Tumgik
#全力回避フラグちゃん!
originalhiroki · 1 year
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Charlie Flag chan outfit
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momonoyosuke · 2 years
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2ndアルバム【煩悩】全曲解説
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1.GAMEBOY
90年代UKロックらしいメロディーの曲を作りたくてオアシスを聴いてたんですが、リアムの歌い方ってやたら母音の「い」に癖があって耳に残るなと思っていたので、歌詞の終わりの母音を「い」にしたところ、やたら「愛」とか「したい」というワードを使った結果、したいしたいと願う夜の冒険者の歌になりました。ゲームなら当然RPGという事になるでしょうね。主人公の職業は当然ナイトでしょうね。夜だけにね。
2.胸騒宗男と時女危子
人を好きになるという事は、その段階で相手に対しての信仰心が少なからず生まれるなと思っていて、恋に対してどんなに否定しようが持論を展開しようが、避けて通れない思想みたいなものだなという思いがこの歌にあります。その人を信じたい、ついて行きたい。宗教とまではいかないけど、それに近いモチベーションが存在するんじゃないかと、僕は考えるわけです。
3.とこしえのカルマ
※【解説】とこしえのカルマをご参照下さい。
4.新しい。
当時の記憶を振り返った、単なる実話笑。七夕の日で、その日はブッチャーズとToddleのライブを見に行っていて、Toddle終わりでブッチャーズの出番を待っていて、その間吉村さんと話している時に連絡があり、吉村さんに「俺のことはいいから行って来い!」と少年漫画みたいな展開で、そのまま新幹線に乗って向かった時のお話です。人生で1番極限の不安と喜びを同時に感じた日でした。
吉村さんの歌うThe La’sの「There She Goes」がめちゃくちゃカッコ良くて、そんな歌を作りたいと思ったのでした。
5.煩悩のかたまり
タイトルは大好きなミルクボーイの「コーンフレーク」のネタに出てくるセリフを引用しました。40歳を記念して自伝の歌でも作ろうと思って作ったんですが、自分が生まれて21世紀に入るところまでを尺を気にせず歌詞を作っていたら、奇跡的にAメロがちょうど40小節。歌詞がとっても薄いけど、嘘偽りのない真実の記録。溢れる才能を抑えられなくてすいません笑。
6.誰も知らない
今回のアルバムは、ほぼソロになってからの新曲なんですが、この曲だけ唯一モノブライト時代に作った15年前のデモ曲。ギターのバッキングをピアノに大幅変更し、リードを弾きながら歌う事に。ライブで生き地獄フラグ確定のアレンジですが、デモよりもはるかに上回るアレンジが出来た手応えのある一曲。イメージとしては民生meetsクラムボンという感じです。
7.剣
もともと好きではありますが、コロナ禍でものすごくゲームをするようになったので、ちゃんとしたゲームを歌おうというコンセプト。ファミコン時代のドラクエやFFのようなRPGって、魔法とか特殊な能力があるキャラクターよりも、結局剣で脳筋プレイが強いみたいなことが本当あったので、そんなあるあるを皮肉というよりリスペクトで込めて作ってます。ちなみに大体主人公は自分の名前をつけるので、剣を持たせます。今でも。
全然ゲームをやらないドラムの剣スケ君もお気に入り。間奏でオリジナルの必殺技をたくさん言っているので、何て言ってるか探してみて下さい。
8.ドリーミン
タイトルとは裏腹にとても現実的なことを投げかける歌。40歳になって感じていることを歌ってます。僕のようないつまでも夢を追い続ける事の、いいことも悪いことも残したい。バンド全体の疾走感とピアノの不穏な感じが絶妙に悲しくていい。ちょうど軽すぎず、重たくもないバランスが気に入ってます。
9.いいのだ
新しい。と並ぶ赤裸々系応援歌。当時、僕は絵本を毎日寝る前に読む係だったんですが、まだ文字の読めない自分のこどもが一度だけ絵本を僕に読んでくれたことがあって。適当に本を開いて言っているだけなんですが、その言葉がとても良くて。
「ぜんぜんできることができない。できないことはいっぱい。できないことは心の中で喋ってみる。字は読めないけど、心はあきらめないことです。」
この誰も知ることのない絵本から「心はやめない」という言葉が、ずっと自分の背中を押してくれるので、歌にしました。なのでこの歌を歌うと自分がとても強くなれる気がします。
ということで、全9曲の2ndアルバム「煩悩」の解説でした。以前よりも伝えたいという感覚より、残しておきたいという気持ちで楽曲を作るようになったんじゃないかと思います。レコーディング自体も良いテイクを録るんじゃなくて、間違えたとしても良い空気を残す感じ(もちろん大間違えは直してますよ笑)。そういう意味で自分にとって重要なアルバムになったので、皆さんにとっても重要な一枚になってくれる事を願っております。
聴き方は自由です。盤を持っておきたい方は買って欲しいし、サブスクで聴くでもいいし、ライブで感じるでもいいし。自分の生活に合う方法をこちらからも色々お届けできたらと思うので、これからも宜しくお願いします!
色々話しましたが、とにかく今の桃ちゃんを沢山感じてね☆
桃野陽介
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neige-biblio0413 · 2 years
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ビブリオテーカが告げる春
ドラルクがロナルドくんと出会う少し前くらい。 御真祖様と秘密の部屋の昔話。 120パーセント捏造。「ビブリオテーカに眠る春」と対になるおはなしです。
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「ビブリオテーカが告げる春」  「ううー寒い。なんでこんな山奥なんかに城をわざわざ建てたんだウチの一族は」  トランシルヴァニアの深い山の奥。切り立つ崖の上。そこには、吸血鬼が出ると噂されている城があるという。  地元でまことしやかに伝えられてきたその城に、かつての主だった吸血鬼が今宵、舞い戻ろうとしていた──という感じに書くと、「なんかカッコイイ導入」みたいで聞こえがいいが、ただの帰省である。  遡ること数日前。その日、ドラルクはひさびさに「ヤサシンクリード2」をプレイしようと意気込んでいたはずだった。  そのドラルクがなぜトランシルヴァニアに帰省しているのか?  簡潔に言うと、「実家で逃走中やろ」という電話が、ドラルクの祖父からかかってきたのである。  逃走中?ヤバイオハザードの間違いでは?  当然、ドラルクは乗り気になれなかった。小5のウルトラマン、小さめのゴジラなどと称されるお祖父様の思い付きに付き合って、無事でいれたことが今まで一度でもあっただろうか。  それでもゲームの話題には好奇心を抱かずにいられないドラルクは、初代QSの1000万台モデルをあげるから、というお祖父様の誘惑に抗うことができなかった。チョロい。  こうしてドラちゃん一生の不覚!などとぼやきながらも、結局ドラルクは実家に帰省することになってしまった──これが事の顛末である。  そしていま、一族を巻き込んだ、もはや無理ゲーと化したろくでもない逃走中がようやく終了し 、満身創痍のドラルクは、城の中をトボトボと歩いていた。 ***  「お祖父様どこにいるのかなあ」  もはや枯れ柳のようにしおしおのドラルク。  ただでさえ疲れているのに、こんなに広い城の中をあてもなく逍遥するなどという自殺行為をしているのは、スマブラ大会のあと、「QS取りに行ってくる」と行ったきりお祖父様が全く帰ってくる気配がないからだった。  「とりあえずお祖父様の部屋で待つとしよう……」ドラルクは呟いた。そのうち見つけてくれるだろう。ドラルクは2階へと続く階段を上る。  相変わらずお祖父様は世界中を飛び回っているようで、その部屋は美しいもの、珍妙なもので──前に見た時よりも──更にあふれかえっていた。よく言えば退屈しない場所だが、その中にエレベーターに呪いをかけちゃう系やばみざわな人形が見受けれらても、ドラルクは見なかったふりをした。  しかし今日は、足を踏み入れた時から、何か奇妙な違和感を感じる。なんだろう。  その正体はすぐわかった。部屋の奥、マントルピースの後ろの壁が、スライドしていたのだ。これはいやでも気づく。  「エッ」  こんなことが偶然に起こるものだろうか?──ところがどっこい、起こるのである。ここはジョークジョークアベニュー。  「ま、まさか私はパーセルマウス持ち?!組み分けはスリザリンか?!」  エクスペリアームズ!ドラルクは恐る恐るスライドした壁の先に進んだ。バジリスクが襲ってこないことを祈る。お祖父様ならやりかねん、南米でチュパカブラハントしてくる人だもの!──そうドラルクは思ったが、その先にあったのは、バジリスクなどというおどろおどろしいものとはまったく無縁の場所──美しい図書室だった。  「なんだ、ここは……」  城の中にしてはめずらしく白で統一された室内。金の植物がやわらかく部屋を飾っている。隠し部屋らしくこじんまりとはしているが、天井が高く作られており、壁にはそれに近づかんと本が並ぶ。  螺旋状の階段は、ゆっくりと弧を描いて2階の本棚へ誘い、繊細な細工をしたキャビネットには、バカラなどのグラスが綺麗に並べられていた。  本の種類はさまざまで、小説から学術書まで、割となんでもあった。吸血鬼とは縁のなさそうなものが多い印象だ。  「うわーストランドマガジン全部そろってる」  1887年11月号のビートンのクリスマス年鑑まで、お祖父様は所持していた。なるほど、この先ウン世紀はホームジアン諸君を悩ますことになるだろう。    部屋の内装からしてすでに200年近くは経っているだろうに、陽が入らないという環境もあるだろうが──よく見ると、本の状態がすこぶる良い。手に取ってわかることだが、埃も積もっていない。部屋中に掃除が行き届いてるようだ。  奥には暖炉とマントルピースがあり、その前にはサイドテーブルがひとつ──それを挟むように2つの革張りの椅子が静かに佇んでいた。おそらく、お祖父様がマメに掃除をしているのだろうが──それにしても、この部屋は一体……  「おや?」  サイドテーブルの上に何か置かれている。そっと手に取ると、よく使い込まれた、年季の入った丸い眼鏡だった。うん?とドラルクは首をかしげた。  はて、この眼鏡、どこかで──  「ドラルク」  それは、ちょうどドラルクが記憶の糸を手繰り寄せようとしていた時だった。突然響いた声にびっくりしてドラルクが砂になる。もう少しで丸眼鏡を落として割るところだ。すんでのところで最悪の結末を回避して後ろを振り返ると、そこには待ち人、お祖父様が立っていた。  「お、お祖父様!」  ようやく帰ってきた。ちがう、そうじゃない。ドラルクは眼鏡を元の位置に戻しながら、わたわたとした。勝手に部屋に入ったことがバレてしまったのだ。まずい!  わざとじゃないです、ちょっと好奇心を刺激されてしまって、と急いであれこれ理由を挙げへつらう。しかしお祖父様は特に表情を変えないまま、いや、怒ってないよと手をヒラヒラさせる。  「はい、これ言ってたQS」  「あっ、えっ」  本当に怒っていないのか……?お祖父様の表情は変わらない。  「あ、ありがとうございます」  ドラルクは、ぎこちなくお祖父様から黒い箱を受け取った。しかし、濃い青のQS本体を確認して、すぐに生唾を飲む。これがあの、幻とさえ言われる、初代QSの1000万台モデルなのだ──オークションにも出回らないという……先ほどの心配はどこへやら。ヒュー!血が滾っちゃう!  いやあ、長生きはするものだなー!と、ひとしきりQSにはしゃいでから、ドラルクは図書室のことをようやく思い出した。そうだ、この秘密の部屋の話を聞かねば。  「しかし、いい部屋ですな」  お祖父様の表情が、ぴょんっと明るくなった。  「そうでしょ」  「ええ」  ドラルクが尋ねる前にその答えは自ずと返ってきた。   「友人の部屋」  「ご友人の?」  「そう」  「ほー。お祖父様の友人の部屋……」  お祖父様の友人にしては、ずいぶん真面目そうな……  これ全部ですか?とドラルクが聞くと、お祖父様はそうだよ、と言ってこっくんこっくんとうなずいた。これ全部そうなの?!  「もともとは私のものだったけど──使わないから、あげちゃった」  「はあ……」ドラルクは目をしばたたかせた。「随分と博学なご友人だったようですな」  「うん」  彼は学者だった、とお祖父様は言った。  「楽しかったなあ」そうぽつりと呟いた声が、風に乗って消える。それは明るい響きを含んだ、めずらしく優しい声だったが、それは瞬きの間のこと。  「それより、これから広間でスマブラやらない?プロジェクター買った」お祖父様は、すぐにいつもと変わらない調子に戻って言った。  ドラルクは、お祖父様に友人のことを聞くタイミングをすっかり逃してしまった。そうなればもう、すばやく返事をするのみである。  「あ、いえ、わたしはジョンのパンケーキを焼かねばなりませんので」  考えてる場合ではない。ドラルクが自分に言い聞かせたその間、わずか0.03秒。フラグは全力で回避する。修学旅行の夜であっても、そんな無茶をするやつはいないだろう。  「そっか」  お祖父様はそれだけ言って、それ以上は勧めてこなかった。  「いつかお前も、お前を必要とする誰かに出会うよ」  帰り際に、お祖父様はドラルクにそう言ったが、その言葉の意味も、ドラルクにはピンとこなかった。  だから、信じあい、許しあう心を忘れないで──って、何の話だろう?  お祖父様が深紅の瞳を細めた理由も、まるで、何か眩しいものを見るように微笑んだ理由も、ドラルクにはいまいちよくわからない。  「はやく帰ってヤサシンクリードやろうっと」  ドラルクがその本当の意味を知るのは、もう少し後になってからの話である。  そして、お祖父様がそう言った数年後。  「任しときな。夜明けまでにカタつけてやるぜ!」  宵闇に浮かぶ城を見上げながら、銀の髪、青い瞳を夜の下で煌めかせ、赤いコートの男が不敵に笑うのだった。
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doglok · 2 months
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猫を助けた結果がヤバすぎるww #Plottアニメ #フラグちゃん フルバージョンはこちらから ↓ https://www.youtube.com/watch?v=EZUEcQ4fs84 全力回避フラグちゃんのライトノベル絶賛 ... via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=KJU8RX2xlU0
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supersoniclevel · 1 year
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真3プレイ記 その19
プレイ記、こんなに連載続くんだったらこれだけまとめて見れた方がいいよね。タグでいけるかな?? ちょっと検討します。 (真5が10回未満で終わったので、真3もそんくらいになるかと思ってた。19って……) 内容:代々木公園クリアまで
さてさて池袋からマイスイートホーム浅草に戻ってまいりましたよ。 マントラビルが封鎖されている件はおじさんも把握してるみたいですが、どうせマントラ残党のしわざで、大した問題にならないだろうという見解のようですね。 氷川は何かが始まろうとしているという感じで言ってましたが、はたして……?
