密教の無上瑜伽タントラにおいて説かれる)幻身という存在であるならば、守護してくれる良い意味合いの働き・作用があるかもしれませんが・・でも、変化身、応身、幻身を知覚したり、あるいは何か直接に教えを頂くとするならば、やはり仏教におけるそれなりの修行レベル(例えば、菩薩における十地ある修行の内の第八地以上など)が必要になるものではないかと存じます。 いずれにしても、守護霊云々よりも、これからの赴きを決めていくのは、己の行い、業・カルマ次第となります。要は、己自身における善い���機と善い行動という善い因縁を調えることにより、善い結果へと向かって参りたいものとなります。 しっかりと善い因縁に努めていくためにも、守護霊の存在に頼るとかではなくて、実際に仏教を修習して参りたいものでございます。 川口英俊 合掌 問い「守護霊、霊言について のQ&Aを読んで」 http://hasunoha.jp/questions/16157 ご質問内容 守護霊・霊言があると言うのは、ブッダの教えに背いていると思いますが、 宗派によって様々な考え方が有るというのが現実なので、仕方ないのかもしれません。 しかし、僧侶が苦しんでいる人を救うことに努めるという事は、 全ての宗派に共通するのではないでしょうか? 最近話題の清水富美加さんが出家した宗教団体、について >その方々のことはよくわかりません。 と言うのは、僧侶の行を果していないと思います。 その教団に苦しんでいる人、苦しめられたと言う人々が沢山いるのですから、 その様な方々の事に思いを巡らした上で回答するのが、僧侶の責務ではないでしょうか? 拙回答 ある意味での仏教の奥ゆかしさ 川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。 釈尊は、仏教を対機説法、善巧方便によりお説きになられているため、八万四千の法門があり、現代では、確かに色々な宗派に分かれての様々な考え方もありますが、基本的な原理は、苦・集・滅・道の「四聖諦」になるのではないかと存じております。 僧侶が、迷い苦しんでいる衆生の救済に努めるということも、誠に大切なことではございますが、十分な技量もない未熟な研修医に手術してもらっても患者を助けることができないのと同様に、中途半端な僧侶による救済ほど、実は迷惑なものもないと考えております。 真なる意味で衆生を救済できるのは、悟りを得てからこそ可能となるのであって、もちろん、何もしないのでもなく、智慧の修習と共に、できるだけその智慧に裏付けられた功徳としての福徳の実践は必要であるとは考えます。 考えますが、常にそれは完全ではないことをしっかりと意識しておくべきであり、高慢に陥らないように気を付けなければならないと存じております。 他宗教のことについては、もちろん世間的な功罪について考慮すべきこともあるでしょうが、上記のことのように、何よりも己自身が悟りを開き、仏陀・如来になってこそ、真に一切衆生を救済することが可能になるということから、もしも他宗教において迷い苦しんでいる者が仮にいたとしても、中途半端な救済とはせずに、己が仏陀・如来になってから必ず、完璧に救うのだということで、修行に邁進することが求められるものになるのではないだろうかと考えております。 仏教は、釈尊への梵天勧請のエピソードが示すように、ある種、内向的と言うか、請われるまでは説かないし、無理に他の教え(当時の六師外道など)に対して論戦を仕掛けたり、攻撃したりはしないというところもあり、どちらかといえば、他は他、自分は自分として、何よりも自分の心の修養に努めること(悟りへ向かっていくこと)を第一義とする面もあるかと存じます。 それこそ、応病与薬というか、病気になってから診療を求められて、それから応じるというか、つまり、相手の機根が仏教を受け入れることができるようになるまで待つというか、そんな受け身なところ、ある意味での奥ゆかしさもあるのかな、ということを拙生は感じるところでございます。あくまでも一愚僧の感想に過ぎませんが・・ 川口英俊 合掌 問い「出家について」 http://hasunoha.jp/questions/15913 ご質問内容 昨日からずっとテレビで言ってますが女優の清水富美加さんが出家するようですが出家は誰でも簡単に出来るんですか❓ 拙回答 出家と共に必要となるのは 川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。 仏教においての「出家」というものは、釈尊が仏の道を求められる決意をなされて、世間における暮らし(その代表としての家族と共に過ごす家、釈尊の場合はお城でしたが)や立場(釈尊の場合は王子、親としての立場)から離れられたことに由来している言葉になるかと存じます。 基本的には、「出家」、つまり、「出世間」により、悟りを目指す道に、できるだけ専念するためと言えるのではないだろうかと思います。 そして、世俗的な執着となる八法(利得・損失・称賛・非難・名誉・誹謗・楽・苦)から離れて、仏様・仏法・偉大なる先師僧侶たちの三宝に帰依し、菩提心(全ての者たちを救うために悟りを求める心)を起こし、それぞれに応じての戒律(制約事項)も、正式な師としての資格ある方から授かって(一部、授戒を扱わない宗派もございます)、仏の道へと正式に入っていくことになります。 もちろん、出家は、現代においては、ある意味では、心掛けにおける形式的なところもあり、出家の心掛けをもって、在家であっても、仏の道に入ることができるものでございます。 問題は、ただ「出家」というだけではなくて、しっかりと悟りへと向けて、仏法を学び、智慧の開発と福徳(善徳行・方便行)の実践によって、仏道に取り組んで参りたいところとなります。 清水富美加さんの場合については、仏教における出家であるのかどうかも慎重に踏まえて、仏教における「出家」であるならば、上記のことに関しての見極めが、今後必要になるのではないだろうかと存じます。 