#岸辺露伴 グッチへ行く

[antinousmondragone]

Rohan Kishibe Goes To Gucci illustration by Hirohiko Araki ft. in JOJOVELLER

[it-takes-two-weeks]

荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない(1)〜(2)」「岸辺露伴 ルーブルに行く」（集英社ジャンプコミックス）

ジョジョはほぼ読んだことがないのだけど（家族がジャンプ買ってて読んでた頃、ちょうど第4部だった気がするが…）、なんとなく映画観ようかなと思ってとりあえず原作を読んでみた。

これだけ有名な漫画に対して何か言うのも変だと思いつつ、じゃあ小説に対しては言っていいと思っているのかという話になってくるけど、ただ圧倒的に漫画に対するリテラシーがないのでやはり躊躇ってしまう。

そのうえで、先述した通りほとんど読んだことがないので完全なイメージの話になってしまうけど、バトルマンガとしてのジョジョを特徴付ける演出を、この種のホラー要素のある短編に落とし込むと、また違った効果が作品に与えられるのではないかということと、随所に見られるユーモアがいっそう作品内の奇妙さを引き立てているのではないか、と思った。

たぶんかなり普通なんだろうけど「六壁村」と「ザ・ラン」が特に面白いと思った。しかし「ルーブルに行く」をどうやって2時間の映画にするのか興味ある。向いていないような気がするけど。いやそうでもないのかな？