ヒジリ「そういや、フトミミがどうのこうのという話を聞いたが。マネカタ連中もなにか始める気か……」
ん……、おじさん、なんかちょっと、イラついていますね。 せっかくナイトメアシステムを止めて情勢が落ち着くかと思ったのに、という感じかな……? でもなんか、不穏……。 ちなみに勇くんのほうは手がかり無しだそうです。「死んだふりでもしてる気か」とおじさんは毒づきますが、それって単に見つけられないのではなくって、勇くんはあえて身を隠している、自分が追われているとわかっているってこと……? ��……なに……? 俺のあずかり知らぬところでイチャつくのやめてもらえます……?(嫉妬) 勇くんの行方も、池袋の異変も行き詰まっているので、フトミミ氏の話を聞きにミフナシロへ。 フトミミ氏の予言は「マネカタたちを脅かす邪悪な存在が代々木公園で生まれようとしている」というもの。でもみんなで協力して邪悪を退け、マネカタのマネカタによるマネカタだけの世界を作ろうとフトミミ氏は呼びかけます。 うう〜〜〜〜やっぱりそういう結論になってしまうのか。それ、やだって言ったのに。(プレイ記その14参照) たしかにかれらが弱者として虐げられてきた過去を思えば、その気持ちは分からないわけではないですが……でも地霊さんたちともうまくやれてたし、悪魔である人修羅くんもマネカタさんたちを助けてあげたじゃん。共存の道はないのか……。 マネカタ世論では、代々木公園に向かったサカハギが「邪悪」の正体だろうという見解が強いですね。 マントラ本営ビルに立て籠もってるのはサカハギか? 千晶ちゃんか? と思っていましたが、代々木公園にいるのがサカハギなら、池袋は千晶ちゃんかな……? 牛頭天王の「力が支配する世界」って理想と、千晶ちゃんの「強者だけの世界」というコトワリが共鳴するのでしょうか。 サカハギだけではなく、女性が代々木公園へ向かったという情報も気になります。はたして先生自身か、それともアラディアか? 湯島駅?からまた坑道を通って、外苑前駅??へ。(東京の地理が分からない) いつ行けるようになるんだよ〜〜と思ってた代々木公園の反対側に出ましたね。妖精たちが立てこもっているとされていた場所ですが、サカハギがなんかしたせいで、その妖精たちはプリンパ状態で大変なことになっているみたい。 サカハギさん、妖精の皮は剥がないのか。マガツヒを手に入れられると思うけど。 そして公園の片隅にある小部屋には、先生が。
先生「助けてもらったあと、突然消えたりしてごめんなさい。だけど、あれは私の神がしたことで仕方なかったの」
言い訳ですか……。 まあ実際、アラディアが先生のこと完全に乗っ取ってたしな。あいつ本当に自由をもたらす神かどうかイマイチ信用できないから、あんま気を許さないほうがいいよ。たぶん……。 ナイトメアシステムのせいで奪われた力はまだ戻らないようですが、ちょっとずつ良くなってはきているみたい。よかったです。 先生は、受胎を引き起こした者として、新しい世界を創る責任があると息巻いていますが……
先生「氷川には世界を創らせないわ。彼が創り出すのは、世界とも呼べない力を無くした空間よ」
ちょっと!!! 先生!!!
仮にも人が理想としてる世界を「空間」呼ばわりは言い過ぎではないですか!? いやたしかにシジマの世界について言いたいこともわかるし、みんなが高みを目指していく活気にあふれた世界を理想とする先生の思想と、シジマの世界が全く相反しているというのもわかるけど! ……先生、氷川のこと、生理的に嫌いなんだろうな。たぶん……。 氷川の理想の世界が空間呼ばわりされたの、だいぶ面白くて思い出すたびに笑ってしまいます。 言うに事欠いて、空間って。世界だといってるのに。空間って……(肩を震わせる) しかし先生が批判するその氷川も、千晶ちゃんも勇くんも、そしてマネカタさんたちも、自分たちの望む世界を、コトワリを、自分で見つけたんじゃないのか? 先生は、神がまだコトワリを授けてくれないと言うけれど、ただ与えられるのを待つだけなのか……? アラディアが焦らしプレイしてるというより、先生の理念がまだコトワリを持つに至らないということじゃないのかな、と思うのですが。 先生は、ここ代々木公園にあるヤヒロノヒモロギという霊石を手に入れて、その神を操る力をもってしてコトワリを授けてもらおうと思っているようです。だから、そういうことではないような……。 しかしまだ本調子ではなく戦うことは出来ないようなので、人修羅くんに取ってきてほしいとお願いしてきます。
……。
やだ……。
いやごめんなさいべつに先生が嫌いとかじゃないんだけど、さっきのコトワリの件といい、どうも他力本願っぽい感じが気になって……。 創世をするため・自分のコトワリを得るために必要なことならば、なおのこと、自分自身でやるべきなのでは……? とちょっと思ってしまいました。 それこそ、先生より力もなくて訳も分かっていなかった千晶ちゃんや勇くんが、いっぱい打ちひしがれて、いっぱいひどい目に遭いながら、生き抜くため、創世のために、体当りで泥臭くがんばってるのを見てきたからこそ……先生はアラディアや人修羅くんに頼るばかりなの?と感じちゃう。 断ったらすごく悲しそうに、「君が断っても、私は君を信じるしかできないの……」と言われましたが、それでいくと、今の先生と全く同じようなことを言いながらも、自力で浅草に来た嫁の存在がわたしにとってはでかいので……期待に添えずごめんねとしか言えない……。
まあ、結局なんか、行くしかないんですけどね! プリンパされたピクシーちゃんたちの妨害でまっすぐ進めないので、高いところからマップを確認して進みなよとアドバイスされますが、失敗ルートも全部通ってマップ埋めたいマンなので総当りで特に問題なし。 レベルが低いのか雑魚戦がちょっときつくて時間もかかりましたが、屋外ダンジョンのため3D酔いせずに進めました。屋外最高。 てか、氷川、工事終わってから受胎させろよな~。(この建設してるやつ、氷川の会社の電波塔??じゃないの?) 工事現場を抜けていった先にはサカハギさんが。 彼がどこでヤヒロノヒモロギのことを知ったのかわからないし、やってることが良いか悪いかは一旦置いとくけど、悪魔に搾取されるのではなく自分こそが悪魔を従えるという野望を、こうして自分の力と行動で実現しているのはえらいよね。 そのへんどうですか、先生。 サカハギがヤヒロノヒモロギの力で召喚したギリメカラをたおします。物理反射してくることさえわかってればギリメカラなんて怖くないわよ! と思ってたけど普通に強え〜〜な! ちょっと負けそうだった。 ギリメカラ倒したあとに、新手が現れた!つってサカハギとの連戦になる演出いいなぁ! ナイフでメッタ刺しにしてくる攻撃モーションがかわいいです。全避けしてごめん。 サカハギさん、もっと世界をめぐる勢力争いに噛んでくるのかと思ってたけど、こんなにあっさり退場だなんて……。 でも、モブマネカタたちが惨殺されるのを見るのは忍びなかったから、致し方ないか……。 ヤヒロノヒモロギを両手でおごそかに拾い上げる人修羅くん、なんか……いいですね。 これ、先生にあげなきゃいけないのか〜。一回断った手前、持って行くとツンデレ感が出ちゃうし、なんだかやだな。 と思ってあちこちウロウロしてみたけど、フラグ判定士のおじさんも「フトミミの話を聞きに行け」と半世紀前の話しかしないので、仕方なく先生にあげました。 しかし結局アラディアはコトワリを授けてくれず、やっぱり直接inしてくる。先生にももっと自由をもたらして! そして謎の質問攻めタイムに突入。
アラディア「おまえは病を担い、痛みを負い、果てぬあざけりを受ける。怖れるか、患いを? 怖れるか、辱めを?」
怖れる!
アラディア「おまえは友の背きに打たれ、幾度も否まれ、暗い敗北に包まれるであろう。怖れるか、欺きを? 怖れるか、災いを?」
怖れる!
な~~んで俺がそんな目に遭わなきゃいけないんだよ~! ただ生きてるだけなのに。 もちろん、何かを得たり成そうとするためにはそういう代償も必要でしょう。でもそこまでして成したいと思うこと、今はないのです。だから、その覚悟はない……。 というか、アラディアの気に入りそうな回答をするのがシャクだったので、反抗してみました。 結局「世界を巡り見よ!」と怒られる。 会う人みんなにNOって言ってるから?? 早くルートを決めなさいってことかな……。 先生はコトワリを得られなかったことにがっかりしながらも、自分も誰がどんな世界を創ろうとしているかしっかり見なければ、と言って去って行きます。アラディアの話、先生にも聞こえてるのか。 さて……ヤヒロノヒモロギ騒動はひとまず解決したけど、人修羅くんの前に、「小娘」がやって来たという情報が気になる。きっと千晶ちゃんだよね? 千晶ちゃんも力を求めてやって来たのかな。サカハギは小娘を傷めつけたと言ってたけど、体は大丈夫なんでしょうか。オベロンの言ってた「邪悪な気」というのも気になります。 フトミミ氏の予言にあった「代々木公園で生まれる邪悪」というのは……やはり、千晶ちゃんのことなのでは……? てか千晶ちゃんがここにいたなら池袋に立て籠もってんの誰?? 相変わらず謎が謎を呼ぶけど、一旦マイスイートホーム浅草で待っている嫁のところへ帰ります。勝手に住むな。勝手に娶るな。
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nagachika · 1 year
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護国記 を読んだ。
電子書籍に特化したゲームブック。電子書籍ならではの特色を生かしていてまずパラグラフ番号がない。またリフロー式なのでページ数もなくてどうも文単位で位置が表示されているみたい。番号がないので飛び先を憶えるとかもできないので解析は大変。そして全体の文章量がかなり多い。ページ数にしたら1000ページくらいはありそう。といってもストーリーが長いのではなく、従来の紙を前提としたゲームブックではパラグラフ数を極力抑えるために同じパラグラフを使いまわしてフラグ管理で飛び先を変化させたりという工夫をするけど、逆にほとんど同じシーンなんだけど細かいポイントがちょっとだけ違うパラグラフというのをたくさん用意していたりする。また従来のゲームブックでは次のパラグラフ数を指定せずに事前に憶えていた数を足し引きして飛び先を指示したりするということで知識管理したりするけど、それは逆にできない。明示的なリンクでしか飛べないので。このへんは良し悪しありそう。
あとがきで作者は21世紀のゲームブックを確立するんだ、とかなり壮大なことを書いていてその意気や良し、なのだけど背景世界の書き込み……というか書かれていないけど背景になにががあるんだなという感じというのがやや薄くて、壮大な世界を作るぜという意気込みは感じるけどいまひとつ空回りしている感があった。「よくあるファンタジー用語の使いまわしは避けたい」と書いているわりにはテンプレ的な描写が多かったし(固有名詞や世界観で独自性を出そうとしていたのはよくわかるしそれはいい雰囲気を作ってはいたと思うが)、基本的な文章力の問題かなぁという気がした。とちょっとネガティブなことを書いてしまったけどやろうとしていることの意義はとてもよくわかるし意欲作/労作であることはまちがいなく、ゲームブックの復興を目指してやっていっていただきたい! という期待はしている。
ストーリーは高ツ原という 5つの国からなる世界で元は書記官だった主人公がループの能力を手にいれてしまったので魔神の復活に立ち向かうというもの。元は戦士でもなかったのに主人公が急に強くなりすぎという感はややある(ループで経験は蓄積するとはいっても短期間を繰り返しているので肉体的な鍛錬ができない気がするのだが)。一旦序章を抜けると壱の国を出て大冒険がはじまり、そこからは一本道ではないものの比較的すんなりストーリーが流れていくのだけど、序章ともいえる壱の国を逃げ出したものの悔いが残っていたのでループするというまでのシークエンスが沢山の選択肢のうちの1つの組合せ(とは限らないかもしれないが)でないと到達できず、それ以外だと脱出に成功してもそのままエンディングになってしまうというメタ的なループが始まってしまい、ここからなかなか抜け出せなかった。どの要素がどう関連するかというのはだいたいわかるのだけど、それだけに「最善」の手を選んでいると「後悔」がないので正解ルートに辿りつけない。ここでかなり手こずった。正直ここは他の脱出ルートでもループ能力を持った状態なら次に進んで良かったと思う。勇者たちが追ってくるのもこのループ能力の元になった遺物を追ってきたわけだし。
今クリア後にいつもやる「ゲームブックの頭からパラグラフを追わずに順に読み下す」というやつをやっているのだけどとにかくめちゃ文章量が多いのでまだ半分にも到達していない。ただこれでメインのストーリー以外に「壱の国の国王編」「魔女編」というサイドストーリーがまぎれ込んでいるということに気がついた。本編では魔女がなにものだったのかはよくわからなかったのでこちらを追うともう少し背景がわかるのかもしれない。
読み下しがおわったらまたなにか書くかもしれない。
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senpenbanka0426 · 1 year
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【Kenshi】ハイブの国を作るPart1【チートMOD有】
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Sims4でやりたい事が何もないので今回からKenshiのプレイ記録を書いて行こうかと思う。
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※流血、四肢欠損、カニバリズム、大量虐殺とか色々エグイ内容のゲームです。 ※Kenshiやった事ない人向けの記事でもありません。既プレイな人しか分からない内容になってます。 ※このアカウントをフォローしてる方はSims4の記事が見たくてフォローしてる人しか居ないと思いますのでお気を付け下さい! ※不快になる前に、これを機にフォロー外して貰えれば幸いです。
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で、今回は「自由を求める者達」でスタート。チートMOD沢山(経験値10倍とか)、自作MOD少々、世界情勢変更のLiving Worldが入っておりやす。 チートMODで未所属のハイブ達が暴れ回る感じのプレイになる予定。
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プリンスが1人、ワーカードローンが2人、ドローン兵が3人。
実は「自由を求める者達」でスタートするのが初だったんだが、老兵はホーリーネーションから2万Catの懸賞金あるのか。まぁ、ハイブ種族なら関係ないか。
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とりあえず、ジ・アイに手持ちの建材で小屋を設置。ちなみに都市連合に拠点作るのも初だったりする(笑)
シェク王国が過ごしやすいからね、しょうがないね。
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とりあえず、本が無くても研究できる物とチートMODの訓練用ダミーの研究を開始。
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研究終わったら早速訓練開始。「打たれ強さ」の訓練しか使う予定ないけど、ピッキングもスキル上げ面倒になったら使うかも。
ハイブは手足がスパスパ切れていくが、打たれ強さ95もあったら誰も欠損せずにゲーム進められる……か? 念のため早めに義手義足はワンセット用意しときたいなぁ、とは思うが……。
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6人全員「打たれ強さ」を95まで上げ終わった。流石の経験値10倍MODだわww 超ハードなゲームなのに開始2日でこんな事できるんだなww
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とかやってたら、都市連合とトレーダーズギルドの訪問イベントに加えて奴隷の襲撃まで発生。さすがの都市連合領土だぜ! 掘っ立て小屋一個を建てて2日しか経ってないのにイベント多すぎぃ!
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まぁ、でも盗られる物もないし、「打たれ強さ」95もあれば何かあっても死なないでしょ。って事で犬2匹に初戦闘開始!