三宝帰依・菩提心生起 すべての有情を救済しようという願いによって 仏陀・仏法・僧伽に 悟りの心髄に至るまで 私は帰依いたします 智慧と慈悲を持って精進し すべての有情を利益するために 私は仏陀の御前に 完全なる菩提心を生起いたします この虚空が存在する限り 有情が存在する限り 私も存在し続けて 有情の苦しみを滅することができますように 川口英俊 合掌 hasunoha書籍化・印税収益の一部・東日本大震災・被災者支援に寄附 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/89551fac04beefe15a197270ba215a78 「hasunoha」拙回答まとめ集 http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/ 書籍化『hasunoha お坊さんお悩み相談室』発売中! http://hasunoha.jp/docs/pr_0002 ・・ 『未来の住��塾』受講を迷っているあなたへ!!! http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/5c578446835d9bc715a4fd053c352e0d 未来の住職塾・本科・第五期・受講感想(2017.1.24) http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/4c6afe0858cc7be1a89652de98f15062 ・・ 「勝義方便メモ No.12」 https://togetter.com/li/1073026 ・・ 「チッタマニターラ尊成就法の実践における御供えについて」2017.1.16 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52232371.html 「チッタマニターラ尊灌頂後のチベット密教の実修について」2016.12.11 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/33da8a793a1f6a08cd586e55de609e68 ダライ・ラマ法王猊下様、本当に有り難く尊いご灌頂、ご仏縁をありがとうございました。どうか永らくこの世にお留まり賜りまして、輪廻の苦海にあるものたちをお救い下さいますように。深遠なる真実義をお説き示されますように。ご健勝を心から祈念申し上げます。 川口英俊合掌九拜 「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327 「チッタマニターラ尊灌頂におけるダライ・ラマ法王猊下様との問答内容について」 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d814a5bc49ee9ffef9a7f8cf8cf73516 11/11-13「ダライ・ラマ法王猊下様・チッタマニターラ尊灌頂ご報告」 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/3101a23d05b1d35a25b1014052e6a728 ダライ・ラマ法王猊下様御来日/拙予習経過まとめ(2016.11.9) http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/792738f8de7c80c7d85ef6d7d1a2ac74 ダライ・ラマ法王14世日本公式サイト | 法王庁 http://www.dalailamajapanese.com/ 公式フェイスブック https://www.facebook.com/dalailamajapanese/ ダライ・ラマ法王猊下様御加持成就の「金剛杵と金剛鈴」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52211094.html 2015.4.17「ダライ・ラマ法王猊下様のこと・・」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52189915.html 2015.4.13「ダライ・ラマ法王14世来日法話 般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」ご報告 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/3ac42f140aef2fb85956f1fcd45e1b13 2014.4.14 ダライ・ラマ法王猊下様によるチベット密教・胎蔵曼荼羅灌頂・ご報告 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/bc5c08f69d78bdda5c6cca62d17d87df 2013.11.19「空と縁起」に関する拙質問に対してのダライ・ラマ法王猊下様の御回答内容について http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/710b99c74854aebc871a6f75e28dde12 ・・ チベット仏教を学ぶ会「寺子屋スーパーサンガ」 http://www.supersamgha.jp/info/568/ ・・ 『般若心経における「空」について』 平成28年8月・お盆施餓鬼法要配布資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/93cd51b49c2264eb00fcc00a904a3392 「Amazonお坊さん便」の抱える問題について/平成28年3月・春彼岸施餓鬼法要・配布資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d339cd6c14be7db57860f241caf4984d 「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」平成27年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c479dc1d59328df2708ba23499b4d92b 「仏教の基本的な理解のために」平成27年3月・春彼岸施餓鬼法要・配布資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/55ced9a1512c6ef6e095caa4fbe9eb8c 「死後について」平成26年9月・秋彼岸墓前回向・配布資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/46df9bb57071ef4f2b56161423dba66f 「お葬式について」平成26年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/0816eb5e788bf5ecfc8eed8e901b1a76 ・・ 悟りへの因縁・修習・階梯について http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/cd86e06b26f70bfa72e8933112ee6e98 以下は、続きとしての定型記事一覧となります。 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d60b9c69361758c6b7de52bd7f5c863b ご興味がございましたら、各それぞれご覧下さいましたら幸いに存じます。
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