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誰もダウンすることなく勝利! 肉と革と牙を回収して都市連合の税金用資金もGET。
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都市連合はきっちり3000Cat取られたが、トレーダーズギルドは来て話だけして帰ってたわ。「これから定期的に来るからきっちり払えよ」みたいな事は言われたが、初回はお知らせだけなんか?(都市連合地区は貴族殺しまくる事しかしてこなかったから良く分からんww)
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その後、回復用に寝袋を調達するために一人だけでお買い物へ。先の犬2匹との戦闘で足を負傷した奴が多数で走れるのがこのディッチだけだったわ。初期スポーン位置のウェイステーションで寝袋買っておけば良かったなぁ、とか思いつつヘフトまでお使い。
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無事、寝袋GET。ちなみにバックパック、寝袋、店舗関係のチートMODも導入しておりやす。
バックパック:容量、スタック数増加。デバフが無くなるMOD。 寝袋:回復速度が10倍になるMOD。重さが0になるMOD。 店舗:販売アイテム数と所持金増加が増加するMOD。
マジでチートだらけのKenshi世界になっておりやす(笑) これで仲間の誰か死んだらマジで笑えない。
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で、その後は全員回復後にそろってアイソケットへ。
レイー!迎えに来たぞー!
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無事、物言わぬ奴隷のレイを購入できたわ。何回かレイに会えずに終わったセーブデータあるからちょっとドキドキしてたり(笑)
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レイの打たれ強さをサクッと95まで上げた後はスワンプのシャークへ。
グリーン発見!確保!
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次はモングレルへ。Kenshi世界のマスコットアイドルのビープも無事確保。
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なんかLiving Worldでモングレルのリーダー、アークと話せば同盟組めるらしいんだが、ダメだったわ。条件の提示とかも無かったけど、アレか、他の勢力との友好度がまだ無いからフラグが立ってない感じか?
モングレルは「逃亡奴隷や新生活を求める者たちの避難所」って言ってるから隣のホーリーネーションと敵対し合えば信用される……とかかね? ハイブ種族のみの部隊だからその内ホーリーネーションとは敵対すると思うから後でまた確認する予定。(忘れなければ)
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で、その後はシェク王国のスクインへ移動してKouhu開始。ツルハシで銅や鉄を掘ると労働スキルじゃなくて筋力が上がるMODを見つけたのでお金稼ぎしつつ筋力トレーニング開始。
あと、すげぇ今更だが、今回は武器は使わず全員、拳だけで生き抜いて行こうかと思ってたり。なんか「武術は鍛えるのが大変だけど凄い強いよ」と聞いてちょっと「剣士」じゃなくて「拳士」を見てみくなったww
経験値10倍ならサクサクいけるんじゃね?とか、20、30人分の武器用意するの面倒くさいな、とかは思ってないヨ。ホントだヨ。
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そんな感じで全員筋力を70くらいまで上げたZOY。野犬とか飢えた野党とちょい戦闘したら回避・武術が40も超えてたわ。
これならダスト盗賊行けるか。こっちは9人もいるしな。
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って事で「ダスト盗賊の王」をサクッと撃破。……一体、誰がトドメ刺したんだろうなぁ……。なんか、気づいたら死んでたゾ……。しかも左腕と右足が無いんだが……。
武術で賞金首を生かして捕らえるのって難しいのか。まぁ、死体でも懸賞金は半分貰えるし、良いや。
ちなみにダスト盗賊の王は拠点に帰るついでに都市連合に渡したわ。とりあえず、現段階では都市連合と敵対するつもりは無い予定。
そんな感じで次回へ続く。
次回へ
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damegema · 2 years
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ワイルドアームズプレイ日記⑥(最終回)
とうとう長年未クリアのまま積んでいたワイルドアームズ(無印)をクリアしました。まだ隠しボスは全然倒しておらず、本筋を追っただけですが…本筋のボリュームは4の次くらいかな? 社会人になるとむしろこのくらいでクリアできる方が助かります。最終プレイ時間は30時間ほど、Lvは40台前半でした。
シナリオも終盤だけあってグッとくるイベントが��数。ザックとハーケン(エルミナ)の関係性は、今の私の年齢だからこそ、よりグッときました。あとアルハザードにはムカつきました。
WA無印の名シーン(セリフ)の1つに「アースガルズはがんばったもんね」というのがあるんですが、このシーンも知っていたけどめちゃくちゃ良かった。もう少しラストより前で起こるイベントなのかな?と思っていったんですが、本当の本当にラストだったんですね。ラスボス戦で忘れてたところだったので不意打ちでウッ…となった……アースガルズは喋らなくて、行動でしかコミュニケーションを取れないのでなおのこと切ない。
ラスボス戦、ジークフリートと、マザーに乗っ取られたジークの2戦は予想していたけど、まさか3戦目があると思ってなくて焦りました。なんとか勝ててよかったけど…! 1戦目のジーク戦はそんなに大変じゃなかったけど、HP回復できないまま2戦目に入ったので出だしボロボロでフル・リヴァイヴ使いまくって死ぬかと思った。でも中盤のマザー戦に比べたら、ステータスロック使えるようになっていたので、そこはちょっと安心できましたね。上位魔法が強いよね。
ラスト、なんだか晴れ晴れしい終わり方で気持ちが良かったです。ED曲はボーカルコレクションを持っていたので聞いたことはあったんですが、これまでの旅路を経て聞くからこその良さがあって染みました……。
ゲームはオーソドックスなターン式RPGで、パーティが3人固定、役割がきっちりしていて楽しかったです。私はメンバー入替えじゃない固定パーティのほうが好きなので(なのでWA3、4も好き)セシリアの魔法は前半・後半で作成できるものが違うものの、LVに準じて習得ではなく、自分で好きなものを作成・分解できたので自由度があって好きでした。ほとんど使わないやつもあったけど、わりとどの魔法を多用するかはその人のプレイスタイルでガラッと変わってきそうです。難しかったのは、次のダンジョンはどこなのか分かりづらいところですかね…自由に回れるところもあって、フラグ建てと攻略順で悩みました。悩んだと行っても今回は困ったらすぐに攻略サイト見ていたので、自力だったらこの倍くらい時間かかってたと思います。
これでネタバレも怖くなくなったので、前から見たかった実況動画も見始めました。同じ配信者さんの3rdの実況が面白かったので、無印も見たかったんですよね。でもプレイしてからじゃないと見たくなかったので。もうWA2もすぐに始めたい前のめりな気持ちですが、同人原稿があるのでしばらくお休みします。WA2もネタバレは多少知ってるんですが、ラストとか決定的なところは回避できてるはずなので、楽しみです。
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tbk-ghostship · 3 years
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attic07 · 3 years
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テイコウペンギン・秘密結社ヤルミナティー・混血のカレコレ・全力回避フラグちゃん!・円満解決!閻魔ちゃん(ぬいぐるみキーホルダー)
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Plottアニメ「テイコウペンギン」「秘密結社ヤルミナティー」「混血のカレコレ」「全力回避フラグちゃん!」「円満解決!閻魔ちゃん」のぬいぐるみキーホルダーが2021年7月23日発売予定。現在予約受付中です。
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thunderheadhour · 2 years
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エルデンリングプレイ日記27〜28日目
 前日にこれまでの書き方の成分がちょっとわかったことを書きましたが、ちょっとスタイルを変えてみようかと思いつつ、どう変えるのがいいかピンと来ずにいます。
 そういうときに限ってわりとしっかりゲームを進めてしまって書くことがいっぱいある。とりあえず記録。
 まず今日こそモーンの砦のライオン丸を倒そうと決意。狼トリオを呼び出して、一番使い慣れたエストックで接近戦を挑む。
 するとあれだけ苦戦してたくせに一発でクリアできてしまうから本当に不思議なものですね……。今振り返ると、狼に囮になってもらうのではなく、しっかりガード固めた上で自分が囮になって狼に攻撃してもらう、という形に結果的になったから勝てたらしい。他のボスと比べてターゲットが狼でなくこちらに向きやすい印象はあり、だからこそ背後からのトリオの噛みつきがたくさん決まってライオン丸が怯みやすくなった、という感じ。魔法だとむしろ戦いづらいボスもいるんだなあ。
 クリアしてゴツい大剣をゲットしたので城主のおじさんに報告に行こうとすると……あれ、いない。お嬢の亡骸のところかと思って飛んで行っても……いない。うーん、どこへ消えてしまったんだろう。何か進める順番をミスったんだろうか。
 続いて死に触れた地下墓へ。息抜きに墓荒らしをする、という異常ルーティンが確立されつつあります。ていうか墓が多いよ……。
 中はスケルトン祭りなのですが、打撃の方が良さそうと鞭に持ち替えてみたら大正解。リーチも長いし一対多にも向いているだけじゃなく、なんとうまくやれば壁もすり抜けて攻撃できるんですよねこれ。強攻撃で怯ませてからの通常攻撃連打が強い。つつがなくボスへ到達。
 黒き刃のなんとかさんという人だったんですけど、ほっといても狼トリオがボコボコにしてくれたので正���ほとんど何の印象もない……なんかごめん黒き刃のなんとかさん……。
 一日一墓荒らしの禁を破って勢いで霊廟が原の地下墓へも突入。骸骨軍団のみならず久々に火炎トラップもあるが、「ぶっ叩いたら収まる」という昭和のブラウン管テレビみたいな設計だったのでおじさんに優しいダンジョンですね。
 墓のボス、広間の遠くに見える瞬間がいつもドキドキするんですけど、今回は遠くにボヤッと人のような影が……というか影そのものですねこれ。造形が発狂した幽霊というか、今までで一番墓らしいホラー感がたまらん。魔法も素早く避けてくるし、こちらを拘束して怖いことしてくるんですけど、幸い打たれ弱いので無事やられる前にやりました。
 リニーニエの探索では北東側を攻めてみます。
 デカい人の顔のオブジェがごろごろ転がるエリアでは幽霊みたいな戦士たちがどっかの兵士たちと乱闘しているので、どっちもがんばえーと温かく見守ります。勝手にルーンが手に入って楽しいですね。道を守っていた幽霊軍団が負けたのでゆうゆうと通ろうとしたら、不意にヌオンとクソデカゴーストが現れたので瞬時に逃げ帰ります。そういえば怖い話に出てくる幽霊ってバカデカいやつあんまりいないのなんででしょうね、めちゃくちゃ怖いと思うんですが。
 別ルートから先へ進んで、地図上でも目立つ建物へ到達すると、ティザームービーで見覚えのある天球儀が。場所名はカーリアの書院、これまた魔術の説明文で見た名前。嗚呼、魔術がおれを呼んでいる。でも上の階行ったら真っ暗だしターゲッティングできるやつが何体もいるけど姿は見えないし、呼ばれているけど帰ります。
 ちびちびレベル上げしてたらついにFPが100に到達。これで失地騎士のイングヴァルさんを呼び出せるぞ!
 というわけでネフェリパイセンとイングヴァルさんとの3人でゴドリックに挑むことに。イングヴァルさんからすると主君に挑む形になるのかな。まあ呼び出してみたらイキイキとぶった斬りに行ってくださったので何よりです。
 見た目はたけし城でさんざんこちらをボコってくれた鎧騎士そっくりなだけあってなかなか強靭。ゴツいおふたりに正面は任せて魔法撃ったり後ろから突いたりしてたらわりとスムーズにハイパーご照覧タイムに。
 そして火炎ブレスがイングヴァルさんに直撃。イングヴァルさん即昇天。え、体力まだ半分くらい残ってなかった? これは結局これまでボコられた時とあんまり変わらない展開なのでは……。
 と思ってたらネフェリパイセンも生き残った状態でそのままなんとか勝ててしまったのでビックリしますね。何で今回は勝てたのか自分でもよくわからない……。強いて言うならパイセンに気を取られてる隙に背後から直接攻撃するのをがんばったくらいだけど……。ライオン丸の時もだったけど、やっぱり直接攻撃が一番ダメージ効率はいいのだろうな。
 さて、初めてのデミゴッド討伐完了。とりあえず倒してこい、全てはそれからだくらいのことを言われていた円卓にさっそく出向いてみる。
 すると、従者を探していたおじさんが消えている。また何かフラグが立ったのかな……。そのかわり新しい扉が開いていて、中にはデカくてめっちゃ肌荒れしてる「チョキ」が鎮座しているのでビックリしますね。二本指って言うからまあ指が二本の人なんですねとか思ってましたが、まさか指そのものが出てくるとは思わないじゃないですか……。
 隣のオババがめちゃくちゃ忖度して指さんのメッセージを伝えてくれます。オババが忖度してる間はキチンと指を伸ばしている二本指さん。もうちょっと指開かないとフォークが落ちないのでは。
 ここでデミゴッドの追憶を使って、ボス武器をゲットできるそうな。ああ、歩く霊廟で複製できるのはこれか!いつでもご照覧あれられるの楽しそうですが、能力的にも引き換えるのはだいぶ先になりそうすね。あとククク……ゴドリックは四天王の中でも最弱……みたいなことオババに言われててちょっとかわいそう。
 書庫にいた偏屈そうな鎧おじさんも、ゴドリックを倒したこのタコがわりとマジだとわかったようで急にニコニコフレンドリーに。他のヤベーやつらのことを色々教えてくれます。
 ネットでやたらと悪名を轟かすクソヤバボスのラダーンさん、かつての最激戦地に陣取る性格悪い拷問官の長という最高に会いたくない属性しかないライカードさん、王都にいるけど後回しにしていいと公式認定されてるモーゴットさん、レアルカリアにいる「倒すのかわいそうだけど倒さなきゃいけない枠」の気配がプンプン漂うレナラさん。くぅー、どいつもこいつも戦いたくねえー!
 部屋の外に出るとまさかのネフェリさんまで来ていた。その節は大変お世話になりました……!しかも装備重量増やすタリスマンくれていい人すぎる。ていうか先程の物知りギデオンさんの養女だったのかい!またどこかへ旅立つようだけど、敵対せずに済むといいなあ。キャラ的にもだけど、バトル的にもゴドリックをボコったあの雷ダブルアクスを相手にしたくはないわ……。
 うろついてたらいきなりロジェールさんも発見してびびった。いつの間に……。ゴドリックを倒したことを告げると、お互い目的は果たしたようだねと言う。ロジェさんの目的はいったい……?しかももう戦えないからと愛刀まで託される。し、師匠……!それじゃなんだか死んじまうみたいじゃないですか……!フルフルしながら装備しようとするとまだ技量がひとつ足りませんでした。+8まで鍛えてあるので装備できたらメインウェポンになりそう。
 何やらロジェさんとDさんは昔は友達だったけど袂を分かったらしい。NPC同士にも色々エピソードがあるのだね……やっぱりこれだけ過酷な世界で数少ない仲間には、なるべくマシな最期を迎えてほしいのだけど、どうなるだろうな……。バキバキ立っていくロジェさんの死亡フラグよ……。
 ストームヴィル城に戻って先へ。ゴドリックの残骸を足蹴にするゴストークをほっぽらかして進むと、こんなところにまさかのシャブドウが。そしてその先にはリニーニエ最初の祝福が。本来はここで手に入れて、そのまま祝福そばのヤク中姉さんに渡す流れだったのね。その足で浄化された廃墟へ。
 真夜中にもかかわらず、いつも通りモヤの中でエビを見つめて直立しているヤクさんに例のブツを渡すと、私にこれをくれる人はみんな腕もほっそくてヘナヘナなのにあなたは強そうね、などとのたまいつつやっぱり何にもくれません。そして祝福で休んだらやっぱりどこかへ消えました。指の巫女ってみんなこんな感じなんでしょうか。わさび太郎(注:北区の方言でメリナさんの意)さんの優しさが沁みますね。
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kuro-tetsu-tanuki · 3 years
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裕くんが三日月亭でバイトする話(タイトル)
定晴ルート入った辺りのお話。
委員会イベやら本編の描写やらとあるルートネタバレやら有。
「なぁ裕。お前、数日ここでバイトしねえか?」 「は?バイト?」
いつものように三日月亭に買い物に来ていた俺は、店長から唐突な申し出を受けた。
「お前ドニーズでバイトしてたって言ってたよな?調理スタッフとしてもやれるだろ?」 「はあ。まぁ、確かにキッチンもやってたのでやれなくはないですが。どうしたんです?随分と突然ですね」
三日月亭は店長が一人で回している。 繁盛している時間は確かに忙しそうではあるが、注文、調理、配膳と見事に捌いている。 港の食堂を稼働させていた時の俺のような状態ではとてもない。 これが経験の差というものか。 いや、それは兎も角人員を雇う必要性をあまり感じないのだがどうしたというのだろうか。
「いや、その・・・ちょっと腰が・・・な」 「腰?店長腰悪くしたんですか?ちょ、大丈夫ですか!?海堂さん呼んできましょうか?あの人ああ見えてマッサージ得意なので」 「あー・・・そういうワケじゃ、いや、元はと言えばお前らがブランコなんか・・・」
なんだかよくわからないが随分と歯切れが悪い。 腰悪くしたことがそんなに言いにくい事なのか? 言葉尻が小さくて上手く聞き取れない。
「・・・あー、海堂の旦那の事は頼む。屈んだりすると結構痛むもんでな。基本はホール、こっちが手一杯になったらキッチンもやってもらうつもりだ。で、どうだ?まかない付きで給料もしっかり出すぜ。時給は・・・こんくらいでどうだ?」 「おお・・・意外と結構な金額出しますね」 「臨時とは言えこっちから頼んでるわけだしな。その分コキ使ってやるが」
海堂さんの事を頼まれつつ、仕事内容も確認する。 まぁ、ドニーズの頃と左程変わらないだろう。お酒の提供が主、くらいの違いか。 時給もこんな離島の居酒屋とは思えない程には良い。田舎の離島で時給四桁は驚きだ。 内容的にも特に問題ない。直ぐにでも始められるだろう。 とはいえ、屋敷に世話になっている身。勝手に決められるものでもない。
「非常に魅力的ではあるんですが、即断即決とは・・・。申し訳ないですが、一度持ち帰らせてください」 「おう。言っとくが夜の居酒屋の方だからな」 「キッチンの話出しといて昼間だったらそれはそれでビックリですよ。わかりました、また明日にでも返事に来ますよ」
話を終え、買い物を済ませて三日月亭を後にする。 バイト、かぁ・・・。
夕食後。皆で食後のお茶をいただいている時に俺は話を切り出した。 夜間の外出になるのでまずは照道さんに相談するべきだし、海堂さんにもマッサージの話をしなければならない。
「成程。裕さんがやりたいと思うなら、私は反対はしませんよ。店長には日ごろからお世話になっていますし」 「ほー。ま、いいんじゃねぇの?懐があったかくなることは悪いことじゃあねえじゃねえか。マッサージの方も受けといてやるよ。店長に借り作っとくのも悪くないしな」
難しい顔をされるかと思ったが、話はあっさりと通った。 海堂さんに至っては難色を示すかと思っていたが、損得を計算したのかこちらもすんなりと了承を得た。 ちょっと拍子抜けしつつ、改めて照道さんに確認する。
「えっと、本当にいいんですか?」 「ええ。ただ、裕さんの事を考えると帰りだけは誰かしらに迎えに行ってもらった方がいいかもしれませんね」
確かに。禍月の時ではなくても、この島は気性が荒い人は少なくない。 まして居酒屋で働くのだ。店長がいるとはいえ何かしらトラブルに巻き込まれる可能性もある。
「じゃあ、俺が迎えに行くぜ。なんなら向こうで普通に飲んでてもいいしな」
お茶を啜っていた勇魚さんがニカッと笑う。 あ、湯呑が空になってる。 急須を取り、勇魚さんの湯呑にお茶を注ぎながら問い返す。
「俺は助かりますけどいいんですか?はい、お茶のおかわり」 「お、さんきゅ。いいんだよ、俺がやりてえんだから。俺なら酔いつぶれることもねえしな。それに、そういうのは旦那の仕事だろ?」
自然な流れで旦那発言が出てきて驚きつつ、その事実に一気に顔が火照る。 うん、そうなんだけど。嬉しいんだけど。そうストレートに言われると恥ずかしいというかなんというか。
「え、と・・・ありがとうございます」 「けっ、惚気は余所でやれってんだ」 「ふふ・・・」
海堂さんのヤジも、照道さんの温かな眼差しもどこか遠くに感じる。 ヤバい。凄い嬉しい。でもやっぱ恥ずかしい。 そんな思いに悶々としていると、冴さんがコトリと湯呑を置いた。
「で、バイトはいいんだけど、その間誰が私達のおつまみを用意してくれるの?」 「はっ、そういやそうだ!オイ裕!お前自分の仕事はどうする気なんだ」
冴さんの一言に、海堂さんが即座に反応する。 ええ・・・酒飲みたちへのおつまみの提供、俺の仕事になってたの・・・?
「それこそ三日月亭に飲みに来ればいいのでは・・・?」 「それも悪くはないけれど、静かに飲みたい時には向かないのよ、あそこ。それに、この髭親父を担いで帰るなんて事、か弱い乙女の私にさせるの?」
確かに三日月亭は漁師の人達がいつもいるから賑やか、というかうるさい。 ゆったり飲むには確かに向かないかもしれない。ましてや冴さんは女性だから漁師たちの視線を集めまくることだろう。 さり気なく、海堂さんを担ぐのを無理ともできないとも言わない辺りが冴さんらしい。
「ふむ。俺が裕につまみのレシピを教えてもらっておけばいいだろう。新しいものは無理だが既存のレシピであれば再現して提供できる」 「それが無難ですかね。すみません、洋一さん。今日の分、一緒に作りましょう。他にもいくつか教えておきますので」 「ああ、問題ない」
結局、洋一さんが俺の代わりにおつまみ提供をしてくれる事になり、事なきを得た。
翌日、午前中に店長へと返事をした後、島を探索。 少々の収穫もありつつ、昼過ぎには切り上げ、陽が落ち始める前には三日月亭へと足を運んでいた。
「説明は大体こんなもんか。不明な点が出てきたら逐一聞いてくれ」 「はい。多分大丈夫だと思います」
注文の仕方、調理場の決まり、会計の方法。 業務の大半はドニーズでの経験がそのまま役立ちそうだ。 むしろ、クーポンだのポイントだのない分こちらの方がシンプルで楽かもしれない。 渡されたエプロンを付けて腰紐を後ろで縛る。うん、準備は万全だ。
「さ、頼むぞルーキー」 「店長が楽できるよう努めさせてもらいますよ」
そんな軽口をたたき合いながら店を開ける。 数分も経たないうちに、入り口がガラリと音を立てた。
「いらっしゃい」 「いらっしゃいませー!」
現れたのは見慣れた凸凹コンビ。 吾郎さんと潮さんだ。
「あれ?裕?お前こんなとこで何してんだ?」 「バイト・・・えっと、店長が腰悪くしたみたいで臨時の手伝いです」 「なに、店長が。平気なのか?」 「動けないって程じゃないらしいので良くなってくと思いますよ。マッサージも頼んでありますし。それまでは短期の手伝いです」 「成程なぁ・・・」
ここで働くようになった経緯を話しつつ、カウンター近くの席へご案内。 おしぼりを渡しつつ、注文用のクリップボードを取り出す。
「ご注文は?まずは生ビールです?生でいいですよね?」 「随分ビールを推すなお前・・・まぁ、それでいいか。潮もいいか?」 「ああ、ビールでいいぞ。後は―」
少々のおつまみの注文を受けつつ、それを店長へと投げる。
「はい、店長。チキン南蛮1、鶏もも塩4、ネギま塩4、ツナサラダ1」 「おう。ほい、お通しだ」
冷蔵庫から出された本日のお通し、マグロの漬けをお盆にのせつつ、冷えたビールジョッキを用意する。 ジョッキを斜めに傾けながらビールサーバーの取っ手を手前へ。 黄金の液体を静かに注ぎながら垂直に傾けていく。 ビールがジョッキ取っ手の高さまで注がれたら奥側に向けてサーバーの取っ手を倒す。 きめ細かな白い泡が注がれ、見事な7:3のビールの完成。 うん、我ながら完璧だ。 前いたドニーズのサーバーは全自動だったから一回やってみたかったんだよなぁ、これ。
「はい、生二丁お待たせしました。こっちはお通しのマグロの漬けです」 「おう。んじゃ、乾杯ー!」 「ああ、乾杯」
吾郎さん達がビールを流し込むと同時に、入り口の引き戸が開く音がした。 そちらを向きつつ、俺は息を吸い込む。
「いらっしゃいませー!」
そんなスタートを切って、およそ2時間後。 既に席の半分は埋まり、三日月亭は盛況だ。 そんな中、またも入り口の引き戸が開き、見知った顔が入って来た。
「いらっしゃいませー!」 「おう、裕!頑張ってるみたいだな!」 「やあ、裕。店を手伝っているそうだな」 「勇魚さん。あれ、勇海さんも。お二人で飲みに来られたんですか?」
現れたのは勇魚さんと勇海さんの二人組。 俺にとっても良く見知ったコンビだ。
「勇魚から裕がここで働き始めたと聞いてな。様子見ついでに飲まないかと誘われてな」 「成程。こっちの席へどうぞ。・・・はい、おしぼりです。勇魚さんは益荒男ですよね。勇海さんも益荒男で大丈夫ですか?」 「ああ、頼むよ」 「はは、裕。様になってるぞ!」 「ありがとうございます。あまりお構いできませんがゆっくりしていってくださいね」
勇魚さんは俺の様子見と俺の迎えを兼ねて、今日はこのままここで飲むつもりなのだろう。 それで、勇海さんを誘ったと。 もう少しここにいたいが注文で呼ばれてしまっては仕方ない。 別の席で注文を取りつつ、すぐさまお酒の用意を準備をしなければ。
「いらっしゃいませー!」 「おッ、マジでいた!よう裕!遊びに来てやったぜ!」 「あれ、嵐の兄さん、照雄さんまで。何でここに?」
勇魚さん達が来てからしばらく経ったころ、店に見知った大柄な人物がやってくる。 道場の昭雄さんと嵐の兄さんだ。
「漁師連中の噂で三日月亭に新しい店員がいるって話を聞いてな」 「話を聞いて裕っぽいと思ったんだが大当たりだな!」 「確認するためだけにわざわざ・・・。ともかく、こっちの席にどうぞ。はい、おしぼりです」
働き始めたの、今日なんだけどな・・・。 田舎の噂の拡散力は恐ろしいな。 そんな事を思いつつ、2人を席に誘導する。 椅子に座って一息ついたのを確認し、おしぼりを渡しクリップボードの準備をする。
「おお。結構様になってるな。手際もいい」 「そりゃ照雄さんと違って裕は飲み込みいいからな」 「・・・おい」
照雄さんが俺を見て感心したように褒めてくれる。 何故か嵐の兄さんが誇らしげに褒めてくれるが、いつものように昭雄さん弄りも混じる。 そんな嵐の兄さんを、照雄さんが何か言いたげに半目で睨む。ああ、いつもの道場の光景だ。
「はは・・・似たようなことの経験があるので。お二人ともビールでいいですか?」 「おう!ついでに、裕が何か適当につまみ作ってくれよ」 「え!?やっていいのかな・・・店長に確認してみますね」
嵐の兄さんの提案により、店長によって「限定:臨時店員のおすすめ一品」が即座にメニューに追加されることとなった。 このおかげで俺の仕事は当社比2倍になったことを追記しておく。 後で申し訳なさそうに謝る嵐の兄さんが印象的でした。 あの銭ゲバ絶対許さねえ。
「おーい、兄ちゃん!注文ー!」 「はーい、只今ー!」
キッチン仕事の比重も上がった状態でホールもしなければならず、一気にてんてこ舞いに。
「おお、あんちゃん中々可愛い面してるなぁ!」 「はは・・・ありがとうございます」
時折本気なのか冗談なのかよくわからないお言葉を頂きつつ、適当に濁しながら仕事を進める。 勇魚さんもこっちを心配してくれているのか、心配そうな目と時折視線があう。 『大丈夫』という気持ちを込めて頷いてみせると『頑張れよ』と勇魚さんの口元が動いた。 なんかいいなァ、こういうの。 こっからも、まだまだ頑張れそうだ。
「そういえば、裕は道場で武術を学んでいるのだったか」 「おう。時たまかなり扱かれて帰って来るぜ。飲み込みが早いのかかなりの速度で上達してる。頑張り屋だよなぁ、ホント」 「ふふ、道場の者とも仲良くやっているようだな。嵐の奴、相当裕が気に入ったのだな」 「・・・おう、そうだな。・・・いい事じゃねえか」 「まるで兄弟みたいじゃないか。・・・どうした勇魚。複雑そうだな」 「勇海、お前さんわかって言ってるだろ」 「はは、どうだろうな。・・・ほら、また裕が口説かれているぞ」 「何っ!?ってオイ!勇海!」 「はははははっ!悪い。お前が何度もちらちらと裕の方を見ているのでな。あれだけ島の者を惹きつけているのだ、心配も当然だろう」 「裕を疑うわけじゃねえ。が、アイツ変なところで無防備だからよ。目を離した隙に手を出されちまうんじゃないかと気が気じゃねえんだよ」
何を話しているのかはここからじゃ聞こえないが、気安い親父たちの会話が交わされているらしい。 勇魚さんも勇海さんもなんだか楽しそうだ。
「成程な、当然だ。ふうむ・・・ならば勇魚よ、『網絡め』をしてみるか?立会人は俺がしてやろう」 「『網絡め』?なんだそりゃ」 「『網絡め』というのはだな―」
あまりにも楽しそうに会話しているので、まさかここであんな話をしているとは夢にも思わなかった。 盛大なイベントのフラグが既にここで立っていたのだが、この時点の俺にはあずかり知らぬ出来事であった。
そんなこんなで時間は過ぎ、あっという間に閉店時刻に。 店内の掃除を終え、食器を洗い、軽く明日の準備をしておく。 店長は本日の売り上げを清算しているが、傍から見ても上機嫌なのがわかる。 俺の目から見ても今日はかなり繁盛していた。 売り上げも中々良いはずだろう。
「いやぁ、やっぱお前を雇って正解だったな!調理に集中しやすいし、お前のおかげで客も増えるし財布も緩くなる!」 「おかげでこっちはクタクタですけどね・・・」 「真面目な話、本当に助かった。手際も良いしフードもいける。島にいる間定期的に雇ってもいいくらいだ。もっと早くお前の有用性に気づくべきだったな」
仕事ぶりを評価してくれているのか、便利な人材として認識されたのか。 両方か。
「俺も俺でやることがあるので定期は流石に・・・」 「ま、ひと夏の短期バイトが関の山か。ともかく、明日もよろしく頼むぜ」 「はい。店長もお大事に。また明日」
金銭管理は店長の管轄だし、もうやれることはない。 店長に挨拶をし、帰路につくことにする。 店を出ると、勇魚さんが出迎えてくれた。
「さ、帰ろうぜ、裕」 「お待たせしました。ありがとうございます、勇魚さん」 「いいって事よ」
三日月亭を離れ、屋敷までの道を二人で歩いていく。 店に居た時はあんなに騒がしかったのに、今はとても静かだ。 そんな静かな道を二人っきりで歩くのって・・・何か、いいな。
「・・・にしてもお前、よく頑張ってたな」 「いや、途中からてんてこ舞いでしたけどね。飲食業はやっぱ大変だなぁ」 「そうか?そう言う割にはよく働いてたと思うぜ?ミスもねえし仕事遅くもなかったし」 「寧ろあれを日がな一人で捌いてる店長が凄いですよ」 「はは!そりゃあ本業だしな。じゃなきゃやってけねえだろうさ」
勇魚さんに褒められるのは単純に嬉しいのだが、内心は複雑だ。 一日目にしてはそれなりにやれたという自覚もあるが、まだまだ仕事効率的にも改善点は多い。 そういう部分も無駄なくこなしている店長は、何だかんだで凄いのだ。
「にしても、この島の人達はやっぱり気さくというか・・・気安い方が多いですね」 「そう、だな・・・」
酒も入るからか、陽気になるのは兎も角、やたらとスキンシップが多かった。 肩を組んでくるとかならまだいいが、引き寄せるように腰を掴んできたり、ちょっとしたセクハラ発言が飛んできたり。 幸か不幸か海堂さんのおかげで耐性がついてしまったため、適当に流すことは出来るのだが。
「裕、お前気を付けろよ」 「はい?何がですか?」 「この島の連中、何だかんだでお前の事気に入ってる奴多いからな。こっちは心配でよ」 「勇魚さんも俺の事言えないと思いますけど・・・。大丈夫ですよ、俺は勇魚さん一筋ですから」 「お、おう・・・」
勇魚さんは俺の事が心配なのか、どこか不安そうな顔で俺を見る。 モテ具合で言ったら寧ろ勇魚さんの方が凄まじい気がするので俺としてはそっちの方が心配だ。 でも、その気遣いが、寄せられる想いが嬉しい。 その温かな気持ちのまま、勇魚さんの手を握る。 一瞬驚いた顔をした勇魚さんだが、すぐさま力強く握り返される。
「へへっ・・・」 「あははっ」
握った手から、勇魚さんの熱が伝わってくる。 あったかい。手も。胸も。 温かな何かが、胸の奥から止まることなく滾々と湧き出てくるようだ。 なんだろう。今、すごく幸せだ。
「なぁ、裕。帰ったら風呂入って、その後晩酌しようぜ」 「閉店直前まで勇海さんと結構飲んでましたよね?大丈夫なんですか?」 「あんくらいじゃ潰れもしねえさ。な、いいだろ。ちょっとだけ付き合ってくれよ」 「全くもう・・・。わかりましたよ。つまむもの何かあったかなぁ」
という訳でお風呂で汗を流した後、縁側で勇魚さんとちょっとだけ晩酌を。 もう夜も遅いので、おつまみは火を使わない冷奴とぬか漬けと大根おろしを。
「お待たせしました」 「おっ、やっこにぬか漬けに大根おろしか。たまにはこういうのもいいなあ」 「もう夜遅いですからね。火をつかうものは避けました」
火を使っても問題は無いのだが、しっかりと料理を始めたら何処からかその匂いにつられた輩が来る可能性もある。 晩酌のお誘いを受けたのだ。 どうせなら二人きりで楽しみたい。
「お、このぬか漬け。よく漬かってんな。屋敷で出してくれるのとちと違う気がするが・・・」 「千波のお母さんからぬか床を貰いまして。照道さんには、俺個人で消費して欲しいと言われてますので・・・」 「ああ、ぬか床戦争って奴だな!この島にもあんのか」
ぬか漬け、美味しいんだけどその度に沙夜さんと照道さんのあの時の圧を思い出して何とも言えない気分になるんだよなぁ。 こうして勇魚さんにぬか漬けを提供できる点に関しては沙夜さんに感謝なんだけど。 というかぬか床戦争なんて単語、勇魚さんの口から出ることに驚きを感じますよ・・・。 他の地域にもあるのか?・・・いや、深く考えないようにしよう。
「そういえば前にからみ餅食べましたけど、普通の大根おろしも俺は好きですねえ」 「絡み・・・」
大根おろしを食べていると白耀節の時を思い出す。 そういえば勇魚さんと海堂さんでバター醤油か砂糖醬油かで争ってたこともあったなぁ。 と、先ほどまで饒舌に喋っていた勇魚さんが静かになったような気がする。 何があったかと思い勇魚さんを見ると、心なしか顔が赤くなっているような気がする。
「勇魚さん?どうしました?やっぱりお酒回ってきました?」 「いや・・・うん。なんでもねえ、気にすんな!」 「・・・???まぁ、勇魚さんがそう言うなら」
ちょっと腑に落ちない感じではあったが、気にしてもしょうがないだろう。 そこから小一時間程、俺は勇魚さんとの晩酌を楽しんだのであった。
翌日、夕方。 三日月亭にて―
「兄ちゃん!注文いいかー?この臨時店員のおすすめ一品っての2つ!」 「こっちにも3つ頼むぜー」 「はーい、今用意しまーす!ちょ、店長!なんか今日やたら客多くないですか!?」 「おう、ビビるぐらい客が来るな。やっぱりお前の効果か・・・?」
もうすぐ陽が沈む頃だと言うのに既に三日月亭は大盛況である。 昨日の同時刻より明らかに客数が多い。 ちょ、これはキツい・・・。
「ちわーっとぉ、盛況だなオイ」 「裕ー!面白そうだ��ら様子見に来たわよー」 「・・・���変そうだな、裕」
そんな中、海堂さんと冴さん、洋一さんがご来店。 前二人は最早冷やかしじゃないのか。
「面白そうって・・・割と混んでるのであんまり構えませんよ。はい、お通しとビール」 「いいわよォ、勝手にやってるから。私、唐揚げとポテトサラダね」 「エイヒレ頼むわ。後ホッケ」 「はいはい・・・」
本日のお通しである卯の花を出しながらビールジョッキを3つテーブルに置く。 この二人、頼み方が屋敷の時のソレである。 ぶれなさすぎな態度に実家のような安心感すら感じr・・・いや感じないな。 何だ今の感想。我が事ながら意味がわからない。
「裕。この『限定:臨時店員のおすすめ一品』というのは何だ?」 「俺が日替わりでご用意する一品目ですね。まぁ、色々あってメニューに追加になりまして」 「ふむ。では、俺はこの『限定:臨時店員のおすすめ一品』で頼む」 「お出しする前にメニューが何かもお伝え出来ますよ?」 「いや、ここは何が来るかを期待しながら待つとしよう」 「ハードル上げるなァ。唐揚げ1ポテサラ1エイヒレ1ホッケ1おすすめ1ですね。店長、3番オーダー入りまーす」
他の料理は店長に投げ、俺もキッチンに立つ。 本日のおすすめは鯵のなめろう。 処理した鯵を包丁でたたいて細かく刻み、そこにネギと大葉を加えてさらに叩いて刻む。 すりおろしたにんにくとショウガ、醤油、味噌、を加え更に細かく叩く。 馴染んだら下に大葉を敷いて盛り付けて完成。 手は疲れるが、結構簡単に作れるものなのだ。 そうして用意したなめろうを、それぞれのテーブルへと運んでいく。 まだまだピークはこれからだ。気合い入れて頑張ろう。
そう気合を入れ直した直後にまたも入り口の引き戸が音を立てたのであった。 わぁい、きょうはせんきゃくばんらいだー。
「おーい裕の兄ちゃん!今日も来たぜ!」 「いらっしゃいませー!連日飲んでて大丈夫なんですか?明日も朝早いんでしょう?」 「はっは、そんくらいで漁に行けない軟弱な野郎なんざこの打波にはいねえさ」 「むしろ、お前さんの顔見て元気になるってもんだ」 「はァ、そういうもんですか?とは言え、飲み過ぎないように気を付けてくださいね」
「なぁあんちゃん。酌してくれよ」 「はいはい、只今。・・・はい、どうぞ」 「っかー!いいねぇ!酒が美味ぇ!」 「手酌よりかはマシとは言え、野郎の酌で変わるもんです?」 「おうよ!あんちゃんみたいな可愛い奴に酌されると気分もいいしな!あんちゃんなら尺でもいいぜ?」 「お酌なら今しているのでは・・・?」 「・・・がはは、そうだな!」
「おい、兄ちゃんも一杯どうだ?飲めない訳じゃねえんだろ?」 「飲める歳ではありますけど仕事中ですので。皆さんだってお酒飲みながら漁には出ないでしょう?」 「そらそうだ!悪かったな。・・・今度、漁が終わったら一緒に飲もうぜ!」 「はは、考えておきますね」
ただのバイトに来ている筈なのに、何だか何処ぞのスナックのママみたいな気分になってくる。 それも、この島の人達の雰囲気のせいなのだろうか。
「あいつすげぇな。看板娘みてぇな扱いになってんぞ」 「流石裕ね。二日目にして店の常連共を掌握するとは。崇といい、これも旺海の血なのかしら?」 「もぐもぐ」 「さぁな。にしても、嫁があんなモテモテだと勇魚の野郎も大変だねぇ」 「裕の相手があの勇魚だって知った上で尚挑めるのかが見ものね」 「もぐもぐ」 「洋一、もしかしてなめろう気に入ったのか?」 「・・・うまい。巌もどうだ?」 「お���おう」
料理を運んでいる途中、洋一さんがひたすらなめろうを口に運んでいるのが目に入る。 もしかして、気に入ったのかな? そんな風にちょっとほっこりした気持ちになった頃、嵐は唐突に現れた。 嵐の兄さんじゃないよ。嵐の到来って奴。
「おーう裕。頑張っとるようじゃのう」 「あれ、疾海さん?珍しいですね、ここに来るなんて」 「げ、疾海のジジィだと!?帰れ帰れ!ここにはアンタに出すもんなんてねぇ!裕、塩持って来い塩!」
勇海さんのお父さんである疾海さんが来店。 この人がここにやってくる姿はほとんど見たことがないけれど、どうしたんだろう。 というか店長知り合いだったのか。
「なんじゃ店主、つれないのう。こないだはあんなに儂に縋り付いておったというのに」 「バッ・・・うるせェ!人の体好き放題しやがって!おかげで俺は・・・!」 「何言っとる。儂はちょいとお前さんの体を開いただけじゃろが。その後に若い衆に好き放題されて悦んどったのはお前さんの方じゃろ」
あー・・・そういう事ね。店長の腰をやった原因の一端は疾海さんか。 うん、これは聞かなかったことにしておこう。 というか、あけっぴろげに性事情を暴露されるとか店長が不憫でならない。
「のう、裕よ。お主も興味あるじゃろ?店主がどんな風に儂に縋り付いてきたか、その後どんな風に悦んでおったか」 「ちょ、ジジィてめぇ・・・」 「疾海さん、もうその辺で勘弁してあげてくださいよ。店長の腰がやられてるのは事実ですし、そのせいで俺が臨時で雇われてるんですから。益荒男でいいですか?どうぞ、そこの席にかけてください」 「おい、裕!」 「店長も落ち着いて。俺は何も見てませんし聞いてません。閉店までまだまだ遠いんですから今体力使ってもしょうがないでしょう。俺が疾海さんの相手しますから」 「―ッ、スマン。頼んだぞ、裕」
店長は顔を真っ赤にして逃げるようにキッチンへと戻っていった。 うん、あの、何て言うか・・・ご愁傷様です。 憐れみの視線を店長に送りつつお通しと益荒男を準備し、疾海さんの席へと提供する。
「よう店主の手綱を握ったのう、裕。やるもんじゃな」 「もとはと言えば疾海さんが店長をおちょくるからでしょう。あんまりからかわないでくださいよ」
にやにやと笑う疾海さんにため息が出てくる。 全く・・・このエロ爺は本当、悪戯っ子みたいな人だ。 その悪戯が天元突破したセクハラばかりというのもまた酷い。 しかも相手を即落ち、沈溺させるレベルのエロ技術を習得しているからなおさら性質が悪い。
「にしても、裕。お前さんもいい尻をしておるのう。勇魚の竿はもう受けたか?しっかりと耕さんとアレは辛いじゃろうて」
おもむろに尻を揉まれる。いや、揉みしだかれる。 しかも、その指が尻の割れ目に・・・ってオイ!
「―ッ!」
脳が危険信号を最大限に発し、半ば反射的に体が動く。 右手で尻を揉みしだく手を払いのけ、その勢いのまま相手の顔面に左の裏拳を叩き込む! が、振り抜いた拳に手ごたえは無く、空を切ったのを感じる。 俺は即座に一歩下がり、構えを解かずに臨戦態勢を維持。 チッ、屈んで避けたか・・・。
「っとぉ、危ないのう、裕。儂の男前な顔を台無しにするつもりか?」 「うるせえジジイおもてでろ」 「ほう、その構え・・・。成程、お前さん辰巳の孫のとこに師事したんか。道理で覚えのある動きじゃ。じゃが、キレがまだまだ甘いのう」
かなりのスピードで打ち込んだ筈なのに易々と回避されてしまった。 やはりこのジジイ只者ではない。 俺に攻撃をされたにも関わらず、にやにやとした笑いを崩さず、のんびりと酒を呷っている。 クソッ、俺にもっと力があれば・・・!
「おい裕、どうした。何か擦れた音が、ってオイ。マジでどうした!空気が尋常じゃねぇぞ!?」
店内に突如響いた地面を擦る音に、店長が様子を見に来たようだ。 俺の状態に即座に気づいたようで、後ろから店長に羽交い締めにされる。
「店長どいてそいつころせない」 「落ち着け!何があったか想像はつくが店ん中で暴れんな!」 「かかかっ!可愛い奴よな、裕。さて、儂はまだ行くところがあるでの。金はここに置いとくぞ」
俺が店長に止められている間に、エロ爺は笑いながら店を後にした。 飲み食い代よりもかなり多めの金額が置かれているのにも腹が立つ。
「店長!塩!」 「お、おう・・・」
さっきとはまるきり立場が逆である。 店の引き戸を力任せにこじ開け、保存容器から塩を鷲掴む。
「祓い給え、清め給え!!消毒!殺菌!滅菌ッ!!!」
適当な言葉と共に店の前に塩をぶちまける。 お店の前に、白い塩粒が散弾のように飛び散った。
「ふー、ふー、ふーッ!・・・ふぅ」 「・・・落ち着いたか?」 「・・・ええ、何とか」
ひとしきり塩をぶちまけるとようやく気持ちが落ち着いてきた。 店長の気遣うような声色に、何ともやるせない気持ちになりながら返答する。 疲労と倦怠感に包まれながら店の中に戻ると、盛大な歓声で出迎えられる。
「兄さん、アンタやるじゃねぇか!」 「うおッ!?」 「疾海のじいさんにちょっかいかけられたら大体はそのまま食われちまうのに」 「ひょろっちい奴だと思ってたがすげえ身のこなしだったな!惚れ惚れするぜ!」 「あ、ありがとうございます・・・はは・・・」
疾海さんは俺と勇魚さんの事を知っているから、単にからかってきただけだろうとは思っている。 エロいし奔放だし子供みたいだが、意外と筋は通すし。 あくまで「比較的」通す方であって手を出さない訳ではないというのが困りものではあるが。 そんな裏事情をお客の人達が知っている訳もなく、武術で疾海さんを退けたという扱いになっているらしい。 けど、あのジジイが本気になったら俺の付け焼刃な武術じゃ相手にならない気がする。 さっきの物言いを考えると辰馬のおじいさんとやりあってたって事になる。 ・・・うん、無理そう。
「おっし!そんなあんちゃんに俺が一杯奢ってやろう!祝杯だ!」 「いいねえ!俺も奢るぜ兄ちゃん!」 「抜け駆けすんな俺も奢るぞ!」 「ええっ!?いや、困りますって・・・俺、仕事中ですし・・・」 「裕、折角なんだし受けておきなさいな」
どうしようかと途方に暮れていると、いつの間にか冴さんが隣に来ていた。 と、それとなく手の中に器のようなものを握らされた。
「冴さん。あれ、これって・・・」
横目でちらりと見ると『咲』の字が入った器。 これ、咲夜の盃・・・だよな?
「腕も立って酒にも強いと知っとけば、あの連中も少しは大人しくなるでしょ。自衛は大事よ」 「はぁ・・・自衛、ですか」 「後でちゃんと返してね」
これって確か、持ってるだけで酒が強くなるって盃だったっけ。 その効果は一度使って知っているので、有難く使わせてもらうとしよう。 店長もこっちのやりとりを見ていたのか何も言うこと無く調理をしていた。
「おっ、姐さんも一緒に飲むかい!?」 「ええ。折角だから裕にあやからせてもらうわ。さぁ、飛ばしていくわよ野郎共ー!」 「「「「おおーっ!!」」」」 「お、おー・・・」
その後、ガンガン注がれるお酒を消費しつつ、盃を返す、を何度か繰り返すことになった。 途中からは冴さんの独壇場となり、並み居る野郎共を悉く轟沈させて回っていた。 流石っス、姐さん。 ちなみに俺は盃のご利益もあり、その横で飲んでいるだけで終わる事になった。
そんな一波乱がありつつも、夜は更けていったのだった。
そんなこんなで本日の営業終了時刻が近づいてくる。 店内には冴さん、海堂さん、洋一さんの3人。 冴さんはいまだ飲んでおり、その底を見せない。ワクなのかこの人。 海堂さんはテーブルに突っ伏してイビキをかいており、完全に寝てしまっている。 洋一さんはそんな海堂さんを気にしつつ、お茶を啜っている。 あんなにいた野郎共も冴さんに轟沈させられた後、呻きながら帰って行った。 明日の仕事、大丈夫なんだろうか・・・。
後片付けや掃除もほぼ終わり、後は冴さん達の使っているテーブルだけとなった時、入り口が壊れそうな勢いで乱暴に開いた。
「裕ッ!」 「うわっ、びっくりした。・・・勇魚さん、お疲れ様です」
入り口を開けて飛び込んできたのは勇魚さんだった。 いきなりの大声にかなり驚いたが、相手が勇魚さんとわかれば安心に変わる。 だが、勇魚さんはドスドスと近づいてくると俺の両肩をガシリと掴んだ。
「オイ裕!大丈夫だったか!?変な事されてねえだろうな!」
勇魚さんにしては珍しく、かなり切羽詰まった様子だ。 こんなに心配される事、あったっけ・・・? 疑問符が浮かぶがちらりと見えた勇海さんの姿にああ、と納得する。 というか苦しい。掴まれた肩もミシミシ言ってる気がする。
「うわっ!?大丈夫、大丈夫ですって。ちょ、勇魚さん苦しいです」 「お、おう。すまねえ・・・」
宥めると少し落ち着いたのか、手を放してくれる。 勇魚さんに続いて入って来た勇海さんが、申し訳なさそうに口を開いた。
「裕、すまないな。親父殿が無礼を働いたそうだな」 「勇海さんが気にすることではないですよ。反撃もしましたし。まぁ、逃げられたんですけど」 「裕は勇魚のつがいだと言うのに、全く仕方のないことだ。親父殿には私から言い聞かせておく。勘弁してやって欲しい」 「疾海さんには『次やったらその玉潰す』、とお伝えください」 「ははは、必ず伝えておくよ」
俺の返答に納得したのか、勇海さんは愉快そうに笑う。 本当にその時が来た時の為に、俺も更なる修練を積まなければ。 ・・・気は進まないけど、辰馬のおじいさんに鍛えてもらう事も視野に入れなければならないかもしれない。
「裕、今日はもう上がっていいぞ。そいつら連れて帰れ」 「え、いいんですか?」 「掃除も殆ど終わってるしな。色々あったんだ、帰って休んどけ」
俺に気を遣ってくれたのか、はたまたさっさと全員を返したかったのか、店長から退勤の許可が出た。 ここは有難く上がらせてもらおう。色々あって疲れたのは事実だ。
「じゃあ、折角ですので上がらせてもらいます。お疲れ様でした」 「おう。明日も頼むぞ」
店長に挨拶をし、皆で店を出る。 勇海さんはここでお別れとなり、俺、勇魚さん、冴さん、海堂さん、洋一さんの5人で帰る。 寝こけている海堂さんは洋一さんが背負っている。
「裕、ホントに他に何も無かったんだろうな!?」 「ですから、疾海さんにセクハラ受けただけですって。その後は特に何も無かったですし・・・」
で、帰り道。勇魚さんに詰問されております。 心配してくれるのはとても嬉しい。 嬉しいんだけど、過剰な心配のような気もしてちょっと気おくれしてしまう。
「俺に気を遣って嘘ついたりすんじゃねえぞ」 「冴さん達も一緒にいたのに嘘も何もないんですが・・・」 「裕の言ってる事に嘘はないわよ。疾海の爺さんに尻揉まれてたのも事実だけど」 「・・・思い出したら何か腹立ってきました。あのジジイ、次に会ったら確実に潰さなきゃ」
被害者を減らすにはその大本である性欲を無くすしかないかな? やっぱり金的か。ゴールデンクラッシュするしかないか。 あの驚異的な回避力に追いつくためにはどうすればいいか・・・。 搦め手でも奇襲なんでもいい、当てさえすればこちらのものだろう。 そう思いながら突きを繰り出し胡桃的な何かを握り潰す動作を数回。 駄目だな、やっぱりスピードが足りない。
「成程、金的か」 「裕、その、ソイツは・・・」
洋一さんは俺の所作から何をしようとしているかを読み取ったようだ。 その言葉にさっきまで心配一色だった勇魚さんの顔色変わる。 どうしました?なんで微妙に股間を押さえて青ざめてるんです?
「冴さん。こう、男を不能寸前まで追い込むような護身術とかないですかね?」 「あるにはあるけど、そういうの覚えるよりもっと確実な方法があるわよ」 「え?」 「勇魚。アンタもっと裕と一緒にいなさい。で、裕は俺の嫁アピールしときなさい」
嫁。勇魚さんのお嫁さん。 うん、事実そうなんだけどそれを改めて言われるとなんというか。 嬉しいんだけど、ねぇ?この照れくさいような微妙な男心。
「裕。頬がだいぶ紅潮しているようだが大丈夫か?」 「だ、大丈夫です。何というか、改めて人に言われると急に、その・・・」 「ふむ?お前が勇魚のパートナーである事は事実だろう。港の方でも知れ渡っていると聞いている。恥ずべきことではないと思うが?」 「恥ずかしいんじゃなくて嬉しくも照れくさいというか・・・」 「・・・そういうものか。難しいものだな」
洋一さんに指摘され、更に顔が赤くなる。 恥ずかしいわけじゃない。むしろ嬉しい。 でも、同じくらい照れくささが湧き上がってくる。 イカン、今凄い顔が緩みまくってる自覚がある。
「流石にアンタ相手に真正面から裕に手を出す輩はいないでしょう。事実が知れ渡れば虫よけにもなって一石二鳥よ」 「お、おお!そうだな!そっちの方が俺も安心だ!うん、そうしろ裕!」
冴さんの案に我が意を得たりといった顔の勇魚さん。 妙に食いつきがいいなァ。 でも、それって四六時中勇魚さんと一緒にいろって事では?
「勇魚さんはそれでいいんですか?対セクハラ魔の為だけに勇魚さんの時間を割いてもらうのは流石にどうかと思うんですが」 「んなこたあねえよ。俺だってお前の事が心配なんだ。これくらいさせてくれよ」 「そう言われると断れない・・・」
申し訳ない旨を伝えると、純粋な好意と気遣いを返される。 実際勇魚さんと一緒に居られるのは嬉しいし、安心感があるのも事実だ。
「裕、あんたはあんたで危機感を持った方がいいわよ」 「危機感、といいますとやっぱりセクハラ親父やセクハラ爺の対処の話ですか?」
冴さんの言葉に、2人の男の顔が思い浮かぶ。 悪戯、セクハラ、煽りにからかい。あの人たちそういうの大好きだからなぁ。 でも、だいぶ耐性はついたし流せるようになってきたと思ってるんだけど。
「違うわよ。いやある意味同じようなモンか」 「客だ、裕」 「客?お店に来るお客さんって事ですか?」
え、海堂さんとか疾海さんじゃないのか。 そう思っていると意外な答えが洋一さんの方から返って来た。 客の人達に何かされたりは・・・ない筈だったけど。
「店にいた男たちはかなりの人数が裕を泥酔させようと画策していたな。冴が悉くを潰し返していたが」 「何っ!?」 「え!?洋一さん、それどういう・・・」
何その事実今初めて知った。どういうことなの。
「今日店に居た男たちは皆一様にお前をターゲットとしていたようだ。やたらお前に酒を勧めていただろう。お前自身は仕事中だと断っていたし、店長もお前に酒がいかないようそれとなくガードしていた。だがお前が疾海を撃退したとなった後、躍起になるようにお前に飲ませようとしていただろう。だから冴が向かったという訳だ」 「疾海の爺さん、なんだかんだでこの島でもかなりの手練れみたいだしね。物理でだめならお酒でって寸法だったみたいね」 「えっと・・・」 「食堂に来てた立波さん、だったかしら。ここまで言えばわかるでしょ?店長も何だかんだでそういう事にならないよう気を配ってたわよ」
あァ、成程そういう事か。ようやく俺も理解した。 どうやら俺は三日月亭でそういう意味での好意を集めてしまったという事らしい。 で、以前店長が言っていた「紳士的でない方法」をしようとしていたが、疾海さんとのやりとりと冴さんのおかげで事なきを得たと、そういう事か。
「えー・・・」 「裕・・・」
勇魚さんが俺を見る。ええ、心配って顔に書いてますね。 そうですね、俺も逆の立場だったら心配しますよ。
「なあ裕。明日の手伝いは休んどけ。店には俺が行くからよ」 「いや、そういうワケにもいかないでしょう。勇魚さん、魚は捌けるでしょうけど料理できましたっけ?」 「何、料理ができない訳じゃねえ・・・なんとかなるだろ」
あっけらかんと笑う勇魚さんだが、俺には不安要素しかない。 確かに料理ができない訳じゃないけど如何せん漢の料理だ。店長の補助とかができるかと言うと怪しい。 この島に来てからの勇魚さんの功績をふと思い返す。 餅つき・・・臼・・・ウッアタマガ。 ・・・ダメだ、食材ごとまな板真っ二つにしそうだし、食器を雑に扱って破壊しそうな予感しかしない。 勇魚さんの事だからセクハラされたりもしそうだ。 ダメダメ、そんなの俺が許容しません。
「様々な観点から見て却下します」 「裕ぅ~・・・」
そんなおねだりみたいな声したって駄目です。 却下です却下。
「裕、ならば俺が行くか?」 「お願いしたいのは山々なんですが洋一さんは明日北の集落に行く予定でしたよね。時間かかるって仰ってたでしょう?」 「ふむ。ならば巌に―」 「いえ、海堂さんには店長のマッサージもお願いしてますしこれ以上は・・・」
洋一さんが申し出てくれるが、洋一さんは洋一さんで抱えてる事がある。 流石にそれを曲げてもらうわけにはいかない。 海堂さんなら色んな意味で文句なしの人材ではあるのだが、既にマッサージもお願いしている。 それに、迂闊に海堂さんに借りを作りたくない。後が怖い。
「洋一も無理、巌も無理とするならどうするつもりなんだ?高瀬か?」 「勇魚さん、三日月亭の厨房を地獄の窯にするつもりですか?」 「失礼ねェ。頼まれてもやらないわよ」
勇魚さんからまさかの選択が投げられるがそれは無理。 冴さんとか藤馬さんに立たせたら三日月亭から死人が出る。三日月亭が営業停止する未来すらありえる。 頼まれてもやらないと冴さんは仰るが、「やれないからやらない」のか「やりたくないからやらない」のかどっちなんだ。
「明日も普通に俺が行きますよ。ついでに今後についても店長に相談します」 「それが一番ね。店長も裕の状況に気づいてるでしょうし」 「巌の話だとマッサージのおかげかだいぶ良くなってきているらしい。そう長引きはしないだろう」 「後は勇魚がガードすればいいのよ」 「おう、そうか。そうだな」
そんなこんなで話も固まり、俺達は屋敷に到着した。 明日は何事もなく終わってくれればいいんだけど・・・。 そんな不安も抱えつつ、夜は過ぎていった。
そしてバイト三日目。 俺は少し早めに三日月亭へと来ていた。
「ああ、だよなぁ。すまんな、そっちの可能性も考えてなかったワケじゃ無いんだが・・・そうなっちまうよなあ」
俺の状況と今後の事を掻い摘んで説明すると、店長は疲れたように天井を仰ぐ。
「何というか・・・すみません。腰の具合はどうです?」
別に俺が何かをしたわけではないけれど、状況の中心にいるのは確かなので申し訳ないとは思う。
「海堂の旦那のおかげでだいぶ良くなった。もう一人でも回せそうだ。何なら今日から手伝わなくてもいいんだぞ?」
店長はそう言うが、完治しているわけでもない。 悪化するわけではないだろうが気になるのも事実。 なので、昨日のうちに勇魚さんと決めていた提案を出すことにする。
「でも全快というわけでもないんでしょう?引き受けたのは自分です。勇魚さんもいますし、せめて今日までは手伝わせてくださいよ」 「心意気はありがてえが・・・。わかった、面倒ごとになりそうだったらすぐさま離れろよ?勇魚の旦那も頼むぜ」 「おう!」 「はい!さ、今日も頑張りましょう!」
昨日話した通り今日は開店から勇魚さんも店に居てくれる。 万が一な状態になれば即座に飛んできてくれるだろう。 それだけで心の余裕も段違いだ。
「裕、無理すんなよ」 「わかってますよ。勇魚さんも、頼みますね」 「おう、任せときな!」
勇魚さんには店内を見渡せる席に座ってもらい、適当に時間を潰してもらう。 俺は店長と一緒に仕込みを始めながら新メニューの話も始める。 途中、勇魚さんにビールとお通しを出すのも忘れずに。
「新しいメニュー、どうすっかねぇ」 「今日の一品、新レシピも兼ねてゴーヤーチャンプルーでいこうかと思うんですよ」 「ほー。確かに苦瓜なら栽培してるとこはそこそこあるしな。行けるだろう」 「スパム缶は無くても豚肉や鶏肉でいけますからね。肉が合わないなら練り物やツナでも大丈夫です。材料さえあれば炒めるだけってのも高ポイント」 「肉に卵にと寅吉んとこには世話になりっぱなしだな。だが、いいねえ。俺も久しぶりにチャンプルーとビールが恋しくなってきやがった」 「後で少し味見してくださいよ。島の人達の好み一番把握してるの店長なんだから。・・・でも、やっぱり新メニュー考えるのは楽しいな」 「・・・ったく、面倒ごとさえ無けりゃあこのまま働いてもらえるってのに。無自覚に野郎共の純情を弄びやがって」 「それ俺のせいじゃないですよね・・・」
調理実習をする学生みたいにわいわい喋りながら厨房に立つ俺達を、勇魚さんはニコニコしながら見ている。 あ、ビールもう空きそう。おかわりいるかな? そんな風に営業準備をしていると時間はあっという間に過ぎ去り、開店時間になる。 開店して数分も経たないうちに、店の引き戸がガラリと開いた。
「いらっしゃいませー!」
「裕、お前まだここで働いてたのか」 「潮さん、こんばんは。今日までですけどね。あくまで臨時なので」 「ふむ、そうか。勇魚の旦那もいるのか」 「おう、潮。裕の付き添いでな」 「・・・ああ、成程な。それは確かに必要だ」
「おっ、今日も兄ちゃんいるのか!」 「いらっしゃいませ!ははは、今日で終わりなんですけどね」 「そうなのか!?寂しくなるなぁ・・・。なら、今日こそ一杯奢らせてくれよ」 「一杯だけならお受けしますよ。それ以上は無しですからね」
「裕の兄ちゃん!今日でいなくなっちまうって本当か!?」 「臨時ですので。店長の具合もよくなりましたし」 「兄ちゃんのおすすめ一品、好きだったんだけどよ・・・」 「はは、ありがとうございます。今日も用意してますから良かったら出しますよ」 「おう、頼むぜ!」
続々とやってくる常連客を捌きつつ、厨房にも立つ。 店長の動きを見てもほぼ問題ない。治ってきてるのも事実のようだ。 時折お客さんからの奢りも一杯限定で頂く。 今日は以前もらった方の咲夜の盃を持ってきているので酔う心配もない。
「おう、裕のあんちゃん!今日も来たぜ!」 「い、いらっしゃいませ・・・」
再びガラリと入り口が空き、大柄な人物がドスドスと入ってくる。 俺を見つけるとがっしと肩を組まれる。 日に焼けた肌が特徴の熊のような人だ。名前は・・・確か井灘さん、だったかな? 初日に俺に可愛いと言い、昨日は酌を頼まれ、冴さんに潰されてた人だ。 スキンシップも多く、昨日の一件を考えると警戒せざるを得ない。 取り合えず席に案内し、おしぼりを渡す。
「ガハハ、今日もあんちゃんの可愛い顔が見れるたぁツイてるな!」 「あ、ありがとうございます。注文はどうしますか?」 「まずはビール。食いモンは・・・そうさな、あんちゃんが適当に見繕ってくれよ」 「俺が、ですか。井灘さんの好みとかわかりませんけど・・・」 「大丈夫だ。俺、食えねえもんはねえからよ。頼むぜ!」 「はあ・・・分かりました」
何か丸投げされた感が凄いが適当に三品程見繕って出せばいいか。 ついでだからゴーヤーチャンプルーも試してもらおうかな。 そんな事を考えながら、俺は井灘さんにビールとお通しを出す。
「む・・・」 「どうした旦那。ん?アイツ、井灘か?」 「知ってるのか、潮」 「ああ。俺達とは違う港の漁師でな。悪い奴では無いんだが、気に入った奴にすぐ手を出すのが玉に瑕でな」 「そうか・・・」 「旦那、気を付けた方がいいぞ。井灘の奴、あの様子じゃ確実に裕に手を出すぞ」 「・・・おう」
こんな会話が勇魚さんと潮さんの間でなされていたとはつゆ知らず。 俺は店長と一緒に厨房で鍋を振っていた。
「はい、井灘さん。お待たせしました」 「おう、来た来た」 「つくね、ネギま、ぼんじりの塩の串盛り。マグロの山かけ。そして今日のおすすめ一品のゴーヤーチャンプルーです」 「いいねえ、流石あんちゃん。で、なんだそのごーやーちゃんぷうるってのは?」 「内地の料理ですよ。苦瓜と肉と豆腐と卵の炒め物、ってとこでしょうか。(厳密には内地の料理とはちょっと違うけど)」 「ほー苦瓜。滅多に食わねえが・・・あむ。うん、美味え!美味えぞあんちゃん!」 「それは良かった」 「お、美味そうだな。兄ちゃん、俺にもそのごーやーちゃんぷうるってのくれよ」 「俺も!」 「はいはい、ただいま」
井灘さんが美味しいと言ってくれたおかげで他の人もゴーヤーチャンプルーを頼み始める。 よしよし、ゴーヤーチャンプルーは当たりメニューになるかもしれない。 そう思いながら厨房に引っ込んでゴーヤーを取り出し始めた。
それからしばらくして井灘さんから再びゴーヤーチャンプルーの注文が入る。 気に入ったのだろうか。
「はい、井灘さん。ゴーヤーチャンプルー、お待たせ」 「おう!いやー美味えな、コレ!気に入ったぜ、ごーやーちゃんぷうる!」 「あはは、ありがとうございます」
自分の料理を美味い美味いと言ってもりもり食べてくれる様はやっぱり嬉しいものだ。 作る側冥利に尽きる。 が、作ってる最中に店長にも「アイツは気を付けとけ」釘を刺されたので手放しに喜ぶわけにもいかない。
「毎日こんな美味いモン食わせてくれるなんざあんちゃんと一緒になる奴は幸せだなあ!」 「はは・・・ありがとう、ございます?」 「あんちゃんは本当に可愛い奴だなあ」
屈託ない笑顔を向けてくれるのは嬉しいんだけど、何だか話の方向が急に怪しくなってきたぞ。
「おい、裕!早く戻ってきてこっち手伝え!」 「ッ、はーい!じゃあ井灘さん、俺仕事に戻るので・・・」
こっちの状況を察知したのか、店長が助けを出してくれる。 俺も即座に反応し、戻ろうと足を動かす。 が、その前に井灘さんの腕が俺の腕を掴む。 あ、これは・・・。
「ちょ、井灘さん?」 「なあ、裕のあんちゃん。良けりゃ、俺と・・・」
急に井灘さんの顔が真面目な顔になり、真っ直ぐに俺を見据えてくる。 なんというか、そう、男の顔だ。 あ、俺こういう顔に見覚えある。 そう、勇魚さんの時とか、立浪さんの時とか・・・。 逃げようと思うも腕をガッチリとホールドされ、逃げられない。 ・・・ヤバイ。そう思った時だった。 俺と井灘さんの間に、ズイと体を割り込ませてきた見覚えのあるシャツ姿。
「なあ、兄さん。悪いがこの手、離してくんねえか?」 「勇魚さん・・・」
低く、優しく、耳をくすぐる声。 この声だけで安堵感に包まれる。 言葉は穏やかだが、どこか有無を言わせない雰囲気に井灘さんの眉間に皺が寄る。
「アンタ・・・確か、内地の客だったか。悪いが俺の邪魔・・・」 「裕も困ってる。頼むぜ」 「おい、アンタ・・・う、腕が動かねえ!?」
井灘さんも結構な巨漢で相当な力を込めているのがわかるが、勇魚さんの手はびくともしない。 勇魚さんの怪力はよく知ってはいるけど、こんなにも圧倒的なんだなあ。
「こいつ、俺の大事な嫁さんなんだ。もし、手出しするってんなら俺が相手になるぜ」
そう言って、勇魚さんは俺の方をグッと抱き寄せる。 抱き寄せられた肩口から、勇魚さんの匂いがする。 ・・・ヤバイ。勇魚さん、カッコいい。 知ってたけど。 知ってるのに、凄いドキドキする。
「っ・・・ガハハ、成程!そいつは悪かったな、旦那!」 「おう、分かってくれて何よりだぜ。さ、裕。店長が呼んでるぜ」 「あ、ありがとうございます勇魚さん。井灘さん、すみませんけどそういう事なので・・・」
勇魚さんの言葉に怒るでもなく、井灘さんは納得したようにあっさりと手を放してくれた。 井灘さんに謝罪しつつ、促されるまま厨房へと戻る。
「おお!あんちゃんも悪かったな!旦那、詫びに一杯奢らせてくれや!」 「おう。ついでに裕のどこが気に入ったのか聞かせてくれよ」
漁師の気質なのかはたまた勇魚さんの人徳なのか。 さっきの空気はどこへやら、そのまま親し気に話始める2人。
「ちょ、勇魚さん!」 「いいぜ!旦那とあんちゃんの話も聞かせてくれよ!」 「井灘さんまで!」 「おい裕!いつまで油売ってんだ、こっち手伝え!」
店長の怒鳴り声で戻らざるを得なかった俺には二人を止める術などなく。 酒の入った声のデカい野郎共が二人、店内に響かない筈がなく・・・。
「でよ、そん時の顔がまたいじらしくってよ。可愛いんだこれが」 「かーっ!羨ましいこったぜ。旦那は果報モンだな!」 「だろ?なんたって俺の嫁さんなんだからな!」
勇魚さんも井灘さんも良い感じに酒が入ってるせいか陽気に喋っている。 可愛いと言ってくれるのは嬉しくない訳ではないけれど、連呼されると流石に男としてちょっと悲しい気分になる。 更に嫁さん嫁さん連呼されまくって複雑な心境の筈なのにどれだけ愛されているかをガンガン聞かされてオーバーヒートしそうだ。
「何故バイト中に羞恥プレイに耐えなければならないのか・・・」 「おい裕、いつまで赤くなってんだ。とっとと料理運んで来い」 「はい・・・いってきます・・・」
人が耐えながらも調理しているというのにこの銭ゲバ親父は無情にもホール仕事を投げて来る。 こんな状況で席に料理を運びに行けば当然。
「いやー、お熱いこったなあ兄ち���ん!」 「もう・・・ご勘弁を・・・」 「っははははは!」
茶化されるのは自然な流れだった。 勇魚さんと井灘さんのやりとりのお陰でスキンシップやらは無くなったが、祝言だの祝い酒だの言われて飲まされまくった。 咲夜の盃が無ければ途中で潰れてたかもしれない。
そんな揶揄いと酒漬けの時間を、俺は閉店間際まで味わうことになったのだった。
そして、もうすぐ閉店となる時間。 勇魚さんと一緒にずっと飲んでいた井灘さんも、ようやく腰を上げた。 会計を済ませ、店の前まで見送りに出る。
「じゃあな、あんちゃん。俺、マジであんちゃんに惚れてたんだぜ」 「はは・・・」 「だが、相手が勇魚の旦那じゃあ流石に分が悪い。幸せにしてもらえよ!」 「ありがとうございます・・・」 「また飲みに来るからよ。また今度、ごーやーちゃんぷうる作ってくれよな!」 「その時に居るかは約束できませんが、機会があれば」
からりとした気持ちの良い気質。 これもある種のプレイボーイなのだろうか。
「じゃあな!裕!勇魚の旦那!」 「おう!またな、井灘!」 「おやすみなさい、井灘さん」
そう言って手を振ってお見送り。 今日の三日月亭の営業も、これにて閉店。 店先の暖簾を下ろし、店内へと戻る。
「裕。そっちはどうだった?」 「こっちも終わりました。後は床掃除したら終わりですよ」 「ホント、この3日間マジ助かった。ありがとうな」 「いえいえ、久しぶりの接客も楽しかったですよ」
最後の客だった井灘さんも先程帰ったばかりだ。 店内の掃除もほぼ終わり、閉店準備もほぼ完了。 三日月亭のバイトももう終わりだ。 店長が近づいてくると、封筒を差し出してきた。
「ほい、バイト代だ。色々世話もかけたからな。イロ付けといたぜ」 「おお・・・」
ちょろっと中身を確認すると、想定していたよりかなり多めの額が入っていた。 店長なりの労いの証なのだろう。
「なあ裕。マジで今後もちょくちょく手伝いに来ねえか?お前がいると客足増えるし酒も料理も注文増えるしな。バイト料もはずむぜ」 「うーん・・・」
店長の申し出は有難いが、俺は俺でまだやらなければならない事がある。 悪くはない、んだけど余り時間を使うわけにもなぁ。 そんな風に悩んでいると、勇魚さんが俺の頭にぽん、と掌をのせる。
「店長、悪いがこれ以上裕をここにはやれねえよ」 「はは、旦那がそう言うんなら無理は言えねえな。裕の人気凄まじかったからな」 「ああ。何かあったらって、心配になっちまうからな」
今回は勇魚さんのお陰で事なきを得たけど、また同じような状況になるのは俺も御免被りたい。 相手に申し訳ないのもあるけど、どうすればいいか分からなくて困ったのも事実だ。
「お店の手伝いはできないですけど、またレシピの考案はしてきますので」 「おう。売れそうなのを頼むぜ。んじゃ、気を付けて帰れよ」 「はい、店長もお大事に。お疲れ様です」 「旦那もありがとうな」 「おう、おやすみ」
ガラガラ、という音と共に三日月亭の扉が閉まる。 店の前に残ったのは、俺と勇魚さんの二人だけ。
「じゃ、帰るか。裕」 「ええ、帰りましょうか。旦那様」 「おっ・・・。へへ、そう言われるのも悪くねえな」 「嫌味のつもりだったんだけどなァ」
そう言って俺と勇魚さんは笑いながら屋敷への帰路につくのであった。
後日―
三日月亭に買い物に来た俺を見るなり、店長が頭を下げてきた。
「裕、頼む・・・助けてくれ・・・」 「ど、どうしたんです店長。随分疲れきってますけど・・・」 「いや、それがな・・・」
あの3日間の後、事あるごとに常連客から俺は居ないのかと聞かれるようになったそうな。 俺がまだ島にいるのも事実なので連れて来るのは不可能だとも言えず。 更に井灘さんがちょくちょく仲間漁師を連れて来るらしく、『姿が見えない料理上手な可愛い店員』の話だけが独り歩きしてるらしい。 最近では聞かれ過ぎて返す言葉すら億劫になってきているそうな。 ぐったりした様子から、相当疲弊しているのがわかる。
「な、裕。頼む後生だ。俺を助けると思って・・・」 「ええ・・・」
それから。 たまーに勇魚さん同伴で三日月亭にバイトに行く日ができました。
更に後日。
勇魚さんと一緒に『網絡め』という儀式をすることになり、勇海さんに見られながら致すというしこたま恥ずかしいプレイで羞恥死しそうな思いをしたことをここに記録しておきます。
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over-sleep · 5 years
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意味のない階段、誰も入れないドア、役に立たない橋… 日常に潜む超芸術「トマソン」って、不思議な魅力ありますよね 
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( biki@全力回避フラグちゃん! さんのツイート )
超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは: 赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する。 (Wikiより)
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crydayz · 4 years
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200821
振り込みメモ:9月分 24.6完了  
自分にとって今必要なのは今後10年、精神の均衡を保つ為の人間関係構築というか「信頼」の構築だ。「自分というショボいサービスをご利用いただけてありがたい」という卑屈な視点だけではなく、いざとなったら趣味の遊びや他愛もない会話につきあってもらえるという「価値の交換を意識しないでいい」人間関係が築きたい。まあ、そうは言っても必ず何かをこちらから先に渡してるんだけどね。だから、自分がそれを他者に渡す際に「損」を感じないよう、自身の期待やらなんやらを削って「意識的ではない自然な行為」にしていかねばならない。
もっとも、それをやりすぎると器用貧乏、マルチタスク貧乏になるので、精神の均衡が保てたと感じたらスパっとやめる(他者貢献を一時停止する)ような自制心も持たなきゃいけないが。
そして、中途半端に関係構築しておいてスパっと交流を切ると相手をムダに失望させるので、「とにかく唐突にあるタイミングでどこかへ行って数ヶ月返ってこなくなるタイプの人間」である事を、どこかで示唆しておく事が大事だ。
もうこのテキストにあらゆる問題と病理の片鱗が溢れている気がするが、当人の主観としてはいたって自然で真っ当な事を書いていると思い込んでいる。
まあとにかく、絵を描きたくない、生きていたくない、という停滞に入る要因を徹底して絞り込み、それへの回避策を全力で構築し、やっていくしかない。
自分を売り込むうんぬんはその後だ。誰かから責任負わされ期待されるとそれ自体が絶望と逃亡フラグになる。期待されないまま壁打ちを続け、怨念を燃やしまくる。それだけでも絵は描き続けられる。
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dempameat · 5 years
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biki@全力回避フラグちゃん!さんはTwitterを使っています: 「意味のない階段、誰も入れないドア、役に立たない橋… 日常に潜む超芸術「トマソン」って、不思議な魅力ありますよね https://t.co/w0uDGG1WXj」 / Twitter
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kokonoebear · 2 years
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OMORI
進めながらの感情メモ書き(箇条書き)①
ネタバレある しかもどんどん増えるしすっごい長い
あくまで全て個人の感想ですので悪しからず
ホラーって単語だけで飛び上がって逃げるような心臓の熊がやってるので概ね悲鳴かも
2022.1.21 ようやく買ったぜ!Switch版を待つと言ったな、あれは嘘ではないが待てなかった
Switch版も買います
・実はバジルくんのお家に行ってワァーーッてなるまでは実況で拝見してしまったので知ってたけど表情………いいな……
・お家?現実世界?の暗さ半端なくてめっちゃ顔を近づけたい気持ちとそれでワァーーッ!て来たら向こう3ヶ月風呂とトイレで震える羽目になるので葛藤がすごい
・サニーくん、オモリくんとは別の人?顔立ち大人っぽく見える 同一人物ならオモリくんはサニーくんの過去かしら、なんで呼び名が違うんだろ
・ブラックキー、すごい不穏 ハングドマンだし…これ文章完成したら首……ってなるんですか?(?)音的にはUndertaleみもあって好き
・地図、橋の先はなんなのかな〜って思ってたら世界地図なんかい 平面じゃなく球か筒みたいなあれなのね
・最初はちゃんと感情考えてバトルしてたのにもうすでにレベル上げてな〜ぐろっ!になっている これだから脳筋は
・アザーワールド でイセカイか 現実世界っぽいところでなかった?イセカイ薬局 リンクしてるとこもあるのかな
・どこでも必ずピクニックの用意してくれてるマリちゃん 絶対先回りしてる大荷物なのに…
・やたらノリのいいリサイクルマシン うちの近くにもほしいこれ
・スペース彼氏、元だとどんな表記なんだろ?海賊?船長?となんか韻踏んでるのかな
・ヒロくんめちゃくちゃカラスにモテるじゃん
・ギャーーーーーしんだ!ひとでなし!うさちゃんだからな…
・これゲームオーバー一回もなければエンディング変わるとかありますか?とりあえずセーブデータわけよ…
・今更ながらオモリくんに対しての連携技どれも「連携」と呼べないのがなんとも……
・ウワーーーーーブラックキーこれ他の子たちから見るともやっとしてて文字も読めないんだ オーブリーちゃんじゃないとやれないギミックの後にあったからきっと意図的だよね
・いやヤバ プルートさん大好きになるしかないじゃんこんなん
・あとそろそろ5時間半くらいはやってるけど「プロローグ」なんだよな
・スペース元カレ 酷い名前だ
・いやつっよ えぐ やめーや元カレ
・二重人格なんか〜い 原因この落とした眼帯だったりしない?捨てとけこんなもん
・バジルくんの影?他のとこのはケーキとかスイカとか、彼らの過去っぽくもあるけど他人の?と思うの(傘とか)もあり…
・「あと3日」 急になんやぁ……
・引っ越すまでか そういやそうだったな
・ケルとの差のエグさでこれあかんくならない?
・夢?の中で出てきたもの現実にもあるの毎回「ウワッッ………」になってしまう 遊んでる子たち消えるのしんどいどうしてそんなことを?
・スペース彼氏というかスペース元カレだった頃のあいついるが〜?!
・ウワッなるほどスペースボーイ船長もスイートハートも現実からの影響………
・イヤーーーーッオーブリーちゃん
・バジルくんはいるんだな 存在がわからないのはマリちゃん?お母さんと先に行ってるのか、オモリくんというかサニーくんのトラウマの原因になってるのか
・みんなめちゃくちゃ好戦的じゃん どういう土地?
・電線に引っかかってる靴気になる
・オーブリーちゃん……………お父さんがいなくなったのとマリちゃんのことがあったの同じ時期なのかな
・ヴヴーーーーッ「親愛なるマリ」…
・ヒロくんとマリちゃん、少なくともそれなりに親密な仲っぽかったもんなぁ ハッとしてケルくんを抱きしめられるヒロくんはすごい人だ
・ケルくん永遠にそんな心の持ち主でいてほしい 幸せになれ…
・アルバムの写真、夢?と同じのもあるんだな…とか思ってたらウワーーーッぬいぐるみ 公園にいた子たちはサニーくんのぬいぐるみ…
・「また置いていかないで」?
・イーヒヒヒ家こわ 蜘蛛やば これ蜘蛛苦手な人無理なんじゃない?わたしはこれは平気だった 見慣れてきた感ある
・オモリくん「記憶力がいい」の時折言及されるよね マリちゃんにあったことをもしかして鮮明に記憶してしまっている?
・くま ヒバナ森の雰囲気だ〜いすき
・ヒロくん、怖いものはほったらかしにしてて大人になったら克服できてる、治ってるはないよ この熊が証明しているわ(ヒント:ホラー)
2023.1.9
何と一年越し Switch版を買い直し一からやるなどをしました。
・1回目の現実?ぽい方、ノックの音全然聞こえてなくてというか吐いたらもうふて寝するやろと思って普通に寝てしまった (クリア後:調べたらガチホラーのそれだったそうなのでセーーーフ!て言った、そういえば1回目もビビり散らかして開けなかったな)
・なんか色々思い起こしながらやってるけどオモリくんとバジルくんはなにかしらの共犯関係?マリちゃんをどっちかが…みたいなやつ?
ヒバナ森あたりからまたちまちまと
・ヒバナ森、一番最初のマップの存在を忘れ永遠に3つ目のレールが見つけられなくて詰むところでした
・レアベアにベコボコにされた前世の記憶があったので戦闘回避 爆発する植木鉢にはベコボコにされた
・この辺りから記憶ないからたぶんやってないよね
・知らんマップだ!あしながおじさん襲ってこない?大丈夫?意味深なこと言ってるだけ?
・真珠!ルンルンで効果見たけど換金アイテムか…
・うさちゃんお化けかわいくて好き 昆虫うさちゃんは節足動物らしいのでダメです な、ヒロ
・サブクエ?みたいなやつ、結構あっち行ってこっち行ってしないと達成できないやつばっかでは?エンディングに影響あるかな…とりあえず今回は横に置いてストーリーを追う方向でいきたい
・うおっ苗モグラの大量死
・キングクローラー戦 ようやくスキルって便利なのでは?ということに気づき始める熊 これだから脳筋は
・苗モグラの仮面苗モグラで出来てんの?!こわ
・ナエモグ…村……?
・急にスペラ○カーの視点になるのいいな 洞窟感出るよね 洞窟なのか…?
・地下労働場あるじゃん!!!!地下の地下で何やってんだ
・今更だけどセーブデータ少なすぎじゃない?ストーリー分岐するのかな?ってポイントありすぎて何を思って取ってあるセーブデータなのかすらわかんなくなってきた
・スイートハート、お菓子売り場のお姉さんに似てる?でも創作物?アイドル?的なのとして現実にいるっぽかったよね いろんな要素混ざってるのかな
・急にバチ○ラーみたいなこと始まってびっくりしちゃった いやバチェ○ー全然知らないですけど適当に言いましたけど
・管理がザルな監獄だ!やった!
・鍵閉まってるところもあるんかよ でも地下通路は行き来できる やはりガバ
・マリちゃんに押してもらえるの気づかなくて無駄に3周くらいした
・ウワァ!お前爆発すんのかよ!苗モグラの扱い総じてちょっとアレだな…
・亡骸というか骸骨は人なんだね こんなに苗モグラばっかなのに
・スイートハート城広〜!楽しいけど冗長な感じ?もした 極まった現実逃避が楽しくなって脱線してく感じというか これから覚めた時の精神やばそう悪い意味で
・ギャラリーの絵すっご サニーくんこういうの観に行くようなお家だったのかな
・シェフのくだり結構好き でも苗モグラすぐ死ぬ
・天丼に天丼を重ねるマキシマス卿
・庭だ!まだスイートハート城なのかよ
・ギエーッレアベアの監獄 青鬼のアレじゃん
・ようやく出られた〜!ピンクピンクしてて目が疲れたね 暗い時にクソビビりながらやるのも疲れるけどね
・スイートハート戦、そんなに苦戦せずに済んでよかった ナポリの男たちのオタクなのでミンピン…という気持ちでいっぱいでした
・ンィーーーーーーーーー図書館暗いよぉさっきのはフラグじゃないんだよばか
・サギソウ 夢でもあなたを思う とはいえこんだけあるとちょっと…執着というか…まだあなたを忘れてないよっていうオモリくん?サニーくん?のアピールに見えてくる
・この伏字の部分、文字数合ってる…?
・現実パート 前世の記憶で最初の時サブイベあったと思うので、たぶん今もあるんだろうけどそんなことよりも続きが…気になる…サブイベスルーで進めていいか…???
・ゲェ!ハチ!!!!!ケルごめんケルごめん
・進めちゃった
・ハルバル町のヤンキーたち!!やだこれ戦闘とかになる…?
・大丈夫だったわ
・ピザ屋でサンドイッチしか頼まない家族 ちょっと笑った
・スーパーの奥に色々専門店みたいなやつあったんだ
・バジルくん、結構アクティブにいなくなるわね…
・ンエーーーーヤンキーたちつっよ 負けたけど大丈夫かこれ
・アワ オーブリーちゃん…サニーくん飛び込むんだ 今のサニーくんは水怖くないのかな?
・いや暗………画面暗…み、見えない…何と戦っとる?これ………
・ヒロ〜!!!!!!!
・あれ?料理置けないの?
・持ってくのぉ?!食べてから行こうよぉそりゃお母さんも拗ねるよ ちょっと過剰だとは思うけども
・おお………グランドピアノ…OMORI… ?メーカー名?この世界のYAM○HA?
・なにその室内キャンプ仕様!!!わたしもやりたい!やりたい!!!
・やだーーーッ!サニーくんも入れてよぉーーーッ!サニーくん主張しなぁ〜?!
・サニーくんて一応ハイライトがあるんだな…と2人が一緒にいると思うよね
・え?誰もいない
・ホワイトスペースにも帰れないじゃん あんまり帰るものじゃない気もするけど…
・ヤダ遊び場にも誰もいない………飴食べよ……………水やりもしに行けないし……飴もっかい食べよ…
・いやでもこれ 水の下りあったから多分海だよね?
・海だね〜…
・あ?!マリちゃん 一緒に行けるんだ!
・あなたが思うほど怖くはないはずよ やっぱマリちゃんの言葉なんだ 本当の記憶?それともそう言って欲しかったサニーくん及びオモリくんの願望?
・影がいっぱい バジルくん…ではない?ぽい
・画面の向こう側に何がいるんだよ!やめなよ!
・一つ怖いもので克服しづらいって親しい他者の死じゃないかやっぱり 違うかな
・なにこれ 絵画?を覆ってる?窓?なに?
・「来るべきじゃなかった」?「会えなくてすごく寂しいの」?
・白黒だ なんだ?別のマリちゃんってこと?
・ワァ〜海底だ!
・えっ無限じゃんこわ なに?
・タクればいいやつだった 最後の楽園着けたじゃん
・ケル!契約って何
・腐った牛乳じゃねーか!オラ!オメーに飲ますぞ!
・浮かれ顔はめパネルだ〜!
・マリちゃん!さっきまで会ってたじゃん?
・鯖落ち ここのジョークって原文だとなんなんだろ?
・お化けの宴可愛い〜!熊ずっとここにいたい
・各所にいた帽子たち、フォトスポットかと思ってたけどお化けだったんだ?!
・今までピクニックで食べてきたご飯色々あっていいな
・吊るされてるのなに?
・カジノだ!
・ワニ話しかけられると思ったら戦闘で草
・ケルちょっと!!なに勝手にアサリを溶かしてんだ!
・かと思ったら儲けてる そのパターンもあるんだ
・嘘トイレ行きたいなら先言ってよ!言ってた?わたしが聞いてなかっただけ?!ワニに追いつかれた
・トイレにブラックキーあるんかい
・女子トイレには入れないのえらいね
・エレベーターでピクニックするの相変わらずすごいね
・すごいカードキーあんまりに見つけられなくてちょっとググったら普通に見落としてた 悲しい…めちゃくちゃ4回の建築現場ぐるぐるしたのに…ヒロくんの像眺めながら…
・あ、こっからまたエレベーターなんだ
・待ちすぎて骨になったやつがいるな?
・えっなんか露骨にみんなバジルくんのこと忘れてるの何?
・オーブリーちゃんおかえり!とりあえず行けなかった樽壊すとこ全部行こうね
・再び受付、エレベーター、回復ポイント、セーブポイント……つまり…戦闘!
・ここで遺憾無く有能さを発揮しなくていいよヒロくん しかもバジルくんのこと忘れてるし…
・大当たりなのよ何この戦闘?! 両脇の敵を倒さないとボスに攻撃通らないやーつでした
・ギミックさえわかれば結構あっさり よかった
・と思ったらお前お前お前ーーーッ!なにやってんの
・社長室というか建物ほぼ全壊してるが?!
・デケェ〜wwwww本当に何やってるんですか?
・ひたすらヒロくんで相手の攻撃を下げオーブリーちゃんで防御力を下げつつ攻撃!あとは攻撃!攻撃!を夢中でしてたらなんとかなりました 手こずらせやがってよ………………………
・ウェーまだ連戦?!
・あ?壊れてなかったんかい部屋 なに?精神世界?いや精神世界だけども
・穴開けて帰るんかい
・ヒロと鮫羽田社長なんかいい話風にしないでくれる?
・プルートいるんかい
・歯を犠牲にケルくん強化してくれるんかい
・早く移動できるは別に走れなかったところ走れるではないのか…
・ええまた露骨にバジルくんの記憶が薄れていってるの何?結構唐突じゃない?スイートハート城あたりでこんななんか忘れていってるような描写あった?
あんまりに長くなっているのでオクブカ井戸からは次
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